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和歌山県 新宮市

平成22年  7月 臨時会 07月16日−01号




平成22年  7月 臨時会 − 07月16日−01号










平成22年  7月 臨時会



        平成22年7月新宮市議会臨時会会議録

          第1日(平成22年7月16日)

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議員定数19名、現在員18名、出席議員18名、氏名は次のとおり。

                         2番  松畑 玄君

                         3番  久保智敬君

                         4番  榎本鉄也君

                         5番  福田 讓君

                         6番  田花 操君

                         7番  東 賀代子君

                         8番  杉原弘規君

                         9番  東原伸也君

                        10番  上田勝之君

                        11番  三栗章史君

                        12番  松本哲也君

                        13番  前田賢一君

                        14番  奥田 勲君

                        15番  松本光生君

                        16番  辻本 宏君

                        17番  屋敷満雄君

                        18番  前田 治君

                        19番  大西 強君

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欠席議員 なし。

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議事日程  平成22年7月16日 午後1時開会

 日程1 議会運営委員会委員長報告

 日程2 会期決定について

 日程3 会議録署名議員の指名について

 日程4 議案第46号 専決処分につき承認を求める件

            〔新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例〕

 日程5 議案第47号 教育委員会委員の任命について

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会議に付した事件

 日程1 議会運営委員会委員長報告から

 日程5 議案第47号 教育委員会委員の任命についてまで

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地方自治法第121条の規定による出席者

                 市長          田岡実千年君

                 企画政策部

                 部長          丸山修市君

                 企画調整課長      中前 偉君

                 総務部

                 部長          小山壽行君

                 次長兼総務課長     上路拓司君

                 次長兼秘書課長     鈴木俊朗君

                 財政課長        向井雅男君

                 市民福祉部

                 部長          芝 悦男君

                 市民窓口課長      森本邦弘君

                 経済観光部

                 部長          川嶋 潤君

                 建設農林部

                 部長          中畑孝一君

                 熊野川行政局

                 局長          平 俊孝君

                 会計管理者兼会計課長  倉家 博君

                 医療センター

                 事務長         上野山巳喜彦君

                 水道事業所

                 所長          嶋田喜久一郎君

                 消防本部

                 消防長         大石 明君

                 教育委員会

                 教育部

                 部長          杉山泰生君

                 次長兼学校教育課長   平見善宣君

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本会議の事務局職員

                    局長          浜口恭行

                    次長          畑尻英雄

                    次長補佐兼議事調査係長 赤松勇人

                    議事調査係副主査    岡崎友哉

                    庶務係長        渡爪 薫

          第1日(平成22年7月16日)

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△開会 午後1時01分



△開会及び開議の宣告



○議長(奥田勲君) 

 ただいまの出席議員は16名であります。

 定足数に達していますので、平成22年7月新宮市議会臨時会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

 杉原議員、東議員、所用のため遅刻の旨の届けがありましたので、報告いたします。

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△市長あいさつ



○議長(奥田勲君) 

 本臨時会招集に当たり、田岡市長からあいさつの申し出がありますので、これを許可いたします。

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) (登壇)

 皆さんこんにちは。

 本日、皆様におかれましては、お忙しい中ではありますが、臨時議会を招集させていただきましたところ、このようにお集まりいただきまして本当にありがとうございます。

 本日、議題といたしまして二つを上程させていただいております。どうか御承認いただけますようよろしくお願い申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。

 本日は本当にありがとうございます。



○議長(奥田勲君) 

 市長のあいさつを終わります。

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△日程1 議会運営委員会委員長報告



○議長(奥田勲君) 

 日程に入ります。

 日程1、議会運営委員会委員長報告を行います。

 18番、前田 治議員。



◆18番(前田治君) (登壇)

 議会運営委員会委員長の報告を行います。

 本臨時会に先立ち、7月13日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。

 本臨時会に提出される議案は、市長提案議案2件であります。

 この後、会期決定、会議録署名議員の指名を行います。

 次に、市長提案の議案第46号及び47号について、それぞれ提案説明、質疑、委員会付託を省略し、採決を行います。したがいまして、本臨時会の会期は本日1日限りとすることに決定いたしました。

 以上で報告を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 以上で報告を終わります。

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△日程2 会期決定について



○議長(奥田勲君) 

 日程2、会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本臨時会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日1日限りといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本臨時会の会期は、本日1日限りとすることに決定いたしました。

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△日程3 会議録署名議員の指名について



○議長(奥田勲君) 

 日程3、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は議長において、5番、福田議員、及び12番、松本哲也議員を指名いたします。

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△日程4 議案第46号 専決処分につき承認を求める件〔新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例〕



○議長(奥田勲君) 

 日程4、議案第46号、専決処分につき承認を求める件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 森本市民窓口課長。



◎市民窓口課長(森本邦弘君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第46号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。

 本議案は、地方税法等の一部を改正する法律が平成22年4月1日から施行され、国民健康保険税の特例対象被保険者等に対する減額措置が設けられたことに伴い、3月31日付で新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分したところでありますが、6月29日付で和歌山県より通知があり、賦課期日後に辞職された方で、従前から国民健康保険加入の場合月割りで減額することに対応できないことが判明しましたので、所要の整備を行ったものでございます。

 本件は、地方自治法第179条第1項の規定により本年7月7日に専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。

 2ページをお願いします。

 賦課期日後に対象となった場合の月割り課税に係る規定を新たに設けるというものでございます。

 3ページをお願いいたします。

 この条例は公布の日から施行し、平成22年4月1日から適用するというものでございます。

 以上、まことに簡単でございますが、説明といたします。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 お諮りいたします。

 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 討論に入ります。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 討論を終わります。

 お諮りいたします。

 本案について御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、議案第46号は、これを承認することに決定いたしました。

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△日程5 議案第47号 教育委員会委員の任命について



○議長(奥田勲君) 

 日程5、議案第47号、教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 当局の説明を求めます。

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) (登壇)

 ただいま議題となりました議案第47号、教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。

 本議案は、教育委員会委員に塩見善則氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を賜りたいというものでございます。

 新宮市の教育を担当していただくには塩見先生が最適任者という私の思いは今も変わらず、このように再度上程させていただきます。

 塩見氏は、昭和29年生まれの56歳、20代、30代には関西地方で高校教諭として奉職された後、イギリスの国立大学で言語学部の講師として御活躍されました。その後、新宮市に戻り、平成9年から平成15年まで家業の環境衛生会社を経営されておられましたが、平成15年4月からは民間人として初めて新宮市立光洋中学校校長に就任され、平成18年から平成19年までは太地町立太地小学校校長に就任、また平成20年度からは太地町立太地中学校校長として、その卓越した手腕と豊富な見識をもって当地域の教育行政に御尽力いただいているところでございます。

 実は、塩見氏が3年間の光洋中学校校長時代に、私は育友会長として間近でその手腕を見させていただきました。なかなか変えることができない学校が、3年間でここまで変わるかというぐらいすばらしい学校になったのであります。学力はもちろん、心身ともに生徒を本当に成長させてくれました。また、時には問題のある1人の生徒のためにも解決に心魂を傾けるという、教育者としての立派なバランス感覚も備えられております。

 このような経歴から、本年2月より文部科学省が新設した有識者会議、「熟議」に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会の委員に就任されておられます。この会は、全国から選ばれた20名の委員が既存の中央教育審議会とともに日本の教育行政の中枢を担うものであります。

 こうした教育分野での豊富な実績に加え、海外での生活もおありで、温厚な人柄と見聞の広さは言うまでもなく、自営業の経験から民間の感覚も十分持ち合わされておられます。この持てる力をおかし願えれば、これからの新宮市の教育行政はすばらしく向上すると私は心から確信いたしております。また、郷土の発展を願う思いは人一倍強く、まさに教育委員会委員として最適任者であります。

 本人の御承諾を得、本年3月末をもって校長職を辞任していただきました。

 よって、ここに新宮市の教育委員会委員として任命いたしたく、御同意を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。

 なお、御同意いただいた上は、平成22年7月20日付で任命させていただき、任期は前任者の残任期間、平成23年12月22日まででございます。

 また、塩見氏の経歴につきましては、別記参照をもちまして説明にかえさせていただきます。ぜひともよろしくお願い申し上げます。



○議長(奥田勲君) 

 本案について質疑に入ります。

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) 

 今提案されました市長にお伺いをしたい。

 今の説明でも、「熟議」に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会、それに塩見氏が委員として加盟していると、参加していると、これは今、市長も述べられたとおりであります。現在の中央教育審議会と今、塩見氏もメンバーに入っている懇談会、これは3月議会において市長は車の両輪であると、こう述べました。その考え方にはいまだ変わりはありませんか。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 車の両輪といいますか、中央教育審議会とともに日本の教育を考えていく会だということ、そういうことで認識させていただいております。



