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鳥取県 境港市

平成20年第2回定例会(第4号 6月20日)




平成20年第2回定例会(第4号 6月20日)





6月定例会





    第2回 境港市議会(定例会)会議録(第4号)





 
平成20年6月20日(金曜日)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 議案第50号 議案第53号


   陳情第3号 陳情第6号 陳情第10号 陳情第11号


                          (総務文教委員会委員長報告)


   議案第51号 議案第52号 議案第54号 議案第55号


   陳情第4号 陳情第5号 陳情第7号 陳情第8号


   陳情第9号 陳情第12号


                          (経済厚生委員会委員長報告)


第3 議員提出議案第3号 「実効ある緊急燃油価格対策の実施を求める意見書」の提出


             について





 本日の会議に付した事件


日程と同じ





 出席議員 (13名)


    1番  米 村 一 三 君      2番  南 條 可代子 君


    3番  岡 空 研 二 君      5番  柊   康 弘 君


    6番  浜 田 一 哉 君      7番  荒 井 秀 行 君


    8番  渡 辺 明 彦 君      10番  定 岡 敏 行 君


    11番  松 下   克 君      13番  松 本   熙 君


    14番  永 井   章 君      15番  平 松 謙 治 君


    16番  田 口 俊 介 君





 欠席議員 (1名)


    9番  長 谷 正 信 君





 説明のため出席した者の職氏名


市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長 安 倍 和 海 君


教  育  長  根 平 雄一郎 君     総 務 部 長 松 本 健 治 君


市民生活部長   景 山   憲 君     産業環境部長  足 立 一 男 君


建 設 部 長  景 山 久 則 君     総務部次長   松 本 吉 司 君


行財政改革推進監 宮 辺   博 君     市民生活部次長 佐々木 篤 志 君


市民生活部次長  荒 井 祐 二 君     産業環境部次長 阿 部   裕 君


教育委員会事務局次長


         洋 谷 英 之 君     秘 書 課 長 佐々木 史 郎 君


総 務 課 長  渡 辺 恵 吾 君     財 政 課 長 下 坂 鉄 雄 君


                       監査委員会事務局長


地域振興課長   寺 澤 敬 人 君             門 脇 俊 史 君





事務局出席職員職氏名


局     長  山 本   修 君     局長補佐    山 口 隆 道 君


議 事 係 長  沼 倉 加奈子 君     議事係主任   片 岡 みゆき 君





◎開議(10時00分)





○議長(米村一三君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。


 日程に先立って、諸般の報告をいたします。


 本日の会議に長谷正信議員から欠席の通知がありましたので、御報告いたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。





◎ 日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(米村一三君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。


 署名議員に、渡辺明彦議員、田口俊介議員を指名いたします。





◎日程第2 議案第50号〜議案第55号・陳情第3号〜陳情第12号


      (各委員会委員長報告)





○議長(米村一三君) 日程第2、議案第50号から議案第55号、陳情第3号から陳情第12号までを一括上程し、各委員会委員長の報告を求めます。


 まず、総務文教委員会委員長、岡空研二議員。


○総務文教委員会委員長(岡空研二君) おはようございます。これより総務文教委員長報告を行います。


 今期定例会において総務文教委員会に付託された議案2件、陳情4件について審査結果を申し上げます。


 審査に当たっては、安倍副市長を初め関係部課長、担当職員多数出席のもと、慎重に審査したところであります。


 初めに、議案第50号、平成20年度境港市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。


 まず、歳出の主な内容について申し上げます。


 総務費において、訴訟経費として106万円余、市営住宅清水団地跡地を売却するための測量費104万円余をそれぞれ増額。


 民生費においては、老人保健費特別会計への繰出金168万円余を増額。


 衛生費においては、日曜休日応急診療所の医療事務システムの更新に係る経費17万円余を増額。


 農林水産業費においては、チャレンジプラン支援事業として意欲のある農業者等の取り組みに対しての補助金1,323万円余、沖合漁業新規就業者支援事業に対しての補助金96万円をそれぞれ増額。


