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和歌山県 高野町

平成23年第2回定例会(第3号 6月27日)




平成23年第2回定例会(第3号 6月27日)





                  平成23年


           第2回高野町議会定例会会議録(第3号)





 
     第8日(平成23年6月27日 月曜日)


         午前9時45分 開会


    第 1 認定第 1号 平成22年度高野町立高野山病院事業会計決算認定の報


               告について


    第 2 認定第 2号 平成22年度高野町水道事業会計決算認定の報告につい


               て


    第 3        一般質問


    第 4        議員派遣の件について


    第 5        委員会の閉会中の継続調査(審査)





2 出席議員(9名)


   1番 ? 山 文 雄         2番 目 黒 寿 典


   3番 中 前 好 史         4番 掛   正 和


   5番 大 谷 保 幸         6番 大 西 正 人


   7番 松 谷 順 功         8番 所   順 子


  11番 西 辻 頼 数





3 欠席議員(2名)


   9番 負 門 俊 篤        10番 平 野 一 夫





4 事務局職員出席者


  事務局長      尾   和 哲


  書記        大 谷   啓





5 説明のため出席した者の職氏名


  町長        木 瀬 武 治


  副町長       中 島 紀 生


  教育長       上中居 悦 弘


  会計課長      山 本 剛 久


  企画財政課長    日吉田 健 五


  まち未来課長    佐 古 典 英


  総務課長      前 西 一 雄


  健康推進課長    阪 田 圭 二


  建設課長      今 井 俊 彦


  生活環境課長    井 上 哲 也


  富貴支所長     中 山 秋 夫


  消防長       奥 坊 恒 夫


  病院事務長     上 江 良 幸


  教育次長      下   勝 己





               午前9時45分 開会


○議長(?山文雄) これから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 日程第1、認定第1号、平成22年度高野町立高野山病院事業会計決算認定について、日程第2、認定第2号、平成22年度高野町水道事業会計決算認定についてを一括議題とします。


 本件に関し、事業会計決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。


 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) おはようございます。


 平成22年度高野町立高野山病院事業会計並びに高野町水道事業会計決算審査特別委員会委員長報告。


 事業会計決算審査特別委員会に付託された平成22年度高野町立高野山病院事業会計並びに高野町水道事業会計決算について、去る6月23日、事業会計決算審査特別委員会を開催いたしました。


 慎重審査の結果、2事業とも適正に執行されていることを委員一致で認め、認定すべきと決定したので、会議規則第77条の規定により報告いたします。


 病院事業会計については、平成17年度以降赤字決算となっております。もはや病院の経営状況は極めて憂慮すべき段階に来ており、町当局と病院とは病院形態の見直し等も含め、今後の病院のあり方について早急に論議する必要があると思われます。町民の要望を反映させながら、地域医療の充実、経営基盤の強化に向け、一層の努力を要望いたします。


 また水道事業についても本年度利益が計上されておりますが、依然として給水原価が供給原価を上回り、経営の厳しい状況が伺えます。有収率の向上、経費の節減等、なお一層の経営健全化に努めてください。


 なお、両会計とも決算特別委員会での指摘事項については、今後予算編成並びに行政執行に生かされるよう最大限の努力を期待いたします。


 平成23年6月27日。


 事業会計決算審査特別委員会委員長 松 谷 順 功


 以上でございます。


○議長(?山文雄) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(?山文雄) 質疑なしと認めます。


 これから討論を行います。討論はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(?山文雄) 討論なしと認めます。


 これから認定第1号から認定第2号までの2件を一括して採決します。


 この採決は起立によって行います。この決算に対する委員長報告は認定とするもので、この決算は委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立をお願いします。


〇議員(賛成者起立)


○議長(?山文雄) 起立多数。したがって日程第1、認定第1号、平成22年度高野町立高野山病院事業会計決算認定について、日程第2、認定第2号、平成22年度高野町水道事業会計決算認定については、認定することに決定しました。


 次に日程第3、一般質問を行います。


 質問の通告がありましたので、発言を許します。


 3番、中前好史君。


○3番(中前好史) 本日は防災のことについてお尋ね申し上げます。


 本年、東日本では予測を超えた津波により大きな災害が起こりました。私たちの町には津波はないものの、豪雨であり、また地震であり、大火災に見舞われたときに、どのように対応していくかということをお聞きしたく思っております。


 また、私たちの町には高齢の方も多くいらっしゃり、何か災害が起きた折にはどのように対処していけばよいか、そういうようなことも町当局の皆様方、また消防署の方々、消防団の方々、警察の方々、また町内会の方を交えてのそのような話し合いの場も設けるように考えていてくれていることとは思いますけれども、そのことについて少しお聞きしたく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(?山文雄) 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) 地震、火災、台風及び集中豪雨の防災計画についてということでお答えしたいと思います。


 役場、消防署、消防団、高野山病院、高野幹部交番、町内会、他の関係団体との連携については協定のようなものは結んでいませんが、災害発生時には相互協力に努めることになります。災害が発生すれば、振興局や県総合防災課と連絡を密にしまして、関係機関の協力を仰ぐようになります。災害の発生が予想される場合は、警戒態勢や配備体制を発令したりして、各課に配備動員をかけ災害に備えます。万が一災害が起これば災害対策本部を設置し、災害に対応したり、関係機関との連携をとります。これは高野町職員災害初動マニュアルによって行動いたします。町内会には本部のほうから被害状況について町内会長さんのほうに電話等で聞いたり、また連絡がつかない地区にあっては職員を現地に派遣して状況を把握します。


 東日本大震災後は、地区の自主防災組織の重要性が改めて取り上げられることを踏まえ、当町でも各町内会や地区に対し、組織づくりを提案し、町内会の協力をお願いし、組織づくりを現在検討しております。


 また、自主防災組織のリーダーを養成したり、職員についても積極的に専門知識を身につけるよう、研修や講習会に参加させるようにしていきたいと考えています。


 防災計画については、東日本大震災で見直しが必要となり、現在見直しを行っています。県との協議を行い、見直しが済む9月ごろには高野町防災会議を開催し、防災体制を確立し、県を初めとする関係機関との連携を密にしていきます。防災会議員は町長及び町幹部職員、県関係職員、警察関係職員、消防団、町議会、金剛峯寺関係、商工会、社会福祉協議会、病院長の20名になります。


 避難所については議員も御存じのとおり、旧学校施設を指定しているところでは耐震補強改修等は難しい場所もありまして、公共施設以外に避難所に指定できる施設等を含めて検討中でございます。高野山小学校、高野山中学校、花坂小学校、富貴小学校それぞれの体育館については、耐震補強の必要がないか、済んでいるところです。


 近隣の市町村については、伊都振興局が中心となり、連携をとりながらお互いに協力して災害に対処するようにしていますが、高野町建設業界、有限会社山水生コン、紀北川上農業協同組合、社団法人日本アマチュア無線連盟和歌山県支部、総本山金剛峯寺、また中央構造線を挟んで高野町の反対側に位置する長野県高森町との間に、災害時における災害援助協定を結んでいます。協定内容は道路の復旧や物資の調達、援助情報の収集伝達、復旧に必要な資機材や職員の派遣等でございます。


 現況は以上のとおりでございます。


○議長(?山文雄) 3番、中前君。


○3番(中前好史) 今聞かせていただきましたところ、大きな災害から特に私たちの町のことを思って考えていてくれることに対しまして、心強く思っております。


 一つお聞きしたいんですけども、小さな災害の折のことを考えてのことですけれども、高野町の職員の皆様方もそういうような組織をつくって、何か避難訓練であるとか、そういうことを予定はされているんでしょうかね。


○議長(?山文雄) 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) 昨年、緊急連絡網というようなことで、朝、各課長に連絡いたしまして、ずっと体系的に一番若い子まで何分ぐらいで行くかというような訓練を行いました。現在それ以外のことはちょっと考えておりませんが、今回の東日本大震災、人材派遣等の要請がありまして、それについては震災に遭われているところにはちょっとあれなんですけども、高野町がもしそういう場合になったら避難所はどのように運営していくのかとか、実際体験できる場所でありましたので、進んで参加できるような体制をとりまして、避難所の給水活動、そしてまた消防署員の援助活動等、積極的に行かせていただいて、それについては大変向こうの方にも喜ばれておりますし、帰ってきた職員に実際の話を聞きまして、そういうことをもし起こればそういうのをもとにして、実際運営とかやっていけるなと思っておるところでございます。


○議長(?山文雄) 3番、中前君。


○3番(中前好史) 高野町の教育のことでお尋ねいたします。


 郷土を愛する心は人をつくり、また町をつくっていくと聞いております。そのことからこの高野町の教育、人づくりに対してどのようなお考えでありますとか、教育方針を持たれているかお尋ね申し上げますのでよろしくお願いいたします。


○議長(?山文雄) 上中居教育長。


○教育長(上中居悦弘) 中前委員にお答えいたします。


 5月21日に私中島副町長の後を引き継いで、新たに教育長に就任いたしました。1カ月少々たって資料を見せていただいたり、各方面に問い合わせをさせていただいたりして、現在の高野町の教育の現況について確認させていただいております。


 まず、学校教育についてなんですけど、現在高野町には皆様も御存じのとおりでありますが、小学校が3校と中学校が2校ございます。義務教育の実施校としては合計で5校になります。少子化の影響もありまして、生徒数の減少は著しく、ちょっと少し人数の動きを確認しますと、高野山小学校においては平成元年に236名の生徒がいたのが現在は83名。花坂小学校については平成元年に24名の生徒が現在は11名。あと富貴小学校につきましては平成元年に35名いた生徒が現在5名になっております。中学校におきましては、高野山中学校は平成元年に160名の生徒が現在52名、あと富貴中学校につきましては平成元年に21名在籍していたのですが、現在4人になっております。


 各学校とも自分も各学校の校長先生と連絡をとったり、あと各学校のほうに就任以来何度も訪問させていただいておるのですが、学級生活のルールを破ったり、暴力行為やいじめなどの規範意識のルーズさは見られずに、ついては昨年の全国統一テスト、これは小学校6年生の算数と国語、あと中学校3年生の数学と国語を中心に全国統一テストを高野町の学校は受けておるんですけど、県の中でも非常に上位の成績を上げて、これは誇るべきことだと思っております。


 義務教育は塾ではないので学業の育成のみではなく、豊かな心の育成や、あと健康と体力の向上など、総合的な教育により、子供たちが将来にわたって必要とする生きていく力を身につけるよう先生方は指導されておられます。


 ただ、国の基準での適正規模の学校とは、小学生ではクラスがえが必要な1学年2クラスが下限で、1校12から18クラス、中学校ではクラスがえが可能であって、教科担任制と学習集団の弾力的な編成のための教員の確保を考慮して、1学年3クラスが下限となっており、1校で9から18クラスが適当と言われております。ただ、となると高野町のすべての学校は小規模、あるいは極小規模校となっております。


 ただ小規模校だからクラスがえができないとか、あるいはクラブ活動で十分なチームプレーのそういう機会が確保できないとか、あるいは生徒会活動に支障があるとか、そういうデメリットもあるのはあるんですけれども、デメリットを探したからといって急遽子供をどこかから連れてくるわけにもいきませし、日々行われている授業の中で先生方が工夫していただいているのが、それに対してデメリットをできるだけ解消するように工夫していただいているのが現状であります。


 本年は高野町におきまして、特に高野山におきまして出生数が多かったということで聞いております。ただ、町民の皆さんからは果たして何人が中学校まで残ってくれるのかなという意見も聞かせていただいております。


 既に義務教育も学校間の競争の時代になっており、特に中学校におきましては高野山中学校、富貴中学校ともに対象の学校になっていると思います。つまりここらでしたら、県立の古佐田丘中学とか、あと初芝中学校、知辯学園の中等部と競合していくことになっております。


 ついては選ばれる学校となるために、生徒数が少ないことによるきめの細かい対応の可能性を特色とし、すべての児童・生徒の一層の学力向上の図られるよう教育力を集中し、これからも実績を上げたいと思っております。


 具体的には本年4月に前教育長に配置いただいた指導主事の活用について、これがあります。既に学校間の連携の促進、現教諭の意識統一及び力量アップなど、専門的な取り組みを始めており、特に高野町内のすべての先生が年に1回は研究授業を行い、ほかの教員の批評を受ける機会を持っていただくことについては、すべての教諭の方が対象ということでは県内では初の取り組みになると思っております。


 高野町へ来られた先生はかなりのプレッシャーがかかることになりますが、同時に熱心な先生として自身の指導力アップも高野町で身につけていただくことができると思います。もちろん今後必要な人材の確保面でも評価実績に基づき検討していきたいと思っております。


