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鳥取県 境港市

平成22年第6回定例会(第1号12月 8日)




平成22年第6回定例会(第1号12月 8日)





12月定例会





    第6回 境港市議会(定例会)会議録(第1号)





 
平成22年12月8日(水曜日)午前10時開会


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 市政概要報告


第4 議案第59号〜議案第68号 (平成21年度決算審査特別委員会委員長報告)


第5 報告第17号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第18号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第19号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第21号 議会の委任による専決処分の報告について


   議案第73号 固定資産評価審査委員会委員の選任について


   議案第74号 人権擁護委員候補者の推薦について


   議案第75号 人権擁護委員候補者の推薦について


   議案第76号 平成22年度境港市一般会計補正予算(第3号)


   議案第77号 平成22年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)


   議案第78号 境港市特別医療費助成条例の一部を改正する条例制定について


   議案第79号 境港市営住宅条例の一部を改正する条例制定について


   議案第80号 指定管理者の指定について


   議案第81号 鳥取県西部広域行政管理組合の共同処理事務及び規約を変更する協議


         について





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員 (16名)


    1番  松 下   克 君      2番  岡 空 研 二 君


    3番  柊   康 弘 君      5番  竹 安   徹 君


    6番  佐名木 知 信 君      7番  松 本   熙 君


    8番  平 松 謙 治 君      9番  荒 井 秀 行 君


    10番  定 岡 敏 行 君      11番  米 村 一 三 君


    12番  南 條 可代子 君      13番  永 井   章 君


    14番  浜 田 一 哉 君      15番  田 口 俊 介 君


    16番  景 山   憲 君      17番  松 尾 好 行 君





 欠席議員


    な し





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長  安 倍 和 海 君


教育委員長    遠 藤 惠 裕 君     代表監査委員   庄 司 尚 史 君


教  育  長  根 平 雄一郎 君     総 務 部 長  景 山 久 則 君


市民生活部長   佐々木 史 郎 君     産業環境部長   山 本   修 君


建 設 部 長  洋 谷 英 之 君     総務部次長    角   俊一郎 君


市民生活部次長  伊 達 憲太郎 君     産業環境部次長  阿 部   裕 君


                       教育委員会事務局次長


建設部次長    門 脇 俊 史 君              下 坂 鉄 雄 君


秘 書 課 長  永 井 卓 真 君     財 政 課 長  築 谷 俊 三 君


地域振興課長   田 辺 伸 一 君     生涯学習課長   川 端   豊 君


監査委員事務局長 綿 尾 圭 右 君





事務局出席職員職氏名


局     長  寺 澤 敬 人 君     調査庶務係長   武 良   収 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君     議事係主任    片 岡 みゆき 君








◎開  会(10時00分)





○議長(松下 克君) おはようございます。


 これより平成22年第6回境港市議会定例会を開会いたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(松下 克君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、浜田一哉議員、竹安徹議員を指名いたします。





◎日程第2 会期の決定





○議長(松下 克君) 日程第2、会期の決定を行います。


 本定例会の会期は、本日から12月21日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、12月8日から12月21日までの14日間と決しました。





◎日程第3 市政概要報告





○議長(松下 克君) 日程第3、市長の市政概要報告を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 平成22年12月定例市議会に当たり、市政の概要について申し上げます。


 まず、平成22年度の財政見通しについて申し上げます。


 歳入におきまして、不況の影響により個人市民税や法人市民税は当初予算額に比べ減額が見込まれ、自主財源の根幹をなす市税収入総額は、予算額に見合う額の確保は困難な見通しであります。しかしながら、普通交付税が当初予算額を約3億6,000万円上回る32億6,000万円余の決定額となったことから、国庫補助金など歳出に連動した収入以外のいわゆる一般財源の総額は、予算に見合う額を確保できるものと見込んでおります。


