議事ロックス -地方議会議事録検索-


鳥取県 境港市

平成21年第5回定例会(第3号12月11日)




平成21年第5回定例会(第3号12月11日)





12月定例会





    第5回 境港市議会(定例会)会議録(第3号)





 
平成21年12月11日(金曜日)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 一般質問





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員   (16名)


    1番  米 村 一 三 君      2番  南 條 可代子 君


    3番  佐名木 知 信 君      5番  柊   康 弘 君


    6番  浜 田 一 哉 君      7番  荒 井 秀 行 君


    8番  渡 辺 明 彦 君      9番  長 谷 正 信 君


    10番  岡 空 研 二 君      11番  定 岡 敏 行 君


    12番  松 下   克 君      13番  松 本   熙 君


    14番  永 井   章 君      15番  平 松 謙 治 君


    16番  田 口 俊 介 君      17番  竹 安   徹 君





 欠席議員


    な し





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長 安 倍 和 海 君


教  育  長  根 平 雄一郎 君     総 務 部 長 景 山 久 則 君


産業環境部長   山 本   修 君     建 設 部 長 佐々木 篤 志 君


総務部次長    角   俊一郎 君     市民生活部次長 荒 井 祐 二 君


産業環境部次長  阿 部   裕 君     建設部次長   門 脇 俊 史 君


教育委員会事務局次長


         下 坂 鉄 雄 君     秘 書 課 長 佐々木 史 郎 君


財 政 課 長  築 谷 俊 三 君     地域振興課長  寺 澤 敬 人 君


貿易観光課長   伊 達 憲太郎 君     水 産 課 長 足 立 明 彦 君


管 理 課 長  岡 嶋 利 行 君     生涯学習課長  川 端   豊 君


監査委員事務局長 渡 辺 恵 吾 君





 事務局出席職員職氏名


局     長  洋 谷 英 之 君     局 長 補 佐 山 口 隆 道 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君     議事係主任   片 岡 みゆき 君





◎開  議 (10時00分)





○議長(米村一三君)  おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(米村一三君)  日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、松下克議員、田口俊介議員を指名いたします。





◎日程第2 一般質問





○議長(米村一三君)  日程第2、一般質問に入ります。


 昨日に引き続き各個質問を行います。


 初めに、平松謙治議員。


○15番(平松謙治君)  皆さん、おはようございます。会派かいゆうの平松謙治です。12月定例市議会に当たり、質問をさせていただきます。


 年末を迎え、本市の来年度予算編成もいよいよ具体的な調整に入ってきたことと思います。とはいえ、政府の政策決定がなされないことにより、制度の変更や国、県の予算が全く見えない中、各担当の方々は苦慮されてることとお察し申し上げます。


 さて、それでは、本市の予算編成についてお聞きしたいと思います。


 まず、平成22年度当初予算編成方針についてです。


 この方針の中では、継続している政策的経費、C経費と呼んでおりますが、こちらを一律5%削減するように示されています。なぜ一律削減ということになるのか。めり張りのある予算にすべきではないかという点でお聞きしたいと思います。すばらしい事業で、もっと対象人数をふやして行うべき事業もあると思います。また、多くの市民や企業から嫌々御負担をいただいているような事業もあるように感じております。それであれば、切るものは切る、伸ばすものは伸ばすと、もっとめり張りをつける必要があると思います。


 そこで、市長にお伺いいたしますが、予算編成の市長査定で、個別の事業において、予算の拡充または縮小、そして事業の廃止といったことを現時点で考えていらっしゃるのかお聞かせください。また、既に一律5%削減をうたっているわけですが、個別の事業の中には補助事業として外部が実施するものもあると思います。各担当課から外部の組織に対して事前の協議がなされているのかもあわせてお聞かせください。


 次に、体育施設の安全対策に対する予算についてお伺いいたします。


 今までにも体育施設の安全対策について、本会議に限らず執行部の方にはお話をさせてもらっておりますが、まず、市民テニス場オムニコートについてお聞きします。


 このコートが完成して以来、部分補修で対応していたものの、老朽化が進み、安全性の観点からも部分改修ではなく、全面改修という形で平成20年度に1面改修を行いました。それから1年半がたち、残されたもう1面はさらに老朽化が進み、最近、指定管理者である体育協会が部分補修を行っています。しかし、いつかは全面改修しないといけないものだと思います。利用者の安全性確保を考えれば、早急に対応しないといけないことと思いますが、市長の考えをお聞かせください。


 次に、同じことが中浜港のペーロン用桟橋にも言えます。この桟橋も老朽化が進み、使っているペーロン協会が鉄板を溶接するなどして延命化に努めてきました。しかし、もともと金属製であるため、老朽化に歯どめがかからないのが現状です。一昨年度、ボート用に購入してもらったような桟橋であれば、老朽化もほとんどなく、修繕の費用がかかりません。中浜港の整備計画で市が桟橋を整備することとなっていたと思いますが、いつまで団体が修繕の経費を出さないといけないのでしょうか。市長にお伺いしたいと思います。


 続いて、さきの9月議会で否決となったごみ処理施設へのごみの搬入料下限制度の廃止について、今後の対応をお聞きしたいと思います。


 この否決となった議案は、さきの議会、経済厚生委員会で、清掃センター所長の発言にあったよう、モラルに帰する部分が一番の観点で、ごみを40キロ以下に分け、何度も無料でごみを持ち込ませないようにする目的で出されていました。結果、議員多数の賛同をいただき、否決となりました。その後、新聞報道で、否決するなら代案を示してほしかったとの担当者のコメントが載っておりましたので、その件に関し、提案をしつつ質問をさせていただきたいと思います。


 9月議会において、壇上からは、この条例改正の目的だけをお聞きしました。さきにも述べましたが、最終的にその目的は、ごみを小分けにして持ち込む企業などをなくしたいというように聞き取れました。であれば、まず条例において、このごみを小分けにし、持ち込むことを禁止する条例を定めるべきではないでしょうか。これが私の考える代案です。それができるのか、できないのか。できないのであれば、なぜできないのかをお聞かせください。


 また、この9月議会の議案には、ごみの持ち込みについて、今まで50キログラムごとに料金設定していたものを10キログラムごとにし、よりなだらかな利用料金設定となっていました。そこで質問したいと思いますが、既存の計量器は何キロ単位の計量が可能なのかお聞かせください。


 以上で壇上からの質問を終わります。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  平松議員の御質問にお答えをいたします。


 初めに、平成22年度当初予算編成についてのお尋ねでございます。政策的経費を一律5%削減するよう示されているが、なぜ一律削減かと、予算編成の市長査定で、個別の事業において予算の拡充または縮小、事業の廃止といったことを現時点で考えているのか。また、個別事業の中には補助事業として外部の組織が実施するものがあるが、各担当課から外部の組織に対して事前に協議を行っているのかというお尋ねであります。


 平成22年度予算編成方針の中で要求基準を設けておりますが、一般的行政経費は前年比平均1%の減、継続している政策的経費は前年比原則5%の減と、それぞれマイナスシーリングとしております。これは、これらの経費を創意工夫する、そういったことによって圧縮をし、少子高齢化の影響で伸び続ける社会保障関係経費の増額分を幾らかでも吸収をし、従来と変わらない行政サービスを提供しようという考えのもとに設定いたしたものであります。


 御指摘の継続している政策的経費につきましては、5%の削減が難しい場合、あるいは削減が困難な正当な理由があれば要求を認める。こういうことにいたしておりまして、一律5%の削減をするというものではありません。


 今後、その要求内容の聴取や査定といった編成作業を行ってまいりますが、費用対効果の低い事業は廃止する一方、市民生活に密着した必要不可欠な施策や時代背景に即した財政需要には的確に対応し、限られた財源の中で、めり張りのある予算を編成していきたいと考えております。現時点では、各所属部署からの予算要求を締め切ったばかりであります。まだそれぞれの事業内容や現状などの聞き取りを行っていない状況でありますので、個別の事業に対する具体的な対応を申し上げる段階ではないと考えております。


 また、予算査定の進捗ぐあいによって、外部の組織に対して事前の協議が必要となってくる場合には、随時行っていく考えであります。


 次に、ごみ処理施設へのごみ搬入料金下限制度の廃止についてのお尋ねであります。ごみを小分けにし持ち込むことを禁止する条例を定めるべきではないか。それができるのか。できないのであれば、その理由は何か。また、既存の計量器は何キログラム単位の計量が可能なのかというお尋ねでございます。


 この件につきましては、せっかくの機会でありますので、改めてこの下限制度の廃止について、私の考えも含めてお答えをさせていただきたいと思います。少し長くなると思いますが、お許しをいただきたいと思います。


 平成15年10月から財政改革の一環で、ごみの減量化と資源化の促進及び公平な負担を目的として、ごみの有料化を実施し、大きな成果を得てきているところであります。しかしながら、有料化を実施して5年が経過をし、いろいろな問題点も生じてきているところであります。


 ごみの有料化制度の評価と見直しにつきましては、国の方で次のように指針を示しております。まず、制度の評価と見直しの基本的な考え方として、効果ある有料化の実施を図るために、制度の実施状況及びその効果について毎年度点検を行うとともに、毎年度の点検結果を踏まえた制度の評価及び見直しを一般廃棄物処理計画の見直しとあわせて、おおむね5年に1度の頻度で行う。また、毎年度の点検結果及び評価結果を住民に情報提供する。次に、手数料の料金水準として、手数料の料金水準を設定する際は、一般廃棄物の排出抑制及び再生利用の推進への効果や住民の受容性、周辺市町村における料金水準などを考慮する。こういったことが示されております。


 この国の指針に沿いまして、平成20年12月4日に境港市廃棄物減量等推進審議会に対し、ごみ処理料金下限制度の見直しについて諮問をし、本年1月23日に、施設に直接搬入されるごみ処理料金については、排出者間の公平性を期するために、下限制度を廃止し、搬入量に応じた有料制に変更することが適当であるとの答申をいただき、その後、パブリックコメントに付し、市民の皆さんからの意見もいただいた上で、さきの9月議会に、受益者負担の原則から、排出量に応じた公平な負担を求めることを第1の目的として、現行の下限制度を見直して、処理料金を10キログラムごとの従量応分制に改正する旨の条例改正案を上程したところであります。しかしながら、本議会で否決という事態を生じたことにつきましては、大変重く受けとめているところであります。


 この下限制度を設けた理由につきましては、有料化に対する市民の受容性を優先したことと、前回の見直しの際に、境港市廃棄物減量等推進審議会からの答申に米子市並みの有料化という文言が盛り込まれていたことから、平成15年当時の米子市の有料化制度を大いに参考にしており、その中に下限制度が設けられていたことも理由の一つであります。


 しかし、米子市は平成19年4月から、排出用可燃ごみ袋の有料化とあわせて、搬入されるごみ処理料金についても下限制度を廃止し、10キログラムごとに190円とする従量応分制に改正されたところであります。また、境港市を除く西部圏域市町村の不燃ごみ処理施設であります広域リサイクルプラザも本年7月から10キログラムごとに170円とする従量応分制の処理料金に改正されておりまして、近隣市町村で下限制度という制度を設けている市町村は本市だけというのが現状であります。このような状況は、前段でも申し上げましたが、国の指針でも示されている近隣市町村との料金水準という点で問題があろうかと、このように認識しているところであります。


 このたびの見直し案につきましては、料金の値上げということが目的じゃなくて、当初の有料化の目的でもあった公平な負担という原点に戻って見直したものであります。さきの9月議会では、下限制度廃止は市民の善意を踏みにじる行為であると、あるいは搬入されてくる市民には善良な市民もいらっしゃるなどの意見が出されたところでありますが、直接ごみを持ち込むことができる方だけが無料となっていることは、一方で集積所に有料指定袋で出されている方もおられることを考慮すれば、この部分だけが受益者負担の原則が働かず、不公平な負担となっているという実態があります。


