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和歌山県 新宮市

平成23年  3月 定例会 03月09日−05号




平成23年  3月 定例会 − 03月09日−05号










平成23年  3月 定例会



          平成23年3月新宮市議会定例会会議録

            第5日(平成23年3月9日)

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議員定数19名、現在員18名、出席議員17名、氏名は次のとおり。

                             2番  松畑 玄君

                             3番  久保智敬君

                             4番  榎本鉄也君

                             5番  福田 讓君

                             6番  田花 操君

                             7番  東 賀代子君

                             8番  杉原弘規君

                             9番  東原伸也君

                            10番  上田勝之君

                            11番  三栗章史君

                            12番  松本哲也君

                            13番  前田賢一君

                            15番  松本光生君

                            16番  辻本 宏君

                            17番  屋敷満雄君

                            18番  前田 治君

                            19番  大西 強君

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欠席議員1名、氏名は次のとおり。

                            14番  奥田 勲君

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議事日程 平成23年3月9日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(6)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(6)から(10)まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

               市長               田岡実千年君

               副市長              亀井寿一郎君

               企画政策部

               部長               丸山修市君

               企画調整課長           中前 偉君

               協働推進課長           辻 篤樹君

               情報推進課長           岡田清則君

               総務部

               部長               小山壽行君

               次長兼総務課長          上路拓司君

               次長兼秘書課長          鈴木俊朗君

               財政課長             向井雅男君

               防災対策課長           井上 登君

               市民福祉部

               部長               芝 悦男君

               福祉事務所長兼福祉課長      浜前泰弘君

               次長兼生活環境課長        中地清剛君

               市民窓口課長           森本邦弘君

               子育て推進課長          葛原 勇君

               健康長寿課長           垣本正道君

               保健センター長          萩原 智君

               経済観光部

               部長               川嶋 潤君

               参事(企業誘致対策担当)     和田 隆君

               商工観光課長           岡 雅弘君

               企業誘致対策課長         浮田和宏君

               建設農林部

               部長               中畑孝一君

               都市建設課長           渕上 崇君

               管理課長             勢古口博司君

               農林水産課長兼農業委員会事務局長 津呂建二君

               熊野川行政局

               局長               平 俊孝君

               住民生活課長           東 康夫君

               会計管理者兼会計課長       倉家 博君

               医療センター

               事務長              上野山巳喜彦君

               次長兼医療業務課長        北畑直也君

               庶務課長             豊田正志君

               水道事業所

               所長               嶋田喜久一郎君

               消防本部

               消防長              大石 明君

               次長               辻坂雅則君

               消防署長             岡本秋久君

               予防課長             切畑屋利一君

               教育委員会

               教育長              坂本憙信君

               教育部

               部長               杉山泰生君

               次長兼学校教育課長        平見善宣君

               参事(文化複合施設担当)兼文化振興課長

                                中岡保仁君

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本会議の事務局職員

               局長               浜口恭行

               次長               畑尻英雄

               次長補佐兼議事調査係長      赤松勇人

               議事調査係副主査         岡崎友哉

               庶務係長             渡爪 薫

            第5日(平成23年3月9日)

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△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○副議長(大西強君) 

 おはようございます。

 ただいまの出席議員は15名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承を願います。

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△日程1 一般質問



○副議長(大西強君) 

 日程に入ります前に御報告いたします。

 本日からあすまで、奥田議長、所用のため欠席、辻本議員、所用のため遅刻の旨の申し出がありましたので、報告をいたします。

              (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(大西強君) 

 議事進行、4番。



◆4番(榎本鉄也君) 

 すみません。ちょっと、貴重なお時間いただくんですが、実はヒブワクチンとそれから小児用の肺炎球菌ワクチン等とほかの3種混合ワクチン等との同時接種によって、死亡例が5例出てるという、皆さんも報道等で御存じだと思うんですけれども、その件について、新宮市も早々と1月に無料、公費助成の接種が始まっておりますので、その点についての詳細といいますか、説明が当局のほうからないもんですから、この議会中で結構なんですけれども、その辺の説明を、説明というか、今の現状といいますか、厚生労働省からは通達でヒブと肺炎球菌については、一時接種を見合わせているというふうに聞いているんですけれども、その辺のところ、どうなのか、またその同時接種をして、何らかの症状が出たとか、そういうことがあるのかどうか、そういうことのちょっと詳細わかったら、当局のほうからの説明を願いたいと思うんですが、その辺、議長において取り計らっていただけませんでしょうか。



○副議長(大西強君) 

 どうですか。本会議でやってほしいか、あるいは……。

 一般質問がまだ何人かおりますからね、その中で、その問題を取り上げる議員がおるかもわかりませんね。その場合、ですから一応一般質問を終わってからでもいいですか。



◆4番(榎本鉄也君) 

 それで結構です。一般質問中なければ、その後にでも結構なんで、説明をいただければと思っているんですけど。



○副議長(大西強君) 

 了解しました。

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表の番号6番から順次発言を許可いたします。

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△田花操君



○副議長(大西強君) 

 6番、田花議員。



◆6番(田花操君) (登壇)

 皆さん、おはようございます。

 それでは、一般質問をさせていただきたいと思います。私たち議員の任期も余すところわずかとなりまして、早いもので過ぎてみればあっという間の4年間でありました。この間、市政全般に関し、質問、提案を行ってまいりましたが、当局の皆さんにおかれましては、終始熱心な議論、誠意あるおつき合いをいただき、まことにありがとうございました。

 それでは、今期最後の一般質問となりますが、どうかよろしくお願いをいたします。

 まず、1番目の新年度予算大綱の中から、市長の政治姿勢について幾つかお伺いしたいと思います。

 市内を回っておりますと、市民の皆さんから今の市長さんはどうですか、何をしようとしているのですかといった市長の考えが市民に伝わっていってないではないかと思うような声を耳にいたします。

 市長が変わっても、何も新宮市は変わらないのではないかといった思いからではないかというふうに思います。やはり、皆さんは一日も早く活気の出るまちにしてほしいというのが大きな率直な期待ではないかというふうに思っております。

 市長は、言葉の上ではこれから本気を出して市政に取り組んでいきますとか、やるやると言って意欲を出そうと頑張ってはおりますが、言葉ばかりが先行し、今新宮市が抱えているいろんな政策課題に対して具体的な市長の取り組みが見えてきていないように、私も感じております。

 今こそ、行政のトップである市長のリーダーシップが本当に問われているのではないかというふうに思います。そういった観点、視点から予算大綱の中から幾つかお尋ねいたしたいと思います。

 まず、最初に、市長は大綱の冒頭の所信で、私はふるさと新宮の持つ力を存分に発揮し、若い人たちが心置きなく生まれ、ふるさとで生活できるようにしたいとの思いから、市政は市民のためにと云々書いております。そして、就任以来、この理念実現のために、まずは最も急務の課題として雇用の創出と市政改革を標榜し、組織の再編を皮切りにさまざまな施策に取り組んでまいりましたと述べられておりますが、この中で市長の言っているふるさとの持つ力というのは、市長はどういうようなことを思い描いているか、簡単に御説明ください。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 地理的には海、山、川に囲まれて非常に自然に恵まれた土地柄でありまして、また歴史においても非常に古くから、例えば一つの例を挙げますと、「蟻の熊野詣」と言われるぐらい、平安時代、皇族がこぞってこの熊野を訪れるというような非常に歴史のある土地でもあります。

 この紀伊半島の南の端、いわゆる辺地とも言えるかもわかりませんが、そういうところにありながら、都会的な感覚がありますし、また佐藤春夫先生初め、文化のレベルの高いまちでもあります。また、何と言っても、周辺から、いろんな市町村から人が集まる商業のまち、非常に活気のあるまちでもあります。

 また、一度、都会の方が新宮へ転勤で仮に2年間住んだ方なんかが帰るときにはもう帰りたくないと言ってくれるような、非常に不思議な魅力のある新宮市だと思っておりますし、またきのう大西議員さんかも仁義というお言葉がありましたが、非常に人に思いやりのあるすばらしい市民が住むまちだと、またいろんな面で本当にいい新宮市だと思っております。



◆6番(田花操君) 

 時間の関係で余り突っ込んだ議論は避けて、次にいきたいと思います。

 次に、市長は、急務の課題として雇用の確保と市政改革を位置づけております。昨日から、同僚議員の質問の中にもこの2点についてのやりとりがありました。市長は、大綱の中で標榜するだけではなく、具体的なその対策と対応が今求められていると思います。この中で、まず雇用の確保であります。本市における緊急経済対策を、いかに取り組んでいくかということにほかならないと思います。まさに、今市民の皆さんが市政に対して一番望んでいることは、新宮市としてどのような緊急の経済対策、ひいては雇用の確保につなげていくかといったことではないかというふうに思います。

 今までも、何度となく一般質問を通じまして、緊急の経済対策、雇用対策を訴えてきております。市長は、新年度予算において、どのような経済対策を実施しようとしているのか、お聞かせください。



◎市長(田岡実千年君) 

 23年度、初日に御説明申し上げましたが、一般会計予算が166億円余りという過去最高の予算計上させていただいております中で、大型の公共工事が幾つか含まれております。これは、経済対策にとりましては一番大きな効果があると思っておりますし、また細かいことではありますが、昨年に引き続き熊野材への補助やプレミアム付商品券の発行等々、また緊急雇用対策としまして、数十名の市役所関係での臨時職員さんの募集、これハローワーク通して募集させていただいたり、そういうことを23年度やらせていただきたいと思っております。



◆6番(田花操君) 

 経済対策を考える上には、市だけでどういう対策をとっていくかいうことを考えるのにはやはり限られているかと思います。私は、以前にも一般質問の中で、ぜひ商工会議所とか、農協や木協や漁協、あるいは金融機関等の協力を得て、ぜひ新宮市における緊急の経済対策をどうしていくんかいう、そういう場をぜひ設けて総合的な雇用対策、あるいは中小企業への金融支援、公共事業の追加や前倒し、地産地消の推進など、本当に新宮市全域にわたるそういった総合的な対策をみんなでいかにあるべきかを考えることが必要ではないかというふうに言ってきました。

 市長は、こういった場を設けるお考えはございませんか。



◎市長(田岡実千年君) 

 きのうの一般質問の中でも答弁させていただきましたが、経済観光部で22年度4回ほど外部の経営者の方々と懇談させていただいたり、私たち三役も定期的に商工会議所の三役と懇談させていただいたり、そういうことはさせていただいております。

 また、農協さんとは小学校の給食のことで、地産地消でお米を給食に使わせていただいたりとか、いろんなところでそういう団体の方のお力もおかりしていると思っております。

 ただ、今議員さんおっしゃられましたそういう外部等、組織をつくるという点におきましては、これから可能性を研究していきながら、前向きに考えなければならないかなとは思っております。



◆6番(田花操君) 

 これから考えるというよりも、一日も早く、そういう情報交換、そういう一堂に会して皆さんでどう新宮市の経済を立て直していくかということを、行政のトップである市長が呼びかけてつくっていくことが、私は、急がれておるんじゃないかというふうに思いますし、他市の状況なんかももう既に早く、世界リーマンショック後早急に立てて国のそういう経済対策に連動した対応を県、地元関係機関と十分な協議をしながら、一生懸命頑張っているところがたくさんあります。

 ぜひ、こういうみんなで経済対策を、いかにあるべきかを考える場をつくることに行政が、特に市長がちゅうちょするのは、私は、理由がわかりませんし、ぜひそういう場をつくって、庁内にそういう対策室か、対策のそういう組織をつくって取り組んでいくことが、私は、大事であると思いますし、そういうことをすることによって、市長は、雇用対策、経済対策には今までと違った対応をしてくれるんじゃないかという期待も当然出て、そういうものがなければ、市長は幾ら雇用対策、雇用対策言っても、市長が言うだけで具体的に何のあれも出てきてない。今言いました公共事業云々にしたら、これは市長がどうじゃ、こうじゃなしに、今までの計画の中で公共事業のああいう大規模事業が行われようとしている、そういったとこをもっとやはりきめ細かな雇用の対策を検討していくことが大事かと思います。そういう場を、ぜひ一度つくっていただきたいと強くお願いをいたします。

 次に、新宮市のこの庁舎の位置の問題についてお伺いします。大綱の3ページに、特に市庁舎の建設につきましては、他の施策の推進と総合的な調整を行い、蓬莱小学校跡地から現在地での建てかえに変更し、跡地利用を幼稚園及び統合保育所として災害の際にも適用できるグラウンドを伴った公園整備などに方向を切りかえさせていただき、今後の議論をお願いしたいと思いますと書いてます。

 もともと、この候補地の選定については総合計画策定の段階から、私は、庁舎の位置についてはもっと都市計画、まちづくりといった観点から慎重に市民合意を得るべきではないかということを言ってきました。

 当時、なかなか聞く耳を持っていただくことはできませんでした。今回、現在地での建てかえということでありますが、なぜもっと総合計画の策定時点で慎重な議論、判断をしていただけなかったんか、残念でなりません。

 このようなことになって、蓬莱地域、この線路から東側の地域の方はこれに大きな期待を寄せておりました。これをほごにして、また現在地で建てかえをするということは、この期待と信頼を裏切る形となってしまいました。

 市庁舎をどこに配置するかといったことは、そのまちのまちづくりの基本でならなければならないし、ましてや総合計画というマスタープランの中で、位置づけする段階で、もっと、私は、慎重な対応をすべきであって、その後この大綱の中に時の移ろいの中で総合計画とはそごを来す部分も出てきておりますと、いかにも、何いいますか、市民に対して不親切なそういう表現を前段書かれておることを見ますと、今回の市庁舎の移転はしないといった判断に対して、地域の方々にどのように説明していくつもりか、市長にお伺いしたいと思います。



◎市長(田岡実千年君) 

 総合計画では、蓬莱小学校の跡地に市庁舎というふうに明記されておりますが、ただ緑丘中学校と城南中学校を統合するという計画が結局しなくなり、その時点から少し計画がずれてきていると思っております。

 その当初の計画では、中学校2校が統合した後に、そのときの計画では王子小学校に子育てゾーンというふうに聞いておりましたが、その中学校の統合校がなくなり、一つ土地が足らなくなったと思っております。

 そんな中での現庁舎への建てかえということでありますし、また23年度から職業訓練センターが市の所有になり、市が自由に使えるということもありますので、そのさまざまな状況を考えたときに、ここでの建てかえが一番適当じゃないかなというふうに今協議しているところであります。



◆6番(田花操君) 

 市長は、今言ったようなことによって、現在地で建てかえをするということを事務方から聞いているということですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 事務方から聞いてるということではなくて、そういうふうに協議を今しているということであります。



◆6番(田花操君) 

 私は、中学校の2校案、1校案とは、私は、関係ないと思いますけど。

 その辺からずっと来たために、現在地でするいうことでは決して、私は、なかったと思ってます。王子小学校の跡地利用についても、子育てゾーンいうもう本当に概念的な地域設定をこの長計を読んでもらったらわかると思います。そういうゾーニングはしたけど、中身は全然総合計画うたってないと思います。王子の小学校があいてくるから、そこへ子育てゾーンいうそういうことの方向性だけを、ただ、あえて長計のときしてたぐらいで、私は、蓬莱小学校の跡地いうのは、後ほども言いますが、新宮駅周辺に一番近い、新宮駅周辺のこの現状を見ますと、本市の玄関口、本市の顔である中で前回も一般質問で言いましたように、50年前につくられたままその周辺環境が変わる中で一つも整備されてきてない。今回、そういうものと一体となった都市づくり、都市計画を進めていくべきではないかというふうに思ってますし、この大綱の中で今後の議論をお願いしたいというふうに最後書いてますが、議論をお願いするというのであれば、もっとしっかりした跡地利用についてこういうものを具体的に配置して、整備を進めていこうとする、そういったしっかりした考え方を住民の方に明示すべきであるし、そういう説明をしていかなければこういう、ただ市庁舎の蓬莱への立地を180度変えるということには、私は、余りにも住民に対して不親切ではないかというふうに思っております。

 ぜひ、早く蓬莱の跡地利用計画もつくって、住民の方に、市庁舎は現在地でするけど、それにかわるこういう夢のあるまちづくりをするんで、皆さん、御協力くださいということが、私は、大事であって、それがあって市長の言う今後の議論をお願いしたいいうのはそこからのスタートではないかというふうに思います。

 文化複合施設整備建設が進んでいますが、丹鶴小学校跡地には複合施設として文化ホール、図書館、熊野学センターをつくる方向で今着々と進んでおります。しかし、現状を見ますと土地が余りにも狭過ぎるといったことは担当部局も認めております。

 私は、何もかも1カ所に入れることがやはり無理があり、ここまで進んでくる中でも、私は、図書館はぜひ蓬莱小学校の跡地へ立地させてもええのではないかというふうに早い時期に申したことありますが、もう複合施設いうのは3点セットで長計に書いたとおりに突き進んできておりますが、何もかも、公共施設をこちらへ設けるよりも、図書館ぐらいは、言うたら失礼ですけど、図書館という公共施設を線路で分断されたこの新宮市の均衡ある方向の中では蓬莱へ今からでも立地していく思い切った決断をしても、私は、おかしくないんではと思いますが、市長はいかがお考えですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 先月の25日に、文化複合施設基本計画策定委員会から答申をいただきました。その中では、一つの施設の中に文化ホール、図書館、熊野学センターというふうに書いていただいておりますので、その答申を尊重してやっていきたいと思っております。



◆6番(田花操君) 

 今回でも、文化複合施設の基本計画について議員からの質問の中にも駐車場が少ない、結局は絶対数の敷地が狭い、そんな中で市長が次世代に、後世に残る施設として考えていく中で、そういった思い切った考えをしていかないと、今まで3点セットできてるからそれをそのままいく、市長の言う時の移ろいの中でいう話とは、私は、開きがあるし、それが政治家がどう判断して後世に残るそういうものを伝え、残していくかいうことに、私は、なろうかと思います。

 私の考えでは、そういった思い切ったことを今考えるチャンスでもあると思います。一度、頭の隅に置いていっていただきたいし、それを本当に実現すれば蓬莱、向こうの人は仕方ないなということになろうかというふうに思います。

 次に、土地開発公社の整理解散についてであります。市長は、大綱の4ページに厳しい経営状況にある土地開発公社につきましても、総務省所管の第三セクター等改革推進債制度を利用した解散整理に向け、動き出したいと考えています。財政の健全運営を目指す中長期的な取り組みと御理解いただきたいと存じますと書かれております。

 この件につきましては、昨年6月議会で、私は、暗に当時分譲価格を半額にするといったことの説明ありまして、これに対していろんな疑問点、指摘をしてきたところであります。

 簡単に半額にする前に、やるべきことがまだまだたくさんあるのではないかというふうにそのときに質問をさせていただきました。

 簡単に、その後の対応をお聞きしたいと思います。

 6月議会で、私は、今第二期工業用地の用途地域をもっと売却しやすいように用途の見直しをするべきではないか、そして県内の港湾の工業用地のほとんどは工業地域となっているのになぜうちは工業専用地域としてさらに売りにくいようにしているのかということをお聞きしましたが、その後都市計画の用途の見直しをしたんですか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 用途指定については、見直しはかけてございません。



◆6番(田花操君) 

 なぜ、見直しをかけないんですか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 当初、埋め立て造成工事に当たっては目的がございました。物流の拠点、また製造業を中心とした建物の用途に供したいというのがもともと目的だったと思います。

 そういった趣旨で、平成18年10月にいろんなところの協議をした中で地元説明もさせていただいたというような中で、指定がなされたということだと思います。



◆6番(田花操君) 

 今の物流の拠点、そういう工業専用として埋め立てたから、目的が違うから、それで売れるんだったらいいけど、今回解散整理までしようかいう方向の中で、とにかく売れるように用途を、やはり見直していかんとあかん。

 何で、工業専用地域をそのままにして、工業地域にすれば、さらに用途は広がる。

 市長、これ工業専用地域と工業地域の違い、勉強してくれたか。

 それは、こんな簡単なことを何で事務方に指示できんの。



◎副市長(亀井寿一郎君) 

 内容等については、田花議員さん、十分御存じだと思います。以前にも、第一期の埋め立て時のときに、用途変更等をかけたことによって、パチンコやあるいはスナック的なものも建設されたいう経緯があります。その際には、地元からも、なぜこういう状況になったんかと、当初の目的と違うやないかというようなことが非常に市当局のほうへも寄せられました。

 そういうことが、第二期の埋め立てではできるだけそういうことのないようにしたいという思いから、最初から工業専用地域という位置づけの中で今日まで進んできたということでございます。



