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鳥取県 境港市

平成20年第3回定例会(第1号 9月 3日)




平成20年第3回定例会(第1号 9月 3日)





9月定例会





    第3回 境港市議会(定例会)会議録(第1号)





 
平成20年9月3日(水曜日)午前10時開会


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 議席の指定及び変更について


第4 閉会中の常任委員会委員選任報告


第5 閉会中の特別委員会委員選任報告


第6 市長所信表明


第7 報告第8号 議会の委任による専決処分の報告について


   議案第56号 教育委員会委員の任命について


   議案第57号 教育委員会委員の任命について


   議案第58号 公平委員会委員の選任について


   議案第59号 人権擁護委員候補者の推薦について


   議案第60号 職員懲戒審査委員会委員の任命について


   議案第61号 職員懲戒審査委員会委員の任命について


第8 議案第62号 平成20年度境港市一般会計補正予算(第2号)


   議案第63号 平成20年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第1号)


   議案第64号 平成20年度境港市後期高齢者医療費特別会計補正予算(第1号)


   議案第65号 境港市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例制定について


   議案第66号 境港市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に


         ついて


   議案第67号 境港市特別職報酬等審議会条例及び境港市議会政務調査費の交付に関


         する条例の一部を改正する条例制定について


   議案第68号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について


   議案第69号 市長の退職手当の特例に関する条例制定について


   議案第70号 境港市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定に


         ついて


   議案第71号 境港市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定について


   議案第72号 境港市企業立地の促進及び雇用の拡大に関する条例制定について


   議案第73号 境港市難病患者等ホームヘルパー派遣手数料の徴収に関する条例の一


         部を改正する条例制定について


   議案第74号 建設工事の委託に関する協定の締結について





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員 (15名)


    1番  米 村 一 三 君      2番  南 條 可代子 君


    3番  佐名木 知 信 君      5番  柊   康 弘 君


    6番  浜 田 一 哉 君      7番  荒 井 秀 行 君


    8番  渡 辺 明 彦 君      10番  岡 空 研 二 君


    11番  定 岡 敏 行 君      12番  松 下   克 君


    13番  松 本   熙 君      14番  永 井   章 君


    15番  平 松 謙 治 君      16番  田 口 俊 介 君


    17番  竹 安   徹 君





 欠席議員 (1名)


    9番  長 谷 正 信 君





 説明のため出席した者の職氏名


市    長   中 村 勝 治 君     副  市  長  安 倍 和 海 君


教育委員長    遠 藤 惠 裕 君     教  育  長  根 平 雄一郎 君


総 務 部 長  松 本 健 治 君     市民生活部長   景 山   憲 君


産業環境部長   足 立 一 男 君     建 設 部 長  景 山 久 則 君


総務部次長    松 本 吉 司 君     行財政改革推進監 宮 辺   博 君


市民生活部次長  佐々木 篤 志 君     市民生活部次長  荒 井 祐 二 君


                       教育委員会事務局次長


産業環境部次長  阿 部   裕 君              洋 谷 英 之 君


秘 書 課 長  佐々木 史 郎 君     総務課長     渡 辺 恵 吾 君


財 政 課 長  下 坂 鉄 雄 君     地域振興課長   寺 澤 敬 人 君


                       監査委員会事務局長


管 理 課 長  宮 本 衡 己 君              門 脇 俊 史 君





事務局出席職員職氏名


局     長  山 本   修 君     局 長 補 佐  山 口 隆 道 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君     議事係主任    片 岡 みゆき 君





◎開  会(10時00分)





○議長(米村一三君) おはようございます。


 これより平成20年第3回境港市議会定例会を開会いたします。


 日程に先立って諸般の報告をいたします。


 このたびの市議会議員選挙で竹安徹議員、佐名木知信議員が議席を得られましたので、御報告いたします。


 また、本日の会議に長谷正信議員から遅刻の通知がありましたので、あわせて御報告いたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(米村一三君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、松下克議員、平松謙治議員を指名いたします。





