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和歌山県 高野町

平成25年第2回定例会(第3号 6月25日)




平成25年第2回定例会(第3号 6月25日)





               平成25年


        第2回高野町議会定例会会議録(第3号)





 
     第8日(平成25年6月25日 火曜日)


         午前9時30分 開会


    第 1 発議第5号 核兵器全面禁止の決断と行動を求める意見書


              (案)について


    第 2       一般質問


    第 3       議員派遣の件について


    第 4       委員会の閉会中の継続調査(審査)





2 出席議員(11名)


   1番 負 門 俊 篤         2番 所   順 子


   3番 中 前 好 史         4番 掛   正 和


   5番 大 谷 保 幸         6番 大 西 正 人


   7番 松 谷 順 功         8番 目 黒 寿 典


   9番 平 野 一 夫        10番 ? 山 文 雄


  11番 西 辻 頼 数





3 欠席議員(0名)





4 事務局職員出席者


  事務局長  奥 坊 恒 雄


  書記    森   みどり





5 説明のため出席した者の職氏名


  町長        木 瀬 武 治


  副町長       中 島 紀 生


  教育長       上中居 悦 弘


  会計管理者     上 江 良 幸


  総務課長      尾   和 哲


  企画財政課長    辻 本 幸 弘


  健康推進課長    阪 田 圭 二


  建設課長      山 本 剛 久


  富貴支所長     中 山 秋 夫


  消防長       中 西   清


  教育次長      下   勝 己


  診療所事務長    中 尾   司


  生活環境課長    井 上 哲 也


  まち未来課長    佐 古 典 英





            午前 9時30分 開議


○議長(負門俊篤) これから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 日程第1、発議第5号、核兵器全面禁止の決断と行動を求める意見書(案)についてを議題とします。


 趣旨説明を求めます。


 8番、目黒君。


○8番(目黒寿典) 皆さん、おはようございます。


 それでは、発議第5号を発表いたします。


 核兵器全面禁止の決断と行動を求める意見書(案)について。


 上記の意見書を提出したいので、地方自治法第112条及び高野町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。


 平成25年6月25日。


 提出者、目黒寿典。


 賛成者、所 順子。賛成者、大谷保幸。賛成者、大西正人。賛成者、?山文雄。


 提案理由、別紙による。


 2ページをごらんください。


 核兵器全面禁止の決断と行動を求める意見書(案)。


 2010年5月、核不拡散条約(NPT)再検討会議は、核兵器のない世界の平和と安全を達成することに合意し、全ての国家は核兵器のない世界を達成し維持するために必要な枠組みを築く特別な努力をする必要があると強調した。次回2015年NpTs再検討会議を前に、今世界の全ての国の政府と市民社会には、この目標を現実に変えるために協力し、行動することが強く求められている。


 しかし、それから3年になる今も、核兵器のない世界を達成する道筋はなお見えていない。米ロ間の合意を含め、一定数の核兵器が削減されたとはいえ、世界にはなお1万9,000発の核兵器が貯蔵、配備され、他方では朝鮮半島をめぐる現在の緊張に見られるように、新たな核開発の動きが続いている。意図的であれ偶発的なものであれ核兵器が使われる危険は現実に存在している。


 この状態を打開し核兵器をなくすためには、国際社会が一致して核兵器を全面的に禁止する以外に方法はない。国際司法裁判所も断じたように、核兵器の使用は国際人道法の原則と規則に反するものであり、世界で唯一、国民が核の惨禍を体験した日本には、核兵器の非人道性を訴え、全面禁止を主張する道義的根拠と重い責任がある。


 今核兵器を持つわずかな数の国が決断すれば、核兵器全面禁止の必要を一致して確認でき、その上に核兵器禁止条約の交渉を開始できる条件が生まれている。この決断と行動をおくらせることは、第2、第3のヒロシマ、ナガサキにつながる危険を放置することになる。


 さらに、北朝鮮の核開発をめぐって軍事的緊張が高まっている中で、国際紛争の解決手段としての武力行使と威嚇を憲法で放棄した日本が核兵器全面禁止のために行動することは、朝鮮半島の非核化、日本と東アジアの平和と安全を促進する上でも極めて重要である。


 これらのことから、2015年NPT再検討会議に向け、核兵器のない世界への行動が直ちに開始されるよう、当面する第2回準備委員会を初め、核軍縮・廃絶と安全保障にかかわる諸機関で、日本政府が目標を分かち合う多くの国々と協力し、核兵器全面禁止条約の必要性と、その実現のための行動を提起するよう要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成25年6月25日。


 内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣様。


 和歌山県高野町議会。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) これで趣旨説明を終わります。


 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(負門俊篤) 質疑なしと認めます。


 これから討論を行います。討論はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(負門俊篤) 討論なしと認めます。


 これから発議第5号、核兵器全面禁止の決断と行動を求める意見書(案)についてを採決します。


 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、発議第5号、核兵器全面禁止の決断と行動を求める意見書(案)については原案のとおり可決されました。


 日程第2、一般質問を行います。


 質問の通告がありましたので、発言を許します。


 3番、中前君。


○3番(中前好史) おはようございます。よろしくお願いいたします。


 私からの一般質問ですけれども、一つ目は高野山町石道トイレ設置についてでございます。


 高野山の町石道のことについてですけれども、全般にいたしましては、町長は常々、観光の町としての取り組みの中でおもてなしを大切にしていますとの言葉をよく言っておられます。観光・参拝のお客様に高野町高野山に来てよかった、心のこもったおもてなしをしていただいて、とてもありがたかった、そう感じていただけるような振る舞いをするようにと、職員の皆様にも御指導していただいていることだと思います。接客でのおもてなしと直接観光・参拝客の方々に出会うことがなくても、道路の修復整備であるとか、歓迎が伝わるような観光案内看板だとか、清潔な公衆トイレになるかと思います。住民の方々にも喜んでいただけるよう、より清潔な公衆トイレを改修、また工事を考えていることと思いますが、計画進行状況をお聞かせいただきたく思います。


 また、最近高野山町石道での登山者の増加の中で、途中に公衆トイレがあればありがたいのにという声も聞きます。設置する計画をするとすれば、どのように進めていけるのでしょうか、またいくのでしょうか。


 道路の修復整備では、先日行われた道普請の作業に、町長、また教育長とも御参加いただきまして、本当に御苦労だったかと思います。


 もう1点ですけれども、リフォーム補助金住宅購入補助金についてでございます。高野町で暮らしていきたい、また住民へのサービスとして住環境整備の補助金、移住・定住促進補助金を利用していただくとのことで進んでいますが、現在どのような状況で進んでいますか。また、どのような効果が今あらわれているでしょうか。お聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。あとは自席でお願いいたします。


○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) おはようございます。


 3番議員さんから高野山のトイレ関係についての御質問をいただきましたので、御説明申し上げたいと思います。


 まず最初に、高野山のトイレでございますが、高野山の山上のトイレ、過去十数年にわたって計画的に公衆トイレの更新を行っておるところでございます。公衆トイレにつきましては、本山との共同、また県の観光施設整備事業という補助金を活用しまして更新し、整備に努めております。


 また、年間365日、1日2回という毎日のトイレ清掃、トイレットペーパーの補充等を行っておりまして、全国的に見ても清潔なトイレの町というイメージが定着してございます。先ほど議員もおっしゃられておりましたが、観光地のトイレというのはおもてなしの第一歩かとも思いますし、トイレのほうにも一般予算、活用させていただいておる現状でございます。


 それと、トイレの整備状況でございますが、本年25年、26年の2カ年に分けて、和歌山県内の公衆トイレを男性用小便器には全てセンサー式に、温水洗浄便座付洋式トイレを必ずトイレには1基するとの方針のもとで、和歌山県おもてなしトイレ大作戦を展開し、改修事業の2分の1が県から補助されるという事業にのっかって、先日も当初予算で計上させていただきました。


 県民の友の6月号でございますが、知事のメッセージの中に、最後に、清潔なトイレも重要な要素ですと。いろいろおもてなしとかいう文を書かれている中で、国体までの2年間に和歌山県は全ての公衆トイレをセンサー洗浄器付の男性用小便器と温水洗浄器便座付の洋式トイレを備えたものとする、和歌山おもてなしトイレ大作戦を展開しますという、知事から県民の皆さんというメッセージが6月号に載っておったと思いますが、それに基づいた県の補助事業に高野町ものっかった事業を展開しておるという現状でございます。


 詳細的には、中の橋の公衆トイレの器具の老朽化、また冬季の凍結、暖房がないということから、トイレの中が寒過ぎるとか、配管の関係で悪臭というようなことで、中の橋の駐車場のトイレのにおいがきついとかという苦情も寄せられておりますので、25年に内装の全面改修を計画してございます。


 また、文化通りの公衆トイレ、谷ケ峰、金剛峰寺横、女人道トイレ、蓮華谷、一の橋の公衆トイレにおきましても、温水器付の様式便座器の設置であるとか、またオストメイト、人工的に体調不良の方に対してのオストメイト用を設置するというふうな改修を考えております。


 時期的には7月から8月に設計に入りまして、9月に入札、11月から2月の間に改修工事をしたいと考えております。中の橋のトイレにつきましては、秋の行楽シーズンの終了を待って着工したいというふうに考えてございます。予算につきましては、先日一般予算で計上させてもらったとおりでございますので、省略させていただきます。


 そして、また町石道の公衆トイレ設置でございますが、現状としまして、慈尊院にトイレがございます。慈尊院から約2時間45分、30分ぐらいかけて神田地蔵まで来ましたらトイレがあります。1時間半ほどかけて矢立に来ましたらトイレがあります。それで矢立から大門までの間、約2時間ぐらいの間にトイレがないということで、町石道のトイレの設置をしてほしいという要望も実際寄せられておりますし、町のほうにおいて検討もしました。


 検討したことでございますが、約40町石、国道480との渡りの部分でございますが、この付近にトイレを1基設置できないかということで検討いたしましたが、まず最初に水の問題、付近に水をとる場所があまりなく、水が引けないというのが第一で、もう一つは電源の問題で、付近に電柱等もございませんので、電柱を立てなければならないという、水と電気の問題が大きくクローズアップされまして、設置のめどが立たないような状態となっております。


 それと、道路わきにもし設置した場合に、自動車をとめて用を足す人が多いと考えられますが、これに対して毎日の清掃であるとか、また夜間の安全管理の問題も発生すると考えております。


 そこで、流水で流せないバイオマストイレの設置ということもございまして、バイオマストイレも検討したんでございますが、この場合、毎日の清掃の水をどう調達するか。それとバクテリアの分解の利用数が多かった場合追いつけないという問題。また寒冷地の高野山において、冬季バクテリアの活動が低下することから、電気による保温等を行う必要があるという問題で、現実的にはバクテリアのトイレについては選択は考えにくいと考えております。


 また、いずれの工事にしてでも、世界遺産の構成資産である高野山町石道、コア部分に接近した場所での行為ということで、水道や電気について町石道のコアを横切る、また町石道を改変するという形にもつながってまいりますので、これは慎重に考えなければならない大きな問題かなということも痛切しております。


 それと、町石道の利用においても、平成24年の語り部の会の皆さんが約28回、700人ぐらいの方が語り部さんとともに歩いております。また、和歌山県主催の参詣道の環境保全ウオークにおきましても150名の方が参加しておるということで、それと個人客も含めますと、このトイレ、1,000人以上の方が年間利用されておるという、そのような現状になっております。トイレの必要性も十分検討しておりますが、今の現状の中で、やはり水、電気、それと排水という大きな問題をクリアしなければトイレを設置できないという現状でございますので、いろいろな面で昨年より検討段階に入っておるわけでございますが、物理的には難しいということでございますが、もし何か簡易的にも、衛生面においても、設置できるようであれば検討していきたいという考えは持っておりますが、今のところそういうような諸事情がございますので、現状は難しいということでございますので、御理解いただきたいと思います。


 トイレについては以上です。


○議長(負門俊篤) 3番、中前君。


○3番(中前好史) トイレの件ですけれども、和歌山県でもそういうトイレの設備については力を入れているということで、高野町もより一層清潔なトイレになっていくかと思います。7月、8月に設計段階に入り、また進めていくということで、様子もわかってくるように思います。


 もう一つ、その町石道のトイレのことなんですけども、今課長さんから御答弁いただきまして、水と電気の問題がまず難しいということから、衛生面についてはまた一つ横に置いておきまして、水の問題に関しましてですけれども、よく御存じだと思いますけれども、町石道以外で山を歩くという意味で、小辺路を歩かれる方がいらっしゃいます。そんなに多くはないかとは思うんですけども、小辺路を歩いた場合に、ある峠でトイレがあったらいいのになというところにちょうどトイレも用意してくれております。そこはどういうふうにしているかといいますと、谷があるわけでもなし、水道を引いていくわけではないんですけれども、その町では工夫しまして、水をタンクにくみ上げるといいますか、運び込んで水を用意し、そしてその水で簡易的な水洗ということで使っておるようです。私も使わせてもらったんですけれども、電気でどのようにするというんでなしに、足でぴゅっぴゅっと漕ぐような形で水を出して、水を流すという、そういうものでございました。あと、それをどうするかといいましたら、あとは町でありますとかがそれを回収に来ると、そういうことをしておるようです。


 ただ、高野町の今おっしゃられました40町に関しましては、そこを通るお客様が多いために、多く利用するということになりましたら、それを回収するのは難しい、そのようになるんかもしれません。でも歩くという方のことを思えば、そこの場所に設置していただくことができるのならありがたいかなということを思いましたので、今日は質問させていただいております。


 また、今後そういうことを一度検討していただけたらありがたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。


 あと一つお願いいたします。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) おはようございます。


 それでは、私のほうからリフォーム等につきまして、効果等全般について御説明をさせていただきます。


 まず、目的といたしまして、初めに住環境整備補助事業及び移住定住促進補助事業につきましては、移住環境の向上、定住促進の充実、地域の活性化及び町外からの移住定住者の増加を図ることを目的としております。また、各種団体等からの問い合わせといたしまして、今回、この住環境整備補助金に関しましては、和歌山県下で高野町が初めて取り入れた事業であり、県内の他の自治体からも数件問い合わせをいただいております。今後、この事業を行う自治体が増えてくるものと考えられます。また、県内の他の団体からもこの制度、取り組みについての講演依頼をいただいております。


 利用状況につきましては、4月にスタートし約3カ月がたちました。広報でもお知らせをしておりますが、4月申請件数9件、5月4件となり、6月、現時点でございますが、件数は7件であり、申請件数合計で現時点20件となっております。また、これ以外に申請書をお持ち帰りの方、また御相談をいただいている方を含め、約15件程度ございます。


 次に、金額的なことで申し上げましたら、現時点の20件分で決定額及び予定額の合計で総工事費987万5,402円、そのうち町からの補助金合計337万円、商品券合計33万9,500円となっております。また、現時点でリフォームに携わっていただいている高野町内の業者は16業者ということになっております。


 そして、リフォームの内容につきましては、工事が重複している場合もございますが、外壁、屋根関連工事が8件、浴室洗面所改修が7件、トイレ改修が1件、畳張りかえ等が4件、ふすま・障子改修が2件、壁の修繕・塗りかえが2件となっております。


 町民の方の反応といたしまして、申請に来られる方は業者の方の代理申請が多いわけですが、こういう制度を考えていただき、また施工業者を高野町内の業者に限定していただいたことは非常によいということで、喜んでいただいております。また、住宅関連業者はもちろん、いろいろな業種、補助金の一部である商品券などで活性化につなげていけるよう取り組んでまいります。


 また、住民の方でリフォームをどうしようかとお考えになられている場合は、この補助金制度が後押しとなり、御利用いただいている場合も多いと思います。今後も利用者が増えると予想されますが、できる限り町といたしましても対応していきたいと考えております。老朽化した部分の住環境を整備し、1年でも長くこの高野町で定住していただきたいと考えております。


 それと、移住定住の促進補助事業につきましては、現状の実績報告という形のみになりますが、6月現在の実績は中古住宅購入1件となっております。また、そのほかに申請は出ておりませんが、町に連絡をいただいた件数としては、中古住宅の購入が2件、新築が1件ということになっております。


 今後もこれらの事業を柱としながら、移住定住及び地域活性化を進めていきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 3番、中前君。


○3番(中前好史) 御答弁ありがとうございました。


 この近隣の市でありますとか、また県でありますとか、そういういいことをしているということで、この高野町を参考にするという意味で今動いているようです。実際住まいしている私たち自身は、何よりありがたいことかと思います。また、それを自分たちの子供たちに伝えていく上で、この高野町で住まいしやすいように、そういう負担部分も少ないようにということからしても、いい事業だと思います。


 また、これから広報を通じて皆様は御存じだと思いますけども、またもっといい方法もあるかと思いますので、多くの方に知っていただいて、そのことによってまた費用も足らなくなるぐらいになれば、また何とかするというようなことを進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。


