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和歌山県 高野町

平成21年第2回定例会(第3号 6月17日)




平成21年第2回定例会(第3号 6月17日)





                  平成21年


           第2回高野町議会定例会会議録(第3号)





 
     第10日(平成21年6月17日 水曜日)


         午前10時15分 開会


    第 1 認定第 1号 平成20年度高野町立高野山病院事業会計決算認定の報


               告


    第 2 認定第 2号 平成20年度高野町水道事業会計決算認定の報告につい


               て


    第 3        一般質問


    第 4        議員派遣の件について


    第 5        委員会の閉会中の継続調査(審査)





3 出席議員(11名)


   1番 東久保 秀 人         2番 負 門 俊 篤


   3番 目 黒 寿 典         4番 所   順 子


   5番 木 瀬 武 治         6番 北 岡 三 於


   7番 平 野 一 夫         8番 ? 山 文 雄


   9番 西 山 茂 之        10番 池 田 聖 三


  11番 西 辻 頼 数





4 欠席議員(0名)





5 事務局職員出席者


  事務局長      山 本 剛 久


  書記        崎 山 典 儀





6 説明のため出席した者の職氏名


  町長        後 藤 太 栄


  副町長       高 橋 寛 治


  教育長       山 口 浩 司


  会計管理者     中 平 光 夫


  総務課長      前 西 一 雄


  企画課長      佐 古 典 英


  健康推進課長    阪 田 圭 二


  環境整備課長    今 井 俊 彦


  富貴支所長     竹 田 一 司


  消防長       門 谷 好 純


  教育次長      辻 本   一


  病院事務長     上 江 良 幸





               午前10時15分 開会


○議長(東久保秀人) これから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。


 日程第1、認定第1号、平成20年度高野町立高野山病院事業会計決算認定報告について、日程第2、認定第2号、平成20年度高野町水道事業会計決算認定報告についてを一括議題とします。


 本件に関し、事業会計決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。


 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) おはようございます。報告させていただきます。


 平成20年度高野町立高野山病院事業会計並びに高野町水道事業会計決算審査特別委員会委員長報告。


 事業会計決算審査特別委員会に付託された、平成20年度の高野町立高野山病院事業会計並びに高野町水道事業会計決算について、去る6月12日、事業会計決算特別委員会を開会いたしました。慎重審査の結果、2事業とも適正に執行されていることを委員一致で認め認定すべきと決定したので、会議規則第77条の規定により報告いたします。


 高野町立高野山病院事業会計については、赤字欠損となったことは非常に遺憾であります。病院経営を取り巻く環境は、今後さらに厳しさが増すものと予想されますが、経営改善コンサルタントの分析結果をもとに、少子高齢化に対応した病院の充実、経営基盤の強化に向けた一層の努力を要望いたします。


 また、水道事業については、本年度の社会情勢や給水人口等の減少により、給水収益が予想を超える落ち込みとなりましたが、経営基盤の強化として、他会計繰入金により辛うじて経営黒字となりました。経費削減等の努力は一応認められますが、有収率の向上や未収金の回収等、より一層の経営の健全化を求めます。


 なお、両会計とも決算審査特別委員会での指摘事項については、今後の予算編成並びに行政執行に生かされるよう、最大限の努力を期待するものであります。


 平成21年6月17日


 事業会計決算特別委員会委員長 木 瀬 武 治


 以上です。


○議長(東久保秀人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(東久保秀人) 質疑なしと認めます。


 これで質疑を終わります。


 本件について討論はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(東久保秀人) 討論なしと認めます。


 これで討論を終わります。


 これから採決をいたします。


 お諮りします。


 認定第1号及び認定第2号については、委員長報告のとおり認定することに、御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。


 したがって、2事業会計決算認定することに決定しました。


 日程第3、一般質問を行います。質問の通告がありましたので、発言を許します。


 7番、平野君。


○7番(平野一夫) 一般質問の機会を得ましたので、1番目でございますが、甚だ僭越ではございますがさせていただきます。


 私、3月の議会におきまして、高野山での葬祭業務につきまして質問させていただきました。その中で、中の橋の大霊園様がお通夜、また葬儀会場にということで、霊園の建物の内装並びに外に関しまして、いろいろと改修工事をしていただきまして、私たち町民のために社会貢献のためということで、そういう考えを持って霊園の理事長さんは決断をしていただき、いよいよ完成の日を見ることになっております。


 とりわけこの葬儀会場は、まず駐車場が十分確保できている。これが大きな条件だと私は思います。そして、町の斎場にも約700メートルぐらいの距離にあって、非常に好条件であるというのは、親族の方々の心のなぐさみというんですか、いわゆる心労というんで、そういったものについても緩和するのに非常に恵まれた条件であろうと、こういうように考えております。


 それとともに、その会場を見ますと、まず遺族の控室、またお通夜等をするときの小部屋も用意して、御住職様の待っていただくお部屋も完備し、トイレ並びに給湯設備も十分完備されております。そこに私たちの町内住民の方々が、いわゆるだんだんと高齢化が進む中で、何かと今までありますと下の他市町の方で葬儀をということでありますが、高野山で会館でするなり、あるいはこの大霊園を使うなりしますと、そんな方々がお参りしていただく、あるいは御弔問していただくことにつきましても、非常に、ああ、高野山だったらさせていただこうというようなことで、非常に環境ですか、そういう条件も備わっております。


 これが、先ほど言いましたように、今までのように他市町に行って葬儀を行う場合は、いろいろと子供さんの関係で下に勤めておったり、あるいは高野山から出られた方が下に住まれておって、下で御葬儀をされるという方もふえておりますが、そういう条件は別にしまして、我々やっぱり他市町に御迷惑をかけないよう、山でやることによって幾ばくかの経済効果も得ることは間違いないであります。


 昔から私たちの小さいころは葬列と言いまして、葬列を組んで、棺を担いで、そして一の橋まで行き、そして3回回ってそれぞれの墓地に向かうということになっておりました、それがいわゆる高野山らしい葬儀文化の伝統だと私は思います。そういったことも、この場所の700メートルぐらいのところであれば、また実現が可能であろうと考えるわけであります。昔ながらのそういった葬式もできると。これは山の山上の人だけではなくて、高野山のこの下のふもとの方々も、またこの隣の村の方も、そしてまた高野町の富貴、そのあたりからもやはり山の上でお葬式ができるように、そういう環境づくりをしなければいけないと私は考えておるわけであります。


 そういった高野山の斎場ができるというような見通しが立っておるその霊園さんの社会貢献をしていただくということに対して、我々はあまりにも甘えておるわけではいけません。ある程度は我々も負担しなければいけないんじゃないかなとこういうように思うわけであります。


 そこで、私は高野山でやっていただくことを奨励するという意味で、できる限りとり行っていただくために、ここについて公的支援制度というんですか、公のそういった支援をして御葬儀を行えたら、また非常に将来に向けて非常にありがたいなとこういうように思うわけです。


 というのは、町内の会館があります。そこでしようと、あるいは霊園でしようと。これはその施主の自由でありますので、そういったことを高野山で行うことを、私は町当局としてでも、やはり山上でやっていただくような手だてに、下に行くのを歯どめというか、食いとめるためにも、そういった支援するような、奨励するというんですか、奨励制度というんですか、そういうようなことで葬祭の助成をするというような感じで、将来はこれについてはもちろん町にも還元できてもいいんじゃないかなとこういうようにも思うんですが。それはもちろん霊園と町との話し合いになろうかと思いますけども、そういった公的支援制度を考えていただいたら非常にありがたいなということで、本日質問させていただいたわけでございます。


 これについて、公営的な事業ということで、御意見いただいたらありがたいなと思っております。


 次に、高野町の道路事情ということで、将来、この5年後、国民体育大会、また弘法大師の開創大法会に向かって、高野町はそれぞれの考えでもって交通の確保をされておるというように思いますが、この山内の渋滞を考えますときに、毎夏、この土曜日、日曜日、あるいは盆のあたりには五、六回ほど渋滞が発生いたします。これはどの区間かと言いますと、やはり本山前から東西線で、ちょうど商工会あたりまでは渋滞するのが五、六回渋滞しております。


 この渋滞はなぜ起こるかということはいろいろな原因があります。まず、迂回路がないということですね。迂回路がないということと、車が避けるところがない、道路がないということ。そして次に、駐車場がまずないということです。駐車場が確保できていないということ。道路に、坂のところに長時間車を停止させる、放置されている、これも大きな渋滞の原因になっておる。


 また、大型車両、例えばバスなんかがそうですが、大型車両の駐停車がいわゆる主な原因だと私は思います。


 それと、高野山の中央にあります千手院の信号、この信号も一つ考えなければいけないなとこういうように思います。これの時間帯を考えて、東西線を優先させるとかいうようなこともやはり考えていかなければ、渋滞の原因が解消しないとこういうように考えております。


 それで、大きく高野山の山内を6つのブロックに分けて考えます。この6つにブロックを分けるということは、まず一つは、今現在、大門矢立間の間のカーブを直線化に今現在進行しておりますが、これは国道として、現在のところのカーブのところに土捨て場といいますか、土の捨て場が恐らくないと思いますが、それを擁壁みたいなものを建設していただいて、そこにそのカーブで山を崩したとき、これを破壊するのは非常に私も嫌だなと思いますが、そういうことをしながら余った土をその擁壁したところに埋め込んでいく。それを将来に向けて駐車場にして、その駐車場を活用すると。


 それから、大門のところに来ます。大門のところに、もと南海の駐車場ですか、南海運輸なんかの駐車場があります。この駐車場の持っている方々に、ひとつ駐車場を何とか今後のためにお借りできるような、そういうような交渉もしていただいたらということと。


 私今から言いますのは、若干山を崩したり、またお借りしなければ、個人のものですので、お借りしなければいけないところも開拓するわけでございますが、そういうところについて、ひとつ手を加えてほしいなとこういうように思います。


 そして、本山前の駐車場、それから一の橋のもとの稲岡様の持ってた土地を、今一の橋観光センターさんがお持ちだと思うんですが、そこも交渉していただいたらということも考えております。


 それから、商工会館があります。商工会館の横の遍照光院様の大事な山林があります。これもやはり開拓してすれば、いわゆる駐車場が確保できるというようにも思います。


 そして、天軸山公園のいわゆるもとの昔あった明覚寺ってあります、の前の駐車場、これを活用して参道に誘導していただくということと。


 それから、中の橋の現在の駐車場に沿って御殿川が流れております。その御殿川の右側に遍照光院様のこれも山林、大事な山があります。ここらあたりを何とかして駐車場に開拓できないもんかなということのような感じを、今現在、計画を、そういうようなところを根っこに入れておるわけですが、そういった駐車場に対しまして、巡回バスですね、コミュニティバスというのが走りましたよね。こういうコミュニティバスというもの、これをそれぞれの山内で高野山の寺院に宿泊される方、あるいは高齢者、あるいは参拝者に対して、どこからでも乗れるように、時間帯も短くして。とすると、山内の車の所有者が車を使わないようになり、車の減少に伴って渋滞も少しは緩和できるということで、そういうことも一つ入れていただいて、そういうようなコミュニティバスの運行、これも一つ提案したいわけでございます。


 そういうことで、住民の方々は病院に行くにしてでも、役場に行くにしてでも、買い物に行くにしてでも、やはりちょっとすればバスに乗っていけるよというような、高齢者のために、そういうような運行をしていただけたらありがたいなと、こういうように渋滞の緩和の条件として、また満たされるんじゃないかなとこういうように思っておるわけでございます。この巡回バスの運行についての御意見もあわせて答弁願いたいと思います。


 そして、もう一つは、大師協会の前のT字型の道路でございます。あそこは非常に道幅が狭いので、見ておりますと、バスの後退が、非常にカーブになっておりますので、しにくい。ということは歩道がありますが、歩道ももうちょっと角張る感じじゃなくて、もうちょっと何とか、浄菩提院の今、お寺はないですが、その中に入り組んで、あそこも道幅を広くしていただくということを、道幅を広げていただきたいということを提案いたします。


 また、次に、本山前の駐車場、現在の駐車場があります。この駐車場に私2年前にここの公園、昔、今現在の本山前の駐車場は公園だったんです。ケヤキが真ん中にあって、非常に池があって、非常にそのときのたたずまいというのは、やはりどこかにバスが駐車じゃなくて、歩いてきて、そしてその公園の中を通りながら本山にお参りしていただくというようなことをしておったんで、そのイメージがいまだに残っております。だから、いわゆる本山前の駐車場を自然に返していただきまして、そして今の浄菩提院のところを駐車場に、今の駐車場をあそこに、ずっと一般駐車場にするというような感じで、その公園化を一つ叫びたいわけでありますが。


 2年前にこれお話ししまして、本山の幹部の方とお話するときに、そんなお話もさせていただきますよと、当時町長が答弁していただきましたので、そのときの様子をお話しできたらありがたいとこういうように思います。


 浄菩提院についてはそういうことで、バスからすぐに降りて、駐車場から降りて、そして階段を上がって本山に参詣するというよりも、やはり駐車場を降りて、自然の森の中を歩きながら、あるいは威厳、あるいは荘厳というんですか、そういう威厳とか荘厳とか、自然、そういったことを考えて、非常にありがたいなという気持ちが物すごく起こるわけです。だからそういう点も含めて、本山と交渉していただいて、こういうことのように思うけどもどうやということもお願いして、高野山の山内の寺院の総元締めの総本山にお参りするというんだから、やっぱりすばらしい総本山をつくってほしいなと、こういうように思うわけであります。


 金剛峯寺の職員がそういうふうに言えばいいんです。職員の、我々が言うと何か筋違いと違うかと思われますが、実際考えてみますと、私たちが小さいときに、そういうような公園であって、そしてそこからお参りしたということを考えておりますので、やはり自然というものを取り戻していただきたい。それをよろしくお願いしたいと思います。


 もう1件、国道玉川線でありますが、ここで河合橋のあそこのT字型の三差路がありました。あの付近で、せんだって私ちょっと通りかかったんですが、最近フランス人のあそこ橋本から歩いてこられる方がちょこちょこおるらしいです。たまたまあそこで出くわしまして、うろうろしているおるので、「どうしました」と言いましたら、高野山と言うので、私の来たこの方向へ進んでくださいと言いますと、ありがとうと言って過ぎましたが、あそこに何かの標識はございません。やっぱり外国人も来てくれるんで、ちょっとローマ字のような表示するような地図の掲示が一つ欲しいなと、こういうように考えておりますが、町当局の考えを伺わせていただきたいと思います。


 以上、たくさん申し上げましたが、それぞれの御回答をお願いしたいと思います。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) ただいま御質問いただきました大霊園様が葬儀場、また通夜会場として社会貢献されるということで、3月にも御質問いただいた件でございますが、何とか建設費、あくまで個人経営ということを念頭に置きまして、しかし町民の方の待ち望んでおりました施設ということも十分考えた上で、改修等に当たりまして、個人が使える件、国の補助金か何かないかということで模索してみましたが、生活、文化、そのような関連で個人の方が使っていただける補助金は見つからなかったということで、先方様にもそういうお話はしてございます。


