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鳥取県 境港市

平成22年第1回定例会(第2号 3月10日)




平成22年第1回定例会(第2号 3月10日)





3月定例会





    第1回 境港市議会(定例会)会議録(第2号)





 
平成22年3月10日(水曜日)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 一般質問





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員 (16名)


    1番  松 下   克 君      2番  岡 空 研 二 君


    3番  柊   康 弘 君      5番  竹 安   徹 君


    6番  佐名木 知 信 君      7番  松 本   熙 君


    8番  平 松 謙 治 君      9番  荒 井 秀 行 君


    10番  定 岡 敏 行 君      11番  米 村 一 三 君


    12番  南 條 可代子 君      13番  永 井   章 君


    14番  浜 田 一 哉 君      15番  田 口 俊 介 君


    16番  景 山   憲 君      17番  松 尾 好 行 君





 欠席議員


    な し





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長  安 倍 和 海 君


教  育  長  根 平 雄一郎 君     総 務 部 長  景 山 久 則 君


市民生活部長   荒 井 祐 二 君     産業環境部長   山 本   修 君


建 設 部 長  佐々木 篤 志 君     総務部次長    角   俊一郎 君


産業環境部次長  阿 部   裕 君     建設部次長    門 脇 俊 史 君


教育委員会事務局次長


         下 坂 鉄 雄 君     秘 書 課 長  佐々木 史 郎 君


財 政 課 長  築 谷 俊 三 君     地域振興課長   寺 澤 敬 人 君


環境防災課長   藤 川 順 一 君     貿易観光課長   伊 達 憲太郎 君


商工農政課長   木 下 泰 之 君     水 産 課 長  足 立 明 彦 君


管 理 課 長  岡 嶋 利 行 君     生涯学習課長   川 端   豊 君


                       選挙管理委員会事務局長


教育総務課主査  坂 井 敏 明 君              門 脇 重 仁 君


監査委員事務局主幹


         木 村 晋 一 君





事務局出席職員職氏名


局     長  洋 谷 英 之 君     議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君


議事係主任    片 岡 みゆき 君





◎開  議(10時00分)





○議長(松下 克君) これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(松下 克君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、平松謙治議員、柊康弘議員を指名いたします。





◎日程第2 一般質問





○議長(松下 克君) 日程第2、一般質問に入ります。


 初めに、代表質問を行います。


 港みらい代表、佐名木知信議員。


○6番(佐名木知信君) おはようございます。


 会派港みらいの佐名木知信でございます。さきの2月市議会議員選挙におきまして、市民の皆様の御審判を仰ぎ議席をいただきました。この任期4年間、市議会議員の一人として市政発展のため全力投球をいたす所存でございます。議員諸兄、中村市長を初め市執行部の皆様には御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


 このたび私たちは、目まぐるしく変化する社会情勢に対して、市民の声を速やかに市政に反映させ、市民に正確に情報を伝える、議員による政策の提案ができる政策集団となることを機軸にした会派港みらいを結成いたしました。港みらいは大きな視野から次世代につながる政策を提案し、市民の皆様とともに境港の輝かしい未来を願って命名をいたしました。市執行部の皆様には、御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。


 それでは、通告に従いまして代表質問をいたします。


 最初に、環日本海オアシス都市実現について質問いたします。


 中村市長は、平成22年度施政方針の中で、本市の将来都市像としまして環日本海オアシス都市を掲げておられます。昨年は韓国、ロシア、境港を結ぶ環日本海定期貨客船が就航し、また米子空港の滑走路も2,500メートル化となりました。これはまさにこれまでの市長を初め市執行部の皆様、並びに経済界や地域の皆様の熱意と御尽力に敬意を表するものであります。


 また、中海圏域定住自立圏共生ビジョン(案)の中にも、この位置づけが明確になっております。今後、このビジョンの実現に向けてどのようなスケジュールになっているのか、お伺いいたします。


 次に、境港リサイクルポートについて質問いたします。


 平成21年に境港リサイクルポート準備協議会が発足し、過去3回の会議が開催されています。メンバーは、境港管理組合を事務局とし、有識者4名、経済団体3名、民間企業9名、公共機関9名で構成されています。この協議会では、メリット、デメリット、問題点、今後の課題などが議論されているようです。


 境港は現在、境港、米子を中心に環境関係企業が数社立地し、全国的にもエコタウンやリサイクルポート指定を受けていない地域としては、静脈産業が盛んに行われている珍しい地域であります。特に王子製紙米子工場は全国を代表するエコ工場であり、ボイラー燃料をRPFや廃タイヤで補っています。前述の環境関連企業との相関関係で、理想的な循環型リサイクル社会を構築していると言えるでありましょう。


 また、現状で境港、米子地区でのリサイクル資源の取り扱い数量は約10万トンであります。さらに、隣県の松江地区も含めますとその規模は全国区並みと言え、大いなる可能性を秘めています。


 しかし、このように旺盛な状況下である割にインフラや制度などが整っていないのが現状であります。今回のテールである船を使った物流も、全体の10%程度、約1万トンにすぎず、ほとんどがトラック輸送されています。ちなみに、前述の協議会ではポート指定を受けて船輸送の体制が整備された場合、取扱高が2倍程度にふえると予想されています。


 さきに述べましたように、境港における企業立地状況や循環リサイクルのシステムなどをかんがみますと、全国でも有数の環境ビジネスエリアとなり得る可能性を秘めています。このことから、鳥取県が標榜する環境立県にかなうのではないでしょうか。また今後、重要港湾、国際貿易港として地域経済と生活を支える大きな役割を果たし、中海圏域4市1町の中でリーダーシップを発揮するためにも、港湾の有効活用や仕事をふやした上での企業誘致が必要不可欠であると考えます。本市としましての境港リサイクルポートに対する今後の取り組み方や考え方をお伺いいたします。


 次に、観光振興について質問いたします。


 私は、さきの12月議会におきまして、水木しげるロードのバリアフリー化整備事業に関する質問をいたしました。市長の答弁によりますと、早速整備事業をできることから実施されるとの力強いお言葉をいただきました。つきましては、今後関係各課、水木しげるロード振興会や障がい者支援団体等と連携を密にし、具体的かつ実効性のある実施計画を策定し、ロード周辺の方はもとより、外部の方にもすべての人に優しい観光地としての情報を発信すべきだと考えます。本市の今後の取り組み状況及び市長のお考えをお聞かせください。


 次に、水産振興について質問いたします。


 去る3月1日に、境港産生鮮本マグロのよさを首都圏などの都市部でもっと認知及び消費してもらおうと、地元水産関係者や県、市、商工会議所、観光協会、水産試験場、金融機関など18者で構成され、官民一体となったPR活動を大々的に展開する組織、境港産天然本マグロPR推進協議会が設立されました。これについて、本市の具体的なかかわり方を伺います。


 また、もう一方では2008年より境港産本マグロの一層の活用、ブランド化を目指し、境港マグロ高付加価値化研究会が発足されております。これまで境港産本マグロは、品質などの面で他産地のマグロと比べて評価がやや低く、大量、集中水揚げによる単価の下落などの課題が上げられていました。このため、昨年漁期には冷凍化試験にも取り組まれております。


 そこで、これらの生マグロ、冷凍マグロのPRをリンクさせ、消費拡大、特産化、地域振興に結びつけるべきだと考えますが、市長のお考えをお聞かせください。


 次に、農業振興について質問いたします。


 長い間懸案となっておりました遊休農地の問題は徐々に対策が打たれ、解消の方向に進んできているように思います。今後とも引き続き取り組まれるようお願いいたします。


 22年度より新規事業としまして稲作作業委託事業とありますが、遊休水田を利用して学校給食米を55アールの水田で試験栽培を行うとのことです。これはどの程度の収穫を見込み、今後その計画をどのように展開されるのかお伺いいたします。


 また、伯州綿が21年度から1ヘクタールの畑で栽培されましたが、その収穫量と販売ルート、価格はどのような結果であったかお伺いいたします。


 次に、海とくらしの史料館について質問いたします。


 昨年12月議会におきまして、海とくらしの史料館についての質問の中で、リュウグウノツカイの剥製に関してお聞きいたしました。教育長のお答えでは、この魚は学術的な観点からも非常に貴重であり、学習効果も期待され、1年間は集客増を望めるとのことでした。しかしながら、最近のニュースを見ますと、日本海側にこの珍しいと言われる深海魚リュウグウノツカイが何匹か捕獲されているようです。ましてや本市が冷凍保管しているリュウグウノツカイは残念ながら捕獲時の状態が悪く、製作費も200万円近く余計にかかると聞いております。22年度予算に480万円余の製作費を計上しておられますが、前述のような現状を踏まえ、この剥製製作を考え直されてはいかがかと思います。このことに関しましてどのようにお考えでしょうか、教育長にお伺いいたします。


 次に、夕日ヶ丘団地の分譲について質問いたします。


 昨今の景気の低迷により、夕日ヶ丘団地の販売につきましては20年度以降の販売実績がなく、販売予定区画数446区画に対し157区画が販売されるにとどまり、279区画が未分譲となっています。しかし、昨年6月から新たに施行された定期借地権制度により、10件の契約が成立しております。つきましては、今後の具体的な販売計画についてお聞かせください。


 また、肥料工場跡地に墓地を併設した公園について、自治会説明会やパブリックコメントを実施したとありますが、その内容をお示しください。


 次に、職員の定数管理と非正規職員の処遇について質問いたします。


 各自治体におきましては、職員定数管理と行財政改革を推し進める中、正職員数を抑え込み、不足する仕事を非正規職員で補っているのが実情であります。これは我が境港市役所においても例外ではありません。確かに経費削減のため職員数を抑え、給与カットを実施することが即効性のある手段だと思います。もちろん労働組合の理解も必要であります。しかし、賃金カットを長期化することにより最も懸念されることは、じわじわと慢性的に職員のやる気や士気が低下することであります。


 そこで、賃金テーブルの見直しや人事評価制度の導入、及び適当な時期での賃金カットについて検討が必要だと考えます。それについて、2点質問いたします。


 1、正職員の継続的賃金カットとはいつまで続けられるのか、お伺いいたします。


 2、現在、職員の人事評価はどのような方法で行われているのか、お伺いいたします。


 次に、教育関連施設について質問いたします。


 21年度補正予算、22年度予算の教育関連施設改修等に多額の予算が組み込まれております。小学校6校の耐震、第二中学校の改築工事など実施段階に入ってまいりました。さらに、学校の給食センター建設に向けても検討段階に入っています。また、既に実施済みの誠道小学校以外の6校と第一中学校の校庭の芝生化につきましても予算計上されております。このように、学校現場におきましては施設、環境整備事業がメジロ押しの状況であります。


 その中で、校庭の芝生化についてお尋ねいたします。芝生化において、学校と地域の連携など期待される効果、並びに今後の維持管理を継続される上で各校の対応は把握されているのでしょうか、教育長にお伺いいたします。


 次に、成人式のあり方について質問いたします。


 毎年恒例の本市の成人式が、ことし1月10日に開催されました。会場となった文化ホールは、華やかな振りそで姿やりりしく初々しいスーツ姿の新成人の皆さんで大変な盛況ぶりでした。この中で、何点か気づいたことを申し上げます。


 まずは開催時期につきまして、数名の保護者の方とお話をする機会があり、この年代の半分以上は進学などで県外在住であり、年末から正月にかけて帰省し、再び成人式のために帰省しないといけないので交通費も大変な負担です。何とかお正月に開催してもらえないかとのことでした。出席率も約75%と悪くはないとは思いますが、交通費などの負担を考慮しながら、より多くの皆さんに出席していただくためにも正月開催も検討すべきであります。


 また、来賓紹介において、30名以上の名前を一方ずつ読み上げ、さらにそれぞれの方があいさつをされ10分以上もの時間を費やしましたが、もう少し時間を短縮する工夫はできないものでしょうか。


 最後に、毎年行われる講演やアトラクションについて、どのようなコンセプトをお持ちでしょうか。


 境港市の魅力を積極的に伝え、地元で働くことのすばらしさや喜びを理解してもらうことが若者の都市部への流出を防ぎ、定住人口の増加のための施策として必要であると考えます。これらについてのお考えをお伺いいたします。


 なお、同僚の永井章議員より農業振興及び教育関連施設について、荒井秀行議員より環日本海オアシス都市及び夕日ヶ丘団地の分譲、職員の定数管理と非正規職員の処遇について関連質問をいたします。


 私の壇上からの質問は以上でございます。ありがとうございました。


○議長(松下 克君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 佐名木議員の港みらい代表質問にお答えをいたします。


 初めに、環日本海オアシス都市の実現についてでありますが、中海圏域定住自立圏共生ビジョンの実現に向けて、どのようなスケジュールになっているかということであります。


 中海圏域定住自立圏共生ビジョン(案)につきましては、現在パブリックコメントを実施をいたしまして広く意見を募集しているところであります。また、来週には商工会議所や観光協会などの民間団体と懇談会を開催いたしまして、意見をいただくこととしております。これらの意見などを盛り込みながら、今月末に開催されます中海市長会で決定をすることとしております。


 御質問にありますビジョンの中で、環日本海オアシス都市にもつながる北東アジアに向けたゲートウェイに関する取り組みといたしましては、環日本海定期貨客船の安定運航に向けた支援を掲げておりまして、中海圏域の産業の活性化や外国人観光客の誘客を促進するために、本市を初めとする4市1町で貨客船の初動3年間の運航経費を助成する環日本海経済活動促進協議会へ支援するものでございます。


 次に、リサイクルポートに対する今後の取り組みや考え方についてのお尋ねでございます。


 港湾の整備に関しましては、国による新規事業の採択に当たり、全国に103港あります重要港湾のうちから、約40港の重点港湾に絞られるという方針が示されたところであります。このような大変厳しい状況の中で、指定に向けて境港は是が非でも選定されるよう、現在積極的に国等へ要望活動を続けているところであります。


 また、境港リサイクルポートの取り組みにつきましても、これまでも港湾の整備事業としてリサイクル産業発展のために鳥取県、境港管理組合と連携をして国に対して要望を実施しているところであります。


 このたびの境港リサイクルポート準備協議会につきましては、事務局が境港管理組合に置かれ、昨年7月30日に第1回の会議が開かれて以来、先月の2月23日までに3回の会議が開催されております。この準備協議会は、境港のリサイクルポートのあり方の検討、またリサイクルポート指定に向けて調査研究、そして境港静脈物流拠点計画(案)でありますが、これを策定するために設置されたものであります。有識者、経済団体、リサイクル企業関係者、地方公共団体などで構成をされております。本市からは2名メンバーに入っておりまして、経済交流、港湾整備の役割、そういった形で参画をしております。


 また、2月末から3月の初めにかけまして、境港管理組合と一緒に市内の竹内団地の主な食品加工、販売業の事業所10数社を訪問いたしまして、このたびの境港リサイクルポート準備協議会の役割、リサイクルポート指定に向けての活動内容や今後の申請までの計画を説明してまいりました。その際の企業や事業所からの意見をお伺いいたしますと、おおむね今回の境港リサイクルポート指定構想の趣旨につきましては御理解をいただいたところであります。今後は境港管理組合において、境港リサイクルポート指定に向けての取り組みや、またこれから設置が予定されております境港リサイクルポート推進協議会、これは仮称でありますが、これに対して本市といたしましても事業の実施に向けて積極的に参画してまいりたい、このように考えております。


 次に、観光振興についてであります。


 水木しげるロードのバリアフリー化について、本市の今後の取り組み状況及び市長はどういう考えを持っておるかということであります。


 歩道の段差解消につきましては、水木しげるロード振興会が実施されましたモデル調査で報告のあった箇所を優先的に実施するように考えております。


 また、ユニバーサルデザインにかなった点字ブロックの整備につきましては、水木しげるロードの下水道工事に平成22年度から着手してまいりますので、この下水道工事にあわせて境港市身体障害者福祉協会や水木しげるロード振興会を初めとする関係者の皆様方の御意見を伺いながら取り組んでいきたいと考えております。


