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和歌山県 高野町

平成21年第4回定例会(第3号12月 8日)




平成21年第4回定例会(第3号12月 8日)





                  平成21年


           第4回高野町議会定例会会議録(第3号)





 
     第9日(平成21年12月8日 火曜日)


         午前10時 8分 開会


    第 1 一般質問


    第 2 委員会の閉会中の継続調査(審査)





2 出席議員(9名)


   1番 東久保 秀 人         4番 所   順 子


   5番 木 瀬 武 治         6番 北 岡 三 於


   7番 平 野 一 夫         8番 ? 山 文 雄


   9番 西 山 茂 之        10番 池 田 聖 三


  11番 西 辻 頼 数





3 欠席議員(2名)


   2番 負 門 俊 篤         3番 目 黒 寿 典





4 事務局職員出席者


  事務局長      山 本 剛 久


  書記        崎 山 典 儀





5 説明のため出席した者の職氏名


  町長        後 藤 太 栄


  副町長       高 橋 寛 治


  教育長       山 口 浩 司


  会計管理者     中 平 光 夫


  総務課長      前 西 一 雄


  企画課長      佐 古 典 英


  健康推進課長    阪 田 圭 二


  環境整備課長    今 井 俊 彦


  富貴支所長     竹 田 一 司


  消防長       門 谷 好 純


  教育次長      辻 本   一


  病院事務長     上 江 良 幸





               午前10時8分 開会


○議長(東久保秀人) これから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 日程第1、一般質問を行います。質問の通告がありましたので、発言を許します。


 10番、池田君。


○10番(池田聖三) 一般質問を行いたいと思います。今回、私は人間中心のまちづくりという視点に立ちまして、特に文化芸術を通しての面から2点ばかり一般質問を行いたいと思います。


 地方の時代、あるいはまた心の時代というものが叫ばれまして、既に久しいわけでございますが、その背景の一つといたしまして、物の充足から来るいやされない心の枯渇と申しますか、そういうような思い、あるいは反省、反動から、潤いであるとか、あるいは静けさであるとか、歴史、文化を求めたそういうものを見直されてきておるのではないかと思うわけであります。


 それらは具体的には景観の問題として、あるいは町並、美観、美化として、また本町における特に歴史的、文化的景観、環境として具体化されてきておるのは、既に皆様方御承知のとおりでございます。今回、特に生きがいとしての文化について質問をいたしたいと思います。


 第1点は文化芸術の振興について、そして第2点目はシルバー人材センターの設立運営等々につきまして、質問をいたしたいと思います。


 文化芸術の振興につきましては、本町は既に御案内のとおり、1200年にわたりまして、一つの独立した地域社会として、高野文化圏というものが形成されてまいりました。高野文化というものは、例えば高野山学におきまして、また世界遺産を通じまして多くを学んだわけでありますが、日本の心、あるいは日本人の精神文化の基礎をつくり上げた、そういった事実さえあるわけであります。そして、文化芸術というものは改めて申し上げるまでもなく、人間に多くの恵沢をもたらして、心豊かな生活、あるいは活力ある地域社会の実現を図る上で、まちづくりの基本と言えるのではないかと思うわけであります。


 平成18年に文化芸術振興基本法という法律が制定をされております。それが振興のための基盤整備、環境の形成等が要請されておりまして、地方自治体の責務をもまた明示されておるところでございます。また、平成21年から30年にわたる第3次高野町長期総合計画における理念もまた歴史と文化を守り、心豊かな高野町を標榜いたしております。住民の一人一人が終生心の張り合いを持ち、生きがいを追求する地域社会の建設が求められておるわけでございます。文化政策についてお尋ねをいたしたいと思います。


 また、冒頭申し上げましたとおり、経済の重視、そして物の豊かさが心の崩壊を招いております。さまざまな社会現象となってあらわれておる昨今の時代背景にありまして、特に文化芸術の振興というものは人間社会にとって非常に重要な課題ではないかと思うわけでございます。


 行政の目的というものは、ひっきょうするところ、一人一人の人生がいかに心豊かであるかというものを追求するところであろうかと考えるわけでございます。文化芸術から派生する行動、そしてそこから生まれる効果こそが住民自治、住民参加のまちづくりの原点ではないかと思うわけでございます。


 また、独立した高野町という地理的条件というものは、反面辺境の地として文化の薫りを遠くにかぐというような実情にあることも事実であります。したがいまして、文化基盤の整備、環境の形成、機会の充実というものは十分と言えないのが現状であります。


 しかしながら、培われてきました豊かな伝統文化、芸術の環境にありまして、新たな時代への文化芸術をもって行政は何を目指すべきかを考え、指針を示すべきだと考えるわけでございます。


 文化がはんらんいたしております。あるいは放漫しているように見えるわけでありますけれども、なお文化を探し求めているということは、文化への環境形成の貧しさがあるのではないかとも思うわけでございます。


 人と人とのつながりを築いていく、生きがいとしての文化をつくっていくために、一つは文化のまちづくり条例の制定、そして住民の一人一人がいわゆる一人一芸の文化政策を創設すべきではないかと思うわけでございます。また、高野文化の発信、高野文化と国際交流等々につきまして提言をし、また御答弁をいただければありがたいと思うわけでございます。


 第2点目は、シルバー人材センターの設立運営についてでありますが、自主、自立、共同の共助、そしてこういった理念によりますシルバー人材センターというものは、みずからの生きがいの充実、社会参加を希望する高齢者に対しまして、地域社会の日常生活に密着した組織であります。超高齢社会に対応するため、いわゆる高齢法ができておるわけでございますけども、この法に基づく事業でありまして、行政というものはセンターのこの設立運営に行政の基本政策と位置づけまして、高齢者に対しての福祉の増進を図るものとしての関与が望まれておるわけでございます。人材センターの運営等につきまして、行政の役割についてお尋ねをいたしておきたいと思います。


 以上2点、よろしく御答弁のほどお願いを申し上げたいと思います。


○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。


○教育次長(辻本 一) まず、最初に中心部分といいますか、先に今現在、私どもが推進しております現状なり、説明させていただきたいと思います。


 御案内のとおり、当町には国宝、国指定重要文化財、国登録有形文化財、県指定など、建造物、美術工芸品に多数の文化財がございます。しかし、町民と文化の密接な関係を考えたときに、普及、活用についてはまだ十分取り組みがされていないということは言えます。


 例えば、文化財の現地学習や現地説明会、高野山学など、開催させていただいてもなかなか、町外からの参加者に比べまして町民の皆様の参加が少ない現状でございます。また、それが固定化されている状況でありまして、課題の一つと認識しております。子供世界遺産クラブとかサンワクなども町民の皆様に参加していただいておりますが、これも同じような形で少数でございます。


 これら課題について、活用イベントの周知方法なども含まれていると考えておりますが、文化意識について温度差があることも事実でございます。文化意識の向上を一つの目的として有効な文化財活用について模索していきたいと思ってございます。


 その中で、歴史文化基本構想策定ということで、現在教育委員会と環境整備課、まちづくり部門との連携で進めようとしてございます。文化財の総合調査というのも進める予定でございます。土木、交通、産業、自然、建築、民俗関係全般にわたりますが、そういうような調査がございます。文化の基本構想というのを進める予定でございます。


 とにかく、例えば書道教室や陶芸教室など、芸術文化に関連する各種教室も開催してございますが、ちょっともとに戻りますけれども、とにかくこういうような構想ももちろん大事でございますが、住民の皆さんが参加して取り組みをするというような形に進んでいっていただけたらなと思ってございます。


 このような説明になったかどうかわかりませんが、よろしくお願いします。


○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) 先ほどの池田議員さんの御質問の趣旨というのは、シルバー人材センターの設立に対して組織自体が町としてどういう位置づけであるべきなのか。それともう一つは、設立運営について行政としてどうかかわっていくべきなのかといった趣旨の質問であったかと思います。


 私、健康推進課というのは福祉担当部局ということで、おっしゃるとおり高齢者の生きがい対策、あるいは健康づくり、そういった分野でのかかわり方かなと考えてございます。それともう一つは、高齢者の労働施策と、そういう2面に集約されているかなということを考えております。それがうまく相互にかかわっていきますと、波及効果として高齢者の方々の健康づくり、あるいはさらには医療費の節減と、そういった効果まであらわれるんじゃないかということで、将来的に考えてみますと、町としてもシルバー人材センター設置に関しての支援というのは、将来に対しての大きな投資になっていくかなということを考えております。


 それと、設立運営ということで、シルバー人材センターというのはあくまでも民間団体という形で運営機能していく形になります。ある程度基盤が固まりますと公益法人化されて、一つの法人格を持つということになりますけども、とにかく設立に関してはやはり町として、まずはいろいろな御意見を聞いた上で組織づくりに御協力をさせていただくという形になろうかと思います。


 それで、費用的なことになってきますと、恐らくほかにも、県内でも17カ所の人材センターが設立しておりますけども、行政からの持ち出し支援、500万から1,000万円程度の支援、各自治体がされておるようですけども、そういった形の支援が必要になってくるかと思います。大きな政策の流れで先ほど申しましたように、将来の高齢者の生きがいづくり、健康づくり、そういった面を考えた上で、そういった支援も一つの大きな投資という形で必要であるかなということは考えております。


 以上、ちょっとお答えになったかどうかわかりませんけども、答弁とさせていただきます。


○議長(東久保秀人) 10番、池田君。


○10番(池田聖三) ありがとうございます。ちょっと話がかみ合ってないようなところがあるわけですけども、私は新しい時代の中で町民が参加する文化行政というものが、まちづくりの基本的な位置づけをしなきゃならんのじゃないかなとこのように考えています。特に、文化基盤の整備であるとか、環境の形成であるとか、機会の充実であるとか、あるいはまた財政上の保証というようなものを今改めて文化、あるいは芸術というようなものにとらまえて考えてみますと、果たしてこれ十分であるのかというような気がずっとしておりました。


 それと、今環境の問題であるとか、先ほど申しましたけども、美化であるとか美観であるとかということがあるんですけども、それは文化政策としてとらえていかないと、住民の皆さんが十分理解できないし、参加のときにそこが起こってるんじゃないかなと思うんですよ。ですから、そういう視点に立って文化とは何か、環境とは何かというような切り口を持っていかないことには、何かこの環境だけが、あるいは美観だけがひとり歩きしておるというような嫌いがあるのではないかと私は心配をいたしております。


 特に、先ほど申しましたけども、高野町における基盤というんですか、資産というものは、やはり1200年という長い歴史、文化、そういうものが基盤であります。したがいまして、そういうものを基礎にした新しい時代への展開を文化、あるいは芸術に持っていくべきではないか、私はかように思うわけであります。