 また、前回の有料化におきましては、収集経費の一部として御負担いただくという考えでありましたが、これを改め、このたびの見直し案では、処理経費全体の一部を負担してもらうと、こういうことにしたものであります。その中で、通常発生する可燃ごみについて、地域の集積所に出していただく場合は排出用可燃ごみ袋の価格を据え置くこととしておりますが、通常以上に発生するごみで施設に直接搬入される場合は、下限を設けず、別途料金をいただくこととなるわけであります。


 こうしたことから、直接搬入の場合の現行の料金制度である50キログラムごと850円で40キログラムまでを無料とする下限制度の料金体系を見直して、下限制度を廃止し、10キログラムごとの従量応分制に改めた場合、例えば60キログラムでごみを搬入された場合には、現行の料金制度では1,700円かかりますが、改正案では1,020円となる従量に応じた料金制度を提案させていただきました。


 また、福祉対策といたしましては、市では在宅の生活保護世帯、特別児童扶養手当等受給世帯、地域生活支援事業によるストマ用装具または紙おむつ等の給付を受けている障害者のいる世帯、寝たきり老人などのおむつ利用券の交付を受けている世帯、満1歳に満たない乳児がいる世帯、こういった世帯には、ごみ袋40リットル仕様でありますが、ごみ袋を年間40枚無料で支給する制度を設けているところであります。その他の福祉対策として、ヘルパー派遣世帯等からのごみ処理を依頼されて搬入される場合も見受けられますことから、下限制度を廃止するとすれば、できる限り配慮できるよう見直したいと考えておるところであります。


 次に、ごみを小分けにして持ち込むことを禁止する条例を定めるべきではないかという提案でありますが、この提案では、下限制度を残すことが前提でありまして、現行の下限制度が排出量に応じた公平な負担につながってないこと、国のガイドラインで示されている近隣市町村との水準が保たれていない理由から、10キログラムごとの従量応分制にした料金制度に改めることが適切という考えを変えておりませんので、あえてそうした条例を設けることもないと考えております。


 また、現在の計量器の計量単位についてでありますが、清掃センター、リサイクルセンターともに10キログラムごとの計量が限界であり、10キログラム以下の重量表示はできない設備になっております。今後の対策といたしましては、ごみは市民の生活に最も密着した問題でありますことから、ごみ有料化以降の成果や問題点等について、市報やゴミックさかいみなとなどを通じて市民の皆様に積極的に情報提供を行うとともに、広く市民の皆さんの声もお聞きし、市議会から出された意見も尊重いたし、適切な時期に新たな提案をしたい、このように考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。


 体育施設の安全対策に対する予算につきましては、教育長の方から答弁させていただきます。


○議長(米村一三君)  教育長の答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  平松議員の体育施設の安全対策に対する予算についての御質問に、市長にかわりましてお答えさせていただきます。


 中央テニスコートのオムニコートにつきましては、平成20年度に比較的傷みの激しい、利用頻度の高い東側コートを整備したところであります。西側コートにつきましても一部がはがれて、けがをしやすい状態になっていたことから、指定管理者である境港市体育協会で11月に補修をしていただいたところであります。


 このため、利用者からもぜひ改修してほしいとの要望もあり、新年度には西側の全面も改修するよう計画しているところでございます。


 また、中浜港の浮き桟橋につきましては、昨年度、ボートの桟橋を新たに取りかえたところであります。現在使用していますペーロンの浮き桟橋は、平成15年に設置し、老朽化も進んでおりますので、ボート・ペーロン協会とも協議しながら、更新時期を考えてまいりたいと思っております。以上でございます。


○議長(米村一三君)  追及質問がございましたらどうぞ。


 平松謙治議員。


○15番(平松謙治君)  教育長におかれましては、大変熱心に御発言いただきまして、ありがとうございます。


 そうしますと、追及質問させてもらいますけども、先にごみのお話からさせていただきたいと思います。


 先ほど市長のお話の中で、公平性が第1の目的であるということでお話をいただきました。それで、9月議会の経済厚生委員会の中で、担当所長のお話として、一番の観点は、料金とかではなく、モラルに帰する部分であるという御発言がありましたけども、これは違うということでよろしいわけでしょうか。訂正をいただければと思いますが、いかがでしょう。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  委員会でそういった説明があったということでありますけれども、このたびの下限制度の廃止ということにつきましては、排出者の間の公平を期すると、受益者負担の原則をしっかりと持って、公平を期するということが第1の目的でございます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 平松議員。


○15番(平松謙治君)  続いて、この下限制度の廃止に関して、境港市廃棄物減量等促進審議会で審議がなされたわけですけども、さきに言ったようなモラルという観点での議論が中心だったように思います。また改めて、ぜひ改定に当たっては、審議会で、先ほど市長がおっしゃられたポイント、公平性というポイントを十分に審議して、次の結果というものを出していただきたいと、改正するのであれば出していただきたいと思います。審議会の審議のポイントというのも、ちょっと誘導されてるような感じを私は議事録を見させてもらって感じておりますので、公平性、料金体制というものの議論をしっかりしていただきたいということを言いたいと思います。


 そして、先ほど市長の方から、福祉の関係の対策をお話しされたので、ちょっとお聞きしてみたいと思うんですけども、私自身もちょっと自分自身、福祉の関係で考え方がまとまってないところで質問させてもらいたいと思うんですけども、先ほど市長のお話の中で、介護のヘルパーさんだったりとか、在宅に関することに関しては何かしらの対応を図りたいという御発言でした。それで、例えばグループホームであったり、共同で住まわれてるような施設、そういうものに関して、ある部分事業系のごみという形になるような気もしますし、ある部分家庭用のごみというような部分も、私自身もはっきり絶対こうだというものを持ってないんですけれども、そのあたりで、市長はグループホーム、御年配の方、介護を必要とされてる方が入ってる施設に関して、どのような認識をお持ちなのか、ごみに関して、お聞きしたいと思うんですけども。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  そういった医療施設あるいは福祉、介護施設とか、そういったところのごみについては事業ごみであるわけでありますから、大方のところは専門の事業ごみの収集業者に委託をして、きちっと処理をされる。それが原則であるわけであります。この点については、下限制度を撤廃をする際にも改めてそういったことは徹底をしていく、対応しなければいけないと、こう思っております。先ほど答弁申し上げたように、議会でも、例えば在宅のお年寄りのところにヘルパーさんが訪問されて、ごみがたまってて、それをセンターの方に持ち出す、そういったケースがあるのではないかと、そういった御意見があったというぐあいに私も承知しておりますが、そういったケースについては、なるほど私もそう思いますので、そういった便宜がなるべく図れるような対策というものは考えていかなきゃいけないなということで、内部で今そのことについては、どういった対応ができるのか、検討をしているところであります。有料袋で持ってきていただくのか、あるいはそうでない袋で持ってきていただいたときにどうするのか、そういったことを詰めるということであります。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 平松議員。


○15番(平松謙治君)  わかりました。私ももうちょっと勉強させてもらって、また今後検討したいと思います。


 次に、予算に関することで質問をさせていただきたいと思いますけども、先ほどの市長のお話の中で、各担当課から予算が出された後に、費用対効果の低いものはやめるというようなお話でした。それで、今、民主党さん、政府・与党が事業仕分けとかいうことをやってますけども、11月末締めで各担当課から当初の予算要望が出されていると思うんですけども、その前段階として、この事業はもうやめるべきであるとか、そういう事業仕分け的なことっていうのはやっていらっしゃらないのか、まずお聞きしたいと思います。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  それは各部各課において予算を上げる際に、十分に創意工夫を凝らして、そういった費用対効果であるとか、そういったものを各課でよく吟味をして財政の方に予算を上げるわけであります。そして財政査定の段階でもそういった視点で改めて厳しくその事業について査定をする。それを踏まえて今度は総務部長査定というのがあるわけでありまして、その中でもそういった視点で改めてチェックをする。最終的には私のところで市長査定を行うわけでありますが、私の段階で、その査定内容について、これは例えば平松議員がおっしゃるように、この事業は大変効果が高いものだから、もっともっと充実すべきじゃないかということで予算をアップすることもありますし、あるいは逆にこれはもう少し切らないかんという、そういったことが、ですから、担当課からの要求から最終の市長査定までの段階で、国の仕分け事業のような公開というわけではありませんが、そういった切り込みというか、そういったものは恒常的になされておるわけであります。もう一つ言うならば、担当課の要求、そして財政査定、総務部長査定、市長査定、そういった査定の状況についてはすべてホームページで公開をしておりますので、国の事業仕分けが大々的に行われておりますけれども、実質そういったような機能は我々はもう既にやっていると、こう思っております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 平松議員。


○15番(平松謙治君)  各担当の方でそういう部分はされてるという御発言でした。ただ、どうしても担当してる課じゃなくて、外からいろいろな考え方もあると思います。


 それで、一つ具体的なことをちょっと市長に所感を聞いてみたいことがあるんですけども、みなと祭の前夜祭で、現在、妖怪ジャズフェスティバルというのを行っております。これに関して、昨年、平成20年のチケットが2,900枚から売れて、来場者は2,100人ほどでした。要はチケットを購入した方の715%の方が来場されてたと。チケットも500円とか1,000円じゃなくて、かなり高額なチケットなわけですけども、このような状況を率直に所感として市長はどのようにお考えか、お聞かせいただけませんでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  ジャズフェスティバルの件ですね。これは実行委員会を組織してされますけれども、事業そのものについてはいろいろ議論があるということは私も承知しておりますが、このジャズフェスティバル、本当に今では定着してきていると、このように思ってます。大変いろんな意見があって、実施に向けては大変なところがあるやに私も承知しておりますけれども、これは先ほど申し上げたように、本当にみなと祭の前夜祭ということで、真夏の祭典ということで定着しているというぐあいに私は思っておりますので、実行委員会の皆さんがお考えになられるわけでありますが、市の方も極力協力をできる部分はしていく。そういった考えでおるところであります。ただ、いろいろ問題がある点については、実行委員会の中でいろいろ議論をいただいて、解決をしていくべきものもあるということは感じているところであります。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 平松議員。


○15番(平松謙治君)  議会で私よくPDCAサイクルというようなお話をさせてもらうんですけども、そういった中で、個別の事業の話をさせてもらうと、この実行委員会の長はみなと祭の実行委員会会長である中村市長であるわけで、かつ、この前夜祭の事務局は境港市が担ってると私は聞いております。そういった中で、十分な議論がなされているかなと思う部分を実際は私個人としては思っておりまして、チェックする体制というものをまた今後強化していただいて、この事業に限らず、予算編成において十分な議論を尽くしていただきたいと思います。また、議員としても決算、予算の各場でそのような発言をさせていただきたいと思います。しっかりやっていただきたいということをお話しさせてもらって、以上で質問を終わります。


○議長(米村一三君)  次に、佐名木知信議員。


○3番(佐名木知信君)  おはようございます。会派かいゆうの佐名木知信でございます。12月定例市議会に当たり、私見を交えながら、市長に伺います。


 最初の質問は、本市水産業における行政のあり方及び施策についてであります。


 まずは、水産業界の中での水産課の位置づけと水産行政力の強化について伺います。


 昨今の政治及び経済環境の変革期と言うべき状況を見ますと、本市の基幹産業である水産業は、今後ますます厳しい環境が続くことと予想されます。


 そこで、生産者、荷受け、仲買などの水産業界と国、県、市との情報、問題意識などの共有や円滑な連携が重要視される中、業界のまとめ役や国、県とのパイプ役、さらには異業界とのパイプ役など、境港水産振興協会と連携し、リアルタイムでの状況把握はもとより、さまざまな問題解決のため、情報を現場から水産課、水産課から市長へと、オペレーターの役割をも望まれるところであると考えます。しかしながら、本来は水産振興協会がその役割を担うべきでありましょうが、現状を見ますと、内外多岐にわたる仕事を求められ、その機能を果たすことは困難であると見受けられます。


 つきましては、本市水産課を、県、国の出先機関や水産振興協会などがあり、業界の生の声や要望を即座に感ずることのできる昭和町に移転し、水産行政力を強化すべきであります。私は、再三にわたり、この件について訴えてまいりましたが、こうした厳しい環境であるからこそ求められているのが現場主義の実践であります。市長のお考えをお聞かせください。


