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鳥取県 境港市

平成21年第5回定例会(第1号12月 7日)




平成21年第5回定例会(第1号12月 7日)





12月定例会





    第5回 境港市議会(定例会)会議録(第1号





 
平成21年12月7日(月曜日)午前10時開会


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 市政概要報告


第4 議案第71号〜議案第80号 (平成20年度決算審査特別委員会委員長報告)


第5 議案第83号 人権擁護委員候補者の推薦について


   議案第84号 平成21年度境港市一般会計補正予算(第5号)


   議案第85号 平成21年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)


   議案第86号 平成21年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第3号)


   議案第87号 境港市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定につい


         て


   議案第88号 境港市営住宅条例の一部を改正する条例制定について


   議案第89号 境港市公共下水道条例及び境港市下水処理施設条例の一部を改正する


         条例制定について


   議案第90号 境港市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定につい


         て


   議案第91号 境港市介護保険条例の一部を改正する条例制定について


   議案第92号 境港市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例制定について


   議案第93号 指定管理者の指定について


   議案第94号 指定管理者の指定について


   議案第95号 市道の路線の廃止について


   議案第96号 市道の路線の認定について





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員   (16名)


   1番  米 村 一 三 君      2番  南 條 可代子 君


   3番  佐名木 知 信 君      5番  柊   康 弘 君


   6番  浜 田 一 哉 君      7番  荒 井 秀 行 君


   8番  渡 辺 明 彦 君      9番  長 谷 正 信 君


   10番  岡 空 研 二 君      11番  定 岡 敏 行 君


   12番  松 下   克 君      13番  松 本   熙 君


   14番  永 井   章 君      15番  平 松 謙 治 君


   16番  田 口 俊 介 君      17番  竹 安   徹 君





 欠席議員


   な し





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長 安 倍 和 海 君


教育委員長    遠 藤 惠 裕 君     監 査 委 員 森 脇 信 吾 君


教  育  長  根 平 雄一郎 君     総 務 部 長 景 山 久 則 君


産業環境部長   山 本   修 君     建 設 部 長 佐々木 篤 志 君


総務部次長    角   俊一郎 君     市民生活部次長 荒 井 祐 二 君


産業環境部次長  阿 部   裕 君     建設部次長   門 脇 俊 史 君


教育委員会事務局次長


         下 坂 鉄 雄 君     秘 書 課 長 佐々木 史 郎 君


財 政 課 長  築 谷 俊 三 君     地域振興課長  寺 澤 敬 人 君


                       監査委員事務局長


生涯学習課長   川 端   豊 君             渡 辺 恵 吾 君





 事務局出席職員職氏名


局     長  洋 谷 英 之 君     局長補佐    山 口 隆 道 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君     議事係主任   片 岡 みゆき 君





◎開  会 (10時00分)





○議長(米村一三君)  おはようございます。


 これより平成21年第5回境港市議会定例会を開会いたします。


 日程に先立って、諸般の報告をいたします。


 去る10月28日、市議会議員として35年以上在職し、地方自治の発展に顕著な功績があったと認められる者として、長谷正信議員が総務大臣感謝状を受けられましたので、御報告いたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(米村一三君)  日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、松下克議員、田口俊介議員を指名いたします。





◎日程第2 会期の決定





○議長(米村一三君)  日程第2、会期の決定を行います。


 本定例会の会期は、本日から12月18日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君)  御異議なしと認めます。よって、会期は、12月7日から12月18日までの12日間と決しました。





◎日程第3 市政概要報告





○議長(米村一三君)  日程第3、市長の市政概要報告を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  平成21年12月定例市議会に当たり、市政の概要について申し上げます。


 平成21年度の財政見通しについて申し上げます。


 歳入におきましては、その根幹をなす市税収入は、不況の影響により、総額としては当初予算額を若干下回るものと見込んでおります。一方、地方交付税については、普通交付税が当初予算額を約3億4,000万円上回る31億2,000万円余りの決定額となり、また、年度末に額が決定する特別交付税についても、前年度決定額よりある程度の減額が予想されますが、当初予算額を下回るまでの落ち込みはないものと見込んでおります。