 今年の広報高野6号で、ナンバー74で、高野町の全域の空き家調査を実施したという報告されておりますので、それについて、空き家について質問させていただきます。その前に、空き家についてちょっとこういう考え方もあるんではないかという考え方も含めまして、ちょっと文章を読ませていただきます。


 国の住宅土地統計調査によりますと、これは最新ですが大分古いんですが、2008年、全国の空き家総数は757万戸で、空き家率は13.1%だったと。10年間で3割増え、率は1.6ポイント拡大したと。空き家の増加の背景には、人口減と高齢化が主な原因と考えられ、1人暮らしの高齢者が死亡し、そのままになる例も多いと考えられております。


 次の住み手がいない、誰も住めない、誰も住まないのが現状で、人口減と高齢化がさらに進むと、2050年には空き家は1,500万戸を超えるという推計があります。空き家を放置した場合、老朽化による倒壊やごみの不法投棄、放火などの犯罪を誘発するおそれがある。危険家屋は全国で181万戸あり、各自治体はその対策を急いでいるが、その対策として空き家の適正管理を所有者に義務づける条例を定める自治体が増えている。


 国土交通省によりますと、今年の4月1日時点で施行済みの団体が211、前年比4倍になったと。条例による空き家についての実態調査は、危険建物がないか立入調査をし、これは権限で立入調査をし、助言、指導をし、勧告をすると。従った場合は解体助成をする。従わなかった場合は命令、公表と順を踏んでいき改善を求める例が多いが、罰則や行政代執行による解体も盛り込んだ条例もある。


 空き家の定義につきましては、常時無人としているところがあると。また、空き家を活用していく視点も重要であるとされている。


 以上のような報道が最近よくされております。高野山全域でも空き家調査を実施されたわけでございますが、高野山地区以外の空き家の所有者にアンケートをしたというふうに書かれておりますので、なぜその辺のところが高野山地区以外なのかというのを後で質問させていただきます。


 空き家率は年々高くなっており、所有者の方から提出していただく空き家情報申請書をもとに高野町が台帳を作成し、管理することでより多くの空き家情報を得ることが可能となります。


 そこで、平成25年5月より空き家登録制度がスタートしましたと。この空き家情報登録制度は現に空き家となっている建物の所有者が提出する制度ですが、町が空き家であろうと思われる所有者宛てに制度を推奨し、登録を依頼することが可能になっています。高野町の移住相談も月3から5件寄せられており、移住者の受け入れ態勢を整えることが今後の高野町にとっても重要な課題になるため御協力お願いしますと広報紙には書かれておるわけでございますが。


 まず、質問の第1としまして、空き家をどのように定義されましたか。これが質問の1番目です。


 質問の2番目としまして、高野町全域で空き家調査をしたとされていますが、どのような内容でされましたか。調査員はどのような方が調査されたんかということをお聞きしたいと思います。


 空き家の件数は何件ですか、これが3番目の質問です。


 4番目に高野町地区以外で空き家の所有者にアンケートを行ったのはなぜですか。山内をなぜしなかったのかということでございます。


 それから、5番目で移住相談も月3から5件寄せられているそうですが、結果はどうですか。


 それから6番目としまして、安心安全のまちづくりの意味から、管理不全の空き家はありませんか。これが6番目です。


 7番目としまして、適正管理義務を定める自治体が増えていますが、その考えはありませんか。


 それから8番目としまして、少子高齢化、人口減で空き家が増加すると思われますが、空き家情報登録制度のみで対応できますか。


 以上、8点につきまして回答をお願いします。よろしくお願いします。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) それでは、ただいま御質問いただきましたことにつきまして、御説明をさせていただきます。


 まず1点目、空き家とはどのように定義をされたかということでございますが、まず今回空き家の調査の目的といたしましては、少子高齢化による過疎化が進む高野町において、移住者の受け入れを推進していくため、空き家等の把握を行い、所有者の意向を調査し、今後の移住施策を検討するための基礎資料を得るということを目的といたしました。


 空き家の定義につきましては、調査員の現地調査において特定した空き家と思われる家の所有者に対し、アンケートを行う上で、長期にわたり家を離れている旨、おおむね6カ月以上住んでいない、または年に1、2回程度しか利用しないことを定義としてアンケートを行いました。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 空き家の定義はどうなのかということをお伺いしたわけですが、今アンケート調査を行うため、その考え方として6カ月以上住んでいない、または年に数回程度しか利用しないというようなお話がありましたが、先ほど私が述べたところでは、常時無人という考え方、要するに空き家として年に一、二度、例えばお盆であるとか、お正月であるとか、我がふるさとに帰ってくる。いわゆる管理ができているやつは空き家とみなしていないという実態があるわけでございます。


 高野町の場合は、それも空き家だというふうな考え方なんでございますが、それにちょっと意見が食い違うわけですが、その辺いかがでしょうか。空き家の定義なんですが、6カ月以上という考え方も、あいているといえばあいてるわけですが、利用するという意味では利用しているわけですが、その辺どうでしょうか。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 一応、空き家が6カ月以上使われていないということの定義をいたしましたが、これはあくまでもアンケートをさせていただいたという中で、所有者の方、そうした方が空き家ではないと判断されれば、当然アンケートの回答は空き家ではないということで返ってまいりますので、一概に全く住んでいないから空き家である、そうでないというのは、町としましてはアンケートの中での対応ということでございます。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 今のことでちょっと食い違うわけですが、了解しました。


 続きまして、高野町全域で空き家調査を実施されたとされていますが、どのような内容でされたかというのをお伺いしたい。調査員の方はどのような方がされたのかをお答え願います。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 今回の調査に当たりましては、委託業者に委託をして行いました。調査員といたしましては、一応2名が高野町全域を回った形となっております。そして、調査の仕方といいますか、内容でございますが、現地調査を行うに当たって、事前に町で空き家調査の資料作成後、その調査員による現地調査を行い、写真撮影、所在確認、表札の有無、建物の向き、ガス、電気等の使用状況、このことにより確認を行い、その後、町が所有者を把握し、高野山以外の地区についてはアンケート調査により売却、賃貸等の意向の確認を行ったということでございます。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 空き家調査をされた調査員の方は専門職、いわゆるそういう空き家を専門にされている方でございましょうか。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) この調査員につきましては、24年度和歌山県の緊急雇用の基金を使いまして委託事業をしたものでございます。ですので、その専門職ということではございません。ハローワーク等でその委託業者が募集を行って、雇われた方について、その方が現地を調査したということでございます。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) ハローワークで雇われた方が調査したということでは、専門職ではないんじゃないですか。その辺はどうでしょうか。ある程度調査をするとなりますと、専門職の人がするのが当然ではないのでしょうか。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 一応調査員はハローワークで雇われたわけですけれども、元請委託業者につきましてはこれは専門の委託業者が入っておりますので、全てのカバーはそちらでしていただいております。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) ちょっと調査の内容が違うんであれですが、質問の3番目に行きます。


 空き家の件数は何件ですか。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 空き家の件数でございますが、調査の結果、高野町全体で347件、うち高野山地区が124件となっております。このアンケートの調査結果としまして、高野山地区以外198件に郵送し、返信があったものが78件、そのうち64件が空き家と回答をいただいております。また、64件のうち売却、賃貸希望が30件、売却も賃貸もしたくはない31件、回答なし3件でありました。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 件数として、山外も含めて347件ですか。うち124件が山内であると。山外が多くて223件ということになるわけなんですが。そのうちの、223件のうちの198件に対してアンケートを出したということでよろしいですね。返信があったのが78件、空き家であるというふうに返信が来たのが64件で、空き家であるというのが64件ですか。空き家でないというのが9件あったということでございますが、売却もしくは賃貸したいというのが30件、どっちもしたくないというのが31件というふうに今お答えいただいたと思うんですが。


 非常に件数が多いというふうに考えられておりますか。これくらい仕方ないというふうに考えておられますでしょうか。この辺が有効利用されるかどうかということを含めまして、どうでしょうか。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) この調査結果でございますが、64件ございまして、そのうち30件が売却賃貸希望、売却も賃貸もしたくないが31件という結果となっております。これは調査した上でこの数字が出てきたものでございますので、これが多いのか少ないのかということにつきましては、ちょっと何とも言えない部分もあるわけなんですけれども、この部分については今後も高野山地区、現在調査を行っておりますので、それとあわせてまた空き家等については御判断をいただくといいますか、判断していく中で有効利用等も検討していきたいと考えております。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) この広報紙によりますと、高野山地区以外の空き家の所有者にアンケート調査を行ったというふうに書かれておるんですが、高野山地区につきましては、どうなんでしょう。高野山地区は本年度の予定になっているんですね。ちょっとなぜ先にこういう外部から、外部というか、山外からやられたのかということをお答えいただきます。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) まず、空き家のアンケート、高野山地区以外から始めたということでございますけれども、移住定住を推進していく中で、高野町への移住者向けの空き家の確保が必要であり、売却、賃貸が可能か、また畑つきの空き家が何件あるのか把握する必要がございました。その中で売却、賃貸希望が30件あったわけなんですけれども、畑つきの空き家が15件ということで回答をいただいております。


 また、なぜ高野山地区をアンケートをこの時点で行っていなかったのかということでございますが、高野山の場合は御存じのように、上屋、建物は御本人の所有のものであっても、土地が本山所有ということがございまして、なかなか売買、賃貸等がちょっと難しい面があるのではないかということで、少し後に調査ということで、今年度25年度高野山地区のみ調査するという運びとなりました。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) よくわかります。内容はわかりますが、移住者の定住といいますか、希望するのは都会から移住されている方というのは、特に古民家であるとか、畑つきの古民家の希望とかというのが多いのではないでしょうか。そういった意味から山外というように解釈してよろしいわけですね。


 そういう方が多いということで了解しました。


 第5問目に行きます。移住相談も月3件から5件寄せられているそうですが、結果はどうですか。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 移住相談は月3から4件ということの中身でございますが、空き家の問い合わせといたしまして、4月に2件、これは電話及び来町がともに1件でございます。5月に3件、電話2件、来町1件となっております。そのうち現地案内を1件行いまして、高野山地区に入居をいただいております。6月は電話を1件いただき、筒香地区への現地案内を行っております。


 なかなか町の立場といたしましては、売りたい人、買いたい人、貸したい人、借りたい人の間を取り持つことでありまして、そこから先の売買等については、当事者間の話し合いということになっております。借りたいという人も中にはいろいろおられまして、貸し手、借り手の合意はなかなか難しい面もあるのも事実でございます。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) なかなか移住、定住していただく方の空き家を利用というのはなかなか難しい面もあろうかと思いますが、安心、安全のまちづくりの意味から、管理不全の空き家はありませんかという質問を6番目にさせていただいておりますが、それにつきましてどうでしょうか。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 管理不全の空き家はありませんかという御質問でございますが、今回の調査目的からは老朽化による倒壊など、危険な空き家を調査したものではないため、管理不全の空き家数の把握はできておりませんが、今回の調査報告書の中では、空き家と思われる家屋の位置図、写真がありますので、大まかではありますが写真等により管理不全かどうかの判断資料の一つになるものと考えております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 今回、調査をせっかくされたわけですが、一応有効利用の方向から考えられておりまして、安全であるとか、その建物が使えるかどうかという調査はされてないということですが、もう少し突っ込んでいただけたらよかったんではないかなというふうには思います。今後やっていかれる予定はあるでしょうか。


 空き家と申しましても、家はあいてるんだけれども、中身はいろいろ家具であろうとか、ふとんであろうとか、要するに生活用具一式が残されている、使えるかどうかというのは、すぐ使えるかどうかというのは疑問だと思います。その辺が非常に老朽化してきたときに、いろいろ犯罪を誘発する危険性があるんではないかというふうな、国の統計調査によりますとそういうふうなことも指摘されておりますので、各自治体もそういうことで急いでいるんで、その辺につきましてはいかがでしょうか。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 空き家の管理不全といいますか、倒壊の危険があるような空き家等々の調査に関しましては、今後、検討していきたいと考えます。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 空き家を貸すということになりましても、いわゆる今、極端なことを言いますと、耐震基準を満たしているんかというようなことも入ってくるわけでございますし、ただ貸すとなりましても、その家が使えるかどうか、多額の金額を入れて修理しなければいけないというものでは貸すことができません。そういう意味からも、もう少し突っ込んで、今後深い意味で空き家を調査していただいたらというふうに思います。


 続きまして、7番目、適正管理を義務づける条例を定める自治体が増えておりますが、その考えはありませんか、ということでお願いしたいと思います。できれば町長に御回答いただけたらありがたいです。よろしく。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 条例を定める考えはないのかという御質問でございます。平成24年1月1日施行された、和歌山県景観支障防止条例により、建築物の著しい破損、景観を損なう状態等の際は、周辺住民の要請で除去などを要請することができるという条例がございます。また、今回高野町では移住者の増加を図る目的で空き家調査を行いました。現時点で適正管理を義務づける条例を定める予定はございませんが、今後は全国的に空き家も増加傾向であり、高野町でも老朽化した危険な空き家も増加していくものと考えられます。条例についても今後検討が必要になってくるものと考えております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 年間、今現在残念ではありますが100名ずつぐらい人口が減っております。空き家がますます増えていくだろうというふうに思われます。それがいずれ危険な建物になっていくのではないかと。道路のないような建物もありますし、例えば私の家の近くでも空き家の中に入って非常に困って、最終的には塀をめぐらしたというふうな家もあります。実際、家財が入ったまま放置されている家もございます。その辺も含めまして、今後条例も含めて考えていっていただけたらというふうに思います。


 最後の質問になります。少子高齢化、人口減で空き家が増加すると思われますが、空き家登録制度のみで対応できますか。お願いします。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) 空き家が増加するという中で、空き家情報登録制度のみで対応できるかという御質問でございます。空き家情報登録制度につきましては、空き家、空き店舗、空き事業所を不特定多数の希望者に情報提供を行う制度でございます。高野町では移住推進パンフレットを町外向け、移住希望者向けに作成し、県主催のセミナーで東京、大阪等で田舎暮らしに憧れを持つ若者や定年後に生活したいという方にPRを行っていきます。簡単なことではございませんが、空き家の活用及び人口増につなげていければと考えております。


 また、増加するであろうと思われる空き家につきましては、今後どういった有効活用ができるのか、また老朽化し、危険な空き家の取り扱いをどうしていくのかということは、今後の課題と考えております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 空き家につきまして、これ以上あれしても話が進まない、ちょっと食い違っているところはあるんですが、空き家対策、これ先ほども言われましたけども、希望しているのと、こちらから思っているのと、相手が思っているのと食い違いというのは非常にあると思われます。今後は家を解体せよというふうなことではございませんが、そういうことも含めて考えていかなければ、非常に危険な状態になってくるんではないかと。せめて実態調査を、立入調査をできるような状態まで持っていけたら一番ありがたいかなというふうに思うわけですが、最後に町長、何かございませんか。よろしくお願いします。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 先ほどから課長が説明をさせていただきました。今回の空き家調査に関しましては、移住促進をねらった空き家調査ということで、7番議員も御理解をいただいたと思います。


 何回か議会の中でもお話をさせていただいたと思うんですけども、空き家に関しては件数が増えてきてると。もちろん移住促進も進めていかなければならないという話もさせていただいた中で、事業展開という形、前回の議会だったと思うんですけども、議員の質問の中の答弁をさせていただきました。町が空き家を購入して、事業をされてる方々に事業提案をしていただく。また、もちろん高野町内の住民の方々にまず提案をさせていただいて、それでいなければ地区外から企業誘致というような形の展開も考えていかなければならないんではないかという話もさせていただいたと思います。


 その辺のところを含めて、これからいろんな形で検討を積んだ中で、また議場で提案をさせていただきますので、御理解をいただきたいと思います。


 それと、安心、安全の部分で、廃屋等々になりかけて、近隣住民に迷惑をかけているような空き家も、かなりこれから何年かたった中で出てくるでしょう。今現状としては住民の方々からそのような苦情等々は、町のほうには現在報告はございません。先ほど課長が説明したとおり、県の条例に沿った形で今は動かせていただきますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。


○議長(負門俊篤) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) ありがとうございました。以上で終わります。


○議長(負門俊篤) しばらく休憩します。


            午前10時30分 休憩


            午前10時46分 再開


○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。


 6番、大西君。


○6番(大西正人) 一般質問の機会を与えていただきましたので、質問をさせていただきます。


 質問事項につきましては、世界遺産登録10周年についてと、開創1200年に向けた各町内の道路整備についてでございます。


 まず、世界遺産登録10周年について質問をさせていただきます。今年4月でありましたけれども、奈良、和歌山、三重、3県の知事が意見交換する会議を行い、3県にまたがる紀伊山地の霊場と参詣道が来年、世界遺産の登録10周年を迎えるために3県で連携事業を検討すると、そういうことで一致したというようなことを聞いております。その内容なんですけれども、奈良県はツール・ド・紀伊のような山岳を舞台にしたサイクリングイベントはどうかと、そういう提案をされております。また、三重県は今年地元のほか、東京でアンテナショップを開設、そして熊野古道セミナーを開催して10周年の集客環境整備を行いたいと、そういうふうなことでございます。


