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和歌山県 新宮市

平成18年  6月 定例会 06月21日−03号




平成18年  6月 定例会 − 06月21日−03号










平成18年  6月 定例会



          平成18年6月新宮市議会定例会会議録

            第3日(平成18年6月21日)

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議員定数24名、現在員24名、出席議員24名、氏名は次のとおり。

         1番  戸田 隆君

         2番  大西 強君

         3番  山口 清君

         4番  上野展央君

         5番  屋敷満雄君

         6番  東原伸也君

         7番  松本哲也君

         8番  下地重遠君

         9番  上田勝之君

        10番  溝口清行君

        11番  奥田 勲君

        12番  前田賢一君

        13番  城 和正君

        14番  松本光生君

        15番  木戸地郁生君

        16番  前田 治君

        17番  内田紀也君

        18番  杉原弘規君

        19番  福田 讓君

        20番  下浦芳史君

        21番  久保智敬君

        22番  榎本鉄也君

        23番  竹田益規君

        24番  辻本 宏君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成18年6月21日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(4)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(4)から(7)まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

          市長                  佐藤春陽君

          助役                  竹嶋秀雄君

          収入役                 江川忠雄君

          理事(重要政策推進及び土地開発公社担当)

                              中村勇一君

          理事(建設農林政策担当)        木下 進君

          企画部

          部長                  滝谷 滋君

          次長兼情報推進課長           向井 隆君

          企画調整課長              中岡保仁君

          総務部

          部長                  上仲参朗君

          次長兼総務課長             森 常夫君

          次長兼行財政改革推進室長        右京良平君

          次長兼税務課長             角 孝志君

          秘書課長                川嶋 潤君

          財政課長                小山壽行君

          防災対策課長              速水得史君

          福祉事務所長              山口泰郎君

          市民福祉部

          部長                  大江清一君

          生活環境課長              西  寛君

          福祉課長                和田 隆君

          経済観光部

          部長                  亀井寿一郎君

          建設農林部

          部長                  前田道春君

          参事(検査総括担当)          左畑 誠君

          都市建設課長              中畑孝一君

          農林水産課長              倉家 博君

          熊野川行政局

          局長                  平 俊孝君

          保健福祉課長              真砂昌弘君

          医療センター

          事務長                 杉山泰生君

          水道事業所

          所長                  山本庄一郎君

          消防本部

          消防長                 塩崎正和君

          庶務課長                吉川 篤君

          消防署長                大石 明君

          教育委員会

          次長兼学校教育課長           楠本秀一君

          生涯学習課長              芝 悦男君

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本会議の事務局職員

            局長                  鈴木 秀

            参事                  馳平忠男

            次長                  浜口恭行

            庶務係長                北 光子

            議事調査係長              岸谷輝実

            主事                  西 洋一

          第3日(平成18年6月21日)

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△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(上田勝之君) 

 皆さんおはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

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△日程1 一般質問



○議長(上田勝之君) 

 日程に入ります。

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表の番号4番から順次発言を許可いたします。

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△溝口清行君



○議長(上田勝之君) 

 10番、溝口議員。



◆10番(溝口清行君) (登壇)

 おはようございます。

 ただいまから一般質問をさせていただきます。

 まず最初に、合併に伴って生じた新たな財源について、ということで質問をさせていただきます。

 これに関しては、合併前、合併後いろいろと合併特例債等、合併に伴っていろんな財政的な支援が講じられたということを市民等にある程度しかれているわけですが、これ以外にも合併に伴って講じられた支援策というのがあると思います。これについて財政当局の方に具体的にどのような財政的な支援があったのか、それとこれは合併特例債を含めてですが、具体的に支援策等を教えていただきたい。それと、もし合併していなかった場合、実際合併したわけですが、比べた場合にどのような住民市民にメリットがあったとお考えか、このあたりを財政当局にお伺いしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 小山財政課長。



◎財政課長(小山壽行君) 

 今回の合併に当たりまして、新たなまちづくりを進めるということで、その必要な財源をいろいろと国、あるいは県からの支援を受ける、そういう制度ができております。ちょうど、三位一体改革が進む中で交付税が大幅に削減されると、そういうタイミングの中での合併ということで、財政面では当面、非常に大きなメリットがあったのではないかと、そう思っております。合併の前にも幾つか支援を受けておりますけども、これは金額的にはあまり大きなものはなくて、例えば、新宮市では宝くじの助成事業の優先的な配分を受けてまちづくり事業に充てた、あるいは昨年、移動図書館車の購入を優先的な配分を受けたと、そういったことが上げられます。総括的には合併特例債を中心とした財政支援が一番大きなものだと思います。総額はこれまでも出てきておりますけどハード面で67億5,000万円の特例債の借り入れができると、またソフト面では、基金の積み立て、この12億円に対して11億4,000万円の特例債の発行ができると、あわせて78億9,000万円ほどの特例債が可能だということになります。それ以外に、今回の合併に伴いまして、新宮市エリアもみなし過疎ということで、過疎債の適用ができるということも大きなメリットだと思っております。また、交付税の算定上、合併に伴う補正とか、それから合併の算定替え、それから特別交付税においては、昨年の実績を見ますと県下でも合併をした自治体としなかった自治体では、はっきりと区分されておりまして、合併を進めた自治体についてはプラスの要素が出ておりますけども、しなかったところはすべてマイナスと、そういうような明確なケース配分がされております。そのほか、補助金を優先的な配分を受けるとか、これらは基準がありませんので明確な金額はわかりませんけども、合併を進める自治体にとっては優先的な配分をすると、そういったことも盛り込まれています。ですから、現在の非常に一般財源の確保が厳しい中にあっては、当面この合併が市民にとっては大きなメリットとなっていると、そう思っております。



◆10番(溝口清行君) 

 もう一度確認なんですが、合併しなかった場合と、した場合では財政のプロとして、感覚的にでも結構なんですが、どのような差があったというふうにお考えですか。



◎財政課長(小山壽行君) 

 歳入の面では、今申し上げました特例債の活用などで、特例債の78億9,000万円これがすべて市にとってプラスの要素というわけではありませんので、あくまで借金ですから、このうちの7割が交付税の歳入にされると、従来の方法ですと現在、30%ぐらいの歳入しかありませんので、その差40%ぐらいが今後の財政運営の中ではメリットになるのではないかと、そう思っております。そう考えますと、数十億の差が生じるだろうと、その他の項目をあわせますと恐らく、合併の算定替えを除きますと、みなし過疎とか、合併の支援の国の補助とか、県の補助それから特別交付税の算定、そういったものでは十数億円あるんではないかなというふうに思いますので、あわせて50億前後の当面の財政的な運営ではメリットが生じるだろうというふうには思います。また一方で歳出面で、昨年の当初と今年の当初の編成の中では合併に伴って2億数千万円の削減ができたと、そう思っております。その中で、昨年の両市町の繰り入れ額が新宮市もほぼ5億円、熊野川町さんもほぼ5億円の繰り入れを行っておりましたが、今回当初予算の編成の中では4億円の取り崩しで済んだと、そういうことを勘案しますとかなり両方の面で大きなメリットがあるのではないかと、そう思っております。



◆10番(溝口清行君) 

 これについては、これで終わります。

 続きまして2番目ですが、遊休農地の有効活用と集落の維持ということでお伺いします。これについては熊野川地域の特に一部を除いて、山間部等、あとは高田地区等にも見られることだと思うんですが、農地が大変荒れてきております。このまま放っておくと、人が住めないような地域が特に熊野川町の奥の方へ行きますと、5年後、10年後にはそういうような集落が出てくるんではないかというようなことが懸念されております。そういうようなことで、こういう集落を維持していくためにも、農地の荒廃を防ぐためにも何らかの市からの助成、後押しが必要ではないかという観点から質問させていただきます。皆さんも御承知のことだと思いますが、特に熊野川町なんかでは高齢化や後継者不足などが原因で農地の耕作放棄地また人口林を植えてしまって、農地の遊休化が荒廃が多く見られるようになってきております。すごいところでは住宅のすぐそばまでこれが進んできており、住民の日常生活に悪影響を及ぼすということと共に、先ほども言いましたように集落の景観が損なわれたり、集落が維持できないというところまで進んでこようとしているところもあります。幸い熊野川地域では、日常生活に悪影響を及ぼすような雑木の伐採に対して補助を行う制度、あと、猿とかシカへの対策のためにネットとか電気柵を設置するときの助成、こういうものが合併前からありましたので、一定の成果を上げておりますが、耕作放棄地、遊休農地の有効活用とか保全というようなことに対してはあまり対策がなされていないというのが現状であります。そこで地域の方々なんですが、農地をできるだけ荒らさないようにということで頑張ってはいるんですが、なんせ高齢者多いため農作業が肉体的にも大変負担になってきております。また、せっかく農地を耕作しても猿とかシカとかイノシシ、こういう鳥獣被害に遭って耕作意欲というのがかなり低下してきているというのが実状です。昔ですと、自分が耕作できなくなった場合、近所の人にお願いしたり、親戚の人にお願いしたり、誰かに頼って耕作をしてもらって農地を守っていく、また、耕作はできないんですが、草刈りだけでもしてなんとか農地を守ってきれいな状態にしておくというようなことがなされていたわけなんですが、これも周りも高齢化が進んでおりますので、なかなかほかの人に頼んでも耕作していただけない、それと草刈りをしようとするんですが、これも高齢化等で肉体的にかなりきつくなってきてできない、人にお願いしようとすれば、やはりお金がかかる、年金生活等で生活している方にとっては大変な負担ということで、これもなかなかできないというのが現状です。そういうことからどうしても耕作放棄地がふえてきまして今のような状態になってきていると、この状態があと5年、10年続きますと、先ほども申しましたが、ある地域では人が住めないような地域が出て来るのではないか、こういうことが心配されると思います。そういう中で、熊野川町の一部ではありますが、少し前から農地を守って将来の人たちのために守っていかなければならないというような活動をされている方がおります。最近そういう人以外に、やはり農地を守っていかなければ、これからこういう地域はだめになってしまうという考え方で、例を挙げますと、福祉施設とタイアップしてお茶を栽培する、これは休耕田を利用してです。あとはこの辺ではほとんど栽培されてないんですが、小麦を栽培して、なぜ小麦なのかということなんですが、稲作と比べて手間がかからないというようなことを理由に小麦を栽培、それを粉にしまして、パンとかうどんに加工しながら少しお金にもしていく、これも遊休農地を借りてやっておられます。さらに、一つの考え方として、地域住民でなかなか農地を守っていくことができない部分が出て来ておりますので、どうしても外の人の手を借りて農地を守っていこう。そのためには都会に住んでいる方たちの手を借りて、Iターン者、中にはUターン者、もともとこちらの人間で外へ出ていった方を招き入れて、その人たちの手を借りて農地を守って行こう、このような活動をされている方が何人か見られます。ところが皆さんそろってそうなんですが、個人的な活動でやっております。ですんで、どうしても費用的なこととか、あと物を生産加工しても販路がなかなか難しいとかいう問題点を抱えながらやっていただいております。その中で、その人たちの要望といいますか希望として、行政の積極的な後押しが得られないか、助成制度等も含めての話なんですが、そういうようなことを望んでおられます。もし行政が積極的に後押しをしてあげるとなれば、こういう人たちはまだまだ人数は少ないわけですが、多分、地域の中で輪が広がって来るんではないかと、実際、もし助成でもあれば人の田んぼでも借りて畑にして野菜をつくって道の駅があります「かあちゃんの店」へでも出せたら、というようなことを言っておられる方もおります。実際、お年寄りで月に数万円、「かあちゃんの店」で売り上げておる実績もあります。そういうようなことで行政の後押しがあれば何とか輪を広げて行きながら農地を守っていけるのではないかということであります。そこで一つの提案といいますか考え方なんですが、農地を守るといってもいろんな方向というかケースがあると思います。一つは一定規模の耕作ができる方、これに関しては先ほど例にも挙げましたが、稲作に関してはほとんどやれておりますので、稲作以外という考え方ですが、小麦を栽培して一つの推奨作物という形で小麦を栽培していく。小麦の場合は水稲、稲と比べまして手間が全く少ない、機械的にも水稲、稲作で使っている機械をそのまま使える、管理がしやすい、いろんなメリットがあるというふうに聞いております。こういうものを一つの推奨作物として、行政も後押しをしていく。また規模的にそこまではいかないんだが、少しの田んぼを畑にでもして農地を守っていきたい、こういう場合はやろうと思うんですが、先ほども言いましたように、猿とかシカとかイノシシの鳥獣害が心配されます。なかなか費用ばかりかかって大変だというような場合、これらについての助成、あとは先ほども言いましたが、草刈りをして何とか農地を守りたいんだが、肉体的に金銭的にできないというところがかなりあります。こういう草刈りに対しての助成ができないか、また、地域住民だけの力だけではなかなか農地を守っていくことができない、そうすると先ほども言いましたが、ほかの人の手を借りなければならない、そのためにはIターン者、Uターン者の手を借りるというのが一つの方法であります。近隣では皆さん御承知のとおり色川地区ではそういうことが大変成功して、住民の大部分がIターン者たちになってきているという、すごいいい例があります。あそこまではいかなくてもこういう熊野川地域には今後このような対策、施策が必要ではないかと考えます。こういうIターン者、Uターン者に対する助成、そういう制度ができないかというふうに考えます。以上、余り具体的な話でなくて、大ざっぱな話で申しわけないんですが、このようなことに関して市当局はどのようにお考えか、また現在、このような農地の荒廃、農地の保全に対してどのような対策を取っているのか、今後取っていこうとしているのか、そのあたりをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 倉家農林水産課長。



◎農林水産課長(倉家博君) 

 議員さんお尋ねの農林行政、特に農の関係の行政施策の現状と今後どのようにしていくのか、こういうような趣旨だと思っております。農林の施策としましては基本的に事業の取り組みに対しての補助といいますか、そういう初期段階の投資についての補助というのは結構いろんな補助がございます。議員さん先ほど申されました、例えばお茶を植栽するといった場合も県の補助とかもございます。そういうようなことがあれば農林水産課を通じて申し入れていただければその対応をできるのかなと思っております。あと鳥獣対策なんですけども、議員さんもおっしゃっていただいたように、被害の防止事業また捕獲事業というのを行っております。それと草刈りをするのがなかなか大変だということでそれを助成していただけないかということなんですけども、これにつきましてはなかなか個人所有の財産の通常の維持管理的な作業になりますんで、例えば新宮市内の場合はですね、年に一度、農業委員会の委員さんが農地パトロールをし、そういう耕作地を放棄しているような所有者に対しては指導して草刈りを実施していただいているというような現状でございます。またIターン者とかUターン者さんの受け入れ策としましては、県の方で定住促進課というのがございます。そこで和歌山緑のふる里暮らしインフォメーションというそういうホームページをつくっておりまして、これも市町村を通じまして、例えば、家が空き家になっているその周辺の田畑もつくれないということであれば申し出ていただきまして、登録していただければ、そういう都会からの受け入れもできるという、そういうような組織もございますんで、ぜひ、活用していただきたいなと思っております。



◆10番(溝口清行君) 

 今、答弁いただいたんですが、確かに県とか国にもこういうものに対する対策事業というのは多分あると思いますが、なかなか一部にしか行き届かないとか、県にしたって、例えば新宮市から20件の要請があったとしてもそれほど採択してくれるわけでもありませんし、事業の内容にも制限がされてくると思います。国とか県の助成制度等があるのはわかってはいるんですが、そうではなくて市独自で、先ほど草刈りは個人の所有の土地ですからという話がありますが、確かに個人所有の土地なんですが、地域から言えば個人の所有であっても草がぼうぼうで荒廃がしてくるとなりますと地域全体の問題になってきます。ひいては市全体の問題というような捉え方をしていただいて、制度化するというのはものすごく難しいと思うんですが、やはり熊野川地域などの山間地の地域の活性化の一つとして、農地を保全していくということは大きなテーマだと思いますので、そのあたり、これをすぐにどうのこうのという話ではありませんが、前向きに何とか農地の荒廃を防ぐいい方法がないか、行政が後押しできないか、助成ができないか、というような前向きな方向で検討していただきたいんですが、そのあたりどうでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 議員、言われていることは大変難しい問題でございます。確かに田舎にはそういう形で荒廃していくというのもよくわかるんですが、やはり地域からの声も大事ですし、行政がどこまでやれるか、今、課長言いましたように個人財産、これにつきまして行政がどこまで手を入れれるかというのも大変難しい問題です。特に今現在、農地法も大きく改正されようとして、例えば農地を買って投機買いに荒しているところなんかは、今後、法を改正されて改善命令を出せる、やはり買った土地については保全し守っていく、個人がみずから守るという法制度も整備されようとしておりますので、今後議員も一つの意見として提案としていただいておりますので、また、内部で前向きな形で検討していきたいと思います。どこまで行政が介入できるかという問題もありますのでその辺、十分検討していきたいと思います。



