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鳥取県 倉吉市

平成19年第6回定例会(第2号11月 5日)




平成19年第6回定例会(第2号11月 5日)




                 倉吉市議会会議録(第2号)





平成19年11月5日(月曜日)






 第1 市政に対する一般質問


〇会議に付した事件


 ◎日程第1





               午前10時00分 開議


○議長(段塚廣文君) これより本日の会議を開きます。


 本日届け出のあった事故者は、議員では石田政彦君、病気療養のため欠席でございます。当局ではありません。以上、報告いたします。





○議長(段塚廣文君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。





 日程第1 市政に対する一般質問


○議長(段塚廣文君) 日程第1、市政に対する一般質問を行います。


 まず、会派くらよしの5番福谷直美君に市政に対する一般質問を許します。


○5番(福谷直美君)(登壇)(拍手) おはようございます。会派くらよしの福谷直美でございます。


 質問に入りますまでに、新しく議長が、段塚議長が誕生されました。また、2年間ですか、よろしく御指導いただきたいと思いますし、また、山口議長には大変長い間議長いただきました。私個人もいろいろと勉強をさせていただきました。大変ありがとうございました。


 それでは、質問に入りたいと思います。市長の発言と政治姿勢について質問をいたします。


 今回は、市長の基本的な政治姿勢について改めてお伺いをいたします。


 市長は、先の年金問題をめぐる舛添要一厚生労働大臣の発言に対し、9月30日に早速文書で抗議をされました。その内容は9月29日午前中、テレビでは午後3時台のニュースの舛添大臣の発言について、地方自治体の立場から不信の念を抱くものであり、訂正と真意が伝わる機会をいただくよう申し入れますという書き出しで始まる抗議文であります。舛添大臣の地方を軽んじたあの発言には、反感を覚えた首長や市民、国民も多くいました。この抗議は市長自身はおろか、倉吉市までを全国的に有名にしたのであります。


 時を同じにして、私たち会派くらよしの議員7名は、高規格道路313号の早期開通と農業問題を主に陳情するため上京中でありました。国会議員をはじめ、あちこちであの倉吉ですかという調子でありました。


 市長、今全国には1,800の市町村があります。参考までに申し上げますと、市が782、町が823、村が195であります。市長、あなたは全国1,800の市町村を代表して国民年金問題に関連して一番真っ先に舛添厚生労働大臣に抗議の書簡を送付されたのであります。この市長の抗議文に対し、舛添大臣の地方の首長を見下したこの言動には私自身も怒りを覚えるものであります。確かに舛添大臣の態度は横柄であり、言葉にも行き過ぎた面もあり、市長の抗議に対する言葉には、後に参議院予算委員会の民主党議員にたしなめられ、大臣も言い過ぎた面もあり、撤回しますという一幕もありました。


 舛添大臣の地方を見下した発言と長谷川市長の抗議は、新聞、テレビにも大きく取り上げられ、東京の新聞、テレビが倉吉市役所までわざわざ取材に来ておりました。市にも800件近い賛否両論のメール、電話が殺到するヒートアップぶりであったと聞いております。市長の1通の抗議文から、まさしく倉吉市長は全国で有名人になられたようであります。


 さて、私がここで取り上げたいのは、市長が抗議をされた真意についてであります。市長の正義感も理解できないことはないのですが、最初のあの舛添大臣の言葉は、単に倉吉に向けられたのではなく、一般論としての発言だと感じたのは私1人ではないように思います。それに対して市長が間髪を入れずに反応するというのはやや感情的に過ぎ、倉吉市、また市民にとって何の益にもならないと思うのであります。私はもう少し冷静さを持って市長会等の組織に呼びかけ、行動する等の取り組みは考えられなかったのか、悔やまれてなりません。


 市長の真意はどこにあったのでしょうか。これについてある新聞の読者の広場に意見が載っておりました。紹介してみます。「いまさらながら言葉とは難しいものだ。舛添厚労相の小人のざれごとなどの発言によって、地方自治体に感情的反発が広がっている。もともと舛添氏は安倍前首相に対しても御自分の気持ちを他人がまねのでき得ない表現を痛烈におくせず語る人だった。自治体から言われるように、上から見下した発言をするような人間性には見えない。今回の騒動は歯に衣を着せぬものいいと、政治に対する全速力の真摯な情熱が高じて、その伝達方法が少し裏目に出たからではないか。智に動けば角が立つという類ではないか。確かに地方自治体の気持ちは理解できるし、しかし、今は感情面での場外乱闘はいただけない。年金保険料の着服問題は日本の政治の悪の病巣であり、ゆがみである。それに立ち向かう舛添厚労相は比類のない行動力と独自性のある政治理念を遂行する人だと思う。認めて育てる難しさは子どもだけではない。大人にも共通するものである。」とありました。まさにこのとおりであると私も思います。


 市長、大臣の双方にもう少し冷静さが欲しかったというのは私の正直な感想であります。何も国や県にへつらえということではありません。倉吉市長のポリシーの下、市民のために正々堂々と行政を進めていくのは当然のことであります。しかし、そこには市のリーダーとしての思惑と分別が当然求められるものと考えます。失礼とは思いますが、このたびの行動は私にはまさに匹夫の勇に近いものとしか受け取れません。是々非々の態度で行政を進めていただきたいということであります。正義感は大切でありますが、時には大人の融通性、柔軟性が大事であります。そのことは必ず市にとって有益性をもたらすことになるはずでございます。地方が行政を進めていくには、国や県からの協力が不可欠であります。固定観念や思想、信条の相違から何でも反対というのでなく、国や県の協力を得ることは極めて難しく、具体的には基盤整備や企業誘致にもマイナスになると思うのであります。


 そこで市長の御見解をお聞かせをください。


○市長(長谷川稔君)(登壇) 肝胆胡越ということわざがありますけれども、見方によってこんなにも近い関係のものが遠くに見えたり、また違ったものが同じように見えるとか、今、改めて思わされているところであります。


 今回の経緯、それこそ冷静にたどってみることが必要だと思います。そしてその経過の中にこそ真実があるわけであります。


 もともと私、年金問題が直接の保険料の徴収が13年度をもって国の方に移管されたからといって、市の業務ではないと考えていなかったのであります。なぜなら被保険者は市民一人一人であるからであります。特にこの間、そういう市が直接業務に携わらなくなってから加入率がどんどん落ちて来ているわけであります。その中に倉吉市民も、特に若い世代がもう50%ラインぐらいになっているわけであります。今はこれだけ将来が不安な中で、少なくとも、せめて年金、特に市町村が扱うのは国民年金でありますから、将来的にもその額、今40年納めても6万6,000円であります。年金問題の一番解決しなければいけないのは、層を中身を厚くすることによって一元化することであります。一挙には共済年金、厚生年金まではできないでしょうけれども、そういう中で今年金が非常に大事な状況になってきているわけであります。5,000万件の消えた年金の行方だけではなくて、もう一度国民皆年金制度、その趣旨に今もあるわけでありますから、みんなに国民年金をはじめ、年金に加入していただかなければいけない、そういう役割を市は呼びかけということで、今も強く私意識をしているものであります。それだけにあのニュースが、ニュースだったんです。ニュースでありましたから、3時台の。恐らく多くの方は余り見られないんじゃないかなという危惧をしておりました。案の定、7時のニュースも9時のニュースも全くありませんでした。それだけに、これはしっかり受けとめ方というものを大臣の方にお伝えしておかなければいけないということで、申し入れ書ということでしたためたのであります。このような内容であります。「福田新政権のもと、政治への信頼回復に向けた御努力に敬意を表します。さて、29日午前中、テレビでは午後3時台のニュースの舛添大臣の発言について、地方自治体の立場から不信の念を抱くものであり、訂正と真意が伝わる機会をいただくよう申し入れます。先の大臣の発言は、社会保険庁、事務所での保険料職員着服事態をとらえて、職員が現金を取り扱うから不祥事が起きる。銀行などからの引落であればそのような問題は起きず、すべてそのような取扱いにしたい。『社保庁は信用がありませんし、市町村はもっと信用なりませんし』というようなものでありました。私が問題とする点は、後段の市町村はもっと信用なりませんしというくだりです。大臣はどのような事案件数を信用できないとされたのでしょうか。さきごろの社会保険庁からの調査では、鳥取県においては少なくとも過去にも1件もないと報告、発表しています。今、年金問題に求められるのは、国民皆年金の理念のもと、将来一人一人にとって保険料を納めることで受給資格が得られる有用なものであることを強調すべきであって、今回の発言は納付率の低下や年金離れに拍車を掛けることを懸念いたします。厚生労働大臣の発言は、国民に年金制度の理解を高めるために慎重なものであるべきとあえて申し入れるものです。」というこれが全文であります。


 それだけに、私は後段の方を本当に強調していただきたかったわけであります。もちろんこの間の大臣の本当に社会保険庁に切り込んでいかれるあの姿勢には、私も敬意を表しているわけでありますが、今はこれまでの参議院議員、政調会長というお立場ではないわけであります。当事者であります。今当事者意識というものを持ってこれからの年金のあり方、いろいろ正して安心がいくものに、安心をして納めていただくものにしていきますと。そしてその上でこれからも地方自治体とはパートナーとして、地方自治体こそがもう自分たちの仕事でないと今は業務上、機関委任事務の返上でなってしまっているわけであります。そうではなくて、意識の上ではこれからもしっかりとパートナーとして協力関係をお願いしますよと、また、私どももその気持ちでいますよという、いい関係をつくる機会にむしろしていただきたいということを申し上げたものであります。


 ありがたいことに、私の発言を受けまして、本当に1週間もしないうちに鳥取県町村会の方がやはりこうした大臣の発言はやはりいただけないということで申し入れをされております。私もいろいろな声はありましたけれども、少なくとも国民年金に多くの方が加入をしていただく、このことを案じる、特に地方自治体の現場の方からは本当によく言ってくれたと、これが何かの記者会見ということで発表されたんであれば、もっとそういう声が起きたと思うんでありますが、ニュースで、しかも翌日の新聞で書いたのは1新聞でありました。それは午前中のテレビの番組がその系列の番組であった新聞社が1行書いて、あとの新聞というのは私の方が申し入れをしたという内容の方から今回のいろいろな取り上げ方が始まったものでありますから、私が一番力を込めたかった後段のもう一度皆年金制度と言うんであれば、今の70数%すれすれであります、加入率が。若い方は半分以下。ここを何とか、もっと言えば国民年金の今改正のために、充実のために基礎年金部分の国庫支出金3分の1を2分の1にしようという、あるいは後になって払い込んでいこうという期間を、今は2年ということになっているわけであります。これを5年にしようという今動きがあるんであります。しかし、これとて平成10年から言われて、14年までには完成するということが言われていたのが、なかなかできずにいるんです。今がいいチャンスなんです。消えた年金も本当に解消していただくことも大事でありますが、これからはだれもが本当に納めやすく、そして将来受給資格が生まれるという制度につなげていく大事な機会であるということもありまして、やむにやまれぬ気持ちから申し入れをしたものであります。


○5番(福谷直美君)(登壇) 経過説明等いただきました。


 市長のおっしゃることは間違いではないと私も思っております。私はこの質問をただ年金問題として取り上げるんでなく、今倉吉の現状、市長、どういう認識を持たれているでしょうか。ある市民の方がおっしゃいました。市の企業誘致の社が大リストラをすると、そういう話もお聞きしております。商工業、どうですか。先月も建設業の倒産が1社ありました。まだまだ進むと言われております。商業どうですか。鳥取ジャスコが開店をし、多くの方が買い物に言っている。米子ジャスコは1.5倍の増床をする。津山ジャスコが倉吉中部圏内にまで商圏として受けとめ、大きなチラシが入っている。東、西、南から中部倉吉は商圏を奪われてきている。私はそのところを言いたいがために私はこの問題を出したと思っております。


 毎日市民は、毎日毎日が大変な思いで、今経済状況は大変です。暮らしております5万市民の思いを、5万人のための私は市長であってほしいと思っております。


 市長のおっしゃる年金問題に関しては、間違いではないと思いますし、そのとおりだと思いますが、足もとを見ていただきたい。この市民の苦しさを見ていただきたい、そう思っております。この質問は終わります。


