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鳥取県 米子市

平成18年 9月定例会(第1号 9月19日)




平成18年 9月定例会(第1号 9月19日)





          平成18年米子市議会9月定例会会議録(第1号)





平成18年9月19日(火曜日)


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 
                      平成18年9月19日 午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 議案第111号 米子市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定


           について


   議案第112号 米子市知的障害児通園施設支援に関する条例の制定について


   議案第113号 米子市特別医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制


           定について


第4 陳情第 25号 あかしや食事代の免除に関する陳情


第5 議案第114号 米子市市税条例の一部を改正する条例の制定について


   議案第115号 米子市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条


           例の制定について


   議案第116号 米子市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例


           の制定について


   議案第117号 米子市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


   議案第118号 米子市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について


   議案第119号 工事請負契約の締結について


   議案第120号 平成18年度米子市一般会計補正予算(補正第4回)


   議案第121号 平成18年度米子市国民健康保険事業特別会計補正予算(補正第


           1回)


   議案第122号 平成18年度米子市土地取得事業特別会計補正予算(補正第1回


           )


   議案第123号 平成18年度米子市下水道事業特別会計補正予算(補正第2回)


第6 報告第 12号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定につい


           て)


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                本日の会議に付した事件


議事日程に同じ


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                 出席議員(30名)


 1番  松 本 松 子       2番  岡 村 英 治


 3番  宮 田   誠       4番  松 田   正


 5番  野 坂 道 明       6番  竹 内 英 二


 7番  森   雅 幹       8番  内 田 隆 嗣


 9番  原   紀 子      10番  笠 谷 悦 子


11番  尾 沢 三 夫      12番  岩 ? 康 朗


13番  渡 辺 穣 爾      14番  谷 本   栄


15番  八 幡 美 博      16番  伊 藤 ひろえ


17番  安 木 達 哉      18番  安 田   篤


19番  松 井 義 夫      20番  矢 倉   強


21番  中 田 利 幸      22番  中 村 昌 哲


23番  中 川 健 作      24番  門 脇 邦 子


25番  中 本 実 夫      26番  遠 藤   通


27番  藤 尾 信 之      28番  山 形 周 弘


29番  吉 岡 知 己      30番  渡 辺 照 夫


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 欠席議員(0名)


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                説明のため出席した者


市長        野 坂 康 夫       教育委員長    田 口 立 身


助役        五 嶋 青 也       収入役      入 澤 睦 美


教育長       足 立   操       水道局長     田 中 通 雄


総務部長      森 林 政 弘       行政改革推進監  角   博 明


企画部長      矢 倉 敏 久       人権政策部長   佐 藤 幸 人


市民環境部長    黒 須 則 典       福祉保健部長   鷲 見 英 之


経済部長      植 田   收       建設部長     星 野 章 作


下水道部長     小 村   満       淀江支所長    本 田   勝


財政課長      安 田 秀 樹


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 出席した事務局職員


事務局長      松 本 洋 司       事務局次長    安 達 裕 実


事務局長補佐兼議事係長             主任       田 村 美 佳


          小 坂 秀 己


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                午前10時00分 開会


○(吉岡議長) これより平成18年米子市議会9月定例会を開会いたします。


 直ちに本日の会議を開きます。


 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。


 地方自治法第121条の規定により、本日の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の報告書により御了承願います。


 次に、監査委員から報告のありました例月出納検査及び定期監査の結果報告につきましては、その都度お手元に送付いたしておりますので御了承願います。


 なお、本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程書のとおり行いたいと思います。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


               第1 会議録署名議員の指名


○(吉岡議長) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、松田議員及び尾沢議員を指名いたします。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 第2 会期の決定


○(吉岡議長) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から来る10月5日までの17日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


            第3 議案第111号〜議案第113号


○(吉岡議長) 次に、日程第3、議案第111号から第113号までの3件を議題といたします。


 3件について、提案理由の説明を求めます。


 野坂市長。


○(野坂市長)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第111号から議案第113号の3議案につきまして、御説明を申し上げます。


 議案第111号は、米子市消防団員等公務災害補償条例の一部改正でございまして、障害者自立支援法の施行に伴う地方公務員災害補償法の一部改正に合わせ、障がい者を支援する施設である身体障害者療護施設が障害者支援施設に移行することとされたことに伴い、条文中の当該施設に関する表記等について所要の整備をしようとするものでございます。


