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鳥取県 境港市

平成21年第2回定例会(第1号 6月10日)




平成21年第2回定例会(第1号 6月10日)





6月定例会





    第2回 境港市議会(定例会)会議録(第1号)





 
平成21年6月10日(水曜日)午後1時30分開会


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第2号 議会の委任による専決処分の報告について


   報告第3号 平成20年度境港市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について


   報告第4号 平成20年度境港市下水道事業費特別会計繰越明許費繰越計算書の報告


         について


   報告第5号 平成20年度境港市後期高齢者医療費特別会計繰越明許費繰越計算書の


         報告について


   報告第6号 平成20年度境港市土地開発公社の決算に関する書類の提出について


   報告第7号 平成21年度境港市土地開発公社の事業計画に関する書類の提出につい


         て


   報告第8号 平成20年度財団法人境港市農業公社の決算に関する書類の提出につい


         て


   報告第9号 平成21年度財団法人境港市農業公社の事業計画に関する書類の提出に


         ついて


   報告第10号 平成20年度財団法人境港市文化福祉財団の決算に関する書類の提出に


         ついて


   報告第11号 平成21年度財団法人境港市文化福祉財団の事業計画に関する書類の提


         出について


第4 議案第36号 専決処分の承認を求めることについて


   議案第37号 専決処分の承認を求めることについて


   議案第38号 専決処分の承認を求めることについて


   議案第39号 専決処分の承認を求めることについて


   議案第40号 専決処分の承認を求めることについて


   議案第41号 専決処分の承認を求めることについて


第5 議案第42号 監査委員の選任について


   議案第43号 公平委員会委員の選任について


   議案第44号 固定資産評価審査委員会委員の選任について


第6 議案第45号 平成21年度境港市一般会計補正予算(第1号)


   議案第46号 平成21年度境港市老人保健費特別会計補正予算(第2号)


   議案第47号 平成21年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第1号)


   議案第48号 境港市職員の勤務時間、休憩時間、休日及び休暇に関する条例等の一


         部を改正する条例制定について


   議案第49号 境港市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定につい


         て


   議案第50号 境港市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定につい


         て


   議案第51号 境港市議会において議決すべき事件を定める条例制定について


   議案第52号 境港市児童クラブ条例の一部を改正する条例制定について


   議案第53号 境港市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について


   議案第54号 境港市手数料条例の一部を改正する条例制定について


   議案第55号 境港市土地開発公社定款の一部を変更することについて


   議案第56号 公有水面埋立に関する意見について


   議案第57号 市道の路線の廃止について


   議案第58号 市道の路線の認定について


第7 議員提出議案第1号 境港市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一


             部を改正する条例制定について





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員 (16名)


    1番  米 村 一 三 君      2番  南 條 可代子 君


    3番  佐名木 知 信 君      5番  柊   康 弘 君


    6番  浜 田 一 哉 君      7番  荒 井 秀 行 君


    8番  渡 辺 明 彦 君      9番  長 谷 正 信 君


    10番  岡 空 研 二 君      11番  定 岡 敏 行 君


    12番  松 下   克 君      13番  松 本   熙 君


    14番  永 井   章 君      15番  平 松 謙 治 君


    16番  田 口 俊 介 君      17番  竹 安   徹 君





 欠席議員


    な し





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君    副  市  長  安 倍 和 海 君


教育委員長    遠 藤 惠 裕 君    教  育  長  根 平 雄一郎 君


総 務 部 長  景 山 久 則 君    市民生活部長   景 山   憲 君


産業環境部長   山 本   修 君    建 設 部 長  佐々木 篤 志 君


市民生活部次長  荒 井 祐 二 君    産業環境部次長  阿 部   裕 君


                      教育委員会事務局次長


建設部次長    門 脇 俊 史 君             角   俊一郎 君


教育委員会事務局次長


         下 坂 鉄 雄 君    秘 書 課 長  佐々木 史 郎 君


財 政 課 長  築 谷 俊 三 君    地域振興課長   寺 澤 敬 人 君





事務局出席職員職氏名


局     長  洋 谷 英 之 君    局 長 補 佐  山 口 隆 道 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君    議事係主任    片 岡 みゆき 君