 当和歌山県におきましては、熊野古道などで参詣道の補修や清掃などをするトレッキング、そしてまた高野山の根本大塔前でのアーティストを招いたイベントを計画しておると、そういう発表がございました。7月6日土曜日でありますけれども、来月です、高野山町石道環境保全トレッキングなどもその一つと思います。


 そして、5月には吉野高野熊野でつくる紀伊山地3霊場会議が総本山の金剛峰寺で開かれております。世界遺産登録の10周年を迎えるのを受けて、協力して記念行事を進めていくということであります。


 富士山がこの22日に、三保松原も含まれますが世界遺産に登録されました。今世界遺産への関心が非常に高まる中、また開創1200年を迎える前年の世界遺産登録10周年記念ですから、町としても単独での記念事業、またかつらぎ町、九度山町などとの連携事業、これはPRも含めてでございますけれども、積極的に進めていくことが今必要であると思いますが、その辺のお考えをお聞きしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。


 また、開創1200年に向けた各町内の道路整備については、後で質問を詳しくさせていただくつもりでおりますので、あわせてよろしくお願いをいたします。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 紀伊山地の霊場と参詣道ということで世界遺産に登録をされ、来年で10周年を向かえるわけです。先ほど6番議員も言われたように、富士山が世界遺産に登録をされたと。三保松原も登録をされたと。そんな中で世界遺産が日本で17件になるわけであります。もちろん自然遺産も含んだ17件になるわけなんですけども、富士山の登山客が一遍に増えておると。三保松原に関しては例年の2倍、3倍の観光客が増えておるというような、新聞紙上で、またテレビのマスコミ等で報道をされております。


 ただ、高野山も世界遺産に登録されたときには観光客が30万、40万人とその年は増えたわけであります。ただ、観光、参拝にしても一過性で終わってはならないと常日ごろ思っておるわけであります。来年世界遺産10周年、その後、弘法大師が開創されて1200年という形の中で、高野町にとってはやはり世界遺産10周年より開創1200年ということを考えております。


 そんな中、常日ごろ住民の方々、この場でもよく口にするわけなんですけども、我々住民はこの1200年歴史ある文化ある高野の地に生活をしていることに、させていただいておることに感謝をしなければならないと。そんな中、また自信と誇りを持って生活を送っていかなければならないと、常日ごろ、事あるごとに述べさせていただいております。


 もちろん世界遺産10周年というのは一つの節目であります。ただ、この1200年ある歴史の中で考えた場合に、10周年にとらわれることなくいろんな形で、自分たちも先ほど述べさせていただいたように、感謝と誇りを持った中生活を営む。その辺の部分を含めた中で日本、また世界に発信をしていかなければならないと考えております。


 県のほうではいろんな10周年に向けた記念イベントを計画をいたしております。今年度秋、また来年度というような形で取り組みをされております。町としても県と一体となった形で取り組みを行いたいと考えております。


 それと、1200年を迎えるに当たって、いろんな環境整備、当初予算、前の年云々を含めた中でいろんな環境整備に取り組んでおります。一つ例をとりますと、電線の地中化、また駐車場の整備、先ほどからもお話がありますトイレ等々の整備等に取り組んでおるわけであります。そんな中で、ただ一過性の事業を取り組むんではなしに、歴史あるこの高野の地をそんな形の意味合いの中PRをかけていかなければならないんではないかと考えております。


 結論的に言いますと、町単独では世界遺産10周年を迎えるに当たってのイベントは考えておりません。継続的な事業を考えていかなければならないと考えておりますので、来年度はその後も続くようなイベント等には取り組んでいきますが、ただ単年度のイベントには取り組んではいきません。また、違う形でその辺の部分はまた議場のほうで御説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 上中居教育長。


○教育長(上中居悦弘) お答えさせていただきます。


 今のところ、世界遺産高野地域協議会におきましては、現在、町石道のパンフレット等ございますが、今後予想される世界遺産の拡大登録を目指し、拡大登録を考慮し、伊都橋本地域の黒河道や三谷坂、そして不動坂、女人道などが入った地図、あるいはチラシを製作、設置を検討しております。現状で報告させていただくのは、教育のほうからは以上です。


○議長(負門俊篤) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 御答弁ありがとうございます。


 町長のほうから、結論として高野町としては単独での記念事業というのは考えていないというお話でございました。一過性に終わらないためにも、また継続してこの世界遺産というものを考えていかなければいけないということで、自分たちのおもてなし、また誇りというような、心の側面を大事にした、そういうような取り組みを考えておられるような気がいたします。また、教育長にありましては、周辺の拡大登録を目指しているというようなお答えもいただきました。


 その行事といいますか、事業といいますか、その一端でありますけれども、先ほど一番最初に3番議員が質問の中でもおっしゃられておりましたが、私は6月初めごろでしたか、3番議員にちょっと用事がありまして、電話をいたしましたときに、今、町石道の修理を皆でしてますというような返事の電話でありましたけれども、そのときに町長も教育長も来てくれてますよと。そして語り部の会の方もいらっしゃいますというようなお話を電話口でしておりました。私はどういうことか全然わからずに電話をしたので、ほかのことで電話したので、何といいことをしてくれてるんかなと思ったわけです。


 自分たちの大切なところを自分たちで守っていく。もちろん業者の方にお願いしないとできないような大がかりなこともありますけれども、このように自分たちでできることを自分たちでするということで、ますますこの遺産を、自分たちの大切な世界遺産を自分たちで守っていかなければいけない、大切にしていかなければいけないと、そういう思いとか、この町に住む誇りなんかを持つことに、こういうことをすることでつながってくると私も思います。


 このような町民が参加できる事業、先ほどは町単独での一過性で終わるような記念事業というのは考えてないというお話でございましたが、このような町民の参加できるような道普請といいますか、土入れとか、自分たちの世界遺産を自分たちで守るというような町民参加型の事業をもっと行っていく必要があると思うんですが、この辺はいかがでしょうか。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 先ほどもお話をさせていただきました。1200年の歴史ある文化のこの町に自信と誇りを持って自分たちは生活をしていかなければならないと。そんな中で住民の方々でまちおこしに取り組んでいただいておられる、青少年団体連絡協議会、また商工会青年団等々、いろんな形で事業に取り組んでいただいております。かなり絶対数が少なくなった中で、商工会青年部もこの間の青葉まつりの前夜祭にはねぶたを製作されて、巡行をしていただきました。彼らはねぶたの製作に関してはかなり自信と誇りを持った中で、この歴史ある高野山を守っていくという気概が非常にひしひしと感じるわけです。


 これからも先ほど議員が言われたように、いろんな形で自分たちはこの地に、1200年の歴史ある町に住んでおるんだということに自覚を持った中で、それと世界遺産の町であるというそういう自覚を持ったような形を町のほうからもっと発信をして、町民に自覚を持っていただくような形をとっていかなければならないと考えております。


 先ほど一過性の事業、イベントはしないという答弁をさせていただきました。それが継続的につながるような事業として、先ほど議員のほうからもサイクリング云々という、奈良県ですか、その話が出たわけなんですけども、高野地域、高野、伊都橋本、和歌山県を含めた中でそのようなサイクリング関係の事業、それも継続的に取り組んでいくような事業になろうと思います。それを少し進化したような形で、ロードレース的なことも今、少し考えております。


 それと、この地の中で去年もJTBのほうから提案があったわけなんですけども、高野龍神ウルトラマラソンというような提案がありました。これも全国、JTBが絡んできますんで、全国的な発信をするわけです。ある地域が少しクレームがつきまして、少し検討というような形になっているわけなんですけども、来年度は取り組みを積極的に取り組んでいきたいというような形を提案させていただいております。その折には各議員さんのほうにも御協力のほどよろしくお願いをしたいと思います。


 いろんな一過性ではなしに継続して、行政だけではなしに、高野町民も含め、またいろんな旅行業者も含めた中で取り組みを進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 上中居教育長。


○教育長(上中居悦弘) 今大西議員のほうからおっしゃっていただきました町民の参加についてなんですけど、守るということについては、まず町民の方に世界遺産の町石道、あるいは古道等について知ってもらう必要があると思います。つきましては、町民に一番身近な施設としての公民館の特性を生かして、世界遺産を身近に感じられる事業実施等も考えたいと思っております。


 例えば、公民館の図書室におきます世界遺産関係の書籍を充実したり、あるいは古道ハイキング等によって町民の方に一緒に歩く事業等を考えられたら、そういうことも検討したいと思っております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 今町長のほうから御答弁をいただきました。サイクリングのようなもの、山岳サイクリングですね、それを進化させたようなものも考えていきたいと。またウルトラマラソンを、去年はある地域のことがありましてできなかったんですけれども、また進めていきたいというようなお話。そして、教育長のほうからは公民館を利用した町民の意識の向上といいますか、世界遺産を抱える地域に自分たちは住んでいるんだよというような意識を高めるような取り組みをしていきたいというような話だったと思いますけれども。


 今、かつらぎであるとか、九度山であるとか、橋本もそうかもわかりませんけれども、やはり自分たちの町に来ていただく、かつらぎ、九度山にとっては観光ということになるんかもわかりませんけれども、信仰、観光、両面であると思いますけれども、やはり高野山にお参りに来る、また観光に来られる方をターゲットにしたといいますか、そういう人を集客するようなことを考えておられるように思います。


 かつらぎの方、そしてまた九度山の議員の方とお話をしても、かつらぎ、九度山にあってはやはり高野山に登ってくるその手前のかつらぎや九度山で少しでも滞在をしていただいて、神社やまたお寺や、そして町中に立ち寄っていただきたいというような、そういう希望があるとお話の中で感じております。


 また、高野町にとっては、九度山やそしてかつらぎを経由して、やはり高野山に来ていただく、高野町に来ていただくわけですから、九度山やかつらぎが頑張ってくれることによって、その人たちがまた高野山にも登ってきてくれると。お互いにやはり頑張ることによって相乗効果があるんではないかなと考えるわけで、私は九度山やかつらぎとの連携したものはございませんかというような質問も中に入れさせていただいたわけでございますけれども、その辺はどうでしょうか。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 橋本伊都広域観光連合を、3年前でしたか立ち上げをさせていただいております。いろいろ各地区によって多少の温度差があるわけです。ただ、橋本にしても、九度山、かつらぎにしてでも観光という部分でかなり力を入れていきたいと各首長さんは言われております。


 昨年も埼玉県のほうに行かせていただきまして、各首長が、向こうのローカルテレビになるわけなんですけども、伊都橋本を含めた中で高野山のPRをさせていただきました。ローカルテレビと言われましても、和歌山県100万です。埼玉県はどれぐらいの人口があるんですかと聞いたら、700万人が生活をされております。そんな中で埼玉だけではなしに、群馬とかその辺まで放映をされてるという形で、各地域でもそのときはこちらは高野山、かつらぎ、九度山、橋本は柿というような形でPRをしたわけなんですけども、かなりの反響があったように聞いております。これからも伊都橋本広域というような形の中では、観光事業を含めて取り組んでまいります。


 ただ、この議会の始まる前に全員協議会の中でもお話をさせていただいたわけなんですけども、高野はもちろん観光と参拝があります。ただ、議員さんの中にも住職もおられますが、かなり参拝色というか、参拝に来られるというより、観光がかなり中心になってきておるんではないかと感じております。


 ただ、観光に関しては一度来たら二度、三度というのはなかなか少ないのではないかと思います。観光に来られた方を今度信仰心を持っていただけるような形で取り組みをしていかなければならないんではないかと思います。それに関しては議員各位が思われているように、住民を挙げてのおもてなしという部分が非常に大事ではないかと思っております。その辺のところも含めて、今度の開創1200年には参拝、観光に来られる方々を住民総意でお迎えするような体制づくりをしていかなければならないんではないかと考えております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 町長のほうからは伊都橋本の広域のほうでいろいろPRもしていただいておるということでございます。また、町民がおもてなしの心でやはりお迎えするようなそういう体制、雰囲気をつくっていかなければいけないというところが大事と思うんですけれども、その気持ちが、気概が伝わってくるような御答弁でございました。


 この来年の世界遺産登録の10周年というのは、やっぱり皆さんに知っていただく、来ていただく、そういうことの絶好のタイミングではないかなと。近年にはない、忘れ去られていくような期間でもありますし、この10周年ということで、1200年を迎える前年の年でありますし、これは絶好のタイミングではないのかなということで、問いかけをさせていただいたわけなんです。


 そして、町民の方にも環境保全、世界遺産に登録されて10周年で環境保全などの協力ですね、そういうことを呼びかける大変よい機会でもあると私は思いますので、力をその辺に入れていただいて、事業を進めてPRをしていただきましたら大変ありがたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げて、この質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。


 続きまして、開創1200年に向けた各町内の道路整備について質問をさせていただきます。


 山内の国道、また町道は部分的にこれは補修、舗装をされておりますけれども、開創1200年の記念大法会を27年に迎えるわけですけれども、このときには全面新しい舗装した、きれいな道路で来ていただいた方々をお迎えするように整備する必要があると存じますけれども、今後の道路整備についてお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(負門俊篤) 山本建設課長。


○建設課長(山本剛久) 高野山開創1200年の記念大法会まで2年を切りました。現在、金剛峰寺さんのほうではその準備を着々と進められておりまして、また環状道路の工事のほうに関しましても、急ピッチで工事が進められているところであります。金剛峰寺さんとまち未来課のほうでは、共同で山内の案内表示板、案内看板の整備等々も行っておりまして、本山前の看板につきましては、相当すっきりした見やすいものができ上がっております。また、まち未来課のほうでは山内公衆便所の改修等を初め、歩いて周遊できるというような計画もしておりまして、着々と準備を進めているところであります。


 そういった状況の中で、1200年の法会を迎えるに当たって、高野山へ来ていただきます参拝・観光客の皆さんを迎えるに当たって、その道路整備はどうなっているかということについて御説明いたします。


 まず、国道です。高野山へ来る国道ですが、国道480号線の矢立大門間につきましては、全11工区の工事計画がある中で、現在、高野山から下りましたら第1工区としましてヘアピンカーブのところを工事しておりまして、平成26年中にはできると聞いております。その下でございますが、第7工区というところがあって、下のほうに土捨て場をつくっているところですが、その先には発泡スチロールのようなものを入れて、道路拡幅というようなところもしております。それとその下ですが、最近矢立から少し上のところでは第4工区としまして工事が始まっております。この後、順次第5工区、4工区というふうに進んでいきまして、2015年までには全11工区はできないわけなんですが、そのうちの3つ、4つぐらいの工区は完成するものと聞いております。


 また、国道370号線でございますが、花坂地区内におきましては、下のきしやさんのところの新しい橋も最近かかりました。その上のきしやさんの前の道路拡幅も進んでおりまして、また矢立の信号付近も順次拡幅するというふうに聞いております。


 また、同じ370号線でございますが、先日県のほうから聞いたわけなんですが、高野下の赤瀬橋の橋ですが、あの橋は大変狭くてもう古いものですが、あの橋のかけかえをするというようなことも聞いております。今年の8月から工事が始まりまして、平成26年度末には完成をすると聞いております。その橋ができたときにあわせまして、下っていきましたらその赤瀬橋を渡って真っすぐな道が今できかけておるわけなんですが、あれが市脇の振興局からの橋の先とつながるというふうな計画を聞いております。


 次に、高野山の中の町道の件でございます。熊谷寺さんの横の町道明遍1号線につきましては、本日から工事が始まっております。あの場所は一の橋、参道の入り口一の橋周辺の大変重要な場所なんですが、あの町道の改修を遊歩道風にするということで、完成すれば相当すっきりしたものになるかと思います。また、平成24年から進めております千手院五の室間の地中化でございますが、現在、ほとんどの地下埋するための管は入ったわけなんですが、今年度各家への引き込み等々、NTTさん、関電さん等々の引き込み等をしまして、その後、千手院の交差点付近、それと警察前の交差点付近の塀整備をしまして、道路の全面的な舗装に関しましては、最終年度、平成26年度で最終なわけなんですが、全部地下埋ができたときにあわせまして、全面的な舗装のやりかえを、歩道も含めて考えております。


 それと、あと一の橋周辺の整備でございますが、平成22年から平成24年の3カ年にかけまして、車道と歩道の整備をいたしました。現在、一の橋から玉川通りまでの間は舗装も全部でき上がっておりますので、相当すっきりしたようになっております。


 この後の計画でございますが、割と町道の補修を部分的な補修ばかりを重ねてきてるわけなんです。地中化とか、そういったものは継続事業でやっているわけなんですが、あと山内で気になる町道といいますと、大門高野山駅線、それと谷ケ峰のところの深山1号線、それと南都銀行さんと金剛峰寺さんの間を抜けている五大連絡線、それと弁天通の1号線ですね。その4路線につきましては、相当傷みも激しくなっておりますので、何とか平成26年度の当初予算等々で予算を持ちまして、全面的な改修を行っていきたいと思っております。もし予算の都合で全面改修ができなくても、白線とか区画線の線を入れかえるだけでも相当すっきりしたものになると思いますので、そういったことも含めて予算化をして、平成26年度中にはやってまいりたいと思っております。


