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和歌山県 高野町

平成17年第1回定例会(第1号 3月10日)




平成17年第1回定例会(第1号 3月10日)





               平成17年


        第1回高野町議会定例会会議録(第1号)





 
     第1日(平成17年3月10日 木曜日)


         午前11時50分 開会


    第 1 承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて


               (平成16年度高野町一般会計補正予算(第6


               号)について)


    第 2 承認第 2号 専決処分の承認を求めることについて


               (高野町税条例の一部を改正する条例について)


    第 3 議案第 1号 平成16年度高野町一般会計補正予算(第7号)


               について


    第 4 議案第 2号 平成16年度高野町国民健康保険特別会計補正


               予算(第3号)について


    第 5 議案第 3号 平成16年度高野町国民健康保険富貴診療所特


               別会計補正予算(第2号)について


    第 6 議案第 4号 平成16年度高野町下水道特別会計補正予算


               (第3号)について


    第 7 議案第 5号 平成16年度高野町農業集落排水事業特別会計


               補正予算(第2号)について


    第 8 議案第 6号 平成16年度高野町介護保険特別会計補正予算


               (第2号)について


    第 9 議案第 7号 平成16年度高野町生活排水処理事業特別会計


               補正予算(第2号)について


    第10 議案第 8号 平成16年度高野町立高野山病院事業会計補正


               予算(第3号)について


    第11 議案第 9号 平成16年度高野町水道事業会計補正予算(第


               3号)について


    第12 議案第10号 高野町個人情報保護条例の制定について


    第13 議案第11号 高野町人事行政の運営等の状況の公表に関する


               条例の制定について


    第14 議案第12号 高野町農業委員会の選任による委員の議会推薦


               委員に関する定数条例の制定について


    第15 議案第13号 高野町農業委員会の選任による委員の団体推薦


               に関する定数条例の制定について


    第16 議案第14号 町長、助役及び収入役の給料その他の給与条例


               の一部を改正する条例について


    第17 議案第15号 高野町教育委員会教育長の給料その他の給与条


               例の一部を改正する条例について


    第18 議案第16号 高野町印鑑条例の一部を改正する条例について


    第19 議案第17号 高野町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び


               費用弁償に関する条例の一部を改正する条例に


               ついて


    第20 議案第18号 農業委員会の選挙による委員の定数に関する条


               例の一部を改正する条例について


    第21 議案第19号 転軸山森林公園設置及び管理条例の一部を改正


               する条例について


    第22 議案第20号 高野町の歴史と文化を活かした街並景観及び自


               然景観に関する条例の一部を改正する条例につ


               いて


    第23 議案第21号 高野町火災予防条例の一部を改正する条例につ


               いて


    第24 議案第22号 高野町下水道条例の一部を改正する条例につい


               て


    第25 議案第23号 高野町農業集落排水施設の設置及び管理に関す


               る条例の一部を改正する条例について


    第26 議案第24号 高野町生活排水処理事業設置及び管理に関する


               条例の一部を改正する条例について


    第27 議案第25号 高野町水道事業給水条例の一部を改正する条例


               について


    第28 議案第26号 高野町立文教施設使用料条例の一部を改正する


               条例について


    第29 議案第27号 高野町立小中学校設置条例の一部を改正する条


               例について


    第30 議案第28号 高野町立へき地小学校児童就学促進支援条例の


               一部を改正する条例について


    第31 議案第29号 高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例の


               一部を改正する条例について


    第32 議案第30号 和歌山県市町村職員退職手当事務組合を組織す


               る地方公共団体の数の増減及び規約の変更につ


               いて


    第33 議案第31号 和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を


               組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変


               更について


    第34 議案第32号 和歌山県町村議会議員等公務災害補償組合を組


               織する地方公共団体の数の増減とこれに伴う規


               約の変更について


    第35 議案第33号 かつらぎ町・高野口町・九度山町・高野町及び


               花園村指導主事共同設置規約の廃止について


    第36 議案第34号 高野町特別会計条例の一部を改正する条例につ


               いて





2 本日の会議に付した事件


   日程第 1 会議録署名議員の指名


   日程第 2 会期の決定


   日程第 3 諸般の報告


         町長施政方針





3 出席議員(14名)


