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和歌山県 高野町

平成20年第1回定例会(第6号 3月14日)




平成20年第1回定例会(第6号 3月14日)





平成20年


第1回高野町議会定例会会議録(第6号)





 
     第12日(平成20年3月14日 金曜日)


         午前9時47分 開議


    第 1 発議第 1号 高野町議会委員会条例の一部を改正する条例に


               ついて


    第 2 発議第 2号 道路特定財源の確保に関する意見書(案)につ


               いて


    第 3        一般質問


    第 4        委員会の閉会中の継続調査(審査)


    第 5        議員派遣の件について





3 出席議員(11名)


   1番 池 田 聖 三         2番 北 岡 三 於


   3番 目 黒 寿 典         4番 所   順 子


   5番 木 瀬 武 治         6番 負 門 俊 篤


   7番 平 野 一 夫         8番 ? 山 文 雄


   9番 東久保 秀 人        10番 西 山 茂 之


  11番 西 辻 頼 数





4 欠席議員(0名)


   なし





5 事務局職員出席者


  事務局長      清 水 弘 明


  書記        山 本 剛 久





6 説明のため出席した者の職氏名


  町長        後 藤 太 栄


  副町長       高 橋 寛 治


  教育長       目 黒 威 徳


  会計管理者     稲 葉   孝


  企画振興課長    今 井 俊 彦


  総務課長      前 西 一 雄


  健康推進課長    阪 田 圭 二


  環境整備課長    崎 山 主 憲


  まちづくり推進課長 佐 古 典 英


  消防長       門 谷 好 純


  病院事務長     森 田 育 男


  教育次長      辻 本   一


  総務課長補佐    中 平 光 天








午前 9時47分 開議


○議長(池田聖三) これから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 先日の8番、?山議員からの質問に対する環境整備課からの答弁資料が配付されておりますので、御一読いただきたいと存じます。


 日程第1、発議第1号、高野町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。


 趣旨説明を求めます。


 9番、東久保君。


○9番(東久保秀人) 去る3月3日の午後に、議会運営委員会を開催し、審議をし、課設置条例の一部改正に伴い、議会委員会条例の一部の改正することを決定いたしました。


 発議第1号、高野町議会委員会条例の一部を改正する条例について


高野町議会委員会条例(昭和62年条例第9号)の一部を改正したいので、地方自治法第112条及び高野町議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。


 平成20年3月14日 


 提出者 東久保 秀 人


 賛成者 所   順 子


     北 岡 三 於


     平 野 一 夫


     ? 山 文 雄


     西 山 茂 之


 提案理由 課設置条例の一部を改正する条例が議決されたことに伴い、本条例の一部を改正を提案するものである。


 高野町議会委員会条例の一部改正する条例


 高野町議会委員会条例(昭和62年条例第9号)の一部を次のように改正する。


 第2条中 「企画課」を加え、企画振興課、まちづくり推進課を削る。


 附則 この条例は、平成20年4月1日から施行する。


 なお、新旧対照表を添付してますので、ごらんください。


 以上でございます。よろしくお願いします。


○議長(池田聖三) これで趣旨説明を終わります。


 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(池田聖三) 質疑なしと認めます。


 これで質疑を終わります。


 これから討論を行います。討論はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(池田聖三) 討論なしと認めます。


 これで討論を終わります。


 これから発議第1号、高野町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。


 お諮りいたします。


 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(池田聖三) 異議なしと認めます。


 したがって、発議第1号、高野町議会委員会条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


 日程第2、発議第2号、道路特定財源の確保に関する意見書(案)についてを議題といたします。


 趣旨説明を求めます。


○5番(木瀬武治) 本案につきまして、全員協議会におきまして、厚生建設常任委員会に付託されましたので、3月3日午後、委員会を開催し、審議をいたしました。結果を意見書を提出したいと思います。


 発議第2号、道路特定財源の確保に関する意見書(案)について


 上記の意見書を提出したいので、地方自治法第112条及び高野町議会会議規則第14条第2項の規定により議会の議決を求める。


 平成20年3月14日


 提出者 木 瀬 武 治


 賛成者 負 門 俊 篤


     北 岡 三 於


     ? 山 文 雄


     東久保 秀 人


 道路特定財源の確保に関する意見書(案)


 道路は、社会資本生活や活力ある経済・社会活動を支える最も基礎的な利便、安心・安全な施設であり、地域の活性化にとって必要不可欠である。


 現在、地方においては、高速道路など主要な幹線道路ネットワーク形成を初め、防災対策、通学路の整備や救急医療など住民生活に欠かすことのできない道路整備を鋭意行っている。


 また、橋梁やトンネルなどの道路施設の老朽化が進んでおり、その維持管理も行わなければならず、その費用も年々増大している。


 こうした中、現行の道路特定財源の暫定税率が廃止された場合、地方においては約9,000億円の税収等の減が生じ、さらに地方道路整備臨時交付金制度も廃止された場合には、1兆6,000億円規模の大幅な減収が生じ、地方の道路財源が深刻な事態に陥るばかりか、危機的状況にある地方財政運営に深刻な影響を及ぼしかねないことにもなる。


 よって、国においては、現行の道路特定財源の暫定税率及び地方道路整備臨時交付金制度を堅持し、関連法案を年度内に成立させるよう強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成20年3月14日


  和歌山県高野町議会


 意見書提出先 衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・内閣官房長官・総務大臣・財務大臣・経済財政政策担当大臣・国土交通大臣・行政改革担当大臣


 以上です。よろしくお願いします。


○議長(池田聖三) これで趣旨説明を終わります。


 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(池田聖三) 質疑なしと認めます。


 これで質疑を終わります。


 これから討論を行います。討論はありませんか。


〇議員(「なし」)


○議長(池田聖三) 討論なしと認めます。


 これで討論を終わります。


 これから、発議第2号、道路特定財源の確保に関する意見書(案)についてを採決いたします。


 お諮りいたします。


 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(池田聖三) 異議なしと認めます。


 したがって、発議第2号、道路特定財源の確保に関する意見書(案)については、原案のとおり可決されました。


 日程第3、一般質問を行います。


 質問の通告がありましたので、発言を許します。


 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 質問を行いたいと思います。


 まず、広域ごみ処理についての質問でございます。


 平成21年度から大野地区で広域のごみ処理が行われます。それに伴って、来年度20年度4月から17品目のごみの分別と細部に分かれます。それと、今までごみ処理等に関する費用として、分担金という形で500円の金額を、分担金制度でお金を集めておったわけなんですけども、20年度からはごみ袋に金額が賦課されてきます。大の袋70円、小の袋50円等々の設定をされております。12月議会内には、各ほかの市町村、広域橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町統一というような説明があったように思われます。21年度からということで統一というような見解でお考えだと思うんですけども、今現在、各市町村によってごみ袋等の料金にばらつきがございます。かつらぎ町に関しては50円、九度山町に関しては50円と。それで、橋本市にいたっては、15円というような金額設定をしております。我が町は70円ということで、この間から町長、副町長初め、町の担当者が各地区30カ所ほど回って、今現在も進行中ですか、回っておるとは思うんですけども、住民の納得を得てその金額で進んでいくようになっておりますが、果たしてこれが広域というような、21年度の広域で収集になった場合に、金額にばらつきがあると、もちろん高野町の住民からも苦情が出ようと思います。それ以外にさまざまな問題が起こってこようと思います。それと、ほかの他の市町村に迷惑のかかるような事態が起こり得ると思います。その辺のところ、料金部会的なものがあるんでしょうか。その辺のとこをこれから話を進めていき、統一というような形になろうと思うんですけども、その辺の対処の方法をお聞きしたいと思います。


○議長(池田聖三) 崎山環境整備課長。


○環境整備課長(崎山主憲) 議員御指摘のとおり、平成19年度につきましては、大だけで申しますと、九度山町は90円、かつらぎ町は50円、橋本市は15円、高野町は15円でしたけど、もちろん分担金はいただいております。


 70円の設定なんですけども、この設定したときについては、一応各町村は、今、申し上げました金額で処理費に充てるということを聞いておりました。したがいまして、一応70円という想定につきましては、年間週52週、週に2つごみ袋を使って、大体年間で100袋、分担金で月50円、一般家庭は月500円でしたので、12カ月で6,000円と。6,000円で15円のごみ袋を100袋使いますと、大体1,500円、7,500円という数字が出てまいります。7,500円を100で割りますと、75円というような数字が出てくるわけでございますけども、一応70円の設定ということでお願いしたいということで、皆さんに御理解をいただいているところでございます。


 ただ、再々ごみの説明会のときにも申し上げてましたとおり、ごみの処理費につきましては、年間1億3,000万円前後の費用を要しております。分担金で徴収しますのが2,500万円から2,700万円ということで、1億程度のお金が町からの支出というような現状でございます。ごみ袋に転化しまして、その金額でペイできれば一番問題がないんですけども、到底ペイできる数値ではございませんので、袋代を安くすればするほど町民の皆さんの負担が軽くなるというのはよくわかるんですけども、それだけ町の持ち出しが増えてくると。増えてくるということにつきましては、どこかの予算をちょっといただいてこないと計算上は合わないという現状にあります。サラリーマンの家庭で考えてみますと、子供が大きくなりました、隣、高校生、月に1万円のおこづかいの上がりました。今まで5,000円しか払っておりません。それで1万円に上げたろかと言うても、あとどこかでこの5,000円を工面しなくてはいけないと。お父さんのこづかいを減らすとか、食費を減らすとかということによって、プラスマイナスを整えなくてはいけないという状況でございまして、町としましても同じような考えでいかな仕方がないというような現状でございます。


 しかしながら、一応21年4月から、議員もおっしゃいましたとおり、広域化でごみを収集、処理するということになっております。現在のところ、聞きますと、九度山は90円を50円と、20年度から50円ということでございます。これは4月からするのかなといろいろ聞いてみましたけど、20年度のなるべく早い機会にということで、御説明いただいておったんですけども、実質4月からこの金額でやるということを聞いております。それで、20年度につきましては、九度山町は大で言いますと50円、かつらぎも50円、橋本市は15円、高野町は一応70円という数字になってまいります。しかしながら、21年の広域においてごみを処理することにつきましては、当初の計画では、ごみ袋も一緒にしようやないかとか、金額も同一にしようやないかという計画に進んできたことは事実だと思います。21年にこういうばらつきが生じますと、いろいろな問題も起こることは事実だと思います。先日開かれました管理者会におきましても、この数値を持ち寄ったときに、あまり差があるのはおかしいんと違うかと、もう一度管理者会へ戻して、もう一度検討してはどうですかということで、今のところ料金については管理者会の方へ戻っているようでございます。管理者会へ戻りますと、あと、下の担当課長が組織します運営委員会に図り、また、分科会で図っていくというような格好になってくると思いますので、21年度の4月から広域化することによって、ごみ袋の料金については、ある程度是正されるということに考えております。似通った数字、全く同じ数字になるかどうかわかりませんけども、このような差のない数値になってくるものと考えておりますので、御了解いただきたいと思います。


 部会もいろいろありまして、料金部会とか、分別部会とか、施設部会とか、いろいろ部会があるんですけど、この分別部会につきましては、17品目ということにつきましては、すぐに決まったらしいです。しかし、料金部会につきましては、なかなか今までの経緯がございますし、市町の財政的な事情もございまして、なかなか決まらなかったというのが現実と聞いております。今、申し上げましたとおり、21年の広域化に向けては、一応管理者会での間では金額のばらつきがでるので、もう一度管理者会へ戻して検討しなさいという方向に進んでおりますし、21年の4月からにつきましては、ごみ袋の料金については格差が出ないように調整できるものではないものかと考えておりますので、この辺で御了解をいただきたいと思います。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 課長が出席しております会議以外に管理者の会議がありますので、現在の前提と状況と、それから将来のことを整理してお話をしたいと思います。


 広域のごみで処理をするというのは、平成9年10月に決定されたわけでございますが、その当時は、厚生労働省からの補助金で施設を建てて燃やすということでございましたが、これは正確にはわかりませんが、数年前だと思いますけども、環境省の交付金に変わりました。ということは、ごみ全体のことを含めて環境全体に対するのを出しなさいということで、ごみ処理場をつくるという目的だけじゃなくて、全体のシステムとしてごみをどう処理するかという方向性に変わってまいりました。その中で、最も重要視されておりますのは、ごみの減量、それから資源化ということでございます。その中で、そういう前提で次のステップに行くわけでございますけれども、統一してごみの処理を行うのは、平成21年4月1日からでございます。それまでに各市町は、どういうふうな形でそこに到達するかということを今やっておるわけでございますけれども、最も変更が少ないのはかつらぎ町です。分別の方法、収集の方法等々も。ですから、かつらぎ町をモデルにして分別方法を決めたわけでございますが、橋本市、九度山町については、分別の方法が変わりますので、かなり準備期間が要るだろうというふうに私は想像しておりますけれども、私どもの高野町で決めましたのは、なるべく早い機会にくせをつけると。説明会をいたしますと大きく変わったようでございますが、本町におきましては、既に13分別をしておりますので、9月までは15分別するだけでございますから、燃えるごみの内容が少し変わっただけです、現実には。ただ、収集方法が変わったものですから、少し煩雑な説明になっておりますけれども、大きな変更はあまりないと。むしろ、集め方と分担金が廃止されたというところが大きいというふうに考えております。


 このときに前提としましたのは、なるべく早く住民になれていただくということが最も住民のためになるであろうと。そして、費用負担が一日でも早く少なくなるのがいいだろうというふうに考えたわけなんです、担当者が。そうしますと、先ほど課長が説明しました前提で、一般家庭で年間6,000円プラス1,500円ということで大体7,500円、平均使っているだろうと。分担金の総額と、そして、販売、今度幾らで売って販売が2,500から2,700ですから、2,500から2,700販売すればそれで今と同じ状態なんです。それは集める方も住民の負担も同じとまず考えるわけですけれども、それでは少しあれだろうということで、なぜかと言いますと、5キロを燃やすの273円計算上変わってるからなんです。本来は273円をいただいてとんとんなわけなんですけれども、現在は1億3,000万のうち2,500万ということでございます。それを、これは想像でしかできない部分があるんですが、ごみのコントロールが自分でできるものですから、そして、資源ごみの量が増えるものですから、現場の計算では2,500から2,700の収入が1,500万円になるんじゃないだろうかという計算が出てきました。そうしますと一般家庭に、一般家庭といいますか、平均的な一般家庭に当てはめると、6,000円が4,000円になるはずなんです、通常は。それぐらいのマージをとっておけば、値上がりしたな、高くなったなという印象はないだろうということで、それならば少しでも早く導入した方がいいだろうという判断がなされた、我々も同意をして、実行させたわけでございますけれども。と申しますのは、もう一つ選択肢がありました。分担金等々そのままにしておいて、来年の4月1日からいきなりポンと変えるという方法もあったわけでございますが、当町だけが分担金でやっておって、ほかの町は何らかのごみの量に応じて集めておるというのがあったものですから、そこで早い時期に統一をしておいた方がいいだろうということでございます。


 現在の状況で言いますと、かつらぎ町は分別をやっておりますから、そういう説明会等は開かなくてもいいと思うんですけども、橋本市と九度山町は当町と同じように、各町内会もしくはそれぞれのコミュニティで説明会をしなきゃいけないと思うんです。やられると思います。ただ、今ばらつきがあるように見えますけれども、それは各市町村が独自に決めて、現在の財政状況とか、現在の収集方法であわせてやっておられることですので、ばらつきがあって当然のことだと思います。


 しかし、私の考えとしては、当然同じように広域でするわけですから、収集、それから運搬については各市町村にゆだねられてはおりますけれども、その部分も含めて、介入した後の部分はみんなで共通でやるわけですけど、収集から搬入するその部分を含めて、やはり統一的なものにするべきだろうというふうに考えております。橋本市長の考え方は当然統一をして、大体、現在かつらぎ町がおさめているのと、九度山町がおさめているのの間ぐらいか、それぐらいになるんではないかという個人的にはお話をしております。ですから、我々が想定している70円前後になるんではないかなというふうに思っているわけですけれども、各市町村が1年間いろいろやってみて、数字が出てくると思います。


 それで、私がお約束をするのは、それに対して来年の4月1日まで、できたら今年中にお話をしなきゃいけないと思うんですが、統一をしましょうという御提案をして統一をします。しかし、もしできなかった場合は、現在の大が700円、小が500円という10枚単位のものについて、先ほど議員から御指摘があったように、周りのところに迷惑をかけてもいけません。安いところの袋を買ってきて、それに入れておいてくるというようなこと、不届きな方が出るといけませんので、そういうことも踏まえまして、調整をしたいと、変更をしていきたいというふうに思っております。


 ただ、これを財政の理論上、それは別に10円でもいいんです、100円でもいいんです、30円でもいいんです、しかし、出る懐は同じでございますので、見かけ上住民の負担が軽減されたように見えても、払っていただいている町民税で一般財源から補てんをするという意味では、負担は総合的には同じになるわけでございます。ですから、若干の負担があっても自分でコントロールできる、ごみを半分にすれば、今まで6,000円払っているものが3,000円に、3,000円が1,500円にできるという部分のマージがありますので、許容範囲ではないかなというふうに私自身は考えております。


 ただし、繰り返しになりますが、なかなかそういう全体としての理解が個々の家庭とかではされにくいと思います。ほかのやつ買っても税金でどこかで払わないかんのやなというような考えには至ってないと思いますので、少なくとも橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町では、先ほど課長が言いましたように、そんなに開きがないように、ピタッと何十何円まで一緒にできるかどうかというのは現場のこともありますけれども、そんな場合も、半分も違うということのないようにいたしますし、私の考えとしては全く同じ料金にするようにお願いをしていきたいというふうに思っております。もしならなかった場合は、一番低いとこに合わすのか、どこに合わすのか、考えなければいけませんが、他市町村に迷惑がかからないような施策はとるようにしたいというふうに考えております。


○議長(池田聖三) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 大70円、小50円という、その金額設定、12月議会内においてでも、地区の説明会においてでも、個々によって今までの分担金とそんなに金額の変わりはないと、そういう説明をもちろんして、こちらもそういう理解をしております。ただ、問題点として、各市町村との不公平感、そういうのが生じてきた場合に、さっきも言いましたけども、他町村に迷惑のかかるような状況が生まれるのではないかと、この辺を非常に心配をしております。


 今、担当課長、町長の方から御説明があって、平成21年度からは統一というような見解で考えておられる、もちろんそういう形でいかんと広域ですからなり立っていかないと思います。


 町長、非常に説明が上手で、私たち理解をするんですけども、各市町村ほか、かつらぎにしても橋本にしても、橋本は現在15円、それが一転に70円というような形になった場合に、住民からかなりの不満、不平が出ると思うんです。高野町と同じような、今、町長答弁の中で70円というような金額設定になっていくんではないかというような話が今出たわけなんですけども、ちょっと金額的に無理ですな。15円が一遍に70円というような形、橋本市民が納得はしにくい部分があるでしょう。今、町長が実際に思っておる思惑として、実際のところですよ、これから管理会におろして、料金部会、そっちの方でも話を進めていくと思うんですけども、首長、各市町村長の指導というか、そっちの方が一番大きなポイントというか、機会になってくると思うので、その辺のところを首長同士で話を進めていっていただきたいと思います。


 今現在広域の分担金という形で5,000万弱のお金が出ておるわけなんですけども、平成21年度の広域になった場合に、高野町の分担金というのはどれぐらいの金額になるか、わかりますか。


○議長(池田聖三) 崎山環境整備課長。


○環境整備課長(崎山主憲) 一応20年度は、今、議員がおっしゃったとおり、5,000万前後というのは4,890ぐらいの金額だったと考えております。21年度につきましても、計画ではまだそれよりちょっと高い分担金であったと思っております。一応計画ですので、確かな数値は出ておりませんけども、数値を示せと言えば、後からでもこの数値はお示しできると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


○5番(木瀬武治) これは増えていく。


○環境整備課長(崎山主憲) 多分増えていくんではないかと考えております。


○5番(木瀬武治) 今、1億から増えて当然やろうな。


○環境整備課長(崎山主憲) 詳しい数字は持ってませんので、今年は5,000万円弱の4,890何万円だったと考えております。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) ちょっと私、ちゃんと説明しなかったので誤解があったらいけませんので。橋本市のあれを上げていきたいと私が言っているわではなくて、市長さんがおっしゃられたんです。財政的にはどこも苦しいわけでございまして、別に15円が10円でもそれはやらなきゃしようがないんですけど、その分、市民税から負担をするということですから、広域で統一していただければ、それに合わせたいというのが御意見でございました。前回の管理者会です。それを御報告申し上げたと。他市町村はそれぞれ意見がありますけれども、私も、これは私の意見です、方向性として全く同じ値段がいいんじゃないかというふうにお願いをしております。


 繰り返しになりますが、これ、現在ばらつきがあるのは、当然、市民住民レベルで見ればそういうことなんですけども、今までもばらつきがあったわけです、それは。我々、500円を出して高野町民はしておったわけで、今までもばらつきがあったので、今この4月1日からばらつきが起こるというわけではなくて、徐々に是正をしていってる、段階的にやっているというふうに私は理解をしております。その前提として是正するときに、住民の負担が増えてはいけないということで職員さんがいろいろ計算をしていただいて、2,500万円が1,500万円ですから、6,000が4,000ぐらいになるということで進めていっております。それで1年の間見まして、ほかの市町村もそうです。必ず見ると思うんです、どれぐらいのランニングコストがかかるか。そして、非常に市民は15円が、橋本市民の皆さんは15円が幾らになるということが問題だと思いますけれども、今聞いておりますのは、広域で環境のことを考えてやり方が変わるんだから、自分で自分のごみを少なくして節約してください、資源を大切に使いましょうと、橋本市の一部の大野と下中の人たちに負担をかけて燃やすわけですから、それだけしましょうという啓発とともにやられるんではないかなというふうに私は思っております。