 次に、水産振興について2点お尋ねでございます。


 初めに、境港天然本マグロPR推進協議会への市のかかわり方はどうなっておるかというお尋ねであります。


 境港天然本マグロPR推進協議会につきましては、佐名木議員がおっしゃるとおり地元水産業界を初めとした17団体、18名の委員で構成されており、市からも水産課長が委員の一人として参画し、PR推進にかかわっております。事務局にも県、市の担当者が参加をいたしまして、山陰旋網漁業協同組合とともに協議会の運営に当たっております。


 また、平成22年度当初予算に境港地域資源活用推進事業として、全体事業費170万円のうち県、市ともに50万円計上しているところであります。


 先日開催されました協議会におきましては、商標デザインの一般公募、商標登録、商標を活用したPR資材の作成及び配布を通じて、天然、近海、生、これをキーワードとした境港天然本マグロを県内外へPRしていくことが決定されたと伺っております。市といたしましても、業界と協力し広く市の商標を生かしたPR活動を推進していく考えであります。


 2つ目の生マグロ、冷凍マグロのPRをリンクさせ、消費拡大、特産化、地域振興に結びつけるべきだと考えるがどうかということであります。


 まず、境港マグロ高付加価値化研究会が取り組まれたマグロの冷凍化試験でございますが、これは夏場に大量に水揚げされる本マグロの集中出荷による値崩れを防止するとともに、通年出荷を可能とする取り組みとして以前から要望のあったものであります。初めての試みということもあり、地元の消費者、関東、関西の量販店、築地市場からは品質、価格ともに評価はまちまちだったと、このように伺っております。


 今回の評価を受けまして、研究会では冷凍化における問題点の把握、他の大型魚類への波及効果等も視野に入れて、今後もマグロ冷凍化試験を継続されると伺っております。


 市といたしましても、今後事業計画がまとまり次第、支援させていただきたいと考えておりまして、冷凍化試験の成功と新たな特産品の誕生に期待をしているところであります。先ほど申し上げました境港天然本マグロPR推進協議会の取り組みとマグロ高付加価値化研究会の取り組みが両輪となって、境港産本マグロの消費拡大、特産品化、地域振興が推進されるのではないか、このように考えております。


 次に、農業問題についてでありますが、遊休水田を利用して学校給食米を55アールの水田で試験栽培するが、どの程度の収穫を見込み、その後の計画はどういう考え方でおるかということであります。


 収穫量につきましては、鳥取西部農協弓浜センターに問い合わせましたところ、境港市内の水田では10アール当たりの収穫量は400キログラム程度とお聞きしましたが、遊休水田を使用することから、手堅く見積もりまして10アール当たりの収穫量を350キログラムで見込んでおります。この試験栽培での収穫量は約2,000キログラム、おおむね3回分の学校給食米に相当するものであります。


 今後につきましては、試験栽培の結果や関係者の意見も伺いながら検討してまいりますが、遊休農地の解消に向けて米以外の農作物につきましても地元で消費できるような方策を考えていきたいと考えております。


 2つ目に、伯州綿についてのお尋ねであります。


 平成21年度の収穫量と販売ルート、価格はどのような結果であったのかということであります。


 伯州綿の栽培につきましては、20年度に試験栽培を行い、21年度から国のふるさと雇用再生特別交付金を活用いたしまして本格的に栽培に取り組んでいるところであります。


 今年度の収穫量につきましては、天候不順による日照不足の影響等もございまして、当初の目標でありました1,000キログラムには及ばず、660キログラムという結果でありました。


 販売ルートにつきましては、20年度は製綿状態で布団店に販売いたしましたが、今年度収穫した綿につきましては紡績糸に加工した上で、需要が見込まれる赤ちゃん、子供向けの肌着やタオル、タオルマフラー、Tシャツ、靴下など幅広く商品を試作することとしておりまして、販売の可能性について引き続き探ることとしているところであります。


 次に、夕日ヶ丘団地の分譲についてのお尋ねでございます。


 昨今の景気低迷により平成20年度以降の販売実績はなく、279区画が未分譲である。昨年6月から定期借地制度で10件の契約が成立しているが、今後の具体的な販売計画はどうなっておるかということであります。


 昨年6月から開始しました定期借地制度は、案内チラシの集合住宅へのポスティングや住宅メーカーへの働きかけなどさまざまな方法により周知に努めておりまして、景気低迷などで住宅建築が落ち込む中、多くの問い合わせ等をいただいております。


 実績といたしましては、現在10名の方と契約を締結しております。また、申し込みや商談中が10区画以上あります。契約に向けて協議を進めているところでありますが、さらに契約件数がふえていくものと考えております。


 今後の販売計画についてでありますが、民有地との価格差が大きいことから、販売については依然難しい状況であります。引き続き定期借地制度を中心とした分譲計画を継続してまいりたい、このように考えております。


 次に、肥料工場跡地に墓地を併設した公園について、自治会説明やパブリックコメントの内容を示せということでございます。


 昨年の11月からことしの2月にかけまして、夕日ヶ丘団地の1丁目、2丁目、県営住宅団地自治会の3つの自治会を対象に説明会を実施をいたしました。その中でいただいた御意見は、墓地が見えるのは余りいい気持ちではない。墓地は当初計画では浄化センターの南側に造成されることとなっていたが、どうして変更になったのか。閉鎖的にならない施設にしてほしい。大きな公園が併設され、あの場所が整備されることに賛成だなどなどでございましたが、おおむね計画に同意が得られたものと、このように思っております。


 また、1月25日から2月24日までに実施いたしましたパブリックコメントでは1件の意見がございまして、夕日ヶ丘は遠くなる、近くの中央墓苑をお骨なしでも分譲してほしいという内容のものがございました。


 次に、職員の定数管理と非正規職員の処遇についてのお尋ねであります。


 正職員の継続的賃金カットはいつまで続けるのかということであります。


 職員の給与カットにつきましては、行財政改革の一環として平成15年度から3カ年、その後18年度から毎年職員組合との合意に基づき実施してまいりました。この間、人事院勧告による給与水準の引き下げなどもございまして、カット率の緩和も行いながら縮減に努めておりますが、リーマンショック以降依然として厳しい経済状況の中、今日に至っているわけであります。平成23年度以降につきましては、本市の財政状況、人事院勧告、他市の状況等を見ながら職員組合と十分に協議を行い、判断する考えであります。


 2つ目に、職員の人事評価はどのように行っているかということであります。


 職員の人事評価につきましては、平成17年9月から試行を始め、平成21年から様式等を改めて全職員を対象に試行を重ねているところであります。


 人事評価の手法につきましては、上司が部下を評価することはもちろん、部下が上司を評価する補助評定も取り入れ、公正かつ適正な評価を心がけているところであります。今後も国の人事評価制度等を参考にしながら、本格実施ができるよう努めていきたいと考えております。


 成人式のあり方につきましては、教育長の方から答弁をさせていただきます。以上であります。


○議長(松下 克君) 教育長の答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 港みらい代表の佐名木議員の御質問にお答えいたします。


 まず、海とくらしの史料館について、リュウグウノツカイの剥製の製作についてお尋ねでございます。


 昨年11月に境水道で捕獲されたリュウグウノツカイは、現在市内の水産会社の御厚意により冷凍保存をしていただいております。昨年からことしにかけて全国的に例年より多くのリュウグウノツカイが捕獲されておりますが、全国的に見てもリュウグウノツカイの標本は数が少なく、一般の方々の目に触れる機会は余りないと思っております。


 体調4.3メートルのこのリュウグウノツカイは、頭部やひれ部分の補修費がかかりますが、4メートルを超える標本は全国的にも珍しく、剥製標本の学術的価値も高いとの評価を鳥取県立博物館からいただいており、また近海の境水道で捕獲されたということもアピールポイントになることから、剥製として海とくらしの史料館に展示したいと考えております。


 次に、教育関連施設について、校庭の芝生化について期待される効果、維持管理を継続する上での各校の対応はどうかとお尋ねでございます。


 校庭の芝生化の効果につきましては、外遊びがふえることによる健康増進、飛砂防止、夏場の気温上昇抑制、除草作業の負担軽減等のほか、既に実施している誠道小学校では走力の向上も効果として出ております。


 維持管理を継続する上での各校の対応につきましては、先月各校のPTA会長等にお集まりいただき、来年度実施に向けての具体的な協議をさせていただいたところでありますが、各校とも実施に向け御準備いただいていると考えております。


 次に、成人式のあり方について何点かお尋ねでございます。


 まず、開会の時期について、より多くの皆さんに出席していただき、交通費などの負担を考慮すれば正月開催も検討すべきではないかということでございます。


 開会の時期につきましては、平成8年度までは8月15日、平成9年度から1月15日となり、平成11年度から現行の成人の日の前日の日曜日に開催しております。今年度の出席率は76%であり、この10年間で最も高い出席率となっております。


 平成13年度及び14年度に成人対象者に実施したアンケートでは、正月三が日よりも成人の日の前日を希望する割合が高いという結果が出ておりますが、今後は成人対象者だけでなく保護者にもアンケートをとるなど幅広く意見を聞き、検討する必要があると考えております。


 次に、来賓紹介に10分以上もの時間を費やしたが、もう少し時間を短縮する工夫はできないものかとお尋ねでございます。


 来賓につきましては、鳥取県選出の国会議員、本市選出の鳥取県議会議員、市議会議員、市内小・中学校長、教育委員などに御案内し、約40名の方に出席していただいております。新しく投票権を得られた新成人の皆さんに選挙への関心を持ってもらうためにも、議員の皆さんのお顔を知っていただくこと、またお世話になった先生方がお祝いに駆けつけてくださったことなども含め、現在はお一人ずつのお名前を読み上げて来賓の御紹介をしているところでございます。


 最後に、毎年行われる講演やアトラクションについて、どのようなコンセプトをお持ちかということでお尋ねでございます。


 アトラクションにつきましては、新成人の方に先輩から後輩へのメッセージを伝えたり、境港の魅力やすばらしさを十分に知っていただけるよう、地元出身でありさまざまな分野で御活躍されている皆さんの御講演や、地元で熱心な活動を続けている団体のわざの披露などを毎年企画しておるところでございます。


 そして新成人がふるさと境港に誇りを持ち、夢と希望にあふれる行動力を持ってこれからの本市の発展の一翼を担われることを期待しておるところでございます。以上でございます。


○議長(松下 克君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 御答弁ありがとうございました。


 まず、境港リサイクルポートについて重ねて質問いたします。


 鳥取県、平井知事もこのリサイクルポートについては非常に積極的な姿勢を示されておられます。そこで、この境港というところが漁港、貿易港、商港、それから今の定期貨客船の着く港、それからもう一つ、エコポートとしての機能を備えるということになりますと、4つ5つの混在する性質の違った港となり得るわけでございますが、ほかの機能、ほかの種類の港とのすみ分けというところを管理組合だけじゃなくてこの境港市も声を上げていかないといけないというふうに思いますけども、そこら辺のことをもう少しお聞きしたいというふうに思います。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) まさに佐名木議員がおっしゃるように、境港の港というのはいろんな顔を持っているというか、それは全く認識は同じであります。


 リサイクルポートも、今、答弁申し上げましたけども、鳥取県そして管理組合、市挙げてこれまでにも積極的にこの指定あるいは岸壁の整備に向けて、国に対しても要望活動を行ってきたところであります。昨日も県知事の方から、この港のことについて積極的な整備に向けての答弁があったようであります。もう一つのエコポートというものにも向けて、まさに鳥取県、そして管理組合、行政、そして民間の経済界の方々挙げて、この港を活用してこの地域は発展していく。この方向性はこれまで市が掲げてきております環日本海オアシス都市、この方向性と全く軌を一にするものであります。間違いではない、その方向でしかさらなる発展はないというぐあいに思っておりますので、今申し上げたような形で一生懸命に取り組んでいく必要がある、このように思っております。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 市長の力強い御答弁、御意思を伺いました。ありがとうございます。


 この港のすみ分けも一つなんですけども、リサイクルポート、この実現に当たりまして、既存の企業ございますけども、ここら辺の公共バースの利用ということを進める上で、透明性を高めたり安心安全ということで進んでいくんだろうというふうに思いますが、まず本市としましてここら辺の安全面の確保、それからこういった公害問題、それから市民理解といったところにどのように取り組まれるかということをお聞きいたします。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) リサイクルポートの指定に向けましては、いろんな問題がないわけではない、御指摘のとおりであります。


 先ほど答弁で申し上げましたように、竹内工業団地の中には食品加工業、そういったものもたくさん立地をしておりまして、こういったリサイクルポートの指定に当たっては企業を回らせていただいて、管理組合と一緒になって、おおむねリサイクルポートを進めるべしと、そういうような御理解をいただいたというぐあいに思っております。市民の皆さんに対してもそういった活動について広報していく、そういったことは必要であると思います。


 このリサイクルポート、全国で21港指定をされておりますが、日本海側でも指定港があるようでありますけども、舞鶴からこちらの日本海側についてはまだ指定港がないということでありますので、地図的なものも考えて発展性が十分見込める、このように思っていますので、ぜひそういった指定を受けるべく、これまでと同様に取り組んでいきたいと思っております。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 先ほど申されましたように日本海側ということで、私、先進地事例ということで酒田港の方に去年視察に行ってまいりました。そこで本当に官民一体となった取り組みということで成功事例として挙がって、よく知っておられると思いますけども、ここら辺の能代、酒田、それから姫川、舞鶴、ぽんと飛んで北九州、先ほど市長がおっしゃったとおりでございますけども、本当にここら辺の、この境港というところがその拠点となり得る可能性が高いというふうに見ております。現代版北前船構想ということもこの日本海側のそういった港で構想としてあります。そういったような今後ネットワーク化に向けてどのようにお考えでしょうか、お聞きいたします。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 過去にはこの日本海側の港同士のネットワークを結ぼうということで、ちょっと今名称を忘れましたが、そういった協議会のようなものがたしかあったと思うんですが、今は活動をほとんど、休止状態になっているのではないかと思いますが、改めてこれからは日本海側の時代ということでありますから、対岸諸国に向けたそういった動きでのネットワーク、今の静脈産業を育成するリサイクルポートを盛んにしていく。そういった観点からも、日本海側のそういった港の動きをよくよく注視して、そういった必要性は私も認識しておりますので、よく注視してまいりたいと思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) それでは、よろしくお願いいたします。


 続きまして、観光振興についてお聞きいたします。


 水木しげるロードのバリアフリー化整備事業ということで、下水道整備にあわせた事業ということに効率の面からもそういった方向で進めるということでございました。22年度から始まるこの下水道整備なんですけども、そこら辺の住民への説明といいますか、ロードのその周辺の人たちへの説明というのはどういうふうになっておるのでしょうか、お聞かせください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君) 市長にかわりまして答弁させていただきます。


 普通、一般的に、下水道工事が入る前には一応その該当の地区の方にお集まりいただいて地区住民説明会をさせていただいておりまして、汚水管の布設とか実施予定時期とかその受益者負担金、使用料等についての大まかな説明をさせていただいております。それから、今度は工事に入る前に一応工事説明会ということで工期とか着手、またその交通規制等についての御説明させていただいております。


 ただ、水木しげるロードに関しては観光客の方も非常に多く来られますし、店の営業とかもありますので、一応特に最初の説明会は19年の2月にさせていただきまして、その地区の方を対象に、ただ、水木ロードにつきましては去年の6月に水木ロードの振興会、会長、副会長さんとか本町とか松ケ枝町とか自治会長さんにお集まりいただきまして、その工事概要とかそういうような説明をさせていただいています。ですから今度工事が始まる前には、その工期とかそういうようなのはまた御説明をさせていただく予定にしております。


