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和歌山県 新宮市

平成23年  3月 定例会 03月01日−01号




平成23年  3月 定例会 − 03月01日−01号










平成23年  3月 定例会



          平成23年3月新宮市議会定例会会議録

            第1日(平成23年3月1日)

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議員定数19名、現在員18名、出席議員18名、氏名は次のとおり。

                             2番  松畑 玄君

                             3番  久保智敬君

                             4番  榎本鉄也君

                             5番  福田 讓君

                             6番  田花 操君

                             7番  東 賀代子君

                             8番  杉原弘規君

                             9番  東原伸也君

                            10番  上田勝之君

                            11番  三栗章史君

                            12番  松本哲也君

                            13番  前田賢一君

                            14番  奥田 勲君

                            15番  松本光生君

                            16番  辻本 宏君

                            17番  屋敷満雄君

                            18番  前田 治君

                            19番  大西 強君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成23年3月1日 午前10時開会

     議長報告(文書報告)

      1 和歌山県市議会議長会総会

      2 広域行政圏市議会協議会正副会長・監事・相談役会議

      3 広域行政圏市議会協議会第42回総会

      4 全国高速自動車道市議会協議会第37回定期総会

      5 新宮周辺広域市町村圏事務組合議会定例会

      6 議員派遣の件

 日程1 議会運営委員会委員長報告

 日程2 会期決定について

 日程3 会議録署名議員の指名について

 日程4 諸報告(文書報告)

      1 例月出納検査の結果について 報告6件(地方自治法第235条の2第3項)

      2 定期監査の結果について (地方自治法第199条第9項)

     諸報告

      3 新宮市土地開発公社の諸報告について (地方自治法第243条の3第2項)

 日程5 市報告(文書報告)

      1 新宮港経過報告

      2 公設市場経過報告

 日程6 請願第4号 「大石誠之助」を名誉市民に推挙する請願書

 日程7 陳情第46号 高田、多目的軽スポーツ施設の屋根修復に関する陳情書

 日程8 市街地再生対策特別委員会中間報告

 日程9 議案第13号 新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例及び新宮市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例

 日程10 議案第14号 新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

 日程11 議案第15号 新宮市会館条例の一部を改正する条例

 日程12 議案第16号 新宮市職業訓練センター条例

 日程13 議案第17号 新宮市体育施設条例の一部を改正する条例

 日程14 議案第18号 新宮市文化複合施設整備基金条例

 日程15 議案第19号 平成22年度新宮市一般会計補正予算(第5号)

 日程16 議案第20号 平成22年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)

 日程17 議案第21号 平成22年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)

 日程18 議案第22号 辺地総合整備計画の策定について

 日程19 議案第23号 会館及び集会所の指定管理者の指定について

 日程20 議案第24号 新宮市職業訓練センターの指定管理者の指定について

 日程21 議案第1号 平成23年度新宮市一般会計予算

 日程22 議案第2号 平成23年度新宮市国民健康保険特別会計予算

 日程23 議案第3号 平成23年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算

 日程24 議案第4号 平成23年度新宮市介護保険特別会計予算

 日程25 議案第5号 平成23年度新宮市と畜場特別会計予算

 日程26 議案第6号 平成23年度新宮市駐車場事業特別会計予算

 日程27 議案第7号 平成23年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算

 日程28 議案第8号 平成23年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算

 日程29 議案第9号 平成23年度新宮市土地取得特別会計予算

 日程30 議案第10号 平成23年度新宮市簡易水道事業特別会計予算

 日程31 議案第11号 平成23年度新宮市水道事業会計予算

 日程32 議案第12号 平成23年度新宮市立医療センター病院事業会計予算

 日程33 請願第5号 請願書1件

            別冊 請願文書表による

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会議に付した事件

 日程1 議会運営委員会委員長報告から

 日程20 議案第24号 新宮市職業訓練センターの指定管理者の指定についてまで

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地方自治法第121条の規定による出席者

               市長               田岡実千年君

               副市長              亀井寿一郎君

               企画政策部

               部長               丸山修市君

               企画調整課長           中前 偉君

               協働推進課長           辻 篤樹君

               総務部

               部長               小山壽行君

               次長兼総務課長          上路拓司君

               次長兼秘書課長          鈴木俊朗君

               財政課長             向井雅男君

               市民福祉部

               部長               芝 悦男君

               福祉事務所長兼福祉課長      浜前泰弘君

               次長兼生活環境課長        中地清剛君

               市民窓口課長           森本邦弘君

               子育て推進課長          葛原 勇君

               健康長寿課長           垣本正道君

               保健センター長          萩原 智君

               経済観光部

               部長               川嶋 潤君

               参事(企業誘致対策担当)     和田 隆君

               商工観光課長           岡 雅弘君

               企業誘致対策課長         浮田和宏君

               建設農林部

               部長               中畑孝一君

               都市建設課長           渕上 崇君

               農林水産課長兼農業委員会事務局長 津呂建二君

               熊野川行政局

               局長               平 俊孝君

               住民生活課長           東 康夫君

               会計管理者兼会計課長       倉家 博君

               医療センター

               事務長              上野山巳喜彦君

               次長兼医療業務課長        北畑直也君

               庶務課長             豊田正志君

               水道事業所

               所長               嶋田喜久一郎君

               消防本部

               消防長              大石 明君

               次長               辻坂雅則君

               教育委員会

               教育長              坂本憙信君

               教育部

               部長               杉山泰生君

               次長兼学校教育課長        平見善宣君

               参事(文化複合施設担当)兼文化振興課長

                                中岡保仁君

               生涯学習課長           前田圭史郎君

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本会議の事務局職員

               局長               浜口恭行

               次長               畑尻英雄

               次長補佐兼議事調査係長      赤松勇人

               議事調査係副主査         岡崎友哉

               庶務係長             渡爪 薫

            第1日(平成23年3月1日)

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△開会 午前10時00分



△開会及び開議の宣告



○議長(奥田勲君) 

 おはようございます。

 ただいまの出席議員は18名であります。

 定足数に達しておりますので、平成23年3月新宮市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

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△市長あいさつ



○議長(奥田勲君) 

 今期定例会招集に当たり、田岡市長からあいさつの申し出がありますので、これを許可いたします。



◎市長(田岡実千年君) (登壇)

 皆さんおはようございます。

 平成23年3月定例会を招集させていただきましたところ、このように全員の議員の皆様の出席を賜りましてまことにありがとうございます。

 本議会には、新規制定させていただきます条例2件、また条例の一部改正の4件、合わせまして条例6件、また23年度当初予算12件を初め、22年度補正予算が3件、その他といたしまして辺地計画策定など3件の合計24議案を上程させていただきます。議員の皆様におかれましては慎重審議の上、御承認賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

 また、新宮市総合計画の中の核をなす特進プロジェクトが本格的に動き出しておりまして、23年度当初予算、過去最高の166億円という予算を計上させていただいております。また、その予算の中には、私が選挙のとき公約させていただきましたいわゆるマニフェスト関連も21件、含んでおります。どうか、この辺も慎重審議の上、御承認賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(奥田勲君) 

 市長のあいさつを終わります。

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△議長報告



○議長(奥田勲君) 

 次に、議長報告をいたします。

 別紙にて配布いたしましたとおり、1、和歌山県市議会議長会総会、2、広域行政圏市議会協議会正副会長・監事・相談役会議、3、広域行政圏市議会協議会第42回総会、4、全国高速自動車道市議会協議会第37回定期総会、5、新宮周辺広域市町村圏事務組合議会定例会、6、議員派遣の件の概要であります。御了承願います。

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△日程1 議会運営委員会委員長報告



○議長(奥田勲君) 

 日程に入ります。

 日程1、議会運営委員会委員長報告を行います。

 18番、前田 治議員。



◆18番(前田治君) (登壇)

 おはようございます。議会運営委員会委員長報告をいたします。

 平成23年3月定例会に先立ちまして、2月23日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。

 会期につきましては、本日より3月23日までの23日間とすることに決定いたしました。

 日程といたしましては、お手元に配布いたしておりますように、まず本日は会期決定、会議録署名議員の指名、諸報告、市報告、委員長報告、委員会中間報告を行い、その後当局提案の議案を一括上程いたしまして、市長から平成23年度予算大綱の説明を受け、その後議案を順次議題として質疑を行い、委員会付託等を行います。なお、議案の取り扱いにつきましては、お手元に配布のとおりであります。あす3月2日から3日は、引き続き議案審査のため本会議を予定しています。4日から7日までは休会として、4日は補正予算審査のため、各常任委員会を予定しています。8日に再開して、10日までの3日間一般質問を行います。なお、一般質問を終了した後に補正予算の各委員長報告を受け、採決を行います。

 11日から22日までは、常任委員会等審査のため休会の予定です。23日に再開して、各常任委員会の審査報告、質疑、討論、採決を行った後、閉会中の継続審査及び調査承認を行い、本定例会を終了いたしたいと思います。皆様方の御協力をお願いいたします。

 以上で、議会運営委員会委員長報告を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 以上で、報告を終わります。

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△日程2 会期決定について



○議長(奥田勲君) 

 日程2、会期決定について、議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から3月23日までの23日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、今期定例会の会期は、本日から3月23日までの23日間と決定いたしました。

 なお、この際御報告いたします。今期定例会の一般質問は3月8日からと予定しておりますので、一般質問の通告期日をあす3月2日午後3時までと定めます。

 通告書につきましては、その質問の要旨を具体的に御記入の上、文書で御通告願います。

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△日程3 会議録署名議員の指名について



○議長(奥田勲君) 

 日程3、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は議長において、8番、杉原議員、及び9番、東原議員を指名いたします。

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△日程4 諸報告



○議長(奥田勲君) 

 日程4、諸報告を議題といたします。

 番号1及び番号2は、文書報告として、例月出納検査の結果について報告6件並びに定期監査の結果についてであります。御了承願います。

 次に、番号3の新宮市土地開発公社の諸報告についてを議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 浮田企業誘致対策課長。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) (登壇)

 おはようございます。

 ただいま議題となりました新宮市土地開発公社の諸報告について、地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成22年度新宮市土地開発公社補正予算(第1号)、資金計画の変更及び平成23年度新宮市土地開発公社事業計画予算資金計画について御報告申し上げます。

 なお、本報告事項につきましては、去る1月25日公社理事会において可決され、2月4日に市長承認を得たものでございます。

 それでは、前から3枚目の1ページをお開き願います。

 平成22年度新宮市土地開発公社補正予算(第1号)について御報告申し上げます。

 第1条、平成22年度新宮市土地開発公社補正予算(第1号)は、次に定めるところによるというものであります。

 第2条は、収益的収入及び支出の予定額を補正するものであります。

 収入につきましては、第3款引当金取崩額、第1項普通引当金取崩額1,000円の減額、第4款特定引当金取崩額、1項地価変動等調整引当金取崩額1,000円の減額はいずれもゼロとするものであります。

 第5款特別利益、1項地価変動等調整引当金戻入益につきましては9億650万4,000円の増額補正するものであります。この内容につきましては、これまで地価変動等調整引当金として計上しておりましたが、戻入し、特別利益とするものであります。

 以上により、収入合計9億4,216万5,000円を予定するものであります。

 続きまして、支出でありますが、第2款1項販売費及び一般管理費は1,000円の減額により226万3,000円とし、第4款特定引当金繰入額、1項地価変動等調整引当金繰入額は1,000円の減額によりゼロとするものであります。

 以上により、支出合計236万7,000円を予定するもので、収益的収入及び支出の差引額は9億3,979万8,000円となります。

 2ページ、お願いします。

 第3条は、資本的収入及び支出の予定額を補正するものであります。

 まず、収入でありますが、第1款資本的収入8億8,846万円を増額し、48億967万6,000円とするもので、内容については1項長期借入金3,446万円の増額、8億9,267万6,000円にするものであります。第2項短期借入金8億5,400万円の増額により、39億1,700万円とするものであります。これは、4ページの資金計画により借入金を見直したものでございます。

 次に、支出につきましては、第1款資本的支出は9億2,100万円を増額し、49億561万3,000円とするものであります。内容は、3項の長期借入金償還金1億3,500万円を増額し、9億5,100万円に、第4項短期借入金償還金は7億8,600万円の増額し、38億4,900万円とするものであります。これは、償還期日の見直しなどにより補正をするものであります。

 第4条長期借入金及び短期借入金の限度額は、48億967万6,000円に改めるというものであります。

 次の4ページ以降に、資金計画の変更、予定貸借対照表、予定損益計算書、補正予算第1号の実施計画をつけてございますので、御参照のほどお願いします。

 以上、簡単ではございますが、平成22年度新宮市土地開発公社補正予算(第1号)外の報告とさせていただきます。

 続きまして、12ページ、お願いします。

 平成23年度新宮市土地開発公社事業計画について御報告申し上げます。

 平成23年度の事業計画は、次に定めるというものであります。

 1の土地処分計画につきましては、公有地取得事業においては依頼先団体との協議を進め、公有地の早期処分に努める、次の土地造成事業では、新宮市と連携した活動により新宮港第二期工業用地の早期売却に努めるというものであります。

 2のその他につきましては、保有地の処分等により公社経営健全化に努めるとともに設立団体であります新宮市との、公社組織の解散を視野に入れた抜本的な取り組みについて協議を進めてまいります。

 続きまして、13ページをお願いします。

 平成23年度新宮市土地開発公社予算について御報告申し上げます。

 第1条は、平成23年度土地開発公社予算は次に定めるところによるというものであります。

 第2条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものであり、まず収入につきましては、第1款事業収益3,000円を予定するもので、内容については1項の公有地事業収益を1,000円、第2項の土地売却土地造成事業収益を2,000円とするものであります。

 次の第2款事業外収益は3,550万3,000円を予定し、その内訳は1項の受取利息が5,000円、2項の雑収益は3,549万8,000円とするものであります。なお、この内訳は新宮港第二期工業用地含めた5件の土地の賃貸料3,549万7,000円とそのほか雑収益が1,000円となっております。

 以上により、収入合計は3,550万6,000円となります。

 次に、支出につきましては、第1款事業原価3,000円を予定するもので、内容は1項の公有地事業原価が1,000円、2項の土地造成事業原価を2,000円とするものであります。

 第2款1項は販売費及び一般管理費767万6,000円を予定するものであります。主な内容につきましては、旅費が19万5,000円、修繕費、印刷製本費等の需用費が203万8,000円、登記手数料などの役務費が111万6,600円、維持管理料などの委託料が240万円、事務機器リース料等の使用料・賃借料が176万4,000円など通常の経費でございます。

 第3款の事業外費用につきましては8,963万8,000円を予定するもので、内容は1項の消費税が1,000円、2項の支払利息が8,963万7,000円で、借入金に係る支払利息となっております。

 第4款予備費10万円を計上してございます。

 以上により、支出合計9,741万7,000円を予定するものであり、収益的収入及び支出の差引額はマイナス6,191万1,000円となります。

 次に、14ページをお願いします。

 第3条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。

 収入につきましては、第1款資本的収入42億3,402万8,000円を予定し、内容につきましては、1項の長期借入金が11億3,402万8,000円、2項の短期借入金31億円であります。これは、16ページの資金計画によりまして不足となります支払い資金を借入金より調達するものであります。

 次に、支出については、第1款資本的支出は41億7,212万円を予定するものであります。その内容につきましては、1項の公有地取得事業費が2,012万円、この内訳につきましては、維持管理費登記手数料の諸経費が300万円、借入金支払利息が1,711万6,000円ほかとなってございます。

 2項の長期借入金償還金10億5,200万円、3項の短期借入金償還金31億円は期日到来によります借入金の償還でございます。

 以上により、資本的収入及び支出の差引額は6,190万8,000円となってございます。

 次に、第4条は長期借入金及び短期借入金の限度額は42億3,402万8,000円と定めるものであります。

 次の16ページ以降に、資金計画、予定貸借対照表、損益計算書、実施計画を添付してございますので、御参照のほどお願い申し上げます。

 以上、まことに簡単ではございますが、新宮市土地開発公社の諸報告といたします。よろしくお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 ただいまの説明に対し、質問ございませんか。

 6番、田花議員。



◆6番(田花操君) 

 この1ページの平成22年度新宮市土地開発公社補正予算(第1号)の中で、この地価変動等調整引当金戻入益、補正額、これは9億650万4,000円、これはどういうものですか。



○議長(奥田勲君) 

 浮田企業誘致対策課長。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 お尋ねのありました特別利益の地価変動等調整引当金9億650万4,000円、これにつきましては、これまで新宮港の分譲価格、これを下げるというようなお話をこれまでさせていただいておりますけども、公共残土の処分量相当額を毎年積み立てて引き当ててきた経過がございます。新宮港も、一たん完成を見てございますので、これを引当金から戻入することによって特別利益として余剰金処理をすると、それにより今後売却時の価格を下げる材料にしたいと、このように考えています。



◆6番(田花操君) 

 この辺の使い方もどうあるべきか、借入金の返済に充てていったほうが有利なのか、それとも価格下げても売れる見込みのない中で、この今言われた戻入益をどう使って、どう処理したらええんかいうこと、もっとやっぱり公社の中で、全体の中で、後ほどこの第三セクターの改革推進債、これをいやが応でも充てて公社の解散目指そうとする、それええんかどうかいうことを、私は、一般質問でも、今回もこの件についてももう少し突っ込んで公社の考えを聞きたいと思いますけどね、今回は時間の関係でしませんけど、公社のそうした解散に向けて、こういうような形いうのがいっこも公社から議会への説明もないし、提案もない。

 それで、この改革推進債、国が全国塩漬けされた土地を国が何とかしよういう方向してね、この推進債、本当に新宮港の場合に、これは将来、どういう形なのかいう議論がいっこもないまま進められているのがすごい気になるし、それでええんかないう心配がある。これは、一般質問でまた議論したいと思います。

 それから、そうしたら、22年度は要するにこの土地造成事業2ページの8,810万2,000円いうのは、これは何をやったんですか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 お尋ねの8,800万円の数字ですか。

 これにつきましては、主なものは借入金に係ります支払利息、これが8,100万円ほどの予算内訳になってございます。



◆6番(田花操君) 

 私、聞きよるのは、2ページの土地造成事業費8,800万円、これ土地造成事業費いう項目で支出されているいうことは、当然何か事業、工事をやったいうことじゃないんか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 これ、当初予算から変更はございませんですけども、通常、これまで土地造成事業の中で直接する工事の費用、それとそれらに係る借入金の支払利息、これもここの中で計上した中で支出をしていくと、こういうことで説明もさせていただいた経緯がございます。