 歳出につきましては、予定しております諸事業はおおむね順調に実施できるものと考えております。


 なお、国の補正予算に伴う経済対策等の諸施策にも、今後、時期を逸することなく対応してまいる所存であります。


 平成23年度予算編成方針について申し上げます。


 国の財政は、国債残高が過去20年間で約470兆円増加するという極めて厳しい状態であります。新年度予算編成においても、不況の影響によりさまざまな財政需要に十分こたえる税収を見込むことは困難であり、国債発行に頼らざるを得ないという状況に変わりなく、深刻度が増しています。


 一方、地方においても、国と同様に景気悪化に伴う税収の落ち込みや社会保障関係経費などの増加により、収支のアンバランスに苦慮している厳しい財政事情であります。


 本市の財政状況を見ますと、平成15年度から取り組んでいる行財政改革によって、一時期の危機的な状況から脱した感もありますが、夕日ヶ丘団地の開発に起因する過大な債務が残っていること、また、今後、第二中学校の改築や中海護岸整備に伴う関連事業など大型投資事業を控えていることなどを考慮いたしますと、いまだ将来にわたって楽観できる状況ではありません。


 このような状況の中、平成23年度の予算編成は、これまでと同様、自立・持続可能な財政基盤を確立するために策定した中期財政計画の財政運営方針を基本とし、引き続き規律ある財政運営に心がけ、社会保障関係経費等の増加を歳出全般の効率化によってできる限り吸収し、本市の身の丈に合った予算の編成を行っていく考えであります。


 しかしながら、地域活性化を図るための諸施策や喫緊課題への時宜を得た対応のほか、市民生活に密着したサービスの維持にも最大限配慮していく所存であります。


 環日本海交流について申し上げます。


 環日本海定期貨客船につきましては、9月26日から境港への寄港回数が週2便から1便に変更されました。週1便に変更されて2カ月が経過いたしますが、変更後の境港−東海間の1便当たりの旅客数は平均229人と堅調に推移しており、航路開設から11月末現在までの旅客数累計は4万2,182人であります。


 しかし、このうち日本人は5,453人にとどまっており、日本人旅客の増加を図る必要があると考えております。10月の鬼太郎カップ境港駅伝競走大会への東海、ウラジオストク両市の駅伝チームの招聘、11月の経済界を中心とした東海市訪問や束草及び東海市企業との商談会など、航路を利用した交流が行われておりますが、寄港地間のさらなる相互交流の促進や定期貨客船と米子−ソウル便を利用した旅行商品の造成に向けた働きかけなどを通じて、日本人旅客の増加を図ってまいります。


 また、貨物量につきましては、依然として十分な量の確保には至っていないものの、安定運航が継続されていることから航路の信頼性も一段と高まっており、ロシア向けの機械類を中心に増加傾向にあります。


 米子−ソウル便につきましては、平成13年4月の就航以来、ことしの10月で搭乗者累計が30万人に達しました。複数の旅行会社からは記念旅行商品が販売されるなど、さらなる需要喚起が図られております。さまざまな利用促進策により12月以降の予約率も増加傾向にあり、3月までの冬期運航スケジュールも、現行と同様に週3往復の運航継続が決定されております。引き続き海と空の国際定期便の安定運航を維持するために、関係機関とともに利用促進を図ってまいりたいと考えております。


 観光振興について申し上げます。


 水木しげるロードの観光入り込み客数は、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」放映終了後も依然好調な状況が続き、10月31日には年間入り込み客数が300万人を突破いたしました。さらに水木しげる先生が文化功労者に選出されるという大変喜ばしい知らせが届き、発令日の11月4日には、この二重の快挙を祝う記念式典を水木しげるロード振興会、境港市観光協会とともに水木しげる記念館で開催し、水木先生に名誉館長を務めていただいている同館を一日無料で開放する企画とあわせ、市民の皆様とともに喜びを分かち合ったところであります。


