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和歌山県 新宮市

平成18年  3月 定例会 03月16日−04号




平成18年  3月 定例会 − 03月16日−04号










平成18年  3月 定例会



          平成18年3月新宮市議会定例会会議録

            第4日(平成18年3月16日)

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議員定数24名、現在員24名、出席議員24名、氏名は次のとおり。

         1番  戸田 隆君

         2番  大西 強君

         3番  山口 清君

         4番  上野展央君

         5番  屋敷満雄君

         6番  東原伸也君

         7番  松本哲也君

         8番  下地重遠君

         9番  上田勝之君

        10番  溝口清行君

        11番  奥田 勲君

        12番  前田賢一君

        13番  城 和正君

        14番  松本光生君

        15番  木戸地郁生君

        16番  前田 治君

        17番  内田紀也君

        18番  杉原弘規君

        19番  福田 讓君

        20番  下浦芳史君

        21番  久保智敬君

        22番  榎本鉄也君

        23番  竹田益規君

        24番  辻本 宏君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成18年3月16日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(1)から

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会議に付した事件

 日程追加変更 議案第63号の一部訂正承認願

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(1)から(3)まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

          市長                  佐藤春陽君

          助役                  竹嶋秀雄君

          収入役                 江川忠雄君

          理事(新市計画担当)          田花 操君

          理事(重要政策推進及び土地開発公社担当)

                              中村勇一君

          企画部

          部長                  滝谷 滋君

          次長兼情報推進課長           向井 隆君

          参事(行財政改革担当)         角 孝志君

          参事(広域担当)            左畑 誠君

          企画調整課長              中岡保仁君

          熊野学情報センター準備室長       坂地伸三君

          総務部

          部長                  上仲参朗君

          次長兼総務課長             森 常夫君

          参事(市税徴収強化対策担当)      大江憲治君

          秘書課長                川嶋 潤君

          財政課長                小山壽行君

          防災対策課長              速水得史君

          福祉事務所長              山口泰郎君

          市民福祉部

          部長                  大江清一君

          市民課長                宮本利夫君

          生活環境課長              西  寛君

          福祉課長                右京良平君

          経済観光部

          部長                  亀井寿一郎君

          商工観光課長              上野山巳喜彦君

          企業誘致対策課長            北畑直也君

          建設農林部

          部長                  前田道春君

          都市建設課長              池端洋一君

          農林水産課長              倉家 博君

          熊野川行政局

          局長                  木下 進君

          次長兼総務課長             平 俊孝君

          医療センター

          事務長                 杉山泰生君

          水道事業所

          所長                  山本庄一郎君

          消防本部

          消防長                 鎌塚澄夫君

          庶務課長                吉川 篤君

          消防署長                大石 明君

          教育委員会

          教育長                 中西實年君

          次長兼学校教育課長           楠本秀一君

          生涯学習課長              芝 悦男君

          文化振興室長              和田 隆君

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本会議の事務局職員

            局長                  鈴木 秀

            参事                  馳平忠男

            次長                  浜口恭行

            庶務係長                北 光子

            議事調査係長              岸谷輝実

            主事                  西 洋一

          第4日(平成18年3月16日)

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△開議 午前11時00分



△開議の宣告



○議長(上田勝之君) 

 おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

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△日程追加変更について



○議長(上田勝之君) 

 日程に入ります。

 お諮りいたします。

 この際、議事日程を追加変更して、議案の一部訂正の件を上程いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、議事日程を追加変更して、議案の一部訂正の件を上程することに決定いたしました。

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△日程追加変更 議案第63号の一部訂正承認願



○議長(上田勝之君) 

 議案の一部訂正の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 議案第63号、新宮市章の制定については、お手元に配布いたしております正誤表のとおり、これを承認することに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、一部訂正の件については、これを承認することに決定いたしました。

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△日程1 一般質問



○議長(上田勝之君) 

 日程1、一般質問を行います。

 別冊一般質問通告表により、その番号順に従い順次発言を許可いたします。

 当局の答弁は、備えつけのマイクを通して明快に答弁を願います。

 この際、一般質問の発言順序の変更について御報告いたします。

 発言番号5番、内田議員が10番へ、発言番号10番、木戸地議員が5番へ、以上発言順序の変更の申し出がありましたので御了承願います。

 それでは、一般質問を始めます。

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△戸田隆君



○議長(上田勝之君) 

 1番、戸田議員。



◆1番(戸田隆君) (登壇)

 それでは、議長のお許しを得て一般質問を行います。

 まず、市長の市政方針と政治姿勢について、平成18年度予算大綱よりキーワードを抽出し、市政の方向性明確を期したいと思います。予算大綱の中で、まず冒頭の所信のところに、市長は新市発展のため多くの課題にたじろがず、もつれた糸を一つ一つ解きほぐすように計画性をもって着実に施策事業を実施し、云々というくだりがあるんですけども、ここでまずお伺いしたいんですけども、市長は市長選挙のときにも、このもつれた糸を一つ一つ解きほぐしていくんだと、このような表現、同じ表現を使われたと思うんです。私がその際に受けた印象は、市長が市長職を離れ2年6カ月の間在野していた時期、この時期に市政が渋滞した、あるいは進むべき道が若干ずれてしまった、だから佐藤春陽は市長として返り咲いたら、それを一つ一つ修正していくんだとそのように受けとれたんですけども、ここで読ましていただいたところ、そういうニュアンスがちょっと違うニュアンスで使われているようにも思うんですけども、市長どうでしょうか、どのようなふうに解釈すればよろしいでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 戸田議員の質問にお答えいたします。もつれた糸を一つ一つ解きほぐすようなという表現は適切であったかどうかはわかりませんが、少なくとも私自身の行政運営に対するその手法を、そのような言葉で表現さしていただいた次第であります。また、選挙期間中確かにこの課題の多い新宮、新しいまちづくりを含めた新宮市政のこれからの行政運営については、そのような手法をもって事に当たりたいと、このような意味合いで申し上げてきた次第であります。私は余暇に漁を楽しみますが、所有船によく乗ります。そのときに、いつもこの慌てふためいたときに、糸がもつれまして、この釣り糸というのはやっかいなもので、もつれた糸を解きほぐさないとまた再度投入することができません。そのときに若い時分からそうでありましたが、船の上ではとかくあわてるもので、何とかそれを解きほぐそうと思いまして、このしかも短い時間で気持ちが焦ってその糸を余計に複雑にしてしまう、そのような中で漁師の手元を見ておりますと、非常に丹念にこれを縮こまったものをできるだけふくらまして時間はかかりますが、しかし結果的には早いわけでありますが、それをしっかりとどこにもつれがあるかという原因の中から上手に糸を抜きだしている。その姿を見まして自分も課題の多い市政の運営はそのようでありたい、いろいろな市政、出発に当たりましても多くの課題を今抱えています。例えばごみ改善の問題にしましても、それの方向性はわかっておりましても、それに対していろいろな他の課題、他の課題というのはいろいろな考え方がぶつかってきます。そのような中で、慌てずに落ち着いて、しかし着実に一つ一つ漁師が手元でこのもつれた糸をほぐすようなそういう着実な運営といいますか、行政の手法を使いたい、そのような意味合いでこのような表現をさしていただいた次第であります。



◆1番(戸田隆君) 

 そうしますと、ようするに施策実現に当たって、あるいは政策遂行に当たっていろいろな各方面のいろいろな多種多様な御意見を尊重しつつ、かつ方向性を明確にしてきっちりと仕事をやり遂げていくと、一言でいえばそういうふうな意味合いでよろしいでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 まさにそのとおりでございます。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、わかりました。それがとにかく佐藤春陽市長の根本的政治方針と、いうことで理解さして今後一緒におつき合いさしていただきたいと思います。そこでキーワードとしてここでまずお伺いしたいんですけども、予算大綱の最後のページに新市の市章、市歌、市の花、市の木等の選定につきましては、先般産業文化観光学識経験者の方々で組織する市章等選定委員会の答申を受け云々というふうなくだりがあるんですけども、以前のごみ問題のごみ審、通称ごみ審の中にもこういう学識経験者というふうな呼ばわれ方があったと思うんですけども、お伺いしたいんですけども、ここでいう学識経験者というのはどういった定義なのか、あるいはどういったキャリアを持ち合わせている方をさしているのか、まず御説明、当局からお願いしたいんですけども。



○議長(上田勝之君) 

 川嶋秘書課長。



◎秘書課長(川嶋潤君) 

 市章等選定委員会のメンバー構成の中に確かにそのような表現をしております。これにつきましては、識見が高く経験が豊富であるというような考え方のもと、私どもの今回の市章等選定委員会におきましては行政経験が豊かで行政に精通していると、そういった方にこの言葉を使わしていただきました。



◆1番(戸田隆君) 

 言葉の遊びをするつもりはございませんけども、基本的な言葉の認識が違うと議論に発展しませんので、きちっとしたいんですけども、学識経験者というと、普通日本国で用いられている場合は博士号を持っている、なおかつ教授、大学教授とかそういった要職というか仕事をやっている、さらにはその経験がまたまた豊富である、その教授、博士号の経験ですよ。というのは普通の学識経験者という表現だと思うんです。今おっしゃった識見が高い、あるいは経験が多いといった場合は有識者という言葉が普通日本では使われると思うんです。学識経験者と有識者は違うというか、有識者というカテゴリーの中に学識経験者は含まれますが、学識経験者という言葉はあまりそういうふうにみだりに使うべきじゃないと私は思うんです。ここにですね、厚生労働大臣主催の会議として社会保険新組織の実現に向けた有識者会議いうのがあるんです。社会保険の一連の不祥事に対してどうやって対応していくか、どう改善していくかというふうな会議ですけども、それの参集者のメンバーはですね、学識者会議じゃないですよ、有識者会議というタイトルで東北大学大学院教授、東京工業大学教授、株式会社毎日新聞社特別編集員、東京電力株式会社常務取締役、株式会社東芝執行役常務、早稲田大学教授、有限会社セレーノ代表取締役、財団法人行政管理研究センター理事長、お茶の水女子大学名誉教授といったそうそうたるメンバー、それでも学識者会議とはいわない。なぜか、大学教授あるいは名誉教授以外に民間の経験豊富であろう識見が高いであろう、しかし民間の会社役員が数名含まれている、よってこれは学識者会議じゃないんです。有識者会議になるわけです。これ、日本の常識ということです。では、この市章等選定委員会のメンバーに大学教授あるいは博士号を持っておられる方は入っておられるんですか、いないんでしょうか。



◎秘書課長(川嶋潤君) 

 そういった方は入ってございません。



◆1番(戸田隆君) 

 聞くところによると、かつて熊野川町でもこのような議論はあったと伺っておるんです。やはりこういうこと、学識経験者でもないにもかかわらず学識経験者であるというふうに指名してそのメンバーに入れるとなると、なにかそこに作為的なものを感じて権威づけといいますかその諮問会議の、ですから今後こういうふうな表現、適切にお使いいただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。



◎秘書課長(川嶋潤君) 

 国の方でもこういう言葉、本当に学識、学というところの問題だと思いますが、そういったメンバーに限られている場合は学識経験者というふうに使われております。ただそういった方以外の方も入っている場合に、例えば監査委員なんかそうなんですが当初は学識経験者、それから知識経験者、現在は識見を有する者と、いうふうに表現も確かに変わってきております。私ども今後ですね、こういった状況とか今おっしゃられた御意見等を踏まえて、検討といいましょうか、考えてその部分は正確な意味合いの言葉を使っていきたいと思います。



◆1番(戸田隆君) 

 悪くかんぐってるわけじゃないんですけども、ケースによってはそのように受け取られかねない事態も招来するんではないかと思いますので、くれぐれも御注意いただきたいと思います。

 次にですね、予算大綱の中の5ページでふれられている、国際理解教育事業についてお伺いしたいんですけども。今回初めて中国連雲港市へ中学生を8名派遣すると、いうことなんですけども、わずか8人の派遣で義務教育課程にある中学生を派遣すると、例えばそうですね親善のためとか、あるいは親交を深めるためとかいうんだったら、8人でもいいでしょうけども、教育というふうなタイトルがついているんですけども、そこら辺の教育委員会なり市内部での議論というのはなかったんでしょうか。と申しますのは、本当にこういった国際理解教育が必要ならば、義務教育である以上、平等に全員を派遣するのが筋だと思うんですけども、まずそこからの基本的な議論というのはなかったんでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 中西教育長。



◎教育長(中西實年君) 

 サンタクルーズとの交流の中で、国際理解教育という位置づけでこういう言葉を使ってきてるんだと思いますけども、その徐福とのつながりの中でやっぱりアジアにも目を向けてということで、中国の方へ今度は取り組みを広めていくという中で、私はおしかりを受けるかもしれませんけども、教育という言葉について教育委員会でも深く検討はなされませんでした。ただお互いが行き来をしていく、深めていく中できっとこれは教育というものにつながってくると、そういう感じを抱いております。



◆1番(戸田隆君) 

 新宮市、市が義務教育の責をこれ担っているわけですよ、当然。これが私立の学校であれば希望者を募って希望者に行かす、個人負担を促す、それでなんら問題ないと思うんですけども、約中学3年生300人ぐらい市内にいらっしゃる、でもたった8人、去年のサンタクルーズはたった10人であると、行ける子と行けない子、教育の格差ができると思うんですけどそうなると、そういう心配はされないんでしょうか。



◎教育長(中西實年君) 

 いろいろと考えはあると思いますけども、サンタクルーズ10名しか行かない。なるほどその単年度では10名ですけども5回目を迎えたら50名、当初は12名行きましたんで52名の交流が深まってきておると、少しずつトータルで考えていく以外、全部を連れて行くというのはとても予算的な問題もありますし、厳しい面があるんではないかと、それから予算審議のときにも議員から指摘がありましたけども、ほかの議員さんでしょうか、個人負担の問題についてですが、生活状況によって要保護、準要保護の認定の子供たちが行くことになった場合には、市から特別の予算でカバーをしていると、できるだけ門戸を広げているつもりであります。



◆1番(戸田隆君) 

 今おっしゃったのは就学援助のことをおっしゃるんでしょうけども、以前からサンタクルーズとそうやってやってきたと、根本的にサンタクルーズと違うところはサンタクルーズも今回25日から中学生、高校生が10数名いらっしゃるということですけども、あそこは市の予算は全く投下しないで個人負担、あるいはボランティアのロキシーさんを初め大人が手伝ってこちらへやって来ているわけですね。ですからそういう人数10人だろうが5人だろうが、有志がそうやって自分のお金で来るんであるから、それは勝手で教育といえるかどうか、教育じゃないでしょうね、おそらくあれは。ですけど新宮市は新宮市の予算を投下して一部の子供を子弟を海外にやるというのはやっぱり不公平だと思います。かといって私はその国際理解教育というのを全否定するつもりは毛頭ございません。当然この20世紀から21世紀になってグローバルな世界というのは重要なことで、今の子供たちが将来国際的に生きていくそういう土台をつくるという意味でも国際理解教育は大事なことだと思います。ならばその矛盾したジレンマといいますか、どうやって解決するか私は思うんですけども、いっそのこと中学校の修学旅行も海外に全員やらしたらどうでしょうか。既にそういう試みは全国あちこちで始まっておりますし、私も海外でそういう子供たちに会ったこともありますし、日本だけでなくて韓国、台湾といった所は日本以上に積極的に修学旅行というか、言葉は修学旅行という言葉であるかどうか知りませんけども、学校単位で学年単位でアメリカとか外国、日本にも来てるかもわかりませんけどもやってます。いっそのことそちらの方に思い切って踏み出していくべきじゃないかと私は思うんです。予算の心配をちょっと置いといて、そういうふうなどうでしょうか、教育委員会は中学校3年生の修学旅行、今後海外へ、予算は置いといてですよ、予算の心配は置いといてお金の心配は置いといて、それが必要かどうかというふうなことはこれからちょっと考えてみるべきじゃないでしょうか。その点についてはいかがでしょうか、限定して。



○議長(上田勝之君) 

 楠本教育次長兼学校教育課長。



◎教育次長兼学校教育課長(楠本秀一君) 

 議員おっしゃるように私学中心に高校生、中学生が海外に行く、修学旅行として。行く先も韓国、中国が最近非常に多いと聞いておりますが、それを新宮市の中学生に導入するかどうかということなんですが、一般論として修学旅行というのは保護者の負担も伴います。そういったことでやはり海外へ行くとなると、やはり保護者の協力というんでしょうか、そういったことも合意も必要かと思います。そういうこと十分説明する中でですね、機が熟せば将来的な検討としてですね、そういうふうに将来的な検討課題として考えていきたいな、そのように思います。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、そうですね。当然そういうことも視野に入れて考えて議論を深めていただきたいと思うんです。

 その一方で、今度は予算の資金面の話ですけども、先週日銀は量的緩和解除ということで全面的に日銀の金融政策を返還すると発表されました。ゼロ金利政策は当面続くということですけども、デフレ脱却が明らかになればゼロ金利も終わると、すなわち通常の金融政策が復活するというふうに見られております。そこで注目したいんですけども、今回予算で合併市町村振興基金これが8億円設けられました。最終的にはこれが12億円まで基金の積み立てが可能であると、そのように御説明いただきました。なおかつこの基金は果実運用が原則である。ただし現在は果実となるべき金利は期待できないという御説明、しかしこの日銀の発表をうけて当然将来、来年もしくは再来年今の低金利というかゼロ金利がですね、定期預金が1%、1.5%、2%というふうに上がっていく可能性当然あるわけです。日本経済が回復すれば必ず金利は上がってくる、これはエコノミストの共通した見方であります。そうしますと12億円の基金があれば、1%であれば1,200万円毎年果実が上がってくる、金利が上がってくる、これをどう使うかっていうのは今後の大きなテーマになるでしょう。ここでちょっと飛躍しますけども、仮にそうやって1%で1,200万円、2%なら2,400万円金利が上がるのであれば、それを未来を担う子供たちの教育、こういったお金のたくさんかかる修学旅行といったものに振り向けてですね、ほぼ全額、市が修学旅行の費用を賄ってやる、思い切って海外へ修学旅行を派遣すると、こういった思い切った事業というのを展開は私は可能だと思うんですけども、これ教育委員会の御説明は伺いましたんで、市長いかがでしょうか。果実運用の可能性ですね、今すぐもちろん果実というか金利はないわけですけども、将来的にはそういう可能性がある、そのお金の振り向け方これは大変議論に将来なると思うんですけども、そういったことも考えていただきたいんですけども、御見解できれば市長の、いただけませんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 確かに長い低迷期の中から、今ようやくこのゼロ金利政策がいずれ解除されるんではないか、あるいはこの金融政策の転換もありうるというような予感を感じさせるような最近の状況であります。これまで基金いろんなものも積み立てておりますけれども、その金利がほとんど果実を生まないというその厳しさは実感いたしてまいりました。今議員おっしゃるようにこの果実の適正な運用ということは、当然のことながら基金を有効にかつ有利に管理していく手法として、常に心がけていかなきゃならないことだと、そのようにこれからの長期展望の中でも考えております。果実の運用については議員御指摘のように子供たちの教育に回すかどうか別にしましても、有効な市民の公的なそういう公益を高めていくような方向の中に有効に使わしていただくことができたらと、そのように思いを定めているところです。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、教育委員会の教育長と次長、市長はこういうふうにおっしゃってくれてますんで、いろいろと協議なさって既に、現実にこれ現状約13%の就学援助は出されてるわけですね。100人中学生がいれば、そのうちの10人以上が就学援助を受けていると、こういう状況でございます。これは新宮市のみならず全国的にそういう状況だとお聞きしております。また、これはまた悪化する一途だとも伺っております。そういった状況の中で、そういった新市の合併において生まれた一つの実り、果実をですね、将来の子供たちに教育に振り向けていただきたい、切に希望してこの項は終わります。

