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鳥取県 境港市

平成21年第2回定例会(第3号 6月16日)




平成21年第2回定例会(第3号 6月16日)





6月定例会





    第2回 境港市議会(定例会)会議録(第3号)





 
平成21年6月16日(火曜日)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 一般質問


第3 議案第45号〜議案第58号


第4 議案第59号 平成21年度境港市一般会計補正予算(第2号)


第5 陳情第3号 固定資産台帳を修正し、税金の精算を求める陳情


   陳情第4号 審査請求についての陳情


   請願第1号 審査請求についての請願


   陳情第5号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかなる制定を求める意見書


         採択に関する陳情


   陳情第6号 気候保護法制定についての国への意見書採択についての陳情


   陳情第7号 ミニマムアクセス米の輸入見直しに関する陳情


   陳情第8号 「農地法改正案」の廃案を求める陳情


   陳情第9号 最低賃金の引き上げと中小企業対策の拡充を求める陳情





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員 (15名)


    1番  米 村 一 三 君      2番  南 條 可代子 君


    3番  佐名木 知 信 君      5番  柊   康 弘 君


    6番  浜 田 一 哉 君      7番  荒 井 秀 行 君


    8番  渡 辺 明 彦 君      10番  岡 空 研 二 君


    11番  定 岡 敏 行 君      12番  松 下   克 君


    13番  松 本   熙 君      14番  永 井   章 君


    15番  平 松 謙 治 君      16番  田 口 俊 介 君


    17番  竹 安   徹 君





 欠席議員 (1名)


    9番  長 谷 正 信 君





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君    副  市  長  安 倍 和 海 君


教  育  長  根 平 雄一郎 君    総 務 部 長  景 山 久 則 君


市民生活部長   景 山   憲 君    産業環境部長   山 本   修 君


建 設 部 長  佐々木 篤 志 君    市民生活部次長  荒 井 祐 二 君


産業環境部次長  阿 部   裕 君    建設部次長    門 脇 俊 史 君


教育委員会事務局次長            教育委員会事務局次長


         角   俊一郎 君             下 坂 鉄 雄 君


秘 書 課 長  佐々木 史 郎 君    財 政 課 長  築 谷 俊 三 君


地域振興課長   寺 澤 敬 人 君    子育て支援課長  浜 田   壮 君


貿易観光課長   伊 達 憲太郎 君    商工農政課長   木 下 泰 之 君


水 産 課 長  足 立 明 彦 君    管 理 課 長  岡 嶋 利 行 君


下水道課長    山 本 雄 一 君    教育総務課主査  坂 井 敏 明 君


教育総務課長補佐 山 根 伸 彦 君





事務局出席職員職氏名


局     長  洋 谷 英 之 君    局 長 補 佐  山 口 隆 道 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君    議事係主任    片 岡 みゆき 君





◎開  議(10時00分)





○議長(米村一三君) おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 日程に先立って、諸般の報告をいたします。


 本日の会期に、長谷正信議員から欠席の通知がありましたので御報告いたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(米村一三君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、岡空研二議員、定岡敏行議員を指名いたします。





◎日程第2 一般質問





○議長(米村一三君) 日程第2、一般質問に入ります。


 昨日に引き続き各個質問を行います。


 最初に、平松謙治議員。


○15番(平松謙治君) おはようございます。会派かいゆうの平松謙治です。


 6月定例市議会に当たり、質問をさせていただきます。


 まず初めに、夕日ヶ丘団地について質問させていただきます。


 今月1日より夕日ヶ丘の分譲地において定期借地権制度が導入され、100坪の土地が月額5,000円で借りれるようになりました。本市議会でも数年前からこの定期借地権制度の導入を提言しており、具現化したことを喜んでおります。


 また、既に数件の申し込みも出ており、ここ数年の分譲実績から比べると喜びにたえません。


 さて、この定期借地権制度ですが、市に対して家を建てたい人が申し込みを行い、契約が結ばれると土地開発公社の土地を市が買い上げ、それを貸し付けるというものです。制度の内容を余り御存じない市民の方もいらっしゃると思いますので、皆様に知っていただき、広くPRしていただく意味も含めまして質問をさせていただきます。


 まず、契約当初に預ける保証金100万円は、契約終了時や解約時に戻ってくるのか。また、その土地を途中で購入する場合、保証金やその土地の賃借料が返ってくるのかといったこと。そして、何らかの理由で建てた家に住めなくなったとき、その家を他人に売ったり貸したりすることができるのか。また、借り受けした方が亡くなった場合に親族にその家を相続してもらうことができるのかなどをお聞かせいただきたいと思います。


 当初、私は家の譲渡については間違った認識を持っておりましたが、私のように間違った認識を持っていらっしゃる方もあると思います。わかりやすい説明をお願いしたいと思います。


 さて、続いて平成17年に示された境港新都市土地区画整理事業並びに境港市土地開発公社に関する外部監査報告の指摘について、現状の確認、今後の考え方についてお聞きしたいと思います。


 この外部監査報告では、「2つの財布」という言葉で土地開発事業の問題点を指摘していました。このたびの定期借地権制度の導入において、さきにも話しましたが、定期借地権を利用する方が決まると土地開発公社の所有するその土地を境港市が買い取り、利用者の方に貸し付けることになります。土地開発公社の立場からすると、完成土地が売れて借入金の返済に充てられるわけで、プラスの要因が発生します。市の方は賃借料と家の固定資産税、さらに市外からの転入であれば市民税等の増収が見込まれます。ただし、土地の取得においてはお金がかかるわけであり、その財源に余力があるのかが問題となってきます。また、市が起債、借り入れを行うにしても「2つの財布」と比喩されている公社と市の財布がトータルとしてプラスにならなければ意味がありません。その上で、定期借地権制度による貸し出し目標をどの程度見込んでいるのか。また、どの程度の余力があるのか。財源計画も含めてお聞かせください。


 次に、中海護岸堤整備計画について幾つか質問させていただきます。


 先月、国と県が主催する中海護岸整備に関する説明会が本市で行われました。この説明会では、堤防高の設定が適切なのかということを主に説明されたのですが、参加者からは渡漁港の改修を中心に具体的な意見や要望が出されました。そこで、市の方で把握している渡漁港の改修事業スケジュールまたは地元との調整スケジュールをお聞かせください。


 次に、境水道側、特に浸水被害の起きている外江町護岸についてお聞きします。


 5年前から本会議でも質問しておりましたが、外江町の護岸は境水道の潮位上昇によりたびたび浸水被害が起きています。本市では、水を一時的にためるカマ場を設置し、その都度仮設のポンプを設置して対応しております。しかしながら、護岸改修などの恒久的な対策も必要であり、ここの管理者である県、境港管理組合に対して市長から調査の要望もしてもらっておりました。あれから4年がたち、やっとのことで昨年度末ごろ境港管理組合の方で境水道の潮位変動とその護岸近くの地中水位の関係について調査をしたようです。その結果、因果関係をおよそ確認したということで、本年度予算で外江に常設のポンプを設置すると聞いております。


 私は、4年間も投げっ放しかと不信感を抱いておるのですが、この調査結果の報告や常設ポンプ設置について、境港市に正式な説明があったのかをお聞かせください。


 さて、中海護岸堤整備計画の中の境水道側は、この大半が県、境港管理組合の管理となっております。さきに行われた中海護岸等整備促進協議会で示された資料では、その境水道側が別途検討となっており、今後どのような扱いをされるのか不安に感じております。市長の所感をお聞かせください。


 以上で壇上からの質問を終わります。


○議長(米村一三君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 平松議員の御質問にお答えをいたします。


 初めに、夕日ヶ丘団地についてのお尋ねでございますが、今月から定期借地権制度が導入されたが、制度の内容について市民の皆様にも知っていただく必要があるという点でのお尋ねでございます。


 一つには、契約時に預ける保証金は契約終了時や解約時に戻ってくるのか。土地を途中で購入する場合、保証金や土地の賃貸料が返ってくるのか。そしてまた、家を他人に売ったり貸したりすることができるのか。もう一つに、相続はどうなるのかというお尋ねでございます。


 夕日ヶ丘で分譲の土地につきまして、住宅用敷地として51年間の長期間、低額な借地料で借りていただく定期借地権制度の導入を今月から開始をしたところでございます。


 この内容についてでございますが、契約時に預ける保証金100万円についてでございます。これは将来賃料の滞納や期間満了時に建物の撤去がしていただけない場合に、その費用の一部に充てるために契約期間中お預かりをするものであります。定期借地権は、契約期間終了や中途解約においては建物を撤去し、土地を更地にして返還していただくこととしております。したがいまして、保証金は賃料の滞納がなく、かつ建物をすべて撤去していただきましたら全額お返しをすることになります。


 次に、土地を途中で購入していただく場合、これは土地の売買契約と同時に定期借地契約は終了することになりますので、建物の撤去義務はなくなります。賃料の滞納などがなければ、保証金は全額お返しすることになります。


 なお、賃料は契約が終了した月の翌月からは支払う必要はございませんが、それまでに支払った賃料につきましては返還の対象にはなりません。


 3つ目に、建てた家に住めなくなった場合に、家を他人に売ったり貸したりすることができるかというお尋ねでございます。


 これはどちらの場合も土地所有者である市の承諾を受けた後であれば、家の売却や賃貸は可能であります。


 最後に、借地人が亡くなった場合の相続でございますが、これは定期借地権の相続を認めておりますので、相続人が確定した後、相続人の方は速やかに市に届けていただく、こういうことになります。


 2点目の質問でありますが、貸し出し目標をどの程度見込んでいるのかということでございます。


 この制度は、従来の土地を購入して住宅を建築される方法に比べて少ない資金でも住宅建築が可能となります。目標設定は現在のところ考えておりませんが、相応の需要が見込めると考えております。


 3点目でございます。定期借地権制度による貸し出しによる土地の取得に対して、どの程度の余力があるのか。財源計画も含めて示せということでございます。


 定期借地権制度の申し込みが殺到した場合に、市の体力、財政基盤はどうなるのか。また、どの程度対応が可能かということでございます。


 定期借地による土地の貸し付けを行う目的として、土地開発公社から土地を購入する場合の財源でありますが、この場合、普通財産として土地を購入することとなりますので、市債を初め特定の財源を充当することはできませんので、一般財源での対応となります。


 具体的には、財政調整基金など一般財源として取り扱いが可能な基金の取り崩しによって対応をしていくこととなります。


 私は、財政運営上基金残高は最低限10億円程度は必要であると考えておりまして、そこから逆算をいたしますと現在の基金残高は約40億円でございますので、30億円分、これ1区画1,000万としますと300区画相当。これは公社の土地、そして保留地を含めてでありますけれども、その分の土地の取得が可能であるという考え方をしております。


 本市では、これまで行財政改革による成果を基金に積み立て、その基金を活用して土地開発公社の支援策として市の資金収支上、民間からの一時借り入れが恒常的に発生しない程度で土地開発公社へ無利子貸付枠を拡大してまいりました。今後基金の取り崩しが多額になった場合、これは逆に土地開発公社への無利子貸付枠は減少することとなりますので、市と土地開発公社トータルで考えた場合にマイナスに作用するということはない、このように考えております。


 次に、中海護岸堤の整備事業についてのお尋ねでございます。


 初めに、渡漁港の改修スケジュールまたは地元との調整スケジュールについて示せということでございます。


 渡漁港の護岸整備につきましては、地元の意見も伺いながら具体的な整備計画を策定するために、先月26日に国土交通省と県とともに地元に出向いて説明を行ったところであります。今後も引き続き地元からの要望を踏まえながら調整を図り、できるだけ早い時期に整備概要を取りまとめていきたいと考えております。


 次に、外江護岸周辺への調査結果の報告や常設ポンプ設置について、市に正式な説明があったのかどうかということでございます。


 外江護岸の実態調査につきましては、これまでの経緯や浸水被害の実態も踏まえまして調査の計画段階から境港管理組合と市が一緒になって実施したところでございます。今回の調査では、境港管理組合の管理する護岸本体だけでなく、市が管理する護岸に併設する承水路の調査や背後地の地盤の高さの調査なども一体的に行っております。調査の結果につきましては現在取りまとめ中でありまして、まとまり次第報告をいただくことになっております。