◆6番(田花操君) 

 それは、わかってるんです。それは、そしたら、私が言っている工業地域だったらパチンコやスナックはできるんですか。できるの。



◎副市長(亀井寿一郎君) 

 今、極端なお答えをさせていただきましたが、あくまでも物流の拠点ということで考えておりますので、用途を今のところ、変更する考えは持っておりません。



◆6番(田花操君) 

 ここまできて、工業専用地域で用途をそのまま、末代永久に置いておいて、売れるんやったら、私はね、こんなこと言わん。県下の港湾は皆工業地域。工業専用地域やら今どこにある、県の港湾。

 私、調べたら、皆工業地域に落とした。ここまで私が言うても聞いてくれらん、この姿勢は。

 もう、次いきますわ。

 分譲価格について、今までの原価方式から実勢価格にしていくということですが、半額にして、これ方向転換、値下げしたときに、今まで買った人はどんな対応するのか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 これまでに土地の購入をいただいた方につきましては、御理解をいただけるものと考えています。

 また、現在賃貸中で期間満了後に購入の予定である方におかれましては、今後分譲の価格の見直しの前には当然こちらから十分な説明、経過等した上で御理解をお願いしていくということを考えてございます。



◆6番(田花操君) 

 これ、市長、多分半額で公表すると、損害賠償請求されるで。それでも、市長は受けて立っていくつもりか。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、そうです。



◆6番(田花操君) 

 これも、ここまでで。

 次に、企業誘致に当たって、本市には企業誘致等促進条例、これに基づいた企業優遇制度、補助金や税の優遇など、いろんな企業誘致対策としてありますが、これの充実をして企業進出しやすいようにすべきではないかというふうに言ってきましたが、その後どういった見直しをしたか、お聞かせください。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 当市におきましては、立地に当たり投資に係る固定資産に対する税相当額、こういったところにつきまして補助をするという事業所の設置補助、それと新たに雇用をなされた雇用数に応じて雇用の奨励金を補助するという制度などが平成13年に設けてございます。

 これまで、私ども、いろんなところから情報を集めておりますけれども、企業様においては立地条件としてはこれらの支援策が高い順位で求められてございます。こういったことを踏まえて、これまでも優遇制度については今後研究し、充実を図っていきたいという思いであります。



◆6番(田花操君) 

 これも、今のお話を聞きますと思い切った今までの優遇制度をこう変えていくんだといったあれが一向に伝わってきません。

 時間が限られてますんで、とにかく、今回この経営破綻、倒産という形になろうとしている土地開発公社について、このツケを市民に対してどう理解を求めていくんか、この公社経営のあり方等、だれに責任があったのか、損失だけを市民に押しつけるといったことでは、私は、済まないのではないかというふうに思っております。本当に、公社の問題の実態について市長はどこまでわかった上でこういう方向を決断してるのか、市長の答弁に対して解散整理の方向になぜそんなに急ぐのか、市長の、もっともっと公社の実態をわかっていただいた上でそういった方向を自分なりに判断し、これなら市民に説明できるといったものを、もっともっと、私は、みずから持っていただかないと、この問題は解決しないと思います。

 今後、売却できない場合、公社は当然負債を抱え、倒産するということになりますが、そのために第三セクター等改革推進債を使ってその穴埋めをするとのことでありますが、公社が抱えている今の資産の簿価は幾らになってるんですか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 資産総額でございますか。港だけの価格でございますか。



◆6番(田花操君) 

 いや、全部で。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 少々お待ちください。

 流動資産ですけども、これは昨年度末の状況ですけども、約66億円が資産となっております。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、これが買い取り、買い戻し、売却できなかったら、三セク債はこれ相当の借り入れになるいうことですか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 今、私の述べましたのは、資産の保有額、簿価でございますけども、実際には私どもの借入残高、これを返済するということになってまいりますので、この額が約51億1,000万円程度、こういう借入残高となってます。



◆6番(田花操君) 

 このうち、市の委託工事によって、買い戻しが当然行われる費用いうのは幾らですか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 公有地については2件、それと公設市場、合わせて3件、こういった資産がございます。



◆6番(田花操君) 

 幾らか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 約7億7,000万円ぐらいの資産価値になってます。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、50億1,000万円から7億7,000万円を引いた残りは新宮港に関係の額いうことか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 はい、そのとおりです。



◆6番(田花操君) 

 今聞きましたように、この7億7,000万円については、これは事業化をすれば当然市が買い戻す。ただ、問題なのは、新宮港の、これ引くと41億円、42億円のこれはもう新宮港、丸々借り入れして残ってくる。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 はい、そのとおりです。



◆6番(田花操君) 

 これをさらに半額にしたら、ざっと計算したらこれの半分。売れたとしたらやで、半値で。20億円の損失になるいうこと。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 今のお話ですけども、約43億円としますと、保有資産、今おっしゃっているのは時価相当に直したら幾らかというお尋ねだと思いますので、約35億5,000万円ぐらいの評価、これはまだ想定の段階ですけども、そういった数字が出てきますもんで、その差額を引いていただきますと7億2,500万円ぐらい、こういった数字と思ってございます。



◆6番(田花操君) 

 いずれにしても、新宮港は売れないという中で、この三セク債を適用しようとしたら、この43億円相当の借り入れをせんと解散整理できんいうことなんやろ。

 それで、7億7,000万円の市の委託事業で先行取得したやつは、これは市のほうで事業化、当然するいう前提で、早く事業化をしていくいうのが本来の考え方。

 この今回の三セク債を新宮港へ、この新宮港のようなこういう公社のもともとプロパー事業に充てるいうことで言ってますが、これは普通、法人が倒産したら、整理は法的措置とそれから私的整理いうのがあるらしいですけど、その法的整理の場合は破産法に基づく破産手続、会社法に基づけば特別清算手続をすると。それで、この土地開発公社の事業を再生するんやということになれば、民事再生法に基づく再生手続、会社の場合は会社更生法による更生手続、いろいろこの三セク、その他法人の解散、事業の再生にはやり方があるということで、今回のこの三セクをして整理するいうのは、結局はここで言う私的整理に当たるいうことですか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 私どもの開発公社には、破産という手続はございません。一般的に、私どもの開発公社、特別法人ですけども、開発公社に関しては民法上の中で破産の手続をとるという規則、規定、これはございませんので、当然債権・債務は新宮市に引き継ぐというような手続になりますので、そういうことです。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、こういう通常の手続とは開発公社の場合は違ういうことなんやね。

 今回、そういう方向にいくについては、もう本当にこの三セク債を借りて、これまた将来にツケを先送りしていくいうことにほかならないというふうに思います。

 この三セク債が期限つきで21年度から25年度までの活用をしなさいということで総務省が行ってますけど、このある調査機関、日本総合研究所が1年半前に全国の自治体に対して三セク債の活用に関してアンケートをとった資料、これは市長、見たことある、こんなの。あるか。この活用意向の調査を見ますと、これを当時の結果ですけど、活用しようかいう団体は1割程度、全体の。ほとんど、当時は活用しようとしてない。それで、この中にも結構この三セクを使うに当たっては将来負担比率が大幅に上がってくるから、しっかりした財政への影響を勘案しながら、改革への道筋をつけて、十分な建設的な議論を踏まえて、活用されることが大事であるというふうに、これには書いてある。

 だから、暗に、私は、この三セク債を使ってこの処理をするいうのが、皆さん、ちゅうちょしているんではないかと、もっともっと議論をしていくべきじゃないかというふうに、私は、これを見て感じるんですけど。市長は、どういった考えですか。



◎総務部長(小山壽行君) 

 今、議員さんおっしゃられたように、公社の経営については、これまで余り財政支援出てこないと、そういった中で、夕張の破綻をきっかけに財政の指標の見直しが行われております。

 その中に今おっしゃられた将来負担比率というものが、公社の経営を反映する指標として出てまいります。

 この指標は、我々はまだ公社がそこへは算定はされておりませんけども、近い将来、その将来負担比率の中に算定されてくると。現状の公社の保有土地の状況を見ますと、なかなか新宮港の土地が売れないというのが、現状だと判断しております。

 そういった中で、銀行の融資が引き続き受けられるかと、そういった問題も抱えてきてございます。

 その中で、このまま置いておくと逆に問題を先送りして利子負担が重くなるという現状を考えたときに、こういった制度を活用して中長期的な財政運営を考えたときには、公社問題を計画的な償還の中へ乗せていく、そのことが必要だというふうに現在判断してございます。

 ただ、土地の問題をほうってしまうかと、そういうことではなくて、市に保有を移したとしても、これはこれまで同様に企業誘致、そういった点では努力していかなければならないと、そう考えております。



◆6番(田花操君) 

 前段言いましたそういう新宮市の経済対策の中にも、こういう新宮市の問題を市のほうから提起して、官民一体となった議論を、新宮市のこの中でだけ考えておるんじゃなしに、市民の知恵もかりながら、私は、解決、少しでもしていくべきではないかというふうに思いますし、前段言いましたそういう場を、ぜひこういうためにもつくっていくべきではないかというふうに思っております。

 三セク債につきましては、まだまだ私もこれから勉強していきたいし、公社のあり方を、ぜひ市民の負担をいかに軽減できるかということが、一番の、私は、課題ではないかと思いますし、市長はみずからトップセールスになって企業誘致に向かっていくと、そういった姿勢も含めて、やるべきことをやった上でのこういう方向に進まざるを得んというものをもっと市民に明確にやはり説明できるように、市長みずからしていかんと、私は、市民の不信は払拭することはできないというふうに思います。



○副議長(大西強君) 

 説明中でありますが、10分間程度休憩をいたします。



△休憩 午前10時59分

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△再開 午前11時12分



○副議長(大西強君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 6番。



◆6番(田花操君) (登壇)

 それでは、休憩前に引き続き一般質問を行いたいと思います。

 次に、2番目の高齢者の火災安全対策について簡単にお伺いします。

 昨年末、そして、ことしに入り、1月24日、いずれも高齢者が住んでいる住宅火災が発生しております。特に、ことしに入っての住宅火災においては、ひとり暮らしの高齢者がお亡くなりになるといった本当に痛ましい惨事となりました。いつもおつき合いしている方だけに、本当に残念でなりません。火災があった直後から、罹災されたおばあちゃんの行き先をどうしたらええのか、また焼け出された若い夫婦の行き先の住宅をどうしたらええかという形で市のそれぞれ担当課の皆さんに相談したところ、本当に迅速に対応、お世話をしていただきまして、今は皆さん、安心して生活を送っております。心より御礼を申し上げたいと思います。

 1月24日の火災は、余りにも近くでの火災でありまして、そのときの状況や模様を目の当たりにいたしております。私が気づいて行ったときはまだ消防車が来てなく、みんな早く消防車、消防車と叫ぶばかりで消防車の来る時間の1分、2分の長さが大変何時間にも感じた次第であります。

 集まってくる人は、消防車へ通報したんか、消防車へ電話早せなあかん、そういって呼び合うだけで現実は何の手当ても助けることもできなかったというのが現状でございます。

 皆さん、ただ現場の火事の前でなすすべもなく震えて見ていたというのが率直な状況でありました。そのうち、だんだん火の勢いが強くなり、家の中は真っ赤になってしまいました。そのうち、かぎのかかっている玄関のガラスが中の熱さで割れまして、さらに火の勢いが激しくなり、周りでおるのも熱いくらいの状況になりました。

 既に、私が行ったときも、もう家の中は赤くなっており、当時かぎがあったとしても、中へ入って助けることは不可能であったというふうに思います。いずれにしても、火事の発見、火災の発見が遅かったために、助けることができなかったという状況にあります。

 今、私の町内にも自主防災組織があります。しかし、この自主防災組織、市から呼びかけて各地域につくられておりますが、いざといったこんな火災のときには結局は、皆さん、うろたえるいいますか、もう本当にそんなことは忘れてどうしたらいいのかといった本当にもうパニックの状態に陥ったというふうに思います。

 ただ、火事で焼けている周辺の家の家財や、いろんなものの持ち出しとか、運び出しは本当に皆さん、一生懸命しておりまして、たまたま近くのアパートに住んでいるおばあさんが、どこか行き場所、預かるとこがないという形で私とこの家へ来ていただいて、火事の状況が一段落するまで寒い中、おっていただきました。

 そのときも、ヘルパー、あるいは市の担当の方が来ていただきまして、つきっきりでお世話をしてくれていたのが印象に残っております。

 本市のこの地域福祉計画の中にも、昨年つくられたこの活動計画の中でも、みんなで支え合い、孤立を防ぐ地域自立支援システムの形成をしていくと、1人の孤立者も出さないということを合い言葉に、みんなで支え合う仕組みづくりを行っていくことが大事で、ひとり暮らし高齢者の見守りネットワークの形成、障害者と地域でともに暮らす体制づくり、こういった地域自立支援システムをつくっていくというふうに地域福祉計画でうたってます。これは、今どのような状況になっているか、簡単に御説明ください。



○副議長(大西強君) 

 浜前福祉課長。



◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 

 今の計画は、本体の計画が地域福祉計画ということで、新宮市のほうで作成してございます。それを具体的に実践するに当たりましての活動計画は、社会福祉協議会のほうが活動計画という形で策定してございます。

 今、議員おっしゃいましたとおり、地域で高齢者の方が孤立することなく、やっぱり自分が生活する土地で最後まで安心して生活したいというふうなことを基本理念に置きまして、そのために何ができるのかと、地域の方々、市民一人一人が何ができるのかというふうなことを今後具体的に考えていきたいというふうな中身になってございます。

 今後、まだ具体的に今の、例えばシステムでございますけども、どういうシステムが立ち上がってきているかというふうなことがまだ具体化はされてございません。今後、地域の懇談会、地区懇談会等重ねながら、社会福祉協議会のほうとも協議を重ねながら、そういうことを具体化していきたいというふうに考えてございます。



◆6番(田花操君) 

 ぜひ、自主防災組織をつくったら、いざというときに安心できるかといったら、私は、この地域防災組織もふだんからそういうことを、行政がある程度イニシアティブをとって今言いましたこういう福祉の面からのこういう総合的なお年寄りの、高齢者、障害者のこういう見守りのネットワークを早くつくっていくことが、私は大事かと思います。

 昨年の浮島の床上浸水のときなども、やはりいざというたときの火災、水害、地震のために、自主防災だけでそうしたら地域の助け合い、地域づくりはどうかなと思いますと、なかなか皆さん、そういったふだん、いざいうたときには意識が、ふだんから市としてそういう安全なネットワークをつくっていって、それに対して行政がいつも手を差し伸べていくといいますか、本当に関係のみんなでそういうことをふだんから研修、勉強をしていくことが大事かと思います。

 市長は、今回のこういうひとり住まいの、ひとり暮らしの高齢者の火災に当たって、何かお感じになったことありますか。



◎市長(田岡実千年君) 

 非常に空気が乾燥している中、1月に8件の火災が発生するというような異常事態の中で、今議員おっしゃられました1月24日のひとり暮らしの高齢者の方がお亡くなりになった、逃げることができずに焼死してしまったことについては非常に重く受けとめております。

 そんな中、消防本部などにはこの予防の強化といったところを指示したところであります。



◆6番(田花操君) 

 まさに、高齢者等の火災安全対策をどのようにしていくかということが、行政に問われていることと思います。

 全国、進んだ都市においては、火災によるこのような死者のほとんどが住宅火災から発生されているという形で、それも火災による死者の半数が65歳以上の高齢者や体の不自由な方が犠牲になっているということがデータとして載っております。

 他の自治体では、そういった面から高齢者火災安全システムとして、65歳以上のひとり暮らし世帯に対して火災の予防と火災による緊急事態に備えて、火災報知器、通報器及び電磁調理器の給付を行っていると聞いています。

 火災発生時においては、火災報知器から信号を自動的に消防署に通報することができるシステムとなっているそうです。本市でも、火災報知器の設置を支援していますが、このような報知器から信号を自動的に消防署に通報することができるシステムを本市も考えていくべきではないかというふうに思いますが、市長、いかがですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 そういうシステム、考えていかなければならないと思います。



◆6番(田花操君) 

 一度、ぜひ高齢者の緊急時の安全対策を、このようなシステムを構築して安全対策を図っていただくよう市長に強くお願いして、この項を終わります。

 次に、3番目の今までの一般質問の中から3点ほど市長にお伺いしたいと思います。

 まず、1点目は市立医療センターの経営健全化についてであります。私は、当選以来、医師確保と紹介状の要らない内科外来診療の再開について再三再四訴えてまいりました。市民の皆さんは紹介状の要らない内科外来診療の再開を強く望んでいるのでありますが、残念ながら実現のめどすら立ってない状況にあります。

 市長は、医師確保を初め、内科外来診療の再開に向けてどのようなことをしているのか、病院長など医療スタッフとふだんはどんな話をしているのか、また就任以来、市長は病院長と何回ぐらい病院問題について話し合ったのか、取り組みをお伺いしたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 三木院長さんとは二月に1回、医療センターでお話をさせていただいておりますし、また県立医科大学へ一緒に要望を行かせていただく中で、車の中で片道3時間、医師確保や今後の病院経営についていろいろお話をさせていただいているところであります。



◆6番(田花操君) 

 管理者である新宮市長が、病院との定期的な、月に1回はそういった病院の経営、医師の確保、いろんな課題を管理者として協議して、少しでも安心して医療センターに、私は、していくことが大事かというふうに思いますし、市民の皆さんから、市内の病院にかかっているが、なかなか病気の原因がわからないまま通院しているが、不安で仕方がない、ぜひ大きな医療センターで診療してほしいが、かかりつけ医に紹介状を書いてほしいと言えなくて悩んでいる方がたくさんおられます。

 皆さん、本当に手おくれにならないかと大変心配しているのです。結局、思い悩んで紹介状の要らない他の総合病院へと診てもらいに行っているのが実情かと思います。医療センター開業したときの当時、医師の数、それから外来診療に紹介状が必要となったときの医師の数、そして現在の医師の数、幾らですか。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 開院当時につきましては、医師の数は44名でございます。現在は43名となっておりまして、去年は46名という形で、3名ほど減少した形になっております。



◆6番(田花操君) 

 この内科外来診療に紹介状の要らないように、よその総合病院のようにしていくためには、どれだけの医師の数があれば可能か、考えたことありますか。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 一応、職員定数上は48名というふうな数字になっております。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、48名あれば紹介状要らない体制にできるということですか。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 紹介状につきましては、ちょっと今内科、神経内科、循環器科、その3科のみが紹介状が必要という状況でございまして、その内科だけをとりますと、あと3名ほど必要ではないかというふうなことを思っております。



◆6番(田花操君) 

 市長は管理者ですから、この今聞きますと開院当時は44名でずっと紹介状要らん診療をずっとしてきて、それで現在もよけ変わらない医師の数で、紹介状が要るいう、さらに今言った別の診療科目も紹介状が必要だと。これは、どう見ても納得できんし、病院長の経営責任が問われているようにしか感じない。もっと、医師に働いてもらうようにできんか。それは、医師の確保の上ではいろんな、それは問題あるけど、ほかの総合病院、ほかの病院へ行ってもそれはみんな一生懸命働いていますし、医療センターも当然働いているのは、私は、当然やし、それは認めます。

 ただ、よその病院ではそういった紹介状がなければ診ないいう病院は、私は、全国行っても少ない、少ないどころかないように感じます。ただ、紹介状持ってきたらこういうことを、初診料を安くするとか、ある程度優先的に早く対応できるとかいうことは書いて、だから病院としても紹介状を療診連携の国の方向の中で、紹介状を持ってきてくださいということを書いたあるけど、なかったら診やんらいう病院は、私は、今まであちこち見回りなんか行って、そのときにそこの病院は紹介状がなければ初診できないかを見ますけど、そんなとこはないです。

 市長、この問題については、これもう本当に市民は切実に、せっかく立派な施設をつくっておきながら、紹介状が要るというのは余りにも、私は、いかがなものかと思いますし、ずっともう4年間、言い続けてます。それで、もう4年たっても、市民のそういう不安を払拭するには至ってない。

 市長、この問題についてどうお考えか、最後にお聞きしたいと思う。



◎市長(田岡実千年君) 

 先ほども申しましたが、二月に1回、また臨時で院長ともいろいろお話しさせていただいております。今後、またこのことについてもお願いしていくべきではありますが、今の現状では、内科医が少ない中でできることはやっていただけているのかなと思うわけであります。

 しかし、このことについては市民の多くの要望がありますので、何とか実現に向けてもっと話し合いをふやしていきたいと思います。



◆6番(田花操君) 