◆6番(田花操君) 

 だから、何をしたんですかいうて聞きやる。どういうことをやったんかいうこと、利息以外。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 現実には、このほかに工事費として200万円の予算、この内訳には入ってございますが、本年度、一昨年でほぼ造成工事は完了したということでございますので、若干の、例えば給水の修繕とか、こういったものを、ことしはしてございますので、金額的には工事費用としては少ない金額の支出になってます。



◆6番(田花操君) 

 私が心配しやるのは、新宮港が予定以上に土を盛られて、全体的にかさ上げされて、それでもってかさ上げ擁壁、それへの乗り入れ、そういうのが余り公社から詳しい説明がないまま毎年行われてるんじゃないのかなという心配するんでね。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 今申し上げましたように、そういったものを含めて21年度で一通りの完成を見てますもので、今年度以降は通常の維持管理業務、このための費用を計上させていただいてますもんで、本年度についても管理費、例えば修繕費、そういったものの小額な費用となっております。



◆6番(田花操君) 

 それでは、今の外防の進捗状況は何%ぐらいか。



○議長(奥田勲君) 

 岡商工観光課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 外防300メーターの防波堤につきましては、今年度中の完成というふうに伺っております。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、全体の計画から言えば、相当形が見えてきて、相当効果がもうあらわれてきてるんじゃないかと思うけど、その辺はどの程度つかんでるの。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 引き続きまして、沖防のほうの150メーター岸壁の工事に、次年度からかかっていただけるというふうに伺っております。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、あと何年ぐらいで終わるん。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 現在、伺ってるところでは、一応23年度から3年間、25年度というふうに伺っております。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、今防災公園いうか、緑地が県の国道を走ってて見える。これも、やりやるんやらやりないんやら、もう本当にようわからんし、新宮港完成した完成した言うけど、供用開始した言うけど、全体はまだ工事やりやるんじゃないかいうイメージを持つけど。

 県は、あの公園は予定どおりやってくれるん。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 現在、県のほうの工事の進捗につきましては、緑地部分はございますが、沖防のほうに主体を置いて、現在作業を進めてるということで伺っております。



◆6番(田花操君) 

 やってくれるんか、いつごろそしたら本当に完成して、名実ともに新宮港第二期整備事業が終わるんかないう、物すごい、だらだらとやってる、予算の中で今外防へ全体投資してるいうのはわかるけど、その辺いつも通っても、ある業者がついそこへ土を置いたりそこから土を持ち出したりしやる姿見るけど、あれは県の工事かな、どんなんかないうて私も心配するし、その辺十分県とも詰めていかんと、何かいつまでかかるんかないう心配を、いつもあそこ通りながら感じてますんで、ぜひ十分なそういう県へ、強くやっぱり協議をしていっていただきたい。

 それと、一番公社の土地で気になってるのは広角用地。

 この用地、去年の今ごろ一般質問の中でお伺いしたときには、那智勝浦道路の延伸に伴って、海側の法面が、整備をその土で完成させると、そして最終的に市のほうへ引き渡していくということを言う、それは今年度中にやっていくと。だけど、現状を見たら、土を持ってきては盛って、それでまた持ち出したり、あれはもちろん国交省の工事であそこは土置き場いうか仮置き場として使わせてるいうことなんかな。



○議長(奥田勲君) 

 中前企画調整課長。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 現在、仮置きしている土は宇久井の国道の改良の土でございまして、約1万8,000立米、仮置きしております。それで、そのうち広角の法面改良に必要な土量を確保した上で、残りを那智勝浦道路へ入れるというふうに聞いておりまして、本年度中に法面のほうは仕上げていただけるというふうに聞いております。



◆6番(田花操君) 

 これも、一般質問の中でちょっと触れたいと思うけど、結局はもう本当に国の……、早くあの土地利用計画をつくって、土地利用を早く進めていくべきじゃないんかと。その一つに、道の駅、私ら以前からずっと言い続けてきてるその選択肢の話も、結局は土地が未完成のまま、そういう具体的に土地利用計画も立てていくことができんのやいう形で、当局の説明がずっと、そういう土地利用を見込めるいう前提で、もっと早く土地利用計画を市なりに立てていかんと。先ほど言う公社の抱えている土地の買い戻しの話にしても、結局は解散方向、どうこの土地をしていくんかいうことから含めて、早く何らかの市として考えを具体的に示していくべきじゃないか。そのやり取りの中で、今言う、国がまだあの土地を完成させるにはもう少し時間がかかる。

 前回、お話聞いて、私らも、紀南河川国道事務所へ同僚議員と所長に会いに行ってきたら、今年度ちゃんと引き渡しますいうて明言してくれた。そやけど、実態は宇久井の土地いうのは、今まで想定外の話が、今おっしゃられる土を持ってきた。今度は、それを那智勝浦の延伸へまた持っていくって、そしたらいつまであそこへ仮置き、国はするいう話になるんか。言ってることが、もう国もおかしいし、うちのほうも余りにも主体性がないいうんか、今言われた、そしたら那智勝浦の延伸のとこへ転用いうか流用するいうたら、いつの話になっていくんかなと。聞きやると、ますます広角用地の取り扱いについては、市民の期待とはもう全然かけ離れておるんじゃないかというふうに思いますけど、いかがですか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 国交省のほうでは、先ほど申し上げましたけれども、法面の整備、それから残った残土を那智勝浦道路のほうへ搬入するというこのスケジュールは、平成23年中に終わるというふうに聞いております。



◆6番(田花操君) 

 今年度中、23年の3月で、来月で終わるいうん。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 平成23年中いうことで、この12月までというふうに聞いています。



◆6番(田花操君) 

 いずれにしても、もう本当にそのときそのときの広角用地の状況の、本当に流れいうのは、どこが最終的にしっかりしてやっていかなあかんかも、本当に私ら聞くたびに、その都度その都度話が違うから、とにかく早く土地利用計画して、新宮市はこういう土地利用をしていくんで、国もこれにあわせてやってくれと、そういう訴えがいっこもないから、国にあれだけの広い土地を好き勝手に、土の仮置き場にしてもええ、もう際限なくいうか期限なく使われてるんじゃないか。だから、早く土地利用計画を、こういう土地利用計画でいくんで、国、さらに県にもやはりある程度、あそこを買ってきた経緯も、文化ホール複合施設だけへの支援じゃない。私は、あそこの土地へも、県の今までの約束、やはり責任いうのあると思う。だから、早くあそこの土地利用計画をまとめて、こういうものに新宮市として活性化のためにしていくんやいうのものをやっぱりもっと早くつくらんと。

 あそこを、市民、多くの人が毎日通りながら、あの広大な広い土地をどう市として使っていくんかいうことは、すごい皆さん心配していると思うし、今言う公社のそういう解散に向けていう話と、そういうことがどう全体的にね、新宮港も含めてなるんかいうのが、一番心配、私はしてます。

 また、一般質問ででも詳しく聞きたいと思います。

 以上です。



○議長(奥田勲君) 

 以上で、諸報告を終わります。

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△日程5 市報告



○議長(奥田勲君) 

 日程5、市報告を議題といたします。

 市報告は文書報告として、新宮港経過報告及び公設市場経過報告の2件であります。御了承願います。

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△日程6 請願第4号 「大石誠之助」を名誉市民に推挙する請願書



○議長(奥田勲君) 

 日程6、請願第4号、「大石誠之助」を名誉市民に推挙する請願書を議題といたします。

 付託なった総務委員会委員長の報告を求めます。

 10番、上田議員。



◆10番(上田勝之君) (登壇)

 それでは、総務委員会委員長報告を行います。

 請願第4号「大石誠之助」を名誉市民に推挙する請願書について、本総務委員会では平成22年12月16日、22日、平成23年1月14日の3回にわたり、慎重に審議を重ねました。以下、本委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。

 本委員会では、12月22日、1月14日に請願人である大逆事件の犠牲者を顕彰する会の二河通夫会長と、また同じく1月14日には本請願に反対の請願を提出されている大谷二三男氏に参考人として出席を求め、意見聴取を行いました。以下主な質疑の内容を申し述べます。

 本請願の請願人の参考人から「現在の新宮の文化的土壌の基礎を考える時、大石誠之助の開明的、進歩的な思想を抜きには語れません。大逆事件の悲劇を想起しながら、あらためて大石誠之助の人柄や業績をたたえ、後世に語り継ぐべく努力をしたい。その中で名誉市民に推挙されたいとの要望をしています」との発言があり、委員中より「大石誠之助の名誉市民が市民にとって有益かといえば人権・平等・博愛等々教育・文化の面で市民に啓蒙、啓発できるし、内外に発信できるのではないか」との発言がありました。

 しかしながら、委員中より「大逆事件は裁判的には再審請求が昭和40年に東京高等裁判所にて棄却、昭和42年に最高裁判所において特別抗告が棄却されていますが平成13年に市議会において、大逆事件に連座したとされる6名について名誉回復宣言を全会一致でしています。他の新宮市にゆかりのある方についてはどのように考えられているのか」との問いに請願人の参考人からは「大逆事件はえん罪であった。名誉回復は市民権を得たということ。大石誠之助たちは素晴らしい先覚者であった。という事をあらためて認識してほしい」と答えられました。

 また、委員中より「市民の賛否が相半ばする中で、誰もがうなずいてこその名誉市民ではないか。このたびの名誉市民の推挙の議論に疑問を持つとのことですが」との質疑に反対意見の参考人は「大石誠之助の名誉回復は国から始めるべきであり、そうでないと今後何回も繰り返される。ただ国家犯罪の犠牲者であっても、その方が直接名誉市民として受け入れられるか疑問をもつところです。誰もがうなずくための議論と検証を引き続き行ってほしい」と答えられました。

 その後の討論では、「大石誠之助を名誉市民にすることには同意であっても、今回の名誉市民の問題は、市民の間でも議会でも賛成、反対が拮抗している中で、強力に推し進めることは決して良いものとは思わず、こういう状況の中で決めるべきではありません。市民、誰にも愛されてこその名誉市民だと思います。この機を出発点に、大石誠之助の真髄をもっと広げることが最も大切な根本的なことだと考えます。このことを成し遂げてこそ、市民に理解され、深まることであると確信します。今、現市長を含め、前市長、元市長が反対の考えを表明していますが、その根拠には奥深いものがあります。賛成、反対の意見が拮抗している中で、請願書の趣旨には同意しがたい。よって今提出の請願書には反対します」との討論がありました。

 また、「賛成の立場から熊野は夢のように恵まれた土地だ。世界文化遺産など観光資源は充実。佐藤春夫、中上健次のおかげで物語性は十分。旅行会社にストーリーを考えて貰う必要もない。思えば大逆事件も大切な文化コンテンツだ。他所が欲しても決して得られない、誇るべき人間のドラマが詰まっている。非戦、平和、平等を唱え、実践し、他人の苦しみを我がことのように代受した大石誠之助。どこに出しても恥ずかしくない、熊野人の代表だ。歴史は至高の物語でもある。誠之助の名誉市民が実現すれば、新聞、雑誌、テレビはこぞって取り上げるであろう。やはり新宮はさすがだ。熊野は違うとの郷土の知名度を高めることだろう。このプラス効果は観光から、あらゆる分野に波及する。不況下のぎすぎすした世の中で、輝くものは何か。精神性の高さであろう。他人は踏み台だ、自分だけが勝ち残ってやるぞ。そんな時流に辟易し、人々は至高の物語を求めている。自分がよければ、それでいい。そういう時世に誠之助の生き方は、ますます価値を増す。誠之助を名誉市民にすることは、日本全体に希望を与えること。聖地・熊野の役割があるとしたら、混迷のときに勇気ある光を放つことだろう。熊野から『至高の物語』の発信を全国の人々が待っている。以上賛成討論とします」との討論がありました。

 引き続き、請願第4号、「大石誠之助」を名誉市民に推挙する請願を採択することについて異議の有無を問い、異議なしとの意見により、請願第4号は採択すべきものと決定いたしました。

 以上で、報告を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 委員長の報告について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)

 質疑を終わります。

 本案について討論ありませんか。

 5番、福田議員。



◆5番(福田讓君) 

 本案に対して、反対の討論を行います。

 私は、ここにいらっしゃる、議場にいらっしゃる各執行部の皆さん、そして議場の議員の皆さんより、私は幼少のころ、自分の祖母から大石ドクトル先生のことはお聞きしておりました。大変立派な方であり、人を助けて、おまえもそのような方を見習えと、ここにいらっしゃる皆さんより私は一番初めに大石ドクトル先生のことをお聞きしております。それは、もう既に遠い昔でございますが、私の記憶に残っております。祖母は亡くなりましたが、母は中身のことは申しませんでした。私が二十歳を過ぎて、大石ドクトル先生、なぜ祖母がそのようなことを言ったかと、私も一応お話を聞きました。人を助けてアメリカで医学を勉強され、日本に帰られ、新宮で医院を開業され、人々のために活躍されたと聞いております。

 今、大石誠之助先生が没百年という、1月24日でございましたでしょうか、そういう記事も拝見しております。大石誠之助先生を顕彰されている方々に対しましては、私は敬意を表しております。しかしながら、私の知る限り、明治時代にこのような大逆事件に関して死刑にされたということは、私も常々聞いております。

 私自身は、大石誠之助先生を尊敬しております。しかし、今の現状で、ただいま委員長報告からもございました、新宮市内においても賛否両論が入り乱れております。さきの紀南新聞の投書をごらんになったと思いますが、3名の方、また別の方からも賛成、反対の投書がございます。中身は、大石誠之助先生は立派な方だ、それは強調されております。しかしながら、この大逆事件に関して有罪というんでしょうか、残念ながらそういう既成になっております。そして、ただいま委員長から申されました、昭和になって再審請求が棄却されました。地方紙にも書いておりました。大石誠之助先生は無罪でないが無実であるという記事も載っておりました。最近の地方紙でございます。

 今回、この請願書は、過日の議会において議員から名誉市民を推挙するという議案が提出されましたが、10対7で否決されました。今回は、大石誠之助先生を顕彰する会の皆さんが、市長に対して名誉市民に推挙していただきたいという請願でございます。市長は、前回6月でしょうか、顕彰会の皆さんが市長室を尋ねられ田岡市長に面会されまして、その懇願をされたわけでございますが、市長からも新聞記事のとおり、今回は推挙できないというお言葉がございました。これは、熊野新聞にも掲載をされておりました。

 私は、あの明治時代において反骨精神を持って自分の博愛、自由を求めた大石先生のことは、私も心から尊敬しておりますが、いろんな方のお話を聞きながら、大石先生はすばらしい方であるが、こういった中で人を助けた方を、今6名の方も犠牲になっております。大石先生だけが名誉市民になれるということは、先生も本当に喜んでいるんだろうかという記事も載っておりました。

 私は、いろいろな方のお話を聞きながら、自分なりに自分の考えを模索しております。果たして、これを市長に提出し、そして市長がどのような考えを持って今後名誉市民に推挙されるかされないかは、市長の考えでございます。私は、思い悩みました。先生は立派な方である、人を助けた方である。しかし、残念ながらああいう大逆ということに関して、今現実に知らされていることが、市民の皆様方も知っている方がどれほどあるかわかりません。私は、この先生の功績を市民の方にもっと知っていただく、そういった努力が大事ではないかと、私は感じております。ただ、名誉市民にする、それが本当に大石誠之助先生の心かなと、私は、心でいつも、私は、皆様方より早く、幼少のころに大石先生の話を聞いております。幼稚園のころでした。

 今回、私は、図らずも新宮市議会議員として当選をさせていただき、今この壇上にございます。平成13年に、新宮市議会の皆さんが、当時の佐藤市長が提案され、全会一致で名誉回復されました。これを基礎にして、新宮からそういった形を発信されている、この努力に対しては、いつも敬意を表しております。私は、なぜ今回討論しなければならないかということ、私も議員として、立派な先生でありますが、今回の名誉市民の称号には先生も喜んでないのではないかと、先生はあくまでも人を助けた立派な方であるということは、私は一人の市民として、今後も生きている限り、先生を尊敬しながら生きていますが、名誉市民という称号には、先生は、私は本当に喜んでくれるんだろうか、そういう思いでございます。

 確かに、今上田議員の委員長報告はすばらしいものでございました。また、反対討論、賛成討論をされて、緊迫した中での委員会だったとお聞きしております。これも、新聞紙上でも載っておりました。今回の大石誠之助先生を顕彰する方々の御苦労に対しては、私は敬意を表しておりますが、私の考えは、何とかしてこの大石誠之助先生が今まで御活躍された、新宮市民の方の、貧しい方から医療費も取らなかった、そういった方の、本当に新宮の市民の方が知っているかということを、もっと市当局もこれに対するいろんな勉強会を進めてやっていただきたい。今回の大石誠之助先生の名誉市民については、私は、残念ながら反対せざるを得ません。しかしながら、誠之助先生を尊敬する気持ちは変わりません。私は、誠之助先生は名誉市民というよりも新宮市民の中に生きている立派な方だと思っています。

 以上をもって、残念ながら今回の請願には反対せざるを得ない。どうか、今回が、議会においても賛否両論緊迫しております。どうか、自分の意思によって、議員の皆さんも日ごろから勉強されておりますので、反対の討論に賛成していただきますよう心からお願い申し上げまして、討論を終わります。

 以上です。



○議長(奥田勲君) 

 議員の皆さんにお願いしますが、討論は、簡潔にお願いします。

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) 

 本案について賛成の立場で討論を行います。

 昨年末の市役所御用納めのとき、田岡市長は職員に対して、「迷ったときは市民の喜ぶほう、利益になるほうを採用してほしい」と訓示をしております。そのとおりであります。議会も迷っています。ならば、市民の喜ぶほう、利益になるほうを採用すべきではありませんか。

 大石誠之助先生の名誉が回復されて、郷土新宮市の名誉市民に推挙されたとなれば、市民にとってこんなめでたい、愉快なことはありません。大石誠之助先生が名誉市民に推挙されたとなれば、それこそ涙を流して喜ぶ市民は大勢いるでしょうが、反面、涙を流して悲しむ市民が一人でもいるのでしょうか。

 逆に、名誉市民に推挙されなかったとして、涙を流して喜ぶ市民が一人でもおるのでしょうか。反面、涙を流して悲しみ、悔しがる人、また議会あるいは市長を恨む人は大勢出るのではありませんか。