◎日程第2 会期の決定





○議長(米村一三君) 日程第2、会期の決定を行います。


 本定例会の会期は、本日から9月17日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、9月3日から9月17日までの15日間と決しました。





◎日程第3 議席の指定及び変更について





○議長(米村一三君) 日程第3、議席の指定及び変更についてを議題といたします。


 お諮りいたします。今期から議席を得られました佐名木知信議員の議席は3番、竹安徹議員の議席は17番とし、その他、お手元の議席表のとおり議席を変更したいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、3番、佐名木知信議員、10番、岡空研二議員、11番、定岡敏行議員、12番、松下克議員、17番、竹安徹議員とすることに決しました。





◎日程第4 閉会中の常任委員会委員選任報告





○議長(米村一三君) 日程第4、閉会中の常任委員会委員選任の報告を行います。


 去る8月4日、境港市議会委員会条例第5条の規定により、新たに議員となられました竹安徹議員を経済厚生委員会委員に、佐名木知信議員を総務文教委員会委員に選任いたしましたので、御報告いたします。





◎日程第5 閉会中の特別委員会委員選任報告





○議長(米村一三君) 日程第5、閉会中の特別委員会委員選任の報告を行います。


 去る8月4日、境港市議会委員会条例第5条の規定により、新たに委員となられました竹安徹議員を中海問題調査特別委員会委員に、佐名木知信議員を空港・基地問題調査特別委員会委員に選任いたしましたので、御報告いたします。





◎日程第6 市長所信表明





○議長(米村一三君) 日程第6、市長の所信表明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 平成20年9月定例市議会が開催されるのに当たり、今後の市政運営についての所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いするものであります。


 竹安徹議員、佐名木知信議員におかれましては、このたびの市議会議員補欠選挙においてめでたく御当選されましたことを心よりお喜び申し上げます。


 私も再び市政の重責を担わせていただくこととなりましたが、無投票での再選という結果に、よりその責任の重大さを痛感しており、新たな気持ちで市勢伸展のために全力投球してまいる所存であります。


 2期目の市政のスタートに当たり、このたびの市長選挙で掲げた公約を中心に、改めて私の市政に取り組む基本的な考え方を申し述べます。


 私は、市長に就任以来、一貫して申し上げておりますとおり、公明正大を政治理念に置き、真に市民の立場、視点に立った公平公正な市政運営に徹しながら、「市民と共に築く風格のあるまち」を目指してまいります。その上で、特に海と空の港を生かした連携の強化による地域の活性化に取り組みます。


 境港市の最大の特性は、重要港湾、国際空港、特定第三種漁港を持っていることであります。これらは、ひとり境港市に限らず、中海圏域や山陰地方の将来にとって極めて重要な切り札となり得る大きな社会基盤です。その能力は、広範囲にわたる利活用があってこそ、初めて発揮されるものでありますので、より広範な規模での連携の強化が不可欠であります。


 そこで、これまで以上に広い視点から本市の発展をとらえ、周辺のまちとの連携によって海と空の港の活用を強力に進め、ともによりよい広域圏をつくり上げ、圏域全体の繁栄を目指していきたいと考えており、連携と共栄をキーワードに市政運営を推進して、将来へ夢と希望の持てるまちづくりに邁進いたします。そして「市民と共に築く風格あるまち」に向けて、次の5つの重点施策に取り組みます。すなわち、1つ、連携強化による一体的発展、2つ、全国ブランドである「さかなと鬼太郎」を生かした経済振興、3つ、一人一人を大切にした教育と福祉の充実、4つ、安心で住みよい生活基盤の充実、5つ、市民との連携による誠実な行政運営であります。


 1点目の連携強化による一体的発展について申し上げます。


 日本海定期貨客船航路の開設や港湾整備など、境港と米子空港を核とする北東アジアに向けた表玄関への取り組みを進めるとともに、将来の道州制に備えるためにも、中海市長会を中心とした圏域連携事業など、地域特性を生かした周辺自治体等との連携強化による地域の一体的発展を目指します。


