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鳥取県 境港市

平成21年第1回定例会(第5号 3月24日)




平成21年第1回定例会(第5号 3月24日)





3月定例会





    第1回 境港市議会(定例会)会議録(第5号)





 
平成21年3月24日(火曜日)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 発言の取り消しについて


第3 議案第7号 議案第17号 議案第18号 議案第19号


   議案第20号 議案第21号 議案第34号 議案第35号


                          (総務文教委員会委員長報告)


   議案第8号 議案第9号 議案第10号 議案第11号


   議案第12号 議案第13号 議案第14号 議案第15号


   議案第16号 議案第22号 議案第23号 議案第24号


   議案第25号 議案第26号 議案第27号 議案第28号


   議案第29号 議案第30号 議案第31号 議案第32号


   議案第33号


   陳情第1号 陳情第2号


                          (経済厚生委員会委員長報告)





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員 (16名)


    1番  米 村 一 三 君      2番  南 條 可代子 君


    3番  佐名木 知 信 君      5番  柊   康 弘 君


    6番  浜 田 一 哉 君      7番  荒 井 秀 行 君


    8番  渡 辺 明 彦 君      9番  長 谷 正 信 君


    10番  岡 空 研 二 君      11番  定 岡 敏 行 君


    12番  松 下   克 君      13番  松 本   熙 君


    14番  永 井   章 君      15番  平 松 謙 治 君


    16番  田 口 俊 介 君      17番  竹 安   徹 君





 欠席議員


    な し





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君    副  市  長  安 倍 和 海 君


教  育  長  根 平 雄一郎 君    総 務 部 長  松 本 健 治 君


市民生活部長   景 山   憲 君    産業環境部長   足 立 一 男 君


建 設 部 長  景 山 久 則 君    総務部次長    松 本 吉 司 君


行財政改革推進監 宮 辺   博 君    市民生活部次長  佐々木 篤 志 君


市民生活部次長  荒 井 祐 二 君    産業環境部次長  阿 部   裕 君


教育委員会事務局次長


         洋 谷 英 之 君    秘 書 課 長  佐々木 史 郎 君


総 務 課 長  渡 辺 恵 吾 君    財 政 課 長  下 坂 鉄 雄 君


地域振興課長   寺 澤 敬 人 君    管 理 課 長  宮 本 衡 己 君


生涯学習課長   角   俊一郎 君





事務局出席職員職氏名


局     長  山 本   修 君    局 長 補 佐  山 口 隆 道 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君    議事係主任    片 岡 みゆき 君





◎開  議(10時00分)





○議長(米村一三君) おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(米村一三君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、佐名木知信議員、永井章議員を指名いたします。





◎日程第2 発言の取り消しについて





○議長(米村一三君) 日程第2、発言の取り消しについてを議題といたします。


 渡辺明彦議員から、3月11日の本会議での同議員の最後の発言について、取り消したいとの申し出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、渡辺明彦議員からの発言の取り消しの申し出については、許可することに決しました。





◎日程第3 議案第7号〜議案第35号・陳情第1号・陳情第2号


      (各委員会委員長報告)


○議長(米村一三君) 日程第3、議案第7号から議案第35号及び陳情第1号、陳情第2号を一括上程し、各委員会委員長の報告を求めます。


 まず、総務文教委員会委員長、岡空研二議員。


○総務文教委員会委員長(岡空研二君) おはようございます。総務文教委員長報告を行います。


 今期定例会において、総務文教委員会に付託された議案は8件であり、3月12日と13日に平成21年度一般会計予算について、また、17日には条例関係5件、その他2件について、中村市長初め関係部課長、担当職員出席のもと、慎重に審査したところであります。


