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鳥取県 鳥取市

平成26年 2月定例会(第8号) 本文




2014年03月20日:平成26年 2月定例会(第8号) 本文

                   午前10時0分 開議
◯湯口史章議長 ただいまから本日の会議を開きます。
 報告事項がありますので、事務局長に報告させます。


◯中村英夫事務局長 御報告いたします。田中文子議員から、入院加療のため本日の会議を欠席する旨の届け出がありました。
 以上、報告を終わります。


◯湯口史章議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1 議案第1号平成26年度鳥取市一般会計予算から議案第21号平成26年度鳥取市病院事業会計予算ま
     で、議案第43号鳥取市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定についてから議案第64号市道の
     路線の認定についてまで及び議案第66号平成25年度鳥取市一般会計補正予算から議案第68号鳥取
     市国民健康保険条例の一部改正についてまで(委員長報告・質疑・討論・採決)
日程第2 平成26年請願第1号「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める意見書提出を
     求める請願(委員長報告・質疑・討論・採決)


◯湯口史章議長 日程第1、議案第1号平成26年度鳥取市一般会計予算から議案第21号平成26年度鳥取市病院事業会計予算まで、議案第43号鳥取市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定についてから議案第64号市道の路線の認定についてまで及び議案第66号平成25年度鳥取市一般会計補正予算から議案第68号鳥取市国民健康保険条例の一部改正についてまで、以上46案及び日程第2、平成26年請願第1号「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める意見書提出を求める請願を一括して議題とします。
 委員会審査報告書が議長に提出されております。
 各委員長の報告を求めます。
 予算審査特別委員長児島良議員。
                  〔児島 良議員 登壇〕


◯児島 良議員 予算審査特別委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の経過及び結果を御報告いたします。
 初めに、本委員会の経過を御報告いたします。
 本委員会は、平成26年度当初予算に関する審査を目的として2月21日に設置され、3月7日に当初予算21案が付託されました。その後、総括質疑の開催、各分科会での詳細審査を終え、先日3月18日に各分科会長報告、討論・採決を行い、本委員会での審査を終了したところでございます。各分科会報告では、お手元に配付のとおり5分科会の審査の過程で出された14項目にわたる要望等が報告されているところです。
 それでは、各分科会報告の中から、以下の7点について重ねて申し上げます。
 最初は、地域おこし協力隊事業費についてであります。
 地域協力隊員として、来年度、佐治地域に4人の雇用が予定されています。地域の活性化や振興を初めとしたあらゆる地域協力活動を行っていただくことはもちろんですが、3年間の事業終了後も確実に地域への定住につながるよう全国のケースを参考にして事業を図っていただきたいと考えます。また、本市では初の取り組みであり、佐治地域での事業が成功例となり、各地域での中山間地域の活性化につながるような展開を期待しています。
 次に、わが町支え愛活動支援事業補助金及び避難行動要支援者支援制度普及促進事業費についてであります。
 この2つの事業は、災害が発生した際、地域ぐるみで互いに支え合う支援体制づくりの推進を図るための事業であります。災害時の避難体制や平常時の見守り体制を構築することは大変重要であり、必要な事業だと認識しております。しかしながら、この2つの事業は同じような事業内容であり、また、対象とする範囲が、町内会であったり地区であったりしており、地域での取り組みに混乱を招くわかりづらい事業となっています。今後、この2つの事業を初め、同趣旨の事業等も全庁的に精査し、市民にわかりやすく利用しやすい制度に統合されるよう望みます。
 次に、鳥取市社会福祉協議会補助金についてであります。
 本補助金は地域福祉活動の中心を担っている社会福祉協議会への補助金でありますが、市社会福祉協議会や地区社会福祉協議会が行っている各種事業について、それぞれ独自の事業なのか、市や県からの委託事業や補助事業なのか、また、その事業の財源の構成等、体系的なことが非常にわかりづらいとの指摘がありました。事業自体は、社会福祉協議会が独自で行っているものもありますが、その運営に対して補助金を交付している市として、社会福祉協議会と連携を密にし、事業内容等をしっかりと把握され、市民にわかりやすく利用されやすい事業執行を図られることを指導されるよう要望いたします。
 次に、シルバー人材センター運営補助金についてであります。
 このうち、公益社団法人鳥取市シルバー人材センターに対する補助金は、同センターの経営の安定を図り、就業による高齢者の積極的な社会参加を通じ、活力ある地域社会の発展に寄与するため、運営に要する経費を補助するものであります。交付の目的に基づき事業が適切に実施されているか評価・点検を行うとともに、同センターの活動が活発なものとなるよう、市として指導・助言を行うなど積極的にかかわられることを望みます。また、その他の交付団体についても同様の対応をされるよう求めます。
 次に、都市計画総務費のうち、鳥取駅周辺再生整備事業費についてであります。
 鳥取駅前太平線再生プロジェクト事業としてバード・ハットを中心にさまざまなイベントが開催されていますが、市民に対してその魅力がまだ十分伝わっていない、インパクトのあるイベント、継続的な事業を進めてもらいたいとする一方、他の商店街への支援との均衡を図り、全市的なにぎわいの創出に力を入れてほしいとの指摘がありました。今後、執行部におかれましては、委託費、補助金を支出するに当たり、対象となる事業、イベントの実績や効果等を踏まえた事業評価をしっかりと行い駅周辺の活性化につながる努力をするよう要望いたします。
 次に、環境衛生費のうち、新エネルギー利用普及推進事業費についてであります。
 家庭系ごみ処理手数料が住宅用自然エネルギー導入促進事業の財源として充てられていますが、ごみ袋販売手数料収入を太陽光発電システム補助金の財源にすることについて、家庭用ごみ袋を有料化した目的にそぐわないとの指摘がありました。今後、執行部におかれましては、生ごみの再資源化など可燃ごみの減量を進めるとともに、家庭系ごみ処理手数料の歳出への財源充当事業を再検討していただくよう要望いたします。
 次に、市庁舎整備推進事業費についてであります。
 本事業の広報のあり方については、正確性や時期を含め、公正・公平な事業執行をされるよう望みます。
 終わりになりましたが、総務企画分科会や文教経済分科会で指摘されました、委員会や分科会等で使用される資料のあり方について一言申し上げます。これまで、事業別概要について、過去の決算審査特別委員会でも何度か指摘し、改善も進んでいますが、見やすさといった点でまだまだ改善の余地があると考えられます。また、事業別概要に掲載されている事業は、各部署において選定されているものと思いますが、分科会で議論となった事業で事業別概要に掲載されていないものが散見されました。事業別概要作成に当たっては、その都度見直しをされていることと認識しておりますが、新規事業や制度改正があったものに加え、市民生活に影響の大きい事業等についても掲載していただくよう十分精査されることを望みます。
 次に、各部局がつくられる予算資料については、書式が統一されていません。説明資料作成に当たっては、より見やすく前年度予算額や補正前後の予算額は必ず記載するなど、審査しやすい資料作成をしていただくよう強く求めます。
 それでは、審査の結果を御報告いたします。
 議案第2号平成26年度鳥取市土地区画整理費特別会計予算、議案第7号平成26年度鳥取市高齢者・障害者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算、議案第8号平成26年度鳥取市住宅新築資金等貸付事業費特別会計予算、議案第9号平成26年度鳥取市土地取得費特別会計予算、議案第10号平成26年度鳥取市墓苑事業費特別会計予算、議案第12号平成26年度鳥取市財産区管理事業費特別会計予算、議案第14号平成26年度鳥取市観光施設運営事業費特別会計予算、議案第17号平成26年度鳥取市電気事業費特別会計予算、以上8案は、いずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第1号平成26年度鳥取市一般会計予算、議案第3号平成26年度鳥取市簡易水道事業費特別会計予算、議案第4号平成26年度鳥取市公設地方卸売市場事業費特別会計予算、議案第5号平成26年度鳥取市駐車場事業費特別会計予算、議案第6号平成26年度鳥取市国民健康保険費特別会計予算、議案第11号平成26年度鳥取市介護保険費特別会計予算、議案第13号平成26年度鳥取市温泉事業費特別会計予算、議案第15号平成26年度鳥取市介護老人保健施設事業費特別会計予算、議案第16号平成26年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計予算、議案第18号平成26年度鳥取市水道事業会計予算、議案第19号平成26年度鳥取市工業用水道事業会計予算、議案第20号平成26年度鳥取市下水道等事業会計予算、議案第21号平成26年度鳥取市病院事業会計予算、以上13案は、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 最後に、執行部におかれましては新年度予算の執行に当たり、費用対効果、市民への説明責任などを念頭に置きながら、市民生活、福祉の向上に鋭意取り組んでいただくよう要望するとともに、各分科会からの報告に対して適切に対応されることを求めて予算審査特別委員会の委員長報告を終わります。


