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鳥取県 境港市

平成24年第1回定例会(第1号 3月 2日)




平成24年第1回定例会(第1号 3月 2日)





3月定例会





          第1回 境港市議会(定例会)会議録(第1号)





 
平成24年3月2日(金曜日)午前10時開会


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 副議長の辞職願の許可について


第4 副議長選挙


第5 議席の変更について


第6 常任委員会委員の改選について


第7 議会運営委員会委員の改選について


第8 特別委員会委員の所属変更について


第9 災害対策調査特別委員会の設置について


第10 報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第2号 議会の委任による専決処分の報告について


   議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦について


第11 議案第2号 平成23年度境港市一般会計補正予算(第4号)


   議案第3号 平成23年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第3号)


   議案第4号 平成23年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)


   議案第5号 平成23年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第3号)


   議案第6号 平成23年度境港市市場事業費特別会計補正予算(第2号)


   議案第7号 財産の取得について


第12 市長施政方針


第13 議案第8号 平成23年度境港市一般会計補正予算(第5号)


   議案第9号 平成24年度境港市一般会計予算


   議案第10号 平成24年度境港市国民健康保険費特別会計予算


   議案第11号 平成24年度境港市駐車場費特別会計予算


   議案第12号 平成24年度境港市下水道事業費特別会計予算


   議案第13号 平成24年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算


   議案第14号 平成24年度境港市介護保険費特別会計予算


   議案第15号 平成24年度境港市土地区画整理費特別会計予算


   議案第16号 平成24年度境港市市場事業費特別会計予算


   議案第17号 平成24年度境港市後期高齢者医療費特別会計予算


   議案第18号 境港市税条例等の一部を改正する条例制定について


   議案第19号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について


   議案第20号 境港市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部


         を改正する条例制定について


   議案第21号 機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定について


   議案第22号 境港市職員の勤務時間、休憩時間、休日及び休暇に関する条例の一部


         を改正する条例制定について


   議案第23号 境港市非常勤の職員の設置に関する条例及び教育委員会所管嘱託員


         (非常勤)の定数及び給与に関する条例の一部を改正する条例制定に


         ついて


   議案第24号 境港市男女共同参画推進条例制定について


   議案第25号 境港市公民館条例の一部を改正する条例制定について


   議案第26号 境港市民図書館設置条例の一部を改正する条例制定について


   議案第27号 境港市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について


   議案第28号 境港市特別医療費助成条例の一部を改正する条例制定について


   議案第29号 境港市介護保険条例の一部を改正する条例制定について


   議案第30号 境港市児童デイサービス事業に係る利用者負担金の徴収に関する条例


         の一部を改正する条例制定について


   議案第31号 境港市消防団条例の一部を改正する条例制定について


   議案第32号 境港市防災会議条例の一部を改正する条例制定について


   議案第33号 境港市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例制


         定について


   議案第34号 境港市道路整備等基金条例制定について


   議案第35号 境港市営住宅条例の一部を改正する条例制定について


   議案第36号 公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書の規模


         を定める条例制定について


   議案第37号 境港市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例


         制定について


   議案第38号 境港市と鳥取県との間の職員の研修に関する事務の委託に関する規約


         を定める協議について


   議案第39号 公有水面埋立てに係る埋立地の用途の変更に関する意見について





  本日の会議に付した事件


日程と同じ





  出 席 議 員(16名)


    1番  松 下   克 君      2番  岡 空 研 二 君


    3番  柊   康 弘 君      5番  竹 安   徹 君


    6番  佐名木 知 信 君      7番  松 本   熙 君


    8番  平 松 謙 治 君      9番  荒 井 秀 行 君


    10番  定 岡 敏 行 君      11番  米 村 一 三 君


    12番  南 條 可代子 君      13番  永 井   章 君


    14番  浜 田 一 哉 君      15番  田 口 俊 介 君


    16番  景 山   憲 君      17番  松 尾 好 行 君





  欠 席 議 員


    な し





  説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長  安 倍 和 海 君


教育委員長    遠 藤 惠 裕 君     教  育  長  佐々木 邦 広 君


総 務 部 長  下 坂 鉄 雄 君     市民生活部長   佐々木 史 郎 君


産業環境部長   角   俊一郎 君     建 設 部 長  洋 谷 英 之 君


総務部次長    角 田 卓 三 君     市民生活部次長  伊 達 憲太郎 君


建設部次長    山 本 雄 一 君     建設部次長    門 脇 俊 史 君


教育委員会事務局次長


         木 下 泰 之 君     秘 書 課 長  永 井 卓 真 君


総 務 課 長  築 谷 俊 三 君     財 政 課 長  清 水 寿 夫 君


地域振興課長   柏 木 頼 文 君     管 理 課 長  灘   英 樹 君


生涯学習課長   川 端   豊 君





  事務局出席職員職氏名


局     長  寺 澤 敬 人 君     調査庶務係長   武 良   収 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君     議事係主事    深 町 仁 美 君





◎開  会 (10時00分)





○議長(松下 克君) おはようございます。


 これより平成24年第1回境港市議会定例会を開会いたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(松下 克君) 日程第1、会議録署名議員の指名をいたします。


 署名議員に、永井章議員、田口俊介議員を指名いたします。





◎日程第2 会期の決定





○議長(松下 克君) 日程第2、会期の決定を行います。


 本定例会の会期は、本日から3月22日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、3月2日から3月22日までの21日間と決しました。


                 〔副議長退場〕





◎日程第3 副議長の辞職願の許可について





○議長(松下 克君) 日程第3、副議長の辞職願の許可についてを議題といたします。


 岡空研二議員から、本日3月2日付で副議長の辞職願が提出されております。


 お諮りいたします。岡空研二議員の副議長の辞職を許可することに賛成の議員の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(松下 克君) 起立全員であります。よって、岡空研二議員の副議長の辞職を許可することに決しました。


                〔岡空研二議員入場〕





◎日程第4 副議長選挙





○議長(松下 克君) 日程第4、ただいま副議長が欠員となりましたので、これより副議長選挙を行います。


 選挙は投票で行います。


 議場を閉鎖いたします。


                  〔議場閉鎖〕


○議長(松下 克君) ただいまの出席議員数は16名であります。


 次に、立会人を指名いたします。


 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に佐名木知信議員、松尾好行議員を指名いたします。


 投票用紙を配付いたします。


                 〔投票用紙配付〕


○議長(松下 克君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。


 投票用紙の配付漏れはありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 配付漏れなしと認めます。


 投票箱を改めます。


                 〔投票箱点検〕


○議長(松下 克君) 異状なしと認めます。


 これより投票に移ります。職員の点呼に応じて順次投票を願います。


 点呼いたします。


               〔局長点呼、議員投票〕


○議長(松下 克君) 投票漏れはございませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 投票漏れなしと認め、投票を終了いたします。


 開票を行います。


 佐名木知信議員、松尾好行議員、開票の立ち会いをお願いします。


                  〔開  票〕


○議長(松下 克君) 選挙の結果を報告いたします。


 投票総数16票、有効投票16票、無効投票ゼロ票です。


 有効投票中、浜田一哉議員16票。以上のとおりであります。


 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、浜田一哉議員が副議長に当選されました。


 議場の閉鎖を解きます。


                  〔議場開鎖〕


○議長(松下 克君) ただいま副議長に当選されました浜田一哉議員が議場におられますので、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。


 承諾のごあいさつをお願いいたします。


 浜田一哉議員。


○14番(浜田一哉君) このたびの副議長選挙に当たりまして、このような全会一致での御支持を賜りまして、まことにありがとうございました。改めまして、身の引き締まる思いであります。


 先般、立候補の際に表明いたしましたことを肝に銘じながら、今後の議会のあり方について、議員の皆様方と十分に活発な議論をし、また、常にお一人お一人の声に耳を傾けながら、副議長の職を邁進したいというふうに考えております。


 今後、さまざまな場面で御指導、御鞭撻を賜りますよう、何とぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。





◎休  憩 (10時20分)