 最初に、議案第7号、平成21年度境港市一般会計予算について申し上げます。


 平成21年度予算案は、厳しい財政環境のもと、歳入においては、法人市民税や固定資産税などの落ち込みにより、市税収入は大幅な減収となると見込まれております。しかしながら、国の景気対策もあり、地方交付税や臨時財政対策債の特例的な増額によって、一般財源の総額は前年より増加となっております。歳出においては、経費全般について、これまで同様、節減、合理化に努める一方、市民生活に密着した諸事業は堅持しつつ、幾つかの分野において将来に備えた新規事業を盛り込むなど、積極的な意図を持っての予算編成であります。


 一般会計予算の総額は123億2,000万円で、前年度の当初予算に比べ1.9%の減となっております。主な内容としては、引き続き職員給与カットなどによる総人件費の抑制をするなど歳出削減に努める一方、子育て支援、教育の分野においての新たな取り組みや雇用機会を創出するための諸事業に対しての予算措置が行われております。


 この議案第7号、平成21年度一般会計予算の採決の結果は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。ただし、2名の委員より反対の意思表示がありましたことを付言いたします。


 また、審査の過程において、本予算執行に際しては、次の事項に留意を求める意見があったことをあわせて報告いたします。


 1、市税全体の収入率において、前年度当初より高く見積もられていることを評価するところであるが、市税等の滞納繰越分について、さらなる収納率の向上に努められたい。


 2、施設の維持管理や修繕について、今後もしっかりと計画的に行うよう努められたい。


 3、ふるさと雇用再生事業の実施に当たっては、事業期間終了後も引き続き雇用が見込めるよう努められたい。


 4、補助金、負担金のあり方や市内のイベント開催における市の関与体制については、対象とする事業や団体の実態を見きわめて、一層の適正化を図られたい。


 5、夕日ヶ丘の分譲促進について、さまざまな方策により惜しむことなくPR活動を展開するとともに、一般定期借地権制度を導入するに当たっては、分譲目標件数を設定し、その達成に努められたい。


 6、文教施設の大規模改修等に当たっては、幅広い意見を求めるとともに、可能な限り環境教育対策を導入されたい。


 7、各種選挙に当たっては、さまざまな方策により一層の投票率向上に努められたい。


 以上であります。


 次に、条例関係についての議案5件について申し上げます。


 議案第17号は、境港市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてで、職員の通勤手当の支給区分及び金額を改めるとともに、地方公務員法の規定に基づき、生命保険料など職員の給与から控除できるものを定めるものであります。


 議案第18号は、境港市一般職の職員の給与の特例に関する条例制定についてで、平成21年度において、職務の級が2級以上である職員の給与を職務の級に応じて1%から5%それぞれ減額するものであります。


 議案第19号は、市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定についてで、市長の給与を20%、副市長及び教育長の給与を15%減額する期間を平成22年3月31日まで延長するものであります。


 議案第20号は、境港市職員の勤務時間、休憩時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例制定についてで、職員の特別休暇に裁判員として裁判所へ出向く場合を追加するものなどであります。


 議案第21号は、統計法等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてで、統計法等の改正に伴い、「指定統計」を「基幹統計」に改めるなど、境港市個人情報保護条例及び境港市企業立地の促進及び雇用の拡大に関する条例の規定をそれぞれ整理するものであります。


 以上5件については、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 議案第34号及び議案第35号は、いずれも市の権利の放棄であります。市民会館ホール使用料と市立幼稚園保育料について、債権者の所在不明、生活困窮により回収が困難なものにつき、請求権を放棄するものであります。


 委員からは、今後の市民会館ホール使用料の未納対策について、数点の質疑がありましたが、審査の結果、2件とも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で総務文教委員会に付託された議案についての審査結果報告を終わります。


○議長(米村一三君) 次に、経済厚生委員会委員長、荒井秀行議員。


○経済厚生委員会委員長(荒井秀行君) おはようございます。経済厚生委員長報告を行います。


 今期定例会において経済厚生委員会に付託された議案21件、陳情2件について、審査の結果を申し上げます。


 審査に当たりましては、中村市長を初め担当部課長、関係職員出席のもとに慎重に審査したところであります。


 初めに、議案第8号、平成21年度境港市国民健康保険費特別会計予算について申し上げます。


 これは、保険給付費の過去の実績等を考慮するとともに、その他運営に必要な経費を計上し、予算総額を39億3,384万7,000円とするものであり、委員からは、国保税介護分について税率を引き上げない手だてはなかったのかという質問もありましたが、国の制度上の仕組みであり、引き上げざるを得ないとの説明があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。ただし、1名の委員から反対の意思表示がありました。