◯湯口史章議長 総務企画委員長有松数紀議員。
                  〔有松数紀議員 登壇〕


◯有松数紀議員 総務企画委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。
 議案第43号鳥取市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について、議案第44号鳥取市地域防災計画に定める大規模工場等の用途及び規模の基準に関する条例の制定について、議案第47号鳥取市ふるさと納税基金条例の制定について、議案第50号鳥取市土地開発基金条例の一部改正について、議案第51号鳥取市職員給与条例の一部改正について、議案第57号新生公立鳥取環境大学運営協議会規約の変更について、議案第58号公立大学法人鳥取環境大学に係る重要な財産の変更について、議案第59号鳥取市過疎地域自立促進計画の変更について、議案第61号財産の無償譲渡について、議案第66号平成25年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、以上10案は、いずれも適正な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 最後に、請願についてであります。
 平成26年請願第1号「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める意見書提出を求める請願は、賛成なしで不採択とすべきものと決定いたしました。
 以上、報告を終わります。


◯湯口史章議長 福祉保健委員長田村繁已議員。
                  〔田村繁已議員 登壇〕


◯田村繁已議員 福祉保健委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。
 議案第52号鳥取市保育所条例の一部改正について、議案第53号鳥取市立児童館条例の一部改正について、議案第62号財産の無償譲渡について、議案第63号財産の無償譲渡について、議案第66号平成25年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、以上5案は、いずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第56号鳥取市職員定数条例の一部改正について、議案第68号鳥取市国民健康保険条例の一部改正について、以上2案は、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上、報告を終わります。


◯湯口史章議長 文教経済委員長金谷洋治議員。
                  〔金谷洋治議員 登壇〕


◯金谷洋治議員 文教経済委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。
 議案第54号鳥取市簡易水道事業給水条例の一部改正について、議案第60号鳥取市農産物加工等施設の指定管理者の指定について、議案第66号平成25年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第67号平成25年度鳥取市簡易水道事業費特別会計補正予算、以上4案は、適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。


◯湯口史章議長 建設水道委員長中村晴通議員。
                  〔中村晴通議員 登壇〕


◯中村晴通議員 建設水道委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。
 議案第45号鳥取市道路附属物自動車駐車場条例の制定について、議案第48号鳥取市墓苑事業基金条例の制定について、議案第49号鳥取市電気事業基金条例の制定について、議案第55号鳥取市道路占用料徴収条例の一部改正について、議案第64号市道の路線の認定について、議案第66号平成25年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、以上6案は、いずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 次に、議案第46号鳥取市空き家等対策協議会条例の制定について、本案は、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上、報告を終わります。


◯湯口史章議長 以上で委員長報告を終わります。
 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 通告により、順次発言を許可します。
 角谷敏男議員。
                〔角谷敏男議員 登壇〕(拍手)


◯角谷敏男議員 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第1号一般会計予算、特別会計では議案第3号簡易水道事業、議案第4号公設地方卸売市場事業、議案第5号駐車場事業、議案第6号国民健康保険費、議案第11号介護保険費、議案第13号温泉事業費、議案第15号介護老人保健施設事業費、議案第16号後期高齢者医療費、企業会計では議案第18号水道事業、議案第19号工業用水道事業、議案第20号下水道等事業、議案第21号病院事業、以上の予算関連の13議案及び議案第54号簡易水道事業給水条例の一部改正、議案第68号国民健康保険条例の一部改正に反対し、請願第1号「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める意見書提出を求める請願に賛成し、それぞれ討論を行います。
 国民の暮らしの困難が増している中、安倍政権は4月からの消費税増税を強行しようとしております。国民にとっては、賃金の20カ月以上も連続で減少、年金と生活保護費の引き下げで、今とても8兆円の消費税増税に耐えられるものではなく、むしろ、市民には生活必需品と原材料費の引き上げで、地域経済、暮らしと営業をめぐる厳しい新たな負担と、見通しのない状態を続けることになることは明らかです。日本共産党は、消費税財源のかわりに大企業と高額所得者優遇の税制を改め、無駄遣いの税制も改めて社会保障の財源をつくることを要求しております。
 今回の提案された予算案の主な問題点として、1つには、消費税増税が、市民の生活に欠かせない水道料金では新たに約7,000万円、下水道で6,581万円、指定管理料関係でも3,700万円のそれぞれ負担増を初め多くの会計に含まれております。
 なお、私は予算審査特別委員会で温泉事業費特別会計予算に賛成いたしましたが、他の予算案と間違えていましたので、態度を変えることを付言させていただきます。
 2つ目には、住民投票の結果で否定された新築移転を再び最良のものと宣伝する広報費は認められるものではなく、しかも、市長答弁から、市長選挙直前に行うことを否定されておりません。これは行政の公平公正の上から許されません。
 3点目には、徴収業務に警察官OBが配置されていますが、市民が税金の納入困難に直面した複雑な事情も抱えた中で、その対応を、市民の置かれている立場をしっかりと受けとめつつ、厳格な、法的な手続も要求されるもとで、配置は市民を犯罪者と受けとめた対応であり、やめるべきであります。
 4点目には、可燃物処分場建設は住民合意がないまま裁判に至っています。近く、都市計画審議会で審議されようとしておりますが、こうした市当局と東部広域のやり方は市民全体のごみ問題解決と地元住民間の協力関係に少なくない障害をつくることであります。
 5点目には、看護師等養成機関設置事業費についてであります。この中には3億円の(仮称)鳥取市医療看護専門学校への建設補助金が含まれております。私たちは、医療関係団体から看護師確保のための陳情については賛成いたしております。行政の一員である市立病院は、単に一医療機関というだけでなく、市民全体の命と健康を守る地域医療の中核となる責務があり、地域の看護師不足の解決にも、その立場から特別の役割があります。この点で、市立病院がその学校の実習病院として協力する条件整備である看護師の増員配置には賛成いたします。しかし、学校の建設場所は市立病院跡地を私どもは提案し、鳥取市が県の駐車場を2億7,000万円で買収した上で30年間にわたる無償貸し付けには反対しました。今議会でさらに建物に対して補助金を出すことは、一専門学校に余りにも過剰と言えるものであります。
 国民健康保険と後期高齢者医療については、既に18日の予算審査特別委員会で我が会派の伊藤議員が討論で述べたとおりであり、国や市の財政負担が少ない中で保険料の引き上げが含まれており、加入者に負担を求めるもので、認めることはできません。
 最後は、請願第1号「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める意見書提出を求める請願についてであります。
 この法案は、秘密の範囲が幾らでも広がり、それも政府の一存で決まります。安倍首相は原発情報もテロ対策なら秘密になるという発言からも、テロを理由にすれば、国民の知る権利が明らかに制限されます。しかも、何が秘密かも国民に知らされず、何の罪で逮捕されたり裁判にかけられたのか知らされず懲罰が下るやり方も起こり、重大な人権侵害にもなりかねません。また、国会議員やその職員を初め公務員だけでなく一般国民も処罰の対象です。
 秘密を一旦決めれば、当初の30年から60年に修正で各党協議の中で延長され、まさに知る権利は保障されず、政府にとって都合の悪い情報は国民から隠されたものとなります。しかも、秘密の取り扱いを対象とする適正評価に関して、個人の交友関係、病気などの身体状況、生活実態、さらには家族・親戚・人間関係など、個人のプライバシー権を侵害するものであります。
 まさに何が秘密かも秘密という重大な問題をはらむ法律だからこそ、日本弁護士連合会、ペンクラブやマスコミ関係などの団体、映画監督の山田洋次さんなど、著名な知識人や俳優、作家、ノーベル賞受賞者など、まさに各層の方の反対の声が上がり、昨年12月の国会での自民・公明の強行採決の直後のマスコミの各世論調査でも8割以上の人が国会での議論が不十分と答え、秘密保護法は反対が51%、賛成が24%、またNHKの調査でも知る権利侵害に不安が7割を超えていました。まさに、この法律は国民主権、国民の知る権利、表現の自由など人権を侵害するものであり、撤回するしかありません。
 以上、賛成、反対の理由を述べて、また各議員の賛同をお願いし、討論を終わります。