 例えば、御殿川の修景、修復というようなものを私は再三申し上げておりますけども、それは何も御殿川をもとに戻せというような単純なことじゃなしに、高野町にとってそういうことが文化上、どれだけの価値があるかということをもう一度皆さんとともに、住民の皆さんとともに考えていく一助になればなということであるわけでございます。


 それと、私先ほども申しましたけども、いわゆる一村一品運動というのがかつてありましたけども、私は住民の一人一人がスポーツを含めての一人一芸というような文化政策を進めることによって、すばらしい町なんだなというようなことが内外に発信できるのではないかなとも考えております。また、最近ではアッシジとの交流も発足をいたしたわけでございます。したがいまして、このようなところとの国際的な交流、また高野文化の発信というようなものも新たな課題になってくるのではないかなと考えております。


 また、ともすれば昨今の財政的な観点から、文化芸術の振興というものが、あるいは心の充実といったことは笑止なことのように思われがちでありますけれども、しかしながら、心の打つ人間らしさのない町というものは、私は衰退していくのではないかなと思います。したがいまして、そのような観点からもぜひ高野町の基本政策としてお願いをいたしておきたいと思います。


 実は、政府の事業仕分けにおきまして、芸術文化振興費というものが縮減をされたことにつきまして、一昨日、音楽家等が記者会見、記者発表を行っておりました。その中で、長期的視点なく、目先の節約を優先させた非常識で恥ずかしい結論であるというような批判もいたしておりました。高野町における事業仕分けも進んでおろうかと思うわけでございますけども、この点、十分御認識をいただいて、来年度予算においての文化芸術の振興、住民参加の文化政策というものを十分御認識をいただきたいと思うわけでございます。


 もし、町長の方で何かお考えがあれば承っておきたいとかように思います。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 池田議員さんの質問等につきましては、いろいろと教育委員会とまちづくり部局でいろいろと検討を行っております。


 9月の補正予算におきまして、地域経済活性化の資金を活用しまして、都市計画の方の費用の中で文化財活用等調査業務支援委託ということで、2,000万の予算を計上させていただいております。今まで地域再生マネージャであるとか支援員とか、いろいろ地域に入りまして、それと教育の民俗編の作成等におきまして、いろいろな文化財であるとか行事とかが洗い出しされてるところでありまして、そういうものをいろいろと活用し、調査をまとめて総合計画をつくるということで、今進めております。


 高野山の歴史は1200年もあります。また地域の歴史もあるということで、景観だけじゃなしに、文化財の景観であるとか、歴史的風致とかそういうもの、また文化財及び自然環境などというようなもの、いろいろな観点から、有形無形のものに対していろいろ所在を確認するなり、また地域特性の把握というようなものをしていろいろ計画書をつくって、まちづくりに進めていきたいというように思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) ただいま池田議員の方から、まさに高野の時を、現在の状況を見据えた、知に富んだ御質問をいただきました。国の関係機関の諸委員会に聞かせてやりたいなと思う気持ちで聞いておりましたですけども、私もまさにそのように感じながら、この役場の中で仕事をさせていただいてるわけでございますが、一つ、二つ例を出した上でお答えをしたいと思います。


 特に、この5年間につきましては、修景ということに力を入れてまいりました。文化と関係あるところであるわけですけれども。なぜそういうことかというと、20数年前から電柱の地下埋設から始まって、すべての景観を形成するものには文化的なもの、それから人の生き様、それからその人の人生の幸せはすべてつながっているという概念を持っているからであります。今はファサード、いわゆる表面的なところだけをやっているわけですが、私は本来、このファサードの修景だけでは文化は育たないというふうに思っておる張本人でございます。あんなもん何ぼいじったって文化は生まれないわけです。


 しかしながら、そこから始めないと数世代後に、あと1000年もつ高野はできないだろうと。816年にこの地を賜って以来、国の中で、地域の中で、そしてこの地域社会の中で、ここは一定の目的と一定の価値を持って存在してきたところであります。


 ファサードをいじることをじゃあなぜ意義があるのかと。これ少しでもお金がかかります。町も国も補助をしております。しかし、その次の世代が、おやじがやったことを評価し、もしくは批判をし、少し形が変わる。そして次の世代が、おじいちゃんがやったこと、父親がやったことを評価し、批判し、そうしてつながっていって、100年後、200年後に一定の文化としての評価基準に達するんではないかなという、こういうちょっとわかりづらい表現で申し訳ないわけでありますが。


 そして、教育長なんかは専門家でございますけれども、平安時代、鎌倉時代、室町時代等々の芸術といわれる、実は芸術ではないと私は思ってるんですが、そういうものがたくさんここにあるわけですけれども、昨今、国は昭和のものも大変価値があるんだと。昭和はもう古いんだと。御案内のとおりかもしれませんが、つい2週間ほど前に各幾つかのお寺の、重森三玲さんという方がつくった昭和20年代のお庭なんですけれども、これが記念物として登録をされていると。それは恐らく議員がおっしゃられた文化芸術振興基本法、これは平成13年、これは私こういう法律が要ったかどうかは別ですが、表面的なことではなくて、これたまたまお寺の庭ですけれども、個人のおたくの庭であっても、個人のおたくの土間であっても、個人のおたくの何かであっても、そういうものに達するものはどんどん生まれていくんだろうと。そして産んでいった町だろうというふうに思っております。


 もう一つ例を挙げさせていただきますと、これも御案内のことかと思いますが、高野は物をつくってきませんでした。一時凍り豆腐をつくったり、高野豆腐をつくったり、基本的には何もつくらず、すべてこの周辺の集落から持ち上げてきて、こちらで消費をしておったというのがここの実体であります。基本的には現在もそういうことだと思いますが、じゃあ何を産んできたのかということなんですが、これは有名なお話で、前置きとしてはよく言っておりましたですね。大正15年2月に柳宗悦、それから濱田庄司、河井寛次郎が集まって、芸術というものは民衆から離れたところにはないんだと。もっと民衆の近くにあるべきだということで、民芸運動の草稿を書き上げたんです。この高野で書き上げたんです。そういうことが、高野は一体どう何を目指すべきなのか。


 るる先ほど御殿川のお話も出ました。これも冒頭に申し上げたファサードの修景にとどまらず、川を戻すということだけではないんだと。そこから生まれてくるもの、これは非常に教育的なことが生まれてくるでしょう。最後に、この地域を守れるのは、私は結論を申し上げると教育しかないと思ってます。子供は減っておりますけども、その少ない子供にこの町の真価を教えていく。これしか方法はないわけであります。


 世界遺産運動のときに、バーン・フォン・ドロステが言いました。もう大人はいいと。大人を集めて何ぼしゃべったって時間の無駄だから、小学校へ行って話をさせてくれと。中学校へ行って話をさせてくれと強調されとったことを思い出しました。そして、一人一芸、一村一品、一人一芸、これはよく高野を訪れた方のブログとかホームページを見ておりますと、どこどこの食堂でがんこおやじに会ったとか、どこどこの何々でどんな人に会ったとか、そういうことが書かれています。これが恐らく議員のおっしゃった一人一芸だと思います。一人一芸を獲得するにはやはりそれに見合った教育が必要ではないかなというふうに思っております。


 私の文化芸術感といいましょうか、それを御披露になってしまいましたけども、申し上げて答弁にしたいと思います。


 それから、シルバー人材センターを少し1分ほどいただきたいんですが、シルバーではなくて、人材派遣の仕組みをつくろうとされた方が数年前にいらっしゃいました。ニーズはあるということはもうその時点でわかっておるわけですが、どうしてできなかったか。これは聞き及びかと思いますけれども、集中するわけです。人が必要な時間帯、人が必要な季節、それがすべて集中すると。そういう形の中での派遣はできないので、派遣業務という仕事は成立しないというふうに聞いておりましたが、現在、従業員の状態を聞きますと、8割が派遣でやっているところがございます。派遣と言いましても、大阪とか神戸とか京都とかの方が来られて、そして6カ月なら6カ月、1年なら1年、派遣業として正規従業員ではなくて大変高額な費用を払っているようでございますが、そういうニーズがあるということがわかっておりますので、この質問が出ましたときに課長と相談をして、まずニーズはあると思いますから、それにしてもニーズを把握しようと。その後、現実にその組織が構成できるかどうかということを精査しなさいというふうに指示を出しております。


 答弁にかえさせていただきます。


○議長(東久保秀人) 10番、池田君。


○10番(池田聖三) 答弁ありがとうございました。シルバー人材センターの件でございますけども、県内、30市町村があるうちで、この近隣は橋本市、かつらぎ町、そして九度山も来年から設立されるとか聞いております。全国の設置率が約80%ということらしいです。


 そのようなことも含めまして、やっぱり人材が枯渇をしてきております。したがいまして活性化するためには文化とともに、かようなセンターの運営、設立というものも同時に必要ではないかと思うわけでございます。人と人とのつながり、ぬくもりのあるまちづくりというものが基本になろうかと思いますので、先ほども申しましたけども、来年度予算につきまして、どうか仕分けにおきましてもただ削減だけじゃなしに、どうか長期的な展望でお願いをしておきたいと。


 以上で質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(東久保秀人) 9番、西山君。


○9番(西山茂之) 表題のとおり、地上デジタル放送と、それから観光事業ということについて、質問させていただきたいと思います。


 地上デジタル放送、2011年7月24日にはアナログ放送は完全に停止になり、すべてデジタルになるということでございまして、この質問に関してはちょうど1年前のこの議会においても質問がありまして、当局から詳しく説明をいただいてあるわけでございますが、1年たちました。もうあと1年ということで、事情もだんだん変わってきておると思いますし、その事業の結果も進んできておると思いますので、いま一度詳しく説明をいただきたいと思います。


 これが先日の全員協議会におきまして、我々には御説明をいただきました。しかし住民の皆様方にはまだ届いていないと思いますので、再度ということですが、よろしくお願いいたします。


 1年前の議会の一般質問におきましての答弁が清福に載っておったわけでございますが、それを読ませていただいて、住民の皆様方と一緒に読んだのでございますが、ちょっと理解しかねるようなところがありまして、気になったところを二、三拾ってみたんでございますが、来年と言いますと今年ですね、NHKとテレビ和歌山の中継局が設定される予定であるとございましたが、場所はどうなるのか。無線電話のときに桜峠に1本建てたら、これで高野町全域をカバーできるんだという説明がありまして、これはよろしいなと思っておったら、高野町全域はとても無理なことでございまして、後にあっちこっちにと中継局が建設されました。そのような心配もございます。


 それと受信の悪い地区についての説明会ということで、今年の7月22日に公民館であって、説明を聞きにいったわけでございますが、あれはNHKの職員さんだと思うんでございますが、せねばならないというふうなことを言うだけで、ここはどう、そこはどうというふうな細かいことはなしで、説明はなしで住民の皆様方も怒って帰られたというふうなこともございます。その説明会は大変不評でございました。当局は説明会がございますから聞いてくださいということでございますが、その説明には何もなってなかったと思います。