 以上については折を見て、父兄、地域にアピールし、町民の皆様に理解いただけるよう留意したいと思っております。


 あと、社会教育についてですが、高齢化の進展に伴う自由時間の拡大、あと常日頃のスキルアップの必要性などから、個々の人格を磨き、健康で豊かな人生を送ることが自己責任としてますます重要になってきております。


 ただ、今日の社会教育におきましては、行政でもほかの部局で似たような事業が行われていたり、あるいは民間のカルチャーセンターが営利教育事業を行ったり、NPOなどの団体が行うこともあったりして、分散化が起こり、得てして昔の社会教育に比べて低調に見えているのではないでしょうか。社会教育の面でも業態間の競争の時代になっていると思います。教育委員会で行う社会教育の学級や講座についても、やはり集客を無視しては事業の継続は困難です。昨年までの実績を確認、分析の上、現在持っている高野町ならばの特徴を、参加者を喜ばせる方法につなげる研究、協議を怠らないことで、つい固定化してしまいそうな現参加者を1人でも多くの新しい参加者を求めて実績を上げたいと思っております。


 あと、限られた予算、人員の中で、似たような事業が行政の中で行われている場合について、積極的にほかの課にも声かけをさせていただいて、連携することで資金や資源を効率的に使い、一層魅力的な事業の実施を目指します。


 先ほど中前議員がおっしゃられたように、教育は人こそすべてと思います。皆様が恐らく一番私が教育長になって懸念されていることにおかれましては、恐らく私自身が教育現場で今に至る継続した勤務経験がないということをちょっと懸念されておられると思います。先生方、教諭の方、あるいは社会教育担当職員や教育委員会職員の評価、管理がきちんと、ちゃんとできるかどうかということがやはりどうかなということを思うところもあると思います。人こそすべてという思いで教育に携わる職員を評価し、先ほども申した方針を持って指導し、皆が熱く取り組むことで実績を上げたいと思います。皆様も今後の御指導、御協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(?山文雄) 3番、中前君。


○3番(中前好史) ただいま教育長さんのお考えとか聞かせていただきまして、今本当に心強く思っております。


 一番思いますのは、子供さんの減少によって高野町に来ていただける先生方がどれほどの方に来ていただけるかということを思ったときに、今ほど聞かせていただいたときに、先生方にもさらなる勉強をしていただく、そういう方向性も考えていっていただいておりますので、今後また子供たちを育てる上でどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


 続けてお願いいたします。高野町立病院のことでお尋ね申し上げます。


 先ほどより病院のほうの会計面では赤字が続いておるということで、方向性を考えていかなければということなのですけれども、それにも増して聞くところによりますと、この病院に来ていただける看護師さんの確保が本当に難しい、このように聞いております。事務長さんを初め、病院に勤務されている方々、また先生方、看護師さんの中で絶えず話し合っていただいてることだと思いますので、その辺のことをこれから先どのように進めていくかというところをお聞かせ願いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(?山文雄) 上江病院事務長。


○病院事務長(上江良幸) 看護師さんの不足の問題についての質問なんですけども、まず看護師さんの不足がまずなぜ生じたかというところからちょっと入らせていただきたいと思います。


 まず財源不足と国のほうの医療施策によりまして、どうしても国からの交付税、そして病院の診療報酬の減とかございます。その影響のもとで病院の形態をどんなふうにしていくかというところがございます。


 交付税については当然病床数に応じて交付税というのが決まってきます。今41床の病床数があるんですけども、実際入院されている患者さんが平均で13人のところです。国が言うのには、大体病床の利用率は70%以上にしてくださいという指導がございます。仮に70%ということは、20床の病床で14人の患者さんということになりますので、仮に今20床の病床数としても病床数を満たしてないという、率を満たしてないという現状がございます。


 そういう状況の中で、今の41床の形態のままで継続していくことは不可能な状態ということになっております。その中で病床数をどこまで減らしていくか。仮に20床、そして19床以下になると診療所という選択になります。病院の継続を選択するか、19床以下の診療所で形態をするかという検討の中で、その中で変更したときに、病院としましては仮に20床、19床の診療所の中で、国からの交付税、そしてそれに伴う職員数の配置の方法を考えていきます。交付税については現状の算定の計算方法がございますので、それについてはここ平成30年ぐらいまででしたら診療所のほうが交付税については多くいただけるという計算になっております。そういうことが従来から検討の中で来ておりました中で、診療所の方向で病院としては進めておりました。


 その中で、特に診療所になるにつけて看護師さんの確保をどないしていくかというところで、現状の看護師さんの数は今の病棟を維持していくための看護師さんの数で動いてます。それを病棟のままで維持していくためには、当然今の現状で平成23年4月の時点では合計4人の方の看護師さんが定年退職で、3人の方が定年退職、1人の方が中途退職で、4人の看護師さんが今やめておられますので、その不足した状態でパートさんに来ていただいてやっていくという状態で、先ほどの質問にありましたような看護師さんの不足というのを招いております。


 その不足をどないするかというのは、今後将来的には当然看護学校とか、いろんな面で連携をとりながら採用していく方向は当然なんですけども、今の時点で診療所化に持っていくにつけては、うちとしましたら現状の看護師さんが少ない中でやっていくという方向で考えておりましたもので、看護師さんの募集についてはちょっと積極的にしてこなかったという点がございます。


 今後は病院形態を続けていくか、診療所に落とすかという中で議論をしているわけなんですけども、病院としましては現状の看護師のスタッフ、医療スタッフの中で診療所の方向で進んでいるというところでございます。


 以上です。よろしくお願いします。


○議長(?山文雄) 3番、中前君。


○3番(中前好史) 状況のほうは、今聞かせていただきましてよくわかりました。数字上とかよくわかるんですけども、高野町の住まいしております私たち、また高齢化が進んでいる中で、安心していけるようなそういうような方向性といいますか、進め方をしていただけるように考えていただいて、また十分検討していく中で、本来この町というのは住民があって町ができておりますので、住民の皆様が不安にならないような、そういう方策を練って進めていただけるように、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(?山文雄) 上江病院事務長。


○病院事務長(上江良幸) 今の中前議員さんの質問の中で、病院としましてもその辺の住民が望む医療体制と病院が提供できる部分で、どこまですり合わせをしてやっていくか、そして住民の皆さんの安心、安全ということについての心配をできるだけ払拭する手だてというのが当然出てきます。それについては一応診療所になるにつけて看護師さんの余力というんか、そういう余力部分が生じてきます。募集して採用せなあかん部分が出てくると思うんですけども、病棟を少なくすることによっての余力ができてきますので、その余力をできるだけ町内のほかのサービス、在宅サービスのほうへシフトしていって、限られた医療資源でございますので、その医療資源をどのように有効に使っていくかというところがございますので、そういう点でまたいろいろ議論をしていただきながら、病院としましては一応病棟から在宅医療のほうへのサービスのシフトというのを考えておりますので、それについてまた今後いろいろ御指導とか御提言をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 今事務長のほうから財政的な問題、マンパワー不足等々の説明があったわけなんですけども、私当初議員をさせていただいておった折から、病院は黒字になったことはございません。非常に6年前ぐらいから非常に財政的な赤字が目に見えて出てきておりました。内部留保というような形で病院に資金があったわけなんですけども、それを食いつぶして去年でなくなったと。前年度は一般会計のほうから2億の繰り出しをさせていただいて、病院の赤字を解消したという財政的な問題ももちろんございます。


 ただ、住民の安心、安全、不安を解消するという部分で、財政的なものは他の部分でカットしてでも住民の安心、安全を守っていくという部分では、住民の皆様も理解をしていただけると思います。


 ただ、一番重要な問題がマンパワーの不足ということで、先ほども事務長のほうから話があったとおり、看護師さんの不足等々で、今現状のままでパートさん4名の方に来ていただいてマンパワーを確保して、その部分で病院の経営というか、形態が成り立っとるわけなんですけども、非常に無理な状況の中、看護師さんにかなり負担がかかっております。


 それと、診療所化に向けてという話の中で、先ほど在宅医療、在宅介護というような方向性に持っていきたいという部分で、口頭で説明をさせていただいて、また文章で説明もさせていただいて、住民の方に理解をしてもらえる以前に、目に見える具体的な形を病院サイドに示していただきたいという、この間院内会議の中で提案をさせていただきました。それに関しましてはまだ非常に先ほどの話の続きになるわけなんですけど、マンパワー不足ということで、再度看護師さんの募集をお願いをいたしますと。関係機関も通して、当局としてでも看護師さんの確保に努めますという形で、5月に看護師さんを募集をかけたときに2名の方が応募がありまして、この6月20日と7月1日にパートというような形で勤めていただきます。それに関しましても、ただ今の病院形態、それと在宅医療、在宅看護という部分を補足するには、非常にマンパワー不足ということがもう目に見えてきている状況の中で、再度看護師さんの募集をかけたいと思っております。


 各議員さんにもお願いをしたいんですけども、議員サイドでもそのような方がおられたら、関係者の方とお話をしていただいて、当局のほうに御連絡をいただければありがたいと思っております。


 とにかく住民の安心、安全という部分で不安を解消するという形で、目に見えた形を住民の方にお示しをしたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(?山文雄) 3番、中前君。


○3番(中前好史) ありがとうございました。


 これで質問を終わらせていただきます。


○議長(?山文雄) 7番、松谷順功君。


○7番(松谷順功) 質問したいと思います。


 高野町学校給食センター調理及び配送業務の委託契約書に基づいて質問したいと思います。去る6月17日、中学校のPTA主催の給食会に、教育長、総務文教委員長、副委員長の方々と同席させていただきました。食事については生徒、先生、PTAの方々から評価はよく、私も同感でした。支払った金額は280円でした。しかし、契約書によりますと1人1食当たり(うち消費税及び地方消費税に33円)計690円とあり、公費の負担が410円です。給食は町が食育に力を入れてできる事業との感想です。


 業務については現場責任者と教育委員会の栄養士、現場責任者として教育委員会の栄養士が指示を出しており、業務委託先にも栄養士が1名おられるとのことでした。雇用に関しても5名中高野町から2名が採用されております。衛生、安全についても健康管理のため、月2回の検便及び年1回の健康診断も実施、報告されているとのことです。大半の契約事項は守られているとは思います。


 以上、前置きはこれぐらいにしまして本題に入ります。まず、4月20日付毎日新聞に掲載された記事「病院の戸を壊し侵入の2名逮捕」と出ていますが、当町と契約している会社名、社長名が同姓同名ですが、同じ方ですか。


○議長(?山文雄) 中島副町長。


○副町長(中島紀生) 御指摘の当時教育長を務めておりました関係で私が答弁申し上げます。


 まず、前置きの部分でいろいろ高野町の給食についての御指摘ございました。皆さん御存じのように、高野町の学校給食に関しましては、昨年3月まではいわゆる自校方式、それぞれの学校でつくっておったんですが、4月以降はセンター方式、それも民間委託という形態へと変わっております。


 そうした中で、経費につきましては先ほど議員御指摘のとおり、給食代としてちょうだいしております額は280円とか250円ということで、これははっきり言いますと食材費ですね。あとの調理代でありますとか、輸送代、その部分は町の負担になっております。これもやっぱり給食の意義を認めての町の判断、方針でございます。


 そうした中で、各学校現場の声を聞く機会が定期的にございまして、そこでいただいた御意見は、おおむね良好でございます。私は給食を担当しております課長をしておりました関係で、給食についてはいろいろ意見を持っておるんですが、こんな現場の方々が苦情のない、逆にほめてくださる給食をやってくれてたんかなということで感じ入った記憶もございます。


 一方で、最後に本題の方で御指摘のありました業務委託先が、4月の新聞に報道された事件と同一かという御指摘でありますが、この件につきましては御指摘のとおりでございます。同一業者でございます。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 病院の戸を壊し侵入の2人逮捕という記事をちょっと読ませていただきたいと思います。和歌山西署は18日、和歌山市和歌浦南に給食サービス会社南陽食品社長Kと同市同社社員Nの両容疑者を器物損壊と建物侵入の容疑で現行犯逮捕した。逮捕容疑は、同日午後9時50分ごろ、同市小松原通のT病院の1階出入り口のガラス戸を蹴って壊し、病院内に侵入されたとされる。同社によると、ガラスの割れる音に警備員が気づき、職員が110番、駆けつけた署員が逮捕したとありますが、あってはならない事件と思いますが、どういう内容であったのでしょうか。また町としてはどういう対応をしたんでしょうか。


 以上、お願いします。


○議長(?山文雄) 中島副町長。


○副町長(中島紀生) 事件の経過についてはただいま御指摘いただいた内容でおおむねそのとおりでございます。まことに由々しき事態でございまして、この報道を受けまして、私どもは同社の当時の部長を教育委員会へ呼びつけまして、事情を確認いたしました。同時に、高野町の学校給食の調理及び配送業務に支障があっては子供たちが給食を食べられませんので、その支障がないように、強く指導をいたしました。


