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和歌山県 新宮市

平成22年 12月 定例会 12月09日−04号




平成22年 12月 定例会 − 12月09日−04号










平成22年 12月 定例会



          平成22年12月新宮市議会定例会会議録

            第4日(平成22年12月9日)

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議員定数19名、現在員18名、出席議員18名、氏名は次のとおり。

                             2番  松畑 玄君

                             3番  久保智敬君

                             4番  榎本鉄也君

                             5番  福田 讓君

                             6番  田花 操君

                             7番  東 賀代子君

                             8番  杉原弘規君

                             9番  東原伸也君

                            10番  上田勝之君

                            11番  三栗章史君

                            12番  松本哲也君

                            13番  前田賢一君

                            14番  奥田 勲君

                            15番  松本光生君

                            16番  辻本 宏君

                            17番  屋敷満雄君

                            18番  前田 治君

                            19番  大西 強君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成22年12月9日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(7)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(7)から

 日程追加変更 議案第85号 平成22年度新宮市一般会計補正予算(第4号)

 日程追加変更 議案第86号 新宮市立養護老人ホーム寿楽荘の指定管理者の指定について

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地方自治法第121条の規定による出席者

               市長               田岡実千年君

               副市長              亀井寿一郎君

               企画政策部

               部長               丸山修市君

               企画調整課長           中前 偉君

               協働推進課長           辻 篤樹君

               情報推進課長           岡田清則君

               総務部

               部長               小山壽行君

               次長兼総務課長          上路拓司君

               次長兼秘書課長          鈴木俊朗君

               財政課長             向井雅男君

               防災対策課長           井上 登君

               市民福祉部

               部長               芝 悦男君

               福祉事務所長兼福祉課長      浜前泰弘君

               次長兼生活環境課長        中地清剛君

               市民窓口課長           森本邦弘君

               健康長寿課長           垣本正道君

               保健センター長          萩原 智君

               経済観光部

               部長               川嶋 潤君

               参事(企業誘致対策担当)     和田 隆君

               商工観光課長           岡 雅弘君

               建設農林部

               部長               中畑孝一君

               都市建設課長           渕上 崇君

               農林水産課長兼農業委員会事務局長 津呂建二君

               管理課長             勢古口博司君

               熊野川行政局

               局長               平 俊孝君

               会計管理者兼会計課長       倉家 博君

               医療センター

               事務長              上野山巳喜彦君

               次長兼医療業務課長        北畑直也君

               庶務課長             豊田正志君

               水道事業所

               所長               嶋田喜久一郎君

               消防本部

               消防長              大石 明君

               次長               辻坂雅則君

               教育委員会

               教育長              坂本憙信君

               教育部

               部長               杉山泰生君

               次長兼学校教育課長        平見善宣君

               参事(文化複合施設担当)兼文化振興課長

                                中岡保仁君

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本会議の事務局職員

               局長               浜口恭行

               次長               畑尻英雄

               次長補佐兼議事調査係長      赤松勇人

               議事調査係副主査         岡崎友哉

               庶務係長             渡爪 薫

            第4日(平成22年12月9日)

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△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(奥田勲君) 

 おはようございます。

 ただいまの出席議員は17名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

 日程に入ります前に御報告いたします。本日、東議員所用のため遅刻の旨の届け出がありましたので、御報告いたします。

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△日程1 一般質問



○議長(奥田勲君) 

 日程に入ります。

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表、番号7番から順次発言を許可いたします。

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△福田讓君



○議長(奥田勲君) 

 5番、福田議員。



◆5番(福田讓君) (登壇)

 おはようございます。

 ただいま議長のお許しをいただきまして一般質問をさせていただきます。

 通告順に従ってさせていただきますが、一つ、文化複合施設につきましては最後の項にさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず、新宮市内における浸水対策についてお聞きいたします。

 ゲリラ豪雨対策と今後の下水道対策についてもお聞きいたしたいと思います。

 去る9月15日午後8時以降に新宮市を襲った集中豪雨は、時間雨量は125ミリを超えるという新宮市政始まって以来となる記録的な大雨となり、市内の各地では多くの家屋が床上浸水、床下浸水の被害に見舞われました。このことは、記憶に新しいところであります。

 地球温暖化による一極集中型のゲリラ豪雨という現象が、日本各地でも発生していましたが、今その現実が新宮市内でも発生したわけでございます。このような時間雨量125ミリというとてつもない短時間型集中豪雨が、仮に急峻な地域の熊野川町地域、高田地域で発生しておれば、恐らく山崩れ等が発生した可能性も十分考えられます。

 幸いにして、熊野川町地域、高田地域では、住宅の裏山が県の急傾斜災害地域の指定を受け、急傾斜工事や砂防堰堤工事による災害予防工事が多く進められてまいりました。新宮市内においても、神倉地区、また橋本地区等においても急傾斜地域にお住まいの方が多く見られます。

 今後、県の急傾斜災害地域の指定地域としての申請等について、今当局ではどのような計画をされているのかを、まず1点お聞きしたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 渕上都市建設課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 神倉地区につきましては、今県と協議中であります。そして、県のほうも神倉山周辺につきましては基礎調査をしていると、詳細調査に向けて今検討中と伺っております。



◆5番(福田讓君) 

 現在、新宮市において今後の急傾斜指定地域の御答弁をいただきましたが、過去これまでにおいて、新宮市内における急傾斜地域の進捗状況はいかがでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 新宮地区といいますか、旧新宮市内でありますけれども、一応急傾斜地区指定されてるところは15地区あります。その指定受けたところにつきましては、約8割から9割ぐらいの進捗率となっております。



◆5番(福田讓君) 

 ただいま御答弁いただきました15地区でございますが、年次計画として今市民から求められてる、また今私が申し上げました急傾斜地区のこれからの計画性、何年度にどの地区を指定していくということについてもお聞きしたいと思います。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 先ほども申されましたように、雨が降ったりとか、そういうときにやはり地元の方とか、私ども、降った箇所について行政が例えば現場を見に行きます。その中で優先順位をつけまして、県のほうへ一応協議しまして、そして予算づけをちょっとお願いに上がっているような、そういう状況であります。



◆5番(福田讓君) 

 今年度の進捗状況と平成23年度に予定されている急傾斜地区の工事計画はいかがなものでしょうか、お聞きしたいと思います。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 今のところ、具体的な箇所づけというのは、予算の都合ありまして、県のほうもそれによっていろいろと箇所づけというのはされると伺っております。

 その中で、私どもとしましては、ことしはちょっと雨が降った中で、市内でもちょっと落石箇所とか、そういうとこあったものですから、そういうところの指定に向けていろいろと協議して、そして地元で説明しなければならないとこなんかは、ちょっと地元へ概要説明とかしているような状況であります。



◆5番(福田讓君) 

 再度お聞きいたしますが、来年度の、特にこの地域が急傾斜の地域として工事を進められてる予定がわかりましたら、お知らせ願いたいんですが。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 はっきり、ちょっとこれも先ほども言いましたように予算の関係あります。そして、県のほうも、県内全域について予算配分の関係もありますんで、具体的にここで特定して、この区域は来年いきますとか、ちょっとそこのほう明言できませんので、今後県と協議しながらそこら辺が早く決まるように、ちょっと要望していきたいと思います。



◆5番(福田讓君) 

 そうしますと、特に来年度23年度における新宮市内の急傾斜地域をどの地域が優先的にされるということは、まだ県との協議において決定されてないということで了承させていただいてもよろしいでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 現段階では、そういうことでお願いします。



◆5番(福田讓君) 

 その地区の指定の工事計画書というのは、来年のいつごろ、大体予定としては明記されるわけでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 県のほうで、一応当初予算とかそこら辺で決まりましたら、市のほうでもこの箇所をやりますと、そして負担金についてこのぐらい必要ですということで、市のほうの負担もありますので、そういうことが通知があって正式な箇所が決まるというような状況でありますんで、そういう状況で理解をお願いします。



◆5番(福田讓君) 

 くどいようですが、新宮市に15カ所がありまして、その80%が計画どおり進められてると。現在、そうしますと残っている急傾斜地区としての今後の新宮市の計画は、あと何カ所でございましょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 箇所につきましては、今言いました15地区の中のところも残った箇所ありますし、またそれ以外にちょっと先ほども言いましたように、ことし、そして昨年からのいろいろと雨の中で要望出てるところもありますので、そこら辺もあわせて県と一応協議中ですんで、今後これから、具体的な箇所づけがこれから決まってくるものと考えてます。



◆5番(福田讓君) 

 熊野川町、高田地区におきましても、私の住んでいます熊野川町宮井地区では、この急傾斜地区を予防工事をしていただきましてもう15年以上になります。現在、熊野川町地域では西敷屋地区が急傾斜の工事をやっております。かかる年月というのは相当かかりまして、申請してからでも、私の知る限りでも、毎年の予算づけによって15年ほどかかっておりますので、やはり今後とも都市建設課の皆様におかれましても、県に対しての強い要望をしていただきたいと思いますのて、よろしくお願いいたします。

 続きまして、今回のゲリラ豪雨による浸水で、特に下田、井の沢、緑ケ丘、野田、口山、蓬莱地区の道路冠水や床上浸水、床下浸水が多く見られました。「災害は忘れたころにやってくる」とよく言われておりますが、まさに新宮市も10年ほど前にも大雨による浸水被害に見舞われたとお聞きいたしております。

 現在の下水道の排水は、市田川のほうへほとんどが排出されております。今回のようなゲリラ豪雨となれば、各地域の排水の水が一気に市田川に流れ込みますが、市田川に地域に設置されている現在の排水ポンプの数では対応ができないのではないかと考えております。

 市民の方からも厳しい批判がございます。県・国が設置している市田川の水門ですが、下田地域に設置されている水門ですが、決められた水位に機械が動かず、豪雨のたびに市の建設課に緊急に電話を入れ、開門の要請をしているとのことをお聞きいたしております。

 市では、市長を初め、警報が発令されますと災害本部を設置して、市民の安全を守るために職員一丸となって奔走されていることは、私も、十二分に承知をいたしております。しかし、市民の方々の厳しい声にこたえるためにも、早急な対応策を考えていただきたいと思いますが、市当局のお考えをお聞きいたしたいと存じます。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 大雨のとき、ポンプはまずは市田川でまず新宮のほう、先ほど言われてますように、ほとんどの新宮市街地の水は市田川に流れております。その中で、そのポンプにつきましては、市田川からの逆流といいますか、内水へ来る場合に、ちょっとでもポンプで市田川のほうへ排水するように設置された経過があります。