◯湯口史章議長 島谷龍司議員。
                〔島谷龍司議員 登壇〕(拍手)


◯島谷龍司議員 私は、会派「新」を代表して、本議会に上程されている全ての議案に賛成の立場で討論を行います。
 平成26年度一般会計予算については、竹内市長が今期限り、つまり来月で市長を退任されるため、平成25年度当初予算と比較して1.2%減の847億8,000万円余りの骨格予算となっています。我が会派の代表質問において3期12年の総括と評価について触れましたが、12年の成果と課題を踏まえた財政の健全性を高めつつ、必要な政策に投資する、未来へ向けての予算と思います。
 政策面で申し上げますと、東日本大震災や、発生が懸念される南海トラフ地震により企業のリスク分散の意識が高まる中、三洋電機跡地を本市が直接購入し、各自治体の企業誘致競争の中、本市は巧みな誘致メニューをそろえ、株式会社源吉兆庵を初めとして、私たちの予想を上回るスピードで次々に誘致に成功しておられます。用地取得に反対する意見もありましたが、市民の働く場の確保、地域経済への寄与、人口減少へのブレーキなど、企業誘致は市政発展にとって非常に大きな意義があるものと思っています。企業立地関係や経済対策など、これらに関係する政策も当初予算に盛り込まれています。
 また、消費税率の引き上げは、国の厳しい財政状況を踏まえ、将来にわたり安定した社会保障制度の確立のために必要であります。消費税は所得の多少にかかわらず一定の税率で課税される税ではありますが、低所得者対策を含め、福祉施策を充実するためにも、本当に必要なものとなっています。消費税率の引き上げなくして、今後の超高齢化社会で安定した福祉サービスをどのように提供できるのでしょうか。当初予算では、地方消費税交付金を25年度より3億円余りの増を見込まれていますが、誤解されている方々がまだ多くあるようです。消費税は地域福祉を支えるためには本当に必要な財源となっていることをもっと市民の方に広報していただきたいと考えています。
 さらに、国民健康保険費特別会計予算の節目年齢の方の検診無料化は、市民の検診率を上げて健康を守るために、また、公設地方卸売市場事業費特別会計の市場の青果棟、鮮魚棟の老朽化している屋根改修など、喫緊の課題に適切に対応した予算であります。
 以上、主な議案の賛成理由を述べましたが、平成26年度は、新市長による新たな市政の展開、新たな市議会の発足、市町村合併から10年、鳥取市政にとって大変大きな節目を迎える年であります。さらに、4月1日からの消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動の懸念、可燃物処理場整備、河原インター山手工業団地整備、そして市庁舎整備等大きな課題もあります。これら、本市を取り巻く社会経済状況の大きな変化や流れに的確に対応し、厳しい財政環境の中にあっても、行財政改革の推進による効率的な都市経営を行いながら、市民の暮らしを守るため、上程されている予算や条例などをもとに、必要な政策を迅速に執行していただくことを望んでおります。
 議員各位におかれましては、各委員長から報告のあった全ての議案に賛成することに賛同をお願いし、賛成討論といたします。
 最後に、竹内市長の3期12年の締めくくりの議会といたしまして、一句、竹内市長に贈りたいと思います。
 12年お疲れさまでしたと市民言い。
 本当にお疲れさまでした。以上で終わります。


◯湯口史章議長 寺坂寛夫議員。
                〔寺坂寛夫議員 登壇〕(拍手)


◯寺坂寛夫議員 私は、会派「新」を代表して、このたび上程されています平成26年請願第1号「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める意見書提出を求める請願について、賛成討論がありましたので、反対の立場で討論いたします。
 この請願第1号については、特定秘密の保護に関する法律を廃止するように意見書を国会へ提出を求めるものですが、国での特定秘密については、法律で4分野、防衛、外交、スパイ、テロに限定されております。既にある秘密の中の一部がこれに該当するものであります。今ある秘密より広がることはないと聞いております。また、特定秘密の指定については、外部有識者の会議の意見を踏まえた政府統一基準に基づき大臣が行い、さらに総理大臣が各省庁の運用基準を厳しくチェックし、有識者の意見を付して毎年国会への報告がされます。ですから、官僚だけで決めることはできません。秘密が記された文書は歴史的な文書として国立公文書館等に移されます。公文書は国民共有の知的財産としてしっかり保管され、一定期間を経て公開されます。以上の点から見ても、国民の安全を守るためのこの特定秘密の保護に関する法律の廃止を求める意見書を国会へ提出する請願について賛同することは適切ではありません。反対するものです。
 皆様の御賛同をお願いしまして、反対討論といたします。


◯湯口史章議長 以上で討論を終わります。
 これより採決します。
 まず、議案第1号平成26年度鳥取市一般会計予算を起立により採決します。
 お諮りします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第56号鳥取市職員定数条例の一部改正についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第3号平成26年度鳥取市簡易水道事業費特別会計予算から議案第6号平成26年度鳥取市国民健康保険費特別会計予算まで、議案第11号平成26年度鳥取市介護保険費特別会計予算、議案第13号平成26年度鳥取市温泉事業費特別会計予算、議案第15号平成26年度鳥取市介護老人保健施設事業費特別会計予算、議案第16号平成26年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計予算、議案第18号平成26年度鳥取市水道事業会計予算から議案第21号平成26年度鳥取市病院事業会計予算まで、議案第54号鳥取市簡易水道事業給水条例の一部改正について及び議案第68号鳥取市国民健康保険条例の一部改正について、以上14案を起立により採決します。
 お諮りします。
 14案に対する委員長の報告は原案可決です。
 14案について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、14案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第46号鳥取市空き家等対策協議会条例の制定についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号平成26年度鳥取市土地区画整理費特別会計予算、議案第7号平成26年度鳥取市高齢者・障害者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算から議案第10号平成26年度鳥取市墓苑事業費特別会計予算まで、議案第12号平成26年度鳥取市財産区管理事業費特別会計予算、議案第14号平成26年度鳥取市観光施設運営事業費特別会計予算、議案第17号平成26年度鳥取市電気事業費特別会計予算、議案第43号鳥取市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定についてから議案第45号鳥取市道路附属物自動車駐車場条例の制定についてまで、議案第47号鳥取市ふるさと納税基金条例の制定についてから議案第53号鳥取市立児童館条例の一部改正についてまで、議案第55号鳥取市道路占用料徴収条例の一部改正について、議案第57号新生公立鳥取環境大学運営協議会規約の変更についてから議案第64号市道の路線の認定についてまで、議案第66号平成25年度鳥取市一般会計補正予算及び議案第67号平成25年度鳥取市簡易水道事業費特別会計補正予算、以上29案を一括して採決します。
 お諮りします。
 29案に対する委員長の報告は原案可決です。
 29案について、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 御異議なしと認めます。したがって、29案は原案のとおり可決されました。
 次に、請願の採決を行います。
 平成26年請願第1号「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める意見書提出を求める請願を起立により採決します。
 お諮りします。
 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。
 本請願について、採択することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立少数であります。したがって、本請願は不採択とすることに決定されました。
日程第3 議案第65号鳥取市教育委員会委員の任命について(討論・採決)


