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和歌山県 高野町

平成21年第2回臨時会(第1号 5月29日)




平成21年第2回臨時会(第1号 5月29日)





                  平成21年


           第2回高野町議会臨時会会議録(第1号)





 
     第1日(平成21年5月29日 金曜日)


         午前10時17分 開会


    開会の宣言


    日程第1       会議録署名議員の指名


    日程第2       会期の決定


    日程第3       諸般の報告





※ 町長提案説明 ※





    日程第4 議案第36号 高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に


               ついて





2 出席議員(11名)


   1番 東久保 秀 人         2番 負 門 俊 篤


   3番 目 黒 寿 典         4番 所   順 子


   5番 木 瀬 武 治         6番 北 岡 三 於


   7番 平 野 一 夫         8番 ? 山 文 雄


   9番 西 山 茂 之        10番 池 田 聖 三


  11番 西 辻 頼 数





3 欠席議員(0名)





4 事務局職員出席者


  事務局長      山 本 剛 久


  書記        崎 山 典 儀





5 説明のため出席した者の職氏名


  町長        後 藤 太 栄


  副町長       高 橋 寛 治


  教育長       山 口 浩 司


  会計管理者     中 平 光 夫


  総務課長      前 西 一 雄


  企画課長      佐 古 典 英


  健康推進課長    阪 田 圭 二


  環境整備課長    今 井 俊 彦


  富貴支所長     竹 田 一 司


  消防長       門 谷 好 純


  教育次長      辻 本   一


  病院事務長     上 江 良 幸





               午前10時17分 開会


○議長(東久保秀人) ただいまから、平成21年第2回高野町議会臨時会を開会します。


 これから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録の署名議員は会議規則第119条の規定により、議長において、2番、負門君、3番、目黒君を指名します。


 日程第2、会期決定の件を議題とします。


 お諮りします。


 本臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。


 よって会期は本日1日間と決定しました。


 日程第3、諸般の報告を行います。地方自治法第121条の規定により、本臨時会の説明のため出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。


 当局からの報告事項はありませんか。


〇事務局(「なし」)


○議長(東久保秀人) これをもって諸般の報告を終わります。


 町長の提案説明をお願いします。


 後藤町長。


○町長(後藤太栄) それでは、提案説明をさせていただきます。


 第2回目の臨時会を招集させていただきましたところ、お忙しい中、全員の議員の皆様方に御参集を賜りまして、ありがとうございました。


 本臨時会に提案いたしましたのは1件でございます。高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。これは後刻、詳しくは担当課長から説明をさせていただきます。


 さて、一番最近の心配しておりますことは、皆さん方も御心配をいただいていると思うんですが、新型インフルエンザの件でございます。各国の発表によりますと、きのうの時点で48カ国、1万4,935名というふうにデータが出ておりまして、日本におきましても相当多くの感染者が出まして、昨日の時点では世界で4番目の数だそうでございます。10都道府県で361名の感染者ということに発表されております。残念ながら、本県におきましても1名の方が陽性ということで、新聞等でごらんになった方がいらっしゃると思います。本町につきましても、これは4月の下旬でございますが、この大型連休中に不測の事態が起こるといけませんので、対策本部を立ち上げまして、何とか連休は乗り越えたわけでございます。


 しかしながら、風評というんでしょうか、風評の被害をややこうむっているのかなと。白浜にいたしましても、勝浦にいたしましても、一番よく報道されているのは温泉地の有馬ですね。これが10億円ぐらいの損失が出たというような報道がされておりますが、正確に本町については調べておりませんが、ちょっと問い合わせをしますと、やっぱり6月のキャンセルが結構続いておるということでございまして、何とかいい方向に行って、本町の稼ぎ時といいましょうか、夏でございますので、夏までには皆さんに戻ってきていただけるように、何とか努力をしたいというふうに思っているわけでございますが、有効な方策もなかなか見つかりませんので、苦慮しておるということでございます。皆さん方におかれましてもそれぞれの立場で御努力を賜りまして、観光、参拝客の減少に何とか歯どめをかけていただくようにお願いをしたいと。ダブルパンチ、経済的なこととこれでダブルパンチということになってございます。日本中が大変なことになっておるということでございます。ぜひよろしくお願いいたします。