 昨年度の調査結果を受けまして、今年度境港管理組合では常設ポンプ設置のための予算措置が行われたと伺っております。


 次に、中海護岸等整備促進協議会で示された資料では、境水道側が別途検討ということになっており、今後どのような扱いをされるのかということでございます。


 中海護岸整備の中で境水道は河川として取り扱うことから、また境港管理組合や鳥取県といった管理者がおられますので別途検討と、こういった表現がされております。


 現在、国土交通省が示す計画堤防高の設定方法や現況の護岸高の測量調査結果をもとに、関係機関と一緒になって境水道の護岸整備補修を協議しているところでございます。以上であります。


○議長(米村一三君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 平松議員。


○15番(平松謙治君) 市長におかれましては、ホームページを見ればすぐわかるようなことを、大変簡単な質問だったと思うんですけども、懇切丁寧に説明していただきましてありがとうございました。


 このたびの夕日ヶ丘の定期借地権制度ですけども、きのうの同僚議員の質問で回答いただいたように大変スタートとしてはいい形でスタートしていると聞いております。ぜひとも金銭的な魅力はかなり私はあるなというように思っておりますので、引き続き頑張っていただきたいなと思います。


 それで、その中で金銭的な魅力と同時に夕日ヶ丘本体の魅力というところで、私も境港の中浜港を、ちょっとボートやペーロンのことをやってる関係でやったり、体育協会の関係でいろいろと夕日ヶ丘の方に行くんですけども、中浜港でいえば、今、数年前に県、国、市の方で整備してもらった親水護岸、こちらの方なんかは一部アサリがとれたりということで、小さな子供たちも集まる大変すばらしい環境になっています。また、スポーツ広場や野球場、こちらの方は体育協会に加盟している団体が自主的に整備していこうというようなことで、大変協働のまちづくりのモデルケースといいますか、そういった形での方向も出てきておりまして、大変魅力あるところになってきていると思いますので、こちらの方も市の方としてできる支援をしていただきたいと思います。


 では、質問させていただきたいと思うんですけども、現在、今回は定期借地権制度の方を夕日ヶ丘でされています。土地開発公社の方では、夕日ヶ丘以外にも深田川の土地区画整理地に保留地や公用地があると思いますけども、こちらの方も何か制度があれば借りたいなというような話もちらっと聞いたりしてもいるんですが、その辺そういう制度を導入する考えはないのか、一つ教えてください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君) 市長にかわりまして答弁させていただきます。


 現在、深田川の区画整理地域では保留地が7区画、公社用地が一応3区画ありますが、住宅用地としては未売却でありまして、年に数件か買いたいがということがありますけれど、土地の広さ等の折り合いがつかないという面がありまして、なかなか契約に至っておりません。


 それで平成18年度には一応単価をちょっと大幅に下げた。周りの地域との単価の格差は夕日ヶ丘のようにはないと思っておりますので、一応今のところ深田川の土地につきまして定期借地権の分譲は計画はしておりませんけども、今後も深田川の土地が売れない、あるいは夕日ヶ丘の借地権が販売が促進するということで定期分譲がいいということであれば、その深田川地区についても検討していきたいと思っております。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 平松議員。


○15番(平松謙治君) ぜひともそういうような話も本当に耳にしておりますので、御検討していただきたいと思います。


 それで今回の定期借地権制度ですけども、市長がお話しいただいたように基本的にはプラスに作用する、財産を利用して収入が若干ふえてくるというような、先ほど言ってた監査で指摘されてた2つの財布を1つと考えたときに、トータルでプラスになっていくので大変いいと思いますが、プラスになる割合というのは実際のところかなりまだ小さいものだと思いますので、きっちりお金の方の計画というのは見据えて、一喜一憂することなく着実に整備、販売を行っていただきたいと思います。


 そうしますと、次に中海護岸堤整備についてですが、渡漁港につきましては先月行われた住民の話し合いでちょっと双方のその会議の認識でばたばたがあったというようなことも聞いておりますけども、こちらの方は特別委員会の方で細かく聞かせていただきたいと思います。


 そうしますと、外江の護岸のことについてちょっと1点質問させていただきたいと思います。


 市の説明という部分では、市と県が共同してやったということで御説明いただきました。それでポンプの設置ということで、私も境港管理組合の方に電話でお聞きしたら予算措置をして今入札を行っているというようなことでしたけども、その辺、地域の住民の方にこういう形で動いてるよというような説明というのが私は必要かなと思うんですけども、その辺今現状としてどうなっているのか御説明ください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君) 外江護岸の整備につきましては、国、県等と協議をしておりますけども、まだどういうふうな整備をしていくのか、またどこが整備するのか。国がやるのか県がやるのか、その辺がまだ不明確であります。ですからまだ地元さんがどういう整備を望んでいるか、その辺まだ意見等聞いておりません。ある程度国、県との意見調整ができた段階で、地元にも説明してまいりたいと考えております。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 平松議員。


○15番(平松謙治君) ちょっと質問の意図が伝わらなかったみたいですけど、鳥取県の方で整備するそのポンプ場を予算措置がされて実施するということで聞いている。その説明の部分だけなんですけども、それが市の方にこういう計画で対応すると。市民の方に安心を持ってもらいたいというとこで、その辺の説明がされているか教えてください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 佐々木建設部長。


○建設部長(佐々木篤志君) まだそのポンプ設置につきまして地元にはお話しさせていただいておりません。どういうポンプが何基どこにというのが管理組合さんの方で確定しましたら、一応一緒に説明に伺いたいと考えております。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 平松議員。


○15番(平松謙治君) ではそちらの方、報告があったら速やかに、何かことしは潮位がちょっと高そうだなと懸念しておりますので、ぜひとも市民の皆様の安全、地元の皆様の安全ということを第一に考えて、安心できる対応、速やかな対応をお願いして質問を終わります。


○議長(米村一三君) 次に、竹安徹議員。


○17番(竹安 徹君) 私は、竹安徹でございます。6月の定例議会で二、三の私感を交えながら質問をしてまいりたいと思います。


 まず第1点目、DBSクルーズの運航支援について市長にお伺いします。


 迷宮していくのではないかと懸念をしていましたが、航路が具体的になり、市民、県民の一員として大きな安堵感を持っております。まずは運航スケジュールが決まり、大変歓迎をするところでございます。


 しかし、本格運航となりますとたちまち支援のことが取りざたされてきます。今の時点では、どんな方法で支援がされていくのか全く説明がないまま推移しております。


 3月の議会において支援のスキーム図が示され、直接の支援は避けて環日本海経済活動促進協議会を通じて支援をしていく旨の説明がありました。ということであれば、DBS社が環日本海経済活動促進協議会に対して支援の要請をして、それに基づいて支援がなされていくものなのか、または支援の内容を協議する場が設定されているかどうかお伺いいたします。


 また、ある程度のマニュアルがあって、それに基づいて支援がなされていくのか。その内容は明らかにして、市民の皆様に説明をしていくことが私たちの務めであると思うところであります。


 そこで、お尋ねをいたします。基準、マニュアルなどができているのでしょうか。あるとすれば、それはどんな基準でできたものであるかお伺いいたします。誠意あるお答えをしていただきますようお願いいたします。


 次に、青少年健全化育成について質問をいたします。


 最近の我が国の世相は、新聞報道でも明らかなように無差別殺人、親殺し、子殺し、いじめによる自殺等、陰惨な事件が連日のように報道されております。日常生活においても、公共の場で他人の迷惑を顧みず傍若無人に振る舞う者、我が子の非を棚に上げて学校に怒鳴り込む者、もうけ優先で消費者を欺く業者など、人倫を外れた行為は枚挙にいとまがありません。私たちは、もともとこのような品性の低い国民だったでしょうか。


 戦前、駐日フランス大使であった詩人のポール・クローデルは、当時の日本人について次のように言っております。世界でどうしても生き残ってほしい民族を挙げるとしたら、それは紛れもなく日本人だ。彼らは貧しい。しかし、高貴だ。


 当時と比べ、私たちは物質的に比較にならないほど豊かになりました。しかし、どう割り引いても今の日本人は高貴な国民とは言いがたいと思います。私たちは、物質的に豊かなことだけが心の安寧を得ることではないことを想起すべきです。そのために、もう一度礼節の民へ立ち戻る努力をしなければなりません。


 そのためには、何を差しおいてもなすべきことは青少年の健全化育成であります。青少年は次代の我が国を、あすの鳥取県を、境港市を担う者たちです。彼らが心身ともに健全にして幅広い視野と見識を持ち、社会的有為な人材へ成長することは私たちの切なる願いです。この願いを実現するために、市民、議会、行政が一体となり英知を結集し取り組む必要があると思います。


 そこで、市長にお伺いいたしますが、昨今の日本の世相について、教育との関連でどのような認識を持っておられるか。また、少しでもよくしていくにはどんな方法があるかお聞かせください。


 また、教育長にお尋ねいたします。小学校、中学校での青少年健全化育成という視点で考えたときに、具体的にどのようなことが実施されているのか、例があればお示しください。


 以上をもちまして壇上からの質問を終わります。


○議長(米村一三君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 竹安議員の御質問にお答えをいたします。


 DBSクルーズフェリー社への運航支援は、DBSクルーズ社が環日本海経済活動促進協議会に対して支援の要請をして、それに基づいてなされていくものなのか。あるいはまた、支援の内容を協議する場が設定されているかどうか。また、どのような基準で支援をしていくのかというお尋ねでございます。


 DBSクルーズフェリー社に対する運航支援につきましては、鳥取県と中海市長会が半期ごと、これは9月末と3月末ですが、半期ごとの境港への寄港実績に基づいて1航次、1往復ということでありますが、100万円を上限として運航経費の10分の1を環日本海経済活動促進協議会を通じて助成をするものであります。


 なお、環日本海経済活動促進協議会におかれましては、平成21年度、環日本海圏航路就航奨励補助金として支援額の予算措置を行っておるところでございます。


 次に、青少年健全育成についてのお尋ねで、昨今の日本の世相について教育との関連でどのような認識を持っておるのか、少しでもよくしていくためにはどんな方法を考えておるのかというお尋ねでございます。


 私は常々、子供は地域の宝である。そして、地域の子供は地域の総力を挙げて育てていく。こういったことを申し上げております。竹安議員も御指摘のとおり、昨今の現代社会から子供たちを守るために、あわせて子供たちを取り巻く環境を少しでもよくしていくために学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たして、密接な連携を図っていくことが不可欠であろうと、このように思っております。


 学校ではさまざまな教育活動を通して思いやりの気持ちや命の大切さを学び、家庭では家読、この家読というのは家族で読書をしてその読書をした内容を家族でいろいろ話し合ったりする。そういったことでありますが、そのほかにノーテレビデー、これはある日を決めてテレビをつけない、そして家族でそのきずな、連携、そういったものを深める時間に充てよう。そういったことを意図した活動でありますが、こういった活動を通して親子のコミュニケーションを図って、家族のきずなを一層深めることが私は大変重要である、このように考えております。


 また、昨年からは学校支援地域本部事業に取り組んでおりまして、学校だけではなくて地域の教育力を活用して青少年の健全育成の一助にしておるところでございます。私の方からは以上でございます。


○議長(米村一三君) 教育長の答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 竹安議員の御質問にお答えいたします。


 小学校、中学校での青少年健全育成という視点で考えたときに、具体的にどのようなことが実施されているのか、実践例をお尋ねでございます。


 小学校、中学校で行っている教育そのものが青少年の健全育成活動と、こういうふうに考えておりますけれども、それに加えて小学校、中学校、高等学校の先生やPTA、公民館、地域の青少年健全育成に関係する団体等で構成する青少年育成境港市民会議、こういう団体がございまして、ここでは毎年11月の全国青少年育成強化月間の取り組みとして青少年意見発表会いうものを開催しておるところでございます。この会では、各中学校から2名ずつ計6名の中学生が自分自身を見詰め直した感想や将来の夢、家族への思いなどを発表しております。


 あわせて、携帯電話やインターネット利用などの現代社会に潜む危険性の問題を初め近年の青少年を取り巻くさまざまな問題に関する講演会を開催しておるところであります。


 また、各小学校区に青少年育成地区部会を置き、地域の祭りなどへの参加を通して住民との触れ合い、交流を図るとともに、子供たちが安心して過ごせるよう防犯パトロール等にも取り組んでおるところでございます。以上です。