 ぜひ、管理者である市長の責任で再開に一日もできるように頑張っていただきたいと思います。

 それから、時間の関係でちょっと飛ばして、次に2番目の観光とまちづくりについてお伺いします。

 一つ目には、少子高齢化が進む中でだんだん縮小しております地域経済を活性化するためには、私は、議員各位も言われているように観光振興による交流人口の増加を図る以外に、私は、これといった振興策はないというふうに思って、今までもこの件につきまして再三一般質問をしてきました。皆さん、おっしゃられるように、観光産業はあらゆる産業に幅広い経済波及効果が期待できる総合産業だからということにほかならないと思います。

 近年の旅行者ニーズは大きく変化しており、団体旅行が影を潜め、個人や友人、家族主体の温泉、体験グルメ、いやしなどを目的とした旅行が増加しており、さらに国挙げて観光立国を進める中で地域間の競争が激しくなってきております。

 時代に即した観光振興策をいかに進めるかは、新宮市にとっても観光立市を目指す中で最も重要なことであると思います。本市の総合計画の中でも、政策目標の一番に元気の出るまちづくりとして観光交流の促進を上げて明記されております。本市においても、総合計画の観光部門のこの計画を、今後、どう実現、具現化していくかいうことが大きく政策の課題となっているというふうに思います。ぜひ、今後10年間の観光振興の指針として、新宮市観光振興基本計画を作成していくことが大事ではないかというふうに思っております。

 市長は、こういった観光振興基本計画を策定するについていかがなお考えか、お聞きしたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 計画することは、大事かなと思います。



◆6番(田花操君) 

 全国観光地で有名な自治体などは、それぞれの観光振興基本計画を策定しております。そして、その基本計画に基づいた観光振興に取り組んでおるわけであります。

 こういった振興計画を、市長は目にしたことございますか。



◎市長(田岡実千年君) 

 ありません。



◆6番(田花操君) 

 ぜひ、全国、有名なもう名のあるところの観光地をもって観光振興に努めてる自治体はほとんどホームページに載っていると思いますんで、ぜひ一度近くのそういう自治体の観光振興基本計画をごらんいただいて、本市もぜひそういった方向に向けて取り組んでいただきたいことを強くお願い申し上げて、この項を終わります。

 次に、3番目の中心市街地再生・活性化について簡単にお聞きします。中心商店街の現状を見ますと、空き店舗や空き地が目立ってふだんでも人通りが少なく、本当に衰退の一途をたどる状況となっております。

 私も、再三にわたり、一般質問を通して、市街地の再生と活性化をいかにあるべきか、小学校統合事業とあわせた総合的なまちづくり計画が必要でないかと訴えてまいりました。

 振り返って、田岡市長も当時委員として携わって策定しました中心市街地活性化基本計画があります。もう、既に9年近くの年月を経ておりますが、結局は日の目を見ることなく、計画書がつくられただけとして残ったままとなっています。当時、この基本計画の中で中心市街地の整備手法の一つとして、中心商店街の活性化や、市街地の再生に向けての事業計画をどうしていったらよいのかといったことが、皆さんの議論の中でつくられてきたというふうに思っております。

 ぜひ、9年経過はしておりますが、国の方向はいまだにまちづくり三法に沿った総合的なまちづくりとしてこの中心市街地活性化基本計画の実施に、いろんな支援策を受けながら全国の都市は活性化に向けて取り組んでおります。

 私は、この文化複合施設をつくり、その周辺の市街地のあり方はこの基本計画を9年の経過の中で見直しをしながら、この制度、この計画にのっとって整備をしていかなければ、私は、一方の市街地の再生というものは醸し出していくことはできないというふうに思っております。

 ぜひ、全国の自治体は生き残りをかけて頑張っております。我が市においても、ぜひ市長のリーダーシップでぜひこの活性化に向けて基本計画の見直しを行い、地域住民、地域の皆さんと総合的なまちづくりをしていただきたいというふうに思います。

 最後に、市長のお考えをお聞きしたいと思います。いかがですか。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 その中心市街地活性化の、私も委員として、議員さんもその当時職員から委員に出ていただいて、一緒に計画をさせていただいたわけでありますが、答申してからのことは、私も委員外れましたんで、何かこうわからなかったわけであります。

 しかし、そのときには、この文化複合施設の整備計画もありませんでしたし、旧市民病院の跡地にまちの駅をつくるという計画が3年の幼稚園に変更したり、さまざまな要因で私たちがおよそ10年前に議論したことは実現できないような状況になってきていると思っております。

 しかし、今この2008年から2017年のこの10年間の新宮市の総合計画、これすばらしい計画でありますので、こちらに沿った形でのまちづくりを今後進めていくべきなんかなと思っております。



◆6番(田花操君) 

 市長、その総合計画の中に中心市街地活性化の見直しを行って取り組んでいくいうて書いてある、その中へ。それを早く、私は、一歩踏み出してやってくださいいうことを言いやるんであって、市長のその、今の話とは私は違う、そこへ書いてないことを言いやるんじゃなしに、その中へ見直し、取り組んでいくことを言いやるから、早く見直して、これしかない。これ、市長の言う、そしたらこれにかわる活性化、市街地を再生するいう名案はあるんかなと聞きたい。



◎市長(田岡実千年君) 

 いや、先ほど議員さんがこの以前に立てた中心市街地を実現せいというんで、いや、それはできないと答えたと、そういうことであります。



◆6番(田花操君) 

 だから、今9年の経過とともに、時間が経過して、まちの方向、いろんな面、環境が変わってきてるんなら、見直して、それをしていくいうことが、私は、基本ではないか。それを早く、一歩踏み出して進めてください。

 以上で、一般質問を終わります。ありがとうございました。

              (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(大西強君) 

 議事進行、17番。



◆17番(屋敷満雄君) 

 議長、今のね、ただいまの医療センターの医師不足について、医師の確保について、非常に、僕も、6番議員と同様の疑問を持ってました。それがね、現在僕の母も医療センターへ入院中なんで、内科の先生にかかってます。現状は、先生と僕、お話しするの、毎晩9時ですよ。それぐらい、医療センターの内科の先生頑張っておりますよ。これはね、事務長からきっちりとした対策と原因をおっしゃってください。僕はね、国の施策が間違っているから医師が足らん思うとんですよ。それのひずみが、こういう田舎の地域の医療機関にしわ寄せが来ていると、それが、僕は、主なる原因でね、非常に疲弊していると思ってます。

 それで、市長もね、市長、2カ月に1回って今言うてましたですけども、悪いですけど、一応夜の9時ぐらいに一回医療センター行って、緊急医療と内科の先生の巡回を見てください。看護師も、非常に頑張ってますよ。毎日、大体1時間の残業は皆してますよ。そのぐらい、僕も、日赤で3回ほど入院しましたですけども、対応は全く一緒ですよ。ただ、お医者さんが足らん、これは現実です。これは、国の施策が間違ってるからこういうことになってんですよ。その辺は、認識していただいて、事務長もきっちりと市長のほうへやったってもらわんと、これは困りますんで、その辺、御答弁お願いします。



○副議長(大西強君) 

 屋敷議員、屋敷議員は教育民生委員長ですよね。



◆17番(屋敷満雄君) 

 はい、そうです。



○副議長(大西強君) 

 また、ほかに地域医療の特別委員会もありますので、そういう点については、委員会を通じて当局に厳しく申し入れをしていただきたいと思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 了解です。



○副議長(大西強君) 

 午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時48分

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△再開 午後1時00分



○副議長(大西強君) 

 休憩前に引き続き会議を開きますが、私たちの姉妹都市の名取市のほうで少し大きな地震がありましたんで、その状況について、ちょっと当局のほうから報告をさせていただきたいんで、時間をちょっととらせてください。

 鈴木課長。



◎総務部次長兼秘書課長(鈴木俊朗君) 

 貴重なお時間をいただきまして、御報告させていただきます。先ほど、11時45分ぐらいに宮城県北部を中心にいたしまして、震度5弱の地震があったという報道がございました。それで、12時20分に名取のほう、秘書課のほうに電話をさせていただきまして、まだ状況把握等々もまだできていないとは思いましたんですが、状況を確認の一報を入れさせていただきました。向こうの担当者は、今市内パトロール等々で情報収集に当たっているが、恐らく大きな被害はないだろうというようなことで、第一報の返事をいただいております。

 それと、もう一つ、三輪崎と大変歴史的につながりのある気仙沼の唐桑につきましても、電話をさせていただきましたが、こちらにつきましても、津波警報、これは名取も一緒ですが、津波警報等出ておりますが、唐桑のほうについても、今のところ被害はないというようなことで連絡一報いただいております。

 以上、御報告申し上げます。



○副議長(大西強君) 

 一般質問を続行いたします。

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△東賀代子君



○副議長(大西強君) 

 7番、東議員。



◆7番(東賀代子君) (登壇)

 それでは、一般質問をさせていただきます。順序を少し変えさせていただきます。中学校の親子給食について、雇用の創出と市政改革は一番後にさせていただきます。

 私は、佐藤市長のとき、中学校の給食を要請したことがございました。昔と違って専業主婦といった方が少なく、仕事と家事の両立は大変でございます。朝の短時間に家事をこなし、仕事に出勤となります。また、子供たちの中には朝の食事もとらないで学校に行くということもあるようです。その上、昼はパンとなればおなかは満たされますが、体のことを考えるときこれではいけないと思います。

 小学校給食が、中学校に上がれば給食がなく、中学校も給食をしてほしいという要請、私も、何回かお聞きしております。話は変わりますが、約20年弱になると思います。私も、丹鶴小学校の調理師として厨房で働いたことがございます。湿度の高い中で火を使う調理は、大変厳しい肉体労働、なれるまで、湿度の高さと暑さに目まいを感じたこともございました。

 仕事によって汗のかき方が違う、いろいろな仕事を体験した私の感想です。調理の仕事は、一番しんどいと思いました。

 栄養士による栄養管理、調理師による調理には全神経を使いながら、安心・安全のおいしい給食を提供して、健全に健康に大きくなってほしい、このことを喜びに思って調理いたします。母の愛情弁当に劣るとは思ってはおりません。

 市長は、中学校における給食実施の調査研究を行うため、1校をモデル校として予算を提示されております。1校は建設、もう1校も改築となると、残る1校となります。中学校の給食検討委員会で施設整備のこと、検討なされたのでしょうか。お伺いいたします。

 また、保護者との話し合いではどのようなことが問題になり、市長のマニフェスト実現となったのでしょうか。お伺いいたします。



○副議長(大西強君) 

 平見次長。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 昨年ですけれども、市長の命によりまして、中学校給食について協議する委員会を設置してほしいという御依頼がありまして、まずはその市内の小中学校の保護者の方々、それから小中学校の校長先生、教頭先生入ったPTA連絡協議会のほうで御意見を伺いました。

 その中では、やはりお弁当がいいという保護者の方もおられれば、ぜひ給食を実施してほしいという方もおられまして、それで今回市長がモデル的に1校を定めてその方法を研究してもらいたいということで、最低必要な予算を計上させていただいて、小学校1校、中学校1校のモデル的に実施するというものです。

 現在のところ、まだ学校決めておりませんけども、小学校それぞれスムーズに給食も行われておりますし、親子給食方式ということで、小学校でつくった給食を中学校へ配送するという形をとりますんで、距離的に言えば、どこも大体10分か15分ぐらいで配送できるという形になりますんで、これから予算を御承認いただいた後、校長先生らと協議に入っていきたいなというふうに考えております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 私、けさもお知り合いの方に、中学校、給食してくれるんやね、うれしいよって、言うてたことを思い出します。教職員の協力も必要です。学習の指導要領がふえている中での実施となれば先生方の負担はふえる一方、先生との話し合いも大切と思いますが、先生方とのお話し合いというのはなされているのでしょうか。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 これも、具体的な話はこれからのお話でございまして、まず校長会の中で市長の意向をお伝えしまして、実際にモデル的に行いたいということでお話ししております。

 これまで、学校給食については小学校6年間給食をしてきて、それぞれの学校に栄養士、栄養教諭おるわけですけれども、そこで食育についても勉強しながらやってきてるんですが、中学校でそこでぷつんと切れてしまっていたというのが現状だと思います。それを、何とか引き継いでやっていければなというふうに考えてございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 中学校の給食、昨日の答弁では弁当と給食の選択方式となるようですが、これは父兄さんにアンケートなんかとったとか、そういうことで選択方式となったのでしょうか。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 昨年、PTA連絡協議会の中で御意見をお伺いしたときには、お弁当とそれから給食という二つの意見が分かれたものですから、お弁当がいいという保護者については、今までどおりで十分満足されているんだろうと思うんですが、給食を望んでいる保護者の方にとっては非常に早くやってほしいなという思いがあったんだろうと思います。

 ですから、今回保護者の方々のためにも、給食を一たんモデル的にさせていただいて、それと一部アレルギー体質の子供さんもおられますんで、それはやっぱり給食でいける方もおりますけども、弁当でないとだめだという子供さんもおられますんで、まずはモデル的には選択式でスタートさせていただいて、そこでアンケートなんかもとりながら、保護者の意見も十分伺いながら、進めていきたいなというふうに考えてございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 私も、小学校の給食のときには、アレルギーとかいろんな、卵がだめとか、そんな方のために、別にお食事を変えさせていただいたということもあります。給食のほうとしては、そういう面では調理師さんが万全の体制をとっていただけるものと思っております。

 給食費は、熊野川町と同じ300円で実施とか、中学校でも小学校と同じで地元産米を使っていただきたいと思っておりますが、これはいかがでしょうか。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 当然、これまでどおり地産地消という考えをもとに、お米は地元でとれた米を使ってますし、牛乳も地元の牛乳ですので、野菜等も公設市場等から上がってきたそういう地元の野菜がほとんどでございますから、まさに地産地消でいきたいなというふうに考えてございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 また、もう一つ、センター方式でなくても、雇用状況というのは変わらないと思います。このことは、これから検討ということでしたが、私は、自校方式がベストだと思っております。あってはならないことですが、800人食中毒を起こしたセンターがありました。私は、自校方式が安心・安全な食事が提供できると思っております。このことは、念頭に置いていただきたいと思いますし、センターということもこれからの計画には頭の隅にもあるのでしょうかね。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 この方式も、今後モデル校でやっていく中で検討していくことだと思うんですけども、まず自校方式でやる場合、中学校にそれぞれ施設をつくっていきますと、やはり施設だけでも1億円以上かかりますので、非常にこれは現実的ではないんじゃないかな。なかなか難しいなという気がしてございます。

 まずは、余り施設にお金をかけたくないということもありますんで、親子給食方式で小学校でつくったものを中学校へ配送するということでスタートするわけですが、最終的に例えばほとんど完全給食といいますか、各中学校300人ずつおるんですけども、すべての人に給食をするということになると、1校300食、全部で900食つくらないといけなくなりますから、その場合に中学校の例えば1校、核となるような中学校に一つそういう施設をつくって、そこからほかの中学校へ配布するというような、センター方式に近いような形になるんですけれども、そういう方法も効率からしたらそのほうがいいという場合も考えられますんで、そこで調理員さん、そこで1カ所に固められますから、人件費等が違ってくるかもわかりませんけど、それが今後の検討の中で決めていくことになろうかと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 食育は、教育の一環でございます。この子供たちの育成を考えたときに、人件費というのを削減ということ、予算もありますが、余り、私は、考えてほしくないと思います。それというのは、もうけ主義という、もうけなければセンターということは成り立たないと思いますので、自校方式でしたら、それぞれ学校で違った特色のある食事を提供できると思っておりますし、健康もより十分把握できると思いますので、ぜひとも自校方式でしていただきたいと思っております。このことは、市長、いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 理想は、そうだと思います。

 しかし、先ほど次長からも答弁しましたように、一つの学校に今1億円ほどの設備投資ができるかどうかというのは、なかなか今いろんなことをやっていく中で少し難しいかなと思っておりますので、まずは親子給食、小学校でつくった給食を運ばせていただく、そこからスタートしたいと思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 私は、なおかつ自校方式をしていただきたいと思っております。では、これをお願いいたしまして、次の男女共同参画基本計画の進行に移らせていただきます。

 23年度予算に、男女共同参画推進事業で126万4,000円の予算が計上されております。啓発は、どのような手順でなされるのでしょうか。お伺いいたします。



○副議長(大西強君) 

 中前課長。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 ただいま策定中の新宮市男女共同参画プランでございますが、四つの基本目標を立てております。この四つの基本目標を達成していくために、三つのステップ、まず、知ろう、考えよう、やってみようという合い言葉に進めて、取り組んでいきたい。

 それで、そのまず知ろうということで、そういった部分で新宮市で初めての計画でありますので、まず第一歩としまして、市民の方々に広く知ってもらいたいと、そういう啓発を進めていきたいと思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 講演会も、この中には入っているとお聞きしていますが、これ何回ぐらいの予定でしょうか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 時期でございますか。



◆7番(東賀代子君) 

 いえ、時期じゃなくて、ことしの予算ですから、ことしは何回なされるんでしょうか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 とりあえず、本年は1回を予定しておりまして、初めての計画でございますので、市民が多く集まっていただけるような講演会を考えております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 男女が共同で安心して暮らせるための基本計画ができたことを、広報にも載せていただきたい。これは、もう完全にできているのでしょうか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 ただいま最終段階としまして、この11日から24日までパブリックコメントをとっておりまして、その後市長のほうに報告というスケジュールになっております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 市は、いろいろな審議会を立ち上げていますが、女性の登用、現在、4年前と比べていかがでしょうか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 審議会の女性比率でございますが、行政委員会としまして、平成18年、委員総数が41名に対しまして女性が7名、率としまして17.1%、それに対しまして22年が37名に対しまして7名、18.9%ということで、1.8ポイントふえております。

 それから、地方自治法に基づく審議会でございますが、平成18年229委員に対して44名、平成22年が241名に対して45名、率にしまして19.2%が18.7%、こちらにつきましてはマイナス0.5ポイントとなっておりますが、委員数の実数のほうはふえております。委員数の増加により、率としては減少という結果になっております。

 それから、規則、要綱等により設置された委員会、協議会でございますけれども、こちらは平成18年107名中26名に対しまして、平成22年が201名中63名、女性比率は24.3%から31.3%とプラス7%ということになっております。



◆7番(東賀代子君) 

 微量ながらふえているという感じですが、まだまだ、私が、この4年間のうちでこちらにお見えになっている女性の方はいらっしゃいませんよね。

 ますます努力をしていただきたいと思っております。

 新宮市の基本計画では、男女が互いの生き方を尊重し、家事や子育ても役割分担、あらゆる分野で男女がともに参画する社会環境づくりを進め、性別によって生き方が左右されないまちづくりを進めます、このことは市の取り組みの考え方です。

 また、市町村基本計画の策定で配偶者からの暴力防止、被害者保護のための施策の実施に関する基本計画の策定を市町村の努力義務とするとあります。私は、新宮市にもDVなどの相談体制整備が必要と思います。地域で相談を受けても、相談窓口もなく、体制整備もありません。ただ、お話を聞くのみになってしまうことに新宮市の体制の不備を改めて知りました。

 今まで、DVの相談はなかったのでしょうか。お伺いいたします。



○副議長(大西強君) 

 浜前課長。



◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 

 現在、DVの相談窓口としましては、県がその管轄となってございます。東牟婁の管内では、振興局の健康福祉部がその窓口になってございます。

 ただ、相談される方は県が窓口になっておりますけども、県に相談される方もおれば、新宮市のほうに直接電話、あるいは直接相談に来られる方もおられます。その場合には、新宮市としてはそれは県へ行ってくださいねとかいうふうな対応ではなくて、できるだけの範囲でお話を聞かせていただいて、県とかと連携するというふうな対応をさせていただいているところでございます。

 具体的な市の対応としましては、DVの被害に児童がかかわっているような場合には子育て推進課で相談を受けた上で、県を初め、家庭児童相談所、あるいは学校で、必要に応じては警察等と連携を図りながら対応をいたしておるところでございます。

 また、一時保護が必要な場合には、県と共同して被害者の方の移送に同行する場合等もございます。

 また、高齢者の虐待、DVに関しましては、健康長寿課のほうでも、地域包括支援センターで相談業務等の中で把握した事例につきましては、同様に必要な対応を行っているところでございます。