 ただし、本年から始まりました政策の金融制度、高野山の金融機関とも調整もつきまして、保証協会とも調整がつきまして、7月10日発行の町の広報にも融資制度の方を町民にお知らせする予定でございます。そのような補助金等を御活用いただいて、活用していただいたらということを考えております。


 それで、先方さんには町の備品であるとか、貸し出せるものについては使っていただいても結構ですということ、そのような話をしておる状況でございます。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 御質問のありました高野山の道路状況ということでございます。これにつきましては、まずいろいろと県の事業、町がすべき事業という具合に、分けた形の中で整備をする必要があるというふうに考えております。


 今現在、和歌山県としましては、和歌山県の道路懇談会の中で、地域の生活、産業の状況や、地方部が未来の国づくりに対して果たす役割など、幅広い観点から、真に必要な道路整備のあり方を考えるということで提言が出されております。


 この中で、高野町が現在抱えてます国道480号につきましてはどのような位置づけかと言いますと、高速道路を補完し、県内各地へ連絡する幹線道路、おおむね10年でネットワーク化するというような考えで、現在国道480号、梨ノ木バイパス、また高野山矢立大門間、梨ノ木トンネルからの花坂間等につきまして、いろいろと事業化をいただいて工事に着手されております。


 こんな中で、高野山が今後のまちづくり、またどのような形でこの町をするかということにつきましては、いろいろと協議、また住民の方との御協議等も必要かなというふうに思っております。


 まず、1点目のこの矢立大門間の直線道路化と土捨て場としての工事中の箇所流用というようなことの質問の中では、今現在、県の方におきまして、3カ所で工事を実施していただいております。最初に取りかかりました立木を伐採し取りかかりましたところにつきましては、今現在は土捨て場という形の使用をされておりますが、あれは将来的には道路になっていくんだと、一番最後になりますが、道路として活用するために流用土をあそこに埋め立てしていくという方向と聞いております。


 それと、そういうところにつきまして、駐車場に利用できるかどうかというようなところにつきましても、この件につきましても平成17年度に聖山高野街道ワークショップというものを立ち上げて、いろいろと国道480号のあり方であるとか、いろいろこれにつきまして町民、行政、地域団体、民間企業などが集まりまして、幅広い分野からの参加をいただいて、いろいろとアイデア等を出されておりますので、このことにつきましては県の方でこの提言を受けて、工事を実施していただけるものというふうに思っております。


 山内の駐車場の整備ということでございますが、ここにつきましては議員からのお考えもありますように、高野町の生活交通、また地域の公共交通のあり方とか、いろいろ地域の交通体系の見直しであるとか、いろいろなものを踏まえた中での整備が必要になってくるかなということで、今は生活路線バスに関する地域生活交通については、協議会を立ち上げて、今協議を進めるということになってますので、そのような中でも、またこの山内の駐車場の整備についてもいろいろと整備方針等が決まっていくかなというふうに思っております。


 この高野山の山内を見ますと、交通渋滞になるときはやはり繁忙期、いろいろと時期等もありますが、秋の紅葉シーズン、また夏のお盆、または彼岸等におきましての、平年10回程度の渋滞が起こっております。その中で、いろいろと自分なりに見て、走って感じたことにつきましては、やはり駐車場が、道路の右側にある駐車場がほとんどだということで、やはり駐車場に入るために右折するというような車の渋滞であるとか、駐車場を探しての渋滞というのはかなり多いなというふうに思います。千手院橋等のメインのところを過ぎると車の渋滞がなくなっているというようなところも見受けられますので、ここらにつきましては、今後どのような配置で駐車場を整備していくのがいいのかということを、議員の方の御意見もいただきながら、方針を決める必要があるかなというふうには思っております。


 大師協会前のT字型の道路の拡幅でございますが、これにつきましても、県としては以前からあの付近を改良したいというふうな意向があるように聞いております。町道を国道に振りかえたりとか、いろいろな取り組みを行ってきております。


 その中で、本山としての考え方等も、ここにつきましてはすごく影響がありますので、本山と協議を行いながら、どのような方針で、本山前の駐車場の公園化であるとか、そういうものについては整備していく、協議をしながら、本山さんのお考えを尊重しながら進めていくことが必要かなというふうに思ってます。


 あと国道玉川線の河合橋付近の道路案内ということです。先日から御質問いただいてから、少しそこを走りまして、通ったときにもそこで立ち往生している車等もありますので、以前ありましたので、道路標識が足りないのかなというふうに感じたところもあります。


 例えば、橋本から来ると河合橋の方に回るところの案内板が、少しちょっと高野山内という案内表示しかないということで、そういうところについては少し県の方とも調整しながら、案内板をつくるのがいいのか、または違う方法をすべきではないのかというふうに考えていきたいと思います。


 歩いてこられる方につきましては、まず高野山に入る、例えば入り口だというような方向性では、やはりハイキング用のものも必要かなというふうに思っております。そこには外国人がわかるような形、それはローマ字表示がいいのか、またいろんなマーク等でするのがいいのかということで検討していきたいなというふうに思います。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 個別なことにつきましては課長の答弁のとおりでございますので、大きなところの流れだけ答弁をさせていただきたいと思います。


 まず、議員が御指摘をいただきました子細にわたることについては、ほぼ100%、99%同じようなことを話題にのせて議論したことはございます。すべての、河合橋のところは除きまして、それ以外のことは議論をしております。


 現在、工事が進んでおる、もしくは事業計画がありますところについても、これは国、県、町、それから土地の所有者、本山を持っておれば山、営林署、森林管理局と綿密な打ち合わせの上でやっているということと、それからワークショップ等で話題に上がったことを必ずその中にのせて、いわゆる整備の途中でできた土地についてはどうするか。駐車場がいいのか、緑化がいいのかということも含めて、すべて協議をしておりますので、議員の御指摘のありましたことは、今後も話題にのせていきたいというふうに思っております。それがまず1点でございます。


 それから、基本的な考えなんですけれども、当然生活者がいます。二百数十万人の観光客、参拝客がまいります。どうすればいいのかということなんですが、これは当然モータリゼーションが発達した、この60年、80年ぐらいの間、ずっと順番に積み上げてきたものですから、一朝一夕に解決できる問題ではないというふうなことはもう共通の認識だと思います。しかしながら、解決することを今日から始めないと、永遠に解決はしないということも認識をしております。


 それで、現在基本的に考えておりますのは、この動線をどうするのかと。課長が調査した結果10日間、大きく見ましても20日間なんです。交通の支障を来しておるものはですね。この20日間に対応するために、あとの340日を犠牲にしていいのかどうかという問題もあります。ですから、対症療法的に進めるものと、根本的治療的に進めるものを同時並行にやらなきゃいけないであろうという考え方を持っております。


 ですから、対症療法的には当然10台車が来たなら10台以上とめれるところを確保すればそれでいいわけでございますが、あとの340日、その10台とめるところが空き地になってしまいます。それはどうなんだろう、自然環境の破壊としてどうなんだろうと、そういうてんびんにかけた上でやっていかなければいけないんじゃないかなと。


 これについても、具体的には申しませんが、この20日間をどうするか。あとの340数日をどうするか。生活動線と、コミュニティバスもそうだと思います。生活動線と観光の動線をどう整合性をとるのか。そもそも高野という地域はどうあるべきなのかということを話題にのせて、今後は地権者である金剛峯寺、それから経済活動を行っていただいている商工会を初め、町の人たち、そして私たちの考えを合わせて、国、県と協議をしていきたいというのが根本的な気持ちでございます。


 ぜひ、さまざまなことを御享受いただきまして、私たちにヒントとそれから支えになっていただきたいというふうにお願いをしまして、答弁にかえさせていただきます。


○議長(東久保秀人) 7番、平野君。


○7番(平野一夫) この葬祭業務についての佐古課長の答弁をいただきました。ありがとうございます。


 一応金融制度について、7月10日から一応この金融制度に活用できるということで、成功したということで、非常にありがたいことをお聞かせ願いました。ありがとうございます。


 しかし、それにしましてもこの融資制度というよりも、まず私が考えているのは、それぞれやっていただくのはいいんですが、とにかく先ほども言いましたように、山上で葬儀をとり行っていただくということを、それがまずねらいでございます。そのためにはそれぞれの施主のいわゆる考えもあろうかと思いますが、それを下でやらないで、山上でやっていただくような手だてのために公的支援制度を考えたらどうかということを私は提案しております。


 当の霊園自身が、いわゆる融資していただいて、そういうやったということはそりゃまあいいんですが、それよりもこれから皆さんがそれをやっていくのにつけて、やるごとにそういう支援制度も設けていただいて、そしてそれをもちろんそのときは一時立てかえ払いのような格好で奨励をしていただくというような感じで、国民年金から3万円いただく、あれは別にしまして、いわゆる助成するというそういったことを私は、そういう社会貢献だけに甘えておらないで、そういうことをしたらどうなという提案をしておりますので、融資はこれはもう事業者が自由にやっていただいて成功したというのは非常にありがたいことです。そういう質問でございますので、再度、御答弁願いたいとこういうように思っております。


 それから、道路につきまして、るる説明受けました。480号のバイパスについては、それぞれの県の方でやっていただくが、しかしこれは県の事業を待っておりますと、5年後ということを言うとるまたたく間に、恐らく我々がそれこそ10年先ぐらいになってしまうと、そういうようなイベントがなくなった後でそういうのができるんじゃないかなと、こういうように懸念するわけであります。それを早急にできるように、町も働きかけていく、強く働きかけると、これが僕は大事だと思うんです。だから、県のそういうような手当を待っておると、非常にどこまでやっていただけるかわかりませんので、ある程度はやっぱりアクションを起こさなければ、ほっといたらええわというような気持ちになると工事は進みません。だから、こういうこともあわせて課長にお願いしたいわけでありまして。


 それと、掲示板については、そういうような一度見ていただいたらよくわかりますが、非常にわかりにくいということで、ぜひとも河合橋には標識を設置してあげてほしいと、こういうように思っております。


 それと、山内のそれぞれの駐車場の、自然を破壊しながら開拓していくということについても、私が言いましたように、大法会やまた国民体育大会というのも、もう言うとる間にやってきます。それに対しての渋滞についての緩和をどうするかということも質問しておりますので、そういったことについて、やっぱりリミットがあります。そういうことを長期にわたっての計画じゃなくて、それに向かって考えていかなければいけないなと、こういうふうに思いますので、それについても町当局としても多少も考えていただかなければいけないんじゃないかなと、こういうように思っております。


 県、あるいは国の方に任せておると、それこそいつのことやら終わらないというのが実情であります。とにかくしっかり自分たちがアクションを起こさなければ、そういうような何が実施していただけないというように思いますので、ぜひともこれについては着工でやりたいなと思います。


 それと、それぞれの駐車場の大事な山林のということを言いましたが、これは理想と言えばいいけど、そこらがもし理解していただいて、大事な山林をそういうように提供していただくんだったら、そういうような道に進めばいいと私は思います。でもやっぱり交渉いかんによって、また向こうも了解してくれるかわかりませんし、やっぱりそこらあたりに駐車場は入れられる。駐車場があって、右折れの駐車場がたくさんあるからという、そんなものは論外ですので、そういうような駐車場を広く確保しなければいけないというのを私はここで提言しとるわけでございます。


 そういうことなんで、ひとつぜひともやはり巡回バスについても、何ら運行しないというような返事もただいまいただかなかったんで、その点について、お答えをいただきたいと思います。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 葬儀場、通夜場のことでございます。先ほど答弁させていただきましたが、高野町を全体的に見渡して、大字高野山以外に山外地区、富貴地区等にも関連してくる問題でございます。


 高野山でもまだ自宅葬をされるという方もおられるかもわかりませんし、もう少し状況を見せていただきまして、議員のおっしゃっております助成金とか補助金とか、そういうことも実はうちでも検討したわけでございますが、それじゃあ山外地区、また富貴地区についてはどういうふうに扱うかとか、いろんな問題もございますので、本日御質問いただきましたことも十分視野に入れまして、もう少しお時間をいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それと、公共交通の方で、先ほど今井課長の方からも若干答弁ございましたが、コミュニティバスの関係とか、巡回バスのお話も御質問いただいておりましたが、実は3月25日に高野町地域公共交通活性化協議会という、公共交通の再生であるとか、そういうことを協議を行う会を実は立ち上げました。


 この会は個別の協議が進む中で、全体的にこの会で協議を進めていったらということで、国、県、交通事業者、警察等、各分野の皆さんに入っていただいて、一緒にいろいろ協議するという会でございまして、この会で決まったことにつきましては、事業所等も実施しなければならないという、かなり強制力を持った会でございます。そういう中で、先ほどおっしゃっておりました公共交通を使うということで、ハイブリッドバス、また低床バスの導入等も図っておりますので、町民の方も公共交通を使っていただくとか、駐車場の問題、交通渋滞の問題もすべてこの会で協議の中で出てくる事項と思います。


 町民の生活交通の確保はもちろん当然でございますが、全体構想も踏まえて、公共交通の利用や周辺集落の交通、そのことも十分その会で検討していくということで、私もその会に入ってございますし、今井環境整備課長もその会のメンバーでございますので、いろいろ高野町の交通について、問題点を洗い出しという形で出てくると思いますので、その会の方でも協議してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 少し誤解されてるかなというところがありますので、ちょっと御説明申し上げます。


 先ほど県が進めておりますバイパスと言いますのは、かつらぎ管内のおける志賀トンネル付近のバイパスのことを指してます。そこは御了承いただきたいと思います。ですので、県におきましてもいろいろと国体にあわせての施策として、480号、京奈和自動車道から高野山間についての整備が事業化されております。これにつきましては地権者等の問題、補償等がついたところから今現在かかっておりますので、それと文化庁の許可を得てでないとかかれないところもあるということで、そういう地権者との話し合いがつきましたら、工事の箇所がふえてくるというふうに思っております。


 21年度につきましても、花坂間、また矢立大門間につきましても、相当の事業費をつけていただいておりますので、県としても高野町のこの480についてはかなり力を入れていただいているのかなというふうに思っております。


 駐車場につきましては、右折の駐車場が多いことによる渋滞もあるということをお話させていただいたわけでございます。先ほど町長からのお話もありましたように、駐車場を適材適所どこにつければいいかというようなことも、いろいろと今後のまちづくりを考える上で必要なことになってくるかなというふうに思っております。


 また、その駐車場を活用するために、観光客用に駐車場を確保するのか、地域の人のために駐車場をつくるのかとか、いろいろと考え方も変わってくるかなと思います。


 本山前の駐車場を例にとりますと、かなりここに勤めにこられてる方の駐車が多いというふうに思います。各駐車場を見てもそうかなと思いますので、まず住んでる自分たち、私も含めてですが、車で駐車場があるから役場まで乗ってきてここに駐車するのではなくて、やっぱり違った形、徒歩であるとか、自転車であるとか、そういうことの一人一人がちょっと気をつけていくことによって、山内の駐車場のあきも出てくるかなというふうに思っておりますので。


 今後の駐車場整備等、交通体系等もひっくるめて今協議会が立ち上がっておりますので、そちらの方でまとまっていくのではないかなと、方針が決まっていくのではないかなというふうに思っております。