 商工費においては、新規航路開設に伴うポートセールス等の拡充を図るための補助金137万円余を増額。


 土木費においては、ことし3月に全焼した下ノ川2号公園のトイレ建てかえ工事のための経費889万円余を増額。


 教育費においては、平成23年度から実施される小学校高学年の英語活動に向けた準備経費として45万円、第二中学校の改築に向けた取り組みとして、校舎の老朽状況を調査するための耐力度調査事業費514万円余をそれぞれ増額してあります。


 また、歳入については、歳出に伴う県支出金などを計上するほか、財源として繰越金を増額したものであります。


 以上により、歳入歳出それぞれ3,403万3,000円を増額し、予算総額を125億9,403万3,000円とするものでありました。


 審議の結果、本補正予算は妥当なものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第53号は、境港市税条例等の一部を改正する条例制定についてで、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税における寄附金控除を税額控除方式に改め、控除の対象となる寄附金の上限額を引き上げるとともに、適用下限額を引き下げるものであり、いわゆるふるさと納税に対応するものであります。


 そのほか、公的年金からの個人市民税の特別徴収の導入に関する規定を新たに追加するものなどであります。


 委員からは、法改正のあり方及び公的年金からの徴収の導入について、さまざまな意見がありましたが、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、陳情4件について申し上げます。


 初めに、陳情第3号は、政治結社祖國防衛隊島根県本部本部長、山口寛氏から提出されたもので、永住外国人への地方参政権付与を日本政府に求める意見書を採択しないよう求める陳情であります。


 委員からは、地方参政権付与を求める陳情が提出されていないのに、判断する状況にはないとの意見があり、審査の結果、全員異議なく不採択すべきと決しました。


 陳情第6号の境港市女性団体連絡協議会会長、三島智子氏外1団体から提出された境港市男女共同参画推進条例の制定を求める陳情と、陳情第10号、全県男女共同参画条例化を考える会代表、竹森民枝氏から提出された境港市男女共同参画推進条例の制定を求める陳情は、同趣旨のものであるため、一括で審査を行いました。


 委員からは、市の目指す姿をきちんと条例化し示すことは大切、女性がより社会に参加しやすい環境をつくることにつながるとの意見や、市民にその機運が高まっているのかとの意見があり、採決の結果、2件とも賛成多数で採択すべきものと決しました。ただし、2名の委員より継続審査すべきとの意思表示がありました。


 最後に、陳情第11号について申し上げます。提出者は、新日本婦人の会境港支部支部長、小村真利子氏からのもので、中学校給食の実施と学校給食自校方式の存続についての陳情であります。


 委員からは、学校給食のあり方については、少子化による再編問題、財政状況等総合的に検討しなければならない、市民みんなで議論を重ねるべき、自校方式は子供の食育環境にとってよいものであるとの意見や、中学校の給食については、アンケート調査結果によると保護者と生徒との意見の違いがあるとの意見があり、採決の結果、賛成多数で継続審査すべきものと決しました。ただし、1名の委員からは採択すべき、また、1名の委員からは不採択にすべきとの意思表示がありましたことを付言します。


 以上で総務文教委員長報告を終わります。


○議長(米村一三君) 次に、経済厚生委員会委員長、荒井秀行議員。


○経済厚生委員会委員長(荒井秀行君) おはようございます。経済厚生委員会委員長報告を行います。


 今期定例会において経済厚生委員会に付託された議案4件、陳情6件について審査の結果を申し上げます。


 審査に当たりましては、安倍副市長を初め担当部課長、関係職員多数出席のもと、慎重に審査したところであります。


 初めに、議案第51号、平成20年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。


 これは、日本下水道事業団への業務委託により実施予定をしている下水道センター電気設備改修工事について、2カ年で発注するために債務負担行為を設定するもので、期間を平成21年度で、限度額を1億450万円とするもので、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第52号、平成20年度境港市老人保健費特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。