 本市は、水木しげるロードに加えて新鮮な海の幸や白砂青松の弓ケ浜など、観光振興につながる多くのポテンシャルを有しており、これらを総合的にとらえた新たな観光戦略を練ることを目的に、8人の若手・中堅市職員で構成するプロジェクトチーム、境港市観光振興・調査研究委員会を立ち上げたところであります。この委員会で取りまとめる構想をもとに、観光関係者による検討委員会で御議論いただき、本年度内に境港市観光振興プランを策定することとしております。


 水産業について申し上げます。


 境漁港における本年1月から10月末までの水揚げ量は9万3,000トン余りで、前年同期と比べ96%となっております。春先のしけの影響もあり、かなり低調な水準で推移いたしましたが、1日に1,000トン以上水揚げされた大漁日が10月に9回、11月に6回記録され、前年並みに盛り返したところであります。しかし、水揚げ金額に関しましては夏のクロマグロの水揚げの減少等により120億9,600万円余りで、前年同期と比べ大きく下回っている状況であります。


 クロマグロ漁に関しましては、近年、資源管理について多方面から高い関心が集まっており、国は本年度中に資源回復計画を策定し、平成23年度からの実施を目指し、現在、漁業関係団体等との意見交換を重ね、具体的な管理方策について検討されているところであります。


 また、生産から加工、流通に至る構造を改革し、コスト削減と収益性を向上させるための境港地域水産業構造改革推進プロジェクトにつきましては、ベニズワイガニ漁業、まき網漁業の改革計画に続き、沖合底びき網漁業に関する改革計画策定に向け、10月に部会が立ち上がり、現在、準備が進められているところであります。


 中海護岸整備について申し上げます。


 国土交通省におかれましては、斐伊川流域における今後20年間の具体的な河川整備の目標や整備の内容を示す斐伊川水系河川整備計画を本年9月末に策定されたところであります。この整備計画の中で、中海護岸の短期整備箇所として位置づけられた渡漁港改修事業につきましては、現在、国土交通省出雲河川事務所において漁港の詳細設計に取り組まれており、工事の着手は来年の夏ごろを予定していると伺っております。


 また、渡漁港改修の関連事業として本市が実施する現漁港の埋め立て造成工事や渡地区緊急避難道の新設など、漁港背後地の一体的な整備につきましては本年度中に調査設計や用地測量を終え、来年度には工事に着手する予定としております。


 なお、漁港や背後地に関する整備内容やスケジュールなどにつきましては、地元である渡地区治水対策協議会に対して説明を行い、了承をいただいたところであります。


 ごみ問題について申し上げます。


 懸案でありました鳥取県西部圏域における平成28年度以降の可燃ごみ処理の広域化計画案につきましては、鳥取県西部広域行政管理組合において、先月、最終的な合意に至ったところであります。


 この計画案は、西部圏域の可燃ごみを米子市クリーンセンターで一括処理する内容で、圏域市町村が米子市に焼却・溶融処理を委託する時期は、本市と日吉津村及び大山町の旧中山町清掃センター分につきましては平成28年度から、その他につきましては平成34年度以降の予定となっております。


 現在、この計画案につきまして、鳥取県西部広域行政管理組合及び米子市が、米子市クリーンセンター対策委員会に対し説明を行っているところであります。米子市クリーンセンターを活用することにつきましては、将来のごみ処理の本格的広域一元化を視野に入れ、経済性や環境負荷の面においてもすぐれていると判断されることから、米子市を含め、西部圏域全体にとりまして有意義な計画であると考えており、その実現に向けて鳥取県西部広域行政管理組合の副管理者の一人として、私も引き続き力を尽くしてまいりたいと考えております。


 鳥インフルエンザ対策について申し上げます。


 11月29日、鳥取県から、島根県安来市の養鶏場で鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したとの一報が入りました。本市では翌日、私を本部長とする鳥インフルエンザ境港市対策本部を設置し、情報収集や愛玩鳥の調査、市民や学校等への注意喚起を行ったところであります。