 議案第112号は、米子市知的障害児通園施設支援に関する条例の制定についてでございまして、児童福祉法の一部改正により原則として障がい児施設の利用は契約によることとされたことに伴い、本市の知的障害児通園施設あかしやの利用に当たって利用料を徴収することとし、当該使用料の額及び徴収に必要な事項を定めるほか、知的障害児通園施設支援の実施、入所対象児童、入所の申し込み、入所の拒絶及び退所等、知的障害児通園施設あかしやの利用に関し必要な事項を定めるため制定しようとするものでございます。


 議案第113号は、米子市特別医療費の助成に関する条例の一部改正でございまして、国における医療制度改正に合わせて県の特別医療費助成制度の見直しが行われ、特別医療費の助成対象から入院時の生活療養に係る費用が除かれることに伴い、本市における特別医療費の助成対象についても入院時の生活療養に係る費用を除くなどの見直しを行うため所要の整備をしようとするものでございます。


 なお、以上の3議案につきましては、事務処理及び法律施行の関係上、先議をお願いするものでございます。何とぞ御審議の上、御賛同を賜りたいと存じます。


○(吉岡議長) これより質疑に入ります。


 質疑の通告がありますので、発言を許します。


 中川議員。


○(中川議員) ただいま説明のありました議案第112号について、幾つか質問をしたいと思います。


 これは障害者自立支援法の成立、10月からの適用に基づいてあかしや学園の利用者の負担金及び食費等を徴収しようとする内容でありますけれども、これまで御存じのように措置として所得に応じて負担金を徴収していたと。それが利用契約に基づいて1割負担、それから食事代の徴収ということになってきたわけですけれども、問題は保護者の負担が大幅に変わるという点にあって、非常に保護者の方たちもこの制度改正について大変なことになるということでこのたび陳情も出ております。そこでお尋ねしたいわけですけれども、1点目は、このたびの制度改正で保護者の負担はどのように変わるのか具体的に説明を求めたいと思います。それから2点目は、急激なといいますか大幅な制度改正であるわけですけれども、保護者の方たちに対して説明をどのようになされてきたのか、非常に不安に思っておられますのでそのあたりの経緯をお答えいただきたいと思います。それから3点目ですけども、このたび陳情で軽減策を求める声も出ておりますが、全国的にもこの9月議会で独自の軽減策というのをかなりの自治体が予算化しております。例を幾つか挙げますと、例えば宮崎市については利用者の1割負担のうち今年度分は半分を補助すると、来年度は3分の1を市が補助と、再来年以降は状況を見ながら検討と、神戸市は利用者負担を全額据え置くと、それから愛知県の春日部市は食費650円分を全額補助すると、静岡市は人件費分の420円を補助するとか等々、いろいろ補助制度、軽減策を検討しておられます。米子市にも、先ほど申しましたように一部補助を求めて陳情が出ているわけですが、この利用者負担金とか食費の軽減策について市としてどのように検討されてきたのか、そのことをお尋ねしたいと思います。さらに、あかしやは定員が30名だと思うんですが、通園者が現在何人で、食費を全額例えば補助したとして、市のそれに伴う財源措置は幾らぐらい必要なのか、また全額ではなしに人件費分を補助した場合の市の財源措置として必要な額は幾らなのかお尋ねいたします。それから最後ですけれども4点目に、これは市の考え方になりますがお尋ねしておきたいと思います。自立支援法の法律の目的を見ますと、障がい者及び障がい児が自立した日常生活または社会生活を営むことができるようにすると書いてあります。これはいろいろ今、障害者自立支援法ではなしに障がい者を隔離する法律であるということで批判されておりますが、仮にこのとおりの目的だとしても、療育の観点からあかしや学園に通っておられるその幼児に対して機械的にこの自立支援法で負担あるいは食費の徴収を求めるということが、果たして先ほど述べた目的に適用することかどうか私は大変疑問に思っております。そういう点でこの自立支援法で、法律で条例改正が出てきてるわけですけども、法の趣旨ということを考えて機械的に適用することが市に合うかどうか、その点について市の見解をお聞きしておきたいと思います。以上です。