 次の質問に入りたいと思います。


 次の質問も市長が新聞に投稿されておりましたのでさせていただきます。


 市長の市民の安全、安心の基本は防災からという投稿が、先般、新聞に掲載をされました。趣旨は、天神川のあちこちに立木が繁茂し、大雨を受けてはんらんにつながりかねない。河川管理者、つまり国土交通省には維持管理をしっかりやってほしい。こういうことであろうと私は解釈をいたしました。この解釈にも一理あります。しかし、別の視点も必要ではないかと私は考えます。以下は私の解釈であります。


 倉吉というより県内では千代川、日野川、そしてこの天神川が1級河川であり、また、県内三大河川であります。天神川は倉吉のシンボルでもあります。その天神川は市長もその投稿で指摘されておられるように、昭和9年の室戸台風による大水害が契機となって、国直轄事業として堤防護岸が整備をされました。その後、建設省を経て、現在の国土交通省に管理と事業は延々と引き継がれ、市民の生活が守られているのであります。


 市長、私は住民が安全、安心のため、河川管理者に維持管理をしていただければと望むものでありますと言われずに、国、市が一緒になって天神川整備をしていこうではありませんかという強いメッセージを発していただきたいのであります。財政面ももちろんあります。しかし、肝心なことは災害から市民を守るということであります。そのための事業です。強いメッセージを積極的に発すること、市民は待望していると私は確信をしております。


 私も毎日天神川、小鴨川を見て生活をしております。小鴨川の三明寺あたりの川中を見ますと、雑草は生い茂り、木々もたくさん生えています。中には大木のような木もあります。ひとたび大雨が来ればそれらが障害となって洪水を呼び、大きな災害が発生するではないかと危惧をしているところであります。


 昨今の気象状況はまさに異常であります。極めて狭い地域に突然大雨が降ります。それは東京や名古屋などの大都会で顕著でありましたが、最近はよそ事ではありません。9月の初めに琴浦町を襲った大雨は、身近な例として私たちに警鐘を鳴らしました。3時間に250ミリ降ったということですから、まさに局地的短時間豪雨であります。土砂崩壊などで道路、河川に大きな被害が出ました。人的被害がなかったのが不思議に思えるほどの集中豪雨でありました。そこで、異常気象への早急な対応が必要ではないでしょうか。地球温暖化だからでしょうか、このような局地的短時間豪雨が県内でも頻発するようになりました。


 そこで、長谷川市長には、防災面からも積極的な事業整備の先頭に立っていただきたいのであります。と言っても、何も倉吉市だけで進めろというのではありません。例えば天神川の河川整備であれば、国土交通省に働きかけてほしいということであります。国、県への働きかけも重要だということであります。


 そこで長谷川市長の基本的な政治姿勢をお聞きします。天神川の河川整備一つをとっても、市単独や市長1人の力では知れたものです。市長、市民の安全、安心の基盤は防災からを実現するためにも、県や国の協力が不可欠であります。協力には予算面、人的な面も当然あります。その県、国の協力を得るためには、時には我をもって県や国へお願いすることも必要であります。これは何も県や国にこびを売り、へつらったりするのではありません。政治の要諦と言えるものであると私は考えます。


 例えば中部圏域が大きな期待を寄せている北条湯原道路のうち倉吉道路整備、市民生活を守る天神川改修事業、また若者定住するための企業誘致等々、倉吉市活性化のためには県、国の協力が絶対必要であります。ここで市長のお考えをお聞きしたいと思います。


○市長(長谷川稔君)(登壇) 福谷議員にお答えをいたします。


 1回目の質問、繰り返す気持ちはありませんが、あのように、いわゆる話題になったというのは私が何かそういうものをもくろんだとかそういうことではないわけであります。いわゆる社会と言いますかそうした報道機関などがそのような取り扱いをされたということであります。そして私先方議員がおっしゃった点で少し気になったわけでありますが、何かそういうことにうつつを抜かしてやるべきことをやってないんじゃないかというような、ややニュアンスを感じましたので、決してそうではありませんで、むしろきちんとした仕事、役割を果たして、市役所への信頼というものを本当に築いていかなければ、何事もむしろ生まれないということであります。


 この年金問題で本当に図らずもでありますが、かなり広範になりまして、広範と言いますか、逆に言いますと最近でありますが、ある企業を訪ねましたときに、愛知県の方に本社を置く機械工作の世界のトップメーカーであります。開口一番工場長の方が、あの年金問題に熱心に取り組んでおられる倉吉市さんですねとおっしゃいました。少しお話を聞いておりましたら、倉吉市が過去のいわゆる手書きで年金の記録を持っていた、そういう台帳を今も大事に保管をして、そして今でも年金記録の照合にお尋ねになる方にしっかりお答えをしている、そういうテレビ番組を見たと。これはテレビ東京のカンブリア宮殿という仕事の作法という何か副タイトルがついていた番組のようであります。そういう番組を見たんで、自分も厚生年金ではあるけれども、ドイツに行ったときに8年間の記録がどうしてもあいまいになってしまって、そういうずっと懸念を持っていた。それがあの番組の中で倉吉市の本当にさっきおっしゃいました市役所が映され、倉庫が映されて、そしてその中で登場した職員が、あのころは夜間も家庭訪問をして保険料徴収をしていたんですと、そういう番組が放送されて、そういう取り組みをしている倉吉市役所さんですねと言われることがどれだけ話の糸口というものをつくり、また、気持ちを近くさせていただいたことか。市役所の信頼なくして、すべての業務、業務だけではありません、どうしても市役所の機能というのはこれだけ苦しい中でも税をいただかなければならないわけであります。そのときに苦しいけども市民サービスをつくり出していくためには市役所に税を納めていかなければいけなんだという、義務と言えば義務ではありますが、そういう気持ちに本当にすんなりなっていただくための仕事のあり方、市役所の信頼、ここにこそ私全力を傾注しているものであります。


 先方、大型店の問題もありました。せっかくこの夏1年半の休止状態から再び開店をしていただきました。しかし、ややもすれば行政も含めて市民も、閉まっているときは何とか再開を願うけれども、再開をされてしまえばそれでやれやれというところで関心が薄まるということも残念ながらあります。そういうことで市役所として何かできることはないだろうか。そんな中でこの間は本当にささやかな取り組みではありますけれども、倉吉の駅前にもパープル店というところで図書館の返却ボックスを設けて、買い物客の方にとって図書館を利用される方との結びつきをつくる、また、図書館の延長と言いましょうか、そういう機会に買い物が少しつながる、そういうことで今回再開をしていただいておりますマルワさんの方にもそのようなものを設けさせていただいたところであります。


 今はできることをどんなことがあるだろうかと、本当にみんなで考え、それこそ、また英知を結集いたしまして、倉吉市の私も人口が5万2,000、今5万2,000を保持するのが苦しくなってきております。鳥取県の人口が60万を切った中で、私からすれば倉吉の人口が一番気になるところであります。そういうことで若者定住をはじめ、高齢者福祉の充実、あらゆる施策を充実をいたしまして、倉吉市政を力強いものに、これからもどこよりも住みやすく、そしていつまでもふるさととしていただけるまちづくりに邁進をしたいと考えております。


 後段におっしゃいました国と県との関係もまさに協調ということであります。一つの事例として、国土交通省の天神川の河川管理の中で、このたび私がいわゆる中の伐開、大きくなりました木などの伐開を行っていただきたいということを申し上げましたのも、これも国が中国地方13河川があります、1級河川。鳥取県内3つありますけれども、正直言いまして、一番河川流域延長が全国でも2番目であります。中国地方では一番短いものであります。そういう中を本当に1級河川で国管理にしていただいているありがたさというものは私はどんな機会にも申し上げております。それだけに願わくはと言いましょうか、管理面をさらに徹底をしていただく上で、今少しばかり立木が大きくなっているものが見えますので、この管理を伐開を計画していただけませんかということをお願いをしているところであります。


 あるいは、国と県との関係では、どうしても今地域の活性化のためには道路の建設というものが欠かせません。そしてそのスタンスは国も県も市も同じであります。国や県も市の立場を本当に今御理解をいただいております。そしてこれを実現していくためには協調、力を一つにしていくことが大事であります。私も国土交通省、国に対しまして、あるいは県に対しまして道路問題で過去これほど申し上げる機会がつくれていただろうかと思うぐらい、そういう機会を持たさせていただいております。時あたかも昭和50年代後半から道路特定財源というもので今の道路整備が進められてきたわけであります。今の状況はそれの支えになっております。揮発油税などを中心とした暫定税率が20年3月で期限切れになるわけであります。40数%が日切れ法案でありますので、自動的にそのままにしてしまいますと、20数%、半分に落ちてしまうわけであります。県でも道路の財源は7割がこの特定財源に頼っております。7割のうち暫定税率がもし本税率ということに戻りますと、半分以下に50%下回るということになってしまうわけであります。そうなりますと、国直轄はもとより、この地域高規格道路北条湯原道路は補助事業であります。余計のこと影響を、これは地方交付税の関係もありますけれども受けてまいります。今頑張りどころ、そういうことで機会あるごとに議会の皆様にも道路特定財源の堅持を2度に渡って、2度目はもうこれは鳥取県内で一番早く決議をしていただきました。そういうことを本当に県を通して国はよく承知をしていただいております。そういう力強い声を背景に今道路特定財源堅持、これは全国の地方自治体あげてであります。主張しながら鳥取県における高規格道路の整備、山陰道を含めまして今全力を傾けているところであります。


○5番(福谷直美君)(登壇) 先ほど質問いたしました河川の整備、10月31日に市長も御出席でありました内閣危機管理監として長くしておられた杉田和博さんの講演がありました。私も行きました。そのときにも市長に向かって、とにかく危機管理を常に持って当たってほしいという強く述べられたと思っております。ですから、常に市民の安全、安心を願いつつ、危機管理は持つべきだと私も思っておりますので、それは倉吉だけではできません。


 市長、さっきおっしゃいましたね。私たちが東京に行っているときに、鳥取県選出の国会議員の皆様にお会いしました。この発言は余りいい印象でなかったです。繰り返しますけれども、大変なリストラも始まります。もう倉吉の経済がそれこそどん底になる可能性が大です。ですから私は市民に対してお願いしてほしい。そうすれば市民も市長を信頼し、行政を信頼し、一緒にやろうという気になりますよ。これはちょっと余分でした。すいません。


 質問ですが、実は最後の私はこの部分を言わんがためにあえていろいろな質問をさせていただきました。市長は人並み以上に正義感をお持ちであることは私もよく存じておるつもりであります。しかしながら、時と場合をよくお考えになってから正義感という伝家の宝刀を抜いてほしいのであります。倉吉の行政を進めていく上では、まず足もとを照らしてからとお願いしたいのであります。つまり、大臣のひと言ひと言に目くじらを立てる前に、市財政の悪化、疲弊している市の商工業、人口流出問題、若者定住問題、さらに瀕死の状態にある地元建設業の問題等々、山積みをしている足下の諸問題に全力を挙げていただきたいとこう常々考えておるところであります。市長の行動が内外に時として蟷螂のおのとして映り、重みのないものであってはならない、そんな思いで申し上げておるわけでございます。


 市長、少し私議員になって2年の者が市長にちょっと言い過ぎたかもわかりませんが、そんな思いで私は市政にも頑張りたいと思っております。一緒に市民のため、5万市民のためにお願いして私の質問は終わります。


○市長(長谷川稔君)(登壇) 今、私の在任中、市長の在任中は倉吉市長として、倉吉市のために最大の利益と言いましょうか、要望であればそれがかなえられる、このことをすべてに優先して行動させていただいております。先方あのような形で国会議員の方との関係が言われるのは実に残念であります。直接それぞれの議員さんから、特に今回の年金問題の発言につきましては私たちも応援しているからねと、むしろある議員はすぐに舛添大臣の方にあんなこと言っちゃいけないよと、現場をもっと知らなければいけないよと言っておいたからねと、そういう声も私の方にはいただいているのであります。