 また、共聴組合に対応でございますが、杖ヶ藪だとか富貴地区の説明については詳しく言われておりましたが、山内で共聴しているところは大分ございます。場所場所に分かれて共聴しておるわけでございますが、その共聴の組合にもなってございませんが、その共聴をいかに対応していくのかということも聞かせていただきたいと思います。


 それから、戸数の少ない地区への対応ということについては、先日説明いただきましたので、それを詳しくいただけたらありがたいと思います。


 また、あの文を見ますと、7,000円の補助金があるというふうに理解できるわけでございますが、そのとおり7,000円補助をいただけるんやったら申請したいなと。申請の方法はどうしたらええのかなというふうなことも感じたわけでございますが、それは間違いだったということでございます。これも説明いただけたらありがたいと思います。


 現在の進んでいる方向、またどれだけ着手されて、町予算には受信しにくいところに対してはこれだけのことを見てやっておるよというふうな説明をいただけたらありがたいと思います。


 先ほどの質問は、500年、1000年向こうの高野町をどうしようかというふうなことについての説明だったと思います。教育が必要だというお答えもありましたけれども、現実に今生活ということで、我々いかに対応したらいいかと苦悩しているわけでございますので、その件についてお聞かせいただきたいと思います。


 それから、観光事業でございますが、これはいろいろございます。県が和歌山県観光立県として取り組もうということでございまして、交通業者とか観光業者にはいろいろの条件をもって観光に努力してくださいよと言うてきておるわけでございますが、高野町はもともと宗教と観光の町でございまして、その件に関しては大変努力しているのが現実でございます。


 その事業の一つとして、ヴェトロモンターニャ、少年野球というのを当町で開催して10数年になりますが、成果は上々でございまして、参加していただいている皆様方、各チームとか個人の皆様方には評判がよいとお聞きしております。しかし、住民の皆様方の中には、「この事業もうやめるんと違うか、金が大層になった」ということも聞きますし、「事業をやめるんですかな」と聞かれるんですが、「そんなことはないと思いますよ。この事業、観光事業として投資以上に成果が上がっておる、高野山にお金が落ちておるという現実もございますので、このまま続けると思いますよ」と言うて説明してるのでございますが、事業の続行についての当局の考えも聞かせていただけたらありがたいと思います。


 また、ヴェトロモンターニャに関しては、参加していただいておる皆様方は、車を自慢したい、自慢というたらちょっと語弊がありますけれども、見ていただきたい、こんな車もあるんやで、私大事にしてるんやでというふうにして、持ってきてくれてる方々が多いと思うんでございます。駐車場におきまして展示場のようにして見学ということにしてございますが、これだけではなく、せっかく走ってくれるんですから、その走る人、走っている姿勢を応援してやるというふうな態度で、住民の皆様方に協力していただくということをできないものでしょうか。


 一つを例に挙げますと、駐車場、以前本山前でやってございました。今、奥の方へ入ってございますが、遠いのでわかりませんので、せっかくやっていてもそうかなと思ってしまうわけでございます。できたら、見えるところに持ってきていただいて、こんなことをやってございますよというふうにしていただくように、本山前にまた変更というふうなことはできないのか。


 それから、スタートの時点におきまして、千手院の信号で、何分間隔かできれいにスタートさせておると思うのでございますが、千手院の信号で全部とまってしまうわけです。そして固まって走るというふうになりますので、せっかくのスタートでございます。ものの何時間も通行どめになるんじゃないと思いますので、優先に走らすというふうな方法で千手院、お巡りさんにでも協力いただいて、信号点滅にして、手信号で渡していただくというふうな方法は考えられないものか。よその町ではできないことを高野町でするんだというふうに考えていただきたいと思います。


 また、スタート時点、町の真ん中でも横断幕でも掲げて、来年もおいでくださいというふうな歓迎、送迎の方法も考えたらいいと思います。さらにまた走行する沿道の住民の皆様方に小さい旗でも配りまして、歓迎ですか、見送りですか、そういうふうな旗を振っていただく。私も見ておりまして、手を振ってあげたら喜んで、喜んでといったら失礼ですけど、対応してくれておる車両もおりましたから、せっかく見てもらうために持ってきてる車、みんなで見てやるというふうな方法は考えられないものかとお聞きしたいと思います。


 先ほどの質問で、文化事業での住民の参加が少ないという言葉がありました。確かにどんな事業をしてでも、高野山の町民の人、割合協力してくれる方々が少ないので、このような案を立てるのは難しいんでございますが、何とか参加をしていただく、文化的事業にせよ、観光事業にせよ、住民の方々を何とか巻き込むというふうな方法を検討していただきたいと思って質問させていただいてございます。


 よろしく御答弁のほどお願い申し上げます。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 御質問いただきました件でございます。地デジ対策と観光事業ということで御質問いただきました。


 まず最初に、地デジ対策の方から御説明させていただきます。この地上波デジタルにつきましては、当初、一昨年だったと思いますが、昨年御質問いただきまして、町の考え方をお伝えさせていただきましたが、国の方向、またいろんな状況がどんどんどんどん変化してございます。それで、これ全国的なもので、いつか町の方でも決断を下して対策を決定していかなければ、遅くなれば遅くなるほど工事等の関係も出てくるということで、基本的な考え方として町の方でまとめまして、それを地域の方で説明会を随時行っております。


 基本的な考え方としましては、高野町全域をカバーできるということを基本に、国、NHKの補助金を十分活用し、費用面や地域の要望をもとに、最も効率のよい方法を模索したということで決定してございます。


 御質問いただきました中で、NHKとテレビ和歌山の中継局の問題でございます。これは来年5月に高野山南局、これは相ノ浦に行くろくろ峠の上にございますが、それと東局、清浄心院裏に2本設置されます。南局ろくろ峠につきましては、新規に1基上がるわけでございます。それと東局につきましては現行の今上がっております局の横に設置されます。この2本につきましては、NHKと民法4社、それとテレビ和歌山の中継局となってまいります。


 それと、無線電話のときに桜峠で1本で高野山を全域カバーできるというふうな当初の予定だったようですが、このコンピュータ設計と現状では電波の状況が、実際電波を出してみますと若干異なってくるということで、当初NHKと朝日放送の説明では山内全域をカバーできるというふうなお話で、当初は高野山の南局、ろくろ峠だけの予定でございましたが、電波が遮へいされるということも予想されましたので、東局を追加の要望をしまして、NHKと民法の方で東局の設置も実現してございます。そのことによって高野山全域につきましては、個別アンテナを立てていただければNHK、民法4社、テレビ和歌山の電波が各家庭に届くということが判明してございますので、これは来年の5月に工事の方にかかる予定でございます。


 それと、受信の悪い地域についての説明会、7月22日、これ1日か2日前に花坂地区と22日に高野山で説明会を開催しております。大変不評であったということでございますが、確かに建前論の説明で、どこの地域でもつなげる、使えるような説明で、その地域に特化した説明ということがございませんでしたので、私の方からもこういう地域で説明するときは地域需要を加味して、もっと地域の状態、ただ単にアンテナを上げれば電波が映る、そういうふうな地域ではないので、もっと地域に合った説明をしていただかなければ町民の方が混乱するということで、抗議までいきませんが、そういうことでそういう説明であれば、もうしていただかなくても結構ですということでお話ししてございます。


 実はこの説明に来たのは総務省のテレビ受信者支援センターという職員でございました。それで、ただアンテナを上げれば地デジ大阪映りますと、こういうことであればこういうことですという決まり切ったような説明。もっと山間部においてはどういうふうなことであるとか、支援センターという意味の中できっちりとした説明をしていただきたいと。それがないのであれば、高野町では説明は結構ですということで、そういうふうな話も行いました。


 それと、共聴組合の対応でございますが、この共聴組合につきましては、改修費の2分の1が国庫補助金として国からいただきます。残りの2分の1につきましては、地元の組合で負担していただくというシステムになってございます。ただし、1世帯当たりの負担額が10万円を上限としまして個人負担7,000円を引いた額がNHKが負担するというシステムになってございます。すなわち10万までの個人負担であれば7,000円を出していただければ、残りの9万3,000円につきましてはNHKに負担していただけます。


 それでNHKの受信料の世帯の関係も出てくるわけでございますが、この7,000円出るというのはあくまでも共聴施設を行うという家庭でございます。それで共聴施設の家庭につきましては7,000円自己負担していただきまして、それを超える額につきましては10万までの間、NHKが負担してくれます。これは地元負担の2分の1額の地元で考える分の費用計算でございます。


 それで世帯の少ない地域へはどうするかと申しますと、この地域につきましては1世帯10万まではNHKが負担してくれます。これも共聴組合の関係で7,000円の自己負担、それ以上の10万まではNHKが出してくれます。ただし共聴組合をつくりましても、世帯数の少ない組合であればNHKが出す分以上の費用が発生してまいります。大体40世帯から50世帯ぐらいの共聴組合であれば十分NHKの補助でいけるわけでございますが、小さい世帯につきましては、2分の1額でNHKが負担するまだまだそれ以上に足らない場合は町の方において負担させていただきます。


 それで、7,000円での対応、1戸当たりの全費用は幾らぐらいかという御質問でございますが、基本的な考え方でございますが、個別受信の家につきましては自己負担のアンテナの設置が必要です。これは全国的にアンテナ、テレビ、もしくはチューナーにつきましては自己負担という形でございますので、アンテナを立てていただければ見れます。この個別受信の高野町の地域は、西富貴、東富貴と大字高野山のこの地域が屋根の上にアンテナを立てていただく個別受信の地域として動いております。それ以外の地域につきましてはすべて共同共聴施設を設置するということで、個別アンテナの設置は不要でございます。


 それで、共聴施設の家につきましてはアンテナ等の設置が不要でございますので、個人負担7,000円と考えていただければわかりやすいかなと思います。したがいまして、再々申しておりますが、7,000円を負担していただいてそれ以上の額が補助が出るというのは、共聴施設に加盟する世帯のことでございます。この7,000円以上の補助につきましても、NHKがその地域の組合の方に納入されるような形となってございます。


 それでこの補助金の申請はどのようにすればよいのかということでございますが、該当するA組合、B組合、いろんな地区で組合ができていくと思いますが、今も共聴施設の地域につきましては、組合組織で運営されていると思いますが、組合からNHKの方に申請になるという形でございますので、NHKがすべて申請に必要な書類を作成するということを伺っております。既にもう受付等は始まっておりますので、町の方から各組合の方にその旨の決定次第、共聴施設でやっていくということで、どんどん決まり次第それも踏まえて御説明しております。


 したがいまして、個別受信される家、家の上にアンテナを立てて電波をとる、この家につきましてはこの7,000円以上の負担金、NHKからの補助金というのは該当しません。あくまでも共聴施設の世帯ということでとらえてください。