○議長(松下 克君) ここでしばらく休憩いたします。





◎再  開 (10時45分)





○議長(松下 克君) 再開いたします。





◎日程第5 議席の変更について





○議長(松下 克君) 日程第5、議席の変更についてを議題といたします。


 先ほどの副議長選挙に伴い、お手元の議席表のとおり議席を変更いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、お手元の議席表のとおり議席を変更することに決しました。


 新しい議席へ移動願います。


                  〔議席移動〕


    ……………………………………………………………………………………


   1番 松下  克議員  2番 浜田 一哉議員  3番 柊  康弘議員


   5番 平松 謙治議員  6番 景山  憲議員  7番 岡空 研二議員


   8番 米村 一三議員  9番 松本  熙議員  10番 定岡 敏行議員


   11番 田口 俊介議員  12番 南條可代子議員  13番 荒井 秀行議員


   14番 永井  章議員  15番 佐名木知信議員  16番 竹安  徹議員


   17番 松尾 好行議員


    ……………………………………………………………………………………





◎日程第6 常任委員会委員の改選について





○議長(松下 克君) 日程第6、常任委員会委員の改選についてを議題といたします。


 任期満了に伴い、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において各常任委員会の委員をお手元の名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、総務文教委員会委員に、岡空研二議員、平松謙治議員、浜田一哉議員、荒井秀行議員、佐名木知信議員、田口俊介議員、定岡敏行議員、松本熙議員。経済厚生委員会委員に、米村一三議員、柊康弘議員、景山憲議員、永井章議員、南條可代子議員、松尾好行議員、竹安徹議員、松下克を選任することに決しました。





◎日程第7 議会運営委員会委員の改選について





○議長(松下 克君) 日程第7、議会運営委員会委員の改選についてを議題といたします。


 任期満了に伴い、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において議会運営委員会の委員をお手元の名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会委員に、米村一三議員、平松謙治議員、景山憲議員、永井章議員、佐名木知信議員、南條可代子議員、定岡敏行議員、松本熙議員を選任することに決しました。





◎日程第8 特別委員会委員の所属変更について





○議長(松下 克君) 日程第8、特別委員会委員の所属の変更についてを議題といたします。


 委員会条例第5条第2項の規定により、基地・空港港湾問題調査特別委員会、中海問題調査特別委員会のそれぞれの委員の所属の一部について変更いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、所属を変更いたします。


 お諮りいたします。各特別委員会の所属を、お手元の名簿のとおり変更することに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、基地・空港港湾問題調査特別委員会委員に、米村一三議員、岡空研二議員、浜田一哉議員、荒井秀行議員、佐名木知信議員、南條可代子議員、定岡敏行議員、竹安徹議員。中海問題調査特別委員会委員に、平松謙治議員、柊康弘議員、景山憲議員、永井章議員、田口俊介議員、松尾好行議員、松本熙議員、松下克とすることに決しました。





◎日程第9 災害対策調査特別委員会の設置について





○議長(松下 克君) 日程第9、災害対策調査特別委員会の設置についてを議題といたします。


 境港市地域防災計画並びに島根原子力発電所に係る災害対策に関することについて調査研究する災害対策調査特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認め、災害対策調査特別委員会を設置いたします。


 ただいま設置いたしました特別委員会の委員は8名とし、議長においてお手元の名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、災害対策調査特別委員会委員に、米村一三議員、浜田一哉議員、柊康弘議員、佐名木知信議員、田口俊介議員、定岡敏行議員、松本熙議員、竹安徹議員を選任することに決しました。





◎日程第10 報告第1号及び報告第2号・議案第1号





○議長(松下 克君) 日程第10、報告第1号、議会の委任による専決処分の報告についてから議案第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました報告及び議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 報告第1号及び報告第2号の報告並びに議案第1号の提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 報告第1号及び報告第2号は、それぞれ公園施設内での事故及び交通事故による損害賠償額を定めたものであります。法の定めるところにより専決処分いたしましたので、御報告いたすものであります。


 議案第1号は、人権擁護委員の池淵美津子氏が、6月30日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を推薦いたしたく、法の定めるところにより議会の意見を求めるものであります。


 よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。


○議長(松下 克君) お諮りいたします。ただいま説明のありました議案第1号は即決といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認め、議案第1号は即決といたします。


 質疑がありましたらどうぞ。


                  〔質疑なし〕


○議長(松下 克君) 質疑を終わります。


 討論を省略し、採決いたします。


 議案第1号、人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。





◎日程第11 議案第2号〜議案第7号





○議長(松下 克君) 日程第11、議案第2号、平成23年度境港市一般会計補正予算(第4号)から議案第7号、財産の取得についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 議案第2号から議案第7号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 議案第2号は、一般会計の補正予算(第4号)であります。


 まず、歳出の主な内容について申し上げます。


 人件費につきまして、基礎年金拠出金に係る公的負担金率が改正されたことに伴い、共済費を1,358万円余増額いたすほか、総務費におきましては、夕日ヶ丘地区の定期借地契約の締結に伴い、境港市土地開発公社等からの土地購入費3,242万円余、市税等過誤納金還付金として、固定資産税の課税誤りなどに伴う還付金7,440万円などをそれぞれ増額。


 民生費におきましては、特別会計への繰出金として、国民健康保険費特別会計へ6,793万円余、介護保険費特別会計へ1,633万円、障がい者福祉サービス利用者の増加に伴い、障がい者自立支援給付費3,036万円などをそれぞれ増額。


 衛生費におきましては、済生会境港総合病院が実施している救急医療の運営経費に対する助成金2,500万円などを増額。


 農林水産業費におきましては、市場事業費特別会計への繰出金41万円余などを増額。


 土木費におきましては、渡漁港の改修にあわせて、中海護岸沿いに道路を新設するための用地取得費等2,152万円余などを増額。


 消防費におきましては、消防団活動の安全確保のため、無線機や救命胴衣の整備経費128万円余などを増額。


 教育費におきましては、小学校の管理費として、燃油単価の上昇などにより不足する燃料費471万円余、支給対象者の増加に伴う幼稚園就園奨励費106万円余などをそれぞれ増額いたしております。


 歳入につきましては、歳出に伴う国・県支出金などを増額するほか、財源として主に地方交付税と基金繰入金を増額いたしております。


 以上によりまして、歳入歳出それぞれ3億4,950万1,000円を増額し、予算総額を147億6,532万2,000円といたすものであります。


 また、あわせて工期や納期の関係などにより年度内に事業の完了が困難である中海護岸整備関連事業など5事業につきまして、繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとっております。


 議案第3号は、国民健康保険費特別会計補正予算(第3号)でありまして、医療費の増加に伴う療養給付費や過年度に概算払いを受けた国費の精算に伴う返還金など6,346万3,000円を増額し、予算総額を40億6,889万円といたすものであります。


 議案第4号は、下水道事業費特別会計補正予算(第2号)でありまして、基礎年金拠出金に係る公的負担金率が改正されたことに伴う人件費68万円を増額し、予算総額を21億346万円2,000円といたすものであります。


 また、あわせて工期の関係などにより年度内に事業の完了が困難である下水道管渠事業など2事業につきまして、繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとっております。


 議案第5号は、介護保険費特別会計補正予算(第3号)でありまして、居宅介護サービス等の利用件数の増加に伴う保険給付費や過年度に概算払いを受けた国費等の精算に伴う返還金など1億2,357万7,000円を増額し、予算総額を30億8,250万5,000円といたすものであります。


 また、あわせて工期の関係により年度内に事業の完了が困難である介護保険システム改修事業につきまして、繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとっております。


 議案第6号は、市場事業費特別会計補正予算(第2号)でありまして、市場関係者詰所の中途退室による財源不足を一般会計から繰り入れ、あわせて財源振替を行うものであります。


 議案第7号は、財産の取得でありまして、市民スポーツ広場に隣接する旧セルフミン生産協同組合跡地に公園墓地を整備するため、面積約2万6,330平方メートルの土地を境港市土地開発公社から取得いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。


 以上、提案理由を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(松下 克君) 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。