 そのポンプにつきましては、確かに能力的にどうかという点、小さなポンプにつきましては、通常の道路冠水、そこの状態で緊急的にするような形となってますので、能力的にはそういうふうな範囲として考えております。



◆5番(福田讓君) 

 県・国が設置している水門について、御答弁をお願いしたいと思います。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 水門につきましては、市田川、まずは大きな一番河口に設置されてます、これは国土交通省が設置されてます。この水門につきましては、熊野川本流からの逆流があった場合、水門閉めてポンプアップするというふうになってます。

 そして、また各沿線についてます市道から行く側溝からの排水につきましては、一応ポンプとしましては応急的なポンプということで、私どもの市のほうで一応市道からの側溝の排水をポンプアップしているという、そういう状況であります。



◆5番(福田讓君) 

 9月15日、10月9日と125ミリ、また85ミリという豪雨が新宮市にもたらされました。今回の地球温暖化によるこういった豪雨も、これからはますます大きくなると予想されております。

 今、私が申し上げました下田地域においての水門ですが、渕上課長も、いつも雨がこういう豪雨のたびに、先頭に立ってその地区に足を運ばれてるお姿を地元の方からもお聞きしておりますが、やはりそのポンプのですね、二つありまして、国土交通省が設置している水門は水位によってその水門が動くようになっていますが、それが正確に動かないという苦情が、また厳しい御意見がございます。

 その点について、新宮市としても本当にきちっと水門のポンプが稼働しているかを、今後とも調査して、確認していかなければならないかと、私は考えておりますが、いかがでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 市田川の河口にあります水門につきましては、先ほども申し上げましたように国土交通省のほうで設置されて管理されております。

 ここにつきましては、私ども、雨降りましたときは、すぐ水位がどうかということで、まず1点は大事なところはあれなんですけど、熊野川と市田川の水位の関係で、熊野川本流のほうが低くて市田川の水位が高ければ、水門は閉めずに自然流下でいくようになってます。

 それが、逆に熊野川本流が高くなった場合、水位が上がって逆流してきた場合、このときは水門閉めて一応ポンプアップするという、そういうふうなシステムになってまして、私どものほうとしましても、雨が降りましたときはまず市田川の水位、そして逆流かどうか、そこのところを見きわめながら水門のほうの操作がどうかと。その操作につきましては、国道交通省のほうから一応指令が出てますんで、その中で状況を私どもは一応把握しながら、どういう状況かというのを把握しながら対応してます。



◆5番(福田讓君) 

 今御答弁いただきましたことも、私も、理解できるわけですが、今回のようなゲリラ豪雨というのは、台風が日本に接近して何日か前に大雨を降らしたりというふうな形の豪雨じゃございません。1カ所集中的な豪雨でございますので、それにも対応できるような水門の開閉、今課長が御答弁していただきましたように、市田川の水位が高くなってしまえば、こちらからこれは排水はできないと。今回の場合は、ゲリラ豪雨によって新宮市内に降った雨の量が余りにも大き過ぎて、それを排出する水門が正常に稼働されなかったということでございますので、今後とも渕上課長には御足労でございますが、やはり新宮市としての対策というんでしょうか、地元の方ともよく協議をされて、今後この水門の開閉についても地元の方の納得の行く御説明と、今後新宮市の水門に対する姿勢を市民の方と十分協議していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 今、議員さん、水門の開閉についてちょっとうまくいかなかったと言われてますけども、当日9月15日につきましては、市田川の水位につきまして、熊野川よりも市田川の水位が自然流下のほうがずっと流れる状態でしたものですから、市田川の排水場の水門は閉めてません。閉めずにポンプアップはしてないです。自然流下でいってます。

 これにつきましては、市民の方から、市田川の河口の水門が閉まったんか、ポンプが作動したんかとよく問い合わせあるんですけど、今の説明で自然流下でいけたんですということで説明させていただいておりますんで、今後皆さんから問い合わせありましたときは、さらにそのような説明でいきたいと思ってますんで、御理解をお願いいたします。



◆5番(福田讓君) 

 水門に関しては今後ともよろしくお願いしたいと思います。

 もう1点、排水ポンプの件ですが、今市田川流域に幾つのポンプが設置されていますでしょうか、お聞かせください。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 市のほうで設置してますのは10カ所であります。



◆5番(福田讓君) 

 10カ所ということでお聞きしました。このポンプの数で、125ミリを超える雨量に対して排水を市田川に緊急に排水できる、今のお考えではこのままでは足りると考えられてますでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 このポンプの中では、一番大きな市で設置してるポンプでですね、野田にありますポンプが一番馬力数も大きいんですけども、実際126ミリというこれだけのゲリラ豪雨が来ますと、私どもの野田のポンプは大きいんですけど、ほかのところの道路につけてるポンプは応急的なポンプでありますんで、完璧、ゲリラ豪雨126ミリに耐えられるかと言いましたら、大変やっぱりその能力的に厳しいところもあるかと、それはあります。



◆5番(福田讓君) 

 再度お聞きしますが、このポンプ設置に関しては、1基設置するのに金額としてはいかがなものでしょうか。どれほどの金額がかかりますでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 ちょっと、これ金額的なあれは、箇所によりまして現場的な状況によって工事費はちょっとケース・バイ・ケースありますんで、1カ所正直言って幾らとはちょっと言えないもんですから、ちょっとそこら辺は数字的にはちょっと明確な回答はできませんので、了解お願いします。



◆5番(福田讓君) 

 このポンプの設置なんですが、地元の方からも熊野地、田鶴原地区ですね、私も見てまいりましたが、ポンプをもう少し増設していただけないかという声もございます。

 この、課長、ポンプ設置に関しては、国の補助とか県費の補助というのは可能なんでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 制度的には、これは市単独になるかと思います。



◆5番(福田讓君) 

 そうしますと、この排水ポンプに関しては、一切市の単独、一般予算から出すしかないと。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 はい、そのとおりと考えております。



◆5番(福田讓君) 

 その国、県の補助対策にはなかなかならないんでしょうか。そのあたり、課長、また執行部の方が私よりももっと詳しい方ですので、何とかそのあたりのどうしてもこの新宮市が単独でしなければならないというようなことですと、かなりの費用がかかってまいりますので、そのあたり。

 私といたしましては、市の負担を少なくして、市民の方の要望にこたえていける国の補助、県の補助がありますが、何とかそのあたりの方策というのは、これ以上は、国の、県のほうへ陳情されてもだめなんでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 今までの経過とか、今知る範囲では、私、先ほど申し上げさせていただきましたように、補助対象にならないというふうにちょっと、補助制度がないというふうに考えているんですけれども、今おっしゃられるようにそういう制度が新たにできてないかどうか、またちょっとそういうふうなことがどうなのか、一度県のほうにも確認とってみたいと考えます。



◆5番(福田讓君) 

 再度お聞きしますが、今までこのポンプ10カ所を設置されたのも、すべて市の単独事業でやられたということですね、もう一度御確認お願いします。



◎建設農林部長(中畑孝一君) 

 議員言われてるのは、王子本通りという通りで、側溝のとこへですね、排水ポンプ、そのことだと思うんですが、それはあくまでもつけているのは工事用ポンプであります。ですから、浸水時に道路冠水30センチ、40センチ上がってきたからさあ吐き出せというようなものじゃないんです。応急的にちょっとでもぺちゃぺちゃときたときに、少しでも役に立たないかなというふうにつけておるものですから、そういうポンプに関しての県あるいは国の補助というのはございません。



◆5番(福田讓君) 

 今、中畑部長からの御答弁をいただきました。瞬間時に道路の排水を市田川に流す、私も見てまいりましたが、ボックスがありましてそこにボタンがついておりまして、それによって各地区の区長さんや副区長さんが押してると、こういうことですね。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 以前は、私ども建設課のほうで張りついてたんですけど、今は分団のほうで、消防分団で張りついてやっていただいてます。



◆5番(福田讓君) 

 そうしますと、御答弁いただいておりますが、そういったポンプがもう少しふやしておけば、少しでも市田川に排水ができるという。それによってその地区の方の浸水が少しでも妨げられると、私はそういうように考えておりますが、市としてはこのポンプ数を、予算をお聞きしますとちょっとわからないというような御答弁ですので、ちょっと私も首かしげるわけなんですが、やはりこれからの集中豪雨というのは何回も申しますが、台風が来て何日か前から大雨を降らして、熊野川が大はんらんを起こして、水かさが大きくなって市田川の水位が高くなるというような状態じゃなしに、これからのゲリラ豪雨に対して瞬時の豪雨に対して対応できる、そういったポンプも必要ではないかと、私は考えております。

 私も、幼少のころから私の地域ももう台風のたびに床上床下浸水しまして、今住んでいる家が国道より少し高くなっております。もう、本当に新宮の方が浸水によって、本当に大変な迷惑がかかってることは、私も、事実幼少のころから体験してまいりましたので、そのあたり市としてこのようなゲリラ豪雨がこれからも想定されますので、市民の安全と安心を守るためにそういった対策をやっていかなければ、市民の御理解は得られないのではないかと、私はそう考えておりますが、市長はいかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 市民の安全、そしてまた安心のために、これからもいろいろ考えていきたいと思います。



◆5番(福田讓君) 

 これにおいても、渕上課長が中心になってよく頑張っていただいておることは本当に感謝しております。これから、そんな補助も、県補助、国補助で援助をしていただける形の強い気持ちで検討していただきたいと思います。

 とりあえず、これも予算がかかることでございますので、一気にはいかないと思いますが、ポンプの設置でございますのでさほどの金額ではないと思います。

 今回、一般質問で、特に私から市長初め、執行部の皆さんに今後の検討課題として申し上げておきますので、よろしくお願いしたいと思います。

 9月15日のゲリラ豪雨以来、特に市民の方から再々よく言われることは、新宮市はいろんな施設をつくることもええがのう、市民の生活環境に身近な下水道対策に力を入れてもらわな、大雨のたびに家屋が床上浸水の被害をこうむっている、たまったもんやないのう、こういう声が本当によく聞かれます。これは、特に9月15日以降の市民の方のお声でございます。

 今後の新宮市内各地における下水道の改修工事には、多額の予算が必要になってくることは必至であると考えております。何を差しおいても新宮市内で生活する上においては、緊急な課題であると考えております。

