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鳥取県 境港市

平成23年第5回定例会(第1号12月 7日)




平成23年第5回定例会(第1号12月 7日)





12月定例会





    第5回 境港市議会(定例会)会議録(第1号)





 
平成23年12月7日(水曜日)午前10時開会


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 市政概要報告


第4 議案第58号〜議案第67号 (平成22年度決算審査特別委員会委員長報告)


第5 報告第13号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第14号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第15号 議会の委任による専決処分の報告について


   議案第68号 平成23年度境港市一般会計補正予算(第3号)


   議案第69号 平成23年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)


   議案第70号 平成23年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)


   議案第71号 平成23年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第2号)


   議案第72号 境港市暴力団排除条例制定について


   議案第73号 境港市の事務から暴力団を排除するための関係条例の整備に関する条


         例制定について


   議案第74号 境港市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の一


         部を改正する条例制定について


   議案第75号 障害者自立支援法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定


         について


   議案第76号 指定管理者の指定について


   議案第77号 指定管理者の指定について


   議案第78号 指定管理者の指定について





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員 (16名)


    1番  松 下   克 君      2番  岡 空 研 二 君


    3番  柊   康 弘 君      5番  竹 安   徹 君


    6番  佐名木 知 信 君      7番  松 本   熙 君


    8番  平 松 謙 治 君      9番  荒 井 秀 行 君


    10番  定 岡 敏 行 君      11番  米 村 一 三 君


    12番  南 條 可代子 君      13番  永 井   章 君


    14番  浜 田 一 哉 君      15番  田 口 俊 介 君


    16番  景 山   憲 君      17番  松 尾 好 行 君





 欠席議員


    な し





 説明のため出席した者の職氏名


市長職務代理者副市長


         安 倍 和 海 君     教育委員長    遠 藤 惠 裕 君


監 査 委 員  森 脇 信 吾 君     教  育  長  佐々木 邦 広 君


総 務 部 長  下 坂 鉄 雄 君     市民生活部長   佐々木 史 郎 君


産業環境部長   角   俊一郎 君     建 設 部 長  洋 谷 英 之 君


総務部次長    角 田 卓 三 君     市民生活部次長  伊 達 憲太郎 君


建設部次長    山 本 雄 一 君     建設部次長    門 脇 俊 史 君


教育委員会事務局次長


         木 下 泰 之 君     秘 書 課 長  永 井 卓 真 君


総 務 課 長  築 谷 俊 三 君     地域振興課長   柏 木 頼 文 君


環境防災課長   松 本 啓 志 君     生涯学習課長   川 端   豊 君


監査委員事務局長兼選挙管理委員会事務局長


         綿 尾 圭 右 君





事務局出席職員職氏名


局    長   寺 澤 敬 人 君     調査庶務係長   武 良   収 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君     議事係主事    深 町 仁 美 君





◎開  会(10時00分)





○議長(松下 克君) おはようございます。


 これより平成23年第5回境港市議会定例会を開会いたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(松下 克君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、南條可代子議員、景山憲議員を指名いたします。





◎日程第2 会期の決定





○議長(松下 克君) 日程第2、会期の決定を行います。


 本定例会の会期は、本日から12月20日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、12月7日から12月20日までの14日間と決しました。





 日程第3 市政概要報告


○議長(松下 克君) 日程第3、市政概要報告を求めます。


 境港市長職務代理者、安倍副市長。


○市長職務代理者副市長(安倍和海君) 市政の概要報告を申し上げる前に、今期定例会市議会の開会に当たり中村市長からお断りとお願いを預かっておりますので、代読させていただきます。


