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和歌山県 新宮市

平成18年  3月 定例会 03月17日−05号




平成18年  3月 定例会 − 03月17日−05号










平成18年  3月 定例会



          平成18年3月新宮市議会定例会会議録

            第5日(平成18年3月17日)

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議員定数24名、現在員24名、出席議員23名、氏名は次のとおり。

         1番  戸田 隆君

         2番  大西 強君

         3番  山口 清君

         4番  上野展央君

         5番  屋敷満雄君

         6番  東原伸也君

         7番  松本哲也君

         8番  下地重遠君

         9番  上田勝之君

        10番  溝口清行君

        11番  奥田 勲君

        12番  前田賢一君

        13番  城 和正君

        14番  松本光生君

        15番  木戸地郁生君

        16番  前田 治君

        17番  内田紀也君

        18番  杉原弘規君

        20番  下浦芳史君

        21番  久保智敬君

        22番  榎本鉄也君

        23番  竹田益規君

        24番  辻本 宏君

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欠席議員 1名、氏名は次のとおり。

        19番  福田 讓君

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議事日程 平成18年3月17日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(4)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(4)から(7)まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

          市長                  佐藤春陽君

          助役                  竹嶋秀雄君

          収入役                 江川忠雄君

          理事(新市計画担当)          田花 操君

          理事(重要政策推進及び土地開発公社担当)

                              中村勇一君

          企画部

          部長                  滝谷 滋君

          次長兼情報推進課長           向井 隆君

          参事(行財政改革担当)         角 孝志君

          参事(広域担当)            左畑 誠君

          企画調整課長              中岡保仁君

          総務部

          部長                  上仲参朗君

          次長兼総務課長             森 常夫君

          参事(市税徴収強化対策担当)      大江憲治君

          秘書課長                川嶋 潤君

          財政課長                小山壽行君

          福祉事務所長              山口泰郎君

          市民福祉部

          部長                  大江清一君

          生活環境課長              西  寛君

          福祉課長                右京良平君

          健康長寿課長              浜前泰弘君

          保健センター長             松岡正夫君

          経済観光部

          部長                  亀井寿一郎君

          商工観光課長              上野山巳喜彦君

          企業誘致対策課長            北畑直也君

          建設農林部

          部長                  前田道春君

          都市建設課長              池端洋一君

          農林水産課長              倉家 博君

          熊野川行政局

          局長                  木下 進君

          次長兼総務課長             平 俊孝君

          医療センター

          事務長                 杉山泰生君

          医療業務課長              宇井正典君

          水道事業所

          所長                  山本庄一郎君

          消防本部

          消防長                 鎌塚澄夫君

          教育委員会

          教育長                 中西實年君

          次長兼学校教育課長           楠本秀一君

          生涯学習課長              芝 悦男君

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本会議の事務局職員

            局長                  鈴木 秀

            参事                  馳平忠男

            次長                  浜口恭行

            庶務係長                北 光子

            議事調査係長              岸谷輝実

            主事                  西 洋一

          第5日(平成18年3月17日)

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△開議 午前10時18分



△開議の宣告



○議長(上田勝之君) 

 皆さんおはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 日程に入ります前に昨日全員協議会、記者会見等でも報告等ありました職員の不祥事に関する件において再度議会本会議の場において、佐藤市長より報告したい旨の話がございましたので佐藤市長より報告いただきます。

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 既に新聞またテレビの報道等を通じまして市民また大勢の方々にこの事件の経緯につき、また処分の内容につきまして報道されましたことで、お聞き及びかと存じますが、平成12年度に水道事業所が実施した水道管敷設工事に絡みまして、長い期間でありますが市民のある方から補償の要求が続いておりまして、これまで新宮市はその問題に対処するため顧問弁護士等に委嘱いたしまして、この交渉に当たっていただいておりましたが、そのことに絡みまして元健康長寿課の課長補佐、男性でありますが、その職員が相手方の代理人となりまして、新宮市水道事業所と交渉を強く求めてきた経過がございます。そのような中から当該職員が公文書を決裁ももちろん得ておらないものでありますが、市長印を盗用いたしまして相手方また代理人である本人に新宮市長、私の名前で水道事業所から発送した公文書を不正に行使いたしまして、そのことが近々発覚いたしたわけです。これは市民の信頼、また市議会の皆さん方の信頼、そういう市政の根幹にかかわる問題として、大きな公務員倫理にもとる行為でもありますし、許しがたい不正行為であったと、このような総括の中から部内で懲戒処分のための委員会を開きまして協議を重ねておりましたが、3月15日付をもちまして当該職員を懲戒処分として免職の発令をすると同時に、当時の、また現在の職を含めてでありますが、監督の立場にあった上司5名に対する戒告さらに追加提案をお願いしたいと思いますが、私自身も市政の責任者としてその責めを負うべく、10分の1報酬の3カ月を返上申し上げたい、このようなことで条例の改正も手続きをお願いする予定でございますが、そのような処分を発表させていただきました。まさに、この職員またこの市組織の綱紀厳格なそういう怠りが、今日の合併して、新宮市民全体の信頼の中で粛々と新しい早暁期に入らなければいけない時に断腸の思いでありましたが、そのような職員の不祥事がありまして処分をいたした次第であります。ここに改めて市議会の皆さんまた市民各位に対しまして心からお詫びを申し上げる次第であります。これをしおにたじろくことなく新宮市職員が全体として綱紀の一層の倫理の確立に努め、さらに原因となりました公印の保守管理等についても徹底的な見直しを行いまして、二度とかかる不祥事を起こさないように強く、きのうも部課長会議を開きまして訓示し、指示いたした次第であります。また文面におきまして全職員に対しまして綱紀の厳正な保持につきまして、改めて注意を喚起いたしました次第であります。

 以上、御報告申し上げまして、重ねてのことでありますが、改めて深くお詫び申し上げ御報告といたしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 報告を終わります。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

 なお、本日、福田議員、所用のため欠席の旨の届け出がありましたので御報告いたします。

 当局より中西教育長、公務のため遅刻の届け出がありましたのであわせて御報告いたします。

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△日程1 一般質問



○議長(上田勝之君) 

 日程に入ります。

 日程1、一般質問を行います。別冊一般質問通告表の番号4番から順次発言を許可いたします。

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△竹田益規君



○議長(上田勝之君) 

 23番、竹田議員。



◆23番(竹田益規君) (登壇)

 それでは貴重な時間を拝借して一般質問をさせていただきたいと思います。

 短い時間ですからどうぞ御辛抱いただきたいと思います。

 例年であれば対岸の山々には山桜が満開の季節を迎えるところでありますが、今年の寒さは少し遅れを見せております。やっと二、三日前からところどころにピンク色の姿が見受けられるようになりました、その眼下には世界遺産の熊野川の清流が延々と脈づいております。テーブルでビールを傾けながらこの大自然に見入ってしまう、心が晴れ晴れとするひとときであります。これが私のふるさとです。

 昨日は杉原議員から熊野川町域に対する温かい御提言をいただきまして、本当にありがとうございました。私も農業問題、林業問題についてお聞きしたいと思ったんですけれども、今の私には、この報酬問題が病魔のごとく取りついておりまして、これをクリアしないと前へ進めない、そこで今回は、この報酬問題に絞って質問させていただきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。決して市長に喜ばれる質問でもございませんし、報酬審議会も2月13日にやっと第1回が開催された状況でありますから、明快な回答を求めるということは無理であるということは承知の上であります。私の独り言と思って聞いていただいてもよろしいんですけれども、質問は対話でありますからできる限りお答えをいただきたいと思います。

 最初に、報酬審議会の諮問についてお聞きをいたします。

 新宮市は、三役の給与そして議員報酬が、県下の八つの市の中でも最低であるということはお聞きしておりましたけれども、市長の給与が近隣の町長よりも低いということは初めて知りました。まあプライドとか自治体の上下とかは申しませんけども、これは適切な給与ではないと私も思います。ぜひとも議員の皆様の御理解を得て、適切な給与にしていただくことを私も希望しております。そこで議員報酬ですが、諮問は特例期間中の報酬額と特例期間経過後の報酬額ということに二つに分かれている。これはどんな理由があるのかお教えいただきたい。極端に申し上げるならば、特例期間経過後、いわゆる来年の5月になれば、熊野川町の議員がここに一人もいない、そんなことも考えられます。どうも私には理由が理解できない。これについて先にお聞かせいただきたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは合併協議の中で、新宮市、熊野川町旧自治体でありますが、合併する時に私もその時は在野におりました立場でありますが、この期間の特例を講じるということは、既に自分の前市政の時の合併協議の中でもその方向性は出ておったということで、よく理解しておりましたが、この報酬額については、当然協議を整えて新しい新市がスタートするものと私は予測していたのでありますが、この市政を引き継ぎました時に、いわゆる間差のままそのまま新市の誕生を迎えまして、新市誕生後できるだけ速やかにこれらの課題、いわゆる間差のある問題については報酬審議会等に諮った中から何らかの方向性を見出すと、このような宿題があったということを聞きまして、実は私自身は間差がついたまま在任期間の特例を経過するものだと思っておったのでありますが、そうじゃないという条件を聞かされまして、12月議会、経過しましたあと、早速に報酬審議会委員の委嘱のお願いをいたしまして今、議員御指摘のように、2月に三つの点について報酬審議会に答申を求めているところであります。

 まずその一つは三役の、あるいは教育長の報酬、さらに今間差のついている熊野川町出身の方が18万円、新宮市出身の方が35万円というこの間差をどうするか、もう一つは、合併なって初めての市議会議員選挙が行われます来年統一選以降、いわゆる定数が定まっておりますが、その新しい定数の時からどのようにするか、この三つの答申を今報酬審議会に求めているところであります。第1回が開催されまして、当然報酬審議会委員というのは、現状の認識とともに近隣の自治体、類似団体の自治体、こういう資料が必要とされますので、それを提出し、現在、報酬審議会では、これらについて勉強といいますか、その実態を理解してくださっているというのが現在の状況ではないかと、そう思っております。



◆23番(竹田益規君) 

 市長の就任は11月であります。私たちは少なくともね、12月には第1回の審議会が開かれるであろう、そうすれば3月までには、この問題は解決するであろうとそう思っていたんですが、見事に期待は裏切られたわけでございます。今市長も言われましたけれども、合併協議会では、合併後速やかに報酬審議会に諮問する。そういうことですね、それが2月13日にやっと第1回が開催された、あなたが予算大綱で述べられているとおり、新市を担当してもう約5カ月になろうとしているんですけれども、これが速やかな努力をしたと言えるんかどうか、私は疑わしい、そもそも速やかとはどういうことなのか、直ちに、すぐに、どの辞書を引いてみてもそのように解説されております。どうですか、速やかな努力をされたと、お思いですか、お答えいただきたい。



○議長(上田勝之君) 

 森総務部次長兼総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 確かに速やかにやったかと言いましたら、そこら辺はあったかと思いますが、何せ初めての合併でございます。合併についていろいろ10月から始まってどんな問題があるのかとか、いろいろな調整をしなくてはならない問題もありました。審議会は報酬等審議会、地域審議会、あと市章等の審議会、この三つがありましたので関係課寄って協議をしてきたところです。委員の選出についても協議をしてきました。これは11月の中ごろですか、事務的には協議をしてまいりましたが、行政局の割合とか新宮市報酬審議会は7人と条例で決めてまして、5人が旧新宮市、旧熊野川町から2人ということもありまして、それぞれ選出したいということで、お願いしてきましたが今も言いましたように、合併の初めての合併ですのでいろいろな問題、諸問題がありまして、それの解決とか、そしたら12月には議会があったりとか、人事異動もあったりとか、そういうことで遅れたことは確かに遅れてきたと思ってます。これは事務方の何かもっと頑張らなあかんところでしたが、まことにそれは申しわけなく思っています。



◆23番(竹田益規君) 

 一番難しい問題ですから、合併協議会で本当は確定していなければならない、私はこの責任はやっぱり合併協議会にあると思います。それでも私は今言うたのは本当に速やかな努力をしたのかと、市章や市歌の制定も急がれる問題ですけども、格差のある議員報酬をそのまま放置している。これがやっぱり一番先に解決される問題ではないのか、ちょうど年度変わりにもかかっている、12月議会が終わっても審議会が開催された様子がないので、私は1月16日でしたか助役さんにお会いしました。私の12月の質問は聞いていないということだったので、私は旧市町間の職員の給与の格差、そういうことを説明させていただいて、その是正を申し上げたところであります。

 次に、報酬審議会についてお伺いしたところ、助役さんは3月議会には無理ですよ、6月になるでしょう、私から言えば他人事のように申されたわけであります。少しかちんときたんですけどね、恐らく合併協議会の申し合わせをあなたは知らなかったんであろうと、私は善意に解釈することにしました。それでは10月から3月までの差額についてはどうするんだとお尋ねしたところ、昔は、人事院勧告は4月にのぼって差額は支給されたが、今はそんなことはないと、10月にさかのぼることなどとても無理ですよとそう答えられた、そうでしたね助役さん、もし私の発言に間違いがあれば訂正してください、あなたは問題の本質について何ていうかちょっと理解が少ないと、そこでお尋ねしますけど、合併協議会の速やかに諮問するということは、助役さん御存じでしたか。



○議長(上田勝之君) 

 竹嶋助役。



◎助役(竹嶋秀雄君) 

 引き継ぎにつきましては承知をしております。そういう中で私が12月22日に就任させていただきましたが、1月の時点でですね、そういう話をお聞きしました。それで報酬審議会についてはですね、一回の協議で答申をもらえるというような状況でございませんので、18年度予算編成については2月の上旬に締切らないかんというようなとこで、物理的にですね、もちろんさかのぼってという話にはなりませんし、4月からの是正については無理だというお答えはさせていただきました。



◆23番(竹田益規君) 

 市長は何といっても忙しい体でありますから、この問題はやはり片腕といわれる助役さんが中心となって、もっと速やかに進めるべきではないかと私はそう思いますし、速やかという先ほども申し上げましたが、協議会の約束はそれほど軽々しいものなのか、権威のないものか、それを疑うところであります。私は助役さんと約1時間の話し合いを終えて、これは大変なことになったな、事の重大さに初めて気づいたわけであります。これは市長の考えを早く確認しなければならないと思ったんですが、なかなか市長と会う機会がない、2月15日に朝登庁してくる市長をつかまえて、約30分ほど話し合いをすることができたわけです。その要点を二、三申し上げますと、あなたも3月議会は無理ですよ、実は海南市もそうなんですよ、そうおっしゃられた、私は他の自治体のことなどお聞きしてない、旧新宮市と旧熊野川町の問題、それ以上に新新宮市についてお聞きしている、少しかちんときたんでね、同一労働、同一賃金ではないのかと申し上げたところ、そのとおりですと答えられた。その言葉に私は少し安心したわけであります、間違いないですね、訂正ございますか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 大筋はそのようにお答えしたと思っております。



◆23番(竹田益規君) 

 あなたたち二人の話を総合して見ますとね、どうしても明るい見通しは見えてこない、なぜ同一労働、同一賃金という平等の原則に抵抗感があるのか、私には理解できない、この格差のある報酬問題を、先ほどもいろいろ申されましたけれども、どういうふうに解決したいのか、それとも特例期間中の議員報酬には何らかの制約があるということなんですか。どうですか。



○議長(上田勝之君) 

 竹嶋助役。



◎助役(竹嶋秀雄君) 

 制約はございません。私も合併協議会立ち上げた時の担当でございましたが、事務的には当然新市になった場合はですね、同額の報酬でいいんじゃないかと、事務的には思っておりましたが、最後の合併協議会の中でですね、この格差について、新市に引き継がれたという状況でございます。ですから制約とかはございません。



◆23番(竹田益規君) 

 私はね、日本国憲法の大きな柱、それは戦争の放棄と自由と平等の精神だと思います。この二つの柱によって戦後60年の平和の礎が築かれたとそう思っております。もちろん自由と平等には義務と責任は伴います。私たちは昨年10月1日から新市の議員であるという自覚と信念を持っておりますが、仮にも対等な権利が与えられないとすれば私たちの身分はいったい何なのか、それとも義務と責任を果たしていないとおっしゃるのか、または単なるオブザーバーなのか、市長御意見ありませんか。



◎助役(竹嶋秀雄君) 

 当然、議員さんにつきましては、96条の議決事件の権限がございます。そういう中で、この報酬につきましてはですね、審議会にかけるというのは昭和39年ごろの通達で審議会ができたと思っております。そういう中でですね、それは新宮市の問題ではなかったわけですけども、景気もいい中でですね、都市部がですね、いろんな値上げをしたという中で市民の意見を聞くというようなことで、報酬審議会ができたと認識しております。そういうことですから、今現在報酬審議会に預けておるわけですから、我々としてはその報酬審議会の答申を待ちたいと思っております。



◆23番(竹田益規君) 

 私は報酬審議会の答申が出てないんだから回答はできないと、それはよく理解してます。そして同時に報酬審議会がそんな間違った答申をするはずがない、そう信じております。しかし諮問をしたあなた方の気持ちがおかしいからお聞きしているんです。要は、12月議会で対等合併という問題に対し、私の質問に対して市長は新しい新宮市は旧新宮市、旧熊野川町の法人格をお互いに消滅させて新しい法人格をつくり上げたということである。人口の高、面積の高に限らず、諸条件は対等な話し合いをして、それで合意の中でなし遂げてきた。派生してくる問題はお互いに対等な立場で話し合いをし、力を合わせていくべきだと思っている。そういうふうにお答えいただいております。お互いのふるさとは過去のものとして、新しいふるさとづくりを目指してみんな平等に参画しようということではないんですか、そうでしょう市長。御意見ないですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 そのとおりだと思っております。



◆23番(竹田益規君) 

 人間は相手の立場に立って物事を考えることによって正しい判断が生まれてくるんではないかと思います、これを人権の尊重と言うんではないでしょうか。議案の第17号で新宮市合併市町村振興基金条例が制定されました。昨日も基金のことの御質問もございましたけれども、県から1億、特例債8億、計9億の積立金が予算化された、合併によるこれは大きな成果ではないんですか。仮にも合併していなければこの大きな財源は予算化できない、これから言われる70億の特例債についてもなかったわけでありますから、もっと対等合併の意義というものを真摯に考えられないか。私は市長の誠実で真摯なお人柄は以前から信頼し今も信頼しております。しかし、この議員報酬の取り組みについては一抹の疑問を抱かざるを得ない、仮にあなたが私たちの立場であれば長いものには巻かれろ泣く子と地頭には勝てぬ、だまって見過ごせますか、泣き寝入りをするんですか、私にはそれはできないです。これ以上質問を続けますとね、私もだんだんエスカレートしてくる危険性がありますので、この辺で終わりたいと思いますが、今回の質問は議員8人の問題ではない、旧熊野川町民2,000人の名誉の問題だと私はそのようにとらえております。そういうことを申し上げて私の質問を終わりたいと思いますが、最後に何かありましたらお聞かせください。



◎市長(佐藤春陽君) 

 助役からもお答えしましたが決してなおざりにしているわけではありません。当然議員が御指摘のこの報酬のこれからを、特例は設けておると言いながら間差がついているという状況がこれでいいのかどうか、これは背後には市民の経済実態やそういうものからくる市民感情というものもあるわけでありまして、いわゆる市長である私がその市の施策として決めて提案する。これは今日の時代、やっぱり、それぞれ熊野川町民であった今の市民、また旧新宮市民であった今の新市民、これはやはり割り切れない思いというか、やはりその感情にそぐわないというものは必ずあるでしょう。そういうものも背景にありますので、これらについては客観的評価をいただくために報酬審議会、従前みなこれに付して参りましたが、この審議会に委ねているわけでありますので、この結果を待たせていただく中から新たな提案をさしていただくことができたらとこのように思っておりますので、御理解ください。