 それと、生活補助家庭というんですか、につきましては、NHKの受信料が全額免除になっております家につきましては、国が個別受信世帯にはデジタルチューナー、アンテナ一式が現物支給されますし、また共聴世帯につきましてはテレビのチューナー、それと自己負担になります7,000円程度が支給される、このように決定してございます。この生活補助家庭につきましては、町の福祉事業等にも関連してまいりますので、健康推進課の方と調整を図りながらお知らせしたいと考えております。


 それで高野町の方におきまして、世帯の少ない地域への助成であるとか、補助金の町の予算的な対応でございますが、この方針に基づいて本議会におきまして、富貴地区全域と西細川の予算を計上し、御承認いただいておりますが、随時ほかの共聴施設につきましても算定ができてまいりますので、決定次第、予算等を計上していきたいと考えております。


 携帯電話もそうですが、テレビはそれ以上に対策が必要ですし、今や家庭の必需品ということで考えてございますので、22年の当初予算ですべて計上できればいいんですが、地域によって共聴の金額、どれぐらいの費用がかかるかというのが若干おくれる地域につきましては、22年中の補正という形で対応していきたいと考えておりますので、その辺もあわせてお願いしたいと思います。


 それと、観光事業の中で御質問いただきましたイベントの件でございますが、イベントにはそれぞれ団体が高野町で行う、高野山で行うという大きな意義、またコンセプト、レギュレーション等をつくりながら実施しております。高野山で行うべきイベントかは実施団体と話し合う必要があるかもわかりませんが、行政でこのイベントはやめてほしいとか、このイベントは続けてほしいとかという判断よりも、そのイベント内容によってより価値のあるもの、またこの町で行う付加価値をつけて、そういうふうなアドバイスを行いながら広くPRを行い、実施すべきじゃないかと考えます。


 御質問いただきましたヴェトロモンターニャも少年野球もこの町で行うイベントの一つの大きな位置づけとして御質問をいただいたと思いますが、一度私もこのヴェトロモンターニャも少年野球も事務局長をさせていただいた時期もございます。それでよく町の中からも野球が好きやから、車好きやからしとん違うかというふうな声も聞かれますが、この高野山で実施する価値のあるイベントということで今企画課の方ではとらえております。そのためにはマンネリ化することなく、ともに研究を重ねながら、常に上を目指して、より一層高野山らしいイベントを実施していけばいいんじゃないかとこのように考えております。


 御質問いただきましたので、ヴェトロモンターニャにつきましても悠久の歴史が生きる紀伊山地の霊場と参詣通、それと20世紀を代表する古典的な自動車との融合、古い文化から学び、その環境を後世に伝えていくという人々の情熱から生まれたものだと考えております。


 先ほど御質問の中でも聞いておりましたが、いろんなものに文化・歴史がございます。そういう中でその歴史・文化を生かしながら、この町でどのような形で展開していくのか、この町にはこのイベントが必要なのかと、そういうふうな精査はともにしていく必要もあると思いますが、町の方でもそういうことにかかわりながら、ともに研究、指導しながらやっていけばいいんじゃないかなと思っております。


 今年のヴェトロモンターニャなんか見ておりましたら、先日10月26日にアッシジと高野山の間で、高い精神性でさらなる発展で大きく寄与していこうということで、観光総合促進協定を行いましたが、その協定記念ということで、イタリアの自動車文化にスポットを当てたり、また、環境という大きな視点に立って開催しております。ブログやホームページを見ましても、かなり好評もよいように書いておりますが、この高野山の魅力を世界に発信する意義深いイベント、また地域文化のさらなる発展ということで、これからもともに指導しながら、高野町のためにやっていけばいいかなと思っております。


 また、野球大会におきましても、都会でやっております野球大会ではなく、このお寺で、宿坊で泊まる、精神修養も兼ねて行えるとか、子供たちが日常体験できないようなことも織りまぜながら子供の仲間をつくっていく、思い出をつくっていく、大きな意義のあるこの野球大会もそうと感じております。


 今年は野球大会なんかも雨が降り、グラウンドの方も水浸しになりましたが、スタッフが水をすくう中、見学している保護者の皆さん、チームの子供たちも一緒になってグラウンドで水をすくっている光景を見まして、この都会でやっている学童野球と少し内容が違うんじゃないかと、このように痛切に感じた次第でございます。やはり高野山の方で行うイベントには、それだけが目的ではなく、いろんなもんが含まれたすばらしい催しを高野山の方でも開催しているとこのように感じましたので、御説明させていただきます。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) 9番、西山君。


○9番(西山茂之) 御答弁いただきましてありがとうございました。


 今日のとこはこの前も聞いてございましたので、大体わかっておるんでございますが、共聴組合の対応ですね。組合をつくっておるところはよろしいんですが、山内の中央地区なんかは組合じゃなしにただ共聴している、中の橋もそうではないかと、桜団地の方もそうじゃないかと思うんでございますが、その辺の対応はいかがなるんでしょうか。個別でやっていかなしようがないというふうなことを聞いたんですが、そこをいま一度説明いただけたらありがたいと思います。


 それから、またこの少年野球についても参加しておる御父兄、選手の皆さん方も協力してくれて、一生懸命にやってくれておるという、まことにありがたいことでございまして、宗教の町で合宿をすることによりまして、本堂にもお参りもし、座禅も組んでというて喜んでおるチームもあると聞いてございます。まことに結構なことでございますが、だんだんに予算も苦しくなってございますし、スタッフも減ってございます。


 それで以前もお願いしたことがあると思うんでございますが、グラウンド整備ですね。今子供が少なくなりまして、グラウンドも野球場も使ってございません。また議会もソフトボールをずっとしてましたけど、そんなんしてませんので草がぼうぼうに生えておる。ということは1年に一遍に整備するといえば大変なことでございますので、その整備のためのグラウンド整備車両ですか、そういうふうなものを購入の当てはないのか。そして、少ないスタッフでやっていける方法を考えようとしていないのかどうか、その辺もいま一つお答えいただけたらありがたいと思います。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 高野山上の共聴施設でございますが、基本的には共聴が不要になってまいりますが、ただ住宅であるとか、町の方で共聴施設を組んでおります中の橋地区であるとか、そういう地区につきましては、どのように共聴を活用していくかということはまだ住宅の管理者とも協議が進んでおりませんが、一応先ほど御説明させていただきましたのは、大筋な高野町の地デジ対策ということでございますので、随時住宅のベランダにアンテナが何十本も立つというようなことも現実的には不可能かとそのようにも感じておりますので、山上の共聴施設を、基本的には個別受信、これが原則になってまいりますが、それにつきましてはどのように扱うかということ、まだ結論に達しておりません。もう少しお時間いただきまして、町民には詳しく町の広報を通じるなり、何らかの形で周知したいと思っておりますので、もう少し山上の共聴につきましてはお時間をいただきたいと思います。


 それと、グラウンド等につきましても、地域活性化センターであるとか、宝くじ助成であるとか、いろんな方面へは要望を出しておるわけでございますが、野球がメジャーになり過ぎて、なかなか野球に関しての対応というのが、対応というんですか、採択が苦慮しているような状態でございますが、本年も地域活性化センターの方に、財団法人でございますが、そういういろんな手だてをしておりますので、何とか採択していただきたいというのが私のお願いでございます。


 また、グラウンドにつきましても、教育委員会の方で管理していただいておりますので、一般予算等も見ながら、そのようなものも機械、道具、備品等も買っていただければと思いますが、何分私も一般予算、中自分でも見る方でございますので、厳しいことも十分わかっておりますので、その辺も教育と話し合いをしながら、何かいい形を見つけていきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(東久保秀人) 9番、西山君。


○9番(西山茂之) いろいろ質問させていただきましたけれども、少ないスタッフでこういう事業をやっていくというのは大変でございますので、何とか住民の皆様方の協力をいただけるような方法を考えて、事業を進めてやっていただけたらありがたいと思います。


 以上で終わります。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) それでは、最初の質問、イタリアアッシジ市と高野町のかかわりについてを質問させていただきます。


 イタリア国のアッシジ市と姉妹都市を締結するとの説明がこれまでたびたびありました。しかし、10月同地を訪問され、結局は日本、イタリア世界遺産都市の文化観光総合促進協定と格下げぎみになりました。そこでお尋ねをいたしたいことが何点かありますので、順に追って簡単明瞭にお答えいただきたい。


 一つ目は、姉妹都市ではなく、友好都市でもなく、あいまいな総合促進協定への題名変更、その経緯、そしてメリットとデメリットについてを一つ目にお尋ねいたします。


 2つ目は、この事業主体はどこですか。


 3番目として、協定程度の事業に参加した人の役職と人名を教えてください。


 4番目は、参加者の日程、その参加費用は1人幾らで、総額幾らであったのか。引き受け業者はどこか。また、費用の出所はどこか教えていただきたい。


 5番目としまして、アッシジは当然視察したでしょうが、それ以外に観光などをした場所はなかったのでしょうか。もし多少観光したのなら、その必要性、また各人の飛行機座席クラスとホテル名をお答えいただきたい。


 後は自席でさせていただきます。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 所議員より、イタリアアッシジ市と高野町のかかわりということで御質問いただきました。


 まず最初に、姉妹都市から、当初姉妹都市の予定でおりましたが、姉妹都市ではなくなったということで、どうしてですかということでございますが、これは私、先日の全員協議会でも詳しく説明させていただきましたとおりでございます。当初は姉妹都市という形で進んでおりましたが、やはり相手もあることでございます。アッシジといろいろ話、締結を進めていく中において、まず最初に姉妹都市というよりもまずお友達という関係で進みませんかとこのようなことで、大使館等も中に入っていろんな調整をする中で、いきなり姉妹都市という中で提携していくことにおいては、貿易関係、災害協定、いろんな大きな意味も含んでまいります。そういう中で、とりあえずお友達の友好、そこから入っていきませんかとそのように変更になりましたということで、もっと詳しく全協で御説明させていただいたとおりでございますので、御理解いただきたいと思います。


 それとメリットにつきましても、先日このアッシジとすることの意義も御説明させていただきました。これはイタリアは世界で一番世界遺産が多く、46件ございます。もちろんバチカンも含んででございますが、その中でアッシジの市長がイタリアの世界遺産の協議会の会長もされており、世界遺産に関する取り組みは、イタリアだけでなく全世界に向けたイタリアからの発信という大きな動きもございます。アッシジ市と協定できたことは大変高い評価を得たことにもつながりますし、今後、礎になるものと確信してございます。ますます高野の知名度がイタリアを中心に欧米全土に広がることを期待して、今回の協定は大変大きな意義深いものであったということでございます。


