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和歌山県 新宮市

平成22年 12月 定例会 12月07日−02号




平成22年 12月 定例会 − 12月07日−02号










平成22年 12月 定例会



          平成22年12月新宮市議会定例会会議録

            第2日(平成22年12月7日)

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議員定数19名、現在員18名、出席議員18名、氏名は次のとおり。

                             2番  松畑 玄君

                             3番  久保智敬君

                             4番  榎本鉄也君

                             5番  福田 讓君

                             6番  田花 操君

                             7番  東 賀代子君

                             8番  杉原弘規君

                             9番  東原伸也君

                            10番  上田勝之君

                            11番  三栗章史君

                            12番  松本哲也君

                            13番  前田賢一君

                            14番  奥田 勲君

                            15番  松本光生君

                            16番  辻本 宏君

                            17番  屋敷満雄君

                            18番  前田 治君

                            19番  大西 強君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成22年12月7日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(1)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(1)から(3)まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

               市長               田岡実千年君

               副市長              亀井寿一郎君

               企画政策部

               部長               丸山修市君

               企画調整課長           中前 偉君

               協働推進課長           辻 篤樹君

               総務部

               部長               小山壽行君

               次長兼総務課長          上路拓司君

               次長兼秘書課長          鈴木俊朗君

               財政課長             向井雅男君

               三輪崎支所長           仲 満一君

               市民福祉部

               部長               芝 悦男君

               福祉事務所長兼福祉課長      浜前泰弘君

               次長兼生活環境課長        中地清剛君

               経済観光部

               部長               川嶋 潤君

               参事(企業誘致対策担当)     和田 隆君

               商工観光課長           岡 雅弘君

               企業誘致対策課長         浮田和宏君

               建設農林部

               部長               中畑孝一君

               農林水産課長兼農業委員会事務局長 津呂建二君

               熊野川行政局

               局長               平 俊孝君

               会計管理者兼会計課長       倉家 博君

               医療センター

               事務長              上野山巳喜彦君

               次長兼医療業務課長        北畑直也君

               庶務課長             豊田正志君

               水道事業所

               所長               嶋田喜久一郎君

               消防本部

               消防長              大石 明君

               次長               辻坂雅則君

               消防署長             岡本秋久君

               教育委員会

               教育長              坂本憙信君

               教育部

               部長               杉山泰生君

               次長兼学校教育課長        平見善宣君

               参事(文化複合施設担当)兼文化振興課長

                                中岡保仁君

               生涯学習課長           前田圭史郎君

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本会議の事務局職員

               局長               浜口恭行

               次長               畑尻英雄

               次長補佐兼議事調査係長      赤松勇人

               議事調査係副主査         岡崎友哉

               庶務係長             渡爪 薫

            第2日(平成22年12月7日)

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△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(奥田勲君) 

 おはようございます。

 ただいまの出席議員は18名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

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△日程1 一般質問



○議長(奥田勲君) 

 日程に入ります。

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表により、その番号順に従い、順次発言を許可いたします。

 当局の答弁は備えつけのマイクを通して明快に答弁を願います。

 この際、お諮りいたします。

 今期定例会の一般質問の発言時間については、議会運営の都合上、答弁を含めて1人90分程度といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、今期定例会の一般質問の発言時間は、1人90分程度とすることに決定いたしました。

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△大西強君



○議長(奥田勲君) 

 それでは、一般質問を行います。

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) (登壇)

 市長の政治姿勢について質問を行いますが、市長の政治姿勢を正す上で、この大石誠之助先生を名誉市民に推挙する問題を中心にというか、それを例に挙げて、市長の政治姿勢を問いたいと思います。

 私の一般質問の結論から先に。

 この間のこの本議会の初日11月30日に、上田議員から名誉市民条例が市長の独裁になっていると。それで、民主的でないので、議会からも提案しようと、できるようにしようという改正案が提案されたわけですね、提案された。

 これを受けて、市長、ですからこの30日以降、この提案を受けて、市長はこの大石誠之助先生の名誉市民の推挙議案を議会に提案して、議会は市民総意の場ですから、市民総意の意思を確認すると、早急に提案せざるを得ない、しなければならないということが、私の結論です。

 なぜか。なぜかということについて、今から1時間半について市長に質問しますので、よく聞いてほしい。

 それと、この大石誠之助先生の名誉市民の問題については、市長あるいは総務部長、総務部の所管だと思って、他の部局が私の質問を軽々しく聞いてもらうわけにはいかない。大石誠之助先生はお医者さんですから、医療関係も感心があるだろうし、大石誠之助先生は貧しい人から治療費は取らなかったとかいうエピソードもあります。そうなると、福祉の関係もあるでしょう。

 殊に、教育長、あなたは今議会から教育長に就任された、私もあなたの教育長については同意をしました。それは、友だちから、坂本先生が立派な先生で教育長に適任だという意見を聞いていますが、私は、坂本先生の見識は直接知らないわけですね。ですから、この問題について、坂本先生が、教育長が、私の一般質問を聞いた後で、教育長の立場からいかにどういう意見を市長に進言するか、これが教育長としての見識を伺う、私にとって試金石になると思うんです。

 経済観光部長、あなたにも関係がないわけじゃない。この問題は人権啓発課の関連でもある。みんな、幹部の皆さんは私の質問を真剣に聞いていただいて、市長だけ、私が市長に質問するんですが、1時間半の短時間で市長が私の主張をどの程度理解できるか、あるいは誤解する場合もありますし、曲解する場合もあります。やはり、みんなでよく聞いていただいて、それで各部局の意見を市長に進言していただきたい。

 観光部長、これね、新宮市観光情報マップ、あんたの係ですね。

 教育長、この新宮市観光情報マップ、5人の人物の写真が載ってるんです。これ、どう書いてるか。「新宮が生んだ個性溢れる文化人たち」。教育文化行政は教育長の所管でしょう。ですから、市長、総務部の問題だけじゃないです、これ。

 経済観光部長、これね、佐藤春夫、西村伊作、東くめ、中上健次、大石誠之助、この5人載っている。その中で佐藤春夫、西村伊作、東くめ、中上健次は名誉市民の称号が贈られてるんです。贈られてないのは、この大石誠之助だけです。ということは、経済部長ね、誇りにも思えない、名誉市民として誇りにも思えない自慢のできない人を、よそから来たお客さんに宣伝してるわけですかという問題もあり得るんで、いいか悪いか別にして、僕の質問をよく聞いてくださいよと、皆、全幹部はね。そういうことです。

 それでね、市長、僕の質問を分けて考えないかんで。大石誠之助先生を名誉市民に推挙してくれ、指定してくれということを市民から要望を受けてるわけですよね、要望を受けてるわけね。この名誉市民条例は議会の同意が得られないとできないので、現在はですよ、現在は、市長に要望に来た市民は、議会にかけて市民の意見を聞いてください。それを、一部市民の要望やろという意見を真顔で言う議員がおるんですよ。

 市長あるいは議会に、市民が市民権の主張をしてきたとき、要するに要望があったときには、みんな一部の市民の要望でしょう、最初は。だから、一部の市民の要望を市民全体の問題として評定してくださいと、審議してくださいということですよね。図書館を建ててください、小学校をきれいに建てかえてくださいというの、みんな一部市民の要望なんですよね。ですから、その市民の要望を全市民の総意のこの議会へ提案してくださいということと、大石誠之助先生を名誉市民に推挙しろという意見は、これは別の話なんですよ。混同せんと聞いてくださいよ。混同されるから困る。

 30日までは、市長、市長はこの市民の要求について時期尚早だと、市長は提案しないと言うてないと思うんですわ。伺うところ、市長は時期尚早だと、市民の機運が盛り上がってないということで返したんですね、これ返したんですよ。それで、その意見については、私は、市長の意見と僕の意見、内容は知りませんよ、市長はどういうふうに。私は、それはいいことだと。今、議会へ提案するのはまずいなと、私もその意見なんですよ。

 それは、市長、私は、なぜ市長がとった行動を了としたかということは、私は、大石誠之助先生を名誉市民に今提案して、果たして全会一致で同意が得られるかと。大石誠之助先生を提案したときに、この大石誠之助の名誉市民推挙の件について批判あるいは反対意見、あるいは万が一否決なんだいうことになるとですよ、これは国家権力で冒涜された、我々の先覚者がですよ、民主主義のこの先覚者を、我々ふるさとの新宮人がまた再び大石誠之助先生に侮辱を与える結果につながると、これが怖かったんですよ、私はね。現在これを提案して総意が得られるか、議会の全会一致、市民の総意の賛同が得られるかということは、ちょっと危惧したんで、市長が時期尚早だと判断をしたの、内容は知りませんが、私としては私の心配するところと一致してた、いいですか。30日までは。

 ところが、これが30日に、この議会の初日に提案されたんですよ。提案されてしまうと、時期尚早もへったくれもないんですよ。こんなに大きい載ってる、傍聴席からも見えるわ。「名誉市民条例改正案は否決」ってこう書いてる。「大逆事件の大石誠之助を求めて」と書いてるんですわ、これ。

 これで、市長、私は、提案を慎重にしなきゃならんということは、もうこれで終わったわけです、議会の俎上に乗ったんですね、これ。そしたら、このような報道をされたら、あたかも大石誠之助先生の名誉市民の推挙については否決されたというふうに、もう市民は思ってるんですよ。

 これは違うでしょ、市長。これは、さっきも言ったように、名誉市民条例は市長の独占になってると、独裁になってると。だから、市長が提案せなんだら、市民のニーズが議会に反映されないと、それは民主主義じゃないじゃないかと、民主的じゃないじゃないかといって、上田議員はこの条例を民主的に議会からも提案できるようにしようという条例改正案なんですね。

 それはそうなんだけども、現実はそのことによって、それを議会が否決したので、そのことによって大石誠之助先生の名誉市民があたかも否決されたかのように報道される現実が生まれたわけね、現状。そうなってくると、私は、それは許せないんですよ。私は、大石誠之助先生を名誉市民に満場一致で推挙すべきだという考えを持ってますから、今言うたように、誤解を招かれたくないんです。だから、私は市会議員ですから、市民の代表として私の意見をここへ述べに来るために、私、給料もらってるんですよ。この大石誠之助を名誉市民に推挙しろ、してくださいという市民のニーズに対して、私は、市民全体の意見、その意見を言うためにここへ来てるわけ。だから、あなたが提案しないと、私は仕事ができないんですよ。私の意見を述べる機会がない、この問題について。

 すると、仕事できないから給料もらえないんですよ。これ、あと何日かしたらまた100万円ぐらいのボーナス出るんですけど、仕事しないで給料もらうっていうこと、おかしいでしょう。なぜか。憲法は間接民主制をとってるんですよ。市民の権利は、選挙で選んだ代表者を通じてやりなさいとなってる。

 ですから、市長ね、よく理解せなあかんで。市民も自然権。自然的に市民も議会に対する提案権があるんです、等しく。憲法では、何人も国民は裁判所で裁判受ける権利を保障されてるんです。それのやね、市民は市民権を主張するのに議会へ提案する権利は、自然的に市民は持ってるんです。ところが、憲法は間接民主制とってますんで、市民は選挙で選んだ代表者を通じなさいということですから、あなたか我々議会を通じよということなんですよ。ところが、選挙で通じよったって、選挙で選んだ市会議員に提案権がないんですよ。そしたら、あるのは市長だけですよ。ほな、市長が提案したらんということになったら、その市民の権利はどうなるんですか。

 そこで、いや、違法じゃないんですよ、市長。条例はそうなってるんです。

 そしたら、30日に議会が否決したと、議会からも提案できるようにしようということを否決した。ということは、そこであなたの独裁権が確保されたんですよ。ということは、この大石誠之助先生の問題について、あなたが独裁ですわ。そうなると責任も全部ある。いいですか。

 100%権限を握るということは、100%の責任を持つということ。これが議会からも提案できるんだったら、権限が半分ずつだから責任も半分ずつですわ、そうでしょう。

 だから、あなたは30日に、議会が否決して、市長が全部やれということになると、全責任があなたになる。そうすると私が冒頭に言うたように、あなたは必ず早急にこの議案を議会にかけなければならない、ね、市長。

 9月議会でも私が言うたように、私は、日本憲法経の信者なんです。なぜか。民主主義を貫いてるから、私、頭の先からつめの先まで民主主義者なんです。

 いいですか、市長。あなたにしか独裁権がない。市民が大石誠之助先生を名誉市民にしてくれという要求が来た、要望、ニーズです。それを議会へかけてくれと、議会へ諮ってくれと。多分議会が否決したら、多分その市民は納得すると思いますよ、そうでしょう。

 それを、市長がかけない、かけないということは、この大石誠之助先生の問題については、あなたの独裁、そうでしょう。あなたが議会へ提案しないということは、あなたが独裁的にこの市民のニーズを握りつぶすということですよね。それは、あなたはできないね。

 何でか。私は、あなたが民主的な政治家として歩むと期待してあなたを推薦したんですよ、応援したんです。私は、独裁者大嫌いなんです、権力者が大嫌いなんです。あなたも、市政は市民のためにあると公約した、民主的行政運営をしますと、あなたは公約の一番最右翼へ挙げたんですよ。私は、それを期待した。期待してあなたを応援したのに、あなたが市民の意見を聞かないで自分で裁定する、独裁です。独裁いうのわかるの。一人で裁定することを独裁いう。一人でこの市民のニーズを握りつぶすのか、あるいは、いや、わからんですよ、市長が提案せんと言うてないんですから、提案しなかった場合のことですよ。しないということは、もうこの市民のニーズがこたえられないんだから、だから、大石誠之助先生を名誉市民に推挙する、あるいはしないにしても、一たん民意を問う、市民の意見を問うてから決断しますというのは、これ民主主義ですね。

 ですから、あなたの独裁権限になったんで、あなたが独裁者として独裁的手法でこの問題を解決するのか、民主的手法で、市民の意見を聞いた後に裁定するのか、そこであなたの政治姿勢がわかる。そうでしょう。あなたが議会へ提案しないということは、議会が必要ないということなんですよ、要するに議会軽視。この際、あるように、議会を軽視する議員のほうが多いんやから話にはならんけども、それはそれで仕方ないんです、市民が選んだ代表者ですから。

 だから、市長、あなたも議会の質、各議員の見識は別にして、あなたが議会を重視してくれるのか、この問題を議会へ諮って、その後に私は考えますというのであれば、それはいいわけですよ。

 それと、市長、これ可決されてたらいいんですよ。可決されてたらあなたは民主的に、再議権もありますから、再議に付す。そのとき、あなたの意見を言えるんです。意見をつけないと再議に付せませんから。いいですか。再議権は地方自治法で認められてるんです、あなたにね。

 ところが、今これ否決されたので、あなたの独裁権限になったもんで、あなたが提案しない以上、何で提案しないのか、市民わからんでしょう、これ。民主的ですか。市民はなぜ提案しないかいう議論にならないんですよ。そしたら、議会が要らないということになるんです。

 市長ね、僕は昭和50年に市会議員になって、おおむね35年。その間、ここ23、4年在籍してね、おおむね24年。どうやろう、1億円以上もろたあるやろのう、給料。

 議会要らんと言われたら、議会を軽視されたら、私は、この1億円以上もろた金返さんならんですよ、市民にね。

 そやけど、使うたったあるさかいね。もうほとんど飲んだったあるから返せって言われたって返せんね、これ市長。

              (「もらわんだらええ」と呼ぶ者あり)