 続きまして、水産政策の具体的な取り組みについて伺います。


 過去、ピーク時に年間五、六十万トンあった水揚げが、現在10万トン台に減少していることは御承知のとおりであります。しかし、水産資源の減少及び経費の増加が進む中、水産物の利用や価格は薄利多売の昔と余り変わっておらず、消費はむしろ減少傾向にあります。資源管理型漁業へのシフトチェンジがなされ、現代の資源の水準に合わせた新たな漁業への変革が求められる中、魚の魅力を対外的に、積極的に発信し、消費者への満足度をアップさせ、少しでも高く売れる方法を徹底的に検討、実践することが重要であると考えます。


 そこで、市場改革を含む水産物流システムづくりなど、水産業の新たな構築のため、1、共同の1次加工処理施設、2、超低温冷凍冷蔵庫、3、水揚げ岸壁へのセレクターの設置等の鮮魚の品質向上、高品質の冷凍貯蔵に関する事業について、業界からの強い要望があります。これらの課題について、時間的余裕はなく、本市としましても積極的に議論に参加し、受動的でなく能動的に取り組んでいくべきだと考えます。市長のお考えをお聞かせください。


 次に、地元就業者の雇用促進について伺います。


 本年度より文部科学省と水産庁との提携で、地元で働く道やその魅力について学び、体験するカリキュラムを実践する地域産業担い手プロジェクトを推進しております。本市においては境港総合技術高校と地元企業を中心に、境港水産振興協会を事務局として、積極的に取り組んでいると聞いております。


 そこで、高校生への会社説明会など、地元雇用の促進について伺います。地元の若者の都市部への流出を防ぎ、定住人口の増加及び地元経済活性化のための施策として、地元水産業者が市内の高校へ出向き、会社説明会を開催し、地元企業の内容や魅力を積極的に伝え、地元で働くことのすばらしさを理解してもらうことが必要であると考えます。本市としての今後の取り組みについてお聞かせください。


 次の質問は、観光政策における具体的な取り組みについてであります。


 まずは、海とくらしの史料館について伺います。


 過去の議会、委員会におきまして、再三にわたり、この施設の問題や課題が取り上げられています。そのたびに、教育委員会の見解では、学習施設であるとの理由で、リニューアルなどの困難さを言われ続けてきました。しかし、私は、この施設をいまだに学習施設との解釈ではなく、水産と観光を結ぶ上で大変重要なキーポイントとなり、工夫次第では大いに集客効果が期待でき、また、本市の魅力を存分に伝えることのできる観光施設との位置づけであると確信しております。


 私が本年6月議会の中で、集客・収益力アップを目的とし、魅力度を増すための方策を講じるべきとの質問をさせていただきましたところ、市長の御答弁において、経費をかけ、収益を上げるよう検討されるとの力強いお言葉をいただきました。今後、本市の取り組みについて、具体的な方策をお聞かせください。


 続きまして、水木しげる先生画業60周年と連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」にあわせた取り組みについて伺います。


 水木しげる先生の奥様が書かれた本を原案として、来春から連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」がNHKで放送されることとなりましたが、このドラマや水木しげる先生画業60周年記念にあわせた誘客促進のための具体的な施策として、「ゲゲゲの女房」のブロンズ像を建立、これは企業からの寄附であります。及び水木先生生家の看板設置のほかに、具体的な方策がありましたらお聞かせください。


 また、主管課として、観光協会などの関係機関と意思の疎通を密にし、共同して取り組むべきではないかと思いますが、市長の所見をお聞かせください。


 次に、米子鬼太郎空港愛称化キャンペーンについて伺います。


 米子空港の認知度と、それに伴う利用率アップのため、境港市観光協会では、米子空港利用促進懇話会と共催で、米子鬼太郎空港愛称化キャンペーンを実施して、米子空港及び路線の存在を全国にPRしています。鳥取県も2,500メートルの延長滑走路の供用開始にあわせ、鬼太郎のブロンズ像を設置して、愛称化キャンペーンと連携したPR施策を展開しています。


 また、ことしは名古屋便の減便も現実として起こっており、利用率が上がらなければ、滑走路が延長されても離着陸の可能なより大型の機材は導入されず、また、仮に導入されたとしても、さらなる減便の可能性さえも考えられます。多額の国費等を投入したこの滑走路延長を税金のむだ遣いとしないためにも、米子空港の認知度アップと、これに伴う利用率向上は、路線維持のためには急務と考えますが、本市としても即効性のある愛称化キャンペーンにさらに力を注ぐべきではないでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。


 続きまして、水木しげるロードのバリアフリーにおける具体的な取り組みについて伺います。


 平成19年、水木しげるロード振興会や境港市観光協会などが妖怪ラジオの設置、バリアフリーツアー、妖怪ガイドブックの点字版作成などを行いました。これらは平成18年度の国交省補助による総額600万円に上る事業であり、市役所もオブザーバーとして、企画から実施まで参加されていました。現在、視覚障がいによる身体障害者手帳保持者は鳥取県内でも約2,600名を数え、そのほかの疾患による視覚障がい者は、その三、四倍はおられると言われています。


 そこで、年間170万人もの観光客が訪れる水木しげるロードには、車いすを利用するお客様も数多く見受けられ、鳥取県内のみならず、県外からもさまざまな障がいを持っている方たちが訪れていると考えられますが、これらの方々にも健常者の方たちと同様に水木しげるロードを楽しんでいただくため、すべての人に優しい観光地を目指すべきと考えます。


 しかしながら、現状では、厳しい段差や歩道の幅の狭さから、車いすによる通行が困難となっている部分も多く見受けられます。前出の事業報告から時間もたっており、車道と歩道の段差解消や誘導ブロック、警告ブロックの整備など、早急なバリアフリー化が必要と考えますが、本市として今後の具体的な取り組みをお聞かせください。


 最後に、水木しげるロードの新たな魅力づくりと将来設計について伺います。


 平成11年に水木しげるロード整備の基本計画を水木しげるロード振興会などで策定し、その後の観光振興策の指針としております。妖怪神社、水木しげる記念館、河童の泉などはその指針に沿って整備されたのは御存じのとおりであります。しかしながら、現状の整備では、実行可能なものからとの考え方もありますが、対症療法的な感は否めません。


 そこで、当初、考慮されていなかったものの、県内外から多くの方々が来訪する観光地となった以上、今後はバリアフリー化やユニバーサルデザインの考え方も導入する必要も出てきており、改めて新たな水木しげるロードの将来設計を策定する必要があると考えますが、市長のお考えをお聞かせください。また、これにより、中長期で計画的に企画実現を図る必要が生じていると考えます。市長のお考えをお聞かせください。


 私の壇上での質問は以上であります。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  佐名木議員の御質問にお答えをいたします。


 本市水産業における行政のあり方及び施策についてのお尋ねでございます。水産課を県、国の出先機関や水産振興協会などがあり、業界の生の声や要望を即座に感ずることのできる昭和町に移転をし、水産行政力を強化すべきではないかというお尋ねであります。


 本年度は、昨年策定されました境港地域水産業構造改革推進プロジェクトの実証及び新たな計画の策定、地域産業担い手育成プロジェクトの実施と境港水産業の大きな課題に取り組むべきときであるということは、十分承知しているところでございます。


 水産課の昭和町への移転につきましては、現在考えておりません。今まで以上に関係機関の皆さんと緊密な連携を図りながら、現場にも頻回に足を運んで、基幹産業である水産業の振興に取り組んでいきたいと、このように考えております。


 次に、市場改革を含む水産物流システムづくりなど、水産業の新たな構築のため、鮮魚の品質向上、高品質の冷凍貯蔵に関する事業について、業界からの強い要望がある。市としても積極的に議論に参加し、取り組んでいくべきであるというお尋ねであります。


 境港地域水産業構造改革推進プロジェクトにおきましては、産地境港の現状、取り組むべき課題等について、生産者、荷受け、加工、仲買、行政が一体となって取り組んでいるところであります。その中で、漁獲物の高付加価値化のための課題として、共同の1次加工処理施設、超低温冷凍冷蔵庫、水揚げ岸壁へのセレクターの設置が上げられております。消費地との意見交換、先進地の視察などを行いながら、議論を進めているところでございます。引き続き事務局であります境港水産振興協会を中心に、関係機関と連携を図りながら、プロジェクトの推進に取り組んでいきたいと考えております。


 次に、地元の若者の都市部への流失を防ぎ、定住人口の増加及び地元経済活性化のための施策として、地元水産業者が市内の高校へ出向き、会社説明会を開催し、地元企業の内容や魅力を積極的に伝え、地元で働くことのすばらしさを理解してもらうことが必要である。市の考えをということでございます。


 本年度から地域の基幹産業であります水産業を担う人材の育成を目的に、地域産業の担い手プロジェクトが鳥取県教育委員会、境港水産振興協会、地元産業界等と連携をし、境港総合技術高校において実施をされております。このプロジェクトの中で、地元水産加工業社の企業見学や職場体験学習に加え、企業から講師を派遣していただいて、会社概要のほか、自社製品の特徴などを講義していただいたところであります。担当の先生からは、多くの生徒が水産品を活用した製品の効用に感動するとともに、半数以上の生徒が進路を考える上での参考になったと、このように伺っております。


 本年8月には米子公共職業安定所長と境港総合技術高等学校長とともに、境港商工会議所に対して地元高校卒業者の採用について協力をお願いしたところでありますが、引き続き関係機関と連携を図りながら、地元高校卒業者の地元就職の促進に努めてまいりたいと考えます。


 次に、観光政策における具体的な取り組みについて何点かお尋ねでございます。


 初めに、海とくらしの史料館について、私が6月議会で収益を上げるよう検討すると答弁をしたが、今後の取り組みについて具体的な方策を伺うということであります。


 海とくらしの史料館につきましては、海とくらしをテーマに、市民の教育、学術及び文化の発展に寄与する目的で、平成6年にスタートした教育文化施設であります。一方、水木しげるロードは近年全国的にも注目され、年間170万人を超える山陰地方屈指の観光地へと成長をいたしました。そのような中で、海とくらしの史料館は、当初の目的に加え、観光客の方にも境港らしさを十分楽しんでいただけるような施設として、さまざまな工夫や、その充実、改善を図っていく必要があると考えております。昨日の荒井議員からの関連した御質問にも教育長からお答えをいたしましたとおり、施設の魅力度を増すための具体的な取り組みにつきましては、6月議会で佐名木議員からいただいた御提言や、巨大マンボウ以来の新たな目玉となるリュウグウノツカイの剥製を制作するなど、今後、文化福祉財団とも連携をとりながら、集客能力を高め、観光客にとっても魅力のある施設にしていきたいと考えております。


 次に、「ゲゲゲの女房」がNHKで放送されることや、水木しげる先生画業60周年記念にあわせた誘客促進のための具体的な施策として、「ゲゲゲの女房」のブロンズ像建立及び水木先生生家の看板設置のほかに具体的な方策があればお聞かせくださいということと、また、主管課として、観光協会などの関係機関と意思の疎通を密にして、共同して取り組むべきではないかと思うがどうかということでございます。


 NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の放送が決定して以来、関係機関と連携し、さまざまなPR事業や誘客促進策を計画しているところであります。安来市とは、来年3月に調布市で行われる観光物産展にともに参加をし、番組のPR及び中海圏域のPRを実施することとしております。また、鳥取・島根両県と安来市とともに、番組告知ポスターやのぼりの作成、週刊誌「ステラ」へ水木御夫婦のふるさとの魅力を掲載する予定をしておりますし、中海市長会におきましては、携帯ストラップ、メモパッドなどのノベルティーグッズの作成を計画しているところであります。また、安来・境港両市の観光協会におかれましては、水木しげる御夫妻のゆかりの地マップの作成や、番組のロゴを使用した名刺作成を計画されておられます。番組開始後も関係機関と連携を密にし、「ゲゲゲの女房」を活用した誘客に努めてまいりたいと考えております。