 以上です。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 議員御指摘の、国、県に対してのアクションでありますが、これは大変積極的に行っております。事あるごとというよりも、事がないときも常に要請を行っております。その結果、この二、三年につきましては、県の予算配分を見ましても、この紀北地域、橋本以東地方に対して、多く配分をしていただいていると思いますので、県の努力と言いましょうか、評価を町民に伝えていただかないといけないんではないかと。大変、こういう国の財政、県の財政が逼迫しておる時代にあって、これほど大規模な計画を立てていただいてる、ある部分は実施をしていただいているということは、私たちが主張しております、議員御指摘の問題も含めて、これが認めていただいてるんであると。それをまた実現していただいてるという認識も持っていただかないと、関係者に申し訳ないんではないかなというふうに私は思います。


 それから、駐車場の問題、道路の問題、何々の問題、個別にとらえますと、対症療法に陥りがちであります。これは大変危険なことでございまして、高度成長期はいわゆる対症療法をするのがやっぱり善とされておりましたので、それで当然経済もよくなっていったわけでありますが、今後のこういう経済の状況、人間、人々の移動の状況を見ますと、個別な対応ではだめだと。その全体の、その御指摘の循環バスのこともそうでありますが、事業者がおりまして、路線を持っておりますので、それとちゃんと整合性がとれるような仕組み、持続していける仕組みをつくらなければいけないと。


 前段の葬儀のこともそうでありますけれども、行政、もしくはそういう税金を集めている団体が補助をして回していくという仕組みというのは、なかなか持続的には持っていけないんじゃないかなと。それよりも、地域社会できちっとそれが持っていけるんだというような仕組みを構築する手助けをするのが行政の仕事ではないかなと。その選択肢の中には、飛び上がるまでは少しのお助けもしなきゃいけないという選択肢もございます。


 しかし、葬儀のことにつきましては、比較的経済的には回っていく仕組みというふうに聞いておりますので、その仕組みだけを確立できれば、民間で確立できるんではないかと。町としては利便を提供するとか、心情的な部分で使う方も施設を用意していただくのを助けていくのが現在の行政の姿ではないかなというふうに思っております。


 具体的にこれをこうするというふうにお答えをできればいいわけでございますけれども、対症療法もやっておりますが、全体を現在見回して、平成27年、これは県におきましては国体が開催されます。本町にとりましては開創大法会が開かれますので、県の方は公の場では国体ということしか当然発言はできませんけれども、内情をよく理解してくれてますので、平成27年というのは両方を見ていただいているということも御報告を申し上げておきます。


○議長(東久保秀人) 7番、平野君。


○7番(平野一夫) ただいま町長からの答弁、なるほど、それで決して動いてないとは言ってないんですよ。県当局からはそれぞれの年度の初めに、県議からもちゃんと、都合して、こういうふうにしておりますよという案内もいただいて、非常に活発にやっていただいてくれとるんやなというのはよくわかっております。わかっておりながら、やはり我々の地域を考えたときに、やっぱりそういう多少ともアクションを起こしておかなければ、それでええんと違うかなというようにとらえがちであるので、ある程度はそういうようにしてアピールする方がいいんじゃないかなということで、あわせてこれで町長の答弁で私は了解するわけでございます。


 もう時間が来ましたので、私の持ち時間が1時間。


 先ほど佐古課長の葬儀の件は、協議会というか、それでもって話し合いをするということでございます。ひとつ善処していただいて、今町長の話にありましたとおり、立ち上がるまでは大変なんです。軌道に乗るまでは大変なんです。軌道に乗るまでの間を何らかの形で助け合いをしようじゃないかというのが私の意見なんで、ひとつその点をお汲み願って、善処願えたらというように思いますので、ひとつ町当局の善案を待っております。


 それから、諸々の駐車場については事情があります。これは先ほど言いました用地買収ができていないという、あそこは私の質問外であったんで、質問外のところを答弁してくれとるなと思いながら聞いておったんですが、私が言うてたのは、同じ480号線の大門矢立間の間を言っておりましたんで、その点は十分お汲み願いたいと思います。


 以上で私の質問を終わります。


 ありがとうございました。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 傍聴御苦労さまでございます。青葉まつりも晴天に終わり、山の緑も美しい季節となってまいりましたところで、私の質問をさせていただきます。


 まず、最初に地域住宅モデル普及推進事業の件から質問をさせていただきます。


 3月の定例議会において、議案第1号の平成20年高野町一般会計補正予算として提出された繰越明許費3,834万円は、2地域居住施設改修工事と地域住宅モデル普及推進事業の2点が主であると前回お聞きいたしました。本年、4月10日付、高野町広報に地域住宅モデル事業として、同事業の事業者の公募期間をたった2週間だけ公募しておりますが、公募はありましたでしょうか。


 高野町内に営業所を有する住宅、林業、木材関連事業者でいろいろ云々などとあります。そして10日付発行とは申せ、町内回覧板が回り、目にするのは、遅いところでは10日後という町内も少なくありません。


 まず、公募者があったのか。周知期間は適切であったのかの2点について、お答えをいただきたい。


 後は次席で質問をさせていただきます。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 御質問いただきました件でございますが、公募1件ございました。それと、公募期間でございますが、議員も御承知と思いますが、国の20年度の2次補正の中に含まれておった分でございまして、国会の方で決定しまして、うちの方で初めてできるという仕組みでございました。


 それで、あくまでも20年事業ということで、うちの方も早急に決定しなければならないという、そういういろんな条件も兼ね合いまして、公募させていただいたわけでございますが、一番あれが最速の形だったと思います。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 1件おありになったとおっしゃられましたので、その1件はどなたでしょうか、公表していただきたいです。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 1件は総本山金剛峯寺からの申請でございました。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 3月の定例議会で、私はこの件について質問をいたしました。そのときの企画課長の答弁では、本山の事業とは関連はございません。国の事業であって、町が手を挙げた事業なのであると言われました。それでは、私を含めた町民を欺いたことになりませんか。これは出来レースであったのではありませんか。


 なぜなら、補正予算は3月の定例町議会で初めて出てきたものです。それにもかかわらず3月3日の高野山真言宗宗議会で、宗会ですね、宗派の宗会議で担当部長は既に説明されておられます。2階建てのモデルハウスを浄菩提院跡地に建設するということ。これは一体どういうことなのか、説明を求めます。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 金剛峯寺の方でも霊木を使ってモデル住宅を建てるという記事を私も見ました。しかし、それはこの今回の住宅モデルの補助事業がなくても本山は建てておったと思います。たまたま町の方で、町といいますか、国の方で地元材の普及を兼ねた事業がございまして、金剛峯寺はその事業に乗っかってきたんじゃないかと、そのように判断しておりますので、決しておかしい話ではございません。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) そうすることによりますと、高野町広報の地域住宅モデル普及推進事業には、事業者と書かれておりますね。本山は営利を目的とした事業所という観念でよろしいのでしょうか。宗教法人、公益法人だと私は思っているのですが、その見解をお尋ねいたしたい。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 事業所ということでございますが、本山にも山林を扱っております部署もございますし、木材の流通も行っております。今回のモデル住宅の要綱に、木材が供給できる場所であるとか、モデルハウスと同じ木材が提供できる場所であるとか。私、3月だったと思うんですけど、全員協議会でもこの説明をさせていただきましたが、こういう事業がありますが、国の方からまだ国会審議中であるので詳しい説明は来ておりませんが、国の方の事業に基づいて応募をかけますということで、全員協議会で御説明させていただいたとおりでございますが、今回のモデル住宅の対象になる事業所については、木材関係、いろんな条件がございましたが、総本山金剛峯寺におきましても、もちろん材木、高野材の流通も行っておりますので、私は適正と思います。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 課長の答弁では適正かつ応募されて適正とはおっしゃってくださってますけれども、本当にこれ、まだ私たちは会議して3月でまだ聞いて間もないんですけれども、本山ももっと早くこれを発表されているんですよ。この関連性に関しては本当に何もないのでしょうか。


 この3月の議会では企画課長は、金剛峯寺でも霊木を使った推進事業があるようですが、関連はございません。今後、地元材を使うという観点での進めていく中で、つながりが出てくるかもしれませんというふうに私には答弁をいただいているんですけれども、本山さんの方がこれ3月3日に発表しておるんですよ。そして私が本山の方にちょっと用事がありまして、出向きまして、一緒じゃないんですかというふうなことを聞いたこともございますんですけど、これは後で質問させていただくとしまして。


 それではもう一つ。これは国庫補助金による事業ですかね。その場合は、公告して公に町民に知らせねばならないのではいけないかと思います。町の掲示板に公告はされましたか。された形跡の証拠を見せていただきたい。また、国の補助金で補助事業であれば、入札をせねばならないと思いますが、入札はされましたか。お尋ねいたします。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 町の掲示板という今システムはとってございません。町でお知らせをする場合は、回覧板等でお知らせするような仕組みになっております。


 それと、入札をせねばならないんじゃないかということでございますが、事業実施主体は金剛峯寺でございます。国からの要綱と合う施設であれば、うちの方が補助していくという感じで、入札というのは多分金剛峯寺なり、事業者がするべき事業でありまして、町の方は入札等は何ら関係ございません。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 本山にこの補助金をお渡しすれば、もう本山の分野でありまして、高野町は一切関係ないようなことを課長は答弁をされましたですけれども、これはとんでもない、間違いじゃないでしょうか。これは高野町もかかわっている事業ではございますので、本山さんが入札なしでできるというのも、その辺はちょっとおかしいんじゃないでしょうかね。その辺の説明はどうなっておりますか。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 建物につきまして、本山の方が木造の住宅を建てるという計画のもとで、業者なり事業費を決めてくると思うんです。町の方で審査させていただくのは、今の景観条例に合っているかとか、建築確認が間違ってないかとか、そのような審査はうちの方でも行っておりますし、この建物については6月の景観審議会の方で最終決定する予定でございます。


 そのような中で、金額的な積み上げであるとか、入札であるというのは、あくまでも事業実施者が行うべき業務と思います。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 私のお聞きしたところでは、本山さんの関係では、工事の方は入札された方はないように少し耳にいたしております。これは町長さんのお知り合いの方だということも私はお聞きしたこともございます。この業者さんに限り、本山さんに御紹介している方は町長のお友達だというように聞いておりますよ。町長が議長のときにお知り合いになった方の町の市長さんとお友達で、そこの岐阜県の方の工事人と私は耳にしております。それは後で説明をいただきたいんですけれども、補助金事業で高野町がかかわらずして、その補助金をいただいて、業者も入札もなしで自由にできるというのは、これは本当の筋の通ったところでしょうかね。私も勉強不足でありますので、その辺は存じ上げませんので、その辺をちょっと説明をしていただきたいであります。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 議員の御質問の中に本山のことが出てまいりましたので、課長があえて答弁いたしましたが、私ども、高野町の仕組みの中でしかできませんので、私どもがやりましたのは、国の2次補正が2月に通りました。それでどういうスキームが出てくるかということは大体情報が出ておりますから準備はしておりました。しかし実際に公募ができるのは、予算が執行できるようになった国の指針が出てから。そして、国に決められたとおりの公募をしたと。公募に事業者が出てきて、補助金の認定をしたということでございます。ですから、それ以上もそれ以下のこともございませんで、細かいことは申し訳ないですけど、承知してないというのが事実でございます。


 ですから、補助の認定をして、これからちゃんと国との間で、間に入っておりますから、その国の補助金が適正に執行されるかどうかというのは、当然町としても見守っていかなければいけませんが、基本的には国の補助の仕組みを民間の事業者が使ったと。それの仲買といいましょうか、進達をしたり、審査をしたり、実際の作業ですね、公募の作業をしているのが町の仕事ということになります。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 金剛峯寺はそうすることによりますと、民間ということになるんですね、今の説明ですと。私は民間とは思っておりませんけれども。


 そして、この高野町広報で期間ですよ、3月に出してきたものを4月10日に広報に載せておって、24日締め切りなんですよ。これ本当に少ない期間であります。こんな募集の仕方をして、すぐこんな少ない期間で募集されてくる方も、なかなかできないんじゃないですか。内容も把握してない。私たちも聞いたばかりなのに、高野広報で、少ない、何日ですか、これ。本当に10日あまり、2週間ほどでしょう。こんなの募集する期間もございませんよ。


 それなのに、本山では同じような内容で、霊木を使ったというこのお話が3月3日の宗会議で出ておられますので、私はこれはもうリンクしてるのかなと思いまして、この質問をさせていただいておりますし、内容たるものも全く同じでございますので、これは本当にこういうことがあってもいいのかなと思って、不審に思っております。これは本山も民間に入るのですかね。宗教法人と民間とは違うとは思うんですけれども、その点について。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 本山の中のことはわかりませんけれども、何人も、ちょっと今確認しますと、国の補助スキームは2次補正前の1月に、そういう産業振興ということで出ておったようでございます。何人もそれは見て準備することは恐らくできるんで、補助というのは私たちも国に申請するときそうですけど、事前に情報を得て、それの公募期間が区切られます。それで私たちも国に民間と同じように補助申請をするわけでございますけれども、恐らく、本山も先ほど課長が答弁したようにこの国の補助がかからなくても、御自分のところでどこかにやられたんだと思います。たまたまそういうことがあれば補助を使えば有利にできるわけですから、そういうのをお使いになったんだというふうに認識をしております。


 ですから、その2週間の問題の方は、先ほど課長が答弁したとおり、2次補正とのタイミング、2次補正が2月の末でございましたので、そういうタイミングでなったんだというふうに思いますから、行政的な手続上の瑕疵というのはなかったんではないかなというふうに思います。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 私が3月に質問いたしましたときには、企画課長は、全く本山のモデルハウスは別のものであってということをおっしゃってますのに、どうしてそうすることによりますと、高野町の補助金申し込みをしてくるんでしょうね。そうしたら2棟建つんでしょうかね、そういうことになりますよね。だって霊木でするということは、本山とは全く関係ないということを3月の私の質問に答弁していただいてますので、その辺のところはどうなっているのでしょうか。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 3月に答弁させていただきました件につきまして、誤解のないように御理解いただきたいと思いますが、本山でも霊木でモデルハウスを建てるという記事、私も広報か時報かで見ました。それで、そのときにこの補助金を使ってくださいよということじゃ全然ございません。本山の方も同じ事業、たまたまうちの高野町の方で全市町村が補助金決定したわけではございません。補助金を申請して、もしこの補助金、高野町の方でつかなかったら、本山は多分自費で建てておったと思います。高野町でこのようなシステムの補助金が国の方で認められて、それで公募をするという段階になって、本山が同じ事業を考えていたので、その事業に乗っかってきたんじゃないかなと思います。


 それ以外に、ほかの方からもこの事業のお問い合わせも現にございました。説明もさせていただきました。そのような中で、申請は金剛峯寺の1件ということで、事前に金剛峯寺がこの事業を使ってモデルハウスを建てるという計画であったということはございませんし、町の方もモデルハウスの補助金がこの時点でどのような感じでということも決まっておりませんでしたので、私3月に答弁させていただいただけで、今現時点ではリンクしております。本山の事業と町のこのモデルハウスはリンクしてございますが、立ち上げのときは全然別個なものということで、誤解なく願いたいと思います。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 私も言いたくないことを言わなくてはいけないようになってしまいます。本山で私は3月にちょっと用事がありましてお邪魔したときには、高野町から言っていただいたと、そのときは何げなく、そういうことは全然頭にもなかったわけで、この問題が後から出てくるとは全然思ってもおりませんでしたので、お聞きした方がいらっしゃいまして、その方は本山さんからお話をいただきましたとお伺いはしましたですけれども、本当に嫌な質問をしなくてはいけないと私も自分ながら思っております。