◆19番(大西強君) (登壇)

 もらわなんだらいいって、あんなやつにやらんでもいいんや。



○議長(奥田勲君) 

 静粛にしてください。



◆19番(大西強君) (登壇)

 要らんと言うても、これ返せないんですわ。我々議員は仕事してないんで、給料要りませんよ言うても、これ返せないね、返せないです、法律的に返せない。いいですか。

 だから、市長が議会を重視して、議会を重視してくれて、初めて私のもらった給料は値打ちが出るんですよ。ね、市長。

 だから、市長が、これ提案してくれないと私の意見が言えない。意見が言えない、要するに、市民を代表して市民の意見をここへ言いに来てるんだから、市民も自分たちでできないんで私たちを雇って、私らの意見を議会へ反映してください言うて、私らに給料出してくれてるんですよ。その私が意見を言えないということは、仕事できない、仕事しないということなんで、そうなると給料もらうわけにいかんのですよ。もう、あと4、5日したら100万円ぐらいのボーナスくれるけど、これ当てにしてるんで、仕事させてくださいよ。

 まあ、そらジョークですけど、そういうもんなんですね。議会を軽視されたら、また我々議員の存在価値がないんです。ですから、市民は憲法で間接民主制を規定されてますので、市民権を主張する場合は、選挙で選んだ市長あるいは我々議員しか通じられないんです。しかと言うと、直接請求権があるから、そんなことわかってて言うてるんですけど、市民とすれば選挙で選んだ代表者を通じるということなんで、自分たちのニーズを議会か市長を通じないと、自分たちの権利が主張できない。そしたら、市長ね、その権利をあなたが門前払いをさせるということになると、この市民は、市民権が主張できないんですよ。主張できないということは市民権を奪われるんですから、市民権を保障してくれない市長に税金を払う気になりませんよね。そうでしょう。ということですね。

 しかし、市長が市民権を剥奪したからいうて、市民は、そんなんやったら税金払わんぞと言いたいんやけど、できないんです、これも法律ではできない。どうするか。直接請求権で、田岡市長はおれらの権利を擁護してくれない、市民として認めてくれないと、そうかいうて税金払わんわけにもいかんから、そうなると直接請求権を行使して市長を罷免する、あるいは議会の解散請求するということになるわけです。だから、この市民は議会へ上げて、議会で例えば否決されたと、そしたら文句言えないんですよ。これは、そういうことになってるんですから、憲法で。

 それと、今言うたように、この市民は、大石誠之助先生の名誉市民推挙の議案を市長が上げたとして、これを否決したからといって文句は言えない。議会制をとってますから、従わざるを得ないでしょう。その問題と、今言うたように市長が提案しないということとは別なんです。市長の政治姿勢を聞いてるんです。市長が、独裁的にこれを、独裁的に市民のニーズを握りつぶすのか、あるいは議会の、市民の総意を確認した上において裁定するか。私は、あなたは必ず民主的な手法を行使してくれると、私は、確信してるけどね。

 ですから、市長、30日前と30日以降は違うんです。もう、今言うように、議会へこれ乗った。

 それで、市長に前ここで、やじを飛ばしてきてるのおるから言いますけど、市長。黙って聞こうと思ったんやけど、市長のためにならないから、ああいうやじを議員が飛ばしてるのをね。

 市長に就任した当時、あなたは行政経験も政治経験もない中で、一生懸命に勉強してると。だけど、市長ね、あんた行政のことばっかり勉強してないか、ぼくここで言うたんですね。行政は、後ろに何十年もやってる優秀な行政マンがおるんやから、行政のことは、勉強は後回し、あなたが今一番勉強しなきゃならない議会のことだ。敵を知って己を知る、百戦危うからず。だから、まず議会のことを勉強しなさい。そのときには、議員になったつもりで勉強したら短期間にマスターできる、ぼく言うたんですね。このことです、いいですか。

 だから、あなたが議員として、自分に都合のいい議決が出たからといって、その都合のええ、あなたに都合のいい議決した議員を評価したらあかんですよ。だから、あなたが議員だったとした場合、あなたはこの議案に、上田提案に賛成したと思うんですよ。信じてます。なぜか。上田議員は、提案権が市長にしかない。そこで、市長が提案してこないので、提案してくれないかもしれない、市長が渋ってるからいうんで、もう一方の選挙で選んだ代表者を通じて、もう一方の代表で選んだ議員を通じてきたんですよ。そうやのう。そしたら、この議員に提案権がないんですよ。ないので、上田議員は、民主的でないやないかと、この条例をこのままにしておいたら、市民のニーズを議会がくみ取れんから、民主的じゃないんで、これを議員からも提案できるようにしようじゃないかと、それのほうが民主的でしょうということで、彼は提案してきたんです、そのとおりでしょう。そのとおりなんですよ。

 上田議員は、我がらも仕事しようよと、市長にだけ任しとかんと、市民のニーズをくみ入れるのに市長にだけ任しとかんと、我々議員も仕事しようよという提案をしてきたんです。これに反対する理由はどこにもないですよ、仕事しようということですから。

 ところが、結果は、仕事せんでもええね、我がらは。そんなの市長に任しといたらええやないかい、言うて議案に反対したから、これ否決になったんですわ。

 ですから、市民の意見、市民はここへ来て意見言えないんで、我がらを通じて言わなあかんから、自分らも意見を言おうと。だから、意見を言うということは、我々仕事するということなんですよ、そうでしょう。我々も仕事しようと、市民の意見をここで代表して意見を述べるのは我々の使命でしょう、仕事でしょう。当然です、我々も仕事しようという議案を出したんです。私は反対する理由はない、ね。

 だから、議員自体が議会を軽視したらあかんわね。だから、二元代表制を勘違いしてる人がおる。

 市長ね。二元代表制というのは、市民も、いいですか、市民も市長を選んだ。その意見の中に、反対意見の中に、当局と協調していかなあかんやないかと。議会にも提案できるように改正すること、条例の制定、改廃の権限は議会にあるわけでしょう。議会の議員が、これでは民主的じゃないやないかと、議会も仕事しようよというて出した。それに対して、それでは市長と協調していけない。どうしてですか、どうして協調していけないのか、さっぱりわからん、ね。

 今も言うたように、二元代表制ですから、市長の権限と議会の権限は同じ大きさなんです、車の両輪なんです。仲よくしろということじゃない、車の両輪なんやこれ。ね、市長、同じ権限を有する。

 ですから、僕、賛成討論で言うたけど、どんなことあっても、市長も市民から選ばれてきたんやさかい、議会、議会っていうて、議会の意思ばっかり言うたらあかんと言うと、そんなことないですよ。今さっきも言うたように再議権もあるし、市長は執行権もあるんですよ。

 あんたの前の前の市長は、議会で、あるいは法定協議会で熊野川町との合併について、調印の日取りまで決めといてから、おれ判を押さんぞ、やめたって言うて判押さんと言い出した。

 市長は執行権があるんだから、強大な力があるんだ、ね。これでもそうでしょう。議会が、大石誠之助先生を名誉市民にしろということで決議しても、嫌や言うたらできないんです。あなたには強力な執行権があるからね。それをせめてこの問題を全市民の総意のもとで、この議会で審議しようやないかと、してやろうじゃないかと、上田議員は、この要望者。要望者は市民でしょう。要望者の意見を、市民全体の総意、ここで諮ってやろうじゃないかと言うて出した。出したことが、どうして当局と協調できない、あるいは議会の権限を強化するということになる、ちょっとだけでしょう。少しだけ強化することになる。

 ですから、市長も市民代表といって市会議員になったんだったら、市会議員として上田提案を評価したら、納得いくと思うんですよ。それを、市長のほうから、市長の立場で上田提案を評価してたら、民主主義を見失うことになる。

 だから、昔、市長、僕が市民から交通事故の処理を依頼されて、ある大手の会社の損害保険会社の査定担当課長と折衝したんです。そのとき、まだ忘れられない。そのときに大げんかになった、会社で、その査定担当課長と。

 その夜、僕とこはスナック経営してたんですよ。そしたら、その課長が来て、僕は呼び出されたんで、行ったらその課長やった。その課長が、「きょうは大西さん、昼間すみませんでした」と、「大西さんが依頼者のために、要するに市民のために、何としてでも補償額を上げようとして、その熱意に感服しました」と。「ところで、私も、大西さん、会社人間ですから、会社の損害を少しでも少なくしようと。それは、私の仕事なんで、えらい言い過ぎましたが、そこは許してください」と。この姿勢なんですよ。

 だから、あなたにいつも言うように、あなたに意見、対立してかみついてくるぐらいの幹部の意見を吟味せなあかんと。皆一緒、そうですよね、お互い立場が違うんですよ、市長と議員は立場が違う。立場が違うのを認識しておいて、一生懸命に議論戦わす、けんかをする。これが、本当の開かれた議会なんです。自分と意見が違うからといって相手を軽蔑したり相手を非難するということは、絶対に避けなあかん。な、市長。

 あなたが行政方針をつくります、激しく、市長、それはあなたの信念ね。私は私で、市民代表としてこうあるべきやと、私の信念で、けんかをしたい、ここで、かんかんがくがくね。それが民主主義なんです、議会制民主主義なんです。

 だから、あなたが提案しなかったら議論にならない、市民がわからない、市長はどういう考え持ってるんか、あるいは議員がどういう考え持ってるんかわからんですね。そして、来年4月に選挙ですよ。市民は、だれを選んだらいいかわからん。そうでしょう。

 議会の現状はどうであれ、市長ね、やっぱり民主主義。民主主義は守ろうじゃないですか。やっぱり、それを期待してます。

 まだ後で、この点については皆、幹部の皆さんと相談して、私の意見をね。ですから、簡単ですよ。もう一遍おさらいしますわ、わけわからんようになってきた、アドリブ言いやるからわからんようになってきた。いいですか。

 30日以降、大石誠之助先生の名誉市民の問題について、議会の俎上に上って、このように報道された。それで、市民は、これで大石誠之助先生を名誉市民にするかどうかということが議会に取り上げられたということは、全部知ってるわけです。そうすると、名誉市民にすべきかどうか、推挙すべきが是が否か、これについて審議されるだろうと。当然、見るでしょう。

 ですが、30日以降は、これを解決せなあかんと。提案された、市長はこれを解決せざるを得なくなる。そのときに、市長の権限で独裁権を発揮して、独裁的にこの市民のニーズを葬るのか、あるいは議会へ提案して市民の意見を聞くのか、二つに一つです。どっちが民主的手法ですか。あなたは、必ず、選挙公約してるとおり、市民が主権者と認めてるんですから、市民の意見を聞いてから決断する、これが民主的ですよということなんで、ぼくの意見は。ですから、皆さんと相談してもらって、できたら、いずれにしてもこれが市民に報道された以上、これを議会へ付託するか、要するに市民の評定に付すか、あるいは独裁的に裁定するか、提案するかしないか、どちらにしても、市長ね、あなたにしか権限がないんで、全員協議会かあるいは説明会を開いて、当局の方針、当局の理屈を議会へ説明していただきたい。

 あなたと議会とディスカッションしなかったら、市民はどうなるんですか。それでは、市民権を確保できませんよと、保障できませんよと、だから民主的な方法をとってくださいよというのが、今のあれですね。

 くどく言うてるのは、これから先は、私は、大石誠之助先生を満場一致で名誉市民に推挙するべきだという私の意見、こっからは私の意見。混同されたらあかん。条例のことと、私が大石誠之助先生を名誉市民にすべきだという意見を切り離して質問したいので、市長に。市民の意見として市長に質問するわけですよ。

 だから、ここで切りたいんですけど、実は私の意見のほうの原稿をあそこへ忘れてきとるんで、ずっと1時間たつのを引き延ばしやるんやけど。あそこへ、僕、原稿を忘れてきとるんですよ。



○議長(奥田勲君) 

 10分間程度休憩します。



△休憩 午前10時52分

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△再開 午前11時03分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) (登壇)

 市長ね、この間のこの議決、否決されたんだけど、さっきも言うたように、これは議会からも提案できるようにしようという案件なんです。ところがですよ、ところが意見が大事なんです。ですから、これの可否は今度の問題には関係ないですよ。ところが、意見は大事なんです。7人、10対7で否決したんですが、賛成した7人の議員は、市長であろうが議会であろうが、この大石誠之助先生の名誉市民の問題を議会へ付しなさいと、提案しなさいという意思表示ね。

 その反対者の中に、8番議員は、市長から提案してきたら賛成するんだったと。いいですね。だから、提案すべきだと、提案の方法を市長だけに限るのか議会もできるのかということについては否決なったけれども、市長から提案すべきだという意見も入れたら過半数超えてるわけですよ。そうでしょう。

 ほな、話がややこしいから、市長であろうが議会であろうが、この大石誠之助先生の問題は議会で審議するべきやと、提案するべきやと言うたのは7人ですよ。7人といったら、おおむね7,000票、7,000の有権者から支持を得てきてあるんですよ。そうでしょう。市長もおおむね7,000票、市長。あなたの支持する有権者よりも多い数の有権者が提案しなさいと、これ無視できますかって、市長。そういうふうにとらえなあかんでと。

 ですから、これ議案提案するのも一人じゃできないんですよ、二人要るんです。そうすると、新宮市の現状は二人いなけりゃ提案できないから、上田議員は提案者だと、だから2,000人、2,000の有権者の支持がなければ、議員といえども議案は提案できない。だから、大西個人の意見じゃない。ね、市長。

 それと、私は民主主義者だと言ってるけれども、私の意見を絶対だということで、市長、あなたに意見を押しつけてるんじゃないんです。憲法で、我々公務員は、この民主憲法、議会制民主主義を擁護して、尊重しなさいと憲法99条で義務づけられてるんです。公務員は、この憲法を尊重して擁護する義務を、国民はないんです。国民にこの憲法を尊重して擁護しなさいという義務はないんですけど、我々公務員には日本国憲法を尊重して擁護する義務をとなってるんで、その憲法で議会制民主主義を規定してるんで、議会を尊重してくださいよと、議会の意見を尊重してくださいよと。

 できる限りというか、だから議会の意見とあんたの意見と対立したときに、最終的にはあんたが判を押さな何もできないんです。あんたには独裁権があるんで、もともとね。だから、その議会の決定を尊重して、行政を進めるのが民主的行政。私は、ここにこうして民主的行政を進めよと、確立せよと、民主的議会をつくろうと、私は言うてますんで、市民の意見を一番大事に、一番重視して行う議会運営、あるいはあなたには市民の意見を最も尊重しながら行政を進めてほしいということなんです。

 ここからは、私は、今市長に、この大石誠之助先生を名誉市民にすることを議会へ提案してくれと、くどくどと1時間も言うてるんですけども、あなたが提案してくれるかどうかわからないんだ、これ。あなたが提案してくれたんだったらいいんですけど、提案してくれないとき、さっき言うたように、私、仕事ができないんですよ。この問題について、私は私の意見を言えない、私の意見を言えないということは仕事ができない。仕事ができないので、私は暮れのボーナスも欲しいし、仕事させてくれなんだら困るんで、先に。私のこの大石誠之助先生の問題について、私の意見を言うて、それを参考に市長が、最終的な裁定を市長にゆだねざるを得ないなと思いますので、私の意見を表明させてもらいますが、この問題は、人権とか名誉とかあるいは思想信条にかかわることなんで、さっきみたいなアドリブでやってると、報道されたとき、1時間半しゃべったやつを3分ぐらいにまとめるんで、僕の。もう、全然自分の意思と違うことを書かれるときあるんですよ。これは心外なので、私は、自分の発言したことを責任持ちたいので、私の意見ね。30日、絶対通る思ったんですよ、これ議案が。それで、必ず提案されるだろうと思ったから、前の晩、一晩寝ないで原稿仕上げたんですよ。これ、原稿読みますから。後で、市長、また原稿渡すんで、よく見てください。