 大石誠之助先生が名誉市民に推挙されることは、市民の幸せにとって多大の貢献をする要素がありますが、反対に名誉市民に推挙しないからといって何が生まれるんですか。何も生まれない。ただ、負の遺産だけが残る結果になるのではありませんか。

 私は、市民が幸せに暮らせるまちづくりに参画する議員の一人として、本案は必ず採択されるべきものと確信するところであります。

 以上、賛成の討論といたします。



○議長(奥田勲君) 

 17番、屋敷議員。



◆17番(屋敷満雄君) 

 大石誠之助を名誉市民と考えるとき、大逆事件と大石誠之助の新宮市に対する功績とは分けて考えるべきだと思います。

 まず、名誉市民の場合は、名誉市民になり得る厳格な基準が必要だと思っております。今まで、その基準となる内容を満たす人物が10名選ばれております。二通りに分かれております。一つは、日本の文化に影響を与えた功績のある方、もう一方、郷土の政治、経済に活躍され、大きな功績を残された方。

 まず、日本の文化に影響を与えた功績のある方として、6名おられます。まず、佐藤春夫は、小説「田園の憂鬱」、詩「殉情詩集」で文壇の地位を確立しております。東くめは、作詞家として作曲家滝廉太郎とコンビを組み、「鳩ぽっぽ」、「お正月」など口語唱歌を世に送り出しております。村井正誠は、我が国の抽象絵画の先駆けとして国内外で活躍しております。西村伊作は、文化学院を創設、芸術家、建築家として活躍し、多くの建築作品を手がけております。畑中武夫は、星の進化と元素の起源とを結びつけたTHO理論を発表し、日本天文学の評価を高めております。中上健次は、芥川賞受賞の「岬」を初め、生まれ故郷の熊野を題材とした重厚な文学作品を多数残しております。

 また、郷土の政治、経済に活躍された大きな功績を残された方として4名の方、木村藤吉は新宮町長、市長を歴任し、勇断と先見の明を持ち合わせた今日の水道行政の基礎を築き、新宮市を発展させております。現在、豊富な上水があるのは、勇断と先見の明を持ち合わせた木村市長のおかげであります。杉本喜代松は、和歌山県木材同業組合連合会会長を歴任後、新宮市長に就任し、戦後の復興に尽くし、戦前に比べてまちの中が整備され、美しい新宮市になっているのも、まさしく杉本市政における新都市計画実施のたまものであります。世耕弘一は、国会議員、近畿大学総長として近畿大学短期大学部、近畿大学附属新宮女子高等学校を設立しております。山本秋広は、官界で活躍後、日立製作所に重要ポストで就任、水戸の歴史、文化の研究家であり、さらに郷土新宮の資料収集を行い、それら全部を新宮市に寄附されております。

 以上の方々が新宮市の名誉市民に市長より推挙され、議会も議員全員が同意して、この方の並外れた実績及び功績に対し、その名誉をたたえ功績を表彰しているのであります。つまり、市民が郷土の誇りとしてかつ尊敬に認めた者に新宮市名誉市民の称号を、市長が議会の同意を得てその業績を公表し、表彰状並びに記念品を贈呈して表彰することになっております。

 しかしながら、大石誠之助の実存している孫娘は表に出たくないとおっしゃっているそうで、100年間の想像を絶する御苦労をされた家族をかんがみたとき、大石家の了解も得ずに一方的に進めていいものであろうか、また表彰状及び記念品をお受けいただけるのだろうか、甚だ疑問がつきまといます。

 彼が残した実績は、今まで受賞された方々と肩を並べることができるんでしょうか。私は、残念ながら肩を並べることはできないと思います。ただ、処刑されずにいたならば、もっと長生きできっちりした功績を残せていたかもしれません。大石誠之助全集以外、彼が残した業績は見当たりません。本来、名誉市民は全会一致で可決するのが大前提であり、採決で決めることは絶対にやってはならないことではないでしょうか。あくまでも、一人の反対の意見がなくなるまで努力を重ねていくことが必要ではないかと思っております。

 以上、反対でございます。



○議長(奥田勲君) 

 討論を終わります。

 これより請願第4号を採決いたします。

 本案について委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。

              (起立少数)



○議長(奥田勲君) 

 起立少数であります。

 よって、請願第4号は不採択とすることに決定いたしました。

              (「もう、委員会審議いらんぞ、これやったら。委員会通ったんとちがうんか」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 静粛にしてください。

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午前11時05分

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△再開 午前11時16分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程7 陳情第46号 高田、多目的軽スポーツ施設の屋根修復に関する陳情書



○議長(奥田勲君) 

 日程7、陳情第46号 高田、多目的軽スポーツ施設の屋根修復に関する陳情書を議題といたします。

 付託なった経済建設委員会委員長の報告を求めます。

 11番、三栗議員。



◆11番(三栗章史君) (登壇)

 経済建設委員会委員長報告を行います。

 平成21年12月定例会において、陳情第46号、高田、多目的軽スポーツ施設の屋根修復に関する陳情書が経済建設委員会に付託となり、本委員会において慎重に審議を重ね、今回その結論を得ましたので、審査の経過並びに結果を報告いたします。

 本陳情書の趣旨は、平成21年10月に襲来した台風18号により被害を受けた高田、多目的軽スポーツ施設の屋根修復を早急に求めるものであります。

 本委員会では、本施設の被害状況及び従来の利用状況、また修復活用においての費用対効果について議論し、当局に対しては地域活性化を含めた利活用について高田地区住民の意見を聴取するなど、地域住民との協議を進めることを要望しておりました。

 そのような中、昨年12月、高田区より学校、公民館、社会教育、観光各関係等における本施設の利活用の実情が当局に対して文書で提出されました。その報告を当局より受け、本委員会としては高田地域における本施設の重要性と地元住民の方々の本施設修復に対する強い思いが感じられることから、慎重審査の結果、陳情第46号については全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。

 以上で、報告を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 委員長の報告について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案について討論ありませんか。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 討論を終わります。

 お諮りいたします。

 委員長の報告に御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、陳情第46号は、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。

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△日程8 市街地再生対策特別委員会中間報告



○議長(奥田勲君) 

 日程8、市街地再生対策特別委員会中間報告を行います。

 委員長の発言を許可いたします。

 6番、田花議員。



◆6番(田花操君) (登壇)

 それでは、市街地再生対策特別委員会の中間報告を行います。

 市街地再生対策特別委員会は、平成19年6月、学校再編に伴う公共施設の再配置等市街地の再生に関して、当局と議会とが一体となったまちづくりを推進していくために設置されました。以来、11回にわたり委員会を開催するとともに、また和歌山県知事への2回の要望を初め、奈良県田原本町、大和郡山市、門真市への視察研修を行うなど、調査、審査を行ってまいりました。

 平成20年2月には、合併後の新市の将来のまちづくりの指針であります新宮市総合計画基本計画が作成されました。本委員会におきましては、この総合計画で位置づけられた市街地再生と学校再編プロジェクト、いわゆる特進プロジェクトに関して重点的に議論が交わされてまいりましたので、それらの意見等について経過報告いたします。

 さて、申すまでもなく、本市においては学校再編による小学校の統合計画が着実に進む中で、一方では計画されている丹鶴小学校跡地への文化ホール、図書館、熊野学センターという文化複合施設の建設を進めておりますが、この特進プロジェクトを起爆剤として市街地の再生に向けて、いかにして取り組んでいくのかといったことが大きな政策課題となっております。

 本委員会は、この特進プロジェクトの成功に向けまして、財政的に厳しい中で新宮市にとって最も適正な施設整備を目指し、当局の報告、説明に対し、毎回委員各位とともに熱心に意見を交わし、議論を深めてまいりました。この中で、委員の皆様が一様に言われましたことをまとめますと、次の3点に集約できるかと思います。

 まず、1点目は、文化複合施設の概算事業費は約40億円を要するとの当局の説明に対し、市の財政規模の現状において、その財源確保の見通しはどうなのかという財源の問題に対して多くの委員から心配する意見が出されました。

 また、第2点目として、「元々、文化ホール、熊野学センターについては和歌山県において建設予定という県との約束があり、その後、新宮市での建設と状況が変わり、県の支援はどうなっているのか。財源の見通しを考える上で、県への財政支援を要求すべき」といった意見が、毎回の委員会で当局に対して出されました。

 この対応といたしましては、本委員会は正副議長及び市長同行のもと、平成22年1月14日と平成23年1月16日の2回、県知事に対して文化複合施設建設に対する県への支援を要望いたしました。要望に対し、知事からは「これまでの広角用地への県の関わりと経緯は承知している。施設の適正規模といった面を勘案しながら、県としてできるだけの支援は行いたい。今後、過疎債の有効活用を含めお互いに十分協議しながら、新宮市の負担が最も低く抑えられる手法を取る形での支援を行っていきたい」との回答を得たところであります。

 次に、3点目として、「当局より、この文化複合施設建設に伴いどのように市街地の再生と活性化に結びつけ、商店街の賑わいをどう取り戻すのかといった考え方や費用対効果といったものが、そしてまた50年あるいは100年に一度の大プロジェクトとして、いかにまちづくりの活性化の起爆剤に位置づけていくのかが、見えないまま現在に至っている」という3点がそれぞれ委員から出された意見でありました。

 また、先般当局から各分野のすぐれた17人の有識者の方々により熱心な議論を重ねた結果出された文化複合施設基本計画(案)の具体的な内容が示され、今後の事業スケジュール等の説明が行われました。この計画案について、委員より出されました主な意見としましては、「観光立市を目指す本市の施設としては、駐車場などが不十分な点が見られ、観光の受け皿としての視点において乏しい感がある。巨額の費用を投じての費用対効果や、毎年1億円ものランニングコストの捻出の仕方など、もっと慎重な議論が必要とされるのではないか」等々、当局が進めているこの特進プロジェクト計画に対し、委員からは疑問視する声が多く出されました。

 また、今回示されました基本計画の中において、特に既存体育館の取り扱いについて、基本計画策定委員会から附帯意見が出されており、後段部分を御紹介しますと「今後50年60年と使用し、市民から愛される施設となるためには体育館敷地も含め全体計画を立てた方が、景観、車両の進入、施設配置の自由度を含めメリットが大きいのではないかとの意見が出たのが実情です。基本設計においては、この既存体育館の取り扱いについて再考するのが望ましいと考えます」と記されており、既存体育館の撤去という施設配置に大きく関係する部分について言及された内容となっております。

 このように、委員会の主な内容は、当局に対し総じて厳しい意見でありました。市当局の皆様には新市の総合計画に「『成果主義』、『顧客主義』、『市場主義』といった新たな経営の考え方を導入し、さらには、市民と行政が都市の構成員として、まちづくりの理念や目的を共有し、パートナーシップを深め、『市民皆が都市を経営する』という視点で市政を進めなくてはならない」とうたわれていることを再度御認識いただき、本委員会としてはさらなる協議を重ね、また県の支援、合併特例債の活用等財源確保についても創意工夫しながら慎重に対応し、次世代に責任を持って引き継げるような文化複合施設の建設と、それによる市街地再生を実現してまいりたいと思います。

 以上で、中間報告を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 ただいまの報告に対し、質疑を行います。

 13番、前田議員。



◆13番(前田賢一君) 

 ただいまの委員長報告なんですけれども、このとおり、この委員長報告にすべて網羅されてると思うんですね。

 まず、この複合施設、なぜ丹鶴小学校へ持ってきたかと。本当は、丹鶴小学校へ統合したほうが金銭的に、財政的にメリットがあったはずなんですよ。それでも、なぜあそこへ持ってきたかということは、あそこを新宮市再生の拠点にするという新宮市の大きな目標があったからだと思うんですね。いわゆるあそこは観光立市の拠点、市街地活性化の拠点、まちなか観光の拠点、外貨獲得策の拠点、そして速玉大社への門前町を形成する拠点と、こういう大きな目標があるわけなんですね。それを、今の計画で、この間も教育民生委員会で見せていただきましたけども、観光バスが4、5台、乗用車も120、30台、これでは観光立市の起点になるという施設ではないと思うんです。ですから、図書館とか市民会館、ここらをもっとコンパクトにできないもんかと。それで、ここにも触れてましたけども、体育館の撤去、セットバックすればもっと敷地がとれると思うんですね。

 ですから、なぜこういう計画が市当局から議会に示されるんかということに、非常に大きな疑問を持つわけなんですよ。

 委員長どうですか、その点。



◆6番(田花操君) 

 前田委員おっしゃられる、御心配されることは、各委員、今回の委員会の中でもそれぞれ意見が出されております。特に、私が感じたのは、余りにも上物づくりばかりに目が向かって、本当にこの施設整備によってどうまちが、どう変わって、どのように再生されるかといったそういう本当に大事な視点が、結局は一緒になって出されてないいうことに対して、当局に対して、委員会の都度、そういうものも早く出していただいて、まちづくり、特にどうそこの拠点から人をまちなかへ歩かすのかといった部分から含めて、この上物整備だけがもうひとり歩きして、それで一方では約40億円というとてつもない費用が、またこれひとり歩きして、もう40億円ですべてやるんやといった話が委員各位の中、当局の説明の中でありまして、本来なら中間報告の中では、こういう委員各位の意見に対して、当局はこういう答弁、こういう考えですいうこと、本来は披瀝したかったんですけど、そういうものがないまま、現実は進んでおるいうのが実態です。

 だから、まだまだ、私は、これから時間をかけて、さらに十分な、本当に将来の世代に引き継いでいけるそういう本当に施設整備を、みんなで知恵を出してやっていくべきだというふうに感じております。



◆13番(前田賢一君) 

 委員長、自分、こう思うんですよね。

 市長は、雇用の創出いうのを最重要課題として当選されましたよね。しかし、今具体的にどういうふうにして雇用の創出を図るのかというところ、全然見えてきてないわけです。もちろん、雇用の創出いうのが一番大事なんです。しかし外貨を獲得せん限り、新宮市以外の金、外貨ですよ、経済の活性化も雇用の創出もないわけですからね、その拠点として大枚40億円、現在の予算では、投じてあの施設をつくると。これ、新宮再生のビッグチャンスなんですよね、これ。それがね、観光立市の拠点と言いながら観光バスが徐福公園と一緒ぐらいのスペースしかないというんであれば、果たしてそういうことが頭にあるんかどうか、当局がね、非常に疑問に思うんですけど、委員長どうですか。



◆6番(田花操君) 

 もう、おっしゃられるとおりで、そういうものが見通しがなくては、この事業、取り組んでいくことには、私は、いささかちょっと疑問に思ってますんで、今後議会の中でももっともっと議論して、本当に大きな、先ほど述べました3点、特にこういう問題を当局のほうから誠意あるいいますか、もっともっと真剣に考えていただきたいというふうに思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 外貨獲得、飛騨高山ですか、あそこでもそうなんですけども、やっぱり1泊してくれる観光客と日帰りでは、全然落としてもらえるお金が違うわけですよね。だから、あそこを拠点としてまちなか観光をルート化して、できるだけ1泊していただけると。そしたら、非常に経済効果大きいわけですよ、ホテルから乗り物業界、居酒屋、飲み屋ね。だから、それを目指すことであの施設を丹鶴小学校跡に持ってくるというのが、これ大前提で考えてもらわんといかんと思うんですね。

 このままで基本設計入って、実施設計入っていきますと、これ借金だけが残って、観光立市としての機能を果たすような施設にならんと思うんですよ。恐らく、丹波篠山のように、箱物行政で財政破たんの原因になるんじゃないですか。

 委員長、それはどういうふうにお考えでしょうか。そういう意見、出ませんでしたか。



○議長(奥田勲君) 

 委員長の見解よりも、委員会で話し合うたことで答えて。お願いします。



◆6番(田花操君) 

 前田議員のお話は、もう委員各位から本当に熱心に意見として出てますんで、それをいかに当局のほうで、本当に真摯に受けとめて対応していく以外に、私は、議員各位のそういう心配に対して払しょくされないというふうに思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 それと、委員長、委員会の中でね、熊野学センターですか、これに関して、中岡課長の話では、速玉大社が方々に安置してある国宝を里帰りさせる、定期的にというような話も聞いてますし、ほんで速玉大社の駐車場ですね、あれはバリアフリー関係以外は閉めるというような話も聞いておるんですけれども、そこら辺の詰めはできているんですか。



◆6番(田花操君) 

 それは、またこの委員会とは違う場で、宮司も入った会議がありまして、そこでは宮司は国宝の提供いうか展示については協力すると。それから、駐車場についても新たに設けたところでとめてもらうように、裏を具体的にどうするかいう話まではいってませんけど、方向的には、丹鶴小学校の跡地へそういう立派な駐車場ができれば、そこへ行くということは、宮司は異論は言ってなかったというふうに思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 それと、この委員会の中で、滞在時間を延ばす、まちなか観光の観点から新宮城との絡みの話は、意見は出なかったんでしょうか。例えば、今度解体しますよね、市民会館も。あそこのイルドフランスから向こうが正規の登城口なんです。ですから、そこを整備して大手門、出丸、炭なや、これも整備すると。それで、新宮城跡も上っていただく、速玉へも歩いて参拝してもらう。自然とね、門前町、土産物店ができると思うんです。そういう観点からも、並行して整備するのが観光立市構築の大きな大変重要なことだと思うんですけども、そういう質疑応答はなかったでしょうか。



◆6番(田花操君) 

 ありまして、結局はこの丹鶴小学校跡地の文化複合施設の周辺のまちづくりがどういうまちにするんだと、その中で今の市民会館がなくなれば、当然大手門の正規の登城口をどう整備していく、そしてお城と文化拠点と速玉とをどう結んで、人をどう歩かせていくんか、そういう周辺のまちづくり計画がいっこもないんではないかという意見は、もういつも出てました。



◆13番(前田賢一君) 

 駅前本通りから丹鶴町、仲之町、今惨憺たるようなありさまですよね。本当に、シャッター閉めてるお店、多いと思うんですが、これをあそこを拠点にして速玉大社あるいは新宮城跡歩いていただくことによって、やはり大きな相乗効果得られるんやないかと思うんですよね。これは、エージェントともいろいろ詰めんなんと思うんですけども、速玉大社の帰り、仲之町歩いていただくようなコースを設定するとかね。必ずね、おかげ横丁みたいな食べ物中心のそういう土産物店ができると思うんですよ、それは市民が考えると思うんですよ。そういうようなことは、当局とのやりとりではないんですか、まちなか観光という観点から。