 次に、この項といいましても、もう一点ありまして予算大綱の中で残念ながら欠落した部分といいますか、これをちょっと書いてほしかったのに市長は書いてくれなかったというか、それを残念なところがありますんで、それだけちょっとお伺いしたいんですけども、この長い文章の中でITという文字が残念ながら一言もふれられていないんです、当然18年度の予算大綱ということでございますから、またそのITに関する大きな事業は新年度はございませんから、それはそれでふれられなくてもいたし方ないといえばいたし方ないんですけども、この所信のところでですね、できれば新市の未来についてもふれられておりますから、市長がITについてどういう御見解を持っておられるのか、どう利活用していくのかということをできたら述べていただきたかったと私は思うんです。ITなくしては人類の未来はないと言い過ぎかもわかりませんけど、そのようにさえ感じますので市長いかがでしょうか。市長御自身はITというものをどう考えられておられるか、あるいは行政機構、あるいは新市の発展についてITをどう利活用させていこうと考えられていらっしゃいますか、いかがでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 当然この情報化時代を迎えている今日、ITの政策の必要性というのは当然のことだとそのように思っています。また我々この市のすべてにわたりましてITを活用するそのような中から当然子供たちの教育を含めたパソコン化の問題、また産業に生かすためのSOHOの事務所の開設やいろいろな面でこれまでの政策も積み重ねてまいりました。またかつて情報について市政全般として、田辺市とよく比較されている例がありましてそのような中から市の専門委員として、かつて当市にも寄与していただきました和歌山大学佐藤助教授をIT関連の専門委員としてお迎えして存分に御提言をいただきたい、このような私在籍の前の市政のときにもそのような対応を図らしてまいったところであります。地方におきましても電子政府が云々されているときに、この必要性はますます高まろう、また行政の科学的管理という面でも経費の効率にもつながり、また市民全般の趣向としてそのような情報化地域社会の構築は、当然目標になっているわけでありますから、今後とも粛々とこの事業の展開については進んでまいりたい、このように思っているところです。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、あと市長お伺いしたいんですけども、事業というか地方自治体としての取り組みというのはそういうふうなこと当然だと思うんですけども、ITということでいまだに下世話な平明な言い方でしますと、ITを毛嫌いをする人っていいますか、なるべくそれを食わず嫌いなのか知りませんけど、携わりたくない、利用したくないというふうな方も国民、市民の中にはまだまだ一部にいらっしゃると思うんですよ。ここで私一応この場をお借りして申し上げたいんですけども、ITというと確かにお年寄りの方などには取っつきにくいという方もいらっしゃるかもわかりませんけども、私はITというものは火と同じだと思うんです。火というのは燃える火です。人類は火を使いこなすことができるようになって初めて飛躍的な進歩を遂げてきた、ほかの生物、動物と違う大きな進歩を遂げてきた。ところがその火は同時に人類に大きな害役をもたらしてきた。火による戦争、火災、あるいは原子爆弾まで人類はつくってしまった。ところが人類はこれからも生きていくためには火なしには生きていけません。電力を起こすため、航空機や自動車を動かすため、すべて火が必要です。火と一緒に人間は成長し、進歩し、また何億人という人命が損なわれてきた。ITも同じだと考えます私は。ITは大きな未来への希望と勇気を与えてくれると同時に、昨今のますます顕著になっているような大きな問題も同時に併発している。翻って新宮市においては何十年となく繰り返して、消防に関して設備充実を図ってきましたけども、もちろん新宮市のみならず全国で、永遠といまだに全国で火災発生は1年間6万件でしたか、火災による死者は1,000名、これだけの投資をしてなおかつそれだけです。ITはまだ緒についたところでまだまだそういう消防的な要素、そこからITから自分たちを守るというふうな施策はまだまだ不十分です。したがっていかにITを活用すると同時に制御コントロールしていくか、これが重要な課題になると思うんで、ひとつそこら辺も含めて、市長今後ともよろしくお願いいたします。

 では次の項目に移ります。文化観光都市実現のための神倉神社、速玉大社間の歩道ルート整備を建白、市長は当選以来、文化観光都市ということは従前から変わらずこれを自分のテーマとしていくんだというふうなことをはっきり明言されております。それで新たにといいますか観光、どういうふうに実現、成果あるものとして実行していくかということをちょっと考えてみたいんですけども、まずですね当局にちゃんと御説明していただきたいんですけども、新宮という名前、その由来なぜ新宮という名前がついたかきっちりちょっと御説明いただきたい。と申しますのは私の友人、東京とか関東、東北そちらの方にも友人多いんですけども、その人たちが一応にいうのは新宮、和歌山県地図を見るとその上流に本宮という所がある。熊野三山も那智大社、本宮大社、速玉大社、新宮のルーツは本宮ですか、本宮が元々あってそれから新宮というまちが新しくできたんですか、そのようなことを数回たびたび質問されたことがあります。まずとりもなおさず、まずは新宮の起源を多くの方に、新宮市以外の多くの方に知ってもらうことが、とりもなおさず大事だと思うんですけども、新宮という名前の由来、どういう由来でしたでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 和田文化振興室長。



◎文化振興室長(和田隆君) 

 確かに漢字で書きますと本宮、本、本当の宮、新宮、新しい宮というような意味合いからいくと、そのようにとられるかもしれませんけども、もともとは新宮という名前はですね、熊野速玉大社が元来新宮と、新しいお宮と呼ばれています。このことはですね、熊野速玉大社の祭司というんですか、祭りしている神様が一番最初、千穂ケ峰の中腹にございます神倉神社、こちらの方御神体はゴトビキ岩なんですが、こちらの方に降臨されたという形の中でこちらの方でお祭りされておりました。そこより現在地の方に社殿を構築したと、いうような形の中で新しいお宮というような名前の新宮と、いう名前がいわれております。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、そうしますとですね、じゃあ新宮という名前ができたのは何年ぐらいですか、西暦何年ぐらいですか。



◎文化振興室長(和田隆君) 

 新宮と呼ばれてたという史跡の資料の上ではですね、熊野三山の中では一番早く、熊野速玉大社という部分、新宮という部分が現れております。これは766年に資料の方で書かれておるというようになっております。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、766年ということは那智大社、本宮大社よりも速玉大社の方が早かったということ、それでよろしいんですか。



◎文化振興室長(和田隆君) 

 早かったといわれる、私ども文化振興室としてはその資料の中で出てきておりますので、文献上一番最初の年代で熊野速玉大社が出てきておるということでございます。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、神倉神社の降臨、神が降りたったということでしょうけども、当然伝説でしょうけども、日本国中見渡しても神様が降りたった神社、場所というのは幾つぐらいあるんでしょうか、ほとんど有名な高千穂とかありますけども、ほかに幾つぐらいありますか。



◎文化振興室長(和田隆君) 

 ちょっと幾つぐらいといわれると神社とか御神体、あるいはお祭りしているという部分は本当に数多くございまして、私もちょっと数については勉強しておりません。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、まあいいです。私ショックだったことがあるんです。去年の秋ぐらいの話ですけども、速玉大社へ車で参拝に行ってあそこの駐車場へとめたんです、車を。そうしますとそこへ大きな大型の観光バスが来ましてバスガイドさんがですね、乗客に向かって速玉大社です、降りたい方はどうぞ、そういうふうにおっしゃってた、それを耳にしました。至近距離で、降りたい方はどうぞということは、別に強いて見なくても結構ですよというふうに私は受けとれました。そういう言い方でした、バスガイドさんがお客さんに。悲しいかなやっぱり現実として熊野三山とはいうものの、速玉大社は那智大社、本宮大社の二つに比べれば大きく水をあけられて3番手であると、これはもう観光業界というかその人たちのそういう見方、こちらが私がいうんじゃないですよ、そういうふうになってると思うんです。恐らく、当然その滞在時間も那智大社、本宮大社に比べれば速玉大社は短いだろうし、観光バスガイドさんはそういうことよくわかっててバスガイドさんもそうですね、当然お客さんにおもしろくないと言われるところをガイドしたら、あんなとこおまえ見せられたけどつまんなかったと言われたらつらいでしょうから、当然ある程度そこら辺でここはぜひごらんくださいとか、ここはそんなに見なくてもいいですよってぐらいのことは、ひょっとしたらどこのバスガイドさんも言ってるかもわからない、それは現実だと思うんです。非常に残念です。そういった新宮という名前の由来が歴史上千何百年前からそうやってあるのに、なおかつ速玉大社、ほかの二つの大社に比べて全く引けをとらないそういう格式伝統があるのに現実はそうであるという、非常に残念で私よくそれから本当にいろいろ考えたんですけども、どうにかしてこれをですね、本宮大社や那智大社に劣らない本来の速玉大社の価値を認めていただけるか、観光資源として復活することができるのか、そこで今回申し上げさしていただきたいんですけども、神倉神社といういわゆる元宮ですね、本のお宮さま、速玉大社という新しいお宮さま、その二つ今現在のところは住宅街ができ上がってしまいまして、全然そのルートが整備されていない、できればこれをですね、速玉大社と神倉神社間のルートを整備して遊歩道的なものに整備してですね、歩いて観光客が速玉大社から神倉神社へ、歩いてといいましてもとにかくただ道があればいいってものじゃなくて、探索しつつあるいは市の新宮市のムード、空気を吸いながらですね神倉神社へ向かうルートをなんとかつくれないか、そのように思ったんです。それでですね、もしそういうふうなルート整備ができましたら、完成しましたら、昨年から実施している熊野川川下りですね、朝10時に熊野川町の道の駅を出て11時半に権現河原に着くと、そこから上陸して速玉大社に参拝する、その近くでお昼を食べる、そこからまたゆうゆう歩きつつ神倉神社に歩を進め、そこで石段をゆっくり登ってゴトビキ岩に参拝して降りてくる。まあいえばこれで丸1日新宮市で観光客が有意義な時間を楽しめる、すなわち滞留時間が長くお客さんを引きとめることができる、そういうふうなことが可能じゃないかと私は考えたんです。今まで観光ということでいろいろと施策を進められてきましたけども、ちょっと断片的、徐福は徐福、浮島は浮島、新宮城は新宮城それぞれ観光価値はあるでしょうけども、断片的で相互連関的なものが足りなかったと思います。今後ここら辺を今言った、私が言ったこの二つの世界文化遺産これを中心とした観光の開発、商工観光課どうでしょうか、このようなプラン、このプランがいいか悪いかというか、それがどういうことになるかどうか、今の私のあれでどのように思われましたか、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上野山商工観光課長。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 当市が最もこれから重要視していかなければいけないのは、まちなか観光だと思います。この概念は私どもではなくても前任の観光主幹等から出された概念ですが、これは私は非常に有益な最も新宮にマッチした施策だと思っております。その意味でそれをどう具体的に実施していくかということについては、先ほどの話がありました、まずこの新宮の歴史の発端、神が降臨した地、あるいは世界遺産等の要となっている速玉大社、そこからのルートを位置づけていくことは大変有意義なことであると考えます。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、私もそう思います。まちなか観光、つまり、まちなか観光というためには新宮市に滞在していく時間を1時間、1分でも長くしてもらう必要がある。そしてバックボーンとしてこの山沿いにですね、そういうルートができれば、そこから徐福だとか浮島だとか新宮城とかへ面的な展開ができる面ができれば、当然まちなか観光、これはにぎわうに決まっています、そうなるでしょう。そういうふうな取り組み、まず優先、最優先としてこの速玉大社と神倉神社間のルートを再整備していただきたいと私は思うんです。その際にですね、気になるのがそうやってしていただいたんですけども、心配なのがいわゆる神倉堀端下水路、都市下水路なんですけども、先日の予算審議の中で私ちょっと質問さしていただきましたけども、都市建設におかれましては着々と一応整備を進められているようですけども、やはり、これ今の現状では従前より確かに少しはきれいになったかもわかりませんけども、きれいな川とはまだ言えないんじゃないかと、まあいえば神倉神社の真下に都市下水路があるわけなんですね、どうしても観光客が来たらこれ目にとまってしまうと思うんです。ですからより一層の浄化、美化を募っていかなければ、初期の目的は達成できないんじゃないかと思うんですけども。ところで、それを前提としてですね熊野学情報センター準備室にお伺いしたいんですけども、準備室では地域活性化への平面整備プロセスということでチャートできれいに、この新宮市の観光を図式的にですね説明されておりますけども、この中では神倉川と表しておりますね。いじわるな質問で申しわけないんですけども、都市建設課はこれは都市下水路であると、準備室では神倉川であると、そこら辺の違いはどうなってどう御説明をしていただけるんでしょうか、お願いします。



○議長(上田勝之君) 

 坂地熊野学情報センター準備室長。



◎熊野学情報センター準備室長(坂地伸三君) 

 私どもは川だと認識しております。神倉神社へ橋を渡ったところはコアゾーンでして、その手前の川というのは一部ですけどもバッファゾーンという形の中で川というふうに認識してます。



◆1番(戸田隆君) 

 これはあれでしょうか、要するにこの河川でも下水路でもいいんですけども、国からの補助を有効にもらうためにそういうふうないきさつがあったんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 池端都市建設課長。



◎都市建設課長(池端洋一君) 

 神倉堀端下水路につきましては、市街地の浸水の防除を行うために、方法として都市下水路という事業手法をとりました。これは国からの補助金がいいということと、現場の状況から考えまして都市下水路での整備方法が有利であると考えたために、こういう位置づけを行って事業を行った次第でございます。



◆1番(戸田隆君) 

 新宮市のホームページのトップページ一番左上にキャッチフレーズとして海、山、川が輝く世界遺産のまちと、これ新宮市のキャッチフレーズとして全世界に向けて発信されているわけです。そういうふうなことは国とのその補助ということで経緯はひとまず置いとくとして、誰かがそこを見て川と思えばやっぱり川でしょうし、恐らく大抵の人が山を見て山と思えばそれは山でしょうし、決まりがどうであろうが書類上どうであろうが、川は川、海は海、山は山だと思うんですけども、これを熊野学情報センター準備室どうでしょうか。バッファゾーンもっときれいにする必要感じますか、どうでしょうか、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 坂地熊野学情報センター準備室長。



◎熊野学情報センター準備室長(坂地伸三君) 

 やはり川というのは本来、清流というイメージがございますので、当然そこを訪れている方がですね、それを川と見るのかわかりませんけども、やはり川という一番基本的なことはやはり清流ということが基本であろうと思います。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、そこでとにかくきれいにこしたことはないので一々こんなこと時間をかけて議論してもしょうがないんで、そこで神倉川あえて神倉川と呼ばせていただきます。市田川浄化のためにこれまでいろんな施策が講じられてまいりました。合併浄化槽ということ、これも合併浄化槽に対する補助ということも、新宮市は平成3年からでしたかやってこられて累計1,280基でしたか、程度の実績を上げられておる。合併浄化槽の整備というのは河川浄化に大きく寄与していると思います。そこで官庁速報、平成17年12月7日、去年の12月の官庁速報から発見したんですけども、岩手県紫波町ここでPFI民間資金活用による社会資本整備、これを活用してですね、合併浄化槽の整備設置を早めようとする、早期実現を図ろうとする施策が講じられているそうです。生活環境課にお聞きしたいんですけども、生活環境課に私この資料渡しましたけどもどうでしょうか、この施策の有効性、あるいは新宮市でこういった施策が可能かどうか、その辺の見解ありませんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 西生活環境課長。



◎生活環境課長(西寛君) 

 新宮市では家庭排水の処理につきましては、浄化槽の整備ということで今やっております。今、議員さんおっしゃられましたように平成3年から補助を出してやっておるわけなんですけども、先ほど言われました岩手県の紫波町のPFI民間資金の活用ということでお聞きしまして、私の方でも問い合わせしてみました。そうしますと、どういうふうにやるかというと民間会社が浄化槽を設置し、町がその施設を買いとると、維持管理は民間会社が行うということだそうです。これにつきましては環境省の方の補助が出るということなんですけれども、紫波町の方では平成18年4月、来月なんですけども来月から開始されるということで、私たちも十分気をつけて見守っていきたいと、今後こういった方法も研究していきたいと思っております。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、市長あのですね、紫波町といいますのはもちろん市長御存じでしょうけれども、岩手県で人口が3万4,600人、新宮市とほぼ同じ規模のまちです。それでですね、この方式で5年間で1,000基の浄化槽を整備するという計画を策定して、今、西生活環境課長から御説明いただいたように着々と実現に向かっている、私ども新宮市においては合併浄化槽の補助事業というものは平成3年でよろしいですね、始められたのは。15年近くかかってやっと1,280基なんですね、ですからものすごくスピードアップが期待できるという方向、なおかつもう一点私の個人的な意見ですけどもつけ加えさしていただきますと、当然合併浄化槽を設置するとなればですね、波及効果としてそれに付随するいろいろな工事も含まれてくると思うんです。土木、建築、造園その辺の付随工事も含まれてくる、地域経済に波及する効果はまた大きなものがあると思うんです。そういった面も含めて、ですからそういう地域効果もある、経済効果もある、環境整備にもなる、観光にも役立つ一石三鳥のこれ合併浄化槽の新しいやり方だと思うんです。市長も先般繰り返しておっしゃっておられる民間活力を導入していく、使っていくんだと強調しておられる、新しいこれ地方自治体の取り組みとしてこういった合併浄化槽PFIでやっていくということ、市長はどのようにこの現在進行形のことをごらんになっておられるでしょうか、御見解お願いします。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 合併浄化槽の設置推進は長い取り組みをこの新宮市政も積み重ねてまいりました。前任の市政のときにも、他の自治体の余った合併浄化槽分の枠の確保に、直接県庁に伺いそれを導入してきた経過もございます。市政としては全面的にこれをバックアップして、現在の補助制度は十分でない部分かもわかりませんが、しかし継続の中で先にやったものはそれで、後からはこんなに急に補助金がふえたよと、こういう不均一なこともできないでしょう。これらの効果を大いにPRしながら、市民全体がこれに目を向けて合併浄化槽の設置について促進されることができたら、うれしいことだとこのように思っています。事業としては必ず継続して推進してまいりたい、かように思っております。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、継続していくことと、新規にアクションしていくこと、これはちゃんときちっと分けてですね、あるいは整合性がとれるようにもちろんやっていかなければいけないと思うんですけども、すべて私が思うのは時間というものがいかに重要であるか、これは絶対に軽視できない、短期間に大きな成果を上げるということも重要な課題だと思うんです。それでこういうことを申し上げているんです。そういう背景はそれでわかりました。最終的にといいますかもう一度元に戻ります。神倉神社、速玉大社間、もしですね、そうやって歩道ルートを整備するなんらかの施策、お金を投下してやっていくということになれば、莫大なお金も必要でしょうし、時間もいろいろとかかるわけですけども、今回新市ができた、合併特例債がある、そこでですね、例えばお聞きしたいのは歩道整備するとかっていうふうな事業の場合、補助ですね、これまでも歩道整備といいますと、伊佐田町とか、歩道といいますか石畳整備とかやってきてるわけですけども、どの程度見込めるんでしょうか。というのは合併特例債単独だけじゃなくて、補助をつけてさらにそこに合併特例債を張りつければ、一般財源からの支出はきわめて有利になるんじゃないかと思うんですけども、その辺はいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 事業の手法ですが、いろいろの補助の取り方があると思います。地方道路特定財源で補う場合は起債が90%、戻り交付税が30%とかですね、いろいろ手法がありますのでその時々によってですね、県とも協議しながら枠もありますので、有利な方法をその都度協議しながら適応しているというのが現状でございます。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、最後に市長に観光ということで統一的な見方をお伺いしたいんですけども、いろいろな市長に対しては、提言というか、アイディアというか、降ってくるというか、わいてくるというかあると思うんですけども、そういったものを私はまずお願いしたいのは整理してですね、余り散発的、あるいは拡散型にならないように集中してやはりこれがまず優先であると、ここを柱にそこからこう広げていくんであると、拡大していくんであると、そういうふうな根本的な施策が要求される。なぜならば、これは一度そういうルートをつけてしまえばルートといいますか、施策大きな長期計画を立ててしまえば将来10年後、20年後までに戻ってずっとこれは影響してくる。肝心なことですから、今後市長が何期お勤めになるかわかりませんけども、その先の次世代までにも影響することですから、そういった根本的なきちっとした取り組みが必要だと思うんですけども、市長その辺はお考えいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この御提言いただいております、例えば速玉大社、あるいは神倉を結ぶルートの開発の問題等を含めてのことでありますが、私自身はこの新宮市もちろん新しい熊野川、合併した熊野川町域も含めて基本的には、世界文化遺産にふさわしい美しいまちにしたいというのが、自分の将来的な目標といいますか、目指している方向はその一点であります。そのような中からまち並みの問題につきましても過日来、既に議員も御存じだと思いますが、42号線の橋本からちょうど大橋手前の交差点まで延長にして約1.2キロメートル、1,200メートルぐらいになるかと思いますが、電線の地中化をはかる共同溝のそういう事業採択も既にこの18年度から実施されようとしています。近畿地方整備局所管の延長としては、例のないそのような取り組みだということも聞いております。そのような中から速玉大社の門前まち的なそういう色彩を醸し出していくためにも、あの本町の通りさらに42号線を経過するあの主要な通り、これらが美観を保つ地域として生まれ変わっていくことを期待しつつ、そういうことの中から神倉だ、あるいは速玉だ、というまちなか観光の一つの拠点として展望が開けていくんではないかと、このように期待しつつそういう事業に対しては国としっかりタイアップして、いろいろな手法を使って基本的にはこの美観に優れた我々が自慢に思う、そういうふうにきらりと光るまち並みづくりに努力してまいりたい、このように思っておるところです。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、観光観光といいましてもやはり基本はですね、世界の観光都市を見回してみてですね、そこに住んでいる住民が本当に満足できるといいますか、生活を楽しめる都市、それがやはり観光都市、世界全部ほとんどそうです。市長おっしゃったように美化とかいろんなすべての生活環境とか、すべてをひっくるめて住民が満足できる、本当に生活をエンジョイできる都市づくりこそが、究極的な文化観光都市に結びつくと私は思いますので、今後ともより一層努力をお願いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午後0時01分