 私の賛成意見です。

 私は、さきの9月議会で、私が日本国憲法経の信者であることを披瀝したところでありますが、この日本国憲法第97条「基本的人権の本質」について、このように書かれています。「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」と規定されております。

 私は、まさに大石誠之助先生方先覚者のこの自由獲得の努力と犠牲のもとに、現在の平和、自由、平等で基本的人権を保障された生活を享受できることを思い、常に感謝しながら人生を送ってきたのであります。

 この大石誠之助先生を名誉市民に推挙する議案に際して、大石誠之助先生が死刑囚であったことなどが推挙の障害になり得るのかとの問題に関して、私は、何らの障害になり得ないと考えであります。むしろ、そうであったがゆえに、推挙の要因にすらなり得るとの立場であります。

 私の最も尊敬する詩人の高村光太郎は、この大逆事件の起こる前年1909年、明治42年にヨーロッパから帰国して、大逆事件のさなかから本格的に詩作に取り組むようになるのでありますが、その当時のことを書いた「親不孝」という詩に、このような一節があります。「私が親不孝になることは、人間の名に於いて已むを得ない。私は一個の人間として生きようとする。一切が人間をゆるさぬこの国では、それは反逆に外ならない。父や母のたのしく待つた家庭の夢はいちばんさきに破れるだらう。どんなことになってゆくか、自分にもわからない。」と書かれてるんです。大逆事件のさなかです。当時の社会を、「一切が人間をゆるさぬこの国では」と書いております。自由のない故国を、一切が人間をゆるさぬ国と表現しているのであります。そして、翌年、大石誠之助先生方が処刑された1911年には、「根付の国」という詩を発表して、日本の封建的社会を厳しく批判しているのであります。

 そのような時代に、心ある人々が自由と平等、民権を求める運動を起こすことは当然であります。しかし、それは体制を維持しようとする国家権力の勘気に触れることで、非常に危険であり、毅然たる正義感と勇気の要する活動であります。このことは、現在の国際社会、殊に我々の隣国でも自由、民権の獲得を目指す活動家が悲惨な処遇を受けてることを見ても、大石誠之助先生の活動がいかに偉大なものであったかがわかるのであります。

 大石誠之助先生は、決して犯罪者ではありません。命をかけて、人間の自由と平等、民権を求め、人道主義に基づく活動をしたことによって、時の国家権力から弾圧を受け、人権をじゅうりんされ処刑された被害者であります。偉人であります。ここに百科事典がありますが、ここで大逆事件を検索すると、このように説明がされています。抜粋して読みます。百科事典に大逆事件のことが載ってるんです。抜粋します。

 「……1910年から1911年、明治天皇暗殺計画という容疑で多数の社会主義者が逮捕、処刑された事件。……12月から翌1911年にかけ大審院特別法廷は非公開裁判を行い、幸徳秋水、大石誠之助ら24名に死刑、2名に有罪判決を下し、死刑のうち12名は無期に減刑し、結局幸徳ら12名は世界中の抗議のうちに1月24日処刑。……事件の大半はでっち上げと考えられている。」

 事件の大半はでっち上げと考えられています。百科事典ですよ。

 そうなのです。時の政府は、体制に対する反対者を弾圧するに合法性を装うために事件を捏造、でっち上げて、世界中の抗議のうちに処刑したのであります。

 もとより、大逆罪は刑法犯罪でありますから、大石誠之助先生に大逆罪に抵触する事実、証拠がなければならないのでありますが、事実も証拠もない中で、ろくに審理もせずに処刑したのであります。この裁判が、近代日本の裁判史上、最大の汚点であることはだれしもが認識しているところであり、大石誠之助先生が犯罪者であると認める人は皆無であると信じているものであります。

 時の政府が、この裁判に介入して、圧力をかけたことの証拠があります。それは、この大逆事件の20年ほど前の1891年、滋賀県大津で、来日中のロシア皇太子を巡査が襲い、けがを負わせ、明治天皇がじきじきに見舞いに訪れるという事件が起こったのです。そのとき、大国ロシアの攻撃を恐れた時の政府は、この巡査を大逆罪で処刑するように、大審院長に、今の最高裁判所長官です、大審院長に強力な圧力をかけたのであります。しかし、このとき大審院長児島惟謙はこの圧力に屈せず、通常の殺人未遂事件を適用して裁き、司法の独立を守ったのでありますが、このことでかえって先進国から日本が近代国家に変わったことが認められ、信用を得たのであります。

 この大津事件と大逆事件が、近代裁判史上、明と暗の比較、評価の代表的事件であると言われていますが、いずれにせよ、政府が裁判に介入し、圧力をかけることが行われた証左であります。

 次に、この大逆事件100周年の今日、大石誠之助先生を名誉市民に推挙することの意義についてでありますが、節目の時期に記念事業、記念行事を行うのは日本のみならず、世界各国の常識であります。ちなみに、先般議会でも、マスコミでも取り上げられていました我が郷土輩出の文豪佐藤春夫が仲介して高村光太郎に作成を依頼したと言われる青森県の十和田湖畔に建立したモニュメント、通称「乙女の像」というんでしょうか、これは十和田湖が国立公園になって15周年の記念事業として青森県知事が委嘱したものであります。我々の新宮市においても、新宮駅前の徐福の墓に楼門を建設したのは、市制60周年の記念事業であります。

 この大逆事件100周年という節目の時期に、大石誠之助先生の遺徳をしのび、名誉市民に推挙して顕彰することは、我々の年代のみならず、平和ぼけあるいは飽食の時代と言われる時代に育った若い人たちにも、現在の平和で自由で平等で基本的人権の保障された社会のありがたさを再認識し、感謝するとともに、決してかかる不幸な時代に逆戻りさせてはならない覚悟を啓発する絶好の機会であると考えるところであります。

 また、私たちの新宮市は、平成7年12月20日に人権擁護都市を宣言しているのであります。今般、大石誠之助先生の遺徳を顕彰することにより、私たちは名実ともに人権を最もたっとぶまちであり、市民であることの誇りを内外に発信することができるのではないかとも考えるのであります。

 私は、当初大石誠之助先生の名誉市民推挙には反対をしていたのでありますが、その理由は、提案されたとき、反対意見が出される、または否決されるということが万に一つあれば、それは国家権力により冒涜された大石誠之助先生を、ふるさとの我々新宮市民が再び侮辱するという結果につながるのを恐れたからであります。

 大石誠之助先生自身が名誉など追い求める生き方をしていない人だけに、後世の我々が勝手に提起して、結果において大石誠之助先生の遺徳を汚すようなことになれば、いかにしても申しわけが立たないからであります。

 以上、大石誠之助先生の遺徳を論評するに、私は、余りにも浅学非才の身で意を尽くすことができませんが、汗顔の至りであります。名誉市民に推挙する議案が提案された以上、満場一致で承認されなければならないとの必死の思いから、僭越を省みず意見を述べた次第であります。

 お許しを願いまして賛成の討論といたします。

 私は、30日に提案されたら、この賛成意見を述べたかった。提案できないので、私の意見が反映されない、私の意見が発表することができない。これは、市会議員としての使命を放棄することになりますので、ぜひ提案して、議員諸兄の意見を、賛成意見、反対意見を、私は聞きたいのであります。

 5分、時間がありますので、教育長に質問したい。

 先ほど言いましたように、教育、文化行政は教育長の所管であります。多分、これが教育長の見識の試金石になると思いますのでね。

 私は、なぜ大石誠之助先生を尊敬して、神様のように思ってるわけです。それは、皆ここにおる皆さん方、若いので、だけど教育長は私と年代も近いので理解してくれてる思うので、ぜひ市長に私の意を酌んで進言をしていただきたい。それで、言うんですが、私は、今から55年ぐらい前に、三輪崎の光洋中学校から新宮高校へ上がったんです。そして、上がったら、クラスからクラス委員長と代議員を選ぶんです。クラス委員長と代議員は生徒会事業に参加をさせられるんです。私は、代議員に選ばれて生徒会へ行ったんですよ。生徒会には、体育会やだとか文化会だとかいろいろ委員会あるんですね。体育会ならわかるね、運動会の世話するんかなとか、文化だったら学芸会の世話するんだろうかとか、そういうことです。ところが、私は、積善教育委員会へ入った。多分、この積善教育なんてだれもわからん。僕は、光洋中学校から13、4ですよ、積善教育なんてさっぱりわからん。言葉自体わかるけどね。それで、何をするところかと、そこへ配属されたから仕方ないです。そこで、どういうことするとこですかと、当然聞きますわね。そしたら、差別撤廃だとか、人権尊重の啓発などをする委員会だと、先生。僕は、その差別いう言葉がわからない。人権いうたって、人権ってわからんですね。人権という言葉がわからないです。

 昔、絹織物のにせもの、ナイロンでつくったやつ、人絹言うたんですわ。それで、うそついたらあかんとか、にせものあかんとかいう委員会かなと思って、そういうレベルなんです。そのときに、研究課題になったのが大石誠之助先生の大逆事件なんです。

 それで、運命的なものがあって、去年の12月議会で前田賢一議員が、ここで、大石誠之助先生を名誉市民にすべきだという趣旨の一般質問をやったんです。そのときに、この大石誠之助先生の名誉を回復するのに一生懸命に活動していた浜畑栄造先生の名前が出てきた。私は、積善委員会に入って、大石誠之助先生のことが研究議題になって、せやけど、私は、その浜畑栄造先生の塾で漢文を習ってたので、そのことを浜畑先生に相談したんですよ。教えてもらおうと。そこで、どうですか、漢文の授業よりも、多分浜畑栄造先生が私に大石誠之助先生のエピソードとか、考え方を教えてくれて、そして自由、平等の大切さを浜畑栄造先生に教えられた。

 そこで、僕は、クラブ活動は文芸部だったんです。そうすると、何もわからないから、権力によって抑圧された人民の苦悩、あるいはいわれなき差別で愛し合ってる男女が仲を引き裂かれたり、そういう悲惨な、どうしてもそういう権力あるいは差別によって、悲惨な目に遭った人、苦悩してる人のような物語とか作品を読むわけです。

 ですから、それで今私が尊敬する人物、高村光太郎というのは、大石誠之助先生の生き方と高村光太郎、高村光太郎は芸術家ですけど、大石誠之助先生は医者でしょう。やっぱり、職業は違うけれども根底にある人間は自由でなければならない、平等でなければならないという、このあれは一緒だったんです。それで、私は、この大石誠之助先生に、この自由のありがたさ、民主主義のありがたさというものを、そのときに教育を受けたので、ちょっと行き過ぎで権力に対する反抗心が物すごい強いんですけど、やっぱりこのありがたさというものを教えてもらっただけ、それで私は19年生まれですから戦時中ですけど、よかったなと、生まれたのは大日本帝国憲法下で生まれたけど、物心ついたときは今の民主憲法です。ええとき生まれてきたなと、こんな幸せな生活できるのは、大石誠之助先生ら先人のこういう活動、犠牲のもとになってるんだなと、ありがたいなと思ってるんですよ。それで、民主憲法の信者であると表現してるんですけどね。

 ですから、こういう大石誠之助先生を顕彰することが、教育上の、あるいは文化、教育上、いかに意義のあることか、そういうことをよく検討してもらって、だから議会へかけてくれば議会全員で大石誠之助先生を名誉市民にすることが市民のためになるのかならないのか、そういうことを堂々とみんなで評定して、それで最終的な結論を導き出すのが民主主義だと思うんですよ。

 私は、そういう思いで、この一般質問をさせてもらってるんで、ぜひ、市長と僕、20ぐらい年違うんで、その価値観が違うと思うんですよ、さっき言うたようにね。やっぱり、今の若い人は当然なんですよね、民主主義。ずっと初めから民主主義だから、人権守られてるんでね。ね、先生。今の子どもたちを先生どついたら、先生首になるんですよ。僕ら、中学校へ行きやるときは、もう半殺しの目に遭った。それでも親に言えないです。顔がはれてたら、親どないしたんやと言うたら、連れとけんかしたんやと、言うしかないわ。学校行く、家へ帰って先生にどつかれた言うたら、またおやじにどつかれるから、そんな同じ憲法のもとで、時代が違うた。何でかいうたら、教える人は戦前の人ですから、まだ残ってたですけどね。そやから、そういう何ていうんですか、子供も守られた中で育ってきてるから、それが当然で当たり前なんですよ。しかし、ついこの前まで、日本は、国の名前出したら悪いけど隣国みたいだったんですよ。

 そういうことを、これを機会に子供たちに教えたら、また僕みたいに、ああそうかと、そんなに民主主義というのは大事なことかということを再認識するというか、そういうことに教育上の効果が出れば、僕は、十分意義のあることだと思うんで、その点も勘案して、我々同世代の意見として、できる限り教育長のほうからも市長に建言していただきたい。決定権は教育長にありませんが、やはりその教育長が市長に対してどのようなアドバイスあるいは進言をするかが教育長の見識を伺う、私は、試金石になると思うんで、ぜひ真剣に考えていただいて、よろしくお願いします。

 一般質問を終わります。

              (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 6番、田花議員。



◆6番(田花操君) 

 今、大西議員のいろいろ一般質問を聞いてまして、幾つか発言の中に問題となる発言があるように思われた。

 その中で、今回の議員提案によります名誉市民条例改正について、提案者の上田議員は、市長が独裁者であって、それを民主的にやろうとすることを提案したんであって、これこそ民主主義の根幹ではないかと。そういう中で、反対した議員が、この条例改正に反対するということは、民主主義を無視してるんじゃないかと言わんばかりのことを言われております。

 私は、これをやはり発言されることが、やはり民主主義を、私は、無視してるんじゃないかというふうに思いますし、ぜひこれは取り消していただきたいと思いますんで、議事進行で発言します。



○議長(奥田勲君) 

 6番、田花議員の議事進行ですけれども、この件に対して、テープを一回起こして、正確なことを見て、それから本人に、大西議員の意図をお聞きして、また午後でも、午後のあれでも私から答えさせていただきたいと思いますけど、それでよろしいですか、それで。



◆6番(田花操君) 

 ぜひ、取り計らいのほう、よろしくお願いします。

              (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 17番、屋敷議員。



◆17番(屋敷満雄君) 

 僕も、今市長の御答弁があるかと思って待っとったんですけど、市長の答弁がございませんので、ぜひとも、今回の今大西議員の質問の趣旨としましては、上田議員が議員提案されたのは、市長のほうから名誉市民を議会に対しての推挙がなかったということで、上田議員がそういう条例を変更してほしいという趣旨やったと思うんですよね。それで、やはり市長のほうから、どういう理由で議会のほうへ推挙できなかったという理由を述べていただきたいと。

 今、答弁で、きょうここで市長がなさる思ってずっと待っとったんですけど、それがなかったもんで。いうのは、前市長の佐藤市長は、推挙をされなかった理由を3点ですね、1点目が明治時代のことで、そういう明治時代のことを取り上げると、江戸時代とかそういうことがどうなるんやとかということと、2点目が遺族の方が、一応そっとしていただきたいというような旨と、3点目が10年前に議会一致で名誉回復したと、その3点を挙げておられますんで、市長のほうはどういうお考えか、ぜひとも御答弁願いたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(奥田勲君) 