◆6番(田花操君) 

 当然、意見の中に出てまして、そういう拠点をつくって、人をどう歩かせてまちなかを、そういう仕かけをどうつくっていくんだと。そのことを、やはり今回の計画の中で一緒に議論していかんと、結局は市街地再生には疑問が出てくるんではないかということは、もう毎回毎回、なかなか残念ながら、当局から具体的なそういう提示が出てきてなかったいうのが現状です。



◆13番(前田賢一君) 

 これ、速玉大社へ、一時期から見ると陰りはあるにせよ、約60万人の観光客は見えてるわけですね。でも、現状は後ろへ観光バスなり車をとめて、大通りから参拝していただけんケースが大半だと思うんですよ。それで、おさい銭上げて、トイレへ行って帰ってくと、一つも新宮市に金を落とす努力を、今までしてきてなかったわけですね。それは、やっぱり駐車場がなかったということがあるんで、今度この複合施設を、バスが4、5台の駐車場で、速玉へ来る60万人の観光客を市内にとどめてお金を落とさすということはできないと思うんです。

 このままの計画でいくと、これ百年の禍根を残すと思いますしね、これ教育民生委員会の所管でもありますんで十分論議しますけども、委員長の特別委員会でもその点、掘り下げて、もっと議論、提言をしていきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。



◆6番(田花操君) 

 報告のとおり、大きな問題点が浮き彫りにされてますんで、これをどう説明責任を当局のほうで、具体的にしていただく以外に、私は、この事業がこのとおりいくのには、もう少し時間をかけるべきじゃないかという意見で、今回まとめさせてもらいました。



○議長(奥田勲君) 

 以上で、質問を終わります。

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△日程9 議案第13号 新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例及び新宮市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例



△日程10 議案第14号 新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例



△日程11 議案第15号 新宮市会館条例の一部を改正する条例



△日程12 議案第16号 新宮市職業訓練センター条例



△日程13 議案第17号 新宮市体育施設条例の一部を改正する条例



△日程14 議案第18号 新宮市文化複合施設整備基金条例



△日程15 議案第19号 平成22年度新宮市一般会計補正予算(第5号)



△日程16 議案第20号 平成22年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)



△日程17 議案第21号 平成22年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)



△日程18 議案第22号 辺地総合整備計画の策定について



△日程19 議案第23号 会館及び集会所の指定管理者の指定について



△日程20 議案第24号 新宮市職業訓練センターの指定管理者の指定について



△日程21 議案第1号 平成23年度新宮市一般会計予算



△日程22 議案第2号 平成23年度新宮市国民健康保険特別会計予算



△日程23 議案第3号 平成23年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算



△日程24 議案第4号 平成23年度新宮市介護保険特別会計予算



△日程25 議案第5号 平成23年度新宮市と畜場特別会計予算



△日程26 議案第6号 平成23年度新宮市駐車場事業特別会計予算



△日程27 議案第7号 平成23年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算



△日程28 議案第8号 平成23年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算



△日程29 議案第9号 平成23年度新宮市土地取得特別会計予算



△日程30 議案第10号 平成23年度新宮市簡易水道事業特別会計予算



△日程31 議案第11号 平成23年度新宮市水道事業会計予算



△日程32 議案第12号 平成23年度新宮市立医療センター病院事業会計予算



○議長(奥田勲君) 

 日程第9、議案第13号、新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例及び新宮市教育委員会教育長の給与、勤務時間に関する条例の一部を改正する条例から日程32、議案第12号、平成23年度新宮市立医療センター病院事業会計予算までの24件を一括上程いたします。

 ただいまから慣例によりまして、田岡市長に予算大綱について説明を求めます。



◎市長(田岡実千年君) (登壇)

 それでは、平成23年度予算大綱を述べさせていただきます。

 所信。

 本日、市議会3月定例会を開会し、平成23年度予算案のご審議をお願いするに当たり、今後の市政に臨む私の所信の一端と予算の大綱を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をいただきたいと存じます。

 私は、ふるさと新宮の持つ力を存分に発揮し、若い世代の人たちが心置きなく生まれ故郷で生活できるようにしたいとの思いから、「市政は市民のために」との理念を掲げ、多くの市民の皆様の御支援を賜り、市長に就任させていただきました。就任以来、この理念実現のために、まずは最も急務の課題として雇用の創出と市政改革を標榜し、組織の再編を皮切りにさまざまな施策に取り組んでまいりました。小学校における児童給食費の助成や新たな学力向上支援職員の配置、緊急経済対策としての熊野材を利用した新築、増改築における補助金の増額、プレミアム付共通商品券発行事業補助金や大規模事業の地元発注等々まだまだ緒についたばかりではありますが、マニフェストの実現に向け、その第一歩を踏み出せたと思っています。

 特に、みんなの協議会を組織できましたことは、市民感覚を生かし、市民力をいただくという協働のまちづくりを目指す上で、大きな歯車が動き出したと実感するところです。

 しかしながら、長引く経済不況の中、最も暮らしと直結する雇用の場の確保につきましては、新宮港への企業誘致など継続的な取り組みにもかかわらず、なかなか成果が得られない状況にあり、非常に厳しいというのが正直なところです。

 私どもといたしましても、県補助金の緊急雇用創出事業臨時特例基金やふるさと雇用再生特別基金を活用しながら、積極的に取り組んできたところですが、円高や株価の不安定さにゆえんする景気の減速リスクの高まりや、デフレの影響により、雇用情勢はさらに悪化の傾向にあると言われ、いや応なしに負の連鎖にさらされる我々地方は、いかんともしがたい閉塞感にさいなまれているのです。

 何とかこの息詰まる状態から抜け出したい、特効薬などなかなか見い出せない状況でありますが、少しでも前を向くために、「隗より始めよ」との言葉どおり、まずは足元をしっかりと見つめ直すことから始めなければならないと感じています。

 ふるさと新宮の持つポテンシャルについては、これまでもたびたび議論の俎上にのせられてきたところですが、今こそ実行力を伴った活性化策のため、改めての意見集約とコンセンサスの形成が必要であると強く思うところです。

 言うまでもありませんが、私たちの当面の課題は新宮市総合計画の核をなす特進プロジェクトを遺漏なきよう着実に進めることであります。現在、進捗のさなかにある千穂・丹鶴小学校統合校建設事業を初め、蓬莱、王子小学校の統合や幼稚園の統合計画など本市教育の未来に備え、慎重にかつ加速度を持って対処していかなければならないと同時に文化複合施設の実現に至りましては、我がまちの誇るべき文化の殿堂としての位置づけはもちろんのこと、新しい文化創造の拠点として観光客や市民の大勢が相集う場としなければなりません。ここを起点に多くの人たちがさんざめき、まちなかへと往来する、すなわち積年の思いであったにぎわいの醸成に向けてまたとないチャンスが到来していることを強く認識し、2年後に完成が待たれる熊野尾鷲道路の普及効果も勘案しながら、私たちは市民混然となってまちづくりに邁進しなければなりません。私は、この取り組みにこそ雇用創出のかぎが秘められていると確信するところです。

 本市は、これら特進プロジェクトの遂行を礎に、将来に立ち向かっていきます。しかしながら、時の移ろいの中で総合計画とはそごを来す部分も出てきており、特に市庁舎の建設につきましては、他の施策の推進と総合的な調整を行い、蓬莱小学校跡地から現在地での建てかえに変更し、跡地利用を幼稚園及び統合保育所、そして災害の際にも適用でき得るグラウンドを伴った公園整備などに方向を切りかえさせていただき、今後の議論をお願いしたいと思います。蓬莱地区及び市議会議員の皆様には、これまでの説明と反する内容となりますが、子育てゾーンの設置と防災対策の強化という観点から、何とぞ御理解賜りたいと存じます。

 「人輝き文化奏でる都市」とは、私流には笑顔あふれるにぎやかなまちというイメージであります。特進プロジェクトにより、合理的に、コンパクトにまとまる市街地は新しい顔としての位置づけはもとより、市内各エリアのそれぞれ特徴あるポテンシャルと有機的につながって、全般に人が行き交う、それこそにぎやかなまちの核となるのです。私は、プロジェクトの進捗とともに各エリアの地域力の発掘にも、ぜひに取り組みたいと思います。

 内憂外患と言われる我が国の状況から、総じて先行きの不透明感がぬぐえない現状にありますが、本市におきましては特進プロジェクトを主軸にスポーツに文化にと笑顔に満ちた明るい施策やときに学術的な分野もちりばめながら、決して下を向くことなく先を見据えなければと意を強くするところであります。

 平成23年度予算におきましては、市税収入の増加が見込めない厳しい財政状況の中、国の地方財政対策にあっては、昨年同様地方交付税を中心に一般財源の確保がされたことに伴い、可能な限り住民サービスの向上を図ることを基本に、市街地再生や学校再編等の積極的なまちづくりに向け、必要な予算を計上いたしました。

 経費節減を旨としながら、今年度もさらなる保健、福祉の充実や子育て支援、そして地場産業の育成や商業の活性化等々公約の実現を図るべく、継続した予算の計上とともに食育の重要性にかんがみ、中学校における給食実施の調査、研究を行うため、1校をモデル校として試みるための予算を新たに提示させていただきました。中学校の心身ともに健やかな発育を目指す一つのトライアルと御理解いただければ幸いです。

 また、これまで集中改革プランに基づき年次的に進めてきました行財政改革におきまして、本市の出資法人に関し、新公益法人制度改革に従い早々にもその形態を定め、円滑に移行できるよう事務手続を進めるとともに、厳しい経営状況にある土地開発公社につきましても、総務省所管の第三セクター等改革推進債制度を利用した解散整理に向け動き出したいと考えています。財政の健全運営を目指す中長期的な取り組みと御理解いただきたいと存じます。

 続きまして、施策の大綱と市政の方向を述べさせていただきます。

 平成23年度予算案の概要につきましては、一般会計、特別会計、企業会計の予算の総額は329億5,684万5,000円で、前年度予算と比較して7.6%の増であります。会計別では、一般会計が166億1,193万9,000円で、前年度予算と比較して13.8%の増であります。特別会計につきましては、84億8,362万6,000円で、前年度予算と比較して2.9%の増であります。企業会計につきましては、水道事業会計が10億366万9,000円で、前年度予算と比較して0.7%の増額であります。病院事業会計は、68億5,761万1,000円で、前年度予算と比較して0.9%の増となっております。

 続きまして、平成23年度予算案の主な事業と取り組みについて申し上げます。

 まず、協働推進事業につきましては、昨年20名の委員で構成するみんなの協議会を設置し、市民と行政が一緒になり地域課題の解決に向け、その取り組みを協議してまいりました。今年度につきましては、新宮駅前広場をJR和歌山支社やロータリークラブ等の協力を得て、市民や観光客が憩える場として整備を図るとともに、子供から大人まで地域全体にあいさつの輪を広げることにより、地域における人と人とのつながりや、観光客や来訪者に対してもてなしの心が生まれることを目指して、あいさつ運動を進めてまいります。

 続きまして、防災対策事業では、予想される東南海・南海地震に備え、自主防災組織の設立促進及び活動支援に努め、その他家具転倒防止、木造住宅の耐震化補助、防災備蓄などの事業を引き続き実施します。また、今年度においては、老朽化している防災行政無線の再整備に着手するため、デジタル化への移行を含めた基本設計と5年に一度の総合防災訓練を予定し、さらに災害に強いまちづくりを推進してまいります。

 消防関係事業では、消防本部の高規格救急自動車及び熊野川第4分団、第5分団の小型ポンプ積載車を更新、配備します。また、新宮地区に耐震性貯水槽60立方メートル、熊野川地区に防火用水タンク2基を設置するなど、消火活動の円滑化に努めます。

 福祉関連事業では、国において障害者自立支援法を廃止、新たな総合的な制度をつくるとしている中、新制度ができるまでの当面の対応として、引き続き障害福祉サービスと同様に本市が実施する移動支援事業や日中一時支援事業などの地域生活支援事業においても、市民税非課税世帯に属する障害がある方等につきまして利用者負担を軽減してまいります。

 また、厳しい経済事情の中、増加する生活保護被保護世帯に対応し、経済的自立を支援するため、就労支援員を配置し、就労相談、求人情報の提供等を行います。

 高齢者福祉の面では、養護老人ホーム寿楽荘の指定管理を開始するに当たり、民間事業の創意工夫を生かしつつ、入荘者へのサービス向上につながるよう十分に配慮するとともに、介護予防事業など引き続き高齢者の安全な暮らしを守るための施策を実施いたします。

 子育て支援としましては、昨年見直しを重ね策定しました新宮市次世代育成支援行動計画に沿って、「地域全体で子育てを」、「喜びが持てる子育てを」とのフレーズを基本理念に、市民の御協力を得ながら、引き続き施策を進めてまいります。また、熊野川地域におきましても子供同士が交流を図り、地域の方々とも触れ合い、児童が安全に過ごすことができる居場所づくりに取り組んでまいります。

 保健事業につきましては、今年度も引き続き子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン予防接種の全額助成を実施するとともに、流行拡大の抑制と子育て支援の面から新たに市単独で水痘、通称水ぼうそうワクチン、流行性耳下腺炎、通称おたふく風邪ワクチン予防接種の一部助成を行います。また、一般不妊治療費助成については、これまでの年額3万円を市単独で5万円に増額いたします。

 生活環境事業では、今年度で策定後5年を経過する一般廃棄物処理基本計画を見直し、今後10年間を見据え、環境への負荷を極力少なくして、持続可能な循環型社会を目指すための新たな一般廃棄物処理基本計画を作成いたします。さらに、現在休止中の佐野の一般廃棄物最終処分場について、適正閉鎖を行うための調査設計業務等を実施いたします。また、今年度も引き続いて、エコ広場まで出られない介護を必要とする高齢者家族や障害のある方を対象とした「ふれ愛収集」や家庭から排出される粗大ごみの処理についても、期間を定め戸別収集を継続実施するなど、ごみの減量と環境美化の推進に努めます。

 都市計画事業では、新宮市総合計画を実現するため、目指すべきまちの将来像を明確化する都市計画マスタープラン策定を引き続き実施するとともに、都市下水路支線整備などを進めます。

 道路事業につきましても、都市計画道路上本町磐盾線の整備に当たり、登坂橋の架けかえ工事を行うほか、相須線、西敷屋小津荷線等の道路改良、東線、坪井猿掛線等の舗装工事、比奈久保線歩道設置、下地虻沢線交差点改良工事等を実施するなど、市民の利便性の向上と道路の保全、交通の安全確保に努めてまいります。また、地域の経済社会活動を支える最も基礎的な社会資本である道路整備として国道168号日足道路、近畿自動車道紀勢線、国道169号瀞峡道路等の早期整備に向け、国・県への提言、要望活動を継続してまいります。

 住宅関連事業では、老朽化が進む市営住宅について、予防保全的な計画修繕による住宅ストックの有効活用や耐用年数を経過した住宅の今後の方針を明確にするため、市営住宅長寿命化計画を策定いたします。地籍調査事業につきましては、国の第6次国土調査事業十箇年計画にその方針が示されており、本市においても休止されていた熊野川町地区を再開するなど実施面積を拡大してまいります。

 農林水産業では、里山再生対策事業として造林未済地の解消や劣化した森林の再生を進め、緊急経済対策として引き続き熊野材需要拡大事業に取り組み、市内で製材された熊野材を使用した家を新築、増改築された市民の方への補助を実施することにより、熊野材の需要拡大を図ります。さらには、紀の国森づくり基金事業を活用して、熊野材を使用した木製ベンチの町内会への配布やJR新宮駅前への設置などを通して、木のよさをPRします。また、熊野川温泉さつきのボイラーを木質パウダーボイラーに切りかえることにより、CO2の削減に取り組むとともに、林道関係では上地平瀬線開設工事に着手するなど、今後も林業振興の充実に努めてまいります。

 学校教育関係では、中学生の食育環境の向上に資するため、小中学校各1校をモデルに指定し、小学校の協力のもと、親子給食方式による中学校給食を実施し、その方法等について調査、研究してまいります。また、学校再編整備につきましては、次代を担う子供たちの健やかな成長を願い、安全で快適な教育環境を提供してまいります。さらに、地球温暖化と相まって昨年のような猛暑が今後も続くことが懸念されるため、中学校の普通教室へエアコンを設置し、教育環境の向上を図ります。また、千穂幼稚園と丹鶴幼稚園の統合幼稚園を旧市民病院西別館跡地に建設し、3歳から5歳までの3年間の幼児教育をモデル的に実施いたします。

 生涯学習事業といたしましては、公民館事業とあわせ、引き続き生涯各時期のライフスタイルに対応した学習の機会の充実を行い、住民の教養の向上、健康増進、情操の純化を図るとともに、地域コミュニティーの推進にも努めてまいります。また、スポーツ振興については、来る2015年に本県で開催される紀の国和歌山国体を見据え、全国レベル中学生チームを招聘してのジュニアベースボール交流大会への協力やスポーツ少年団育成補助金の増額等を行い、競技力の向上を図るとともに各スポーツ施設をより安全、快適に利用いただけるよう、それぞれ環境整備に努めてまいります。

 文化振興関係では、「人輝き文化奏でる都市」の構築を目指す上で、その中核となる文化複合施設の整備として、今年度は基本設計と実施設計に取り組みます。また、開館後の円滑な運営と多くの市民や遠来の人々が集まる施設づくりを進めるため、事業活動計画や管理運営計画の策定を行います。また、熊野学フォーラム等を開催し、熊野が有する魅力の再認識とともに広く情報発信に努めます。

 商工観光につきましては、新宮市観光協会との連携を保ちながら、まちなか観光情報センターを拠点として、まちなか観光の情報提供を行い、観光客のまちの回遊性を高めるとともに、観光資源のPR強化の一環として観光カレンダーを作成し、地域のイメージアップと観光客のさらなる誘客を図ってまいります。また、中小企業及び商店街の活性化を図るため、利子補給制度や空き店舗対策、商工会議所が行っているプレミアム付共通商品券事業への支援等の施策を、引き続き実施いたします。さらに、今年度は、熊野川町及び高田地区における交通空白地域の解消並びに交通不便地域住民の交通手段の確保に向けた取り組みを進めてまいります。