 次に、米子鬼太郎空港愛称化キャンペーンについてのお尋ねでありますが、米子空港の認知度アップとこれに伴う利用率向上は、路線維持のために急務である。本市としても即効性のある愛称化キャンペーンにさらに力を注ぐべきではないかということであります。


 米子鬼太郎空港愛称化キャンペーンは、鳥取県、米子市、境港市で負担しております米子空港の利用促進事業の一環として、境港市観光協会が中心となり取り組んでいるものであります。東京便、名古屋便の利用促進につきましては、米子空港利用促進懇話会において、旅行商品の造成支援や周遊バスの運行などを実施しておりますが、この冬には新たに全日空とタイアップして、閑散期の搭乗率向上キャンペーンを行っておりまして、今後とも積極的に空港の利用促進を図ってまいりたいと考えております。


 次に、水木しげるロードには県外からもさまざまな障害を持っている方が訪れている。厳しい段差や歩道の狭さから、車いすによる通行が困難となっている部分も見られる。車道と歩道の段差解消や誘導ブロック、警告ブロックの整備など、早急なバリアフリー化が必要と考えるがどうかというお尋ねであります。


 水木しげるロードのバリアフリー化につきましては、水木しげるロードを訪れられる障害を持たれる方などから、車道と歩道に段差があって、歩行しづらいといった声も伺っております。訪れられる方々に気持ちよく観光していただくためにも、歩道の段差解消やユニバーサルデザインにかなった点字ブロックへの改修を実施していきたいと考えております。


 次に、バリアフリー化やユニバーサルデザインの考え方を導入し、新たな水木しげるロードの将来設計を策定する必要がある。また、これにより中長期的で計画的に企画実現を図る必要が生じているがどうかということでございます。


 平成11年に水木しげるロード街並み整備計画が策定されて以来、民間の方々を中心に、ハード事業、ソフト事業合わせて17事業が実施をされました。この計画以外にもスポンサーブロンズ像設置、JR境線観光路線化、アミューズメント施設やいろいろなお店の出店、妖怪にちなんだ各種イベントなどにより、今日の水木しげるロードのにぎわいとなっているところであります。この街並み整備計画は、民間の発想と中長期的な視点に基づいた、とても大事な計画であると考えております。佐名木議員御指摘のバリアフリー化やユニバーサルデザインも考慮しながら、この計画のデザインコンセプトであるにぎわいと優しさあふれる楽しいまちづくりを達成するため、引き続き水木しげるロード振興会を初めとする関係者の皆様とともに、将来構想を含めて、水木しげるロードの魅力を高めていくための検討を深めていきたいと考えております。以上であります。


○議長(米村一三君)  追及質問がございましたらどうぞ。


 佐名木知信議員。


○3番(佐名木知信君)  御答弁ありがとうございました。追って質問させていただきます。


 まず、水産業界の中での水産課の位置づけと水産行政力の強化についてでありますが、しつこいようですけども、毎回このように海の見える昭和町に移転してくださいということを申し上げております。業界の中でのそういった強い要望というものが、国、県と等しく市にも求められている状況でございます。国、県への要望を、今、水産振興協会の話なんですけども、水産振興協会が国、県への要望、それから各プロジェクトの事務局、業界内外の取りまとめ等々、非常に仕事量も以前と比べてふえてるなというふうに私もとらえております。そういった意味でも、本市の元部長職を配されたという市のそういった心意気を、私、感じておるところですけども、それも踏まえて、水産課をそちらの方に、事務局の機能強化ということもあわせまして、ぜひとも検討していただきたいというふうにも思いますが、もう一度お聞かせください。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  この件につきましては、佐名木議員からたびたび質問をいただいておりますが、私は、水産課として独立させました。これは本市の基幹産業である水産業に対する、これも随分前からそういった声があったわけなんですが、大変職員を削減していく中で、水産課というものを新たに独立してつくったわけであります。そういった思いは業界の皆さん、あるいは佐名木議員にも御理解いただけるというぐあいに思います。


 私は、必ずしも水産課が海岸に出なくても、水産業界の皆さんの声、そういったものは十分に吸収できると思ってるんですね。今ちょっと質問をお聞きしますと、水産振興協会が大変だと、その陰には、水産課が現地に出て一緒になってやれば、もっと力がアップするんじゃないかというようなニュアンスが少し感じられるわけでありますが、それは別問題でありまして、水産業界のことはまず水産業界の皆様が第一に考えてやる。それに行政が一緒になってやるということが私は一番基本的なことだと、こう思います。この水産課が米子や倉吉にあるわけがないわけであります。同じ境港の地にあるわけであります。そして職員も以前に増して海岸、水産業者の皆さんとの連携も頻回に出ております。そういった中で、業界の皆さんと一緒にやっていけると、このように思っておりますし、また、私も機会があればお話ししたいと思いますけれども、業界の皆さんも私のところにでもどんどん来ていただくとか、私ももちろん業界の皆さんのところへ足を運ぶ。そういった関係を密にしていけば、今質問いただいたようなところは解決できるのではないのかな、こういうぐあいに思っているところであります。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  大体わかりました。先ほど市長のところにということだったんですけども、業界の方々、長靴履いて市長室まではなかなか出られないということもありますし、また、この市庁舎の中で水産業に一番お詳しい方というのが市長であるというふうに思いますけども、それではいけないなと、これからは、ということで、水産課の職員の方も日々苦労されてる、努力されてるというふうに、私、見ております。ぜひともそういった、要望があってから動くというものではなくて、積極的にこちらからも意見が言える、それから場合によっては業界の人たちを取りまとめるような、集約して意見を聞くような、そういうふうな水産行政力の強化ということで、引き続き要望させていただきますので、よろしくお願いいたします。


 続きまして、水産政策の具体的な取り組みについてでございますけども、3つ上げさせていただきました。その中で、喫緊の課題として、セレクターの水揚げ岸壁への設置ということを今取り組もうとされておりますが、これについて、市としての今後県への強い要望をしていただきたいというふうに思いますけども、それについてちょっとお聞かせくださいますか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  水揚げ岸壁へのセレクター設置ということでありますが、これも前々から話が出ておった事柄でありますし、他の産地でもこういったセレクターを設置をして、魚価というか、生産者の収入が少し上がるような形で取り組んでいるところはあるわけであります。これは、行政がその議論をリードしていく、それは難しいのではないのかなと。生産者、そして市場、荷受け、そして仲買があるわけでありますから、私もこのセレクター設置については、業界の中でも全く違った立場の方の意見というものも耳にしておりますし、ですから、こういったものは利害がどうしても発生してくる。生産者と仲買。そういったことは、行政がリードしていくということじゃなくて、業界の中でしっかりと議論していただいて、そして業界としてこうするんだということになれば、市場の設置者である鳥取県も巻き込んで、どういった対応をしていくかということが適切な対応でないのかなと、こう思います。


 そして、最初の追及質問の水産課の現場の配置については、私も改めて水産関係者の皆さんに御意見を伺ってみたいと、このように思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  ありがとうございます。業界の声がそういうふうに出ておりまして、そういうものがうまく集約できたら、市は行政の中でも現場に一番近いところのポジションでありますので、国、県へ強く要望をしていただきますようお願いいたします。


 続きまして、地元就業者の雇用促進についてですけれども、このプロジェクトの一環で行われていることというのは希望者に向けてなんですけども、私が言いたいところは、一部の生徒ということではなくて、地元に2校、高校があります。これは実業高校も普通科もございますけども、これらの学生、例えば高校2年生を対象にして、体育館でもどこでも子供たちを集めて、地元の企業者が自分たちの会社の紹介をするというような取り組みをされ、例えば何とか水産とか何とか冷蔵とかっていう名前だけで判断されるようなところもありまして、昔でいうじめじめしたとこですよとか、力仕事がとか、汚いとかという、いわゆる3Kの代表的なところが概念としてあったんですけども、今はHACCP対応の工場が多数ありますし、長靴じゃなくてスニーカーでそういった水産加工場の中で作業するというところもあります。そういった魅力を十分に伝えるということで、境港の子供たちにそういった場面を提供する。その意味合いを言っております。これについていかがですか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  まさにそういったことは大切なことだというぐあいに思っております。そういった意味で、水産業界では職場体験実習というのを受け入れておられるんですね。これは5日間実習をするようでありますが、8つの会社でそういった実際に5日間職場を体験するというような取り組みなんかもしておられますので、そういったことをもっと恒常的にもできるように、これは学校と、あるいは水産業界の方との橋渡しというか、そういったものをもっと広げていくと、やっていくということについては、市も取り組みを深めていきたいと思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  ぜひともよろしくお願いいたします。


 それでは、教育長に伺います。このような取り組みが地域に根差すと、今、境港市内の2校の学級減という問題がございますけども、こういった地域の特色を生かした学校づくりということで、そういったものにも対応できていくんじゃないかというふうに考えますけども、お考えをお聞かせください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  地元の水産業への担い手をふやすというための事業ということでございましょうか、今の御質問。


○議長(米村一三君)  佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  例えば市内の高校の1学年に向けて、そういったプレゼンテーションというか、企業の説明会を行うということで、地元の企業への理解度を高めるということに関してです。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  御承知だと思うんですが、高等学校は県教委の所管でございまして、私どもが県立高校の授業内容にかかわっていくということはなかなか難しいところではあるんですけれども、地元にある2校とは、私もちょくちょく校長室にお邪魔をしまして、情報交換をしながら、境港市とどのような連携ができるのかというようなところは常に話をさせていただいているところでございます。今御提案の件はなかなか、高等学校もきちっとしたカリキュラムを持っておりますので、その中で実施するというのは非常に難しいとは思うんですけれども、また機会を設けて、2校にそのような提言があるというようなことをお話をさせていただきたいというふうに思っております。以上です。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  ぜひとも市として、市の産業の発展、子供たちの教育、定住人口の増加、これに向けて声を上げていっていただきたいというふうに思います。


 続きまして、海とくらしの史料館について伺います。


 来年度予算に入ってるかと思いますけども、いわゆるリュウグウノツカイの剥製、これの制作費は大体どのくらいなんでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  今のところの試算で約500万円でございます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


○3番(佐名木知信君)  この500万というものは、今までなかなか、リニューアルに500万使えばかなりの効果が上がったというふうに私は感じるんですけども、降ってわいたようなというか、計画してなかったと思うんですよね。リュウグウノツカイがたまたま揚がって、いただいたというところでの予算編成だと思うんですけども、ここら辺をちょっと詳しくお聞かせください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  6月議会で佐名木議員からさまざまな形で海とくらしの史料館の入館者増ということで御提言をいただきましたので、いろいろと案を出していたところではございますが、その間、たまたまこういうリュウグウノツカイという非常に珍しい深海魚が揚がってきましたので、これをぜひ巨大マンボウの後の史料館の魅力アップにつなげたいというようなことで、今回、市長とも協議させていただきまして、予算を計上させていただきたいというふうに思っておるところでございます。