 さて、今回の議案でございますけれども、これも皆さん方、報道等で御案内のとおりでございます。5月に、人事院としては異例のことであるそうですけれども、国家公務員の給与の改正が国に出されたわけでございます。和歌山県の人事委員会も民間と公ですね、官民の格差が非常に大きいということで、6月に支給する賞与を減額するということを決めたようでございます。背景には、この現下の経済情勢下で、それぞれの町、村等で所得が非常に厳しいものになっていると。公務員は法律によりまして給与、賞与ともに規定どおり出るわけでございますが、少しこれは調整しないといけないんではないかということでございます。それを受けまして、人事院の勧告を受けまして、本町においても給与体系を、今までも大体人事院の勧告に応じてやってまいりましたので、今回も国とか県にあわせて、今夏、ことしの夏の賞与について、減額の条例を提案をさせていただくということでございます。


 大体、職員、特別職、それから議員の夏の賞与、0.2カ月から0.15カ月の削減になるわけでございますが、一般職員は期末手当を1.4カ月から1.25カ月分に減額ですね。職員手当を0.75から0.7カ月分の、0.2カ月分の引き下げということになりますが、議員さんにおかれましては期末手当だけの支給でございますので、特別職と議員は1.4から1.25カ月分の引き下げという条例になってございます。総合いたしまして、大体一般職で146名おりまして、これが905万9,000円の減額、特別職で3名、24万9,000円の減額、議員11名で31万1,000円の減額、トータル約1,000万弱になるわけでございますが、それの減額を提案をしたいというふうに思っております。


 国におかれましては、また人事院の方がまた冬についても経済情勢を見て勧告をしなければいけないという報道も出ておりますので、また御相談をさせていただきながら、増減、減額等々の措置をとらせていただきたいと思います。


 どうぞ御審議を賜りまして、御承認賜りますようよろしくどうぞお願い申し上げます。


○議長(東久保秀人) 日程第4、議案第36号、高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。


 本案について、提案理由の説明を求めます。


 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) 議案に入る前にちょっと訂正をお願いいたしたいと思います。1ページ目をめくっていただきまして、高野職員の給与に関する条例となっております。高野町職員の町を入れていただきたいと思います。申しわけございません。御訂正お願いいたしたいと思います。


 議案第36号、高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について


 高野町職員の給与に関する条例(昭和40年高野町条例第29号)の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求める。


 平成21年5月29日 提出


 高野町長 後 藤 太 栄


 提案理由といたしまして、国の人事院が5月、時期的に異例の国家公務員給与勧告を内閣に提出いたしました。和歌山県人事委員会も民間企業の夏季ボーナスが大幅に減少している状況を受け、6月に県職員に支給するボーナス2.15カ月分の0.2カ月分の支給を凍結し、1.95カ月分とするように仁坂知事に勧告をいたしました。


 県人事委員会では企業規模50人以上の県内民間企業のうち、ことしの夏季一時金支給を決定している30社を調査し、民間の状況を考慮したものでございます。当町は人事委員会を設置していないために、今まで国、県に準じて給与改定を行ってきました。今回も国、県に準じて人事院勧告に伴う改正でございます。


 また、平成21年6月に支給する期末勤勉手当の特例措置で、これは今後については8月予定の勧告で決定される見込みでございます。それと、6月1日が基準日になっていますので、5月中の臨時議会が必要でしたので、本日御提案させていただいております。


 次のページをお願いいたします。


 高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


 高野町職員の給与に関する条例の一部を次のように改正する。


 附則を第1項とし、附則の次に2項を加える。


 (平成21年6月に支給する期末手当の特例措置)


 1 平成21年6月に支給する期末手当に関する第18条第2項の規定の適用については、同条第2項中「100分の140」とあるのは、「100分の125」。140を125と変わるのは、これは一般職員、町長、副町長、教育長になっております。そして「100分の120」とあるのは「100分の110」とする。これは給料表でいう職員の4級以上の職員がこれに当たります。120とあるのを、100分の110とするということです。


 (平成21年6月に支給する勤勉手当の特例措置)


 2 平成21年6月に支給する勤勉手当に関する第19条第2項の規定の適用については、同条第2項中、「100分の75」とあるのは「100分の70」、これは一般職員でございます。「100分の95」とあるのは「100分の85」とする。これは4級以上の特定幹部でございます。


 附則。この条例は公布の日から施行するということで、一般職員については0.2の減額ということでございます。


 よろしくお願いいたします。


○議長(東久保秀人) これで提案理由の説明を終わります。


 これから質疑を行います。質疑はありませんか。


 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 町長の説明で、全体で1,000万ほどの減額になるということなんですけども、予算措置として、これ1,000万減額になった場合、予備費の方に回されるんですかどうかお聞きをしたいと思います。