 また、同社では深く反省いたしまして、4月25日付で代表取締役を変更いたしまして、また5月6日付でてんまつ書を提出し、社員一同襟を正して一丸となり、信頼の回復に努めますというふうなことでございました。私どももこれを受けまして、改めて教育委員会で協議し、また新しいスタッフ、社長以下を呼びまして、重ねて、あなた方のやってくれている給食自体は大変評判がいい。だけど代表取締役がこういうことでは困るというんで、今後しっかり調理、それから配送に当たってくださいということを申し渡しました。


 その後、学校から聞きますと、特に問題は生じていないというふうに聞いております。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 契約書の中に、これは10条ですが、従業員の指導、監督等というのがあります。乙は業務委託を行うに当たり従業員を指揮監督し、労働基準法、労働者災害補償保険法、その他の関連法令上の一切の責任を負うものとするということが書かれております。一切の責任というところ、その他関連法令上の一切の責任というところに刑法が含まれるんかどうかということをお伺いしたいと思います。


○議長(?山文雄) 中島副町長。


○副町長(中島紀生) この契約書で述べておりますその他関係法令上というところでありますが、これは従業員の指導監督にかかる法令を第一義に指します。したがいまして労働基準法でありますとか、労働者災害補償保険法のほか、例えば労働安全衛生法でありますとか、同法の施行規則などが該当するものというふうに考えます。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 刑法は含まれないのかというところはどうですか。いわゆるこれは刑事事件でありますので、刑法は含まれるか含まれないかというところについてお答え願いたいと思います。


○議長(?山文雄) 中島副町長。


○副町長(中島紀生) 先ほど申しましたように、この契約で想定しております中には労働法が主でありまして、刑法を第一義には想定しておりません。ただし、こういう重要な業務に当たってくれておりますところの代表取締役が、今おっしゃったような刑法、つまり器物損壊でありますとか、建造物侵入の容疑で現行犯逮捕されているというのは由々しき事態でありますので、これはこれで高野町の建設工事等契約に係る指名停止等措置要綱、この別表第2によりまして、6カ月間の指名停止処分ということになっております。


 ただし、であるからといってそれをもって給食の調理業務が今日で終わりということではございませんで、この業務は継続して行っていただいております。


 以上です。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 私も調べてみましたけれども、いわゆる食等に関するようなことでの条例であるとか要綱であるとかありません。ただ、今副町長がおっしゃったように、高野町建設工事契約に係る指名停止の措置要綱、契約等と書いてますから、これを今おっしゃったんだと思いますけども、ここの中に反社会的行為というのがありまして、入札参加者は極めて重大な反社会的行為があり、町発注工事の契約の相手方として不適当と認められるときというのがあります。その中に1番目に新聞等に報道されたとき6カ月の指名停止というのがあります。


 この項目を適用しようということだと思うんですけども、契約期間が平成22年4月1日から平成25年3月31日までとなっておりまして、指名停止が行われても新たな発注はないので効果は全くないというふうに考えられますが、その辺はいかがでしょうか。


○議長(?山文雄) 中島副町長。


○副町長(中島紀生) ただいま御指摘の点につきましては、そういう面もございますが、一方でこういう事態に至ったということを同社は非常に重く受けとめておりまして、先ほど申したような役員交代、その後の高野町の学校給食業務に関する対応につきましては、今まで以上の熱心な取り組みをしていただいております。


 なお、この契約書の中で契約解除に関する部分もあるんですが、その解除条項といたしましては、例えば業務に当たって食中毒が発生したとか、あるいは異物混入したというような場合がそれでありまして、今回の事件は即解除につながるものではないと考えます。


 以上です。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) この契約書に基づいて解除せよと私は言うとるわけではないんです。解除権があるかということをお聞きしたいんですけども、解除権は今ないようなお話でございました。給食をとめるわけにもいきませんし、反省していただいてやっていただいたらいいというふうに思います。


 それから、次食材料についてちょっとお伺いします。14条です。14条に乙は委託業務に使用する食材料、燃料等は地産地消を図るため、地元物産や地元業者での購入に努めなければならないというふうに書かれておりますが、高野町の業者を使っておられますか、地産地消の推進が行われていますかということをお伺いしたいと思います。


 以上、よろしくお願いします。


○議長(?山文雄) 中島副町長。


○副町長(中島紀生) 私どもも担当の栄養士、あるいは教育委員会職員がセンターのほうでいろいろ確認しております。その結果でありますが、地元の食品業者、あるいは燃料業者と契約して、地元の業者さんから入れていただいているというふうに確認しております。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 教育次長にお願いしたいんですが、これは給食センター長ということで聞きたいんですが、20条に乙は委託業務に関する書類、関する帳簿類、調理作業等について、甲が随時行う立入検査を拒むことができないとありますが、給食センター長は教育次長さんでおられます。立入検査を実施されているのでしょうか。ただ行くだけではなく、また栄養士さんに任せるのではなく、チェックシート等をつくって実施していただいておるんでしょうか。次長さん、お願いします。


○議長(?山文雄) 下教育次長。


○教育次長(下 勝己) 20条の立入検査の件でございますが、あそこにおるうちの栄養士等と連絡をとりながら、給食センターの中の備品関係もそうなんですけども、立ち入りさせていただいて、随時検査をしております。


 以上です。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 栄養士さんがやられているのはお聞きして知っているんです。要するに教育委員会でそういう立入検査をやってはどうかと。チェックシートをつくって立入検査を、検査担当員みたいのをつくっていただいて、随時チェック項目に従って検査をしてはいかがかということでございますが、どうでしょう。


○議長(?山文雄) 下教育次長。


○教育次長(下 勝己) わかりました。細かいそういうチェックというか、今御指摘の件につきまして、またこちらもいろいろ調べさせていただいて、そういうチェックを今後またやっていきたいと思います。


 以上です。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) いろいろ問題点を指摘させていただいたんですけども、この件に関して教育委員会への報告はなされているのでしょうか。していないと聞いておるんですけども、いつ報告されるのかお伺いしたいと思います。


○議長(?山文雄) 中島副町長。


○副町長(中島紀生) 私が教育長職にありましたときの話でございますが、ちょうど教育委員会開催の時期と折あしくタイミングがずれておりましたんで、その公式の教育委員会という場での報告等々には至っておりませんでした。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 重要な件でございますので、ぜひ教育委員会での報告を至急していただきたい。これにつきましてはいかがでしょうか。


○議長(?山文雄) 上中居教育長。


○教育長(上中居悦弘) 今の不祥事についての報告なんですけど、ちょっと臨時の教育委員会とかではちょっとまだ報告はできておりませんでした。


 ただ、次回の7月の教育委員会におきましては、自分のほうから報告のほうさせていただくことになります。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 二度とこういう問題が起こらないように、業者を指導していただけたらありがたいと思います。


 続きまして、食育についてどう考えておられるのでしょうか、教育長さんからお願いします。よろしくお願いします。


○議長(?山文雄) 上中居教育長。


○教育長(上中居悦弘) 松谷議員の質問にお答えさせていただきます。


 食育について。ちょっと食育という言葉を調べましたところ、明治時代に言葉が出ております。子供においては徳育よりも、知育よりも、体育よりも食育が先で、体育、徳育の根本にも食育はあるということで出ており、かなり昔からある言葉であることがわかります。


 2000年ごろより食品の産地偽装や事故米など、食の安全を揺るがす問題が頻発するにおいて、一時は歴史に埋もれていた食育という言葉が復活しております。2003年には時の小泉首相が施政方針演説で取り上げたことにより、公的にも頻繁に皆さんの耳にすることになったと思います。


 2005年には食育基本法が制定され、国においては国民が健全な心身を養い、豊かな人間性をはぐくむ食育を推進するため、施策を総合的かつ計画的に推進することを目的として施行されております。


 対象者は幼児から高齢者と幅広くなっており、行政においては担当部署としては農林水産部門が取り組むことが多いのですが、今回高野町における学校教育面での取り組みを紹介させていただきます。


 まず、食育について、学校においては生きた教材としての給食を通じての学習。二つ目は調理実習の授業を通じた学習。三つ目については給食試食会やバイキング給食などへの参加の機会を見て、保護者への指導。この3点が今のところ行われております。


 本町は和歌山県の中でも小・中ともに給食を行っているのは先駆けて行っておる町村になっております。ただ、先ほど副町長もおっしゃったように、センター方式で今の時点では調理状況が見えにくいだけに、町の栄養士が給食にメッセージをつけて、野菜や魚のしゅん、あるいは産地、あるいは調理上の工夫、含まれる栄養素の働きなど、食に関する情報を児童・生徒に伝える取り組みが行われております。


 メッセージを各学校に給食と一緒に送らせていただいて、そのメッセージを子供たちが給食の時間に読み上げて、各子供たちに伝えているという状況が今しております。


 また、各学校での調理実習の授業では、学校の栽培園で育てた食材を活用した調理実習が行われ、栽培活動を通じた食育が先生方によって行われております。また、家庭を含めた食事の大切さについては、各学校の給食試食会やバイキング給食などで、父兄が学校訪問をした機会をとらえ、町の栄養士より食育教育を行い、理解してもらうようにしています。


 季節や地域性を大事にした、郷土の伝統の食事、例えば高野町でしたらごま豆腐や高野豆腐、あるいはミョウガなども積極的に給食メニューに取り入れたことが検討されております。ちょっとメニューのほうではまだ確認はできてないんですけど、とにかく地元の食材をそういうような形で使いたいという思いは確認しております。


 あと学校教育におきましては、栄養士とほかの教諭、担任や家庭科の教諭や、あと養護の先生などとも連携し、給食以外の時間でも計画的に食育を実施するということが、各学校の年度初めの計画に組み入れられております。その計画に基づいて食育が1年を通じて行われることになっております。また実績については自分のほうが確認させていただくことになっております。


 ただ、食については生涯を通じた問題でもあることでありますから、学校のみでなく、行政や関係機関とも目的を共有し、連携しながらの取り組みが今後ますます重要になっていると思われます。


 以上です。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 食育についてお伺いしまして、それで結構かと思います。栄養をもとに皆と食事をとることによって、仲間意識であるとか思いやりのある豊かな心を育て、食文化を通して伝統文化を学ぶことというようなことも今の中に入っていたように思いますので、それで結構でございます。


 続きまして、うぐいす谷団地についてお願いしたいと思います。


 建設課長にお願いします。前庭の、前の庭ですね、土の部分です。利用方法について決まっていないのか、現在放置状態であり、草も生えてきております。分割して貸すことも考えられますが、プライバシーの問題であるとかにおいの問題、虫、動物等の被害等も想定されます。よって、住民からの意見を聞きまして、納得の上で住民のコミュニティの場として使用していただけないでしょうか。


 また利用するとなりますと水が必要となり、現在水が引かれておりません。水道を引くのか、前の川を利用するのか考えていただく必要があると思います。前の川につきましては汚染されているとの意見もありまして、もし利用するとなりますと水質検査を要すると思いますが、いかがでしょうか。お願いします。


○議長(?山文雄) 今井建設課長。


○建設課長(今井俊彦) 御指摘いただきましたうぐいす谷団地の菜園でございます。これにつきましては建設計画時におきまして住民の意見を聞いたところ、少し庭的なものが欲しいと。そこで菜園等を行いたいという方がおられまして、いろいろ検討してきておりまして、今現在になってございます。


 当初は空き地につきましては住民の憩いの場というか、あずまやを置いたりとか、いろいろコミュニティが図れるような形のものを想定しておりましたけど、住都計画等の中であいた部分を今現在家庭菜園として使ってもらうよう、今建設をしております。


 この中で一番ネックとなっておりますのは、先ほど議員から指摘をいただきました駆除等の対策ということが一番問題になってきております。これはどこの市民菜園等におきましてもやはりルールであったり、マナーを守らないという方がかなり多くて、トラブルになっているということが懸念されておりまして、今現在ちょっと当課におきましても対応を苦慮しているというところでございます。


 料金設定等も必要ということで、料金を取るのであれば条例化が必要だし、指導要綱、設置要綱等もつくらなければいけないという中で、今現在少しおくれているのが現状です。


 高齢者の方がそういう畑仕事、土をさわるということによって健康になるというようなことも言われておりまして、高野町もすぐに菜園等を活用できるような方策を考えたいと思っておりますけど、それによって住民のトラブル等が起こるとまたちょっと少し問題になってくるというようなところもありまして、今対応を検討しております。できるだけ早い時期に、空き地で置いておくのはもったいないので、住民の方に使っていただくということが必要かなと思います。