 また、これは質問趣旨書ということで鳥取意見選出の議員さんではありませんが、10月2日であります。本当にこれは早い時期、国会では質問趣旨書という形もとれますので、そのような形で政府に対して質問するということがされております。ここにも全く倉吉市からのということはないわけでありますが、全く内容的には私が申し入れした内容が書いてありまして、特に5番のこうした舛添大臣の発言は、市町村の職員を侮辱するものであり、大臣として到底容認できない発言と考えるが、政府の見解を伺うという趣旨書になっておりまして、今度は10月16日付で内閣総理大臣福田康夫名で衆議院議長の方に答弁書が送付をされております。その中で、社会保険庁においては、同庁職員による年金保険料等の横領等にかかる事案及び市町村職員による国民年金保険料の横領等にかかる事案について調査を行い、本年9月21日にその結果を公表したところであるが、それによれば、社会保険庁職員及び市町村職員による横領等の事案が少なからず発生しており、また、その件数及び金額については、市町村職員の方が多いことから、御指摘のような発言を行ったものである。5について、御指摘の発言については、すべての市町村において問題があるといった趣旨ではなく、公務員による年金保険料の横領等は絶対にあってはならない旨を述べたものであるというものが答弁としてされていることも申し添えておきます。


○5番(福谷直美君) ありがとうございました。終わります。


○議長(段塚廣文君) 次に、同じく会派くらよしの20番佐々木敬敏君に市政に対する一般質問を許します。


○20番(佐々木敬敏君)(登壇)(拍手) 御質問させていただきます。


 まず最初に、同僚議員から商工業の進行ということで質問がありましたが、私はまず農業の振興ということで若干市長にお尋ねをしたいというふうに思います。


 農業の現状と支援についてという観点からでありますが、毎年市長にも大変御苦労をかけまして、さまざまな支援をしていただいているところでありますが、過日の今年スイカにつきましては、非常に前半好調だったわけですけれども、後半の長雨で若干1億ばかし昨年に比べて売上高が下がったというふうに伺っておりますし、メロン類につきましては、特にプリンスメロンにつきましては40周年ということの中で市長にも大変お世話になりましたが、非常におかげをもちまして単価、収量とも40周年にふさわしい年になったかなというふうに思っております。


 それから、代表的なナシ、二十世紀でありますが、単価は好調でありましたけれども、そうは申しましても面積の減少、非常に顕著でありまして、なかなか、たまに久しぶりの農家になっていくような単価であったわけですけれども、減少は続いているということであります。


 それから、米の作柄は、今業界、農業新聞等で市長も御存じかというふうに思いますが、不作でありました。おまけに単価安ということで、本当に手取りがないと言いますか、そういう状況で推移をしているところでありますけれども、非常に厳しい状況であります。


 野菜類につきましては、例の中国の残留農薬の問題等がありますので、若干輸入量が落ち込んで、まあまあ暴落というところまでは行っておりませんけれども、非常にそんなに喜べるような単価で推移しているという状況ではないように思っておりますし、詳しい数字についてはまた次の議会もありますので、またお知らせをしたいなというふうに思っておりますが。


 何をさておいても、先ほどもありましたように、非常に原油が高騰しておりまして、それに伴うガソリンもそうですけれども、日々使う資材等の値上げで非常に本当に商業、工業のみならず農業の現状においてもどうなるのかなというふうに、なかなか表現のしにくい状況になっておるのかなというふうに思っておりますが、この点について現状を市長がどのように今認識をしておられるのか、そして来年の予算措置等についてもどのように考えておられるのかお伺いしたいと思いますが。


 それから、結局こうなってきますと、非常に行政の支援というのは本当に踏ん張りどころだというふうに、農家もそうですけれども、なかなか支援なくしては経営が成り立たないというのが浮き彫りになってくるわけですけれども。その中でチャレンジ支援事業、これが一番大きな誘致といってもいいぐらいの現在の農業支援だろうというふうに考えておるところでありますけれども、元気に意欲のある農業者がそういう工夫を生かし、取り組みに対し農業者などの作成したプランに基づいた効果的な支援を行う事業であります。平成16年度から実施されており、本年度で4年目になります。平成18年度までの3年間で中部総合事務所管内では37件のプランが認定されており、内訳は倉吉市が8件、湯梨浜町9件、北栄町が12件、三朝町2件、琴浦町6件となっております。


 本市においても、本年度にはアイガモによる有機米を中心とした農産物の特産化と地域の活性化プランと自慢のおいしいトマトをより多く消費者へという大原のトマト産地のプラン、これが2件、合わせて10件が認定をされておりますが。


 本年度、9月末現在、本市の認定農業者164人からすれば、非常に少ないと、昨年も同じようなことを申し上げましたが、12月議会において昨年の、その市の農業者へのプランの作成、助言、これが非常に不十分ではないのかなというふうに私自身も思っております。これに対し、市も窓口となっていきながら、話し合い、地域の農業が発展するような取り組みを積極的にしたいという、昨年、前助役の答弁でありますが、農業者からは市に相談に行ったが、プランにいろいろ注文をつけられたり、よく相談に乗ってもらえなかったというような話が非常に各地から聞くわけです。もちろんプランには目的達成に向け、事業主体みずからが主体的に本気で取り組む姿勢を有していることとか、プランに掲げた目標が具体的で、かつ実現可能なこと、プランを実行することにより地域農業の振興、地域の活性化にメリットがあること等、5つの原則を満たしていなければならないというふうになっておりますが、農業者のプランの作成及び実現に向け、必要な助言及び協力を行うこととなっておりますね。行政が。農業者が非常にいいプランを作成されたりする間に、この行政の農業者が足らなかった、非常に困って相談に来られるわけですね。いよいよ困って相談に来られるわけですから、その助言、指導のあり方、これが非常に農業者の不信をかっているという現状が私あるというふうに思っております。


 これで本当に私が見てもどこがどうなのかなという本当にいいプランができても、直前で自己資金で対応されたりというような事例もありますし、特に米の大型経営と言いますか、これに対するどうも機械に対する当然大きな資本が要るわけですから、例えば集落営農にしてもそういう形の中の助言というのは非常に私は足らないのかなというふうに思っております。先ほど申し上げましたように、非常に米の現状というのは厳しい。市長もさっきの施政方針の中で言われました水、これはやっぱり自然に流れてくるものじゃないわけです。特に非常に山間地の多い関金地区等に行ってみても、非常にあぜ草等を刈ったり、地入れをしたり、非常にいい手入れをされておる。こういうことが非常に私はこの維持管理ができないと水田の、水というものは自然に流れてくるものではないということを何回はこの議場でも申し上げておりますが、その辺について非常に不満が多いわけです。とりあえず担い手が中心になるわけですけれども、意欲を持った人がたくさんおられるわけですから、また他の議員も違った形の質問をされるというふうに思いますが、このプランに相談に来られたときの対応というのはやはり農家に相当な不満があるようでありますので、その辺について現状とその辺の考え方を再度ですけれどもお尋ねをして第1回の質問とします。


○市長(長谷川稔君)(登壇) くらよし佐々木議員にお答えをいたします。


 農業の現状についてと、それからチャレンジプランの取り組み方の問題についてお尋ねをいただきました。


 農業の問題、本当にいつものことでありますが、また、倉吉市だけの問題ではなくて、日本として今抱える本当に共通の難しさだと考えるところであります。いろいろな現状の困難さは取り上げることはできるわけでありますが、大事なことは将来とも日本として食料を確保すること、それから豊かな、さっきおっしゃいました水も含めました自然環境を維持をしていくこと、そのために食育と、やはり何と言っても今は消費が減っていると、需要過多でもありますが、消費が減っているというところに、特に米などはそういう問題も起因をしておりますので、食育の重要性、そういうことから農業が果たすべき機能、大切さの再認識というものをしていかなければいけないだろうと考えております。


 特に、昨今、原油の高騰を受けまして、バイオエタノールの生産が急上するなどして外国での原料となるトウモロコシ等の穀類が急騰し、それらを要因とした配合飼料価格などの値上がりも見られております。


 また、遊休農地が年々増加をしてまいります。また、竹林がいよいよ繁茂し拡大をしてきております。さらにイノシシ等の鳥獣被害も増加をしてきております。これらによりまして、将来的な耕作意欲、農業に取り組んでいこうという意欲が減退をして、放棄地がますます拡大することが心配をされるところであります。


 農業は申すまでもなく天候が大きく作用するところでありまして、先方議員もお触れになりましたけれども、今年は梅雨が長く、夏場はまたこれは異常な高温が続き、米、野菜等にかなりの影響が出ております。米では作況指数91と本当に10年近く100は切っているわけでありますが、91とかなり低く、また秋冬野菜ではキャベツこそ少し大玉も見られておりますけれども、出荷初期の白ネギとかブロッコリーは生育不足ということが見られたところであります。


 また、新たな取り組みとして、19年度に取り組まれましたニンニクが、これが本当に球根に病虫害が入っていると、見つかったということから、定植した球根を全部撤去して、来年は収穫は見込めないというこれこそ水を浴びせられたと、本当に意欲を持って新たな特産物にすべく研究も重ねられ、取り組まれたやさきのことでありますので、大変これはショッキングなことでありました。


 そして、やはり極めつけはどうしても米のこれから本当に価格というものが決まっていきます米の価格が大幅に低下をしようとすることが予想されるということが、大きな、一番不安材料として覆い尽くされているように思っているところであります。


 しかしながら、嘆いてばかりはいられません。倉吉はやはり農業どころ、農業産地であります。先方も少し好調であったという面で御紹介をいただきましたメロンに始まり、祭りばやし、極実のスイカ、それから完熟ということで少し販売時期を長くという今試みがされております二十世紀ナシなど、これからも倉吉の本当に誇る地域産業として生産戸数、そして栽培面積というものの拡大というものをもって生産高の総額の向上につなげていかなければいけないと考えているところであります。このためにも、本市の魅力ある特産物が消費者の評価を高め、産地の維持を図り、生産活動が続行できるために、農家の皆様の意見をしっかりと本当にお聞きをし、一緒に考える中で本市独自の取り組みを行っていきたいと考えているところであります。


 少しばかりこの機会に申し上げますと、もう一度私、今は現象面での農業の難しさ、また大切さを申し述べたところでありますが、すべての物事を考える上でも農業というものをもう一度私大切であるということを訴えたいと思います。


 かつては私ども麦畑に入りまして、あのすくすく育っている麦をわざわざ麦を踏むということの大事さ。それは後々を考えると踏みつけておいた方が力強く成長するんだと。そういうことを体験をしてきた年代であります。今は食育ということが改めて取り上げなければ、正しい認識と知識というものが訴えれない状況になってきております。例えばサツマイモなども3日、4日は暗い場所に放置をして、その後土に植えることで初めて水を求めて根を伸す努力をするわけであります。しかし、これを切ってすぐ苗を植えてしまいますと、自分の水分を知っているために根を張ろうとする努力をしなくなりがちであります。このあたりが今学校教育、農業教育などでは余り教えられてなくて、教えないと気がつかなくて、本当に先生方でもなぜこの元気ないい苗の方を持ち寄らないんですかというような疑問も抱かれるぐらいであるようであります。そういう事ほどさように農業というのは速効性を求めてはできないということであります。むしろ根の中に力が秘められている。だから土壌が大事なんだと、土台が大事なんだと、物事は。一時的な成果を求めてはいけないんだということを物の考え方の基本に本当に置く、そういう意味でも農業というものがいろいろな社会生活で、あるいは政治の中でも行政の中でも、今もう一度大事さとして見直される観点にあるかと考えているところであります。


 そこでチャレンジプランの取り組み体制であります。4年目に至りましてこれまでの認定件数が10件あったところであります。19年度2件認定を今行ったところであります。このチャレンジプランで一番重視をしておりますのは、現状の中から目標を見定め、目標達成のためにみずからの積極的な取り組みを重視をして、そのことがまた地域への波及効果、蔵内のケースのような地域活性化につながっていくというような波及効果を求めているものであります。そのためにまずプランを申請されようとするグループ、組織、また集落内で十分な検討、話し合いを行っていただくことが本当に大事かと思います。蔵内の場合も一時あの地に工業団地の予定が生まれまして、それまでから温めては構想はあったわけでありますが、一時期とんざをして工業団地がまた結果的にあの地に求めないということから、さらによしと意を強く固められまして、現在を迎えておられますように、このピンチを現在の農業の難しさ、危機というものをチャンスにとらえるんだという観点と言いましょうか、とらえ方でこのプランの受けとめ方というものを初めていただければと。また、私どももそうとらえているところであります。それだけにこの集落での話し合いには積極的に出かけさせていただこうと思っております。その前に本当に気軽に相談をかけていただきたいと思っております。チャレンジプランとはどういうことかという前に、今、地域で、あるいはグループで、個人でこんな状況にあるんだと。それは販売体制も含めてこんな悩みを持っているんだと、一緒になって考えてほしいと。また、市の方も一緒になって考えさせていただきたいという姿勢というものをもっともっと表していこうと考えております。そしてその際には、農協、JA、中部農林局農業振興課、倉吉農業改良普及所とも本当に一体となりまして、アドバイスなどと言えばおこがましいわけでありますが、参考にしていただける考え方、それからチャレンジプランの本当に目指すもの、そういうものを一緒になって協議をさせていただきたい、しっかりその気持ちを持ち、もっともっと積極性というものを表していきたいと考えるところであります。