 それから、現在1億3,000万かかっておりますので、総コストとして、これが1,000万でも2,000万でも還元されれば、それは資源ごみの販売をしてプラスマイナスもありますから、トータルコストとして1億3,000万が1億1,000になり、1億になりすれば、この事業はいい方向に向かっていると考えるべきではないかというふうに理解をしております。


○議長(池田聖三) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 広域、平成21年度から統一という見解で理解させていただきました。今1億3,000万というお金が高野町自体ごみ処理にかかっていると。その分を広域になった場合に削減、持ち出しはできるだけ少なくするように当局も頑張っていただけると思います。もちろんそれには住民の力が必要になってくると思うので、住民自体にもそういう、説明会でもそういう説明を町長の方か、副町長の方もしておられると思いますけども、徹底して、していただくようにお願いしたいと思います。


 それと、分別になってきますと、地区に説明に行って、説明に来られる方は試行錯誤しながらでも理解しておると思います。何カ月間には完全なものになっていくと思うんですけども、実際説明に来られない方がおられます。そういう人は本当に分別の段階になってでもできない状態が続くと思います。それに関しては地区住民の協力というような形が必要、大事になろうかと思います。その辺のところを各地区にも町関係の委員さんもおられます。町内会長さんもおられます。その辺、町内会長さんにそういう形の負担をかけるというのも非常に申し訳ない部分もあるんですけども、いろんな民生委員さんとか、そういう委員さんもおられます。そのような方に御指導をいただけるような町当局の説明なり、指導なりはあるんでしょうか。


○議長(池田聖三) 崎山環境整備課長。


○環境整備課長(崎山主憲) 一応分別の説明もさせてもらっておるんですけども、説明のときには、一応17品目の分別について説明させてもらっております。しかし、聞く人は1日自分のごみが17、全部これを分けなあかんのかなと思って大変惑っているというのが事実だと思います。しかしながら、皆さん、考えてくださいと、生活する中で1日のごみの分別なんか、実際、生活も一応決まってきますと大体3種類ぐらいの分別でいけるんと違いますかと、月に1回とか、月に3回程度は、別にちょっと変わったものを買うてきて、分別がややこしくなってきますけども、実際問題、生活していく上で分別についてはほんの3種類ぐらいの分別で済むと思いますよというような説明もしております。


 ただ、説明では17品目のすべてを説明しますので、1日17品目の分別をしなくてはならないという錯覚のもとでやっておると思いますので、大変分別が難しいと説明を受けた人は悩んでいるところもございますので、いや、心配せんでも3つぐらいで分別で終わりますよというような説明をしますと、それもそうやなという、納得いただいていくのは事実でございます。


 うちからお願いするのは、相互扶助ということで、隣近所助けてもらってやってくださいよということでお願いしているところでございまして、特に委員さん、ごみ奉行というような格好で分別に、コンテナ収納につきましては来ていただいて、これはこっち、これはこっちという指導をしていただく人については町内でお願いしたいと考えておりますけども、今議員がおっしゃったような補助員というようなことについては、今のところは考えていないというのが現状でございます。


 しかし、皆さんの御協力によりまして助けていただいて、やっていただけるものだと安易な考えと言われればそうかもわかりませんけども、今までが13品目を必ずみんな出してくれておったんですので、特に今コンテナ収納になったさかいに出しにくいとか、出せないということにはならないと考えております。とりあえず地域へ行ってお願いしているところは、実際1回やってくださいと、やってもどないもならんのやったらまたうちも考えさせてもらいますということでお願いしているところが現実でございますので、よろしくお願いしたいと思います。


 また、余談になりますけど、ごみの量に応じた負担をしていただくんですよというのと、それから分別については初めうるさいなと思うところもあるんですけども、徐々になれていただいたら、簡単に分別できるようになるんと違うかなという御説明も申し上げております。この分別をすべて出しますと、これがだんだん快感に結びつくというような説明もさせてもらっております。今17、最終的には17品目になるんですけども、20持ってきても30の分類でもできるなというような感じになってくる、それが大変自分の快感になっていくんですよというような説明もさせてもらっております。


 これもまた余談な話ですけども、高齢者の遠くの神様に老化防止のお参りに行くんと違って、分別をしっかりしてもらったら、これがお参りより、より効果のある、同じならというのも説明させてもらっておりますので、この辺で御了解していただきたいと思います。


○議長(池田聖三) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 了解いたしました。相互扶助の形で町当局、住民もこれから非常に助け合いながら進めていく事業だと思います。できるだけ野焼きとか、不法投棄とかないような方向で我々も住民も考えていきたいと思っております。


 そうしたらこの質問はこれぐらいにさせていただきまして、次の質問なんですけど、道路特定財源に対する町長の見解についてということで、これは質問にはならんと思うんですけども、町長の見解をお聞きしたいと思います。


 今、国会では道路特定財源ということで、自民・民主というような形で大きな問題になっております。この間の一般会計の方で質問させていただいたときに、道路特定財源に関する収入は、我が町はどれぐらいの歳入があるんですかという質問に関しまして、約3,000万円相当の収入が我が町には入っていると。今、道路特定財源のおかげで、社団法人、財団法人等に対する・・・国交省の天下りに先ですね、それの財団等の無駄づかい等がマスコミ等で非常にクローズアップされております。豪華海外旅行とか、スポーツ用品を購入したりとか、マッサージチェアを購入したりとか、特定財源以外に使われて、国民もそれに対していろんな不信感を持っておられるわけです。


 各新聞等のアンケートをとってでも、70%ぐらいは道路特定財源は必要ではないんではないかというようなアンケート結果も出ております。それ等を踏まえて、道路特定財源に対する町長の見解をお聞きしたいと思います。


 先ほど意見書という形で厚生建設も出させていただいたわけなんですけども、ちょっと逆な形になろうかと思うんですけども、これ厚生建設も非常にこれからもっと勉強していかなくてはならない問題なんです。この後、議会終わっても厚生建設委員長にもまたお話しして、委員会開いて、もっともっと勉強して、また6月議会にでも自分たちの意見を国、県にアピールできるような意見書をまた出したいと思っておりますので、町長の見解をよろしくお願いいたします。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 今、御質問がありました特定財源の問題につきましてですけども、これは市町村長も都道府県知事も、地元出身の国会議員さんも本当に悩ましい思いでおります。


 ただ、分けて考えなければいけないのは、特定財源の問題と暫定税率の問題が混在をしていると。暫定税率の現在3月31日で切れるのは暫定税率の部分でございまして、特定財源化の問題は、小泉内閣の折から一般財源化してもいいんじゃないかという議論はしております。私も地方、国全体の道路の建設費が欠けずに担保されるんであれば一般財源化は問題ないんではないかというふうに思っています。それには大きなルールの変更が必要だと思いますけれども、現在、道路の建設につきましては非常に複雑な体質の方法がとられております。市町村道、林道、県道、高速道路につきましても、それぞれのさまざまな補助制度があって、非常に複雑に絡み合って流れてきていると。国の暫定税率の30年間が長いとか、短いとか、この25円が本則のを含めて41円が多いとか少ないとかっていうのは、これは国会議員の先生方もしくは国民的な議論にしなきゃいけないと思いますが、私も個人的な意見は持っておりますけれども、現在は議場で町長として答弁をするとなれば、高野町にとって得か損かということを考えざるを得ないわけであります。


 個人の思いとしては暫定税率、それから一般財源についての思いがございますけれども、これは知事も同じでございまして、知事が緊急招集をして30市町村全部が課せられまして、現在の県の状況、暫定税率が期限切れ、日切れをした場合の影響ということを説明受けました。その上で、必死になって知事は訴える、各市町村で住民に、県民に真実の姿を伝えてほしいという要請がありまして、それにこたえまして、我々は28カ所の町内会での集会におきまして、この暫定税率の問題、道路財源の問題を説明してきたわけであります。


 言いますと、計算方法で先ほど一般会計のときでもありましたけれども、なかなか複雑な計算がありまして、国が計算するのと県が計算するのと少し違うんですけれども、細かいところでは。県が言っておりますのは、市町村分に入ってくるのと、県に入ってくるので道路関係費が170億円減ると言っております。正確には168億円だったと思いますけれども、しかし、それはピンときませんので、我々にとって何が起こるかということを住民の皆さんには説明してまいりました。19年度はまだ途中でございますから数字は出ておりませんけれども、18年度の数字が県から示されましたものを見ますと、高野町の町単独で道路関係費に出しているのは1億6,800万円ですと。そのうち、暫定税率分は4,500万円ですと。もし暫定税率が日切れをしますと、18年度分として4,500万円が消えてしまいますと、道路だけの部分で言いますと。ただ、それが収入の中では3,000万と言いましたけれども、入って来方がいろいろあるものですから、高速道路もありますし、つくるのにはここにも書いていただきました、臨交金という仕組みもありますから、臨交金が廃止されずに暫定税率がなくなった場合と、臨交金が廃止された場合とはまた影響が違うので、なかなか一元的にこうなるとは言えないんですけれども、数字だけで言いますと、高野町の場合は4,500万切ると。1億6,800万でも足らんわけです。それは新設道路をつくるというだけではなくて、崩れた道路を直すとか、除雪をするとか、橋の補修をするとかというので使い切ってしまうようでございます。


 ですから、4,500万円がなくなったと仮定しますと、一般財源から補充しなきゃいけない、先ほどのごみのこととよく似ているんですけれども、4,500万減っても何とか4,500万ぐらいやったら吸収できるんじゃないかというふうに感じられる方がいらっしゃるかもしれませんが、その4,500万円は、例えば、ぬくもり灯油に出したものであるとか、保育料の無料にしたものであるとか、ごみのとこから使っているそういうとこ全部つまんでこなきゃいけないわけで、結果として非常に大きな影響があるだろうということと、それからもう一つは、行政事務的に言いますと、昨日一般会計を通していただきました。


 しかし、日切れをしまして、何日間断ち切れるとなると、それは全部収入がえをしなきゃいけない、支出の方でもいじらなきゃいけないという作業が、これが1,800数十市町村すべて、47都道府県すべてそれをやらなきゃいけないということになりますので、大変な作業になります。ですから、25円の問題がいいか悪いかということよりも、全体を見て、首長としての立場では大変困る、これは変調していただくべきであろうと。


 そして、一般財源化の問題と暫定税率の日切れの問題とごちゃごちゃに話を説明するとややこしくなるんではないか、分けて話をしなきゃいけないんじゃないかと、25円が31日に切れますと、要するに収入が減るわけです、一応6,000。それはどこかからこれも持ってこなきゃいけないということになりますので、住民生活に非常に影響があるだろうと。


 それからもう一つ、県から説明受けておりますのは、これは1本の法律で出ておりますので、さまざまな、例えば、出ていたと思いますが、中小企業に対する減価償却の税率の半分になっているそうでございますけれども、半分か、ちょっとすみません、税率わかりません、税率が軽減されているそうです。もしくは、肉なんかの輸入については、輸入関税が半分になっていると、そういうものが全部1本で入っておるので、25円安くなったガソリンで100グラム10円も高い肉を買いに行かなきゃいけないとか、非常に矛盾が一般生活でも起こってまいるのではないかということで、私の見解としては、暫定税率は維持をしていただいて、道路財源を確保していただきたいと。


 もう一つ言い忘れましたが、県、国が高野町益に対して入れていただいているお金、たくさんございますけれども、例えば議員の関係、それどこでありますと、志賀トンネル出たところから大門までの、トータルしますと12カ所に対するお金もそこから担保されておりますので、それがとまってしまう。京奈和自動車道の6年でつくる、200億円ずつ1,200億円で大野から紀の川ジャンクションまでつくるという、県、国の方式もとまってしまう。そうなると和歌山県には企業誘致もしづらくなるし、そうなると職場が失われる、職場が失われると、若い人たちがいなくなって高齢化に拍車がかかるということで大変困っておるようです。


 それから、もう一つ、これは知事が言うておるんですけども、いろんなことテレビとかで言われていますけれども、高速道路の空白地帯を調べたようです。宮崎県を含む九州の東側と、それから四国の高知の南側と、紀伊半島と、鳥取と島根の間のところと、それから、日本海側の新潟の北部から山形に行くところ、そこを調べますと空白地帯だそうです。そこはすべて県民所得も落ちておりますし、納税率も落ちておりますし、すべて落ちていると。こんな明確な数値はないんじゃないかという説明を受けました。私もそれは客観的な数字ではないかと思いますので、和歌山県民としても、高野町民としても一般財源化の話は別として、暫定税率は残していただくという、この陳情と請願については、正しい選択だと思います。


○議長(池田聖三) 5番、木瀬君。


○5番(木瀬武治) 先ほど厚生建設の方から意見書という形で出していただいたわけなんですけども、委員会を開きますと、全体的に考えたら一般化は必要ではないのではないかと。ただ、地方高野町に限っては特定財源でという暫定税率的なものが必要ではないんであろうではない、あると。それやったらこの意見書を提出させていただきましょうかという委員会の意見で提出をさせていただいたわけでございます。


 実際、国、県、指導の仕方も、ただ、その指導に従って進んでいくという国の従順に従うというのもちょっとおかしな部分もあるわけなんですけども、我が高野町に関して本当に必要な道路もございます。もちろん和歌山県もそうでございます。そうやけども、この間、紀南地区へ行って、ちょっとある部分を見たらびっくりするような橋梁が建っておるわけです。この地区まで高速が来るのかなという感覚で帰ってきたわけなんですけども、そうしたら数日後に新聞また雑誌なんかを見ますと、渋滞5分解消のために1,200億、1,300億でしたか、それだけのお金を投資して、バイパス道路を建設中やと。この間ある一部分が開通したらしいんですけども、そこには本当に有力な国会議員がおられると。有力な議員がおるところは、無駄とは言いませんけども、その地域にとっては本当に必要なバイパスかもわかりませんし、道かもわかりませんけども、そういう全国的に平均的ではなしに、そういう場所、部分的にはそういうような道、橋等ができていくと。その辺のそこも不公平感です。


 先ほど宮崎の話も出ましたけども、宮崎の東国原知事らもその辺の部分は言われてます。その辺のところ、もっと首長として高野町として、国、県に働きかけていくように要望をいたしまして、質問を終わります。


 以上です。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 首長の立場でここの道路が必要かどうかということは申し上げることはできませんので、個人的にはそれぞれ思っておりますけれども、先般、前北川三重の知事と東国原さんなんかが参加して、「せんたく」という会をつくりました。私ども参加せよということで末席にさせていただいておるわけでございますけれども、知事さんが参加しておる市町村長、それはすべてわかっております。わかっておるんですけれども、やはり同じ地方自治の中で来ておりますので、個々にこれがどう、これがどうということはこれは知事でもなかなか我々でも言いにくいというのがあるんですけれども、そこで言っておりますのは、やっぱり必要な道路の選択の仕方をきちっとしてくれと。そして、道路財源先がきちっと必要なとこにつくってくれると約束ができるんであれば、別に特定財源にはこだわらないというような、会の方は皆さんおっしゃってるんです。しかし、今の段階で、今の何もつくるルールも変わらずに、直轄やとか、地方負担分の率を躍起になってしておるんですけど、そのままで特定財源をとられてしまうと、道のないとこはますます疲弊して道もつくれないという状態になるのではないかという懸念があるので、意見を述べられておるんだと思います。


 御指摘のとおり、あらゆる場所で県にも国でも勇気を持って意見を申し上げていきたいと思いますので、答弁とさせていただきます。


○議長(池田聖三) 5番、この3番目の質問は、これは撤回。


○5番(木瀬武治) 3番に関しましては、この間、一般会計の方で御回答いただいております。それで、他の議員もそのような関連の意見、質問もしておられましたので、割愛させていただきます。


○議長(池田聖三) わかりました。了解しました。


 続きまして、質問の通告がありましたので、発言を許可いたします。


 8番、?山君。


○8番(?山文雄) 順番が参りましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。


 通告では、伽藍便所の移動について、なぜ移動したのか、なぜ移動しなければならなかったのか、文化財保護と環境保護、それから文化財防災の3点から検証してみるというんですか、考えてみたいと思います。それぞれ御回答いただければ結構かと思いますので、よろしくお願いいたします。


 私は平素高野町の文化財、その文化財を守るための施設等について、非常に関心を持っておりますので、このような質問に至ったわけであります。いつも言っておりますが、奥の院の松平廟の玉垣も直してほしい、崩れたまま放置しておりますが、そういったことについても質問を申し上げておるというのは、そういうところにあるということでございます。


 それと、先日、高野山防災協会負担金20万円に対しまして、当会の運営状況はどうなっているんだろうかということをお尋ねいたしましたところ、教育長より19年度の事業計画書をいただき、拝読をさせていただきました結果、文化財防災施設のメンテナンスを着々と進められておりますことに、知ることとなったわけでございます。ありがとうございました。19年度では、6,397万7,000なにがしが投入されまして、メンテナンスに当たっておられます。国の補助事業がなかったようでございます。本会につきまして、今後ともますます推進役となって、ひとつお務めくださいますよう、お願いしておきたいと思います。


 それでは、少し、伽藍便所の移動について質問をさせていただきます。


 なぜ移動しなければならなかったのか、移動したことによって問題が起こっていないか、文化財保護、環境保全、それに文化財防災の3点から検証してみたいと思います。


 まず、現場を振り返ってみますと、長年あの位置にありました、伽藍便所が東に移動され、その後にタイミングよく海岸に駐車場ができております。河川水面使用が許可され、橋がかかり、橋の正面には塔頭寺院の結界が置かれ、両側にポールがかけられ、道路の側溝から河川までの空地が使用できなくなり、立木、いわゆる境界木が伐採されております。客観的に見て、町長が権力によって自分の田に水を引いたと町民が感じとっておられます。私もなぜあのようなことになったのかと不信に思っている一人であります。


 しかしながら、当該者であります町長にあってもそれなりの理由がおありのことと思いますので、いずれこの質問が清福によって知らされることになりますので、答弁の機会を与えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 それでは、まず、教育長にお尋ねをいたしたいのでございますが、文化財保護の面から伺います。


 いまや高野町の文化財、特に高野山に集中する文化遺産の保護については、国は国の末端機関であります、市町村の教育委員会にゆだねられております。近年までは財団法人高野山文化財保存会という組織がありました。主導権も握っておったこともあります。しかしながら、昨今、県教育委員会は、町教育委員会に専門職員を置くよう指導したり、最近行われました発掘調査などの状況から伺いましても、国は末端機関である町の教育委員会にゆだねていることが知ることができるのであります。壇上伽藍は既に御存じのとおりでございますが、弘法大師によって開かれ、日本仏教の一大聖地であり、真言密教の誕生の聖地であり、1,200有余年の間、朝廷を初め、一般民衆の信仰と尊崇を集めてまいりました。それがゆえに壇上伽藍境内には、徹底して不浄所が存在しませんでした。便所がなかったわけであります。あの広い境内にお便所がなかったわけであります。


 昭和52年7月に国の史跡指定を受け、国宝重要文化財建造物がそれぞれ1件、それに続く建造物が2つ点在しております。当該便所は史跡地から外れてはいますが、建造物としてあるべきところになくてはならなかったのであります。昭和三十七、八年ごろ、伽藍納経所の増改築で初めて水洗便所が取り入れられました。それまで職員さんたちは、雨の日、風の日、雪の降る日も傘を差して、積雪のときは雪を突きながら、長年この便所に通っていたのであります。いわゆる歴史と文化が染みついているわけであります。


 次に、環境保全の面から町長にお伺いをいたしたいわけであります。


 平成13年ごろ、谷ケ峰で沿道、いわゆる六時の鐘から宝城院までの間のことを言います、には、施設物等は一切しては困ると、院内講から注意されたことがありました。理由は、環境の模様を変えないということのようでありました。いわゆる環境を保全するということであります。


 私、交通安全協会、橋本の高野分会長をしておりましたときに、広報部の担当の者が、電柱に反射テープを張り、警察官の姿に見える反射のテープを張ったことがあります。また、このほかに三角池の角に飛び出し坊やの看板を設置したことがありました。これが即刻、院内講の代表からおしかりがありまして、高野幹部派出所に苦情が申し出られました。警察から撤去するよう要請があり、一夜にしてこの施設を取り除いた事件がありました。このような厳しい環境区域において、なぜ現状変更が許され、駐車場が建設できたのか、院内講及び周辺関係者から何も問題がなかったのでありましょうか。高野町の歴史と文化を生かしたまちづくり景観及び自然景観に関する条例を制定しようと目指している立場から、することと言っていることが違うんではないかというように思われるところがあります。


 次に、文化財防災の面から考えてみたいと思います。


 伽藍の便所が現在の場所に移動されたことが、どのような状況に置かれているか、考えられたことがありますでしょうか。国の補助事業で、900トンの排水貯水槽を設置しましたが、当時は石綿管が主に使用、継ぎ手からの漏水が多く、それに用水量が不足で、常に満タンの水量を確保することができず、このような事情から当時の修行長が文化財防災とは別に管内をカバーできる貯水槽の計画を立案せよとのことで、基本計画を作成、県文ともヒアリングを重ねてみましたが、国の補助事業にはならず、単独で既製の池も利用し、山内6カ所に貯水槽をつくり、実量1,640トンを完成させたのであります。その1カ所が三角池であります。自然環境を壊してはいけないと言われ、これは院内講の方から言われたわけでございます。149番地、163坪あります、をそのまま、すり鉢状だった池をプール状、シールド工法に改良して、約2倍の水量を得られるよう改修したのであります。


 そのころ、愛染堂の床下に何者かが時限式発火装置を作動させ、自動火災警報機が感知、大騒ぎしたことがありました。大事には至りませんでした。そこに写真も持ってきておりますので見ていただけるのであれば見ていただいたらよろしいかと思います。そのころは、寺院も町家も防災意識が旺盛でありました。この三角池の消防計画では、東側境内道、これは、竜光院と、それから明王院さんに通じるあの境内道であります。ここに消防車を2台とめ、池までの間、緑地帯があるために、管を2本延長しなければならない状況であります。南側町道側には消防車2台をとめ、管1本ほうり込んだらすぐに間に合うと。