○議長(米村一三君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 竹安議員。


○17番(竹安 徹君) 先ほどの支援金のやり方について、丁寧に説明していただきまして大変ありがとうございました。


 いずれにしても市民の皆様が納得して、なおかつ有効な支援金になっていくことを切に願うものであります。


 また、教育長には大変丁寧に説明していただきましてありがとうございました。


 しかしながら、教育長に重ねてお尋ねいたしますが、現在の教育現場での道徳性向上をより推進していく必要性があると認識をしております。小学校、中学校での各教科の授業数が決められていることは認識をしております。それでも意識的に正しい言葉遣い、友人同士の助け合い、規律のある生活等、人としての基本を学んでいく時間を意識的に創出し、今以上に勉強していき、実践していくことはできないものでしょうか、お答えください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 現在の日本の青少年の状況を危惧をされて、今の学校教育現場でやはり道徳の推進をしなきゃいけないという御意見だと思うんですが、週1回の道徳の授業の中では、子供たちの道徳観がなかなか身につかないというふうに考えておりまして、学校現場では心の教育というような形で、週1回の道徳だけじゃなくて学活の時間を使ったり教科の時間、すべての全教科、全領域で心の教育を推進していかなければいけないという認識に立って、各学校で今取り組んでいるところでございます。


 ただ、子供たちの心の教育につきましては学校だけではなかなかこれは子供たち身につくものではございませんので、常日ごろから申しておりますけれども、学校と家庭と地域と三者が連携して子供の教育に当たっていかなければいけない。特に心の教育については、そういう意味では地域の子供たちは地域で育てるというかつてあったような体制づくりというものが私は必要だというふうに考えておるところでございます。以上でございます。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 竹安議員。


○17番(竹安 徹君) これは質問ではありませんけども、教育長並びに市長に重ねてお願いいたしますけども、今こそ地域ぐるみで青少年の健全化育成への取り組みが最重要課題であるという認識に立って、境港市の教育の根幹として教育行政をしていただきたいとお願いをして質問を終わります。


○議長(米村一三君) 次に、南條可代子議員。


○2番(南條可代子君) 6月定例市議会の開催に当たり、私見を交えながら市長並びに教育長に質問をしてまいります。


 初めに、環日本海定期貨客船航路についてお伺いをいたします。


 正式就航日が6月29日となり、境港には6月30日就航となりましたが、まだ貨物並びに旅客代理店は未定とのことでございますが、経済を取り巻く環境は依然と厳しい状況でございます。2カ月延期されました理由と、現時点での積み荷と旅客状況についてお伺いをいたします。具体的にお示しをしていただきますようにお願いをいたします。


 市長は、この事業について本市の将来への先行投資であると述べられておられます。確かにまかぬ種は生えぬの例えがございますが、この原稿を書いている6月6日の新聞紙上におきましても生活保護が最高、山陰両県出生数過去最小とか、明るい将来生活となるものは見受けることができません。本年度を出発点として攻めの市政展開がスタートしたわけですが、この事業に対しての一般市民の応答性は、私はまだ見えているとは言いがたいと感じております。市政安定のために最近の貨客船報道等によって生じる市民不安を早期に払拭することが求められると思います。そのためには、この事業を早く軌道に乗せることでありますが、これまで県からの情報発信ばかりで、本市の主体的な動きは全く見えません。成功への主たる受け皿となるのは境港貿易振興会会長の中村市長なのでしょうか、お伺いをいたします。


 特に、貨物の利用者は船の運航継続が担保できなければ利用促進へのハードルになると思います。行政は3年間の助成になっておりますが、せめて10年間の継続運航可能となり得る裏づけとなり得る対策が求められると私は考えますが、市長はいかがお考えでしょうか、お伺いをいたします。


 次に、教育行政の改革についてお伺いをいたします。


 本年より5カ年計画で小・中学校施設の耐震改修に取り組まれることで、今後施設も新しく生まれ変わってまいります。私は、この機会に改めて本市のこれからにおける教育のあり方を求めまして質問をいたします。この趣旨を酌み取っていただき、市長、教育長の答弁を求める次第であります。


 まず初めに、基本方針についてお伺いをいたします。


 本市の学校教育の基本方針は、心豊かでたくましい心を持った児童生徒の育成を目指し、個性を伸ばす教育を充実し、情報化や国際化など社会の変化に対応できる能力の育成や想像力を養成する教育の推進をするとの方向づけがなされておりますが、現時点での本市の実態並びに目標到達についてどのように評価をされているのか、教育長にお伺いをいたします。


 2点目に、2007年文科省調査によります全国小・中学校での暴力行為は5万2,700件と上回り、前年度より約20%増加をしております。そのうち教師への暴力は6,960件、特に小学校高学年の子供の教師に対しての暴力行為が急増しており、加害少年は過去、虐待、暴行やいじめ、ネグレクト等の被害を受けていることが多く、自分がいじめられた経験が多い子供が加害者になっているということでございます。


 自分の感情をコントロールする力が育っていないので規範意識乏しく、言葉の表現やコミュニケーション能力が未熟、また育っていない。原因といたしまして、乳幼児期からの生育過程での親の子育て能力の低下にあるとも指摘をされております。


 また、ユニセフ調査によりますと、子供たちの幸福度調査で自分は孤独であると考えている子供がヨーロッパ諸国は10%未満に対し、日本は先進国の中で約30%と飛び抜けており、3人に1人の割合でいるとのことでございます。


 さらに、日本青少年研究所の調査によりますと、自分は役に立たない人間だと思っている生徒が日本では他の国よりずば抜けて高い数字となっております。これらのことからある識者は、生育期に親から愛されたという経験が多くの子供に培われていない。他人を愛する感情が未熟で、孤独感に陥りやすく感情が薄くて心の発達が未熟であり、小学校高学年から中学生になり自己主張する自我がもたげて表面化をする。今、日本社会に求められているものは親の子育て意識やライフスタイルで、価値観がゆがんでいるのではないか。さらには、子育ての学校教育のあり方に行政、保育所、幼稚園、学校関係者、専門家が連携して親教育の重要性を考える必要があるというものでございます。これらのことについて、本市教育長の御見解をお伺いをするところでございます。


 3点目に、本市教育委員会にお伺いをいたします。


 先ほども申し上げましたように、教育をめぐっての多くの問題、課題が全国的に、また本市においてもしかりでございます。子育てから始まり、家庭、地域でのかかわりなど私が言うまでもなく教育委員会は一般の行政から独立した行政機関であり、学校のすべて、幼児、青少年、生涯学習から社会教育、文化、図書館、スポーツ行政を担っております。


 最近、教育委員会を廃止の自治体や、反対に大改革をして活用している自治体もございます。廃止と活用、そこには教育委員会に対して問題を共有しており、現実に根底からの批判があると思いますが、本市の教育委員会は活力を持ち得ているのでしょうか。市長、教育長にお伺いをいたします。


 4点目、市教委の政策方針の意思形成はどこでなされているのかお伺いをいたします。


 教育委員会は合議制の執行機関であって、教育委員の合議によって教育行政の基本方針や施策が決定をされると認識をしております。


 私は、ここ1年間余の市教委の記録を読んでみましたが、対するものは見受けることができません。これからますます複雑多岐にわたると思われます教育問題の推移を考えますと、事務局に教育委員会の意思決定を補佐する企画部門の機能が必要であると考えますが、教育長はいかがお考えでしょうか、お伺いをいたします。


 並びに、現在の意思決定はどのようになされているのかについてもお答えください。


 5点目に、2学期制について市教委としてのお考えをお伺いをいたします。


 平成14年から実施をされております完全学校週5日制によって学習内容が3割削減され、諸問題が浮き彫りとなり、また改革がなされようとしております。今の3学期制から2学期にというフレームを見直すことで、子供の実態に合わせ、教育課程を編成することができるのではないでしょうか。これまでに検討された経緯があるのか。また、ないのであれば検討する必要があると考えますが、教育長にお伺いをいたします。


 6点目、習熟度別授業についてお伺いをいたします。


 子供たちの確かなる学力を育成するとして習熟度別指導が実施されておりますが、これまでの問題についてお伺いをいたします。


 また、学力向上の対応について、並びに教師の資質向上への取り組みについてもお伺いをいたします。


 7点目、高度情報化社会を迎えて子供たちの周囲には情報があふれ、少なからず悪影響を与えております。幼児期からの集団遊びの不足や体験活動の減少、また規範意識の低下など生徒指導上の問題も多くなっている今日、家庭教育力の向上対策としてどのようなお取り組みをされているのでしょうか。また、折に触れ教育シンポジウムなどの開催も必要と私は考えますが、教育長はいかがお考えでしょうか、お伺いをいたします。


 8点目、教育免許の更新制も教師の資質向上には力となると思いますが、負担は増加をいたします。モンスターペアレントなどの問題、発達障害にかかわる特別支援教育など高い専門性も今求められており、学校だけの取り組みでは解決困難な課題も増加しているのではないでしょうか。学校を機動的に支援する体制を構築することが必要と考えます。現在の青少年育成センターの機能も残し、学校の支援、教職員、保護者の相談窓口の充実を図る体制を構築し、教職員が責任と自信を持って子供たちの健全育成がなし遂げられるようにすることは市教委として必要な取り組みと考えます。本市教育センターの設置を求めるものでございます。教育長の御所見をお伺いいたします。


 9点目、退職された先生方の豊富な知識、技術は本市の大切な教育資産であります。その培った経験を、本市の教育向上のために貢献をしていただきたいと私は思います。例えば教師の資質向上にいじめ問題、教育問題、学習のアドバイザーなど教育長はいかがお考えでしょうか、お伺いをいたします。


 10点目、本市小・中学生は家庭学習の時間が少ないという調査結果を市教委としてどう認識しておられるのでしょうか。今、塾に通ったり、行きたくても経済的理由で行けなかったりで、学力の差は保護者の経済力の差という悲しい記事も目にいたしますが、決して貧困の差が子供の学力の差になるということがあってはならないと思います。


 国の放課後子どもプランの中に、放課後子ども教室推進事業があります。子供たちが地域で学習支援していただける場をつくり、学習アドバイザーの配置をいただき、学力向上につながればと考えますが、教育長はいかがお考えでしょうか、お伺いをいたします。


 11点目、読書推進についてお伺いをいたします。


 本市の子供たちは読書好きとのことですが、学校司書の配置、地域ボランティアの皆様の読み聞かせなどの取り組み成果と関係者の御努力を評価をいたしております。


 国は、平成13年12月、子ども読書活動の推進に関する法律が施行されて、本市は平成17年、読書で未来をひらくまち境港として計画策定になっておりますが、この4年間の総括と次の方向性についてお伺いをいたします。


 12点目、図書館行政についてお伺いをいたします。


 本市市民図書館は、南側が公園のため車の騒音もなく静かな反面、車の乗り入れはできにくいところであります。館内も狭く、通路にしてもしかりで、ゆっくりと本を読める雰囲気とは言いがたく、学習室は2階となっており、専門書などの閲覧もしにくい環境になっており、環境整備もあわせ充実が必要と考えますが、いかがお考えでしょうか。市長、教育長にお伺いをいたします。


 13点目、ひまわり幼稚園は来年度廃園予定となっておりますが、今後の利用について、私は市民の森に隣接しており、児童館など子供たちのために利用するのがふさわしいのではないかと考えますが、どのようにお考えでしょうか、お伺いをいたします。


 14点目、本年4月末ごろより新型インフルエンザの感染が問題となり、5月には国内感染となり、高校生を中心とした若年層の感染が多発いたしましたことは記憶に新しいところであります。これから冬場にかけて心配となってまいります。本年度予算で就学前児のインフルエンザ予防注射を無料にしたことは評価をいたしておりますが、最近の事態から予防注射を中学校3年生、高校3年生に限り無料拡大する必要があると考えます。市長、教育長の御所見をお伺いいたしまして終わらせていただきます。


○議長(米村一三君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 南條議員の御質問にお答えをいたします。


 初めに、環日本海定期貨客船について何点かお尋ねでございます。


 1点目でありますが、就航が2カ月延期された理由は何かということでございます。


 就航がおくれた一番大きな理由は、船の改修工事がずれ込んだということを伺っております。本年の3月に船の引き渡しが完了し、約800万ドルをかけた大改修工事が行われております。これは一度船内をほとんど解体するほどの大工事でありまして、この段階で新たな問題が発見されるケースが多くて時間がかかった、このように聞いておるところであります。


