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鳥取県 鳥取市

平成25年 12月定例会(第7号) 本文




2013年12月19日:平成25年 12月定例会(第7号) 本文

                   午前10時0分 開議
◯湯口史章議長 ただいまから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1 議案第147号平成25年度鳥取市一般会計補正予算から議案第219号市道の路線の変更についてまで、
     議案第222号土地改良事業の計画の変更について及び議案第223号工事請負契約の締結について
     (委員長報告・質疑・討論・採決)
日程第2 平成25年請願第9号鳥取市庁舎整備に関する請願(委員長報告・質疑・討論・採決)


◯湯口史章議長 日程第1、議案第147号平成25年度鳥取市一般会計補正予算から議案第219号市道の路線の変更についてまで、議案第222号土地改良事業の計画の変更について及び議案第223号工事請負契約の締結について、以上75案並びに日程第2、平成25年請願第9号鳥取市庁舎整備に関する請願を一括して議題とします。
 委員会審査報告書が議長に提出されております。
 各委員長の報告を求めます。
 総務企画委員長有松数紀議員。
                  〔有松数紀議員 登壇〕


◯有松数紀議員 総務企画委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。
 議案第147号平成25年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第150号平成25年度鳥取市土地取得費特別会計補正予算、議案第158号条件附採用期間中の職員及び臨時的に任用された職員の分限に関する条例の制定について、議案第160号消費税及び地方消費税の税率の引き上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第161号鳥取市職員の分限に関する条例の一部改正について、議案第162号鳥取市自治基本条例の一部改正について、議案第171号字の区域の変更について、議案第173号鳥取市と岩美町との定住自立圏の形成に関する協定の変更について、議案第174号鳥取市と智頭町との定住自立圏の形成に関する協定の変更について、議案第175号鳥取市民会館の指定管理者の指定について、議案第176号鳥取世界おもちゃ館の指定管理者の指定について、議案第177号城下町とっとり交流館の指定管理者の指定について、以上12案はいずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、報告を終わります。


◯湯口史章議長 福祉保健委員長田村繁已議員。
                  〔田村繁已議員 登壇〕


◯田村繁已議員 福祉保健委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。
 議案第157号平成25年度鳥取市病院事業会計補正予算、議案第163号鳥取市保育所条例の一部改正について、議案第178号鳥取市総合福祉センターの指定管理者の指定について、議案第179号鳥取市高齢者福祉施設の指定管理者の指定について、議案第180号鳥取市老人福祉センターの指定管理者の指定について、議案第181号鳥取市湯谷荘の指定管理者の指定について、議案第182号鳥取市障害者福祉センターの指定管理者の指定について、議案第183号鳥取市立白兎保育園の指定管理者の指定について、以上8案はいずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 次に、議案第147号平成25年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第149号平成25年度鳥取市国民健康保険費特別会計補正予算、議案第151号平成25年度鳥取市介護保険費特別会計補正予算、議案第154号平成25年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計補正予算、以上4案は一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上、報告を終わります。