 そういう何ですかね、本当のことをお話しいただきたいですね。リンクしてないとか、してるとか、そういう問題ではなくして、町民を欺くやり方はもうやめていただきたいと思います。あたかも募集をして、この高野広報に募集したかのように見せかけているだけで、本当は事前にこういうお話が前もって持っていってるんじゃなかろうかと、私なりに本当に懸念をいたしますし、空想の世界でございますけれども、一緒になっているのではないかなというふうなにおいがしてなりません。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 議員の今の御質問の中で、町民を欺くことかという御発言をいただきましたが、決してそういうことはございません。先ほども申しますとおり、本山でも木造住宅の計画があった。その後、町の方で国の方の補助金が認められて、その補助金へ金剛峯寺が乗っかってきた、これは事実でございます。町民を欺くとかという御発言をいただいてますが、決してそういうことはございません。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 課長、御質問でございますが、本山のことも答えておりますが、本山の中で議論をされたことにつきましては、承知するところにございません。それから、伝聞とか空想での御質問に正確にお答えすることもなかなか難しいんではないかなというふうに思います。事実だけを申し上げているわけでございまして、御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) それでは、本山で会議した文書をここでちょっと私が拾ってきましたので、まるで同じなんですよ、この分野が。国庫補助による地域住宅モデル普及推進事業。地域材を使ったモデルハウス建築推進事業では、本山前の浄菩提院跡地に高野霊木を100%使用した2階建てのモデルハウスを建設するとなってあるんですよ。もうこれは高野町の内容とまるで一緒じゃございませんか。それが、これが違うと課長さんも町長さんもそういうふうに答弁なさってくださってますけれども、まるで同じ内容でございますので、私はこれはリンクしていると思っております。


 そして、もしこれが本山さんに補助金を充てたとしましたら、3月に質問をいたしましたIターン、Uターンなどの観点から、後に利用できるような募集の際には考えていきたいと思いますとありますけれども、本山さんに補助金が行ってしまったんであれば、このIターン、Uターンの問題はどうなるのかと、そして本山さんに補助金をお使いになられた後は、町民は自由にはならないと思います。土地は本山のものでありますので、本山に入っていくのは町民たちはなかなか難しい高野山のシステムでありますので、本山さん、だから口出しはできないという町長の答弁、これはちょっとそうしたら、そういうところに補助金を回すこと自体がちょっとおかしいんじゃないでしょうか。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 繰り返しになるんでございますけれども、情報は出ております。いろんな補助の情報は出ております。ですからそれの準備をされて、申請をされて、とれるかとれないかというのは、本町でもございます。幾つも出して、だめだったと、だめだから町の単独で予算してやろうか。もしくは、いただいたのでその補助金を使おうかということは日々やっております。この6月が大体多いんです。6月の何日までに出しなさい。特に、今年は去年の1次補正、2次補正、そして年度をあけまして大規模な15兆8,000億というような補正を組みましたから、そういうものに対応するのが非常にたくさん出てまいります。その以前に、補助の要綱というのは出てるんです。本山も恐らくそれは見られたのかもしれませんが、課長が答弁したように、補助にかからなければ、補助がいただけなければ、単独で建てられたんでしょう、恐らく。それはわかりません、私どもは行政の中だけのことしかわかりませんので、民間がどういうふうに考えられて、どういう説明をその中でされて、そしてどういう予算化をされてということは承知しておりませんのでわかりませんが、課長が言ったように、別にだれがどうしたわけでも何もしたわけでもなくて、ちゃんと行政の手続に基づいて、予算化されたもの、補助スキームが出てきたもの、そして公募をして、選考をして、予算を出していく。ただし、関係ないというんではなくて、補助を出した限りは、それが適正に執行されるのか、活用されるのかというのを見守っていくのが私たちの仕事であります。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) Iターン、Uターンのお話も若干いただきましたが、この事業は2つあるということで、先ほど所議員からも冒頭におっしゃっていただいておりました、地域モデル住宅事業と2地域住宅という2つの事業がありますということで、モデル住宅は高野山で1カ所決定しましたし、もう1カ所については、大滝地区の集会所を改築しまして、そこでIターン、Uターン、またいろんな制度等を21年に実施してございます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) そうすることによりますと、本山のモデル普及推進事業というのは、全く高野町のものとはリンクしてないということとおっしゃっております。ただ、募集してきたのだということになるということに、私は認識してよろしいのでしょうか。全く別ものだということを認識していいのですね。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 全然別でございます。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 別のものですねというのは、いつの時点でございましょうか。私どもが補助スキームの情報を得て、公募する時点までは別のものだと思います。それは当たり前のことです。しかし、公募した2週間の間に、問い合わせが2者か何かあったそうです。実際にはきちっと申請してきたのが1事業者であったと。そこからは同じ、もちろん国のこの補助事業でございますから、同じ事業ということになります。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) うまくかわしてくださった答弁をありがとうございます。


 私はこれは全く同じだとは思っております。あまりにも内容が同じですので、こういう本当に国庫補助金で同じようなことは国から2つ出ているのでしょうか。本山もこの国庫補助金による地域住宅モデルと。そしたら、高野町もこういう名前で、私はあのとき課長にはっきり言ったわけですよ、リンクしてるんだったら競争になりますから、高野町は負けないように、いいところの場所に建てて、本山に負けないような事業をしていただきたいと私はそのときに質問をしております。それなのに、今は本山に補助金をお渡しして、高野町にはそしたらこの補助金を使った建物は建てないということですよね。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) ちょっと整理をいたしますが、これは公共団体が使えない補助金でございますので、我々は公募をするお仕事をさせていただくだけです。書類を進達したり、いろんな作業がありますけれども、それで認定されたものを国が、よし、この事業に出そうといったものを、高野町を経由してお渡しするという段階で、高野町が手を挙げてもこの事業については、民間を対象でございますから、建てることはできません。ですから、競合するとかという事業ではなかったということを整理の都合上、もう一度答弁させていただきます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 私の言いたいところは、町民にはこのモデル普及推進事業が募集するのが遅いのに、本山さんはもう3月にこういう計画の話をするという話が出ておりましたので、これはリンクしていない、全く関係ないお話だということになれば、別の時点で私は考えなくちゃいけないとは思っておりますが、これが同じものでありましたならば、それこそ町民を欺いたやり方で、納得がいかないし、許せることのできない出来事だと私は思っております。


 この辺であれですけれども、これに対して何か言っていただければ。


○議長(東久保秀人) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 4番議員さんからの御質問につきまして、一応整理だけさせていただきながら、再度お話をさせていただきたいとこう思います。


 一般的に、先ほど企画課長が申し上げましたように、新しいスキームの事業が出てまいりますと、これはもうネット上でたくさん出てまいります。かつ、通常ですけども、申請期間、これは私どももそうですが、町がやってる場合は少し期間を置いておりますが、国が入って補助事業をやる場合、2週間の公募期間というのは当たり前です。ですから、それは短いとも何とも思いません。


 ですから、本山さんが恐らく情報について感度のいい方であれば必ず見てます。ですから、そういうところでそういう情報があられたということは十分あり得るかというふうに思いますけども、今回の事業につきまして、当初は別であったものが、途中からそこに同乗の、同じ線路の上に乗って動き出したというふうに認識しておりますので、今後とも大事にしながら、地域の霊木を使った住宅というのが、たくさんこの地域から出ていくことが最終的に価値があろうかというふうに思いましたので、そういう点で御了解を賜りたいと思います。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 私もう1点わからないことがありますので、お尋ねをいたします。


 そうすることによりますと、補助金を本山さんがゲットなされたわけでございますけれども、そうすれば高野町は一切この補助金に関しては何事も事は申せないのでしょうかね。そこのところをちょっとお尋ねいたします。


○議長(東久保秀人) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 今回の事業は補助金で入ってまいりますから、通常の補助要綱、善意の第三者が行ったときに、それに対して善良なる補助金の執行をしていただくということにつきましては、私どもは補助金の事業者でございますので、それを見ていく必要はあるというふうに思っております。


 ですから、私どもの予算を通りましたし、それは補助金ですから、補助要綱に基づいてそれが適正に行われているかどうかということは、今後事業を執行していく中で、どのようになってくるか。補助金の交付申請から、交付決定から、全部実績までいただきますので、その中で確認していく必要は当然のごとく、これは別に一般補助事業どことも同じようにあるんじゃないかというふうに感じております。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 1宗教法人の中に町が入り込んでいって、いろんなこと、補助金に関しましていろんなことを精査していけるのかなという、私は懸念をいたしますけれども、大乗院跡地の駐車場でもお借りはしておりますけれども、本山さんの御利用になるときには、一般駐車はやめてくれという看板なども張っておりますので、その辺のところはうまく町長さんも考えてくださっているのでしょうか。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) どのように御説明申し上げたら適切な説明になるのか、補助事業なんです、これ。国の予算の。補助の仕組みというのは決まってます。これは会計検査院の対象ですから、補助事業がきちっと事業主体、これ民間であれ、我々であれ、今回については我々は手を挙げれませんけれども、きちっとそれは見られます。当たり前のことです。それが適正に行われるように補助の仕組み、今回の事業に関する補助の仕組みというのはきちっと書かれておりますから、それに適正に行われたかどうかというのを見ていくのは当然で、それが宗教法人であろうと財団法人であろうと、民間の株式会社であろうと、同じような運用になるというのが行政のやり方であります。


 後段の御質問がちょっとわからなかったんですが、一般の車がとめれないという看板がどこにかかっておるのか、ちょっと私承知しないんですけれども、民有地の場合は、そこの方がどういう運用をされても、町は関与できないというのはこれ日本じゅうのルールだと思いますし、ちょっと質問の趣旨がわからなかったので、町にお求めの御質問の趣旨をもう一度お願いをしたいんですけれども。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 私の言いたいのは、1集団の口を挟めないところに補助金を渡したということも1点です。別に本山さんだから悪いというんではなくて、宗教法人は私は事業者に入るとは思ってもおりませんでした。今町長の答弁では、宗教法人も入るというふうなことを答弁くださって、初めて私は気づいたんでありますので、その辺のところは私の認識不足だったと思います。


 先ほどの大乗院の跡地のことは、法印さんのときには一般車両はほかにおとめくださいという看板を今年はしていたんですよ。あれは高野町で借りたものでありますよね。それで、本山様の都合のいいときには、一般の車両の方はおとめになれないんだなと私も思いながら通っておりましたので、この補助金事業も本山の敷地内に行きましたら、高野町としては、幾ら補助金事業でありましても、口出しはできないんかなという、そういうふうな心配をいたしただけでありますので、その辺について、答弁をいただきたい。


○議長(東久保秀人) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 今の補助金の後の問題につきまして、お答えします。


 補助金はそれを一つのものをつくるときに補助金は入りますけども、それを利用する段階は違ってまいります。したがいまして、大乗院という公共の駐車場ができたときに、地域全体のことを考えて、その日に一般の方が入れにくいというのは、運用の話ですから、補助金が来たときの、整備をしたときの話と運用の話は別になります。


 したがって、それは地域全体の中でどのような利用をするかということについて、なるべく大勢の方に御利用いただくことは基本であることは議員のおっしゃるとおりでございますが、それぞれの利用の中で必要があれば、そのような特定の形ということも十分あり得るんではないか。そういうことがないと、実際の施設の整備と運用というのは別ですので、その辺だけは御理解を賜りたいと思います。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 本山さんと二輪車で行くということをお決めになられた町長さんでございますので、それは結構とは思います。いいように二輪車で動いてくださるのでしたら私も何も申しませぬが、町民が損をするような二輪車になっていただいてはぐあい悪いと思っておりますので、そのことを切にお願いして、この問題は終わらせていただきます。


 次に進みたいと思います。


 それでは、幼保一貫教育について少しだけお尋ねをいたしたいと思います。


 これも本山との契約書も見せていただくことなく、4月から幼保一元化をスタートさせておりますが、その後、何の問題もないのでしょうか。


○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) ただいまの御質問でございますが、今現在、高野山こども園の抱えている問題は、1人病気で休まれている教諭がございます。それで、非常に人手不足であると。人員を動員するということで、当初計画しておったわけですけども、なかなか思ったように人員を確保できてないという状況がありまして、各クラス、本当に十分に休みもとれないような状況で現場を運営していただいておる状況でございます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 今、課長のおっしゃったようなことが、父兄の間から苦情といいますか、そういうことを耳にしております。不満ですね。父兄の方から、幼稚園の先生が1人お休みになっておられまして、保育所から1人幼稚園のタンポポ組に担任として入れていると。保育所の先生というんですか、保育所は何というんでしょうか、お名前はちょっとわかりませんが、保育所の先生はそこから引き抜かれまして、1人足りなくなっていると。こういう状況になっているというふうなことをお聞きしました。それでは、保育所が本当にうまく運んでいけるのでしょうかね。


○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) こども園の開園当初、保育園の保育士1名が事務の仕事と兼務の先生がおられました。今現在、先ほど議員がおっしゃられた4歳児に1人、保育所の先生が担任として配置されているというお話ですけども、現行では担任ではございません。今休まれている幼稚園の先生の病欠期間のカバーに回っているということで御理解いただきたいと。


 その事務と兼務されておった先生が、今の1、2歳児のクラスに入って保育を行っております。


 以上の状況でございます。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) まだこども学園として発足はしていないと私は認識してるんですけれども、そんな中で保育園の先生が幼稚園児を見ているというのは、ちょっとどうかと思います。そして、ほかの御父兄の方からも、こういうふうなことを聞いております。何人かの方にお聞きいたしました。


 幼稚園は制服も持ち物も違う、自由があると。保育園は制服もあり、自由がない。子供に同じことをしてほしいと。差別はしないでほしいということをお聞きしております。そして、町から保育園は本山に委託されていると思っている。幼稚園が主で、私立の幼稚園になっていると思っているなどなど、父兄の方からこういうふうな苦情をお聞きいたしますので、この辺はまだまだこども学園も発足もしていないのに、このような状況でいいのかと思いますし、そして、お手紙なども、こども学園で保育園の御父兄の方に来ているということも伺いましたので、これは委託してからスタートするものではありますかどうか、その辺のところをお聞きしたいです。


○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) ただいまの制服とか、委託の問題ですね、御質問いただいたわけなんですけども、制服の問題、発足前からいろいろと学園、町、あるいは保護者を交えてお話しした中で、現行ではこういう形でさせていただくという結論で行っているものでございます。


 こども学園、こども学園というお話でございましたけども、御承知かと思いますけど、まだ公立保育園とそれから私立の幼稚園が共存してるという形で、認定こども園という形ではございません。


