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和歌山県 新宮市

平成21年  3月 定例会 03月09日−04号




平成21年  3月 定例会 − 03月09日−04号










平成21年  3月 定例会



          平成21年3月新宮市議会定例会会議録

             第4日(平成21年3月9日)

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議員定数19名、現在員19名、出席議員19名、氏名は次のとおり。

         1番  木戸地郁生君

         2番  松畑 玄君

         3番  久保智敬君

         4番  榎本鉄也君

         5番  福田 讓君

         6番  田花 操君

         7番  東 賀代子君

         8番  杉原弘規君

         9番  東原伸也君

        10番  上田勝之君

        11番  三栗章史君

        12番  松本哲也君

        13番  前田賢一君

        14番  奥田 勲君

        15番  松本光生君

        16番  辻本 宏君

        17番  屋敷満雄君

        18番  前田 治君

        19番  大西 強君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成21年3月9日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(1)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(1)から

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地方自治法第121条の規定による出席者

          市長                  佐藤春陽君

          副市長                 竹嶋秀雄君

          収入役                 江川忠雄君

          まちづくり政策部

          部長                  川嶋 潤君

          次長兼企画調整課長           芝 悦男君

          参事(港湾関係及び土地開発公社担当)  向井 隆君

          商工観光課長              北畑直也君

          合併対策室長              嶋田喜久一郎君

          総務部

          部長                  小山壽行君

          次長兼総務課長             丸山修市君

          参事                  坂本憲男君

          秘書課長                鈴木俊朗君

          財政課長                上路拓司君

          防災対策課長              浜口恭行君

          市民福祉部

          部長                  森 常夫君

          福祉事務所長              浜前泰弘君

          福祉課長                勢古口博司君

          健康長寿課長              垣本正道君

          保健センター長             更家嘉重君

          建設農林部

          部長                  前田道春君

          次長兼農林水産課長           倉家 博君

          次長兼都市建設課長           中畑孝一君

          参事(建設農林政策担当)兼農業委員会事務局長

                              馳平忠男君

          熊野川行政局

          局長                  平 俊孝君

          住民生活課長              東 康夫君

          医療センター

          事務長                 杉山泰生君

          次長兼庶務課長             上野山巳喜彦君

          水道事業所

          所長                  山野上光治君

          業務課長                愛須雅文君

          工務課長                谷 昌則君

          消防本部

          消防長                 大石 明君

          次長兼消防署長             辻坂雅則君

          教育委員会

          教育長                 大江清一君

          次長                  楠本秀一君

          参事(文化複合施設担当)兼熊野文化振興室長

                              中岡保仁君

          学校教育課長              平見善宣君

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本会議の事務局職員

          局長                  鈴木 秀

          次長                  和田 隆

          次長補佐                平見仁郎

          次長補佐兼議事調査係長         赤松勇人

          庶務係長                北 光子

             第4日(平成21年3月9日)

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△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(奥田勲君) 

 おはようございます。

 ただいまの出席議員は19名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

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△日程1 一般質問



○議長(奥田勲君) 

 日程に入ります。

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表により、その番号順に従い順次発言を許可いたします。

 当局の答弁は備えつけのマイクを通して明解に答弁を願います。

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△杉原弘規君



○議長(奥田勲君) 

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 おはようございます。それでは、初めてのトップバッターで一般質問させていただきます。よろしくお願いします。

 まず最初に、新年度予算についての課題であります。

 新年度予算についてのテーマですけども、その大綱とか概要とかそういうものに触れるものではありません。いわゆる部分的な問題で質問したいとこういうふうに思ってます。

 そこで、この新年度予算の中にも過疎債によってかなりの事業計画が出されてます。来年度予算のその中にもかなり膨大な過疎債を使っての事業を起こすことになってます。

 それで、この過疎債の問題は、非常に我々市民にとって有利な内容の交付措置になるということは、もう皆さんも御存じのとおりであります。

 なぜ新年度予算の中で取り上げたか、それはこの過疎債が、平成21年度で一応の期限が切れるとこういうことになってます。したがって、この過疎債の適用が引き続き受けられるのかどうかによって、新宮市の財政に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。

 それで、この過疎債についてはもう皆さんも御存じのとおりだと思いますが、改めて過疎債の計画に掲げられた事業、このメリットについて述べておきたい。

 計画に掲げられた事業を実施する場合、過疎債を充てることができて、この過疎債のうち70%が交付税に算入される。いわゆる新宮市の負担が30%の負担であります。そういう事業を実施することができる。

 そこで、この過疎債についてですが、そもそもこの過疎債は、旧熊野川町の当時に過疎地として位置づけられ、それで過疎債が流用できる、充当できる、こういうことになってきたわけであります。この過疎債の事業債は、過疎市町村が過疎地域の自立を促進するため必要な事業として、通常の事業に上積みをして実施する事業とするとこういうことで規定されてます。

 それで、繰り返しになりますが、この過疎債は平成21年度で終了となる期限立法であります。今後の見通しについてどうなるのか。

 私は、引き続きこの過疎債を延長できるあらゆる手だてを尽くすべきだと思いますが、このことに対して当局はどのような働きかけをしてきているか、お答えを願いたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 芝まちづくり政策部次長兼企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 まず、全国の過疎地域自立促進連盟というのがございますけども、こういった全国的な組織を通じて今後ともそういった法の延長、充実、そういったものを訴えかけております。

 また、和歌山県内におきましても、同連盟の和歌山支部というのがございますが、これは知事が支部長でございますけども、この県内におきましても関係する市町村長、議会、そういった声を反映して、それを国のほうへ訴えていく、そういうふうな取り組みをしているところでございます。

 あるいはまた、新宮市独自におきましても、ことしに入りまして1月には経済産業大臣だったりあるいは地元選出の国会議員であったり、あるいはまた総務省の担当室長であったり、そういったところへ働きかけをしているところでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 今は、その流れを説明されました。

 私は、この過疎債が引き続いて利用できる、引き続いて延長される、そういう状況についてちょっとお答え、見通しはどうなんかというとこを説明していただきたいと思いますが、いかがですか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 見通しにつきましては、はっきり言ってまだよくわからないというのが実情でございます。

 ただ、この必要性につきましては、担当の総務省のほうにおいても重々感じている。ただ、その条件をどうするかとか、いろんなそういったことを今議論しているやに聞いてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 旧熊野川町が旧新宮市に合併しなかったとすればどうだったかと、私はこの過疎債は延長されているというふうに確信を持ってます。

 なぜかと言えば、旧熊野川町は過疎の地域そのものであります。新宮市と合併をした、そのことによってみなし過疎として合併後4年間、これを新新宮市が財源として事業を起こしていくと、こういうことになります。

 そこで、市長にお願いしたいわけですが、過疎債が年間2億円以上の事業を起こすことができる、このようになってると思います。

 過疎債の延長に向けての市長の構え、これからの行動計画、決意、そういうものを聞かせていただきたいと思いますが、いかがですか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 確かに過疎債は、大変当新宮市にとりましてだけでなく過疎地域全体にわたって、過疎から脱却を図るそういう諸事情のために必要不可欠な対策であります。そのために、私も、今芝担当室長が申し上げましたように、本県選出の国会議員、なかんずくその中核となっております過疎対策の特別委員会の副委員長を鶴保議員が務めているということでございますので、先年も委員会が現地調査に参りました。その席上にも出席いたしまして、強い要請の要望を申し上げ、そのお力添えをお願いいたしたところです。

 ただいまの動きは、この過疎債そのものを議員立法で制定するというそういう動きになっておりまして、その成案を作成するために着々と準備中ということだと予測いたしております。

 また、総務省の担当室長もその準備のために、いわゆるどういう条件をつけるか、例えば財政力と人口減のその比率が一種のそれをクリアする、過疎地域に指定になる条件でございますので、その辺のところをどの辺に線を引くか、そういうことで今懸命な政策を立案するための調整作業に入っているとこのように思っております。

 ただ、そのときに我々のみなし過疎でありますけれども、熊野川町と合併することによりまして、財政力は非常に当時の旧熊野川町よりも高くなってございます。1点、前回の現行の法律から言えば、そのところが一つのネックでございまして、今現行法ではその財政力指数をその対象地域を定めるに当たって、少し上回っているという状況であります。

 そのために、これはぜひ前回同様、四つの要件を満たすどれかの要件を満たすものということで、整備していただきたい、そういうことを申し上げてまいりました。

 そのような中で、今我々が注目している特に熊野川地域に対する適用が、新宮と合併することによりましてこれがなくなるということになると、非常に合併のデメリットというものが顕著に熊野川町に出てくるわけです。そこの心配を申し上げましたところ、今度の新過疎法については、いわゆる旧町村、合併前の町村も一つの対象として、旧熊野川町を新宮市が仮に過疎団体に指定されなくても、旧熊野川町ということでその地域指定をすることができる、そのような考えもほのめかされました。

 我々としては、この全地域が過疎団体として指定されるか、その分割によって旧熊野川町地域は相変わらず過疎債の対象地域となり得るか、このような我々としての課題を持っているわけです。

 ただ、市全体が過疎地域になれば一番いいわけでして、そのために今いろんな法制要望活動をいわゆる過疎振興団体、全国、または和歌山県の支部とも歩調を合わせまして、懸命に取り組んでいるところです。



◆8番(杉原弘規君) 

 ちょっと資料をうっかりして持ってこなんだんですが、過疎地になる条件がありましたね。経常収支やったか、0.42のそれを上回るか下回るかによって、過疎地域とされるかされないか、こういう基準があるんですが、この新新宮市として見ればその基準よりかはるかに上回るという結果だと思います。

 それで、新新宮市として見れば非常に難しいというふうに私は思います。

 旧熊野川町の地域をその地域として見れば、確実に過疎である。そこのところが一つのポイントではないかというふうに私は思うところであります。

 そこのところについて、そのポイントをどうするかによって、過疎債が受けられるかそれとも適用外にされるか、こういうことが起こると思いますが、その点についてはどれを基準にされて、そこのどこの部分をもって、先ほど言われました代議士の先生方にお願いしに行ってるんだということなんですが、過疎債を受けられるそのポイントをきちっと整理してきてるんかどうかが、ここのところをはっきりしないと、受ける国会議員の先生方も大変困るんではないかというふうに思いますが、いかがですか。



○議長(奥田勲君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 大きく分けまして要件は四つございます。

 一つは、人口要件でございます。二つ目が、財政力要件でございます。三つ目が、規模の要件ということ。

 この四つのうちの三つが非常に大事でございまして、特に先ほどから話が出ております財政力要件というのは、現在の法律におきましてはこの3カ年の平均が0.42以下というふうになってございますが、新宮市の場合、この決算状況を見ますと0.425となりまして、四捨五入しますと0.43ということになりまして、この辺のところが非常に今の条件を見直さないと難しい面がございます。

 ここが第一のところでございます。

 それから、人口要件でございますが、これちょっと専門的になりますけども、四つのうちどれかに当てはまってたらいいよということで、簡単に申し上げますと、そのうちの一つは、昭和35年から平成7年までの35年間で人口減少率が30%以上と、これは新宮市の場合には直近に当てはめてみますと、マイナス26%ということで該当はいたしません。

 それから、2番目の昭和35年から平成7年までの35年間で、人口減少率が25%以上かつ平成7年の高齢者比率が24%以上ということで、ここは該当はしてまいります。

 それから、3番目でございますが、昭和35年から平成7年までの35年間で人口減少率が25%以上かつ平成7年度若年者比率15%以下と、ここも該当はいたします。

 それから、4番目の昭和45年から平成7年までの25年間で人口減少率が19%以上ということで、ここもかろうじてクリアします。

 今申し上げました四つのうちどれか入ってればいいよということで、現在の人口要件に当てはめればまずクリアはするんですが、ただ新しい法律がその辺の人口要件のところをどういうふうにしてくるのか、その辺が一つ気になるところでございます。

 そういった意味からも、大臣あるいは地元選出の国会議員に対しては、その辺の人口要件のところをさらに緩和するような方向で訴えております。

 財政力の要件は先ほど申し上げたとおり、この2点が大きな部分なのかなと思います。

 先ほど申し上げました規模要件につきましては、合併したときに旧熊野川町と旧新宮市と比べますと、旧熊野川町は2倍以上ございますので、ここは問題ございません。だから、今申し上げました2点が重要かと考えてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 全くそのとおりだというふうに思います。

 したがって、そのクリアしにくい部分についてどう打開をしていくかという点を、かなり事務方の皆さん研究して、そしてやはりこの過疎債を何とかみなし過疎としてでも、あるいは新宮市全体が過疎地としてでもこの適用を受けられる、これは非常にこれからの新宮市の財政上、大きなポイントにかかわってくるだろうというふうに思います。

 これまでは、過疎債は旧熊野川当時に過疎地として位置づけられてきた、そして熊野川町が過疎の適用を受けて独自の事業を行ってきた、これは皆さんもごく当然のこと、御存じのことと思います。

 平成17年に旧熊野川町と旧新宮市が合併をして新市となって、これまで旧熊野川町に適用されていた過疎債が、新新宮市になってもみなし過疎地として引き続きその恩恵を受けてきたのであります。今年度の予算書を見ても明らかであります。会館建設事業4,300万円、交通安全事業3,200万円、それから港湾建設事業2億円、さらに消防施設整備事業で1億1,300万円何がし、このように全体で約4億円近い過疎債を使っての事業を起こしておるのであります。これも合併によって旧熊野川町の過疎債を使えることになったからであります。

 この旧熊野川町の皆さんが、合併を拒否したとすれば、合併が成立しなかったとすれば、この今年度予算だけでも4億円近い事業がどうなっているかわかりません。そういう点で、この過疎債に対する旧熊野川町の住民が起こしたそういう過疎債の適用を受けた、その恩恵を受けて4年間、我々新宮市民が恩恵を受けることになってきたのであります。

 もう一つ、辺地債がありますが、この辺地債については、私は僻地に限りますので旧新宮市では使えないというふうに思ってます。旧熊野川町地域に充当されているので、私は問題ないと、このように思ってます。

 この過疎債に限って言えば、本当に旧新宮市がかなりの恩恵を受けている。合併してから以後、この過疎債でどれだけの事業を起こしてきたか、この4年間ですか、18年、19年、20年、それで今年度も入れて、どれだけの過疎債で事業を起こしてきたか、その総額わかれば教えてください。



○議長(奥田勲君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 平成18年度で言いましたら1億9,940万円、19年度で3億5,470万円、20年度はまた予算額でございますが7億6,000万円、この中には病院事業債も含んでおりますが7億6,000万円でございます。

 過疎債3カ年の合計では13億1,400万円、それと本年度の予算では過疎債では3億9,430万円を予定してございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 ざっとこの4年間で17億円の過疎債を使っての事業を旧新宮市が起こすことができた。このことを私は、この場所で特に強調しておきたいというふうに思います。

 それで、合併してみなし過疎として新新宮市が今のように17億円近い事業を起こしてきたことは間違いありません。私は、このように旧熊野川町と合併をして、そのおかげで今述べたような事業を起こすことができた、そういう恩恵を受けてきて、それで旧熊野川町の住民の皆さんへの施策として提案をしたいわけであります。

 それは、(2)のところでありますが、旧熊野川町の高齢者の皆さんに福祉交通券を補助として出してはいかがかとこういうふうに思います。それは、いまだ旧熊野川町の皆さんは、合併をしてよくなったとはまだ見えてこないと、こういう声が私の耳には入ってきます。

 私は、以前にも言いました。合併をして旧熊野川町の住民の皆さんがよかったと言えるように、そのように新新宮市が言わしめるための施策をやるべきだというふうに、私の心の中には一貫して持ってます。

 それで、まずお聞きしたいわけですが、旧熊野川町の70歳以上の高齢者はどれだけおりますか。



○議長(奥田勲君) 

 垣本健康長寿課長。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 熊野川地域の70歳以上の高齢の方は、現在640人ございます。率にして35.65%となっております。



◆8番(杉原弘規君) 

 640人と言われました。やはりこの3年間ですかね、かなり減ってますね。

 そこで、この640人の高齢者がおります。70歳以上の高齢者がバスを利用している、そういう数字はつかめませんでしょうかね。わかりませんか。ちょっと難しいかもわかりませんが。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 申しわけございません。その数字にはついては、今のところつかめておりません。



◆8番(杉原弘規君) 

 よく言われます。熊野川町の皆さんも、私、多分これ旧新宮市の皆さんもそうだと思うんですが、路線バスを見ていつもがらがらのバスが走ってると、こういうふうに皆さんは言われます。私もなるほどと、そういうことを耳にしてからそういう気持ちで見れば、確かにその路線バスは、言葉は悪いですががらがらだというふうに思います。

 私は、この路線バスを利用して、そしてもっと気楽に新宮のまちに来れる、これは旧熊野川町の皆さんですが、新宮に行き来できる、そういう状況をつくっていただきたいとこういうことであります。

 そこで、私、この熊野交通で運賃表を調べさせてもらいました。168号線、川丈線で言えば一番新宮市に、一番奥のほうは敷屋だというふうに言われてます。そして、川丈線から篠尾の支線、そして玉置口、それから小口ですかね、こういう3本の支線があると、こういうふうに言われてる。

 そこで、それらの運賃についてちょっと私は調べさせていただきました。玉置口から宮井まで一日3往復、それの運賃は片道640円であります。篠尾から敷屋まで2往復、午前1本、午後1本だそうであります。運賃は510円。小口から日足、1日2往復、運賃は片道500円、とこうなってます。これが川丈線へ出てくるためのバスの費用であります。

 そこから新宮まで出てくる費用ですが、一番上の新新宮市内の一番奥と言えば敷屋であります。その敷屋から新宮までの運賃は1,220円であります。それから、日足から新宮までは910円、さらに能城から新宮までは880円、これを平均して幾らになるかというのを私なりに算出してみました。正解かどうかわかりませんけど、たしか間違いないと思います。

 これは、小口から日足まで500円ですから、日足から新宮まで910円を合わせて1,410円であります。そこで、先ほどの当局のほうから答えがありました。70歳以上の高齢者は640人だとこう言われました。仮にこの640人の高齢者が全員使うということはあり得ない。その半分も考えられない。その4分の1として見たときに、川丈から支線も含めて新宮に出てくる費用というのは1,480円となってます。

 ごめんなさいね。旧熊野川町管内の川丈線にかかわる平均運賃は930円でありました。川丈支線のこれ合わせて1,480円が平均の運賃であります。

 住民の皆さんが、4分の1の皆さんが月5回分の仮に福祉交通券を新宮市が発行して補助をしたとすれば、そんなに費用はかからないというふうに私は思ってます。

 私は、月5回というのは週に1回新宮へ出てくることを予想してます。だから5回と言います。しかし、新宮市として先ほど説明させてもらったように、過疎債で17億円の新宮市の財政を潤していただきました。