 それで今度大正町、まだこれは事業認可の区域拡大になってませんけども、大正川の西側につきましては、それが認可区域の拡大の認可を受けましたらことしの5月ごろからでもまたその説明に入っていきたいと思っております。以上です。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 昨年の12月に市長の御答弁で実施されるということで、マスコミにも取り上げられて地元の皆さん非常に期待しておられますし、また障がい者の支援団体の皆さんもこれは非常にいいことだと。人に優しい観光地としての取り組みということで、非常にいいことだということで言われておりますけども、そこら辺の整備計画というところをここに本文にも書きましたように、言いましたように皆さんに早く周知していただいて、22年度にはこことここ、下水道整備計画、これによりバリアフリー化がこうなります、23年度にはこうなります、24年度にはこうなります、そういったものを明確に示していただきたいということで、まだロードも空き地がありますし、そこら辺でここに下水道計画が来るならここに目がけて飲食店を開業しようかとかいう考え方もありますので、またそういったところをどういったタイミングで計画を言われるのかなということをちょっとお聞きします。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君) 年度別の水木しげるロードの説明会につきましては、昨年の6月の段階では一応大まかな工事区分、ここからここまではいつやりますよということは御説明させていただいております。ですから、今後それにつきましては今度はバリアフリー、点字ブロックの解消とか、それらも下水道工事にあわせて実施したいと思っています。その際には振興協会とかその関係者の方々と協議して、これはいつどういうふうにしてやるかというをまた決めさせてもらって、周知徹底していきたいと思っております。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) わかりました。よろしくお願いします。


 その中で、当然下水道整備計画の中に松ケ枝町、これ23年度の計画になっておりますでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君) 松ケ枝町は23年度です。


○議長(松下 克君) 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) そうしますと、当然松ケ枝町には本市の公衆トイレがあります。これ23年度ということは、もうあのトイレをどうするかというような考えもお持ちだというふうに思いますけども、こういった23年度ということはもう実施設計にトイレの方も入るような段階ではないんでしょうか、そこら辺をちょっとお聞かせください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君) 22年度にその設置場所、設置規模、どれぐらいのトイレを設置するのか、それらを市の方でちょっと検討させていただきまして、それを今度は振興会の方、あるいは関係者のどういうバリアフリー化というですか、ユニバーサルデザイン導入とか、それらを詰めまして、23年度に実施設計、そして工事ということに計画しております。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) ロードのトイレについて、どういうようなお考えでございますでしょうか、そこだけをお聞かせください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君) まず一番問題になるのが、その場所をどこにするか、設置場所。一応、今一つの案を持っていますのは、大正川にできるかできないか、その辺が問題になります。あと、それで普通の土地、民地の場合はその購入可能か、そういう場所があるかどうか。余り水木しげるロードから離れてはいけませんし、その辺と、あと今度幾つトイレを設置するか。余り少なくてもいけませんし、その辺の幾らぐらいトイレ設置するのが一番いいのかというのも検討していきたいと考えています。その2つが一番大きな問題になろうかと思っています。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) それをぜひ下水道課、管理課、貿易観光課、地域振興課、福祉課、いろんな関連各課と連携をしながら、そしてまた民間の皆さんと連携をしながらこういった計画を策定していただきたい。とかく行政だけで考えてしまいますと、平日はこれで足りるんじゃないかとか、いっぱいになるのは繁忙期だけじゃないかとかというような偏った考えにもなりかねません。


 そこで、しっかりとその整備計画も含めた、トイレの問題もバリアフリーということになるかと思います。ここら辺をしっかりと皆さんと意見を交わしながら、計画策定を早急にしていただきたいというふうに希望いたします。


 続きまして、水産振興について質問いたします。


 本市はマグロの水揚げ日本一ということでPR活動を行っておりますけども、去年の議会でも申し上げましたけども、マグロの水揚げが減少傾向にあるということで、一昨年が30万トン、昨年が11万トンと約3分の1に減少した現状、あわせましてこのPRするにももとがないとPRができないということもあります。ここら辺で、他市間との競争を勝ち抜くためということで本市がどのようにPR活動を行っていかれるものかということをお聞かせください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) マグロ日本一ということを全国にどう発信をしていくかということでありますけれども、これは業界の皆さんがそういった意識のもとにいろんな知恵を今出して活動されようとしておるわけであります。行政はしっかりタイアップさせてもらって、業界と一体となってこのPRを進めていく、そういうことであろうと思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) ぜひともこういったポートセールスを初めPR活動も業界と一体となってやっていただきたい。


 また、これは魚食ということで言いますと、境港は日本でも有数のアジの水揚げ港でも、アジも日本一ということで、ベニズワイガニもあわせたそういった連携した魚食のPRということで、力を入れていってほしいなというふうに思います。


 続きまして、海とくらしの史料館についてでございます。


 これリュウグウノツカイなんですけども、私が調べたところによりますと11月20日、これこの日本海側で大変珍しいと言われるリュウグウノツカイが捕獲されて、その後、今現在19匹捕獲されております。40匹が発見されているということで、やはりその費用対効果といいますか、もう珍しくない魚をどのように執着されるのかなというふうに思いますけど、もう一度お聞かせください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 今、佐名木議員がお話しになりましたように、昨年からことしにかけて本当に深海魚であるリュウグウノツカイが各地で水揚げされているということで、私も珍しい魚のはずなのにこんなにたくさん揚がっていいのかなということを思ったところでありますけれども、これはなぜそんなに珍しい魚、深海魚であるリュウグウノツカイがこんなに最近大量に水揚げされるのかという点については、なかなかわからないという現状でございます。


 そういう中で、県立博物館の学芸員に鑑定してもらって御意見をいただいたところですけれども、やはり今回、今、剥製にしようというリュウグウノツカイは非常に大きさが大きいということもありまして、学術的に価値が高いというお墨つきをいただいたところでございます。ということでございまして、海くらの単に集客力アップということもそうなんですが、それだけではなくて、今後なぞの深海魚の研究に役立つのではないかというふうに私自身思っておるところでございます。そういう意味で、もう珍しくないじゃないかというふうにはおっしゃるわけですけれども、私は剥製にして市民の皆さんに見ていただくこともいいのではないかというふうに思っておるところでございます。以上です。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 剥製で市民の皆さんに見てもらうというのは、私はいいとは思うんですよ。ただ、これが480万かかるということで、これは整形でかなりの金額がかかるということで、普通で考えますと状態のいいリュウグウノツカイが揚がるのを待ってもよろしいかなというふうに思いますけども、いかがですか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) ちょっとその辺が難しいところでございまして、まだ今後5メートル級とかもっと大きなのがこの辺で水揚げが可能であるということであればそうしたいところなんですけれども、今のところなかなかそういうぐあいにはいきません。境水道でも何匹か揚がっておりますけれども、みんなこれより小さいものでございまして、今のところこの近海では最大級ということで、全国的にもトップ10に入るような大きなものでございますので、多少傷みがひどくて補修費が余計かかるということはあるんですけれども、この際、そういう意味で剥製にさせていただきたいというふうに思っているところでございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 480万という金額は大変高額な金額でございます。どういうふうに、見積もりとかというのはとられたんでしょうか、この製作に当たって、相手先等と。お願いします。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 当然見積もりはとらせていただいております。


 ただ、業者はそんなにたくさんございませんで、その中から特に博物館等が信頼している業者に、一番博物館等が活用しているそういう業者にお願いをいたしまして、見積もりをとらせていただいたところでございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 四国の業者と千葉の業者ですかね。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 千葉だけでございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 1社だけ見積もりとられましたか。以上です。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) はい、1社でございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) これはどうしてでしょうか、お聞かせください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) これは本当になかなか特殊な技能が要るものですから、博物館やいろんなところへ問い合わせをしましたら、他の業者も当然あるんですけれども、他の業者にお願いをしたところが余りいいできではなかったということを聞いておりまして、今の千葉の業者が一番よろしいということを博物館の方から紹介いただいたので、今回の見積書では千葉の業者だけの見積もりをとったところでございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) そういった高額な製作費ということで、やはりこれは何社か見積もりとられるなり、本当にこの整形に、ひげが折れたら170万かかるとかいうようなことを聞いておりますけども、こんなにかかるのというふうに聞いてみられてもいいんじゃないかなというふうに思いますけれども、もう一度見積もりをし直すという考えはないでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 本来ですと、本当に佐名木議員がおっしゃるように480万という多額な予算を使うわけですから数社に見積もらせても、これは安くしようと思ったらできんことはないと思うんですけれども、私どもが得た情報では、今、私どもがお願いしようとしている研究所でございますが、ここは全国の博物館あるいは美術館から注文が殺到しておりまして、ほかの業者に県博の方が依頼をして作成したもらったところ、非常に着色や色合いがおもちゃみたいになったというような実例もございまして、これはできますればもう今考えております千葉の業者にお願いするのが最適ではないかというふうに思っているところでございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 注文が殺到している業者に見積もりされなかったということですか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) いえ、そういうことではありません。注文が殺到している業者、研究所にお願いをしようというところであります。それだけ全国の博物館、美術館から信頼が高いということであります。技術が高いというので、こちらが求めているような製品を作成してくれるということでございます。安ければ本当にいろんな業者があると思いますけれども、信頼性においてこの千葉の業者がいいのではないかというふうに判断をしたところでございます。


○議長(松下 克君) 中村市長。


○市長(中村勝治君) 私の方から補足をさせてもらいたいと思います。


 実は、この剥製につきましては私もぜひ剥製にしたいということで教育委員会といろいろ協議をしたものでありますから、少し補足をさせていただきたいと思います。


 今、見積もりを依頼したその剥製の会社は、私も博物館や美術館の方から他の追随を許さない剥製の技術を持っておるという大変評価の高いところでございまして、議員がおっしゃるように相当のお金をかけるわけでありまして、しっかりしたそれなりの成果品が我々も求められるわけでありまして、安ければいいというようなそういった考え方は逆に成果品にも出てくるわけでありまして、公のそういった美術館や博物館で非常に評価の高いそういったところに出すわけであります。お金は少しかかりますけど、これは珍しさの点からいったらチョボリン、マンボウはこれなんかと比べると全然珍しいわけでないわけであります。あれはかわいらしいというような特徴があるということで。これは実物はあんまりかわいらしくはないんですが、名前がリュウグウノツカイという非常に名前もいいし、実物もその魚自体も非常に深海の魚で珍しいということで、ぜひ海くらの展示物に加えて、多くの皆さんにごらんいただこうと。これは境港の魚ということについても大いにPRになるものと、こう思っているわけであります。御理解をいただきたいと思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 時間あと何分ありますか。


○議長(松下 克君) 32分になっております。


○6番(佐名木知信君) わかりました。


 本当にこのリュウグウノツカイというのは、市長言われたように名前ばっかり、実物は子供も泣き出すような巨大なタチウオみたいな魚なんですけども、これをマンボウのときは愛称を募集したりとかということでPRを図られたんですけども、これはPR方法とかもきちっと考えておられるんでしょうか、お聞きします。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 細かいPR方法まではまだ協議はしていないんですけれども、マンボウのときと同じようにPR効果を高めるために、いろんな方策を考えていきたいというふうに思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) 私も毎回申し上げますけども、海とくらしの史料館、これ非常に他市に誇れる本市の財産であるというふうに思います。ぜひとも過去2回検討をされてみてはというふうに、見て触れて体験してというような施設を目指して検討していただくということを言っておりますけども、こういったような検討ももう早急にしていただいて、水木しげる記念館と並ぶ本市の本当に貴重な施設として再生していただきたいというふうに思います。ぜひとも引き続き検討のほど、よろしくお願いいたします。


 続きまして、成人式のあり方についてなんですけども、時期は正月開催を検討されるということなんですけれども、来賓紹介、我々議員も一方ずつ名前呼ばれて、本当に心遣いありがとうございます。


 ただ、聞く成人の皆さんには非常に10分以上もずっと名前言われて、だれがだれだか全然わかってないというふうな感じで見てとれますけども、これ私思うのに、来賓名簿を一つ渡して、議長を初め何名の市議会議員ですとか、教育長初め何名の教育委員さんですというような感じで短縮すれば講演会などにその時間が回せますし、本当に効率のよい式になるんではないかというふうに思いますけども、いかがでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 成人式は、現在初めから終わりまで所要時間1時間もかかっておりません。大変短縮をしておるところでございます。


 そういう中で、先ほど申しましたように来賓紹介については特に議員さんたくさん来ていただいておるわけですけれども、初めて成人は投票権を得られるわけですから、なかなか名前や顔なんか覚えられないということもあるかもしれませんけれども、やはり議員の皆さんの顔、名前を見たり聞いていただくということも私は成人としての第一歩ということで必要ではないかというふうに思っているところであります。


 短縮ということで今御意見いただいているところですけれども、先ほど申しましたように1時間以内におさまっているわけですから、これ以上短縮する私は必要はないじゃないかなと思うんですが、その辺どうでしょうか。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○6番(佐名木知信君) いや、全体を短縮するんじゃなくて、来賓紹介を短縮してほかの時間にその時間が使えればと、短い時間の中ですから。それにそんなに時間を割かなくてもいいんじゃないかということです。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 御意見としてお伺いいたしまして、今後御提案のあるように正月開催も含めて、成人予定の皆さん、保護者も含めて開催日それから来賓紹介とか、あるいはアトラクションの問題とかいろいろ、主役である成人の皆さんの御意見を聞いてみて対応を考えさせていただきたいというように思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


○6番(佐名木知信君) そうですね、コンセプトについてですけども、コンセプトもきっちり、境港のよさをこの新成人に伝えるということで、県外におられる人が大半ということでございます。境港の魅力をもっともっと伝えれるような成人式のあり方ということをやっぱり考えながら、昨年はお笑い芸人、ことしは民俗芸能ということで非常にコンセプトがちょっと毎年わからないなというふうに感じておるところでございます。地元出身の5年ないし10年ぐらい地元で働いておられる若者の講演等を組み入れて、地元で働くことのすばらしさとかというものをこの二十の人に伝えるということも大事ではないかというふうに思いますので、これは要望しておきます。


 私の代表質問は以上でございます。ありがとうございました。


 残り何分ですか。


○議長(松下 克君) 27分です。


○6番(佐名木知信君) ありがとうございました。


○議長(松下 克君) 関連質問の通告がありますので、発言を許します。


 永井章議員。


○13番(永井 章君) おはようございます。


 会派港みらいの永井章でございます。佐名木議員の代表質問に関連して質問させていただきます。


 初めに、農業振興に関して、干拓地の池を掘ったときの残土を利用した埋め立てについてお伺いします。


 12月本会議でもお尋ねいたしましたが、耕作放棄地再生の一環で、本市が農業公社、農業委員会、干拓営農組合の努力と協力で耕作放棄地となっている湿田を耕作可能な畑として、第二中学校の前の県道より誠道町に向けて8,000立方メートルの畑砂で畑が再生されました。干拓地の池を掘った際に発生した畑砂は、まだ1万4,000立方メートル程度残っているように聞いております。市においては、今回造成した場所の北側にさらに広げるよう国に要請されているようですが、その進捗状況についてお伺いします。


 このように、耕作放棄の水田を国の事業で埋め立てていただくことはまことにありがたいことであります。特に、一番雑草が気になる場所での造成は効果もはかり知れないものであります。


 しかし、一方、二中前道路より誠道に向けての施工済み場所に隣接する耕作者より、埋め立て以前から比べると水はけが悪くなり、作物ができにくいとの声も出ております。大規模に水田を埋め立てられたのですから排水路の改修が必要と思いますが、どのようにお考えかお伺いします。湿田においては排水路の役割も果たしており、埋め立てる際の計画も当然必要と思います。


 また、造成を行う前に隣接への説明をなされたのか、お伺いします。


 次に、伯州綿今後の取り組みについてお伺いします。


 遊休農地の利活用で、ふるさと雇用再生特別交付金を受けて21年度から取り組んでいる伯州綿の栽培は、22年度にさらに栽培を約1.5ヘクタールに広げ、その綿を活用した商品開発や販路開拓に取り組みとあり、特に伯州綿は高品質で良質な綿であり、国産の商品として試作品の販売を通じて消費につながる商品化を見きわめる取り組みをするとあります。