◆8番(杉原弘規君) 

 ですから、3月議会で車の両輪であると述べたんですよ。その考え方は今述べたとおりで、車の両輪だというふうに私は理解します。

 それから、第2点ですが、3月議会で当時12対6の大差で否決されたその同一の方を再び提案する。この具体的な根拠。確かに立派な方だと先ほども述べられました。こういうことではなしに、新宮市の教育行政を市長はどう進めていくのかと、そのために教育長に推挙したいんだということの具体的な中身が伝わってこない。その点についてはいかがですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 教育行政というのは、ある意味専門的な機関だと思います。そんな中で市長部局とは別に独立して教育委員会があります。そういう専門性を持った方に私がお願いするということでありますが、その中で、どう考えても最適任者が塩見先生だという思いは今も変わっておりません。

 そして、再度上程ということの御質問でありますが、前回、3月議会で同意を得られなかった議員さんには一度お話をさせていただいて、私の思いは伝えたつもりでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、私もあなたに私の基本的な考えを述べたはずですね。間違いありませんか。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、聞かせていただきました。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうですね。

 1票差とか2票差という形で否決されたのと違うと、大差で否決されているにもかかわらず再度提案してくるという、その根拠が伝わってこないですよ。どうですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 先ほども申し上げましたが、前回同意を得られなかった議員さんには私の思いを伝えました。そういうことです。



◆8番(杉原弘規君) 

 だから、私も市長に伝えたはずです。今も述べました。

 ここで、今回の教育長人事に対して私どもの基本的な見解を改めて述べておきたいと。

 日本国憲法の9条、これは二度と戦争をしない、このことをかたく誓ったんですよ。旧の教育基本法は、再び子供たちを戦場に送るための教育を絶対行わないことをかたく誓った。これは、憲法9条と教育基本法が車の両輪だったんです。この車の両輪と言われる平和憲法、そして旧教育基本法の第10条で「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。」と。そして「教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない。」として、国が全責任を持って行うことが基本になっていたのであります。私どもの基本的立場はここにあります。

 しかし、現在の教育基本法では、教育を家庭教育に重きを置いて「父母その他保護者は、子の教育について第一義的責任を有するもの」として、父母その他保護者にすべてをなすりつけているところが根本になっているんです、現在の教育基本法は。私どもは、改悪教育基本法をつくり上げたこの中心部隊は現在の中央教育審議会であると考えています。この中教審は、我が国と郷土を愛するとの表現を使って愛国心を押しつけ、日本を再び戦争できる国への子供づくりを進めていく方向が明確になっていると日本共産党は位置づけています。

 市長は教育長推薦に当たって、先ほどの発言でも3月議会でも、中央教育審議会と教育政策に関する懇談会は車の両輪であると、そのことを強調されました。今もそのことを認めました。そして、そう述べて、その中のメンバーの一員であることを名誉ある方と高く評価したのであります。

 今回、教育政策に関する懇談会委員に推挙されている方が、20人のメンバーの1人として我々とは180度立場が違う懇談会の審議委員として身を置いている人を教育長職に抜てきするということは到底受け入れられない、そういうことであります。たとえ人物的に立派な方であっても、再び戦争できる国づくり、そのための子供づくりに向けた審議会のメンバーの一員である人を再び教育委員に推挙することを提案されても、基本的立場から見て到底受け入れられることのできないことであります。ましてや3月議会で大差で否決された方を再び推挙するということは、議会を無視した強引なやり方と言わざるを得ない。そればかりか、その方の名誉を大きく傷つける結果となってはいないか。再び議会に提案した市長の強引とも言えるやり方には、我々は市長の責任が問われることであって議会人として納得がいかないことが、私ども共産党市議団の見解であります。そのことを十分踏まえていただきたいことを述べて、質疑を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 2番、松畑議員。



◆2番(松畑玄君) 

 市長にお伺いします。

 教育長に塩見氏を再度提案ということで、7月10日付の紀南新聞の田岡市長のコメントとして、議員一人一人に塩見案への理解を求めているが、反対の理由を言ってくれないのは事実、こう報じられていました。

 私、先月の6月議会前だったと思うんですが、市長室で田岡市長と面談した際に私の反対の理由をはっきりと伝えたと思うのですが、違いますか。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 紀南新聞の記者さんの取材に対しまして私はそのようなことは言っておりませんで、ちょっと記者さんのニュアンスの違い……。



◆2番(松畑玄君) 

 ニュアンスと言えばすごい違いだと、反対理由すら言ってくれないという、全然これニュアンスどころの違いじゃないと思うんですけど。

 市長、これ紀南新聞に書かれていることは、事実無根だということでとらえてよろしいでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 事実無根というわけではありませんが、反対の理由すら言ってくれないとは言ってないということであります。



◆2番(松畑玄君) 

 いや、だけど書かれているということは、それじゃ紀南新聞がうそを報じたということでとらえてよろしいでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 うそを報じたといえばちょっと語弊があると思うんですが、少し書かれ方が違うなというふうに思っております。



◆2番(松畑玄君) 

 これに対してどのような対応を市長はされたんでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 この後、この担当記者さんに、もうちょっと正確に書いてよという抗議はさせていただきました。



◆2番(松畑玄君) 

 訂正記事を書かすぐらいの、僕、反対の理由を言いましたし、ほんでほかの議員の方も言われたということで、全然この内容が違うんで、市長、訂正記事を書かすようなことというのはできないんでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 訂正記事までのお願いはしておりません。



◆2番(松畑玄君) 

 だけど僕、えらい違いだと思うんで、そこら辺もちょっと検討していただきたいということで、先に進めさせてもらいます。

 市長は、昨年就任されてから初めての12月議会を迎える前に、議会運営委員会の打ち合わせの際に塩見氏を副市長に提案したいと言われました。この案は結局提案されることはなかったんですが、次の3月議会には教育長に提案され、賛成少数で議会の同意は得られませんでした。なぜ副市長から教育長に変更したのか、市の中枢ポストであればよかったのでしょうか、そこら辺の見解をお聞かせください。



◎市長(田岡実千年君) 

 塩見さんを教育長にというのは1月に決めさせていただきました。副市長より教育長のほうが塩見先生の力が十分発揮していただけるということで、そういうふうに変えさせていただきました。



◆2番(松畑玄君) 

 教育長にするのを1月に決められたということですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 1月に決断させていただきました。



◆2番(松畑玄君) 

 12月には副市長と言いながら、なぜ1月に、この1カ月の間になぜこのように副市長から教育長にと、その根拠をお聞かせください。



◎市長(田岡実千年君) 

 今も申し上げましたが、塩見先生は副市長ではなく、教育長のほうが力を発揮していただけると思ったからであります。



◆2番(松畑玄君) 

 だから、なぜ思ったかというところを聞きたいのであります。



◎市長(田岡実千年君) 

 それは、これまで私がこの何年間か塩見先生を見させていただいたときに、先ほど上程理由説明もさせていただきましたが、本当にすばらしい教育者でありますので、副市長より教育長のほうがいいな、ぜひ塩見先生に教育長になっていただいて、新宮の教育行政を変革していってほしいという思いであります。



◆2番(松畑玄君) 

 それならば最初から教育長でよかったんじゃないでしょうか。そこまで経歴、いろいろな経験を塩見さんがやっておられるんであれば、最初から教育長でよかったんじゃないでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 そう言われればそうですね。



◆2番(松畑玄君) 

 わかりました。

 別に市の中枢ポストであればよかったというわけではないんですね。市の中枢のポストに着けたいというわけではないと。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、そうです。教育長であります。



◆2番(松畑玄君) 

 わかりました。

 塩見氏は民間から登用された校長先生で、せっかくの職責を最後まで全うすることなく辞職するということは、生徒たち、子供たちをどういう感覚で見ていたのかということを大変疑問に思います。多くの教職員の方々にこのことについて伺ってみると、教職者としては信じられない、こういう声を聞かされました。私も同じ意見であります。このような経過の中で、果たして教職員たちをまとめ、教育行政改革を遂行できるのか、大変危惧されます。市長の見解はいかがでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 今、松畑議員の認識は間違っておりまして、塩見先生は最後までしっかり、3月まで勤め上げております。



◆2番(松畑玄君) 

 私が言ってるのは60歳まで、定年までということで、なぜ、実際教育者でありながら、せっかく民間から登用された校長先生でありながら、それをぱっと辞職してくるという、今までどういう感覚で子供たちを見ていたのかということがすごく私としては疑問に思うところでありまして、それに対して実際、教職員の方に何人か聞かせていただきましたが、教育者としてこのような行為は信じられないという意見をいただきましたので、それに対して市長はどのような見解をお持ちかということを。