 海とくらしの史料館につきまして、リニューアルということを随分御提言いただいているわけでございますが、もともとあの史料館は、御承知のように酒蔵をもとにして建てた施設でございます。当時、大学の教授が、日本海側における非常に貴重な歴史的な酒蔵であるので、これを残すべきであるというような御提言をいただいたというふうに聞いております。というところから、なかなか建物自体を大幅に改造するとかいうようなことが非常にできにくいというようなところでございまして、何とかソフト事業で入館者をふやすようなことを考えていかなきゃいけないというふうに私自身は考えているところでございます。以上です。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  私、リニューアルといいましても、建物の大幅改装とか、そういった、内装をとかというふうには提案してございません。私は6月の提案にはそういったことは言ってないと思います。それと、剥製の件も提案で言ってないんですけども、どういった検討をなされたんでしょうか、お聞かせください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  6月議会では、ちょっと今資料を持ってくるのを忘れたと思うんですが、特に記憶のあるのは、佐名木議員からタッチングプールを設置してはどうかというような御提言があったと思うんですが、これについて、先日、県立博物館に館長や、それから財団の常務が参りまして、どのような形でやればそういうことが実施可能かというようなところ、あるいは県立博物館から他のマンボウを借りて、あわせてマンボウ展をやるにはどういう形ができるのかというようなところを先日も協議をして帰ったところでありまして、そのような形でいろんなソフト事業を佐名木議員の御提言をもとに、今、考えているところでございまして、またさらにいい御提言がございましたら出していただければというふうに思っております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  提言はしたんですけども、検討なされてないということでしょうか。500万の制作費という、金額だけではないんですけども、チョボリンのときもそうでありましたように、チョボリンも制作費をそのくらいかけてると思うんですけども、その効果というのは1年だけだったと思うんですよね。そのころの検証というのはなされてるんでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  開館以来、入館者がだんだん減ってきて、2万数千人がずっと続いていったと思うんですが、何か魅力をアップしなければいけないというようなところで、チョボリンを導入いたしまして、平成14年、15年あたりは2万四、五千人だったのが、このチョボリン効果がございまして、平成18年には4万1,000人余りの入館者があったわけでございます。その後、なかなか次の魅力づくりができないということで、入館者が減ってるという状況ではございますが、チョボリン効果、どこまで費用対効果ということでいえばあったのかというところはなかなか難しい点ではございますけれども、それまでの2万5,000人ぐらいの入館者がずっと続いていたところからすれば、4万人台の入館者があったというところで、私はかなりの効果があった。また、ここは単なる観光施設ではございませんので、多くの皆さんに、地元の皆さんにもチョボリンを見るために入館していただいたというところで、非常に私は効果があったというふうに感じているところでございます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  ですから、検証としまして、1年しか効果がなかったということ、また、このたびの剥製をつくられる動機というか、また1年しか多分もたないなというふうに思うんですけども、そこら辺、どうお考えですか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  佐名木議員御指摘のとおりに、1年ぐらいは魅力アップということで、入館者はふえるとは思うんですが、また同じような道をたどるというふうに思いますので、そのほかの工夫を、今、財団あるいは館長とも相談をしているところでございます。


○議長(米村一三君)  中村市長。


○市長(中村勝治君)  私の方からも少し補足をさせていただきたいと思いますけれども、これは、今、教育長が答弁されましたように、そういった経済的な面での波及効果は、何がしかのものはあったというぐあいに思います。それに加えて、これはマンボウにしても、このたびのリュウグウノツカイにしても、学術的にも非常に貴重なものであるということでございました。こういったものを剥製にして永久に保存をするという意味合いも大変大きいものでありますから、このたびのリュウグウノツカイにしても、教育委員会の方と協議をして、そういった剥製にして保存しようということになったものでありますから、ちょっとこの点をつけ加えさせていただきたいと思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  市長の御意見、よくわかりました。最初から財産としてと言っていただけたら少しはわかったと思うんですけども、それをリニューアルにかわる集客力アップのというところが私ちょっとひっかかったもので言わせていただきました。さらなる検討をよろしくお願いいたします。


 それから、夢みなとタワーでことしの夏に行われました移動式水族館、これ、個社がやった事業ですけども、1カ月で約8万5,000名の方が来られたということもあります。こちらから何か提案書が渡っているというふうに思いますけども、いかがでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  今のところいただいておりません。


○議長(米村一三君)  中村市長。


○市長(中村勝治君)  この件につきましては、ことしの夏休み、大変人気を博しまして、かなり大きな効果があったというぐあいに思ってまして、前回ああいった海の生き物を提供していただいたところの方が、今度、私のところにお見えになっていろいろ話をしたいということは私の方に入ってきておりますが、具体的なものはまだ何もないところであります。お会いしていろいろお話をしたいというぐあいに思ってます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  私、こういった提案書を市の方にということで、ちょっと手元にあって見させていただいてますけども、非常にいいことも書いてあります。市の方に提案書は来てませんでしょうかね。もうちょっと大きい提案書ですけども。またそういったものがあるかと思いますので、よろしくお願いします。


 いわゆる海とくらしの史料館について、このプロデューサーというか、プロデュースする方というのはどなたですか。教えてください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  プロデューサーという形で配置している者はございませんが、館長、それから財団の長、教育委員会としては生涯学習課長というようなところでいろいろとプロジェクト等を検討させていただいているというところでございます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  こういったところの改善策等々を話し合われるとこへいろんな見地の方を入れて、もうちょっと前向きに調査、それから企画、検証まできちっとされるチームを組まれた方がよろしいかと思いますけども、いかがでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君)  チームという形にはなるかどうかはわからないんですが、何らかの博物館、美術館等の専門家、あるいは魚介類等に詳しい専門家にお願いをいたしまして、海とくらしの史料館の魅力アップについての御提言をいただきたいということは、現在計画をしているところでございます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  ぜひとも具体的な方策を早くそういった検討の中で見つけられまして、さらなるリニューアルといわず、魅力アップに努めていただきたいというふうにお願いいたします。


 続きまして、米子鬼太郎空港の愛称化キャンペーンなんですけども、これはずっとキャンペーンとして行われておりますけども、これを実現するには、どういった機関で、どういうふうなタイミングで、これが決定はいつなのかということを教えていただけますか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 山本産業環境部長。


○産業環境部長(山本 修君)  市長にかわりまして御答弁申し上げたいと思います。


 御質問の中でも申し上げておられますが、境港市観光協会が今中心となって、米子空港を鬼太郎空港というふうな愛称化を取り組んでおられます。これにつきましては米子空港利用促進懇話会の方でも事業化を進めておりまして、事業費として、鬼太郎空港キャンペーン、100万円計上しております。空港懇話会でも観光協会等とタイアップいたしまして、愛称化キャンペーンには取り組んでおるところでございます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  それはわかっておりますけども、これの決定はいつになる予定でございますか。そしてこの決定をされるのはどなたでしょうか、教えてください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 山本部長。


○産業環境部長(山本 修君)  このキャンペーンといいますか、愛称化を決定するということでございますと、空港の名称にかかわることでございますので、やはりそれは航空局とかいうことになるんだろうと思いますけれども、ただ、愛称を定めようと、そういった正式な名称でなくても愛称としてこれに取り組むんだということでしたら、観光協会の方でもお決めになられれば、そういった決定ということになるのではないかと、今ちょっと私はそのように思ったところでございます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  観光協会で決めるんですか。


○議長(米村一三君)  山本部長。


○産業環境部長(山本 修君)  あくまでも愛称でございますので、行政が正式な法令とかにのっとって定めるわけではないと思いますので、例えば空港懇話会の方でこの名称を積極的に打ち出していこうということになれば、それぞれの各団体で取り組まれるのではないかと思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  各団体といいますと、鳥取市、米子市、松江市、観光協会等でございますか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 山本部長。


○産業環境部長(山本 修君)  私が最初に参考に申し上げた米子空港利用促進懇話会でございますが、懇話会としても鬼太郎空港キャンペーンとしてもう事業費も計上しておるのでございますので、米子空港懇話会としては、もう愛称化すべきものと考えているというふうに存じております。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  これが延々とキャンペーンが続くということはないと思うんですけども、これをいつごろまでにこういった愛称化、いわゆる米子鬼太郎空港という愛称が世間できちっと言われるようになるのはいつごろの予定でしょうかということです。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 山本部長。


○産業環境部長(山本 修君)  時期ということにつきましては、定着するまでとしか私として今申し上げられません。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  目標としましては、来年度ぐらいとかというのはないんですか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 山本部長。


○産業環境部長(山本 修君)  目標といいますか、願わくば今年度、来年度中ぐらいにはそういった名称が定着して、空港の利用促進に資すればというふうな期待は抱いておるところでございます。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  先ほど言われましたように、利用促進の観点から、ぜひとも早目のというか、早期愛称化実現に向けて頑張っていただきたいというふうに思います。高知空港が高知龍馬空港になりましたけども、こういった取り組みを加速させるというか、さらに実現に向けて早く早くやっていただきたいというふうに思います。


 続きまして、水木しげるロードのバリアフリーにおける具体的な取り組みというところでございます。


 これについて、市長から力強いお言葉をいただきまして、ユニバーサルデザインの点字ブロック、それから歩道の整備等々の実施をされるということで、ありがたいお言葉をいただきました。さらに、壇上での質問にもありましたように、バリアフリー化とあわせて、妖怪ラジオというものを30基ほど設置しております。現在、その中で、かすかに聞こえるのも合わせて7基ほどしか動いておりません。はっきり聞こえるようなものは3基です。そういったもので、目の不自由な方には大変その当時、バリアフリーツアーの中でも好評だったこれは機械でございます。これはロード振興会が管理ということになっておりましたが、なかなかそういったものができないというのが現状でございます。これについても市としてその計画の中に入れていただけたらと思いますが、そのことについてお聞かせください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  あわせてやりたいと思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  それと新たな魅力づくりと将来設計についてですけども、バリアフリーもあわせた将来設計ということをしていただけるということで、これ、行政主導ではなく、官民学一体となった取り組みということで、こういったものを進めていただきたいというふうに思いますけども、まず、トイレの問題というのがいつも取りざたされておりますけども、このトイレの使用頻度の高いところというのはロードの中でどちらか把握されておりますでしょうか。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 山本部長。


○産業環境部長(山本 修君)  繁忙期におきまして、トイレを利用されたいという観光客の方、本当にたくさん見受けられまして、ロードの商店街のそれぞれの商店の皆様にも大変お世話になっております。こうした一つ一つのきめ細かい取り組み、民間の関係者の方々の取り組みがあって、今のロードのにぎわいがあるのだと思ってます。非常にその点については敬意を表したいと思います。


 ただ、現在そういう個々の商店とは別に仮設トイレ等とか、大正町あるいは松ケ枝の方に設置してあるもの、大正川沿いのは恒久的なものでございますけれども、さて、どちらが使用頻度がという点については、残念ながら今把握いたしておりません。また今後調査もしてみたいと思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  使用頻度の高いのはあそこの大正川沿いの、松ケ枝町のトイレであります。ここは、男性1、女性1、みんなのトイレ1ですか、非常に少ないところでありますし、ここは下水道もまだ通っておりません。そして、地代として年間150万の地代を払っておられます。そこで、少し聞いた話なんですけども、市長と関係課の方とで大正川にトイレをかけるというような、本当に夢のあるというか、話をされ、調査検討も少しされたというふうに聞いておりますが、そのことについてお聞かせください。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  水木ロードのトイレの問題については本当に頭を悩ましている問題でありまして、大正川の川の上にトイレができないだろうかと言ったら、全く私が素人考えでちょっとそういった提案をしてみたんですが、なかなか技術的にも難しいというような話でありましたが、今、公共下水道もいろんな形で管が布設できるというようなこともあるようでありまして、これは今その可能性について部内で検討している、そういったところであります。まだ固まった話ではありません。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 佐名木議員。


○3番(佐名木知信君)  ぜひとも、夢のあるような話でありますが、実現に向けて、これは費用対効果がかなり見込めると思うんですよ。このトイレでお客さんをふやせるというふうに思いますし、利便性の向上とあわせてこれは効果が上がるものだというふうにも思いますので、引き続き検討をよろしくお願いします。


 それで、総合の整備計画につきまして、以上のことを着実に実行するためには、さまざまな見地が必要であって、その将来計画を策定するには官民学一体となって取り組む必要があると思います。さまざまな立場の人たちによるチームを編成し、これに対応することが、境港を観光地として成熟させるための礎となると考えますので、ひとつよろしくお願いいたします。


 質問は以上でございます。ありがとうございました。





◎休  憩





○議長(米村一三君)  ここで休憩いたします。再開は午後1時10分といたします。


       (11時50分)





◎再  開 (13時10分)





○議長(米村一三君)  再開いたします。


 午後の会議に長谷正信議員から欠席の届けがありましたので、御報告いたします。


 午前中に引き続き各個質問を行います。


 田口俊介議員。


○16番(田口俊介君)  公明党の田口俊介です。平成21年12月定例議会の開催に当たり、市政一般について、私見を交えながらではありますが、何点か質問をさせていただきます。