                  〔質疑なし〕


○議長(松下 克君) 質疑を終わります。


 お諮りします。議案第2号、平成23年度境港市一般会計補正予算(第4号)については総務文教委員会に、議案第3号、平成23年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第3号)、議案第4号、平成23年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)、議案第5号、平成23年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第3号)、議案第6号、平成23年度境港市市場事業費特別会計補正予算(第2号)、議案第7号、財産の取得については経済厚生委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認め、議案第2号は総務文教委員会に、議案第3号から議案第7号までは経済厚生委員会に付託いたします。





◎休  憩 (11時05分)





○議長(松下 克君) ここで、委員会審査等のため休憩いたします。再開は午後3時といたします。





◎再  開 (15時00分)





○議長(松下 克君) 再開いたします。


 議案第2号から議案第7号までについて、各委員会委員長の報告を求めます。


 まず、総務文教委員会委員長、佐名木知信議員。


○総務文教委員会委員長(佐名木知信君) これより総務文教委員長報告を行います。


 議案審査に先立ち、正副委員長の互選を行い、委員長に私、佐名木知信、副委員長に平松謙治委員が選任されたことをまずもって報告いたします。


 休憩中に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果を申し上げます。


 当委員会に付託された議案第2号、平成23年度境港市一般会計補正予算(第4号)は、職員共済費、固定資産税の課税誤りなどに伴う還付金、特別会計への繰出金などにより、歳入歳出それぞれ3億4,950万1,000円を増額し、予算総額を147億6,532万2,000円とし、中海護岸整備関連事業等5事業について、繰越明許費の設定及び2事業について地方債の限度額の変更をするものです。


 固定資産税の課税誤りに対してはその経緯について、また、これまで2年にわたり助成してきた済生会境港総合病院の救急医療の実績の確認などをし、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で委員長報告を終わります。


○議長(松下 克君) 次に、経済厚生委員会委員長、柊康弘議員。


○経済厚生委員会委員長(柊 康弘君) これより経済厚生委員長報告を行います。


 議案審査に先立ち、正副委員長の互選を行い、委員長に私、柊康弘、副委員長に松尾好行委員が選任されたことをまず報告いたします。


 休憩中に委員会を開催し、慎重に審査いたしました当委員会に付託された補正予算等5議案について結果を申し上げます。


 まず、議案第3号、平成23年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第3号)は、医療費の増加、固定資産税の課税誤り等に伴う還付金、国・県費の精算に伴う返還金などにより、歳入歳出それぞれ6,346万3,000円を増額し、予算総額を40億6,889万円とするものです。


 委員からは、繰入金について軽減世帯数や算出根拠についての質疑があり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第4号、平成23年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)は、職員共済費の補正のため歳入歳出それぞれ68万円を増額し、予算総額を21億346万2,000円とするものです。


 このほか、年度内に完了が困難である2事業について繰越明許費の設定をするものです。


 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第5号、平成23年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第3号)は、居宅介護サービス等の利用者件数の増加などにより、歳入歳出それぞれ1億2,357万7,000円を増額し、予算総額を30億8,250万5,000円とするものです。


 また、介護保険システム改修事業については、繰越明許費の設定をするものです。


 委員からは、介護サービス等諸費等の増加に関する状況の詳細、その要因についての質疑などがあり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第6号、平成23年度境港市市場事業費特別会計補正予算(第2号)は、使用料収入の減収分を一般会計からの繰入金で補てんするための財源振替を行うものです。


 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 最後に、議案第7号、財産の取得についてであります。


 これは、夕日ヶ丘公園墓地用地として、約2万6,330平方メートルの土地を境港市土地開発公社から1億5,299万円で取得するものです。


 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で経済厚生委員会委員長報告を終わります。


○議長(松下 克君) 以上で委員長報告を終わります。


 質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑がありましたらどうぞ。


                  〔質疑なし〕


○議長(松下 克君) 質疑を終わります。


 討論に入ります。討論がありましたらどうぞ。


                  〔討論なし〕


○議長(松下 克君) 討論を終わります。


 採決いたします。


 議案第2号、平成23年度境港市一般会計補正予算(第4号)から議案第7号、財産の取得についてまで、原案のとおり決することに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号、平成23年度境港市一般会計補正予算(第4号)、議案第3号、平成23年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第3号)、議案第4号、平成23年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)、議案第5号、平成23年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第3号)、議案第6号、平成23年度境港市市場事業費特別会計補正予算(第2号)、議案第7号、財産の取得については、原案のとおり可決いたしました。





◎日程第12 市長施政方針





○議長(松下 克君) 日程第12、市長の施政方針を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 今期定例市議会において、平成24年度予算案を初めとする諸議案を御審議願うに当たり、所信の一端を述べるとともに、主要課題等について基本的な考え方を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の一層の御理解と御協力をお願いするものであります。


 私は、市長就任以来、「公明正大な市政−市民と共に築く風格あるまち」の理念のもと、1期目は自立・持続可能な行財政基盤の確立と協働のまちづくりの推進を最優先課題に据え、2期目は「連携と共栄」をキーワードに市勢の伸展を図ってまいりました。


 この間、議員各位並びに市民の皆様の格別の御理解と御協力により、さまざまな施策を進め、財政の健全化や地域の活性化など一定の成果を感じております。しかし一方では、夕日ヶ丘の開発に起因する債務の解消など、いまだ解決には至っていないものもあり、これまで取り組んできた責任と解決に向けた使命感から、次期市長選挙への出馬を決意したところでございます。


 私に対し再び市民の皆様の信任がいただけるのであれば、引き続き連携と共栄の考え方を基本とし、環日本海交流の促進による圏域の一体的な発展や市民福祉のさらなる充実に努め、将来に夢と希望が持てるまちに近づけるよう全力を傾注してまいります。


 さて、少子高齢化や人口減少が進む昨今の社会情勢を踏まえ、国は消費税の増税を柱とした社会保障と税の一体改革を進めることとしております。


 私たち地方におきましても、厳しい財政状況の中、良質で安定した行政サービスの提供に努めておりますが、複雑・多様化する住民ニーズを的確にとらえ、一つの自治体として諸課題を完結していくことは容易ではありません。


 このような厳しい時代にこそ、周辺自治体とのより広くより強い連携をつくり、ともに発展していく連携と共栄の取り組みが必要であると考えております。それには、それぞれのまちが特性を生かしながら役割を担い、あたかも一つのまちを形成するかのように機能することが重要であります。


 本市の最大の特性は、日本海側拠点港である境港と米子鬼太郎空港という、この圏域の発展に欠くことのできない社会基盤をあわせ持っていることであり、対岸諸国へと続く海と空の道を活用した環日本海交流の促進により、北東アジアに向けた西日本のゲートウェイとしての確固たる地歩を占めたいと思っております。


 この春、中海市長会に出雲市が加わり、新たな市長会が誕生します。ここに鳥取県西部の町村を含めた圏域は高いポテンシャルを有し、環日本海交流への追い風になるものと期待しているところであり、本市の特性を最大限生かした圏域の活性化に努めてまいります。


 本市は、将来都市像として「環日本海オアシス都市」を掲げております。その歩みを着実に進めるためには、対岸諸国を見据えた環日本海交流の促進とあわせ、市民の皆様が安心して生活できるよう、暮らしに根差した基本的な施策もしっかりと進めていかなければなりません。雇用の確保や都市基盤の整備、教育や福祉のさらなる充実など、市民一人一人を大切に、皆様が心豊かに快適な毎日を送ることができるよう取り組み、オアシスのように人々が集い、活気あふれるまちづくりに邁進する決意であります。


 まず1番目に、規律ある行財政運営と協働の推進についてであります。


 平成24年度予算案について申し上げます。


 私は、就任以来、自立・持続可能な財政基盤の確立を標榜し、総人件費の抑制、経常的経費の合理化に取り組むとともに、過去の借金返済である公債費の削減を最優先課題に掲げ、投資的事業を厳選することによって、極力、市債の発行額を抑えてまいりました。