◆10番(溝口清行君) 

 これに関しましては、私は一つの課題として今後とも取り組んでいきたいと思っております。前向きに検討していただけるということですので、きょうのところはこの辺で終わらせていただいて、今後いろいろなことを検討していただいて、何とか田舎の暮らしがそういうのが確保されるという方法でお願いしたいと思います。

 それでは3番目ですが、議員報酬についてお伺いいたします。これにつきましては3月議会でも先輩議員の方から質問があったわけですが、その後、そのことに関してどういうふうになっているのかな、というところからお聞かせいただきたいと思います。まず、報酬審議会が何度か開かれているということですが、これの回数と、あとどういうふうな話がされているのか、公表できる範囲で結構ですが、それと今後どういうふうな見通しが、どういうふうになっていくのか、見通しです。そのあたりをお聞かせください。



○議長(上田勝之君) 

 森総務部次長兼総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 報酬等審議会なんですが、第1回目を2月13日に開きました。現在6月6日に第4回目を開いて、第4回目が終了しているところです。次回は7月4日、第5回目が7月4日の開催の予定でございます。審議内容なんですが、それについては非公開ということで審議していますので、できたら、内容については差し控えさせていただきたいと思います。今後の見通しなんですが、現在、審議中でございます。いろいろな意見がこれからも出るかもわかりませんし、また、まとまるかもわかりませんが、今のところ見通しは具体的にいつまとまるとはちょっと答申が出るとは言いにくい状態でございます。



◆10番(溝口清行君) 

 合併協議会の段階で、合併当初は、新宮市、熊野川町それぞれ従前の報酬でいくと、ただ速やかに新しい報酬審議会に諮って新しい報酬を決めるという取り決めだったと思います。既に9カ月経過しているわけですが、速やかにという確認があったにもかかわらず9カ月結論が出ない、これはどういうことで9カ月も結論が出ないのか、そのあたりいかがでしょうか。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 2月からは委員さんには慎重にいろいろな意見が出されて熱心に審議していただいているところでございますので、それはほうっていたということにはなりません。今現在、一生懸命にやっていただいているところでございます。ただ事務局、3月議会でもそれが速やかにということがベストだったのかということが、それは事務局、私自身が努力が足りなかったところがあるかもわかりませんが、11月1日に新宮市長が登庁をしまして、それからのスタートなんですが、いろいろ合併につきましては初めてのことなんでいろいろな問題がありました。調整ができていない問題もありましたし、私は調整担当で企画部参事ということで調整をさせてもらったんですが、いろいろな各課での協議の中で調整のできていないこともありまして、その調整も入りました。12月の議会に向けまして17年度の予算の策定、各課では予算の策定、18年度の当初予算の策定、新市長に対する各課からの諸課題の報告、いろいろな問題がありました。1月には人事異動があったということでございます。1月中に2回の協議を持ちまして、市長との協議を持ちまして、1月中には大体、委員さんの候補が決まって、お願いをしに行って決まったと、そういう経過でございます。



◆10番(溝口清行君) 

 いろいろ事情があって忙しくてという話もありますが、同時期の課題として、先般、制定されました市章とか市歌とか、そういう選定委員会というのがありましたが、こういうのに関してはどこが忙しかったんかどうかわかりませんが、速やかに制定している。問題の中身が違うのはわかりますが、忙しかったからというのは少し回答としてはおかしいんではないかと思います。事務局に聞いてもそういうような答弁が続くんであろうと思いますので、これは市長の一般的なというか、市長の考え方として、この報酬の差がついていることに関してどのように、市長がこの報酬を決めるわけではありませんし、報酬審議会の委員さんがいろいろ検討してくれて報酬を決めてるわけなんですが、市長、個人といいますか、市長として、この報酬の差が9カ月今後も続くであろうと、こういうことに関してどういうふうにお考えか、それをお聞かせ願えますか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 報酬審議を今、いただいておりますが、議員報酬のもともとの合併特例を引きましたときから、有権者基盤というか異にしておったわけで、それを今、特例を引いて市会議員としてお迎えしているわけでございますが、この期間、ある意味では合併した当初、速やかにということはありますけれども、この特例のある間は給与差報酬差というものがそのまま従前のものを引きずっていこうじゃないかと、これはこれで私は懸命な選択であったんではないかと思っております。それをいつどのように面をあわせていくのか、それはまさに合併のときの協議で報酬審議会をできるだけ早期に開いて、これの給与差を縮めるということなのかそれはわかりませんが、報酬審議を求める中から新たに議会に提出する時期、それは私は決して今の時点では早くどうしても何がなんでもと、そのような思いには至っておりません。できれば、この統一選がありました、また、新しい市会議員が新しいまちのこの有権者を統一にした中で開かれる、また持たれる、それによって千両が選ばれるときの報酬額というものはこれは差異があってはならない、そう思っております。ただ合併の協議の結果がそうでありますから、報酬審議会等につきまして、自由に市民感覚にそごしないようにしっかり議論していただきたいということは申し上げているところでございます。



◆10番(溝口清行君) 

 今の市長のお話の中に、合併当時選挙区といいますが、出身地が違う、合併特例を使っているのだからそのままの報酬でもいいのではないか、それも一つあると思います。もう一つ逆に考えていただきたいのが、来年の4月に選挙があるわけですが、これは旧熊野川町の議員、新宮市の議員、全く同じ土台で選挙を行うわけです。議員報酬歳費と言いますが、これに差がある。もしかすると次の選挙までずっと差がついたままの可能性がある。そうしたときに次の選挙までの歳費1年7カ月、例えば、ずっとこのままですと1年7カ月ずっと歳費の差が続いたままで同じ選挙を行うということ、これに対して不公平というか、そういうことがあるというふうにはお考えになりませんか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 私は報酬の間差が選挙の結果に極めて影響をもたらすと、そのようには考えておりません。新たに合併になった市域全体の中で今回初めて選挙をされるわけでありますから、これはそれぞれゼロからのスタートだと、そのように思っている次第です。



◆10番(溝口清行君) 

 そしたら次、7月4日に審議会が開かれる予定であると、ここで結論が出るかどうかはわからない、もしかするとずっと最後まで結論が出ないかもわからない、というような認識でよろしいでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 森総務部次長兼総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 現在、一生懸命熱心に審議していただいておりますので、その経過を見守りたいと思います。



◆10番(溝口清行君) 

 わかりました。それではこれで私の一般質問を終わりたいと思います。

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△久保智敬君



○議長(上田勝之君) 

 21番、久保議員。



◆21番(久保智敬君) (登壇)

 最近、腹の立つことばかりが多くて困っております。ちょっと肉食から野菜食に変えなきゃいけないかなと思っております。今回、腹が立つことをこの議場でうっぷんを晴らしたいと思います。よろしくお願いします。

 まず、空き地、休耕地の雑草除去とその対応についてでありますが、今回の一般質問は次の項もそうなんですが、市民相談からの問題点を挙げております。

 今年2月蜂伏に住む方から私有地の草刈りのことで相談を受けました。蜂伏団地は御存じのように県の開発公社が分譲しておりますが、現在自治会に入られている数は170世帯、残り45区画ほどあるそうなんですがその中でも土地は買ったけれども家も建てずにそのまま放置されている土地がいくつかある、連絡を取っても刈りに来ない、それで放置されている土地は当然草の山、そこで、そこを何とかできないかというのがこの相談事でありました。当然、先ほども草刈りのことを言われておりましたが、当然民地のことですから行政が刈るわけにはいかないと、こんな場合どこまで対応されているのか今の現在、消防と生活環境が関係あると思いますので少し教えてください。



○議長(上田勝之君) 

 西生活環境課長。



◎生活環境課長(西寛君) 

 生活環境課の方といたしましては、今議員さん、言われましたように、そういった苦情が寄せられる場合がございます。その場合にはその土地の所有者にうちの方から、市内の方でしたら電話連絡する場合があるんですが、市外の方の場合は文書で刈っていただくように送付をさせていただいております。



○議長(上田勝之君) 

 大石消防署長。



◎消防署長(大石明君) 

 消防は火災予防の目的から、空き地の所有者等に対しまして枯草等の燃焼の恐れのある物件の除去、その他、火災予防上必要な措置を講じるよう求めることができることになっております。そのような形で指導を行っておるところでございます。



◆21番(久保智敬君) 

 消防法で決められていることがあるということでよろしいですか。



◎消防署長(大石明君) 

 そのとおりです。火災予防条例にもあります。



◆21番(久保智敬君) 

 生活環境課の方はそういう条例というのは条例のもとで、はがきなりを出しているということですか。



○議長(上田勝之君) 

 西生活環境課長。



◎生活環境課長(西寛君) 

 生活環境課の方では、そういった法律とか条例は特にございません。



◆21番(久保智敬君) 

 農林水産課にお伺いします。休耕地の場合、先ほども言われておりましたけども、農振地であれば、県知事命令で草を刈り、そのかかった費用を地権者に請求ができるというのが農地法改正であったと思います。これは実際に行われたことがあるのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 倉家農林水産課長。



◎農林水産課長(倉家博君) 

 議員さんおっしゃられるとおり、この農地法の改正によりまして耕作放置対策というのが明確になっております。ただ、この法改正によりまして、県の方の基本方針というのが、この17年3月末に策定されております。その後、今年度中に県下の市町村で基本構想というのをつくるわけですね、その中で市が要活用農地という位置づけの農地になった場合は、先ほど議員さんがおっしゃられましたように、耕作放棄地に対しまして農業委員会の指導また市長の勧告等厳しい処置が取れることができるということにはなっております。ですから市としましては、今からそういう要活用農地というところの認定作業をしていかなければならないんですけども、それにつきましては、そういう特定法人と所有者との間で合意があるような場所以外について、要活用農地の設定というのはなかなか厳しいのかなと思っております。現実には熊野川の土地改良区内というようなところしか、要活用農地として指定はできないのかなと、今は考えております。



◆21番(久保智敬君) 

 多少でも農地でもできるという条例があると、そしたら空き地でもできる法律なり条例なりがないかと調べましたら、草刈り条例をつくって対応している行政がいくつもありました。隣りの田辺市、また和歌山市もそうでした。この草刈り条例をつくることを当局はどのように思いますか。



○議長(上田勝之君) 

 西生活環境課長。



◎生活環境課長(西寛君) 

 うちの方でも調べてみました。那智勝浦町の方ではそういった条例はありませんでしたが、今議員さん言われた田辺市の方ではそういった条例を定めております。それで田辺市の方にお伺いしたんですが、そういった条例を定めて例えば市の方が本人に成りかわってというんですか、代執行してそれで代執行した費用を払っていただくというような文言も載せておりました。そのことにつきましては、今までそれを実行したことがないそうです。やはりそれにつきましては、なぜないのかということも聞いてみたんですが、そうすると、明らかに民地については財産権ということがネックになると言ったらおかしいですけど、そういったことがありまして非常に難しいということで、今までそういった代執行ということはやったことはないんですよということは聞いております。新宮市の方といたしましては今のところ、そういった条例を定めるということは考えておりません。



◆21番(久保智敬君) 

 私がなぜ、こういった法律とか条例にこだわるかと言いますと、県の開発公社に電話して、こういう苦情があるんですけどもと言いますと、頭から予算がない、私有地を買わせる法律がない、だから動けん、そういう言葉が返ってきまして、腹が立ってしまったわけなんですけども、売りっ放しでなしに、売るときに契約時に一言でもそういう放置される場合は、草刈りをするようにと、申し入れるべきではないんですかと言いたかったんですけども、もう話す気力も失いましたんで、当局の方から一言、言うといていただきたいと思います。対応についてでありますが、県の開発公社のような対応は市役所職員ではされてないと思いますが、お願いしたいことは、生活環境課にきょうは怒りたくなかったんですが、私だけならもう言わないでおこうと思ってたんですが、いろいろと調べていきますと、同じ思いをした人が何人もいたということで、きょうは言わざるを得ないということで、ちょっと言いたいんですが、と言いますのもこの蜂伏の草刈りの問題も2月に相談し答えを出したのは6月、3カ月ないし4カ月、あまりにも長くないですか、それもこちらからどうなってますか、何回も問い合わせをしなければ返事がこない、本当にやってくれているのか疑いたくなりますけども、課長、どうですか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 先ほど申しましたように、そういった苦情があった場合にうちの方で所有者の方に文書を出させていただいて、刈っていただくようにお願いをするわけなんですが、ただそのことについてはうちの方からいつまでにするんですかとか、督促をすることができません。ですから、それを見守るしかないんですが今のところ、それが今の現状になっております。議員さんの方から何回かそういうようなお話がありまして、また再度、所有者の方にお話をさせていただいて、そのときは電話で、文書ではなくて電話でさせていただいたというようなことがあります。それで、それを送った場合でも先ほど言いましたように、あくまでお願いの域を出ないもんですから、いついつまでにしてくださいとか、そういったことができませんので、ただ、うちの方としましてはそういった状況を見守るしかないという状況で、遅くなってしまったということになります。



◆21番(久保智敬君) 

 よくわかります。生活環境課の守備範囲というのは本当に広いんですね、市民生活全般にわたっての苦情相談窓口のようなところですから、騒音や悪臭や振動など市民の生活に密着した問題が多く本当に誠実に答えてあげようとすればするほど、これは時間がかかると思っています。私も2年前に丸山団地の一階に住む高齢者の方から30年前にそちらに住んで、そのときは日が入って冬でも暖かかった、今、30年経って、裏の小さかった杉やヒノキが背が高くなった、周りの二、三百、もっとあるかもしれません。消防の前のとこなんですけども、傾斜地に何百本も植わっているんですね、それらが背が高くなって日を遮ってしまっていると、寒くなって昼間から暖房が欠かせないという苦情があったんですけども、ここの管理している方と話をしてもらちがあかない、要するにここは防風林の役目をしているということで、なかなか話が進まなかったんで、直接持ち主の方と話し合いをしました。それでもなかなか進まなかったんです。ですが、話をしていくやっている中で最後の決め手が、ここに住んでいたおばあちゃんが部屋の窓から見た外の風景を描いていたんです。その絵にはこの木とこの木さえなかったら日が入って来るんだけど。私はこれやと思いました。この描いた絵を地権者の方に送りました。そしてやっとその部分だけ木を切ることができたわけです。ここまで来るのに四カ月、五カ月かかりました。ですから時間はかかるのはわかります。だけど解決が遅くなりそうならば、中間報告で相談者に連絡をしていただきたい、それがなければ放ったらかしにされているとそう思うでしょう、そう思いませんか、どうですか。せっかく現場で一生懸命対応していらっしゃいます。本当によくわかります。怒られっ放しで損ばっかりしているんではないでしょうか、これ何人で対応されていますか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 今のところ1名でやっております。



◆21番(久保智敬君) 

 やはりもう少し、一番苦しい、いろんな市民がいらっしゃいますからその対応で大変だと思うんですね、それをもう少し報われる仕事の態勢づくりをお願いしたいなと思います。厳しく言いましたけども、もっと厳しくしてこられる方もいらっしゃいました。騒音や悪臭や振動など一定の基準値があって、それ以上であれば相手方に物を申すことができる、そのために測定していると思うんですね、ある一定の基準というのは大事だと思います。行政にとっては、だけどこれを悪く言う人がいます。逆に一定の数値に達していないから行政としては動けません、という証明のために動いているのかという声も聞いたことがあります。何と厳しいなと思ったんです。本当に現場ではいろんなことを言われながら仕事をされているので、スムーズにもう少し対応また、態勢づくりをお願いしたいと思っております。今回、草刈り条例の制定をお願いするわけなんですが、このことに対しても蜂伏の方でも大抵の方は刈ってくださるそうなんですが、何回言っても刈られない、刈ってくれているところは、シルバー人材センターに頼んで、刈る前と刈った後と写真を添えて持ち主に送っていると、そして代金を支払うと、これは喜んでくれているんですね、大概は都会の方ですから自分の持ち物の土地を確認できるわけですから喜んでいると、そういうものが伝わってないんじゃないか、ほかの方にも、そういったことでそういう意味で何回言っても刈られないところはやはりこういう条例で縛っていくしか方法がないのかなという思いがいたしますけども、市長はいかがお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この久保議員さんのお怒りは公徳心を欠如している市民に対して向けてほしいという思いも片側にあります。ですが私自身行政の限界まで公僕として市、あらゆる分野におきましてこの職員を督励し、そのような対応をしっかりしていくように注意喚起をしていかなくてはならんとそう思っておりますが、ただ難しい事例というものもあるわけでございます。これは言いわけで言っているわけではありません。もっと、ましては蜂伏団地は購入者は土地を購入して、そこに家を建てるものとして購入しているわけでありますから、そこらのところの放置して近隣に迷惑をかけるこういうことがあってはならない、そう思いますし、そのような意味合いで、条例の制定を主張されますが、このことが実効性を持つのかどうかよく考えて私自身も対応してまいりたい、そう思っておりますが、ただ、市民のよき相談相手としてあるべき職員、そのような組織づくり、またそのような態勢というものについては今後とも十分注意を払いながら各部局、各課、各室それぞれこれから注意喚起し、市民に誠実に応える市政、そういうものに今後とも尽力してまいりたい、そう思う次第です。