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△再開 午後1時00分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 1番、戸田議員。



◆1番(戸田隆君) (登壇)

 では午前に引き続き一般質問を行います。

 もう一つ、最後の3番目の都市機能整備の観点からの熊野地地区の未来について考察するという項目に入ります。都市機能を中心市街地において集中整備するというふうな提言を、私はこれまで2回ほどこの席でやらせていただきました。今回はそれに新たな要素を付加してそれを補足していきたいと思います。新市発足に伴い佐藤市長が今後実施していく施策は、特に合併特例債の活用を軸に、新宮市のこれからの将来10年、20年あるいはそれ以上の長期間にわたって重大な影響を及ぼす、このように考えられます。かつて佐藤市長が最初に就任した当時はそれ以前から引き継いだ医療センター、あるいは新宮港第二期工事といった点がそうだったように、これから打ち出していく施策が将来に大きな新宮市の発展にとっての命運を握っていると、このように考えております。観光については先ほど午前中お話さしていただきましたようなプランを実現できれば、私はある一定の効果は期待できると信じておりますが、地域産業、あるいは基幹産業そういったものの育成という観点からも大胆な発想、構想の転換を図るべきだと私は考えます。ここではっきりとまず結論じみたことを言わしていただきますと、これまで新宮市は昭和40年代以降でしょうか、それ以前からでしょうか、地域経済発展のために企業誘致が経済活性化にとって欠かせないプログラムであり、それが優先的に第1位であると、いうふうに考えられていろんな議論がなされてまいりました。しかし、私はこの21世紀冒頭において既に企業誘致による経済活性化というプログラムはもはやその実効性は期待できないのではないかと、かように考えます。なぜかと申しますと、日本経済そのものが21世紀に入って大きな体質転換をしているためです。当然それに伴い地方経済の方向性も違ってくると思われます。本年2月13日、日本経済新聞によりますと2005年の国際収支は所得収支の黒字が過去最高を記録し貿易収支を上回っていると、上回ったと、このように報じられております。これは戦後初めてのことで、日本経済が大きく体質転換しその成熟化に向かっていると、その証左であると報じられております。所得収支というものは御説明するまでもなく、皆さん御存じでしょうけども、日本の企業や投資家が海外から受け取った債券利子や株式配当額などから海外に支払った額を差し引いたものでございます。この所得収支の考え方、分析の仕方、これを新宮市に当てはめて考察いたしますとどういうことかといいますと、戦後、新宮市経済の所得収支は常に大幅な赤字であったとこのようにみなせます。新宮市における所得収支というとどういうものかといいますと新宮市民と言った方がよろしいかもしれませんけども、小学校、中学校、高校と多額の教育費もしくは養育費をかけて子供たちを育て、大都市の大学に進学させてはまた仕送りをすると、莫大なお金を投じて教育する、大学卒業後はふるさとに帰ることもできず大都市部で就職してきた。要するに新宮市で稼いだお金が大都市でばらまかれている、新宮市にとっては何の見返りもない、所得移転という言葉も適当かもわかりません。この所得収支というものを改善する以外には、私は新宮市の経済を黒字転換することはできないと思うのでありますが、さて現実的にどのような施策が有効かと申しますと、2007年問題というふうに昨今はマスコミでも言われておりますが、大都市で定年を迎える年金受給者、そういった人たちが退職後の永住地として新宮市を選択してもらうことである、かように考えます。つまり、はっきり簡単にいえば、年金が日本全国で働いて積み立てられた年金が、新宮市に少しでもたくさん落ちるような大きな仕掛けを構築することである。これ以外に、私は新宮市の経済が活性化する有効な手段はちょっと現状では見出せないと私は思っております。日本経済そのものが世界経済の大きな流れの中で、戦後の工業製品輸出による経済立国政策が大きな曲がり角に差しかかっている以上、21世紀においては企業誘致政策これは日本国経済のトレンド、もしくはニーズにリンクしない、マッチしない、したがって新宮市においては企業誘致というものはもちろん、全く無価値であるとは申しません。当然新宮港第二期工事これが間もなく完成するわけですから、これに関しては企業誘致をしっかりやらなければなりませんが、それをしても根本的な新宮経済の浮上策になるとは考えにくいのでございます。そこで実際の施策として、市の施設を新宮地区に集中展開することにより都市生活者の利便性追求というニーズを満たし、また生活環境を改善を促進することにより快適な生活空間を創出することが、年金が新宮市に落ちる仕掛け装置になるとそのように思うわけでございます。ここで市長に一つお伺いしたいのですけどもいかがでしょうか、もちろん先ほど申しましたように新宮港第二期工事が完成すると、企業誘致どうしても完璧になし遂げてなんとか販売し、それをてこに企業誘致をして新宮市の経済活性化を募ると、これだけで新宮経済界は発展するでしょうか、それとも私が申し上げましたようなことも考え合わしていく必要があるとお考えでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 新宮港を軸とする経済の振興の核として、これを利活用していくという点についてはこれからも市政が懸命の努力を積み重ねていかなければならない、そのようには思っておりますが、議員が御指摘されるいわゆるこの快適な住環境を整備し、いわゆる年金所得者等の新宮市への移住といいますか、田舎暮らしを誘致展開することによって市の将来的な安定的発展というものについて、力を入れていく必要性ということについてはある意味では、ある意味というよりもある方向では私も同感に感じております。しかし合併した今日、新宮市は市街に集中している人口だけでない、周辺に環境の優れたエリアに生活上の不便をかこちながら、なお生活の拠点を構えている大勢の市民がおるわけであります。市域全体を包括的にとらまえ、どのような住環境の整備やあるいは快適な居住空間を確保するために必要なのかということは大きな課題でありますが、これは避けては通れませんから、長いこれからの取り組みの中で計画的プロセスを得て、この新宮市のまちづくりについての展望を示していかなきゃならんと、かように思っているところです。そのような中から新しい新市になりました長期総合計画も策定していかなければなりません。そういうことの中にしっかりと今、戸田議員が御指摘になりましたような点も踏まえて、この計画性の中に盛り込む、そのようなことだけでなく着実にこれを進展をさす、計画を実行していくという市政の展開の中で打開を図っていきたいと、このように思ってるところです。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、当然何十年この地域で居住していただいている市民の皆さんのそういった生活環境を守り、かつ改善していくという策は当然のことでございます。それにつけ加えて新しい展開発展を期していくべきだと私は思うのです。定年退職者がですね、仮にもし新宮市に定住することになれば、その生活費は当然新宮市で消費されるわけですし、おじいさん、おばあさんがいれば当然その子弟あるいはお孫さんたちが新宮市を訪れる機会もふえることでしょう。そういった消費支出はトータルではおのずと新宮市経済に潤いを与えるでしょうし、雇用の機会は増加していくものと予想されます。もちろんその高齢者への社会保障経費が他の世代より多くかかることは十分承知しておりますが、そこにも医療や介護に関する雇用が生まれるはずでございます。そこでまずちょっと具体的にあくまでもシミュレーションですけども、考えてみたいんですけども、今の時期こういうこと考えるのが大事なときじゃないかと思いますので、熊野地地区、新宮市この新宮地区ですね。新宮市の中の新宮地区の中のさらに熊野地地区、この地域の発展といいますか、どう活用していくかといいますか、熊野地地区の将来設計がいや応もなく新宮市の未来に大きく影響してくると思うのですが、例えばですね、熊野地地区かつて工業地帯といいますか、新宮市の木材産業あの辺に集中しておりまして、新宮市を支えてきたわけですが、次第に衰退しておりまして抜本的なグランドデザイン、どう活用していくかという計画をつくっていく必要があると思うのですが、例えば熊野地地区の事業者、工場などこれ新宮港へ移転といいますか、もしできるのであればそうしたことも有効な手段と考えられないでしょうか、市長いかがでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 議員が御指摘されますように新宮港の土地の利活用につきましても、企業誘致一点張りでこの利活用を図っていくということについては、大きな陰りが生じていることは事実です。既存の新宮市がもつ潜在的ポテンシャルといいますか、そういうものにもしっかり目を向けて既存の事業者、あるいは既存の産業と強く連携を図る上での利活用ということも当然必要だと思い、それが重要なことだと、このように思っております。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、そうですね、そうやってですね既存の今までの状況にとらわれることなく、どういう設計、デザインが最も好ましいのか、それに近づけるためにはどうしたらいいのか、というふうなことが私は必要だと思うんです。もう一ついいますか、12月議会でも市長は新年度以降学校統廃合を積極的に考えて課題にしていくんだとおっしゃっておられました。新年度以降そういう課題にしていくんだとおっしゃっておられました。学校統廃合につきましてでもですね、単にどの小学校を廃止するんだ、あるいは統合するんだ、中学校はどうするんだというよりも、抜本的に丹鶴でも蓬莱でも千穂でも王子でもない、その四つ、今までのこの新宮市における四つですけども、そういうことをまず意識からはずしてどこにどういう小学校が本来は理想なのか、中学校の場合、今後県立の県立高校に中学校ができるというふうなことも報じられておりまして、となると新宮地区だけで新宮市立中学校が2校、私立が1校、県立中学校が1校と四つもの中学校ができる。果たしてこの狭い区域で四つの中学校がいるのかどうか、城南でも緑丘でもない全く新しい観点から中学校をどうつくっていくか、そういうふうなスタンスが必要である、もうすべてにおいてそうだと思うんです。医療療養型病院でもそうです。今までの経緯とかそういうのにとらわれることなく、もちろん今までの経緯を尊重することは大事ですけども、そういったことにとらわれることなく新たな設計図をつくっていく、そういうことを考えていきたいと思うんです。また文化ホール、スポーツ施設、スポーツ施設といいましてもいろいろ野球場からサッカー場、テニスコートあるいは水泳プール、陸上競技場いろんなものが考えられますけども、本当にどこにつくるのが市民にとってより便利であり、より使いがってがいいか、長く使っていけるか、はっきり申し上げてこれまでの政策は行き当たりばったりとまではいいませんけども、その状況、状況で安易な選択をしてきたことも考えられると思うんです。市長今恐らく頭の中では、市長就任以来いろんなことを考えつつ、いろんな組み立てをしておられると思うんですけども、そういった抜本的な新宮市の未来設計図について、市長はどのように今のところお考えある程度整理されておられますでしょうか、お話いただければと思いますけども。



◎市長(佐藤春陽君) 

 議員御指摘のように、私の頭の中には確かにこの非常に今のところはアバウトでありますが、将来の新宮市をどうデザインしていくか、それは夢も含めまして限りなく広がっています。しかしその中でこの思いでは新宮市政というのは私一人のものではありませんから、長期計画の総合計画をつくるにつきましても、市民が参加する、あるいはまた市議会の皆さん方がこれに対して積極的に関与していく、そのような中で全体の合意をつくるための作業を実際的には履行していかなきゃなりません。そのような中で行政の運営管理者としましては、これらを順位づけする計画を定めてそれの実行順序を順位していく中で、計画性をもった取り組みをしていかなきゃなりませんが、ときには柔軟な手法も必要で、あるときには、例えば今いう国土交通省がシーニックバイウェイへの手法を積極的に展開しようというような新しい施策が突然出てくる場合もありうる、それは全体像の中で出てくる一つのことでありますけども、チャンスは前髪でつかめという言葉もありますから、時にはその順序を変更してでも柔軟なこれが実現できる近道だということであれば、積極的に私は決断して、それらの事業の前倒しということも決断しなければならない、またそれが将来的に10年、15年後の新宮市を考えますときに実行していく市政の中で必要な柔軟な具体的手法、これを取り入れることも非常に必要ではないかと、このように思ってるところです。ですから計画があって年次計画があって、この年次計画に載っていないから今年はやりませんよ、あるいはまたこの計画はこうでそれだけに集中していたずらに年月を経過する、こういう手法は私はとりたくありません。そのような中で当然戸田議員が御指摘のように、そのための目標ともいうべきグランドデザインというものは将来の新宮市の設計図を起こしてしっかり市民に提示して、提案をしてお見せする必要があると、かように思っているところです。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、今御説明いただきましたその柔軟な対応をしていくというところですけども、ということは柔軟な対応ということは、継続的にこれまでやってきたことであっても、それがある時期、ある時点で本来の意味を達成できない、本来の目的を達成できない、あるいは現実的に効果がない、そのようなことがわかったといいますか、そういうふうな時点に達しましたら中止することも、あるいは大きく転換することもありうると、そのように考えてよろしいでしょうか、市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 いたずらに朝令暮改のそしりを受けるような施策はとるべきではないと、そう思っております。しかし時にはこのような厳しい経済環境の中で、しかも高度経済成長というものが今後5年10年見通しても、再来するということはあり得ない、そのような中から新しい新市、構築していく中では私は全力を尽くしていろんな諸制度の援用も含めたそういう精神は高潔に、しかし手法は柔軟な対応ということも必要ではないかと、このように申し上げているところです。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、結論的にといいますか質問の仕方が難しいんですけども、ここがはっきり企業誘致で新宮の経済は発展しますか。そのようにお考えですか、若者は定住しますか、極最適な質問で申しわけないんですけども、市長本心どうですか、そう思われますか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 その誘致して成功する、そのような各企業や事業の中で魅力のあるいわゆるそういう職場であれば若い方々を誘引することができるでしょう。しかし今企業誘致に成功したからといって、その企業誘致で雇用力を確保するその雇用の対象となる方々がパート形態であったり、あるいは不安定な就労形態であったりするということであっては大きな効果は期待できない、そのように思っています。しかし切実な課題として、若い方々を含めて市民全体にいえることでありますが、就労の場が絶対的に足りないということは、この新宮市の致命的欠陥であります。そのような中から、やはり市民生活を継続し、またこの新宮市政を支えていくためには、そういう働く場の確保ということは、これはどうしても我々としては手を尽くしていかなければならない、そのように思っています。ただ魅力的な職種であるか、魅力的な業種であるか、これらについてはぜいたくいえる今の時代ではありませんけれども、よく見きわめて企業誘致がすべてオールマイティーだということには私は考えておりません。



◆1番(戸田隆君) 

 はい、市長の今の御説明は短期的な雇用の確保と長期的な雇用の確保というふうなことを同時に御説明されたと思うんですけども、短期的には短期的な雇用の確保、つまりあしたの朝飯を食わなきゃいけない、昼御飯もいる、夕御飯も食べなくちゃいけない、そういった中での差し迫った短期的な雇用と長期的に20年30年あるいはもっと先のことを見越した雇用の確保、これは別に考えるべきだと私は思うんです。当然市長がおっしゃったようにあすの御飯を確保するための雇用の確保、それはもう絶対必要です。それに加えて長期的な雇用の確保を見込むような政策を打ち出していかなくては、これは市民、今暮らしている市民も安心して未来の夢を持てない、夢を持てないということは人間じゃないと一緒ですよ、夢がなくて何が人間生きていけますか。やはり、そこが政治が市民に対してやっていかなければいけない使命だと私は思うんです。この夢を持てないような自治体であれば、市であれば、あんまりそれは全くはっきりいって意味がないように私は思うんです。ですから私はそういった点で長期的な新宮市の未来という点で、こういった今まではなかったスタイルの新しい形の地方自治体、地方都市のあり方、生き方をなんとかして、模索して行政皆さんのお力もちろん議員も市民もすべて全員総動員してこれを考えていきたい、いかなければいけないと私は申し上げたいんです。企業誘致大事ですけども、一つとにかく大艦巨砲主義、かつての大艦巨砲主義のようですね。時代は変わっていくにもかかわらず、いつまでも大きな戦艦大和をつくって、それですべては解決するんだとそのようなことは絶対にあり得ない。午前中申しましたようにITの進化に伴いまして、生きる道筋というのは、新宮市も個人各位も大きく世界に向かって広がっているはずです。ですから市長、今後ともよろしくお願いしたいんですけども、きちきちと市長そういうことはできる人間だと私は能力を持っていらっしゃると思いますのでお願いしますけども、短期的なこと長期的なこと将来随分先のことまで、この時期、新市ができたこの時期だからこそ本当にみんなで考えていきましょうよ。ぜひお願いします。そしてまことに逆に夢のようなことをいっぱい言いまして最後に悲観的な数字ですけども、いつも私が見て一番つらい数字というのは新宮市の出生数と小学校、中学校の生徒数、出生数も近年の出生数も中学校3年生まで見ましてほとんど300人前後ですねずっと。この10年以上、300人と申しますと70年、今後すると2万1,000人単純に、私たちがみんなここにいる人が亡くなって将来ですね、2万1,000人そのうちの半分が新宮市を離れればわずか1万人しか残らない、新宮市の人口が2分の1、3分の1になる可能性がそこに見えざるを得ないというかそう思ってしまうわけです。やはり、ここで本当に根本的な今までの常識を越えた施策を思い切って打ち出していただきたいと、このように願って今回一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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△杉原弘規君



○議長(上田勝之君) 

 18番、杉原議員。



◆18番(杉原弘規君) (登壇)

 それでは一般質問をさしていただきます。

 私はまず最初に、佐藤市長の平成18年度の予算大綱についてなんですが、その予算大綱の中で一つ私から見て一つ欠落している部分があるというふうに言わざるを得ない、佐藤市長はですね、予算大綱の中で旧市町の課題を十分に把握し、バランスのとれた予算をというふうにいわれています。旧市町とのバランスこういう立場から見ても、この大綱の中に農山村施策がない、私はそのことを言わざるを得ないと思ってます。農林の関係は明記されてます。しかし今度熊野川町と合併をして、今までは木ノ川、佐野そして高田この近辺が大体農山村といわれてました。しかし合併することによって熊野川町の広大な農山村が発生したわけです。そういう中でですね、この予算の大綱の中で概況の中でも、概要の中でも触れられていない、これは熊野川町民にとって甚だ寂しい思いをさせる、こういうのは私の考えであります。木ノ川、佐野地区、高田、熊野川町とこういう農山村が広がった中でどうしてもこの予算、方向市政の施策として、農山村の施策を入れるべきだということを強い気持ちで主張しておきたいと、こういうふうに考えるところであります。木ノ川、佐野も確かに農山村であります。しかしまちなかの農山村といえるのではないか、これは別段切り分けるということではありません。しかし高田とか熊野川町は新宮のまちに出てくるのに時間もかかる、特に熊野川町の皆さんにしてみれば1時間、あるいは1時間以上の時間をかけてまちに出てくる。これが今の新宮市の新しい実態になったのではないかと、こういうふうに考えるところであります。そこで高田の人口は今どのぐらいになってますか。



○議長(上田勝之君) 

 倉家農林水産課長。



◎農林水産課長(倉家博君) 

 2月末現在なんですけども、高田の人口は404人と聞いております。



◆18番(杉原弘規君) 

 それと、現在熊野川町の人口は、2,021人というふうに私は聞いています。これは平成18年2月現在だとこういうことであります。旧熊野川町で、これまでの旧熊野川町の農山村政策というのがあったはずだというふうに思います。その部分について旧熊野川町の担当の方で教えていただきたいと思うんですが、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 平熊野川行政局次長兼総務課長。



◎熊野川行政局次長兼総務課長(平俊孝君) 