◎市長(田岡実千年君) 

 60歳の定年前にやめることが信じられないという話は少しおかしいと思います。21年度の節目の3月まで勤め上げられましたんで、その後、もっと広い意味で教育界にかかわっていただくことについては何のおかしな話でもないと思います。



◆2番(松畑玄君) 

 そうですか。そしたらさっきの話に戻るんですけど、12月前に副市長にということで議運の打ち合わせのときにもしこれが進んでいって可決された場合に、塩見氏はどのようにするつもりだったんですか、市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 だから、3月まで仕事をされたわけですよね。



◆2番(松畑玄君) 

 いやいや……。まあそういうことで、一応打ち合わせの中であったんで、もしそのときあれやったら市長はどのような対応をしてたかと、もしこのまま可決されていれば市長はどのような対応をするつもりやったかということをお尋ねしているんであります。



◎市長(田岡実千年君) 

 12月の議運の会議の中身が今ちょっと記憶にないんでありますが、私の気持ちとしては、本来少しでも早く力をおかりしたいというような思いもあったんでありますが、先生ですから、途中で退職するのはやっぱりおかしいなということでありましたんで、それで12月でも上程させていただいてはおりません。



◆2番(松畑玄君) 

 それじゃもともと打ち合わせのときから上程するつもりはなかったということで理解してよろしいでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 打ち合わせの内容をどういう内容だったか今ちょっと覚えてないので、何とも言えません。



◆2番(松畑玄君) 

 この席で忘れたと言われたら僕も言うことないので、それでは最後に、先ほどの提案説明の中で、新宮市の教育行政がすばらしく向上する、このように市長はおっしゃられましたが、どのように向上していくのかお聞かせください。



◎市長(田岡実千年君) 

 塩見先生は、先ほど上程理由でも言わせていただきましたが、いろんな経験をお持ちで本当に人間的にも幅広い方であります。そういう方に教育長として新宮の教育を担っていただくと。そしてまた、塩見先生はすごく広い見識の中で多くのアイデアマンでもあります。そのアイデアで、学力の向上ももちろんでありますが、生涯学習、そしてまた文化振興といった広い分野で御活躍していただけると思っております。



◆2番(松畑玄君) 

 そうですか。

 私も杉原議員と一緒なんですけど、3月議会、圧倒的多数で否決されたということを重く市長は受けとめていただきたいということをお願いして、質問を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 6番、田花議員。



◆6番(田花操君) 

 幾つかちょっと市長にお尋ねしたいと思いますけど、3月議会に同じ人事案件を提出されてきておりまして、その後、多くの方から私自身もいろんな声を聞いてきております。なぜ人事案件が否決され、副市長も一緒にやめざるを得なくなったのかということをるる聞かれて、私なりに説明をしてくる中で、皆さんそういうことやったんかと、新聞の表に出てくることというのはほんの一部で、多くの議員も、支援者、市民の皆さんの疑問にいろいろこの間答えてきてるかというふうに思っております。

 私は、3月議会で市長としての大事なところが欠けていたと。副市長と教育人事案件についての提案の仕方、本来なら副市長、それから教育長という形での提案順序というのが慣例的に自治法上そういう流れになってるのを、あえて教育長人事を先にして、それで通らなかったら副市長人事を取り下げるという、私から見れば前代未聞のやり方をやってきているように思っております。

 地方自治制度というのは、ごらんのように市長も選挙で選ばれ、議員も当然選挙で選ばれて、この2元代表制を地方、日本の自治制度になっているということは、市長は重々わかっておられることと思います。そういう中で、一度否決された人事案件を再び提出するということは、私は法制度の趣旨からいえば議会軽視に近いものではないかというふうに感じております。

 私は6月議会において、教育長も大事ではあるが、行政組織として副市長が8カ月も空席となっていることは異常なことで、早く選任をしてくださいと訴えてきております。同じ教育長案を提出するのであれば、なぜ副市長案も3月同様してこないのか。この空白を招いていることは市長の政治責任を問われても仕方がないのではないかというふうに私は思うのであります。今回、副市長案件を出せなかった理由といいますのはどういうところにあるのか、お聞かせください。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 まだ副市長人事については候補者が確定してないからであります。



◆6番(田花操君) 

 6月議会でも、一般質問で副市長の役割、責任をるる私は述べさせていただきました。

 私は、副市長は行政の組織として法の中でも重要な位置づけになっているんで、これを早く教育長人事と含めて選任に努めていただきたいというふうに思ってきている中で、教育長人事だけがこのように出されているということは、市長の責任が少しどういうところにあるんかなというふうに疑うところでございます。

 3月議会の教育長人事、今回も市長はまず教育長人事を先にという形で臨時議会まで開いてきてるわけですけど、この間、マスコミに関しても官庁に対しても、市長はいろんなことを教育長人事の日程について二転三転してきてるというふうに思っております。6月議会を前にした記者会見では9月まで先送りというふうに言っていたのが、その後すぐに6月議会の最終日に提出すると言ったり、今度は6月議会が終わると突然7月13日に臨時議会を開催するというような新聞報道がされ、一方的に市長は議会を無視した形で進めているかのように私は受け取ってきました。

 このように、市長には議会を召集する権限はありますけど、議会を開催するのは議会自身が決めることで、これは二元代表制の一つの大事なとこでもあろうかと、そういう中で余りにも市長のそういう言動は軽率ではないかというふうに思っております。

 特に、市長の発言といいますのは重いものであると私はずっと思ってきております。だから、市長は慎重かつ誠実に市政運営に当たっていくべきかというふうに思いますし、そういうことを無視したやり方をしていくと、多くの市民から私は不安、不信の声が上がってくるというふうに思います。

 ここで市長に1点お伺いしたいと思いますけど、教育改革、新宮市の教育をいろいろ議論していく中では、全国一斉の学力テストというのがあります。この学力テストが2007年から実施されており、その学校、その自治体の教育のレベルが順位でわかるというふうに言われてます。全国の小学校6年生と中学校3年生に対して一斉の学力テストをされている。ことしは4回目で、既に4月に行われているというふうに思いますけど、この学力テストの中身といいますのは、ただ知識だけ問うテストじゃないということ、一つは知識と児童、生徒の学習生活環境のアンケート調査もなされて、本当に教育の実態がこれで全国の中でどういう位置にあるかということがはっきりしてくる。これは、市長は教育のほうから詳しい報告を受けたことがありますか。



◎市長(田岡実千年君) 

 詳しくは受けておりませんが、少し聞いております。



◆6番(田花操君) 

 順位等、一部は公表してます。あとは、それを各市町村の教育委員会がさらに公表して分析して評価してやっていこうかということはあるにしても、うちは公表してないけど多くの自治体は公表して、問題提起をして、課題をどう皆さんで解決していくかというふうに取り組んでいっているというふうに聞いてます。うちもぜひ、こういう全国学力テストの評価を市長自身もして、先ほどから皆さんから言われている、市長として新宮市の教育改革、目指そうとする新宮市の教育がどういう姿かというのがいっこも伝わってきてない。こういう学力テストの結果こういう状態、こういう評価分析をして市長としての思いをもっと私たちに訴えてもらわないと、なかなか市長のおっしゃられることが伝わってきてないというのが私の実感であります。

 以上、私の一連の考えを述べまして、質疑とします。



◎市長(田岡実千年君) 

 ありがとうございます。

 そういう今、議員さんに御指摘いただいた学力の面でも、ぜひ私は塩見先生に教育長になっていただいて向上していただきたい、また、いただけると確信しております。

 いろんな議員さんにも御意見あると思いますが、とにかく塩見先生を教育長にしていただいて、議員の皆さんの思いがあるのならそこでぶつけていただきたいと思います。どうか御承認いただきたいと切にお願いする次第であります。



◆6番(田花操君) 

 市長、今教育委員会が抱えている問題は、議員からその都度一般質問の中でやりとりがある中で重々わかっていると思いますけど、今要するに市街地の再生といいますか活性化、それと学校再編をしようと、これを特例債を利用して50年に一度の大事業をやっている。教育委員会の今の状況は、教育長不在でこれだけの大きな事業がもう進んでいると。大変なことかと私らも思いますし、教育委員会の現状を市長自体どう認識されてますか。



◎市長(田岡実千年君) 

 本当に今から教育委員会、非常に大切な時期であります。学校の統廃合は一たん決定しましたので、これから粛々と事業を進めていくことでありますが、その他にもいろんなことが起こってきますし、また平成26年中に完成を目指します文化複合施設についてはこれからであります。そして先ほど言われました学力のことについても、また生涯学習、お城などの文化振興についても、本当にさまざまなことを教育委員会でやっていただかなければならない非常に重要な機関だと思っております。