 その際には議員からも言っていただいてますように、個人に貸すのではなく、その地域のコミュニティの広場であったりということで、みんながそこで楽しんでもらえるような使い方というのが必要になってくるかなと。そうすることによっていろいろなトラブルがなくなると、近所づき合いもできるというようなことで、今集合住宅は特に近所づき合い的なものが希薄な状況の中もありますので、できるだけそういう場を活用できるように今地域の方で主体的になってくれる人にお願いして、その地域の人に用地を貸すというようなことをしていきたいというふうに思います。


 あと水の問題ですけども、水道水を引けば水の問題は解消するかなと思うんですけど、まずそこでしたい人が水がなければできないのかというようなことから考える必要がありまして、やはり家庭菜園でできる範囲であれば自分たちの蛇口から水を運んでもらうようなことが本来そういう使い道があるのではないかと思っております。


 ただ、山水が少しある場所を把握しておりますので、以前住まれていた方はそこから水を少し細いパイプですけどとっていた経緯もありますので、その水を活用できるような場所、また水路を少し改良してでも水車ができるのかできないのかとかいろいろ考えながら、そういう公営住宅で木造を基本としてつくった住宅をもう少し違った意味でも、修景的な意味でも使えるような形にしていきたいというふうに今現在考えております。


 以上です。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) ありがとうございました。大体ほぼ意見が一致しておりますので結構かと思いますが、ただもう早くしないと秋まき、もう夏が来ております。また秋まきのものしかできない。冬になりますとほとんど何もできないという形になりますので、できるだけ住民の方々との意見交流をやっていただきまして、早急に決めていただけたらありがたいかなというふうに思います。そのままほうっておきますと草だらけの畑になってしまって、せっかくの土地が有効利用できないということです。


 それから、有料か無料かということにつきましても、皆さんで使うとなるとなかなかその辺が難しいかなというふうに思いますので、町当局でもその金額については検討をよろしくお願いしたいと思います。有料となりますと駐車場との比較という形になってきて、面積割になってきたらこっちが安い、こっちが高いというような話も出てきそうなので、できれば無料で使用していただいたらいかがかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(?山文雄) 今井建設課長。


○建設課長(今井俊彦) 今現在考えておりますのは、使用許可として自治会が家庭菜園を利用とする場合はということの項目を設けておりまして、その中で自治会で管理していただくということにつきましては使用料等は無料でもいいのではないかなというふうな形で思っております。まだこれは正式な決定ではないので、私の考え方として述べさせていただきます。


 また、そういう使用に当たって当然要る費用というのは、先ほどありました水道水を引いたときの使用料であったりとか、そういうものがもしできるんであれば自治会で負担していただくというようなことが一番好ましいのではないかなと思います。一番住民との意見交換、交流を図ってできるだけ早いうちにしたいんですけど、だれかが声を上げてくれる、したい人はおられます。ですのでその人は早く早くという要望があるんですけれども、あまり興味のない方もおられまして、そこらのちょっと調整というのがなかなか、プライバシーの問題もあったりとか、前庭じゃなく後ろの庭になってしまうところがありますので、そういうところに少しでも見えないような工夫もするのかとか、いろいろ今後ちょっと検討させていただきまして、早急に使えるような形にしていきたいというふうに思っております。


○議長(?山文雄) 7番、松谷君。


○7番(松谷順功) 町当局が案を出していただきまして、できるだけ住民の方との話し合いの場、これを至急やっていただけたらありがたいかなと思います。


 以上でございます。よろしくお願いしときます。


○議長(?山文雄) 6番、大西正人君。


○6番(大西正人) それでは、議長のお許しをいただきましたので一般質問をさせていただきます。


 まず防災対策について、それと人材養成の研修についての質問でございます。そして先に質問された部分と重なるところは何とぞ御理解のほうよろしくお願いいたします。


 ことし3月11日地震が起きました。そのときの大津波で東日本大震災という未曾有の大災害が発生いたし、多くのとうとい命が失われております。そんな中、南海東南海地震は30年以内に70%の確立で起こり得ると言われております。高野町においても防災対策が急務であると考えます。現在ヘリポートに備蓄されている食糧、飲料水などで万全であるのか。また食糧、生活必需品、医薬品を調達する協定など、再度確認し、締結をしているのか。一時避難所として考えられる多くのところと新しく協定を結んでおく必要があるのではないか。そして多くの住民に参加してもらえる避難訓練をどのように実施していくのか。災害時に重要な役割を果たさなくてはならない施設、消防署、病院、役場などの安全性の確保をどうするのか。以上をお聞きしたいと思います。


 人材養成の研修については22年6月議会の中の質問で町長に出したものでございます。まず防災対策のほうからお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(?山文雄) 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) 防災対策についてということでお答えいたしたいと思います。


 備蓄につきましては、3月11日発生の東日本大震災の援助物資として町備蓄分の大半は和歌山県を通じて被災地のほうに送りました。現在、新たに購入したアルファ米300食分と保存水500ミリリットル240本と、富貴地区に備蓄していますワンデーセット666食分、保存水500ミリリットルあわせて主食966食分、保存水408本が今の備蓄状況でございます。町民3,800人と観光客、参詣客に対応できる数量ではありません。最低必要数量の1割に当たる500食の3食分1,500食分は必要と考えられます。


 備蓄につきましては賞味期限の問題もありますし、一括必要数量を購入すると廃棄の時期が同じになる不都合も生じます。計画的に備蓄する必要がありますので、計画を立てて備蓄していきたいと思っております。


 また、最近宇宙食のような25年期限のもの(主にシチュー類になりますが)も出ていますが、アルファ米、保存水のようなものは5年です。飲料水については1人の1日分は1,000ミリリットル必要です。必要数量すべて備蓄すればよいのですが、賞味期限や保管場所の管理もありますので、災害時には援助要請で県を初め他市町村に協力していただくことになります。当町では中野県高森町、総本山金剛峯寺、Aコープを持つ紀北川上農業協同組合との救援物資援助の協定を結んでいます。


 防災計画ではまず町の備蓄物資を放出し、不足する場合は町内関係業者の協力を得て調達するように計画しております。以前に消防本部で各商店を回りまして、災害時の物資調達について説明を行い、協定をお願いしたと聞いていますが、協定を結ぶまでには至っておりません。今年度にも再度説明させていただきまして、協定をお願いしたいと思います。


 防災5カ年計画の見直しをしていまして、前から議会でも指摘のありました災害時の拠点となる本庁舎、消防署、病院の耐震について協議を行いまして、まず耐震診断を受け、計画の中に組み入れていきたいと思います。高野山病院については昨年度耐震診断を受け、設計もできています。耐震補強工事については国との協議もありますが、24年度に実施できるようにと進めておると聞いております。本庁舎、消防署についても今年度耐震診断を行いまして、計画を立てて進めていく予定でございます。


 避難所については、さきの質問にもありましたが、旧学校施設を指定しているところでは耐震補強改修等は難しい場所もありまして、公共施設以外に避難所に指定できる施設等を含め、現在検討中でございます。


 そして南山苑及び富貴高齢者生活福祉センターの2カ所については、平成20年8月災害発生時において医療機関に入院するに至らない程度の高齢者、障害者、妊産婦、乳幼児、病弱者等の、一般的な避難所では生活に支障の来す人についての福祉避難所としての協定を結んでおります。


 防災訓練については山外地区、富貴地区においては比較的計画実施はやりやすいのでございますが、山上につきましては観光客を巻き込んで実施しなければならないのと、大規模な訓練は難しく、町内会単位の実施になると思います。


 幾つかの町内会での合同訓練は過去にも実施しましたが、役員及び関係者だけになった経緯もあり、高野山上についてはどのようにすればよいかというのが現在検討しております。今年度は防災会議を開催し、皆さんの意見を聞きながら計画していきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(?山文雄) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 今お伺いをいたしましたら、ヘリポートに備蓄している食糧、飲料水などを、この間も補正予算のところでもありましたが、富貴地区、筒香地区のほうにも去年配備しているというような話も伺いました。今お聞きしますと、現在ヘリポート、高野山内向け、またほかのところも含めて300食備蓄しておるということなんですが、それではとても足らないんではないかと思いまして質問をさせていただきましたが、もちろん保存期間とかありますので、幾らまた調達するかということも悩ましいところではあると思いますが、災害というのはいつやってくるかわかりませんので、早急にその辺のところを決定していただき、備蓄を万全なものにしていただきたいと思います。


 それに関してはどうでしょうか。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 東北大震災が起こりまして、先ほど3番議員さんの中の質問の中で課長のほうから答弁があったわけなんですけども、当町におきましても消防給水活動、また避難所等々に職員を派遣をさせていただきました。もちろん支援が第一だったわけなんですけども、職員においてこちらのほうに報告という形の中で、非常に災害が起こった場合にまた勉強にもなったという報告もいただいております。それと非常に被災された方々から感謝をいただいたというような形で、非常に貢献して帰ってきたと思っております。


 そんな職員の中のお話の中で、3日ないし4日分の食料の備蓄があれば安心だという報告があります。当町におきまして津波等々の心配はないわけなんですけども、道を遮断された場合に食糧の備蓄、先ほど報告があったわけなんですけども、食糧難に陥る危険性があると。Aコープ等々とも協定を結んでおるわけなんですけども、食糧が入る場合にはヘリポートのほうへヘリで搬送してくるような状況になりかねません。もちろん備蓄等々3,800人の3食、4食分というたらかなりの数量になりまして、財政的なものもございまして、その辺のところをすべて完備ができるというのはちょっと問題がありますので、その辺は先ほど課長の答弁の中で、高野の中にも食料品を扱う店等々たくさんございます。その辺のところとの在庫の協定等をこれから詰めていただいて、備蓄をどれぐらいの数量を配備しておけば安心であるかというのを検討して配備をしていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(?山文雄) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 町長のほうからも早速に検討して、高野町に間に合う確保をしたいというようなお言葉をいただきましたので、安心をいたしました。


 続きまして、その食料品、生活必需品、医薬品などの調達に関してでございますけども、これは山内の食品販売業者の方が私に大分前に、何かあった場合は食料品などの調達をと言われていたようなというようなことをおっしゃっていましたので、また再度そういうようなほうを確認して、またお願いしますよというようなことで、声かけだけになるのか、ちゃんとした協定になるのかは私もまだ調べておりませんが、そういうことを確認してやっておいたほうがいいのではないかということで申し上げましたが、協定をするということなのでそれで結構でございます。


 避難所につきまして申し上げましたのは、坂の上のほうにある、これは一時避難所とそれから長期的な避難所と兼ねておるとこもあるんですけれども、高野町の防災マップ、これに載っておるところなんでございますけれども、坂がきつくてとてもそこまでたどりつけないと。もうちょっと近くでそういう一時避難所をお願いしておけないのかというようなお話もございました。しっかりした建物があると思うようなところと簡単な協定を結んでおいて、一時避難所にお願いしますというようなことができないのかというような質問であったわけでございます。そういうところと協定を結んでおけば、遠くのところへお年寄りが行くこともなく、近くのところで少し一時避難をしていただいて、それからもし長期になれば周りの機関に協力してもらって、そこまで連れていっていただくというようなことができるんではないかと思って提案をさせていただいたものでございます。


 それと、避難訓練のことなんですけれども、町内単位での避難訓練は答弁のほうで役員ばかりになりがちという指摘がありますが、避難時というのは地域をよく知る住民が主体となって、要援護者の方や災害弱者と言われる子供、お年寄りの避難を助けることが大事な役割になってくると思います。


 そこで、これも先日の議会の中で自主防災組織の設立を町長のほうからも指示をされておるというような答弁もございましたが、これが大事になってくると思われます。課長のほうでそういうような取り組みがどういうふうに進んでいるかとお聞きいたします。


○議長(?山文雄) 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) 防災訓練についてなんですけども、やっぱり町行政主体で行うのは当然のことなんですけども、いざ地震とかそういう災害が起こったとき、どのようにしていくのかというふうになれば、まず地元の地区住民の方が地元で自主的にやっていただくというのが一番最適だと考えております。


 そんなんで自主防災組織、そういうことでつくるように指示は受けて、そのとおりのことで消防署と現在協議中でございます。


 ただ、自主防災組織ができるに当たりましては、組織をつくったらそれでいいのかというようなただのそういう問題でもありません。指導の方法とか、そして組織自体の活動費とかというようなことも今現在は検討中でございます。したがって具体的なところまでは行っておりませんが、防災担当のほうでそういう自主防災組織ができて、活動できるというような、災害、火事も含んでなんですけども、そういうような状況に対応できるような組織にしていきたいというようなことで、そういうので現在補助金的なものも考えたというようなところでございます。まだ具体的にはどのくらいの程度になるんか、果たしてそれだけの補助金を渡すのかというようなことまで至っておりませんけども、その組織を育成する、つくっていただくためには必要じゃないかというようなことで話は今現在進めているところでございます。