◆23番(竹田益規君) 

 もう終わる予定だったんですけど、市民感情ということをちょっと申されましたけどね、それは前任者もそういうことを発言し、結局この問題の解決を得られなかった。市民感情というのは市民の中にはやっぱり熊野川町2,000人も含まれるんでしょう、旧新宮市だけの市民を言うんですか、そのことにちょっととらえ方がおかしい、私はそう思います。

 これで終わります。ありがとうございました。

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△木戸地郁生君



○議長(上田勝之君) 

 15番、木戸地議員。



◆15番(木戸地郁生君) (登壇)

 23番議員と同じように私も短くやりたいと思います。

 通告に従いまして、まず市長の政治方針についてお尋ねします。

 これは「政治姿勢」というのが慣例らしいんですけど、ちょっと公表していいかどうかいうのがわからなくて「政治方針」にしました。

 平成17年11月11日付南紀州新聞社に記載された「今後の施策への思い」の文中、市長は中心地商店街の空洞化の問題では、集客施設としての側面と高齢化医療の充実の面から休業中の新宮病院の再開を上げ、民活での再開が理想だが困難な場合は支援していかねばならないと考えている、長期療養型の施設を郊外に新設する考えは全くない、中心街にある既存施設の継続が必要と考える。文化ホールや市民会館の移築は考えないが、老朽化を考慮し立て直し、廃止を視野に財源については県、市協調の中で共有財産と位置づけ、検討していきたい。と述べています。その後平成18年2月24日付毎日新聞記載の「平成の大合併首長が語る」の文中、活性化へのまち、再開発の末尾に図書館、文化ホールなどの公的施設を市街地につくり、人の流れを呼び込む、早急に再生委員会をスタートさせ、まちの活性化を探っていきたいと発表しています。

 私、平成13年6月議会での一般質問で、現在の新宮市の公的施設が南西の方向に片寄り過ぎている、高森地区に計画されている文化ホールを王子製紙跡地にと、提案したことがあります。

 今もこの気持ちは不変です。人の流れを修正できるのは行政であると確信しています。当時は那智勝浦道路、新宮港二期工事の絡みもあり、和歌山県の方針に従わざるを得ない事情も理解できます。当時の計画では文化ホールと熊野学研究センターとのツインでしたね、この3月7日の議員説明会では、先ほど申しました文化ホールを市街地につくると説明を受けました。私個人としては、大変うれしく市街地の皆さんも喜ばれるものと推測いたします。空洞化が目立つ中、大変な朗報と受けとめます。でも熊野学センターがなくなりました。和歌山県も財政が苦しく計画の変更を余儀なくしなければならないと判断いたしますが、県の本音はどこにあるのでしょうか、当初計画から上野前市長の時、建設中止の話が出て、前議長が木村知事と交渉して、この交渉は激烈であったと同行の者から聞いております。高森に文化ホールを建設することを確約した事実もあります。急変した原因はいったい何だったのか、市長はおわかりになりますか。平成17年11月11日から平成18年2月24日の短期間に何が起こったのでしょうか、その辺りを質問いたします。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 平成17年11月11日から今日まで何が起こったのかという木戸地議員の質問でありますが、何も起こっていません。我々のこの新しい新宮市のいわゆる中心市街地の活性化のために新宮市のまちづくりはどうあるべきか、あるいはまた周辺に大勢の観光客が訪れてくださっている、もちろん新宮市域も含まれてでありますが、しかし残念ながら我々には宿泊としてのキャパシティーがないですから近隣のお泊りの方々が、私自身は新宮市の文化遺産また史跡、この木材のまち、さらに新宮城址として水野家がこのまちの中心を250年にわたって築き上げてきた、この歴史的背景、そういうものを考える中から、新宮市に少しでも人が交流するような観光客も含めてでありますが、そういうまちづくりに視点を進めてこのまちの振興、将来を見通していきたい、このように変わらず思っているところであります。そのような中で、今の新宮市勢のあるいは新宮市の実態を見ておりますと、少し世界文化遺産等の登録によりまして人は確かに流れ出してきました。また始まりました川下りも予想外の好評を博して非常に明るい展望を開いているとこのように思っています。そのような中から我々が主体的に何が必要なのか、どういうまちづくりがいいのか、そういう視点の中で過日も全員協議会のお願いする中からある意味での文化ホールの位置を含めた提案をさせていただき、それはもちろん初めてのことでありますから十分な論議を尽くしておりませんので、これからも議員各位としっかり相談しながら過日の提案の方向の中に我々が何をすることができるか、そのため県や国とは言いにくい状況ではありますが、しかし、例えばシーニックバイウェイの手法等は国土交通省が提案しておりますのでこのような制度の採用を受けながら有利な方法はないのか、あるいは県としての役割をどう求めていくのか、私はしっかりと提案する市政としてのそういう行政のこれからの方法また手法を考えていきたい、このように思っている次第であります。



◆15番(木戸地郁生君) 

 ただ僕の質問の仕方がちょっと要領を得てなかったのかもわかりませんけども、市長の気持ちもそうなんですけども、県知事の気持ちはどう変わったかを本当は聞きたいんですよ。というのは前市長の時に難産して何とか高森でキープした、佐藤市長が当選されて、その後ではやはり文化ホールの移動はなかったんですね。それから3カ月後に僕はほんまにありがたい、少しでも空洞化したまちを活性化できると大賛成なんですけども、私自身の気持ちとしては、県当局の気持ちがわからないわけなんですね、そこらあたり公表できるかどうかは別として和歌山県自体がどう変わったかいうのを聞きたいわけなんです。



○議長(上田勝之君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 事務レベルの話なんですけども、県側の担当は文化国際課長なんですが、この方とも先日電話でお話ししたんですが、その際、熊野文化ホール、仮称なんですけども建設促進検討委員会というのが去年の3月にできておりまして、第1回目開催されてずっと途絶えておったんですよ。その中で状況とかですね若干説明させていただく中で、今後の取り組みをどないしていくかいうことでですね、今相談しております。次回ですね、近々開くような運びにもなっておりましてですね、決して県の建設へのトーンとか、下がってる状況というのは見えてきておりません。



◆15番(木戸地郁生君) 

 私には後遺症が残っているんですよね。もうこの旧市街地に人の流れをつくるのは大賛成で、もうあれなんですけども、例えば那智勝浦道路、平成8年からでしたか取りかかったの県の計画で、その時の部長されてた垣平さんという方がおられた。退職されて理事になってたんですけども、その方が上野市長がやはり那智勝浦云々ほかの会議で行った時に、休憩時間に何とかして高森へ文化ホールをつくってほしいと、これは市民の願いやとうようなことを申し上げたら、市会議員が何人がん首並べてきても、そんなもん聞けんとはっきり言われたんです。その市長がまたこんなに言われた、は、は、はと笑うから、僕、市長にまた食ってかかった事実もありますんでね。和歌山県は新宮市に対してどういう判断をもってやっているんか、そこを聞きたいわけなんですよ。実際、佐藤市長にしても11月の時はやはり移築云々いうのは頭になかったと思うんですよ。ですけどやはり佐藤市長を動かしたのは、私は県のやっぱり力やないかいう気があるんですね。条件も変わってまいりましていろいろ交付税が少なくなる、云々から始まって県の方もできるだけ支出を抑えたい、それからこの前資料をいただいた、この資料まちづくりの、こういうもんから始まって条件が僕の思うたとおりになってきてるんですけど、何かしら私個人としては、和歌山県は新宮市をなめとるとそうでしょう、振り返ってみたら医療センターの問題にしても野球場にしても県の開発公社全部助けてあるじゃないですか、新宮市が全部ツケもろたある、だから新宮市を何と思うてるんか言うのは僕はほんまに不満あるんですよ。ですからそういう点今後市長も本当に心して県職出身ですからいろんなことあると思いますけど、乾坤一てきでもふんどし締めて県と当たってほしいと思います、それについていかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 もちろんその覚悟であります。しかし、私自身はこの新宮市が市民のために何をするのか、また熊野の中心市としてこの熊野にどう寄与できるのか、これをもっと主体性に我々が考えるべき必要性があるのではないか、もちろんこれまでも考えてきたでしょうが、いわゆる他力依存ばかりにこの要望、要望ということを積み重ねてすべて下駄を預けていくという姿勢は私はとりたくない、ですから御批判を受けようと何しようと新宮市はまず何をやれるかそのことをしっかり見定めて、さすれば県はこうしてくれ、新宮市はここまでやるんやから国がどうしてくれ、こういう提案型の市政を今日立ち上げていかないと地域間競争が非常に厳しくなっている中で、我々はいつまでも県へ頼ってくるんか、いつまでも国へ頼ってくるんか、こういうようなこの印象を持たれるということについては、非常に歯がゆい印象を持っているというわけではありませんよ、歯がゆい思いをするわけであります。ですから行動する実行するそういう姿勢の中では提案していく、新宮市のためにこれがいいんだということを言っていく、そのような中からお互い厳しい財政なんですからお互いの役割分担をしっかりしていくということが新宮市政の一歩二歩の前進に必ず必要だ、まずそれがなければならないと思っている次第です。



◆15番(木戸地郁生君) 

 はい、ありがとうございます。ですから私、議員になる前は新宮市のことはもう市役所と議員さんに任しといたらいいと思っておりました。そして今議場で発言してるんですけども、やはりそれぞれの専門分野の民間の力も登用されて新宮市のまちづくりをぜひお願いしたいと思います。

 次に、これはこの間の予算審議であったんですけど、もう一度確認のために質問します。高森のごみ旧焼却場ですね、それについてお伺いします。この件につきましては、私2度ほど質問しています。去る3月9日、予算審議で理解していますが確認のため再度質問いたします。総工費1億5,697万5,000円ということですが、建造物解体費と土地の処理料を含めての金額でしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 西生活環境課長。



◎生活環境課長(西寛君) 

 今回予算計上させていただきました金額1億5,697万5,000円はコンサルに委託する施工管理量997万5,000円と建設工事費1億4,700万円からなっております。建設工事費1億4,700万円は、建造物解体等土地の処理を一括処理した場合となってございます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 私が質問して、そのあと課長にもいろいろお聞きしたんですけれども、あの時出た額というのは大体8,000万円から1億9,000万円弱ぐらいの話の中の時は、建物の解体工事の価格のように私が受け取ってるんですけども、その点いかがでしょうか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 今、議員さんおっしゃられた金額につきましては、議員さん御指摘のとおり建物の解体のみの費用でございます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 安い方がそれはありがたいことなんですけども、安いから手抜きといったらちょっと議場での発言がおかしくなるかもわかりませんけど、その辺は重々検査していただいて。あともう少し再確認します。土壌の検査何カ所されたんですか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 土壌の検査は平成17年度で行いまして、10メートル格子状に区画割りしまして23カ所の調査を行ってございます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 それでは水質検査は1カ所と聞いていますが、これも事実ですね。



◎生活環境課長(西寛君) 

 水質検査につきましては、昨年の6月に広角川下流のJRの鉄橋の下で行っております。



◆15番(木戸地郁生君) 

 ということはあそこがあの付近では一番低い場所と、そして谷水がしみ込んで大川になっているいうことで検査場所に選ばれたんですか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 そのとおりでございます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 次に、例えば野焼き同様の焼却場であったために建物とかその周辺はダイオキシンの問題があって、土壌検査ではなかったような発言されてましたけれども、この土壌の撤去いうのもあるんですか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 ダイオキシンにつきましては環境の基準値の半分以下ということで、問題はございませんでした。ただ重金属についても検査をいたしまして、その重金属につきましては一部環境基準を上回るものがございましたので、その部分を除去するということでございます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 わかりました。この焼却場の下には世界遺産に登録された高野坂遊歩道の登り口があります、ここを登って金光稲荷から眺める太平洋そして王子ヶ浜の景観は筆舌に尽くしがたいものがあります。慎重なる解体、撤去を希望してこの項目を終わります。



○議長(上田勝之君) 

 質問中でありますが、10分間程度休憩いたします。



△休憩 午前11時09分

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△再開 午前11時24分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 15番、木戸地議員。



◆15番(木戸地郁生君) (登壇)

 質問を続けさせていただきます。

 先ほど、私少し興奮したかもわかりませんけども、聞き忘れたとこ1カ所ありますので教えていただきたいんですけども、例えば、この間説明会でいただいたこのことなんですけども、この中で文化ホールの建設促進検討委員会を組織したとあるんですけど、これは庁内で組織委員会をつくられたんか、民間を含めてやられたんか、そこだけちょっと教えてください。



○議長(上田勝之君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 それは先ほど申しましたとおり、県の国際文化課が中心になりましてですね、設置しておりましてメンバー的にはですね、行政ばかりでして、知事公室の文化国際課長が会長でそれから振興局の県民行政部長とかですね、総務課長、それから私どもの企画部長、それから私どもの企画課長とかそのようなメンバーでございます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 そうですか。そうしますとその後、それを受けてになると思いますけども新宮市独自でいうことはないわけですか。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 現在のところそういうものは立ち上げてございません。



◆15番(木戸地郁生君) 

 はい、ありがとうございます。

 続いてまいります。

 後はやはり市長のお話の中から出てた新宮病院の再開についてお尋ねいたします。市長は民活の再生が理想だが、困難な場合は支援していかなければならないと考えていると発言されています。この新宮病院は、今一生懸命復活しようと努力しているんですけど、市の方には正式な相談はあったんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 財団法人新宮病院では新たにこの私もその推移を見守っておりましたが、新理事会も評議員会が開いた結果、構成されまして理事長になられた伊藤理事長が早速御来所いただきまして、この新宮病院のこれからの存続についても強い意志といいますか、そういう御表明をいただき、また市としても、しっかりと応援していきたいと申し上げそういうわざわざの来市がありました。またその後の推移も情報としては入手もいたしてございます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 私この新宮市にはどうしても長期療養型の病院が必要やという気持ちがありますので、ぜひできる範囲で結構ですからサイドから応援をお願いしたいと思います。また国の方針でこの長期療養型病院の経営に6年後あたりをめどにして変化が起こりつつあるんですけど、その辺は御存知ですか。



○議長(上田勝之君) 

 浜前健康長寿課長。



◎健康長寿課長(浜前泰弘君) 

 療養型の病床につきましては医療療養型と介護保険を対象にした介護療養型の二通りございます。今のところ私どもが把握しておりますのは、介護療養型の病床につきましては、平成23年度末に廃止するというふうな方向性が国の方から出されております。また現在医療療養型は、全国で25万床ほどございますけども、これを24年度までに15万床まで減らすというふうな案を国がまとめているというふうなことを聞いております。



◆15番(木戸地郁生君) 

 そしてね、これ今度、小泉さんとこへ向けて矛先が行くわけなんですけども、先ほどは県知事でしたし、本当に高齢化が進んでいく中でなぜこういう現象が、課長に言うてもしょうがない話なんですけど、だけど日本は間違うたる思うんですよ。本当にね、これおかしいんですよね。本題に戻ります。復活再生に命をかけている新宮病院の悩みは医師の確保が困難と聞いておりますが、御存じでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 十分存じ上げております。



◆15番(木戸地郁生君) 

 これは前の理事会の時にお医者さんがないということで、いろいろ苦労してその先生を推薦したら理事会で拒否されたとか、そういう事実もありましてね、これ、お医者さんが新宮へ来てくれるお医者さんがあれば復活できる可能性はあるんですけれども、ただ時間もだんだん少なくなってきているように思いますし、できるだけサイドから応援お願いしたいと思います。

 高齢化が著しく進んでいく現在では、長期療養型の病院が不可欠なものと考え、官民一体となって高齢者の方々にも光の見えるまちづくりを要望して、この項を終わります。

 次に、きのうの18番議員とダブってくるわけですが、18番議員の質問では県職員住宅跡地利用の計画については、神倉山駐車場等と答弁されました。また18番議員は地元住民の要望で防火水槽設置を望んでいると要望されました。私に対しては地元住民の要望は今ある神倉老人憩いの家なんですけども、もっと使いやすい憩いの家にならんのやろかと、二人ほど要望に来ておりました。そしてその後で続いたのが日当たりのよい場所で語り合える憩いの家ができんのやろかと、神倉老人憩いの家の利用度を高める工夫が新宮市に欲しい、このように要望してまいりました。そこで本題に入りますが、神倉一丁目にある県職員住宅の解体工事が進められています。これは、きのう18番議員さんがおっしゃったとおり整地されておりますけれど、私が現場を見に行った時は、南側は解体中でした。これは今のとこ一応駐車場ということでよろしいんですね、計画は。



○議長(上田勝之君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 あくまでも昨日答弁させていただきましたように、当初の、ということで神倉山に近いという利点を生かした観光駐車場等の整備用地として確保した経緯があるということでございます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 はい、平成16年のデータによりますと新宮市が管理してる会館13、老人憩いの家4施設の延べ利用回数及び延べ利用人数を比較しますと、佐野会館は利用回数、利用人員ともに群を抜いての利用度が記録されています。立地条件、その他の要件を満たしたものと推測され、この場所に会館が建設されたことは地区住民にとってまさに待望のものであり、その施設を十分に生かされているものと評価したいと思います。それと比較して主旨、目的が多少違っていても老人憩いの家も、住民利用施設には変わりはなく、神倉老人憩いの家の利用度は、会館13、憩いの家4、計17施設中14位、憩いの家4施設中第3位です。ちなみに蓬莱一丁目の不老閣は17施設中利用回数で第2位、延べ利用人数で第3位を記録されています。神倉憩いの家のこの数字は最も人口密度が高いと見られる割に利用率が低く感じます。私、住民の方にお聞きしましたところ、先ほど言うたような話から、利用者が現在地ではあまりにも使いづらいということでした。あの場所は確か検察庁跡地だったと記憶しています。建設されて何年経過してるのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 浜前健康長寿課長。



◎健康長寿課長(浜前泰弘君) 

 昭和55年3月末に建築なっておりますので、建築後26年となります。



◆15番(木戸地郁生君) 

 55年。



◎健康長寿課長(浜前泰弘君) 

 55年3月末です。



◆15番(木戸地郁生君) 

 熊野古道が世界遺産に登録された後、神倉山に地元住民及び観光客が増加して、駐車場がないため、千穂小学校の一部を借用している現状から、私、県職員宿舎跡地を駐車場にと提案したことがありましたが、その時点では、解体作業が具体化していなかったため現在に至っているわけです。解体作業が終了した時点で、神倉老人憩いの家移築を提案いたします。このような施設は住民の皆さんだれもが手軽に多目的に利用できる場所がふさわしく、この跡地は地区住民にとって最適地と考えます。この点いかがでしょうか。



◎健康長寿課長(浜前泰弘君) 

 確かに議員さんおっしゃるとおり場所的には、入っていく道も狭うございます。日も陰る時間が長いような場所でございます。ただいまの私どもの健康長寿課といたしましては、神倉の県職員住宅地跡地への移転ということは予定には上ってございません。



