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和歌山県 新宮市

平成20年  9月 定例会 09月09日−02号




平成20年  9月 定例会 − 09月09日−02号










平成20年  9月 定例会



          平成20年9月新宮市議会定例会会議録

            第2日(平成20年9月9日)

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議員定数19名、現在員19名、出席議員19名、氏名は次のとおり。

         1番  木戸地郁生君

         2番  松畑 玄君

         3番  久保智敬君

         4番  榎本鉄也君

         5番  福田 讓君

         6番  田花 操君

         7番  東 賀代子君

         8番  杉原弘規君

         9番  東原伸也君

        10番  上田勝之君

        11番  三栗章史君

        12番  松本哲也君

        13番  前田賢一君

        14番  奥田 勲君

        15番  松本光生君

        16番  辻本 宏君

        17番  屋敷満雄君

        18番  前田 治君

        19番  大西 強君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成20年9月9日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(1)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(1)から(4)まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

          市長                  佐藤春陽君

          副市長                 竹嶋秀雄君

          収入役                 江川忠雄君

          まちづくり政策部

          部長                  川嶋 潤君

          次長兼企画調整課長           芝 悦男君

          参事(港湾関係及び土地開発公社担当)  向井 隆君

          商工観光課長              北畑直也君

          企業誘致対策課長            浮田和宏君

          総務部

          部長                  小山壽行君

          次長兼総務課長             丸山修市君

          参事                  坂本憲男君

          秘書課長                鈴木俊朗君

          財政課長                上路拓司君

          市民福祉部

          部長                  森 常夫君

          福祉事務所長              浜前泰弘君

          生活環境課長              嶋田喜久一郎君

          子育て推進課長             生駒 明君

          建設農林部

          部長                  前田道春君

          次長兼農林水産課長           倉家 博君

          次長兼都市建設課長           中畑孝一君

          参事(建設農林政策担当)兼農業委員会事務局長

                              馳平忠男君

          農林水産課企画員            津呂建二君

          熊野川行政局

          局長                  平 俊孝君

          医療センター

          事務長                 杉山泰生君

          次長兼庶務課長             上野山巳喜彦君

          水道事業所

          所長                  山野上光治君

          消防本部

          消防長                 大石 明君

          次長兼消防署長             辻坂雅則君

          農業委員会

          会長                  前田 治君

          教育委員会

          教育長                 大江清一君

          次長                  楠本秀一君

          参事(文化複合施設担当)        中岡保仁君

          学校教育課長              平見善宣君

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本会議の事務局職員

          局長                  鈴木 秀

          次長                  和田 隆

          次長補佐                平見仁郎

          次長補佐兼議事調査係長         赤松勇人

          庶務係長                北 光子

            第2日(平成20年9月9日)

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△開議 午前10時01分



△開議の宣告



○議長(上田勝之君) 

 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は19名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

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△日程1 一般質問



○議長(上田勝之君) 

 それでは日程に入ります。

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表により、その番号順に従い、順次発言を許可いたします。

 当局の答弁は備えつけのマイクを通して、明快に答弁願います。

 別冊、一般質問通告表の番号1番の発言を許可いたします。

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△大西強君



○議長(上田勝之君) 

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) (登壇)

 一般質問を行います。テーマは、通告いたしておりますが、民主的行政の推進についてということをテーマにいたします。

 民主的行政、民主、すなわち市民が主権者であるという理念のもとに行われる行政のことなんです。わざわざテーマにこれを掲げるということは、私は現在の行政が民主的に行われているかということについて疑念を持っているから行うわけであります。

 6月議会の私の一般質問で農業委員会会長に質問を行ったんですが、農業委員会の会長から「もっと勉強して出直してこい」と言われたもので、後輩議員に勉強し直せと言われると少々しゃくで、気に入らなんだんですけど、私は生来、根が素直なんで、言われるとおり一生懸命に勉強をしてまいりました。しかし、幾ら勉強しても私のほうが正しくて、農業委員会の会長が間違うてるんやないかなと思うので、再度質問をさせていただきます。

 私は、6月議会で農業委員会の会長に執行機関を監視する責務を負う議員が監視される立場に行くのはフェアでないんじゃないかと。議員としての倫理に反するんじゃないかという趣旨の質問をしたんですが、そのことについて後日、私の一般質問がビデオで放映されるようになって、インターネットで放映された7月15日以降、和ネットというインターネットのブログに、「新宮市議会議員、前田 治議員はなぜ農業委員会の会長ですか」のこのブログに多数の市民、30件以上の市民から私の質問に対する意見があった。書き込まれてるんです。今どき市長、市民はこういうやりとりをしてるんです。怖いですね。ところが、このブログ、三十数件の市民の意見の中に前田 治議員の農業委員会の会長について賛成意見というか容認意見は1件もないです。全部批判してる。それで、私は民主派ですので、市民の意見を素直に市民に疑義があることを素直に当局にぶっつけているわけで、6月議会の私の主張と市民意見と相当合致するところがありますので、少しこれを紹介してこれをテーマに質問をいたします。

 そのインターネットのこの和ネットのブログというのを少し紹介いたしますが、まず、1番ゲストさんが「新宮市議会前田 治議員はなぜ農業委員会の会長ですか」という問いに対して「前田 治議員は議員の立場で農業委員会の会長になりました。監視する立場とされる立場の人が両立できますか」と。「給料はもらってないが報酬はもらってる」、「お金に印がついていますか」、「農業委員会の会長やりたいのなら、議員を辞職してからにしてください」、こういう書き込みです。3番ゲストは「前田 治議員の地区は農地から宅地への変更が盛んに行われていますね。新宮でも一番の住宅地です。嫌な予感がします」。5番ゲストは「大西議員も議員連中の人望がないのか、根回しが下手なのか、追及しても中途半端やな」。私は、議会では大西は人間か、血も涙もないんかと言われてるんですけど、市民からしたらまだ私の追及は中途半端と。人望がないのはわかりますけどね、根回しが下手なのか、いや根回しはそう下手ではないんですけど、やらしたら天才的にうまいんですけど、根回しそのものが嫌いなんで、根回しは余りしないだけのことで。市民はこういう感触を持っているということですね。

 8番ゲストは「大西議員は議会で報酬を給料と発言し、議会で前田 治議員に訂正を求められ、仕方なく訂正しましたが、中身は同じでしょう。それに議会に農業委員会の会長の肩書きで出席し、議員の歳費と農業委員会の報酬両方もらってることが問題です」と。10番ゲストは「前田 治議員は農業委員会の会長をそんなにやりたいなら、市会議員をやめてから心ゆくまでおやりなさい」と。11番ゲストは「新宮市議会の大西議員の質問をテレビで見ましたが、大西議員の意見に大賛成です。前田 治議員は法律に違反していないと答弁していましたが、議員のモラルには違反しているように思います」。13番ゲストは「前田 治議員の弟は新宮市農林建設部長をしていますが、兄貴の市会議員が農業委員会の会長では新宮市民に誤解を招きませんか」と。15番ゲストは「前田 治議員は、議会の答弁で大西議員に対し『農業委員会で給料はもらっていないよ、報酬です』と答弁していましたが、全くの笑い者です」。21番ゲストは「その問題を指摘する市会議員は大西議員以外にいないのかね。ほかにいないのかね。新宮港の土の問題もどうなったん」と。そしたら22番ゲストが「大西議員以外の議員は前田 治議員の農業委員会会長の問題にも関心がありません。大西議員の孤立無援状態です。新宮港の埋め立ての問題も同じ状態です」、こう書かれています。

 これは、市民は誤解なんです。私は決して孤立無援状態ではありません。6月議会に私は一般質問の前に前田 治議員に議員辞職勧告案を提案したわけ。それが否決になったんですけど、その後、多くの同僚議員に大西議員が議員辞職勧告をかけたと、法の規制のない中で議員辞職は酷ではないかと。厳し過ぎると。それで、反対に回りましたけども、結果としてそれが否決になったことで前田 治議員が農業委員会の会長になったことを是認してしまった、結果的に容認する結果になったと。大変残念だということでかなり批判されたんです、多くの議員からね。あくまでも我々は前田議員さんの農業委員会の会長就任は反対なんだという多くの意見をもらったんです。

 そこで、前田農業委員会会長にお聞きしますが、私があなたにかけた議員辞職勧告が圧倒的多数で否決されたことを受けて、それが即あなたの農業委員会の会長を議会が是認した、容認したととらえますか、どうですか。



○議長(上田勝之君) 

 前田 治新宮市農業委員会会長。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 特に何も思いません。とらえるもとらえないも、私はこの間も説明したとおり、6月議会で答弁したとおりでございますんで、きょうも議事録を御一読いただきたいと思います。



◆19番(大西強君) 

 そういうことで、市民の方は外から私の質問を見てて、前田 治議員の農業委員会の会長就任について、ほかの議員はだれも関心ないということは、それは誤解ですので、そういうことで多くの議員さんから苦情はもらってます。

 そこで、23番ゲストは「前田 治議員はそんなに農業委員会の会長になりたいんなら、議員をやめてからなるべきです。議員の仕事はチェックする側とされる側を両方はできません」と。市民から見るとおかしいと。26番ゲストさんが「農業委員会ってそもそも何をするところなの。会長って選挙で決まるの」、これも後で質問しますけど、そしたら29番ゲストが「26番さんにお答えします。農業委員会の仕事は畑、田んぼ等の土地を宅地にしたいときは農業委員会に申請し、許可をもらいます。申請から許可までは農業委員会の判断にゆだねます。畑、田んぼを宅地に分譲する業者には許可までの期間が重要で、かなり許可がおりないと死活問題です。そこで、農業委員長の力が大事になります。今回委員長になった前田 治市会議員の地元は振興住宅地です」と、いろいろ書かれているんですけど、これは人権にかかわるからやめますけども。そうすると、30番ゲストが「市民から疑惑を持たれてまで何ゆえ農業委員会の会長になりたいのか。想像はつくが、前田 治議員の弟が新宮市の建設部長という立場を考えればなおさら就任すべきではないのではと考えますが、市会議員と農業委員会の会長を両方できますか。管理する立場と管理される立場、両方から報酬をもらい矛盾しませんか」と。31番ゲストは「問題多過ぎですね。農業委員会会長いわく建設部長の身内もいるのですね。農業委員会は別組織といえども建設農林の部署ですしね」、ざっとこのように市民は6月議会で前田 治議員が相当反論していましたが、市民はだれ一人として賛成している、容認している議員がないので、こういう市民の意見も農業委員会の会長さんは少し理解してくれたらいいと思います。

 そこで、これは私の6月議会の一般質問の議事録です。非常に農業委員会の会長、あるいは当局の答弁が失礼なので、「もう一度勉強してこい」とか。6月議会で、答弁で農業委員会の会長さんは「もう一遍勉強してこい」と。大西は「自分勝手な解釈で勝手にしゃべるけれども、あなたは私に対して給料の二重取りだ、給料の二重取りだと言うておりますが、これは報酬であります。給料じゃございません。その辺も市民が勘違いする。間違った発言を今後しないように要請をしておきます」、私はこれを訂正した。市民が新聞社に、これ大きく投稿記事に載っとる。その中で、そのワンフレーズ読みますけど、いろいろ書かれてるんですけど。非常に議会のことは詳しい市民ですね。いろいろ書いて、最後に「さて、9月議会では議長を除く議員18名のうち3分の2に当たる12名の議員が一般質問をしなかった。中には6月議会に続いてだんまりを決め込んだ議員がいる。議会は1年に4回、このうちの2回を飛ばしとったとなるとこうした議員は一体何をしてるんだろう。こんな状態が続くといずれ議員定数を減らせという話が出てくる。高い給料を取っていながらという話にもなる」。

 市民は、我々議員が高い給料をもらってるんだから一生懸命仕事しなさいと。給料と言うんです。我々は給料じゃないですね、報酬ですよね。そしたらこの新聞社へ、紀南新聞へ間違うた記事書くなと。我々議員は給料もらってない、報酬や。文句言うんですか。だから私に勉強してこいと言うんだから、前田農業委員会会長さん、自分で給料と報酬の違いを市民に説明してやってください。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 私は、農業委員会から報酬を月々1万5,000円いただいております。ほかに、これ条例で定められておりまして、この条例は監査委員が6万円、それで教育委員は5万円、公平委員が5万円、農業委員会の会長は1万5,000円、選挙管理委員が1万2,000円、固定資産税の評価審議委員会が5,000円ということでこれ条例で定められたことでございます。



◆19番(大西強君) 

 6月議会のときもそうだったんですけど、質問者の質問に答弁してくださいよ、当局はね。私は、あなたが訂正しなさいと。私がもらってるのは給料じゃない、報酬なんだと言うと、何人もの市民がお金に印ついたあるん、違うんかと、一緒やないかと言うんですよ。ですから、私はあなたに対して6月議会で議員辞職勧告をかけました。いいですか、私はそのワンフレーズ、一節でこう書いてます。「前田 治議員は市会議員として当然市の農業行政の発展に寄与すべき責務があるのであるから、わざわざ農業委員になる必要もないのであって、農業委員会の代表者を兼務することによって議会と執行機関の両方から報酬を受領することになるのであります」と。私は、あんたに勉強してこい言われなくても報酬と給料の違いぐらいわかっとる。私は、プロである審議者として、あなたに対してかけるやつにはちゃんと報酬て書いてる。しかし、ここで発言するときは、テレビも入ってて、これ市民にわかりやすく言うために給料て言うた。だけどあんたは違うと言う。市民に誤解を与えたら悪いから訂正しなさい言うから訂正したけども。市民が我々のもらってるのが給料だと言うたさかいて間違いじゃないと思てるから私は発言した。だから給料と報酬の違いを説明してくださいと。何の説明なん。単純です、給料と報酬の違い、市民は一緒やて言うんです。あなたは違うと言うんだから。違うのを説明してやってくださいと言っている。



○議長(上田勝之君) 

 馳平建設農林部参事。



◎建設農林部参事[建設農林政策担当]兼農業委員会事務局長(馳平忠男君) 

 給料とは。



◆19番(大西強君) 

 ちょっと。



◎建設農林部参事[建設農林政策担当]兼農業委員会事務局長(馳平忠男君) 

 はい。



◆19番(大西強君) 

 私は、農業委員会の会長に勉強し直してこいと言われたんや。だから農業委員会の会長に答弁させなさいと言うとるのに職員が、あんたらベテランやん、役所で。だから私に勉強し直してこいと言うたのは会長やから、会長にしなさいよ。



◎建設農林部参事[建設農林政策担当]兼農業委員会事務局長(馳平忠男君) 

 当然、市の職員とかそういうような格好で毎月、言うたら決まった、要するに勤務とか何かによってされるのが給料であります。そして、臨時的に出た何か、それの代償とするものが報酬でございます。



◆19番(大西強君) 

 あんたがそれやったら僕が説明したる。

 農業委員会の会長が僕の質問にそんなことも知らんのか、勉強し直してこいと言われたんで、それだったら、そのことで私が質問したことで市民が農業委員会の会長がこう言うてるんですよ。市民に誤解を与えると。市民が勘違いすると。だから間違った発言を今後しないようにしろと言われた。その発言をとって市民は、給料と報酬と一緒じゃないかと言うから、だからあなたが市民に責任持って給料と報酬の違いを説明しなさいと。私に間違った発言をするなと言う、訂正させたんやから。どう間違ってるのか説明しなさいと言ってるんや。どういうことや。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 今の答弁のことですが、農業委員会の会長が絶対答弁せんなんことはないんですね。嘱託委任受けた職員が答弁したら足りるとなってますから、今事務局長が答弁したんです。どうしても農業委員会の会長が指名されても答弁する委任を受けた職員が答弁すればそれで足りるということで、自治法でなってます。



◆19番(大西強君) 