◯湯口史章議長 日程第3、議案第65号鳥取市教育委員会委員の任命についてを議題とします。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 討論なしと認めます。
 これより、議案第65号鳥取市教育委員会委員の任命についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案について、同意することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。
日程第4 委員会提出議案第1号特定秘密の保護に関する法律の慎重な運用を求める意見書の提出について
     (質疑・討論・採決)


◯湯口史章議長 日程第4、委員会提出議案第1号特定秘密の保護に関する法律の慎重な運用を求める意見書の提出についてを議題とします。
 お諮りします。
 本案に対する提出者の説明、委員会付託は省略したいと思います。御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者の説明、委員会付託は省略することに決定しました。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 通告により、発言を許可します。
 角谷敏男議員。
                〔角谷敏男議員 登壇〕(拍手)


◯角谷敏男議員 私は、委員会提出議案第1号特定秘密の保護に関する法律の慎重な運用を求める意見書の提出について反対いたしますので、討論を行います。
 この意見書は、先ほどの請願1号を否決して、その運用に対する要望として提出されたものでありますが、何ら問題を解消するものではありません。秘密の範囲を限定しても、一般国民も懲罰の対象となっていくことは否定されておりません。この意見書は運用の問題を要望していますが、既に法案提出に当たって政府・与党の括弧つき修正協議を経て、法律の第21条第1項では、国民の知る権利の保障に資する報道または取材の自由に十分に配慮しなければならないとの文言が盛り込まれています。しかし、この条文は飾り物にもなりません。報道・取材の自由は保障ではなく配慮だけになっております。
 そもそも国民の知る権利は、報道・取材の自由さえ確保されれば保障されるというものではありません。国民は必要な情報を自由に入手・閲覧ができる権利があります。この法律は、知る権利の行使自体を犯罪扱いにし、日常的に国民を監視させる仕組みもつくるものであります。すなわち、知る権利の保障に資すると条文を書いても、知る権利を保障するとはどこにも書けないところに、知る権利とは両立し得ないのがこの法案の重大な問題点であります。意見書にあるように、国民の不安・懸念そのものの払拭をしていくために運用の配慮を求めても、また、幾ら説明しても、国民の知る権利の侵害を防止することにはならず、法律の撤廃以外にありません。
 以上の理由から、この意見書提出には反対いたしますので、討論といたします。


◯湯口史章議長 以上で討論を終わります。
 これより、委員会提出議案第1号特定秘密の保護に関する法律の慎重な運用を求める意見書の提出についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議員提出議案第2号消費税の軽減税率の制度設計と導入時期の明確化を求める意見書の提出につ
     いて及び議員提出議案第3号食の安全・安心の確立を求める意見書の提出について(質疑・討論・
     採決)


◯湯口史章議長 日程第5、議員提出議案第2号消費税の軽減税率の制度設計と導入時期の明確化を求める意見書の提出について及び議員提出議案第3号食の安全・安心の確立を求める意見書の提出について、以上2案を一括して議題とします。
 お諮りします。
 2案に対する提出者の説明、委員会付託は省略したいと思います。御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者の説明、委員会付託は省略することに決定しました。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 通告により、発言を許可します。
 伊藤幾子議員。
                〔伊藤幾子議員 登壇〕(拍手)


◯伊藤幾子議員 私は、日本共産党市議団を代表して、議員提出議案第2号消費税の軽減税率の制度設計と導入時期の明確化を求める意見書について、反対の討論を行います。
 まず、軽減税率は低所得者層を含む消費者全体へ持続的に恩恵が及ぶ制度だとありますが、消費者全体へ持続的な恩恵と言うのなら、軽減税率の導入ではなく、最悪の不公平税制である消費税増税をやめることです。また、軽減税率の導入時期については、消費税率10%への引き上げが前提となっており、到底認められるものではありません。あたかも国民生活を守るかのような軽減税率は、小手先のごまかしにしかすぎません。先ほどの新年度予算の討論の中で、消費税引き上げなくして超高齢化社会を支えるのかと言われましたが、増税分は社会保障に回すと言いながら、増税でつくる財源を高速道路や巨大港湾など大型公共工事に回す条項をわざわざ消費税増税法の附則に盛り込んでいます。そして、国民には社会保障の削減を押しつけています。
 消費税は打ち出の小づちではありません。消費税増税はきっぱり中止し、国民の所得をふやし、経済を立て直す政策に転換することが国民の生活を守ることになるということを強く申し上げ、反対討論といたします。


◯湯口史章議長 以上で討論を終わります。
 これより採決します。
 まず、議員提出議案第2号消費税の軽減税率の制度設計と導入時期の明確化を求める意見書の提出についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議員提出議案第3号食の安全・安心の確立を求める意見書の提出についてを採決します。
 お諮りします。
 本案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6 市庁舎整備に関する調査特別委員会の中間報告(質疑)


◯湯口史章議長 日程第6、市庁舎整備に関する調査特別委員会の中間報告を議題とします。
 市庁舎整備に関する調査特別委員会から、会議規則第45条第2項の規定により中間報告を行いたい旨の申し出がありますので、これを許可します。
 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 市庁舎整備に関する調査特別委員会における調査の経過及び結果について中間報告をいたします。
 本特別委員会は、平成25年1月16日の第1回鳥取市議会臨時会において、市庁舎整備に関する調査研究を目的とし、9人の委員で設置されました。
 現在まで15カ月の間に25回の委員会を開催し、鳥取市庁舎整備専門家委員会の報告及び請願・陳情の審査並びに鳥取市庁舎整備全体構想(素案)について議論を重ねてきているところであります。
 また、市庁舎整備については、市民からも大変注目されている課題であり、本特別委員会のケーブルテレビ放送、インターネットによるオンデマンド放送、会議資料や会議録等のホームページでの公開を行い、情報提供を図ってきたところであります。
 延べ25回にわたる本特別委員会で市庁舎整備のあり方について議論し、具体的な市庁舎整備の方向性について現本庁舎の現状の視察も行うなど、調査研究を進めました。
 その中で、市庁舎整備は喫緊の課題であり、市庁舎整備の方向性を早期に決定すること、合併特例債を財源の柱として活用し、本市の財政負担を可能な限り軽減させること、鳥取市庁舎整備全体構想(素案)で示された1)防災機能の強化、2)市民サービス機能の強化、3)庁舎機能の適切な配置、4)活力と魅力あるまちづくりの推進、5)現在及び将来にわたる費用の抑制、この5つの方針に沿って市庁舎整備の検討をすること、以上の点については本特別委員会で合意がとれたところであります。
 しかしながら、住民投票の結果について各委員の認識が違っており、議論は堂々めぐりを繰り返しました。
 住民投票の時点では議論が十分でなかったが、鳥取市庁舎整備全体構想(素案)で示された5つの方針のもと、耐震改修一部増築案、新築案を支持する委員の意見が分かれる中、それぞれの案について議論が重ねられ、十分な時間を費やし審査されてきたところではありますが、市庁舎整備は喫緊の課題であり早期に方向性を出す必要があることから、第23回の委員会において、現本庁舎を耐震改修すべきか否かについて採決しました。一部委員からは現時点での採決は認められないとの意見がありましたが、採決した結果、現本庁舎を耐震改修することについて賛成者なしとなり、現本庁舎を耐震改修することは否決されました。
 今後は、本庁舎を新築することを基本に市庁舎整備について早期に具体的な方向性を決定するため引き続き調査研究を進めることとし、本特別委員会の中間報告といたします。