○議長(上田勝之君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 私どもの企画調整課の方でここについて、今のところ所管しておるんですけども、利用形態とか処分につきましてですね、一部売却等も含めたことにつきましてですね、まだまだはっきりした輪郭がまだ見えていない中で、今後関係課とですね、財政課等も含めてですね、財政的な見地も考えましてですね、いろいろと話していく必要があろうかと考えております。



◆15番(木戸地郁生君) 

 ぜひお願いしたいと思います。そして、この施設は神倉地区のみ利用するのではなく、隣接した磐盾、五新、千穂地区の憩いの場所となるよう希望するものです。そして災害時の避難場所としても現在地と比較してその機能を発揮するものと考えます。また駐車場は神倉山に登る人たちにも開放し、千穂小学校借用駐車場はお返しすべきと考えますがいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上野山商工観光課長。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 千穂小学校の借用の駐車場等につきましては、全体計画が見えてきた中において改めて判断をしたいと思いますので、この場での即答は少し避けたいというふうに考えます。



◆15番(木戸地郁生君) 

 はい、ありがとうございます。施設をつくる時その能力を最大限に生かせるよう考慮されることと推測しますが時には財政的その他の条件で目立つものが半減する事例もあります。今回の跡地は地元住民の方々に明かりが見えてきたのではないでしょうか。財政的には大変厳しいことは理解していますが、住民が手軽に利用でき、人口密度の高いこの地区の住民が緊急時には避難もできる。ぜひ神倉老人憩いの家の移築を強く希望して質問を終わります。以上です。

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△下地重遠君



○議長(上田勝之君) 

 8番、下地議員。



◆8番(下地重遠君) (登壇)

 それでは一般質問を行います。

 初めに新宮地方の危機的経済状況からの脱却という問題でございますが、本年度の予算大綱の所信にも、新宮市の経済環境は大都市の景気回復の兆しとはほど遠い状況にあるというふうに明記されております。私は現状の新宮地方の経済状況というのは幾つかのこの地域独特の厳しい要因があります。もちろんバブルの崩壊、地場産業である木材関係の不振、製材業の廃止、製紙会社の撤退、大型スーパーの進出、それらのあおりをまともに受けて、史上最悪の状況にあると言っても決して過言ではないかというふうに思っております。平成11年の4月、佐藤市長が誕生し、1年経過後の平成12年の6月議会で私は当時の新宮市を大変心配し、こう市長に申しました。現状の新宮市は人間の病気に例えてみると薬ではその効果は期待できない、点滴も無理である、大手術を要しメスを入れなければならない、しかし、その手術には高度な技術が求められ、佐藤名医にその手術を委ねたいと、そういうように申しまして市長からは、確かに熱い答弁もいただきました。当時佐藤市長は新宮市の恵まれた歴史、文化を核とする賑わいのある文化観光都市づくりに、新宮市の将来像を打ち出し、新宮市の再興を図りたい、活気あるまちづくりを目指したいという思いは十分感じられましたが、文化以外の経済対策において、少し私は物足りないところも感じまして市長と激論を交わしたことも記憶に新しいところでございます。今回、熊野川町さんと合併いたしまして、新新宮市長の初代市長に就任された佐藤市長に私はさらなる期待を抱いてることは確かでございます。と申しますのは、あなたは行政を2年半離れ、社会人としていや一市民として、新宮市を見つめ、多くの市民に接し、市民の生の声を聞き、これまでと違った観点で、新宮市の見聞を広げられたことと存じます。このことについて市長の思いと、新市市長としての所信をまずお伺いいたしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 議員御指摘のように、2年余りの浪人生活の中から大変多くのものを得たと自分自身は思っています。得たということは市民の感覚と自分自身のいろんな思い出、そういうものとの少し乖離があったということも気づいたりいたしました。そのような中から、この新宮市自身の経済実態の厳しさというものも痛感させられました。そのような中で、この10月1日、新しい我々のまちづくりの第一歩を印したわけであります。そのような中から基本としてはやはりこの幽邃な自然、あるいは熊野川また旧新宮地域に新宮市内地区に残す歴史文化の遺産、これらをやはり一緒させてもらうわけなんですから、しかも時あたかも世界文化遺産に登録なったというチャンス、タイミングも得ている出発なのでありますから、しっかりと新宮市経済の復興、既存の産業のもちろん振興ももちろんでありますが、新しい観光での視点というものに対してより自分自身の目は向いたと言って過言ではありません。そのような中で依然として人口は減少しているというものの、やはり流域の文化の中心として、また経済、とりわけ商業の中核市としてこの新宮は形成されてきた、このことをやはり基本に市民文化と行政が隔離したり、遊離するということはできない、それが基本でありますから、そこのところに視点を置いてまちづくりの手法、これも単に空店舗対策や当座の今言うこの注射あるいは今議員がおっしゃいましたこの点滴やとかそういうことでは片づけられないものが、この新宮市には片づけられないというものでは、対症療法ではできないというものがあるわけでありますから、まちづくりをどうしていくかという基本に、そのまちづくりは、やはり人とが交流し、また市民生活がそれによって賑わいを従前のように、かつての昔の新宮のように着実に希望をもって市民がそれぞれの役割を尽くしながら、このまちを守り育て発展させていく、そういうところの船頭役を果たすのが市政だとこのように思っておりまして、合併の中でうたわれております人と文化が華やぐまち、これはキャッチフレーズでありますが、そこにあるものの具体化、また市民が願っているものについて、市政も市議会ともども先頭に立って突き進みたいと、このように思っている次第であります。



◆8番(下地重遠君) 

 その市長の姿勢を踏まえ質問を続けたいと思います。

 まず新宮市の経済状況関係でございますが、よく経済のどん底にあるということを耳にするわけでございますが、私は現在の新宮市の経済というのはその底に穴があいていて、大きな穴があいていて底に限りがないというような状況にあろうかと思います。先日もNHKテレビで、7年連続3万人以上の経済不況から自殺者が出てしまったと、私の知ってる限り、新宮市内でもかなりの人がおられます。新インフルエンザウイルスによる感染死亡が日本で3万人以上出たと言うたら大パニックになると思うのでございますが、私はこの経済不況というのも一つのウイルスであると、そういうように思うわけでございます。したがって当然、国、地方自治体においては、この病原菌に対するワクチンを研究開発する必要が大いにあるんではないかと思うわけでございます。私は昭和43年21歳で市の職員になりました。その時、上司からこういうようなことを言われました。今の若い子はみんな新宮から都会へ出て行くが、下地君、新宮は大変魅力あるところやでというふうに言われました。その上司は、新宮は周辺を含め一つの国や、この辺の子は皆、結婚する時、地元で花嫁道具はみな賄うと、和歌山や松阪方面の人はすぐに名古屋や大阪の方へ走ってしまう、新宮ほど商売がしやすいところはない、商売するんやったら新宮へ行けと、新宮の商店街の人はみんなほとんど田辺や四国から来た人が多い、役所が嫌になったらいつでも商売ができる、頑張れやと言われました。そのことを現在でもたびたび思い出すわけでございます。確かに以前は古くは新宮は木材で栄え魅力あるまちでございました。生産から消費まで周辺を含め新宮を中心とした経済圏域を保ち、日本の経済の好不況をあまり左右されない地域でございました。言いかえてみれば、秘境の国でもありました。現在は先ほど言いましたように、いろんな要因でその暗幕を閉ざされたまちになっておるところでございますが、人口でいえば昭和40年、4万4,000人あった人口が平成18年2月末では3万4,263人、就労人口構成を見ましても一次産業、二次産業は本当に後退いたしました。依然として第三次産業、その中でも卸小売業が60%を占めるという異常な都市でございます。特に製材業者の減少は著しいものがございます。地場産業を代表するものでございます。私の記憶では一番多い時70社以上あったように思うんですけども、これ商工観光課の方、現在何社ぐらいになっていますか。



○議長(上田勝之君) 

 上野山商工観光課長。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 平成17年で今製材業15社、15軒といいますか、従業員にして約140人程度と把握しております。



◆8番(下地重遠君) 

 それだけ地場産業を代表する業種が衰退してしまったということでございます。一方市内の住宅軒数におきましても、私の今の手元の資料では、昭和62年では217軒、昭和50年代はもう少し300軒近くあったように思うわけでございますが、平成16年の実績では114軒になっております。よく大工さんの方から言われます。一番多い時は、棟上げを3軒し、3軒建築を抱えておったこともあるけど、今は年に1回棟上げしたらええとこやなとそういうようなことで、もちろん住宅軒数が少なくなれば基礎からいけば型枠大工、畳屋、タイル屋、左官屋、ふすま屋、ブリキ屋、サッシ屋、クロス屋、瓦屋すべて仕事が減ってしまうというのがこの地方の実態でございます。特に先ほども言いましたように、61%を占める卸小売業者の実態でございますが、産業関係の衰退、巴川の撤退、王子製紙の撤退、逆に6、7年前ジャスコの進出から始まりましてスーパーオークワ、それからスーパーオークワの関連店舗、衣類では4軒、パーティーハウス、しまむら、ナカミチ、ワークマンまた最近では業務スーパーとこれらの進出によってもろに小売業はその打撃を受けております。当局はこのような現状の新宮市をどのように分析されておる、受けとめておられるのかどうか、担当の方からお願いしたいと思います。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 今御指摘のような要因の中で、週末、平日を問わず駅前、丹鶴町、仲之町、人が見当たらない状況にあります。仲之町のアーケードからは国道42号の大橋通りが何の支障もなく見えてしまう状況にあります。ある店主はジャスコのオープンで売り上げは3割、スーパーセンターのオープンで3割、半分以下になってしまったという話を聞かされております。またある別の店主は従業員に給料、ボーナスを払う時に銀行から借りて支払う、資金的に余裕があれば店をたたみたい、こういう話も聞いてございます。大きな資本力を持つ大手スーパーの猛攻の前に懸命の努力はしておりながらも、展望が開けず、戦意を失いつつある、これ以上の状況が悪化すると商店街そのものが総崩れになってしまう極めて厳しい状況にあると把握をしております。



◆8番(下地重遠君) 

 本当に実態というのは、もっと中に入ればもっと苦しい状況に私はあると思います。そこで少し述べたいんですけど、私はこれまでの日本経済の流れを見ましてもやはり国は国なり日銀は日銀なりの対策の歴史がございます。佐藤総理大臣ですね内閣時代いうのは所得倍増策、それからその後非常に長く続いた何百兆という公共事業の投資策、小泉内閣では構造改革の先行、1番議員も言われていましたように5年前デフレから脱却するために日銀のとった量的緩和策を見ましても、30億から35億という数値を見ましても非常に大きな施策を歴史の中ではとられております。しかし、そんないろんな大きな国の施策も、我が新宮市の地には手はもちろんのこと光も届かないというのが現実でございます。したがって、都会の方では経済の明るい兆が見えてきたと言われておりますが、新宮地方のこの特殊な経済環境から言って、これから先、日本経済が大都市の方から経済が好転してきても、私はこの新宮は絶対その恩恵その光が届かないというふうに思うわけでございますが、市長はその辺どのように受けとめておられますか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 日本経済の若干の好転が今後の新宮市経済界にどう及んでくるかということにつきましては私もこのままであれば悲観的に考えざるを得ません、いろいろなこのまちの特色というもの当然その中にあるわけで基幹的産業がまず衰退していった、ここらのところがこのまま力をまた持ち直すならまだしも、やはり、きゅうきゅうと喘いでいるという状況でありますから、そのような中で、しかし市民生活を維持し、またこの市政を継続していくためにはできるだけの全力を尽くす、そういうそれぞれの事業関係の方々、またそれに連携する市政の関係、そこらを強く構築しながら全市民、全業種上げて力を尽くしていかなければならない、そのような状況であると危機感を持っている次第です。



○議長(上田勝之君) 

 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時57分

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△再開 午後1時00分



○副議長(前田治君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 8番、下地議員。



◆8番(下地重遠君) (登壇)

 今後、日本経済が好転してきても決して我が地には経済回復というのはほど遠いものがあるような感じがするわけでございます。そのため先ほど言いましたように国等におかれましては経済対策のため、いろんな施策を講じてまいりました。先ほど言いましたように秘境という地域でございますので、この地域においては地方独自の政策と民間の活力、力というのが大きく求められるところでございますが、なかなか民間企業、産業だけの力では回復というのは、非常に厳しいというふうに思うわけでございます。そこで新宮市の将来像を実現のために、いろんな今後施策を講じていくことと思われます。その市長の目指す文化と人の華やぐまちづくりの中で、この経済に対する果たす役割というのを市長はどのように位置づけされておられるのか、お伺いいたしたいと思います。



○副議長(前田治君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 当然、この市政を支えていただくためにはその背後に、この市の経済の活力というものが当然求められるわけだとそのように思っています。そのような中で、できるだけこのまちが元気になるために産業経済対策は極めて重要やとこのように思い、市政としても可能な限りの力を尽くしてまいりたいそのように思っているところです。



◆8番(下地重遠君) 

 そこで、新宮市のこれからのまちづくり経済対策の起爆剤ともなる新宮市の将来像の3本柱と言えると思うんですけど、一つは人と文化が華やぐ都市づくりの具体策ですね、これは当然観光流動人口の増大ということが主眼だと思います。二つ目は企業の誘致と若者の地域定住、定住人口を増大させていくと、それから三番目は地方産業の振興策、生産から販売、流通、消費まで促進拡大していくということになろうかと思います。一つ目の人と文化が華やぐまちづくりにつきましてでございますが、私は新宮のまちを観光客でいっぱいにし商店街に活気を取り戻したい、それが私の夢でもございます。世界遺産の指定を受けましてはや2年、その遺産ブームもですね、少し陰りが見えてきたように思うわけでございます。当然それらのリピーター対策も問われているところでございます。幸いなことに新宮市内には、世界遺産に匹敵する多くの観光資源があるわけでございます。そこで、佐藤市長の目指す文化観光都市づくりからも、熊野文化遺産と連携した整備、恵まれた観光資源の整備、特に世界遺産に匹敵する観光資源であります浮島の森と徐福公園の整備開発は、これからの新宮市の観光客の増大上からも最も重要な施策課題であると思うわけでございます。市長は人と文化が華やぐまちづくりの中でこの浮島の森と徐福の整備をどのようにこれも位置づけされておるんかどうか、その将来像についてお伺いいたしたいと思います。



◎市長(佐藤春陽君) 

 浮島の森は御承知のように早くから確保しておりました、隣接用地を今工事着手の中から少なくとも今の浮島の森が浮かんでいる沼地を少しでも広げて、昔の姿そのままに戻るというわけではありませんが、復活させるべく懸命の取り組みを進めております。この工事をできるだけ早期にしかも順調に進捗させましてその完成後、またこれからの浮島の森の整備について第一歩を印すわけでありますから、街路整備等も含めいろんな意味でこの拠点づくりにはこれからも力を尽くしてまいりたいそのように思います。また徐福公園の問題につきましては、新宮は隠れた外国人観光客といいますか、大勢の方が徐々にではありますが、ふえておりますし、この方向では日本国自体が観光立国宣言をいたしまして、いろいろなプロジェクトが今進められようとしています。アジアとりわけ台湾、あるいは韓国、中国本土等にアピールできる有数の資産なのでありますから、この辺につきましてもこのままのグレードでいいのかということは大いに自分自身も現状分析しながら、この徐福公園の整備が今後どう進めたらいけるか徐福協会ともども十分協議いたしまして、少しでもあの町並みの整備とあわせて徐福公園に人をお迎えできるようにこれからもその質を高めていくような努力はしていきたい、かように思っているところです。



◆8番(下地重遠君) 

 そこで先日、新聞で見たわけでございますが、南紀白浜空港に台湾からのチャーター便が14便計画されておるということで、その旅行の方向といたしましては大阪、京都、三重方面と書かれておるんですけど、この詳しい旅行日程は商工観光課の方ではつかんでおられますか。



○副議長(前田治君) 

 上野山商工観光課長。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 台湾からのチャーター便として4月4日から7月20日までで、毎週火曜日、16便白浜空港に台湾からダイレクトに着くと、そして158人程度の飛行機ですが、白浜から那智勝浦、伊勢そして飛騨高山、能登いう形で回るとこういうルートだというふうに聞いております。



◆8番(下地重遠君) 

 以前、新宮の徐福に訪れた香港、台湾の方の旅行ルートを見ますと、大阪空港で降りられまして、この我が地徐福の墓にお参りして伊勢方面に行くそういうケースが多いように思っておったんですけど、今度のこのチャーター便の旅行者の中では、そのような計画は。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 現時点では、入っているとは聞いておりません。



◆8番(下地重遠君) 

 今後台湾におかれましては、徐福の子孫、現在77代、78代という子孫の方がかなりたくさんおられまして、この徐福に関心をもっていられる方も大変多いということも聞いておりますので、一つその辺を今後また調べていただきたいと思います。そういうことで私は前々の議会からも提案しましたように浮島の森については今回若干の整備がございますが、今後周辺の用地買収を含めた公園整備を図り、きれいな公園の中にきれいな浮島の森があるというような公園整備を図れないか、さらに一歩徐福公園におきましては、現在楼門をくぐればお墓があってほかに何もないという非常に寂しいような状況もありますので、隣接併設して徐福の資料館または秦の時代の中国歴史館というんですか、そういう資料館の併設並びに周辺にはミニ中華街をつくってはどうかと、この二つの、浮島の森と徐福の森の整備をこのように図れば、必ず年間こちらに来てくれておる観光客の3割以上は必ず寄っていただける、またエージェントと連携をとって、新たな観光客の誘致というのも、非常に期待できるんではないかというようなことを前回も申し上げたんですけど、市長そのことについて現時点でどういうふうにお考えになっておられるかどうか、お聞きします。



○副議長(前田治君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 議員御指摘のとおりで、これを特に外国からのお客さんを迎える一つの拠点として、我々はこれからも観光的整備また歴史としての深い秦の時代からの中国とのつながり、そういうものを発信しながら大いにこの新宮市はPR等も重ね、お迎えを大勢の外来の客をお迎えしたいその気持ちにはいささかも変わりません。またそのためにそれに耐えられる当然周辺整備、徐福だけでなく阿須賀やあるいは浮島やあるいは新宮城址やもちろん速玉大社そういう点と点を線で結びつけるような過日も御提案もありましたけれども、そのような一つ一つの資質を磨くのはもちろんのこと、このルートづくり、まちかど観光等、今観光ガイドの会等を中心に観光協会も随分と力を入れてくださっていますが、この傾向を大いに助長していきたいそう思っているところでございます。



◆8番(下地重遠君) 

 その整備の考え方でございますが、私はやはり10年かかっても20年長期計画でも何とか手掛けていただきたい、そして当地域の経済対策上からでも、この貴重な観光資源をフルに活用して新しい夢のある観光立市を目指していただきたいと思います。

 二つ目に企業誘致と若者の地域定住策問題でございますが、私は観光人口と含めてこの現在の急激な人口減に、歯どめをかけなければ経済の回復はあり得ないと、どの新宮市の計画書を見ましても、2010年以降は人口3万人を切る計画内容となっております。そこでどうしても企業誘致、新しい産業の創設というのは就業の場の確立は欠かせない施策であるというように思うわけであります。そこでどうしても新宮港の第二期工業団地の完成に期待を寄せるところでございます。一期では500人程度の就業の場が創設、確保されたいうことをお聞きしておるんですけど、前にも聞いたんですけど、これも今回、現時点でどれくらいの新しい雇用の場を期待していいんかどうか、当局にお伺いしたいと思います。