 以上が、国道、町道の現状なわけなんですが、皆さんが一番御心配いただいておりますのは、山内の国道ですね。大門からスカイラインまでの国道の全面舗装のことだと思います。先日、県のほうにも問い合わせをしました。県のほうの見解としましては、県は維持管理という観点から、傷んだところだけを修繕するというような考えのようでございますが、先日議員の皆様方に御説明しましたように、今年の8月から来年の9月にかけまして、環状道路の土砂の関係で山内のほうをダンプが通るというようなこともあります。相当ダンプが通ればかなり傷むと予想されますので、そういったことも絡めまして、県のほうにはできることなら法会までには全面の舗装のやりかえをしてもらうように交渉をしていきたいと思っております。


○議長(負門俊篤) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 詳しく御答弁をいただきまして、ありがとうございました。


 各町内のところで、町道で大門高野山駅間、そして深山線、弁天線、もう一つどこでしたか。失礼いたしました。この4カ所を考えてくれておると、また当初予算に上げたいというようなお話もいただきました。非常に気になっておるところが全部出てきたわけなんですが、ほかにもほかの町内もありますが、優先順位ということもあると思います。


 そして、今日も朝、私が出てくるときに、熊谷寺の角のところに車がとまっておりまして、本日から工事がかかるというお話でありましたが、その用意をされておりました。ここへ来るのがちょっとおくれたらあかんと思って、ちょっとよう声はかけなかったんですが、お願いしときますというような声をもうちょっとかけたらよかったんですが、もう一生懸命仕事をされておりましたので、邪魔をしてもいかんと思って通り過ぎてきましたが、またよろしくそれもお願いしたいと思います。


 そして、一の橋の道路につきましては、きれいに舗装も整って、少し民家のほうに水が流れてくるところを少し改善していただいたというところで、今その件もおさまっておるということで、きれいな道ができたということで感謝をされておるようでございます。


 国道につきましては、480号線ですか、矢立大門間で今大規模に行っています。なかなかこれ皆さん、通るたびにまだかな、まだかなと思いながら通っておると思うんですけれども、結構形が見えてきまして、もう少し、もう少しやなと思っておると思うんですけれども、これも完成が間近というお話でございます。


 そして、ほかのところもかかっていただいておるわけなんですけども、最後に山内の国道ですね、そこを通って土砂を運ぶというような話を建設課長から最後のほうにありましたが、私これにつきまして、今議会の初日に、先ほど課長もおっしゃったように、全員協議会で県土木の方が来られて、山内道路を使った、高野山道路東工区でありますけれども、土砂運搬を行うと、そういう説明がありました。そして、平成25年8月から26年9月まで、日数にして269日、運搬必要土量は約4万9,000立方メートルということです。10トントラックを使うという説明でございまして、約1万台が中の橋から大門間を往復するというようなことになると思われます。これで先ほども答弁の中でおっしゃっておられましたが、かなり道路が傷むんではないかというようなことでございました。部分的なというよりも、全面舗装の内諾を取りつけるべきではないかと。相ノ浦の371号線も使われておりまして、これからも使う予定があるかどうかは把握しておりませんけれども、同等に舗装していただけるように交渉すべきではないかと思いますが、この辺につきましていかがでしょうか。


○議長(負門俊篤) 山本建設課長。


○建設課長(山本剛久) 山内のダンプの運搬につきましては、先日御説明いたしましたとおり、できるだけ見た目の圧迫感というんですか、そういったことを防ぐためにというようなことから、一度に6台が連なって通るよりも、2台ずつに分けて通ったほうがいいんじゃないかということも考慮しながら走るわけなんですが、結局見た目はそのようにクリアできましても、結局通る台数、回数は一緒でございますので、相当傷むものと思います。また371号、相ノ浦に関しましてももうどんどんどんどん運んでおりまして、もとから傷んでいたのもあるんですが、相当傷んでおりますので、そのことを県のほうの担当と話しましたら、そのことも十分わかってくれておりました。しかし、その担当もなかなか今の段階で、もう全面きれいに舗装をやり直しますともちょっと、まだ2年後のことでございますので言えないところもあるようなんですが、高野町としましては、できるだけそれが実現するように、交渉を重ねてまいりたいと思っております。


○議長(負門俊篤) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 町長のほうからもよろしくお願いいたしたいと思います。


 山内道路を使った土砂運搬、このことにつきましては、住民生活にそういう環境とかも十分配慮して、安全な運搬を行っていただくように、県土木の方ともしっかり連携して実施されますよう望んでおります。


 また、開創1200年記念大法会を迎えるときには、私最初に言ったように、やっぱり美しく整備された道路、町並み、道路、それと町長がよくおっしゃっております一番大事なところと思いますが、おもてなしの心で来ていただいた方をお迎えできたらいいなと思いますので、この両面を、ソフトの面、ハードの面、両面をよろしくお願いを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(負門俊篤) しばらく休憩します。


            午前11時28分 休憩


            午後 1時01分 再開


○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。


 2番、所君。


○2番(所 順子) 質問をさせていただきます。診療所についてを質問いたします。


 高野山病院が高野山診療所となる前から既に数回質問しておりますが、一向に改善されないため、今回も診療所と救急医療についてを質問いたします。この件は、3月にも質問させていただきましたが、あれから3カ月が過ぎましたが、住民の不安がいまだ解消されておりませんので、再度質問をいたします。


 現時点での医師の人数、看護師の人数は何名でしょうか。あとは自席にて質問をさせていただきます。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 質問に答える前に、非常に重要なことでありますので、関係の答弁をさせていただきます。


 今、2番議員さん、常日ごろから診療所の質問をしていただいております。高野山病院が診療所になりまして約1年と3カ月がたつわけであります。診療所になった理由というのは各議員さんも御理解をいただいておると思います。非常に医師不足、また看護師不足ということで、非常に医療資源が不足をいたしております。高野山、高野町地区だけではなしに、この近辺、地域医療が本当に疲弊をいたしております。


 特に、医師不足が非常に僻地、山間地域にとっては、医師確保ということで非常に苦難をしておる状況であります。あのときに議員の皆様にも非常に苦渋の決断をしていただきまして、診療所化になったわけです。


 当時、医師が常勤4名という形で当直を回していただいておりました。診療所化になりまして、医師の病院の折には150時間以上の超過勤務ということで、診療所化になって約70時間から80時間、それでも70時間から80時間の超過勤務でありました。


 そんなときに24時間救急体制という形で診療所を続けておったわけなんですけども、院長が昨年12月に倒れられたと。1月5日に復帰をしたわけですが、その後、副院長も、また後で副院長の症状等は事務長のほうから述べさせていただきますが、副院長が倒れられた。あのまま果たして病院の形態のままやっておったんであれば、2人が倒れられた中でそれこそ医療難民をつくったのではないかと思っております。


 診療所化にするべくしてなったわけです。決して入院体制をやめたくて診療所化にしたわけではございません。その辺のところは住民の方々にも詳しくまた説明をしなければならないと思っております。まだ住民の方々、また議員の中でも誤解を抱いている議員さんもおられると思いますので、その辺のところは御理解のほどいただきたいと思います。


 医師の数、また動向というのは事務長のほうから答弁、説明をさせますが、私としては前の入院体制をとれるような医療体制を確立したいというのは常日ごろ思っておりますので、その辺のところは御理解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 突然の町長の答弁で、ちょっとこっちは順番を追って質問したいんですけれども、ちょっと勘が狂うような気がいたしますけれども、順次私が質問いたしますので、それについて答弁をいただけたらありがたいかなと思います。


 それでは先ほどの質問の答弁をよろしくお願いいたします。


○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。


○診療所事務長(中尾 司) 2番議員の御質問ですが、御説明させていただく前に、まず今回の医師不足等で、何度も診療日程の変更ですとか、夜間当直の休止等で、2番議員さん初め、住民の皆様に御心配、御不便をおかけしてますことをまずおわび申し上げます。現在、一日も早く元の体制に戻せますように全力を尽くしているところでございますので、御協力と御理解をいただきたいと思っております。


 それでは、御質問いただきました医師、看護師の人数でございます。まず、高野山総合診療所の医師ですけども、常勤医師が3名、院長、副院長、それと自治医大から派遣されている義務年限中の医師が1人の計3名でございます。常勤医師3名で、あと非常勤の医師としまして、橋本市民病院から毎週応援で週1回来ていただいてます整形外科の先生、それと眼科の先生がそれぞれ2名の4名。あと土日の当直の応援に来ていただいている非常勤の契約の先生が5名でございます。それと看護師ですが、常勤の看護師が5名です。うち2名は主に訪問看護に従事しております。同じく准看護師が2名でございます。あと、それと別に週に一、二回来ていただいている非常勤の准看護師が全部で5名となっております。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 御説明いただきましたですけれども、常勤3名ということですけれども、1名のH医師は回復はまだ、お休みなんじゃないですか。これはどうなっておりますか。今常勤3名とおっしゃいましたよね。常勤は3名ですか。それをお願いします。


○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。


○診療所事務長(中尾 司) 土生副院長につきましては、現在、4月17日より病気休暇ということで休暇をとっております。今のところ7月17日までの3カ月間病気休暇ということで、休暇中でございます。今診療に当たっている先生は院長と自治医大からの派遣の医師、2名となっております。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) それでは、宿直医は何名確保し、週のうち何曜日と何曜日に宿直医はおられるのでしょうか。


○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。


○診療所事務長(中尾 司) 当直の医師ですけども、12月に院長が倒れてから、院長については主治医のほうから当直業務は避けるようにという指示が出ておりまして、院長については当直をしておりません。もう1人の医師につきましては、当直、大体月4日程度の当直をしております。それでは当然人数が足りませんので、医師会の先生にも御協力をお願いしまして、当直をしていただいております。


 医師会の先生につきましては、今役員の先生を中心に8名の先生が手を挙げていただきまして、契約をさせていただいて応援をしていただいてます。医師会の先生については、土曜日が診察日という先生が多いので、土曜日の夜、または日曜日の昼間の日直を応援いただいております。大体医師会の先生で月3日から4日程度応援をいただいております。


 それと、先ほど言いました診療所と個別に契約をさせていただいている先生が5名いらっしゃいます。5名の先生についてはそれぞれの先生の都合のつく日でということで、少ない先生ですと年に1回ですとか、多い方で月2回程度応援いただいております。


 あと、4月に土生先生が倒れてからですけども、橋本市民病院さんにもお願いして、主に土曜日の昼間を月2回程度埋めていただくということになっております。


 あと県立医大のほうにもお願いをいたしまして、こちらも土曜日の夜と日曜の昼を中心に、月3回程度御協力をいただいております。


 それでも埋め切れないという日がありますので、今公益社団法人の地域医療振興協会、自治医大の卒業の先生が中心となって運営してます法人ですけども、そちらにもお願いして月1回程度埋めていただいているという状態です。


 以上の手当で全部埋めまして、何とか土日の昼間、それと土曜日の夜については今のところ当直、日直で対応できております。ただ、土生先生が倒れられた4月以降については、平日の夜につきましては現在当直を休んでいるという状態でございます。ですので、平日の昼間の診療と土日の昼間、昼間については一応1週間全部埋められております。夜につきましては、現状土曜日の夜だけの対応ということになっております。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 今お聞きいたしましたですけれども、今から質問しようと思うことに当てはまると思います。3月に質問したときには週3日は宿直がいないということでしたが、住民の聞くところによれば、宿直は週1日というようなことを耳にいたしました。これは今お尋ねしましたら、土曜日はありますけれども、あとは今のところ宿直は休んでおられるというふうな、そのような説明を受けました。


 前回もほかの議員が救急搬送について質問されていましたが、2年後に迎える高野山開創大法会の1年間は、参拝者、それも高齢の参拝者が増えることが予想されます。十分な対応をする体制を表明しておかねば、参拝者減にもつながりかねません。せめてその間だけでも常時非常体制をとることはできませんか。その辺のところはいかがでしょうか。随時説明をお願いいたします。


○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。


○診療所事務長(中尾 司) 高野山開創の1200年記念法会については、先ほどからの質問にもあったとおり、高野山が迎える大きなイベントです。4月、5月でたくさんの方がお越しになるということですので、当然、診療体系、医療体制、救急体制についても、ふだんとは違う何らかの特別な対策が必要やとは思ってます。


 ただ、現状、土生副院長の復帰のめどがたっていないということもありまして、今の時点でどういう体制をとれるかというところはまだはっきりお答えできないところですけども、とにかくお越しいただく方、たくさんの方がお越しいただくというのは事実ですので、県を初め、医師会の先生にも今と同じような形で特別な対応をお願いせなあかんとは思っております。


 ふだんの診療の体制も含めて、これからどういう体制をつくっていくか、今年度中の短期的な対応ということについても、大体8月ごろをめどに、どういう状況をつくっていくかというところを考えなければいけないとは思っております。来年度以降の対応、もちろん開創法会のことの対応もそうですけども、それにつきましても今年度末までには、遅くとも年内ぐらいには体制を検討しておかなければならないかなと、間に合わないかなというふうには思っております。


 今、医大の応援をお願いしていますが、とりあえず10月までという約束で応援に来ていただいております。10月以降はまた8月ごろの様子を見て検討するということで、医大との話し合いになっております。医大を含め県との話し合いになっておりますので、8月ごろをめどに次の体制等をどのように整えるかということについて、検討していきたいと思っております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) あとでそれに関しての質問をいたしますけれども、私の質問が時間を許す限りしかございませんので、次々と質問を出したいと思っております。


 前のときの答弁で、消防職員の採用を考えているとありましたが、増員はされましたですか。


○議長(負門俊篤) 中西消防長。


○消防長(中西 清) 2番議員の御質問に対し、御説明させていただきたいと思います。


 前回の定例会のときに町長のほうから消防職員の採用を本年度していただけるということで、現在募集をかけている段階です。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) ということは、まだ現在は増員されていないということでございますね。いつ増やすことが確立されるのか、ちょっとまた後で町長のほうからお聞きをいたしたいと思っております。


 さらに町長は前回、医師確保に全力を挙げており、阪大、近大、和医大や、伊都橋本の医師会の応援をいただいていると述べられましたが、どのような全力、ベストを尽くしているのかを具体的に例を挙げてお答えいただきたい。


○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。


○診療所事務長(中尾 司) 医師の確保ですが、今まで当直の先生をお願いする、確保するというスタンスで各方面にお願いをしていましたが、先月、先々月からは常勤の医師も含めて診療体制を早く元の状態に戻すという意味で、常勤の先生の確保ということについても取り組んでおります。県に青洲医師ネットというホームページがありまして、県が開設した医師募集、医療、医師の求職情報の掲載のサイトですけども、そちらにも掲載をしていただいております。


 先月はそちらのホームページをごらんになった先生が一度見学に来たいということで、見学に来ていただきました。県の紹介で来ていただいたんですけども、見学に来ていただいて、町長初め、院長で歓迎させていただいて見学をしていただいたんですけども、あいにくその先生については高野山の診療所を見学されて、もう少し規模の小さい、先生1人、看護師1人等でやっているような小さい診療所を想定して応募したということで、あいにくちょっとうちのほうへ来ていただくということにはならへんなんですけども、そういうことで、県にもお願いしていろいろ先生の確保に努めているところです。


 自治医大の派遣の先生につきましても、県の医務課のほうが県内の配属の裁量というのを取り仕切ってますので、そちらにも引き続きお願いをしているところです。今年度に限らず、来年度以降の配備についても、考慮してもらえるようにお願いをしているところです。


 あと、民間の医師紹介サイト、医師紹介の人材派遣会社というのが何社かございます。そちらにも情報を提供して医師の募集をしてもらっているところですが、そちらについては今のところ反応がないという状態です。先生の応募は結構あるようなんですが、どうしても都市部の病院の勤務を希望される先生が多いということで、僻地の診療所に申し込まれる先生は少ないということで、今のところそちらは反応がないという状態です。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 今答弁いただきましたですけれども、お聞きするところによりますと、県のホームページとか、インターネットとか、そういうふうなお願い事ばかりのようにお伺いをいたしておりますが、足を運んでお願いに行ったりとか、そういうことは全くしていないのでしょうかね。今お伺いするに当たってはインターネット、県のホームページなどで募集をしているとか、それじゃあなかなか応募してくる先生方もおられないような気がいたしますけれども、もう少し努力をする必要があると思いますけれども。幾らインターネットの時代であっても、それで来てくれるかなといえば、そうではない場合もあるとは思うのですけれども。