○(吉岡議長) 鷲見福祉保健部長。


○(鷲見福祉保健部長) 中川議員の御質問にお答えをいたします。


 まず制度改正に伴います負担についてでございますけれども、現行の措置制度では措置権者である県が定めた徴収金の基準表に基づきまして、扶養義務者の所得状況等に応じて県が賦課・徴収することとされております。今度できます10月からの新たな利用契約制度では、市が施設利用料として賦課・徴収することになりますが、入所者個々の所得状況等が把握できておりませんので積算はいたしておりません。


 次に、保護者への説明についてでございますけれども、現在県の措置で入所されておりますので、県が2回にわたって制度改正についての説明を行っております。米子市といたしましてもきょう先議をいただきまして、明日20日に保護者説明会を開催することに予定をいたしております。


 次に、食費負担に係る検討状況についてですが、食費のうち国が示しております金額の人件費相当部分について、平成18年度から平成20年度までの間軽減いたしますが、年度ごとに軽減額を縮小する保護者の方への激変緩和措置をとることといたしております。


 次に、食費を補助した場合の金額についてでございますが、保護者の方の所得状況等が確認できておりませんが、仮にすべての世帯が一番高い階層に該当したと仮定いたしますと、現在の入所児童が27名でございまして、月20日の通園があったとして全額補助した場合は年間で約421万2,000円、人件費分を補助したといたしましたら年間で約272万2,000円が必要となります。また法の趣旨に合うかということでございますけれども、あかしやは児童福祉法の規定に基づく施設でございまして、障害者自立支援法の施行を受けて改正されました児童福祉法に合わせ契約制度を導入しようとするものでございまして、法の趣旨には沿った措置であると認識いたしております。以上でございます。


○(吉岡議長) 中川議員。


○(中川議員) ちょっと先ほどすべて一番高いと仮定して、全額補助で27人20日で421万2,000円年間、それから人件費相当分で272万2,000円、年間の財源があればできるという説明があったわけですけれども、その前に18年度から20年度で人件費相当分を軽減すると、年度ごとに激変緩和で多分3年目にはこの軽減策なくなるという説明じゃなかったかと思うんですが、人件費相当分を軽減ということは、例えばすべての階層において給食費については材料費だけを求め、人件費については取らないということと解釈するわけですけどそのとおりでいいのかどうか。それから先ほどの説明で人件費、仮に一番高い階層に全員があるとして年間272万2,000円ですよね。これがなぜ激変緩和ということで年度的に縮小していかれる必要があるのか、私は非常に理解できないです。先ほど申しましたように、利用料、負担金さえ据え置くところもあるし、それから給食費については全額補助とかいうところもあるわけですけれども、額としては多分ランクでいくと市の負担というのは272万円より下がると思うんですが、これは激変緩和というのはどういうことを想定しておられるのかさらにちょっとお聞きしたいと思います。それから今、食費のところだけでちょっと答弁されたわけですけれども、残念ながら利用者負担金についての軽減策の検討は、答弁がなかったからされてないのか、あるいはされてたらさらに追加して答弁をお願いしたいと思うんですが、私がちょっとこれ試算ですので間違ってたら訂正いただきたいんですけれども、仮に20日間通ったとして今までの措置だと、例えば住民税非課税世帯は月に1,100円の負担金でした。これがこのたびのランクで5ランクになると思うんですが、大体月に8,900円ぐらいになるんじゃないかと思うんですね。そうすると8倍です。毎月8,000円近い増額になるわけですね。それから住民税均等割のみのこれまでの世帯だと月に大体負担金が2,200円でしたが、これが一気に10倍の2万3,000円近い額になると。それから住民税所得割で2万円以上の世帯、多分低いところはこれまで月4,500円だったと思うんですが、それが月3万以上になるということで、物すごく一気に保護者負担が上がるわけですね。それでお聞きしますとやっぱりなかなか子どもを抱えて勤めにもいけないという中で、これだけの負担が一気に上がることで本当に自分たちは見捨てられるんじゃないかというそういう思いを持っておられます。そういう点で保護者負担の1人1人の状況を聞いて、どういう今度の制度改正になるのか、やっぱり申しわけないけど総額でも言ってみれば今の米子市の財政の中で額としては非常に少ないわけですよ、全額補助しても。そこをきちっとすべきじゃないかと思うんですが、単にあす説明会をするっていうんじゃなしに、やっぱりそういう事情を聞きながらその辺の対応をするということについて、できれば市長の見解を最後にお尋ねしておきたいと思います。以上です。