○議長(?山文雄) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 早急な取り組みをお願いしたいと思います。


 続きまして、重要な施設の安全性の確保というところでございます。災害対策本部になるであろうこの役場の庁舎については、昭和37年の竣工、そして災害時に一番出動していかなければならない大事な役割をしている消防署にあっては、昭和55年竣工。そして今入院されている方がおられる、また災害時に大事な役割をされる高野山病院にあっては昭和41年の竣工となっております。


 これらの耐震工事など、病院についてはもう診断もされておるわけですが、この施設もしっかりと診断、またその後耐震工事をいつ頃実施していく。先ほど24年というような数字も上げてございましたが、大事な三つの建物をどう生かしていくのか。これについて町長のお考えをいただきたいと思います。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) この間も課長会議の中でもその話が出てきております。病院に関しましては耐震の予算組みができております。消防長のほうにも話をさせていただきまして、消防に関しましては9月のほうで補正を組まさせていただきたいと思っておりますので、御了承願いたいと思います。


 以上です。


○議長(?山文雄) 6番、大西君。


○6番(大西正人) その辺はまたしっかりと補正のほうで上げてくれるということでございます。よろしくお願いしたいと思います。


 災害に関しまして、災害防災計画、今お聞きしましたけれども、これは住民の生命、財産、また地域を災害から守るためにしっかりとした地域防災計画を今後作成され、また今の高野町に即した防災マップ、また初動マニュアルなどを配布するなどそういうことを含め、早急に防災対策を実施していただきたい。防災対策についての質問は以上でございます。


 次に、人材養成の研修についてお尋ねをいたします。人材養成の研修についてでございますが、22年6月議会の質問の中で、私のほうから人材養成の点からまちづくり行政を担う職員の方に、高野山学などで学び、商工、林業などでの研修をしてもらうような考えはないかと質問をいたしましたところ、町長は前向きに考えていきたいとそういうふうに答えられておりました。これまでその件に関してどのような取り組みをされたのかをお聞きいたします。よろしくお願いします。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 高野山学に関しましては数名の職員が参加をさせていただいております。それと去年ある会に課長が順番制をとりまして、町の報告、また住民の方の御意見を聞く機会を得まして、順次課長がそちらのほうに行ってお話をさせていただいて、その会、また住民の方々のお話を聞いて行政に生かしておるのが現状でございます。


 民間、公務員気質といいますか、民間の立場から住民に接する、民間がこのような形で動いている中で公務員気質の払拭というような部分で答弁をさせていただいたわけなんですけども、先般も高野町商工会の会長さんとお話をさせていただいて、こういう機会を、民間研修の場を持ちたいのでどうかお話に乗っていただけないかとお話をさせていただいたところ、理事会のほうで諮らさせていただいて、また報告をさせていただくという回答を得ておりますので、6番議員さんも商工会の理事だと思いますので、多分そのときにそういうお話が出ようと思いますので、またそのときにでも6番議員さんのほうからもお話をいただければありがたいと思っております。


 以上です。


○議長(?山文雄) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 町長のほうからの指示と思います。また自主的に、両方かもわかりませんが、高野山学にも数名の職員の方が参加された。そして課長会などでも話し合いもしていると。商工会長とも近々話をされて、民間の研修のことは理事会でまた話し合いますというような前向きな取り組みをいただいておるというお答えをいただきました。心強く思うわけでございますが。


 去年12月に子供議会で富貴中学校の生徒さんから、全国に販売できるような富貴の特産物の加工商品を開発してはどうか、そういうような提案をされておりました。私も感心をいたしました。高野町の商工関係の方も高野に合った商品、また加工商品の開発を望んでいるというようなことも聞いております。行政と民間で研修など、人材の養成、育成による交流などを行うことで、お互い気持ちのつながりが深まり、こんな事業をやりたい、こういう取り組みはどうやろうというようなことに補助金などの手だてを実現していくことが、有効な商工農林業の振興策にもなっていくのではないかと思います。


 そこら辺のところを町長は考えてくださって、取り組みをしていっているのだと思いますが、この加工場といいますか、加工商品の開発、これを富貴中学校の生徒が提案しました。回答のほうで前向きな回答をされていたと思いますが、この件に関してはどうお考えでしょうか。お願いをいたします。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 全然通告と違う質問になって、6番議員さんも御存じだと思うんですけども、高野山スイーツ、伊都、橋本で何点かつくられております。イコラという観光情報センターを有鉄さんの向こうに今年から開設をいたしまして、伊都、橋本、もちろん高野山が中心になるんですけども、広域的な観光の情報センターというような形で観光をPRさせていただいております。そちらのほうに高野山スイーツという形で商品のほうも置く手はずになっております。


 ただ、非常に寂しい部分が、高野スイーツという名前がつく中で、高野に生産されている商品がないと。その辺のところ、非常に先ほどの食育という部分、また違う意味合いの食育という形になるわけなんですけども、その辺のところは6番議員さん、7番議員さん、3番議員さん、数多くの商工会の会員さんもおられます。商工会とも連携して、食育という部分で新商品の開発に向けては町全体で取り組んでいかなければならないんではないかと思っております。


 以上です。


○議長(?山文雄) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 通告にもないような内容で大変失礼をいたしました。


 この今まち未来課の若い職員の方、今各商工会関係のところを働く現場を見て回り、高野町のものづくりを紹介するような事業をしてますと、そういうようなことをおっしゃっておられました。そのような民間に接する機会を多く取り入れていただいて、行政のほうで何ができるか、また住民は、民間は何を必要としているのかを肌で感じて政策に生かしていただきたい。それが6月議会におきまして私の質問の中で町長の答弁の中で、できるだけ民間の立場に立って民間の仕事ぶりに接してこそ、行政としても行政の仕事ができるかと思いますのでとおっしゃられておったことではないかなと思うんですが、この点に関してはどうでしょうか。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 6番議員さんが言われたとおり、民間の立場から、公務員気質を払拭という意味合いではないんですけど、民間業者の立場に立ってこれから行政に携わるという意味合いの民間研修というような形で、22年度の6月議会では答弁もさせていただいたわけです。今6番議員さんが言われた趣旨の意味合いを持って答弁をさせていただきましたので、御理解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 今議員のほうから御指摘いただきましたまち未来課のほうで4月に新しく課ができまして、それで町長のほうから高野町の将来について考えろと。この周辺集落を当然考えた上での行政という大きな課題の中で、まち未来課の職員1人、商工担当の職員、高野山の地域へ回りまして、高野町として将来的にも残しておかなければならないもの、また今埋もれておる中で高野町の伝統産業として継続しなければならないもの、そういうような感じで今調査のほうで回っております。


 それと同時に、高野町の周辺市町村のほうで過疎化がどんどん進む中で、各周辺地域で4月から地域単位でミーティングを重ねております。その中で地域の課題をみんなで取り組んでいかなければならないということで、生活基盤の充実、住民の利便性の充実を取り組んでいく、これ行政でする問題と思います。


 それと別に地域の未来につながるドクカセイの事業、地域の人がその地域を潤い、地域の元気につながっていく取り組み、これは地域と一緒に行政とやっていくという、大きい二つに分ける中で、先ほど加工品の問題等々出ておりますが、やはり地域の課題とか地域の運営、これは行政がこうせい、ああせいというんじゃなしに、地域とともに取り組んでいく中において、主体になるのは地域住民です。そこへ行政も入っていって、その地域をどういうふうにしていくかという、そういうふうな事業はうちの課で今取り組んでおります。


 それと行政としてやはり保存しなければならない事業、行政としてお金を出してやらなければならない事業、これはやはりすみ分けしていかないと地域のほうにもつながりませんし、まちづくりの職員というのは町の職員全体がまちづくりにかかわっておる職員と認識をしております。うちの課だけじゃなしに、すべてにおいて行政と密着した行政をする中で、まちづくりイコールどこの課でもこの町をつくっていく目的が違うだけであって、まち未来課の職員だけがまちづくりにかかわっておるということでもございませんので、いろんな研修にもうちの課で参加しておりますが、地域と一体となって進めていくということについては、現在も進めておりますので、御報告しておきます。


 以上です。


○議長(?山文雄) 6番、大西君。


○6番(大西正人) 今の答弁をお聞きいたしますと、まち未来課だけではなく、全組織を上げて地域づくりに取り組んでいくような考えで、非常に賛成でございます。これからも積極的にそういう方向で進めていただきたい、そういうふうに思います。


 この人材の育成、養成に関しましては、今後もさまざまな機会をとらえて、民間の交流などを行い、積極的に人材の育成、養成にこれからも取り組んでいただきたい。そのことを強く申し上げ、私の質問を終わります。


○議長(?山文雄) しばらく休憩します。


              午前11時35分 休憩


              午後 1時10分 再開


○議長(?山文雄) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 5番、大谷保幸君。


○5番(大谷保幸) 今日は水道施設について質問させていただきます。


 初めに、昨年は筒香地区の下筒香に水道の施設を関係機関に協力していただき完成することができました。本当にありがとうございます。区民にかわりまして、お礼申し上げます。


 さて、まだ上筒香並びに中筒香地区には水道の施設がありません。上筒香及び中筒香の水道は現在取り水を取って生活している家庭が大半です。高齢化が進んでいる今、水道施設の整備が大変必要となってます。おととしの秋の集中豪雨のときなど、取り水をとっているとこは壊滅状態で、復旧にも高齢化が進んでいるのでかなり日数がかかったのが現状です。


 それに今年の寒波が長く、1カ月以上取り水のホースが凍り、長い間苦労した住民もいて、その間この筒香地区により温かい親類等の住居に身を寄せる人が平年より多く感じました。洗濯もできず、ふろも入れず、苦労した人がたくさんいたと記憶しています。


 このようなことは区役員を務めているときも多々ありました。以前川の汚染の問題等で合併槽の話が町当局と筒香地区の住民とで会合があり、簡易水道の件が話に上がったと思います。そのときに地区の現状や金額面のことが話が出ました。上筒香及び中筒香の現状調査を行い、見積書が来たと思ってます。しかし高額で、地元住民の負担金が重荷になり、立ち消えになった経歴があると記憶しています。あの当時は住民と町当局との話し合いというか、会議等も少ないと感じています。中途半端で終わっていると思ってます。


 そこでいま一度、上筒香及び中筒香の水道施設の計画を町と区役員並びに地元議員で水道施設計画協議会を立ち上げ、早急に関係機関と地元住民等で協議する場所を設けて、双方の意見の同意の上で進めてまいりたいと考えております。上筒香及び中筒香の区長には協議会を立ち上げることは了承しております。この水道の件だけでなく、協議会の立ち上げに賛同してくれますかどうか、町長の意見をお聞きしたいと思います。


 以上です。


○議長(?山文雄) 井上生活環境課長。


○生活環境課長(井上哲也) 平成19年度に現地調査を行って、施設等の沢とか、いろんなところを調査いたしまして、特に上筒香地区において、調査中に水利権問題が出まして、水利権問題は地元地区でとりあえずは解決してもらわないと、町が入って進めていくわけにはまいりませんので、その辺でとりあえずは上筒香地区においては調査段階のまま終わっている状況でございます。


 以上です。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 議員から御指摘があった件でございます。実は直接飲料水等ということになれば生活環境課のほうの担当になるんですけれども、水道のみならずライフライン、すなわち生活のことでまち未来課のほうで各地域へ入ってございます。これは過疎対策、集落対策事業の観点ということで、筒香地区にも今入らせていただいております。


 その中で23年3月28日、5月16日に全地区の住民対象に開催させていただきまして、筒香地区の中での問題点を話し合う中で、生活水の話も出てございます。


 それで過疎集落再生活性化支援事業という県の事業、町の事業の中で、地域の問題点を支援できたらということで入っておるわけでございますが、地域の課題をみんなで取り組むというのが地域の懇談会という大きな趣旨の中で、地域の懇談会を開催して、その中で住民の利便性を充実させる取り組み、すなわち生活基盤の充実というのと、その地区の未来につながる活性対策化、生活の潤いであるとか、地域に元気をつなげる取り組みであるとか、こういうふうな感じで筒香地区も話し合いに入ってございます。


 そしてその中で今月の6月13日、3地区の区長さん、上、中、下の区長さんと話し合いの中で、いろいろ筒香地区からも要望が出ておるんですけども、今生活水の水道ということで御質問いただいてますので、水道だけですけども、生活水の問題について、上、中区長さんによる調査を6月中に行うと。それでどのような状況になっているか現状把握、どこの谷からどの家に水を引いているか、課題は何か、水量であるとか水質であるとか、管理であるとか、それとか対策に対する意向として受益者負担に対する住民の意向であるとか、今課長が申しておりましたが水利権の問題であるとか、この辺について区長の中で一度地域で調査するというふうなお話を聞いてございます。