○副議長(前田治君) 

 北畑企業誘致対策課長。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 一期の場合につきましては今議員おっしゃいましたように28社570人の方が就業されてございます。今度新たな工業団地企業団地につきましてはできるだけ多くの工場が張りつくよう願っておるんですけども、具体的には何名、雇用目標というような設定はしてございません。



◆8番(下地重遠君) 

 また後ほど聞きます。

 企業誘致対策課では、工業団地の売却について積極的に営業されていると思うわけでございますが、なかなかその見通しがつかないというのも現実ではないかと思います。最近当局の答弁聞いておりますと、先ほどの就労の数の確立の答弁にいたしましても、明確な答弁がなかなかされにくい、そして余り営業活動がスムーズに進んでおられんのではないかとそのような気がしてならんわけでございますが、何か障害になっているような問題があるんですか。あれば具体的に教えてほしいんですけど。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 特にそういう面での障害になっているものはないとは思っておりますが、若干価格の面で他の地域の工業団地に比べて価格は少し高いかなという面はありますけれども、それ以外の障害になっている面は特にございません。



◆8番(下地重遠君) 

 価格の問題は一つ紹介されたんですけれども、それ以外に私は何かあるように思うんです。今も「思っております」という担当課長の答弁なんですけども、当然現状の10万円を少しするという売却単価は、隣接する紀宝町の工業団地、最近の実例価格では約坪当たり1万5,000円かなり新宮港とは格差があるように思います。その次に、やはり企業誘致対策課がポートセールスする上で、工業団地の新宮港二期の工業団地の用途関係からくる訪問企業の限定があるんではないかというふうに思うわけでございます。それから3点目に新宮港建設時における地元との調整事項、そういう問題は現在障害になっておりませんか。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 先ほど言いましたように、障害ということではなくてですね、確かに第二期整備事業を施行する際に地元佐野区との協議の中でも、一期の中の一部の土地利用についていろんな懸念される反省点も踏まえて、第二期につきましては臨港地区などの用途制限を加え慎重に対応するというような基本合意もございます。また港湾管理者であります県につきましても、今回の港湾の供用の開始にあたって臨港地区の指定というのは前提条件となってはございます。



◆8番(下地重遠君) 

 それで第一期と大幅に違う、どうしても営業関係について必要が出てくるというのは私はそこだと思うんですがね。今回、今説明のありましたように臨港地区の指定をすれば、かなりその訪問企業が限られてくると、私の知っている範囲で言えば、石材、木材、置き場、倉庫、もう少しわかりやすく言えば現在一期の中に建てられておる東洋ハーネスや中部電子がああいうような企業が対象外になってくると、そういうように受けとめておるわけでございますが、その辺はどうですか。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 確かにそのような点もございます。ただ臨港地区の場合、港湾法による臨港地区と都市計画法による臨港地区がございまして、新宮市の場合はこの新宮港の区域が要都市計画区域内でありますので、都市計画法に基づく方の臨港地区の指定となるわけなんですけども、その場合、まずその中で臨港地区を分区するというような方法もございます。これは港湾法の第39条に基づいての分区というのがございまして、その場合にはかなり建物の制限がされてくるというようなことがございます。



◆8番(下地重遠君) 

 都市計画法であろう、港湾法であろうですね、この臨港地区指定の規制はまるっきり一緒なんです。私の調べた限りは、それでほとんど先ほど分区というお話出たと思うんですけど、工業工区がほとんど中心だったと思うんですね、ですけど先ほどのような問題が出てくると、そこで私はお願いがあるんですけど、やはり一期と同じような土地計画法による用途地域指定、工業専用地域の指定をあそこに定めて、一期で進出できたような東洋ハーネスでも中部電子でも進出できるような都市計画を張つけていただきたい、これが私の願いなんですわ。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 その点につきましては、今現在も県とも協議しているさなかでして、仮に臨港地区を指定した場合でも、分区をしなければ都市計画法の用途地域例えば工業専用地域なり、工業地域なりが、白地の上へ浮き上がってくるようになりますので、そちらが優先されるというようにもなります、ですから分区をするかしないかの点につきましては現在まだ結論を出していない状況で、早急には結論を出さないと秋の供用開始に向けて間に合わないんですけども、現在のところ、分区するかしないかは決定してございません。県につきましても。



◆8番(下地重遠君) 

 今分区の話を飛び越えて、その指定関係の法律の適用を私検討していただきたいというふうに言っているんです。

 市長この辺どうなんでしょうか、あわせて市長にですね、私市長やったら市長なりに、あそこの将来像について公的施設を誘致するとか、そういうような思いも確かにあろうかと思うんです。その2点あわせて市長のちょっと考え方をお聞きいたします。



○副議長(前田治君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 臨港地区の指定については港湾を事業を継続していただいています和歌山県港湾局との間で、かなり実務的な話し合いを進めていただいているものと思っております。そのような中から臨港地区指定ということが大勢になりつつあるんではないかとこのように思っておりますが、この土地の利用につきましては、市としての考え方は当然のことながらあるわけで少し時間はかけてでももう少し幹部会等の集約も含めて、慎重にかつ大胆に実行していけるようなそういう土地利用計画を定めたいものだと、このように思っているところでございます。



◆8番(下地重遠君) 

 市長は今回の二期造成地について、単なる一般企業だけではなしに、一つ公的機関を一括した利用計画に充てるとそういうふうな考え方はございませんか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 もちろん国内にしか立地できないものをこのエリアに誘致の対象を絞ってやりませんと、企業を含めあるいは公的施設を含め、これはなかなか今の時代難しいかとそのように思っています。しかし、また先の質問の中でも担当の方から答弁でも答えさせていただきましたように水面下で我々が努力しているものもあるわけでありまして、その辺のところも視野に入れながら今後どのように集約されてくるか、その見通しもしっかり我々として立てて、この土地利用計画というものについて検討をしていきたいとこのように思っているところです。



◆8番(下地重遠君) 

 地元住民はあれだけの大きな造成地ができたら、必ず大きな会社が来てくれて就業の場が確保されるんやないかと、皆そのような見方をしているんですよ。決してあそこは木材置き場やとか石材置き場やとか倉庫やとかそういうことはだれも考えてないですよ。やっぱり市民の期待にこたえられるような利用計画にしていただきたいと思います。そこで、なかなかその分譲の見通しがついてこないということでございますが、私は造成地この20ヘクタール全体を、一つこの際、一定の期間をめどにして10年だったら10年これ無償提供してはどうですかね、ただし公社の50億に対する利息分だけを進出企業に負担していただく、そのことを基本として、今回和歌山県が全国何とかかんとかワースト記録、企業誘致のワースト記録奪回とかいうことで、補助金とかそれから設備資金、企業進出については100億円という制度ありますね。そういう制度の紹介と新宮市の独自の制度援助策を全国紙の広告に一応そういう形でPRしたらどうでしょうか。10年全く未処分地で売れないよりも私は10年間ぐらいは無償で貸与して、先ほども言いましたように利息分だけを負担してもらうそれだけやることやったらどうでしょうかね。そういうような考え方はできませんか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この土地の処分の問題につきましては当然売価も定めまして原価計算した中から価格も定めまして坪当たり10万9,000円ですか、その価格を算定し、既にそれによって近く成約なる2件の売却もございます。そのような中でこれからの本格的な企業誘致やあるいはこの土地の活用、新宮市の公益につながるような土地の活用につきましては当然売るというばかりではありません。いろんな意味で貸与して一期の時でもそのような対応がまだはかられてまだ完成に売り渡しておらない土地も実はあるわけでございまして、多様なこの土地利用の形態というのは当然それぞれの進出してくる成功すれば、企業との間で話し合いも出てこようと思いますし、これが個別な対応として我々は多様性をもったそういう土地利用の我々の考え方をお示しする中から、条件、そういうものをよく相手方からそういう話し合いができればしめたものなんですが、そこに至るまでの間は柔軟な対応ということも視野に入れて考えてまいりたい、かように思っているところです。



◆8番(下地重遠君) 

 私は無償提供、無償貸与で全国紙に広告を出しても企業からの反応というのは非常に厳しいんではないかと思うわけでございます。いずれにせよこの問題は、当局と議会が一体となって民間と共存共栄の精神で進めていくことが大事かと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。

 次に地場産業の振興策でございますが、地場産業といえば当然木材関連になるわけでございますが、昭和45年から50年の木材不況のあおりを一気にこの地域も受けました。依然として厳しい状況が続いております。そこで今回、新市が誕生するに当たり、この熊野杉が市木として取り上げられました。今後、市としてもこのPR策というのが当然ついてくるわけでございますが、一つそのPRの第一巻として、この議場のデスクから天井、内壁全部を熊野杉にしては市長どうですかね。



◎市長(佐藤春陽君) 

 庁舎の改築をまたやるのかまたどうするのかということは、新宮市の新しい基礎づくりの年に入りましたが、具体的にまだ俎上に上げているわけではありません。耐震と言う問題もありますし、いずれその時期は近い将来、近い将来と言いましても近々の将来必ず御相談せんならん時期が来ようかと思っております。そのような中で、今庁舎改築あるいは庁舎を新築するための積み立てが最低限必要だと思いますが、そういうものの確保しているわけではありません。そろそろそれを視野に入れた、やはりかつての熊野川庁舎をつくったようなああいう庁舎建設の特定目的をもった積み立てというものも必要ではないかと自分は思っておりますが、今そこまでに至っておらないのが現状であります。これからの将来の見通しを立てる中から御相談をさしてもらう時期が必ず来ようかとそのように思っております。



◆8番(下地重遠君) 

 次に、一次産業の水産、特に水産関係ですけども、新宮市内には三輪崎漁業協同組合というものもございます。最近はその店頭にはですね輸入魚介類が並びですね、一方生産の方におきましては大型化、機械化されて非常に小型船舶の多い地元では後継者もなく非常に厳しい状況が続いております。今後地元の漁協の経営の在り方ということも余儀なくされているわけでございますが、おかげさまで三輪崎漁業協同組合の背後に吉野熊野国立公園を代表するすばらしい磯辺と景観を有する鈴島、孔島がございます。さらに幸いなことに漁協区域内には温泉源もございます。現在漁協の方では鈴島、孔島等連結した形の中で、この温泉源の温泉の活用、今後、新宮市が観光立市を目指していくのであれば、この新宮市内にも一つぐらいはリゾートホテルがあってもいいんではないかと思うわけでございます。そういうような例えば民宿型になっても結構なんですけど、そういう温泉活用と魚介類の販売センターの検討も、内々進められているところでございますが、市としてこの地元の計画に今後どのような援助支援をしていく考え方であるのかどうかお伺いいたします。



○副議長(前田治君) 

 倉家農林水産課長。



◎農林水産課長(倉家博君) 

 三輪崎漁港の振興策でございますが、平成14年度に県、そして三輪崎漁協そして新宮市とですね三者で三輪崎漁港区域内の振興計画書というものをつくっております。その中では、議員がおっしゃております温泉も利用いたしまして、そこを拠点にしました海鮮レストランや海鮮市場そしてまた三輪崎の孔島、鈴島の散策路の整備等を総合的に整備して、活性化を図りたいという計画でございます。ただですね、一昨年の9月5日ですかね、震度5弱の地震があった中で、三輪崎の東海岸の防潮堤が老朽化しているという中で、その防災面の整備の方を急ぐのではないかという中で、ただいま、臨港道路として三輪崎駅の浜へ突き当たったところから漁協までの間を県の方で整備していただいておりますが、そこのところから宇浪側の500メートルにつきましては、私どもの管理の中で整備を考えていかなければならないということで、市としましてはその防災の堤防を改修というのを今、前提に考えておりまして、この18年度から工事に着手していきたいということを考えております。



◆8番(下地重遠君) 

 これまで新宮港建設において地元は漁協に限らないわけでございますが、かなり協力態勢をとってきたことも事実でございます。まだ未解決な部分もあろうかと思うんですけど、今後、この地元の構想について一層の御支援御協力をお願いし、今後の新宮市の観光人口の増大と、新規産業の進出、創設というのを願いましてこの項を終わります。

 次に、第2次市町村合併推進構想案でございますが、これは平成18年1月30日、和歌山県市町村合併推進審議会から和歌山県知事に対し報告されたことが新聞紙上で大きく報道されたということですね。これは審議会というのは知事の諮問機関であって、その審議会がその諮問に答えてこの報告書を作成したということですか。



○副議長(前田治君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 確か、そのようなことだったと思います。



◆8番(下地重遠君) 

 そしてこの報告書はですね、和歌山県の方から新宮市へはもちろんのこと、それぞれ市町村に正式な通知、通達というのは。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 県の方からですね、市町村に対して県の合併推進構想ということで、打ち出されております。

 文書も来ています。



○副議長(前田治君) 

 助役。



◎助役(竹嶋秀雄君) 

 この構想が出まして、新宮市の方へは市町村課長と合併室長が一応構想が出たという説明を受けておりまして、今後近い、4月に入ってからだと思いますが、市長が広域の管理者をやっておりますので、そういう新宮広域圏の中でですね、議論を始めてほしいという申し入れはいただいております。



◆8番(下地重遠君) 

 具体的な目標年度というのは、そういうのはまた詳細は。



◎助役(竹嶋秀雄君) 

 この第2次の目標年度といいますか、今の特例を利用するには平成21年度ですから、22年の3月までということなんですけども、第1次がこういう状況の中ですから、22年の3月までということは、なかなかちょっと時間的に厳しい面もあると思います。



◆8番(下地重遠君) 

 それで報告書を少し見ますと、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、白浜町、新宮市を核として、周辺の町村を組み合わせて合併構想案を樹立したと、新宮市の場合は、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町と組み合わせをするとされております。組み合わせの中では、次のことを重視した、一つは生活圏域、地理的条件、文化的歴史的なまとまり、こういうことを考慮したというふうに書いておるんですけど、この審議会の方は、この現地新宮市へ来られたんかどうか、もしくは新宮市並びにこの対象市町村をそれぞれ意向を調査されたんかどうか、そのような経過は。



○副議長(前田治君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 今の件につきましては、特に私どもの企画の方は、構想案がまとめられるに当たって、地元ヒアリング受けたような経緯は特に聞いてございません。ただ合併していない市町村に対しては、助役レベルの方に対して、ヒアリングしたような話も聞いてございます。



◆8番(下地重遠君) 

 県下の地図上でですね、この区割、区域を見た場合、なるほどというふうに一般的に思うんですけど、我々のこの新宮地域は、もっと地元の要望意見というのを聞いてもらう必要があったんではないかと、また向こうから聞く必要があったんではないかとそういうように思うわけでございます。それは先の合併の時もそうでしたけど、我が地域と県境は違いますけれど生活圏域をともにする三重県南部、特に紀宝町との問題は、避けては通れない問題だと思うんです。このことは我々新宮市民だけの思いではなしに、現在の紀宝町の住民の方も多くその思いを持っておられるというふうに思うわけでございます。したがって、非常に難しい問題が発生するわけでございますが、果たして我々が考えているような問題を串本に持っていけるんかどうかという立場も確かにございます。しかし、この地元の新宮市と紀宝町の声を両県に絶対上げていく必要があるんではないかと、そういうふうに思うわけでございますが、そのことについては今事務局ではどのように受けとめ、今後取り組みを進めようとしておられるのかどうか。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 今回の県の合併推進構想につきましてはあくまでも県の枠組みにおけるものですから、いわゆる県境を越えた部分についてのは特に考えられていないということでありまして、それでこういった三重県側、県境を越えた対応につきましては若干制度が変わってきてございまして、前回の合併の場合はですね、こういう仕組みはなかったわけなんですが、地方自治法が昨年4月に改正されまして、多少なりとも県境を越えた合併がやりやすくなった状況はございます。手続きにつきましては、編入合併と同じく両県の議会の議決を得ただけで総務大臣が進められるようになりまして、それまでは新設の場合両県の住民による住民投票で過半数の同意を得なければならなかった上に国会で特別法を制定していただいて、それから県の境界を変更してもらわなければならなかった、そういうような手続きが繁雑な部分がありましたんですが、その辺が若干やりやすくなったというのがございます。その辺で住民の盛り上がりが今後出てきましたら、その辺は若干考慮していかなければならないかと課は考えております。



◆8番(下地重遠君) 

 前回と比べて、ただいまの説明答弁では、一定の法改正もあって住民投票が必要でなくなったという背景もございますので、やはり今後、この問題については地元がまず協議して県の方へ声を届けてくれるようなことを当局にも議会ともども真剣に考えるべきではないかというふうに思うわけでございます。

 それから先日、今回の合併のことについていろいろ新聞紙上に載っておりました。特に紀の川市のことを取り上げられまして、職員の給与格差から町施策の統一がなかなか図れないと、新市はスタートしたけど障害物だらけであるというようなことが書かれておりました。我が新宮市においても、23番議員さんが先ほども言われましたように議員報酬の大事な問題も残されているというふうなこともございます。もちろん職員問題もございます。この議員報酬の問題は、熊野川町の議員さんのみならず、我々同僚議員である新宮市の議員から見ても、非常に困った問題であるというふうな考え方でございます。これは、私は3点市長の方から審議会に検討、諮問しておるわけでございますが、現在の新宮市とこれまでの現在ですね、これまでの熊野川町さんと新宮市さんの議員報酬は違うということは、これは広域の合併時の協議会の経緯はあろうかと思うんですけど、私はこういうことは、審議会にかける以前の問題やと思うんですが、後の2点はよろしいですわ、三役の報酬とか教育長とかこれから19年以降の新しい議員の報酬審議してもらうのはいいんですけどね、やはり現時点の問題はですね、やっぱり現時点で解決していくことをですね、我々新宮市の議員サイドからも特に市長に要望しておきたいと思います。それから熊野川町も新宮市もこれ以前に、いろいろ合併の歩みというものがございます。熊野川町さんにおかれましても、五つの村が昭和31年やったかな、集まって熊野川町さんが誕生した、新宮市においても昭和8年三輪崎町と合併して新宮市ができたと、それぞれの経緯もございます。そこで私は三輪崎の方に住所を置いているわけでございますが、どうしても、これまで新宮市の施策全体を見ておりますと、どうしても三輪崎地区、佐野地区、木ノ川地区というのは、高田を含めて、やはり行政施策においても手が届かない地域だったというふうに受けとめておるわけでございます。今回合併に当たりまして熊野川町さんの方で、行政局が誕生した、設立されたというのを大変私は評価しているところでございます。それで熊野川町さんがそういうような形でできた関係で、特に逆に三輪崎地区がなお遅れていったというふうなところも浮き彫りになってきているように思います。そこで少し教えてほしいんですけど、この行政局というのは、私は決して否定するんじゃなしにこれは評価しておるんですけど、この新宮市の条例の中で、部設置条例、それから事務分掌規定の中でどのような扱いにされているのかどうか、ちょっと簡単に説明願えますか。



○副議長(前田治君) 

 森総務部次長兼総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 新宮市部設置条例の中で、第2条のところに総務部というのがあるんですが、総務部の中に10番支所に関することというのがありまして、行政局も支所に関するということで入ります。支所は三輪崎支所、高田支所、熊野川行政局ということでございます、法的には支所でございます。



◆8番(下地重遠君) 