◯湯口史章議長 文教経済委員長金谷洋治議員。
                  〔金谷洋治議員 登壇〕


◯金谷洋治議員 文教経済委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。
 議案第148号平成25年度鳥取市簡易水道事業費特別会計補正予算、議案第152号平成25年度鳥取市温泉事業費特別会計補正予算、議案第153号平成25年度鳥取市観光施設運営事業費特別会計補正予算、議案第168号鳥取市社会教育委員条例の一部改正について、議案第170号鳥取市多目的スポーツ広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第172号字の区域の変更について、議案第184号鳥取市立温泉館の指定管理者の指定について、議案第185号鳥取市国民宿舎山紫苑の指定管理者の指定について、議案第186号鳥取市鹿野往来交流館の指定管理者の指定について、議案第187号鳥取市農産物加工等施設の指定管理者の指定について、議案第188号鳥取市神戸ふれあいセンターの指定管理者の指定について、議案第189号鳥取市青谷町いかり原牧場の指定管理者の指定について、議案第190号鳥取市食文化体験施設万葉の館の指定管理者の指定について、議案第191号鳥取市青谷町特産物加工販売施設の指定管理者の指定について、議案第192号鳥取市鹿野そば道場の指定管理者の指定について、議案第193号鳥取市鹿野おもしろ市場の指定管理者の指定について、議案第194号鳥取市鹿野ふるさと加工所の指定管理者の指定について、議案第195号鳥取市安蔵森林公園の指定管理者の指定について、議案第196号鳥取市出合いの森公園の指定管理者の指定について、議案第210号鳥取市勤労青少年ホームの指定管理者の指定について、議案第211号鳥取市文化センターの指定管理者の指定について、議案第212号鳥取市体育館の指定管理者の指定について、議案第213号鳥取市プールの指定管理者の指定について、議案第214号鳥取市テニス場の指定管理者の指定について、議案第215号鳥取市海洋センターの指定管理者の指定について、議案第216号鳥取市営サッカー場の指定管理者の指定について、議案第217号鳥取市立武道館の指定管理者の指定について、議案第222号土地改良事業の計画の変更について、議案第223号工事請負契約の締結について、以上29案はいずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。
 次に、議案第147号平成25年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第164号鳥取市温泉事業配湯条例の一部改正について、議案第169号鳥取市さじアストロパークの設置及び管理に関する条例の一部改正について、以上3案は一部委員の反対もありましたが、賛成多数で原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。
 なお、議案第210号鳥取市勤労青少年ホームの指定管理者の指定について、議案第212号鳥取市体育館の指定管理者の指定について、議案第213号鳥取市プールの指定管理者の指定について、議案第214号鳥取市テニス場の指定管理者の指定について、議案第217号鳥取市立武道館の指定管理者の指定について、以上5案につきまして、審査の過程において多くの委員から意見がございましたので、一言申し上げます。
 これらは、当該施設を1つのグループとして指定管理者を公募した結果選定された指定管理者を定めるものであります。これは、鳥取市公の施設に係る指定管理者の指定等に関する事務取扱要綱により、効率的な管理とサービスの向上、経費の縮減を図るため、グループ化が可能な施設はまとめて公募するものと定められていることによるものです。
 グループ化については、スケールメリットを生かし効率化が図られるなどの利点がある一方、過度のグループ化には中小事業者の参入阻害や指定管理者の固定化による市民サービス低下などの懸念があり、いま一度公平公正の見地から見直しするべきとの意見がございましたことを申し添えます。
 また、選定に当たっては、グループとしての一括審査ではなく、その前段として個々の施設に対する審査結果を積み上げるべきとの意見がございましたこともつけ加えさせていただきます。
 以上で報告を終わります。


◯湯口史章議長 建設水道委員長中村晴通議員。
                  〔中村晴通議員 登壇〕


◯中村晴通議員 建設水道委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。
 議案第165号鳥取市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第197号鳥取市自転車駐車場の指定管理者の指定について、議案第198号鳥取市都市公園の指定管理者の指定について、議案第199号鳥取市都市公園の指定管理者の指定について、議案第200号鳥取市都市公園の指定管理者の指定について、議案第201号鳥取市都市公園の指定管理者の指定について、議案第203号鳥取市都市公園の指定管理者の指定について、議案第206号鳥取市営美保球場の指定管理者の指定について、議案第207号鳥取市スポーツ広場の指定管理者の指定について、議案第208号鳥取市用瀬町運動公園の指定管理者の指定について、議案第209号鳥取市殿ダム周辺広場の指定管理者の指定について、議案第218号市道の路線の認定について、議案第219号市道の路線の変更について、以上13案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第147号平成25年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第155号平成25年度鳥取市水道事業会計補正予算、議案第156号平成25年度鳥取市下水道等事業会計補正予算、議案第166号鳥取市下水道条例の一部改正について、議案第167号鳥取市集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第202号鳥取市都市公園の指定管理者の指定について、議案第204号鳥取市営駐車場の指定管理者の指定について、議案第205号鳥取市安蔵公園の指定管理者の指定について、以上8案は一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 最後に、議案第159号鳥取市空き家等の適正管理に関する条例の制定について、本案は賛成少数で否決すべきものと決定しました。
 以上、報告を終わります。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。
                  〔中西照典議員 登壇〕


◯中西照典議員 市庁舎整備に関する調査特別委員会に付託されました請願につきまして、本委員会での審査の結果を御報告します。
 平成25年請願第9号鳥取市庁舎整備に関する請願、本請願は可否同数だったため、委員長の裁決で不採択とすべきものと決定しました。
 以上、報告を終わります。


◯湯口史章議長 以上で委員長報告を終わります。
 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
                  (「議長」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 角谷敏男議員。


◯角谷敏男議員 先ほど請願第9号の市庁舎整備に関する請願についての不採択が報告されましたけれども、その不採択の理由について報告していただけませんでしょうか。


◯湯口史章議長 市庁舎整備に関する調査特別委員長中西照典議員。


◯中西照典議員 理由は、庁舎整備に関する問題は喫緊の課題でありますので、この問題を議会としても真剣に取り組んで進めるべきだというのが理由であります。
 以上であります。


◯湯口史章議長 ほかに質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 通告により、順次発言を許可します。
 上杉栄一議員。
                〔上杉栄一議員 登壇〕(拍手)