◯湯口史章議長 これより、中間報告に対する質疑に入ります。
 通告により、順次発言を許可します。
 児島良議員。


◯児島 良議員 私からは、通告しております3項目についてお尋ねいたします。
 まず、調査特別委員会の役割ということですが、報告書の3行目に、本委員会は、平成25年1月16日の第1回鳥取市臨時会において、市庁舎整備に関する調査研究を目的とし、9人の委員で設置されましたとあるわけですが、この委員会の任務は何かということ、どこまでするのかということが書かれていないわけですが、具体的に説明していただきたいと思います。
 2項目めの市民への説明ですが、一昨年、議員定数の特別委員会が市民にアンケートをお願いしたんですが、その結果、議会が何をしているのか全く見えないという声が大変多くあったわけです。それを受けて、議会改革検討会や広報委員会では、市民と議会との距離を縮める方策を議論し、努力して具体的に進めてきているところでありますが、このたびの中間報告書を見ますと、どういう議論をして、どういう理由で結論を出したかということが書かれていないわけですね。すなわち、結論だけ書かれていて、市民に対する説明がされていないわけですが、これについてこの委員会ではどのような協議が行われてこのような報告が取りまとめられたのかということをお伺いします。
 3点目ですが、中間報告の時期です。4月に行われる市長選挙、3人の立候補予定者がいらっしゃいます。庁舎整備に関する考えでは、耐震改修が2名と新築移転が1名という割合になっておりますが、常識的に考えると、中間報告の内容によっては市長選に与える影響が出る可能性も考えられるわけですね。この微妙なタイミングに採決するということにつき委員会ではどのような議論がなされたのか、お伺いいたします。
 1回目は以上です。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 1点目の任務や役割というのは、あくまで市庁舎整備に関する調査研究をするということであります。
 それから、先ほどのどのような説明をしていくのかということについては、そのような議論はしておりません。ですので、ここに委員長としては述べることはできません。
 それから、先ほど市長選の間近に迫ったということがありましたが、これは中間報告の質疑の範囲を超えているため、委員長としてはそれについて述べることはできません。


◯湯口史章議長 中西委員長、報告書が結論しか書いていないと。どういう議論をされたのかということの質疑があったかと思いますので、重ねて答弁をお願いします。


◯中西照典議員 どのような審議をしてきたかということでありますが、鳥取市庁舎専門委員会での協議内容の報告の質問、あるいは鳥取市庁舎整備全体構想案について、庁舎整備の5つの方針の内容、あるいは必要面積やバリアフリーの考え方など市庁舎整備の内容、ライフサイクルコストなどの経費、今後のスケジュールなどの説明を執行部から受け、審議をしてまいりました。


◯湯口史章議長 児島良議員。


◯児島 良議員 何かよくわからないんですよね、全く、これね。答えになっていないというか。1つの役割というのは調査研究だということだけなんですよね。決定するということはないわけですね。研究するんでしょう。答弁いただいた2問について、じゃ、各委員がその役割なり目的なりというのは共有されているんですかね。共通認識を持たれた上で議論されていると思うんですが、その点はどうだったんでしょうか、お伺いします。
 それから、市民への説明についてお聞きしたら、議論していないということで、これはちょっといかがなものかと思うわけです。本市で行われた住民投票自体は、議会では結論が出せないので市民にお願いして住民投票したわけですよね。その結果、住民が示した意思は耐震改修であるわけですよ。議会は住民の意思に沿ってその後の議論をするということは当然でありまして、第3次特別委員会の最終報告にもそのように書かれているわけですね。引き続き協議すると。耐震改修、住民投票の結果を尊重して引き続き協議すると書いてあるわけですね。しかし、本日の中間報告は新築という結果を出されているわけですよね。これは大きな方向転換なんですよ。方針の転換なんです。住民が示した意思と反するという中間報告が出ているわけですから。ですから、普通以上というか、それ相当以上の住民への説明責任を果たすことが必要であります。したがって、中間報告と市民への説明責任はあくまでセットであるべきだと私は思っていますし、先ほどの御答弁では全くしていないということです。ですから、中間報告にも一切触れていませんね。これは大変な問題なんですよ。ますます市民は議会に対して疑念・不信感を持たれると推察されますが、委員会を代表する委員長としてどのようなお考えか、お伺いします。
 3点目の中間報告ですけれども、何か答弁がよくわからないんですけれども、立候補予定者3人のうちで、新築移転を進める考えの方に利するような報告になるわけですけれども、なぜ、市長選が間近に迫っているこの時期に強行採決をしてまで議会の結論を急いだのか、その理由・目的についてお伺いします。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 共通認識の点ですが、市庁舎整備に関しては、早期に庁舎整備の具体性の方向を示すということについての認識はあったと思います。ですから、このたびの報告をしたわけでありますし、先ほど具体的なというのは、今までに行われていた議論をどのように市民の方にお話を示すかということについての議論はまだしていませんということであります。
 それから、中間報告をこの時期にと言いましたが、先ほど言いましたように、特別委員会は別に市長選があるからどうのではなしに、やはりこの市庁舎整備に対する問題を早期に進めなければならないというところから出ておりますので、市長選とは関係がないということを申し述べたところであります。


◯湯口史章議長 児島良議員。


◯児島 良議員 まず、早期に具体的に方向性を示すのは共通認識だと言うけれども、内容がわからないんですよね。何というか、要は共通認識はそれだと言うけれども、それ以外にないのかなと。だから、こういう、早期にまとめるといったって、何をまとめるかとかがさっぱりわからない。ですから、これは幾ら協議を重ねていっても、委員同士の溝は深まるばかりでありまして、このような委員会の運営についてどうお考えになるか、委員会を代表する委員長の見解を求めたいと思います。
 それから、市民への説明。結論だけ言って、説明はしない、今後だと。これは非常に無責任きわまる不信の塊になります。こんなことをしたらいけません。それについて、委員長の見解をもう一度求めます。
 それとあと、この中間報告と選挙は関係ないとおっしゃいましたけれども、誰が考えたって常識的におかしいわけですよ。先ほど新築移転を支持する予定者に利すると言いましたが、市民は賢明ですから、このタイミングでは逆に疑念・疑惑を持たれかねないんです。逆効果になることも考えられますので。いずれにしても、市長選挙が控えているこの微妙な時期に議会が中間報告をすることは、選挙の公平・公正という面においても、どの候補者にとっても決していいことではないと思うわけですよ。


◯湯口史章議長 児島議員に申し上げます。
 質疑の範囲を超えておられますので、質疑内容を整理されて質疑を続けていただきたいと思います。


◯児島 良議員 じゃ、いわゆるタイミングの問題ですが、市長選挙の結果がありますよね。ある程度市民の意思があらわれますので、その結果を受けて議論して中間報告を行うということも考えられたんですが、そのようなことは委員会で議論されましたか。
 以上です。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 最初の委員長の意見をということでありますが、この場では個人意見は控えさせていただきます。
 それから、議論していないということは事実でありまして、伊藤委員から一番最後に、今後、市民へのそういう説明会を開くようにという提案がありました。そのことを申し述べております。
 それからあと、最後は何でしたか。


◯児島 良議員 市長選の後、その結果を見たら市民の意思がわかるじゃないですか。それも踏まえて検討されたらどうですかということです。


◯中西照典議員 中間報告ではそのようなことは議論されておりません。


◯湯口史章議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 太田です。私からは2点お伺いしたいと思います。
 この中間報告の中に具体的な庁舎整備の方向について、現本庁舎の現状の視察も行うなど調査研究を進めましたとありますが、具体的にどのような視察、調査研究を行ったかを伺います。
 2点目として、終わりのほうに、一部委員からは現時点では採決は認められないとの意見がありましたが、採決した結果というふうに続いておりますが、このことはどのような状況経過であったかをお尋ねします。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 具体的内容とおっしゃいました。通算25回開催された市庁舎整備に関する調査特別委員会において、前半では主に鳥取市庁舎専門委員会での協議内容の報告について、後半13回目からは市から提案された鳥取市庁舎整備全体構想(素案)の内容について審議しております。
 それから、どういう状況であったかということでありますが、市庁舎整備の方向を決めるため、委員長から、本庁舎の耐震改修をすることの賛否について、挙手により採決を行った際、在席していた委員8人全員の挙手がなかったということであります。それで否決されたということであります。