 これらのことから、国庫補助金など歳出に連動した収入以外のいわゆる一般財源ベースで考えますと、本年度当初予算額を上回る額が確保できるものと考えております。


 歳出におきましても、予定しております諸事業はおおむね順調に実施できるものと考えております。


 なお、国の経済危機対策の諸施策と歩調を合わせ補正予算措置した事業につきましては、鳩山政権による一部凍結や執行停止の表明で、その取り扱いについて大変懸念しておりましたが、結果として執行停止の対象となったのは子育て応援特別手当支給事業のみであり、小学校の耐震改修等事業を初めとするその他の経済危機対策事業については、予定どおり事業着手したところであります。


 平成22年度予算編成方針について申し上げます。


 国の財政は、国債の償還費がかさみ、厳しい財政状況に加え、国税収入の急激な落ち込みが拍車をかけ、国債依存の構図が強まってきております。一方、地方財政においても、景気悪化に伴う税収の落ち込みや社会保障関係経費などの増加により、財政構造の硬直化が一層進んでいる状況であります。


 本市の財政状況は、平成15年度から実施した本格的行財政改革によって一時期の危機的な状況からは脱したものの、今後、第二中学校の改築を初めとする義務教育施設改修事業などの大型事業を控えていることや、夕日ヶ丘団地事業に起因した過大な負債を抱える境港市土地開発公社に対する債務保証などを考慮すると、将来にわたっていまだ楽観できる状況ではありません。


 平成22年度におきましては、現下の経済情勢から市税の大幅な減収が予想されます。このため、予算編成の基本的な考え方は、これまでの方針どおり、自立・持続可能な財政基盤の確立に向け、将来を見据えたものにすべきと考えており、第一に中期財政計画の財政運営方針を遵守し、社会保障関係経費などの増加を歳出全般の効率化によってできる限り吸収し、原則として現状の歳入の範囲内で予算の編成を行っていく考えであります。ただし、あわせて市民生活に密着した諸施策の堅持や、喫緊課題への時宜を得た対応などについても最大限配慮していくことを考えております。


 次期総合計画の策定について申し上げます。


 本市の将来都市像や施策の方向を定めた総合計画については、現行の第7次総合計画が平成22年度に最終年次を迎えることから、新たな計画の策定を進めているところであります。


 次期計画のあり方につきましては、変化の速い社会情勢にかんがみ、国や本市を取り巻く状況を長期的に見通すことが困難であることから、計画期間をおおむね5年間に短縮するとともに、将来都市像やまちづくりの基本目標を初め、重点的に取り組むべき施策を中心に方向性を定めていく考えであります。


 計画の策定に先立って、本市の課題や市民ニーズを把握するため、市民2,000人を対象にしたアンケート調査を実施し、施策に対する満足度や要望などを把握することができました。また、11月には周辺地域など外から見た本市のあり方という観点から、初めて美保関町や八束町、そして国際交流でかかわりの深い外国の方を交えての市長と語る会を行い、御意見を伺ったところであります。


 今後は、アンケート結果などに加え、有識者などで構成する総合計画審議会で御意見をいただきながら、平成22年度での計画策定に向けて取り組んでまいります。


 環日本海交流について申し上げます。


 環日本海定期貨客船の就航から5カ月余りが経過いたしました。境港と韓国東海間の運航は、台風の影響で1便が欠航した以外はスケジュールどおりに運航されております。これまでの旅客数は11月末現在で1万6,560人の利用があり、1便当たりでは平均197人となっておりますが、貨物につきましては依然として厳しい状況が続いております。


 この航路の安定運航に向け、10月に高松市と岡山市で環日本海航路利用促進のための懇談会やセミナーが開催され、私も参加企業に利用を働きかけてまいりましたほか、10月6日には東海市長とともにウラジオストクを訪問し、定期貨客船の寄港地である3市間で航路を活用した相互交流の活性化を図ることを目的とした協力計画議事録を交わしたところであります。


 また、旅行会社の取り組みでは、国内の旅行会社において、10月から定期貨客船とソウル便をセットにした旅行商品の販売が開始されたほか、ロシアの旅行会社においても、国内旅行代理店と皆生の宿泊施設との間で業務提携がなされるとともに、11月2日には日本法人も設立され、今後はロシア人の利用客がふえるものと期待をしております。