 先週、DBSクルーズフェリー社の鄭泳太(チョン・ヨンテ)社長にお会いしたわけでありますが、改修後の船のグレードは韓国でもナンバーワンだと、このようにおっしゃっておられました。フェリーでありながらクルーズ船のような船旅を提供して、また乗りたいと思っていただけるように改修に臨んだということをお聞きしたところでございます。


 2つ目に、現時点での積み荷と旅客状況についてのお尋ねでございます。


 現在、DBSクルーズフェリー社はもとより鳥取県の環日本海航路活性化プロジェクトチームを中心に、関係機関と環日本海経済活動促進協議会など官民一体となって積極的な貨物、旅客の営業活動を行っているところであります。


 貨物につきましては、県内外の企業200社を訪問をし、そのうちの30社が航路利用に関心を寄せていただいているとのことであります。貨物の代理店も市内の2社に決定をいたしまして、今後は具体的な貨物の確保も進んでいくものと、このように考えております。


 旅客につきましては、韓国の大手旅行社が商品造成を進めておられるところでありますし、日本の大手旅行社が2,000人を韓国へ送客する旅行商品の造成、この話も決まりつつある、このように聞いております。


 3点目であります。貨客船報道等による市民不安を早期に払拭するためにも、この事業を早く軌道に乗せることが必要だ。県からの情報発信ばかりで、本市の主体的な動きが見えない。成功の主たる受け皿となるのは、境港貿易振興会の会長の市長なのかということでございます。


 現在、鳥取県、中海市長会、環日本海経済活動促進協議会などとともに安定就航に向けさまざまな取り組みを行っているところであります。


 本市の主体的な事業としましては、国際ターミナルと境港駅を結ぶシャトルバスの運航、国際ターミナル内の観光案内デスクの設置、パンフレット、案内板の外国語対応など、観光協会とも連携しながら順次実施していく予定であります。今月の17日から22日にかけて、岡山、広島、大阪でDBSクルーズフェリーの利用促進懇談会を行いますが、私も18日には議会中でありますけれどもお許しをいただいて、広島に出向いてPRを行うこととしております。先週も島根県の企業を訪問してまいりましたが、今後も時間を割いてみずからがポートセールスに取り組んでいきたい、このように考えております。


 寄港地としてのリーダーシップを発揮しながら、鳥取県や中海市長会とともにこの航路の安定就航に努めていきたい、このように思っております。


 4点目であります。特に貨物の利用者は、船の継続運航が担保できなければ利用促進のハードルになる。10年間の継続運航が可能となり得る対策が求められると思うがどうかというお尋ねでございます。


 DBSクルーズフェリー社は、航路開設後3年間の赤字を見込んでおります。鳥取県、中海市長会としては、この間の航路の競争力を高めるために3年間の支援を行うことといたしております。


 一方、韓国側ではこの運航支援、日本側の運航支援と同内容で3年でなくて5年間実施をする。加えて、年間の赤字額を5億ウォンを上限にこれも5年間支援をする。そういった江原道と東海市の支援内容が打ち出されているところでございます。


 DBSクルーズフェリー社の鄭泳太(チョン・ヨンテ)社長は、この航路を永遠に持続させる意気込みで取り組んでおられますし、この航路を人と物だけではなくて文化、歴史をも運ぶ夢のある海のシルクロードとしたい、このようにおっしゃっておられます。私といたしましても、運航支援のみならず教育、文化、スポーツなど市民相互の交流を深めていき、この航路を10年後、100年後も続く海の道としていきたい、このように考えているところであります。


 それから、教育行政に関する御質問につきましては、一部私と教育長にお尋ねの質問もございますが、私からはひまわり幼稚園の利用の件とインフルエンザ予防接種について答弁をさせていただきまして、そのほかの質問につきましては教育長から答弁をさせていただきます。


 教育行政についての1つ目であります。ひまわり幼稚園は、廃園後、児童館など子供たちのために利用するのがふさわしいがどう考えるかということでございます。


 本市の子育て支援の拠点施設といたしましては、地域子育て支援センター、ファミリーサポートセンター、児童発達相談センターを同一施設に集約したこども支援センターがあり、市民から利用しやすい施設となっておりますが、一方では利用実績を見ましても手狭になってきております。市民からは、地域子育て支援センターの増設や子供が絵本に親しめるそういった施設を望む声を伺っているところであります。


 今年度は次世代育成支援後期行動計画を策定いたしますので、ひわまり幼稚園の廃園後の利用につきましてはこうした市民の皆様の声を踏まえて、十分な議論をしていきたいと考えております。


 最後に、インフルエンザ予防接種無料化を中学3年、高校3年に限り拡大する必要があるがどう考えるかということであります。


 境港市では、今年度から就学前の子供を持つ保護者の方々に対してインフルエンザ予防接種費の助成を実施いたしますが、これは基本的には国の責任において実施すべきものでありまして、この点について全国市長会を通じて国に対して法定接種とするよう強く要望いたしたところであります。学校は集団感染しやすい場であり、児童生徒の家族も含めて考えますと地域の感染源になる可能性もあるため、中学3年、高校3年に限らず全校児童生徒への接種がより効果が上がるものと考えておりますが、このたびは重症化しやすい乳幼児に限定したところでございます。御理解をいただきたいと存じます。私からは以上であります。


○議長(米村一三君) 教育長の答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 南條議員から、本市の教育行政について多岐にわたり御質問いただきましたので、1つずつお答えしたいと思います。


 まず、本市の学校教育の基本方針に照らして、本市の実態並びに目標到達状況についてお尋ねでございます。


 本市の学校教育基本方針につきましては、今年度新たにリーフレット「境港市の教育」を作成し、市内小・中学校の管理職はもとより全教職員に周知を図ったところでございます。


 先日、各学校長の目標面談を実施したところですが、今年度も各校においては本市の学校教育方針を受けて自校の目標と課題解決のための方策を定め、子供たちに確かな学力、豊かな人間性・社会性、健康・体力といった生きる力を身につけさせるための具体的な取り組みが計画されております。市内すべての小・中学校において変化の激しい時代にも対応できる児童生徒の育成が行われていると理解しております。


 達成状況につきましては、計画訪問や授業研究会への参加、各校からの中間報告、最終報告等により把握に努めておりますが、取り組みの成果はあらわれているものの、今なお課題が見られているのが正直なところでございます。


 教育の成果については短期間でははかれない部分もございますので、今後も子供の成長を長期的なスパンでとらえながら教育活動を行ってまいりたいと考えております。


 2点目でございますが、各機関が連携して親の教育の重要性を考える必要があると思うがどうかということでございます。


 近年では、親の過保護、過管理、過干渉により子供の自立心や独立心、責任感が欠落してしまう。あるいは未成熟な親子関係によって子供の我欲のみが大きくなり、対人関係の困難さにつながるといったケースが見られるようになってきております。


 各校においては、さまざまな形での学校からの情報発信により保護者の理解や協力を得たり、懇談会や座談会、茶話会等を通して子供たちの課題とそれに対する大人のかかわり方について共有化を図ったりすることにより、ともに教育を進めていく体制づくりに取り組んでおります。


 また、保護者の皆様にもPTA活動において子供のよりよい成長のために熱心に活動していただき、大変心強く感じているところでございます。


 目まぐるしい社会の変化の中で親の姿も多様化し、全国的な課題となりつつあります。即効性のある対応というのはなかなか難しい面もございますが、今後も子供のためにそれぞれ何ができるのか、何をなさねばならないのかという視点を大切にしながら、保護者や地域への啓発に努めてまいりたいと考えております。


 3点目でございます。本市の教育委員会は活力を持ち得ているのかお尋ねでございます。


 本市の教育委員会は、御存じのとおり5名の教育委員と事務局として教育総務課、生涯学習課の2課で構成され、毎月定例会を1回開催しております。


 協議していただく内容としましては、南條議員御指摘のとおり非常に多岐にわたっておりますが、本市の委員会は近年全国的に言われております教育委員会の形骸化という言葉はおよそ当てはまらないような活発な議論が行われており、十分な活力を持ち得ていると確信いたしております。


 4点目、教育委員会の政策方針の意思形成はどのようになされているのか。事務局に企画部門の機能が必要だと思うがどうかということでございます。


 本市の教育行政は、教育委員会制度本来の仕組みのとおり教育委員会事務局において原案を作成し、教育委員会で重要事項や基本方針等について議論の上、決定をいただいております。


 現在の教育委員会事務局は、固定的な事務処理はもとより教育方針等の方向づけ、さまざまな事業の創設など企画立案能力も備え、十分教育委員会の補佐が全うできていると考えております。


 5点目でございます。2学期制の実施についてお尋ねでございます。


 現在、市内の中学校では休業日の変更により授業時数を生み出しておりますが、新学習指導要領の完全実施に向けてこれまで以上に授業時間数の確保が学校の大きな課題となってくることが予想されます。


 2学期制のメリットとして、始業式、終業式等の回数が減ることによる授業時数の確保、学期末事務の軽減による教師と子供の触れ合う時間の増加ということが考えられることから、これまでにも事務局内で協議をしてきた経緯はございます。


 しかしながら、2学期制には通知表や懇談回数の減少による保護者、児童生徒の不安、学期が長くなる中での子供の学習意欲の継続を図ることの難しさ、定期テストの回数の減少とテスト範囲の広がり、高校入試に向かう中学3年生についての情報不足といったような問題点も含まれており、2学期制の導入ではなく学校行事等の見直しと精選、ICTや冷房設備等の効果的な活用等により授業時数や子供と向き合う時間の確保に取り組まなければならないと考えております。


 6点目、習熟度別授業実施の問題と学力向上への対応、教師の資質向上への取り組みについてお尋ねでございます。


 本市におきましても、指導方法工夫改善加配教員を活用し個に応じる指導の充実により学習効果を高めることを目的として、算数科、数学科、英語科で少人数指導を実施しております。


 習熟度別学習の問題点としましては、教師同士の打ち合わせの時間がなかなかとれない、教師間での進度や評価の調整が難しい、子供たちの人間関係に影響を与える場合があるといったことが考えられますが、過去においては単元の指導計画の充実を図る、事前に児童生徒に説明を十分行う、明確な評価基準を作成するといった取り組みにより、問題点の解決に努めております。


 次に、学力向上につきましては、子供の生活習慣の改善と家庭の協力が必要な部分もございますが、まずは校内に目を向け、教師の授業力を向上させ、日々の授業の充実を図ることが大切であると考えます。


 現在、各校では積極的に授業研究会が行われ、各教職員が自己目標の達成に向けて取り組んでおります。教育委員会としましても、若手教員研修、中堅教員レベルアップ研修等の企画実施、各校の授業研究会への参加等により教員の資質向上と児童生徒の学力向上を支援しているところでございます。


 7点目、家庭教育力の向上策についてでございます。


 家庭の教育力の向上につきましては、先ほども述べましたとおり、まずは学校と家庭がよりよいパートナーシップを築くことが大切であると考えます。学校では、信頼される学校づくりへの取り組みの一つとして年度当初、今年度の取り組みについての保護者・地域への公約、平素の教育活動の積極的な公開、学期末・年度末の取り組み状況、結果についての公表を行っております。学校と家庭、地域が集う機会を大切にしながら、子供たちの抱える課題や互いの悩み等を交流する中で、ともに子供を育てていくという姿勢を醸成してまいりたいと考えております。


 子供の教育は家庭のみでなされるものでもなければ、学校が何から何まで行ってサービスとして提供するものでもございません。今後も学校、家庭、地域がよりよい連携を築いていくことこそ、それぞれの教育力を高めることにつながってくるものだと考えております。


 8点目、本市教育センターの設置についての御提案でございます。


 南條議員さん御指摘のとおり、教職員が責任と自信を持って教育活動を行えるということは最も大切にされなければならないことであり、そのためには学校を支援する体制の構築が必要であると考えます。


 本市では、昨年度から学校支援地域本部事業に取り組んでおり、学校現場からは教員の負担が減り子供と向き合う時間がふえた、ボランティアの読み聞かせにより子供たちが読書に興味を持つようになった、学校と地域の交流が拡大されたといった声が届いております。また、保護者や教職員の相談窓口としては、スクールカウンセラーや通級指導教室等さまざまな機関が活用されております。現時点では、学校支援体制、相談窓口等既存のシステムが機能している状況であり、各機能を一つに統合した教育センターの設置については考えておりません。