 17番、屋敷議員の議事進行ですけれども、この件に対しては、19番、大西議員の個人的な意見で述べられたことだと思いますので、よって市長に答弁を大西議員は求めてませんから、先ほどの質問の中で。だから、御了承をお願いいたします。

              (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) 

 議長の今の答弁、そのとおりです。

 私は、市長に、私の一番大事なのは、今度の質問の、答弁を求めないことなんです。だから、私の質問を、市長が、市長一人で聞いて、市長が誤解したり曲解することもあるかもしれないので、重大な問題だから、幹部全部で聞いて、それで市長とみんなで評定してもらって、それで最終的な市長の裁定が固まった時点で全員協議会を招集してもらうようにして、議会へ報告してくださいと。今ここで僕が市長に提案するかしないかと詰め寄ることも手法ですけど、私は、それを望まなかったと。

 だから、私の質問の趣意はそういうことなんで、その私の質問なんで、それに対する意見があれば、議員みんな一般質問したらいいんですよ。一々、私が一般質問するごとに、私の発言に対してクレームつけるけど、こんなの差別発言だとかそういうことがあれば、議事進行で阻止できますけど、我々議員個人の意見を一般質問の場で言うやつに対して、一々一々、だからみんな考え方違うんだから、お互いの意見を尊重しようと、今言うたばっかりでしょう。それ、お願いします。



○議長(奥田勲君) 

 19番、大西議員の議事進行ですけれども、先ほどのことでよろしいかと思いますけれども、大西議員の一般質問も誤解を招かれるようなこともあるんで、だから今後、今その点は気をつけてください。

 以上です。

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△杉原弘規君



○議長(奥田勲君) 

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 それでは、一般質問を行います。

 9月議会で、農山村問題について質問の準備はしていたんですが、できなかった、時間の都合で。それで、改めてきょうはこの12月議会で質問に取り上げさせてもらいました。どうかよろしくお願いをいたします。

 私、今回の農山村問題については、前回よりかは少し幅広く取り上げさせてもらいます。

 まず、最初に、鳥獣被害対策、今後の課題をどうするかと、こういうテーマであります。

 私たちは、この夏に熊野川町の開発センターで、ざっくばらんに懇談会ということで、町民の皆さんに寄っていただいて懇談をいたしました。この懇談会には非常に多くのさまざまな意見、あるいは要望が出されました。

 中でも、専ら鳥獣害対策の話、これは参加者の皆さんがさまざまな角度から、この問題に対して、鳥獣に対する怒りという、こういう思いで意見が出されました。鳥獣被害がますますひどくなっていると、これはもう皆さんも御存じのことだと思います。何もつくれない状況が生まれて、過疎化社会、高齢化社会を傷めている、こういうことが基本になっていようかと思います。

 この鳥獣問題で、これまでとは違う被害が広がっている。本宮では、ニンニクの葉を猿が食べていると。以前に、猿はニンニクは食べないと、私は、この席で言ったことがあります。しかし、ニンニクの葉っぱを食べるそうであります。昔は、シカはヒノキ苗を食べていたけれども、今は杉苗も食べると。何で杉苗を食べたら、ヒノキ苗を食べて杉苗を食べるのかな、こういう疑問を、私は持ちました。しかし、杉苗はこれまでは食べなかったそうであります。

 それから、こういう話もあります。参加者の中でJRで働いている方が参加してました。その方が、ライオンのふんはシカの忌避剤として使えると。しかし、においがすごいと住民から苦情が出ていると。けものの嫌う忌避剤は開発することはできないかと、こういう提案でありました。中には、けものを殺す専門家をつくってほしいと、こういう話も出たわけであります。

 私たちは、こういう意見に対して、ある大学にけものの嫌う忌避剤の開発、こういうことを開発してほしいと、こういう依頼をいたしました。その大学の側の返答は、これまでのところ、これといった決定的なものはないと、こういうことでありました。

 今紹介したように、農山村では、シカ、イノシシ、猿、そういった獣害によって悲鳴を上げている状況が各地域で起こっている。これは、もう新聞とかテレビで見れば、もう皆さんも、多くの市民の皆さんも理解してると思います。このように鳥獣被害が深刻な事態になっている中で、私は、鳥獣害対策予算は、国の鳥獣害対策予算は28億円から22億7,000万円に大幅削減されました。それに対して私自身は怒りを覚えています。今の民主党政権の中で、事業仕分けで鳥獣対策は国がやるものではなく、地方自治体が責任を持つべきだと、こうされたわけであります。今紹介したように、鳥獣害の被害が年々広がっている中で、5億円余りの鳥獣害対策予算が減額されている、これでは国の施策が後退していると言わざるを得ないのではないでしょうか。

 私は、抜本的対策を国に求める必要があろうかと思っています。このことによって新宮市はもとより近辺町村にどのような影響が出ているか、これから出てくると思われる、そういう内容について、当局はどのように受けとめているか、お答えいただきたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 津路農林水産課長。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 特措法に基づきます交付金の要望額でございますが、200万円に対し交付額180万円の交付決定を受けております。近隣市町村につきましては、要望額の3割から5割しか交付決定されてない状況であり、今後影響が出てくると考えております。



◆8番(杉原弘規君) 

 以前にも、私もここで申し上げておりますが、鳥獣害対策というのは、一つの自治体だけでどれだけ頑張っても獣害対策は前進しないと、このように思っています。

 こうした状況の中で、先日ですが、御浜町で鳥獣被害対策アドバイザーという、こういう講演がありました。数々の具体的な対策法がここでは語られました。なるほど、こう感づくことも多々あったわけですが、根本的な対策法も語られていたと思っています。御浜町では、こうした講演は、さまざまな様式の講演を企画し、幾つも行っているように、私は思っています。新宮でも、こうした話、講演を企画することを提案したいと思いますが、市長はこのことに対してどうお考えでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 いいことだと思いますので、担当課と協議しながら前向きに対処していきたいと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、農山村向けのそういう講演というんですか、そういう企画をぜひお願いしておきたいと思います。

 私は、鳥獣害対策は広域でやるしか方法がないという考え方であります。それだけに、国が予算を減額すれば、広域での対策がますます狭くならざるを得ないと思っています。新宮市として、鳥獣害対策を広域対策として近隣町村にどのように働きかけているか、お聞かせいただきたいと思います。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 東牟婁地域鳥獣害防止対策協議会という組織がございますので、その関係機関と連携を図りながら取り組んでいきたいと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、国なり県に対して鳥獣害対策予算、これを以前よりももっと増額させる、こういう働きかけを、近隣市町村とともに国に交付金の増額を緊急に強く要望すべきではないかと思いますが、市長、いかがですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、私もそう思います。国・県への要望、そしてまた9市の市長会を通して、いろんなところへ強く要望していきたいと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、以前獣害対策について、ハード事業、ソフト事業などの面や、いろいろな角度から取り上げさせてもらいましたが、今回の鳥獣害対策予算の減額によって、今後のハード事業、ソフト事業の影響は考えられると思いますが、この点についてはいかがでしょうか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 影響は出てくると思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 少し具体的にはどうですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 具体的には、補助金が削減されることによって、予定していた事業が例えば減るとかいうのは、100%の予定ができなくなるいうのが第1点でございまして、また今後見通しにつきましても、次年度以降その交付金いうのが削減いうことになると、さらに厳しくなるというふうに感じております。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、そういった内容を、あるいはもっと前向きな内容を積極的に進めていただきたいと、こういうことを強く求めておきたいと思います。

 続いてですが、今述べたように、鳥獣被害が新宮市はもとより、近隣町村の山ではもっともっとひどく広がっていると。この被害の状況、これはどうなっているかという点についてちょっとお尋ねいたしますが、この被害状況については、当局はどのように受けとめていますか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 東牟婁全体では被害が増加傾向にあると思っておりまして、私ども担当課としましては、ことしはおりを中心に実施してますが、効果につきましては次年度以降にあらわれてくると思っておりまして、最近かなり厳しくなると感じております。



◆8番(杉原弘規君) 

 何年か前にですけども、鳥獣被害防止特別措置法というのができて、ハード事業2分の1の補助、ソフト事業は200万円を上限に全額補助をされてきたわけですが、この取り組みによって被害状況というのは減少の方向になってきているのか、それともますます増加の傾向になってきているのか、その点についてはいかがですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 増加傾向になってきております。



◆8番(杉原弘規君) 

 その増加傾向になってきてるいうのはそのとおりなんですと思いますが、もう少し具体的に言えばどんなんでしょうかね。その増加傾向というのはよくわかるんですよ、大体感覚的に。僕らもそう思ってますから。具体的な内容については……。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 ある地区で鳥獣の取り組みをしても、これは広域、皆周辺で取り組まなければならない問題でございますので、一つのところで対策をしてもまた次へ行くいうことで、これは全体的に取り組まなければならない問題で、それでちょっと、東牟婁地域については被害が増加傾向にあるということでありますんで、ここにおりとか捕獲については今でも、現在捕獲しておりますが、全体をトータルしますと増加傾向にあるということでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 こういう近隣市町村と、こういう被害状況をお互いに交換し合う、そういう場も持ってますか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 東牟婁地区の鳥獣害対策協議会という組織もございますし、そこで各市町村の担当者及び猟友会、JA等、関係機関が集まる機会もありますので、いろいろ意見交換とか情報交換をしております。



◆8番(杉原弘規君) 

 年にどのぐらいやってるか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 一、二回です。総会含めて、講演会含めてですね。



◆8番(杉原弘規君) 

 多分、やられてると思うんですが、それぞれの獣害地域といってもかなり幅広い地域になってますので、例えば熊野川町の方面、あるいは木ノ川の方面、そういった地域別の状況というのもある程度わかるか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 被害状況いうことでよろしいですか。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうです。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 私ども、被害状況、地区別にはまだ把握しておりませんが、全体の被害状況は把握しております。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、この鳥獣害の問題というのは、非常に今の農山村地域の皆さんにとっては死活問題になっている。いわゆる限界集落としてけものに追い出される可能性だって出てきていると、こういうことがありますので、私は、この鳥獣害対策というのは、これからの新宮市の農山村でいかに発展をさせていくかという、こういう立場に立てば、この問題を避けて通ることができないと、こういう立場であります。この点についてはますます研究もしたいし、意見も述べていきたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 質問中でありますが、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午後零時00分

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△再開 午後1時00分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 それでは、一般質問を続けます。

 この獣害被害によって、このままいけばいわゆる農山村が、先ほども述べたように、限界集落に陥ってしまうと。このままいけば必ずそういう状態に行き着いてしまうということが、私は非常に心配しているところであります。ですから、こういう事態にならないようにするには、やはり行政が本腰を入れてこの獣害対策に取り組む、このことに尽きるというふうに思いますので、ぜひ市長、最後に市長の考えを聞かせていただきたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 先ほど、議員さんもおっしゃられてますように、被害は拡大してると思っておりますので、先ほども申し上げましたが、国・県への要望、そしてまた市長会でもこのことを重要なこととして取り上げさせていただいて、強く要望したいと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、よろしくお願いしときます。

 私は、この獣害対策の一環として、農山村施策の課題として、雑木林の植栽を訴えてきました。実のなる雑木林の植栽、これを進めていただいたと思いますが、現在平成15年から今日までの間にどのような植栽を進めてきたか、どれだけの数を植栽してきたか、この点についてお伺いいたしたいと思いますが、いかがですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 平成15年度から19年度にかけまして、38ヘクタールに約3万6,000本を植栽しております。



◆8番(杉原弘規君) 

 これからの進みぐあいはどうですか、これから植栽をしていく計画。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 里山再生対策事業という事業があるんですが、今年度から23年度の2カ年の予定で、約10.3ヘクタールに約1万1,000本の植栽を計画しております。今年度につきましては、主に伐採地のいまだ植林されていない林地内約6.1ヘクタール余りに実のなる広葉樹を植栽し、野生動物のえさ場となるような森林の造成を行うことで鳥獣被害の軽減を図りたいと考えております。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、5年間で3万6,000本植栽をしてきたわけですが、この22年、23年で1万1,000本いうのは、かなり植栽する数は多いいうことですね。それからいえば、そういうことになります。

 それで、これまでに植えてきた、植栽してきたこの数、3万6,000本と言われました。この3万6,000本の雑木をどこへどのように植栽してきたのか。また、その植栽の樹種、樹木の樹種ですね、それの内容についてはどうですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 公有林約8ヘクタールにつきましては、大平見、田長に約1万本のヤマモモ、クスノキ、ケヤキなどの植栽を行っております。私有林ですが、約30ヘクタールにつきましては、熊野川町赤木ほか11地区に約2万5,000本のコナラ、クヌギ、ウバメガシなどの植栽を行っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 その植栽した後にシカに食われるいうこと、それの対策はどんなんですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 シカ対策につきましては、植栽したところをネットで囲っておりまして、多少シカの被害は出てると聞いてはおりますが、ネットをすべてできないので多少被害は出てると思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 その植栽をした苗木のやつは今わかったんですが、新宮の公有林の中でのシカなどの被害状況というのも把握してると思うんですが、お答えいただけますか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 シカの被害については、これ平成21年度、これは農作物なんですが、野菜等々の被害の状況につきましては、被害面積、全体なんですが、620万円で、その中で猿の被害につきましては220万円、イノシシによる被害が210万円、シカの被害額は120万円で、合わせて89%であります。また、今後シカの被害等も増加傾向にあります。



◆8番(杉原弘規君) 

 猿のことなんですが、ちょっと難しい質問になるかわかりませんけども、新宮市内で農作物を荒らす猿いうのは一つ一つの集団になってると思うんですよ。その一つ一つのグループ、どれぐらいのグループがあるか、そんな調査したことありますか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 調査についてはしておりません。ただ、1市町村単位で調査を行っても効果は上がらないと思いますので、先ほど申しました東牟婁鳥獣害対策協議会等を通じ、今後要望していきたいと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 たしか熊野市の例だったと思うんですが、熊野市のほうでは、猿のグループを分析して、このグループはどこまで行動する範囲かいうのまで調査をしてるそうですね。それに基づいて猿対策をやると、非常にこれは科学的な方法ではないかと、こういうふうに感じたんですが、この点については、そういう猿のグループをちゃんと見定めて、それに対する対策をとるという考え方はありませんか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 いろいろ方法はあろうかと思いますんで、講習会とかも参加しておりますんで、講師の先生にもそういう方法もあるということの研修を受けておりますので、今後どのようにできるかわかりませんが、研究させていただきたいと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、進めていただきたいと思います。

 私は、鳥獣害対策の基本は、猿やシカなどの鳥獣を山奥に返す、奥へ追いやっていく、追いやるというよりか、もとへ戻す、こういうことが基本ではないかというふうに考えています。そのために、以前から緑の雇用事業、環境整備事業、山林定住促進事業など、こういう事業があったわけですが、こういう事業を活用してソフト事業などを起こしてきたと思います。これらの事業は、今も事業として残っているんですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 森林環境保全整備事業で引き継ぎされております。



◆8番(杉原弘規君) 

 これまでのやつはなくなったんですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 そうです。終了しております。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、今森林環境保全整備事業と言うたんですが、この森林環境保全整備事業いうのはどのような内容のものになってるんですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 森林環境保全整備事業につきましては、間伐などの森林施業に対する補助制度で、補助率68%以内となっております。事業内容につきましては、間伐、植栽、補植、下刈り、枝打ち等が行われます。植栽につきましては樹種が決まっておりまして、樹種については、杉、ヒノキ、クヌギ、コナラ等があります。



◆8番(杉原弘規君) 

 主に間伐、植栽についてはコナラなどを中心としてと、こういうことなんですが、やはりこういう事業を最大限活用できる部分は活用していただいて、やはりシカや猿を山奥へ返していく、こういう手だてを基本にぜひ進めていただきたいと、このように思います。ぜひ、お願いをしておきたいと思います。

 次に、村おこしについてですが、以前に、私、お尋ねしたときに、農家戸数が375あると、それでそのうちで専業農家が67戸あると、こういうふうに聞いたことがあるんですが、3年、4年やったかな、ちょっと忘れましたが、その期間を経て、現在農家戸数いうのはどのようになってますか。多分、減ってると思うんですけど。



○議長(奥田勲君) 

 津路課長。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 平成22年2月末現在では、農家戸数261戸となっておりまして、約110戸減です。



◆8番(杉原弘規君) 

 これはかなりの減りぐあいですね。専業農家は。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 専業農家につきましては、60戸となっております。



◆8番(杉原弘規君) 

 前回の私の資料では67戸だったのが、60戸と言われました。そうすると7戸の専業農家がなくなったというふうに解釈しますね。それは主にどの地域ですか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 今、県からデータいうんですか、センサスで来るんですけども、個々のところについてはまだ集計されておりませんので、データは報告されておりません。今後、出てくると思いますけど。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうですね。また、調査しといてください。

 このように、農家が、専業農家も減少傾向にあると、こういうことは、やはり新宮市の食、いわゆる食料問題にかかわってくると、こういうことになります。私は、こういうように農家戸数が減少していくいうことが、日本の、あるいは新宮市の食料自給がだんだん落ちる結果になってくるということで、非常に心配をしております。ぜひ、その調査に基づいてまたいろいろ考えを述べさせてもらいますけども、きょうはこの程度にしておきたいと、このように思います。

 それから、熊野川地域で大型粗大ごみの問題について、私、以前にここで質問させてもらいました。これは、なかなかうまいこといっていないと、こういうことで、大型の粗大ごみの処分の改善をして、もっと処分しやすいようにしていただきたいと、こういうお願いをしたわけですが、現在はその実施状況というんですか、これはどのようになってますか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 議員も御存じと思いますけれども、これにつきましては、熊野川町の区長連絡協議会等で要望がございまして、実施させていただいた経緯がございます。現在は、一般的に受け付けを10月から始めまして、11月、12月で収集運搬を行ってるところです。

 実施の状況でございますけれども、熊野川町地域では、年々ちょっと減少傾向になってございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 一応は、スムーズに処理ができているというふうに解釈してよろしいですか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 そうですね。一応、こちらのほうでは2カ月ほどの受け付け期間を持っておりますので、一応スムーズにはいってるのでないかと感じております。



◆8番(杉原弘規君) 

 それから、村おこしの一つの中に、養蜂、九重の茶、あるいはゼンマイやワラビ、こういうような山菜、それからサカキ、シキビなどが山村には、熊野川町の山に相当あると思うんですよ。このような山の幸というんですか、こういうものを大いに利用して村おこしを新宮市が奨励していく、こういうことを、私は述べたいと思います。

 この今の時期なんですが、サカキ、それからシキビ、それを十津川の山あるいは三重県のどこかの山、そこから集荷をして、集荷したやつをそれぞれの民家で、自分とこの家できれいに整理をして、形を整えて、そしてそれを収集する業者がとりに来て、ほいで九州とか都会へどんどん出荷していると。松の小枝、最近松は枯れてるんでどの程度あるかわかりませんけども、松の小枝もかなり生け花用に出荷していると、こういう話であります。正月前にもなると大変忙しくててんてこ舞いになると、こういうふうに聞いております。

 これは、私が、ここ半月ぐらい前に相筋に行ったときに、その1軒の家でそういうことをやってました。それで、こういうような板あって、それに20センチ、30センチ、50センチという線を入れて、とってきたサカキを、枝を切ってそれへ並べていくんですね。上へ、上へ、上へ重ねて、こうしてきれいな形を整えて、その作業をしていると。それは集団ではありません。その1軒の家で奥さんが一人でやっていると、こういうことですね。まあ、言えば、こういうような取り組みというんですか、余り大きな構えをしないで、小遣いプラスアルファの心持ちで恒常的にやれば気楽で楽しくやれると、こういう話ですね。

 そこで、私、言いたいのは、山林でそういうサカキとかシキビをとってくるのに、そのとりに行く人たちは入山料を払ってるそうですよ。実際、その人たちの話を聞いてません。何かそういうことだそうですね。新宮では、そういう入山料を受け取って、とらせてるということはないと思うんですが、私は、熊野川町とか、新宮の公有地の中にそういうサカキとかシキビいうのはかなりあると思うんですね。こういうものを、まあ、言えば何いうんですか、新宮市の一つの財産として、小遣い稼ぎとして、こういうことを提唱したいというところです。

 これは非常にこれから忙しくなる言うてました。ただ、サカキをどんどんとってくる、集めてくる、このことと流通、流通はもう、言うてたのは、九州の鹿児島とか都会方面へ、どこへ持っていってるかわかりませんと。しかし、それはそちらの都会のほうへ持っていってるのは間違いないと、こういうふうに言われてました。

 我が新宮市の山林の中にこういうものがあります、きっとあります。こういうものを利用して、こういうような小遣いプラスアルファの心持ちで恒常的にやれるような、そういうものを農山村の皆さんに提唱したいと。あとは、出荷先の確保はどうするか。それで、今やってるのは、個々人が開発してるのではないかと、こういうふうに言われています。一つの組織として流通経路があってと、こういうことにまでなっているかどうかいうのは十分つかめませんと、こういうことでありました。

 私は、このように村おこしの一つの方法として、ぜひ新宮市の公有林の中にあるこういうサカキとかシキビ、そういう自然のものを生かした村おこしというのをぜひ市当局のほうも受け入れていただいて、奨励をしていただけたら大変うれしいなと、こういうふうに思いますが、当局のほう、いかがでしょうか。



◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君) 

 ただいま議員さんおっしゃいましたサカキとかシキビ等ございますが、私ども考えておりますのは、協議会とかからの要望とかございましたら、また例えば熊野川、新宮でも、熊野川でしたら行政局等を通じて要望がありましたら、協議いうんですか、研究をさせていただきたいと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、研究していただいて、私も、そういう光景を目にして農山村の村おこしの一つにできないかと、こういう思いになって取り上げさせていただきました。

 この項は、これで終わりたいというふうに思います。

 次に、総合計画と市財政の見通しについてというテーマであります。

 総合計画についてですが、まず冒頭に市長にお伺いいたします。

 今進められている総合計画は、千穂小学校での新校舎改築が既に開始されています。その他、蓬莱、王子、それから図書館、文化ホール、熊野学センターの整備、それで、続いて市庁舎の整備などの計画を基本計画のスケジュールに沿って行っていく、こういうつもりであるかどうかを確かめたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 この総合計画ですよね。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうです。



◎市長(田岡実千年君) 

 この2017年までの新宮市総合計画、非常にすばらしいものだと思っておりますので、多少の誤差はあっても、このとおりに進めていきたいなと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 わかりました。

 そこで、私は、この長期借入金が300億円余り現在あるわけですが、こういった総合計画を進めていくその過程の中で、いわゆる新宮のこの財政状況がどのようになっていくんだろうと、こういう立場でお伺いしたいと、こういうふうに思います。

 私は、平成20年の6月議会でもこの問題を取り上げさせていただきました。平成21年度の新しいこの決算書に基づくと、一般会計で177億1,100万円、それから企業会計、これ水道、病院含めてですが、129億円、合わせて306億7,200万円の長期借入金があると、こういうふうに資料に載ってます。これ以外に、駐車場会計とか簡易水道会計など8億5,200万円などがあるわけですが、平成19年度のときにも、私、この一般質問で取り上げたとき、一般会計で171億円、企業会計で128億円、こういう長期借入金があると、こうして承っております。

 そこで、この長期借入金が平成19年度から今日に至るこの間、ふえてるのか、減ってるのか、これはいかがですか。



◎財政課長(向井雅男君) 

 先ほどの平成20年の6月議会のときの起債の残高は、たしか平成18年度末の数字だというふうに認識してございますが、平成18年度末の普通会計あるいは駐車場、簡易水道の特別会計、企業、水道、病院の企業会計を加えまして、平成18年度末では約320億円の起債の残高がございます。それに、平成21年度末が、先ほど306億円とおっしゃったんですが、それに特別会計を加えまして約316億円ございます。したがいまして、18年度決算と21年度決算と比較しますと、約4億円ほど、件数にして約77件ほど少なくなっているのが現状でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 減っている。これは大変ありがたいことですが、そこで、私、これから事業を起こしていく、このスケジュールに基づいて起こしていくいろいろな事業、これに合併特例債が絡んでいるんですが、そこで合併特例債についてお伺いいたしたいと、こういうふうに思います。

 当初、合併特例債が73億円だったというふうに思います。そのうちに30億円近くもう既に使ったと、こういうふうに思います。それでいけば残りが40億円だと、こういうことになるわけですが、この特例債は残り、残額どれぐらいあるんですか。僕は、40億円だというふうに思ってるだけの話で。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 合併特例債の発行可能額は約79億円です。9月補正後の額が、残額が約50億円というふうになっております。



◆8番(杉原弘規君) 

 現在50億円残ってる。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 はい。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、この特例債、千穂、丹鶴、この建設のやつですが、全部それを特例債で使うということにはなっていないんですが、17億4,300万円、これが計画表の中でありました。そして、その次には緑丘、城南中学校とあるんですが、この千穂小学校の今改築工事、これは17億4,300万円のうちどれほど特例債で活用していきますか。地方債ですかね。



◎財政課長(向井雅男君) 

 ただいまの17億4,300万円の議員の、額でありますが、これにつきましては、平成20年の6月議会のときの額でございまして、それ以降千穂・丹鶴小の統合校につきましては、プール等の関係で当初の設計などを見直しまして、総事業費については21億9,000万円になっておりまして、その財源に対しまして合併特例債を5億1,000万円ほど充当しているというところであります。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、5億円余り。

 緑丘、城南中学校の整備はどうなりますか。大分、変更されたと思うんですが。



◎財政課長(向井雅男君) 

 緑丘、城南中の整備でありますが、これにつきましては、当初は統合校の形で進んでおりました。したがいまして、統合校の中で合併特例債を3億7,000万円ほど充当するというふうに予定しておりましたけれども、現在それぞれの学校の耐震補強という形の見直しで進んでございます。したがいまして、補助額などの関係もございまして、両校で合わせて学校教育債を約8,200万円充当してございまして、それに振りかわる形で合併特例債は、現在のところ充てる予定はしてございません。



◆8番(杉原弘規君) 

 わかりました。

 蓬莱・王子小学校の統合整備はどうなっていますか。これも、当初から大分計画変わったんですが。



◎財政課長(向井雅男君) 

 蓬莱・王子小学校の整備ですが、これにつきましては、当初16億8,000万円の予定でしたが、これにつきましても、当初の建てかえから耐震補強への見直しということになってございますので、事業費については16億8,000万円から約12億円という形になってございまして、これにつきましても当初合併特例債を予定してございましたが、今回過疎法の関係で、過疎債を5億8,600万円ほど、学校教育債も2億4,000万円を足して、合わせて充当するというふうな形になってございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 わかりました。そうすると、特例債は大分残ってきますね。それから、そういう当初の計画が大きく変わってきたというのがよくわかりました。

 それで、これから始まる文化複合施設、これ当局が出された資料を見ますと、施設内の構造は、文化ホール、図書館、熊野学センター建設に40億円余りの膨大な事業費をつぎ込んで建設が始まろうとしています。仮に、複合施設に30億円近くの合併特例債を使うと、当初の計画から合併特例債を使う分がずっと少なくなってきたというのがわかりました。これから始まる文化複合施設で、今言ったように40億円余りの中でこれから始まるんですが、仮に複合施設に30億円の合併特例債を使うと残りの特例債いうのは、今ずっと述べた変更があってきて、そういう30億円を使うとすれば、残りはどのぐらいになりますか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 新市建設計画、それから合併特例債の予定額調べ等、企画調整課のほうでやっておりますので、私からお答えしますと、先ほど9月補正後の残額が50億円と申し上げましたので、30億円ですと20億円ということになります、残額が。



◆8番(杉原弘規君) 

 なるほど。あれは基金と、二つあったね。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 はい。基金も積んでおりますが、すべて含めて79億円の起債の可能額がありまして、9月補正後が50億円で、仮に30億円とすれば残りは20億円ということになります。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、僕は、数字、計算できてませんから、幾ら残るんですか、合併特例債は。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 今30億円を使ったとすれば20億円ということ。



◆8番(杉原弘規君) 

 まあ、いいです。ちょっと、僕の質問、悪いんかな。

 それから、県の負担額によって、この総合計画ですよ、県の負担額によって市の持ち出しが大きく変化することになるわけですが、いずれにしても10億円を超える金額を新宮市が負担することになると思います。それで、学校整備、文化複合施設整備の後に市庁舎の整備もスケジュールの中に入ってます。これは、当初は25年度から26年度で行う計画になっていたわけですが、この計画は進んでいるんですか。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 

 庁舎の建設につきましては、総合計画では蓬莱小学校跡地に整備することとなってございます。ただ、ことしに入りまして、議員さんも御承知のように、職業訓練センターが来年度雇用・能力開発機構から市のほうに移管されることが決定いたしました。このことから、現この庁舎の敷地を中心とした過疎化地区での整備の可能性も出てきましたことから、現在市内部におきましては、蓬莱小学校跡地及び現庁舎敷地の2カ所を候補地として比較検討しながら、今議論しているところでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、この場所で建てかえていく方法と、蓬莱小学校へ建てかえると、この二つの案が出てるいうことで理解してよろしいですね。



◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 

 はい。案といいますか、今両方の敷地を比べながら議論をしているところでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうですか。

 私は、個人的な意見を述べときます。ここの土地は、昔からの地山でしっかりした土地ではないかというふうに思ってます。向こうが悪いとかどうとかやなしに、やはりここが職訓センターと一体となった新宮市のものだったんですが、それが使い勝手がよくなったということになれば、やはりこの場所の建設いうのがいいんではないかなという私の個人的な見解を述べておきます。

 さらに、幼稚園、市立保育所の整備も今後の計画の中に組み入れられているわけですが、そこでお聞きしたいんですが、小学校、中学校の統合事業、先ほど述べられました。それから、補修整備事業、そして複合施設などを含めて、総事業費が115億円になっていると思うんですが、この115億円、今述べた総事業費のうちの市の持ち出し分というのはどれぐらいになるんでしょうか、全部やったとして。



◎財政課長(向井雅男君) 