 委託ということがございました。町が保育所業務の一部を高野山学園さんの方に委託すると。指定管理ではございません。ですから、前にもお話ししたかもわかりませんけども、あくまでも町の監視のもと、管理のもとで、町あるいは本山と協議した上で決まった保育方針に基づいて保育所を運営していただくと、そういう形の委託でございます。


 以上です。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 共存しているだけでしたら、どうして幼稚園の担任に1人回すんですかね。その辺はちょっと私は理解できかねます。ちゃんと委託して、こども学園になってからだったら、その中で取り決めなどを決めていけばよいとは思いますけども、まだ共存して、私の認識ではまだ一緒になっていないし、場所をお貸ししている、電気代も何もいただいてなくて、お貸ししているという認識でありますし。


 この委託はそうしたらいつぐらいに決められたんでしょうか。どなたが委託をするということと、いつごろ委託をするということをお決めになられたんでしょうか。父兄は、委託することすら親にも何も相談もしてくれなかったということも、私は苦情を聞いておりますので、その辺のところをちょっと説明いただけますか。


○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) 委託がどういう時期に決まったかということなんですけども、この委託の件につきましては、全員協議会の方でもちょっと明かしたことがあるかと思います。その後、ちょっと今、これはかなり最終的結論というのは一元化する間際だったと認識しております。ですから、最終的にこういう形でこういう委託契約内容でしようかと決まったのは、平成21年になってからの話だったかなと、今の記憶ではそういうふうに考えております。


 以上です。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) こども園について御心配をいただきましてありがとうございます。少子化の中で、地域の子供をどうしていくか、みんな懸命になって2年間考えてまいりました。まだ始まって2カ月ちょっとであります。3月に申し上げましたとおり、1年、2年で落ちついていくであろうと。そして保母さんが幼稚園の業務も一生懸命やっておられるのは現場の努力だと思います。それがいけない、不満があると言われれば、私は現場でやっている人たちに申し訳ないと思います。私はそれをやっぱり耳を傾けていかなければいけないと思ってます。


 しかし、御理解をいただきたいのは、2年間、どういう形がここに生まれた子供たちのとっていいんだろうかということを精査しながら、そして時期というのは1回しかないんですね。4月からやらなければ、募集がありますから、それでやってきたわけでございます。まだ2カ月ちょっとでございますので、お気づきの点はどうぞ課の方に、もしくは園の方にお伝えいただいて、改善をしていく努力をしてまいりますので、子細なことあろうと思いますが、趣旨を御理解いただきたいと思います。


 委託云々の時期のことでございますが、これはどうやっていくか、形式だけの問題です。理念についてはもっと2年も前から、どうしていくということは議論をしてきたわけです。御父兄の皆さん、先生の皆さん、学園の管理者、我々、みんなで話し合いをしてきた結果であります。制服のことも議論をしました。そのときは私もおりましたので、新たな負担をかけないようにしようと、そして経過的に同じものを持っていただくようにしよう。たかだか1年、2年のことで買ってもらうのは、もったいないじゃないかというような議論もされておりました。ですから、少し大局的な目でこども園の運用というものを見ていただいて、改めて御示唆をいただいたらありがたいかと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 一元化のことを私も少しは心配もいたします。宗教色を濃くするのも嫌だという父兄の方もおりまして、まだこども園になっておらないのでそういう形が出たのかもしれませんけれども、保育所と幼稚園の入学式のときも、幼稚園生はお数珠をお授けしていただいたと。そしたら、保育園児は何もいただかなかったと。子供なりに何か同じことをしてほしいという子供の意見もございましたと、お母様方にお聞きしましたので、どうかこども園になったときには、こういう何というんですか、苦情の来ない園を私は望みたいと思っておりますので、その辺のところをしっかりと踏まえてこども園に進んでいっていただきたいと思います。


○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) 本当に議員さん言われるように、これからどんどんどんどん最終的には認定こども園という形が想定されております。その前に、やっぱり今現実的に人の問題とか、そういうものが出て、我々の考えていることは、子供さんに影響が出ないように、何とか今おられる先生方で頑張っていただいて、将来につなげていきたいと。


 この一元化というのは、単に2つのものを一つにするとそういうものでなくて、保育、教育サービスのグレードアップであるという位置づけがございます。もちろん現場の先生方も、方や長年幼稚園でおられた先生、方や保育園におられた先生、なかなか一緒になって共同活動についても戸惑う部分はあると思います。


 ただ、今現場の方からちょくちょくお聞きしている話では、今やっと2カ月ほどたって、先生方同士の共通理解というか、コミュニケーションが図れるようになったと。これからそういった面で、もっともっといい仕事ができるん違うかという、本当にありがたい言葉も聞いていただきます。


 そういうこともありまして、とにかく今我々問題意識というのは、やっぱり人員を確保して、できるだけ先生方一人一人がゆとりを持っていただいて、仕事をしていただくと。それで、一つの目標である認定こども園ですね、そういう将来的な目標に向かって一丸となって頑張っていきたいと。それに対して、学園長はいろいろとこれからも享受を重ねて、園そのものをどんどんどんどん、保護者の皆さん方の期待にこたえられるような形にしていきたいとこのように考えておりますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(東久保秀人) 4番、所君。


○4番(所 順子) 時間もせまってまいりましたんですけれども、不満の出ないようによろしくお願いをしたいと思います。お願いをしてはいけないんですけれども、この件に関してはうまく事を運んでいただきたい。


 終わらせていただきます。


○議長(東久保秀人) しばらく休憩します。


              午前12時05分 休憩


              午後 1時12分 再開


○議長(東久保秀人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 8番、?山君。


○8番(?山文雄) それでは、一般質問をさせていただきます。


 非常にいいお天気が続いておりまして、我々にとりましてはこれ以上ない好季節であります。けさ、教育長とお会いしたときに、梅雨はどこに行ったんでしょうかなというお話がありました。この時期、雨を待っておられる人もたくさんおいでるわけでありまして、世の中はなかなかままならないなということを実感いたしております。


 けさのテレビを服装を整えながら見ておりますと、今から、そうですね、40年か50年前、ちびっ子広場が全国的につくり始められ、公園化され、そしてそこへ遊具が設置されました。そしてその遊具が耐用年数を過ぎまして、もう50年ぐらいたっておるようでございまして、耐用年数は大体25年ぐらいと言ってましたです。全国的に20%は何とか維持されておられるようですけれども、ほかのところはもう危険遊具になっているというのがありました。


 そういう状況の中で、各市町村においては、これを修理するということはなかなか予算的にはいかんらしいです。だからといって、これを取り除くということもできないようでございまして、現在、縄、ロープ、トラロープというんですか、あれを巻きつけまして、危険遊具と。あるいは滑り台あたりには青いシートをかけまして、滑られない状態ですよとこういうのがありますね。公園を眺めてみますと、戦場の後のように朽ち果てた戦車がころがっているような感じを受けました。こういうことで本当にいいのかと。


 そのときは力があってものを設置するんだけれども、その後において維持管理ができなくなって、あとの処理もようしない。修理もようしない。これからあの状態がいつまで続くのか。公園ではシートがかぶり、あるいはロープが張られ使えませんよという、みっともない状態がいつまで続くのかなと。それぞれの市町村においてでも予算獲得に苦慮してるようでございますが、そういう情景を見まして、慌ててものを設置する。その後の保守点検、どうするんかと。それまでに移り変わりということもやっぱり計算に入れていかなければならないんじゃないかというようなことを思いながら、今日はこの席に来させていただきました。そういったことも関連いたしまして、質問をさせていただきたいと思います。


 まず、一つ目に環状道路建設基本計画が進んでおられるようでございまして、どの程度具体化しておるんかということをお尋ねしたいと思います。


 次の問題としまして、高野町補助事業について、この半分ぐらいは3月定例会のときに通告しておりました。町民からの請願も出ておりまして、関連しましたので省かせていただきましたが、若干矛盾点がありますのでお聞きしておきたいと思いますので、よろしく御答弁をいただきますようお願いいたします。


 それでは、まず第一番に、高野山地南側環状道路建設計画が話題になっていることについて質問をいたします。


 高野山地の南側に環状道路の建設基本計画が浮上していることが昨今話題となっていますが、現況はどうなっているのかということをお尋ねしたいと思います。


 過日の全員協議会の諸報告の中で、和歌山県県土木整備部長との懇談会を実施されたようでございまして、高野町の方から関係機関の方々、それに本町から町長、議長が出席されたと報告がありました。その後、山内で聞く話では、この話も相当具体化しておられるような話を聞きます。高野町から持ち出して県へ相談したものなのか。あるいは県サイドから御指導いただいて、こういう話が出てきたものか。そういうことも重ねてお伺いをいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 こういった問題につきましては、バイパス道、バイパス道というて話題になっては消えていく、話題になっては消えていくということが、今日まで何回か繰り返されてきたわけであります。


 このバイパスという面から考えますと、山内に用で入ってくる車は山内で、山内を通過してよそに行かれる方についてはバイパス道路を通ってよそへ行っていただく、紀南の方へ行っていただくというような考えの中でバイパス道というものの考えがあったんだろうと思います。


 今回は若干変わってまいりまして、環状道路ということですんで、山内には車が入ってこないんだと。しかし、環状道路を通っていただいて、それぞれの場所に車を置いて山内に入っていただくというような計画のもとの道路建設ではないかと、こんなふうにも思っております。現況をひとつ御説明いただきますようよろしくお願いいたします。


 次ですけれども、高野町の補助事業と関連する補助金について、若干質問をいたしたいと思います。


 清福50号が出ております。この中である議員が質問しておりますけれども、地域公共交通補助金1,976万5,000円の内訳を質問されておられます。補助事業者のうちで、有田鉄道におかれましては、以前190万円だったと私記憶しておるんですけれども、今回の答弁では236万5,000円になっております。事業に現状変更が生じての変更なのでありましょうか。


 次の質問に、今回の当初予算に2年前から問題になっている高野山タクシーに対し、前年度と同額の補助金を計上するのはいかがなものですかという質問がされております。答弁では、21年度で公共交通法定協議会を立ち上げ、検証していくという回答が出ております。


 そして予算面につきましては、業者をどこにするにしろ、地域公共交通の考えた場合、予算だけは計上しておかないといけないので御理解を賜りたいという答弁があります。私もこの件につきましては当然のことだと、町当局のやられたことについては当然のことだと認識しております。


 しかし、高野山タクシー株式会社への補助金40万円が削減されておりますね。40万円を削っておられます。その理由をお聞かせいただきたいと、このように思っております。


 そして、次からの質問でございますが、2月定例会におきまして、若干お尋ねしたいというのがこの件でございますけれども、高野山タクシー株式会社の平成19年度の補助金交付申請の書面について、ちょっと矛盾を感じますので、お尋ねしておきます。


 上半期分として、4月1日に交付申請書が会社の方から出てきております。6月5日に決定額が通知されております。270万円に対して270万円交付しますよという通知を出しているということです。そして上半期のことですから、9月に半分を決算することになるんでしょう。額の確定がなされまして、額の確定通知を会社の方に出しておられます。


 それによりますと、249万円ということで、270万円の申請があって、それに対して決定通知されて、そして確定の段階でお金が、金額が下がっております。6月5日から9月30日間で何かがあったのでしょうか。引き算をいたしますと、21万円という数字が出てくるんです。ちょっとそれは18年度の返還金がこれに当てられたんかなというようなことも考えられんことはないのでありますので、その点を御説明をいただきたいと思います。


 そうであるならば、このような会計処理というのは非常に間違っているんではないかと、このような懸念をいたしております。お答えいただいた後に、開示請求された資料をいただいておるんですけれども、これに基づいてお聞きをすることにいたしたいと思います。


 次に、高野町補助金交付規程について伺いたいと思います。


 まずこの文章をちょっと聞いていただきたいと思います。特に、担当課長によろしくお願いいたします。


 実際に車が走っていないのに走ったように日報を改ざんし、補助金を詐取した事案。実際に車が走っていないのに、走ったように日報を改ざんし、そして補助金を詐取した事案ということです。これ18年度で2件発覚いたしております。17年度も調べてほしいということにつきましては、規制緩和を理由に未調査になっております。これは19年度も同じような形になっておられます。


 そして、この補助金の問題につきましては、これ参考までに申し上げておきますけれども、20年9月19日付の文書、これは総務文教委員長が議長あてに報告した書類でありますけれども、この中でも改ざんのあったことを認めておられます。


 今申し上げたことにつきまして、間違いないと私は思うのでありますけれども、異論があれば答弁をし、訂正をしていただきたいと思います。


 その内容によりまして、高野町補助金交付規則について伺いたいと思います。


 第3条には補助事業者の責任、第6条の4に補助金交付の条件、第10条に補助事業の遂行、第13条に実績報告書、第21条に立入検査。立入検査に違反しているかどうかという問題ではなくて、この内容を見てみますと、高野町においては立入検査ができると、事務所に立ち入ることができると、書類を提出してもらうことができるという内容になっておりますけれども、以前の答弁では、町においても強制的に見れる書類でもなく、立ち入ることもできないという答弁がありましたので、この辺もちょっと矛盾しているのではないかとこのように思われます。今申し上げました条項等にも私は違反しておると思うんですけれども、担当課長の見解を求めます。


 次に、平成19年12月3日付の文書、この文書は総務文教常任委員会所管調査報告書でありますけれども、この中で、次のようなことが指摘されております。町に対して要請というんですか、お願いというんですか、そういうことをしておるんですね。これが実行されているかどうかということをお尋ねしたいと思います。


 その一つに、事業別補助金交付要綱を制定しなさいと、そういうものを制定してやってくださいよということを申し入れしております。そういうことをやっておりますと言われるのか、やっていませんと言われるのか。そういう必要がないのでというようなことになるんだろうと思いますが、そういう形で答弁いただければ結構かと思います。


 統一した契約書の作成をしなさいと、4社に対して大体統一した契約を締結しなさいよということを言うとるわけですね。それも実行されているのか、していないのか。そこまでする必要がないと言われるのか、その辺をお聞きいたします。


 それから、補助金交付4社の対し、運行状況等、詳細報告を出してもらうようにしなさいよということを申し出ております。運行状況等を詳細なものを出してもらうようにせいよと。その裏返しは、今までこういうことがあったんやさかい、そういうものを出してもらって、よく調査しなさいよという意味だと私は解釈いたしております。


 4つ目でありますけれども、毎日、毎月のチェック機能を密にし。毎日、毎月のチェック機能を密にしとしてあるんですね。公務に専念願いたいと、公務に専念願いたいと、このように議会の方から申し入れしておるわけですけれども、そういうことをやっておられるのかどうか。


 なぜこのような質問を申し上げるかと言えば、議会から言うていく問題についてもなかなか実行してくれへんでということを今までちょこちょこ聞いてきておりますので、申し入れした事項について、どの程度実行されているのか。いや、いや、申し入れられておるんだけれども、そこまでやる必要というか、そこまでは実行していないんだというような答弁になろうかと思いますが、ひとつよろしくお願いいたします。