 熊野川町の農山村政策ということですが、旧町域の面積が1万7,547ヘクタール、うち農地面積が120ヘクタールとわずか1%にも満たない農地が山間地に点在しています。このため農道の新設、舗装、あるいは用水路の改修事業等の基盤整備、これは農作業の効率化、省力化を図り農業経営の合理化と生産の向上につながる施策として実施してまいりました。このような中で基幹作物である水稲野菜等は農業従事者の高齢化により、作付面積が現状はあるものの厳しいこともありますけれども、維持されて今後の地域農業の担い手になるべき安定した農業経営に努める必要があると思います。また地域の特産品であるいちご、ゆず酢、ゆず味噌、篠尾こんにゃく等についても高齢者ができる生産体制を整備し、農業所得の向上を図るとともに、意欲的な農業後継者の育成が重要であると考えてます。しかしながら地域住民の高齢化、人手不足による後継者問題は、常に深刻なものがあります。そのような中で旧町では篠尾こんにゃくについては昭和61年度において生産施設、厨房なんですけども設置をして支援態勢を整えてきました。さらにいちご、トマト、キュウリ等の産地化事業に推進するための施設として、ビニールハウスの設置等も行ってまいりました。近年特に野生鳥獣被害が増加して、防止対策として農作物や家庭菜園を農作物等の被害から守る施策として、防止施設、電気ぼく柵、網、フェンス等を設置した者に対し助成を行ってきたところでございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 旧熊野川町で今次長が言われましたが、そのような施策はやはりもっていたと、私は新市になってですね、この農山村政策がないということは熊野川町の皆さんは、合併で新市になって不安ももちろんあるかと思いますが、期待も持ってこの合併を見守っていると、いうふうに私は思っています。そういう中で熊野川町の皆さんに対する農山村政策、施策、これはやはり方向を示すべきではないかというふうに考えるところであります。私は農山村政策のこの政策として一つの考え方を持ってます。今次長はシイタケのことを触れられなかったと思うんですが、確かに農山村政策の中でシイタケのことも確かにあったはずであります。私はこの農山村政策の一つとして蜂蜜、養蜂を考えてはどうか、二つ目は休耕田の活用、そして三つ目は今も言われた篠尾のこんにゃく、こういうことを取り上げるいわゆる旧熊野川町がやってきたやつに対して、それはそれなりに力を注ぎながらですね、この農山村といえば田舎でおじいちゃん、おばあちゃんでもできるような一つの方法、それは蜂蜜といえばお年寄りの特権ではありません。若い人でもやりますが、このようにその農山村政策の一つとして、そのようなことを考えるべきではないかというふうに私は思っています。村おこしの一つにミツバチの養蜂をして、収入源としてのこの奨励すべきであるというふうに私は思います。これはお年寄りのお小遣いにもなるんではないかという思いもあります。では養蜂をするということになれば条件が一つ必要になってくるということがあります。そのためには山に花の咲く雑木を植栽するとか、例えば樫、ばべ、栃の木、椿等の植栽をしてはどうかと、そうすることによって純粋の日本ミツバチによって濃厚な価値の高い蜂蜜がとれるとこういうふうに聞いております。さらには花の咲く植物を奨励して植えてもらう、これには野花のこともあります。最近は休耕田がふえて、その中に昔はレンゲの花をようけ花を咲かしてですね、蜂蜜をとったとこういうふうにいわれてます。しかも、レンゲの花の蜂蜜は密度が高いんだとこういうことも聞いてます。さらにですねミツバチ振興条例というのがあったそうですが、こういうこと当局は聞いてませんか。



○議長(上田勝之君) 

 倉家農林水産課長。



◎農林水産課長(倉家博君) 

 初めて聞かしていただきました。



◆18番(杉原弘規君) 

 そういうミツバチ振興条例というのはあるというふうに聞いたわけですね、一度また調べて下さい。私もあるかどうかいうのは確認できてませんので。

 さらにですね村おこしの二つ目として休耕田の活用を進めてはどうか、この休耕田の活用ということになれば何かをつくるということを想定されると思います。そうではなくて休耕田に水を貯める、このことだけでトンボの里が生まれるんではないかと、いわゆる田んぼに水を貯めるだけでトンボが繁殖をして癒しを求めて人が訪れると、こういう実例が高知県にあります。高知県の中村市というのが癒しの里として休耕田に水を貯めて癒しを求めて人が全国から集まってきている、脚光を浴びているとこういうことであります。村おこしの休耕田の活用も含めてなんですが、そのように休耕田の活用ということになれば、水を貯めるということであればですね、本当ならそんなに労力のいるものではありません。

 それから、村おこしの三つ目として篠尾のこんにゃくに視点を当ててみてはどうかと、これは以前も一般質問でやれとこういう話もありました。それの蒸し返しになりますが、やはり今も次長が言われました昭和60年ごろまでは一種ブランド化されていたそうであります。篠尾のこんにゃくというのは、それだけだったそうですね。こんにゃくの玉がとれる時期には、田辺方面からいろんな方面から幾人もの仲買人が来てですね、競りが行われたそうであります。そのぐらい篠尾のこんにゃくというのは有名だということであります。数百貫はとれた、そういうことを当時の知る人はいってます。その篠尾のこんにゃくというのはほかの物とは品種が違っているそうであります。それは今現在ではですね、外からいろんな種類のこんにゃくが入ってきて混同してつくられているそうであります。しかし、この地元の人々はですね、古来の物かいわゆる外来かは一目でわかるそうです。熊野川町の篠尾の皆さんはそういうことを言ってるそうであります。したがって私はですね、古来の物か外来の物かそれはきちっと分別すべきだということを前提にしてます。そうでないと篠尾のこんにゃくが外来の物と混ざると本来の篠尾のこんにゃくにならないとこういうことであります。さらにはですね、これには今こんにゃくを固めるのには石灰を使うそうです。しかし、この篠尾のこんにゃくは凝固剤として樫の木、ばべの木の灰を使う、だからこそ、それは篠尾のこんにゃくとしておいしさを増しているんだというふうに説明がありました。私はこの農山村政策の施策の一つとして三つを申し上げました。ここでですね、熊野川行政局でこの知り得ている範囲で篠尾のこんにゃく、一遍紹介してください。どんなもんですか、なかなか難しいんですか。



○議長(上田勝之君) 

 木下熊野川行政局長。



◎熊野川行政局長(木下進君) 

 大変難しい質問なんですけども、先ほど申し上げました昭和60年前後、この当時はやはり需要も多くあったということであります。500丁とか700丁とかそういった量で生産されておったと、そのこんにゃく玉の生産ですとか、それを栽培するための肥料ですとか、そういうものが当時の状況としては育成のされやすい状況であったと、それがすぐ結果の話になってしまいますけども、現在では生産する方が非常に少なくなりました。そしてそれが故に先ほど申し上げましたようなブランド制の高いこんにゃくをつくろうとする意識も表れていると思うんですけども、食してみますと先ほど議員のお話にありましたように木灰であく抜きされている、そういう状況から非常にもちもち感のあるようなこんにゃくであるということはそういう評価を得ているというとこもありますし、みずから食べたときでもそのような感じはあります。そういうことぐらいしか説明できんわけですけども、そのように御理解いただきたいと。



◆18番(杉原弘規君) 

 まあ一度食べさしていただきたいと思ってます。この農山村施策としてのこの問題というのは、私は今三つの具体的な内容で提案みたいな格好になるわけですが、この新新宮市はですね、熊野川町と合併して高田も含めてですが、広大な農山村が発生した、そういうことによってですね農山村施策がどうしても必要になる、これをなくしてこの農山村施策をはずして新市のこれからの成長、あるいは発展というのがないんではないかというふうに私は思っています。5年あるいは10年の長期のスパンで農山村施策を打ち立てるべきだということを強く要望したい。市長にお伺いしたいんですが、熊野川町の皆さんが合併してよかったと高田の皆さんも農山村の仲間がふえてよかったといえる施策を取り入れるべきだと考えるが、市長の考えを聞かせてください。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 農山村施策の必要性は議員御指摘のように、その中、三つの提案をなさいましたが、私自身も休耕田の活用についてはなんとかこれを有効な物として利用推進したい、そのような思いでおりまして選挙時もこれを公約の一つとして掲げました。具体的な手法として、まだどのような方向でこの休耕田を活用していくかということについての具体的な政策を打ち出しておりませんが、これからも農業関係者の皆様方としっかり御協議をさしていただきながら、どのようなかつ市民のニーズにあった休耕田の活用が図られるかということについては、関心を寄せつつ新しい施策の展開の中で対応してまいりたい、このように思っているところです。また農産品のとりわけ非常にグレードの高いいちごや、あるいは今御指摘されました特産品としての篠尾のこんにゃくや我々かつて旧新宮市が持たなかったそういう産品を、我々の新しい新宮市の域内の中から生産する地盤土壌というものを築き上げているわけでありますから、これからもその辺も踏まえながら、新しいこれからの農山村対策についての施策の方向というものを必ずこれからつくり上げる長期計画の中にも、これを盛り込み具体的な年次の実行を重ねてまいるよう努力してまいりたい、そのように思っております。



◆18番(杉原弘規君) 

 ぜひ私のそういう農山村政策のこの方向でですね、特に私はお年寄りでも大変今厳しいいうことも聞いていますが、やはりこの農山村の山奥で暮らしててよかったといえるような施策にしていただきたいと、やはりそれには行政の力はどうしても必要かというふうに思います。そのことなしにですね、幾ら施策をしなさい、農山村施策といってもやはり行政の力で手を差し伸べない限りやはり発展しない、熊野川町が合併することによって新宮市の農山村は膨大な広域になったわけですから、ぜひその点を踏まえてよろしくお願いをしたい、いうふうに思います。

 それでは次の課題に行きます。新宮港第二期工事の償還問題、それから新宮市の全体の償還はどうなっているんか、さらにですね、今後の見通しはどうなるんか、こういう立場でお伺いをしたい。旧新宮市の決算内容から見たんですが、この旧新宮市の決算内容、新宮市の一般会計に繰り入れられている市債、長期借入金ですね。その現況が広報しんぐう、平成17年5月号で出ています。その数字をもとにしてお尋ねするわけですが、一つの市債、第1番目に市債なんですがこれの長期借入金が139億5,925万円となってました。二つ目の企業会計それには水道事業と病院事業があるわけですが、水道事業では25億2,567万円、病院事業では106億9,662万円の長期の借入金があります。合わせて新宮市には一般会計の中に271億8,154万円の長期借入金があるんですが、これはそのとおりでよろしいですか。



○議長(上田勝之君) 

 小山財政課長。



◎財政課長(小山壽行君) 

 今議員さんおっしゃられた昨年の広報の数字が3月末ということですけども、そのとおりです。そのほかにも若干ここにのってない特別会計での借入金も多少ございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 そうですね、それと平成17年度の決算なんですが、市が支払った利息これ3億400万円あるわけですね。これは平成16年度の決算ということになります。これも間違いないですね。



◎財政課長(小山壽行君) 

 そのとおりです、3億440万円余りです。



◆18番(杉原弘規君) 

 それと土地開発公社の長期借入金、これは平成17年度の貸借対照表の中からひらい出したわけですが、長期借入金残高が58億4,595万円、今年度の予算の中で上がってきているのは、新規の長期借入金として27億935万円がこの18年度予算に上がってます。この18年度予算の中で、今度は18年度のやつで27億935万円というのが上がってですね、同じく長期借入金の償還金に23億600万円が償還されます。残りが4億335万円がやはり長期の借入金として残るわけですね。これはそのとおりになりますね。



○議長(上田勝之君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 議員さんおっしゃられましたように、平成17年度末長期借入金の残高が58億4,595万円でございまして、そこへ18年度の借入金として27億935万円何がしかございます。そして、そこから借入金の償還金が23億円ほどございますから、残った残額が18年度末長期借入金の残高ということでございまして62億4,930万円ほどが見込まれております。



◆18番(杉原弘規君) 

 したがってやはり長期借入金が膨らんでいっているとこうなります。今言われました62億4,930万円の長期借入金になる。そこでこれまでにですね、昨年17年度ですね、土地開発公社が支払った利息というのは幾らありますか。私の調べでは7,288万円なんですが、これこのとおりですよね。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 おっしゃるとおりです。



◆18番(杉原弘規君) 

 そうすると今新宮市が抱えている償還金は、何と一般会計の中からは271億円、土地開発公社の中からは62億円、合わせてですね334億円の償還金いわゆる借金ですよ、それがあるわけです。私はこの長期借入金が市民一人当たりにするとどうかというのを算出した結果ですね、平成17年3月31日現在の人口3万4,317人となってました。それで割ると何と97万円以上の一人当たりの借金になります。新宮市の借金であります。そこで聞きたいわけですが、そうすると市民一人当たりに対して97万円の借金があります。これは生まれた赤ちゃんからお年寄りまでです。平成17年度に支払った新宮市と土地開発公社が支払った利息というのは、約4億円に近い利息になります。4億円下回りますよ、それだけの利息を払ってきた。そこで私聞きたいんですが、平成17年度の経常収支の比率、それから18年度の比率の見込みいうのはどのようになりますか。



○議長(上田勝之君) 

 小山財政課長。



◎財政課長(小山壽行君) 

 まだ最終的な17年度の決算の整理ができませんので、現状では昨年がこれ新宮市の場合ですけども、101.3ということで初めて100を超えたわけですけども、多少下がるかなとは思ってますけども、やはり100前後の数字になろうかと思っております。当然18年度についても交付税という大きな経常的な収入の確定が7月ごろになりますので、見通しはまだわかりませんがやはり厳しい状況は続くだろうとそう考えております。



◆18番(杉原弘規君) 

 課長ね、経常収支の比率が100を超えるということは、市の財政がパンクしているということにならないんですか。新宮市が自由に使えるお金がなくなったということになるんですね、そうではないんですか。



◎財政課長(小山壽行君) 

 一般的にですね、経常的にいる経費を経常的な収入で賄えるかどうかということで、16年度の場合ですとそれができていないということになります。それでなぜ財政運営ができてるんかということなんですが、特別交付税という普通交付税以外にですね、特別交付税をたくさんいただくという我々は一般的に人口で按分すると、特別交付税の金額は3億円程度かなと考えられるんですけども、16年度も9億2,000万円、今回17年度では合併後12億3,000万円の特別交付税をいただいております。こういった特殊な経常的な収入にカウントされない財源を確保できてるということで、何とか財政運営が可能になってるという状況であります。



◆18番(杉原弘規君) 

 それは、いつまで続くかわかりませんね。



◎財政課長(小山壽行君) 

 おっしゃられるように交付税の総額の中の6%が特別交付税の枠として確保されておりまして、これまでは大体交付税総額が伸びればですね、配分額も確保されてきたと、ここへきて合併をした団体と、してない団体とでかなりめり張りがつけられていると、今年の状況を見てても県内では合併した市町村に対しては増額、しなかった団体に対してはマイナスという厳しい査定もされてるようであります。ですから、交付税総額が今後どういう形で推移するか、見込みはわかりませんけども、経済の動向が多少上向きという点では現状の額の確保ができるんかなというふうには思っております。



○議長(上田勝之君) 

 質問中ですが、10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後2時01分

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△再開 午後2時12分



○副議長(前田治君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 18番、杉原議員。



◆18番(杉原弘規君) (登壇)

 経常収支の比率の話し聞かしてもらいました。この今の新宮の財政事情というのは、私の言葉でいえば綱渡りしているんと違うかなとこういうような思いがします。経常収支の比率が100を超えるということは、もう新宮市が自由に使えるお金がなくなってきているということの現れだと、こういうふうに思います。そこでお聞きしたいんですが、この合併特例債についてお伺いしたいと、こういうふうに思います。この10年間で使える特例債の額、これは70何億円とか聞いてるわけですが正式には幾ら使えるわけですか。



○副議長(前田治君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 これは使いきるかどうか別にしまして一応71億円の枠がございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 71億円の枠と8億円、基金に積み立てる8億円、これはまた別ですよね。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 別でございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 そうすると10年後には10年間たってですよ、使うか使わないかわかりませんとこういうことなんですが、使うとすれば79億円の特例債を使うことができると、こういうことで理解していいですか。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 さようでございます。そしてあのプラスですね8億円にですね、これは標準規模の基金ということで8億円今年度計上さしていただいてますけれども、最高それの1.5倍増しということで後プラス4億円は基金としてですね、積み立てることは可能です。



◆18番(杉原弘規君) 

 なるほど10年間たったときに8億円だったのが12億円に膨らんでいるということですか、ふえるということですね。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 10年後にですね、8億円なり12億円のですね貯金ができていくということでございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 貯金ができると、それでこの基金とする8億円は別としてですよ、この71億円のこの使う見通しというんですか、今は全額を使うともなんともわからないということなんですが、見通しとしてはどういうことを考えておるんですか。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 この見通しにつきましてはですね、新市建設事業に基づくハード事業にあてるということになるんですが、そこら辺につきましてはですね、当然年次的、計画的にやっていかなければならない部分もございまして、旧熊野川町、旧新宮市のですね山積する課題、多数あると思うんですが、その辺の課題等、対策等いろいろピックアップしながら総合的に見ながらですね、そこら辺の展望を持っていきたいと考えております。



◆18番(杉原弘規君) 

 そうすると、これから新市事業計画を立てていくと、その中でいろんな具体的なこの事業計画が出てくるとこういうことなんですね。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 新市建設計画につきましてはですね、先般出てきておるわけなんですけども、それの具体化については今後検討を残しているというような状態です。



◆18番(杉原弘規君) 

 そこで私は、合併特例債との絡みでですよ、土地開発公社についてお聞きしたいんですが、土地開発公社が抱えている公有地の主なものはどういうとこありますか。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 長期保有地は、保有用地で主なものを上げますとですね、ピックアップしますと、昭和53年取得でございますけども新宮駅西側出入口広場用地とですね、そして元熊野地線の跡地それがございます。そして、あと最近ではですね神倉観光駐車場と整備用地がございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 そこで私も以前にこの駅裏の新宮市が土地開発公社が持ち続けている土地ですね、あれ一昨年だったですか、ちょっと忘れましたがその当時に坪当たり60万円とかどうとかいうたんですが、今現在は坪当たり幾らぐらいですか、あそこの駅裏の土地の単価。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 28年経過している中ですね、利息も多少つきましてですね、保有原価は4億7,454万円になっておりまして坪に換算しますと約75万円ほどとなります。



◆18番(杉原弘規君) 

 坪当たり駅裏で75万円、これは売れませんね、これはずっと持ち続けてきたわけですよ。そして銀行に利息を払い続けてきたわけですね。やはり、今この合併特例債を使うこういう状況になった中で、これ早くなんとか処理をすべきだというふうに思います。これをずっと処理せずに、今この当時駅裏の土地は30万円もしてなかったというふうに聞いたんですよ。それが今現在75万円、これだけ利子がかさんで、それを今現在でその分も含めて坪当たりにすると75万円だとこういうことなんですから、これはずっと持ち続ければ続けるほど利子がかさんで坪単価が上がらざるを得ないと、この合併特例債を使えるこういうこのときを利用してですね早く駅裏の土地を清算をするというんですか、けりをつけるというんですか、ぜひやるべきだということを強く要望しておきたい、こういうふうに思います。それから市の財政が今言うたように長期借入金とか、土地開発公社の長期借入金、これはかなり大きなものになっているというのがおわかりだというふうに思います。そこで、この三位一体改革の中で地方交付税がどれだけ引き下げられるのか、これは見通しとしてでもいいですが課長わかりませんか。地方交付税が、ずっと去年度から見て新年度はどれだけ下げられてるか。



○副議長(前田治君) 

 小山財政課長。



◎財政課長(小山壽行君) 

 16年から始まりましたその三位一体改革で、国庫補助負担金の一般財源化という、これは税源移譲のことになりますけども、それとあわせて交付税の改革が行われておりまして、地方にとっては一番厳しかったというふうに考えております。3年間で交付税と同じ扱いをされております臨財債、これもあわせますと21.7%の削減がされたということであります。



◆18番(杉原弘規君) 

 3年間で下げられたということですね。新年度に向けてですね、全国平均5.9%の地方交付税が下げられると、こういうふうにいわれてるわけですが、これは新宮市は来年度ですか、新年度で大体この平均地方交付税の5.9%の線になってるんですか。



◎財政課長(小山壽行君) 

 議員さんおっしゃられましたように、18年度の交付税についてもマイナスということで5.9%のマイナスでした。ただ新宮市の場合、合併の算定換えというんですか、熊野川で従来措置していなかった、例えば生活保護、児童扶養手当、こういったものが新市になって算定される、また常備消防として税金が算入されることで、そういったことが算定される、いろんなことが加算要素としてありまして、当然その合併に伴う補正も、普通交付税、特別交付税、両方ございます。そういったことを加味しまして予算上は1.0%の増ということで計上さしていただいております。



◆18番(杉原弘規君) 