 農業委員会の会長が私を愚弄したんですよ。農業委員会の、あなたの答弁を指摘してるんじゃないです、農業委員会の会長が私に、私は給料もらってない、報酬やと、その辺も市民が勘違いすると。間違った発言を今後しないように要請しますと言うから、だから私が間違うたこと言うたんかなと。そのことについて市民がこういうブログで何も同じじゃないんかと言うてるんで。あなたが答弁してくださいよ、私に。ええよ、もう。ようせんのやろ。ようせんのに言うな。いいですか、給料と報酬は一緒、これ広辞苑。「給料とは使用人・労働者などに対してその雇い主が支払う報酬」と書いてます。これ広辞苑ですよ。僕の勝手な解釈じゃないですよ。そして、地方自治法上は役務の対価として与えられる反対給付を給料、そのうち報酬は非常勤の職員に対する反対給付、なぜかと言うと、非常勤の職員は日当が多いんです、我々議員もね。そういうことで常勤職員の給料と言葉分けてるだけで、給料、どっちも給料なんです。どっちも報酬。だから市民は、我々に議員は高い給料取ってと言われたって当然でしょう。我々は日当ですか。議会出ようと出やまいと高額な報酬を毎月もらってんのや。常勤の職員とどこも変わらん。市民が給料やて言ったって当たり前のことや。そういうふうに、自分が知らんくせに、先輩議員に勉強し直してこいとか、執行部が議員の答弁にああいう横柄な答弁できるということ自体がおかしい。ええわ、もう。はい、次。長々したくない。もうええ。



○議長(上田勝之君) 

 前田 治新宮市農業委員会会長。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 先ほど、大西議員が知らんくせにというようなことを言われてますけども、あくまでもこれ条例で決まったことで、あなたもよく御存じだと思います。先ほど、やはり部長が答弁したとおりでございますので御理解をいただきたいと思います。



◆19番(大西強君) 

 人を愚弄するような答弁してて。次。もう延々これ答弁してるんや。こっちの質問より、全然質問の要旨と違う答弁されてるんや。いいですか、私に勉強してこいて、続いて、それと、「先ほど三重県の条例を出して、三重県の条例にはこういうものがある。農業委員会に置きかえてというけれども、県は農業委員会はございません。47都道府県、農業会議はあっても農業委員会は市町村しか置かれておりません。その辺も市民の皆さんに誤解を与えると思いますので、この辺で訂正をしておきます」と。だれが三重県に農業委員会があると言うたんや。和歌山県に農業委員会あるてだれが言うたんや。一言も発言してない。それを馳平局長まで続いて「現在三重県には農業委員会というものはありません。ただしほかの三重県の市町村の関係には農業委員会置かれております」と。長々と答弁するがこっちは求めてない。だれが農業委員会が三重県にあるいうてだれが発言したんですか。それで市民に誤解を与えるから。質問者が質問してないことに言いがかりをつけるな。時間がかかるから、先に言う。私はこう発言したんや。「我々新宮市議会は、市長、農業委員会その他の執行機関とは緊張ある関係を保ち、独立対等の立場において政策決定並びに市長等の事務の執行について監視及び評価を行うとともに政策立案及び政策提言を行うものである」と。そして、こんなんを条例なんかで決めなくても、議会は当然のことやと。執行部を監視する、執行機関を監視する責務は条例なんかで規定しなくても我々の本来の仕事なんで、言うてる、何が農業委員会が三重県にあるんよ。三重県に農業委員会はない。三重県の基本条例は、三重県議会は知事、その他の執行機関を監視する責務を負うと書いてるんや。三重県の基本条例に農業委員会があるなんてどこにも書いてない。言いもせんことを、こっちが質問せんことを長々と、これ、もうずっとこれ答弁してるんや。どこへ書いてるんな。



○議長(上田勝之君) 

 馳平建設農林部参事。



◎建設農林部参事[建設農林政策担当]兼農業委員会事務局長(馳平忠男君) 

 6月に申し上げましたのは、都道府県には農業委員会という会はありません。それで、農業委員会というのはあくまでも市町村に置かれた行政機関であるということでございます。



◆19番(大西強君) 

 だから聞いてないやろ、そんなこと。三重県にも和歌山県にも農業委員会がないのは知ってる。前回6月議会は、新宮の農業委員会から和歌山県の農業会議にだれが出席してるのか、それも聞くつもりやったけど時間なかったからしてないんよ。和歌山県に農業委員会のないの初めから知っとる。聞いてもないことを言うて市民に誤解を与えるからと。人をばかにするなという話をしとるんや。質問者を愚弄するような答弁するな。それも求めてない、こっちは。どういうことや。もうええわ。時間たってくる。

 ええか、全然答弁に答えんと、質問者が発言してないことを言いがかりをつけて、それで勉強してこいとか、何年議員しやるんやとか、人をばかにした、いいですか、そしたら、あんた、私が説明せなあかんな。私の質問内容は、今まで議会で執行機関に関すること、我々は当局を監視する責務を負う機関なんだから、だから市長が主催する委員会等はできるだけ辞退して、緊張ある関係、さっき読んだでしょう、独立体との緊張ある関係を保持するのが民主議会じゃないかと。それで、引き揚げようと言うたらみんな引き揚げたという話をしたんや。今までの歴史を話してる。だから議会が合意があってした。そしたら大西、お前何やと。引き揚げてこい、引き揚げてこい言いながら自分は都市計画審議会の委員になっとるやないかと。そうですよ。都計の委員会は市長に任命された、辞令もろたわけですよ。そこでそういう批判があるんで、私は違うんだと。都計の委員も引き揚げてこいと言うたら、これはもう政令で決まってあるんで、議会から3名ないし4名は出さなあかんのやと。今まで4名出てたんですよ。それを3名にしようやと、それやったら。そこで、だから民間の人も入ってるんで、民間の人、要するに市民の意見を尊重するためにも議会はずっと会長してるんで、議会は会長やめようと。それを提案するために私はあえて都市計画審議委員に参画したんだという説明をしたい。

 そして行ったら、規約見ますわね、それまで都市計画審議委員になったことないんで、行って規約見たら、ずっと市会議員が会長してるんだけども、規約見たら市会議員は会長になれないんだと。なれないので、規約どおりにしようということで民間の委員さんとかわるように提言したと説明したんですよ。

 いいですか、市長、前田建設部長はあなたの部下ですよね。農業委員会の会長の部下じゃない。馳平局長は農業委員会に出向してますので農業委員会法で会長が所属職員を指揮するということになってますから、だから馳平局長は農業委員会の会長の部下ですよ。しかし、前田道春建設部長は農業委員会の会長さんの弟やけど、仕事はあんたの部下なんや。番外の答弁は全部市長、あんたの答弁ですよ。この間も議事進行かけたが、今、一々部長が指名して答弁させてますけど、本当は全部市長が指名するんですよ。市長が、細々したことについては担当の係官に答弁させますと言うことなんですけど、その答弁は全部市長の責任における答弁ですよ。

 余りにもひどい、この答弁はね。いいですか、市長、前田建設農林部長は私の質問に対してこう答弁してるんです。いいですか、「都市計画のほうに入ってきましたんで、大西議員言われるように都市計画審議会というのは以前は議員の中から会長になっております。これは、その当時は法的に何ら問題はございません。ただ、平成11年のときになったらだめということじゃないんですか、議員が会長になったらだめということやないんですが、学識経験者の中から、1号議員というんですが、できるだけ選ぶべきであると。議員はなったらあかんというような書き方ではなしに、また3回も確認してる、そういうことで、その趣旨に沿って審議会で審議をして、今は現在3代目の会長として民間の1号議員になっていただいております」と。これは新宮市都市計画審議会条例。一番上はね。いいですか、3条、審議会は委員15人以内をもって組織すると。委員は次に掲げるもののうちから市長が任命する。1号議員、学識経験のある者、2号議員、審議会の議員、3号議員、関係行政機関の職員、この中から市長が議員を任命すると。その裏、市長、裏に平成11年政令352号第4条、いいですか、審議会に会長を置くものとし、学識経験者のある者につき任命された委員、あなたが市長、学識経験者1号議員として任命した議員のうちから委員の選挙によってこれを定めるものとする。

 総務部長、あなたは法文解釈のエキスパートなんで、市長をわずらわさんと、平成11年のときになったらだめということじゃないんですが、学識経験者の中から1号議員というんですが、自分で言うてるんや、できるだけ選ぶということだと。議員は会長になったらあかんというような書き方ではないと。議員はなれるんですか。



○議長(上田勝之君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 ただ、例外規定があるんかどうかわかりませんが、この2枚目の資料の第4条のところでは先ほどの1号議員ですか、そこからの選出のように思われます。



◆19番(大西強君) 

 いや、問題は、市長、新宮市の建設農林部長たる者が、こんな簡単な法文の解釈ができんということは、これレベルはどんなんだと。



○議長(上田勝之君) 

 前田道春建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 議員から御指摘ありましたので、私答弁させてもらったのは、以前のもし新たに新宮市がもう平成17年10月1日、発足して旧新宮市はもうありませんが、以前の流れからいきますと議員さんは、今は3名ですけど以前は平成10年、11年までですか、議会選出議員が5名、そして議会の中でどうしても事情あったんでしょうが、その書類を見ますと議会の中から学識経験者として議員さんが入っておったんです。御存じだと思います。もう名前まで言いませんけど、ずっと入っておりました。だから私は言ったのは、そのときについては議員から云々じゃなしに、当然学識経験者の中へも議員が入っとりましたのでそういう答弁をさせてもらったわけでございます。



◆19番(大西強君) 

 ですから、私の質問の趣旨は、市民の、民間の人が入ってる委員会へ議員が行くと、一般の市民というのはなかなか経験上、市会議員の発言ばかりが優先されていって、おかしいなと思うてもなかなかやめてくれとか言えない、それで農業委員会もそうだったんです。私が同僚議員に頼んで農業委員会行ってもらって、議員の口から農業委員会を引き揚げようと意見出してくれと。そのときは2人減らしたんです、一遍に減らさないでね。その趣旨を言うてるんです。だから民間の人が入ったら市長が主催して民間の人が入ったら、僕、民主行政の話をしとるんです、市民の意見をできるだけ聞くために我々議会は各委員会の所管については全部我々議会で審議できるんだから調査できるんだから引き揚げようと提唱したということを言うてるんです。

 そしたら、ああいう言いわけするけど、僕は問題はこういうことで、平成11年のときに自分から言うてるって言うでしょう、平成11年のときにはなったらだめということじゃないんですが、と言うんで、先ほど平成11年の政令352号で審議会に会長を置くものとし、学識経験者として選んだ人、1号議員のうちから選挙によって定めると書いてる。ところが、私が15年に行ったときに、その前まで、まだ市会議員が会長してたんですよ。それを聞いたんです。だから平成11年の政令で1号議員から選ぶと規約がなってるのに、引き続いて11年以降も議員が会長してたと聞いただけなんです、別にそのええとか悪いとかの話をしてない、私はね。だから民間の入った委員会はできるだけ民間の人を主導にやったらどうやということを言うただけやのに、それについてやで、なったらあかんということじゃないけどできるだけ1号議員から選ぶいうことになったんやという。議員がなれんやろ。どんなにこの法文を解釈しても1号議員から選ぶと。我々議員は2号議員ですよ。2号議員は会長になれん。

 言うてるのは、わざわざ市長の部下の建設部長が農業委員会の会長を擁護するような答弁をなぜするんだ。農業委員会は独立機関でしょう。馳平局長が一生懸命になって擁護すんのはわかりますよ。独立機関やのに市長の部下がどうして質問者の不利になるような、それも間違うたいいかげんな答弁するんですか。



○議長(上田勝之君) 

 前田 治新宮市農業委員会会長。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 先ほど、いみじくも独立した行政機関ということで、行政機関じゃないか、農業委員会はということでおっしゃったので、もちろんそのとおりです。あなたはいつも出向機関の監視をする者がと言われてますけれども、あくまでも独立した出向機関でございますんで、新宮市に何ら指図をされることもないし、新宮市の下におることもないんで、あくまでも独立した独立独歩の、市長から言われたからこうするような機関ではございません。だからそういう意味で、前にも申し上げましたけども、農業委員会の会長というのはあくまでも法律に基づいて選出されて農業者の代表として出てますんで、あなたから何も道徳やモラルを問われる筋はないと思います。

 それと、あなたは先ほどだれが記入したかわからないような和ネットですか、名なしさんですか、私も読ませていただきました。正々堂々と名前を名乗って書けばいいのに、名なしさんで好き放題だれが書いてるかわからないような投稿をもとに大西議員の質問に沿ったものであり、それをもとに質問するのは何かいかがなものかと思うんですね。

 それと、あなたは前回の6月議会で議長よりこう注意されてますね。ちょっと議長、すみません、僕が言うてるんですからちょっと聞くように注意してください。答弁をしてるんで。議長が指名していただいたんで。あなたに指名されたわけではないです。

 ちょっとこういうことを上田議長が発言しておられますね、「それを御自身がまず新聞記事を元手にそういうふうに発言される発言はだれかに重いものであり、重い発言というのはみんながどう受けとめられるか、自分の真意のように受けとっていただけるか、どっちかというのはそれは皆さん一人一人受け取り方が違うんで、そこはきちんと考えて発言していただかんと、その皆さんの思いはばらばらなんで、自分の思ったとおりだれにも聞いてくれないですよ」と。男もいろいろ、議員もいろいろ、十人十色、それぞれの意見があるんで、自分の思ったように持論をぶちまけてあたかもそれが正しいかのような発言をされてると思います。それはあなたの持論ですから、あなたの考え方ですから。私とは全然違います。

 それと、あなたは6月の議会でそうであったように、9月でも同じような今回、議長、ちょっと注意してください、ちゃんと質問の、僕が発言してるんですから。ちょっと聞くように注意してください。6月議会でもあなたは私の同じ質問を今回もぶつけてきたんですね。農業委員会の会長に私が就任していることが何らも法律に問題があるんですかね。公職選挙法及び農業委員会法に抵触するんですかね。法律上は何ら問題がないのに自分の思い、自分の考え、独自の独論で発言しているだけではないですか。あなたは市議会議員と農業委員会の会長の兼職について議員としての道徳上、モラル上という何回も繰り返されておりますけども、ふさわしくないと言っておりますね。それならば、あなた自身はどうですか。6月議会でも可決されました副議長の辞職勧告、よくあなたが言う、市民の人はこう受けているということであれば、その市民の負託を受けた議員が本会議で議決した辞職勧告は大変重いものじゃないですか。もっと人のことを、重箱の隅をつつくようなことばっかり言わんと、もっともう少し前向きな新宮市政の今後の発展とかそういうことに対して発言をしていただきたいですね。

 それと、議長にお願いがあるんですが、議長に対して。確認したいんです。私は本日、新宮市議会農業委員会の会長としてこの席におります。議長より地方自治法第121条の規定により出席をしております。地方自治法第121条の規定の中で、農業委員会の会長は議会の審議に必要な説明のため云々、議長が出席を求められるときは議場に出席しなければならないとなっております。議会の審議に必要な説明とは、例えば農業委員会の役割だとか農業委員会の公的活動計画の取り組みだとか、会長としての新宮市農業委員会の取り組みだとか等々いろいろあると思うんですが、そういうことで説明を求めて出席するならば、ちょっと注意してくださいよ、前見てちゃんと、子供じゃないんですから。大西君、ちょっと前向いて聞いてくださいよ。

 といった説明をするために出席しているんです。今までの大西議員の質問は全く違った、法的にも問題のないことを、持論を言っているだけで、自分自身の考えを。その持論に対してあなたの考えに対して私が答える必要があるのかどうか。私が法的に会長に就任することが問題があるのであればお答えしますけれども、ここへ出席すること自体がどうなのかどうか一度お伺いしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 ただいまの前田 治新宮市農業委員会会長から議長に対しての質問がございましたが、質問者の答弁とは違いますので、それは機会を改めてお答えしたいと思います。

 大西議員、質問を続けてください。



◆19番(大西強君) 

 市長、はっきり言うたら、さっきの後、都市計画審議委員会の後すぐ続けて建設部長、建設部長あんたの部下ですから、そしたら建設部長がちょっと待ってくださいと、こう言うてんね。僕はもういいですよと。そしたらちょっと答弁させてくださいと。先ほど所管になりますんで、行政委員会と委員は、例えば今の先ほどの生涯学習の委員さんと消防委員がごっちゃになって話されると思うんですが、農業委員会の委員というのは農業委員会法という法律できっちりと定められており、そしてまた委員については公職選挙法を準用して選挙で選ばれると言うから僕はもういいですと。そしたら建設農林部長が普通の委員とは違いますんでその辺が。私、わかってますよと言うた。こんがらがらないようにしていただきたいと思いますね。だれが農業委員会と生涯学習課社会教育委員と、だれが一緒や言うてるんですか。さっきから言うように、言うてもないことを取り上げて言うわ、ずっと今どれだけ答弁したんですか。農業委員会の会長さんは。