 115億円の中には、たしか幼稚園も保育所も多分入ってるというふうに思いますが、この額につきましては、当初から見直しを行っておりまして、先ほども説明しましたとおり。ただ、見直しの中にはプラスもマイナスもございますので、結果的には今議員ご指摘の115億円ほどになってございます。そのうち財源内訳を言いますと、市の持ち出し分、いわゆる一般財源につきましては、6億8,000万円ほどになってございます。あと、当然起債を充ててございますので、合併特例債あるいは過疎債の交付税算入額約3割ほどが市の持ち出し分となると思いますので、その実質の償還額が21億円ほどになろうかと思います。したがいまして、一般財源と実質的な償還額を足しますと、約28億円が実質的な市の持ち出し分だというふうに考えてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 合併特例債も事業が変更したことによって、かなり、当初の計画からいえばまだまだ残ってるということですので、これはひとまず安心してます。

 それから、合併特例債は10年据え置きだったと思いますね。その後に償還が始まると。私が、平成20年の6月議会で質問したわけですが、一番のピーク時は平成28年度だと、こう言われました。その後は年々減っていく、いわゆる償還額いうんですか、償還金が減っていく、こういう見通しになるんですか。やはり、それともまだ上がるという見通しになるんですか。



◎財政課長(向井雅男君) 

 先ほどの特進プロジェクトの事業の中で借り入れをいたしたとすれば、やはり今御指摘の、議員おっしゃった借入金のピークは、平成28年に迎えるというふうに判断してございまして、その後は年々減少していくというふうに考えてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 それは、見通しとしては、財政的な、これは、私の、まだまだ素人なんですが、私の見通しとしてはいい方向に行きそうだなと、こういう思いになります。

 そこで、過疎債についてお聞きしたいんですが、これには借り入れ条件いうのがあるんですか。何か使用条件いうんですか。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 充当できる事業につきましては、過疎地域自立促進計画に掲載された事業ということになっております。



◆8番(杉原弘規君) 

 これは、条件があるということなんですね。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 はい、そのとおりです。



◆8番(杉原弘規君) 

 過疎債ですね、期間は6年間の時限立法だと聞いております。それで、新市に適用されるこの過疎債、今新しく過疎債が適用されることになって、この過疎債の限度額いうのは決まってるんですか。合併特例債のように過疎債の限度額というのは決まってるんですかね。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 合併特例債のように計算式で限度額は決まっておりませんが、国全体の予算の枠というのは、地方財政計画の中で決まっております。



◆8番(杉原弘規君) 

 国の予算のこの過疎債の範囲の中で、その分は新宮市がどれだけとれるかいうことなんでしょうな。そのように理解していいんかな。



◎企画調整課長(中前偉君) 

 市町村ごとに知事に対して申請を行いまして、それで知事のほうから総務大臣の同意を得て、総務大臣が各都道府県に配分して、それをまた知事が同意して市町村に配分するというような形でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 欲の強い話ししてはだめなんで、どんどん、この過疎債というのは、私は、有利なものだというふうに理解してます。ぜひ、この過疎債というのを大事にしていただきたいと。

 それから、この過疎債を活用したとします。そこで、この起こした事業で市負担分の返済、これは3割を市が負担せなあかんと思うんですが、ここら辺はどのようになるんですか。今言われたように3割で、それでどのようにして返済していくんですかね。例えば、据え置き期間いうのはないとしても、あるんかな、据え置き期間は。



◎財政課長(向井雅男君) 

 過疎債につきましては、借入金が政府資金の財政融資資金というところになります。これにつきましては、12年償還のうち3年据え置きという形で借り入れることになります。

 あと、市負担でございますが、借り入れる事業につきまして、毎年度申請をして認めていただくわけなんですが、御存じのとおり充当率が100、後年度交付税措置が70%という形で推移していくというふうに、毎年度、事業後の翌年から返済していくという形になろうかと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 わかりました。

 現在、長期借入金が一般会計、事業会計合わせて306億円余り、これがあります。今進められている基本計画が一応終了すると、新宮市の負担分というのは、総額で26億円余りを新宮市が負担すると、こういうことになるんでしょうかね。



◎財政課長(向井雅男君) 

 先ほども少しお話をさせていただいたんですが、前回のときには複合施設の県補助が12億円という形で予定させていただいておりました。ですから、26億円というふうに見込んでたんですが、今10億円という形で予定させていただいておりますので、市負担分は約28億円と見込んでございます。したがいまして、市の起債残高は、現時点では、21年度末で公社を含めない全企業会計で316億円という形になってございますので、これ以上借り入れあるいは償還をしないというふうに判断した場合、今議員御指摘の特進プロジェクト約72億円の交付税措置分と一般財源21億円分を足せれば、この額が実質的な償還をしていかなければいけない額だというふうに判断してございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 この実質公債費比率ですね、これ15%を超えると市の財政に黄色の信号がつくというふうにこれまで聞いていたんですが、そういう理解してよろしいんでしょうかね。



◎財政課長(向井雅男君) 

 現在は、平成21年度に財政健全化法という法律が施行されてございます。これにつきましては、以前の普通会計ベースではなくて、企業会計あるいは特別会計、普通会計、すべての会計を含んだ指標でその財政の運営の悪化を見ていくという指標が使われておりまして、その中の一つとして実質公債費比率というのも使われるようになってございます。これは、北海道の関係でございまして、ただいま実質公債費比率につきましては、25%になるとイエローカード、35%がレッドカードというふうに言われておりまして、前回議会の21年度の決算ベースでも説明させてもらったとおり、新宮市では全会計で14.0%だというふうになってございますので、現在はその新しい指標を用いてその推移を見守っているところでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、かなりまだ余裕が出てきてるということで理解してよろしいんでしょうな。いずれにてしても、25%で黄色信号だと、現在は14%だと、こういう数字の上から見れば、一つ安心できる数字ですよ。

 そこで、公債費の平成19年度から29年度の表なんですが、この欄の中で平成28年度がピークと言われてました、前回のとき。それで、この公債費の中に合併特例債の分も含まれているんかどうか、これはいかがですか。



◎財政課長(向井雅男君) 

 はい、そのとおり、含まれてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、ひとまずは安心の状況が見えるなというふうに、私は思います。健全な状態で推移していると、こう思います。

 それで、事業会計で129億円、長期借入金が300億円を超えていると。私は、この基本計画に基づいて進められている事業が終了すると、市の財政が破綻しないように絶えず監視の目を強めていきたいというふうに思っています。それだけに、財政問題、大変難しい課題であります。それを乗り越えてでも勉強していきたいと。そのために、勉強の意味を持って財政問題を取り上げさせていただきました。幾つかの点でよくわかった部分も出ました。

 そこで、質問の最後にですが、私は、新宮港第二期工業用地における土地開発公社の借入金について若干お尋ねしたいと。

 土地開発公社の長期借入金、平成20年6月議会では56億5,800万円だったと思います。この2年間で長期借入金は減っているんですか。ふえるいうことはないと思うんですが。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 ただいまの質問ですけども、開発公社の借入金の総額でございますけども、現在21年度末で51億1,800万円となってございます。先ほど議員さん、20年6月に聞いたという56億5,800万円、これは当時の決算では56億3,200万円となってございますので、それから比べますと5億1,400万円減ってございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 はい、わかりました。

 今の土地開発公社のいわゆる返還状況いうのは、利息だけを払い続けていると思うんですよ。今、総務省から土地開発公社の健全化対策推進債という、こういう制度が、指導というんですか、あると思いますが、これはどのような内容のものでしょうかね。ちょっと、教えていただきたいと思うんですが。



◎財政課長(向井雅男君) 

 これを利用するとなると、財政課の一般会計のほうで活用するということになりますので、財政課のほうからお答えさせていただきます。

 平成20年6月に総務省より、第三セクター等の存廃を含めた集中的な改革を進めるよう通知がございました。これに伴いまして、平成21年度に財政の健全化に関する法律が施行されまして、早期にこのことに取り組むよう求められているところでございます。それにあわせて、その財源的な措置の特例といたしまして、平成21年度に地方財政法の改正がございまして、公社などの廃止あるいは清算などに伴う債務保証金など一時的に必要な多額の経費について、第三セクター等推進債の発行が可能であるということにされたものであります。

 なお、この法律につきましては、時限立法となってございまして、平成21年度から平成25年度末までの5カ年ということになってございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 時限立法ということなんで、私は、以前に新宮駅の裏の問題、取り上げたことがあります。あれは、利息をずっと何十年も払い続けてきた結果、1坪当たり、あれは当時67万円か69万円、忘れましたけども、そういう単価になったわけですよ。やはり、この機会に、そういう利息だけを払ってそれで事済ませていくという方法ではなしに、元金もすべて整理できるような方法として、この土地開発公社の健全推進債と、これをぜひ活用することが大事だと思うんですが、当局はそのつもりでやってるんでしょうね。



◎総務部長(小山壽行君) 

 はい。今、議員さんおっしゃられましたように、駅の西口の土地の処理も含めまして、ここ2、3年前から新宮市土地開発公社については、将来的に清算をしたい方向で土地の処分、また職員の問題についても対処してきたところであります。その中で、昨年総務省のほうでこの第三セクターの整理のための地方債の発行の制度を設けていただきました。昨年の全国での取り組みはわずか11団体でありましたが、ことしは多くの自治体が取り組んでいるところであります。

 我々としましても、将来的な、総合的にこの行財政運営を考えたときには、こういった機会をとらまえて土地開発公社の債務の問題を処理したいと考えておりますので、現在所管課のほうで先進的な実態の事例の研究、また検討も協議しながら、この期間内に適用できるように対応していきたいと思ってるところです。



◆8番(杉原弘規君) 

 利息だけを払って、それで何十年も過ごしていくということになれば、元金がそのまま残ってしまっていつまでたってもこれが処理できないと、こういう状況が発生します。私は、元金を一たん全額返済することによって、そしてこの機会にこの推進債を活用する、そのことによって元金が償還していくというんですか、なくなっていく一つのチャンスの時期ではないかというふうに思ってます。ぜひ、私は、この土地開発公社健全化の推進債を活用した新宮市の体制をきちっと立て直すというんですか、推進すると、こういうことを強く求めて、この一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(奥田勲君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後2時00分

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△再開 午後2時15分



△辻本宏君



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 16番、辻本議員。



◆16番(辻本宏君) (登壇)

 早速、早く終われという声をいただきました。それを心がけて一般質問させていただきます。

 まず、ごみ減量の推進についてということで、その1番として、コストの見直しということについてお尋ねさせてもらいます。

 CO2の削減で地球温暖化を防ぐのも含めて、物品を効率よく利用するためリサイクルを進め、天然資源の消費を抑え、自然環境ヘの負荷をできる限り低くする循環型社会づくりに向けて、時代的、社会的な大きな動きとなっていることは否めません。

 新宮市も、この動きに先駆けて、9年ほど前から市内各所にエコ広場を設けて、ごみの減量のため、資源ごみを回収してリサイクルを進めてまいりました。この事業が掲げる目的はとても大事なことで、我々自身が将来のため、みずから考え、意識しないといけないことでありますが、しかしながらこの事業にかかるコスト、費用がこのままでよいのか、憂慮するところがあります。

 そこで、この事業を始めてから毎年かかったじんかい処理費、ごみ減量推進費は幾らでしょうか。その推移ですね、大体2年ごとぐらいで結構なんで教えていただけたらと思います。



○議長(奥田勲君) 

 中地生活環境課長。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 お尋ねの件ですけれども、2年ごとといいますから、平成15年からいかせていただきます。

 じんかい処理費につきましては、平成15年が3億5,924万円ほど、ごみ減量推進費が8,588万円ほど。平成17年が、じんかい処理費が3億6,590万円余り、ごみ減量推進費が9,376万円余り。平成19年度が、じんかい処理費につきましては4億2,360万円余り、ごみ減量推進費につきましては1億291万円余り。平成21年度は、前回決算が打たれましたけれども、じんかい処理費につきましては4億8,380万円余り、ごみ減量推進費につきましては1億984万円余りとなってございます。



◆16番(辻本宏君) 

 これに対して、各家庭から収集する可燃ごみと、エコ広場で回収する資源ごみの量というのはどうでしょうかね。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 これにつきましても、平成17年度ぐらいからでございますけれども、家庭収集ということで、ごみ、可燃物につきましては約6,128トン、資源物でエコ広場なんですけれども、それにつきましては1,521トン。平成19年度につきましては、可燃物につきましては5,717トン余り、資源物、エコ広場関係につきましては約1,663トン余り。それから、21年度でございますけれども、可燃物が5,975トン余り、エコ広場の関係で、資源物につきましては1,481トン余りとなってございます。



◆16番(辻本宏君) 

 それと、1年通して各家庭から収集する可燃ごみと、エコ広場などで回収する資源ごみ1トン当たりの費用というのは幾らぐらいかかってますでしょうかね。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 一応、可燃ごみ、可燃物につきましては、平成19年度がトン当たり1万3,095円ほどです。それから、資源物につきましては4万670円ほどになってございます。また、21年度でございますけれども、可燃物がトン当たり1万7,535円程度、資源物につきましては、トン当たり4万7,300円ほどとなってございます。



◆16番(辻本宏君) 

 これ、計算、もとの計算する数値がやや違うのかもしれませんけれども、私自身、じんかい処理費、ごみ減量費と、そして排出される、燃やせるごみでエコ広場で回収するごみ、ざっと計算して、1年間にかかった費用は、可燃ごみ、燃やせるごみで3万2,000円、エコ広場で回収する資源ごみで6万円ぐらいになったんですよ。これ、内訳とりますと、1キログラム当たり幾らかというと32.6円かな、32円ぐらい。3万2,000円ですから。1リットル当たりで6.5円ぐらいですか。それで、45リットルの一番大きな袋ですか、青い袋、あれ1杯の費用というのが約306円ということになって、その分1袋63円で販売してるわけですから、243円は公費で賄ってるという計算も成り立つわけなんですけれども、この点、どうでしょうかね。違いがありますでしょうか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 議員さん、計算されてるやり方と私どもがやっているやり方とちょっと違ってございまして、一般、可燃物につきまして収集というふうなことになりますと、収集業者に収集運搬していただいてます。その費用が約1億円ほどでございますので、それで割った費用で出させていただいてございますし、エコ広場につきましてもエコ広場、5業者ほど入ってございますけれども、そちらに今支払いさせていただいてます年間の委託料、それで割らせていただいて出させていただいてございます。

 一般的にトン当たりの処理経費といいますと、一応清掃総務費、じんかい処理費、ごみ減量推進費、そういったものを足しまして、年間のトン数で割るというふうなことになるかと思いますから、御質問の趣旨からしてこうではないかというふうなことで、細かい数字でやらせていただきました。

 それで、議員さんの出された、算出されました数字と差違が出てると思います。



◆16番(辻本宏君) 

 わかりました。

 だから、そちらの当局のほうでは実務にかかわる費用そのものと、それをトン数で割られてそれだけ低くなったと。私の計算方法では、実務、ごみ収集ですね、一般ごみの収集とそれで実際かかる費用ですね。そのクリーンセンターの運営費とか、そういうのが、管理運営とかあるじゃないですか。それも実際かかるわけですよ。それで、エコも、もちろん収集運搬もする。その後処理もあることも含めて今の数値になって、そちらと金額の差、そちらは安い、こちらは高いという金額になったわけですね。そういうことでしょう。ですね、それでよろしいんですね。