◎開  会(13時30分)





○議長(米村一三君) これより平成21年第2回境港市議会定例会を開会いたします。


 日程に先立って諸般の報告をいたします。


 事務局より報告させます。


○事務局長(洋谷英之君) 去る4月22日、第124回中国市議会議長会定期総会が開催され、米村議長が正副議長在職3年の表彰を受けられましたので、御報告いたします。以上でございます。(拍手)


○議長(米村一三君) 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(米村一三君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、岡空研二議員、定岡敏行議員を指名いたします。





◎日程第2 会期の決定





○議長(米村一三君) 日程第2、会期の決定を行います。


 本定例会の会期は、本日から6月23日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、6月10日から6月23日までの14日間と決しました。





◎日程第3 報告第1号 〜 日程第5 議案第44号





○議長(米村一三君) 日程第3、報告第1号、議会の委任による専決処分の報告についてから、日程第5、議案第44号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました報告並びに議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 報告第1号から報告第11号までの報告並びに議案第36号から議案第44号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 報告第1号及び報告第2号は、いずれも市の義務に属する損害賠償額を定めたものであります。それぞれ法の定めるところにより専決処分いたしましたので、御報告いたすものであります。


 報告第3号は、平成20年度一般会計におきまして定額給付金給付事業など5事業の繰越額が合計4億6,997万3,500円と確定いたしましたので、法の定めるところにより繰越明許費繰越計算書を作成し、御報告いたすものであります。


 報告第4号は、平成20年度下水道事業費特別会計におきまして下水道整備事業の繰越額が3,700万円と確定いたしましたので、法の定めるところにより繰越明許費繰越計算書を作成し、御報告いたすものであります。


 報告第5号は、平成20年度後期高齢者医療費特別会計におきまして後期高齢者医療システム改修事業の繰越額が462万円と確定いたしましたので、法の定めるところにより繰越明許費繰越計算書を作成し、御報告いたすものであります。


 報告第6号及び報告第7号は、境港市土地開発公社から、平成20年度の決算に関する書類及び平成21年度の事業計画に関する書類が提出され、これを承認いたしましたので、御報告いたすものであります。


 報告第8号及び報告第9号は、財団法人境港市農業公社から平成20年度の決算に関する書類及び平成21年度の事業計画に関する書類の提出がありましたので、御報告いたすものであります。


 報告第10号及び報告第11号は、財団法人境港市文化福祉財団から平成20年度の決算に関する書類及び平成21年度の事業計画に関する書類の提出がありましたので、御報告いたすものであります。


 以上11件の報告につきまして、御了承いただきますようお願い申し上げます。


 議案第36号から議案第38号までは、平成21年度の特別会計補正予算として専決処分をいたしたものであります。


 老人保健費特別会計につきましては、国庫負担金の未収入分による前年度の歳入不足に対しまして、前年度繰上充用金823万8,000円を新たに計上し、予算総額を992万9,000円といたしたものであります。


 土地区画整理費特別会計につきましては、保留地の未売却等による前年度の歳入不足に対しまして、前年度繰上充用金4億2,117万3,000円を新たに計上し、予算総額を5億3,700万4,000円といたしたものであります。


 市場事業費特別会計につきましては、歳出に見合った使用料の確保ができなかったことによる前年度の歳入不足に対しまして、前年度繰上充用金73万8,000円を新たに計上し、予算総額を4,641万9,000円といたしたものであります。


 議案第39号は、地方税法等の一部改正に伴い、境港市国民健康保険税条例につきまして所要の改正を行う必要が生じましたので、法の定めるところにより専決処分をいたしたものであります。主な内容といたしましては、増加する介護給付金を確保するために、介護納付金の課税限度額を引き上げるものであります。


 議案第40号は、地方税法等の一部改正に伴い、境港市税条例等につきまして所要の改正を行う必要が生じましたので、法の定めるところにより専決処分をいたしたものであります。主な内容といたしましては、土地が値下がりした場合に固定資産税の評価額を調整する特例措置を延長することなどであります。