 新宮市はほかのものも合算すると1.何%ふえているというこういうことですね、しかし平成12年度から、13、14、15年度、16年度ずっと見てみると14年度は少し上がってたと思うんですが、その年々の比較をすると毎年億単位で下がってるんですよ、地方交付税は。それだけこの今の三位一体改革の中でいわゆる地方自治体におけるそのしわ寄せというのがかなり強く迫ってきているというふうに思います。ところでですね、この新年度で補助金とか負担金これが削減されるというふうに見てるんですが、どれほどありますか。



◎財政課長(小山壽行君) 

 今の御質問も三位一体改革に伴ってということだと思うんですけども、主には児童手当とか児童扶養手当、それから公営住宅の家賃対策、こういったものが一般財源化で削減されるということで、ほぼ1億2,000万円ぐらいの補助金の削減ということになるんじゃないかと見込んでございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 そうすると補助金や負担金の方でも1億円が削減されると、こういうことになります。そうすると、私はこの先新宮市はどうなっていくんだろうというのはこういう思いから訴えるわけであります。この市の借金が増大している、もうにっちもさっちもならんと、そういうなくなってくるのではないかというような心配をしています。片やその一方ではですね、小泉政治の三位一体改革によって市民の暮らしに耐えがたい負担を押しつけているというのが、今の質疑の中でわかったと思います。まさに新宮市民にとってみれば市の借金の増大と三位一体改革によって負担を押しつけられる、いわゆるダブルパンチを受けていると言えるのではないかというふうに思います。そこで市長にお尋ねしたいんですが、私は今後の見通しはどうなっていくのかと、今も言ったように心配でならない気持ちであります。私は市長にたっての要望をしたい、こういう厳しい市の財政事情の中にあってもですね、福祉や医療など市民に直結した暮らしを守るための市政を最優先課題にした施策を行うべきだと思うんですが、市長いかがでしょうか。



○副議長(前田治君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 このような厳しい財政を踏まえまして、当市でも当然新しいまた目標を掲げた行財政改革の実行に入らなければなりません。それは具体的なプロセスを得まして、この年度内に着実にこの行財政改革への筋道をつけていきたい、このように思っております。しかしまた今杉原議員がおっしゃられるように市政の実際の課題として、長年にわたりましてこの新宮市また熊野川町も同様でありますが、高齢、少子化、過疎化の現状の中で、市民や旧熊野川町では町民の福祉の充実に懸命の努力をこらしてきた長年の歴史をもっております。またそのことによって市民の安全、安心また快適な老後というものが少しでも市政の施策の方向の中で、満足とはいきませんがある一定程度の水準を確保して維持していけれるわけでありますから、今後ともに福祉、環境の整備は当然のことながら重点をおいて、市民サービスの良質なあるいは質的にもほぼ満足してもらえるかどうかは判断の差があるかもわかりませんが、行政としてはぎりぎりいっぱいの努力をこの福祉環境に目を向けさせるべく努力をいたしてまいりたい、このように思っているところでございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 ぜひですね、大変な状況だというのはわかったわけですが、市民の暮らし、それを守る立場を貫いていただきたいということを強く求めておきます。

 最後にですが、私は県とも協力しながら、小泉政府の三位一体改革というのは低所得者の国民を苦しめるものであってですね、間違っているぞというそういう進言をする考えはありませんか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは折々につきまして現在まで進めてきた小泉改革の流れは、都市的視点ということがあまりにも我々から見れば強すぎて、このことについてこれまでも報告申し上げましたが、全国市長会の意見、あるいはまた実際地方自治に携わる者の関係者の声として、果たしてこの一辺倒でいいのかという、そういう懸念は常々感じそれなりの発言もいたしてきたところであります。これからまだ改革の動向というのは続くでしょう。しかもかつてと違う時代を迎えてこの厳しいかたがの経済の実態の中で、どのような所へ地方自治の財政の確保やこれからの見通しについて、着地さしていくのか非常に懸念を覚えつつ早くこの改革にもまれるということでなく、地方が主体性を持った提案型の行政というものも地方自治の本旨に照らし、また地方の時代といわれるにふさわしいような、そういう地方自治の姿を展望していくべきではないかと私自身は思っています。そのような中で、県と当然連携を保っていくことは同様でありますが、片側で国やあるいは都道府県の改革というものが、道州制を含めて今進もうとしています。そのような二重行政や三重行政になっているものの是正っていうことは当然国民の負担を考えると、これは我々も推進していかなきゃならないでしょう。そのような中から原点はまさに地方自治にあるわけでありますから、ここに重点をおいて国と地方の関係が良好なこの役割負担をしながら、かつ財源の配分も円滑に保証されるような、そういう仕組みをつくり上げていっていただくべきだと、このように思い、そのような方向の中で地方自治体の一市長としても発言し、また行動していきたい、このように思っているところです。



◆18番(杉原弘規君) 

 ぜひよろしくお願いをしておきます。

 次のテーマですが、福祉で町を蘇らせる方策を考えるべきではないかと、こういうことであります。この福祉で町を蘇らせる方策というのは、これも以前前市長のときにも質問をいたしました。私はですね、まず最初に2月にですね教育民生委員会の行政視察に行ってきたわけです。この行政視察に行ってきて改めて感じさせられたことがあります。私は東松山市と大府市への視察に行ってここで感じたこと思い出したことは、今も述べた前市長のときに福祉で新宮の町を蘇らせることを提唱したわけです。この東松山市では障害者関連施設の一つ、精神障害者地域支援センターを視察をしてきました。この東松山市の人口は9万人であります。新宮よりかはるかに多い倍以上の人口であります。この東松山市の市長は35才で市長になって現在3期を務めている人であります。この市長はですね、福祉にこの重点にして市長になったと、こういうふうに言われました。この市長の市政ですが高齢化が進む中でですね、共同生活社会を理念にお年寄りも障害者も一体のものとして受けとめて、あらゆる面での福祉行政を取り入れて、まさに福祉でまちをよみがえらせる施策が成功に導いたというふうに私は感じたんです。東松山市では三障害、精神障害、知的、身体のこの三障害と高齢者の相談を一体にして年中無休、電話相談は24時間対応していると、そういうふうに言っていました。この障害関連の事業は東松山市のですけども、総合エリアを含めて20の事業所がありました。それ以外に障害グループホームは18カ所開設していると、こういう報告がありました。この福祉のこういう施策が進んでいる東松山市でも、こういう幾つかの事業所を抱えています。それと愛知県の大府市へは精神障害通所授産施設を訪問し視察をしてきました。ここの施設の訪問で、福祉の福祉行政の大切さを肌で重要であるということを実感したわけです。私は福祉行政の大切さを広めなければならない、進めなければならないことと、昨年10月に共産、民主、社民の反対、自民、公明の賛成で障害者福祉を大きく後退してしまった法律、障害者自立支援法が成立をしました。この法律は障害者とその家族に大きな負担増を押しつけることになっています。応益負担の導入によって、自立支援どころか自立を妨げ生きる権利を奪うものになったといわれています。そこでお聞きしたいわけですが、この利用者の負担制度これまでとどう変わるんですか。



○副議長(前田治君) 

 右京福祉課長。



◎福祉課長(右京良平君) 

 現在は障害者の方々に対しまして、福祉サービスは支援費制度という名のもとで今行われております。その中では本人および扶養される方の所得のみに着目しました先ほど議員さんおっしゃられましたような応益負担、これは本人並びに扶養義務者の方が税金がどのぐらいかかっていればサービス料がどんだけあってでも一定額の支払いで済んでおるというのが応益負担でございます。今回、法が改正されまして4月から実施されますが、その件につきましては今回はサービス料その障害のある方々が受けられるサービス料等またその方々の所得、そういったものに着目しまして、負担割合を決めていくとその中では一応サービス料のまず1割負担というのが出てきます。原則サービス受けますとそれに対応する対価としてサービス料の1割負担、ただ1割負担の中で所得の低い方につきましては、また段階的に金額が月額の上限額が決められると、そういうふうになっております。



◆18番(杉原弘規君) 

 それは居宅サービス、施設サービスやそういったもの1割負担になると、こういうことですよね。それから、これ食事等も実費負担になるん違いますか。



◎福祉課長(右京良平君) 

 私今言いましたのは一応介護福祉サービス居宅、在宅の関係です。そして今議員さんおっしゃられましたように、施設の入所関係につきましては、この4月からこれまで入所されている方々につきましては、医療費もいらなかったわけでございますが、医療費につきましては一応自己負担が出てきます。ただ自己負担の中でも障害の重い方につきましては、今現在県の制度でやっております重度心身障害児者の医療費制度へ移行する方もおります。ただそれへ移行されない程度の軽い方につきましては、医療費は自己負担出てきます。また今おっしゃられました食事につきましても、その方々の収入に応じた中で負担額がまた決められてきます。



◆18番(杉原弘規君) 

 今答弁されたように、確かに低所得者にとっては痛い負担になります。こういう自立支援法がですね、この自治体いわゆる市町村にも役割分担が広まる、こういうふうに思うわけですが、政府がですね、今言われた4月から以降ですね身体、知的、精神の三障害に関するサービス提供責任を国が一元化するこれを義務づけた、市町村に業務をゆだねる、任すとこういうことになったわけですが、この生活支援事業というのはどういう方向になるんですか、市の役割の中で、それと障害者福祉計画というのは義務づけられてるわけですが、その点についてもいかがですか。



◎福祉課長(右京良平君) 

 生活支援事業と。



◆18番(杉原弘規君) 

 地域生活支援事業。



◎福祉課長(右京良平君) 

 地域生活支援事業につきましては、今回の障害者自立支援法の中で市町村がこういったものをやりなさいというプログラムが決められております。そのプログラムの中身につきましては相談支援事業、コミュニケーション支援事業、日常生活用具給付事業、移動支援事業、地域活動支援センター機能強化事業、またその他の事業というような枠組みが、これは市町村が完全に実施しなさいというような定義づけがされております。ただこの事業につきましては現在でもやっておる事業が多々ありまして、そういった分につきましては、この9月まではその部分をずっと継続さしていただきます。また10月からこの制度の中に組み入れてその事業は変更していきたいと思っておりますが、地域活動支援センター機能強化事業なんかは今現在やっておりません。これはこの制度の中で、今後4月以降に9月までの間でどういった事業所とこういったものを組み合わせていくかということは考えていかなけりゃならないとは思っております。それともう一点の障害者計画なんですけども、これは障害者自立支援法の第88条で、この10月以降におおむね3カ年を一期とした各年度の障害者の方々に対する障害者福祉サービスの供給量、またサービスの支援態勢、そして先ほど言いました地域生活支援事業のいろいろな実施に関するそういった事項を組み入れた計画、そういったものをつくりなさいというのが今回の計画でございますが、この件につきましても国の方からある程度のプログラムというんですか、そういった指針が今後示されるというふうに聞いております。私どもはそういった指針を待って取り組みにかかりたいと、そういうふうに思っております。



◆18番(杉原弘規君) 

 まだ指針が出ていない、これから出てくると、その指針が出てから初めて具体的な作業に入るとこういうことですね。そこでお聞きしたいわけですが、現在ですね新宮市にかかわるこの精神障害いうんですか、そういう諸施設というのはどれほどあるわけですか。この一つは三障害の施設、施設にもいろいろありますけど、介護の施設なども含めてあるんですが、ちょっとそこら辺わかっておればちょっと教えていただきたいんですが。



◎福祉課長(右京良平君) 

 施設、入所とかそういった通所そういった施設なんですけども、障害者施設としまして6カ所、児童施設として1カ所、高齢者の施設が5カ所あります。合計で12カ所です。



◆18番(杉原弘規君) 

 この12カ所の施設でですね、ここで入居しているその人数なんかはわかりますか。



◎福祉課長(右京良平君) 

 入居されてる方ですね。



◆18番(杉原弘規君) 

 そうです。



◎福祉課長(右京良平君) 

 障害者の施設につきましては6カ所で237人、これ通所の方も含めてでございます。そして児童施設で27名の方が入所されております。あと高齢者施設につきましては、特別養護老人ホーム、養護老人ホームの関係ですのでこれでいきますと、約300人ぐらいの方が入所しているんかなと思っておりますけども。



◆18番(杉原弘規君) 

 合計しますと1,000人近い人がそういう施設を利用されてるわけです。私はですね、ほかにもいろいろ介護の関係の施設もあると思うんですが、新宮市として今このほんの一部分ですが、この報告のあった施設、そういったものを充実させるということは非常に重要であります。合併特例債のですね、この一部を使って入所施設とか通所施設などですね、福祉向けの施設に使うと、こういうことは可能だと思うんですが、この合併特例債の使い道が決められていると、こういうふうに聞いてるもんですからお聞きしたいんですが、こういう福祉に関するですね施設にも使うことは可能なんでしょうか。



○副議長(前田治君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 可能と考えております。



◆18番(杉原弘規君) 

 私はこの前市長の時も言いました。新宮市の過疎化対策の一環としてもですね、何とか福祉で町を蘇らせようやないかということを言ったわけですが、今は合併することによって合併特例債を使う、それを使って利用できるということになってます。今の答弁でも可能だと、こういうことでありますから、私は先ほど報告のあったそういう施設を充実させるということは基本であります。しかし、こういう合併特例債を使ってですね、総合福祉エリアのような多機能型の施設をつくる、これは可能ではないかというふうに考えるわけであります。この東松山市ではですね、高齢者も障害者も一体になって共同生活社会そういうものを創成されていると、先ほど述べたとおりであります。そして新宮はですね、福祉に強い新宮、強いては福祉で町を蘇らせる、そういう施策をぜひ取り入れていただきたいと思うわけですが、市長いかがですか。



○副議長(前田治君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 先の質問の中の要旨にも、主旨としては同様のことがございましたが、福祉で町を蘇らせるその福祉を軸にして東松山市の例もただいまお聞きいたしました。十分これからの新市建設計画の中に、今議員御提案の主旨は重く受けとめ我々としてもこれからの計画づくり、また内部の執行を含めまして福祉をいかに充実さしていくか、また必要な欠けているものは何か、こういうことをよく視点にとらえながら頑張ってまいりたい、このように思っております。



◆18番(杉原弘規君) 

 ぜひよろしくお願いをして、この項についての質問を終わります。

 次は、耐震診断と避難対策についてであります。この耐震診断についてまずお伺いしたいわけですが、県のですね、木造住宅耐震化促進事業という紀の国というタイトルがついてるわけですが、県の事業で耐震診断と耐震改修の計画はあったと思うんです。耐震診断新宮市のですよ、新宮市の耐震診断を受けた軒数というのが150軒になってるんですね。ところがですね耐震改修というのはゼロだと、こういうふうに記録はなってます。私この耐震診断150軒受けた中で1軒も改修がないいうのは、ちょっと疑問を持ってるんですよ。1軒や2軒はその中に耐震診断で改修しなければだめですよという家はあったのとちゃうのかという疑問を持ってます。この耐震診断というのはもう皆さんも御存じだと思うんですが、1981年5月31日以前に建てられたものだということが条件になってます。それでこのゼロというのは、この数字、課長いわゆる耐震診断が全部クリアしたと、こういうことなんですか。



○副議長(前田治君) 

 速水防災対策課長。



◎防災対策課長(速水得史君) 

 耐震診断事業なんですけども、平成16年度から現在まで2年間実施してございます。16年度につきましては旧新宮市が100軒、旧熊野川町が30軒、17年度につきましては旧新宮市が120軒、旧熊野川町が30軒ということで計150軒実施してございます。その中の16年、17年ともにですね、9割方が改修を要するという報告を受けてございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 改修を要するが90%にもかかわらず、この改修の県の事業であれは60万円かなんか補助が出ましたね、出ると思うんですわ。



◎防災対策課長(速水得史君) 

 県の制度として耐震改修に対する補助制度がございます。県が30万円、その制度にのっていけばですね、市あるいは町村で30万円ということで、それ以外にかかった仮に100万円かかればですね、県と市が合わせて60万円出るということで、40万円が自己負担という制度でございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 この150軒あってゼロというのは、こういう制度を知らないということなんでしょうか、これは憶測の質問になりますが。



◎防災対策課長(速水得史君) 

 今まで2年間耐震改修を診断を実施してきた中でですね、問い合わせ等がかなりございました。その中で県の制度を説明さしていただく中でですね、かなりの自己負担がいるということがそういう相談者がわかりましてですね、その中で断念をしているのが現状でございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 そうすると、この改修費用がかなり高くなってるということなんですね、多分。そうするとですね、これは耐震診断では90%以上の家がだめですと、危ないですという診断されてもお金がないから改修できない、県や市が60万円補助してでもそれでもなおかつ足らんということでなってるんでしょうかね。そうなると私はこの診断でいわゆるチェックのついた危険だといわれる家で住んでる皆さんいうのは、やはりお金がないだけでそういうことになれば非常にこの日常の生活は不安だ、いうふうに思います。したがって県にですね、もっと引き上げを求める必要があるんではないかと、こういうふうに考えますがいかがですか。



◎防災対策課長(速水得史君) 

 県の方もですね、実は今年に入りまして16年度に実施いたしました耐震診断の改修を要する世帯へのアンケートを実施してございます。特にアンケートのやはり内容を精査してですね、今後のそういった利用度を図っていくという目的が主でございまして、今回とりまとめた結果を県の方へ報告してございますので、県もそういった中身を精査した中でですね、今後いろんな方策を考えていくと思ってございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 ぜひ市としてもそういう県に対する耐震診断改修は受けられるようにする立場でですね、引き上げを求めてください。よろしくお願いしときます。

 次に、避難対策についてなんですが、もう既に皆さんも御存じのように東南海・南海地震を前提にしてこの避難所、特に避難所ですね、避難所へのソーラー発電灯を設置してですね、安全対策を考えていただきたいというのが私の質問であります。今新宮市には何カ所かそういうソーラー発電灯を設置されていると思うんですが、幾つぐらい設置されていますか。



◎防災対策課長(速水得史君) 

 現在、設置済みの箇所がですね、新宮市が設置した市民病院跡地の公園に1基、それと今現在、新宮高校の校門を入った左手にですね、国の補助をいただいて新宮高校の方が設置してますソーラーと風力併用の誘導灯が1基と、それとあと国、県の補助をいただいてですね、今17年度事業で王子地区に4基を設置しようということで今事業途中でございますが合計6基が、そのうちの4基が今後建てられると、2基については既に設置済みという現状でございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 6基ですね、新宮市の避難所というのは非常に数多くあります。これ広報しんぐうで出てるんですが、これもう数は勘定しきれません。各小学校単位で熊野川町も含めてですが、勘定できませんので数は言いませんが、こういう中で6基なんですよ。私はこのソーラー発電灯いうのは前回非常に高いというたんですよ、金額が。そんなにするものかなと思ったんですが、よくよく調べてみると確かにいろいろあります。ちょっと照会しておきますが、大体ソーラー発電というのは柱状になってるんですね、地中の中に穴を掘ってそれを埋めるだけと、こういうのが仕組みになってます。ですからそんなに場所さえあれば、そこへ穴を掘ってそれを差し込めばそれで十分地震に耐えられるとこういうことなんです。金額的にいうと65万円からソーラーに限っていうと167万円の金額で買えるわけですよ。これは定価の金額だというんですよ。ですからほぼですね、この定価の金額で工事代も含めて設置できるというふうに専門家に聞いてます。風力も兼ねたやつも含めれば非常にこのいろいろあります。私は100万円単位のやつで十分耐えられると、十分いけるんではないかと、もちろん一気に何十本、何十基、100基とかいうことにはなりませんよ。けどもこの安全対策を行うということについてから見ればそんなにかかるものではない、この写真ちょっと小さくて申しわけないんですが、これ那智勝浦町の漁会、桟橋からちょっと向こう行ったとこの避難場所だそうです。ここに2基ついてます。これでかなり赤々とはしてませんけども、その灯りを求めて避難することができるというふうにいってます。やはりこういったところ新宮市の避難場所ですね、避難場所ごとに100万円単位のことであれば、前回でしたかこの一般質問で、ここの議場で600万円とか650万円とかいう話聞いてびっくりしたんですが、そんなにもしないということをまず言いたいわけです。そうすると各避難所、避難所へ大きな避難所からでいいですよ、そういうものを建てていく、ほいで安全対策に万全を期すると、こういうふうに訴えたいわけですが、いかがでしょうか。



◎防災対策課長(速水得史君) 