◯上杉栄一議員 私は、議案第159号鳥取市空き家等の適正管理に関する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。
 本条例案は、本市のみならず全国的に増加している老朽危険空き家対策と空き家利活用の促進を2つの柱として提案されたものです。特に、管理不十分の老朽空き家については倒壊等の事故、犯罪、火災等に対して早急な対策が求められます。本市においても管理不全の空き家で不審火の発生もあり、地元自治会より早急な対策が求められておりました。
 このたび提案されました条例案では、所有者に対し命令、公表、罰則等を記載していますが、全国で空き家等の適正管理に関する条例を施行している211の自治体中、命令を記載しているもの168自治体、公表については154自治体、罰則規定は20自治体、また代執行を規定しているものは91自治体あり、管理不全な老朽危険空き家による事故等を未然に防止するためにも、管理者の責任は明らかにされるべきものと考えます。
 条例案では、管理不全の空き家の管理者への命令、公表は努力規定、いわゆるできる規定となっており、執行に当たっては慎重を期すことは申すまでもありません。空き家等の適正管理に関する条例は、本県においても、米子市は既に施行されており、倉吉市では平成26年4月より施行予定、また境港市は26年度に向けて策定中とのことであり、本市においても一日も早い本条例の制定を求めるものであります。
 以上、本議案に対して賛成の意見を申し述べ、討論を終わります。


◯湯口史章議長 伊藤幾子議員。
                〔伊藤幾子議員 登壇〕(拍手)


◯伊藤幾子議員 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第147号一般会計補正予算、議案第149号国民健康保険費特別会計補正予算、議案第151号介護保険費特別会計補正予算、議案第154号後期高齢者医療費特別会計補正予算、議案第155号水道事業会計補正予算、議案第156号下水道等事業会計補正予算、議案第159号空き家等の適正管理に関する条例の制定について、議案第160号消費税及び地方消費税の税率の引き上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第164号温泉事業配湯条例の一部改正について、議案第166号下水道条例の一部改正について、議案第167号集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第169号さじアストロパークの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第202号都市公園の指定管理者の指定について、議案第204号市営駐車場の指定管理者の指定について、以上14議案に反対の立場で討論を行います。
 まず、補正予算です。景気回復とデフレ脱却には何よりも所得をふやすことが一番の方策です。にもかかわらず、10月から翌年3月までの職員給与の削減分が計上されています。そもそも、この給与削減は国から地方交付税の削減とセットで押しつけられたものであり、地方分権に反するやり方です。ラスパイレス指数が100を上回っているといっても、それは国家公務員の給与が引き下げられているからで、市職員の給与が上がっているわけではありません。本市のような地方では景気回復が大きな課題であるにもかかわらず、それに逆行するやり方です。そして、給与削減分を市の借金返済に充てるとしていますが、低所得者や生活保護世帯に燃油高騰に対する支援を行うことや、誘致企業による解雇者も出ていますが、雇用対策に使うなど、市民生活に直結した使い方をするべきだと思います。一時的な財源だからこそ、生きた使い方を望みます。
 次に、消費税率に引き上げにかかわる使用料や利用料の引き上げについてです。本市にある市民団体が行ったアンケートによると、約66%の方が生活が苦しくなったと答えています。その理由は、物価の上昇、仕事の減少、年金の減少、生活保護費の引き下げ、医療費の負担増、国保料・介護保険料の負担といったことが挙げられており、要望としては、国保料・介護保険料の引き下げ、年金引き上げ、生活保護費引き上げとともに消費税増税中止の声も多く寄せられています。言うまでもなく、消費税は低所得者ほど負担が重く、逆進性のある税金であり、それに伴う使用料・利用料の改正は市民生活に負担をもたらすものです。また、生計費非課税の立場から、水道料金への転嫁は認められません。
 議案第202号は、風紋広場の管理の指定管理者の指定ですが、看護専門学校建設のための県有地取得に伴ってついてきた風紋広場の管理は納得ができません。よって、指定管理者を決める必要はありません。
 議案第204号は、幸町の市営駐車場の指定管理者の指定ですが、市庁舎の新築移転を見込んで指定期間が1年間となっています。住民投票では新築移転は否定されました。1年間にする必要はありません。
 最後に、空き家等の適正管理に関する条例についてです。
 鳥取市の空き家対策等基本方針で述べられているように、空き家問題の背景、要因、課題では、個人の所有権にかかわる諸問題や、空き家に対する市民等の認識の低さ、行政的に対応する法令が不十分ということがあります。現実に危険な老朽化する空き家が増加し、なかなか進展しない諸問題について解決策を打ち出す必要があることは認識しています。そして、これは個人の財産所有権と義務にかかわることであり、所有者の関係者を初め市民への説明、条例施行に必要な規則制定と市民の合意形成の必要など、慎重な検討がさらに必要だと考えています。この条例案は来年4月に施行するものであり、市民の理解を得る期間がないものと思われます。
 さて、提案された条例案の説明では、ことし4月に施行した要綱よりも条例化を望む意見が多いというものがありましたが、要綱としてスタートして半年余りです。強制力がなく、指導・助言しかできなかったとありますが、成果と課題を明らかにすることが前提ではないでしょうか。その上で、命令、公表、罰則という強制力が本当に必要なのか、そして、管理不全状態の空き家290軒がどの程度解決できる見通しになるのかといった資料も出して、幅広い市民合意形成を形成していくように検討が必要だと考えます。
 また、空き家問題では、個人や親族の間で経済的な問題や所有権をめぐる利害関係で解決できない状態も相当存在すると推察します。解体費の一部支援があっても、残りの費用も相当額を準備できなければ、解体はできません。パブリックコメントにもそれに似たような実態の解決を求める意見もありますが、今後の参考とするという回答では不十分ではないでしょうか。行政がどのように相談・解決していくのか、その支援策も検討し、実効ある解決に導くように取り組む必要があると考えます。
 それから、先日の委員会では、市は解体等の緊急安全措置をとった場合、その費用負担の回収を所有者等に請求できるとした規定に関して、その負担ができない場合は保証人をつけることもあり得ると説明がありました。どんな人が保証人になれるのか、保証人のない場合はどうするのかなど、所有者等に理解が十分得られるように、条例案と規則案を示して市民の合意形成が必要ではないでしょうか。
 最後に、市当局の説明では、空き家問題は老朽危険空き家対策と空き家の利活用促進という2本の柱によって対応していくとあります。しかし、条例案は管理不完全な状態の空き家に対する緊急安全措置を中心としたものであり、利用促進は条例の目的に明記されず、対策はほとんどありません。寄附の受け入れがその対策であれば、条例の中に位置づけ、規則で土地・建物の受け入れ条件を定めることを検討すべきではないでしょうか。
 以上、意見を申し上げまして、議員各位の御賛同をお願いして、討論を終わります。