 22年度、この綿を特産品として広めるためにどのような手だてをお考えかをお伺いします。


 また、この交付金は3年間の継続事業ですが、公社は交付金の期限が切れた段階でどのように維持、拡大していくのか、お伺いします。


 次に、教育関連施設のうち第二中学校の改築工事についてお伺いします。


 先般、23日に議員に対して境港市立第二中学校改築工事に係る基本構想提案者の計画に基づいて広く公募され、作品のうち最優秀者に基本設計を発注するとの発表がありました。基本構想のコンセプト「学ぶ意欲にあふれる学校」、環境、省エネ、安全・防犯、災害時の対策、地域交流の重視とあります。今回の発表は余りにも突然なもので、どのような過程を経て基本構想が出たのか、地区の住民や自治会の方には知られないのが実態であります。


 昨年より議会では幾度となく議題に上がっておりますが、私ども第二中学校の改築を考える会で検討されているということは承知しておりました。情報発信としてホームページに公開はなされていましたが、一般の方への周知する手段が少なかったと感じております。


 ここで、数点質問させていただきます。


 1点目、第二中学校は他の学校施設より古く、耐震対策はもとより建物の耐用年数から考えても建てかえる時期にあるとの認識の中で計画されたものと承知しております。少子化が進む中、中学校の3校体制のあり方も含めて検討されたと思いますが、現在の位置に第二中学校を建てかえるという結論をどのような過程で出されたのか、お伺いします。


 2点目に、既存の校舎を利用して新しい校舎を建てるため、学校のグラウンドの部分の北側に建設し、不足する敷地を南側に求めるとありますが、該当する畑の地権者は7筆6件と説明を受けましたが、この地権者との交渉の状況をお伺いします。


 3点目に、基本設計を行う上でワークショップによる市民、学校現場の意見やアイデアの取り入れを図ることとありますが、どの地区でどのような方法で実施されたのか、その計画についてお伺いします。


 それでは、次に学校給食についてお伺いします。


 現在、境港市の学校給食は7校とも自校式をとっております。個別の給食施設で賄っています。また、衛生的な面を考慮し、改修に当たりドライシステム、床に直接排水を流さない方式を2校で導入しております。すべての学校をドライシステムにすることがベストでありますが、改築費、人件費等を考えますと学校給食のセンター化の方向は現在検討されていると思います。また、中学校の給食については、学校において大規模なアンケート調査も実施し、学校給食のセンター化したときに合わせて中学校給食を基本的に検討なされようとしています。


 ここで、数点質問させていただきます。


 1点目に、中学校の給食について、今後どのようなスケジュールで検討されるのかお伺いします。


 2点目に、よく目にする活字に地産地消があります。食育推進の地元の野菜、浜でとれた魚を学校給食に供給する取り組みが鳥取県下で目立つようになってまいりました。農業従事者にとっても、所得向上、生きがいになっている例も多々あります。今後、学校給食の食材として地産地消についてどのようにお考えか、お伺いします。


 3点目に、センター化により現在各学校に食材等を納品されている地元小売業者からの購入については現時点でどのようにお考えか、お伺いします。


 4点目に、給食センターの運営方法についてはどのようにお考えか、お伺いします。


 以上で関連質問は終わります。誠意ある回答をお願いいたします。


○議長(松下 克君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 永井議員の関連質問にお答えをいたします。


 農業振興について、5点にわたってお尋ねでございます。


 初めに、干拓地の池を掘った際に発生した畑砂がまだ1万4,000立米残っておる。今回造成した場所の北側にさらに広げるように国に要請しているが、その進捗状況はどうかということであります。


 施政方針でも申し上げましたとおり、遊休農地対策として国に対して施工区域をさらに北側に拡大できるように要請しておりますけれども、残土を必要とする国の事業もまた一方でございまして、現時点では北側にさらに拡大できるかどうかまだ決定していないところであります。


 次に、大規模に水田を埋め立てたのだから、排水路の改修が必要だというお尋ねであります。


 今回の施工区域につきましては、周辺農地に影響がないように道路で囲まれた区域を選定をしております。また、施工区域の東側につきましては、既に用水と排水兼用の側溝が整備をされております。今回の工事では排水流域に変化がないことから、既設の側溝で対応できるものと、このように考えております。


 3点目に、造成を行う前に隣接者へ説明をしたのかどうかということであります。


 施工区域内の地権者の方に対しましては昨年の6月に事業説明会を開催いたしまして、参加されなかった地権者に対しましては自宅を訪問をし、事業の説明を行ったところでございます。


 このたびの工事につきましては、周辺農地に影響がないように道路で囲まれた区域を選定しておりますので、区域外の地権者の方には説明を行ってはおりません。


 4点目に、伯州綿を特産品として広めるためにどのような手だてを考えておるかということであります。


 国内には、本市ほど大規模に国産在来綿の栽培を行っている地域はほかにないことから、国産、在来綿、無農薬有機栽培といった希少価値を持ったこの伯州綿は、衣料、繊維メーカー等からは非常に魅力的であるという評価をいただいておりまして、伯州綿製品は全国発信できる可能性は十分にある、このように考えております。


 全国規模の展示商談会への出展等、機会をとらえて伯州綿の魅力をPRをし、伯州綿を原料とした製品を特産品として育てていきたい、このように考えております。


 5点目の、交付金の期間が切れた段階で綿の栽培をどのように維持拡大していくのかというお尋ねであります。


 ふるさと雇用再生特別交付金によりまして雇用した臨時職員による農業公社直営の伯州綿栽培は、23年度までであります。交付金事業が終わるまでに伯州綿をどのように普及させていくのか、こういったことが大変重要な課題であると認識をしております。


 このため、22年度におきましては伯州綿の栽培を身近に感じ体験してもらうことを目的とした伯州綿栽培講座を開催することとしており、この講座を通じて伯州綿栽培の普及を図りながら、産地として復活できるように継続的に取り組みたいと考えております。そのためにも、全力で商品開発や販路開拓に取り組んでいきたいと考えております。


 第二中学校の改築工事並びに学校給食に対する質問につきましては、教育長の方から答弁をさせていただきます。


○議長(松下 克君) 教育長の答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 永井議員から御質問いただきましたので、お答えいたします。


 まず、境二中の改築工事についてでございます。


 境二中を現在の位置で建てかえるという結論をどのような過程で出されたのかお尋ねでございます。


 二中の建てかえにつきましては、平成20年度に市役所各部から選出した管理職員7名で構成する小・中学校施設整備検討委員会の中で協議を行って、結論を出したところであります。


 建てかえの理由としましては、市内で最も古い教室棟2棟を保有していること、建物の構造が複雑な壁式構造であるため耐震補強工事に多大な費用がかかること、工期が長くなることなどから、改築の方針としたところであります。


 次に、敷地の拡張に伴い地権者の方との交渉の状況についてお尋ねでございます。


 地権者の方との交渉の状況につきましては、現在地権者の方への事業説明のための日程調整を行っている段階でございます。


 次に、市民の意見を集約するためのワークショップはどの地区でどのような方法で実施されるのかということでございます。


 ワークショップにつきましては、基本設計業者を中心に先生と生徒が中心となる学校ワークショップと市民とPTAが中心となる地域ワークショップをそれぞれ3回ずつ実施する提案を受けておりますが、これを基本にして実施していきたい、そういうふうに考えております。


 次に、学校給食についてですが、まず中学校給食について、今後どのようなスケジュールで検討していくのかということでございます。


 中学校給食につきましては、学校給食法に義務教育諸学校の設置者の任務として学校給食の実施に対する努力義務が定められており、平成20年度の全国公立中学校での実施率は約81%、鳥取県内では77%となっております。


 これまで境港市では愛情弁当を重視し、これによって培われる親子関係やどのようなものを自分が食しているかを一番身近に感じられる食育上の効果を期待してきたこととあわせて、恒常的な財政負担増に対する対応の困難さから実施を決断するに至りませんでした。


 現在、多くの小学校給食施設の老朽化や面積不足などから給食センター化を計画いたしておりますが、この機にあわせて中学校分も上乗せする方法であれば財政的な面からも中学校給食が実施可能ではないかと考え、市長部局との協議の結果、これまでの愛情弁当のよさも十分考慮した上で、あくまでも実施を前提に適切な実施方法等を検討するとの方針を固めたところでございます。


 今後のスケジュールとしましては、給食センターの建設は平成26年度を予定しておりますので、できれば平成22年度中に中学校給食の実施方法等の方向性を定め、さまざまな議論を経た上で、平成24年度末までには学校給食全体の基本計画と給食センター整備の基本設計をまとめたいと考えております。


 次に、今後学校給食の食材として地産地消についてどのように考えているのかとお尋ねでございます。


 地産地消として地元の食材を学校給食に使用することは、しゅんの食材を新鮮なうちに食することができ、時には生産者の顔も見えるなど、子供たちへの食育としても非常に大きな意味を持つものであり、必要な量が安定して供給できるかなどの問題点はあるものの、できる範囲で実施していく考えであります。


 次に、センター化により現在各校に納品している地元小売業者からの購入は現時点でどのように考えているかということでございます。


 給食センターを整備した後も、現状と同様にできるだけ地元業者から購入できるものは購入していきたいと考えております。


 最後に、給食センターの運営方法についてはどのように考えているか。


 給食センターの運営につきましては、平成22年度に基本方向を定める際の検討項目の一つと考えておりますが、検討に当たっては民間に任せられる部分についてはできるだけ民間を活用するという方針でおりますので、安全や経費面等において問題のない限り、調理、運搬、洗浄などの業務は民間委託を基本に考えたいと思っております。以上でございます。


○議長(松下 克君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 永井議員。


○13番(永井 章君) 御答弁まことにありがとうございました。本当に今この状況を把握いただき、ありがとうございました。


 まず、先ほどお答えいただきました二中の前通りより誠道に向けた干拓地の説明がなっとるということと、あえて現在の排水路でよいというふうに今お聞きしましたけども、本当にそれでよいとお考えでしょうか、もう一度確認させてください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 山本産業環境部長。


○産業環境部長(山本 修君) 先ほど永井議員から御質問のありました、以前かさ上げといいますか、畑砂を入れた部分でございますけれども、確かに担当ともども私も現地をつぶさに拝見させていただいておりますが、特にこのごろの雨が降り続いたことによっての排水不良というのはこの目でしかと見ております。


 当時、あの水路につきましては、そういった申し出があった関係で清掃を行って土を除去した。それでそのときは解消されたというふうに聞いておりますが、やはり形態でございますね、この本市の畑地の形が非常に排水ができない、勾配がとれないという形態になっております。排水路を設置しても、ちょっと表現が悪いかもしれませんがイタチごっこのような形でまた次から次へと排水不良という問題も発生しております。現在はそうしたことで水路の清掃で何とか対応していただきたいとは考えておりますが、その市域全体の地形からいいまして、これを抜本的に解消するということはなかなか困難ではあろうと思います。


 しかしながら、現実に現場からそういう耕作者の方の声が出ておる以上は、私どもも何とか知恵を絞らせていただきまして、少しでも解消できる方向に向かえないものか、そういった検討を今後も進めてまいりたいと思います。以上でございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 永井議員。


○13番(永井 章君) 済みません、時間は何分あるでしょうか。


○議長(松下 克君) 18分ございます。


○13番(永井 章君) ありがとうございます。


 とにかく以前からあすこには市民農園もありました。耕作される以前から水はけが悪いとは聞いておりましたが、その辺で例えば今、上下の排水はできております。ただ、西東から川に移すところの排水が非常に悪いと以前から聞いておりましたけども、それをなおかつ新しい干拓地に埋めたために非常にまた悪くなったと。外江でつくっていらっしゃる方が本当に以前より悪くなったということと、反対に懸念するのが、そこによってまた耕作放棄地ができるんじゃないかというふうに考えるところでもあります。なるほど今おっしゃるとおり、清掃でなされるということは非常によろしゅうございますけども、その辺も加味して今後とも管理をお願いしたいと思います。


 それと、続きまして時間の都合上、伯州綿についてもお伺いします。


 今、伯州綿につきましてふるさと雇用再生特別基金ということでやっておりますし、去年は天候不順、いろいろによって68%というふうに聞いておりますし、12月の市長答弁で1月まで収穫をするということも聞いておりましたが、1月になってその収穫された綿はどれぐらいありますでしょうか、教えてください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 山本産業環境部長。


○産業環境部長(山本 修君) かわりまして答弁申し上げます。


 現在、収穫はおよそ600キロをやや超えたところでございます。これは種がついた状態でございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 永井議員。


○13番(永井 章君) それでは、1月に入ってからは収穫ないということで結構ですか。


○議長(松下 克君) 山本産業環境部長。


○産業環境部長(山本 修君) 失礼いたしました。1月、年明けてからも若干収穫を続けておったところでございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 永井議員。


○13番(永井 章君) ありがとうございました。その辺もひとつ今後ともども課題としてお願いしたいと思います。


 なおかつ追及させていただきますと、今後この交付金が終わりますけど、それによって今非常にいい国産の綿だというふうに自負しておられます。それがまたふるさとの再生の事業にどのような最終的になるのか。その辺の関連性は、現在はなるほど紡績綿ということでありますが、基金が終わったときの従来のふるさとの伯州綿の方向的にはどのようにお考えでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 伯州綿はかつてこの弓浜部で本当にブランド品でありまして、本当に全国的にもこの伯州綿というブランドは、今回の試験栽培を通じて全国のそういった専門の方々からいろいろお話が伝わってきますが、大変なブランド品であったと高い評価を今でも何かいただいておるわけです。


 御心配のように、国からの交付金期限が来ますけども、私としてはこれを継続をしていって、できれば新たな境港の地場産業として成り立っていくような形、これはなかなか難しいことでありますけれども、そういった産業にまでできれば育てていきたいな、こう考えております。


 これは事業採算ベースで考えると、なかなか難しいことであるわけであります。荒廃農地が一方ではそのことによって解消されていく。そういった面も含めて、この伯州綿栽培、この地域の新たな地場産業に育てていくそういう観点、これは継続して取り組みたい、このように思っています。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 永井議員。


○13番(永井 章君) あと何分ありますでしょうか。


○議長(松下 克君) 16分。


○13番(永井 章君) それじゃもう一つだけ。


 伯州綿と普通で言う浜がすりの伝承館とか、それからまたは一般の方の愛好家というような今までもいらっしゃるんですが、そのような関係とはどのようにお考えでしょうか。今後、受け皿としてお考えにならんもんかということをお聞きしたいと思いますが。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) そういったこともトータルで考えていましてね、今の弓浜がすりの継承の問題もありまして、本当に今数少なくなっておられまして、このために22年度についてはそういった後継者を育てる、今のうちにそういった技術を継承していかなきゃいけないということで広く市民に声をかけて、そういった伯州綿の弓浜がすりのそういった教室を開くとか、そういった形で市民の皆さんにもその受け皿になっていただく、そういったようなことも考えております。


 いろいろ先行的にやっておられる団体の皆さん、あるいは県の機関ありますので、いずれにしてもそういったところとよく連携しながら、先ほど申し上げたように何とか新たな地場産業にならないかということを念頭に置いて取り組んでいきたい、こう思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 永井議員。


○13番(永井 章君) 今後ともひとつよろしくお願いします。


 続きまして、二中の問題になりますが、今おっしゃるとおり二中の問題で教育長に答弁いただきましたけども、将来少子化に向けて非常に近代的な学校ということでございますが、それについて、例えば場所的に問題はどうなのか、あるいはまた将来小学校も含めて、人数の関係で今の状態でいいのかという検討をなされたのかどうなのかということをお伺いします。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 当然、将来にわたってどのような生徒数になるのかということはシミュレーションをいたしております。当分、計画を立てたときに10年程度は今の3校体制で十分やっていけるということでございます。


 ただ、20年後になればやはり少子化の影響を受けて市の全体の児童生徒数がどうしても減少していきますので、そういうときには今後統合ということも考えていかなきゃいけないというふうに思いますので、今回の二中を中心とした案は、これは将来の増設等も考えて設計をするように今指示をしているところでございます。


 場所につきましては当然ながら市の真ん中ということで、統合するということになれば二中を中心に考えなきゃいけないというふうに考えております。以上です。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 永井議員。


○13番(永井 章君) 時間もたちましたので、お願いということで答弁は結構です。


 給食センターについても、また地元の地産地消、地元の業者ということで前提に置いて考え方を進めていただきたいということで、質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(松下 克君) 続いて関連質問を許します。


