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和歌山県 新宮市

平成21年  9月 定例会 09月16日−03号




平成21年  9月 定例会 − 09月16日−03号










平成21年  9月 定例会



          平成21年9月新宮市議会定例会会議録

            第3日(平成21年9月16日)

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議員定数19名、現在員19名、出席議員19名、氏名は次のとおり。

           1番  木戸地郁生君

           2番  松畑 玄君

           3番  久保智敬君

           4番  榎本鉄也君

           5番  福田 讓君

           6番  田花 操君

           7番  東 賀代子君

           8番  杉原弘規君

           9番  東原伸也君

          10番  上田勝之君

          11番  三栗章史君

          12番  松本哲也君

          13番  前田賢一君

          14番  奥田 勲君

          15番  松本光生君

          16番  辻本 宏君

          17番  屋敷満雄君

          18番  前田 治君

          19番  大西 強君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成21年9月16日 午前10時開議

 日程1 一般質問

     別冊 一般質問通告表 番号(5)から

 日程2 陳情書 1件

      別冊 陳情文書表による

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

     別冊 一般質問通告表 番号(5)から

 日程2 陳情書 1件まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

          市長                  佐藤春陽君

          副市長                 竹嶋秀雄君

          収入役                 江川忠雄君

          理事(港湾・企業誘致関係及び土地開発公社担当)

                              倉家 博君

          まちづくり政策部

          部長                  川嶋 潤君

          次長兼企画調整課長           芝 悦男君

          商工観光課長              北畑直也君

          総務部

          部長                  小山壽行君

          次長兼総務課長             丸山修市君

          参事(行政改革担当)          嶋田喜久一郎君

          秘書課長                鈴木俊朗君

          財政課長                上路拓司君

          防災対策課長              井上 登君

          市民福祉部

          部長                  向井 隆君

          福祉事務所長              浜前泰弘君

          市民窓口課長              萩原 智君

          生活環境課長              宇井正典君

          保健センター長             更家嘉重君

          建設農林部

          部長                  中畑孝一君

          参事(建設農林政策担当)兼農業委員会事務局長

                              和田 隆君

          都市建設課長              渕上 崇君

          農林水産課長              津呂建二君

          管理課長                西  寛君

          熊野川行政局

          局長                  平 俊孝君

          住民生活課長              東 康夫君

          医療センター

          事務長                 上野山巳喜彦君

          庶務課長                豊田正志君

          医療業務課長              辻 篤樹君

          水道事業所

          所長                  山野上光治君

          消防本部

          消防長                 大石 明君

          次長                  辻坂雅則君

          教育委員会

          教育長                 大江清一君

          教育部

          部長                  杉山泰生君

          次長兼学校教育課長           平見善宣君

          参事(文化複合施設担当)兼文化振興課長

                              中岡保仁君

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本会議の事務局職員

               局長             浜口恭行

               次長             畑尻英雄

               次長補佐           平見仁郎

               次長補佐兼議事調査係長    赤松勇人

               庶務係長           北 光子

            第3日(平成21年9月16日)

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△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(奥田勲君) 

 おはようございます。

 ただいまの出席議員は19名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

 日程に入ります前に御報告いたします。

 昨日の杉原議員の一般質問における発言について、お手元に配布のとおり、一部発言訂正の申し出があり、議長において許可したので報告いたします。

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△日程1 一般質問



○議長(奥田勲君) 

 日程に入ります。

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表の番号5番から順次発言を許可いたします。

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△東賀代子君



○議長(奥田勲君) 

 7番、東議員。



◆7番(東賀代子君) (登壇)

 皆様、おはようございます。

 まだまだ緊張がとれませんけれど、どうぞよろしくお願いいたします。

 最初に、通告した男女参画問題、これは一番最後にさせていただいて、王子小学校近くの跨線橋についてさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。

 平成18年、共産党の先輩議員が住民からの要望で王子小学校近くの跨線橋、さびがひどく、通学路でもあり、美化、改装の要望を受けて一般質問で取り上げさせていただきました。また、平成19年に再び都市建設課に口頭で経過をお聞きしたそうですが、ほうってはいない、必ず取り組むとの返事だったそうです。

 しかし、今回も住民の要望を受けて現場を確認いたしましたが、さびがひどく部分的に腐食、触れればさびが粉になって落ちるという状態で、素人の目にも、ペンキを塗りかえるより取りかえないといけない状態ではないかと思いました。

 お尋ねいたします。跨線橋には名前がそれぞれついているのでしょうか。

 それと、もう一つ、いつ設置されたのかの2点、お聞かせください。



○議長(奥田勲君) 

 渕上都市建設課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 橋梁の名前でありますけれども、清水元橋と名づけられております。

 施工されましたのは昭和52年、当時JR、旧国鉄が電化に伴って橋梁をかけかえたような経過があります。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 JRとの協議が必要とのことでしたが、協議されましたか。協議の結果、どうなりましたか。現場も見ていただけましたでしょうか。お伺いいたします。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 現場は見ております。JRと、これは我々としましては、平成20年度に落橋防止システムによる耐震補強設計と、そして今議員さん申されてます塗装工事を含めて、改修工事ですね、これについての一応設計を終えています。ただし、ここはJR線が通っていますんで、一応JR西日本との協議が必要であります。それによって工事のやっぱり手順とか、鉄道の運行がありますんで、そこら辺のほうも含めて、ちょっと今協議中であります。



◆7番(東賀代子君) 

 そうですか、はい。美化工事に当たってのJRの協力もそのうちに入っていらっしゃいますか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 はい。協議を進めていますんで、はい、そういうことですね。



◆7番(東賀代子君) 

 市は、この跨線橋の工事の費用について、この3年近くの間、検討されたことがあるのでしょうか、独自で。あるとすれば、どれぐらいでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 費用といいますのは、工事費だと思うんですけれども、これについては今後協議しながら、工事については昼間、電車が通っているときにすべてができるとは限りませんので、夜間工事とかもろもろが入ってきますんで、工事費についてはこれから積算していくような状況であります。



◆7番(東賀代子君) 

 工事は、そしたら市なのか、それともJRなのか、これから負担の割合というのもこれからの協議ということでしょうか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 そういうふうな協議が必要と考えています。



◆7番(東賀代子君) 

 今後どう進めるのか、これ以上放置できない状態にあると思います。市とJRの協議、その進め方をなるべく早くしていただきたいと思います。

 もう一つ、この跨線橋に沿っているガードレールですが、これも大分さびがひどくなっています。今ならペンキの塗りかえで済むと思います。このままだとここも腐食、取りかえないといけなくなるので早急にお願いしたいと思いますが、これは見ていただけましたでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 西管理課長。



◎建設農林部管理課長(西寛君) 

 簡単にですけども、現場はちょっと見させていただいております。ただ、詳しくさびの状況を見て、また調査をしまして、さび取りだけでいけるのかどうか、また基礎の部分は大丈夫なのかどうか、もしかすると取りかえしなければいけないかどうかということをこれから調査していきたいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 塗りかえられる部分でしたら経費も安く済みますので、なるべく早く調査をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 次いで、高田の里道改善についてお聞かせいただきたいと思います。

 この件については、地元の方から5件の改善要望がありました。

 その内容は、さきに担当課に届けているとおりです。高田でも急激に高齢化が進んでおります。これまでなら何の心配もなく歩けた坂道でも、今では手すりがないと滑りやすくて危険を感じる。まして、雨とか寒いときの夜露などで濡れた坂道は滑り台のように危険です。現に、思い切りしりもちをついて手に小石が入り、手首も痛め病院に行った事例がありました。この方は比較的若い方でしたから、これで済んだのはないでしょうか。私としては、こうした視点の改善を心から要望したいと思います。

 恐縮ではございますが、再度これからの里道の改善、計画を御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 西管理課長。



◎建設農林部管理課長(西寛君) 

 以前、議員さんが8月5日でしたか、管理課のほうに来られまして、そういう要望を出していただいております。うちのほうも早速現場のほうを確認させていただいております。

 それで、議員さんおっしゃられましたように、かなり危険なところもございますので、早速ですけども、うちのほうは今業者のほうにちょっと見積もりとか依頼しております。すべて一遍にできるかというのはちょっと難しいかもわかりませんけども、危険度の高い、そういったところから順次改善を行っていきたいと思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。里道によっては、滝を見に行く道もありますので、観光客も通ります。ですから、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、教育問題。

 40人学級からゆとりの学校にということでさせていただきます。

 埼玉県志木市では25人程度学級を実施していることを知りました。少人数学級編成の目的は、子供の個性を伸ばし、豊かな人間性をはぐくむためには、1人の担任の目が行き届くよう生活集団そのものを少人数化するということでした。25人程度学級を実施するため、10人臨時の先生を市独自で採用。それに係る経費は4,600万円。市財政は厳しいようですが、教育予算をふやし、少人数学級は実施したそうです。他の予算を減らしてでも少人数学級は実施したそうでございます。

 さて、教育が子供一人一人の学習状況によく目が行き届くというのは21人から25人だそうです。けれど、学級規模が小さければよいということでは必ずしもないそうです。少なくても、学習面の指導は学級規模が与える影響は極めて大きいそうです。

 2008年9月、経済協力開発機構、OECDがまとめた日本の教育支出は、国内総生産、GDP比は調査対象28カ国中最下位となっています。日本は教育への公費支出が少ないため、各家庭の負担が重くなり少子化にもつながっているのではと私は思っております。

 さらに、教育費全体に対する私費負担の割合は経済協力開発機構28カ国中、第3位の高さ、負担は大きいそうです。

 小学校の1クラスは平均28.3人。経済協力開発機構、OECDの平均は21.5人で日本は下から2番目です。

 1クラスの少人数学級か、40人学級かでは予算の関係、教育カリキュラムの面でいろいろな問題、意見もそれぞれ違います。国・県の政策、施策でもあるのでしょうが、ある小学校で105人以上あれば校長の権限で4クラスにできるが、1人でも少ないのであれば3クラスになるというのは、これは本当のことなんでしょうか。お伺いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 平見学校教育課長。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 まず、基本的に1クラス40人学級というのは国・県も同じでございまして、これを見直していただかないとなかなか、先生の配置にもかかわることですから、これを要望、どんどん重ねていきたいなというのがあります。

 先ほど言われましたように、県のほうではこれを少し緩和して、昨年までは1、2年、それから6年生は38人学級、それを認めて、それから中学校は35人。1学年で3学級以上、38人以上ある場合は35人を認めるということだったんですが、ことしから全学年、小学校でも35人を認めるという方向に緩和されてきました。これは、いい方向だと思います。