 これは、医療費が当初見込んでいたものより増加したため、医療給付費など2,076万8,000円を増額し、予算総額を4億7,930万1,000円とするもので、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第54号、境港市手数料条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。


 これは、境港市手数料条例の一部改正で、戸籍法及び住民基本台帳法の一部改正に伴い、引用条文を改めるもので、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第55号、境港市竹内特別業務地区建築規制条例の一部を改正する条例制定についてであります。


 これは、竹内特別業務地区内において建築してはならないとしている建築物のうち、従業員寄宿舎等を規制の対象から外すものであります。採決の結果、賛成多数で原案のとおり決しました。ただし、1名の委員から反対の意思表示がありました。


 次に、陳情6件について申し上げます。


 初めに、陳情第4号、最低賃金の引き上げと制度のさらなる改正を求める陳情は、鳥取県労働組合総連合議長、田中暁氏から提出されたものです。


 提出者の陳情趣旨は、今や労働者の3分の1は非正規労働者であり、低賃金に加え、突然雇いどめをされるという雇用不安にさらされており、働く貧困層は1,000万人を超え、その待遇改善は待ったなしの状況である。また、最低賃金法が40年ぶりに改正され、最低賃金は生活保護を下回らない水準にするという趣旨が明らかにされている。ことしこそ最低賃金の思い切った引き上げと正規と非正規の均等待遇の実現を求めるものであります。


 委員からは、提出者の趣旨は十分理解できるが、全国一律とすることは、中小企業等において現実的には難しいという意見や、地域間格差を是正するためにも必要であるという意見があり、採決の結果、賛成多数で趣旨採択すべきと決しました。ただし、1名の委員より採択して意見書を提出すべきとの意見がありました。


 続きまして、陳情第5号、陳情第8号、陳情第12号は、陳情趣旨が同じものなので、一括審議といたしました。


 陳情第5号、後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める陳情は、全日本年金者組合鳥取県境港支部支部長、大上昭氏から、陳情第8号、高齢者に負担増と差別医療を強いる後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める陳情は、鳥取県社会保障推進協議会会長、藤田安一氏から、陳情第12号、後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書を国へあげていただくよう求める陳情は、新日本婦人の会境港支部支部長、小村真利子氏から提出されたものです。


 提出者の陳情趣旨は、去る4月1日より後期高齢者医療制度が実施されました、この制度は高齢者差別の制度で、75歳以上の高齢者から高い保険料の負担、年金からの天引き、滞納者への保険証の取り上げなどが法制化され、憲法の生存権や法のもとの平等、基本的人権までも踏みにじる冷酷な制度であり、この制度の中止・撤回を求めるものであります。


 委員からは、老人医療制度の中で後期高齢者医療制度の枠組みはよいと思う、また、境港市の場合、保険料は大半が減っているし、運用していきながらの見直し、改善は必要であるが、今廃案にすると保険料は大半がふえてしまうという意見や、75歳以上の高齢者をお荷物扱いすることが問題であり、一たんもとの老人医療制度に戻し、検討すべきとの意見があり、採決の結果、賛成多数で不採択すべきと決しました。ただし、1名の委員より、採択して意見書を提出すべきとの意見がありました。


 次に、陳情第7号、ミニマムアクセス米の輸入停止を求める陳情は、農民運動鳥取県連合会代表者、東田久氏から提出されたものです。


 提出者の陳情趣旨は、現在、国民が食べることを望まないミニマムアクセス米が毎年77万トンも輸入されており、日本が不必要なその米の輸入を継続することは、国際的な価格の高騰に加担することになる。その一方で、国内では生産過剰が米価下落の原因となり、生産調整が拡大・強化されるという矛盾が生じている。したがって、ミニマムアクセス米の輸入を一たん中止し、制度の見直しを働きかけるものであります。


 委員からは、その制度の見直しについては、趣旨は理解できるという意見や、その米の輸入の中止、制度の見直しは当然であるとの意見があり、採決の結果、賛成多数で趣旨採択すべきと決しました。ただし、2名の委員より、採択して意見書を提出すべきとの意見がありました。