 米子−ソウル便につきましては、3月までの冬期スケジュールが決定をされ、当面は現行どおりの運航が継続されることになりました。北東アジアの対岸諸国との交流を推進するためには、定期貨客船航路とソウル便はともに必要不可欠な国際路線であります。引き続き関係機関と連携を図りながら、航路の維持と利用促進に努力してまいります。


 中海圏域定住自立圏について申し上げます。


 10月7日、中海を取り囲む米子市、境港市、松江市、安来市、東出雲町が、米子市と松江市を中心地とする中海圏域の定住自立圏の形成に関する協定を締結いたしました。協定書では、生活機能の強化、結びつきやネットワークの強化、圏域マネジメント能力の強化の3つの政策分野に21の事業を定めていますが、今後、その具体的な内容を明記する定住自立圏共生ビジョンを本年度中に策定するよう取り組んでまいります。


 また、定住自立圏の形成によって、地域活性化・経済危機対策臨時交付金が本年度約2億3,000万円交付される予定となっており、11月27日に開催された中海市長会において、医療や観光振興などを中心に充当することが決定されたところであります。このうち本市では、済生会境港総合病院の透析機能向上のために、1,597万円余りの支援が受けられる予定であります。


 水産業について申し上げます。


 境漁港における本年1月から10月末までの水揚げ量は9万7,000トン余りで、前年同期の117%と上回っておりますが、一方、水揚げ金額では132億1,800万円余りで、前年の77%と大きく下回っております。魚種別では、アジ、マイワシなどのまき網主要魚種の水揚げが好調な反面、近年好調であった夏のクロマグロの水揚げが量、金額ともに大幅に減少したところです。


 このような中にあって、夏の漁期にとれ冷凍保存していたクロマグロを需要期の年末に出荷する準備が進められており、先月行われた地元飲食店、旅館、仲買人など関係者による試食会では、味、色、鮮度ともに高い評価だったと伺っており、今後の築地市場への出荷に期待をしているところでございます。


 中海圏域産業技術展について申し上げます。


 ことしで4回目を迎えた中海圏域産業技術展・展示商談会が、10月23日、境港市民体育館で開催されました。この展示商談会には、当初の目標を大きく上回る79社の出展企業と韓国企業16社を含む148社のバイヤーなどに参加していただきました。会場では終日熱心な商談が行われるとともに、中海圏域のすぐれた技術力を全国や海外にアピールすることができました。この商談会を契機に、既に成約あるいは成約が見込まれるケースがかなりの件数に上ると伺っておりまして、今後、この圏域の経済活性化につながることを期待しているところであります。


 大橋川改修事業と中海護岸整備について申し上げます。


 斐伊川水系大橋川改修事業の実施に関しましては、平成13年6月12日に当時の鳥取・島根両県知事が交わした確認書に、鳥取県が同意する条件として、中海護岸の整備、環境影響調査の実施と公表、本庄工区の堤防開削という3つの条件が明記されておりました。この3条件のうち環境影響調査につきましては、国土交通省が本年2月に最終取りまとめを公表し、本庄工区の堤防開削につきましては、森山堤防の開削工事が本年5月に完了しております。残る中海護岸の整備につきまして、本年11月12日に開催された中海護岸等整備促進協議会で、国土交通省の最終方針について、鳥取・島根両県及び中海沿岸5市町などが了承したことから、11月19日に島根県から鳥取県に対して、大橋川改修事業の実施同意に向けた協議の申し入れがなされ、これを受けて同日、鳥取県知事から本市に意見照会があったところであります。


 本市における中海護岸の要整備箇所に関して申し上げますと、渡漁港の護岸整備については、国土交通省、鳥取県及び地元とのたび重なる協議の末、国土交通省から漁港施設を中海側に移設する整備方針が示され、本年11月1日に開催された渡地区治水対策協議会で地元了解が得られたところであります。外江貯木場につきましては、貯木場管理者と調整中でありますが、国土交通省が最終的な責任を持って対応するとの回答を得ております。また、境水道の護岸整備についても、さきの中海護岸等整備促進協議会で示された湖岸堤整備箇所において、概略工程表の考えに沿って設定するとの前向きな回答があったところであります。