 初めに、本市におけるむだ根絶の取り組みについて質問いたします。


 政府の行政刷新会議が事業仕分けを開始し、来年度予算の概算要求からむだを洗い出す作業を行う光景が11月末まで各メディアをにぎわしました。国会議員と民間有識者らによる仕分け人が予算を要求した各府省の担当者らと議論し、その事業が必要か否か、地方の移管すべきかなどの判断をその場で出していくことで、長年にわたって硬直化した予算配分にめり張りをつけようとする意図に、国民はおおむね好感を持って見詰めていたのではないかと感じております。もちろん、議論が拙速ではないか、仕分け人が高圧的で、政治パフォーマンスの色合いが濃い、結局は財務省の筋書きに沿っただけ等々の批判や問題点を指摘する声も上がっており、今後への課題も数多く見受けられますが、事業の必要性を問うことは、その事業を定めた制度や事業を担う組織の見直しにもつながるものであり、単に削減額を積み上げることにとどまらず、文字どおり将来の行政の刷新につながる議論もある程度なされたのではないかと感じております。


 さらに、特筆すべきは、仕分けの作業が全面的に公開されたことで、しかも会場内だけでなく、インターネットで中継をされ、全国どこでも仕分けの様子を見ることができたのは画期的でした。予算査定の生の現場が公開され、私たちの納めた税金がどのように使われようとしているのかを見詰めることは、民主主義の原点を確認する機会にもなるのではないかと考えます。


 また、一方で、会計検査院が11月11日に公表した報告書では、総額2,364億円に及ぶ税のむだ遣いと不適切な経理処理があったことが明らかにされました。これは史上最高の規模であるということで、都道府県分では実に31の府県で不正経理が行われていたとのことで、鳥取県においても2003年から2007年度までの5年間で241件、2,500万円を超える不正経理が指摘をされました。しかし、これとても検査院が検査をした範囲で判明したものであり、氷山の一角にすぎない、全体の実態はさらに深刻との見方もなされております。


 今回の報告によれば、余った予算を物品などを発注したことにして業者にプールをする預けという手口が省庁や自治体、関連団体で横行していたことや、事業の役割が終わっているにもかかわらず事業費を国庫に返さずにため込む埋蔵金もあちこちで発掘されたそうです。また、受注業者の選定に当たって、競争入札をせずに、天下り先の業者と随意契約して、コスト削減を怠っていた事例も相変わらず多く報告されていると伺っております。


 このような背景を踏まえ、以下の点についてお伺いをいたします。


 事業仕分け作業について、さきに述べたようなさまざまな問題点があるにせよ、予算査定の現場を納税者が見ることができるのは、民主主義の原点を確認するよい機会になるのではないかと思うものですが、来年度予算編成の時期を迎えて、その発案権者である市長におかれては、今回の国の仕分け作業をどのように認識しておられるのか、お伺いいたします。


 また、我がまちの予算はどのように編成され、私たちの税金がどのように使われているのかという意識は、今後ますます増幅されていくのではないかと考えますが、市長はこうした納税者、すなわち市民のニーズにどのようにこたえていくお考えかお聞かせください。


 会計検査院が指摘したような税のむだ遣い、いわゆる預け、埋蔵金、また受注業者の選定に当たっての問題点など、本市の実態に照らし、そのような事実の有無についてお伺いをいたします。


 国からの補助金の不適正処理が指摘されるときに多く聞かれるのが、職員に国の補助金を使っているという認識が甘い、また、使い切るということが習慣になっているという指摘があります。こうした認識は決して他人事でとらえてはならないと考えますが、本市においては職員の皆さんへのルール研修や意識改革にどのように取り組み、また、取り組もうとされているのかお伺いいたします。


 次に、観光施策についての質問に移ります。これまでもたびたび観光行政については議会でも取り上げられているところですが、今回は、水木しげる記念館についてお伺いをいたします。


 水木しげる記念館は、水木しげるロード関連事業の集大成として、平成15年3月8日、水木先生81歳の誕生日に開館をしました。以来、本年10月末までの入館者数は実に156万人を数えるに至っております。その展示内容についても、水木先生の生い立ちからその作品世界、妖怪にまつわる貴重なコレクションやオブジェなど工夫を暮らしたもので、昨年度はリニューアルもなされました。運営事業費の決算状況についても開館当時から黒字が続いており、おおむね順調な状況であると認識をしております。


 ところで、ロード入り込み客数に占める記念館入館者の割合は平均20%というところで、ロードのランドマークとしてはもう少し入館者数があってもよいのではないかと考え、以下、質問をさせていただきます。


 水木ロード、ひいては市内観光のランドマークである水木記念館がまず市民に愛されてこそ、口コミやにぎわいの相乗効果が上がるのではないか、それには広く市民に記念館へ来てもらい、その魅力を知ってもらうことが重要と考えます。そこで、市民への記念館の無料開放を、以前のような開館記念日限定ではなく、例えば市報にクーポン券をつけるなどして年じゅう来館できるようにしてはどうかと考えますが、市長の御所見を伺います。


 記念館の開館時間については、現在は午前9時半より午後5時、夏休み期間は午後6時までとなっていますが、観光客からは、夜の時間帯の営業を望む声も少なくないと聞いております。新たな観光ニーズの創出につながる可能性もあると考えられることから、ロード振興会の皆さんとも相談をしながら、まずは期間ないし曜日を限定するなどして、夜間の開館をされてはいかがかと考えます。市長の御所見をお聞かせください。


 最後に、街路灯、防犯灯の整備についてお尋ねします。


 この一月、テレビ等で報道されない日がないほどの重大な事件がお隣の島根県浜田市で起きました。女子大生、平岡都さんの失踪及び遺体の遺棄事件であります。日を追うごとに明らかになる事件の凄惨さと犯人の猟奇性に怒りと恐怖を覚えるとともに、一日も早い犯人逮捕と平岡さんの御冥福を祈るばかりです。


 さて、この事件についてはまだまだ謎の部分が多く、今後の捜査が待たれるところではありますが、当初注目されたのが被害者の帰宅経路の夜の危険性でした。映像で見る限り、山道のようなところに街路灯もほとんどないような状況であったと記憶をしています。幸い、本市市内にはあれほどの未整備箇所はないと認識をしていますが、それでも市民の皆さんからは、街路灯、防犯灯の整備充実を求める声のある箇所は幾つもあると伺っています。このたびの浜田の事件を受け、島根県の溝口知事は、防犯灯の整備を検討する考えを即座に示されたとの報道もありました。本市においても先ほど申し上げたとおり、市道、県道を含め、街路灯、防犯灯の設置充実を求める声が少なからずありますが、この件について、市長のお考えと、あわせて県の意向などを聞き及んでおられましたらお聞かせください。


 また、街路灯につきましては、昨年の9月議会において、照度向上と経費削減の観点から、LEDの照明器具の導入について、特定地域での試験導入などを提案させていただきました。これに対しては、LEDの機器に対する初期投資の費用が高額になるため、トータルコストの動向を踏まえ、検討したいとの御答弁であったと記憶をしています。街路灯については、現在、市役所西側の道路に数基、試験的にLEDの街路灯を設置をしておられるようです。また、LEDの照明器具につきましては、この1年間で非常に普及、また低価格化が進んでいると認識をしています。これからさらに低価格化が進むと思われますが、地域を限定しての試験導入の下地はある程度整ったものと考えます。防犯効果の向上と経費削減、環境配慮のまちづくりへ、来年度のLED照明機器の地域試験導入を行うべきと考えますが、市長の御所見をお伺いします。


 以上で壇上からの質問を終わります。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  田口議員の御質問にお答えをいたします。


 初めに、本市におけるむだ根絶の取り組みについてのお尋ねでございます。


 まず、事業仕分け作業について、予算査定の現場を納税者が見ることができるのは、民主主義の原点を確認するよい機会になる。来年度予算編成の時期を迎えて、今回の国の仕分け作業をどのように認識しておるかというお尋ねでございます。


 田口議員の言われるように、このたびの事業仕分けでは、国政のレベルで、いわば予算査定の現場を全面的に公開されたという点につきましては画期的であったと、このように思っておりますが、ただ、私が感じましたことはむしろ別の面にありまして、このたびの事業仕分けで、前政権下ではできなかった古い慣行などは改革された面もございますが、まず、仕分けになじまないものまで対象であったり、あるいは地域主権ということを掲げておられる。そういったことからしても、逆に地方の実情というものが余り考慮されていないのではないか、こう感じたところであります。特に見直しや削減とされた道路や港湾、漁港などについては、地域の将来に向けた活力の基盤になるものであります。費用対効果という1点でこういった予算が考えられるならば、大都市と地方の格差というものはさらに広がっていくと、このように懸念をしているところであります。


 先月の16日に第1回目の事実上の国と地方の協議の場が開催をされまして、この場で鳩山総理は、地域主権国家の形成は政権の1丁目1番地だと、このように発言された。このように聞いておりますけれども、現在の状況を見ておりますと、私どもの地方の思いといったものが置き去りにされて進んでいってるような印象を受けるのであります。この上は、国と地方の協議の場が早く法制化をされて、地方の思いをしっかりと酌んで、共同して政策に反映するシステムを早くつくるべきだと、このように考えております。


 そして次に、我が町の予算はどのように編成され、税金がどのように使われていくのか、こういった意識はますます増幅されていくと考える。このような納税者のニーズにどうこたえていくのかというお尋ねでございます。


 本市では、平成15年度に本格的に行財政改革に取り組んで以来、事業を厳選した上で予算編成を行っていること、また、数年前からホームページ上で当初予算の編成過程を公開していることなどを勘案をし、従来どおりの手法で予算を編成していく所存であります。今後、ホームページで公開しております予算編成過程の内容をさらに充実させることなどによって、市民の皆さんへの情報公開、しっかりと対応していきたいというぐあいに思っております。


 次に、会計検査院が指摘した税のむだ遣いや受注業者選定に当たっての問題などについて、本市の実態はどのようになっておるかということであります。


 会計検査院の平成20年度決算検査報告では、官庁や政府出資法人などの不適切な経理状況が指摘をされ、鳥取県や島根県でも該当する事例があったと、このように伺っているところであります。


 本市におきましては、平成15年度より他市に先駆けて行財政改革に取り組む中、毎年度、人件費や補助金、物件費を含めて、厳しい予算編成を重ねてきたところであります。その予算編成に当たりまして、職員は、経費の節減のみならず、適切な経理処理を心がけておりますし、国の所管する機関のように基金や剰余金を蓄積できるような補助等は行っておりませんので、御質問のような預け、あるいは埋蔵金といったような問題はございません。


 一方、随意契約につきましては、法令に規定される金額の範囲内のものや特殊な業務に限り実施しているところであります。また、平成17年度より小規模物品及び役務等の契約希望者登録制度、こういうものを設けておりまして、随意契約の場合でも、できるだけ市内の登録業者から複数の業者を選んで見積もりをとり、コストの削減と業者間の公平性の保持に努めているところであります。


 次に、職員へのルールの研修や意識改革にどう取り組むかということでございます。


 平成15年度以降の行財政改革に伴い、予算要求段階から費用対効果を十分に考えて要求するように、職員の意識改革を図っております。また、執行に際しましては、国からの公金取り扱いの通知などの周知徹底を重ねて行い、あわせて各種研修等の実施によりまして、法令遵守等を徹底、推進し、厳正な服務規律の確保及び適正な予算執行の確保に努めているところでありますが、今後も指導徹底をしていきたいと考えております。


 次に、観光施策について何点かお尋ねでございます。


 初めに、水木しげる記念館は市民に愛されてこそ口コミやにぎわいの相乗効果が上がると、広く市民に記念館に来ていただいて、その魅力を知ってもらうことが重要であると、市報にクーポン券をつけるなどして、年じゅう来館できるようにしてはどうかという御提言でございます。