 次に、陳情第9号、公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める陳情は、森林労連全国林野関連労働組合鳥取森林管理署分会執行委員長、酒本滋行氏から提出されたものです。


 提出者の陳情趣旨は、今後の林政の展開に当たり、国有林野事業において、水源林等公益森林の整備、さらには地域林業、木材産業を通じた山村の活性化に寄与できるように、森林整備制度の創設等の実現を求めるものであります。


 委員からは、趣旨は十分できるが、19年6月議会においても同じ内容の陳情を採択し意見書を提出しているので趣旨採択すべきという意見や、要請内容は全くそのとおりであり採択すべきとの意見があり、採決の結果、賛成多数で趣旨採択すべきと決しました。ただし、1名の委員より、採択して意見書を提出すべきとの意見がありました。


 以上、経済厚生委員長報告を終わります。


○議長(米村一三君) 以上で委員長報告を終わります。


 討論に入ります。


 通告により、定岡敏行議員。


○10番(定岡敏行君) 私は、ただいまの委員長報告のうち、2つの議案と3つの陳情の扱いについて、報告に反対をし、討論をいたします。


 議案第53号は、境港市税条例の一部改正を行う条例制定案ですが、これはふるさと納税にかかわる寄附金税制の改正もあるのですが、見過ごせないのは、65歳以上で月1万5,000円以上の公的年金受給者の年金から個人住民税も天引きしようとしていることです。既に予定されている国保税の特別徴収天引きを含めると、この方たちが年金から天引きされる税目は一体どうなるのか。源泉徴収税、介護保険料、そしてさきの後期高齢者医療の保険料、間もなく国保税にこの住民税、実に5つもの税や料が有無を言わさず天引きということになります。議論をする常任委員会でもため息が出るほどであります。


 納税者の利便性を図ってのことなどといいますが、それなら希望する納税者の天引きをすればよい話です。本音が、取りはぐれのないように差っ引こう、徴収コストも安上がりという行政側の都合にあるのは、だれの目にも明らかです。当事者の多くは、まだこのことを知らず、恐らくは天引きが始まってまた、ついこの4月からの後期高齢者医療のときのように激しい怒りを覚えることでしょう。国民と政治との乖離を拡大するばかりです。いつまでこんな政治を続けるというのでしょうか。国の地方税制改正によるものとはいえ、余りのことで、同議案の可決に反対をいたします。


 議案第55号は、竹内特別業務地区建築規制条例の一部改正議案ですが、この中で、竹内工業団地にゲームセンターの建設は認めようとしていることに賛成できません。当局は、ゲームセンターといっても、かつてのものとは違う、心配ないと主張しますが、片方では、時間規制もされている、行かないように生徒手帳にも書いてあるなどと言われる。要するにそういう規制やさまざまな監視をしなければならない施設であって、ほっといたら子供たちがたむろしたり入り浸ったり、金遣いが荒くなったりしかねない。子供たちの健全な育成にとってマイナスになってもプラスになることはない、そういう施設であることは明らかではありませんか。なぜそういう施設進出の環境整備を行政がわざわざしなければならないのか、私には理解ができません。同議案の可決に反対をいたします。


 陳情第5号、第8号、第12号は、いずれも現代のうば捨て山と言われる後期高齢者医療制度の廃止・中止を求める陳情です。これを不採択との報告ですが、本会議でもるる主張いたしましたので、ここで繰り返すことはいたしませんが、自民党元総務会長の怒りの発言を紹介し、討論といたします。


 数字合わせの算術の発想。小泉改革の負の遺産だ。年金からの天引きも大きな問題。若者が給料から引かれるのとは違う。お年寄りにとって年金はストックだ、資産だ。そこに手を突っ込まれたらどう思うか。冷酷無比なやり方で、凍結して制度自体を見直すべきだ。これが元自民党総務会長の発言であります。