 それで主体でございますが、もちろん今回の調印はイタリアアッシジ市と高野町の間において調印いたしましたが、実は1998年にスペインのガリシア州と和歌山県において、熊野古道とサンティアゴの道とが存在する地域として永久的な友好関係を確立するために、姉妹道提携という協定がされております。それでフランスと和歌山県においても、ピレネーオリアンタル県と友好提携を結んでおると。和歌山県にとって欧州とは大変重要な位置づけを県の方でもしております。


 それで、今回高野町とアッシジ市の協定の話を和歌山県に話したとき、高野町とアッシジ市のつながりを十分に御理解いただき、仁坂知事からも大変喜んでいただき、調印に先駆けて仁坂知事みずからがヨーロッパに出向き、和歌山の魅力を伝えるべきトッププロモーションを実施していただいたというふうな、今回大きな経過もございます。


○4番(所 順子) もうちょっと短く。主体はどこですか。


○企画課長(佐古典英) 短く説明させていただいたらその部分だけ特化してまいりますので、全体的な大枠の中でつかんでほしいんですけど、主体はあくまでも高野町とアッシジ市です。間違って伝えるといけないので、そのことは大事だし。


○4番(所 順子) 簡単明瞭にと。


○企画課長(佐古典英) それでは誤解のないように聞いてください。


 イタリアアッシジ市と高野町の間で調印してございます。


 参加の日程につきましては、アッシジ市とは10月26日に協定を結んでおります。


○4番(所 順子) ちょっと待って、まず先に参加した人の役職と人名。


○企画課長(佐古典英) 調印式に参加した方は、後藤町長夫妻、東久保議長、本山から森部長、当町からは総務課長、茶原世界遺産センター長、それと私が出席しましたが、町長夫妻、茶原世界遺産センター長、私につきましてはアッシジの調定だけではなく、その前に行われた知事のトッププロモーションからの流れで合流してございます。


 それで、引き受け業者というのは、この旅行を計画された業者のことでよろしいですか。和歌山県のトッププロモーションの中の一環事業でございまして、和歌山県観光連盟の方で調整していただいております。内容につきましては県の方でトッププロモーションとこのアッシジの分の全体的な中で進んでおります。費用につきましても、1人当たりの単価というのは、手持ちで今資料を持っておりませんが、日数がばらばらでございます。10日間参加しとった者、5日間の者とばらばらでございますので、1人の単価的には計上しておりませんが、このトップポロモーションの費用等も含んだ県からの費用となってございます。金額はまた県の方でも調べまして、御説明させていただく機会があればさせていただきます。


○4番(所 順子) トッププロモーションが費用を出したということなんですか。


○企画課長(佐古典英) いやいや、トッププロモーションというのが実施されまして、トッププロモーションからこのイタリアのアッシジまで一つの一連の事業として今回動いてございます。


○4番(所 順子) 費用の出所はどこですか。


○企画課長(佐古典英) 出所は町です。高野町から出ております。当然出ておりますが、トッププロモーションにつきましては、県の方も費用の方は出ております。


 今回は観光で行ったわけではございません。アッシジの姉妹提携、並びにトッププロモーションという大きな位置づけのもとで公務出張で行っておりますので、遊びとか観光とかという時間はもちろんございませんでした。ただ、出張中でございましても、日曜日移動とかそういうのは当然ございましたが、別途視察というのはアッシジの町をむらなく視察させていただいた、それだけでございます。


 ちょっと追加説明させていただきます。


 今回、このトッププロモーションにつきましては、行政サイドで7名、民間で14名の方が一緒に和歌山県のチームを組んで参加してございます。21名でこのトッププロモーションから立ち上げてございますが、行政側につきましては、県の職員、町の職員につきましては費用は公費で出ておりますが、民間で行っていただいた方の費用につきましては、もちろん全額自己負担という形で行っておりますので、つけ加えておきます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 私がお聞きしたのをまだちょっと答弁していただけない分もありましたですけれども、飛行機座席クラスとホテル名を教えてくださいもあったんですけども、答えてはいただけませんでしたので、次のときにお答えいただきたい。


 今お聞きしますと、町長の奥様も行ったとお伺いしたんですけれども、この費用はどこから出ていらっしゃるのでしょうか。これについてお尋ねをいたしたいです。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 当然個人負担でございます。ちょっと説明させていただきます。私7月にイタリアの大使館に調印式の相談に行った際に、イタリア大使館からぜひ町長御夫妻で出かけてほしいということでお話いただきまして、これを町長に伝えました。町長も6月に在日イタリア大使のナショナルデーのイベントの招待を受けて参加した際に、その旨の要請も受けておりましたということで、町長、どういうふうに扱いますかと、どうしますかというふうな協議を進めておったわけでございますが、その後のトッププロモーション、調印式の前に行われたトッププロモーションの際に、ミラノの日本国総次官、それとイタリアの日本国大使から御夫妻で招待をいただいたわけでございますので、外交ということもございましたが、忙しい中、御婦人に一緒に出かけていただくことになったという経過がございます。


 それで、現地でも町民代表という形でいろいろ御活躍いただいたわけでございますが、費用につきましてはそういう経過もあって、本来町で負担すべきかということもあったわけでございますが、婦人の方から、あくまでも行政の皆さんと個人で参加されとる方がほかにもございましたので、全額実費いただいて、その分については支払いしていただいております。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 個人負担ということは、ホテルも別々のお部屋だったと私は認識するのですけれども、そして飛行機もクラスは何だったのでしょうか、別々であったのでしょうか、個人負担でありましたか、そこのところを簡単にお答えください。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 費用は個人負担で行っていただいておりますが、行く場所、行くホテル一緒でございますので、当然一緒に行かれても何らおかしくないと思います。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 御質問で何がお知りになりたいのかわかりませんが、高野町の経費で出ておりますのは、2名の課長と議長と私と茶原という職員の分でございます。


 この事業につきましては、非常に複雑な構造、知事も忙しいものですから、パリから入られたり、私はミラノから入ったわけでございます。職員はパリから入りました。議長はローマから入られたということでございますが、本当に私職員の皆さんを、県も含めて評価をしてあげたいと思うのは、夜遅くまで段取りをして、そして県民でも個人の負担で参加している方も、向こうの方々にサービスをして、一生懸命されている姿を私見ました、ミラノでも、ローマでも。何とか和歌山県をしようということで、その中で私たちがアッシジと促進協定を結ぶんだという説明をさせていただいたら、頑張ってくださいよ、和歌山何とか欧州で頑張りましょうと、みんな一丸となってされているすばらしい事業でありました。


 初めての海外での仕事を、課長たちも、総務課長、企画課長、そして議長も一生懸命向こうの方にサービスをされている姿を見まして、うちの家内もそうでございます。お寿司のサービス、まごころのサービス、そういうのをぜひ評価をしてあげていただきたいと思います。


 あと行かれました白浜や田辺や和歌山市の民間の方々も評価をしてあげていただきたいと思いますし、今回の計画、イタリア大使館、何度も協力をしていただきました。イタリア大使にもこの場をかりて本当に感謝を申し上げたいと思います。在イタリア日本大使にも感謝を申し上げたいですし、ミラノの領事も本当に親身になって、和歌山県のため、高野町のためにお手伝いをいただきました。そういう御報告をさせていただきます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 当初、姉妹都市締結ということで町長が9月に説明をされた。本山から管長さん、高野町から町長初め議長、課長クラスの同道もいたし方ないと考えていましたが、この程度の締結のために町から5名も6名も必要だったのでしょうか。課長の全協での説明では、来年からの希望的観測と当町の低姿勢といいますか、姉妹都市がだめだったので、何らかの方法を見出した。そしてこれに落ちついたようにしか感じられておりません。


 和歌山県も中国山東省と25年前から友好提携を結んでいますが、関空山東省直行航空便が飛ぶということが、人の交流、総合観光PR、市場開拓に力を入れるとのことであります。山東省には9,000万の住民がおられ、中国の発展、今後の海外渡航者を考えれば力を入れることに不思議は感じませんが、今回の本町とアッシジとの観光総合促進は、ほとんど期待できないと私は思っております。なぜなら人的交流には遠隔地であり、費用などもかさむと考えられ、大いに無駄な協定ではないのかと思うものでありますが、今後の取り組み、計画を簡単明瞭にお聞きをいたしたいです。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 大変失礼な質問だと思います。この程度の協定と、この協定にかかわられたすべての人に対する私は非常に失礼な質問だと思います。その点は撤回をしていただかないと承服しかねます。この程度の協定なんでしょうか、これは。これに寝食を割いて1年近くも計画をしていただいた人々の、私は涙が出てまいります。


 昨日、県庁に参りまして、永坂写真家の文化功労賞の後、永坂さんと知事室へ参りました。そしてその中で、高野、アッシジという企画の写真集はつくれませんか。そしてまた県立の博物館において、アッシジ展を開催しませんか。そういうお話も進めているわけでございます。


 この程度の協定と思われるのは自由でございますけれども、階段は一歩一歩上がりますし、私はアッシジ市長とお話をいたしました。今大切なのは理念を共有することだと。協力をしていきましょうと。イタリアからは年間5万数千人しか日本に来ていません。日本からは200万人も行っています。それを何とか50万人、100万人来ていただこうと、そういうことの流れの一環でもございます。


 ぜひこの程度の協定でという表現は御撤回いただきたいというふうに私は思います。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 言葉が悪かったことは失礼をいたしました。


 でも、それではなぜ9月の議場におきまして、姉妹都市と提携をいたしますと町長は議場でおっしゃったのですか。調べもしないで、向こうにも返事ももらっていないのに姉妹都市にいたしますとあなたは議場でおっしゃっていましたよ、あのときには。ですから私はそういうふうに申しただけであります。


 そして、長期的に見て実現が難しい都市との協定に思うんですよ。旅費もかさみますし、皆様で行かれましたら、町当局の財源をお使いになるのですから、今後もまた行かれることもありましたら、そういう財源難の高野町当局でありますのに、ヨーロッパに行かれますのはビジネスクラスをお使いになれば結構往復要るんですよ。私も飛行機はよくファースト、ビジネスは使いますが、たくさんの費用がかかります。そういう遠いところと本当に実現が難しい都市との協定に疑問を私は抱きながら、この質問を終わらせていただきます。時間もございませんので、次の質問に入りたいと思います。


 続いて、給食センターについての質問をさせていただきます。


 21年度高野町一般会計補正予算審議中に、給食センターの職務を業務委託するとの話が出てまいりました。全く寝耳に水のことでありましたので、質問をいたします。


 まず、業者は3社で、入札はプロポーザル方式で行うとの答弁でありました。そこでお尋ねをいたしたいことが二、三点ございますので、お答えいただきたいと思います。


 3社とはどことどことどこか。だれが選んだのでしょうか。なぜ3社なのでしょうか。


 2番目に、高野町には商工会、また飲食業組合が存在しますが、そこには声をかけられたか。また、希望者を募ったのかをお尋ねしたい。


 3番目に、今までの給食センターは町が運営しております。資材の調達はほとんどが町内の業者であろうかと思われますが、一般、特に町外の業者がもし落札した場合、町外から調達することが考えられますが、プロポーザルであるなら条件を提示することが可能であります。そのおつもりはあるのですか。