 次に、議案第9号、平成21年度境港市駐車場費特別会計予算について申し上げます。


 これは、市営駐車場の維持管理費や公債費などの所要の経費を計上し、予算総額を6,164万6,000円とするものであり、委員からは、支出削減に関して公債費の償還や管理費のあり方などについての質疑がありましたが、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第10号、平成21年度境港市下水道事業費特別会計予算について申し上げます。


 これは、上道町、元町、湊町などの管渠整備費や下水道センター電気設備更新に係る経費などを計上し、予算総額を27億7,761万5,000円とするものであり、委員から竹内団地下水道管の修理をしなければならない理由、原因についての質疑などがありましたが、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第11号は、平成21年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算についてであります。


 これは、21年度新規貸付数を4件見込み、予算総額を1,231万6,000円とするものであり、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第12号は、平成21年度境港市老人保健費特別会計予算についてであります。


 これは、老人保健制度は平成20年3月で廃止されましたが、清算業務に係る所要の医療諸費などを計上し、予算総額を169万1,000円とするもので、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第13号は、平成21年度境港市介護保険費特別会計予算についてであります。


 これは、保険給付費の過去の実績を考慮するとともに、その他運営に必要な所要の経費を計上し、予算総額を26億6,761万7,000円とするものであり、委員からは、大変厳しい状況で生活をしている世帯にとって、今回の保険料の引き上げは痛手である。制度的欠陥があるのではないかという意見がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。ただし、1名の委員から反対の意思表示がありました。


 次に、議案第14号は、平成21年度境港市土地区画整理費特別会計予算についてであります。


 これは、深田川土地区画整理と境港新都市土地区画整理のそれぞれの保留地事業に係る公債費などを計上し、予算総額1億1,583万1,000円とするもので、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第15号は、平成21年度境港市市場事業費特別会計予算についてであります。


 これは、市場関係者詰所と汚水処理施設の管理に係る諸経費や公債費などの所要の経費を計上し、予算総額を4,568万1,000円とするもので、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第16号は、平成21年度境港市後期高齢者医療費特別会計予算についてであります。


 これは、鳥取県後期高齢者医療広域連合への納付金のほか、保険料の徴収事務費など所要の経費を計上して、予算総額を3億3,925万4,000円とするもので、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第22号は、境港市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、受益者負担金に係る単位負担区として、新たに第5負担区を定め、その負担金額を第2、第3、第4負担区と同額の1平方メートル当たり420円とするとともに、延滞金の計算方法を市税等の計算方法に改めるものであり、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第23号は、境港市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、特定家庭用機器再商品化法、いわゆる家電リサイクル法施行令の一部改正に伴い、液晶テレビなどを特定家庭用機器廃棄物に追加するほか、排出された一般廃棄物を市や委託業者以外の者が収集、運搬することを禁止する規定を新たに定めるもので、委員からは、その監視体制や、この条例制定が提案されるに至った経緯、また、市や委託業者以外の者による収集、運搬の現状についてなどの質疑がありましたが、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第24号は、水木しげる記念館条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、記念館に導入する音声ガイド機器の使用料を新たに定めるものであり、委員からは、貸し出しをする音声ガイド機器の盗難防止策等についての質疑があり、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第25号は、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例制定についてであります。