 問題は、西側は何の支障もなく消防車が1台おさまり、管1本で放水できる、最もよい位置でありました。だが、便所が移動されたため、全く使用できない状態になっています。文化財や寺院を火災から守るために、水利の確保が一番安心できると考え、利便性を追求してきた結果が心ない考えによって現状変更されたことは非常に残念でなりません。これも時代の流れによると言われれば仕方がありませんが、この3点について、所見というんでしょうか、考えをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(池田聖三) 目黒教育長。


○教育長(目黒威徳) 文化財保護、そして防災、いろいろと高野山には宝物がございます。そのためには、非常に大きな負担と犠牲を払いながら運行していることは事実でございます。平成14年の6月に、実は地方分権一括法というのが成立されました。その中で、実は埋蔵文化財等いろんな文化財については、各地方で責任を持って管理しなさいということが法律上決まりました。そういう関係上、当然、本町においても、そして本山にその負担がかかってくることは当然でございますけれども、全力を挙げて本山もその整備に当たっているというところでございます。実は、防災の分担金についても一般会計の中での御質問がありましたとおりでございまして、私いたしました内容でございます。大量のお金をかけて本山と宿坊組合、住職会、それから観光協会、それから町との中で蓄積していったお金を使用して6千何百万というお金を使って、石綿を修理したということでございまして、いろんなところで欠陥があったのが、この19年度に大体完成を見たということでございまして、よかったなという思いでございます。


 なお、いろいろなことが御質問ございましたけれども、伽藍境内においての便所等もできたのも、これもやはり県の文化財課との話し合いの中で、当然調査をし、許可を得たということでございまして、これは文化庁まで行ってございます。当然、町を通して県の文化財課、そして、県の文化財課から国の方の文化財の方に調査が来まして、当然細かく審査された中で許可をいただいておりまして、道理を得た、許可を得たということでございますので、御質問の答えになるかどうかわかりませんけれども、きちっとした形で承認をいただいておるということでございますので、御理解いただきたいと思います。


 また、ございましたらどうぞ。


○議長(池田聖三) 崎山環境整備課長。


○環境整備課長(崎山主憲) なぜ便所が東の方へ移動したかということで、これは事務的に簡単に説明させていただきます。


 一応、便所を新しく建てかえることにつきましては、男女別に分かれる便所をつくりなさい、身体障害者のための便所を確保しなさいということが一つの条件になってきていると思います。したがいまして、旧の便所につきましては、男女兼用という便所でございましたし、それを改修に当たっては今申し上げたとおりの改修をしなくてはならないということでございます。西向いて延びていくことにつきましては、土地がありませんでしたので、それが無理だったと考えております。悲しいことにその便所を使用しながら新しい便所を改修しなさいという一つの条件もあったようでございます。


 したがいまして、今、完成するまでに古い便所についてはそのまま置いておきなさいと、そうしますと、前の方へ移動して土地を確保したらどうだということになってくると思いますけども、それは前の方には町道がございまして、便所を建てることによりまして、必ず前にバスがとまったり、乗用車がとまったりするので、町道部分へ食い込むことについては、大変また難しいという問題も発生してまいります。したがいまして、東の方へ寄るしか方法がなかったと聞いております。東につきましては、これは金剛峯寺の同一敷地内でございますので、金剛峯寺さんの方の了解も得たということを聞いております。


 一応、事業としましては、平成16年の事業となっております。便所につきましては、平成16年11月4日から平成17年3月31日というのが工期になっておりますので、事業としては、16年度事業ということで間違いございませんので、よろしくお願いしたいと思います。


 このような諸々の事由で東の方へ便所を移動させたというのが、担当課で聞いている話でございますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 答弁をさせていただく前に私が申し上げるのはあれでございますが、行政上、答弁すべきことは誠意をもって答弁をさせていただきますが、一般町民、個人、本山を含めまして出ていることに関しまして、私のことは我田引水であるとか、そういうお言葉をお使いになりましたけども、私はこういう答弁を申し上げるのは、甚だ僭越なんでございますが、議長において特段の配慮をしていただくことをお願いを申し上げましてから、答弁をいたしたいと思います。


 そもそもこの事業につきましては、相当以前から計画をされておったようでございまして、事業決定につきましては、前任者が教育長も含めてされたものであります。ただし、行政の継続性がありますので、すべて責任は私にあるわけでございますが、経過についてよくわかりませんので、3月11日、御指摘があった法人の関係者に問い合わせをいたしまして、面接をいたしました。法人といいましても御指摘の大きな法人でございますから、そこの課長にお会いをして、どういう経緯であったという一般質問が出ておるので、私の知り得ないことを教えてほしいということで伺ってまいりました。そういたしますと、山上境内にあります、トイレの整備については、あらゆる補助金をいただいて、整備をしたい、金堂の前、中門前のトイレ等々もあります。幾つかについて要望を出しておったそうでございます。それで老朽化したもの、男女別になっていないものからやっていきたいということで、当初、金堂側の計画をしたんだけれども、位置の問題であるとか、河川の問題であるとか、文化財の関係等々で優先順位を決めてやっていただくようにしたと。14年、15年ぐらいからいわゆる金堂前の方と、谷ケ峰を男女別にしてやりたいと、申し出たそうでございます。


 計画する段階で、先ほど課長が答弁をしたとおりでございますが、工事中使用できないのは、工事が数カ月かかるものですから、現在のトイレをなるべく使える状態でやっていただきたいという申し入れをしたそうでございます。それで、当該あったトイレの近郊に建てて、工事をしながらやろうということになったそうでございますが、当初の、富松設計というところが設計したという記録が残っておりますが、の設計では、どうしても道路敷きに出てしまうと。これでは困ってこの工事ができないということで本山に、それならば三角形になっておりますから、境内内で町道の方にかからないところに移動したいという申し入れを本山から町の方に行ったというようなことだそうでございます。それで、今、教育長が答弁したとおり、文化財の関係等々すべて精査をして、移動することになったんであろうというふうに聞いております。16年度事業でありますが、16年度の予算というのは、私が就任いたしましたのは9月21日でございますから、執行状態にございまして、そのまま執行をさせていただいたわけでございます。


 それから、質問の中で少し、質問の内容はわかりましたが、意図はわかりませんので、あえて先ほど議長に申し上げたんですが、第三者の個人的、景観という問題ではお答えできると思うんですけれども、それに対して一般質問としてお答えするのに私の立場では限界があるように思います。前にもお答えしましたように、今御指摘があったこれも答える必要のないことかもしれませんけれども、河川の上に橋梁がかかった、その橋梁の許可も調べますと平成15年の10月でございます。申請はその前月だというふうに記録をされております。


 それで、申し上げたのは、細かいことはいろいろ説明を申し上げたいわけでございますが、この席で申し上げることは、一般の方がされた事業に対して私が、結果としてたまたま人の車を道路敷きから駐車場に入れることによって、景観が私がよくなったというふうに認識しておるんですけども、それがよくないと言われますと、今後どういうふうに駐車場を整備したらいいのか、どういうふうにまちづくりをしたらいいのか、質問の内容はわかります。しかし、意図がわかりませんので、現在、本町におきましては反問権がございませんから、じゃ、何ですかというのはお聞きできませんけれども、私の精いっぱいの答弁、誠実な答弁としては、そういうことだと思います。


 それから、何か平成13年、14年の看板の問題であるとか、いろんな問題を、それ質問はよくわかるんですが、その意図も私はちょっとくみかねますが、現在の方向としては、谷ケ峰かかわらず、すべてこれは県もそうです。景観法の問題で県は全部にかけて、統一の看板をつくっていこうとか、不用なものは排除していこうとかというふうな方向で行っております。その中で御指摘をいただけるんでしたらどの部分がいけないのかということを御指摘をいただきましたら、私の政策上、修正をするものは修正をいたします。しかし、質問の内容はよくわかるんですが、趣旨が、目的が理解できないというのが心情でございます。私の答弁でございますから、答弁を続けさせていただきます。


 それから、広報等でしていただく場合も、町民に知らしめる第一ここで今日はたくさんの傍聴の方も来ていただいておりますが、それが正確な情報でございます。ですから、もし個人的にされるもの以外で公的に出せるものがあれば、正確に表現をしていただくこと、これは私が個人的に申し上げるんではなくて、質問の中で第三者、それも町行政に関係のない法人が幾つか出たり、出ましたので、あえて議場で議長にお願いをしたところでございます。文化財のことにつきまして、まだ漏れがございましたら、教育長からいたしますけれども、あとそれだけでございましたですか。環境保護、それから防災、防災協会の問題が出ましたです。


 これは、一般質問会計のときに御説明を申し上げようかと思いまして、これは、議場で出たことでございますから説明させていただいて、?山議員がお勤めのときにあの組織をおつくりになったということを教えていただきまして、いいのをつくっていただいたなというふうに思っております。ただ、おつくりになってから3年前、私が就任するまでは一度も会議は開かれておらなかったようでございます。それを私どもの方から補助金の使い道について、指摘をさせていただきました。これは、何十年にわたって出しておるけど、このお金はどうなっておるんだという指摘をさせていただきました。その結果、会議が開かれるようになりまして、50万円の支出をしておったものが、どんどん軽減されて、今年は10万円ぐらいに20年度は多分なったと思いますが、20万円ぐらいですかね、私、教育長ちょっと出てましたが、私も会議に出ております。私も今年の会議には、総本山金剛峯寺の会議室に行かせていただきました。現在の課長さんは先ほど説明したような石綿管の問題で支出しているようでございます。3年間3回開かれるようになったという御報告を申し上げておきます。


○議長(池田聖三) ちょっと待ってください。ただいま町長の方からも指摘がございましたけども、改めて申すまでもございませんけども、一般質問は、行政全般につきまして、町の方針を正すということでありまして、個々具体的な課題につきまして、質疑をする場ではございません。ましてやまた個人のプライバシーに係る発言につきましては、十分な配慮をお願いをしておきたいと思います。どうか一般質問の趣旨を御理解の上、よろしくお願いをいたしたいと思います。議長の方で要請をしておきます。


 どうぞ、8番。


○8番(?山文雄) わかりました。ご忠言をありがたく受けとめたいと思います。


 それでは、逐次お伺いをいたしたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。


 教育長の今の立場から言われまして、考えをちょっと述べていただきたいと思うんですけれども、驚異に責任が重んじられるようになったという今お話もいただきましたので、そういう面からお願いをいたしたいと思います。今まで便所というのは、史跡地内ではありませんでしたけれども、私の感覚から言いますと、境内から見えない位置、また、境内から見えなければならない位置に私はあったと思うわけです。金堂とは対面しない、御影堂の正面からは見えない、そして、その中間から確認できる位置にあったと。図面も引いてきておるんですけれども、そういう位置にあります。金堂とは対面しない、御影堂からは直接見ない、そういう配慮をされた中にこの便所が存在しておりました。伽藍の建造物であったと、私はこのように思っているわけです。移したことについて悪いとか、いいとかということよりも、そういう文化財を預かって、保存して、伝承していかなければならない立場にある教育長におかれましては、あの便所を移すぞと言うたときに、そういうことも頭の中で考えられたのか、いや、移したらいいわというような感覚で承認されたのか、その点に気持ちをお聞きしたいと思います。


 そして、これは移すことについては、県の文化財課の届けを出して承認を得られるような事業だったのか、そうでなかったのか。許可が要るとするものならば、すんなり現状変更の許可が出たものか、発掘調査が行われたのか、発掘調査の結果はどうだったのか。私、ちょっと調べてみたんですけども、どうしてもわからないのが、用地の所在所です。地番、面積がわかりましたら、お教えいただきたいと、こんなふうに思いますが。


○議長(池田聖三) 目黒教育長。


○教育長(目黒威徳) 場所がどうだったのかというお話で、景観がどうだったのかという御質問も含んでいるんだと思いますけれども、実は、私の奉職したとき既に許可が出ておりましたので、そういう心理はございません。ただ、埋蔵文化財の調査については、やってあったことは事実でございまして、きちっと報告もできておると思います。伽藍の外ですけれども、金堂に面してとか、御影堂に見えなくという位置というような審議については、全く私知りませんでして、多分、本山と設計、そして文化庁との話し合いがなされてあるんだと私は信じておりまして間違いはなかったという思いでございます。


 番地と、それから面積については、後ほどまたきちっと調べて御報告いたします。私は今のところ存じておりませんので、後ほど報告したいと思います。


 以上です。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 行政上、しておるかどうかわかりませんけれど、今御指摘がありました金堂正面を外すとか、御影堂から見えなくするというような山規みたいなものがございますんでしょうか。私は講学のためにお伺いをしておけば、今後の行政に反映をしたいと思います。客観的に聞きますと、逆にそうしたら、三角池の問題は別として、御影堂のところから外すという意味ではよかったんではないかというふうに思っております。これは、前任者が的確な判断をされたんではないかなというふうに私は客観的に思っておるわけですけれども、教育長が申しましたように、計画は14年から、私、議会におりましたのは14年からありまして、15年に計画をして16年度ということで実施されましたので、16年に就任時にハードとしてありましたのは、消防署の第2部の屯所と、それから記憶しておりますのは、あのトイレでございました。大きな補助額も全部決定しておりますから、大きな変更はできませんので、可能な限り、例えば、意匠についてはお願いしたいということは富松設計さんにお願いしたことはございます。予算の範囲内で、例えば、御堂とかになじむようにしてほしいとか、ただ、大幅なことはできませんし、もちろん決まっておったことですから、そんな変更はほぼなかったわけでございますが、今、記憶しておりますのは、経過途中で引き継いだものは谷ケ峰のお手洗いと、それから第2部の屯所であったというふうに記憶しております。あと、遍照尊院さん側につきましては、17年度計画しましたので、私は子細を認識しておりますから、質問していただければ、どうしてあの位置に建ったのか、どうやって文化財調査をしたのか、いつだれとどういう協議をしたのかということは御説明できると思います。


○議長(池田聖三) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) 今申し上げました位置関係については、別に古文書があるわけでもなし、資料があるわけでもないんですけれども、関心をもって見ている私にとりまして、そういった位置にあり、そういうお便所というのは、伽藍の総体の建造物の一つであるという物の考え方から申し上げたわけでありまして、高野山で事を起こすということにつきましては、そのものだけじゃなくて、やっぱり周辺のことも配慮に入れた中ですべて計画を持っていただきたいと、こういうような意味で申し上げたわけでありまして、便所は確かに右へ振って、伽藍境内から見えなくなりました。見えなくなったからいいのかというものではなくて、今の位置づけでは、公衆便所というような形に変わってきておりますので、これでいいんやと言われればそれでいいわけでありますけれども、私の文化財、高野山の文化財の保全というものから考えたら、やはりそういうような見方をしたいということから申し上げたのであります。高野山で事を起こすことにつきましては、すべてそのものずばりじゃなくて、周辺のことも考えていただいて計画に入っていただきたいと、このように思うわけであります。


 それから、便所を建設するに当たって、建てかえするのに9カ月かかると。使いながら、それじゃ右へ移そうというような御回答もいただきました。確かに予算的な面あるいは時限的な面から言えば、そういう物の考え方もしなければならないんだろうと思いますけれども、9カ月ぐらいは御辛抱いただいて、もとの位置につくるということがふさわしい、よかったんではないかと、こんなふうに思うわけであります。


 それで、先ほども申しましたけれども、あの用地につきましては、私調べたんですけれども、所在地と番地と面積がわかりませんので、わかりましたら発掘調査をするとか、そういったことにおいて、必ず所有者、地番、面積等は記録されておるはずでありますので、これはお教えをいただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。


 町長さんの方から御回答いただいた中で、20万円の件、会費20万円の件につきましては、私も薄々そういうことを考えておりまして、以前にもこのことについて質問させていただいたことがありました。ただ、高野町が20万円の負担金を出しているということだけやなということも考えておりましたので、以前にそういったことを申し上げたことがありました。今回、その後、高野山防災協会がどのように変化しているのかなということで、今回質問をさせていただいたわけですけれども、それにつきましては、最近18年、19年、町長さんがこの会に出席されるところから変化してきたようなお話を今いただきましたので、非常に効果を上げていただいておるのかな、このように思っております。


 この20万円のことについて、なぜこのように関心を持っておるかということになりますと、高野山の文化財を保全していくために、補修していくために、高野町は1,000万円の枠を見ましょうということを約束していただいたことがあるわけです。そして、文化財の管理費については、若干お出ししますと。その額をちょっと忘れたんですけれども、その額が防災協会ができて割りつけしたために高野町20万円という数字が決まったものだと思っておるわけでございます。最近は、保存修理等につきましては、高野町の負担とする額はお出しいただいておるようでございますが、だんだんそのような格好に変わってきたんだな、そのように認識しております。


 そこで、町長さんに答弁のできない面につきましては、結構でございます。質問の意図するところがわからないということもございましたので申し上げたいと思うんですけれども、あの便所を移動することによって、そして、支障木が伐採されて、そして、駐車場が建設されたということにつきましては、院内講あるいは周辺関係者から何も問題がなかったのでありましょうか。それを申し上げることについては、以前、六時の鐘から宝城院までの間は、建造物は一切するなとか、したやつについては撤去せよとかということで、一夜にして撤去したことを経験しておりますので、そういうような意味においてあそこのところというのは環境保全されておるのかなと、模様がえをしてはいけないところなんだなというように頭の中にしみ込んでおります関係で質問をさせていただいたということですので、答弁できないものであれば答弁は結構でございます。できるものなら答弁していただいたら結構かと思います。


 それで、これはだれが答弁していただけるかわかりませんけれども、三角池が左へ寄ったということにつきましては、あの池の西側が使用できなくなっています。全然使用できない。あの池を水利として使用するためには、西側に車をおさめて、消防車をおさめて、放水活動をするということになれば、道路、運行に全然支障がありませんし、周辺にも支障のない一番あの池に対して、一番のいい水利であったという考えであの池を改修したわけであります。それが便所を移されたためにそれが使用できなくなったということについては、どんなふうにお考えになっておられますか。その点をお伺いいたします。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) ちょっと私自身も聞きながら整理をしておるんですけれども、順番に御説明申し上げましたですね。あのトイレは、男女別にするのに、町域にかかるから建設できないと。そのために、これははっきり言った方がよろしいかと思いますので、本山工務課の方から申し出があって動かしたわけでございます。三角池も本山工務課がやられたわけで、私もその当時勤務しておりましたので、どの課長が当たったかもよく存じ上げておりますけれども、私も消防におりましたので、あそこで訓練しておりましたから、どういう不具合があるかというのは、ちょっと私はピンと来ないのが実情であります。ですから、質問の内容はわかるんですけども、どういう不具合が、文化財保護法の問題、文化財の問題、それから消防の問題で、ちょっと私理解できないのでちんぷんかんぷんな答弁になるかもしれませんが、あそこの土地は恐らくこういうふうに広くなっていて三角池のとこまでが院内講であるのか、本山であるのかということだと思います。そして、支障木を切ったということですけれども、これは先ほど質問がなかったので報告を、答えるべきかどうかわかりませんが、それも工務課長に確認をいたしました。そうしましたら、工務課長は、トイレを建てるところも、そこをするときにわかったことが、境内木が非常に根が張っておって、前に伽藍側のものが倒れたことが台風であったそうでございますけれども、河川が壊れてしまう、それがあるので、トイレを移動するときに切ったのと、ほかの部分も切ってしまいたいという申し入れがあったようでございます。ですから、建っておるところの支障木を切ったのは、もちろんトイレを建てるために切ったのかと思いますけれども、その分、川の方に寄っておりますので、前の部分は今ぐらいの広さが確保できたんではないかなというふうに私は思っております。


 先ほど、繰り返し申しますが、その議論についてなされたときに、私も子細を知る立場になかったものですから、どういう契機でいったかと後で聞いた、議事録もあるとおっしゃっていました。ですから、客観的な事実として、例えば、橋をかけるために切ったとかということではなくて、トイレの部分はもちろんトイレを建てるために切ったんでしょうけれども、そのときにわかったことで、ついでに切らせてほしいということで院内に照会があったということはわかっております。土地としては、番地はちょっとわかりませんけれども、私は院内講の土地だというふうに申し上げたこともあるんですけども、そうではなくて、あそこは本山の土地でありますよということを御説明を受けました。3月11日のときに受けたわけでございます。ですから、ちょっとわからないのは、文化財の観点から、どういう意図で聞かれているか、客観的に見て僕はあそこの方がいいんじゃないかなという感じはするんです。トイレの位置としては。消防が来たらどうのこうのというのはちょっとわかりませんけども、いいんではないかなというふうに思いますので、先ほど申し上げましたように、前任者の判断はよかったんじゃないかなというふうにお答えするしかないんでございます。それで、私の知り得た、後で調べたことを御報告、あえて行政とは関係ないことでございますけれども、個人的に聞いていただきましても子細にお答えはできたわけでございますが、議場でお伺いになりましたので、私の判断でこの程度の説明は、行政の説明にも逸脱したものではないだろうという判断で御説明をさせていただきました。