◆21番(久保智敬君) 

 よろしくお願いいたします。この項は終わります。

 次に、大雨による浸水対策、梅雨に入って最近少し天気が続いておりますけども、この雨の多い季節になります。大雨になると必ず道路が冠水し通行できなくなるところが出てきます。今回は問題箇所に触れる前に新宮市全体の浸水、渇水被害の状況を知りたいと思います。まず、熊野川地区では二、三年に一度大きな被害を受けていると聞きましたが、相手が大きな熊野川ですから対策といっても簡単にはいかないと思いますが、現状をお聞かせください。



○議長(上田勝之君) 

 中畑都市建設課長。



◎都市建設課長(中畑孝一君) 

 現在のところ熊野川町の実際の細かな現状というのはわかってございませんが、赤木川が氾濫しまして現在の国道あるいは県道が全部浸かってしまうということはお聞きしています。熊野川町の現状については私現在、これくらいしか、申しわけございません。



○議長(上田勝之君) 

 木下理事。



◎理事[建設農林政策担当](木下進君) 

 熊野川地域の浸水状況ということでございますけども、特に日足周辺が慢性的な浸水状況に見まわれると、そういう状況があります。そして小口方面につきましては、神丸の交差点を中心とした相須神丸地区、さらに椋井地区、そして168号上流区域につきましては、音川松沢あたり、そしてさらに上流に行きますと敷屋周辺、そして168号下流につきましては能城山本、田長、そういうところが浸水しやすい地域であります。



◆21番(久保智敬君) 

 今言っていただいたところは大体、熊野川の増水によって起こるという形で考えてよろしいですね。



◎理事[建設農林政策担当](木下進君) 

 そうです。



◆21番(久保智敬君) 

 この支援策なんですけども、被害に遭われた床上また床下浸水されて、その支援策、例えば見舞金とかというのは旧熊野川町ではどうでした、また合併して以後そこら辺はどうなっているのか、ありましたら教えてください。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 支援策というのは特に私は聞いておりませんが、建設農林部のサイドからは浸水したときにこのような形で支援していくというのは制度は特に持っておりません。ただ、新宮でもやっておりますように、例えば、生活環境課の方で、新宮であれば浸水すれば浄化槽のくみ取りに対する支援をしたり、例えば、また、床上であれば、福祉関係で床上浸水家屋に対する調査をしてそれなりの支援をしていくということになってございます。特に熊野川で特別な浸水に対する支援というのは私はちょっと聞いておりません。



○議長(上田勝之君) 

 和田福祉課長。



◎福祉課長(和田隆君) 

 福祉課の方におきましては、床上浸水につきましては見舞金等行っております。床下浸水については特に何も行っておりません。



◆21番(久保智敬君) 

 旧熊野川町のときはどうだったんですか、そこら辺、なかったんですか。



○議長(上田勝之君) 

 平熊野川行政局長。



◎熊野川行政局長(平俊孝君) 

 今、福祉課長、申しましたように床上浸水については見舞金を出しています。床下については見舞金は出していないと思います。それ以上の支援策についてはやっていません。ただ、浸水によって家具とか浸かってごみを出すとかということについては、職員も協力体制で作業を手伝っているというような状況でございます。



◆21番(久保智敬君) 

 金額の差はどんなんですか、今と前と。



◎熊野川行政局長(平俊孝君) 

 合併前、合併後の金額については、その差というのはちょっと確認できてません。



◆21番(久保智敬君) 

 合併前。



○議長(上田勝之君) 

 和田福祉課長。



◎福祉課長(和田隆君) 

 ちょっと金額の方については、確か床上3万円だったと思うんですけど、後ほど金額は、私も合併前も合併後も同じ金額で、特に金額等の変更は行っておりません。



◆21番(久保智敬君) 

 合併前も合併後も床上浸水した場合は、福祉の方は3万円ということでよろしいですか。



◎福祉課長(和田隆君) 

 金額の方は後ほどもう一度確かめまして。



◆21番(久保智敬君) 

 わかりました。



○議長(上田勝之君) 

 質問中でありますが、10分間程度休憩いたします。



△休憩 午前11時00分

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△再開 午前11時11分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 21番、久保議員。



◆21番(久保智敬君) (登壇)



○議長(上田勝之君) 

 先ほどの久保議員の一般質問に再答弁いたさせます。

 和田福祉課長。



◎福祉課長(和田隆君) 

 先ほど床上見舞金の金額について間違っていましたので、訂正させていただきます。床上浸水にかかる住宅につきましては一世帯当たり2万円でございます。旧熊野川町におきましては1万円ということで、10月1日に新市になりましてからは2万円というような形になっております。



◆21番(久保智敬君) 

 日足地区ではその地域に毎回、毎回浸水被害に遭われている方は、ダムの放水量を聞いて避難するか、しないかの判断材料にしているとお聞きしましたけども、行政の方が何かの防災無線を使って市民への呼びかけはしてはいないんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 平熊野川行政局長。



◎熊野川行政局長(平俊孝君) 

 今のダムの放流に防災無線で放送はしてないんかということなんですけども、それについてはある一定量で防災無線で住民には周知しています。



◆21番(久保智敬君) 

 旧熊野川町地域に関してはそれで結構でございます。

 次に、旧新宮市内の状況をお聞きしたいと思うんですけども、市田川のポンプ、また昔であればよく浸水していた地域が大分改善されてきたと思うんですけども状況はどうでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 中畑都市建設課長。



◎都市建設課長(中畑孝一君) 

 浸水の状況は随分、少なくなったと思っております。ただ、じゃあ浸水はどれくらいでするのかという話になれば、熊野川本線の水位あるいは砂州、市田川の水位によって随分影響がくると考えております。都市下水路として計画決定して整備を進めてきた箇所については浸水は大分軽減されていると、手つかずの水路もありますがそれらについても一定の降雨量に対しては機能を果たしているんではないかと、こう思っております。



◆21番(久保智敬君) 

 佐野の技能学校の前の道路なんですが、ここは荒木川の増水によって道路が浸かってしまうということがたびたびあります。佐野区からの要望もあったと思うんですけども、この対策はどうなっているんでしょうか。



◎都市建設課長(中畑孝一君) 

 市としましても県に荒木川の一日も早い完成をお願いしているところでありますが、これからもしていきたいと思っております。また、それまで完成までというとかなりの年月がかかると思いますので、今、議員おっしゃられた技能学校の部分については地元からも言われていますが、せめて堤防のかさ上げをお願いしてほしいということで、それは県も直接聞いておりますし、これからも私どもは要望をしていきたい、こう思っております。



◆21番(久保智敬君) 

 次に長年にわたって何とかしてほしいと要望されている私道で、大雨になるとここもすぐに浸かってしまうという、地域住民の足止めをしてしまう光洋中学校の横の道でございますが、過去にも何度も対策をお願いをしているところであります。地域の皆さんも、まず私道から市道にするために、地権者100軒以上あるんですが、それをいま手分けして同意を求める行動されております。なぜ、この道が冠水しやすいかを検討してみました。私の前に当局はどのように思っているのか、何が原因なのかを考えているのかをお願いしたいと思います。



◎都市建設課長(中畑孝一君) 

 それは第一に佐野川の改修が必要不可欠だと考えております。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 私も小さいときから、あの辺でよく遊んだ関係で知っているんですけどね、もともとはあそこについては今現在、巴川の導水管があの道路の中に入っております。見えているんですけど道路の中へ、その横にある程度の幅の今現在、側溝ができているんですが、もともとは用水路ということで、小さな何十センチかの幅の田んぼの用水路だったとこを、巴川の導水管を敷設するときに今現在の幅に広げたと聞いております。その中で民間があの土地を田んぼを埋め立てて造成していったと、そのときに、私以前、企画におるときに開発行為が出たときも、その民間の方にお願いしたんですが、これ絶対に宅地にしたとしても道路が狭い、それから河川の氾濫によって必ず浸水状況はできますよと、その辺もよく考えてきちっと計画してくださいというような形でお願いしたんですが、法の壁というんでしょうか、なかなか開発者の方も開発行為に基づく法のぎりぎりの線で開発して、今の状況になってきたということになっていますので、抜本的な解決については今課長申しましたようにたくさんの家も建っております。広げるといっても大変なことになります。やるとすればまず、佐野川の改修、第二橋までの改修は早くできるように県の方へ要望する。そして、それができた後には現在の水路、道路を抜本的に広くするなりふたかけるなり何らかの形をしなければ浸水改修にはならないと考えております。



◆21番(久保智敬君) 

 開発行為に問題があったというところを強調されております。私は今の現状を見て何が原因なのか、やはり最近の雨の量が非常に多なった。一時間当たり50ミリでも浸かってしまうとか、最近量が多いんですね、特にここでは後ろの山から出水が多くなっているということ。2番目には道路沿いの今言われた下水路の流れが市道比奈久保線で遮られているということ。3番目は佐野川の増水で水の流れがとめられてしまうと、この三点で冠水してしまうんじゃないかなと思っております。最初言った1番と3番の出水のこと、また、佐野川のことは今はどうしようもございませんが、2番の下水路の流れが市道比奈久保線で遮られているということ、先日この下水路に入ってみました。そうしますとやはり市道と平行に走っている農業用水路、これが下水路を塞いでいるんです。断面は大きいんです。下は130センチメートルあります。上は190センチメートルあります。大きいんです。高さは深いとこで160センチメートルあります。しかし横に用水路が走っているためにそこで水が流れて来ないんですね、遮ってしまっている。これ現場知ってますか。



○議長(上田勝之君) 

 中畑都市建設課長。



◎都市建設課長(中畑孝一君) 

 私どもその件については承知しております。先ほど議員がおっしゃられたように、水路の中に用水路が通っているというような状況であります。全体の浸水に関しては、先ほども申し上げたようにまずは佐野川の改修が一番で、改修されたとしても、議員おっしゃられるように、用水路の断面勾配、中の構造ですね、それらの検討が十分必要ではないかと考えております。



◆21番(久保智敬君) 

 とりあえず、すぐに抜本的に解決できる問題ではないと思うんですけども、昨今の雨の量は多いです、すぐに浸かってしまって本当に身動きが取れない、これ70世帯ぐらいあると思うんですけども、本当に何とかならないのかなと、考えたんですけども、ポンプアップでこの水を流せないか、担当の方にもお願いしておりますけども、例えば広くなっている遮っている手前でポンプを据えつけて、今度は道路の下の下水路の天井にパイプをはわせて道路の外まで持っていくと、そういうこと考えられないだろうか、検討していただきたいと思うんですけども、いかがですか。



◎都市建設課長(中畑孝一君) 

 ここでこうなる、ああなるということはなかなか言いにくいところがありますが、ポンプを据えるにしても、そのポンプが今度は邪魔になって流れを遮ってしまうということも考えられます。しかしながら現場をもう一度確認しまして、できれば検討したいなと思います。



◆21番(久保智敬君) 

 よろしくお願いします。この項は以上で終わります。

 3番目に市長の政治姿勢ということでお伺いいたします。

 今、この国会で成立しました自殺対策基本法、これは坂口力前厚生労働大臣が大臣の期間中に、このことについて懇談会をされて、それをまとめた内容が今回これに盛り込まれてたとお聞きしたんです。1998年から8年連続で自殺者が全国で3万人前後推移していると、この深刻な現状を打開するため国は自殺防止に取り組むための基本たる法律をつくったわけでありますが、自殺は個人の問題ととらわれがちですが、その原因をたどっていくとやはり社会的要因が大きな要素になっていると、だから自殺対策については社会的な取り組みとして実施しなければならない、との基本理念を明確にしております。その上で国、地方自治体の責務、医療機関、学校などと密接な連携を規定しております。今後この地方自治体の実施すべく施策が形づくられてくると思うんですけども、市長はこのことについてどう思われるでしょうか。また、考えられる防止策がもしあればお聞かせください。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 自殺の防止を図るための新しい法案でありますが、手元にもその法案を入手しておりますが、具体的に自治体の責務として求められていることについて、これは今後、県の方で当然打ち合わせも行われると思っています。そのような中で我々としても重大な関心を寄せて有効な自治体としての責務と役割というものを仮に担った場合には、これは懸命に取り組んでまいりたい、その対策を講じてまいりたい、そう思っております。



◆21番(久保智敬君) 

 自殺対策は自治体によって大きな開きがあるようです。既に先進的な取り組みで成果を上げているところもあるようですので、ぜひ、我がこの新宮市も自殺者は一人も出さないぞ、というくらいの決意で取り組んでいっていただきたいと思います。ちなみにこの新宮警察管内で、今年に入って今月までに12名以上の方が自殺されているようです。警察でお聞きしたんですけども、検視としては42名。だけどはっきりしているのは12名ということで、12名以上だということです。病気で悩んでいる人は専門の医者にお願いするしかありません。借金の返済で苦しんでいる人は弁護士や最近できたひまわり法律相談などに相談していただきたいのですが、今、新宮市は仕事で悩んでいる人はたくさんいらっしゃいます。失業、また仕事面に関してはハローワークがあります。そのハローワークで聞きますと、新宮地域は特に厳しいと言われておりました。建設業関係で雇用保険受給者は17年度で201人、事業所267事業所あるうちで201人です。特に今年に入り3月、4月、5月は昨年以上ですと、そういう厳しい表情でお話されておりました。正社員の募集よりもアルバイトの募集が多い、この傾向は数年、今続いております。雇用対策として行政も手助けをしていただきたい、そのために雇用に関しては対策本部も設置していると思いますが、その動きはどうなっているのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 大江市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大江清一君) 

 この件につきましては、担当の方もけさも確認したんですが、県の方からそういう協議会設置というようなことでの連絡もまだ入ってないようであります。何しろまだ法律が通ったばかりでこれから予算措置等ができてくれば、意外に早く雇用対策が進むんではないかと、そういうことも聞いてはおりますが、今のところ協議会の設置というところまではいっていないというのが現状であります。



◆21番(久保智敬君) 

 先日企業誘致のことで和歌山県知事が1,000社訪問するとお聞きしましたけども、間違っていたら訂正をお願いしたいんですが、知事の決意を表明されたのかなと、市長にその決意を具体的な数値を上げた目標で明確にしていただきたいと思うんですけども、そこら辺はどうでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 今後というわけではありませんが、この対策に基づく自治体の責務は必ず果たしてまいりたい、そのように思っております。



○議長(上田勝之君) 

 大江市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大江清一君) 

 申しわけございません。先ほど自殺関係の対策協議会の話が出ておりましたので、今の雇用関係の協議会のこの話はちょっと離れてたと思うので、申しわけございません。



◆21番(久保智敬君) 

