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鳥取県 境港市

平成21年第5回定例会(第4号12月14日)




平成21年第5回定例会(第4号12月14日)





12月定例会





    第5回 境港市議会(定例会)会議録(第4号)





 
平成21年12月14日(月曜日)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 一般質問


第3 議案第84号〜議案第96号


第4 陳情第12号 脳卒中対策基本法の早期制定についての陳情


   陳情第13号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書を政府等に提出するこ


         とを求める陳情


   陳情第14号 知的障害児(者)への紙オムツ助成に関する陳情


   陳情第15号 知的障害のある未就学児童のショートステイ事業に関する陳情


   陳情第16号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対す


         る陳情


   陳情第17号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書を政府等に提出するこ


         とを求める陳情


   陳情第18号 消費税によらない最低保障年金制度の創設を早急に実現することを求


         める陳情


   陳情第19号 2010年度に年金の減額改定を行わないことを求める陳情


   陳情第20号 後期高齢者医療制度の即時廃止を求める陳情


   陳情第21号 貴自治体における平和教育の推進を求める陳情


   陳情第22号 島根原子力発電所の早急な耐震補強対策と原子力に依存しないエネル


         ギー政策の転換を求める陳情


   陳情第23号 現行保育制度に基づく認可保育所の増設、保育・学童保育条件の改善


         等を求める意見書の提出を求める陳情





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員   (15名)


    1番  米 村 一 三 君      2番  南 條 可代子 君


    3番  佐名木 知 信 君      5番  柊   康 弘 君


    6番  浜 田 一 哉 君      7番  荒 井 秀 行 君


    8番  渡 辺 明 彦 君      10番  岡 空 研 二 君


    11番  定 岡 敏 行 君      12番  松 下   克 君


    13番  松 本   熙 君      14番  永 井   章 君


    15番  平 松 謙 治 君      16番  田 口 俊 介 君


    17番  竹 安   徹 君





 欠席議員   (1名)


    9番  長 谷 正 信 君





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長 安 倍 和 海 君


教  育  長  根 平 雄一郎 君     総 務 部 長 景 山 久 則 君


産業環境部長   山 本   修 君     建 設 部 長 佐々木 篤 志 君


総務部次長    角   俊一郎 君     市民生活部次長 荒 井 祐 二 君


産業環境部次長  阿 部   裕 君     建設部次長   門 脇 俊 史 君


教育委員会事務局次長


         下 坂 鉄 雄 君     秘 書 課 長 佐々木 史 郎 君


財 政 課 長  築 谷 俊 三 君     商工農政課長  木 下 泰 之 君


管 理 課 長  岡 嶋 利 行 君





 事務局出席職員職氏名


局     長  洋 谷 英 之 君     局 長 補 佐 山 口 隆 道 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君





◎開  議 (10時00分)





○議長(米村一三君)  おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 日程に先立って諸般の報告をいたします。


 本日の会議に、長谷正信議員から欠席の通知がありましたので御報告いたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(米村一三君)  日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、松下克議員、田口俊介議員を指名いたします。





◎日程第2 一般質問





○議長(米村一三君)  日程第2、一般質問に入ります。


 先週に引き続き各個質問を行います。


 初めに、永井章議員。


○14番(永井 章君)  おはようございます。


 12月定例市議会開催に当たり、私見を交えながら質問させていただきます。


 私ども市議会議員が、市民の皆様の声が少しでも市政に、また市政の内容、方向が市民の方々に身近なものになりますようと思い質問させていただきます。


 さて、このたびの政権交代で政府の行政刷新会議は2010年度予算概算要求のむだの洗い出しに向け精査する事業仕分けで、農水省が所管する事業の廃止や縮減など厳しい査定が相次ぎ、県内農政、農業関係者は不安を募らせ影響拡大を懸念するところであり、耕作放棄地再生利用緊急対策ほか事業、予算計上を見送る案など危惧するところであります。幸い本市では、農業公社、農業委員会、干拓営農組合の努力と協力で弓ケ浜干拓に米川からかんがい用水を引くため、夕日ヶ丘1丁目ろ過池を建設中の掘り下げ、土砂の活用で長年耕作放棄地になっている湿田の再生を図られ、4年前にも南側に再生された畑が広がり、大規模農家が大根など作付されて目につきやすい場所でもあり、景観上からも耕作放棄地の湿田が農地再利用され、農地には食糧生産だけではなく防災、景観維持、地球温暖化防止など機能があります。残りの残土があるように聞いておりますが、北側の方で地権者と相談され、放棄地再生に現在の予定でもわかりましたらお聞かせください。


 また、伯州綿についてお伺いします。


 農業公社が農家から借りておられ、借り手のない耕作地でふるさと再生事業で栽培されておられ、20年度には非常に質のよいものができたと聞いております。ことしの作柄並びに販路についてお聞かせください。


 枕川改修後についてお伺いします。


 中海干拓中止に伴い、農業用水対策で枕川について21年度中に改修工事が完了すると聞いております。利用者側からは心待ちにしており大変喜んでいますが、農閑期には川下に位置される外江、清水町の管理についてお聞かせください。


 壇上からの質問を終わります。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  永井議員の御質問にお答えをいたします。


 農業施策についてでございます。


 ろ過池工事で発生する畑砂の残りがあると聞いているが、これについてはというお尋ねであります。


 現在、国が境二中前の県道から誠道町にかけての産業中央線東側の湿田約17ヘクタールを盛り土し、耕作可能な畑地として再生する工事を行っておりますが、この工事には夕日ヶ丘団地南側にあるため池の拡張工事で発生する畑砂約2万2,000立方メートルのうち約8,000立方メートルを利用しております。残りの畑砂1万4,000立方メートルにつきましても、今回の施行区域の北側にさらに延長していただくよう国に要望しておりますが、畑砂を必要とする国の事業との調整もございまして、利用可能な畑砂の量及び施行範囲については現時点ではまだ未定でございます。