 そしたら行政局いうのもあれですか、今の新宮市の機構改革の5部のうちの総務課に属する部類であって事務分掌規定とか、部設置条例の中で、三輪崎支所と何ら異なるところはないと、同一であるとこういうことなんですか。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 支所ですので、支所という位置づけがされております。ただ支所設置条例の中にも三輪崎支所、高田支所、熊野川行政局ということで位置づけをしております。ただ事務分掌の中では、行政局については特に行政局長を置くとかということで項目を支所の欄と違うとこで、全体の事務分掌の中でうたっております。



◆8番(下地重遠君) 

 事務分掌規定の中に、熊野川行政局については行政局長を置く、次長を置くと、これは明記されているんです。しかし行政局も三輪崎支所も、総務部の中に明記されてないんですがね。



○副議長(前田治君) 

 竹嶋助役。



◎助役(竹嶋秀雄君) 

 地方自治法上は事務所の位置、今本庁といいますか、それを定めると、それから必要に応じて支所を置くことができるということで、名称については行政局というような名称を使っておりますが、先ほど総務課長からありましたように二つしかございませんので、一応支所の位置づけですけども、新市なった時点で、行政局については部長級の局長を置くというようなことでありまして、支所、三輪崎支所については一応課長級を張つけておりますが、決裁規定上、支所長については30万円というような決裁規定もございますんで、それを上回る分については総務部長が決裁するというようなことになっております。



◆8番(下地重遠君) 

 行政局に部長級を置く、部長級の次長を置く、これは大変すばらしいことです。三輪崎支所には課長、これも別に今までの経過からきたらさほどどうこう言うことはないんですけど、どうして同じ仕事をやりながら、この議場に振興局から2人出てきて三輪崎支所から支所長なぜ出て来ないんですか。



○副議長(前田治君) 

 森総務部次長兼総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 旧新宮市と旧熊野川町が合併してからまだ10月1日に合併したんですが、まだ日もたっていませんし、熊野川行政局のことを聞かれてもなかなか事情がわからないというところもありまして、恐らく新宮町と三輪崎町が合併した時も、今のような状態だったのではないかと、そういうふうに思っております。



◆8番(下地重遠君) 

 私は当時生まれてないし、あんたも生まれてないし、そんなことわからんと思う。あのね、私は何度も申しますけども、行政局のことを云々とは言ってないんです。やはり今のあり方だったら、行政局は新宮市の5部と匹敵するような改正を機構の改革をすべきではないんかと、そういうことを言っているんです。そのことをお願いしときます。そして現在合併後ですね、田花参事を中心にして新市計画の具体策、具体的事業計画を検討してくれていると思うんですけど、その中で、三輪崎支所、もう建物建設してから40年、あれは確か構造は一部鉄筋コンクリートありますけども、外壁のほとんどはブロックづくりだと思うんです。避難の時も災害の時も避難所にもやはりなりにくいような建物の状況でありますし、現在駐車場が狭く近隣の方から苦情が出ているのも事実でございます。それからもう一つ、三輪崎地区、佐野地区、木ノ川地区は、高田もそうなんですけど、火災の場合、119番かけて、現場まで消防車が到着するのは10分ほどかかるんです。最近の火災の実績からも、ほとんどもう三輪崎で火事した時、一軒丸焼けと、幸い密集地の火事はなかったんで、その類焼というのはございませんけど、どうしても消防体制の問題もあるわけでございます。そこで新市計画を担当されている田花さんにお伺いしたいんですけど、今後、やはり三輪崎支所の建てかえの問題、消防の問題あわせて、これあわせてというのは、支所と消防派出所ですか、これを併設した建設というのも、当然地元では強い要望があるわけでございますが、その辺、支所長にもなられておった参事でございますので、どのようにお考えであるかどうかをお聞きしまして、私の一般質問を終えたいと思います。



○副議長(前田治君) 

 田花理事。



◎理事[新市計画担当](田花操君) 

 御指名でありますんで、今理事を担当してまして、当時2年余り支所にお世話になりまして今、下地議員おっしゃられますように三輪崎に医療センターが移転しまして、それから新宮港が完成がされようとしてまして、スーパーセンターその他人口がやはり全体の中では減っている中でも、三輪崎地区はやはり年々微増いいますか、ふえております。今大体8,500人ぐらいおるかと思います。昼間の昼間人口をみますとやはり1万を超えているかと思います。支所の業務にしましても、やはり窓口業務が最近幅広くなってきまして少ない中で頑張ってきたところでありまして、今おっしゃられる施設につきましても、やはり防災の拠点にいざ地震が起きた時のやはり中心的な施設でありますんで、40年前後にあの建物が、支所が建てられまして耐震もろもろ、駐車場がないとか、幹線道路から入り込んだ旧三輪崎町時代の場所にございまして、市民の皆さんからはやはりもっと使いやすい支所に、という要望はありまして佐藤市長になってからの三輪崎支所の懸案事項として、やはり建てかえ等必要であるということは申し上げてきております。今後、新市計画の中で、やはり今の三佐木地区の現状を踏まえた時に支所を含めた消防施設とかあらゆる総合センター、コミュニティーセンターのような防災も含めたセンターに、やはり生まれ変えていくべきであろうというふうに思っております。



◆8番(下地重遠君) 

 どうかひとつよろしくお願いします。

 以上で一般質問を終わります。



○副議長(前田治君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後1時55分

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△再開 午後2時07分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

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△久保智敬君



○議長(上田勝之君) 

 21番、久保議員。



◆21番(久保智敬君) (登壇)

 それでは、1時間半の持ち時間をいただきましたのですが、30分程度で終わります。

 1番目ですけども、もったいない運動の推進と啓発ということで環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したワンガリー・マータイさん、昨年2月に京都議定書発効記念行事に参加するため来日しました。そしてその時日本には資源を大切にする言葉として「もったいない」という言葉があることを紹介され、その言葉に感銘し、この世界に国際語に広めていきたいと提案され、現在行動されております。このマータイさんは現在、アフリカ、ケニアの副環境大臣をされています。30年前、農村女性らとともにグリーンベルト運動を創設し、3,000万本の植樹をなし遂げ、国を変えた女性リーダーであります。日本の精神文化である「もったいない」を外国の方が広めようとしてくださっている、そのことに、やはり私たちも少し気にかけなければいけないのではないかという思いで、今回、質問の項目に入れさせてもらった次第です。今日は先輩議員から「こういうものあったで」ということで、新聞の切り抜きもいただきました。ありがとうございます。これは県警本部が「もったいない運動」を開始したということで福島県警の内容が載っています。もったいないの心が生きている社会は、物を大切にし人や自然を愛するなど、心の豊かさや生活の質を重視したライフスタイルが文化として定着した社会であります。このもったいないの言葉が、最近あまり聞こえなくなってしまっているように思います。私たちの年代ぐらいまででしょうか、両親やおじいちゃん、おばあちゃんからよく聞かされて私たちは育ってきました。今は使い捨ての時代で、私たちの身近な生活用品は安くて良い物がたくさんあります。ですから物を大切にしていくという気持ちが薄らいできているのかなと思っております。極端に言えば、この物を大切にする必要がなくなってきたとまで言えるんではないでしょうか。今、子供社会ではこのもったいないの言葉は死語にさえなってきているのではないかなという気がいたしますが、この点教育長の方はどうお考えになりますでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 中西教育長。



◎教育長(中西實年君) 

 私もこの言葉に出会った時に変な表現ですけども、この新鮮な響きとですね、それからもう一つは胸にぐさっとくる、突き刺さる感じを抱いたことを思い出しています。今議員おっしゃっているとおり、本当に物の豊かさの中で、やっぱり、これでいいのかな、これはやっぱり、本当に今の社会を見た時に子供たちだけではなくてやはり大人の責任ではないかなと、そのように私は捉えております。ただやっぱり家庭の中で、やはり物に対しての軽重はあるかと思いますけども、やはり電気であるとか水道であるとかそういうようなことについて、要らんもんだったら使わんのやったら電気を消そうとか、そういうような指導を家庭でもしてくださっていると思いますし、学校なんかでも、私も現場でおるころは特別教室に行く時には必ず電気を切ってくれと、そういうようなお話をお願いをしたことを思い出していますけども、でもやはり議員おっしゃるとおり、この「もったいない」という精神的な文化というものがやはり弱くなってきているのは事実ではないかと、そのように感じています。



◆21番(久保智敬君) 

 地球資源に限りがあることを認識し、資源の消費を抑制することはもとより、ごみの発生を抑制、再使用、再生利用の推進を、この「もったいない」を合言葉にその運動と啓発活動に積極的に取り組むべきと考えますけどもいかがでしょうか。



◎教育長(中西實年君) 

 非常に大切なことで、先ほども申しましたけども、各家庭で助けていただいて学校では何ができるんか、環境教育も踏まえながらですね、取り立てた指導の前に日常生活の中で点検をしながら、今の子供たちの様子で足らないところはそれぞれ学校で分析をしていただいて、保護者の方にも働きかけて学家連携と申しましょうか、学校と家庭がお互いに手を携えながらやはりこの「もったいない」という言葉の持つ意味を、やっぱりそしゃくしていく方法を考えてもらいたいと思っています。



◆21番(久保智敬君) 

 学校教育の方は、それでまたよろしくお願いいたします。

 生活環境課の方で答弁お願いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 西生活環境課長。



◎生活環境課長(西寛君) 

 今議員さんの方でワンガリー・マータイさんのことを紹介していただいたんですけども、私も実は去年の時にこの方のことを知ったんですけども、ノーベル平和賞をいただいておりますが、環境分野で初めてノーベル賞を受賞したのがこの方だと聞いております。それで、先ほど議員さんおっしゃられましたように、循環型社会を目指す3R運動というのがあるんですが、三つのRでリデュース(ごみの発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(資源再利用)の三つのRというのがあるんですが、その精神すべてが入っているのが、「もったいない」という言葉だと思っております。うちの方でも6月にですね、環境月間というのがございまして、今年の6月にもですね、環境月間にでもワンガリー・マータイさんのことを紹介させていただこうかなとこういうふうに考えておりまして、今やっている新宮市の循環型社会の運動の一つとして取り上げていきたいと思っております。



◆21番(久保智敬君) 

 クリーンセンター建設の時にも言わせていただいたんですけども、例えばですね、机や椅子、たんすなど大きな粗大ごみ、これが今のクリーンセンターに集まってくるわけなんですけども、それの再利用とか、また今放置自転車でも最終処分してますけども、そういった再利用とかいろいろ考えることが多いと思うんですね。そんなんでこういったごみ、集まってきた粗大ごみをですね、一定期間確保して、そしてある程度の量になった時に、一般市民に公表して安く販売したりまた売り上げはその働いている方々に還元してあげれば、またより楽しくその職場で仕事ができるんではないかと、クリーンセンターの中で、そういうのもできるんではないかなというような思いがあるんですけども、そこら辺はいかがでしょうか。



◎生活環境課長(西寛君) 

 以前、平成15年の12月議会の時にも久保議員さんの方からそういった提案がございました。私も昨年、西宮の方へ視察に行きました時に、そこのクリーンセンターにリサイクルプラザというのがありまして、センターに持ち込まれた粗大ごみの中で再利用できるもの、家具とか自転車とかを修理して販売しておりました、専門の職員も2名おりまして自転車なんかはまるで新品のようで売られておりました。クリーンセンターでそれをやらないかと言われるとこれからの課題となると思いますけれども、というのは場所的なものとか、人の問題とかいろいろございますので、これからの課題として取り上げてきたいと思います。



◆21番(久保智敬君) 

 また検討よろしくお願いいたします。

 次に行きます。女性専用外来の設置についてであります。女性を取り巻く環境が急速に変化する現在、女性のうつ病がふえてきております。男性の2倍にもなっているようでございます。また女性の健康に大きな関心が集まっており、女性特有の病気に対する医療相談また診療体制の充実が求められております。公明党といたしましても、この女性専門外来の設置に向け全国的に署名活動を展開しながら推進しているところであります。新宮市においても、同僚議員の榎本議員が3年か4年ほど前に、このことを一般質問で取り上げております。それ以来今まで検討していただいたと思いますけども、この全国的に今広がりを見せております、この女性専用外来の設置についてどう思われますでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 宇井医療センター医療業務課長。



◎医療センター医療業務課長(宇井正典君) 

 議員さんおっしゃられました女性専用外来につきましては人口規模の高い都市部の病院の方で開設されているようで、県下におきましては和歌山労災病院が平成15年5月から開設しております。労災病院の方では、女性専門総合外来ということで、内科系の女性の医師が対応いたしましてですね、それから適切な専門外来への治療へとつなげていく形をとっております。そして女性専門外来は完全予約制で女性医師による診療で漢方婦人科外来、乳腺肛門外来、女性泌尿器外来が設置されております。それで、医療センターでということなんですけども、まず女性専門の診療科としての医師の確保が問題だと思います。現在、病院には42名の医師がおりまして、その内男性の医師が39名、そして女性医師が3名となっております。そして女性医師の専門なんですけども、内科一般が1人で内科の透析が1人、そして麻酔科が1人であります。そして女性専門外来を設置してですね、各科専門科へつなげたとしても、現在の産婦人科、外科、泌尿器科は男性の医師のみでございます。したがって開設するのであればどうしても女性専門診療科としての女性医師の確保の必要性が出てくると思います。またその医師の人事に際しましても、女性医師から女性医師への交代が速やかに行えるかという問題もございます。そして、また現在、地方の病院では医師の確保が大変厳しい状況でありまして、特に女性の医師の確保は極めて難しい問題だと思います。そいうことでですね、もう少し時間をかけて研究をさせていただきたいと思います。



◆21番(久保智敬君) 

 質問の流れに沿っていきたかったんですが、皆答えを言うてくれてますので、早よ終わってしまいます。

 今言われてましたけども、本当にインターネット開いて見ましても、この女性専門外来の設置されている病院がこの3年、4年余りで急速にふえてます。それを今日調べていただいて報告していただきましたけれども、この状況というのは、やはりこれからますます顕著に現れてくると思います。それを都市部でという話で、今ここでは厳しいですよというのを前置きして話されましたけども、やはり大きな検討していかなければならない内容じゃないんかと私は思っております。

 先ほど内容言われてましたけども、私も幾つかの病院の診療状況を調べてみますと、まずは完全予約制であるということ、週に1回とか月に2回と診療で患者一人に当たる時間は30分と、患者がリラックスできるように診察室には応接セットが用意されてる、医師は白衣を着用しないで診察とか、ほとんどの病院ではこの開設した当初から予約がいっぱいだと、短いところでも1カ月、長いところで半年以上待たなければできないような状況があります。結論は先ほど言われましたけれども、医師の確保が難しいということで、単純に考えてまして今医療センターには3名の女医さんがいらっしゃるから何とか工夫すればいけるんではないかなという思いもあったんですが、今内科の医師が当たるということを言われてましたけれども、外科ではないんですか、内科の医師が窓口が多いんでしょうか。



◎医療センター医療業務課長(宇井正典君) 

 和歌山労災で確認したんですけども、消化器科と呼吸器科の先生が対応しているというふうに言っておられました。



◆21番(久保智敬君) 

 そうですか、わかりました。ここで今どうして女性専門外来を男の私が言いますかというと、党の流れもあるんですけども、その必要性ですね、最初に言わせてもらいましたけれども、やはりうつ病が多くなってきている。また女性の更年期障害とかいろんな女性の病気というのが多いということ、やはり乳がんにしても恥ずかしいから行けないというようなこともあります。そういった観点で、今、乳がんが今触診から器械でする、マンモグラフィという器械に変わってきております。このマンモグラフィは医療センターでもあるということを聞きましたし、またやっているということを聞いておりますし、また保健センターでも検診の時に使っているということを聞いております。その状況を医療センター側と保健センター側から少し紹介していただけますか。



○議長(上田勝之君) 

 松岡保健センター長。



◎保健センター長(松岡正夫君) 

 乳がんにつきましては、一つは集団検診、もう一つは節目検診、この二つで保健センターでは実施してます。特に乳がんについては外科医がするということで、当初から委託先である医療法人に対して、でき得れば女性の外科医の先生にできませんかいう部分でお願いしたんですけども、外科医については女性の方がほとんどおらないということで、現状を男性の先生が集団検診では来てます。それと個別検診に関しましては二つのところへ委託しております。一つは医療センター、一つは紀南病院、ここに関しましても外科医の先生は両方とも男性です。ただサポートする技師に関しては医療センターは男性、紀南病院については技師さんは女性の方2名おるというふうに聞いております。



○議長(上田勝之君) 

 杉山医療センター事務長。



◎医療センター事務長(杉山泰生君) 

 医療センターのマンモグラフィの状況でございますけれども、年間件数にいたしますと、平成16年度中に460件の稼働をしております。また平成17年度、今年度の2月まででございますけれども、537件稼働をしております。そのうち検診に係ります分は、188件が健康診断の分であります。まだ残りの349件につきましては、外科、外来あるいは入院等での使用というふうになっております。また撮影技師につきましては、先ほど言われましたように男性技師が1名で行っております。



◆21番(久保智敬君) 

 きょうの新聞にも出てたんですが、この乳がんに限らず、がんという病気は、10年後は2人に1人はがんになるよというふうなお話も出ておりました。やはり、がんの対策としてはやっぱり早期発見ですので、診察しやすい環境づくりといいますか、そういうものが求められると思いますので、今後とも女性専門外来の設置をまた検討をお願いしたいと思います。

 この項目は、これで終わります。

 三つ目、教育環境とまちづくりであります。

 予算大綱の市長の所信表明された中に、新しいまちづくりの原点は市民の皆様の一人一人のお力と地域の力でありますとありました。正しくそう思います。教育にしても地域の力、防災にしても地域の力が必要です。まちづくりもそうであります。その地域の力を底上げするために行政がどのような具体策をとるのか、どういう取り組みをするのかが大切になってくると思います。まちづくりについて少しこの予算大綱を見ながら、幾つか質問をしていきたいと思います。

 今の新宮市内の、このハード面の事業の進捗状況を見ますと、旧高森焼却場の解体と跡地利用計画が、今年から予算づけされて始まると、そして広角の埋立地、これは文化センターの予定地なんですが、ここも年内には埋め立てが完了と、当初はいつになるかわからんと言っていたところが、今年は埋め立てができるということ、そして新宮港第二期整備事業の埋め立ては終わったと、那智勝浦道路と佐野インター、これが再来年の20年には供用開始だと、そして高田トンネル、東敷屋、二つ石トンネル、これも今月供用開始されるということで、本当にこの合併を機に、この2、3年でこの道路のトンネルが完成され、市民の交通の便がよくなります。また文化ホールなのか、市民会館の建てかえなのか、道の駅なのか、こういう話題も前向きの先の見える明るい話題が出ております。しかし不安材料もあります。一つは心配なのはやはり新宮港第二期工事、これの企業誘致、これは先ほども何人かの議員さんが質問ありましたので、これ以上言いませんが、不安があります。そしてもう一つは商店街の活性であります。この予算の中に新事業として、個店改善事業予算100万円とありますが、少しこの事業について目的と、これは単年度だけなんでしょうか、わかりませんが、その辺また少し教えてください。



○議長(上田勝之君) 

 上野山商工観光課長。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 これにつきましては、今の新宮市の商店への振興策というのは商店街に少し重きを置いている感がございますので、そして中心市街地に重きを置いている感がございますので、市内全域において頑張ろうとしている商店に対して、それぞれ、どのような手法を取り入れればよりよくなっていくのか、コンサルトを投入することによって、一つの活路を切り開いて元気のある魅力のある商店を少しずつふやしていこうと、そういう目的で商工会議所に160幾ばくのお金を委託して事業をお願いするものであります。