 島根県の検査により、発生養鶏場の鶏から鳥インフルエンザウイルスが検出されたため、島根県及び鳥取県においては、国の最終検査結果を待たずに発生養鶏場から半径10キロメートル以内で鶏や卵などの移動制限を行い、本市にある2つの養鶏場も移動制限の対象となりました。


 鳥取県では、本市の養鶏場で飼育されている鶏の検査を行いましたが、鳥インフルエンザウイルスが検出されなかったため、12月2日、鳥取県知事が安全宣言を行い、翌日から卵の出荷も再開されたところであります。


 発生養鶏場でのウイルスの防疫措置は12月5日で終了しましたが、移動制限区域内の養鶏場について6日から21日間、引き続き関係車両の消毒や再検査を行い、その間、異常がなければ12月27日にも移動制限が解除される見込みであります。


 本市では、鳥取県と連携を図りながら、引き続き情報収集や新たな発生の予防などの対策に取り組むとともに、風評被害対策や養鶏業者等への支援を検討しているところであります。


 以上、市政の概要について申し上げましたが、議員並びに市民各位の格段の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。


○議長(松下 克君) ただいまの市政概要報告に対する質問は、一般質問の際にお願いいたします。





◎日程第4 議案第59号〜議案第68号


      (平成21年度決算審査特別委員会委員長報告)





○議長(松下 克君) 日程第4、平成21年度決算に係る議案第59号から議案第68号までを議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました10議案について、平成21年度決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。


 米村一三議員。


○決算審査特別委員会委員長(米村一三君) 平成21年度決算審査特別委員会委員長報告を行います。


 9月定例市議会において、議長指名により8名の委員で構成される決算審査特別委員会が設置され、9月22日に開催された委員会において、委員の互選により委員長に私、米村一三、副委員長に平松謙治議員が選出されました。


 本委員会に付託された平成21年度歳入歳出決算認定案件は、一般会計及び特別会計合わせ10会計の決算についてであります。


 去る10月25日から28日までの4日間、安倍副市長を初めとし、担当部課長及び関係職員の出席のもと、慎重に審査を行いました。審査の方法としては、従来と同じく本委員会においてあらかじめ設定した審査重点項目事業を中心に審査いたしました。審査重点項目の設定、採決及び総括についての委員会を別途3回開催しております。


 付託された議案第59号から議案第68号の認定についての結果を申し上げます。


 議案第59号、平成21年度境港市一般会計歳入歳出決算の認定については、賛成多数で認定すべきものと決しました。ただし、1名の委員より定期貨客船運航支援に賛同できないとの理由で反対の意思表示があったことを付言いたします。


 次に、議案第60号、平成21年度境港市国民健康保険費特別会計、議案第61号、平成21年度境港市駐車場費特別会計、議案第62号、平成21年度境港市下水道事業費特別会計、議案第63号、平成21年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計、議案第64号、平成21年度境港市老人保健費特別会計、議案第65号、平成21年度境港市介護保険費特別会計、議案第66号、平成21年度境港市土地区画整理費特別会計、議案第67号、平成21年度境港市市場事業費特別会計、議案第68号、平成21年度境港市後期高齢者医療費特別会計、以上9件の歳入歳出決算の認定につきましては、全員異議なく認定すべきものと決しました。


 また、認定に当たっては、次の6項目の要望事項を付したことをあわせて報告いたします。


 1、厳しい経済状況ではあるが、収入未済の解消及び不納欠損処分に関しては、引き続き適正な処理を図り、今後とも収納率向上に努力されたい。


 2、国の緊急雇用を活用し30の事業を実施した。これらの事業を十分精査し、市民生活に必要な事業については継続して実施されたい。また、各種調査結果については、関係各課で連携と協調を図り、今後の施策に十分活用されたい。


 3、夕日ヶ丘地区においては、住宅用定期借地権制度の導入により順調に町並みが形成されつつあるが、利便施設の誘致を図るなどにより、本来の目的である分譲の促進にも努力されたい。