 議員さんおっしゃるとおり、避難誘導灯かなり値段的にもかなり安くなってきているのが現状でございます。それと新宮市内49カ所と旧熊野川町が51カ所ですか、避難所を指定してございますが、現在考えてございますのは地震の際の中核避難所のまず小中学校、そういった所への避難誘導ということで考えてございます。補助のメニューの中にも誘導灯ということが入ってきましたので、そういったこと踏まえながら庁内で協議しながらですね、随時進めていきたいと考えてございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 この誘導灯の話になったんですが、これなどは非常に安いですね、28万円とか37万円とか、これただ誘導のための灯りですよ。その金額であるということを、ぜひ知っといてください。それで私は各避難所にできるだけ早くですね、そういうソーラー発電電灯をつけてですね、安全対策に挑んでほしいということを訴えて、この項はこれで終わります。

 最後の質問です。県の跡地、神倉一丁目の跡地利用なんですが、このA棟とB棟が今建物が壊されて更地になってます。2日前に見にいってきたんですが、かなり広い土地ですよね。ここのA棟とB棟のこの跡地利用のプランは何かあるんですか。



○副議長(前田治君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 ここの土地につきましてはですね、県が県職員住宅を建て替えるということで、公社が保有しておりました公団土地と交換取得した経緯の中で、そのときにですね一応神倉山に近いという利点を生かした整備ができればというような形の中で、神倉山観光用駐車場用地として取得した経緯はございます。



◆18番(杉原弘規君) 

 地元の皆さんは、防火水槽をぜひつけてほしいといってるんですよ。この神倉一丁目で火災が発生したとき、これは主にどっから水を引く、道路に消火栓ありますけどもそれ以外はどっから引くんですか、千穂のプールですか。



○副議長(前田治君) 

 大石消防署長。



◎消防署長(大石明君) 

 通常時の火災でしたら消火栓を使用さしていただきます。それ以外もしも消火栓が使えなくなったような場合とかはですね、その他の水利を使用するという傾向になっております。あの地区におきましては千穂小学校のプールを一応計画しております。



◆18番(杉原弘規君) 

 そうですね、そうすると千穂小学校、基本は消火栓から引くんでしょうけども、それで水が足らなくなったときのことを考えて跡地にですね、防火水槽をつけて防火対策に備えると、こういうことを地元の皆さんは望んでるんですが、いかがですか。あそこの場合この入り口の道が非常に狭いんですよ。前に何かのときの説明があったと思うんですが、もちろん今のままでええんかどうかは疑問ですよ。しかし、あそこの道を拡幅することもあわせて考えれば、防火水槽はぜひ必要ではないかというふうに私は思うんですが、いかがですか。



○副議長(前田治君) 

 吉川消防本部庶務課長。



◎消防本部庶務課長(吉川篤君) 

 今御指摘の入り口が狭いということがございます。実は平成16年なんですけども当時企画調整課の課長さんの方から私どもの方へ、今おっしゃっておる土地の所へ防火水槽いかがですかというふうな御相談いただいております。そのときにいろいろと方面検討さしていただきました。もちろん入り口が狭いという一つの問題、それとあと道路幅が今の入り口の狭い所からずっと4メートル切っておるというのが二点目、本来防火水槽の目的というようなものは、地震において消火栓が使えなくなる、そのときの水利というのが一つあります。ですから道路が狭い、また入り口が狭いという場合には地震時にその設置する防火水槽の所まで消防車両がスムーズに入っていけるかどうか、というふうな観点からもその防火水槽の設置する場所、位置については検討を加えていかなあかんというふうなことがそのときにありました。結果、あの場所としたら消防は防火水槽として位置的には適しておるという中で、周辺の道路環境そういった問題でやむなく断念したと、いうふうな経緯がございます。したがいまして、今議員さんおっしゃるように入り口のくびれの部分、またあと今の場所へ至る道路の幅員これが広くなるというふうな見通しがあればですね、また改めて検討していかなあかんと、そういうふうに思っております。



◆18番(杉原弘規君) 

 災害のことです、いつ起こるかわかりません。建設関係、前田部長ですか、道を広げることどうですか、そうでないと防火水槽できないと言うてますよ。地元の人はつけてほしい言ってるんです、道を広くするのは前田部長ですよ。



○副議長(前田治君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 指名いただきましたんで、あそこはですね以前吉川課長言いましたように、用地買うときにいろいろ関係課協議しております。そして特に道路につきましては、あそこはどうしても鋭角になってますんで拡幅を必要とするとそうなってくると、あそこの2軒の方の家屋等が障害になってくると、それの移転補償云々にしますと最低3,000万円、4,000万円はかかってくると、そしてその土地についてもいろいろ事情ありますでしょうから、協力が得られるかどうか、地権者の、そういういろいろなことがありました。それから、またその入り口を広げたとしてもですね、今消防が言いましたように中の道路も大変狭くなっております。それを拡幅するとなってくると大変な費用もかかるということで、今のところは協議はしましたけど明快にいつ拡幅していくかどうかというのは、私どもとしては持っております。ただそういうとこはですね、市内にたくさんございますんで、今は神倉の土地がということで出ておりますが、総合的に全体で考えて、もし市として予算的に許すんであればですね、また私どもとしても考えていきたいと考えてます。



◆18番(杉原弘規君) 

 阪神淡路大震災でテレビを見る限りですよ、ぼんぼん燃えてくるの、焼け死ぬんですよ、そんなん見てられんですよ。なんとかね、道を広げて防火水槽はできるように、何とかしてあげてください、強く要望しておきたいと思います。

 以上で、私の一般質問終わります。



○副議長(前田治君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後3時10分

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△再開 午後3時20分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

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△辻本宏君



○議長(上田勝之君) 

 24番、辻本議員。



◆24番(辻本宏君) (登壇)

 それでは、今日最後のお時間をいただきまして、私が最後になるんでしょうか、早速、新市平成18年度新宮市予算についてということで、一に新宮市花火大会への補助金の熟慮、働く場づくり、企業誘致の方策というのを取り上げてお尋ねいたしたいと思います。まずは新宮花火大会の補助金の熟慮ということでございますが、これは端的にいってよくよく考えてください、ということを申し上げたいんですけれども、今年度もですね、花火大会への200万円の補助金が上げられております。毎回花火大会を行うのに寄付金とこの補助金で賄われている、この花火というのは、昭和48年8月から当時観光協会が主催となって徐福の墓顕彰保存と徐福の霊を慰め、市民の初精霊、供養とともに始まった花火大会で32年間にもわたり続けられております。この32年間も続けられた歴史は大変重いものがございますが、また夏の風物詩として人が集まりにぎわいを見せております。しかしながら時代も移り変わり、当時から比べると最近は初精霊も環境問題で河原で焼くことも流すこともできず、花火大会とは違った日に行われているというのが現状ですね。そこで確認なんですけども、今花火大会の運営体制というのはどういう形で行われているのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上野山商工観光課長。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 現在は観光協会、商工会議所、財団法人徐福協会において主催をし熊野徐福万灯祭運営委員会という形で実行しております。その事務局は商工観光課が担っております。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、事務局が市の商工観光課が受け持ってるわけですね。その毎回ですね運営委員会の皆さんの御意見というのはいかがでしょうかね。委員の皆さん、意見一致して積極的に行うというのか、中には花火大会をやろうということに対して消極的な方もいるというふうに伺ってるんですが、毎年慣例のことで、新宮市への地域効果は別として習慣だけにとらわれ、そのまま進められているような感じも受けられるように私感じるんですけれども、私の実体験でですね、15年以上前になるでしょうか、商工会議所に私がお世話になっていたとき、この花火大会の実行委員会の事務局の一員として、会議に出席したことがあります。そのときでさえこの花火大会の実行委員会の事務局の雰囲気というんですか、先ほども言いましたけれども新宮市の地域効果は別として、その花火大会を実施するのに今年はどれだけの寄付金を集めようかと、どれだけを目標にしようかというのが強かったように思います。私も実際事務局の一員として、一作業寄付集めをしました。そのとき今よりは少しは景気は良かったんですけれども、寄付を出す側としてですね、快く出してくれた事業所、険しい感じの事業所もございましたし、これから市内の経済状態、景気では寄付集めはもっともっと難しくなってくるんではないかなというふうに思いますし、寄付金を出す側としても全体的に厳しいというのが本音でしょう。ここら辺どうですか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 昨年の運営委員会の中においては、今年はやるにしてももう見直す時期にきているのではないか、検討してはどうかと意見が出たことは事実でございます。なおこの17年度の実行にあたって大変厳しい予算、要するに募金、協賛金を集めるに対しては現実でございました。今言われているように出す方も苦しいし、またどうしてもやりたいという、やる以上はある一定の規模の額を集めなければならないという狭間の中において、職員ともどもあるいはともに募金活動にいっていただいた方々ともども厳しい現実に突き合わされたことは事実でございます。なお花火大会終了後、花火を継続するかどうかという検討会議が持たれました。その中においては種々意見ある中においても、やはりこのまま消すには忍びない、子供たちのためにも残していこうという方向で意見がまとまりつつあるということでございます。



◆24番(辻本宏君) 

 運営委員会の動きというのは中の意見、動きというのはそういうことですね。参考までにですね、過去5年間花火大会にかかった費用というのをお聞かせいただきたいんですけれども。収入、寄付金ですね、市の補助金、費用、主だっては花火打ち上げる費用というのは大半だと思うんですけども、この点いかがでしょうか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 過去5年間でいいますといわゆる13年から平成17年ということになろうと思いますが、収入においてはここ5年間で1億1,985万円、費用においては1億741万円という形になってございます。ちなみに平成17年度でいえば収入は1,954万円、費用については1,839万円の支出をしてございます。



◆24番(辻本宏君) 

 それ17年度ですね、そのさかのぼって5年間、12年か13年からになると思うんですけどそのときと比較というのはどんなもんですか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 ちなみに13年でいきますと、収入は2,733万円でございまして費用は2,311万円使っておりました。14年は2,832万円で費用は2,458万円、15年は2,378万円、費用は2,198万円、16年は2,088万円、費用は1,935万円、繰り返しになりますが17年度は1,954万円、費用は1,839万円、以上でございます。



◆24番(辻本宏君) 

 課長もよく御存じのとおりどんどんどんどん下がってきてますね。5年前から比較すると寄付金が800万円ですか、約3割、33%ぐらい減ってる、それに伴って花火も縮小傾向である。私も課長に教えていただいたんですけれども、これ13年当時というのは2,400発の花火が打ち上げられていた、仕掛け花火というのが18基あった、それが今昨年実施した花火大会では1,700発、690発ぐらい減っている。こちらの方も3割、3割から4割ぐらい減ってますよね、仕掛け花火も11基、5年前に比べて7基減ってる、もう本当に新宮市の一つ一つ経済を表すような指標というのが出てきてます。確かにこれ寄付金というのがもう激減してますね、こういうふうな状況からですね、やはりその事務局をもつ商工観光課、新宮市の商工観光課も考えていかないといけないんじゃないかなと思うんですけど、事務局をもつ商工観光課の方としてですね、当日あるいは花火大会をやるためにかかる経費というのも結構ありますでしょう。その中身というのは人件費とかですね、残業費も結構かかってるのじゃないかなというふうに思うんですけども、その点いかがでしょうか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 当日にかかる残業代というのは支出してございません。職員のボランティアという形で動員、協力をいただいております。なお6月からそういう作業体制に入っておりますが、これについては残業代は支払っております、約89万円でございます。



◆24番(辻本宏君) 

 今、6月からというふうに言われましたけど、これほとんどその作業というのは寄付集めじゃないですか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 通常は夜は寄付集めにはいきませんから、いわゆる日常的に事務が停滞する、それが夜に流れ込むという形での結果的には花火にかかる事業になりますけども、事務になりますが、そういう形での残業という形になります。



◆24番(辻本宏君) 

 6月からというと花火大会は8月ですから、6月、7月、8月、3カ月間ですね。商工観光課のスタッフが職員さんが皆さんその花火大会に対していろいろな所へ奔走される3カ月間でかかるその残業代経費というのは幾らぐらいになりますか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 今申し上げましたとおり3カ月ですべての費用で89万円でございます。



◆24番(辻本宏君) 

 全体でも、全体残業っていうふうになるともう少しかかるんじゃないですか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 その間にかかる全体的なやつは120万円ほどでございますが、その内訳として花火にかかるものについては89万円ということでございます。



◆24番(辻本宏君) 

 実際、市の方側も補助金は出す、そういうふうな人件費など表へ出ない費用というのもかかってきてるわけですね。もうどんどんどんどん寄付金が少なくなって花火も縮小されてくる、特にですねこの花火というのは私もいろいろまちなかで意見聞くんですけれども、特に新宮市外から入ってくるお金というのもないですよね。この花火の日に商店街が、河原はすごい人ですけれども商店街はそれほど人が通ってないというのが現状ですし、それに加えてですね、この花火大会の中の費用で、ちょうど8月の夏場ということですから河川敷といいますか河原が不安定ですよね。豪雨になった場合にダムから放流がある、その場合に河原が流される、そのたんびたんび、ちょうど花火大会の日に当たれば河原をいろいろな工事用具を持って整備しないといけない、その費用というのも馬鹿にならないと思いますし、費用は別としてその場所自体も非常に不安定じゃないかなというふうに思うんです。それぞれここの三重県の紀宝町ですか、御浜町、鵜殿村、隣では那智勝浦町、太地町でしたか、そこなんかでも毎年夏の風物詩として、花火大会やられてますけれども、ここらへんもやめてきてますね。これ各自治体といいますか各団体やってるところがやめた事情ってのは異なるでしょうけれども、そういう動きになってきている。もう一点雨で延期された場合ですね、これ熊野市の花火大会なんかとも近いですね。あの有名な熊野市の花火大会ですけれども、そちらの方へ観客が、観客といいますか見物客がとられてしまう、けっこう問題点の方上げると大きいものありますね。一挙にやめるということになると難しい。皆さん残念がり、寂しく思う市民の皆さんもおるかもしれません。ですから一年、二年間、猶予の期間を設けて見直すという必要もあるのではないかなというふうに思うんですけれども、これにかわるものとしてですね、ここで一つの私の提案なんですけれども、昨年から始めた川舟事業、これも聞くところによると何千人という申込者もふえている、予約の申込者もふえてる。市と観光協会ともっと連携してですね、この川舟事業もっともっと伸ばすのに重点をおいて、世界遺産コース体験ツアーとかそういうふうな名前は別にしても、年に1回、2回というのを大々的にやる方がいいような気がするんですけれども、その点いかがでしょうか。



◎商工観光課長(上野山巳喜彦君) 

 まず花火の検討委員会、これを継続するかどうかという検討委員会については、私どもは純然たる中立の立場で出ました。いわゆる事務誘導政策誘導的なことは発言をしておりません。それから監査委員でいわゆる花火についての御指摘を受けたこと、これはすべて御報告を申し上げました。これは監査委員のそういうことを伝えるようにという御指示もございましたので中身を伝えました。厳しい指摘を受けたということをお伝えいたしました。その上で委員たちが自主的に検討を加えた上で、結論は続けていこうということでございます。我々は決定には従う、そういう立場にございます。やめるのが私どもは事務的には楽でありますし、非常に軽減されることでありますが、この場でやめていいのかどうかということとなると、また別の判断を加える必要があろうかと思います。場所の問題につきましても徐福の万灯、いわゆる熊野万灯祭という形、それから最近になっては熊野川世界遺産、熊野川での花火大会という形の後押しもつきまとうわけでございますから、会場についても内部においても例えば新宮港、港においての会場が荒れるということのない利便性がありますから、そこに変えてはどうかという意見等もございますが、歴史的なことを考えるならば軽々な判断はできるものではないのかなというふうに考えております。



◆24番(辻本宏君) 

 上野山課長から監査委員というお言葉をいただいたその当時、私も監査委員でその民間の監査委員の方も同じ意見だったんですけど、かなり強く言われました。その場でそのことも受けてここで言ってるんですけど、ただ一人の人です。一人の人ですよ、数としたら一人の人ですけども、ああなるほどなと先ほど言ったような商店街も潤わない、ですから費用対効果を考えたら効果的な事業じゃないと、総合的にその方はいろいろなところで意見を聞くんでしょう。その監査委員の場ではそういうふうな御意見で当局の方へ申し上げたわけです。ですから私は長い30何年培った重いものがありますけれども、やはり時代の流れというのもありますし、ですから先ほどいった河川の問題とかいろいろ含めてですね、ここら辺で見直していくべきではないんじゃないかなというふうに思って、この場で質問さしていただいてるわけです。政策的なところで課長自身答えるのが難しいということですから、佐藤市長にお伺いさしていただきますけれども、佐藤市長は前の市長時代にですね、その花火大会を新宮港の方へ移そうというふうに試みたことがあったように思いますが、再び就任して私と担当課の問答を聞いてですね、今回、旧熊野川町とも合併して、新たな市ということにもなりましたし、そういうことも含めてですね、どういうふうなお考えなのか、またこの花火大会をやっていく上で新宮市自体は商工観光課事務局を担当しているだけで、ですから意志決定というのは難しいと思うんですけども、かといって市の方からの補助金も出してる、ですから実行の運営主体は別な会、別な代表がありますので一方的には判断しがたいと思うんですけれども、その花火大会の補助金、市の先ほど上野山課長からお答えいただきました人件費の見直しなんかを元にですね、一度その実行運営委員会の方へ相談してみてはというふうに思ってるんですけど、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 昨年終了と同時に見直しの検討会が開始されまして、その判断の中から継続すべきだという御意見もいただいたと、結論と私は思っておりますが、その結論は市政として歓迎すべきものだとまず冒頭申し上げておきたい、このように思います。また私自身がかつて在職中、佐野港にいわゆる新しい新宮港におきまして、場所を少しあそこも考えたらどうかということで提案し、また具体的にはなりませんでしたが、水面下で検討を開始したことは事実であります。その下敷きには、かつて那智勝浦町が那智勝浦の港と北浜海岸と隔年で交替いたしておりました。当時の町長と我々この二地域二自治体で隔年で開催するというのも一つの方法やのと、我々ももう北浜ということで特定したしと、こういうような内々の相談があって、そのようなことが下敷きになってあの港での提案を申し上げるべく、その水面下での検討をいたしたというのがその実相であります。しかし那智勝浦町も既に花火大会はやめました。わずかに残っているのは太地町のお盆の行事としての花火大会が各自治体の沿岸部では、熊野市を除いてそこだけだと思います。また手づくりでありますが、三輪崎地区におきましては16日だったですか、17日だったですか、16日やったですか、いわゆる柱松、実行のときに柱松実行会が総力を上げて手づくりの中で、この柱松行事の一環として時間は短いですが、すばらしい花火を打ち上げていただき、大勢の御来集の皆さん方の拍手喝采を得ていることは、私も現場を何度も参加もさしてもらい、また自分の目で確認もいたしております。私はやはり新市誕生のときでもあります。また熊野川が世界文化遺産の川の道として指定なったこの時期に、我々はある意味ではむだという部分もあるかもわかりませんが、歯をくいしばってでも、やはりこの新宮市が熊野中核市として、この夏の風物詩としてのこの行事を、私自身の気持ちとしては継続したい、強くそのように思っているところです。



◆24番(辻本宏君) 

 市長さんは当分続けていこうというお考えなんでしょうけども、その市長から出たことなんですけど、そのむだということなんですけど、そういうふうなことも少し思われるんだったら、これからかなり削減していかないといけない、逆にいえば旧新宮市と旧熊野川町が合併したわけですから、ここら辺で一つ仕切り直し、言うたら言葉悪いですけどもリセットしてですね、こういうふうなのも一つなんですけれども、見直してやっていくべきじゃないかなというのが私の意見なんです。何度も申し上げますけれども結構問題も含んでますよ。なかなか寄付金が集まってこない、現場のですね河川敷が不安定である、そういうもろもろの、これ一回洗い直してですね、市長もう一度考えていただくことをお願いして、次の項の質問に移ります。

 次は働く場づくり、企業誘致の方策ということなんですけど、この私の働く場づくりというのは根本的には製造業、理想的なことでいえば製造業の誘致ができればいいなというのが望みなんですけれども、人口の減少の歯どめをかけるという最も大事な、やっぱり働く場ということしかないと思うんです。2年前、平成16年には土地開発公社から1億2,000万円で企業用地も購入してますね。昨年から売りに出している、今年度18年度の予算ですが、その反面企業誘致対策課ができてからその予算がほとんど変わっていない、年額140万円ですか、全体予算からすればこれものすごい低い数字ですよ。0.001%これで何ができるのかということにもなってきます。そのうち企業活動するためのどこかへ行くですね、当然都会の方面へ出かけて行ってどこかの企業を訪問しないといけない、これが基本的な市政なんですけども、働きとして市政なんでしょうけども旅費70万円ですね、これ12カ月で割ると月6万円、これではその誘致の目的というのを達成、到底達成できるとは思えないんですけれども。ですから全くこれまで変わり映えのしない予算や、やり方で企業誘致の成果は出てこないと思いますし、もう既に企業誘致も売り出してますね、どうしてもっともっと目的を達成するために積極的な、結構それに見合った予算にしないのかというのが初めの質問なんですけど、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 北畑企業誘致対策課長。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 お答えいたします。予算が多いから積極的に対応する、また少ないから積極的ではないというようなことではないと考えてございます。確かに少ないことといえば少ないんですけども県内の他市と比べましても、新宮市ではその中では企業誘致にかける予算は最も多くなっております、少ない中でも。またあの埋立申請に基づいて港湾管理者が考えております用途指定に基づいた企業を誘致することがあくまで基本となりますので、どんな企業でも誘致すればいいというようなことではございません。あくまで用途指定に適合する企業と接触しているのが現状でございまして、そういう中で現行の予算の中でできるだけ成果を上げていきたいと、そのように考えております。



