議事ロックス -地方議会議事録検索-


鳥取県 米子市

平成17年 6月定例会(第1号 6月27日)




平成17年 6月定例会(第1号 6月27日)





          平成17年米子市議会6月定例会会議録(第1号)





平成17年6月27日(月曜日)


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 
                      平成17年6月27日 午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 施政方針演説


第4 議案第 63号 米子市一般職の職員の給与の特例に関する条例の制定について


第5 議案第 64号 専決処分について(平成17年度米子市市営葬儀事業特別会計暫


           定補正予算)(補正第1回)


   議案第 65号 専決処分について(平成17年度米子市住宅資金貸付事業特別会


           計暫定補正予算)(補正第1回)


   議案第 66号 専決処分について(平成17年度米子市下水道事業特別会計暫定


           補正予算)(補正第1回)


   議案第 67号 専決処分について(平成17年度米子市高齢者住宅整備資金貸付


           事業特別会計暫定補正予算)(補正第1回)


   議案第 68号 専決処分について(平成17年度米子市老人保健事業特別会計暫


           定補正予算)(補正第1回)


   議案第 69号 専決処分について(平成17年度米子市駐車場事業特別会計暫定


           補正予算)(補正第1回)


   議案第 70号 専決処分について(平成17年度米子市流通業務団地整備事業特


           別会計暫定補正予算)(補正第1回)


   議案第 71号 指定管理者制度の導入に伴う企画部及び教育委員会所管の条例の


           整備に関する条例の制定について


   議案第 72号 指定管理者制度の導入に伴う市民環境部及び福祉保健部所管の条


           例の整備に関する条例の制定について


   議案第 73号 指定管理者制度の導入に伴う経済部所管の条例の整備に関する条


           例の制定について


   議案第 74号 指定管理者制度の導入に伴う建設部所管の条例の整備に関する条


           例の制定について


   議案第 75号 米子市歴史館条例の制定について


   議案第 76号 米子市市税条例の一部を改正する条例の制定について


   議案第 77号 政治倫理の確立のための米子市長の資産等の公開に関する条例の


           制定について


   議案第 78号 米子市給与金条例の一部を改正する条例の制定について


   議案第 79号 米子市建設工事等入札・契約審議会条例の制定について


   議案第 80号 米子市総合計画審議会条例の制定について


   議案第 81号 米子市同和対策審議会条例の制定について


   議案第 82号 米子市立学校校区審議会条例の制定について


   議案第 83号 米子市スポーツ振興審議会条例の制定について


   議案第 84号 米子市社会福祉審議会条例の制定について


   議案第 85号 米子市福祉サービス事業手数料徴収条例の一部を改正する条例の


           制定について


   議案第 86号 米子市漁港管理会条例の制定について


   議案第 87号 米子市工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条


           例の制定について


   議案第 88号 米子市都市計画審議会条例の制定について


   議案第 89号 米子市手数料条例の一部を改正する条例の制定について


   議案第 90号 米子市水道事業審議会条例の制定について


   議案第 91号 米子市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制


           定について


   議案第 92号 工事請負契約の締結について


   議案第 93号 工事請負契約の締結について


   議案第 94号 平成17年度米子市一般会計予算


   議案第 95号 平成17年度米子市市営葬儀事業特別会計予算


   議案第 96号 平成17年度米子市国民健康保険事業特別会計予算


   議案第 97号 平成17年度米子市南公園事業特別会計予算


   議案第 98号 平成17年度米子市住宅資金貸付事業特別会計予算


   議案第 99号 平成17年度米子市土地取得事業特別会計予算


   議案第100号 平成17年度米子市下水道事業特別会計予算


   議案第101号 平成17年度米子市高齢者住宅整備資金貸付事業特別会計予算


   議案第102号 平成17年度米子市老人保健事業特別会計予算


   議案第103号 平成17年度米子市駐車場事業特別会計予算


   議案第104号 平成17年度米子市農業集落排水事業特別会計予算


   議案第105号 平成17年度米子市流通業務団地整備事業特別会計予算


   議案第106号 平成17年度米子市崎津団地開発促進事業特別会計予算


   議案第107号 平成17年度米子市市営墓地整備事業特別会計予算


   議案第108号 平成17年度米子市介護保険事業特別会計予算


   議案第109号 平成17年度米子市市営墓苑事業特別会計予算


   議案第110号 平成17年度米子市水道事業会計予算


   議案第111号 平成17年度米子市工業用水道事業会計予算


第6 報告第1号 平成16年度米子市繰越明許費繰越計算書について


   報告第2号 法人の経営状況について


   報告第3号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定について)


   報告第4号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定について)


   報告第5号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定について)


第7 米子市農業委員会委員の推薦


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                本日の会議に付した事件


議事日程に同じ


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 出席議員(47名)


 1番  八 幡 美 博       2番  伊 藤 ひろえ


 3番  森   雅 幹       4番  門 脇 邦 子


 5番  原   紀 子       6番  宮 田   誠


 7番  岡 本 武 士       8番  生 田 和 子


 9番  錦 織 陽 子      10番  中 川 健 作


11番  岩 ? 康 朗      12番  渡 辺 穣 爾


13番  河 本 玲 子      14番  松 本 美 子


15番  安 木 達 哉      16番  笠 谷 悦 子


17番  尾 崎 太光子      18番  松 本 松 子


19番  岡 村 英 治      20番  佐々木 康 子


21番  中 田 利 幸      22番  谷 本   栄


23番  奥 田   寛      24番  佐 藤 昭 義


25番  安 田   篤      26番  室   良 教


27番  門 脇 威 雄      28番  安 江 能 規


29番  大 丸 俊 一      30番  坪 内 昭 二


31番  中 村 昌 哲      32番  吉 岡 知 己


33番  田 中 丞 省      34番  内 藤 清 司


35番  松 井 義 夫      36番  矢 倉   強


37番  藤 尾 信 之      38番  森 川 敏 秀


39番  廣 田 弘 之      40番  渡 辺 照 夫


41番  後 藤   諫      42番  遠 藤   通


43番  森 田 昭 吾      44番  山 形 周 弘


45番  中 本 実 夫      46番  足 立 智 恵


47番  生 田   薫


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 欠席議員(0名)