 12月定例市議会を欠席させていただくに当たり、議員並びに市民の皆様に一言おわび申し上げます。


 私は、10月29日、第31回全国豊かな海づくり大会のレセプションに出席するため、公用車で鳥取市へ向かう途中交通事故に遭い、倉吉市内の病院に入院いたしました。11月17日には済生会境港総合病院に転院し、治療を続けております。経過は順調ですが、完治にはいましばらくの時間を要することから、今期定例市議会はやむを得ず欠席との判断に至り、副市長を職務代理者として臨むことといたしました。深くおわび申し上げます。


 入院以来、市政の停滞を来さず、また市民の皆様に御迷惑をおかけしないように、職員との連絡を密に市政執行には万全を期し、一日も早い公務復帰に向けてリハビリテーションにも励んでいるところでございますので、議員並びに市民の皆様の御理解を賜りたいと存じます。


 平成23年12月定例市議会に当たり、市政の概要について申し上げます。


 まず、平成23年度の財政見通しについて申し上げます。


 歳入について申し上げます。


 自主財源の根幹をなす市税収入では、個人市民税と固定資産税の低迷が続いているものの法人市民税が好調に推移し、総額としてはおおむね予算額に見合う収入を見込んでおります。また、地方交付税については、年度末に交付額が決定する特別交付税は東日本大震災などを考慮しますと前年度決定額よりある程度の減額が予想されるところでありますが、普通交付税が当初予算額を約1億3,000万円上回る33億8,000万円余の決定額となったことから、予算額を下回るまでの落ち込みはないものと考えております。これらのことから、いわゆる一般財源ベースでとらえますと、当初予算額に見合う額が確保できるものと見込んでおります。


 一方、歳出につきましては、予定しております諸事業はおおむね順調に実施できるものと考えております。


 平成24年度予算編成方針について申し上げます。


 国の財政事情は、毎年度多額な赤字国債の発行に頼らざるを得ない状況に加え、東日本大震災の復旧・復興などへの対応により、本年度末には国の借金が1,000兆円を超える見込みとなるなど、極めて深刻な状況にあります。


 一方、地方においても景気の低迷により税収の大幅な回復が見込めない中、社会保障関係経費などの増加により財政構造の硬直化が一層進んでいる状況であります。


 本市の財政状況を見ますと、平成15年度から取り組んでいる徹底した行財政改革によって、一時期の危機的な状況から脱した感はありますが、市税収入は減少し、地方交付税などの依存財源の比率が年々増してきていることや、夕日ヶ丘団地の開発に起因する多額の債務が残っていることなどを考慮しますと、いまだ将来にわたって楽観できる状況ではありません。


 このような状況の中、平成24年度につきましては第二中学校の改築などの大型投資事業が集中することにより大幅な財源不足が見込まれ、市債の借り入れや基金の取り崩しに頼らざるを得ない厳しい予算編成となりますが、将来にわたって自立、持続可能な財政基盤を確立するため策定した中期財政計画の財政運営方針を基本に、これまで以上に規律ある財政運営に心がけて編成していく考えであります。


 ただし、市民生活に密着したサービスの堅持や喫緊課題への時期を逸することのない対応などについては、最大限配慮していく所存であります。


 環日本海国際フェリー航路について申し上げます。


 11月25日、DBSクルーズフェリー社の副社長が鳥取県を訪れ、環日本海国際フェリー航路の運航継続に向けた強い意思表明とともに、来年6月に期限を迎える本航路への支援の継続要請がありました。平成21年6月の就航以来、利用客は韓国人を中心に順調に推移し、貨物量も増加傾向にあることに加え、徹底的な経費削減を行ったことにより収支の改善が図られていること、新規貨物を取り込むために中国を視野に入れた事業計画を進めていること、また親会社が新たな増資を決定したことなど、航路の安定化に向けた取り組みの説明を受けたところであります。しかしながら、東日本大震災の影響や燃料費の高騰、競合する航路の運航再開等を勘案し、本航路の一層の安定化と定着化のため、支援の継続を要請されたものであります。