 それでまとまりましたらまたうちのほうでその件も踏まえて、次回行くときは環境整備課長も一緒に同行していただいて、今までの経過であるとか、そういうことも話し合いの必要があるかなと思ってるんですけども、今地域のほうで区長に任せてくれと、地域のほうで一度現状を見てみるというふうな話し合いの経過でございます。


 それで当然水道水を整備するとなれば、水利権の問題からいろんな問題が出てきますので、町としては最低限地域の協議会を立ち上げていただくということを内々で話を進めておるんですけども、今議員のほうから協議会的なものを立ち上げて、町も参画してくれるんかというふうな御質問があったと思うんですけども、当然行政のほうとしても協議会のオブザーバーというんですか、中へは入れていただいて、どのような感じで進めていくということで、まち未来課の方針としましては、その協議会にも入らせていただいて、一緒になって取り組んでいく、このように考えておりますので、今の経過だけ御報告しておきます。


 以上です。


○議長(?山文雄) 5番、大谷君。


○5番(大谷保幸) 今まち未来課の課長さんから話があったんですけれども、ちょっと重複すると思うんですけれども。この間から和歌山県過疎対策再生活性化支援事業ということで、まち未来課の課長さん及び県過疎化対策課の何人かと次第で富貴筒香地区で数回会議を行っていると思います。さっき課長さんから聞かせてもらいました。


 その中で水が大切であると。水がなければ集落再生活性化があり得ないと、いつもそこに水があることが大事であると話しています。そういうことで、この会議に関しては水だけと違ってほかのいろんな問題もあります。私は役員として、以前より防災、消防、民生児童委員等を歴任してきましたが、会議の中で水道のことを今までにも何回も話をしたことがあります。旧筒香小学校においては谷の水を使用しているが、敷地内のホース等が設備が老化しているため、水が漏れる。大水が出たときはもとでホースが流れたり、土で詰まったりすると。会合があるときは大変不便で困ってます。多目的集会所は現在井戸水を使っているが、水が豊富にたまっていないのが現状です。葬儀の際は水を大量に使うので、あまり発揮してないのが現状です。


 この2カ所は災害時の避難場所になっているのに十分に発揮されていないというのが自分としては思われます。この地で住んでいくには大変不便を感じてます。町当局として上筒香地区の水道施設の経過について、どのような考えでいるか、もう一度担当課長及び町長さんのほうから話があればお願いします。


○議長(?山文雄) 下教育次長。


○教育次長(下 勝己) 今大谷議員さんのほうから指摘のありました筒香小学校の水の件です。これは6月23日に私が現場調査に行ってまいりました。どこから水を引いているかというとこから、学校のほうへどのルートで来ているか調査してまいりました。


 学校のほうでは8月6日に夏祭りもあるということで、それまでにとにかく学校まで水が来るようにということで対応したいということで、現地は調べて回っております。


 中の施設につきまして、ポンプとかいろいろあるんですけども、それが水を連れてきたらちゃんと動くかどうかというのも、まず水を連れてきてから調べていこうかということになっております。


 以上でございます。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 将来的にどうするかといういろんな話し合いの中で、この筒香地区の懇談会でたくさん出ておりますが、やはり生活についてという中で、上水、飲み水について困っている、上水の整備もされてない地域には人が住めないとか、避難所の指定されている学校の水の問題、いろんな等々の問題が出てございます。就農環境ということで、鳥獣害対策であるとか、農業用水路の農道への抜本的な改善であるとか、いろんな皆さんから意見をまとめております。


 とりあえず地域でするべき問題、行政がするべき問題、地域と行政がともに力をしてやっていく問題ということで、やはり整理しないと、地域からの要望をすべて行政が持ち帰ってするということも当然できませんし、行政がするべき問題は早急に解決していかなければならないという中で、先日も最後に、地域の未来につながる話をしないとだめだと。これ地域の方から発言をいただいたんですけども、地域の未来につながる話をしないとだめだ。人がいない状態で水道の話も必要なくなる。耕作する人間がいないから耕作放棄地の問題も起きる。耕作する人間がいなくなれば鳥獣害対策も必要ないということで、もっと外部の人を呼び込むことを考えていかなければならないんじゃないかと、このような意見を最後にいただいた記憶がございます。


 なるほどやはりいろんな仕組みの中で自分たちの郷土、自分たちの地域をどのようにして守っていくかという中で、住みやすい、水道のないところであれば孫も帰ってこないとかいうふうな話も当然出ております。やはり過疎対策、過疎地域が進んでいく中において、できるだけ過疎地域の問題点をすべて洗い出して、その中で整備していくということで筒香地区のほうも過疎集落ということで富貴地区に続いて入らせていただいておりますので、当然鳥獣害対策とかいろんなことも踏まえて、総合的に取り組んでございます。


 うちの課で鳥獣害対策も幸いうちの課の事業として取り組んでおりますので、その辺もあわせて今後地域のほうへ入っていく予定でございますので、どうか御理解いただきたいと思いますし、地域の方についても1回、2回の会議で物事は解決しませんということで、区長も十分理解してますし、地元選出議員ということで、大谷議員にもまたいろんな面で側面から御指導、御協力をいただく面も出てくると思いますが、筒香地区の地域として課題に十分取り組んでございますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 高野町に19の在所がございます。今上筒香地区、中筒香地区という形で特定の地域を指定されて、お話をされたわけなんですけども、13から14の在所において取り水等で非常に苦労している地域が高野町においては大多数を占めます。


 そんな中で各地域の取水に関しては問題点が起こっておりまして、地域地域で状況を見ながら、こちらのほうにも各地域からそういうお話等々を聞いております。町としても助成という形で取り組みをしなければならない事業と考えております。


 ただ、議員指定の上筒香地区、中筒香地区においては、先ほどまち未来課の課長も入られて、そういう地域の活性化という形の中でお話が出ておるわけなんですけども、この取水に関して地区がどのような形の方向性を持って取り組んでいきたいという、そのような取りまとめをまず各地域でしていただきたいと思います。行政としてこのような形でやりたいという行政主導の形では、住民の方もかなり問題点も起ころうかと思いますので、まず地域で取りまとめをしていただいて、そんな中で協議会のほうへ町としても入っていきたいと思いますので、その辺のところ御了解いただきたいと思います。


○議長(?山文雄) 5番、大谷君。


○5番(大谷保幸) 今まち未来課の課長さん及び町長さんのほうから話を聞かせていただきまして、ほんまにここ異常気象というか、ここ数年、目に見えたように困ってる人が多くて、高齢化も進み、だんだん住めなくなるような状態が続いてます。


 まち未来課のほうで今過疎化とかいうて取り組んでもらってるんですけども、それもいろいろ兼ねての話なんで、水道というんか、この水道施設に関してまたこれだけで会議を協議会、また区長さん、上筒香、中筒香の区長さんと一遍話してみまして、またまち未来課のほうへ連絡させてもらいまして、会議を持ちたいと思います。


 今日はありがとうございました。


○議長(?山文雄) 8番、所順子君。


○8番(所 順子) それでは、初めに、私1年あまりの浪人生活を送り、久しぶりの一般質問をさせていただきます。この間、町長始め三役もかわり、各課の再編成もあり私もとまどっておりますので、間違いがあれば御指摘ください。順を追って質問をさせていただきます。


 まず最初に観推事業についてを質問させていただきます。まち未来課、観光振興系についてお尋ねをいたします。産業観光課がなくなり、まち未来課が誕生いたしましたが、その掌握分野は観光、まちづくり、農林業、商工業、森林公園の運営管理など多岐にわたっております。高野町に未来があるかどうかわかりませんが、町長が考える高野町の未来とはどのようなものでしょうか。また、未来を展望するには何に重点を置き、何をなさねばならないのかをお答えください。


 あとは自席で質問をします。よろしくお願いします。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 質問に対してお答えいたします。


 まず観光事業推進会とはどういう組織かということでよろしいですか。


○8番(所 順子) そうですね。それも交えて。


○まち未来課長(佐古典英) この観光事業推進会というのは当然外郭団体でございまして、平成10年2月1日に発足した団体でございます。この組織は高野町、総本山金剛峯寺、高野山観光協会、高野町商工会の4団体をもって組織するという、山上の4団体で組織しておる団体で、目的は高野町としての総合的な発展を図るというこういう大きな目的のもとに、五つの事業化を第3条でうたって、規約もできております。そういうことで、今もこの観光事業推進会としていろんな高野町の総合的な発展をこの4者で進めております。そういう団体でございます。


 それでまち未来課ですけども、町長から指示いただいた事項でございますが、産業観光課がなくなって、その後まちづくり推進課という課ができまして、企画課と業務が分散しました。それでまちづくり推進課もなくなって、すべて企画課に統合されて、企画課の中でそういう事業も行っておって、このたびこの4月に町長のほうから機構改革という形で新しくまち未来課という課が誕生しました。


 当然、私もまち未来課ってどういう課かわからない部分もあって町長に尋ねたんですけども、書いて字のごとく高野町の未来、高野町の未来をつくっていく、どのような未来をつくるかという中で、温かさに満ちた希望あふれるそういう町を今後つくっていく。山内、また周辺集落においても過疎化がどんどん進む中で、過疎対策としていろいろな事業に取り組んで、高野町の総合的な発展を図っていく、そういうことで5番議員から御質問いただいたとおり、筒香地区と同様に各集落に入って、集落の問題点、そういうことを集落ごとに話し合いを進めながら進めておるというような状況でございます。


 当然まち未来課にはまちづくり、農業、林業、商業、観光、これだけの分野を持っております。まち未来課ができたから即、町の未来が変わっていくかということもございませんが、やはり今までこの高野町は人口もどんどん減ってきておる中で、Iターン、Uターンの促進であるとか、遊休農地を活用するとか、古民家を再生して移住促進を進めていくであるとか、そういうことを事業化して進めておるという課でございます。


 うちの場合、いろいろ補助金等も活用しながら、事業化という位置づけのもとで地域へもどんどん入っておりますし、4月からはいろんな高野町全体的な地域の問題点、課題点等を把握して、そして最終的にはいろんな事業を落としていく。その事業を落とす中で、国、県の補助金を活用しながら再生を図っていくと、そのような課がうちのまち未来課でございますので、御報告しておきます。


 以上です。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 8番議員さん、1年間浪人をされておられたということで、去年、私町長職になりまして、そのときに施政方針をここで発表させていただきました。その施政方針をここで述べよというんであれば、1時間ほど時間をとっていただければお話をさせていただきますが、今まち未来課の課長のほうから温かさに満ちた活気あるまちづくりということで、その中で魅力ある町へ向け、四つの軸とその展開ということで、1番目が活力と魅力にあふれたまちづくり、2番目が歴史と文化に調和した世界に誇るまちづくり、3番目が住む人すべてに優しい地球環境を考えたまちづくり、4番目が安心、安全なまちづくりということで、四つの軸を中心にまちづくりを進めていきたいと思っておりますので、また細目につきましてはこちらでつくり上げた文面等ございますので、また8番議員さんに届けさせていただきますので、よろしくお願いをしたいと思います。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 町長の四つにわたっての説明をしていただきましたんですけれども、その中でちょっと一つ、この温かさのあるとか、そういう住む人に優しい、安心、安全、具体的にそういうふうな計画案というのはあるのでしょうかね。この言葉でしたら本当にいいような言葉に思いますけれども、温かさ、住む人に優しい、安全、安心な町とかいろいろありますけれども、やっぱりこれを進めてまち未来課ですよ。これに関しての本当の計画性はどのようにあるのかなということを質問いたしております。簡単明瞭に少しお答えをいただきたいです。時間も私も次の質問が二、三ありますので、短くて結構ですので、その点について質問をしております。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 先ほども答弁させていただきました。短く簡略にというのは非常に難しゅうございます。こちらでつくらせていただいた文面等もございますので、それを8番議員さんにまた提出をさせていただきますので、その辺で御了解をいただきたいと思います。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) そのことに関しましてはまた見せていただいてから、また次回質問させていただきたいと思います。


 これに関連しまして、観光に関することやまちづくりに関しては、まち未来課でもよいと思いますが、農林業は別の課に移したほうがよいのではないでしょうか。あまりにも多岐にわたり、十分な施策が実施できないと思っております。


 なお、振興、観光で力を入れ過ぎて、政教分離の原則に違法とならないように、十分な見識を持っていただきたいと思います。これは先日、全員協議会で述べられた21日お逮夜事業のこの問題のことでございます。