 4、下水道事業の開始以来、供用区域における未接続世帯数は増加している。アンケート調査結果をよく分析し、未接続世帯の解消に向けて努められたい。


 5、生ごみの堆肥化など減量を推進するため協力世帯の拡大を図る一方、堆肥の利活用について関係各課と連携を図り、対策を検討されたい。


 6、昨今の社会情勢により生活保護世帯は多種多様な要因をもって増加傾向にあるが、担当者のスキルアップを図るとともに、過重な負担にならないよう人員の配置に配慮されたい。


 以上で平成21年度決算審査特別委員会委員長報告を終わります。


○議長(松下 克君) 討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 松尾好行議員。


○17番(松尾好行君) おはようございます。日本共産党、松尾好行です。私は、ただいまありました平成21年度決算審査特別委員会報告のうち、議案第59号、平成21年度一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論いたします。


 平成21年度の一般会計で、本市は妊婦健診の助成回数の引き上げ、小・中学校耐震化工事の着手、保育所や公民館などの耐震診断実施、緊急雇用や緊急市道整備への思い切った税金投入など、多くの仕事を行ってきました。これらのことは大いに評価するものであります。


 しかし、この間も大問題になり、経営難から新たな税金投入まで必要となっている環日本海貨客船定期航路の運航支援で、韓国の一海運会社、DBS社に2,500万円余りの税金を投入した決算となっています。この問題については定岡議員が繰り返し言及してきましたから繰り返しませんが、市内では仕事がなく、ハローワーク通いの人がふえ続け、生活保護者もますますふえています。外需頼みでなく、住宅リフォーム助成制度の創設や荒廃地対策による雇用拡大など、今の市民生活を守る施策が切実な中、市民の貴重な税金の使い方として賛成できません。


 議案第59号、21年度境港市一般会計歳入歳出決算の認定に反対し、皆さんの御賛同をお願いし、討論を終わります。


○議長(松下 克君) 次に、定岡敏行議員。


○10番(定岡敏行君) 私は、ただいまの決算審査特別委員長報告のうち、市民の暮らしを守り、税金の使い方を正す、こういう立場から、議案第59号、平成21年度境港市一般会計の決算、議案第60号、平成21年度境港市国民健康保険費特別会計の決算、議案第65号、平成21年度境港市介護保険費特別会計の決算の、この3つの認定に反対をし、討論をいたします。


 議案第59号については、ただいま松尾議員から討論がありましたので省略をいたします。


 境港市は、平成21年度から平成23年度までの介護保険について、保険料段階及び保険料率をそれぞれ改定し、執行されました。議案第65号はその認定を求めるものですが、引き上げ額は、基準世帯で年8,400円、18%もの引き上げでした。3年間保険料を据え置いたこと、これまで6段階だった保険料区分を9段階にふやし、低所得者世帯の負担を軽減する努力は承知をしておりますけれども、厳しい市民生活が続く中、たとえ月200円でも300円でも負担がふえるということは、暮らしの困難を一層強いるものでした。


 国の決めた仕組みで、やむを得ないという議論がありますけれども、今、改めてその仕組みそのものが問われる事態となっています。介護を社会で支える介護の社会化をうたって創設をされ、10年を迎えた介護保険制度ですが、進む高齢化で介護を必要とする高齢者がふえる。費用はふえざるを得ないのに政府はそれを支える責任を果たそうとせず、社会保障費の削減に必死で、利用は抑制し、保険料は引き上げるばかりです。


 厚生労働省の最近の見直し案によれば、軽度なものを介護保険から外す、65歳以上の保険料を5,200円程度までアップをする、こんな動きであります。軽度と言われる高齢者でも、必要な介護を取り上げられれば症状が悪化をしたり、在宅生活が困難になる懸念があります。1カ月5,000円を超す保険料が少額の年金に頼る高齢者の負担の限度を超していることは明らかです。