 具体的には、次のような取り組みを進めます。


 日本海定期貨客船航路の開設と港湾整備の促進について申し上げます。


 環日本海拠点都市会議で長年の悲願であった境港と対岸を結ぶ日本海定期貨客船航路の実現性が高まっております。この航路の実現は、中海圏域を中心とした広範な地域の活性化にとって新たな起爆剤となり得るものであり、この機をとらえて旅客船バースなどの港湾施設の整備を加速させるとともに、鳥取県や境港貿易振興会など、関係機関と連携して強力にポートセールスを行い、西日本一円からの積み荷の確保と誘客に努めます。また、中海圏域の各自治体とともに外国人観光客の受け入れ態勢等の整備についても進めてまいります。


 市民レベルの国際交流の促進について申し上げます。


 米子−ソウル便に加え、日本海定期貨客船航路の実現は、地域の国際化をさらに進めるものと期待されます。当圏域と対岸諸都市との人的交流が一層活発化するよう、行政や経済交流のみならず、市民が主体となって取り組まれている文化・スポーツ交流、ホームステイ、語学講座や異文化交流イベントなど、多方面にわたる交流活動を積極的に支援し、圏域全体で促進してまいります。


 貿易振興組織の強化、拡大について申し上げます。


 重要港湾境港は、当圏域共通の財産であります。周辺自治体に、境港は自分たちの港としての認識をより深めていただくとともに、境港貿易振興会の組織の強化、拡大に努め、圏域一体となった利用促進体制によって、境港の能力がより一層発揮できるよう努めてまいります。また、環日本海経済活動促進協議会との連携を図りながら、ビジネスチャンスの創出や企業の海外展開の支援に取り組んでまいります。


 高速道路網等の整備促進について申し上げます。


 境港や米子空港などの社会基盤のより広範な利活用を可能にするには道路交通網が不可欠であります。特に国道431号の渋滞による物流機能低下を懸念するところでありますが、この解消のための米子インターチェンジから米子北インターチェンジまでの高規格幹線道路の整備を初め、山陰自動車道、中国横断自動車道尾道松江線、米子自動車道の4車線化などの高速道路の整備、また中海圏域の活発な都市間交流に資する道路交通網の整備を促進してまいります。


 中海圏域での連携事業推進と交流イベント促進について申し上げます。


 将来の道州制に備えるためには、今からこの圏域が一つのまちとして機能するように一体感を醸成していく必要があります。中海市長会では、先月開催したシンポジウムを初め、圏域を一体的に結びつける事業を引き続き実施してまいりますが、従来から民間を中心にさまざまな団体が活動する大山から中海、宍道湖にまたがる当圏域の中で、中海市長会として情報の共有化や発信、団体間のコーディネートができるよう組織体制を強化しながらさらなる連携に向けた取り組みを進めてまいります。また、スポーツや文化の分野においても中海を中心とした各種大会等が実施されており、今後も一層多くの圏域住民が交流する多様なイベントの開催を促すことによって圏域の一体感を高めてまいります。


 鳥取県西部広域行政をめぐる諸課題の解決について申し上げます。


 西部広域行政管理組合をめぐっては、さまざまな課題がございますが、特に可燃ごみ処理問題につきましては、私からそれまで進められていた新焼却施設の建設計画を見直して、現有施設の有効活用を問題提起させていただいたところ、米子市におかれましては、米子市クリーンセンターの活用に関し地元協議を重ねられた結果、先般、一部の町の可燃ごみに限り、暫定的に受け入れることが表明されたところであります。社会情勢が大きく変化している中、新たな焼却施設建設は圏域市町村に多大な財政負担を伴うものであり、でき得る限り過大な投資を行わない形で住民ニーズに対応していく必要があります。組合における諸問題に対しては、西部圏域全体としてよりよい方向に向かうよう、副管理者として他の構成市町村とともに努力してまいります。