 この要請に対し、本航路はこの圏域の発展に欠かすことができないインフラであるという認識のもと、運航会社の経営状況等を十分見きわめた上で、鳥取県や中海市長会を初め関係機関と協議を行い、前向きに検討してまいりたいと考えております。


 中海圏域の連携について申し上げます。


 本市と米子市、松江市、安来市の4市で構成する中海市長会では、港湾や空港といった社会基盤に加え観光資源や豊かな自然環境など、圏域の特色や魅力を生かした46の連携事業に取り組んでいるところであります。環日本海国際フェリーの運航支援や公的病院への支援、圏域情報の発信などに加え、本年度の新たな取り組みとして環境に優しい電気自動車の普及啓発を進めるために4市に電気自動車と急速充電器を導入し、平日は公用車として、土日、祝日は観光客や市民の方へのレンタカーとして活用しております。


 このほか、昨年末から年始にかけての豪雪を教訓に歩道用除雪機を購入することとし、本市には11台が設置される予定となっております。


 また、本市と安来市では、結婚支援事業として未婚の男女の親を対象にしたゲゲゲのふるさとお見合い交流会を8月と11月に開催したところであります。


 観光振興について申し上げます。


 水木しげるロードの観光入り込み客数は、11月末現在で306万4,000人と、「ゲゲゲの女房」ブームに沸いた昨年に引き続き300万人を突破しました。また、このたび第3回観光庁長官表彰に本市と境港市観光協会会長の桝田知身氏が選ばれ、10月3日には観光庁で表彰式が行われました。これは観光振興に功績のあった団体、個人に贈られるもので、テレビドラマ「ゲゲゲの女房」効果と相まって、本市を国内有数の観光地に成長、定着させた点が評価されたものであり、山陰両県では初の受賞とのことであります。


 3月に策定した境港市観光振興プランに沿って、11月の妖怪トーテムポールの設置や、来年3月8日に予定している水木しげる記念館の全面リニューアルなど着実に進めているところであり、今後とも関係者と連携してさらなる重点施策の実現化に向け鋭意努力してまいりたいと考えております。


 水産業について申し上げます。


 境漁港における本年1月から10月末までの水揚げ量は11万3,000トン余で、1日に1,000トン以上水揚げされた大漁日は22回を数えました。2月のスルメイカ、5月のマイワシに続き10月にウルメイワシの豊漁もあり、前年同期と比べ121%となっております。また、水揚げ金額に関しましても、前年同期と比べ129%の156億2,500万円余と好調に推移しております。8月には日本水産株式会社の本市への進出が決定し、今月から美保湾においてギンザケの養殖を試験的に始められると伺っております。来年4月から5月にかけて約200トンの生産を目標とされているところであり、本市の基幹産業である水産業に新たな活力が加わりました。


 また、魚市場内には鳥取県によって魚体選別機(セレクター)が設置され、荷さばき処理時間の短縮による鮮度向上と販売先の拡大などが見込まれ、念願の魚価の向上につながるものと考えております。


 農業について申し上げます。


 9月に山陰地方を通過した台風12号により、白ネギの倒伏など農作物が大きな被害を受け、生産者の方は修復作業と大雨後の病害対策などに追われました。


 鳥取県は、農家の負担軽減のために防除に要した経費を助成することとしておりますが、本市としても白ネギと冬ニンジンについて県の支援策に独自の助成を上乗せし、支援してまいりたいと考えております。


 伯州綿の商品化について申し上げます。


 財団法人境港市農業公社は、平成21年度から伯州綿の栽培に取り組んでおりますが、このたび商品化と販路開拓の取り組みが実り、伯州綿を使ったタオルなどの綿製品と、茎からつくった伯州和紙の販売が東京の大手百貨店や通販会社のカタログ販売で始まりました。また、昨年収穫された伯州綿を使い、100歳を迎えられる方にはひざかけを、新たに誕生した赤ちゃんにはおくるみを贈呈いたしました。