 次に、伯州綿の今年度の作柄並びに販路についてのお尋ねであります。


 今年度は伯州綿を約1ヘクタール栽培をし、1,000キログラムの収穫量を見込んでおりましたけれども、天候不順や病害虫被害が発生したこともありまして、12月7日現在の収穫量は約600キログラムとなっております。収穫は来年1月下旬まで続ける予定でおりますが、目標収穫量の1,000キログラムの達成は少し難しい状況になっております。


 一方、品質につきましては、昨年同様に関係者から高い評価をいただいているところであります。


 販路につきましては、Tシャツやジーンズ、子供服などの衣料品メーカーやタオルメーカー、布団メーカーなどを精力的に訪問しておりまして、伯州綿がどの製品に適しているのか、関係者からの意見を伺いながらさまざまな角度から検討を重ねているところであります。


 それから、枕川の改修についてのお尋ねであります。


 中海干拓中止に伴い、農業用水対策で枕川について平成21年度に改修工事が完了すると聞いておる。農閑期には川下に位置する外江町、清水町の管理はどのような考えを持っておるかということでございます。


 枕川の管理につきましては、管理協定によりまして市街化区域外は農業用水路として米川土地改良区が管理をしておりまして、外江町、清水町の市街化区域内は排水路として境港市が管理をいたしております。


 市が管理する排水路としての枕川につきましては、ことしの11月に水路の清掃を実施したところであります。以上でございます。


○議長(米村一三君)  追及質問がございましたらどうぞ。


 永井章議員。


○14番(永井 章君)  御答弁ありがとうございました。


 1つだけ、順次させていただきます。


 まず、現在進んでいると。環境、いろいろな面で非常によい環境が二中周辺には広がっておりますし、皆様が目にしているところでもございます。


 それと、二中の体育館の横にも何か公社さんが借りておられて非常に耕作され、雑草がなくなっております。また、それにつきまして、北側でまた国との関係でまだ不明だというふうに市長おっしゃっておられますけども、現在の耕作地はどのように使用されますでしょうか。また大口の農家にお貸しでしょうか、その辺がわかりましたらお聞かせ願いたいと思います。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 山本産業環境部長。


○産業環境部長(山本 修君)  市長にかわりまして御答弁申し上げます。


 現在、ほぼ二中の東側の造成については大体見た目完成したということでございます。現在、地権者の方に自作されるかどうかというアンケートを今とっておるところでございます。その結果を見まして、自作されるところ、自作されない場合の土地につきましては公募いたしまして耕作に充てていただきたいと、このように考えております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 永井議員。


○14番(永井 章君)  ありがとうございました。


 聞くところによりますと、何か公募ということで非常に安堵しておりますが、大きい農家ばかりで貸与したら困るというような意見も聞いておりますので、十二分に御検討して、なるべく多くの方が使用できたらいいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。


 続きまして、伯州綿の件でお伺いします。


 伯州綿が減収ということでございますが、上道の地方は既にもうほとんどつぼみといいますか、あれもなくなっておりますけども、場所によってはまだ白いのが吹いているという状況でもありますし、近くの人はどういうふうにするんだろうかという話も聞いております。私もきょう持ってくればよかったんですが、本当にきれいな綿がこのあぜ道の中に咲いておる、吹いておるという状況にした方がいいかもしれませんけど、昔は綿が吹くというふうに言っておりました、吹いておったような状況でございます。


 また、販路につきましても子供服とかそういうことで聞きまして、これもまた安心しているところでございます。また、これにつきましても十二分に上等の品質のできた綿の販路を求めていただきたいとお願いを申し上げて、この件も終わります。


 続きまして、枕川の管理ということでお伺いしましたが、私もちょっと勘違いしておりまして、使用する私どもは本当にありがたい、今までかん水をしておったのが非常に開閉式の水門ができるということで喜んでおります。ただ、使用者側は要るときには使いますけど、不要なときにはそのまま流します。そうしますと、背後に枕川という表現しますけど、外江、清水町の方へ流出します矢尻川というところに到達すると思うんですが、その方を見ますと非常に通学路に面した部分もありますし、また側溝といいますか、川縁が非常に歪曲しとって危ないという状況でございますが、その点は御存じでしょうか、ちょっとお聞かせ願えませんでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君)  市長にかわりまして答弁させていただきます。


 矢尻川は大雨のときなんかにあふれる、そういうような状況がありますので、一応来年度、渡地区と外江地区の雨水の流れ、そういうものをちょっとどうなっているかというのを調査して、その結果によりまして、この地区はこの川に流した方がいいじゃないか、そういうような計画をつくりまして境水道の護岸の改修、それらにあわせて一応改修を行っていきたいと考えております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 永井議員。


○14番(永井 章君)  ありがとうございます。


 それを聞いて安心しましたし、近くの人が小学生がおもしろがって川をのぞく。学校通学時にのぞくということで、非常に危険であるというふうに聞いておりますので、その辺を御検討していただきたい。順次整備をお願いしたいということで、質問は終わります。ありがとうございました。


○議長(米村一三君)  次に、定岡敏行議員。


○11番(定岡敏行君)  12月市議会に当たり、4つの問題で質問をさせていただきます。


 最初に、低迷する建築需要喚起の一助として、住宅リフォーム助成制度を提案いたします。


 今、長引く景気低迷の中で建築需要が低迷し、町場の工務店、大工さんたちの仕事が本当に厳しいことは皆さん御承知のとおりです。この苦境に少しでも助けになればと、住宅リフォームを希望する者に対して10万円程度の助成をする、そういうことならと思いつく方も出てくるのではないでしょうか。工事額70万円以上で10万円補助、予算700万円という形で助成を始めた山陽小野田市では、受け付けてすぐ予算額を突破し、申込件数は115件、この助成による工事総金額は9,000万円にも達したと報道されています。わずか1,000万円にも満たない予算で多くの業者が元気に仕事に励むようになり、市民からも喜ばれる。これほどよい制度はないと歓迎されているそうです。私も建築業者のお話を聞いてきましたが、リフォームぐらいしか今仕事がない。業界にとって大変うれしい事業ですと期待の声を寄せられました。御検討をいただきたいと思います。