 また、広域行政に関連して、本市では米子市からの要請のあった大篠津町旭が丘団地の下水を本市下水道センターで受け入れる方針で、現在、手続を進めているところであります。このように、圏域共栄の観点から広域的対応が可能な事案については、行政区域にとらわれず連携していくべきものとして、今後も対応してまいりたいと考えます。


 2点目の全国ブランドである「さかなと鬼太郎」を生かした経済振興について申し上げます。


 年間150万人もの入り込みがある水木しげるロードを活用して、鬼太郎に特化した本市のPR戦略を進めるとともに、水揚げ日本一のカニなど、「さかなのまち境港」を生かし、基幹産業である水産業を初め、その他の産業との相乗効果を高めることによって産業の振興を促進します。


 具体的には、次のような取り組みを進めます。


 境港ブランドの積極的情報発信について申し上げます。


 水木しげるロードや境漁港の水産物に代表される本市の地域資源を最大限活用するとともに、妖怪にちなんだイベントを初め、境港ならではの海鮮どんぶりやマグロ料理などを通して全国に向けて「さかなと鬼太郎のまち境港」を積極的に情報発信し、本市の一層の認知度アップを図ってまいります。


 水木しげるロード周辺の環境整備について申し上げます。


 入り込み客が開設以来1,000万人を突破した水木しげるロードにつきましては、訪れる観光客に対するもてなしの向上や繁忙期におけるトイレや駐車場等の受け入れ態勢の充実を図るとともに、ロードを中心とした面的な発展方策など、さらなる魅力度アップに向けて模索してまいります。また、ロードと市内の各観光スポットを結ぶ交通ネットワークの構築に取り組み、観光客の利便性の向上を図ります。


 企業誘致と雇用の創出について申し上げます。


 本市の雇用情勢は、基幹産業である水産業の低迷などに伴い、大変厳しい状況であります。企業立地や産業振興による働く場の創出は喫緊の課題であり、企業誘致の実現に向け、今回新たな条例を制定して、企業立地促進策の拡充と雇用促進奨励金の創設など、本市独自の優遇策を打ち出すことによって、ホテルの誘致を含めた本市への企業立地と市民の雇用機会の拡大を強力に進めてまいりたいと考えております。


 水産業構造改革推進プロジェクトの促進について申し上げます。


 本市水産業を取り巻く環境は、周辺水域の資源状況の悪化や慢性的な魚価の低迷など、深刻な状況が続いております。そのような中、水産業界では昨年度から「境港地域水産業構造改革推進プロジェクト協議会」を立ち上げ、地域と一体となって漁獲から加工、出荷に至る産業構造を改革し、コストの削減や収益性向上を目指す改革計画の策定に取り組まれているところであります。市といたしましても、このプロジェクトは水産業のみならず、関連産業を含めた本市全体の振興につながる大きな機会と考えており、事業者の積極的な取り組みに対して、国や鳥取県と協調しながら支援してまいる考えであります。


 また、昨今の漁業用燃油の高騰対策として、漁船漁業経営に対する緊急支援を行う新たな予算措置について、今議会に提案いたしているところであります。


 3点目の一人一人を大切にした教育と福祉の充実について申し上げます。


 次代を担う子供たちの安全・安心を確保するため、境二中の建てかえを初め小・中学校の耐震補強などを早急に実施して教育環境を整えるとともに、生涯学習を進め、心豊かな人と文化を育成します。子育て支援に引き続き取り組み、安心して子供を産み育てられる環境づくりを進めるほか、高齢者や障害のある方などを市民みんなで支え合いながら、健康で安心して暮らせるまちを目指します。