 新宮港整備事業では、平成18年に第二期整備港が供用開始となり、現在「飛鳥?」や「フォレストキシュウ」、「ホクエツエンデバー」等の大型船舶や地球深部探査船「ちきゅう」が入港するなど、着実に特定地域振興重要港湾としての役割を果たしているところでありますが、悪天候下においても大型船舶が着岸できるよう防波堤の早期完成に、引き続き努めてまいります。また、工業用地の分譲につきましても、産業の振興や雇用の創出など地域の活性化に重要な役割を担う施設として、企業誘致活動を初め、今後も積極的に取り組んでまいります。

 熊野川地域におきましては、引き続き売却や賃貸可能な空き家、空き農地を利活用する空き家・空き農地情報バンク制度の推進や、恵まれた自然の中、地域の特性を生かした米づくり、川遊び、コンニャクづくり、きのこ狩りなど熊野川地域ならではの体験交流事業を継続実施し、また昨年購入しました定住促進住宅を中軸に人口の増加を図るためにも、当地域が持つポテンシャルを最大限に生かしながら、全体的な活性化に努めてまいります。

 医療センターにつきましては、引き続き医師の確保や経営の効率化に取り組み、財源を考慮しながら医療機器を充実させ、今後も安心、信頼される医療の提供に努めるとともに、紀南地域の中核医療機関としての役割を果たしてまいります。

 水道事業につきましては、老朽管の更新計画を引き続き推進し、耐震性にすぐれた管路への布設がえを行ってまいります。水道事業は、今後とも使用水量の減少等による厳しい経営状況が予想されますが、限られた財源で、安全でおいしい水を安定供給するため、より計画的で適正な施設整備事業を推進しながら、一層の効率的経営に努めてまいります。。

 以上のとおり、平成23年度市政運営に臨み、その方針と主要重要施策について所信を申し述べました。行財政を取り巻く環境には依然として厳しいものがありますが、「市政は市民のために」を念頭に、市民参加の協働のまちづくりを推進し、喫緊の課題、そして将来を展望した本市の振興策に積極果敢に挑んでいく所存でございます。議員各位を初め、市民の皆様の特段の御理解と御協力を賜り、提出議案に御賛同いただきますようお願い申し上げ、予算大綱の説明とさせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(奥田勲君) 

 以上をもって、市長の予算大綱の説明を終わります。

 昼食のため、午後1時30分まで休憩いたします。



△休憩 午後零時13分

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△再開 午後1時28分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただいまから先ほど一括上程いたしました議案第13号から新年度予算について、順次議題として審議に入ります。

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△日程9 議案第13号 新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例及び新宮市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例



○議長(奥田勲君) 

 日程9、議案第13号、新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例及び新宮市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 上路総務部次長兼総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第13号、新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例及び新宮市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 本議案は、市長、副市長及び教育長の期末手当について支給基準の改正を行うというものでございます。改正内容でございますが、期末手当の基準日であります6月1日及び12月1日現在におきまして市長、副市長及び教育長の在任期間が3カ月未満の場合に期末手当が一律30%支給されることについて、1カ月未満の場合にあっては支給しないよう改正するというものでございます。

 附則といたしまして、この条例は平成23年4月1日から施行するというものでございます。

 以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は総務委員会に付託いたします。

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△日程10 議案第14号 新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例



○議長(奥田勲君) 

 日程10、議案第14号、新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 森本市民窓口課長。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第14号、新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 本条例は、地方税法施行令の一部を改正する政令が昨年平成22年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことにより、国民健康保険税の医療給付に係る基礎課税額の限度額が3万円引き上げられ50万円に、高齢者支援金等課税額の限度額が1万円引き上げられ13万円に改正されておりますので、本年4月から本条例を改正したいというものでございます。

 2ページをお願いいたします。

 新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の表中第2条第2項で、基礎課税額が50万円を超える場合には50万円とする。第3項で、高齢者支援金等が税額が13万円を超える場合には13万円とするというものでございます。

 次の第26条では、基礎課税額を減額しても50万円を超える場合には50万円とする、後期高齢者支援金等課税額を減額しても13万円を超える場合には13万円とするというものでございます。

 なお、介護納付金課税額の賦課限度額は、これまでどおり10万円でございます。

 3ページをお願いいたします。

 附則で、この条例は平成23年4月1日から施行し、改正後の規定は平成23年度以降の国保税に適用し、平成22年度分までの国保税については従前の例によるというものでございます。

 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は教育民生委員会に付託いたします。

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△日程11 議案第15号 新宮市会館条例の一部を改正する条例



○議長(奥田勲君) 

 日程11、議案第15号、新宮市会館条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 中地市民福祉部次長兼生活環境課長。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第15号、新宮市会館条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。

 今回の条例改正は、新宮市山本集会所の新築に伴い、条例を改正するものでございます。

 2ページをお願いいたします。

 改正内容でございますが、第2条の表中、改正前の欄の新宮市山本集会所の位置が国道168号線改良工事に伴い、収用となり、新宮市熊野川町能城山本29番地の1に新築されることになったため、会館の所在地を改正後の欄の下線で引かれた字句に改めるというものでございます。

 なお、附則としまして、この条例は平成23年4月1日から施行するというものでございます。

 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は教育民生委員会に付託いたします。

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△日程12 議案第16号 新宮市職業訓練センター条例



○議長(奥田勲君) 

 日程12、議案第16号、新宮市職業訓練センター条例を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 岡商工観光課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第16号、新宮市職業訓練センター条例について御説明申し上げます。

 本条例は、新宮地域職業訓練センターが、平成23年4月1日、独立行政法人雇用能力開発機構より新宮市に無償譲渡されることに伴い、新たに新宮市職業訓練センターとして設置及び管理するために必要な事項を定めるものでございます。

 それでは、本条例の概要を御説明申し上げます。

 2ページをお開きください。

 第1条では、本条例の設置の目的と法的根拠を規定しております。

 第2条では、名称及び位置を規定しております。昭和57年の開設以来、長年市民に親しまれた呼称であることなどから、新宮市職業訓練センターとするものでございます。

 第3条では、訓練センターで行う事業を規定しております。

 第4条では、使用時間を、第5条では、休館日を規定しております。なお、開館時間と休館日については、現行の時間、休館と変更はございません。

 第6条から3ページの第8条では、使用の許可、制限や取り消しを規定しております。

 第9条から第11条では、使用料について規定しております。なお、別表のとおり使用料を定めておりますが、冷暖房の使用や土日、祝日など割増加算を含めまして、現行の料金とほぼ同額としてございます。

 第12条から第14条では、使用者の権限譲渡等の禁止、原状回復義務、賠償責任を規定しております。

 第15条から4ページの第16条では、管理の代行とそれにより派生します利用料金について規定をしております。いずれも、第6条から第11条及び第13条の規定については、市長を指定管理者に、使用料を利用料金に読みかえるものであり、かつ第9条の規定は適用しないというものでございます。

 第17条では、指定管理者における使用時間等の変更を規定しております。

 第18条では、この施設の管理に関し必要な事項は規則に委任することを規定しております。

 なお、附則といたしまして、この条例は平成23年4月1日から施行するというものでございます。

 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は経済建設委員会に付託いたします。

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△日程13 議案第17号 新宮市体育施設条例の一部を改正する条例



○議長(奥田勲君) 

 日程13、議案第17号、新宮市体育施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 前田生涯学習課長。



◎生涯学習課長(前田圭史郎君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第17号、新宮市体育施設条例の一部を改正する条例について御説明いたします。

 今回の条例改正につきましては、新宮市民運動競技場施設内にクラブハウスが設置されることに伴い、新たに使用料を定め、またAコートの名称を現在通称名で呼ばれているやたがらすサッカー場に、同Bコートにつきましても名称を変更するものであります。

 2ページをお願いします。

 改正の内容ですが、別表第7条関係2項新宮市民運動競技場、区分Aコートをやたがらすサッカー場に、Bコートを多目的グラウンドと改め、新たにクラブハウスの使用料、更衣室1室1,000円、シャワー1,000円、大会議室1時間200円、小会議室1時間100円、冷暖房設備は大小会議室それぞれ200円と100円に定めるものであります。

 なお、備考1及び3では、会議室及び冷暖房設備の使用料を使用時間にかかわらず上限1,000円とするものであります。

 附則でありますが、この条例は平成23年4月1日から施行するものでございます。

 以上、簡単ですが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は教育民生委員会に付託いたします。

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△日程14 議案第18号 新宮市文化複合施設整備基金条例



○議長(奥田勲君) 

 日程14、議案第18号、新宮市文化複合施設整備基金条例を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 中岡教育部参事兼文化振興課長。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第18号、新宮市文化複合施設整備基金条例について御説明申し上げます。

 本議案は、新宮市文化複合施設整備基金条例を定めるものでございます。

 本基金は、平成22年、昨年8月11日に故・高郁代様から多額の御寄附を賜りましたものに伴いまして、また将来におきましても篤志家の皆様から御寄附がある場合を想定しまして設けるものでございます。

 それでは、2ページをよろしくお願いいたします。

 本条例につきましては、全部で七つの条項によるものでございます。

 第1条によりまして、新宮市文化複合施設の整備に資するため、新宮市文化複合施設整備基金を設置するというものでございます。

 第2条によりまして、積み立てを規定してございます。

 第6条では、基金は第1条に規定する目的のために要する経費に充てる場合に限り、予算の定めるところによりその全部または一部を処分することができるという定めでございます。

 なお、附則によりまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。

 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は教育民生委員会に付託いたします。

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△日程15 議案第19号 平成22年度新宮市一般会計補正予算(第5号)



○議長(奥田勲君) 

 日程15、議案第19号、平成22年度新宮市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 向井財政課長。



◎財政課長(向井雅男君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第19号、平成22年度新宮市一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。

 まず、1ページをお願いいたします。

 第1条第1項では、歳入歳出予算の総額に11億8,401万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を165億6,298万7,000円にするというものであります。

 第2条では、債務負担行為の追加及び変更は第2表債務負担行為補正に、第3条では、地方債の追加及び変更は第3表地方債補正によるというものであります。

 また、第4条では、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越しして使用することができる経費は第4表繰越明許費によるというものであります。なお、本補正予算では、国の平成22年度補正予算による地域活性化きめ細かな交付金及び住民生活に光をそそぐ交付金を活用して実施する13の事業と過疎法の変更に伴い、ソフト事業への拡充がなされたことを受け、17の事業で一般財源から過疎債充当の財源振替を行っております。

 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。

 恐れ入りますが、22ページをお願いいたします。

 3歳出、2款総務費、1項5目財産管理費につきましては、説明欄の五つの基金の積み立てを行うもので、各基金の積み立て後の年度末残高は減債基金が6億円、財政調整基金が17億8,000万円、丹鶴城址整備基金が2億4,356万8,000円、退職手当基金が9億円、熊野川関連施設整備基金が3億8,277万5,000円であります。

 6目企画費につきましては、説明欄四つの基金の積み立てを行うもので、3の地域振興基金につきましては国の地域活性化交付金を活用して積み増しを行うもので、積み立てた額につきましては平成23年度及び24年度で取り崩し、図書館環境整備事業また相談支援事業の財源として充当する予定であります。なお、各基金の積み立て後の年度末残高は、熊野川町区域ダム対策環境整備基金が65万4,000円、熊野川町区域まちおこし基金が1億7,567万7,000円、地域振興基金が1億7,918万円、合併市町村振興基金が12億695万8,000円であります。

 7目自治振興費につきましては、国の地域活性化交付金を活用して平成3年に建築した大王地会館の外壁及び屋根の塗装工事を実施するものであります。

 13目行政局費につきましても、国の地域活性化交付金を活用して、熊野川町定住促進住宅の2戸について高齢者などに優しい室内のバリアフリー化改修工事を実施するものであります。なお、財源内訳欄地方債50万円につきましては、過疎債ソフト分の財源振替であります。

 24ページをお願いいたします。

 4項2目参議院議員通常選挙費、次の3目和歌山県知事選挙費につきましては、いずれも選挙費用の不用額発生に伴う減額補正であります。

 5目市議会議員一般選挙費につきましては、本年4月10日執行予定の県議会議員選挙と同時にポスター掲示場を設置することで経費節減が図れるため、補正するものであります。

 26ページをお願いいたします。

 5項1目防災費につきましては、説明欄の事業実績見込みによる減額補正であります。

 28ページをお願いいたします。

 6項1目統計調査総務費につきましては、事業費の確定に伴い、増額補正するもので、次の2目基幹統計調査費では説明欄の1から4までの統計調査事業費の確定に伴う減額補正であります。

 30ページをお願いいたします。

 3款民生費、1項2目障害者福祉費につきましては、説明欄の1及び2の事業でいずれも利用者が増加したことに伴う減額補正であります。なお、財源内訳欄地方債350万円につきましては、過疎債ソフト分であります。

 3目老人福祉費、説明欄1の介護基盤緊急整備等臨時特例補助金につきましては、交付対象施設への1床当たりの補助単価が350万円から400万円に増額補正されたことに伴い、補正するもので、2の長寿社会福祉基金につきましては、福祉事業に対する寄附金を積み立てるものであります。なお、財源内訳欄の地方債1,690万円は過疎債ソフト分であります。

 11目介護保険事業費につきましては、介護保険特別会計の介護サービス給付費負担金の増加に伴う繰出金の増額補正であります。

 32ページをお願いいたします。

 2項2目児童措置費、説明欄1の保育対策等促進事業費補助金につきましては、一時的な保育を利用する園児数が増加したことに伴う補正で、2の三輪崎保育園園舎改修事業補助金につきましては、改修工事の実施設計に伴い、事業費が当初より増加したため、補助金の増額分を補正するものであります。

 3目母子福祉費につきましては、新規対象者が1名増加したことに伴う増額補正であります。

 34ページをお願いいたします。

 3項2目扶助費につきましては、傷病のため生活保護を受給することとなった世帯の増加に伴う医療扶助費の増額補正であります。

 36ページをお願いいたします。

 4款衛生費、1項3目健康増進費につきましては、がん検診の受診者の増加に伴う増額補正であります。

 5目公害対策費につきましては、合併処理浄化槽の設置補助に係る決算見込みによる減額補正で、予定数135基に対し実績は132基の見込みであります。

 11目医療センター費につきましては、医療センター事業会計の運営経費に対し3億円の補助を行うものであります。

 38ページをお願いいたします。

 2項1目清掃総務費につきましては、広域廃棄物最終処分場の候補地選定調査委託料が当初より減額となったことに伴い、公社への市負担分を減額するものであります。

 3目し尿処理費につきましては、紀南環境衛生施設事務組合の前年度繰越金による市負担分の減額補正を行うものであります。

 5目ごみ減量推進費につきましては、ごみ減量に対する寄附金の財源振替であります。

 40ページをお願いいたします。

 6款農林水産業費、1項4目農地費につきましては、国の地域活性化交付金を活用して大野農道2号支線新設事業延長30メートル及び舗装122メートルを実施するものであります。

 6目中山間地域施設費につきましても、国の地域活性化交付金を活用して、平成21年の台風18号により被災した多目的軽スポーツ施設の屋根の改修を行うものであります。なお、財源内訳欄のその他689万円につきましては、台風被災による災害保険金であります。

 42ページをお願いいたします。

 2項1目林業総務費につきましては、県の施行する治山事業が3カ所追加になったことに伴う増額補正であります。

 2目林業振興費、3目天台烏薬推進事業費、次の6目市有林管理費、恐れ入ります、次の44ページをお願いいたします。3項2目水産業振興費につきましては、いずれも過疎債ソフト分の財源振替を行うものであります。

 4目漁港建設費につきましては、入札による事業費の減であります。

 46ページをお願いいたします。

 7款商工費、1項1目商工総務費、説明欄の1及び2の事業では、国の地域活性化交付金を活用して、いずれもJR三輪崎駅またJR佐野駅の水洗トイレの新設と新たに駐輪場を整備するものであります。3のやましろ号運行維持費補助金につきましては、医療センターへの通院バスの維持運営経費に対する補助金であります。4の路線バス運行維持費補助金につきましては、市内循環バスなど11路線のバス運行維持に対し補助するものであります。なお、財源内訳欄の地方債400万円は、過疎債ソフト分であります。

 2目企業誘致対策費につきましては、新宮港埠頭株式会社が行ったチップヤード事業に対する事業所設置補助として、3年間補助金を支出するもので、今回は最終年度として360万4,000円を交付するものであります。

 3目観光費、説明欄1の天台烏薬記念植樹事業につきましては、日中友好と知名度の向上を図るため、中国大使館に天台烏薬を記念植樹する経費を補正するもので、2の日足地区森林観光整備調査事業につきましては、森林資源に観光的要素を加味した活用の調査及び整備計画の策定を早急に着手するため補正するもので、次の3の観光関連雇用創出事業については決算見込みによる減額補正であります。なお、財源内訳欄の地方債570万円は過疎債ソフト分であります。

 48ページをお願いいたします。

 8款土木費、2項1目道路橋りょう総務費につきましては、緊急を要する私道において側溝敷き調整、排水設備、路面舗装の3件の工事に対する補助金を補正するものであります。

 3目道路新設改良費、説明欄1及び3の事業は、いずれも国の地域活性化交付金の対象事業として整備するもので、1の御幸町全竜寺線3号支線につきましては、道路に側溝がなく、雨水等が路面を流れることで支障を来していることから、延長35メートルの側溝を新設するものであります。3の蓬莱王子ヶ浜線につきましては、駅前オークワ店の前の道路で、豪雨による浸水が多く発生していることから、延長51メートルの側溝改良を行うものであります。

 また、2の県営事業地元負担金は、特殊急傾斜地の崩壊対策事業に伴う負担金で、当初予定の事業費が変更となったことに伴う補正であります。なお、財源内訳欄の地方債370万円は、地方道路債から過疎債への財源振替であります。

 5目交通安全対策事業費につきましても、地方道路債から過疎債などへの財源振替であります。

 50ページをお願いいたします。

 4項1目港湾管理費につきましては、保安対策を必要とする外航船の入港増加に伴う負担金の増額であります。

 52ページをお願いいたします。

 5項2目街路事業費につきましては、財源の振替であります。

 3目都市下水路費、説明欄の1及び2の事業は、いずれも国の地域活性化交付金の対象事業として整備するもので、1の佐野都市下水路支線整備工事では、佐野地内における都市下水路の改修を年次的に行っているもので、本補正予算では3号支線、4号支線、5号支線の3路線の改修を予定しております。