 3月議会で町長は、診療所の機能は十分果たしている。総合診療所になって正解だと思っていると3月に述べられておりますが、診療所になってから医師が減り、当直医は確保できないなど、週1回だけ当直はある、あとは当直はお休みという状況で、診療所としては崩壊寸前ではないでしょうか。何をもって正解であったとお思いか、所感をお聞きいたしたいと思います。これは町長に答弁をお願いいたします。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 多分その質問があろうと思いまして、当初に説明をさせてもらったわけです。最初にこちらの答弁をお聞きいただいておれば今の質問がなかったんではないかと思います。再度、ここで言うのも言いかねますので、録音テープを聞いていただければありがたいと思います。


 インターネットだけで募集をかけておるんではないかというような質問があったわけでございますが、近大も行かせていただきましたし、阪大も行かせていただきました。和医大のほうへも行かせていただきました。伊都医師会のほうにも何回も足を運ばせていただいております。それと先ほど事務長のほうから地域医療センターというお話がございました。先日、理事長がこちらのほうにお見えをいただきまして、その辺のところも自治医大の卒業生でつくられた協会でございます。その辺のところともお話を進めさせていただきますので、できるだけよい方向、よい結果をまたお伝えできるよう、努力をしていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 今の質問に関してはテープをもう一度聞いて、最初に言ったことを聞いたらよろしいというふうな答弁でございましたので、一般質問、テープ起こしのときにはもう一度聞かせてはいただきますけれども、一応再度質問をしておりますので、答えてはいただきたかったかなという思いは思っております。


 先ほどの診療所にも関連いたしますが、消防署職員は医師不在のときも救急搬送をしなければなりませんが、医師の指示なしに急病人の判断をし、病院を選定しなければならないなど、かなりの心労、苦労があるのではないかと推察いたしますが、このあたりはいかがなっているのでしょうか。


○議長(負門俊篤) 中西消防長。


○消防長(中西 清) ただいまの御質問に御説明させていただきたいと思います。


 夜間とか医師不在のときの救急対応なんですけども、これは通常のときと特に変わりはございません。私どものほうの救急隊員は救急要請があった場合には、事案の内容にもよりますが、1名以上の救命士が同乗して出動し、傷病者の状態を観察後に、適切な応急措置を施すとともに、病院、先ほど言われました病院選定基準に基づいて搬送先病院を選択の上、搬送しています。


 議員御質問の高野山総合診療所の当直医師不在の場合や入院を必要とする傷病者の救急対応は、直接町外医療機関へ搬送することを前提として出動しております。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 医師不在で消防職員、そして運ばれる患者、とても不安ではなかろうかと私は思っております。少しの医師の手当があれば、運ぶときに途中で何とか安心感というんですか、そういうふうなのが感じられるんですけれども、消防職員にかなりの心労が私は、医師の指示なしで幾ら救命士といえども大変なことではないかなと、消防長はお考えになったことはございませんか。消防職員はかなりの心労を持っているというようなことをお聞きをしております。その辺のところは消防長は存じ上げないんでしょうかね。一般からはそういうふうな声が聞こえてまいります。急病があれば職員が搬送するためには不安でならないというふうなことも、職員の中には思っている方もいらっしゃるとか、そういうふうなこともお聞きしております。


 もし、医療の判断ミスがあった場合は、どなたが責任をとるのでしょうか。救命士職員の御苦労を経験するにも、医師の確保、当直医の確保を早急にする必要があると思いますが、今後の診療所のあり方、将来像を聞かせてください。


○議長(負門俊篤) 中西消防長。


○消防長(中西 清) 診療所のあり方については、私のほうからお答えすることはできませんので。


 救命士の苦労を心配していただいて本当にありがとうございます。ただ、私ども、困った人がいれば助けるのが消防の仕事と思っておりますので、できる限りのことをやっていきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 消防職員、救命士などから不安だという声が上がっているんですよ。それは消防長は存じ上げているか、上げてないかということをお尋ねしてるんですよ。


○議長(負門俊篤) 中西消防長。


○消防長(中西 清) 今のところ、私の耳には特に直接は入っておりません。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 住民は消防職員の方に、救急のとき、病気になられたときに運んでいただく不安もあるかと思うんですよ。医師が一緒に救急車に乗っていく場合と行かない場合とでは、患者にとっての安心感というんですかね、全面的に消防士、救命士さんに命を預けるわけですから、その辺のところは本当に何かあったときにはどなたが責任をとるのかなという、その辺のところも誰が答えてくださるのかわかりませんが、その辺のところも答えていただければいいかなと思ってます。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 逆にお聞きしたいんですけども、救急車にお医者さんが乗って搬送をするって、その例をちょっとお聞きをしたいと思います。それでないと答弁のしようがございません。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) それでは、ずっと前でしたか、医者も一緒に救急車に乗られていくということはないんですか。私は救急車にはお医者さんが乗って、搬送して、橋本市民病院なりなんなりを、以前にはしていたような記憶があるんですが、それは全くなかったものですか。


○議長(負門俊篤) 中西消防長。


○消防長(中西 清) 救急車に医師同乗で他院への搬送をする場合はございます。これは医師の判断によって、医師もしくは看護師が乗っていかなければならないという判断をしたときであります。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 町長は先ほどの私に質問を反対にされましたですけれども、救急車にお医者様は乗っていかないものと思って私に質問したのですか。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 消防長はそういう例もあるということで答弁をいたしました。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 人の命を預かる大変な部署であるということを私も認識しております。それの町責任者で、トップの責任者である町長様にも私はお伺いをしているわけでございますけれども、あまりにも愛想のない答弁でございますので、もう少しやっぱり誠意のある答弁をしていただければありがたいと私は思いますけれども、その辺で。


 こんな状況であれば、法会が来ましても本当に参拝人が来ても、病気をしても心配な状況であるには違いはないと思っております。幾らいいイベントを考え、そういうふうなことを考えておりましても、病気というのがやはり一番参拝人の中でも大変なことだということを認識していただくためにも、私も努力をしてほしいと思ってこの質問をいたしておるわけで、決していじわるな質問とか、そういうふうな質問とは受け取らないようにはしていただきたいと思っております。


 現に病院が本当に崩壊寸前の、たった週1回しか当直医がいない、あとの6日間は夜に病気をすればお医者さんがいない状況にあるということを大変な状況だと思ってこの問題を質問いたしているのでございます。何とかしていただきたいという思いで質問をしているということを思っていただきたいと思っております。その辺のところをお伺いをいたします。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 議員各位においては非常に心配をしていただきまして、ありがとうございます。当局はそれ以上に、先ほどからも答弁をさせていただいておるとおり、そういう体制確立のために努力をいたしております。


 それと、住民に不安をかけない、安心安全、不安をかけるようなお話等は議員各位のほうからお話を持っていくような話だけは、できるだけ避けていただきたいと思います。まず、不安を持っていただくと余計住民の安心安全という部分で欠ける部分ができてこようと思いますので、当局はそのために全力を尽くしておりますので、その辺のところ、住民の方々にも議員各位におかれましても納得のいく説明をいただければありがたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) それでは、お尋ねいたします。山外花坂、富貴の方が救急車を呼ばれた場合は、どのような対応とどのような搬送をなさっているのですか。


○議長(負門俊篤) 中西消防長。


○消防長(中西 清) 御説明させていただきます。管外につきましても、高野山内と同じですが、富貴地区につきましては富貴の患者移送車がございますので、そちらで搬送してもらっている場合もあります。花坂はもちろん高野町当消防本部が行きます。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) その場合は、花坂の場合は一旦高野山に運ばれてから行くのですか。それともそのまま直接搬送されるのですか、その辺のところをお伺いいたします。


○議長(負門俊篤) 中西消防長。


○消防長(中西 清) 花坂地区におきましては、患者の症状にもよりますが、入院を必要とする場合は必ず町外の医療機関へ行きます。すぐ下に行きます。


○2番(所 順子) 富貴はそのまま。花坂は今答弁をいただいたでしょう。富貴はどうなってますか。


○消防長(中西 清) 富貴の場合も、富貴の患者移送車については、町外の医療機関へほとんど搬送してます。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) その辺のところで、山外と高野山の距離の現状が違うということなんですよね。花坂も富貴も一応その時点からよその山外の病院に運ばれる場合はほとんど40分もかからないというか、高野山からよりは随分と短距離で行けるというふうな思いがいたします。やはり山内では高野山から橋本なり、よその病院に運ばれる場合は随分と時間がかかるんですよね。その辺のところが高野山の山内の住民と山外の住民の不安さというんですか、早く救急車で運ばれる時間の長さによって違うと思うんですけど、その辺のところは直接行かれるって、高野山の方は高野山病院に一旦運ばれまして、消防署員がチェックをしまして、そのままヘリコプターか、それとも救急車で搬送される。その時間の差があるので、町長はその辺のところはどのように思っておられますか。山内と山外の搬送の時間の差ですね。これがすごく病人に関しましては大変なことだと思ってるんですけれども、その辺のところを、医師が夜間はいらっしゃらないというところをお伺いをいたしたいと思っております。


○議長(負門俊篤) 尾総務課長。


○総務課長(尾 和哲) 先ほど、消防長のほうからお話あったと思うんですけども、一応山内の場合は、診療所がありますので、そこへ運んできて先生の指示をいただくということでございます。


 それと、花坂、細川につきましては、先ほど消防長が言いましたように、症状を見ながらその消防署の救急救命士の判断で運ぶということになると思います。富貴の場合は、もう直接橋本市民病院とか、いろいろな病院へ搬送していきます。富貴については先生がおりますので、先生の指示を仰ぎながら行っております。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 私がどうしてこのような質問をしてるかというのは、住民さんたち、住民の方が花坂とか富貴は病院が近いからいいわなと。高野山は距離が遠いので、夜間、お医者さんが、当直医がいないというのは大変だなという思いをお伺いするためにこの質問をしています。そして、住民が山外よりも高野山は本当に夜間に病気したら病院に搬送される時間も長いし不安だという思いをたくさん持っておられる方が、特に高齢者の方はたくさんいらっしゃるということをお聞きしましたので、この質問をさせていただいているわけです。その辺のところを町長はどのようにお考えでしょうか。ちょっとお伺いをいたしたいと思います。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 高野山地区、山間地区、富貴筒香地区、多く分けたら高野町は3地域になるわけなんですけども、どこの地区云々というような形で私は行政はしておりません。公正公平な目で行政をさせていただいております。


 その地区によっていろんな条件があるわけです。富貴筒香地区においては診療所という形で、月曜日から金曜日まで医師が常勤をしていただいております。宅直というような形で勤務をしていただいております。金曜日の夜から金、土、日、3日間は医師不在になっております。そんなときには直に支所の職員が夜救急が出たときには市民病院等々を中心に連絡をとって、そちらのほうに緊急搬送をしております。


 山間地域においては、特に花坂、花坂って言われておりましたが、花坂、細川地区においては診療所も何もございません。昼間急病が起こった場合には高野山診療所、症状によっては高野山診療所、救急が出た、重篤な患者によっては市民病院やら紀北病院等々、その地域によっていろんな今の現状、状況があるわけであります。


 高野山地区においては昼、夜間は今当直がいてない部分、こちらの高野山診療所のほうに来れないわけですが、その辺は救急がすぐ参りますので、その対応で救急対応をいたしております。


 時間的なことを話をするんであれば、もし細川、花坂地区で救急が夜間起こったときは、救急車がどこにあるかというと高野にあります。高野からその間時間がかかります。その時点で橋本市民等々へ行くんであれば、同じ今夜間、山間地区においても救急が出た場合、時間的には同じ時間がかかるんではないかと思っております。


 2番議員さん、非常に心配しておるのは医師確保という部分でありますので、その辺は先ほどからも何回も答弁をさせていただいております。お互いに医師確保に努力するよう、当局側も議員さん側も、町行政の車輪の両軸となるように、議員各位においてもよろしく御協力のほどお願いを申し上げます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 私の質問に関しまして、事務長初め、町長様はそんなにせっぱ詰まったような御様子も全然答弁の中には含まれていないような私は気がしてなりません。本当にせっぱ詰まって崩壊寸前の診療所であると私は思っております。それを何とかしてほしいと思って、これ何度私が一般質問でやっているか。自分自身も嫌になるほどこの質問をずっとしてきているんです。それにもかかわらず、医師はどんどん減っていく。当直は週1日、土曜日だけ、あとは全くお休みという状況になってきているんですよ。その辺のところにあせりがなく、次の先生の予定もまだ見えてこないという状況におきまして、この辺のところを再度町長にお伺いをいたします。


○議長(負門俊篤) 中島副町長。


○副町長(中島紀生) 先ほど来の町長の答弁をお聞きいただきましたら、十分議員各位におかれましては御理解いただけるんではないかと思いながら私も聞いておりましたが、先ほど来、議員の御質問を聞いておりますと、若干の違和感を禁じ得ません。町内ある地域の方々がこうおっしゃってる、ある時期こうおっしゃってるというような町民の方々の対立をあらわにするような御発言は、一般質問としていかがなものかと思いながら聞いておったわけであります。


 そうした中で、当直医不在の折の対応等々に関しましても、決して総合診療所側が知らん顔してるわけではございません。事前にこういう場合はこういうふうにというのを消防本部のほうと十分な打ち合わせをし、搬送をどういうふうにするかというマニュアル的なものをこしらえた上で対応もいたしております。


 そうしたことも含めまして、先ほど町長がお答え申し上げましたように、今後の高野町の医療、医師確保等々に向けての取り組みにつきまして、皆さんのぜひともの御協力をお願いする次第であります。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 今、副町長のお言葉の中に住民云々どうのこうのという会話が多いので、一般質問とは違うとおっしゃいましたですけれども、私たちは住民代表であります。住民の声を聞いて伝えるというのが私たちの使命だと思っておりますので、私は今の副町長の言葉はとてもちょっと住民に対して失礼だと私は思いますけれども、その辺のところは。


 住民さんがおっしゃっていることをここでは私たちは要望や意見を言っちゃいけないというふうな、そういうふうなことを答弁されたように思うんですけれども、その辺のところはいかがなものでしょうか。私たちは住民代表で質問しております。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 議員各位、当局もそうですが、住民の方々に対する説明責任はあります。議員さんにおいても説明責任があると思いますので、その辺のところは議会に持ってくる要件等、住民さんから御意見を聞いたときに、住民さんに納得のいく説明をしていただくのがまた議員の務めだと考えております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) それでは、今後いつお医者さんの1人でも2人でも確保できるというか、その確たることは何もないのですか。その辺のところをお伺いいたします。


○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。


○診療所事務長(中尾 司) 診療所としましても、医師の確保については一日も早く元の診療体制に戻したいという思いで全力を尽くしているところです。当直の先生のことにつきましても、医大のみならず、日赤のほうにもお願いには上がっております。ただ、医師の不足というのは全国的な傾向でして、橋本市民病院ですら内科医の確保に困っているという今現状でございます。


 県が自治医大卒業の先生を県内の医療機関に義務年限中配備するということをしておるんですけども、そちらについても先生が不足して十分配備できていない病院、診療所が県内にもたくさんあるというところです。


 とは言いつつ、現に医師が不足しているのは事実ですので、各方面、引き続きお願いはしております。県の医務課にもお願いしてますし、先ほど言いました地域医療振興協会というところにも医師の常勤医の派遣ということをお願いしているところです。何分、先ほど言いましたとおり全国的な傾向ということで、すぐに解決するというめどが立ってないところがこちらとしても歯がゆいところですけども、今は土生先生の一日も早い復帰ということも含めて、一日も早く元の体制に戻せるようにというところで、努力しているところです。


 診療所としましても、今の体制が十分住民の皆さんに安心して受診していただける体制であるということは思ってはおりませんけども、何分先生2人が倒れるという予測できない不測の事態ということでございますので、何とぞ御理解、御了解をいただきたいと思っております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 全国的に医師不足ということはよくわかっておりますが、よそと比べていても高野町の現状は変わらないというふうなことにあると思います。どちらにいたしましても、住民の安心安全に配慮するのが行政を預かる者の責務と存じます。口先ばかりでなく、体を張って邁進していただくことを強く望みたいと思っております。


 そして、次の質問は診療所2階部分を住宅型老人ホームにすべくコンサルタントに依頼し、議会に諮る旨の説明がありましたが、その後の進捗状況をお尋ねいたします。


○議長(負門俊篤) 尾総務課長。


○総務課長(尾 和哲) 通告文には。


○2番(所 順子) あります。ここに、今後の診療所のあり方、方向性。そういうものを載せております。


○総務課長(尾 和哲) 2階については、また平野議員さんが次の機会にもありますので、そのときにまた御説明させていただきます。


○議長(負門俊篤) 2番、所君。


○2番(所 順子) 今後の診療所のあり方と方向性というのを私はこの質問状に入れてるんですけれども、方向について、2階の方向はどうなっているかということも私は入れているつもりですけれども、ないと言われればそれで結構ですけれども、一応診療所のあり方、方向性というのを入れております。