 具体的には、次のような取り組みを進めます。


 学校教育の充実について申し上げます。


 学校教育においては、人間の尊厳を大切にすることを基本に、引き続き本市の教育目標としている「心豊かでたくましい子ども」、「夢や希望を持ち、よりよく生きようとする子ども」の育成を目指して教育環境の一層の充実を図ってまいります。特に施設整備においては、昨年度全義務教育施設で実施した耐震診断の結果を踏まえ、平成21年度から5カ年をかけて小・中学校施設の耐震化を進める計画であります。計画では、誠道小学校と第三中学校を除く小学校6校と第一中学校について耐震補強を行い、最も老朽化している第二中学校については改築する考えであります。この耐震化とあわせ、すべての小・中学校について施設の老朽化に伴う改造工事等を行い、事業費は中学校の冷暖房施設の整備、給食センターの新設を含め、総額として約40億円を見込んでおります。


 また、中浜小学校のスクールバスにつきましては、昨年度の試験運行の結果を踏まえ、関係者の方々と協議を重ねてまいりましたが、夕日ヶ丘地区周辺の1年生を対象に、運行期間を12月から2月の3カ月間として、本年度から本格実施したいと考えております。


 生涯学習活動の推進について申し上げます。


 より多くの市民に芸術、文化に親しむ機会の提供に努めるほか、スポーツや運動による健康増進など、文化やスポーツを通した生涯学習活動の推進に取り組みます。特に生涯読書を本市のまちづくりの柱として進めており、親子の読み聞かせ教室やブックスタート、小・中学校や高等学校における朝読書、読書活動推進大会など、胎児から高齢者まで、生涯を通した読書活動を引き続き推進します。


 子育て支援の総合的推進について申し上げます。


 子育て支援施策の推進に当たっては、地域の中で安心して子供を産み、子育てができる環境を整えることを目標に、子育て世代への経済的支援を初め、ブックスタートとその関連事業の充実などの親子関係づくりを促す施策、延長保育や一時保育などの多様な保育サービスの提供などを、関係者との連携により総合的に推進してまいります。


 地域医療体制の維持向上について申し上げます。


 済生会境港総合病院では、医師不足などにより救急患者の受け入れ制限や入院病床の削減を余儀なくされており、市民が安心して医療を受けられる体制を守ることが難しくなってきております。済生会病院を中核とする地域医療体制の維持向上のため、引き続き国や鳥取県に対して抜本的な医師不足対策を要望してまいります。


 4点目の安心で住みよい生活基盤の充実について申し上げます。


 夕日ヶ丘の環境整備を中心とした定住促進に努めつつ、米子空港整備関連事業の促進、公共下水道を初めとする快適な生活環境の整備、さらには防災体制の整備などを進め、安心で住みよい生活基盤の充実を目指します。


 具体的には、次のような取り組みを進めます。


 夕日ヶ丘への商業施設などの誘致、親水公園の整備について申し上げます。


 夕日ヶ丘につきましては、引き続き商業施設や利便施設の誘致に努めるとともに、かねてから苦情の多かった悪臭などの環境改善を図るため、隣接する事業所の用地を取得し、親水護岸や公園などとして整備することを通して一層の市街化の促進につなげてまいります。


 米子空港整備地域振興計画事業の実施について申し上げます。


 米子空港滑走路延長事業に伴う地域振興計画につきましては、平成19年度末現在で進捗率が50.3%となっておりますが、今後も引き続き事業の優先度等を精査し、鳥取県と連携して実施してまいります。また、市道外浜線の迂回箇所の歩道整備につきましては、米子市と十分協議しながら早期に完成するよう努めます。


 公共下水道の整備促進について申し上げます。


 本市における公共下水道の普及率は、平成19年度末時点で45.6%となっており、平成23年度末には境地区の大正川東側までと上道地区の整備を図り、54.0%の普及率を見込んでおります。また、近年の気候変動などにより集中豪雨の頻度が高まっておりますが、浸水対策として雨水幹線の整備も進めてまいりたいと考えており、今後も市民の生活環境の改善と公共水域の水質保全を図るため、公共下水道の普及促進に努めてまいります。