◆6番(田花操君) 

 本来なら教育委員会のトップというのは教育委員長が市長よりもさらに権限を任され、きょうは教育委員長に私は来ていただいて、質疑ができるのならしたい思いはありますけど、これはまた後日に、教育委員長がどういう思い、考えかということも私は聞きたいと思います。

 きょうの質疑はこの程度で、また私は一般質問とかでさせていただきます。

 以上です。



○議長(奥田勲君) 

 17番、屋敷議員。



◆17番(屋敷満雄君) 

 先ほど松畑議員も紀南新聞7月10日付の件でおっしゃってましたけど、反対の理由を言ってくれないとおっしゃってましたですけども、市長の塩見さんに対する思い入れは大変強いことは、私の自宅へ訪問していただき、2人で話し合いを持ったとき十分にわかっております。私も率直な意見を述べさせていただいて、あなたの意見もきっちり聞かせてもらっています。十分、私の意見について御理解いただいたと思っております。

 田岡市長は、しがらみのないクリーンな政治姿勢を前面に出して、市民の賛同を得て市長になりましたですね。しかし私から見れば、市長とかかわられた汚い、また卑劣な工作があなたの賛成派の議員から行われていました。私の友人も、市長選のとき、あなたの奥さんと一緒に彼の生まれ故郷の地元を一生懸命に応援に走り回っていたのを私も覚えてますし、知ってますよ。

 ただ、今の現状を彼も非常に、何でこんなになったんだと僕にも言ってまして、非常に残念がってますよ。それで、今から僕が申し上げることは僕が体験したことなんで、このようなことが私以外の議員にも行われたと思っております。

 それは、6月議会の最終日、6月23日、議会の終わった夕方、私の知人の方から電話がありまして、松本光生議員が賛成に回ったから満雄も協力してやってくれと、追ってここにおる三栗議員から電話が入るからと耳を疑うような話やったんですよ。とっさに私は、松本議員とそこへ行くから三栗君も呼んでくれと言って駆けつけました。それで、みんな間もなく集まりまして、話し合いの中で驚くことが暴露されました。私が聞いたのは、松本光生議員が賛成に回ったというのは三栗議員が大西議員から聞いた話やという話だったんです。それで、松本議員は私の会派の代表ですし、常時打ち合わせも行っておりますんで、これはうそやというのはすぐわかりましたよ。大西議員がすぐにばれるようなうそまでついて反対派の切り崩しを行ったことに憤りをぬぐい切れませんでしたよ。このような卑劣なやり方は絶対許すことできません。

 また、他の議員にもいろいろな手法で賛成に回るように働きかけていたようですが、市長がこのように賛同を得るようにしてくれと依頼されたのかと感じられておりますけど、いかがですか。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 全く知りません。初耳であります。



◆17番(屋敷満雄君) 

 そうですか。それやったらいいんですよ。

 確証あるのはこの1件だけで、私はせいぜい相当議論して、多数の市民が賛同する教育委員長をぜひ選びたいと思っております。市長の思いとは到底かけ離れた行為に、市長はこのような行為にどう思われているんですか、御見解をお聞かせください。



◎市長(田岡実千年君) 

 だから、全くわかりませんので見解もありません。



◆17番(屋敷満雄君) 

 悪い行為というぐらいはわかるでしょうね、何から言っても。うそまでついて賛成側に回れというような、こういう行為はいいか悪いかはわかるでしょうね。



◎市長(田岡実千年君) 

 もし仮にあったとすれば、いいことではないと思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 あったんですよ、僕が今言ってることは。本当ですよ。僕の言うてるのがうそやったら、大西議員告発しますよ、僕を。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 議事進行ですけども、屋敷議員の質疑が終わってからしてください。



◆17番(屋敷満雄君) 

 市長が、先ほどもほかの議員も聞きましたですけども、新宮市の教育改革は塩見さんしかできないと。ということは、今までのようなすばらしい教育者やとか力を発揮することのできない、またすばらしい向上心がなくて、いろんな経験もない、見識もない、アイデアマンでもないという教育がずっと新宮市でなされてきたと僕はあなたの答弁で思ってるんですが、そういうことですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 しかできないとは言っておりませんで、これもちょっと紀南新聞の書き方におかしいところがあります。



◆17番(屋敷満雄君) 

 あなたがそういうことを、しかできないということをこの前おっしゃいませんでしたか、ここで。



◎市長(田岡実千年君) 

 最適任者であるという思いを言ったところであります。



◆17番(屋敷満雄君) 

 そしたら、あなたの思ってるような最適任者のような、これまでの教育の中でそういう教育はできなかったと僕らは思っていいんですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 塩見先生に教育長になっていただいたら、今、より以上の教育界にしていただけると確信しているということであります。



◆17番(屋敷満雄君) 

 これは幾らやっても平行線になりますので、これが私が市民から聞いてる、私に言ってくる多くの市民の声なんですよ。ですから、あなたの今の思いと多くの市民の声が、僕はかなりかけ離れていると思っています。

 以上で質問を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 19番、大西議員。議事進行。



◆19番(大西強君) 

 議長、屋敷満雄議員の発言、大変なことを言ってると思うんです。私は、去年の12月議会の教育委員の任命については反対したんですよ。最終的には本会議で賛成しましたけど、3月議会に教育委員に塩見先生を市長が推薦してきたのは賛成しましたよ。私は常に是々非々であって、塩見先生を教育長にするために二、三日前も、これはもう警察に持っていきますが、私に対する投書か怪文書か知りませんが巻き散らかされてますが、今それに対して屋敷満雄議員がこの公開の場で、大西議員が松本光生議員が賛成するというて言ったと。僕は、松本議員とこの件について話ししたのはだれもおりませんよ。だれにも何も言ってませんし、だれに何も頼んでませんし、松本光生議員が僕は賛成するわというて松本議員と話したこともないし、ないんですよ。どういうことですか、今の。

 根も葉もないことを言うてですよ、この間から一般質問で言うてるように、私は現職の議員である以上、市長に対する監督機関の一員である以上、是々非々で望むと。だから私が教育長人事を否決されたから大西がどうのこうのというて、関係ないじゃないですか。教育長人事を出してきたのは当局であって、ただ私は、反対理由も述べないですることは議員としてあるまじきこと、議会としてあるまじきことだという私の信念を言っているだけであって、何で教育長人事に私が巻き込まれんならんのですか。

 だから、何にも、多分この中で上田議員には賛成したってくれというような話はしたことありますけど、別に……。

     (発言する者あり)



◆19番(大西強君) 

 私は、上田議員には……



○議長(奥田勲君) 

 静粛にしてください。



◆19番(大西強君) 

 賛成したってくれよというような話はしましたよ。したことある。あるけども、別に松本議員に僕は賛成したってくれと頼んだこともなければ、だれにも頼んだことないですよ。だから、それを今の言い方、議事録起こしてくれたらいいけど、問題でしょう。

 大西議員を告訴する、僕は何も、屋敷満雄議員に、松本議員が賛成したと言うたんですか。僕は屋敷満雄議員と話をしたことも何もありませんよ。だれとも話をしてないのにどうしてそういうことになるの。個人的には、だれにもしてないと言うから、ほかの人だれもしてないということだ。上田議員とはそういう話をして賛成したってくれというて頼んだことはありますけども、そういうことは出てないんですけど、だれにも頼んでないと言うたらうそになるからそう話したけど、全議員に対して僕は塩見先生を承認したってくれと頼んだ覚えもないし、否決しようが可決しようがそれは各議員おのおのの自由ですよ。そうでしょう。

 ただ、僕が問題にしてたのは、やっぱり議会とあるべきもの、当局が提案したものに対して我々議会の責任として、市民に対して何で反対したかという議会の態度を示すべきだと。純粋に私は議会を大事にしてますから、私は全人生を議会で送ってきたんで、やはり議会のあるべき姿というものをきちっと出すべきだと言うただけであって、それを屋敷議員があんなんして僕の名前が出てきて、だれかが言うた、その人が名前を言うたんで、僕は関係ないじゃないですか。そうでしょう。そのことをちょっと注意してもらわんとね、議長。



○議長(奥田勲君) 

 19番、大西議員の議事進行に対してお答えさせていただきますが、屋敷議員は大西議員から直接聞いたということは言ってないと思うんです。

     (「聞いてないこと言うな」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 余分なことは慎んでください。

 それで、屋敷議員の話では、三栗議員が大西議員がそう言うとったということを言うただけのことで、大西議員が言うてなかったらそれでいいんじゃないですか。それで反論したんだからね。