◯湯口史章議長 山田延孝議員。
                〔山田延孝議員 登壇〕(拍手)


◯山田延孝議員 私は、会派「新」を代表して、本定例会に上程されております全ての議案に対し賛成の立場で討論をいたします。
 戦国大名から徳川幕府265年間の平和と安定の礎を築いた徳川家康は、決断は実のところそんなに難しいことではない、難しいのはその前の熟慮であると申しております。あらゆることを想定した結果で決めることが決断であり、家康の言う熟慮であると理解するわけであります。私たち政治家にとって決断は重要であり、切っても切れないものであるとの思いを一層深くしているところであります。
 それでは、討論に入ります。
 提案説明にもあったように、竹内市長は残された任期の中で全力で市政の課題に取り組むとされた議案であります。本市を取り巻く環境は厳しく、山積する諸課題を解決するために、切れ目のない市政の展開が強く求められております。
 このような中で提案されました議案第147号から議案第157号までの補正予算は、三洋電機南吉方工場跡地への賃貸型工場設置補助金の債務負担行為、豪雨や台風により被害を受けた農地・河川・公園・緑地等の災害復旧費、市立病院が行う看護学生実習施設整備に対する繰出金、青谷中学校・気高中学校の校舎改築に伴う設計業務委託費、障がい者給付費の増額など、今対応が急がれる必要かつ重要な予算であります。
 また、指定管理者の指定に関する議案第175号から議案第217号までは、平成16年から導入され、住民ニーズへの効果的・効率的な対応に寄与してきた指定管理者制度の成果を生かし、殿ダム周辺広場など新たな施設を含め184施設で指定管理者を指定しようとするもので、民間の知恵と工夫を活用してさらなるサービスの向上を目指すもので、これを了とするものであります。
 なお、今後の指定管理施設のグループ分けにおきましては、必要な見直しを行いながら進めていただくことを要望しておきたいと思います。
 議案第160号は、国が消費税を社会保障の財源に充てるための税率引き上げを決定したことに伴う市有施設の使用料等の見直しをしようとするものであります。使用料等に消費税を転嫁しなければ、消費税増税分を一般財源で充当することになり、結局は増税分を市民の税金で賄うことにもなりかねません。これらを考慮すれば、消費税増税分の上乗せはやむを得ないものであります。
 以上、主な議案の賛成理由を申し上げ、本定例会に上程されております全議案に対する賛成討論といたします。


◯湯口史章議長 児島良議員。
                〔児島 良議員 登壇〕(拍手)