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                説明のため出席した者


市長        野 坂 康 夫     教育委員長    田 口 立 身


助役        五 嶋 青 也     収入役      入 澤 睦 美


教育長       足 立   操     水道局長     田 中 通 雄


総務部長      角   博 明     人権政策部長   鷲 見 英 之


兼総務部行政改革推進監


兼企画部長


市民環境部長    黒 須 則 典     福祉保健部長   森 林 政 弘


経済部長      植 田   收     建設部長     星 野 章 作


下水道部長     小 村   満     淀江支所長    本 田   勝





              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 出席した事務局職員


事務局長      松 本 洋 司        事務局次長    景 里 和 夫


議事係長      小 坂 秀 己


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                午前10時06分 開会


○(生田議長) これより平成17年米子市議会6月定例会を開会いたします。


 直ちに本日の会議を開きます。


 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。


 地方自治法第121条の規定により、本日の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の報告書により御了承願います。


 次に、監査委員から報告のありました例月出納検査及び定期監査の結果報告書につきましては、その都度お手元に送付しておりますので、御了承願います。


 なお、本日の議事日程は、お手元に配付しております日程書のとおり行いたいと思います。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


               第1 会議録署名議員の指名


○(生田議長) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録の署名議員は、会議規則第118条の規定により、安田議員及び森議員を指名いたします。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 第2 会期の決定


○(生田議長) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、本日から来る7月22日までの26日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 御異議なしと認めます。よって、会期は26日間と決定いたしました。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 第3 施政方針演説


○(生田議長) 次に、日程第3、施政方針演説に入ります。


 野坂市長。


○(野坂市長)(登壇) 本日、ここに平成17年度一般会計予算を初め関係諸議案の審議をお願いするに当たり、市政に対する所信の一端と予算に関する総括的な御説明を申し上げまして、議員各位の御理解を賜りたいと存じます。


 私は、去る4月24日に執行されました市長選挙におきまして新米子市民の御信託をいただき、合併後の新米子市の市政を担当させていただくことになりました。改めてその職責の重大さを痛感いたしますとともに、新米子市民の負託にこたえるべく、よりよい米子を目指して全力を尽くす覚悟でございます。


 さて、新生米子市が誕生し、早3カ月を迎えようとしておりますが、今後、新市のまちづくり計画に掲げられた新市の将来像「交流と連携を育み、新しい文化を創造する都市」を十分に踏まえたまちづくりにまい進するとともに、旧米子市の都市機能、交通の要衝性、集客施設、旧淀江町の特筆すべき歴史・文化的資産など双方の特性を生かし、山陰一の町・人・自然が元気に輝くまちづくりを目指してまいりたいと考えております。


 また、旧米子市における2年間、堅持してまいりました市民との協働の市政運営、公平・公正な行政執行、経済合理性の追求、市役所の改革の4つの基本姿勢を今後とも引き続き堅持し、市民の皆さん1人1人がこの豊かな自然を享受しながら、働く場があって、希望と誇りを持って充実した生活を送ることができる生活充実都市・新米子市の実現を目指してまいりたいと考えております。特に、活力みなぎる米子市、子育てを応援しお年寄りが元気な米子市、ゆとりある心豊かな米子市、みんなのための米子市役所などをまちづくりの基本方針とし、常に市民の皆さんの視点に立ち、協働によるまちづくりの取り組みを推進し、開かれた市政の実現に努めてまいる所存でございます。とりわけ市民参画と市民との協働の推進については、互いに自立した市民、ボランティア団体、NPO法人などと行政が、お互いの役割分担を明確にしながら共通の目標に向けて連携を図ることが重要であると考えております。このため行政の意思決定について、その内容、経過を市民に明らかにし、公正と透明性及び市民の知る権利と市の説明責任を確保することはもとより、早い段階で施策形成過程などの情報を市民に提供することによる情報の共有化を図りながら、さまざまな施策形成過程などに市民参画の手法を取り入れ、市民と行政が協働するまちづくりを進めてまいりたいと存じます。


 さて、全国的にも企業収益は改善され、設備投資も増加しており、政府は国内経済の見通しについて緩やかな景気の回復を続けるものと判断しております。その一方で、昨年末に示された地域経済動向によると、景況については地域間の格差は顕著になっており、とりわけ私たちが住む鳥取県では厳しい雇用情勢を反映し、先行き不透明な状況に置かれております。本市についても、雇用情勢のやや上向きの兆しと地域経済の不安感が依然として混在しており、確実な景気の回復という実感が持てない状況にあります。また右肩上がりの経済成長が期待できない今日において、本格的な少子高齢化社会を背景に私たちの生活を支えてきたさまざまな社会システムは制度疲労が生じております。医療や年金などの社会保障制度においては、将来にわたって維持することが可能な制度の構築に向けた抜本的な見直しが進められ、次代の人材を育成する教育についても豊かな人間性をはぐくむための方針が議論されているところであります。このようなさまざまな社会不安が混在する時代において、地域全体でともに支え合い、安心と潤いのある社会を実現していくことは、私たち自治体に課せられた重大な責務であります。


 こうした中、政府は改革断行予算の基本路線を維持し、今年度から構造改革を重点強化期間へ移行させ、さらなる改革の推進を目指しております。特に国から地方へという考え方のもと、市町村合併の推進や三位一体の改革などの分権型社会を展望した改革が進められる中で、多くの自治体はかってない財政難に苦しみ、行財政基盤の再構築が避けられない状況となっております。私たち自治体は、限られた財源を有効かつ効率的に活用することによって将来にわたって持続可能な行財政運営を目指し、多様化する地域の実情に対応した満足度の高い地域社会を実現していかなければなりません。そのため本市が置かれている現状や課題についてまちづくりの主体である市民の皆さんと情報を共有し、ともにまちづくりを進めていくことが何よりも重要であります。


 また、将来にわたって自主的でかつ自立的な行財政運営を可能とするためにも、簡素で効率的な行財政システムの構築に向けた改革への取り組みを急がなければなりません。今こそ時代の流れにスピード感、危機感を持ち、諸課題に果敢に取り組み、次世代に自信を持って引き継げる元気な米子を実現しなければなりません。本市の財政状況は、地方交付税の削減を初めとする三位一体の改革の影響を受けるとともに、税収の減少や扶助費、公債費などの義務的経費の増大からより一層厳しい局面を迎えております。このような状況下で当面の財政危機を回避することはもちろんのこと、本市の発展を支える安定的な財政基盤を確立するため、今般、財政健全化プランを策定いたしたところであります。行財政改革は常に社会の動向を見据え、継続的に取り組まなければならない課題であります。民間活力の積極的な活用、組織機構の見直しと適正な職員配置など、あらゆる手法を講じて行財政運営の効率化を図り、財政の健全性を確保し、活力ある市政の推進に努めてまいりたいと存じます。改革には当然痛みが伴いますし、すべてが即座に実行できるものでもございません。また、もちろん私1人でできるものでもありません。徹底した議論をする中で、市議会の御意向を十分尊重しながら職員と一丸となって厳しい試練を克服し、よりよい米子を目指し、全力を尽くす所存であります。