 遊休農地の解消について申し上げます。


 遊休農地につきましては、本年度中に耕作が放棄されているすべての農地を対象に現地調査することとしており、この調査により農地の実態を的確に把握し、特に農業利用のできる農地について、それぞれの農地の状況に応じた解消計画を立て、遊休農地の解消に取り組んでまいります。


 防災体制の整備について申し上げます。


 ふだんからの人々の交流を通じた自分たちのまちは自分たちで守ろうという住民活動は、地域の防災力を高め、安全で住みやすい地域づくりを進める上からも大変重要であると考えております。災害時などに高齢者や障害のある方などの安否確認や避難誘導が迅速に行われるよう、隣近所の支え合いによって援護が必要な方を支援していく体制づくりや自主防災組織の育成強化など、地域ぐるみの防災力向上に向け、防災体制の整備に取り組んでまいります。また、鳥取県西部地震や、その後も各地で頻発する地震の教訓を生かし、震災における被害から市民の生命と財産を守るため、本年策定した境港市耐震改修促進計画に基づき、建築物の耐震化を促進してまいります。


 渡漁港の整備について申し上げます。


 大橋川改修に伴う中海の護岸整備計画の中で、特に渡漁港の護岸整備につきましては、国土交通省から水門設置や護岸かさ上げによる参考の案が示されているところでありますが、現在、事業主体や事業着手時期などの詳細について国、鳥取県と協議を進めているところであり、できるだけ早い時期に地元説明を行い、事業着手につなげてまいりたいと考えております。


 5点目の市民との連携による誠実な行政運営について申し上げます。


 行政情報を市民にわかりやすく積極的に提供しながら市政への市民参画を進め、協働の気風があふれるまちを目指します。行政改革に引き続き不断に取り組み、規律ある行財政運営を進めながら、時代に即した行政需要には的確に対応してまいります。


 具体的には、次のような取り組みを進めます。


 協働のまちづくりの推進について申し上げます。


 協働のまちづくりは、市民の間で、自分たちの住むまちは自分たちで考え、自分たちでつくり上げていくという住民自治の原点に立ち返り、市民と行政が互いに協力し合ってよりよいまちにしていく、そういった機運のあふれたまちにしたいとの思いから、市政運営の柱に据えて取り組んでまいりました。この視点は、市民と行政との連携と共栄にほかならず、今後も引き続き推進していく考えであります。


 行財政改革の不断の継続について申し上げます。


 時代が速い速度で大きく変化する中で市民の負託にこたえていくためには、行財政改革は不断に続けることが必要であります。職員一人一人が改革の意識を持ち、事務事業の簡素・効率化に取り組むとともに、常に市民ニーズの把握に努め、市民の目線で既存事業の見直し、統合、廃止などを適正に判断し、事業の拡充、新規事業導入の財源確保が図られるよう引き続き行財政改革に取り組みます。また、今後も毎年度、財政見通しを作成して本市の財政情報を公開するほか、昨年度策定した中期財政計画にのっとり、身の丈に合った財政運営による自立・持続可能な財政基盤の確立に引き続き取り組んでまいります。


 市民にわかりやすい行政について申し上げます。


 行政情報の積極的な開示と説明責任を果たす取り組みがなければ、行政に対する市民の関心も信頼も高めることはできません。わかりやすい広報に努めることは行政が果たすべき重要な役割であり、協働のまちづくりを進める上でも常に心がけなければならないと考えます。特に市民にとって最も身近な広報媒体である市報については、あり方を含め、内外から広く意見を求める機会を設けるなど、一層わかりやすい紙面構成に努めてまいります。


 以上、2期目の市政に臨む基本的な考え方を申し述べました。議員並びに市民各位の一層の御理解とお力添えを賜りますよう重ねてお願い申し上げ、私の所信表明といたします。


○議長(米村一三君) ただいまの市長の所信表明に対する質問は、一般質問の際にお願いいたします。





◎日程第7 報告第8号・議案第56号〜議案第61号





○議長(米村一三君) 日程第7、報告第8号、議会の委任による専決処分の報告についてから、議案第61号、職員懲戒審査委員会委員の任命についてまでを一括議題といたします。