◯児島 良議員 私は、議案第159号鳥取市空き家等の適正管理に関する条例の制定について、請願第9号鳥取市庁舎整備に関する請願について、両議案に賛成の立場で討論します。
 まず、議案第159号鳥取市空き家等の適正管理に関する条例の制定についてですが、本市の空き家対策は、老朽危険空き家対策と空き家の利活用促進という2本柱を基本方針としております。このたび上程された鳥取市空き家等の適正管理に関する条例は、老朽危険空き家について災害及び犯罪等を未然に防止することを主たる目的とするものです。あわせて、本条例を制定することにより、空き家等の適正管理の必要性を広く市民に周知することができますので、市民の協力を得て、快適で安心・安全な協働のまちづくりに寄与することも期待できます。
 本条例によりますと、所有者に対する強制は慎重な手順を踏んで行うことになっております。まず、必要な措置について助言・指導を行い、なお管理不全な状態にあるときは勧告をします。そして、勧告に応じないときや緊急安全措置に同意しなかったときに命令を行い、それにも従わないときは公表し、さらに従わないときは過料を科すという、段階を踏んでいく内容となっております。それとともに、本条例は緊急安全措置や空き家の寄附受け入れ、解体費の一部助成など、行政支援による対応も盛り込んでいます。
 一方では、この条例案に対して、公表や過料を強制するのは行き過ぎであるという考え方や、市民に対する公権力の行使は慎重であるべきという懸念もあります。しかし、倒壊による危険や、近隣や公道への資材の飛散、侵入者による火災や犯罪が誘発されるおそれなど、既に市民生活に実害が及んでいる状況も生じております。この現実を踏まえるとき、こうした事態を解消するために、未然に防止することは行政の義務であります。
 よって、本条例は市民の皆さんが快適で安心・安全な暮らしを送るために必要な条例であると考えますので、賛成いたします。
 なお、本条例の運用に当たっては、懸念されている事項について慎重かつ丁寧に進められるとともに、別に定める規則の作成に当たっても十分配慮されることを申し添えます。
 続きまして、請願第9号鳥取市庁舎整備に関する請願について討論いたします。
 市庁舎問題は、公平公正な情報提供や積極的な説明責任を果たさぬまま竹内市長の結論ありきの誘導策に多くの市民が怒り、大規模な市民運動に発展いたしました。庁舎の耐震化は喫緊の課題とするならば、市長の市民のコンセンサスが得られないような手法は市民の反発を招き、かえって問題解決をおくらせる最大の原因となっていることは明らかであります。
 このたびの全体構想の素案も相も変わらず全く同じ手法であります。市民は賢明でありますので、全てを見抜いております。このような手法は、民主主義が発達した現代において立ち行くはずがありません。案の定、その結果が、政治生命をかけると言いながら4期目を断念せざるを得なかったということにあらわれました。
 本来なら、自治体の首長という職は、住民の心を1つに束ねて市政運営に当たり、住民とともに諸課題を解決していくものであります。しかしながら、自分の考えを強引に実現させようと、市民を敵か味方かのごとく二分させるような竹内市長の市政運営は、地方自治の運営としては最低であります。そのしこりは竹内市長が市長職を退いても残るかもしれません。その責任は竹内市長のみならず、それに乗らされた我々議会にも一端があることを自覚しなければなりません。
 さて、本請願でありますが、その趣旨は、まず1点目に、竹内市長は次回選挙に不出馬と表明されていますので、全体構想を含め平成26年以降具体化する市庁舎整備については責任ある立場に立つことを放棄したということになります。そのような、責任がとれないような構想を進めるべきでないということであります。2点目に、既に住民投票結果を尊重すると表明している立候補者もいることから、今後、全体構想が実現できるかどうか不確実であり、その状況下にもかかわらず推進すれば、かかる費用と時間、労力が無駄になるということも想定されるということであります。まことに理にかなう請願内容であり、議会としても、無駄になる可能性があるものに市民の血税を投入すべきでないと判断するのは当然のことであります。
 しかし、委員会では、市長に提案権があり、我々議会が全体構想の素案の検討作業を凍結する決議をしても法的拘束力がないという意見がありました。提案権につきましては確かにそのとおりですが、執行に当たっては当然我々議会の監視機能を使い、抑制させることは可能であります。むしろ、その機能の行使は議会の責務であり、市民から期待されるところでもあります。また、法的拘束力については、たとえ法的拘束力がないとしても、議会が議決した事項を市長が無視したり覆すことは政治家としての倫理的、道義的に反する行為であり、信頼関係を失うことになります。
 また、条例に基づき専門家委員会を設置し、それをもとに推進本部が全体構想の素案として提案していることなので、これらの経緯を見れば、市長に対し検討作業の凍結を我々議会が認める理由がないという意見もありました。それは、竹内市長が来春の市長選に臨まれ、引き続き市長職にとどまる可能性があるなら、その理由は納得できる点もありますが、現時点では市長職にとどまる可能性は全くなく、次期選ばれる市長によっては竹内市長案の全体構想とは真逆になることも考えられます。したがって、この構想を進めることは到底市民の理解を得られるものではありません。
 また、今回の庁舎整備の特別委員会で不採択となった理由は、庁舎整備は喫緊の課題であるから、全体構想の作業を進めるべきだとされました。そうであるなら、喫緊の課題で政治生命をかけるとまで言ったにもかかわらず中途で放り出した竹内市長は一体何なんでしょうか。市長が無責任に放り出した構想をなぜ進めるべきなのか、その理由のほうが見つかりません。
 以上、竹内市長も執行部も来年4月以降、全体構想の素案に責任を持てないのが明らかなのにもかかわらず推し進めることは、迷走してきた鳥取市政を一層混乱する状況を導くものであり、庁舎の耐震対策をさらにおくらせることにつながります。協働のまちづくりの意義からも、本請願の趣旨は鳥取市のあるべき姿を願う多くの市民の思いであろうと思います。
 議員各位の賛同をお願いして、賛成の立場での討論といたします。