 以上、私の基本姿勢及び市政を取り巻く情勢などについて申し述べましたが、何事においても先例、慣例にとらわれることなく創意工夫を加え、施策の選択と集中を基本にして今後の市政運営にまい進していく覚悟であります。


 平成17年度の予算編成に当たりましては、財政の健全性を基本に据えながらも市民が合併してよかったと実感できるような地域づくりの実現に向けて、厳しい財政状況の中でも新市の一体化の推進、経済活性化対策、少子高齢化対策の各分野など、市民ニーズが高く、緊急に対応が必要な今日的な課題に即応した施策、事業を中心に財源を重点的に配分することとしました。以上のような考え方に立ち、予算編成を行った結果、平成17年度の一般会計の予算規模は488億1,800万円で、前年度当初比の伸び率はマイナス2.3%の緊縮型予算となっております。また15の特別会計の総額を473億3,892万3,000円とし、一般会計と合わせた予算総額は961億5,692万3,000円、2.3%の減となっております。


 以下、順次予算の概要について御説明いたします。


 まず初めに、新市の一体化の推進についてでございます。旧米子市、旧淀江町は対等な立場で合併協議を行い、両住民の意見を反映させながら新市のまちづくり計画を策定し、事業や事務の進め方などを調整し、新設合併いたしました。今後は新市のまちづくり計画で掲げられた将来の都市像を踏まえ、意識の一体化を促進する交流や事業を行い、新市のもとでともに発展する施策を展開していくべきであると考えております。


 まず初めに、合併後のまちづくりの方向を示す仮称第1次米子市総合計画につきまして、新市まちづくり計画を踏まえ策定に取り組むことといたしております。また新市の一体感の醸成と内外に向けての情報発信のツールとして市章の選定とあわせ、ロゴマークとイメージキャラクターの制作に取り組むほか、新米子市の歴史や文化財をわかりやすく記述した冊子を刊行し、小中学校や公民館等へ配布することといたしております。さらに新市まちづくりの重点プロジェクト事業と位置づけております伯耆の国よなご文化創造計画についてであります。全体計画や整備手法、事業規模等、その具体化を図るため、市民等の意見を取り入れながら基本計画の策定に着手することといたしております。情報化の推進につきましては、淀江地区をテレトピア地域に区域編入し、地域の情報通信基盤であるCATVを核とする情報通信システムを構築してまいります。魅力ある市街地の形成についてですが、米子駅周辺につきましてはJR山陰本線の南と北で都市機能集積に大きな差が生じており、米子駅の南北一体化を念頭におきながら近代的な都市にふさわしい高次都市機能の集積を推進していく必要があります。今年度は、米子駅南北地域の一体的な都市的土地利用の実現に向けた推進の方策について検討することとしております。都市計画道路につきましては、都市の健全な発展と秩序ある市街地形成を図る上で大変重要な基盤施設であり、合併を機に新市全体の都市計画道路網の検討を行うこととしております。新市におきます廃棄物の再資源化、減量化につきましては、廃棄物の減量化等目標数値の設定等を定めます新市の廃棄物処理基本計画を年度内に策定したいと考えております。またあわせまして、廃棄物の有料化につきましても検討に着手したいと考えております。人材育成につきましては、将来の地域社会におけるまちづくりの担い手として郷土の誇りと自然や人々との共生の気持ちを持ち、自分への夢や目標を描きながらたくましく育つ青少年を育成することが必要です。そこでこれまで旧米子市が実施し、今年度で16年目となる青少年海外研修事業と、旧淀江町が実施し、15回目となる北海道新冠町への少年国内研修派遣事業を人材育成事業として一体的に推進してまいります。また旧淀江町で10年の歴史を持つ沖縄県読谷村との子どもの交流事業についても全市域に拡充し、支援することといたしております。


 第2の柱は、経済活性化対策でございます。


 まず観光振興についてですが、皆生温泉の活性化は、昨年度当初にいただいた皆生温泉活性化対策検討委員会の提言に基づき、まちづくりあるいは誘客の事業が展開され着実に成果を上げておりますことから、引き続き皆生温泉にぎわい創出事業などで支援を行ってまいります。また皆生温泉及び駅前周辺等の集客を拡大するため、JR境線に妖怪のブロンズ像等を設置し、観光路線化するなど県及び境港市と連携して実施してまいります。淀江地区におきましては、歴史的・文化的観光資源を広く紹介し、観光ルートに掲げて知的好奇心を充足していただくよう取り組んでまいります。また団体観光から個人観光へのニーズの変化に対応するため広く市域を越えた連携を推進し、中海を中心として宍道湖、大山圏域を山陰観光エリアとして認知いただけるよう努めてまいります。米子空港の名古屋便が1日2往復に増便されたことから、米子空港利用促進懇話会、米子市観光協会と協力し、中京圏からの観光客誘致にも積極的に取り組んでまいりますほか、竹島問題等で利用者が低迷している米子−ソウル国際定期便につきましても利用促進に努めてまいりたいと考えております。そのほか一層の交流人口を目指してコンベンションの推進、下町観光の振興などを行ってまいります。


 次に、地場産業の育成についてですが、鳥取県産業振興機構、鳥取県産業技術センター、鳥取大学、米子工業高等専門学校等との連携協力を図り、産学官の連携による高度な新技術や付加価値の高い製品開発を推進するなど企業の体質強化、新産業の企業化に努めてまいります。特に今年度は中海圏域の5つの市町が県境を越えて連携し、産業技術展を開催することにしております。地元企業の製品・技術や高等教育機関の研究開発の成果を内外に情報発信し、新たなビジネスチャンスを提供するとともに、次世代にものづくりの大切さと楽しさを伝える機会となるよう取り組んでまいります。企業誘致につきましては、長引く景気の低迷、製造業の海外展開による空洞化の進行など、国内への企業立地は大きく進展しない現状にありますが、企業立地促進補助金、情報通信関連企業立地促進補助金等の補助制度により支援をしてまいりますほか、米子市大阪事務所による誘致活動、企業誘致推進員の方々との連携等により引き続き新たな企業の誘致に取り組んでまいります。制度融資につきましては、商工業者の資金繰りの安定・緩和を図るため、商工業者の利用が多い経営改善対策特別資金の借りかえと追加融資に対応する経営改善再借換資金を導入するなど引き続き制度の充実に努め、増大する資金需要にこたえてまいりたいと存じます。米子流通業務団地分譲事業につきましては、平成16年度に分譲価格の値下げや定期借地制度の導入をしたことにより6区画の進出につながりましたが、さらに流通団地としての付加価値の増大、活性化のために法的規制を受けている区域を見直し、用途規制の緩和を検討することとしております。