 今、市内を歩いてみますと、今にも崩れ落ちそうな家屋が目立ちます。戦中戦後の家も老朽化し、子供たちは市外、県外へと出て住む者もいない。しかし、解体する費用の余力もない。こんなケースもあるのではないでしょうか。


 心配するのは、少子高齢社会、人口減少の流れの中でこういう家屋が確実にふえるのではないかということです。第一義的には、所有する個人の責任による解決が求められることですが、それがかなわない状況を放置すれば市街地の中の過疎地帯にもなりかねません。そしてふだんであっても道路や近隣への崩壊、あるいは台風など災害時には被害拡大の要因にもなりかねません。防災上の地域社会全体の問題として、必要な対策が求められていると考えます。個人財産に係る問題でもあり、どの程度のものをどこまでどうするのかなど複雑な問題もあり、まずは国において基本的な考え方や法制上の整備、あるいは支援メニューの策定などが必要だと思うのですが、本格的な検討は余りなされていないのではないかと思います。現状調査と今後の推移予測なども行って、市において国への要望を上げていただきたいものと考えます。市長のお考えをお聞かせください。


 この議会への提出議案に、市営住宅の駐車場有料化をする、1区画月1,000円にするという議案があります。私は早速訪問し、入居者の話を聞いてまいりました。意見はさまざまです。1,000円ぐらいならやむを得ない、こういう声もありました。でも、その方はそれより1台分しかない、もう1台はあいたところの分を抽せんということだが、当たらなかったらどうするのか、路上しかない。そこは取り締まる、車のナンバーは登録するんだというその対策のない方が問題、こういうお声もありました。そして何人かからは、やはりたとえ1,000円でも年1万2,000円、つらいですというお声です。あるいは給与は下がったのですよとおっしゃいました。民間給与水準が下がり続けているこういう状況の中に、少しでも暮らしの助けが必要なときに、負担増計画とは信じがたい思いであります。いろいろな御意見、御要望が出ている。十分に住民が納得されている状況にないと感じたのですけれども、議案を撤回し、仕切り直しをするお考えはないでしょうか、お伺いをいたします。


 11月末に驚く情報が飛び込んでまいりました。平成19年11月5日から16日にかけて日米統合演習が実施されたのですけれども、これに先んじて10月31日、時の石破防衛大臣が美保飛行場、いわゆる米子空港を米軍の共同使用施設として新規に提供することを決め、11月1日付官報に告示をされていたのです。そのとき、市も、そして県もですが、日米共同訓練の期間中のことだと思っていたようですけれども、調べていただいたらこれが今も生きている。つまり米軍の必要に応じてこれから先、使うことが可能な基地となっているのです。これには驚きました。


 御承知のように、米軍が厚木基地でやっていたNLP(航空母艦艦載機)の夜間離着陸訓練、これが激しい騒音で住民から訴訟も起こされ、移転しようとした岩国でも住民投票や市長選の重要争点ともなって、今、硫黄島に重点を移すなどして新しい移駐先を探しています。


 この先は見解の相違とおっしゃるのでしょうけれども、時あたかも米子空港の滑走路延長工事が終わり、12月17日には2,500メートル滑走路として運用が始まります。米子空港が行き先を求めている米空母艦載機のNLP基地の施設になりかねない、あってはならないことだと考えますが、この懸念を否定できるでしょうか。3万7,000市民の安心と安全、環日本海圏域の平和と友好のために共同使用の取り消しを国に求めていただきたいと思います。


 また、基地の運用にかかわるこんな重要なことが官報への告示だけで済む、関係する自治体の事前通知や了解も要らない、こんなことが許されてはなりません。基地の運用にかかわる決定には関係自治体の意向が反映される仕組みをつくるよう、政府に求めようではありませんか。


 米子空港が米軍の共同使用施設になった経過と、そのことについての御見解をお示しをください。


 以上で壇上からの質問を終わります。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  定岡議員の御質問にお答えをいたします。


 初めに、住宅リフォーム助成で仕事起こしをということでございます。


 一般家庭の住宅リフォーム制度ができれば、定岡議員御指摘のとおり建築需要喚起につながって建築業者の方には好影響が考えられますが、単独市費での事業の実施については現状では困難であると考えております。


 定岡議員が紹介されております山陽小野田市の制度でありますが、補助金は全額国費で賄う国の緊急経済対策を活用したものでありまして、本年度限りの措置と、このように聞いております。


 国の方では、12月8日に閣議決定されました追加経済対策において住宅版エコポイント制度を創設し、新築については定額で30万ポイント、リフォームでは平均1万5,000ポイントを給付することとされておりますので、この制度により住宅の新築やリフォームを考える人々がふえて、住宅市場が活性化していくものと考えております。


 次に、ふえ続ける老朽家屋対策は防災上の重要課題だと。国による本格的な検討を提起すべきだという御意見でございます。


 建築基準法では、市は倒壊等の危険のある老朽家屋の所有者等に対して、除去等の措置をとることを命ずることができることとされておりますが、現状では口頭で注意喚起、指導を行っているところであります。基本的には、所有者の個人責任で処理されるべきものであります。また、個人の財産に関することでありますので、国への要望を行う考えはございません。


 なお、調査は必要と考えますので、調査の実施方法等については今後検討していきたいと考えております。


 次に、市営住宅の駐車場の有料化についてのお尋ねであります。


 平成8年度の公営住宅法の改正によりまして、市営住宅駐車場が団地の共同施設として位置づけられました。境港市では、平成18年に策定をいたしました地域住宅計画により、本年度は第2夕顔団地の駐車場整備を行っているところであります。整備内容につきましては、アスファルト舗装を行い区画線を設置するものでございまして、利用者の利便性が向上いたしますので、受益者の適正応益負担を求める、そういったことといたしたところであります。