 これは、竹内団地や昭和町など、市内の企業立地重点促進区域において、工場等の緑地及び環境施設面積の割合を緩和するために、工場立地法に基づく準則にかえて適用すべき準則を定めるものであり、委員からは、該当区域の近隣住民との意見調整や、きちんとした説明により近隣住民の理解を求めることを要望し、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第26号は、境港市市場関係者詰所条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、市場関係者詰所を使用することのできる者に水産物流通を営む市場関係団体を追加するものであり、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第27号は、境港市消防団条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、消防団員の資格を緩和するとともに、機械器具の点検を行ったときの費用弁償などの規則を改めるもので、委員からは、団員確保に関する質疑がありましたが、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第28号は、境港市特別医療費助成条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、健康保険法施行令の一部改正に伴い引用条文を改めるものであり、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第29号は、境港市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、介護保険料の改正にあわせ、国民健康保険税の介護納付金課税額の税率などを改めるものであり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。ただし、1名の委員から反対の意思表示がありました。


 次に、議案第30号は、境港市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、平成21年度から平成23年度までの介護保険料について、保険料段階及び保険料率をそれぞれ改めるもので、委員からは、国の制度設計のミスからくる改正で問題があるという意見もありましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。ただし、1名の委員から反対の意思表示がありました。


 次に、議案第31号は、境港市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定についてであります。


 これは、介護報酬の改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため、国から交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を適切に管理するための基金を設置するものであり、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第32号は、境港市介護予防事業の手数料の徴収に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、介護保険法の改正に伴い引用条文を改めるものであり、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第33号は、建設工事の委託に関する協定の変更についてであります。


 これは、平成20年9月に議決した下水道センター電気設備工事の委託に関する協定について、下水道事業団において実施設計を行い検討した結果、システム構成の変更及び機器の増設等が必要となったことから、契約金額を1億7,430万円から2億8,410万円に変更するものであり、委員からは、当初の契約の段階で十分に精査が必要という意見があり、また、市長にあてられた下水道事業団理事長からの設計ミスに関する今後の対応策についての回答文書も確認したところであります。


 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、陳情2件について申し上げます。


 陳情第1号、後期高齢者医療制度被保険者への資格証明書交付についての陳情は、鳥取県保険医協会理事長、松本拾氏から提出されたものです。


 陳情趣旨は、後期高齢者医療制度において、75歳以上の高齢者に対しても資格証明書の交付ができることが制度化されたことについて、広域連合に対し、これを原則として交付しないよう、また、故意に保険料を払わない悪質滞納者への対応についても交付の基準を厳格化するように、意見書提出を求める陳情であります。


 委員からは、可能な限り資格証明書はない方がよいと思うが、悪質な場合についてはやむを得ないという意見、また、払えない人と払わない人は違うという意見がある一方、本人の立場に立って考えることが必要で、資格証を交付しないことを第一義とすべきであり、陳情内容については当然であるとの意見もありました。


 採決の結果、賛成多数で趣旨採択すべきと決しました。ただし、1名の委員より採択、もう1名の委員より不採択すべきとの意見がありました。


 陳情第2号、物価上昇に見合う年金引き上げについての陳情は、全日本年金者組合鳥取県境港支部支部長、大上昭氏から提出されたものです。


 陳情趣旨は、異常な物価上昇により、日々の生活は厳しさを増してきているという観点から、年金生活者の生活を維持していくために、年金額の引き上げとともに、年金額の最低保障についての意見書提出などを求める陳情であります。


 委員からは、年金受給水準は世代間でばらつきがあり、年金生活者の生活実感からの物価上昇はよくわかるが、年金を賄う財源等も考える必要があるなどの意見が出される一方、陳情の趣旨は当然であるとの意見があり、採決の結果、賛成多数で趣旨採択すべきと決しました。ただし、1名の委員より採択すべきとの意見がありました。


 以上で経済厚生委員長報告を終わります。


○議長(米村一三君) 以上で委員長報告を終わります。


 討論に入ります。


 通告により、定岡敏行議員。


○11番(定岡敏行君) 私は、ただいまの委員長報告のうち、幾つかの議案について、市民の暮らしを守り、税金の使い方を正す、こういう立場から討論をいたします。順不同になりますけれども、御容赦をください。