 商工業について申し上げます。


 日本銀行松江支店によれば、山陰地方の景気は持ち直しの動きが鈍っているとされ、鳥取県西部地区の雇用状況も、依然として1倍を大きく割り込む厳しい状況が続いています。


 このような厳しい経済・雇用情勢ではありますが、11月29日には米子市にある株式会社エムコと進出協定を締結しました。西工業団地で黒ニンニク製品、コラーゲン製品の製造を行い、地元で数名の新規採用を予定されています。今後も企業誘致の取り組みを進め、地域経済の活性化、雇用拡大につなげたいと考えております。


 境港の港湾整備事業について申し上げます。


 対岸諸国の経済成長を我が国に取り入れることや国際競争力強化などを目的に、国土交通省は日本海側拠点港の選定を進めておりましたが、11月11日に結果が公表され、境港は国際海上コンテナ輸送、背後観光地クルーズ並びに原木取り扱いの3機能の拠点港として選定されました。この選定は、境港が北東アジアに向けた西日本のゲートウェイとして位置づけられたと考えており、圏域全体の発展に大きく役立つと期待しております。


 今回選定されなかった国際フェリー・国際RORO船などの機能につきましても、今後の選定を目指し関係機関とともに引き続き条件整備に努めてまいりたいと考えております。


 また、国土交通省が計画している中野地区国際物流ターミナル整備事業と竹内南地区貨客船ターミナル整備事業につきましては、このたびの拠点港選定が事業実施に向けた力強い後押しになるものと考えており、選定後、直ちに鳥取県知事や関係機関とともに国の直轄事業として実施していただくようお願いしてまいりました。


 美保基地における次期輸送機への機種変更について申し上げます。


 航空自衛隊美保基地における次期輸送機C2への機種変更につきましては、地元の意向並びに市議会の意見を勘案した上で、10月11日に鳥取県知事に対し同意することを伝えたところであります。


 また、同意の条件として、昭和54年1月26日閣議了解された美保飛行場周辺における生活環境の整備、地域振興等についての趣旨を十分に尊重し、住民生活の安定、福祉の向上並びに地域発展のために航空機の安全運航と周辺環境整備への配慮を強く要望したところであります。


 なお、10月19日には米子市も同意の回答をされ、これを受けて鳥取県知事は11月2日に中国四国防衛局長に対し両市の条件を含む5つの条件を付した上で、同意する旨の回答をされたところであります。


 防災対策について申し上げます。


 鳥取県津波対策検討委員会が10月5日に示したシミュレーションの中では、佐渡島北方沖を波源とした場合、本市で想定される津波の高さは最高3.56メートルでありました。引き続き同委員会において津波の浸水予測図が検討されており、本市では防災計画の見直しの中でこの結果を反映させたハザードマップの修正を行うこととしております。


 津波防災の日と定められた11月5日には、市内全地区の小学校など9カ所を避難所とする津波避難訓練を実施し、1,260人の市民に参加をいただいたところであります。


 原子力防災対策につきましては、鳥取県、米子市とともに安全協定の早期締結に向けた協議を進めておりましたが、11月25日、協定内容について中国電力の考え方が示されました。その内容は、本市が求めていたものと異なるところが一部あるものの、国の防災指針の見直しなどがまだ行われていない状況の中で、島根原子力発電所が立地する島根県と松江市が中国電力と結んでいる安全協定に近い内容であります。このことから、今後の国の原子力防災対策の状況などを踏まえ、協定内容の改定について適宜協議していくことなどを新たに追加した上で議会とも相談し、年内の締結を目指したいと考えております。


 また、鳥取県は、島根原子力発電所から30キロ圏内に位置する本市と米子市の一部住民を対象とした広域避難計画の案を示しました。この計画では、本市の避難先として鳥取市を想定しておりますが、具体的な避難手段の確保などは今後の協議となっており、引き続き本年度末までの策定に向けて取り組んでまいります。