◯湯口史章議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 質問と答弁が、答えていただいていないように思うんですけれども、具体的な内容、いわゆる調査研究というふうにおっしゃっているんですけれども、報告、市からの内容を議論したというふうにありますけれども、調査研究と。これはあくまでも調査研究ではなくて、課題の1つの議事を、事例を示したのみというふうに解釈できます。例えばライフサイクルコストがなぜこのようになるかという具体的な根拠が示されていません。例えばコンクリートの品質がすぐれていることは耐震診断によって確認されていますが、鉄筋、例えばあばら筋などが不足だというのであれば、通常、鉄筋探査を使って鉄筋量を確認とか、それから、部材の断面のゆとり調査などを行ってふぐあいを調査する必要。それから、振動性、振動状態が地盤の振動特性との関係で地震入力を軽減するかもしれない、地震並びに建物の振動状態を調べる必要などがありますが、こういうことを行ったのかどうかを伺います。
 それから、免震工法を採用すれば振動特性調査は必ず必要となる調査ですが、このような調査は行われていたのか。その結果はどうだったのか。また、本庁舎の歴史的な価値、例えば厳しい財政の中で本庁舎をやっと建てた先人の努力の意味や、建築後に時間をかけて周辺に集積した利便性、久松山を背景にした人々のまちの景観的イメージとしてでき上がっている現状などを検証したのか。また、視察を行われたことについてもこのような調査データをもとに視察を行われたのか、どのような視察を行われたのかを伺います。
 それから、2つ目ですけれども、全員の挙手がなかったということですけれども、この文面に、採決は認められないという発言がありましたという記載がありますが、採決は認められないとの意見をどのようにこの採決の折に反映されたのかを伺います。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 先ほど詳しいことを種々言われましたけれども、私たちは庁舎の5つの方針の内容、あるいは面積やバリアフリーの考え方など、それからライフサイクルコストの経費、今後のスケジュール、先ほども申しましたけれども、執行部から受けたそういう説明を審議しておりますので、先ほどの種々詳しいことを言われたことについては審議はしておりません。
 それから、先ほどもう1つ、認められないという意見をということがありましたが、委員長としては、それは採決を図る段階でそのような意見があったとありますが、私は採決いたしました。


◯湯口史章議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 議論を重ねたけれども、調査、そういうことはしていないというふうに解釈してもよろしいんでしょうか。調査、そういうことはやっていないんだと。耐震改修の最大のメリットというのはこの本庁舎の品質にあると言われています。一般的にコンクリートの強度を上げるとコンクリートはもろくなります。すなわち、強度を上げることと耐久性を上げること。


◯湯口史章議長 太田縁議員に申し上げます。
 自己の意見を述べることはできませんので、質疑に限定して質疑していただきたいと思います。


◯太田 縁議員 というふうに言われているということで、自己の意見ではありません。一般論として言っています。RCの建物で劣化を促進するのは水と空気というふうに言われており、凍結融解の繰り返しであると言われております。この本庁舎の密度は高いということがあり、現在の流動性を重視したコンクリートを用いて耐久性を確保できるか、定かではありません。このような現状を検証しないで単純な統計のみで判断しているように、先ほどの答弁からは聞き取れました。50年を経過した建物がこれだけ長命なほうが珍しいと、専門家からも評価されております。また、中心に置かれているエレベーター室と階段室を結んで大きな耐震コアでなっているということも言われております。このような耐震技術を用いたことは鳥取市民の誇りであります。今も申し上げているようなことを調査し検証しない、調査が不十分なのは。


◯湯口史章議長 太田縁議員に申し上げます。
 ただいまの発言は中間報告の議題外にわたっておりますので、注意します。


◯太田 縁議員 議題外。調査の内容を先ほどから確認。このことはライフサイクルコストを判断する上で申し上げているんですけれども。委員長の答弁にライフサイクルコストを判断するという回答がありました。ライフサイクルコストを、統計的ではなく、こういう現実、実情を見られたのかということをお伺いしているんですけれども。
 それから、次の1点であります。採決は認められないという発言に対して委員長は採決をなさったということは、この発言を無視されたというか、その発言を取り入れられなかったというふうに解釈してもよろしいか、2点、お願いします。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 前段の話はよくわかりませんが、そのような具体的なことはしておりません。
 それから、後段の分については、委員長が採決するときに出た発言でありますので、採決途中でありましたので、私はそのまま採決をとらせていただきました。


◯湯口史章議長 木村和久議員。


◯木村和久議員 中間報告について、全般にわたって、また住民投票の整合性について質問いたします。
 まず、民主主義の重要なルールというのは過半数ですから、中間報告も多数で決するというルール、ある意味で合法的だというふうには思います。まさに今その合法的なルールを使ってこの報告書を通そうとなさっているわけですけれども、住民投票というのは市民・有権者が多数決で民意を示したわけです。民主主義の根幹をなす直接投票によって、その多数をもって決めるというのは多分王道中の王道だろうと思います。見ていると、その住民投票の結果がいともたやすく議会委員会で否定されるということであれば、我々鳥取市議会は子供たちに民主主義の根幹を説く値打ちすら失うのではないかなというふうに思っております。
 住民投票の結果を受けて竹内市長は読売新聞にこう寄せられています。耐震補強に向けて検討を行うと。そして、中西座長は同調したと記されている。そう言われた中西委員長が出される中間報告の内容が、一部委員からの、現時点での採決は認められないとありましたが、採決した結果、現本庁舎を耐震改修することは否決されましたとありました。委員長にとって民主主義国家における民意、住民投票は何とも軽いものに見えますが、この住民投票と民主主義について、委員長の見解をお聞きしたいと思います。
 また、なぜ住民投票の結果に各委員の認識が違い、議論が堂々めぐりしたのかお尋ねします。
 また、最も大きな民意、住民投票の結果を無視してまで委員会で強行採決する理由は何なのか、御説明いただきたとい思います。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 先ほどの質問は委員長個人の見解を求めるものであり、ここでの意見は控えさせていただきます。


◯湯口史章議長 委員長、認識の違いの部分、ここの部分については答弁を。


◯中西照典議員 個々人の認識の違いでありますが、これは住民投票の結果を受けて耐震改修及び一部増築を支持する委員と、住民投票後に設置された鳥取市庁舎耐震改修等に関する調査特別委員会の最終報告またはその後の経過によって新築とする委員との間で、住民投票の結果の認識が違っておりまして、このことについてはそれぞれの委員の思いが出ておりますが、これを委員会としてどのようにするかということの結論は出ておりません。


◯湯口史章議長 強行採決。委員長。


◯中西照典議員 私は強行採決したと思っておりません。


◯湯口史章議長 木村和久議員。


◯木村和久議員 強行採決した覚えはないということですけれども、例えば報告書の中に、時間を費やし議論したが、仕方がないので、喫緊の課題で、採決したというふうに書かれておりますね。委員会の議論の中で、喫緊の課題であるということは、何かに比べて喫緊の課題であるということだろうと、当然そういう議論がされているんだろうと思いますけれども、何に比べて急ぐ課題なのか。例えば今回執行部から御提案があった公共施設の白書に書かれているようないろんな公共施設の課題に比べて優位性の高い喫緊の課題なのか、そういう比較対照的な議論はちゃんとあったのかどうかをまず1点今回でお聞きしたいと思います。
 また、報告書の中に、合併特例債を財源の柱として財政負担を可能な限り軽減させたいというふうに書いてあります。当然、そうあれば、現地での耐震改修と、それから5つの方針に示されている中での、例えば竹内市長が、あるいは後継である候補が最良の策として進めていらっしゃる新築移転の費用の総額、例えば現地ですと2つの附帯工事がついていました。例えば新築移転であれば、5つ近くの附帯工事が想定されています。そういうものの財政負担の問題に言及するならば、総額比較というのを提示するのが当然だろうと思います。なぜそういうことをされないで結論が出せるのか、御説明していただきたいと思います。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 まず1点目、他の公共施設とのという関係です。これは、本特別委員会は市庁舎整備に関する調査研究を目的としており、他の公共施設との整合性に関連しては議論はありませんでしたので、この件に対しては述べることはいたしません。
 それから、合併特例債のことについてですが、これは、合併特例債を財源の柱として活用し、本市の財政負担を可能な限り軽減させることは委員会で合意がとれていますが、財政についての具体的な見解は本特別委員会では議論されておりません。
 以上であります。