 このような経緯から、斐伊川水系の最下流部に位置する本市といたしましては、市民の安心・安全が確保されるものとの考えに至ったところであり、特に出雲市、松江市では過去に幾多の浸水による災害が起こっておりますので、速やかに大橋川改修事業が着手されることを望むものであります。


 そこで、このたびの鳥取県からの意見照会に対しては、境漁港の整備を初めとする本市からの要望書への国土交通省から本年6月5日付で回答された内容が誠実に守られるよう、あわせて鳥取県からの積極的な支援が行われるよう、意見を付して同意する旨回答する考えを11月30日の市議会全員協議会において表明したところであります。


 その後、本市議会におかれては、中海問題調査特別委員会と全員協議会で種々議論を尽くされた結果、12月1日に市議会議長から、このたびの私の判断に対して、市議会としても了承する意向を伺いましたので、これを受けて、12月5日、鳥取県知事に対し、5項目の意見を付して、大橋川改修事業の実施について同意する回答書を手渡したところであります。


 米子空港滑走路延長事業について申し上げます。


 平成13年度から進められております米子空港滑走路の2,500メートルへの延長事業につきましては、本体工事が完成し、12月17日にいよいよ供用開始されることとなっております。米子空港駅前の周辺整備につきましても、県道をまたぐ歩道橋とエレベーターの設置工事が完成し、空港とJR境線の連絡がスムーズになり、利用者の利便性が一層高まったと考えております。


 また、財ノ木踏切周辺の道路につきましては、鳥取県による拡幅工事が完成したほか、JR西日本による踏切工事も来年3月には完成すると伺っております。


 このほか、拡張工事が進められておりました空港ターミナルビルにつきましても、国内到着ロビーなどが拡張されたほか、飲食店や土産物店がリニューアルされ、12月16日に全面オープンすることとなっております。


 新型インフルエンザ対策について申し上げます。


 感染が拡大する新型インフルエンザによる重症化を防ぐことを目的に、妊婦や基礎疾患を有する方など国が定めた優先接種者を対象に、順次ワクチン接種が全国で行われております。本市では、約1万8,800人の接種対象者を見込んでおりますが、さきの臨時市議会において補正予算を議決いただいたとおり、このうち生活保護世帯や市民税非課税世帯の方には国の方針どおり接種費用の全額を助成するとともに、新型インフルエンザが従来の季節性インフルエンザと比較して若年層に重症化する例が多いことにかんがみ、市独自の施策として、市民税課税世帯についても妊婦と1歳から18歳までの方について接種費用の負担を軽減することとし、いち早くワクチンを接種しやすい環境を整えたところであります。


 本格的な流行シーズンに入り、これまでにも予防対策としての手洗い、うがいの励行やマスクの着用、感染が疑われる際の早目の受診などを市報や市の公式ホームページ、ポスター、チラシ、看板などで積極的な啓発活動を展開しておりますが、今後も鳥取県や医療機関と密接に連携を図り、拡大防止に努めてまいります。


 以上、市政の概要について御報告申し上げましたが、議員並びに市民各位の格段の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(米村一三君)  ただいまの市政概要報告に対する質問は、一般質問の際にお願いいたします。





◎日程第4 議案第71号〜議案第80号


      (平成20年度決算審査特別委員会委員長報告)





○議長(米村一三君)  日程第4、平成20年度決算に係る議案第71号から議案第80号までを議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました10議案について、平成20年度決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。


 浜田一哉議員。


○決算審査特別委員会委員長(浜田一哉君)  平成20年度決算審査特別委員会委員長報告を行います。


 9月定例市議会におきまして、議長指名による8名の委員で構成する決算審査特別委員会が設置され、9月25日に開催された委員会において、委員の互選により、委員長に私、浜田一哉、副委員長に田口俊介委員が選出されました。


 本委員会に付託された平成20年度歳入歳出決算の認定案件は、一般会計及び特別会計合わせ10会計の決算についてであります。


 去る10月19日から22日までの4日間、安倍副市長を初め担当部課長及び関係職員の出席のもと、あらかじめ設定いたしました審査重点項目事業を中心に慎重に審査を行いました。また、4日間の審査とは別に、審査重点項目の選定や採決及び総括について、4回の委員会を開催いたしました。