◆21番(久保智敬君) 

 単年度、今年度だけですか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 一応、18年度を契機として継続性をもって行いたいと考えております。



◆21番(久保智敬君) 

 新宮港にしても、また商店街の活性にしても、一挙に成果があらわれるようなものではないと思います。少しでも明るい兆しがあらわれるような努力を今後お願いしたいと思います。

 そこで私からの提案といいましょうか、お願いでありますが、このまちづくりを考える中心に、今までも何人かの議員さんもおっしゃってましたけど、この文化教育に力を入れたまちづくりをお願いしたいと思っております。市長も、この予算大綱の中で、人と文化の華やぐまちの実現に取り組んでいくと決意されておりますが、今現在、その構想の具体案を発表できるものがあれば教えていただけますか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 具体的なこれからの施策の積み重ねというのは年次を追って展望し、また提案をしていかなければなりません。教育の環境も、また、重要な人と文化が華やぐまちづくりには欠かせない、そのためには時にはハードな部門で、どのようにまちづくりの手法と教育環境をどう整えていくか、これも喫緊の課題になっているんではないかとそのように思っているところです。私自身はこの何度も前にも申し上げましたが、この任期中におきまして商店街の活性化また文化観光都市づくりにふさわしい町並みの整備とあわせて、今ある教育のハードな施設整備の将来展望というものについても必ず御提案をさせていただき、それらについての早急な議論を深めていただきたいと、ひそかに今思っているところでございます。その他、いろいろな面でこの文化振興をあるいは、熊野学の取り組み、ある意味では多岐にわたりまして非常にもうばらばらと言えばばらばらですが、幾つかのそういう気運というものが醸成されてきておりますので、今日も実は朝早くからガイヤシンフォニーで、この新宮の地をロケ地として今ロケ隊が入っておりますが、地球が一つのシンフォニーを奏でているという、そういうこの主題の中から、この那智の雄大な山容の景色や、また熊野灘から静かに上るこの朝日や、昨夜その前の日のこの熊野に入る名月を撮ったり、あるいはまた、この熊野川流域にその取材のエリアを延ばしたりで、懸命な取り組みをしていただいている、このようなものは新宮市のある意味では文化環境あるいは自然環境を発信する好機だと、そのように思っておりますし、そのような取り組みにつきましても、これは民間の自主ロケでありますが、我々としてはそういうようなものでも、小さいことですが、小さいことではない、そこらをしっかり支援しながら、この新宮のまちの質的な高まりに、市政として寄与していくことができたらと、朝も思いをかみしめてきたところであります。抽象的に過ぎますが、これらにつきましては、新宮市の大きな市政の目指す方向でもありますし、そこに視点を定めた総合的行政というものについて、しっかりと、これからの計画を積み重ね、また新しい事業があればそれを採択して効果的なものは効果的なものでしっかりと市民にアピールしながら施策の積み重ねをしていくと、こういうような自分の覚悟でありますので、具体的には非常に申し上げにくいというか、申し上げる素材というものは今具体的にあるわけではありませんけれども、そのようなところでお許しをいただければと思っております。



◆21番(久保智敬君) 

 はい、ありがとうございます。いろんなことが見え隠れしている中でね、やはり市長の立場でまたそれを進めていただきたい、そしてまた私の方からまた文化活動の中心拠点を整備していただきたいということなんですけども、私の知り合いが都会から新宮に帰ってきて市展を見に初めて市民会館に行ったそうです。古いから当然なんですが、今まであっちこっちと行ったこういった展示会とか見て来たけど、一番最悪だったと、語ってました。場所がロビーであったこと、また前にトイレがあるせいか薄暗くてじめじめしていたとか、作品はよかってもホワイトボードにかけているだけであったとか、それ以来二度と行っていないということで、本当にもったいないと、市内やまたその近辺でこういった文化活動に積極的に活動されている方はたくさんいらっしゃいます。そういった方が個展を開くにしても喫茶店を借りてやっておったり、場所に限りがあって多くの方に見ていただくことができないので、十二分にその納得のいく個展を開けてないのが現状じゃないかと思います。しっかりとした文化活動の中心拠点をこの中心市街地につくれば、人の流れもでき、商店街の活性にもつながると思っております。そしてその先ほども出てたかなと思いますけども、文化活動の中心拠点もしくはその近くに駐車場のある図書館を考えていただきたい。この図書館もう皆さん御存じのように駐車場がございません。本当に、これも前々からいろんな方の要望もあると思いますけども、本当に佐野、三輪崎から、また熊野川から来れない、来ても車を置くとこがないということで、図書館の利用が本当にできない。今蜂伏の方から歩いて高野坂を越えて図書館に来てる方もいらっしゃいます。これは歩くという健康のためともあるんでしょうが、そういった方もいらっしゃいます。どうでしょう、また図書館のことも考えていただく、念頭に置いていただければいいのですが、その辺はどうでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 図書館は私も大きな課題の一つだとそのように思っております。そのような中で今いう教育環境とも絡むことですが、これらのこの施設のある意味ではこの思い切った見直し学校教育施設こういうものも含めてでありますが、そういうことの中から中軸には図書館をどこに、今のところが現況でいいのか、あるいはまたより環境の優れたところに、今いう駐車場も十分な中に配置していくのが一番ベターだと思いますが、これは皆様方とこれからも議論を重ねて、この問題については積極的に対応していくように努力してまいりたい、そう思っております。また今言いました市展等、あるいはいろいろな絵画の愛好家とか、たくさんまた俳画とか、いろいろな催しが市内各地で開かれています。展示場は確かに民間の例えば喫茶店を使われたり、あるいはまた集会所施設を仲之町のサンタウンですか、あそこを使ったり、いろいろなものが現実にあります。私もその度に見せていただきますが、しかし施設として市が当然整えていかなければなりませんが、むしろ新宮市の文化の質、市民生活の文化の質を向上させるためには、逆に民間のそういうような施設を活用していろいろな文化的催しがあちこちで行われるという状態が一番、市民全体の文化の質を高めていく一つの手法ではないかとこのようにも思っておりまして、何もかもが行政がやるんじゃない、民間も同じようにこの文化観光都市、文化の質の高い新宮のグレードアップに寄与していただいているんだ、またこれを助長していかなければならんと、そのような思いも片側でいたしているわけでございます。



◆21番(久保智敬君) 

 はい、了解しました。



○議長(上田勝之君) 

 楠本教育次長兼学校教育課長。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 図書館の駐車場について補足させていただきます。

 利用者の満足度を満たすわけではないですけども、たった6台分しかありませんが、図書館の前の用地、図書館専用の駐車場としてお借りして提供してございます。



◆21番(久保智敬君) 

 わかってるんですけども、図書館に駐車場がありますとは言えないでしょう。はい、次に教育環境から幾つか質問させていただきます。

 今予算書にも、城南中学校体育館の耐震補強工事が予算づけされ、いよいよこれから安心のまちづくりが始まるわけでありますが、その学校関連施設の耐震診断はもうすべて終わったんでしょうか。どうでしたっけ。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 小学校の体育館は新しくてその必要はないわけですけれども、あと二次診断が若干残ってございます。今年の予算でお願いしておりますのは城南中学校の屋内体育館とそれと緑丘中学校校舎の二次診断をさせていただきたい、それから丹鶴小学校は一次診断ですね、させていただきます。



◆21番(久保智敬君) 

 今年度で皆耐震診断は終わるということでよろしいんですか。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 一次は全部終了いたしますけれども、二次はまだ若干残ってございます。



◆21番(久保智敬君) 

 そしてその補強工事なんですが、これは皆二次が終わってから次を計画する。それともあらかじめまた計画があるのか、その辺はどうですか。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 二次をして以後ですね、二次診断をした以後具体的な補強工事に入っていきたいなというふうに考えております。



◆21番(久保智敬君) 

 すべての二次診断終わった後に工事をするということですか。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 来年度は緑丘の校舎の工事に、19年度ですよ、予定していきたいな、それと一応県の方を通じて国に届けておりますのは、19年度で千穂小学校の二次診断をしていきたい、このような計画になってございます。



◆21番(久保智敬君) 

 子供たちを守るという観点から学校関連施設の補強工事は先に計画していただきたいなというのが思いです。次に小学校図書室にエアコン設置が予算づけ、年次計画でやっているんですけど、本当に私、読書推進のしている者にとっては本当にありがたいなと、先日次長の方から読書推進計画の策定も進めてます、というお言葉聞きました。これがまたちょっと進捗状況教えていただけますか。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 実は1月中に教育委員会の課長会いたしまして、図書館を所管してますのは文化振興室でございますので、室長の方から図書館の方に計画をつくるよう指示しておりますので、今、その後の、今緒についたところだと思いますので、また追って中間報告あろうかと思いますが、その時にはまた議員さんに個別にお知らせしたいなと思います。



◆21番(久保智敬君) 

 それで次長に調べてくださいといったことで、学校図書館支援センター推進事業というのが、この国会の予算案の中に、18年度の予算案の中にありまして、ひょっとしたらこういう事業に使えないかと思ってどんな事業やろうかと思って、ちょっと調べていただきました。結論は、できないということなんですが、若干調べていただいたんで、ちょっともう一回教えていただけますか。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 今年度、文部科学省がですね、モデル事業として全国市町村の36地域、それもですね、市において教育センター、要するに独自の教職員の研修センターを持っている市ですね、恐らく36地域なんですから政令指定都市とかそういう大都市になろうかと思いますが、そこに人を置きまして各学校間での図書館のあり方の連携であるとか、当然地域に開放するための手だてであるとかといったことを支援していく、そういう事業をするに当たって全国の36カ所を指定して研究を進めるという事業であります。残念ながら新宮市ではですね、独自の新宮市の教職員の研修センター持っておりませんので、はなから対象外ということになってございます。



◆21番(久保智敬君) 

 子供の読書活動の推進に関する法律が施行され、その基本理念に、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことのできないものと位置づけております。先日も教育長が生きる力という言葉を言われておりましたけれども、本当にこの読書というところに推進していく上で本当に学校図書の果たす役割というのは大きいものがありますので、また今後ともどうかよろしくお願いしたいと思います。

 次に、幼保一元化のことでございますが、保育所と幼稚園の両方の機能を備える認定子ども園を整備するための幼保一元化法案がこの3月7日閣議決定されて、10月1日から新しい施設をスタートさせようとしております。その目的の一つに、就学前の0歳から5歳児に教育保育を行うとあります。これは保育所側の保護者からはもっと教育面を力を入れてほしいと、また幼稚園側の保護者からはもっと保育時間を長くしてほしい、そういった要望に答えたものかと思ってるんですけども、幼保一元化は昔から言われてましたが、ようやく実際に動き出しました。このことについて当局はどう思われますでしょうか。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 幼保一元化の動きも国の方の動きはそうなんですが、現実的に新宮市においては、幼稚園については5歳で1年間ということですんで、全国的に見たら非常にめずらしい形態をとってございます。最近の保護者のニーズというんですか、長時間保育していただきたい、それも新宮市の場合当てはめますと、新宮市の幼稚園の1カ月の保育料4,900円、非常に安いんです。そちらの方のレベルで合せていただいたら幼保一元化というんですか、そういう傾向が強いんではないかと思っていますが、私どもとしてはですね、本当に子供の発展のためというんですか、それと保護者の選択をふやすという意味で幼保一元化は必要かなと考えておりますし、それから学校統廃合の関係も視野に入れた場合ですね、現実的に平成18年度丹鶴の幼稚園がたった8名か9名ですか、9名で今年度18年度やっていかな運営していくということで、非常にこう教育についてはあまりコストのことは言えませんが、無視できませんが、かなり厳しい運営を財政的に見てですね、非常にそういう状況になってございます。将来的に見ても2、3年先、4、5年先を見てもですね、子供は確実に少子化と、そういう統計をつかんでおりますので、恐らく公立の保育所と新宮市の幼稚園の幼保一元化ということはひょっとすれば本当に学校統廃合を視野に入れた中でですね、具体的に取り組むべき時期に来ているのかなという感覚、感想を持ってございますが、そのことについてはまだ機関決定されたわけではございませんので検討課題ではないかな、非常に身近な検討課題だというふうに感じております。



◆21番(久保智敬君) 

 私もそういう思いで検討していかなければいけない時期なのかなというようなことで、これを入れたんですけども、まだまだ今やり始めたということで現場へ行って見てきたいなと、保護者の負担等もやはり変わってくると思いますので、また私も勉強していきたいと思っております。今もっとも教育面で気になっているのが、県立中学校の問題です。これは県立中学校、再度聞きますけど、いつできるんでしょう。新しい情報は入ってないんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 中西教育長。



◎教育長(中西實年君) 

 先日の会議ではですね、平成18年度末に新宮、東牟婁地方、それから御坊日高地方それから和歌山市とこの三つのエリアから1地域を指定して取り組んでいきたい、開校したいという県からの説明がありました。それ以上突っ込んだんですけども、この三つのうちからいろいろ検討したいという、この言葉からはもう一つ突っ込んだ返事はいただけませんでした。



◆21番(久保智敬君) 

 18年度末、ひょっとしたらもう19年度、来年から始まるかもわからないと、そういったことで県立中学校ができることによって、さまざまな影響があると思います。前の小学校、中学校、そういった検討会というんでしょうか、そういったどういう問題が出るかとかいうような検討会はされたんでしょうか。



◎教育長(中西實年君) 

 組織として、あるいは教育長会とか、あるいは校長会等での具体的な検討はなされていませんけども、教育問題ということで校長会の役員と、教育長との会を年に一回ほど持って、この地域の教育課題についていろいろと意見を交換しています。その中でもやはり私の方から県立中学校の問題について校長会としてはどう考えておるんか、あるいは市内の校長会でも、県立中学校のことについてどのように考えておるんか、意見をお互いに述べあうという段階でまとまったものには至っておりません。



◆21番(久保智敬君) 

 はい、わかりました。

 三輪崎小学校では、小学校と中学校とで新しい試みをされようとしていると伺いましたが少し教えていただけますか。



◎教育長(中西實年君) 

 平成18年度から、3年間の県の教育委員会の研究指定ということで、小中一貫学校という取り組みをお願いしております。本年度は有田地方の保田小学校、保田中学校が取り組んでくださって、昨年度11月第1年次の研究発表を行ってくれていますけども、この小中一貫校のねらいというのは、小学校6年生から中学校3年生がややもすれば、ぶつ切れで、竹つぎのようなものになっている感じがいたします。よりスムーズな教育課程の編成のあり方、それから小学校高学年になった時に今、小学校は学級担任制ですから、家庭科とか音楽というような特殊な技能が必要な教科は専任の先生が授業を行っていますけども、それ以外はすべて担任の先生が授業を行っていると、中学校は教科担任制ですから各教科が専門の先生が行っていると、子供たちの発達段階をとらまえた時に、やはり高学年で小学校の教育の中で、高学年で教科担任制を取り入れていくためにはどんな方法があるだろうか、そのためには中学校からある一つの教科、小学校に応援に行く、小学校からは中学校に得意な分野の先生が今度はまた別にお返しいうたらわるいですけども、交流をする、そういうような中でスムーズな連携と教育課程のスムーズな連結というものを視野に入れて取り組んでいただくと、これが大きなねらいであります。



◆21番(久保智敬君) 

 はい、よくわかりました。先生が移動して小学校から中学校へ、また中学校から小学校へ教えに行くという、まずはそこから始めるということ、了解しました。

 最後に教育関連でさまざまな断片的ではありましたが、気になった事柄について質問をさせていただきました。教育のための社会、また教育のためのまちづくりを目指していっていただきたいことを要望して終わりたいと思ったのですが、先日のテレビ放映で全国に新宮市が知れ渡りました。また、けさも冒頭、市長からごあいさつありましたように、本当にこの一連の不祥事、去年から続いている不祥事、職員また議員、私たちは市民のために働くのが仕事でございます。それを私利私欲のために議員の身分や職員の立場を利用して不正を行うとは情けない話です。子供は親の背中を見て育つと言われております。子供たちの教育のためにも市民の皆様のためにも襟を正していきたいものであります。私の好きな言葉に建設は人、破壊は一瞬とあります。信頼を勝ち得てきても、一瞬にして信頼は失われてきます。新しい新宮市の建築にさらにもっと襟を正して進んでいきたいと思うものでございます。以上で質問を終わります。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後2時56分

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△再開 午後3時08分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

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△松本哲也君



○議長(上田勝之君) 

 7番、松本哲也議員。



◆7番(松本哲也君) (登壇)

 それでは通告表に従いまして、一般質問を行いたいと思います。

 8番目になりますと、だんだん質問が重複しているところが多くてですね、ネタがなくなってきたんですが、なるべく重複を避けまして、一般質問をさせていただきたいと思います。

 まず、予算大綱についてでありますが、3ページの防災対策事業についてなんですが、12月議会で1番議員さんの本庁における耐震性についていろいろと質問がありましたが、当時の総務課長からるる答弁があったように思います。その中で震度6、7ではこの庁舎は倒壊の恐れがあるようなことをたまたま傍聴に来ていた方がお聞きになり、その中で傍聴席の手すりの下とかですね、床に多数の亀裂を見ることができて、これを補修していただかないと、怖くて傍聴に行けないと、こういうようなお話がありましたが、今回の庁舎の管理の予算の中でですね、330万円ほどの予算が計上されておりましたが、これは庁舎のこういう耐震性、もしくは3階のベランダの天井部分が地震によってコンクリートかモルタルかわかりませんが、これくらいの塊ですね、第2委員会室の窓側に落ちていたこともあります。それはもう先ほど見てきましたら補修していただいてたように思いますが、この傍聴席を改修するような予算には今年度はなっておりますでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 森総務部次長兼総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 傍聴席の予算については特に18年度、現在のところ取っておりません。



◆7番(松本哲也君) 

 市民の方からですね、ここから見ても手すりの下はですね、幾つか、幾つかじゃないですね、全体的に見るとすべてといっていいくらい、何ていうんですか、ひび割れクラックていうんですかね、そのようになっているんですけども、あれを見て大丈夫ですか。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 特定な予算とは違いますが、庁舎全体の修理いうんですか、そういうことで当初予算上げてますので、それ以内でおさまるのかどうか、そこら辺は一度業者に来てもらって見てもらいたいとそう思っております。



◆7番(松本哲也君) 

 早急にですね、こういった補修、また外壁の補修もですね、落ちたところしかしてなかったように思いますんで、これらベランダの中に落ちる部分はいいんですけども、外に落ちる部分がありますと、市民の皆さんにけがを負わせたりですね、そういうことになるかと思いますが、その辺十分検討していただいて、補修というか補強の方をなるべく早くしていただきたいと思います。いかかですか。



◎総務部次長兼総務課長(森常夫君) 

 それは、今言いましたように業者に見てもらってできるだけ対応していきたいと、そういうふうに思っております。



◆7番(松本哲也君) 