○議長(池田聖三) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) いろいろとひざを交えて話をすれば、話も進む点もあるんだろうと思いますが、こういう議会でございますので、なかなか質問する方も難しいわけでありますが、池の西側に車が置けなくなった、消防法的に、何か申し合わせ事項的にというようなことにつながっていくわけだろうと思うわけですけれども、先ほど申し上げましたとおり、山内の6カ所に貯水槽をつくりまして、そして、高野山の文化財防災の水量だけでは守り切れないということから単独事業、既製の池も使いまして、壮大設備をやったことがあるんです。それで、大門から一の橋まではカバーできるだろうという計画ででき上がりました。その中に三角池の改修があったわけです。その改修をするときの内容として、ここへ消防車を2台置く、ここへ消防車を2台、西側についてはここへ1台スコンと入れたら、こういう使い方ができるなという計画のもとにあの池の改修ができ上がったわけです。そういうものが頭にあったものですから、あの便所をスコッとこっちへ寄せられたら、消防自動車置けれへんやんかというようなことで質問を申し上げたわけでございますが、そういう意味でございまして、別にこの池を改修することによって、この周辺はこのように使わなければならないという規約的なものは一切ございませんが、その当時の話し合い、その当時の消防団長等らが現場を見ていただいて、こういう使い方をすれば問題ないなということを話ししたことを記憶に覚えております。そういう意味でこのところについては申し上げたわけでございます。


 そのほかに、あそこへ便所が移った、もとの便所がなくなった、そして駐車場ができた、木が伐採されたのは支障ではなくて、ほかの理由で伐採されたという、その状況が変わったことについては、別に問題がなかったのでしょうか。別に、そういうことでこれは答弁できれば。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 質問、今、理解できました。その結果修景的に変わったんではないかと。以前の状態は御存じですか。私は毎日前を通るものですから、以前は、老朽化したトイレのところに境界木がありまして、その奥にトタンで形成された倉庫がございました。これは、行政上どうこうということではなく個人のことでございますから、あえて申し上げる必要はないわけでございます。


 むしろ修景という意味では、そういうものよりも木が植わった状態になって、視界が開ける方が個人的に。修景というのは、客観的なものでなかなか求めにくいものですから、どうしても私感的なものが入ります。この景色を見ても、これでいいという人と、木がない方がいいという人と、建物でもそうでございます。非常に難しい、悩ましい問題ではありますが、しかし、方向性としては、本山の工務課さんがお考えになったもの、それからまた院内たちの考えられたこと、前回も本山前の木の問題も出していただきましたが、大変私はいい質問で、問題提起でいいんだと思います。


 木の扱いというのは、ちょっと御披露、私は実は、修景については、この木は大きくなり過ぎているというように考えています。それは、本山の会議の、総長さんなんかの会議で1カ月行っても、これは適当に計画的に間引きをしないと、伽藍の初動に対しても損害を与える可能性もあるし、やっぱりこの境内からいろんな大塔が見えたり、そういうふうにする方がいいんじゃないですかというふうに私は修景とか、そういう意味では景観を、私の主観ではそういうふうに感じています。


 ですから、御指摘のことはわかりました。あれでいわゆる修景が、景観が壊れたんではないかということだと思いますので、よく御意見を承りまして、当該御寺院の方にまた会いましたら、修景について補助制度もございますから、どうぞ修景していただけまんかというふうには、お話の中では一般論として、いつも西小田原、東小田原あいたときに修景しませんか、お願いできませんかと言っているのと同じ感じでお願いをしていきたいと思います。質問の意思がよくわかりました。よりよく修景をしろと、文化財が生きるようにしろという御指示だと承らせていただきました。ありがとうございます。


○議長(池田聖三) 目黒教育長。


○教育長(目黒威徳) 今、町長がおっしゃったとおりでございますけれども、旧面積は25.6平方メートル、詳しく言いますと、女性のトイレが2つと男性は立ってシュッとやると、何も囲いもないという御承知だと思いますけど、非常に小さなもの。新しい方は41.79平方メートル、男女別にきちっと分かれて非常にモダンというたら景観にあってないかということになるのかもわかりませんけども、現在はちゃんとした審議をされた中で、文化財課の話の中で、一番いい設計のもとにつくられてあると、私も信じておりますので、間違いないと思います。


 それから、土地の方ですけれども、土地使用契約書というのは金剛峯寺と平成17年7月1日にきちっとできております。それから、埋蔵文化財発掘についての調査は、平成16年6月10日に申請し、平成16年6月18日に許可を得ております。あと、土地スガ面積については、きちっとまた後ほどお渡しできると思いますけれども、以上でございます。


○議長(池田聖三) 8番、?山君。


○議長(池田聖三) いろいろと御回答いただきまして、恐れ入ります。町長の見解を聞かせていただいたらそれでいいわけでございます。


 それで、町長さん、三角池というのはあれは普通の池だったんですか。何か由緒ある池なんでしょうか。それをお聞きしたいと思います。


 それから、今教育長の方から答弁いただきました内容について、了解しております。所有者と土地の貸借関係も17年にできているということであります。できましたら、あの土地というのは、池のところからずっと便所、そしてそこの前のお寺の橋のところぐらいまで一つの地番になっているんじゃないかと見受けられますが、一つ地番がわかりましたら参考までに教えていただきたいと思います。また、あした来ることもできますので、よろしくお願いいたします。


 町長さん、池はあれは普通の池ですか。何か模様がえをしたらいかんという、非常にそのときにしかられたというんですか、御注意をいただいたことがありましたんですが。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) どういう立場でお答えしていいのか、浅学非才でございますけども、私が学生時代にいろんな調べましたら、かなり以前からあったもので、平成9年に建てかわった大塔が、あれは前の大塔のころからあって、その火災のときにも使ったというような記録があると承ったことがありますので、相当古い時代から、西塔のところのやつと蓮池と、防災上、三角池ってあったんではないかというふうに思います。昭和五十七、八年にされたんですかね、本山の方でされたと思いますが、これはコメントする立場にありませんけれども、主観で言いますと普通の池であって、モリアオガエルやいろんなカエルがおるような池の方がよかったのかなというふうに思いますけれども、それは持ち主であります法人さんがされたことでありますから、このトイレと同じでございまして、行政の立場でこれがいいとか、悪いとかという、歴史的なことは客観的事実でありますからお答えをいたしまして、相当以前から存在しておったと。


 もう一つ何かありますね、観学院の裏にありますけど、あれも以前からあったんではないかと。西塔のところのはもうなくなってしまって、現在は更地になっておるようでございますけれども、比較的、池というのは防災上もたくさんあったんではないかと。ただ、たくさんつくりましたので、地下のやつをつくったりして、水が豊富にあるということで、要る要らないという議論はあったと思うんですけども、恐らく残されておるのは、そういう歴史的なものに木風土記とか、食風土記とか、そういうのにも出てくるんだというふうに承っておりますので、お答えになったかどうかわかりませんけれども、そういう質問でしたかね。


 ですから、修景についてもう少し池も何とか考えろという、先ほどのことだと思いますので考えますけれども、土地は私どもが答弁できるのは補助を出して、建てる部分の47.12平方ですか、そこについては承っておるわけでございますけれども、そのほかのことについては、それは個人的にお調べになるのはいいと思うんですけども、特に行政上関係のないことではないかと思いますので、また教育委員会から御回答するときに配慮して、トイレの部分の地番だけを答弁するようにしていただきたいと思います。


○議長(池田聖三) 8番、?山君。


○8番(?山文雄) 高野山の三角池も古い池でありまして、歴史を知っているわけであります。普通の池でないということにもつながるんではないかと、こう思うわけでございます。ですから、あの池に消防自動車が置けなくなったと、不浄の便所が近づいたということについては、あまり好きでないわけであります。その理由の一つといたしまして、中門前の池があるわけです。あの池をふたして、そしてあれを駐車場にする計画をいたしました。いたしましたと申し上げたらいけないんですけれども、当時そういう考えでありました。しかし、院内講の代表の人から毘沙門池をふたするということはいけないと。あれをふたすることによって山内に災いを招くことになるんだとおしかりをいただいて、あそこをふたせずにあのような形の駐車場になったということから考えまして、この三角池ということにつきましても、先ほど言いましたように、消防自動車が置けなくなった、便所が近づいたということが非常に自分としては残念な思いがしております。


 それと、非常に私はいまだに後悔しておりますことが一つあります。あの池を改修することによって、モリアオガエルの生態系を守れなかったということ、そこまで私は気がつかなかったわけですけれども、今月また写真も撮っているんですけれども、モリアオガエルが私に言うような気がするんですけれども、私たちはどこで繁殖したらいいんだという写真を撮ってきておりますけれども。そういうこともありまして、何か事をすれば何かに障害が起こっておるということがあり得りますので、十分文化財等の工事、ことに関しましては十分配慮をした中で行っていただきたいと、このように申し上げておきたいと思います。


 だんだん時間もなくなりますし、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(池田聖三) それでは、発言時間の制限を超えましたので、これで?山君の一般質問を終わります。


 しばらく休憩いたします。


・・・・時・・分 休憩


午後 1時00分 再開


○議長(池田聖三) 休憩前に引き続き議事を進行いたします。


 質問の通告がありましたので、発言を許します。


 10番、西山君。


○10番(西山茂之) 質問事項に書かせていただきましたとおり、過疎高野町の生き残る道ということについて、少々考えてみましたら、数多くのことをお聞きしたいと思うことが出てまいりましたので、まとめてまいりました。御答弁をいただきたいと思います。


 歴代の町長は、本山とも協力してまちづくりに努力され、上下水道、じん芥処理場、斎場、学校の完備等すべての施設において、小さいながらもよその町には負けないまちづくりをされ、世界に誇る高野町を築き上げてきてくれました。よその町に行って話をしても、自慢のできる高野町で、自己紹介につける高野町出身というのは自慢の気持ちも含んでおります。今までの行政は、国、県の潤沢な資金を申請し、計画をした施設なりを建設すればよかったのでございますが、現在は状況が変わっております。交付金は締められ、人口減で税収が上がらず、ないそでを振るのが大変つらい行政だと理解しております。それを乗り切るためには、後藤体制は考えられるあらゆる方法をもって行政改革された結果、財政再建団体に陥らず、自主事業ができるようになってきたとお聞きしており、敬意を表します。


 一番の業績は、2町のみで合併をしなかったということではないでしょうか。もし合併をしておれば、高野町役場は支所となり、ほとんどの職員は本庁に移され、支所には何の力もなく、すべて本庁にお伺いを立てなければならない、さらに物品の購入等についても本庁の一括購入で、旧高野町内での物品の納入もできず、事業者は生活の糧のなくしていたのではないかと思います。


 高野町の平成14年から19年までの人口減少率は10.7%です。合併していれば、過疎の状態に拍車をかけることになり、高野町は既に町としての体系はなくなっていたと思います。しかし、現在近い将来、また大きな合併を申し渡されるかもしれません。首を引っ張られればついていかなければならないでしょうが、独自の力を持った高野町づくりが大切ではないかと思います。過疎化・少子化の激しい高野町です。力のあるまちづくりをするのは大変でしょうが、二、三気のついたことを提案して実行していただきたいと思います。


 高野町の第1番の問題は、激しい人口の減少です。他の市町村に負けない社会基本の充実した住民サービスをしている高野町を去って、くみとりトイレで蚊やカメムシの多い新興住宅地に転居していく、社会資本の整っていない町に好んで住むようになるのはなぜか、高野町は、寒い、不便だ、遊ぶところがない、また、自分の財産が持てない、子供に教育の場がないといろんな問題があるでしょう。国の施策で指定タウンとか、大企業優先の郊外型のまちづくりとなり、地方の力はそれに対抗するのに大変な努力が必要ですが、我が町はこれに対応していかなければならないのです。寒いに関しては、今年度灯油券を配布していただきました。寒冷地手当を住民に支給してもらったわけで、ときを得たよい贈り物だと喜んでおります。よくぞ法律を読みかえっていただいたと感謝しております。


 最近、全国に7,800の限界集落があるということをよく耳にしますが、我が町の周辺村落の状況を聞かせていただきたいと思います。私は、周辺村落だけでなく、中心の高野山でもその減少は出ていると思います。これからの地区への支援の取り組みについての状況をお知らせいただきたいと思います。


 また、町長はいろんな施策を考え、実行されてこられましたが、町内には、僧侶、サラリーマン、ビジネスマン、農林業者、観光従事者等多くの職業の人が生活し、生活基盤の違いで考え方も少しずつ違っております。町長のよく言われます、宗教観光都市、宗教環境都市、環境と観光は少し言葉が違いますが、内容には大きく違いがあると思います。あなたのつくろうとしている環境都市は、未来にこの美しい高野町を残すことにより、多くの参拝客が来山するであろう、多くの人が来てくれることにより、住民も楽に生活できるということだと察します。


 現今、農業、林業も衰退した高野町は、弘法大師のもとに多くの観光客が来山するのを相手に、第3次産業のみでなり立っているのが現状です。それを糧に住民も生活しているのです。観光は住民の生活を支えているわけです。御遠忌から御遠忌までの50年スパンでの高野山を考えれば、町長の理念には賛成できるのでございますが、しかし、今を生きなければならない我々には、このプロセスに少しニュアンスの違いがございます。


 まず、車の乗り入れですが、車の乗り入れは極力避け、古い町並みの山内を歩いていただき、環境に優しい町をつくりたいということで、町並み改修に力を入れておられますが、幾らもとを入れてもこの町並みを見るには、見るために観光客が増えると思いません。


 では、何が必要か。宗教都市としての魅力をもっと打ち出すべきではないでしょうか。車は入り口でとめてしまうのではなく、来てくれる車すべて山内に入っていただいて、大きな駐車場をつくり、そこに車を置いていただいてから山内を散策していただく、入り口で観光客の時間を消費させるのではなく、山内で十分な時間をとれるようにしてやっていく体制が必要で、そのことにより時間に余裕ができて、高野山を知ってもらい、また、さい銭も多くなり、車が手元にあるために土産物も多く買っていただけるのではないかと思います。


 さらに、車の乗り入れ禁止を言う前に、車社会の中で生きている住民のことも考えていただきたい。車がだめというのは、住民に出ていけというのも同じだと思いますが、現在を生きる方法も考えていただけないでしょうか。たかが、大正末期よりの歴史のない民家にもとを入れるより、宗教の町である寺院に弘法大師の信者をふやすこと、宿泊客をふやす方法を考え直していただくことを指導できないものでしょうか。現在の参拝客は、真言宗の信者が1割もいないとのことで、ほとんどが観光客です。寺院関係者は、この観光客を信者がお寺参りをしに来たという考えでおもてなしをしています。信者と観光客の違いで接待で仕方が全然違ってまいります。この観光客は、弘法大師、空海の遺跡を観光に来ているのです。遺跡である寺院を観光していただくルートの開発をするのも一つの策ではないでしょうか。


 さらに、日帰り客と宿泊客とでは客単価が違います。観光客に宿泊をしていただける魅力のある宿坊づくりを指導するのが、まちづくりが一番ではないのかと思っております。来山客に好意を持っていただくことにより、大師の信者も増えるのではないかと思います。お考えを聞かせていただきたいと思います。


 また、高野町は、寺院が安泰に活躍していける町でなければならないのです。宿坊が栄える、宿坊が潤うことによりまして、仕事は増え、雇用も増すのです。住民も町も潤うのではないでしょうか。在家は常に寺院に従っております。宿泊客が増えれば、高野の夜の町も明るくなるはずです。


 3月4日の新聞に、橋本市にツイン16室、シングル135室のビジネスホテル建設がされると報道されました。橋本市に200人規模のホテル、橋本市だけでは常に満室はならないでしょう。このホテルのテリトリーは、伊都郡、橋本市も目標にしており、一番の公益目標は高野山の参拝客であろうと思います。高野山の足もとの石垣が崩れようとしています。参拝客は高野山に宿泊していただいて初めて高野町は潤うので、橋本市が潤っても高野町には少しも利益還元はございません。対策を考えておられますか。


 一昨年度、本山より多額の御融資をいただきました。さらに毎年寄附金をいただけるとお聞きしております。苦しい財政の中、誠にありがたいことで、関係者にお礼を申し上げます。これも町長が本山との対話の機会を計画していただいたことによるものだと思います。この件に関して町長が裏の見返りを約束してあるならいざ知らず、お世話になっているということに関しては、お礼するのが常識であろうと思います。聞き及ぶところによりますと、本山もあり余ったお金を高野町に融資しているのではなく、集団運営には大変頭を悩まし、特に学校運営は厳しい状況だと聞き及んでおります。高野町も学校運営には四苦八苦している状態です。両者が手を組んで、師弟の育成に努力をしてくれておりますが、今一歩進めるつもりはありませんか、お聞きします。例えば、育英資金でございますが、高野町で用意してございますが、利用者が少なくて今年は1件の返金があるだけというふうな条件だそうでございます。山内の子供でなく山外から高野山に集約している子供にでもその修学資金、奨学資金を活用してもらうという方法も考えてくれてはいるのではないかと思います。


 現時点では、高野山では子弟の教育は山外の学校に進学させるのが通例となっていますが、反対に子供の教育は高野町にお任せくださいと言える教育の場を構えることができないものでしょうか。町外に出ていく子供を残留させれば、親子ともで倍の人口が残るのであり、よそへ進学していただければ、1人の生徒に親がついてきて、2人の人口が増えるのです。一番手っ取り早い人口増加の対策ではないでしょうか。幸い当町には、私立の高野山学園がございます。一緒になって検討され、よき方法、小中一貫、中高一貫、中学校の充実等を考えさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。特に中学校の運営については、高野町最大の課題だと思います。国、県の方針に従っていれば、高野町の疲弊に油を注ぐようなものです。高野町独自の方法はないものでしょうか。以前よりたびたび進言しておりますが、のんびりしていては間に合いません。最優先事業としてお考えいただきたいものです。


 そこで、住宅の問題が出てきます。住宅を建てたいが用地がない、すべて本山の土地だ、土地は借りたが担保となる建設審議に苦労するのが現在の高野山です。銀行に聞いてみますと、本山が証明してくれますと住宅建設資金は借りていただきたいとのことです。しかし、本山はそういうことでは証明いたしません。そこで、高野町では何らかの対策はとれないものでしょうか、お聞きします。証明なり、保証なりという方法があると思うんでございますが、御検討いただけたらありがたいと思います。


 それから、用地は建設資金がなくして高野山に戻ってこいというのは無理な話です。住宅を建てる方法を考えれば、住民が増え、税収が増え、銀行も喜び、活気のある町になると思うのですが、いかがでしょうか。


 次に、高野山学童軟式野球選手権大会についてでございます。高野山旗少年野球は12回も過ぎ、皆様方の御協力のおかげで大変充実してまいりまして、参加者並びに関係者の方々に喜んでいただける大会となりました。世話をさせていただいている私はこう思っておるのでございますが、資金を出してくれております当局はいかが思っているのかお聞きします。さらに、この事業の業績並びに結果を報告いただけたらありがたいと思います。


 この事業については、当局も多分続けるべき事業だと認識されていると思います。当大会を全国大会にまで持っていこうという目標もあり、運営に関しては、県軟式野球連盟が本式を入れてくれておりますので、参加チームや選手たち、また、地元の人たちにも喜ばれていると思っております。しかし、のんびりとしていれば、林間学校と同じように、気がついたときには他の町にとられ、じだんだを踏まなければならないことになるのではないでしょうか。


 戦時中、寺院のすべてを国に撤収され、予科練の宿舎となり、宗教活動のできなかった高野山は、終戦後生活の糧もなく何か人を寄せる方法はないかということで林間学校を始めましたところ、当を得まして昭和57年には366校、6万人の大林間学舎が行われる町になりました。当初は、キャンプファイヤー、肝試し、お化け屋敷、まくら投げといろんな行事を楽しんでもらいました。参加校が多くなるに連れまして、それはいけない、これは危険だ、高野山にはそぐわないと禁止事項が多くなり、不人気となったところへこんなよい集客方法らがあるならば、私の町でもと多くの地区で林間学校、臨海学校を始められたので、昭和57年を最高にだんだん減少してしまいました。隣町の吉野町にとられ出したのが初めてだそうでございます。人気のあるうちに次の手を考えず、条件ばかりつけていたのでは減少するのは当たり前です。今、上りかけの状態にある高野山旗です。林間学校の二の舞をしたくないので、いろいろ方策を探っていただきたいので、進言したいと思っております。


 まず、グラウンド管理についてでございます。以前サッカーチームに、雨天にグラウンドを使用してもらい、整備せずに返還されたことがありました。そのままの状態が続いて、野球チームが借用しました。野球チームは練習もできず、グラウンド整備に時間がかかってしまったことがあります。そのことを管理担当者に進言しますと、グラウンドはスポーツに活用していただくようにあるはずですが、次回よりグラウンドは貸与しないとのことでした。管理者は、最終の整備を行うのは当たり前ではないのですか。さらに住民の所有物ですので、活用していただくという気持ちにならないのでしょうか。町営住宅の場合、退去者が出ると内装をすべて改装し、次の入居者に貸与します。グラウンドについても管理者が十分な整備をしておくべきではなかろうかと思いますが、管理者はどのように感じておられますか、お聞きします。グラウンドの整備に整備車両等を購入して、常に職員で整備するつもりはないでしょうか。


 それで、本来の少年野球ですが、参加56チームという大世帯となっているのですが、練習のできるグラウンドがどうしても1カ所必要です。県でも物心両面にわたり応援する、知事にも交渉してやると言ってくれております。高野山は設備が悪いから参加しないと言われないためにも、また、他地区にもこの事業が移転しないためにも投資が必要であると思います。ぜひ用地を確保し、正式のグラウンドではなしに、練習のできるグラウンドで結構でございますから、建設していただけたらありがたいと思います。


 それから、以前、高野山旗のために転軸山公園の広場をグラウンドにしていただきました。現在はゲーム球場となっております。以前にもお聞きしたと思いますが、有効パイプを縦横に埋設してあるため、水はけは非常によいと自慢されておりましたが、現実には、昔つくった町営グラウンドの方が水はけがよいのです。さらに、スライディングをすれば、おしりは赤むけです。土が流されて、砂が表面を覆っているからです。グラウンドに適した土を投入していただけないでしょうか。これは、急務のことでございます。また、管理、手入れの方法が悪いのか、建設に不備があったのか、一度設計図を見て十分な対策をとっていただきたいものと思います。現在のまま土を入れると、今年はよろしいでしょうが、雨が降れば流れてしまい、もとのもくあみになるのは確実です。設計図は保管されているはずです。確認していただきたいと思います。