 新宮市でも少人数指導学級を進めていく方向で市長もとらえておられますんで、進めておるわけですけども、例えば先ほど言われました105人で言いますと、ちょうど三輪崎小学校なんかはそうなんですけれども、4年生で35人のクラスが3クラスになってしまう。1人多いと106人になって、これが29人と28人の4クラスになるという、どうしてもこういう線引きは出てしまうんですけれども、現在でも市単の教員13名雇用させていただいて、特別支援の先生方が中心ですけれども、今後統廃合進む中で、全部進んだ中で維持管理費等軽減できると思いますし、その分を、例えば1年生小一プロブレムというふうに言われますけれども、1年生等で30人を超えた場合にもう一人ふやして副担任制を設けるとか、そういう方法は検討しておりますので、そういうほうをまず段階的に、そういう方法で進めたいなというふうに思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。ことしの夏は比較的雨が多く、暑さも多少は違うかと思いますが、約二十五、六人の4クラスで1人の生徒の移動によりクラスが3クラスになりました。1クラスが10人ふえて35人の3クラスの大世帯に。この夏は大変です。教室の中は扇風機があります。しかし、子供たちは暑過ぎると言っています。確かに、昔は40人以上のクラスで学んだときもありました。今は、地球温暖化で昔以上に気温が上昇しています。まして、私たちの地域は冬でも暖かい地域です。夏ともなれば教室の温度はぐんぐん上がり、風通しでもよければいいのですが、気分が悪くなる生徒もいます。ゆとりの教育といいながら、2009年から2010年に新学習指導要領で各学年に大幅に追加される学習内容、学年ごとの科目時間数がふえて子供たちや教える先生も大変です。学年ごとの学習時間の変動についてどうお考えかお聞きしたいと思います。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 議員言われますように、新しい学習要領によりまして小学校なんかでしたら5年生、6年生から英語ふえますし、また中学校なんかでも理数系が大変ふえて、それから武道なんかも入ってくるんですけれども、かなり子供たちにとっても今までのゆとり教育からもとへ戻るような形になるんですけれども、かなりこれまで弱くなっていた部分がやっぱりさらに強化されると思います。

 その中で、教室のそういう暑さ対策というんですか、お金をかければ確かにエアコンですね、入れればできることは可能なんでしょうけども、できれば外で緑化とか、そういったことも検討しながら方法を検討していきたいなというふうに考えております。屋上緑化、この間視察もさせていただいたんですが、屋上緑化をしている学校なんかもありまして、そうするとかなり室温が下がったりしますんで、そういう方法も検討しながらいきたいなと考えております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。比較的、私たちのところは海も近いし緑もぐるっと見渡せばあると思います。そんな中での暑さですので、ぜひこれもお考えいただきたいと思います。

 計算はできるが文章問題はだめ。勉強はついていけないなんてことになり、塾に行かさなければということにもなります。お母さんも子供たちを学習塾に行かすためパートに行かなければならず、土曜日も学校があればいいのにというお母さんの声も幾度かお聞きいたしました。

 1950年代、クラス規模は50人以上で、すし詰め学級、1990年代初めは40人学級、今度さらに目が届くように44府県で少人数学級が見直され採用されていると聞きます。

 和歌山県の適正は1クラス、先ほどもおっしゃいましたが38名と聞きます。新宮市は独自の配慮で十二、三名の、先ほど聞いたら13名の嘱託の先生を配置されておりますが、少人数学級にして子供たちの学力向上、ゆとりのある学級、教育環境を整えていくためにはもっと教員をふやす必要があると私は思います。国、あるいは県に教育予算を要望していくことが大事と私は思っております。

 丹鶴、千穂小学校の統合、王子と蓬莱小学校の統合など進んでおりますが、子供たちの温暖化による教育環境、また学習でついていけないなんてことのないように求めていきたいと思います。

 教育長のお考え、よろしくお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 大江教育長。



◎教育長(大江清一君) 

 統廃合の今、話出てましたけども、確かに学校が統合ということになれば子供たちも一緒になるわけですから、そうしたときにやはり学校の荒れというんですか、状況が一変しますので事前の交流活動とか、そういうこともあります。県に向かっては、そういう交流をした場合、一応加配といいまして、先生を余分に配置はしてくれます。でも、それはずっと何年もというわけではありません。数年間の間ですから、そこらあたりをいろんなことを問題点も踏まえて、いろいろ工夫改善とか、その統合加配が終われば、また別の加配の制度もありますので、そういうことを、つなぎつなぎするなりしてでも要望して、できるだけ多く先生の配置というのを要望していきたいと、そう思っています。



◆7番(東賀代子君) 

 私は、こういう少子化になっておりますので子供たちの教育予算は無料でできるように国に要請すべきと私は思っております。このことに関して、市長、私もそうですけれど、市長たちもこれからはお孫さんの代になってくると思いますけれど、市長の考えはどうでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 少人数学級を新宮市は推進いたしてまいりました。ある時期には30人学級を目指すということも教育長にも、県の教育長ではございますが、そういう申し入れもしたのでございますが、30人学級ということ、この県下に及ぼす影響ということもありますから、その辺は慎重にということを言われまして、少人数学級ということを我々としては提唱し、それなりの市単の教員も今までなかったことですが13名ほど採用いたしまして、できるだけ子供たちに目の届く、そういう教育環境というものをしっかりつくっていくようにということでこれまでも進めてまいりました。これは変わらず、私としましてはぜひ新宮市の教育のあり方として教育長と教育委員会等にもお願いして進めていただきたい、そのように思ってございます。次代を担う子供たちを育てるということは当代の我々の義務だと、このように思っております、基本的には。そのようなことの中から、ぜひこの少人数学級を継続して将来的には35人を30人というような、そういう国や県の基準というものをつくっていただきたいという思いでいっぱいでございます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 次、学校の地場産給食の必要性ということで質問させていただきます。

 私は、小学校給食で幾度か地場産給食を取り上げさせていただいたのですが、地場産米、休耕田対策との関連、経過を教えていただきたいと思います。いかがでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 平見学校教育課長。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 この件につきましては、農業委員会、それから農林水産課の御協力もいただきまして、白浜町なんかも視察させていただきました。来年度をめどに進める方向で現在進めております。地産地消、それから休耕田対策をあわせたような形で、いい方法を今検討しておりまして、あと農林水産課のほうで要綱等を今検討していただいておるんですけれども、それができれば来年度から実施できるという方向へ、今ここまできております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 来年度というのは、これは作付いうか、休耕田対策としての来年度の、していくということでしょうか。それとも、もう地場産米ができているということになるのでしょうか。そこをお聞きしたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 津呂農林水産課長。



◎農林水産課長(津呂建二君) 

 私ども、農林水産課、遊休農地の利用促進について利用権設定などを行い、耕作放棄地とならないよう対策をして検討しておりまして、その中で要綱等いろいろ作成しておりますので22年度で予定しているとお答えさせていただきます。



◆7番(東賀代子君) 

 そしたら、これから何か、休耕田対策をしていくということなんですね。



◎農林水産課長(津呂建二君) 

 私ども、そのように思っています。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、わかりました。私の考えではもう少し早くできるんかなと私は思っていたんですが、はい。

 次に、地場産野菜では、すさみも視察に行くよう計画していたと思います。その後の経過は白浜どまりなんでしょうか。お伺いいたします。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 すさみ町にはちょっと視察は行ってございません。野菜等につきましても検討はしたんですけども、現在でも地場産は消費しておりますし、ほとんど消費しておりますんで、ただ作付けしていただいて品ぞろえができるかということまではまだちょっと難しいんかなというふうに考えております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。私は、一遍にたくさんということではないんです。少量ずつ、熊野川町とか佐野とか、いろんなところに分けて、その中で地場産米を集めていただいて学校給食にと言うていますので、この点はよろしくお願いしたいと思います。

 また、国会での衆議院選挙で自民党と民主党政権交代など政治の中身が問われる選挙でした。

 私たちの市長選もこの10月に行われます。市民の1票で大きくよいほうに変わると期待しております。今度の選挙で、2人の方も中学校の給食を前向きに意欲を示しておりました。私も以前から中学校の給食は必要と思い、要請させていただいたことがございます。夫婦共働きがふえて女性の労働力も社会が必要としています。

 そのような中で、中学校給食、食育、つまり小学校、中学校、どちらも大切な教育の基本と私は思っております。中学校では昼食を菓子パンで済ますという子供もいるようですが、心身ともに体が大きくなるという時期、学校給食の重要性と生活環境、学校現場の乱れを勘案して、中学校給食検討委員会の設置を私は要望したいと思います。いろいろな問題が盛りだくさんですが、教育環境と教師の協力、父兄の理解がないとできません。子供たちのよりよい将来のため、よろしく御検討をお願いしたいと思います。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 中学校の給食につきましても、平成18年の教育審議会の中でも十分協議させていただきました。その中で、現在お弁当あるいはパンの販売ということをしているんですけれども、将来の課題であるという位置づけにさせていただいております。やるとなりますと、各学校の給食設備の関係も出てきますし、予算の関係が出てきますので、そういったことも十分配慮しながら検討していくことになろうかと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 給食をすぐというのはちょっと無理があろうかと私も思いますが、せめて検討会は立ち上げていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 次、新宮市営墓地条例に関してお尋ねいたします。

 住民の方から墓地について御相談がございました。その方は墓地が必要になり、ちょうど募集中だった市の空き墓地の抽せんに参加、なかなか当たらないと言われておりますが、見事1回で当てたそうです。それも、南谷の墓地を当てたそうです。

 ところが、家族の墓地がほかにあることがわかり、抽せんで当たった市の墓地は2年以上、雑草取りほか管理していたそうです。支払った最初の墓地費用約20万円弱ですが、お金が戻るのであれば墓地を市に返還しようとしました。ところが、お金は戻らない、身内でも権利を譲ることができないと言われたそうです。このことについていかがでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 宇井生活環境課長。



◎生活環境課長(宇井正典君) 

 市営墓地条例の第8条で譲渡の禁止ということで墳墓の使用権、その当たった方の使用権は他に転貸または譲渡してはならないとなってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 そのとおりに書いてますよね。当局は、使っていない墓地の土の入れかえ及び草取りをしないと次の方に墓地の権利を手渡すことができないので、その費用は返還してもらっても約6万円要ると言っていました。使っていない墓地の土を入れかえる必要があるのでしょうか。また、この費用は高過ぎると思いますが、特別な土でも使っているのでしょうか。お伺いいたします。



◎生活環境課長(宇井正典君) 