 学校教育について申し上げます。


 9月26日から5日間、市内117事業所の協力を得て中学2年生を対象とした職場体験活動「ワクワク境港」を3校一斉に実施しました。地域を愛し、地域の人々とともに生きる喜びや感謝の心をはぐくみ、生きる力の基礎となる豊かな人間性やみずから課題を見つけ解決していこうとする意欲、態度を育成することをこの活動の目的としています。このため、本市のすべての大人が地域の先生としての自覚を持っていただき、未来を担う生徒の心をはぐくんでいただきたいという強い思いから「みんなでならいや地域の先生」をキャッチフレーズとさせていただいており、今後もこのような機運を高めていきたいと考えております。


 国民健康保険及び介護保険の状況について申し上げます。


 本市の国民健康保険費特別会計につきましては、医療費がふえ続ける中にあっても、これまでは前年度からの繰越金や国民健康保険基金の活用等により収支を保ってきましたが、平成21年度以降、単年度の実質収支で赤字が続き、本年度末には基金のほとんどを取り崩すこととしております。このままでは平成24年度以降、大幅な財源不足に陥る見込みであり、本市国民健康保険運営協議会におきまして、保険税の改定を初め平成24年度の保険財政の運営について審議いただいているところであります。


 また、介護保険につきましても、現在本市高齢者福祉計画、介護保険事業計画策定委員会におきまして順次審議いただきながら、第5期事業計画を策定中であります。この計画では、向こう3カ年の介護給付費等を見込み、これに見合う介護保険料を設定することとなりますが、高齢者人口や要介護認定者数がふえ続ける中で、大幅な保険料の引き上げが不可欠な状況となっております。


 以上、市政の概要について御報告申し上げましたが、議員並びに市民各位の格段の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(松下 克君) ただいまの市政概要報告に対する質問は、一般質問の際にお願いいたします。





◎日程第4 議案第58号〜議案第67号





○議長(松下 克君) 日程第4、平成22年度決算に係る議案第58号から議案第67号までを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました10議案について、平成22年度決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。


 荒井秀行議員。


○決算審査特別委員会委員長(荒井秀行君) おはようございます。平成22年度決算審査特別委員会委員長報告を行います。


 9月定例市議会において、議長指名により8名の委員で構成された決算審査特別委員会が設置され、9月21日に開催された委員会において委員の互選により、委員長、私、荒井秀行、副委員長に景山憲委員が選出されました。


 本委員会に付託された平成22年度歳入歳出決算認定案件は、一般会計及び特別会計合わせて10会計の決算についてであります。


 去る10月17日から20日までの4日間、安倍副市長を初めとして担当部課長及び関係職員の出席のもと、慎重に審査を行いました。


 審査の方法としては、従来と同じく本委員会においてあらかじめ設定した審査重点項目事業を中心に審査いたしました。また、審査重点項目の設定、要望事項の取りまとめ及び採決などのために委員会を別途に5回開催しております。


 付託された議案第58号から議案第67号の認定についての結果を申し上げます。


 議案第58号、平成22年度境港市一般会計歳入歳出決算の認定については、賛成多数で認定すべきものと決しました。ただし、1名の委員より、定期貨客船運航支援に賛成できないとの理由で反対の表示があったことを付言いたします。


 議案第59号、平成22年度境港市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算の認定については、賛成多数で認定すべきものと決しました。ただし、1名の委員より反対の表示があったことを付言いたします。


 議案第60号、平成22年度境港市駐車場費特別会計、議案第61号、平成22年度境港市下水道事業費特別会計、議案第62号、平成22年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計、議案第63号、平成22年度境港市老人保健費特別会計、議案第64号、平成22年度境港市介護保険費特別会計、議案第65号、平成22年度境港市土地区画整理費特別会計、議案第66号、平成22年度境港市市場事業費特別会計、議案第67号、平成22年度境港市後期高齢者医療費特別会計、以上8会計の歳入歳出決算については、全員異議なく認定すべきものと決しました。