◯湯口史章議長 寺坂寛夫議員。
                〔寺坂寛夫議員 登壇〕(拍手)


◯寺坂寛夫議員 私は、会派「新」を代表して、このたび上程されています請願第9号鳥取市庁舎整備に関する請願について、反対の立場で討論いたします。
 請願第9号については、来年4月に迫った市長選挙への竹内市長の不出馬を理由に、鳥取市庁舎全体構想(素案)に基づく推進作業を凍結することを議会として市長に要請するよう強く求める請願趣旨ですが、このことについて反対するものです。
 市庁舎整備については、市民の命と暮らしを守る、これを本市の最大の責務として、人を大切にするまちの理念のもとに、市民の安全・安心と市民サービスの改善を実現することが急務です。したがって、防災機能の充実・強化を含む庁舎の整備は市が責任を持って緊急に実施しなければならない重要な事業であります。住民投票後に行った鳥取市庁舎耐震改修に関する調査特別委員会の調査・検討を初め、鳥取市庁舎整備専門家委員会での報告や、市民の意見や意向などを受け、機能の強化と費用の抑制を両立できる市庁舎整備を実現するため、鳥取市庁舎整備の基本方針案を公表し、庁内に鳥取市庁舎整備推進本部を設置し、必要な調査・検討を踏まえ、市庁舎整備の全体構想(素案)が策定されました。全体構想の取りまとめに当たっては広く市民に情報提供を行うとともに、寄せられた意見などを踏まえながら推進を図る必要があります。
 以上の点から、この請願の全体構想(素案)に基づく作業の凍結に対し反対するものです。皆様の賛同をお願いしまして、反対討論といたします。


◯湯口史章議長 角谷敏男議員。
                〔角谷敏男議員 登壇〕(拍手)