 事は見直しで済む問題ではなくて、これらの陳情不採択との報告に反対をし、採択すべきと主張します。御清聴ありがとうございました。御賛同を心からお願い申し上げます。


○議長(米村一三君) 次に、渡辺明彦議員。


○8番(渡辺明彦君) おはようございます。ただいまの総務委員長報告のうち、議案第53号、境港市税条例等の一部改正に賛成の立場で討論いたします。


 この条例改正は、寄附金税制の見直し、個人市民税における公的年金からの特別徴収の導入、上場株式の配当所得に係る改正、上場株式の譲渡所得に係る改正等を定める条例制定であります。この改正案には、今、全国的に年金問題で怨嗟の的となっている年金からの引き去りを含んでいることも十分承知しております。


 賛成の理由としては、徴収コストの減少、納税者の利便性等が考えられます。さらに、境港市に当てはめた場合、税務課の試算によれば、一人世帯の方で年金受給額148万円以下の世帯では、市民税は非課税となり、年金からの引き去りは発生しないこととなっております。


 納税者の感情からすれば、また年金からの引き去りかとの感情は十分理解できますが、国の地方税法改正に伴う市の事務手続を定めるものであり、現場に混乱を招かないためにも賛成をいたします。


 当然のことながら、徴税コストの削減分については、市民に提供される公的サービスが向上されることと考えます。また、施行期日までには十分な期間がありますので、明確な情報を市民に提供されることを求めておきます。


 以上、議員各位の賛同をお願いして、討論を終わります。ありがとうございました。


○議長(米村一三君) 次に、松下克議員。


○11番(松下 克君) 今議会に付託された陳情案件のうち、陳情第5号、陳情第8号、陳情第12号は、いずれも後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める陳情であります。私は、これらの陳情について、いずれも委員長報告に賛成の立場で討論を行います。


 国民医療制度の改革を目的とした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)は、やがて到来するであろう超高齢化社会に備えて導入が図られるものであり、国民医療の将来につなげる新たな改革の一歩であることは言うまでもありません。我が国の社会構造が大きく変貌するとき、残された時間は決して多くはないのであります。


 法の施行以来、制度設計や保険料負担のあり方について、あるいは診療の形態や報酬について激しく論じられておりますが、この議論と時を一にして年金制度や道路財源の問題、また、行政官僚の不祥事やむだ遣いの問題などが一緒くたに論じられていることは、医療改革の全体像を見失うばかりか、不安と不信を増幅させるなど、実に残念な政治状況であります。しかしながら、政治の停滞による改革の先送りは決して許されるものではありません。私は、医療制度改革の前進とその発展を望むものであります。


 ところで、新制度による国民負担は世代間で明確に区分を行い、また、地域格差の是正や平準化も図られております。その一方で、保険料負担について年金受給額との比較やセーフティーネットの見直しの議論がなされておりますが、戦後社会の中で蓄財された預金や証券など国民の金融資産は現在1,300兆円とのことで、その相当部分が苦難を乗り越えてこられた高齢者世代の手元に保有されていることも、これまた紛れもない事実であります。


 今や、我が国の経済成長は立ちどまり、しかも福祉財源の確保が追いつかない状況の中で、現役世代のみならず、高齢者世代の方々にも相応の負担と協力をお願いしてもいい状況ではないのか、このように思うのであります。


 介護保険制度に続き、今般の新制度を思うとき、福祉は社会で支えるとは言いながらも、勤労で実直な貯蓄志向を持つ伝統的な精神文化への国民性の回帰が求められたきたのではないでしょうか。


 以上、後期高齢者医療(長寿医療制度)について私の心情を申し上げ、討論を終わります。


○議長(米村一三君) 以上で討論を終わり、採決いたします。


 まず、議案について採決いたします。


 議案第53号、境港市税条例等の一部を改正する条例制定について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第53号は、原案のとおり可決いたしました。


 次に、議案第55号、境港市竹内特別業務地区建築規制条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、議案第55号は、原案のとおり可決いたしました。