 荒井秀行議員。


○9番(荒井秀行君) 港みらいの荒井秀行でございます。このたびの市議会議員選挙におきまして三たび議会に送っていただき、その重さを強く感じているところであります。議員活動を通じて、市政発展に努めてまいります。


 それでは、代表質問に関連して質問させていただきます。


 初めに、環日本海オアシス都市の実現について関連質問をいたします。


 この環日本海オアシス都市の実現に向けて、DBS社の国際定期貨客船とアシアナ航空のソウル便存続と維持し活用することが大きなかぎとなっています。この2つの航路、路線の利用が拡大しないと、民間会社でありますので当然撤退し、境港市の目指すべき都市像が崩れてしまいます。


 国際定期貨客船の運航支援は、境港市はもとより県や中海圏域のほかの3市から3年間続けられることとなっています。


 先般、6月29日から2月1日までの運航実績が発表されていました。その内容は、境港−東海間で60往復、東海−ウラジオストク間で30往復、計90往復であり、旅客数は2万3,617人で1往復当たり平均262人でありました。


 貨物量は20フィートコンテナ換算で107TEUであり、貨物についてはほとんどない状態であり、今後貨物の荷主探しが重大な課題となっています。当初の計画からしても貨物の量が少なく、存続に向けてのその対策が課題でありました。


 現在、境港からの運賃は神戸港の運賃よりも高く、荷物を誘致していただくための支援はどのようにお考えかお伺いします。


 次に、貨客船運航支援は1往復当たり100万円で、鳥取県と中海市長会で3年間負担することとなっています。21年の3月議会でも、負担割合についてその経緯をお伺いし内容は理解しておりましたが、4市では中海圏域の共用の国際航路であるとの認識が持たれたことを考えると、その負担割合について再検討さてもいいのではないかと思いますが、市長はどのようにお考えかお伺いします。


 また、就航して8カ月を経た現在、この実績と今後の対策について市長はどのようにお考えかお伺いします。


 次に、国際定期貨客船ターミナルの建設については延期となりましたが、仮設ターミナルにおける港を含めた警備体制についてはどのようになっているのかお伺いします。


 次に、夕日ヶ丘団地の分譲販売について関連質問いたします。


 定期借地権制度について、平成21年6月から導入し2月までに10件の契約があったことは、制度そのものが時代の要求に合ったものだと思います。


 一方、土地開発公社の分譲による経費回収が進まないため、借入金の利子負担を軽減するため、市から35億円の無利子貸し付けを行っています。収支上は問題ないように見えますが、100坪の土地を月5,000円で50年間借りていただくと、300万円の地代が入ってきます。言いかえれば、1,000万円の土地投資に対して300万円の利益が出ることになります。これは民間で考えれば、よほどの資金に余裕のある方しかできません。一般的に不動産を購入する環境にはないのはよくわかりますが、市はその契約が成立すると1件当たり1,000万円、公社から土地を買うことになります。公社と市で金を回しているだけのことで問題の解決にはならないと思いますが、この投資に対して市はどのようなメリットをお考えか、お伺いします。


 通常、土地代がただであるとかごく安いとか、また建設会社等がその定期借地の契約条件として上屋をその建築会社で建ててもらうなど、条件があると思います。


 次に、定期借地について、未分譲のうち何区画を考えておられるのかお伺いします。


 本来、分譲地でありますから土地を売っていくのが第一義であると思いますが、分譲していく上で隣接する民有地の分譲価格は坪当たり6万円くらいと聞いております。どこかの段階でディスカウントして販売することも考えなくてはならないと思いますが、総合的な販売計画についてどのようにお考えか、お伺いします。


 次に、非正規職員の処遇についてお伺いします。


 21年3月議会でも伺いましたが、市役所における非正規職員の問題について改めてお伺いします。


 業務の中で、民間でできることは民間に、アウトソーシングすることが人件費の抑制に効果があり、全国的にも多くの自治体が導入しています。人件費削減が自治体の財政を救うための特効薬でありますが、この方法ですと税収不足を人件費削減に頼ると現在の経済情勢では限りなくこのことが進み、公のサービスの低下を招いてしまいます。


 境港市の正職員数は22年2月末現在246人で、非正規職員は約80人で、適正な職員数に近づけるために大量退職者がある時期、調整をかけるために業務の見直しを行い、現在実施されていますことは十分理解しております。


 次に、取り組む改革は、ある業務部門を民間委託することが残されています。十分検討されて取り組んでいただきたいと思います。


 ここで、1点確認しておきます。過去の議会において、非正規職員の能力に対応に応じた段階的給与導入等処遇改善ができないものかとの質問に対して、総務部長より、職員の処遇改善のあり方、それを含め今後の課題として勉強いたしますと答弁をいただいております。その後の検討、またはその結果についてお伺いします。


 次に、このたび文化福祉財団が保育士を各保育所、幼稚園に派遣しておりましたが、特定労働派遣法により派遣期間が3カ年になるため、市にその業務を返すことになりましたが、そのときの再雇用条件はどのようなものになっているのかお伺いします。


 派遣であったり臨時職員であったり非常勤職員であったり雇用形態は多少違いますが、同一労働同一賃金が原則である中、人を採用されるときにその基準について市はどのようにお考えでしょうか、お伺いします。


 また、最近全国的にも問題になっております官製ワーキングプアの問題についてどのような認識を持っておられるのか、お伺いします。


 以上で関連質問を終わります。誠意ある御答弁をお願いします。


○議長(松下 克君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 荒井議員の関連質問にお答えをいたします。


 環日本海定期貨客船についてのお尋ねであります。


 貨物量が少なく、存続に向けてその対策が急務であると。現在、境港からの運賃は神戸港からの運賃よりも高く、荷物を誘致していくための援助はどのように考えておるかということでございます。


 境港を利用する荷主事業者への利用助成制度につきましては、境港貿易振興会において海上運賃及び陸送運賃の助成を行っているところであります。具体的には、平成19年4月以降、境港の外貿定期航路を利用したことがない荷主事業者及び定期貨客船航路を利用した荷主事業者に対しましては1TEUにつき2万円を、平成21年度の外貿定期航路利用取扱量が51TEU以上で、平成20年度の取扱量と比較をして2割以上または50TEU以上増加した荷主事業者に対しては増加分1TEUにつき1万円を、そして小口混載貨物を利用する荷主事業者に対しましては1トン、1立方メートルにつき1,000円の助成をそれぞれ行っております。


 また、定期貨客船航路を利用するために国内輸送経費を要した荷主または物流企業に対しましても、1回につき1万円の助成を行っております。


 平成22年度におきましては、この助成制度の内容をより利用者の方のニーズに沿ったもの、利用しやすい条件に変更いたしまして拡充する方向で検討しているところであります。


 また、課題となっておりますベースカーゴの確保に向けましても、鳥取県におきまして新たに貨物取扱量が年間100TEU以上の荷主事業者を対象に、境港大量貨物誘致促進支援制度を創設する予定と、このように伺っております。


 これら荷主事業者に対する助成制度を充実をさせ、フェリー航路の定時制に加えコスト面で荷主を支援することによって貨物の確保を図ってまいりたいと考えております。


 次に、中海市長会の4市では、貨客船航路が中海圏域の共有の国際航路であると認識を持たれたことを考えると、その負担割合について再検討してもいいのではないか。どう考えるかということでございます。


 去る2月18日に松江市のくにびきメッセで開催されました中海市長会シンポジウムの席でも、各首長からこの航路を共通の財産として主体的に利用していく、このような発言がございました。


 また、現在策定中の中海振興ビジョンにおきましても、目指すべき3つの方向の一つとして「北東アジアから世界へつながる西日本のゲートウェイの構築〜なかうみで出会う〜」このことが掲げられ、中海圏域の一体的な発展のために境港を活用していることがうたわれているなど、この航路を圏域共有の財産だとする認識が深まってきているところであります。


 運航支援の負担割合につきましては、これまでにもお話をしてきておりますけれども、当初は鳥取県と本市で負担する、そういうお話であったわけでありますが、最終的に中海市長会としても支援をしていただく、こういうことになったわけでありまして、構成各市町には大変感謝しているところであります。


 就航から8カ月が経過をし、中海圏域での航路利用者の動向が明らかになり、受益者負担という観点から見直しの議論も一部行われておりますが、本市といたしましては引き続き支援金も含めこの航路の利用促進に向けて圏域が一体となった取り組みを一層進めていけるよう、リーダーシップを発揮していきたいと考えております。


 次に、就航して8カ月がたった。この実績と今後の対策についてどのように考えておるかということであります。


 旅客につきましては、就航から1月末までに境港−東海間でDBSクルーズフェリー社の初年度の1便当たりの旅客見込み150人を上回る167人の利用者があり、まずは順調な滑り出しができたと、このように感じております。


 現在は韓国人利用者が約8割を占めておりますが、今後は境港市に法人を設立いたしましたロシアの旅行会社によるツアー商品等を通じてロシア人利用者もふえてくるものと、このように期待をしております。


 また、本市といたしましても、航路の積極的なPRや寄港地である韓国の東海市、ロシアのウラジオストク市とのスポーツ、文化、経済交流を進めて、この航路の安定運航を図ってまいります。


 貨物につきましては依然として厳しい状況が続いておりまして、就航から1月末までの実績は107TEUにとどまっております。しかしこの間、台風及びメンテナンスによる3往復の運休を除いて定時の運航を続けております。荷主の間にこの航路に対する信頼感が高まりつつありまして、徐々にではありますが明るい材料もふえている、このように感じております。


 日本海側とロシアを結ぶ他の定期貨客船航路が運休していることから、これら他港利用の貨物も一部境港に流れ始めている、このようにも伺っております。これらの状況に加えまして、DBSクルーズフェリー社及び集荷代理店、鳥取県を初めとする関係行政機関や環日本海経済活動促進協議会の取り組みの結果、11月以降、境港での取り扱い貨物量は増加傾向にあります。


 去る2月9日に開催されました鳥取県ウラジオストクビジネスサポートセンターには、航路の問い合わせや企業紹介の依頼が寄せられておりまして、境港のロシアビジネスサポートセンターとウラジオストクがサポート機能を十分に発揮し、ビジネスマッチングを進めていくことが期待されるところであります。今後も引き続き地元及び西日本一円の企業への航路利用の働きかけ、境港の港湾整備や高速道路の整備を関係機関と一丸となって進めてまいりたいと考えております。


 次に、仮設ターミナルにおける港を含めた警備体制はどのようになっているのかということであります。


 港湾を含めた警備体制につきましては、国際定期貨客船が昨年6月に就航したことにより、改正海上人命安全条約、いわゆるSOLAS条約でありますが、これに基づきまして国際船舶港湾保安法の規定によりまして国際旅客コンテナターミナルに対する保安対策を講ずることになっておりまして、境港管理組合が規定に基づき保安規定を作成し、保安対策を実施しております。


 荒井議員の御指摘の港湾につきましては、制限区域を設定をし、不正な侵入の防止に努めているところでございます。陸上におきましても、港湾施設の出入りの管理、保安証明、監視カメラやフェンスの設置をいたしております。また、港湾施設の保安管理者が選任されて保安措置が実施されているところであります。特に定期貨客船の運航日には、CIQ、警察等による関係機関が連携して警備体制をしいている、このように伺っております。また、境港保安委員会が組織されておりまして、海上保安部、境港、松江両警察署、CIQ、境港管理組合等の機関が連携をし、危機管理体制をしき、保安対策を講じているところであります。


 次に、夕日ヶ丘の分譲地販売についてであります。


 市は、契約成立により1件当たり公社から1,000万円で買うことになる。公社と市でお金を回すだけで解決にならない。投資するメリットをどのように考えているかということであります。


 土地開発公社におきましては、事業用借地権しか法律上認められていないことから、今回の一般定期借地は市が公社から買い取りしないと実施できないため、土地の購入経費が生じてくるわけであります。これは市は土地開発公社に対しまして、現在58億円の債務保証を行っております。公社が返済不能になった場合には市がかわって返済することになりますので、公社の債務負担を減らすために必要である、このように思っております。


 市の直接的な収入としては、51年間の土地の貸付料で土地価格の約3割しか入ってこないことになります。しかし、定期借地制度の導入によって新たな住宅需要が喚起をされ、近年の民有地のみの販売に比べて建築戸数が大幅に増加をし、夕日ヶ丘のまちづくりの促進や家屋に係る固定資産税の収入も見込めます。また、夕日ヶ丘の居住人口の増加によって、商業施設などの利便施設の誘致にも将来つながってくるものと期待もできるわけであります。


 市外からの3名の申し込みもございます。こういった定期借地制度により市外からの転入者も増加することによって、定住促進によって市の活力を保つ上で大きな成果がある、このように考えております。


 定期借地について、未分譲地のうち何区画を考えているかということでありますが、夕日ヶ丘の未分譲地は279区画ありますが、そのうち来年度新たに52区画を分譲開始する予定にしております。具体的な目標は設定しておりませんが、定期借地制度は近年の建築需要の落ち込みの状況から当分の間は有効な分譲対策であると、このように考えております。


 次に、分譲地は土地を販売するのが第一義である。隣接する民有地の価格は約6万円程度だ。どこかの段階で分譲価格を下げて販売することも考えなくてはならないが、どう思うかということであります。


 分譲価格の値下げに関しましては、民有地の販売状況や近隣の住宅地の地価の動向や土地開発公社の経理状況など、総合的に検討した上で慎重に判断せねばならないと考えております。これまで土地を購入いただき、夕日ヶ丘に住んでおられる多くの皆様に不信感、不公平感を抱かせるとともに、土地開発公社の決算において損失を発生させることにつながることから、当分の間は値下げを実施しない、こういった方針としております。


 最後に、非正規職員の処遇についてのお尋ねであります。


 非正規職員の段階的給与導入等、処遇改善の検討または結果についてはどうなっておるかということであります。


 非正規職員の給与につきましては、県内他市等を参考に平成21年より若干の引き上げを行ったところであります。


 荒井議員の御質問にあります段階的給与導入につきましては、任用期間が原則1年以内であることなどを考えますと非常に困難であると考えております。


 また、処遇につきましては、勤続年数によって10日から20日間の有給休暇もございますし、忌引などの特別休暇も取得できる制度となっております。今後も必要に応じて処遇改善等図っていきたいと考えております。


 派遣保育士の再雇用条件はどのようなものかということであります。


 派遣保育士等の再雇用条件につきましては、特例嘱託職員という身分で再雇用いたします。給与等の処遇におきましても、本人の不利にならないよう財団在職時と同等のものを規定に定め、実施したいと考えております。


 人を採用されるときに、その基準についてどのようなお考えを持っておるのかということであります。


 採用の基準に関する御質問でございますが、非常勤の嘱託職員の場合は正職員でなくても対応ができる窓口業務や定型的な業務、臨時職員の場合は臨時的または季節的業務に従事することが適当と認められる業務など、政策の立案などに携わる正職員とは当然異なりますが、それぞれの分野の業務を円滑に遂行していく能力が採用基準であると考えます。


 4点目に、官製ワーキングプアの問題についてどのように認識しているかということであります。


 官製ワーキングプアの問題につきましては、国の骨太の方針等によって全国的に職員の非正規化が進み、その実態が年収200万円以下をいわゆる官製ワーキングプアと、そういった認識を持っております。


 本市の週29時間勤務の非正規職員につきましても、年収ベースの大半が200万円以下でございますが、県内他市と比較しても低い水準でないと認識をしております。今後も適正な水準の確保に努めていきたい、このように考えております。以上であります。