 とりあえず本年度は、傷んだグラウンドはけがの可能性があり、選手たちに嫌われる大会となりますので、流れてしまった土の補給をお願いしたいのですが、いかがでございましょうか。


 ごちゃごちゃと申しましたが、要旨については箇条書きにしまして提出してありますので、そのとおり御返答いただけたらありがたいでございます。よろしくお願いします。


○議長(池田聖三) 今井企画振興課長。


○企画振興課長(今井俊彦) 要旨をいただいておりますので、ただいま質問のありましたことにつきまして、要旨に沿って返答したいというふうに考えております。


 まず、限界集落ということが出てきております。今まで過疎対策事業といたしまして、平成2年度から順次過疎対策の事業を行ってきております。この結果、あまりメリットが出てきていなかったというふうに今の時点では考えられます。国においてもそのような方向で考えられておりまして、平成21年度で時限立法が終わってしまうという段階で、今現在国の方においても今後の過疎対策について、どのようにすべきかということを今検討いただいておるところでございます。


 まず、限界集落という定義でございますが、一般的に65歳以上の高齢者が住民の半数を超えるところという具合に定義されておりまして、50%以上を超えますと、町内会などの共助、ともに助ける機能がなり立たなくなるということで限界集落というふうに言われております。県が昨年調査されておりまして、これは、過疎対策山村地域等を対象にした結果193集落、山間部においては、およそ3分の1のところがこういう限界集落と言われている地域になっているということで、調査結果が出ております。高野町におきましても、この高野山地区、花坂地区、細川地区以外のところにつきましては、50%以上超えるところがすべてでございますので、この3地区以外はすべて該当するのではないかというふうに考えております。


 ただ、今現在、高野山を含め19集落ありますけど、その高野山周辺の集落につきましては、長い歴史をかけて、その中で住民の皆様が協働しながらいろいろなそういう集落を守ってきたという経緯があろうかと思います。今現在でも人数的に少なくなっているところもありますが、今のところ共助という、ともに助けるというところをしていただけるところがあるというふうに認識しておりまして、そういう観点からいきますと、限界集落という言葉を使うことについては、ちょっと問題があるのではないかと思っております。ただ、そういう地域につきましても、今後高齢化が進めば生活自体がままならないというようなところも出てくると予想しております。これらにつきましては、今現在、策定中の長期総合計画の中でいろんな施策を盛り込むということで、順次各課で連携しながら計画を立てるように進めているところでございます。


 ここの中の限界集落になっていった過程というのは皆さん御存じかと思いますので、省かせていただきます。


 2番目でございます、限界集落への支援策ということでございます。今、町が行っておりますのは、そういう限界集落と言われる周辺集落について、どのような歴史的なもの、風景があったかというようなことを、地域再生マネジャー事業ということで専門家の方に各集落に入っていただきまして、いろいろとその地域の歴史、文化をお聞きしながら、そういう政ができなくなっていった過程、人口が減っていった過程等を今現在まとめているところでございます。


 過疎対策の基本法にもありますが、自分たちの地域を自分たちの手で活性化するというのが一番の目的でありまして、そういうことにお金を突っ込んだがなかなか今までできていなかったと、余計過疎化が進んだのではないかというようなところも出ていることは事実でありますので、今後そういう、例えば、人数の少ない平原、樫原、東又、ここは人口的に2人、4人、3人というような集落です。こういうところが今現在はそこに住んでいる人が自助というか、自分で何とかしていけてるというようなところもありますが、こういうところについて、息子さんが家に帰らなければ、必然的に消滅してしまう集落というようなことになろうかと思います。そこらについて、高野町ができることは何かというようなことも見きわめるという必要がありますので、総合計画でどういう具合にするかというようなこともきちっとしていきたいというふうに考えております。


 先般、一般会計の予算の中でも、まずしなければいけないことは何か、生活交通の確保というのが一番に上がってくるのではないかというふうに思っています。ただ、これにつきましては、自分たちでできる範囲のところは自分たちでやっていただくということで、すべて役場自治体が応援できるわけではありません。ですので、今現在行っています公共交通の赤字補てんなんかも見直しながら、使いやすくしていく、1週間に1回、2回の運行でもよければ、そういうふうな方向に切りかえていくとか、いろいろそういう地域の住民の声を聞きながら、そういうふうな改善が必要であるというふうに考えております。


 また、地域医療も2番目の課題になろうかと思います。これにつきましては、現在、医療の充実ということで高野山病院並びに富貴診療所につきましても、お医者さんの確保等をしまして、今ある病院の存続、診療所の存続について、今現在予算化もしまして進めているところであります。また、こういうところもそういう往診ができないかとか、いろんなこともあろうかと思いますので、その点も考えていきたいというふうに思っております。


 3点目の中心地の高野山も限界集落に入るのではないかということでございます。今のところ高野山につきましては、高齢化率、これは12月31日現在が29.6%と、約30%になってきております。質問の中にもありましたように、第3次産業に頼っているというところがこういう人口の減少に拍車をかけているのではないかというようなところも見受けられるのではないかというふうに考えています。


 例えば、自分自身を振り返ってみますと、親が職人の職を離れてサラリーマンになりました。サラリーマンになった私の子供は何の仕事をするか、高野山で仕事は何をするかということになりますと、やはり下の高校、大学に行ってしまえば、そういう形で戻ってこない。ただ、高野町で自分が今一生懸命習っているものは、その地域でしかできないかというとそうではないので、高野山に戻ってきて、その仕事を継続するということも可能かなというふうに考えています。だから、そういうふうに自分たちの子供に対してもやはりもっと戻ってきてくれるようなことを強く要望しなければいけないのではないかというふうに考えています。


 そういうことで、高野山に住んでいる、働きに来ている一人一人が、この高野山をどうしていくかというようなことを一人一人に問われているのが今の現状でございまして、そういうことで皆さんの意識を変えて、この歴史ある高野山を守っていく、景観にしてもどのようにしたらいいかと、都会にはもうなれません、高野山は。しても意味がないと思います。そういうことをやっぱり住民一人一人に認識をしていただくということが大事かなというふうに思っております。


 私のところにつきましては、3点について答弁させていただきます。


 もう1点ございました。


 住宅建設のための銀行証明ということでございます。これにつきましては、先ほど議員さんから言われましたとおり、本山からの証明書は出ないということでございます。銀行に聞き合わせました。住宅ローンは使うのに土地の所有者の承諾があればオーケーですということも聞きました。ただ、証明書を出すということは、そこに家を建ててもいいですという証明になりまして、じゃ、民間の銀行が担保としてとる場合にどこをとるかと言いますと、今は建物と土地をひっくるめて担保として保証いただくということになっていまして、ですから、自分の土地ではないところを担保にすることはできないということがあろうかと思います。これにつきましては、宗教法人の土地ということもありまして難しいところもあろうかと思います。ただ、住宅ローン以外の一般融資につきましては、上の建物の保証であるとか、担保をとるとか、ほかの方法もありますので、そちらの方を活用していただければというような銀行の回答でございます。


○議長(池田聖三) 目黒教育長。


○教育長(目黒威徳) 西山議員にお答えいたします。


 お話を聞いておりますと、高野町のあり方、今後のあり方の中では、学校教育についてどうやっているのだという御質問、それともう1点は、施設についてどう管理しているのかということだと受け取りました。


 まず、学校運営についての大ざっぱなお話をさせていただきますと、富貴小学校と中学校については小中一貫という形で、これは非常に我田引水、私の勝手な言い方かもわかりませんけれども、非常にうまくいっているのではないかというように思っております。3月10日にも実は卒業式の後に他町村から見学に来て、研究しているという状態でございますし、いろんなところから富貴の小中一貫については効果があったというように思っております。あと花坂小学校、それから高野山小学校、そして高野山中学校、この3点については、実は人数も御承知と思いますけれども、高野山小学校が100人を切りました、97名。それから、高野山中学校が47名、花坂小学校が11名というように非常に少なくなっておりますけれども、今後これをもっともっと何とか持続しながら少なくならない手だてを考えなければいけないということは、当然委員会の中でも話し合われておりますし、その手を打たなければならないということは、痛切に思っております。


 そのために、実は学校運営連絡協議会というのを立ち上げました。その中で校長先生初め学識経験者、そして委員の私と育友会の方、13名が入っておりまして、いろいろと富貴の小中一貫に似た形での運営というものができないか、そしてもう少し高野山の魅力あるまちづくりに貢献する、そして高野山に残っていただくための施策というものをもっと全面に打ち出さなければいけないという論争を今しているところでございます。ただ、教育は一朝一夕にはいきません。御両親の非常に熱い願いが学力向上という形で下に通学するということがあるわけでして、これをまたとめるということもできません。そういう形であるわけでして、やはり副読本なんかを見て、高野山のいいところをもっともっと知らせていかなければならないということは、痛切に私も考えております。なお、本年は、高野山小学校から中学校へ行く生徒の中で何人かは下の方へ行かれるということもあるわけですけれども、その方たちも見ておれば高野山の子供でありますし、立派に成長してまた帰ってこられるという期待を込めて、学校の方へは高野山の進学についての推薦も強力にお願いしたということも聞いておりますので、御了解していただきたいと思っております。


 あと、施設についての報告は担当者からまた報告があろうと思いますけれども、貸与したものについて、これは使用した方がきちっと整地してまたお返しするというのが最終の義務です。また、管理している教育委員会としても総合グラウンドについては当然私たち社会教育の中で見なければいけないことも重々わかっておりますけれども、できるだけ使用した人がきちっとやらなければいけないということは、今後もっと細かく伝えていきたいと思っておりますし、借用書の中でもとに戻すようにという契約書は書いてございます。それに違反する場合は御使用差し控えていただくというようなことが出てくるかもわかりません。現在、公的な施設は全部無料になっておりまして、町長の決断によりまして、使用料よりももう少しスポーツができ、また、いろんなところで高野山の人たちには使っていただくということが大事だということで言っておりますので、その点もお含みおきいただきたいと思います。


 なお、町外から来られる方については、使用料はちゃんといただいております。


 以上でございます。あと細かい手当については、また担当の方からご報告があろうと思います。以上です。


○議長(池田聖三) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) 学校教育の中に、一つ幼保一元化という御質問も含まれておりました。先般の全員協議会でも今までの話の流れを御説明申し上げたところなんですけども、担当課として、今どこにねらいがあるのかというところで、まず、保育園と幼稚園の一元化で、単に1足す1イコール2じゃないと、保育園の養護機能、それと幼稚園の教育機能、それを二つ兼ね合わせて、もっと大きなサービスが展開できるような一元化の施設を目指していきたいと、そのように考えております。


 今、高野山学園と、それから当町としてはまちづくり推進課、健康推進課と連携をもって協議を進めております。一応6月には方向性をはっきり決めさせていただいて、改めて御相談申し上げたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(池田聖三) 佐古まちづくり推進課長。


○まちづくり推進課長(佐古典英) 御質問を何点かいただいておりますので、お答えさせていただきます。


 まず、私のまちづくり推進課におきましての御質問の中で、現在に生きる車の乗り入れという点でございますが、従来、高野山に来られております皆さんは、奥の院の参拝が中心であったと思いますが、今最近、外国人の観光客が増えている中、歩いて町を散策している方が増えております。そういう中で高野山への車の乗り入れを含めまして、一体どのような施策をすればいいのか、また、車の乗り入れをどういうふうに規制すれば影響が出ないのかとか、いろんなことを机上で論議するよりも、実際に現場で様々な実施をすればいろんなことが見えてくるのではないかという問題提起でもございました。そして、幸い、平成19年度に国土交通省が募集しました社会実験、世界遺産高野山歩いて周遊できるまちづくりが採択されまして、昨年の秋に観光客の車をフレンジパーキングへ誘導する、また、通行禁止、駐車禁止等の交通調査も含めまして、昨年の秋に実験をさせていただきました。実験内容につきましては、12月の定例議会前の全員協議会で御報告させていただいたとおりでございます。また、先日、国土交通省の交通アドバイザー会議が高野町で開催されまして、高野町の何名かの皆さん、また、電車通学で高野山に来られております通勤の方も交えまして、いろんな公共交通のあり方等についても高野山で議論したわけでございます。


 それで、議員から御指摘いただきました、山内中央に大きな駐車場があればということでございますが、駐車場をつくりましても、またいろんな問題も発生してくるんじゃないかと考えております。もちろん議員から御提案いただきましたことは十分に視野に入れまして、今後、高野山の交通について、社会実験の結果を踏まえて、また、地域の皆さんの声とともに従来の高野町のあり方についてを含めまして、地域住民の方と一緒に研究、また、検討していく年が新年度ではないかと考えております。


 それと次でございます。参拝ルートのあり方ということで御質問の中にいただいておったと思います。この参拝ルートでございますが、高野山にはたくさんの文化財、史跡等がある中で、各お寺にも由緒ある縁起というんですか、歴史的な背景、そういうものがたくさんお寺にもあると思います。寺院によっては、いろいろと御事情がありますと思いますが、御協力いただけるお寺につきまして、御紹介させていただくことによって、今までになかった高野山の山上の観光に大きく魅力のある幅の広がりができてくるものと考えます。高野山に観光紹介されておらないいろんな部分が各お寺にもあると思います。町並み、景観とあわせて山内を広く散策していただくルートづくりも不可欠でございます。ゆっくりと時間をかけて町を散策して、人や物、いろんなものと出会えたり、新たな発見があると思いますが、これはまちづくり推進課が目指しております、宗教環境都市の理念でもございます。


 このことにつきましては、先日の新年度予算で御承認いただきました、携帯電話の指ナビのコンテンツにも入れたいということで、御承認いただいた予算にも入っておりますが、今までになかったお寺の魅力を十分に出せるような施策を、観光協会と連携を図りながらPRに努めていきたいと考えております。


 それと、観光客の増加対策ということで御質問をいただいておりましたが、今最近、持続可能な観光地づくりとか、請地型、着地型観光地づくりというのがよく言われておりますし、当町もそういうふうな観光地づくりをしていかなければならないということで、いろいろ議論するわけでございますが、口頭でそういうことの議論は簡単でございますが、いざ中身に入っていきますといろんな問題点が生じてきております。


 宿泊客の増加対策は、町単体ではなく関係団体との連携で取り組み、広域的な取り組み、長期滞在型には何が必要か、高野山では滞在にはどのような施策が必要か、魅力ある高野山らしさ、また、高野町観光事業推進委員会という観光を考えております会、また、南海電鉄、関係機関、広域連携、体験型観光等を検討し、事業を進めてまいりたいと考えております。


 寺院では、特色を生かした受け入れ体制や精進料理の研究、また、観光セミナーとして、昨年から3年ぐらい続けてと思いますが、ヨーロッパでの観光プロモーションを活動したり、また、人口が集中しております首都圏から観光客を呼び込む仕掛けとして、エージェントを招待したファムトリップであるとか、その成果によって東京からの旅行商品もつくられておるように聞いております。


 また、昨年9月には、東京青山で開催しました高野山カフェ、青山の喫茶店を高野山のイメージをつくって、高野山をバーチャル的に体験していただくというふうな仕掛けであるとか、また、新年度におきましては、関西地区で南海沿線の文化セミナーを開催したりとか、国内専用機の今、人気が出ておりますスターフライヤーという航空会社の機内での高野山のPRとか、様々なことも考えてございます。それと、エージェントとタイアップして高野山の魅力、また、四国八十八カ所巡礼の遍路文化を初め、高野山にはいろいろ、まだまだ紹介し切れていないものがございますので、そういう魅力を十分に露出しまして、高野山の宿泊客の対策に寄与できるものと思っております。


 それと、橋本で200人規模のホテルができるということで、私も情報等入りまして、二、三聞いていますと、どうも橋本の県立体育館があるが、宿泊施設がないので橋本にできたというふうな話も聞いたわけでございますが、やはり高野山に来るお客さんが利用することも十分考えられますし、そのホテルをどのように使われるかということもございますが、やはり高野山の山の上で魅力あるまちづくり、魅力ある観光地づくりをすることが、お寺で泊まっていただける、長期滞在していただける大きな要素ではないかと思っておりますので、本山、観光協会、商工会、いろんな関係と協議しまして、そういう長期滞在型のまちづくりをしたいと思っております。


 それと、学童野球大会の当局の考えということで御質問いただきました。この件につきましては、西山議員にも学童野球の実行委員長として、本当にいろいろ御指導もいただきまして、今、大きな大会で12回を迎えたところでございます。実行委員会の方に二、三尋ねてみますと、やはり昨年は過去最高の56チーム、4,957名の皆さんが延べ務められたということで、今までで一番大きな大会であったようでございますが、その中で高野山でどれだけのお金が使われたかと、費用対効果等を含めて見ますと、概算でございますが宿泊代も踏まえて、野球大会1回に約4,000万ぐらいのお金が高野山で使われております。そういうことを考えますと、やはり高野山の経済効果、いろんな意味も踏まえまして、この大会は高野山の大会として続けていくべきではないかと私個人的にも思っておりますし、実行委員会の皆さんも続けていきたいというふうな意向でございます。


 高野山でいろんなイベントを皆さんされております。それぞれいろんなコンセプトのもとに進めておりますが、この野球大会につきましては、それだけの費用対効果も出ております。この高野山の学童野球大会、茨城県で行われております全国大会に次いで、日本でも2番目の大きな規模の大会だそうでございますので、ぜひとも林間学校のような感じにならないように努めていきたいと思っております。


 しかし、予算にももちろん限りがございます。この野球大会をずっと続けていく中においても、持続可能な大会になるように、林間学校が減っていったというのもやはり急激に増え過ぎて、規制をかけなければ高野山の自然等も破壊、そういうこともありまして、いろんな規制をかけたんじゃないかと思います。そのためにやはり持続可能な林間学校づくりができなかったのが大きな要素ではないかと思いますので、この野球大会も続けていく限り、予算等も踏まえてずっと続けていけるような、持続可能な野球大会に、そういうふうに私もしたいと思っておりますし、また、西山議員におかれましても、この辺につきましてもいろんなお力をいただきまして、続けていけるよう御指導いただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしておきます。


 それと、グラウンドの水はけが悪いということで、工事書類を出してみますと、平成12年に町単独で工事しておる、当時の産業観光課が担当しまして、実施しておる書類が出てきました。それで、見てみますと、グラウンド内、業者につきましては野球専門のテニスコートであるとか、ゴルフ場をつくっております和歌山の専門業者が入札で落としておりますが、グラウンド内につきましては、暗渠等を入れまして、浸水施設もしておりますが、土の下に砂利、砂等の処理は施しておりません。多分、私もその当時産業観光課でおりまして、現場も何回か一緒に見に行ったんですが、やはり町単独ということで限られた工事費用でございましたので、十分な本格的な土入れというところまでは予算ができなかったんじゃないかと、そのように思っておりますが、確かにグラウンドの方は土も傷んでおるのも現状でございますし、私も野球大会の方、関連しておりまして、もうちょっとやわらかい黒土でも入っておればなというふうなことも野球連盟の皆さんからもお話を聞いてございます。


 それで、本年の大会でございますが、これは上司との相談になりますが、今の現状の予算から見ましたら、土を入れかえる、土の下に砂、玉砂利等を敷きますと、やはり大変な金額になってきますし、今の平成20年度の財源を見ましても、それだけの財源は難しいんじゃないかと思いますので、また議会が終わりましたら上司と相談しますが、現状では傷んだ部分の補修程度になるんじゃないかと思っておりますので、また、その節は一緒に土入れの方をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。


 そういうことでございますので、私の担当の方は以上でございます。


○議長(池田聖三) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) たくさんの項目で御質問いただきまして、あと5分しか時間がなくなっちゃったので、僕はたくさん原稿を用意したんですけども、一言だけお話しさせてください。


 今の結局過疎の問題というものを中核に置きながら、幾つかの視点でもって御質問いただいたと思っています。限界集落をどうするかということ、観光をどうするかということ、教育をどうするかということ、住むという問題をどうするか、イベントをどうするか、その中核に過疎という問題を置かれたという、こういう御質問というふうに感じました。


 結局、今この高野山が抱えている課題というのは、総体的な問題でして、総体というのは、「相」の方じゃなくて総合の「総」ですね。全体的な問題ですから、一本の柱でとても改正は難しいというふうに思っています。ただただ、ここで確認だけしてきたということは、みずからが過疎だという気持ちになった瞬間に地域は疲弊していくというふうに言われていますので、ぜひ私たちは、そういうことは常に課題としてあるということは忘れないようにしたいと思いますけども、何とかしてこの地域の高野山の持っているよさ、高野町の持っているよさというものを訴えながら、子供たちと一緒にこの地域の将来を考えられるような町にしていきたいと、こんなふうに感じながら今の答弁を聞いていましたので、あと5分ありますので、この辺でよろしくお願いします。


○議長(池田聖三) 10番、西山君。


○10番(西山茂之) 貴重な時間を残しておいていただいてありがとうございます。


 こうして皆さん努力していただいているのはわかるんでございますが、高野町はだんだん人口が減っていく、生活しにくくなる、これではいかんと思って質問させてもらいました。


 この後でまだ高野山道路のワークショップが以前ございまして、おりていきましたところに大曲がりがあります。あそこは直線になってしまって、谷を埋め、山、木ということで大きな空地が出ると思うんですが、その跡地を利用して駐車場をつくったらどうかと。また、その駐車場に関しましても、自分のところでするんじゃなしに、上手に県を使って県営駐車場をつくってもらったら助かるんじゃないかと思うんですけど、その辺の交渉もしていただけたらと思います。


 また、お客さんの集客に関しては、南海電鉄にもっと交渉していただいて、便利に走っていただけるような電車を準備していただくとか、そういう方法を考えてくれるともっといいんじゃないかと思っておりますが、そんなことを言おうと思ったんですがもう時間がないので終わりますけれども、とにかく一番最初に言っていただきました、長期総合計画に盛り込んでいただきまして、このまちづくりに努力していただきたいと思います。