 この結果、ピーク時の7割程度に減少した市債残高はもとより、償還額である公債費も平成21年度から減少し続けるなど、大きな成果としてあらわれてきているところであります。


 しかしながら一方では、防災対策として既存施設の耐震改修を順次行っていく予定としており、その多くが老朽化等によりリニューアルをあわせて行う必要があることから、今後しばらくは多額の施設整備費等が必要となる期間が続くであろうと考えております。


 このような状況の中、平成24年度予算におきましては、歳入では、市税収入が、評価がえの影響による固定資産税の大幅な落ち込みはあるものの、税制改正等の影響により、全体としては前年度より若干の増収が見込まれ、地方交付税を含めた一般財源の総額も、前年度より増加する見込みであります。


 歳出におきましては、社会保障関係経費の自然増など、圧縮することができない経費の負担が大きく、また、第二中学校の改築、中小企業等の金融対策などにより、大幅に予算規模が拡大しておりますが、経費全般について節減合理化に努め、地域の活性化を図る諸施策や喫緊の課題には時機を逸することのない対応に最大限配慮して編成したところであります。


 今後も、規律ある財政運営を堅持しながら、公債費の削減効果を生かし、市民生活に重要な社会資本の整備改修を行うなど、諸課題に取り組んでまいりたいと考えております。


 機構改革について申し上げます。


 本市の機構は、平成10年1月の大幅な機構改革によって、6部28課体制であった市長部局を4部22課体制へ、さらには4部18課体制へと集約し、今日に至っています。


 これは、担当分野別で小規模な課に分裂し、不効率となりがちであった体制を改善したものであり、この機構改革の効果もあって、職員定数を50人削減する条例改正とその実現がなし得たものと考えております。


 しかしながら、その後の社会情勢の変化などに伴い、各分野での行政課題は複雑高度化する一方であり、4部体制では1部当たりの担当分野が広く、政策立案及びその執行管理を行う管理職、中でも部長への負担が過重な状況となっています。


 特に、東日本大震災以降、原子力事故も含めた防災体制の強化を担う産業環境部は、観光、通商などの喫緊課題も集中し、この負担の分散は、おのおのの分野の政策充実のためにも必須なものと考えており、市長部局において1部をふやし、5部体制に改編したいと考えております。


 具体的には、産業環境部から防災、環境衛生を分離し、産業に関連する部署のみの構成で産業部とし、また市民生活部を新設の福祉保健部と市民生活部に分け、福祉保健部には、市民の健康や福祉にかかわる部署を集約し、市民生活部は、戸籍や住民票、あるいは市民税などのほか、自治会、防災など多くの市民がかかわることが多い部署で構成した部へ再編するものであります。今後、ますます多様化する市民のニーズや喫緊の課題などに、この新体制で的確にこたえてまいる所存であります。


 協働のまちづくりの推進について申し上げます。


 私は、これからのまちづくりは、市民みずから「自分たちの住むまちのことを考え、自分たちでつくり上げていく」ことが大切であるとの思いから、市民と行政が、それぞれの役割と責任を担い、協力しながらよりよいまちをつくっていく「協働のまちづくり」を提唱するとともに、行政活動に対する市民参加の取り組みを行ってまいりましたが、市民の皆様にも協働のまちづくりの意識が醸成されつつあり、まちづくりのさまざま場面で協働の取り組みが展開されております。


 また、行政活動に参加していただくために行っている行政情報の積極的な公開や、政策立案段階から意見等をいただくためのパブリックコメントなどの取り組みも着実に定着しているところであります。


 今後も、多様化する市民ニーズに対応していくためには、行政、自治会、市民活動団体などが、それぞれの得意分野や特徴を生かして、連携・協力し合いながら地域課題を解決していくことが、これまで以上に重要になってくると考えますので、引き続き、協働のまちづくりや市民の行政参加の取り組みを推進してまいりたいと考えております。


 2番目に、経済の活性化と都市基盤整備についてであります。


 中海・宍道湖・大山圏域の連携について申し上げます。


 本市と米子市、松江市、安来市の4市で構成する中海市長会は、平成24年度から出雲市を加えて新たな市長会を立ち上げます。


 また、新市長会には、鳥取県西部町村会がオブザーバー参加することとしており、これらを含めた圏域は人口が66万人を超え、日本海側では新潟市に次ぐ人口集積となるほか、製造品出荷額においても日本海側で2位となるなど、観光、経済面で高いポテンシャルを持ち合わせるとともに、日本海側拠点港である境港を初め、米子鬼太郎空港、出雲空港など大変恵まれた社会基盤も有することになります。


 私はこれまで、環日本海交流が本格化する中で、日本海側の地域間競争に対等に伍していくためにも、より広く、より強い圏域をつくることが必要であると申し上げてきておりますが、このたびの新たな圏域誕生は大変大きな意義があり、国内外に強くアピールできるものと考えます。


 これまで、中海市長会では、「一歩一歩できることから始めていこう」を合い言葉にして、圏域の将来像や発展のための方向性を共有しながら、連携したさまざまな取り組みを行ってまいりました。


 今後は、新たな圏域のビジョンを策定するとともに、観光、環境、産業の3分野を中心に、空港や港湾といった社会基盤を初め、観光資源や豊かな自然環境を生かした連携事業を一つ一つ積み重ねていくなど、当圏域の発展に向けて努力してまいりたいと考えております。


 環日本海交流の推進について申し上げます。


 環日本海国際フェリーは、航路開設から2年8カ月余りが経過しますが、今日まで安定運航が続いていることから、対岸諸国と本市を結ぶインフラとして定着し、外国人観光客や貨物量も増加傾向にあります。


 燃料費の高騰や東日本大震災の影響、さらには他社による競合航路開設の動きなど、運航会社におかれましては、経営状況が大変厳しいながらも、航路の安定化に向け最大限の努力をなされているところであります。


 この航路は、当圏域の発展に欠かすことのできない海の道であるとの認識のもと、これまで初動3年間の期間を定めて支援を行ってまいりましたが、航路をより一層安定化させるために、本市としましては、鳥取県や中海市長会と協調して、さらに1年間、支援を継続してまいりたいと考えております。


 なお、本年1月、特殊こん包など、今までなかった流通サービスを展開する企業が米子市で本格操業を始め、境港の輸出入機能の強化が図られました。これにより、本航路のみならず、境港のより一層の利用促進が図られ、課題であります貨物の確保につながるものと考えております。


 一方、空の道では、引き続き関係機関を通じ、ソウル便や台湾を初めとする国際チャーター便への支援を行い、さらなる利用促進に努めてまいりたいと考えております。


 また、昨年から、鳥取県が中国・上海の格安航空会社、春秋航空に要請しておりましたチャーター便につきまして、定期化には至っておりませんが、今月29日に上海−米子鬼太郎空港間で運航されることとなりました。


 このたびの運航は、将来、定期化の可能性を感じさせる非常に明るいニュースであり、本市としましても、この機会に環日本海オアシス都市・境港としての魅力をPRするとともに、定期化に向け鳥取県と連携を図り、さらなる受け入れ体制の充実を図ってまいりたいと考えております。


 今後も、「海と空の道」は共通の財産であるという認識のもと、圏域全体で航路の利用促進に努めてまいりたいと考えております。


 観光振興について申し上げます。


 平成23年の水木しげるロードの観光入り込み客数は、2年連続で300万人を突破し、今や全国に誇る観光地として定着したと考えております。


 こうした中、平成24年度は、誕生以来20年目を迎え、さらには通算入り込み客数が2,000万人を突破する見込みとなっていることから、セレモニーなどの記念事業を盛大に実施することとしております。


 現在、水木しげる記念館は、改装工事等が順調に進み、いよいよ今月8日にリニューアルオープンを迎える運びとなりました。当日は、この日に90歳の誕生日を迎えられる水木先生を初め、多くの関係者の皆様をお招きし、にぎやかに記念セレモニーを開催することとしております。