 また、紀南地方における公共事業の縮小による建設業界の低迷は、新宮市の財政にも図らずや影響が出ております。今後、新宮市が下水道改修工事の年次計画、中長期計画を立てて実施されることが、田岡市長の公約でもある雇用の創出、企業の支援にもつながるものと思いますが、市長、いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 そのとおりだと思います。



◆5番(福田讓君) 

 低迷する建設業界のことも、救済においてもですね、年次計画を立てて新宮市内、相当な数でございますが、今後市民の安心と安全を守るために、新宮市も下水道工事の改修に力を入れていただきたいと、今市長もそのように答弁されておりますので、今後の市当局の行動に期待をいたしております。

 以上で、この項は終わりたいと思います。

 続きまして、寿楽荘の運営についてお聞きいたします。

 過日、協議会において市当局から御説明をいただいておりますが、再度一般質問でお聞きいたします。

 9月定例議会での当局の御答弁で、市の指定管理者制度を活用して社会福祉法人に寿楽荘の運営を委託するとの方針が出されました。10月広報等で募集を行っておりましたが、その後の社会福祉法人の申し込み状況について、経過を再度聞きたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 垣本健康長寿課長。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 その10月25日から29日の間で指定管理者の募集をしましたけれども、応募されたところは1件もございませんでした。その前の協議の中で、寿楽荘を指定管理に持っていくに当たっては、市内の社会福祉法人、高齢者の施設を経営されている、そういったところがノウハウを持っているので、そういったところに持っていただくのが一番いいのじゃないかという、そういうお話もいただきましたので、そういうところにもお声をかけさせていただいて意向を伺わせていただきましたところ、それぞれ自分の福祉法人の内部の事情とか計画とか、そういったことがございまして、そういったところに指定管理を受けていただくことはできませんでした。

 その後、社会福祉法人のある1カ所のところとお話をさせていただいて、そういうところから前向きに検討したいというお返事をいただいておりまして、そのお返事が11月25日に前向きに受ける方向でという話をいただきまして、それ以降に議員説明会の中で地域医療・介護対策特別委員会の委員長のほうから御報告のあったとおりでございます。



◆5番(福田讓君) 

 協議会での説明では、一応和歌山に本部を置く社会福祉法人が、この運営に携わるということで手を挙げていただいたということでお聞きしております。

 今後、この社会福祉法人に運営を委託するに当たりまして、市が指定管理者制度を活用するということで、市長も全面に政治姿勢を出されております。

 それにつきましてお聞きいたします。

 まず、現在の寿楽荘における入居者の方は今何名ございますでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 現在34名となっております。



◆5番(福田讓君) 

 この収容できる人数は50名とお聞きいたしております。しかしながら、2階に上がるエレベーターが設置されてないために、身体の御不自由な方は2階の部屋に入居できない現状でございます。

 過日、お聞きいたしましたが、この2階に上がるエレベーターを設置される予定であると。そして、予算計上についてお聞きいたしております。

 この詳細について、再度御説明をお願いしたいと思います。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 寿楽荘を指定管理に持っていくに当たりましては、やはり今議員さんおっしゃられたように、足が悪くて2階に上がれないという状況がございまして、定員50に対して現在34名という入所者数となっております。やはり、そういったところの整備は必要かなというふうには思ってございます。

 予算的なことにつきましては、まだ財政との協議もされてませんけれども、できれば23年度とか、そういった形で計上していければというふうに思っております。



◆5番(福田讓君) 

 私は、理解しておる限りでは、今年度の補正予算にこのエレベーターの予算を提案すると思っていたのですが、23年度以降になるんでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 指定管理者というのがなかなか見つかりませんでしたので、そういったことではちょっと補正というところには間に合わなかったということです。



◆5番(福田讓君) 

 指定管理者が確定できなかったということで、予算が23年度以降ということでただいま課長の御答弁でございますが、予算的には大体どのぐらいの程度のものでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 現在、設計とかそういったことも何もわかってませんので、今のところちょっと事業費等については把握してございません。



◆5番(福田讓君) 

 そうしますと、社会福祉法人に業務委託が決定されて調印をされて、その以後に市が予算を計上してエレベーターを設置すると、そのように御理解させていただいてもよろしいんでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 はい、そのとおりです。



◆5番(福田讓君) 

 そうしますと、まず社会福祉法人との調印から契約等が、今の状態でいきますと大体いつごろの予定でございますでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 4月1日から指定管理に移行するということですので、3月中にはということになると思います。



◆5番(福田讓君) 

 一応、御答弁で、4月から寿楽荘を新宮市の直営じゃなしに社会福祉法人に運営を委託するということでございます。市民の方も、自分の高齢化の社会を描いておりまして、いつか自分も家でなかなか面倒を見てもらえない状態で、ひとり暮らしの方が新宮市の直営であればやはり安心だなというお声もあります。そういった方の心配する声を、よく新宮市も謙虚に耳を傾けて、今後、和歌山に本部を置く社会福祉法人が名乗りを上げて、その方との交渉を今後進めていくという予定であると、そのように把握いたしました。

 その際に、特に私は危惧するところは、これも前回の一般質問で同僚議員からもるる質問されておりました。寿楽荘で勤められてる方の、今までどおりですね、勤務ができるのかと、そういった御心配、また入居されてる高齢者に対する福祉サービスは、市の直営のときと同じように提供されるのか。今申し上げました職員の給与待遇等はどのようになられるのか、そういったこともやはり心配の一つでございます。

 社会福祉法人は営利を目的としておりません。しかしながら、そこにかかわる運営において、経営のいかんによってその社会福祉法人の運営が変わってきますので、新宮市直営であれば地方公共団体が運営するのでありますから、市民の福祉を中心に考えますが、一番心配しているのはこれから寿楽荘に入居される方、そしてそこで働く方の処遇、一番心配されておりますので、特にその点について十二分に社会福祉法人の方と協議されて、市民の方が安心して入居できる体制を確立していただきたいと思います。

 市長に御答弁をいただきたいと思います。



◎市長(田岡実千年君) 

 議員さんの御心配、本当にありがとうございます。

 しかし、適切な委託管理料のお支払いはさせていただきますし、また今度受けていただく予定の和歌山県福祉事業団、非常にしっかりした団体でありますので、現在の雇用の確保、そしてまた待遇の低下ということは心配しておりませんし、また一番肝心の利用者のサービス低下も心配はしておりません。

 しかしながら、しっかりと市としても今後も見守っていきたいと思っております。



◆5番(福田讓君) 

 再度、お聞きをいたします。今後ですね、寿楽荘は建築されましてからかなりの年数がたっております耐震設備、今申し上げましたエレベーターの新築、今後の寿楽荘の改築の場合は、市はどのように対応されるのか、お聞きいたしたいと思います。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 当然、必要な耐震であるとかエレベーターの設置であるとか、そういったところは市としてもやっぱりしていかなければいけないことではないかなというふうに思ってございますので、市としてやるべきものだというふうに思います。



◆5番(福田讓君) 

 再度、お聞きします。これは、耐用年数がかなりたっておりますので、社会福祉法人に委託された場合、市も一応指定管理者の制度を活用しておりますので、その寿楽荘の建物が何年後にこれはやっぱり改築されなだめだとか、これはしていかなければならないというのは、やはり社会福祉法人の方と協議しながらやっていくのでしょうか、それとも市が委託しているので、建物自体は新宮市の建物と理解させていただいてもよろしいんでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 今後、建物等が古くなってきてどうなるかというふうなところの話になりますと、その時点での社会福祉法人との協議ということになってこようかと思います。



◆5番(福田讓君) 

 再度、お聞きします。この建物の新築改築に当たりましては、予算等の計上が必要となってまいりますが、これに対する国、県の補助というのはいただけるものでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 新築の場合とかというときには、地域福祉空間の設備という補助金制度等もございますけれども、増築とかの場合ですと、ちょっとあるかどうかということは確認しておりません。



◆5番(福田讓君) 

 今後ですね、できてからの長い年月になります。恐らくや近いうちにこの改築、また増築、新築という形になる可能性は想定されていますので、十二分に市といたしましてもよく検討され、なるべく県、国の補助が得られるような方策でやっていただきたいと思います。

 どうでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 そのように研究していきたいと思います。



◆5番(福田讓君) 

 続きまして、社会福祉法人に委託されるに当たりまして、入居希望者の方の申し込みは、入居措置に関することは、市民の方が直接その社会福祉法人に移行された4月以降、市のほうに御相談したときは、市の福祉課が担当されてやっていただけるのでしょうか、お聞きしたいと思います。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 養護老人ホームは措置の施設です。措置権というのは市にありますので、市が窓口になります。



◆5番(福田讓君) 

 わかりました。そうしていただけることが一番市民にとって安心だと思います。

 市内にも社会福祉法人もたくさん、四つほどございますが、やはり市民のよりどころとしての地方自治体である新宮市役所でございますので、特に健康長寿課の課長である垣本課長とかがこの担当をしていただける、これによってやはり少しでも市民の方が安心して御相談できるということでございますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。

 続きまして、今後の高齢者福祉対策についてお聞きいたします。

 現在、新宮市内において運営されている特別養護老人ホームは、佐野の温泉ハウスくまので50床、高森の黒潮園で100床、熊野川町の熊野川園で50床で、計200床のベッド数であります。さらに、入居希望待機者は200名とお聞きいたしております。

 最近では、民間の高齢者賃貸ハウスや支援ハウス等が建設をされております。民間施設がふえることは大変喜ばしいことではあると考えておりますが、施設の利用料金が11万円から13万円が必要なこととお聞きいたしております。厚生年金や共済年金の受給者の方々であれば、入居されるにはさほど重荷にはならないと思いますが、新宮市は商業のまちであり、市民の多くの方は国民年金で生活されてる方が多数おられます。

 国民年金は、御承知のとおり40年満期で、毎月の支給が6万8,000円であります。しかしながら、健康の都合、また御自分の都合等もありまして、60歳で受け取られてる方が多く、その方の受給は約4万円強でございます。低所得者であり、ひとり暮らしの高齢者にとっては、高齢者賃貸ハウスや支援ハウスに入居したくても入居できないのが現実ではないでしょうか。

 私は、以前から低所得者に対応できる高齢者生活福祉センターの建設を訴えてまいりました。田岡市長も、先進地を視察され、必要性を確認し早急に検討することを答弁されていただいております。田岡市長も、市長就任1年を迎えました。いよいよ、来年度は田岡市長の公約の実現に向けての正念場になると、私は考えております。