 なお、平成22年度有料化の対象であります上道団地、夕顔団地、第2夕顔団地の皆さんには駐車場の有料化について説明会を行い、了承が得られているものでございます。


 最後に、美保飛行場の米軍共同使用基地指定の取り消しについてのお尋ねであります。


 平成19年11月7日の日米共同統合演習につきましては、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定、いわゆる日米地位協定でありますが、これに基づいたものであります。平成19年11月1日付の官報で、アメリカ合衆国が美保飛行場を演習施設として新規に限定使用できるものとして告示をされております。


 これによりまして、今後もアメリカ合衆国が演習施設等として使用することが可能となったわけでありますが、次にまた日米の共同演習が行われる際には防衛省から本市に説明がある、こういうことになっているところであります。


 国土の防衛あるいは国民の生命、財産を守るというこの日米の共同演習につきましては必要と考えておりまして、今、共同使用の取り消しを国に求める、そういうようなことは考えておりません。


 次に、基地の運用にかかわる決定については、関係自治体の意向が反映される仕組みをつくるように求めるべきではないかというお尋ねでございます。


 地元の意向が反映できる仕組みや自治体に十分配慮した基地使用のあり方、取り決めを求めた要望を防衛施設周辺整備全国協議会等で行っているところであります。基地の運用につきましては、市民の安全性が脅かされる危険性がある場合には国に向けて本市の意向をしっかりと伝えるつもりでおります。


 次に、美保飛行場が米軍の共同利用施設になった経過と所見をということでございます。


 美保飛行場を共同利用施設とした演習に至る経過でありますが、当時、平成19年の日米共同演習を実施するまでは美保飛行場には告示による共同演習の基地指定がありませんでした。日米安全保障条約及び日米地位協定にうたってあります日米合同委員会の場で諮られて、共同演習のための新規提供施設として防衛大臣名による官報告示を行った後に基地利用が可能となったところでございます。


 平成19年度の日米共同演習について、当時9月7日から10月23日にかけて本市に対し防衛省中国四国防衛局、美保防衛事務所、そして美保基地から説明あるいは資料の提供を受けて、11月7日の演習実施に至ったところであります。国の方で、この日米共同演習を美保基地で行うという行為に付随をして、国が必要とする手続を国においてなされたということであると理解をしているところであります。以上であります。


○議長(米村一三君)  追及質問がございましたらどうぞ。


 定岡敏行議員。


○11番(定岡敏行君)  それでは、引き続き御質問をさせていただきます。


 最初に、住宅リフォーム制度についてなんですけれども、山陽小野田市を初め全国今58の自治体かというふうに思いますが、やられて効果を上げているわけで、その効果のことについてはお認めをなされたとおりだというふうに思うんです。山陽小野田市でいえば、その後の報告によれば既に工事総額が1億4,000万に伸びているんだそうであります。財源が国の緊急経済対策で行われているということについては当然承知をしているわけですけれども、それほどやはり効果の多い事業だというふうにも思うわけでありまして、私は境港市にとっても単独事業といえどもそんな大きな財源を要するものではないわけでありまして、ぜひ実現方をお願いをしたいというふうに思うんです。そのことについては、重ねての御検討の御要望ということにしておきたいというふうに思います。よろしくお願いをします。


 それから、老朽化家屋の対策についてですけれども、調査をしていただくということを今御答弁だったわけで、それはこれからの取り組みについての一歩かなというふうに思いますけれども、国の方も、国に要望する気はないとおっしゃいましたけれども、旧建設省の専門委員会の議論でも国の決意として人命を守り安全を建前とするならば、公的資金投入も検討するべきではないかという議論もなされているようでありますし、道路に財源を注ぐより国民の理解は得られるというふうに話す方もいらっしゃるんだそうであります。これも大きな問題でありますし、当然いろんな難しい、個人の所有する財産にという問題でもあったりしますわけですから、いろいろ難しい問題は当然あるわけでありまして、冒頭述べましたように引き続く議論も私は境港としてリードをしていただきたいもんだという、市長さんはそういう気概も持っていらっしゃる市長でありますから、お願いをしておきたいというふうに思うわけです。これもそういうことにとどめておきたいというふうに思います。


 続いて、市営住宅の駐車場の問題ですけれども、説明会が行われたと。大体7月から8月に行われたんじゃないかというふうに思いますが、私もいろいろその説明会の中身を聞いてまいりましたけれども、市長は大方の了解が得られたというふうにおっしゃるんだけれども、私のところには必ずしもそういう状況には聞こえてこないんですね。それはどんなことをいつ行っても、それはいろいろ多様な意見がいつでも残り得るということは当然わかるわけですけれども、しかし事柄の重要性からいってこんなままで進めていいんだろうかというふうに私は思うんです。


 どんな説明会だったのと冒頭に聞いたときに、説明会ではもう市は決めたことだと。聞く耳持たない態度だったよという話も何人か聞きました。もう決めたから、来年4月からやることですからという説明だったと。もっとあるんですけれども省きますが、そういうふうに私には聞こえてくるわけですけれども、違うんでしょうか。そんな態度で事を進めたというふうには思わないんですけれども、やっぱりそういうふうな反応が多くの居住者の方から返ってくることについてこれでいいのかというふうに思うんですけど、そこのところをまずちょっと教えてやってください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君)  市長にかわりまして答弁させていただきます。