 よろしくお願いいたします。

 続いてですが、4ページにですね、少子化対策として現在の3歳未満の乳幼児医療費の無料化を小学校入学前まで引き上げる、また、児童手当ての支給についても小学校の6年生まで支給対象を引き上げるとありますが、果たしてこれだけの少子化対策で人口の流出の歯どめとか、子育ての支援に果たしてなり得るんでしょうか。北海道の三笠市、ここは新年度から市内小学校全児童の学校給食費、これを無料化する方針を決めたということです。新年度の予算の中に1,230万円を計上したとあります。また福島県の田村市、市立の保育所と幼稚園に通う全未就学児について小学校入学までの2年間、保育料を無料にする、こういった全国的にも珍しい対策が少子化対策、また人口流出の対策について、いろいろと各地で行われておりますが、小さな子供を持つ20代、30代、また40代の働き盛りの親が、子供を育てていく上で、このような施策だけで新宮市に家を建てたり家を借りたりして市内に住んでくれるでしょうか。仕事場が市内にあっても、家を建てたりする場合は土地の安い、また借りる場合であっても、家賃の安い隣の三重県の紀宝町などにどんどんと人口が流出しているのが現実だと思います。

 市に奉職している市職員、また赴任してきたばかりの学校の先生まで、最近は三重県から通勤している方が多いと思います。そこで市長にお伺いいたしますが、こういった少子化対策で果たして人口流出または子育て支援というふうに言えるのでしょうか、もっと新宮市、佐藤市長独自の何か斬新なアイディアがあってもよろしいかと思いますがいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この年度でお願いしております乳幼児の就学前までの入、通院とも医療費の無料化は、少子化対策の第一歩だとそのように位置づけております。そのような中で、次の課題は今現状大勢のその需要があり、また施設の受け入れとして不十分な学童保育をどう展開していくか、次の課題はそれだと自分自身は見きわめております。また今言いましたように、非常に先進的な例として、保育料の無料化やあるいは今議員御紹介の独自の政策をとった自治体もちらほらとあちこちに先進事例として見受けられるということは、私も十分承知しております。とりわけ給食費の無料化というのは非常に家庭を構え、また適齢期の子供さんを持つ親として大いに歓迎してもらえるでしょう。しかし、何度も繰り返しますように、市政の展開はちょうど早暁期でもありますから、その課題を見据えながら一歩一歩着実に前進させていくのが我々の務めかと、また行政を管理していく中の務めかとそのようにも思う自分の考えもありまして、政策は一過性の単に飛び出たものを単年、単年に考えるということじゃなく、これを次の段階にどう継続していくか、その組み立てをしっかり展望しながら実施してまいりたい、実行してまいりたい、このように思っているところです。



◆7番(松本哲也君) 

 ありがとうございます。これが第1弾として、第2弾、第3弾というふうな少子化対策、子育て支援の施策がどんどんと出てくることを期待いたしております。

 続きまして、5ページの浮島の森整備についてであります。

 昨年9月の後半の2日間だったんですが、2日間で総勢50名、南紀ホテル組合という市内の五つのホテル、また勝浦と紀宝町に一つずつ加盟している組織なんですが、この従業員でですね、新宮市観光ガイドの会が企画しております市内欲張りツアーに参加してまいりました。世界遺産に登録され、観光客がふえ、お客様から高野坂や神倉山に行く道順、あるいは駐車場等を尋ねられた時に詳しくお答えできるようにと、従業員の研修としてこの欲張りツアーに参加して市内の観光資源を訪れ再認識してまいりました。その際に気になった点が2点ほどありまして、参加した方々、私もそうなんですが、気になる点がありましたのでお聞きしたいと思います。

 まず、最初に浮島の森整備なんですが、入り口から入って順路に従って歩いてますと、まず最初に気になったのが、民家の庭とリビングが丸見えになっているところが何カ所かありまして、そこだけ植栽ができていない、切った跡がある、このような場所を最初に見受けました。また浮島本通りの裏側のところもですね、丸見えになっているところが何カ所かあるんですけども、こういったところに植栽をしたりですね、目隠しといったら何なんですが、観光客の皆さんに見ていただく時にですね、そういう植栽だとか、人工的なもので少し見えにくくするような、そういうことはこの予算では考えておられないでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上野山商工観光課長。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 現在進めている水面拡幅とは別に、昨年の12月にですね、補正予算を認めていただきました。それにはいわゆる今言われている景観、少し従来は左側コースを回っておりましたが、水面拡幅の工事に伴いまして右側コースを回ることになりますので、今の、現状のままでは余りにも先ほど言われた民家等が丸見えになる、お互いがやはり心苦しいものがございますので、擬木ではなくて擬竹による、とあと植栽も含めて少しより見やすいような形で、今工事を進めているところでございます。この3月末にはもう終わりますのでかなり見場は良くなる、あと多少木が欠けているところについては補植をして景観整備に努めていきたいと考えております。



◆7番(松本哲也君) 

 はい、ぜひこの3月までに完成するということなんで、今後の整備もよろしくお願いしたいと思います。

 もう一点、高野坂なんですが、広角から高野坂に、新しくできたトイレの方まで下りていく道なんですが、これは市道というふうにお聞きしたんですが、道幅が非常に狭い、ワンボックスワゴン車であの道を下ろうと思ったんですけども、どうもあの車をですね、こすってしまいそうで、バックしてですね、もう少し上の広い所にとめ直して歩いて行ったんですが、この道の拡幅、聞くところによると地権者とのお話し合いの中で少し御協力いただけなかったことがあるようにお聞きいたしておりますが、これを拡幅する、今後ですね、拡幅していく計画はありますでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 池端都市建設課長。



◎都市建設課長(池端洋一君) 

 議員お尋ねの道路につきましては、幅員2.1メートルから2.5メートルいうことで狭い道路でございますが、これを幅員3メートルに一部拡幅する計画で平成10年11月から平成12年4月にかけまして土地所有者に用地との協力依頼を重ねてまいりましたが、協力は得られず、現在に至っているという状況でございます。土地所有者につきましても大変厳しい回答をいただいてございまして、なかなかスムーズに進まないという状況でございます。



◆7番(松本哲也君) 

 きのう24番議員が焼却場跡地のことについていろいろとおっしゃってましたけれども、そうすると車であそこの下に下りていくように考えるのは、どちらかというと24番議員、きのうおっしゃってたような考えの方が、できるのが早いような気がするんですけど、その点いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 今言いましたように、あの道はですね、以前地元からも要望ありまして、あそこ広角の用地買収の時にもいろいろ地権者からそういう話があって、そして地元との協議の中でですね、地元もその土地所有については協力するというようないろいろな話があって、都市建設課の方で何回か接渉したんですが、やはり家がかなり玄関まで道が来るとかですね、いろいろな問題があってなかなか拡幅できないのが現状です。うちの方も当初は補正をあげてですね、協力得られればすぐ工事にかかるということである程度図面も引いております。ただいまも言いましたように、いろいろ家庭的な事情、いろいろなことがございまして、なかなか協力を得られないと、だからこの間、きのうもありましたようにですね、現実的には広角が埋まればですね、当然今、高野坂のところにもすばらしいトイレもできております。そして先を見越した用地も買収しておりますので、建設省の埋め立ての段階でですね、下り道ですね、階段になると思うんですが、そういうふうにして下りていく道を確保するのが現実的に早いと思っております。



◆7番(松本哲也君) 

 わかりました。そのような計画であれば今後見守っていきたいと思います。

 続きまして、6ページ、医療センターにつきましてという部分についてなんですが、引き続き医師の確保や経営の効率化に取り組み財源を十分に考慮しながら医療機器を充実させ云々とあります。しかしこの中に患者さんの利便性を考えていただきたい。先日、決算委員会で2番議員からもありましたように、10時台の医療センターから新宮市内に入ってくるバスはですね、本数は非常に少なくて患者さんが不便をしているというふうな声を多数の市民の方からいただいております。病院の方にはそのような要望等ありますでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 杉山医療センター事務長。



◎医療センター事務長(杉山泰生君) 

 以前にも時間帯につきまして、この時間帯に1本欲しいとかいうふうな患者様からの御意見はございました。



◆7番(松本哲也君) 

 その点について、これは熊野交通さんといろいろ接渉していただくと思うんですが、決算委員会の時の答弁では、担当が商工観光課の方でということだったので、あの場ではそれ以上のことはお聞きできなかったんですが、その辺商工観光課の方ではいかがお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上野山商工観光課長。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 決算委員会の中身についてはまだ私ども把握はしてございませんが、現実医療センターからの発の時間帯になりますと、10時台では10時00分1本だけでございます。あとは11時10分という形になりますので、この辺でどういうお客様の要望が多いのか、医療センターとも詰めた上で熊野交通ともまた協議に移ってみたいと思います。



◆7番(松本哲也君) 

 今のお話聞きますと、10時に乗り遅れますと11時10分まで1時間10分待たなければならないというようなことでございますので、できればその間にもう1本ですね、熊野交通さんと交渉していただいて、市内の方に走ってくるバスを増便というかですね、協議していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それでは予算大綱については、これで終わりたいと思います。

 続きまして、スポーツ施設の充実についてという題でお尋ねをいたします。

 一つ、先日24番議員からお話のありました学校施設開放使用条例の一部を改正する条例、これについてまだ教育民生委員会で協議する場でですね、あまり触れるとわるいのかなと思いますが、先日の質疑の中でこれを利用しているスポーツ団体、関係者に何も相談もなしに4月からこういう料金を取りますよというような話がありましたが、使っている者にしてはですね、一番多く使う団体で年間6万円とか7万円とかいう使用料がかかってくると思います。それもスポーツ少年団で使用している方で、それぐらいの予算が必要になってくるというようなお話で、私のところにもこいう指導者の方から御連絡をいただきました。こういったものは十分に前もってですね、こういう指導者の方々とか使っている方々に御連絡をして、こういうものをこれから出しますよとかね、こういう条例が決まったあと1年、2年経過を見てですね、この1時間300円、スポーツ少年団だったら減免されて1時間150円ですが、それを1年目100円とか2年目から150円にするとかですね、そういう段階を踏んでじゃないと突然このように来年4月から使う分には6万円も7万円もかかりますよと言われましても、指導者もボランティアで行っております。消耗品等、多分皆さんその部費みたいなものを集めていると思うんですが、こういう予算また新たに保護者からですね、徴収しなければならない、その説明もですね、できないまま4月からこういう料金上がりますよというのは少し市民とですね、対話する時間がいるんではないかと思いますが、担当課の方ではどのようにお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 芝生涯学習課長。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 周知期間というお話でございますけども、一応議会の議決が得られれば4月、5月で周知をきちっとしてまいりたいとこのように考えております。また3月初めに小学校あるいは中学校の体育館を利用しておられるそういったグループに対しまして、こういった提案を3月議会でしていく予定だとそういうふうなことを伝えてございます。



◆7番(松本哲也君) 

 芝課長さん、3月議会に出しますよというふうに、3月に指導者の方に指導者また大人の団体もありますんで、このスポーツ少年団だけじゃありませんけども、その段階でそういうふうな報告をしても向こうはもう3月に決まって6月からそういうものを徴収されるということであれば、その前に何らかの対策をですね、とれると思うんです。その中でもう少し前もって協議を重ねる必要があったんじゃないかと私思いますが、いかがですか。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 御指摘された点につきましては、こちらの方としましても反省すべき点はあろうかと感じてございます。ただこれにつきましては、新宮市におきまして24番議員にお答えいたしましたように長年の課題がございまして、その中で今回上げさせてもらったわけなんですが、対応の仕方につきましては今後十分反省すべき点はあろうかと、このように感じております。



◆7番(松本哲也君) 

 今後は、十分にそういう使用者の方、大人が使う分については仕方ないと思うんです。やっぱり使用料払って使うのが筋だと思いますんで、大人の方の御使用に関しては仕方のないことだと思うんですけども、そういうボランティアで子供たちに指導している団体が多数ありますので、その辺十分に今後は協議してこういうことをしていただきたいと思います。

 それでは戻りまして、くろしおスタジアムに室内練習場とサブグラウンドということでお尋ねしたいと思います。

 3月に入りまして白鴎大学が2度目のキャンプをこのくろしおスタジアムでしていただきました。あいにくの雨が多くて十分に練習ができたかどうかはわからないんですが、そこで雨の降った時にですね、もう少し室内練習場等があれば、もっと練習ができたんじゃないかというようなお声がありました。また本球場で試合を行う前に次のゲームの準備をするサブグラウンド等ですね、今レフトスタンドの後ろの方に少し狭めのグラウンドがあるんですが、このサブグラウンド、駐車場等でキャッチボールとかしている方もいらっしゃるんですね、アップで。そういうことを考えますときのうも同じことになります24番議員が、巴川の所有している今ゴルフの練習をされている方多数いらっしゃるんですけども、あそこをですね、きのうおっしゃってたようにお借りできないかなというふうに思うんですが、その2点、室内練習場とサブグラウンド、その辺はどのようにお考えでしょうか。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 室内練習場につきましては、2月3月に行っております誘致合宿、あるいはこの辺地域が野球が盛んであるということ、そういったことを踏まえますと、担当課といたしましては必要性を感じております。巴川製紙が所有しておりますサブグラウンドにつきましては、今後の検討課題になるのかなというふうに思っております。



◆7番(松本哲也君) 

 佐藤市長、選挙終わった後にですね、くろしおスタジアムに行ったところですね、佐藤市長さんになったら室内練習場つくってくれるんやというような約束をしたというような方がいらっしゃるんですけれども、約束をした覚えはありますでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 選挙期間中かなり早い時期でありますが、くろしおスタジアムの利用状況が気になりまして今管理をお願いしております方とあの外周を1周してまいりました。また今後の整備の方向について、この利用者から出ている課題等も承ってまいりました。また過日はこれ就任後でありますが、つい先日白鴎大学がこれを使ってくださいまして、高田のグリーンランドから60人くらいの方がバスを使って雨の多い時でありましたが、天気の時はあそこ、また雨天の時は高田のドームを室内練習場代わりに使っていただいて、お帰りをいただいたところであります。その折にも監督とお会いしました時に、ぜひ白鴎大学、これで3年目になりますが、継続して我々としてはここを春のキャンプの前段の合宿に使わしてもらいたく思っておりますが、何分室内練習場が不備で、ついてはぜひ継続的に使わせてもらうためには室内練習場の整備、それがすぐかなわないのであれば、ドームの少なくともピッチング練習ができるような芝生化とかですね、そのためのこの整備をそう大きな整備じゃないんですが、してもらえないやろうかとこういう御要望も受けました。ですから、スタジアムをつくった時からの課題は雨天練習場がない、サブグラウンドがない、これは市政として整備していく方向の中で欠けている、今もその時も状況のまま今日に至っているということは、重く自分自身も受けとめています。また今後連携して熊野市やあるいは串本町や上富田町のとりわけ町長等に呼びかけられましたが、いずれも実業団あるいはノンプロを含めまして春季、秋季の合宿の誘致を行っております。そのような中から連携した取り組みをしてしっかり誘致活動していこうやないかとこういう呼びかけも受けておりますので、これは早速、実務担当者の協議でも開始していただいて、我々としては協同の取り組みをしたい、このような思いもいたしている今さなかであります。これらにつきましては課題として受けとめて、これからの対応をどうしていくかということをまた皆さん方に御提案をし、また我々としては当局の案というものを詰めていくようにしていきたいと考えているところです。確約をしたということでは決してありません。課題として受けとめているということでございますので、御理解ください。



◆7番(松本哲也君) 

 このサブグラウンドと屋内練習場については予算のかかることでございますので、今後とも庁内において協議していただきたいと思います。このくろしおスタジアムについて最後に一つだけ、この屋内等についてはまだ5番議員さんも次の次かな御質問なさるんでこれぐらいにしたいんですが、このくろしおスタジアムを設計した時に、前にも私は質問させていただいた時に、本当に実績のある設計されたところが設計したのかなというふうにお聞きしたんです。それはグラウンド内の側溝が、そのままむき出しになってたり、そのほかにもいろいろあって、それはここ何年の間にずっと対応していただいて、いろんなもん巻いていただいたりですね、直していただいた経緯があります。一昨年も一塁側、三塁側スタンドの椅子もですね、木製でできていまして、座った時にいろいろと、ささくれだってるところがあるんとかなんとかということで修理もしていただきました。そこでこのつくった業者さんにもう一つ気になるところがあるんですけども、あの海に近い塩害のあるところで、フェンスが昔ながらのクサビ型というか、金属にビニールを巻いた程度のもので使っているんですね、これあと何年もつか、今のように硬球なんか使ってますとどんどんどんどん穴が広がったりですね、錆びてきたりそのようなことがあると思います。もう一つグラウンドの前面に低いフェンスがあってその後に高いフェンスがあります。これもですね、いろんな球場を見て来た方に言わすとですね、反対だそうですね、前面に高いフェンスをつけておけば、後に飛ばないから、こういう前面に低いやつ、後に高いフェンスこういうところは見たことないと、言うような方が野球関係者でいらっしゃいます。こういった最初のその仕様書ですよね、広さに関しては硬式のできる、公式の野球場ということでしたが、そういうフェンスとかその辺に関して少しねぎり過ぎたのか、予算がなかったのか、軟式野球程度しかできないような仕様になっていると思いますが、その点そういった仕様書の中でですね、これは軟式用のフェンスでいいとか、硬式用フェンスが候補に上ってたとか、その辺資料として残っていないでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 芝生涯学習課長。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 その仕様につきましてはですね、軟式用、硬式用とかそういうふうなものはありませんけども、このネットフェンスにつきましては、軟式用、硬式用につきまして特に定めはないと聞いてございます。それでこのネットの種類でございますが、今御指摘を受けました菱形のネットフェンスのことだと思います。この菱形のネットフェンスと、あるいはもう一つメッシュのネットフェンスといいましょうか、格子状のですね、この2種類があるようでございます。くろしおスタジアムにつきましては上富田の球場と同じ仕様になってございまして、この菱形のネットフェンスを使用してございます。それからあと御指摘を受けましたビニールを巻いているというお話でございましたけれども、このくろしおスタジアムにつきましては鉄にメッキして焼きつけ塗装をしておりまして、錆びに強くしているという報告を受けてございます。以上です。



◆7番(松本哲也君) 

 市民運動競技場もそうなんですけども、錆びて、フェンスがなくなってもそのまま放置されているところがたくさんありますよね、このくろしおスタジアムに限っては、これから何年か後にまた改修とかいろんな工事が出てくると思いますんでその時にはですね、ぜひそういう硬式野球にも使えるような強いようなものを使っていただいた方が耐久性もあるんじゃないかと思いますんで、今後の課題としていただきたいと思います。

 続きまして、市民運動競技場のサッカー場に人工芝生化というふうにしてお尋ねしていますが、これもですね、うわさです。うわさで物事を言うと、どっかのメール問題と同じようにとられてしまうかもわかりませんが、サッカー場に芝生を敷いたら幾らかかるかという見積もりをとったといううわさを聞きました。そういう見積もりを取ったという事実があるのかないのか、いかがでしょうか。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 私どもが整備を必要としております、考えておりますスポーツ施設につきましては大体見積もりをとってございます。その中の一つとしましてこのサッカーコートの人工芝化に要する費用につきましても見積もりは取ってございます。



◆7番(松本哲也君) 

 大体お幾らぐらいなるんですかね、普通の芝生敷くとですね、養生とか管理費とかそういったものがいろいろかかってくると思うんですけども、人工芝を敷いた場合、大体どれくらいの見積もりが出てるでしょうか。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 私どもが考えてますのは、ワールドカップであったり、あるいはオリンピックですね、これにおける日本の標準競技場これは105メートル×68メートルでございますがそれは競技をするところ、あとは何て言うんですか、周りの部分ございます。大体120メートル×85メートルということで、標準的なもので1億6,000万円から7,000万円程度の見積額を示されてございます。