○(吉岡議長) 鷲見福祉保健部長。


○(鷲見福祉保健部長) 保護者の負担の、具体的にどうなるかというような御質問じゃなかろうかと思いますけれども、現在の通所者の負担金につきましては県の方からちょっとお聞きしますところ、大体月額で安い人はゼロ円の方がおられるようでございまして、高い方で2万600円を負担しておられると聞いております。新たな制度の場合には施設の利用料として厚生労働大臣が定めます基準の10%の、1割の金額として日額が865円から925円、それと食事代としての日額70円から650円とする予定でございますが、なお食事代の650円につきましては先ほど経過措置といたしまして申し上げましたけれども、具体的に申し上げますと18年度は300円、19年度は370円、20年度は510円といたしたいと考えているところでございます。負担金の検討はどのようにしたのかということでございますが、国の基準あるいは県が規則で定めている基準、そうしたところを総合的に勘案いたしまして1割相当をお願いするというぐあいに検討させていただいたところでございます。なお、保護者の皆さんには明日説明会を予定しておりますが、保護者の皆さんの声は真しに受けとめまして、いろいろ今後また県ないしは国の方にお願いすべきところがあればまたお願いしていきたいというぐあいに考えております。以上でございます。


○(吉岡議長) ほかに質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(吉岡議長) ほかにないものと認め、質疑を終結いたします。


 それでは、ただいま議題となっております議案3件のうち、議案第111号については総務文教委員会に、第112号及び第113号については民生環境委員会にそれぞれ付託いたします。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 第4 陳情第25号


○(吉岡議長) 次に、日程第4、陳情第25号を議題といたします。


 本件については、民生環境委員会に付託いたします。


 委員会審査のため、暫時休憩をいたします。


                午前10時19分 休憩


                午前11時38分 再開


○(吉岡議長) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これより議案第111号から第113号までの3件並びに陳情第25号について、総務文教委員長及び民生環境委員長の審査報告を求めます。


 初めに、岩?議員。


○(岩?議員)(登壇) 総務文教委員会の審査報告をいたします。


 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました議案1件について休憩中に委員会を開き審査をいたしました結果、議案第111号米子市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致で原案のとおり可決すべきものに決しました。


 以上で総務文教委員会の審査報告を終わります。


○(吉岡議長) 次に、伊藤議員。


○(伊藤議員)(登壇) 民生環境委員会の審査報告をいたします。


 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました議案2件及び陳情1件について休憩中に委員会を開き審査いたしました結果、まず議案第112号米子市知的障害児通園施設支援に関する条例の制定については、現状のまま負担をふやさないようにという反対意見もございましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものに決しました。


 次に、議案第113号米子市特別医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定については、負担増に対する懸念があるという反対意見もございましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものに決しました。


 次に、陳情第25号あかしや食事代の免除に関する陳情については、全会一致、趣旨採択すべきものに決しました。


 以上で審査報告を終了いたします。


○(吉岡議長) 以上で委員長の報告は終わりました。


 それでは、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。


 質疑、ございませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 松本議員。


○(松本議員)(登壇)(拍手) 私は日本共産党米子市議団を代表して討論いたします。


 まず提出議案の第112号、第113号を専決とすることに反対いたします。このような重大な内容を決めるに当たって十分な時間を設けず、議論も交えず数の論理で押し切ろうとするのは許せないことであります。2つの条例の中身について反対の理由は、知的障がい児や特別医療を受けなければならない人たちに公的責任の強化こそ求められているのに、これらの条例は市の責任を後退させるものであるからです。


 まず議案第112号については、障がい児の福祉施設が利用契約制度に変わるに伴い知的障がい児の保護者からの、また関係者からも不安の声を聞いています。現在、通園施設は所得割に保育料が決められていますが、それが利用制度となれば保育料が一律とされ、別に食事代が負担となります。そうなれば現在の保育料の3倍から10倍にもなると聞いております。負担増のため、障がいのおそれのある、また障がいのある子どもさんたちが通園しにくくなることも考えます。あかしやは、普通の保育園に通えない子どもさんにとってかけがえのない施設であり、本人のためにも通い続けることができるよう支援すべきです。児童福祉法には、国及び地方公共団体は児童の保護者とともに児童を心身ともに健やかに育成する責任を負うとあります。そのことは児童の福祉を保障するための原理であり、この原理はすべての児童に関する法令の施行に当たって常に尊重されなければならないとあります。通所される児童のため、施設での食費の補助は努力して市が行うべきであります。議案第112号は廃案しかない、そう思います。