 私はいつ、6月議会も今も農業委員会の会長に前田 治議員を選出した農業委員会、違法やとか農業委員会の会長に前田 治議員がなったのは違法やて、一言も言うてない。ずっと違法やない、違法やないと。違法やないと僕が言うてるわけでしょう。簡単な質問してるわけ。違法やないと僕が言うてんね。違法じゃないけども我々議員は執行機関を監視する立場だから、議員のモラルとしては好ましくないんじゃないかと、それについてどう思いますかと問うたんや。違法やとか違法やないさかい構わんのやとか、違法やと聞きないんやから。モラルとしても構わんと。モラルとしても何の問題もないて答弁するんやったら変やけど、農業委員じゃないと言うてる。だれでも違法やと一言も言うてない。それを建設部長が農業委員会法にて選ばれたんやから一緒にするなと。消防委員会や都市審議会委員と一緒にするなと。それは構わんのだ、馳平局長がそう答弁するんやったら。守らんならん。僕が市長を詰めやるんやったら建設部長がああいう答弁してもいいけど、せやけども別に農業委員会の部下でもないわけやで、まあ言うたら。それが農業委員会はこうなんやと、僕に、一緒くたにすんなよと。いつ一緒くたにしたんな。

 私は、市民意見を尊重するためには、我々は議会でほとんどのことは審議できる、調査できるんやから、民間が入ってるところは民間主導で行こうやないかとただ言うただけや。それで、みんな納得して、議員は全部引き揚げたという事実を言いやるだけでね。



○議長(上田勝之君) 

 前田道春農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 大西議員言われて、私も一緒くたにしたとか云々じゃなしに、6月議会で答弁させていただいたように農業委員会とはこういうものですよと。一つの例としてこういう委員会とは違いますよということを説明させてもらっただけであって。



◆19番(大西強君) 

 あんたに言われんでもわかったある。35年も議員しやるよ。何言うてるのよ、失礼なこと言うな。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 だからそういう大きな声出していただかなんでも聞こえますんで、私はその説明をしただけでございます。



◆19番(大西強君) 

 しつこいよ、お前。ぐだぐだと。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午前10時58分

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△再開 午前11時13分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。



◆19番(大西強君) 

 議長、番外の答弁は全部市長の答弁なんで、どうも前田道春建設部長の答弁は私は信頼できませんので。信頼できんというか話にならんので、市長答弁してください。

 市長、私は先ほど言いました都市計画審議委員会、あなたに辞令もらってあなたに任命されて現職の委員なんでね。そこで、私は質問の中で、質問の1フレーズで、都市計画審議会行ったらなれないはずの議員が会長してたと。何年から何年まで市会議員が会長してたんですかと聞いた。それに対して建設部長が平成11年になったらあかんということじゃないんですか、できるだけ学識経験者から選ぶと。議員がなったらあかんという書き方じゃないと。だけど、私の法文解釈は稚拙なんか知らんけど、勝手な解釈で勝手な解釈、私の法文解釈は稚拙かもしれませんよ、しかし、この政令で、どこから考えても市会議員が会長できない、できるんだったらできると答弁してください。できないんだったら、間違いだったと認めてもらわなんだら市民は聞いてますよ。私が間違うたことを言うたと思われたらかなわん。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 当時、11年といえば私が1期目の市政を担当させてもらったときであります。これについてお答えいたしますが、この当時、5名の議会の枠というか、就任をお願いするようになっておりまして、そのときに就任いただくその中で、ただ5名ですがそのうち、先ほど前田建設部長がお答えしましたように学識経験の枠の中へは2名と、それで議会議員の根拠とする選出は3名と、こういうことになっておったと思います。当時のその会長が学識経験であったかどうか、その辺のところは前田建設部長のほうから答弁させます。



○議長(上田勝之君) 

 前田道春建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 その当時は、書類くって見ますと旧新宮市では初代から市会議員さんが会長になっておりました。



◆19番(大西強君) 

 議長、私が平成15年に都市計画審議会行ったら、さっきからも言いやるように、民間が入った委員会については民間意見を尊重しようと、できるだけ民間主導でやるべきやと。我々議員は後ろへ引いて議会で幾らでも調査もできるし審議もできるんだからということで私はそう意見言うた。さっき4名言うてましたけど4名おった。ところが、新宮の人口は、政令は。



○議長(上田勝之君) 

 17年からで。



◆19番(大西強君) 

 17年からか。私は17年から行ったらしいんです。それで、私は3万から人口30万から40万の都市は3名ないし4名て書いてあるんです。それで、新宮市は3万やないかと、一番下の。それやったら4人あるのを3人にせえと僕が言うた。私は、そういうふうにできる限り民間が主導してる委員会は議会は遠慮しようという意見を言うたというたことだけを言うてるわけ。ところが行ったら、いやもう大西さん、あれですよと。もともと規約で議員さんは会長になれないんで。ああそうかと。それやったらええなって言ったんやけども意見言わんままに、私は、だから当局が議員さんは会長に推さんと言うてるからそれ当然やということで事務局一任あったみたい。そしたら今の民間の1号議員が会長になったんです。私はそれが改革やと思うてるんで言うたら、建設部長が、いや別に議員さんがなったらあかんというんじゃないんやと。それもわざわざ11年から言ってきてるんですよ。11年から政令が変わったんです。それまでは構わんのやった。11年から政令が変わったんや。変わって1号議員から選びなさいということだったんで、そしたら議員は会長になれないでしょうと。なれないはずの市会議員が会長になってたと。何年から何年まで議員が会長したんですかと聞いたら、私が質問したんです、そのように。そしたら議員はなったらあかんというて書かれてないと言うから、それが間違い、私の言うてることが間違いかどうか確認してるんでしょう。あんたとこが間違いやったら謝らなあかんの違うんか、間違うた答弁したら。常識でしょう、すみませんと。6月議会間違うた答弁しましたと言うんか、あくまでも答弁は正しいんやと言うんか。市民は聞きやるんやから。それで市長に聞きやる、市長の答弁なんやから。もうええわ、もう。市長が言いにくいんやったらあんた、その法文解釈でさっき言うたやろ。総務部長、あんた法文解釈のエキスパートやね、ずっと管財やってきたんや。だからその法文解釈で、議員が会長になれるんですかと、平成11年以降、なれるんですかと聞きやるんで、なれないやったらなれない、なれるんやったらなれるて言うてくれたらええのよ。簡単な質問しやるのに。



○議長(上田勝之君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 先ほどいただいた資料の中では、都市計画審議会の条例の3条の委員の中の学識経験者、この中から選べという規定になってると思います。



◆19番(大西強君) 

 だから議員はなれないんでしょう。6月議会で当局が僕に対して間違った答弁したんやから取り消しますと、訂正しておわびしますというのが常識でしょうと。さっきから大きな声出すなと言うけど、腹立ってくるで。常識やん。幾らきかん気の僕でも間違うたときは間違うた、すみません、間違いましたいうて謝りよる。議長に訂正せえと言われたらすぐすみませんと訂正しやる。どうしてそう訂正できんの。いや、だからそれ、前田部長が謝らんさかいに、市長、あんたの答弁やさかい市長はわび入れてよと言いやるんや。



○議長(上田勝之君) 

 前田道春建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 私、6月に答弁させてもらったのは、私も17年の10月に新新宮市が誕生して17年10月に新しいときには政令に従って都市計画審議会はきちっと学識経験者を選んでおります。それ以前の旧新宮市の状況はそのときに前任者から、退職しておりますけど確認しました。そのときの答えではそういう答えが出てきましたので答弁させてもらいました。ただ、いきさつについては、旧新宮市の状況についてはわかりません。



◆19番(大西強君) 

 ですから、あんたが自分で平成11年のときに議員はなったらあかんという書き方ではないと答弁したんで、それで法文を提示した。これで11年から議員は会長になれないんでしょう、なれないものはあんたらなったらあかんという書き方じゃないと、なったらあかんという書き方や。あんたの6月議会の答弁が正しいのか、もうええ、謝りもせんものを、聞いたってしゃあない。次。

 農業委員会の会長は私にこういう答弁してるんや。さっきからもう、あかんまた変なこと言うたったら悪いけど。「大西議員は長く議員をされておられ、一般質問とはどういうものかよく御存じのはずなのにと。新宮市議会会議規則には59条にこういうことが書いてます。『議員は市の一般事務についてのみ質問することができる』ということですから、農業委員会のその中身については触れられておりましたけれども、それも少し間違いではないかと思います」と。それも少し間違いではないですかという答弁はまだいいですよ。何年市会議員してるんだと。何年市会議員してるな。

 一昔前、我が新宮市議会の委員会で当局の幹部職員が議員の質疑に「議員さん、あんた一体何年市会議員してるんだ」と言うて前置きして答弁したんや。そしたら議員が怒ってきて「ばかにした」と。大問題になった。その幹部職員は退職した、すぐに。怒った議員は後に県会議員になり市長になった。その問題の発端は当局の答弁だ。質問者の議員に当局が「何年議員してるんな」と。いいですか、こういうのは言葉は丁寧だけど、こういうのをいんぎん無礼言うんや、先輩議員に向かって、先輩に向いて、何年してるんなと。一般質問がどういうものかわからんのかと。こういうことを書いとるんやと、勉強し直してこいと。どういうことや。

 市長、執行部が質問者にこういう尊大な横柄な答弁できるというのは、やっぱり議員バッジつけたあるからですよね。市長も大概後輩の僕にごちゃごちゃ言われて腹の立つやろけど、市長がそんな横柄な答弁したこと聞いたことない。大概腹立つやろうし、因果な役と違うかとこっちは思いやるけど、議員の立場上、パフォーマンスもせんならんし、きつく言いますけども、何でですか、市長、議員バッジつけてないから。うらやましいやろと思うで。議員の答弁にこういう尊大な横柄な答弁できるということは、腹の中でお前と一緒のバッジつけたるんやという自負があるからでしょう。そういうことがいかんと言ってる、僕が。

 私は、一般質問がどういうものかというぐらい、前田 治農業委員会の会長さんに教えられんでも新宮市議会で一番わかってるんと違うか。せやけど、私の言うことは信用せんやろうから、自治事典読んだら人の言うことは自分だけの解釈やということを言ってるからどうにもならん。いいですか、「一般質問とは、議会の議員が地方公共団体の一般事務について執行機関に対して所見を求め、疑義をただすことをいう」と。いいですか、執行機関に対して所見を述べ、疑義をただすこと。農業委員会について。農業委員会とは、「農業委員会は自作農の創設及び維持、農地等の利用関係の調整、農地の交換分合、その他農地に関する事務を執行する市町村の執行機関である」と。新宮市は地方公共団体じゃないんですか。新宮市は地方公共団体でしょう。一般質問は地方公共団体の執行機関に対して議員が質疑し、所見を述べると。自分がこういうことも知らんと、さっきの報酬の問題でも、私に、先輩議員に何年議員してるんなと。一般質問がどういうものか知らんかいうてね。これが当局の答弁かと。

 もうこのごろの市会議員さんはみんな紳士で非常に良識的でおとなしいけど、一昔前の議員さんだったらこんなことほっといてくれと。議員が執行部にばかにされて通る。永劫怒らなあかん。どうですか、私が農業委員会のことについて一般質問するのは間違いですか。



○議長(上田勝之君) 

 前田 治新宮市農業委員会会長。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 ああ、もう結構なことだと思います。先ほども申し上げましたけど、農業委員会の役割だとか活動方針だとか取り組み方とかそういうことはおっしゃられるのは十分審議に必要な参考意見として一般事務について質問されるのは結構かと思いますけど、道徳上とかモラル上とか、そういう話を一般質問でされるのはいかがなものかと思っております。



◆19番(大西強君) 

 そういう、天然というか、確信的な人に何言うたってね。ほかのことも大事なこといっぱいしたいんやけど、時間とってね。

 これは6月17日の紀南新聞ですが、新宮市農業委員会が総会と。利権行使がなかったことを確認。新宮市農業委員会は「前田 治会長は、委員23名は13日、熊野川総合開発センター2階大会議室で総会を開催した。同委員会は農業委員会が過去において利権行使をしたことはなく、現在においても利権行使がなかったことを確認した。新宮市議会6月定例会開会の10日午前の某議員の発言で過去の議会選出の農業委員に利権行使が多々あったと述べ、同日午後には同発言を取り消したが、取り消す前の発言が本紙に載った。それを受けて新宮市農業委員会総会が開催された。本紙は12日付でおわびと説明を掲載した。同総会では活発な意見交換があり、過去、現在ともに利権行使がないことを確認した。新宮市農業委員会と農業委員の名誉回復を要請した」。この総会は通常総会ですか、臨時総会ですか。あわせて、だれが議長だったんですか。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 臨時総会でございます。私が議長であります。



◆19番(大西強君) 

 いいですか、過去現在ともに利権行使がないことを確認したと、新宮市農業委員会と農業委員の名誉回復を要請したと。どこへ要請したんですか。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 それでは農業委員会開催をした経過をちょっと報告させてもらいます。

 あなたの発言、6月13日に開催した新宮委員会の農業委員会の総会は6月11日の紀南新聞の掲載記事について、その記事の取材方法、内容、その取材記者に聞く必要があるとのほかの委員より要請があり、開催されたものであります。私の個人の考え方で開催したものではございません。また、当日は紀南新聞の編集長及び記事を書かれた記者の方も出席していただいて、その記事の内容等について確認をし、内容事情について説明を受けたものであります。そういうことでございます。



◆19番(大西強君) 

 議長、私はね、過去、現在ともに利権行使がないことを確認、新宮市農業委員会と農業委員の名誉回復を要請したと。どこへ要請したんか聞いてるんですよ。どこへ要請したか答弁してくださいよ。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 新聞社に要請しました。市民に対して誤解を与えるような記事を書かれた新聞社に対して申し入れをいたしました。



◆19番(大西強君) 

 そう答弁したらええね。これはね、新宮市議会6月定例議会の10日午前の某議員の発言、これは私の発言ですよ。「某議員が」と書いてくれんでもちゃんと名前書いてくれたらええ。私は、過去の議会選出の農業委員に利権行使が多々あったと述べたと。こんな発言してませんよ。それを本紙が取り消す前の発言が問題になったというんだけど、これやったら、私が農業委員会に対してまずい発言したから取り消したと農業委員会に誤解されますわね。だから新聞社に対して怒るのは私が怒るんですよ。私が発言してないことを取り消すとか取り消さんの話じゃない、私は農業委員会に対して多々あったと言うてない。過去において議会選出から私は常に質問内容、提案理由は議員が農業委員会行くことの弊害をずっと言うてるんだから、農業委員会の問題は一言も言うてない。

 そこで、久保議員の議事進行か質疑に当時、15年も20年も前ですよ。平成6年ですから十四、五年前か。港ができる、病院ができる、いろいろあって、そういうときにもう議会改革しようと、当局に行財政改革せえ言うんやったら我々も、たとえ1万円であろうが10万円であろうが、とにかく議会改革は我々もしようということになったときに農業委員会も全部引き揚げろという話になったんですよ。それ農業委員会も引き揚げろらっていう話になったときに、当時、農業委員会行ってる議員に利権を疑われるような行為があった言うた。利権行為があったと違うよ。利権行為を疑われる行為があったと、そんなこともあって全部農業委員会から引き揚げようという話になったということを言うた。何で農業委員会がわざわざ臨時総会開いて問題にせんなんですか。そら、今までの議員が俺も農業委員やったけどそんなことしてないいうて議会が怒ってくるんやったらいいけど農業委員会のこと全然関係ないでしょう。だからそれを、だけど議長がこんなこと言うたら農業委員会に迷惑かかるというか、農業委員会に誤解されるでと、誤解があったら悪いさかいどうやと。取り下げんかと言うから取り下げたんや。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 利権行為がなかったと確認という記事を取り上げて言われてますけども、農業委員会、いいですか、あなたが言うたことですよ、私もあなたも過去の議事録を出して言うから、私も間違いのないように言わなあかんから、議事録読まさせていただきますんでね。いいですか、「農業委員会の会長さんが私の議会での発言を間違った発言の意図を間違ったことを農業委員会に持ちかけた疑いがあるんだ。疑いがあるんで、また農業委員会に利権行為が多々あったと疑われる行為があったから、それだったら疑われる行為が何だと言ったら説明しますよ」と言ってますね。



◆19番(大西強君) 