 それと、定額給付金、町長のお話では定額還付金だという話です。経済対策としての一環としてそのような制度があるわけなんですけども、これ1,00万減額になったらかなり高野町に対する経済的な減があろうと思われます。その辺のところを、この1,000万円で何か経済対策的なことをお考えであるんであれば、お話し願いたいと思います。


○議長(東久保秀人) 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) 今回の全体の民間企業を調査いたしまして、それに伴い公務員の一時凍結ということです。これ凍結となっておりますのは、12月にまた新たに12月の手当でどうなるかというのもちょっと出てくると思います。それについては8月に人事院勧告が再度出る予定でありますので、そのときにどういうふうに、これがそのまま今後続くのか、それとも今回だけの凍結になるのか、それともまた12月に0.2分を復活と申しましょうか、そういう形で出るのかというのは、8月の人事院勧告で決定するというように聞いておりますので、今の時点では、そういう予備費に回すとか減額するとか、そういうことは考えておりません。ちょっとそういうことで、8月の決定が出次第どういうふうにするかというのは今後の検討課題と思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) ただいま総務課長からの説明がありましたとおり、そういう仕組みで進んでおります。しかし、一般論で言いますと、当然給与の手取りが少なくなると消費も減るということなんですけれども、もともとこれ税金でございますので、長期的に考えていかなければいけないと。本年度でそういうふうに全体として12月まで行って少なくなっていった場合は、次年度でその分を何とか回していくということ。もちろんそのことだけではなくて、ほかの予算措置を総合的な全体像でございますから、1,000万円浮いたから1,000万どこかへ使うというような施策ではなくて、全体の中の仕組みとして見てまいりたいというふうに思っております。


 それから、非常に流動的なものでございまして、国家公務員法、地方公務員法の中では給与、賞与については担保されているものですから、今後も増減がその経済情勢にあわせてあるんであろうということでございますので、今回減額されながら、特に何かという計画を立てることは、ちょっと合理的ではないんじゃないかなというふうに私は考えます。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) ほかに質疑はございませんか。


 11番、西辻君。


○11番(西辻頼数) 本日、臨時議会を招集され、付議事件として、高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての提案をなされました。人事院勧告に伴う夏の期末勤勉手当0.2カ月分減額するとの条例案でございますが、副町長さん、本件について、事前に職員代表者との了解の取りつけをなされましたでしょうか。お尋ねをいたします。


○議長(東久保秀人) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 御質問にお答えさせていただきます。


 当町には正式な職員組合はございませんが、職員を互助とする職員全員の加入者組織がございまして、その代表者の方に先般来ていただきまして、この件について御理解賜るように御説明をさせていただいた次第でございます。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) 11番、西辻君。


○11番(西辻頼数) ただいま副町長の方から説明をしたということですが、了解は得られたということで解釈してよろしいですか。


○議長(東久保秀人) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) その席でもって、お話しいただきまして、特に異議もございませんでしたので、御理解いただいたと思うと、このように考えている次第でございます。


○議長(東久保秀人) ほかに質疑はございませんか。


 10番、池田君。


○10番(池田聖三) 本件につきまして、一、二点質問をしておきたいと思います。


 百年に一度と言われます経済動向ということで、民間との格差を是正ということが理由となっております。そしてまた、人事院の勧告がなされたということでありますので、一般論といたしまして、私も全体としてはその背景を理解をいたしておるところでありますけども、この件につきまして二、三質問したいと。


 一つは、先ほど来、別室において町長より概略の御説明をいただいたわけでありますけども、再度1点。高野町のラスパイレスの指数につきまして、担当課長より御報告をいただきたいと、かように思います。


○議長(東久保秀人) 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) 今年度ということですが、4月1日で給与実態調査が提出ということになっております。それでその後にそういう決算統計を踏まえまして、21年度のラスパイレス指数が出ます。今のところ、21年度は出ておりませんが、たしか昨年度のラスパイレス指数は92.1だと思います。国家公務員が100と、10万円もらっていたらうちの職員は9万2,000円というようなラスパイレス指数になっております。


 以上でございます。ちょっと細々した数値は今資料を持ってませんので、92.1と記憶しておりますので、もし間違いであればちょっと訂正させていただくときもあろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。


○議長(東久保秀人) 10番、池田君。


○10番(池田聖三) 先ほどほかの幹部職員からのお尋ねでは、90.3%というような数字をお聞きしております。90.3%も92.1%も大した差がないわけで、それはそれで結構でございますけども。