 そして、観光振興系の予算配分をお聞きしたいと思います。何に幾らかかり、国や県からの補助金はどのような施策に幾らいただいているのかを一覧表があれば提示していただきたいと思います。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 農林商工について、ほかの部署で行う事が発揮できるんじゃないかというような趣旨と思うんですけども、まち未来課というのはどういうことかということで御理解いただきたいんですけども、農業にもこれからの日本の農業、世界の農業を支えていくという、大きな大きな目的がございます。林業にしても、平成23年、今年から林業の仕組みも変わって、内地材の利用であるとか、そういうふうな中で、すべて将来に向かって日本の国もどんどん変わってきとるということで、当然どこの部署で持つという中で、議会でも機構改革でもいろいろ議論いただきました中で、どこの部署で持つどうの、まち未来課で税務の仕事を持つ、全然おかしいですよ、当然です。しかしまち未来課で農業、林業を持つ。明るい農業に向かって、将来の林業に向かって、何ら支障はないと私は思いますし、担当職員、担当係長も踏まえて頑張ってくれてますし、機能が十分発揮できるんであれば、まち未来課で農業、林業を持っているということに対しても違和感ないんじゃないかと思いながら日々仕事をしてございます。


 それと、観光についてどのように国から予算配分とかということですが、これは議員も御存じと思うんですけども、23年に事業計画を組んで、それで国のほうにこういう事業をしたいと、県、国のほうに申請して、それで県のほうで調査して内示いただいて予算が決定するということでございます。したがいまして23年6月、まだ始まったばかりでございまして、いろいろ県のほうにも要望等出してございますが、金額的にこの事業に対して何ぼというふうな、頭から金額の割り振りじゃなし、まず申請して、県のほうで調査されて、それで補助金が決まる。大体夏以降補助金が決まって、秋に事業を執行していくというのが行政の大半のやり方でございますので、年度当初に国から何ぼくれる、県から何ぼくれるというそういう仕組みはございませんので、順次補助金が決まりましたら議会のほうで補正予算という形で、国、県から何ぼいただいてどういう工事をしますというのは、順次補正予算のほうで計上して、議員さんに報告、審査していただくという方式になってますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 先日全員協議会の中で、一つ提示していただいたことがございました。それは観光、未来課のことでございましたですけれども、その中で課長は議会に諮らなくてもよいとおっしゃいましたので、そうすることによりましたら、未来課は議会に諮らなくても何でもできるんかなと私は疑問を抱いたんですよ。やっぱりこのまち未来課というのは分野が多岐にわたってたくさん分野がありますよね。農業に関してもすべてに関してもありますので、その辺のところがこの未来課についてはいろいろな問題が含まれているように思いますので、これは農業は農業とか、分散したほうがいいんじゃないかと私は思って質問しているんですよ。


 なぜなら、会計的なものがわからず、後で審議していただくという今の答弁でございましたですけれども、質疑をしていただく前にこの計画が出ているというふうな形に今はなっておりますので、そこのところがすごく矛盾していると思っておりますので、その辺のところをどうお考えかをお答えいただきたい。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 先日全員協議会でお話させていただいたのは、観光事業推進会でこういう事業をやってますということで、議員さんにもお知らせしたつもりで、チラシを配付させていただきました。


 それじゃこの事業については議会の承認が要るん違うかどうのというお話やったと思うんですけど、これは全議員さん、その場で全協で聞いていただいてましたが、観光事業推進会というのは行政の執行機関でもございません。会長も外部の方が会長もされてますし、観光事業推進会、要するに外部団体の事業について議会の承認も要りません。ただ、こういう事業をしてますということで僕は説明したつもりです。ほかの議員さんも全員御理解いただいたと思いますので、ちょっとその辺、8番議員さんのちょっと勘違いやったのかなと思うんですけども、私とこの課も当然町長部局のれっきとしたまち未来課ですので、町長の決裁なしに事業ができるということはございません。すべて決裁を上げて、予算執行も一般予算からいただいておるという中で、ただし外部で行っておる事業、学童野球であるとか、観光事業推進会事業とか、これは観光協会のほうの会長さんが委員長をしていただいて、そこの外部の事業については議会の承認は要りませんと、こういうふうな僕は説明したと思うんですけども、それでよろしいんじゃないですか。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 私はてっきりまち未来課であのお話はいただいたものと認識はしておったんですけれども、それが私の間違いだと言われましたら、そこのところは何の説明だったんだろうかなと今は思いますけれども、一覧表を御提示いただきたいということに関しましては、それはできないんですか。していただけるんですか、補助金とかそういうのは。できないと先ほどおっしゃいましたですけど、そしたら何に何を使ってということは全く議会に諮らずやってけるという状況なんでしょうか、その辺のところをお伺いいたしたい。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) まずまち未来課についてということで、8番議員さん、高野山上に住まれております。観光、参拝という部分で非常にかかわりのある地域に住まわれているので、まち未来課は観光という部分の観点で考えていただいとると思うんですけども、先ほど水道のときにも話をさせていただいたとおり、高野町には19の在所がございますので、生業にしてでもいろんな生業を持たれております。まち未来課というのは高野町全般を考えたまち未来課ですので、その辺のところは御認識を変えていただきたいと思います。


 それと、8番議員さん言われてるのは、一つこちらから聞きたいんですけども、観推の予算書ですか、それとも町の予算書ですか、どちらですか。


○8番(所 順子) 観推です。


○町長(木瀬武治) 観推に関しては行政は、助成は出しておりますが、観推の事業は別団体になっておりますので、町側としては予算書的なものはございません。ただ、観推の事業所の会長さんが宿坊組合の竹内さんがされております。そちらのほうに取り寄せさせていただいて、予算書等を見るのであれば見れますので、その辺のところで御了解をいただきたいと思います。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 今の町長の説明では、お逮夜の事業のことと思いますけれども、これに関しては町当局からは何らかの補助金的なものは出しているんですか。この1点だけをお伺いいたしたいと思います。この事業に関しまして、町からはお金は出ているのでしょうか。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 観推の商工会、観光協会、金剛峯寺、役場当局が助成をしまして、観光推進委員会がございます。そこに助成を出させていただいております。その中で観推の事業の中の予算組みの中でお逮夜に対しても費用が発生すれば出ていると思っております。観推の事業のほうにお聞きをいただきたいと思います。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) ということは観推事業と申しますのは、この当局の議会ではお尋ねできないというふうなような答弁に受けとめてもよろしいですね。ということでよろしいですか。


 そのように認識をして、またちょっと勉強して次回に質問をさせていただくことにいたします。


 それでは、富貴路線バスについてを質問いたします。本年度一般会計予算書歳出に企画費の中でコミュニティバス購入費として570万円が計上されておりますが、これはどのような性格のものでしょうか。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) この分は筒香から富貴、橋本、五条方面へ走る筒香・富貴地域の路線バス、すなわち路線タクシーです。世間でいうコミュニティバスというのがよく走ってると思うんですけども、そういう車両購入費用でございます。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) これはどの会社との契約でしょうか。簡単明瞭にお答えをいただきたい。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 株式会社高野山タクシーでございます。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 契約書は見せていただけますか。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 必要であれば公開できると思いますが、一般公開という条例もございます。町長と相談しまして、公開条例の手続を踏んで見ていただくのか、それは契約書になりますので、今僕の一存では即答できませんが、今までの中で行きますと、請求していただいて開示していただくという形になると思います。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) この契約は入札はしたのでしょうか。それとも入札はしなかったのでしょうか。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 入札というよりも、これは話し合いという形になってきます。公共交通の仕組みというのは、ただ単にお金だけで決めれるというわけでもございません。路線認可の問題、また今日、明日できるわけでもございません。路線認可の、高野町の地域公共交通の協議会の中で認可をいただくという作業になってますので、その認可の承認もいただかなければならない。


 また、今現在議員もおわかりと思いますが、筒香・富貴間は高野山タクシーの路線営業の認可路線でございます。富貴から五条までは奈良交通の認可路線でございます。


 それで、御質問にないんですけども、ちょっと前後左右の話をしないとちょっとその話でしたらぶれるかなと思うんですけども、見積もりをいただきまして、それで一番3者の一応見積もりを検討させていただきました。それで地域の方から下筒香の上から走ってほしいと、そういうふうなこと。1日何便走ってほしい。4便です。日曜祝日も走ってほしい。それだけの地域の要望がございまして、3者にその条件に似合う金額を出していただいたところ、高野山タクシーに決定したという経過でございます。


 決してうちのほうも、じゃあどれだけの費用でどれだけ行ってもらうのが妥当なラインよというのも全然持ち合わせてございませんので、国の補助基準の単価、また公共交通を扱ってますコンサルに金額を確認しましたところ、うんと下回っておるというような状況で、あとの2者については話し合いが折り合いがつかないというか、金額的にもかなりの金額が出ておりましたので、一番妥当な金額、以下の金額を提示いただきましたということで、高野山タクシーに決定してございます。


 そして、以前の仕組みでいろいろ問題がありました。私も企画課長をしとるときにもその問題があったんですけども、この4月から運用方法を100%変えましてこの筒香・富貴のバスを運行しておるという状態で、また詳しい史料等でしたら課のほうに寄っていただいたらすべてそろっておりますが、仕組み自身、今まで補助金を出して走っておった、赤字路線に補助金を出しておったというふうな仕組みからすべて変えて、バスも買ったのも町がバスを買って、仕組みをつくって、この仕組みをどこの業者に頼むかという、そういうふうな仕組みに変えてございます。


 ちなみにコミュニティバス、橋本、かつらぎ周辺でもコミュニティバスということで山間部を走っておりますが、そのコミュニティバスもすべて行政で買ってます、確認しましたところ。かつらぎ町においても、花園から走ってくるコミュニティバスが走ってますけど、バスはすべて行政で買って、バス会社に運行を委託しているというふうな、橋本もそうです。うちもそういうふうな経過で大半やってますので、御理解ください。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 先日、4月の臨時議会のときだったかもしれませんけれども、役場前に真新しいマイクロバスがとまっていたので、私はきっと富貴におられる職員が運転手となり、いわゆる職員実行でコミュニティバスを運行するのだと思い込んでいましたが、まさかこのようになっていようとは夢にも思いませんでした。


 2年前、議会で問題になったタクシー会社に、当時深く厳しく追及し、議長辞任にまで追い込んだ当時の議員、今の木瀬町長ですが、今までの路線ならともかく、新路線をその会社に任せるとはいかがなる了見でしょうか。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 確かに問題になりました。私もその担当課長で、いろいろとありました。


 しかし、この4月からいろいろ考える中で、タクシー会社がどうのこうのという議論よりも、一番先に行政が考えらんなんのは、地域の方がいかに便利にいかに運用がスムーズにできるかという、そこへ観点を置いて業者を決めるべきじゃないかということで、うちのほうで決定して町長の承認をいただいたということです。ただ、問題があったとかどうのこうのというのは、当然それも考えていかなければならないと思いますが、今のところ国が認めた、運輸局が認めたタクシー会社、バス会社ばかりの見積もりをいただいたということでございます。その中で1日4便、土日も運行できる。料金も安くできる。料金ってうちが払う委託料金も安くできる、そういうふうな条件。ましてや安心、安全して輸送ができるというプロのタクシー会社でございますので、そういうことにこだわるべきかということも私なりにも考えましたが、やはり一番先に地域の方が、下筒香の上まで行けるタクシー会社、そういうことを議論して考えるのが行政のやり方じゃないかなと思います。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 議員指摘のとおり、2年前に高野山タクシーにおいては問題がありました。私も追求をさせていただきました。当局の判断、また議員の判断でその問題は一旦解決をいたしました。


 私といたしましても、前のことを引きずって政治をするつもりはございません。しがらみの政治はもちろんしたくありません。先ほど課長が述べたように、現状は住民が十分利用度の高い、住民のための政策、また町にとってでも予算的な面もかんがみて、高野山タクシーという形で委託をさせていただきました。


 以上です。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 高野町も病院も財政難でありますし、そんな中、コミュニティバス570万円。買うのは結構でございますが、これは町で買って、タクシー会社に渡しているという、そこら辺はちょっと私にしてみたら信じられません。


 そしたら以前はこの路線はどこのバスがどのように走っていたんですかね。簡単明瞭に、時間もございませんので、長引かさないでお答えいただきたい。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 簡単明瞭にお話ししたら前後の話がわからへんから、話の一貫性が通じれへんと思うんですけども、簡単明瞭ということですので、簡単明瞭に申しますと、今までは高野山タクシーが筒香・富貴間、富貴・五条間が奈良交通という仕組みでございます。


 車両の購入に関しましては、以前は高野山タクシーの自社の車で運行しておりました。仕組みを100%変えるということで、この4月からこういう仕組みですけども、この地域公共交通の赤字路線につきましては、そういう仕組みの市町村が大半のように伺っておりますし、この近隣市町村もそのような形の仕組みをとっております。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 簡単明瞭に。財政的には非常に全般的に苦しゅうございますが、その辺をかんがみ、この路線に関しましては前年度より補助等がつきまして、町の持ち出しは少なくなっております。