 水木しげる記念館につきましては、展示品のリニューアルや各種イベントの実施などによりまして、全国に向け、情報発信を行っているところであります。これまで4回記念館の無料開放を行っておりまして、4,800人余の市民の方々が入館されておられますが、こうした市民の皆様が口コミで宣伝していただいていることも入館者の増加につながっていると認識をしております。市民の方の協力によって記念館の入館者をふやすため、水木しげる記念館友の会や市民ボランティアガイドへの入館料免除等を行っているところでありますが、さらに多くの市民の皆様が記念館を宣伝していただけるようなことを引き続き検討してまいりたいと思います。


 次に、新たな観光ニーズの創出につながる可能性もあると考えられることから、期間や曜日を限定するなどして、記念館を夜間解放したらどうかということでございます。


 水木しげる記念館は、市民の皆様や観光客の方の御意見に対応して、開館時間の変更や年中無休化を行ってきたところであります。現在、記念館の開館時間は、ゴールデンウイークや夏休み期間中など、多くの入館者が見込まれる時期は開館時間を早めたり、閉館時間を遅くなどして、入館者の動向を見ながら臨機応変に対応をしているところでございます。


 夜間の開館につきましては、観光客へのアンケート調査の実施などにより夜間開館へのニーズを把握するとともに、水木しげるロード振興会など関係団体の御意見もお聞きしながら検討してまいりたいと考えております。


 最後に、街路灯、防犯灯の整備についてのお尋ねであります。


 本市においても市道、県道を含め、街路灯、防犯灯の設置充実を求める声が少なからずある。こういったことについて市長の考えと、あわせて県の意向はどういうことになっているのかということであります。


 昨日、荒井議員にお答えをいたしましたように、市民の安心・安全を確保する観点で、防犯灯の設置に努め、危険と思われる箇所を中心に、警察や学校関係者と点検してまいりたいと考えております。県道につきましては、道路の車道部や交差点内を照らす目的で設置されていると伺っておりますが、実態と必要性を把握した上で、鳥取県に対しても設置要請を行ってまいりたいと思います。


 次に、LEDの照明器具については、この1年間で非常に普及、低価格が進んでおる。防犯効果の向上と経費削減、環境配慮のまちづくりへ、来年度のLEDの照明機器の地域試験導入を行ってはどうかということでございます。


 本市におきましては、県内の自治体に先駆ける形で、平成19年度よりLED照明器具による街路灯の試験導入を既に実施しております。これまでに19カ所を設置をしておるところであります。その結果、性能に関しましては従来型の蛍光灯と差はなく、十分に対応可能という結果を得ております。費用的には従来型に比較をいたしまして、まだ高価な状況がありますが、経費削減、また地球温暖化防止対策の観点から、中長期的な視点に立って、国、県の補助事業を活用しながら順次転換を図ってまいりたいと考えております。以上であります。


○議長(米村一三君)  追及質問がございましたらどうぞ。


 田口俊介議員。


○16番(田口俊介君)  それでは、御答弁いただきましたので、幾つか重ねての質問をさせていただきます。


 最初のむだ根絶の取り組みについての質問の御答弁については、特に国の行った事業仕分けの認識につきましては、市長の御感想と私も同感の感があります。やはり問題点は多くあったなというふうには思っております。それを踏まえた上で、ただ、国民の皆さんの目線でいうと、非常に新鮮に映ったのもまた事実かなということで、そういった議論の中で地方が置き去りにされていかないように、これは市長におかれてもしっかりとまた声を上げていただければなというふうに思っております。


 あと、会計検査院の指摘のような不正経理については、そういった問題があるということでなくて、そういったことが報道されると、一体境はほんならどうだというような話がやはり出てきますので、市長の方から今御答弁いただいて、そういった心配がないということで、市民の皆さんにしっかり伝わったのではないかなというふうに認識をしております。


 水木記念館の部分なんですけども、今ちょっと私の方から提案させていただいたのは、例えば市報なんかにクーポン券つけて、いつでもそのクーポン券を例えば使って行けるというものということで、私、今、渡というところに住んでおりますが、やっぱり広く市内をいろいろ歩いておりますと、確かに境には水木しげるロード、これが非常ににぎわっておって、記念館にもたくさん人が入っておって、たくさん人が来るよねと、そういう認識はもちろん市民の皆さんされてますが、そのロードから割と離れれば離れるほど、何か少し意識が、どこかよその、何かあんまり身近に本当に感じないところに、何か少し距離感を感じるようなこともありまして、特に記念館についてはやっぱり周りでも、行ってみた、中に入ってみたというようなことがあんまり話題にならないということで、やっぱりもっとたくさんの人が、市民がまず記念館に行って、こういう展示内容なんだな、こういうもんなんだな、なかなかおもしろいな、どんどんそういったところからのにぎわいの広がりというのが、こういう県内トップクラスの観光の地で、ランドマーク的な建物が、もっともっと市民に愛されて、親しまれていいのではないかなということで、ちょっと御提案をさせていただいたんですが、いろいろ検討をされるという御答弁でしたが、もう一度ちょっとそこについてお考えをいただければと思います。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  田口議員の御提案の趣旨は私もよく理解をしております。これまで4回無料開館をしたということを申し上げましたけども、これは休館日に市民対象の無料開館をしたわけであります。今、年中無休で開館をしておりますから、例えば4,800人の方が4回で、市民の方が来ておられるわけですね。これを通常観光客の方がお見えになるときにあわせて実施をするということになると、大変これも混雑をするような、そういった人数になっとるわけですね。それともう一つ、あれだけたくさんの観光客が来られて、市民の方が観光客と一緒に入るのに、市民の方は無料で入れる。こういったことを恒常的に例えば月に1回とかやることが、他から来られた観光客の皆さんの目に触れたときに、どういった感じを受けられるのかな、そういったことなんかもちょっと我々考えておりまして、口コミという、そういった効果もあるということでありますので、この点につきましては少し検討を要するなと。せっかくいいことだと思ってやっても、観光客の皆さんがそういったことを目にして、何だい、市民は無料で、我々だけっていうような思いをされても逆効果になる。そういったこともありますので、もう少し検討させていただきたいと思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 田口議員。


○16番(田口俊介君)  もちろん、年じゅういつでもというふうな言い方になってしまいましたけど、繁忙期を除いたある程度の幅を持たせた期間とか、そういったことはお考えいただいてもいいのかなと。もう一つは、愛される記念館へということもありますし、ちょっと壇上でも触れましたが、オープン以来、建設の際の償還とかありますが、おおむね黒字で推移をしているという部分での市民への還元というような、そういった意味合いもぜひ入れていただければなというふうに思っております。


 あと、夜間の開館につきましては、これも、今、ニーズの把握をされていかれるという御答弁でしたので、しっかりと把握をしていって、本当に試験的にでも、本当に夜の時間帯にオープンをしていくということで、いろいろそういったことも仕掛けをつくっていかれればなというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。


 街路灯、防犯灯については、きょうまでの議会質問の中でもいろいろ議題になっておりましたので、前向きに検討されていかれるというふうに認識をしております。こういう事件が起きたからということではないんですが、やはり以前からいろいろな要望が学校関係、また保護者の関係からなされているというふうにも伺っておりますので、一度総点検ではないですけどもしていただいて、対策を早急に講じていただければなというふうに思っております。


 LEDの照明器具については、19カ所ということで、私もちょっと認識が、そこの西側の数基だけかなというふうに思っておりましたが、ある一定の地域、とにかく一遍に変えてみて、やっぱりそこでそういった、例えば電気の使用料とか、そういったものについての推移もきちんと見ながら、それを順次拡大していくという形で、最終的には、きのう柊議員の方からもありましたが、例えばLEDだけにかかわらず、太陽光発電のそういったものをまた導入とか、環境にも配慮した、安心・安全と環境配慮、これを両立できるような、そういった計画をなされていただきたいというふうに思っております。そこについて最後にもう一度市長のお考えだけをお伺いしておきたいと思います。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  今のLEDへの対応とか、あるいは太陽光を利用したそういった街路灯、防犯灯、こういったものについては、国もCO2の削減を25%を目標にやっていくということでありますので、国の施策としてもこれから急速にそういった面の施策というのは出てくるというぐあいに思いますから、そういったものを最大限に活用して、我々市町村も呼応して、そういった環境に配慮した施策を立てていく必要があると、このように認識をしておりますので、国の動向もよく見ながら、積極的にそういったものには取り組んでいくと、そういった考えでおります。


 そして、先ほど、私、LEDの質問の回答の中で、19年度からLEDの照明器具を取り組んだということを申し上げましたが、20年度からの間違いでございましたので、これを訂正をさせていただきたいと思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 田口議員。


○16番(田口俊介君)  今、市長の方からも力強い御答弁をいただきました。ぜひ本当に他市に先駆ける形でしっかり情報収集をしていただいて、機敏な対応と市民の安心・安全を守る、また環境に配慮する、本当に先頭を切るような、県内においても、策の展開をお願いをしたいというふうに思います。


 以上で質問を終わります。


○議長(米村一三君)  次に、松下克議員。


○12番(松下 克君)  本定例議会の開催に当たり、私は、まず最初に、大橋川改修事業に伴う鳥取県知事の意見照会に対する回答について、中村市長にお伺いをいたします。


 市長が提出された回答5項目の中に、境水道の護岸整備の時期と内水排除の問題が確かな方向で明記されております。このことは、これまで関係機関と粘り強く協議を重ねてこられた、その結果であると思われます。国の厚い壁が見え隠れしていた交渉初期のことを思えば、実に感慨深いものがあります。渡漁港の治水事業の進展とあわせ、心より感謝を申し上げたいと存じます。


 ところで、大橋川掘削の本体工事は、20年先を目途にした工程表が示されておりますが、事業の完了は次の世代にもまたがる、実に長期にわたる斐伊川水系の治水事業であります。その道中のことを思うとき、国の財政事情を初め、さまざまな難題が降りかかるとは思いますが、今ここに、安心・安全を願う住民の意思がひとまず関係機関に届けられたことは、昭和57年9月に始まる議会の反対決議以来、この事業の問題を提起してこられた先輩先人議員の方々に対して、一応の約束が果たせたものと思っております。そして、今ここに、早速ではありますが、事業の早期着手にさらなる御尽力をお願いをする次第であります。


 市長には、平井知事が回答書をどのように受けとめられたのか、率直な感想をお聞かせいただきたいと存じます。いかがでありましょうか。


 次に、新政権の政権運営についてお尋ねをいたします。


 国民は、政権交代に伴う一連の光景を目の当たりにしておりますが、中でも政策の転換や見直しに小気味いいほどの新鮮な感動を受けていることも事実であります。ただ、その一方で、政権公約の主要な政策がいまだ不透明な中で、税制改正や景気対策、そして外交、防衛の問題など、さまざまな政治課題が浮上するなど、まさに百家争鳴とも言える収拾のつかない慌ただしい政治状況が生まれているのも、これまた事実であります。この混乱がいつどこで終息するのか、現段階では推しはかることはできませんが、公約の実現にはほど遠く、今なお懸命な調整が行われております。いずれにしましても、政治が決して漂流することなく、新鮮な国家像を国民の前に示してほしいものであります。


 また、国と地方の関係においても、政府は地域主権を掲げ、地方との関係を重視する姿勢は示しておりますが、地方交付税の問題や一括交付金制度の創設など、いまだその実態は何ら決まっていないのが実情であります。これらの問題は、予算規模が大きく膨らんだことで、その見直しと調整に迫られたことに起因しているのであります。その一方で、国民意識との乖離も指摘しておきたいと思います。社会政策を推し進めるのであるならば、国民に負担と覚悟を求めるべきでありました。


 経済や景気の問題、高齢化の進展など、社会経済環境が大きく変化する中で、国の財政難はここしばらくは避けられず、いずれ地方財政への影響は遠からずやってくるのではないでしょうか。市長は、市政概要報告の中で、中期財政計画を展望した慎重な市政運営を述べられましたが、この先、地方財政を大もとから揺るがしかねない事態もあり得るのではないか、このように思われるのであります。市長は、国政のこの動向をどのようにとらえておられるのか、また、今後の地方財政への影響について、所信をお聞きしたいと存じます。