 議案第41号は、国家公務員に準じて境港市一般職の職員の給与に関する条例等の改正を行う必要が生じましたので、法の定めるところにより専決処分をいたしたものでありまして、内容は、本年6月期の職員の期末手当の支給月数を0.15月、勤勉手当を0.05月、合わせて0.2月、それぞれ引き下げるとともに、勤勉手当のない市長、副市長及び教育長についても期末手当を職員と同じ0.15月引き下げるものであります。よろしく御審議の上、御承認いただきますようお願い申し上げます。


 議案第42号は、監査委員の庄司尚史氏が6月28日をもって任期満了となりますので、再び同氏を選任いたしたく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。


 議案第43号は、公平委員会委員の柏木慶氏が6月末日をもって辞任されることから、新たに江尻敏美氏を選任いたしたく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。


 議案第44号は、固定資産評価審査委員会委員の渡邉三郎氏が6月12日をもって任期満了となりますので、再び同氏を選任いたしたく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。


○議長(米村一三君) お諮りいたします。ただいま一括上程いたしました案件については、即決といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、日程第3から日程第5までは即決といたします。


 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。


                 〔質疑なし〕


○議長(米村一三君) 質疑を終わります。


 討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 定岡敏行議員。


○11番(定岡敏行君) 私は、ただいま即決議案として上程をされた議案第40号、境港市税条例の一部改正と、議案第41号、市の一般職員の職員給与に関する条例等一部改正についての専決処分を否決すべきとの立場から討論をいたします。


 議案40号、市税条例の一部改正には、2003年度から特例措置として行われてきた、本来ならば20%の株の譲渡益への税金を10%に半減するという証券優遇税制をさらに1年延長しようとするものです。この証券優遇税制、その恩恵にあずかれる者は、およそ巨額な資金を動かせる高額所得者ばかりと言っていいでしょう。06年度分の国税庁の申告所得税標本調査による分析によれば、合計所得が100億円を超える大金持ち、わずか10人ほどで183億円もの減税になっています。豊田章一郎トヨタ自動車株式会社名誉会長は、1人で約1億6,000万円もの減税というものです。例えばここにトヨタ自動車の平成20年度決算書がありますけれども、これによりますと4,610億円もの損失の中、1株当たり年間100円、総額3,135億円、大株主10社だけで1,296億円という巨額の配当を行っています。100年に1度の大不況だと労働者には派遣切りや賃下げ、路頭に迷わせながら、株主にはこの高額配当です。そんな株式所得や譲渡益にさらに1兆円もの大幅減税の必要がどこにあるのでしょうか。そんなお金があるのだったら暮らしに回せというのが真っ当な国民の声です。国が決めたことであるとはいえ、悪政を続ける自民・公明の政治に対して地方から声を上げなければならないときに、しようがないでは済まされません。同条例改正の専決に賛成はできません。


 議案第41号、一般職員の職員給与に関する条例等の一部改正は、人事院勧告に沿って市職員の期末・勤勉手当を0.2カ月分減額しようとするものです。民間給与の下落に合わせる、こういう理屈ですけれども、もともと人事院勧告は夏の一時金支給には間に合わないので年末一時金に反映するという形で、時間差はあっても全体としては水準調整が行われる仕組みになっているものです。それを無視するこの削減は、人事院勧告のルールさえ無視するものです。余りにものていたらくぶりで国民からすっかり見放された自民・公明政権が、選挙受けをねらって公務員のボーナスをカットしたなどと公務員たたきのアピールをする、これがねらいの一つであります。


 もう一つのねらいは、官民問わぬ賃金ダウンの加速であります。民間が下がっているからと公務員給与を下げ、今度は官も下げたとさらに民間も抑え込む。打撃を受けるのは公務員労働者だけではありません。民間に働く賃金もさらに抑え込むことになるでしょう。陰でほくそえむのは大企業、財界というわけであります。


 この削減分は、一般職で平均5万円にもなるそうです。地域所得の大きな部分を占めている地域の公務員所得の削減は、そのまま地域消費の冷え込みにつながることにもなるでしょう。社会の荒廃を招く貧困を広げるばかりとも言えます。こんな国の言いなりの条例改正に賛成をするわけにはなりません。