◆19番(大西強君) 

 そういう言い方じゃなかったでしょう。それやったら大西議員を訴えるとか何とか今言いましたやろが。僕は関係ないんだから。

 最初は言いましたよ。最初大西議員から聞いたというような、それはいいんですよ。そこまではいいんですよ。それは聞いたんでしょう。そやけど、また念を押して、後で汚いやり方すると、うそを言うてると、それやったら大西議員を訴えるぞとか、そんな話になってきたら僕は関係ないんやから、だれがどういうことを言うたか……

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



◆19番(大西強君) 

 わからんでしょう。そやから……。ええわ、もう。要らんこと……。



○議長(奥田勲君) 

 そのことに対して大西議員も今反論するというか、それに対してはあなたがそれだけ答えたんやから、もうそれはそれでいいんじゃないですか。

 上田議員。議事進行。



◆10番(上田勝之君) 

 ただいま19番議員の議事進行中に私の名前が出たので、議長の許可を得て発言をさせていただきますけれども、19番議員は確かにそういうお話をいただいたといいますか、大西議員のキャラクターとしていろいろとお話をされることが多いんで、私、それを承ったこともありますが、それによって賛否を表明したこともないですし、確約を云々という話ではなかったです。そういったことだけ一言、私、名前が出た限りは弁明をさせていただきます。

 後ほど、ちょっと質疑を入れさせてください。



○議長(奥田勲君) 

 私からはいいですか。



◆10番(上田勝之君) 

 いいです。



○議長(奥田勲君) 

 15番、松本議員。議事進行。



◆15番(松本光生君) 

 私の名前も出ましたので、何も言わんと座っておったらなんなと言われますのでちょっと一言。

 それ確認したいんですが、今の屋敷議員が言われたこと。ここでちゃんとせなんだら何か屋敷議員がうそを言うたようになるんですよね。それを確認するために、ちょっと議長から、名前が出た三栗議員にそういうことがあったのかどうかだけ確認お願いしますわ。我々名誉のことにかかわりますので。



○議長(奥田勲君) 

 10分間程度休憩をいたします。



△休憩 午後2時05分

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△再開 午後2時16分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 11番、三栗議員、議事進行で。



◆11番(三栗章史君) 

 先ほどの松本議員の議事進行についてお答えいたします。

 23日に大西議員より電話がありまして、松本議員がどうも賛成に回ってくれるみたいだぞという電話はいただきました。屋敷議員が言う友人という方は私も友人でございまして、この方が教育長の問題、大変心配してくれておりましたので、実は松本議員が賛成に回ってくれるみたいな話ですわということを言いましたところ、その話で屋敷議員にもその友人からそういう連絡というか、言ったというふうに思っております。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 16番、辻本議員。議事進行。



◆16番(辻本宏君) 

 先ほど19番、大西 強議員が議事進行をかけられた内容でちょっとわからないといいますか、詭弁的な私、受けとめ方をしたんですけれども、というのは12月に教育委員のことを取り上げられてましたけれども、そのときには根本的に教育長人事ではなくして、教育委員の改選に伴うことでどうのこうのという話、年齢的にどうだとかそういうふうな議論をされて、それは大西議員、委員会の中で積極的に初めは反対はされてました。議会の中ではやむを得ず容認したという形だったと思いますけど、ですから大西議員の発言自体は、そのとき半ばで言ったのは、教育長のことに関しては私は賛成してないと、このことも賛成してないと、全体をとらえたら賛成してないと、やむなく3月に教育長が出てきたときに賛成したというふうな内容のことだったんですよね。

 ですから、これ公の議会でやってる、一般的に伝わってくるのが何か真実ではなく、大西議員の発言の何か詭弁的なとこが伝ってしまう可能性がありますんで、そこら辺、議長、大西議員の発言をもう一度しっかりと意思を、先ほどの発言の考えの内容をとっていただきたいんですけど、よろしくお願いします。



○議長(奥田勲君) 

 辻本議員の議事進行の件ですが、この件は12月の総務委員会の話の中で教育委員の選任というか、そのことに対して話したことであったと思うんです。それを12月の本会議では大西議員が反対した、これはもう事実であるんやから、議事録を見たらわかるんで、そういうことなんで、その点ですよね、大西議員。



◆19番(大西強君) 

 教育長でしょう。そういうのは言いやったからわかる。



○議長(奥田勲君) 

 この件は、辻本議員は教育長人事と教育委員の人事とは別だということを言ってる、そういうことやな。



◆16番(辻本宏君) 

 教育長の人事というのはあり得なかった。



○議長(奥田勲君) 

 はい。

 それでは、10番、上田議員の質疑。



◆10番(上田勝之君) 

 先ほど議事進行中に、今回の教育長人事案件についていろんなお話がある中で、もちろんこれは田岡市長から以前にも、ぜひ理解をしてほしいというようなお話があったことも事実ですし、その際に、議員今まで質疑をされてきた中では、さまざまな理由を市長と話しされたというような経緯の中で大西議員との話もあったということであります。

 そういった中で私の名前が先ほど出ましたので、少し自己の考えを中心に市長に問いたださせていただきたいと思うんですけれども、私は、市長の進める施策につきましては何もやみくもに反対しているわけではございません。これは、ここにいる18名ですか、木戸地議員が亡くなられておりますので18名ですが、皆さんそういったお考えではないかと私は考えております。

 これまで、田岡市長が10月30日に就任されて以来9カ月近く、3回の議会も開催され、さまざまな議論を交わさせていただいております。例えば、先ほども話題に出ましたが、12月議会の副市長や教育長以外の人事案件や、あるいは市長の退職金廃止の条例、また3月議会なんかでは小学校給食費、これは田岡市長が当初は無料化から、さまざまな財政的な事情も考慮されて第2子以降無料化、そして議会での議論を経て全員一律の給食費の負担軽減等々に落ちついてきた経緯がございます。また市民との協働に対する取り組み等々についても、これも私なんかもさまざまに市長と議論を交わさせていただいておりますが、みんなの協議会も始まったり、さまざまな形で着実に田岡市政の歩みは進んでいるんではないかと私は考えている次第です。

 そういった中で、副市長や教育長、いわゆる3役人事がなかなか決着、同意を得られないといった点で、非常に市長選挙当時のしこりがあるのではないか等々いろいろ言われておりますが、そういったことではなくて、議案の提案の仕方が2転3転したり、異例とも言えるようなメディア先行型の報道ばかり目についたような手法について、皆さんから疑義が呈されているものだと私は解釈しております。

 そういった中で、本当に必要な部分、今回の質疑の中では市長の言われる教育改革とは何ぞやというような、どういったことを改革していきたいのかといったことが非常に問いただされておりますけれども、その本当に必要な議論の部分がなかなか今まで論じられてこなかったというところに問題があるのではないかと私は考えております。

 こういった中では、市長、いわゆる3役人事と市長が取り組んでいこうとしている施策、進んでないですか。いかがでしょうか、市長の感想は。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 今、上田議員さん言っていただいたように、3役人事以外はまだまだこれからではありますが、少しずつ着実に進めさせていただいてると思います。その中では皆様の御同意も得られていると思っております。



◆10番(上田勝之君) 

 確かに私も、着実に一歩一歩でありますが、まだ9カ月であります。その中では着実に歩みは進めているんだと理解しております。

 そういった中で、市長が大きく公約の柱とされている市民との協働ということ、これは非常に難しいテーマでもありますし、新しい公共のあり方、これからの行政のあり方等々について議論を交わしていかなくてはならない。そういった中では、市長もまだ私が感じるところでは明確な答弁ではないですが、おぼろげながら市長の考えてらっしゃることは少し理解しているつもりです。そういった中で議論を交わしているつもりなんですが、事教育改革に関していえば、まだまだおぼろげながら市長のおっしゃられる新宮市の子供たちをどう教育していく、どういう教育環境をつくっていくんだということについてはまだまだ見えてこない。それは、例えば3月議会に提案されました平成22年度の予算大綱の教育関係の欄を見ても、現在進められている、これは田岡市長が就任以前から進められている市行政の継続的な事業が主であって、確かに塩見先生の人事案件につきましては、市長は人となりの御紹介をされて、大変個人的には立派な方だとは思われます。それはただ個人の感覚でありまして、教育改革について抽象的な表現でなく、光洋中学校の成功体験・事例だけでなく、市内にはさまざまな環境の子供たちがいらっしゃると思うんです。それは、地域環境であったり家庭環境であったり経済的な環境でさまざまな子供たちがもっともっとたくさんいる、そういう環境の中で育っている、そういったことの中で急進的な改革を進めることに、私はどうしても疑念を持たざるを得ません。