             〔教育長 根平雄一郎君退場〕


○議長(米村一三君) ただいま一括上程いたしました報告並びに議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 報告第8号並びに議案第56号から議案第61号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 報告第8号は、交通事故の損害賠償額を定めたものであります。法の定めるところにより専決処分いたしましたので、御報告いたすものであります。


 議案第56号及び議案第57号は、ともに教育委員会委員の任命にかかわるものであります。


 議案第56号は、教育委員会委員の根平雄一郎氏が10月25日をもって任期満了となりますので、再び同氏を任命いたしたく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。


 議案第57号は、教育委員会委員の永井美央氏が10月25日をもって任期満了となりますので、再び同氏を任命いたしたく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。


 議案第58号は、公平委員会委員の足立八郎氏が10月1日をもって任期満了となりますので、再び同氏を選任いたしたく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。


 議案第59号は、人権擁護委員の岸本悦子氏が12月31日をもって任期満了となりますので、新たに神?和重氏を推薦いたしたく、法の定めるところにより議会の意見を求めるものであります。


 議案第60号及び議案第61号は、ともに職員懲戒審査委員会委員の任命にかかわるものであります。


 議案第60号は、学識経験を有する者の中から任命いたしております佐々木宏之氏が10月6日をもって任期満了となりますので、再び同氏を任命いたしたく、本市条例の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。


 議案第61号は、市の職員の中から任命いたしております松本貴志君が10月6日をもって任期満了となりますので、再び同君を任命いたしたく、本市条例の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。


 よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。


○議長(米村一三君) お諮りいたします。ただいま一括上程いたしました案件については、即決といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号から議案第61号までは即決といたします。


 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。


                 〔質疑なし〕


○議長(米村一三君) 質疑を終わります。


 討論を省略し、採決いたします。


 議案第56号、教育委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は、原案のとおり同意することに決しました。


             〔教育長 根平雄一郎君入場〕


○議長(米村一三君) 次に、議案第57号、教育委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は、原案のとおり同意することに決しました。


 次に、議案第58号、公平委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は、原案のとおり同意することに決しました。


 次に、議案第59号、人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。


 次に、議案第60号、職員懲戒審査委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号は、原案のとおり同意することに決しました。


 次に、議案第61号、職員懲戒審査委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は、原案のとおり同意することに決しました。





◎日程第8 議案第62号〜議案第74号





○議長(米村一三君) 日程第8、議案第62号、平成20年度境港市一般会計補正予算(第2号)から、議案第74号、建設工事の委託に関する協定の締結についてまでを一括議題といたします。


 ただいま一括上程いたしました議案について、市長の提案理由の説明を求めます。


 中村市長。


○市長(中村勝治君) 議案第62号から議案第74号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。


 議案第62号は、一般会計の補正予算(第2号)であります。


 まず、歳出の主な内容について申し上げます。


 総務費におきましては、訴訟経費として弁護士報奨金75万円、水木しげる氏の特別顕彰像の設置に係る経費402万円余、本市へのふるさと納税を周知、PRするための経費42万円余、市税等過誤納金還付金として法人市民税の還付金など850万円余、住民税を年金から特別徴収するために必要となるコンピューターシステム導入経費209万円をそれぞれ増額。民生費におきましては、老人福祉センターの地下タンク油量計の修繕料10万円余を増額。労働費におきましては、雇用構造の改善を目的に、本年5月に発足した鳥取県地域雇用創造協議会への負担金9,000円を増額。農林水産業費におきましては、燃油高騰緊急対策の一環として、小型底びき網漁業者が取り組む輪番制休漁活動への補助金61万円余を増額。商工費におきましては、旅費など企業誘致活動に係る経費26万円余を増額。土木費におきましては、米子空港の滑走路延長に伴ってつけかえられた市道外浜線の歩道整備費2,287万円余、水木しげるロードのトイレ清掃委託料44万円余をそれぞれ増額。教育費におきましては、中浜小学校区の夕日ヶ丘近郊の1年生を対象としたスクールバスの運行経費41万円余、市民温水プールの屋根の修繕料78万円余をそれぞれ増額いたしております。