 なお、平成21年度の新宮市での相談件数でございますけども、高齢者の関係、健康長寿課で2件、子育て推進課2件となってございます。

 また、参考でございますが、和歌山県全体では平成21年度3,552件、東牟婁の関係では58件というふうに聞いてございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 県の窓口がある。新宮市にもそういう窓口がある。ところが、県にもありますよ、ここにもこういう窓口がありますということは、余り知られていないと思うんですよ。だから、これが問題ではないかなと思っております。

 ドメスティックバイオレンス、DV、セクシャルハラスメント、ストーカーなど、重大な人権侵害であり、あらゆる暴力の防止を図るためにも制度の整備が新宮市にも必要と思いますし、窓口をきちっとしていただきたいと思っております。

 また、市には女性相談窓口や民間シェルターなどの一時保護施設はあるのでしょうか。これも、お伺いさせていただきます。



◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 

 現在のところ、新宮市に女性相談所というものはございません。また、民間のシェルター等につきましては、DVからの追跡被害などを防ぐために、一般には公表されておりません。県のほうも、公表してございません。

 ただ、新宮市には今のところございません。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 シェルターは広報できないということでしたが、なおかつそれでしたら、女性相談窓口が必要となってくると思っております。この窓口を、ぜひとも早く設置していただきたいと思っております。相談を受けたとき、あいている市営住宅を一時的に借りられたらと考えたのですが、市内に家がある、地域に働く人のためといった理由で借りられませんでした。家出をしてきて、相談しているのに、と私は思いました。民間の借家を借りるのも、保証人、身元のわかる人といったことでお貸し願えません。あいている市営住宅があれば、問題が決着するまで貸せるようにしてほしいと、私は思いました。いかがでしょうか。



◎管理課長(勢古口博司君) 

 通常の市営住宅への入居条件としましては、市内に住所、または勤務場所等を有すること、さらには連帯保証人も必要となってきますが、このDV被害者の方への対応につきましては、適切な配慮が必要だというふうに認識しております。

 したがいまして、現在こういった方からの御相談等があれば、関係機関等と連携を密にしまして、入居等に係る対応など行っているところでございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 ぜひとも、緊急の場合は貸していただけたらありがたいと思います。

 市の相談体制の整備を早急に進めていただきたいと思います。そのための予算もおとりいただきたい、啓発、講演、相談窓口、暴力や言葉の暴力、嫌がらせといったDV防止など、市の相談体制の整備にも予算を投じていただきたいと思っております。仏つくって魂入れずにならないように、男女共同参画社会基本計画の一日も早い運用とそれから窓口をよろしくお願いいたします。

 市長は、このDVなんかの相談というか、そんなのは受けたことございますでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 直接は、受けたことはありません。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 本当に、切実な相談でございますので、ぜひともこの窓口とそれから相談相手ができる場所をつくっていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 それと、子宮頸がんワクチンについて少し、私、何回か子宮頸がんワクチンということで要望してまいりました。これは、子宮頸がんワクチン、今ワクチンが足らないということで、先ほどもちょっと先生にお伺いしてきたところなんですけど、昼休みの時間に。これは、ワクチンが足らないので、新しい方には一時ちょっと休止いうか、待っていただいているということだそうですけれど、市のほうはこのことは御存じなのでしょうか。



○副議長(大西強君) 

 萩原保健センター長。



◎保健センター長(萩原智君) 

 子宮頸がんワクチンが不足していることについては、3月7日に厚生労働省から医療機関と市町村に通知がありました。通知によりますと、子宮頸がんワクチンについては当分の間初回の接種者への接種を控え、2回目の接種者を優先するようにということで、通知が来ております。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 それでは、もう一つ、これも私がかかわったことがあるんですけれど、プレベナーとヒブワクチン、これも厚生労働省がとめているということでしたけれど。



○副議長(大西強君) 

 この件につきましては、先ほど議事進行がかかっておりますので、その答弁も含めて詳しく報告してください。



◎保健センター長(萩原智君) 

 報道されておりますように、5件の死亡事例がありましたので、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種を一時的に見合わせるように、3月5日に保健所から市町村と医療機関へファックスと電話で連絡がされております。医療機関では、現在両ワクチンの接種を一時的に中断しております。厚生労働省は、昨日の3月8日に検討会を開き、再開するかどうか、今後の対応を決めて改めて通知するということでございますので、市としては、その通知を待って対応したいと考えておりますが、本日の新聞報道では昨日のその検討会では結論が出ず、2週間後の検討会で結論を出すということでございます。

 それと、市内ではこれまでのところ、副反応の報告は受けておりません。それから、これまでの市内での接種状況でございますが、両ワクチンの対象者は1,171人でございますが、1月から現在までそのうちの約250人が接種されております。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 国のほうからとめているということです。

 次に、移らせていただきます。交通空白地域と地域住民の要求について。

 議員をしていますと、いろいろなところで、その地域での相談を受けます。高齢化に伴った住民の要求はいずれも切実で、足腰の弱さに伴い、ひとり暮らしといった不便さがあります。若い人たちの仕事のないこの地方は、ますます高齢化が進み、65歳以上の高齢者は9,860人、全人口の30.49%を占めています。3人に1人が高齢者、またこのうちひとり暮らしの高齢者は3,564人、ひとり暮らしの高齢者も急激にふえております。高齢化率は、地域別で高田が47.65%と高く、次いで熊野川町となっているようです。

 高田地域での定期バス、住民の方たちのお話では空気だけが乗っているエアバスと呼ばれているようです。バス停までの歩く距離が長い、きめ細かく地域を回っていただきたい、この要望はいかがなりましたでしょうか、お伺いいたします。



○副議長(大西強君) 

 岡課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 先ほど、議員おっしゃいました要望の件でございますが、この要望につきましては、昨年7月、出張市長室におきまして、高田の方からお伺いした件かと思います。この際、高田線のバスを小型化していただき、口高田地区まで運行してほしいとの御要望を承ったというふうに思っております。

 この件につきまして、商工観光課におきましては、昨年6月から熊野川地区の交通不便地域や交通空白地域、13地区の住民に対しまして懇談会を開催させていただきました。その一環といたしまして、昨年10月にも高田区の役員の皆さん方と意見交換会を開催いたしまして、その中で新年度導入を予定しております行政バスにつきまして、意見交換を行い、進めていきたいというふうな形で現在作業を進めておるところでございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 行政バスは、聞くところによると、余り小さくしないということでしたが、これはいかがですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 現在、考えておりますのは、やはりできるだけ小型化にしたい。10人乗り程度のハイエースサイズのワンボックスでできればというふうにも考えております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 熊野川町行政バス関係費329万6,000円、このバスの運行は熊野交通への運転業務委託料、1日何往復なされているのでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 熊野川町の行政バスでございますが、この行政バスの運転業務につきましては熊野交通ではございませんで、熊野川町内の方に委託しておるところでございます。まず、畝畑線と嶋津線がございます。畝畑線につきましては、月曜日から金曜日、1日1往復を運行しております。また、嶋津線につきましては、毎週金曜日、1日1往復運行しておるところでございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 行政バス関係経費と熊野川町経費ですが、昨日の質問でもありましたデマンド交通ということを考えてもよいのではないでしょうか。

 昨日の質問で、考えていないとのことでしたが、路線バスの本数や利用者が少ない地域では高齢化も進んでいます。地域の方々、すべてに移動する機会を確保するために、タクシー、マイクロバスといったデマンド交通も選択の一つではありませんか。再度、お伺いいたします。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 昨日も御質問受けた件でございますが、デマンド交通につきましては、現行の法律の中におきましてはあくまで既存路線型交通の代替もしくは補助的役割という位置づけをされている交通システムでございます。その中で、既存の路線バスと競合できないという状況にございます。それぞれ、デマンド交通に対し、多くのメリットもございますが、反対にデメリットもございます。それらの中で、現在交通空白地域でございます熊野川、それから高田を考えた場合、行政バスの導入がいいのではないかという形で、現在導入を進めておるところでございます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 このデマンド交通ですけれど、これも一応勉強する価値はあると思います。都会のほうでも、高齢化とともにこういう制度を、デマンド交通といったものをしているところもありますので、ぜひとも参考にしていっていただきたいと思っております。

 医療センター通院バス購入費、過疎債にて購入。今までのやましろ号のかわりのバスとお聞きしています。2,100万円、これは何台分ですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 こちらのほうにつきましては、バス1台分の購入費でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 今は、やましろ号、何台ありますか。2台ぐらい。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 やましろ号、1台でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 あっ、1台ですか。はい、すみません。私、余りバスに乗らないので。

 話は変わりますが、三重県紀宝町と比較すると、新宮市内バスは高いと言っています。紀宝町は、行政バス100円で乗れるようです。新宮市内バス190円、それも余り乗客がいないとか。三重県と同じに100円だと利用しやすい。年金で1回の往復だと380円要る。もう少し、安くしてほしいということでした。また、ある方は、パートで3時間働いている、時給は1時間780円。通勤にバスを利用して往復380円バス代が必要です。バス代が痛いと言っていました。

 バス会社に委託料として予算を計上しています。しかし、新宮市全体の高齢化率を考えたとき、多くの人に利用しやすいようにしていただきたいと思います。

 これは、いかがでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 新宮市内、俗に市内バス、コミュニティーバスとふれあいバスの運行を、現在熊野交通さんがしていただいておるところでございますが、先ほど議員さんおっしゃられましたように、運賃につきましては190円という状況でございます。

 対しまして、紀宝町が行っています紀宝町バス、紀宝バスにつきましては100円の均一料金ということでございますが、この現在新宮市内を走っておりますバスにつきましては、道路運送法に基づきます4条バスという規定がございます。このバスにつきましては、バス運賃が法に基づきまして認可された料金設定となってございます。対しまして、紀宝バスにつきましては、路線バスがない空白区域での自由な運賃設定をできるバスということになってございまして、それらの中では、現状、市内バスにつきましては、引き下げは非常に難しい状況にあるというふうに考えてございます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 もう少し、これ委託料いうか、そういうので補助は、できることは可能ですか。それは無理ですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 補助につきましては、運行に関しました経費から運賃収入を差し引いた中で市が補助している状況でございます。ですから、運賃収入が下がることによって、おのずと補助が上がるというものかと思います。

 ただ、この4条バスでございますが、料金が一応定められて認可を受けて決められておりますので、その対応策としましては、割引券とか、そういうものが一つの案としては考えられるのではないかというふうには思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 今後10年、一層団塊世代が高齢化となります。私も、そのうちの1人になるんですが、バスの低料金が高齢者の乗用車敬遠と事故防止にもつながり、CO2削減とバスの利用率向上と思っています。市民と高齢者にとって平等の補助と思います。

 検討のほどお願いして、この項は終わりたいと思います。

 市長にも一言お願いいたします。このバスに関して。



◎市長(田岡実千年君) 

 このバスに関しては、特にこの高田地区とか熊野川地区の方々の高齢化に伴い、足の確保というところを、今解消しようと思っておりますが、また今議員さん提案していただいた高齢化率の向上に伴います全体的なことも検討しなければならないと、今改めて思いました。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 次に、移らせていただきます。

 雇用の創出と市政改革について。一般職23年度は、318人となっています。本年度は、17人の退職者と4人の募集でしたね。

 市長は、いずれも市の職員はすばらしい人材と言っていましたが、間違いありませんか、市長。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、そのとおりであります。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 合併時の新宮市の一般職員は何名でしたか。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 

 まず、平成22年4月現在で総数650人の職員がございます。ただ、この中で、医療センターの医療職あるいは消防本部の消防職を除いたいわゆる行政職は289人でございます。合併時の人数は本年4月の見込み数よりも42名多い人数でございます。

 具体的に申しますと、平成17年10月の合併時には326人、それが18年には319人、19年には310人、20年には308人、21年には298人と減ってきまして、平成22年4月には289人、これがこの本年4月の見込みでは284人となる予定でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 減っているということです。

 正規の一般職員は減らし、補充をしないで嘱託職員が一般職員の仕事の一端を担っております。

 嘱託職員、合併時と比べていかがでしょうか。数は、正確にはいいですけれど、ふえているか、減っているか。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 

 合併時と比べてふえてございます。

 合併時、184人でございましたが、現在は230人ほどになってございます。

 職種別に見ますと、例えば幼稚園教諭、保育士、給食関係と、こういった方々は横ばいでございますが、学校支援に係る市単の教員でありますとか、あるいは地域包括支援センターのような資格を必要とする専門的な嘱託職員の方々がふえているというのが現状でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 嘱託職員の仕事内容は、正規の方と何ら変わることがないと聞きます。しかし、報酬やボーナスは寸志だけ、何年勤めても退職金とは言えない報酬金です。

 市長の市政改革には、このことはなかったのでしょうか。お伺いいたします。



◎市長(田岡実千年君) 

 市政改革ということについては、この正職員、嘱託の関係というのは特に入っておりません。



◆7番(東賀代子君) 

 はい。

 市の職員の人件費を減らし、嘱託職員にすれば歳費の削減になります。果たしてそれだけでよいのでしょうか。報酬によって、所得税、市民税、国保税といった税が、国、地方の財源になるのではありませんか。地方の職員数が減少しているのは、小泉内閣が集中改革プランを全国市町村に押しつけ、職員定数の削減や民間委託、民営化など推進。結果、正規市職員の退職、不補充、臨時職員の置きかえ、職員の労働条件の悪化が進んでいると思います。雇用というのであれば、国の責任で改善できる公務員によって、非正規から正規にしていく、これこそ隗より始めよではないでしょうか。

 23年度県補助金の緊急雇用事業1億479万円、この事業で何人の雇用でしたか。正規雇用で持続可能な雇用の人たちなのでしょうか、お伺いいたします。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 商工観光課におきまして取りまとめを行っていますふるさと雇用、また緊急雇用の関係なんでございますが、22年度におきましてはふるさと雇用で4事業、緊急雇用で19事業、合計23事業、事業費におきましては1億740万円余りの数字となってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 これは、正規で雇っていただけるのでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 ふるさと雇用は1年の契約でございます。基本的には1年の契約でございます。

 また、緊急雇用につきましては半年、事業項目によって若干半年と1年という項目がございますが、基本的には6カ月という形になってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 すごく短期間の雇用なんですね。

 昨日の答弁で、合併から37人減少、人件費4億円の減少になったとお聞きしましたが、これは間違いありませんか。



◎総務部長(小山壽行君) 

 先ほど、総務課長のほうは、全体の職員数の中の一般事務職のお話をしてもらいましたが、私、昨日申し上げましたのは、いわゆる決算に出てきます普通会計ベースでの決算の人数、ここのこの当初予算での人数との比較が37人減ということで、それで退職金という、毎年変動する部門を除きますと、およそ4億円程度の削減になっております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 このふるさと雇用とか、緊急雇用事業ですけれど、国はこの正規の方をどんどんと減らしていて、そして非正規の方、4億円というか、それに2億円ぐらいのまた臨時の職員、1年とか半年とか短期間の雇用でなさっています。国は、正規雇用を減らして、一方で非正規の雇用対策のために予算を出しています。非正規雇用が国の根幹を、私は、変えていると思います。このことが問題ではないかと思っております。雇用の場の提供は、若い人の将来、新宮市の将来をしっかりとしたものにしていく、そのために1日も早く鉄は熱いうちに打てと言います。浅学非才の私が言うのもおこがましいのですが、毎年約400人の人口が減少しています。社会保障、結婚しても子供を育てるしっかりした職場の提供が、人口減少急降下の新宮市には、私は、必要と思っております。臨時職員、嘱託職員、正規雇用の待遇の格差を見直すことも大事と思っています。

 最後に、市長の御答弁をお願いしたいと思います。



◎市長(田岡実千年君) 

 働く場が少ない中で、できるものなら正職員として来ていただきたい、雇用したいという気持ちはあるのですが、予算に占める人件費の割合、適正なそういう割合もあります。その中で、どうしてもこういうふうに嘱託、また臨時という雇用形態をとらざるを得ない側面もあります。

 今後とも、この雇用の創出についてはいろいろ研究していきたいと思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 短時間の雇用だけでは、これは若い人たちは定住できません。まして、家庭を持つこともできないと思います。国は、本当に、私は、ひどいと思っています。

 このことをよく考えていただいて、できればこの雇用のお金も、一時的じゃなくて継続的に予算を出していただけるならこれはいいのですけれど、本当に1年、2年だけの雇用対策で、こういうふうなお金を出していただいて、何とも言えない思いをいたします。

 目先だけの雇用でないことを、私は祈って、私の4年目最後の一般質問とさせていただきます。先輩、行政の皆様、本当に御指導いただいたことに感謝いたします。ありがとうございました。



○副議長(大西強君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後1時57分

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△再開 午後2時15分



○副議長(大西強君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 11番、三栗議員。



◆11番(三栗章史君) 

 11番議員の三栗でございます。季節柄、花粉症にかかっておりまして、お聞き苦しい分もあるかもしれませんけども、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、予算大綱について当局に御質問させていただきます。

 まず、最初に、先ほども出ておりましたけども、医療センターの医師の問題と紹介状がなければ内科は受けられないという御質問もありましたが、その辺、ちょっと私の認識と、先ほどちょっとわからなくなっておりましたので、もう一度その辺のところ、御説明お願いしたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 上野山病院事務長。



◎医療センター事務長(上野山巳喜彦君) 

 まず、国はいわゆる医療費亡国論という形で、医療費の抑制を何とかしたいという形で、平成9年度やったと思いますが、医師の医大の医学部の定数を削減するという閣議決定を行い、現場の医師の養成を減少する方向にかじをとりました。さらに、それによりまして、全国的に医師の配置を確保することがかなり困難な要諦をもたらしましたが、平成16年にさらに臨床研修医の制度を変えて、かつて大学病院で研修していた制度を本人の自由とし、大きな病院、民間病院でもできるという制度にかじを切ったために、ほとんどの新人のドクターたちが大都市の大きな病院に集中するという形になり、大学には新しい医師がほとんどいなくなった。極端な人手不足になりました。その結果、大学は地方に派遣していた医師を引き揚げる、中堅のいわゆるベテラン医師を自分たちの病院に引き揚げるという政策をとりましたので、全国的に一斉に地方の勤務医の医師の確保が難しくなった。

 我々も、それのあおりを受けて、特に内科については極端な医師不足に陥りました。かつては、9人ほどいた医師が5人ほどになった。患者さんがふえる一方で、内科の医師は極端に減るという形の中で、このままではもう我々はもたない、負担が多過ぎて勤務できない、内科自体がつぶれるという状況の危機に陥りましたので、やむを得ず救急とか、開業医さんの手に負えない重症患者に対する本来の治療を、機能を維持するという意味において、やむを得ず開業医さんでお任せできるものはお任せして、そこで対応できないものについては紹介状という診療情報をもらうことによってうちで対応させてもらうという、そういう制度を採用いたしました。これは、この地域から医療センターの内科がなくなるということは、新宮市民3万人、新宮医療圏8万人、新宮・熊野生活医療圏14万人の中枢の根幹の医療機能が失うことを意味しますので、それを避ける意味において、申しわけないけれども、御不便をおかけするけれども、外来については少し機能の分担を進めていきたい、こういう政策をとりました。

 ですから、現在、先ほど豊田課長のほうから申し上げましたが、かつて13年にオープンした当時の医者の数と現在の数とほとんど変わっていない、にもかかわらず、なぜ診療紹介状の解除ができないかということについても、これは、かつては17診療科でしたが、今は1診療科ふえて、そのために医師が増員をされた、あるいは透析に関して充実を図るために医師を増員した等々の事情で、内科の医師がふえたのではなく、別の科の医師がふえたことによるトータルとしての増員であって、内科の医師に関しての不足はなお厳しい状況が続いている、そういう意味において、申しわけないけれども現行について、今の重症患者に対する治療を優先するという意味において、今の制度を続けていかざるを得ないことについての御理解をお願いしたいというものであります。



◆11番(三栗章史君) 

 ということは、お医者さんの数は開業のときに比べては変わっていないけれども、そういう内科の医師の不足によって、やむを得ず紹介状を持ってくる方のみの診療になっているということでよろしいですね。

 はい、それでは、内情はよくわかりましたし、これは国の方針が変わったせいもかなり大きくあると思っております。だけど、現実的に、僕なんかも、特にお年寄りの方なんかに聞くお話ですと、最初まちの病院かかっていて、先生に紹介状書いてくださいというのはちょっと言いにくいんですというような声も、ちらほら聞きますので、なるべく今後紹介状がなくてもやっていけるようなお医者さんの配置に努めていただきたいと思いますけども、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、この項はこれで終わらせていただきます。