 本当に、市長がおっしゃられる教育改革というのがどういった中身のものなのか、そのことについて議論を交わしたのち、ここがやはり欠落したままでは、人事案件の同意を得る、そして人事案件で出されている方がどうしても必要なんだという強力なメッセージが伝わってこないように私は感じます。

 私は、これは恐らく他の17名の方々も同様のことだと思いますが、いたずらに市長選挙当時の感情論をあおる必要はなく、本当に真の議論を交わしていくことこそ、人事案件の同意を得る最も近道ではないかと考えますが、市長の御見解をお尋ねして質疑を終わります。



◎市長(田岡実千年君) 

 さまざまな教育をするために、もっとほかにいい人がいるんじゃないかというような……



◆10番(上田勝之君) 

 人がいるではないと思います。



◎市長(田岡実千年君) 

 先ほど私、上程説明でも紹介させていただきましたが、全体的な学力を上げることはもちろんでありましたし、心身ともに、あいさつ初め生徒を本当に成長をさせてくれたんです。また、先ほど具体的には言ってませんが、問題のある一人の生徒のために、解決に心魂を傾けていただいた。ある不登校の、本当に親も将来のことを心配してた子供がおりました。その子のために一生懸命いろんな施策を考えていただいて、その子が今立派に毎日を生き生き楽しく過ごしているという、それも一つの例としてあるんです。

 そういう全体のことも考えられるし一人の困った人のことも心魂傾けて助けるような人が、そういうさまざまなことをできないことはないわけでありまして、という意味で塩見先生が私は教育長として最適任だと今でも確信しているところでございます。



◆10番(上田勝之君) 

 市長の御見解を承ったところですが、こういった議論が本当にさきにたくさん交わされて、それぞれ先ほどから質疑で出ておりますが、各議員とも交わされたのちに人事案件を上程されるべきではなかったかなと。

 私は恩師から、教育とは決して商でもなければ実験でもない。実践であり、普遍的なものであるということを教えられました。こういったことを踏まえて、市内全体を見据えたさまざまな家庭環境や地域環境、経済的な環境の子供たちを育てていく新宮市の教育行政を推進していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(奥田勲君) 

 13番、前田賢一議員。



◆13番(前田賢一君) 

 同僚議員各位いろいろと質疑されましたんで、できるだけ重複を避けてお尋ねしたいと思います。

 今回も、3月定例会のときと同じように、新宮市の教育行政を改革する人は塩見氏がベストであると、市長の熱い思いをるる述べられました。しかし、これは市長の塩見氏に対する思い入れの強さであり、いわゆる個人的な見解だと思うんです。新宮市の教育行政は現状はどうかと、どういう状況でありどういう改革をされるつもりなのか、各論、いわゆる具体策を述べられておられないのが現状だと思うんですよ。3月議会から数カ月たっておりますが、少なくとも私は、市長から現在の本市の現状や改革への思いを伺っておりません。

 そこで、市長にお伺いしますけども、本市の教育行政は他市町村に比べてどこが劣っているのか、どのような問題点があるのかをお答えください。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 今私が聞いてるところでは、小中学生の学力が余り芳しくないというふうに認識しております。



◆13番(前田賢一君) 

 学力だけですか。じゃ、塩見氏にそれをどういうふうに改革してもらう市長のおつもりなのか、お答えください。



◎市長(田岡実千年君) 

 それを、塩見先生に教育長に来ていただいて、私ができないところをかわってやっていただきたいということであります。



◆13番(前田賢一君) 

 私も一般質問のたびに教育行政のことについて提案するんですけども、市長、ふるさと活性化の第一歩というのは、そこに住む住民に誇りを持たすことから始まると言われてるんですよ。だから、義務教育の間にやっぱり新宮市の歴史、文化、伝統、そういうすばらしさを教えるべきではないんかと。学力本意だけじゃなしに、やっぱりそういう心の教育というんですか、ふるさとを愛する心、これをはぐくむことが大事なんじゃないですか。そういう具体的な改革方法を提示してくれんと,これはもう判断のしようがないですね。

 今回の人事に対して多くの市民からいろんな疑問が寄せられているんです。私とこへもお話がありました。市長が3月に大差で否決された案件を再提案されるということは、新宮市の行政、教育改革を任せられるのは塩見氏かいないという市長の思いなんでしょうけども、それなれば、先ほど松畑議員もおっしゃってましたが、最初は副市長として提案したいということで各議員にお願いし、賛同が得られないと見るや今度は一転して教育長にという提案、これはどうしても理解に苦しむ、納得がいかない。どう考えても整合性がとれないと。教育行政は塩見氏というのであれば最初からぶれずに提案すべきではなかったのかという市民の率直な声が多いんですが、市長はこれにどう答えますか。



◎市長(田岡実千年君) 

 昨年11月、12月には、最初は私、塩見先生に教育長になってほしいという、当選した直後といいますか、選挙運動のころからずっと思っておりましたが、そのときには教育長は大江さんがやってくれてました。ということで、教育長のポストは埋まってたということでありまして、そういうことであります。



◆13番(前田賢一君) 

 こういう見方される人が多いんですよ。市長は塩見さんとは個人的に大変親しい関係であるということで、副市長でもあるいは教育長でも、主にできるポストについてもらって、市長のそばにおってほしかっただけちゃうんかなと、そんなことないですか。やっぱり教育行政は塩見氏ということなんですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 最初、教育長のポストがあいてない中で、私は育友会長という立場、塩見先生は校長先生という立場で外部からいろんな活動を一緒にさせていただいたわけでありますが、そのときに人間性のすばらしさ、またアイデアのすばらしさ、目標達成の最後までやり遂げるという根性の持ち主、本当に人間的に尊敬しております。

 そんな中で、10月30日から市政を担当させていただくことになりました私にとって、塩見先生の力をおかりして新宮市の改革をやっていきたいという思いの中で、教育長のポストがあいてないんなら副市長になっていただこうかな、そういうことも考えておりましたが、本人といろいろ話しする中で、やっぱり教育長だなというのも私も思いまして、年が明けて1月に大江教育長ともお話しさせていただいて、こういう経過になったわけでございます。



◆13番(前田賢一君) 

 市長から大江教育長には、副市長になってもらえませんかと言ってお願いしたわけですね。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、そうであります。



◆13番(前田賢一君) 

 ところで市長、先ほど田花議員も触れてたのかな。3月議会での提案の件ですけど、普通は提案の順番は副市長、そして教育長なんですけど、なぜ急遽議運でこの順番がひっくり返ったのか、何か意図があったんですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 実は、3月の人事案件が非常に教育委員が厳しいというような情勢の中でありました。私、1月に大江教育長とお話しさせていただいたときに、大江さんが副市長に承認されて塩見さんが教育長に承認されないというようなことだけは私は嫌やというふうに大江さん言ってくださっておりまして……



◆13番(前田賢一君) 

 それは1月の時点でしょう。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、それがずっと頭に残っておりましたんでそういうふうなことにさせてもらったわけでありますが、それから3月議会まで2カ月経過しておりまして、大江さんが心変わりしてくれてまして、仮に教育長はあかんかっても副市長で頑張ってくれるつもりやったんだということを後で聞いて、非常につらい思いをしているところでございます。



◆13番(前田賢一君) 

 市長は、この議運終わった後、議長に議長室で、教育委員の人事が否決されたら大江さんは副市長は辞退すると言うてますと、採決を午後にしてくださいという申し入れをされましたね。これは事実ですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 大江さんといいますか、私、議長に、仮に教育委員の人事が否決されたら副市長の人事案件は取り下げさせてくださいというお願いを議長にさせていただきました。



◆13番(前田賢一君) 

 それは、後の記者会見で、これは大江氏の意向だというふうに市長は述べておられますよね。記事もそういうふうに載っておりましたよ、読売新聞なんか。それは事実そうやったんですか。大江氏の意向やったんですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、そうであります。この場で教育長の人事案件が否決された後、私、下の部屋でショックの余り座っていたところ、大江さんが横へ来まして、もうやっぱり市長、僕の副市長案取り下げてくれたらええからねというふうに言ってくださいました。



◆13番(前田賢一君) 

 それと、これも異例のことだったんですよ。3月議会提案の件ですけど、議運にかける前に早々と紀南新聞に顔写真と経歴の詳細を載せて、あたかもこれで決まりだというような印象を与えかねない手法をとってるわけですね。これに反対する者が悪だというように言われかねんような、情報操作とも言えるこそくなやり方をとってるわけですよ。これは市長の判断やったんですか、だれかシナリオライターがおったんですか。



◎市長(田岡実千年君) 

 私の判断でありまして、基本的に上程する議案が決まれば新聞社に広報するというのが当たり前と思っておりましたんで、そうさせていただきました。



◆13番(前田賢一君) 