○議長(松下 克君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 荒井議員。


○9番(荒井秀行君) その前に、何分ございますでしょうか。


○議長(松下 克君) 5分です。


○9番(荒井秀行君) まず、環日本海オアシス都市に向けての分でございますが、支援のところだけに絞って申し上げますけども、先ほど市長からの説明がありましたようにこの支援についてのあり方でございますが、県と境港市で半分ずつで、市長会の方にも声をかけて協力を願って感謝申し上げているというお答えでございましたが、具体的にそういう共通認識を持っていく中、お金の分は境港さんの方と県さんにというような感じではなかなか協力体制はとれんと思いますんで、そこは割り切っていただいて、同じ気持ちで同じお金を払ってきちっとやられた方が私は集結いうか、力が結集できると思いますんで、そこらあたり市長さんもう一度、その一番最初のいきさつは別にしまして、みんなの力を合わせるために応分といいますか、払えるいうか、力を一緒にするためのお金だということで提携できないもんかと思いますんで、その辺お答え願います。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 先ほどお答えをいたしましたように、鳥取県と境港でそういう話をしたところであります。


 荒井議員のお気持ちは私もわからないわけではないんですが、中海圏域のこの連携という考え方は、それぞれの地域が持っているそういった社会基盤というか機能というか、そういったものをまずはその市町がその機能をもっともっと向上させるような取り組みをしていく、これが基本であります。米子のことを境がするというわけにならんわけであります。それぞれのまちが持っているその特性を、あるいは機能をもっともっと磨きをかけていく。それが4市1町、中海市長会を構成しておりますけれども、それぞれのまちの基本的な考え方にまずはないといけない。そういった考え方に基づいて、この環日本海経済活動促進協議会、ここを経由をして運航支援をしているわけでありまして、私は今、荒井議員がそういった御指摘がありましたが、今まだまだこういった中海圏域の連携の進捗の度合いといいますかね、そういった状況の中で私はなかなか難しい。一つのまちではないわけでありまして、そういったところも考慮しますと、私は他の3市1町がそれぞれの支援について負担をしていただいているということは、私は大変ありがたく受けとめているところでございまして、2年目、3年目迎えるわけでありますけれども、今、荒井議員がおっしゃったようなことについて、首長の皆さんにもそういった御意見が先般のシンポジウムでもありましたから、そういったものもよく承知をしながら私も考えていきたい、こういうぐあいに思っております。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 荒井議員。


○9番(荒井秀行君) 重々市長さんの言われることはわかるんですが、これ3年間の話でございますけど、やはり今後中海圏域の中で起こる、例えば共有の財産ということなわけですから、境港にほとんどの共有の財産が環オアシス都市を目指す場合、対岸諸国を見たときは境港にほとんど施設がありますんでそこらあたりそんなに、やっぱり境港市は小さなまちでございますんで皆さんの力をかりながら、圏域、境港がギブアップするようでは困りますんで、やっぱりお金はそんなにないわけですので、皆さんが払える範囲でその地域を活性化していくことが重要かと思いますんで、市長さん、その辺のところも踏まえて今後そのような対応をお願いしたいと思います。


 あと3分になりましたんで、問題を変えまして夕日ヶ丘の問題について、販売について質問をさせていただきます。


 夕日ヶ丘の販売につきましては、数字的に先ほど言いましたように1,000万円の投資で300万円の回収をするんだと。これができるのは大金持ちか何か建設会社のひもつきでないとできませんよという中でこれを質問させてもらったんですけども、これを本当にどっかの段階というか、今の段階でやはりどうするのかということを検討しておかないと、だらだらといいますかね、このままずっといったら、シミュレーションすれば多分数字が出るんですけど、そこらあたりどのようにお考えでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長


○市長(中村勝治君) 残り270数区画をすべて定期借地制度に乗っかって分譲するという考えは全くないわけであります。今度も新たに1丁目と2丁目の真ん中あたりになりますか、ここも正規に分譲する計画にしております。もう少しこの定期借地制度の状況を見て、今10件制約になって、あと10数件は引き合いがあるようであります。もう少しその進捗を見たい、このように思っております。


 荒井議員御質問にもありましたけども、近隣の民地は6万円ぐらいだと。値下げすることも必要でないかということであります。これも同じことでありましてね、荒井議員は1,000万の土地が51年で300万しか回収できないということでありますが、6万に値下げをして売り出すということは公社が4万円、1区画400万の赤字が生じるわけです。これのトータル的な決算、累積赤字というのは公社がそれを解消するすべがないわけですから、市がそれを全部補償しなきゃいけないということでありまして、安売りをしてもそういった事態が生じるわけであります。ですから今あらゆる正規の分譲の形態、そして定期借地制度、そういったあらゆるものを駆使して、少しでもあすこに家を建てていく、そういった取り組みが一番肝要ではないのかな、このように思っておるところであります。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 荒井議員。


○9番(荒井秀行君) 今、順調に定借が進んでいるわけですが、そういう時期にこそやはり今後どうするかということを十二分検討されておかないと、時期が来たときに方策が何もなかったというようなことでは困りますので、そこらあたりの試算についてどういう方法が考えられるのかなということもぜひ検討いただきたいなと思いますが、検討いただけますでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) もちろんこれ夕日ヶ丘の問題は本当に私どもも市政の最大の課題だというとらまえ方をしておりますので、荒井議員がおっしゃるようなことは当然に検討し十分な対応をしていく、そういった考え方でおりますので、御協力を賜りたいと思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 荒井議員。


○9番(荒井秀行君) 続きまして、非正規職員の処遇についてというところに移らせていただきますが、1分程度だと思うんですのでこの問題が発生、全国的に、職員の定数そのものが適正であればこういう問題起きてないんじゃないかなと思うんですけど、通常ですと先ほどの嘱託職員であるとか臨時職員という定義は説明を受けましたけども、先ほどの例えば保育士についてどこまでが正職員というか、正規の方が、教育の一環、保育の一環としてなさる部分でどこからがそれを補うものであるか。その人員配置とか実態はどうなっているのか。非正規雇用にする理由とか、そこらあたりの構成、どのように人を配置して、教育とか保育とか介護でもいいですけど、いろいろな面で便利に使っておられる。非正規職員が少ないんじゃないかというようなことを、この中でずっと文面を読んでいきますと最後は、1分でしゃべるわけですからなかなか説明できませんけど、言いたいのは、根底に流れているのは不信感ではありませんけど過度な正職員の削減。それでもって本来正職員がやらなければならない仕事を正職員に……。


○議長(松下 克君) 荒井議員、時間が来ております。


○9番(荒井秀行君) はい。ということを思っておりますので、そのことについてお答え願えませんでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) ちょっと私もよく理解できませんでしたけど、職員数今240人台ですが、職員定数も319から269ですか、50名を削減をさせてもらったところでありまして、かなりの職員の削減ということは進んでおります。


 その職員が削減になった部分を臨時職員、嘱託職員にすべて転嫁をしてやっておるんでないかという、そういったニュアンスでの御質問だったと思いますが、正規職員が300人いたときにも臨時、嘱託職員というのは同程度の職員がおったわけでありまして、私は今言われるように正職員の仕事をそういった非正規の職員に振り向けて転嫁をしてやっている、そういう認識は余り持ってないところでありまして、いずれにしましても非正規職員の処遇というものにつきましては県内他市、あるいは島根県の方の行政の同じような形でみんな雇用してますので、そういったところもよく状況を見ながら適切に対応していきたい、こう思います。


○議長(松下 克君) 以上で代表質問を終わります。





◎休  憩





○議長(松下 克君) ここで休憩いたします。再開は午後1時30分といたします。


       (12時36分)





◎再  開(13時30分)





○議長(松下 克君) 再開いたします。


 各個質問を行います。


 初めに、柊康弘議員。


○3番(柊 康弘君) 会派もりの柊康弘です。2月7日に行われました境港市議会議員一般選挙におきまして、2期目の議席をいただきました。今後4年間、市民の皆様の負託にこたえていけるよう努めてまいる所存であります。どうぞよろしくお願いいたします。


 質問に先立ちまして、我々の会派の名称について申し上げます。


 境港市を守る、子供を守る「守」、市の活性化などを盛り上げるための「盛」、神がおりてくるところの「杜」、漁具の「銛」、海を育てるための森林の「森」など、境港市に合わせた会派名として平仮名で「もり」と命名いたしました。


 それでは、3月定例市議会に当たり質問させていただきます。


 午前中の代表質問と重複するものもありますが、通告のとおり質問させていただきます。


 まず、太陽光発電について伺います。


 住宅用太陽光発電を設置する場合、平成21年度は1キロワット当たり国が7万円で境港市から15万円の補助があり、全国でもナンバーワンの支援額となっているため、境港市に家を建てられた方もおられると伺っております。中国電力の買い取り単価も、22年度中に契約が成立すれば10年間は1キロワット当たり48円で買い取りするとのことです。しかし、22年度からは市の補助が7万円程度に減額されるように聞きました。先日の日本海新聞の報道には、山陰は日照時間の影響で効果が悪い分、ハンデをつけるべきではとの意見もありましたが、できれば22年度も何らかの形で同じような支援ができないものか。せめてモデル地区として夕日ヶ丘地区に限定してでも実施すれば販売促進になるのではと考えますが、市長の御所見を伺います。


 ちなみに、夕日ヶ丘は低層住宅地域に指定されており遮るものも少なく、効率もよいのではないかと思います。


 また、以前は夜間に産業中央線を走ると文化ホールの噴水の照明が美しく、当市においては珍しい光景でした。しかし、最近では道路も暗く、残念ながら寂しい思いで見ております。多くの方がそのように感じておられるのではないかと思います。この照明と噴水を太陽光発電により何とかならないものか、あわせて伺います。


 次に、水産業の振興について伺います。


 先日の市長の施政方針にも触れておられ、水揚げ量は前年を1万トン以上上回ったものの、水揚げ金額は約2割減となったとのことですが、境港の魚価は全国的に見ても安価だと聞いております。なぜ同じ魚が境港では安いのか。その要因となっているものは何かシステムに原因があるのか、その対策を行政側としてどのように考えておられるのかお答えください。


 また、クロマグロ等の既存地域資源のブランド化によって高付加価値化を進めると述べておられましたが、その取り組みの内容についてお聞かせください。


 次に、農業の振興について伺います。


 境港市においては昨年より伯州綿の栽培に取り組まれ、結果、良質の綿を得られ、将来的にも地域の産業として期待できるものと聞き及び、大変うれしく感じているところでございます。


 22年度は栽培面積を約1.5ヘクタールに拡大する計画としておられ、私としましては大変期待しているところでございますが、この伯州綿の販路などについて、どのような見通しを持っておられるのかお聞かせください。


 最後に、観光の振興について伺います。


 平成21年の水木しげるロードの入り込み客数は約157万人と前年比9%減ではありますが、大変多くの方にお越しいただき、まさに鳥取県を代表する観光スポットになっております。


 しかしながら、私の感じるところでは水木しげるロードに来られるお客さんは短時間おられて次の目的地に向かわれるように思います。境港市に来られる観光客は水木しげるロードにだけ来られるわけではありませんが、やはり大半の方はロードを目的に来られていると考えられます。


 先日示された中海圏域振興ビジョンによりますと、境港エリアでの観光消費額は184.7億円となっておりますが、本市における経済効果はどれくらいと認識されておられますか。また、その経済効果は全市的なものなのか、あるいはロード周辺に限ったものなのかお聞かせください。


 また、山陰文化観光圏協議会や松江・境港・隠岐観光振興協議会での滞在型観光の取り組みを引き続き推進されるとおっしゃっておられますが、今後具体的にどのような取り組みがなされるのかお聞かせください。


 以上で壇上からの質問を終わります。


○議長(松下 克君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 柊議員の御質問にお答えをいたします。


 太陽光発電について何点か御質問でございますが、太陽光発電の補助金について、できれば22年度も何らかの形で同じような支援ができないかというお尋ねでございます。


 本市では、住宅用太陽光発電システムの普及促進を図るため、本年度鳥取県と連携をし補助制度を創設したところであります。全国的にも住宅用太陽光発電システムの導入は国及び自治体の支援を背景に急速に拡大をしておりまして、システムの価格も徐々に低下してきている状況であります。


 本市における平成22年度の補助金につきましては、システム価格の動向や昨年11月に新たな買い取り制度が開始されたことなどを勘案いたしまして、設置者の負担が平成21年度と同程度となるよう検討した結果、1キロワット当たり7万円が妥当であると判断したところであります。


 なお、本年度は本補助金の財源として市の負担部分に地域活性化・経済危機対策臨時交付金を充当しておりましたが、平成22年度におきましては一般財源での対応となります。


 また、夕日ヶ丘をモデル地区にとの提案でございますが、本補助金の本来の目的は環境対策でありまして、特例を設けて実施をする考えはございません。


 2つ目に、文化ホールの噴水と照明を太陽光発電にしたらどうかということであります。


 文化ホールの太陽光発電につきましては、夜間照明となりますと蓄電装置もあわせて設置をしなければならないために相当な費用がかかります。このため太陽光発電化は困難と考えておりますが、夜間の照明につきましては指定管理者である文化福祉財団とも協議をし、引き続きイベント時など噴水や夜間照明が市内の一つのスポットとなるよう、検討してまいりたいと考えております。


 次に、水産業の振興についてであります。


 なぜ同じ魚が境港では安いのか、その要因となっているものは何か、システムに原因があるのか、その対策を行政としてどのように考えておるのかということであります。


 境漁港における主要水揚げ魚種は、まき網漁業で水揚げされるアジ、サバ、イワシ類で全体の約70%を占めております。魚価安の原因といたしましては、境漁港に揚がるこれらの魚種は非食用向けのものが多く、また御承知のとおり以前は60万トン以上の水揚げにより大量処理、大量出荷の体制が構築をされ、トラックスケールでの取引が行われているのもその要因と考えられるところでございます。現在、境港地域水産業構造改革推進プロジェクトにおきましてはまき網漁業改革計画の策定段階でありまして、自動選別機、セレクターですね、この自動選別機、防風・防鳥設備の設置、衛生的な仕立てがえ施設の建設等により高付加価値化に向けた取り組みを検討されているところであります。引き続き事務局であります境港水産振興協会を中心に関係機関と連携を図りながら、プロジェクトの推進に取り組んでまいりたいと考えております。


 次に、クロマグロなどの既存地域資源のブランド化によって高付加価値化を進めると述べたが、その取り組みはどうなっておるかということであります。


 近年の境漁港におけるクロマグロの水揚げは日本一を誇り、夏期のマグロ市場において重要な位置を占めております。ただ、その一方で国内外の養殖マグロが増大する中で、天然、近海、生をキーワードとして境港天然本マグロをPRしていくものであります。


 取り組み内容といたしましては、午前中の港みらいの代表質問にお答えをいたしましたように、地元水産業界等で構成された境港天然本マグロPR推進協議会において、新年度は商標デザインの一般公募、商標登録、商標を活用したPR資材の作成及び配布等の活動に取り組むことが決定されたところであります。市といたしましても、委員及び事務局の一員として業界と協力して広く商標を活用したPR活動を推進していく考えであります。


 次に、農業の振興についてであります。


 伯州綿の販路などについて、どのような見通しを持っておるかということであります。


 伯州綿の取り組み状況につきましては、港みらいの代表質問や関連質問にお答えしたとおりであります。販路につきましては、付加価値を高めて販売したいと考えておりまして、現在複数の企業と商品化の交渉を行っているところであります。


 最後に、観光振興についてであります。


 中海圏域振興ビジョンによると、境港エリアでの観光消費額は184億7,000万円となっておるが、境港市における経済効果はどれくらいと認識しているか。また、その経済効果は全市的なものなのかロード周辺のものなかというお尋ねでございます。


 境港市における経済効果は、本市を訪れた来訪者の多くが皆生温泉を初めとする周辺地域で宿泊をし、市内での宿泊が余りない実態や、交通手段も自家用車による来訪が約8割を占め、市内消費はごくわずかであることから、中海圏域振興ビジョンにより算出された184億7,000万円のうち、宿泊費、交通費を除いた飲食費、土産代等を中心とした観光消費額およそ80億円が本市における直接の経済効果ではないかと、このように思っております。


 柊議員御指摘のとおり、水木しげるロードを訪れる観光客の多くがロードを主目的に境港市にお越しいただいておりますが、水産物直売施設や夢みなとタワー、魚やカニ料理店などにも立ち寄られておりますことから、全市的に経済効果があるものと考えております。