 認定に当たっては、次の10項目の要望事項を付したことをあわせて報告いたします。


 1、積極的な納税・納付勧奨の取り組みは評価はされるものであるが、税負担の公平性からも過年度分の徴収率の向上に引き続き取り組まれたい。


 2、災害時には対策拠点となる市庁舎や避難所としての機能を担う学校体育館、公民館等公共施設の壁や天井等の非構造体についても安全性の確認を行い、改修について検討されたい。また、いまだ未対応である市民会館を始めとする公共施設の耐震診断とその結果に基づく改修については、可能な限り早期に実施されたい。


 3、補助金交付団体の運営状況の把握に努められたい。


 4、保健福祉分野にかかわる数々の市民サービス事業については、積極的な広報の機会を設けて利用率向上に努められたい。


 5、夕日ヶ丘地区の住宅用定期借地権制度が好調により街並みが形成されつつあるが、商業施設や利便施設の誘致はもとより新たな分譲につながる取り組みを引き続き検討されたい。


 6、下水道事業において、引き続き未接続の解消に努められたい。また、認可区域拡大の際には接続予定路線の状況等、事前調査を十分に行い、より効率的・効果的な事業を計画されたい。


 7、新たな産業とすべく取り組まれた伯州綿の生産に係る事業は、栽培から商品として販売までのルートの構築を図り、段階的に民間による取り組みに転換できるよう検討されたい。


 8、自然再生エネルギーに関心の高まっているこの時期をとらえ、住宅用太陽光発電システム普及促進につながる取り組みを一層推進されたい。


 9、北東アジアに向けた西日本のゲートウェイを目指すために港湾機能の充実と利用促進は重要な課題であり、周辺自治体や関係機関との連携を密にし、一層の境港利用促進に努められたい。


 10、緊急雇用対策費の活用によって実施された住民サービスは低下することのないよう、職員配置にも配慮されたい。また、各種調査事業によって得られた結果については可能な限り関係部署で共有し、利活用に努められたい。


 以上で平成22年度決算審査特別委員会委員長報告を終わります。


○議長(松下 克君) 討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 松尾好行議員。


○17番(松尾好行君) おはようございます。日本共産党、松尾好行です。


 私は、ただいま決算審査特別委員長報告にありました議案第58号、平成22年度境港市一般会計歳入歳出決算の認定について及び議案第59号、平成22年度境港市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算の認定について、それぞれ認定すべきものとの報告に反対し、討論します。


 議案第58号、一般会計において数々のよい成果と実績は評価しますが、環日本海航路定期貨客船を運航するDBS社へ22年度も2,420万円の運航支援費が投入されました。私は、お互いの国との貿易、交流を拡大することには何の異論もありませんが、この事業は一部の地元経済界からでさえ先の見えない事業という意見もあり、日本共産党は当初からこの事業への税金投入に反対してきました。平成22年度決算はその2年目ですが、DBS社による収支報告でも貨物は当初計画の11%、旅客で70%、収支実績は8億9,078万2,000円の赤字という状況で、当初黒字化するはずだった4年目以降も鳥取県や境港市への追加支援を求めてきているではありませんか。公益拡大のためには環日本海の道が欠かせないと言われますが、動く荷物がなければ道も細るは当たり前のことです。この航路の発展と成功のためには、お互いの国の国内需要が拡大し、自然に人と物が動くようになることが大事です。先の見えない外需頼みより、太陽光発電や住宅リフォーム助成制度、中海の再生、荒廃地対策などで雇用の確保や内需の拡大で生活の安定を図ることにこそ税金を有効に使うべきではないでしょうか。