 続きまして、給食費の無料化について御質問させていただきます。

 ちょうど1年前に、学校給食、2人目以降の方の給食費を無料にするという案を市長から出されまして、その後、教育民政委員会で修正をされて、現在に至ってると思うんですけども、私は、この最初市長のほうから出されましたこの2人目以降の無料というのには評価しておりました。不公平というお話もあったように、当時、思うんですけども、確かにこれが2人以上の家族がみんな無料になるんであれば、1人の子供の家族のところは不公平になるかと思うんですけども、1人の子供さんのとこも2人以上あるところも、1人分は同じ金額を払うという部分では平等ではないかなと。

 この政策は、やはり子育て支援、それから少子化対策という部分で打ち出されたものであると、僕は理解しておりまして、家庭によって多少の違いはあるとは思いますけども、1人のお子さんよりも2人、3人いる、お子さんがいる家庭のほうが、やはりお金はたくさん要るんじゃないかなと、平均的な感覚ですけども、私は、そういうふうに思っておりますので、そういうところへ無料で、2人目以降は無料になるというのは、大変御両親からしたら心強いお話やと、補助ではないかなと、私は思っておりますが、このことについて市長にちょっとお聞きしたいんですけども、またもう一度、この年度では難しいかもしれないですけども、もう一度この案を考えていただくということはできないでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 きのうも、この無料化問題、お二人の議員さん、質問いただいたわけでありますが、きょう、今の質問は、2人目以降無料という御質問で、先ほど議員さんおっしゃられましたように、1年前のここへそういうふうに、完全無料化、財政的に今すぐできない中で、2人目以降を無料にしたいという御提案はさせていただきました。それで、教育民政委員会で修正になりまして、オール1,000円の値引きということで、22年度させていただいておりまして、次年度23年度も一応その方向で考えさせていただいておりますが、私としては、どちらかといえばこの2人目以降の無料というふうに変えていきたいなと、今でも思っております。

 と申しますのは、2人小学生おったら月9,000円。たまに3人おる、たまにといいますか、3人小学生がおられる家庭もありまして、その場合、給食費に1万3,500円かかるわけでありまして、特にそういう兄弟の多い家庭から給食費大変なんやよという声が多いですから、なるべく子育て支援、少子化対策の観点からいえば、私が、最初に出させていただいた案でいきたいなとは今でも思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 確かに、きのうもお話出てたと思いますけども、人口の減少等、当地域も例外に漏れずやはりそういう地域でございます。そういった中でどういうふうに人口をふやすのか。もちろん企業誘致をして働く場所を確保するのもそうですし、そういう子供が安心して育てられるというんでしょうか、負担が軽減される。予算が豊富にあるんであれば全員無料にすればいいんでしょうけども、なかなか当市もそういうわけにはいきませんので、少子化対策という部分においては、2人目以降を無料にして、1人目は皆さん平等に払ってくださいと、2人目以降を無料にするというこの案を、復活していただければいいんじゃないかなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 続きまして、市庁舎の建設について御質問いたします。

 大綱の中でも新市庁舎の建設ということで、建てかえ、現在地での建てかえというふうに書かれておりましたが、この建てかえは、時期的にはどれ、いつごろを予定されておるんでしょうか。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 

 まだ構想段階でございますが、合併特例債が使える期間ということで、平成26年度、27年度を予定してございます。



◆11番(三栗章史君) 

 それと、もちろん、どれぐらいの予算というのは、この間もちょっと出てたかもしれませんけども、もう一度、どれぐらいの予算でされるのか。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 

 まず、どの程度の大きさの庁舎を建設するかということになってこようかと思います。

 現在、本館から教育委員会が入っております西別館まで含めまして、延べ床で約5,400平米の建物でございます。これで、私どもの職員数を見たときに、あと1,200平米ほどはどうしても必要かなと考えております。それでは6,600平米、それと不足しております防災拠点としての機能をどの程度面積上にプラスするかということなんですけども、これもあくまでも現時点での想定ですが、7,000平米前後の建物を建設できないかということを考えてございます。

 それで、平米当たりの単価も、各自治体を見たときにいろいろあるわけなんですけども、やはり30数万円程度はかかってこようかと思いますので、その辺で予算的な規模も想定はしてございます。



◆11番(三栗章史君) 

 かなりの金額になろうかという感じですけども、これ7,000平米といいますとちょっとわかりにくいですけども、例えば今のこの敷地、ほんで今度職業訓練センターも含めた中で、7,000平米というと大体どこからどの辺ぐらいというの、わかりますでしょうか。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 

 職業訓練センター含めますと、現在のこの庁舎の敷地と合わせましたら約8,200平米ございます。それで、容積率は400%認められてございますので、この敷地内に7,000平米、延べ床で7,000でございますので、建てることは十分可能かと考えてございます。



◆11番(三栗章史君) 

 ということは、もちろん駐車場等も、現在少なくて、縦に、上に伸びるというようなことになろうかとは思うんですけども、かなりの大きさのものになってくる。金額にしても20億円を超えるような予算ということで、これまた今後、文化複合施設、小学校建設の中でまたもう一つ大きなお金が要ってくるということで、もちろんいろんな部分で削減等していただいて安くはしてもらえるようになるとは思うんですけども、その中、それにひっかけてというのは言葉悪いんですけども、絡んで、商店街の活性化で、きのうも松本議員も言うておりましたけども、商工観光課や私の場合市民窓口課なども、商店街の空き店舗の中に入ることはできないんかなと思っておるんですけれども、その辺いかがでしょうか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 市民窓口をまちなかに設けるということで、空き店舗対策の一つのアイデアとは思いますけども、一方でさまざまな課題が考えられます。

 現在、市では行政の効率化に努めておりまして、もし事務所を開くとなりましたら、住基システムの機器の整備とか職員の採用、事務所の賃料とか、かなり費用が発生しますので、また住民票等の発行となりますと、セキュリティーの関係等もございますので、なかなか難しいものがあると思います。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 確かに、先ほど議員さんおっしゃられましたように、昨日も一部お答えさせていただいたところでございますが、空き店舗に商工観光課入居いたしまして、商店街の動きというものを身近に感じることができるということでは、非常に立地的にはいい面もあろうかと思います。

 ただ、商工観光課におきましては、現在も観光係、それから港湾係、それから商店街を担当いたします商工係、3係で構成されております。これらの状況から考えまして、若干難しい面もあろうかというふうに思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 両方ともなかなか難しいという見解でございますが、市長も常々言われておるんですけども、市役所は市民の役に立つ場所であると。やはり市民の声をすぐに吸い上げられるのが、市長の目標であるというふうにいつも言われております。市民窓口をまちなかに設けることで、やはり行政サービスの向上にもつながりますし、まちなかの活気を活性化することにもつながると思います。そして、商工観光課をまちなかに設けることによって、市民の方や商店主の方、観光客の方の生の声をより一層身近に接することで、より一層身近に聞けるという利点もございます。やはり、そういうことによって、市民の方と商店主、観光客の方のお話をたくさん聞きながら、お互いに接することによって、何か新しいものも生まれてくるんじゃないかなと。市長が常に言ってます協働のまちづくりというのは、そういうところからも始まるんではないかなと思います。

 やはり、市役所へ訪れて何か話ししたいよと思われる方、限られてくると思うんですね。だけど、まちなかにそういうふうなのがあると、こういうことあるんやよというような、なかなか今まで出なかった案とかも出てくるんじゃないかなと思うんですけども、市長、その辺どのようにお考えでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 今、2名の課長の答弁では、ええことやけど難しいというような御説明させていただいたわけであります。

 私も、時々商店街歩く中で、今議員さんおっしゃられましたことは商店主さんから生の声としても聞かせていただいておりますし、そういうとこ、可能ならおもしろいなとも思っております。

 そういう意味で、今後商店街の空き店舗なんか、例えば新しくできる文化複合施設の中なんか、そういう可能性も頭に入れながら、可能かどうかも含めて研究していきたいなと思います。



◆11番(三栗章史君) 

 本当に、そういうふうに、今ちょっとお話を聞きながら思ったんですけども、先ほどもお話に出ました火災がことしありまして、そのときに、下本町のほうの火災のときだったんですけども、家を焼き出されて、行くところがないんやということで管理課のほうへお願いしましたら、すぐに市営住宅3カ所ほどあいたとこ見つけていただいて、結果的にはいろいろあってその中では決まらなかったんですけども、そうすることによって市民の方、物すごい迅速に対応していただいたおかげで大変喜んでおりました。そして、その隣の御高齢の方も、これは包括支援の方なのかちょっと課、忘れましたけども、すぐに施設のほうへその方を入れていただいて、お年寄りで家焼け出されて不安な思いを持ってる中で、そういう迅速な対応をしていただいたことによって、この方たちは本当に新宮市に住んでよかったなという気持ちをより一層強く持っていただいたと、僕は確信しておりますし、直接そういう声を聞いております。

 だから、そういう部分におきましても、やはりこういうふうに市長も職員の意識改革という部分言われておりますし、そういう部分でも中でおるといような言い方はおかしいかもしれませんけども、もっと市民の方と触れ合って、生でもっと聞いていただく。どういう生活をしてるんか、すごいよくわかると思いますんで、ぜひ、いろんな問題は今後出てこようかと思いますけども、それを一つ一つクリアしていっていただいて、実現していただきたい。田岡市長の目標はそういうものやったんではないかなと、私は思っておりますので、市長、どうぞよろしくお願いいたします。

 それと、もう一つ空き店舗対策でございますが、現在商店街の中で家賃の補助を出していただいておりますが、この補助の内容を簡単にちょっと説明していただけますでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 商店街に対します空き店舗補助金についてでございますが、現在新宮市商店街空き店舗対策事業補助金交付要綱に基づきます制度でございまして、平成12年度から開始しておるところでございます。

 この制度におきましては、商店街振興組合などが空き店舗に誘致したテナント等に対しまして家賃を補助しまして、商店街機能の回復を促進することを目的とするものでございます。

 この補助内容でございますが、対象といたしましては、各商店街振興組合さんが設けておりますテナント誘致委員会が決定しました新規テナントさんへ対しまして家賃補助、この家賃補助につきましては、月額家賃の2分の1を限度、限度額といたしましては5万円、契約の補助期間につきましては、契約後最初の家賃の支払い月から12カ月を限度とするというものでございます。



◆11番(三栗章史君) 

 はい、ありがとうございます。

 これは、本当にもう4年、5年ぐらいになってくるんでしょう。10年ですか、あっ、すみません、失礼しました、10年。本当に、新たに商店街で商売をしようという方にとっては、かなり好評な補助でございまして、商店街としても大変ありがたく思っているんですけども、この補助、本年度はどのぐらい活用されていたんでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 22年度におきましては、一応補助4件対象となりまして、補助額につきましても一応186万円を見込んでおります。



◆11番(三栗章史君) 

 ほかの商店街の方にも聞きましても、やめていくところもあれば、すぐではないけどもまたこういう補助のおかげで入ってきてるんですよという声も、この間、久しぶりにそういう明るいお話もお聞きいたしました。それでも年間4件ということで、まだまだ空き店舗が埋まらない状況にあると思います。

 その中でも、その原因はいろいろあるとは思います。けども、よく言われるのが、借りたいけども貸してもらえないというんでしょうか。私たちも、一応あの商店街の中で貸していただけるとこのリストを上げたり、調べたりしてるんですけども、貸したくないところと貸してくれるところというのが分かれまして、意外と少ないんですね。私たちも、思うには、貸すにしても、店舗の改装をしなくてはいけないと。例えばトイレを別につくったりとかしないと人に貸せないとかいうような状況のところが多々あるように、私は思っております。

 そういう部分で、家賃の補助を出していただくのもこれはありがたいんですけども、それに加えて、貸す側の、貸すときにかかる改修費に対しての補助というんでしょうか、そういうのがあれば、もっと貸す人もふえてくるんじゃないかなというふうに思っているんですけども、そういうことに関しては、課長、どうでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 家主さんへの補助、改修、改装補助ということだと思います。

 この件につきましては、県下でも空き店舗補助事業というのは、当市を含めまして4市で現在実施しておるところでございますが、家主さんに対しての補助という事業の取り組みは現在のところございません。

 また、家主さんへの改装の補助ということになりますと、個人資産の価値を高める可能性もございますので、そのあたりにつきまして、補助というのが適切なのかどうかということがございます。

 逆に、今後私どもが研究していかなければならない点といたしましては、家主さんではなくて借り主さんに対するそういう改装補助というのも研究して、できるだけテナントさんが入りやすい形でのものも考えていかなければならないのかなというふうには思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 なるほど、今言われること、よくわかりました。確かに、そうですね、そういうふうな考え方も、そうだと思います。

 ですが、現実的にやはりそういう改装の部分でも、なかなかそういう問題があって貸しにくいという部分も、これは現実的にあると思いますので、今課長が言われたように、改装、借り主さんに対しての補助というんですか、そういうのも考えていただけるのであれば、どうぞ積極的にやっていっていただきたいと思っておりますが、課長、いかがでしょう。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 新年度、23年度に入りましてから、改めまして空き店舗に対しますヒアリング調査といいますか、そういうものも商工会議所と連携する中で実施していきたいというふうな考えを持ってございます。

 その中で、先ほど申しましたような新たな制度につきましても、研究していければというふうに思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 それと、今課長言われたように、商工会議所と連携して、聞いていってもらう中で、やはり今の現状で、各商店街で、どこが貸していただけて、どこが貸していただけないかいうようなリストもつくって、今多分各商店街ごとにはあるとは思うんですけども、市のほうでは多分今なかったんじゃないかなとは思うんですけども、古いのはあるんですかね。ですけども、やっぱり新しいやつつくっていただいて、あと、どうすれば、どういうふうに改善すれば貸していただけるやろかなというようなところまで突っ込んで、お話ししていただいて、やはりそれぐらいやっていかないと、なかなかこの問題は解決しにくいんじゃないかなと思っております。その辺も、今後やっぱり3商店街、現在新宮3商店街メーンで言いますとありますけども、各商店街の方と集まっていただく機会を積極的に持っていただいて、もっと問題点、現実的なリアルな問題点を探っていって、解決をしていっていただきたいと思うんですけども、そういような集まりしてもらうことに関して、課長、いかがですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 そういう機会、ぜひ設けて、商店街の皆さん方と考えを、こちらもよく理解できるように努めていきたいと思います。



◆11番(三栗章史君) 

 ぜひとも、分析だけではなしに、問題解決のところまで行っていただくように、どうぞお願いしたいと思います。

 続きまして、文化複合施設についてお尋ねいたします。

 この文化複合施設も、中心市街地においては大きな目玉でありまして、この市民の興味がかなり高いというふうに、私は、実感しておるんですけども、前回の市街地再生対策特別委員会で説明いただきましたその中で、この文化複合施設は観光の拠点であることと、中心市街地の活性化を図るためであるというような趣旨の御説明をいただきました。

 そういう点では、中心市街地にとっては大変ありがたく、市民の期待も大きいと思いますが、この文化複合施設は観光の拠点となるためにどのような工夫をされるのでしょうか。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 私ども文化複合施設は、まず文化資産の保全と活用、そういったものの中から、中心市街地の再生やら、そして副次的に観光、文化観光交流の活性化につながっていくと、私どもは考えております。

 そういった中で、どういった取り組みができるかということでございますけども、私どもは、文化財、地域の文化財を生かした施設づくりを、まずはやっていかなければならないかと考えております。それも、本物の文化財、そして価値ある情報を提供できる施設づくりをまず心がけなければならないと考えております。ハード面、ソフト面で言いましたら、例えば複数の中で、そういった意味で各中心的な施設になるのは熊野学センターでございますけども、そこでは市民、それから周辺住民、そして圏域住民、そして大きくは観光客とか、あと熊野三山への参拝客もとらえまして、私たちはそれらの方をターゲットとしました施設づくりを行いたいと考えております。

 それで、具体的には、熊野ゆかりの、地域ゆかりの文化財を収蔵したり、展示したりとか、あと関係諸機関とか、あと全国各地の熊野と関係するようなところの熊野の文化財を借りてくることも可能かなと思っております。そういった中で、そしてあと熊野三山の、例えばいろんな情報をそれらが一目でわかるようなインフォメーション機能を持たせていくなど、私たちはいろんなニーズに対応できるような施設づくりを進めたいと考えております。

 そして、ソフト面では、私どもは観光拠点として考える中で、もてなしの心を養えるような人材づくりとしまして、そういった方々のサポートスタッフとしての育成とか、そしてそういう熊野の歴史とか文化とか自然とか、そういったことに興味のある方に対して、その方々の問いかけに対して十分答えられるような人たちの育成とか、そういったことを私たちも心がけていきたいと考えています。

 そして、もう一つ言いましたら、市内への、ここからの発着場、観光スポットの発着場というような形で、単に市内の観光スポットを写真とか映像で見せるのではなくて、そこの見どころとか、そこの歴史とか、ビューポイントとか、写真の、こういうような写真撮ったらいいよとか、そういった案内とか、あと商店街ではこういった買い物ができるよと、そういったことも今後していくことが可能ではないかとは考えております。



◆11番(三栗章史君) 

 大変すばらしい、びっくりいたしました。

 これ、想像すると、何か一つの大学みたいなのができそうなぐらいの、盛りだくさんな感じでございますが、その辺は予算のこともあることですし、より効率よく、よりお金がかからないよう知恵を振り絞りまくってもらわないと、これ大変かなというふうに今思っております。

 それでは、中心市街地の活性化を図るためにはどのような工夫をされているのか。例えば図書館であったり、文化ホールの部分のほうではどのように考えておられるのか。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 観光交流、そして中心市街の活性化は、私どもは、その副次的なものとして考えていくわけなんですが、そういったもののきっかけとしまして、この文化複合施設がどうあるかといった場合に、やはり私たちは先ほど申しましたように、そこの市内へ出ていく、そして市内の観光スポットを見てもらうための発着場としての機能をどう組み立てられるか、そしてその施設で言いましたら、四方八方に出入りができるような施設づくりをするかといった、そういったことを、私どもは、考えていかなければならないかと考えております。

 そして、例えば市内でイベントがあったりとか、熊野川町地域では今こんな花が見どころやとか、そういった情報も流すことができることは可能かと考えております。



◆11番(三栗章史君) 

 確かに、この熊野の地域というのは観光のすぐれたスポットがたくさん本当にありまして、それをすべて出し切りたいという強い気持ちはよくわかるんですけども、それをすべてやっていく場合に、いかに効率よくコンパクトにつくっていけるかというのも、これ財政のあることですので、重要な問題になってこようかと思いますけども、その中で、これ、この間の説明では、たしか文化ホールの大ホールの客席は1,100というふうにお聞きしたんですけども、それでよろしいでしょうか。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 基本計画では、最大1,100、そして今の市民会館の1,010同等以上というふうな形で、現在は出ております。



◆11番(三栗章史君) 

 それと、すみません、小ホールはどのようなふうになっておるんでしょうか。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 300人ということで、現在はなっております。



◆11番(三栗章史君) 

 かなり立派な、1,100ということで、たくさん入れるホールができて、これは、私個人としては、いろんなコンサートも、有名な方も呼んでこられてコンサートもできたりと。今まででしたら、なかなか新宮では実現できなかって、田辺であったり、熊野市まで行かないと見られなかったと。松畑議員も言っていたように、講演も、田辺の講演行ったり、新宮でおりながら出ないとあかなんだのが、1,100ですとある程度できて、これはありがたいなとは思うんですけども。それで、駐車場、この今の案でいけば何台程度の車がとめられるんでしょうか。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 基本計画では、整備目的とか施設規模などから、全体の駐車場台数を300台としております。ただ、その基本計画をまとめていく一つのステップ、通過点におきまして、その配置プラン上ではバスが5、6台程度、そして普通乗用車が130台程度のスペースしか確保できていないというのが、状況としてはお知らせしたことはございます。



◆11番(三栗章史君) 

 えっ、すみません。バス5、6台と普通乗用車160台をとめられるということですか。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 130台。



◆11番(三栗章史君) 

 130台をとめられるということですね。

 その施設、かなりの人員を集める施設の割には、少し駐車場が小さ過ぎるというふうな、現在は、イメージを持っておるんですけども。やはり、かなりこれ立派なものになってきますし、内容も今お聞きしてるだけでもすごい充実した内容ではございますけども、それで、これがそのとおり観光客も集められて、市民の方も憩えてというのが確実にできるのであれば、その他の経済効果等も考えますと、まちの活性化なども含めて考えますと、ある程度のものは仕方ないのかなと思いますけども、例えば1,100のいすがあって、そのほかにも学センターで展示室なんかも設けているのに、駐車場が130台というような、ちぐはぐな計画になってきますと、これ人の割には車とめるとこないというような、大変中途半端で危ういような計画に今なっていると感じます。というのは、やはり今その熊野学であり、図書館にしてもそうですけども、そちらのほうに頭が行ってしまって、そちら優先になって全体的なバランスが少し欠けてるように、私は感じる、この間の説明会を聞いても感じております。