 また、平成22年度に策定した境港市観光振興プランにつきましては、関係者の御努力により、現在、重点施策33項目中18項目について実施済み、もしくは着手済みの状況であります。平成24年度におきましても、引き続き関係者の皆様と本プランを推進し、新たな妖怪ブロンズ像の設置、情報発信・連携強化事業などに取り組み、にぎわいの継続に努めてまいります。


 広域観光連携におきましては、従来の中海圏域に、4月から出雲市が加わることとなっており、鳥取県西部の町村も含め、この圏域の大幅な魅力向上が期待されております。


 さらには、本年は、鳥取県において国際まんが博と国際マンガサミット、島根県を中心に古事記編さん1300年関連行事などの大型イベント、さらに全国のJRグループ挙げての大型宣伝キャンペーン「山陰ディスティネーションキャンペーン」が実施されます。この圏域にとっては、またとない全国発信の好機となるため、本市においても関連事業の実施や情報発信などを通じて、イベントやキャンペーンを大いに盛り上げてまいりたいと考えております。


 水産業の振興について申し上げます。


 境漁港における平成23年の水揚げ量は14万7,000トン余、前年比約25%増で全国3位、水揚げ金額に関しましても194億円余、前年比約27%増で全国9位となりました。


 イワシ類やクロマグロ漁が豊漁だったこともあり、水揚げ量、水揚げ金額ともに大幅に増加したものの、魚価の低迷、資源の減少、漁業就業者の減少と高齢化、漁船の老朽化など、さまざまな課題を抱えております。


 このような状況の中、漁業就業者対策として、新たに漁船員を雇用し技術習得のための研修を行う企業に、引き続き助成を行うほか、平成24年度は、新たな施策として、沿岸漁業での独立を目指す新規就業者に、技術習得のための研修を実施する漁業協同組合を鳥取県とともに支援し、将来を担う漁業者の確保を図ってまいります。


 その他、昨年から始まったギンザケの海面養殖漁業は、4月の出荷に向け準備が進められております。さらに、数年休止されていた美保湾での放流事業については、美保湾地域栽培漁業推進協議会によりヒラメの放流を行うことが決定されており、このような「つくり育てる漁業」の拠点となる取り組みに対しても支援してまいります。また、境港産クロマグロ、境港産水産加工品のブランド化促進や知名度向上にも引き続き取り組んでまいります。


 昨年末に鳥取県が設置した「さかいみなと漁港・市場活性化協議会」におきましては、水産・観光業界の皆様と、漁港の整備、市場機能強化、食と観光との連携などについて議論を深め、水産業の振興に結びつけていきたいと考えております。


 農業の振興について申し上げます。


 本市の特産白ネギにつきましては、栽培農家の減少と高年齢化により、栽培面積が減少傾向にありますが、白ネギは本市の土壌に適し、野菜の中では単位当たり収入が比較的多い作物でありますので、産地の維持が図られるよう、引き続き各種の農家支援を行ってまいります。


 また、境港市農業公社を介して農地の貸し借りを進めるとともに、がんばる農家プラン支援事業等により、農家の経営改善の取り組みを支援いたします。さらに、新規就農者へは、国の新制度であります青年就農給付金や鳥取県の就農条件整備事業等の活用により、営農初期の負担軽減を図ってまいります。


 伯州綿の栽培につきましては、境港市農業公社において、遊休農地を活用し、栽培サポーターが栽培する畑も含めて、2、3ヘクタールの畑で栽培する計画であります。


 綿糸は、弓浜絣の原料にも供給し、境港市農業公社と鳥取県弓浜絣協同組合は、展示会、販路開拓の一部を共同作業で行い、伝統工芸品弓浜絣及び伯州綿製品の両方の認知度アップと販売促進を図り、地域資源伯州綿の活用による地域の活性化を目指してまいります。


 なお、全国コットンサミットを本年10月に本市で開催し、国内の綿花生産者とメーカーの共同・連携の輪を広げ、生産、商品開発、販路開拓など、現在、国産綿花が抱える課題の解決を図ってまいります。


 商工業の振興について申し上げます。


 東日本大震災の影響や未曾有の円高など、企業を取り巻く環境は厳しさを増しており、本市においても経済情勢は依然として低迷しております。引き続き、国や鳥取県の金融政策と連携して制度融資の充実に努め、市内企業の経営を支援してまいります。また、県内の厳しい雇用状況を踏まえ、鳥取県雇用創造協議会が行う企業ニーズに合った人材育成研修を活用して、就職に結びつくように支援を続けてまいります。


 企業誘致につきましては、国際定期航路を有する空港や港湾といった社会基盤をセールスポイントとして、鳥取県などの関係機関と連携をとりながら、市内への企業誘致を進め、地域経済の活性化、雇用創出に取り組んでまいります。


 中海護岸整備について申し上げます。


 渡漁港の西側への移設工事は、国土交通省の斐伊川河川整備計画の中で早期に整備が必要である箇所と位置づけられており、平成24年度より漁港の北側から工事に着手し、平成26年度中に完成する予定であります。


 また、この工事と並行して本市が行う市道改良整備並びに既存漁港部分の埋め立て工事につきましては、平成24年度までに用地取得や埋め立て免許の取得などの法手続を完了し、平成25年度より本格的な工事に着手することとしており、平成32年ごろの完成を予定しております。


 同じく早期に整備が必要である箇所として位置づけられている外江町の貯木場につきましては、国土交通省と所有者の間で整備方法についての協議が進められているところであります。


 境港の港湾整備事業について申し上げます。


 境港は、昨年11月、国土交通省より、日本海側における機能別拠点港として、「原木取り扱い」、「海上コンテナ輸送」並びに「外航クルーズ背後観光地」の3つの機能において選定されました。国による事業の選択と集中という方針が示される中で、新規港湾事業が重点的に行われる港として位置づけられ、本市が掲げる「北東アジアに向けた西日本のゲートウェイ」として、大きくその一歩を踏み出しました。


 原木取り扱い関連につきましては、国の直轄事業として中野地区国際物流ターミナル整備が平成24年度予算で新規事業採択となり、整備に着手される見通しとなっております。


 国際海上コンテナ輸送については、平成23年速報値で、外国とのコンテナ貨物量が過去最高となる1万8,436本を記録し、今後さらなる増加が期待されることから、境港管理組合が昭和南地区の国際コンテナターミナル拡張事業に平成24年度から着手される予定と伺っております。


 また、外航クルーズ背後観光地の分野においても、昨年11月に、境港を含むアジア地域6カ国・9港でアジアクルーズターミナル協会が設立され、国際クルーズ船の誘致活動を共同で推進していくこととなり、平成24年度には、これまでにない数多くの国際クルーズ船の寄港が計画されているとお聞きしております。


 このように境港には大きな注目が注がれていることから、機を失することなく、地元はもとより、この圏域の経済発展・活性化に確実につなげていきたいと考えております。そのためにも、今回選定に至らなかったリサイクル物流、国際貨客船フェリーの機能につきましても選定されるよう、関係機関とともに圏域を挙げて要望活動を行ってまいります。


 夕日ヶ丘団地の市街化促進について申し上げます。


 夕日ヶ丘団地の分譲につきましては、引き続き定期借地制度が好評で、平成21年6月の導入以来、2月末現在で63件の契約が成立しており、多くの方がこの制度を利用してマイホームを建築され、市街地の形成も順調に進んでおります。また住宅メーカーが、夕日ヶ丘団地の事業用借地制度を利用してモデルハウスの建築に着手するなど、新たな動きも出てきております。


 今後も、テレビコマーシャルや住宅メーカー・県人会などへのPR活動を通じて、夕日ヶ丘団地と定期借地制度の周知に努めるとともに、商業施設の誘致につきましても興味を示される事業者に対して積極的に情報提供を行い、実現に向けて努力してまいります。


 市民スポーツ広場に隣接する旧セルフミン生産協同組合跡地に計画しております、墓地を併設した公園の整備につきましては、平成23年度に実施設計と土地開発公社からの用地取得を行い、平成24年度から2年かけて公園整備と墓地区画の一部造成工事を実施し、平成26年度の供用開始に向けて進めてまいります。