 4番目に、たくさんありますけれども、これまでは町が職員、契約職員などの形で主に町民を雇用していると思うのですが、今後、業者にもし移行すれば、業者に任せることになります。町民を雇用することや、今まで働いてきた方を積極的に雇用することなども条件とすべきではないかと考えますが、この辺はいかがなっているのでしょうか。


 そして、先日も全員協議会のときに言いましたんですけれども、うわさには別に答えていただかなくてもよいのですが、あえて申し上げます。耳にするところでは、本年開業した某食堂がこの業者に選定される予定で、既成事実のために開店したといううわさが事実でないことを期待していますが、うわさは本当か。うわさでしかないのかをお聞きいたしたいです。


○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。


○教育次長(辻本 一) 新年度から進める予定をしております業者の選定でございます。一応、株式会社南陽食品、有限会社ミストラル、それから株式会社ことぶき食飯を予定してございます。


 地元の業者さんを募ったかというお話でございますが、これも大量調理といいますか、保健法、食品衛生法、学校給食法関係法令、学校給食衛生管理基準、大量調理施設衛生管理マニュアル等々、いろいろな項目を遵守していただかなければなりません。そういうことでこの3社というか、地元の業者さんにはお声がけはしてございません。ただ1日、2日の配食でございましたら、もちろんお願いするわけでございますが、365日、児童、生徒、園児さんの給食もございます。安定的な供給をお願いするものでございまして、その辺で調整させていただいております。


 それから、仕入れといいますか、賄い材料、いろいろ燃料費等につきましては、契約書の中で地産地消ということで進めるように契約に入れる予定でございます。


 それから、職員の雇用につきましては、もちろん契約には、仕様の中には地元の人を優先的にというふうに入れたく思ってございます。


 そういうことでございます。よろしくお願いします。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) プロポーザル方式とは、私もちょっと調べたんですけど、業者に業務に臨む体制や技術力などを記した提案書を提出させ、それをもとに公正な評価を行い決定する方式と書いてありますよね、調べたところでは。プロポーザル方式は業者に業務に臨む体制や技術力などを記した提案書を提出させ、それをもとに公正な評価を行い、決定する方式であると認識いたしております。公正な評価はどなたが行うのですか。公正な評価を行うことができる方はおられるのですか。まさか最初の1社ありきではないとは思っていますが、どのような機関にお諮りするのかをお尋ねいたしたいです、この3社を決定いたす。


○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。


○教育次長(辻本 一) この選定でございます。もちろん提案書といいますか、先に仕様書をお送りして、こういうふうな形で事業を進めてくださいということで仕様書を送らせていただいて、提案していただくものでございます。もちろんその提案書の審査もございます。それと、その中には現状を把握しとるかとか、業務の内容の理解度とか、内容の具体性、提案の。工程の計画とかそれの妥当性。類似業務の実績とかがございます。その辺全般を含めて審査させていただきます。


 それで、審査の方は学校の子供さん方、園児さんをお預かりしますので栄養士さんと、当町の子供園というか、保育所もございますので、予定でございます、健康推進課長とできれば副町長さんにも入っていただいて、教育長、それから学校、子供園の園長さん、その辺を予定してございます。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) このプロポーザル方式のあれは、中学校、小学校の給食、それと今度幼保一環の幼稚園も含めて全部の給食のプロポーザルになるんですか。そこのところを簡単明瞭にお答えいただきたい。


○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。


○教育次長(辻本 一) 高野町管内全部の小学校、中学校、それから高野山子供園の園児全部でございます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) それでは、今まで高野町の地元の方が町で給食センターでお働きになってる方は、全部はそういう方に使っていただけるのでしょうか。そして、この高野町の、どうしてこの業者を、今まで業者は高野町の方だったと、町が経営して高野町の方を雇ってやっておりましたのに、なぜ急にこういうことになったのでしょうかね。そして、このプロポーザル方式で予算は今町ではどれぐらいの予算で給食の予算を出していらっしゃるのでしょうか。その辺のところをちょっとお伺いしたいですね。


○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。


○教育次長(辻本 一) ちょっと今予算書手元にございませんが、今まで4,000万あまりの予算でございました。今回は委託によりまして経費の削減に、その辺も今のところ出てきませんが、何千万かの減額になるかと思ってございます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) お時間も迫ってまいりましたので、本町も事業仕分けといいますが、甘えの考えを刷新せねばならない時期に来ているのではないでしょうか。何千万のお仕事を高野町の業者も入れず、今までの方の、雇っていただいた方の不安も生じますので、こういうのは前もってもう少し議会なりも諮って、何千万のお仕事でありますので、やっぱり相談もしていただきたいとも思っておりますし、私の要望といたしましては、最低条件、町内の業者から極力資材を調達することと、今までの職員を雇用することも踏まえてしていただきたいこともあります。しかしながら、このプロポーザル方式には私は疑問を抱きます。


 これで質問を終わらせていただきますけれども、とんでもない方式のやり方で給食センターがお変わりになるということを今私は感じております。これで質問は終わらせていただきたいですけれども、再度、高野町の職員も使っていただきたい、雇用もその中に含めていただきたいということを切に申し上げておきたくて、質問を終わらせていただきます。


○議長(東久保秀人) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 1点だけ、確認だけさせといてください。現在はあそこの調理の方は直営ですからうちの職員がやっているという形ですから、当然そのことによって新しい配転などをかけながら、職員が言うなれば民間委託によってほかの職場へ異動するというだけですから、うちがだれかを雇ってて、今回首になるとか、そういうことじゃございませんので、その辺だけは。


○4番(所 順子) そのまま雇っていただけるんですか。


○副町長(高橋寛治) ほかでもって配転して、仕事をやっていただく。公務員ですから、同じ仲間ですから、そこのところだけ間違いのないように。何となく聞いてて、うちがやってて、今度終わったらその方はお仕事がなくなるように聞こえたんで。それはございませんので。それだけ確認してください。


○議長(東久保秀人) しばらく休憩します。


              午前11時53分 休憩


              午後 1時00分 再開


○議長(東久保秀人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 7番、平野君。


○7番(平野一夫) 私1人のために大事な時間を本当に恐縮しております。もうあと30分ほどおつき合い願いたいと思います。


 それでは一般質問をさせていただきます。


 私たちの健康を守り、そして高野山の観光地としてなくてはならないというこの地域医療を目指した高野山病院。日ごろは院長を初め、副院長、そして職員の皆さん方が日ごろから住民の皆さん方の健康を守って、昼夜を問わずに努力されておりますことをまず感謝申し上げまして、ただいまから質問させていただきます。


 今現在、病院の診療記録というのは、俗に言いますカルテと言います。この記録につきましては、昔からずっと紙に手書きで現在もなされております。大きな病院、あるいは個人病院に行ってでも、ほとんどお医者さんに診察してもらう机の上にはパソコンを置かれておりまして、ドクターは患者さんを診ながら、患者さんからいろんな情報を、診察することによって熱があるか、あるいはいつからか、またどこが悪いんやというようなことを、それぞれパソコンにインプットするわけであります。


 このようにインプットされたものが、内科の診察を受けて、それぞれのもし入院をして治療をしなければいけないときには、詰所の方に外来で得た診療記録、カルテを、今現在では高野山病院では手書きでありますので、それを詰所に持っていって、それを基本に詰所ではその患者さんの入院の記録をもとに治療を行うわけでありますが、今先ほど言いましたように、個人病院、あるいは大きな病院に行きますと、ドクターの机の前にはパソコンを置いて、そしてそれに入力されたものが詰所の方にもパソコンがあります。また事務所にもあり、薬局にもあり、内科はもちろんのことですが、外科にもあり、手術するところであれば、手術場にもありということで、病院内でその患者さんの情報をすべてインプットされて、いわゆるともに情報を知り得るというんか、そういう情報を共有しておるようなことであります。そういうようなシステムでそれぞれの病院では事務の合理化、並びにスムーズな運営を病院は現在やっております。


 こういった取り組みについて、手書きをそういった、難しい言葉といいますか、ちょっと聞きなれない言葉ですが、電子カルテというようなものがあるやに聞いております。これについては大変な金額が必要ですが、大きな病院でありますと採算が合いますが、小さな病院、また個人病院では本当に大変だなと思うほどの金額をするそうでございます。しかし、この情報時代には、やはり高野山病院もこういうものを取り入れていただいて、そして患者の診療に貢献していただければ、非常にありがたいなと私は思っておる昨今でございます。


 この共有化につきまして、お医者さんが患者といわゆる対面で診察しているときには、患者さん自身の思っていることは、待ち時間、あるいはそんなことで、非常にお医者さんに診てもらうまでにかなり時間を要したり、あるいは遠くから来て、そこでわざわざ診てもらうのに、やはりパソコンを診ながらやるんではなくて、対面で、面と向かってお医者さんに診察をしてもらういうのが我々昔からの考えだと思うんです。


 ところが、今はと言いますと、パソコンを前にして、そして患者さんを左に診て診療しますね。やっぱり患者さんにしてみたら、せっかく長い間待っておったのに、やっぱり対面で、面と向かって、ああ、そうかそうか。よう来たなと言うて、優しい言葉で対面で診察することによって、軽い薬を飲めば治るようなうつ病でも、お医者さんの優しい言葉で治るという場合もあります。そういったことを考えたときに、そういう機械の受け入れというんですか。そういったこともやっぱり考えていかなければ、総合的に考えていかなければいけないんじゃないかなと、こういうように思うわけであります。


 こういうシステムを内科で診察して、そして治療が終わって、そして事務所へ行って精算して、薬局に戻ってきてお薬をもらって、あるいは処方せんをもらって帰るということでございますが、これが院内にもしそういうようなシステムがあれば、事務所には紙を持っていかなくてでも、患者さんが処方せんを持っていかなくてでも、事務所の方に計算の記録が皆インプットされて、情報を同じ共有してますから、そこで計算して、そして薬局に提示されて、お薬をもらって帰ると。また、薬局にもお医者さんから診察した結果の処方せんが薬局にも来てるということで、非常に合理化というんですか、こういうことについてでもなかなか全部が全部最初からやれるわけではございませんので、逐次、今言いましたような薬局、あるいは事務所の方に情報を流していくというような合理化をしていただけたらなと、こういうようにも思うわけであります。


 そして、待ち時間のことでございますが、数々の質問をしてきました。選挙運動中にも杖ヶ藪や、また湯川の方に行きましてでも、遠いんで車で行かなあかんし、何とかならんかよというようなこともよう聞きました。私はそれを聞いておりますので、やっぱりその点についてはもっともっと考えて、いわゆるタクシー、あるいは町から補助を出してタクシーを何するとか、またコミュニティバスを運行させるとかいうようなことも考えておりますが。