 行動がなければ結果は出て来ません。ですから本当に本格的な動きをお願いしたい。今回、くろしおスタジアム屋内練習場新設委託料660万円、今回予算可決しましたが、私は否決するつもりでおりました。できなかったのはこの部分だけで全体の補正予算を否決するわけにはいきませんし、この部分だけを修正させるには、修正動議が必要だと、その時間的余裕もありませんでした。なぜ、反対したかったのか、二つ理由があります。市民からの要望や大学の施設誘致に必要だとの説明だったと思いますけども、当初予算もそうでしたが、今回もまた雇用対策、企業誘致につながる内容が一つもない。野球関係者には嫌われるかもしれませんけども、今、多くの市民は生活に余裕があればゴルフやテニスや野球もしたいでしょう。しかし、できないのが今、現状じゃないかなと私は思っています。仕事がない、働く場所がない、生活していくのがやっとだという人の方が多いんじゃないでしょうか。市長の目線は少し高いんじゃないでしょうか。市長、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは前に市政を担当させていただきましたときに私が、いろいろ議論はありましたけれども、この県に極めて強い支援をお願いいたしまして、つくり上げたものです。つくり上げましたがこれは当初からある意味では不十分なものだなという思いがありました。そのような中で、現場に我々のOBであります里村という職員がこの現場をしっかり守ってくださっておりますが、浪人しておりましたときにも何度か足を運びまして、この構内を歩きました。そのような中から幸い白鴎大学は3年間続けて来てくださっている、その白鴎大学が非常に著名になりましたもので野球部のこの活躍によりまして、そのような中から引く手あまたでこの屋内練習場がない、そういう球場については黒宮という監督から強い要請は受けたことは事実です。それで、私は新宮の地に野球部の合宿場として魅力を感じている、ただないものがどうしてもあって、それらがやはり野球部を強くさせていくために我々は引く手あまたのそういう誘致合戦の中から、他の地域に行くかもわからないと、こういう半ば現実の話なんでしょう。そういうお話を現場で受け承りました。また、近大の今の事務長からはかつて新宮へ行ったときにも野球部の利活用について不十分な応対であったということで非常に無念な思いをいたしました。今、幸い近大も使ってくださっている。新宮高校も活用してくださっている。せっかくつくったものをフルにこれを活用して新宮の地は野球で一つの文化を形成しているそういうまちでありますから、これは全国にもとりわけ近畿府県の中でもう一度新宮の地を野球で売り出したいという思いもあったわけであります。そのような中で、青少年の野球チームを指導される方々から大勢の要請、要望活動もお受けいたしてまいりました。そのような中から今回、まだ十分なものとはいえませんけれども、まず、これが急務だなと、そのような思いが市長就任までも強く持っておったわけであります。そのような中から、熊野川ドームを活用するという方法も考えましたけども、しかし熊野川ドームは過去の熊野川町政がそれこそ、あの地域の活用を含めて多目的に今は運動会なんかもあそこで雨天の場合はやっているということでありますし、これをまた多目的に活用していくということはいかがなものかと、そういう思いがありまして、同じつくるんであれば野球場に併設してこれを完備させたい、そのような思いでおる次第であります。また日置川町長から提案を受けまして、やはり野球部の合宿を誘致するということはまちおこしのために一番やと、強い思い入れをいただきまして、近隣の連絡会議等の呼びかけ等の提案をいただきました。イニシアティブを取って今、串本町、日置川町と強く連携していきたい、そのように思っております。そのような中で、なるほど何が大事か、働く者も働く場所もない、そういうものこそ重点を置くべきではないかと、これはおっしゃるとおりで、決してないがしろにしているわけではありません。これがまず第一です。しかしまた片側で明るい日の光をしっかり見ていくような政策も必要ではないかと、このように思っているところであります。



◆21番(久保智敬君) 

 今回、この予算を否決したかったもう一つの理由は、当局のこの性急なやり方に議会での問題を残してしまったようにも思います。なぜなら、この予算を合併特例債を使うのなら、議長団の命によりつくられた新市計画特別委員会に審議されるべきところをそれすらなかった。むしろこの委員会が開かせなかったことに対して委員から不満が出て混乱を招いてしまった、この現実があります。このように性急なやり方はどこかに問題を生じさせます。今後もう少し考えられて進めていただきたい。くろしおスタジアム屋内練習場が可決された以上は仕方ありませんが広く一般市民が使える施設になるようお願いして、一般質問を終わります。



○議長(上田勝之君) 

 昼食のため午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時36分

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△再開 午後1時00分



○副議長(前田治君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの久保議員の質問で市長より答弁との申し出がありますので、市長より答弁をお願いいたします。

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 済みません。先ほど雨天練習場の質疑の中で21番議員にお答えしました内容に誤りがありましたので訂正してお詫び申し上げたいと思います。連絡会議をこれからつくり上げていくその中で対象団体として日置川町と申し上げましたが、上富田町との誤りでございますので、上富田町と串本町とうちと、とりあえず、この三者で連携を組んでいきたい、そう思っておりますのでお詫び申し上げます。

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△福田讓君



○副議長(前田治君) 

 一般質問を続行いたします。

 19番、福田議員。



◆19番(福田讓君) (登壇)

 お時間をいただきまして、一般質問を行いたいと存じます。

 私は本日の一般質問におきまして三つの点を市当局並びに市長にお伺いしたいと存じます。

 まず第一点、高規格道路の日足地区における架橋についてでございます。高規格道路の架橋につきましては、県が新宮から五條までの168号線を国の認定をいただきまして、新宮から五條までを約2時間で結ぶという高速の構想でございます。現在、奈良県十津川地区並びに本宮地区におきましても、トンネルも開通され新宮の檜杖におきましても国道の改修が進められております。今般、新宮日足の間でございますが、日足地区におきまして架橋という県の構想が立ち上がってまいりました。私は合併前に当時の新家町長にも説明を受けたわけでございます。現の熊野川行政局から赤木川を渡りまして、田長地区までの架橋でございます。これにつきまして当時の役場、現の行政局でございますが、地元住民との説明会も開かれたと聞いております。また、住民の御意見をお伺いしますと、今年、住民要望というものを市長並びに行政局にも出されているそうでございます。1月に佐藤市長のもとに地区住民が陳情にまいっているということもお聞きしております。また県が2月14日、さらに4月14日に地元の方との架橋についての話し合いが行われたと聞いております。これにつきまして、まず、担当の建設関係また行政局の現在のこの架橋についての進行につきましてお聞きしたいと存じます。



○副議長(前田治君) 

 木下理事。



◎理事[建設農林政策担当](木下進君) 

 地域高規格道路五條新宮間の整備につきましては、ただいま議員言われましたように国の施策として五條新宮間の整備を行っております。特に今回の日足道路につきましては若干ちょっと時間をいただきまして説明させていただきたいと思います。ただ、議員の説明にもありましたように熊野川行政局の上流宮井大橋から能城山本地区下流までの2キロメートル区間を国道、家屋の浸水により孤立する状況を早期に軽減させることや現道の高倉神社から神丸交差点、そして三津野橋、さらには紀州造林にかけての線形不良あるいは幅員狭小区間の解消を図るとともに、交通混雑の防止ですとか、沿線家屋の騒音そして振動、交通事故防止等の生活環境の改善を図ること、さらには工事の施工制ですとか経済性などを考慮しまして、事業の早期発現を図るためにバイパス的な要素を持って集中的に整備を行おうとするものでございます。市としましても、地域住民の皆さんの協力をいただきながら本事業を推進するとともに、浸水対策につきましても平行して県に対して協議を重ねるとともに、本事業の整備促進について県知事に対して要望を行っているところでございます。そして地元説明ということでございますけれども、ただいま議員言われましたように県主催の地元説明会、18年2月21日と3月14日に2回実施をしております。そしてこの中で、この地元説明会につきましては県が主催しているということでございますので、新宮建設部長を初め職員の皆さんが出席されております。そして説明会では地元が懸念する浸水対策につきましては、現在日足地区に熊野川を考える会を立ち上げていろんな意見を伺っております。その意見を集約して今後の浸水対策に反映できればと思っております。それと現道沿いがさびれるということに対しましては、上下流の現道と新しい道路の取り付け部分につきましては、できるかぎり利用しやすい形態に配慮いたします。そして、上下流の取り付け部におきましては、道路標識ですとか、観光案内の看板の設置を行って観光客の誘導を図るなど考えられると思います。これらに対しましては県と市、それぞれ役割分担をしながら対応していきたいとそのように考えております。また、世界遺産であります熊野古道ですとか、熊野川舟下り事業、そして道の駅等の活用によりまして都市部との交流ですとか、地域振興となる施策につきまして地元商業者あるいは住民の方々の意見を聞く機会をつくる必要もあるのではないかというふうに考えております。そして、今年1月23日に日足地区から市長に対して要望がございました。この要望の趣旨は一点、新しい道路は現道橋りょう含めてかさ上げの上、確認整備してほしいと、このような要望でございました。これに対しましてはいろんな方向から、先ほど申し上げましたような道路整備の必要性、地域の浸水状況の軽減を早期に発現する方法など、いろんなことを地元の皆さんに説明申し上げております。



◆19番(福田讓君) 

 ありがとうございます。それにつきまして一応計画に関しては元行政局長の木下氏から御説明いただいたわけでございますが、地元の皆さんの声の中にこの計画に対して別にとりわけ架橋についての賛成反対という声じゃないんですが、架橋によりまして景観がかなり損なわれると、そして今回の計画というんでしょうか、橋脚の橋げたを何本かつくられる。それによって橋の橋脚による堆積がふえる関係で赤木川の水がアップすると、そして熊野川のかち合った時点での堆積によって水位が上がってくるとそういうことも考えられます。さらに長年、熊野川町で熊野川行政局から田長までの間でこの道路の糧によって生活をされている方もいらっしゃいます。商業関係の方でございます。こういった方からも架橋によって商業の関係の衰退が予想されると、そういったことも声が上がっているわけでございます。さらに、ただいま木下理事からの御説明でございますが、地元からのかさ上げという形で現に先ほど同僚の議員の質問もございましたが、台風時また大雨時には年に必ず一、二回冠水になります。現在、熊野川町における冠水地区というのは、田長日足地区と志古のドライブインですか、熊野交通が運営している志古地区も冠水になります。さらにその上流の熊野川町宮井地区の松沢地区というところがございまして、ここも大雨になりますと冠水してしまって、すべて168号線が交通不能となる状態が年に一、二回起こるわけでございます。今回の高速道路、すなわち高規格道路というものは五條新宮間を高速で結び、新宮と五條の間で産業を発展するための県の構想でございます。これはまさにいい考えでございまして、これに異論を申しているわけではございませんが、計画において今回合併によりまして新宮市と熊野川町が合併になっておりますので、今回市民として市長を初め市当局への陳情もあったということですが、住民のニーズは多種多様でございます。商業関係の衰退が予想される、景観が損なわれる、もう一つは理事にもお聞きしたいわけですが、仮に架橋が完成されたとしても次には赤木地区、小口地区の方々が現在のままでしたら洪水時には完全に赤木川と熊野川が合体してしまって、あの一面が冠水してしまいます。赤木小口地区の方々は仮に架橋ができたといたしましても、その架橋に取り付け道路というか、そういった御説明もなされていないわけです。そのあたり今後御説明また地元の話ですか、これはあくまでも県が計画している道路でございますが、やはりそこに住んでいる住民は市民でございます。やっぱり市民の側に立って市民のニーズというものを把握しながら、この道路の整合性と合わせて今後どのようにこの架橋について地元の方と話し合われていくのか、また架橋についての市当局の考え方ですね、昨日議会が終わりましてから議員懇談会がございました。その中にも市当局の県に対する要望の中にも日足道路の件が掲載されておりました。私は一番懸念するのは地元の住民の方は架橋に対する賛成反対というよりも、架橋によって今進められている現在浸水してしまう商業地区、住民地区をこのまま見捨てられるんじゃないかと、便利になればそれでいいと道路を通られる方はほとんど地元へその道によって商業的に家庭を持ってる方のところへほとんどの方は降りて来ない、迂回してしまうわけでございます。そういった心配もございます。今後、私から市当局にお願いすることは、地区住民と会合を重ねて県当局の中に入るとは思いますが、常に市当局は市民の方に顔を向けていただいてこの解決、そして架橋の整合性を持って進めていただきたいと思うわけです。これについて御答弁をお願いしたいと思います。



◎理事[建設農林政策担当](木下進君) 

 ただいまのまず第一点としまして、地元の声として架橋により橋脚とかそういうものが設置された場合、水位が上がって浸水区域が増幅するんではないかということでございますけども、これにつきましては県の方ときちんと現地調査しまして、そして流域の集水状況、出水状況ですとか、そういうものも加味されて理論的に洪水流量が決まってくるわけですから、それは計算上出て来る話として今後いろんな面から検討される状況になると思います。そして行政局から田長間の国道沿線地域がさびれるという状況になるのではないかということですけども、これにつきましても、先ほど申し上げましたように現道対策として取り付け部分の道路をきちんと確保することですとか、そして看板、特に観光的な看板の設置をそれぞれ役割分担しながら進めていくとか、それと特に地域の方々の意見をいろいろお聞きすると、そういったことを順次行っていくことが必要であると考えております。そして現道のかさ上げということですけども、このかさ上げにつきましては浸水対策と両面から考えるものであるものと思います。と申しますのは、現道だけでとらえてしまいますと後の話でも説明させていただきますけども、非常に厳しいものがあると地域高規格道路という性格からすれば非常に構造とか機能とかというところから加味すれば非常に厳しい状況になると、そういうようなところがございますので現道対策をしていくことは非常に厳しいと、そして4点目の架橋を建設されたあと現道が浸水した中で赤木から小口の方々が通れない状況になるのではないかと、このようなことでございますけどもこれにつきましては、かなりこういう状況で小口方面から車両の通行に対しましてはかなり厳しい状況になると思います。熊野川本線の水位の高さもさることながら赤木川水系の上流域で異常降雨による出水の影響を受けて既に椋井ですとか谷口地区の県道が浸水してしまうと、そういう状況がございます。もちろん、これらのことがあるということで浸水に対する対策をおろそかにするものではありませんけども、今回浸水に強い新たな道路を建設することによって地域の孤立する頻度は軽減されると効果が生まれるということになってきます。ですから小口方面の県道の浸水につきましては単に道路整備の観点から実施した場合、周辺の遊水地としての機能を持っておりますので周辺地域が、それが県道のかさ上げによると新たな浸水が増幅されるという懸念もあります。ですからこれらに対しましては別の手法によって対策が講ぜられるのがベストではないかと、そのように考えております。しかしながら、ただいま議員が言われますように厳然として国道や家屋の浸水、さらには今県道の浸水がある以上、生活環境にもいろいろと影響するということで今後の課題として関係機関といろいろと協議を重ねていく必要があるのではないかとそのように考えております。



◆19番(福田讓君) 

 ありがとうございます。今理事から御答弁いただきましたように高規格道路の意味というのはやはり高速によって現状の道路を高速で結ぶというのが基本でございます。これに対して住民の方は理解がいただいているというのは当然でございますが、この規格道路によりまして日足地区住民の生活環境が変化するとそれに対する不安があるわけでございます。今木下理事より御丁寧に御説明いただきましたように赤木地区、小口地区の方も仮に架橋ができたとしましても、それに乗っていく道路の取り付けというんでしょうか、まさにこれも大事なんですね、と言うのは小口地区、赤木地区の方が架橋ができたとしてもそれに乗って行けない、やはり大雨のときも相変わらず今の現状を維持しなければならないということがあるわけですね、やはり地区住民の申されてることは高速この規格道路の架橋によって地元住民の方の生活の糧が変化する。それともう一つはやはり今浸水によって年に一、二回冠水します。道路が冠水しますし住民の家屋も浸水するわけでございます。これに対する県の対策が架橋によって、もう道は真っすぐ五條まで走ればいいんだと、それに取り残されてしまうという不安が残るわけでございます。そこはやはり市の行政といたしまして我々住む新宮市の市民といたしまして市当局がこれに顔を向けていただいて、県に対する今後市長を先頭に地元の住民の話をよく聞いていただいて進めていただきたいと、私はこう願うわけであります。今すぐ結論が出るわけではございませんが一つお願いしたいことは、やはり地区住民との市長の住民との声を繁栄していただくよう今後とも頑張っていただきたいし、市民を守るために声を県、国に上げていただきたいとそういうことでございます。



◎理事[建設農林政策担当](木下進君) 

 先ほどから言われておりますように、浸水対策ということがまずこの地域の基本となるということもあります。その浸水につきましては現在日足地区熊野川を考える会が本年2月に設立されております。その中で地域全体の浸水被害を軽減する観点から地域住民の方ですとか、関係団体から広く意見を聞きながら今後の河川整備計画に繁栄させるための意見集約を行っているところであります。今後は道路整備と平行しながら、その対策について検討されていくことになると思っております。



◆19番(福田讓君) 