 9点目、退職教員の活用についてでございます。


 本市におきましても、退職教員を学校教育支援員や地域コーディネーター、人権教育推進員として活用してまいりました。学校教育支援員による講師の先生方に対する指導や地域コーディネーターの学校とボランティアの連絡調整等、大変な効果があるものだと認識しております。


 現在の学校現場の課題は、いかに教職員の多忙化を解消し教職員がゆとりを持って日々の教育活動に取り組んでいけるかということにあります。課題解決のためには、効果的な人材支援が何より重要であると考えます。退職教員の活用につきましては、人件費の問題等クリアすべき問題もあるとは思いますが、さまざまな可能性が見出せるものであり、今後も積極的に活用していきたいと考えております。


 10点目でございます。本市小・中学生の家庭学習時間の少なさに対する市教委の認識と学習支援の場の設置についてお尋ねでございます。


 本市小・中学生の家庭学習の時間の少なさにつきましては、大きな課題としてとらえております。家庭学習の時間の少なさの背景としては、子供たちの学びに対する意欲の低さ、一人で学ぶための学び方が十分身についていないということが考えられます。


 南條議員から御提案いただきました放課後子ども教室推進事業ですが、本事業は学校と家庭の間の時間帯での取り組みであり、学校の課外活動やスポ少、さまざまな習い事等で多様化している子供たちの放課後の状況を考えますと、本市では大きな効果は期待できないものと考えております。


 現在、各校では校内授業研究会を通しての学ぶ意欲を高めるための授業づくり、自己学習力を身につけさせるためのノート指導や家庭学習の手引の配付、懇談会等での家庭学習のあり方についての保護者への啓発等により子供たちの学習習慣の形成に取り組んでいるところでございます。また、学力補充のための昼休憩や放課後を利用した取り出し指導や学生ボランティアの活用により基礎学力の定着に努めております。


 公教育の果たすべき役割はすべての子供に確かな学力を身につけさせることであり、経済格差が子供の学力の差につながるということがないよう、今後も取り組みを継続してまいりたいと考えております。


 11点目でございます。読書推進について。


 国は、平成13年12月、子ども読書活動の推進に関する法律が施行されて、本市は平成17年、読書で未来をひらくまち境港として計画策定になっておりますけれども、この4年間の総括と次の方向性についてお尋ねでございます。


 本市では、平成16年に小、中、高等学校の司書教諭などの読書活動関係者を中心に図書館連絡協議会が組織され、平成17年6月、鳥取県内で最も早く境港市子どもの読書活動推進計画を策定し、子供の読書活動推進に関する総合的、計画的な取り組みと環境づくりを進めてまいりました。この計画は5年後の努力目標を定めており、この4年間でも大きな成果が上がっております。特に朝の読書活動の取り組みは小・中学校全校実施へと広がり、また学校図書館の情報化の整備も完了し、市民図書館と学校図書館の連携が密となり、図書の利用促進が図られました。また、平成17年から読書活動推進大会を開催し、読み聞かせ、家読、回想法などを取り上げ、子供からお年寄りまで読書が楽しめる生涯読書を推進しております。


 この計画の最終年度となる本年度は計画の見直しを行い、学校での朝の読書から読書で家族のきずなを深める家読へとさらに読書活動を広げていきたいと考えております。


 最後に図書館行政について、市民図書館の環境整備、そして充実というものが必要だと考えるけれども、どうかということでございます。


 境港市民図書館は、他市の多くの図書館と比べて面積が狭く、書架が1階、閲覧室と学習室が2階と分かれている点では市民の皆様には御不便をおかけしておりますが、今後は本館と分館の機能分担を見直して新たな有効活用を図り、市民図書館の充実に努めてまいりたいと思います。


 また、本年4月からこれまで休館日としておりました祝祭日を開館日とし、平成21年度において年間16日開館日が増加となっておりまして、市民の利便性の向上が図れたというふうに思っております。


 さらに、今年度緊急雇用創出事業を活用しまして蔵書の整理や書架の入れかえ作業等を行い、図書館の利用促進を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(米村一三君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) それでは、貨客船のことから入らせていただきたいと思います。


 3月議会で可決されたからには、やはりこの就航をしっかりと成功させていかなければならないというふうにして私は考えるわけでございますけれども、まずこれまでのいわゆる質問、答弁で感じたことなんですけれども、やはり中海市長会、それから県、それから官民一体としての連携を密にというような形でよく言われるんですが、いわゆる中枢的なところ、そこはどこなのかということを改めてお聞きしたいと思います。


○議長(米村一三君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) いや、これはどこが中枢であるとかそういったことでなくて、それぞれの鳥取県であり境港市であり、それから中海市長会であり、そういったところがこういった気持ちを強く持って、主体性を持って取り組むということが一番大切でありまして、市が主体なのか境港貿易振興会が主体なのか。そういったことでとらえなくて、それぞれが主体性を持って連携をしっかりと結んでやっていく、こういったことが私はこの活動の輪も広がるし強くなるものと。そういうぐあいに思っておりますので、どこが主か、どこが従かというような話では私はとらまえない方がいいんじゃないのかな。お互いがそういった気持ちを強く持って協力し、連携してやっていく、こういったことであろうと思います。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) それでは、そのようにおっしゃるわけですから、そのようないわゆる観点で物事は見ていかなければならないというふうに感じます。


 それでは、安定就航、今それに向けて動いていくわけなんですけれども、市長が安定就航というふうに、いわゆるその状況というのはどういうような状況を安定就航と見るのかお尋ねさせてください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) DBSクルーズフェリー社では、この運航計画では当初3年間は赤字が生じる、こういうぐあいに計画を立てておられます。計画では、4年目からは計画上は黒字になるというような計画でありますけれども、これは今大変もう世界が同時に不況となっている今の経済状況を考えますと、物も動かない、人も動かない、そういった極めて厳しい時期でありますから、本当に私はこの運航計画で示されているもの以上に実態は厳しい、こう認識をしております。


 何をもって安定就航と、こう考えるかということでありますけれども、これはこの航路の運航主体は民間会社のDBSクルーズフェリー社であります。それに韓国の道、市、そして日本側の県と市が支援をしていくというものでありますから、安定就航ということになれば採算が、3年間は赤字を見込んでおりますけれどもそれがさらに長期にわたる、こういったことでは安定就航にならないわけでありますから、収支が均衡するような、少なくともそういった状態が続いていく、そういったことが安定就航になるということであろうと思います。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) それでは、環日本海促進協議会というのが組織体系がありますけれども、今、おんぼらながらでも30社ぐらいは見込めてるんだというふうにおっしゃいました。その中で、この協議会のメンバーの中で、今見込まれてるその数は何社ぐらいなのかということを確認させていただきたいと思います。


 それとあわせて、いわゆる3年間というのが一番の勝負どころ、厳しいって先ほども市長はおっしゃった。この3年間というのは、本当に一面死に物狂いでこれを軌道に乗せていくという使命、責任というのはそこにあるわけなんですけれども、境港貿易振興会の会長として、一面、首長としていろんなお仕事もある。会期中におきましても、広島に行ってポートセールスだとかどうだとかというような形で行かなければならない。市民生活大変厳しいときに、こういうこともやっていく。一面大変だなというふうに思うんですけれども、3年間が勝負というふうな形になった場合に、いわゆる専任者を決めていくということに対してはどのように思っておられるのかお伺いをさせてください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 現在この航路の利用を検討しておられるその30社の中に、この協議会に入っている企業数が幾らぐらいあるかというそういったお尋ねですが、このことはわかりましたら部長の方から答弁をさせますが、今、市民生活も大変厳しいときに、そういったポートセールス等に境港管理組合の会長をしておりますからもちろんそういったものにも積極的に出なきゃいけない。それで専任の者を置くという意味がちょっと私理解できなかったんですが、このポートセールスを私のかわりに担当する、そういった者を定めろという御質問でしょうか。


○議長(米村一三君) 南條議員。


○2番(南條可代子君) いわゆる貿易振興会の会長職を専任者を決めるということに対してはどう思われるのかということです。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) これは私が貿易振興会の会長も兼ねておりますが、私は市長とこの振興会の会長を兼ねておりましてもいささかも市政に停滞を生ずることはない、兼ねても十分に私はその責を全うできる。こう考えておりますので、おっしゃるような点は考えておりません。


○議長(米村一三君) 山本部長。


○産業環境部長(山本 修君) 先ほど、この航路利用に関心をお持ちの30社が協議会のメンバーの中に何社あるかというお尋ねでございます。


 私の承知しております限りでは、この協議会のメンバー各社は地元この圏域の企業の皆さんが主となっております。この中で私が把握しております限りでは、数社というレベルだと存じております。その他20社とかいう数字につきましては、山陽、近畿、そういった県外の企業であると承知しております。以上でございます。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) それでは、やはり県内というのは数社ということですね。では、大半が県外の会社というふうにして考えますが、よろしいでしょうか、その把握の仕方で。


○議長(米村一三君) 確認です。


 山本部長、どうぞ。


○産業環境部長(山本 修君) これはまだ当面の、現在具体的に強い関心をお持ちの方ということでございますので、航路の利用について、また利用料金とかそういった交渉もあると思います。そうした中から利用可能な企業はまだどんどん生まれてまいるものと考えております。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) ありがとうございます。


 それでは、市長も意欲満々で会長職を全うするということで安心いたしました。副市長もしっかりサポートして、庁内のいわゆるお仕事に関してはサポートしていただきますようによろしくお願いをいたします。


 それとあわせて、組織内に特命部隊というような、とにかくいわゆる環日本海のことだったらこの人に聞けと。きょうの状況はこうなんだというような形で、現状をきちっとやっぱり把握しておられるいわゆる特命部隊的なものというのがちょっと欲しいなと思うんですけれども、市長はいかが考えられますか。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) この点につきましては、鳥取県としっかりと連携、協調してやっておりまして、情報発信のことにつきましても御指摘をいただきましたが、この種のことについて情報発信元が二元的になったり、かえって混乱をするということで、鳥取県をそういった主にしてしている。それで境の姿が少しかすんでいるんじゃないかというような趣旨のお尋ねでしたが、そういったことで両者の役割というものを決めてやっておりますので、その点は御理解をいただきたいと思います。


 そして鳥取県では職員40名のプロジェクトを立ち上げて、このDBSクルーズ社の航路に荷物の確保あるいは人の確保に向けてやっていただいておりますが、私ども境港市の職員は県と比べようもありません。非常に人数コンパクトにやっておりますので、その点はよく県と連携をさせてもらって対応していきたいと思っておりますし、現在の貿易観光課、私は非常に優秀な職員だと思っておりますから、そういった連携、協調でしっかりやっていける、こう思っております。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) 私は、市民から見て市がどのように動いてくださってるのかという部分がやはり目に見える形で、いわゆる私たちは県だとか市長会だとかというような形でネットを組んでやってるというのは、それはよくわかっております。しかし、市民の目線から見てはっきりとしっかり頑張っていただいている、やってくださってるなというものを返していくということも私は大事であろう。それにこたえるにはどうすればいいかという部分も私は必要ではなかろうかというふうにして考えるわけでございますので、そこら辺の思いを酌み取っていただきまして、よろしくお願いをいたします。


 それでは、引き続きまして教育委員会の方にお尋ねをさせていただきます。


 あと何分ございますでしょうか。


○議長(米村一三君) 残り11分ございます。


○2番(南條可代子君) ありがとうございます。


 まず、教育委員会のことでございますけれども、いわゆるしっかりやっている。それはそうでしょう。しっかりやっていただかんと困るわけですから。ただ、私が一番最初に申し上げたように、これからの教育のあり方を探るという部分での趣旨で今回は質問をさせていただいたということでございます。


 ですから完璧というんじゃなくって、もっとこうすればこうなるんだというものをあからさまにやっぱり語っていただいて、課題はこうなんだという部分での教育委員会の資質を向上させるという部分の思いで私は今回の質問をさせていただいたわけでございます。