 議案第8号、平成21年度境港市国民健康保険費特別会計予算、議案第13号、平成21年度境港市介護保険費特別会計予算、議案第29号、境港市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定案、議案第30号、境港市介護保険条例の一部を改正する条例制定案、この4議案について一括討論いたしますが、これは3年ごとの介護保険の見直しによって、その保険料を引き上げるための関連する条例改正及び新年度予算案です。引き上げ額は標準世帯で年8,400円、18%の引き上げです。3年前には保険料を据え置いたこと、保険料区分を9段階にふやして低所得者世帯の負担を軽減する努力、これは認められますけれども、私は、ある市民から、市会議員さん、月4万円の年金で暮らしてみてくれ、こういうふうに言われたことがあります。世帯収入額が60万円しかない、あるいは100万円しかないという方たちにとって、たとえ月200円でも300円でも負担がふえることは、そのまま今、食べ物を削ること、生きる望みを削ることです。


 市当局は、国の決めた仕組みでやむを得ないとしますけれども、さきに、寝たきりの人は移動介助の必要がないから自立に、こういう介護度判定基準の見直し案がありました。さすがにそこは見直すことになりそうですが、こんなことまで考えられる人たちが介護保険制度を設計してる。その非道さを実感した出来事でした。介護度は切り下げる。受けたいサービスは受けられない。際限ない保険料引き上げだけは進む。介護保険の制度欠陥をそのままに、保険料の引き上げだけがしゃんしゃんと決まってゆくことはとても容認できません。


 これらの議案は否決すべきものと主張いたします。


 議案第7号は、平成21年度境港市一般会計予算案ですが、妊婦健診の助成回数の引き上げ、就学前児童へのインフルエンザ予防接種の助成、小・中学校耐震工事の着手、保育所や公民館などの耐震診断の実施、あるいは緊急雇用事業や緊急市道整備などへの思い切った税金投入など、基礎自治体の仕事として評価しないわけではありません。


 問題は、環日本海貨客船定期航路、韓国の海運会社へ年3,290万円もの市民の税金を投入する計画です。当初、赤字が見込まれる3年間の支援だと言いますが、運航するDBS社の事業計画によれば、4年目から黒字で、その後3年でもとがとれる計画です。どんな事業であれ、新規事業が3年や5年は赤字というのは当たり前のことです。それでもビジネスメリットがあるから企業は手を出すのではないでしょうか。なのになぜ税金、公金の投入なのか。そうしないと継続運航の見通しがないというなら、そんな危なっかしい事業になぜ税金、公金の投入なのか。市民の当然の疑問です。鳥取県と市は、北東アジアへのゲートウェイだ、未来への投資だと主張されますが、なぜ外国の民間会社への税金なのか、むだな投資にならないという保証はあるのか、漠然とした夢、期待以上の説明はついていません。しかも運航開始直前になってなお、就航時期も延び延び、どんな荷物が動くかも定かにならず、やってみなければわからない。ばくちのようなものだという声が経済界の中からも聞こえる事態です。


 財政規律にもとる予算化であり、とても賛成するわけにはいきません。一般会計予算案の可決に反対をいたします。


 なお、2本の陳情については、それぞれの陳情をめぐる現下の情勢のもと、いずれも採択し、急いで関係機関に意見書を送付すべきもので、意見書も出さない趣旨採択でとどめるべきものではありません。趣旨採択との委員長報告に反対をし、採択を求めるものです。


 以上で討論を終わります。


○議長(米村一三君) 次に、柊康弘議員。


○5番(柊 康弘君) 議案第7号、平成21年度境港市一般会計予算について、賛成の立場で討論を行います。


 世界同時不況と言われる経済情勢の中、多くの地方都市は、基幹歳入である税収が減少する反面、蓄積された多額の債務の償還に加え、社会保障関係経費等の増大が続くなど、大変厳しい財政運営を強いられております。


 境港市においても、市税収入が約2億2,000万円減額し、予算総額では対前年比1.9%の減額であり、厳しい状況は同様と見受けられますが、一方で、平成15年度から本格的に取り組んできた行財政改革が功を奏し、市債残高は約4分の3に減少、基金残高は約2倍の40億円となるなど、自立・持続可能な財政構造に向けて着実に前進していると感じました。