 一つといたしましては、既に国の基準からして約10ポイントのマイナスの給与体系をとっておるということが第1点になります。そして第2点は、これは一般論として町長の基本的なお考えをお尋ねしておくべきだろうと思いますので、あえて質問をいたしておるわけでありますけども、人事院勧告というのは、既に御承知のとおり、国家公務員に対する勧告であると。我々は地方公務員として、これに果たして準じるという方法が正しいのかどうか。あるいは情勢に適切に対応するにおいて、あるいは方法において、簡便、安易過ぎないのではないかと、そういうことについて、まず町長の方から日ごろのお考えをこの際お尋ねをしておきたいと、かように思います。


○議長(東久保秀人) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 御答弁申し上げます。


 本町の場合、経過的に見ますと大体人事院勧告に同調してきたという経過がございますけれども、これは上げるときは同調して、切るときは少しタイムラグを置いてというようなことは私はすべきではないと、まずそれは思っておるんですけれども、独自に実態を見てやるんであれば、すべて上げるときも下げるときも本町をかんがみてやるべきであろうというふうにまず思っているということと、ラスパイレスというのはあたかも神の声のような数字に扱われておりますが、これは数千人いる自治体ですと大体平均して出てくるわけでございますが、このラスパイレスの計数を見ますと、例えば専門職の割合、中途採用の割合等々、うちの場合は百四十数名しかおりませんから、例えば専門職の給与を落としておきますと、医師とか看護師とか、それから消防士とか検査技師とか、それを少し一般職員の方にずらしておきますと、ラスパイレスは見かけ上、下がるわけであります。中途採用もそうであります。そういうことがありますので、全く実態を反映していないという数字ではありませんけれども、細かく実態を反映している数字ではないというふうに思っております。


 それは、個別に例えば45歳の職員のある階級の者を取り出して他市町村と比べましたときに、それほどの差が出ているわけではありません。むしろ周辺市町村と比べるとやや高い部類のところにあります。全体を一つ一つ見るとそりゃ低いのもあるんですよ。しかし、そういうこともありますので、全体の実態としてあらわれていないということがあります。これはラスパイレスというのが国家公務員との差異を見るためにつくられた計数であるということで、小規模市町村と数万人いる何々市町とでは、少し違うというふうに見ております。


 お尋ねの今後のあれでございますが、私は人事院の勧告というのは比較的客観的なものを見ておるだろうというのはわかるわけです。しかし、それにしても全国には物すごく落ち込んだ市町村もあれば、まあまあ余り落ち込んでない市町村もあります。それを押しなべて国家として見ているものですから、当然、実態を見てやらなければいけない。


 例えば、本町のように非常に経済がよくて、世間は落ちているけれども、安定的にまだ横ばいで行くという場合は、この人事院の勧告に従う必要はなくて、ある程度の給与を担保していくべきであろうと。しかし、現在の本町、これは人事院の勧告ということにしておりますけれども、本町の状態を見ましても税収の落ち込み、高齢化による落ち込み等々を見ましたら、さほど非現実的な数字ではないであろうということがまず1点でございます。


 それから、これを減額せずに行くというふうに行きますと、やはり国、県から見ますと、財政がそれほど逼迫してないんだなというふうな印象も与えますので、メッセージとしては悪いメッセージが伝わってしまうのかなというふうな執行権者としての懸念もございます。そういう意味におきまして、すべてこれは恒久的なものではなくて、経過的なものというふうに踏まえた上で、今回の条例の御提案というふうにさせていただいたというわけでございます。御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(東久保秀人) 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) すみません。申しわけございません。先ほど92.1と申しましたのは、平成19年度でございます。そして、20年度につきましては90.3で、議員さんの言っていただいた数字でございますので、御訂正よろしくお願いいたします。申しわけございません。


○議長(東久保秀人) 10番、池田君。


○10番(池田聖三) 最後に、もう1点だけお尋ねをしておきたいと思いますが、実は人事院の勧告というものがいわゆる時代に即応しないで、将来的には人事院勧告そのものを廃止しようじゃないかというような動きがございます。ということは、実態を捉えていない、あるいは東京を含むそういう大都市、首都圏と地方との較差というんですか、そういうものを本当の意味で救済する、そういう勧告ではないんじゃないかというようなものが背景にあるんじゃないかと、私はかように思います。