 このDBS社への税金投入は市政運営の基本にかかわる問題で、ここに2,400万円余の税金を投入した平成22年度一般会計決算の認定には賛成できません。


 議案第59号、国民健康保険費特別会計決算では、鳥取、倉吉、米子の各市が国保料を値上げする中で、安定化事業交付金などの投入で踏ん張ってこられました。このことは評価しますが、国保税は負担の限界を超えていると議会でも市長が答弁されましたように、長引く景気低迷の中で被保険者の生活状況はさらにひどくなっています。私たちは、予算審議に当たって、一般財源から繰り入れをしてでも今は低所得者を支えるべきですと提案しましたが、受け入れていただけなかったのは残念であります。


 したがって、この国保特別会計決算認定には賛成できません。


 以上、議案第58号、一般会計及び59号、国保特別会計歳入歳出決算の認定に当たっての反対討論といたします。


○議長(松下 克君) 討論を終わります。


 採決いたします。


 ただいま反対討論のありました議案第58号、平成22年度境港市一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(松下 克君) 起立多数と認めます。よって、議案第58号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、議案第59号、平成22年度境港市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(松下 克君) 起立多数と認めます。よって、議案第59号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、ただいま認定いたしました案件を除く各議案については、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号、平成22年度境港市駐車場費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第61号、平成22年度境港市下水道事業費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第62号、平成22年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第63号、平成22年度境港市老人保健費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号、平成22年度境港市介護保険費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号、平成22年度境港市土地区画整理費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第66号、平成22年度境港市市場事業費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第67号、平成22年度境港市後期高齢者医療費特別会計歳入歳出決算の認定については、それぞれ認定することに決しました。





◎日程第5 報告第13号〜報告第15号・議案第68号〜議案第78号





○議長(松下 克君) 日程第5、報告第13号、議会の委任による専決処分の報告についてから、議案第78号、指定管理者の指定についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました報告並びに議案について、市長職務代理者の提案理由の説明を求めます。


 安倍副市長。


○市長職務代理者副市長(安倍和海君) 報告第13号から報告第15号までの報告、並びに議案第68号から議案第78号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 報告第13号は、市の義務に属する損害賠償額を定めたものであります。法の定めるところにより専決処分をいたしましたので、御報告いたすものであります。


 報告第14号及び第15号は、いずれも平成23年3月24日に議決をいただきました第一中学校の耐震補強・大規模改造及び空気調和設備工事の請負契約の変更で、建築工事においては外壁の改修範囲の拡大等により、機械設備工事においては部材の一部に含まれておりましたアスベストの処理費の増額等により、それぞれ工事費が増額しましたので契約金額を変更いたしたものでございます。法の定めるところにより専決処分をいたしましたので、御報告いたすものであります。


 以上、3件の報告につきまして、御了承いただきますようお願い申し上げます。


 議案第68号は、一般会計の補正予算(第3号)であります。


 まず、歳出の主な内容について申し上げます。


 人件費につきまして、職員の育児休業や早期退職などにより、合わせて5,925万円余を減額いたすほか、総務費におきましては夕日ヶ丘地区の定期借地契約の締結に伴い、境港市土地開発公社等からの土地購入費8,164万円余、国、県負担金補助金返還金として生活保護費など過年度に概算払いを受けた国費等の精算に伴う返還金2,496万円余などをそれぞれ増額。民生費におきましては、子ども手当の支給額変更に伴うシステム改修費514万円余、所得税等の扶養控除見直しに伴う影響を保育所保育料に生じさせないためのシステム改修費200万円などをそれぞれ増額。衛生費におきましては、中海市長会による電気自動車及び急速充電器整備事業を活用し、電気自動車を1台追加購入するための経費343万円余を増額。農林水産業費におきましては、チャレンジプラン支援事業として意欲のある農業者等が行う創意工夫を生かした取り組みに対して、営農計画の実現を支援するための補助金241万円余、台風12号等の影響による野菜の病害対策に要した農薬等の購入経費に対する補助金150万円余をそれぞれ増額。商工費におきましては、東日本大震災の影響を受け被災地から本市へ移転してきた事業者に対する移転経費への補助金231万円、水木しげる記念館のリニューアル内容を反映した水木しげる記念館新公式ガイドブック作成経費320万円などをそれぞれ増額。土木費におきましては、下水道事業費特別会計への繰出金1,068万円余、水木しげるロードのトイレ不足に対応するため大正町の観光バス駐車場に公衆トイレを新設するための整備費4,634万円余などをそれぞれ増額。教育費におきましては、第三中学校武道場の屋根改修費930万円余、国の補助金を活用し前倒しして行う中浜公民館の耐震補強と外壁などの改修費1,392万円余などをそれぞれ増額いたしております。