 それしてますよ。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 ないことは言いませんからという発言もありました。このあなたの発言は重大なんですよ、これ。重大なんですよ。私にとっては、また新宮市農業委員会、現在、過去の農業委員会の方々にとっても聞き流すことはできない。ましてや本会議での発言でありますから、発言は重たいですよ。何を言ってもいいんだと、本会議では、そんなことはないと思いますよ。あなたはこうも言ってます。「間違ったことを農業委員会に伝えられたら私の名誉はどうなんですか。私の人権は。それであればあなたが言ってるように私の名誉、人権は、また農業委員会の名誉、現在の、過去農業委員会の名誉、人権はどうなんですか」。それでまたあなたは発言してるんですね。発言してるんですよ、あなたが。「疑いがあるんで、疑いある行為があったから、疑われる行為が何だと言ってくれたら説明します、ないことは言いません」と発言してるんです。いつ、どの内容の件でだれがどこで具体的に説明をしていくかと。



◆19番(大西強君) 

 どっちが質問者や、ええ。どっちが質問者や、ええ。あなたは今、議事録見たと言うけど、私の発言は取り消されたんでしょう。取り消した発言が議事録に載るんですか。ええ、いいですか。11日に私が発言した、11日に発言したその午後になって、大西議員はこれ発言を取り消した。それでその取り消した発言を掲載した新聞社がすみませんということで12日に、書いてあるんですよ、本紙は11日付で誤報だということをおわびと説明を掲載したと。13日に総会が行われた。13日に総会が行われたときは私の発言はなかった。いや、今誤解の話ですけどね。言うた、言わんじゃないです。私はそういう趣旨で言うたということは言うてますから。そやけども、これは取り消せと言うから取り消したわけでしょう。そして今さっき聞いたのは、農業委員会の会長だれがやったのかいうたら、自分でしょう。自分は市会議員でしょう。市会議員が広報してないんと違うんですよ。11日に私が発言して12日にこれ取り消し、おわびの掲載したんです。13日にどうして総会を開く理由があるんですか。そうでしょう、その議長が、会長は議長するんですけど、規約上するんですけど、その議長は市会議員でしょう、市会議員の中で、市会の中で、その発言が取り消したらこれはなかったことでしょう。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 発言は取り消しても17日の議事進行であなたが発言していることを私が言ったんです。



◆19番(大西強君) 

 ですから、過去に疑われる行為が、いや利権行為が多々あったということは間違いでしょう。どっちが答弁者でどっちが質問者ですか。話にならん。むちゃくちゃ、やだな、もう。だから、議員が執行機関行ったらああなるんですよ。両方の権力持ってるんやから。市長は審議権ないんで。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 あくまでも農業委員会の会長として発言してるんで、あなたが17日に農業委員会に対して疑いがあると、だったら説明しますよとはっきりおっしゃってるんで、だったらいつどこでだれがどういうことをやったのか、どういう利権行為が多々あったと言われて、あるんか、確信を持って言うなら、きちっとこの場で、議場で発言してください。



◆19番(大西強君) 

 その人らもみんな死んだ人もおるし、みんな一民間人もおるし、そうでしょう。問題にするんだったら自分らで集まってやったら言いますよ。今、ここで急に答弁せえて言われたって、人権問題になったらどうするんですか。私は疑われる行為があったと言うたんやで。疑われる行為があったということなんや。疑われる行為があったことはみんな、新人らは知らんけど、あったんですよ。だから、そんなことをここで説明せえとは、どういうことや。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 何回も繰り返して申し上げますけど、ちょっと耳の穴かっぽじって聞いてください。農業委員会に利権行為が多々あったと、いわゆる疑い行為があったから、だったら疑われる行為が何だと言ってくれたら説明しますよとはっきり言ってるんです、あなたが。説明しますよとまで言い切ってるんです。



◆19番(大西強君) 

 今、議長の説明では、今農業委員会の会長の発言は両方とも取り消した言うてますよ。私の問題にしてるのは、11日に私が発言したことが新聞に載った。その発言が午後になって取り消したのに新聞が先記事書いてしもとったんで、次の日に新聞はすみませんとおわびして、あれはもう誤報でしたということを載せた。そしたら13日には僕の発言はなかったことなんで、わざわざ開く必要がないんじゃないですかと。ところが開いて、大西議員は過去において農業委員会に利権を疑う、疑うのやない利権行為が多々あったと言うたと。それで農業委員会をばかにしたと。私は前の農業委員会の会長にも会いましたよ。怒りまくってたよ、僕に。「どういうこと言うんな」、言うから、そんなこと言うてませんよと。それで、13日にもう発言が取り消されたのわかってて13日にまだ来て自分が議長してて、議員なんだから、議員さんの中からそういう話がでてきたら、その話はなかったんですと。それは取り消されたんですと言うて議題にせんのが本当でしょうと言ってる。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 取り消したというならば、17日にわざわざ議事進行までかけて取り消したことを説明しますよと言いわけみたいなこと、どうして言うたんですか。



◆19番(大西強君) 

 ちょっと待ってえな。私は13日の総会のことを今聞いてるんで、どうしてその揚げ足取るん。揚げ足取られても構わんけど、その13日に総会が開かれた事を。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 総会については先ほども経過を説明したとおり、委員の方々からあの記事はおかしいよと。だから一度あの書いた記者さん、紀南新聞社さんお呼びして事情を聞こうじゃないかということで開いた臨時総会で、何も私が個人的にどやこやと、市会議員だからどやこやという話ではございません。あくまでも農業委員会として臨時総会を全員総意で開いたということでございます。



◆19番(大西強君) 

 ですから、取り消された発言、17日の話ししいない、13日に農業委員会が開かれたんやから。だから13日のときは既に新聞で誤報だったということを報告してるんだから、それもあんたは知ってるんだから、13日のとき議長したんだったらその話はなかったんですと。少なくともあれは大西議員は議会から選出した議員の中にそういう行為があったということなんで、農業委員会を批判したんじゃないんだということぐらい、言うたらその場でおさまる話でしょう。あえて農業委員会を刺激するようなことをなぜするかということだ。それを言うてるんです。あんた執行機関でしょう。こっちは審議会がその不明朗さを言うてるんや。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 新聞には17日に議会選出の農業委員会についておわびと説明ということで載っております。大西議員の発言の中で、過去に農業委員会選出の農業委員の利権行為が多々あったとなどを抹消したと。部分について、掲載不備については関係者の皆さんに大変御迷惑をおかけしますと、おわびいたしますと、ただこれだけの記事なんです、これだけの。だから農業委員会としてはあれだけ大きく載って納得できんよと。だから総会開いてくださいよという話なんです。それで臨時総会を開いたということでございます。



◆19番(大西強君) 

 だから農業委員会が怒るのは無理ないと言うんですよ。だから農業委員会怒って農業委員会開くいうのはわかったけれど12日にはもう誤報やったということ知らせたんで、あなたが会長だったら議長でしょうと。その話は取り消されたんでなかったんですと言ったらそれで終わる話や。それをわざわざ農業委員会が活発な意見が交わされて、農業委員会にそういうことが過去にも現在にもないということを確認して名誉のために要請したというから、何で要請するんだと。そうでしょう。市民の人に誤解を招いたのは悪いで。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 再度申し上げますけど、農業委員から要請があれば、過半数以上の要請があれば農業委員会の臨時総会は開くということでございますんで、私が、1人が、会長が開かんでもええよということで総会はやめることはございません。また、いろんなことで委員の方から要請があれば臨時総会はいつでも開くつもりでございます。



◆19番(大西強君) 

 テレビ入ってるんで、僕はこれきょうの一般質問、これ農業委員会、これ時間ないな。農業委員会についてと書いてるんで、農業委員会の人もインターネットかテレビで見るから、古い議員は知ってますけど、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・行政書士というたら農地転用を商売にする仕事、それで自分が市民から、商売ですよ、商売で農地転用の申請を受けてね。

     (発言する者あり)



◆19番(大西強君) 

 いや、特定せなんだら構わんのや。いや言えいうんやから。それぐらいやったら構わんやろ、1例だけで。もう皆言えと、そんなこと言えんから。それが農業委員会の職員に全部作成させて、そしたら農業委員会の議員さんが持ってきて、おいこれ農地転用できるように、該当するように書いとけというたら書いたこともあって、そういうことが問題になって、・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そこから農業委員会あって、それが、そこが埋め立てをしてたり、いろいろあって内部でやで、内部でそういうことが問題になったこともあったから言うてるんで。



○議長(上田勝之君) 

 馳平建設農林部参事。



◎建設農林部参事[建設農林政策担当]兼農業委員会事務局長(馳平忠男君) 

 事務局のほうで、過去はちょっと知りませんけれども、そういう3条申請、5条申請というような申請書につきましては、うちの事務局のほうで作成したということは合併以降は一つもないと聞いております。ですから、そこら辺は、過去は知りませんよ、今の現在では全部、代書屋さんとかそうしてやってくれてますんで、職員がそういうような、言うたら個人に対する便宜を図ったりいうようなことは一回もございませんので、その点よろしく。



◆19番(大西強君) 

 私はね、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さっきから言いやるように。今の農業委員会がこうだとか今の農業委員会こうだとか、どこも言うてない、今農業委員会、議員は1人もいてない。行ったのは会長だけや。過去って、過去のこと言いやるのにからどうして現在のことを答弁するんな。全部やろ、これ。榎本議員がかっかすんな言うてるけど、おかしいで、もう答弁、質問してないこと答弁させるなよ。



○議長(上田勝之君) 

 前田 治新宮市農業委員会会長。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 過去のことについて言うてるんだということですけど、過去にも何もなかったことなんで、それは長年あなたよりも詳しい、ずっと農業委員をされてる方からの話なんで、あなたは外部の方なんで、内部の農業委員がはっきりそういうことは一切ないよと、厳正に対処してるよと。もちろん農業委員会は、この間も御説明させていただきましたけども合議体でございますんで、1人の権力者が、これは埋め立てなあかんぞとか何とか、そんなん埋め立てはこの間も言いましたけど、宅地転用は全部県ですから。新宮市関係ないですから。県が許可するものですから、あくまでも意見を上げるということなんで、利権行為なんかはとんでもない話で、全員が確認をして、全員の合議で、だから過去においても賛否両論で多数決で何々を採決したというようなこと一切ございません。全部全会一致で、これは農地に影響しないからいいではないかとか、そういうこと真剣に議論してますんで、農地転用の委員ではございませんので十分御理解賜りたい。



◆19番(大西強君) 

 会長さんね、私が行ってるときにあなたは市会議員だったんですか。違うんでしょう。僕は議会の話ししてる。農業委員会の話ししてない。だから私だけが言うてるんじゃないと。古い議員やったらそういうことがあったなということは知ってるというね。農業委員会の委員言うてない、議会選出の議員にそういうことは過去にあって過去の話。過去言うなと、そんなんなかったと、ない証拠もないんやろ、あったということもあるんやんで。もうええよ、答弁は。



◎農業委員会会長(前田治君) 

 あると言うならば、過去に、きちっとした証拠に基づいて、いつだれが、この間も言いましたけども、きちっとこの議場で言うた発言ですから重たいですから。過去の議員にあったというのはだれがどこでどういう行為があったか、きちっとこの場で、議場において議員の皆さんの前で説明をしてください。お願いします。



○議長(上田勝之君) 

 質問中ですが、大西議員の質問と農業委員会会長の答弁について、整理をしたいと思いますので午後1時まで暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時55分

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△再開 午後1時05分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 午前中の19番、大西議員の一般質問中、前議会6月議会において発言の取り消しがあった内容について、再度質問と答弁がございました。その点につきましては、質問者の19番、大西議員も今回の発言について取り消すことに同意されましたので、さきの発言を取り消しいたします。

 なお、この際、前議会において質問者が取り消しをした発言について、先ほどの質問の内容は農業委員会の臨時総会の開催の件についての質問でありましたが、これは質問者も、あるいは前田 治新宮市農業委員会会長の答弁のほうも殊さらに証拠を示すとか、取り消した発言について質問者、答弁者ともに取り消した内容について発言をあおるようなことは厳に謹んでいただきたいと思います。その点御了承よろしくお願いいたします。

 それでは、一般質問を続けます。



◆19番(大西強君) (登壇)

 私のこの農業委員会に対する質問については、先ほど議長が言われたように私の質問内容と6月議会と答弁が全然違う、趣旨が違ういうて、答弁、質問した内容と全然違う答弁返ってきますし、返ってきた答弁が間違ってますし、そういうこと確認するつもりで、大体4項目予定して、それについてただすつもりだったんですよ。ところが、ああいうこっちが質問してない内容について当局にどんどんやられると質問時間は詰まってくるし、こっちが発言してる内容が何かわからんようになってしまって、非常に迷惑です。

 それで予定が狂いましたので、私は一般質問の主要な、大事な問題は民主的な行政の推進ということで新宮港第二期工事の問題とか、あるいは合併問題とか、やっぱり民意を重視した取り組みをしてほしいと、殊に港の関係は過去のことになりますが、合併問題はこれからのことですし、それについて市長は積極的に合併進める方向でいろいろ報道で発してるのが見えるんですが、市長はさきの市長選挙で勝浦の合併、加えあの七つか八つかの公約の中に入っていませんし、我々議会も勝浦の合併のことなんか毛頭なかったんで多分19人全員議員は公約もしてないし、選挙ですよ、去年のですよ、してない。それは、私としても前回の熊野川の合併のときに議員から住民投票するべきじゃないかという意見があったんですよ。あったんですけども、特例期間に間に合わないかもしれないとかいろいろハンディといいますか、50%以上の得票率今確保できるかとかいろいろリスクが多かって、何よりも特例期間に間に合わんのじゃないかという危惧が一番強かったんで、その議員さんのそういう住民投票するべきだという意見が採用されなかった経緯もあるんですよね。

 ですから、私は、この合併問題についても、市長も公約に掲げていない、我々議員も公約とかそういうことを市民と議論しないうちに議員になって上がってきた、突然このごろ勝浦の合併問題も浮上した。そのとき、やはり我々は憲法で、さっきから民主主義言うてますけども、主権者たる市民は公選で選んだ代表者を通じて主権を主張するんで、一応一々市民の真意を問わなくても我々議会は代表者ですから、少なくとも我々議会の合意を取りつけた上でするならまだいいと思うんですよ。しかし、私も6月議会の一般質問も聞きましたし、各議員さんとのいろいろな話し合いの中でも圧倒的に今の時期の合併を進めることについていろいろ問題がありますし、反対意見というんじゃないんですけど、議会の合意がほとんどばらばらですが、余り合意形成がなされてない中で、まして市長は来年の10月に勝浦、新宮の町長選挙、市長選挙があるんで、民意を問う機会があるんですよ。ですから少なくとも前の合併のときみたいにせっぱ詰まった特例期間の間にどうしても片付けなならんというせっぱ詰まったあれがないんで、十分民意を問う機会があるんだから、それを問うた上において進めてくれたらなと、そういう希望もあって民主行政の推進について合併問題等詳しくやりたかったんですけども、時間がございません。

 しかし、このことについては今後の質問に譲るとしまして、どうも先ほどの農業委員会の会長さんに対する質問でいろいろそごがあって、余り気持ちのええ終わり方じゃないんで、一言市長に苦情を申し上げたいんだが、先日、私、建設部長に議事進行かけて買収単価の詳しいことを発言したりするときに、当局の方針が変わったんかと言いましたよね。これね、市長、具体的に言いますと、新宮港の二期工事のあの民間土砂の購入のことについて僕は全然知らなかった。まさか国からお金をつけてくれる土があるのに、民間から買うなんて毛頭思うてなかった。思うてなかったんですけど、蜂伏のインターチェンジつけるときに、僕と副議長らと行って、これつけてもらえるように工作したんですが、結局そこで上がわかりましたと、新宮市さんの要望をかなえましょうと、インターチェンジ設置しますと。それが10月ごろだったんです。そやけども、上は来年の4月ごろまで内緒にしといてくれと。ああもうつけてくれるんやったら1年でも2年でも内緒にしときますよということになって、その帰り、建設部長に、つけてもらうだけでもうれしいんだけど、道つけたらあの山切らんならん。そうしたら土が余ってくるんで、建設部長に土量計算せえと。あのインターチェンジ、切ったときに出た土もお金もらえるように交渉してくるからということで、建設部長に言うた。そしたら、建設部長が「いや大西議員さん、あの土もう余ってきてるんで必要ないんですよ」と言うんで、僕が建設部長に「いいかげんなこと言うな。100万立米要るのに80万立米しか入れてもうてないのに、何で土が余ってくんねやと。足らんやつも国からもろてくるていいやないと、おかしなこと言うなと。何でなあ」と言うたら、そこで建設部長口つぐんだんです。口つぐんで、親しいから、それから一生懸命になって僕が建設部長に真相を聞こう思うて言うんですけど絶対に建設部長は管轄が違うからということで絶対答えなかった。答えてくれなかったですよ。