   1番 宮 口 伯 美         2番 平 野 一 夫


   3番 西 辻 政 親         4番 岩 本 哲 二


   5番 所   順 子         6番 北 岡 三 於


   7番 負 門 俊 篤         8番 ? 山 文 雄


   9番 東久保 秀 人        10番 ? 谷 輝 司


  11番 中 谷   弘        12番 西 山 茂 之


  13番 池 田 聖 三        15番 西 辻 頼 数





4 欠席議員(1名)


  14番 堂 浦 行 春





5 事務局職員出席者


  事務局長      尾   和 哲


  書  記      山 本 剛 久





6 説明のため出席した者の職氏名


  町長        後 藤 太 栄


  助役        高 橋 寛 治


  教育長       目 黒 威 徳


  収入役職務代理   稲 葉   孝


  企画課長      今 井 俊 彦


  総合窓口課長    前 西 一 雄


  税務課長      清 水 弘 明


  福祉保健課長    門 谷 好 純


  建設課長      大 谷 岩 男


  産業観光課長    生 地 久 厚


  生活観光課長    倉 本 隆 夫


  消防長代理     壇 上 哲 也


  富貴支所長     竹 田 一 司


  教育次長      辻 本   一


  公民館長      崎 山 主 憲


  病院事務長     森 田 育 男








            午前 9時30分 開会


○議長(宮口伯美) ただいまから平成17年第1回高野町議会定例会を開会します。


 会議の前に、議長から町当局に対するご協力、ご支援のお願いの挨拶をさせていただきます。


 先般の住民投票において、町民から議会に対しての批判がありました。


 議会の実態を町民に正しく、詳しく知らせず、理解を求める努力が不十分であり、不安を与えたものであります。


 我々議員は、住民の直接選挙によって選ばれ、住民全体の代表者として議会を構成し、議会活動を通じて、住民の個別意思を総合して、町としての意思を形成する任務を有します。


 これからも議員の地位を十分認識し、本来の住民とともにあるべき議会にしていかなければならないと考えます。


 今後は住民投票の結果も踏まえ、単独を目指す後藤町政に痛みも伴いますが、一致協力して本町発展のために、今こそ団結しなければならないと考えます。


 管理職の皆様にも、同様ご協力願うものであります。


 しかしながら、町施策として誤った方向性に進むのであれば、当然、忌憚なく意見を述べていただき、合意形成に努力するものであります。


 町民の幸せを考え、ご協力、ご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。


 これから、本日会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。


 会議録署名議員は会議規則第119条の規定により、議長において、9番、東久保君、10番、?谷君を指名します。


 日程第2「会期決定」の件を議題とします。


 お諮りします。


 本定例会の会期は、本日から3月25日までの16日間としたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


〇議員  〔「異議なし」〕


○議長(宮口伯美) 異議なしと認めます。


 よって、会期は本日から3月25日までの16日間と決定しました。


 お諮りします。


 議事の都合によって、3月11日、12日、13日、15日、18日、19日、20日、21日を休会にしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


〇議員  〔「異議なし」〕


○議長(宮口伯美) 異議なしと認めます。


 したがって、3月11日、12日、13日、15日、18日、19日、20日、21日は休会とすることに決定しました。


 日程第3「諸般の報告」を行います。


 地方自治法第121条の規定により、本定例会の説明のため出席を求めた者は町長並びに教育委員長であります。


 高野町監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により例月出納検査報告については、お手元に配付の報告書をもって報告とします。


 当局からの報告事項はありませんか。


 高橋助役。


○助役(高橋寛治) 私の方から、1点ご報告を申し上げます。


 本日の議会に課長の出席の要請をいただきましたが、消防関係におきまして、白濱消防長、山本署長が体調を崩しまして加療中でございます。


 つきましては、本議会、壇上哲也主幹が出席して対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。


○議長(宮口伯美) これをもって、諸般の報告を終わります。


 町長の施政方針をお願いします。


 後藤町長。


○町長(後藤太栄) 皆様、おはようございます。


 定例会を招集いたしましたところ、早速に議会運営会をご開催いただきまして、本日より25日までの期間で開催を決めていただきまして、誠にありがとうございます。


 体調を崩されている方が、議員さんの中にも1名おられますが、そのほかの方、全員ご出席をいただきまして、議会、開催できること、ありがたく思います。


 それでは、施政方針を、当初予算ございますので申し上げたいと思いますが、昨年は非常に台風、それから集中豪雨等々、多うございまして、なおまた、中越の地震等がありました。