 公共下水道事業について申し上げます。


 下水道整備につきましては、平成24年度は、境地区の栄町、本町、松ケ枝町、京町、湊町、明治町を主に整備を進めるとともに、境港1号汚水幹線をJR境線の東側から線路を横断し西側の県道まで、また、上道1号汚水幹線は、境高校の南から市道樋ノ上川線まで整備する計画としております。これにより、平成24年度末の普及率は55%を見込んでおります。


 雨水排水対策につきましては、大正町、明治町、馬場崎町、浜ノ町、蓮池町の整備を進めることとしており、平成24年度に基本設計を計画しております。


 渡地区へは、平成24年度に境港2号汚水幹線の実施設計と渡中継ポンプ場の基本設計を、平成28年度までに幹線の整備を行い、平成29年度から各家庭に向けた下水道の整備を進めていく予定としております。


 また、下水道センターにつきましては、水処理施設への流入水量の増加に伴い、処理能力を引き上げる必要があることから、増設工事の実施設計を平成24年度に行い、平成27年度には完成をしたいと考えております。


 今後とも、下水道の普及率促進のため効率的な整備を行い、快適な生活環境の確保と公衆衛生の向上に努めてまいります。


 防災対策について申し上げます。


 本市における防災対策につきましては、東日本大震災を教訓として、主に原子力災害対策と津波対策の見直しを進めているところであります。


 原子力災害対策につきましては、昨年12月25日に鳥取県、米子市とともに、中国電力と安全協定を締結しました。


 2月16日には、島根原子力発電所事故を想定し、鳥取県、島根県、原子力発電所から半径30キロ圏の周辺自治体などが参加する訓練が初めて実施され、初動対応や災害対策本部の運営などの手順を確認したところです。


 さらに、原子力発電所における従来の緊急時計画区域にかえて、新たに緊急時防護措置を準備する区域を設けるなどの原子力災害対策特別措置法の改正について、1月31日に国で閣議決定されたことを受け、鳥取県が島根原子力発電所の関係周辺都道府県になるとともに、本市が関係周辺市町村となる見込みであり、この改正を反映させた地域防災計画の見直しや避難計画などの取り組みを進めてまいります。


 津波対策につきましては、民間のビル等を津波発生時の一時避難所として指定した後に、鳥取県津波対策検討委員会で示された浸水予測図をもとにした新たなハザードマップを作成し、円滑な避難行動のための体制整備とルールづくりなど、ソフト面の対策も進めてまいります。


 また、本年秋には、鳥取県と共催で地域防災フェスタを本市で開催することとしており、この中で住民参加による津波避難訓練も行う予定としております。


 市民の安全・安心の確保は最優先の課題として認識しており、今後も万全を期してまいります。


 3番目に、市民一人一人を大切にする教育と福祉の充実についてであります。


 学校教育の充実について申し上げます。


 学校教育におきましては、「心豊かでたくましい子ども」、「夢や希望を持ち、よりよく生きようとする子ども」を引き続き本市の目指す子供像として掲げ、将来に向けた生きる力を備えることができる教育の実践に努めてまいりたいと考えております。


 このため、教育環境の整備とあわせて、「みんなでならいや地域の先生」をスローガンに学校、家庭、地域の連携の推進するとともに、小・中学校の連携を強め、学力向上や心の教育に取り組んでまいります。


 少人数学級につきましては、これまで小学校1、2年生での30人以下学級、中学校1年生の33人以下学級に加え、鳥取県の方針に沿って、本市でも小学校3年生から6年生までと中学校の2、3年生でも35人以下学級とし、小・中学校の全学年で少人数学級を実施いたします。また、幼稚園、保育所、小・中学校、高校と、校種の枠を超えた相互交流を図るスクラム教育のモデル事業を第一中学校区で実施するほか、引き続き、小・中学校に指導補助員を配置し、きめ細かで個に応じた指導を行ってまいります。


 施設整備におきましては、第二中学校の校舎改築に着手いたします。本市が日南町阿毘縁に所有しております市民の山の木材を一部で使用するほか、ランチルーム、太陽光パネル、防災備蓄品を収納できるスペースを備えた設計にしており、平成25年夏の完成を目指しております。第三中学校につきましては、冷暖房設備改修に向けた実施設計を行うこととしており、平成25年度に完成いたしますと、市内の小・中学校すべてが冷暖房完備となります。


 給食センターにつきましては、検討を重ねました結果、市の中心に位置し、全小・中学校への配送に適した第二中学校東側を建設予定地として、平成24年度に基本設計を実施し、平成27年度2学期からの稼働に向けて準備を進めてまいります。


 社会教育の充実について申し上げます。


 公民館につきましては、避難所としての防災機能の充実を含め、市民が安心して施設を利用できるよう年次的に耐震対策を実施しており、平成24年度は、誠道公民館の耐震診断、境公民館の耐震設計、中浜公民館の耐震改修工事等に取り組みます。


 生涯読書の推進につきましては、図書館連絡協議会を中心に、読み聞かせ、朝読書、家読(うちどく)など、胎児から高齢者まで市民全体で読書活動が活発になるよう努めてまいりたいと考えております。


 市民図書館につきましては、太陽光発電システムの導入や老朽化した空調設備の省エネ改修工事が完了いたしました。今後も多くの市民に利用していただけるよう、図書館の環境整備に努めてまいります。


 文化の振興につきましては、市民が気軽に芸術・文化に親しめる機会の提供に努めてまいりますとともに、本年は古事記編さん1300年に当たることから、郷土出身の画家、小灘一紀氏の神話等をテーマにした展覧会と講演会を、境港市文化福祉財団とともに開催することとしております。


 また、明治から戦前にかけて郷土から渡った北米移民につきまして、その先駆者である足立儀代松氏がカナダに最初に渡ってから本年で120周年を迎えることから、先人の功績を後世に伝えるため、カナダ、アメリカ移民の子孫との交流を計画しております。


 体育の振興につきましては、関係者の御協力をいただきながら、市民全体で一層の健康増進を目指してまいります。また、一昨年から始めましたロシア、韓国との駅伝事業についても継続するなど、海と空の道を活用した環日本海諸国とのスポーツ交流を一層推進してまいります。


 なお、体育施設の管理運営につきましては、現在の指定管理者であります境港市体育協会と境港スイミングスクールを平成24年度から3年間、引き続き指定管理者として指定いたすこととしております。今後のさらなる利用者サービス向上への取り組みに期待をしております。


 子育て支援の充実について申し上げます。


 地域住民一人一人が、意識的、意欲的に子育て支援に参加することで、地域の子育て機能を高め、社会全体で子育ての輪を広げていくため、引き続き境港市次世代育成支援行動計画の推進に取り組んでまいります。


 予防接種につきましては、平成24年度もヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン予防接種助成事業を継続して実施します。また、BCGについては、ヒブや肺炎球菌など個別の予防接種がふえたことで、集団接種のままでは接種計画が立てにくくなったため、医療機関で個別に接種していただけるようにします。


 地域の子育て機能を高める取り組みとして、昨年4月に開設した地域子育て支援センターひまわりは、子育て家庭の支援拠点として順調に利用者がふえています。公民館においても、本年度、乳幼児用のおもちゃやゲームが整備できましたので、今後、子育て家庭にとって公民館がより身近な施設となるよう取り組んでまいります。


 保育所につきましては、年々、保育ニーズが高まっている3歳未満児の受け入れ枠を拡大するため、外江と余子の2施設については、平成24年度にゼロ歳児から就学前までの一貫保育施設に転用するための改修工事を行い、平成25年度から民間事業者に移管する予定としております。


 今後も、小・中学校や地域の関係団体、社会福祉協議会などと連携を深め、本市の宝である子供たちのために、子育て支援の充実を図ってまいります。


 障がい福祉等の充実について申し上げます。


 市内の就労支援事業所である、まつぼっくり事業所、お菓子屋くれぱす、F&Y境港では、障がいのある方が日中の作業・就労を通して、地域社会とのつながり、仲間との触れ合いなど役立ち感を得ながら生き生きと働いておられます。