 2の川原田排水区下水路整備工事につきましては、光洋中学校の東側の道路で、幅員が狭く交互通行ができないため、下水路にふたなどをするものであります。

 4目公園費につきましても、地域活性化交付金の対象事業でありまして、鴻田公園内に災害時の使用を想定した蓄電式の園内灯を設置するものであります。

 54ページをお願いいたします。

 9款消防費、1項3目消防施設費につきましては、財源の振替であります。

 56ページをお願いいたします。

 10款教育費、1項2目事務局費につきましては、嘱託職員賃金の実績見込みによる減額補正と財源内訳欄地方債600万円の過疎債ソフト分などの財源振替であります。

 3目育英奨学事業費につきましては、基金利子を積み増しするものであります。

 58ページをお願いいたします。

 2項2目教育振興費につきましては、小学校給食費補助金の改新に伴う給食費扶助費を減額補正するものであります。

 3目学校給食費につきましては、嘱託職員賃金の実績見込みによる減額補正であります。

 4目学校整備費につきましては、説明欄の事業いずれも執行見込などによる減額補正であります。

 60ページをお願いいたします。

 3項1目学校管理費につきましては、過疎債ソフト分の財源振替であります。

 62ページをお願いいたします。

 4項1目幼稚園費につきましては、職員の長期病休に対する臨時職員賃金の増額分を補正するものであります。

 2目幼稚園整備費につきましては、過疎債充当による財源振替であります。

 64ページをお願いいたします。

 5項2目文化振興費、説明欄の文化複合施設整備基金積立金につきましては、教育の図書関係に役立ててほしいと御寄附をいただいた故・高郁代さんからの寄附金を積み立てるものであります。

 3目文化財保護費につきましては、過疎債充当による財源振替であります。

 66ページをお願いいたします。

 6項1目保健体育総務費につきましては、中学生の空手、バドミントン及びソフトテニスの全国大会出場に対する補助金を補正するものであります。

 2目体育施設費につきましては、国の地域活性化交付金の対象事業として整備するもので、B&G海洋センターの老朽化しているボイラーの取りかえ、屋根の漏水修繕及び遠赤外線暖房機器の改修工事を行うものであります。

 以上が、歳出であります。

 次に、歳入でありますが、恐れ入りますが、14ページをお願いいたします。

 8款地方特例交付金につきましては、本補正予算に必要な一般財源として、次の9款地方交付税及び18款繰越金で不足する額を充当するものであります。

 9款地方交付税につきましては、普通交付税の決定額の追加補正であります。補正後の普通交付税につきましては50億3,205万9,000円で、前年度比9.6%の増であります。

 次の13款国庫支出金では、2項1目総務費国庫補助金におきまして、説明欄記載後の地域活性化・きめ細かな臨時交付金及び7の地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金について国の補正で措置されたものでありまして、本補正予算で農林関係、都市建設関係、教育関係など13の事業に充当をさせていただいております。

 5目教育費国庫補助金につきましては、統合校建設事業に係る交付金の補助単価の見直しに伴う補正であります。

 その他の補助金の内訳などは、説明欄記載のとおりであります。

 次の14款県支出金では、恐れ入ります、16ページをお願いいたします。2項2目民生費県補助金におきまして、説明欄記載の1の介護基盤緊急整備等臨時特例補助金では、介護施設整備事業者への補助金でありまして、補助単価の変更に伴い、補助金として支出する全額が交付されるものであります。

 その他の補助金の内訳などは、説明欄記載のとおりであります。

 15款財産収入、1項2目利子及び配当金につきましては、説明欄記載の各種基金に係る預金利子収入であります。

 16款寄附金では、恐れ入ります、18ページをお願いいたします。5目教育費寄附金におきましては、故・高氏よりの寄附金であります。

 18款繰越金は、21年度からの繰越金の残金を補正するものであります。

 19款諸収入、4項4目雑入では、説明欄記載の全国市有物件建物総合損害共済災害共済金については、多目的軽スポーツ施設の台風被災による災害保険金であります。

 20款1項市債につきましては、1目の農林水産業債から次のページの9目商工債まで、いずれも事業費の確定や決算見込みによる補正するものであります。

 以上が、歳入であります。

 恐れ入りますが、前に戻っていただいて4ページをお願いいたします。

 第2表債務負担行為補正でありますが、県議会議員一般選挙費及び市議会議員一般選挙費につきましては、ポスター掲示場の設置及び撤去が23年度にまたがるため、その業務委託契約のうち、本年度予算計上分を除いた残りの金額を限度額として計上するものであります。

 次の都市計画マスタープラン策定業務につきましては、新たな用途地域の追加変更に伴い、事業費が増額したため、その限度額を36万8,000円引き上げ、1,036万8,000円にするというものであります。

 次の千穂・丹鶴小学校統合校建設工事につきましては、入札により事業費に変更がありましたので、その限度額を1,908万1,000円引下げ、9億1,941万9,000円にするというものであります。

 また、千穂・丹鶴小学校統合校校舎建設工事監理業務委託料につきましては、事業進捗にわずかなおくれがありましたので、その限度額を188万円引き上げ、1,857万5,000円にするというものであります。

 最後は、新宮市土地開発公社が借り入れる事業資金についてでありますが、借りかえなどの増により、その限度額を8億8,846万円引き上げ、48億967万6,000円にするというものであります。

 6ページをお願いいたします。

 第3表地方債補正でありますが、上段の表につきましては、すべて過疎債ソフト分充当に係る13件の追加であります。下段の表につきましては、事業費の確定などに伴う7件の変更でありまして、起債の目的、限度額などについては、いずれも記載のとおりであります。

 次に、8ページをお願いいたします。

 第4表繰越明許費でありますが、記載のとおり、23件の事業について年度内での完成が難しく、事業の繰り越しをお願いするものであります。このうち、12事業につきましては、国の補正予算により今回予算化いたしました地域活性化交付金の対象事業でありまして、全事業についてその事業費の全額を繰り越しするものであります。

 まず、2款1項総務管理費の大王地会館外壁及び屋根塗装工事と定住促進住宅高齢者用バリアフリー化改修事業につきましては、いずれも地域活性化交付金の対象事業であります。

 5項防災費木造住宅耐震改修事業補助金につきましては、平成22年11月の国の制度改正により、耐震改修を行う場合、年度内の工事完了を必要としなくなったため11月以降に申請を受け付けている2件分の耐震改修工事について、年度内完成ができないことから繰り越すものであります。

 3款民生費、1項社会福祉費の介護基盤緊急整備等臨時特例補助金と施設開設準備経費助成特別対策事業補助金につきましては、事業者の事業着手のおくれにより年度内完成が困難となったため繰り越すもので、完成は6月中の予定であります。

 2項児童福祉費三輪崎保育園園舎改修事業補助金につきましては、既に事業着手しておりますが、断熱材などの資材調達に相当日数を要したことから、年度内完成が困難となり繰り越すものであります。

 6款農林水産業費、7款商工費の大野農道2号支線新設事業からJR佐野駅トイレ・駐輪場整備事業の4事業につきましては、いずれも地域活性化交付金の対象事業であります。次の日足地区森林観光整備調査事業につきましては、本補正予算で計上の事業で、年度内着手が難しく、繰り越しするものであります。

 8款土木費、2項道路橋りょう費の御幸町全竜寺線3号支線側溝新設工事と蓬莱王子ヶ浜線側溝改良工事につきましては、いずれも地域活性化交付金の対象事業であります。次の比奈久保線外1線歩道設置工事につきましては、歩道設置に必要な用地交渉に時間を要したため、全体事業費の57.8%の3,100万円を繰り越すものであります。次の西野田線歩道設置工事につきましては、用地測量に不測の日数を要し、用地交渉にもおくれが生じ、年度内契約が困難となったため、全体事業費の88.9%の1,867万1,000円を繰り越すものであります。

 5項都市計画費、上本町磐盾線道路改築事業につきましては、本年度から登坂橋かけかえ工事に係るJR西日本への工事委託を行っておりますが、関係機関との調整に時間を要したため、全体事業費の86.0%の8,802万円を繰り越すものであります。次の佐野都市下水路支線整備工事と川原田排水区下水路整備工事、一つ飛びまして都市公園災害時対応灯設置工事につきましては、いずれも地域活性化交付金の対象事業であります。一つ前の相筋地区排水ポンプ設置工事につきましては、国土交通省が進める相筋地区の堤防強化工事にあわせてポンプの設置を行うもので、国土交通省の設計変更、工程変更などに伴い、全体事業費の36.1%の113万7,000円を繰り越すものであります。

 10款教育費、2項小学校費、千穂・丹鶴小学校統合校建設事業につきましては、地盤に多量の腐葉土を含んでいたことから地盤改良に相当日数を要したため、全体事業費の49.3%の3億4,156万1,000円を繰り越すものであります。完成は、12月末の予定であります。

 6項保健体育費、B&G海洋センター改修工事につきましては、地域活性化交付金の対象事業であります。

 11款災害復旧費、岩の谷川河川災害復旧工事につきましては、土砂にまじった転石が予想以上にかたく、大きなものが多かったことから、破砕に相当の時間を要したため年度内執行が困難となり、全体事業費の89.3%の9,040万円を繰り越すものであります。

 以上、簡単ではありますが、一般会計補正予算の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

 6番、田花議員。



◆6番(田花操君) 

 47ページの説明のとこで、少し何点かお聞きしたいと思います。このJRの駅のトイレを、これ今あるやつを改修するいうことかな。



○議長(奥田勲君) 

 岡課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 今回、予定しておりますのは三輪崎駅、それから佐野駅両駅のトイレでございます。それぞれのトイレにつきまして、新築して改修していこうというものでございます。



◆6番(田花操君) 

 新築して改築じゃない、増築して改修なの。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 現在、使っておりますトイレを一部は撤去、また一部は閉鎖する中で、それぞれのトイレを増築していこうというものでございます。



◆6番(田花操君) 

 これは、JRの所有物やの。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 現在のトイレでございますか。



◆6番(田花操君) 

 いや、改修しようとしやるトイレは。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 今回、設置しようとするトイレは、市のトイレになります。

 現在のトイレは、JRのトイレでございます。それを、市のほうで管理していきます。



◆6番(田花操君) 

 いや、管理は構わんけど、直す根拠やのう。JRの、もともと土地の中にあるJRの施設を、今回うちが整備して、うちが管理していくいうことを、今回予算計上してあるんやの。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 JR西日本におきましては、平成17年管轄下の田辺から新宮駅間の無人駅舎のトイレが閉鎖されました。それで、このため、該当いたします三輪崎駅とその駅のトイレを市のほうが譲り受ける形で、現在維持管理を行っております。今回、きめ細やかな事業を使いまして両トイレを新設し、水洗化を図っていこうというものでございます。



◆6番(田花操君) 

 納得できんのは、要するに田辺からこっちの沿線の、そうしたら駅舎のこういうトイレは地元自治体がすべて、今後悪くなったらこういうように改修し、通常の維持管理をしていくいうのは、どこでどう決まったん。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 先ほど申しましたように、平成17年のときに、JRのほうが普通列車にトイレを設置しましたことから、すべてのトイレを閉鎖するということになりまして、その中で市が三輪崎、佐野のトイレを譲り受け、維持管理を行ってきたという経緯がございます。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、JRとこういう17年の時点で、約束して契約してきてるいうことなんやの。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 契約しておるようです。



◆6番(田花操君) 

 納得できんのは、JRの民間のものまでね、うちがそこまでするいうのは、全国的にやりやるん、やっぱり。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 今回のトイレの新設につきましては、地元からの要望等々もございます中で、いろいろ検討する中で新設をしていこうということを決めたところでございます。



◆6番(田花操君) 

 地元要望は、これはJRが受けとめるんであって、うちが云々いう話は違う。少しでも、JRが自己負担でもしてね、それである程度の相互負担でやるんやったらええけど、そしたらここの新宮駅のトイレも、こういうあれになってくんか。この新宮駅舎のトイレも、悪くなったらうちが直していく話になるんじゃないか、これから。



○議長(奥田勲君) 

 川嶋経済観光部長。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 JRのトイレ、新宮駅のような駅員さんがいらっしゃるところはちょっと別にしまして、そういった無人的な駅、そういったものにつきましては、JRとしたらもうトイレを閉鎖するというような決定をされてるわけであります。そのような中で、市としまして、例えばJRを利用するお客様、そしてまた近くといいましょうか、当然三輪崎ですと高野坂等もありますもんですから、そういったところのお客様がトイレを求める場合があると。そういったもろもろの情勢の中で、市が譲り受けて管理をしてるというようなことになっております。

 このままですと、JRに要望等も何回もした経緯があると思いますが、なかなかJRがそれを受け入れていただけないというような背景もありますので、最終的に利用者の気持ちをいろいろと尊重する中で、市が実施するということであります。



◆6番(田花操君) 

 こういうの、初めて予算こうやって出てきてわかったんやけど、お互い所有権は幾ら増築しても相手のもんなんやろ、これ、トイレ自体は。うちの所有に置いておけるんや。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 今回、新設を予定しておりますトイレにつきましては、所有は市、土地につきましては無償でお借りできるという形でございます。



◆6番(田花操君) 

 いずれにしても、何か民営化してね、それなりの利益を当然JRは出して、ここだけが赤字やからこういう部分をこうこういう話にはならんと思う。やっぱり、JR西日本の中でこういうことも本来あるべきJRの責任じゃないかなと。それ、今うちがある程度地元の要望の中で、お互い費用負担し合いしてね、やるんやったらええけど、100%うちがするいうのは、沿線では、そうしたらほかの自治体ではこういう形で直しやるとこはあるん。

 それは、一回調べて、そういうよそなんかとやっぱり沿線の自治体でこういう問題に対して、相当のこれ何百万円いう話じゃないわの、これ。二つ合わせたら、これ相当な金額になるし、やっぱりもうちょっとJRのほうへ、市長もやっぱりおかしいでと言うて、もっとあんたとこも営業の中でお金をある程度、自分のとこの利用者のための利便を図るためやのに、それを地域の自治体の地域住民が云々いう話にはならんと思うし、こういうケース、JRとの交渉いうか、やりとりしやると。まだまだ、JRは一方的な話をしてくるんじゃないかと心配する。市長、このことは当たり前と思うてるんか。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 当たり前というか、仕方ないと思っております。



◆6番(田花操君) 

 その程度の認識やのう。

 はい、次にこのやましろ号と路線バスの運行で、特に佐野地域の人、お年寄りの人なんかがバス停まで行くのが大変やと。せめて、前の道路を路線バスあるいはやましろ号通るのを、手を挙げたら乗せてもらえんかいうことを聞く。

 路線バスなんかは、高田とか熊野行ったら自由乗降で、どこででも手挙げたら乗せてくれてると思いますし、ぜひ三輪崎、佐野、市内なんかはそれはどこでもとめると交通障害も起こすし、佐野、三輪崎なんかはそういう部分でお年寄りのそういう弱い方のために手を挙げたらどこでもとまってくれるような、そんなことは事業者にお願いはできんのかね。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 議員おっしゃいますとおり、高田とかにつきましては自由乗降が、実際施行されております。確かに、佐野、三輪崎の中地でありますとか、三輪崎の中の道を入りますときは、交通量も比較的少ない状況も見受けられると思いますが、その点一度、交通事業者のほうにまたお伺いしてみたいというふうに思います。



◆6番(田花操君) 

 ぜひ、やましろ号だけでも市でやりやるバスやから、ぜひ利便性図って、通るルートの沿線のどこかで手挙げたときに、そのお年寄りの方を乗せてあげれるように、ぜひしたってほしいなと思うので、実現するように、ぜひ4月から進めたっていただきたいと思います。

 それと、この繰越明許費の中で、上本町磐盾線の道路事業の件でお聞きしたいと思う。今、市内の登坂の、2年9カ月、通行どめするいう立て看板があちこち市内であるけど、市民もある人から、2年9カ月もこれあそこ登坂を通れんようにしたら、これもう生活習慣として車の流れいうのは変わっていくでと。何でこんなに2年、3年近くもね、通行どめに、今のこれだけ技術が発達する中で、建設土木工事が何でこんなにかかるんやろういうてある人に言われて、それならもっと今の丹鶴の一方通行、相互交通に、乗用車だけでもね、乗用車の相互交通やったら、今の丹鶴駅前通り、できるんじゃないのかと。大型車を締め出してでもね、普通車までの車の行き来をしてあげるべきじゃないんかいう声を聞くけど、2年9カ月いうのは、私も、何でこんなにかかるんかなと思うけど、その点はどうですか。



○議長(奥田勲君) 

 渕上課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 今、議員おっしゃられますこと、市民の皆様からも私どもの都市建設課のほうへ電話いただいたり、いろいろと意見いただいております。

 この2年9カ月につきましては、工事の内容はですね、まず今ある橋を撤去して新しい橋に施工し直すという、そういう内容なんですけども、何分JRのその線路、電車が通るとこなもんですから、原則昼間は工事ができないという、それが大原則になります。夜間工事がまず必要ということと、それとまたあわせてあそこの登坂の橋につきましては、ライフライン関係、電話とかそしてまた電気、水道、テレビ、そういう関係の幹線が通ってるということがあります。その幹線を、まずは橋を撤去する前に寄せたり、そしてまた戻したりとか、そういうふうなJR工事以外の各関連会社の、今言うたようなライフラインの会社の工事が伴いますんで、そういう形でちょっと内容的にも中身の濃い現場であります。

 その2年9カ月につきましては、JR、そして各社そういうような工程の中で、ちょっとでもならないかいうことで、もう詰めに詰めた形が一応2年9カ月という内容にちょっとなったような経過があります。



◆6番(田花操君) 

 市長は、これJRへこんなにかかる話で、1回ぐらい交渉に行ったことあるん。



◎市長(田岡実千年君) 

 このことについては、JRとは、私、直接お話ししておりません。



◆6番(田花操君) 