 確かに課題もあるというふうにおっしゃっておりましたけれども、いわゆる多様化する社会に対応できてるのかどうなのか。そうやって会議録見させていただきましたけれども、例えてみれば3月議会に学級減のことが問題になりました。このことに対して、教育委員会としてどう議論されたのか。そういう部分が手ごたえとして出てきてない。そのことにつきましてどのように議論されたのか、まずお伺いをさせていただきます。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 教育委員会の現在の状況をさらにお尋ねでございますけれども、確かに私どもの教育委員会は完璧なものではございませんし、問題点は非常にたくさん抱えておるわけでございますが、それらはこれからまた御指摘を受けたようなところを反省材料として充実に努めてまいりたいと思います。


 市内の高等学校の2学級減のことについて、市教委でどのように協議したのかというお尋ねでございますが、これにつきましては委員会の方でも報告させていただいたところでありますが、定例の教育委員会でこの問題も何回か報告をする中で各委員さんにも御意見をいただいたところでありますけれども、これはやはり境港市の教育委員会としても放置ができないということでございまして、市議会あるいは市長あるいはPTA、学校等も連携しながら市教委としても委員長名で教育長等に陳情行動をさせてもらったところでございます。


 そのあたりのところは、詳しいことにつきましては今の状況については委員会の方で詳細には御説明をさせていただきたいというふうに思っております。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) 市教委のことなんですけれども、いわゆる課題もあると。それではこれからの新しい時代、校舎も新しくなった、本当に安心して学習できる。いわゆる物理的なものが整った。いわゆるその中枢ですよね、教育の中枢の部分として新しい時代の流れに対応できるような市教委、教育委員会としての組織像というのをどのように教育長は考えておられるのか、お伺いをさせてください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 新しい時代への対応ということは当然ながら必要だというふうに考えておるわけですけれども、新たなこれに対応するための組織ということは今のところは考えておりません。現行のいろんな教育機関、教育システムをどのように充実させてこの時代に対応していくかというところをまず考えるのが私は先決ではないかというふうに思っておるところであります。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) それでは、ちょっと方向を変えさせていただきます。


 市内では30人学級、33人学級ということで、いわゆる少人数の学習体制というのが整ってるというふうにして感じてるんですけれども、私はそれでよしというふうな形にはならないであろうという。やはり家庭学習の習慣がなかなかついてない。そういうふうな形で、先ほどの御答弁の中にも昼間の時間だとかこの時間を使ってというふうにして個々に対応しておられるようなことをおっしゃっておりましたけれども、その場しのぎじゃなくていわゆるきちっとした私は体制というのを望んどるわけなんです。そのために、一面そういう一つの施策といたしましての放課後子どもプランというのがあると。そういう一つのところをつくって、その家庭学習の習慣、おさらい的なことを通しながら家庭学習の習慣づけをするということに対して申し上げているんですけれども、再度そのことに対しての御答弁をお願いいたします。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 南條議員御指摘のように、本市の大きな教育課題では学力の問題がございまして、その中で特にこの家庭学習の不足、欠如ということが問題でありまして、それにつきましては各校とも今家庭学習の手引を作成したり、あるいはそれぞれの授業時間に課題学習等を設定をしたりと今いろんな取り組みをしているところでございます。まだまだその辺での取り組みについては思った成果が出てきたという状況ではございませんので、今後も家庭学習の推進についてはいろんなことを、さまざまなプランを考えていかなきゃいけないというふうに思っております。


 今、議員から御提案の放課後子ども教室推進事業でございますが、これは平成19年度からだったと思いますが、新たに国が出した事業でございますけれども、本市では御承知のように放課後児童クラブを各7校に今設置をして軌道に乗せたところでございます。これは御承知のように1年から3年生まで、4年生以上の者についてはここでは預かるというような体制はとっておりません。4年生以上の子供につきましては、スポ少に入ったりあるいは図書館へ行って本を読んだり、さまざまな放課後の習い事等にも通っている子もおりますし、そういうことで対応した方がいいじゃないかということで、本市ではこの推進事業に参加するということはしなかったわけでございます。


 ただ、南條議員御指摘のように家庭学習の習慣づけということは私自身も必要だというふうに考えておりますので、これにつきましては当然ながらいろんな形でさらにその習慣づけについては推進をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) 世界的に一番学力の高いというのはフィンランドだそうですね。ここはエリート教育をしてるというんじゃないんだそうです。とにかく読書を重視をして、徹底して落ちこぼれをなくしたそうなんです。その落ちこぼれを出さない教育を徹底してやったら、世界一の学力というのがついたそうなんです。いわゆる落ちこぼれを出さないというのが、私は一番大事なことだろうと思うんですね。確かにスポ少だとかなんとかかんとかって、確かに皆さん忙しいですよ。でも、全部がそうだということじゃないんです。そこにぐっと引きつける教育、市教委としてのその魅力性、強さというのをやっぱり持っていただきたいというふうに思うわけなんですね。


 先日来「プロフェッショナル」、NHKの番組拝見させていただいたんですけれども、九州のある幼児学者、この方は素人さんからスタートした。とにかく幼児教育とかかわってみたいというふうにしておっしゃって、幼児教育に携わっていった。それでその方は画面も出ておりましたけれども、幼稚園ながら積算、いわゆる掛け算だとか跳び箱だとかというような驚異するようなことを展開しているわけなんです。何でかという一つのことを言っておりましたけれども、とにかく子供に対して競争させるんだと。競争するなっていう言葉もあるんですけど、それはきれいごとなんだって。あえて競争させるんだって。それから、悔しい思いをさせるって。徹底して褒めるんだって。このようなことをその学者が言っておられましたけれども、まさしくそうだなと。人間というのは、やっぱり刺激を与えて強くなって、それを褒めたたえていくことによってもっともっと成長していくんだなというふうにして、私もその番組を見させていただいて感じたわけなんですけれども、いわゆる読書の大切さ、それから落ちこぼれを徹底してなくすということに対してどのように感じておられるのか、お答えをください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 学力問題で世界一の学力はフィンランドということで、これもいろんなマスコミ等でも報道されましたので、私自身も何冊か本を購入しましてフィンランドの教育と日本の教育の違いというものを比較をしてみたことがございますが、今御指摘のように読書を非常に一生懸命取り組ませたとか落ちこぼれをなくすとか、あるいはフィンランドではかつてやっていた競争を廃して子供たち同士での教え合いというようなことを随分取り組んだというようなところも出ておりましたが、私は教育環境ということではフィンランドでは非常に教員の質が高いというところが日本と随分違うなというところを思いましたし、それから1学級当たりの子供の数も当然ながら日本よりも非常に少ないというところですね。文科省に対しては、そういう意味では教員の質を向上させると同時に量をふやすというようなことを常に教育長の会では申し入れているところでございますけれども、なかなかこのあたりは充実が図れないというところでございまして、本市でも学力の向上のためにはやはり教師の指導力を向上させることだということで、本市独自の教員研修等も県教委とは別に開催をしたりして努めているところでございます。


 子供に対しては、やはりできない子をできるようにさせるという底辺の子供の教育の充実を図るというようなこと、それから先ほどありましたある程度の刺激というものは私自身も必要ではあるというふうには思っておりますけれども、ただ、競争させればいいじゃないかということは、私はこれについてはいかがなものかというふうに思っております。いろんな形で本市の子供たちの学力が向上するように、さまざまな形で私自身もまた努力をしてまいりたいというふうに思っております。以上です。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) 読書の大切さということも先ほども私も言いました、教育長もおっしゃいました。やはり図書館に魅力というのを感じますか。私ね、蔵書だとかこうだとかというふうに確かにおっしゃる。それも一理だなというふうにも思うんですが、器というのはなかなか変えられない。そういう財政的にも厳しい状況の中でですけれども、いわゆるそこからやはり人間の教育の出発というのが私はあるんだと思うんですね。子供を連れてそれじゃ図書館へ行こうかという気には、私はなかなかならないんです。通路にしたって狭い。子供たちがお母ちゃんどうだというふうにちょっとお互いに親子の関係で一つの絵本を読むという雰囲気でもないし、これは私は一つは早急にやっぱり対応していただかなければならないことじゃないかなというふうにも思うわけなんです。そこら辺の図書館のいわゆる魅力性、それに対して教育長はどのように思われるんでしょうか。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 読書教育については、私も教育長就任以来随分力を入れてきたところでございまして、今御指摘の図書館の魅力ということも私は非常に重要なことだというふうに考えておりますが、今の御指摘の子供たちの図書館ということであれば学校の図書館がございまして、市内の10校の学校図書館は私はほかの市にも自慢ができるぐらい立派な魅力のある図書館だというふうに考えておりますので、ぜひ学校の図書館等も何らかの機会があればのぞいていただければありがたいなというふうに思っております。子供たちにとって魅力ある図書館として随分機能しているというふうに思っておりますし、その点、読書量もふえてきているように私は把握をしておるところでございます。


 ただ、市民図書館につきましては、先ほども申しましたようにいろいろ問題点がございますので、機能的に2つの本館、分館、もう分館はほとんど物置ような状況になっておりますので、このあたりのところにメスを入れなきゃいけないというふうに思っております。市民の皆さんからとれば、市民図書館ということでは魅力がまだまだそういう面では不足しているということでございまして、先ほど答弁でお答えさせていただきましたようにことしは緊急雇用の人員も配置をして、何らかの形で、できる範囲で改善をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) 私が申し上げているのは、今は市民図書館のことでございます。


 これは財政の裏づけも要ると思うんです。市長におかれましては、いろいろと状況的には厳しいとは思うんですけれども、何とかその魅力性をつくっていくというんですかね、そこからのいわゆる出発というふうにしてしっかりとらえて重視していただきたいなというふうに思っております。この点につきましては、市長部局からの応援もよろしくお願いをいたします。


 続きまして、ひまわり幼稚園のことでございます。


 後をどうするのか、確かに市民の皆さんの御意見を聞くということも大事でありましょう。その中で答えを出していくということも大事でありましょう。しかし、教育長としてどのように使おうかというふうにして思っておられるのか、まずお聞かせください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) ひまわり幼稚園の跡地の利用の問題につきましては、市民の皆様からの昨年来いろいろと御質問をいただいておるところでございまして、いろんな案が出てきておりますけれども、しっかりこのあたりのところは市民の皆様とともに議論をして、有効活用に努めたらというふうに思っております。


 私自身はまだ、今回4月から幼稚園の事務管理が子育て支援課の方に所管が変わったこともございまして、私自身は今ここで跡地についてこういうように利用すべきだということは控えさせていただきたいというふうに思います。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 南條議員。


○2番(南條可代子君) それでは、最後要望にさせていただきます。


 インフルのことでございます。確かに私は中学3年、高校3年と言いましたのはやはり試験を受けていくという子供たちでございます。何とかやっぱり健康体で受験をしてもらいたいという思いがあったからでございます。


 それから、この新型インフルにつきましては終息まで3年か4年ぐらいかかるであろうというふうにも言われておりますし、またそのワクチンというのが入ってくるのが10月ぐらいからになるであろうと。そこら辺の動きというのがちょっとわからないんですけれども、いわゆる健康体で受験をしていただくという面からにおきまして、やはりそういう一つの、本来であれば国がやるかもわからないですけれども、市の子供たちでございますので、しっかりとそこら辺の対応というのを、財政的な支援ということをお願いを申し上げまして質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。





◎休  憩





○議長(米村一三君) ここで休憩いたします。再開は午後1時15分といたします。


       (11時58分)





◎再  開(13時14分)





○議長(米村一三君) 再開いたします。


 午前中に引き続き各個質問を行います。


 柊康弘議員。


○5番(柊 康弘君) 会派かいゆうの柊康弘です。6月定例市議会に当たり、市長並びに教育長に質問いたします。最後の質問者となりましたので重複する点がございますが、通告のとおり質問させていただきます。


 初めに、観光振興策について何点か伺います。


 まず、混雑防止について伺います。


 ことしのゴールデンウイークの水木しげるロードへの入り込み客数は24万5,000人を数え、昨年の入り込み客数を上回る数字を記録しました。これは高速道路1,000円の政策はあったものの、観光協会、ロードに携わる多くの方々の努力が実を結んだものだと大いに称賛するものです。これまでもさまざまな課題を少しずつ改善されてきた関係者の方々の創意と工夫があればこそと思います。