 今後も、障がいのある方が自立した生活を送るための就労支援を初め、必要なときに相談できる体制の充実、交流の場を通じての社会参加の促進、障がいの種別や程度にかかわらず必要な福祉サービスや支援を受けられ、できる限り住みなれた地域で暮らすことができる環境づくりに努めてまいります。


 また、精神疾患治療による医療機関の受診者は、全国的に増加傾向となっています。


 国の地域自殺対策緊急強化事業として、本市では平成21年度から3年間、精神疾患の理解と啓発のため、研修会や講演会に取り組んでまいりました。


 全国での自殺者は、平成10年から13年連続で3万人を超えており、この緊急強化事業が、さらに3年間延長されることとなりましたので、平成24年度からの新たな取り組みとして、教育委員会などと連携して、精神疾患の予防のために、考え方や行動の基盤を形成する思春期の子供たちを対象にした「いのちとこころをはぐくむプロジェクト」に取り組んでまいります。


 国民健康保険と介護保険について申し上げます。


 国民健康保険費特別会計につきましては、平成24年度以降、大幅な財源不足が見込まれることから、本市国民健康保険運営協議会に保険税の改定について諮問しておりましたところ、1月31日、協議会から、国民健康保険財政を健全に運営するためには、被保険者の経済的負担を考慮した上で、なお保険税の改定により保険税収入を確保することもやむを得ないとの結論に達し、1人当たりの保険税を平均10.2%引き上げることを適当とする答申をいただいたところであります。


 国民健康保険制度は、国民皆保険の基盤をなすものでありますが、財政基盤が脆弱であるという構造的な課題を抱えておりますので、市としても一般会計からの繰り入れを検討するとともに、国に対しては、全国市長会を通して、国民健康保険事業の財政基盤を強化するため国庫負担を拡充するよう、繰り返し働きかけていく考えであります。


 また、介護保険制度では、3年ごとに事業計画を見直すこととされており、2月22日の本市高齢者福祉計画・介護保険事業策定委員会において、平成24年度からの第5期事業計画案が了承されたところであります。


 計画では、高齢者が住みなれた地域で、健康で生きがいを持ち、安心して生活できるよう、介護サービス基盤の整備、充実を図るとともに、特に健康づくりと介護予防の取り組みを初め、認知症対策、地域見守り支え合い体制の構築、保険給付の適正化などに重点的に取り組むこととしております。


 さらにこの中では、今後3年間の介護給付費等の見込みをもとに、平成24年度からの65歳以上である第1号被保険者の介護保険料の設定を行っており、介護サービス受給者の増加や財政安定化基金からの貸付金の償還分が加わることなどにより、月額基準額は、現在の4,567円から5,980円に大幅な引き上げとなったところであります。


 国民健康保険税のみならず、介護保険料の引き上げと、市民の皆様には大きな負担増となりますが、制度を健全に維持していく上で必要不可欠なものとして、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。


 市民の健康づくりについて申し上げます。


 市民の健康保持・増進を図るため、各種検診の定期的な受診により、疾病の早期発見・早期治療を促進するとともに、市民が自分自身の健康に関心を持ち、正しい生活習慣を身につけていただけるよう、健康教育等に引き続き取り組んでまいります。


 特に検診につきましては、5歳刻みの節目の年齢に達した方に、乳がん検診、子宮頸がん検診、大腸がん検診の無料クーポン券を発行し、検診の受診を促す、がん検診推進事業を継続して実施します。


 また、がん検診等の受診率向上に向けて、健康づくり地区推進員等とともに啓発活動を進めるほか、中学校1年生から高校1年生までと平成23年度に1回以上接種した高校2年生の女子を対象に、子宮頸がん予防ワクチンの接種費用の全額助成を引き続き実施することとしております。


 以上、本市を取り巻く状況並びに平成24年度に臨む市政運営の基本的考え方について、その概要を申し述べました。


 具体的な施策につきましては、予算案、その他の議案の提案理由で申し上げたいと存じますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(松下 克君) ただいまの施政方針に対する質問は、一般質問の際にお願いいたします。





◎休  憩 (16時06分)





○議長(松下 克君) ここで休憩いたします。再開は4時20分といたします。





◎再  開 (16時20分)





○議長(松下 克君) 再開いたします。





◎日程第13 議案第8号〜議案第39号





○議長(松下 克君) 日程第13、議案第8号、平成23年度境港市一般会計補正予算(第5号)から議案第39号、公有水面埋立てに係る埋立地の用途の変更に関する意見についてまでを一括議題といたします。


 市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 議案第8号から議案第39号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 議案第8号は、一般会計補正予算(第5号)でありまして、歳出では、今後の道路整備等を計画的に実施するための道路整備等基金を造成するため、同基金への積立金5,589万7,000円を増額、歳入では、その財源として国庫支出金を増額し、予算総額を148億2,121万9,000円といたすものであります。


 議案第9号から議案第17号までは、平成24年度予算関係議案であります。


 平成24年度予算案につきましては、施政方針でも申し上げた考え方を基本に編成したところであります。


 予算総額は、一般会計が148億8,000万円で、前年度に比べて7.8%の増となっております。また、特別会計を含めました全会計では、前年度に比べ5.6%増の247億3,484万5,000円となっております。


 議案第9号の一般会計予算について、重点を置きました新規事業を中心に、その概要を申し上げます。


 まず、子育て支援の充実といたしまして、平成25年度から民間事業者に移管する外江と余子の保育所、幼稚園の合築園をゼロ歳児から就学前までの一貫保育施設に転用するための改修費1億116万円余、健康保険が適用されない体外受精や人工授精などの不妊治療費に対する助成金275万円などを新たに計上いたすほか、乳幼児期の予防接種の多様化に対応するため、これまで集団接種で実施していたBCG予防接種を医療機関で個別に接種できるようにするための経費225万円余などを計上いたしております。


 次に、教育環境の整備といたしまして、第三中学校の冷暖房設備改修に向けた実施設計費801万円余、小・中学校少人数学級の拡充として、新たに小学校3年生から6年生までと中学校の2、3年生で35人以下学級を実施するための経費1,000万円、給食センター建設に向けた基本設計費921万円余、ごはんを食べよう学校給食支援事業として、鳥取県産米を使用した米飯給食の回数を週3回から4回へ拡充するための経費38万円余などを新たに計上いたすほか、支援を必要としている児童・生徒への対応として、学習指導補助員を小学校に13名、中学校に6名配置するための経費1,983万円余などを引き続いて計上いたしております。


 次に、安心・安全なまちづくりの推進といたしまして、義務教育施設の耐震化として、平成24年度から2カ年の継続事業として実施する第二中学校校舎改築費の平成24年度所要額8億9,779万円余、地区集会所の耐震診断事業として、福定町会館の耐震診断経費153万円、中浜公民館の耐震改修等工事や境公民館の耐震改修に向けた実施設計など、公民館の耐震対策経費5,915万円余、新たな浸水予測図をもとにした津波ハザードマップを作成し、全戸配布するための経費71万円余、災害時の避難所である各公民館に発電機等を整備するための経費111万円余、津波発生時の一時避難所案内板や誘導看板を整備するための経費755万円余などを新たに計上いたしております。


 次に、都市基盤の整備といたしまして、境中央公園の老朽化したトイレを下水道接続にあわせ改築するための経費1,359万円余、老朽化した竜ケ山球場のバックスクリーンを解体し、新設するための実施設計費131万円余などを新たに計上いたしております。


 次に、産業振興及び地域雇用対策といたしまして、沿岸漁業新規就業希望者の技術習得のため、熟練漁業者による研修を実施する漁業協同組合に対する助成金213万円、全国コットンサミット・イン境港の開催経費に対する助成金100万円、水木しげるロードに新たなブロンズ像として鬼太郎の家を整備するための経費485万円余、水木しげるロード誕生20年を記念してシンポジウム等の開催経費500万円などを新たに計上いたすほか、雇用対策として、緊急雇用創出事業を活用し、伯州綿を活用した地域活性化事業や観光地美化事業など8事業で新たに20人の雇用創出を図り、総額で6,000万円を計上いたしております。