 了解いたしました。この件につきましては今後市当局と地区住民との対話を強く要望しときます。

 続きまして、福祉行政についてお聞きしたいと存じます。この質問につきましても前日同僚議員からも執行部に対しての御質問がございました。若干重複するところがございますがその点につきましても答弁をいただきたいと存じます。この旧熊野川町住民に使用されていました福祉タクシー券というものは平成14年から始まりまして、今年18年3月で終了したわけでございます。御存じのように我が旧熊野川町はやはり山村が散在しておりまして、バスの便が大変不便でございます。旧熊野川町の診療所までにも病院に患者さんが足を運ばれる場合においてもバスの便がない、そういった福祉行政のサービスの一環として平成14年からこのサービスを始めたわけでございます。しかしながら今回の合併によりまして、新宮市と合併しまして同じ社会福祉協議会の中でも合体の中でのいろんな意見があったそうでございます。昨日の意見の中では同じ福祉を求める新宮市民と合わせて旧熊野川町と合わせましても7,000人以上の方が高齢化であるということでいろんな意見が出たそうでございます。私は今回熊野川町の福祉タクシー券によってお年寄の方々が診療所に行けるのを今回は全くだめになってしまった。非常な生活苦が強いられているわけでございます。すなわち合併というものはリストラでございます。国の財収が少ないから、やはり合併によって効率的に地方公共団体が運営するために合併を進めているわけでございます。しかしながら合併によって福祉の後退が地区住民、特に旧熊野川町は高齢者の方が多い地域でございます。まさにその生活の糧が失われていってしまっている。それにつきまして私は非常に残念だと思います。福祉タクシー券の利用状況を見ますと平均しますと約年に120万円ほどの出費でございます。町が社会福祉協議会に補助をし、そして社会福祉協議会がこれを運営している。過日職員の方にもお聞きしたわけでございますが年の費用といたしましては120万円程度でございます。すべての老人の方が福祉タクシー券を利用されているわけではございません。65歳以上の方で身体の不自由な方そして車をお持ちでない方が病院等に利用されるために町がその半額を負担する。そういった福祉行政の一環でございました。市長が言われるように合併してよかった、新しい新宮市になってよかったねと言われるようなまちづくり、市長が選挙公約にも求められております。私はぜひとも市長の決断をお願いしたいわけでございます。確かに福祉行政というのは多岐多様にわたるわけでございます。しかしながら、使われる金額というものは私が調査したところ、年に120万円程度でございます。このお金もやはり市民の税金の皆様からいただいた大切なお金でございますが、合併によって都市部と山村部の人たちが心を打ち明けてやはり合併してよかったなと、そういうまちづくりのためにこの福祉タクシー券はどうしても復活させていただきたい。今現に往復で2枚、年に24枚でございます。すべてにおいて今までどおりしなさいという要望もございますが、やはり福祉の後退というものは少しでも避けなければなりません。ぜひとも私は今回佐藤市長に福祉行政の復活を目指して、ぜひとも福祉タクシー券を再度利用できるようなもう一度再検討をお願いしたいという気持ちで、佐藤市長に御質問いたします。



○副議長(前田治君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは先日もお答えしましたが、旧熊野川町民の利用しておった福祉タクシー券が3月末で切れたと、これは補助団体となりました社会福祉協議会とも一本化しまして、そのような中から規定の協議等がありまして、その方針であったということでやむを得ずこれは今終わっております。ただこれは医療センターへの運行につきましては今予算の方で行政局にお願いをしておりまして、現在この方々の利便性を確保するために運行をさせていただいているわけでございますが、これが利用状況また頻度この辺をよくこれから成果というものを評価してみたいと思っております。そのような中からまた復活するかせんかということは、また議論にもなりますでしょうし、これからの今議員が御指摘になりました復活せよということでありますが、それは約束できませんけれどもこれからの福祉行政の充実どういうものがあり得るのか、そういうことを考えてしっかりと部内協議を進めてまいりたい、そう思っております。



◆19番(福田讓君) 

 ありがとうございました。市長の今の答弁でやはりすぐに決断はできないと思いますが、福祉行政の後退をしないようにぜひとも検討していただいて、熊野川地区の山村に住む人々にとっての生活の糧でございますので、ぜひともお願いしたいと存じます。

 続きまして、現在運行されている医療センターへのバス運行についてを御質問いたします。これは私、昨年の12月の一般質問において佐藤市長に御質問させていただいたわけでございますが、佐藤市長は早速決断をしていただいて合併によって熊野川町の方も同じ市民だと医療センターへの運行について今年の3月に90万円ほどの予算を取っていただいて週に一回、熊野川町神丸地区から新宮市佐野の医療センターへのバス運行がなされております。この決断によって市民は大変喜んでおります。佐藤市長の決断に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。今現在医療センターへのバス運行は週一回でございます。お聞きしますと4月は3回、乗車員は6名、そして5月はなかったということでございます。そして6月には2回、3名の方が利用されております。今現在週に一回、毎週金曜日だとお聞きしております。確かに利用されない方が少ないほどそれだけ病院に行かれない方が健康だということが御承知のとおりでございますが、やはりこの運行も予約制ということでございまして、毎週金曜日に行けない方も中にはあるわけでございます。当初は金曜日が医療センターにおいての診療科目が一番多い日だということで金曜日に設定されております。今回、同僚の議員からの質問にもございましたが、今現在は朝、神丸地区を出発いたしまして医療センターまで約45分ほどで到着いたします。帰りの便は医療センターを3時45分でしょうか、出発して地元の熊野川地区の神丸へ帰ります。一つお聞きしたいわけでございます。その運行におきまして神丸から医療センターまでは直行便であると、途中は停止しないと今回私はお聞きしたい件でございますが、医療を終えられた方が自分の用事もございましょう。その場合は途中下車というんでしょうか、運行ルートを外れなくて、その運行ルートにおいて、どうしても御用の方が途中で佐野とか三輪崎、広角で降りられる方もいらっしゃるそうでございます。そのとき運行ルートを変えずにそのままの中で下車できるような考えを、私はぜひ、やっていただきたいと思っているわけですが担当課長の御答弁をお願いしたいと思います。



○副議長(前田治君) 

 真砂熊野川行政局保健福祉課長。



◎熊野川行政局保健福祉課長(真砂昌弘君) 

 医療センターへの通院の事業でございますけども、通院の利便を図ることを目的とした事業でございまして、議員さん言われますように途中下車等の御意見も一部聞いてございますけども、やはりそういう目的ということを踏まえた上で途中下車の件はお断りをして御理解を得ているところでございます。今のところこの事業の目的に添って運行基準の一つとして堅持していきたいと考えております。



◆19番(福田讓君) 

 御答弁ありがとうございます。今担当課長からの御答弁でございますが、確かに運行のルートでございましてルートを変えて乗車しているわけでないんです。これも町民の御要望なんですが下車をするわけなんですが、その下車が一時間もかかるわけではありません。やはり降りられるだけでも10秒か20秒あれば十分ですが、これは運行に関しての規定でしょうか、規則という関係がありまして、それは内規において定められているものでしょうか、それについてお聞きしたいわけであります。



◎熊野川行政局保健福祉課長(真砂昌弘君) 

 先ほど申しましたように、目的ということを踏まえまして医療センターへの交通の確保、通院の利便を目的とするということの趣旨にのっとってやってございます。熊野川区域の地域の皆さんに御案内させてもらったチラシの中でもいわゆる途中下車という部分はできません。というようなことも入れてございます。



◆19番(福田讓君) 

 再度お聞きしますが、内規の規定によって、規約によってそうされているのか、それをお聞きしたいわけです。



◎熊野川行政局保健福祉課長(真砂昌弘君) 

 やはり事業実施要項というのがございまして、その中の目的の中に通院に対する利便性の向上ということになってございます。



○副議長(前田治君) 

 平熊野川行政局長。



◎熊野川行政局長(平俊孝君) 

 医療センター通院バスといいますのは、先ほどのタクシー券を廃止したことによって新たな施策として打ち出されております。今議員指摘のとおり、かなり利用者が少ないわけですけども、行きのみで帰りが非常に少ないということで今後週に2回にするんか、曜日を変えて回数をふやして帰りをなくするんか、そこら辺タクシー券と同様、今後考えていきたいと思います。内規ではそういうことはうたっていませんが、直通で医療センターへの通院目的ということであります。



◆19番(福田讓君) 

 ありがとうございます。ただいま行政局長からの御答弁で内規的にはそれを決定しているわけではないということですので、今後やはり少しの利便性を考えたとき、ぜひとも前向きの姿勢で検討を願いたいと思います。

 続きまして三点目の公印の使用と管理について、お聞きしたいと思います。3月、4月と元職員、市職員の不正事件が発覚いたしまして、市長も大変心労が多かったと思います。今回の公印の使用と管理について、既にこの事件は起きてしまったわけですが、今後の公印の管理、使用について執行部の改革についてお聞きしたいわけでございます。この件につきましては元職員が水道事業による補償金を公文書を作成して、その印鑑を市長印を4億6,000万円ほどの高額な金額の支払い書を作成されて、それを地区市民の方に渡したとこういった事件でございました。私は公印というものは管理されている規定を振り返ってみますと担当は総務課長である。そして、その中で使用する場合は総務担当課長の了解をもとに使用公簿に記載をして印鑑を押すと、そういった時点でこの問題が発覚したわけでございます。そうしますと管理をしているのは担当課、責務を負うのは総務課長でございます。総務課長あてに庁内で協議された決議文、稟議書でしょうか、民間で言ったら稟議書ですが、そういったものを市長、助役、収入役が決裁をされて、それに基づいて公印を押してもよろしいかということで担当の総務課長のところに回ってくるという規定でございます。しかしながらその印鑑を最後に押すのは担当者であるということになっていますが、これが今回の不祥事件になった発端だと私は思っております。この問題が起こった以降、公印の取り扱い使用管理について、市当局はどのように反省してこれに対処しているかをお聞きしたいと思います。



○副議長(前田治君) 

 森総務部次長兼総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 大変迷惑をおかけいたしました。公印の管理と使用につきましては3月1日時点で改正をしてございます。公印の保管につきましては現在までは勤務時間中は総務課長の机の近くに常時配置をしておりました。現在は引き出しの中に入れておきまして押印するとき判をつくときだけそこから取り出して押して、また直してもらうということになっております。それで公印の使用なんですが、今までは決裁文書を持って、それを見せて総務課で職員に見せて職員が押印していたということですが、これは職員を信用していたということもありまして形式的になっていた件もあると思います。今回改正しましたのは、決裁文書の中に公印の使用承認伺いというのをつくりまして、決裁文書の中でそれを決裁すると同時に押すものと持って来ます。それで申請者が日付と印鑑を押しまして、何カ所使用したということも書きまして、それを伺い簿と原本と総務課へ見せまして、総務課は私が押すとしたら私が認めましたというところへ判を押します。それで職員に押してもらうと担当課の申請者に押してもらうと、そういうことで改善をしました。それは判を押してもらうということについては押す方にしても認める方にしても責任を持つということでございます。



◆19番(福田讓君) 

 ありがとうございます。そうしますと今までの公印を最後に押す、これは相変わらず起案担当者が押しているわけなんですね。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 総務課へ来ました申請者いうんですか、その職員が押しております。



◆19番(福田讓君) 

 ありがとうございます。私は一たん御意見を述べさせていただきたいんですが、今回の事件というものはやはり同じ職員が起案した決議文の中で、稟議の中で、それを持ってきて担当課長に、こういった案件によって公印を使わせていただきたいという公印文書ですね。公印使用文書というのを提出してそれを決裁もらうと、しかし最後に押しているのは起案者の担当者であると、私はそこに問題があるんじゃないかと思うわけなんです。と申しますのは確かに二重の目で見て最後に印鑑を押す担当課長がもう一度その起案書を見て、これはこの印鑑によってこの用途に使うというときには目を変えて総務担当課長が押すと、起案者に渡すんじゃなくて前回はその中に紛らわして担当者が市長の公印を使って4億6,000万円の文書をつくったわけですから、相手の起案者に対して信頼を全部していると、そこに問題があったわけであります。私が申し上げたいのは、最後に市長印を押印するとき、もう一度慎重になったときは起案を持ってくる職員と市長印を押す担当課長の目が違っていたら4億6,000万円という大きな金額を市長が決裁するはずがないということがわかっていたと思うんです。ところがそれをいいことに4億6,000万円の補償文書をその起案文書の中に滑り込ませておいておきながら担当者が押した。これが事件の発端だと思っていますので、改正するならば、やはり総務担当課長、総務部長、総務主幹、係長というのが誰かが出勤しているわけですので、毎日毎日、市長印を押しているわけではございません。やはり慎重の上に慎重を期すならば最後に押印する方は起案者じゃなしにやはり担当課長が違った目で見て押すと、私はそうすれば必ずこういった不正な公印を使用した文書はできないと思いますが、その点いかがでしょうか。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 改善するときにはそういうことも考えました。一番いいのは総務課の職員が議員さんがおっしゃられるとおり、押すのが一番いいのではないかということも意見しましたが、実際問題として量は大変な量になります。数としたら大変な量があります。例えば一契約、請負契約、一つ契約書あったとしても二部つくらなあかんので8カ所押さなあかんとか、それが各課から集まってきます。大変な量ですので、もしやるんやったら専門の職員いうんですか、今の職員じゃなくて一人プラスになるのかなと、そういうふうにも思いました。問題はそこらで職員がないというのが現実的な問題なんですが、できたら一番問題なのは職員の資質とかモラルの問題が一番問題だと思います。そこをやはり向上させていかなければならない。そのためには研修もしなければならない。それが一番大事だと思っております。



◆19番(福田讓君) 

 ありがとうございます。今の改正点でもう一度お聞きしますが、改正点におきましては公印文書、使用文書ですね。それとそこにも担当課長が印鑑押すということですね。再度、もう一度御答弁をお願いします。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 決裁、伺い用紙の下段の下のとこに承認願いというとこがありまして、判を押す人の印鑑、私が責任を負ったら私の印鑑、おらん場合は主幹とか総務課の職員になるんですが、伺いと原本、何枚あるかというのも確認しまして承認するということになっております。



◆19番(福田讓君) 

 ありがとうございます。一応担当課長からの御説明ですが、今申されましたようにやはり職員の資質が大事だとこれは当然でございますし、今後一般の市民の方はどうして市長印が何で簡単に押されるのか、ほとんどの方、市民の方々はそう思っておられます。だから普通は市長印というのはなかなか簡単に押せないものだと思っているわけなんですね、一般の方はほとんだと思うんです。そのあたり今回の事件を契機に起こってしまったことは仕方ございませんので、今後とも公印の取り扱い、そして使用管理には十分に慎重すぎるほど慎重にやっていただいて、起案担当者の起案書には十分目を光らせていただいて今後このような問題が起こらないようにぜひともお願いしたいと、以上でございます。

 以上で一般質問を終わります。



○副議長(前田治君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後1時49分

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△再開 午後2時01分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

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△戸田隆君



○議長(上田勝之君) 

 1番、戸田議員。



◆1番(戸田隆君) (登壇)

 それでは議長のお許しを得て一般質問を行います。

 まず一番目の項目から早速入りたいと思います。

 東海・東南海・南海地震対策、和歌山県地震被害想定調査概要における被害予測について。去る5月31日に和歌山県総合防災課は和歌山県地震被害想定調査概要を発表いたしました。新宮市に関係する事項だけでも非常に膨大な量になりますので、今回はさまざまな被害想定のうち、これまであまり論議されてこなかったところの火災被害に重点を置いて質疑を通して問題点を明確にしていきたいと私は考えます。さて、地震が発生するその季節、時間帯により建物焼失予測は大きく違ってくるようですが、県が想定した中で冬の18時、夕方の6時ですね、この時間に地震が発生した場合の建物焼失棟数はきわめて多数にのぼっております。これから上げる数字はすべて冬の18時に地震が発生したという条件のもので、いろいろと考えてみました。あくまでも県の被害予測に基づいてでございます。すなわち、最大でマグニチュード8.6、震度6強という大地震が発生したときには地震度、液状化、がけ崩れ、津波によって全壊する建物数は季節、時間帯にかかわらず一定の予測がなされておりますが、建物焼失は冬の18時が桁違いに多く、新宮市において何と3,490棟、建物焼失の棟数です。3,490棟という県の予測が出ております。その内訳は旧熊野川町は10棟にとどまっておりますが、旧新宮市が3,480棟、ほとんど大半が旧新宮市におけるものでございます。そこでまず焼失という言葉、焼け失う、焼失という言葉は全焼と同じ意味で使用されているとのことです。すなわち、建物の70%以上が焼けてしまった家屋ということでしょうが、この全焼3,490棟にプラスして当然半焼、部分焼が考えられるはずです。消防にお聞きしましたが、半焼とは建物の20%〜70%が焼けたものを半焼という。部分焼というのは20%以下の場合を部分焼という。県の予想は全焼3,490棟としか出ておりませんけどもいかがでしょうか、そういう当然起こり得るであろう半焼、部分焼を加えれば、火災による新宮市の被害棟数は4,000棟、あるいは5,000棟以上にものぼると予想できるんですが、消防の方ではどのようにその辺は考えておられますでしょうか、まずその点をお答えをしていただきたいんですけども。