 そして、嫌な言葉かもわかりませんですけれども、これは言いかえれば、裏返せば、こういったことをする業者がおるんやから、気をつけなさいよということを、議会から町当局に申し上げているということに、真剣に取り組んでいただきたいとこのように思いますので、今申し上げましたことについて、まず環状道路の建設問題を先に御答弁いただいて、次の質問に移っていただくというような運びでお取り扱い願いますよう、よろしくお願いいたします。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 高野山環状道路についてでございます。これにつきましては、県の取り組み等、先ほど7番議員さんからの質問の中でも答弁させていただいたように、県として、この高野山に来る道路の取り扱いというのは、県として内部骨格道路X軸ネットワークというものの一つの考え方があります。このX軸と言いますのは、橋本、龍神、田辺という位置づけでございます。そしてもう一つは、和歌山市、龍神、本宮、新宮という形で、この道をX軸に例えております。


 高野山に一番該当するのが、橋本、龍神、田辺市ということのX軸構想になってくるかなということで、これにつきましては県の方もいろいろと努力していただきまして、いろいろ国道480号につきましては、事業化をしていただいているところです。


 この高野町から持ち出した話なのかということでございますが、このことにつきましては、もう30年ぐらい、私が入った当時も少し話題にものってましたし、つい最近では有料道路化というふうなことで、問題になってるというところを認識しております。


 県土の方からは、こういうX軸構想があるので、高野町に対してどのようなお考えですかということの中で、先般、懇談会ですね、意見交換会を実施させていただいたということです。御案内のとおり、町長、副町長、議長、それから本山の財務部長、商工会長、それと担当者2名が県庁へ行きまして、いろいろと県土整備部長を初め、道路に関係する関係の方といろいろ県の考え方、また町の方針等をいろいろと意見交換したということで、県側から指導されたかというようなものではないということで、御認識いただきたいと思います。


 本来、その30年ぐらい前から上がっていることに対して、高野町は今何をすべきかというようなところに来ているのかなというところも県の道路構想の中では出てきてます。


 議員御承知のとおり、大門から伽藍、また伽藍から一の橋前につきましては、国の史跡の認定も受けているところを高野町が道路として利用してきたと。これについては経済の発展等、いろいろ町が発展するために必要なものだったかもわかりませんけど、今後のこの町の中、20回ぐらい渋滞をする、また騒音の苦情がある、歩く人からも危険な道だというような御指摘を受けてる中で、道路のあり方というのを考える必要があるんではないかなというふうに思ってます。


 まだ県とは、今後県の職員、町の職員、また関係者といろいろと協議をして、協議する場を設けましょうということで県の方から提案されてますので、いろいろと議員の皆様の御意見もいただきながら、どのような進め方がいいのかと。どのような道路がいいのかというふうなことを決めていきたいなというふうに思っております。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) ちょっとちまたというんですか、町の中で聞く話とはちょっと違うんですけども、実際問題としてもう具体化というんですか、何か基本計画的なものはできてるんですか。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 県も以前、有料道路をするときの簡単な概略図というのは持ってますが、今現在、何も着手してません。まだ、構想の段階というか、高野町、また住民、また商工会の関係の方がどのような考えを持って進めていくかというふうなことも踏まえて検討するということですので、まだ調査にも入ってないというのが現状です。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) まだ調査にも入ってないような段階ということなんですけれども、構想的にはどういうことになるんですか。ただ鉢巻きするような形に道路をつくるということなのか。その道路のどこからか山内に入ってくるというふうなものの考え方なのか。


 環状道路ができることによって、山内に車が制限されていくような格好になるんかな、そんなようなことまで決まってないのかどうかわかりませんですけれども、この60億の80億という数字を聞いておるんですけども、附帯工事を入れると100億ほどになるな、これは100億つくるなら高野近辺だけじゃなくて、やっぱり今ありましたX軸構想ですか。橋本、龍神、田辺、この線を結ぶ道路の改修費に当たっていくのかな。その辺がよくわからんのですけど、もうちょっと町で話をされてることに対して、知らんのやという答弁をしとるわけですけれども。


 我々として1200年続いた高野山で、そのうちで我々100年に近い間高野山を守り、そして先へ伝承していくという責任を持って、大げさには地球上に存在しとるわけですけれども、そういうようにものを考えますと、将来に間違いを残してはいけないと、このように私は考えております。


 私はこの何十年間とそういう気持ちで高野山を守っていかなければならないと自負して、自分を自分で満足していくような生き方をしてきましたですけれども、そういう面から考えて、この道の建設等につきましては、どういう形になってきて、高野山にどれだけの経済効果というんですか、将来高野山の町がようなっていくんかということを真剣に思うわけなんですね。


 ですから、高野山からどういうものができるかわかりませんですけれども、ここへまたたくさんの町財政が流れるようなことがあれば、ますます減っていくであろう高野町民の方に負担がかかってくるのではないかと、そういうようなこともいろいろ心配してのこの問題についての質問であります。


 この会合に出席されました町長さんもおいでるんで、全体像というのを一遍お尋ねしたいと思います。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 御答弁申し上げますが、7番議員が同じような趣旨のことを聞いていただきましたので、この循環道路のことだけ、駐車場のことだけということで議論をしますと、非常に私は将来に禍根を残すことになるんではないかなと。物事というのはつくり上げていくときに、もしくは変化がそれに伴うときに、当然ストレスもありますし、利害関係もございます。それを調整しながら、それはどうやって調整するのかとか。時間経過の中で調節できるものもあるでしょう。もしくはつくり上げるときに、ある程度補償するということで、解決できるものもあるでしょう。そういうことを全部考え合わせてる、これは国も、県も、我々市町村も、そして本山、商工会、さまざまな団体の方々の意見を聴取し、つくり上げると。


 ただし、計画を立てて、いつかの時点から構築を始めないと、永遠に始まらないわけであります。816年に嵯峨天皇をここにいただいて、817年から建設が始まったのと同じようにやっていかなければいけないんだろうということでございます。


 道路の体系については、この悩ましい問題もございますけれども、一言でこういう形だというのは、私は非常に表現しにくいと思うんですね。というのは、非常に多岐にわたっております。歩行者もいます。公共交通機関もあります。乗用車もあります。物流にかかわっている車もあります。さまざまな車が私たちが目にするだけでもさまざまな社会構成の中でありますので、それを踏まえた上で、ピントを絞ってやっていくと。


 この循環道路については、環状道路について、昔は循環道路と呼んでおったり、あるときはバイパスという表現をされたりしておるわけでございますが、ここは街道沿いの町ではありません。目的地でありますので、これは県土整備部長の言葉ですが、ヨーロッパ的な街道沿いを整備するような道路建築という、日本はそれを模倣して戦後やってきたわけですけども、少しそれで間違いがあったところも、うまくいったところもあるので、高野は高野の。県としては先ほど課長が説明しましたX軸というものを踏まえた上で、県全体が、もしくはその地域が発展することを考えてやっていただいてるわけですけれども、私たちはもっとピントを絞って、県土全部も大事ですけど、国の全部も大事ですけども、私はこの高野町というところがどうなっていくのかということにピントを合わせてやっております。


 それで、先ほど午前中も質問ありましたが、平成27年、これくしくも国体の年と、それから開創1200年が同じ年にあるわけでございます。非常にタイミング的にはいいと思いますし、私はそれに乗じて集中投資をしていただくのはいい機会ではないかなというふうに思っております。


 その上で、一つの共通認識、さまざまな職種、さまざまななりわいを持った方で、いろいろ考え方が違うと思いますけれども、一つだけ共通してる、おおむね9割ぐらいの人が共通していることというのがあります。このままではだめだと。このままではだめだというふうに何となく思っておられる方が多いです、お話ししますと。しかし、それの解決方法、対症療法的なことに着目をされる方もいらっしゃいます。非常に長期的な、想像を絶するような長いスパンで考えられる方もいらっしゃいます。私たち行政というのは、そこをバランスをとって、今年から始めること、10年後に実現すること、そして私たちがいなくなった50年、100年後のことを想定することというのをきちっと分けて御説明をしなきゃいけない。


 ですから、本会議である程度のことは申し上げられると思うんですけれども、私の思いだけをここにしゃべっても、課長が把握しておる現実だけお話ししても、同じテーブルの上に過去、現在、未来、できること、できないこと、すぐやることも、将来やることも全部ぶっちゃけてしまうことになりますので、御一緒に、町民の私たちも1人として積み上げていって、その都度、組織の県は県、町は町、議会は議会、商工会は商工会、地権者である本山は本山ということで、意見を出していくのが正しい姿ではないかなと思っております。


 このままでは、おっしゃるように100年近く間守ってこられた?山議員の思いが途絶えてしまってはいけないので、きちっとお話をして、そしておくれることなく、遅滞なく、事業に取り組んでいきたい。不必要なものはしない。必要なものは早急に導入していくというそういう考え方でございます。どうぞ御理解をいただきたいと思います。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) 了解するところであります。今、この問題が、こういう状態が浮上してきてるんですね。これがまた時間がたてば話がなくなってしまうというようなことにならないんかなと。もうちょっと現実的な問題として、この辺まで考えておられるんだと、全体構想いうんですか、できておらないのかなというような、そんなふうに思います。高野町はどうなるか。その道路を計画することによって高野町がどないなるかということが、今のところちょっと見えておりませんので、そういうことがちょっと気になるところであります。


 このままでは高野町はだめだ。そういうことになるんでしょうかね。この計画が完成した後もだめだということのないように、やっぱりこの計画を進めている中でよく話し合って、いい方向を目指していくということにしなければ、将来に負を残すようなことにならないのかというその心配をしてのことでありますんで、機会あるごとに話を出していただいて、説明をしていただき、また議論のできるような機会を持っていただけるようなお考えをお願いしておきたいと思います。


 全くX軸構想というのが、今橋本、龍神、田辺、このエリアで説明されておりましたんですけれども、高野山の町、こういうような考えになってるというとこまでもまだ決まってないでしょうか。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 御答弁申し上げます。物理的に南北を結ぶわけですから、どこかに現在の道路を代替するようなものも必要でしょうし、しかしそれによって失われるものを最大限守らなければいけないということもありましょうし、道路だけの問題ではないというふうに私は答弁を申し上げているのはそういうことなんですね。


 道路だけに着目をしていくと、そういう御質問に恐らくなろうかと思いまして、現実には事業としてそれを、トンネルを掘ったり、橋をかけたりつくらなきゃいけないわけですから、しかしながら、これは先ほど課長の答弁に出てきましたが、つい数年前に有料道路構想で書かれた図面もございます。それで、北部も一部女人堂の道を使って迂回できないかとか、鶯谷の方へ回せないかとかいろんなプランはございます。しかし、その財政的な問題、それから文化的な景観を守っていかないかんという文化財の問題もいろいろありますから、現実可能なものを選択していかなきゃいけないと。


 それと、一番御心配のいろんな立場で、道路をつくることによって、もちろん物流も変わりますし、人も動きも変わりますから、午前中に申し上げたように、生活動線、観光動線、それをバランスしていけるような方法。道路が1本できたら、先ほど御指摘あった山内に入ってくる道がいいのか、それとも駐車場を拡幅するのがいいのか、駐車場も大きなものを一つつくる方がいいのか。小さいものを部分的につくるのがいいのかと。これは道が決まってまいりますと、だんだん土地の処分の問題も出てまいりますし、それからいわゆるルートによって、距離の問題も出てまいりますでしょうし。


 ここを、ですから道の問題だけではなくて、ここで住む方、それから訪れる方が、いかにここのことをわかっていただけるような、わかりやすい表現ができるようにするのかということもあわせて話をしていかないといけないので。


 道路については道路の専門家がその図面を書いて、測量すれば、それは物理的には比較的簡単にできるものだと思いますが、それよりも大事なのは、私が申し上げるように、全体的、将来的なことを話し合いながら、その道を生かしていく、新しい事業を生かしていくという気持ちにみんながならないとよくないんではないかなというふうに思いますので、こういう答弁になっております。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) この問題につきましては、理解しておきます。


 町長におかれましては、現在、高野町を改革していくうちのトップにおられます。金剛峯寺におきましても、高野山というものについては、改革していくのには相談なくしてできる組織ではないということは理解しておられると思います。


 私、やっぱり一番心配するということより、これはどうなっていくんかなと思うのが、金剛峯寺一円境内が変わっていくような状況が起こりはせえへんかなと、頭の中でこんなことにならへんのかなということを考えてみるわけですけれども、金剛峯寺一円境内が変わることが、本山自身がもうかめへんのやというような、今ものの考え方なのかなというようなことを思っております。


 私の30年来の認識から言いますと、金剛峯寺一円境内というのは、このまま持ち続ける場所として、財務省との間で約束があるんだということがありましたんで、今から1年ほど前に財務局の方へ問い合わせしたんですけれども、もう現行法ですわというようなことで、そういう約束があったような話は一切しておりませんでした。


 しかしながら、その30年代先輩から聞いた話におきましては、やはり高野山は払い下げの時点から、こういう状態を保っていくということの約束の中で来ておるので、境内において、違った目的以外の建設物をすれば、知事に許可をとらなければならないんだけども、許可は出ない。許可が出るということは、それを地目変更して許可をもらう、そういうような形だということを認識してきております。


 しかし、現状は現行法に当てはまるということで、もうそんなことはもうかめへんのやというように私解釈したんですけれども、そういう中にあって、本山自身が、もうやっぱり高野山のこの金剛峯寺境内が変わっていくことは、もうしゃあないんやというような考えがあるんでしょうかなというようなことを心配しております。


 そういう面におきまして、この道路問題につきましても、本山、これから山内の機関の関係者と協議していく中で、そういうことも頭の隅に入れておいていただきまして、協議を進めていただきたいとこういうことを申し入れしておきまして、道路問題につきましては、終わらせていただきます。


 次に、高野町の補助事業の件につきましてですけれども、清福の50号の質問に出ておりました有田鉄道190万円というのは、前に御報告か何か知らされて、私記憶しているのは190万円。そしてこの間の清福の50号では、236万5,000円という数字が出ておりますんですけれども、現状変更されておられるんでしょうか。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 御質問いただきました有田鉄道の件でございますが、現在、4路線について補助事業を行っておりますが、それぞれ補助金の計算方法が違います。有田鉄道につきましては、降車人員等を加味した精算方法をとっておりますので、降車人員が少なかったということで、そのルールに従って補助金を出しております。


○8番(?山文雄) 減った。


○企画課長(佐古典英) 減ったということです。


○8番(?山文雄) 補助はふえとるで。


○企画課長(佐古典英) 乗車人員が減ってくるということは収入が減ってくるということで、それの補てん分という形のルールをとっております。


○8番(?山文雄) 補助金を。


○企画課長(佐古典英) そうです。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) 今の答弁では、乗車人員が減ってくる。収入が下がる。それで補助金を出すと、補助金をあげるという方向で改革したということのようであります。ここのところをよく認識しておいていただきたいと思います。