 次に、山陰文化観光圏協議会や松江・境港・隠岐観光振興協議会で今後具体的にどのような滞在型観光に取り組むのかということであります。


 山陰文化観光圏協議会におきましては、協議会共通事業といたしまして周遊マップの作成、ポータルサイトの運営、二次交通マップの策定等で滞在型観光の推進を計画しております。


 松江・境港・隠岐観光振興協議会におきましては、先般、水木しげる氏、小泉八雲氏をテーマとした観光パンフレットを作成し、3地域をめぐる滞在型旅行商品の造成、促進や周遊性を高めるためのアクセスの検討などを計画をいたしております。


○議長(松下 克君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) 御答弁ありがとうございました。


 それでは、何点か追及質問させていただきます。


 まず、太陽光発電についてですが、境港市においてはこの住宅用太陽光発電の支援額は近隣の市町村に比べても高額なものだったと伺っておりますが、他市と比べた場合、その設置状況の割合などはどの程度のものなのか、把握しておられたらお答えください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 山本産業環境部長。


○産業環境部長(山本 修君) かわりまして御答弁申し上げます。


 他市との設置状況の比較は、要するに設置件数ですね、比較はしておりません。以上でございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) 比較はされてないということですが、ではその設置件数はどれくらいあったのか教えていただけますか。


○議長(松下 克君) 山本産業環境部長。


○産業環境部長(山本 修君) これもかわりまして申し上げます。


 平成21年度、今年度の境港市の設置件数、予算で3回補正させていただきまして120件を想定いたしておりました。現在、全体でたしか123件ぐらいになったと思います。これは4キロワットが上限ですが、その多少3キロワットとか、そういったことで件数的には120件を超えております。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) ありがとうございます。


 やはりそれだけ市民の皆様も関心を示されて設置されている。非常に高い数値ではないかなと思うんですが、やはりそれだけ効果があったというふうに思われますので、ぜひともまたこの支援を継続していただけたら、さらにまた市民の皆様の環境に対する意識も高まっていくんではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 22年度も先ほどお答えをしましたように市の補助額が15万から7万に下がりますけれども、実質的に設置される方の負担がそう変わらないという7万円という額を判断したところでありまして、これも先ほどお答えしたんですが、21年度につきましては全額国の交付金を充てて、他市よりも高い補助額で対応したところであります。今年度は丸々一般財源でこの補助制度をするということでありますから、これはこれまで入ってきた補助金はほかの優先度の高い事業に充当するということでありまして、この部分は一般財源で対応するということでありますので、21年度と同様の15万という助成はこれは大変困難であると思います。


 ちなみに、米子の場合は3万円であります。鳥取が7万円、倉吉は7万5,000円という、そういった21年度の助成の額でありますから、引き続いて22年度も7万円の補助制度であるということについては21年度と同様の実質的な効果がある、こういうぐあいに見込んでおります。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) ありがとうございます。


 実際設置される方の負担は変わらない額を見込んでいるということで、できたらもう一歩踏み込んで環境に優しい境港ということで考えていただけたらなと思いますので、要望をしておきます。


 それとまた、夕日ヶ丘についてどうかということで、環境対策のことなのでそっちの夕日ヶ丘を限定しては考えていないという答弁だったかと思いますが、またその辺も販売促進も考えながら、何か魅力あるまちを、この夕日ヶ丘は魅力あるまちだという観点からもちょっと考えていただきたいなというふうに要望しておきます。


 あと文化ホールの照明ですが、さすがに先ほど御答弁されましたように蓄電型にするとかなりの高額になるということで難しいのはわかりますが、なかなかあすこが暗くて寂しいなという思いは私だけではないと思います。


 それと、噴水は昨年は何回ぐらい使用されたのか。また、その噴水を出すときは天気とか曜日とか何か関係があるのか、お答えいただけますでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 急なる御質問でございましたので、ちょっと私どもの資料を持っておりません。何回点灯したのかということちょっとわからないんですが、せんだって故障しておりまして、修理を完了したところでございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) 通告なしの回数の質問のようで答えられないということですけど、私も何度か通って照明がついているのも見たことはあるんですが、ホールで何がイベントが開催されているときには照明がついているんじゃないかなというふうに思います。


 ただ、1つ心配なのがホールの南側にある駐車場ですね、体育館側ですけど、あちらの駐車場の方は非常に暗く感じるんですが、噴水というか池のあたりは照明がついていても駐車場の方は壁に遮られておりまして非常に暗くて、またあすこ駐車場との段差もございますので、その来場者からの不安の声も聞かれてくるんですが、その辺の安全対策等についてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 確かに、使用してないときには結構暗いというふうに私自身も感じております。


 ただ、いろいろ費用のこともございまして、防犯灯はつけているわけですけれども、こうこうと使ってないのに電気を消費するのもいかがなことかということで、あのあたりを通るとどうしても暗いという感じを受けられたと思いますが、市長より使わないときもあの辺をちょっと照明を今後考えろと、噴水も考えろということを指示いただいておりますので、財団とも協議をして検討させていただきたいというふうに思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) その照明、噴水についても検討してまいるという答弁いただきました。


 ただ、駐車場の方は使用しているときも暗い現状があるので、ホールが夜間使用されるときだけでも何らかの明かりが当たって、夜暗くなってから帰られるときに安全な状態をつくっていただければと思いますので、その辺もちょっと要望させていただきます。


 続いて、水産業のところです。先ほどなぜ魚価が安いかということで、食用でない、非食用が多いことが挙げられておりますが、クロマグロのところなんですが、ブランド化について、今、世界的にクロマグロの漁獲制限が議論されておりますが、本市においては何か影響があるのか、どのように考えておられるのかお聞かせください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) そういった大西洋とか太平洋のクロマグロの規制については、大変厳しい状況になってきておりますけれども、まだこちらの日本海のマグロ漁についてはそういった話もございませんし、業界側の方からもそういった情報もないわけです。


 ただ、いずれはやっぱり世界的な資源の減少ということですから、マグロ漁については何がしかのやっぱりそういった動きがあると思いますけども、これは業界の皆さんが主体的にどうお考えになるか、そのことによって行政もその方向に沿って考えたいということでありまして、よくよく業界の皆さんと情報のやりとり、疎通をきちっとしたいと思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) 業界の皆様と取り組んでいかれるということで、先々やはり資源というか漁獲制限が出てこないとも限らないわけで、限られた資源ですので、このブランド化、高付加価値化に向けて、先ほど市長さんも力強い言葉でおっしゃっておられたように取り組んでいっていただきたいなと思います。


 続いて、伯州綿のところに移らさせていただきます。


 伯州綿は栽培は現在緊急雇用の事業費で施行されており、市長は継続してやっていきたいとおっしゃっておられましたが、3年たってからは交付金ですか、がなくなった後、農業公社などの経営によって再雇用して商いとしてできないものか伺います。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) この伯州綿の栽培については、まさに柊議員がおっしゃるようにそういった形でつながっていくことを想定というか、期待をして取り組んでおるわけでありまして、3年間で国の交付金が切れまして、それから以降は一般財源ということになるわけでありますけれども、それまでにできるだけこの可能性というものを3年間できちっと行って、それ以降は一般財源もかかるでありましょうが、市民の皆さんにも綿づくりであるとかそういったものに参加をしていただく。言われるように、農業公社でひとつ取り組むということも考えられるでしょうから、いろんな方法を考えて、夢かもわかりませんが、伯州綿というものをこの弓浜部で復活するような、そういった取り組みにつながっていけば本当にいいことだなというぐあいに思っています。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) 引き続いて努力されて、この伯州綿が境港を代表する特産物として復活されるように育てていっていただきたいなと思います。


 あと観光のところですが、経済効果が80億円で全市的に効果があったと考えるというふうな御答弁いただきました。


 やはりこれに満足していてはいけないと思います。これからまだまだこれを伸ばしていく必要があろうかと思いますが、やはり境港に来られる観光客の皆様は周辺の皆生とか玉造温泉とかに泊まられるということで、何とかこの境港市に泊まっていただいて、もっともっと境港市にお金を落としていただきたいなと思うんですが、その宿泊施設の誘致についてはどのように考えておられますでしょうか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) この宿泊施設の誘致、確保ということについては私の公約の一つにも掲げているところでありまして、当初よりその実現に向けて各方面にいろいろ誘致を働きかけ、折衝してきたところでありますが、正直なところ非常に苦戦をしておるというのが実態でございます。境港市内では、都市型のホテルのようなものではなかなか事業としてペイできないというようなことがありますけれども、宿泊に特化したそういったホテルの形態であれば何とかペイできるのではないかという専門の方のそういった助言等もございますので、これは引き続き何とか実現できるように取り組んでいきたい、こう思っておりますので、また議員もいろんな情報が入ると思いますが、ぜひ御協力をいただきたいと思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○3番(柊 康弘君) 引き続き実施に向けて、誘致に向けて取り組んでいくと力強い御答弁いただきました。我々もいろいろなところで境港のよさを訴えていきながら、ぜひとも宿泊施設が境港にできるように努めてまいりたいと思いますので、市長さんにおかれましても全力で当たっていただきたいなということを要望しまして終わります。ありがとうございました。


○議長(松下 克君) 次に、松本熙議員。


○7番(松本 熙君) 無所属の松本熙です。私は、4年前の選挙で初議席を与えていただきました。以来、政治は弱い立場の人を守らなければならないという信条のもと、市民目線を大切にして微力ながら努めてまいりました。市長、副市長を初め執行部の皆様には、引き続きよろしくお願いします。


 さて、今回の選挙では、少子化の現状と徐々に進行する高齢化の現状をとらえ、子育て支援と高齢者福祉が大切だと訴えたところです。


 先般、来年度の予算案が示されました。市長の施政方針では連携と共栄を掲げ、規律ある財政運営のもと、快適に安心して暮らせる活気あふれるまちづくりを推進すると示されました。おおむね自分の思い描くものと相違なく、心強く感じたところです。


 ところで、昨年の12月議会以降は選挙の関係で、やや距離を置いて市政や議会を考える時期にもなりました。したがいまして、今議会では2期目の最初の議会となりますので、あえてその2カ月間に聞いた市民の声と、日ごろから感じていることに私見を交えて何点か質問をさせていただきます。


 景気低迷の影響を受け、地域経済が停滞しています。結果、市税収入の減額が予想されますが、地域活性化・雇用等臨時特例債の創設などにより実質的な地方交付税が33億5,000万円になる説明が議員にはありました。今後は3月議会で予算書及び予算概要、補足説明資料をもとに議会審議を経て、新年度予算が決定をいたします。


 さて、行政の動きが見えにくいという市民の声を聞きます。そこで、市長にお尋ねします。


 1点目は、議会で同意を得た予算や市長の目指す施政方針を市民にわかりやすく丁寧に説明すべきと考えます。今までの市長と語る会に工夫を加え、理解促進を図る場が必要ではないでしょうか。わかりやすい情報量とわかりやすい言葉で連携と共栄、そして規律ある財政運営について市民への説明責任を果たすことが必要不可欠であると考えます。市長の御所見を伺います。


 2点目は、投票率の低下傾向について伺います。


 今回の市議会議員選挙は、前回と同様に定数の1人オーバーでした。候補者の間に明確な争点がなかったこと、投票率が過去最低だったなど、批判や厳しい指摘がありました。候補者が具体的な政策を掲げなかったことや抽象的な言葉が多かったことなど、今後は候補者自身が大いに反省しなければならないでしょう。そうでなければ投票率はますます低下をし、議会の存在価値が問われることにもなりかねません。


 一方、年代別の投票率で20代、30代の若者と言われる世代の投票率が気になるところです。


 そこで、市長にお尋ねします。既に実施された市町村もありますが、境港市でも子ども議会や市報で紹介のありました選挙出前講座を今後定期的、継続的に実施し、若者の政治的無関心や政治離れに対する自治意識の向上対策が必要だと考えます。そうした取り組みが自分たちの住んでいるまちや地域を考えるきっかけとなり、地域主権の力に発展するのではないでしょうか。


 郷土に誇りを持ち、住んでよかったと思えるまちづくりは共通の思いです。自分の考える市民参加によるまちづくりにもつながり、市長の言われる自分たちのまちは自分たちで考え、自分たちでつくり上げる考えとも共有するものです。できることからまず始める。子ども議会や選挙出前講座の今後の実施について、市長の御所見を伺います。


 3点目は、貨客船航路の活性化策についてです。


 昨年6月に環日本海定期貨客船の就航、12月には空港滑走路の延長が実現しました。航路の負担金の問題や空港の活用策には自分の考え方もありますが、貨客船の就航を反対するものではありません。むしろ貨客船の航路発展や空港の愛称化など、地域の活性化には持論を持ちながら発展的にとらえているところです。


 そこで、市長にお尋ねします。私どもの協議団体は境港市に温かい御理解を賜り、きたろうカップ境港駅伝という大会を開催させていただいております。一般、大学、自衛隊、高校の4部門に現在は60チームほどが西日本各地から参加をしています。ことしの10月17日には10回大会を迎えることになりますが、そこで今回は記念大会として韓国、ロシアの参加を御検討していただきたいと御提案いたします。


 市長には、貨客船などを活用した国際スポーツ交流が一層活発になるようにと提唱していただきました。県が推進する新時代への扉をひらく事業にあわせ、この参加を通して韓国やロシアを含めたスポーツ交流や民間交流が進めば、まだ細い道がやがて太い道に変わり、まさに夢に向かって環日本海航路の発展に結びつくものと信じています。御理解を賜り、実現に向けて市長のお考えをお聞かせください。


 最後に、「障害」の表記についてお尋ねします。


 既に一部では取り組まれているようですが「障害」という表記の字の「害」の字を平仮名にすることについてです。


 盲・聾・養護学校が特別支援学校に名称が変わりました。当時、県教委の担当者だった室長からお話があり、同感したことを覚えています。当事者や家族にとっては言うまでもなく配慮されるべきで、そのことで当事者の方々の問題が解決するわけではないのですが、その思いに至ることが理解、啓発の第一歩だと考えております。可能な範囲で、文書や資料の表記に境港市でも人権擁護の観点から配慮しようという共通理解をすべきと思います。周知徹底をお願いして、市長のお考えをお聞かせください。


 以上で壇上からの質問を終わります。


○議長(松下 克君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 松本議員の御質問にお答えをいたします。


 初めに、予算、施政方針の周知について、わかりやすい情報量と言葉で連携と共栄、規律ある財政運営について市民への説明責任を果たすことが必要不可欠、どう考えておるかということであります。


 市政運営に際して、市民への説明責任を果たしていくということは大変重要なことであり、日ごろから市報やホームページ等を通じてわかりやすい広報に努めているところでありますが、例えば市報12月号には、私が目指しております連携と共栄に対する理解を深めていただこうということで、当市に縁の深い旧美保関町、旧八束町、さらには近隣諸国の皆さんをお招きをして座談会の模様を特集記事として掲載したところであります。


 また、毎年度当初に各地区で開催されます市長と語る会ですが、私の思いや財政状況を直接市民の皆さんにお話できる大変貴重な場でありますが、今年度は途中から映像を活用するなどの工夫をして、わかりやすい説明に心がけたところでございます。今後もさまざまな機会をとらえて、市民の目線に立ったわかりやすい言葉で説明責任を果たしていきたいと考えております。


 次に、市民参加によるまちづくりについて、若者の政治的無関心や選挙離れに対する対策が必要である。子ども議会や選挙出前講座の実施についてどう考えるかということでございます。


 子ども議会につきましては、平成11年に浜っ子議会という名称で広聴授業の一環として市内小・中学校から2名ずつ、合計20名で開催しております。子ども議会は、議会の仕組みや市役所の仕事を勉強することで政治というものを身近に感じてもらい、まちづくりに進んで参加しようとする意欲を高めることができるものと、このように考えております。


 選挙出前講座につきましては、市報の3月号で掲載しておりますが、県の選挙管理委員会の主催で2月4日に外江小学校の6年生60名を対象に行われたところであります。この講座は、若者の政治的無関心や選挙離れが指摘されていることを踏まえて、県選管が平成19年度から県内の学校で実施をしているものであります。選挙ミニ講座、選挙クイズ、選挙グッズの紹介など、選挙の知識を身近に感じることができる内容となっております。