 また、一部の新聞報道にもありましたが、私も平成21年度予算は、その内容を見ますと、予算総額は減額であっても実質は積極予算ではないかと考えます。まず、これまで行ってこられた市民生活に密着した行政サービスは後退させないことを大前提とされた上で、さらに小学校就学前の児童へのインフルエンザ予防接種費の助成、保育所園庭の芝生化など、新たな独自事業で子育て支援の充実を図るとともに、耐震改修など40億円以上を費やす義務教育施設改修計画への着手、小・中学校の学習指導補助員の増員、あるいは乳がん検診の充実やAEDが必要な全公共施設への配置など、教育や保健福祉の分野においても今後の市民生活の基礎となるべき事業を予算化されております。


 また、産業振興においては、海とともに発展してきた本市の特性を生かし、将来の可能性を切り開く施策として、新たな国際定期貨客船の運航支援を行うこととされております。この支援についてはさまざまな議論が当議会においてもされましたが、経済界におかれては、閉塞感漂う今だからこそ、このように未来に明るさをもたらす事業に市は積極的に取り組むべきであるとの声も多数お聞きします。また、この支援額は一般会計予算の0.27%であり、年収400万円の家庭に例えると、将来果実となる果樹の苗木を約1万円で購入し、庭に植えるのに相当します。決して言われるような家計を傾けるほどの投資ではなく、市民の多くの方々に明るさと希望をもたらす先行投資であると考えます。


 また、雇用対策の分野においては、国のふるさと雇用再生事業等を活用し、伯州綿の栽培と特産ブランド化を目指すなど、新たな可能性の開拓と雇用創出に配意されていると感じております。


 さらには、本市最大の課題であります夕日ヶ丘分譲地につきましても、一般定期借地権制度の導入による市街化の促進に加え、土地開発公社への無利子貸付の拡大を行うなど、短期、長期の両面で対策が講じられております。


 このことから、平成21年度境港市一般会計予算は、市民生活の安定に十分配意をした上で、将来の境港市を考えた産業振興面において積極的な施策も盛り込まれ、バランスのとれた予算であると考えます。


 以上の理由により、平成21年度境港市一般会計予算について、総務文教委員長報告に賛成いたします。同僚議員の力強い賛同を期待し、討論を終わります。


○議長(米村一三君) 次に、松本熙議員。


○13番(松本 熙君) 私は、総務文教委員会の委員長報告及び予算審議全般の中、以下の2点について反対の立場で討論を行います。


 1点目は、平成21年度の一般会計予算案に反対を訴えます。


 反対の理由は、国の景気対策など一時的な増額があるとはいえ、法人市民税や固定資産税など、市税収入の大幅な減額が予想されます。そして、本市の厳しい財政状況の中で、環日本海定期貨客船の運航支援に中海市長会特別負担金として本市から年間3,290万円の運航支援費が含まれていることです。環日本海航路助成策の案によると、民間団体の環日本海経済活動促進協議会を経由して、1往復当たり100万円を向こう3年間運航支援すれば、境港市の負担金総額は1億円に及ぶものです。しかも航路開設後の3年間は赤字予測であり、就航船舶の調達のおくれや、韓国、ロシアも世界同時不況の中、当初から助成ありきでは、事業内容の説明不足が否めません。


 本会議でも指摘したように、説明責任から執行責任が問われる時代です。民間企業は失敗すれば倒産につながりますが、行政運営の失敗には責任の所在があいまいで、政策決定に緊張感を欠いているのではないでしょうか。市債残高が20年度末見込みで139億円となり、夕日ヶ丘の団地分譲問題から学べば、私は議会の議決には慎重にならざるを得ません。