 ぜひ、もっと短縮、せめて2年以内ね。2年ぐらいいうのは、ちょっとあれ、とにかく短縮するようにJRへ言うべきやと思うし。もう、それは3年近くも、多分あそこが通行どめになったら、開通した後、通る車ないようになってくるんやないかと、こっちへもう流れがほとんど変わっていくから。せっかく、苦労して街路つくったけど、今でも向こう、まちがだんだん南下しやるから、向こう通る車、交通量は少ななりやると思うで、登坂のあのルートは。それは、葬儀センターできたけど、それは葬儀のときの交通量であって、普通の葬儀のやられてない通常の交通量いうのは、年々あそこは少ななっていきやる。ぜひ、そんなことも含めて、看板へたくさん周知させるために、早目にもう国道からあらゆるとこに立ってある。あれを見ると、もっとやっぱり市民生活のためにね、市長は市民のためにやるって、結局はどこまで市民のためを思って市政をしやるんかいうのは、こんなとこに、私、見られるとこ、あってはならんと思うんで、ぜひ市長、一回JRと交渉してみて、絶対もう市民はこんなに長期の通行どめは納得できんから、何とかこれを短縮するように頑張ってくれって、市長は一回JR西日本の和歌山支社へ行っといでよ。そしたら、絶対減ると思う。まあ、一回行ってみて。

 以上です。



○議長(奥田勲君) 

 屋敷議員。



◆17番(屋敷満雄君) 

 1点だけね。47ページのやましろ号の、今6番議員もおっしゃっとったんですけども、三輪崎の県道の中へ入ってくるルートはやましろ号だけですか。



○議長(奥田勲君) 

 岡課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 たしか、やましろ号だけだったと思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 そうですか。

 あのね、行きとね、医療センターまでなんですけども、行くときと帰りが違うということで、かなり医療センターへ行かれた方が、何とかならないのかという要望が強いんですよ。ですから、帰りはどうせ国道通るんでしたら、やはりその乗客は、おりる方いうのは少ない思うんですね。ですから、三輪崎から乗られた方が今度帰るときは違うルートで非常に困ってると。ですから、行きも帰りも同じようなルートにしていただくと一番ありがたい。また、今6番議員がおっしゃったように、乗降もその道端で自由乗降させていただければ非常にありがたいんでね、その辺の検討ができないかなと思っておるんですけど、いかがですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 そのあたりも、一度交通事業者のほうに伺ってみたいというふうに思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 はい、ぜひとも実現、お願いします。

 以上です。



○議長(奥田勲君) 

 10分間程度休憩します。



△休憩 午後2時29分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△再開 午後2時40分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 質疑を続けます。

 10番、上田議員。



◆10番(上田勝之君) 

 47ページの観光費の中の日足地区森林観光整備調査事業という、これは新規事業だと思うんですが、どういった事業内容なのか、詳しく説明をいただければと思います。



○議長(奥田勲君) 

 岡商工観光課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 日足地区森林観光整備調査事業につきましてですが、現在熊野川町日足地区の通称峠山というところがございまして、そこに設けられております広葉樹の里山的な意味合いを持っております日足のふれあいの森でありますとか、学習の森などの森林資源あるわけなんですけども、これらに観光的要素を加味した中での活用を検討できないかということの調査、それから田長にあります川舟センター、それから日足の熊野川温泉さつきとの連携した中での整備計画というものをつくりまして、熊野川日足地区への観光交流人口の増加を図っていきたいというふうな考えのもとでの事業でございます。



◆10番(上田勝之君) 

 この調査業務委託料とありますが、調査業務はどこに委託するんですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 あくまで、予定でございますが、そういうコンサル関係のところに委託してきたいというふうに考えております。



◆10番(上田勝之君) 

 そのコンサルいうのが、こういう調査業務で、新宮市だけに限らずですけども、いろいろ活用されると思うんですけれどもね。本来、この熊野川地区のいわゆる森林や滝やその他のことについて、当該地域でなければその魅力云々ということは、なかなか利活用できるような方策を考えられるんでしょうかね。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 あくまで、予定でございますけども、交流人口と観光客の流動状況の把握でありますとか、そういう専門的な知識を持つ中でのコンサルということを、現在は考えておるところでございます。



◆10番(上田勝之君) 

 だから、それがですね、往々にして絵にかいたようなもちになりかねん。本当に、実際に地域の方々が考えるような実際の計画につながっていかない、絵にかいたもちになりかねんような例が多々あるように思うんですね。それならば、例えば地元の森林に詳しい方であるとか、そういう自然とか、さまざまに詳しい方々にどういった活用方策があるのか、どういったことがいいのか、やっぱり地域住民や市内の有識者の方々ともっと検討を加えて計画を練っていくほうがいいんではないでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 川嶋経済観光部長。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 例えば、委託したとしてでも、そういった森林関係、自然環境関係また観光関係、そういった方々を含めるといいましょうか、いわゆる意見を聞く場、ヒアリングをする場、そういったところは必ず入れなきゃならないだろうと。そして、地元の声を吸い上げるというか、そういった知恵もおかりして、いろいろ経験から来る感覚、そういったものも含めて聴取して生かしていきたいというふうに考えます。



◆10番(上田勝之君) 

 できればですね、コンサルさん、学校統合の学校や文化複合施設、これは大きな事例ですけども、いろんな場面でコンサルさんを使われて、文章と冊子は非常に立派なものができるんですけど、まさに絵にかいたようなもちになるような気がします。もっと、職員さん方や本当に地域の方々と一緒になって計画を練り上げていくというようなことをですね、安易にコンサルに200万円使う必要はないんだと思いますがね。その辺については、部長、いかがですか。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 一つ整備方針とかその地域のいわゆる資源、森林資源、そういったものの生かし方といったものにプラス分析というものもしたいと。いわゆる観光の流入客、そういったいろいろと連携の方法、そういった分析もいろいろしたいと思います。したがいまして、そういうところで専門知識の必要な部分もあろうかと思いますが、今議員おっしゃったように地元の声はできるだけ吸い上げてできるだけ多くの機会を持って聞くということは肝に銘じてやっていきたいと思います。



◆10番(上田勝之君) 

 ぜひ、その辺も御一考いただければと思いますんで、よろしくお願いします。

 53ページなんですが、この都市下水路費の川原田排水区下水路整備工事というのは、これは全く新規でよろしいんですか。以前から、これ要望のあったところだと思いますが。



○議長(奥田勲君) 

 渕上課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 22年度予算で、今、佐野川との取りつけ部の箇所をやっております。



◆10番(上田勝之君) 

 22年度で。

 これは、あそこは下水路なんですね、下水路にふたをして、車が対面といいますか、割と交互交通ができるようにするということなんでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 そのとおりでありまして、幅員としましては、何とかお互いにすれ違えるような幅員になるような予定であります。



◆10番(上田勝之君) 

 それと、道路がたしか途中から下がってるように思うんですけど、あの高さ等はどうなるんですか、少し細かい話になりますが。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 今、設計案はできてるんですけども、今言われたような細かいことはこれからですね。やっぱり、排水の勾配とかそういうようなもんから、まず排水優先でいきますんで、それから結果として、道路としてどういうような高さ関係になるかいうのは、そういう形になりますんで、ちょっと今、検討期間ということで御理解、お願いします。



◆10番(上田勝之君) 

 はい、その辺よろしく御検討ください。

 その下の都市公園の災害時対応灯設置工事、これは太陽光を使った……、ソーラーパネルのついた街路といいますか、電気の設置なんですね。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 はい、ソーラー式のパネルです。



◆10番(上田勝之君) 

 これは、今回鴻田公園ということですけども、これは以前から何カ所かあったかと思うんですが、順次増設されていくお考えなんでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 私ども都市建設課で管理してます都市公園、7公園あるんですけども、順次平成19年から2基ずつずっとつけてまして、今回この鴻田公園もちまして一応設置は完了という、そういう流れになってます。



◆10番(上田勝之君) 

 課長とこの受け持ちの都市公園は終了、一応設置済みになるわけですね。ほかに、小公園とか広場であるとかといったようなとこは、これ市全体になるんか、だから課長とこだけではないんだと思いますが、そういったとこへの設置計画なんていうのはあるんですか。例えば、教育施設や福祉施設になるんかな。そんなとこの計画なんていうのはお考えなんでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 平見課長。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 教育施設につきましては、昨年度体育館周辺、各学校にそういう非常灯のようなソーラーの電気を使ってやっております。



◆10番(上田勝之君) 

 これも、ちょっと細かい話になるんですけど、23年度のほうを見させていただくと、旧市民病院の西別館跡地が統合幼稚園の建設候補予定地になってますけれども、あそこにもソーラーパネルの電灯、最初に設置したとこじゃないかと思うんですね。あれも、そういったああいったものはどこかへ移設するなり、また再使用するなりということは考えていかれるんでしょうね。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 現在の予定では、そのまま使用する予定にしてございます。



◆10番(上田勝之君) 

 あの場所はそのままになるんですか。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 はい、生かすつもりです。



◆10番(上田勝之君) 

 ああ、そうですか。はい、わかりました。

 続いて、65ページなんですけれども、文化複合施設の整備基金の積立金ということで、これ多額の寄附をいただいて、図書等のために使っていただきたいという目的で御寄附をいただいた分を基金に積み立てるということなんですが、この文化複合施設の整備基金、これはもう本当にその寄附いただいた方の意思に沿うような形のみに限定するわけですか。



○議長(奥田勲君) 

 中岡教育部参事。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 当然、故人の御遺志、それから御遺族の意思を尊重しながら、これにつきましてはこの第6条にうたわれたとおり執行していくということでございまして、主に図書館の整備に充てていただきたいというような話でございましたので、そのとおりのことを私どもは考えていきたいと思ってございます。



◆10番(上田勝之君) 

 これ、この間の答申といいますか、基本計画では平成26年度にオープンの予定というふうな流れで、今進んでいるかと思うんですけれども、せっかくいただいた御寄附ですね、早く市民の皆さんや、例えば子供たちに図書の充実を図るとか、全額基金、これをいつ使って、どういうような図書館の設備に使うのか、これから検討されていくんだろうとは思いますけどね、一部でも御遺志に沿えるような形で、早く市民の皆さんや子供たちに活用できるように、全額をそういった形で基金で積んでおくんではなくて、現行の図書館にでも図書の充実を図るであるとかそういったような形は考えられなかったのかなと思うんですが、いかがでしょうか。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 たしか、御遺族の御遺志の中では、新しいこの文化複合施設の整備の中で図書館づくりの中にぜひともこれを活用してほしいと、そういったお話でございました。



◆10番(上田勝之君) 

 ぜひ、その辺も検討していただければと思いますんで、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(奥田勲君) 

 13番、前田議員。



◆13番(前田賢一君) 

 46、47の観光費についてお伺いします。

 まず、この天台烏薬記念植樹事業、先ほどの説明では中国大使館へ植樹するということなんですが、もう少し詳しく説明していただけませんですか。



○議長(奥田勲君) 

 岡商工観光課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 中国大使館のほうへの植樹につきましては、先般二階先生のほうからもお話いただいておるところでございますが、中国大使館の敷地内でございますが、そちらのほうに天台烏薬の木を植樹させていただきまして、それで訪れる方に徐福が求めた不老不死の樹木であるということを知っていただきまして、中国、日本、新宮市との友好関係をさらに増していければと、知名度の向上も図っていければというふうに考えておるところでございます。



◆13番(前田賢一君) 

 それは、確かにいいことだ思いますしね。

 それと、この普通旅費60万3,000円、これ何名行かれるんですか、大使館へ。それの下の植樹の事業委託料とはこれ別でしょう。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 旅費のほうでございますけども、事前の打ち合わせ等々も含めまして、大体事前に通算で6名ぐらい行ければというふうに考えてございました。それで、当日本番のほうに参るのも含めまして4名、東京のほうへ伺いたいというふうに考えてございます。

 あと、委託料のほうにつきましては、植樹、地元の造園屋が東京のほうへ、高田産の天台烏薬をぜひ植えたいというふうに思っておりますので、地元の造園屋さんにそちらのほうの天台烏薬を養生していただく中で、運搬して現地で植樹していただきたいというふうに考えておりまして、こちらの経費を上程させていただいてございます。



◆13番(前田賢一君) 

 これは、どのぐらいの敷地に何本植えられる予定なんですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 現在、まだ相手方と協議中のところもございまして、本数的には希望といたしまして、ある程度の本数を植えさせていただければというふうには考えてはおりますが、相手あってのことでございますので、大使館のほうからの御意見伺う中で本数決めさせていただければというふうに思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 これは、二階先生の御紹介いうことでしたけれども、もっと以前から話あったんですね。何か尖閣の問題でちょっとこれおくれおくれになったんですか。



○議長(奥田勲君) 

 川嶋部長。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 確かに、昨年の夏ごろに、一番最初お話をいただいたわけでありますが、その後中国と日本との情勢の関係等々もありまして、ちょっと様子を見ていたというのが実情でございます。



◆13番(前田賢一君) 

 これ、もちろん市長も議長も行かれるわけですね。どうなんですか。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 植樹の際には、市長にも議長にも行っていただきたいというふうに考えております。



◆13番(前田賢一君) 

 一つしっかり徐福さん、新宮の徐福、天台烏薬、PRしてきてくださいね、市長。

 それと、次の日足地区の森林観光整備調査事業費、先ほど上田議員からも質問ありましたが、熊野川地区の観光客の誘客とさつき温泉と川舟との関係ということですが、これ最終はどういうこと目指してるんですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 最終的には、日足地区のほうの観光関係に十分施策をその中で盛り込んでいければというふうには思っております。より観光交流人口が増加できる施策を、メニューとして盛り込んでいければというふうに思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 もっと、具体的に話できませんか、部長。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 これにつきましては、現在、先ほど課長が申しましたように森林環境という中でそれを生かした観光をやりたいというような中で、私どももいろいろと視察等もしてきております。そういったものを参考にもしながら、日足地区また熊野川地区の一つの活性化の起爆剤というようなものを考えていければというふうに思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 今、部長の話では視察等もいろいろ行ってきたと。具体的に、これ調査ですからね、調査した上で、こういうものつくるんやということを、この本会議ではっきり言うてもらえませんか。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 視察してきた案件というのは、四国へ行ってまいりました。それで、いわゆる森林をめぐるモノレールというものを見てまいりました。そういったものも念頭に置きながら、調査をしていきたいというふうに考えます。



◆13番(前田賢一君) 

 これ、どういうコースをとったらいいかということの下調べという調査費ですね、これ。その観光モノレール設置に向けての。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 ルート云々もありますが、例えば今の森林の状況、それもまたこのような形でよろしいのか。それと、またいろいろと当然歩く道も必要だと思います。そういったことも含めて、全体的な中でエリアも含めまして、再度調査をしたいということでございます。



◆13番(前田賢一君) 

 これ、私も特別委員会の委員長ということで、三栗常任委員長も市の部課長も入っておられるんですけどね、森林組合の理事の皆さんと、観光モノレール設置に向けてやると。それで、いろいろと地区の理事の皆さんの話を聞くと、さつき温泉の方あるいは浦木林業の方、川舟の関係者の方、大変期待が大きいわけなんですね。ですから、この調査を機にできるだけ早く町民の期待にこたえられるようなスピードでやっていただきたいなと思うんですが、市長、いかがですか。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 平成26年に文化複合施設が完成して、先ほど13番議員さんからの午前中のお話にもありましたが、この観光で雇用の創出もすべきだと思っておりますので、こういうのを成功させたいなと思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 川舟観光とか瀞峡、川の観光はあるんですが、この山の観光というのはありませんよね。ですから、観光のバリエーション化と新たな誘客をということからも大変おもしろい、可能性の高い、可能性を秘めた事業だと思うんでね、その辺ひとつ観光地を目指すんだという以上、真剣に取り組んでいただきたいと、そう思うんですね。

 それと、先ほど委託先についても、安易にコンサルに頼むべきではないという10番議員の御意見もありましたが、あの辺の森林に熟知してると、いろんなことを熟知してるということからいうと、これ森林組合にお願いしたらどうですか、調査を。どうですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 先ほど、部長のほうからもお答えさせていただきましたように、森林組合さん、専門的知識も持っておられると思います。そういう中でいろいろアドバイスを受ける等々しながら、計画づくりできればというふうに思います。



◆13番(前田賢一君) 

 前からね、私も指摘してるんですけども、このコンサルいうのは本当にお利口さんの作文なんですよ。資料は、市役所から提供してもらうわけですわ。それを、美辞麗句並べ立てて、さもすばらしい計画かのように、先ほどおっしゃってましたけど、絵にかいたもち的なものが多いと。だから、安易にコンサルに頼るべきではないし、自分らのまちのことは自分らがやるという、やっぱりそういう思いで事業に取り組んでいくべきではないんかなと思うんですけど、市長、いかがですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 絵にかいたもちといいますか、今回の文化複合施設の先日答申いただいた基本計画は、コンサルさんとあとその17名の策定委員さんが一緒になって計画していただいたいうことで、本当に具体的ですばらしい計画だったと思っておりますので、そういう計画書ができるように、地元の方、そしてまたそういう森林組合さんとか一緒になって計画できるのなら、非常に具体的なすばらしい計画ができるんじゃないかなと思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 今、市長、複合施設のコンサルの例出してすばらしい計画やというふうにおっしゃいましたけど、私は、とてもすばらしい計画とは思いませんね。観光立市を目指すという拠点にするべき施設を、観光バスが4、5台と、これがすばらしい計画なんでしょうか。これは、教育民生委員会でまた議論したいと思いますけど。

 それと、次の3番、これはいつから始まった事業なんですか、外国人向け観光客受入事業委託料。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 こちらにつきましては、平成21年度からでございます。



◆13番(前田賢一君) 

 これも、減額補正になってますけど、当初は幾らやったんですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 今回、159万円ほど減額させていただいておりまして、こちらのほう、2名の方にふるさと雇用の関係でそちらの資金を活用しまして観光協会のほうへ委託しておったところなんですが、お二人、ちょっと病休等々でお休みになられました関係で、その間の賃金等について減額させていただいたということでございます。



◆13番(前田賢一君) 

 この外国人向け観光客受入いうのは具体的にどういうことするんですか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 この事業につきましては観光協会へ委託させていただく中で、新宮市に訪れます外国人の観光客への対応、それからツーリズムの造成等々、それからパンフレット等の翻訳等々の作業をしていただいておるところでございます。



◆13番(前田賢一君) 

 効果上がりましたか、ある程度の。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 昨今、こちらのほうに訪れられる外国の方もかなり増加していると伺っておるところでございます。その中で、非常に観光協会の窓口を訪れていただいても十分対応できる、それぞれのローテーション組む中で十分な対応が図られてるというふうには思っております。



◆13番(前田賢一君) 

 どこの国の方が多いんですか、観光協会訪れて、いろいろとガイドを希望する。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 国別の数字というのは、特に手元にはございませんが、聞くところによりますと、結構フランスの方とかが訪れてるのが多いというふうなお話もお伺いしておるところでございます。