 私は、民主議会の構築、民主行政の推進というていつもこれ私言うてるんですが。そこで、市長、苦言を呈したいのは、そのときに建設部長はそういう答えだった。僕が知らんものは答える必要ないと管轄にかかわらず知った人は答えてくれと僕が言うてるんですよ。そやけど当局は、いや管轄外のことなので口出しできませんということで、そら私も元警察官だからわかってますよ、交通課も刑事課も違うんです。ほかのところへ口出しできんのわかってるんだけども、それやったらおかしいやろうと。向井理事に、言うたら向井理事、初めてこないだ公社行ったんや、公社のこと知るはずないですよ。そしたら、担当が管轄はまちづくり政策部長でしょう、まちづくり政策部長もこの間部長になったばかりで知らんわね。知ってるのは森市民福祉部長でしょう。

 だから僕のほうが、詳しい人が正確な答えくれたらええと僕が言うてるのに、今まで当局はやってくれなかった。それが前田建設部長はサービスがええんか、出しゃばりなんか知らんけど、公社のことは答弁するわ、農業委員会のことは答弁するわ、ちょっと市長、たがが緩んでるんと違うかなと。僕にとってはありがたいことですよ。そやからそうするんだったらそのようにえこひいきのないように。私の答弁のときだけはそれ許して、そしてほかの議員さんの質疑、質問にはいや管轄外ですから答えられません、答えられません言うて正確な情報を開示してくれない。

 どうも、それで、執行部の番外の答弁は市長の答弁なのに、どうも市長の真意と担当部課長の答弁にそごがあるように思うんで、それは行政では通りませんから、今後、なぜ市長、部下には整合性のある一貫性のある民主的な取り組みをするように指示してもらわないと、ごっとごと、そういう失礼な答弁もらって、私ですから辛抱しますけど、過去の議会でこんな恥ずかしい、議員が執行部にばかにされたような答弁受けても議事進行もかからないし、そういうことで、余り長くなってくるとまた時間延長だということで文句来ますんで終わりますけども、また次の機会にします。そういうことで市長、よろしく、一貫性のある行政を進めてください。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。 



◎市長(佐藤春陽君) 

 もちろん一般質問の通告がありました後、我々のような内部では部課長会を開きまして、その意思統一を図っているところであります。今後ともその所管は所管の担当部長からしっかり答えるように我々として指導していきたい。また大西議員が御指摘のように、答弁をなさった補助職員の方々の話は私の答弁と同様だとこのように深く自覚しております。今後とも健全な一般質問を通じました論議が行政と議員のほうと、議員御指摘のように緊張感を持ったそういう討論ができるようにいたしてまいりたいとかように思っております。



◆19番(大西強君) 

 終わります。



○議長(上田勝之君) 

 それでは、一般質問を続けます。

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△杉原弘規君



○議長(上田勝之君) 

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 それでは、一般質問を行います。

 私の一般質問は、質問要旨に通告したとおりであります。

 まず最初にですが、今度というよりか今、那智勝浦町との合併問題が議論されてます。その件について、私は那智勝浦町の町長さんの住民説明会でいろいろ聞くところによると、その説明会でのこの話が非常に問題があるという認識に立ってます。私が6月議会でも合併問題を取り上げて、この合併問題というのは住民の意思を尊重して進めるべきだと、その結果で決めるというのが私たちの立場であります、こういうことを主張しました。

 ところが、この今回の新宮市との合併問題について、那智勝浦町長さんは6カ所の説明会の中で、三つの点について強く強調していると、こういうことであります。まず一つは、合併ができなければサービスが維持できないと、こう住民説明会では述べていたというふうに聞いてます。二つ目は、合併ができなければ夕張のように再建団体に入ると、再建団体に陥るということを述べてきたと。三つ目については、合併ができないと悲惨な状況になると、こう述べられています。

 私は、市街地再生対策特別委員会、あるいは総務委員会、この問題で発言できるところで絶えず述べてきたんですが、まずこの問題は、私にしてみれば那智勝浦町の町民に対する脅迫だというふうな認識を持ちました。それと同時に、我々新宮市民の立場から見ればどう見るか、これは新宮市民の立場から見ると那智勝浦町の財政事情はここまで窮迫していると、こういうふうに理解をせざるを得ないと、こういうふうに私は感じた。この那智勝浦町の町長の住民説明会、6カ所すべてでこの3点を強調したというふうに新宮市の委員会の資料からもそういうふうに出されてました。

 この問題は、一国の主が自分ところの町民に対してこれを言うていると。ですから、我々から見れば、新宮市民から見れば一国の主が申すことはやはり信憑性が高いと、こういうふうに受けとめざるを得ない、私はそう思ってます。そのように判断を私はしました。那智勝浦町の財政事情がそれまでに悪いということを、これほどまでに悪いということを天下に公表したと、こう受けとめざるを得ないというふうに私は思ってます。まして、そう思われても仕方がない、こういうふうに私は感じています。私は、ここで言いたいことは、町民に対して真実を伝えているのか、再建団体に陥るかのように表現し、合併をあおり立てるやり方、このやり方そのものはどうしても納得しがたい。いわゆる住民の意思を尊重して進めるという立場に立っていないというのが私の見解であります。合併できなければ夕張のような再建団体になると、こういう町長の信憑性を市長はどう受けとめてるのか、お聞かせください。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 今議員御指摘の点につきましては、過日の総務委員会の中でも同じような発言をお聞きいたしました。私としては、この夕張に合併をしなければなると、そういう発言をなさったことは、将来のいわゆる展望を見据えて、いつの将来ということは明確ではありませんけれども、そういう緊張ある財政運営を余儀なくされているということを住民に訴えた言葉とそのように思っております。それが的確な表現であったかどうかということは若干疑義を抱きますが、その後、私も那智勝浦町に出向きまして、那智勝浦町サイドにつきましては、町当局に対しましてそのような新聞報道が住民説明会のときの発言を主として報道されている、それはいたずらに新宮市民の不安をあおり、また那智勝浦町住民にも自分の一方的なそういうお考えをストレートに出されたということにつきましては、この合併協議を進めさせてもらいたい、そう思っている両市町民の大きな関心になっておるし、それは決してよいこれからの協議ということができない状況になるだろうと、そのようなことで警告といいますか、新宮市長としてはそういう表現は適切でない旨のことを申し上げたところであります。

 また財政の問題につきましては、例えばこの間、過日連結決算等の結果が新聞報道等でも既に行われております。また事実、我々もそういう調査資料等に基づきましてその数値等を赤裸々に報告申し上げたところであります。

 そのような中で、例えば実質赤字比率、また連結実質赤字比率、また実質公債費比率、将来の負担比率、これらの指標を見ましても、いずれも那智勝浦町は実質赤字比率におきましては30市町村のうち18位のところにある、また連結実質赤字比率につきましては、むしろ、これは新宮がトップでありますけれども、那智勝浦町が13位のところにあると。また、実質公債費比率等につきましては、新宮市が逆に悪い状況になっておりまして、那智勝浦町は全県でも8位のところにある。また将来負担比率にしましても、那智勝浦町は新宮市に比べまして9位の位置にある、そのようなことの中で、決して将来的な不安をあおるような言動ということは町長の強い思い入れの中で出た発言であって、実態は少しかけ離れているんではないか、かように思っている次第でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、私は今、市長の答弁は間違ってるとは思ってません。まさにそのとおりだとこう思ってます。これは、那智勝浦町の町長が、合併できなければ夕張のような再建団体に陥ると、将来的にはなるという表現を使ったんですが、総務委員会か何かの報告書の中ではそうではなかったですよね。私は、那智勝浦町の財政事情というのは、これワーストランキング、全国1,827市区町村の借金ワーストランキング、これの中ででも夕張市は38.1の公債費比率なんです。これはまさに再建団体に入っている状況だと。これはこうなんですが、しかし那智勝浦町の公債費比率は13.5%なんですよ。ほど遠いんですよ、再建団体入るまでに。しかも先ほど、今市長が答弁されたように新宮市は16.1%か何かでこれワーストランキングの順番で言えば新宮市は728番目です。1,827のうちで728番目に新宮市が位置していると。しかし、那智勝浦町は新宮市よりはるかにいいんですよ。那智勝浦町はこれから言えばかなりずっと下のほうです。1,253番目のランキングなんですよ。恐らく中村町長もこのことを知ってたはずなんですよ。知っておいて、将来というのはそら何年先を展望してるんか私はわかりません、中村町長の展望は。

 しかし、説明会で再建団体の問題を取り上げるいうことは、まさに一国の主が町民に対してだから合併しなければだめですよというふうに呼びかけたと思うんですよ。私はそのように理解してます。ましてや、町長の主な発言として、吸収合併なら絶対しないと、こう言い切ってますね。プライドが許さないと、こういうことも言ってると思うんですが、市長それはそのとおりですね、中村町長の発言を理解してますね。市長どうですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 フランクにお話し合いする中から、那智勝浦町としては新設合併を希望すると、こういう姿勢であるということは承っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 その対等合併だとこのように強調している以上、ならば対等合併というのはすべての問題がゼロから出発するはずであります。それがどうですか、法定協がまだ立ち上がっていないにも、この時期に既に合併推進債を使って那智勝浦の小学校の建てかえの問題とか庁舎の建てかえの問題などの話は聞こえてきてますね。私のほうには、那智勝浦町の町民から、住民からそのことは間違いないとこう言ってるというふうに言われています。

 さらに市長に伺いたいと思います。法定協も立ち上がっていない段階で、既に合併推進債を使っての話が出回っている。このような町長を信用していいのかと。私はそう言わざるを得ないと。法定協も立ち上がっていない、合併問題の中身も議論されていない、にもかかわらず推進債を使って小学校を建てるんだ、庁舎を建てるんだという話がまかり通ってるじゃないですか。これは一体どういうことなんですか。先ほど言ったように、吸収合併なら絶対しない、プライドが許さないと町長が言ってるんです。ゼロからの出発のはずなんですよ。立ち上がってもないのにもう既に何かできる、この推進債で何かできるような計画を公の場で出てると、公いうたら町民の、住民のサイドに出ていること自体が私は重大な問題だというふうに思います。まさに議会をないがしろにしてるではないかと。新宮市議会から言えば、我々議会をないがしろにしとるじゃないかと。那智勝浦町の議会もそのようにこの法定協の話がきちっとできて、組織化、準備が進んでるんであればまだしもまだましですよ。ところが那智勝浦町もその話も一切出ていないと。こういう時期に合併推進債を使って云々というような話がもう堂々と出ている。

 私は、このような町長を信用しがたい、信憑性がないと。これは私の主観であります。太地町のその合併もなぜこう壊れたのかと。これはひょっとしたらそういうところに問題があったのではないかというふうに疑わざるを得ない、こう私は主観的に感じます。

 そこで市長、私はこのように那智勝浦町の町長をどうしても信用できない。こういうような町長を信用できるんかというふうに感じていますが、市長はいかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これからの大事なパートナーとして新宮市との合併協議を進めていく、その自治体の町長を信用できるのかと、こういうお尋ねでありますが、私はそれぞれ、杉原議員がおっしゃるように、民意の中におきましてそれぞれが合併協議に臨むような姿を当然のことながら想像してるわけでありまして、町長は町の顔であり、町を代表する立場であると言いながらでも、信頼申し上げるのは、やはり尋常の常識ある判断、そういうことだと思っております。また、我々の町のこれからの進行手順につきましても、皆さん方から御関心を寄せられてるように、まず民意が熟するそのタイミングを待ちたいとこのように思っているところです。



◆8番(杉原弘規君) 

 民意を熟する、それは大変いい御答弁だというふうに私は受けとめます。ぜひ那智勝浦町の住民の皆さんの民意を十分聞いた上、そういうことをきちっと取り入れた上で合併問題が進められるように那智勝浦町の町長に対してぜひそういう進言をしていただきたいとこういうふうに思います。

 さらに、この合併をすることを前提にした、まだ法定協も立ち上がっていません、しかし市長も那智勝浦町長も合併の方向に向けてかなり話が進んでいるかのように私は受けとめてます。そうすると、那智勝浦町の職員数と新宮市の職員数は一体どうなってるんかと、そういう立場から見ると、那智勝浦町の人口比から見て、職員数がかなり多いん違うかと、こういうふうに感じます。こういう中で、これから合併はしていく、そういう動きの中で、新採用の募集もかけていると。それは9人を採用する予定だというふうに聞いてます。私、新宮市の側から見て、やはり向こうの一国の主のやることですよ、それ今の時点でどうせえ、こうせえということは言えません。しかし市長が必ず合併するんだということを前提にして話を進めていくんであれば、ここら辺の整理はどう理解するのか。

 この那智勝浦町の行政の問題です。しかし合併を前提にして考えていくということになれば、やはり市長も黙っていてええのかという、私はそういうふうに感じます。こういう点、市長いかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 行財政が、我々熊野川町と合併いたしまして、まだ完全な終結を見ておりません。現在も進行中であります。それと同じように非常に地方財政が危機に直面いたしておる状況でありますから、まず余分な住民負担を強いることがないようにそれぞれ各自治体は人員の削減、効率的な運用につきまして苦心をしていることは皆さん、我々も他の自治体を見ながら承知いたしている次第でございます。

 また、那智勝浦町等におきましても同様のことだとそのように思っております。また新宮市もことしは少し職員採用を行いますけれども、これは20名からの職員がやめるというそういう異常の事態の中で、定員削減計画をそごしないように、その範囲の中におきまして補充をしていくつもりであります。それぞれの町におきまして、それぞれの御苦心があろうかとこのように思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 私、那智勝浦町は町長の進めることです。今現在合併できていない、そういう中での話ですから、それ以上突っ込んだ話はいたしませんが、合併を前提にするとすれば、この問題は避けて通れないということを述べておきます。

 さらに退職金問題、これはどうなるのか。これ那智勝浦町の職員の皆さんは県の退職組合に入って、そこから退職金を支払っていると。もちろん年間ですか月々かわかりませんが、積み立てはやっていると、こういうことなんですが、合併問題が出るとゼロからの出発だと。そうなると、新市になれば那智勝浦町がなくなるという事態になります。そうすると、県からの退職組合から借りて、それで、それまでに退職者に対してずっと支払ってきた退職金、これは今の現在の那智勝浦町は合併するとすればすべて支払ってこなければならない、こうなります。そうすると、精算した場合、基金の問題やその後、新市に与える影響というものをありはしないかと。この辺、私はかなり気になるところであります。退職金問題は熊野川町のとき幾らあるかちょっとわかりません。それで、那智勝浦町の場合も十分つかんでません。しかし、何億のお金を払うそうであります。やはりそれを払って新宮市と合併するとすれば新宮市と合併できるとこうなります。那智勝浦町の基金もやはり財政基金というのは確か、金額は間違ったらだめなんで触れないでおきますが、かなりいいとは思ってません。私は、こういう那智勝浦町との合併、こうしたときにそういう精算、すべての問題を精算して新宮市と合併をする、その後の新市においてその影響はどうなるかということは市長、想定できますか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは那智勝浦町だけではありません。新宮市も同様のことです。今後、またこれからの退職金の手当というものは相当な重みになってくるでしょう。また那智勝浦町は退手組合に入っておりますから、このシステムはいわゆる退手組合が支払いますけれども、その負担を後年度に少しずつこの退手組合に納めていくというシステムでございます。これは、例えば合併をするんやから、合併するんやったら両市町ともに借金をゼロにしてからやろうやないかと、そういうお話のようにも私には聞こえてまいります。それは熊野川町との合併におきましても同様でありまして、資産の持ち寄りとその負債の持ち寄りは当然両市町において請求していかなければならない、これからまたそれを営々として、我々はこの新しい市を組んだときにはその両方の負担は支払っていかなければならない、このように思っている次第です。これは当然のことだと思います。



○議長(上田勝之君) 