 ことしの混雑を見ますと、まだまだ工夫の余地があるように感じられます。その一つが、米子市から境港市に向かう国道431号線の夢みなとタワーに右折する交差点の混雑です。交差点からタワーに到着するのに、30分以上も要する状態が続いたとのことです。観光客が境港市に来訪される最初の地点での混雑は印象が悪いのと同時に、この時間を活用すれば観光施設をさらに1カ所ぐらい見ることができるのにとの声がありました。竹内団地の関係者と協議の上、ぜひとも夏休み時期の混雑時には誘導員を置き、1つ先、2つ先の交差点から右折するよう誘導する必要があるのではと思います。早急な対応を求めるところであります。


 さらに、できることなら誘導員の方に鬼太郎のちゃんちゃんこを着用していただくなどの演出があれば、お客様はこの地点から鬼太郎ワールドに浸ることができるのではないでしょうか。


 次に、トイレ提供への助成について伺います。


 かねてより再三にわたり水木しげるロードのトイレ不足が指摘されてきましたが、ことしより新たな試みとしましてロード周辺の店舗、施設に協力していただき、お店のトイレの利用ができる看板が民間会社の厚意と工夫により製作、掲示されました。19店ものお店が協力されたとのことです。私も5月2日土曜日の昼ごろ、ロードの混雑ぶりを見に出かけましたところ、何カ所かのお店で使用中止の張り紙が看板の上に張りつけてありました。聞くところによりますと、トイレ施設の容量が少なく、満杯になったためやむなく使用中止の掲示をしたとのことです。中には、ゴールデンウイークの期間に3回もくみ取りを依頼したお店もあったようです。民間での自助努力や創意工夫に敬意を表するとともに、行政でも何らかの方策を打ち出すべきだと考えます。つきましては、この地区の下水道布設が一刻も早く実現するよう努める必要があるのではないでしょうか。市長のお考えをお示しください。


 同時に、協力いただいた各店のくみ取り経費を何らかの形で補てんする施設が必要ではないでしょうか。あわせてお答えください。


 次に、市職員のボランティアへの思いやりについて伺います。


 ことしのゴールデンウイークにも多くの市職員の方が水木しげるロードの混雑解消のお手伝いとしてボランティアで参加されていました。その数は延べ99人にも及ぶとのことです。当初は市民の間では出勤扱いとして参加されているとの誤解があったようですが、現在は無償のボランティアとして参加されているとの認識となっております。さらに、いつまでも無償のボランティアでは気の毒だとの声も聞かれるようになりました。


 市長の提唱される協働のまちづくりの一環として、いつまでもこのままにしておいてもよいのでしょうか。その厚意に報いる手だてを考える必要があるように思います。せめてお昼のお弁当ぐらい提供してはどうかとの市民の声も聞かれます。市長のお考えをお聞かせください。


 次に、水木しげる記念館の年中無休事業について伺います。


 5月26日の定例記者会見で、水木しげる記念館の年中無休事業についての発表がありました。議会ではかねてより無休開館が提言されており、やっと実現できたかとの思いです。新聞報道によれば、国の制度を活用し新規雇用の増加もあるとのことです。この決定は大いに歓迎するものであります。


 しかし、若干の懸念を言うならば、市職員の政策の提言が緊縮財政を志向される市長に遠慮し、前向きな、そして大胆な提言がされていないのではないだろうかという点です。水木しげる記念館の入館状況、ロード周辺店舗・施設の意向、観光客へのサービスという観点からすれば、市独自の予算でももっと早くから実現すべき手だてがあったように感じております。市長のお考えをお示しください。


 続いて、教育問題について何点か伺います。


 まず、幼稚園業務の移管効果について伺います。


 昨年12月の定例議会において、私は教育委員会が管轄している幼稚園業務を子育て支援課に移管し、幼児教育の一元化を図ってはいかがかと提言いたしました。早くも本年度より幼稚園は子育て支援課の主管となりました。幼稚園関係者に聞いてみますとおおむね好評のようであり、提言した者としてうれしく思っております。中村市長の迅速な判断、対応に深く敬意を表します。


 この機構改革の目的は、市の提供するサービスがより深まることではないかと考えます。この機構改革を実施するに当たって、さまざまな論議がなされたと思います。この改革によりどのような市民サービスが提供できるようになったのか、広く広報することも大切ではないかと考えます。この観点からの説明と、現時点で改善された事例があれば市長よりお示しください。


 次に、今年度末で廃園の予定となっているひまわり幼稚園に関して伺います。


 ひまわり幼稚園は場所もわかりやすく、市民の森に隣接しており、自然環境にも恵まれております。核家族化が大きく進み、育児の不安を抱える親が増加する中にあって、子育て支援施設の建設を望む声を同世代の方々からよく耳にします。現在の境港市の財政状況にあっては、学校の耐震化、建てかえの計画が進む中で新しい施設の建設は困難であろうと推測します。しかし、今後この廃園される施設を活用し、子育て施設への転用は幼稚園であったことからすると大きな費用を投ずることなく利用できると考えます。廃園後の利用について、構想があればお聞かせください。


 次に、食育の問題について伺います。


 今月は食育月間だそうですが、食育基本法の前文に、子供たちが豊かな人間性をはぐくみ生きる力を身につけていくためには、何よりも「食」が重要であると記されており、条文には学校、保育所等における食育の推進が定められております。食育の推進は、何といっても早期からの取り組みが重要ではないかと考えます。保育所では調理室を園内に設置することが義務づけられていることも、食育の重要性が考慮されてのことであると考えます。保育所では、園児と保護者に対して、食の大切さを伝えているのでしょうか。小学校生活へつなげる大切な基点だと思います。現在の取り組みについてお示しください。


 最後に、中学校給食について伺います。


 第二中学校の校舎建てかえにあわせて給食センターの建設が計画されておりますが、今後中学校給食への期待はますます高まるであろうと思われます。


 教育委員会では、保護者、生徒、教員のアンケート結果をもとに保護者のつくる愛情弁当がよいとの判断でありました。しかし、家族構成の変化、職場の多様化、賃金の低迷から共働きの家庭はますます増加しつつあると感じております。このような時代にあって、教育委員会は中学校の給食に関してどのような議論がなされているのか、教育長に伺います。


 さらに、教育長の中学校給食についての考え方をお示しください。


 また、愛情弁当がベストとの見解であるならば、食育という観点からPTAとどのような連携を持って食育の推進を図っているのかお示しください。


 以上、壇上での質問を終わります。


○議長(米村一三君) 市長の答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 柊議員の御質問にお答えをいたします。


 初めに、観光振興策について5点にわたってのお尋ねでございます。


 初めに、米子市から境港市へ向かう国道431号の夢みなとタワーに右折する交差点の混雑に工夫の余地がある。混雑時には誘導員を置き、1つ先、2つ先の交差点から右折するよう誘導する必要があるのではないかと。さらに、誘導員には鬼太郎のちゃんちゃんこを着せたらどうかという御提言もございました。


 夢みなとタワーへ向かう国道431号の交差点につきましては、ゴールデンウイークやお盆の交通渋滞対策に市としては今まで取り組んでおりませんでして、ETC、これの効果によって盆や秋のゴールデンウイークにも渋滞が予想されますので、夢みなとタワーや境港さかなセンター、大漁市場なかうらなど観光施設の皆様と誘導看板の設置や臨時駐車場の確保などについて考えていきたいと思います。


 それから、2つ目に水木しげるロードの下水道整備を一刻も早く整備すべきではないかというお尋ねでございます。


 水木しげるロードの下水道整備につきましては、今年度は境小学校前から北側に本町のロード交差点まで整備を行い、平成22年度から本格的に水木しげるロードの下水道整備に入って、大正川の東側までは平成23年度に整備を完了する予定としております。大正川の西側から境港駅までにつきましては今年度に事業認可区域を拡大いたしまして、平成24年度から26年度まで優先的に整備を行い、一日も早く観光客の利便性の向上に努めたい、このように考えております。


 次に、水木しげるロードのトイレ提供店舗へのくみ取り経費の補てんについてのお尋ねであります。


 ことしのゴールデンウイークのトイレ不足につきましては、地元の自主的なお取り組みによる民間会社のトイレの提供や水木しげるロード振興会による仮設トイレの設置、本市におけるしおさい会館のトイレ開放などによりまして、昨年に比べトイレ不足解消に大変効果があったと思っております。


 民間会社のトイレの提供につきましては、もっときめ細かく掃除すべきであったとか、トイレのくみ取りの反省点があったと伺っております。今後地元の方々がよく話し合いをされ、改善策を考えられると思いますが、いずれにせよ観光客のおもてなし向上につきましては引き続き地元の方々とよく相談をして対応してまいりたいと思います。


 次に、市職員ボランティアの厚意に報いる手だてが必要ではないかというお尋ねでございます。


 ゴールデンウイーク等の繁忙期には、駐車場の場内整理、水木しげる記念館入館者の誘導・整理の無償ボランティアの募集を行い、申し込みをいただいた職員に基本的に期間中1回、半日交代で余り無理のない範囲で協力をしていただいているところであります。協働のまちづくりの一環として、水木しげるロード振興会初め地元の方々とともに一緒になって汗をかき、水木しげるロードを訪れる観光客のおもてなしに今後とも職員の皆さんにボランティアをお願いしていきたいと考えております。


 この職員のボランティアに対しまして大変評価をいただきまして、大変私もうれしく思っているところでございます。この提言につきましてはありがたく受けとめさせていただきたい、このように思います。


 次に、5点目でありますが、水木しげる記念館の年中無休化事業について、市独自の予算でもっと早くから実現する手だてがあったのではないかということであります。


 水木しげる記念館の年中無休化につきましては、これまでにもさまざまな方々から御意見をいただいてきたところでありまして、ゴールデンウイーク、春休み、夏休み、年末年始につきましては臨時開館を実施してきたところであります。お客様に安全で管理の行き届いた館内を見学していただくために、機械設備のメンテナンス、庭園管理等をこれまで休館日に実施をしておりましたが、このたび機械設備のメンテナンス、庭園管理などを夜間に行い、職員2名を増員をして年々増加する観光客に対するサービスを向上させるために、年中無休化をすることとしたところであります。


 なお、職員2名の配置につきましては、3年間、市町村緊急雇用創出事業臨時特例基金事業を活用することとしたところでございます。


 次に、教育問題についてであります。


 初めに、幼稚園業務の移管によってどのようなサービスが提供可能となったのか。現時点で改善された事例があれば示せということであります。


 幼稚園業務が子育て支援課に移管されたことを受けまして、今年度から毎月幼保全16園合同の園長会を開催し、就学前の親子の状況などを保健師や栄養士などの関係職員と共有する場が持てるようになったところであります。これによりまして、母子手帳交付時から始まる母子保健施策の各園へのつなぎと連携が強化をされまして、子育て支援策がより実効性の高いものとなっております。


 具体的に申し上げますと、今年度からは過度なメディア接触を避け、家族の触れ合いを促進する家族のふれあい促進事業や保健師、栄養士、食生活改善推進員が合同で行う食育講話、食物アレルギーの研修会など、全幼稚園、保育所を対象に実施いたします。


 また、本市の保育料は幼保ともに安く、かつ保育内容も充実をいたしております。これらを記載したチラシを乳幼児健診など母子保健事業の場で配布するなど、市民に周知を図っているところであります。


 また、保育所では子供は初めて食べるものに抵抗を感じるため、1カ月に同じ献立を二度繰り返す2週間のサイクルメニューを取り入れておりますが、子育て支援課の管理栄養士と全園の調理師で園児の喫食状況等を確認をし二度目の献立を調整したり、食への関心やマナーなどをはぐくむよう毎月協議の場を設け、食育の推進を図っているところであります。


 次に、ひまわり幼稚園に関して、廃園される施設を活用し子育て支援施設建設を望む声を耳にする。子育て施設への転用については大きな費用を投ずることはない。廃園後の利用について、構想があれば示せということであります。


 この問題につきましては、午前中の南條議員の御質問にお答えをいたしましたとおり次世代育成支援後期行動支援計画を策定する中で、市民の皆様の御要望も踏まえ十分な議論をしてまいりたいと考えております。


 最後でありますが、保育所では園児と保護者に食の大切さを伝えているのか。小学校へとつなげる大切な基点である。現在の取り組みはどういうことであるかということでございます。