 そのような中で、なおかつ客観的な第三者機関によるようなところの評価というものを、そういう手続を経ないで、少し安易過ぎるのではないかというような危惧をいたしたわけでございます。


 あるいは、また加えまして、既に高野町におきましても給与体系が国と本町との基準において異なっている部分が多々あるわけです。例えば、通勤手当にしても寒冷地手当にしても、あるいは大卒一般行政職の初任給の問題等々、あるいはまた加算措置等々におきましても、既に異なっておるわけです。ということは、地方は地方で、高野町は高野町で、こういう給与体系ができるにもかかわらず、いいとこどりだけをしていくというようなあり方が果たしていいのかなというような考えをしております。


 それと、もう一つはこういうことが、経済の実態というものは、かえってマイナスのイメージを与えるというような、そういう懸念もあるのではないかというようなことも私は思います。


 それと、もう一点は、やはり職員に対する士気というんですか、情熱というんですか、そういうようなものを阻害しないのではないかと、そういうことも非常に心配をいたすところであります。


 それと、もう一点、これ担当課長にお尋ねしておきますけれども、いわゆるこの給与体系は一般職員に準じるというような条例体系をとっております。特別職におきましても、あるいはまた議会関係におきましても。このような準じる方法が果たして条例の制定の方法としていいのかどうか、これも一つ検討課題ではないかと思いますので、以上を含めて答弁だけお願いしておきたいと思います。


○議長(東久保秀人) 前西総務課長。


○総務課長(前西一雄) 高野町の給与体系なんですけども、高野町の職員の給料表、これは国家公務員の給料表を使っております。それで、以前、昔からなんですけども、そういう形で国家公務員の行政職給料表、現業職給料表というような形で、医療職にしても全部すべてそういう形で使っております。


 ただし、国家公務員の場合は、大分幅が広いんですけども、うちはその下の5級から1級までというような形で使っておりますので、準じて今まで国の指導とか、そういうような形で全部国に準ずるというような形をとってまいっております。大卒とか、そういう初任給についても国家公務員の初任給に準じております。


 ただ、そういうことで、渡りの面とか、昇給の関係のこともありまして、今まではそういう形で国との開きが出てくる場合も生じております。


 それと、教育委員会の教育長の給料表、そしてまた町長、副町長の給料に関する条例、そして議員さんの報酬に関する条例ということで、すべてそういう形で職員に準ずるというような形を今まではとってきております。これについては職員と同じというような考えで一定あるものだと解釈してあるんですけども、ちょっとそういうほかの条例もちょっと研究させていただきまして、別々にうたう方がいいのか、それともこのままでいいのかというのは、ちょっと今後の検討材料としてまいりたいと思いますので、条例改正等、そのときに考えていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思っております。


○議長(東久保秀人) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 総務課長の答弁に少し補足をさせていただきたいと思っております。


 今、10番議員さんからの御質問につきましては、手当等独自性を持っているのだから、本俸についてもその辺考える時期に来てるんじゃないかというようなことを含めた御質問というふうに感じながら聞いておりました。


 この問題につきましては、当町はずっと今まで基本的には人事院勧告を中心にやって、本俸につきましてはそれに準じてやってまいりましたので、今回のような提案をさせていただいた次第でございますが、今後、そういうことの御意見も賜りましたので、どういう形でもって職員給与を決めていくかがいいかということは、検討させていただきたいと、このように考える次第でございます。


 それから、当町は現在職員に目標設定と評価の作業をずっと何年か検証をしていただいております。今後、そういうようなものも活用しながら、一人一人の職員が、どのような給与体系の中でどのような対応して行っていくべきかを研究させていただいて、対応してまいりたいと、このように感じますので、よろしくどうぞお願いいたします。


 以上でございます。


○議長(東久保秀人) ほかに質疑はございませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(東久保秀人) 質疑なしと認めます。


 これで質疑を終わります。


 これから討論を行います。討論はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(東久保秀人) 討論なしと認めます。


 これで討論を終わります。


 これから議案第36号、高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。


 お諮りします。


 本件は、原案どおり決定することに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。


 したがって、議案第36号、高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


 以上をもって、本臨時会に付議された案件の審議はすべて終了しました。


 これで平成21年第2回高野町議会臨時会を閉会します。


 本日は御苦労さまでございました。


              午前10時52分 閉会





 この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する





 平成21年5月29日





     高野町議会





          議長   東久保 秀 人





          議員   負 門 俊 篤





          議員   目 黒 寿 典