○20番(佐々木敬敏君)(登壇) 農業の現状等につきましては、非常に御理解をいただいております。


 が、やはり特に米の問題は、他の問題についてはまた別の機会に議論をしたいというふうに思いますが。市長も先ほど発言されておりましたように、国政にゆだねるところが非常に大きいと。しかしながら、やっぱり現状で農家の支援ということになりますと、こういうチャレンジプラン等しか現状ないわけですので、やはりそういう体制をしっかりとつくっていくということでありますので、信用したいというふうに思いますし、やっぱり水耕のトマトにしてももう少し早くできたのかなというふうな思いもあります。やはり相談体制、農家がやっぱり本当に来やすく、本当に困って相談に来ておられるわけですからね、その辺の体制というのは私は不十分ではないのかなという思いで質問させていただきました。是非、そのように改善をしていただきたいというふうに思います。


 次に、農業集落排水施設、林業集落排水施設も含めてでありますけれども、着々と整備が行われ、供用開始されております。このことは農村地域を網の目のように流れる豊かな清らかの水の水質を保全し、農業生産には欠くことのできない水を守り、豊かな自然、ふるさとの原風景を維持していくためには必要不可欠なものであると高く評価をしております。


 この集落排水施設の使用料の問題でありますが、3月定例議会に条例改正が提案され、可決をされ、10月から使用料の算定方法が従量制に変わりました。私もこの将来に向けて終末処理場の維持管理のためとか、やむを得ない処置なのかなということで改正に賛成をさせていただきましたが、反面、農家にとっては厳しいものがあると承知をしておりました。そこが一番の私の賛否に向けての決断だったわけですけれども。


 従量制は使用した水道の利用によって排水施設の使用料金が加算をされます。農家にとって水は非常に重要なものでありますし、生産にはもちろんでありますけれども、トラクター、田植機等の農機具の洗浄、収穫した野菜の洗浄等々、使う水道料が非常に多くなってまいります。この水道水の使用料は排水施設を利用しないのに、料金の精算に加算される、使われてしまうと。地域の農業は先ほどもありましたように、疲弊し、本当に今苦しんでおるのが現状でございます。


 農家にとっては毎月の使用量が当然大きな負担となってまいります。特に水田を守り続けておられる高齢の本当に国民年金等が多いわけですけれども、世帯では非常に厳しい負担になるのかなというふうに思います。現在、その工事が進められている北谷の地区集落排水事業のエリア内の方には、料金の計算方法が事業の途中で変更になって、とても今のこの年金生活の中では接続できないなという声が非常に多く上がっておりますし、現行の条例では市長は特別の理由があると認めたときは使用料を減額し、または免除することができるとされております。これについては細かな基準はないわけですけれども、果たしてこうした農家の実態が減免規定に該当するのか、私もにわかにはわかりませんけれども、この排水事業が始まる当初、地区に出かけられてこの行政の関係者の方がそういう現状、特に機械の洗浄とか農作物の洗浄とかあるわけですから、1,000円ないし1,500円はこれは考えてあげないけんじゃないかなというような説明もされているように伺っておるところであります。ですから、冒頭申し上げましたように、本当にこの水というのは非常に農業生産に欠くことのできないものでありますし、市民生活にも絶対これは必要なものであります。ですから、なかなか農集、林集だけの使用料は条例ができた以上、なかなか減免をするということにはならないのかもしれませんけれども、是非そのあたりを本当に算定料を基準にして勉強をしていただきたいと思いますし、私どもできることはどういうことができるのか、もう一度勉強し直して、また次の議会にでも提案できることがあれば提案したいと思いますが、現時点でその具体的な方策というのは私ども持ち合わせておりませんので、市長のとりあえずそういう前向きな答弁でもあればお伺いをしたいというふうに思います。


○市長(長谷川稔君)(登壇) 農業集落排水事業における使用料金の点についてでありますが、実は平成2年から3年にかけまして、倉吉市で第1号で農業集落排水事業を行いましたのが小田古川沢地区でありまして、私その中の地域の方の組合の責任者でもあったところであります。


 当初から、この使用料については下水道がいわゆる従量制、水道の使用量を参考にして割り出すという仕組みでありますので、農業集落の場合はどうしたものだろうかというのが絶えずありました。そのときに、しかし、これから展開をされていく農業集落排水事業の恐らくエリアになるところには、まだ水道そのものがメーター制の水道そのものが引かれてないところが多いんではないだろうかということがありまして、やむなく、いわゆる家族数で割り出す人数制にしたわけであります。


 当初から、もともと余り合理的ではなかったわけであります。なぜなら、下水道のように使った量というものをそのまま料金の方に算定をしていくと。率はもちろん変えていくわけでありますが、それを基準にする方が使ってない方にとっては当然の話だと思います。あなたのところは家族数が4人だから均等割掛ける額を出して、はい、今月の料金はこれだけですというよりも、先月は少なかったですね、今月は多かったですねという方が納得というものがいただけるんではないかと思っております。そういうことで、ここに来ましてようやく農業集落排水事業エリアの中でも、これまで水道の料金メーターを設置をしておらない地域のところにも必ずしも上水道、簡易水道という区域ではなくても、農業集落排水事業エリアの中には料金があらわれる、メーターを取り付けていただきました。そのこともありまして、今残されております、ちょうど時期的に中野地区の方に際しましては、中野地区だけをこうするんではなくて、これまでも分も全部、全域農業集落排水事業、一部林業排水事業のエリアもありますけれども、これらのエリアをすべて使用水量、量を基準にして料金を掛けていくということにいたしましたので、御理解をいただきたいと思うわけであります。


 議員の御指摘は、農業地帯の方は少しばかりこれまでは水道そのものから農業事業などにも使用していた面があるんで、そのあたりのいわゆる割り切り方と言いましょうか、そういうことに少し今のまま行ってしまうと料金が高くなるという御心配もあっているよという実情の方を述べていただいたんだろうと思います。これからも使っていただく量に応じて御負担をいただくことになりますので、そのあたりはこれはもう全く農業用ということであれば、水道量、水道メーターにつながるいわゆる施設から水をまかれたり、くみ上げたりされないで、置いていただきたいと考えるものであります。そうしないと、一定額の方がむしろ無理が生じてきたと。これまでは、今回料金をこういう形にしたから、総額をふやそうということは考えてないわけであります。そうではなくて、やはり使用量に水量に応じた料金にさせていただくというのが、今回の全く本旨であります。本当の趣旨でありますので、是非そのところをこれからも、我々も機会をとらえまして御認識いただけるように御説明を申し上げたいと考えます。


○20番(佐々木敬敏君)(登壇) 予想どおりの答弁かなというふうには思いますけれども、やはり完全にそこに矛盾が出てくるわけですよね。もう少し私ももう少し勉強をしてみたいというふうに勉強不足で、これ以上発言はしませんけれども、やはりもう少しそこの中で本当に担当課も計算をして試算をしておられるのかどうかわかりませんけれども、やはり救う道もあるのかなというふうに思ったりもします。まさに料がふえるんですよ。ですから、その辺が非常に表現しにくいところですけれども、もう少し市長も前向きなと言いますか、その辺で救う道がないのかなということも考えてみていただきたいというふうに思います。


 斎場についてでありますが、斎場と言いますか、私の場合は灘手地区の振興ということが主な論点になるというふうに思いますが。


 新斎場に対する地元との関係については、議会としても去る9月の議会において、一定の方向が打ち出されました。順調に欲しいというふうに願っておりますけれども、先日、灘手地区公民館協議会から陳情書がまた提出をされ、相変わらず地元の理解が得られてない状況が続いているというのが現状だろうというふうに思います。


 先月から今回の陳情書の件も含めて、斎場問題全般にわたり、地元の方々とお話をさせていただきました。率直に申し上げて、本当に市長に対する相当の不信感があるようであります。現斎場の現状から見て、原石山での斎場建設を推進しなければならないというふうに私も思っております。しかし、この推進のためには、地元が抱いている不信感に対してこれを払拭し、建設の理解を得るよう最大限の努力が必要で、不信感やかみ合っていない部分について、現時点で本当最終段階だというふうに思いますが、整理をして、その上で市の対応策につなげることが大事だというふうに考えます。


 このような観点で質問をしますが、地元の方が斎場建設に反対する主な理由として、地元が推薦していない土地を勝手に市の候補地としたこと。地元同意が得られてないにもかかわらず、広域連合に推薦をしたこと。元地権者に対する約束違反、地元に対する約束違反。近隣住民の存在を無視、それから6点目に風評被害等の懸念を上げられております。


 地元が推進していない土地を勝手に市の候補地としたこと、地元同意が得られていないにもかかわらず広域連合に推薦したとのこの2点については、本年7月27日に開催された灘手館長会の席上で、市長が謝罪をされたことから、私としては市として最大級の対応をされたのかなというふうに考え、評価もいたします。


 問題となるのは、地元、元地権者に対する約束違反、地元に対する約束違反等でありまして、元地権者に対する約束違反については現地に産業施設等迷惑施設が来ないように、また不法投棄の場所にならないように市に公共管理をしてもらいたいことや、多目的スポーツ広場として整備されることを了承して寄附したものであるにもかかわらず、一部とはいえ、もと地権者への説明のないまま斎場予定地とした。地元の言い分ですよ。


 地元に対する約束違反については、多目的スポーツ広場を整備すること、地元に約束し、そのことが守られないことで、そこで言う多目的スポーツ広場とは倉吉市教育委員会と地元が検討に検討を重ねた末にでき上がった図面が示されたものであると地元の方はおっしゃっております。


 斎場への変更について、元地権者の説明は地元全体へ事前説明がなかった点についても同じであります。多目的スポーツ広場整備の内容について絞ってお聞きしたいというふうに思いますが、平成19年10月22日に提出された灘手地区自治公民館協議会からの陳情書においても、市教育委員会と協議を重ねた上で最終的に灘手地区が了解したレベルの施設整備とされている多目的スポーツ広場整備について、市教育委員会と地元で協議された経過についてでありますが、いつごろのことなのか、地元のだれと市、あるいは市教育委員会のだれで協議をされたのか、どのような内容の施設整備が地元了解されたのか、ここは非常に大事だというふうに思いますので、できるだけくわしく説明をしていただきたい。それは形として残っているのか、ただ口約束だけなのか、4点でありますが、教育長、非常に前段はかかわっておられたというふうに理解をしておりますので、是非教育長に答弁を求めます。


○教育長(福光純一君)(登壇) 佐々木議員の御質問にお答えします。


 灘手地区の谷原石山跡地利用についてでございますが、御承知のようにこの土地は大変広大な土地でありまして、この土地が当時平成14年ごろだったと思いますけれども、地元代表の方と協議をした中で、ゴミ捨て場になったり不法投棄の場所とならないようにというような話がございまして、市の管理下のもとで維持管理されるなら寄附をするとして、地権者の合意の元に決定されたということが経過にございます。


 その施設整備計画につきまして、市に任され、先ほど申しましたように大変広い土地ですから、例えばサッカー場兼ラグビー場を中心とした多目的広場ができないか、または利用できるような整備ができないかというふうな構想だとかそういう思いをめぐらした時期でもあったんではないかというふうに思っております。


 そういう中で、平成16年に入りまして着々と東伯農水の方が跡地整備を行ってまいってきておりまして、平成16年の9月から10月にかけまして原石山跡地利用検討会、どういうふうに利用していけばいいのか検討していこうということで、関係課課長9人、庁内の関係課の課長9人で原石山跡地利用検討会というものを立ち上げました。その中でいろいろな意見というのがあったわけでありますけれども、例えば多目的広場と言いますか、サッカーなりラグビーなりソフトボール場がいいではないかとか、サブグラウンドと言いますか、グラウンドゴルフ場などをつくっていってはどうだろうかとか、駐車場として活用していくこととしてはどうだろうかとかいうようないろいろな意見がありました。まとまった意見ではございませんが、そういう意見を踏まえまして、東伯農水さんの方へ跡地整備を要望していこうということで、5回ほどにわたりまして、跡地整備につきまして東伯農水に要望してまいりました。それは当然教育委員会の管轄でございましたから、教育委員会の職員が東伯農水さんの方にそういうことで要望してまいったわけであります。