 介護保険は、まさに保険あって介護なし、崩壊寸前と言ってよい状況にあります。制度と市民とのはざまにあって大変な御苦労をなさっている当局の方々を知らないわけではありませんけれども、こうした介護保険の制度欠陥をそのままに、保険料の負担ばかりがふえてゆくことを、とても容認はできません。議案第65号、平成21年度境港市介護保険費特別会計の決算認定に反対をいたします。


 議案第60号は、この介護保険料引き上げに伴い、国民健康保険税の介護納付金課税額の税率を引き上げたものであり、関連する決算として、この認定にも反対をいたします。


 議員の皆さんの御賛同をお願いし、討論を終わります。


○議長(松下 克君) 討論を終わります。


 採決いたします。


 ただいま討論のありました議案第59号、平成21年度境港市一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(松下 克君) 起立多数と認めます。よって、議案第59号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、議案第60号、平成21年度境港市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(松下 克君) 起立多数と認めます。よって、議案第60号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、議案第65号、平成21年度境港市介護保険費特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(松下 克君) 起立多数と認めます。よって、議案第65号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、ただいま認定いたしました案件を除く各議案については、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号、平成21年度境港市駐車場費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第62号、平成21年度境港市下水道事業費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第63号、平成21年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号、平成21年度境港市老人保健費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第66号、平成21年度境港市土地区画整理費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第67号、平成21年度境港市市場事業費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第68号、平成21年度境港市後期高齢者医療費特別会計歳入歳出決算の認定については、それぞれ認定することに決しました。





◎日程第5 報告第17号〜報告第21号・議案第73号〜議案第81号





○議長(松下 克君) 日程第5、報告第17号、議会の委任による専決処分の報告についてから、議案第81号、鳥取県西部広域行政管理組合の共同処理事務及び規約を変更する協議についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました報告並びに議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 報告第17号から報告第21号までの報告並びに議案第73号から議案第81号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 報告第17号から報告第21号までは、いずれも小学校の耐震補強及び大規模改造工事の契約変更についてであります。平成22年3月25日に議決をいただきました境小学校、余子小学校、上道小学校、外江小学校の耐震補強及び大規模改造工事並びに平成22年4月28日に議決をいただきました渡小学校の耐震補強及び大規模改造工事の請負契約につきまして、外壁改修工事の施工範囲の拡大等により工事費が増額しましたので、契約金額を変更いたしたものでございます。それぞれ法の定めるところにより専決処分いたしましたので、御報告いたすものであります。


 議案第73号は、固定資産評価審査委員会委員の渡邉俊裕氏が12月18日をもって任期満了となりますので、再び同氏を選任いたしたく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。


 議案第74号は、人権擁護委員の永見和子氏が平成23年3月31日をもって任期満了となりますので、再び同氏を推薦いたしたく、法の定めるところにより議会の意見を求めるものであります。


 議案第75号は、人権擁護委員の都田一郎氏が平成23年3月31日をもって任期満了となりますので、新たに小灘惠美子氏を推薦いたしたく、法の定めるところにより議会の意見を求めるものであります。


 よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。


 議案第76号は、一般会計の補正予算(第3号)であります。


 このたびの補正予算では、まず各費目の人件費におきまして職員の期末・勤勉手当を人事院の勧告を踏まえ減額するとともに、市長、副市長、教育長及び市議会議員につきましても期末手当を減額するなど、手当などを総額1,350万円余減額する一方、共済費については負担率の改正に伴い1,961万円余増額いたしております。


 人件費以外のその他の歳出について、主な内容を申し上げます。


 総務費におきましては、猛暑の影響で市庁舎の冷房稼働時間が増加したことなどに伴い、市庁舎の燃料費等を307万円余、夕日ヶ丘分譲地の定期借地契約の締結に伴い、境港市土地開発公社等から用地を取得するための経費1億535万円余などをそれぞれ増額。