○議長(上田勝之君) 

 塩崎消防長。



◎消防長(塩崎正和君) 

 議員さん御指摘のように焼失棟数には、半焼や部分焼の焼けの程度のものは含まれてございません。したがいまして、議員さんがおっしゃる数になるかどうかは別として、これらを含めますと県が公表した数よりも当然多くなるものと考えております。



◆1番(戸田隆君) 

 ではもし、資料をお持ちでしたらお答えいただきたいんですけども、直近の一年間で起こった新宮市内における火災で全焼何軒、半焼何軒、部分焼何軒というふうな数字お持ち合わせはないでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 吉川消防本部庶務課長。



◎消防本部庶務課長(吉川篤君) 

 平成17年度中の火災の集約したものしか持っておりませんけども、17年度中は焼損棟数が10棟、そのうち全焼が1棟だけです。半焼、部分焼またボヤというようなものが9棟、こういうふうな内訳となってございます。



◆1番(戸田隆君) 

 今の数字は単純に全焼が1棟で、そのほかが9棟だから全焼が3,490棟だったら何倍も半焼、部分焼が起こるだろうと、そういうふうな極端なことは申し上げませんけども、常識的に考えれば恐らく3,490棟全焼があるのであればプラス1,000、2,000といった半焼、部分焼があるのではないかと、これは十分誰でも予想つけられると思うんです。さらに地震動、地震動と申しますのは当然地震の揺れそのものですね。それによる全壊は950棟という数字です。これもあくまで全壊が950棟、これに半壊もしくは一部破損、これを加えますと、また先ほどの火災による被害と同じように当然950全壊、プラス半壊一部破損、そうしますと1,500とか2,000とかそういう数字も予想されると私は思います。さて、さらに建物の全壊全焼をあわせたパーセンテージ、全壊全焼率、これも出ております。これによりますと新宮市における全壊全焼率は25.9%、4,408棟、火災で焼けるのと地震で壊れて全壊してしまうのとダブる分がありますんで、先ほどの3,490プラス950イコールにはなりませんけれども、とにかく全部で4,408棟が火災と地震動によって失われてしまう。そのうちの旧熊野川町の全壊全焼率は4.2%にすぎません。やはりそれほど密集していないということでしょう。旧新宮市は28.8%、県総合防災課の被害予測に表れていない火災による半焼、部分焼と地震動による半壊、一部破損を加味すれば建物の被害は優に5,000棟を越え、率でいうと全新宮市の3分の1以上の建物が甚大な被害をこうむるとこういうことが容易に予想できるわけです。これはもう想像を絶する大惨事、惨状というほかなく、私は昭和20年3月10日のあの東京大空襲の地獄図を想起してしまいました。印象としてはこの新宮の町中が火の海になる。そういった状況ではないかと思うのです。大地震に対する日ごろの備えとして家屋の耐震補強、家具の転倒防止の重要性は高く、市民の理解認識も徐々に深まっていますが、このような大火災に対する防火、延焼防止という観点はこれまであまり論議されて来なかったと思います。火災予測においては3,490棟が焼けるとはいえ出火するのはわずかの15カ所です。15カ所そのうち6カ所は初期に延焼するまでに消しとめられ、残りの9カ所から延焼して、ついには3,490棟焼失、地震発生後360分経過後6時間経過後も鎮火せずになお延焼中であるという結果になっています。要するに震度6強の地震が発生して道路、橋梁などが大きなダメージを受け消防活動ができない。水道、電話、電気そういったライフラインもずたずたにやられていると、たった9カ所から起こった火も消しとめることができず、どんどんどんどん燃え広がって地震発生後6時間、つまり冬の真夜中の12時グレンの炎に新宮市は包まれていると、こういう状況だと私は想像します。ここで伺いますけども、大地震発生時に市民はまず何をなすべきか、マニュアル的なものをもう一度整備して簡単で結構ですので御説明いただけますでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 速水防災対策課長。



◎防災対策課長(速水得史君) 

 現在、想定されております地震動は新宮市におきまして震度6強以上、そして揺れの長さは1分以上ということでございますので、こういった揺れがある状態では揺れに翻弄されて、自分の身を確保するのがやっとだという状態になろうかと思います。そういった中でやはり命を守る。まず自分の命を守るといった行動が第一で、普段からはやはり家具の転倒防止の金具の取り付け等、家庭内の安全を確保するということが非常に日ごろ大事だと思います。そこで頭部等けがをしますと避難に支障が来たしますから、自分の身の安全を確保しつつ、その後、家族の安全を確認をしながら揺れがおさまった状態で地域の中の一時的な避難場所に避難する。そういったことが第一かと思います。次に逃げる際には火を使っておれば火を消す。あるいはブレーカーを落とす、そういった中で一時避難をするということでございます。避難後は地域の中で元気な方は地域の自主防災活動の中で初期消火、あるいは傷病者の救出等協力をしながら活動を進める。出火があればお互いに協力しながら初期消火に努める。特に地域全体が避難場所に避難するということは、そこの地域が空っぽになるということで大変火災上、あるいは防災上問題がありますから元気な方は地域にとどまって、そういった自主防災活動をお互いに協力して勧めるのが市民のそういった活動状況だと、今の段階では考えてございます。



○議長(上田勝之君) 

 吉川消防本部庶務課長。



◎消防本部庶務課長(吉川篤君) 

 消防の方からは特に議員さん御指摘のように火災による焼失面積が大きいということで、その辺の対策をお願いしたいなということで考えております。速水課長の方からもただいま答弁ありましたが、消防としては基本的には火事になっても、次の三つをまずやっていただきたいと思います。まず一つは、慌てずに早く家の者、近所の方に知らせていただきたいと思います。次は、当たり前のことですがなるべく早く消していただく勇気を持って初期消火、これをやっていただきたいと思います。出火してすぐであればわずかバケツ一杯の水で消えます。その辺を市民の皆さんにぜひともお願いしたい。三つ目は、避難は早めにしてください。速水課長からも答弁ありましたように我が身、家族の安全が第一です。ですから大体目安としたら家の中で出火した、壁をつたって天井へいく。これまでは一般的には3分間ぐらいかと思います。それでうちで消せれば問題ありませんが、天井まで火が回ってしまいましたらもう消火はあきらめてください。その上で安全なところに避難となります。最後プラス1点目はそういうふうに自分とこが消せなかったという場合は隣近所と協力しあって、なるべくほかへ延焼しないような格好で協力をお願いしたいなと思います。そういったことを市民の皆さん一人一人また隣近所、先ほども速水課長からもありましたように町内会自主防災組織の皆さんで協力して、これらをやっていただけたらなと思います。そうすることによって出火した火災を早い段階で初期消火で消せます。最悪、先ほど議員さんおっしゃられた延焼出火軒数9軒の予測だというふうになってますが、これを1軒でも少なくすることができるんじゃないかなと思います。そういうことになりますと最終的には延焼火災が少なくなります。常備消防、非常備消防すべての消防力をそれら延焼した火災に効率よくポンプ車また小型動力ポンプを投入することができますんで、その結果焼失棟数を大幅に縮少、規模を小さくできるんではないかというふうに考えております。市民の皆さんにもぜひともお願いしたいなというふうに考えます。



◆1番(戸田隆君) 

 とりあえずと言いますか、とにかくもう県の総合防災課が5月31日のこの予想というのは、現状の消防力といいますか、現状の道路状況に基づいての想定ですから当然吉川課長おっしゃいましたように今後何らかのハード、ソフト面これを改善することによって当然被害はある程度抑えられる。私もそれは共通の認識を持っております。それにプラスそういうマニュアル的な技術的なことに加え、何よりも市民の皆さんの自発的な救援活動、それは当然人道的ヒューマニズムに基づくところからも、私は自然発生的に生まれるとそれも信じております。これは神戸の地震以降、あれ以来いくつかの大きな地震がありましたが、それでも証明されております。市民の皆さんが誰に促されるでもなく、誰に命令されるのでもなく、自発的に立ち上がって隣近所に声をかけ、動けない人を助け出したと、そういう話はいくつも聞いております。そこで想定のもとの大火災は地震発生後、先ほど申し上げましたように予想では6時間以上経過しても延焼が続いているわけですけども、倒壊焼失により住居を失くした市民の避難はその間もどんどんふえて、地震発生後24時間経過後には避難者数は新宮市内で1万5,000人を超えていると予想がされています。つまり当然家を焼かれ、あるいは建物が壊れ、行くところがないわけですから、真冬の夜中に1万5,000人の市民が大火災の中を余震に襲われながら避難所へ逃げて行かなければならない。そのような状況になると私は予想しています。避難行動中もそのような火災の中ですから、火の粉が頭からどんどんどんどん降り注ぐ、あるいは倒れかかった建物から瓦屋根が落ちてくる、ガラス窓の割れたものが飛んでくる。そのような状況で市民は避難して行かなければならない。私は地震動により倒壊した建物に取り残された被害者、被災者、これをもちろん消防、全職員も助けに行きますけども、市民がそれぞれ助け合うことが必要である。また、火災延焼をくい止め火災被害を少しでも減らすために、そして一時避難所もしくは中核避難所への安全な避難のために今回、安全のためのヘルメットを市民になるべくなら全市民に支給していただきたいと、これを要望したいのであります。全市民と申しましても、例えばバイクを持っておられる方はバイク運転用の頑丈なヘルメットをお持ちでしょうし、小学生あるいは乳幼児等でしたらヘルメットよりも防災頭巾の方が有効かもしれません。ですから3万4,000全市民にばらまくという必要性、それはどこまで必要か今のところわかりませんけども、少なくとも希望する市民には1万か2万か知りませんけど、支給していただけないかと。このヘルメットはそういうふうな避難あるいは自主的な自発的な救援活動、火災の消火活動これに欠かせないと私は思うんですけども、また先般旧熊野川町の職員さんあてにヘルメットが支給されまして、全職員にヘルメットが行き渡っていると思うんですけども、結局大地震が起きれば消防も警察も新宮市の職員も一般市民も一つになって、等しく人命救助に当たらなければいけない。同じことをするんです。市民も市の職員も。ですからヘルメットは私は必需品ではないかと思うんです。担当課にお伺いしたいんですけども、ヘルメットがあった方がいいですよね。



○議長(上田勝之君) 

 速水防災対策課長。



◎防災対策課長(速水得史君) 

 確かにヘルメットは頭を守るということで非常に災害時には有効なものだと考えておりますが、行政がすべてをやるというのは非常に限界がございまして、現在は自主防災組織の推進活動の中でヘルメットあるいは防災器具の支援をしているというような状況でございます。



◆1番(戸田隆君) 

 これが先ごろ旧熊野川町職員に支給されたヘルメットでございます。裏にJISマークがついておりまして、飛来落下物用、電気用兼用形と書いてあります。50個購入されて私は税込み1個2,000円だったとお聞きしております。50個の発注でその値段ですから、仮に大量に1万個とかいうロットで注文しますと常識的に言えば2,000円以下になるでしょう。1,500円か1,600円か入札してみないとわかりませんけども、そうすると仮に一番高い予想の2,000円としても、1万個で2,000万円です。これを金額を大きいと見るか、小さいと見るか、命の値段が安いか高いか、そこまで極論すると強迫じみてきますので、そこまでは申しませんけども、財源的に申しますと合併によって生じた地域振興基金積立金、あるいは合併市町村振興基金積立金、これはソフト事業ですので、この基金積立金をこのヘルメット購入1万個、2万個、2,000万円、3,000万円、4,000万円、この積立金で買ってもいいのではないかと思うんですけど、この基金積立金が充当が可能かどうか可能性について財政課もしくは企画調整課、できれば御答弁をお願いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 防災計画全体とか財政上等の総合的な判断から当然必要となるわけですが不可能ではないかと思います。新市建設計画に基づくものとか、趣旨に合致するものなら当然可能でございまして、建設計画の中では災害に強い安心、快適なまちづくりという項目もございますから充当していくことは可能でございます。



◆1番(戸田隆君) 

 可能であると私も思います。先ほど速水課長、自主防のお話をされました。今は中岡課長は防災の取り組みのお話をされました。防災の取り組み、ハード面とソフト面、これは完全に分けて考えていっていただきたいと思います。最近話題になっております津波に対する避難施設、これはハード事業です。このようなヘルメットが必要であるかないか、これはソフト事業です。ソフト事業ですが自主防の中でも、私も町内会長をやっておりますけども、今まで自主防を立ち上げて、このような3,490棟が全焼するというようなプログラムを想定しておりません、実際のところ。恐らくほとんどの市民そんなことを想定していないと思います。それで今までやって来ました。多分ですよ、ですから今回のこの県の発表はホームページにもはっきり書かれています。誰でも閲覧できますけども、今まで以上の想定以上の大被害が想定されておるわけですから、そういう危険を皆さんに知らせるという意味でも、このヘルメットを全市民にあるいは希望者に支給というレールをぜひとも引いていってほしいと思うんです。市長はどうでしょうか、今の私の要望に対して。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 防災対策、とりわけこの大地震に想定される対策については万全を期していかなければなりません。その中で一気に安全なまちづくりが実現できるわけではありませんし、現時点におきましては市のもちろん組織もそうでありますけれども、自主防を広く各自治会に構成してもらいたい、そう思いまして今、防災担当の主管を初め担当者の方々が出前講座等を含めまして、この進めをしきりにいたしているところでございます。そのような中で我々が市の責務としてどのようにこれを予防するために尽くすことができるか、これは変わらず今、近々の名題であると強く意識しております。そのような中で今御提言いただきました件もなるほどある意味では啓発にもなり、またある意味では市民がいざというときには身を守るという面で有効な手だてになるだろうとそのように感じておりますが、今、具体的にその計画があるわけではありませんから、かつて公約の中でもこの防災ラジオを約束いたしましたけれども、これも今防災行政無線のデジタル化をなし遂げないとこれは少し早まった経過になるなと、このような思いもいたしておりまして足踏みをいたしております。これら今御提言の点を含めまして、これからあらゆる手だての一つとして災害から市民を守るための一つの有効な手段として検討はしっかりとしていきたいと思っているところです。



◆1番(戸田隆君) 

 市長、防災ラジオについてはそうやって必要性を認めておられるわけで、ラジオははっきり申し上げて私も必要だと思いますけども、ラジオが聞けるのは生き延びてからなんですよね。死んでしまう、あるいは大けがをしてしまう、ラジオ聞けないんですよ。ラジオが聞けるまで生き延びるために私はヘルメットが必要であると言っているんです。そういうラジオを聞ける人を一人でもふやすためにヘルメットが必要であると言っているんです。ラジオを全家庭にそれを配るお気持ちがおありならヘルメットは絶対必要だと私は申し上げたいんです。ラジオが聞ければ幸せなんですよ。もう勝ちなんですよ。私はそれをお願いしたいんです。ぜひとも市の全体の計画の中でまたその防災、地震対策がどの程度重要なのかそれを市全体で考えていただいて、その中でまた生き延びるために何をすべきか、何を手当すべきかというのを今後ともぜひ考えていただくことを要望して一応この項目は終わります。

 次に移ります。エコ広場改善策。エコ広場改善策の現時点での見通しについて、これに移ります。13日の補正予算審議の際にお聞きしたところでは、7月の運営員派遣によるエコ広場改善策は順調に進展しているとのことで、大江市民福祉部長以下担当課の御精励ぶりには敬意を表します。さて7月から新たに委託する運営員について担当課が指導教育を十分に施すとのことでしたが、各現場、各エコ広場における実地の研修等はしないんでしょうか、するんでしょうか。引き継ぎの面で少し心配なんですが、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 西生活環境課長。



◎生活環境課長(西寛君) 

 議員御指摘のエコ広場での実地研修につきましては、予定はしておりませんけれどもエコ広場での引き継ぎがスムーズに行われるように町内会長さんに御協力をお願いしているところでございます。



◆1番(戸田隆君) 