 それでは、次の質問がまだされとるんですよ。今回の当初予算に、2年前から問題になっている高野山タクシーに対し、前年度と同額の補助金を計上するのはいかがかという質問に対しまして、40万円を減額したという答弁になっておるんですけれども、この減額の理由は何ですか。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 減額の理由でございますが、両者話し合いということでございます。これにつきましては、平成19年12月4日付で、議会より総務文教委員会報告という形で、議長から報告いただいております中において、補助金業者との見直しという項目もありました。それで町の経済状況等を説明し、両者の話し合いのもとで、540万から40万減額で500万で話し合いをしたということでございます。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) そうしますと、事業に変更があって減らしたというわけでなくて、ペナルティーと考えてよろしいんですね。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) ペナルティーという感覚は持ってございません。あくまでも両者話し合いのもとで、町の経済情勢を話して、話し合いのもとで40万の減額ということでございます。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) そういう答弁を繰り返してくるから妙な問題が後々に残るんでありまして、今言われたとおり、有田鉄道においては、乗車人員が減ってきて、収入が減ってきた。だから補助金を差し上げておるんだと、この意味は私も理解できます。


 しかし、高野山タクシーにおきましては、19年度の上半期、下半期の合計をしますと、57万5,000円赤字になっておるんですよ。この会社は、利益を強要された会社なんですか。57万5,000円。ここに開示した書類がありますけれども、こういうものをもしか陸運局の方へ出されているんか、届いているとしたら、これはやっぱり問題になるんじゃないですか。有鉄にはマイナスになった部分を補てんした。なぜ高野山タクシーにはこれだけの赤字を出しているのに、その調整をしないんですか。その辺が理解にちょっと苦しむところですけれども、答弁願います。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 4路線、4業者といろいろ補助金についての話し合いをする中におきまして、有田鉄道についてはどの方式を使う、この業者についてはどのような方式を使うという一定のルールで今まで来ておったようです。


 それで、有田鉄道につきましては、最終に降車人員の人数によって調整するという方式でございますし、また高野山タクシーにつきましては、定額を当初に話し合いをして金額を決めていくという、そういうふうな4路線とも定額方式をとっておらないという、そういうルールでございます。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) またこの後関連して出てきますけれども、それぞれのルールによって出しているんだということでありますけれども、このルールを統一しなさいということが議会の方から申し入れておりますんで、その項目でまたお尋ねしたいと思います。


 それでもう1点お尋ねしますけれども、上半期で270万円の申告が出ておるんですよ。そして、その申告に対して確定しているわけですね。270万円をお渡しします。そして事業を始めとるんです。そして、上半期の決算のときに確定額として249万円しか支払ってないというのは、どういうことなんですか。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 平成19年度の補助金の分と思います。これにつきまして、当初、19年度の上半期で270万の額の決定をしておりましたが、18年度、19年の2月だったと思いますが、白ナンバー運行が発覚しまして、それの相当額として21万円の返金を町の方から求めて、その分で上半期の補助金、270万から21万を差し引いた249万を額の決定とした処理でございます。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) そうであるならば、18年度の問題については18年度で整理しておかなければ、19年度へそれを持ってきて上げたら、結局、年間、実際その赤字を出したのが36万5,000円なのに、この実績報告書では57万5,000円が赤字になったというように言うとるわけですね。そして、ここに交付規定いうんか、交付規定と違うて、これは契約書の中にあるんですけれども、補助金が余ったら、余剰金と書いてありますが、補助金が余ったら直ちに返還しなさいよと言うとるんですよ。にもかかわらずマイナスになったら補てんしてあげましょうということは書いてないんですね。有田鉄道のこの今の説明とは非常に矛盾しとるように思いますが、その点いかがですか。


○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。


○企画課長(佐古典英) 先ほど申し上げましたが、有田鉄道につきましては、一つの基準、国の精算方法を使っておるということで、定額方式ではございません。当初に幾らで年間契約しますという方式じゃなしに、乗車人員が多ければ補助金も減ってくる、少なければという一つの国の基準のルールの補助金を採用しておりますので、そのようなことになってきております。


 それで、19年度の補助金から21万差し引いたという件でございますが、既に18年度につきましては決算も終わっておりましたので、発覚したのが6月ということでございましたので、19年度分の補助金から差し引いたということです。


○議長(東久保秀人) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) そういった会計操作が正しいのかどうか。これ高野山タクシー側から言えば、ここに赤字申告になっている。普通の赤字よりも、それにプラスした赤字を計上して、これ知らん人が見たらほんまにしますよ、これ。この内容がわからん人が見たら。36万5,000円で赤字済んどるものが、57万5,000円も高野町へ負担してくれとんかと。これは営利会社なんですよ。こういう営利会社がこういうような決算していいのかどうか。こういうことを町が本当に協議もしてやらずに、認めていいものかどうか。いろいろ考えてみれば、矛盾が多過ぎるわけです。


 そういうことで、今説明いただきましたとおり、有田鉄道の補助金の交付等につきましての条件というのは、今初めて国方式というようなことを聞かせていただいたんですけれども、今まで私は認識していなかったこと。補助金というものは、あげたものだと、そういうような答弁があったんで、そういう認識をしてるわけですね。補助金というのはその事業に対してお渡しして、もうあげたものんやから、あげていったままのもんやというような解釈をしておりましたですけれども、そういうようなものではないだろうということで、今まで何回か質問をしてきていたわけであります。


 宿題といたしまして、こういう会計操作が正しいのかどうかということを、一遍よくお調べいただいて、後日で結構ですので、答弁をいただきたいとこのように思います。そうしてやらんと、19年度の会社の赤字がこれだけ違ってくるということになります。この書類を見ただけでは、ほんまに今回も赤字になってかわいそうだなと。あるいは申請が来た270万円出しますと言うとるのに、確定では249万しかない。その理由はここには出ておりません。そういうふうな会計方法はおかしいとこのように思いますので、この件につきましては、また後日で結構ですので、御検討いただいた中で回答をいただきたい、このように思っております。40万円減額したという問題につきましても、若干不信が残りますけれども、答弁いただきましたんで、そのようにまず了解しておきたいと思います。


 次に、高野町の補助金交付規則について、これを一旦お伺いしておきたいと思います。


 そういうことで、高野町の補助金交付規則について、若干お尋ねしたかったんですけれども、これについて、第3条、第6条の4、第10条、それに13条、21条等に私は違反していると思います。


 先日、課長の方に申し入れしておいたんですけれども、これには違反していないという回答を出されました。時間がないので残念ですけれども、1条、1条読み上げまして、その理解を、理解というんですか、説明をいただきたいとこのように思っておったんですけれども、時間がないようですので、一つだけ申し上げておきます。


 この立入検査等という21条があります。町長は補助金にかかる予算の執行の徹底を期するため、必要があるときは補助事業者に対して報告を求めることができる。答弁ですね。これは今までやってきとったことです。または、職員にその事務所等に立ち入り、帳簿、書類、その他の物件を検査させることができると。もしくは関係者に質問し、話を聞くことができるという内容になっておるんです。以前はこういうことはできませんということでありました。


 やっぱりこの前にも申し上げたんですけれども、我々質問させていただくその間が3カ月あります。その間につきまして、やっぱりいろいろ情報が入ってくる。ああ、不信やなと思うことについて調べてみる。そしたら答弁が違っていたら、またその質問せんなんということの繰り返しになりますんで、答弁側におきましても、その点を慎重に答弁していただきたい。今後のためにもそのようにしていただきたいと思います。我々も反省せんなん点はあると思いますので、それについては十分反省してまいりたいと思います。


 時間がありませんので、この今申し上げました条項につきましては、もう一度認識していただいて、やっぱり違反行為があったんか、なかったのかということを御連絡いただきたいと、このように思います。


 以上をもちまして、残念ながら時間がありませんので、質問を終了させていただきたいと思います。


 ありがとうございました。


○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) そしたら、質問をさせていただきます。


 2点質問という形で載せさせていただいてるんですけども、今8番議員さんの方から、高野山環状道路についての質問がございました。この件に関しましては、また次席で質問をさせていただきたいと思います。


 そしたら、ここで町営住宅建設についてということで、箇条的に質問をさせていただきたいと思いますので、御答弁のほどよろしくお願いいたします。


 町営住宅、1戸建ての住宅ということなんですけれども、地元建築ということで、この住宅の材料に関しましては地元の木材を使った木造建築ということで、町長がこの間、所信表明のときに述べておったわけなんですけども、建築の予定の時期、完成時期に関してはいつごろになるのか。


 2点目は、建築様式は一定のものなのか。


 3点目、地元産の木材と言うが、どこまで地元産という見解で、また見きわめはどのようにするのか。入居見込みはどのようになっておるのか。


 それと、家賃に関しましては、住宅ですので、収入によって家賃が変わってくると思うんですけれども、どのような体系になるのかお聞きをしたいと思います。


 それと、非常に町民の流出が多く、流出をとめるため、また他の地域から受け入れるために、この住宅建設以外に高野町内の他の地域から受け入れるという形で、他の地区での町営住宅の建設、また並びに宅地の造成等の計画予定があれば、御答弁を願いたいと思います。


 以上、よろしくお願いいたします。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 御質問のありました、町営住宅の建設工事でございます。この工事は、古い建物、昭和30年代に建てたものを建てかえるということで、今現在進めておりまして、今回計画してます鶯谷団地3期工事につきましては、それの最終年度、とりあえず予定したものの最終年度となってます。今まではRC構造ということで、鉄筋コンクリート造のものでしてきましたが、やはり地域に合った建物が必要ではないかということもありまして、木造を主体につくるということで、今現在進めております。


 建設時期につきましては、本年度、景観に配慮した木造住宅15戸の建設を予定しております。まだ今現在、発注ができておりませんが、一応年度内の完成ということで、今は予定をしております。若干、木造建築ということでいろいろな調整がちょっとおくれているということで、発注に至っておりません。議会物件になりますので、9月の議会には上程したいというふうに思っております。


 様式ですが、木造ということで、先ほど1戸住宅というお話でしたが、1戸住宅でございません。4戸1の8つ、それから2戸1の2つ、3戸1というような形で、1棟ずつに分かれてません。できるだけ経費を削減するということで、2棟のところであったり、2棟の2階建てであったりというふうに、その地域にマッチしたような形で、今予定しております。


 その中で、あとは家賃でございますが、議員御承知のとおり、この公営住宅法というものがありまして、低所得者を基準にしてこの住宅に住んでいただくという方式の中で、家賃が決まっております。それは入居者の年収に応じていろいろと段階がありまして、それに応じていくということで、個別の事案になりますので、後ほど来ていただいて、家賃等については幾らぐらいになるよということはちょっと見ていただければと思います。


 国が決めた家賃を基準にして、高野町の地域情勢、それとか建物の年数であるとか、いろんなものを加味しまして家賃を決めていくということですので、国が決めた家賃よりは安い家賃となってます。ただ、高額所得者が入居されて、その都度継続されていく場合には、その高額所得者につきましては、それに見合った応分をいただくということで、現在の家賃よりも高くなるということがあります。


 それと、規制緩和等によりまして、建てかえた住宅については5年間、段階的に金額を上げていきますよというようなことになってます。例えば、一番1カ月10万4,000円以下の人ですと、2DKで2万7,900円という具合に、22年度完成する住宅で予想された場合、そのような金額になるということです。それで、3LDKになった場合は、3万5,300円という具合になってます。高額所得者につきましては、近傍のマンションの値段であるとか、そういうものを加味して料金を設定しているということです。


 国が公営住宅法と法律でいきますので、例えば東京に建てる公営住宅、また高野町みたいな過疎に建てる公営住宅と条件が一緒なんです。金額の中で地域特性があって、0.7掛けとかいうようなことで、その金額を下げることが可能なんですけど、国の法律でこういう公営住宅を建てますと、こういう制限が出てきますので、先ほど議員からも紹介ありましたように、ほかのところに住宅を建てるということになると、こういう公営住宅法を適用したものではなくて、例えば基金を活用した町営住宅を建てるとか、いろんな形で考えていかないと、入る人も制限しなければいけません。そういうことがありますので、他のところに建てる住宅についてはいろいろと検討していきたいなと。


 ほかの方では、いろいろと今ワンルームマンションが空き家になっているところが多いとかというところもありますので、そういうところの持ち主とお話させていただいて、2戸1に改造して貸していただけるようなことはできないかとか、いろいろ調整はしてますけども、今建てたものの借金が残っているとかといういろんな事情で、なかなか改造していただくことが今できておりません。


 例えば、方策としてはそういうものを町が買い取って、住宅として出す方法もあろうかなと、いろいろ空き家を活用する方法もあろうかなというふうに思ってます。ただ、いろんな枠組みがありますので、そういうのを活用して、今後、住んでいただける方に合ったような住宅ができればというふうに今現在は考えております。


 他町村の現状ですか。いろいろと視察等に行きまして、いろいろしたときに、こういう先ほど言いましたように、公営住宅法の適用外の住宅を建てて促進住宅にするということがいろいろやられてますので、そういう方面も一応検討しているというところでございます。


 入居見込みは、今現在15戸、簡易耐火紫雲団地、それと古い住宅で住まれている方が、そちらに転居するということで、新しい人の住宅を建ててるわけではございません。


 建設時期、様式、入居見込み、家賃等、他地域での公営住宅建設予定ということですが。


 地元産でございます。これはやっぱり高野町の町内の材木を使っていただくということで、本山もいろいろと今考えていただいておりますが、すべて高野町の、この町内の木で賄うというのはちょっと不可能かと思います。県産材ということで、県の中でできた木、例えば県が補助しているような形のもので今現在行くということで進めてます。


○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 9月議会に、設計図等できてお示しくださると思うんですけども、全体を通しての入札になるわけなんですけど、さっき1戸建てという形で今年、私の方は認識しとったわけなんですけども、4棟2戸でしたかね、何棟かに分かれて3棟、4棟ぐらいですか。4棟に分かれてという形で、全体の入札になるわけなんですか。


 地元産の木材という形で、町長、この間お話をしとったわけなんですけど、実際、個別に地元産の木を搬出してという、木材価格の低下で、実際搬出しとるような事業体が本当に少なくなってきました。今、課長の方から金剛峯寺の山林部というお話があったわけなんですけど、常時搬出しとるような事業体は、もう山林部か森林管理署ぐらいになってきてますんで、その辺のところでまた相談していかなければならない事業体もあろうかと思いますんで、地元産ということであれば、その辺の事業体とお話をしていただきたいと思います。


 そしたら、この入札に関しましてよろしく。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 一応、地元材ということで、使いたいという方向でしてきたんですが、やはり木材を使うということになると、発注する前に木材を切って、乾燥させてということがネックになります。そやから、家を建てる場合に、前もってやっぱり木材を切っているところと調整をしなければいけないというところが少し出てきておりまして、町内の木を使うということは、一応本山さんからの御提案もありまして、できるだけそういう木を使っていただきたいという方向もあって、そういう具合の答弁になっております。


 ただ、実際のところ、いろいろ製材さん等を調査をして、いろいろそういうこの町内から出た木がどれぐらいのストックがあるかとかいうところについては、今まだちょっと把握はしておりません。できるだけ町内の木を使い、また県産材を使うということで今進めております。