 その見返りということは言いませんが、新宮市に合併してよかったと言える一つの施策の考え方として、市長いかがですか、福祉交通券を発行する、これは福祉交通券というのは私の勝手な言葉ですから、別段名目はどんなことでも構いません。こういうものを補助をするという考えはありませんか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは、過疎債との関連の中で御質疑されてますので、その過疎債の財源を過疎財源を使ってという趣旨に受けとめますがよろしいですか。そういうことじゃないんですか。

 それであれば、多少今度の一つの過疎法の問題について言いますと、次の新法はいわゆる極めてソフト面にシフトをしていくという部分もあるようでございます。そのような中で、そういうものが対象になるのかどうか、これは十分我々としては見きわめていかなけりゃなりません。

 さらに、福祉交通券のその補助がどの程度のものを補助するのか、あるいは年間何回ぐらいと見込むのか、またその対象をどうするのか、これは少し研究してみないと私も確とした返事はできません。

 そのような中で、この健康長寿課を中心に一度、検討、研究させていただきたい、かように思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ研究して検討していただきたい。

 これは、私自身も方法論をちょっとわかってないんですよ。そやけども、このましてこの過疎債が引き続き適用される、この努力はもちろん重要でありますが、今までの4年間のこの過疎債によっての事業を起こしてきた新新宮市が、やはり何らかの形で旧熊野川町の住民の皆さんに、合併をしてよかったなというそういう気持ちに至らしめる、そのことのためにぜひ研究もし、私ももちろんこれを機会に勉強もさせていただきます。当局のほうもぜひ研究をしていただいて、何らかの打開策をぜひ見つけてあげてほしいとこういうふうに思います。

 よろしくお願いをして、この項を終わります。

 次に、二次合併の問題についてであります。

 この今回の那智勝浦町との合併に対する市長の姿勢というんですか、政治姿勢というんですか、合併に対するその姿勢を問いたいとこういうふうに思います。

 市長は、これまで合併の基本姿勢として、二つの原則を述べてきました。

 一つは、新市の名称として新宮市の名はどんなことがあっても残す、このことは変わらないとこう言われました。

 二つ目は、新市の庁舎は現在の場所である、この二つはどんなことがあっても譲れないとこう強く繰り返し我々の公式の場所で述べられてきました。

 まず、この点について述べておきたいと思いますが、この二つの原則について、市長は考え方はきちっと押さえられてますか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 さきのこの合併問題を調査するための全議員から構成しております特別委員会の席上でもそのことを確認されました。そのときに私自身は、新宮市長としてその原則を申し上げた次第であります。

 しかし、今は合併協議につきまして、その相互の意見を調整しまとめ上げていく立場にあります。

 ですから、これは少し私としてはそのことについて言及することは差し控えたいとかように思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 それが市長、おかしいんですよ。

 合併する前に、まだ合併してませんけども、この合併に対して新宮市の長として、この事務所の問題と名称の問題はどんなことがあっても譲れないんだと、繰り返し我々の前でこう発言してます。我々は、そのことを信じてきました。

 今の答弁、何ですか。それじゃ、以前に特別委員会とかここの議場の上でもそういう意味の発言がされてます。なぜ、それは法定協でそういう心変わりをする前に、新宮市民に対して法定協で議論する場所ではまた別なんだと、我々新宮市民に対しての説明とこれはどちらをとればいいんですか。

 私は、本当にこの点については理解に苦しみます。私も法定協ずっと行ってます、傍聴者として。そうすると、ユーアイホテルでのあのときに、非常に何と言いますか、今まで言ってきた我々に対して説明してきたことと違う内容の議論をしている、それじゃ我々この合併協議する前に約束、このように守ります、必ずこのことは貫き通します、こういったことの意味は何だったんかと、それは非常に疑問として私は抱かざるを得ない。

 それはどうしてですか。答えてください。



◎市長(佐藤春陽君) 

 きのうも那智勝浦町で合併協議会がありまして、この新しい新市の主たる事務所は新宮市に今の新宮市、この庁舎にするということでこの協議が整いました。一歩一歩それに向かった、いわゆる合併協議、その議決を目指した取り組みを懸命にやっていく私は会長の立場であります。

 そのような中で、新宮市長として申し上げてきたことは過去の中で、繰り返し申し上げてまいりました。その気持ちは議員も恐らくそんたくしていただけると思っております。

 そのような中で、この難しい協議会のかじ取りをしていかなければなりません。そのようなことの立場の中から、自分としてやはりできるだけ相互に民間に議会委員も加わっていただいてるわけでありますから、当然その議論を尽くす中で、かつ名称の問題につきましては現在小委員会を構成いたしましてその中で答申をしていただき、それをまたぎそれに基づく議論を闘わすと、こういう約束になっております。

 そういう渦中にありますから、慎重に私としては対応していかざるを得ない立場であります。どうかその辺のところを御理解いただきたいと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 私、この普通の人間関係としても、お互いの約束事された以上、その約束事が成立した以上、その約束事に基づいてその協議会に臨む、これが本来の基本姿勢ではないかというふうに思います。

 そういう点で、非常に危惧をしてます。今の市長の答弁にしても、法定協の中でのそういう市長の対応は、非常に私は納得しがたい部分があります。

 私、きのう合併協議会を傍聴しました。その内容でありますが、新市の事務所については、一応現在のこの新宮市の事務所に置くとこういうことが決まりました。その協議の中で、中村町長の発言が非常に意味のある発言をしたのではないかとこういうふうに私は受けとめました。

 それは、互恵互助、この立場で協議会は進めていただきたいと、こう述べられたのであります。それは、互恵互助の立場で、その互恵互助というその言葉そのものは、第1回の協議会でも強調されていたというふうに私は記憶してます。今回の中村町長の発言を聞いて、互恵互助という発言のその意味と中身が伺えることができたというふうに私は思ってます。そう感じ取ったのであります。

 この発言の上に立って述べておきたいことがあります。

 1月31日の特別委員会で、副市長が協議会に諮る前提で幹事会、首長会議を行いまして、庁舎の位置については新宮市に置くと、こういうことで了解をしていただいた、こういうふうに言われて庁舎は一応決まってきたというふうに思います。

 これは、私ここで言いたいのは、これは1月31日の時点でそう言われてる。結局は、一から始めるというそういう内容のものではなしに、この協議会のゼロから出発するということではなしに、事前にそういう取り決めをしているというふうに、私が1月31日の副市長発言でそう思ったのであります。

 そうなってくると、事前にそういうことが取り決めをして進んでくるとこういうことになってくると、新宮市民、そして勝浦住民を無視した、民主的な進め方になっていない、このように思われても仕方がないと思いますが、いかがですか、市長。



○議長(奥田勲君) 

 竹嶋副市長。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 法定協への議案の提出につきましては、当然幹事会、それから両首長の了解を得まして合併協議会へ提出するわけですから、そういう議案の提出の前には、当然そういう協議というのは必要だと思ってますし、それが合併協ですぐ通るというようなことにはならないと思いますし、当然そういう中で議論をしていただいて調整をしていくというのが、本来の姿だと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 私、先ほども申し述べましたが、きのうの協議会での中村町長の発言に戻りますけれども、事務所の所在地についてを議論する中で、中村町長があえて名称の問題を持ち出して互恵互助の立場を強調したと、これは私なりに考えるところでは、事務所の位置の議論する場所で名称の問題を中村町長が持ち出して、そして互恵互助を繰り返し強調されました。

 この互恵互助のこの立場の中身というのは、僕も広辞苑を見たんですが、互恵と言えば互いに特別の便宜や利益を与え合った上で助け合うと、こういうことなんですね。恐らく中村町長は、事務所は新宮に譲りますよと、しかし名称の問題については非常に心を持っていると、こういうふうに聞いてます。私は直接聞いてませんよ。那智勝浦町の町長と親交のある人から聞きました。

 その知り合いの方、私が知り合いの方なんですが、その知り合いの方が町長と親交があって、町長は名称は譲れないと言ってると、歴史的な伝統をどうしても残したいんだとそういう強い思いを持っている、これが本音なんだとこう解説しました。ましてや中村町長が、合併がどうなるにしても政治生命はかけていないと、その人が言うんですよ。政治生命はかけていません、こう言われました。

 私は、今回の合併は出発点からして、新宮市は対応よかったですよ。合併の是非をアンケートとったんです。問いかけたんですから。那智勝浦町は違います。法定協議会を立ち上げるために皆さんどうですかというアンケートをとった、この時点で、この合併問題についてはボタンをかけ間違ってます。私はこう見るべきだというふうに思ってます。

 この、今私が述べたように、那智勝浦町のアンケートと新宮市のアンケートと、一つボタンが違いますね、かけ方が。これをどう説明しますか。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 アンケート調査の項目のすり合わせは事前にやりましたが、那智勝浦町としても一つの法人ですから、我々としては新宮市の調査項目とすべて一緒にやれというような強制力もございませんので、那智勝浦町としてああいう判断はしたんだと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 本来、那智勝浦町の町議会でこの法定協を立ち上げるその議決の時点でも、本来これは否決されていたはずなんであります。ところが、投票の手違いで結果はこういう法定協が立ち上がる、こういうことになりました。ボタンのかけ間違った上にそういう状況で法定協が立ち上がっていると。

 私、きのうのこの協議会の傍聴で、委員の中から那智勝浦町の町会議員の中に、大きな変化が起こっていることがその委員の発言から明らかになったのではないかとこういうふうに受けとめました。那智勝浦町の町議会の中では、協議会そのものの存続が危ぶまれているとこう言われましたね。協議会の中の1人の委員ですよ。そう言われました。

 住民の立場に立てば、いずれ最終的に否決されるであろうと、そうなると住民の立場に立てば1,600万円もの税金を無駄にする、その前に協議会を否定すべきの動きがあるとこのような発言がありました。協議会での中での発言ですよ。

 ですから私、正直言ってびっくりしたんですね。逆に私自身は、これは全く正しい選択ではないかとこう思ってます。土壇場に来て否決するよりも、今無駄を省くための行動を起こすことが、どれだけ住民の暮らしに役立つための予算に回すことができるからではないかと思っています。

 市長、きのうの協議会での発言をどう受けとめますか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 それぞれの思い入れの中で意見をおっしゃられる各協議会の委員さんであります。

 そのような中で、この合併は粛々ときのうも新しい新市の事務所の位置も決まりましたし、順次難しい課題から我々は協議しておりますので、そのような中で一歩一歩、煮詰まる議論が出てこようかとこう思っております。

 そのようなまた協議を目指していきたい、かように思っている次第です。



◆8番(杉原弘規君) 

 当然、市長は議長ですから、そういう発言をするだろうとこういうふうに思ってました。

 私は、今回の那智勝浦町との合併協議会は、先ほども申し上げました。本来なし得ていなかったはずであります。しかも、新宮と那智勝浦との間に、繰り返し言いますがボタンをかけ間違えたまま進めてきた、そのところに今の合併反対の行動が進んでいるとこう言わざるを得ません。

 今回の那智勝浦町との合併を振り出しに、改めてじっくりと構えて再出発をすべきだというふうに思いますが、市長いかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは、市議会あるいは町議会で、形はどうであれこの合併協議会設立の議決をなしていただいたことであります。我々は、そのような上の中でこの協議会を構成し発足したばかりであります。急いで議論をこれから詰めていかなければなりません。

 私の責務は、その議会議決を通しましてこの合併、両市町民にとってよい合併がなし遂げられるように努力したいと思っている次第です。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、やはりこの法定協にかかわる12月議会でも反対の態度をとりました。やはり、今回の合併については、非常に無理があると。いわゆる急ぎ過ぎて、もっと今の那智勝浦町と新宮市とのいろいろな重大な問題をじっくりと協議をして、その上で合併に踏み切ると、こういう立場を私自身は貫いていきたいというふうに思います。

 以上で発言を終わります。この項の発言を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 質問中でありますが10分間程度休憩いたします。



△休憩 午前10時56分

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△再開 午前11時12分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 質問を続けます。

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 それでは、次の質問に入ります。

 その前に、先ほどのこの今の議会、あるいは協議会を進める中で、民主的に進めることになっていないという表現に対して、ちょっとそれ以前の問題と今の問題と混同するかもわかりませんので、この部分についてはそうではないということを改めて申し述べておきたい。民主的な要綱については進めていないということについては、ちょっと削除しておきたいとこういうふうに思います。それでよろしくお願いします。

 それでは、次の3番目の千穂・丹鶴小学校建設についての質問であります。

 千穂と丹鶴小学校の統廃合が決定されて、それでこれから解体工事、それからプレハブを建てる、さらに新築工事、こういう過程が待っているわけですが、この工事の経過の中でいわゆる建設の中で、子供の安全と環境保全を十分にやり尽くす、そういう立場でのやり尽くしていただきたいという要望の立場で、質問をしたいというふうに思います。

 まず、冒頭にお聞きしたいわけですが、丹鶴と千穂小の統合について、両校の育友会、現場の職員、地域住民の合意がなされているのかどうか、まず冒頭にお聞きしたいと思いますが、いかがですか。



○議長(奥田勲君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 まず、小中学校の再編整備、統廃合についてでございますが、平成18年に教育環境整備審議会というのを立ち上げまして、その中で各校の学校長さん、それから地域の代表の方、こういった方入っていただいて、小中学校の統廃合、それから幼稚園、保育園の統廃合、こういったことも含めて協議していただきました。

 その結果、一定の方向が出されましたので、その後保護者説明等開催してございます。またその間、アンケート等も実施いたしまして、統廃合について一定の方向、了解いただいたということでございます。

 その後、総合計画が策定されましたので、これを受けて地域住民説明会も市内随時させていただいたところです。

 その後、平成20年、昨年度約1年間かけまして、千穂・丹鶴小学校につきましては、建設協議会を立ち上げまして約11回開催してございます。また、教職員の協議会につきましても7回程度開催いたしまして、現場からの声も吸い上げながら実施してきた次第です。

 その後、その間におきましては建設協議会だよりですとか、それから広報誌なんかにも中間報告等してございます。それで、保護者アンケートも育友会主体になって実施していただいたり、育友会、それから現場の教職員の皆さんの意見、それから地域住民の意見を吸い上げるべくいろいろな手を尽くしてきた次第です。

 以上です。



◆8番(杉原弘規君) 

 この職場の先生方とか地域の住民の皆さんに、今ちょっと言われたんかな、ちらっと、どうかな受けとめにくかった。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 教職員の方々には、先生だけで我々と学校建設について協議していただく協議会を設置しまして、これは建設協議会とは別の組織になるんですけども、7回ほど開催してございます。

 それで、保護者の方への説明では、最近では先週木曜日、金曜日におきまして、千穂小学校と丹鶴小学校の保護者に説明もいたしてございます。

 地域説明は、計画できましたので、これを受けて地域説明を今後していく予定にしてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 合意がされたんですね。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 統合建設改め学校建設することについては、合意していただいたというふうに思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 そこで、私ごとで悪いんですが、私は丹鶴小学校出身であります。

 そこで、統合されると相筋地区の子供さんの通学について、これ歩いて千穂まで行けというのか、それともスクールバスでも使うのか、父兄に送らすのか、これは一体どういう方法を考えてますか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 現状、学校通学におきましては、例えば千穂小学校の場合ですと、広角のお子さんたちが2キロ以上になるもんですから、バス通学を許可しまして補助制度で実施してございます。

 ただ、相筋地区におきましては、現在丹鶴小学校へ通っていただいてるわけですが、これを千穂小学校までとなりますと、四、五百メーター距離が長くなると思うんですけども、それでも2キロ以内ですので、現状徒歩で来ていただく方向で検討してございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 広角の場合はバスで通学させてると思うんですが、相筋のほうは何とかバスでもありますけど、それにはなりませんか。それを利用するというのは。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 今後の通学路等は検討していくわけなんですけども、先日那智勝浦町との合併協議の中で、こういう通学路の話も協議したんですけども、地域によっては那智勝浦町では、例えば1年生から3年生は体力的にも劣っているのでバス通学を許可する。それから、4年生から6年生についての高学年になりますと、自転車通学を許可するというような方法をとってるようです。

 こういったことも視野に入れて、今後検討していくことになるかと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 これからいろいろ検討していくと、こういうことなんですね。

 この通学に対しても、やはりスクールバスかふれあいバスですか、相筋方面行ってるのは。そういう公共交通機関をできるだけ使うか、それかあるいはスクールバスを仕立てて送り迎えするか、やはり私はそういう取り組み方がいいんではないかというふうに思っております。

 そこで、この工事期間中、なぜ千穂小の子供さんを丹鶴小学校へ移転して、一時移転というかこういう方法はとれなかったんですか。運動場が狭いということだけでそうなったんですかね。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 そのほうも検討させていただきました。

 例えば、丹鶴小学校へ移すという方法につきまして二通り考えられると思うんですが、まず千穂小学校を丹鶴小学校として統合するという形です。それからもう一つは、丹鶴小学校の敷地内に丹鶴小学校と千穂小学校が別々に存在する、共存するというようなそういう方法もあろうかと思うんです。

 まず最初の、丹鶴小学校へ統合するということなんですけども、これ逆の場合だったらいいんですけども、大きな学校が小さな学校のほうへ統合していくということになりますんで、施設的にはかなり不足します。例えば、建物の教室なんかもかなり不足しますので、プレハブ、仮設校舎が多分必要になってくるということと、給食調理室も不足しますのでこれも増設する必要がある。それから、合併浄化槽も処理能力が劣りますんで、そういった施設も必要になるというようなことが考えられます。

 それと、先ほどありました広角地区の子供が丹鶴小まで通うということになりますんで、旧市内端から端を歩くことになりますんで、かなり距離が遠くなるということが考えられます。

 それからもう一つは、同じ敷地内に二つの学校が共存する場合ですけども、この場合、校長先生が2人いて生徒も分けているわけですけども、この場合も丹鶴小学校の場合は1クラス十数人という形ですし、千穂小学校は三十数名の1クラスということで、そのクラス編成についても格差があるということと、指揮命令に校長先生2人おられますので、非常に難しい、混乱するということが県教委からも言われております。

 また、入学式、卒業式、運動会、日にちがかち合いますので、別の日にすればできないことはないかもわからないですが、ちょっと混乱するということと、もともと狭い丹鶴小の敷地ですので、そこへ移りますとほとんど運動場がとれないというような状況になりますんで、その方法は断念して今回千穂小の敷地内で全面プレハブでいきたいということで結論的になった次第です。



◆8番(杉原弘規君) 

 そこで、丹鶴小学校は、歴史的にも佐藤春夫大先生が丹鶴小学校を卒業したと、出たというふうに聞いてるんですが、このような名門校をどのようにして残していくのか、その形跡を。ただぽんとこう、今あるのは佐藤春夫生誕の地とかいう石碑があるのは覚えてるんですが、まさかああいうような格好で事をおさめるいうことは考えていないでしょうね。

 いかがですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 まず、新しい学校の中にはメモリアルコーナー的なものを設置したいと思います。その中には、両校の校歌、丹鶴小の場合ですと校歌、佐藤春夫作詞だと思いますんで、そういう校歌ですとかそういったものを展示しまして、顕彰していきたいなというふうに思っております。

 ただ、それ以外に学校の沿革とか両校の沿革なんかも展示したいと思ってますけども、例えば丹鶴小に今あります登城太鼓ですとか、それから校門の西村伊作がつくったんではないかと言われてますアーチ型の門ですとか、こういったものはあの場所にあるからこそ値打ちがあるんだろうと思いますんで、その後の丹鶴小が移ってから統合されてから複合施設がそのあたりに計画されてますんで、そういう中に新たに顕彰する意味で展示したほうがいいんじゃないかというふうには考えてます。



◆8番(杉原弘規君) 

 今ある正門の門を今のとこといわれたんですが、あれそのままどこかへそのまま置くか、あれは、僕が小学校のときからそのままです、あの門は。たしかそやったと思う。それは一遍考えたってほしいですね。

 佐藤春夫生誕の地とかそういうような石碑だけを立ててそれで事を済ますんじゃなしに、あの門は非常に私は子供のころからの思い出として残ってますから、何らかの形で残してほしいという希望だけ述べておきます。

 それでは、本題に入りますが、今も言ったように丹鶴小学校がなくなることに私自身は一抹の寂しさがあります。これはもう今はやむを得んことだというふうに思い切ってますけども、この建設計画は、解体工事から新築工事終了までの間における千穂小学校の子供さんの安全と環境保全の立場で質問を行います。

 まず最初にお伺いいたしますが、保護者の中に保護者の意見を聞かずに性急に進めているというこういう意見に対してどう対処したか、どのような説明したのかを教えていただきたいと思います。こういうかなりの強い意見があるのが事実であります。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 冒頭申し上げましたように、平成18年度から教育審議会におきまして、まず統廃合そのものについていろいろ協議をいただいたところです。その間、教育委員会でアンケートも実施し、また保護者説明会も実施いたしてございます。

 その後、総合計画におきまして学校の統廃合が策定されまして、地域住民説明会も開催し、また今回、平成20年度、昨年度から建設協議会を立ち上げまして、協議会としては11回ほど会議を重ねまして、またそれとは別に先ほど申しましたような教職員協議会、こちらも立ち上げて7回ほど協議して、現場の声を吸い上げてきたと考えてございます。

 また、先週も千穂・丹鶴両校の保護者にこういう案でいきたいということで計画案を御説明してきた次第です。



◆8番(杉原弘規君) 

 それから、父兄の、PTAいうんですかね、父兄の皆さんは、静かな環境で勉強させたい、こういう保護者の方にどう対応したんですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 できるだけ、現在の既存の校舎をぎりぎりまで使いたいなというふうに考えてございます。

 ですから、校舎の解体については、もう年末の冬休みからかかっていきたいなと思ってまして、そういう冬休みのような休み中に、大きな音のする大きな工事は実施していただくということで考えてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 このプレハブ校舎、これは今のプールを壊したその跡へ建てるんですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 特に騒音ですとか土ぼこりですとか、学習環境になるべく影響を与えないようにということで、解体現場から一番遠いところ、結局現在プールがある場所になるんですけども、このプールを解体しましてそこにプレハブを建てたいというふうに考えております。

 プールにつきましては、ことしは使っていただけると思うんですが、毎年なんですけども、夏の盆過ぎますとかなり利用者ががくんと少なくなりますんで、ことしのお盆まではプールを使っていただいて、その後解体してプレハブを建設するというスケジュールで考えてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 それから、一時アスベスト問題が盛り上がったことがあるんですが、平成17年だったかな、多分その時点でいろいろ調査されたと思うんですが、この校舎はいつごろ建築されたのか、今の千穂小学校。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 昭和44年の建設だと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、このアスベストの問題は、非常に父兄の皆さんはそのことを心配してますが、心配ないんだというこの根拠をちゃんと示して説明してますか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 アスベストについては、検査を終わってございまして大丈夫だというふうに聞いております。



◆8番(杉原弘規君) 

 それから、今先ほどプールのほうへ工事現場からかなり離れたとこへプレハブを建てると、校舎を建てると、こういうことなんですが、その距離の範囲の中で騒音対策本当にとれますか。ただ、離れただけで騒音対策になるんだというふうにちょっと聞こえたんですが。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 まるっきり音がしないという状況まではなかなか難しいとは思うんですけども、大きな音がする最初の解体事業について、冬休み等利用して子供がいない間にやりたいなというふうに考えてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、そういう意見出されたときに、昔のようにどんどんとたたいたりして壊すことはないだろうと、そやけども音の出るのはユンボでかき上げたりするときにかなりの音が出る。

 ですから、工事が終わればそんなに子供さんに影響するようなことはないだろうというふうに言うたんですが、やはり私は、このプールのほうにプレハブの校舎を建てたとしても、やはり騒音対策というのはそれなりにとっていただきたいとこういうふうに思います。

 あくまでもプレハブですから、かといって現代のプレハブは非常に進んでます。そういう点でもわかりますが、騒音対策を本当に本気になって考えていただきたいということを申し述べときます。

 それから、粉じんの問題、壊すときには必ず粉じんが出ます。この対策についてはどのようにしてるんですか。

 教育委員会は専門家ではありませんから、工事の専門家ではありませんから、いわゆる業者に対してどのように対策を考えるように計画を立ててるのか、教育委員会として。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 当然、解体現場はビニール状のもので覆うようにいたしますし、夏場ですと窓をあけるとどうしてもそういうほこり等が飛んでくるといけませんので、窓を締め切った状態になろうかと思います。

 それで、エアコンを設置して快適な環境を確保したいなというふうに考えてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひその点は、解体、建築に当たって、粉じん対策を怠らないようにぜひお願いしときます。

 それから、この学校の解体と建築に当たって、近辺の地域住民の皆さんに対しての説明というんですか、了解をとれとは言いませんけど、そういう内容のことについてはどうですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 基本計画ができましたので、先週保護者説明会終わったわけですが、今後地域説明に入りまして、種々御意見等また賜りたいなというふうに考えてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ皆さんに親切な説明をしていただきたいと、こういうように思います。

 工事に当たって、何と言っても安全対策、環境保全、このことに尽きると思います。やる以上はね、やるんですから。

 だから、この点についての具体策をやはりこれ今の答弁以上に考えていただきたいと。そして、建設中における子供さんの安全と環境保全については、私の言葉で言えばやり尽くせないほどやり尽くすと、そういう立場で進めていただくことを強く求めておきます。

 この項の質問を終わりたいと思います。

 それでは、最後の質問です。

 小口地区時報サイレンの維持管理を市が行うべきではないか。

 この熊野川町には、以前は6カ所か7カ所ぐらいの地域で時報サイレンを鳴らしてそれで時間を告げている、この時報サイレンから防災無線にかわって、その後旧熊野川町に設置されていた時報サイレンが撤去されるとこういうことになってきたのであります。

 そこで、小口地区を除く4カ所か5カ所かちょっと私十分わかりませんが、その時報サイレンは撤去されたそうであります。

 そこで、小口地区の皆さんは、地元の強い要望で何とか残してほしいという要望で残すことになったそうであります。それは、野外放送だけでは防災無線だけでは、人里離れた山林の山奥で仕事している人たちには全然聞こえないと、こういうことでありました。

 そこで、この時報サイレンであれば、小口地区の時報サイレンが鎌塚まで聞こえるのだそうであります。それぐらい遠くまで、時報サイレンであれば遠くまで届く。したがって、どうしてもこの時報サイレンを残してほしいと、こういう強い要望によって存続されることになったそうであります。

 しかしその後、昨年の3月までは行政でその維持管理費を負担していた。ところが、昨年4月から小口地区の時報サイレンの維持管理は、小口地区の四つの部落が一体となって管理を行うこと、こういうふうに話しされました。現在、維持管理費は年間6万円であります。

 地元の人は、以前に撤去するところを強くお願いをして残してもらった、そういう気持ちもあると。ありがたい気持ちもある。やはりこの1年余り、この年間6万円という維持管理費が非常にこたえると。ですから、1年余り前に戻して、いわゆる行政が、市が維持管理をぜひ負担をしていただきたい、してもらえないかとこういう要望であります。

 ですから、その地元の人たちにしてみれば、残してもらっただけでも非常にありがたいという気持ちと同時に、1年たってみてたとえ6万円という維持費であっても、非常にその地区にとってはこたえると、こういう話であります。

 したがって、この以前に残してもらった経緯があった上で、時代の変化もあると、そういうことを考慮に入れた立場に立って、再度行政が新宮市が負担をしていただく、こういうふうにならないでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 東熊野川行政局住民生活課長。



◎熊野川行政局住民生活課長(東康夫君) 

 時報サイレンにつきましては、ただいま杉原議員さんのほうから経過等述べていただいたとおりでございまして、旧小口村などその当時4旧村に設置されておりましたが、昭和63年の防災行政無線に整備された後、小口地区を除きましてすべて廃止されました。

 小口地区につきましては、先ほど述べて議員さんもおっしゃられたとおりに、長年にわたり生活の中に溶け込んでいるということで、施設を残し現在に至っております。

 維持管理につきましては、その当時、小口地区4地区の区長さん方にお願いいたしまして、できれば区のほうで維持管理をお願いできないかということを趣旨を説明させていただきまして、各4地区とも了解いただいておりますので、できれば引き続いて現状のまま区のほうで維持管理をお願いしたいと思っております。

 以上でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そのように言うてました。以前にそういう無理を頼んで残してもらったという感謝の気持ちがあるんだと。

 これをこのことを前提に市長、私、えらい過疎債にこだわりますけども、合併して熊野川町の皆さんのおかげで17億円も事業を起こせるようになってきたと。これ年間6万円。今までの経緯がありますよ。それをこういう地元負担になったいう経緯あります。

 しかしその上に立って、このささやかな、私の言葉で言えばささやかな行政からの援助、負担、取り入れてあげてくれませんか。

 市長、いかがですか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 そのような中で、この金額から言えば6万円、さほどのものではありませんから、我々としてはそれは何とかしたいという気持ち、杉原議員がおっしゃればそういう気持ちにもなりますけれども、何分、1年前に地区と話し合いをして、維持管理を快く受け入れてもらったとこういうことがありますので、すぐそれを朝令暮改的に復活するということはいかがなものかと、このように思っております。

 そのような中で、今後行政局の中で十分対応を、検討をお願いいたして、その御提言等がありましたという、提言というか熊野川行政局としての意見がありましたときに対応したいと、検討したいとこのように思っている次第です。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひくどいようでありますが、熊野川町の皆さんが残してもらったということに対する感謝を、繰り返し言うときますよ、その感謝がある。そやけどやっぱりこの1年間、このたったの6万円やけども、やっぱりこの部落にとってはえらいとこう言うんですよ。

 行政局長、ぜひ再検討してください。

 よろしくお願いして、私の一般質問を終わります。



○議長(奥田勲君) 

 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時46分

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△再開 午後1時00分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

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△松本哲也君



○議長(奥田勲君) 

 12番、松本哲也議員。



◆12番(松本哲也君) (登壇)

 それでは、通告に従いまして一般質問を。通告一つしかありませんから、一般質問を始めます。

 予算大綱についてということで、予算大綱に従って順次質問していきたいと思いますが、先日の21年度の予算の質疑で、同僚議員から一般質問のような自分の考えや意見を述べたり、それを聞いたりする答弁を、自分の意見に対する答弁を当局から聞いたりして、一般質問のネタがだんだん少なくなってきたんですけども、とりあえず重複を避けて質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 まず、予算大綱の2ページに勝浦との合併の件がございます。先ほども8番議員さんがいろいろと質問していたわけですが、私も12月議会に勝浦との合併の件に関しまして質問させていただいたわけなんですけども、昨日第3回目の合併協議会が那智勝浦町の体育文化会館で開かれたということで、新市の庁舎の位置を現在の新宮市役所の位置とするというようなことを決めたらしいんですが。

 私、12月の質問で、この庁舎の位置と名称をまず最初に決めてほしいということで、佐藤市長のほうに質問させていただいたわけですが、案の定、前回と同じように各小委員会に分けて現在協議されてると思うんですけども、名称の小委員会では、現在行われているアンケート調査の結果を見てから、委員会としての結論を出すような予定になってるんでしょうか。

 その辺いかがですか。



○議長(奥田勲君) 

 嶋田合併対策室長。



◎合併対策室長(嶋田喜久一郎君) 

 名称につきましては、新市名称候補選定小委員会を置きまして、そこで選定方法を検討の上、候補を選定し協議会で確認するという方針案で継続協議となっております。

 第2回の名称候補選定小委員会がこの3月18日に開催されることになっておりまして、そこで初めて名称の選定方法、協議会で決めるのかまた公募方式とするのか、そういったことを含めまして、一からこの第2回で検討を開始するということでございます。



◆12番(松本哲也君) 

 そうしたら、今行われてるアンケート調査にそういう名称のこととかが、質問事項で入ってると思うんですけども、それはその小委員会では出されるわけですか。



◎合併対策室長(嶋田喜久一郎君) 

 一応、そのアンケートにつきましては、3月13日を期限として出してくださいとお知らせしております。その結果が18日までの小委員会に出ますので、それを資料としまして各小委員会の委員に提示しまして、その上で検討を始めていただくということになっております。



◆12番(松本哲也君) 

 佐藤市長、この3月議会の冒頭で、ことしの10月の市長選挙に出馬されるということを表明されたわけなんですけども、市長は以前からこの那智勝浦町との合併を政治生命をかけて取り組むとおっしゃっておりますが、勝浦と新宮の合併協議会を設置する時点での考えが、先ほど8番議員さんがおっしゃったように、ボタンのかけ違いがあるんじゃないかと、少し食い違いがあるんじゃないかと私も実は思っております。

 私は、この合併に決して反対ではありません。近い将来は合併すべきと考えているんですけども、時期が早急過ぎないかということで懸念しているわけですので、御理解をいただきたいと思います。

 そこで、佐藤市長にお伺いしたいんですけども、この合併協議会の進み方、あるいは勝浦側のスタイルというんですかね、それは新宮市側と何も変わらないとお考えですか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 それぞれ那智勝浦町は那智勝浦町側の、特にこの厳しい合併協を設立するときも厳しい議決でありましたので、その空気をやっぱり如実に感じてるんでしょう。非常に慎重な対応になっていることは事実です。

 また、我々として合併協議の進捗が、今松本議員がおっしゃるように難しい問題からけりをつけていこうということで内部の調整も図っておりまして、一応申し上げましたその名称及び主たる事務所の位置等の審議は、順調に推移していると私自身は思っております。



◆12番(松本哲也君) 

 そこで、合併協議会の協議が進んでいる中で、勝浦さんのほうはこの協議会、一応の決断をするのか決断する前にするのか、住民投票を行いたいというような町長の説明会等でそういうお話を聞いたんですけども、それについては新宮市で把握していることは何かありますか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 具体的にいつごろやるのか、どういう問い方をするのか、それは我々としてまだ存知しておりません。

 ただ、町長本人の口から、そういう住民投票もということは過去聞いたことがございました。



◆12番(松本哲也君) 

 新宮市側は、合併に賛成ということでこの合併協議会が開かれたわけなんですけども、もし勝浦の住民投票、あるいは町議会のほうで新宮市との合併がノーという判断が出た場合、この佐藤市長が言われております政治生命をかけてというこういうお考えは、一体市長はどのようにお考えですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 私自身の気持ちは言葉のとおりです。ですから、これから合併が不調になるかならないか、それはまだ少し先の話ですので、この合併協議を順調に、しかも真剣に討議させてもらいたい、このように思ってる次第です。



◆12番(松本哲也君) 

 わかりました。合併問題につきましては、次の大西議員さんもいらっしゃいますので、この辺にしておきたいと思います。

 そしたらすみません、次に4ページに、消防のほうで携帯電話での119番対応について、通報者の発信場所を把握することが可能となる位置情報受信システムを導入するというふうにあるんですけども、昨日の予算の中の質問である程度の話は聞いたんですが、私、何年か前に偶然、国道42号線で事故を目撃いたしまして、そのときに携帯電話で119を救急車を呼ぼうと思ってかけたんですけども、たしかその当時は田辺か和歌山のほうの消防につながってしまいまして、そこから場所だとか何かを伝えて新宮消防のほうに伝えていただいたと思うんですけども、現在はどのようになっているんでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 辻坂消防本部次長兼消防署長。



◎消防本部次長兼消防署長(辻坂雅則君) 

 現在は直接新宮市消防本部へ入電することになっております。



◆12番(松本哲也君) 

 そうしましたら、この市町村の境目というか、大橋の上とか、あと熊野川と本宮の間とか、そういう微妙な位置でかけた場合には新宮につながるんですか、それとも勝浦のほうに行ってしまうんですか。



◎消防本部次長兼消防署長(辻坂雅則君) 

 その電話局のアンテナ、または電波出力によって、那智勝浦、また熊野市のほうへ入ることもあります。



◆12番(松本哲也君) 

 その場合は、熊野市のほうにもし入ったときには、熊野市の消防署のほうから新宮の消防のほうに連絡は行くようになってるんですか。



◎消防本部次長兼消防署長(辻坂雅則君) 

 そのとおりです。



◆12番(松本哲也君) 

 わかりました。

 前に、田辺か和歌山にかかって行ったときに大変時間がかかって、新宮のほうに知らせていただくのに、その辺を気をつけていただければそれで構わないと思いますが。

 じゃ今、消防のほうにかかると言うんですけど、このシステムによってGPSを使ってその場所が限定できるということなんですね。



◎消防本部次長兼消防署長(辻坂雅則君) 

 はい、そのとおりです。



◆12番(松本哲也君) 

 はい、わかりました。

 そうしましたら、少し飛びますが6ページの教育のほうで少しお伺いしたいと思います。

 まず、千穂・丹鶴小学校が統合に向けて校舎の解体、新校舎の建設、仮校舎というふうに着手するようですが、佐藤市長、12月議会に私、蓬莱・王子の学校の件でお伺いしてたところ、そのときは中学校を2校1校をどうするかというような話をしてお伺いしたところ、第三の候補地というような思ってもみない答弁が返ってきたもんですから、私も中学校の問題そこで置き去りにしてしまいまして、聞いてなかったことをちょっと今回聞きたいんですけども。

 この第三の候補地につきましては、現在どのようになっておりますか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 第三の候補地ということは、当時確かに発言いたしました。

 その後、この土地を無償で契約結ばせてもらう、それを年度末までには行いたいと思っておりましたが、何分その用地につきましては、いわゆる自治しておりました当該者も詳細にこの土壌検査等を積み重ねておりますけれども、我々は受け取る限りにおきましては、その環境がきっちり土壌、大気は別ですが土壌等の関係がしっかりクリアできるか、そういうことも確認した上で受け取りたい、このように思いまして、この調査を少しさせてもらおうとこう思っております。