 土の入れかえなんですけども、その土は特別な土というものじゃなくて、大体その、今度返還墓地を新たに抽せんする場合、大体これまでの支出を見ましても6万円程度かかってます。



◆7番(東賀代子君) 

 それで、そのことをその方にお伝えしたら、土の入れかえだけで6万円というのは高いじゃないですかいうて言われたんです。それで、私はこういう質問させていただいているんですけれど。特別な土ではないということですね。



◎生活環境課長(宇井正典君) 

 この使用料の使い道なんですけども、土だけじゃなくて市営墓地全般にわたる草刈りとか参道整備などの維持管理に充てさせていただいております。



◆7番(東賀代子君) 

 その方の墓地じゃなくて周りの管理代も入っているということなんでしょうかね、そしたら。

 その方は、お金が戻らないのであれば、墓地の権利を持っていると言っていました。使っていない墓地をただで返還させて、そして次の方には使用料をいただくということは住民の方も納得がいきません。当局は、家賃の権利金みたいなものと言っておりましたが、権利金ならば家の傷みぐあいで引かれるお金も違ってまいります。

 また、私は、使っていない墓地、返還したい墓地があるならば、お金を返還して墓地の空きを待っている方に権利、利用がしやすいよう、移行ができるようにしていただきたいと思います。

 墓地を当たりたいために何回も抽せんに伺っている方が多いと聞きます。条例は、住民が利用しやすいように変えるべきと私は思っております。いかがでしょうか。



◎生活環境課長(宇井正典君) 

 まず、墓地の使用料につきましては、条例の定義では使用の許可を受けた者は条例第6条第3項の規定により使用料を納付しなければならないとなっております。そして、またその使用料につきましては、同条第4項の規定によりまして既納の使用料は還付しないとされております。そして、墓地の使用料とは永代使用権を得るものであって、使用料を納めたからといって、その墓地の所有権は発生しません。墓地というのはあくまで使用することを前提として申し込み、使用権を得るものであります。使用者の諸事情によりまして未使用で返還される場合もありますが、そのような場合においても、従来から使用料の返還は行ってございません。

 そして、過去において同様なケースが一、二件あったと聞きました。それにつきましても、いずれの場合も御説明をさせていただきまして条例に従っていただいたというふうに、私、聞いております。

 そしてまた、抽せんにより当選した使用者の方々には、事前に使用料の返還はできないとの説明は行わせていただいておりますし、そしてその使用許可申請のときに、使用者の方には承諾はいただいております。

 それと、使用につきましては先ほど御説明させてもらったんですけれども、市営墓地全般にかかる草刈りとか道路整備に充てさせてもらってございますので、議員の御質問にありました条例を変えて対応してはどうかということなんですけども、私どもとしましてはこれまで皆様方に御理解をいただいてやってきておりますので、これからも従来どおりで対応させていただきたいと思いますので、議員には御理解を賜りたいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、わかりました。そしたら、使用していなくても返還してもお金は戻らないということですよね。そして、もしその方はそのまま持っているということになりましたら、やっぱり墓地を欲しいというか、希望してる方には、そういう土地がありながら、その方たちには行き渡らないということにもなると思うんですよ。そのことを私は勘案していただきたい。

 そして、これは先ほどもおっしゃっていましたが、墓地の使用料と書いているのはやっぱり使用料、使うということですよね。この方は使ってないので、特に私は、1年でも2年でもそこを使っていらしたというんでしたら、私もこういう質問の仕方はしないんですけれど、使っていないということにすごく疑問を持ってるんで、何で返還がされても少しもお金が戻らないのという、その方の御意見もありましたので。これぐらいにさせていただきます。



◎生活環境課長(宇井正典君) 

 議員御質問の条例改正なんですけども、今後の課題とさせていただきたいと思いますので、ご了承ください。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 男女共同参画社会、これをやらせていただきます。

 ことしは衆議院選で民主党の圧勝、歴史に残る大きな出来事です。また、本日新政権が発足、特別国会が始まりました。男女共同参画社会の担当は社民党の福島瑞穂さんとお聞きいたしました。

 新宮市の担当をお聞きいたします。また、担当は女性も何人かいらっしゃいますか。お聞きいたします。



○議長(奥田勲君) 

 芝課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 現在、男女共同参画社会の推進につきましては企画調整課が担当してございます。さまざまな施策については、庁内の各課にわたるわけでございますが、その計画づくり等につきましては私どもが担当してございます。

 それから、御存じのように現在企画調整課は6名で構成されておりまして、そのうちの1名が女性でございます。ただ、実際の担当につきましては課内でずっと固定するわけではなく、さまざまな事務を、ローテーションといいましょうか、そういった形で回してございますので、昨年は女性が担当でございましたが、ことしは男性が担当してございます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。担当者は6名のうち、女性がお一人とお聞きいたしました。これも、担当者ももっと女性に入っていただきたいと思っております。

 国会も衆議院の3分の1が新しい顔で、今までより女性議員が最も多い54人となり、やっと1割を超えました。世界的に見れば女性議員の比率、日本は120位ぐらいだそうですが女性の力を社会の活力にどう生かすか、経済の活性化、高齢化社会への対応、国際社会での外交、子供を産み育てるなど、労働力の4割は女性です。男女共同参画社会基本法はことしで10年、男女共同参画社会の実現は21世紀の我が国、社会を決定する最重要課題とするとあります。

 今回の広報しんぐう9月号に、女性の社会進出の促進、推進の促進、男女共同参画社会を目指してという小冊子が人権尊重委員会から配られていました。新宮市の基本計画では、男女共同参画社会は20年から21年度策定とありましたが、3月議会で、市長は、合併問題が決着してからということでした。今後の見通しをお聞かせください。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 来年度以降で、基本計画につきましては策定をしてまいりたいと、このように考えております。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 2009年9月現在、県下9市のうち、基本計画の未策定は新宮市だけとなりました。新宮市のおくれは女性の社会進出といった面だけではなくて、地方都市、新宮市の発展という面からも数々の負の影響を与えてきたのではないかと私は思っています。

 経済産業省の研究会の報告書、女性の活躍と企業業績でも女性が活躍できる風土を持った企業ほど業績が上がっているとしています。地域でも一緒ではないでしょうか。女性が働きやすい、子育てしやすい、こういう社会こそ男性にとっても生きがいを持って一人一人を尊重し、互いに思い、気遣って生きられるのではないでしょうか。審議会委員の構成は女性の方を多くしたいと当局の答弁でもありました。

 新宮市のそれぞれにおける変化、方針があればお聞かせください。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 ただいま議員御質問の件でございますけれども、新宮市、基本計画は策定してございませんが、そういった男女共同参画の推進ということを十分意識しまして、今言われました審議会等への女性の参画の推進であったり、あるいはまた出産育児に係る女性の負担軽減ということで子育て推進課とか子育て支援センターを設置したり、それからまた市民の啓発とか、そういったことは従来から進めているところでございます。

 この、審議会の女性の参画の推進でございますけれども、大きく二つに分けられるかと思います。

 一つは、地方自治法の180条の5といいましょうか、行政委員会、これの関係がございます。

 もう一つは、審議会への登用ということでありますけれども、まずこの行政委員会、新宮市には現在六つの委員会がございますけれども、これは教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会、監査委員会、農業委員会、固定資産評価審査委員会とございますけれども、これにつきましては15年度末時点では女性の参画率というのは13.3%でございましたが、19年度末には17.5%、20年度末は18.4%となってございます。年々、その比率は上昇してございます。

 一方、審議会関係でございますが、これも二つに分かれておりますが、一つは自治法の202条の3に基づくものでございまして、附属機関というもので、これは新宮市には19ございます。

 もう一つは、附属機関に準じて規則とか要綱で定めるものが15ほどございますが、そういった組織、これにつきましては二つ合わせますと15年度末は15.7%、それから19年度末が19.8%、そして20年度末が24.6%と、年々比率は上がってございます。

 市全体のことは、大まかに言えばこういうふうな変化でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。策定、計画、そういうものにおくれをとらないように20%達成ができるように頑張っていただきたいと思います。私も、不勉強なので一緒に勉強させていただきながら男女参画問題には参加させていただきたいと思っております。

 男女共同参画社会の策定には、あらゆる女性団体に呼びかけていただきたいと私は思っています。

 最後に、この議会で一市民となられる佐藤市長に、男女共同参画社会の推進について一言お願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 男女共同参画社会、この実現は、この新宮市政にとりましても大変重要なことだと思っております。

 そのような中で、行政分野のいろんな審議会や附属機関等につきましては、努めて女性の選考あるいは登用に我々も意識して努めてまいりました。しかし、それだけでは不十分です。それぞれの女性グループの方々の、例えば女性会館を建設するという問題につきましても、どう活用していくのか、そういう大きな課題がありますので、そういうものを市民のいろんな方々とお互いに協議しながら、この計画は22年度、基本計画は目指しておりますが、よい計画をつくって、それに向かった実行をしてやっていただきたい、かように思う次第でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございました。何にしても策定が先に来ると思いますので、よろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。これで一般質問、終わらせていただきます。



○議長(奥田勲君) 

 10分間程度、休憩いたします。



△休憩 午前10時48分

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△再開 午前11時03分



○副議長(大西強君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

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△田花操君



○副議長(大西強君) 

 6番、田花議員。



◆6番(田花操君) (登壇)

 それでは、市政に対します一般質問をさせていただきます。

 その前に、今議会の冒頭のあいさつの中にもございましたように、佐藤市長は次期市長選に出馬しないことを表明されております。市長選挙まで1カ月半といった直前での不出馬という態度表明となりました。率直な感想としまして、より早い時点での決断を政治家としてすべきではなかったかと感じたところでございます。

 いずれにしましても、佐藤市長への一般質問は、この議会が最後となりました。市長は、旧新宮市において1期、そしてまた新市となって初代市長として1期、合わせて2期8年間、市民の負託を得まして市長を担当してまいりました。この2期8年をみずから振り返られまして何か御感想がありましたらお聞かせください。



○副議長(大西強君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 さまざまな思いが去来することは事実でございます。

 そのような中で、この市政運営に関しては極力、初選のときに約束いたしましたように、情報がこの市役所というところはたくさん集まってくる場所でございますので、情報開示してできるだけクリーンな姿勢で市政を努めたい、このように思ってまいりました。過日でありますが、市民オンブズマンの評価におきまして、情報公開度一番、9市の中でトップだと評価されましたことについては我ながら、まだまだ至らない部分もあろうかと思いますが、私としては満足な評価であったと、そのように思っているところです。