◯角谷敏男議員 私は、日本共産党市議団を代表して、請願第9号鳥取市庁舎整備に関する請願に賛成する立場で討論を行います。
 この請願は、現在、市当局が市庁舎整備の全体構想の素案に基づく関連業務を来年4月の市長選挙終了まで凍結することを求めるものであります。先ほど市庁舎整備の特別委員会の委員長から報告がありましたように、特別委員会の不採択理由は、市庁舎は喫緊の課題として取り組まなければいけないというものであります。特別委員会でのこの請願に反対する委員の意見には、市が提案している案を粛々と議論し、前に少しでも進めてほしい、この請願は市長の執行権を侵害するものというものがあります。しかし、こうした請願が8月に続き提出されている背景には、昨年5月の住民投票の結果と、その後の市長と議会の態度に対して、住民投票を行った少なくない市民の間で、どうして住民投票をしたのに進まないのか、住民投票の結果は尊重されないのかという大きな疑問・疑念を持ち、不信となっております。議会がこの市民の声に応えることなく今回の請願を不採択にするならば、これまでの議会の態度との関係を説明する必要があります。
 ことし2月議会で鳥取市民の安全安心を考える会が提出した陳情は、住民投票で提示された2号案がそのままでは実現不可能と結論づけたことについて、提示されたことへの市民への謝罪、責任をとること、市庁舎の新築移転の実現を取り計らうことを求めたものでした。しかし、特別委員会は全会一致で不採択にしました。その理由を、住民投票自体及びその内容について瑕疵はなく有効であると考えられるためとまとめています。
 私は議員の皆さんに問いたいと思います。市庁舎整備も個々の議員の意見があるから仕方ない、それは尊重されるべきだと、今でも思っておられるでしょうか。そうだとするなら、一体、住民投票は何を問い、何を判断したのかと、議員は市民の疑問・疑念に正面から答えた態度と説明責任が求められています。今回の不採択となる理由とこの陳情不採択の理由との整合性があると思われるでしょうか。説明できないと思います。
 そもそも、住民投票がなぜ行われたかといえば、市長が進める新築移転案が市民から批判を受け、住民投票実施の条例案を否決はしましたが、議会では市庁舎問題が解決できない、可否の判断を下すことができないから住民投票を行ったのであります。問題は、その評価・見解の統一したものがないことです。市長との間にもありません。その発端をつくったのは、市長が、議会がつくった案だと言わんばかりに、執行責任を持たないで、住民投票で選択された現在地の耐震改修を具体化の作業に進めなかった、それを議会として容認したことです。議会ではこの点も共通認識ならず、市民からすれば、またまた議会内の数で物事を決める土俵に戻ったこと、議会が多数決で住民投票にかけ選択された2号案を検証に業者に出したことも、議会がとっていく方向に混乱・迷走が生まれました。そのために、ことし2月の説明会では議員個人の見解が述べられることになったのではないでしょうか。
 今、市庁舎問題が責任を持って推進できなくなった市長のもとでこの請願を採択しても、法的には執行権そのものをとめることはできなくても、その素案をそのまま進めることが市民のためになるでしょうか。市庁舎は喫緊の課題と強調しても、市民の疑問に答え、理解と支持を得ることにはなりません。それどころか、住民投票の結果と違う選択肢を加えて検討することは、ますます議会の態度と責任として市民に説明ができなくなるのではないかと考えます。
 最後ですが、議会は住民投票条例案をこの本会議で提案されたもとで、新築移転も現在地の耐震改修もどちらも住民投票後には市民の意見を聞き、必要な見直しをすると確認しました。防災や市民サービスの充実は新築移転がよいとか、11月に示された4つの案を議会として少しでも議論すべきだということは、住民投票の結果から逸脱する議論です。市民の選択はとにかく、さまざまな思いを持って二者択一による住民投票において、新築移転はまずやめてほしいというものです。市長と議会が行うべきことは、選択された案をもとに市庁舎機能の検討を市民の意見を聞きながら執行することです。その先頭に立つのが市長の政治的責任であり、議会はそれをチェックする役割を果たすことであることを申し上げ、議員の皆さんの御賛同を心からお願いして、賛成の討論を終わります。


◯湯口史章議長 以上で討論を終わります。
 これより採決します。
 まず、議案第159号鳥取市空き家等の適正管理に関する条例の制定についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案に対する委員長の報告は否決です。したがって、原案について採決します。
 本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第147号平成25年度鳥取市一般会計補正予算を起立により採決します。
 お諮りします。
 本案に対する委員長報告は原案可決です。
 本案について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第149号平成25年度鳥取市国民健康保険費特別会計補正予算、議案第151号平成25年度鳥取市介護保険費特別会計補正予算、議案第154号平成25年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計補正予算から議案第156号平成25年度鳥取市下水道等事業会計補正予算まで、議案第160号消費税及び地方消費税の税率の引き上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第164号鳥取市温泉事業配湯条例の一部改正について、議案第166号鳥取市下水道条例の一部改正について、議案第167号鳥取市集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第169号鳥取市さじアストロパークの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第202号鳥取市都市公園の指定管理者の指定について及び議案第204号鳥取市営駐車場の指定管理者の指定について、以上12案を一括して起立により採決します。
 お諮りします。
 12案に対する委員長報告は原案可決です。
 12案について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、12案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第148号平成25年度鳥取市簡易水道事業費特別会計補正予算、議案第150号平成25年度鳥取市土地取得費特別会計補正予算、議案第152号平成25年度鳥取市温泉事業費特別会計補正予算、議案第153号平成25年度鳥取市観光施設運営事業費特別会計補正予算、議案第157号平成25年度鳥取市病院事業会計補正予算、議案第158号条件附採用期間中の職員及び臨時的に任用された職員の分限に関する条例の制定について、議案第161号鳥取市職員の分限に関する条例の一部改正についてから議案第163号鳥取市保育所条例の一部改正についてまで、議案第165号鳥取市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第168号鳥取市社会教育委員条例の一部改正について、議案第170号鳥取市多目的スポーツ広場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてから議案第201号鳥取市都市公園の指定管理者の指定についてまで、議案第203号鳥取市都市公園の指定管理者の指定について、議案第205号鳥取市安蔵公園の指定管理者の指定についてから議案第219号市道の路線の変更についてまで、議案第222号土地改良事業の計画の変更について及び議案第223号工事請負契約の締結について、以上61案を一括して採決します。
 お諮りします。
 61案に対する委員長の報告は原案可決です。
 61案について、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 御異議なしと認めます。したがって、61案は原案のとおり可決されました。
 次に、請願の採決を行います。
 平成25年請願第9号鳥取市庁舎整備に関する請願を起立により採決します。
 お諮りします。
 本請願に対する委員長の報告は不採択です。
 本請願について、採択することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立少数であります。したがって、本請願は不採択とすることに決定されました。
日程第3 議案第220号人権擁護委員候補者の推薦について及び議案第221号人権擁護委員候補者の推薦につ
     いて(討論・採決)