 そうしまして、東伯農水さんへの要望としまして関係課が集まりまして話し合った中で、24項目にわたっていろいろ出してきたわけであります。例えば安全性の確保の面ではどうだろうかとか、景観・環境保全につきまして、それからグラウンド整備につきましてインフラ整備、管理棟、駐車場の確保、さらにはフェンスにつきまして境界くいの設置、進入路についてというようなことでいろいろ協議したものを持ち寄りまして、平成17年7月15日に東伯農業水利事業所の方に原石山跡地引き渡しにかかる確認書というものを市と交わしたわけであります。


 そういう中で、確認書の中に安全対策なりブランド整備等17項目にわたっての確認がなされました。そしてその17項目の確認のもとに、東伯農水さんが整地、整備工事に入っていただいたわけであります。


 その後、平成17年10月に入りまして市の議会、議員懇談会におきまして斎場問題というか斎場の候補地として3候補地が今検討されているということが報告がありました。その中で灘手地区につきましてはまだ住民の理解を得てはいないが、事務局案としてということで提起されたわけであります。


 私たち教育委員会としましては、その後、17年11月25日におきまして自治連の行政連絡会、行政懇談会がございました。その場へ灘手地区の要望事項として原石山の多目的広場の整備についてということで整備を早急にお願いしたいというふうな要望がございましたので、私たちとしましては原石山につきましては、多目的広場として利用するために跡地整備について東伯農業水利事業所に要望し、協議を重ね、現在整備をしていただいているところでありますということをお答えしましたし、平成18年9月ごろに整備が完了する予定となっておりますので、完了後、現地の引き渡しを受けることとしておりますと。さらには教育委員会としましては、引き渡しを受けた後、年次的に整備を行っていくように計画しているところでありますというふうなお答えをこの自治連絡行政懇談会で申し上げたところでございます。


 しかしながら、そこで斎場問題が浮上しておりましたので、東伯農水に対して斎場候補地となれば整備変更となり、やはり迷惑をかけるというようなことの考えもありまして、東伯農水さんの方にこのことを説明いたしまして、そして確認書の変更を行ったというふうな経緯でございます。


○20番(佐々木敬敏君)(登壇) 経緯について詳しくということでありましたけれども、その灘手地区の協議会の方も含めて、代表の方ですね、今言われた、それと職員とで検討をされて、整備計画なるものができた、らしきものというような表現だったですけれども、できて、その後については現状の後についてはその後年次的に整備をしていくという、教育長の答弁がありましたけれども。


 その年次的に整備される内容というものをお聞かせいただきたい。


○教育長(福光純一君)(登壇) お答えいたします。


 整備の内容でございますが、管理棟、それから水道、トイレ等について整備をしていきたいというようなことを考えておりました。


○20番(佐々木敬敏君)(登壇) えらく簡単な答弁でありましたけれども。そこのところが灘手地区の当時の代表の方と行政、市あるいは教育委員会とのずれがあるのかなというふうに思っておりまして、一番大きな問題は灘手地区の当時の代表の方、先ほど東伯農水で計画変更したんだということを言われましたけれども、それ以前のことについて非常にこだわりをお持ちですし、それが約束だというふうにとらえておられるわけですね。ですから、全く灘手地区との協議というのは全く本当に入口論そのままで本日まで推移をしているというのが現状だというふうに私どもはそういうふうに理解をしています。


 なかなか教育長もその辺のあたり、もう少し丁寧に答弁をしていただきたいなというふうに思いますし、今、灘手地区の思いというのはいろいろあります。本当に真っ向から反対だと言われる方もありますし、この最近の報道等の中でこがなもんかいや、行政というのは仕方がないなというのが大半、市長の言われる大半。非常に近隣同士、あるいは集落同士、そういうことで人間関係の中でも非常にどういうことが起こっているかというのは市長もよく御存じだというふうに思いますが、是非その辺のもとの、我々にも説明されたわけですからね、懇談会において。その辺のことをおっしゃっているんだというふうに思います。


 それから、市長の発言の、次に変化についてでありますけれども。先ほども言いましたように、議会にもある時期構想的なものの説明を受けた覚えもありますし、実際そうでありましたし、地元の言われるような多目的スポーツ広場整備のイメージとは確かにあったのだなというふうに思います。口約束にせよですよ。市長も地元とある程度協議をして喜んでみんなに使ってもらえるレベルにしたいと考え、そのように発言をされた時期もあったと。資料がありますけれども、というふうに思っておりますが。このことを10月22日の陳情書の中の市長のコメントとしては、やはり今時点の整備の程度では、多目的スポーツ広場の利用者に十分に喜んで使ってもらえる施設にはほど遠いとも発言されたとして、地元の方はこういうふうに受けとめておられます。


 その後、市財政等勘案して、新斎場の周辺整備の位置づけの中で広域連合の中で、広域連合の力で多目的スポーツ広場を整備すると、この設定をし直された。議場でも答弁されました。その種の発言を地元でもされております。


 ところが、広域連合の中でそのような議論に至っていない、私も若干指摘しましたけれど。これは私の推測ですけれども、今となっては現在の整備をもって多目的スポーツ広場は整備済みであると言わざるを得なくなったのかなというふうに私は推測です。その結果、地元との約束をほごにしたと地元の方はおっしゃっておりまして、市長としては本当に当初の地元と協議されたレベルの整備に近づけたいとの思いが、本当は心の中に私はあるのではないかというふうに半分ぐらいは思っております。このままではこれらの経過を踏まえてもう一度本当に原点に返り、多目的スポーツ広場の整備についてお考えをこの議場において答弁を求めたいというふうに思います。


○市長(長谷川稔君)(登壇) ただいま本当に佐々木議員から問題解決への糸口を本当に解きほぐすべくいいお尋ねをいただいたと思っております。そして、それに本当に近づけるためには経過というものをきちっとたどって、そしてできなくなった場合などのことをきっちり申し上げて、そのことが実は伝え切れてなくて、いわゆるそごというものが生まれて、いわゆる行き違いみたいなものにつながっているように思いますので、もう一度少し時間をいただくことになりますけれども、経過をたどらせていただいて、現状の認識を述べたいと考えます。


 この原石山での採取跡地の利用についての協議は、一番早くは平成8年に始まっております。6月22日でありますが、やはりここでの考え方も少しその後に大きな基本になりますので申し述べさせていただきます。


 少し項目として申し述べたいと思います。一つ、協議内容としては、1、昭和62年から平成4年にかけて西高尾ダムを建設した。船上山ダムを現在建設中である。2、その後、東伯町内に小田股ダムを建設するので、それに必要な岩石を同じく原石山の現在位置より奥の部分で引き続き採取することになった。3、岩石採取は、平成8年11月に準備に入り、平成9年から平成13年、5カ年を目途に採取する予定である。4、西高尾ダム建設の昭和62年当時から、跡地の公共利用が地元要望として農水に出されていたが、5、公共利用で方向が決定しない場合は、農水は跡地に土を被覆して、地権者に返すことになるが、6、西高尾ダム建設時には残土置き場を借地し、整備して、畑として返したが、数年後、荒れ地となってしまった。7、小田股ダムの岩石採取後においても、整地して畑となしても耕作過程が困難となれば山林、原野となることも考えられるので、8、農水はその跡地利用として平地と法面の一体的利用はないかと考え、公共利用として工業用地、または他の公共施設としての使用が可能であれば、地権者、住民の要望もあるので、土地買収をかけて市に跡地を売却してもよい。市の方針、回答はいただきたいというものがありました。


 2番目に、国は目的なしに無目的に土地の所有ができないでの、地権者から寄附の形で倉吉市に所有権を移転したい。


 3、耕作放置地のように荒廃していると、不法投棄、ごみの山になる懸念があるということが話し合われています。そして時間がたちまして、平成13年6月23日、東伯農水が主催して、地権者説明会が開かれております。ここで地元はごみ置き場、不法投棄の場所とならないよう協力していきたい。市は土地の買収は市としては困難であるが、市名義になれば管理していきたい。東伯農水は、国は使用しない土地は所有しないので、土地の名義を倉吉市に変更していくので、市と協議を行っていく。地権者からは、土地の譲渡については了承ということになっております。


 そして14年6月19日、地元代表と協議をしております。代表者はごみの不法投棄を心配している。市の管理下で維持管理をされるのならば寄附するとして、全員の合意で決定した。体育施設整備については、地権者も同意している、施設整備計画などは一切任されているし、サッカー兼ラグビー場を中心とした多目的広場ができないか考えている。


 15年6月19日、灘手公民館管理委員長、灘手自治公民館協議会から陳情書が出、原石山跡地の有効活用についてが出され、市の回答として灘手地内の原石山跡地利用等につきましては、東伯農水及び関係機関とも今後とも協議を重ね、合併後の多目的な施設利用を検討してまいりますとしています。


 16年5月12日、跡地利用について庁内検討会を開催するい当たり、整備状況を知るため、東伯農水に説明を求めています。その1、6月に東伯農水で造成するダム建設にかかる採石場跡地の公共利用についての依頼文を市長あてに出したい。2、寄附にもっていける状態なので、早く引き受けてほしい。3、平成17年度までは地権者への補償は終わっている。4、整備については、できるものとできないものについて今後協議。ここで整備についてはできるものとできないものについては今後協議とあります。5、用地の処理方法は寄附により倉吉市への所有権移転。そしてこの年は9月から10月にかけまして、市として3回庁内検討会を開催しております。その中の9月30日、多目的広場(サッカー、ラグビー、ソフトボール)、2、サブグラウンド(グラウンドゴルフ)、3、駐車場として活用していくこととし、東伯農水へ跡地整備を要望することとする。


 16年12月17日、17年1月27日、4月12日、5月19日と跡地整備について東伯農水と協議を行ってきております。そして7月15日を迎えているわけであります。


 この間はこの記録にない、いわゆる地元からの方との意向を聞いたり、あるいは市も御相談に応じたりする記録はあっております。そして7月15日、原石山跡地引き渡しにかかる確認事項を合意内容として、東伯農業利水事業所と倉吉市長が確認書を交わしております。その内容は、原石山跡地整備完了後、双方現地で立ち会い、引き渡しにかかる確認事項が履行されていれば、引受書を提出するというものであります。


 内容につきましては、かなりの項目になっておりまして、これは確認書として公文書でありますので、もし必要とされるならば後ほどお渡しをしたいと思います。


 8月25日、寄附を受納。これは33人の方から43筆、7万4,054平米を受納。後日進入路の47平米、またそのほか市道の部分が1,410平米ありましたので、全登記面積7万5,511平方メートルを市の登記ということになったわけであります。


 同じ年の17年10月11日に、先方も教育長から答弁いたしました市議会の議員懇談会で新斎場建設候補地の取り組み状況として、3候補地を列記したところであります。もちろん、灘手地区は事務局案としてでありました。


 そしてその後、11月25日に自治連行政懇談会で灘手地区の要望事項として、管理棟、水道、トイレ等を含め、多目的スポーツ広場としての整備を早急にお願いしたいが提出されて、この回答はこれも先方申し上げたところでありまして、原石山につきましては、多目的広場として利用するため、跡地整備について東伯農業水利事業所に要望し、協議を重ね、現在整備いただいているところです。


 平成18年9月ごろに整備完了する予定となっており、完了後、現地の引き渡しをすることとしております。教育委員会としましては、引き渡しを受けた後、年次的に整備を行っていく予定にしておりますということを回答しているところであります。


 そして、12月1日には、市として原石山を斎場候補地の一つとして考えられていることを東伯農水に説明をし、同じく6日には東伯農水より斎場候補地となれば、確認書に基づいて整備しているので、変更があれば新たな整備計画で再度協議し、それが整って変更の確認を交わしてから工事を進めていきたいとありました。