 誠道地区で一応3回、7月14、15、16日と、上道地区で8月に1回説明会を実施させていただきました。そのときに、市の方がもう決めたことだから、そういうような高圧的な態度で出たつもりはありませんで、あくまでもこういうことで駐車場整備をして、それに今舗装して区画線引いて、一応使用しやすくなる、利便性が向上する。それにあわせて、月に1,000円程度お支払いいただけませんかという御相談をさせていただき、決して高圧的にもう決めたことだから必ず反対があってもやる、そういうような説明してはおりません。御理解をお願いいたします。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  高圧的な態度をとったつもりではないというお言葉ですけれども、何かおどしつけるような言葉でおっしゃったなんて思ってるわけじゃありませんけれども、もしでもこういう考えでいるんですよということでまず行われたんだというならば、じゃそこから出てきた意見に対して、どういう意見が出てきて、それに対してはじゃどうするというふうにお考えをまとめられて説明をなさったのかという場がやっぱり私は要るだろうというふうに思うんですね。


 例えば誠道で3回行われたとおっしゃいましたけど、同じ人を対象に3回やられたんですか。3カ所に分けてやられたという意味ですか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君)  違う方を対象にやっております。例えば第2夕顔の50A棟とかそういう方、あるいは次の日は夕顔団地の3B棟、そういうふうに違う該当の対象の方が多かったので3回に分けております。


 それで最初にあった意見とか要望、質問等については、来られなかった人には改めて後で配布をしておりますので、どういうような質疑応答があったかというのは出席されなかった方も理解されていると思っております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  私たちはこう考えていますよということで市民の合意を求めていこうとするならば、普通そういう説明をなさって意見を聞いて、それに対してじゃこんなふうにしたいと思うということを回収をしてまた意見をもらって、それで最後はどっかで決めなきゃならないということは当然あると思いますけれども、そういうことが必要なんじゃないですか。


 3回やられたというんで、同じ方に3回そういうことを繰り返したわけじゃないわけですよね。やっぱり各所で1回しかやっとらんのですよ、市はこれで決めましたなんですよ。文書もそうなってるんですよ。行うこととしますなんですよ。私は、そういう進め方というのが本当にいいんだろうかと。


 市長さん、よく協働協働ということを大事にされる。私はそれは本当に大事なことだと思って、結局はいつも何かそんな議論を絶えず繰り返してるかのように思うんですけれども、決めたことをやっぱり何回も説明するよりは、私よく言うんだけど、100回の説明より1回の相談と。なぜそういう立場に立ってこういう問題についても事を進められないのかというふうに思うんですよ。だから住民の中にはいろんな不信感がやっぱり残っていくんですよね。こういう問題でも、やっぱりそれでもうしようがないんだというふうに市長さんお考えなんでしょうかしら。私は、そこがやっぱり非常にまずいんだと、そういうやり方を積み重ねていくことが。


 結果として、私は1,000円の駐車場の有料化ということも住民の皆さんがいろいろ議論を尽くして納得されることがあれば、私はそれはそれで住民の皆さん納得されればあり得ることだとも思うんですよ。だけど今のようなやり方が本当に市民と一緒になって事を進めていくということになるんだろうかというところに心配を、私は市長さん、大変するんですよ。いつも結局似たような議論をしてるのかもしれませんけれども、その点ではちょっと市長さん、もう一回お考えを聞かせていただけませんでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  有料化の対象になるその市営住宅への説明については担当の方が出向いて、私は今、定岡さんがおっしゃるような指摘をされるようなそういった説明のありようではなかったと、私はそのように信じております。


 例えば第2夕顔団地のこの駐車場の有料化について、およそ1,000万の事業費がかかっているわけですね。アスファルトをし、区画線を引いて、きちっとした駐車ができるようなそういった施設をつくるわけです。民間のそういった賃貸の住宅、こういったものの場合には大方これの5倍、6倍の駐車料金が必要になるわけであります。私は、その1区画1,000円、この駐車場の料金については、そういった民間の状況あるいは県営住宅、あるいは隣接の市営住宅の駐車場のありよう、こういったところから見て入居者の皆さんには御理解をいただけるそういう範囲内の料金だと、このように思っております。


 ただ、定岡議員がおっしゃるようにそういった思いは私どももしっかり受けとめていきたいというぐあいに思っておりますけども、このたびの有料化については、今申し上げたように他との比較とかそういった現状を見ますと、適正な使用料ということで十分に御理解がいただけるというぐあいに考えているところであります。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  そういう市長さんの思いを住民の皆様が理解できればいいわけですよね。でも、進め方としてやっぱり私はそうなってない。


 例えば、こういうふうにアンケートの答えが来てるんですよ。私たち住民がお願いしたことではありません。市が一方的に行ったことであり、住民のほとんどが有料化してまで舗装してほしいなどとは思っておりません。そういう気持ちの中に何があるかというと、やはり暮らしなんですよ。その方は次に、今、入居者の中に裕福な者などはおりません。私は、これは一般的に言って公営住宅に入居しておられる方たちの暮らしからいえば、ほとんどの方の気持ちだというふうに思うんですよ。皆必死で生活と戦っていますと。でこぼこでも無料の方がずっとありがたいんですと、こういう方もいらっしゃるわけですよ。そういう人やら、それから提案としては、冒頭も言いましたようにそれは1,000円ならば負担をしてもいいという方もいらっしゃるわけです。そういう方も当然いらっしゃるわけです。だけれども、2台目がやっぱり心配だと。しかもそこのところの絶対数をどうするかというところの方策がないまんま、路上駐車したら取り締まるよって書いてありますよね、市の説明文書にも。いうような態度であるとか、そういうことについてなぜもっと相談してもらえないのかな。