 そして、議案40号、議案41号、この2つをあわせて考えてみますと、片方では株でもうけた大金持ちの不労所得には莫大な減税、片方では、汗水流して働いた労働者にはゆえない賃金カットです。こんな逆立ちした政治を正して、働く普通の国民が普通に暮らしてゆける真っ当な社会へ、境港市議会が御一緒になって役割を果たしていけますように皆さんの御賛同をお願いし、討論を終わります。ありがとうございます。


○議長(米村一三君) 討論を終わります。


 採決いたします。


 ただいま討論のありました議案第40号、専決処分の承認を求めることについて、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第40号は、原案のとおり承認することに決しました。


 続いて、議案第41号、専決処分の承認を求めることについて、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第41号は、原案のとおり承認することに決しました。


 次に、議案第36号から議案第39号までの専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、それぞれの専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに決しました。


 次に、議案第42号、監査委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号は、原案のとおり同意することに決しました。


 次に、議案第43号、公平委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号は、原案のとおり同意することに決しました。


 次に、議案第44号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は、原案のとおり同意することに決しました。





◎日程第6 議案第45号〜議案第58号





○議長(米村一三君) 日程第6、議案第45号、平成21年度境港市一般会計補正予算(第1号)から、議案第58号、市道の路線の認定についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 議案第45号から議案第58号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 議案第45号は、平成21年度一般会計の補正予算(第1号)であります。


 まず、歳出の主な内容について申し上げます。


 総務費におきましては、訴訟経費として弁護士報奨金67万円余を増額。労働費におきましては、雇用対策としてふるさと雇用再生特別交付金を活用して行う福祉の店の販売補助員を新たに雇用するための経費81万円余を増額。農林水産業費におきましては、5戸以上の農家で構成する生産組合に対して、里芋や白ネギの貯蔵施設などを整備するための補助金3,800万円、漁業雇用促進緊急対策事業として新たに沖合漁業に就業しようとする者に対して漁業体験事業を実施するための補助金542万円余、イカ釣り漁業団体に対するインドネシア共和国からの漁業研修生受け入れ経費274万円余をそれぞれ増額。商工費におきましては、消費生活相談機能の拡充を図るための経費262万円余、環日本海定期貨客船の就航に伴う記念式典開催などの経費242万円余、指定寄附に伴う水木しげる基金への積立金2,000万円などをそれぞれ増額。教育費におきましては、平成23年度から実施される小学校高学年の英語活動に向けた準備経費45万円、だれでも気軽にできるニュースポーツ、ターゲットバードゴルフの環境整備と普及啓発経費100万円、市民温水プールの屋内監視カメラの取りかえ修繕費35万円余をそれぞれ増額しております。


 歳入につきましては、歳出に伴う県支出金などを計上するほか、財源として繰越金を増額いたしております。


 以上によりまして、歳入歳出それぞれ7,407万3,000円を増額し、予算総額を123億9,407万3,000円といたすものであります。


 議案第46号は、平成21年度老人保健費特別会計の補正予算(第2号)であります。平成20年度に概算払いを受けておりました社会保険診療報酬支払基金からの交付金等の精算に伴う返還金122万6,000円を増額し、予算総額を1,115万5,000円といたすものであります。


 議案第47号は、平成21年度介護保険費特別会計の補正予算(第1号)であります。介護保険制度の周知広報用パンフレットの作成経費49万2,000円を増額し、予算総額を26億6,810万9,000円といたすものであります。


 議案第48号は、境港市職員の勤務時間、休憩時間、休日及び休暇に関する条例等の一部改正で、国家公務員に準じて職員の勤務時間を現在の1日8時間を1日7時間45分と改めるものなどであります。


 議案第49号は、境港市職員の退職手当に関する条例の一部改正で、国家公務員に準じて在職期間中に懲戒処分を受けるべき行為があったと認められる退職職員に対して、退職手当の返納を命ずることができる規定などを定めるものであります。


 議案第50号は、境港市税条例の一部を改正する条例の一部改正で、地方税法等の一部改正に伴い、個人市民税における住宅ローン特別控除を創設するなど、所要の改正を行うものであります。