 民生費におきましては、保育所が園の開放日等に行う地域子育て支援活動に必要な備品等の購入費用など598万円余、保護世帯の増加に伴う生活保護扶助費6,801万円余などをそれぞれ増額する一方、地域子育て支援センター職員の異動に伴う臨時職員の賃金234万円余を減額。


 衛生費におきましては、リサイクルセンター職員の異動に伴う代替臨時職員の賃金24万円余を増額。


 労働費におきましては、いずれも国の緊急雇用創出事業を活用し、新たな雇用を図るもので、高齢者の生活実態などを把握するために行うアンケート調査実施経費66万円余、本市観光のより一層の振興を図ることを目的として策定する境港市観光振興プランの策定経費552万円余をそれぞれ増額。


 商工費におきましては、韓国ドラマのロケ地となった水木しげるロードに案内看板を設置するための経費100万円などを増額。


 土木費におきましては、下水道事業費特別会計への繰出金603万円余などを増額。


 教育費におきましては、国の経済危機対応としての施策に歩調を合わせ、前倒しして行う第一中学校の耐震化や冷暖房設備改修などの整備費5億905万円、ガイナーレ鳥取の運営会社である株式会社SC鳥取への出資金200万円などをそれぞれ増額いたしております。


 歳入につきましては、歳出に伴う国・県支出金などを計上するほか、財源として繰越金と市債を増額いたしております。


 以上によりまして、歳入歳出それぞれ7億3,389万3,000円を増額し、予算総額を140億5,560万1,000円といたすものであります。


 また、第一中学校施設整備事業において工事の工期の関係から翌年度に予算を繰り越す必要があるため繰越明許費の設定と、市民会館や文化ホールなどの文化施設の指定管理者の指定に伴う管理委託について債務負担行為の補正措置をあわせて行っております。


 議案第77号は、下水道事業費特別会計の補正予算(第2号)でありまして、職員の異動等に伴う人件費のほか、本年度に納付する消費税額の確定に伴う公課費の増加により、歳入歳出それぞれ592万3,000円を増額し、予算総額を20億7,556万4,000円といたすものであります。


 議案第78号は、境港市特別医療費助成条例の一部改正で、子育てに係る経済的負担を軽減するため、鳥取県と協調し、来年度から子供の医療費助成の対象年齢を小学校就学前までから中学校卒業までに拡充するものなどであります。


 議案第79号は、境港市営住宅条例の一部改正で、新たに渡団地及び外江団地の駐車場を整備し有料化するほか、市営住宅駐車場の使用料の滞納者に督促状を送付した場合、督促手数料を徴収することとするものであります。


 議案第80号は、境港市民会館、境港市文化ホール及び海とくらしの史料館の指定管理者として引き続き財団法人境港市文化福祉財団を指定いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。


 議案第81号は、鳥取県西部広域行政管理組合で共同処理しておりますふるさと市町村圏計画及びふるさと振興基金を本年度をもって廃止し、あわせて広域観光の開発及び振興に関する事務を廃止することに伴い、組合規約の一部を変更する協議を関係市町村で行うことについて、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。


 以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明しました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(松下 克君) お諮りします。ただいま一括上程いたしました案件中、議案第73号から議案第75号までについては即決といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号から議案第75号までは即決といたします。


 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。


                 〔質疑なし〕


○議長(松下 克君) 質疑を終わります。


 討論を省略し、採決いたします。


 議案第73号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号は、原案のとおり同意することに決しました。


 次に、議案第74号、人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。


 次に、議案第75号、人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松下 克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。


 次に、ただいま可決いたしました議案を除く各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますので、その際といたします。





◎散  会(10時52分)





○議長(松下 克君) 以上で本日の日程は議了いたしました。


 9日から12日までは休会とし、次の本会議は12月13日午前10時に開きます。


 本日はこれをもって散会といたします。





  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員