 歳入につきましては、歳出に伴う国、県支出金などを計上するほか、財源として繰越金と市債を増額いたしております。


 以上によりまして、歳入歳出それぞれ1億7,057万8,000円を増額し、予算総額を144億1,582万1,000円といたすものであります。


 また、あわせて繰越明許費の設定と債務負担行為の追加の補正措置を行っております。


 繰越明許費につきましては、納期や工期の関係により年度内に事業の完了が困難であるもの、水木しげる記念館新公式ガイドブック作成事業及び水木しげるロード周辺トイレ新築事業の2事業につきまして繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとっております。


 債務負担行為につきましては、市民体育館や竜ケ山球場などの体育施設及び市民温水プール並びに日曜休日応急診療所の管理委託について、新たな指定管理者と協定を行うため、また中浜公民館の改修を本年度と来年度の2カ年で実施するため、それぞれ債務負担行為を設定いたしております。


 議案第69号は国民健康保険費特別会計の補正予算(第2号)でありまして、平成22年度に概算払いを受けた国費等の精算に伴う返還金など98万3,000円を増額し、予算総額を40億542万7,000円といたすものであります。


 議案第70号は下水道事業費特別会計の補正予算(第1号)でありまして、職員の異動等に伴う人件費441万円余を減額する一方、下水道センターの汚水送水ポンプを制御する電気機器の更新経費など1,448万円余を増額し、予算総額を21億278万2,000円といたすものであります。


 議案第71号は介護保険費特別会計の補正予算(第2号)でありまして、新規の申込件数の増加等に伴い、要介護認定調査委託料45万2,000円を増額し、予算総額を29億5,892万8,000円といたすものであります。


 議案第72号は境港市暴力団排除条例の制定で、暴力団の排除を推進するために基本理念を掲げ、市及び市民等の責務を明記するとともに、暴力団を排除するための施策等を定めるものであります。


 議案第73号は境港市の事務から暴力団を排除するための関係条例の整備に関する条例の制定で、境港市暴力団排除条例の制定にあわせ市の事務から暴力団を排除するために公共施設の利用を制限するなど、関係条例を改正するものであります。


 議案第74号は境港市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部改正で、公の施設における指定管理候補者の選定について、公募によらず引き続きその施設の管理を同じ団体等に行わせる場合、その期間に上限を設けるものであります。


 議案第75号は障害者自立支援法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定で、障害者自立支援法の改正に伴い、引用している条項を改めるものであります。


 議案第76号は、境港市営竜ケ山球場を初め6つの体育施設の指定管理者として引き続き境港市体育協会を指定いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。


 議案第77号は、境港市民温水プールの指定管理者として引き続き境港スイミングスクールを指定いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。


 議案第78号は、境港日曜休日応急診療所の指定管理者として引き続き境港医師協会を指定いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。


 以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明しました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(松下 克君) ただいま一括上程いたしました各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますのでその際といたします。





◎散  会(11時00分)





○議長(松下 克君) 以上で本日の日程は議了いたしました。


 8日から11日までは休会とし、次の本会議は12月12日午前10時に開きます。


 本日はこれをもって散会といたします。





  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員