 それでは、もうその質問は結構でございますけれども、何しろ医師確保に努力をし、週1日だけの夜間当直ということは避けていただきたい。これは責務と思っておりますので、よそと比べるわけにはいきません。高野町は1200年を迎えるに当たっていろんなことが起こり得る可能性も秘めておりますので、一刻も早く努力をしていただきたいということをお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(負門俊篤) 8番、目黒君。


○8番(目黒寿典) それでは、一般質問をさせていただきます。


 先ほどの町長の2番議員さんの質問に対しての当初の答弁でございましたが、診療所、入院できるように努力していきたいという言葉、確かに受けとめました。どうぞよろしくお願いしておきます。


 私の質問はそちらに通達がございますように、高野町の活性化に対しての誘客事業ということについて質問させていただきたいと思います。


 先ほどから3番議員さん、6番議員さん等々とダブるところも多少あるかと思いますけども、あと2年先には高野山開創1200年の大事業が控えております。また、来年は世界遺産登録10周年の記念の年に当たるというようなことで、比較的参詣客、参拝客、観光客は増減するんではないかと思われますが、しかし、それは先ほどから言われている一過性のものであって、継続性のあるものではないと思われます。それにつきまして、まず誘致、誘客ということを考えたときに、表に出てPRをする。当然必要なことではありますが、同時に、最初にまち未来課長が言われたように、トイレのきれいな高野山というのが全国的に評判になったらすばらしいことじゃないかというようなことも今朝からの答弁で言われておりました。


 外に向けてのPR等もあるんですけども、まず受け入れ態勢として考えている誘客事業、そういった点からまず答弁いただきたいなと思いますので、受け入れ態勢のほうの誘客体制からよろしくお願いしておきます。


○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 8番議員さんから御質問いただきました観光客に対して今後の高野町の受け入れ態勢ということで御質問いただきましたのでお答えしたいと思います。


 まず、高野町の入れ込み客におきましても120万、125万を中心に横ばい状態ですが、若干宿泊客については右肩下がりで、若干下がっておるというような現状でございますが、何とか120万を前後にして横ばい状態が続いておるという中で、今後高野山にもいろんな事業が訪れてまいります。


 そこで、高野山の中で受け入れ態勢ということでございますが、先日、観光文化という日本交通公社のこういう雑誌なんですけども、創刊号が役場へ届きますので見ておりましたら、やはり観光地づくりの本質ということで、観光まちづくりについては心であると、このようなことが書かれております。これは東京工業大学の鈴木名誉教授が書かれている文なんですけども、そういう中で高野町においてもいろんな事業をする中で、一過性のものではなく、高野山らしいものを継続させていく、魅力あるまちづくりをするには飽きさせないまちづくり、それには今後官民一体としてつくっていくという必要があると思います。


 大きな仕組みについては行政のほうで官が請け負い、また仕掛けについては官と民がつくっていくというふうなことじゃないかと思います。仕組みと仕掛けの違いで、町の中の仕組みについては、トイレをつくったり、地下埋設したりとか、環境面を充実し、その中で官民共同となって仕掛けつくりをしていくという、いわゆる地域ツーリズムの時代がやってきてるということを感じております。


 その中で高野山の誘客の取り組みとしまして、やはり高野山らしいものをこれからどんどん催しをしていくという中で、お大師様への報恩の心を再認識してもらうという高野山らしい催しということで、一昨年より始めておりますお大師様への御報恩ということでテーマにして、宗教性を感じられる催しを継続ということで、心の癒しのお逮夜ナイトウオークであるとか、昨年末に開催しました新春ナイトウオーク、奥の院で新春をあげていただき、燈籠堂で特別開廟してお話をいただくとか、それと昨年9月から開始しました報恩高野市、高野山のありし日の町中を今流に置きかえて、商店の活性化を踏まえて、報恩高野市であるとか、それと22年から始まりました錦秋大伽藍のお練法会、これは西側の事業でございますが、伽藍への錦秋の秋のさなかにお練法会をするとか、そのような宗教、高野山らしい催しを継続していく。


 また、それと今取り組んでおる事業でございますが、町の中を歩く、来訪者に満足度を向上していただけるということで、歩いて楽しい周遊型観光創造事業ということで、第2駐車場につきましては、町のほうで管理しております関係ですので、拠点となる駐車場から町中へ人をどんどん流れをつくっていくという仕組み、そのようなことの中で、観光という中でこの町を考えた場合に、やはり食べてもらったり、買ってもらう、見てもらう、泊まってもらうというふうな、単発的なことを繰り返しておるうちには大きな結果などは見えないと思います。観光客に対してのアクションだけで地域の周遊収益性は上がらないと思いますので、それでお客さんに来ていただいたときに、何を消費させるかということで、時間を消費させる仕組みがこの町には要るということです。


 観光の世界でお客様に時間を使わせれば使うほど、同時に消費行動が自然と起きてくるということで、この山で長く時間を使うほど、高野山の経済効果も上がってまいりますし、収益も上がってきます。要は日帰りが1泊、1泊が2泊、そういうことをすることで時間を消費することに成功すれば、経済効果も出てくるということで、観光客の要望とか、欲求心を満たすようなソフトの仕組み、いわゆる飽きさせないプログラムが必要ということで、今歩いて楽しい周遊型創造事業に着手し、高野山で時間消費型観光を今構築しております。


 地域がみずから考え、行動し、自立した観光地へ行動を変えていかないと、観光地づくりの本質に触れられないということでいろんな事業を考えてるわけですが、高野山でどこにもない、高野山らしいもの、冒頭に町長が10周年よりも高野山のほうには1200年の大きな歴史文化があるという、冒頭で説明しておりましたが、まさに高野山にはどこの地域にもない1200年という大きな歴史文化の中で、今後高野山をPRして売り出していく、こういう事業を展開していく中で、先ほど申しました宗教的な高野山にないそういう事業を今展開しておるということでございますので、今後こういう一過性じゃなしに、この場所でしかできない、この場所だから継続できる、そのような事業をどんどん展開していく、そのようなことを考えております。


○議長(負門俊篤) 8番、目黒君。


○8番(目黒寿典) ありがとうございます。


 大体年々120万前後で推移してきているということでございますけども、確かに今言われてましたようにハード面ではトイレ整備、あるいは先ほど建設課長のほうが言われてた看板の話、それと工事に伴う道路舗装なんかもハード面としては非常に必要なことであろうかと思われます。


 また、ソフト面として心の癒しということで、観光まちづくりは心であると、いかに高野山で滞在していただいて、その心をなごんでいただくかというのが大事であるというのを重々私たちもわかっている次第でございます。


 同時に、ただいま先ほど建設課長、午前中の答弁にありましたけども、東側の工事に伴うダンプ等々の話がございましたけども、これ考えてみましたら、高野山におきましては昭和9年、弘法大師御入場1100年の御恩忌法要がございました。1934年でございますけども、それに向けての工事といたしましては、大正11年に高野山電気鉄道による高野下極楽橋間の電車が通り、それに伴って昭和5年には極楽橋から高野山へのケーブルが開通するという、画期的な事業が行われております。また、その後、昭和40年に行われました高野山開創1150年、この間も50日間ございましたけども、そのときには昭和40年に行われたわけでございますけども、その5年前、昭和35年には高野山道路の開通という大きな事業がございました。また、昭和59年に行われた御恩忌1150年の御恩忌法要のときには、その4年前に高野龍神スカイラインの開通という、非常にハードな事業が展開されております。


 今回におきましてもこの480号線高野山道路の迂回道路というか、環状道路というか、それが建設されるということで着々と進んでいるわけでございますけども、そういった点も現状に、表にPRするときにどんどんどんどん出していっていただきたい。


 これ過去を調べてみますと、昭和9年でも既にそのときに24万5,000人がその50日間で宿泊しております。昭和40年には47万人、昭和59年には51万人の参詣客が、この50日間で高野山で泊まっているわけなんです。そういったところも踏まえながらのPR、表に向けてのPRというのを今後もっともっと展開していくんじゃないかと思うんですけども、その点につきまして、まち未来課長さん、もうちょっと御答弁お願いできますでしょうか。


○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 議員おっしゃるとおり、循環道路ができた結果、町の中がじゃあどういうふうになるかという大きな心配もしております。その中で、今どんどん展開しております車をとめて町の中を歩いてもらう。流れの中で、県の行政の中で大きな道ができたと。じゃあその道を通って奥の院へお参りして帰るだけじゃなしに、その道を利用しても、車をとめて魅力ある町をつくっていくということで、観光客は町の中を歩いてもらう、そのような仕組みは当然今から準備して考えております。多分、今年の秋ぐらいには歩いて楽しい周遊型観光の結果が出せるんじゃないかなと考えております。


 それと、当然1200年の大法会に向けて高野山のPRということでございますが、先日も関東首都圏の旅行エージェントの皆さん、16社の皆さんに集まっていただきまして、ちょうど8番議員さんのお寺、県のほうがたまたまだったと思うんですけども、大広間をお借りしまして、関東地区のエージェントの皆さん来られて、各町村、伊都橋本の観光担当課長、担当者の皆さんが寄りまして、各PRしたわけでございますが、やはり朝の質問にもあったとおりでございますが、伊都橋本挙げてということでございますが、やはり核になる高野山中心になった展開で十分なRPができたと思いますが、また7月早々には関東の今度はメディアを対象にしたファームトリップが開催されます。これも高野山のほうで開催されますので、事あるごとに高野山のPRというのも重要を感じてますし、県のほうでも夏キャンペーンという形で全国展開のキャンペーンを展開しております。


 たまたま高野町から参加されないという場合は、パンフレット等をお渡ししてもらうわけでございますが、四国方面、南海フェリーを活用した四国方面への誘致であるとか、四国八十八ヶ所の関連で、四国をターゲットにしたキャンペーンが観光協会と合同で昨年から始めたりということで、いろんな意味でPR展開はしてございますし、町の中へその結果、高野山に来てくれた方には、飽きない、楽しいそういうまちづくりの中で、当然、奥の院へお参りする、金剛峰寺へお参りする、これは高野山の基本的に皆さん来られることと思いますが、その後、この町でどのように時間を過ごしてもらうか、日帰りの方を魅力ある町にすることによって1泊の宿泊客に変えていくであるとか、そのような仕掛けが今うちの観光のほうで取り組んでいる事業ですので、今年の9月ぐらいには何らかの形で歩いて楽しい周遊型観光を御披露できるんじゃないかなということで、今観光のほうでピッチを上げて取り組んでおります。


 それと、レンタサイクル、観光情報センターの前で電動自転車8台をレンタサイクル無料で行ってます。これは一応実験的な形で、歩く、いわゆる自転車へ乗っていただくというのも、歩くという大きな中でどのような効果が生まれてくるかという実験を行っておりますが、つい先日も自転車を貸してほしいという若い5名のグループの方、昼大門のところで御飯を食べたいんで貸してほしいということで、昼乗っていったら、夕方まで帰ってこなかったと。じゃあどこへ行っとったんですかと、アンケートを書いてもらってるんですけども、自転車があったので町の中を全部回ってきましたと。そのようなのもこれから高野山が取り入れてくるメニューかなということで、土日につきましてはレンタサイクルの貸し出しの中でアンケートをいただいたり、それと議員おっしゃったような感じで看板の誘導板であるとか、法会に向けてふさわしい看板、統一した看板をつくっていくとか、そんなようないろんな事業には取り組んでおります。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 8番、目黒君。


○8番(目黒寿典) 比較的関東のエージェントさんなんかもお越しいただいて、高野山のPRをどんどんどんどんやっていただけてるということを聞いて少し安心してるわけでございますけども、同時に開創法会と申しますとメインはやはり何と申しましても総本山の金剛峰寺が中心となって、それに全面的に協力していかなければいけないというのはもう周知のことだと思いますけども、本日、金剛峰寺におきまして新しい宗務総長が決定し、近々に内局が決まってくると思うんですけども、前回、昭和59年御恩忌のときにおきましては、指定業者、旅行会社の指定業者というのがありまして、JTB、南海国際旅行、近畿日本ツーリスト、日本旅行、西鉄旅行、東鉄観光、東急観光、JA農協観光という形で出ております。今後そちらになるのか、どういうふうになるのか、また開創法会事務局がどのように移動になるのか、これはちょっとここではわかりませんけども。


 ここでちょっと町長に発言というか、答弁いただきたいんですけども、当局、近々に決まり次第、ひとつトップ会談を開いていただいて、今後町当局としてのあり方、どういうふうな形での応援をしていったらいいのか。また、議会として我々はどういうふうな形をとっていったらいいのか、これはまた議会としての本山当局との懇談会を開いていきたいなと思っておりますけども、その点をぜひどのような気持ちで考えているのか。当然、当たり前のことやと思うでしょうけども、ちょっと御答弁いただきたいと思います。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 今までも金剛峰寺総本山とはいろんな形で協力体制をとって事業に取り組んでおります。今現在取り組んでいるのは、先ほど答弁、説明をした中の看板、駐車場整備、トイレ等々であります。その辺のところはこれからも総本山と協力をしながら取り組んでいかなければならないと考えております。


 実は、先般、今日次期総長、25日ということで宗会の中で決定をされて、7月5日に正式に就任をされるということです。早々にまたこちらから出向いて、その辺のところも含めてお話をさせていただきたいと思います。


 実は、5日ほど前に、高野のあるお寺さんの紹介で、次期総長さんになられる方と少しその辺の事前のお話といいますか、2時間、約3時間ですかね、お話をさせていただきました。次期総長さん、もちろん皆さん御存じの高野のお寺の方であります。議員各位においても親しくおつき合いをされておられる方もかなり多くおられると思います。次期総長さん、非常に話のわかる、革新的と言うたらちょっとニュアンスがおかしいかもわかりませんが、大塔を一般開放といいますか、イベント等々を最初に取り組んだのが次期総長が企画課長のときだと聞いております。その辺のところもいろいろ先見の明もある方だと思います。


 議員各位、また当局とも、議員の皆さんもまた総長、内局等々が決まりましたら御挨拶に行って、これからの体制云々という部分をお話を願いたいと思います。もちろん当局はその辺のところは協力体制をとっていくような体制、考えで持っておりますので、御了解いただきたいと思います。


○議長(負門俊篤) 8番、目黒君。


○8番(目黒寿典) ありがとうございました。25日の民しゅうです。


 また、まち未来課長のほうに戻らせていただきますけども、先ほど関東のエージェントさんに来ていただいての高野山でのPRというのもございましたですけども、高野町というか、高野山として現在いろんな各種団体がございますけども、そういうのが一丸となって、例えば全国にキャラバン隊を発信するとか、そういったような考え方というのは、現在町当局のほうにおいてはないでしょうか。


 また、あるいはもしあれでしたら観光協会、あるいは宿坊協会、本山総長公室、あるいは商工会等によって構成されている観光事業推進委員会なんかでもいいですけども、そういった企画があるようでしたら、ぜひ我々としても何かの形で協力していきたいなと思っておりますので、その辺の企画等々があれば、ちょっとここで教えていただけたらと思うんですけども、いかがでしょうか。


○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 御質問いただきましたキャラバン隊、PR隊でございますが、一昨年につきましては、町、観光協会、本山、総長公室でございますが、こうやくんも一緒に中国地方、九州のほうにPRに行ってまいりました。今年につきましても、県のほうから夏キャンペーンということでお声がけいただいてるんですけども、高野山は夏、結構事業とか催し物が多くて、今年は行けないという状態ですけども、観推のほうでも観光協会、商工会、共同事業のことがたくさんございますので、四国のほうにつきましてキャンペーンに行きたいなというお話はしてますけども、大きなキャラバンの予定はございませんので、もしそういう機会があれば、一緒にいろいろ行っていただきたいなとは思うんですけども、本年につきましては、大きなキャラバンの予定はございません。


○議長(負門俊篤) 8番、目黒君。


○8番(目黒寿典) ありがとうございます。


 四国のほうに今ちょっと目をつけられているというところで、非常におもしろい観点だなと。申しますのも、以前に私もちょっとここで言ったことがあるかと思いますけども、来年は四国八十八ヶ所の霊場、開かれて1200年目の年に当たります。特に讃岐、香川県のほうにおきましては、札所のお寺が全て1年間を通して、ここのお寺はこの御開帳、ここのお寺はこんなイベント、ここのお寺はこんなという一覧表も既にでき上がっているような状態でございますので、四国は来年の動きは随分あろうかと思われますので、協力してPRに回っていきたいなと思っております。


 そういう日本人ばっかり見てても仕方ないことなんですけども、現在日本の観光地といえばまず代表されるのが京都。高野山が年間120万人と言ってますけども、京都は年間5,000万人の観光客が訪れています。やはりその中には外国人観光客、日本人1億2,000万人だけを相手にしているんじゃなく、世界中に目を向けてやっぱりこういうPRをしてるんじゃないかと思うんですけども、その点に対する取り組みというんですか、そういったのは当局では何か考えておりますか。いかがでしょう。


○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) インバウンド事業につきましても、25年事業、大きな大事な事業ということで考えております。この目減りを徐々にしていく国内観光の部分を今後どういうふうにして補っていくか。また法会が終わった平成28年から高野町はどのような町をつくっていくかという大きな課題がこの町にあるわけです。