 例えば公園が、私、回ってみましたが、それでも潤沢にあるんですよね、あるというふうに思うんです、各棟ごとにもあったりしますからね。公園をちょっと整理していただいて、駐車場できないもんかと思ったりもするという声も私には聞こえてきてるんですよ。例えばそういう皆さんの意見を聞いて、じゃどうしようか、こうしようかとかいう議論があったっていいんじゃないでしょうかというふうに思うんですよ。そういう結果として、皆さんがこんなことにしようねといってまあ負担としては1,000円しますよと。でも、ここはこうしましょうね、複数台の心配だけはなくしましょうねとかいうことになれば私はもっといいというふうに思うんですよ。なぜそういう事の進め方ができないのだろうか。1回の説明会で決めましたよと。高圧的な態度だったなんて言ってませんよ。1回の説明会でこうしましたで終わりなんですよ。ということについては私はやっぱり反省していただきたいし、そういう意味ではもう一度何か仕切り直しというのはできないものかと。皆さんがその上で納得されていけばいいことなんですよ。というふうに思うんですけれども、どうでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  この件については、いろいろ定岡議員とは意見が異なるかもわかりませんが、入居者の方については大方の皆さんには御理解をいただいたものと、このように私どもは考えております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  説明会では、皆さん市の方が説明に来られて、そういう現場で面と向かって反対だとかとてもやれませんとか、うちなんかは負担できませんとかね、そんなことを語れる市民というのはそんなに多くはないんですよ。しかし、気持ちの中にそういう中で何が残っていくのか、市に対して、ということについてはもっと真剣に考えていただきたい。


 まだ本当は引用したいとこがあるんですけれども、ここでは省きます。いうことだけ改めて要望しておきたいというふうに思います。


 米子空港の共同使用の問題について話を進めたいと思いますが、まず事実の認識についてなんですけれども、市長さん、訓練のための訓練施設として限定的に使用できるように指定されているというふうにおっしゃったと思うんですけれども、この限定使用、つまり訓練基地として限定的に使用するんだというふうに理解されてるんだとするとちょっと違うんじゃないかと思うんですけれども、そういうことで市長さんの御認識がいいのかどうかをちょっと確認させてください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  この限定使用という考え方は、美保基地の滑走路あるいは格納庫、誘導路、こういったところの限定使用、あるいは日米の共同訓練に使用する、そういった意味合いで私の方は受け取っております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  官報には、もう御承知というふうに思うんですけれども、訓練施設として新規提供するというふうになっているわけですけれども、例えば横田基地はじゃどうなっているかというふうにいいますと、同じ官報の中に出ているんですけれども、横田飛行場は航空自衛隊等が日米共同統合演習の訓練施設として共同使用するというふうになってるんですよ。ここで目的が、自衛隊との統合演習に使うために共同使用すると限定的にされてるんですね、そういう意味で。


 市長さんは、せんだってあった訓練、2年前の訓練を想定をされて、ああいう形で使われるんだろうというふうに想定なさっているかというふうに思うんですけれども、美保基地についてはそうなってない。訓練基地というだけなんですね。そうすると訓練基地というのは統合演習だけでないわけでして、横田のように書いてあれば市長さんおっしゃるような想定も成り立つというふうに思うんですけども、そうじゃないんですね。


 そうすると、例えば私たち今心配するわけですけれども、NLP、米空母艦載機のそういう訓練基地としても使い得る。自衛隊共同でなくていいわけです。米軍がそのように使う用地としても可能になっているんですよね、官報上。そういうことについては、まず御確認をいただけますでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  こういった日米地位協定に基づいて米軍が使用することができる基地等、これ今現在全国で134カ所ございます。大方の基地あるいは演習場等がこういった指定を受けているわけでありまして、この告示によって19年に行われたこういった日米共同の訓練、これ輸送、邦人の救出を想定したような輸送の訓練でございました。これについては、日米地位協定上からいうと防衛大臣は軽微なものであるということで、事前にその都道府県知事あるいは市町村長の意見を求めるというようなことはないわけでありますが、今、定岡議員がおっしゃるような艦載機の夜間の離発着訓練、こういったものは当然軽微なものでないわけでありますから、このことについては日米地位協定に基づく国有財産の管理法によって防衛大臣はそういった軽微なもの以外のものについては事前に都道府県知事、あるいは市町村長の意見を聞かなければならない。こういう定めになっておるわけでありますから、定岡議員が懸念をされているようなそういった基地の使用というか、利用というか、そういったものにはならない。そういったことになれば、私は地元の市長としてしっかりと防衛大臣に意見を申し上げたいと思っています。そういった機会がきちっと担保されておるというぐあいに考えております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  私は、新しい何か計画が立ったときには事前協議があるだろうというふうに当然思います。


 問題は、そのときに市長さん、地元の市長として当然おっしゃるべきことは言うという姿勢、大変大事だというふうに思いますし、そうあってほしいわけですけれども、私は大事なのは市長さんが何ぼ体を張ってその時点で阻止すると言われても、法制上あるいはその地位協定等の持つ意味合い上、そこが最終的に市長さんが反対だと、断じて反対だとおっしゃるならば、これはもう絶対できないことですよというふうに法制上なっているのかどうかということについてどうお考えでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  その点は、定岡議員がおっしゃるとおりだと思います。法制上はそういったことになってないんです。なぜか。これは国防にかかわる問題であるわけであります。そういった法を越えたというですかね、失礼、例えば有事あるいは有事に準ずるような事態があった場合に、これは国民の生命、財産を守るこういったことになるわけであります。国土を防衛するということになるわけでありますから、これはそういう際に地元の市長や知事がそういった反対をするという意見を申し上げても、これは国防上のものになるわけでありますから、法制上は定岡議員がおっしゃるような理屈になろうかと思いますが、そういったところを越えた部分で物を考えていただけたらどうなんでしょうか、私はそういうぐあいに思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  ちょっと今そういうお話が出たんで先にそのことに触れたいと思うんですけれども、国防上の問題、一自治体の長が云々する問題ではないからだというふうに思うんですけれども、今、沖縄の普天間の問題をめぐる米軍基地の再編の問題について、全体がどうかということにはかかわるわけですけれども、市長さんのそういう気持ちは私は実際の事態とは違うんではないかというふうに本当に現実を見てて思うんですよ。