 とにかくスムーズに引き継ぎが行きますように、そこは一つのポイントだと思いますので万全を期すようにお願いします。一つ気になることを質問します。エコ広場発足以来ずっと現場で推進員として活動している方にお聞きしたのですが、その町内会では、この改善策をどのように受け入れるかいろいろと考えた末、少しでも市の負担、市の経費的な負担ですね、財政的な負担、これを軽減された方がよろしかろうとそのような結論に至り、これまでのように町内会の方がエコ広場を引き受けていくということにして、運営員に対する委託料は町内会でプールして町内会でもらって、それを使途は町内会のためになることに考えていくとそういうふうなことでした。町内会で受け取るんでしたら、そうなっても仕方ないのかもしれませんけども、ここに一つの誤解があるわけです。今の説明でおわかりでしょうけども、新たに任命される運営員の派遣を町内会が受けてもあるいは受けなくても、市の経費的な負担あるいは財政的な負担は変わりませんよね、同じ100世帯なら100世帯、世帯数が同じなら、その点どうも町内会の中には誤解されている方がおられるようなんですけども、その点いかがでしょうか。またなぜこのような誤解が生じたと分析されますでしょうか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 今議員おっしゃられましたように、エコ広場に対する運営員を今回市の方から派遣いたすわけですけども、それに対する市の財政的な負担というのは議員おっしゃられるように変わることはありません。私もある町内会でお聞きした話ですけども、似たような感じなんですけども運営員の委託料をプールしまして防災関係の費用に充てたいというお話を聞いたことはございます。それは多分市の防災関係の市の財政負担の一助にしたいということかなと思っておりますが、そういった話を聞いたことがあります。



◆1番(戸田隆君) 

 とにかく同じであると。短時間では御理解いただけないところもあると思いますので、今回の改善点をその中身を各町内会もしくは全市民によく御理解いただくようにこれからも努力をお願いしたいんです。今後の改善策に続いてもう話に入っていきますけれども、今後も積極的にエコ広場を運営して行こうとする方々の意識レベルの高さは当然私は尊重すべきであり、私個人も大いにリスペクト尊敬するものであります。但し、少子高齢化が歯どめがきかぬ現状である以上、現時点でエコ広場運営に支障がないとする町内会であっても、近い将来不意に運営に支障を来す事態が招来せぬとも限りません。そこで一つお願いしたいのですが、運営員の公募を先日来なさっておられました。私はこの運営員の公募を常時継続すべきだと思います。永続的という言葉もいりませんでしょうが、とにかく常時募集する。仮に人数が充足していても人数オーバー分は登録制にしてキープしていくことによって、いつでも場合によっては町内会から市に移管できるような体制を整備すれば、かねてからのもっとも懸案であるところのエコ広場運営が安定的に確立できるのではないかと私は思います。既に総務課におきましては、臨時職員の採用に関しては常に登録制で何人かをプールしていて、もし欠員あるいはそういう臨職が必要な場合はそれを充てると、体制が取られていると聞いております。そのような同じような制度を運営員についても仮に人員が確保されていたとしても登録制にして、いつでも派遣できるように安定的に供給できるように、そうしていただいた方がよろしいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 今議員の方から御提案をいただいたわけなんですが、担当課といたしましても将来のエコ広場運営員の人数確保ということのために、エコ広場運営員の募集を今回限りではなく今後も行っていきたいと考えています。



◆1番(戸田隆君) 

 ぜひお願いします。次の話題に入ります。これは去る5月先月あるエコ広場の代表者から伺った意見です。その町内会は東西に細長く、また適当なエコ広場開催場所が町内に存在していないためかなり遠くの場所、つまり自分の町内会ではない場所にエコ広場を設定せざるを得なかったそうです。そこでいろいろとこれまでも要望が生活環境課に恐らく寄せられていると思います。私も聞きました。議員になってから3年の間にも聞きました。今回のエコ広場を改善した当初よりこの市が責任を持って運営をするということですから、その町内会ではエコ広場は当然オープン化され、近隣のエコ広場に資源ごみを持ち込んでもいいようになると思っていたそうです。思うでしょうね当然、思っていたそうです。そこで5月に生活環境課にその町内会の代表の方が近隣のエコ広場へ資源ごみ搬出を認めていただくようお願いしたところ、生活環境課の回答は当該エコ広場は場所が狭く他の地域から持ち込まれた場合、資源ごみが過剰になりあふれてしまうから、当該エコ広場の持ち込みは認められないと、そういう返事をいただいたらしんです。まず事実関係にお聞きしますが、こういった経緯に間違いはございませんか、また補足すべき点があれば御説明ください。



◎生活環境課長(西寛君) 

 確か、5月10日だったと思いますけども、そういったお話がありました。早速、担当の方が近隣のエコ広場の町内会長さんのところへお尋ねしましてお話をしました。すると、その町内会長さんの方から今使っている現在の場所は大変狭く、現状で精一杯だと、これ以上に受け入れは困難なんだというお話がありましたので、その申し出された方にそういった返事を伝えました。そういう事実はございます。



◆1番(戸田隆君) 

 大変ここ重要なポイントだと思うのできっちりお話さしていただきます。基本的に申し上げまして本末転倒した考え方ではないかと思います。積極的にごみを分別しエコ広場に搬出されるごみはいわば市民個々の努力の結晶でございます。エコ広場に集まる資源ごみ19種類、その多数はいわゆる逆有償として収益が上がるもののはずでございます。現に生活環境課は年間にそのような有価物による収益を約2,300万円であると実績を披瀝し、それをもって今回の運営員委託の原資であるとそのように説明されているのであります。ならばエコ広場に集まる資源ごみは資源循環型社会の形成に大きく寄与するばかりではなく、実質的には募金活動とでも表されるものではないでしょうか。エコ広場に資源ごみが集まる量が多ければ多いほど歓迎するべきであり、かつてのまるで燃えるごみのステーション方式のように多いからといってこれを拒絶するといいますか、拒否するというか、それは私は本末転倒であると思います。エコ広場はあくまでごみ捨て場ではなく、あくまでもマテリアルリサイクルあるいはサーマルリサイクルを増加させるための資源ごみ資源物の持ち寄り場なのですから、もしそのように当該のエコ広場がほかから持ち込まれていっぱいになるというのであれば、今まで現時点ではおおむね2週間に1回開催されているエコ広場を毎週開催すればいいじゃないですか、そこはそんだけ便利なところであれば市民が持ち込みやすいんであれば2週間に一遍を倍にして毎週やればいいじゃないですか、そうすればそういう場所が狭いから困るというのは解決できませんでしょうか、ごみ捨て場じゃないんですから、また逆にあまり集まらないエコ広場であれば3週間に一遍でも4週間に一遍でもこれは仕方ない、現にそういうところもあるわけですから、月に一回しかやらないエコ広場もあるわけですから、私はこのようにあくまでもエコ広場は基本的には資源ごみを収集する。資源ごみを収集するとはなぜかと申しますとごみを減量する。リサイクルに供する。その手段方法でありますからエコ広場各個の状況に応じた機動的な対応が求められる、そのようにシンプルに考えたいと思います。担当課、いかがでしょうか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 今年度はエコ広場の改革の年でありますので、従前のシステムを引き継いだ形となっておりますが、今後、各エコ広場の状況を見て見直しをしていきたいと考えています。



◆1番(戸田隆君) 

 7月からの改善策を発表されて以来、大江市民福祉部長もそのようなところを言明されており、オープン化あるいは統廃合についても前向きに取り組んでいくとお話をされています。では具体的にどのようなオープン化統廃合を試みていくつもりか、また実際にある程度動いているのかどうか、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 大江市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大江清一君) 

 これからの改善策等につながっていくと思うんですけども、その前にこのエコ広場の運営員ですね、530人ほど配置しなければならなかったもので、当初7月1日スタートということを考えたときに果たして、これだけの人が集まってくれるのかなと大変心配いたしました。新聞等でも公募して約80人だったのが最終的に100人ぐらいになるかなと、シルバー人材センターの方からも40人ほど余り紹介というか斡旋していただきました。議員の皆様方の中でも町内会長をしていただいたり、それから推進員として今もやってくださっている方々、各町内会の会長さん方々がかなり熱心にお願いというんですか、そういうことをしていただきました。このことに関しまして、この場を借りて何というかお礼を申し上げたいと思います。そのおかげで現状的な面では137の旧市でありますけども、これにつきましては54%が従来の町内会長さん方がお世話をしていただいたと、残りの46%が市からの派遣の一部の方、または100%市からの派遣という形でスタートということになります。そういうことでこれからの改善ということにつきましては、市長も日々改善ということを申しておりまして、そのことを指示受けております。議員もかなり指導していただいているんですがエコ広場の統合につきましても、現に私ども回っている中で、既にうちは統合してもいいんだけどなという話も現に幾つか出てます。ですが7月1日までにちょっと時間の関係とか町内会の皆さん方の了解も含めて取る時間がございませんでした。そういうことで来年の3月まではしばらく137、そして行政局は26という形で行かせていただいて改善をいろんな面で取り組んでいきたいとそう思ってございます。



◆1番(戸田隆君) 

 大江市民福祉部長は当初より福祉部長就任以来、前向きな姿はわかっておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。今、日本国の話題はワールドカップサッカーということでにぎわっておりますけども、そういうこともありまして、少しドイツの環境問題、そういうのをちょっと調べてみたんですけども、インターネットなどを通して、私は結論から言うのが好きなので結論を申し上げますと、感想ですけども、方法は一つではない。単刀直入に言うとそういうことです。CO2削減ごみ減量マテリアルリサイクルの増進、これらの課題を克服していくために方法はこれしかない。これがベストだというのは存在しない、私はそういうふうに思っています。ドイツがそういうことを実践しています。なぜなら個々人の生活パターンは多種多様であり、またその人、一人一人の人生にも春夏秋冬と申しますか青春時代、青年時代、壮年期、熟年期といったように問題意識の共有は必要でありますが、その人それぞれに環境問題の取り組みアプローチは複数の選択肢が用意されていて当然であり、また、そういった複数の選択肢を行政が構築することが責務だと私は考えます。つまり、一つの決まったシステム、これしかないというシステムがあってそれに住民が、とにかく住民の方であわせていくのではなく、住民一人一人のパターンにあわせたシステムをつくっていく、これがヨーロッパの基本的な考え方、ドイツの基本的な考え方のようです。行き着くところは私はそこに行くと思います。そういった継続的にとにかく今大江部長がおっしゃいましたけども、継続的に努力を積み重ねていくことによって初めて豊かな資源循環型社会は実現すると私は考えます。資源循環型社会、今のエコ広場体制が目指したものですけども、これは決して禁欲的なものに終わってはなりません。禁欲的というのは、高邁な目標目的のためにはみんなで辛抱しましょう。そういうことの意味です私が今言いましたのは。明るく楽しく、それでいて実り多い資源循環型の社会を構築して行こう。結局はそうなる、私はそう信じています。やや難解で逆説的な表現も含めましたがこれが偽らざる心境といったところです。市長は前々回でしたか一般質問の中で地域コミュニティーの重要性についてお話していただきました。それについて私は否定するものではございません。そういうものも副次的な効果というか意味合いもあるはずです。でもそれが目的ではないはずです。エコ広場はあくまでも私は手段、方法、目標を達成するための手段方法であり、エコ広場の運営が目標ではないはずです。あくまでも分別と減量、そして資源循環型の構造をつくっていく、そこが究極の目標だと思います。と私は市長このように解釈しているんですが、私のこの考え方どこか間違っているでしょうか、御指摘ください。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 御指摘のとおりだと思います。私も同様の感じを受けております。



◆1番(戸田隆君) 

 今後ともよろしく、皆さんで私も全力を挙げて、これまで以上に、これまでどおりに協力していくつもりでおりますので。

 次に、燃やすことのできるごみの収集方法について、資源保護の観点からレジ袋等の一部認定を要望します。この2月、3月ごろのことですけども、小池環境大臣がスーパー等のレジ袋を有料化して資源保護ごみ減量化を推進すべきだ、総量を押さえるべきだと強調されておりました。その後この話はあまり聞かなくなりましたが、例えば先ほどもちらっとお話しましたけども、ドイツでは不用な物はもらわないというのは当たり前で、日本の場合はもらえる物は何でももらうと、そのような考えがいまだにちょっと残っているように思います。その辺にちょっと大きな日独の考え方の隔たりがあるように思いますが、ドイツでは布製の買物袋がスーパーで日本円で30円から100円で売られているそうです。買物客はそれを各自必要に応じて購入して繰り返し使用するのが一般的らしいのです。日本において、そのレジ袋有料化が進展するにしろ、しないにしろとりあえずそういうお国柄がありますから、レジ袋が全く消滅することは私はあり得ないと思います。もちろん不要なレジ袋はもらわないといった合理的な考え方は徐々に浸透していくでしょうし、そういう方向に向かって行かなければならないと考えます。そういった状況下で一つ今回要望させていただきます。有料にしろ無料にしろスーパーなどから持ち帰るレジ袋ですが、現状ではその他プラスチックとしてエコ広場に持ち込むか、燃やすことのできるごみとして市指定のごみ袋に入れて個別収集日に排出するか、そういうことで現実のところ有効な二次活用という見地からは不十分と感じられるのであります。その他プラスチックという分類ですけども、新宮市における20分類のうちの大きなウエイトを占めております。堆積で言うと非常に大きいです。その他プラスチックという分類ですが最終的にはサーマルリサイクルに供されるのですから、全く無意味ではありませんが、本来その他プラスチックという分類は既に使用済みで、これ以上使い道がないプラスチック類というのが主体であるはずで、だからこそ廃プラスチックという別名があると思います。そういった使用不可能なプラスチック類の中にまだまだ使えるレジ袋などのポリエチレン製の袋を多数見かけます。これらを有効に使える方途はないのかと毎回エコ広場に立つたびに私は思ってしまうのです。小池環境大臣も確かそのようなことを申されていたと思います。レジ袋が一回だけ使われてポンと捨てられている。もったいないじゃないかとそういうことが有料化というふうなことの発端だったと思います。さて現在、燃やすことのできるごみの排出は市指定ごみ袋の使用が義務づけられております。これは既にほとんど定着した感がありますし、全国的に見てもごみ袋有料化の流れは進展していることも存じております。しかしもう一段高い見地、すなわち石油という化石エネルギー資源保護の観点からまた21番、久保議員もこの一般質問で取り上げておられましたけども、もったいないという言葉、もったいないという日本が誇れる物を大事にしようという思いを次世代に継承して、さらに浸透させていくためにもレジ袋を燃やすことのできるごみ排出の際に一部市指定ごみ袋と併用してもいいように認めてはいかが、というのが今回のこの提案でございます。もちろん、このレジ袋は透明もしくは半透明に中身が見えるように、それに限定すべきでありますし、本来の市指定ごみ袋よりも少し小さ目のを認めるとそういうことはいかがかと思うんです。例えば特大サイズ、45リッター入りの市指定袋があります。それにもう一つ小さい半分ぐらいの大きさのレジ袋なら市指定袋と一緒に出してもいいんじゃないかと、補助的な役割としてそれくらいの余裕は見てあげてはいかがかと、当然そのレジ袋だけでは認める必要はないと思います。やはりこれは基本線ですから、ただし、それにプラスアルファの分については何も市指定袋に限らず、ほかの袋でもいいんじゃないかと、ただ単に捨ててしまうことを思えば、折から原油価格高騰、今1バレル70何ドルとかいうふうな数字で、確か3年ほど前は20ドルぐらいだったと思うんですけども、3倍以上の値上がりをしています。そういう原油価格高騰の中、市民の省エネルギー、省資源、ごみ減量、リサイクル促進といった意識は総じてかなり高いレベルに達しているのではないかということも容易に想像できます。ですからレジ袋をごみ袋として一部認めることはそれが即ごみ減量の阻害要因に直結しないと私は信じたいです。市民の心を信じたいです。今まで当局はほかの袋を認めるとごみ減量に悪い影響を与えるとそのような御説明でしたが、今の時期このような世界全体、日本の状況から鑑みて市指定袋に一部補助的にレジ袋を認めてはいただけないでしょうか。いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 西生活環境課長。



◎生活環境課長(西寛君) 

 最初にレジ袋の有料化というお話でしたが、今年の初めごろレジ袋の総量を抑制するという話がございました。ただ、その後具体的な話は聞いておりません。また今、議員御提案のレジ袋をごみ袋として認めていただけないかということですが、そのことにつきましては今現在市で無料配布しているごみ袋120枚あるんですが、その無料配布している枚数以内でごみを搬出していただければ自動的に52%減量できる仕組みをつくってございます。またごみ減量を前提といたしまして、現在のクリーンセンターが建てられておりますので、議員御提案ですが、もし市指定袋以外の袋を認めるということになると何度もうちの方で答弁をさせていただいてもらっておりますが、ごみも量がふえてくる恐れがあるということを考えられますので、現在の方法を継続していきたいと担当課の方ではそういうふうに考えてございます。



◆1番(戸田隆君) 