 また、年末には未曾有の大災害がスマトラ沖で起こりまして、何十万人もの人が亡くなるという、日本、海外ともに非常に災害の多い年でございました。


 この災害につきましても、この和歌山県は南海・東南海地震の一番被害を被る地域であろうということで、正月が明けた一番先に関係の省庁から視察に来たと、1月2日か3日にもう来たということでですね、和歌山の関係の方から伺いをいたしました。


 それに伴いまして、本町でも現在、持っております緊急マニュアルを、もう少し整備をいたしまして、安全、安心という町民の最も大切な部分を強化をしていきたいと、これを基本方針として肝に銘じてですね、町政の運営にあたりたいという初めでですね、そういう非常時のマニュアルをですね、早急につくることを指示をしております。


 また、昨年は地方自治法がたくさん、多くの部分、5月から10月、11月、12月にかけまして改正をされました。


 地方自治法というのは地方の自治体にとりまして、最も重要な法律でございます。もちろん皆様方もお見通しのことだと思いますが、地方自治法の改正に伴いまして、町の運営をそれに修正してあわせていきたいというふうに思っておりますし、また、特筆すべきは、世界的には存在しておりました景観法というのが昨年成立をいたしております。


 これは農山村、都市を問わず、全て景観法の枠の中に入るわけでございまして、この景観法を念頭に置きながら自治体の運営をしていきたいと思いますし、自立性を高めるということと住民自治の拡充を図るということでも、この法律に基づきまして整合性をとって生活者と、それから景観法、地方自治法の整合性をとって行っていきたいというふうに思っております。


 このような時代になりまして、自治体としましては、政策形成能力を高めていくということが問われております。


 特に行財政改革を進める中で、職員の不補充等々の計画も立てておりますから、少数精鋭で行っていかなければならない、そのためには職員の技量、能力の強化というのが、これ必須課題でございます。


 予算、逼迫しておるところでありますが、研修、教育に関しましては予算を取らせていただきまして、17年度は、この研修に、職員の研修等々に詰めていきたいというふうに思っております。


 また、私は宗教環境都市という、今までは宗教観光都市という言われ方をしたんですが、これは政策標語ではございませんで、ひとつのイメージでございますけれども、観光の一歩先を行く環境施策を主軸に置いて政策を展開してまいりたいということでございます。


 これは総本山金剛峯寺の方も、そういう方向性で環境ということに取り組んでいこうという方向性を打ち出しておりますので、車の両輪、鳥の両翼に例えられました今までの町政の延長線上と、そして一歩先を行くということで環境施策に取り組んでまちづくりを、そして、新たな都市づくりですね、都市と呼んでもよろしいかと思います。を行っていきたいというふうに思っております。


 また、昨今、「帰農」という言葉、帰る、農業に帰るという言葉がよく使われるようになりましたが、この帰農の農には、農業だけではなくて、林業であるとか、Iターン、Uターン、その辺の意味も含めて使われる傾向があるようでございます。


 本町におきましても、富貴地区を初めとする中心集落以外の18集落に農業や林業や、また商業に関わるものも展開できるかもしれません。


 その辺の予算も計上しながら、様子を見ながら、伸びるものは伸ばしていくという重点的な予算配分をしてまいりたいというふうに思っております。


 また、それから、一番大きな変化は補助金から交付金にかわっていくと、現在、先ほど全員協議会の冒頭でも議長さんの方からお話がありましたが、広域の塵芥処理場がございます。この塵芥処理場も、昨年までは補助金の制度を利用してやるということになってございましたが、交付金の制度を利用して建設しなければいけなくなっております。