 ここで高野山病院があります。高野山病院が、結局杖ヶ藪とか、あるいは湯川とか花坂とかいう地域に行きますと集会場なりございます。そういう集会場に行って、高野山病院の出張診療ができないものかなと。結局この病院でじっと構えておるんじゃなくて、外へ行ったらどうなという考えです。


 こうすると、やっぱり許認可の問題が入ってきますので、保健所等の許可もとらなければいけないとこういうように思うわけでありますが、そういったことも計算に入れて、出張診療というものをしてはどうかなと。


 この出張診療をするにしましてでも、スタッフ、今4名のドクターがおりますが、4名では足りないと思います。そのドクターだけじゃなくて、パラメディカルと言いまして、検査技師さんとか、あるいはいわゆる栄養士とかレントゲン技師とか、薬剤師とかいう、そういった方々が、一緒にドクターと看護師さんとを連れて、その出張診療所に行って治療しなければいけませんので、そこで人的資源も確保しなければいけないなとこういうようにも思うわけです。お金は要るし、人材資源も要るし、しかし考えてみたら地域のサービスのためにもじっと病院におるんじゃなくて、やっぱり出前で行くといったことで、そういう地域の診療に貢献していただいたら、非常にありがたいなと思います。


 高野山病院でありますと、院長も考えておるとは思いますが、外科的な処置もできるし、もちろん内科はできるし、整形外科もできるというような、オールマイティのドクターが非常に歓迎されるんじゃないかなと私は思います。そうすると地域に出向いて行きますと、オールマイティでなければそういう治療ができません。いうようなことで、そういったことも踏まえて、地域広域治療というような感じで、今自治医大あたりからいいお医者さんが派遣されておると思いますが、そういう何でもできるドクターを養成するというか、そういったようなことが高野山でもしやるならば、自治医大でもそういう田舎に出向いてでも行ける、何でもできるような、そういう勉強できるような施設というのが高野山にあるんやったら、私も、僕も一遍行って、奉仕させてもらおうというドクターが増えるのではないかなとこういうように考えます。


 そういったことも踏まえて、待ち時間についてでも非常にトータル的に緩和されるんじゃないかなこういうように思います。山内の人でありましたら、待ち時間ということが、このカードを持っていって、順番をとるわけでございますが、朝早くから来て、カードを入れておきますと、順番が、自分が病院におらなくてでも大体のめどをつけて、その時間に来て診察してもらうというようなことで、一旦帰る人がおります。それで田舎の杖ヶ藪や、また湯川や花坂からみえられた方は、一旦家を出てきますと、帰って一服するわけにいきません。病院でずっとおらないけないというようなことです。そうすると待っておりますと、山内の人がたまたま朝早くから来て、順番来てるやろうと思って来ましたら、自分の番が先に呼ばれて、待ってる人の前をぬけぬけと通って診察を受けることができるわけです。そうすると、やっぱりあまり感じはいいことではないわけです。


 そういうこともちょこちょこあるそうでございますが、聞きますとあまりトラブルは起こってないということでございますので、大した問題ではないかというように認識しておるんですけども、そういう予約制についてでも、そういったいろんな条件で予約もいろいろと待ち時間が変わってくると思いますが、状況によって変わってくると思いますが、そういった患者のお話も聞いております。


 病院での治療についてでも、高野山病院ではどうも、例えばひとり暮らしのお年寄りなり、家族がおらなくて1人預かるという場合があります。こういう方が結局病気らしく治療しなければいけないなというようなことでもない人が病院でやむを得ず預かるということもあるそうです。それを聞きますと、もう少し南山苑のようなああいう施設というんですか、こういった施設があれば、非常に住民が助かるなと。公的機関でそういったことを打っておるところがあれば、非常に病院としてでもそちらの方で預かっていただくということもできるし、そういったこともあわせて考えていただいたらなとこういうように思います。


 病院に関しては大体以上のようなことをお答え願って、そしてもう1点は、9月に新型のインフルエンザについて質問させていただきました。これについて、新インフルエンザにかかっていない、風邪引きでどうしようもないな、一遍診てもらおうかというような感じで病院に何人ぐらいみえられたか。そしてその中で新型インフルエンザであるというように確認された方が何人だったということと。いわゆるガイドラインにのっとって新インフルエンザの接種されておるそれの状況と、今後どういうようなガイドラインの進み方で町として取り組んでいくか。


 せんだっても74歳の方でしたか、糖尿病と、それからもう一つ大きな病気の基礎疾患で、接種をしておるにもかかわらず亡くなられたというのは、昨日、おとといの新聞に載っておりました。それで、日本国では100名の方がこのインフルエンザで亡くなっております。そうしたことで、ひとつその数字をお聞かせ願ったら、非常にうれしいなと思っております。


 以上質問いたしましたが、お答え願いたいと思います。


○議長(東久保秀人) 上江病院事務長。


○病院事務長(上江良幸) まず、電子カルテの関係の御質問と、そして待ち時間の改善方法、各地区の集会所での出張診療、そして新型インフルエンザの関係の質問だったと思います。その中で、まず電子カルテのことについてちょっと説明させていただきます。


 今現在、高野山病院の医療事務の中で、レセプトと言いまして、診察して、その結果についてはすべて電子化されてまして、その電子化されたデータをインターネットを使って国保連合会とか、支払基金の方へ送って、そういう請求事務の方はもう既に電子化されております。


 議員さんが言われましたように、電子カルテの方についてはまだ紙カルテで対応しております。電子カルテを導入することによってのメリットというのは、議員さんが今言われましたように、いろんなたくさんのメリットがあると思っています。その中で、対面式でなかなかできない、今は対面式で当然お話ししながらやっているわけですけども、電子カルテになるとどうしても操作が必要になってきますので、その辺で話が患者さんとのコミュニケーションがとれにくいとかという問題があるとは聞いております。


 その中で、電子カルテ自体はいろんなシステムが今現在かなり、歴史もありますので、使い勝手もよくなってきますので、導入をすることによってのメリットの方が今の紙カルテと比較したらメリットは大だとは感じております。その中で、高野山病院としましても先ほどの待ち時間等の関係もございまして、電子カルテにすることによって、当然決裁も早くなりますので、待ち時間は短縮されるようになると思ってます。


 ただ、問題は費用的な問題をどんなふうにクリアしていくかということで、国の方の、以前四、五年前か何かには電子カルテを全国的に普及するということで補助金等もあったそうなんですけども、今現在ちょっとそういうようなのは聞いてませんけども、今後その情報を集約しながらそういうシステムについての補助金制度とかありましたら、そういうことを検討しながら導入していきたいと病院の中では考えております。


 そして、次の待ち時間の改善なんですけども、それについては高野山病院でも春から患者さんの方からのアンケート調査等をとりまして、待ち時間が長いというのが一番大きな苦情というか、何とかしてほしいなという希望がございます。その中で、来年の4月からの予定なんですけども、病院といたしましてはまずは予約制を導入させていただいて、予約をとりながら、今内科、外科というふうな診療科になっているんですけども、総合的にしまして1診、2診体制で、1診については予約の全般、2診については予約外の方という形で分けさせてもらって、できるだけ山外の方が来られても希望の時間に診察できるような形で診療をしっかりしたいと思ってます。その点について、また町内への広報とか、各集落へ行かせてもらいまして、懇談会とか開いて、そこで説明会をしていきたいと計画しております。


 それと、ひとり暮らしの方の入院の方の対応とかということで質問があったと思うんですけども、実際は当然病院ですので入院となること、医療が必要であるということが前提になってきますので、居るような方については病院の方で必要な期間入院させていただいて、そこから退院してからのことについてはまた介護保険のサービスとか利用してもらいながら、対応していくしか方法がございませんですけども、一応在宅でのサービスの充実というのがやっぱり前提になってきていると思いますし、介護保険の方と病院との連携をしながら今後考えていきたいと思っています。


 それと、先ほどの出張診療のことについてなんですけども、スタッフの問題とかいろいろございます。それをクリアしていきながら、いかにしてやっていけるか。病院といたしましてもこうやって構えているだけでなしに、在宅の方へ出ていく必要は重々思ってますし、当然アンケートの中にでも往診をしてほしいとか、そういう希望もございますので、先ほど議員さんが言われましたように、集会所単位で月に1回でもそういうところへ行って、診療できたらいいなというのは思っております。問題は医師、看護師、そういう形のスタッフの問題がございますので、今の高野山病院の形態を維持しながら、そちらの方へしていくとなるとかなりのまた人的な問題が出てきますので、高野山病院としての今後の病院のあり方というのをはっきりした上でしたいというふうに考えております。


 そして、新型インフルエンザにつきましては、一応高野山病院へ来院してこられる方なんですけども、当初5月ぐらいから新型インフルエンザのことがいろいろ報道でも、全国的にもされたわけですけども、高野山病院の方では患者さんが来られましたのは7月からです。普通のかぜの方も当然おります。その中で何人ぐらいが来られて、そのうち何人がインフルエンザであったかというのは、ちょっと全体的な把握はできないんですけども、インフルエンザとして診断された方については、7月スタートからありまして11月末までで81名の方がインフルエンザとして診療しまして、治療しております。


 そして、それに対する予防接種なんですけども、一応国のガイドラインに沿いまして、10月19日からスタートしておりまして、これも当然接種順位というのがあるんですけども、その接種順位に沿いながら、現在のところ11月末で151人の方が接種済みでございます。12月からの予約状況、今も当然予約を受け付けているわけなんですけども、予約状況も国のガイドラインに沿いながら受け付けておりまして、今のところ12月は103人の方が予約をされてます。12月に入ってから、これは11月末の時点ですので、12月に入ってからまだ予約は多少、103人以上は増えていると思ってます。


 以上のような状況で、一応国の順位に沿った時点で、順次ワクチンが入り次第、受付の開始日を決めながら接種していっているような状況でございます。


 以上です。よろしくお願いします。


○議長(東久保秀人) 7番、平野君。


○7番(平野一夫) 電子カルテについては、もう大きな病院ではございませんのでそれは十分検討していただいて、逐次そういったところの事務的な能率アップにつながるんだったら、そういうものも取り入れて、若い人たちが働く意欲ができるように、そういった環境にしてあげたらなとこういうように、若い人たちよりもドクターですね、ドクターが仕事しやすいようにしてあげたらどうかなとこういうように考えるわけであります。


 それから、待ち時間につきましては、私も大分待ち時間についてはさまざまなことを申し上げましたけども、やっぱり住民の皆さん方はそういう予約制というか、そういうことで1診、2診というようなことは4月ですか。4月、来年の4月から行っていただくんだったら、もうそこで振り分けていただいて、患者さんを待たずに診察していただくというような格好で、これも十分住民の皆さん方に広報していただいて、できるんだよということを十分徹底してほしいなとこういうように思っております。