 また、相手方に対しましてもその通告をいたしてるところです。

 したがって、この調査には一、二カ月かかると思いますので、これはこの学校協議会の新しい校舎をどこにするかという議論には、少し無理があるんではないかとかように思っております。

 ですから、今後、王子あるいは蓬莱の学校協議会におきまして、その統合校の位置というものについても結論を目指してもらうべく協議を進めてまいりたい、かように思ってる次第です。



◆12番(松本哲也君) 

 そうしましたら、もうこの第三の候補地はこの協議会、蓬莱・王子小学校の統合建設協議会では考えなくてもよろしいということでいいですか。

 またその一、二カ月たったら、もしかしたらそこへもう第三の候補地でまた挙げられるというふうなことになりますでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは、何分危険校舎として蓬莱小学校の分が急がれております。そのような中で、学校協議会としてまずどのような統合をしていったらいいのか、具体的な論議を集中してやっていただきたい、このように思ってる次第です。

 その第三の候補地たるものの提案は、少し時間がかかるとこのように思っておりますので、その候補の中で教育委員会を中心に進めてもらえるものだと思っております。



◆12番(松本哲也君) 

 そしたら佐藤市長、中学校の問題になるんですけども、先日この3月議会前に教育民生委員会も行われたわけなんですが、教育民生委員会の場でもこの中学校2校を1校、その市としての方針を早く打ち出してほしいというふうに教育委員会に申し入れしました。

 佐藤市長は、この蓬莱・王子小学校統合建設協議会、また千穂・丹鶴小学校の統合建設協議会のほうにこの中学校、今の2校でいいのか1校にするのかというようなことも協議していただきたい、この協議会の考えを尊重するというようなお話があったんですけども、育友会で旧市内の小学校、中学校でアンケートをとった結果は、12月議会でも御紹介させていただいたとおり、1校案が二百十幾つ、2校案が460という大差がついたわけなんですけども、この保護者等の意見を尊重するのか、それとも長期総合計画のほうで考えた10年後の新宮市のあるべき姿というか、1校にするという案を、どちらを新宮市として決定していただくのか。

 これ12月議会のときも大江教育長のほうに早くしてほしいというふうにお願いしたんですけども、なかなか3カ月たってもこの間の教育民生委員会では、結論がまだ出ていないというふうなお考えの答弁をいただいたんですけども、佐藤市長はこれを市長として政治的な判断をしていただかないと、この協議会に2校にするか1校にするかをゆだねられて、あと10年後にやっぱりあのとき2校って言うたけども、1校でよかったんじゃないかというふうにしても話が遅いんで、その辺の結論を佐藤市長、いつごろ出していただけますでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この結論は、この教育委員会と連携してすることはもちろんですけれども、もう遅いぐらいだと、方針の決定はそのように思っております。

 ただ市長部局としましては、長計を最優先して、その中でやっぱり市役所の移転用地等も含まれているわけですから、我々としてのこだわりがあります。

 しかし、教育委員会で開かれている学校協議会の中では、地域の方々を中心に父兄の方々のアンケートも実施した。それが絶対的多数で中学校は2校現行のままということだということは、十分我々は結論として承知もいたしております。

 多分、この6月定例会ぐらいまでの間にははっきりさせにゃならんのやないかとこのように思い、過日もまた教育委員会、教育長ともいろいろその点で議論を市長部局との間でいたしているところです。

 いつまでも長引かせるつもりはありません。政治的決断と言えばそういうことでしょうけれども、そういうことの長計との整合性を極力守っていく、そういう視点の中から、せっかく庁舎の積み立ても始まっていることですし、我々としてはなおざりに中途半端にしていくわけにいかないという思いは同様でございます。

 結論は、6月定例会ぐらいの間ぐらいまでには必ず出そうと、そのように思っております。



◆12番(松本哲也君) 

 市長、12月議会の終わるころだったと思うんですけども、第6回の蓬莱・王子の小学校統合建設協議会が開かれる予定だったんですけども、その第三の候補地というお話が出ましたんで12月が少し延期になりまして、12月、1月、2月、3月の終わりに予定しているかもわからないんですけど、3カ月おくれをとってるわけですね。

 さらに今3月ですから、6月ぐらいまでの間にはということは3、4、5、6、4カ月で、あと4カ月用地のどこに建てるかという用地をそれを決めていただかないと、1校になるんでしたら城南用地があいてきますんで、その用地も蓬莱と王子の協議会のほうでは予定、どちらに建てるかというような話で一つの案に乗ってきますし、また7カ月延びたら一番早く建ててほしい蓬莱・王子の統合校が、何カ月もまた先延ばしになるような気がするんですけども、その点いかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 今、丹鶴、千穂の学校をまず解体作業から着手したところです。その次は、必ず次の段階におきましては、蓬莱・王子というストーリーをつくっておりますが、これについては無理なく私としては計画どおりの実施ができるんではないか、そのように思っております。

 そのような中で、少なくとも今年度前半にはその学校協議会等の中で結論をいただくように、それなりの中学校2校1校か、あるいはどちらかの学校につくるか、そういう方針を決めてもらわなければなりませんので、今後とも教育委員会と強く連携いたしまして、よく意見をすり合わせて結論を出したい、かように思ってるところです。



◆12番(松本哲也君) 

 教育長にお伺いしますけども、今佐藤市長のほうから6月ぐらいをめどに中学校を一つにするか二つにするか、教育委員会ともすり合わせするようなお話があったんですけども、この蓬莱と王子の統合の建設協議会、その間建設予定地の協議はできませんよね。

 どのような会になります、あとこの7カ月ぐらい。



○議長(奥田勲君) 

 大江教育長。



◎教育長(大江清一君) 

 先ほど市長のほうからも答弁ございましたように、その第三の土地につきましては少し見送ってというんですか、そういう的な話がございました。

 ですから、その12月の議員さんの質問のときはそれでストップしたわけだったんですが、それが一つ消えたといいますかなくなったわけでありまして、今市長が申してるのは、6月ごろまでと申し上げるのは、城南の小中二校も含めて協議会のほうでも再度検討も含めて、まず出してほしいというんですか、そういう意思もあろうかと思います。

 そういう意味におきまして、王子・蓬莱のこの会の協議会につきましては、できるだけこの3月うちに開いて、そして第三の土地が消えたわけですから、中学校をどうするか、この前、協議会で一応決めていますけども、第三の土地が消えたわけですから、王子・蓬莱どちらにするかとか、そういう話ぜひ持たせていただきたいと。

 そんな中で、中学校の話もこれ抜きにはできませんので、再度協議会としてどうするのか確認という意味も込めるか新たな方向へ行くか、そこらあれですけれども、ぜひ3月うちをめどに正副委員長と協議したい、そう思っております。



◆12番(松本哲也君) 

 教育長、11月の段階でもう保護者のアンケートの調査によって、蓬莱と王子の建設協議会の中では、城南の用地を保護者の考え方としたら2校のほうがええんやったら、もう省くべきやね。それで、蓬莱に新築を建てるか王子のところに改修をしてリニューアルするかというような、二つの案が出てたわけですね。

 それが、今佐藤市長の6月ぐらいまでにということで、中学校が2校か1校かはっきりしないと、この場所の選定については長計のとおり、中学校一つにするというふうであれば、城南か緑丘かのどっちかの跡地があいてくるわけですし、また戻っていきませんか。

 それか、もう全然新しい学校のソフトの面とか、その辺を協議会で6月ぐらいまでに出てくるんであれば、もう建設の予定地は一つ置いといて、そういう中身をどうするかとかそういう話をしていくべきなんですかね、今回建設協議会としたら。

 その辺いかがですか。



◎教育長(大江清一君) 

 確かに11月のころでしたね、そのときには城南は残すという建設協議会での話し合いになっておりました。それで、今言われますのは、ソフトを中心に3月に集まってソフトを中心に協議するのかということでございますけども、もちろんその件も出てくると思います、大きくは。

 もう一つは、やはり先ほど市長の話ではないんですが、6月までにというのは、協議会で確かに確認はされているんですけど、あのとき決めた状況から今とはやはり状況大分変わってきてると思うんですね。

 と言いますのは、千穂・丹鶴のほうもいよいよスタートということで、これから図面も出てきますし、3階プールとか新しい校舎像が出てくるわけです。そうしたときに、今両校、王子・蓬莱の育友会でそれぞれ個別に話し合いしましょうと。王子のほうはアンケートもとりましょうとかそんな話までいっているように聞いてるんですけども、実際どちらかにという場合は、やはりもっと詰めた話、例えば王子へ行った場合は新築はできないと。補強とリニューアルですね、それが一つ。蓬莱へ行った場合は新築はいろんな面で起債がいけるということですから、そしたらそこらの話も中心になると思うんですね。

 ですから、王子・蓬莱どちらかと、それは中学校案が絡むわけですけども、そこらも含めながら、この前はどちらかの学校へ一つということで決めましょうということになってるわけですから、そうしたときに、新築のほうが千穂・丹鶴で出てきてますから、そちらへ皆いいんやないかなという思いに強くだんだんなってくる可能性もあります。

 でも、王子へ行った場合は、リニューアルしたらこの程度になるんですよというのがまだ全然出てないんですね。ですから、次回会を持ったときには、例えば王子へ行く場合はこういうリニューアルしてこういう多目的のホールもできますよとか、それはできませんよとか、そういう費用的に蓬莱へ新築した場合、例えば20億円要ったらそのうち補助対象、それで起債として合併特例債で市持ち出しがこんだけ、王子へ補強リニューアルした場合、要するに最終的に10億円なりで収まったとしても、市単独が同じぐらいでいくかとか、そこらの比較資料をつくってくださいという話が出てくるんではないかなと、そういう思いしてるんですけどね。

 その中で、中学校の話もどうするかという話が出てくる、そういうふうな会になると思います。



◆12番(松本哲也君) 

 この蓬莱が一番古くて保護者の皆さんも危ないんじゃないかというふうに危惧しておりますので、一日も早くそういう中学校のことも決断をしていただきたいと思います。

 それで今、教育長のほうから耐震補強というような話があったんですけども、教育委員会では緑丘中学校の耐震補強、何年度かに予定してたと思うんですけど、この学校の統廃合の問題が出てそのままになってると思うんですけども、これはいつ計画されたでしょうか。緑丘中学校の耐震補強。



○議長(奥田勲君) 

 楠本教育次長。



◎教育委員会次長(楠本秀一君) 

 緑丘の耐震工事の計画については、設計は平成19年に入札をしてございます。



◆12番(松本哲也君) 

 今、入札までしてとまってるんですか。



◎教育委員会次長(楠本秀一君) 

 それで、19年度総合計画の進捗ありまして、中学校を1校にするのか2校にするのかという議論が市行政の中でありまして、その辺が落ち着き結論見てないという中で、工事の予算計上までは至っておりません。今日までそういう状況になってございます。



◆12番(松本哲也君) 

 この計画では19年に設計して20年度に工事にかかる予定だったんですか、じゃ。



◎教育委員会次長(楠本秀一君) 

 ちょっと記憶がいろいろとありまして、自分の記憶が定かでないんですが、多分国のほうからも早く着手してほしいというような県のほうからもありまして、補正対応するかあるいは20年度当初で予算でやるかというようなことで、結局総合計画との絡みがありまして予算計上は断念してございます。



◆12番(松本哲也君) 

 その緑丘の耐震補強も結局先ほど言ってた1校にするか2校にするかが結論づかないと、まだできないということですね、じゃ。



◎教育委員会次長(楠本秀一君) 

 そのとおりでございます。



◆12番(松本哲也君) 

 わかりました。

 そしたら、城南中学校なんですけども、三重県のほうが調査したときに、ちょうど城南中学校あたりに活断層があるんじゃないかというふうに新聞発表等、また議会にも説明あったんですけども、この辺はあれですか、和歌山県、三重県が出した調査なんですけども、和歌山県で調査するとか国のほうで調査してくれるとか、そのようなことはないんですか。



○議長(奥田勲君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 先般、県のほうへその要望をお願いしてまいりました。

 21年度以降に三重県側がこの活断層の調査を行いますので、それとあわせて新宮市のこの活断層の部分も調査していただけると思っております。



◆12番(松本哲也君) 

 教育長、その活断層、もしその城南中学校近辺にあったら、また新しい蓬莱と王子がもしそこへ行くとなったら、また変更せなあかんですよね。そうじゃないですか。



○議長(奥田勲君) 

 大江教育長。



◎教育長(大江清一君) 

 これは、ちょっと簡単に今言われるところにはいろいろ消防関係とか近畿大学さんとか、やっぱりというんか存在してます。そんな中であれば、もうそこは今の段階で、なしですということはとても言えないと。

 ですから今、小山部長申し上げましたとおり、あるいは三重県のほうで名古屋大学でしたかね、そこと共同で調査して、確かに怖い数字だとは思います。伊勢市にあって飛んでこちらまで出てきた、熊野市あたりから出てきたわけですから大変重い話なんですけども、ただ住家もどっさりたくさんある、住まいしてる中で、これが今の段階で原因で学校はできませんというのは、ちょっと申し上げにくいところです。



◆12番(松本哲也君) 

 城南中学校の話で少し飛ぶんですけども、12月議会中に教育民生委員会で、城南中学校がちょっと最近荒れてるんじゃないかということで、委員会では視察したんですけども、あれから3カ月たってきてるんですけど、落ち着きましたか。



◎教育長(大江清一君) 

 教育民生の委員さんにも現場の授業風景とか見ていただいたりしまして、本当にびっくりしたというんですか、そういうこともあったかと思うんですけども、その後9月の、その後じゃなくて、もとは9月の運動会のころから、これは議員さんもよく学校に行っていただいてますから状況は御承知だと思いますけども、荒れというんですか授業が成立しにくいと、そういう状況が多少あったんですが、そういうことに対して対策をしなければならないというふうなことで、県のほうも何回か来てくれまして、1月から2人非常勤講師配置してもらいました。

 そういうことで、その先生の入ってくれたおかげもありましたり、教職員、何より校長を中心として教職員が、その学年だけでなくて他の学年の先生方も協力して子供たちを見守ると、そういう形をとってくれてます。

 それとか、ライオンズクラブさんとロータリークラブさんにも申し上げまして、濱宮郷詞さんという、その荒れてるというんですかね、そういうリーダー的な子供たちよりももっと厳しい中で、立ち直ってきた身体障害者の方が講演してくれるのを聞かせたってほしいということをお願いしたら、快くお金出してくれるということで、ロータリーさんとライオンズさんもしてくれまして、これは3月、間もなくするんですけども、そういうようなことで、いろんなあの手この手で総がかりで今やってまして、おかげさまで2学期荒れたんですが、3学期入って1月以降かなり落ち着いております。



◆12番(松本哲也君) 

 わかりました。引き続き子供たちのことですんで、注意しながら教育委員会で見てあげていただきたいと思います。

 そしたら一段落、教育ではそこであれなんですけども、ごめんなさい、7ページに姉妹都市のサンタクルーズというふうに派遣事業であるんですけども、中国とも国際理解教育というか、交流するような話があったんですけども、その後どうなってますか。



○議長(奥田勲君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 一度、連雲港市にお邪魔してということを実施したわけなんですが、隔年ごとにということで検討しておったんですけども、やはりサンタクルーズ市との姉妹提携のように、なかなか受け入れ側もいい体制で臨んでいただけるというとこまでまだ至っておりませんで、募集かけましても、保護者の応募数も最初やったときも少なかったということもありまして、当面ちょっと見直そうかということで検討してございます。



◆12番(松本哲也君) 

 わかりました。

 そしたら、少しその7ページ、下がって、この間9番議員さんが何かお聞きしててちょっと聞けなかった部分があるんですけど、姉妹都市、名取市と昨年結んだわけなんですけども、私もその当時、子供たちの交流をしていこうやないかというお話で、まず最初にこの間答弁していただいたように、サッカーの子供たちがこっちに来てもらってというようなお話を聞いて、次の年にはじゃ少年野球か何かをこちらから向こうに派遣したらいいというような、そういう交互の取り組みをしていこうじゃないかというふうなお話を聞いたんですけども、こちらの受け入れ体制が整わなかったということで、そのサッカーのほうは今少しとまってるみたいなんですけども。

 それじゃ先にこちらから向こうに、野球か何かで伺うようなそういう話にはならないんですか。



○議長(奥田勲君) 

 鈴木秘書課長。



◎秘書課長(鈴木俊朗君) 

 今議員おっしゃっていただきましたように、昨年から今現状もまだ続いているわけでございますが、まず先に名取市さんのほうが、サッカースポーツ少年団のほうがぜひ来新したいというふうなことで動いてたんですが、今少しそれができなかった。

 ただ、これにつきましても、新年度で何とか新宮のほうへ行きたいという動きはございまして、まず名取市のほうで新たに仕切り直しというふうなことで、今動いてくれてる現状が一つあります。

 それで、今議員おっしゃったそれじゃこちらからスポーツ少年団を派遣と、当然我々としてもそういったことを継続的にやっていきたいと、それが一つの大きな市民交流、子供たちの交流、いわゆる基本的なレベルでの交流だというふうに私どもも思っておりますし、ぜひ実現したいというふうに考えております。

 ただ、一つはこれ私どもだけでなくて名取市さんもそうなんですが、お互いに遠隔の地にあるというふうなことでございまして、ホームステイは基本に置いたといたしましても、旅費等々でやはり相当1人当たりの額が高くなるというふうな現実もございます。

 そういったことで、相互訪問を基本にするにしても、隔年ごとというふうな考え方は当然できますが、遠隔地ということもありまして、その隔年というのも今のところちょっと難しいのかなという思いもあります。それは名取市さんのほうも同じです。

 ですから、隔年をもう少し広げるような形で、例えば3年に一度、例えば新宮を中心にすれば名取へ訪問するのが3年に一度というふうな、そういうスタンスでこれから考えていくというふうなことでございまして、要はそういうふうな基本的な部分がある程度熟してくれば、現実的にさまざまな、例えば子供たちの少年団のほうにお願いの声をかけていくというふうな形になっていくかと思います。



◆12番(松本哲也君) 

 鈴木課長、サンタクルーズの場合、毎年行ったり来たりとか、予算も結構取ってますよね。

 それ考えたら、名取へ観光バス1台借りて何日か行ってくること考えたら、予算的には電車や飛行機使ってとかというんでしたら旅費が高くつくと思うんですけど、時間かかりますけどバスのようなことも考えたら安く済むんじゃないですかね。



◎秘書課長(鈴木俊朗君) 