 例えば沖縄問題についても、これも美保の飛行場の考え方と重なる部分があるから沖縄問題言うんですけれども、あれ決して日米の両国間の問題ではない。本来いえば、自分ところの軍隊をどこに置くのか。米国内に置くのかどうするのか。これはやっぱりアメリカ自身の問題がまず第一なわけですよね。というふうな問題を思いますし、もう一つは、アメリカ国防省の2004年版共同防衛における同盟国の貢献度報告というのがあるんだそうでありまして、私もこんな原文まで見る状況にありませんけれども、日本の米軍駐留経費負担、日本がどれだけ米軍の駐留経費を負担をしているのかということについては、アメリカの同盟国中27カ国その2004年当時あるんだそうですけれども、その中でも突出をしていて、2位以下のドイツ、26カ国、つまりほかの国全部の合計額より上回る、日本の負担が、いう状況なんだそうです。なぜそんなことが、何ぼ日本国民の防衛と安全ですか、いうことがあるとおっしゃるけれども、必要なんでしょうかしら。そこまで我々がそういう中の訓練基地の云々かんぬんまでしなければならないのか。アメリカ当局者自身が、アメリカの国内に置くよりも日本に置いた方が安上がりだと、こういうふうにまで言ってる。こういう問題でもあるというふうに私は思うんですよ。市長さんさっきそう言ったけれども。


 そういう中での訓練基地の問題にちょっと話を移せば、市長さん、確かにそういう事態になれば体を張って頑張っていただけるもんだというふうには思いますけれども、認められたように今そのことを自由にそういうことがやれるよという状況を、つまり基地を提供しているという状況を阻止しないでおいて、来たときにそれはいけませんよと言う権限がないわけですから、結局そういうことで来たのが沖縄の悲劇であり、厚木や岩国の悲劇じゃないですか。私、今がやっぱり大事だというふうに思うんですよ、そういう法制上の根拠をなくしておくということが。


 NLPの問題で、なぜそんな危険性を感じるのか。私は、決して漠然と言ってるわけではなくて、例えばさっきもNLPがどんな日本国内で状況にあるかというのはお話ししたとおりですけれども、この米軍再編の、今、普天間の問題は大問題になってるわけですけど、この取り決めでもよく言われる、日米合意と言われるその日米合意の文書が再編実施のための日米のロードマップというものなわけですけれども、この中でNLP基地のことがやはり大きな課題として、日米とこの問題の、米軍再編の大きな課題としてクローズアップされてるんですね。御承知かというふうに思いますが。恒常的な空母艦載機発着訓練施設について検討を行うための2国間の枠組みが設けられたと。日米間のどうするんかという協議の場が設けられた。そして、そのための恒常的な施設を2009年7月、もう過ぎましたけれども、あるいはまたその後のできるだけ早い時期に選定することを目標とするというのがロードマップの中身なんです。


 そういうことが一つあり、それからもう一つは、米軍は岩国を、今あそこに持っていきたいというふうには当然思ってるんで、しかしそれがなかなかできないから、1,200キロぐらい離れてるんだそうですけど硫黄島まで行ってやってるわけですよね。これは何としても早く解決したいわけですけれども、岩国周辺の100マイル圏内を対象として検討中だという話があるんだそうであります。それを別な形で裏づけてるのが、これが中国新聞なんですけれども、岩国を中心として円をかいて、その中に美保基地がぎりぎりのところで入るような状況というのが報道されているわけです。そしてこれは自衛隊の基地だけではない、民間の空港等々も含めていろいろ検討されているという状況があるわけであります。


 私だって、市長さん、杞憂で終わればこれでいいんですよ。何年か先に、10年後ぐらいでしょうか、市長さんとどっかでお会いしたときに、定岡さん、ほら、何もなかったじゃないですかと言われりゃそうでしたねと私も喜びますよ。しかし、さっきも言いましたように今そういう状況が現実に進められるベースができて、そういう危険性が目の前にあるときに、今そこを絶っておくということはやっぱり大事な問題なんじゃないかというふうに思うんですけれども、そういう立場で撤回を求めていくということにはなっていただけないもんでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  私は基地が所在する市の市長として、住民の皆さんの生活に影響が出るようなそういったものについては断固として物を申していきたい、こう思っておりますが、今いろいろ定岡議員おっしゃったようにいろんな事態があるわけでありますから、そういったレベル以上の国になると、国政レベルでそのあたりしっかり議論していただいていくべきものであるというぐあいに思います。それ以上のことは私の方から今申し上げる立場にございません。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  国政上で当然議論しなければならない問題ということでもあるわけですけれども、私はこの境港市民の安全と安心にかかわる重大問題であるわけですし、境港は冒頭も言いましたようにこの環日本海交流を大事な問題として今発展しようとしていらっしゃるわけでありますから、また観光都市としても考えていってるわけですから、そういう立場から見てこの問題についてやっぱりきっぱりとした御発言をされるということが私はこれは市政の問題として議論をしていきたいというふうに思うんですよ。


 NLPの訓練というのは皆さん御承知かと思いますけれども、夜間本当にすさまじい爆音と、何回、何十回もするぐらいですからね、いう状況の中で各地で大問題になってるわけ、出ていけと言われてるわけですよね。


 しかも、もし、これは想定ですよ、言いますようにね、なきゃないで本当にうれしいわけですけれども、そんなことになればそれは何の経済効果もないんですよ。岩国から飛んできて、タッチ・アンド・ゴーをして帰っていくわけですから、爆音だけ残して。それは漁業の皆さんから意見聞きましたよ。えらいこっちゃと、そんなことになれば。イカなんかみんな底まで行ってしまいますよ、逃げますよと。例えば夜間、眠れないことに当然なるわけです。今でも基地周辺の人は大変なわけですけれども、一円も落ちるわけじゃありませんで残るのはそういう問題だけなわけですから、頑張っていただきたい。