 議案第51号は、境港市議会において議決すべき事件を定める条例の制定で、定住自立圏形成協定を締結することなどを市議会の議決事件として新たに定めるものであります。


 議案第52号は、境港市児童クラブ条例の一部改正で、学校保健法施行規則の改正に伴い、引用条文などを改めるものであります。


 議案第53号は、境港市国民健康保険税条例の一部改正で、地方税法等の一部改正に伴い、上場株式等の配当所得に係る国民健康保険税の課税の特例など、所要の改正を行うものであります。


 議案第54号は、境港市手数料条例の一部改正で、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の施行に伴い、長期にわたって良好に使用できる措置が講じられた住宅の建築計画等を認定する業務について、手数料の額を新たに定めるものであります。


 議案第55号は、境港市土地開発公社定款の一部を変更するもので、借地借家法の改正に伴い、引用条文を改めるため、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。


 議案第56号は、かつて渡船場だった相生町地先の公有水面の埋め立てに関し、鳥取県知事から意見を求められましたので、本市としてこれに異存がない旨回答することについて、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。


 議案第57号及び議案第58号は、市道の廃止と認定でありまして、昭和町内の1路線の一部を払い下げるために、一度その路線を廃止し、払い下げる箇所以外の路線を改めて市道に認定するものであります。


 以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(米村一三君) ただいま一括上程いたしました各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますので、その際といたします。





◎日程第7 議員提出議案第1号





○議長(米村一三君) 日程第7、議員提出議案第1号、境港市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。


 提案者の提案理由の説明を求めます。


 浜田一哉議員。


○6番(浜田一哉君) 会派かいゆうの浜田一哉です。議員提出議案第1号、境港市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由を申し述べます。


 事のいきさつについて、まず御説明いたします。


 国家公務員の6月支給の期末手当を一部凍結する法案が5月29日に国会で承認され、これを受けて同日、境港市は職員組合と協議の上、市長の専決処分により、市職員の期末手当一部凍結を、国に準じてすることとなりました。市職員の方々の英断に、改めまして敬意を表する次第であります。


 議会では、5月中にこの件に関する議会の対応を決定すべく説明会、勉強会を開催し、5月29日に臨時議会の開催をも視野に入れた準備をしておりました。しかしながら、国会での法案審議のおくれにより臨時議会開催が物理的に不可能となり、その結果として専決処分による市の対応が先行したものとなりました。


 我々市議会といたしましても、6月定例議会の冒頭におきまして市職員の凍結とあわせて行われました特別職と同水準の議員期末手当の凍結をここに提案いたします。


 その理由として、この地域の経済の低迷により、市内の各企業における夏のボーナスは大変厳しい状況にあること、また議員の期末報酬は従来から職員に準じてきた経緯があります。議員の期末手当の凍結は、時間をかけて十分に議論すべしとの意見もありましたが、現在の経済状況に、より素早く対応すべきであります。10%近くの額の凍結は、皆様方にとりましても大きな額であると推察いたします。しかしながら、ノーブレス・オブリージュという言葉があります。欧米社会における基本的な道徳観を示す言葉だそうですが、市議会議員といえども、この心意気を持つべきだと考えます。同僚議員の御賛同をぜひともお願いいたしまして、私の提案理由といたします。以上です。


○議長(米村一三君) 討論の通告がありますので、これを許します。


 松下克議員。


○12番(松下 克君) 私は、ただいま上程されました議員提出議案第1号について、反対の立場で討論を行います。


 政府は、国家公務員の夏季手当の支給について、経済悪化に伴う人事院の勧告のとおり減額支給を決定し、同時に地方自治体においても同様の対応措置を講じるよう要請が行われております。本市においても一般職及び特別職の夏季手当について所定の手続を行い、先ほど承認、可決されたところであります。


 ところで、本件議案は議会側においてもこの事態を追認し、来る12月支給の期末手当の減額に関する条例改正を行うものであります。


 私は、この議案について若干の疑義を申し述べたいと存じます。


 まず初めに、国民の痛みを共有するこのたびの措置に賛同の思いもありますが、本筋において公務員給与と議員の報酬は体系が異なること、また両者における職分の違いも明らかであることから、原案については慎重に検討すべき事項であると考えます。