 芝まちづくり政策部次長兼企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 実は、先ほど議員から質問のありました退職金の関係でございますけれども、実は熊野川町と合併したときには、この辺、熊野川町は退手組合に入ってました、新宮市は入ってませんでした。その中で、どうするか。どちらが抜けて、熊野川町が抜けて新宮市と同じようにするか、新宮市が退手組合に入るかというその辺の議論がございました。その中で、結論から申し上げますと、熊野川町がその時点で2億8,000万の精算をして、退手組合から脱会をして新宮市の今のスタイルになってございます。新宮市はなぜそういうふうにしたかといいますと、退手組合に入る場合のお金と比較したこと、それからうちには病院がございまして、看護師さん、それからお医者さん、そういった方々の退職金のことを考えますと、今のほうが有利ではないかというそういうふうな判断がありまして、熊野川町に精算をしていただいて入ってきたという経緯がございます。

 また、那智勝浦町との合併の場合の退手組合、どうするかというのはこれから一つの大きな事務協議の課題になろうかと思います。これは事務担当者同士の話し合いでございますけれども、この5月時点の試算、これは6億6,000万というふうに聞いてございます。約6億6,000万程度というふうに聞いております。



◆8番(杉原弘規君) 

 私、今度の合併を議論する以上、旧熊野川町との合併がどうだったのか、こういうその検証もやはりする必要があるというふうに思います。旧熊野川町の町民の皆さんは、私が会った町民の方すべてはこう言うてますよ。「合併して何もよくなったことはない」と。これまでは、というのは合併する前ですが、今の行政局のところで「何かにつけて手続できた」と。「せやのに中身によっては新宮まで行かなあかんようになった」と、こう述べる住民の皆さんもおります。とにかく不便になったとこう言われてます。ただ一つ、新宮市民になって医療センターの料金が安くなったと言うて、何か一つでもええとこ言うてよと、こういうふうに尋ねたときにずっと考えた末の結果、「あるわ」と。「何ですか」と言ったらただ一つ、「新宮市民になって医療センターの料金が安くなっただけやの」と。こう言うてます。旧熊野川町との合併を市長はどのように検証しますか。どのように検証してますか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 やはり両市町が合併することによりまして、住民には直接まだ今見えておらないかもわかりませんが、常備の消防もいわゆる救急の搬送等も同じように新宮市内と扱えるようになりました。また、いろんな意味で今長計を定めておりますが、きょうはそのことに関してもまた言及があろうかと思いますが、農業の振興やあるいは当然もともとある地域の産業の振興等につきましても、積極的に我々はこれから構えていくつもりでございます。そのような中で、この合併の効果というのは徐々に生じてくるものだとかように思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 徐々にですね。そう言えば、それを期待するしかないんですが、私は、合併した以上、旧熊野川町の住民の皆さんへの手厚い施策を取り入れると、このことしかないと思うんですよ。やはり議論的に理屈の上でこうする、ああするというよりも具体的に熊野川町の皆さんへの手厚い施策を積極的に進めることによって合併について「よくなってきた」とこう言わしめる、こういう立場でぜひ考えていただきたいということを、希望を述べておきます。

 最後になりますが、私は那智勝浦町との合併は急ぐことはないとこういう立場であります。それは、太田の小匠の皆さん、あるいは色川の籠の皆さん、かなり広い範囲ですよ。その人たちの合併に対する意見を十分、真意を十分、那智勝浦町の町長がしっかり受けとめる必要があると思います。今後、そういう市長と町長との間でさらに話が進められるというふうに思います。ぜひ、相手側の町長さんに対しての、町当局の皆さんに対してのそういうこの過疎の町の住民の皆さん、どう考えているかと、どうなるかと、合併すればどうなるかということをきちっと具体的に納得のできるような説明をした上でやっていただきたい。そのように進言をしていただきたい、こう思います。合併となれば法定協で協議するとなります。この住民の意思を組み入れて合併を進めることを強く申し述べてこの問題の質問を終わりたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 質問中ですが10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後1時56分

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△再開 午後2時12分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 それでは、次のテーマに入ります。

 高校入試制度改善の問題についてであります。

 この高校入試制度、これは私、ことしになって初めて聞いたんですが、その中でこんなことをやってるんかという思いをしました。とてつもないことをやってるんやなと。これは県の教育委員会が進めてることであります。あらかじめそのことを言うとかんと。この高校入試制度というのは前期選抜と後期選抜、このように2段階に分けて入試をさせると。それで受験させると。これが、この制度が07年ですから去年ですか、から始まったと、こうですね。この制度そのものというのは、前期選抜で高校に入学したい生徒が、全員が試験を受けます。その中で、必ず、制度ですから半数は落とされます。不合格にされます。半数が合格します。こういうことになってます。県の教育委員会は、高校受験の機会をふやすんだと、これは国の指導もあったんだろうと思います。しかし県のほうは高校受験の機会をふやす、こういうことで2段階入試制度を導入したと、このように言ってます。

 この実態というのは、不合格というつらい思いをさせる、そういう子供をつくる、そういう結果になっていると。ですから、教育の現場では合格した子供と不合格の子供が同じ教室の中におって、やはり合格した子供さんは気分がいいですよ。不合格となった子供さんは、それからまた次の後期試験にまで受験勉強に入ると。こういう状況に教室の中ではなっている。したがって、合格した子供と不合格の子供が同じ教室の中におって授業がままならない、こういう事態が生まれていると言われています。

 ことしの08年、県下で受験した半数の4,000人の中学生が不合格というつらい経験をしなければならない、そういう事態になりました。前期で不合格となった子供さんは悲しい気持ちで、そういう中で後期選抜でまた受けると、ほぼ全員が合格をすると、こういうことになります。私は、ほとんどの子供さんたちが何らかの形で高校に合格できる状況をする、こういう合格できる状況の中で、何で多くの子供たちに不合格というつらい思いをさせるのか、これがわかりません。本当にわからん。

 ここでお聞きしたいと思います。新宮市内での前期の選抜試験に何名受けられましたか。このうち何名が合格しましたか。



○議長(上田勝之君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 まず、県下全域で行われました前期選抜試験なんですけども、受験者が7,417人ございまして、合格者が3,418人ということで合格率が今46.1%となっております。また、市内の中学校についての数値については押さえてないんですが、高校別で申し上げますと、新宮高校が昨年度ですけども160人受験しまして84人が合格しております。普通科につきましては、前期の合格枠というのが30%なんですが、この場合は52.5%合格しております。それから新翔高校ですけども、113人が受験しまして80人が合格ということで、前期の合格枠というのは新翔高校は50%ということなんですが、この場合ですと70.8%前期受験者が合格しております。



◆8番(杉原弘規君) 

 全県下的に見れば新宮は若干合格率が高いように、今の答弁で思うわけですが、いずれにしても落ちる子供さんがおるというのが現実であります。私は、県下では半数近くの中学生が不合格ということになったわけですが、進学、私立学校を含めて合格した子供は半数いるクラスで不合格という苦い経験をした半数の子供はその悲しさを乗り越えて後期選抜を受験する、そういう高校を選び、そして中学校卒業後の後期選抜試験まで再び受験勉強に入る。ですから、大体これ、ことしのやつの資料なんですが、前期選抜の試験では平成21年2月18日と19日の2日間で試験があります。これは、ことしの場合は日にち、私調べてませんのでわからないんですが、いずれにしても受験を受けてから卒業するまでの約1カ月余り、合格した子供さんと不合格の子供さんが同じ教室の中で勉強をしなければならない、その苦痛なんですよ。子供に与える苦痛、それは合格した子供さんは浮いてます、という話です。不合格になった子供さんはやはりつらい思いをしながら次の後期の試験で必ず受からなければならないので、引き続き勉強せざるを得ない。勉強しなくて済む子供さんと勉強をこれからまたさらに続けなあかん子供さんを何でこのような制度をつくるんかと。本当にけしからん制度だというて言わざるを得ないと思います。

 教育の現場での話です。前期選抜の発表から中学校卒業まで合格の喜びをかみしめている子供さんが半数いて、不合格というつらい思いを経験して受験勉強を続ける子供が半数という状況の中で、先生方は子供たちと本当に心の通った教育を、そういう教育を行うことが困難だという、先生方が困ってるんですよ。そらそうですよ、先生の立場から言えば、全員が同じようにいってほしいんですよ。同じように合格させようというそういう先生方の思いがかなりあります。しかしこの制度上、分けられてしまうというのがこの制度なんですよ。本当にむごい制度だと言わざるを得ません。和歌山県では前期募集枠を拡大する、いわゆる不合格者を減らすとそういう話を聞いていますが、その点いかがですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 今年度は、普通科については前期合格率30%ということだったんですが、来年度は40%にふやすと、合格枠を広げるということです。また新翔高校の50%を60%に広げるというふうに聞いてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 合格できる、合格する枠を広げると、こういうことなんですね。私は、枠を広げたとしても、片一方で必ず不合格の子供さんが残るんですよ。数の問題と違うんですよ、私は言いたいのは。合格者の枠をふやすからという、それで事を済ますんだというふうな立場かもわかりません。これは県のほうですよ。落ちる子供さんが20%、落ちるという言葉は悪いんですが、不合格になる子供さんが20%や30%に減少したとしても、必ずそこには不合格になる子供さんがいるんですよ。

 ある県会議員の方も指摘しています。これ共産党の県会議員ではありません。試験後、教室に帰ってくると次の後期試験までの1カ月間は、教室の中で合格した子供とまだ決まらない子供がいて教室の中で大きな差が出てしまうと、こう言ってます。家庭においても親もかなり子供に気を遣って、そういう状況があると。不合格になった子供さんの親、この親の気持ちというのも非常につらい思いをすると、私は察しますよ、3人の子供の親としてみればね。中学3年生の子供さんは残された期間、複雑な思いを胸に教室で過ごさざるを得ません。今現在は学校は義務教育化しているそういう中で、中学校から高校への進学を考える際、ふるいをかけるような入試制度はなじまないということをある県会議員さんは述べています。こういう制度に対して教育長、どう思われますか。



○議長(上田勝之君) 

 大江教育長。



◎教育長(大江清一君) 

 この問題につきましては、議員も質問の中で述べられてましたように、前期試験いうのは大体2月中旬、そして後期試験というのは3月の中旬ですね。今言われますようにこの1カ月の間に不合格になった子は、言い方は悪いんですが勝ち組、負け組みが同じ1カ月を過ごすと。そのことはやっぱりただそれだけでなくて一生不合格になったよというのが残るわけですね。ですから、私自身としましても、これはもちろん今言われましたように県が実行してるんですけども、悪害というんですか、よくない制度ではないかなとそう思ってます。ちょうどこのことにつきまして、ことしの8月1日、県下30市町村の教育長会がありまして、和歌山県の山口教育長が言うには、この制度はよくないということはもうはっきり言っております。そして始まったのは19年の春、20年の春、そして来年の春はもうこれにするということで一応枠は拡大しますけども、実行すると。その次の22年の春から大幅に変えてまいりますと、そういう方向で今県のほうで検討協議会を立ち上げていると、そういうことを言うてますので、こちらのほうといたしましても決していい制度ではないとそう思ってますので、今の気持ちはそういうところであります。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ教育長、来年の前期、後期の選抜試験をやめさせるように強く働きかけていただきたいと、このことを申し述べておきたいと思います。

 ここで、静岡県の例なんですが、静岡県ではこの制度を廃止したと、こう言われてます。その理由、もう明快です。その第1の理由は多くの不合格者につらい思いをさせると。だからこの制度はやめるんだと。第2の理由、中学校の授業が成り立たないと。そうですね、合格した子供さんと不合格の子供さんとが同じ教室の中で。そらやっぱりつらい思いをする。合格した子供さんはそら、私は経験、実際の話は聞いてませんけども、想像で言えば、やはりあの子は落ちた子だというふうに、表現はしなくても心の中ではきっと残ってるというふうに思います。

 そこで、今も教育長が言われました。新宮市として、この2段階入試を廃止するよう県に強く働きかける、こういうことを市長はぜひその働きかけを市長とともにやっていただきたいというふうに思いますが、市長はいかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは当然教育長として、本県の教育長もそのような問題点の指摘もいたしてるところですし、我々としても市長会という組織を通じまして、また教育長と十分相談してこれからのアクション行動を起こしていきたい、そのように思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 来年度の、21年度の前期、後期の選抜試験を中止できるようにぜひ働きかけていただくことを切にお願いしておきます。

 以上で、この項の質問を終わります。

 次に、太陽光発電の活用についてであります。

 今、全国的にもこの太陽光発電の利用が大きく広がっているというふうに聞いてます。地球温暖化防止のために行政が率先して取り組むと、こういう姿勢を私は求めたいと思いますが、そこで新宮市として温暖化効果ガス排出抑制、これに向けての実行計画というのはありますか。



○議長(上田勝之君) 

 森市民福祉部長。



◎市民福祉部長(森常夫君) 

 現在のところは持っておりません。



◆8番(杉原弘規君) 

 まず、そのことを確認しておきます。

 まず最初に、太陽光発電のことで言えば、ごく常識的なことを述べさせていただきたいと思うんです。これは本当に常識的なことですから、聞いてください。電気は発電所でつくられて送電線で各施設や家庭に送られます。そして、この現象を、市民の中には電気を使うとCO2を出さないかのようなイメージを持っている市民もあります。電気だから、灯油とかガソリンとか、あるいはそういうプロパンとか使うことはないからCO2は出ないんだと、こういうふうに思われている。確かに電気を使っている家庭の中ではCO2は出ていません。電気というのは発電所で石炭、石油、あるいは原子力で水蒸気をつくり、それでタービンを回して電気をつくる、そういうわけですから電気を使えばCO2を出すと、まずこの認識が必要だというふうに思います。ひとまずそのように考えなければならない。それで、電気1キロワット、これを発電所が生産するのにどれだけのCO2を出すのか、こういうことが問題になってきます。

 私、かなり手前みそな話になると思うんですが、わかりませんけども、私の家も平成14年、6年ほど前にCO2削減と電気料金削減を兼ねて太陽光の発電を取り入れました。27枚のパネルを屋根に設置しました。この27枚のパネルによるCO2削減の量は一体どれだけ要るのかというこを調査してもらいました。これ専門的なところですが。年間約1.0075キログラムのCO2の排出を抑制してるそうなんですね。ところがこの数字聞いて、さっぱりわからんですよ。1.007キログラムのCO2を削減、杉原さんところの家でできてますと、そう言われてもわからんとこう言うたんですよ。石油に換算してどんだけやと言うて調べてくださいと、計算してくださいということで計算をしていただきました。そうすると、私の家では27枚で3.5キロワットの電力を発電するそうです。CO2の削減は年間、今言ったこのキログラムです、これを石油に換算すると18リッター缶、これで年間私の家で18リッター缶52本ですよ、灯油を削減してるんだと。発電所でそのことを、52本分を炊いていないんだということになるそうであります。

 この太陽光発電は、日照時間もかかわります。太陽の光を長い時間受けるところと短いところによって差が出てきます。これは当然ですね。しかし私の家の場合はそうなんだということだけまず述べておきたいと。さらに電気料金はどれだけ、現実にお金どれだけ削減してるんかと。私の場合は、家で使ったA電気とB電気との合計した金額と、それ以外に関西電力からお金が入ります。平均したらどうでしょうか、冬の短い時間は2,000円余りです、1カ月。6月というのはすごい多いですね。やっぱり日照時間が長い、それで6,000円をはるかに超えます。平均すればどのぐらいに落ち着くかちょっと計算してません。このように、電気料金の削減に換算すると年間、私ところの家で年間10万円から20万円の料金が安くなっていると、専門家はそう言います。

 そこで、私は冒頭に申し上げたのは、その計画を立てているかどうかという問題で冒頭に申し上げた理由は、田辺市と御坊市がこういう太陽光発電を取り入れて、そして地球温暖化の対策、あるいは料金の削減、この二つを兼ねて実行計画をつくってると。これが具体的にされていると。こういう実行計画に基づいて田辺市は田辺市の総合センターで上げてると、こういうことなんですね。これちょっと資料で寄せてもろたんですが、あくまで、こんなんですね、田辺の総合センター、皆さんも御存じだと思いますね、昔の病院だったということです。こういう、これは総合センターであります、現在は。ここで状況というんですか、それと御坊市は和工専ですね、和歌山工業高等専門学校、ここでのこの計算もしていただきました。和工専では336枚のパネルを上げているそうです。それでどれだけの電力を起こしているか。30キロワットだそうであります。電気料金の削減は年間65万円だと言ってます。この電気で、取り入れることによって総合センターが節約できる電気料金の削減は65万円の削減になっているとこういうふうに言われてます。