 御指摘のとおり、アメリカに比べましたらずっと旅費とか安く済む、そのとおりだと思います。

 今私ども秘書課のほうが姉妹都市の事務担当者ということで、現状相互窓口やらしていただいておりますが、こういったところの基本的な部分が名取市さんともある種、具体的な合意といいますか方向性を見出したならば、それぞれ例えば教育委員会であるとか生涯学習課であるとか、そういった直接の箇所に具体的な実行をお願いすることになろうかと思いますので、そうなりましたらサンタクルーズほどの予算までにはいかないと思いますが、具体的な交流の予算等々をこれからそういった所轄の課で具体的に予算化をさせていただいて、実施方向で向かっていくということになろうかと思いますので、またその節は議員の皆様方にもよろしくお願いしたいというふうに思っております。



◆12番(松本哲也君) 

 次に質問するお燈まつりの像じゃないんですけど、広く新宮市の知名度を上げるというか知ってもらうんであれば、こういう子供たちの交流は、子供たちが育っていくに従って下のほうにずっと浸透していく、また大人になったときに、昔みんなで名取に行ったね、名取の子来たねというような話に、それで知名度がだんだん広がるというそういうふうにもなると思いますので、その辺よく検討していただいて計画してください。

 そしたら、大体1時間というふうに19番議員さんともお約束してますんで、最後の質問します。

 8ページの3行目、お燈まつりの上り子の像に関してなんですけども、予算書の説明のときに各議員さんから質問じゃない一般質問のような質問がされて、大体のことはわかってるんですけども、私もこのお燈まつりの上り子の像が、この景気が低迷する中で税収等も落ち込む中で、1,400万円もするブロンズ像を設置するというのは、市民にこの収入が1,400万円のうちの1,155万円が宝くじの普及事業の助成金が出るということであっても、納得していただけるのかなということがありまして、今回一般質問するきっかけとなってしまったんですけども。

 この説明にもあるんですけど、この上り子の像をつくって新宮市という知名度の向上を考えているのか、観光客を誘致するためにこれをつくるのか、広めて上り子をふやしたいのか、また反対というかお燈まつりを見に来ていただくのか、その辺は何を一番に考えてますか。



○議長(奥田勲君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 御質問なんですけども、先日の本会議の中でも御説明させていただきましたけども、今議員おっしゃられたそのこと、それらを含めて新宮市の知名度の向上、また観光客のさらなる誘客にもつなげていきたい、ひいては地域の活性化に寄与させるという目的で今回させていただくわけなんですけども、もう一つは、「人輝き文化奏でる都市」という新宮市が目指す都市像でございますけども、これを進める上での文化のまちづくりを進める中で、一つの形あるものを将来にも残るモニュメントもつくり、お燈まつりを通して地域のアイデンティティーの形成であるとか、次代を担う子供たちにも地域に誇りや愛着を持っていただくと、そういうことも含めて、もちろん観光施策の一環として行うわけなんですけども、それらの総合的にいろいろな目的を持って設置していきたいと考えております。

 確かに1,400万円ということで高額なものになるわけなんですけども、今議員おっしゃられたように82.5%が宝くじの助成でもあり、この企画が県の推薦も得ての事業であります。

 そういうことで、それらも含めまして、御理解いただきたいなと考えてございます。



◆12番(松本哲也君) 

 この設置場所なんですけども、新宮駅周辺というふうにお考えだったり検討中だということをお聞きしたんですけども、新宮駅に年間観光客がどれだけおりてます。

 その辺、把握してますか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 新宮駅そのものの乗降客は60万人余りなんですけども、その中で通学や通勤を除くいわゆる観光客がどれだけかという数値につきましては、持ち合わせてございません。



◆12番(松本哲也君) 

 課長、大体だけどこれの何%ぐらいというのも把握できないんですか。

 というのは、新宮駅の改札を出て新宮を観光しようかなと思う方が、事前にホームページ等インターネットでいろんなこと調べて来る方については、多分歩くかタクシーかバスか、今の派出所の横にパネル設置してますよね、あの辺にもしこの像を設置するとなったら、改札から出てタクシーに乗ってる方というのは全然気づかないですよね。

 本当にあそこの前あたり設置するんやったら、新宮高校の学生が毎日通るぐらいで、駅から歩いて観光しようかという人が、果たしてその像をどんだけ見てくれるかというのが心配なんですよ。

 この辺いかがですか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 確かに当初、大型観光看板のあたりを考えてございましたけども、いろいろ現地を見る中で、やはり乗降客の方がすぐ目につくような場所、タクシー乗り場の周辺であるとか中央にありますフェニックスのさくの周辺ですね、その辺も含めてより最も効果的な場所に設置したいなと今のところ考えてございます。



◆12番(松本哲也君) 

 フェニックスの近辺にハトのモニュメントか何かありましたよね。あれって壊されたことないんでしたっけ。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 今言われたとこについては、壊されたことはないんですけども、以前に屋根つきのハト時計、あちらにつきましては二度三度、ハトが盗難に遭ったりそういうことがございました。



◆12番(松本哲也君) 

 すぐ近くに派出所というか交番があるんですけど、本当に駅構内か何かじゃなかったら、壊されるとかそんな大きなもの持って逃げる人はいないと思うんですけど、その辺が少し気になるのと、やっぱり宝くじのほうを私もちょっと調べてみたら、文化振興事業とかコミュニティ助成事業とか地域振興助成事業とか幾つもある中で、どなたかがそういうふうに企画をされて、今企画された方すごい何か嫌な思いしてるんだと思うんですけど、その1,400万円もするブロンズ像を駅前にというのが、ちょっと納得できるかなと不安に思うんですけど。

 その辺、ここで少し総務委員会の方に問題を投げかけといて、総務委員会で十分この辺協議していただいて判断していただくことをお願いして、私の一般質問を終わりたいと思います。

 ありがとうございました。



○議長(奥田勲君) 

 10分間程度、休憩します。



△休憩 午後1時50分

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△再開 午後2時01分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

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△大西強君



○議長(奥田勲君) 

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) (登壇)

 一般質問を行います。

 この1項目めの民主的行政の確立と職員の綱紀粛正についてですが、これについては、私の議員活動のメーンテーマであってバックボーンであるということは、常々私が言っていることでありますが、きょうこれを取り上げたのは、このように新聞報道でも市町村の公共工事の談合問題とか、また市長初め市の幹部が公共工事に便宜を図ったということで、連日逮捕されたりこれがマスコミで報道されてるわけですね。

 職員の綱紀粛正については、先日も我が新宮市でも市長が管理する外部団体で横領事件があったんですが、これは3月1日の朝日新聞ですが、これもかつらぎ町の教育委員会の係長が560万円着服して懲戒免職と、町長ら減給とこういうふうに連日、政治行政の不祥事が後を絶たない。

 我々の新宮市もいかなる現状にあるんかということについて私も思いがありますので、きょうは深く質問をしようと思っていたんですが、これについては重要な問題でもありますが時間的な制約がないので、次回に譲ることにします。

 なぜなら、2項目めの那智勝浦町との合併問題については、これは時間的な制約がありますので、これを中心に質問をいたします。

 昨年12月議会において、新宮市、那智勝浦町がともに合併協議会設置議案を僅差で可決いたしました。それによって、合併協議会が立ち上げられ、現在協議が実施されているところでありますが、我が新宮市の12月議会における合併協議会設置の採決に際して、賛成議員の討論の中に、合併で一番困るのは職員であり議員であり市長以下三役である。市民のために合併するのがなぜ悪いとの発言があり、この意見がマスコミで報道されたのであります。

 このような意見が同僚議員から発せられたことは、大変遺憾であります。私は、この議案に反対の表明をした者として、市民から、反対議員は自分の不利益を考慮して反対したのだというような誤解を受けることがあれば、私にとって耐えがたい屈辱であります。長い間、議員活動を続けてきた私の矜持にかけて、かかる意見を認めるわけにはまいりません。

 私は、数十年にわたる議員活動の中で、政策決定あるいは議決に加わるに当たって、自分自身の利害得失、出処進退を考慮したことはありません。常に市の発展、市民の福祉の向上と市民の利益のためにはどうあるべきか、何がベストであるかを常に念頭に判断、決断をしてきたものであります。市長以下我々議員、政治に携わる者すべてが、その信念を共有していると信じているところであります。

 さきの熊野川町との第一次合併においては、それが市民の利益に有効であるとそう判断し、これに賛成して合併を成就させるために努力したのであります。今回の那智勝浦町との現時点での合併は、いろいろなリスクが想定され、拙速は禁物であると判断して反対の表明をしたのであり、いささかも自己の利害を考慮しているわけではありません。

 これはエピソードですが、さきの熊野川町と新宮市の合併に際して、何とか合併の調印にこぎつけ、その調印の後、私は当時の熊野川町の新家町長に、町長さん、市長選挙に立候補してくれるんですかと聞いたんです。そしたら町長は、いや立候補はしないよというので、それなら助役をして当分の間、熊野川の町民を見守るべきではありませんかと私が聞いた。すると町長は、私がそんなポストについたら、ポストのために合併を進めたなどの誤解を受けることになりかねない。私はいかなるポストにもつきませんと言ったんです。

 まさに新家町長は、みずからの職をかけて、合併特例法のチャンスを生かすことが町の将来に有効であると判断したからこそ合併に奔走され、成就させたのであります。その新家町長のすべてをかけた執念が、合併を成就させ、我々はその恩恵を享受しているのではありませんか。町長は、みずからの利害など初めから考慮していないのではありませんか。

 また、私は熊野川町との合併において、同僚議員やここへ座ってる幹部職員ほとんど意見を聞きました。また、若い一般の職員からも意見を聞きました。が、私の接触した職員の中で、合併に反対する人は1人もいませんでした。それどころか、私は当初、合併に消極的であったので、その姿勢を批判してくる職員すらおりました。

 このように、なぜ合併して困るのは職員であり議員であり市長以下三役なのですか。合併が市民のために有益に有効であると判断するならば、だれも反対しないのであって、自己の利害を基準にして、反対したり賛成したりする職員や議員や市長以下三役がいるはずがないではありませんか。

 それに引きかえ、今回の那智勝浦町との合併を急ぐ問題については、市長が積極的であるにもかかわらず幹部職員以下慎重意見ばかりで、賛成意見はほとんど聞こえてこない。

 私が、今回の那智勝浦町との合併に反対の理由は、理論的には12月議会における上田議員などの反対討論に賛同しており、おおむねそのとおりでありますが、大きくは、今回の合併は新宮市民に多大のリスクを背負わせることが予想されるにもかかわらず、選挙など市民の意思を確認すべき民主的手続が欠如していることと、現実的には、ここに和歌山県の九度山町と橋本市の合併協議の新聞報道がありますが、これによると、橋本市の市長は九度山町が同市に合併協議を始めるよう申し入れたことに対し、橋本市が九度山に、合併に向けた取り組みは非常に困難として同町に回答したと。橋本市は、2006年に旧橋本市と旧高野口町の合併で誕生した現橋本市が直面する課題の克服や、行財政基盤の確立などが最優先だとして、九度山町との合併協議は困難だと結論づけたと報道されてます。

 このことは、現在の私たち新宮市も同じ立場ではありませんか。

 また、これは平成20年11月18日付の毎日新聞の記事ですが、総務省は市町村合併を推進する方針を見直し、平成の大合併を打ち切る方針で検討に入った、こう書いている。周辺地域の衰退など合併の弊害が各地で見られるようになったのである。

 そして、1月31日付の産経新聞にはこう書いてある。鳩山総務大臣は、内閣の国民対話に出席し、地域の特色がなくなりこれ以上の市町村合併はどうかと思うと述べて、平成の大合併を終了させることを示した。そして鳩山大臣は、過去の合併においても行政が効率化した部分もあるが、地域の文化を壊してきた要素もあると述べたと書いてあります。

 このことは、政府はもう合併の賞味期限は切れましたよと、これから食べて腹痛を起こしても政府は責任持ちませんよと言ってることですね。ということは、合併しても今後何ら国からの支援を得ることもできず、我々はあと6年余りで熊野川町との第一次合併の特例期間が終わると、交付税の減額などそれこそ厳しい財政状況に陥るのは必定であります。

 今は、集中してこれに備えなければならない時期ではありませんか。

 そこで、新聞紙上に掲載された市民からの投書にもありますが、市長部局は合併のアンケートをとったところ、合併賛成意見が反対意見を上回ったと公表してます。しかし、先に当局が行った市民説明会では、合併に賛成ではあるが現時点での合併は賛成しかねるとの意見が多かった。にもかかわらず、アンケートには合併の賛否のみで合併の時期についての項目がないのは、まさに情報操作でありませんか。民主的手続の欠如であります。

 私もあくまで現時点での合併は拙速であるという観点で反対を表明しているのであります。合併問題は、合併したからそれで成功したということではありません。特例期間が終了して、なお新新宮市の行政がその後も円滑に運営されることが確認して、初めて熊野川町は新宮と、新宮は熊野川町と合併してよかったと実感するものであって、今は一次合併の成果を上げるべく懸命に取り組むべきであり、那智勝浦町との合併は共倒れの危険性も含め慎重にならざるを得ないのであります。

 しかし、私は評論家ではありません。現役の議会議員であります。現実も直視しなければなりません。

 そこで、我々地方自治体は二元代表制であり、一方の代表者である佐藤市長が合併に積極的であり、また我々議員の半数もこれに賛成しているということになれば、その意見に耳を傾けなければなりません。それこそ、大西はおのれの損得のために合併に反対したなどと、孫末代までそしられるわけにはまいりません。

 しかし、当局はさきの住民アンケートの結果、合併に賛成の意見が反対より多かったと公表しておりますが、賛成意見が多いのは合併によって行政経費の削減が期待される、ということが最も大きな要素であります。であるならば、私は、合併後の議会、あるいは議員に係る措置について、市長に次のことを提案して見解を伺いたいと思います。

 それは、今回の那智勝浦町との合併は、国からのさしたる財政支援もないのでありますから、第一次合併の特例期間終了後の危機に備える意味で、少しでも行財政経費の削減に取りかかり、特例債の負担分の莫大な債務など、次世代に負担を押しつけることのないように努力をしなければなりません。

 市長が私の提案を積極的に合併協議会で取り上げてくれるというのであれば、私は今回の合併に賛成の立場に立つ用意があります。

 提案いたしたいと思いますが、市長、一般質問の通告表をごらんください。

 提案いたします。

 新宮市と那智勝浦町との合併について。

 1、議会の選挙、定数及び報酬については、今回の合併については、熊野川町との第一次合併のときと違い国からの財政支援が期待できないのであるから、行政経費の削減が不可欠であり合併協議において次のとおり確認すべきである。

 一つ、選挙については設置選挙とすること。市長選挙と同時に実施して選挙費用等、行政経費の削減を図るべきである。

 一つ、定数については、現行の新宮市の定員19名以下にすること。同規模の岩出市は人口約5万2,000人で定数は18名であります。

 一つ、議員報酬については、現行那智勝浦町の報酬以下にすること。熊野川町との合併時には熊野川町出身議員の報酬を据え置いた実績があります。

 2、現行の那智勝浦町の議会倫理条例を踏襲すること。議員の定数減による監視機能の低下を補うには厳しい倫理規定が必要である。

 以上、このことを先送りしないで合併協議会で確認をしていただきたい。

 熊野川町との合併時は、熊野川の町長選挙が終わって間もなくであり、任期が長く残っていたことや合併特例による国からの莫大な財政支援があったので、議員の在任特例を採用したのでありますが、しかしそれでもなお熊野川町出身の議員の報酬は、市民の理解が得られないとして据え置かれ、同じ新宮市の議員でありながら差別的な待遇を余儀なくされたのであります。その格差は、何と約35万円と18万円であったのであります。

 殊に今回の合併は、国からの財政援助もないのでありますから、なおさらではありませんか。

 しかし、熊野川町との合併時のように差別的待遇は許されません。ならば当然、報酬は現行の那智勝浦町の報酬に統一すべきであります。

 選挙については、現在新宮市は、第一次合併により市長選挙の1年半後にまた市会議員の選挙を行っています。選挙ごとに数千万円の行政費用がかかります。これを設置選挙で統一することで行政経費の節減を図るべきではありませんか。

 今回、また在任特例を使うとなると、市長の選挙の後、間もなく市議選が行われることになり、行政経費の節減に逆行することになります。

 以上、私の提案が実現すれば、年間5,000万円程度の行政経費の削減が見込まれますが、しかし例えばこれを先送りして合併の後に議員定数を25名程度に設定して、現行の新宮市の議員報酬に合わせたとしたら、何ら行政経費の削減効果は出ないのであります。そのような市民を、あるいは町民をだますようなことは今回は許されません。

 現在の特例期間終了後の交付金の減額や特例債の支払いなど、厳しい財政危機に陥ることが予想される中で、この合併、今回のこの合併に当たって、議員の優遇措置などとるゆとりはみじんもありません。市民にわかりやすい形で、必ず合併協議会で検討をして確認を済ませていただきたいのであります。

 この私の提案は、市民に支持され市長が合併協議会で取り上げてさえくれれば、必ず議員各位の賛同を得られるとの確信をいたしております。

 市長、答弁をお願いします。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この新しいまちになった場合の議会をどうするか、これは既にこの合併協議会の調整項目になっておりまして提案もいたしております。そのときの審議経過は、もう既に特別委員会にも御報告いたしましたとおり、それぞれの議会の議員が持ち戻ってこの意見を調整すると、このような対応になっているところです。

 我々として大西議員の見識、思い入れはよく理解できます。また、私自身にもある意味では自分なりの思い入れ、見解というものも持っております。

 しかし、これが合併協議の議題となって正式にこれから議論されるときに、それぞれの議会におきまして真剣な議論を尽くしていただきたい、そう思う次第であります。



◆19番(大西強君) 

 市長ね、市長がそのような答弁をするのはもう予想しておりました。

 しかし市長、あなたはそれぞれの議会で検討してくれと議会へ丸投げしてますけど、私はなぜこれを提案するかと言うたら、熊野川町との合併のときに、議員の報酬は新市の新しい市の報酬審議会で決めてもらうということで先送りした。議員の報酬について確認できなかった。

 前市長は、熊野川の報酬は上げない。それでは合併できないので、結局折衷案で、要するに和解案で、議会と当局の和解案で、報酬については新市ができたその後、報酬審議会を設置して報酬審議会で決めてもらおうと、要するに第三者に決めてもらおうと、議会が決めるわけにいかんということで先送りした。

 そしたら、新市の市長に佐藤市長が就任したんです。合併して選挙したら佐藤市長が当選して佐藤市長が就任した。そしたら佐藤市長は、自分で報酬審議会を設置したんです。そしたら、その報酬審議会が新宮市の給料を下げて熊野川の給料を上げて、平均とったところでしょう。そこで、統一案、要するに新宮の議員の報酬を下げて熊野川を上げてその平均とってね、それで格差のないように答申したんです。報酬審議会が決めてくれた。

 市長は、自分がつくった報酬審議会ですよ。しかし市長はそれを無視して熊野川の出身議員の報酬を据え置いた。こういう措置は、相当財政節減の意欲があっても心情的にはなかなかできるもんじゃないんですよ。それを市長がやってるんです。