 次に、商業の活性化についてですが、郊外への商業施設の集積や個人消費の低迷などを背景として空き店舗の増加、来街者の減少など、商店街の衰退が進行している中心市街地の現状に対応するため、平成11年3月に旧米子市で策定いたしました中心市街地活性化基本計画の見直しに着手し、市街地の整備と商業の活性化を柱とする新たな中心市街地のビジョン策定に取り組むこととしております。また商店街の空き店舗への出店等を支援するにぎわいのある商店街づくり事業、商業活動への新規参入者を支援するチャレンジショップ事業、高校生が商業教育活動を実践するための高校生ショップ支援事業を継続実施してまいります。さらに今年度は県及び商店街関係者等と連携し、市開催支援事業を毎月定期的に開催し、商店街のにぎわいの復活を目指す取り組みを行うことといたしております。また現在、商店街では福祉と商業が結びついた新たなまちづくりの動きが見られておりますが、この住民主導のまちづくり活動を全国に発信するまちづくりシンポジウムの開催についても、関係機関等と連携して推進してまいります。雇用・労働対策についてですが、中小企業勤労者の福祉の向上と雇用の安定を目的とした勤労者福祉サービスセンターにつきましては、中小企業の振興と地域経済の活性化に寄与すべく引き続き運営助成することといたしております。米子広域シルバー人材センターにつきましては、地域高齢者が就業によって社会に参加し、生きがいの充実と福祉の増進を図るため、あわせて高齢者の介護予防、軽度生活支援等に係るサービスを提供します高齢者生活援助サービス事業を継続実施してまいります。市立図書館では、図書を通じた自発的な学習を支援する中で近年増加しているニートやリストラなどの問題に対応するため、関係機関と連携、協力しながら就職、転職、資格取得等の情報を収集・提供するビジネス支援事業を今年度から実施することといたしております。勤労青少年の福祉対策としては、勤労青少年ホームの運営事業、女性就業対策としては、パートサテライトへの支援及びファミリー・サポート・センターの運営事業も引き続き行ってまいります。また本年5月にオープンいたしました若年者の就業を支援するよなご若者仕事ぷらざの利用促進につきまして、関係機関と協力してまいりたいと存じます。


 次に、農業振興施策についてですが、地域農業の振興を図るため、農業の担い手育成や農産物の地産地消の推進などの施策を推進してまいりたいと存じます。農業の担い手の育成につきましては、今後とも農業従事者の減少や高齢化の進行が見込まれる中、効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う望ましい農業構造の確立に向けて、意欲と能力のある担い手の育成を図ってまいります。農産物の地産地消につきましては、消費者の食に対する安全・安心志向が高まる中、地元で生産した安全で新鮮な農産物の供給体制の整備など、地産地消の推進方策について関係機関と協議していくこととしております。米の生産調整と転作作物の振興につきましては、需要に応じた米の計画的生産を推進するとともに、国内自給率の低い大豆、飼料作物や本市特産の白ネギの生産振興に努めますほか、転作作物の団地化に努めたいと考えております。畑作物、果樹の振興につきましては、野菜の生産安定化のためのチャレンジプラン支援事業や、ナシの生産基盤の充実を図る二十世紀梨再生促進事業を実施いたします。また農家経営の安定と産地の維持を図るため、野菜価格安定対策事業を実施することにしております。遊休農地対策につきましては、遊休農地解消事業を実施し遊休農地の減少に努めることにしておりますが、今後とも米子市遊休農地対策協議会と連携いたしまして早期解消に向け努力を重ねたいと考えております。畜産につきましては、環境への影響等に配慮しながら振興を図ってまいりたいと存じます。農業生産基盤の整備につきましては、単市土地改良事業を計画的に実施しますとともに、大山山ろくにおきまして下蚊屋ダムの農業用水を利用した県営大淀地区畑地帯総合整備事業を継続実施してまいります。また今回新たに、彦名地区ふるさと農道緊急整備事業及び団体営四ヶ村堰地区基盤整備促進事業に着手することといたしております。林業の振興については、森林資源を有効に利用し林業の生産性を向上していくため、引き続き森林資源の保全に努めてまいります。水産業の振興につきましては、漁礁の設置により漁場環境を整備し、資源管理型漁業を推進するとともに漁港の整備充実を図ってまいります。


 第3の柱は、少子高齢化対策でございます。


 我が国において少子化の認識が一般化したのは、平成2年の1.57ショックからと言われています。少子化の要因については、結婚や仕事に関する意識の変化の中、晩婚化・未婚化が指摘されてきましたが、さらにこれに加えて夫婦の出生力そのものの低下という新しい現象が見られ、平成16年の合計特殊出生率は平成15年と同様に1.29と報道されたところであります。本市における平成15年の合計特殊出生率は、旧米子市は1.63、旧淀江町は1.19ではありますが、低減傾向にあります。このような少子化の進行は、労働力の低下など社会経済全体に極めて深刻な影響を与えるものであり、全市を挙げて子育てを支援する取り組みを強化する必要があります。まずは子育て世代の負担の軽減を図るため、引き続き保育料の軽減策を講じますとともに、延長保育、乳幼児保育、一時保育など保護者のニーズに即した保育の質の向上、多様化を図ることとしております。放課後児童対策につきましては、現在19カ所のなかよし学級を開設いたしておりますが、今回、彦名小学校に開設するよう予算措置を講じております。今後も未実施校の早期解消に努めたいと存じます。児童虐待については、適切かつ迅速に対応するため家庭児童相談室を設置し、児童養育全般に関して生じるさまざまな家庭内の問題に対して引き続き家庭支援を行ってまいります。さらに生活環境なども含めた広い視野で次世代の育成を支援するため、次世代育成支援行動計画を策定し、安心して子どもを生み育てられ、子どもが生き生きと個性豊かに育つ町の実現を目指して市の施策全体での取り組みを進めることにより、児童福祉の向上に努めてまいります。乳幼児健診、健康診査につきましては、内容の充実と受診率の向上に努め、市民の健康増進を図ってまいります。絵本を介しての親子の触れ合いや子どもの豊かな心をはぐくむことなどを目的としたブックスタート事業を引き続き実施いたしますとともに、乳幼児健診未受診家庭や子育てに不安や孤立感等を抱えながらも積極的に支援を求めることが困難な家庭に対し、専門職員による訪問や相談等を行う育児支援家庭訪問事業を実施し、良好な養育を推進してまいります。また女性のがんり患率が最も高い乳がんの早期発見・早期治療を図るため、乳がん検診にマンモグラフィー検査を導入いたしますとともに、自己触診の啓発も行ってまいります。特別医療費助成事業では、通院医療費について現行の4歳未満児から5歳未満児へと拡大し、子育て環境の改善を図りたいと存じます。