 保育所では調理の様子が廊下から見える利点を利用したり、調理師も毎日教室に入り食に関するお話をするなど、園児と保護者に対して食の大切さを伝えております。


 具体的には、実際に調理前の食材を園児に見せたり、エンドウやトウモロコシの皮むき体験をさせるなどし食への関心を高め、また先ほどの答弁の繰り返しになりますが、全園で保健師、栄養士、食生活改善推進員が合同で保護者を対象に食育講話などを実施をしております。私の方からは以上であります。


○議長(米村一三君) 教育長の答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 柊議員から、中学校給食について御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。


 中学校給食について、教育委員会ではどのような議論がなされているのか。また、教育長の考え方はどうなのか。そして愛情弁当ということであれば、食育推進の観点からPTAとどのような連携を図っているのかお尋ねでございます。


 教育委員会では、3月の定例委員会において義務教育施設等のあり方を考える会で中学校給食のあり方について調査し、協議した内容について報告をいたし、協議していただきました。


 その中で多くの委員からは、食育の中心は家庭である、教員の大半が反対している、親子のつながりという点などを理由に、現行の愛情弁当中心がよいのではないかという御意見をいただきました。ただし、今回の給食センター化にあわせて中学校給食について今後いろいろな選択肢を検討することの必要性も御示唆いただいておりますので、その点についての研究検討を早急に行い、結論を出したいと考えております。


 また、食育推進を図るためのPTAとの連携につきましては、平成17年度に母親委員会が中心となって市の栄養士及び学校栄養職員を講師として食に関する講習会を開催し、その中で弁当の調理実習を行いました。残念ながらこの活動はその後にはつながっておりませんが、私は食育の中心はやはり家庭であり、学校はその補完をするというのが理想と考えておりますので、今後は家庭、学校それぞれの役割を明確にし、その啓発も含めた連携の充実を図っていきたいと考えております。以上でございます。


○議長(米村一三君) 追及質問がございましたらどうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) 御答弁ありがとうございました。


 それでは、何点か追及をさせていただきます。


 まず、混雑防止についてはちょっと聞き漏れかもしれません。看板の設置を考えているということでよろしかったのでしょうか、ちょっと確認させてください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 竹内団地の観光関連の施設の皆様と相談をし、誘導看板を設置を検討するということでございます。


○議長(米村一三君) 柊議員。


○5番(柊 康弘君) 誘導看板の設置をということで、誘導員についてはお考えはないのでしょうか、お願いいたします。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) この誘導員についてもいろいろ協議をしたところでありますが、国道ということもありまして、かつては夢みなと博覧会があったときに3つの入り口から竹内団地の中に誘導するということをやったと思いますけれども、これもすべて看板でやったと思うんですね。国道上ですから大変危険も伴う。ロードなんかの案内とは違いますからね。そのあたりをよくよく考えてみないけないことではないかな、そう思います。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) 危険を伴うということで、専門の警備会社の方にお願いするとかしてでも誘導員が必要ではないかなという思いでおります。これは要望として言わせていただきます。


 次に、ロードのトイレの件なんですが、ロードの下水道の整備が平成23年までに大正川の東側まではいくということですが、これ済みません、確認させてください。23年に東側までは完了するという答弁だったでしょうかね。


○市長(中村勝治君) そのとおりでございます。


○5番(柊 康弘君) ありがとうございます。


 その先が24年から26年に向けて西側については優先的に整備するということです。できるだけ早い時期で、前倒しもできることであればやっていただきたいなと思います。


 それでトイレの設置、まだこれからもうちょっとふやさないと今の状況ではまだまだ絶対数が足りないと思うんですが、その辺をロード振興会の皆さんとともに行政も何らかの支援をしながら、公衆トイレとかそういったものをふやしていかないといけないんではないかと思いますが、その辺についてのお考えをお聞かせください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 市の方でも、しおさい会館ですか、こちらの方の開放もいたしました。そして物理的に今のところを仮設トイレで対応するしか方法ないわけでありますが、仮設トイレはなかなか利用しにくいという観光客の方の声も聞きまして、何とか各商店のトイレが利用できることについて、借用できないかということを佐名木議員にも、ロード関係者と話をして今回そういったことが実現できたわけでありまして、今後さらにまだまだ不足するということであれば、仮設のトイレとそしてさらに御協力いただく店を募っていく。そういった方法であろうと思います。


 その経費の問題につきましては、ロード振興会ともよく相談をさせていただきたいと思います。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) よろしくお願いいたします。


 それで水木しげる記念館のことについてですが、ちょっとこれこのトイレの件とも関連するのではないかと思うんですが、今、閉館するとゲートが手前のアーケードの下のところで閉まると思うんですが、これを閉館時間もそこをあけて、記念館前のスペースで記念撮影ができたりトイレが使えたりするようなことはできないものなのでしょうか。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) これは水木しげる記念館の管理上の問題もありまして、記念館の館長等からそのあたりの話は聞かないけんと思いますけれども、夜間になりますとトイレの開放、少し先には大正町もあるわけであります。そんなに日中のように訪れる方はおられない。管理上問題がなければ差し支えないと思いますが、館側の意向をよく聞いてみたいと思います。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) その辺また記念館の方ともいろいろ相談していただいて、検討していただきたいなと思います。


 次に、午前中の質問で南條議員さんの質問にもありましたが、ひまわり幼稚園の件なんですが、ぜひとも有効に活用していただきたいと思う次第であります。


 今現在、地域子育て支援センターがありますけど、若干私の感覚でいくと手狭であって、場所もちょっと市の中心地から離れていて偏った利用状況があるのではないかと心配するところなんですが、その辺の利用状況についてはどういった地区の方々が利用されているとか、そういった状況がわかればお聞かせください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 景山市民生活部長。


○市民生活部長(景山 憲君) 市長にかわりまして御答弁申し上げますけど、先ほど柊議員から御指摘ございましたけれど、市内の今の竹内にあります支援センターにつきましては市内一円から大体お集まりいただいておりますけど、例えば南の方の地域、中浜とか渡とかそういうとこの地域にも結構利用者がございます。そういうことも考慮しまして、先ほど市長が申し上げましたけどいろんなことを考えながら、今、柊議員の御提言にもございました子育て支援センター、例えば、例えばですよ、分館のようなものでもということだとは思いますが、その辺も十分検討したいと思います。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) 重ねての要望になりますが、ぜひともひまわり幼稚園の跡地を有効活用していただくようにお願いいたします。


 食育についてちょっと伺いたいと思います。


 学校において食育というのは地産地消が議論されておりますが、先ほど教育長の答弁では食育の中心は家庭だと。学校はその補佐というふうな答弁だったように思いますが、やはり学校においてもこの食育についてはしっかりと対応していただきたいなと思っております。現場の調理師の方と教育委員会の方ではどのような連携がとられて、メニューの検討などどういった形で行われているのかお聞かせください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) メニューの作成についての御質問でございますが、教育委員会にいる栄養士を中心に3名の職員が毎月の献立表については作成をしております。それについては、調理師がかかわることはございません。それでよろしいでしょうか。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) 3名の職員の方で献立をつくられて、その表をもとに調理師の方はマニュアルどおりにつくっているということでしょうか。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) そういうことでございます。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) これは希望というかあれなんですが、3名で献立つくられて、それをもとにまたその現場の調理師の方ともいろいろなさまざまな意見交換をしながら、よりよいというか、この3名でつくられたのが悪いという意味じゃないんですけど、またいろいろ議論をしながら子供たちに提供する給食の献立とかメニューについて協議をされてはいかがかなと思うんですが、その辺についてはいかがお考えでしょうか。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 献立を作成して、その説明については毎月1回調理師を集めてその説明会を開催しておりまして、その場でまたいろいろ協議等もしている状況でございます。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) わかりました。ありがとうございます。


 それで、先ほども申しましたけど食育は家庭が中心だということではありますが、肥満傾向の子供とかにとっては健康面だけじゃなくて運動会など学校行事、遠足等もございますが、そういったことへの参加もちょっとつらいお子さんもいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、家庭への指導といいますか、教育委員会としてじゃそういった肥満防止であったり健康な体づくりのために家庭への指導なんていうものはされているのかどうなのか。家庭に任せっきりなのか、その辺をお聞かせください。


○議長(米村一三君) 答弁を求めます。


 根平教育長。


○教育長(根平雄一郎君) 今の食育にあわせて健康教育ということになると思いますが、学校を通してこういうさまざまな問題については当然ながら指導はしているところでございますが、市教委として特別に肥満対策等の啓発というような事業は起こしておりません。


○議長(米村一三君) 追及質問どうぞ。


 柊議員。


○5番(柊 康弘君) 現在そういった指導はしてないということですが、先ほど来教育長もおっしゃっています学校、家庭、地域が一体となってやはり子供たちを育てていかないといけないなと思っております。教育委員会の方が中心となってと言うとちょっとまた語弊があるかもしれませんか、さまざまな連携を密にして地域の子供たちが健やかに育っていくように頑張っていただきたいという要望をさせていただいて終わります。ありがとうございました。


○議長(米村一三君) 以上で一般質問を終わります。





◎日程第3 議案第45号〜議案第58号


○議長(米村一三君) 日程第3、議案第45号、平成21年度境港市一般会計補正予算(第1号)から議案第58号、市道の路線の認定についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました議案について、議案質疑の通告がありませんのでお手元の付託表のとおり各委員会に付託いたします。





◎日程第4 議案第59号


○議長(米村一三君) 日程第4、議案第59号、平成21年度境港市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。


 ただいま上程いたしました議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 議案第59号の提案理由を申し上げます。


 議案第59号は平成21年度一般会計の補正予算第2号でありまして、国の平成21年度補正予算が成立したことに伴い、緊急雇用創出事業など経済危機対策として国の施策と歩調を合わせ取り組む経費を増額いたすものであります。


 歳出の主な内容について申し上げます。


 まず、緊急雇用創出事業として水木しげる記念館の9月からの年中無休化に伴い、新たなスタッフの雇用及び広報活動を行うための経費320万円余、夕日ヶ丘団地における定期借地権制度について近隣の市町村の住民に対してPRし、分譲促進を図るための経費234万円余など合わせて11事業の総額3,088万円余を増額し、新たに28人の雇用を創出するものであります。


 次に、国の地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用し実施する事業といたしまして、安全・安心の確保策としてひとり暮らしの高齢者世帯などに対し住宅用火災警報機を無料で配布及び設置するための経費1,966万円余、新型インフルエンザ対策としてマスクや消毒剤などを備蓄するための経費383万円余、地球温暖化対策として住宅用太陽光発電システムを新たに設置する個人に対しての助成金2,400万円、老朽化が進んでいる市道外浜線の舗装改修費1億150万円余などをそれぞれ増額しております。


 さらに、その他の経済危機対策事業といたしまして小学校就学前の児童を持つ子育て家庭への配慮として児童1人当たり3万6,000円を支給する子育て応援特別手当支給事業3,416万円、女性特有のがんの検診受診率向上を図るため、一定の対象年齢の女性に対して子宮頸がんと乳がん検診の費用を無料にするための経費990万円余、平成21年度から5カ年で計画しております義務教育施設の改修計画を一部前倒しして実施することとして、当初予算で計上しております余子小学校、外江小学校の設計に加えて誠道小学校を除く他の小学校4校分の耐震改修等の実施設計経費3,662万円余などをそれぞれ増額いたしております。


 歳入につきましては、経済危機対策として交付される国、県支出金を計上するほか財源として繰越金を増額いたしております。


 以上によりまして、歳入歳出それぞれ2億6,487万5,000円を増額し予算総額を126億5,894万8,000円といたすものであります。


 よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(米村一三君) 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。


              〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 質疑を終わります。


 議案第59号については、総務文教委員会に付託いたします。





◎日程第5 請願第1号、陳情第3号〜陳情第9号





○議長(米村一三君) 日程第5、陳情第3号、固定資産台帳を修正し、税金の精算を求める陳情から陳情第9号、最低賃金の引き上げと中小企業対策の拡充を求める陳情までを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました陳情及び請願は、お手元の付託表のとおり各委員会に付託いたします。





◎散  会(13時58分)





○議長(米村一三君) 以上で本日の日程は議了いたしました。


 17日から22日までは委員会審査等のため休会とし、次の本会議は6月23日午前10時に開きます。


 本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。





  地方自治法第?123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員