 私は市長、今言うてるのはその市長のとった措置、それを批判してるんじゃないんですよ。議員の報酬については、合併協議会で新市の報酬審議会で決めてもらうと言うて先送りした。その報酬審議会が出した答申をあなた無視して、前上野市長が主張していたとおり熊野川町の議員の報酬を据え置いたんです。そのことを言ってるんです。

 ですから、今回の合併においても新市の市長にだれが就任するかわからんでしょう。ですから、先送りしないで合併までに必ず議会で確認して、協議会で確認して市民、町民に約束してください。それを要望してるんです。

 そういうことです。だから、市長はもうそういう答弁しかできないので、だけど矛盾するでしょう。合併協議会で熊野川町のときもそうです。合併協議会のときで市会議員の給料は新しい新市ができたらその報酬審議会、第三者機関で決めてもらうと、議員の給料を自分らで決めることは不適切やということで先送りしたんだから、報酬審議会で出したやつをあなた無視した。

 だから、議会で幾ら審議しても、先ほどの8番議員の一般質問の中にもありましたけども、あなたはこの議会で庁舎の所在地や名前については絶対譲らんと言うておいて、外へ行ったら変わるんだから。だから信用できないので、この問題については前のように先送りしないで、必ず合併協議会で確認してください。そして市民がそうだということで市民と約束したら、それはだれが市長になってもそれは守らんならんでしょうという話です。

 いいです。

 私はもともと議会制民主主義の擁護のために、議員定数の削減や報酬の引き下げには反対してきた者ですが、近年議会活動の中でマスコミやインターネットなどで市民からの行政に対する意見、批判に触れる機会が多く、その市民の行政監視能力の高さに感心しているところであります。

 ならば、あながち議員定数の多寡、多い少ないで民主主義の興廃を評価する必要がない、このような状況のもとでは少数精鋭で乗り切る気概も必要であるとの思いに至ったのであります。

 職員の減員などは、一朝一夕に進むものではありません。職員を減員すれば住民サービスの低下は免れませんし、まちが寂れる大きな原因にもなるのであります。

 そこで、ここは議会制民主主義の理念はさておき、当面住民サービスの低下に影響が少なくかつ行政経費の削減を図り、市民に市の財政事情の厳しい状況を認識していただくためにも、私のこの提案が有効であると確信いたしております。

 市長の行政費節減に対する積極的な対応を期待して、一般質問を終わります。

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△久保智敬君



○議長(奥田勲君) 

 3番、久保議員。



◆3番(久保智敬君) (登壇)

 それでは、一般質問をさせていただきます。

 定額給付金と21年度予算ということで、今回の示された当初予算には、国の総額75兆円の景気対策の支援が数多く散りばめられております。この景気対策には、生活者支援、雇用対策、中小企業支援、地域活性化などさまざまな角度での支援がございます。

 この21年度予算にそれがどういうふうに反映されているか、少しチェックしていきたいと思います。

 その前に、市長にお伺いしますが、この当初予算は、市長が描いた我がまちの設計図であります。市長は、どのような意図を持ってこの景気の悪いこのときの設計図を描かれたのか、お伺いします。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 ことしの予算は、大綱の中で申し述べたとおりでありますが、基本的にはこの市財政のシミュレーション等にも照らし合わせまして、非常に継続した市政という必要性が計画に基づいてあります。

 そのような中で、まず第一に、厳しい経済実態でありますが、それによって例えば生活対策、雇用対策のために派手なそういう政策を盛り込み主張しているわけではありません。しかし、我々としては厳しい時代であればこそ、この市の計画を挫折させることのないように、そこに注意いたしまして、割方少し減額になっておりますが、手がたく計画実行ということを前提に編成いたしたものであります。

 ですから、この補正予算の二次補正予算を受けました定額給付金等の問題は、これからまた上程するところでありますが、当初予算に関して言えば必要最小限の事業に極力限定いたしまして、実施いたしてまいろうとこのように計画いたしたところです。



◆3番(久保智敬君) 

 先日、ハローワークで今の新宮の現況を伺いました。昨年1月の有効求人倍率1.25、ことしは0.85と昨年10月ごろから特に厳しさが増してきたように感じますと窓口の担当の職員が言っておられました。さらに、若い人の働く場が少ない、まして高齢者は仕事を選ぶことができない。女性の方は二つも三つもパートをかけ持ちされてる、そういう方がふえてきてますと言われておりました。

 現に私の周りでも、本職の仕事だけでは生活ができなくなって、今、夜アルバイトに出かけています、そういう人も何人もいます。思っている以上に深刻な事態を感じます。

 私どもの太田代表が言っておりましたが、100年に一度という言葉はよく耳にするようになりましたが、形容詞になってしまってる。危機感がないと指摘されております。まさにそのとおりではないでしょうか。

 ようやく二次補正予算が可決され、目玉である定額給付金の支給が始まりました。これは、新宮市は今、準備はどんなんですか、お伺いします。



○議長(奥田勲君) 

 丸山総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 

 定額給付金につきましては、先日の補正予算で、事務費のほうは委員会のほうで審議していただいております。

 本体部分につきましても先週、国会のほう議決いただきましたので、現在提出させていただきたく用意しているところでございます。

 それを議決いただきましたら、早速市内、市外の方も含めてですけれども、いわゆる2月1日基準日に新宮市に登録してた方につきましては、早速申請の用紙を送付したいと考えております。



◆3番(久保智敬君) 

 この給付金の支給は、近くでは北山村が6日から支給され喜びの笑顔がテレビに映し出されておりました。今後、全国各地でこうした不景気の中、沈みがちなこのときに、一時的でも春を感じ、またこの笑顔が春を呼ぶ、こういった流れをつくっていく、こうした責務が行政にはあるのではないかなと思いますが、市長の感想をお聞かせください。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 議員御指摘のとおりだと私も考えております。



◆3番(久保智敬君) 

 一日でも早くこの定額給付金を支給をさせていただき、それが消費に回していただく、この冷え切った経済状況に活力を与えることができないかということが、一番今最優先課題とすべきではないかと思います。北山村奥田村長は、そういう意味では的確に素早い対応をされたと敬服いたします。

 私どものところに何件も、いつ支給されるんですかと問い合わせがあります。もう市役所にもそういう問い合わせはありませんか、どうでしょう。



○議長(奥田勲君) 

 丸山総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 

 新宮市では、2月1日に定額給付金の本部を立ち上げておりまして、事務局を訓練センターに設けておりますが、外部から問い合わせの電話が入ってるということをお聞きしております。



◆3番(久保智敬君) 

 そうなんです。この定額給付金は、定額減税であり市民の皆様からいただいた税金をお返しするのですから、一日も早くお届けすることが行政を預かる皆さんの気持ちのあらわれだと思います。

 先ほども言いましたが、二つも三つもパートをかけ持ちしなければいけない今のときだからこそ言っているわけです。

 どうです市長、今月中に振り込みできるようできませんか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 既にその準備作業にこの予算が通りました後、すぐ着手したいと思っております。そのための対策本部も立ち上げているわけです。

 北山ほどのスピーディーな対応は我々として、やはり住所確認の要件いろいろございますので、3万3,000人と言いましても、実質的にはこのちょうど転入転出の時期と重なりますので、非常に職員の方々には御苦労をおかけいたしますが、全力を挙げて早期にこれが交付できるように対応を図ってまいりたい、そのように思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 今月中に振り込みまで、今の予定ではできるんですか。



○議長(奥田勲君) 

 丸山総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 

 議員御存じのとおり、こちらから申請書を送付して送ってきていただいた書類をチェックして、銀行の口座振替をするということでございますので、銀行へ参りますのに大体2週間程度かかるということで、送付しまして早く来れば4月の当初14日の予定でしたけども、それにつきましては早く戻って来れば、少しでも早くできるように金融機関と調整したいとこのように考えております。



◆3番(久保智敬君) 

 そうじゃないでしょう。3月23日、この議会が終わった後、送付するんでしょう。

 今、早目に送付すれば早くできるじゃないですか。それできないんですか。



◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 

 現在、システム改修をしておりまして、そのシステムができましたらそこで封入して送付の手続をとるということが、23日の前にちょっとできないということで、現在込み合っているということで、最速で23日の方向でしていただけると、それからこちらへ来まして、いわゆるチェック作業、2月1日の方で出しておりますので、その後異動等でチェックして送付すると、こういう格好になっております。

 一日でも早くなるべく申請書は早く送りたいとこのように考えております。



◆3番(久保智敬君) 

 きょうはですね、ここまで声を張り上げるつもりはありませんでした。

 けさ、田辺市がもう今月中に振り込みができます、そういう流れをやってるのを聞きまして、それで昼休みに向こうの議員に電話したところ、その方向ですと。

 なぜ田辺のほうが人口多いんですよ。新宮の倍ですよ。それでやってもなぜ新宮ができないんですか。

 ちょっと考えてほしいんですけど、本宮町、今の田辺市本宮ですね。本宮の皆さんが新宮に買い物に来るんです。そのときに、新宮市民はまだ定額給付金をもらってないですね、今の段階やったら。ちょっと考えるべきじゃないでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 竹嶋副市長。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 一日も早いということで準備も進めておりますが、総務課長言いましたようにシステムの修正がこの17日ということですから、それ以降の発送になるわけですけども、日にち的にも一日一日、スケジュールを設定しておりまして、今の発送は3月25日ということで進めておりますが、これが一日でも早い時期にできるように、前倒しでできる範囲頑張っていきたいなと思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 先ほど市長の答弁も聞いておりましたけども、どうも最近の市長は、今の経済下にある本当に新宮の庶民感情が理解できてないのではないかと、こんな状況下で先ほどもありましたけども1,400万円もの銅像を建てる、このようなことを考えることがこれを如実にあらわしていると思います。

 市民の要望があったサッカー場はわかりますよ。ですが、本当に危機感を感じてない、そう言わざるを得ません。

 定額給付金については、いろいろあったんですが、これぐらいにしときます。一日も早い支給を今からもう一度、真剣に考え直してやっていただくよう要望します。

 次に、中小企業への支援に昨年10月から開始の緊急保証制度が大変好評で、まだ続いていると思いますが、今までにこの制度の利用を求めてきた企業はどのぐらいで、融資額はどのぐらいになってるんでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 この中小企業の緊急保証制度、昨年10月31日から開始されてますけども、2月末時点で222件、私どものほうで証明をさせていただいております。その後の融資額につきましては、ちょっと手元に現在資料持ち合わせございませんので、申しわけございません。



◆3番(久保智敬君) 

 また、担当課としてここまでふえた理由をどう認識されておりますか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 これにつきましては、本市のみならず全国的な傾向なんですけども、景気の停滞が最も大きな原因で、その一つの原因としては、昨年夏の原材料と石油等の値上がり、それに伴う原材料の高騰が大きかったと思います。

 また、今回融資を受ける人の中には、既に融資を受けてる方の借りかえ、より有利な内容への借りかえ、そういうものもかなり多くございます。



◆3番(久保智敬君) 

 この融資制度は、いつまでいけるのか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 22年度末まで。



◆3番(久保智敬君) 

 次に、雇用対策について伺いますが、二次補正の予算の中にはふるさと雇用再生交付金、緊急雇用創出事業交付金が支援策としてありますが、新宮市の配分額は幾らで、この交付金を使った事業内容を教えていただけますか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 ただいま御質問のふるさと雇用再生特別交付金、もう一つは緊急雇用創出事業、これらにつきましては、国のほうで2,500億円、1,500億円と計4,000億円の予算が二次補正で計上されてございます。

 その中で、和歌山県のほうには都道府県の配分として60億円の配分がございました。それらを県及び県内の市町村でその事業に取り組むというものでございまして、昨年末ぎりぎりにこういうことの照会が各市町村にございました。それを受けまして、私ども庁内全課へも照会をかけ検討していただいたわけでございます。

 その中から、結果的には農林水産課から1件と商工観光課から3件、これらにつきまして県のほうに現在の段階では仮申請という段階ですけども、申請をしてございます。

 なお、それが認められましたら、今回の当初予算には間に合わなかったものですから、6月議会に補正予算として計上させていただきたいと予定してございます。



◆3番(久保智敬君) 

 農林と商工だけですか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 現在のところそのようになってございます。



◆3番(久保智敬君) 

 海岸や公園、河川などの美化活動や観光地での案内や駐車場整理とか農作業支援、また学校安全警備員、幅広く使える感じだと思うんですが、これ皆さん担当課、皆検討もちゃんとしていただいたんですよね。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 県への申請、協議等もかなり期間の迫った中での照会だったんですけども、それぞれの課では一応検討していただいたものとは考えてございます。



◆3番(久保智敬君) 

 これたしか僕、8年前に同じような事業があって質問もしました。そのときは、締め切り日が過ぎてたと、これ楠本次長が生活環境課長のときに答弁されたのを覚えてます。

 同じような事業だと。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 議員、今おっしゃられたように、平成13年ですから8年前でしょうか、平成13年から16年にわたって、やはり緊急雇用創出事業というものがございまして、当時生活環境課のほうで1件この事業でやっていただいたものと記憶してるんですけども。



◆3番(久保智敬君) 

 わずかな期間でこれを県に提出せなあかんというそういう決められた中でやらなあかんということで、本当に担当課の皆さんは大変な、今仕事がやっぱり忙しい中、合併の話もあって忙しいんでしょう。

 でももう少し考えていただきたいのは、今一般財源からではなしにこうして国から使っていいですよという金が来るんです。地元ではこういう雇用対策のために、シルバー人材センターへも仕事を依頼できるんですね。

 1件でも多く考えてもらいたい。今、そのときじゃないですか。

 皆さん本当に今忙しいときでしょうけども、それが1件でも仕事を与えられたら、その方々の給料が上がるんですから、やっぱり真剣になってやっていただいてるでしょうけども、この事業はもう締め切られたですか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 まだまだ枠があるようでございます。

 それで、議員もおっしゃられたように、幅広い分野で介護や福祉や子育てや医療や、その他情報通信とか教育の分野、環境の分野、いろんな部門に治安対策、防災対策、いろいろな事業に使用が可能だと思いますので、先般も部課長会の中でも各課の皆さん、課長方にも再度、検討いただくようお願いしたところです。



◆3番(久保智敬君) 

 よろしくお願いします。

 次に、今回特に使い勝手のよかった地域活性化生活対策交付金2億300万円の枠がありました。これには、サッカー場のナイター施設整備事業3,300万円が、この交付金を利用しております。

 この交付金の実際の事業計画を県に提出したその事業数とその総額を教えていただけますか。



○議長(奥田勲君) 

 芝政策企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 県のほうに提出いたしました計画の総額は、2億7,230万円の事業で24の事業でございます。



◆3番(久保智敬君) 

 2億7,000万円ということは、2億300万円の枠ですから6,700万円ですか、この差というのは、最後には一般財源から補てんする形になるんでしょうか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 そのとおりでございます。



◆3番(久保智敬君) 

 参考に聞きます。

 どういった事業がありましたか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 24の事業、言いますと、徐福公園内の園路の改修、それからまたタグボートの購入補助、それから三輪崎会館の玄関前のバリアフリー化の工事、それからペットボトルの保管倉庫の増築事業、それから生活道路の改良事業、また鴻田下水路の河床整備、佐野都市下水路の支援整備、それから都市公園災害時対応等、風力と光発電でございますがそれの設置、それから獣害防止さくの設置、それから三輪崎小学校の教育環境の整備事業、光洋中学校のトイレ改修事業、それからまた災害応急給水栓の設置、災害時非常灯の設置、黒潮スタジアムの本部改修、それからサッカー場のナイター設備等の整備、それから歴史民俗資料館等の屋上の防水工事、あるいはまた給水車の購入、これは災害用でございますが、と消防団の救助資材等の強化整備事業、それから基金積立金、そういった事業24でございます。



◆3番(久保智敬君) 

 その中で、今言われた中、よく見ますと生活に密着した部分が多いんです。一番安いやつで言いますと、210万円の鳥害防止さく設置、一番市民の生活に密着した部分に予算を充ててるんです。

 そんな中で、突出してこの3,000万円のナイター設備が出てるんですね。別に構わんのですが、考え方として、こういった予算を私考えるんやったら、やはり3,000万円を一つじゃなくて、3,000万円をまだ10個にしたらというような考え方です。

 この交付金は、政府の生活対策に沿った事業を行う地方自治体を支援する交付金で、有効求人倍率の低下や失業等の増加など、地域経済の疲弊が激しいなど条件不利、そういう地域の自治体に配慮して配分とありました。

 このことを考えても、やはりそういう点を考えられなかったのかなと思いますけども、いかがですか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 今回のこの臨時交付金につきましては、二つのことに基づいて閣議決定されておりますが、一つは、一昨年19年11月30日に決定しました地方再生戦略、これは昨年12月19日に改定をされましたがそれが一つ、それからもう一つは、昨年10月30日に決定をされました生活対策、これらに基づきまして、昨年12月20日にこの二次補正予算として閣議決定をされたものでございます。

 この生活対策でございますけども、大きくは三つの柱からなってございます。

 一つは、生活者の暮らしの安心ということで、この中にはいわゆる臨時給付金、2兆円の臨時給付金も含まれてございます。また、生活安心確保対策ということで、介護事業者の処遇改善であったりそういったこと、それから子育て支援、そういったものも含まれておりますけれどもこれが一つですね、生活者の暮らしの安全というのが一つの柱。

 二つ目の柱としましては、金融経済の安定強化。

 三つ目の柱としまして、地方の底力の発揮ということで、その中で三つありますけれどもそのうちの一つとして、地方公共団体支援策というものがございまして、これが国レベルで6,000億円の金額がついてきているわけでございます。そして、都道府県、それから市町村と分かれて配分されておるわけですけども、新宮市については先ほど議員おっしゃられましたように、2億300万円余りの金額がついてきてる。

 そういった中で今回、事業をピックアップしましたけれども、まずは幾つかポイントがございます。その中で、やはり事業の前倒しをしなきゃいけないということもございますので、一つは、21年度予算で予算化している事業であっても早期に取り組む、いわゆる前倒しですね、これができる事業があるかないかどうかというのが1点。

 それから、毎年3カ年事業計画を立てておりますけれども、こういった事業の中で漏れた事業で何かできるものはないか。

 それに加えて、各課に対してこういった趣旨の事業で取り組むべき事業はないかという、短期間ではございましたけれども、そういった問い合わせをする中で、今回24の事業を決めたいきさつがございます。



○議長(奥田勲君) 

 質問中でありますが、10分間程度休憩します。



△休憩 午後3時02分

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△再開 午後3時16分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 3番、久保議員。



◆3番(久保智敬君) (登壇)