 これ、この間の説明会では40億円と、予算というような金額をお聞きしておりますけども、これ40億円をかけてつくって、全然人が思ったほど来なんだということになりますと、これ本当に我々が次の世代の方に物すごいおもりを背負わすというんですか、ことになってしまいますんで、やはりそういうふうにもっと現実的に、ほんで効果的に、なおかつバランスのいい施設にしてもらわないと、これ幾らええもんあっても車置くとこがなかったら来れないということもございます。これは、駐車場だけ挙げての単なる一例ですけど、そういう部分も含めて、もう少しバランスを考えてやっていっていただかないと、ぜひ成功はしてもらわな困るんですけども、失敗は許されない、これ金額にしてもそうなんですけども、ものだと思いますんで、そこら辺慎重にお願いしたいんですけども。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 ここへの集客、誘客力をいかにつけていくかいうのは、私どもの至上命題でございまして、それに向けて邁進しておるところでございます。

 そういった中で、駐車場の件につきましては、一つの通過点という中で、今後の設計に入っていく中で、設計での創意工夫とか跡地利用方法などを、できる限りの駐車台数は稼ぐような形で、目標に少しでも近づけていきたいとは考えております。



◆11番(三栗章史君) 

 それと、やはりほかの議員さんなんかもちょっと心配していたんですけども、突き進んでしまって、もうこれ以上変更できませんというようなことがないように、逐一議会のほうへも細かく報告をしていただくようにしていただきたいと思いますし、本当にこれは一番の目玉になるものだと思います。ですから、中途半端なものは、僕は、ちょっと困るとは思いますけども、やはり失敗は絶対許されないという部分においては、かなり慎重になってやってもらわんとだめかと思いますので、その辺、市長もどのように思っておられますでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 いろんな方が、特に駐車場のこと心配してくれておりますので、またいろいろ意見いただいて、改善策というか、ふやす方法を考えていきたいと思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 本当に、くどいようですけども、国宝級のもの展示できたりとかすれば確かにええとは思いますけども、それがうまくマッチするのか、そういうふうなこともよく考えながら、ひとつ進めていただきたいと思います。

 この項は、これで終わらせていただきます。

 続きまして、蓬莱小学校の跡地の活用について御質問させていただきます。

 蓬莱小学校の跡地に、幼稚園及び統合保育所とグラウンドを伴った公園整備をするとのことですけども、私も、この計画については大変いいんじゃないかなと思っておるんですけども、市民病院跡地に千穂・丹鶴統合校の3年保育の施設を計画されておりますけども、この施設は、その蓬莱小学校の跡地の予定、計画されている施設とは重複はしないんでしょうか。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 学校の再編整備と、それから幼稚園、保育園の再編整備については、平成18年度1年かけて教育審議会の中で協議されてきました。

 その中で、旧市内、四つの小学校千穂・丹鶴・蓬莱・王子、この四つの小学校を二つの小学校に統廃合するということで、現在千穂小学校の土地に一つ建ててますし、王子小学校を改修するということで進めております。

 これに伴って、幼稚園も4園を2園にして、しかもこの小学校の幼稚園というイメージがずっとついて回ってましたので、やはり保育にかける子、かけない子の区別をしっかりしながら、幼稚園を小学校の敷地から出すということで、これまで進めてきております。それが、施策としてずっと進めておるわけです。

 今回、千穂幼稚園、昨年廃園いたしまして、現在丹鶴幼稚園のほうへ移ってるわけなんですけども、24年度から、今度はもう行くところなくなりますので、それで23年度にこの旧市民病院西別館跡地へ建てさせていただいて、そこへ丹鶴幼稚園の子供たちが移るということ。それから、蓬莱、王子のほうですけども、一昨年前になりますけども、蓬莱幼稚園については廃園いたしまして、王子幼稚園のほうへ今移っておるんですけども、いずれ学校から、敷地から出すということになってますんで、幼保の協議会の中で定数管理をしながら、いずれその蓬莱跡地へ保育所と併設した形で建てるという計画になってございます。



◆11番(三栗章史君) 

 ということは、最終的には蓬莱小学校の跡地のほうへ、両方合わせた施設をまとめるというような、いうことでよろしいんでしょうか。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 何十年か先になろうかと思うんですけども、蓬莱跡地のほうがグラウンドもありますし、敷地も広いですから、いずれはそういう形に1園なっていくんだろうとは思います。中学校も、当然何十年か後にはまた統合という形も出てくるかと思います。かなり先の話になると思いますけど。



◆11番(三栗章史君) 

 といいますのも、これたしか旧市民病院西別館跡地のほうへ建設するに当たりましては、地元の町内会さんの陳情もあったように思います。

 ですけども、実は、私の知り合いの方があの近くに住んでおりまして、逆にその方たちは、ああいう狭いところでそういうものを建てられると、大変、車も込んだりしますし、建物の都合によっては日陰になってしまうんやないかなとかいうふうに、ちょっと不安がってる方も、1人、2人ではなく何人かおるというふうにお話をお聞きしておりまして、それプラス、この蓬莱小学校跡地に幼稚園及び統合保育所の整備すると、公園をプラス整備するというふうな大綱を見ましたので、将来的にはそちらへ一緒にしていただけるのかなと、そう私は思っておりまして、そういうこともあるお子様をお持ちの御婦人方にお聞きしましたところ、蓬莱であればスクールバスさえ出していただければ、真ん中やし、広いんで賛成ですよというような声はいただいておりますんで、できましたら、やはりコスト、二つつくるよりも一つ、将来的になるほうが、コストもかからないということで、その方向でお願いしたいと思うんですけども、何十年先ということになるんですか。もう一度聞きます、すみません。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 まず、西別館跡地への幼稚園建設につきましては、地域の、町内の方々にも説明会開いたんですけども、そういう反対の声は特にございませんでした。

 それと、幼稚園は、保護者が幼稚園まで連れてくるということになってますんで、急激に1園にしますとかなりエリアが広くなるわけですけども、先ほどのスクールバスという考えもあるんですが、これは私立の保育園さんの一つの売りでもありまして、これを公立のほうでやってしまいますと、かなり申しわけない事態になる可能性もありますし、それは幼保の協議会の中でもいろいろ種々協議されてきておりますんで、当面はまずは2園でさせていただいて、行く行くはそういう1園になって、かなり少子化が進んできてますんで、非常に残念ですけども、少子化は今のところとまりませんから、最終的にはそういう形になろうかと思いますけども、当面は2園でスタートさせていただきたい、なおかつ3年保育を実施したいということでございます。



◆11番(三栗章史君) 

 わかりました。

 できましたら、私たちも説明聞いていまして、あの場所で、広さではなかなかちょっと保育所というか、3年保育ですか、環境的にどうなのかなという不安もありましたので、最終的に蓬莱のほうというのが、私も、環境からしてもええと思いますので、そちらの方向でお願いしたいと思います。

 それでは、最後にデジタル無線についてちょっとお聞きいたします。

 老朽化している防災行政無線の再整備に着手するため、デジタル化への移行を推進してまいりますとございました。

 確かに、現在の防災行政無線はかなり聞き取りにくいという声が、いろんなとこからお聞きいたします。

 これ、例えばデジタル化にすればどのように変わるのか、ちょっと教えていただけますでしょうか。



◎防災対策課長(井上登君) 

 再整備につきましては、老朽化したシステムの更新ということが一番の目的であります。その整備する中で、屋外放送設備につきましては、増設などを組み、適正配置を考え、聞き取りにくいエリアを少なくしていきたいと考えております。

 デジタル化ということでは、現在難聴対策として実施しております放送内容が聞けるフリーダイヤルやメール配信、それ以外の機器の接続も可能となりますことから、サービスの向上が考えられます。

 また、これまで市役所から屋外放送設備へ一方通行の電波でありましたが、電話のような送信と受信を同時に行うことが可能となります。避難所や災害現場からの情報通信ができるようになることなどから、より災害に強いシステムを構築することができると思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 わかりました。

 防災無線がデジタルに変わるだけではないということですね。わかりました。

 双方向のそういう情報のやり取りができるという認識でよろしいんでしょうか。



◎防災対策課長(井上登君) 

 はい、アナログ波からデジタルにかわりますと、情報量がかなりアップされます。そういうことで、機器の拡張性がすぐれておりまして、いろんな対応ができるということであります。



◆11番(三栗章史君) 

 わかりました。

 また、その防災行政無線の声が、やっぱりアナログのほうが聞きやすく、聞き取りやすくなるというお話も聞いたんですけども、それはあるんでしょうか。



◎防災対策課長(井上登君) 

 現実的には、スピーカーから出る音に関しましては、アナログであろうがデジタルであろうが、変わりはないということであります。



◆11番(三栗章史君) 

 はい、わかりました。

 以前、岡山県の備前市に、この防災無線のデジタル化したところへ視察に行ったんですけども、当時あのころ予算とか聞いたら、かなり、たまたま補助があったんだということもあったんで、かなりの金額が要るんやなというイメージがありましたんで、どんなもんなんやろということで、今回質問させていただいたんですけども、それ今回考えておられますこの事業に関しては、最終的にはどれほどの予算がかかるんでしょうか。



◎防災対策課長(井上登君) 

 まだ、23年度に予定しております基本設計、その部分で具体的な金額を算出することができるかと思いますが、ただ、今漠然とした中でフルデジタル化ということで概算の積算をしますと、10億円程度という費用になると考えます。



◆11番(三栗章史君) 

 はい、わかりました。

 まあ、これ生命のことを考えますと、余りお金のことばかり言うてますとだめかとも思いますんで、これも効率よく少しでも安く上げていただけたらと懇願して、私の一般質問を終わらせていただきます。



○副議長(大西強君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後3時13分

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△再開 午後3時31分



○副議長(大西強君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 5番、福田議員。



◆5番(福田讓君) 

 一般質問を行います。

 予算大綱について、市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。

 若干、重複いたします。お許し願いたいと存じます。

 まず、防災無線についてお聞きをいたします。

 平成23年度予算大綱の中で、老朽化している防災行政無線の再整備に着手するとうたわれております。現在、市内の各地に整備されている防災無線について市民の皆様方からよくお聞きすることですが、防災無線で放送している内容が聞き取りにくいという声があります。私も、市内において市民相談を受けていたときに、熊野地地区、王子地区、橋本地区で防災無線を聞いておりましたが、家の中では大変聞き取りにくく、窓をあけて再度聞き直しましたが、やはり聞きにくい状態でございました。また、その中には、しゃべっている声が余りにも遅過ぎて、何を言っているのかわからないときもございました。これでは、災害状況や緊急情報を市民の皆様に瞬時に伝達できないのではないかと危惧してるのが現状でございます。

 市長、市長は市内において防災無線をお聞きしたことは多々あると思いますが、市長の御感想はいかがでしょうか。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 私の自宅はよく聞こえるんですが、今議員さんおっしゃられたように、市民の方々には時々聞き取りにくいという声は聞きます。



◆5番(福田讓君) 

 確かに、市長も御存じだと思います。

 今回、先ほど11番議員が質問いたしました。旧熊野川町では、防災無線に関しては聞き取りにくいことも勘案して、各戸に戸別受信器を設置いたしました。当時は人口2,300人で、900戸の全世帯に現在設置されております。新宮市は、現在人口3万2,225人で、1万6,000戸ございます。旧熊野川町とは違って、新宮市内においては約16倍の戸数があります。各戸に戸別受信器を設置するには相当の費用が必要と思われますが、市長の考えはいかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 その聞き取りにくいというところが多くあると聞いておりますので、なるべく早くデジタル化整備するべきだと考えております。



◆5番(福田讓君) 

 旧熊野川町に設置されたときの費用については、私もお聞きしてございます。

 しかしながら、先ほどの防災課長の御答弁では、新しくデジタル化にしますと約10億円とお聞きいたしております。

 今回、合併により過疎債、辺地債または合併特例債の活用はできないものでしょうか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 過疎計画には登載しておりますが、これが過疎対策に資するかどうかにつきましては確認を要すると思います。

 合併特例債につきましては、新市建設計画にこちらも載っていると思われますので、こちらのほうは充当可能かなというふうに考えております。



◆5番(福田讓君) 

 合併特例債も、平成27年ですか、もう大体期日も迫っております。1万6,000戸に設置する場合の費用は相当のものでございます。

 これについて、私の考えは、そういった特例債、辺地債を活用して、年次計画によって合併特例債の返済の27年度に向けて、たとえ少しずつでも市民の安全と安心を守るために年次計画を立てて実施されてはいかがかと、私は、そう思っておりますが、市長はいかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 そのとおりだと思います。



◆5番(福田讓君) 

 今のお言葉、ありがとうございます。

 そうしますと、この受信機に対して、年次計画を立てて全戸1万6,000戸、相当な金額です。私の考えでは、1台3万円、だから、1万6,000戸ほど、4億8,000万円かかります。

 これに向けて、当局としては、今後、今市長の御答弁では、実施に向けて前向きの姿勢ではございました。私も、やっていただきたい。これは、やっぱり市民の安全と安心を守るためでありますので、今後これについて研究を重ねて、24年、25年、26年度とやっていただけるような考えをお持ちでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 その戸別で受信機置けるかどうかというのは、今後研究しなければならないと思いますが、市民の安心・安全のために聞き取りやすい防災無線の整備を、年次計画を立てて行っていきたいと、そういうことでございます。



◆5番(福田讓君) 

 わかりました。

 私も、市長と同じ考えでございます。防災無線が、緊急の場合、即時にそういういった放送を受けられる。先ほど井上課長がおっしゃったように、双方でやれるということです。

 ちょっと1点、双方というのは、我々一方通行的にじゃなしに、相手からも受けられるということでございますので、どういったときに一般の方からのその防災無線に緊急連絡できるか、そういう形でしょうか、お聞きしたいと思います。



◎防災対策課長(井上登君) 

 すみません。

 戸別受信機、そういう住民さんとの間での双方向というのは考えておりません。

 あくまでも、その電波の利用、高度な利用が可能というところでは、行政間、そういうところ、屋外の放送局、そういうところから双方向で情報を収集するというような形を考えております。

 それと、戸別受信機なんですけども、1台、現在6万円ぐらいかかるということであります。それで、1万6,000戸配りますと9億6,000万円という費用がかかってきます。それで、23年度予定しております基本設計の中では、それにかわる何らかのものを見つけていきたいというふうに考えております。



◆5番(福田讓君) 

 当時の熊野川町では約900戸でございますので、金額的には当時3万円少しだったと思います。だから、今お聞きしますと6万円ということですね。当時は、パナソニックですか、今の松下電工でやったと思いますが、かなり技術の革新、進歩しておりますので高くなるということに対して、私もちょっと疑問を持ちます。

 今後、井上課長、ぜひともそのあたり精査されて、研究されていただきたいと思います。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 先ほど、辺地債について御答弁するの忘れてましたけども、旧新宮市内は辺地債は適用なりませんので、それは使えないと思います。

 それと、合併特例債の件ですが、災害に強いまちということで、可能だと思うんですけれども、単価の問題とか、あと耐用年数の問題も出てくると思いますので、デジタル化と同時に整備するのであれば可能かと思いますが、戸別受信機単体ということになると、さらにまた確認の必要があると思います。



◆5番(福田讓君) 

 ありがとうございます。

 私も、一般質問で、市長初め、執行部の皆さんに提言を申し上げておきますので、今後とも研究を重ねて、市民のためにいい方向に向かっていただきたいと思います。

 以上で、この項を終わります。

 続いて、若干重複します。入れかわります。お許し願いたいと思います。

 新宮港工業用地販売についてお聞きいたします。

 議会開会の初日に、開発公社の事業計画の説明の中で、新宮港を含む負債の中において、開発公社が借り入れているお金の年間の支払利息だけで約8,900万円とお聞きいたしました。月にいたしますと、741万円支払いに必要ということでございます。

 私は、田岡市長が就任以来、新宮港の工業用地の販売についていろいろと提言をさせていただきました。一口に言って、国内外の経済情勢は大変厳しいものがあります。日本の企業は、長引く円高の影響で、会社設備を海外に移転されていることも事実でありますが、ただ手をこまねいていても前には進みません。予算大綱において継続的な取り組みを行いつつも、なかなか成果が得られないことも現実でございます。

 過日、新宮高校出身で、東京大学を卒業されてから官僚を経験され、長谷工コーポレーションの社長、会長を歴任された嵩氏が新宮市内で講演をされました。嵩氏のように、新宮市出身で中央経済界において御活躍をされている方々がおられるということは、私たち郷土の誇りでもあります。私は、こういった人たちに新宮市のコーディネーター等に就任を要請され、企業情報の獲得、企業誘致に御尽力いただける環境づくりを構築されることも一つの知恵ではないでしょうか。

 さらに、新宮高校出身で、巴川製紙の社長、会長を歴任された薗口氏、その他多くの郷土出身者がございます。市長のトップセールスや企業誘致対策課長の営業活動も当然ながら大切なことではありますが、いろんな角度から物事の発想を考え直すことも必要ではないでしょうか。

 市長の御答弁をいただきたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 そういったいろんな方の知恵をおかりすることは、非常にありがたいことだと思います。



◆5番(福田讓君) 

 年間8,900万円という開発公社の1年の利子を支払うのであれば、私は、中央経済界にコネクションを持っている方々に対して協力金のお支払いをしてでも、新宮港工業用地の販売に全力を傾注することが田岡市長の目指す雇用の創出につながるものと思いますが、いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 そういうお金を支払うかどうかというのは別にして、知恵をかりられたらと思っております。



◆5番(福田讓君) 

 再度、お聞きします。私は、以前、東京事務所等を設置されたらどうでしょうかと提言しました。こういったいろんな新宮高校出身で官僚や大企業の社長、会長を歴任された方、たくさんあると思います。そういった方のコネクションを大いに活用され、やはりどうしてもこの新宮港工業用地を売っていただかなきゃならない。こんだけの負債を抱えている。これは、田岡市長の責任じゃありませんよ。これは、前任の市長が行ったことですから。しかし、今あなたは市長の立場としてトップでございます。どうしても、この問題は避けて通れません。やっぱり、いろんな考えを持って、知恵を出して、いかにしてあの新宮港工業用地を売っていくか。私は、そのあたり、いろんな方法を考えていただきたい。私が今提言してることは、一つの案でございます。

 部長、こちらを向いてますから、一言どうぞ。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 確かに、企業誘致という面に関しましては、多くの情報、また多くの人脈、そういったものが必要不可欠な部分があります。そういった意味で、今議員御提案の件については非常にいいアイデアだと今思っております。

 また、紀州熊野応援団の嵩代表、それから薗口、前の巴川の社長、いろんな方が、新宮にゆかりのある方がおります。そういった方々とお会いすることもこれからあります。確かに、嵩会長については新宮にもよく来られております。そういったことで会う機会もありますので、そういったことも含めて一度いろいろとお話をさせていただいて、逆にいいサジェスチョンをいただければというふうに思います。



◆5番(福田讓君) 

 ぜひとも、我が新宮市出身の経済界で活躍されてる方にお知恵をかりながら、もっとこの新宮のために働いていただける、我々のふるさと創生のためにやっていただきたいと思います。私からの提言でございますので、ぜひとも考えていただきたいと思います。

 以上で、この項を終わります。

 続きまして、医療センターについてお聞きいたします。

 予算大綱の中で、医療センターつきましては、引き続き医師の確保や経営の効率化に取り組み、財源を考慮しながら医療機器を充実させ、今後も安心と信頼される医療の提供に努めるとともに、紀南地域の中核医療機関としての役割を果たしてまいりますとうたわれております。

 私は、昨年の9月議会で、医療センターの不親切な医師の行動で、医療センターへの市民の信頼が失墜されたことを質問いたしました。1人の医師の行動が市民から市民へと流布され、そのことが医療センター全体の信頼低下に結びつけられてきております。しかしながら、医療センターで勤務されている医師、看護師、職員の皆様は、医療センターの基本理念である市民の安全と安心を守るために、日夜一生懸命頑張って働いていることは事実でございます。