 だれもが避けて通れない高齢化社会であります。高齢者の方々が、残りの余生を安全と安心、そして信頼して生活が送れる生活環境を我々が構築していくことが、市を初め、我々に課せられた使命ではないでしょうか。

 田岡市長の公約である福祉全面充実に向けて、建設のゴーサインを出していただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 これからますますの高齢化社会に向けて、ちょうど1年前に高齢者の施設、市外の施設も視察させていただきましたし、非常にやっていかなければならないことだと感じております。

 すぐに、建設にゴーサインというのは、今のところ具体的な話もまだ決まっておりませんので出せませんが、そんな中、市内でも幾つか民間の方がそういう施設を今建設していただいておりますので、非常にそういうとこもうれしく思っております。



◆5番(福田讓君) 

 市長、この質問は、市長が就任されて以来、私は、大体各定例会において市長にも御質問いたしております。ただいま市長が御答弁していただきました、民間の方のいろんな施設ができて本当にありがたいと、私は思っております。

 しかし、お聞きしますと、何度も申し上げますが、市役所の職員の方や会社勤めの方でしたら、厚生年金が受給されてるわけでございます。しかし、新宮は何度も申しますが商業のまちとして、国民年金を掛けられてる方が多いわけなんです。だから、そういった低所得者の方がひとり暮らしの方とか、そういった方を救っていける施設を、私は、つくっていただきたい。

 それは、大きな100人とか200人とか、そういった施設じゃありません。市長の今までの御答弁もいただきましたが、10人から15人と、そういった施設を、私は、今まで市長に質問してまいりました。これ、1年になってきます。

 また、当局の御答弁では、建物を建てると介護の料金が上がる、それはもう当然だと思いますが、そういったひとり暮らしの弱者の方を救う施設として、私が提案しているのは、高田地区であり熊野川地区、佐野地区でも、小さな施設であってもいいんです。そこで救っていける施設を、新宮市もこれから考えていかねばならないと、私は訴えております。

 もう既に、田辺市では、本宮町で2カ所、田辺市内で3カ所、計5カ所です。そういった施設を運営されてるわけでございます。新宮市は、そういった施設ができてないわけです。

 田辺市ができて、なぜ新宮市ができないか、予算のこともありますが、やはり早急に、市長、考えていただきたい。課内会議として。私も1年になりますので、そのあたり、今申し上げましたとおり市長もいよいよ来年は正念場でございますので、1年間は市長は民間出身で市政、行政に対しては初めての経験、1年間はじっくり考えて試行錯誤をしながら2年目に入るわけですので、政治家として決断をしていただきたいと。私は、田岡市長に強く求めてるわけでございます。いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 来年だけが正念場とは思っておりません。毎年毎年を一生懸命やっていきたいと思っております。

 そんな中で、この高齢者の問題も常日ごろより研究、検討しておりますので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。



◆5番(福田讓君) 

 担当課にお聞きしますが、今本宮町でも、まして田辺市内ですね、5カ所ですか、こういった施設がございます。新宮市としては、こういう施設を設置した場合、介護保険の掛金はかなり上がるわけでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 高齢者生活福祉センターは、基本的には介護保険外の施設ということで、自立された方が入所するという施設になりますので、介護保険の適用ということになりません。よって介護保険料が上がるというようなことは、今のところないと思います。



◆5番(福田讓君) 

 そうしますと、この施設における、仮に建設に検討されてゴーサインが出た場合、予算的な県、国の補助金、そして新宮市が持ち出す、これは特例債は適用可能でしょうか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 特例債の条件は、四つほどございますけれども、新市建設計画の中身をちょっと確認しないといけませんが、ちょっと個々の事例ですので、いけるかもしれませんし、いけないかもわかりません。



◆5番(福田讓君) 

 以前にいただきました、市長の視察に行かれました龍神村も、あれは県、国の補助金が出ております。だから、そのあたり特例債も使用可能かですね、それをお聞きしてるわけです。



◎企画政策部長(丸山修市君) 

 今、企画調整課長答弁したとおり、新市建設計画等ですね、その辺のことも盛り込まれてるかどうか、ちょっと確認も必要ですので、その辺確認しました上で、またちょっと後で答弁させていただきます。



◆5番(福田讓君) 

 過疎債、辺地債もございますが、なかなか過疎債、辺地債は知事の同意も要りますので、特例債は合併によってこれを有利に活用できるという形の起債でございますので、そういったとこにもこれが使用できるようになれば、もっと市の負担が少なくて建設できると、私はそう考えております。

 今後とも、早急に市長初め、各担当課におきましても研究を重ねて、一刻も早くこの施設の実現に向けて努力をしていただきたいと思います。

 今のところ、市長も今すぐに建設にゴーサインはできないということですので、やはり早く検討されて、今市長は毎年毎年が正念場と言ってますが、私は、そのとおりだと思いますが、残り任期3年、その中で毎日が市長の正念場であります。特に、来年度は23年、残り3年の一番初めの年でありますから、市長の政治姿勢が問われると思いますので、ぜひとも、市長、思い切った決断を持ってやっていただきたいと思います。

 以上でこの項は終わります。



○議長(奥田勲君) 

 質問中でありますが、10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後10時56分

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△再開 午前11時10分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 5番、福田議員。



◆5番(福田讓君) (登壇)



○議長(奥田勲君) 

 福田議員、先ほどの、ちょっと答弁。

 中前企画課長。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 先ほどの御質問の中で、高齢者生活福祉センター、合併特例債適用なるかという御質問にお答えいたします。

 新市建設計画の中に高齢者福祉の充実という項がございまして、枠の問題は別としまして、適債性があると考えております。

 以上です。



◆5番(福田讓君) 

 ありがとうございました。ただいま中前課長から、高齢者福祉に関しても過疎債が適用できるという御答弁いただきました。ありがとうございました。

 続きまして、4番目になってます市所有の駐車場、今後の市民のためになる有効活用についてをお聞きいたします。

 本年の6月定例会で、私は、市所有の駐車場の有効利用につきまして質問をさせていただきました。その後、紀南新聞の8月14日でしたか、新聞を見ますと、保健センターとまちなか観光案内駐車場を現在土日、祝日に午前9時から午後5時まで市民に開放されるという記事が載っておりました。市民の方々にも広く、買い物時や食事のときに利用されてると、私も、最近耳にいたしております。

 市政は市民のためにあるという公約をすぐに実施された田岡市長に、一応ありがたく市長の姿勢に敬意を表したいと思います。ありがとうございます。

 また、市役所本庁前駐車場と第4別館前駐車場も、土日、祝日の午前8時30分から午後5時までの間も開放されています。市民が主役の市政を進める田岡市長のきめ細かな政治姿勢、市民にとっても少しでも便利になり喜んでいただけるということを実施されている、本当に私は敬意を表しありがたく感謝をいたしております。また、過去の市長とは一味違うものだなと、私は感じました。

 今回の質問は、浮島の森駐車場の有効活用、またまちなか観光駐車場の平日の利用と、市所有の駐車場の夜間活用についてもお聞きいたします。

 浮島の森駐車場、まちなか観光駐車場の近くには、市の施設という保健センターとか市役所がございません。私は、夜になるといつもあそこを見てるんですが、施錠されております。また、まちなか観光は、特に新宮市の代表であるショッピングセンターオークワ、また新宮市の子育ての中心である保健センターの前にございます。土日、祝日も開放されていることに対しては感謝を申し上げますが、夜になりましてもこの駐車場を広く一般の方に開放されてはいかがかと。

 特に、まちなか観光の近くには、飲食店やいろんな商店がございます。気楽に市民の方が利用できるような形で開放されてはどうかと。別に、市の駐車場でございます。施錠しなくても、しかし違法駐車は取り締まってもらわなきゃなりませんが、なるべくでしたら、まずこの駐車場の開放によって、夜疲弊している飲食店街にでも気楽に車を置けて食事もできる、買い物もできる、このような市民サービスにしてはいかがとこのように考えておりますが、担当課または市長のお考えをお聞きいたしたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 岡商工観光課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 今、議員からお尋ねいただきました浮島の森につきましてでございますが、現在浮島の森に設けております駐車場につきましては、本来の目的といたしまして来園される主に観光客向けの駐車場ということで設置させていただいております。

 現在のところ、イベント時につきましては、閉園後も一部使用したりさせていただいておるところでございますけども、万一夜間開放などした場合、放置車両等が発生した場合、本来来園目的で訪れた方々に対しまして御迷惑をおかけすることもございますので、現在のところにつきましては、通常開園時間のみの御利用ということにさせていただければというふうに考えておるところでございます。



◎保健センター長(萩原智君) 

 保健センターの駐車場でございますが、現在保健センター前のタウンガーデンに夜イルミネーションが点灯しておりますが、要望がありましたので、現在第1駐車場を1月10日まで夜間開放しております。

 今後も、保健センターの第1、第2駐車場の利用につきましては、イベント等で要望がありましたら、センターの業務に支障がない限り応じていきたいと考えておりますが、イベント等が何もないのに夜間も開放することは、保健センターの管理上できないと考えております。

 以上です。



◆5番(福田讓君) 

 岡課長、また萩原保健センター長からも御答弁いただきましたが、浮島の森は新宮の名物である記念物の観光で特に利用されております。そこと、まちなか観光には、平日昼はだれか職員というんでしょうか、そういう嘱託の方が配置されてるんでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 まず、浮島の森でございますが、入園者の対応していただくために、シルバー人材センターに委託いたしまして1名常駐させていただいております。また、まちなか観光情報センターにおきましては、観光協会に委託いたしまして緊急雇用対策の中で、こちらにつきましても1名現在常駐させていただいているところでございます。



◆5番(福田讓君) 

 どちらの施設においても1名の方が常駐されて、これも9時から5時ということでございますが、今再度お聞きしたいんですが、土日は9時から5時まで開放してます。平日、あの周辺には飲食店がありますので、せめてやはり昼食ぐらいは1時間そこへ置かせていただいて市民の方が昼食されても、やはり新宮市が管理する駐車場ですから、私は、気楽にそこに駐車させていただきたいと。それが、やっぱり新宮市にとって少しでも活性化になると、そのような考えを持って前回も一般質問したわけでございます。