 質問を続けさせていただきます。おとなしく行きます。

 相筋の獣害防止さく設置事業210万円、これも地域活性化生活対策交付金を利用しております。

 農林水産課にお伺いします。

 こういった交付金がなければ、国・県の補助は一体どのぐらいになるんでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 倉家建設農林部次長兼農林水産課長。



◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 

 私ども、この事業自体は、21年度予算の単独事業ででも進めたいと当初思っておりましたけども、急遽そういう形の補助になるということで、そちらのほうに変えさせていただいております。

 こういった事業がない場合なんですけども、国のほうは獣害被害の防止特別措置法というのを平成20年2月21日に施行しておりまして、鳥獣被害防止施策を総合的かつ効果的に推進し農林水産業の発展と農山漁村の振興に寄与するということで、具体的には国の基本指針に即しまして市が被害防止計画を作成しましたら、支援がいただけるということでございます。田辺市から新宮市までの中では、那智勝浦町さんがこの防止計画を昨年策定いたしまして、議員も御存じかと思いますけれども、モンキードックという犬が猿を追い払うというようなそういうようなソフト事業なんですけども、を振興しております。

 新宮市もこの21年度で、この防止計画を立てたいと思ってます。

 そういった中で、支援なんですけども、交付税の上乗せとか、また和歌山県はこれもう実施してるんですけども権限移譲、有害鳥獣の場合は以前は和歌山県、それぞれの県が許可をしてたわけなんですけども、そういうのも移譲されるというそういうふうな仕組みの法がありますんで、そちらをこれからは実施していきたいなと思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 計画があるということで、またよろしくお願いします。

 私は、佐野の荒れ地をなくしたいという思いで、市民農園と今稲作づくりを行っています。1人でやっているもんですからなかなか進みません。

 今回のこの予算書の中で、遊休農地解消総合対策促進事業補助金が目にとまったのですが、以前にもこれについて質問もしました。また、新たな支援策も出ておりましたが、結局考えてみますと、この農業振興地域に限るという限定したもので、なかなか事業としては利用しにくいものがあります。そういった中で、やはりこういった支援策というのは、大型農家を対象としたものが多いように見受けられ、山間地域の小さな農家への対策は少ないように思います。

 そんな中で、今農林水産課と学校教育課で進めようとしていただいてる遊休農地を利用して学校給食米をつくろうと、そういう動きがあるということをお聞きしましたので、今後の取り組みについてそれぞれ説明願います。



○議長(奥田勲君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 学校給食米でございますけども、これは年間約22トンの米を県の学校給食協会のほうから購入いたしまして、給食米として使用しているわけですが、やはり顔の見える方から買えるようなそういうことも検討してもらいたいということから、地元米を使用できないかということで、農業委員会の御協力をいただいて検討に入っております。

 昨年末に農業委員会が開催されましたので、その席上お伺いしまして、今後の協力をお願いしたところです。

 この3月に議会終了後になろうかと思うんですけれども、近辺の白浜町ですとかすさみ町、那智勝浦町でも実施されてるようですが、そういったところ先進地を視察しまして、どういった方法で具体的にやっているのか検討しようということになってございます。



○議長(奥田勲君) 

 倉家農林水産課長。



◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 

 学校給食を踏まえまして、農林水産課のほうの対応なんですけども、できればこの機会に遊休農地を少しでも解消したいというふうに思っておりますが、議員さんが先ほど述べられましたように、なかなか補助事業がそういう農業の大型化というのを国のほうの施策の中で移行しておる中、なかなか使える事業というのが少ないわけでして、その中で県2分の1の事業がこの20年度から遊休農地解消支援事業というのがございまして、これ単年度のみの補助なんですけども、アール当たり100平米ですね、5,000円というのをいただけるんですね。

 こういうのをできたら利用したいなと思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 はい、よろしくお願いします。

 次に、経済対策の中に妊婦健診臨時特例交付金があります。これによって、当市も妊婦健診14回無料になりました。さらに、里帰り出産でかかった健診費用も市の助成を受けられるようになりました。

 これは、私どもが署名活動をしてきたものですから、大変に評価したいと思いますが、心配なのが、交付金はこれ2年間の措置ということで、この点、市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この2年間は、この制度を援用させてもらうつもりでございます。

 その後、これをどうするのかということになりますと、それはにわかにこれ我々として事業に踏み切った限り、これをもとへ戻すというわけにはこれは逆行することですからできないでしょう。当然、それらの後の対応につきましては、どのような財源措置が、またあるのかないのか、そういうことも見きわめながら、予算編成の中で継続できるように考えていきたい、かように思っている次第です。



◆3番(久保智敬君) 

 続いて、がん検診の交付税措置が倍増されたと聞いておりますが、今回どのような形でこれが反映されているのか伺いたいと思います。



○議長(奥田勲君) 

 更家保健センター長。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 本年度21年度の予算におきまして、20年度のがん検診より金額にして275万7,000円ほど増額をさせてもらっております。

 それと言いますのは、集団健診の受診の仕方をちょっと回数をふやしまして、なるべく新宮市民の全員の方に受けていただきたいということで、集団健診の回数をふやしました。



◆3番(久保智敬君) 

 集団健診を多くしたということで、了解しました。

 福井県勝山市では、受診率50%を目指し21年度から全年齢のがん検診無料化を始め、なおかつ集団健診所まで無料バスを運行するとありました。

 ぜひそういった面でも、本当に受診率を上げるためにも頑張っていただきたいと思います。

 また、昨年私個人ですが、特定健診を受けました。その結果、中性脂肪が多いんで注意が必要と言われたんですが、これを何とかしなければいけないと思ってたところ、この保健センターのほうから保健指導を受けられる案内が届きました。

 ところが、指定された日は平日の昼間だけでしたので行くことができなかったのですが、これを夕方とか土日とか行きやすいような時間帯にすることはできないのでしょうか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 特定健診後の積極的支援、動機づけ支援についてですかね。

 これ結果説明会は、一応平日また日曜日も含めて結果説明会はさせていただいてます、集団につきましては。

 個別受診の方につきましては、個別に通知をさせていただきまして、結果説明会の参加をしていただくように個人通知をさせていただきましたんですけども、参加者のほうはだれも来ていただけなかったんです。というのは、やっぱり個人の医療機関で健診を受けてる方なんかは、そこの先生等の意見も聞いてられると思うんで、それでまた来られなかったのもあると思いますけども、時間的に昼間なんで、多分仕事してる方なんかは来られなかったとは思うんですけども。

 以前にも、そういうことも考えまして、土曜日に健診を実施したりまた夜間に骨密度測定とか、またそういうこともしてたこともあるんですけども、参加者がかなり少なくてだんだん減ってきてますので、一応今のところは20年度はそういうこと、昼間だけになったわけなんですけども、今後そういう受診されて説明会等来れなかった方、また来られた方の意見などを聞きながら、今後どのようにしていったら皆様に参加していただけるか、検討してまいりたいと思います。



◆3番(久保智敬君) 

 それでは、最後に防災課にお願いしたいのですが、1.17阪神大震災から14年を迎えます。被災された自治体である西宮市の職員が開発した被災者支援システム、これをCD−ROMに収め全国の都道府県と市区町村に配布されました。

 システムは、被災した経験から、災害直後に自治体が担う業務を一括で管理できるように工夫されたソフトです。被災者の安否確認、避難所、緊急物資、仮設住宅、遺族等6項目に構成されて、被災者の氏名住所などの基本情報をベースに被災状況を書き加えていく、それだけで被災証明書の発行、また仮設住宅への入居、義援金の交付など、行政手続をスムーズに進めることができると聞いております。

 担当課にこれを確認していただいておりますので、その感想をお聞かせ願います。



○議長(奥田勲君) 

 浜口防災対策課長。



◎防災対策課長(浜口恭行君) 

 このシステムは、ただいま議員さんがおっしゃられたとおり、阪神・淡路大震災時に西宮市の職員が、被災者に対する被災証明とかの発行や義援金の管理といった業務を支援するために開発したものでございまして、これを総務省が推進いたします複数市町村等共同アウトソーシング、あるいはシステム開発実証事業に選定されまして、国のほうが今回複数の自治体が共同利用可能なシステムとして作成し、本年1月に全国の自治体に無償提供されたものでございます。

 内容的には、先ほど議員さんが言われましたとおり、システムの構成といたしましては、被災者支援システム、あるいは避難所関連システム、緊急物資管理システム、仮設住宅管理システム、犠牲者・遺族管理システムの五つのシステムで構成されておるわけなんですけど、このシステムで利用できるものにつきましては、被災者証明、あるいは家屋罹災証明、義援金の管理、あるいは生活支援金の管理、仮設住宅の管理、避難所・避難者の管理、犠牲者・遺族管理、緊急物資の管理と八つの項目がございます。

 それで、実際これを稼働させるには国のほうのパスワードが必要ということで、先日2月に利用申請をいたしまして、2月の中旬にパスワードが来たわけなんですが、その中でどうしても個別のシステムが稼働しないということで、情報推進課のほうで調整いただき3月の初旬に一応システム自体は見えることになりました。

 ですけど、今のところまだ細かい個々のシステムのテストとまで行ってございませんので、中身的にはまだ確認はできておりませんが、実災害にあったそういう自治体が構築したシステムですので、非常に使い勝手がいいと思いますので、できれば今後担当課と協議しながらこれを利用していきたいなとは考えております。



◆3番(久保智敬君) 

 よろしくお願いします。

 業者から購入すれば大分高いそうです。今回はただですから使っていただきたいと思います。

 実は、これは公明党の山本香苗参議院議員が西宮市と総務省のパイプ役になって広げたものでございます。災害が来ても最小限に被害を食いとめる手だては必要です。災害が起きてからも自治体の責務は重大です。そして、スムーズな運営が求められます。

 そのためにも、しっかりとした備えをしていただくよう要望して、一般質問を終わります。

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△東賀代子君



○議長(奥田勲君) 

 7番、東議員。



◆7番(東賀代子君) (登壇)

 通告に従いまして一般質問させていただきます。どうかよろしくお願いいたします。

 まず最初に、障害者自立支援法についていたします。

 障害者には、知的、身体、精神とあります。思わぬことで突然の事故、突然倒れて身体障害者になられるなど、望むことではないのに障害者になって周りの手をかりないと生活ができなくなります。だれでもあすのことはわからないと思いますが、突然の自動車事故で障害者になってしまうこともあります。

 そのため、安心して受けられる医療、そして施設での支援が大事になってきます。

 今までは、医療に対する不安、心配などがありませんでしたが、今は将来に対して心配とおっしゃる方が若い人にも大変多くなっております。

 日本は、世界に誇る皆保険で安心でした。アメリカの市場保険のように、お金がないと医療、介護、支援が受けられないということがなかったからです。アメリカのオバマ大統領は今、みんなが受けられる医療にしようとしているのに、日本は自立支援法とかで障害も自己責任にして福祉のほうが後退しています。憲法25条で国民の生存権をうたい、障害者権利条約は同年期の市民と同じ権利を差別なく保障することをうたっております。難病、発達障害、すべての障害者が福祉、医療サービスを自治体、国の責任で保障することが最も大事と思います。国の施策であっても、福祉を基盤に地域の経済、雇用創出につなげていただきたいと私は思います。

 障害者自立支援法廃止や応益負担撤回など、大きな運動が世論と国を軽減策へと大きく貢献いたしましたが、まだまだ安心して障害者がサービスを受けられる状態にはありません。自治体によっても、障害者の地域生活を支えるサービスがまちまちです。

 新宮市の独自の政策で、利用料全額負担できないでしょうか、お伺いいたします。

 財政上厳しいと思いますが、御答弁お願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 勢古口福祉課長。



◎福祉課長(勢古口博司君) 

 この障害者自立支援法につきましては、平成18年4月に施行されまして、同年10月1日付で本格実施されたわけなんですが、施行される当初から、この応益負担についてはいろんな全国的な議論がありまして、これまで自己負担につきまして原則1割負担ということが示されたわけなんですが、この2年間、3年間ですか、の中でも2回ほどいろんな全国の声の中から軽減策をとられております。

 そして、この自立支援法につきましては、3年後に見直すという附帯決議がついておりましたもので、今回3年目に入りまして、21年度から見直しをかけるということで、社会保障審議会等からいろんな見直し案が報告されておりまして、負担につきましては、このまま軽減負担を続けていくという報告がなされているところでございます。

 この負担につきましては、当初は世帯の所得等によるわけなんですが、最終的に一番多い低所得1、2の世帯のところで、一番低いところで月額上限が1,500円、その上が上限3,000円というとこまで下がっておりますので、今後この自立支援法の継続的な運営の中では、多少負担はしていただくのが、今後恒久的にこの法律を運営していくには多少必要ではないかとは、私のほうでは思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 私は、障害者に、先ほども申したようになりたくてなったわけではないんです。これもその個人だけじゃなくて、お父さん、お母さん、それからおじいさん、おばあさん、みんなに負担をかけることになりまして、生活も大変厳しいと言うておりました。

 ですから、子供さんが、障害者の方がやっぱり長く親より長生きしますので、やっぱり親としては本当に大変将来のことを思ったら、本当に毎日が不安なんですね。

 ですから、ゼロにするというのは難しいかもしれませんが、できたらゼロにしていただいて負担をなくしてもらうのが、これが福祉につながると思いますので、ぜひ軽減じゃなくなくしていただきたいというのが私の意見でございます。

 これ市長もお願いいたします。市長、御答弁お願いします。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 確かに今、担当課長からお答えしたとおりで、我々としてもこの障害者の方々のサポートしていくに当たりまして、どのような対応が有効なのか、それは目に見えているわけでありますが、今後財政の問題もありますし、またその後自己負担の見直し等が国の中で行われてまいりました。

 そのような実情をよく勘案して、今後ともこれっきりだというだけじゃなく、この市としての対応を研究いたしてまいりたい、そのように思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 どうかよろしくお願いいたします。

 次、引き続いて介護についてお伺いいたします。

 今年度、前回より介護保険料、新宮市は平均幾ら上がりましたでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 垣本健康長寿課長。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 今回は、基準額で月額100円、年間で1,200円の上昇となっております。



◆7番(東賀代子君) 

 これ介護保険なんですけれど、新宮市は平均でお幾らぐらいになってますか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 今申し上げたように、月額が4,450円で年間5万3,400円が基準額となってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 全国平均ではお幾らでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 全国平均では、これはあくまでも国の試算でございますけれども、月額ちょっと少し前のデータになるんですけれども、月額4,270円というふうにちょっと見た記憶がございます。



◆7番(東賀代子君) 

 でしたら、平均よりか新宮市の平均のほうが高いということになりますね。

 市民税非課税者で老齢福祉年金受給者及び生活保護受給者の保険料は、年間でお幾らでしょうか。これ1段階なんですけれど、1段階の方で。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 第1段階、第2段階の方は、保険料が同額になっておりまして、平成21年度は月額が2,225円、年額が2万6,700円となってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 そしたら、3段階ではお幾らになりますか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 3段階は3,337円、年間としては4万50円でございます。



◆7番(東賀代子君) 

 4段階、5段階、6段階と教えていただきたいんですけれど。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 4段階は基準額となりますけれども、その基準額の中にもう一段階特例を設けまして、世帯課税の本人非課税で課税年金収入プラス合計所得金額が80万円以下の方につきましては、保険料率を基準額の0.87というふうに定めまして、月額が3,871円、年額で4万6,458円でございます。

 第4段階の基準額は、先ほど申し上げましたように、月額が4,450円と年額が5万3,400円です。

 第5段階ですけれども、保険料率が基準額の1.25で、月額が5,562円、年間で6万6,750円。

 第6段階では、保険料率が1.5で月額が6,675円と年額が8万100円になります。



◆7番(東賀代子君) 

 すみません、8段階はお幾らでした。もう一度お願いいたします。

 6段階。ごめんなさい。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 6段階は、月額が6,675円、年額で8万100円です。



◆7番(東賀代子君) 

 市民税非課税者で合計所得金額が200万円以上の方が6,675円、月額でですね。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 はい、そうですね。本人課税で合計所得金額が200万円以上の人が今おっしゃられた金額です。



◆7番(東賀代子君) 

 介護保険制度は、ことしでちょうど10年目を迎えます。社会保障が後退、介護取り上げ、新宮市はありませんでしょうか。資格証明書を出したということはどうでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 資格証明書というのは、国民健康保険の制度でございまして介護保険制度ではございません。



◆7番(東賀代子君) 

 すみません。介護保険のほうはどうでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 今のところそういうのはございません。



◆7番(東賀代子君) 

 利用料も身体、生活、援助と負担も違いますが、それぞれ1割負担で受けたくても受けられないサービス制限があり、それ以上のサービスを望むなら自己負担をしなければならないようですが、本当でしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 介護度によって使える費用の上限額が決まっておりますので、それ以上を超えてサービスを受けられる方というのは自己負担ということになってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 今、居宅介護サービス利用者は新宮市大体何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 すみません、ちょっと今人数的に把握しておりませんので、また後で報告させていただきます。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、わかりました。

 介護認定は、病院の医師とケアマネジャーの認定で約1カ月ぐらいかかるというふうに説明を受けたと思うんですけれど、これをもっと早くするようなことはできないんでしょうかね。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 御本人が介護申請をされるということから始まりまして、主治医の意見書、また認定調査員の訪問調査等を経て、第一次認定ソフトというコンピューターにかけて第一次判定を出してから、その後で認定審査会で第二次判定をして介護度が決まるという今の介護制度のシステムの中で、早く認定を出してほしいと望む方も多くいらっしゃると思うんですけれども、主治医意見書がなかなか届かなかったりとか、調査のほうも人数も大変多うございまして、スムーズにすっといかなかったりとか諸事情もございまして、どうしてもやっぱり今のところ1カ月ぐらいはかかるというふうになってございます。



◆7番(東賀代子君) 

 なるべく早くできるようにしてほしいものです。

 要介護1、要介護2の介護予防サービスは、重度化を防止するため適切な介護予防サービスの提供を計画されているのでしょうか。

 どのような介護でしょうか、簡単に説明できるようでしたら御説明お願いしたいと思います。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 申しわけありません。ちょっと専門的なことになりますので、また後日説明させていただきたいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 訪問介護でのサービスは、身体介護、生活援助とありますが、1割負担で受けられる時間、大体週何時間でしょうか。これはおわかりでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 支援1から介護5まで七つの段階がありまして、それぞれにちょっと違いますので、そのことにつきましてもまた後で説明させていただきたいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 わかりました。

 介護従事者処遇改善臨時特例交付金3%増額されます。これに伴う介護保険料上昇を抑制するための措置は、いかがなりますでしょうか。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 保険料につきましては、その介護従事者の処遇改善を図るという目的で報酬が3%アップされ、保険料もそれに伴い上がることとなりましたけれども、国の対策として保険料の急激な上昇を抑制するために、臨時交付金が交付されることになります。