 19日に東伯農水に原石山を斎場候補地に選定した経過を説明し、東伯農水は確認書の工事がむだになっては困るので、平成18年度工事契約は来年度としたい。市は今後は市内部で協議し、斎場の具体的な計画をもって、東伯農水と協議し、変更確認書を交わすこととする。そして18年1月11日に、東伯農水に対し斎場候補地について市の考え方を説明、下段の奥1万800平方メートルを斎場として利用したい。それ以外の部分については、確認事項により整備をお願いしたいとし、東伯農水の方からは上段、上の段に上がる進入路は予定どおりつくっている。つけ替えはできない。変更後の進入路は市で対応してください。返事は今月中にいただきたいということがありました。


 1月26日に東伯農水に市の方針を説明し、前年の17年7月15日に交わした確認書の17項目について変更の必要があるのかを協議をしました。


 同じく、2月13日に原石山現地で立ち会い、斎場予定地となる下の段、下段部分については既に廃棄岩で整備済みであり、現況のままで引き渡しを考えており、現況の整地で了解。最終の変更確認書は東伯農水で作成することを了解をしました。


 2月14日、灘手自治公民館に私出席をさせていただきまして、原石山跡地を市の候補地として翌日の広域連合会議に持ち出すことを申し上げたところであります。


 2月15日、広域連合会議に市としての候補地を申し出ました。


 2月28日に、最終の変更確認書を東伯農水と市長の間で取り交わしておりまして、主な点を申し上げますと、これはちょっと図面を見ていただかなければわかりにくいわけでありますが、項目において1、2は変更なし、3、北側の上段の敷地のグラウンド予定敷地は廃棄岩整備後、まさ土で平均30センチ程度覆土し、整地する。4、南側下の段、敷地は現状のままとする。グラウンド予定地は駐車場予定地より5センチ程度高くするを変更し、下段の駐車場予定敷地部分を廃棄岩で整地をする。5から8は変更なしという内容であります。


 今少し長く申し上げましたのは、私の発言録ということで会議録になるということを十分認識をしまして、これからのいろいろ論議を、あるいは御説明を申し上げたり、あるいは質問をいただく場合の参考になればということで申し上げたところであります。


 そして、大事なのは、先方の御質問のポイントであります。多目的広場と多目的スポーツ広場という認識の取り扱いであります。これに今申し上げました私経過というものが大きなかかわりがあると思います。農水の方はやはり自分が所有しないということがありまして、安全性、もしくはこの場合はグラウンドという表現をされております。安全性とグラウンドを跡地整備の内容として整備をしていくんだと。そして事業主体としては、確かに地元の方とは倉吉市が時としてその整備計画を受けとめる立場にありましたので、倉吉市が整備をということに思われた時期もあるかもしれません。しかしながら、最終的には農水の跡地整備の中で整備をするんだということで、このような17項目にまとめさせていただいたということをこのあたりの経過が十分に伝え切れていなかったと。どちらかというと地権者の方の方も任せたということが少しばかりあり、最終的なところでの私どもの方の確認書を交わす寸前でこのようなことに至りましたということをきっちり御説明を申し上げておくことが本当に必要であったと、今改めて反省をしているところであります。それだけに、それだけに斎場計画が持ち上がりましたのが11月、10月11日からであります。だから改めて灘手地区の方が改めて多目的スポーツ広場という表現を持って内容を管理棟、水道、トイレということを含めた多目的スポーツ広場というものを持ち出して提出をしてこられましたのが、11月25日であります。こういう経過があるわけであります。


 そして現在の本当にスタンスと言いましょうか、立ち位置でありますが、事業主体を農水さんとして跡地整備の中で広場、グラウンドということでありますが、この整備というものは覚書どおりに施工していただいて、現在、仕上がりができているわけであります。ここをよく聞いていただきたいんですけれども、覚書に基づいたものは、もちろん翌年度の変更計画も含めてでありますが。


 それで今の立ち位置でありますが、斎場計画を踏まえて今あの姿が生まれておりますので、私はそのときにグラウンドという場合に、当初からではあったわけでありますが、十分にラグビーやサッカーやソフトボールなどをできるためには、面積こそありますけれども、水道もないわけでありますから、トイレもないわけでありますから、ましてや芝生などが必要になると思います。そういうことから考えると十分な活動がいただける状態とは思っておりませんということを再三申し述べているわけであります。


 そしてもう一つ、今一番直近に申し上げておりますのは、もちろん教育委員会は年次的にということを言っておりましたが、私はもう一つ加えて多面的に考えていきたいと。必ずしもスポーツばっかりのグラウンドを中心とした広場と考えるんではなくて、多くの方が本当に休んでいただいたり、散歩していただいたり、森林浴を楽しんでいただいたり、そういう緑あふれたゾーンにしたいという気持ちも持っておりまして、そういう意味で多面的、多角的な面から内容も検討していきたいという気持ちを持っているわけであります。あのままであそこを終えるという気持ちではないわけであります。そして斎場と、ある意味では、広い4万5,000平米ということでは、一体感が醸し出され、また上段の2万平米、下の2万平米、斎場の1万平米は別の意味では遮断がされている、そういう状態をつくっていきたいと考えているところであります。


 本当に改めまして地元の方々にはそういう経過というものを何もないから言わなくていいこということではなくて、こちらの方が節目節目にもう少しきちんとこのようなことになりましたと、そのことを丁寧に申し上げておいたことが、おくべきであったということが今返す返すも残念に思うところであります。そういうことを十分私どもも心しながら、現在の立ち位置、そしてこれからの整備計画に当たっていきたいと考えております。


○20番(佐々木敬敏君)(登壇) 教育長から年次的に整備をするという計画もまだ答弁がないわけです。今市長の答弁にもありましたが。


 まさしくですね市長、市長が後段言われましたように、地元の方の要望されている多目的スポーツ広場というのは、教育委員会と検討に検討を重ねた末にでき上がり、図面に示されたものであるということをおっしゃっているわけですし、この本当に全くこの斎場問題というのは私に言わせていただければ、入口にも入ってないような形で、一方では設計が公募され、一方ではですよ、土地の返還請求までされて、やりとりもたくさんいただいておりますけれども、本当に市長としては若干ふさわしくないような発言もされておりますがですよ、こういう形に至って本当に誠意を持って同時進行の中で話し合いができるのかなというのを本当に心配しているんですよ。市長の権限ですから、あそこに斎場をつくると言われればできるんでしょう。しかしながらですよ、前段申し上げました大切なことは、本当に今灘手地区の方がこの間この問題が起こってから、集落間、あるいは隣同士でも本当に人間関係が大変なことになっている。本当に気の毒だなというふうに思っておるわけです。そこが私が一番行政と地区、これからの公民館活動においても公民館の協議会の代表の方をあなた方は同じ地区で大丈夫ですかみたいな発言もされるということはですよ、不信に不信を生んで、本当に入口から入っていない。本当に斎場入口論と言いますけれども、最初、一番この事が起こったときも、あそこにある数軒の家の方の補償の問題とか本当に丁寧に扱っておられたら、ここまで私なっていないというふうに思っています。ですから、本当に議会も議決をされたわけですから、その中に多目的スポーツ広場のことも、あるいは灘手のその他の振興のことも織り込まれて、それなりに動議が出されて議決をしたわけです。ですから、それに基づく議会の責任もありますし、もう一度本当にもし当事者同士で話ができないのであれば、第三者でも立てて真剣に問題を解決をしていただく意思があるのかないのかお尋ねしてこの質問を終わりたいと思います。


○市長(長谷川稔君)(登壇) 先日、おととい、灘手地区に少し舞台は文化祭という場でありましたけれども、お邪魔をする機会がありました。本当にいわゆる地域とすれば小さい地域で、みずからがこまいとおっしゃっておりますけれども、その中だけに私はものすごく地域の結びつきと言いましょうか、団結力というものを感じて帰ったところであります。


 今こうしたいわゆる公共政策と言いましょうか、どこかに求めなければいけない施設というものが、たまたま条件というものがかなって、この灘手地区に今その建設候補地を求めようとしているわけであります。かなりの私御認識はいただけていると思いますが、きょう本当に私初めてといっていいぐらいよい機会だったと思います。それは先方も申し上げましたが、折り目と言いましょうか、大きな態度の決定段階、そういうときにもう少しこういうことになりましたということを本当にお話をしておくことがよかったんだろうと思います。それは翻って地元の方も特に熱心にこの間公民館の役員さんとして、ある場合は協議会、ある場合は地区公民館振興協議会、そういうさまざまな立場でその中に立たれました方が、あの地をもともと斎場計画がなかったわけでありますから、そこをどういう整備計画にしたらいいんだろうということで要望を出していただいたわけであります。市としてもその要望をできるだけ受けとめたいと考えてきたわけであります。


 しかしながら、最終的にこれは市の財政事情ではなくて、現地というものが国のダムの石切場の後で、採石場跡というものは国の方が原因者がその後の利用計画を持たない限り、施設をつくってはいけないという大きな判断があったわけであります。最終的にそれが確認されたわけであります。その中で最大限跡地整備としては最大限だと思います。精いっぱい最大限の最大は安全性ですから、そこにグラウンドというものを精いっぱい加味をするというそこに地元からありました、市も受け取りました、敷地、コート面積としてはそういうものがあの上段2万平米にとれる。下の方はグラウンドゴルフとしてもコートとしてはとれる、駐車場も確保できる、そういうものをまとめたわけであります。そしてその姿を1万平方メートルを残してはつくっていただいたわけであります。農水省さんには、国には本当に感謝の気持ちでいっぱいであります。後は所有権が移された市が、将来的にも利用ももちろんでありますが、利用を含めてあの4万5,000平米の広大な面積です。2段になっております。山を削ったところであります。水が出てまいります。そこをしっかりとよい状態を保っていくという責任が課せられたわけであります。このよい状態を保つ管理権、所有権ではありません、登記で所有権は明確でありますが、その中に与えられておりますのは管理をしっかり果たさなければいけない管理権であります。このことをしっかり果たしていかなければならない、私は大事な思い、そして長期にわたる責任というものが今背負わされていると強く感じておりまして、この話はここで終わるわけではないわけであります。十分に地元の方には満足のいく内容ではなかったかもしれませんけれども、一番当初の発足は、よい管理、荒廃地にならないように、不法登記の場所などにならないように、そのことがあったところであります。そのことをしっかり心して、そしてこれまでの経過につきましては、改めましてそのような機会を私どもも強く求めさせていただきまして、この間御努力いただきました方々には、その御努力には本当に感謝をし、そしてまた十分に御期待に100%こたえれなかったということについておわびを申し上げ、そして今1市3町の倉吉市も含めました全住民の課題、そして願いであります新斎場を建設をさせていただきたいと改めてお願いをするものであります。


○議長(段塚廣文君) 佐々木議員、よろしいですか。


 12番金光?君。


○12番(金光 ?君) ただいまの質問を聞いていて、経過を教育長なり市長からるる説明がありましたが、16年。


○議長(段塚廣文君) 議事進行。


○12番(金光 ?君) 議事進行です。16年9月、東伯農水への要望24項目、それから17年7月15日確認書17項目、それから確認書のその後変更、これについて前議員に配布をお願いしたいと。


                〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕


○議長(段塚廣文君) 今聞きましたから。議事進行として扱うとき、当然議員としての請求の権利はありますから、また私どもで話し合って配布すべきものであれば配布させます。よろしゅうございますな。


                 〔「はい」と呼ぶ者あり〕


○議長(段塚廣文君) 以上で、20番佐々木敬敏君の一般質問は終了しました。


 休憩します。


                  午後0時15分 休憩


                  午後1時31分 再開


○議長(段塚廣文君) 開会いたします。


 次に、同じく会派くらよしの11番丸田克孝君に市政に対する一般質問を許します。


○11番(丸田克孝君)(登壇)(拍手) 会派くらよしの丸田克孝です。


 質問の前に、このたび就任されました段塚新議長と坂井新副議長の就任にお祝いを申し上げたいと思います。倉吉市議会の発展、倉吉市の発展のために御尽力いただきますようお願い申し上げます。


 それでは、最初の質問というより提言に近い形で市長にお尋ねいたします。


 まず、先月の10月5日から8日までの4日間の日程で開催された地楽祭についてでありますが、地楽祭、地元の自分たちの地、土地で音楽を通じ、心地よい雰囲気を五感で感じて楽しむ祭り、それで地楽祭という呼び名のタイトルがついておりますけれども、その地楽祭として若者たちが企画をされたイベントであります。この企画の計画書というんですか、企画書を読ませていただくと、まさに私が何度もこの議場にて質問させていただいた内容にあうと言いますか、私が思っていたような内容の企画書であります。