 それでは、今ごみの1トン当たりの費用というのを申し上げたんですけど、毎年ごみにかかわる費用とごみ量の対比ということで、ずっと先ほどもごみに係る費用と、そしてごみ量を言っていただいたんですけど、ごみの量は、平成17年4月からエコ広場での回収というのが始まったわけですね。それからごみはふえてもなく減ってもなく、ほとんど変動していないのに年々コストは膨らんできている。これ、どうしてなんでしょうかね。何か大きな原因というのはありますでしょうか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 年々、コストがふえているというふうなことでございますけれども、実際のところ、エコ広場の運営費用やごみの収集、運搬に係る経費につきましては、数字的には横ばい状態ではないかと考えてございますが、今後につきましても、クリーンセンターの機械設備にいろいろ老朽化というふうな問題もございます。いろいろと、この経費につきまして、また増というふうなことも予想されてきておりますけども、私どもとしましても、この運営につきましては創意工夫してやっていきたいと考えてございます。



◆16番(辻本宏君) 

 余り変わってないという、その量と費用と考えた場合、余り変わってないというお答えなんですけど、実際先ほど数値言ってもらったはずなんですけどね。平成18年度でじんかい処理費というのは4億7千幾らでしょう。あとは、それからちょっと飛びますけど、21年度というのが5億幾らになっているわけですよ。5億1,000万円ぐらいかな、じんかい処理費がですね。それで、減量推進費も1億飛びちょっとから1億2,000万円、22年度では同じく1億2,000万円、ちょっと上がりぎみで推移してるんですよ。

 それで、じんかい処理費なんかですと、3,000万円ぐらいかな。もっと前の始めたときからいうと、始めたときは3億円ぐらいだったわけですよね。それからすると、2億円ぐらい上がってることになるんですよ。それだけ、ごみがどんどん出てくるんかな。趣旨としては、ごみを減らそうと。エコで回収して、それはエコで回収する費用はかかるでしょう。ただ、燃やすごみというのは減っていくわけですから、それでちょっとつじつまが合わないんじゃないかなという気もするんですけど、その点どうですか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 当初、3億円ぐらいというふうな数字でなってございますけれども、その間につきましては、クリーンセンターとの運転管理につきましては、補修費とその辺はそちら側の、委託先のそちらで持っていただいたというふうなこともございますし、その後いろいろな面でプラントの定期点検とかいろんな面で補修、そういったものが市の負担となってございましたので、そういうふうな面で経費的にはふえてございます。

 また、先ほど申されましたように、じんかい処理、またごみ減量でふえているというふうなことでございますが、これにつきましてはクリーンセンター内に施設も建設したり、そういった費用も含まれてございます。ですので、そういうふうな費用を除きますと、それほど急激な増加というのはないんではないかと考えております。



◆16番(辻本宏君) 

 毎年度毎年度の、何らかの投資をしてふえてきてるということですね。ただ、その点ちょっとこれ以上申し上げませんけど、わかりにくいというかな、懐疑的なところもあるような感じもするんですけど。

 というのは、全体的に全国で総額のごみ処理量というのは、大体年間1人当たり1万4,000円余りぐらいですよね。それは、こういうふうなエコ広場回収、資源回収しているところ、普通やってないところ、全部含めてですけど、平均が1万4,000円余り。新宮市のほうが、1万9,000円ほどかかってるんじゃないかなと、現在でね。

 ですから、ごみは横ばいなのに、コストだけはやや上がりぎみだというところで、いかがなものかなということで尋ねさせてもらったんですけど、次の質問で。

 本当に、時代の流れに伴い、全国の市町村でもごみ減量を推し進め、資源ごみの再利用に向けた新たなさまざまな方法で取り組み、全国的にごみの排出量は年々減ってきています。これは、やらなければならないことで、費用も必要なのはわかりますが、これから新宮市は人口も税収も減るばかりで、このごみ処理にかかわる費用を、これ以上コストがかからないように見直し、抑えていかなければならないのではないでしょうか。

 エコ広場で回収する資源ごみを販売して、毎年2,000万円ほどの収入というのがあるのでしょうが、これとは比べものにならないほど、かなりコストがかかり過ぎてしまっているように思います。市行政としては、今後どのような考えがありますでしょうかね。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 今、議員さん御指摘のように、新宮市における現状というものは、人口減や税収減というものがなっていくと予想してございますけれども、私どもとしましても、今御指摘のように、ごみ処理に係る経費、そういったそれに係るコストの削減につきましては、当然課題であると考えてございます。経費がかかって当然だというふうなことは、考えてはございません。

 先ほども申し上げましたけども、今後とも見直すところは見直しながら、当然経費の抑制は考えてございます。



◆16番(辻本宏君) 

 見直すところは見直すというお答えをいただいたんですけど、私自身、ざっと予算書、決算書を見ても、どこを見直せばええのかというふうなところで思うところがあるんですけど、やはり委託費というのは結構かさんでますよね。そこら辺の委託方式というのを重点的に洗い直して見直していかないと、ずっとそのままになってしまうのではないかなというふうに思うんですけど、どうでしょうか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 今おっしゃられるようなこと、委員会等でも指摘されるところでございます。ですので、こういうふうなごみに係る施策というものにつきましては、一般廃棄物処理基本計画をもとにして進めてございます。

 今後、平成23年度において5カ年経過による見直しを行う予定となってございまして、平成33年度までの約10年間の計画を作成しようとしてございます。そのために、ごみ減量推進審議会というものを設立させていただいております。

 今後、その審議会におきまして、市長からも諮問がありましたけれども、いろいろな面で、当然クリーンセンターの経費、エコ広場等に係る委託の問題、そういったもろもろの一般収集の問題、そういったもろもろを審議していただく予定、そして答申していただくことになってございます。

 当然ですけれども、現在新宮市が置かれている現状等も委員の皆様方には開示し、情報提供しながら新宮市の一般廃棄物の行政に係る将来展望について計画を出していただく予定となってございます。



◆16番(辻本宏君) 

 そうですね。今回立ち上げる、その中地課長が答えられる、そのごみ減量推進審議会ですね、このことについても十分話し合って、いい回答を出していただきたいと思います。

 それでは、次にエコ広場のあり方という項目なんですが、この事業は市民と行政職員とがお互いに連携して協働する、力を高めていくのに最もふさわしい取り組みではないかと思います。

 前々から申し上げてますけれども、市の担当課の人たちは毎回とまではいかずとも、定期的に市内のエコ広場を訪ねて、様子を見たり聞いたりしているのでしょうかね。どうですか。



○議長(奥田勲君) 

 中地課長。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 議員御指摘のように、このエコ広場の事業というものは、市民との協働で推進していくことで成り立っていると思ってございます。

 現在、市内には160カ所エコ広場がございます。定期的な訪問ということでございますけれども、担当課の職員を含め、現在市の職員、多くの者が地元のエコ広場に町内会等の運営委員として参加していただいたり、またある職員は朝早く出て、開始時に組み立て等の手伝いに協力しているというふうなことも聞いてございます。



◆16番(辻本宏君) 

 かなり、職員さんが出られてやられてるということですね。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 聞いております。



◆16番(辻本宏君) 

 はい。私自身、時々伺うんですけど、また聞くこともあるんですけど、余り職員さん来ないなというふうな声が多いんですけれどもね。

 その中で、大事なのは幹部の皆さんはどうなんでしょうか、このエコ広場に対しての思いというのは。いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 担当の生活環境課の職員を中心に、エコ広場の問題点とかは時々現場で聞いてると思いますし、私も、この職務につかせていただくまで、数年間運営委員させていただいておりました。

 非常に、運営委員の皆さん、結構年配の方が多い割には、元気に張り切ってやっていただいているなという感じがしておりまして、特に私の担当してたところでは問題はなく、うまく機能していってるなと思っております。

 ただ、先ほど議員さん御指摘のありましたコストダウンの件に関して、この運営委員をもう少し減らすこともできるかなとも思っております。



◆16番(辻本宏君) 

 運営委員を少し減らして、コストダウンをしようということですね。それも一つの方法だと思います。

 市長のほうから、今まで運営委員、市長も運営委員をされてて、それで自分もかかわっていたということなんですけど、今の立場で市長はみんなの課、協働推進課というのをつくられたわけですよね、今回。これは、前任の佐藤市長がまず初めにこのエコ広場方式をやられたと。それが続いて今に至っているわけです。現在でもそれ続いているわけですよ。

 それで、何度も申し上げますけど、この市民と行政、職員とが協働の度合いを上げるのに、最も適した事業じゃないかなと、私自身強く受けとめてるんですけれども、その場でもあると。

 問題と言いましたけど、問題があったら大変なことなんで、その問題をないように、幹部の皆さん初め、職員の皆さんはこのエコ広場をどういうふうな形で受けとめて、常々どういうふうに思っているのかと、それを、様子を見に行く、その現場で話を聞くとかいう行為、行動をしてもいいんじゃないかなというのが、私の今の質問なんですけれども。

 そして、できれば市長という立場で、全部を150カ所回るというのは到底不可能でしょうけれども、自分の身近なところで先頭に立って、それで幹部職員、副市長も教育長も三役もそろったわけですから、各課の職員も振り分けて、現場で見て意見を聞いてみるのもいいんじゃないかなというふうに思うんですけども、そういうことで何事に対してもお互いの協働の意識も高まってくるのではないかというふうに思いますが、その点いかがですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 この協働といえば、運営委員だけではなくて、各家庭から資源ごみを持ってきていただく市民の皆さんとの、みんなの協働事業だなと思っておりますので、このすばらしいエコ広場のエコの取り組み、またこのエコ広場の取り組みを今後ともますます充実しなければならないと思います。

 先ほど、運営委員少し減らすことも考えるという発言なんですが、実は毎年毎年5月ごろにこの運営委員を更新時期に探すわけでありますが、なかなかなり手がなかったりしますんで、そういう中で余り無理やり探すんではなくて、もう少し2割ぐらい減らした中の人数でやっていってもええんかなということを常々考えておりましたんで、先ほど言わさせていただきました。



◆16番(辻本宏君) 

 運営委員さん減らしてコストを下げる、それも一つの方法、手段だと、それはわかります。

 私、言ってるのは、その運営委員さんというのは、一つのこの事業を進めていくための手段なんですよ、運営委員さんというのは。全体考えた場合に、どうですか。当然、市のほうからこれを始めますよとやっているわけですから、前任の市長がやったわけですけど、それを続けてなおかつやってるんですよね。それで、当然そこへ市民の人たちが分別して持ってくるわけですよ。これは、一つエコ広場の大きな目的として、コミュニティーの場と、みんな交わる場やったと。交わる場をつくろうよということで始まったのも、一つの目的なわけですよ。

 ですから、そういうことも含めればもう少し職員さんを振り分けて、市長が先頭になって今後、それは毎回毎回とまでいかないですよ、やらなくてもいいと思うんですけれども、各地域に職員さん住んでるわけですから、行政側のやはり姿勢、意欲というのも示さないと、ただ運営委員さんがおるから持ってきてくださいよと、今の答弁ではそういうふうな発言ともとれない、私からしたらね。とれないような感じもしたんですけれども、その点どうですか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 いろんな面で、当然市の職員もエコ広場に出していったりすることになってございますので、そのときに運営委員の方々や、また町の方の声も多分に聞いてございます。そういうことにつきましては、聞いた職員から私どものほうにも当然耳に入れていただいてます。それで、私どもとしましても、その声を聞いて、またそのエコ広場の担当の運営委員さん等にまたお尋ね申し上げて、いろいろなふぐあい等がございましたら、そこでいろいろ協議させていただき、またそれを改善していくようにやってございます。



◆16番(辻本宏君) 

 中地課長さんからも、そういうふうに問題点ということで言われたんですけど、問題点じゃなくて、問題点あると困るんですよね、余計。私、言いたいのは、これみんなでやっていくわけですから、市民、行政挙げて、一まとまりになってやっていくわけですから、そこら辺の意識を十分持ってくださいよと。そのためにはどうするかというと、一つのやり方、姿勢としては、市長を初め、三役さんもそろったわけですから、常々出ていけというわけじゃないんですよ。場面場面というか、時々年に何回かで様子を見て、その現場で何かを聞いてということも必要なんじゃないかなということを申し上げたいわけです。



◎副市長(亀井寿一郎君) 

 御指摘の点、今後そういうふうに心がけていきたいというふうに思ってます。



◆16番(辻本宏君) 

 このエコ広場となると、どうしても問題点、問題点という話になってしまうんですけれども、このエコ広場、ごみ減量事業というの、エコ広場での資源ごみの分別回収というのに取り組んでから、10年近くたとうとしていますね。

 それで、担当課のほうでは、これまでを振り返って、そちらからも言われてるんですけど、問題点というのを洗い出したりはしてるんでしょうかね。

 また、その問題点に対して、対応して改善はできていますでしょうか。その点どうですか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 エコ広場でございますけれども、平成14年度から市内全域で開催されてございます。現在9年目ということでございますけれども、幾つか問題点等もあったと思います。その都度、その時点でいろいろと協議しながら、解決策を講じてきたと思ってございます。

 これまでの問題点というんですか、一番は高齢者の方々のエコ広場への持っていく問題点、そういったものもございました。それは、今ふれ愛収集という制度でやらさせていただいてございますし、あと以前御質問等にもございましたけれども、エコ広場の場所が町内会単位でございますので、ちょっと遠いとかいうふうな、高齢者の方や障害者の方がございましたので、それにつきましては当方に御相談いただければ、また担当の町内会、そういったところにまた申し上げて運べるようにさせていただきたいというふうな方法もとらさせていただいてございます。

 いろいろと問題点あろうかと思いますが、その都度その都度対策を講じてきたと思ってございます。



◆16番(辻本宏君) 

 高齢者のためのふれ愛収集というのもありますね。これが、十分に機能してるかどうかというのも心配なところあるんですけど、予算としても余り大きくない。80万円ぐらいかな。それで十分対応できるのかなというふうな気もしないでもないんですよ。

 特に、お年寄りのことになると、熊野川町というのは高齢化が著しく進んでますよね。なおかつ、地理的にエコ広場までの距離が遠いという問題点もある。ここら辺も、これはそこの地域の全体的な問題ですけど、それなんかもとらえられて、担当課として受けとめて、今後どうしていこうかという考えなんかあるのかなというふうな思いもあるんですけれども。それで、以前若い人たちの一部からも、このごみ分別収集にはついていけない、別なところへ引っ越そうという話や、昨年那智勝浦町と合併しようとしたときも、町民からエコ広場での分別回収は負担になるという声なんかも結構出たんですよね。そういうふうな全体像を、市長初め、特に担当課のほうはしっかりと受けとめて運営していっていただきたいと思うんです。

 新宮市は、この事業を、エコ広場を今のまま続けていくのか、それとも10年目を迎えるここらで別な方式を取り入れるのか、計画はありますでしょうか。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 今、御質問の件でございますけれども、この一般廃棄物の処理のための制度につきましては、当然継続していく、安定というものが最重要課題でございまして、長期的な見地に立った制度が必要と考えてございます。

 先ほど、答弁させていただきましたが、このごみに係る施策に関しましては、一般廃棄物処理基本計画をもとにしてございます。先ほども言いましたけれども、23年度から5カ年計画による見直しを行い、新しい10カ年計画を作成すべくやってございます。

 審議会におきまして、いろんなこの一般廃棄物処理につきましても、いろいろな事柄が審議されると思います。今後、その将来展望につきましても審議していただいて、いろいろな計画をつくってまいりたいと考えてございます。



◆16番(辻本宏君) 