 平日は、現在保健センター第1、第2、そして浮島の森をだれでも気楽に駐車できるようになってるんでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 先ほど、萩原保健センターのほうからもありましたが、保健センターの第2駐車場につきましては、一部まちなか観光情報センター用にということで利用させていただいておるところでございます。大体、6台分のスペースを利用させていただいておるところでございまして、こちらのほうにつきましては平日、1年間365日常駐しておりますので、その中で対応させていただいてるところでございます。

 近隣の商店、またいろいろなところに来られた方々の利用が可能となってございますが、浮島の森につきましては、特に一般開放という形での利用は行っておりませんで、先ほど御説明させていただきましたように、観光客の御利用を目的という形で運営させていただいているところでございます。



◆5番(福田讓君) 

 再度、お聞きします。浮島の森は観光客がメーンであると。しかし、常時あそこにバスとか来ているわけじゃございませんので、やはり私が申し上げたいのは、昼の食事とか買い物で約1時間と少しなんですよね。そのあたり、一般の方が気楽にそこに車を置いて行けるという、そういうこともやはり考えていただきたいということなんですよね。

 それについてどうでしょうか。



◎保健センター長(萩原智君) 

 現在、実際保健センターの駐車場については、平日あの周辺の店舗等のお客さんも実際は駐車されてますし、それで周辺に勤務されている方だと思いますけども、毎日朝から夕方まで駐車されてる車もあります。

 確かに、保健センターのところには、保健センターに用事のある方だけ駐車してほしいというふうに看板も上げておりますが、実際集団検診等あるときには、検診車のバスも入りますし業務のときには駐車場はいっぱいになります。

 ですから、本当は業務上、保健センターに用のある方だけの利用をお願いしたいんですが、あいてるときは実際はそういう周りのお客さんとか、周りに通勤されてる方も実際駐車されてるのが現実でございますから、利用されてる方は利用されてるというふうに考えておりますし、そういう方について保健センターから一々注意してるとかいうことは別にありません。

 以上です。



◆5番(福田讓君) 

 ありがとうございます。そうしますと、一般の方がお買い物や飲食に関して約1時間程度でしたら、置いていただいても市のそこの担当の方から、そこに置かないでいただきたいということは言われてないということで、ありがとうございます。

 私は、保健センター長のおっしゃったような保健センターの第1駐車場は、どうしても乳幼児の健診とかのバスが入ってきますので、そこよりも少し市役所寄りのまちなか観光ですか、あそこの場所を利用される方が多いと思います。

 今の御答弁では、別に常時そういう飲食とか買い物に来られた方が、そこに置かれて短い時間で用を済ませてそれで帰られる方に関しては、別に保健センターとしても別に支障はないということですね、今のところは、業務に関しては。



◎保健センター長(萩原智君) 

 集団検診やがん検診とかということについては毎日あるわけではありませんので、ただそういう事業があるときは、今の第1、第2駐車場では足りませんので、旧市民病院の、以前新館があったところ、今商工観光課が管理している用地がありますが、そこも借りて保健センターの臨時駐車場として使わせていただいてると、それぐらいしないと車が入れないというような状況です。

 ですから、実際は業務のときは、第1、第2では足りないんですけども、今議員さん言われてるように、平日についてはそういう車の駐車については、うちのほうとしては特に注意とか、そういうのはしておりません。

 以上です



◆5番(福田讓君) 

 ありがとうございます。

 今、保健センター長が答弁していただいたように、市民の方が気楽に御利用できる、そういう施設になってきたことは、やはり市の所有している駐車場を有効に使っていただく、それが疲弊している新宮市の商店街を少しでも救えると、そして一つの糧になると、私は思っております。

 今後とも、保健センターでは乳幼児の健診がございますが、そのときは市のほうから駐車される方に申し出ていただいてやっていただければよいと思います。

 また、長期にそういう駐車場で置かれてる方に対するですね、また今お聞きしますと1台の方がいらっしゃると。市民会館の駐車場ありますね、あそこも皆さん利用されております。あそこを見ますと常時置いてる方もいらっしゃいますが、お買い物とか仲之町へ行かれる方、あそこへ置いて行かれる方をよく見ますが、これもやはり市が開放している駐車場の一つですので、市民の方にも喜んでいただけるということは大変私としてもうれしく思いますし、新宮市も市民のことをよく考えていただいてるという、市に対する感謝の気持ちをいただいておりますので、今後とも何かありましたときは、違法駐車に関しては厳しく取り締まっていただきたいと思いますが、今後とも市所有の駐車場の有効利用について、市長も前の答弁でも、ほかの施設の駐車場も有効に利用していきたいと御答弁されていますので、今後とも施設の有効利用について前向きで行動していただきたいと思います。

 もう、時間がございませんので、きのう上田議員、そして榎本議員から、複合施設につきましてはるる質問されております。

 私は、1点複合施設につきまして、40億円はかかる、そして年間管理費等で約2億円弱という大きな金額でございます。そこが一番心配してるところでございます。

 話を聞きますと、市の庁舎内でもこんなに大きな金額で大きな施設をつくってもいいのかなというような疑問の声も聞かれました。これは事実です。特例債があるといっても、全部使い切る、使い切ったとしてもやはり30%は新宮市の借金でございます。

 今後、私は申し上げたいのは、市の財政をよくかんがみ、人口が今新宮市は3万2,299人、12月1日現在でございます。人口に見合った、そして質の高い、そしてその規模の大きさじゃなしに中身の複合センターにしていただきたいと思います。40億円という大きな金額ですので、市民の方も、先ほど申しましたが、施設は新宮市はよくつくるが、新宮市の一番大事な生活環境に対してもっと金を使ったらどうなのか、そういう声がございますので、施設をつくることもいいんですが、後のランニングコスト、維持管理費が相当かかってまいりますので、なるべく質素に、そして質の高いものを求めてやっていただきたい。これは、きのうの上田議員、また榎本議員からもそういった質問でございました。

 中岡課長、どうでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 中岡課長。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 私ども、文化複合施設の基本計画づくりに当たりまして、当然ランニングコストも含めまして、そしてイニシャルコストも含めまして、なるたけ事業効果の高いものを考えていく中で、そういったものを抑えていくいうことですね、そういった姿勢で臨んでおります。



◆5番(福田讓君) 

 いろんな案が出て、きのうもこの広報にかなりいろんなアンケートございます。心配してる声は、金額がかかる、ランニングコストがかかる、それを心配してる市民が、庁舎内の中にもそういう声がありますから、お金を使うときは慎重を期して特例債も使い過疎債も使うわけですが、人口に見合った新宮市としてコンパクトな、余りお金のかからない、そういった施設に、私は、していただきたいと思いますので、今後これは年次計画ですので、これからプロポーザルというんでしょうか、そのような計画性でやっていくんじゃないかと、私は思ってますが、十分ですね、金があるから全部使うことじゃなしに、やはりよく使い方というのを考えて、市民の方が納得できるような形の質の高い施設を、私は、つくっていただきたいと思います。

 もう一度、答弁ください。



◎教育部参事[文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 

 この施設づくりに当たりましては、文化複合施設として文化ホール、図書館、それから熊野学センターという三つの施設がございます。その三つの施設が、複合体、コンプレックスとしてどれだけのものが力を、力量を発揮できるか、それにかかると思います。

 そして、その中で市民の生きがいづくりとか、市民文化の振興とか、そういった市民還元施設としてそのあり方を今いろいろと種々検討してまいっております。そうした中で、それがひいては文化を軸にした文化観光、そして観光へとつながっていけばさらによいということで、私どもは取り組んでおります。



◆5番(福田讓君) 

 今後とも、しっかりした計画を立てて頑張っていただきたいと思います。

 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(奥田勲君) 

 昼食のため午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時30分

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△再開 午後1時00分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

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△東賀代子君



○議長(奥田勲君) 

 7番、東議員。



◆7番(東賀代子君) (登壇)

 それでは、ことしの12月のトリ、一般質問をさせていただきます。

 住宅リフォーム助成による雇用とまちの活性化についてさせていただきます。

 昨日、田花議員が森林・林業の再生に向けて、コンクリート社会から木の国社会へと一般質問されております。森林・林業再生プランは、木の国であるこの地域にはとても適した事業ではないでしょうか。木材利用促進事業、国からの予算を使って林業の促進をぜひしていただきたいと思います。

 今、山では30年から50年物の消費にちょうどよい木材があると言われています。この機会に、新宮港、これも6番議員がおっしゃったことなんですけれど、新宮港に木材に関連した企業誘致をしていただき、若者の働く場所を提供していただきたいと思っております。

 今は、ここに、新宮港に来るという企業はあるのでしょうか。市長に、ちょっとこのことをお尋ねしたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 企業誘致対策課のほうで一生懸命いろんなところにアプローチもかけておるところでありますし、何としても企業誘致したいと思っておりますが、今のところまだ具体的には決まっていないというのが現状であります。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 観光も大事ですけれど、私たちのまちには、目の前というか、周りの木材を使って企業誘致できるならば、これに、私は、こしたことはないと思うんですね。ですから、ぜひそのほうにもしていただきたいと思います。

 私も、この木材を使う住宅リフォームのことを質問させていただきます。

 その前に、少しお聞きしたいと思います。和歌山県と新宮市の耐震に対する補助はどのようになっているのでしょうか、お伺いいたします。



◎防災対策課長(井上登君) 

 新宮市木造住宅耐震改修事業でありますが、平成18年10月から国、県の補助を利用して実施している事業であります。

 まず、新宮市木造住宅耐震診断事業で耐震診断を受けていただき、倒壊する可能性が高いと評価された住宅を一応倒壊しない、または倒壊する可能性があるというレベルまで耐震改修を行った場合に補助金を支給する制度であります。

 補助額につきましては、県と市合わせて工事費の3分の2、限度額が60万円となっております。それに、国の補助として工事費の11.5%が加算される仕組みとなっております。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 利用率はいかがでしょうか。



◎防災対策課長(井上登君) 

 事業を始めまして、21年度までで10件の耐震改修を行っております。21年度まででいいますと、耐震診断が457件受けてくれておりまして、そのうち耐震改修を実施したのが10件、率にしまして2.2%となっております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 熊野材を使った補助と利用率はどのようになっているのでしょうか、お伺いいたします。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 この補助金制度につきましては、平成14年度から平成21年度につきましては、県と連携をしながら県の抽せんに漏れた方を対象に補助を行ってきました。また、緊急経済対策として今年度から23年度の2カ年を限度とした熊野材の需要拡大事業補助金につきましては、11月末現在で33件の利用が出ております。



◆7番(東賀代子君) 