 若干、現場としては混乱がありますが、より住民のニーズに則した施設が建てられるんではないかなというふうに、私は期待をいたしております。


 環境省はそういうふうに、今年から交付金になってきておるわけでございますが、国土交通省は前年度から、既に16年度から交付金制度が導入されておりましたが、それの利用が全国的に見ましても、あまりうまく活用されていない、近畿管内、もちろん和歌山もそうでございますが、この交付金制度を利用した新しい仕組みをなかなか利用していただけないということで、先般も国土交通省の方がお見えになりまして、説明をお伺いいたしました。


 当町といたしましては早急に対応いたしまして、恐らく近畿で当町だけであったと思いますが、交付金の方に切り換えて、一部交付金申請を2月の末にしたわけでございます。


 17年度は、その程度でございますけれども、18年、19年でその交付金をうまく利用する勉強も職員とともに続けまして、重点的な予算措置ができるように頑張ってまいりたいというふうに思っております。


 今般の議会に提出させていただきました議案は、承認2件、補正予算が9件、17年度の一般会計予算並びに特別会計が12件、そして、その他条例等々がございます。それが30件で、53件の議案を提出させていただいております。ご審議のほど、よろしくお願いしたいと思います。


 16年度は国の三位一体が非常に迷走をいたしまして、最終的には12月の18日まで、その予算の枠組みが決まらないというような、混乱した年でありましたけれども、その中で本町の自立ということを選択をして動き出したわけでございます。町民の皆様とともに、議会の皆様方とともに、一歩を踏み出したいというふうに思っております。


 先ほど、冒頭で議長さんの方から力強いご支援の言葉をいただきましたので、そして、それを真摯に受けとめて、それを胸に抱きまして、自立の健全な行政改革を含めた自立の道を歩んでまいりたいというふうに思っております。


 自立元年という位置づけをいたしましたので、本年度、17年度の一般会計は32億4,000万円といたしました。


 この数字は歳入、歳出とも6億円の減額でございます。前年比で15.6%の大幅な減額でございます。


 通常、数%から10%が限度といわれております予算編成でございますが、17年度、18年度は厳しい予算措置をしなければいけないということで、思い切った予算措置をさせていただきました。


 なお、職員給与等々につきましては、周辺市町村並びに和歌山県、全国の市町村が5%から7、8%の減額をしておりますが、本町におきましては、合併問題、住民投票等々の作業がございましたので、17年度の精査、それから調整は見送りました。


 ただし、三役につきましては、今議会に10%の給与の削減を提案させていただいております。


 18年度、19年度につきましては、またプロジェクトチームをつくりまして庁内の調整、人員の配置、適正数等々ですね、行っていきたいと思います。


 新聞等によりますと、近隣の合併をした市町村でも余剰、過剰な人員が出てまいりまして、80名、100名、150名というような過剰な人員が出てまいるという新聞報道がなされておりまして、肩たたき等々だけでは間に合わんということでございますが、本町は計画どおり不補充で対応できる職員の体力をつけまして、でき得る限り少々の、そういう勧奨退職もお願いをしなければいけない時期が来るかと思いますけれども、できる得る限りそれは少数にとどめて行っていきたいというふうに思っております。議会の皆様方のご協力も、今後、賜りたく存じます。


 それでは、歳入でございますけれども、この一般会計でございます。この中で当町の歳入の半分を占めているのは、ご案内のとおり地方交付税でございます。17年度、18年度につきましては、国の総額としては前年度と同じぐらい、0.8%増でございますが、確保されましたが、今後の当町に対する配分の状況というのは少し厳しく見まして、緩和いたしまして、16年度の実績額から5%の減額で見積もっております。


 それから、税収については人口減、それから、商業の低迷等々ございますので117万8,000円の減収を見込んでおります。


 不足分については、基金の2億2,860万円、繰越金の5,000万円、町債の2億9,540万円等々で予算編成をさせていただきました。


 18年度、19年度につきましては、基金の取り崩しを最少に抑えるべく諸施策を実行してまいりますが、17年度は、その17年度その前半には議会とのご相談をいたしながらですね、その辺の歳入の確保、歳出の抑制等々、ご相談をしていきたいと。


 また、先ほど申しましたプロジェクトチームの、庁内のプロシェクトチームの結成も考えておりますので、それも議会と足並みをそろえて、ご相談をしながら行っていきたいというふうに思っております。