 市長さん、そういうふうな立場で頑張るとおっしゃるけれども、重ねて申し上げたいのは、そういうときになって言ったってこれはだめなことなんですよと、お認めになるとおり。今、基地の提供を撤回させることをきちんとしていただきたいというふうに重ねてお願い申し上げたいと思います。


 最後ですけれども、この問題で、出ましたように限定的だという理解は別としても、平成19年11月の1日からそういうふうな米軍の共同施設になっているということは御承知なさっていたというわけですから聞くわけですけれども、私たちはついぞ最近まで、ほんの11月の終わりまで知らなかったわけです。市民の皆さんも、恐らくだれ一人知らなかっただろうというふうに思うんです。なぜ市長さんそういうふうに御理解なさっていたとすれば、市議会を初めとする市民の皆さんにその事態についてお伝えにならなかったのかということについて。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  この件の連絡があって、期間を限定をして区切って日米の共同の、これは輸送が主な訓練でありますけれども、やるという通知というか、国の方から連絡があったわけでありまして、そのときの対応としては市議会議員の皆さんにもそのことをお知らせをし、そして周辺の自治会の皆さんにもこの訓練の内容等についてお知らせをし、そしてまた鳥取県においては国の方に、海域で行われるわけですから、日本海の、そういった漁業者への安全の配慮のことも鳥取県の方からは国に要望され、その告示がなされて、今、全国で134カ所そういった基地がございますが、そのうちの一つだと。しかも我々は日米の共同訓練で使用される基地だというぐあいに認識をしておったわけでして、したがってその時点ではそういった対応しかできなかったところであります。


 ただ、将来的にそういったことに使われるいうことについては、これは国防上のそういった必要な日米の共同の訓練であるわけですから、これは必要である、このように今考えております。


 定岡議員は、あしたにでも空母艦載機の離発着訓練が行われるんではないかというようなニュアンスでおっしゃるが、私は決してそういったことにはならない。そういった軽微な訓練以外のものについては、都道府県知事なり市町村長の意見を防衛大臣は聞かなければならないというそういったしっかりした担保があるわけでありますから、定岡議員がおっしゃるような私は懸念は今抱いておりません。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  私は、あしたにもなんていうつもりで申し上げてるつもりはいささかもありませんけれども、でもおっしゃったようにそういうことは許さないという気持ちは別として、そういう状況にはないんだよと、このことを認めておけばと、いざというときにということだけはお認めいただきたいというふうに今思うわけですよ。


 市民と市議会にも知らされたのは、おっしゃったように共同訓練のことについてだけなんですよ。その裏で、実はこういう事態が始まってきたんだということについては一切この間、市議会にも説明がなかったんですよね。それはその当時そういう認識がなかったということなんだろうというふうに思うんですけれども、だとすればそれはまた市議会も市長を含めて私たちが、市民みんながだまされてきたことじゃないですか、そういうやり方についていえば。いうことについては、私は市長さんとしても怒りの声を上げるのが当然だというふうに思うんですね。官報に出してあるなんていったって、それで市民に知らしめたんだなんていうことを言える話じゃないというふうに思うんですよ。最後、そこだけお聞かせいただければというふうに思います。以上で終わらせていただきます。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


○市長(中村勝治君)  確かに定岡議員がおっしゃるように、鳥取県もあるいは米子市も境港市もそういった点では少し認識が欠けていた部分があった、これは正直なところであります。繰り返しになりますけれども、こういった134カ所全国に米軍が使用可能基地があるわけですから、そのうちの一つでありますけれども、今申し上げたように軽微な訓練以外のものについてはそういった知事あるいは市長が防衛大臣から意見を求められるというそういった担保がありますので、そのあたりはしっかりと対応して、定岡議員が懸念されているようなことにならないように対応していきたい、こういうぐあいに思います。


○議長(米村一三君)  55秒ありますが、よろしいですか。


 追及質問どうぞ。


○11番(定岡敏行君)  重ねて重ねてのそういう発言なんですが、先ほど担保がないと言われたじゃないですか。つまり法制上、そういう事態で拒否できるあれはないと。それはいろいろ協議の場へも向こうもやってくると思うんですよ。そんなことはすると思うんですよ。しかし、そのときにいろいろおっしゃるでしょう。言ったって、でもそのことでそれを阻止できる、そんなことは許さないという担保がないということを私は心配してるんです。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  いや、私が申し上げるのは、そういった軽微なもの以外の訓練についてはこういった防衛大臣が知事あるいは市町村長に意見を求めることになってますから、聞かなければならないということになっておりますから、その意味での担保はある。それを越える基地の運用のあり方、使用のあり方については、これは国防上のことでありますから、そういった意味では法制上のそういった地元の意見を担保することにはなってないという意味でありまして、全く整合がとれないということではない、理屈はついておると思いますよ。


○議長(米村一三君)  よろしいですか。


 以上で一般質問を終わります。





◎日程第3 議案第84号〜議案第96号





○議長(米村一三君)  日程第3、議案第84号、平成21年度境港市一般会計補正予算(第5号)から議案第96号、市道の路線の認定についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました議案について、議案質疑の通告がありませんので、お手元の付託表のとおり各委員会に付託いたします。





◎日程第4 陳情第12号〜陳情第23号





○議長(米村一三君)  日程第4、陳情第12号、脳卒中対策基本法の早期制定についての陳情から陳情第23号、現行保育制度に基づく認可保育所の増設、保育・学童保育条件の改善等を求める意見書の提出を求める陳情までを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました陳情は、お手元の付託表のとおり各委員会に付託いたします。





◎散  会 (11時15分)





○議長(米村一三君)  以上で本日の日程は議了いたしました。


 15日から17日までは委員会審査等のため休会とし、次の本会議は12月18日午前10時に開きます。


 本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。





  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員