◯湯口史章議長 木村和久議員。


◯木村和久議員 今お聞きになったように、ほとんど議論されていないと。非常に、財政の問題であるとか、何に比べて何を急ぐのか、そういうことを全く市民に理解も求めないで、説明責任も果たさないで、ほぼ審議されていない状態がここで結論として出されている。文面によると、早期に方向を出す必要があるからということだと思うんですけれども、先ほど児島議員も質疑なさっていましたが、4月13日には新市長が誕生するわけです。1人の候補は竹内市政を継承するのでということで、選挙用のリーフレットには庁舎の新築移転と、それから跡地の、現位置ですね、活用として文化芸術交流センターなどをとしたハードの内容の提示もある。一方の候補者は住民投票の結果を尊重し、厳しい財政認識のもとで庁舎整備を視野に入れていらっしゃる。つまり、新しい市長では市政が変わるということも当然考えなければいけない。早期に方向性を出す必要があるというふうに書かれているとしても、なぜこのタイミングなのか、もう一度、児島議員と重複するかもしれませんが、お尋ねいたします。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 出したタイミングでありますが、本委員会は25年1月16日に発足して計25回にわたっての委員会をしております。その間さまざまな団体からも庁舎についての方向性を速やかに出すようにということがありました。ちょうど2月定例会でありますので、この中間報告を出すタイミングだと私は思っておりますし、中間報告をするということについては皆さんの意見は一致しておったと思っております。


◯湯口史章議長 角谷敏男議員。


◯角谷敏男議員 角谷です。それでは、通告いたしました、前回の鳥取市庁舎耐震改修等に関する調査特別委員会の最終報告と、今回の委員会における調査の経過と結果について、幾つか委員長にお聞きし、説明を求めたいと思います。大まかに4項目の質問事項を通告いたしております。
 まず1点は、委員会の調査研究の目的についてであります。
 第3次の特別委員会、一昨年の12月議会で行われたわけでありますが、この耐震改修一部増築案というものを検証し、実現不可能だということとあわせて変更案も調査研究したということがあわせて報告されております。その辺については私なりの意見はありますが、それはともかく、この後の取り扱い方というのは、ほとんど実現不可能だと、このことが盛んに強調されているわけであります。この最終報告について、先ほどどなたかの議員からも紹介がありました。これは、住民投票の、後の質問との関係がありますので、正確に言っておきますと、市庁舎整備は喫緊の課題であり、住民投票の結果を尊重し、今後も市民の意見を取り入れて調査研究を続ける必要があるものと申し述べますということでありました。基本的にはその現在地での耐震改修で調査研究を進めるということであります。それが、報告書の冒頭にその目的が今回なぜ表現されないのか。議論がありました。一定議論があるとは聞いておりますけれども、これがなぜ書かれなかったのか。成案の段階でどんな議論をしておられたのか。この点を1点まず質問いたしておきます。
 それから、先ほど来からも質問が出ております住民投票の結果に対する評価の問題、議論の問題であります。
 私は、少し単純に分けまして、いろいろ結果について各委員の認識が違っており、議論が堂々めぐりを繰り返しましたと、非常に赤裸々に書かれておるわけですけれども、かつてない表現になっているわけですけれども、まずお尋ねしたいのは、全会一致で決めた住民投票そのものについての認識が違っていたのか、それとも、その結果の認識が違っていたのか、それとも両方なのか。結果の認識が違っていたなら、市民の求めたいわゆる一方の2号案、耐震改修一部増築案を市民が結果的に求めた理由や選択された背景や分析の共通認識をしないといけないのに、先ほど来の委員長の答弁にも、していないということが言われた。なぜされなかったのか。25回も議論して、1年3カ月議論して。この点について1点お尋ねしたいと思います。
 それから、陳情の審査であります。
 今回の委員会が、25年の2月だったと思いますが、市民団体から出された陳情については、いわゆるその陳情が、一言で言えば、住民投票は瑕疵があったということで無効だと。これを宣言せいと。市民に謝罪せいと。こうまで求められた陳情の趣旨が出されております。白紙から検討しなさい、議論しなさいというものでありましたが、今の特別委員会が、瑕疵はなかったんだということで結論づけておられると思います。住民投票自体及びその内容については瑕疵はなく有効であると考えられるためということで、これは全会一致で否決しております。先ほど紹介したように、住民投票の結果についての認識が各委員で違っており云々という文言があります。確認のために委員長にお尋ねしたいのは、この陳情の趣旨を否決したのか。ごめんなさい、3次の委員会ですね。今の特別委員会ではありません。訂正いたします。前回の特別委員会でそう結論づけているわけですけれども、今回の特別委員会でそういう評価を変えたのか。変えたなら、いつどんな理由で変えられたのか、この点をお尋ねしたいと思います。
 最後、4点目の採決に至る経過と委員会の運営についてです。
 委員長が3月14日の委員会での後半の審議において、途中で3回休憩を宣言しておられます。いずれの3回冒頭に、委員長の不手際で休憩したという趣旨の発言をされております。この住民投票の結果に対する認識が違う状態なのに、しかも、委員長は3回休憩された。なのに、休憩後になぜ本庁舎を耐震することにこの賛否を図られるに至ったのか、この点をもう少し具体的に説明していただきたいと思います。
 以上、とりあえず1回目の質問です。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 まず1点目のところですが、本委員会の目的をなぜ第3次の引き継いでこなかったかということでありますが、私は、本委員会の目的は、平成25年1月16日提出の議員提出議案第1号の市庁舎整備に関する調査特別委員会の設置についての調査事件、それは市庁舎整備に関する調査研究ということでありますので、私はそこを素直に持ってきているところであります。
 それから第2点です。住民投票の認識が違うのかということでしたね。その住民投票時点での認識についての議論はしておりませんが、住民投票の結果の認識が各委員で違うということは、それはそれぞれの委員が述べられたところで確認しております。
 それから、陳情のことでしたね。陳情は、本委員会で陳情の審査は行いましたけれども、住民投票の結果の認識、考え方が変わっているとは私は思っておりません。
 それから、委員会運営の私の不手際についてでありますが、これは、不手際というのはあくまでも、採決をとるときの手際が悪かったということでありますので、そのように答弁いたします。


◯湯口史章議長 角谷敏男議員。


◯角谷敏男議員 まず最初の委員会の調査研究の目的で、前回の委員会の最終報告の記載をそのまましなかったのかということについて、調査事件として書いたということで、本会議に出されるような名称のくくりだと思うんですけれども、この文面にもありますように、市民から大きな関心になっておるわけですね。陳情がいろんな立場から出されてきている中で、もう少しわかりやすく委員会が報告していく、そのために議論が少しあったと僕は記憶しております。市民にもわかりやすくなるではないかという点でそういうことを考えられなかったのか。この点、委員長の個人意見は言えないということであったなら、それをきちっと入れるか入れないか議論したのか、それでどうだったのか、お尋ねしたいと思います。
 それから、住民投票の結果に対する認識についてであります。
 全会一致で決めた住民投票についての認識が違っているということは私も思いたくもありませんし、そうじゃないと信じております。ここの文面では、評価が違うということで議論が堂々めぐりしているというわけです。そして、どうして、私が一番疑問に思うのは、第3次の最終報告、先ほど紹介した今後の調査の中身について方向づけしたものであるのに、今回の結論は最後の2行に書かれておりますけれども、今後は、本庁舎を新築することを基本に市庁舎整備について早期に具体的な方向性を決定するため引き続き調査研究を進めることとし、本特別委員会の中間報告とすると。なぜここに結論が至るのか。先ほど来からいろんな質疑のやりとりを聞いていますけれども、議論していないだとか、そういう発言が出るわけですけれども、そうであるなら、私は前回の委員会の最終報告は、この認識が違うんだけれども、市民の意見を聞きながらと最終報告にあったようで、これは市民の意見を聞いているんですか。聞いていなかったら、なぜそういうことをやらなかったんですか。25回、1年3カ月議論してきたのに、そういうことはしたのか、しなかったのか。しなかったなら、その辺の理由についてお尋ねしたいと思います。
 それから、陳情の審査についてであります。
 今回も陳情が出されて、これは早期に、早く整備しなさいと。文面についてどう読み解くか、いろいろ意見が分かれて、委員長裁決になって、可否同数になっているわけですね。その採択理由は、陳情者にこういう理由で返しておられます。急がれる市庁舎整備について、今後も真摯に議論を進め、市議会としての市庁舎整備の方向を早期に取りまとめる必要があるためと。早期ということがここにもあるわけですけれども、今回の委員長の陳情の可否同数の裁決に当たって、当然委員長がそれなりの理由を述べておられると思いますが、これと同じなんですか。委員長のお考えがあってこういうことになっているというふうに受けとめていいか、委員長の真意をお尋ねしたいと思います。
 それから、4点目の採決に至る経過と委員会の運営についてであります。
 単純な、あくまでも手際の問題だということでありますので、それ以上は言いませんけれども、ただ、あれは見ていると、委員間の議論が、相当意見が割れている、そういう中で採決をとられた。私はこれに強く大きな疑問を持って受けとめているから、幾つか質問したいんですけれども、1つは、この3月12日に、市庁舎整備に関して整備方法について、新築とか耐震改修とか、それ以外の発言があったかもしれませんが、各委員に考えを聞かれたときに、委員長みずからは新築という考えを示されたと聞いているわけです。なぜ委員長が発言されたのか。意見が分かれているのに、一方の方向に誘導するような、そういう個人意見が許されるのかなと。なぜなんだろうかなという点を聞きたいんです。
 それから、委員長は賛否が分かれて可否同数のときに委員長裁決に加わることが当然できるわけですけれども、翌々日の14日の運営を見れば、この進め方は、先ほどの議論もあるように、こういうことを審査した、そしてこういう意見が出てきた、そういう意見に対しては委員会としてこういう合意に達した、この点についてはこういうふうにほぼ合意に達した、そういう段階を踏んだ結論になっていないんです。なのに、最後の2行にこれまでの委員会とは違う方向性が示されてきておる。この点について考えれば、この委員長の発言というのは私は改めて委員会の審議の1つとしてお尋ねしたいと思います。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 多岐にわたりまして、順番があれですけれども、1つは、市庁舎の。済みません、一番初めはどうでしたか。