 私は、高齢の母親を月1回、定期健診に医療センターに通っております。そのときに、医療センターの2階にある地域医療相談室を知りました。上野山事務長とのお話の中で、患者様の悩み事や高度な医療技術を備えた病院の紹介など、患者様に親切に対応されていることをお聞きいたしました。医療センターが、市民の皆様にこういった医療サービスを行っている事実をもっと広く知っていただくことで、医療センターへの信頼度がより一層大きくなるものと、私は考えております。

 上野山事務長にお聞きします。

 こういった市民のために働いている部署がございます。もっと、こういった市民の方々の御相談を受け入れる場所がありますので、もっと市民の方にアピールしていただきたい。いかがでしょうか。



○副議長(大西強君) 

 上野山病院事務長。



◎医療センター事務長(上野山巳喜彦君) 

 わかりました。

 私どもも、広報あるいは病院のホームページで周知し、かつ入院患者様に対しては、それぞれこういう相談事、お困り事については相談に乗らせてもらいますというふうなこともお伝えしてるつもりでございますが、やはりまだ周知が足らないのだろうと思います。今後、より周知を図っていきたい、このように考えます。



◆5番(福田讓君) 

 ありがとうございます。まさしくそのとおりでございます。

 やはり、市民のために働いている医療センターですので、職員を初め、医師初め、看護師さんが一生懸命働いている、そのことをもっと、医療センターは市民のためにあるということを、もっとアピールしていただきたい。

 さらに、新宮市では毎月1回広報しんぐうが発行されておりますが、医療センターもせめて毎月でなくても独自で医療センター広報を発行され、医療業務の紹介や経営状態の情報を市民に紹介していけば、市民の皆様に若干間違った情報は流布されないと思います。必ずや、医療センターの信頼回復につながるものと考えておりますが、いかがでしょうか。



◎医療センター事務長(上野山巳喜彦君) 

 我々も、情報を提供することの手薄さから、本来の姿でない形で伝わっていることを残念に思っておりますので、より周知に努めるよう努力してまいりたい、このように考えます。



◆5番(福田讓君) 

 ぜひとも、今後上野山事務長を中心に、市民に対する医療センターの働きぶりをもっとアピールしていただきたい、これも提言をしておきます。

 続きまして、高齢者対策についてお聞きいたします。

 養護老人ホーム寿楽荘の指定管理者制度を開始するに当たり、民間の事業者の創意工夫を生かしつつ、入所者へのサービス向上につながるよう十分に配慮するとともに、介護予防事業など、引き続き高齢者の安全な暮らしを守るための施策を実施するとうたわれております。

 まず、民間事業者に委託されて入所者のサービス向上につながることというのは、新しいものとしてはどういったものがございますでしょうか。



○副議長(大西強君) 

 垣本課長。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 特に、新しいものというものはございません。今行っている寿楽荘の入所者に対するサービスが低下しないようにということで、また今後それ以上にそのサービスが上昇するような形の協議というのは、また行っていきたいというふうに思ってます。



◆5番(福田讓君) 

 民間事業者に委託するに当たり一番危惧することは、高齢者に対する安心と思いやりが確保できるかであります。経営者が変われば、そこで働く職員の待遇や雇用確保にも影響が懸念されますので、十分な配慮が必要であると考えております。

 以上3点のことは守られるよう、経営者との話し合いをしっかりと煮詰めていただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 サービスが低下することのないよう、しっかりと今後も話し合いを密にしたいと思います。



◆5番(福田讓君) 

 さらに、高齢者対策についてお聞きいたします。高齢者のための生活支援ハウスの建設については、田岡市長に毎回ごとに質問をさせていただいておりますが、低所得者の救済のためにも早急に決断をされることを要請いたしたいと思います。民間の高齢者賃貸住宅やグループホームですと、毎月の入所費用は13万円から15万円でございます。毎月6万円の国民年金受給者では、到底入所できない状態であります。市長、やはり小さな支援ハウスでも、ぜひとも市長の市民のための政治、高齢者に対する優しい政治のために、これも早急に検討をお願いし、前向きな姿勢によって建設に向けてゴーサインを願いたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 研究させていただきます。



◆5番(福田讓君) 

 毎回毎回していますが、今回は短くします。ぜひとも、市長の目指す市政は市民のためにある、それに向かってぜひとも実現に向けてやっていただくよう強く要請し、この項を終わります。

 続きまして、下水道についてお聞きいたします。

 予算大綱において、都市計画マスタープラン策定を引き続き実施するとともに、都市下水路支線整備等を進めるとうたわれております。昨年の9月、10月のゲリラ集中豪雨で、新宮市内において多くの床上・床下浸水が発生したことは記憶に新しいところであります。今後、地球温暖化による一極集中豪雨の被害がますます増大することは明白であります。市民の安心と安全を守るための新しい都市計画マスタープランを早急にまとめられ、実施していかねばなりません。さらに、市田川の改修については、県、国交省に対し強力に進めていかねばならないと考えられますが、いかがでしょうか。



○副議長(大西強君) 

 渕上都市建設課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 市田川につきましては、国交省、国の管理区間は、下流から約2キロメートルと、それから上流は、県のほうで管理されております。そして、河川整備、特に市田川、国交省につきましては堤防の強化とか、今新宮市からも要望しまして、対策を調査しながら練っていただいてるような状況であります。



◆5番(福田讓君) 

 最近の市田川の汚れは増しております。何とかしてきれいな川に戻していきたいとも考えております。まず、第一に、下水路を大きく整備することが大事ではないでしょうか。市内における建設業界の低迷は、新宮市の経済にも深い影響を落としております。合併特例債等の活用により下水路の整備を早急に進めることが、市長の公約であります雇用の創出にもつながっていくものと思いますが、いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 いろいろとやっていかなければならないなと思います。



◆5番(福田讓君) 

 今、新宮の建設業界は大変苦しい状態でございます。私は、市長に御提案するのは、今この新宮市が下水路整備を年次計画をもって工事を行っていけば、そういった建設業界の方の仕事もふえる。それが、ゲリラ豪雨とか集中豪雨に対しても、市民の方が安全、安心で生活できる、そういったまちづくりにつながります。そして、市長の言われる雇用創出、働く場所ができる。そして、これはずっと、1年、2年で終わる事業ではございません。私は、そういったことを考えますと、道をつけることもいいんですが、いろんな道をつくってますが、やはり市民の大切な、床上・床下浸水がなくなるよう、そういった大きな下水路整備を、一遍には無理です、しかしながらそれがやっぱり雇用に結びつき、市民の方が働く場所ができる、一石二鳥ではありませんでしょうか。私は、それを市長にぜひともやっていただきたいし、ここにおられる職員の方々にも、新宮の下水路整備を、これは早急に今後進めていただきたいということでございまして、市長、もう一度御答弁ください。



◎市長(田岡実千年君) 

 下水路というのは側溝の工事のことなんでしょうか。すみません。



◆5番(福田讓君) 

 要するに、生活用水からすべて含めまして、今御存じのように東京都では大きな、ありますね、中に。雨が降ってもすべてそれを流していける。今の新宮の状態では余りにも下水路が小さいんですよね。だから、それがあふれてきて浸水すると。旧態依然の状態ですので、やはりこれを改修していって、それが雇用につながると、私はそう考えております。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 今、議員さん御指摘の浸水対策を兼ねて下水路整備ということでありますけども、今回の3月補正、そして当初予算にも下水路、三輪崎とか佐野の整備について予算は計上させていただいております。また、旧市内につきましても、側溝の改良とかそういうような方面で上げさせていただいております。一応、ある程度、都市下水路としては新宮市も整備ができてるんですけども、まだまだ浸水の現象を見てますと、そういうようないろんなところの側溝等の整備など改良すべきとこがありますんで、今後の課題としていきたいと考えております。



◆5番(福田讓君) 

 ぜひとも、今後、年次計画を持って進めていただきたいことを提言申し上げます。

 さらに、緊急の集中豪雨の排水対策として、市田川周辺の特に浸水被害が大きかった地区では排水ポンプを増設されてはいかがでしょうか。春に入り、これからはますます雨の季節になってまいります。災害の教訓を忘れないためにも、排水ポンプの増設を準備されることも必要ではないでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 ただいまの御指摘についてなんですけども、現場を私ども確認しながら、今言われてますポンプの設置が有効なのか、または下水、または側溝等に対しての取りつけとか、そこら辺が有効なのか、今後現場を見ながら課題としていきたいと思っております。



◆5番(福田讓君) 

 ぜひとも、前向き姿勢で頑張っていただきたいと思います。御提案申し上げます。

 最後に、広報活動についてお聞きいたします。

 現在、ZTVの5チャンネルで議会の一般質問が放映されておりますが、デジタル化により現在使われている放映機器が使えなくなり、新たにデジタル機器を導入するならば3,000万円以上の費用がかかるため、また経費節減の折、今回限りで一般質問の放映は終了するとのことであります。現在、インターネットでも一般質問の放映はされております。私は、過日、NHKの朝のニュースで、地方議会の会議をインターネットライブ中継されているのを拝見いたしました。新宮市議会では、一般質問はインターネットで後日放映されておりますが、本会議のライブ中継はされておりません。今、地方議会のあり方が問われているとき、市民の皆様に議会における議論を正確に知っていただくためにも、本会議のライブ中継が必要ではないかと考えております。市長のお考えをお聞きしたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 この地上波デジタル放送、7月から完全に移行するわけですけど、それに伴い、この議会がZTVで放映できなくなるということでもありますし、そういうところでそういうパソコンが必要になるとは思うんですが、多くの市民の皆さんにこの議会の様子を知っていただくためにも、前向きに取り組んでいきたいなと思っております。



◆5番(福田讓君) 

 もう1点、インターネットライブ中継にかかわる機器費用として、私は自分で調べておりませんので、担当の方にお聞きしたいと思います。



◎情報推進課長(岡田清則君) 

 インターネット生中継ということで、現在いろいろとインターネット上で議会放送なんかもされているところも数多くふえてきてるというふうに見ております。

 インターネットの生中継については、インターネットに接続できる環境があれば技術的には可能だと思います。



◆5番(福田讓君) 

 この本会議の生中継をする場合に、費用としては、今岡田課長がおっしゃった、幾らぐらいかかりますか。



◎情報推進課長(岡田清則君) 

 費用については一概に申し上げることはできませんのですが、外部レンタルサーバを利用したり、動画配信サービスも今はやっていますユーストリームといったポータルサイトに登録することによって、既存の設備を使い環境を整えることで、数十万円の初期費用でできると思っております。



◆5番(福田讓君) 

 あっ、それだけの費用でできるわけなんですか。そうしますと、ZTVの5チャンネルの費用というのはすごいですね、3,000万円という。



◎情報推進課長(岡田清則君) 

 今、アナログ放送で映像を配信、うちの情報推進課のほうのコンピューター室のほうから送出しております。決められた時間によって放送してるというところです。

 実際に、デジタル機器をつけて動画配信をするということで、そのデジタル機器の設備費用等がかなり高価なものになるということです。



◆5番(福田讓君) 

 わかりました。

 今回、市長も前向きな姿勢で検討していただくし、インターネットライブ中継はそれほどお金がかからないということで、今後とも、市長のほうで予算化されるよう、私からも強く要請していきたいと思います。

 以上で、一般質問を終わります。ありがとうございました。

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△杉原弘規君



○副議長(大西強君) 

 引き続き一般質問を続行いたします。

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) 

 それでは、一般質問を行います。

 先ほど、三栗議員も鼻炎のことを言いました。私も、鼻炎の傾向があって、ちょっと声がおかしくなってますんで、その点、御容赦お願いします。

 私どもは、この4月の統一地方選挙に向けてアンケート調査というのを行いました。これは、全戸配布をしたつもりであります。それで、アンケート調査には、さまざまな多くの意見をいただきました。現在は、約400通ぐらい来ていると、こういう報告になってます。

 このアンケートの中にですが、まず第一に、あなたは新宮市が好きですかと、この問いに圧倒的な回答は、好きですと、こういう内容のものでありました。たくさんの理由はあるんですが、一つ一つ挙げればちょっと切りがないので、幾つか抜てきをしてきました。

 それは、生まれたところ、こういう、好きな理由ですね。ほいで、のんびりしてますと、新宮市の人は。美しい自然、山、川、海。不便ですが、都会から帰ったときなど特に実感しますと、こういう内容であります。さらには、温暖な気候で光熱費がかからなくて日本で一番住みやすい場所、こういうことを書いてる方もおります。生まれた、育ったところです。自然が豊かでゆったりした時間が流れている。住民が親切で温かい、などなどの回答がありました。

 もちろん、そうでない意見もあります。新宮を嫌いですという回答も幾つかありました。働くところがない、活力が見えない、首都、都市に出ていくには不便、福祉、医療が充実していない、こういう内容であります。

 特に、国保税や介護保険料などの設問のところについては、国保税が高い、介護保険料が高いという回答が、60歳、70歳の年代の方に圧倒的に多くなっているのがアンケートの中身であります。アンケートの中で、一つの例ですが、60代の男性は次のような意見を述べています。介護保険料が高い。今は、仕事をしているので何とか食べていけますが、仕事ができなくなったら月5万円の年金から保険料を引かれる。月、約2,200円だそうです。保険料を引かれて、その上に利用料が1割負担となると、介護保険を使用する前に死ねということかなあと、これ「なあ」が入ってます、その方の行く末を心配する内容のものであります。

 私は、このアンケートでいただいたこういう意見をもとに、市長の新年度予算の中身に入っていきたいと、このように思います。高齢者福祉の面で、介護給付事業から寿楽荘整備事業までの5項目にわたって実施することになっています。市長の新年度予算大綱では、具体的には寿楽荘などのことを述べた上で、介護予防事業など、引き続き高齢者の安全な暮らしを守るための施策を実施します、こう書かれています。市長ね、これからの高齢者の安全な暮らしを守るという高齢者福祉とはどのような内容のことを考えているのか、お聞きしたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 まずは、健康な状態のときから、介護状態にならないような生活習慣の指導とか、あと和歌山県全体でも取り組んでおりますが、高齢者運動機能向上のための運動教室など、そういうサークル支援などもあります。また、新宮市では、高齢者福祉サービスとして緊急通報システムや配食サービス、そして住宅火災警報器設置助成などの事業を行っております。高齢者が安心して暮らせるように、見守りなども兼ねた施策だと思っておりますし、また時々孤独死で寂しく亡くなる方もおられます。そういうところも、この協働という観点で何とか救えないかなと、そういう思いもしております。



◆8番(杉原弘規君) 

 幾つか、今市長は述べられました。私は、市長が答弁された内容、ぜひ実行していただきたい、このように申し上げておきたいと思います。

 さらに、一般会計からの介護保険への繰入金4億9,000万円であります、予算の中では。昨年は、4億5,200万円でありました。約3,800万円の増額はどうしてなのか、当局にお聞きしたい。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 一般会計からの繰入金の増額につきましては、主に給付費の増加によるものでございます。

 まず、その要因として、平成22年度中に介護サービスの事業所の新規開設によるサービスの受給者の増加、そして認知症の高齢者グループホームが9床、熊野川のほうで増床されたことと、太地町に所在するグループホームを22年4月1日に指定しましたので、そのことによる地域密着型サービスの受給者の増加によるもの、あとは自然増による居宅介護サービス受給者の増加によるものでございます。ほかに、23年度は、平成24年度から26年度の3年間の第5期の介護保険事業の計画策定の年になりますので、その費用も含んでおります。

 介護保険の仕組みですけれども、ざっとなんですけれども、全体の給付費の1割を利用者に払っていただきます。そして、その残りの分は、半分が公費、半分が被保険者の介護保険料で賄われます。公費の半分は国が持ちますけれども、その半分を県と市が持ちます。したがいまして、給付費の12.5%が市の負担とする額となりますので、この一般会計からの繰入金というのはそういうことになります。



◆8番(杉原弘規君) 

 要するに、この分は新宮市民の高齢者の皆さんの負担を軽くしたと、こういうことで受けとめてええのか。そうではないのか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 軽くするということよりも、給付費に見合った市の負担分ということになります。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、あれですか、国の介護保険料、いわゆる利用料、それからそれぞれ5割5割ですか、その負担分、これについては結局は市民の暮らしに全然関係してないと、そうではないでしょう。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 市民の暮らしにといいますか、市民が負担する分は保険料の分でございますので、半分の部分を保険料で持つということになってますので、その分の20%につきましては65歳以上の高齢者の保険料として賄っていただくということになってます。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、現在の介護保険制度のもとで、一般会計からの繰り出しいうのは福祉の充実の立場から見てやむを得ないと、このように思います。そういう点では、今、国が検討課題としている利用料の値上げなど、国民負担増を避けなければならないと、こういう立場であります。これ以上の利用者負担がふえれば、先ほどアンケートの一例で紹介させていただきましたが、利用するまでに死ねというようなことかとの思いは、こういう高齢者がますますふえてこざるを得ないと、こういうふうに思います。私は、この利用者負担、これは極力抑えて、市の一般財政で許される範囲は大いにそれを繰り出す、こういうことについて市長のお考えをお聞きしたいと思います。



◎市長(田岡実千年君) 

 そういうふうに、利用するまでに死ねというふうなことを思ってられるというのは、少しショックを受けたわけでありますが、この介護保険は国の制度に沿ってさせていただいてるわけであります。また、そういう低所得者の方に対する救済措置といいますか、配慮も行われてると思いますが、そういう思いがあるようでしたら何とか考えていかなあかんのかなというふうに、今思ってるところであります。



◆8番(杉原弘規君) 

 新宮市の高齢者、約1万人に近づいてきてると。もう、30%に達するようになってきていると。これ、まだますますふえると思うんですよ、高齢者が、比率が高くなる。私は、この市民の暮らしを守る、特に高齢者に対する施策を手厚くしてほしいという気持ちなんです。ですから、一般会計から、介護保険料だけではありません、国保もそうなんですが、そういうところへ、この繰り出しというんですか、保険の側から言うたら繰り入れなんでしょうけども、繰り出せる、そういう立場で考えていただきたいと、こういうことを申し述べておきたいと思います。

 さらに、アンケートでの国保で医療についての項目を、私たちは尋ねました。国保税をもっと安くしてほしい、医療費を安くしてほしい、こういう要望、意見、大変多く寄せられています。

 市長の新年度の予算大綱の中に、市民の命を守る施策、この問題についての、私から見てそういう見解が見当たらないという感じをしました。健康保険のことは、国の施策であります。国の施策といえども、地方自治の首長として、市民の命を守る一番重要な部分が欠落しているのではないかと、私は感じたわけですが、確かに新年度予算の中で1億5,100万円の繰り出しで市民の負担を補っていることは承知しています。まず、市民の命を守る市長の施策について御見解を聞かせていただきたいと思います。



◎市長(田岡実千年君) 

 そういう命を守るという面におきましては、福祉のほうへはしっかりと予算配分させていただいてるつもりであります。また、先ほど御答弁させていただいたように、緊急通報システムや配食サービス、住宅火災警報器設置助成、そしてまた介護予防啓発事業なども事業に入れさせていただいてると思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 国保というのは、憲法25条によって国民の生きる権利を保障する、そういう理念に基づく社会保障制度であることは言うまでもありません。高過ぎる国保料の根本原因、これは国保に対する国庫負担を政府が減らしてきたからであります。今こそ、自公政権時代から減らし続けてきた国庫負担金をふやす、このことがない限り、安心して国保を受ける、こういうことにならないと、国保料を引き下げるときであると思うんです。

 さらに、民主党政権になっても、国庫負担をふやすどころか国保料値上げをあおっていると報道されています。私の思いですが、たしか平成19年度までは国保は国が2分の1、県が4分の3、市が4分の1となっていたのではないかと思うところであります。現在は、どのような比率になっていますか。これは変わりませんか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 今、議員さんがおっしゃった率は、保険基盤安定制度の比率であると思います。一般被保険者に係る療養の給付に要する費用につきましては、定率の国庫負担が34%、財政調整交付金が国・県合わせて16%ということで、医療費の2分の1を補助していただいております。残りの2分の1を保険税と一般繰入等で賄っているというのが現状でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 この平成19年のその当時なんですが、国民1人当たりの国保料は3万9,020円だったと聞いています。市の財政が苦しい中でも、新宮市は一般財政から国保会計に繰り出しをしています。ことしは、国保への繰り出しは1億5,100万円で、昨年1億6,000万円に比較して約1,000万円の減額になっているが、どうしてこうなったんですか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 今の御質問の内容からいたしますと、22年度の繰り出しは1億5,417万円だと思っております。約317万円の減額になっております。これにつきましては、国保に関する地方交付税措置が減額されたことが影響されていると思います。

 以上です。



◆8番(杉原弘規君) 