 次に、高齢化対策についてですが、認知症高齢者やひとり暮らしの高齢者が増加するなど、ますます深刻化する高齢社会に対応するため、ヘルスアップ2015を設置し長期的展望から2015年のあるべき介護予防事業のあり方を研究してまいりました。その結果、本年度は、生活機能低下予防、生活習慣病予防、認知症予防といった3つの柱を中心にして、現在の施策を再構築する必要があります。まず生活機能低下予防についてですが、このたびの介護保険制度の見直しに伴い、現在の筋力向上トレーニング事業が平成18年度から新予防給付として介護保険制度に組み込まれる予定のため、その円滑な導入に向けてサービス事業者の育成や市民への啓発を図るための新予防給付等モデル事業に取り組むこととしております。また生活習慣病予防及び認知症予防については、これまで以上に健康教育事業の充実強化に努めるとともに、認知症に特化した介護予防教室を市内3地区でモデル的に開催することとしており、次年度以降はその事業効果の検証を踏まえ、効率的な事業の提供に結びつけてまいりたいと考えております。引き続き高齢者1人1人が住みなれた地域で生活していただけるよう積極的に取り組んでまいります。障害のある方の福祉サービスにつきましては、地域での生活を希望する方がふえている中で、安心して地域生活を営んでいただけるよう障害者グループホームでの夜間世話人配置施設の拡大を図るほか、日常生活を営む上で必要となる知識や技術の習得を目的とした地域体験モデル事業や、放課後や休日での一時預かりを行う障害児・者あんしん家族支援事業を実施するなど、在宅福祉サービスや相談支援体制の充実を図ってまいります。


 第4の柱は、ゆとりある心豊かさでございます。


 まず、学校教育についてでございますが、人間育成を基調とし、個々の児童生徒の個性、能力を伸ばし、豊かな心と健やかな体を備えた子どもたちの育成に努めたいと存じます。各学校において学校週5日制に対応し、創意を生かした特色ある学校運営のあり方を求め、地域に根差した学校教育の一層の充実を図ります。学校生活になじめない児童生徒が依然として少なくない状況にあります。生徒1人1人にきめ細やかな指導を行い、学校生活への円滑な移行、基礎学力の定着・向上を図るため、小学校1、2年生の30人学級とともに中学校1年生の33人学級を実施してまいります。家庭や地域社会に開かれた学校づくりが求められております。保護者や地域住民等の意向を反映し協力を得ること、学校としての説明責任を明らかにする取り組みをするため、学校の外部から意見を聞くことのできる学校評議員制を引き続き実施することにしております。英語教育の活性化、表現力の指導並びに地域レベルでの国際交流の促進を図る英語指導助手設置事業につきましても、継続実施してまいります。少子化が進む中、幼稚園は乳幼児期の子どもたちの心身の健やかな発達を確かなものとするための幼児教育施設であるとともに、多様で豊かな活動を通じて小学校入学前の基礎を築く就学前教育施設として重要な役割を担っています。引き続き私立幼稚園の運営費並びに就園費用等に対して助成し、幼児教育の一層の振興に努めてまいります。学校施設の整備につきましては、車尾小学校の生徒数の増加に対応するため校舎等の増改築を実施するほか、老朽化した淀江小学校体育館改築工事の設計について予算措置を講じたところであります。また学校内のすべての教室からインターネットにアクセスできる環境を整備し、インターネットを活用した授業を可能とするため、校内LAN整備事業を今年度から年次的に実施することといたしております。また淀江小学校及び淀江中学校の図書館をネットワーク化するとともに、淀江小学校児童に対する防犯ブザーの貸与を行うなど格差の是正を図ることといたしております。学校運営標準経費については、今回、保護者負担の軽減を図る観点から学校管理経費の充実を図っております。小学校給食につきましては、衛生管理の充実を図り、徹底した食中毒防止対策を講ずるため給食調理施設や調理器具等の計画的な整備をいたしておりますが、今年度は残されました学校給食センターの移転用地を選定することといたしております。また学校給食食材の地産地消推進に積極的に取り組むとともに、食教育の一層の充実を図っていく考えでございます。


 次に、生涯学習の推進についてでございますが、米子人生大学を初め、よなごアカデミー、生涯学習講演会など市民の多様な学習ニーズに対応した内容豊かな講座の提供に努めてまいりますほか、近年の家庭教育の重要性にかんがみ、子どもの発達段階に応じた子育て講座、タムタムスクールを引き続き実施いたします。また思いやりのあるたくましい青少年の育成につきましては、児童生徒の活動拠点としての児童文化センターの利用促進を図り、視野を広め、国際感覚を養うための小中学生国際交流事業の拡充などさまざまな体験活動事業を実施するほか、青少年育成のための地域ボランティアの養成を行い、地域で子どもたちを育てる体制づくりを支援してまいります。青少年の健全育成につきましては、少年育成センターを初め青少年育成米子市民会議などの関係機関と連携をとりながら、家庭、地域、学校が一体となった非行防止活動の展開を図るとともに、青少年が安心して安全に生活できる環境づくりに努め、米子市子ども会連合会などの青少年団体の育成支援を引き続き行ってまいります。また本年10月に、第17回全国生涯学習フェスティバルが鳥取県で開催されます。子どもから高齢者までさまざまな学習ニーズにこたえ、それが豊かな地域づくりにつながるような生涯学習の一層の推進を願って、生涯学習フェスティバルを支援してまいりたいと存じます。公民館では、地域の特色を生かしながら住民みずからの意思と責任で住みよい地域づくりを進めるための新たな公民館体制の確立に向け、今年度からひとづくり・まちづくり推進事業を実施し、地域の自主性を高め、活力ある地域づくりを支援してまいります。舞台芸術事業では、自治総合センターの支援を受け、吉本新喜劇の出演者による演芸やトークショー、宝くじふるさとワクワクシアターを公会堂で開催するほか、米子市文化ホールでは、童謡講座、鷲見三郎顕彰事業・弦楽の響きコンサート、ユースオーケストラ演奏会を、また淀江文化センターでは、夏休み子ども映画祭やなつかしの映画祭をそれぞれ開催することといたしております。美術館では、特別展・棟方志功展を開催するほか、常設展では新市誕生記念として旧淀江町出身の國頭繁次郎や大山をテーマにした作品を展示し、市民に美術を楽しんでいただくよう企画しております。次世代を担う子どもたちに文化芸術に接する喜びや楽しさを体感できる機会を提供するため、国民文化祭に参加した芸術文化団体を市内小中養護学校に派遣する夢フェスタ学校派遣事業や本物の舞台芸術体験事業、青少年劇場巡回公演を実施いたします。文化交流事業では、米子市、出雲市、津山市の3市で芸術文化連携交流事業として各市の音楽祭や展覧会イベントに市民が相互出演し、交流を図ります。また米子城築造400年を契機に始めた愛媛県大洲市との文化交流として、滋賀県高島市で開催される中江藤樹小学生交流への派遣や大洲市で開催される中江藤樹フォーラムへ参加することといたしております。文化財保護事業では、史跡上淀廃寺跡の保存整備を推進するとともに、重要文化財石馬保管施設の検討を行うほか、鳥取県及び大山町と連携し、史跡妻木晩田遺跡の保存活用に取り組んでまいります。また米子盆踊りやよいとまかせ行例等の無形文化財についても保護、継承に努めてまいります。社会体育の振興については、来年度、全国スポーツ・レクリエーション祭の本県での開催が決定しており、本市においてもソフトボール、ソフトテニス、インディアカの3種目を淀江球場、東山公園等を会場として実施することとしております。本年度はその開催に向け各種関係団体・機関と連携し、準備に万全を期したいと考えております。