 この後、こもごもの事業に関しては、さまざまな思い入れがありました。とりわけ、田花議員が、在職中、この初選のときに始めましたクリーンセンターの早期の決定、またそれに伴う事業、それに伴う市民参加のような形で町内会には少し御負担をおかけいたしましたが、資源としてごみを生かしていこうと、こういう思いの中からエコ広場の創設と、職員がそれぞれの立場を超えて協力してもらったことは忘れがたい思い出でございます。

 また、2期目に当たります新市創業のときに、この新しいまちづくりの将来展望を、この長計の中に定めまして、とりわけ特進プロジェクトにおきまして教育環境を充実させる、そういう取り組みを始めました。それが今、少し事業も着手されまして徐々に進んでいることに大変うれしい思いがいたしております。私としては思い残すことはないと、このような思いでございます。

 大変、市議会の皆さん方には御協力賜りまして、またお教えもいただきました。ありがとうございました。



◆6番(田花操君) 

 はい、ありがとうございます。どうか、市長におかれましては、これからも、一市民となられましても、この地域のさらなる発展に思いを寄せていただき、御健康で悠々自適の人生を過ごされますことを心からお祈り申し上げます。長い間、大変御苦労さまでございました。

 それでは、市長は今期限りでおやめになられるということで、市長よりも担当部局に対して一般質問をさせていただきますんで、よろしくお願いいたします。

 まずは1点目、新宮市立医療センターの役割と充実についてお尋ねいたします。

 初めに、先般の総合計画に伴い、市民アンケートの中で新宮市の施策に対する満足度についてという質問の中で、地域医療に対した不安が57%と最も高い割合を示しておりました。

 また、昨年度、地域福祉計画の策定に伴いまして、市内全域にわたって市民の意識調査が行われています。その結果報告の中にも、地域医療に関しての意見が多く述べられています。

 その中で、少し紹介いたしますと、蓬莱町の25歳から29歳の女性の方は、新宮市は医療の面ですべてに関して不足しているように思います。医療は人命にかかわること、これは充実させなければならない義務があると思います。今の状態では安心して出産もできません。

 二つ目に、千穂の55歳から59歳の女性の方。医療の面は、これから先、老後としても不安です。医療センターは建物は立派であっても、地域医療としての機能はいかがなものでしょうか。

 三つ目に、王子町の25歳から29歳女性の方です。新宮地域の医療の充実を図るとともに、遠方であっても高度な医療機関の診療を受けやすい対策が必要ではないですか。

 4人目に、三輪崎の方で35歳から39歳の女性の方。医師のほかにもそのサポートとして十分な説明をしてくださったり、患者の人格の立場でケアを進めてくださるようなプランを考える役割の方がいてほしいと思います。

 5人目の方、三輪崎の方で、これも40歳から44歳の男性の方。最新式の医療機器の導入、医師の確保、休日、夜間救急の診療、医師のメディカルの充実を図るべきであり、赤字は税金の投入で賄う、そのための住民税の増税ならやむを得ないと、このような意見が書かれております。

 このような意見は、当局のほうは御存じでしょうか。



○副議長(大西強君) 

 上野山医療センター事務長。



◎医療センター事務長(上野山巳喜彦君) 

 この種の意見につきましては、福祉の担当部局からとりまとめて配布をいただいておりますので承知をしております。



◆6番(田花操君) 

 このほか、福祉、防災、建設、環境、いろんな問題に関しましての意見が述べられておりますが、このような意見を匿名で書かれている方も、何らかの形で、市報の場とか、使いまして返事か回答をしてあげるのが大事かと思いますが、庁内的にこういうことに関しての対応を協議された経過はございますか。



◎医療センター事務長(上野山巳喜彦君) 

 まず、庁内的には別といたしまして、私どもの医療センターとしては、当初は病院自体がアンケートをとったわけではありませんので、病院で独自で回答するということは考えておりませんでした。ただ、立場を変えて見ますと、今御指摘のように、せっかく書いていただいた方にはナシのつぶてというような形になっておりますので、それはやはり今御指摘のとおり何らかの回答とかいうのをすべきではないかというふうに思います。

 当初は、医者が不足している等々の広報を何度もさせていただいたつもりではありますが、反面医師不足ということを余り強調するのも不安をあおることになるのではないかということもあり、控えた一面もございます。今後については、先ほどのアンケートについて、回答的なものをとりまとめて今の医療センターの置かれている状況とか、今後の見通し等について何らかの形で広報していきたいというふうに考えます。



◆6番(田花操君) 

 今、こういう少数の意見にしましても、きめ細やかな行政が求められておりますし、市民とどうつき合っていくかいう大事なことでもあろうかと思いますんで、ぜひ的確な対応をしてあげていただきたいと思います。

 私たちは、地域医療といいましたら医療センターを思い浮かべるわけですけど、実際の意味はそういった意味ではなく、地域医療白書という自治医科大学が発行している文書に書いてます「地域医療とは、地域住民が抱える様々な健康上の不安や悩みをしっかり受け止め、適切に対応するとともに、広く住民の生活にも心を配り、安心して暮らすことができるよう、見守り、支える医療活動」であるというふうに書いております。ぜひ、我がまちも住民が安心した地域医療の確立が今急がれ、求められているのではないでしょうか。

 それでは、1点目の医師確保と紹介状の要らない内科外来診療の再開・見通しについてお伺いいたしたいと思います。

 健康であり続けることは最大の幸せですが、一度もけがをしたり病気になったりすることなく人生を過ごす人は極めてまれであります。ほとんどの人が病院や診療所で何度か医療を受けております。

 そのような中で、必要なときに必要な医療を受けられることは、地域で安心して暮らせる最も重要な要件であると思います。市民の皆さんと会うと、病気や健康の話となり、特に医療センターに対してのいろんな御意見や御要望を伺うことが多くあります。

 その中で、内科診療に対して、紹介状がなくても診てもらえないのかといった、期待が多くございます。医療センターで診療を受けたいがなかなかかかりつけ医に紹介状を書いてほしいと言えないと悩んでいる方が多くおられるのではないでしょうか。本当に助かる命も手おくれで助からなくなるのではないかと心配されています。結局、紹介状の要らないあちこちの病院へと出かけていっているのが一方では実情ではないかと思います。

 そこで、今よその公立病院へ行っても紹介状がなければ診察しないといった病院は、私は、少ないのではないかと思いますが、県下で紹介状がないと診療しないといった公立病院はどれぐらいあるか把握されておりますか。



○副議長(大西強君) 

 辻医療センター医療業務課長。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 和歌山県下ですけれども、県下的に見ますと橋本市民病院の眼科とか公立那賀病院の一部では見られますけども、基本的には公立病院で紹介状が必要というところがないように思われます。和歌山県立医大におきましては原則紹介状不要ですけれども、紹介状があれば電話で予約ができると聞いております。

 なお、県外ですけれども、近隣ということで三重県の紀南病院は医師不足によって内科が紹介状による完全予約制になっておると聞いております。



◆6番(田花操君) 

 よその病院へ、公立の病院、大きな総合病院へ行きましても、紹介状を持ってきた場合のそういう優先的なことは言われておりますけど、紹介状がなくては診ないという病院は、私は、少ないのではないかと思いますし、我がまちの医療センターにつきましても、そういった内科診療を再開していくために、一にも二にも医師の人材確保がなくては、その見通しも立たないと思いますが、今医師の確保についてどのような対策を考えているのか、お聞かせください。



○副議長(大西強君) 

 豊田医療センター庶務課長。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 医師確保につきましては、継続して県に対して要望や陳情を行うとともに各大学への訪問を初め、医師募集広告を民間企業も含めて積極的に行うなどして医師の確保に努めています。



○副議長(大西強君) 

 江川収入役。



◎収入役(江川忠雄君) 

 庁内的にも、地域医療に対する医師確保についての会議を設置しております。2年半前に医療センターでの産婦人科の医師が、2名体制が1名になるおそれがあるときに、出産が困難というふうな危惧された時期でございました。そのとき、市長の命によって庁内での連絡協議会、関係部課長で6名の構成で現在も続けております。市長、院長は県、そしてまた大学病院とか近隣の市町村長という役割分担であって、庁内的にはこちらの出身のお医者さん関係を、情報をできるだけ多く持って、いただいて、そして医師確保に奔走しているような現状です。

 なお、現在も市長がその指示を継続されておりますので庁内的にはそのような体制で取り組んでおります。



◆6番(田花操君) 

 今、収入役おっしゃられました、前からも言っています地元出身の方に、この際何らかの人脈を使っていくいうことが、この地域へいかに医師確保していくかいうことを考える上には一番大事ではないかということを申し述べてきております。

 今、医療センターの医師で地元出身の方は何名ぐらいおられますか。把握していない。その辺から見ても若干、今収入役言われても現実はそういう把握すらしていないのはちょっと余りにもいかがなもんかというふうに思います。

 先ほど、国・県、特に県へ毎年医師確保について要望を重ねてきております。県には、毎年本市の要望のトップにこの医師確保を訴えて続けてきておりますが、具体的にはどのような支援をしてくれておるか、お伺いします。



◎医療センター事務長(上野山巳喜彦君) 

 まず、市長が県知事に対して直接、市の一番重要な課題として要望していただいておりますが、その結果として、医療センターから他の大学が引いた場合における和医大からの精いっぱいの補充の派遣を受けております。続き、自治医科大学においての派遣も、本来当医療センターにも派遣の配慮をしていただいております。

 また、少し前になりますが、先ほどの産婦人科の件に関しましても、全国で唯一1名緊急派遣を受けるという、そういう県の取り組みがなければ、私どもの一体となった中では恐らくできなかったことではないかというふうに考えてございます。



◆6番(田花操君) 

 県は、財政的な支援はどの程度してくれてるんですか。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 昨年度ですけど、インフルエンザ関係の医療機器に対して財政支援を受けております。



◆6番(田花操君) 

 この医師確保に向けて、昨年住宅を相当な費用をかけてするとか、環境整備、医師確保のためのそういう環境整備とか、医師の、医療スタッフの研修、そういうあれには具体的な財政支援はないんですか。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 そういったものには具体的な支援はございません。



◆6番(田花操君) 

 これも、市当局だけでなく、議会も一体となってあらゆる機会を通じて訴え、行動していかなければ、この地域の医師の確保を行っていくいうのは本当に大変な課題かと思います。

 医療センターの役割は、地域医療の拠点病院として、市民の皆さんから信頼され、安全で質の高い医療をいかに提供し、市民の皆さんの健康を守ることが目的であります。どうか一日も早い、紹介状の要らない内科外来診療が実現するよう、一体となった取り組みをしていきたいと思っております。