 また、そのほかにも、自治会がごみ集積所に集積ボックス等を整備する費用に対する助成金80万円、家庭用燃料電池の導入経費に対する助成金48万円などを新たに計上いたすほか、中海・宍道湖圏域など広域圏の連携・共栄を目指す取り組みといたしまして、新市長会において共同で取り組む事業などに対する負担金500万円、環日本海国際フェリーへの運航支援に対する負担金2,420万円などを引き続き計上いたしております。


 続いて、歳入について申し上げます。


 市税収入は、法人市民税の増収見込みなどにより、前年度より1.4%増の36億9,300万円余、地方交付税は1.4%増の37億円、繰入金は、財政調整基金の取り崩しなどにより、前年度のおおよそ1.9倍の3億5,670万円、市債は、第二中学校改築事業の財源としての借り入れなどにより、42.1%増の11億9,700万円、その他の財源につきましては、過去の実績等を考慮してそれぞれ計上しているところであります。


 次に、特別会計について申し上げます。


 議案第10号は、平成24年度国民健康保険費特別会計予算でありまして、保険給付費の過去の実績等を考慮するとともに、その他運営に必要な所要の経費を計上して、予算総額を41億724万7,000円といたしております。


 議案第11号は、平成24年度駐車場費特別会計予算でありまして、市営駐車場の施設管理費や公債費を計上して、予算総額を5,666万9,000円といたしております。


 議案第12号は、平成24年度下水道事業費特別会計予算でありまして、主に水木しげるロード周辺を含む境地区での管渠整備費や、下水道センターの水処理施設増設に向けた設計費などを計上し、予算総額を19億9,082万3,000円といたしております。


 議案第13号は、平成24年度高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算でありまして、2件の新規貸し付けを見込み、予算総額を604万9,000円といたしております。


 議案第14号は、平成24年度介護保険費特別会計予算でありまして、保険給付費の過去の実績を考慮するとともに、その他運営に必要な所要の経費を計上して、予算総額を32億3,436万7,000円といたしております。


 議案第15号は、平成24年度土地区画整理費特別会計予算でありまして、深田川土地区画整理と境港新都市土地区画整理のそれぞれの保留地事業に係る公債費などを計上し、予算総額を8,074万4,000円といたしております。


 議案第16号は、平成24年度市場事業費特別会計予算でありまして、市場関係者詰所と汚水処理施設のそれぞれの施設管理に係る諸経費や公債費を計上して、予算総額を3,523万3,000円といたしております。


 議案第17号は、平成24年度後期高齢者医療費特別会計予算でありまして、鳥取県後期高齢者医療広域連合への納付金のほか、保険料の徴収事務費など所要の経費を計上して、予算総額を3億4,371万3,000円といたしております。


 以上、平成24年度予算の概要を申し上げましたが、内容につきましては、予算書を初め、予算の概要、予算補足説明資料に詳細に記載いたしております。


 議案第18号は、境港市税条例等の一部改正で、「東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る臨時特例に関する法律」の制定など、地方税に係る法改正に伴い、平成26年度から10年間、個人の市民税均等割額を500円増額するなど、所要の改正を行うものであります。


 議案第19号は、市長等の給与の特例に関する条例の一部改正で、市長の給与を20%、副市長の給与を15%、教育長の給与を10%、それぞれ減額する期間を平成24年9月30日まで延長するものであります。


 議案第20号は、境港市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正で、平成18年に実施した給与制度の大幅な見直しに伴い、給与が減額となる職員への経過措置を段階的に廃止するものであります。


 議案第21号は、機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例の制定で、市長部局を4部体制から5部体制へと改編することに伴い、境港市事務分掌条例など関係条例を改めるものであります。


 議案第22号は、境港市職員の勤務時間、休憩時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正で、職員の休暇について、職員採用や退職などの時期とあわせ、より効率的な運用を行うため、1月から12月までの暦年で管理していたものを4月から3月までの年度による管理に改めるものであります。


 議案第23号は、境港市非常勤の職員の設置に関する条例及び教育委員会所管嘱託員(非常勤)の定数及び給与に関する条例の一部改正で、外国の方が国内で就労するとき、その居住期間が1年に満たない場合は高い所得税率が適用されますが、国際交流員及び英語指導助手が不測の事態で居住期間が短くなると、来日する際に定めた税控除後の報酬額を下回ることがあるため、報酬の限度額を引き上げるものであります。


 議案第24号は、境港市男女共同参画推進条例の制定で、男女共同参画社会の実現に向けて、基本理念を定め、市や市民、事業者などの責務を明記し、男女共同参画推進のための基本的な施策等を定めるものであります。


 議案第25号及び議案第26号は、境港市公民館条例及び境港市民図書館設置条例の一部改正で、いずれも地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる地域主権改革一括法の制定に伴う法改正により、それぞれ公民館運営審議会委員を委嘱及び図書館協議会委員を任命する際の基準を定めるものであります。


 議案第27号は、境港市国民健康保険税条例の一部改正で、国民健康保険会計の安定運営を図るため、国民健康保険税の税率を平均10.2%引き上げるものであります。


 議案第28号は、境港市特別医療費助成条例の一部改正で、平成22年の税制改正に伴う年少扶養控除等の廃止により、所得税が課されることとなったひとり親家庭を、引き続き特別医療費の助成対象とするための改正などであります。


 議案第29号は、境港市介護保険条例の一部改正で、平成24年度から平成26年度までの介護保険料について、給付費の増加などを見込み、この期間の保険料率を定めるものであります。


 議案第30号は、境港市児童デイサービス事業に係る利用者負担金の徴収に関する条例の一部改正で、保育所等に通う障がい児に対して、集団生活への適応に向けた専門的な支援を行うため、児童福祉法において創設された保育所等訪問支援を実施することから、利用者負担金の徴収について定めるものなどであります。


 議案第31号は、境港市消防団条例の一部改正で、消防団員の報酬及び費用弁償額を引き上げるものであります。


 議案第32号は、境港市防災会議条例の一部改正で、現在、行政機関や関係機関の委員のみで構成されている防災会議に、より広い範囲から委員を任命できるよう改めるものであります。


 議案第33号は、境港市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部改正で、資源ごみ及び指定袋に収納等をした可燃性の家庭ごみ以外のごみを処理施設に搬入した場合の手数料を、10キログラム刻みで徴収する料金体系に変更するものなどであります。


 議案第34号は、境港市道路整備等基金条例の制定で、防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用し、道路整備及び道路維持事業を計画的に執行するため、基金を設置するものであります。


 議案第35号は、境港市営住宅条例の一部改正で、上道団地にある中堅所得者向けの特定公共賃貸住宅のうち空き家となっている8室を用途変更し、公営住宅に準じた取り扱いができるよう改めるものなどであります。


 議案第36号は、公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書きの規模を定める条例の制定で、地域主権改革一括法に関連する政令改正に伴う権限移譲により、道路等の計画区域内にある土地を譲渡する場合、市への届け出が必要となる土地の面積を定めるものであります。


 議案第37号は、境港市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正で、受益者負担金の負担区として新たに第6負担区を定め、その負担金額を1平方メートル当たり420円とするものであります。


 議案第38号は、職員の研修に関する事務の一部を鳥取県に委託するに当たり、その規約を定めることについて、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。


 議案第39号は、境港港湾区域内の公有水面の埋立地の用途変更について、境港管理組合管理者から意見を求められたので、本市としてこれに異存がない旨回答することについて、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。


 以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明しました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(松下 克君) ただいま一括上程いたしました各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますので、その際といたします。





◎散  会 (16時43分)





○議長(松下 克君) 以上で本日の日程は議了いたしました。


 3日から6日までは休会とし、次の本会議は3月7日午前10時に開きます。


 本日はこれをもって散会といたします。





 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長











         境港市議会議員











         境港市議会議員