 その結果、付託されておりました議案第71号、平成20年度境港市一般会計、議案第72号、平成20年度境港市国民健康保険費特別会計、議案第73号、平成20年度境港市駐車場費特別会計、議案第74号、平成20年度境港市下水道事業費特別会計、議案第75号、平成20年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計、議案第76号、平成20年度境港市老人保健費特別会計、議案第77号、平成20年度境港市介護保険費特別会計、議案第78号、平成20年度境港市土地区画整理費特別会計、議案第79号、平成20年度境港市市場事業費特別会計、議案第80号、平成20年度境港市後期高齢者医療費特別会計、以上全10会計の歳入歳出決算の認定につきましては、全員異議なく認定することと決しました。


 また、認定に当たっては、次の10項目の要望事項を付したことをあわせて報告いたします。


 1、収納率向上には取り組みが功を奏し成果が上がっているが、収入未済解消及び不納欠損処分に関しては引き続き適正な処理を図り、一層の収納率向上に努力されたい。


 2、ふるさと納税促進のため、境港市独自の魅力的な施策を全国に発信されたい。


 3、市民バスについては、市民の高齢化が進む中、今後も市民の声を反映し、より快適な利用、効果的な運行となるよう検討されたい。


 4、栽培漁業は、本市の漁業振興を図る上でも継続すべき事業であり、長年の取り組みを踏まえ、十分な調査と研究を行い、早期の再開に努められたい。


 5、情報発信力のある現在を好期にとらえ、水木しげる記念館においては夜間開館を、また、海とくらしの史料館においては短期イベントや施設のリニューアル等を実施することにより、一層の集客を図られたい。


 6、街路樹の成長による歩道の根上がりや多量の落ち葉等が歩行者に支障を来している。地域住民の声を聞き、早急に剪定あるいは伐採などの手だてを検討されたい。


 7、今後、耐震改修工事も本格化してくる。地元業者による過当競争を避けるためにも、入札においては最低制限価格の見直しを図るなどの検討をされたい。


 8、定期借地権制度への申し込みが好調であるが、さらなるアイデアをもって広報活動に努め、夕日ヶ丘の分譲促進に努められたい。


 9、国際理解協力推進事業においては、相互理解を深めるためにも、訪問先を1カ国あるいは1都市に限定するなど、将来にわたっての継続的な交流を目指していただきたい。


 10、健康診断の受診者数拡大のため、市民運動としての啓発活動を促進されたい。


 以上で平成20年度決算審査特別委員会の委員長報告を終わります。


○議長(米村一三君)  討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 定岡敏行議員。


○11番(定岡敏行君)  私は、今ありました決算委員長報告のうち幾つかについて、市民の暮らしを守る立場から、その認定に反対をして討論をいたします。順不同になりますけれども、御容赦ください。


 議案第80号の認定に係る平成20年度境港市後期高齢者医療費特別会計は、その制度の発足に伴う初めてのものでした。また、議案第72号に係る国民健康保険費特別会計、議案第76号に係る老人保健費特別会計は、それぞれその後期高齢者医療に伴う予算措置を行うものでした。


 後期高齢者医療制度の本質は、制度設計をした厚生労働省国民健康保険課課長補佐が08年に後期高齢者医療フォーラムで、きょうはずばっと本当のことを言いますと前置きして語ったとおりで、医療費抑制のためだ、医療費が際限なく上がり続ける痛みを、後期高齢者が自分の感覚で感じ取ってもらうためだというものでした。社会に貢献してこられた高齢者を現役世代から切り離し、別建ての医療保険として運営し、診療報酬は低く抑え、健康診断からも排除し、2年に一度、自動的に保険料が上がっていくという仕組みで、世界に類を見ない冷たい制度でした。この制度への怒りとそれにこたえた民主党の後期高齢者医療廃止の公約が、政権交代の一つの要因ともなったものでした。