 平成27年までは伊勢神宮の遷宮であるとか、JRグループ6社のディストネーションキャンペーンであるとか、また世界遺産10周年、大法会、和歌山国体と、和歌山県にとって大きな催しがめじろ押しになっておりますが、平成28年からは和歌山県にとって大きな話題性のあるものが何もございません。高野山においても、今法会のPR効果で平成27年までは高野山、いろいろなメディア、マスコミ、電鉄が取り上げてくれてるんですけども、平成28年からは高野山を今後どのようにしていくかという、もう平成28年に向けた観光地づくりを若干なりとも目を向けて取り組んでいかなければならないんじゃないかと考えております。


 その中でこのインバウンド、ヨーロッパとアジア圏を両輪として観光客を充実させていくという、海外インバウンド事業が重要になってくるわけでございます。当町でもヨーロッパにつきましては誘客事業ということで、高野山のフランス人気が、フランス人による高野山人気が今も継続されておるということも伺っておりますし、ヨーロッパの人々についてエルサレム、ローマ、サンティアゴ・デ・コンポステーラのキリスト教の3大聖地の巡礼の歴史を持つ中で、日本と共通の意識を持った方が多いということで、自国文化の誇りを他国の人にも理解して、尊重したいと。そのような思いの中で、ヨーロッパの方は来られておるというふうな話も先日伺ったわけでございますが、ヨーロッパと、当町は昨年からタイのほうを若干目を向けております。


 このタイ、ミャンマー、ベトナム、シンガポール、仏教徒が多い国においては、日本仏教の拠点、高野山という意識づけをして、高野山へ誘客を図りたいということで、昨年もタイでのプロモーションで行ったわけでございますが、やはりアジア圏においても経済成長が著しく、国民総生産が向上し、海外旅行熱が高まっておるという、この辺の中で、四季の変化があり、また旅行目的がそういう風景が背景にある、そのようなことを現地でも聞いてきておりますし、そのようなことを今後取り組んでいきたいということで考えております。


 ただ、タイ国でもプロモーションを行ったんですけども、やはり高野山単独では旅行商品もかなり難しいということで、京都、奈良、大阪、神戸、この辺とセットにして売り出していくというのが一番高野山へ誘客する近道かなということで、やはりゴールデンルートになっております奈良、京都、大阪、神戸、広島、この辺はかなり人気があります。タイでも先日行ったとき、白川郷がすごく人気があると。同じ世界遺産で何でかなということで、1週間ぶっ通しでタイで民放で特番を組んだと。それによってすごい効果があらわれたと。雪が珍しいとか、そういう背景にいろんなものがあるんですけども、高野山においても関西広域連合とこれからはアジア圏については手を結ばないと、高野町単独では難しいというふうな結果の中で、いろんな仕掛けをどんどんしていかなければならないかなと考えています。


 やはり今後高野山観光の大きな大きなかぎというのは、インバウンドに関係してくるんじゃないかなということで、外国人観光客とともに、もちろん国内も大事ですけども、今後ヨーロッパ、アジア圏においても、中東地区、この辺をターゲットに絞り込んで誘客する必要があるんじゃないかなと考えております。


○議長(負門俊篤) 8番、目黒君。


○8番(目黒寿典) ありがとうございます。


 特に私もインバウンドというのは、平成15年ですか、世界文化遺産に紀伊山地の霊場と参詣道ということで登録されてから、ぐんぐんぐんぐん右肩上がりで伸びてきてるというのは実感しておりました。特に、22年ピークに4万2,000人近いインバウンドが入ってきておりまして、ただ23年、やはり東日本大震災の影響で2万前後に落ち込んでしまいましたけども、また昨年は3万3,000人ということで、少しずつ伸びてきているということですので、タイにこだわらず、タイ、シンガポール、先ほど出てましたけど、特に東南アジア系で言えば、台湾、香港等々も比較的、韓国、中国というのはちょっと今どうかなという懸念もありますけども、台湾というのは非常に仏教国で、日本に興味を持っているところがありますので、そういったところもどんどんどんどんPRに行っていただき、同時に先ほど課長が言われてましたように、フランスというのはやはりミシュランのギドベールの影響もあろうかと思われますし、同時に、高野町にとりましてはイタリアアッシジとの友好都市もございますので、そういったところにも計画的に企画をしていただいて、これが観光旅行になってしまったら困りますけども、それにならないようにどんどんどんどん高野のために頑張っていただけたらなと思うところです。


 そういったところにつきましても、特に金剛峰寺さんとの連携というのは必要なことで、タイなんかにおきましては、金剛峰寺さん、非常にこの前から記事にも出ておりましたけども、日本でパーティーを開いたとかいろんなことをやってます。その点の連携も取り合っていただいて、していただけたら非常にありがたいなと思うんですけども、その点でもう一度だけ答弁をお願いできますか。


○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 議員おっしゃるように、私も一昨年、ヨーロッパ、調印式にもアッシジのほうに行かせていただいて、昨年、タイのほうでプロモーションも開催させていただいたんですけど、やはり現地を見てくるという、これは一番大事なことでございまして、現地を見る中で当然計画的にどの地域をどういう戦略を持ってどのように攻めていくかという、これが私もタイへ行くまで、タイの旅行事情というのを本当にわからなかったんですけども、やはり行っていろんな現地の方、現地の旅行会社の方が一番ヒントというんですか、そういうのを持っておりまして、そういう中でいろいろ聞く中で、日本旅行の違いであるとか、いろんなことを学ばせていただきましたので、当然、これも観光協会、本山、商工会、この辺の連携事業になってくると思うんですけども、どのような形でどのような仕掛けをしに行くかという、こういう計画的には必要でございますし。


 和歌山県につきましては、インバウンドのどんどん事業を行っております。オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、南米のほうも事業としてどんどん行ってますので、必要なときに、必要な場所に高野町も参画させていただいて、一緒に事業をやっていくという考え方と、単独で旅行会社を訪問するという、2本のやり方があると思うんですけども、それは一番効果的な方法を今後見つけながら、インバウンドをどんどん攻めていきたいなという考えでおります。


 また、韓国、台湾、香港、この辺も、香港は今高野山の人気が若干上がってきておるというふうなお話も聞いてます。それで、訪日の中で水害の援助であるとか、やはりアセアン関係につきまして、日本もかなり先日の水害であるとか、いろんなところで日本国のPR、国挙げてのPRがそういう訪日という形で戻ってきているような話も聞いておりますので、何とかゴールデンルートに割り込めるような形で今後展開していきたいなと考えておりますので、報告しておきます。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 8番、目黒君。


○8番(目黒寿典) ありがとうございます。


 先ほどから高野町において、高野山において、まず受け入れ側としてはハード面の整備、これをどんどん進めていく、また観光まちづくりは心であるという、内にあってはそういった体制を整え、そして外に向けては国内、国外を問わず、PR、インバウンド事業等々を繰り返していただいて、私は質問の要旨の中に目標数値はどの程度を見込んでいるのかというのを書いておりましたけれども、これはどちらかというと決めてそれに達したらもうええよというような考え方になってしまうかと思いますので、あえて聞きませんが、今年よりは来年は多くなろう、来年よりはまた多くなろうというような、大きな意味での長い目で目標を掲げていただいて、ひとつ頑張っていただきますようにお願い申し上げまして、私の質問を終えさせていただきます。


○議長(負門俊篤) しばらく休憩いたします。


            午後 2時30分 休憩


            午後 2時45分 再開


○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。


 9番、平野君。


○9番(平野一夫) 一般質問の最後の問いといたしまして、ただいまから3問質問させていただきます。


 まず町民懇談会開催の件、それと診療所2階ベッドの活用の件、それから観光客誘致の件ということで、3点質問させていただきます。


 町民の懇談会につきましては、私しか質問いたしませんが、あとの2問の診療所、観光客誘致の件、これは前議員の目黒議員、その前の所議員によってかなり詳しく質問しておりましたので、この点は少し省きながら質問させていただきます。


 自席で町民懇談会開催の件について質問いたします。


 まず初めに、町長就任のとき、初議会で、町民の懇談会を開催してはという質問を私がいたしました。これについて、住民の皆さん方はそれぞれの大きな懇談会をするよりも、それぞれ各地によってミニ集会をすればどうかというような意見が最近起こっております。ということで、町長としてはこの懇談会、あるいは町民のいろんな、例えば町債のこと、また高齢化のこと、福祉のこと、教育のこと、そういった病院のことなどを、いわゆるひざを交えて町政をどのようにかじ取りしていくかというようなことを懇談しながら、自分の政策にのせてそれを生かせていくかというようなことで、そういう推進の会をつくっていただいたらどうかということから、そういうような懇談会を持ったらどうかということを提起いたしました。その後、それは開催されておりません。これについてもしやるならば、今後ミニ集会とか、あるいは地域の小集団で開催するとか、そういったことで大きなこの高野町でも富貴、それから高野山、それから花坂、こういうようにして、それぞれの区域によって、町内会によって開催してはと、私はそういうように今現在町長に提案するわけでございますが、現在の町長の考えをお聞かせください。


○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。


○企画財政課長(辻本幸弘) ただいまの町政懇談会等につきまして、ミニ集会等々を行っていないということでございます。


 今回、町政懇談会につきましては、7月に開催をいたします。開催の内容に当たりましては、町の事業等につきまして広報紙等で随時周知を住民の方にしているわけですけれども、あまり伝わっていない、そういった部分もあるかと思うことから、直接町長が地域に出向きまして、住民の方に説明をするということで、7月中に高野山地区を対象にして行います。


 懇談会の内容等につきましては、町内5カ所、高野山多目的集会所、高野町役場、鶯谷集会所、中の橋老人憩いの家、高野町中央公民館を予定しております。また、当日、町長からは平成25年度の事業の主な説明をいたしまして、それにつきましてまたそのほかで総合診療所の件であるとか御説明をして、また御意見、提言なりを町民の方からいただくという方向で検討しております。


 それから、住民の方に対しての周知ということにつきましては、今月の28日、町内回覧がございます。そちらのほうで案内をさせていただく予定となっております。


 また、当日の出席者につきましては、町長、副町長、教育長、それから担当各課長の出席をする予定ということで、7月中に懇談会を開催いたします。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 9番、平野君。


○9番(平野一夫) 7月に開催されるということで、非常に聞いて本当に安心しました。ありがとうございます。


 これについては、やはり今までの前段の皆さん方の質問、こういったことは、既にいわゆる診療所のことについてでも、また空き家の問題にしてでも、住宅の問題にしてでも、全てその懇談会において常に皆さん方とのコンセンサスを得るんじゃないかなという考えを持っております。だからもっともっと早い時期にそういう懇談会をして、町民の意見をじかに聞く、議会の我々も代表で発言しますが、それよりも住民の皆さん方からそういう意見を持っている人にいろいろと聞く、それが私は大事だと思っておったんです。だから早期のうちに懇談会なり、懇親会を開いて、そして住民の意見をまとめて、自分の政策に生かしていくというような進路に持っていけば、皆さん方議員の質問内容にしてでも、恐らく重なるようなことでなしに、またしていただきたいことも全て課長さん方の頭の中で、こういうことをしていかなあかんぞという、課長、あるいは副町長、教育長さんが、それぞれ皆さん方に課長会議でお話して、そしてこういうように自分の目的はこうやということを、会の皆さん方に周知徹底していただいて、町の推進というような形をもって、そういう会をしていただきたかったわけでございます。


 7月になれば町長も就任してからもう3年たちます。早期に本当は実施していただきたかったんですが、こういうことを皆さん方が考えておること、全て住民の隅々の皆さんから周知できるということが、そういう会からニュースを手に入れるということも大事だと私は思っておりました。


 それで、現在やられるということは、今までやっていた自分の事業に対して、どのような反省を持っているか、あるいは町長さんは町で何をあんたはしたんやとこう言われる。これについてでも事前に懇親会なり、そういうことを、懇親会じゃない、懇談会をしておれば、そういうことの答えは出ると思う。こういうことをしましたよ、こういうことをしたいですよということを全部全てその場で発言できるということを、私は今ここでこのときにお話して、皆さんの質問から、そういうことはこういうようにしておりますということを自分が先に知れるわけなんです。そういう企画を自分が立つときに、そういう住民の皆さん方の意見をやっぱり吸い取って、そして自分の政策にそれを織り込んでいくというのが町の推進力だと私は思うんで、7月にやるというのはちょっと時は遅いですけども、これから残すところをしっかり頑張っていただきたいなと、開催していただきたいなとこういうように思っております。


 それと、これは町長さん、あるいは副町長さん、幹部の教育長さん3人じゃなくて、それぞれのいわゆる担当部署の皆さん方の責任ある、今日の質問でもほとんど観光事業、あるいは病院のこと、そういった関係の内容が、ほとんどがこの質問の内容でした。だからそういうことについての専門の部署の方、その方も交えて入っていただいて、そういう懇親会にのぞんでいただくと、町長さんも補佐できるような意見も住民の皆さん方にお話できるんじゃないかなとこういうように思いますんで。ただ、三役だけが行くんじゃなくて、時折を見てそういう担当の必要な課長さんに要請をして、出席してもらうようにしていただきたいなとこういうように思っております。ありがとうございます。


 ということで、会談して皆さんにお集まりしていただくということでございますが、やはりこれはなかなか皆さんはお集まりしてもらいにくいかと思います。だから、ただ広報で書いて、いつやりますよというよりも、やっぱり町内会長さんという人がいらっしゃるんで、その町内会長を通じて、できるだけ、今日は公民館であるんですよ、あるいは今日は多目的広場であるんですよということをPRしてもらうような運動、動きをやっぱりしてもらわな、1人でも多くの人に、せっかくのそういう集会を計画してでも、お集まりしてくれないということになりますので、できる限りそれはそういうような宣伝方法、また集まる招集方法を考えて懇談会を運営していただきたいなとこういうように思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


 これにつきましては、これで終わりますが、何か御意見ありましたら。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 9番議員さん、12月議会でしたかね、9月議会でしたか、9番議員さんのほうから町政懇談会をしたらどうですかという、こちらのほうに提案がありました。そのときに富貴地区で1回開催をさせていただきました。その後、また高野地区でも開催をさせていただきますということをここで答弁をさせていただいたわけです。今回9番議員さんの指摘のとおり、少し時期的にずれたことは非常に申し訳なく思っております。


 今回、先ほど課長の説明の中で7月に行うということで、この間から課長とのすり合わせの中で7月9日、12日、16、17、18、5日間を予定いたしております。出席者、当局は私、副町長、教育長、そして各担当課長全員出席をさせていただきます。当日全員が全ての会場に出席できない場合も、ほかの事業等もございますので、その辺のところは御容赦を願いたいと思います。


 かなりいろんな会に行って挨拶、また事業等の今年度の取り組み等々を説明させていただく機会が多々あるわけなんですけども、全ての住民の方々に御理解、また報告等々できてない部分があります。実際、先ほど課長の中で広報でもかなり何回も流させていただいた事業に関して、こちらがそういう会に行ってお話をさせていただいたときに、全然知らんだよというような、その辺の声が非常に強く感じられました。その辺のところも含めて、今年度の取り組みを中心に、また総合診療所等々の取り組み等を説明をさせていただいて、質疑応答の時間をとらせていただきます。


 もちろん町民目線に立った行政、温かみのある行政という形で取り組んでおりますので、その辺のところはもちろんできやん部分はできやんというような形に答える場合もあろうかと思いますが、その辺のところは住民の皆さんの御意見を聞きながら実のある町政報告会にしたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。


○議長(負門俊篤) 9番、平野君。


○9番(平野一夫) ありがとうございました。


 そういうことで、ぜひとも1人でも多くの集会になりますように祈っております。


 まず1点目はそれぐらいにしまして、2点目の診療所の2階のベッドについて、これについて活用についてお尋ねしたいと思います。現在、どういうような考えを持っているかということをまず教えてください。


○議長(負門俊篤) 尾総務課長。


○総務課長(尾 和哲) 診療所の2階の活用ということでございますけども、一応3月定例会のほうにもお話させていただいたんですけども、ちょっと業者を選定させてもらいまして、2階を住宅型有料老人ホームと、それとサービスつき高齢者向け住宅ということで活用させていただきたいということで、業者選定をさせていただいております。業者については和歌山の業者が1社、橋本のほうから1社ということでちょっと委託業者のほうへ報告がありまして、高野山診療所をそれぞれ2回ずつ視察に来ております。