 それじゃCO2の削減、いわゆる年間どれだけかというと、12.4kg‐CO2(キログラムハイフンCO2)と言うんだそうですけども、12.4キログラムのCO2を抑制してると、こういうことになります。これを石油の18リッター缶に換算するとどれだけかということも計算してもらいました。それは年間約592本分の削減になっているそうであります。田辺市の総合センター、ここは20キロワットだそうであります。200枚のパネルをはめているそうであります。電気料金の削減は年間54万円の削減になったと、こういうことを言ってます。CO2の削減、年間6.29キログラムのCO2が削減されていると。石油に換算すると296本分の石油が削減されたと、こういう、計算上そういうことになるんだという報告を聞いてます。

 私は、田辺市も御坊市も、田辺市は昨年の3月に実行計画を策定して、今言ったように田辺市民総合センターにこういう装置を設置した。御坊市の実行計画の中には建築物の規模、用途に応じて太陽光発電、太陽熱等の自然エネルギーの導入を検討すると、こういうふうになっています。また、家庭が設置する太陽光発電への補助の問題についてですが、私は各自治体がこういう補助を出しているという、全国的にはたくさんあるというふうに聞いてるんですが、和歌山県が今年度から補助事業を行っていると。それはことしの4月から10月31日までに受け付けて、金額的には最高で、そらいろいろあります、最高で二十数万円だったと思います、の補助が出ると。国のほうも、一たん期限切れで補助制度がなくなりました。これを復活すると、こういう動きになっているというふうに聞いてます。この動きについて、市当局はそういう情報入ってますか。



◎市民福祉部長(森常夫君) 

 新聞とかインターネットとかで調べた分もあるんですが、まず国の補助金全体の動向なんですが、国の補助金は財団法人新エネルギー財団というのが平成6年から17年度まで行っていて、18年度から切れています。そして県下の補助金の動きなんですが、以前は和歌山市がやっていまして、和歌山市も12年度から18年度までで終わっております。あと桃山町、美里町もやっていましたが、これは合併してしまってそれで終わったんだと思うんですが、今言われたとおり、国もなくなり、和歌山県下の市町村もなくなり、和歌山県が平成20年度から補助を始めておりまして、出力1キロワット当たり2万5,000円で、それで上限が5キロワットで12万5,000円というのが現在の状況です。

 それで、全国で補助をしているところは、ことしで現在で311自治体が補助をしています。それであと、これ国の動きが、議員さんも言われましたとおり、新聞報道を見ましたら補助制度の再開ということで230億円を21年度の概算要求として経済産業省が盛り込んだと、そういう状況があります。



◆8番(杉原弘規君) 

 そこで、ここ新宮市として独自の補助政策を検討すべきではないかと、こういうふうに思いますが、市長いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは我々も長期総合計画の基本計画の中に政策目標を掲げておりますが、六つほどの、その中で2番目の政策目標として安全・安心なまちを掲げまして、いわゆる環境配慮型社会の構築をその目標として掲げております。これはまさに新エネルギーを導入する、そういう内容であります。そのような中で、我々は特進プロジェクトをことしから実行いたしておりますが、まず公的な施設からこれは大幅に取り入れようやないかということで庁内でも相談をいたしているところでございます。まだ一般家庭への補助制度等は、国・県の中で行われておりまして、それに追随して市が単独で導入するかどうか、これからの検討課題だと、そのように思っているところです。



◆8番(杉原弘規君) 

 私の場合、200万円の太陽光発電の費用に国から30万円補助をもらいました。170万円でできました。しかし、元金というのはそれだけ要るんだということは前提になります。これはもう皆さんも御存じのことだと思いますが。私、今市長がそういうこのプロジェクトの中で、計画の中で取り入れていきたいんだというふうに受けとめたんですが、そのときに、先ほど言ったように実行計画が要るということを、その計画をなしにやみくもにそういう計画できないというふうに私は聞いたんですよ。だからその実行計画をまずつくっていただきたい、このように思いますがいかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 当然、そのような計画を策定するかしないか、それは導入を前提と当然いたしますから、我々としてこれから庁内の幹部会等にも相談いたしてまいりたいと思っております。

 また、早くから、いわゆる内閣府が進めてまいりました環境モデル都市の指定ということがこの年度の課題でございまして、我々としては県あるいは有識者の代表でありますそれぞれの専門的な学者の御意見も入れまして、我々としては新人の育成、また人材を活用するという視点の中でその計画をつくりました。それで二階大臣にも、今の大臣、大臣に就任前でありますが、総務会長のときに私もぜひこの全国から名乗り出ているだろうけれども、新宮市としてはのCO2の削減目標も持って取り組みをいたしたいので、ぜひ選考に残れるようにお力添えをお願いしたいとこういう行動を起こしたことがございます。

 非常に内閣府の高官にもすぐさま電話してくれまして、新宮市の取り組みについて十分検討したっていただきたいというそういう口添えもしていただきました。そのような中で、非常に我々は県から情報として来ます範囲の中では新宮市の計画が非常に膨大なものであって、その軸となりますのは木造建築の200年住宅を軸に据えたものでございました。私もちょっとぴんと来ませんでしたが、しかし新宮市の、しかも世界遺産の地の熊野をバックボーンとしている我々のまちとしては、ぜひこの計画を進めたい、そのためにモデル事業として政府の認定をいただきたい、こう思ったわけでありますが、残念ながら2次候補には残りました、おかげさまで。ですが、余りにも全国から名乗り出た箇所が多かったものですから、残念ながら最終選考には残れませんでした。

 しかし、この政策目標であるいわゆる環境配慮型社会の構築の一つの目玉になるものとして大変有益なものと思っております。新エネルギーの導入、とりわけ太陽光発電の活用につきましては、まず足元の公的な施設の中にこれは対応したい、このように既に意思を決定いたしているところでございます。これを一般家庭まで導入するか、ただ補助制度が今打ち切られておりましたので、今度再開になるということが非常に大きな推進していく中に強い要素になるものだとそのように思っております。その計画づくりをどうするか、これは庁内の、先ほど言いましたように十分な合意が必要でございますので、これからの検討課題だと思って、それを検討いたしてまいりたいと思ってるところです。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ進めていただきたい。私のこの後質問する答えがもうされました。いわゆるこの基本計画、プロジェクト計画、これから進めるんですよ。学校あるいは庁舎、いわゆる文化センター等々の建設に当たって、この太陽光の発電のこれを必ず設置できるように取り入れてくださいというお願いをするつもりだったんです。先に答弁されました。ぜひその点をひとつ実行をよろしくお願いをして、この項を終わりたいとこういうふうに思います。

 最後になります。

 農山間地域の振興施策についてであります。

 私は今回、「純粋蜂蜜の振興を訴えたいとこのように思います。私たちのこの地方には、農山間地域においてはどこへ行ってもいわゆるハチミツの巣箱が目につきます。これはもう、こういうことを言わなくても、とりあえず一応話としては言っておきたい。これからとれるというのは、このように山に設置しているハチミツの巣箱からとれるのが年に一度採蜜する純粋蜂蜜であります。日本ハチミツは、洋バチを使う移動養蜂と転地養蜂と違って大量にとれるものではありません。せいぜい知り合いに頼まれて1升、あるいは2升と、知り合いに分けるのが精いっぱいなんだと。この程度のハチミツの採蜜の量です。

 十数年前のことなんですが、熊野川町全体でとれるハチミツの量を金額的に算定した人がいました。当時は1升2万円と。今でもかなり高いそうですね。今現在幾らか知りません。1万円ぐらいだというふうに。もっと高いですか。とにかく1升2万円、大体400万から500万円と推測した人もいます。その人は推測しています。多くの人が寄ってたかってやっていることですから量が少なくなるんですね。多くの人がやってますから。しかし特定の人にとっては少々の小遣いになった。山間地を活用して成功した例というのは、あの有名な四国の徳島県だったと思いますが上勝町というのがあります。ここはテレビや新聞で繰り返し紹介されましたので皆さんも御承知かとこのように思います。ここでは、70歳、80歳、90歳のお年寄りが、しかもおばあさんが700万、800万、900万円と稼いでいるそうですね。そこで、それだけの収入があるものですから、家を増改築したおばあさんや都会に出ていた息子、家族を呼び戻した、そういうおばあさんもいるというふうに言われました。それだけ純粋の日本ハチミツというのは経済を支えるだけの力があるということを言いたいんです。そこで、将来のためにもみじの種をまくおばあさんも紹介されました。これはもみじの葉っぱを都会へ出して、そういうものにして出して、それをお金に換算してると。これが億万長者の収入にもなっているという本があります、そういう本もあります。

 この3月だったと思いますが、同僚の東議員が後援会の人とともに地元でとれた野菜を学校給食に使うすさみ町を見学すると、こういう話がありましたので、私も病み上がりではありましたが、それに同行しました。野菜づくりの代表者の方がこう言いました。「最初、会員は30名だった」と。「そのうちだんだんやっと60名になって、非常に自分でやってる家庭菜園も含めてですが、そういう人たちが元気になった」と、こう言われてます。人はだれでも確かな目的意識を持つことで体も心も元気になると、こういうふうに見るのが当然かと思います。

 ハチミツに限ってお伺いしますが、旧熊野川町でハチミツの産出量などのデータは残っていませんか。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 今のハチミツの話なんですが、日本で消費、輸入してるのは大体年間4万トンぐらいを輸入してると聞いてます。そのうち中国からが3万5,000トン、約90%ぐらいということで聞いております。その日本ミツバチというのは大変貴重なものということで、昭和60年ごろ聞きますと、旧熊野川町が地域の振興策として取り組もうじゃないかということでいろいろ調査したとは聞いておりますが、そのデータは今現在残っておりませんので詳細はわかりません。ただ60年ごろに地域振興策としてニホンミツバチの関係で調査をしたというのは聞いております。



◆8番(杉原弘規君) 

 なければやむを得んのですが、これからわかればぜひ調査しておいていただきたいというふうに思います。私は、これまで鳥獣被害から山間地域を守るための施策を提案してきました。鳥獣被害対策と兼ね備えて蜜源をふやす対策も施策の中に入れて、農山間地域への予算をふやす、こういう点についてはどうかとお伺いいたします。これは、辺地債の活用も視野に入れて予算をふやすと、こういう点についてはいかがですか。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 今、熊野川町で今の調査、わからないと言ったんですが、今現在、約50名ぐらいこういうニホンミツバチを飼っているんじゃないかと伺っております。先ほど議員さんが400万ぐらいということで、ちょっと紹介あったんですが、1升瓶2万ぐらいとしますと、その金額で割りますと1升瓶で約200本ぐらいとれたんじゃないかと。約20トンぐらいになりますかね。かなりの量がとれてるということです。そして今の施策的な話なんですが、今現在お聞きしますと、個人的な趣味というんでしょうか、それをもとに生活をするというんじゃなしに個人的な趣味でやっている方が多いようで、子供さんとか家族の知り合いの方にお分けするというようなのが主流と聞いております。

 ただ今後、そういうことである程度組織化とかいろいろされて地域として取り組むというようなことであれば、出荷場とかそれからミツバチのあの絞り器というんでしょうか、必ず要りますから、そういうようなことについては今後検討していきたいと考えております。



◆8番(杉原弘規君) 

 この日本ハチミツは凍らないんですよ。洋バチは、養蜂のハチミツは凍るんですね。これ理由があります。もうこれは理由は言いません。日本ハチミツの場合は、ハチミツに含んだ水分を大体20%ぐらいまで落とすそうです。だから凍らないんです。私は、このハチミツの純粋蜂蜜を進めていく上で、やはりみつ源がなければ幾ら言うたってみつは集められないんですから、こういう環境をつくれと言いたいんです。それは、ハチミツにとって、蜜源さえふやせばハチミツの産出量いうのは今の10倍から20倍になると。やり方次第だということです。そうなると、お年寄りの小遣いの域を超えて、ささやかでも一つの産業として成り立つ可能性が出てくるでとこう言いたいわけです。特産品ともなるでと。ともかく、蜜源の確保こそ先決だと。かといって、私は雑木林の植栽を今まで進めてきました。いわゆるツバキとかいろんなシイの木とか。それは花の咲く雑木林を植えて広げようやないかと。鳥獣被害にも役立てようやないかと。こういう提案したんですが、なにせ今から植えて、そういう花の咲くまでに何年かかるか。それは10年や15年でなかなかできないというふうに思ってるんですよ。

 私は、ここで言いたいのは、休耕田にレンゲの種をまくと。これなら手っ取り早い話ではないかというふうに提案したいんです。この点はいかがですか。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 大変よい提案だと思います。私も農家だったので小さいとき、もう春先になりますと田んぼが一面レンゲが咲いておったと。それで寝てかくれんぼした思い出もあります。ただそのときは、よく農家の方に怒られたのは、酪農とかいろいろの関係で牛に食べやすために秋に種をまいて、そして春に花が咲くということでそういう形で使っておったらしいんですが、今現在、田植えも大変早くなりまして、なかなかレンゲの種をまいて、そしてそれを何らの形で使うというのは少なくなってきてます。ただ、即効性ということで雑木林と違うのは、秋に種をまいて春にとれるということありますんで、提案としてはよいことだと思いますんで、参考とさせていただきたいと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、みつのよく出る木とか、草で言えばレンゲですけども、そういったものをよく調査して、それで山間地域の皆さんに紹介をすると、こういうこともあわせてしていただきたいと、こういうふうに思います。

 熊野はいやしの里であります。霊場の地でもあります。付加価値は枚挙にいとまがありません。国に養蜂振興法があります。これは主に転地養蜂、移動養蜂を対象にしたものであります。県によっては、これに基づいて県条例をつくったところもありますが、残念ながら和歌山県にはないと聞いています。このために、私どもは共産党の県会議員に連絡をして、家庭養蜂というべき条例の制定について調査研究をお願いしているところであります。

 私は、当局にお伺いしたいんですが、特に市長にお伺いしたいですが、新宮市として独自の家庭養蜂と言うべき条例の制定、これに向けた調査研究をして、山間地域のいやしの里として活気ある里に築いていこうではないかというふうに私は訴えたい、このように思うわけですが、市長いかがですか。これについて、予算上は確保できるという私は推定してます。それは辺地債の活用ができないか、辺地債を活用して予算化すればきっとできると、このように私は思ってます。市長、ぜひ山間地域のお年寄りの皆さんが本当に希望の持てる、熊野川町の住民の皆さんが新宮市に合併してよかったと、こういうためにもこういう問題は取り上げていただきたいというふうに思いますが、市長お願いします。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 今議員からるる述べられました山のみつの課題は、私も大いに歓迎するところでございます。実は私も、20年来、山のみつの愛好家でございまして、それは熊野川町の知人やまた北山村のそういう方々から直接買い入れたり、また時々送っていただいたり、そのようなことをして愛用させていただいております。

 また、都市に住む子供たちにも、いわゆる議員が御指摘のように、これは冬場でも凍らない、そういう特性を持っておりますから、良質なみつとして随分家庭でも、子供の家庭でも喜んでいただいております。これが過去の調査の中で50件ほどあったということを聞いておりまして、まずここらのところを過日も、実際どれだけの農家や人家がそういうミツバチの箱を置いてるか調査してみる価値があるんではないかと、平局長、また農林の倉家課長等にも指示申し上げました。そのような中で、できれば辺地債の適用については、これはなお研究を要すると思いますけれども、これをもし意欲を持って取り組んでくれるんであれば、皆さんが、我々としては全面的にバックアップしていきたい、かように思っているところです。この視点を失わずにこれからも研究を、また調査を進めてまいりたいと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 市長が20年来やってたというの、初めて聞きました。知っておれがまた違う論立てをできたと思います。ぜひ市長、この農山間地の振興のためにもぜひハチミツの問題を検討していただいて、住民の皆さんに喜ばれるようにしていただきたい、そのことをお願いをして一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後3時07分

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△再開 午後3時20分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。

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△松畑玄君



○議長(上田勝之君) 

 2番、松畑 玄議員。



◆2番(松畑玄君) (登壇)