 3つの特別会計は、この後期高齢者医療制度発足を補完をしたものであって、厳しい態度を示しておきたいと思います。


 議案第71号の決算認定に係る平成20年度一般会計は、堅実な財政運営の中にも、義務教育施設整備など将来を見越したものでしたし、病児・病後児保育の実施や小児医療通院費助成の対象年齢を広げる、あるいは冷暖房設備やプールなどの学校施設の大規模改修にも意欲的、こうした自治体として大いに評価すべき内容を持っているものでしたけれども、さきに指摘した後期高齢者医療に伴う財政措置及び市営住宅の申し込み対象から市税の滞納者を排除するといった、人が生きていく上で最低限の衣食住、その住を支えるぎりぎりのセーフティーネットというべき公営住宅の基本さえ無視した一般会計であって、この決算認定に同意することはできません。


 以上の4本の決算認定に反対をいたします。同僚議員の御賛同をお願いし、討論を終わります。


○議長(米村一三君)  討論を終わります。


 採決いたします。


 ただいま反対討論のありました議案第71号、平成20年度境港市一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君)  起立多数と認めます。よって、議案第71号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、議案第72号、平成20年度境港市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君)  起立多数と認めます。よって、議案第72号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、議案第76号、平成20年度境港市老人保健費特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君)  起立多数と認めます。よって、議案第76号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、議案第80号、平成20年度境港市後期高齢者医療費特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君)  起立多数と認めます。よって、議案第80号は、原案のとおり認定することに決しました。


 次に、ただいま認定いたしました案件を除く各議案については、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君)  御異議なしと認めます。よって、議案第73号、平成20年度境港市駐車場費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第74号、平成20年度境港市下水道事業費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第75号、平成20年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第77号、平成20年度境港市介護保険費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第78号、平成20年度境港市土地区画整理費特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第79号、平成20年度境港市市場事業費特別会計歳入歳出決算の認定については、それぞれ認定することに決しました。





◎日程第5 議案第83号〜議案第96号





○議長(米村一三君)  日程第5、議案第83号、人権擁護委員候補者の推薦についてから議案第96号、市道の路線の認定についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君)  議案第83号から議案第96号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 議案第83号は、人権擁護委員の松田榮子氏が平成22年3月31日をもって任期満了となりますので、新たに足立光枝氏を推薦いたしたく、法の定めるところにより、議会の意見を求めるものでございます。


 よろしく御審議の上、推薦に御同意いただきますようお願い申し上げます。


 議案第84号は、一般会計の補正予算(第5号)であります。このたびの補正予算では、まず、各費目の人件費におきまして、職員の給与や期末・勤勉手当等を人事院の勧告を踏まえ減額するとともに、市長、副市長、教育長及び市議会議員につきましても期末手当を減額するなど、給与、手当、報酬等を総額2,074万円余減額する一方、共済費については、負担率の改正等に伴い、2,636万円余増額いたしております。


 人件費以外のその他の歳出について、主な内容を申し上げます。


 総務費におきましては、夕日ヶ丘分譲地の定期借地契約の締結に伴い、境港市土地開発公社等から用地を取得するための経費5,465万円余、全国瞬時警報システム整備事業として、対処に時間的余裕のない自然災害や弾道ミサイル攻撃等についての緊急情報を国から住民に瞬時に伝達するシステムの整備費885万円余などをそれぞれ増額、民生費におきましては、障害者自立支援給付費として、サービス単価の引き上げや利用者の増加に伴う訓練等給付費5,752万円余、外江児童クラブ施設として使用している旧わかまつ幼稚園舎の屋根や外壁などの改修経費1,525万円余、生活保護扶助費のうち入院医療費等の増加に伴う医療扶助費4,795万円などをそれぞれ増額、衛生費におきましては、市営馬場崎墓地利用者の利便を図るため、墓地の隣接地に駐車場を整備する経費1,913万円余、住宅用太陽光発電システムを新たに設置する個人への助成金2,400万円などをそれぞれ増額、農林水産業費におきましては、中海護岸整備事業の一環として取り組む渡漁港改修事業に必要な漁港区域の変更手続に要する経費240万円余を増額、商工費におきましては、NHKの朝の連続ドラマとして来年3月29日から放送が開始される「ゲゲゲの女房」のPRに関連する経費134万円余を増額、土木費におきましては、国の補正予算を活用して境港管理組合が実施する港湾整備事業に対する地元負担金268万円余を増額、教育費におきましては、市内の小・中学校の教職員用パソコンを整備する経費739万円余、境港市民体育館でミニバスケットボールができるようバスケットボールリング設備を改造するための経費76万円余などをそれぞれ増額いたしております。