◆13番(前田賢一君) 

 以上。



○議長(奥田勲君) 

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) 

 1点だけお聞きしたいんですが、この同じ47ページで企業誘致対策費、先ほども説明あったと思うんですが、これは詳しく、どのように使われるんですか、この企業誘致促進条例補助金。



○議長(奥田勲君) 

 浮田企業誘致対策課長。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 お尋ねの補助金ですね、360万4,000円ですけども、これにつきましては先ほど申しましたように、新宮港に来ていただいた企業さんに対する補助金ということで、現在新宮港埠頭株式会社がやっておられますチップヤード、この事業に対しての補助金で、今年度が最終年度3年目の事業所の設置に係る投資されました固定資産税相当額、この部分の補助金ということで、今回720万円ほどの固定資産税に対する半額の360万4,000円、これを補助したものでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 市が固定資産税の半額補助をした、そのための費用と、こうなるわけやね。

 それで、企業誘致のことで、よく、僕ら、聞かれるんやけども、市のほうは企業誘致、どんなとこまで進んだんなと、どんだけ進めやるんだと、どのように進めやるんだと、こういうようなことよう聞かされるんですが、これまでもいろいろここの場で報告があったわけですが、最近の具体的な事例という、特徴的な事例というのはないんですか。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 私どもの企業誘致の大きな活動としましては、やはり現在企業さんを訪問して、我々の持っております雇用の場、新宮港工業用地を積極的にアピールするということで企業さんの訪問に力を入れてございます。また、このためにいろんなところからの情報、企業さんの動向、こういったものの情報を集めたり、それに基づいて今後の誘致、企業訪問をやっていくというところでございます。

 昨年度は、このための、今年度も予算計上しておりますけども、企業さんの動向を調査するんだというようなとこの予算も計上してございます。これによって、現在企業さんが抱えておられる企業の考え方、また今後の立地動向、こういったものを調査することによって、私どもの企業誘致、この活動に利用していきたいということでございます。大きなところはそのような活動をしてます。

 当然、今回の補助金のように企業誘致のために事業所を設けていただく方には、こういった事業所の設置、それと取得していただければ用地の補助制度、それとさらには雇用、1人当たりには奨励金というのも設けてございます。そういったところであります。



○議長(奥田勲君) 

 15番、松本光生議員。



◆15番(松本光生君) 

 39ページの、これは減額になってる紀南環境整備公社ですけども、これ簡単でいいですけども、今後の見通しというんか、どんなになってくんか、ちょっと説明お願いします。



○議長(奥田勲君) 

 中地生活環境課長。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 ただいま議員さんの御質問ですけれども、一応今やっております5カ所の調査が、1月末で終わりました。それによりまして、今基本構想を立てている最中だと聞いてございます。一応、3月末までには基本構想が出されて、それで4月以降に1カ所選定されて、そこの中でまた地元との合意があれば、またその結果を公表するというふうなことになってございまして、一応今のところ、27年度に開設するという方向で進んでございます。



○議長(奥田勲君) 

 5番、福田議員。



◆5番(福田讓君) 

 民生費についてお聞きしたいと思います。

 今回、県支出金ということで、介護基盤緊急整備臨時特例補助金ということで、先ほど課長から御説明いただきました。昨年でしたか、同じような繰越明許費の中に介護基金の緊急整備等臨時特例金、これは国からの特例金ということですね。今回、県の特例金が出たということについて、詳細に説明お願いしたいんですが。



○議長(奥田勲君) 

 垣本健康長寿課長。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 国の要領改正に基づきまして、県の要綱が改正されまして、先ほどの説明にもありましたように、1床350万円の単価が400万円に引き上げられたということで、その分の補正をさせていただいています。



◆5番(福田讓君) 

 それは、理解できるんですが、県の補助金もこういう形の緊急整備事業にも当てはまるということで、これからこういう事業がもし出てきた場合も、こういう形で出てくるわけでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 今回の場合は、平成22年度の事業ということでありまして、それが現在の状況の中で22年度の4月にさかのぼってということですので、22年度の事業に充てさせていただくという形での補正になってます。



◆5番(福田讓君) 

 一応、県の支出も県の補助金も出るということなんですね。再度、お聞きします。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 国の補助金が、一応県のほうに来まして、県で要綱をつくって市町村におりてくるということになってますので、一緒でございます。



◆5番(福田讓君) 

 わかりました、了解しました。

 続きまして、23ページの積立金についてお聞きいたします。

 今回、退職基金積立基金ということで2億6,000万円、先ほど課長の御説明では、2億6,000万円を合わしますと9億円ということでございます。そうしますと、今年度で退職された方、また来年度に退職予定者がおると思いますが、大体何名ぐらい予定されているんでしょう。わかれば、お聞かせ願いたいんですが。



○議長(奥田勲君) 

 上路課長。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 

 今年度は定年と勧奨合わせまして17名の予定でございます。



◆5番(福田讓君) 

 今年度17名ということで、今回積み立て2億6,000万円ということ、そうしますと9億円というふうな計算ですね。大体、予算の中にも書かれておりますが、最高59カ月という形で、最高の給与者が46万円ですから、普通でいきましたら2,700万円の退職金と、2,500万円ぐらいですか。それ、大体10人退職しますと2億7,000万円、こういう積み立てで、今9億円ということで、十分に退職金が賄える状態でしょうか、お聞きしたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 向井課長。



◎財政課長(向井雅男君) 

 今回、補正でお願いしましたのは、財政収支の中で団塊の世代が終わった後の退職者の数がふえる見込みが、新宮市の状況では年齢構成からいって多いものですから、その時期の退職金をこの積立金から支払いをできるように、積み立てをさせていただいたということでございますので、昨年度からの今年度、もしくは翌年度にかけては退職手当については退職手当債のほうで処理をさせていただいて、ここの積立金についてはなるべく多く、22、23の中で基金に積み立てをして、27から3年間ぐらいの退職人数多いときに対応できるようにしたいというのが、今回の措置でございます。



◆5番(福田讓君) 

 了解しました。



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案はお手元に配布しています付託表のとおり各常任委員会に分割付託いたします。

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△日程16 議案第20号 平成22年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)



○議長(奥田勲君) 

 日程16、議案第20号、平成22年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 垣本健康長寿課長。



◎健康長寿課長(垣本正道君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第20号、平成22年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。

 介護1ページをお願いいたします。

 平成22年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、第1条第1項で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,029万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億6,598万8,000円とするものでございます。

 それでは、歳出から御説明申し上げます。

 介護10ページをお開きください。

 2款保険給付費3,996万3,000円は、介護サービス受給者の増加等による保険給付費の増額でありますが、11月までの実績をもとに計上しております。

 1項介護サービス等諸費は、1目居宅介護サービス給付費で3,865万7,000円、9目居宅介護サービス計画給付費で470万7,000円の増額、3目地域密着型介護サービス給付費で814万7,000円、8目居宅介護住宅改修費で181万9,000円の減額。

 12ページをお願いします。

 2項介護予防サービス等諸費は、1目介護予防サービス給付費で336万4,000円の減額、3項地域密着型介護予防サービス給付費で71万2,000円の増額。

 14ページは、審査支払手数料9万3,000円の増額であります。

 16ページ、4項1目高額介護サービス費は176万5,000円の増額、2目高額介護予防サービス費は13万円の減額。

 18ページをお願いします。

 5項1目高額医療合算介護サービス費748万9,000円の増額となっております。補正額がゼロのところは財源の組替によるものです。

 22ページ、3款基金積立金は、基金利子を積み立てるもので、1目介護給付費準備基金積立金に33万1,000円、2目介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金に2,000円を積み立てるものでございます。

 続きまして、歳入ですが、介護8、9ページをお願いいたします。

 1款保険料、1項1目第1号被保険者保険料、1節特別徴収保険料600万2,000円の増額、2節普通徴収保険料の277万円の減額は、1月6日時点の収納状況による見込みでございます。

 3款国庫支出金31万3,000円の増額、4款支払基金交付金582万1,000円の減額、5款県支出金48万4,000円の減額は、各負担金、交付金の変更交付申請の内示によるものでございます。

 6款財産収入、1項1目利子及び配当金33万3,000円は、介護給付費準備基金、介護従事者処遇改善特例基金の各基金利子でございます。

 7款繰入金、1項一般会計繰入金499万5,000円は、歳出の保険給付費の12.5%に相当する額を、2項基金繰入金は、保険給付費の財源の不足分として3,772万8,000円の基金取り崩しを予定しております。

 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は教育民生委員会に付託いたします。

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△日程17 議案第21号 平成22年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)



○議長(奥田勲君) 

 日程17、議案第21号、平成22年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 豊田医療センター庶務課長。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第21号、平成22年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。

 病院の1ページをお願いいたします。

 第2条は、当初予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額について、収入では第1項医業収益について3,411万7,000円を減額補正して56億4,480万4,000円、第2項医業外収益について3億452万5,000円を追加補正して4億4,912万6,000円、第1款の病院事業収益の合計額を60億9,393万円にするというものでございます。

 続いて、支出につきましては、第1項の医業費用について1億7,686万8,000円を増額して61億964万4,000円にし、第1款病院事業費用の合計額を63億2,603万3,000円にするというものでございます。

 第3条は、当初予算第8条に定めた議会の議決を得なければ流用することのできない経費のうち職員給与費28億7,348万2,000円を29億2,775万円に改めるというものでございます。第4条は、予算第9条で定めたたな卸資産の購入限度額について13億5,164万5,000円を14億7,424万5,000円に改めるというものでございます。

 それでは、内容につきまして実施計画明細書により御説明申し上げます。

 病院の8、9ページをお開き願います。

 収益的収入及び支出の収入では、第1款病院事業収益で2億7,040万8,000円追加して、補正後の予定額を60億9,393万円にするというものでございます。

 内訳といたしまして、1項1目入院収益は、入院患者数の減少により4,201万6,000円減少するものの、2目外来収益では患者単価の増により789万9,000円増額するものでございます。

 2項医業外収益の増額は、2目他会計負担金の一般会計からの繰入金3億円、4目国庫補助金として医師1名の臨床研修費に係る補助金342万円、5目県補助金110万5,000円は、県におけるがん死亡率の減少を図るため、県のがんのり患状況や治療情報を集積するための県院内がん登録推進事業費補助金でございます。

 支出では、第1款病院事業費用で1億7,686万8,000円増額して、補正後の予定額を63億2,603万3,000円にするというものです。内訳といたしまして、1項1目の給与費は職員2名の定年退職に伴うもので5,426万8,000円を増額補正して、補正後の予定額を29億2,775万円にするというものでございます。

 2目材料費は、これまでの執行状況に基づいて1億2,260万円増額補正して、補正後の予定額を14億6,424万5,000円にするというものでございます。

 なお、病院2ページから病院7ページに実施計画、資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表を付してございますので、お目通しいただきますようお願い申し上げます。

 まことに簡単ではございますが、以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は教育民生委員会に付託いたします。

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△日程18 議案第22号 辺地総合整備計画の策定について



○議長(奥田勲君) 

 日程18、議案第22号、辺地総合整備計画の策定についてを議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 中前企画調整課長。



◎企画調整課長(中前偉君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第22号、辺地総合整備計画の策定についてを御説明いたします。

 本議案につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づくものであり、現在策定している計画が本年度末で完了するため、辺地債の活用のため、新たに計画を策定するものであります。

 同法における辺地として、本市においては熊野川町小口地区、三津ノ地区、敷屋地区、九重地区が辺地としての要件を満たしております。そのうち、小口、敷屋の2地区において、それぞれ計画書に記載の公共的施設の整備を実施するため、同法第3条第1項の規定に基づき、辺地総合整備計画を定めるものであり、議会の議決をお願いするものであります。

 計画の内容につきましては、同法第3条2項の規定に基づき、1、辺地の概況、2、公共的施設の整備を必要とする事情、3、公共的施設の整備計画から構成されております。各項目の詳細につきましては、お配りしております計画書のほうをごらんいただきますようお願いいたします。

 なお、先ほど申し上げました辺地債でございますが、これは対象の8割が後年度の地方交付税で措置されるという財政的に大変有利な起債であり、本計画の策定によりこの辺地債の適用が可能となるものであります。

 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は総務委員会に付託いたします。

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△日程19 議案第23号 会館及び集会所の指定管理者の指定について



○議長(奥田勲君) 

 日程19、議案第23号、会館及び集会所の指定管理者の指定についてを議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 中地市民福祉部次長兼生活環境課長。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第23号、会館及び集会所の指定管理者の指定について御説明申し上げます。

 本議案は、本年3月31日で指定の期間が終了いたしますすべての新宮市の会館15カ所及び集会所33カ所を、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づきまして、各地元自治会組織を指定管理者として指定したいので、議会の議決を求めるものでございます。

 1としまして、公の施設の名称及び指定管理者となる団体の名称及び住所につきましては別紙2ページから4ページに記載のとおりでございます。

 また、指定の期間でございますけれども、指定のすべての施設につきまして平成23年4月1日から平成28年3月31日までの5年間となってございます。

 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

 16番、辻本議員。



◆16番(辻本宏君) 

 この指定管理というのが全国的な流れで、どんどんと各施設、行政のかかわる施設は指定管理になっているようなんですけど、ここの会館なんですけれども、高田の体験研修センターとかさつきとかも指定管理ですね、何年か前にされた。それで、この会館はどちらかというとちょっと趣が違う施設だと思うんですけれども。それで、各会館の区長さん、区に預けて区長さんが大体管理されるということになってると思うんですけど、その指定管理のことについて、まずは区長さん、何らかの形で、区なり区長さんなり、何らかの形では伝えてはおるんでしょうかね。個別かあるいは説明会とかそういうふうなこと開いて、指定管理とはこんなもんですよということから始まってるんでしょうか。

 というのは、これ今まで会館というのはどちらかというと自主的に会館を保ってくださいという形でやられてると思うんですけれども、そこら辺のまず内容の伝え方と、もう一点、指定管理になって施設をどこまで行政として維持するのか、その責任の所在というんですか、中で使ってるとき、何か事故があった場合、どういうふうに対処するのかというのは、そこら明確なもんあるんですかね。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 こういうふうな指定管理になりますので、当然指定管理に対しての委託契約みたいなの結びますので、それを一応その中に書いていることにつきましては当然御説明は申し上げてるというふうに考えてございますし、またあと会館につきまして、集会所もそうですけれども、いろんな面で補修が当然出てくると思います。そういったことに関しましては、当然予算の限りもございますけれども、うちとしましては、できることはなるべくうちのほうでやらせていただきたいというふうなことで、大きなやつにつきましては当然予算別枠にとらせていただいてやるというふうなことでございます。今回、補正も出させていただいておりますけれども、大王地会館等のああいうふうな屋根とか壁の塗りかえとか、そういったものについては当然大きな予算になりますので、こういうふうな形の別枠で予算はとらせていただきますが、そのほかにつきましては、なるべくうちのほうで予算の範囲でやらせていただくようにしております



◆16番(辻本宏君) 

 そしたら、会館を管理する指定管理者に対して十分な説明はされてるということで、こちら理解してよろしいですね。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 そのように理解していただいてよろしいと思います。



◆16番(辻本宏君) 

 というのはね、少し前なんですけど、ある会館の館長さんからこういう意見いただいたんですよ。指定管理者というのは新しい制度やと思うけれども、おれら、こっちのほうの区なり私なりどこまで責任持てばいいのかなというふうな御意見もいただいたんで、市のほう、どういうふうな説明の方法してるんかなという、ちょっと心配もしましたので、今質問させてもうたんです。

 それで、もう一点、会館に係ることなんですけど、主要な施設にAED、要するに心肺停止した場合の緊急な器具、緊急に措置する器具ありますね。あれは、どちらかというと人の多く集まるところ、大型スーパーとかそういうとこ、ほかこの市役所の中にも設置されてますけれども、この会館でもよく人が使うところ、使わないところがあるでしょうけども、結構頻繁に使ってる会館もあるんですよね。それで、つけてるとこもあるし、つけてないとこもある。つけてないところはどうしてるかというと、何かAEDって書いて、AEDのパンフレットか何か置いてるんですよね、こういうふうな。それを見ると、近くのところの所在というのもあるんですけれども、近くのところですら結構遠いんです、近くて遠いんですよ。

 その点、会館のほうの運営の仕方もお金のあるところ、会館自体がお金のあるところ、ないところ、これはもうてんでんばらばらなんでしょうけれども、あるところはあるんですよね。あるところは、自主的につけるかつけないかというのは、それだけお金持ってるから、そこの判断でいいんでしょうけれども、結構よく使うところで、会館利用されるところで、それで余り財源がないといったところで、それでなおかつあるところのことも含めてですね、ああいうふうなAEDの設置、よく使うところですよ、どちらかというとよく使うところなんですけど、やっぱり設置すべきなんじゃないかなというふうに思うんですけど。それで、設置するに当たって自主的にするか、行政のほうが助けるかという課題も出てくるんでしょうけど、そこら辺のアドバイスというのは全然ないんでしょうかね、会館運営で。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 今の御質問ですけれども、うちのほうとしましてもそういうふうな状況等、またいろいろ調査しまして、ちょっと課内でも協議はさせていただきたいと思います。



◆16番(辻本宏君) 

 人の命にかかわることですから、できるだけバランス持って配置していただけたらなと思います。よろしくお願いします。



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は教育民生委員会に付託いたします。

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△日程20 議案第24号 新宮市職業訓練センターの指定管理者の指定について



○議長(奥田勲君) 

 日程20、議案第24号、新宮市職業訓練センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 岡商工観光課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第24号、新宮市職業訓練センターの指定管理者の指定について御説明申し上げます。

 本議案は、職業訓練センターの指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるというものでございます。

 この施設につきましては、雇用能力開発機構の廃止に伴いまして職業訓練センターが市に無償譲渡された経過、また職業訓練施設という特異性を踏まえまして、非公募といたしまして指定管理者となる団体の名称といたしましては職業訓練法人新宮地域職業訓練協会、会長吉川晴雄、住所は新宮市春日1番35号です。

 指定の期間でございますが、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間というものでございます。

 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は経済建設委員会に付託いたします。

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△延会の宣告



○議長(奥田勲君) 

 お諮りいたします。

 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。

 あすは午前10時から会議を開きます。

 御苦労さまでした。



△延会 午後3時42分