 それでは次に、2点目の広域的な夜間・休日救急診療所の設置について、お聞きします。

 この件につきましては、以前にも一般質問で触れさせていただきましたが、なかなか前に取り組む、進むような気配は一向に感じません。私は、周辺の町村の行政の方、あるいは議員の方と出会ったときに、彼らが言ってますのは、それぞれの町や村の住民はいざといったときに医療センターにいつもお世話になっており、私どもも住民の皆さんの安全安心を考えたときに、町や村も医療センターへの何らかの負担できる方法があれば考えてお手伝いしたいと言ってくれております。また、特に議員、周辺の広域議員なんかがみずから医療センターにお世話になっておる方は、より強くこのようなことを私に言ってくれております。

 そこで私は、今ある救急部だけでも夜間・休日救急診療所として広域運営、経営をすることは、考えることはできないかという思いで今回一般質問に、あえて入れさせていただきました。

 そこで、今の救急部はどのような役割体制になっているのか、お聞かせください。



○副議長(大西強君) 

 辻医療センター医療業務課長。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 その前に、先ほど医師の関係で地元出身の医師の御質問がありましたけども、市内と言わず近隣、南牟婁郡、東牟婁郡の出身の方も入れまして47名の医師のうちの4人の方が地元出身の医師で、医療センターで働いていただいております。

 今、御質問の救急部なんですけども、救急部は平成13年の5月に医療センター開設とともに救急告示病院として県知事に届け出を行い、設置いたしました。

 役割としましては、事故や急病時に救急隊により救急搬送された患者の救命に対応しています。体制といたしましては、平日昼間は各診療科の当番の医師が当たり、夜間や土日なんかは内科医と外科系の医師が、各1名が当番制で24時間の対応をしております。

 また、当番医で対応できないような場合は専門医を呼び出して対応しているような状況です。



◆6番(田花操君) 

 次いで、この救急部の年間の運営経費はおよそお幾らぐらいいってますか。



○副議長(大西強君) 

 豊田医療センター庶務課長。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 県の積算基準に基づいて計算したところ、約1億2,000万円程度になっております。



◆6番(田花操君) 

 この、救急医療といった部門は経営面から見ますとやはり不採算部門ではないかと思いますが、いかがな御認識をお持ちですか。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 やはり、その部門については不採算部門でございますので、経営状況を圧迫している一つの要因となっております。



◆6番(田花操君) 

 救急車で医療センターへ行きたいと言っても、そのときの現状は体制の状況によりまして受け入れてくれないといったことを聞きますが、そういう市内の皆さんが救急車で医療センターへ行きたいと言ったときに受け入れてくれないという場合はどんな場合が結構あるんですか。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 救急患者の実態を見ますと、平成20年度では7,724件の救急外来の患者さんが来られました。そのうち、救急車での来院が1,863件ありました。その中では、新宮消防からの救急搬送が1,100件でありますので、体制についてはたまたま不幸にも救急が重なった場合とか、そういうことでお受けできなかったということもあるかもわかりませんけれども、新宮消防からの依頼に関しては基本的にお受けしているようにしております。実績でおいても9割以上は新宮消防からの依頼はお受けしているという状況です。



◆6番(田花操君) 

 昨年度の救急搬送件数の状況についてのデータは公表されておりますが、20年度の状況、わかれば搬送件数を教えてくれますか。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 救急搬送は新宮消防からは1,100件でありました。全体で1,863件。東牟婁郡からは448件、南牟婁郡、熊野市からは179件、その他田辺市とか十津川村がその他であります。全体で1,863件でございます。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、20年度は若干19年度より減ってきたいうこと。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 18年、19年、20年度と救急搬送が減っております。



◆6番(田花操君) 

 この数字を見ましても、市外の方が、半数近い方が医療センターに搬送されていると。医療センターの救急部を夜間・休日救急診療所として広域運営することができれば、先ほど不採算部門の、この1億2,000万円の経費を皆さんで負担をしながらやっていけるということが考えることができるかと思います。そういう病院経営の、市立として、そういう部分を広域の方らが大半を占めている中で、せめて将来の医療センターの経営改善をしていくためには、一度この広域の関係者へ呼びかけて話し合ってみるようなことはできないか、お伺いしたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 上野山医療センター事務長。



◎医療センター事務長(上野山巳喜彦君) 

 急患がかつて9,000人を超えて救急部の体制が崩壊しかけたことがございます。それゆえに、非常に負担がかかり過ぎるということでいろんな救急のかかり方等を市民啓発をしてまいりました。その中で今、8,000人になり、7,000人台になっております。

 御指摘のように、患者というのは広域にわたり、そして広域との協力というのは確かに必要だと考えておりますが、今の救急部を夜間・休日の急患診療所にするということは初期の患者を受け入れますよということを広域に宣言することになります。初期の患者につきましては、各地方自治体が第一義的な責任を負っておりますので、それぞれ病院が持っているところはそれなりに精いっぱい初期の第一の救急を受けとめております。例えば、那智勝浦にしても2,000人、あるいは南郡の紀南病院にしても5,000人、6,000人の救急患者を受けとめております。

 そこで、対応し切れない患者について私どもが受けておりますが、それが7,000人。それもやっと何とか医師不足の中で辛うじて持ちこたえているというのが現状であります。

 もし、現時点で広域に移管をして各自治体の責務というのを、広域の自治体として一部事務組合として移管をするならば約2万人、新宮医療圏で7万1,000人、三重県あるいは奈良等を含めまして13万人医療圏のすべてを対象とすることになりますので、2万人を超える急患を受け入れることになります。現時点においては、想定できない数字となります。よって、現時点においては、少なくともここ4年、5年の中において、現在国が進めております医師の増員体制が、成果が現場にあらわれてくるまでについては、当面考えることはちょっと困難であるというふうに思っております。



◆6番(田花操君) 

 今回の那智勝浦町との合併問題にしましても、ふだんからの広域行政、広域連携のあり方などの必要性を改めて大事であるということを教えてもらいました。これからも福祉や環境面、そして地域医療など広域で協力できることは広域で考えて、まず助け合ういうことが、私は大事であるというふうに思っております。将来の救急医療、医療センターのあり方等を踏まえまして、いろんな状況を考えながら、よりよいものにしていっていただきたいと思います。これで、この項を終わります。

 次に、3点目の人間ドック・脳ドック・乳がん検診への対応については簡単にお聞きしたいと思います。

 最近、人間ドックに行って悪いところを見つけてもらったとか助けてもらったとかといったことを耳にしております。医療センターでも、人間ドック、脳ドックを行っておりますが、その利用状況はいかがなものか教えてください。



○副議長(大西強君) 

 辻医療センター医療業務課長。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 医療センターで行っておる日帰りドックと1泊2日のドックが2種類あります。

 20年度の実績といたしまして、日帰りドックは347人の方、1泊2日のドックは11名の方が利用をいただいております。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、トータル358名ということですが、このほかの病院の人間ドックなんか、脳ドックを見ますと、少し医療センターのは費用が高く設定されているように見ます。これは、その病院それぞれ事情があり、積算基準に基づいてされていることと思いますが、この358人の内訳は市外の人は何名ぐらいおられるんですか。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 はい、ちょっと申しわけありません。ちょっと市内、市外の分類はできておりません。



◆6番(田花操君) 

 これは20年度がトータルして358名、19年は何名。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 19年度は日帰りドックが277名、1泊2日が15名、合計292名。



◆6番(田花操君) 

 そしたら若干ふえているという。この程度のドックの受け入れに当たっては体制的には特に問題ないいうこと。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 今言った日帰りドック、1泊2日ドック以外に脳ドックとか、また新宮市からの委託を受けた子宮がん、乳がん等の検診、また周辺町村からも来てますけれども。あと個人だけではなしに企業さんからの検診とかいうことも受けております。

 容量的に言いますと、医療センターの場合は検診センター等ない中で一般診療とあわせて人間ドックや健康診断も行っているわけでありまして、医師の外来診療の中に、一般診療の中に健康診断やドックも無理やり入れていただいている、また医療機器、CTやMRIの使用についても外来診療の中に時間を割いて入れてるというような状況でありまして、なかなか現在のところで目いっぱいの状況であります。



◆6番(田花操君) 

 体制的には、医師不足の中では大変なことかと思います。しかし、やはり市民の健康管理という面から考えますと、早期発見、早期治療ということが大事かというふうに思います。

 他市などでは、人間ドックや脳ドックに対して、国民健康保険に加入されている方に一部費用の助成制度をやってるというところがあると聞いておりますが、本市もそのような費用の助成をするというお考えはございませんか。



○副議長(大西強君) 

 萩原市民窓口課長。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 国民健康保険の保険事業として、毎年脳ドックの補助事業を行っております。国民健康保険の脳ドックの補助事業は医療センターに50名をお願いしております。

 それから、人間ドックにつきましては、医療センターでは一般の受け入れの件数が多いので、受け入れられないということで、人間ドックの助成事業は今のところ国保事業としてはやっておりません。

 以上でございます。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、国保担当としてはやりたいけど、医療センターとして人間ドックは受け入れできないいうことで助成は現在行う予定はないということですか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 はい、そのとおりでございます。



◆6番(田花操君) 

 次に、4点目の新宮市公立病院改革プランの策定についてお聞きします。

 国は、公立病院改革として、平成19年12月に総務省が策定した改革ガイドラインに基づいて各地方公共団体は平成20年度中に公立病院改革プランを策定し、病院事業経営の改革に総合的に取り組むこととされました。

 この改革プラン作成の目的は、各公立病院が、その地域で担うべき医療を的確に実施していけるよう、必要な医療機能を整備するとともに、経営の改革を進め、持続可能な公立病院を築き上げるということにあると書いております。

 このことから、医療センターもことし3月末までに改革プランを策定して、インターネット、ホームページに掲載してきております。この改革プランの策定に当たって幾つかお聞きしたいと思います。

 公立病院改革ガイドプランでは、改革プランを作成する場合は、公立病院経営に知見を有する外部の有識者の助言を得ながら行うことが特に求められておりますが、今回はどのようなメンバー体制でつくられたか、お聞きします。



○副議長(大西強君) 

 豊田医療センター庶務課長。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 計画の策定に当たりましては、経営事情を把握している病院職員と市の財政部局の職員で構成するワーキンググループを6名で立ち上げまして、医師、看護婦の責任者にヒアリングを行ったり、病院内で全職員にアンケートをとるなどして意見を求め作成しました。



◆6番(田花操君) 