 いずれにしましても、地方分権を標榜する私どもが人事院の勧告に追随するかの行為は、まさに軽挙妄動と言わざるを得ません。現下の地域社会の現状は、より深刻であることを認識しなければならないのであります。


 先般、私は鳥取県統計課が公表した市町村別市民経済計算の推計と雇用者報酬について担当課長の来訪を受け、統計資料の内容について説明を受けたところであります。結局のところ資料の積算について折り合いがつかず、確認作業を持ち越しているのであります。


 今、ここに国、中央の経済事情を理由に議員報酬の減額を可決するのであるならば、それこそ地域社会の実情を検証した上で、このことを提案理由の第一義に掲げて上程すべきであります。厳しいことを申しますが、本議案は地方自治の優先順位を取り違えた安易な迎合ではないでしょうか。私は、12月支給までの間、猶予期間もあることから、改めて議論を重ね、議会の独自性を発揮すべきであると考えます。


 以上の理由により、議員提出議案第1号について、私は反対の意思を表明して、討論を終わります。


○議長(米村一三君) 続いて定岡敏行議員。


○11番(定岡敏行君) 私は、ただいま上程された議員提出議案、市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例を一部改正をする条例制定について討論いたしますが、これは人事院勧告による市の一般職員の期末手当凍結に準じて、議員の期末手当を削減しようとするものですが、反対討論がありましたので、賛成する立場から行います。


 先ほどの専決議案の討論でお聞きいただきましたように、私は一般職員の期末手当の凍結には反対です。何よりも市民福祉のために頑張る公務員労働者の暮らしを直撃するものですし、民間にも波及する、必ずはね返ってくるものであるからです。


 しかし、他の議員の皆さんによって凍結されることになりました。私は、議員の報酬についても本来、安ければよいという立場に立つものではありませんが、一般職員の期末手当は凍結、議員は据え置き、こういうことは許されることではありません。


 最近こういうことがありました。4月末でしたけれども、夜中に、友達が死にかけている、急いで来てくれという電話があり、駆けつけてみると、そこは万年床、周りは散らかり、ぬれた布団に一人の男性が伏せっていました。意識はあって、状況を聞くことはできました。職がなし、ひとり暮らしの57歳、1カ月食事をしていない、水ばかり飲んでいたということであります。立ち上がることもできませんでした。すぐ救急車を要請し、無事、済生会に入院をしていただくことができました。いまだ入院中です。私自身、こんな経験は初めてのことでありますけれども、大都会の片隅ならいざ知らず、こんな身近なところでと驚いたことでした。


 もう一つは、58歳、やはりおひとり暮らしの御婦人のことです。市内のお店にフルタイムで働いて、平均11万円ぐらいの収入だったのですが、この不況でお店の方も大変です。年配の従業員には3月末の退職かパートへの変更を求めてきたのだそうです。そこしか居場所のない彼女にとっては、パートをやむなく選択です。4月から午前中4時間、20日ぐらいの勤務ということになってしまい、収入が半減です。4月分の給与明細を見せてもらいましたが、6万6,000円ちょっとの支給総額、手取りは5万8,000円余りで、ここから家賃の3万円を払えば、食う金は一体どこにという状況です。4月、5月、一体どうしていたのと聞きましたら、パン1枚、お握り1個、夜は……。と、聞くのもつらい暮らしの毎日であります。


 地方議員とて政治家、こういう暮らしの現実が広く市民に押し寄せる中、筋がどうであれ、先憂後楽という言葉があります。苦しみは市民より先に、楽しみは後にという考え方です。政治家としての議員の期末手当も足並みそろえて凍結をするのは余りにも当然なことではないでしょうか。


 議会としての臨み方についていろいろ議論はありましたけれども、期末手当のカットについては境港市議会、みんな賛成して決めたよということになりますように、市民に報告ができますように、反対者の方の再考もお願いをし、期待をして、討論を終わります。(拍手)





○議長(米村一三君) 討論を終わります。


 お諮りいたします。議員提出議案第1号、境港市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり決しました。





◎散  会(14時13分)





○議長(米村一三君) 以上で本日の日程は議了いたしました。


 次の本会議は、6月15日午前10時に開きます。


 本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。





  地方自治法第?123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員