 歳入につきましては、財源として繰越金及び市債を増額いたしております。


 以上によりまして、歳入歳出それぞれ4,132万9,000円を増額し、予算総額を126億3,536万2,000円といたすものであります。また、あわせて水産業燃油高騰緊急対策として境漁港に水揚げをする漁業者に対し、国が行う燃油費増額分の9割助成に上乗せして、漁業者負担となる1割部分の3分の1を市が助成することとし、債務負担行為の追加補正を行うものであります。なお、1年間の助成総額としては現時点で6,100万円程度を見込んでおります。


 議案第63号は、国民健康保険費特別会計の補正予算(第1号)であります。


 医療費レセプトのオンライン請求化に伴い、国民健康保険団体連合会の電算処理手数料単価引き上げなど111万円を増額し、予算総額を38億4,602万5,000円といたすものであります。


 議案第64号は、後期高齢者医療費特別会計の補正予算(第1号)であります。


 本年6月の制度改正で新たに導入される保険料軽減などの周知、啓発経費127万円余を増額し、予算総額を3億4,884万8,000円といたすものであります。


 議案第65号は、境港市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の制定で、地方自治法の一部改正に伴い、議員の報酬に関する規定等を境港市特別職の職員の給与に関する条例から分離して、新たな条例として制定するものであります。


 議案第66号は、境港市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正で、先ほどの議案第65号の条例案に関連して、議員の報酬に関する規定等を本条例から削除するものであります。


 議案第67号は、境港市特別職報酬等審議会条例及び境港市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正で、地方自治法の一部改正に伴い、議員が受ける報酬の名称を「議員報酬」に改めるものなどであります。


 議案第68号は、市長等の給与の特例に関する条例の一部改正で、市長、副市長及び教育長の給与を減額する期間を平成21年3月31日まで延長するものであります。


 議案第69号は、市長の退職手当の特例に関する条例の制定で、1期目に引き続き市長の退職手当を私の任期中に限り支給しないとの特例を設けるものであります。


 議案第70号は、境港市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正で、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部改正に伴い、接触手当の支給対象となる感染症の種類を改めるための所要の改正であります。


 議案第71号は、境港市認可地縁団体印鑑条例の一部改正で、民法及び地方自治法の一部改正に伴い、認可地縁団体の印鑑の登録資格等における引用条文を改めるものであります。


 議案第72号は、境港市企業立地の促進及び雇用の拡大に関する条例の制定で、企業立地を促進し、経済の活性化と雇用の機会の拡大を図るため、本市に企業立地をしようとしている製造業など特定の業種の事業者で、投下固定資産総額や新規の常時雇用従業員数が一定の基準に該当する者に対して、最大5年間の固定資産税の課税免除を初め、雇用促進奨励金、用地取得補助金を交付する支援措置を定めるものであります。


 議案第73号は、境港市難病患者等ホームヘルパー派遣手数料の徴収に関する条例の一部改正で、国の難病特別対策推進事業実施要綱に合わせ、ホームヘルパー派遣手数料の料金表を改めるものであります。


 議案第74号は、境港市下水道センターの建設工事の委託に関する協定を日本下水道事業団と1億7,430万円で締結するのに当たり、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。なお、工事の主な内容は、平成20年度及び平成21年度の2カ年におきまして監視制御施設の電気設備の更新などを行うものであります。


 以上、今回提案いたしました付議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(米村一三君) 議案第62号から議案第74号までの各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますので、その際にお願いいたします。





◎散  会(11時00分)





○議長(米村一三君) 以上で本日の日程は議了いたしました。


 4日から7日までは休会とし、次の本会議は9月8日午前10時に開きます。


 本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。





  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員