 このうちですが、法定内繰入金いうのはどのぐらいありますか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 繰入金のうち、法定内の繰入金は約1億4,750万円でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 それじゃ、法定外繰入金はどのぐらいになりますか、平成21年度では。これ、平成19年度は385万円というふうに聞いてたんですが。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 21年度の法定外繰入金は約350万円でございます。これにつきましては、地方単独事業で行っております老人医療とか重心医療の負担分でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 わかりました。

 50%から24%に減らされた国庫負担金を、もとに戻させることも含めて国に働きかけるということが市長の責務だというふうに、私は思っています。これは、国の施策ですから、市長の1人の判断で事が解決できるとは思っていません。やはり、国に対して改善を求める、国保負担金をもとに戻す、減らした分をもとに戻す、このことを市長として国に強く働きかける、このことが今一番大事ではないかというふうに考えるわけですが、いかがですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 このことは県の市長会でも提案させていただきたいと思いますし、また近畿市長会も通して全国市長会へも訴えていきたいと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 よく、市長はそういう形で答弁されるんですが、市長会でほかの市長さんはどのような御意見出されてますか。同じようなこと言ってますか。



◎市長(田岡実千年君) 

 そうですね、さまざまな意見が出ますが、この保険の制度についても出ております。



◆8番(杉原弘規君) 

 あっ、出てるのはわかるんですが、ほかの市長さんも、国保税ですか、それを、国庫負担金、これをふやしてくれと、こういう意見を述べていますか。



◎市長(田岡実千年君) 

 大体、議員さんがおっしゃられるようなことの趣旨であります。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、国に意見を市長会として述べた、それに対する返事などはいかがですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 その返事は、まだ来ておりません。



◆8番(杉原弘規君) 

 その返事が欲しいですよね、はい。ないものを言っても仕方ないんで。

 さらに、お聞きしたいと思います。

 厚生労働省は、一般会計から国保会計への繰入金をやめるよう自治体に号令をかける通達を出した、このように聞いたんですが、これは事実なんかなと思って。そして、この通達の中身は、広域化等支援方針策定要綱という通達が出された。これ、新宮市にも来ていますか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 広域化等支援方針策定要綱につきまして、新宮市のほうにも22年の10月に来ております。この広域化等支援方針策定につきましては、県が各市町村の意見を聞いて和歌山県が作成するというようなものでございます。要綱では、あくまでも赤字補てんの一般繰り入れを減らすようにというようなことがあり、新宮市のほうでは現在赤字補てんの繰り入れはございませんので。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、新宮市はそういう通達にそぐわないと、こう理解していいんですか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 そのとおりでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 なるほど。国がこの繰入金をやめるようにというやつは、それはしなくていいと、こう理解してよろしいですね。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 新宮市では、今一般会計繰り入れのほうへは、法定内の繰り入れだけを行っておりますんで、今までどおりでも大丈夫かと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 これからも、繰出金、一般会計からもできると、こういうことですね、はい。

 ひとまず、少し私が心配していたことが解消されたというふうに思ってます。

 それでは、もうここはこれで。

 今、この現在でも、国保など正規の保険証を持ちながら窓口負担を払えなくて受診に行かないと、こういう話を聞いているんですが、新宮関係でもそういう事例を聞いたことありますか。保険証を持ってるんですが、窓口へ行って払う金がない。ですから、受診に行かないというような話があるわけですが、当局にそういう、耳に入ってるかなと。つかめてますか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 直接私どもの係のほうへは、そういうお話は入ってきてございません。



◆8番(杉原弘規君) 

 そういう実態があるということを知っておいていただきたいと、こういうふうに思います。

 それから、新宮市には国保にかかわる市の基金、現在はどれぐらいありますか。基金のとこを見れば載ってると思うんですが。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 新宮市の国民健康保険事業基金は、現在1億7,662万2,000円でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 これは、基金の取り崩しいうことは、やろうと思えばできますね。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 一応、22年度、約9,200万円ほど予算計上しておりまして、今年度の医療費の状況を見ますと、全額を取り崩していかなければならないような状況になってきつつありますんで、その繰り入れを、基金を取り崩して特別会計のほうへ入れるということは可能でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 ここでも、私はお願いをしておきたい。やはり、これだけ市民の暮らしが苦しくなってきている状況の中で、この大事な国保にかかわる基金、これを有効に活用できるように、そういう立場に立っておいていただきたいと、こういうふうに思います。

 それから、予算大綱にかかわってなんですが、市長は地域活性化の施策の中で、緊急経済対策として熊野材を利用した新築・改築における補助金の増額を行うと、こう表明しています。先ほど、三栗議員がこのような関連で、この質問をしてました。私は、こういう熊野材を利用した補助金というのは、これはこれでぜひ実行していただきたいと、こう思っています。私は、こういう熊野材を利用した補助金はもとより、住宅リフォーム制度について提案をしたいと、このように思います。

 住宅リフォーム助成制度は、地域住民が住宅のリフォームを行った場合に、その経費の一部を自治体が援助すると、こういうことであります。援助することによって住宅の改善を容易にするとともに、中小零細業者の振興を図るものであります。全国180の自治体で、この助成制度を取り入れ実施したところ、経済効果は抜群であった、こう言われてます。

 一つの例ですが、滋賀県の近江八幡市の場合、経済効果は助成額の18倍にもなっていると言われています。これは、リフォームすることによって、例えばふろをリフォームすればふろの器材が売れる、器具を買わなければならない。あるいは、部屋をリフォームすれば畳をかえなければならない。そういったように、さまざまなところに経済効果が広がっていると、こういう内容であります。

 助成制度の形態というのは、自治体によってさまざまであります。例えば、工事費の1割負担、70万円の工事費であれば7万円を負担する。これは、自治体によっていろいろ違ういうことを念頭に置いといてください。それから、やはり上限は決めています。その自治体によっても30万円、20万円、50万円いうところもある。これは、このことを前提にして、私は紹介しておきたいと。このように、負担割合とか上限額はそれぞれの自治体によって違います。施工者は、市内の業者でなければだめであります。よその業者ではだめです。住宅リフォームによる波及効果、今私が述べたように木材製品、電気関係、ガラス製品等々へ及んで経済の活気を呼び起こしていると、実施自治体では大変な好評を得ている、このように新聞で報道されています。

 市長には、以前資料をお渡ししたことはあると思うんですが、新宮市の中小零細業者の振興を図るために、ぜひ御検討をお願いしたいと思いますが、市長、いかがですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 前回の12月議会でも、東議員さんのほうから、このリフォームの助成について御提言いただきまして、また各地の取り組みの記事とかもいただいております。その記事によると、経済効果が大きく出ておりまして、非常に興味を持っているところであります。

 23年度は、引き続き緊急経済対策として熊野材の補助を行っていきますが、このリフォームの助成についても前向きに考えていくべきだなと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、新宮の経済を引き起こすために、ぜひお願いをしておきたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 10分間程度、休憩いたします。



△休憩 午後4時38分

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△再開 午後4時50分



○副議長(大西強君) 

 休憩前に引き続き会議を行います。

 一般質問を続行いたしますが、あらかじめ会議時間を延長いたします。

 8番。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 それでは、次の項目に入ります。

 辺地債の活用についてであります。

 私は、これまでに何度か辺地債について一般質問で取り上げさせてもらいました。重複する部分もあるかもわかりませんが、辺地債については過疎債、合併特例債などに比べて大変有利な地方債であります。この熊野川町内向けの事業を進める上で欠かせない地方債だというふうに、私は認識しています。中でも、辺地債は僻地における事業計画を推進する上で大変重要な地方債であります。この新年度予算を見ると、過疎債では15の事業、合わせて20億4,000万円を活用しております。辺地債では3つの事業、7,200万円となっております。

 ここでお聞きしたいわけですが、辺地債には対象事業の範囲、上限枠、こういうものがあるのかどうか、教えていただきたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 中前課長。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 対象事業については、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律等におきまして、道路、し尿施設、農道、林道、飲料水供給施設、観光レクリエーション施設などという施設が示されております。

 上限枠でございますが、市単位での上限枠はございませんが、全体枠としまして地方債計画で412億円というふうになっております。ちなみに、過疎債のほうは2,700億円というふうになってございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 辺地債は、私の記憶ではさまざまなところへ使えることになってます。過疎債と全くよく似てます。過疎債は、新宮市自身が適用されてますから、多くの事業をされてるということで当然かと思います。しかし、辺地債については熊野川町の辺地の指定されたところ、九重辺地だったですか、西敷屋辺地、小口辺地、それから三津ノ辺地だったかな、ちょっと間違ってるかわかりませんが、これ四つの辺地があったですよね。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 四つの辺地で、西敷屋辺地というのが正確には敷屋辺地でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 なるほど。ここに指定された地域は、事業を興して辺地債で補うと、こういうことができます。学校の校舎の問題まで入ってます。かなり広い事業を興せる。しかも、辺地債は80%の地方交付を受ける、ここが魅力なんですよ。過疎債で70%、合併特例債で5%の市持ち出しになってたんです、それ残ったやつの70%ですから、大体35、6%になってしまう。しかし、この辺地債は8割が交付を受ける、こういうことであります。辺地債の辺地対策事業いうんですが、この対策事業は大体過疎債と同じようなところに使えると、こういうことであります。交通・通信体系の整備、先ほど福田議員がいろいろ防災のことを言ってましたが、恐らくこれも交通・通信体系の整備の中で活用できるんではないかというふうに、福田議員の一般質問を聞いてて、ふとそういう思いをしてました。農道及び林道、電気通信に関する施設、地場産業の振興に資する施設、観光またはレクリエーションに関する施設、教育文化施設、産業の振興、公民館、その他の施設、これはこれがすべてではないんですね、まだいっぱいあります。私は、自分のええとこどりして今述べたんですが、こういうことであります。いわゆる幅広く活用できる内容のものになっているということを強調したいわけであります。

 辺地債の取扱要綱の中では、辺地債は原則として辺地に指定されている区域内に設置されるものとすると、こうなっています。しかし、当該辺地の区域外に設置する施設であっても、当該辺地の区域外の住民に対しても相当の住民が利用することとなるものにあっては対象とすると、こういう要綱の中で項目があります。

 当局にお尋ねしたいんですが、もう少しわかりやすく説明していただけないでしょうか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 辺地債は、いわゆる辺地とされる区域とその他の区域の住民の生活、文化水準の格差の是正を図ることを目的としております。議員おっしゃられましたように、原則はその辺地の区域内に施設を整備するものですが、その区域外に施設を整備する場合は、その全利用者の割合の50%以上が当該辺地に係る住民の利用という条件となっておりまして、市町村が財政の効率化等を考えまして施設の適正配置ということで行う場合は、その対象となるというふうに思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、今課長の説明にあったように、例えば広角のあの広大な土地に道の駅、これは架空のものかなんかは、僕はわかりません、そういう話として飛んでますから。道の駅ができたときに、その一角に熊野川町の辺地の皆さんのかかわる農産物とかそういったものを持ち込んで、そしてそこで販売する、共同販売をする、こういう施設もできるんではないかというふうに、私は思ったわけですが、課長、これ私の思いはどうでしょうか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 今のお話をお伺いしますと、原則論をはるかに超えてるというふうに感じております。



◆8番(杉原弘規君) 

 残念であります。

 何とか辺地債を使って8割の地方交付を受けると、そういうことを夢見たわけですが、今の課長答弁で夢が壊れました。しかし、そのことで私はくじけません。本当に、辺地の皆さんの中で使う、興せる事業はたくさんあるからであります。私が、欲張っただけの話であります。私は、辺地を対象にしたこの辺地債を大いに活用すべきだと思っています。

 一つの例があります。熊野川町の滝本という集落、下地地区というところがあります。まさに、辺地であります。下地地区の居住者は現在、もう実名を上げさせてもらいますと、阪本さんという宅だけであります。四季折々には、今ある旧宅を訪れる、都会から、新宮から滝本へ帰る、こういう訪れる人もいます。その中の一人に、佐野に居住の井澤さんという方は家を改築したんですよ。家を改築して、おおむね内装を済ませているところもあります。この少人数のこの集落の、滝本の下地地区の皆さんは、道さえつけば帰っていきたいと、こう言う。今は、佐野に在住してる方もそう言ってます。多くの人が新しい居住地に行ってる中で、盆、正月に、墓参りに訪れます。高齢化の進む中で、この坂道を生活道路としている人にとっては、プロパンの運搬、食料品等の運搬や、まして病気やけが人の対応のときには想像もつかない苦労が起こると、こう言ってます。下の川の近くから、家から、けがした人を運ぶのに、すごい100メーターぐらいあるんですよ、そこにけが人や病人を上の道まで連れてくるのに大変な苦労をすると。この苦労は、はかり知れないということを言ってます。土地の所有者は、道のためなら無償提供してもよいと、こう言ってます。この滝本下地地区は、辺地債の対象地域となる辺地中の辺地であります。住んでいる人が少ないとはいえ、こういうところにこそ辺地債を活用した生活道路の事業を計画してやっていただけないかと、私は、辺地で住んでいる人たちの声を届けたいと思っていますが、当局の考えはいかがでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 今お聞きしまして、現場なんですけども、滝本へ下っていく県道那智勝浦熊野川線から河川のほうへ行ったあたりかと思います。現場的にも、高低差のあるところだと思いますんで、一度現場を確認させていただきたいと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 これは、確かに私も大変な事業だというふうに思ってます。

 先ほど、ちょっと申しわけないんですが、聞き漏らした点があります。辺地債について412億円と課長は答弁されました。国全体で412億円中、和歌山県に配分される枠というのがあるんではないかというふうに、私は感じてるんですが、そういうものはありますか。過疎債の場合はありますね。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 基本的に過疎債と同じで、市町村からの申請に基づきまして知事が申請して、その額に対して同意を得られるということになりますので、今和歌山県がどれだけかということについてはわかりません。



◆8番(杉原弘規君) 

 過疎債は、たしか20億円ぐらいではなかったですか、過疎債の場合。県が、何いうんですか、和歌山県が配分、配分では言葉はだめですね、使える過疎債の、県全体の総額が。もっと大きかったかな。



◎財政課長(向井雅男君) 

 過疎債も、先ほど中前課長のほうから答弁があったように、まず県のほうで要望を集めまして、それから国へ申請へ参ります。その上で県の配分が決まってきますので、まだ確定はしてございません、今年度につきましても。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、新宮市がですよ、今度の新年度予算で20億円の過疎債を使ってますね、20億円余りの。これは県に、新宮市こんなけ使わせてくださいと、そういう申請をして、それがオーケーできたから予算化されたんじゃないんですか。



◎財政課長(向井雅男君) 

 新年度予算については、おっしゃるとおり20数億円で、過疎債要望していく予定であります。これについては、もう既に県のほうには申請というか、数字をお知らせはしてまいります。それで、その上で、県のほうで国のほうにまた申請するということになりますので、確定はまだ、承認をいただいて、今年度の途中になると思います。翌年度の途中に、うちのその過疎債の要望額について承認をいただくということになろうかと思います。ですから、まだ確定はしてございません。



◆8番(杉原弘規君) 

 これ、確定してもらわんと困りますね。

 僕、聞きたいのは、2,000億円言うたかな、さっきの答弁、2,000億円ぐらいの国家予算があって、そのうちに和歌山県に配分いうんか、県全体で使える過疎債のお金いうのは幾らぐらいになるんかな。その中の新宮市の20億円分ですよ。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 先ほど申し上げましたように、市町村からの申請に基づきまして知事が総務大臣のほうへ申請します。総務大臣が、その額に対して同意するということで配分しますので、現時点で全国からどれぐらいの申請があるかとかわかっておりませんので、単に和歌山県がこれだけという答えは今のところわかっておりません。



◆8番(杉原弘規君) 

 わかりました。僕の認識が間違うてたわ。

 それじゃ、課長、あれやね、辺地債もどんどん要望すべきやね、極端に言えば。辺地債の事業、辺地にかかわる事業で辺地債を使わせてください、これで事業興させてくださいと言うことはできるんですね。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 この後、委員会で審議していただきますけれども、辺地に係る総合整備計画に登載されているということが前提でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 はい、わかりました。

 私は、ぜひこの辺地債で、辺地の皆さんのいわゆる生活にかかわる問題、さまざまなところで使えるということでありますので、ぜひ辺地の皆さんのこういう声を十分聞いていただいて、その辺地の皆さんの要望に沿える、そのために辺地債を活用する、ぜひ心がけてやっていただきたいということをお願いしておきます。

 それでは、次の項ですが、バリアフリー社会、人にやさしいまちづくり、公共施設での磁気ループシステムの新設についてということであります。

 バリアフリーというのは、私が申すまでもありませんが、高齢者や障害者だけでなく、すべての人にとって、日常生活の中で存在するあらゆる障壁を除去することを意味すると述べられています。

 高齢化社会が進むにつれ、全国で難聴者は、軽度の方も含めて600万人もいると言われているそうであります。その中の1人であります。私、両方入れてます。これ、入れないと課長答弁が聞けないと。新宮市でも、かなり多くの高齢者の中に難聴者がいると考えられます。これから先も、増大が予想されます。この補聴器を利用している者にとって、広い広場、ホール、会議室、教室、劇場、体育館などで音声を正確に聞き取ることが困難であります。

 今、新宮市は、文化複合施設基本計画は最終段階に差しかかっていると思います。これから建設の段階に入っていくと、こういうことになろうかと思います。文化複合施設の建設が実行される際、音のバリアフリーとして磁気ループシステムを取り入れていくことを検討課題にしていただきたい。これは、新しく文化ホールをつくるときに、そこのときに仕組んでおけば、それはごく簡単なんであります。費用のほうも、そんなに高いものではないというふうに、私は認識してます。難聴者、お年寄りで耳が遠くなった方には、広い広場での会議や講演会、音楽会など、ざわざわした場所では音声を正確に聞き取ることが困難であります。こんな場所で威力を発揮するのが磁気誘導無線装置、いわゆる磁気ループシステムであります。

 また、補聴器をまだ利用していないお年寄りには、磁気ループ専用受信機を貸し出して利用してもらう。先ほど言ったホールとか会議室、教室に来た人で、難聴の補聴器をつけていない人で聞き取りにくい人には磁気ループのアンプを用意しておきます。ここでも、ごく簡単にできるんですね、そのアンプさえあれば。コードリールの、巻いた、電気の線の巻いたやつありますね、あれを磁気ループにしてずっとぐるっと巻くんですよ、この会場の隅々。そして、磁気ループのアンプと接続すれば、それで事は済む。私が、そこの部屋で、そこの席で皆さんが話するのも、僕は、まだ実際体験してないんで、正確なこと言えないんですが、書いてる文書では、もうかなり鮮明に入るそうです。そういうものであります。

 これからの高齢化社会に向け、各自治体でもやさしいまちづくり条例などで設置を義務づけているところさえあるそうであります。会議室、食堂、多目的ホール、劇場などのバリアフリー設備として、ぜひ取り入れていくべきと、私は考えています。こんな耳寄りな話はないかと思いますが、市長、いかがですか。



○副議長(大西強君) 

 市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 今後、整備します文化ホールなどで検討しなければならないのかなと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 先ほど、磁気ループのアンプのことを言いました。それは、100ワットで17万円であります。これは、定価であります。17万円で、ここの会議室で線を張れば、私は助かります。それで、耳の遠い人が、いわゆる補聴器を持っていない人は、その受信機、小さいやつです、それを耳に入れて受信機さえ持っておれば、難聴の補聴器を持っていない人でも十分聞こえると、こういうことになってます。

 ぜひ、ここの部分について、市長ね、インターネットで、こういうものがある。これは、大きな体育館、文化ホールみたいなところですね、これ、渡しておきますからぜひ研究してください。ほいで、小さい部屋とか、こういう格好で、会議室のところで、先ほど言ったようなアンプで、リード線いうたらいいんかな、電気の、あれをぐるぐるっと巻いておけば、ここの中に入っている人は難聴者、あるいは補聴器をかけてる人は聞こえると、こういうことになります。

 ただし、補聴器に磁気ループの仕組みが入っている人でないとだめなんです。これが、非常にみそであります。

 どうか、当局におかれましては、今度、文化ホール、まあ図書館は静かでしょうからどうか知りませんけどね、そういうところでの磁気ループの設備を前もってしておいていただきたいということを言いたいわけであります。

 一般質問を終わります。

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△延会の宣告



○副議長(大西強君) 

 お諮りいたします。

 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(大西強君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。

 あすは午前10時から会議を開きます。

 本日はお疲れさまでした。



△延会 午後5時18分