◯角谷敏男議員 第3次報告の最後に、住民投票の結果を尊重し、今後は市民の意見を聞きながら調査研究を進めるという、そういうふうに書いたほうが市民にわかりやすいんじゃないかというのが一番聞きたい点です。


◯中西照典議員 これは、先ほども申しましたように、さまざまな意見が出ました。その中で、私が示しました議員提出議案におけるこの第4次の特別委員会の目的、それを書くことということにおいても諮った結果、先ほどのような、私が中間報告したようなところに落ちついたところであります。
 それから、先ほど市民に諮りましたかというものですが、直接は諮ってはいません。
 それから、私が耐震改修について個人的な意見を述べたというのは、私はあの時点でやはりそれぞれが委員長も含めて個人の意見、どのように議論された中で、どのように思っておられるか、委員長も含めて意見を確認したかったからであります。
 あとはありますか。陳情の審査はどうでしたかね。


◯角谷敏男議員 早期の庁舎整備を進めてくれという、先日、可否同数で裁決された、委員長裁決ですから、委員長の考えが述べられているとは思うんですけれども、もう一度改めて。


◯中西照典議員 それは、先ほど角谷議員が委員長裁決の委員長のあれを言われたように、やはり真摯にこの庁舎についての方向性を早急に出すべきだという、これは私は今でも変わっておりません。
 以上です。


◯湯口史章議長 角谷敏男議員。


◯角谷敏男議員 3回目で最後になりますので、委員長にわかるように、少しスローになるかもしれませんが、それ以上の質問はできませんので、的確に答えていただきたいと思います。
 私は、この調査研究の目的について、住民投票の結果を尊重しという第3次報告の最終報告にあって、そして、その後に、今後は市民の意見を聞きながら調査研究を進める必要があるという、ここの部分と、今回きょう出されている報告書の最後の2行の、余りにも市民に対して説明ができないようなものだというふうに、私はこの委員会にいませんので、この決定に従ってやってくださいということになれば、改めてもう1点聞きたいのであります。
 それで、前回の委員会では、瑕疵はなかったということを全会一致で結論づけておったわけですね。これは全員の一致した認識であるということであったと思うんです。私はそう思っております。ただ、今回は多数決で委員長裁決で決められたわけですけれども、委員長にお聞きしたいのは、市民に対して、今回の議会の総意ではないこの結論について具体的にどういうふうに説明されるのか。先ほど市民の意見は聞いていないとおっしゃいましたので、それらを含めてどうされるのか、1点お尋ねしたいと思います。
 2点目ですが、住民投票と結果に対する認識についてであります。
 再三言っておりますけれども、20回の審議の中で市民の意見を聞いているというふうに発言された議員の方もおられました。私は全部聞いていませんけれども、ここ二、三回、傍聴したり、中継録画を見て、そういう発言を耳にいたしました。しかし、実際きょう書かれているように、住民投票の結果の評価について議会の中で全くできていない。そういう土台ができていないのに、採決だけが行われる。そういうことで市民が納得するのかなと受けとめております。この点については先ほどの質問とダブりますので、改めて今後の委員長としての委員会運営についてお尋ねしておきたいと思います。
 それから、採決に至る経過と委員会の運営についてであります。
 おとといの25日の特別委員会では、橋尾委員がこの報告書にある最後の、当時は3行だったと思うんですけれども、きょうで言うと2行になっていますから、2行ということで。裏手にありますか。私のほうは印刷が落ちておるようでして、済みません。3行ですね。3行を削除してくれと要求して発言しておられた。これについて下村委員の発言があったわけですけれども、提案した意見をそれ以上聞かないで、いわゆる議論をしないなと思って理解したわけです。そのまま採決ですからね。それで文面整理のために休憩に入られた。ところが、休憩後に委員長は、橋尾委員が委員会の初めに、自分は意見があると発言して、文面の前段からの検討に協力してきたのにということで強く抗議の発言がありました。私がお尋ねしたいのは、削除を求めた部分について議論しなかった理由について、委員長は、私としては述べたいところがあったと。この中間報告の3行の部分ですが。皆さんが意見をお持ちのことと思って、もう意見は持っておるだろうけど、だけえ採決したと言っておられるわけですね。聞いている者や見ている者は全然わからないわけですよ。それを聞いて、自分が述べたいところでありと言われるほど重要な部分であるわけです。私も重要な部分だからきょう質問しておるんですけれども。これを自分が述べたいところということで委員長の考えを優先させて、議論をしていないような委員会運営というのはどうかなと。これで市民が理解できるのかなと思うわけですが、この点について1点お尋ねしておきたいと思っております。
 以上です。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 総意でないことへの説明をどうするのかということでしたね。これは、委員会で今まで長きにわたって議論を重ねてきておりますので、そのことを淡々と市民の方に説明していくことになると思っております。
 それから、次は何か私の個人的な意見をということでありましたね。評価できていないで市民の方が納得するのかどうなのか述べなさいということですが、これについては個人的な意見ですので、述べません。
 それから、委員会の運営の最後の3行について橋尾委員のほうから出ました。この3行については委員会ではそれ以前にも、以前というのは時間的な経過から言うと早い段階でこの問題は取り上げてきておりました。それについて私は削除するかどうかということを諮りましたが、文章のつづくりから言うと最後にすべきだという意見もありましたので、そのようにしました。しかしながら、その話をされている中で、私が先ほど言いましたように、それぞれの委員がそれぞれの意見はお持ちだと思いますので、私はその部分がいわゆる本委員会の方向性だと思いましたので、その部分については淡々と採決をとらせていただきました。
 以上であります。


◯湯口史章議長 以上で質疑を終了します。
日程第7 各常任委員会の閉会中継続調査について


◯湯口史章議長 日程第7、各常任委員会の閉会中継続調査についてを議題とします。
 お手元に配付してありますとおり、各常任委員長から会議規則第111条の規定に基づき、閉会中の継続調査の申出書が議長に提出されております。
 お諮りします。
 各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 御異議なしと認めます。したがって、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
 これで、平成26年2月鳥取市議会定例会を閉会します。
                   午後0時3分 閉会