 次に、人権問題についてですが、あらゆる差別や人権侵害をなくし、平和ですべての人が幸せに生きる社会を築くことが求められています。その実現のために米子市人権施策推進指針の改定を行い、すべての行政分野で人権を尊重した施策を展開していく所存でございます。人権教育につきましては、米子市人権教育基本方針を具体化するための実施計画を策定し、学校、地域、職場、家庭などの場を通して、同和問題を初めさまざまな人権問題の解決について正しい理解と認識を深めるとともに、偏見や差別意識をなくすための学習・研修会、講演会、小地域懇談会を引き続き開催することといたしております。男女共同参画社会の実現に向けての取り組みにつきましては、米子市男女共同参画推進計画をもとにして計画的かつ総合的に施策を推進するよう努めてまいりたいと存じます。また米子市男女共同参画センターでは、女性団体のみならず多くの市民の方々が幅広いさまざまな活動にご利用いただいているところですが、引き続き男女共同参画を推進するための活動や交流の拠点として充実を図ることといたしております。


 次に、住環境の整備についてですが、道路、街路網等のインフラ整備につきましては、継続施工してきました市道内浜中央線を本年度完成させますとともに、市道日原加茂川石井線、尾高福万線、日野橋補強事業、皆生温泉環状線についても整備促進していきたいと存じます。交通安全施設整備事業では、尾高福万線歩道設置事業が本年度完成となり、福生南1号線歩道設置事業につきましても引き続き整備促進してまいります。日々の市民生活に密着した生活道路及び排水路の整備につきましては、より緊急度の高いものから計画的に実施するよう今回増額の予算措置を講じております。河川改修につきましては、準用河川堀川改修事業の整備を引き続き促進してまいります。旧加茂川・寺町周辺地区は、歴史的な町並みを有する地域として景観形成地域に指定されており、平成15年度から16年度にかけて市民参画により町並み環境整備のための事業計画を策定したところでございます。今年度からは同計画に基づき地区住民のまちづくり活動と連携を図り、市民と行政のパートナーシップによる協働のまちづくりとして町並み整備を進めてまいりたいと存じます。また日々の生活に潤いをもたらす緑は貴重な都市の財産でありますが、総合的な緑化指針である緑の基本計画については旧米子市で策定をしているところですが、淀江地区を加えた新市における計画の見直しを行ってまいりたいと存じます。市営住宅につきましては、本年度は旧淀江町の住宅を含め建てかえ計画の検討を行い、仮称地域住宅計画を策定することとしており、今後はその計画に基づき計画的に建てかえを実施してまいりたいと存じます。米子駅前地下駐車場については、経営改善に向けて抜本的な対策を講ずるため、駐車環境の把握や駐車需要予測等を再検証するなど所要の調査費を予算措置いたしております。


 次に、交通体系の整備についてでありますが、自家用車の普及により路線バスの利用者は年々減少しております。急速な高齢化社会の進展及び環境問題を背景に、路線バスは市民生活を支える手段としてその役割は重要さを増しております。路線バスの維持・確保は、市民全体の問題として考える必要があり、市民、有識者、バス事業者、関係者の御意見を伺いながら、地域の実情に即した生活交通の確保に向けて検討を行ってまいりたいと存じます。だんだんバスは各種施設等を回り、市民の手軽な交通手段として年間で20万人以上の方に御利用いただいております。今後とも利用者の維持と、より効率的な運行に努めてまいりたいと考えております。またどんぐりバスは淀江地区内を運行し、市民の日常生活を支える交通手段として定着しております。既存バス路線との整合を図り、より一層利便性を向上するよう検討を加えてまいりたいと存じます。


 次に、消防防災対策についてですが、本市における災害活動の拠点施設であります米子消防署整備事業につきましては、平成18年度中の完成を目指し、今年度基本設計費等の予算措置を講じております。また合併により27分団となった米子市消防団につきましては、消防用ホースの整備、ポンプ操法資機材の充実を図るほか、崎津分団ホース乾燥塔の改築、大篠津分団消防ポンプ車の更新、消火栓の増設など所要の整備を図ることといたしております。防災関係では、鳥取県西部地震から5年目の節目の年ということで、10月6日に県、西部地区市町村共催の総合防災訓練を実施しますほか、自主防災組織の育成強化、災害時の情報伝達手段の充実、合併に伴う地域防災計画の見直し等を図り、防災体制の一層の確立を図る所存でございます。また大規模災害時に同時被災する可能性が低い地理的状況にあります徳島県阿南市と災害時相互応援協定を締結し、広域的な防災体制の整備を図ってまいります。


 次に、国際交流についてですが、今年度、環日本海圏域の首長が一堂に会して共同発展を目指す第11回環日本海拠点都市会議が境港市で開催されることになっており、参加諸都市との交流及び発展方策について協議を重ねたいと存じます。また本年は韓国束草市と姉妹都市締結10周年を迎え、両市を代表する祭りに公演団の相互派遣を行うほか、束草市で開催される10周年記念式典に参加することにしております。なお訪韓した際に、あわせて姉妹都市であります江原道高城郡を訪問し、今後の交流について協議することにしております。地域国際化の推進につきましては、昨年度に続き中国及び韓国の国際交流員を配置し、市民向けの語学講座や小中学校及び公民館等での国際理解講座などを開催することにより地域の国際化に努めてまいりたいと存じます。さらに英語圏の都市との交流ですが、引き続き対象都市及び交流形態につきまして調査したいと考えております。