◯湯口史章議長 日程第3、議案第220号人権擁護委員候補者の推薦について及び議案第221号人権擁護委員候補者の推薦について、以上2案を一括して議題とします。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 討論なしと認めます。
 これより採決します。
 まず、議案第220号人権擁護委員候補者の推薦についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案について、同意することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。
 次に、議案第221号人権擁護委員候補者の推薦についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案について、同意することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。
日程第4 議員提出議案第15号介護保険制度における新たな地域支援事業の導入に係る意見書の提出につい
     て(質疑・討論・採決)


◯湯口史章議長 日程第4、議員提出議案第15号介護保険制度における新たな地域支援事業の導入に係る意見書の提出についてを議題とします。
 お諮りします。
 本案に対する提出者の説明、委員会付託は省略したいと思います。
 御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者の説明、委員会付託は省略することに決定しました。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 通告により、順次発言を許可します。
 田中文子議員。
                〔田中文子議員 登壇〕(拍手)


◯田中文子議員 日本共産党の田中文子です。私は、介護保険制度における新たな地域支援事業の導入に係る意見書に反対の立場で討論いたします。
 政府が介護保険の要支援者へのサービスを市町村の地域支援事業に移行しようとしていることについて、多くの自治体や介護事業者・団体から批判の声が上がっています。介護保険による要支援者1と2への訪問介護、ホームヘルプと、通所介護、デイサービスを打ち切り、市町村に丸投げされても、財政面・人員面で両方の十分な受け皿づくりができない。現在でも、地域支援事業の枠組みを超えた予防や支援の事業を行っていて、上限額の見直しがない場合は全額市町村の負担となるため、事業の縮小や廃止、利用料の増加などが考えられるなどの意見があります。要支援者の自治体への移行は生活支援切り捨ての第一歩です。
 要支援2で訪問介護を長年利用することで、症状の重度化が防げ、ヘルパーさんに支えられて暮らしておられるひとり暮らしのAさん89歳の例を紹介します。Aさんは10年前に人工股関節を入れる手術をされ、また、膝の痛みもあって、つえが欠かせません。週1回の訪問介護を利用しておられますが、買い物など家事援助を喜んでおられるばかりでなく、ヘルパーさんが体調の変化にも気を配り、精神的にも大きな支えになってもらっている。このサービスをいつまでもお願いしたいと涙ぐまれます。
 政府は、要支援者の訪問介護を保険から外し、住民ボランティアに任せようとしています。訪問介護は専門性の高い仕事です。要支援の方の全体像が理解でき、必要なサービスが的確に導入できます。これを保険から外せば、重度化が進み、かえって給付費がふえることにもなります。消費税増税や利用者負担増をしながら、他方で要支援者へのサービスを廃止することは、国民や利用者の納得が得られるものではありません。
 以上、反対の理由を述べ、討論を終わります。


◯湯口史章議長 田村繁已議員。
                〔田村繁已議員 登壇〕(拍手)


◯田村繁已議員 公明党を代表いたしまして、議員提出議案第15号介護保険制度における新たな地域支援事業の導入に係る意見書について、賛成の立場で討論いたします。
 現在、介護予防給付について、地域支援事業に移行させることが検討されています。介護予防給付やこれまでの地域支援事業は市町村の現場で要支援者への取り組みが進められ、介護予防に大きな役割を果たしてきています。こうした状況の中、急激な制度変更は現場の大きな混乱を生ずることのないよう、このたびの意見書において事業実施の手引書の作成や先進的な事例の周知など、現場に十分配慮した取り組みが図られることを求めるものであります。
 以上の理由をもって賛成討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。


◯湯口史章議長 以上で討論を終わります。
 これより議員提出議案第15号介護保険制度における新たな地域支援事業の導入に係る意見書の提出についてを起立により採決します。
 お諮りします。
 本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
                    〔賛成者起立〕


◯湯口史章議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 請願の取り下げについて


◯湯口史章議長 日程第5、請願の取り下げについてを議題とします。
 総務企画委員長から、平成25年請願第8号「特定秘密保護法」制定に反対する意見書提出を求める請願について、取り下げ承認報告書が議長に提出されております。
 お諮りします。
 総務企画委員長からの報告のとおり、取り下げを承認することに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯湯口史章議長 御異議なしと認めます。したがって、本請願は取り下げを承認することに決定されました。
 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
 これで、平成25年12月鳥取市議会定例会を閉会します。
                   午前11時6分 閉会