 2階を改修せないかんということでございますので、2回目については二つの業者は設計業務の人を連れてきております。今のところそこまででございます。


 以上でございます。


○議長(負門俊篤) 9番、平野君。


○9番(平野一夫) 結局2階は19床以下の診療所の中でベッドは一応確保して置いておくわけですね。それでこれが将来復活というか、ドクター、あるいは看護師がそろえば、それをまた維持していくというような感じで、2階の部屋が使えるというような形で、もしそこで今おっしゃったような老人の方が入られたり、あるいはまた住居として使われたときに、診療所に使えるような形態に持っていってくれておりますか。その点についてお伺いいたします。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 2階の利活用という形でいろいろ検討をしておるわけです。3月議会においてコンサルの委託料という形で議会で承認をいただきました。それは高齢者向けのサービス住宅というような形の提案の業者を選択していただきたいという話で進んでおります。ただ、今の医療を鑑みる場合に、医療と介護、これは切り離せない状況であります。


 先ほどの診療所の話の中でも、答弁の中でもさせていただいたわけなんですけども、気持ち的には入院を復活したいという気持ちは重々持っております。その辺のところは医療資源の不足ということでできない状況でございます。


 今地域医療支援センター等々とも、先ほど事務長のほうからも話があったわけなんですけども、その辺のところとも話といいますか、提案を何点か受けるようになっております。


 今のところはここでどのような形にとらさせていただきますという確約といいますか、確定した答弁はここではできませんので、御了解をいただきたいと思います。


○議長(負門俊篤) 9番、平野君。


○9番(平野一夫) わかりました。


 そういうことで、将来どういうような形態になるかわかりませんが、町長の気持ち的には住民の皆さん方の、先ほどから病院のことで質問がありました内容のとおり、住民の安全安心を、また健康づくりを守るために、結局病院にできるならばしていきたいよという気持ちが伝わってきました。それでやっぱりドクター、あるいは人的資源がそろえば診療所にも1人、2人のお医者さん、ドクターを招聘して、看護師さんもそろえて、そしてそういう夜間診療もでき、総合診療ができる診療所システムにするというような形態に持っていきたいというのは、今町長の気持ちから私はそういうように解釈いたしましたので、今後ともそういうつもりで努力をしていただきたいと思います。


 2階の非常にもったいない話ですが、あの部屋も、私もこういう結局南山苑、高野山にはそういう養護老人ホーム施設として南山苑、それから病院ということがありますが、結局、診療所と南山苑のような形のタイプの間に、はざまをいくような老人の介護といえないが、養護施設、そういったものに使えたらなというような気持ちもあって、2階の施設の活用をどうするかという質問をしたわけでございます。総務課長からそういうような答弁をいただきましたので、大体の進路はわかりましたので、2階の活用についてはそのように進めていっていただきたいなと思います。


 一つ心配なことには、私はこの7月からちびっ子野球大会が始まりますよね。そのときに外科のお医者さんがおってくれるかどうか。それがまず心配するんですが、これは質問外なんで、質問外やと言やそれでいいんですが、ドクターの掌握というんですか、そういったことについて、皆さんが来てけがをして、高野山診療所にはお医者さんがおらんのよ、内科の先生しかおらんのよと、けがしたときどうしようにも処置がないのよと。しかし、搬送していただけるんだということのないように、そういう市民病院、あるいは紀北病院へ搬送するまでもなく、外傷の適当に治療できるような外科的な先生、そういったドクターがおれば、安心して子供たちもプレーができると思うんで、これもやっぱりこれからちびっ子野球大会をするときに、高野山へ行ったら、けがして子供が、ほんま病院行ったら診療所に内科の先生しかおらんだんよというような不評を買わないような体制に私は持っていっていただきたいと思うんですが、その点は今聞いてもよろしいですか。


○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。


○診療所事務長(中尾 司) 御質問いただきました7月の少年野球大会の診療体制ですけども、学童軟式野球大会時の医療体制ですけども、27日の土曜日につきましては医大の外科の先生が日直でお越しいただけることになっております。27日、土曜日の夜勤、28日、日曜日の日勤につきましては、はまゆう病院の小児科の先生が夜勤と日直続けて来ていただけるということになっております。残りの平日につきましては、診療所の常勤医が対応させていただくということになりますので、少なくとも日中の試合時間帯は十分な対応をさせていただけると思っております。


 以上です。


○議長(負門俊篤) 9番、平野君。


○9番(平野一夫) ありがとうございます。やっぱり夜間が必要なんです。昼間はちびっ子たちは元気ですが、夜になると熱が出たりしますので、そういった対応も必要になってくるかと思いますので、ぜひともよろしく配慮願いたいと思います。


 次にまいります。観光客誘致の件でございます。これについては前段の目黒議員がほとんど言うてくれたんで、私が言うところはないと思いますが、県の報道によりますと、高野山が観光客が減という発表がありました。これはなぜこういうようになったかということをまずお尋ねしたいと思います。


○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 県の24年度の入れ込み客の発表でございますが、昨年より減ということでございますが、23年度の報道発表と思います。やはり東北の震災の関係でお客さんが減ったということと、外国人観光客が3分の1になったと、やはりその辺が大きなウエートを占めておるということでございますが、24年度、昨年につきましては、23年度の震災の年に比べまして観光客のほうも若干増えております。減少になったのは23年度の入れ込み客が大幅に下回ったという感じでございます。


 議員がおっしゃってるのはゴールデンウイークとか、お盆の発表とか、そのときのことじゃないかなと思うんですけども、それは天候による観光客の足の出が遠くなったということで、今年の5月のゴールデンウイークは昨年より若干減っておりますが、これは天候の関係でお客さんが減っておるというような状況でございます。


○議長(負門俊篤) 9番、平野君。


○9番(平野一夫) 先ほど来、前議員が質問の答えをもういただいておったということでございます。高野町は非常にすばらしい企画力で、歩いて周遊というか、楽しむというナイトウオーク、あるいはまた秋の高野山らしい行事を行っていただいたり、またいろんな高野山には唯一の、先ほどから町長が言うてますように弘法大師、弘法大師といいますが、弘法大師の誕生日の青葉まつり、これも開催しております。


 しかし、私は今年なぜこれを言うかといいますと、非常にお客様が少なかったと思うんです。ただ、町長も恐らくそれを感じたと思うんです。恐らく前夜祭のとき、奉燈行列でずっと鶯谷の峠を上がってきて、ここの警察前の千手院のところできます。大概ここでおりますと本覚院やら、それから無量光院さん、本王院さん、龍泉院さんのお客さんがちらちらと見えてるんですよ。ちょっと私、どいてどいてというて交通整理されて、あそこを奉燈行列が五の室に向いていくわけなんです。お客さん、誰もおりませんでした、私が行ったときには。誰もおれへんです。これが青葉まつりの前夜祭かなと私は思いました。


 だから、これでやっぱり青葉まつりは今年は土曜日でもあり、前夜祭はお天気だし、この梅雨のとき、最中に雨が降らない、前夜祭も天気やった。町長さんもずっと歩いて、役場まで見えました。私見てました。だからそういうような天候条件にしてでも、非常にベストのコンディションでありながら、お客様が誰もあの地点でおらなかった。ただ、おったのは交通整理しているような人たちがちらちらとおっただけで、誰もおらなかったという、非常にこれだけお客さんが目減りしてるんかなということを、ゴールデンウイークどころか、高野山の青葉まつり一つにしてでも、非常にお客さんが少なかったと。


 これはやっぱりお祭りということは、住民の皆さん方が声を上げて、町民が、そして金剛峰寺の奉讃会が中心になってやるわけなんです。ところがこれをやっているにもかかわらず、町民の皆さん方の姿があまりないと。非常に情けないなと思います。青葉まつりというのはお大師さんの誕生を祝してこれをやっておるんですので、できるならばお大師さんのために我々高野山に住んでる者は、本当を言うたら高野山に住んでる者はお大師様に食べさせてもらってるんだぞということをまず頭に置いて、祭りに、諸行事に参加してもらわなければ、私はお祭りということとは言えないと思うんです。


 ということは、一昔、我々が若いうちにやっているときには、町民から踊り子さんが出ました。今は踊り子さん、各町内会には割り当てておりません。ということは、役員さんだけが町内会の皆さんが出てきて、本山の職員とでこの祭りの中心になって、踊りは四国から来てくれておる、あるいは岡山県から来てくれておる、そういう連によって、学生さん、高校生の生徒さん、それから町内会の皆さん方の代表の方がただ踊っているだけで、高野町民の姿が全くないというような状態で、これはやっぱり一人一人、昔、一ところで言いますと、学生、これは恐らく人口減ということも大きな引き金になっていると思います。高野山大学の学生が1,000人おるときには、高野山大学の学生さんにも踊ってもらおうじゃないかと、助けてもらおうじゃないかと、祭りを助けてもらおうじゃないかということで、それぞれ祭りを盛り上げてもらったわけなんですが、その学生さんも今は100人ぐらいしかおりません。そんな中で、踊り子さんを割り当てられた町内会はというようなことは今しません。だから町民の祭りでは私はないと思うんです。


 もっともっとお大師さんによって皆さんが食べさせてもらってるんだったら、町民全員がこの祭りに参加することによって、祭りというのはそういうように町民、村の人が集まってその祭りを盛り上げる、これが祭りの原点なんです。だからそれが皆さんが全然考えずに、もちろん人口も減って、踊ってくれる、あるいはまた参加してくれる人も高齢化してしまって、とてもかなわんよと言う人が多いんでそうなっておりますが、もう少し町民の参加によって祭りを盛り上げていただけたら、もっともっと青葉まつり、弘法大師も喜んでいただけると私はそう思うんです。


 祭りを盛り上げなければいけないというのは、やっぱり人手不足、そういうことから大きな致命傷になっております。今年のように、先ほど言いましたように、土曜日であるのにまた参加者が少ないという、また踊り手も少ないというような感じ。もっともっと弘法大師の誕生をお祝いするんならお祝いするような形で、町民はもちろんのこと、全国の信者さんから皆さんに対してでも、お寺のお客さん、お寺の皆さん、それから土産物屋さん、飲食店、そしてそれ以外の山内の皆さん方には、お大師様によってお布施をしなければ私はいけないと思います。


 そういう青葉まつりの日は、このときは宿泊料をお寺は今の半額にするとか、あるいは飲食店さんは30%値引きするんだと。それから土産物屋さんも30%にして人を集めるんだと。そうすると高野町の住民もそういう30%の飲食でいただけるんならというて、大にぎわいになると思います。そういう人を集める方法をやはり何か目玉というものをつくって考え出さな、これは人が集まってきません。そういうようにすれば、普通の一般のお店でも、何か目玉商品をつくって、それを同じような30%値引きすると。全国からこれが広がります。高野山の青葉まつりに行ったら、お大師さんのおかげで半額で泊まれて、物は30%で食べて、物は30%で買えるんだぞと。おまんじゅうも買えるんだぞというようなことをして、官公庁はもうその日は休みにする。休みにする。銀行、役場、全て皆休みにする。消防、警察は休みじゃありません。


 そういうふうにすれば、やはりお寺ももちろん、町民も一家に1人は奥の院へ参っていただく、必ず参っていただく。そして、さい銭は1,000円以上は確かに必ず払う。そのぐらいすれば、やはり高野山のお大師さんも喜んでくれるし、また本山もそれで栄えていくだろうということで、やはり地元の人がそういうことをすれば、そういう山内全域で人がにぎわうんじゃないかという、こういう計画でもしてやるように、これは、町民とそれから金剛峰寺の本山の職員ということで、橋渡しがこの青葉まつりですよ。


 だから、経済効果をやっぱりねらっていかないかん。全国から来てもらおうというんだったら、先ほどからいっぱい言うてくれましたですね。どこどこで報道しますというて、共同通信社とか全国キャンペーンするとか、旅行業者にする、テレビでやる、これをやるのはいいけど、やっぱり地元でそういうことを実際やってみて、そしてそういう成果をみんなが恩恵をこうむると祭りが栄えていくんです。じゃあ今度は高野山へまた行こう、また行こう、何か魅力をつくる。そういうようなことをして祭りを行えば、とにかく皆さんが心を一つにしなければ、祭りというものは栄えません。


 そういうことで、この青葉まつりの行列というのをみんなの祭りに私はしたらいいと思います。これを一つにしてでも、先日、テレビで、テレビですよ、テレビで九州のお寺でございます、高野寺というお寺のお坊さんが、元気になる年寄りということで、説法しております。そのテレビが出ました。そうすると何千人という、あんな小さなお寺に行って、中四国から、また北海道から、皆その福岡の高野寺というところへ行って、おずしさんの説法を聞いて、元気になっておる。それがメディア、テレビで宣伝して、それだけの人が効果が出てる。そういうことであるんです。テレビにちょっと出すことによって、全て皆さんが知り得て、じゃあ私も行こうと。別にツアー、あるいは旅行業者のそういうものを組まなくても、個人で来ていただけるようないわゆる町にもなるし、そういったこともあるし、やっぱりメディアの使い方をもっと企画していただけたら私はうれしいなと思う。


 例えば、南海電車にチラシ、青葉まつり、あるいはポスターで張ってます。あれ南海電車だけでなくて、大阪の地下鉄、阪神、阪急、ここらにもざっとチラシを置く。若い人たちは青葉まつりを見にいこうかというて、見に来てくれる。ああ、テレビに出たらあれやな、行こうかというて来てくれる。1人でも2人でも来てもらったらそれだけ栄えるんですから。そういうメディアを使う一番大きなものを、皆さんが役場で企画の段階で考えていただいたら、非常にわざわざ全国キャンペーンだって大げさに行かなくてでも、それを使うことによって皆さんに高野山に来ていただけるということをしなければ、人は集まってきません。


 もう時間がないんでこれぐらいにしておきますが、ここで再度企画していただける担当課の皆さんに、私が言うたことに対する答えを、一遍だけかけてほしいと思います。


○議長(負門俊篤) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 9番議員、独演をしていただいて、何を答弁させていただいたらいいか、ちょっと頭の整理がつかんのですけども。


 非常に失礼な言い方になるかもわかりませんけども、考え方としては非常にすばらしい考え方だと思います。ただ、内容的にはちょっと問題がある部分もあろうと思いますが、その辺のところは、いろんな値引き云々というのはそれはまた商工会とも話もしていかなあかんし、お大師さん、この間青葉まつり、非常に参拝、観光の方がかなり少なかったんではないかという部分ですけども、先ほどの答弁の中でもさせていただいたと思うんですけども、やはり信仰心というのがかなり薄らいできております。観光に来られた方を、いかに何回も来ていただくような信仰心を持っていただくような形の展開をしていかなければならないと思っております。


 青葉まつり、お大師さんのお誕生を祝って、それはもうもちろん町民挙げてお祝いをしなければならない祭りであります。それが基本であろうと思います。その辺のところは、まだまだ住民自体、全体的に認識の薄いというか、薄らいできてる部分ではないかと思います。その辺のところはこれからいろんな場面の中、挨拶の中でも、この地に住んでることに感謝をしてという部分でさっきも話をさせていただいたんですけども、その辺のところはこちらのほうからもしっかりお話をさせていただきたいと思います。


 それと、メディアの活用はもちろん大事だと思います。ただ、メディアの活用云々という部分で考えた場合に、一つ一過性になる部分があると思います。1カ月、2カ月はそれで集客があろうかと思いますけれども、そのときにそういうお客さんをいかに引きとめるか、それから継続してそのお客さんに高野山の魅力を発信して来ていただけるような体制づくりというのは、先ほどからのまち未来課長が述べておったように、体制づくり重々行政のほうでも整えておりますので、答弁とさせていただきます。


○議長(負門俊篤) 9番、平野君。


○9番(平野一夫) 結構でございます。


○議長(負門俊篤) これで一般質問を終わります。


 日程第3、議員派遣の件についてを議題とします。


 議員派遣の件については、会議規則第120条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員派遣を行います。


 これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、配付のとおり決定しました。


 日程第4、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。


 各委員長から、目下、委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。


 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、各委員会とも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定しました。


 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。


 会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日をもって閉会することに決定しました。


 閉会に当たり、町長の挨拶をお願いします。


 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 6月議会において、全議案を可決いただきましてありがとうございます。冒頭にも御挨拶をさせていただいたわけなんですけども、当初一般予算、34億7,000万から6月補正では非常な金額3億弱の補正ということで、37億7,000万近くになったわけです。今年度事業、新事業に多く取り組んでおります。その辺のところは7月の町政報告会、少し3カ月たつわけなんですけども、町政報告会の中でもしっかり説明をさせていただいて、十分住民の方々に御利用いただけるような説明もさせていただき、町の活性化につなげていきたいと思います。


 それと、総合診療所に関しましては、まだ住民の方々が誤解を抱いている部分があろうと思いますので、その辺のところも報告会でしっかり説明をさせていただきまして、理解、それとこちらの今の体制等々、診療所に対する考え云々という部分もしっかり説明をさせていただきます。


 議員各位におかれましても御介助がございます。できれば議員さん各位においても、説明をできるような体制をとっていただければありがたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。


 どうも御苦労さまでございました。


○議長(負門俊篤) これで平成25年第2回高野町議会定例会を閉会します。


 お疲れさまでした。


            午後 3時30分 閉会





  この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する





  平成25年 6月25日





  高野町議会





  議長   負 門 俊 篤





  議員   所   順 子





  議員   中 前 好 史