 次に、環境対策についてですが、中海の水質浄化についてですが、鳥取・島根両県において第4期中海に係る湖沼水質保全計画が本年3月策定されました。本計画における米子市の生活排水対策を初めとします諸施策について、計画期間内での目標達成を図ってまいりますとともに、鳥取県等関係機関との連携のもと、住民の皆さんの理解と協力及び参加に基づく保全活動にも取り組んでまいります。本年11月、中海がラムサール条約に登録される湿地となる予定でありますが、登録となれば中海が世界的に水鳥の生息にとって重要な湿地として認められることとなり、中海の自然環境の保全にとってまことに意義があることと考えております。登録を機に国、県、湖岸周辺自治体等との連携をとりながら、環境保全に取り組む住民団体との協働により中海の賢明利用の促進を図ってまいりたいと考えております。米子市クリーンセンターから発生します溶融スラグの有効利用につきましては、鳥取県等関係機関とも連携しながら有効利用の促進に向け努力してまいりたいと考えております。生活排水対策につきましては、公共下水道事業、農業集落排水事業及び合併処理浄化槽設置整備事業を一体的に統合所管し、一元的かつ効率的な排水処理施策を展開しており、引き続き汚水排除と水洗化による生活環境の改善を促進し、あわせて中海を含む公共用水域の水質保全に努めてまいります。公共下水道事業につきましては、下水道施設の整備を一層推進し普及率の向上を図るとともに、施設整備に相当の期間を要する区域につきましては早期に整備できる手法を検討してまいりたいと考えております。


 以上、平成17年度の市政の方向と予算の概要について申し述べましたが、何とぞ議員各位の御理解、御賛同を賜りたいと存じます。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                 第4 議案第63号


○(生田議長) 次に、日程第4、議案第63号を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 野坂市長。


○(野坂市長)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第63号につきまして、御説明を申し上げます。


 議案第63号は、米子市一般職の職員の給与の特例に関する条例の制定についてでございまして、本市の厳しい財政状況にかんがみ、財政健全化対策の一環として本年7月から来年3月までの9カ月間、一般職職員の給料を平均3.19%、また管理職手当を20%、それぞれ減額しようとするものでございます。何とぞ御審議の上、御賛同を賜りたいと存じます。


○(生田議長) これより質疑に入ります。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。


 ただいま議題となっております本件については、総務文教委員会に付託いたします。


 委員会審査のため、暫時休憩いたします。


                午前11時02分 休憩


                午前11時19分 再開


○(生田議長) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これより議案第63号について、総務文教委員長の審査報告を求めます。


 尾崎議員。


○(尾崎議員)(登壇) 総務文教委員会の審査報告をいたします。


 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました議案1件について休憩中に委員会を開き審査いたしました結果、議案第63号米子市一般職の職員の給与の特例に関する条例の制定については、全会一致で原案のとおり可決すべきものに決しました。


 以上で総務文教委員会の審査報告を終わります。


○(生田議長) 以上で委員長の報告は終わりました。


 それでは、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。


 これより本件を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 本件については、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


             第5 議案第64号〜議案第111号


              第6 報告第1号〜報告第5号


○(生田議長) 次に、日程第5、議案第64号から第111号までの48件、並びに日程第6、報告第1号から第5号までの5件、以上53件を一括して議題といたします。


 53件について、提案理由の説明及び報告を求めます。


 野坂市長。


○(野坂市長)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第64号から議案第111号までの48議案及び報告5件につきまして、御説明を申し上げます。


 初めに、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしました議案第64号から議案第70号までの7議案につきまして御報告を申し上げ、御承認を賜りたいと存じます。


 議案第64号から議案第70号までの7議案は、平成16年度におきまして赤字決算となりました市営葬儀事業特別会計など7つの特別会計の歳入を補てんするため、平成17年度の暫定予算で繰り上げ充用の措置をいたしたものでございます。それぞれの特別会計の繰り上げ充用金は、お手元の専決処分書のとおりでございますので、御参照いただきたいと存じます。


 次に、議案第71号から議案第74号までの4議案は、いずれも指定管理者制度の導入に関する条例の制定についてでございまして、現在、従前の管理委託制度に基づき、外郭団体、公共的団体に管理を行わせている本市の公の施設に対する指定管理者制度の導入についての検討結果に基づきまして、当該公の施設の管理について定めた33の条例について、市議会の常任委員会の所管別に4件の条例にまとめて提案しようとするものでございます。市の直営により管理を行う施設に係る条例については、現行の条例にあります管理の委託に関する規定を削除することとし、指定管理者制度を導入する施設に係る条例については、現行の条例にあります管理の委託に関する規定をすべて改めることとし、指定管理者に行わせる業務の範囲等に関する規定を設けることとしております。議案第71号は、指定管理者制度の導入に伴う企画部及び教育委員会所管の条例の整備に関する条例の制定についてでございまして、公の施設における指定管理者制度の導入に伴い、企画部及び教育委員会所管の関係8条例について所要の整備をしようとするものでございます。議案第72号は、指定管理者制度の導入に伴う市民環境部及び福祉保健部所管の条例の整備に関する条例の制定についてでございまして、市民環境部及び福祉保健部所管の関係10条例について所要の整備をしようとするものでございます。議案第73号は、指定管理者制度の導入に伴う経済部所管の条例の整備に関する条例の制定についてでございまして、経済部所管の関係11条例について所要の整備をしようとするものでございます。議案第74号は、指定管理者制度の導入に伴う建設部所管の条例の整備に関する条例の制定についてでございまして、建設部所管の関係4条例について所要の整備をしようとするものでございます。改正する条例の詳細につきましては、お手元の議案書を御参照いただきたいと存じます。


 次の議案第75号は、米子市歴史館条例の制定についてでございまして、山陰歴史館、福市考古資料館及び淀江歴史民族資料館を一体的に管理するため、これらの個々の条例を廃止し、新たにこれらの施設の管理、共通観覧料などに関して必要な事項を定めるとともに、指定管理者制度の導入に伴う規定を整備しようとするものでございます。


 議案第76号は、米子市市税条例の一部改正でございまして、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税に係る年齢65歳以上の者に適用される非課税限度額を廃止しようとするものでございます。ただし経過措置として、所得割及び均等割の非課税措置について平成18年度から段階的に廃止することといたしております。そのほか公開株式に係る譲渡所得等の課税の特例措置を廃止するほか、特定口座で管理されていた株式の無価値化によるみなし譲渡損失の特例措置を講じることといたしております。