 次に議案第113号は、特別医療を受けておられる人たちへの入院時の食事療養費を助成から外し重い負担をかけるというものです。特別医療の対象者は、身体障がいの1、また2級か重度の知的障がいのある人や母子などひとり親の子どもさんや就学前の子どもさん、また治療が特に困難な病気の人たちが対象となっています。県の補助制度が変わったからといって療養の食事を廃止する道理はありません。県は県、米子市は米子市として助成を続けることはできます。政治がなすべき一番の仕事は、弱い立場の人を支えることだとそう思っています。それがまたまちづくりの基本ではないでしょうか。私はこのような考え方から議案第112号、113号に反対いたします。


○(吉岡議長) 以上で通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(吉岡議長) ほかにないものと認め、討論を終結いたします。


 これより議案3件、陳情1件を順次採決いたします。


 初めに、議案第111号米子市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 本件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。


 次に、議案第112号米子市知的障害児通園施設支援に関する条例の制定についてを採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 本件については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○(吉岡議長) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。


 次に、議案第113号米子市特別医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 本件については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○(吉岡議長) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。


 次に、陳情第25号あかしや食事代の免除に関する陳情を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。


 本件については、趣旨採択することに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、本件は趣旨採択することに決しました。


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           第5 議案第114号〜議案第123号


           第6 報告第12号


○(吉岡議長) 次に、日程第5、議案第114号から第123号までの10件並びに日程第6、報告第12号を一括して議題といたします。


 11件について、提案理由の説明及び報告を求めます。


 野坂市長。


○(野坂市長)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第114号から議案第123号までの10議案及び報告1件につきまして、御説明を申し上げます。


 初めに議案第114号は、米子市市税条例の一部改正でございまして、前納報奨金制度は混乱した社会情勢と不安定な経済状況を背景に納税意識の高揚と徴収事務の軽減を目的として創設されましたが、制度の創設時以降の社会情勢の変化に伴い税を取り巻く環境が大きく変わり、納税に対する意識が醸成されたほか電算機の進展等により徴収事務の効率化が進み同制度を導入するとした所期の目的が達成されたこと等により、個人の市民税及び固定資産税の納付に係る前納報奨金制度を平成19年度から廃止しようとするものでございます。


 議案第115号は、米子市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正でございまして、国家公務員の勤務に関し休息時間の廃止及び休憩時間の見直しが行われたことに合わせ、本市職員の勤務についても休息時間の廃止及び休憩時間の見直しを行うこととするほか、週休日または休日に勤務をした場合における当該週休日の振りかえ、または代休日の指定に関し見直しをしようとするものでございます。


 議案第116号は、米子市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正でございまして、ごみ減量化の推進を図るほか、ごみの排出量に応じた公平・平等な費用負担を求め、ごみの処理に要する経費の財源を確保するため、家庭廃棄物の収集、運搬及び処理について平成19年4月1日から手数料を徴収することとするとともに、米子市クリーンセンターに可燃性の一般廃棄物を搬入する場合に徴収する手数料についても見直しを行う等のため所要の整備をしようとするものでございます。


 議案第117号は、米子市農業集落排水施設条例の一部改正でございまして、巌地区農業集落排水施設の完成に伴い当該施設を本年12月1日から供用開始するため、公の施設として設置しようとするものでございます。


 議案第118号は、米子市水道事業給水条例の一部改正でございまして、水道に関する工事において配水管から給水管を分岐するためにサドル分水栓を使用する場合におけるせん孔工事の施工に関し、当該工事の適正な施工を確保し、もって安全な水の供給に資するため、当該せん孔工事の施工に関する業務に従事する者に関する登録制度を設けることとし、当該登録制度に関し必要な事項を定めるため所要の整備をしようとするものでございます。


 議案第119号は、工事請負契約の締結についてでございまして、大篠津皆生幹線その14工事につきまして公募型指名競争入札に付しました結果、お手元の議案書の相手方、契約金額等により工事請負契約を締結しようとするものでございます。