 この企画書の中に、いわゆる今倉吉の在住のM1というんですかね、M1層、F1層という形。そのM1、F1とはマーケティング用語で、もともとはビデオリサーチ社の社内用語として広まっている用語だということだそうですけれども、M1、M1層は二十歳から34歳の男性、F1は二十歳から34歳までの女性たちというふうに区別されているそうです。その方たちは倉吉市及び中部の活性化を望んでいると。そして現状の今の倉吉には満足していないということです。


 そこで、今、今回、地楽祭という音楽イベントを企画して、地元で育った音楽を地元で消化する、いわゆる地産地消、それにプラス他産、よその生まれた音楽の力を借りて合同で地域の文化発展を推進していきたいと、そういう内容で企画書が書かれて、市に、行政に提出されております。


 全く本当私も同感でありますが、このイベント5日から8日までの4日間ですね、まして24時間、3日3晩ぶっ通しという内容の音楽祭でありました。2日目に日中ですけれども、その会場となった大平山、行ってまいりました。場所的には非常にすばらしいロケーションで、規模もさほど大きくもなくていい場所やなというふうに思いましたけれども、皆さん御存じのように、野外コンサートということになれば、私以前市営球場で開催されたマルタの1万人コンサートと銘打って行われたイベントを思い出すわけですけれども、会場内、いわゆる地響きがするような大音量で行われたというイベントが頭に残っておりますけれども。この大平山でも同じようにかなり地響きがするような大音量でありました。市の職員の方張り付きと言いますか、地元の苦言もあったということで待機しておられましたけども、絞ったとはいえ、やっぱり現地に立つとかなり足もとには響いてくるような音響でありました。それが日中であればまだしも、24時間ぶっ通しで音楽が流れるとなるとちょっと話は別であろうと思います。当日、主催者の方にその旨申し伝えたり、その方の意向等もお聞きしたんですけれども、先ほども言いましたように、やる意気込みは同感してすごく感じるわけです。ただ、実際に倉吉という場所、地域で、そのまた大平山という地域でのそのコンサート、いきなり3日3晩というような開催の方法等も含めて、最初からいきなり大きなことを思いついてもどうかなというようなことも含めて言わさせていただいたんですけれども。


 市長に提言兼ねてお伺いしますけれども、その今回のこういうイベントに対して、その大平山のグラウンド、いわゆる倉吉市の施設を使用許可をされたということに対して私は敬意を表したいと思うんです。ただ、今後、こういう内容なり近いイベント等がもし申請があった場合に、やっぱり多少検討していただく。例えば本当に今回の24時間3日3晩というのは例外であろうと思いますけれども、多少はそういう検討をしていただきながらでも、やっぱり若者たちが希望する、考えて開催するイベントにはぜひともお力を私貸していただきたいと思います。もしお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。


 続いて、これも先月ですが、10月8日に開催されました第6回倉吉天女音楽祭についてお尋ねいたします。


 発言通告書の方に私打吹天女音楽祭というふうに質問の内容を書いておりましたけれども、実際には倉吉天女音楽祭ということでしたので、ちょっと訂正させていただきますけれども、その内容についてお尋ねいたします。


 昨年の音楽祭第5回目ですけれども、入場者も少なくて盛り上がりに欠けた音楽祭だったと私自身感じております。今回は第6回ということで、マルタから要請があったんですけれども、昨年と同じような内容で盛り上がりのない内容にはなるべくしてくれるなと。できれば是非1回約1,000ですか、満席にして音楽祭を盛り上げてほしいということで本人から言ってきまして、私も何枚か入場券販売させていただきました。


 昨年が私70枚ぐらいですか、それで倉吉市内の中で一番個人、いわゆる販売所含めて一番売っていたということなんですけれども、私の場合議員有志の皆さんにお願いをして買っていただいているような状態でしたけれども。とにかく今年の音楽祭、一体何枚入場券が売れて、実際にどれぐらいの入場者があって、どんな内容で雰囲気だったのか、感想をお聞かせいただきたいと思います。


 また、このチラシによりますと、実行委員会は音楽実行委員会というのがあるんですけれども、主催がね。共催という形で倉吉市、それから倉吉市教育委員会、倉吉まちづくり協議会が三者がともに催すという形、共催という形で出ております。その倉吉市及び教育委員会、そのまちづくり協議会はどのような応援なりどのような販売活動をされたのかお尋ねしたいと思います。そしてそのまちづくり協議会の現状についてですが、このたび行政は手を引くという形で任せきりの状態になっていると思うんですけれども、そのまちづくり協議会に幾らの補助金、助成金等が出ていて、協議会というのがどのような構成で現在活動されているのか、また、年間どういうイベント等が計画、企画されて活動されているのかお聞かせ願いたいと思います。


 それと最後に、来年、その第7回倉吉天女音楽祭がどうされるのか、これも含めてお尋ねいたします。


○市長(長谷川稔君)(登壇) くらよし丸田議員にお答えをいたします。


 3点ございまして、まず第1点の10月初めの地楽祭についてでありますが、これは結果的に終わってみまして、主催者にとっても、それからまた許可をいたしました私どもにとってもいささかほろ苦い後味の催しとなったと思います。それをやはり参加者が余り多くなかったということに尽きるからであります。それと初めての取り組みということもありまして、私どもも果たしてその騒音、特に夜間における騒音の与える影響などを図りかねるものがありまして、そういう点でいわゆるその音を聞くための職員と言いましょうか、そういう配置なども余儀なくされたということがあるからであります。


 まとめといたしましては、若い方が野外でこうした催しをしようとするときには、どの県と言いますか地区においても場所にお困りだろうと思います。そういう中でこの倉吉の方が中心となられて大平山公園を選定をされたということは私はそれなりにわかりますし、それから決してそれをやめていただきたいということではありません。是非そういう催しというものがひらかれればとも願うだけに、少しプログラムのあり方とか時間設定だとかそういうものをもう少しよく検討されて、受け入れ側、周辺地区住民の方なども催しがあるからといっても、初めから今年の場合は少し構えられるような空気もありました。何しろ昼夜連続ということでありましたので、今度はそういうことがないような、あらかじめのプログラムで計画をいただき、また、私どももそれに開催が可能となる方向で、そして周辺住民の方にもそうした御懸念をいただかないような状況の中で開催をいただくことを願うところであります。


 次に、第6回の倉吉天女音楽祭の入場実績及び来年の取り組み方針についてでありますが、これは音楽があふれるまち倉吉を目指して動き出しました。本当に倉吉というのは音楽の機会、また行う方が多い土地柄だと思います。もちろんアザレアの音楽祭を持ち出すまでもなく、各学校、例えば河北中学では吹奏楽だけで未来中心をいっぱいにされますし、きのうは久米中学校の合唱、これも多くの保護者の方がおいでになっておりました。本当に音楽が引きつける魅力というものはどの地にあってもそうでありましょうが、倉吉は殊のほかそういうものが高いように思います。その一環に本市出身のサックス奏者のマルタ氏も存在していただいていると思うところであります。このマルタ氏がおられるということを一つのやはりきっかけといたしまして、これまでこの音楽祭行ってきているところであります。


 今年は第6回で10月8日に催しましたけれども、中身といたしまして一部はジャンルを問わないコンテストには12団体、個人の応募があり、一次審査を通過した3団体により、音楽祭の本番でグランプリが競われております。これら3団体を含め、全体ではさまざまな分野での合計9団体、総勢約220名の方が出演をされました。


 出演者はそのようなことで得られているわけでありますが、肝心ないわゆる鑑賞、音楽を聞いて楽しもうと言われる方の取り組みがいささか私減少傾向にあることを率直に感じるところであります。今年の場合は、それでも努力いたしまして、市役所各課へチケット販売を依頼するなどを行い、当日は全体で550名の入場者数があり、昨年より約100名ふえたところであります。


 来年度は、主催者でもあり企画者となっております倉吉天女音楽祭実行委員会の中で、具体的にこの中身、プログラムをしっかり検討をしていただきたいと今考えております。共催ということになっておりますけれども、倉吉市としても市民音楽祭でありますので、市民の皆様が市民の手でつくり上げる名実ともに倉吉の音楽祭として定着していくような、実行委員会そのものの体制づくりと、それからまた多くの方に来場いただける内容となるように十分連携、協力しながら取り組んでまいりたいと考えております。


 また、倉吉まちづくり協議会の現状でありますが、まちづくり協議会は13年度から名称、組織体制等を改められまして、市民団体等の文化、まちづくり活動と交流の活性化とネットワークの拡大、さらにパークスクエアの利用促進を目的として、市民を主体としながらも、市との連携を図りながら活動を続けてきておられます。その運営体制は、総会で毎年度ごとに事業計画を決定され、その計画に基づいて執行され、市民活動等を行っていただいている方々をもって、運営スタッフによる会議などで各事業についての企画内容や実施体制について協議しながら運営をされております。


 非常に幅広い団体がここに本当に網羅され、構成をされております。それだけに事務局体制は大変なようであります。ただ単に事務的な処理ということではなくて、団体のいわば企画までとは申しませんけれども、いろいろな話し合いをされる窓口に当たるということになっておりまして、それが今年から1人という体制になったところが大きな、これまで、去年までとの変わりようだと考えております。今は倉吉交流プラザ2階の市民交流室に所在していただいているわけであります。


 また、倉吉市のそれまで生涯学習課というものが交流センター、図書館のすぐ近くにもいるということなどもあって、身近な存在というものが今全くこの本庁の方に来ておりますので、いわゆる相談相手ということからもやはり少し不安な状況の中でこの業務に当たっておられたと推察をするところであります。


 これからは、お聞きをするところによりますと、このことがかなり今深刻な状態でありまして、今願いますのは、できるだけそこに協議会の雇用されます年度ごとの臨時職員というお立場であるようでありますが、是非これからもその職員配置がなされることをまずはお願いするのと同時に、市としてもまちづくり協議会ということで主体性を持っていただくということで独立した形はとっておりますけれども、倉吉市においてのまちづくりを進めていくわけでありますので、パートナーであるはずであります。もう少し人の配置もそこに置くということにはなりませんけれども、距離感を本当に縮めていこうと考えておりますので、是非しばらくの間、苦しい中ではありますが、頑張っていただければと思うところであります。


 なお、このまちづくり協議会に対する補助金は、主な内容といたしましては、臨時職員の賃金、共済費分などを内容といたしまして、18年度実績で203万円ばかりとなっているところであります。


 ただいま申し上げましたけれども、まちづくり協議会の存在、倉吉市にとりまして大切な役割を果たしていただいております。協議会も先方13年度からは名称なり事務局体制と申し上げましたが、会長も今市民代表の方になっていただいておりまして、熱心に取り組んでいただいております。そういう取り組みの中で、今倉吉市が牧田淀屋家の大きな週末土曜日、日曜日の上演の舞台となっております倉吉だんごの会などの事務局などにも今はつながってきていると承知をしておりますので、これをさらに発展させなければいけないという立場で協力関係を築き上げていきたいと考えております。


○11番(丸田克孝君)(登壇) 今協議会の内容、体制を教えていただきました。実際に事務局員、パートさんで1名ということで、会長さんはボランティアですよね。1人でいろいろなイベントを計画しながらやっておられる。ましてその事務員さん、本当に1人で2階にいらして、いろいろなことを取り仕切っていらっしゃると。本当にこれで冒頭市長おっしゃいました市の元気の出るとか活力のある倉吉をつくるために、本当に要であるまちづくり協議会が成り立つのかなと私は本当に危惧しております。是非ね、先ほどおっしゃっていました配置も検討ということですけれども、大きなイベントであれば、なおさら1名に限らず数名の方でも応援していただけるような体制をとっていただきたいし、実際にこの天女音楽祭、来年の話もされましたけれども、もしあるのであれば、例えば開催の内容等も是非検討していただきたいし、実際に今年が入場料700円ということですが、この入場料700円が妥当なのかどうかね、ということも私もちろん開催、イベントの中身にもよると思いますけれども、いわゆる倉吉未来中心1階が千幾らか入るわけでしょう。その中でこのたびは550人、約半分ですよね。やっぱり中学校の子どもたちやっていて千人が満席の中で喝采を浴びる満足感と、550人、恐らく学校のお友達、身内だろうと思うんですよ。中の2列目の招待席1列ががら空きで、だれひとり座らなくて、恐らく市長は1人でなかったかと思うんですけれども、そういう来賓席は、じゃ、だれなのかとか、大変内容も含めて検討していただきたいし、その550名じゃなくて1,000名が例えば2階3階まで1,500名が満席になるぐらいのイベントに盛り上げていただくためには、もちろん行政としてできることはどんどんやっていただきたいと思うし、その先ほどおっしゃっていたまちづくり協議会に本当に必要であると思われるんなら、もっともっと力を入れていただいて、倉吉のために協議会としての役割が担えるような形に私は対応していただきたいと思います。是非お願いしたいと思います。もしコメントがあればよろしくお願いしたいと思います。