 航路開設そのものには賛同しますが、運航支援のあり方に異論を唱え、年間3,290万円もの境港市の負担金が含まれた平成21年度一般会計予算案に反対を主張します。


 2点目は、予算案に環境エネルギー対策が不十分として訴えます。


 G8と言われる主要8カ国を中心に、地球温暖化につながる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出削減は世界の流れです。環境省は緑の社会資本への変革、経済産業省は長期エネルギー需給見直しと言っています。あすへのエコでは間に合わないというキャッチフレーズにあるとおり、次世代に向け、太陽光発電や電気自動車などの導入施策で、将来の環境エネルギー対策をリードする役割が自治体には求められています。


 21年度予算は、外江小学校と余子小学校の耐震補強に可能な限り賢いエコ対策を加えることです。同時に、第二中学校の大規模改造工事の設計には、エコスクールの考え方を示すべきです。児童生徒を初め、これからの地域社会を支える次世代に、思い切った環境エネルギー対策を示すのが行政の課題や役割と考えますが、次年度予算では不十分と言わざるを得ません。


 以上2点を理由に、平成21年度一般会計予算案に反対を主張いたします。


○議長(米村一三君) 次に、松下克議員。


○12番(松下 克君) 私は、さきの総務文教委員会委員長報告のうち、議案第7号の平成21年度境港市一般会計予算について、賛成の立場で討論を行います。


 高齢化社会を初め、社会構造が大きく変化する中で、世界経済の同時不況と国内政治の混乱は、地方財政の行方をも不透明なものにしております。


 このような状況のもとで編成された新年度予算案について、若干の私見を申し上げて、賛成の意を表したいと存じます。


 まずは歳入についてであります。市税収入が落ち込む中で、国の財政措置で一般財源が辛うじて前年度実績に届くなど、厳しい状況にあります。後年度における国の反動を覚悟しなければなりません。税の抜本改革を期待するものであります。


 一方、歳出については、山場を超えた人件費と公債費負担の軽減、加えて制度融資の預託原資など事業費の減額による財源の確保で、増加する社会保障関係費を初め、諸施策の対応を図るなど、幅広い需要に配慮がなされております。


 また、景気対策として注目される投資事業においても、総額では減額の予算となっておりますが、さきの3月補正を含む事業計画の実施と下水道事業の継続で、切れ目のない公共事業の予算執行が期待されるところであります。


 加えて、新規事業においては、教育施設の耐震改修に着手する一方、中海圏域が連携して発展を目指す取り組みのほか、とりわけ活発な議論が行われた環日本海航路の運航支援が計上されておりますが、私は、港湾整備の促進と事後決済の観点において、了とするものであります。学童交流を初め人的交流の成果に期待を寄せております。このように、次世代につなぐ将来展望についても十分に配慮された意欲的な予算措置となっております。


 なお、その一方で、財政規律についても事業負担の抑制と経費の節減に努めるほか、留保財源の確保に一定の目配りが図られております。したがって、私は、本予算案は時代が求める攻めと守りの両面の行政課題をにらみ、的確に編成されているものと評価する次第であります。


 以上の理由により、本予算案は適切かつ妥当なものであり、私は、総務文教委員会委員長報告に賛成するものであります。以上であります。


○議長(米村一三君) 次に、田口俊介議員。


○16番(田口俊介君) 先ほど報告のありました議案第7号、平成21年度境港市一般会計予算案のうち、定期貨客船就航に係るDBS社への運航支援について、市議会公明党として反対の立場から討論をさせていただきます。


 初めに申し上げておきますが、定期貨客船就航そのものについて私たちは反対するものではありませんし、民間企業であるDBS社の航路開設に対する決意と意気込みには敬意を表するものであります。そして、今回の貨客船就航が地域の経済発展、産業振興に大いに資することを私たち自身も期待をし、願っているところであります。


 しかし、5月下旬から本格運航予定である定期貨客船について、DBS社へ運航経費の一部を支援するための予算を当初予算に計上することには、運航支援の原資が税であることや、当初予算に計上することが果たして適切であるのかという観点から、反対の立場であります。