◆24番(辻本宏君) 

 成果を上げていきたいということなんですけど、企業誘致も先ほど言ったように売り出している、普通だったら大体もう輪郭というか、どこか来ますよという輪郭が見れてないといけない時点だと思うんですよ。それなのにまだ全然その輪郭も見えてこないどういうふうな業種のものがくるかもわからない、これでは先々ですね不安といいますか心配するしかないかなと思うんですけれども。前にですね、海洋深層水の会社メタンハイドレートの基地というのここなんとか望みがあるんじゃないかということでいろいろ当たってたと思うんですけど、これ今どうなってますか。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 海洋深層水事業につきましては、平成14年に会社を設立し事業化に向けて継続して活動しておりますが、現時点ではまだ事業開始に至っておりません。事業者はぜひとも実現させるために各方面で努力されておりますが、その具体的な内容につきましては個別の企業のことでもあり、具体的なことはここでは差し控えさせていただきたいと思っております。ただ用地につきましても仮予約をしていただいておりますし、水の産業の港という新宮港振興ビジョンにも合致した事業でもあります。雇用も含めた経済波及効果も大きいと思いますし、そういう面では私ども大きな期待を持っているというのが現状でございます。またメタンハイドレートにつきましては、他の地域に先駆けて13年度から要望を続けております。今年の1月15日にも経済産業大臣と資源エネルギー庁長官に対し調査船の基地としての新宮港の利用、また研究機関の設置について市と商工会議所、新宮港振興会で要望してございます。平成21年度以降に日本海域で本格的な調査に入るとのことで、その際には計画を立てる上では新宮港の利用についても検討していただけるというような回答をその場でいただいております。さらに15年度に実施されました基礎取水調査については、昨年度、今年度で解析中のようで、結果は有望のようなんですが、採掘技術や環境対策などまだまだ課題も多く残っております。今年中に埋蔵量の算定や生産候補地点の選定を終え、来年からの5年間で具体的な採掘、生産手法の検証に入る計画のようであります。なお国としましては、長期的ビジョンで平成28年度までに環境対策を含め、量産技術を確立し商業生産を目指す計画であります。そのような中で今後ともこれまで同様、国に対して要望を続けてまいりたいとこのように考えております。



◆24番(辻本宏君) 

 メタンハイドレートというのは一つのですね、国策といいますか地元選出の二階通産大臣が今精力的に取り組んでいただいている事業の一つですね。これは日本全体を考えて、国策としてやってどこへ持っていくかというのが今検討中なんでしょうけれども、ぜひ新宮市も熱い気持ちを見せて引っ張ってきていただけたらなと思うんですけども、この海洋深層水の会社というのは一言で言って見込みあるんですか。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 そのように会社としましては実現できるよう必死に取り組んでるように聞いております。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、和歌山県はですね、昨年から企業誘致サーチャー事業というのを始めています。企業誘致サーチャー事業ですね、サーチするというか探るという事業ですかね、これは主に県外の民間企業の人たち約100名を募り、企業紹介、結果進出が決まれば成功報酬として1件30万円から100万円出そうと、もう一つ企業誘致プロモーション最適化事業委託先選定、これも行政的に長ったらしい名前なんですけれども、これに関するコンペの参加者というのも行ってます。これはこれから和歌山県にそぐって、そぐった企業でその活動をするのに効率的に行うために、どんな所がどんな企業があるのだろうかというのを民間に委託する事業です。県の方ではこのように複数試みてきてるわけです。これはこの制度、二つの制度は全県下の企業用地を対象にしてやってるんですけれども、でも紀北、紀の川筋というのが有利で、御坊市なんていうのは御坊市から、せめて御坊市ぐらいまではなんとか誘致ができてるんですかね、その南というのがなかなか光が届いていないというのが現状じゃないかなと思うんですけど。そこで県の方はこういうふうな制度を打ち出してきてます。これとその担当課との連携といいますか、綿密な話し合いというのはできてるんですかね。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 企業誘致するために議員おっしゃるように、県の支援は絶対に必要であります。そういうことから県の企業立地あるいは港湾振興の担当課とは情報交換折に触れ連携をとっております。今後とも県当局のほか、地元関係者とも連携をとって活動を進めていきたいと考えております。先ほどのサーチャー事業につきましては17年度から県の方で始まった事業なんですけども、106名の方に依頼されて、今年度その中から1社誘致に成功したと県から聞いてございます。このモーション最適化事業につきましては、17年度単年度の事業でございまして、和歌山県内の企業用地13カ所ございますけども、そちらへ誘致対象企業関西圏の200社、関西圏にあります200社に対してその民間企業の方に調査していただいて報告書を提出してもらうと、その報告データに基づいて、今後企業を訪問なりをしていくというような事業でございます。



◆24番(辻本宏君) 

 その内容はわかるんですけど、その県の方がそういうふうな形で何ていいますか制度を与えてくれているわけですよね、向こうもやってる、それで市当局の方としたらこの会議があるこの会サーチャー事業を取り組む会議がある、あとコンペのやつですね、企業誘致プロモーション事業、先ほどいったそういうふうな何らかのアクションというのが向こうからあると思うんですよ。その点の何ていうかなあ、接点ていうんですか、実際の会議だけ参加して、ただそれで終わりなのか、それ以上うちの状況は特に厳しいのは北畑課長もよくわかっているでしょう。不利な点もよくわかっているでしょう。担当がかわって、すぐにというのも気の毒なとこもあるんですけども、もう少しホットラインというか、つないでいく必要があるじゃないかなと思うんですけど、その点どうですか、こちらの方の市政ですね。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 この二つの事業につきましては、私この1月にかわって以降、この事業につきましてのいろいろな情報の交換はございませんでしたけども、その他につきましては折に触れ先ほど申しましたように、県の担当課とは連携をとっているつもりでございます。



◆24番(辻本宏君) 

 市長も予算大綱に経済動向の中では、大変企業誘致というのは厳しい状況であるというふうに書かれてますし、その予算案ひとつの指標になるんでしょうけども、私から見たらちょっと手ぬるいんじゃないかなあというふうな感じも受けるんです。そんな段階でその企業誘致に当たっていてもなかなかいい結果が出てこない、せめてですね、何年に何の業種、これは来る来ないというのは別としてターゲットとする業種ですね。複数挙げて計画的にやっていく、年次目標ですね。その担当課の方ではこれまでやってるのか、これからやってくのか、その点いかがでしょうか。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 今おっしゃられましたように、何年度に何の業種、次の年度に何々というようなそういう意味での年次計画は作成してございません。どんな企業でもかまわないということであれば、年次計画も立てやすい面もあるんですけども、やはり用途にあった企業を誘致するとなるとなれば、なかなかそういう年次計画を立ててやることについては難しい面もございます。



◆24番(辻本宏君) 

 だから今までも目標に掲げた年次計画というのもないし、これからもつくっていかないということですね。



◎企業誘致対策課長(北畑直也君) 

 そうですね、相手方のあることの事業でございますので、企業の意思決定にも相当時間も要します立地する場合におきましても、こちらの都合どおりにはなかなかいかないというのが企業誘致でございまして、仮に年次計画を作成いたしましても絵に書いたもちに終わるようなことでは困りますし、そういうような面では今のところ年次計画を立てる予定はございません。



◆24番(辻本宏君) 

 私自身ですね、基本的な作業として目標を掲げた年次計画というのがいるんじゃないかなあと思うんですけど、その当たり前のことを言わしてもらえば、そしたらなんのために新宮港を拡大して新宮港の中に企業用地をつくったのかってことも問われてきますよ。県に頼るということも必要でしょうし、必要なのは大事なのはわかるんですけど、企業誘致というのはほかの自治体でも結構自力でやってるとこが多いですよね。あんまりおんぶに抱っこというわけにもいかないでしょうし、なかなかそうしてでも活路が見出せない、新宮市の独自の力、自分の力でやっていくそのためにはベースになるもんというのは年次の誘致計画といいますか、必要なんじゃないかなと思うんですけど、そこら辺がやはり企業誘致対策課の一番ベースになるお仕事でもあるんではないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 亀井経済観光部長。



◎経済観光部長(亀井寿一郎君) 

 確かに年次計画云々いうことについては必要性はあるかもわかりません。ただ私ども今接触しておる企業についてはですね、なんとか早く実現したいということで要するに港を活用する企業について努力しておりますので、その辺は御理解はいただきたいと思います。接触している企業については、名前を挙げるということはまだまだ水面下での話もありますし、公表できない部分もありますのでその辺については御容赦いただきたいと思いますけども、できるだけ一日も早く実現すべく努力しておりますのでよろしくお願いしたいと思います。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、もう繰り返し繰り返し、重ねて重ねての質問になって申しわけないんですけれども、以前ですね、経済産業省に企業誘致の成功した地域ありますか、というの尋ねたんですよ。そしたら日本海側の島根県の斐川町というのを照会していただきました。おととしの3月ですか、大西先輩議員に頼んで一緒に当局からは片山課長補佐さんも同行してもらいました。ここの斐川町の例を挙げますと、昭和56年から20年余りかけて企業の大きい小さいってのはあるんですけれども23件。当時は町の人口は2万2,000人だったわけなんですけど、今現在では企業誘致が実を結んで2万8,000人台になっている。ここの町長というのは農業基盤整備と企業誘致の二つの政策を重点的にやられた、当時は道路網も整備されてなくて大阪まで4時間、地理的には新宮とよく似た所なんです。この結果、町の財政もまあまあいいですし、町村合併も今のところしていない、そういうまちなんですね。これはもう当たり前のことなんですけど、ここで聞いた企業誘致の基本というのが、町長は何度も何度も企業に足を運び、企業の希望を聞き出し、希望は叶うように努力してトップセースルを積極的に行った、というふうにいってるわけですね。これはもう先ほどいったように20年かかってるわけですから、長期間それを続けたんでしょう。地元選出の代議士に精力的に協力を仰いだ、県知事にも何回も協力を求め知事も同じようにトップセースルを行ってくれた、まあ熱意が伝わったんでしょう。それと福間さんという担当職員が20年間企業誘致に携わり、大企業の誘致を実現さしたと、長年この福間さんというのが携わっているわけですから、この人の力がそこで働いたんでしょう、底辺で働いたんでしょうね。企業、国、県との人脈が自然とできたようです。この福間さんという人を知らない人がいないためにですね、結構何かのこの企業誘致に関する話は国に持ってっても、県に持ってっても早く進んでいくと、この福間さんの実績なんですね、その実績がですね認められ、亀井部長も見ていただいたらいいと思うんですけれども、首相の官邸ホームページでもこの福間さんて方紹介されてます。タイトルは地域産業興しに燃える人ということで御紹介されてます。もう一つはこれは誘致してから夢が叶った場合の話なんですけれども、そこは夢が叶ってますから後のことも言われてましたけれども、企業誘致の秘訣として進出後のアフターケアがある、これはそればっかりではない、なんにでもいえることかもわかんないんですけど、アフターケアがある、ここへ行ったらいいぞという噂がですね、企業間に流れれば結構目を向けてくれると、こういうのが秘訣ですよということなんです。ここは、ここの例いうと何回も何回も企業に通って熱意が伝われば実を結ぶというよい例ですね。全国でこれも数少ない成功例ですけれども、新宮市もこの数少ない市町村の仲間に入っていかないと企業進出もできないし、新宮市の将来も危ぶまれるんじゃないかなというふうに大変心配してるんですけれども、市長いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 成功例のよい話を聞かしていただきました。我々もぜひこの港を軸とした産業の振興、地域の産業も含めてでありますが、この造成したときから長い取り組みになると覚悟はいたしておりましたが、いよいよ販売、また新宮港の供用開始が目前にせまる中からさらに重点をかけて、この港の利活用についての推進促進に努めてまいりたい、そのように思っています。また庁内でも当然企業誘致のためのそれぞれのプロジェクトをつくっておるわけでありますが、改めてこの議会終了後少し整理した中から、この市の組織の中でときには議長にもお願いして、議会から参加もお願いするかもわかりませんが、一つの検討委員会を構成したい、このように今腹案も固めているところでございます。どうか御理解下さい、また御協力下さい。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、大変期待するお言葉いただきましてありがとうございます。この新宮港の企業用地だけに限らずやはり働く場が新宮市の生命線になってくるのではないかなという私自身も前々から強く強く思ってるんですけど、それはですね、これから少子化、高齢化というのがどんどん進んでいくでしょう。この一つの手法なんですけど、その裏づけとまで言えないんですけど、先月東京に行ってですね、経済産業省経済産業局地域政策課というとこを訪ねていろいろ説明いただいたんですけれども、これ前にも申し上げましたけれども友人から言われ、昨年ですか10月に、講談社から毎月発行されている月刊現代スクープ記事として、2030年にゴーストタウンになる市町村というタイトルで取り上げられたもとの資料なんです。残念なことに新宮市もその名前が上がってます。これ市長にこの場でこの資料をお渡ししますので、これがすべてではございませんが、これを一つの参考にですね、これから企業誘致に力を注がれますことを強く強くお願いいたしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 質問中ですが、10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後4時08分

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△再開 午後4時17分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 24番、辻本議員。



◆24番(辻本宏君) (登壇)

 それでは次の項目、道の駅について質問させていただきます。あと時間もございませんので走り走りになってしまいますけれども、当局の方よろしくお願いいたします。まず建設への取り組みということですが、これ私これまでですね地元木材業界の若手グループから、佐藤市長も覚えていただいてると思うんですけれども、前の佐藤市長時代に要望が出されました、それを元に新宮市の特色を生かした道の駅、道の駅の必要性、来訪する人たちをとどめる場ということで、過去3回繰り返し質問をさしてもらいました。当時、佐藤、上野前市長を初め当局は、このときどういうふうに受けとめていただいていたのかなというふうに考えてるんですけど、私聞くところでは、昨年からどこに道の駅をつくるかという話も持ち上がってますよというふうに聞いたんですけれども、この点事実の話はいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 この道の駅につきましてですね、以前平成8年12月に新宮市の方から高森の焼却場跡地ということで県を通じて国の方へ計画を提出しました。その後平成9年3月にですね、全国の指定の中で高森は漏れたんですが、いろいろ国の方でも今現在道の駅からいろいろの方策がされております。特に和歌山県ではですね、以前15番議員も質問されたと思うんですが、なぎさの駅構想ということで、国道42号、それから311号、168号を軸として計画が立てられました。そのときも新宮市は一応手を挙げております。今現在県の方のなぎさの駅というのは紀州もてなし街道というような名称もちょっと変更してきましてですね、今現在同じように生かして計画をしてると聞いております。またそれについてはまだ新宮市の方へは依頼文書は来ておりませんけど、当然こちらの方へもその道の駅と合わして計画の中でいろいろ希望地を募ると聞いておりますので、その中で、新宮市としてのそういう依頼が調査があればですね、ぜひ手を挙げていきたいと考えてます。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、これから手を挙げるということなんですね。私はですね、まだまだ新宮市というのは素通り地域であるという印象は変わっていないんですよ。そこで前にですね説明を受けた資料もいただきましたけども、これは文化ホールの建設を広角用地から変更して市街地のどこかに変えて、広角の文化ホール建設予定地に道の駅を建設するという計画案が浮上してましたね。ここでは11年度に市開発公社が購入した2万4,600平方メートル、約7,400坪の埋立地というのがございますけれども、仮にこの埋立地を道の駅に利用する、この計画案をもとにするとなると全部を利用されるんでしょうか。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 広角用地につきましてはですね、この間、全員協議会を開いていただきまして市長の方からいろいろあの土地利用についてのお話をされたと思います。ただ私どもとしてはあの広角用地については当初県の文化ホール用地ということで用地を確保して、そして国の事業で埋め立てをしていただくと、国の方も今まで約4億円近い金を入れてあのような形で埋め立てできるようになっております。この18年度であの土地が埋まる予定でございます。それで国の方としてはですね、あと擁壁工事とかいろいろ工事の兼ね合いがございますので、市の方へ跡地利用について市の考えどうですかという話はきております。ただ議員お尋ねのあそこを道の駅にするかどうかというのはですね、私ども事務段階の水面下ではいろいろ話はしておりますが、正式に行政としてあそこどうするというのはまだ決定に至ってないような状況で、この間、市長が全員協議会でお話されたような市としては内容でございます。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、あそこの広角の埋立地は18年度、今年度で完全に埋め立てが完成するわけですね。私自身もともとですね、道の駅はどこがいいかということを言ってたかというと、高森の焼却場跡地を活用してはということを申し上げてたんですけども、ここもですね一面一つの心配として市民の皆さんからちらほらと声を聞くんですけれども、私は高森の焼却場あたりが一番眺めがよくて広さも一番いいんじゃないかなと、表面的な考えで申しわけないんですけれども仮にそこへつくる場合に、つくるとしてですね、あそこもともと焼却場だったわけですから、人体に悪影響を及ぼす有害物質の問題なんかというのは出てこないでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 大江市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大江清一君) 

 これはこの前にもお答えさしていただきましたとおりですね、昨年コンサルしていただきました柱状断面まで採ってきちっと調べてもらってます。一番心配しておりましたダイオキシンというのはもうないということが出ております。ですから心配すれば切りはないわけですけども、あとロッカクロム、フッ素、これについても基準を少し1.2とか1.4を基準値を超えてる程度ということが出ています。ですからそれ以上心配はですね、この前も17番議員さんも言われましたが、ずっと遠くまでとかそういうことを拡大していけばですね、これは切りのない話でありましてその処理法に基づく調査の結果がそういうふうに出ておりますので、今のとこそれはないと、そういうふうに思っております。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、わかりました。その高森の焼却場跡地につくるにしても広角の用地、先々どうなるかわからないですけどつくるにしてもですね、私自身一番生かしてほしいなというのがあそこにある新宮市内で唯一の熊野古道である高野坂なんですよ。これは青写真になるかもわかりませんけれども、当局に全く考えていないというふうにいわれればそれまでなんですけど仮にどちらかへつくるとして、なおかつ高野坂をフルに生かすということであればどういうふうな形で生かしていけるでしょうか、その点いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 中岡企画調整課長。



◎企画調整課長(中岡保仁君) 