 今後、当町といたしましては、厳しい財政状況が続くと思われますけれども、一つひとつの事業を精査しながら、これからの時代に対応した、町民の皆様と一体となった意見を聞きながら進めていくという町政の姿勢でまいりたいというふうに思っております。


 19年度から仕組みが大きく変わる可能性もございます。交付税の状況、それから、補助金から交付金へかわる状況、それから税源移譲の状態等々を見極めながら、施策を打っていきたいというふうに思っております。


 続きまして、歳出でございます。


 これは款ごとに若干の説明をさせていただきますが、詳しくは提案説明の際、また、ご質問のときに伺っていただければと思います。


 議会費につきましては7,703万円を計上いたしました。


 視察研修費に300万円、そして議会報に157万1,000円を、これは必要経費であろうということで計上させていただきまして、議会活動に支障が出ないように確保をさせていただいておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思っております。


 そのほかは変更ございません。


 2款についての総務費でございますが、総額は5億1,779万3,000円を計上いたしました。


 前年より1億3,000万円の減額となりましたんですが、これの主な減額の理由は、合併の予定でありました4町ですね、かつらぎ、九度山、高野、花園のときに地域公共ネットワーク事業が計画をされておりました。それが合併がなくなりまして、その事業がなくなりましたので、それを減額をしたということでございます。


 もう一つは収入役の人件費の減額でございます。それが主なものでございます。


 事業といたしましては、総務管理費で3億8,525万3,000円を計上いたしました。


 この中には企画課を新設をいたしましたので、先ほど申し上げました宗教環境都市にふさわしい環境計画の策定を庁内で連携して取り組むということで、その予算として200万円、そして、地域のまちづくり活動を支援する、まちづくりモデル事業ということに取り組みたい、これ町民も交えた会議でござますが、そういうものに80万円の予算を計上させていただきました。


 そのほか、昨年、各地で発生しております災害に対して、冒頭にも申しましたが、対応するということで、防災諸費の中へ地域防災計画の作成委託料として300万円を計上させていただきました。町民と一体となって作成をしてまいりたいというふうに思っております。


 これは単なる地震災害、台風災害等々だけではなくて、テロ、戦争にまで踏み込んだ、そういう災害、緊急対策のものにしてまいりたいというふうに思っております。


 また一方、戸籍住民基本台帳費としては3億3,231万1,000円を計上いたしました。


 その中には、総合的に窓口業務を推進する、総合窓口課をより充実するということで、窓口証明の発行システムですね、これを本庁だけではなくて、支所でも取れるように、支所間のネットワークを強化をして、富貴支所でも戸籍抄本、戸籍謄本が交付できるようにということで100万少々、103万3,000円を計上させていただきました。


 統計調査費では4,128万7,000円を計上しまして、地籍調査並びに国勢調査に要する経費を、ここで計上いたしております。


 なお、16年度までの町有林会計、町有林特別会計というのがございましたが、この会計は廃止をいたしまして、総務費の中に町有林管理費ということで創設しまして81万8,000円の計上をいたしております。


 次に、3款でございます。民生費でございますが4億7,456万4,000円を計上いたしております。


 社会福祉、児童福祉を初め福祉に寄せられる町民の期待は非常に大きいというふうに思います。この予算で対応をしてまいりたいと思います。


 主なものでは、社会福祉費では社会福祉協議会の補助金でございます。1,646万2,000円を社会福祉協議会に補助金として支出するということを計上いたしております。


 身体障害者関係では5,256万2,000円を計上いたしております。


 続きまして、老人福祉費ではホームの入所扶助費ということで2,473万2,000円、事業所の補助金として1,865万9,000円、老人保健、介護保険会計への繰出金として1億72万9,000円を計上いたしました。


 また、児童福祉費では、これは若草母子生活支援施設ということで、九度山町にあるんですけれども、これは建て替え云々の、今、いろいろ問題になっておりますが、当初予算としましては734万円を通常経費として、経常経費として計上いたしました。