 でも、実際に上げるのは議会運営委員会を通ってからでしょう、本会議にかけるのは。いまだかつて、僕も23年ほど議員をやらせてもろうてますけど、こういうことなかったですよ、人事案件で、3役。何かやっぱり見る人に予断と偏見を与えるようなやり方、それで多くの人から、これで決まりかという声が各議員にかかってましたよ。

 だから、いろいろ皆るる述べて、本案は大変問題の多い、瑕疵ある議案だということを指摘して、質疑を終わります。

 以上。



○議長(奥田勲君) 

 5番、福田議員。



◆5番(福田讓君) 

 1時からの長時間にわたりまして、皆さん議員各位、熱心に質疑をしていただいております。

 市長、私、3月の定例議会で田岡市長が塩見善則氏を提案されました。そのときは質疑がなかったので、私は可決されるものだと思ってたんですよね。自分でそう思ってました。ところが少数で否決されました。

 今回、塩見氏を再度教育委員に任命したいと並々ならぬ田岡市長の思いというんですか、市長、今まで、過去において、教育長の私がかかわった中で、三輪崎の中西先生、そして大江さんはほとんど質疑なしで通ってきたわけなんですよね。その当時は、市長は佐藤さんでした。私は選挙で上野哲弘さんを支援しましたが、しかし、人事において適任であれば賛同してまいりました。私も是々非々の立場です。

 市長、ここで塩見氏を選任したいということで、私も塩見先生と面識もあります。塩見さんが、ここに書かれているすばらしい経歴ですか、これを見ますとなかなかの方だと。過去に新宮市の教育委員の中でこのような方がおられたんかなと私もそう思ってるわけなんです。そして、和歌山県が初めて民間から校長を採用されて、この方が平成15年に新宮市立光洋中学校校長に任命されたと。そしてその出会いとして、田岡市長が当時、育友会長だったんですかね。その方の行動、教育に対する思いですか、恐らくや田岡市長が一番よく近くで塩見氏の行動、教育に対する熱意を常に目で見て確信されたと思います。

 3月定例会で少数否決、しかしながら田岡市長がその思いですか、この人しか今後の新宮を改革できる人はないという考えですが、市長、私は、国の柱は教育だと思ってるんですよ。教育がなければ国は滅びます。今、日本で言われているゆとり教育とか、新興国である東南アジアのインド、中国が複式九九においても10けた以上やっていると。日本を学べ、日本に追いつけと言われた新興国がもう既に日本を追い越そうとしている。日本は資源のない国です。この国において日本がこれから世界をリードするのは頭脳です。教育があって、その頭脳をもとに今で言うIT社会、地球環境の頭脳を持っているのは、やはり日本人が一番すぐれていると。だから教育が一番大事なんですよね。そして教育とは、人を愛し、隣人を愛し、同じ悩みを心に持って、そして日本人を育てていくと。一番大事なのは、小学校、中学校ときの初等教育の心の入れ方なんです。

 私も、市長、戦後教育なんです。昭和24年生まれです。一番貧困のときに生まれてきました。母親がお乳が出なくて、豆の汁を吸って育ってました。いつも祖母に言われました。戦後、民主国家になりまして教育も変わりました。そして戦後60年、日本はアメリカに次ぐ第2のGNPの力を持ってまいりました。これは何でか。やはり教育ですね。新しい教育を求めていく。しかし今、教育はゆとり社会であり、土・日曜を休ませて教職員がいろんなことをやっていますが、ゆとり教育がひずみを生んでいる状態です。

 私は一般質問で申し上げました。この新宮市は、文豪佐藤春夫先生から始まり、中上先生を生んだ文化と伝統のまちである。もう一つ、その中に教育を入れていただきたいと3月ですか、市長に申し上げました。それをやっぱりやれるのは、小中学校で基礎を築くのは、田岡市長は塩見先生、過去の経歴を見ましても、あなたが一番知っている光洋中学で知り合いになってからの塩見先生の人柄というんですか、それをあなたは決して忘れることができないと思います。

 市長、新宮の小中学校の教育、これからまず人を愛し、隣人を愛し、弱い者を助けて、そして教育を上げる。塩見善則氏に対してどういう教育行政を求めているわけでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 田岡市長。



◎市長(田岡実千年君) 

 先ほどからも申し上げてますとおり、教育という本当に非常に大切なことだと私も思っておりまして、その中の教育委員会のトップとして、私ができないことをかわりに学力の向上、心身の向上、そしてまた先ほど前田賢一議員さんからも言っていただきましたふるさと、歴史の勉強、さまざまな教育することがありますが、そういうことをしっかりとやっていただきたい、そしてしっかりと行動に移していただけるのが塩見さんだと、そういうふうに思っております。



◆5番(福田讓君) 

 いろんな新聞報道の中にも、塩見先生が行動力があると、一つの新聞の中にもやり過ぎではないかと、思い切ったこともやると批判されていることがありますが、私は市長にお聞きしたいのですが、今の新宮市、これほどのやはり行動力を持った塩見氏でなければ今後の今までにない、またもう一歩進んだ教育行政を任せるのは塩見善則しかないと、その信念は変わってないわけですが、市長としてもここで提案する以上は、塩見氏に教育行政を今までと違った新しい方法で変えていただける。

 私は、もう何回も申し上げますが、今の教育をもっと変えなければ、日本は常に先進国のトップとしてやっていけないと、そう自負しております。小学校、中学校から基礎を学んで高校、大学と、その一番大事な小中学校です。これをしっかりしなければ、日本の教育はだめになってしまいます。

 今は民主国家です。人の話を聞き、そして行動も自由にとれる。民主国家、民主主義といっても他人に迷惑をかける人間もございます。いじめ問題やいろんな問題が昨今のニュースでも起こっておりますが、それを解決できるのは塩見先生ということで、自信を持って田岡市長が出されております。それに間違いないでしょうか。



◎市長(田岡実千年君) 

 はい、間違いございません。

 本当に議員の皆さんには上程の方法などでいろいろ迷惑、また不信な面もいただいたんですが、何としても可決していただきたいという中の私なりの一番いい方法として、いろんなことをしてしまって皆さんに迷惑をかけました。そのことはおわび申し上げまして、どうかよろしくお願いいたします。



◆5番(福田讓君) 

 終わります。



○議長(奥田勲君) 

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) 

 先ほどから各議員の質疑を聞いてるんですけど、ちょっと皆、意見の中で不可解な、市長が提案に当たって12月議会からぶれてるとか、やり方がちょっとおかしいとかということに対し、市長は的確な答弁になってないと思うんですよ。それは市長、市長は新人で来て右も左もわからんわけですよね。そのときに収入役も副市長も辞表を出してやめていったんです。それで大江さんも辞表を出すということだったんで、私がとめたんですよ。一遍に3人もおらんようになったら田岡がかわいそうやないかと。当時、統合問題で大変な時期だったんで、あんたにまでやめられたらもう市政は停滞するということで私がとめたんですよ。だから大江さんの辞表はあなた受け取らなんだ。受け取らなんだというか大江さんが提出しなかったんだ、あのときね。2人やめた。一遍に、それは前市長なんていうのは振興局長を務めた県の大幹部で行政マンですよね。その人が副市長も収入役もあったのに、あんたが来て副市長も収入役もないわけですね。その中であなたがまちづくりを手伝うてもらうのは塩見先生がいいんじゃないかとか、塩見先生がしてくれないかなということなんです。