 私も高森の焼却場跡地見てきたわけなんですけども、そこからの高野坂へのアクセス非常に優れておりまして、5分ほどかからないでしょうか、下るだけで中間地点、入り口側に行くことができると、そして今の埋立地の方もですね、将来的にはですね、つなげれるような形で公社の方でですね、3メートルほどの通路をですね、大浜よりからずっと通ってきてますので、そこら辺いかようにでもなるかと思います。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、ぜひぜひ高野坂を生かしてつくるのであればですよ、つくるのであれば高野坂を生かしていただきたいというのが願いです。ここで一つ提案なんですけれども、これは市長に申し上げたいんですが、市のこの事業ということで限らないんですけれども、そのインベスタリー・リレーションズ、私も発音が下手くそなんでうまく言えないんですけども一言でいうと投資の御案内なんです。道の駅をつくるからそれを使ってくださいというわけでもないんですけれども、合併特例債とかそういう利用もいいんですけれども、この道の駅をつくるのであればですね、新たな資金調達法として、これまで市中銀行政府資金に変えて市民参加型の公募市債を発行してはというふうに思うんですけれども、これは2002年ぐらいから全国の市町村が、まず第一に市民の皆さんに行政への参加意識を高めると、また違った意味での資金調達法の手法として取り入れてきてるとこが目立ってきてます。初めは大きな自治体がやってたんですけれども、最近は小さな自治体でも結構ふえてきてる。これは内容はどういったものなのかといいますと、市町村で何か事業をしたいとき、市民の皆さんに債券を発行してお金を集め、限られた期間でそのお金を運用して事業を行うという仕組みのものです。もちろんその市民の皆さんは投資してもらった分、利息が受けとれるというか市の方からも払わないといけない、元本割れのない安全な公社債投資というわけです。これですと新宮市が市中銀行政府資金の借り入れでレートが年利率1%から2%でありますね。この公募市債であれば市民の皆さんに5年間借りて利息分として支払う年利率というのは0.6%台、市内銀行の比較的利率のいい定期預金5年預けて年利率0.1%前後です。これですと市民の皆さんにとっても新宮市にとっても有利じゃないかなというふうに思うんですけど、これは隣の熊野市でも実施してきてます。その例をいうと15年から熊野市が始めて申込者も大変多く公募抽選ということになってるようです。最近発行額は大体3,000万円前後、債権額面というのが10万円から、10万円単位で100万円まで、年利率が0.59%で借受期間というのが5年間、大体5年というのが多いんですけれども、大きな自治体になると10年というとこもありますけど、熊野市はこれで何をしたかといいますと資源ごみのストックヤードを建設した、16年度も続けてそれを実行した、同じ額です。大体レートも一緒です。これで何をしたかというと小学校のプールの改修、パッカー車の購入、合併浄化槽設備、耐震工事を行ったということなんです。ですから市民の皆さんに近いといいますか、密着した事業を行われているわけです。奈良県の人口2万8,000人の斑鳩町でもこの資金調達法を取り入れてJRの法隆寺駅の再開発ですか、それに1億円公募して使われていると、市長も既に御存じだと思うんですけど、和歌山県もこれ紀の国きらら債という名前で30億円公募してきてますね。市民の皆さんに行政への参加意識を高めてもらう、事業参加してもらうということにとっては非常にいいんじゃないかなと思いますし、一つの新宮市の事業、財政運用面でもある程度効率のいいもんじゃないかなとも思うんですけれども、この点いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 小山財政課長。



◎財政課長(小山壽行君) 

 今議員さん御提案のあった市民参加型の公募地方債ですけれども、3、4年前から取り入れられております。これ政府資金の運用形態が変わってきまして、住民の方からもそういう資金の調達をやったらどうかということで制度化されてきておりますけども、実はなかなか地方団体の取り組みが進んでおらなくて16年度の実績でも全国で93団体しかないというのが実態であります。恐らくあの金利の差があるのではないかなと想像するわけですけども、ちなみに16年度で新宮市が銀行から借り入れた金利が15年物で1.2%であります。標準的な公募地方債5年物と10年物が示されておりますけども、10年物でも1.374%ということで我々の15年物の方が金利が安かったという実態がありまして、恐らく現状は証書借り入れの銀行等からの借り入れの方が安いというのが全国的にあるのではないかなというふうに想像します。ですからこういう金利差がなくなってくればですね、議員さんおっしゃられるように住民が行政への参加意識を高めるという、そういうことがありますので、そういうことになってくれば考えていきたいというふうに思っております。



◆24番(辻本宏君) 

 小山財政課長言われるのはよくわかるんですよ。ただ住民参加型、市の事業に市民が投資して事業をしてく、住民の参加意識を高めるというのは非常にこれは計り知れないもんだと思いますんで、そこを私強調して言いたいですね。多分小山財政課長1.2%その数でいうと不利なとこもあります、これは。数値の運用でいうと、というのは期間なんかは借り入れてるのは多分15年、20年だと思いますし、これですと期間が5年か10年ということですから、その点考えるとデメリットまではいかないですけど少し不利な点もあるんじゃないかなと思うんですけど、私は市民の皆さんに参加していただくということを強く思えばですね、そういうのもひとつ試みる必要があるんじゃないかなというのを思うんですけど、市長いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 既に金融機関等からの営業ありまして早い時期に私もこの進めは聞いております。また和歌山県が公募する中から和歌山県がこのきらら債ですか、大変好評を博して過日もテレビ報道がなされていましたが、国債に準ずる市民の好評を得ているということもよく理解しております。しかし今小山財政課長が申し上げましたように、我々の財政運用という実態からすればやはり額面とは違いまして手数料が相当高いものになる、結果的には資金調達のメリットとしては非常に薄いと言わざるを得ません。今言いましたようにこのような公募の方式の手数料含めた金利の取り扱いが変わってくれば、当然のことから市民が市政に連帯するそういう共有の一つの方法でありますから大いに活用するべきものだと私自身も関心は寄せておりますが、現時点では財政課長がお答えした以上のことを私としても申し上げにくいというのが状況であります。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、わかりました。市長にはその関心を膨らませていただいて早い時期に取り入れていただくことをお願いしたいと思います。

 次にスポーツ施設ということですけれども、青少年の強い心身育成のための武道館の建設ということですが、これは24年前にですね、昭和58年4月に市内並びに周辺地域の武道振興と青少年の健全育成による明朗な社会の建設を目的に柔道、剣道、空手3団体、少林寺、なぎなた、弓道の9団体が結束して新宮市武道連盟という団体が発足され、当時ちょうど市長を引かれた瀬古潔さんにも御賛同いただきました。私も及ばずながら当初からかかわっているんですけれども、この中へかかわって、これできたときは子供たちがですね、毎年1回大浜体育館で合同演武大会をやってたんですけど、そのときは400人ぐらい、そのできた当時は400人ぐらい集まってたんですけれども、だんだんと子供たちが減って5、6年前も1回やったんですかね、その半分以下、集まりが半分以下という事態になってきて今のところはやってないんですけれども、私の知る範囲内では子供たちの武道離れというのも起こってるんじゃないかなと思いますし、今まで私が小、中学校のときというのは小学校は自由に野外で遊んで、中学校に入ると放課後柔道、剣道のクラブというのがありまして、そのクラブも大変盛んでありました。今文明の進化なのか、小、中学校で活発にスポーツに打ち込む者、家の中でゲーム、パソコン、インターネットをする子供たちがふえてきてるように思います。ですから傾向として野外に出て、伸び伸びと遊ぶ子どもが減ってきてるんじゃないかなというふうにも思います。国が進めるゆとり教育、自由な時間がありすぎて休みの日は家の中でゲーム、パソコンをする子供たちがふえて、ゆとり教育がかえって弊害になってしまっているのではないかという気もします。マイナス思考というふうに思われるかわかりませんけども私はこれが今の子供社会の実態ではないかなというふうにとらまえておりますけれども、教育長さんいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 中西教育長。



◎教育長(中西實年君) 

 気になる子供たちの心とか姿という面については、私自身も心配している面が多くございます。ただ子供たちのこの行動というんでしょうか、戸外で遊ぶそういうような子供が少なくなってきた一つの原因としてはですね、やはりなんと申しましょう核家族化であるとか、少子化であるとか、高度情報化の中で、家の中で一人遊びがふえてきておる、また最近では不審者情報がありますんで保護者の方もかなりシビアになって、外に一人では遊びに行かさないというような、マイナスの部分が出てきてるんではないかなと思います。議員御指摘のゆとり教育と自由な時間が多くなってきたというのは、やや違う側面がありますんで少しお話をさせていただきたいと思いますけども、戦後の教育ではですね、やはり皆さん方が通ってきた道ですけども、詰め込み教育の知識偏重の教育の中で、過度の進学競争とかというマイナスの面が出てきたと、これでいいんだろうかと知識の詰め込みだけではだめだよ、何が大切か、やっぱり自分たちで自分で考えて判断して行動できる力をつけていく必要があると、新しい指導要領ではよく生きる力ということで表現されていますけども、それの部分でありまして、ゆとり教育は私は現行の指導要領では小学校の一年、二年生で生活科という学習が出てきたり、あるいは総合的な学習とか、中学校では選択学習というような幅広い取り組みが教科らしい、あるいは教科らしからぬ教科が出てきたと、その中でやっぱり生きる力を育んでいこうということで、それぞれの学校で真剣に取り組んでくださってる結果ですね、子供たちは着実にそういう思考力、判断力、行動力というものは身についてきていると、そのように判断しています。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、現在新宮市のスポーツ少年団に加盟している武道団体の団員数というのはどんなもんでしょうか、5年前と比べてどうでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 芝生涯学習課長。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 私どもの把握しているスポーツ少年団の武道関係は空手道が6団体、剣道が2団体、柔道が1団体で、少林寺が1団体ございます。今議員おっしゃられました、例えば13年度では299名でございますが、17年度では231名となってございます。



◆24番(辻本宏君) 

 こちらの方も各団体のばらつきというのはあると思いますけど絶対数、武道の関係スポーツ少年団に加盟してる団員数というのは減ってますよね。大体2割強23%ぐらい減ってるんですかね、ですからこれは武道離れかどうかわからないですけど、これをできるだけ戻したいというのが私の願いなんですけれども、その戻すためには専門の施設をつくっていただきたい、これも24年間かかってずっと要望してて、新宮市武道連盟が発足されて要望してるんですけども、なかなか現実化されてないというのが今なんです。確かにですね、何かスポーツに熱中してる子供たちというのは、元気がいいし非行に走らないですよ。そのスポーツもいろいろあるんですけれども、これは当初武道連盟が発足するときに私もよく存じ上げてるんですけど、ここにいらっしゃる前田賢一議員さんもその剛柔流の有段者5段ですから、そのときかかわっていただきました。ですからそのいきさつもよくわかると思うんですけれども、とにかく何か専門の施設で専門のプログラム、専門の指導者がいてというふうな形の施設ができないもんかなというふうに思ってます。もう一つはその新宮市という中核都市ですから、少なくとも周辺の市町村の武道をする励む子供たちを集めて何か大会がやれる場があればいいと、なおかつもっと広げていえば関西、中京方面からですね、何かの武道関係の大会をする施設があればいいというふうに思ってるんですけれども、市長この点いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 青少年の心身育成のためにスポーツの振興はもとよりのことであります。いろいろこの市域のいろんな方々が社会人が特に寄与していただきまして、青少年のスポーツ振興のために学校当局とあわせて力を尽くしていただいてることに心から感謝申し上げております。今いういろいろな施設の整備の面におきましては満ち足りているという状況ではありません。できているものがありますが、できていないものもある。しかし、これは市政の課題として年次を追ったそういう整備の中から、少しでもこのようなスポーツ施設の整備には努めてまいるそのつもりでありますが、ただ今ある施設の中からいろいろなこの有効活用というものをできるわけでありますので当面の間、今すぐというわけにはいきませんが、当面の間はそのような中で有効利用を図るそのようなお世話、当然教育委員会なり、また所管の施設所管の所でもバックアップをさしてもらえると、そのように思っておりますので、武道連盟の方々にはそのように今しばらくは御辛抱かけますけれども、そのような利活用を図っていただきたい、このようにお伝えしてもらえれば幸甚に思います。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、質問が前後して申しわけないんですけれども、その武道団体の練習なんですけれども、市内の各小中学校をお借りして、小中学校の体育館をお借りしてやってるんですけれども、今回ですね、議案書の中でそれも有料にするよというふうに出てきてましたけども、これはやってる人たちといいますか、すべての人に聞くのは無理でしょうけれども、関係者の方々の意見というのは聞いたんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 芝生涯学習課長。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 議員御質問の件につきましてはですね、聞いてございません。公共施設のですね使用料の設定につきましては、受益者負担の原則に基づき定めることが基本であるというふうに考えてございます。その市立の学校の屋内運動場につきましてはですね、学校教育以外での使用については、市立体育館等とですね同じ公共施設というふうに位置づけてございます。したがって使用料を設定するか、あるいはしないかにつきましては利用者の意見を聞いて定めるという性格のものではないというふうに考えてございます。本市におきましては長年にわたり行財政改革、これ進めるに当たりまして事務事業の見直し、こういったものを進めてまいりました。その中で公共施設等の使用料や手数料の見直しについても重点項目に上げられてございます。最近では平成11年7月29日でございますが、新宮市の新行政改革大綱の中でも学校施設を含めた公平な受益と負担の確保の検討というのが明記されてございまして、また昨年の7月でございますが市政の提案箱の中にですね、公共施設の使用に当たっては無料使用ではなく公平に使用料を徴収すべきではないかという旨の提案がなされてございます。さらに周辺の自治体の状況を見ますと、大多数の自治体におきましては条例化しているところ、していないところございますけれども、使用料は徴収してございます。そこで今回公平な負担これを具現化するために受益者負担の原則という原点に立ち戻りまして、使用者には電気料金程度の負担を求めることにした次第でございます。以上です。



◆24番(辻本宏君) 

 私はなんらかの形で相談してもらえればよかったなあというふうに思うんです。というのはルールはルールとしてあるんですけれども、やはりですね現実というのがちょっと違ったところがあって各武道団体ほかの団体もあるんですけれども、特にスポーツ少年団だったら会費とってますね、2,000円、3,000円の会費です、ひと月。それが仮にメンバーが多いところ、少ないところあります。10人とか10人以下となると、週に二回、三回使うとして300円、スポーツ少年団の特例スポーツ少年団の人たちには優遇しますよ、いうて150円としてもその回数重ねてゆくと結構膨らんできますよね、そしたら会費で賄えないということはないですけど、かなり資金が圧迫されるんじゃないかな、活動費が抑えられるんじゃないかなあという心配もありましたんで、そこら辺の意見を聞いていただきたかったなというのが願いなんですけど、それ以上求めませんけれども、あとそういうふうなところでできるだけそういう有料化するときは全部の人たちに意見聞くというのは不可能です。ですから主要な人たちに少なくとも意見を聞いて実行していくのが一番いいんじゃないかなというふうに思います。これはお願いとして聞いといてください。武道館の方のあれに戻りますけども、これからも佐藤市長に武道連盟というのを発足してこれを踏まえてですね、私自身もこの連盟の大目的である武道を通して青少年の健全育成による明朗な社会の建設を目指して、他地域の参考になるような武道館を見学して、佐藤市長に粘り強く頼んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 次に、くろしおスタジアムナイター設備と駐車場の拡大ということで、これも要望お願いなんですけれども、私はこのくろしおスタジアムは建設当初からナイター設備ができるのじゃないかなという期待しておりました。結局設置してもらえなかったのが残念です。当時のことを思い起こしますと、センターまで初めの設計では100メートルでしたか、それが120メートルに拡大して公式球場にした。そのときに拡張するための土地購入資金、山を削る工事費もかかりましたね。県に頼っていた資金も出なかった。そのためナイター設備まで回らなかったと言う事なんでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 県に頼んでおった資金が出なかったということでは決してありません。県として、ここは最大限の県としての責務というものを感じながら、御寄与いただいたものと私自身はそのように評価しております。



◆24番(辻本宏君) 

 本当に走り走りいきますけれども、くろしおスタジアムの設計はいつでもナイター設備が設置できる施設になっているのではないでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 芝生涯学習課長。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 ナイター設備の設置の場合には電線がいりますけども、その送電用の配管というものは設置してございます。ただ支柱を設置すればあそこの通路ですね、あそこがかなり狭くなるだろうというふうに想定しております。



◆24番(辻本宏君) 

 くろしおスタジアムにナイター設備をつけてくださいということなんですけれども、芝課長もよく実態は御存じかと思うんですけども、新宮高校、新宮商業高校、特に近大附属新宮高校というのは野球に力を入れてきてますよね、今も使っていると思います。かなりフルに使っていただいていると思います。さらに中学校のクラブ、少年野球チームというのは市内でも8チームあるわけですね。また外部から白鴎大学の合宿や、前回プロ野球のイースタンリーグの公式試合もしましたね、そんなんで活発になってきてる。こういうふうな動きですからナイター設備もつけていいんじゃないかなと思いますし、以前その野球場設計する工事の業者さんから話を聞いたことがあります。ナイター設備をするとまた二割、三割利用者がふえるということなんですけど、この点でどうですか。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 現時点でですね、ナイター設備を整備したときの課題といいましょうか認識しているのは、まず現在あそこ天然芝でございます。したがって天然芝というのは生き物でございますので、なかなか朝からずっと夜まで使う、そうしたときにかなり負担をかけるんであろうというのが一点ございます。もう一つは、ランニングコストの点がございます。一応試算をしてもらいましたところ、一般的なナイターですね、くまのスタジアムも一般的なナイター設備でございますけれども、やはり基本料金が年間420万円程度かかります。それで年間8カ月程度ですね使用すると、1カ月20日それから一回3時間程度使用するという想定のもとで試算をいたしますと、年間500万円超えます。それを受益者負担ということで、きちっと割り戻してみますとやはり一回3時間程度使う場合に、2万5,000円から3万円程度の使用料がいるようになります。果たしてそれでいけるのか、やっていけるのかどうかという懸念がございます。主にはその二つございます。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、芝生の何といいますか手入れとコストですね、ということだと思うんですけど実際熊野市も同じスタイル、同じ球場の内容でやってるわけですから利用者もふえてきている、ニーズも高まってるわけです。ですからそこら辺も考えてつけていただいたらなと思いますし、野球場というのは何をする所かというと、野球をする所ですからそれを重きにおいてこれから考えていただければと思います。

 この項の最後になりますけれども、私も小学生の次男の野球大会によくつき合わされました。あそこのくろしおスタジアムですけども、そのごっとごっとにですね、あそこの駐車場があふれてくるんです。周辺の民有地をお借りしてる、ここら辺でですねあそこの巴川跡地、旧巴川跡地のグラウンドありますね、そこを買うというのは無理でしょうけど、借りるかなんかして整備できないでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 あらかじめ会議時間を延長いたします。



◎生涯学習課長(芝悦男君) 

 この駐車場につきましては、今後の検討課題かなとは認識してございますけども、今認識しております大会ですね、駐車場が結構146台でしたか143台でしたか、駐車できるスペースございますけども、大会といたしましては年間今まででしたら軟式の野球の県大会というのが5月と9月、それから少年野球の県大会が7月、それから県の軟式野球の連盟大会が4月と7月、それから中体連が7月と、あと今年からですね、南部高校以下田辺から南の方の10校、10の高校が集まって10校リーグというのをこの3月春と、それから7月の夏に予定してございますけども、大体駐車場が結構いっぱいになるのはそういった大会かというふうに認識してございます。これまで、その言われましたくろしおスタジアムの近くの建設会社の空き地、空き地というか車両置いてますけどもそのスペース、それからくろしおスタジアムに行く手前の運輸会社のですね土地、そういった所をそれぞれお借りしながら大会を開催してきましたけども、当面の間は今までと同じような形にならざるを得ないのかなというふうには考えてございます。



◆24番(辻本宏君) 

 はい、ナイター設備もこの駐車場もできるだけ早く実現していただくことを願いまして、最後の項目、二次の市町村合併について、これ一点だけ聞かしていただきたいと思います。佐藤市長が再び就任されてから前回合併に離脱したですね北山村をどう考えているか、これからどういうふうな働きかけをしていきたいのかというのを、それちょっと一点だけお聞かせいただきたいんですけれども。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 気持ちといいますか、私自身がかつて三市町村で組んでおった合併協が、ある時期から崩れたということに対しては今でも断腸の思いで北山村が一つ離脱していった、このことについては自分自身としての深い責任も覚えています。そのような中から、これまでも何度も北山村村長のもとへも出向き、また彼も来ていただき、このような問題、直接確信に触れることをするわけではありませんが、いろいろな話をします。そのような中で、過日和歌山県が新しい第二次合併の構想を打ち立ててまいりました。振興局から局長も出向いてまいりまして、これらの協議についての具体的なアクションが近々の間に起こりそうだというふうに予感もしております。またこの議会終了後、この問題についてすぐさま県との連携を密にした取り組みをしていかなきゃならないとそのように思ってますが、中心市だけに、北山村の考え方も若干これまでと違ったいわゆるこの新宮だけというんでなく、新宮を中心とする広域的な協議の中で、どのように今後この隣町の那智勝浦町や太地町や古座川町があるいは串本町が反応をするかということも見きわめながら進めたいと、このような気持ちに変わりつつある、またそれが当然のことであろうかとそう思っております。ですから第二次のこの構想の中でこの協議を着手する中から、今後幾つかの展開があるかもわかりませんけれども、二次構想を含めた取り組みがこれから始まろうとしているだけに、私としても慎重に行動せざるを得ないと、今このように思っているところです。



◆24番(辻本宏君) 

 佐藤市長には三年後、五年後どうなるかを見据えて周辺市町村や県と十分連携を取りながら二次合併に向けて一歩踏み出していただきたい、というのを願って私の一般質問を終わらせていただきます。長時間ありがとうございました。

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△延会の宣告



○議長(上田勝之君) 

 お諮りいたします。

 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。

 あすは午前10時から会議を開きます。

 本日はお疲れさまでした。



△延会 午後5時00分