 以上で終わります。ありがとうございました。


○議長(池田聖三) 質問の通告がありましたので、発言を許します。


 7番、平野君。


○7番(平野一夫) 質問の時間をいただきましたので、どうかよろしくお願いしたいと思います。私の質問内容につきましては、先ほどの西山議員と重なる点もございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 先日、文部科学省の小・中学校の学習指導要領というものが発表されました。その中でゆとり教育の見直しということが、そういう路線が軌道修正されたということを発表されました。我が町におきましても少子高齢化について、高野山において真剣に考えなければいけないということで、何十年もすれば高野町には、僧侶と少数の町民しか住んでいないなどと、こういうように想像いたすわけでございます。そのようなことを考えますと、若い男女が山で住みにくい環境となって人口がますます減ってきて、人口減少の一途をたどっていくんじゃないかと、こういうように危惧しております。


 3月議会に町長の施政方針の中でも高野町の活性の一つに、高野町に住民票をおいて、そして高野山に住んでいただいて、活性のために高野山に住んでおる高野町内の小・中学校に通われる生徒に医療をもって支援すると、こういうように述べておりました。高野町に1人でも多くの人に住んでいただく方法としては、大変すばらしい一つの方法だと私は考えております。


 そのことで町の活性にそういうことがつながれば、大変うれしゅうございますが、本定例会にもいろんな組織改革、機構改革が出ておりました。議案の中にもありましたとおりに、人づくり、人間育成という立場から、医療支援の福祉課だけでなくて、総務あるいは教育、こういった立場の面から、就学から中学3年生までの間の子供に関する子供支援政策という、そういったプロジェクトチームというような専門チームを編成して、こういうことに取り組む方がいいんじゃないかと、こういう一つ観点があります。これについて、一つお尋ねしたいと思います。


 次に、小学生が現在97名、中学生が47名と非常に激減している中、小・中学校の先生がいるのは、小学校6年から中学校3年の9年間、一貫した指導をしていただくというような教育を、先ほどの小・中学校一貫教育の富貴小学校で、我々は総務委員会として研修させていただきました。全児童の生徒を指導していただいて、その子の個性あるいは豊かな心、そういうたくましい人間をつくっていけるのを見せていただきました。すばらしい義務教育だなと、こんな教育を先は大変だと思いますが、高野山において、こういう小中一貫教育というものができないかということを一つお尋ねしたいと思うんです。これについては中学校自身の問題があります。もし建設するとなれば、恐らく中学の方に建設しなければいけないと思いますが、中学自身が非常に老朽化しておる、そしてまた、耐震設備という問題もありますし、施設自身から見れば現在大変無理だなと、こういうように思います。今この議会でもプールの問題が出ておりましたが、プールに壁をつくっていただくような手当もしていただいて、お金も投資してくれております。そういったことで無駄ではないんですが、そういった投資をしながら、こういうような小中一貫教育ができないものかということをまずお尋ねしたいと思います。


 そして、次の項目でございますが、この管内の小学校から中学校に入学されるという子供たち、小学校の子供たちが、中学校へ行っても抵抗なしに環境が非常に和やかであるというような感じで、スムーズに上級しているという状況を調べました。非常にいいことで、その中には、勉強は嫌やとか、あるいは悪いことをして注意をされるとやっぱり反発する生徒もおります。そういう中でも嫌やとかいうような子の中で、授業の中でも途中で席を立って教室から室外に出てうろうろする、そういった生徒は小・中学校ではいないか、学級崩壊とか、不登校、そういった問題についてお尋ねしたいと思います。


 次に、先生が生徒、児童たちと深く結びつくことによって、やっぱり環境を整えてやってこそこの教育というんですか、こういった教育改革は成功に導くんじゃないかと、こういうように思います。教育長さん、今の高野町の学校教育、この様子を見て、一生懸命生徒に向かって教壇から頑張っている先生の姿を見て、どのような受けとめ方をしていらっしゃるか、評価をお願いしたいと思います。


 今は少子化が、核家族あるいは地域社会で、人と人との結びつきが非常に弱くなってきておると思います。そういう点から、あるいは家庭、あるいは地域社会は、学校に対してどうなってるのよと、こういうように尋ねる、聞きたい、そういう傾向が強くなっていると思うんです。学校の先生にしましたら、日ごろ勉強を指導していただいたり、また、中学校であれば生徒の指導をし、時間外に補修をし、あるいはまた部活動をすると、大変なことなんです。そこで部活動を考えたとき、現在、生徒が少ない関係上、本当に少ない部しか成立しておりません。やってみたい、この中学校でも専門に指導してくれる先生もいらっしゃらないと、こういうように聞いています。ということで子供たちには、大変かわいそうだと思います。その結果、子供たちには、そういったスポーツを選んで新しい部活ができるような学校へ進もうと思う子供が出てくるのも当然だと思います。こんな点から教育長さんの御意見を聞きたいと思います。


 また、先日、全国の学力テストがありました。国語力が非常に県下レベルより上回って好成績でありました。決して紀の川市の学校には負けておりません。これはやっぱり裏があります。これはなぜかと言いますと、学校の授業に加えて、子供たちはそれぞれ塾通いをしております。ほとんど塾に行っております。そして、学校の宿題よりも塾の方が宿題が多いと、こういうように聞いております。非常にそういった塾通いをしている現状であります。そんな中で他の中学校の生徒にも負けないぐらいの学力が備わってきたということが裏づけております。生徒の若干の中にも、地元で勉強してくれと、子供や親の選択肢があると思いますが、やっぱりそういった部活とか、勉強とかということで地元の学校で進んでくれと言っても、ちょっと無理じゃないかという点もここらあたりからあるんじゃないかと、こういうように考えております。町としてもこういった高野町で住んでいただいて、学校も義務教育が終わるまで高野山で学んでいただくと、そういう教育環境づくりを考えなければいけないのではないかと、こういうように思います。


 東京のある学校の校長先生がやめて自分が塾をして、すばらしい塾を開講して成功された、父兄から非常に喜んでもらったという例もございます。そういうことで、学力支援アップというんですか、そういうことで高野町の地元で教育環境を整えてやれるように、基本的には大変難しいことでありますが、学校教育の中に学校教育でやれというんじゃなくて、そういった地域でできるような指導を提供、先ほど教育長から話のありましたとおり、そういう運営委員会があれば、その運営委員会にこういう意見を言っていただきまして、そういうような塾を高野町でもつくっていただいて、下へ、あるいは西院の方の塾へ行くような、そういうことのないように、高野山で賄えることは、すばらしい先生を呼んできてやっていただくような巣づくりをしてあげてほしいと、こういうように思います。


 次に、教育のことはたくさんありますので、次、病院の問題について質問いたします。


 高野山病院について現状をお尋ねしたいと思います。高野山病院については、町民にとって地域医療の拠点として地域の住民の生命を守って、病気を治していただく大きな医療機関であると。また、観光資源でもなくてはならない施設であります。そんなことで常に心の通った医療を心がけて、日夜頑張って診療、治療をやっていただいております院長並びに副院長、そしてまた、2人の両医長を中心になって病院のスタッフ以外の皆さんが激務に追われている、これは町民の皆さんの健康を守っていただいておりますこと、まず感謝申し上げる次第であります。


 現在、医師が4名、そして週5日間、1日8時間日勤されまして、そのうちの1人が当直して緊急の救急患者さんを夜は診察されると。だから、朝から夕方までずっと働き通しであります。そういうことで、当直、普通勤務というハードぶりというかそんなことで、夜勤したときの明くる日は恐らく診察できないんじゃないかと、こういうように思います。また、ほかの看護師、ほかの職種の方につきましても十分でないが、当直したときは当直明けの休暇をとっております。ところが医者は休暇はとれません。そういった激務を執行されております。そういう点について、担当の方からひとつ御意見をいただきたい。


 そして、一番の責任者であります、院長先生、当直していただいておると聞きました。大変びっくりしております。やっぱり院長としては、職責上どんなささいな、いわゆる医療事故があってでも、すべて自分が責任をとらなければいけません立場であります。その方が激務に追われながらそんなことまでせないかんという、大変だと思います。そういうことを当直なんかをしている先生を見て、どういうようにお考えか。これはやはり世間で言います医師不足が叫ばれております中で、院長と相談していただいて、自治医大なり、和歌山医大に交渉して、すばらしい医者を派遣していただくように確保していただきたい。医師不足を少しでもカバーするというのが看護師さんの充足であります。これもやっぱりメディカルスタッフとしては、ぜひとも医療技術の充実ということが必要なので、やはりこの手助けとなっていただく看護師さんを充実してもらうということが大事だと思いますし、そこへ医者の手助けの一つは、医療機器の充実であります。今年も大腸ビデオスコープ、あるいは酸素の測定機器、約600万ほど出ておりましたが、そんなような機器を一つでも十分整備をしていただくように、診療に支障のないように努めていただきたいと、こういうように思います。


 そして、給食の職員でありますが、ちょっと不足しているようであります。給食の業務が事欠いているような状態であります。だから、ここで給食を充実していただいて、病気に合った患者さんのおいしいカロリーを計算した食事を提供していただくように、事務長さんはそのあたり、ひとつお考え願いたいというように思います。


 病院についてもう一つは、現在の建物は30年以上の建物です。耐用年数も恐らく来ていると思います。これが老朽化しておりますので、こういったこの老朽化したものを、改装していくか、あるいは建て直してというようなことも考えないけないような時期に来ております。この建築問題について、ひとつ町当局の御意見をお伺いしたいと思います。


 そして、お医者さんが減って、病床が19以下となりますと、高野山病院は診療所にならなければいけないと思います。診療所になったら皆さんどういうように考えますか。月曜日から土曜日まで、午前というか昼間だけ診察されて、夜はだれも医者がおりません。そして、病床も1人の勤務の医者で土日は休暇となります。そういう診療所を見たときに、我々住民も不安であるし、また、観光地である高野山についても非常にこれは不安で、観光客は参りません。そういうことも言い添えます。


 こういうことにつきましては、病院の運営委員会というのがあって、そこでもっともっときめ細かく検討されておりますが、この運営委員会の機能というものについてお尋ねしたいと思います。


 後期高齢者医療制度というのが4月からいよいよスタートするんですが、目的は医療費を少なくしようということから、お年寄りにも金を出せと、こういうように負担せよということなんですが、そういった担当のお医者さん、患者さんが結局外来で入院をして、そして、在宅治療にまで一貫してつき合いをしてもらうというのはお医者さんの仕事が大きくこれからのしかかってくる現状であります。そういう質の高い医療をやっていくには、病院あるいは開業医、それから看護関係のこんな専門家の連係プレー、これが必要になってくるわけです。本町においても、核家族化でひとりで住んでいるお年寄りもいらっしゃると思います。そういう方のためにやはり介護ができ、お医者さんに診ていただける、そういうような医療と介護の施設もこれからも考えてもらわないけないんじゃないかと、こういうように思うわけです。このようにお医者さんは大変な時代を迎えるわけなので、町としてもできる限り人的支援をお願いしたい、こういうように思います。


 次は、たくさんありますので申し上げておきます。


 機構改革についてでございますが、時代の流れとともに町政を担当していただける町長さん、副町長さんは大変だと思います。ずっと町政を担当していただいて、効率の高い組織を目指して組織改善をされて、スリムな状態にしてきたと思うんですが、町政を担当以来今まで振り返っていただいて、それぞれ見たときの検証というのはどのようなメリットがあったか、あるいはデメリットがあったかをちょっとお尋ねしたいと思います。


 世界文化遺産が登録されて、その中で事業をいろいろ展開してくれておりますが、高野町は非常に案外と世界文化遺産というんですか、弘法大師さんの開いてくれた有名な土地だということで、宣伝もあまりしてくれないような状態です。県、国はどのように考えているか。テレビなんかを見てますと、南の方の宣伝は非常に強くしております。町長さんが議員のときにこの登録委員会をつくったときの委員長をされていて、そのときは委員長だったが、現在は高野町の町長さんであるので、町長さんとして国、県に対して、もう少し公平な啓発、宣伝をしていただくように、県、国の方に申し入れていただきたいと、こういうように思うわけであります。


 また、我々の住んでいる今の現代、世界文化遺産になったこの高野山は、我々日光へ研修に行ったときに、3年、5年したら人がだんだん減ってくるからと、こういうように聞いたんです。やっぱりそういうようなことのないように、右上がりになって栄えるような、本腰を入れて考えていかなければいけないと、こういうように思っております。


 せんだって、20年の予算の審議の中にも、世界遺産の協議会なるものが今後運営されるというふうに聞きましたが、委員会がもし立ち上がったとき、いろんな団体の委員さん、町内会長さんとか、あるいは本山、観光協会の方々の構成団体はまだほかにあったと思いますが、そんな方が入った、もともと前向きに考えていくような、高野山にとって打ってもっといかなきゃいけないような状態を考えていく委員会というものを立ち上げていかなければいけないんじゃないかと、こういうように思っております。どうかよろしくお答えください。


 次に、高齢化対策についてでございますが、本町も高齢化の波が強く押し寄せてきております。老人医療制度の増大、また、介護保険の浸透によって、介護保険の財政も厳しくのしかかってきて、運営が大変だということになり、一般会計からの繰り出しが非常に増大して、地方財政を圧迫しておるわけです。これは一つだと思います。そこで、福祉課でいろんな事業を考えてくれておりますが、地域の健康というものは、それぞれの地区あるいは町内会の協力を得ながら健康づくり、そういった、地区町内会にしっかりイニシアチブとって指導してやるような、まず一つと、それから高齢者に二つ目には文化活動というのがある、そういう文化活動の推進なんかも奨励していただき、三つ目には、高齢者の中には若いときにいろんな特技を持っております。あるいは60歳で定年になって、本職の技術を持った専門家もおります。そういった特技を持った人の人材バンクというものをつくって、老人の集まるそういったグループを設置してはどうかと、こういう高齢化対策を考えるわけですが、これについてお尋ねします。


 五つ目の質問でございますが、管内の諸施設の再点検ということでございます。過日、北海道の夕張市でプールの屋根が落ちました。これは、雪がたくさん今年は降りまして、プールをしっかり使っておると、雪も溶けて、雪の量も減っておったんじゃないかと思いますし、屋根が崩れるような雪でも少しずつで頑張っておったんじゃないかと、こういうように考えるわけでございます。


 それで、高野町内におきましてでも、使うときあるいは使用するときには金がかかりますが、今度、修理するときの方が金のかかるときは多いわけです。夕張市の屋根をいよいよまた修復して、プールにしようと思ったら大変なお金が要るんです。そういうような施設が当町では浮遊していないかどうか聞くと、点検をしてほしいわけです。


 そしてまた、スケートリンクの件でございますが、先日もそんな意見が出ていましたが、もしあれだけ自然凍結を期待しておるなら、あそこに水を張っておれば、ひょっとしたら20センチぐらいの氷が張って滑れたのかもわからない。池とか水槽だったら底があって落ちたら危ないけども、スケートリンクだったら底がありませんので、何ぼ氷が割れたって大丈夫だと。そういう実験的なこともしていればよかったのかなと思いながら、このスケートリンクは屋根があります。今後このスケートリンクの屋根のある施設を、どのような活用の仕方をするのか、その目的をお示し願いたいと思います。


 最後でございます。安心・安全のまちづくりの中、安全な道、そういった道の点検をお願いしたい。というのは、鴬谷の社会福祉協議会の前のところがあります。あそこの交差点で南山苑からおりてきたとこと、鴬谷から金時橋の方へ向かったときのあの交差点が、非常に道がよくなって道幅が広くなっております。老人あるいは子供がこっちからこっちへ通るには、非常に時間がかかる広い道になっております。そこで上からかなり速度、あるいは下から速度を出してきて来る場合に、ちょうど金時橋から来たときの方が見通しが悪いんです。見通しの悪いというのは、社会福祉協議会のフェンスのあたりが、これはこんなこと言ったらいけないと思いますが、あそこをもう少し整備していただくような形になれば、もっと見通しのいいところになるんじゃないかと、こういうように思っております。この点について点検していただきたいと思います。


 以上で私の質問はこれで終わります。


○議長(池田聖三) 辻本教育次長。


○教育次長(辻本一) 失礼します。平野議員さんの住みよい教育環境ということで、幅広いんでございます。


 例えば、環境、健康推進課の医療費の無料化とか、いろいろと関係機関、また、各課との調整が必要かと思ってございます。教育の環境の点からしましたら、もちろん施設の整備なんかも入ってまいります。予算のつく限り整備もしてございますし、今後も続けたいと思ってございます。


 それから、学校運営連絡協議会、教育長も申し上げておりましたが、学校開放の一面で学校の評価をして、地域一緒に子供たちを教育していくというような協議会でございます。そんなことで教育のスキルを上げて充実した教育を進めてございます。


 小中一貫教育、富貴の方では18年度から実施してございますが、高野山でもということでございますが、もちろんこの小・中学校の場所的なものも、物理的なものもございます。予算面もございますし、PTA、学校関係者、いろいろ聞きながら一貫教育を進める方向で考えていきたいと思ってございます。


 小・中学校の移行はすぐにできているかということでございまして、ご案内のとおりスムーズというか順調に支障がなく進んでいただいております。


 それと、不登校、学校崩壊ということでございますが、もちろん長期の欠席者もございませんし、学校崩壊もございません。そういうような報告は聞いてございません。部分的な欠席はもちろんございます。


 部活動のことですが、今現在、高野山中学校は野球部とバレーボール、茶道、華道、文化部ですがございます。野球部、今年度19名、バレーボール9名、華道、茶道、5人とか、2人とかということで人数は少ないですが活動しております。今年度まではテニス部もございまして、今年度で生徒さんが卒業されるということで、20年度では廃部になると聞いてございます。ですが、部活動も活動していただいております。もっとそれはほかの部もあったらいいんですが、高野山中学校ではこのような活動をしてもらっております。富貴中学校では以前はバドミントン部もあったんですが、卓球のみでございますが、一応部はございます。そんな状況でございますが、以上のとおりでございます。


 あと、下校後の塾ということでございますが、今、進めておりますのは、放課後子供教室、それから学童保育というのは進めてございますが、保育とか、放課後の管理といいますか、そういうような方でございまして、塾的なものではございません。塾については、民間の事業者さんにお願いするしかないと思いますし、高野山上で補助をして塾を開くというようなこともできませんし、そんなような状況でございます。お願いします。


○議長(池田聖三) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) 平野議員さんの御質問の中に少子化の問題と高齢化の問題、これはまさに健康推進課の今の一番大きな命題の一つかと存じております。


 少子化問題につきまして、3年前に次世代育成支援行動計画というのを立てまして、その中でいろいろ調査とかをしました。何が一番問題かというのが、子育てに金がかかると。それが一番大きな問題と考えている方が多かったということと、それと仕事との両立、この2点です。今回の議会でも御提案させていただいた医療費の無料化、あるいは、保育園の第2子以降の保育料の無料化ということで、この金がかかる部分、経済的な支援を何とかこれからも努めていきたいというところにあったかと思います。


 それと、仕事との両立というのがやはり重くのしかかっているということで、保育サービスの充実ということにつながってくると思うんですけども、先ほど幼保一元化というところで幼保一元化の中でさらに今まで以上に保育園、幼稚園の教育機能あるいは保育機能を充実していこうじゃないかということで、一元化を今後進めていきたいと考えております。


 そういうことで、いろいろ問題点はあるんですけども、とにかく金銭的な問題だけじゃなくて、やはり環境をどう変えていくかということで、まず一応住民の生の意見とか、関係者の意見を含めて、そういったことを考える、子育て環境を考えるような審議会、そういうものを立ち上げたいということで、健康推進課の方で考えてございます。できるだけ早急な段階で審議会的なものを立ち上げて、本当の子育て環境の問題点を探っていきたいと、しいては事業化できるものは事業化につなげていきたいと考えております。


 それが少子化対策ということで、もう1点の高齢化ということなんですけども、町内会ぐるみで何かそういう健康づくり事業ができないかということなんですけども、現在、これは保健師の事業なんですけども、一部の地域で生活リハビリ教室という名前を打ってるんですけども、もともとは地域の住民の方、介護予防ということがメインなんですけども、いろいろな体操をやってみたり、自分たちで材料を持ち寄って料理教室、料理をつくっていろいろと話し合いをしたり、そういう事業をやってございます。まだ、高野山周辺地域の一部の地域だけなんですけども、そういったものをできるだけ町内各地に広げていきたいという方に考えております。


 あと高齢者の文化活動ですけども、従来、老人大学とか、高齢者学級というところでいろいろ趣味的な活動とかをやっていただいております。ただ、残念ながら老人大学、かつては200人以上在籍されておりましたけども、今では10数名という状態にまでなってまいりました。ここで一つ何か起爆剤的なもの、これは今、社会福祉協議会の方で運営していただいているんですけども、何かそういうもので活性化を図りたいと考えております。


 それと、高齢者の方のいろいろなスキルを生かしていくというところなんですけども、現在のところ具体的にお答えできるものはないんですけども、例えば、これは一つ型にはまったものかわからないですけども、シルバー人材センターというものもございます。ただ、いろいろ県内の人材センターをやっているところの事例を聞いてみますと、かなり経費的なものもかかるし、かなり慎重に考えていかなだめですよということをお聞きしています。ですから、単にシルバー人材センターという一つの形にとらわれるんじゃなくて、うち独自の何かそういう仕組みをこれから考えていくべきかと考えております。