 今回の、この改革プランの策定を地方公共団体である、私は新宮市に求められてきておるというふうに思います。病院のスタッフはもとより、新宮市が管理者としてどう医療センター改革を今後していくかといったことの議論がなくては何もならないのではないかというふうに思いました。まさに今、医療センターを取り巻く環境は大変厳しい状況に置かれている中、なぜもっと皆さんの意見を聞いて改革プランを策定しなかったかと残念に思うところであります。

 他市などは、副市長、担当部長、消防長、社会福祉協議会長、県の保健所長、医師会長、そして病院長、事務長などによる病院事業懇話会といったような協議の場を設けて検討されているところが多く見受けられますが、せめて住民を代表する議会との意見交換は避けてはならないものではないかと思いますし、特に本市には地域医療、介護対策特別委員会を設置して、医療センター問題、地域医療問題に関して議論を重ねているところにあるにもかかわらず、そのような協議がなされなかったということは余りにも、この医療センター問題あるいは地域医療に関する認識の甘さがあるのではないかというふうに思いますが、いかがですか。



◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 

 計画策定時期が那智勝浦町との合併時期と重なったため、町立温泉病院との合併のあり方が定まっていないままである状態での作成であったために外部の方の参加は見合わせました。

 議員御指摘のとおり、こういう計画策定には広く意見を聴取し、積極的な意見交換が必要かと思われます。今後は、委員会等で十分な情報を提供していきたいと思っております。



◆6番(田花操君) 

 また、この国から示されましたガイドラインの中には、県も県内の公立病院等の再編・ネットワーク化及び経営形態の見直しについて市町村と共同してみずから計画構想等を策定することを含め、積極的に参加することが強く求められています。

 先ほどおっしゃられたようなことからでは、県はこのような積極的な参画はどうであったかというふうに思いますが、県とのそういうかかわりはなかったのですか。いかがですか。



○副議長(大西強君) 

 上野山医療センター事務長。



◎医療センター事務長(上野山巳喜彦君) 

 ネットワーク化については保健所が中心となり積極的な関与をいただいております。医療圏内の公立病院院長あるいは事務長、そして保健所長等々で何度か話し合う場を持たれております。これについても少しずつではありますが、この期間についてはインフルエンザの関係が出たために、その協議の場がそちらに重点が移りましたが、今後これについて詰めていきたいというふうに考えてございます。

 経営等の見直し、経営形態の見直し等については、この計画が全く実効性がない時点で公営企業法の全面適用というものについての検討をお願いしたいという要請を受けておる段階にとどまっております。



◆6番(田花操君) 

 いずれにしましても、医療センターは近年、損益収支を初めとしまして経営状況が悪化しております。医師不足に伴って医療体制の縮小も余儀なくされ、極めて厳しい状況に立たされているかと思います。

 今後とも、地域において必要な医療を安定的かつ継続的に提供していくためには抜本的な改革の実施が避けては通れない状況にあると思います。

 このような状況を踏まえ、国からの指示もさることながら、今回の改革プランの作成に当たっては、もっと真剣に取り組むことが大事ではなかったかと思います。今回の医療センター改革プランを見て、本当に持続可能な公立病院として築き上げていくことができるのか、幾つかのこの改革プランの中からお聞きしたいことがあったのでございますが、時間の関係で次回以降にゆだねたいと思いますが、ただこのプランを見せていただきまして、全体的に国からの指示があったから策定したといった内容になっており、特に経営の合理化については国の示した数字合わせをしただけだといった感が否めないというふうに思います。本当に改革していこうといった具体的な内容になってないように私は感じました。

 この項の最後に、辞任を前に佐藤市長には大変お聞きしにくいのでございますが、ただ1点、市長が旧新宮市1期のときに、当時他府県に行かなくても高度な医療を受けられるため、医療センターについてサービスの向上に努めつつ、財政負担が重くのしかからないためにも広域連携の取り組みをして当地域の中核病院として県営に移管すると、医療センターの県営移管を公約にしてきておりました。市民の多くの方は、市長が県職出身で県とのパイプがあり、医療センターの県営移管に対して大きな期待をいたしておりました。医療センターの利用実態は広域住民が大半を超すといった状況の中で、また中核医療としての役割からも少しでも広域でも話ができるような道筋をつけてほしかったと私は思っております。

 これからも県営移管への見込み、見通しはもう全く途絶えてしまったのかどうか、最後によかったら、市長、御見解をお聞かせください。



○副議長(大西強君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この問題は、ずっと希望として私自身も持ち続けてまいりました。

 そのような中で、情勢は、例えば県立紀北分院の建設に入るとか、いろいろ県内の諸事情も変わってきております。そのような中で、我々としては、この希望というものは残して、これからもとりわけ、かつては三重大学、あるいは京都大学系統だと言われましたですが、その派遣病院先の状況を見ましても、県立医大の医師が大半参加してくださっております。

 そのような中で、医療従事者となる将来の医師の定数にしましても大幅に改善が図られました。我々としては、希望は決して捨ててはならないと、かように思っております。



○副議長(大西強君) 

 質問中ではありますが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時54分

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△再開 午後1時02分



○副議長(大西強君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 田花議員。



◆6番(田花操君) (登壇)

 それでは、午前中に引き続きまして一般質問をいたします。

 次に、2番目の学校の再編とまちづくりについて、お尋ねいたします。

 まず、1点目の千穂・丹鶴統合小学校の建設計画と環境整備について、幾つかお聞きいたしたいと思います。

 先日、新聞記事に千穂・丹鶴統合校建設協議会は16回目の会議を開いて、仮設校舎の配置、スケジュール、新校舎設計図の説明を事務局及び設計者から聞いたとなっておりました。

 本当に熱心な皆さんの議論を重ねていただいております。既に、統合校建設計画もプール解体工事が始まっております。ゆとりある教育ということを耳にいたしますが、学習内容だけでなく、学校施設であるハード面から見ても、今の千穂小学校の用地の広さは、周辺小学校と比べましても特に敷地が狭いように感じております。

 この学校の広さや規模は、生徒数などに応じた文科省の標準基準はあるのですか。お尋ねします。



○副議長(大西強君) 

 平見課長。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 千穂・丹鶴小学校の統合校の新しい学校の面積ですけれども、敷地面積が1万2,519.7平米ということで、市内の各小学校を見ましても、王子小学校が1万5,000平米ほどでかなり広いんですけども、それ以外は大体1万1,000から1万2,000平米ということで、そんなに狭いという感じはしてございません。

 ただ、保護者等の話を聞きますと、やはり運動会というふうになりますと、保護者の皆さん、それからおじいちゃんおばあちゃんもみえてくださって非常にうれしいことなんですけども、やっぱり運動場が狭いなという感じがするということで、今回運動場を広くとれるような学校配置、それからプールを3階に上げるような措置をとってございます。

 それから、国の基準でございますけれども、一つ、運動場が児童数に応じて面積が決まってくるんですけども、平成24年の4月に統合する人数で計算しますと5,090平米の運動場が必要になるということなんですが、新しい運動場が5,325平米ということで300平米ほど広いということでこれもクリアできます。

 それから、延べ床面積なんですけれども、これも基準というわけではありませんが、補助の関係で最低限必要な数字が出てくるんですけども、これは基本面積が5,881平米、今度、蓬莱・王子ももしするとなったらこれぐらいの面積になるんですが、実際新校舎がそれだけの面積とりますんで、かなり広いオープンスペースなんかもとりまして、広い学校になるというふうに考えております。



◆6番(田花操君) 

 私の周辺小学校といいますのは、この近隣の市町村の小学校を指しておりまして、市内の蓬莱・王子を指して言ったのではないんで、その辺御理解をお願いしたいと。

 国の基準でいけば、どうにかクリアされているということですけど、この地域の、この置かれている環境から見れば、今の子供の発達状況や体格などから見て、千穂小学校の今の敷地は私の祖父母なんかも明治のころに今のような敷地ではなかったかというふうに想像します。それから見れば格段の子供の環境、状態が違ってきておる中で、私は土地面積がこれからの学校づくりをしていく、環境づくりをしていく中では、狭過ぎると言っても過言ではないかと思っております。本当に子供たちの将来を考えたなら、体育館側にある民家など移転を考えるなど、学校用地を少しでも広げていくことを検討されたことはあるのかどうかお伺いしたい。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 この民地の角地も、この協議会の中でも大変非常に欲しい土地だなということで協議されました。実際に、ここがあればプールも少しずらして、この道のほうへずらすこともできますし、検討もしたんですけども、やはり用地買収等に時間がかかるだろうということで、用地買収についてはあきらめたという経緯がございます。



◆6番(田花操君) 

 それも机上の空論だけで、現実にそれをやろうと動いたいうお話もないように感じますし、なぜ思い切った計画をこの機会に考えていくべきであったと私は思いますし、これからも将来計画の中でそういうことも踏まえて、千穂小学校の環境整備をしていくべきかと思いますし、今回そういう移転をもしやるとしたならば当然国からの補助等の対象になったであろうと思いますし、移転先にしてもちょうど神倉山下の、以前からの県職員の住宅跡地なんかはその代替地の一番の適地かと私は思っておりますが、今の器の中でやりくりをしているという話しか聞こえてこないのが残念に思います。

 そういう中で、今小学校の北側の敷地内に都市計画道路が線引きされております。このため、新築する建物は大きくこの線引きによってセットバックをしなければならないという制約を受けていると思います。この都市計画道路によって、実際上後退させられている面積は、土地に換算して何平米ぐらいありますか。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 都市計画道路に伴いまして4メーターほどセットバックしまして、距離80メーターぐらいありますんで、面積にいたしますと300平米程度です。



◆6番(田花操君) 

 300平米いうのは実際どこが試算したんですか。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 学校教育課のほうで試算してございます。



◆6番(田花操君) 

 なぜ、都市計画担当課がしっかりしたそういう面積を出してくれない。



○副議長(大西強君) 

 中畑建設農林部長。



◎建設農林部長(中畑孝一君) 

 その図面とか、そういう細かな説明は都市建設課のほうでさせていただいております。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、この300平米いうのはもう間違いない数字いうことで都市計画担当もつかんでいる。



○副議長(大西強君) 

 渕上都市建設課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 この300平米といいますのは、都市計画道路に係る純粋の面積プラス、建物としてちょっと控えた分も含んでおります。そういうような面積です。



◆6番(田花操君) 