 新宮市では、この交付金と介護準備基金の取り崩しを行って保険料に充当し、大きく上がらないようにということでしておりますけれども、準備基金の件につきましては、新宮市としてはその分、介護報酬の改定で保険料が上昇するというのが約60円というふうに見込んでおりますので、その分の半分につきましては国から準備基金が、交付されます。

 その分について、そのまま国の基準でいきますと、介護保険料が3段階で3年間で上がっていくことになりますけれども、それを平準化して3年間同じ保険料というふうにしております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、わかりました。

 福祉施設の入所希望をしたが、施設費、介護費用の問題で入れないという方の言葉を聞くと、私も自分に置きかえて、自分が年いったときこれはどうなるんだろうと思うんですけれど、今この間も新聞というか報道で、夫婦が認知症で妻が夫を介護して・・・・・・事件というのがございました。老婦人は、夫をきれいにしてあげたいと思っておむつをかえるときにたたいてしまい死亡なさったんですけれど、これは認認介護事件です。そのことが原因と思わず、その御婦人は夫がなぜ死んだのでしょうと反対に疑問視しておりました。

 私は、老老介護、福祉の後退、お金次第の老老介護、在宅生活での矛盾が原因ではないかと思います。経済的理由で介護保険利用ができなくなるような制度、私は見直しを求めたいと思います。

 介護保険は、これで終わらしていただきます。

 男女参画問題ですけれど、先に運動場芝生化についてさせていただきます。

 運動場芝生化については、かねて先輩議員の戸田さんが3回にわたって詳しく一般質問で取り上げていましたので、議事録を見させていただきました。これによりますと、千穂幼稚園の園庭が芝生化されているように思いますが、その後この園庭いかがでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 議員おっしゃるように、千穂幼稚園の園庭を芝生化したんですけども、どうもうまく育たずに、やはり園児たちが上を走り回るということもあるんでしょうけども、うまく芝生化がいかなかったということでございます。



◆7番(東賀代子君) 

 手入れが行き届いてないんじゃないでしょうかね。

 和歌山県では、6年後に第70回国民体育大会が開催されることになりました。44年ぶりだそうです。6年後ですが、新宮市ではサッカー、自転車、高等学校軟式野球が予定されていますね。

 そのような中で、野外運動場芝生化促進事業要綱があり、近年子供たちの体力向上、人間性豊かな人格の形成、地域コミュニティの活性化に寄与する場の提供を目的に、補助金を交付して校庭の芝生化が推進されております。補助金の交付の条件として、その額は1校当たり160万円だそうです。県教育委員会では、鳥取県を参考に07年度から試験的にスタートしたと聞いております。

 運動場の芝生化については、私も2カ所見てまいりました。

 まず1カ所目は、串本町立養春小学校ですが、これは以前に芝生化されております。御存じかもしれませんが、運動場のトラック部分は土のままでした。芝生の購入費は12万円から13万円だったそうです。購入費用は町が負担、芝生は九州から取り寄せ、知り合いの運送屋さんの協力を得て安く購入できたと言っています。運搬は運送屋さんの帰りの便で無償で持ってきていただいたそうです。植木屋さんに2日来ていただいて指導を受け、作業は植えつけなど保護者と地域の老人会の協力で、約15万円でできたと言っていました。

 これは、地域の方たちのポット苗方式で、地域の皆さん全員で植えられたそうです。雑草の手入れが大変で、時々肥料を施している。病気は発生しておりません。

 私、ここを見てまいりましたときに、これが芝生化された運動場なんですけれど、ここへ見に行ったときには枯れておりました。このようになってませんけれど、また春が来たら新しい芽が出るようでした。

 養春小学校は夏芝だけ植えつけ、冬は芝が枯れてしまいましたが春になると新しい新芽が出てきます。芝生を植えるまでは、風の強いときは付近の民家に砂ぼこりが舞い込んでひどかったようですが、今はほとんどそれも気にならなくなったと言っております。雑草も今は用務員さんが手入れしていると言っていました。

 私が見学したもう1カ所は、那智勝浦町の太田小学校でございます。

 太田小学校は、昨年5月にポット苗をつくり植えつけを6月に行いました。地域住民100人ぐらいの協力で植えつけたそうです。3カ月後の9月には寝転んで遊べると言っていました。費用も県の補助160万円で済みました。草刈り機もこの費用で賄ったようです。

 ここでは、夏芝生の上に夏芝生が枯れるまえに冬芝生の種をまいている。それで、冬でも青々としておりました。

 これは私が撮ってきたこの間の写真なんですけど、このように青々としておりました。

 また、県はことしも8校ぐらい補助事業を募集するようですが、新宮市はこれにこたえることはできないでしょうか、お伺いいたします。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 確かに芝生化しますと、はだしで走ったりしますと本当に足の裏が心地よくていいと思うんですけども、やはり水やりと芝刈りが本当に年間通じてできるかどうかというところだと思います。

 平成20年度からこの事業、和歌山県の屋外運動場芝生化促進事業というのが始まりまして、議員おっしゃるように100%県補助ですし、160万円以内であれば芝刈り機ですとかそれから芝代、こういったものを補助してもらえるということで、このときに各学校にも御案内しまして希望を募ったんですが、やはりこのとき希望なかったということもありました。

 その前に、先ほども申しましたように千穂幼稚園で余りうまくいかなかったものですから、今のところその後検討はしてございません。



◆7番(東賀代子君) 

 2008年は計8校で実施しています。このうち、有田川町小川小学校のデータでは、子供たちはいずれも転んでも痛くない、寝転がって遊べる、はだしで遊べる、痛くないのでうれしいなどと言っています。悪いことでは、雨の次の日はびしょびしょで靴がぬれると言っています。でも、全員が芝生になってよかったと答えていることです。

 芝生化の効果については、新聞記事などで紹介されていましたので御存じだと思いますが、転んだときの痛みの軽減、50メートル走のタイムアップなど校長先生は強調されておりました。

 芝生校庭、外で遊ぶ期間がふえたことが要因、運動能力の効果が裏づけられた、今後も芝生化を続けていきたいと県教育委員会スポーツ課が述べたようですが、体力アップに思った以上の効果があったとして注目されています。

 新宮市は、和歌山駅伝で昨年20位。ことし2月15日の駅伝は11位だったように思います。この子供たちの活躍は住民にとってもうれしいものです。

 新宮市でも学校の周りのおうちの方たちは、風のある日は運動場の土のほこりが舞うので窓もあけられないと言っています。運動場の近くの家を解体したとき、屋根かわらのすき間は土だらけだったとも言っていました。

 学校の休みに地域住民に運動場を開放して、そのかわりに芝生の手入れなど手伝っていただき、地域の触れ合いの場にもなっているところもあるようです。

 夏はヒートアイランド現象のためにも御検討いただけませんでしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 この事業は、22年度までの3カ年ということですんで、旧市内の小中学校についてはこれから統廃合の関係がございますんで、難しいかと思いますけれども、それ以外の学校について、今後これを視野に入れながら検討してみたいというふうに思います。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。ぜひ検討してください。

 大阪府の橋下知事も3億円かけて、これはお金をかけてしている、するようですので、子供たちの体力向上というか、そのようなことにも貢献できると思いますので、よろしくお願いいたします。

 市長、これはいかがでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 当然、我々としてはヒートアイランド現象の防止やまた周辺の住家等に対する粉じんの飛散防止、これは十分検討する値打ちがあると思います。

 教育委員会として結論を出していただければ、市行政としてこれをサポートしていく姿勢には変わりありません。

 これからもしっかり連携をとって取り組ませていただきたい、そう思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 よろしくお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 質問中ですけど、10分間程度休憩します。



△休憩 午後4時05分

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△再開 午後4時22分



○議長(奥田勲君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほど東議員の一般質問中、垣本課長より後ほど答弁する旨の答弁がありましたが、垣本課長よりこの件について答弁させます。

 垣本課長。



◎健康長寿課長(垣本正道君) 

 申しわけございません。

 介護を受けられた方のサービスとしまして、訪問ヘルプサービスというのがございます。

 身体介護中心と生活援助中心というのがございまして、これは介護度の出た方のサービスですけども、身体介護は、食事、入浴、排せつのお世話とか衣類やシーツの交換、通院の付き添いなどが身体介護となりまして、30分未満が254円、30分から1時間未満が402円、これが1割の自己負担の目安でございます。

 生活援助中心というのは、住居の掃除とか洗濯、買い物とかまた食事の準備、調理などというものがございまして、これにつきましては、30分から1時間未満が229円、1時間以上が291円、これが介護度が出た方のサービスの費用の目安です。

 要支援1、2の方は、定額制ということでございまして、1カ月当たりの自己負担の目安となります予防訪問介護の1カ月当たりの負担の目安ですけれども、週1回程度の利用で1,234円、週2回程度の利用ですと2,468円ということになります。

 支援の方は、基本的に今までの費用と変わらないということになります。

 介護予防訪問の事業でございますけれども、今言ったように介護予防訪問介護と訪問リハビリとか訪問看護とか、あと通所介護とかそういったような事業がございます。



○議長(奥田勲君) 

 東委員、よろしいですか。

     (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 それでは、一般質問を続けます。

 7番、東議員。



◆7番(東賀代子君) (登壇)

 私も先ほどの一般質問中、好ましくない発言があったので、これを削除していただくようお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 よろしいでしょうか。

     (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 それでは削除いたします。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。



○議長(奥田勲君) 

 一般質問、続けてください。



◆7番(東賀代子君) 

 一般質問、続けます。

 先ほどの芝生化なんですけれど、野外芝生化なんですけれど、今度丹鶴とそれから千穂小学校、統合して新しく新校舎になりますが、そのときにも運動場芝生化について御検討いただきたいと思いますが、少し答弁お願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 先ほども申し上げましたように、この制度、補助制度が22年度までなんですが、千穂・丹鶴小学校につきましては、24年4月開校目標で現在進めております。それまでは、大型トラック等が解体等で出入りしますので、先に芝生化してしまいますとかなり傷んでしまうということで育ちにくいんじゃないかと思います。

 今のところ千穂・丹鶴小学校のグラウンドについては、グリーンサンドという通常の砂よりも少し比重の重い砂を敷きたいなというふうに考えてございます。やはり周辺の家屋にはかなり砂が飛んで御迷惑をおかけしてますんで、先進地も見たところではそういう砂がいいんじゃないか。新宮高校なんかでも使われているらしいんですけども、通常の砂とまぜたような状態で敷きたいなというふうに考えてございます。



◆7番(東賀代子君) 

 まだまだ期間がございますので、できれば御検討をいただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 芝生化はこれで終わらせていただきます。

 男女共同参画社会について、一般質問させていただきます。

 平成19年6月議会、私は初議会で、男女共同参画社会基本計画についてお伺いいたしました。新宮市総合計画を見ますと、20年から21年に基本計画策定となっていますが、そのとおりでございましょうか。



○議長(奥田勲君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 この総合計画には、20年、21年度で策定をしていくとこのようになっておりますけども、実のところ今年度、20年度である程度、準備を進めてまいったところでございます。

 21年度につきまして、予算化をして設定をしていこうとこういうふうに考えておったわけなんですが、この那智勝浦町との合併協議、これがスタートしたということもありまして、新しい市になれば再度またつくらなきゃいけないと、そういう事情がございまして、もうしばらく様子を見るということになりましたので、21年度では計上はしてございません。



◆7番(東賀代子君) 

 そしたら、少しおくれるということですね。

 これはまだお考えじゃないかもしれませんが、審議会の構成人数と男女別ということなんかもまだ考えて、そしたらおりませんでしょうか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 この策定に当たっては、そういった委員会を設ける予定でございますが、当然その委員の方々の中には女性の比率を高めていきたい、このように考えてございます。



◆7番(東賀代子君) 

 男女共同参画社会基本法を制定したのは、1999年、平成11年のことでした。その翌年、男女共同参画基本計画が定められました、これが2000年。これに基づいて、和歌山県が基本計画を施行した2003年、平成15年のことです。国におくれること3年後でした。

 県によりますと、県下の自治体30、九つの市のうちで同基本計画といったものが制定されていないのは新宮市だけだと言っていますが、間違いございませんでしょうか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 9市の中で7市が既に策定済みでございます。残る新宮市と紀の川市につきましては、本年度20年度で策定を進めておりますので、9市の中では新宮市がまだ未策定という状態になります。



◆7番(東賀代子君) 

 同じく県は、県下の町村で基本計画を持ったところはないと、以前施行していたところも合併によって消えていると言っています。新宮市は、これでは町村並みということになりますが、非常に残念に思います。

 私は今回、新宮市にもより確かな基本計画をつくっていただきたいと考えて参考にしたのが、お隣の三重県でした。中でも注目したのが、新宮市からは直線にして10キロ程度しか離れていない御浜町でございました。日ごろから御浜町に女性議員の多いのはなぜだろうと考えていたからです。

 ここでは、議員定数12名うち女性議員が4名おります。女性議員の議席占有率は33.3%になります。3人に1人ですね。その背景に、住民の間に男女共同参画といった認識があるのではないかと考えたからです。仮に女性議員が多いからと言っても、直ちに男女共同参画的な認識が高いとは言えないかもしれません。しかし、そうした認識が無縁とは思えません。

 三重県が、男女共同参画推進条例を施行したのが平成13年、2001年のことです。国が基本法を制定した後、直ちに審議会を立ち上げたものと思われます。三重県下の自治体は29、このうち20の自治体が基本計画を持っております。制定率は68.9%です。

 これに比べて、和歌山県下の制定率は三重県の3分の1でしかありません。

 話は変わりますが、2年前の4月に私が市会議員に選ばれたとき、まちの皆さんからは、女性議員の誕生は久しぶりだと言われました。そこで、新宮市政の上での女性議員について調べてみますと、数が少ない、それも途絶え途絶えであることがわかりました。

 お尋ねいたします。

 新宮市の男女共同参画基本計画がおくれているのは、これは合併のためとおっしゃっておりますが、合併のためで策定がおくれているなんて言わないで、一日も早く立ち上げていただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。



○議長(奥田勲君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 私のこの新市になりましてからの市政課題として、常に男女共同参画社会を目指す取り組みの中で、女性会館であるとかあるいはこの参画のための基本計画をつくり上げるということが課題でありました。

 しかし、またあるときには、それに基づいて行動もいたしました。例えば、隣保館館長会議で、この隣保館の利活用をもっと特化したものとして、各館の特徴を持った進め方をすべきではないか、こういう御提案もしたことでございます。また、そのときには、館のほうでも館長会議の中でもまな板に乗せて協議していただいたと記憶いたしております。

 しかし、我々はこの協働ということを新しい長計の中でも基本理念にいたしております。それだけに、私は女性の力というものを十分に発揮してもらう、そういうことは基本的にはその方向で随分推進したいと思っておりますが、果たして女性の会館、あるいは男女共同参画社会の中で、その果たすべき役割は当然明示していかなきゃなりません。また、協働ということは一種のボランティア的な取り組みもあるわけでして、そのような中で、どのような女性活動が可能なのかどうか、これを見定めるためにも、この潜在的なそういう市民パワー、そういう部分で女性が果たしているところというものを調べたいと、このようにも自分自身は思ってまいりました。

 今、芝課長から御答弁いたしましたように、新しい市ができれば基本的にはこれはぜひ次の市政におきまして、この男女共同参画社会の基本計画をつくり上げて、それを目指す取り組みをすべきだと自分自身でも思っております。

 また、和歌山県のほうでも智辯の高嶋監督の奥さんである高嶋さんが、女性政策課長でありましたときに本市を来訪いたしまして、ぜひその必要性を訴えられたということを自分としてもついきのうのように覚えているところです。

 この取り組みは、新宮市にとっては大変必要なことだとこのように思っておりますので、新しいこれからの合併の動向を見る中で、まずこれをまちづくりの基本計画と同時に、女性の共同参画社会を目指した、女性というよりも女性も男性もでございますが、その基本計画を立ち上げていくように努力したいとかように思っている次第です。



◆7番(東賀代子君) 

 私は、男女共同参画基本計画といったソフト面での充実があってこそ、ハード面もより確かな計画が生まれると考えております。

 私は、議会の当局の答弁でも、1人として女性が入っていないことに疑問を持っております。例えば、子育て推進課、福祉課など女性の得意とする分野では、男女の共同参画は大変重要ではないかと思います。

 最後に、条例に関しての市民アンケート、新宮市の男女共同参画基本計画が一日も早く推進できますようお願いいたしまして、これで終わらせていただきます。

 ありがとうございました。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 16番、辻本議員。



◆16番(辻本宏君) 

 お二方終わりましてちょっとおくれたんですが、19番の大西議員の新宮市と那智勝浦町の合併問題についてという一般質問がありました。近畿大学の先輩の一般質問にとやかく言うのは心痛むところもあるんですけれども、私自身気になるところでは、国の財政支援が期待できないからというのをかなり強調されてたようですけれども、これ私が資料を見て説明を聞いた上では、単年度、合併した時点で、多分県から那智勝浦町のほうですけれども、1人当たり5,000円、すると大体金額総額にすると1億円、それと電子計算システムの移行とか、地方交付税での幾らかな、ちょっとここら辺金額がはっきりつかめないんですけど、トータルして5億2,000万円ぐらいの財政支援措置があったように思います。

 それでなおかつ、地方交付税では5年間、那智勝浦町のほうだけですけど6億円の財政措置がある。それが段階的にあと5年、合計10年ですね、その財政支援が受けられるという、これ事実確認したいんですけど、当局のほうは何も答えられなかったんですけど、その点いかがでしょうかね。

 議長、当局に回答願いたいんですけど、よろしくお願いいたします。



○議長(奥田勲君) 

 辻本議員の議事進行ですけれども、当局のほうから答えさせてもらってよろしいですか。

     (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 それでは当局。

 嶋田合併対策室長。



◎合併対策室長(嶋田喜久一郎君) 

 県からの補助金の関係でございますが、前にもお答えしてますが、市町村合併協議支援事業補助金としまして、構想に基づき設置された合併協議会が実施する調査研究事業等の活動に要する経費の一部に対し補助を行うということで、補助率は2分の1、限度額500万円ということで単年度そういうことになっております。

 あと、市町村基本計画支援事業補助金といいまして、構想に基づき合併した新市町村が市町村基本計画をもとに実施する一体的なまちづくりのための事業に対し、1億円に合併前の合併関係市町村数を乗じた額を交付するいうことで、合併した場合は2億円ですね、が交付されるということになっております。

 それ以外の交付税とかそういったのにつきましては、どのようになるか今現在ちょっと財政シミュレーション等とか行ってますので、ちょっとはっきりした額についてはお答えできません。



○議長(奥田勲君) 

 辻本議員、よろしいですか。



◆16番(辻本宏君) 

 はい。

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△延会の宣告



○議長(奥田勲君) 

 お諮りいたします。

 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥田勲君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。

 あすは午前10時から会議を開きます。

 本日はどうも御苦労さんでございました。



△延会 午後4時42分