 終わりに当たり、市長の答弁は求めませんが、皆様方に一言申し上げたいと思います。


 それは、政権政党である民主党が現在実施している陳情・請願のルートの問題であります。民主党によれば、これまでの陳情形態は、政官業の癒着と利益誘導型政治の温床であると称して、陳情一元化の新たなルートを設定いたしました。そのルールとは、自治体や各種団体が行う陳情・請願を民主党の都道府県連を通じて党中央の幹事長室に要望書を提出し、副幹事長が政務三役にこれを伝える仕組みであります。また、政務三役との面会は、事前に幹事長室に申し込むことになっております。いかに法の縛りがないとはいえ、また、政党政治の発展を目指すとはいえ、まことに閉鎖的な手法と言えるもので、不愉快の一語に尽きるのであります。党県連や政務三役が社会が複雑で多様化するこの時代に、陳情内容にどれほどの見識があると言えるのでありましょうか。たとえ連絡調整機関であるといえども、現場の管理体制や専門知識も、これまた必要であります。また、陳情者と県議や選出国会議員の受理者との人間関係もこれまた大きな問題であります。真摯な態度で一体向き合えるのでありましょうか。この陳情ルールは、地方政治の活力をそぐ何者でもないと思われますが、いかがでありましょうか。


 私は、この陳情ルールに対し、反対の議会決議を提案をして、皆様に御審議いただきたいと思います。


 以上で終わります。


○議長(米村一三君)  市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  松下議員の御質問にお答えをいたします。


 初めに、大橋川改修に伴う意見照会の回答についてのお尋ねでございますが、知事が回答書をどのように受け取られたのか、率直な感想を聞かせていただきたいということでありますが、私、先月の19日に平井知事から大橋川改修事業について意見を求められ、その回答をするに当たって、11月30日に市議会全員協議会において私の意見を述べさせていただきました。その後、本市議会におかれては議論を尽くされ、私の考えを市議会としても了承すると、そういう報告をいただきましたので、平井知事に12月5日に倉吉の中部総合事務所において、5項目の意見を付して、大橋川改修事業の実施について同意する回答書を手渡したところであります。


 平井知事からは、境港市長が斐伊川流域全体の安全という観点でイニシアチブをとられたことに感謝をすると、また、境港市が付された国土交通省から境港市への回答内容が誠実に守られることなど、5項目の意見に対しては鳥取県としても重く受けとめており、協力を惜しまずかかわっていき、国に対しても配慮を求めていく、こういった御発言がございました。平井知事におかれましては、米子・境港両市からの回答が出そろい次第、両市長と知事の3者の会談で島根県に示す確認事項を協議をし、大橋川改修事業の着工同意について最終的に判断されるものと、このように考えております。


 次に、新政権の政権運営についてであります。


 市長は、中期財政計画を展望し、慎重な財政運営を述べたが、国政の動向をどのようにとらえておるのか、また、今後の地方財政への影響について考えを聞きたいということであります。


 鳩山政権には、平成22年度予算を年内に編成することを新年度の予算編成方針で表明し、厳しい日程の中、現在予算査定中であります。マスコミ等の報道によりますと、予算編成の根幹をなす来年度の税制改正大綱の取りまとめも来週にずれ込むおそれがある、このように報じられ、その様子は、松下議員がおっしゃるように、百家争鳴の迷走状態に映る、このように思います。


 国の財政は、社会保障関係費と国債の償還費が伸び続け、硬直化が増す一方の財政状況に加えて、景気悪化による税収の落ち込みが追い打ちをかけ、現在の公共サービスを提供し続けるためには国債の発行に頼らざるを得ない、そういった厳しい財政環境にあると認識をしております。


 このような中で、歳出のむだを削減するために、先月末までに行政刷新会議による事業仕分けが行われたところでありますが、政府が目指していたほどの削減額に至らず、歳出の削減には限界があるように感じられたところであります。今の厳しい国の財政事情では、効果があるとされる事業でも思いきって削減するのか、または必要な公共サービスに見合った税収を確保するための増税かという判断をしなければならない、そういった時期が迫っているように感じられます。


 いずれにしましても、踏み込んだ制度の変更があった場合、地方財政への影響は痛みの伴うものと考えられますが、平成16年度当時、地財ショックと呼ばれたような唐突で、かつ一方的な変更とならないように、国の動向を注視し、国と地方が対等な立場で話し合える国と地方の協議の場などを通じて意見を申し上げ、必要な修正を求めてまいりたい。このように考えております。


 松下議員は、加えて、陳情のルールのことにも触れられました。このことは答弁を求められておりませんが、私もこの間、国に対する、あるいは政権政党に対する要望活動を行ってまいりました。民主党県連に対する市長会としての要望も行ってきたところでありますが、またその席でも申し上げたわけでありますが、業界や、そういったところの要望というのは利害関係がどうしてもあるものでありますから、そういったものは置いといて、各それぞれの市町村の首長が要請活動、あるいはお願いに行くという内容は、これは私一人の思いではない。この地域に暮らす人の、そういった思いを代表して持ってきておるわけだと、そういったものを県連で精査をし、さらにそれで上がったものが民主党の幹事長室に行く。そこでまた振り分けられたものが政務三役に上がっていく。こういったことは、広く国民の多種多様な意見を吸収すべき政権がそういったルールをつくられるのはいかがなものかと、こういった御意見も申し上げたところでありまして、政官業の癒着につながるという懸念があるならば、第一義的には、そういった統制をするようなルールをつくらないで、その前にはまず国会議員の資質にそれを求めるべきであって、こういったルール、本当に閉鎖的な、国民の声が届かないようなそういったルールというのは、私もこれからの政治のありようとして大変大きな危惧をしているところでございます。こういったことは、機会をとらえて継続して声を上げていく、そういった必要があろうかと、このように思います。


○議長(米村一三君)  追及質問がございましたらどうぞ。


 松下克議員。


○12番(松下 克君)  ありがとうございました。


 市長に答弁をいただきました。


 まず、大橋川の拡幅と中海護岸の問題ですが、今、米子の市議会並びに鳥取県議会、大詰めを迎えております。先走ったことをここでまたお尋ねをしてもなりませんので、ただただ早期の着手を願っておきます。よろしくお願いをいたします。


 それでは、昭和57年9月の議会決議を読ませていただきます。


○議長(米村一三君)  松下議員、質問でしょうか。一般質問の部類でしょうか。


○12番(松下 克君)  これですか。


○議長(米村一三君)  質問として読まれるわけでしょうか。


○12番(松下 克君)  当時の議会決議を読まさせていただいて、思いを皆さんに持っていただこうと、このように思いますが、いかがでございますか。


○議長(米村一三君)  追及質問の内容になってますか。


○12番(松下 克君)  追及質問の内容……。


○議長(米村一三君)  議事日程が一般質問の議事日程になっておりますので、ベテランの松下議員、御存じと思いますが、議会として必要な議論は議会のしかるべき場所でお願いしたいと思います。


○12番(松下 克君)  これ、かねがねこの一連の議会の流れを見ておりまして、私の一番思いの部分でございまして、それでこの場で当時の先輩の議会決議というのに思いを、きょうはテレビも入っておりますし、聞いていただこうかなと思ったわけでございます。議長がそうおっしゃるならば、やめておきましょうか。


 実はこういう議会の意思の表明というのを、先月の27日でございましたか、そこらで我々議会の総意、意思が何らかの形でペーパーにまとまればなと、このように私は願っておりました。残念でございました。このことを申し上げておきます。


 それでは、新政権の政権運営についてお尋ねをいたします。


 私、本文の中で、社会政策の前提に、国民に負担と覚悟を求めるべきだと、このように申し上げましたが、これは昨今の前政権であれ、今政権であれ、一般的にはばらまきと言われてますけども、少々度が過ぎた社会政策に入っておると。じゃあこの反面、国民の生活、国民の、何といいますか、姿勢そのものはどうだろうかと。もうここらで追いかけっこはやめて、やっぱり国民に求めるべきことは求め、1世代、2世代前に麦飯を食えという総理大臣もいましたけども、やはり我々国民も少々、社会の大きな変化がありますけども、確かに社会の疲弊に対して政治は手当てをしなきゃなりません。しかし、それだけではこの問題は片づかないかと思います。社会保障の問題、生活支援や子育て、それから学童支援、どこまでこれが行き着くのかと。やはり国民はみずからの身を律していかなければ、次の世代に必ず禍根を残す。このように思いますが、市長、いかがでございましょうか。私が言いたいのは、今の市民生活、地方行政の現場を見ておられまして、さまざまな施策が拡充、強化されてきますね。しかし、これでいいのだろうかと。国民の側ももう少しみずからを律していくべきところがあるんじゃないかと、このように思って、今、申し上げておるんですけども。家族というものを、市長、考えてみれば、家族を一つの基軸として考えれば、そこで解決していく部分もまだまだ多々あると。すぐに行政にすがるんじゃなくして、まず自分の足元を正してというのがどうも見られない。行政現場におられまして、いかが思われますか、お尋ねをいたします。


○議長(米村一三君)  答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  追及質問のちょっと趣旨が、私、よく理解はできなかったんですけども、新しい政権になりまして、本当に、私は、要はどういった政権であっても、国民の生活が安心・安全で豊かになってくる、これが一番だと思うんですね。今の政権運営のことについて私は申し上げる立場にございませんので控えさせていただきますけども、今、松下議員がおっしゃるように、この社会のありようというものは、確かにもう一度立ち返って、深く考えていかなければいけない、そういった時期、遅いかもわかりませんが、そういった時期に本当にあるのではないのかな、そういった思いを強く持っておるところであります。政権に対するいろんなことは、余り私の口からは言わないことにさせていただきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(米村一三君)  追及質問どうぞ。


 松下議員。


○12番(松下 克君)  政権のことを申し上げてるんじゃないんですよ。昨今の政治の流れの中で、国民生活との問題において、さあこれでいいのかと、社会政策、説明、それは必要ではありますけども、やはりどこかで何らかの歯どめもなければ、地方財政への影響も先々本当に圧迫要因になるであろうと、このように思います。


 先般、街角で郵便配達の方と立ち話をしたんですけども、やはり郵便配達の方は世の中の事情をみんな知っておられますわね。随分家庭の中のいろんな問題、憂慮をしておられました。ストレートに申し上げれば、おじいさん、おばあさんの年金が子や孫に行ってるということですよ。そのおじいさんとおばあさんが亡くなれば、じゃあそれはその次の世代、だれがこれを負担していくのかと、実に深刻な問題です。そういうのが町中には数々ございます。それが結局は行政の負担となって、次の世代にはね返ってくるんですね。ちょっとこのごろはそういう話を本当にお聞きする機会が多うなりました。そのことを私は指摘しておきたかったんです。


 どうも、議長、議場を整理していただきましてありがとうございました。以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(米村一三君)  定岡議員。


○11番(定岡敏行君)  さっきの松下議員に対する議長の議場整理の問題ですけれども、私はその後彼が何を言おうとしていたのかはわかりませんけれども、大橋川拡幅の問題で意見があって、引用されようとした決議を読み上げて、恐らく、そこにある中身について、あるいはそれにかける自分の意見もあって、もしかして、市長、どうだろうかというふうにお聞きするんだろうというふうに思ったわけだけれども、それがなぜあんな形にならなきゃいけないのかが私にはちょっとよくわからないんだけれども、ちょっと教えてやってください。


○議長(米村一三君)  先ほど松下議員の発言の中に、読み上げて皆さんの認識をという言葉がございましたので、追及質問につながりますかという確認をとらせていただきました。


○11番(定岡敏行君)  もう一度、議長。ちょっと一度議運か何かで御相談の場をつくった方がいいんじゃないかと思いますので、そのように図ってやってください。


○議長(米村一三君)  それでは、本日の各個質問は以上といたします。





◎延  会 (14時15分)





○議長(米村一三君)  次の本会議は14日午前10時に開き、引き続き各個質問を行います。


 本日はこれをもって延会といたします。お疲れさまでした。





  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員