 なぜ、このことをお聞きすることかと言いますと、私は、この都市計画道路は幻の都市計画道路いう認識に立って質問をしていまして、やる見込みがない都市計画道路について以前から同僚議員からも見直しを言われている中で、特にこういうような小学校を現実建てかえするときにこそ、見直しをこの部分でもして、現状の小学校用地を、今言いました300平米すら大事な、私は、学校にとっては土地面積ではないかというふうに思いますし、ぜひ今からでも都市計画道路の見直しをするに当たって何らの支障も私はないと思いますし、ぜひ変更をしていくようにすべきかというふうに思いますけど、いかがですか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 都市計画道路の見直しにつきましては、この路線だけでなく全体の見直しが必要と考えております。県も今見直しについて動きがありまして、新宮市としてはこの動きに一応歩調を合わせていきたいと考えております。

 以上です。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、今回のこの千穂小学校の学校建設に間に合うんですか。それとも間に合わせるんですか。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 一応、都市計画道路は制限がかかっておりますんで、市の事業として今回施工するに当たり、一応セットバックしていく必要があると考えております。



◆6番(田花操君) 

 そしたら、結果的にこのセットバックのこの土地いうのは死に地いいますか、もう本当に無駄になるいうことですか。将来見直したら。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 一応、都市計画道路かかっている道路として、セットバックでありますけども、敷地としては一応そこの所有者、新宮市教育委員会になりますけど、ここの敷地として、学校敷地として一応使っていけれる、ただし建物だけはちょっと制限かかるというような、そういうような土地として利用はいけるというふうに私どもは考えております。



◆6番(田花操君) 

 ちょっと言いやることと私のあれは。要するに、私の言いたいのは学校敷地を都市計画道路いうことで将来的に無駄なセットバックをさせるんなら、今この建築に合わせて見直しをして、学校敷地として目いっぱい使えるような形に、私は、してあげるべきじゃないかということを尋ねておるんであって、今はセットバックさせて将来その土地が結局は有効利用できないいう土地を置いとくということは、私は行政としていいんですかということを聞いているんであって、十分皆さんで、問題提起をしますんで、議論していっていただきたいと思います。

 次に、総合計画による学校の再編と市街地の再生プロジェクトがすすめられておりますが、学校施設の建てかえとともに、私は、その周辺における住環境整備も含めたまちづくりへの取り組みがなければ長計で総合計画で言っています学校の再編と市街地の再生や活性化を図っていくことは私はできないと思います。

 特に、千穂小学校周辺の道路は本当に昔ながらの狭い道があり、一方通行など安全な通学路とはなっていなく、特に千穂小学校の正面道路は交通規制が行われた状態のままでよいのか、また学校周辺の道路についても交差点などの隅切りなどして見通しをよくしたり、車が行き違いできるような待避所を設けたり、通学路として交通安全を図るための対策が要ってくるのではないかというふうに思いますが、現状の小学校の周辺の住環境を見てどのような御認識か、お聞かせください。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 議員さん言われましたとおり、確かに周辺道路は狭いと思っております。ただし、拡幅となりますと民有地なんかがかかりますと大変な事業費と地権者の協力が必要となります。そういうような中でなんですけども、この千穂小・丹鶴小学校の建設協議会の中で一応御意見として、その中でも道路は広くないほうがいい、車が入ってくるのはちょっと、余りにも広くなったら入り過ぎるというような、ちょっと御意見も伺ったことがありますんで、今後ここら辺のところ、まちづくり、いわゆる観光とか、そこら辺も含めまして、どのような整備ができるか、今後、財政部局、そしてまちづくり部局等含め、関係課と協議が必要ではないかと思っております。



◆6番(田花操君) 

 方向的には了解しますけど、1点、今言いました、道を広くすれば交通安全上通学路、危ないいう父兄の心配いうのは、それはそれで、そういう意見は成り立つんですか。

 道路が狭くて、学校周辺はいいのであればいう、そういうことを言うのが、そのとおり父兄の意見として、私は、こういう中で出てくること自体、本末転倒しているように思いますし、防災面とか救急車とか、いろんな面で道路いうのは、地震防災含めて、道路が狭いままでという、そういう話をこういう場で私はされるのはまことにもって不適切な考えではないかというふうに思います。

 そして、一方では、観光面から考えましても、世界遺産、神倉山へのあそこは玄関口になってアクセス道路や観光施設である、施設整備がどうしていくのか、また速玉大社と神倉神社を結んで観光客をどのように迎え入れていくんか、こういった受け皿づくりが大きな課題であると思いますが、当局の御認識をお伺いします。



○副議長(大西強君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 確かに、国道から神倉神社に至る地域につきましては、住宅の密集地域でもありますし、道路も確かに狭うございます。

 そういう中で、商工観光課といたしましては、来訪者の便を図るために6台の駐車場を用意して、特にゴールデンウイークのような参拝客の多いときを除いては、特に支障なく運営しているのかなと思ってございます。

 また、市の観光といたしましては、今レンタサイクルの利用であるとか、歩いてまちなかをめぐっていただくまちなか観光というのを進めてございます。そういう中で、速玉大社やその他の観光施設から神倉神社のほうへ訪れる方が道に迷うことなく歩いていただけるよう、今後看板等の整備については特に進めていきたいと、そのように考えてございます。



◆6番(田花操君) 

 これも余り、何か現状でもういいんですという感じのことしか伝わってきません。私は、先ほど言いましたように観光面から見ても神倉神社周辺いうのは本当に本市にとって大切な観光資源に位置していると思いますし、今の現状で支障がないとかいうような認識では、もうその程度で結構です。

 確かに、学校整備は教育部局が担当すべきでありますが、道路に関した整備計画や観光面から考えた整備のあり方などについては、一方の市街地の整備改善といったまちづくりとして、それぞれ担当部局がどのようにしていくのかといった考えを持つべきであり、それに一つでも前へ取り組んでいかなければならないというふうに思います。

 そういった計画や絵をどこがまとめて調整していくことが大事かというふうに思いますし、今そういう議論を庁内的にされているようには私は感じておりません。なぜ、こういう機会に教育部局と一緒になっていろんな観点からの庁内議論がされないのか不思議でなりません。実際は、庁内にそういうような連絡会のようなものは設けているんですか。



○副議長(大西強君) 

 川嶋まちづくり政策部長。



◎まちづくり政策部長(川嶋潤君) 

 ただいま御指摘の件でございますが、各学校それぞれの再建に伴いまして、各学区それぞれで議論する連絡会とか検討会というようなものはちょっと正直言って今のところ設けておりません。ただ、市街地再生に大きな影響があるというふうに判断をしまして、丹鶴小学校の跡に文化複合施設、そういったものを考えておりますが、それにかかわりまして、速玉大社から文化複合施設、それから新宮城、その帯で結ぶライン、それにプラス仲之町商店街といったような形の面的な整備計画、青写真の書き方、仕掛けづくり、そういったものが必要ではないかというようなことで、この9月初旬から検討会を立ち上げて、そういった中で協議をしていくということであります。

 その検討会のメンバーとしましては、私どもは、まちづくり政策部からは企画調整課と商工観光課、それから都市建設課、管理課、文化振興課と、この5課で構成をした検討会をつくっております。



◆6番(田花操君) 

 そうしますと、私が憂い、心配しているような話は、その中で今までには議論されたことはあるんですか。



◎まちづくり政策部長(川嶋潤君) 

 正直言いまして、立ち上げたばかりでありまして、これからワーキンググループ等も構成しながら、次の1月、2月を目途に何らかの形をつくっていきたいというふうに考えております。

 それで、また各学校それぞれの再編に伴いまして出てくるいろんな課題事項につきましては検討会云々というか、いろんな中で各関係課が協議をしてこれからも積極的に協議してまいりたいというふうに思います。



◆6番(田花操君) 

 これからの動きについて注目させていただきます。

 私は、今回のような学校統合という計画は、50年にあるかないかといった大きな公共施設の再配置といいますか、事業になっておると思います。この機会をとらえて、将来のまちづくりを一緒になってどう行っていくかということが私はチャンスであると思います。道路一つを整備するにも時間がかかりますが、今やろうとしていかなければいつまでたってもまちは少しもよくなってはいきません。いま一度、皆さんでやる気と意欲を出して取り組んでいっていただきますようお願いして、この項を終わります。

 次に2点目、蓬莱・王子小学校統合計画と都市計画について簡単にお聞きします。

 先日の新聞報道に、統合校の建設場所について、蓬莱小に新築か王子小を改修か、建設地をめぐり協議が難航といった見出しの記事が載っておりました。

 昨日も、一般質問の中でも協議会の委員が相当悩まれているということをお聞きしました。

 私は、統合校をどこへしようといった議論の中で、学校を取り巻いた現状の中での、私は、話ばかりで、先ほど千穂小学校の件でも申し上げましたが、まず蓬莱小学校を考えた場合は、こんな道路整備が必要であるとか、王子小学校へ統合した場合はこんな通学路やこんな交通安全対策が要るのではないかといった、そんな話が一向に聞こえてきませんし、見えてきません。

 先ほど、東議員もおっしゃっていました跨線橋の話にしても、王子小学校へ移転しようとしたら、そういう周辺整備をどういう整備をしていくかいうことがなくては、今の現状の中での道路や環境で、私は、議論するのは余りにも気の毒な感じがしてなりません。

 先日、13項目についての比較を行ったと言っておりましたが、それぞれ王子・蓬莱小学校についても、将来こんなまちにしていこうかといった考えや計画がなければ、結局は現状の課題や問題点ばかりの中での、私は議論となっているのではないかと思いますが、当局はどのような御認識でおられますか。



○副議長(大西強君) 

 渕上都市建設課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 議員さんおっしゃられていますように、学校周辺の道路整備というのは確かに必要なことだと考えております。

 蓬莱・王子小学校の統合に関しましては、一応統合先が決まりましてから一応関係課、それぞれ部との協議が必要であると考えております。



◆6番(田花操君) 

 今、前段お話しした、協議会で一応決めてから、その後、面的な市街地整備を、道路から始まり考えてというのはいかがなものかいうことで今お尋ねしたんであって、そういう行政からまちづくりに対しての、王子小学校へした場合、蓬莱へした場合のそういうまちづくり計画もあわせて提起していくことが大事じゃないですかということを言っておるんであって、結果的には何もないのでしょう。

 はい、次に行きます。

 特に、王子小学校周辺を考えましたときに、先ほどからくどくどと言っていますが、もともと生活道路が狭く、安全な通学路の確保や防災面からも道路計画が不可欠となっている地域ではないかと思います。

 学校再編の議論をする中で、王子小学校へと考えた場合に、ぜひ周辺道路はこうするんだといった考え方も担当部局での計画をしっかりつくっていくことが大事かと思います。そのことによって、本来の市街地の再生につながっていくものであると私は思います。