 子ども議会の実施に当たりましては、学校現場の負担も実際のところ生じてまいります。教育委員会及び学校との調整を図り、議会の皆さんとも相談をしながら検討してまいりたいと考えております。


 選挙の出前講座につきましては、引き続き若年層向け選挙啓発の一環として県選管及び学校との連携、調整を図ってまいりたいと考えております。


 次に、環日本海定期貨客船航路の活性化についてであります。


 この航路の発展に向けて、交流促進を市民相互の民間交流に発展させるべきである。きたろうカップに韓国、ロシアの参加を検討してはどうかということでございます。


 きたろうカップ境港駅伝競走大会につきましては、ことしで第10回の節目の年となります。そこで、DBSクルーズ就航1周年を記念をして、既に以前よりロシア、韓国から駅伝に参加していただけないものか、県の交流推進課を通じて要請をしてきております。今のところ正式な回答はいただいておりませんが、引き続き参加要請をしてまいりたいと考えております。


 施政方針でも述べましたとおり、本年は東海市初め韓国企業との経済交流や日韓の青少年交流、さらにはロシアを含めたスポーツ交流などさまざまな交流が予定をされておりまして、航路を活用して北東アジアとの交流の拡大を図ってまいりたいと考えております。


 最後でありますが、「障害」という文字の表記についてであります。


 人権擁護の観点から、平仮名にすべきであるという御意見でございます。


 「害」の字から受ける印象がよくないなどの理由で、平仮名の表記に変える自治体が近年多くなってきております。本市でも、障がいのある人の人権はより尊重されなければならない、こういった認識に立って、当事者団体の方々とも意見交換を行いまして、本年度から法律用語、固有名詞などを除いて市報、パンフレット、会議資料などは「害」の字を平仮名の表記に変えさせていただいております。新年度の予算書等に記載する事業名等につきましては、既に表記を変えております。


 なお、国の障害者制度改革推進会議でも、法令等の「障害」の表記のあり方について検討を行うこととなっております。今後も障がいのある方々についての人権への配慮はもちろんのことでありますが、障がい者施策の充実にも努めてまいりたいと考えております。以上であります。


○議長(松下 克君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 松本議員。


○7番(松本 熙君) それでは、4点にわたって質問をしましたので、重ねて若干質問を続けていきたいと思います。


 1点目の、予算なり施政方針を市民によりわかりやすく丁寧にというお願いをしたところです。市報ないしは春からですか、校区ごとに行われている市長と語る会も既に取り組まれておるところですが、過去に何回か市長と語る会にも出させていただきました。これは以前このことに関して質問をしたように思いますが、22年度はどうなのかということをまず一つお聞きしたいと思います。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 総務部長。


○総務部長(景山久則君) 市長にかわってお答えします。


 今、予定でございますけども、22年度は4月の16日の中浜地区を皮切りに順次、境地区はまだ未定でございますけども、5月17日の外江までやる予定にしております。以上でございます。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 松本議員。


○7番(松本 熙君) それぞれたくさんの仕事をお抱えですから、一気にやってしまうということも難しいでしょうから、可能な限り早いスケジュールで開催をしていただくということが一つ大事なのでお願いをしておきたいと思います。


 さて、これは先ほど申しましたように、私自身というよりむしろ何人かの声として聞いたことですのでお聞きしてください。


 私はすべての校区に行ってるわけではないですから渡の話を中心にしますが、やはり必要な会でぜひ続けていただきたい。ただ、その中身をもう少し工夫できないのかなというところがその方の話から私自身そうかなと思ったことです。それは市報にも載りますからそれはそれで続けていただければいいわけですが、直接市長さんにお会いをして直接生の声で聞けるという、これはとっても大事な会だろうと思うんですね。問題は限られた時間でどれほど効率よくやるかなんですが、例えばパワーポイント風に、全文を載せるということは不可能ですけれども、大きな大項目、例えば規律ある財政運営と協働の推進という大きなテーマがあって、中項目と言うのがいいのかどうかとして、次に予算案、協働のまちづくりの推進、行財政改革の継続、次期総合計画の策定というぐあいに続くわけですね。ここをもう一つ簡単なフレーズに置きかえていって、それに解説を加えていく。そしてまさにこの議会の一問一答といいますかね、その説明が終わって、そうですね、あらかじめ質問用紙を配っておいてもいいだろうと思いますが質問を受ける。なかなか勇気を出して聞く市民はいないのかもしれませんが、そういう一つの一方通行にならない双方向参加型といいますか、そういうものに工夫していっていただければ、何か一方的に、市長さんには大変申しわけないんですが、一方的な説明に終わってるというような訴えから受け取り方をしました。そこら辺について、いかがでしょう。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 市長と語る会につきましては、本当に毎年これからの時期、4月に入って開催をさせていただいておりまして、これは自治連合会の皆様と日程と内容につきましてもよく御相談を申し上げて開催をしているわけでありますが、私どもの方からは新年度予算の新しいことであるとか、財政運営をどうしていかなきゃいけないのか。財政状況を申し上げたり、それからこれからの市政の展望をお話をしたりするわけでありますけども、参加者の皆さんも各地区で松本議員が言われるような一方的なことではなくて、各会場で多くの意見といったものが出ておりまして、我々としては直接そういった市民の皆さんの声を聞く機会として大変貴重な機会だと思ってありがたく思っておりますので、いろいろ今申されましたけども、そういったことも念頭に置きながらよりよい会になるようにこれからも努めていきたい、こう思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 松本議員。


○7番(松本 熙君) 今、お答えいただいた市長さんのお考えなりが、新年度の語る会に実効性のある形で改善が加えられたらと思っておりますので。


 繰り返しの言葉になりますけども、やはり市長さんと直接お話ができるという非常に貴重な会に僕はなるんだろうと思いますね。それで市長さんがおっしゃる協働のまちづくりの一番原点みたいな場所だろうと思います。したがって、わかりやすい情報量、わかりやすい言葉ということは言いましたけれども、受け手である、いわゆる主役である市民が本当にそこに出ていって、ああ、そうなんだという理解に至ることがやはりその会の趣旨だろうと思います。どうかそういうことを22年度の語る会にはぜひ反映をさせていただきたいんですが、これはちょっとせっかくですので、去年はちなみに全校区で何名の参加者があったでしたっけ、これはちょっと今難しいか。どうでしょう。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 景山総務部長。


○総務部長(景山久則君) 今、資料を持ち合わせておりませんので、済みません。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 松本議員。


○7番(松本 熙君) これもひっくるめて参加者が適切な方法で、会がいついつありますよという周知徹底はされてるんだろと思いますが、正確な数は今私も持ってなくて大変失礼なんですけれども、そんなに多くなかったような印象を当時持ったような気がします。ぜひそういったこともことしの語る会には反映されるように取り組んでいただきたいと思います。この点は以上で終わります。


 2点目ですが、先般行われました市議会議員の選挙に限らず、近年若者の政治離れといいますか、イコール選挙離れにもなってるのかもしれませんけれども、やっぱりこれは先ほどの協働のまちづくりということにもつながっていくんだろうと思いますが、何かここに手だてをすれば途端に変わるというものでは僕はないだろうと思いますが、よく言う二元代表制で市長さん、そして我々議員が選ばれるわけですけれども、そして先ほども言いましたように選挙戦でそれぞれが思う政策を訴えながら選挙を戦うわけですが、そのときにやはり有権者が選挙に関心を持つという前段に、さまざまなそういう子供の時代から子ども議会とか選挙の出前講座をやっていくことは当然必要だし、市長さんもそうお思いでしょう。


 そういう点を踏まえて、選挙をするのには相当額の予算も組まれているわけですが、そういうものを通して何か市長さんなりに考えられることがあるのかないのか、聞かせていただけませんか。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 質問の内容というか趣旨がちょっとよく理解できなかったんですが、投票率のアップというか、若者が政治に関心を持つにはどういったことなのかというようなことですか。


 これにもいろいろあるでありましょうが、地方議会では首長と議会の議員の選挙、最も身近な選挙であります。これは私どもに置きかえますと、ふだんから市民の皆さんに市政の動きといいますか、物の考え方を日常的に説明して、今のお話じゃないですけども、わかりやすい言葉で説明をして市政に関心を持っていただく。あるいはさらには参画をしていただく。そういった努力がまだまだであるということでありましょうし、議会のことに私がいろいろお話を申し上げることはちょっと申し上げにくいところでありますが、一般論で言えば、いろいろ議会でも活性化をしなければいけないとかそういったところは一般的に言われておるわけでありますから、そういったことを互いに意識し合ってやっていくということがまあまあでき得ることであるのかなというぐあいに思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 松本議員。


○7番(松本 熙君) ありがとうございました。おっしゃるとおりだろうと思います。


 さて、市長さんも施政方針の中では境港市政の進展と市民福祉の向上というフレーズで触れていただいておりますね。先般、地域から力を引き出さない限り立ち行かない時代という記述を読んで、まさにそうだと私は思いました。自分自身としては、地域主権ということが叫ばれとっても大事なことだろうなと思ってるわけですが、行政が住民にとって身近な存在であることが望ましい。つまり、これをどう実践していくかというところになるだろうと思います。決して市長さんだけでなしに、我々だって大きなその役割を担ってるわけで、まだまだ力の足りんところに歯がゆさを覚えるわけですが、前段にある選挙に向けた有権者の啓発活動といいますか、そういうことはやっぱり間断なくやっていかなければならないだろうと思いますので、ともにそういうことを確認し合ってこの質問は終わりたいと思います。


 さて、3点目ですが、午前中も会派の代表質問の中にも触れてありました。当市は港があり空港があり、本当に恵まれた地域資源というものを保有しているわけですが、それを活用して航路が動き始めました。貨物のことはさておいて、お客さんといいますか、客船の方で少しお話をしてみたいと思いますが、貨客船の航路をどう生かすかということが共通の課題だろうと思っております。したがいまして、私が壇上からお訴えをしました駅伝競走の10回目をとらえて韓国、ロシアにということをお願いをして、既に県なりを通じて打診をしているということをお聞きしました。航路が動いてますので、なるほど人はそれなりに乗ってるわけですけれども、3年先のことを考え、あるいはもっとずっと継続的なことを考えれば、スポーツ交流というのは長い目で、長いスパンでとらえられる一つの行事だろうと思っております。


 したがいまして、フェリーを使って来るというのは比較的安価な方法で実現するわけですから、本当に県とも手を携えてそれが実現したらなと。これはたまたま私が駅伝競走に関係をしておるからということでなしに、そういう競技の枠を超えてそういうものを通して次々いろいろなものに波及していくことが僕は大事だし望ましいと思っております。


 したがいまして、県なりとどの辺までのお話ができておるのか、何かその辺でお聞かせ願えることがあればお答えください。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) きたろうカップ駅伝の海外からの参加要請ということで、私もきたろうカップ駅伝の反省会に松本議員と同席をしておりましたので、松本議員の先ほどの御質問の要旨はよく理解しているところでございます。


 それを受けて、前回のきたろうカップの境港駅伝競走大会の反省会のときに出たところを受けまして、その後市長とも相談いたしまして、県の交流推進課を通して打診をしたところでございます。


 今のところ、情報提供でございますけれども、沿海州に問い合わせをいたしましたところ、以前にも新潟で開催された環日本海新潟駅伝にウラジオストク市からも参加しており、きたろうカップ駅伝にも参加の可能性があるとのことでございました。沿海州政府からは、駅伝競走大会の詳細がわかる文書とか費用負担、あるいはビザ取得のための招待状、これは市長から出さないといけないと思いますが、その求めがあったところでございます。


 また、環日本海新潟駅伝には、韓国ソウルでございますが、ソウル市からの参加もあって、東海市を含め江原道に今後働きかけることによって参加の可能性があるではないかというところが今の状況でございます。以上です。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 松本議員。


○7番(松本 熙君) ありがとうございました。突然の質問になって、大変申しわけありませんでした。


 かつて新潟でやったものも幾らか承知をしておるわけですが、もっとお金をかけずに簡単にできる、簡単にできるということはないだろうと思いますけれども、そう背伸びをせずに実現をしたらなと一つ思っております。当然県内とも歩調をそろえてほしいわけですが、先般、冬季オリンピックを見ておってもわかるように、スポーツの持つ効力というものは十分御承知だろうと思います。したがいまして、ロシアが無理にしても韓国東海のあたりから地域的なチームが呼べる、そこら辺からまず始めたらどうなのかなと。


 それで、別段これ丸抱えで呼ぶことはないだろうと思うんですね。知恵と工夫を出せば民宿も可能でしょうし、あるいはわかとり国体のときに公民館にお泊まりいただいて地域でもてなしをしたというようなことがあります。やはり僕はそういうところまで踏み込んで、本当に民間交流に発展していくような知恵と工夫を出すときなんだろうと思っております。どうかそういう知恵と工夫を出されて、最初は1チームであってもそれが2チームになり、そしてそのチームを呼ぶことによって選手と市民との交流が生まれていく、あるいは仮に民宿とかそれに類するものが実現をして接点があって、今度は私どもが向こうに出向いていくというようなことに僕はつながっていくと思ってるんですね。そこら辺に向けてのやはり知恵を出すときだろうと思います。どなたでもいいですが、少しそのことについてお答えをいただいたら喜びます。


○議長(松下 克君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 今まさに、松本議員がおっしゃるようなことを相当前から鳥取県や関係団体とも話をしながら進めているわけであります。私は必ずしも駅伝競走ばかりでなくて、それがだめであれば向こうでは例えば剣道なんかも随分はやってるということのようで、どんなスポーツでもいいから交流をしようと。しかも来ることによって新しい大会をつくるとかそういうことじゃなくて、今来ていただくのであればいろんなスポーツのこちらの大会に合わせてそこに参加をしていただくような、これは韓国も一緒であります。そういった声かけをもう既にしておりますので、おいおいその姿が出てくるんではないか、また議会にも報告できるんではないかと思いますので、よろしく御協力いただきたいと思います。


○議長(松下 克君) 追及質問どうぞ。


 松本議員。


○7番(松本 熙君) 大変ありがたい心強い市長さんのお言葉をいただいたように思います。これは別段、たまたま私が駅伝というものにかかわってるからそれを一つの題材にしたわけで、今おっしゃるようにあらゆるものでそういう工夫をしてみる時期だろうと思いますので、どうぞ市長さんにおかれても市の中でも、そして県にも、あるいは中海4市1町にも呼びかけていただいて、市長さんのお言葉をかりるとまだまだ細い道がやがて太い道に変わるというきっかけづくりになるだろうと思っております。


 ちなみに、これはまだはっきりしない話なんですけれども、やはりみんながそういうことを考えるということでお聞きいただきたいと思いますが、2012年にやはり関係する競技でアジア大会を鳥取県でやれないかと。それはなぜかというと、やはりこの航路活性化にたとえ単年度であってもPRをしたいと。とりわけ韓国から多くの選手にフェリーを使ってやってきてくださいというようなことを言おうと、既に言っておるわけですけれども、ぜひ実現をしないかなと思っております。やはりそういうことがまだまだ細い道が太くなるということだろうと思いますので、くどいようですけれども、さまざまな場面で航路活性化につなげていただきたいと思っております。


 最後に、「障害」という文字の表記で、既になるほど最近市の方から配付される資料なりを見ていると「障害」の「害」の字が「がい」という平仮名になっております。とってもいい印象を受けております。問題は、する人だけがするということでなしに、やはり我々は共通理解を示し、当事者がそれでよしとする方向に社会が変わっていく、一人一人の考え方が変わっていくということがとっても大事だろうと思っております。自分自身もひっくるめて、多くの人が、あるいはすべての人がそういう思いに至ることがまず第一歩だろうと思っております。


 どうか落ちのないような目配りをしていただいて、それがいい形で動き始めることをお願いして質問を終わります。


○議長(松下 克君) 本日の質問は以上といたします。





◎延  会(15時45分)





○議長(松下 克君) 次の本会議は明日11日午前10時に開き、引き続き一般質問を行います。


 本日はこれをもって延会といたします。





  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員