 多分そのような答弁をなさると思ったんですけども、私が先ほど申し上げたのはどこまでいっても平行線になると思うんで、ここの場では解決つかないと思いますんで、いろいろ言い返したいことあるんですけども、私はそれは阻害要因にはならないと思います。だからこういう提案をしているんです。阻害要因というのはごみ減量の阻害要因にこの程度の一部認めるということは、阻害要因には直結しないと思います。結局先ほど申しましたように廃プラは本来もう使い道のないプラスチックがそこにいくべきもんなんです。実際にはまだ使えるはずのポリエチレンの袋がそこに廃棄せざるを得ない状況があるということの答弁には今の答えにはなってませんから、今後、西課長ぜひ検討していただきたいのは、平行線の部分についてはもうここで話しませんけども、本来使えるはずの物、今言ったレジ袋、ポリエチレン製の袋が廃プラ、その他プラスチックの中に捨てられることがいいことなのか、悪いことなのか物を大事にしよう、もったいないことはやめよう、というような話の中で、それはいいことなのか悪いことなのか、そういうことをきっちりと考えて今後御回答いただきたいと思います。それを要望してこの項を終わらせていただきます。



○議長(上田勝之君) 

 質問中ですが、10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後3時03分

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△再開 午後3時15分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 1番、戸田議員。



◆1番(戸田隆君) (登壇)

 一般質問を続けます。

 スポーツ施設の整備について、二つ項目を用意しておりますが二つ同時にやっていきます。スポーツ施設整備計画の優先順位決定方法について。市民の要望をどのように把握し、かつ反映させていくのか。今定例会において初めて明らかになったところのくろしおスタジアムの屋内練習場、3月定例会時点では私の知る限りでは、このプランは優先順位の高位、高い位置には存在しませんでした。生涯学習課の御説明では4月12日に教育長の決裁を得て優先順位1位に決定したと伺っております。この優先順位の変更に要した検討時間は何日間程度だったでしょうか。またその優先順位の変更に伴い、スポーツ施設の整備に対する市民の要望をどのように把握し、またそれを優先順位決定にどのように反映させていったのでしょうか、まず御答弁願います。



○議長(上田勝之君) 

 芝生涯学習課長。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 まず、生涯学習課が定めておりますスポーツ施設の整備の基本方針、これの変更にどれくらいの時間を要したかということでございますが、何時間というものはなかなか数量的なものは述べることは難しい状況があります。それから市民の要望をどう把握していくかということでございますけども、当然生涯学習課としましてはスポーツ施設の整備に当たりまして、基本的にどうスタンスを取っていくのかということで昨年度そして今年度と基本方針を定めておりますけども、民意の把握には二種類程度あるのかなと考えてございます。一つは直接的な民意の把握、二つ目に間接的な民意の把握、この二種類があるのかなというふうに思います。直接的な民意の把握の中には市民の意向、あるいは二つ目に競技団体の意向とか3番目に市の体育協会というのがございますけども、そこの意向とかそういったものがあろうかと思います。間接的な民意の把握につきましては、選挙で選ばれました市長の意向とか、あるいは市議会議員の皆さんの意向とかこういったものがあるのかなとこのように考えてございます。私どもはそういった今述べました直接的あるいは間接的な民意の意向を踏まえまして、その上で競技人口が多いか少ないかとか、あるいはまた整備費はどれくらいかかるんだとか、あるいはまた維持管理、複雑なのかあるいはまた割と簡単にできるのかとか、その費用はどれぐらいかかるのかとか、それももちろん概算になりますけども、新たな用地の確保をする必要があるのかとか、あるいはまたいろいろなスポーツをする際にその代替え施設があるのかとか、経済波及効果は大きいのか小さいのかとか、あるいはまた都市基盤としての整備という意味でまちづくりの視点でその辺どうなのか、その辺のところを踏まえまして、この方針を決めてございます。昨年度基本方針を定めましたけども、定めて以降当然いろんな環境の変化がございますので、いわゆる定めた時点から影響は受けてございます。そういったことで、新年度この18年度に入ってまもなくそういったことを踏まえて、生涯学習課としての考え方を簡単ではございますが取りまとめたということで、初めに申し上げましたように、時間的にどれくらいかかったのかと言われてもその辺は明確にお答えできません。



◆1番(戸田隆君) 

 今、直接的な民意と間接的な民意と大きく分けて二つあるとおっしゃいました。もう一度伺いますが、二つあるのでしたら、くろしおスタジアム屋内練習場のこの計画立案順位の決定、間接的な民意の説明はこれまでもお伺いしました。議員説明会でも予算審議の中でもお伺いしました。直接的な民意はどのようなものがあったんですか、このくろしおスタジアム屋内練習場に関して。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 お答えします。初めに直接的な民意の把握ということで三つほど取り上げましたけれども、一つ目の市民の意向ということでございますが、実際にくろしおスタジアム等でイベントというか大会等が行われている。そういった中でそこに来ている関係者の話を聞くといったこと。それから2番目に取り上げました競技団体、これにつきましては野球をされているグループこれは高校であったり、少年野球であったり、あるいはまた合宿等に見えている大学等であったりしますけども、そういったところから話は聞いてございます。



◆1番(戸田隆君) 

 そもそも市が行うべきスポーツ施設の整備は、私はでき得る限り広範な市民ニーズに沿ったものでなければならない、当たり前ですがそのように思います。今、競技団体からの意向というふうな言葉がありましたが、そのような競技種目別の縦割り的なスポーツ施設の整備が今まで単発的に実施されて来たという印象を私は持っております。先ほど芝課長は競技人口が多いか少ないかが問題であるというふうなこと、何か他人事のようにおっしゃておりました。それが以前からですけどすごい気になるんです。他人事のように国が打ち出した生涯スポーツ社会を実現するために、これはどういうものかというと、後でもちょっと詳しく言いますけども、端的に言えば生涯学習課というのは競技人口をふやす努力も職務の一つのうちだと思うんです。競技人口が少なければそれをふやす努力が必要であると、そういうことを国は生涯スポーツの社会の中で打ち出していると思うんです。そういうことも含めて今後、今年から始まったんでしょうけども、どのような方向性、新たな加味する点考えておられませんか。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 ただいま議員おっしゃられましたように、競技人口をふやす確かにそうでございますね、要は今現在、文部科学省はスポーツ実施率といいますけれども一週間にどれくらいスポーツをするか、そういったスポーツ実施率を50%に上げようという目標を立てまして、この4月2日に設立いたしました総合型地域スポーツクラブを一市町村、一つつくりなさいよ、これは2010年までですか、そういうふうな方針で進めてございます。本市といたしましてもこういった全然スポーツをしない人たち、結構多うございます。うちの場合昨年の2月に実施したアンケートによりますとスポーツ実施率は19%でございました。これでは低いかなということもあって現在スポーツをされている方はそれはそれで続けていってもらったらいいだろうと、現在スポーツを全くしないような人につきましてもできるだけスポーツをしてもらうように、そういうふうな考え方で準備を進めまして、この4月に先ほど申し上げましたように元気クラブ新宮という総合スポーツクラブを設立して、現在会員をできるだけふやしながら事業を展開中でございます。今後ともそういった事業の拡大によって少しでもスポーツをする人をふやす、そういった機会をどんどんつくっていきたいなと、このように考えてございます。



◆1番(戸田隆君) 

 生涯学習課の仕事、例えばまちかど映画館とかいろいろ仕事が多いでしょうけども、私は第一の目標として掲げていきたいのは潜在的な市民のスポーツに対する需要、これを喚起していただきたい。呼び起こす、掘り出す、今おっしゃいましたね。19%のスポーツ実施率、これを50%以上にしたいんだと、潜在的に市民はスポーツをしたいと思っているはずなんです。子供からお年寄りまで。なぜなら先日のワールドカップのサッカーですけども、クロアチア戦の瞬間最高視聴率は68.6%、夜10時から12時までの時間帯でこのような68.6%という恐ろしい数字、サッカーだけでなく見るスポーツとしてプロ野球とかオリンピックとかというのは国民的に非常に高い人気を持っている。ただ日本の場合、例えば日本サッカー協会の川渕三郎キャプテンなどは以前から問題提起していますけども、総じて欧米先進国に比較すると国民、市民の誰もが気楽にスポーツできる環境というのが立ち遅れている。全く遅れていると、例えば普通サッカー中継のような感動的なスポーツ中継を生で見たとします。これごく自然に自分もやってみたいと思うはずなんです。人間ならば感動したら、子どもは割とそういう機会に恵まれていますが、30、40、50となってきますと元来スポーツが得意でなく、またサッカーといっても中学、高校のときはやったけれども20年、30年以上やっていない。当然下手である。でもやって見たいと思う、ところがクラブチームはあっても過去の高校のサッカー部のOBだったり、上手な人ばかりやっていて自分のような初心者オフサイドのルールぐらいは知っているけれども、走り回ることができるかどうかわからないと、初心者ができる環境がない、初心者同士でサッカーならサッカー、野球をやりたいなと、こういう潜在的な需要を掘り起こすのが私は生涯学習課の第一の任務だと思うんです。だから文科省はそのようなことを大きな課題として訴えているのではないかと思うんです。ちょっと一方的にしゃべりすぎましたでしょうか、教育委員会、今の私の発言について何かありましたら。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 特にございませんけれども、確かに潜在的なスポーツ人口をふやすとこれは非常に大事なことだと思います。ただ、それに加えて今現在やっているスポーツ、例えば野球であったりサッカーであったり、こうしたスポーツ振興これをますます発展させていく、この地域の一つの顔になればいいな、そういった発展させていくということも非常に大事なことかなとこのように考えてございます。



◆1番(戸田隆君) 

 私が思うのは潜在的なそういうような需要、ニーズこれを呼び起こし潜在的な要望に対し、真摯に答えていくならばおのずから整備すべきスポーツ施設まず優先順位は何なのか、何を整備すべきであるのか、これは半ば自動的に決まって来るとそう言いたいんです。市民が本当に何十年間死ぬまでやれるスポーツは何なのか、それをどう整備して行くのかということを考えれば、何を先にスポーツ施設を整備すべきかというのは議論の余地はないと、このように私は申し上げたいんです。つまりハード面を先に整備してからソフトを充実させるのではなくて、ソフトのそういうチームづくり、組織づくり、そういうことをつくっていけば自然とハードは何が必要かというのがわかってくるんではないでしょうか。そのような発想の転換が私は必要だと思うんです。一言にスポーツ施設の整備と申しましても、これは非常に大きな予算が必要になります。特例債があるというものの課題は当然市長も再三この議会でも繰り返しておられるように課題は山積しており、スポーツ施設の整備は果たしてそういった多くの課題の一つにしかすぎないでしょう。これは長期政策策定していく中で、スポーツ施設の整備は一体、全体の中でどういったポジションを占めるのか、長期総合計画を立てる上ではこれはぜひ決めていただきたい、こういうことをよく考えていただきたい、大事なことだと思うんです。これから長期総合計画にかかるということですけども、難しい質問で恐縮ですけども、長期総合計画の中でスポーツ施設が占める基準、重要性をどのように当局は認識されておられますでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 竹嶋助役。



◎助役(竹嶋秀雄君) 

 パーセンテージにつきましては現在割合は定めておりませんが、現在体育施設の整備につきましては、当初野球場を完成させたときにもう少し余裕があれば屋体もやっておったんですけども、いろんな財源等の事情がありまして、先送りしてきたという中でこういうことになっておるわけですけども、新市計画の中でも全体中の1,400億円というような数字があるわけですけども、この数字の積み上げの中にも今回のスポーツ施設の項目は載っておりますし、この3月の議会で承認いただきました過疎の自立支援の促進の計画につきましても、屋体については明記させていただいております。そういうことですから早い時期に新市計画を年度割りに定めていきたいと思っております。



◆1番(戸田隆君) 

 助役、私なるべく屋体というのは先ほどのくろしおスタジアム屋内練習場のことですか、今、ちじめられて言われたのは。



◎助役(竹嶋秀雄君) 

 済みません。そういうことでございます。



◆1番(戸田隆君) 

 それについては私、なるべく触れないように今質問しているつもりで、予算を認めたんですから議会は、たまたま最初にその話に振りましたけれども、今後のことを言っているわけで、先ほど取り上げたのはあくまでも優先順位ということで取り上げたんであって、屋体のことがいきなり出てきて卑怯だと言いたいですけども言ってませんから公式には。それ、誤解なきように。それで最後にもう一点振りたいんですけども、芝生のことぜひこういうこと触れざるを得ませんので触れさせていただきたい。私は平成15年9月に初めて定例会の一般質問でこの芝生化を申し上げました。これは学校、幼稚園の芝生化、同時にサッカー場の芝生化ぜひともお願いしたいというふうに何回か取り上げてまいりました。それで優先順位の中で今回サッカー場の芝生化、但し、人工芝いうふうなことで出てまいりました。そこで説明いろいろ聞きました。人工芝の方が要するにタフであると、強い、大きな需要を賄うためには一面しかピッチがないのであるから、それが新宮市にはふさわしいものであると、一応の説得力はあります。私、平成15年9月で初めて芝生化を取り上げたときには市長席に別の方が座っておられましたので、もう一度基本だけお話させてください。市長、ちょっとだけ聞いてください。これは川渕三郎の言葉です。先ほども述べました日本サッカー協会の今会長、通称キャプテン、川渕三郎はこのように述べております。2002年3月に東京で初めてグラウンドを全面芝生化した東京都杉並区の和泉小学校に行きました。休み時間に芝生で遊ぶ子供たちを眺めていたらその中で友達に付き添われて歩いている男の子がいました。おや、疑問に感じたので校長先生に事情を伺うと、その男の子はそれまで車椅子と歩行器でしか歩かなかったのですが芝生化した途端に自分の力で歩こうとしたらしいのです。なんだかその話を聞いたら目頭が熱くなりました。芝生にはそういう何ともいえない力があるんです。つまりそういうすばらしい価値を芝生のグラウンドは持っているということです。また近年、子供たちの運動不足や運動能力の低下が叫ばれていますが、芝生のグラウンドがあれば、みんなそこに行って寝ころんでみたり、飛び跳ねたりしたくなるでしょうし、子供だけでなく大人もお年寄りも外へ出て体を動かしたいと思うようになるでしょう。高齢化社会になり寝たきりの老人がふえていますが、寝たきりでは人間の尊厳が失われてしまいます。それを防ぐためにも芝生の広場やグラウンドがすばらしい効果を生むと思うのです。芝生のグラウンドや広場がそこにいろんな世代の人々が集まることで年齢を超えた交流が生まれるのです。スポーツをして心と体を健康にし、いろいろな人と交流を募ることが図ることが豊かな人生が送られると思っています。これは川渕三郎の言葉です。あくまでも天然芝の場合のお話。要するに川渕三郎は奇跡を目撃したんです。それまで自力で歩けなかった子供が天然芝の美しさ、芝の香り、そういったものに触発されて誰にいわれることもなく自然と歩き出した。奇跡を目撃した川渕三郎は。芝生について余り使用するとすり切れてしまう、根が切られてしまう、ナイター照明を頻繁につけると芝生が傷んでしまう、はげてしまう、そうなってしまうと当局はよくおっしゃいます。しかし、このような奇跡がもし一つでも現出するならば、そんなことはどうでもいいじゃないですか、その芝生がそのような効果があるのであれば、金にかえがたい価値があるのですから、そこを私は初めから申し上げているんです。例えばくろしおスタジアム、あそこが野球場ですから、野球しかできないでしょうけども、芝生の面積広いですよね、何坪、何平方メートルあるのか知りませんけど、あそこで野球にとどまることなく子供たちが小学生が遠足に行って、あそこでドッジボールしてもいいんじゃないでしょうか。走り回ってもいいんじゃないでしょうか。そこで芝生と楽しむ、戯れる、あるいは弁当を食べる、せっかくある施設ですから、余りにもぎゅうぎゅう詰めなこんこんちきな思考にとらわれず有効に使っていただきたい。せっかくある施設ですから、芝生傷むのは困りますし、野球ができない、野球関係者はクレームをつけるかもわかりませんけど、もっと大きく心を開いて広範な市民に役立てるようなスポーツ施設を今後整備していただきたいと、持てるものを有効に使うというのは、行財政改革の第一歩だと思います。有効なものを使うことがないのに行財政改革をしようとしても無理だと思います。ぜひとも今後一層スポーツ施設の整備についてはいろいろな角度から検討しつつ、かつ固定概念にとらわれず広い視野から、高い視野から物事を考えていっていただきたい、それを要望して一般質問を終わります。ありがとうございました。

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△延会の宣告



○議長(上田勝之君) 

 お諮りいたします。

 本日は、この程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。

 あすは午前10時から会議を開きます。

 本日はお疲れさまでした。



△延会 午後3時42分