 この補助金というのは、どういう割合で出てますでしょうかね。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 今、私、言いました熊野材需要拡大事業なんですが、1立方メートル当たり4万円の補助で、限度額50万円となっております。



◆7番(東賀代子君) 

 わかりました。ありがとうございます。

 リーマンショック後、一部の大企業を中心に景気の持ち直しの動きが見られましたが、2010年8月以降、円高、デフレで景気悪化が進み、中小企業はどの業界でも厳しい現状です。新宮市でも若者の仕事が少なく、卒業すれば他府県に出て行く、人口の高齢化と減少は今も歯どめがかからないという状況です。

 ここで、地域を元気にする中小業者支援、秋田県がことし3月から実施している住宅リフォーム緊急支援事業というのを御紹介させていただきます。

 予算額は、13カ月分で21億600万円、県は同事業がもたらす今年度の経済波及効果は約512億円と試算しております。

 同事業は、住宅リフォーム工事費の10%上限20万円を助成、工事費50万円以上の県内の建設業者で施工が対象となっております。1月に12億6,000万円、7,000戸の予定でスタートして、8月に8億4,600万円を追加補正、ことし10月29日現在で申請が1万1,697件、補助総額は16億4,769万4,000円になるそうです。工事費は252億2,572万円に達し、補助による効果は15.3倍、世帯の利用率は2.95%だそうです。

 県内全25市町村中20市町村が、県の制度と併用可能な何らかの制度を導入したそうです。県の制度と併用すると、30%補助や限度額50万円になる市町村もあると言われています。世帯の利用率が7.9%の八峰市、県と併用で25%限度額50万円は11月に2度目の予算追加を予定するということです。市と県の制度を使ってトイレ、ふろ、屋根のふきかえ、物置ほか地元でお金が回り、職人さんも大忙しだそうです。

 私たちの近辺、和歌山県ではこうした住宅リフォーム助成という制度はございません。この制度を取り入れていただくと、住宅リフォームにかかわる設計業者など多いときには14業種の方が携わると言われています。住宅リフォーム助成は、市の活性化と職人さん及び中小企業の仕事をふやすと思います。もちろん、県の事業、熊野材の使用と耐震補強など併用可能な市としての制度も必要となると思います。

 また、リフォーム助成制度は、現段階では秋田県で創設されたのを初め、岩手県議会、宮城県議会でも助成制度創設の請願が全会一致で採択されたそうです。

 1県173市区町村で創設、中小企業業者の支援、雇用の促進のため、住宅リフォーム助成、住宅投資による県内経済の活性化、税収増につながるのではないでしょうか。

 既存住宅の耐久性、耐震性の向上、省エネ、そしてCO2削減対策など、安心・安全で快適な居住環境のためにも、また若者の雇用と職人の養成につながっていき、それが大きな企業のないこの地域の活性化につながると思います。

 岩手県にも、このような制度が創設されておりますが、岩手県のも少し紹介させていただきます。

 岩手県宮古市の住宅リフォーム促進補助制度は、全国でも注目をされています。CO2の削減、生活への支援改修、水洗化、災害対策、住宅の長寿命化を目的に、屋根の塗装や畳がえを初め、洗面所、換気扇など機器の更新も含まれるなど極めて幅広い工事が対象になり、補助金も一律10万円の現金支給であること、申請手続も簡単で使い勝手のよさがあるからです。仕事が一気にふえた、私も20件ほど受注した、歩けば仕事が生まれる、行政が仕事の後押しをしてくれている実感があるなど、地域の業者からも大変喜ばれているということです。

 リフォームの折に、寝室だけでも耐震補強を、バリアフリーとあわせてリフォームも、リフォームするなら断熱もというようにニーズは出てきます。リフォーム単独の助成ではなく、耐震やエコ、バリアフリーなどを組み合わせた助成制度にすることによって、政府の助成も利用し、また市の今までの制度も利用できるのではないかと、私は思います。

 地域業者の受注を広げていく上で、これはとても参考になると思います。

 この制度を、検討、研究して取り入れていただきたいと思っておりますが、これはいかがでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 議員より御紹介いただきました秋田県、それから岩手県宮古市の事例をお伺いしますと、住宅の耐久性、耐震性の向上でありますとか、省エネ、さらにはCO2対策など、畳やふすまの張りかえ、外壁の補修、それから耐震補強、高断熱化などの安心・安全な居住環境の整備とともに、雇用の拡大、そして大きな経済波及効果も見込まれるようでございます。

 しかしながら、一面におきましては個人資産の形成につながる助成ということもございます。それらも踏まえまして、この助成制度の制度内容、それから既存制度との関係等につきまして研究させていただきたいと思います。その後、関係課とともに協議を進めてまいりたいというふうに思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 きのうおっしゃっていただきました6番議員の新宮港への、こういう木材に関連した企業をつくっていただいて、そして先ほど個人的にとおっしゃいましたけど、個人的に活発になってもらわないと税金の収入も上がらないと思うんですね。

 ですから、やはり私たちのまちではどのような仕事が適しているか、大企業を誘致するのもこれも今どこの地域というか、ほかの地域でも企業の誘致ということには大変苦慮してると思います。それで、地元にあるものを使って、これを発展させてどのように市民の皆さんに使っていただいて、まちを活性化していくかということに関しては、私たちはもっと自分の身の回りにあるものを活用できることを考えていかなければならないと、私は思っているんです。

 そこで、市長にこの制度に対する御意見をお聞きしたいと思います。お願いいたします。



◎市長(田岡実千年君) 

 本当に、今議員さん紹介していただいた制度、すばらしいと思います。今、新宮市では、先ほど津呂課長が説明したように、今年度は熊野材の拡大に向けた取り組みやっております。予算、財源のこともありますので、今後研究したいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 熊野材の拡大は、個人のリフォーム改修、助成による改修ができれば活用もできると思いますので、ぜひともこれを参考にしていただいて、研究していただいて、新宮市のできる範囲内での事業への援助というものをしていただきたい。そして、新宮市には大きな企業がありませんので、大工さんとか、それから中小企業の方の応援になると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 次に進めさせていただきます。

 住民の要望からということで、ラジオの難聴地域、近年情報も一段と多種多様になり、各家庭の電話、1人1台の携帯、ラジオから各部屋に1台のテレビを置いているというところもあります。今のデジタルテレビは、リモコンデータ機能もついて、あしたの気象情報とか新宮市の気象レーダー、地震、津波、河川の水位とか雨量、降水予報、また地震お知らせ表示設定をすると、震度3以上の地震発生時に地震津波情報を伝えてくれる機能もついております。

 ところが、これらの機能も台風、暴風、雷で停電ともなればラジオしかございません。高田地域では、停電すると情報が途絶えるという住民の声がありました。そこで、区長さんにも相談いたしましたが、区長さんは、高田地域に限ってNHK和歌山放送に連絡されたそうです。同放送局では、地域内は調査するとのことだったようです。

 ところが、私ども、これは高田地域だけのことではないだろうと考えました。独自で熊野川町も調査いたしました。同様の結果を得ました。その上で、和歌山放送技術部には、熊野川町も全般的に調査するようにお願いをいたしまして、了解を得てございます。

 しかし、台風、集中豪雨で防災無線が聞こえない、ラジオもだめとなったとき、緊急情報の提供はいかがなりますでしょうか、お聞きしたいと思います。お願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 井上防災対策課長。



◎防災対策課長(井上登君) 

 緊急情報ということになりますと、危険が迫っている場合、つまり避難勧告等になろうかと思います。その場合、防災行政無線での放送のほか、車両にによる広報、もしくは直接職員が訪ねて周知するなどを行っていきたいと思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 この場合、私は、防災無線も聞こえないということを想定にしたのですけれど、これからの課題としていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 これも、住民要求として聞かされたものです。今度は、バスの運行ということでさせていただきます。

 高田の高齢化比率はどうなっていますか、ひとり暮らしは何軒ありますか、お伺いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 岡課長。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 バスということで、私のほうで調べさせていただきましたところです。

 11月末の高田地区全体の人口につきましては355人となってございます。そのうち65歳以上の方は170人となってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ひとり暮らしはどうでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 ひとり暮らしにつきましては、昨日高田支所のほうにお伺いしましたところ、高田区では36名というふうにお伺いしております。



◆7番(東賀代子君) 

 36名ということは36軒分ということですね。

 一説によりますと、高田の定期バス、これはエアバス、空気を運ぶバスと呼ばれているそうですが、実際のバスの乗車率、これはどうなってますでしょうか。



◎商工観光課長(岡雅弘君) 

 高田に向かいます定期バスにつきましては、これは高田線でございますが、新宮駅を基点といたしまして高田を終点とする路線でございます。運行回数につきましては、1日3回となっております。先ほど、議員さん、乗車率とおっしゃられた思うんですが、乗車密度といたしましては、0.3人となってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 わかりました。

 この問題は、出張市長室でも住民の要望が出たと聞いております。春先の出張市長室では、住民から大型バスは要らない、地域内を細かく回ってほしいとの要望があったと聞いています。これに対して、市長は、要望が出た口高田地域は検討すると答えられたと聞いています、間違いないでしょうか。



◎経済観光部長(川嶋潤君) 

 7月の13日に高田で出張市長室がありました。そのときに、私がお答えをさせていただきましたので、この場でもお答えさせていただきたいと思います。

 確かに、高田の要望としましては、口高田のほうへ入ってくるバスを考えていただけないかというようなお話がありました。そういった中で、私ども、ちょうどその公共交通の考え方ということをまとめるために、熊野川地区だとか高田地区だとか、熊野川地区は既に地域へ入ってお声を聞いておりました。高田も、その後入る予定でありましたので、今後高田のほうにこちらから出向いて、また皆さんのいろんなお話を聞きたいというふうなことも申し述べさせていただきました。

 また、実際にですね、口高田のほうにバスを走らすとすれば、バスの大きさ等も考えて小さなバスになることもあるだろうというようなことも話をさせていただきました。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 熊野交通によりますと、小型バスがない、路線変更も必要になると言っています。

 さて、住民要求は口高田地域だけではございません。高齢化に伴っていろいろの病気も出てきます。手術後の検診や病院通いの人もふえています。この人たちのためにも、ほかの高田地域を回っていただきたいと、私は思っております。