 以上です。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 私は570万円のバスを買って、そのタクシー会社にお渡しをしたということに関しましては、とても信じられない出来事であります。


 そして、もしそのバスが事故などをもし起こした場合は、そうすることによればタクシー会社の責任であるのですか。それとも町の責任になるのですか。この辺のところはいかがでしょうか。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) 当然事故、ガソリン代、消耗品、税金、すべて業者持ちです。うちのほうは所有者としてバスを購入してお渡ししとるという形でございます。バスを買って信じられないということですけど、本来バスを買って、これだけの運行をして、それじゃあこのバスと運行をだれに委託するかという、そういう仕組みでこの赤字路線というところは考えていかなければ、今までのような形で年間何ぼ補助金を出してとかという仕組みであれば、いろいろ問題も出てきましたし、これ大きな改善点でございます。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 今の課長の答弁では、所有者という形だけで、所有者には一切関係のないという答弁と受けとめてよろしいんですね。


 同じく、企画費の中で地域公共交通補助金として2,350万円が計上されておりますが、この・・・補助先と補助金額を教えていただきたい。どこに何をどうお支払いをしているかということを簡単明瞭にお答えいただきたい。


○議長(?山文雄) 佐古まち未来課長。


○まち未来課長(佐古典英) この事業につきましては、富貴・筒香路線と同じく、高野町に公共交通の空白地域がたくさんございます。西郷地区、湯川地区、それと杖ヶ藪地区、大滝地区、この地区についてはデマンドタクシーという方式で、決まった時間タクシーを運行するという公共交通にかわった新しい仕組みを取り入れております。自由にタクシーに乗れるというんではなし、公共交通の機能性を持ったタクシー運行という形で入ってきております。それと南海りんかんバスの花坂路線、有田鉄道の相ノ浦・高野山区間の費用という、そういうふうな形で組んでございます。これ当初予算のときに御承認いただいた分ですよね。


 内訳についてはちょっと今日予算審議じゃなかったんで持ってきてないんですけども、早急に所議員のほうに内訳を提出させていただきます。


○8番(所 順子) 今はだめですか。


○まち未来課長(佐古典英) 持ってきておる時間がちょっとかかりますんで、お手元に内容等を書いたものをお渡しさせていただきます。


○議長(?山文雄) 日吉田企画財政課長。


○企画財政課長(日吉田健五) 今の件についてお答えさせていただきます。


 2,350万の内訳といたしまして、先ほど佐古課長が申しましたように、生活路線関係の南海バス、有田鉄道、そういった形で850万円が事業費となっております。あと富貴・筒香の先ほどの件のタクシー、これが1,500万ということで、合計2,350万となっております。


 以上でございます。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) よくわかりました。そうすることによりますと、このタクシー会社には1,500万円のお金が町から出ているということになるということですね。ということですよね。よくわかりました。


 ですけども、この路線につきましては、以前私が議員をやっておりますときからして、すごい難問を持っていました。新聞にも出ました。そして本当議会もすごくもめた問題であります。その路線であります。


 そして、私は木瀬町長が新しく町長におなりになったら、やっぱり富貴の職員たちでこのコミュニティバス的なことをやっていただけてるのかなと思って、私はいいバスを買いましたねと私は言いましたですけれども、本当にこの問題については信じられないという一言に尽きません。事故も起こさないで、正しい運行をしていただきたく思っております。また、この問題につきまして、次回にまた質問したいことがありましたら、次回に質問をさせていただきます。この問題に関しては以上で終わらせていただきます。


 時間も迫ってまいりましたので、次の質問にまいりたいと思っております。


 高野町立病院についての質問をさせていただきます。


 町立病院は慢性的な赤字が続き、他会計からの補助金や企業債を借りてもなお赤字となっているのが現状です。抜本的な改革案は従来の町当局が考えては消え、良案は浮かばないようです。


 去る3月議会で町長は診療所に格下げする趣旨を発表したとのことですが、私は議席を得ておらず、また清福も議事録も出ておらず、確かなことは申せません。その人によれば、5月に町民説明会を開催し、手順を踏む予定だったらしいですが、6月の議会の冒頭において、これを延期すると言われたのはなぜなのですか。ほかに良案が見つかったということでしょうか。


○議長(?山文雄) 通告外の質問が出ております。


 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 3月議会で4議員の方々から病院に関する質問がございました。財政的なものを含め、マンパワーが中心になるんですけども、診療所化やむなしという答弁をさせていただきました。そんな中で、8番議員さんが言われた病院を格下げして診療所化という、その格下げという取り上げ方をするのは非常に納得がいかない部分があります。


 病院の院内会議の中で、3年前から院内会議を持っていただきまして、すばらしい発案をしていただいております。在宅医療、在宅看護というような形で病院の経営改革という案をつくっていただいております。


 ただ、この6月の全員協議会の中では、冒頭に期間的なものを少し置きたいんだという話をさせていただきました。この東北関東大震災の中で安心、安全、逆に住民に不安を与えるという部分で、その辺をかんがみて病院が今出している改革案等々を、先ほどの3番議員さんのときもお話をさせていただいたわけなんですけども、文章等、また言葉等々で説明に当たるより具体的な動きを住民の方々にお示しをし、不安を解消していきたいという思いで、再度1年間延長をさせていただいて、住民の方の理解を得ようという気持ちで全員協議会の中でお話をさせていただきましたので、御了解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 23年度の会計では、病院のほうに2億1,000万ほど出ております。診療所になりましたら、この町からの基金から持ち出しのお金とかは下がるのでしょうか。


 それと、もし診療所になりましたら、職員の数、医者の数、病床は先ほど19床とかいろいろおっしゃってくださってましたですけれども、その辺のところは職員、薬局、職員の数、そういうところは深くお考えをしていらっしゃるのでしょうか。


○議長(?山文雄) 上江病院事務長。


○病院事務長(上江良幸) 午前中の3番議員さんの答弁と重複する場合もあるかもしれませんけど、よろしくお願いします。


 まず病床数の変更についての影響というんか、診療所と病院との維持する上での経費面でのことなんですけども、重複するかもしれませんけども、診療所化する場合は、一応経過的な措置というのがございまして、交付税が5年間は据え置き、特別交付税と普通交付税があるんですけども、普通交付税については5年間の据え置きがございます。5年間は今もらっている交付税と同じ金額をいただけます。それは仮に20床になったとしても、19床の診療所になったとしても一緒なんですけども、その後のところで当然診療所と病院との間での交付税の差は出てきます。それが先ほど言いました平成30年までは診療所としたとしても交付税のほうは総額では上回っているということで、平成30年まではトータル的には診療所のほうが交付税は上回るということで、金額的にしましたら3,671万1,000円ぐらい今の計算では上回るという計算になっています。ただ、それ以降は逆にそれが過ぎましたら年間500万円ぐらいの逆に病院のほうが交付税が多くなります。


 ということは、今後10年間の中の間ですので、私としましたら今経過措置的にいただいている交付税を利用しながら、病院の経営改革を進め、診療所化としてやっていく方法が方向性としたら望ましいんではないかと。


 ただ、町長さんが言われましたように、町民の不安というのがございます。震災関係等の不安とかいろんな面で不安がありますので、その不安を払拭するためには、今後はやっぱり住民説明会とかを通じての町民の皆様の理解を得ていかなければならないし、議論をする場は必要かとは思っています。その辺で、できたら1年間延長した上で診療所の方向はどうかなというのが町長さんから出された意見です。


 それに対して、病院としましても具体的な在宅サービスというのが今病院のほうでは実施されておりませんので、というのは病院の中の病棟部分での仕事というのが重点になってきますので、そちらに看護師さんが多数配置されております。その看護師さんの仕事を減らさない限りは在宅へ向かっていくことはできません。


 それと今の現状の病院のままを維持するとしたら、当然今は足らない部分がありますので、先ほど午前中に話しましたように、看護師さんを募集しなければ当然今の病院の現状維持プラス在宅医療をする上ではまたプラスの看護師さんの必要が出てきます。そういう部分がございますので、今後の中でどのように持っていくかというところがございますので、あくまで財政的にも限られた財政、限られた医療資源がございますので、その辺でできるだけ長々とずっと病院のままで維持していくのがほんまに困難なことでございますので、できることでしたら形態を診療所化して、病棟がなくなる形にはなるんですけども、そういう方向で進めさせていただきたいと病院のほうでは思っております。


 ちょっと質問を忘れた部分がありますので、またあったら。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) 質問していることとは全然違う答弁だと私も思っております。


 私が聞きたいのは、職員が何名、今のままで行かれるのか。それとも薬局はそのまま残るのかとか、そういう詳しいことをお尋ねしたんですけれども、今の説明であれば、全然質問に対する答弁ではなかったんですけれども、長々病院として行くのが無理なら、その説明を十分に診療所に移行していくということをこの1年かけて努力して説明した上で、あとで診療所にしていくという形が望ましいのではないかと思います。初めから診療所ありきでは、町当局、町長を初め何の努力もなしにそのまま財政難になって陥っていくので、移行していくというのは、努力が足りない。自助努力というんですか。今までほったらかしてきた、そして行けなくなったからじゃあ診療所にいたしますでは、住民の方々も納得しないのではないかと私は思います。


 そのためには住民説明を十分して、本当に病床は何床であるか、薬局はどうなるのか、そういうことを逐一、私たち議員でもこれを把握しておりませんので、そういうことをもっとちゃんと明らかにして、そしてそこから向こうに進むという形をとっていただきたいんですよ。


 今でしたら病院の薬局は職員は減るのか、診療所になればもちろん職員も減っていくんであろうという私には感じるんですけれども、それはそのままで行く、何々をしていくということも全くわかりません。これを説明する意義が当局にはあると思っておりますが、この辺についてお答えいただきたい。


○議長(?山文雄) 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 病院に関しましては今急にこういう問題が起こったわけではございません。何年も前から8番議員さんがおられるときも、コンサル等を入れて病院形態を改善という話も出ておりました。議員の中にも病院の運営委員さんもおられます。その辺のところで議員各位も病院の経営に関しては非常に困難な状況にあるというのはわかっておられると思います。当局といたしましても数年前から病院の形態、病院の経営改善という部分で非常に努力をしてまいってきております。


 先般も院内会議のほうに行かさせていただきまして、院内院長を含め、事務長、副院長、医務長等々、看護師長も含めて、高野山の病院という医療体系が危機的な状況にある中で、いかに高野山の住民に安心、安全を与える医療体系を確立していくという議論をなされてきた結果、一つの経営形態を変える案が提出をされてきたわけでございます。


 8番議員さん言われたように、経営改善という部分では医務にいたしましても院外医療等々を検討をいたしております。それも特区の形でも提出もさせていただいております。事務職員等々に関しましても削減の方向で、もちろん検討をした結果を、また住民説明会においても説明もさせていただいて、住民の安心、安全、不安を解消という部分の高野町の新しい医療体系を見せる形で説明をさせていただきたいと思っております。


 以上です。


○議長(?山文雄) 8番、所君。


○8番(所 順子) もう時間も迫ってまいりましたので、最後に私からの最後の一言を言わせていただきたいと思います。


 何しろすべてにおいて、住民にとりましても、また病院の職員にとりましても一番いい方法ということを考えてから答えを出していただきたい。これを切に要望したいと思って、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(?山文雄) これで一般質問を終わります。


 日程第4、議員派遣の件についてを議題とします。


 議員派遣の件については、会議規則第120条の規定により、お手元に配付したとおりの議員派遣を行います。これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(?山文雄) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、配付のとおり決定しました。


 日程第5、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。


 各委員長から、目下委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。


 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(?山文雄) 異議なしと認めます。したがって、各委員会とも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定しました。


 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議はすべて終了いたしました。


 会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(?山文雄) 異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日をもって閉会することに決定しました。


 閉会に当たり、町長のあいさつをお願いします。


 木瀬町長。


○町長(木瀬武治) 閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。


 6月議会におきまして上程をさせていただきました議案、全議案を可決いただきましてまことにありがとうございます。特に暴力団追放に関する条例、それと防犯カメラ設置に関する案件につきましては、全県町村で一番目ということで、非常にありがたく思っております。これもひとえに議員皆さんの御理解のおかげだと思っております。


 先ほどから病院に関する質問等々あったわけなんですけども、安心、安全という部分でまた違う部分でカメラに関しましては有効に利用ができるんではないかと思っております。


 非常に天候のほう不順で、今日も6月にしては生ぬるく、非常に体がだるうございます。議員各位におかれましては健康に留意して、御活躍いただくことをお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(?山文雄) これで平成23年第2回高野町議会定例会を閉会いたします。


 御苦労さまでした。


              午後 2時25分 閉会





 この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する





 平成23年6月27日





 高野町議会





 議長   ? 山 文 雄





 議員   掛   正 和





 議員   大 谷 保 幸