○市長(長谷川稔君)(登壇) この打吹天女音楽祭につきましては、その当日の1日の内容をどうするという以前に、1年間の倉吉の音楽の催しの中で、どういうところに位置づけて、それは時期的なものも含めましてどういう方が出演の主体者として幅広く市民ということ、また、県内の音楽奏者などというのはいいわけでありますが、もう少しそのあたりもジョイントとかいろいろはいいわけでありますけれども、もう少し絞ると言いましょうか、焦点というものも明確にして、どういうあり方が文字どおり市民が一番総参加をしている音楽祭にふさわしい1日となるのか、当日の催しとなるのか、そこからしっかり論議をしていきたいと考えます。


○議長(段塚廣文君) 以上で、11番丸田克孝君の一般質問は終了しました。


 次に、同じく会派くらよしの4番中野隆君に市政に対する一般質問を許します。


○4番(中野 隆君)(登壇)(拍手) 会派くらよしの中野です。


 9月議会に続いて、関金の温泉について質問します。


 9月議会で関金温泉について質問しましたが、その中で市有地の温泉を市の許可なく湯を出して検査をしているということについて質問しましたが、そこではいつ、だれが許可を取り、温泉を出したのかと質問しました。しかし、市長は明確な答弁をしませんでした。そこで委員会で取り上げ、細かく質問をしておりますが、しかし、市民の方からは委員会にはテレビが入っていないので、どんなことが話されているのかわからない、やはり市民の前でわかるようにしてほしいという意見を聞きました。確かにそのとおりであり、できるだけ多くの市民の方にわかっていただく、それが議員の務めであると思いますので、委員会での質問との重複がありますが、市長に関金町にある温泉について正式には倉吉市関金町関金宿字土手の内142―1番地にある源泉名が集中管理6号について質問いたします。


 さて、委員会でも質問しましたが、この源泉について許可なく温泉が出され、検査されていることについて以下のことを質問しました。1、いつにだれがだれに泉源確認の申請をしたのか。3、申請の方法は文書だったのか。4、申請の内容はどのようなものだったのか。5、泉源確認の目的は何だったのか。6、許可の内容はどのようなものだったのか。7、元関金町議会議長〇〇氏、元関金町議会議員〇〇氏と市職員は会って話をしているが、許可についてどのようなことを話したのか。8、工事日がいつだったのか、工事しているのを見たとき、市職員は現場でどのように対応したのか、そのときの職員はだれだったのか。9、申請者が現場で行ったことは何だったのか。10、許可に対して違反していることは何か。11、違反していることに対して市はどのように対応したか、対応するのか。12、当時の池谷町長と有限会社中国山系との覚書があるということだが、確認できるか。13、この泉源は36年間放置されていたわけですが、鳥取県への届け出等はどうなっていたのか、どうなっているのか。36年前にも温泉のボーリングの届け出、温泉の分析書などを出していると思うがどうなのか。中止または廃止の届は出ているのか。14、36年間放置された温泉を再びくみ出すとき、県に申請はいらないのか。15、この泉源の所有等(土地、温泉等)の権利関係はどうなっているのか。このようなことを委員会で質問していますが、繰り返しになるとは思いますが、答弁をお願いいたします。


 次に、この泉源の所有については、有限会社中国山系代表取締役〇〇氏から、個人名は省略しますが、名義変更の申し入れがなされております。内容を要約すれば、この泉源は昭和47年に関金町から中国山系が買ったものであり、名義変更がされていないのは行政に責任がある。早急に名義変更をするようにということでそういうことです。私が調査した限りでは、関金町が泉源を売買したという書類はありませんでした。また、有限会社中国山系からもそのような書類は出ていません。ただし、確約書というものがあります。


 正確を期するためにこの確約書を少し読みます。


 確約書、関金町が下記の場所にボーリングしている温泉を、中国山系有限会社が城山割谷の開発造成計画を提出し、県及び町の開発認可後、関金町との開発協定に基づき施行することを条件として、永久使用権を認めることを確約します。記、永久使用権利金1,200万円、場所、関金町関金宿字土手の内、以下ありますけれども省略しまして、昭和48年10月17日鳥取県東伯郡関金町長池谷房男、中国山系有限会社城山平割谷開発業者殿、こういうふうになっております。泉源を売った、買ったというようなものではなく、城山割谷の開発を条件に、永久使用権を与えるというような内容だと思いますが、市の考えはいかがでしょうか。


 また、この1,200万円はどうなったかと言いますと、関金町の昭和48年度の補正予算では収入であげられており、温泉源使用料1,200万円であげられております。温泉掘削4カ所で使うようになっていました。大体1カ所300万円ぐらいでしょうかね。このようにあくまでも使用料という名目で収入にあげられております。泉源あるいは土地は中国山系代表取締役の言っておられるような売買ではなく、温泉の永久使用権、しかも開発行為を条件にした使用権だと思いますが、市の見解はいかがでしょうか、市長の答弁を求めます。


○市長(長谷川稔君)(登壇) くらよし中野議員にお答えいたします。


 項目が多岐にわたっておりますので、一つ一つということにはなりませんが、概括で申し上げまして、また再度お尋ねをいただければと思います。


 まずこの温泉の泉源地は、倉吉市関金町関金宿の市営金谷住宅団地に隣接している住宅団地内の土地において、昭和46年7月に旧関金町が温泉掘削許可を申請し、翌年の47年5月に掘削を完了した温泉源であります。


 そしてこの経過につきましては、先方お話にもありましたように、9月議会定例会の総務経済常任委員会でも質疑が行われているところでありますが、まず、改めてこの場で申し上げますと、そのいわゆるこの器具を持ち込まれてやられた行為というのは本年7月17日に市内の事業者が温泉源場所を探すため、土地の立ち入りの要請があり、土地の立ち入りは認めたものの、温泉を調査するためのくみ上げは許可していないまま、温泉のサンプルを採取したことと。このことは私もこの場で申し上げたところであります。


 また、当時掘削した温泉源の使用権利については、昭和48年に開発事業者に永久使用権を認めることを確約し、永久使用権利金は1,200万円となっていること。また、温泉源の使用の条件としては、開発事業者の開発契約が認可され、開発協定に基づき施工されることが確約されていること。さらにその当該確約書で記述されている永久使用権利金を裏づける1,200万円が温泉源使用量として昭和48年度関金町一般会計決算書などにより歳入などを確認しております。などと申し上げますのは、48年度の予算決算にかかる広報せきがねの記載記事などを指しております。


 また、この温泉源の所有者についての御質問でありましたが、48年当時、この周辺に開発事業計画のありました開発事業者に永久使用を確約しております。しかし、土地の名義は掘削した当時のままであり、その後の手続はなされておりません。したがって、現在は行政財産のままであり、この土地の所有者は倉吉市となっております。


 いわゆる民放などが言っております所有制度で申し上げますと、地下から湧出する温泉はわき出る温泉は、土地所有者の一部になるはずという規定があって、しかし、これを地盤の所有権と切り離して独立した権利。温泉権とかあるいは温泉占用権と呼ばれるものであります。の客体とする習慣が地方によって存在をする。この慣習事業の権利は、地下の泉脈まで及ばず、源泉地盤から引湯するする、湯を引き出す引湯する入口に存在するので、湯の口の権、これは湯口権と呼ぶでしょうかやはり。湯の口の権利とも呼ばれる、従来温泉源が源泉地盤とは別個、独立の権利とされる根拠は、一般には慣習に求められていたが、近年はこれは昭和63年当時の凡例などであります。近年は、多大の資本を投下して温泉掘削を行うことが少なくなく、多いということです。少なくなく、その結果得られた温泉が地盤の土地よりもはるかに高い経済的価値を有することから、そこに実質的根拠を求める考え方が唱えられているということが記述をされている書物もあります。


 続けて、その場合の明認方法、明らかに認めるということを明らかにする方法は、凡例の中では温泉組合ないし地方官庁への登録、立て札、標識、温泉所在の土地事態に対する登記などが、それぞれの地方の慣習により、明認方法、明らかに認める、明らかにする方法になるうえるとしているということも記述があるものもあります。こういうことで現在は温泉の所有者となりますと確約書により周辺開発事業者へ永久の使用権を認めているものの、温泉を採取する権利、いわゆる温泉再試験は未申請のままとなっている温泉であるということが言えるかと考えます。


 次に、泉源の名義についてでありますが、掘削した当時のままでありますので、永久使用を確約し、温泉源使用量を納めた時点で既に名義変更の処理が終了していると開発事業者の方は主張され、そのことから、現在名義の変更を申し入れされているものであります。


 市といたしましては、この開発事業者の方に聞き取りを行っております。しかし、この温泉は温泉再試験が未申請である温泉でありますので、名義変更についてはまず申請行為があって、その後発生するものと考えるところであります。したがいまして、今後さらにこうした状況を踏まえながら、検討を深めまして、議会にも必要な事項につきましては協議をさせていただきたいと考えております。


○4番(中野 隆君)(登壇) 先ほどの市長の答弁では、まだはっきりわからないということが言われたいことでしょうかね。私はそういうふうにお聞きしたんですけれども。やはり個人の権利の関係と市の財産の関係ですので、是非これは明らかにしていただきたいなというふうに思います。


 それともう一つお聞きしたいのは、これ中国山系の方からは開発はしてないから金を返せというようなことは言われてるのかどうか。開発してなかったら金返せというふうに言われてるのかどうか。それと1,200万円もらっているから関金町は4カ所ぐらい掘削やっているんですね。その金が入っているから関金町の開発のために温泉をすると、そういうことをやっておられると思うんですけれども。いまさらそういうふうな開発をやった後に金返せと言われたときに、市長はどういうふうに思われますでしょうか。そこをお聞きしたいんですけれども。


○市長(長谷川稔君)(登壇) こちらから今の状態を変更、いわゆるそうしたものを許可しないとかという態度はとっておりませんので、そうしたことが返還要求などが発生するということは考えておりません。


                   〔発言する者あり〕


○市長(長谷川稔君)(登壇) 正式にはそのような今時点にはないと考えております。


○4番(中野 隆君)(登壇) 市長の答弁で何かやっぱりよくわからないというか、問題がはっきりしてないからよくわからないとは思うんですけどね、向こうの方もどうしてくれとか、どういうふうにしてくれということが明確にできてないし、こちらの方も法律的な関係がどういうふうになっているのか、真実を明らかにしてから対応するということがあるとは思うんですけどね。


 先ほども言いましたように、個人の財産のことでもありますし、1,200万円といったら36年前、37年前やったら相当な金額だと思います。多分20倍とかぐらいでもあるんじゃないでしょうかね。10倍かもしれないんですけれども、そういうことですので、是非明らかにして市民の前にこういうふうになりました、こういうふうにしました。


 それともう一つは気になるのは、その方が別な福祉法人に権利を売られたというようなことも書いておられましたですね。その辺のことにつきましては、個人の売買のことですから、市はタッチするわけにもならないと思うんですけれども、その辺のことについては市長はどういうふうに思っておられるでしょうか。


○市長(長谷川稔君)(登壇) 所有権の存在を認めておりますので、すべては事業申請というものがあって、その後の対応が市に求められることになると考えております。名義変更もその範囲の中で生まれている話ではないかと考えております。


○議長(段塚廣文君) 以上で、4番中野隆君の一般質問は終了しました。


 以上で、本日の市政に対する一般質問は終了することに御異議ございませんか。


                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(段塚廣文君) 御異議なしと認めます。


 よって、本日の日程はこれをもって終了いたしました。


 明日は予備日としておりましたので、会を開くこととし、引き続き市政に対する一般質問を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。


                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(段塚廣文君) 御異議なしと認めます。


 よって、明日も午前10時から会議を開き、引き続き市政に対する一般質問を行うこととして、本日はこれをもって散会いたします。


                  午後2時18分 散会