 以上でございます。


○議長(池田聖三) 森田病院事務長。


○病院事務長(森田育男) 高野山病院の現状についてという御質問につきまして、答弁になるかどうかわかりませんけれど、お話しさせていただきます。


 まず、最初にありましたドクター、院長先生初め医師の勤務状況でございますが、大変御苦労さまで、医師が減った関係上、院長先生も当直、夜勤、また、休みの日の出勤に大体同じように出ておられます。勤務状況は、大体連続しますと32時間連続勤務、その間仮眠もありますけれど、普通の日ですと8時間の勤務の後、16時間の夜勤、そして明くる日の8時間の勤務というような状況でございます。また、最高になりますと、そうこういうことはないんですけれど、たまに年に1回ぐらい出てくるかなというのが、金曜の夜から月曜までという最長の分が先生の都合で出てくる場合がございます。これはほとんどございませんけれど、その場合は64時間という時間数が出てきます。病院によりましては、最近、厚生労働省なんかは翌日の勤務をとらせとか、いろいろ言ってきておりますけれど、そういう状況で、医師は昼間外来をする先生と別フロアで検査、エコーや内視鏡の検査をされる先生とがおります。また、その後、平日の時間が終わりますと、朝もですけれど、5時以降、その日レントゲンとかいろいろな書類を3人、4人集まりまして、協議して病気の発見に努めているような状況で、その後また病棟でそれぞれの先生が主治医として、いる患者さんのもとへ行かれて帰られるという、平日の8時間の勤務でも、病状があまりすぐれない患者さんを持っている先生は、8時、9時までおられる場合がございます。そういう状況で先生は非常に御苦労をなさっていただいていると思います。


 医師の確保につきまして、ちょうど何かわかりませんけど、私が病院行った後1名、自治体の派遣が1名削られまして、その当時から周辺の病院では何かやっぱり医者が少ないという状況がささやかれておりましたけれど、その後、本格的になってきまして、本年この3月で2名の医師が3年の年期ということで医大の方へ戻られます。その戻られるのはいいんですけれど、あとの補充は昨年秋から交渉したんですけれど、非常に厳しいような状況でございまして、今までの実績で自治医大の関係は、廣内先生、土生先生、お二人がいろいろ御努力、県の試験の委員等も歴任されておりまして、その方面で今までは書類を出せばほとんどそのまま通してくれたというような状況でございましたが、去年ぐらいから一変してまいりまして、そういうわけにはいかない、今までどおりにはいかないんですよというようなことで、急遽、町長さん初め副町長にお願いしまして、県当局医務課その各方面に御努力いただいて、この4月から若い先生2名をどうにか確保できたというような状況でございます。


 そういう状況で、常勤医師の確保がどうしても必要な状況でございます。それ以上となりますと、どことも、特に紀南の方が不足しているようで、その辺への動きが厳しいといいますか、獲得競争が厳しいような状況で、皆さん御存じのように紀南の方の病院でいろいろ新聞に載ったことも御承知かと思います。


 それと、医師を補助する看護師の状況です。現在14名で採用しております。去年、おととしとやめる方もおりまして、補充をして14名でございます。ただ、現在、1名が産休、そしてもう1名が妊娠で5月ごろから産休に入ると思いますけれど、そうすれば夜勤の方も回りかねてくるような状況で、上司にまたお願いして採用の検討にも入っていかなければならないと思います。その採用も高齢者といいますか、あと三、四年、50代の人が相当数おります。その後のことを考えても看護師を順次、ある程度は採用していかなければ急には採用は難しいと思いますので、そういうことも考えてやっていきたいと思います。


 医療機器の整備につきましては、院長先生初め医師の必要なものは整備していきたい、よく使う機器は、そういうことで院長先生もあまり無理は言わないと思います。金額的にも最近少なくなってきておりますので、なるべく機器を、耐用年数が短いんですけど、院長先生が大事に使ってくれまして10年以上、高野山病院では使っております。ですが、どうしてもそろそろやばいんじゃないかという声で買いかえるような状況でございますので、御了承いただきたいと思います。


 また、給食の人員でございますが、調理員が2名ということで、昨年来募集しておりました。どうしてもパートといいますか、正職員じゃない、その辺もあるんでしょうか、昔からなかなか採用がままならないというような状況でございまして、昨年も少し、1人パートで入れたんですけれど、思っていたような、ちょっときついとか、そういう仕事、一身上の都合ですぐやめられたというような状況でございます。引き続いて募集はしているんですけれど、なかなか応募がないという状況です。もっと幅を広げて、川筋まで伸ばすかという話にもなってこようかと思いますけれど、そうなるとまた通勤手当等も高くなってきますので、苦しいという状況でございます。


 また、高野山病院も古くなって、確かに修理ばかりでございます。修理のない月はないというぐらい、この前もボイラーの配管等が夜間とめてます関係上、凍結で破裂したり、バイパスでどうにかしのいでいますけれど、コンデンサー、高熱機のところなんかの水漏れ、古いので穴があいてきてしまって、そういうところをどうにか修理しているような状況ですし、水道にしろ、排水にしろ、相当、管が詰まったり、給水管が薄くなってきておりまして、この前、大きな管が破裂して修理したような状況です。そういう状況ですが、建てかえについては、経営状況からいきますとちょっと無理じゃないかと思います。この前町長も町の財政の状況がよくなれば、少しの修理にはお金も回していただけるようなお話もいただいたわけでございますので、修理、大規模な改修とか、そういう方面でしのいでいきたいという考えでおります。


 それと、診療所にすればということでございますが、なればということですが、診療所、19床の診療所、有床診療所になれば病院とそんなに変わらない人員が必要になってきます。医師もそんなにやはり在宅、オンコールで飛んでくるような形になって、医師は少しは楽になるかなという感じはしますけれど、同じように泊まり込むのであれば、同じ人員は必要になってきます。また、看護師につきましても、やはり最低2名は置かないと、夜なんかも。ですから、その分が1週間で回りますと厳しくなってくると看護師がやめていくという状況にもなってくると思います。今で12名ですから夜勤が1週間に2回の人も、そういう人がいますので、苦しくなってくることは確かです。診療所になれば当然に院長先生も医師がもう1人減れば、救急指定返上しようかというような、してもいいですかというような問いもあったんですけれど、お医者さん、診療所になれば当然に救急もだめ、経営的に考えるのであれば無床診療所がということになってくると思います。そうなりますと、高野山という観光地といいますか、全国から観光客、信者さんが来られる場で医療がなかなか賄えないというような状況になりますと問題、また、住民の高野町離れにもつながってくるのではないかと思っております。


 もう一つ、運営委員会の機能というような運用委員会のことにつきまして、質問が少しあります。運営委員会は、目的の設立のところで町長の諮問に応じ、病院の管理、健全な運営に関し、必要な調査及び審議を行うというような状況でございます。町長の諮問ということでございまして、現在、病院の経営状況、医師問題、コメディカル等の状況の報告が主な議題となっているような現状で、その程度の会議でございます。今後はまだ病院の育成という話になってきますと、またそれぞれ御相談に乗っていただくことになるかと思います。


 少し抜けた点もあるかもわかりませんけれど、よろしくお願いします。


○議長(池田聖三) 目黒教育長。時間ないので簡潔にお願いします。


○教育長(目黒威徳) 簡潔に申し上げます。


 教育長、先生と生徒の関係はいかがですかという質問がございました。全く良好でございます、御心配なく。


 それと、もう1点、スケート場の使用目的はどうするのかということですけれども、予算委員会の中でも3番議員、目黒議員から質問がありましたとおり、実験をしてございますので、またそのうちにいい案を見つけたいと、このように思っております。


 以上です。


○議長(池田聖三) 答弁漏れはないですか。


 佐古まちづくり推進課長。


○まちづくり推進課長(佐古典英) それでは、世界遺産の取り組みということで御質問いただいておりますので、簡単に御説明させていただきます。


 世界遺産登録のころは、南の方、熊野の方、県の方もいろいろ事業されておったようでございますが、最近この高野山においても世界遺産の関係で県の方も力を入れていただいております。昨年1月に世界遺産センターというのを公民館に設置しまして、県の職員が常駐で1名業務しております。そしてまた、つい先日、国が行っておりますビジットジャパンキャンペーン、2010年までに1,000万人の外国人を日本へ呼ぼうというキャンペーンでございますが、そのキャンペーンに高野山のお寺で働いておられます方が、「ようこそジャパン大師」にも選ばれたり、また、補助金等につきましてもいろいろ優先していただいておるように感じておりますので、県、国においてもこの世界遺産を重要視していただいておるように感じております。


 以上でございます。


○議長(池田聖三) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) またもや時間がなくなりまして、申し訳ございません。


 機構改革についてのメリット、デメリットという御質問をいただいております。全体として感じていることをお話ししますと、いろいろな形でもって今、市町村、組織について見直しをやっておりますが、当町につきましても、大きな流れとしては大体かたまってきたと、こう認識しております。その中でもって、メリットとしましては、今日、課長がここへ出ておりますけども、課長を含めまして、各職員が今までの延長線上じゃなくてこれからの町を考えていこうという、こういう姿勢が多々見られるようになりましたので、これからも彼らと一緒にいい町のために努力してまいりたいと、このように思っておりますので、今後とも御指導、御鞭撻賜りたいと思います。


 以上でございます。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 2点だけ補足をいたします。病院のことと世界遺産でございます。


 病院につきましては、今るる事務長が説明しましたのは現状でございますけれども、方向性としては、何が何でも維持するということでございます。


 そして、医師の確保でありますけれども、これについては、説明でわかりにくかったと思いますが、お願いしますでは医師は来なくなったということです。何をしたかというと、現状の医療体制、高野町、高野山病院の役割、そして、そういうことをきちっと医務課に説明をしていただいたと。私どものところにいただくということは、どこかに負担をかけておるということです。どこかの限界集落が医師が回らなくなっておるということでございます。迷惑をかけながら我々の町もやっていかなきゃいけないということで、それも踏まえた上で御答弁をしなきゃいけないかと思います。一番の問題は、我々は有田川町、かつらぎ町、野迫川村の救急も受け持っております、一部。それについては、先ほど少しございましたが、1名でも欠員が出ると、その救急には出れないと。これは出れなくなると大変な問題になるということで、そういうことも県は判断をして、苦しい中で手配をしてくれていると。ですから、大切に医師の方の勤務環境というのをつくっていかなきゃいけないというのが我々の課題だと思います。


 もう一つ、世界遺産でございますが、これは、高野地域協議会、民間の団体の活動というのは一定の成果が出て役割は終わったと、今までの同じような活動は。今は、世界遺産協議会で組織的に高野地域協議会とやっておりますが、その中でもやはり紀南の方の露出が多いんじゃないか、メディア、それからさまざまな、そういう指摘がありました。それでずっと申し上げてまいりまして、昨年ぐらいからは、高野地域にも同じぐらいの費用をかけていただいておりますので、だんだんよくなってくるのではないかというふうに思いますのと、お願いなんでございますけれども、今後はやはりさまざまな形で町外の方をボランティアということで、世界遺産ということで入ってきていただいています。そういう方々を受け入れる組織としても新しいこの予算化していただいたものをつくっていこうと思いますので、町が、行政がつくるのではなくて、例えば、議員先生が仲間を募って小さいところから世界遺産の活動をしていくと。それを場所とか、便宜を図って、総合力としてこの地域をつくっていこうと。あれなんかそうでございますね、語り部の会とか、ああいうのは、九度山町と周辺とで協力してやっているわけですから、そういうもののたくさんのものができていったらいいなというのが思いでございます。


 以上でございます。


○議長(池田聖三) 7番、平野君。


○7番(平野一夫) 教育のこと、先ほど教育長が述べてくれた、また、次長がお話ししてくれたとおり、そのようによろしくお願いしたいと思います。


 それと、病院については今、町長さんから、また、副町長さんからも、機構改革の中でもお話がありましたとおり、本当にそういうような気持ちで取り組んでくれておるということで、非常に町民も喜ぶことだと思います。本当にありがとうございます。


 それから、機構改革については、今、副町長さんからお話もありましたとおり、それぞれ効果が出てきておるということで、非常に喜ばしいことでございます。


 高齢化対策についても、これも今後、やっぱりシルバー人材というようなことにふみとめるように人を探す、自分たちで住民が探しながらそういったところの活動ができるような、福祉というんですか、そういうところの受け皿をもうちょっと大きく考えてやってほしいなと、こういうように思います。


 そして、最後のお医者さんの問題についてはそういうことで、病院の改築については、もちろん本当に老朽化しております。だから、これを新しくするというんじゃなくて、改装、改装で、よりこのごろは皆さんもいいところに、病院でもきれいになってきております。ちょっと明るくしたような改装をしていただくような手立てがありがたいと思います。入院して、入ってかえって病気になるような、気分的に非常に、そういうような気持ちにならないような施設にしていただきたいという、改装をしていただきたいと、こういうように思います。


 時間が来ましたので、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(池田聖三) 御苦労さまでした。


 しばらく休憩いたします。


午後 2時57分 休憩


午後 3時15分 再開


○議長(池田聖三) 休憩前に引き続き、議事を進行いたします。


 質問の通告がありましたので、発言を許します。


 4番、所君。


○4番(所順子) 最後の質問をさせていただきますので、皆様もう少しお時間をいただきたいと思います。


 高野山病院の質問なんですけれども、身に迫る状況を先ほどお伺いし、診療所になんぞなれば、野暮な質問になってしまいそうですが、幅の狭い質問をさせていただきます。


 高野山病院の薬局について。病院は大きな赤字が続いております。そこで、薬局の収支及び薬剤師と薬局に勤務する職員の人件費について、お伺いします。


 まず、例えば、20年度の収益的収支の、ちょっとこれは専門的なんですけれども、1款のところで事業費用の1項医療費用の2目の材料費の1節に薬品費中の内服として、1億920万円が計上され、3目経費中の8節印刷費の中に、投薬袋代や処方袋代など40万円あまりが計上されております。これに対し、収益的収入の、専門用語で申し訳ないんですけれども傍聴の方に、1款病院事業収益、1項医療収益中には、入院収益、外来収益、そのほかの医療収益と3目ある中に、薬を購入したのに薬注入がないのはなぜでしょうか。予算書の見方が難しく、私が知識が足りないのかもわかりませんが、御説明をお願いします。


 次に、同じく収益的支出の1目給与費について、報酬、給料、手当、賃金をあわせて、2億5,200万円あまりが計上されていますが、説明書を見ても医師や看護師などはありますが、薬剤師は書かれておりません。そのほかでは、医療技術員給として計上されていますが、ここに該当するのでしょうか。給与費明細書を見ても、医師、医療職としては、准看、正看そのほか一般職、現業職が出ているだけで、薬剤師とは一言も出てきません。いかがなっているのかをお尋ねいたします。


 もう一つ、そこで薬の購入代金が幾らで、売上代金が幾らで、黒字か赤字か、幾らかお答えしていただくとともに、薬剤師何人、薬局のパート何人かをお答えいただき、また、病院内に薬局を置いての収支はどうなっているのかをお答えいただきたいと思います。


 そのほかの質問は、自席でさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議長(池田聖三) 森田病院事務長。


○病院事務長(森田育男) 一番目の薬品がどこへ収益に入っているかということでございます。これは、診療材料として一緒に入院収益、外来収益の方へ保険と個人の分とをあわせて入ってきますので、そちらの方へ含んでおります。その含み具合はまた患者さんによってさまざまでございます、投薬によってさまざまでございます。その分類は私自身もはっきり申し上げまして把握しておりません。個人個人で投薬の種類、それによって収入が変わってきます。診療収入、実際先生が診療してそういう技術料、そしてまた検査の技術料、そういうのを合算して計算していますので、そんな分けて入ってくるとか、そういうものではございません。保険で入ってくるとか、個人で。そこまでちょっと分類はしておりません。


○4番(所順子) 薬代は分けてないということ。


○病院事務長(森田育男) はい。そういう状況でございます。ですから、袋代なんかも別個に行ってるんですけど、薬代とか購入には。そういう状況で、金額的には診療報酬の部分で薬の単価が決まっております。それで仕入れは最近薬価差というのが本当に少なくなってきましたけれど、普通売ってる分よりは極力見積もりをとりまして、3社でしたか、4社でしたか、その部分で同じ薬でも安いところから購入するというような方法で今のところ大体5%ぐらいありますかないですか、薬によって違いますので、その程度の薬価差しかないです。そのような状況でございまして、薬の収入は、そういう入院収益とか、外来収益のそちらの方へ入っております。一緒に入っております。


 続きまして、医療技術員、薬剤師はどこへ給料入っているのかという御質問だったと思います。医療技術職の方へコメディカルの方で入っております。薬剤師と臨床検査技師、そしてまた、高野山病院で言いますと診療放射線技師の分、そこの人たちの給料をそこへまとめております。個々には出しておりません。以上のような状況でございます。


 それと、薬局の人員でございますが、常勤が2名、非常勤が1名、現在来ております。非常勤の方は週2日程度来ていただいている状況でございます。


 収支はどうかというようなことでございます。病院全体では確かに毎年赤字といいますか、一般会計から繰り出ししていただいておりますが、近年は特に18年の診療報酬改定によりまして、3.16%引き下げによりまして、非常な減額になっております。特に入院の費用の点で落ちております。以上のような状況で、薬に関しましては、ですから出しても少しはもうかるというような状況です。ただ、あまり使わない、多くの患者さんに必要でない薬をたくさん仕入れますと、消費期限がございます、薬に。ですから、そういうのは極力廃止して、なるべく最近は少ない薬は院外薬局を御利用いただくように進めているような状況ですし、最近の新薬も極力入れないというような薬局といいましょうか、入れてないというような話でございました。それで、なるべく国の動きもそうですし、院外薬局の利用を進めているという状況でございます。


 足りない点がありましたら、よろしくお願いします。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) 今の説明では、薬の収益は別には出ていず、どんぶり勘定的に計上されているというようなお答えをいただきましたけれども、と申しますのは、次のところで言いたいことがございますので、私はここ3年ほど体調が悪くて、2年前と昨年、手術をいたしまして、病院何カ所はかかりました。そのすべての病院には、薬局が設置されず、すべてが処方せんをもらい、院外の薬局で購入することになっていました。薬局を置いて収益が上がるなら、その方法も一つでしょうが、赤字であるならば、院外処方も一つの手だと思います。もう一つ申せば、院内薬局で待つ時間を考えれば、院外の方が時間のロスが少ないとの意見もございますので、あわせてお伺いをしているのです。今、課長からお伺いするところによれば、院外処方も進めているとお聞きしましたので、これはどちらが病院経営としてはいいのでしょうか。その件についてお伺いいたします。わかりやすくお願いします。


○議長(池田聖三) 森田病院事務長。


○病院事務長(森田育男) 薬剤師のことでまず足りなかったと思われるので少し足しておきます。


 病院として、病床をまず持っておれば薬剤師は必要でございます。入院の患者さんには、院外処方とかそういうものはございません。外来患者さんに関してのみ院外処方をやっております。ですから、薬剤師は人数で計算になるんですけれど、入院患者数の1日平均とか、処方せんの枚数とかで薬剤師の人数が医療法で定められております、必要な人員を。外来内に入院が増えてくれば、薬剤師をもっと増やさなければならないような状況にもなってきます。ただし、院外処方せんは除くという形になってきます。院外処方せんが多くなれば、薬剤師を増やさなくてもいいですという医療法の解釈になるんですけれど。


 高野山の状況でございます。まず、院外薬局の状況でございます。高野山は特にお年寄りが多いというような状況もございます。そして、他の病院のように病院の前とか、近くに、帰り道に院外薬局があればいいんですけれど、バスに乗るまでの間とか、そういう状況にもございませんので、現在のところ院外処方はあまり進んでおりません。10%ちょっと切ります。9%台で院外処方は出ています、それは確かなんですけれど。


 そういう状況もございまして、どちらが得になるかと言いますと、病院としては、薬ででも若干もうかるのであればという判断になると思います。どうしても薬剤師は置かなければならない、最低1人は必要、外来の患者さんの分を全部院外処方にしても1人は薬剤師が必要という、端数を計算しまして、切り上げという医療法の判断ですので、0.1でも1名置かなければならない、そういう状況でございますので御了承を。


 ただ、高野山もいろいろまた、薬局の方とも相談したんですけど、患者さんの件数とでなかなか採算が、ここの病院の近くへ開いてもらうという、共同でどうですかという、人件費もちょっと出にくいし、そこまでできないのではないかというような状況で、なかなか薬剤師を常駐してもらわなければいけませんし、その問題もございますので進んでないような状況です。


 それと、病院の薬剤師の給料がどんぶり勘定と言うけども、どんぶり勘定じゃないという。


○4番(所順子) いやいや、薬剤師の給料がどんぶり勘定と言うてない。


○病院事務長(森田育男) それもきちっとまた。


○4番(所順子) また後で結構です、それは。どんぶり勘定っていうか、一緒になっているということを、言葉が悪かったので失礼しました。それは後でいいです。


○病院事務長(森田育男) 正式に分けろと言われましたら、コンピュータに大体入ってますから、分類では個々には出てくると、薬剤師とそういうのはコンピュータの分で出てきます。個人さんのお渡しする請求明細、領収書に分けた分類では出てきますので、特にお望みならば、病院の方へ来てもらって、病院の者もその数字を出せるかどうかというのはちょっと疑問もありますけど、古い人がほとんどかわってしまったので、そういう状況です。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) 薬剤師をなくせと言っているのではないんです。今は大都会の病院であろうが個人病院の小さいこの近辺の紀北、橋本近辺でも小さな病院ででも院外処方をしているので、病院の経営が赤字だとおっしゃるので、人件費のことも考えましたら、薬の収入と高野山病院に関しまして人件費と薬の収益とを重ねた上で、その辺の収益についてのことを私はお伺いしているので、薬剤師を置くなとは言ってないんです。病院に1人は要ると思います。大きな病院も入院患者のためには薬を出してくださる薬剤師は1人か2人か存じ上げませんが、阪大でも大きな病院ですけれども、少しの人数はおりました。しかしながら、外来のときには必ず院外処方でよその薬局に買いに行くというシステムでして、今ごろ時代の流れとともに院内で処方しているところが少ないと思いまして、お尋ねをしたわけでございます。