 次に議案第120号は、平成18年度米子市一般会計の第4回の補正予算でございまして、今回の補正は新たに予算措置を必要とするに至りました諸事業につきまして所要の経費を計上いたしております。以下、歳出の主なものにつきまして御説明を申し上げます。


 まず総務費につきましては、日本消防協会及び日本防火協会助成金の決定に伴い、自主防災組織育成事業として女性消防隊の育成強化のため花園町婦人消防隊に対し軽可搬消防ポンプ及びAED・体外自動除細動器を配備いたしますほか、AEDトレーニングユニット及び心肺そ生法訓練用人形を本市が整備し、自主防災組織等がAEDの使用や心肺そ生法などの救急救命法の訓練、講習を実施される際にこれらを貸与し、1人でも多くの方が救急救命法を体得されることを期待するものでございます。また国民保護法に基づき緊急対処事態における関係機関の機能確認及び関係機関相互の連携強化を図ることを目的として、本年11月に米子市内で国、県、市及び関係機関が一体となった国民保護訓練を実施することといたしております。本年6月に総合的なバリアフリー施策を推進するため交通バリアフリー法が改正され、従来の特定旅客施設からの経路だけでなく公園、駐車場を含めた連続的な経路を確保するため新しい経路の設定が必要となったこと、また特定事業実施の目標期間が平成22年であることから早急に交通バリアフリー基本構想を策定することといたしております。そのほか中国保定市との友好都市締結15周年を迎え、保定市において実施される記念式典等に参加するとともに、民間交流を含め今後の交流計画について協議することにより両市友好のさらなる発展に資することといたしております。


 民生費につきましては、主に障害者自立支援法の施行に伴う諸事業につきまして予算措置いたしております。障害者自立支援法移行事業につきましては、障がい者福祉サービスの利用制度が今年度から障害者自立支援法に移行しましたことから、迅速な事務処理を行うため電算システムを改修するとともに法令に定められた市町村障害福祉計画を策定するほか、障がい福祉サービスの支給決定を行うために必要とされる障害程度区分の認定調査等を実施することといたしております。また障がい者及びその家族が地域で安心して生活を営んでいただけるよう、各種の生活支援や相談等を行う障害者生活支援事業につきまして現在市内2カ所の障害者生活支援センターにおいて実施しておりますが、県事業であった知的障がい及び精神障がい者に対する相談事業が市町村が実施すべき事業となったことなどに伴い、3カ所の障害者生活支援センターを追加し5カ所で実施いたしますほか、県が事業実施していた聴覚障がい者等のコミュニケーション手段を確保するため手話通訳者を派遣する手話通訳者派遣等委託事業につきましても同様に市町村が実施すべき事業とされたため、この両事業について西部圏域の9市町村で協調して対応することといたしております。そのほか今回新たに障がい者等が通い地域の実情に応じた創作的活動や生産活動を行う機会を提供するとともに、社会との交流の促進等の便宜を供与する地域活動支援センター運営事業を実施いたしますほか、重度身体障害者等在宅支援事業として在宅で常時または随時、排たん補助装置が必要な身体障がい者等に対して排たん補助装置の借り受けに要する経費の一部を助成することといたしております。


 衛生費につきましては、先ほど御説明いたしました議案第116号米子市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正でごみ処理手数料を徴収することといたしておりますが、これに伴います市民の皆様への説明会用のパンフレットやチラシ、制度周知のための広報、指定ごみ袋の製造・販売等に係る準備経費等を予算措置いたしております。そのほか本年7月の大雨により日野川などから弓ヶ浜半島に漂着した大量の流木等について、海岸の利用に対する著しい支障の撤去及び住民の衛生的な環境の確保のため県の補助を受け処理することといたしております。


 労働費につきましては、米子ハイツ・米子勤労者総合福祉センターが本年9月末をもって営業を停止し、米子ハイツを管理運営してまいりました財団法人米子勤労総合福祉センターが解散する方針が決定されたことに伴い、県と協調してこれまでの米子ハイツの運営に係る債務を清算することといたしております。