 今回計上された予算は、県等と協調して行われるものでありますが、本市においてその額は年間3,000万円余、支援計画の3年間で1億円規模となるものであります。もちろんその原資は先ほど来申し上げているとおり税であり、そうであるからこそ、今回の運航支援については広く市民に理解を得られる形で行われるべきであると思うものです。


 今、世界同時不況のさなかにあって、関税の引き上げや輸出の不振など、日本の貿易を取り巻く環境も厳しさを増しているのが現状であり、この時期にまさに船出をする定期貨客船の運航については、冒頭申し上げたとおり、大きく期待をする思いと、また、その一方で、素朴な不安とがないまぜになっているというのが多くの市民の偽らざる気持ちではないでしょうか。


 このたびのDBS社への運航支援については、議会に対する提案もいささか唐突であったことは否めませんし、今議会での議論も十分に尽くされたのかといえば、まだまだ議論の余地ありと思えてなりません。議会が市民の代表、代弁者であるならば、それはそのまま市民への理解を深める努力のさらなる必要性を示しているのではないかと思うものであります。


 その意味において、今回の運航支援策については、その趣旨、必要性については理解を示すものですが、その中身についてはさらに議論を尽くし、市民の理解を深める努力を続けるとともに、当初予算に計上するのではなく、実際の運航状況に照らし、適時適切な方法で処理を行うことが望ましいと考えます。議員各位におかれては、賢明な御判断をお願い申し上げます。以上です。


○議長(米村一三君) 以上で討論を終わり、採決いたします。


 まず、議案について採決いたします。


 議案第7号、平成21年度境港市一般会計予算について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第7号は、原案のとおり可決いたしました。


 次に、議案第8号、平成21年度境港市国民健康保険費特別会計予算について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第8号は、原案のとおり可決いたしました。


 次に、議案第13号、平成21年度境港市介護保険費特別会計予算について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第13号は、原案のとおり可決いたしました。


 次に、議案第29号、境港市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第29号は、原案のとおり可決いたしました。


 次に、議案第30号、境港市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第30号は、原案のとおり可決いたしました。


 次に、ただいま可決いたしました議案を除く各議案は、それぞれ原案のとおり決することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号、平成21年度境港市駐車場費特別会計予算、議案第10号、平成21年度境港市下水道事業費特別会計予算、議案第11号、平成21年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算、議案第12号、平成21年度境港市老人保健費特別会計予算、議案第14号、平成21年度境港市土地区画整理費特別会計予算、議案第15号、平成21年度境港市市場事業費特別会計予算、議案第16号、平成21年度境港市後期高齢者医療費特別会計予算、議案第17号、境港市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第18号、境港市一般職の職員の給与の特例に関する条例制定について、議案第19号、市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第20号、境港市職員の勤務時間、休憩時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第21号、統計法等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定について、議案第22号、境港市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第23号、境港市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第24号、水木しげる記念館条例の一部を改正する条例制定について、議案第25号、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例制定について、議案第26号、境港市市場関係者詰所条例の一部を改正する条例制定について、議案第27号、境港市消防団条例の一部を改正する条例制定について、議案第28号、境港市特別医療費助成条例の一部を改正する条例制定について、議案第31号、境港市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定について、議案第32号、境港市介護予防事業の手数料の徴収に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第33号、建設工事の委託に関する協定の変更について、議案第34号、権利の放棄について、議案第35号、権利の放棄については、それぞれ原案のとおり可決いたしました。


 次に、陳情について採決いたします。


 陳情第1号、後期高齢者医療制度被保険者への資格証明書交付についての陳情は、委員会においては趣旨採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第1号は、趣旨採択と決しました。


 次に、陳情第2号、物価上昇に見合う年金引き上げについての陳情は、委員会においては趣旨採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第2号は、趣旨採択と決しました。





◎閉  会(11時03分)





○議長(米村一三君) 以上で今期定例市議会に付議された議案並びに陳情の審議は終了いたしました。


 これをもって平成21年第1回境港市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。





  地方自治法第?123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員