 議案第77号は、政治倫理の確立のための米子市長の資産等の公開に関する条例の制定についてでございまして、旧市、旧町の例により市長の資産の状況等の公開を行うことに関して必要な事項について定めようとするものでございます。


 議案第78号は、米子市給与金条例の一部改正でございまして、恩給法の一部改正により相続人等が複数いる場合の請求等の事務手続が簡素・合理化されたことに伴い、本市が支給する給与金の事務においても同様の措置をとることとするため、所要の整備をしようとするものでございます。


 議案第79号は、米子市建設工事等入札・契約審議会条例の制定についてでございまして、建設工事等の入札及び契約の透明性及び公平性を確保し、その適正な執行を図るため、入札及び契約に関する事項を調査審議する附属機関として米子市建設工事等入札・契約審議会を設置しようとするものでございます。


 議案第80号は、米子市総合計画審議会条例の制定についてでございまして、総合計画の策定について広く市民の意見を求めるため、総合計画に関する事項を調査審議する附属機関として米子市総合計画審議会を設置しようとするものでございます。


 議案第81号は、米子市同和対策審議会条例の制定についてでございまして、同和対策の適正な推進を図るため、同和対策に関する事項を調査審議する附属機関として米子市同和対策審議会を設置しようとするものでございます。


 議案第82号は、米子市立学校校区審議会条例の制定についてでございまして、市立学校の校区に関する事項を調査審議する附属機関として米子市立学校校区審議会を設置しようとするものでございます。


 議案第83号は、米子市スポーツ振興審議会条例の制定についてでございまして、スポーツの振興に関する重要事項を調査審議する附属機関として米子市スポーツ振興審議会を設置しようとするものでございます。


 議案第84号は、米子市社会福祉審議会条例の制定についてでございまして、社会福祉事業の推進を図るため、社会福祉事業に関する基本的な事項を調査審議する附属機関として米子市社会福祉審議会を設置しようとするものでございます。


 議案第85号は、米子市福祉サービス事業手数料徴収条例の一部改正でございまして、国の定める基準の改定に伴い、精神障害者ホームヘルパー派遣事業に係る精神障害者ホームヘルプサービス手数料について利用時間を昼間帯、早朝・夜間帯、深夜帯に区分し、それぞれ手数料の額を定めようとするものでございます。


 議案第86号は、米子市漁港管理会条例の制定についてでございまして、漁港の管理を適正に行うため、漁港の維持管理に関する重要事項を調査審議する附属機関として米子市漁港管理会を設置しようとするものでございます。


 議案第87号は、米子市工業用水道事業の設置等に関する条例の一部改正でございまして、議会の委任により専決処分をすることができる損害賠償の額が引き上げられたことに伴い、工業用水道事業の業務に係る損害賠償の額の決定に関して議会の議決を要する金額を、30万円を超えるものから100万円を超えるものに引き上げようとするものでございます。


 議案第88号は、米子市都市計画審議会条例の制定についてでございまして、都市計画に関する事項を調査審議する附属機関として米子市都市計画審議会を設置しようとするものでございます。


 議案第89号は、米子市手数料条例の一部改正でございまして、建築基準法の一部改正に伴い、既存の1の建築物について2以上の工事に分けて工事を行う場合の適用除外に係る認定申請手数料等を新設しようとするものでございます。


 議案第90号は、米子市水道事業審議会条例の制定についてでございまして、水道事業の適正な運営を図るため、水道事業の運営に関する事項を調査審議する附属機関として米子市水道事業審議会を設置しようとするものでございます。


 議案第91号は、米子市水道事業の設置等に関する条例の一部改正でございまして、議会の委任により専決処分をすることができる損害賠償の額が引き上げられたことに伴い、議案第87号の工業用水道事業と同様に、水道事業の業務に係る損害賠償の額の決定に関して議会の議決を要する金額を引き上げようとするものでございます。


 次に、議案第92号及び第93号の2議案は、いずれも工事請負契約の締結についてでございまして、議案第92号は内浜処理場強制濃縮機械設備その2工事について、また議案第93号は内浜処理場強制濃縮電気設備その2工事について、いずれも公募型指名競争入札に付しました結果、お手元の議案書の相手方、契約金額等でそれぞれ工事請負契約を締結しようとするものでございます。


 次の議案第94号から議案第111号までの18議案は、平成17年度の一般会計、特別会計及び企業会計の予算でございまして、その内容につきましては、先ほど施政方針で申し上げましたとおりでございますので説明を省略させていただきます。詳細につきましては、お手元に配付いたしております予算説明書を御参照いただきたいと存じます。


 次に、報告5件について御説明を申し上げます。


 報告第1号は、平成16年度米子市繰越明許費繰越計算書について御報告するものでございまして、県施行事業が繰り越しされた県営彦名地区土地改良総合整備事業費ほか9事業につきまして、それぞれ年度内完成ができなかったことにより事業費の一部を翌年度に繰り越して使用するものでございます。


 報告第2号は、財団法人米子市開発公社ほか10法人の平成16年度の経営状況の報告でございます。各法人の経営状況の詳細につきましては、お手元に配付いたしております報告書を御参照いただきたいと存じます。


 次の報告第3号から報告第5号までの3件の報告につきましては、いずれも地方自治法第180条第1項の規定に基づき議会の委任により専決処分を行ったものでございます。いずれも市の義務に属する道路の管理のかし、物損事故、交通事故による損害賠償の額を決定したものでございます。なお損害賠償額等詳細につきましては、お手元の専決処分書のとおりでございますので説明を省略させていただきます。


 以上、各議案及び報告につきまして御説明を申し上げましたが、何とぞ御審議の上、御賛同を賜りたいと存じます。


○(生田議長) これより5件の報告について質疑に入ります。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。


              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


             第7 米子市農業委員会委員の推薦


○(生田議長) 次に、日程第7、米子市農業委員会委員の推薦を行います。


 本件は、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、農業委員会の所掌に属する事項について学識経験を有する方を推薦するものであります。


 今回は市長から2名の推薦依頼がありましたので御了承願います。


 お諮りいたします。


 推薦の方法については、議長において被推薦者を指名いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 御異議なしと認めます。よって、議長において被推薦者を指名することに決しました。


 お諮りいたします。


 米子市農業委員会委員の被推薦者として小村宣子氏、田中博子氏を指名いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました2名の方を、米子市農業委員会委員に推薦することに決しました。


 以上で本日の日程は、全部終了いたしました。


 お諮りいたします。


 本日はこれをもって散会し、明28日及び29日は休会とし、30日午前10時から会議を開きたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(生田議長) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。


 本日は、これをもって散会いたします。


                午前11時37分 散会