 続きまして、4款でございます。衛生費でございますけども4億8,981万1,000円を計上いたしました。


 保健衛生費で、主なものは予防費で、各種検診委託料として1,128万7,000円を計上いたしております。


 また、診療諸費では高野山病院への繰出金が1億2,000万円、富貴診療所へは1,100万円の繰り出しを予定をいたしております。


 第6款の農業費でございますが、これは1億1,067万5,000円を計上いたしております。


 農業費では3,095万4,000円を計上しまして、農業振興の起点を集落、先ほど申しました、高野町大字高野山の中心集落にはほとんど農業がございませんので、周辺集落ということに視点を移しまして、視点をそちらに置きまして、農業振興をやっていきたいと、集落営農という形でですね、うまく支援ができればいいなということとか、後継者の育成について国や民間の力を借りながら行うことができないかということで、現在、模索、研究をいたしております。


 農産物から農業、健康、教育の、この3つのサイクルを子どものときから教えるということも通しまして、新たな食育実践対策事業という費用を計上いたしました。


 子どものころからですね、農業、そして、それは健康につながっていくんだと、それで教育と3つがリンクしてですね、子どものころから農業の重要性を教えるということでですね、これに50万円を新規事業として投入を、計上させていただきました。


 林業費でございますけども、林業費の主なものは除干ばつの費用でございます、これ補助金でございますけども、2億2,967万6,000円を計上いたしております。


 もう一つは2,000万円計上しておりますのは、林業の維持費で下湯川の林道の維持費として2,000万円を計上させていただきました。


 7款の商工費でございます。9,180万円を計上いたしまして、商業振興や観光振興に取り組みたいというふうに思っております。


 観光費の中で主なものは、各種事業の補助金でございます。これに3,496万4,000円を計上いたしております。


 今後、世界遺産によって観光客が増えておりますので、その増えた観光客に対して、接続可能な観光地といいましょうか、観光だけで帰っていただくんではなくて、こちらで採れる農産物を買っていただいたり、そのほか商業、農業、それから他の産業ともうまく結びついた接続可能な観光地として発展するような、最終的には宗教環境都市の名にふさわして地域をつくれるような取り組みを進めてまいりたいというふうに思っております。


 8款の土木費でございますが4億1,628万9,000円計上いたしました。道路橋梁費の中で主なものは、湯川辻辻の茶屋線、宮村線に1,700万円を、それから、高野幹線に5,658万3,000円を、筒香線の改良工事に7,616万7,000円を計上いたしております。


 また、都市計画費では電柱類地下埋設工事が平成17年で当面の作業が終えることができます。


 まだ、現在、抜柱、柱を抜いておりませんので、電線がまだありますけれども、大門通りから水木のとこまでは現在、作業を進めて抜柱に、夏までには抜柱できるというふうに思います。


 あと谷ヶ峯の線と、五の室の線が残っておるわけでございますが、これは地中埋設をするのか、それとも電柱の移設で対応するのかということも、現在、関西電力等々とも協議をしております。その手法なども含めて、どういう方法が景観法にも準ずるものなのか、また高野にふさわしいものなのかを精査しながら、有効な予算の配分をしたいと思っております。


 一応、設計測量につきましては、谷ヶ峯については設計測量しております。5年間有効期限がございますので、その間で予算が確保できましたら、地中化ということも考えますが、基本的にあまり目立たない所はですね、地中化以外の方法も考えて、なるべく早い時期に町全体がですね、完成するような施策を模索をしていきたいうというふうに思っております。


 それから、以前から課題となっております町営住宅でございますが、これにつきましては、鶯谷団地の建設設計業務ということで2,190万3,000円を計上いたしました。


 今後は、住民にどういうニーズがあるのか、また外部からの来ていただく方に、どういうニーズがあるのかということも踏まえた上で設計をいたしまして、その上で建設をしたいというふうに思っております。


 9款の消防費でございます。消防費につきましては1億7,444万3,000円を計上いたしました。


 住民の、もちろん生命、財産を守るということが第一義でございまして、その上、世界遺産に指定された文化財、多くの文化財を保全をしておりますので、それを守る予算はきちっと確保しようということで、常備消防費、非常備消防費につきましては、これは経常費、経常経費ということで変化はございません。同じだけを確保いたしております。