◆7番(松本哲也君) 

 その人工芝いろいろと何種類かあるようにお聞きして、今お聞きしますと一番いいような人工芝だったらそれくらいの値段かかるということなんですが、これが実現するにはいろいろと予算、財政ともいろいろ協議していただかなくてはいけないと思うんですけども、芝課長、これもですね、そういう実現できるような段階になってからでかまいませんから、サッカーをしているサッカー関係者、このスポーツ少年団の指導者とか中学校、高校のサッカー部の監督さんこういった方々と十分にですね、協議した上で、予算化のめどがついたらですね、進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 この点につきましては前回の議会だったと思うんですけども、1番議員の質問もございましたように、まずこの私どもがスポーツ施設の整備を必要としているものにつきましては当然課内で優先順位がございます。また熟度もございます。そういったものを財政あるいは企画部門に上げて、その中で庁内協議の中でですね、それをやっていこうということになれば、今、議員おっしゃられましたように、そういった関係者にですね、こういうふうなものを考えているけれどもどうだろうかという御協議といいましょうか、聞き取り調査といいましょうか、それをするのは当然のことと考えてございます。



◆7番(松本哲也君) 

 こういった関係者に、協議していただいた方が担当課だけではわからないことがたくさんあると思うんですよ。今のくろしおスタジアムの時も、そういった仕様になるということを野球の関係者もしくは職員さんの中でも野球にたけた方たくさんいらっしゃると思います。そういった方にも、これでどうだろうねという相談をしていただければ、あえて直していただかなくてもいいところがたくさん出たんじゃないかと思いますんで、今後ともそういった関係者と一緒に協議していただいて、よりよい施設をつくっていただきたいと思います。それと芝課長、もう一つ、先ほどのくろしおスタジアムについてなんですが、これも小耳に挟んだんです。軟式野球連盟新宮東牟婁支部の学童部に対して、公式ではないと思うんです、文書でも何でもないと思います。くろしおスタジアムの使用を控えていただきたいというようなお話が学童部の方にあったというお話を聞いたことがあるんですが事実ですか。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 それはございません。



◆7番(松本哲也君) 

 はい、わかりました。

 それでは、このスポーツ施設の最後になりますが、新宮港第二期整備用地を暫定的にテニスコートや競技場として利用できないかということで、まことに、わかりにくいような話なんですが先日から24番議員、8番議員もこの企業誘致に対していろいろと述べられておりまして大変後向きの考えで申しわけないんですが、もし、この第二期港5年先、10年先売れなくて、またリース等、先ほども無料での貸し出しともありましたが、これをしてもですね、もし借り手、購入者がなかった場合、ぜひ今の場所を暫定的で結構です、どこかの企業が進出して来ると言ったらすぐどけますので、テニスコート、これ10面ぐらいというような要望も出てるらしいですが、あるいは競技場、野球場も含めてですが、今ですね、24番議員がおっしゃったように旧新宮市内で五つの小学校がありまして、野球のチームが7チーム、サッカーが3チーム、この数からいってグラウンドが足りないのが現状です。また紀南グラウンド借りようとしたら、今おっしゃってた使用料もかかります。そういった点から、暫定的で結構です。もし売ったり借りたりしてくれる業者が企業がなければそういう暫定的にこういったスポーツ施設として使わしていただけないかと、漠然とした質問で申しわけないんですが、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 中村理事。



◎理事[重要政策推進及び土地開発公社担当](中村勇一君) 

 現在公社では、昨年に一部分譲開始しておりまして、現在残りの分につきましても分譲を目指して造成工事を行っているところでございます。今議員さん10年先、20年先の話言われておりますが、現在工業用地の分譲に当たりましては、この土地の取り扱いいうんですか、これは土地売買を基本に売り出しているところでありまして、もちろん10年20年先を考えてはおりません。そういう中で、市長を初めとしまして、まず庁内が一丸となって取り組んでいかなければならないと思っておりますし、また議員の皆様方に対してもいろいろな情報提供とかアドバイスをいただきながら御協力のほどをよろしくお願いしたいと思っております。それで今議員さんの質問の件でございますが、この用地につきましては、埋立法による用途制限がございます。ですから工業用地としての利用から目的外の使用となりますので用途変更の許可が必要になると、それとまた第3者に貸し付ける場合には、使用貸借の権利設定いうんでしょうか、許可が必要になってくることになります。そうなりますと、物を管理するとか製造する用途からスポーツ施設への用途変更になりますので、埋立造成の趣旨に沿った利用とはかけ離れたものになるということで、現状ではこれらの許可を得ることは大変難しいと思っております。ただし、公社におきまして一時的に開放できるような利用であれば、そのような利用条件においた中での検討もできるかと思っております。



◆7番(松本哲也君) 

 先ほど8番議員さんからありましたように、近辺で坪1万円の工業用地もありますし、四国の瀬戸内海側では、こういう同じような埋立地、高速道路のインターから車で10分、15分のところで、坪五、六万のところのですね、企業が張りつかなくて、企業誘致に皆さん一生懸命になってるというところもあります。先ほど中村理事言われたように、一時的でも結構ですので、もし何もなくてぺんぺん草生えるんでしたら、そういった形で使わしていただきたいと思います。これからのこととして、それは張りつかなかった場合、協議していただきたいと思います。

 それでは続きまして最後の項ですが、教育環境の整備についてということで質問したいと思います。

 まず最初に、空き教室を使った学童保育についてとして質問させていただきたいと思います。先ほど市長さんの答弁から学童保育を充実していきたいという答弁がありました。やはりこの両親が働いている場合、本当に小学校の1、2年3年生までの学校が終わった後、見ていてくれるためには、学童保育は本当に助かっていると思います。また合併して先日の教育民生委員会でも20番議員さんが、熊野川の方にもこういう学童保育をというようなお話がありました。そこで私もこの間、教育民生委員会の中で小学校等に空き教室があるんだったら、それを使って学童保育はできないかというふうに教育長にお尋ねをしましたところ、まずちょっと難しいのではないかというようなことをいただいて、検討課題にしていただけるというふうに聞きました。しかし、この和歌山県内で海南市なんですが、この空き教室を使った学童保育をやっております。難しくも何ともないというふうにおっしゃっておりました。海南市の場合、各学校にこの学童保育が設置されております。新宮市内の場合、そこのタンポポさんに委託をしていると思うんですが、場所がら新宮市内の4校の中から来るんでしたら場所的にはちょうど中心でよろしいかと思いますが、あと遊び場とかですね、市長の前の答弁にもありました2階が使えないとか、大変苦労されている面があるかと思いますが、この辺、学童保育の整備について担当課で今後どのようにお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 楠本教育次長兼学校教育課長。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 空き教室を利用した学童保育ということで、2月の教育民生委員会の中でですね、手続き上どのようなのかといったこともちょっと調べてなかったものですから、その後調べさせていただきました。結論的には、校舎建築には国庫補助がでますが、国庫補助事業終了10年たてば、こういった教室を多目的に公共のものとして変更して使うということは書類の報告で承認いただいたら、文部科学省の承認をいただいたらできるということです。その際、この例のように学童保育に使う場合は教育財産から切りかえて使うというそういう手続きをすれば、手続き上可能であるということです。



◆7番(松本哲也君) 

 そうしますと、今の旧熊野川町の方から要望があれば、熊野川小学校に空き教室があれば、学校の中でそういう学童保育は可能ということで受け取ってよろしいでしょうか。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 熊野川小学校、新しいので、できてから10年たったかどうか、ちょっと私、今資料持ってませんが、10年たっておれば可能です。



◆7番(松本哲也君) 

 行政局どうですか、小学校建って10年たってますか。



○議長(上田勝之君) 

 木下行政局長。



◎熊野川行政局長(木下進君) 

 ちょっと調べさせていただきます。



◆7番(松本哲也君) 

 済みません。突然ふってごめんなさいね、そういった状況を踏まえてですね、そういう要望があるんでしたらぜひ検討していただきたいと思います。よろしいですか、検討してほしいんですけど。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 学童保育、担当課教育から離れますが、場所としてはそれは可能ですんで、協力していきたいと思います。



◆7番(松本哲也君) 

 わかりました。じゃ担当課としてはいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 右京福祉課長。



◎福祉課長(右京良平君) 

 今現在、先ほど議員さんもおっしゃられましたように福祉課ではこの下で委託して1カ所、それと三輪崎でも民間運営によって学童保育1カ所やっております。今のお話の中でも旧熊野川町さんの分含めてのお話かと思いますが、そういった部分につきましては、何て言うんですか希望される方々のやっぱりニーズもちゃんとお聞きした上で対応を図ってまいりたいと思います。



◆7番(松本哲也君) 

 課長の答弁にあったようにですね、ニーズがあればぜひ進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。もう一つ、今のタンポポさんなんですけども、市長もその学童保育に力を入れていきたいというふうにおっしゃってましたが、この2階の使用とあと雨天の場合の遊び場について、今後いかがお考えでしょうか。



◎福祉課長(右京良平君) 

 今の現状ですが、2階の部分につきましては一応畳敷きでなっておりますが、一応床が抜けたりとかそういった部分の恐れが確実にあるとは思ってはいませんが、用心のためにそういった部分では2階の使用は禁止しております。遊び場の関係につきましては保護者の方が現在の学童保育の裏側の空き地を借りたり、また夏休みなんかはプールを千穂小学校のプールなんかを開放していただいたり、そういった関係で使用はさせていただいております。



◆7番(松本哲也君) 

 雨天の際に2階が使えればなというふうに保護者の方等のお話がありましたんで、その辺もぜひ御検討いただきたいと思います。

 続きまして学校の統廃合の問題なんですが、私この予算書ですね、この統廃合の問題について何か予算化していただいているんだなと思っていたらですね、全然予算化なってないんですね、それで一般質問しようかなと思い立ったわけですが、12月議会で22番議員の質問の中で佐藤市長はですね、この統廃合の問題については計画に着手すると、また教育環境とは別にまちづくりの視点においてもこれは避けて通れない課題だというふうに答弁なさっております。そこで市長部局挙げて取り組み、教育委員会と強い連携を図って、この問題を在職4年間の中で問題を必ず提起していきたい。その後に22番議員さんから、提起やなくてはっきり結果を残してくださいというようなやりとりもありました。私はそれでですね、この予算書にそういう統廃合についての検討委員会、審議会のようなものがあると思っていたんですけども、全然ないんですね、そういったものが、果たして本当にこれをやるつもりがあるのか、議会の方がですね、これについて先日の議会運営委員会の中で教育環境についての特別委員会をつくってはどうかというお話があります。市当局といたしましても、この問題についてこの18年度に、問題を取り上げてそういう委員会等を設置して1年間協議していただいて、次の19年度には地域に説明する了解を得るというふうにして何年もかかると思うんですね、この問題については、それなのに18年度の予算には何もない、市長、これ本当にやる気がありますか。



○議長(上田勝之君) 

 楠本教育次長兼学校教育課長。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 学校統廃合の主体は教育委員会にあります。予算的には出ておりませんが、教育委員会としては市長指示もありますし、早急にまず主体的な案をつくりたいと考えてございます。その後ですね、学校統廃合についてはまちづくり全体に係わってくる課題ですので市長部局との詰めもしなければならない。その時になってそういったプロジェクトが必要なのか、そうじゃなくて先にですね、プロジェクトが必要なのかは議論のあるところですが、当面は教育委員会の主体性に任せていただきたいとこのように思います。



◆7番(松本哲也君) 

 次長ですね、このような問題については、事前にやはり段階を踏んで何年か越しにしないと、またエコ広場の二の舞になるんですね、急に出して急に先々、先々やっていくと住民も不安がるし、わからないし、そういった問題避けるために、やはり年月かけてやっていった方がよろしいんじゃないかと思いますが、その点いかがですか。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 十分承知しております。議会の方でもですね、聞くところによりますと、この最終日に特別委員会つくっていただくということで、非常にありがたいなと、そういった議論を進める上に当たっても気運を高めていかなければなりません。ただ保護者だけが関心を持つ問題ではなくて、市民全体の課題であろうかと思いますんで、そういった動きが非常に歓迎したいと思います。当然市民の声というのはですね、どこかの段階で当面保護者とかそういった意見も聞く機会も必要かと思いますが、当面は今緒についたとこでありますし、主体的にどういった、本当に21世紀の新宮市の教育を考える我々は非常にこう重要な問題でありますので、慎重にかつそんなに時間をかけなくてですね、早急に進めたいと思っておりますが、今、そういう範囲で御理解願いたいと思います。それと先ほどから学童保育に係わってですね、熊野川小学校の設立年度ですが、平成5年、6年の2カ年事業でやっておりますので、10年経ておりますので学童保育への開放は可能だということです。



◆7番(松本哲也君) 

 それともう一点だけ、先ほど丹鶴の幼稚園が8名、来年度8名ということだったんですけども、各千穂、丹鶴、蓬莱、王子、三輪崎ですね、この18年4月に入学される方の数だけ教えてください。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 小学生の数ですね。済いません、私ね、先ほど休憩時間に持ってると言ったんですが、直近の具体的な数字ではなくて17年5月1日の統計しか持ってないんです。済みません。



◆7番(松本哲也君) 

 後で。それでは、この統廃合の問題について市長、もう一度この意気込みについてお聞かせ願えませんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは新宮市は、避けて通れない課題だとそう思っております。これに着手していくことはお約束申し上げたい、そのように思っております。



◆7番(松本哲也君) 

 それでは、最後に子供の安全確保についていきたいと思います。12月議会で6番議員さんもこのような安全性についてお話があったと思いますが、5年前の大阪の池田小学校に学校内に侵入した事件以降、学校内での侵入者を防ぐ、また広島市と栃木県で下校途中の女の子が相次いで殺害されるという事件があってから、下校時の安全対策というものが大変話題にもなっておりますし、各小学校単位で、このような見守り隊というようなものが発足して、子供たちの安全を図っているところであります。私は王子小学校なんですけども、こういう小道具を出しながらですが、育友会で防犯パトロールという、このような腕章をつくりました。12月議会で300とか500とか新宮市でこういったものをつくっていただいたということなんですけれども、王子小学校これ全児童の御家族に配りました。それで学校と育友会で見守り隊というような組織を発足したんでありますが、この下校という時間は、育友会、父兄も仕事なさってる方もいらっしゃいますし、学校の先生方だけではやはり学校区内全部を見守るというのは、大変人数的にも無理がございまして、王子小学校ではこれを民生委員さん、補導協力員さん、また公民館の役員さん、それから町内会長さんにこういったことをするので一つずつお渡しして、お散歩、犬の散歩もそうなんですけど、あと買い物に行く時とかですね、回覧なんか配ったりする時にこれを巻いて出ていただければ、そういう連れ去りの防止になるんではないかということで、今配っております。そういった点で、各小学校皆さん取り組みがばらばらなんですけども、あっちこっち、ほかの全国各地の都市では、こういった事業というか、こういった子供たちの安全確保についていろんな予算をつけているんですけども、新宮市に関しては何も出ていないような予算組みになっていると思うんですが、その点教育委員会いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 楠本教育次長兼学校教育課長。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 18年度予算はですね、防犯ブザー、新入生と幼稚園の。



◆7番(松本哲也君) 

 去年もありましたよね。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 それぐらいで確かに金額は少ないんですが、あとは学校サイドの取り組みとしてですね、育友会の力を借りたり、地域の力を借りたり、議員も王子小学校の育友会長として御苦労いただいているんですけども、そういった活動で今不審者対策というんですか、地域全体で取り組むという、そういうお願いをしているところでございます。



◆7番(松本哲也君) 

 行政が主体となって、特に教育委員会が主体となってそういった学校区内の境界とか、そういったところに各小学校から来たりとかいろんなことがありますから、もう少し教育委員会が主体となって、皆さん学校同士連携をとって何かうまくいく方法があればなと思うんですが、その点いかがですか、こういう何か地域の学校単位の役員さんだけでも集めて何かそういう会合を持つとか、その辺教育長いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 中西教育長。



◎教育長(中西實年君) 

 先ほどの次長の答弁と重複する部分もあろうかと思いますけども、それぞれ小学校が主導権を握っていろんな団体にお願いをして、そういう動きというのが、すごくこのごろサポートの態勢が整ってきていることを、まず一つうれしく思っています。学校区の境目の辺りがまた問題が生じてくるかもわかりませんけども、先日も民生委員さんが市の民生委員の連合体としてそれぞれの学区での取り組みを行ってくれるようになりました。どの地域もいろんな方々の協力を得ながらしてくださっていると、もう一つは最近、朝なんかでも腕章を巻いてですね、自転車で走っていたり、夕方買い物に行く時でも腕章を巻いて出掛けてくださっている方々もふえて来ております。それと老人クラブの組織として生涯学習会が行っています健人大学という組織がございますけれども、過日の閉講式でも、子供たちをぜひ見守ってほしいと、下校時間には家の周りで結構ですから家から出て子供たちへの目配りをお願いしたいということもあいさつの中で申しましたけれども、あとはやはりもう一回確認の意味を込めてですね、やっぱり核になるのは学校と育友会ですからその組織の中で、全員が集まるのは難しいと思いますけど、役員の皆さん方にできるだけ早い機会にあるいは市連Pの総会の時にでも、ちょっとまたお願いしたいなと、そのように思います。その節はよろしくお願いいたします。



◆7番(松本哲也君) 

 地域の方の協力というのは大変大きくて、王子の地区でも毎日、雨が降ろうが雪が降ろうが公民館の役員を長いことされてた方が毎日立ってくれているんですね、この下校時1時半から4時半ぐらいまでの間ですね、本当に申しわけなくて、いつもお礼言いながら通るんですけども、こういった地域の方の協力がないと継続性がなくて、ついまた消えていったりしますんで、ぜひ行政の方の指導もいただいて継続するようなことにしていただきたいと思います。先日12月議会でもありましたように、大阪府では、この自動販売機にセンサー取りつけたICタグ、また品川の方では防犯ベルにですね、GPS機能のついたマモルッチというようなものを品川区はすごいですね、2億3,000万円かけて、1万1,500人の子供全員に持たせてるんですよ、防犯ブザーを鳴らすと、その子のいる場所がGPSですんで地図に映し出されて近くにいるそういう協力していただく大人にですね、携帯やとかメールやとかでここで今事件が起きましたとか、そういったいろんな取り組みが行われております。もう一つ、これ携帯なんですけども、これ今はやりのキッズ携帯と申しましてここに防犯ベルがついているんですね、これ引きますと防犯ブザーにもなり、それから僕ら登録してるんですけど、親の携帯にですね、今ここで鳴りましたよというふうに、自分の携帯に地図まで送られてくるんです。僕、今ここで引くと、市役所の地図が出まして、今ここで防犯ブザーが鳴りましたというようなものも、都会では爆発的に売れているんですね。和歌山県内でも和歌山市内やとか田辺までは予約待ちだと聞いております。新宮の場合ちょっと遅れているのか、あまり売れていないように聞いたんですけども、そういったいろんな取り組みをしていますんで、今後とも教育委員会の御協力をいただきたいと思いますんでよろしくお願いいたします。

 これで一般質問を終わります。ありがとうございました。

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△延会の宣告



○議長(上田勝之君) 

 お諮りいたします。

 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。

 なおこの後、第2委員会室において全員協議会を開催いたしたいので御報告いたします。

 次回の本会議は、3月20日午前10時から会議を開きます。

 本日はお疲れさまでした。



△延会 午後4時16分