 歳入につきましては、歳出に伴う国、県支出金などを計上するほか、財源として繰越金を増額いたしております。


 以上によりまして、歳入歳出それぞれ2億5,266万8,000円を増額し、予算総額を154億2,408万円といたすものであります。


 また、あわせて繰越明許費の設定と債務負担行為の追加の補正措置を行っております。


 繰越明許費につきましては、庁舎耐震改修等事業、全国瞬時警報システム整備事業、さらに各小学校の耐震改修等事業と太陽光発電設置事業において、それぞれ工事の工期の関係から、翌年度に予算を繰り越す必要があるため、その限度額を設定しております。


 債務負担行為につきましては、リサイクルセンター及び清掃センターで生じる残渣等の運搬委託について長期契約を行うため、また、老人福祉センター及び日曜休日応急診療所の平成22年度からの指定管理者の指定に伴う管理委託について、それぞれ補正措置を行っております。


 議案第85号は、国民健康保険費特別会計の補正予算(第2号)でありまして、退職被保険者等高額療養費などの増加により、歳入歳出それぞれ1,241万9,000円を増額し、予算総額を39億8,696万9,000円といたすものであります。


 議案第86号は、介護保険費特別会計の補正予算(第3号)でありまして、平成20年度に概算払いを受けた国及び県費の精算に伴う返還などにより、歳入歳出それぞれ1,585万6,000円を増額し、予算総額を26億9,059万1,000円といたすものであります。


 議案第87号は、境港市消防団員等公務災害補償条例の一部改正で、消防法の改正に伴い、引用条文を改めるものであります。


 議案第88号は、境港市営住宅条例の一部改正で、駐車場が設置された市営住宅について、使用料を1区画当たり月額1,000円とするなど、平成22年度から市営住宅駐車場を有料化するためのものであります。


 議案第89号は、境港市公共下水道条例及び境港市下水処理施設条例の一部改正で、境港市下水道料金等審議会からの答申に基づき、公共下水道及び弥生下水処理場の使用料を平成22年4月以降の認定分から平均58%引き上げるものであります。


 議案第90号及び議案第91号は、境港市後期高齢者医療に関する条例及び境港市介護保険条例の一部改正で、ともに厚生年金保険法等の改正に伴い、保険料に係る延滞金の軽減期間をそれぞれ1カ月から3カ月に延長するものであります。


 議案第92号は、境港市立幼稚園設置条例の一部改正で、ひまわり幼稚園を来年3月末をもって廃園するものであります。


 議案第93号は、境港市老人福祉センターの指定管理者となっている境港市老人福祉センター管理運営受託協議会が平成22年3月31日で指定期間満了となることから、引き続き同協議会を指定管理者として指定いたしたく、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。


 議案第94号は、境港日曜休日応急診療所の指定管理者となっている境港医師協会が平成22年3月31日で指定期間満了となることから、引き続き同協会を指定管理者として指定いたしたく、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。


 議案第95号及び議案第96号は、市道の廃止と認定でありまして、米子空港滑走路延長事業に伴う路線の起点、終点の変更などの理由により、4路線を廃止し、新たに5路線を認定するものであります。


 以上、今回提案しました付議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(米村一三君)  お諮りいたします。ただいま一括上程いたしました案件中、議案第83号については即決といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君)  御異議なしと認めます。よって、議案第83号は、即決といたします。


 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。


              〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君)  討論を省略し、採決いたします。


 議案第83号、人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君)  御異議なしと認めます。よって、議案第83号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。


 次に、ただいま可決いたしました議案を除く各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますので、その際といたします。





◎散  会 (10時55分)





○議長(米村一三君)  以上で本日の日程は議了いたしました。


 次の本会議は、12月10日午前10時に開きます。


 本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。





   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員