 消防施設費につきましては120万7,000円を計上いたしまして、これは119番通報をいたしましたときに、うまく高野町の消防署にかかるという仕組みを構築をしなければいけません。


 それと消防団第一分団のホース等がかなりさびておりまして、傷んでおりまして、それの塗装を行いたいということで120万7,000円を計上いたしました。


 10款につきまして、10款の教育費でございますが2億7,357万4,000円を計上いたしました。


 今後、最も大切な子どもの教育ということについて、この少子化の中で、子どもが減っていくという中で、どのように対応していけばいいか、教育もそうですし、教育自身もそうでございますけれども、給食の問題、それから、さまざまな問題が出てまいります。それにどのように対応していくかということは、また議会の皆様方と相談もさせていただきますけれども、十分協議の上、学校施策については行っていきたいというふうに教育長の方にお願いをして指示をいたしております。


 主な中でございますが、小学校費においては花坂の小学校のプールのろ過装置が壊れておりますので、取替費用として158万6,000円を計上いたしました。


 小学校のブランコがかなり老朽化してまして、危険があるという報告がございましたので、45万円程度で取り替えをいたします。


 中学校費では富貴中学校の体育館との渡り廊下がですね、ないものですから、雨天のときとか、子どもが移動するときに濡れるということもございましたので300万円計上して、渡り廊下をつけるということになってございます。


 社会教育、これは私申してる住民参加のまちづくりに最も大切なことでございまして、公民館を中心として住民参加のまちづくりをやらなきゃいけないということで、ベテラン職員も配置したわけでございます。


 その一環としまして、高野まちづくりフォーラムということを開講したいと、身近なところからまちづくりに関心を持っていただく、それは中央公民館を中心としてですね、社会教育の拠点として行っていきたいというふうに思っております。


 それから、教育費の中では今年、善通寺市さんとの交流の中で、本町から出掛けていく順番になってございます。スポーツ交流、文化交流等々、計画されておるようでございますが、それの予算として100万円を計上いたしておりますので、また、皆さん方とご相談をいたしまして、いつの時期に、どういう時期に、また善通寺市さんとのお話し合いの中で、どういう交流をするのか決めましてですね、行ってまいりたいというふうに思います。


 最後に今回の、この予算のヒヤリングの、予算を策定する中では、町民の皆さんが本当に高野町に住んでよかったと思っていただけるような町にすることを主眼において行っております。


 なるべくむだな経費は削減して、必要なとこには必要な経費を出していく、そしてまた、一方、外から来る方が年間130万人も来られる町でございますので、その方々に対しても、ああ来てよかったな、もう一回来たいなと思っていただけるような、その整合性をとりながら進めていくという予算配分にしたつもりでございます。


 また、精査していただきまして、ご質問等々ございましたらお受けをしたいと思います。


 それから、この今申し上げました目標の実現のためには、今後も議会との対話、それから、もちろん住民との対話というものが最も大切でございまして、行財政改革には、それは切っても切り離せないことでございます。


 ですから、プロジェクトチームであるとか、そういうものには官民合同委員会というご提案も町民の方からございます。


 民も入った形でのプロジェクトチームであったり、合同委員会であったりというもの、それから現在までありました、いろんな審議等ともございます。公民館にも病院にもございます。そういうものも一人、それだけが審議をするわけではなくて、一緒になって審議のできるような、また執行していただけるような仕組みもつくりまして、くまなく情報が取れるように行っていきたいというふうに思っておりますし、私どもも情報公開は積極的に行っていきます。基本的に役場にかくすべき情報は個人情報以外ほとんどないと、全くないと言っても過言ではございませんので、情報公開を旨としまして取り組んでいきたいということを最後に申し述べたいと思います。


 17年度の予算編成にあたりましての町長の、私のですね、施策として発表させていただきました。


 細部につきましては、提案の都度、担当職員の方から説明いたしますので、またご質問を受けたいと思います。


 長時間ありがとうございました。


 失礼いたします。


○議長(宮口伯美) 本日までに受け付けいたしました陳情書については、お手元に配付のとおりでございます。


 以上で、本日の日程は全て終了しました。


 本日はこれで散会します。


            午前12時25分 散会