 一体高野町の病院はどうなっていくのでしょうか。とても心配をしております。財政赤字と申しておりますし、町長さんも先ほど絶対病院はなくさないと強いお言葉をおっしゃってくださっておりますが、お医者さんの確保も大変ですし、経営も大変ですので、この質問をさせていただいたわけで、何とか考えていっていただきたいと思いまして、どうか真剣に本当に省ける財源、減らせるところは減らしていっていただければ、病院も診療所にならずに済むのではないかと心配をいたして、この質問をしているのでありますので、少し何とかこの問題を考えていっていただければありがたいと思います。町長さんはこの件に関してお答えを少しいただければありがたいと思いますが。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 就任いたしましてすぐに薬局、薬剤師を呼びまして、院外処方について研究せよということで、3パターンぐらいの報告書もいただきました。病院については、就任前に1億7,000万ぐらいの一般会計からの繰り入れが本年度で1億1,000万円、病院の方は、非常に身を削るような改革をしていると思います。しかし、それは同時に医療サービスの低下ということにつながりますので、バランスをとっていかなきゃいけない。御案内のとおり、交付税措置もありますので、交付税措置の条件も見ながら、どれだけ繰り入れるのかというのを決めまして、そして投資的にどれだけ入れるかと。


 先ほどから御指摘ございましたように、リフォームですね。建てかえというのは少し財政的には無理だと思いますので、リフォームをかけるタイミングはいつかということです。


 それから先ほど、必置規制がありますので必ず入院患者がいるところは薬剤師を置かなきゃいけない。それが1.8だったら2名、2.2だったら3名ということで、パートでも対応しながら法律に違反しないようにやっていると。現在、入院患者が延べ6,000で、外来が3万ぐらいですから、この6,000が十二、三床じゃなくて41ありますから、35を超えるぐらいまでいきますと、薬剤師を2.5、ですから3人置いて、そうなると外来のが、この3万が例えば6万、9万になったときに計算上出るわけですから、近くにだれか薬局がしてくれるんであれば、薬剤師を置かずに院外処方にした方がもうかると。そういう、単に数字的なことだけだと思います。


 あとは医療サービス、ここでもし院外処方をしても、一番近い院外処方の薬局というのは橋本市だと思いますから、橋本市かかつらぎ町まで院外処方を取りに行くか、もしくは配達をしていただける院外処方薬局があれば、配達をお願いするかということになるわけですから、現実的な対応としては、少し外来が増えて院外処方にした方がいいときは、そういう民間の方でやっていただける方が来やすい状況をつくって、できるというのであればそうしたらいいというふうに思っております。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) 一定、おっしゃっていることはよくわかるんですけれど、高野山の薬局に薬剤師の方お勤め、病院にお勤めしてくださっている方は皆薬局の御子息さんでありますので、院外処方としましても、お一人仮におってもこの高野町では外に行くといったって、3件ほど処方される薬局があると思うんですけれど、今の規模だったら2人以上はいると町長さんはおっしゃっていますけれども、これでいけるのであれば結構とは思いますけれども、財政難の折で、ましてや病院は赤字ですので、この先そういうことも視野に入れて病院経営に向けてしっかりと吟味していっていただきたいと思いますので、この件に関してはこれで終わらせていただきます。


 次に、「ぬくもり灯油」についての質問をさせていただきます。高野町では全国に類を見ないぬくもり灯油券を発行されました。それについて、二、三お尋ねをいたします。


 一昨年来、灯油、ガソリン価格が徐々に上昇してきました。生活に必要な灯油購入に際し、条件つきとは申せ、ぬくもり灯油券が発行されたことは、時期を得た施策で、もろ手を挙げて賛成するつもりであります。しかしながら、この施策は町長専決処分ということで、その手続といいますか、決定までのプロセスに納得しないものです。専決処分には、地方自治法の規定によるものと議会の委任によるものの二つの場合がありますが、今回の方は前者であると思います。2月初め、某新聞が報じ、時を置かず町広報に掲載されましたが、私だけかもしれませんが、全く寝耳に水でございました。このよい施策をなぜ町長専決処分とされたのか、理由をお聞きいたします。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) お答え申し上げます。


 非常によい施策という御評価をいただきまして、誠にありがとうございました。どうして専決処分をしたのかと。一刻も早く灯油券を住民の皆様の手元に届けたかったということでございます。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) 一刻も早く届けたかったと今お伺いをいたしました。私独自の調査によれば、町長や副町長が発案したのはいつ頃かわかりませんが、課長会議において発表したり、石油店に協力を依頼したのが1月中旬過ぎのようです。町長が議会を招集する、一刻も早くしたいと思われてなさったそうですけれど、それほど緊急を要する事柄であったのでしょうか。大地震や大火災のような突発的大災害ならともかく、地方自治法第101条2号では、招集は3日前までに告示とあり、また、同号には、急性を要する場合は、この限りではない、すなわち連日告示して議会を開くこともできるのです。せっかくよい発想をされたのなら、町会議員にも図り、同意を得るべきだったと思います。町長の主観的な判断で専決処分としたことは、誠に遺憾で、もっと客観的立場で物事を進めていただかなければ、うわさに出ているような今秋に控えている町長選挙へのパフォーマンスではないのかなどと言われるのです。


 答弁お願いします。


○議長(池田聖三) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 4番議員の御質問にお答えいたします。


 まず、皆様に誤りのないように御確認願いたいんですが、和歌山県でやったのは当町1町でございます。寒冷地ということが指定されています東北方面から北海道、この地域におきましては、まず基本的に国が、私どもが灯油券を配る2分の1について交付税措置がつくからいつなのかという問い合わせに基づいてこの事業は動いておりまして、当町はそれを、つまり国の大きな流れでもって弱者の皆さんに灯油を配りながら助けていこうという政策にのっとってこの仕事はやったわけでございますので。


 したがいまして、皆様と大きなところでは同じ意見である、そのことが大きな判断基準にございましたので、冒頭のところで日本中で1カ所というお話がございましたけど、そうじゃなくて和歌山県で1カ所、これは間違いないと思います。ただ、全国的には、国がそういうことを今やるべき時代だという判断があるということは、町を超えた国の段階でもってそのことを思っているというふうに思いましたので、この案件については、専決処分で一日も早く皆様のところへ行く、そのためにはどうしても先ほどお話がございましたような灯油屋さんだとか、いろんなところのお話を詰めてからでなかったら動けなかったので、日々急いでやったつもりでございます。


 したがいまして、当町だけでそのことをやったというふうなことは、現実的には和歌山県では起きてまいりました。ただ、全国的なそういうような中でやったということがまず1点言いたいことです。


 もう1点は、子供についてやったのは、これは全国で唯一だと思います。子供について、言うならば3歳以下の子供さんについてやった市町村というのは、ずっと調べてきましたけど、私が調べた中で現時点ではございません。それは、町として、やはり小さな子供さんが今後高野町を担っていく、そういう子供さんをお持ちのお宅に対しては支援すべきじゃないかという、それは町長単独でもって判断をしながらこの中でやってまいりました。これを高齢者と言うならば子供さんをお持ちの弱者に対してやっていく、総合的な政策と考えて取り組んだ次第でございますので、その点、ぜひ御理解と御協力を賜りたいと、このように今感じている次第でございます。


 以上でございます。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) やはり答弁のお口のお上手な副町長様、今日は議場に上がる前にマインドコントロール的な答弁はやめていただきたいと申しましたのに、結局マインドコントロールされそうになりそうですが、また質問をさせていただきます。


 でも、この施策に対しまして、町民の間で悲喜こもごものいろんな御意見を私のもとにも言ってきている方たちもたくさんいらっしゃいます。「あの方は収入がたくさんあるのに、私よりも収入があるのにもらっていない」とか、「オール電化の家に石油券などもらっても必要がない」とか、「ガスを使っている家庭にはそんなものは必要ない、なぜ石油券だったのだろうか」とか、そういうふうな町民の方の御意見もございますし、何となく差別的で「私が収入、この方より少ないのにもらっていない」とか、やっぱりたくさんの文句をお聞きいたしますので、どういうふうに、一体どのような条件でどのような方にお配りしたのでしょうか。お尋ねはしておりますけれども議場でもう一度、何件募集いたしまして、何件ぐらいこの石油券を戻してきたのでしょうか。3月いっぱいということですので、それをもう一度短く説明していただきたい。何人出して何人返ったか。


○議長(池田聖三) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) 対象となる方の分類というのは特に説明要らないですか。どういう方とか、生活保護とか。


○4番(所順子) 簡単明瞭にお願いします。どういう方がどういうと短く。


○健康推進課長(阪田圭二) 件数から言いますと、501世帯に一応対象としてダイレクトメールで御案内を差し上げました。生活保護世帯4世帯、3歳以下のうち、独特の施策としての部分ですけども、3歳以下の子供を扶養される世帯が67世帯、65歳以上の世帯で非課税ということなんですけども405世帯、ひとり親世帯8世帯、介護認定4、5が1世帯、重度障害の方がいる世帯が16世帯ということで、実際に申請があって交付した世帯数が、以上の世帯で全部あわせて430世帯ということです。現時点で灯油を引きかえられているというのは確認できません。ただ、石油販売店の方から請求があった件数が、一応枚数で1,000円券が1,418枚分の請求が来ております。割り算でしますと、283名ということになります。まだ、3月分の請求がまだこれから来ますので、その時点でこの430世帯の方でどれだけの方が灯油を引きかえられたかというのが判明するかと思います。あと71名世帯の方が実際に引きかえに来られなかったということになるんですけども、民生委員さんからなんかの報告もございました。この方もいつも冬場は息子さんのとこへ行ってるよとか、あるいはたまたまその期間に入院していたとか、それとか、老人福祉施設、ショートステイという在宅系のサービスを受けられている方がいるんです。そういう方というのは、長期間ショートステイで施設でおられることもございます。あと老人保健施設というような病院、入院される方もおりまして、71人の方がちょっと残念なんだけども引きかえに来られなかったということでございます。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) いい施策だということ、御評価をいただいて、御指摘をいただいているのは、配布をする世帯、それがよかったのかどうかということなんですけれども、何か行政上の施策をするときはどこかでルールを決めなければいけない。今回の場合は65歳ばかりで住んでいる世帯、3歳以下の子供、身障者の家庭、そしてひとり親の家庭、そして町民税が非課税の家庭、私は多分恐らくちょっと不満に思ってられる方は、町民税非課税の家庭というところが多いと思うんです。私もお伺いして、それは個別に来てもらったときは説明をさせていただいたんですが、税務の状況上、18年度非課税ということで見ますので、19年度の実態とやや違う方がここでは出てくると思います。それ以外は19年度中の実態を見ておりますので、それほどここで切られたというのは不満はないのかなというふうに思います。


 それから、専決処分でございますが、先ほど答えたとおりでございますけれども、お正月の1日、2日、3日からずっと冬日が続きまして、0度を超えなかったと。そういう中で国も施策を展開したわけです。その中で一刻も早くお届けしたいというのが行政の役目ではないかなというふうに思いました。


 それから、先ほどパフォーマンスでやっておるのではないかという指摘がございましたけども、これは非常に心外なことでございます。私は就任をしてここに何もパフォーマンスに来ているわけではありません。毎日真剣に行政に取り組んでいるわけでございます。その辺はやはり取り消していただかないと、誠に私を中心にして全スタッフで頑張ってやっている行政にとって大変侵害で遺憾に思うわけでございます。その点だけは御了解いただきたいと思います。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) 取り消すというよりも、今までになかったことを高野町では初めてなさったから、こういううわさも出たのだと私は思いますけれども、それにつけましても、どうして専決でということで新聞に載せたのでしょうか。それが新聞に出たときには、補正予算ではまだ可決されていない時期に発表されましたので、一番言いたいのは、どうして専決なんであろうか、課長会議も開く時間もあったし、早くからガソリンスタンドにもそういう御相談もされていたらしいのに、どうして1日で会議も議会も開かれますのに、町長さんが1人で専決したのかという、少し議員としての私個人だけでありましょうが不満もございまして、この新聞に載ったときも私は存じ上げなかったんです。それで、橋本の方に食事に行きましたら、そこで高野山はいい施策で5,000円の石油券もらえるんやなって言われて、初めて私は家に帰って新聞を見ましたらそれが載っていました。そうしたら、明くる日でしたか、封筒で説明書みたいなのが入っておりましたし、議員にしましたら突然のことで、ほかの地域の方にも何ら町会議員さんは知らないんですかって言われて、恥ずかしい思いもしたので、本当に大災害とか、地震とか、そういう大変なときでしたら町長さんが専決で、それって言ってやってくださるのは本当にありがたいかもわかりませんが、石油が上がったから、寒いからといって専決でっておっしゃいますのは、やはり大切な町民の税金でありますので、議会にお諮りしていただきたかったということで、この問題は私が申している中身でございます。


 そして、文句が来ましてもこれは町長専決問題でありますので、この責任は議員にはなくて、町長様当局に皆行くものでしょうか。これについて答弁いただきたい。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 大事な税金をお預かりして執行しておりますので、有効に使うと判断をしまして、一刻も早く石油券を届けたいということで、担当課長、関係者で決断をして執行したわけでございます。いろいろ御指摘をいただきましたので、今後は、今回の場合もあれ以上早く町民に知らしめたり、情報を出すということは非常に私は迅速に健康推進がやったというふうに思っているんです。封筒を出したのも3日ほどで用意をしたと思いますし、大変選び出してあて名をつくって用意をしてやるというのはなかなか大変だったと思います。


 それから、もう一つお願いをしたいのは、これは申請主義をとっておりますので、何も石油券を無理やり送りつけて使えと言っているわけではございませんで、御自身がうちはオール電化で灯油券はもらっても仕方がないので取りに行かない、うちはその枠に入っておって65歳で送っていただいたけれども、収入がそこそこあるし、子供も時々来てくれるので要らないといって取りに来ていない方もいらっしゃるのではないかというふうに思っております。しかし、こちらでは想定をした世帯がございますので、現場の人間としては、なるべく多くの方に取りに来て、有効に使っていただきたいと思うのが心情だと思いますけれども、それぞれいただいた方は御自身の自立した町民としての判断で、取りに来られたり、返納したりされたのではないかなと私自身は感じております。


 今後御指摘いただきましたことを参考にさせていただきまして、なるべく情報が議員のところにも伝わるようなふうに努力をいたしますので、御了解をいただきたいと思います。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) 今年に続いて来年も寒波がやってまいりましたら、またこのぬくもり灯油はなさるおつもりでしょうか。


○議長(池田聖三) 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) こういうような政策というのは、時期と場所を選んでやっていくのが基本でございますから、今年やったから来年やるということは、全くこれは白紙でございます。ですから、灯油が急激に上がったということに対してリアルに反応したつもりでございますので、今後ともそういうような急激な変化でもって住民生活に苦しい状況が出たときには、何か考えていくことは必要であろうというふうに思いますけど、今年、ぬくもり灯油券をお渡ししたから来年お配りするということは、改めてゼロから考えるべきこと、こんなふうに思っていますので、ぜひその点で今後とも御了解を賜りたいと、このように思う次第でございます。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) そうすることによりますと、この苦情がたくさん出ておりますけれども、この苦情はどこでお受け取りになるのでしょうか。当局ですべての苦情を引き受けなさるおつもりでしょうか。議員はあまり関係ないように思いますが、専決処分ですので。


○議長(池田聖三) 阪田健康推進課長。


○健康推進課長(阪田圭二) 一応苦情に関しましては、主に私が対応しております。違いましたか。


○4番(所順子) いやいや、よろしいよ、お答えは。


○健康推進課長(阪田圭二) ということですけども。


○議長(池田聖三) 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 法に基づいて、責任をとらせていただくわけでございますが、専決処分も議会の承認を先般いただきましたので、現時点では議会の承認を得て執行した施策というふうに認識をいたしております。今後専決するときは非常に気をつけてやっておりますけれども、特に不満がないであろうと、クレームをつけられている方なんですけども、私ちょっとよくわかりませんが、2名の方にクレームじゃないです、質問です、「どうして私はもらえないんですか」という質問を受けたときに、御説明を申し上げたら納得していただきました。「それは当然ですね」と、「しようがないですね」といって、納得していただきました。ですから、どういうクレームか、議員のところに来ているのはどういうクレームかわかりませんけれども、本来この施策を入れなければだれももらえなかったもので、何らかのルールでもらえなかった人のクレームというのは、どういう形のクレームか想像ができませんので、子細に御回答もできませんけれども、法的に責任をとるべきこと、施行に間違いがあれば責任をとらなければいけないというふうに思っております。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) 今、町長の答弁の中に承認された問題でありますという、お伺いをいたしまして、確かに承認はしておりますが、スタートしているのに承認しないわけにもいきませんですし、やってしまってからいつも事後報告では困るんでありますし、やはりこういう施策、ましてや町の税金をお使いになる場合は、やはり私は議会にお諮りしてからやっていただきたいということをこの問題に関しては切にお願いをしておきたいと思います。たくさんのお金が出る問題でありますのに、高野町は財源も少のうございますので、短日で行く場合にはお金は大切でございますので、文句が出る、私はもらっている、もらっていないというふうなやり方の施策は、老人は温かい石油代もらって喜んでいる老人、私の父ももらってきてましたので、喜ぶ方もいらっしゃいますけれども、差別で私はもらっていないというふうなやり方では困ると思うので、文句の出ないようなやり方を諮りながら、いい施策をこれからもしていただき、ましてや議会にもかけていただいて税金をお使いになる場合はやっていただきたいということを私は申し上げたいわけであります。


○議長(池田聖三) 答弁はよろしいですか。


○4番(所順子) 答弁どなたかしてくださるんでしたら、副町長様に。


○議長(池田聖三) 総括で答弁していただいたら。


 高橋副町長。


○副町長(高橋寛治) 御指名をいただきましてありがとうございます。


 いろんな政策のことを考えながら、日々事業をやらさせていただいております。おかげさまで大勢の住民の方に御協力いただいて、高野町の財政が非常にコンパクトになってまいりました。コンパクトな都市でコンパクトなことをどのように運営していくかということに対しまして、ある程度の財政運用の目途も出てまいりまして、年間の投資的な経費、それから政策的な経費をどの程度打ち込めるかということも大きな枠組みはつかみながら日々仕事をやっておるつもりでございます。


 今回のぬくもり灯油につきましては、議員御指摘の連絡等に十分でなかった点があった、このことは御指摘をいただきましたので、十分心の中にとどめまして、今後そういうことはなるべく少なくなるように日々努力をしてまいりたいと、このように思う次第でございます。


 今回いろんなことをお話を聞いておりまして感じたことにつきましては、今後の施策の中でやってまいりますが、当町が今後とも健全な財政運営をしながら、皆様の教えをかいしながら進めてまいりたいと、こんなことを改めて感じた次第でございますので、ぜひ御協力を賜りたいと思います。


 以上をもって答弁にかえさせていただきます。どうもありがとうございました。


○議長(池田聖三) 4番、所君。


○4番(所順子) 今後からは副町長様が町長様にアドバイスをなさって、こういうお金をお使いになるときには一度議会にでも諮ろうやないということをサポートをしていただければありがたいかと思いまして、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(池田聖三) これで一般質問を終わります。


 日程第4、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。


 委員長から目下委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申し出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。


 お諮りいたします。


 各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(池田聖三) 異議なしと認めます。


 したがって、各委員会とも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定いたしました。


 日程第5、議員派遣の件についてを議題といたします。


 議員派遣の件につきましては、会議規則第121条の規定により、お手元に配付したとおり議員派遣を行います。これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(池田聖三) 異議なしと認めます。


 したがって、議員派遣の件につきましては、配付のとおり決定いたしました。


 以上をもって本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。


 会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。


〇議員(「異議なし」)


○議長(池田聖三) 異議なしと認めます。


 したがって、本定例会は、本日をもって閉会することに決定いたしました。


 閉会に先立ち、町長のあいさつをお願いいたします。


 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 3月3日に開会をいたしましたころは、本当に寒くて今年の冬は一体いつまで続くんだろうというふうに思っておりましたが、二、三日前から春の陽気になりまして、まさに一雨一雨暖かくなっていくのではないかなというふうに思っております。


 本日までに可決をいただきました当初予算、そして新しい条例等を可決をいただきました。この条例がきちっと生きるように、生かせるように行政運営をしてまいりたいと思います。


 そして、さまざまな御指摘がございましたが、施策をする中では決してパフォーマンスと思われないような、きちっと説明のできる施策を引き続き今までのようにやってまいりたいと思っておりますので、議員の皆様方の御協力を賜りますことを壇上からでございますが、お願い申し上げまして、閉会の御礼のごあいさつといたします。


 ありがとうございました。


○議長(池田聖三) 閉会に当たりまして、議会運営上、議長といたしまして、一言ごあいさつ申し上げます。


 当議場におられます稲葉会計管理者、崎山環境整備課長、清水議会事務局長には、平成20年3月31日をもちまして、定年退職御勇退を迎えられます。長年にわたりまして町発展のために日夜御尽力いただきましたことを改めて感謝申し上げ、厚く御礼を申し上げる次第でございます。


 今、時代は大きな変化を迎えてますます困難な局面のただ中にあります。今後とも健康に御留意されまして、一層の御活躍をお祈り申し上げますとともに、御指導また御助言を賜りますようお願い申し上げます。僭越措辞ではございますが、この場をおかりいたしまして、議員を代表いたしまして一言御礼と送別のごあいさつをいたしたいと存じます。


 これで平成20年第1回高野町議会定例会を閉会いたします。


 長期間大変お疲れさまでございました。ありがとうございました。


午後 4時05分 閉会





 この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する





 平成20年3月14日





     高野町議会





         議長   池 田 聖 三





         議員   西 山 茂 之





         議員   西 辻 頼 数