 だから、副市長というのは市長の女房役やと言われるんです。ですから、結婚するときは仲人というのが要るんですよ。だから、市長が塩見先生にほれてるというのはわかったんやけども、現職の人が受けてくれると思えないので打診してみたわけですよね、市長。そしたら脈がありそうだったので、直接市長に頼みに行けと。頼みに行ったら受けてくれるかもわからんぞといって市長が行ったら、田岡君のことやったら協力せんわけにいかんなということで協力してくれるようになったわけですね。なったわけですわ。そしたら当然、教育長なんですよね、塩見先生は。それで僕が大江氏に、田岡市長は塩見先生を教育長にしたいみたいやと、どうやと、おまえ副市長に上がったってくれんかと僕が話したんですよ。そしたら、いや副市長はもう江川さんでなけなあかんでと大江氏が言うわけ。そやけど江川は体調が戻らんので、無責任なことできんから絶対あかんと、そやからおまえが上がったってくれと言うたら大江氏が、いや統合問題が片づくまで僕責任持ってやるというて、父兄やとか統合の委員会で僕、この統合問題が解決するまでは私は責任持つ言うたったあるんで教育長をやらせてくれということだったんですわ、まとまるまでね。それで僕が、大江さん無理やと、そしたら塩見先生に教育長であっても副市長であっても協力してくれるんかということを聞いてみたらと言うたら、そのときはどちらでもいいですよというような返事だったんでということで、それで大江さんの教育長を外せんもんで、市長はそこで結局、塩見先生を副市長でということで根回しというか、各議員に回ったんでしょう。そしたら結果的に理解が得られなかった中で、それで提案できなかったんですよ。提案できなかって、それで3カ月の間に統合問題が終わったわけですね。統合問題が解決して校舎の位置も解決したんで、それで1月ごろ改めて市長が大江氏に、もうそのときは僕必要ないですわね。あなたが来て大江さんと一緒に仕事してるんで、大江氏に副市長を要請したわけですよね。そしたらやってあげましょうということになったんで、本来の塩見先生を教育長にということで、そうすると議会が理解を得られるとあんた判断したんだと思うんですよ、その時点でね。両方、市長、副市長が民間人やということがまずいんじゃないかというような新聞報道もありましたので、そこであんたは、3月議会に塩見教育長、大江副市長と上げたら議会の理解を得られるんじゃないかと。12月のときに打診したときに拒否されたけど、そう思って3月には大江副市長、塩見教育長の構想が固まって、3月議会に提案することになったんだと思うんですよ、僕はね。

 そのいきさつを今聞かれてるけど、いきさつを別に僕は普通にそのまんま……。ところが僕と大江氏との話しやる間のことをあんた知らんから、僕も塩見先生の顔も見たことないし話をしたこともないですよ。僕も塩見先生のことは知りません。知らんけども、僕も三輪崎やし、塩見先生の校長のときに校外指導員とか、要するに地域にそういうプロフェッショナルがおれば、それを教育に手伝ってもらうと彼がやり出したわけでしょ。うちの息子もその一員ですわな。そういうことを僕は知ってますよ、実績。ですから、市長が塩見先生がええということに対しては、僕は聞いたとおりの人やと思うから賛成したけど、最初の仲人役でひっつけるときは相談に乗ったけど、それからあなたが一緒に活動し出してからのことを僕、知らんのですよ。

 ところが、今答えてるのは自分でやり出してからのことばっかり答えてるんで、それは議員さんわかりませんよ。そうでしょう。だからそれを言うてやらないと、さっきからぶれてるやないかと、副市長や言うた思うたら今度は教育長とか、そういうふうになってくるんで、僕は、あなたが11月ごろからか知らんけど、僕は相談受けてないけども、今言うように1月ごろに大江教育長の了解を得られたんでしょう。それで塩見教育長、大江さんに副市長に上がってもらうということが両方納得してもろうたんで3月に出したんで、僕はあなたの提案がぶれてるとも間違ってるとも全然思わないですよ。そうなんですよ。

 ですから、その辺の誤解もあるでしょうけど、実際、市長選挙みたいに何人も立って、市民がこの人この人いうて選べないんですよね、1人しか指名できないですから。そしたら、今度の塩見先生が、市長が個人的な見解でこの人しかないと思い込んでるけど、そうかと言われてもそう思わざるを得ない、1人しか選べんのやから。だから今度、この人事が否決されて、また教育長を置かんわけにいかん。さっき地教行法の関係がありますから、だからまたしたときに、いや塩見氏しかなかったいうけど今度はこの人かいうて、これどうにもならんですよ、皆、そうなってきたら。

 そやから市長、市長はこの人1人しか選べんのだから、推薦できんのだからしてきた。そしたら次の人をしてきたときに、塩見氏しかなかったというのに今度はこの人かと言われたら、これ先に進みませんよ。だから、次の人もやっぱり市長はこの人というて推薦せんなんわね。その人が果たしてまた議員から、新宮市の行政を市長、変えてくれる保証あるんかとかそういうことになったら、どうもそういうことに市長は答弁に窮しているけども、そういうことになるわけでしょう。だから、今、市長が言うように、やっぱり現時点では塩見先生にほれて、この人をぜひと、それしかないと思うんですよね。

 だから、今僕は質疑なんで、みんな同僚議員が誤解したら悪いし、みんな職員も市民も誤解したら悪いんで、難しい問題ですね。市長がこの人一番ええと思っても議会はあかんと言うし、それでこの人がええかといったら、その人がいやいやと、そうでしょう。副市長も頼みに行ったけど断られてきてるんでしょう。だから、塩見先生は今度は田岡君のことだったら力をかさなあかんなと言うてくれたさかいいいけど、幾ら市長がこの人がええと思うても、その人が受けてくれなんだらどうにもならんですよ。その人が受けてくれて、ええと思っても、こないして議会が3月みたいに否決されたらできん、そうすると頼んだ人が校長もやめてやね、これは難しいですよ。

 その点は、そういう人事の難しさというのは議会も皆わかってるんやから、そやから逆に田岡がそこまで言うんだったらこれどうなと、やらせてみようやないかということで、先ほども残任期間、任期が来年の……

     (「12月」と呼ぶ者あり)



◆19番(大西強君) 

 でしょう。だから1年ちょっとですよ。やってみてあかなんだら次またそのとき反対したらいい。と僕は思うで。だから、もっと市長、僕この間言うたように本音で腹割って答弁したらええと思うんでよ。

 何か僕の名前を出したら悪いと思うんか知らんけど、出さんさかいに話が余計わからんようになってたんで、構わんさかい、大西議員に頼んだらこう言うてきたんでこうしたというて言うたらいいんですよ。そしたら皆わかる。そういうことです。



○議長(奥田勲君) 

 質疑を終わります。

 お諮りいたします。

 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

     (「異議あり」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議がありますので、起立により採決いたします。

 本案について、委員会付託を省略することに賛成の方の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(奥田勲君) 

 起立多数です。

 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 討論に入ります。

 12番、松本哲也議員。



◆12番(松本哲也君) 

 本議案に対し、賛成の討論を行います。

 塩見氏は新宮市出身の教育者であり、市長の説明にもありますように、大変難関な採用試験に合格され、新宮市の光洋中学校に初めて民間人校長として赴任され、その手腕を大いに発揮し、光洋中学校をコミュニティースクールとして全国的に知られる学校に改革されました。市長の言葉をかりれば、3年間でここまで変わるのかというぐらいすばらしい学校になった。また、学力はもちろん、心身ともに生徒を本当に成長させてくれたという実績を残されました。これは、田岡市長が当時、光洋中学校の育友会長として実感されたことだと思います。

 また、塩見氏は、本年2月より文部科学省が新設した有識者会議である「熟議」に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会に委員として就任されております。この会は、先ほどからありますように、全国から選ばれた20人の委員で構成されており、日本の教育行政の中枢を担うものと伺っておりますが、私の調べたところ、20名の委員の方々には、金子郁容慶應大学大学院教授を座長に、ヤフー株式会社CCO兼法務本部長、マイクロソフト株式会社法務・政策企画本部部長、株式会社イー・ウーマン取締役社長、東京都三鷹市教育長、また毎日新聞論説委員等々さまざまな分野のそうそうたる方々が名を連ね、その中の一人として塩見氏が就任されております。

 しかし、そんな塩見氏に対し、一部の市民の御意見として、宗教色が強いとか一政党の関係を云々とかいう声があることは私も承知しております。しかし、塩見氏は一政党の党員でもありませんし偏った思想の持ち主でもありません。もしそんな人物であれば、先ほど述べた光洋中学校の民間校長としてすばらしい実績を残すことや、また「熟議」という日本の教育行政の中枢を担う立場のメンバーなどに到底就任できるはずがありません。このことだけを見ましても、私は客観的に判断して、こういう方に新宮市の教育委員になっていただきたいという田岡市長の提案に対し、一議員として何の異議を差し挟むことがあるのかと感じます。

 塩見氏は、新宮市の教育行政に多大な貢献をされている教育者であり、その見識と見聞の広さは新宮市のこれからの教育行政に対しさらに貢献していただけるものと考え、市長の提案に対し賛成をいたします。



○議長(奥田勲君) 

 討論を終わります。

 これより議案第47号を採決いたします。

 本案について賛成の方の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(奥田勲君) 

 起立少数であります。

 よって、議案第47号、教育委員会委員の任命について同意を求める件は否決されました。

 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。

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△閉議及び閉会の宣告



○議長(奥田勲君) 

 本臨時会の議事運営に対しましては、議員各位の御協力を賜り、衷心から厚くお礼申し上げます。

 これをもって、平成22年7月新宮市議会臨時会を閉会いたします。御苦労さまでした。



△閉会 午後3時10分

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

            新宮市議会議長  奥田 勲

            署名議員     福田 讓

            署名議員     松本哲也