 今まで建設協議会へ担当課などが、今まで行政に対する協議会委員の意見に対して出席したことはありますか。



○副議長(大西強君) 

 平見課長。



◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 

 これまでも千穂・丹鶴小学校の統合校建設協議会にも都市建設課からも出席していただいて周辺道路の関係ですとか協議していただいております。参画していただいております。



◆6番(田花操君) 

 この問題については、蓬莱地区については本市の中心である新宮駅が隣接した位置にあり、王子地区は住宅が密集した市街地となっており、両地区とも地域の将来計画や公共施設である学校の配置についてもっと、私は、関係部局の積極的な議論がなくてはならないと思います。

 そして、蓬莱に建てるか、王子にするかは、結局はその地域の将来、まちづくり、まちをどういうまちにするかいうことがなければ、結局は冒頭言いましたように、協議会の委員さんの本当に悩まれる問題は解決しないと私は思います。どうか皆さんで発想をしていただいて、一日も早く前へ進むようお願いして、この項を終わります。

 それでは、3番目の熊野川町の地域振興策について、簡単にお尋ねします。

 総合計画における将来像につきましては、もう既に総合計画に熊野川地区の将来像として細かく書いていただいておりますんで、これについてはもう割愛させていただきます。

 次に、2点目の地域審議会のその後の経過等について簡単にお聞きしたいと思います。

 この地域審議会は、合併して設けられたもので4年が過ぎようとしてはおりますが、審議会の今までの議論とか、その協議内容とかありましたら簡単に教えてください。



○副議長(大西強君) 

 東住民生活課長。



◎住民生活課長(東康夫君) 

 審議会の経過につきましては、現在まで10回開催されておりまして、主な協議内容につきましては、熊野川地域の振興及び定住促進についてどのような施策が必要か、現在に至って協議していただいております。



◆6番(田花操君) 

 これは、もうあと1年ということなんですけど、もう1年でとりあえず役目を終わるということですか。



◎住民生活課長(東康夫君) 

 今、議員言われたように、来年3月末で設置期限でございますけど、それ以降につきましては、現時点では決まっておりませんので、今後委員さんの方と協議して今後の検討をしていきたいと思っております。



◆6番(田花操君) 

 時間の関係で先へ進みたいと思いますが、いずれにしろ、私は、熊野川地域の地域づくりを考えるときに幾つかの課題やテーマがあると思っております。

 一つには、今行政局が行っております、また長計にも書かれております田舎暮らし制度、これをもっと、この団塊の世代が退職されているという時代の中でもっともっと定住や体験型の観光とかといったものに展開していけないかといったこと。二つ目には、耕作放棄地の利活用とか地産地消、特産品づくりなど、地域で、これから地域づくりをしていく上に当たってはこういうものがどうつくっていくかと、つくっていったらよいかということ。三つ目には、世界遺産の今の、小雲、大雲、これをどう活用、保全していくか、さらに滝めぐりや地域の資源をどう利活用、地域の中でしていくか。四つ目に、林業について間伐材の有効利用とか、多面的な機能を持った森林の保全をいかにしていくかと、こういう一つ一つ大きなテーマが、私はあるかと思います。

 今、林道の新設やモノレール計画などについて地域活性化の必要性が提起されています。これら、単体単独としての事業をするだけでは投資に見合った採算性、投資効果がどれだけ見込めるか、難しい計画ではないかと思います。

 先ほど言いました一つ一つのテーマといかにつながりを持ったハード、ソフト両面から、どういった地域づくりをしていくかといった、全体あるいは地域計画がなければだめだと思います。ぜひ、関係部局が協力しながら地域住民を初めとして、皆さんが一緒になって地域のそれぞれの振興のあり方についてしっかりした議論と計画づくりをしていただき、それに基づいた取り組みが一番大事であると思います。このようなことをぜひ実行していただいて熊野川地域の振興を図っていただきたいと思いますが、当局のお考えはいかがでございますか。



◎住民生活課長(東康夫君) 

 ただいま議員さんが述べていただいたように、地域づくりの課題に対しましては総合計画を進めていく上で地域住民との連携を図りながら地域の活性化に取り組まなければならないと考えますので、貴重な御提案として受けとめさせていただきまして、各関係部局と今後勉強してまいりたいと思います。



◆6番(田花操君) 

 ぜひ、一日も早い取り組みをお願いします。

 今、国は地方の振興対策のための補助制度にはいろんなメニューが掲げられています。国からいかにしてお金をもらってきて、そのお金を地元地域にいかに還元して、少しでも地域の人が潤うような、生活できるような地域にしていくことが、私は、今大事ではないかと思います。

 ぜひ皆さん、何事も行動しなければ何も生まれません。どうか進んで皆さんが夢と希望の持てる、少しでも地域づくりに取り組んでいただくことをお願いして、この項を終わります。

 最後に、災害に強い地域づくりの取り組みについてお聞きしますが、ことしも全国各地で大きな被害をもたらす災害が発生しております。今まで50年、100年と何もなかったところが一瞬のうちに大災害が発生し、大きな被害を起こしております。災害は忘れたころに起こると言われていますが、いつ、どのような災害が起こるかはなかなか予想できることではありません。昨年からことしにかけて、熊野川地内でも人命には及んでいませんが、大きな災害が発生しております。私は、災害が発生し、起こった後、いかに早くそれに対応して復旧対策を行っていくかではないかと思っております。

 そのような中で、昨年の今ごろでしたか、被災を受けました西敷屋地内の市道の災害復旧工事についてでありますが、その後の進捗状況はどのようになっているのか、いつごろ実際完成して通行できるようになるのか、お聞きします。



○副議長(大西強君) 

 渕上都市建設課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 今、現場は斜面の法枠が施工されておる状況であります。

 そして、全体としては一応今のところ年内に通れるように現場を進めてもらっているんですけども、ちょっと状況として、今少し早まりそうな状況であります、通行に関して。そして、これ通行できましても、その他道路整備工事が残ってますんで、一応全体的な完成は3月上旬予定ということであります。



◆6番(田花操君) 

 この復旧工事も相当長期化していると思います。地元の方にとっては本当にここを通れないということでは生活に大変な不便を来しているというふうに思います。どうか住民生活と直結した道路であります、一日も早い工事の完成をしていただきますようお願いします。

 次に、先月鎌塚地内の岩の谷川ですか、土石流が、災害が発生しております。近くには立派なゆず園もあり、もし人がおられたら大変なこととなっていたと安堵しているところでありますが、今後どのような災害復旧対策を進められるのか、簡単にお聞きしたいと思います。



○副議長(大西強君) 

 津呂農林水産課長。



◎農林水産課長(津呂建二君) 

 まず、県の災害復旧工事でございますが、災害関連緊急治山事業としまして、山腹崩壊地から約800メートルの地点ですね、長さ62メーター、高さ12メーターの堰堤を設置すると聞いております。

 また、そのゆず園のとこにつきましては、ゆず畑の所有者とお話をさせていただきまして、現状のままに置くということで確認をさせていただいております。



○副議長(大西強君) 

 渕上都市建設課長。



◎都市建設課長(渕上崇君) 

 市の工事としまして、今、津呂課長が申し上げました県の治山工事から下流の部分を、約500メーターなんですけども、そこに角のところに橋梁ありますけれども、そこのところまでが、河川が災害受けてますんで、河川災害復旧工事として進めていく方向であります。

 以上です。



◆6番(田花操君) 

 これだけ大きな、本当に大災害かと思います。

 いずれにしても、私は、県の治山や砂防などがやはり積極的な対応をしていただかないと、市だけでの対応は限界がありますし、県に強くその対応を訴えていっていただきたいと思います。

 まだまだ申したいことはありますが、私たちはいずれにしろ市民の代弁者として一般質問を通していろんな要望や意見を申し述べているところでありますが、それらの声に対して避けるということであっては、私は、地方自治、議会制民主主義というものは成り立たないと思います。いつも何かをお願いすると、お金がないから、財政が厳しいからといって率直に答えようとしない姿勢に対して私は失望感を抱いております。今回の補正予算においても、今なぜそんなところに限りある少ない予算を使うのかと。もっと市民がやってほしい身近なことに対してなぜ使ってくれないのか、そのような行政に対して強い閉塞感を感じております。皆さんの仕事に対する、私は、緊張感が伝わってこず、意識の改革が必要ではないかと思ったりします。

 私たちは、それぞれの思いや考えを議会という場を通じて一生懸命まじめに議論を重ねているところであります。私は、これからも新宮市で住んでよかったと言えるようなまちづくりを目指して市民の負託にこたえるよう訴え続けてまいります。

 以上で、一般質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(大西強君) 

 以上で一般質問を終わります。

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△日程2 陳情書1件



○副議長(大西強君) 

 日程2、陳情書1件を議題といたします。

 陳情第44号、市立幼稚園の教育環境充実に関する陳情書はお手元に配布の陳情文書表のとおり、教育民生委員会へ付託いたします。

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△散会の宣告



○副議長(大西強君) 

 以上で本日の議事日程は終了いたしました。

 この際お諮りいたします。

 委員会付託となりました付託案件の審査並びに議会運営の都合により、あす9月17日より9月29日までの13日間、休会といたしたいと思いますが、これに御意義ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(大西強君) 

 御異議なしと認めます。

 あす9月17日より9月29日までの13日間休会とすることに決定いたしました。

 なお、休会中における各委員会の開会日時等につきましては、各委員会委員長より次のとおり報告がありましたので、お知らせをいたします。

 総務委員会はあす午前10時より第1委員会室で、次いで教育民生委員会はあす午前10時より第2委員会室で、次いで経済建設委員会はあす午前10時より第3委員会室において、それぞれ開会をいたします。

 次に、平成20年度一般会計等決算審査特別委員会は9月24日午前10時より第2委員会室で、次に平成20年度企業会計決算審査特別委員会の水道事業会計は9月24日午後1時30分、水道事業所会議室で、病院事業会計は9月25日午前10時より医療センター6階講義室において、それぞれ開会いたします。

 この報告をもって各委員会の招集通知にかえさせていただきますので、御了承をお願いいたします。

 なお、市当局にお願いいたします。

 各委員会の議案審査に支障なきよう、関係資料の準備について配慮を要望いたします。

 以上により、次回の本会議は9月30日午前10時より会議を開きます。

 本日は議事日程のとおり、その議事を終了いたしましたので、これをもって散会といたします。

 なおこの後、第2委員会室において議員総会を開催いたしますのでお知らせをいたします。

 御苦労さまでした。



△散会 午後1時51分