 それと、ひとり暮らしという、そういった方々の対応については、病院のいわゆる形態というか、あり方を変えずに、何とかそういったやり方で対応していくということを聞きました。そういうようにしていただきたいと思いますが、やっぱり公的機関のそういったところがありますと、お医者さんもそちらの方に治療しなければいけないような人でなければ、預かっていただくというようなことが、今現在そういった方々もいらっしゃるんじゃないかなと。過去においてもあったんじゃないかなと思いますんで、そういう点についてでもそういう施設があれば、非常にありがたかったんじゃないかなとこういうように考えるわけであります。


 それと、インフルエンザについては、これは季節型のインフルエンザはどんなんですか。それで季節型のインフルエンザの接種とかそんな希望者はおりませんか。いま一度お願いいたします。


○議長(東久保秀人) 上江病院事務長。


○病院事務長(上江良幸) 季節型につきましては、先ほどの数字はすべて新型インフルエンザの数字なんですけども、通常、夏の間の症状としたら、最初のころは当然季節型と同じような症状になるわけですけども、時期的なもの、それと簡易検査のキットによる検査でこれについては新型インフルエンザということで診断されております。


 現在のところ季節型でかかられる方というのは現状のところでは、ただの風邪というんですか、そういう方はおられますけども、季節型としてのインフルエンザというのは出ておりません。


 季節型の予防接種についてなんですけども、例年400人分ぐらいが大体出ている、予防ワクチンが来るんですけども、それについては一応新型インフルエンザの方のワクチンの生産というのがどうしても重点になってました関係で、病院の方へおりてくるのはその7割ぐらいしか来てないような状態でした。その中ででしたので、当然少ない中での予約の受付をしながら季節型の予防接種をしてますので、例年よりは早く終わってしまったと。予防接種をしたいんやけどもできませんかということで、そういう問い合わせが多かったんですけども、いかんせん、ちょっともうワクチンが入ってこないという形で、あとはキャンセル待ちとか、もしくは他の病院の方でもし余ったワクチンがあるんでしたら、それを何とか回してもらったりとかということぐらいしか方法がないということで、新たに生産して入ってくるという状態ではございませんので、そんな点で例年よりは少ない接種者になってますので、少しその辺は今後の新型ではしに季節型のインフルエンザについてのところで心配している点もございます。


 以上です。よろしくお願いします。


○議長(東久保秀人) 7番、平野君。


○7番(平野一夫) ありがとうございます。


 出張診療について何か、僕聞き漏らしたかな。出張の診療について聞き漏らしたと思いますが、どういうことですかね。


○議長(東久保秀人) 上江病院事務長。


○病院事務長(上江良幸) 出張診療につきましては、先ほどの待ち時間の問題ではないんですけども、そういう出張診療をしてほしいというのは、当然高野山外の各集落の住民の方からは大きな希望とか、要望とかというのはございます。


 実は、今お薬が1回来られたら4週間ほど出ますので、仮に各集会所へ行って、1回をそこで済ませることによって、定期的に高野山病院に来てもらうにしても、1回はそこで済まされるということもありますので、全体的に考えたら、こちらへ来る手間とかを考えた上で、高齢の方が来られるという負担を考えると、そういう必要はあるとは思ってるんですけども、先ほども言わせてもらいましたように、人的な問題というのをクリアしていかないと、4名の先生がおられるわけですけども、その先生がずっと継続して、2人は派遣の先生なんですけども、派遣の先生が2人ずっと継続して来られるという前提というか、それを担保にしていかないと、出張診療自体もできるかどうかというところがありますので、それと看護師さんとかほかのスタッフの充実というか、それをクリアしていきながら、できるだけそういう方向に向かっていきたいというのが病院の考えなんですけども、どうやって人的なところをクリアできるかというのが一番大きな課題やと思ってます。


 以上です。よろしくお願いします。


○議長(東久保秀人) 7番、平野君。


○7番(平野一夫) やっぱり先ほど言いましたように、田舎から出てきてどうのこうのと言うよりも、往診ではないんです。往診ではなくて、出張してその場所で診療するという感じ。それをやっぱりやってあげることによって、中でこもっておるよりも、外に出てきて、活動しない患者さんも、何とかして獲得しようじゃないかということが僕にはあるわけなんです。そういう意味で、ただ来る人を待っとるだけじゃなくて、1人でも2人でも患者さんを呼び入れて、やっぱり出張しますとすごいお年寄りでも、わざわざ高野山に行くんやったら遠いけども、そこの集会所まで来てくれたらそこへ行こうかという人も出てくると思いますんで、そういった何というんか、待ってるんじゃなくて、やっぱり自分で積極的にそういうのに出向いていって、それで診療するというシステムはいかがかなと、こういうふうに思うわけです。


 それと、福祉課長にあわせて尋ねます。さっき言いましたひとり暮らしのそんな方の公的施設、そういったものについて他町村でそういった場所はあると思うんで、そういう例をひとつ調べて教えてほしいんですが。例えば病院の中にそういった施設があるという、個人病院なんかあれはありますよね。そういったところが、公的機関でそういう施設はないかどうかということ。


○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) 公的な施設でそういうところがないかという御質問かと思います。


 私ども一般的に考えるのは、先ほど事務長が言いましたように、介護保険施設ということで、特別養護老人ホームが運営しているショートステイ、一時預かりですね。短期に預かる事業というのは把握しておりますけども、公的な施設で同様な高齢者の方を預かっているというのは、ちょっとまだ私自身は把握しておりません。


 類似した施設としては、富貴に高齢者生活福祉センターというのはございます。その中で居住部門、定員20名ですけども、入居できるようになってございます。これ高齢者の方専用ですが、その施設は、基本的には自立であるけども、やはりちょっと日常生活の中で不安がある方、そういった方にお入りいただいて、富貴の生活福祉センター自体はデイサービス事業とか、ホームヘルパーの派遣も行っております。そういったサービスを利用していただいて、快適な生活をしていただくと、そういうものが町内にもございますので、そういったところをどんどん御利用いただけたらなと考えております。


 以上です。


○7番(平野一夫) 事務長、答弁ないですか。その前に言うた質問に対して。


○議長(東久保秀人) 上江病院事務長。


○病院事務長(上江良幸) 公立の病院の中で併設しているそういう施設があるかどうかという質問だったと思うんですけども。


 出張診療所については、当然、高野町内で各集会所がございます。そこへ行って診療することについては、病院といたしましても当然それは積極的に出ていくということで、必要なことだと思ってるんですけども、スタッフの問題とかがあるので、すぐにあすから行けるというわけではございませんので、その辺、病院全体として在宅重視という形で考えていくんか、それは当然行かなあかんのやけども、入院の施設も持ちながら、外来もしながら、そこへ出張診療を入れていくということになりますので、全体的な形態というか、それをきっちりしていかないと、一つのところを重点的にしたときに、ほかの部分がちょっとまた無理がかかってくるかとかいうことがございますので、全体的に考えた上で前向きに検討していきたいと思ってます。


○議長(東久保秀人) 7番、平野君。


○7番(平野一夫) ではなくて、在宅ケアというんか、在宅訪問というんか、そういうような、さっき福祉課長が言いましたように、ああいうような形のものが、いわゆる公的機関で、例えば個人病院でありますよね、橋本にもね。そこで隣に行けばありますよね。そういったところのような感じのたぐいを将来高野山病院の裏側の、高野山大学のあそこでもお借りしてでもできるような感じもいたすわけです。そういう開拓をしていただいたらなとこういうように思うわけです。


 公的というのはそういう意味で、個人でやるんではなくて、いわゆる病院としてそういうようなところをつくっていくと。これは町長にもお願いせないかんなという感じでございます。ですんで、そこのレベルになってきますので、これはまた別の機会でまた質問させていただきますけども、いろいろと答弁ありがとうございました。


 管内の乳幼児並びに、それから小学校の学校、並びに学級閉鎖等を加えていただきまして、本当に最小限に今感染を防止していただいておるなということ。それに対しては非常にうれしいなと思っておりますが、これも高野山病院があって、そしてそういう管理のもとに強力に推し進めていってもらっておるがために、子供たちの広がりがそういうところで食いとめておるということです。これは安閑としておったら、またこれから1月、2月になったらどういうような状況になるかもわかりませんが、ひとつこのまま何とか接種の方を、先ほども申し上げましたけども、亡くなられた方も打っておりましたけども、やっぱり予防することによってかなり予防できるわけです。だから予防接種の液を確保していただくというのも高野山病院の仕事であると思います。これは他市町に負けんように、そこらあたりはもっとしっかりとキープされて、これからそういうような感染防止対策というんですか、そういったことに取り組んでいただきたいなとこういうように思っております。


 これについては事務長以下、病院のスタッフの皆さん方でそれぞれワクチンの入手にはより懸命に努力されて、その結果がこういうように出てきておると思いますんで、今後も気を抜かないようにして、しっかりと最小限のワクチンの入手だけは努めていただいて、1月、2月のガイドラインにのっとった、いわゆる小学校高学年、中学校、それから高等学校、成人というところに順番に接種がされると思いますので、そういう希望者を募って、できるだけインフルエンザにかからないように努力をお願いしたいなとこういうように思います。


 こういうこともやっぱりどういうように流行が進むかわかりませんので、高野山においてでも重症化を防ぐために、今後、引き続き警戒の必要があろうかと思いますので、十分心して御努力願いたいなとこういうように思いまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(東久保秀人) これで一般質問を終わります。


 日程第2、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。


 各委員長から、目下委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申し出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。


 お諮りします。


 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。


 したがって、各委員会とも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定しました。


 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議はすべて終了しました。


 会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会にしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。


 したがって、本定例会は本日をもって閉会とすることに決定しました。


 閉会に当たり、町長のあいさつをお願いします。


 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 先月、11月30日から開会をいたしました12月定例会。非常に寒くなる季節でございましたけれども、熱心に御議論を賜りましてまことにありがとうございました。御示唆、御指示をいただきましたことにつきましては、私ども理事者並びに管理職におきまして、出席しておる者すべてでございますが、精査に精査を重ねて、そして22年度の予算に皆さん方の御意思が少しでも反映できるように努力をしてまいりたいと思います。


 また、私どもの思いも汲んでいただきまして、御協力も賜りますことができましたら本当にありがたいというふうに思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


 年末を迎えまして、寒くなります。インフルエンザの話題も最後の質問で出ましたけれども、十分注意をしていただきまして、よいお年をお迎えいただきたいと思います。


 長時間ありがとうございました。


○議長(東久保秀人) これで、平成21年第4回高野町議会定例会を閉会します。


 お疲れさまでした。


              午後1時46分 閉会





 この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する





 平成21年12月8日





     高野町議会





         議長   東久保 秀 人





         議員   ? 山 文 雄





         議員   西 山 茂 之