 農林水産業費につきましては、本年度皆生漁港整備事業に係る補助制度が変更されたことに伴い基本計画の変更の必要性が生じ、次年度以降の計画的な事業の進ちょくを図るため皆生漁港整備基本計画を作成することといたしておりますほか、漁港高度利用促進対策事業を実施し、皆生漁港を運航する漁船の必要な水深を維持し、漁船の安全性の確保及び漁業活動への影響を最小限にするため、航路及び泊地等のしゅんせつを行うことといたしております。そのほか本市が組合員となっております日南町森林組合が設立した株式会社オロチに対し、林業の安定的発展を図る公益的役割から出資することといたしております。


 次に商工費についてでございますが、商工業振興資金貸付金につきまして今後の新規融資実行見込みにより追加いたしますほか、地域振興と地域経済の活性化を図ることを目的としたふるさと融資事業につきまして、このたび民間事業者から昨年度からの継続事業である病院建設の整備に関する融資申し込みがあり、ふるさと財団の審査を経ましたので当該資金を無利子で融資することといたしております。また地域の主体性のもと、鳥取大学、地元企業等が共同して行う独自技術の研究開発等を行う都市エリア産学官連携促進事業に対し助成することといたしております。


 土木費につきましては、国の補助内示に伴い準用河川堀川改修事業の進ちょくを図りますほか、佐陀川河川敷内の流通団地専用排水路の整備をすることといたしております。


 次に公債費についてでございますが、平成8年度に借り入れました総合福祉センター整備事業債、会議場建設事業債及び大沢川水辺のふれあい遊歩道整備事業債につきまして満期が到来いたしますので借りかえを行い、償還期間を延長することにより公債費負担の平準化を図ることといたしております。


 災害復旧事業費につきましては、本年7月の大雨により被害を受けました公園、道路、農業用施設などの早期復旧を図るため災害復旧費について予算計上いたしております。


 以上、歳出についての御説明を申し上げましたが、これに対します補正予算の財源といたしましては、国県支出金及び市債等により収支の均衡を図っております。その結果、20億3,485万3,000円を追加し、補正後の予算総額を524億4,232万5,000円といたしております。また第2条の債務負担行為の補正につきましては、財団法人米子市開発公社が祇園町沖埋め立て事業として金融機関から借り入れた資金及び当該借入資金に対する利子相当額の合計額に対し、損失補償に係る債務負担行為を設定いたしております。


 議案第121号は、平成18年度米子市国民健康保険事業特別会計の第1回の補正予算でございまして、健康保険法等の一部改正により保険財政共同安定化事業が創設されたことに伴い、1件30万円以上の医療費について前2年間の事業対象全体の実績から算出した拠出金を国民健康保険団体連合会へ拠出し、当該年度の事業対象の給付費相当額を交付金として受け取ることにより経営の安定化及び県単位での保険料の平準化を図ることといたしております。その結果、6億6,425万7,000円を追加し、補正後の予算総額を129億8,576万2,000円といたしております。


 次に議案第122号は、平成18年度米子市土地取得事業特別会計の第1回の補正予算でございまして、土地開発公社経営健全化に向けた計画策定、計画管理に基づき経営健全化に取り組み、先行取得用地等の解消を図るため土地開発公社経営健全化計画による用地取得を行うことといたしております。その結果、8億1,300万円を追加し、補正後の予算総額を8億1,321万円といたしております。


 次の議案第123号は、平成18年度米子市下水道事業特別会計の第2回の補正予算でございまして、国の補助内示に伴い管きょ等築造事業等の進ちょくを図ることといたしておりますほか、消費税の納付税額が生じたため予算措置いたしております。その結果、2億6,096万円を追加し、補正後の予算総額を86億8,608万8,000円といたしております。なお、一般会計及び特別会計の補正予算の詳細につきましては、お手元に配付をいたしております予算説明書を御参照いただきたいと存じます。


 次の報告第12号は、地方自治法第180条第1項の規定に基づき議会の委任により専決処分を行ったものでございまして、市の義務に属する道路の管理のかしによる損害賠償の額を決定いたしたものでございます。なお、損害賠償の額など詳細につきましてはお手元の専決処分書のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。


 以上、各議案及び報告につきまして御説明を申し上げましたが、何とぞ御審議の上、御賛同を賜りたいと存じます。


○(吉岡議長) これより報告第12号について質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。


 以上で本日の日程は、全部終了いたしました。


 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明20日は休会とし、21日午前10時から会議を開きたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(吉岡議長) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。


 本日は、これをもって散会いたします。


                午後0時07分 散会