 入札日は9月を予定してます。それまでに設計図はそれ以前に出てきます。そういうことで、いろいろと確認申請等もクリアしながらという形になります。


 一応、その区域を割ってます。同じ2LDK、3LDKと同じ形になりますので、一応一体的に1本で入札するという方向で決めてます。


○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 今、課長の答弁で、木材関係に関しては内容的にプレカットになろうと思います。プレカットになった場合に、3棟でしたか4棟でしたか、かなり素人でもできるような工法になろうかと思うんですけども、住宅はかなり地元の業者さんが参入できないで、大手が参入というような今までの住宅建設を見とるとそのような状況になっておろうと思うんですけども、今回の場合は地元がもちろん個々に入札をしていくんであれば地元も入っていけると思いますんで、その辺のとこは、課長どのようにお考えですか。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 一応、木造住宅という建前で、原則というか、考え方は高野町の業者さんを優先して、選定委員会の方に挙げたいなというふうに思ってます。ただ、選定委員会というのがありますので、この事業に対してどのような業者さんが選定されるかということは、ちょっとまだ決まってませんが、そういうところには入札指名願が出てる業者さんにつきましては活用していきたいというふうに思っております。


 それと、例えば個々に出したらどうかというお話もあります。発注するときにやっぱり全体で諸経費等を見込んで設計をしますので、多分個別になったときにはやはり諸経費の分が割高になるというところもありますので、そこらは一度、個別に出せる部分もあるかというようなことはちょっと検討したいというふうに思います。


○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 家賃の方のお話になるんですけども、収入によって家賃体系が変わってくると。高収入の人ももちろんあるわけですわね。その人は、かなり高額な家賃を納めなくてはならないと。そういう方が住宅を購入すると仮定した場合に比べると家賃の方が高いと、購入費用の方が、ローンを組めば安いというような形もあらわれようかと思うんですわ。住宅に入居予定の人が、希望として購入をしたいんだと、そのような話を、朝、ある人にもお話を聞いたわけなんですけども、再度課長の方から答弁をいただきたいんですけども。そのような場合、課長、どのような対応をしていきますか。


○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。


○環境整備課長(今井俊彦) 一応、今低所得者用住宅ということで、今住宅法の中で決まってます。高額所得者は当然自分でそういう基準を払って、たくさんのお金を払っている人については、公営住宅に住まなくても生活的には自分で1戸建てを持ってというふうなところでいけるという判断のもとの法律であります。


 今回、建てかえるところに当たっては、入居していただく人については、高額所得者であっても、5年の段階によって金額を上げさせていただくという条件のもとで、今新しくできたところに転居していただくというような方向になります。


 公営住宅から出て、他の市町村で住まれるということになりますと、人口の流出等にもつながります。ですので、先ほど言いましたように、何らかのそういう国の補助金をいただかなくても住宅が建てれるような方策を考えることが重要かなと思っております。まだ、今実際どのようなものができるかということはないですが、その姿については少し検討はしたいなというふうに思います。


○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 先ほど、前でも発言させてもらったわけなんですけども、非常に働き盛りの人で流出人口が非常に多いと。最近もかなりの人が流出して、紀ノ川筋、橋本近辺で宅地を購入して住宅を建てておると。そのような人のため、先ほどこの地域以外に町営住宅及び宅地の建設予定がないかと言うたのは、その辺の絡みがあって質問をさせてもらったわけです。高野一円境内ということで、土地が権利が自分のものにならないと。山間部に関しましては、宅地自体も自分の資産となるような地域がかなりあるわけですわね。具体名を出しますと、2年前にトンネルが開通して交通体系もかなり変わってきて、非常に交通の幹線道路わきなんですけども。町長、副町長、あの辺の地域は宅地造成、また町営住宅を含んでどのように思われますか。


○議長(東久保秀人) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 5番議員の御質問に少し政策的な問題が絡んできますので、お答えをさせていただきたいとこういうふうに思ってます。


 今ここで生活する方の意向というのはいろんな形があるというふうにまず前提として持っておりまして、やはり自分の土地を持って、自分のうちを持ちたいという基本的な考え方もあろうかというふうに思ってます。


 新しいこのごろの動きとしますと、自分の居住地はありながら、もう一つ居住地がある。2居住をして、そこに新しい場所として、自分の考えている理念が実現できる場所であったらそこに住みたいという方も、昔の別荘とは変わって、きちっと居住場所にしたいという方がいらっしゃるということもあると思っております。


 そのときに、町としてここに既存にお住みの方も含めて、どういうふうな住宅政策をやっていくかということが本質的にないと、あまりここで詳しいことは言ってはいけないことだというふうに思ってますが、町営住宅そのものをつくるという点については、当面細川にある町営住宅をもっと活用したいというふうに思ってます。


 それから、もう1点、既存の空き家等につきまして、なるべく活用できるような形でもって御協力をいただいて、皆様のお住まいの近くでも空き家がございましたら、当町の企画課の方に教えていただきながら、よく普通の町で言われてます空き家バンクみたいなものをつくっていかないと、現実に、現在公募いただいております、ふるさと支援員の居住場所にさえ苦慮しておりますので、そういう点は広く必要だと思ってます。


 一番のお話の核心にかかわる宅地の造成という問題があるかというふうに思ってます。これは今後そういうような需要というものがあるということになれば、ここの高野町の中の住宅というものに対するプランがないと、あるからすぐすっと行くというのはやっぱり危険だというふうに思いますので、住宅問題について、それからここの町に住んでいる若い方の居住がどこに求めているかということも含めて、その問題は今後検討しながら、町民の方に住宅用地をどう提供するかという点で御検討させていただけたらありがたいと、こんなふうに思って今お聞きした次第でございます。よろしくどうぞお願いします。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 私の承知しております考え方をちょっと申し上げたいと思うんですが、今副町長が答弁いたしましたように、2地域居住というのが、2つの地域で居住するというのも一定の帰りがあるわけです。それと逆にまた都市回帰という方向性も出てまいりまして、逆に言うと、河内長野や橋本に住んでいる人が大阪市内とか堺市内に住んでいくという状況もあります。


 そういうものを踏まえながら、これは昨年でございますけれども、県が県内に高級別荘地をつくりたいということで、それで単なる別荘地じゃなくて、2地域居住を、要するに月のうち10日ぐらい来たり、月のうち2週間ぐらい来たりということを想定して、本町では私どもが推薦をしたのが富貴の地域と、それから花坂から新城にかけてかつらぎのあのあたり、川の向こう側ですね。あまり宅地造成をせずに、今のまま少し区切りの橋をかけたりして、そういうふうにするのはどうだろう。200世帯、200世帯ぐらいの人が入れるようにしたらどうだろうということは提案をしております。


 ですから、それについては県とか公共宅地開発ができないし、した例ではちょっと失敗例が多いもんですから、プロパー、業者さんに採算性を見込んでやっていただくというような形になろうと思うんですけども、そういうアイデアが県、もしくは私の頭の中にはあるわけですけれども。


 ただ、今副町長も少し触れましたが、ここから出ていく人がどういう地域に住みたいかということを考えると、そこへ宅地造成をしても、そこに2,000万、3,000万のお金をかけて家を建ててくれるとは少し考えにくい。そうなるとJターン、Iターンの方、もしくはターンでなくても、今申し上げたような2地域で、その比率が半分半分かもしれませんし、多い方がいいわけですけども、そういうふうに住んでいただければなということを思っております。


 京奈和自動車道ができ、480号のバイパスがきちっとできると、さほど都市部との距離もないようになってまいります。そうすると、そういう利用をしていただいて、今ごろはホタルを見ながら、秋は紅葉を見ながら、春は野の花を楽しみながらというような生活をしていただける方の人口が、500人、600人というふうにふえて、経済活動が起これば、小売りなんかもそこにちょっと出店を出してみたり、支店を出してみたり、営業に行ったりということで、こちらに住む経済的基盤ができるんではないかなという、少し夢物語はありますけれども、そういうことは考えておりまして、実際に県に提案して、現地調査に入っていただいたこともございます。


○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) この宅地の、先ほど言わさせていただいた場所なんですけども、一遍に10軒建つ、20軒建つような話はちょっと無理だと思うんですよ。最初の段階として2棟、3棟とか、そのような宅地造成になってこようと思うんですけども、町長、その辺のとこも、もちろん今までお考えいただいて、県の方にも要望も出していただいているというお話を聞いたわけなんですけども、具体的に進めていただきたいと思います。


 循環道路について、先ほど8番議員さんの質問されとる中で、全体像を見てというような形で、道だけではない、もちろん商体系も変わってくるだろうし、住宅関連ももちろん絡んでくると思うんで、全体的な話だと思います、道関係に関しましてもね。


 その住宅に関しましては、この辺で終わらさせていただきまして、そしたら、環状道路についてということで、先ほども8番議員さんが質問をした中で、町長の答弁の中で非常に全体像を述べていただいたんですけども、非常に抽象的な形でこちら側が受け取ったわけなんですけども、もちろん花坂矢立間、矢立高野間というのは県の方の事業も着工もしとるわけでございます。


 これ今質問をするというのは、この間の開会の当日、諸般の報告の中で、議長になるわけなんですけども、諸般報告という形で、町長、副町長、金剛峯寺、それと商工会、それと議長が、具体的に大門から大滝の、ここで環状道路という形なんですけども、あるときはバイパスというような形で出たわけなんです。そのときに、陳情、要望に行ったと。そういう話が具体的な形でその部分だけの話で陳情、要望に行ったという話が出たんで、実際にこの道路化に関して、陳情、要望に行ったのかどうかからまずお聞きをしたいと思います。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) それでは整理をして御説明したいと思います。要望書も陳情書も県当局に渡しておりません。用意もしておりません。県の方は、知事部局も含めまして、一度交通体系、県はもちろん全体的な県の構想を持っております。大橋知事、小野知事のころは、海の道、川の道、山の道というふうに称して、高野龍神スカイラインもその一環でつくられたわけですけれども、その後、少し整理がされまして、X軸構想というふうに現在県は言っております。


 県はその概念で、さまざまな投げかけを各地域にしてると思います。田辺は田辺、新宮は新宮ですね、有田は有田、海南は海南、和歌山は和歌山ということにしてると思いますが、私たちの方に投げかけられておるのは、やはりこの地域を大型車がぶんぶんぶんぶん通るという一つの形態でいいんでしょうかという問いかけがあります。渋滞も起こっておるらしいですねという問いかけもあります。このままではいけないというのもありまして、過去からの私たちの蓄積もあります。バイパスの計画もありました。循環道路をつくったらどうだという計画もありました。先ほど申し上げたように、それらの資料は全部残っております。


 だめだったという、なぜだめだったかということも全部積み上げてきて、その上で県が現在言ってる半環状をまずつくろうやないかと。現在ある道路と、新たにつくる道路で環状線ができるわけですけれども、これを一体的に活用することによって、時間で制限をしたり、施設で制限をしたり、曜日で制限をしたり、車種で制限をしたり、特定の期間だけ予約制にしたり、さまざまな方法、選択肢がふえるんではないかと。しかし、3日、4日でぱっとつくれるもんであればなかなかいいんですけれども、全体の構想として、私たちは先ほど議員がおっしゃったように、ぐるっと回って、どこからでもここに入ってこれるようにすれば、放射線状にすれば理想なんですけれども、これも物すごく大きなお金もかかりますので、どういう段階でつくっていこうかということで。


 陳情というふうに見えたのは、陳情したわけではなくて、高野の全体の話をしました。それは大昔の話から近年の話、将来の夢までをずっと資料を提示して、県にお示ししたわけです。そうしますと、この資料は完璧ですと、完璧に高野の地域のことを表現してくれているし、和歌山県全体のことも考慮されているという御評価をいただいて、それで今は担当課長の方と向こうの担当課の方と綿密に打ち合わせをしとると。先ほど答弁いたしましたように、今後は本山、商工会とか、我々だけではなくて、町民の皆さんも広く参加をしていただいて、意見聴取をして、どういう順番につくっていけばいいのか。何をつくっていけばいいのか、どこに何をつくっていけばいいのかと。


 全部できると思ってもうたらいけないんで。大きな駐車場、何も全部できるって。絵はどんどん描けるんですけども、それがひとり歩きすると大変危険なことになりますので、そのうちどれが優先順位が高くて、どの順番でつくっていって、どれが不要であってということを、商工に携わる人、宗教に携わる人、すべての人の意見を集約して、最大公約数を求めていこうという段階でございます。


 今回のために新たに書いたというようなものはあまりございませんで、前回の有料道路をつくった、大門から大滝のとこまで行くというようなものをベースにした議論はありますけども、実際に、どういうというのは現在、啓蒙精査してやっているところでございます。私たちも資料をつくってやっておるところでございますので、また近々だと思いますけれども、そういう意見聴取の場をつくってまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) あのときの諸般の報告で、議員自体その意見を聞いて、陳情、要望に行ったという形を聞いて、皆びっくりしたような状態で、いろんな反対意見が出たわけなんです。もちろんこの議会が終わってから、また議長の方からそのような形で、そういう誤りなり、お話をいただかんと、各議員も納得できやん部分があると思うんで、議長よろしくお願いいたします。そうでないと、せっかく、ここは議長に言うことではないんやけども、その辺のところをよく認識をしていただきたいと思います。


 これから進む方向として、町長の方からトップダウンではないか、関係機関と詳しくお話を持って進めていくという答弁をいただいて納得をいたしましたので、私の答弁は終わらさせていただきます。


 以上です。


○議長(東久保秀人) これで一般質問を終わります。


 日程第4、議員派遣の件についてを議題とします。


 議員派遣の件については、会議規則第120条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、議員派遣を行います。これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。


 したがって、議員派遣の件については、配付のとおり決定しました。


 日程第5、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。


 各委員長から、目下委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申し入れ書のとおり、閉会中の継続調査の申し入れがあります。


 お諮りします。


 各委員長からの申し入れのとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。


 したがって、各委員会とも委員長からの申し入れのとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定しました。


 以上をもって、本定例会に付議された議案の審議はすべて終了しました。


 会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。


 したがって、本定例会は本日をもって閉会とすることに決定しました。


 閉会に当たり、町長のあいさつをお願いします。


○町長(後藤太栄) 閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。


 6月4日から開会をいたしました定例会、公私ともにお忙しい中、慎重審議を賜りまして、まことにありがとうございました。その中で、御意見を賜りましたことを真摯に受けとめまして、高野町の行政に反映してまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞ御協力をお願い申し上げます。


 なお、質問の中で、最も最後の方に出てまいりました循環道路を含む高野町の交通体系の見直しにつきまして、これは大変大きなターニングポイントを迎えておると思いますし、将来にわたりまして、尾を引くというか、むしろ夢のある話であろうと。そして町民にとって夢のある話にしていかなければいけないというふうに思っております。これにつきましては、先ほど少し触れましたけれども、議会の皆様方を含む協議会を早急に立ち上げるべく、県と当町の担当課によって、現在作成しております。また呼びかけをしていただきますので、議会の方でも、委員会が必要でしたら委員会の立ち上げもしていただいたら結構かと存じます。ぜひ御協力をいただきまして、少し私たちも夢を見ながら、将来に向かって進みたいということを最後にあいさつで申し上げまして、閉会にさせていただきます。


 本日までどうもありがとうございました。


○議長(東久保秀人) これで平成21年第2回高野町議会定例会を閉会します。


 お疲れさまでございました。





              午後 2時48分 閉会





 この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する





 平成21年6月17日





     高野町議会





         議長   東久保 秀 人





         議員   所   順 子





         議員   木 瀬 武 治