 うん。だから、法律にのっとっていろいろ話し合ってやるということはよくわかるんですよ。ただ、実際実践するに当たって、その法律をもとにして、やり方です。やり方というのは、何らかの市行政として何かほかのやり方を考えてられているのか。例えば、ほかの、全国的に見るとほかのところなんかでの運営方法というのは、市民レベルでのNPO法人を立ち上げて運営しているところもある。それで、市内何カ所かに、そういうふうなエコ広場を、毎日開いているエコ広場をつくってやっているところもある。こういうふうなところを、市行政のほうとして考えを持たれているのかなというのを伺いたかったんですけれども、そこまでの考えには至ってないということですね、まだ。



◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 

 今、おっしゃられるようなことを含めまして、いろいろと研究していきたいと思ってございます。



◆16番(辻本宏君) 

 「百里を行く者は九十を半ばとす」ということわざがあります。この事業もかなり行き渡り成熟してきている一方で、どこにゴールがあるのかないのか、見えないものがあると思います。

 担当課の皆さんも大変でしょうけれども、何事も成熟して終わりに向かうほど難しいものがありますから、九分通りまでしてやっと半分と心得て、最後まで気を緩めずに取り組んでいただくことを願い、次の質問に移ります。

 次、三輪崎支所と消防派出所の一体化についてということなんですけど、まず初めに今の両施設の実態というのを伺いたいと思います。

 三輪崎支所と消防派出所に分けて尋ねさせてもらいます。

 まず、三輪崎支所のほうなんですけれども、現在三輪崎支所に何人の職員を置かれて、どの範囲の業務まで対応しているのでしょうかね。



○議長(奥田勲君) 

 仲三輪崎支所長。



◎三輪崎支所長(仲満一君) 

 三輪崎支所につきましては、現在3名の職員、1名の嘱託職員、1名の臨時職員の計5名が配置されております。

 業務につきましては、本庁の各課の窓口業務に関する受け付け、申請手続、市税等の納税、証明書の発行などの業務を行っております。

 以上です。



◆16番(辻本宏君) 

 この5名というのは正規というか、正職員さん5名ということですね。



◎三輪崎支所長(仲満一君) 

 正規は3名です。



◆16番(辻本宏君) 

 正規は3名。お二方は嘱託か臨時ということですね。



◎三輪崎支所長(仲満一君) 

 そうです。



◆16番(辻本宏君) 

 この支所の1日、1カ月、1年の利用者数と、主な利用というのはどんなものがありますでしょうか。



◎三輪崎支所長(仲満一君) 

 その件につきましては、平成21年度におきましては、1日平均約80人、月平均1,600人、年ですと1万9,200人の利用者数であります。

 主な利用としましては、市税等の納税、戸籍関係、住民票、あとは印鑑登録証明書の交付が1日平均50件あります。

 以上です。



◆16番(辻本宏君) 

 結構、利用される方多いですよね。

 この支所の建物というのは何年に建てられましたか。耐用年数も間近に迫っていると伺ったんですけど。



◎三輪崎支所長(仲満一君) 

 三輪崎支所の庁舎につきましては、昭和42年3月に完成しました。よって、ことしで建設しまして43年経過しています。

 耐用年数は50年と聞いております。よって、あと7年ぐらいあります。



◆16番(辻本宏君) 

 大きな地震が揺った場合、発生した場合の耐震性ですね。これは、あと7年残っているとはいえ、かなりの年数過ぎてますよね。実際、法律上かどうかわからんですけれども、建築基準法というのがあって、鉄筋ですよね、あれは。鉄筋で大体何年かな、45年から50年ですか、法的には。50年ですかね。それでもって大きな地震が起きた場合、その当時の建築基準法とかなり違う、今とね。かなり違う建て方で建てられていると思うんですよ。

 その点の耐震性、大きな地震が起きた場合の耐震性というのはいかがですか。



◎三輪崎支所長(仲満一君) 

 耐震性につきましては、2年前にも一般質問されまして、現在耐震診断は今まで行っていませんので、耐震性の有無につきましてはわかりません。

 ただ、建築年月日からしますと、施設としましての機能に支障を来すかもしれませんとしか言えないんですけども。

 以上です。



◆16番(辻本宏君) 

 耐震補強はしてないんですか。



◎三輪崎支所長(仲満一君) 

 はい。関係課と協議したんですけども、耐震診断をすればかなりの費用が要りまして、それをやらないと補強できないということ聞きましたんで、行っておりません。

 以上です。



◆16番(辻本宏君) 

 次、消防派出所のことについて尋ねます。

 現在、三輪崎、これほかの同僚議員さんからも尋ねられたことがあると思うんですけど、重ねて申しわけないんですが、現在三輪崎消防派出所は、どのような組織体制で何人の署員と消防車、機材を置いて対応してますでしょうか。



◎消防署長(岡本秋久君) 

 この三輪崎消防吏員派出所でございますけれども、消防署の下部組織として機能をしてございます。

 そして、この建物は、正確に申し上げますと、新宮市消防署三輪崎消防吏員派出所を兼ねて、新宮市消防団三輪崎分団屯所ということで、二つの機能を持たせております。

 一つ目の機能ですけども、これが派出所としての機能でございますけれども、これは消防職員を所長以下3名配置しておりますが、3班での交代勤務でございまして、常時の勤務人員は職員1名となっております。

 勤務体制につきましては、午前8時半から翌朝の午前8時45分までの24時間15分を拘束してございます。そして、この24時間15分の拘束時間のうち勤務時間が15時間30分、それから休憩時間や仮眠時間に8時間45分を割り振っております。

 二つ目の消防団三輪崎分団詰所としましては、同分団の消防ポンプ車1台、小型動力ポンプ1台を配備しておりまして、災害時や警戒時の三輪崎分団員35名の詰所としての機能も有してございます。

 なお、三佐木地区で火災発生の場合は、招集サイレンで消防団をこの詰所に招集をいたしまして、派出所に勤務する職員と協力して現場に出場するという体制をとっております。



◆16番(辻本宏君) 

 この派出所は何年前に置かれたのか。置かれた当時のその地区の世帯数と人口、わかれば教えてください。



◎消防署長(岡本秋久君) 

 建てられたのは昭和28年でございまして、その当時は消防署三輪崎分遣所を兼ねて、消防団三輪崎分団屯所として設置されております。約といいますか、57年前ということになります。

 当時の人口及び世帯でございますけれども、この記録が38年の記録しかございません。それで、昭和38年の記録では、世帯数が1,640世帯、人口は6,581人というふうになっております。



◆16番(辻本宏君) 

 この派出所の建物というのは、見た目でもかなり古くなってる。それで、なおかつ狭い。大きな地震が発生した場合の耐震性というのはどうでしょうかね。

 また、このような非常事態、大きな地震が発生した場合、このような非常事態が発生した場合、この地区の拠点としての役割というのは果たせるんですか。



◎消防署長(岡本秋久君) 

 28年に設置されましてから、昭和50年10月に全部解体をしまして、もう一度新しく建て直しておるのが現在の建物でございます。

 それと、平成17年3月に耐震補強工事が完了をしてございます。ただ、築後35年が経過しておりまして、建物本体の老朽化が非常に激しく、また延べ床面積が86平米でございまして、そこに派出所用の事務所と仮眠室、それから消防団用の車庫と消防団待機スペース等が併設されておりますので、三輪崎分団総勢35名を擁するんですけれども、そこの拠点施設としては少し手狭かなというふうには感じております。



◆16番(辻本宏君) 

 少しどころかかなり手狭で、もう時代も甚だおくれてるんじゃないかなというふうに思うんですけれども。それで、この地区には幾つかの消防分団もありますが、この地区で火災が発生した場合、ここの派出所での消火能力というのはどの程度あるのか。これ、私自身、十分よくわからないんですけど、出動の形というのがですね。

 これまで、消防本部からの助けをかりずに消火ができているものなのかどうか、その点どうでしょうか。



◎消防署長(岡本秋久君) 

 三佐木、蜂伏地区には、三輪崎分団と佐野分団の2分団がございます。団員数は、三輪崎分団、佐野分団ともに35名で、両分団にそれぞれ消防ポンプ車1台、小型動力ポンプ1台ずつ配備をしてございます。これによりまして、民家などの建物火災には十分対応が可能でございます。

 ちなみに、本市の火災出場体制でございますけれども、119番等で火災の通報がありますと、まず本署から必要な消防隊を出場させます。火災の規模が本署消防隊で対応可能な場合は、消防団の応援出動はありませんが、火災の規模が大きく、本署消防隊のみでは対応が困難な場合は、消防団の応援をお願いするシステムとなっております。

 したがいまして、三佐木、蜂伏地区の火災の場合におきましても、本署消防隊が先行をしますので、三輪崎、佐野両分団が独自で消火活動をするということではなく、常に本署隊と合同で消火活動を行う体制となってございます。



◆16番(辻本宏君) 

 どういう消火体制をされているかというのを、今初めて聞いたんですけど、こういうことなんですかね。

 三輪崎、佐野、木ノ川、蜂伏で火災が発生したという場合は、まずは本署のほうから出動していくと。それに対して、三輪崎の派出所のほうが出動すると。それでもなおかつ人手というかな、助けが要るのであれば、三輪崎、佐野の消防分団が出動するという形なんですね。

 次、最後の項目なんですけれども、この三輪崎支所と三輪崎消防派出所の今後の機能と役割ということについて、2、3尋ねさせてもらいます。

 まず、今の三輪崎支所のことなんですけど、この三輪崎支所を訪れる地区の住民の皆さんは、ここでほとんど用が足せているのか。それとも、おのずから本庁へ行って、相談、手続をしている人たちもかなり多いんじゃないかなというふうに思うんですけど。

 また、その三輪崎支所を訪ねてこられて、これは本庁へ行って相談手続をしてくださいというケースも結構多いのではないかなというふうに思うのです。

 これ、応用的な私の申し上げ方なんですけど、最近全国で総合窓口を設けて、ワンストップサービスに力を注いでいる市役所というのが多くなってきている。このワンストップサービスというのは何かといいますと、それぞれの受付窓口が異なるため、初めて訪れた庁舎内をあちこち移動すること、俗に言うたらい回しを解消するため、1カ所または1回で申請、届け出の受け付けや証明書の発行等、各種市民サービスを受けることができたり、手続を終えたりする仕組みのことを言います。これは、もう皆さんよく御存じかと思うんですけど。

 これは、住民の利便性が大幅に向上するとともに、行政側にとっては窓口業務の効率化にもつながるということです。

 ここで、新たな場所で三輪崎支所と消防署の一体化を進めれば、同時にその機能強化、パワーアップするということが前提ですけれども、一層大きな住民サービスにつながるんではないかなというふうに思うんですけれども、この点どうでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 先ほど来、議員さん御提案の三輪崎支所と消防派出所の統合ですけども、各担当のほうから答弁させていただいておりますように、いずれの施設も老朽化であったり手狭であったりというふうな問題を抱えております。

 支所にあっては、日々の利用者の利便性の向上といったことも必要だと思っておりますし、また大きな災害時には職員の集散場所ともなります。そういったことを考えますと、三佐木、蜂伏地域の行政機能の強化という点でも、この二つの施設の統合というのは重要だと思っております。

 現在、所管の担当の消防、また三輪崎支所のほうでも事務的な段階ですが、そういったことを検討しておりますので、できれば統合ということの方向へ持っていければというふうに思っております。



◆16番(辻本宏君) 

 ぜひぜひ、そういうふうにしていただきたいと思います。とにかく、時代おくれになっている、古くなってる、狭い、これで本来の機能ができるのかというと、かなり厳しいものがあるんじゃないかなと思いますし。

 それで、以前、三輪崎派出所をなくしてしまうという話もあったりしました。これ、消防のほうなんですけども、これからの消防行政を伺うと、市町村が広域連携して消防行政を行っていくという計画がどこまで進展しているのかと、これも不明なものがありますけれども、このことも視野に入れながら、強調して言いたいのは、都市化している三佐木、蜂伏地区の消防機能というのを高めていってもいいんじゃないかなというふうに思うんですけど、この点どうでしょうか、消防のほうで。



◎消防長(大石明君) 

 三佐木、蜂伏地区の消防体制につきましては、今後におきましても消防の目的達成のため、また市民の皆様の安心・安全のため、地域の諸事情を勘案しながら消防力の適正な配置に努めてまいりたいと思います。

 また、これまで同様、地域の消防団との連携と御協力を得ながら、消防本部、消防団の総合的な消防力を強化していけるよう、努めてまいりたいと思います。



◆16番(辻本宏君) 

 じきじき消防長さんからお答えいただいたんですけど、私は、この一体化、三輪崎支所、三輪崎消防派出所の一体化を進めると同時に、一たん見直しもしてもいい。見直しをするのにいい機会じゃないかなというふうにも思ったりするんですよ、その消防派出所のほうでね。その点を考えに入れて進めていただいたらなと思います。

 それで、これを一体化するのにどうしたらいいかということで、一つ提案といいますか、お尋ねなんですけれども、現在新宮市の総合計画というのがあります。これ、5年の基本計画に沿って、合併特例債を主に学校施設、文化複合施設の建設整備を今進めておりますね。時は早く進み、動き、変わっている。

 そこで、新宮市の総合計画というカタログには、この一体化というのはありませんけれども、市長も新たにかわられたことですから、少しモデルチェンジをして、この合併特例債、ほかに過疎債とかいういろいろな制度もあるわけです。それでやりくりをして、そういったものを活用して、三輪崎支所と派出所を一体化して、新たな場所へ建て直すということも進めてもいいんじゃないでしょうかね。その点どうですか。



◎総務部長(小山壽行君) 

 財源の問題も含めて、検討してまいりたいと思います。



◆16番(辻本宏君) 

 ぜひ、よろしくお願いします。

 最後に、先ほど消防派出所のところで、28年に建てた当時の人口幾らですかと、そちらのほうでは調査できない、調べられないということだったんですけど、私なりに調べて、もっと前ですけど、三輪崎町は昭和8年10月に新宮町と合併したわけです。当時の世帯数というのは900戸余り、人口は約3,800人数えたとあります。

 それから半世紀以上たった今、三輪崎、佐野、木ノ川、蜂伏地区を合わせての人口は8,600人弱ですか。新宮市全体の人口からすると、約4分の1近くに当たる市民の人たちが、この地区に住んでいるわけです。統合を進めている旧市内の小中学校と違い、この地区の生徒はわずかながらふえています。なおかつ新翔高校もある。大型小売店舗もできて、医療センターが蜂伏に移り10年を迎えようとしています。今は古くなって、狭い三輪崎支所を建てた当時より、この地区の人口規模からすると、都市化が進んで住宅の分布も変化している。

 これまで、高田支所の整備もできた。熊野川行政局、消防出張所の整備もできた。那智勝浦新宮道路できて近くなったとはいえ、新宮市内の各地区の行政の機能と役割、バランスを考えると、お年寄りの人たちにも配慮して利便性を高め、有効に利用してもらうよう新たな立地場所に重きを置いて、機能の強化、パワーアップを図るため、三輪崎支所と消防派出所の一体化を進める必要があるのではないでしょうかね。

 これ、重ねての質問になるんですけど、なおかつ田岡市長のおひざ元であります。いかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 先ほどからの、総務部長が答弁しておりますが、財源も考えながら前向きに検討させていただきたいと思っております。



◆16番(辻本宏君) 

 ぜひ、よろしくお願いします。

 田岡市長の住む地元の未来に心血を注いでいただくことを願いまして、今回の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

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△延会の宣告



○議長(奥田勲君) 

 お諮りいたします。

 本日はこの程度をもって延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。

 明日は午前10時から会議を開きます。

 本日はお疲れさまでした。



△延会 午後3時17分