 この対策を熊野交通の方ともよく相談して、できればエアバスなんて言われないようなバスの運行をしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 市長、いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 出張市長室のときも、この声たくさん聞いております。今、商工観光課のほうで、高田地区、そしてまた熊野川地区も回らせていただきまして、住民の方の意見を聞いてきました。何とか便利で使いやすいバスになるように実現していきたいと思っておりますので、頑張りたいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 よろしくお願いいたします。

 住民の要求に関連して、もう少しお聞きしたいと思います。

 上の口高田のほうの兵庫さん近くの市道カーブの見通しの悪さ、これはこの前、大分前にお願いしたと思いますけど、その後の経過はいかがでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 口高田へ上っていくカーブのあの箇所、局所改良のところかと思います。その箇所につきましては、今当初予算でちょっと私ども用地費とか上げてるんですけども、上げさせていただいてるんですけど、今用地を地権者に対して接触中であります。



◆7番(東賀代子君) 

 これからもよろしくお願いいたします。

 ほかにも、お寺とか4カ所の要望、高田地域で出ていましたが、それはいかがなりましたでしょうか。



◎建設農林部管理課長(勢古口博司君) 

 たしか、議員さんからは5カ所の高田地区住民の方からの御要望ということで承っております。

 その中で、予算の都合上、今年度は2カ所の通路等の補修工事をやらさせていただいております。残りにつきましても、もちろんお寺のところの通路とか、必要性の高いものと私ども認識しておりますので、新年度予算に向けて私どものほうから予算要求をしていく予定としております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。これからも、よろしくお願いいたします。

 次の、医療費の自己負担についてさせていただきます。

 政府は、国保法第3条を改正して保険者を都道府県にかえる準備を進めています。国民健康保険料、国民健康保険被保険者世帯の暮らしと健康を脅かしております。払いたくても払えない高過ぎる保険料、そのために保険料の滞納世帯がふえ続け、国保料滞納となり、そのあげくペナルティーとして短期保険者証、資格証明書が交付されます。

 市の国保世帯数はいかがなってますでしょうか、お伺いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 森本市民窓口課長。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 新宮市の国民健康保険ですけども、22年の10月末現在で世帯数が6,702世帯、被保険者数が1万1,468人でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 これで、国保滞納世帯数というのはわかりますでしょうか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 国保の滞納世帯数でございますが、私どもで直近の数字として22年6月1日現在の数値でございますけども、全世帯数が6,699世帯に対しまして滞納世帯は1,663世帯でございます。

 また、短期被保険者証の交付世帯につきましては216世帯、被保険者の資格証明書交付世帯については66世帯でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 このように、大変多くなっております。

 これで、保険料の軽減世帯の割合は市民全所帯の何%になりますでしょうか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 保険料の軽減世帯の割合でございますけども、22年度の本算定時点の数値でございますけども、軽減世帯数が3,771世帯、市の全体の世帯数が1万4,438世帯ですので、約26.1%でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 国保料は、低所得者ほど負担が重い。子供は、生まれた途端に保険料賦課が発生し、子供が多くなればなるほど保険料がふえる仕組みになっています。低所得者ほど保険料の負担が重いということです。

 また、平等割とは被保険者1世帯当たり、均等割は被保険者1人当たりの額ですが、均等割、平等割というのは人頭税方式で先進国では廃止されてきたと聞いています。この方式では、低所得者ほど被保険者、扶養家族が多ければ多いほど負担が重いと聞いてます。

 このことはいかがでしょうか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 ただいまの御質問の件でございますけども、確かに被保険者が増加しますと均等割額は増加いたしますが、国民健康保険は経済的負担能力に応じて賦課される部分として、所得割と資産割を応能割として、また平等に被保険者とその世帯が負担することとなる平等割と均等割を応益割として四方式で賦課しております。

 応益割の平等割と均等割を取り入れる理由といたしましては、第1に国民健康保険は地域保険として住民相互の連帯意識に支えられ運営されていること、第2点としまして加入者の職業が自営業、農業等多岐にわたるため、負担能力の正確な測定が困難なことが考えられます。

 均等割、平等割については、低所得者の軽減措置も制度としてございますので、公平的な制度だと考えております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 1982年、国は老人医療医療費無料化制度を廃止いたしまして、1984年に健康保険法を改悪して、健保本人1割負担を導入、そして国保への国庫負担を医療費ベースで45%から38.5%に後退させ、以降事務費負担の廃止、保険料軽減負担金の縮小、定額化を進めてまいりました。国は、国庫負担金を削減し、国の責任を被保険者に転換して被保険者負担の増加、保険者滞納世帯への罰則の強化としています。

 1988年、国保安定化政策を進め、応能負担割合から応益負担割合が増加いたしました。また、国保に占める被用者の割合は、2000年度が45.8%、2007年度が50.6%と年々増加しております。労働者派遣法成立を契機に、大企業を中心にした正規労働者を非正規化し、リストラ、合理化を推し進めた結果、健康保険から排除され、労働者が国保に移行したためと言われています。

 市の国保に占める被用者の増加は、大きな会社のない地域ですが、このことはいかがでしょうか。国保に占める割合です。ふえてますでしょうか。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 国保に占める被用者の増加ということでございますんで、社会保険から国保のほうにかわられた方の人数だと思いますんですけども、私ども、平成20年と21年度の決算時の事業年報によりますと、20年度は社保から国保に1,011人、一方、国保から社会保険にかわった方もございますんで、この方が787人と、国保の増加としましては224人増加しております。

 21年度は、社保から国保は944人、国保から社会保険には781人と、国保の増加としましては163人の増加となっております。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 やはり、この地域でも国保への加入が多くなってるということになりますよね。

 高齢者の長寿を喜べない後期高齢者医療制度、この制度が導入されて何年目でしょうか、ざっと3年ぐらいかな。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) 

 20年4月ですんで、3年目に入っております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 世界でも例がない年齢で差別する医療制度に国民の怒りが爆発し、2009年8月の政権交代の原動力の一つになったと思います。後期高齢者医療制度の廃止をマニフェストに掲げた政権についた途端に、公約を踏みにじり制度の廃止を4年後に延ばしました。

 2010年の8月20日、高齢者のための新たな医療制度等について、中間まとめ案で75歳以上の高齢者医療については都道府県単位の財政運営とすることが不可欠となり、環境整備を進めた上で全年齢を対象に都道府県単位化を図ると述べています。つまり、広域化ですね。

 市町村は、国保を運営している保険料を抑えるために、今まで一般会計から繰り入れていました。後期高齢者医療制度の保険者を市町村にすると、市町村は国保と同じ一般会計から繰り入れてしまう、したがって市町村は無理ということになって、後期高齢者広域連合となったようです。

 全国では、医療費が払えないで病院に行かないようにしている、また薬の支払いを年金がもらうまで待ってほしいなど、切実な医療難民が新宮市内でもございます。全国でもふえています。

 こんな中で、追い打ちをかけるように高齢者医療費の窓口負担を70歳から74歳、現行の1割から2割に引き上げる方針を発表いたしました。厚生労働省は、10月25日高齢者医療制度改革会議で費用負担への引き上げを打ち出しました。1割負担の現在でも無年金、低年金など低収入による受診抑制から、高齢者が命を脅かされ、医者にもかからず亡くなっている方もございます。

 後期高齢者医療制度の即時廃止を約束されて民主党政権が発足したと思います。約束を破棄し、その上窓口負担を引き上げ強行するなんて、私は、とんでもないと思います。厚生労働省提案が、高齢者、現役ともに将来保険料の大幅上昇を見込んだことと思います。これといった大きな会社がなく、中小企業、年金暮らし、高齢化率が高い地方です。これ以上の窓口負担、絶対許せるものではございません。

 改革で必要なことは、国庫負担を1984年水準に引き上げ49.8%、各種医療保険に対する国庫負担を大幅に引き上げ、社会保険料の負担上昇を抑えることが国に、貧困にあえぐ国民の生活と命を大事にする国民のための政治と言えるのではないでしょうか。

 もちろん、市長には市民のための政治と日ごろよりおっしゃっていただいているので、この後期高齢者医療の窓口負担引き上げ実施反対で、県に、国に呼びかけていただきたいと思っております。これは、市長にお伺いしたいと思います。



◎市長(田岡実千年君) 

 市長会の折、議題にも上げさせていただきまして議論したいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 ぜひともよろしくお願いいたします。さっき、国民年金が6万8,000円と5番議員がおっしゃっていましたが、そのような中で年々国保料が上がっていくというのは、これは大変なことだと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に移らせていただきます。

 9月議会の答弁から、9月議会で市長が前向きに検討していくとお約束されました幾つかの項目についてお尋ねいたします。

 子宮頸がん予防ワクチン接種につきましては、当市議会でも国への意見書を採択していただき、その後国の予算もつくことになりました。先輩議員、私の一般質問等で、三つのワクチン、乳幼児肺炎球菌、細菌性髄膜炎、子宮頸がんの無料化、新宮市は公費負担制度の経過、いかがなりましたでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 萩原保健センター長。



◎保健センター長(萩原智君) 

 子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの3種類の予防接種について、国が本年度補正予算において22年度途中から23年度末まで、接種費用の2分の1を補助金、残り2分の1を地方交付税としてほぼ全額が国から措置されることが決定いたしましたので、当市においても本年度からこの予防接種を国の補助要綱に沿って全額助成をすべく、補正予算を追加議案としてお願いする予定でございます。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 今回の子宮頸がん、対象者というか、年齢は決まっているんでしょうか。



◎保健センター長(萩原智君) 

 子宮頸がん予防ワクチンの予防接種の対象者は、国の補助対象者に合わせて中学1年生から高校1年生とします。合計635名でございます。

 また、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンにつきましても、国の補助対象者と同じゼロ歳から4歳までとし、どちらも対象者は1,171人でございます。

 この予防接種の補助要綱につきましては、今月16日に県から市町村に対して説明会が行われる予定でございます。助成額等詳細につきましては、その補助要綱に沿って実施したいと考えております。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 三つのワクチン、これは23年度末までということでしたね。できれば定期接種とされたいと思うのですが、子供が公費負担で受けられる、法に基づいた定期予防接種、日本は何種類ございますでしょうか。



◎保健センター長(萩原智君) 

 この予防接種は、国の補正予算では22年度から23年度末までとされておりますが、厚生労働省は将来の定期予防接種化に向けた準備事業と位置づけておりますので、その後は定期予防接種になるのではないかというふうに考えております。