 次に、ただいま可決いたしました議案を除く各議案は、それぞれ原案のとおり決することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号、平成20年度境港市一般会計補正予算(第1号)、議案第51号、平成20年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)、議案第52号、平成20年度境港市老人保健費特別会計補正予算(第2号)、議案第54号、境港市手数料条例の一部を改正する条例制定については、それぞれ原案のとおり可決いたしました。


 次に、陳情について採決いたします。


 陳情第4号、最低賃金の引き上げと制度のさらなる改正を求める陳情は、委員会においては趣旨採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第4号は、趣旨採択と決しました。


 次に、陳情第5号、後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める陳情は、委員会においては不採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第5号は、不採択と決しました。


 次に、陳情第6号、境港市男女共同参画推進条例の制定を求める陳情は、委員会においては採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第6号は、採択と決しました。


 次に、陳情第7号、ミニマムアクセス米の輸入停止を求める陳情は、委員会においては趣旨採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第7号は、趣旨採択と決しました。


 次に、陳情第8号、高齢者に負担増と差別医療を強いる後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める陳情は、委員会においては不採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第8号は、不採択と決しました。


 次に、陳情第9号、公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める陳情は、委員会においては趣旨採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第9号は、趣旨採択と決しました。


 次に、陳情第10号、境港市男女共同参画推進条例の制定を求める陳情は、委員会においては採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第10号は、採択と決しました。


 次に、陳情第11号、中学校給食の実施と学校給食自校方式の存続についての陳情は、委員会においては閉会中の継続審査であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第11号は、閉会中の継続審査と決しました。


 次に、陳情第12号、後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書を国へあげていただくよう求める陳情は、委員会においては不採択であります。これに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(米村一三君) 起立多数と認めます。よって、陳情第12号は、不採択と決しました。


 次に、陳情第3号、永住外国人への地方参政権付与を日本政府に求める意見書を採択しないよう求める陳情は、委員会においては不採択であります。これに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第3号は、不採択と決しました。





◎日程第3 議員提出議案第3号





○議長(米村一三君) 日程第3、議員提出議案第3号、「実効ある緊急燃油価格対策の実施を求める意見書」の提出についてを議題といたします。


 提案者の提案理由の説明を求めます。


 経済厚生委員会委員長、荒井秀行議員。


○7番(荒井秀行君) 議員提出議案第3号、実効ある緊急燃油価格対策の実施を求める意見書の提案理由は、意見書の読み上げをもってかえさせていただきます。





         実効ある緊急燃油価格対策の実施を求める意見書


 最近の漁業用燃油(A重油)価格の高騰は、平成15年当初の3倍にも達しようとしている。


 漁船漁業者は、これまでのコスト削減の努力では限界にあり、出漁を見合わせる事態にまでなっている。このことは、これまで営々と築かれた漁業そのものの存続も危ぶまれていると言っても過言ではない。


 今後もなお高騰が予測される燃油価格に対し、補てん措置を求める漁船漁業者の叫びは日ごとに大きくなっている。


 本市だけでなく、我国の漁業は、今まさに存続の危機にあり、このまま推移すれば「国民に対する水産物の安定供給」という水産業がもつ食料供給産業としての重要な役割を果たすことができなくなるばかりか、地域の経済・社会に多大な影響を及ぼすことが懸念される。


 よって、政府におかれては、この窮状打開に向け、燃油コスト上昇分を魚価に転嫁することができない漁業の特異性と国民の食料の安定確保を考慮し、漁業現場の声に真摯にこたえる、一層踏み込んだ燃油価格対策を実施されるよう強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。





 以上です。


○議長(米村一三君) お諮りいたします。議員提出議案第3号、「実効ある緊急燃油価格対策の実施を求める意見書」の提出について、原案のとおり決することに御異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(米村一三君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は、原案のとおり決しました。


 ただいま可決いたしました意見書は、議長名で関係する諸機関に送付いたします。





◎閉会(10時45分)





○議長(米村一三君) 以上で今期定例市議会に付議された議案並びに陳情の審議を終了いたしました。


 これをもって平成20年第2回境港市議会定例会を閉会いたします。





  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











         境港市議会議長








         境港市議会議員








         境港市議会議員