 それから、子供の予防接種法に基づいて実施する定期予防接種でございますが、ジフテリア、百日ぜき、破傷風、はしか、風疹、ポリオ、日本脳炎、BCGが現在の子供の定期予防接種になっております。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 ワクチン後進国は日本と北朝鮮と言われております。日本でのワクチンは、承認に時間がかかり過ぎ、ワクチンが高額なため、親の収入によって子供の健康格差も出ていると言われております。多くのワクチン接種で救われる病気も多く、副作用のリスクよりワクチンを打つほうがメリットもあると言われております。

 無料にされてないワクチンもまだまだ多くあり、ワクチン使用で医療費削減、子供の健全な育成のためにも今後もよろしくお願いいたします。

 もう一つ、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種、これもお願いしたのですが、これは公費助成のほう、どうなったか、経過はどうでしょうか。



◎保健センター長(萩原智君) 

 高齢者の肺炎球菌ワクチンにつきましては、検討した結果、国の補助事業の対象にはならなかったことと、乳幼児や子供の予防接種を優先したということでございます。

 この小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種につきましては、子供だけでなく間接的に高齢者の肺炎球菌感染症予防に効果的であるというふうに言われております。それは、多くの子供に接種することによって、肺炎球菌感染症の感染機会が減ることにより、結果的に高齢者の肺炎球菌感染症も減少すると言われております。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 経過を見ながら、これもまた要望の対象にしていきたいと思っております。ありがとうございます。

 この三つのワクチン、国会で承認されました。今議会で上程されるということでした。皆様の御賛同をよろしくお願いいたしたいと思います。

 ありがとうございました。これで私の一般質問とさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(奥田勲君) 

 以上で一般質問を終わります。

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△日程追加変更について



○議長(奥田勲君) 

 お諮りいたします。

 この際、議事日程を追加して、議案第85号、平成22年度新宮市一般会計補正予算(第4号)及び議案第86号、新宮市立養護老人ホーム寿楽荘の指定管理者の指定についてを議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。よって、議事日程を追加変更して、議案第85号及び議案第86号を議題とすることに決定いたしました。

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△日程追加変更 議案第85号 平成22年度新宮市一般会計補正予算(第4号)



○議長(奥田勲君) 

 議案第85号、平成22年度新宮市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 向井財政課長。



◎財政課長(向井雅男君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第85号、平成22年度新宮市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。

 まず、1ページでありますが、第1条では、歳入歳出予算の総額に2,577万9,000円を追加し、補正後の総額を153億7,897万2,000円にするというものであります。

 第2条では、債務負担行為の追加は第2表、債務負担行為補正によるというものであります。

 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。

 恐れ入りますが、12ページをお願いいたします。

 4款衛生費1項2目予防費、説明欄記載の個別予防接種事業につきましては、国の補助金を活用して、現行では自己負担となっております子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンにつきまして、将来を担う子供たちを守るとともに家庭の医療費の負担軽減の観点から、その接種費用の助成を開始するため補正するものであります。

 接種費用の助成額につきましては、その補助基本額が今月中旬には県から示される予定でありますが、現時点での市内における医療機関の接種費用を参考に、子宮頸がんワクチンは3回接種で1回1万5,000円を、ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンにつきましては、それぞれ4回接種で、ヒブが1回9,000円、肺炎球菌が1回1万円を上限額として見込み計上をさせていただくものであります。

 対象年齢につきましては、子宮頸がんワクチンは13歳から16歳までの女性の方、対象者数は635名、ヒブと肺炎球菌はゼロ歳から4歳までの小児で、いずれも対象者数は1,171名となっております。

 対象者全員に対してお知らせする予定でありますが、接種につきましては任意であります。したがいまして、対象者のおよそ50%の方がお受けになるものと想定し、今年度で実施できる補正額とさせていただいております。

 以上が歳出であります。

 なお、歳入でありますが、10ページをお願いいたします。

 14款の県支出金につきましては、説明欄記載のとおり、子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌ワクチンの三種に係る補助金であります。

 次に、18款の繰越金につきましては、本補正予算に必要な一般財源として、平成21年度からの繰越金の一部を充当するものであります。

 以上が歳入であります。

 次に、前に戻っていただきまして5ページをお願いいたします。

 第2表、債務負担行為補正でありますが、この後上程される議案第86号の新宮市立寿楽荘の指定管理者の指定に関しまして、指定期間が平成23年度から3カ年にまたがるため、3年間の指定管理料の上限額2億7,000万円を債務負担行為として計上するものであります。

 以上、簡単でありますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

 4番、榎本議員。



◆4番(榎本鉄也君) 

 その子宮頸がんワクチンの予防に対する要綱というのは、後から来るんでしょうけども、これ任意接種なんで、保険のほうはどないなってるんですか。もし、事故が起こった場合のですね。



○議長(奥田勲君) 

 萩原センター長。



◎保健センター長(萩原智君) 

 保険のほうは、国のほうでは民間の保険に加入するということが条件になります。その民間の保険というのは、全国市長会のそういう保険も該当するということになりますんで、全国市長会の保険に入るということになります。



◆4番(榎本鉄也君) 

 その保険料というのは、これからまた予算で上がってくるわけですか。



◎保健センター長(萩原智君) 

 現在も、今の予防接種のやっている関係の分も全国市長会の保険に入っておりますので、ただその契約内容といいますか、そういうのをちょっと変更するだけということになります。



◆4番(榎本鉄也君) 

 契約内容の変更だけで、金額的な大きなプラスというか、増加というのはないということで理解していいんですね。



◎保健センター長(萩原智君) 

 今のところ、そういうふうに把握しておりますが、その辺また今後確認いたします。



◆4番(榎本鉄也君) 

 すみません、もう一つなんですけど、中学生と高校生の対象ですね、もちろん女性ですけど。その集団ではなくて、先ほどの説明ですと、全員にはお知らせだけはするけど、あくまで任意接種ということでやるということですね。

 例えば、新宮高校は県立ですけど、中学生も対象になってくるということは、新宮市として教育委員会として何らかのそういう集団的な、要は打つ子と打たない子と出てくる可能性もあるし、そういうことについては、新宮市の教育委員会としては、きっちりした見解といいますか、あるんですか。

 一応、やはり予防接種なんでね、命にかかわる問題なんで、そこで何らかのですね、打つ子と打たない子が出る、今の状況ですとですね。きっちり、法定接種で打たなきゃいけないという義務づけられてるんであればあれなんですけども、任意なんで、そこら辺の教育委員会といいますかね、教育委員会の管轄になるのか、子育て推進課になるのかわかりませんけども、でも一応中学校、高校生の女性ということになってくると、中学生の対象になる女子中学生を管轄する教育委員会としての見解というか、そういうものがやっぱりきっちりしたものが必要ではないのかなというふうに思うんですが、その辺は何か見解ありますか。



◎保健センター長(萩原智君) 

 すみません、これは集団接種ではなくて個別接種ということで、対象者には保健センターから全員にそういう案内文書とか、それから補助券ですね、そういうものを対象者にすべて配布いたします。それで、要するに医療機関でそれぞれ個別で接種していただくと。もちろん、これは希望者ですから、全員がどうしても打たなければならないということではなくて、希望者が打つということでございます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 せっかく、全額公費負担という形になってるわけなんで、やはり市としても、打つ子と打たない子がいると、実際打つべきワクチンであるというふうに思いますのでね、そこら辺はやっぱりきっちりしたイニシアチブというか、そういうものも教育委員会としては必要ではないかと、僕は思うんですが、どうでしょうか。

 そうじゃないんだと、あくまで個別なんでそれはもう任せると、新宮市の子供というか、中学生の女の子に最初は任せるんだと、個人の意思に任せるんだという判断をされたというふうに理解させてもらっていいんですか。その辺、一応見解を答弁ください。



○議長(奥田勲君) 

 杉山教育部長。



◎教育部長(杉山泰生君) 

 たしか、年齢で分けられてると思うんですけども、このことにつきまして特に任意ということで規定されておりますので、それぞれの保護者の方々の御判断でやるとか、そういったところにお任せすることになると思います。

 あえて、私ども教育委員会を通して、何らかの見解を私どもが出すというふうな考え方は今持っておりません。



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 本案は、お手元に配布の分割付託表のとおり、各委員会に付託いたします。

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△日程追加変更 議案第86号 新宮市立養護老人ホーム寿楽荘の指定管理者の指定について



○議長(奥田勲君) 

 議案第86号、新宮市立養護老人ホーム寿楽荘の指定管理者の指定についてを議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 垣本健康長寿課長。



◎健康長寿課長(垣本正道君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第86号は、新宮市立養護老人ホーム寿楽荘の指定管理者の指定についてでございます。

 地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、公の施設に係る指定管理者の指定に関し議会の議決を求めるというものでございます。

 1、公の施設の名称は、新宮市立養護老人ホーム寿楽荘。

 2、指定管理者となる団体の名称は、社会福祉法人和歌山県福祉事業団、理事長、宇治田文彦。住所は、和歌山県西牟婁郡上富田町岩田2456番地の1。

 3、指定の期間は、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間であります。

 以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。

 討論に入ります。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 討論を終わります。

 お諮りいたします。

 本案について、御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、議案第86号は原案のとおり可決いたしました。

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△散会の宣告



○議長(奥田勲君) 

 以上で本日の議事日程は終了いたしました。

 この際、お諮りいたします。

 委員会付託となりました付託案件の審査及び議会運営の都合により、あす12月10日より12月15日までの6日間、休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 あす12月10日より12月15日までの6日間休会とすることに決定いたしました。

 なお、休会中における各委員会の開会日時等につきましては、各委員会委員長より報告がありましたので、お知らせいたします。

 総務委員会は本日午後2時20分より第1委員会室で、次いで教育民生委員会は本日午後2時20分より第2委員会室で、次いで経済建設委員会は本日午後2時20分より第3委員会室においてそれぞれ開会いたします。

 この報告をもって各委員会の招集通知にかえさせていただきますので、御了承願います。

 なお、市当局にお願いいたします。

 各委員会の議案審査に支障なきよう、関係資料の準備について配慮を要望いたします。

 なお、常任委員会終了後、熊野川流域対策特別委員会委員長及び国道改良産業振興対策特別委員会委員長より、第1委員会室及び第2委員会室でそれぞれ委員会を開催いたしたい旨の申し出がありますので、これをもって招集通知にかえさせていただきます。

 以上により、次回の本会議は12月16日午前10時より会議を開きます。

 本日は、議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これをもって散会いたしたいと思います。

 御苦労さまでした。



△散会 午後2時06分