 通告に従い、一般質問をさせていただきます。

 今日、雇用、労働をめぐる最大の問題は、多くの労働者が低賃金、長時間労働、不安定労働を強いられていることです。ワーキングプアなど、働く貧困層が拡大している、その中でも10代、20代の若者の雇用状況が深刻で、総務省の調査においても女性の52.9%、15歳から24歳の若者の48%が非正規労働者です。その数は1,700万人を超えたとも言われています。また、そのほとんどが年収150万以下というのが実態です。厚生労働省の労働経済白書でもワーキングプアと呼ばれるような年収150万円以下の低所得層が近年大幅に増加し、社会問題になりました。ここ数年、統計上は全国的に少し改善されたと言われるが、新宮市においては実感が全くなく、さらに状況が悪化しているように思われる。また、この白書は、低所得者の結婚する比率が低く、少子化の原因となっているとも言っています。このような現状を踏まえ、若者の就労対策について質問させていただきます。

 現在、新宮市の若年失業率はどれくらいでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 ただいま若年失業率との御質問なんですが、失業率につきましては、総務省が実施しております労働力調査から出されるわけなんですけども、これにつきましては、国全体あるいは都道府県の公表にとどまっておりまして、しかも若年層、いわゆる15歳から24歳とか34歳までとか、そういう年齢刻みの公表がなされてございません。ということで、最近直近の20年7月のデータで申しますと、全国の失業者が256万人、失業率でいいますと4.0%となってございます。和歌山県では4月、5月、6月の平均就業者が49万人、失業者が1万8,000人で、完全失業率は全国平均を若干下回る3.6%という数字になってございます。

 ただしこれは、先ほど申しましたように15歳以上64歳以下のすべての人が対象となってございますので、若年層だけというわけではございません。なお、参考といたしまして、平成12年の国勢調査におきましては、新宮市だけの、しかも年齢階層別の数字が出てございますので、それを申しますと平成12年時点での新宮市だけの15歳から34歳以下の失業率は6.4%となってございます。



◆2番(松畑玄君) 

 私は、いろいろな話を聞く限りでは、若年層がすごい就労問題に対して深刻になっていると皆さんに言われるのですが、これを踏まえて新宮市は今までどのような対策を講じてきたのでしょうか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 議員さんもおっしゃられますとおり、新宮市の場合、製造業が物すごく減退、衰退してございます。あわせて建設業も減少し、サービス業の比重が相対的に高くなっているとそのような経済状況かと思います。あわせてアルバイトやフリーターなどの増加、これにつきましては、本人や家族の問題にとどまらず、地域全体の活力の維持という観点からも大きな問題になってきていると考えてございます。

 市といたしましては、平成5年から始めてるわけですが、ことしで16回目となります、ふるさとUターンフェアを訓練センターで開催してございます。ことしにつきましても、8月15日に地元企業19社の参加のもと、来春卒業予定の大学生や地元で働きたいという62名の方が参加して、それぞれ御自分の興味のある企業の話を聞いて職探しをしていただいております。あわせて、会場内ではハローワークがブースを設けまして個別の就職相談を行ってございます。参考といたしまして、昨年度のUターンフェアでは20社の参加で67名の参加がありまして、その中から11名が地元で就職してございます。

 また県におきましても、こうした若者を対象にしました職業訓練や就職相談、またセミナーの開催など各種の就労支援対策を講じてもらっております。

 また国におきましても、若年者を対象に一定期間試用、試しに雇用することによって会社側、就職者側が相互に理解を深め、その後の常用雇用への移行を促進するトライアル雇用制度も行ってございまして、新宮管内でも昨年度37件、今年度もきょう現在15件の利用があったと聞いてございます。そのほかには、本年度も休職者を対象に職業能力の向上のためパソコン講習や介護事務、実務の講習を市内で実施してございます。

 以上です。



◆2番(松畑玄君) 

 今後、先にどのような施策を予定しておられるんでしょうか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 今後につきましても、ただいま申し上げましたような事業を継続して実施していくほか、今現在新たな事業、施策につきましては、考えてございませんが、先ほど申し上げました国や県の制度等をよく皆さんにも知っていただいて利用していただくように広報に努めていきたいと考えてございます。それと、やはり新たに雇用をつくり出すという点では外部からの企業誘致が重要だと私も考えてございます。



◆2番(松畑玄君) 

 その企業誘致はどうでしょうか、可能性としては。



○議長(上田勝之君) 

 浮田企業誘致対策課長。



◎企業誘致対策課長(浮田和宏君) 

 現在の企業誘致の活動の状況について簡単に御説明申し上げます。

 目的は、やはり企業の立地により新たな雇用というところを目的にしておりますので、これにより若者の就労対策、流出防止ということを最大のテーマとしております。活動内容につきましては、まず新宮港の情報の発信、それと情報の収集、それと企業訪問、さらに地元出身者の方々、知名人の方、機会あるごとにお願いしておるところでございます。また、進出に当たりましては、企業様への優遇制度も設けております。今後とも最大のテーマとして一生懸命誘致活動を行っていきたいと考えております。



◆2番(松畑玄君) 

 私が考えるには、企業誘致というのはすごい難しいというか、今の現状を考えると難しいんではないかと思います。そして今後雇用を減らさないために地元の1次産業について就労対策の一つとしていただきたいと思うんですけど、私はこの地方において第1次産業の振興が今後の重要な若者の就労対策の役割を果たしてくれるのではないかと思います。新宮市の第1次産業従事者はどれくらいいますか、またその中に占める若者の割合はどのくらいでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 津呂農林水産課企画員。



◎農林水産課企画員(津呂建二君) 

 平成17年の国勢調査の資料によりますと、第1次産業では20代で9人、30代で31人、40代で41人となっております。



◆2番(松畑玄君) 

 その人数で第1次産業を維持していくというのは難しいと思います。第1次産業が衰退すると、それに付随した仕事もなくなり、さらに雇用の場の減少につながるのではないでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 大変難しいテーマなんですが、私ども所管しています農林の関係で言いますと、やはり仕事がきつい割には収入が少ない、特に農家の方に言わせますと、1反つくったとしても何俵しかできない、8俵ぐらいしかできない。それに対して機械を一つ買えば100万、150万と。収入が全く合わないということで後継者がなかなか育たない。やはりすぐ収入がふえるほうへ走ってしまうというような悪循環でございます。林業につきましても、大変危険な仕事で賃金も安いということで、緑の雇用とか云々ということで今現在、森林組合では新宮と合わせて100名ぐらい働いていただいてるんですが、なかなか山林の状況も木材が大変安くなってると。杉、ヒノキにしても前の何分の1というようなことですから、悪循環になっているということですから、これからどうしていくかというのが一番大きなテーマだと考えてます。



◆2番(松畑玄君) 

 今後、若者の第1次産業従事者をふやしていく施策を国・県の有利な制度を利用し、積極的に推進していただきたいのですが、市長いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 もちろんのことでございます。我々としては、すぐ即効性のある手だてというものはなかなか見い出せません。しかし不断の努力はこれからもしっかり市政の課題として受けとめて取り組んでまいりたい、そのように思っております。今、ソフトの事業等につきましては、今御説明いたしましたですが、市内の方々、人口の減少の度合いにしましても、合併後、早くも1,000人からの人口減がある、そのような中で大変憂慮いたしている次第であります。我々としては努力する以外にないと、このように思っているところです。



◆2番(松畑玄君) 

 若者は、新宮市の将来を支える核となる人たちであり、若者の失業者が多いという現状を放置するならば、市全体の発展基盤の崩壊につながりかねない、こうした問題意識を持って若者の就労対策に対し現実感のある効果的な施策をお願いし、この項目は終わらせていただきます。

 次は、幼・保のあり方について質問させてもらいます。

 まずは、幼稚園について質問させていただきます。

 新宮市総合計画では、幼稚園の再編を行うとなっていますが、具体的にどのように再整備されるのか教えてください。



○議長(上田勝之君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 総合計画に基づきまして今進めておるわけですけども、千穂、丹鶴、蓬莱、王子という4つの幼稚園があるわけなんですけども、まず千穂、丹鶴小学校の統合校の建設協議会というのを立ち上げまして、その中で幼稚園問題も協議していただいてます。それから蓬莱、王子小学校の統合建設協議会、その中でも幼稚園の問題も協議していただきながら進めておるわけですけども、まず耐震性の問題からいきますと、蓬莱幼稚園が耐震性がございません。これは蓬莱小学校の1階部分に入ってますんで、これがIs値0.27だと思うんですけども、かなり低い数字になってますから、時期的にはまだ決定しておりませんけども、できるだけ早い時期に閉園はしたいなというふうに考えております。

 それから丹鶴幼稚園なんですが、今千穂、丹鶴小学校の統合校建設協議会、進めておりまして、この建設、新しい学校がストレートに順序よくいけば、平成22年、23年度で建設しますので、24年4月オープンを目指して今頑張っておるんですけども、そうしますと丹鶴幼稚園は23年度でその役割は終えるんじゃないかなと。その後すぐ文化ホール、図書館、学センター、これの複合施設が建設されることになると思いますんで、丹鶴幼稚園はそれで終わるんじゃないかと。

 そして、教育審議会の中でも旧市内4園を段階的に2園にして最終的に1園に、保育園も2園を1園にということで王子幼稚園の横に新しく保育園を建ててというようなことで、保育ゾーンということで位置づけておりますんで、王子幼稚園についてはまだ建物も新しいですし、それを活用していきたいと思っております。

 そして4園を2園にした場合に、残る1園を調整用に残すというようになっておるんですけども、これが千穂幼稚園に当たるかと思います。千穂幼稚園については、今建設協議会の中で、建物もまだ使えますし、これを活用するか、あるいはどこかへ移築するか、そういったことも含めて今現在検討しております。



◆2番(松畑玄君) 

 それでは新設するというわけではないんですね。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 千穂幼稚園の移築、もしくは新築についても検討したんですが、かなり費用が高いということで、今ちょっととめております。



◆2番(松畑玄君) 

 可能性としてはどうでしょうか、新築するというのは。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 新築についてですか。それは今のところまだ何とも申し上げられませんが、可能性としては低いんではないかなというふうに思っております。



◆2番(松畑玄君) 

 今ある施設をなるべく利用してやっていってくれるということですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 そのとおりです。



◆2番(松畑玄君) 

 小学校の併設から離すということについてはどうでしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 教育審議会の結論の中で、やはり幼稚園を小学校敷地から切り離すという結論がなされております。これは教育審議会の資料の中でも説明させていただいたんですが、例えば18年度の調査なんですけども、平成12年4月2日から13年4月1日までの生まれた方が297人おるんですが、この方も幼稚園、保育園とのかかわりを見てみますと、ゼロ歳児のときは30人、全体297人のうち30人が保育園に行かれます。1歳児になると86人、2歳児になると137人、3歳児になると234、それで4歳児になると263人なんですが、5歳児になりますと幼稚園へ221人が行って、保育園が57人減ってしまうと。その他19人ということで自宅で保育されてるということなんですけども、ここでやはり幼稚園221人おられるんですが、どういう方が来られてるかといいますと、本当に幼稚園を希望して実際保育にかけない御家庭の子供さんもおりますけども、実際は、例えば共稼ぎの世帯で、本当は保育園のほうへ行っていただいたらいいのが無理をして、やはり学校へ上がる前に1年保育、幼稚園、幼児保育をしたいということで幼稚園に来られてる方もおられると思いますので、この辺で市民の皆さんの考え方をもうちょっと整理していただこうということで、保育にかける子、かけない子の区別をしっかりとして、そしてできるようにということで一たん学校の敷地から切り離しましょうということになったわけです。



◆2番(松畑玄君) 

 幼稚園保育を単年保育から複数年、3年保育に切りかえると聞きましたが、全国的には複数年保育が圧倒的に多いようですが、なぜ新宮市はこれまで長い間単年保育を行ってき、なぜ今になって切りかえるに至ったのか理由を教えてください。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 通常、2年ないし3年保育が通常なんだろうと思いますけども、新宮市の場合は5歳児だけの1年保育でずっと来てます。保護者からの要望等にもやはり2年保育ないし3年保育を希望する方もおられます。よくあるのが、市外から新宮に来られて3歳児の子供さんを連れて教育委員会に来られて、幼稚園入りたいんだということで来られるんですが、新宮市の場合は5歳だけの1年保育しかやっておりませんということでお帰りいただくんですけど、やっぱり3歳児から5歳までの選択肢を広げてあげるということも必要だと思いますので、この3年保育をやらせていただきたいということで教育審議会でもそういう答申になってございます。



◆2番(松畑玄君) 

 ニーズ的にはどうなんですか。都市部では保育園ニーズが高まって保育園は定員オーバーになっているが幼稚園は定員割れしているような施設が多いようですが、新宮市は今後を見通していったとき、これ大丈夫でしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 当然、共稼ぎ世帯もふえてきてますんで、保育園のほうがふえてくるんだろうと思います。ですから、先ほどの学校の再編整備に伴いまして幼稚園も4園から2園に段階的に減らしていきたいなというふうには思っております。



◆2番(松畑玄君) 

 3年保育をするに当たって、今以上に職員の数が必要になったりするようなことはないでしょうか。4園から2園にした場合でも、職員数がふえるようなことはないでしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 先生方の年齢構成がかなり今高くなってるんですけども、それで若い先生も入れていただきたいと思うんですが、幼稚園も数を4園から2園に、2園から1園にということでやった段階で3年保育に切りかえていきたいなと思うんですが、その段階では人数も変わるんじゃないかなというふうに思います。



◆2番(松畑玄君) 

 大丈夫ですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 はい。



◆2番(松畑玄君) 

 2園から1園にまた減らすタイミングというのは、大体何年後ぐらいを想定してやっておられます。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 小学校の統廃合の関係に伴いますんで、恐らく平成23年以降になろうかと思いますけども。



◆2番(松畑玄君) 

 2園から1園に減らす、将来的に。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 以降ですね。



◆2番(松畑玄君) 

 今4園ですよね。4園をまた2園に減らして、2園をやり始めたときにまた1園に減らすというように私とらえたんですけど。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 そうですね。今、先ほど申し上げましたように4園を2園にまずなると思うんですが、これは、先ほど言いましたように蓬莱幼稚園が耐震性ありませんので、今年度というのはちょっと無理だと思いますので来年度以降になると思うんですが、閉園という形になると思います。それと、丹鶴幼稚園が23年度、もしくは24年度で閉園になると思います。それ以降、また1園ということになろうと思います。



◆2番(松畑玄君) 

 3年保育を行う手法とかノウハウというのは大丈夫でしょうか。今まで経験ないことだと思うので。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 そうですね。先生方も経験のない領域に入っていくわけなんですけども、やはり保育園の先生方の力もおかりしながらやっていきたいというふうに思ってますし、当然、研修も積みながら進めていきたいというふうに思います。



◆2番(松畑玄君) 

 三つの学年の保護者がいるとさまざまなニーズが出てくると思います。その中で必ず上がってくると予想される問題は保育時間についての問題です。保育時間は何時から何時まででしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 幼稚園の場合ですけども、一応2時半ぐらいまで今やってございます。食育の関係もありますんで、給食をとってもらって、そして2時半ごろで終わりということにしております。



◆2番(松畑玄君) 

 夕方まで保育してほしいという保護者のニーズが強くなってきた場合にはどうするのでしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 幼稚園は、もうそれ以上の延長保育等は考えてございません。



◆2番(松畑玄君) 

 わかりました。あとは土・日、それで長期、夏休みとか冬休みの間の保育についてはどうなんでしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 夏休みについては若干預かり保育等やってございます。



◆2番(松畑玄君) 

 小学校と全く一緒というわけではないですね。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 はい。



◆2番(松畑玄君) 

 わかりました。そのほかたくさんのニーズが出てくると思います。顕在的なニーズにとらわれず、潜在的なニーズも発掘し、保護者のニーズにこたえ、なるべく行政コストを下げ、サービスを上げることをお願いし、保育所についての質問に移ります。

 新宮市総合計画では公立保育所の再整備を行うとなっていますが、具体的にどのような形で整備されるのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 生駒子育て推進課長。



◎子育て推進課長(生駒明君) 

 保育所の整備につきましては、各幼稚園の園長、保育園の園長、それに学校教育課と子育て推進課で構成する幼稚園・保育所協議会を立ち上げてございます。去年の11月に立ち上げしまして3回の協議を行っております。まだ具体的には決まっておりませんが、その協議会の中でいろいろ今後検討してまいりたいと思います。



◆2番(松畑玄君) 

 どこに予定しているとか新設するとか、今までの施設使うとかというのはどうなんでしょうか。2園を1園にと聞いたんですけど。



◎子育て推進課長(生駒明君) 

 一応計画の中では、2園を1園にということでなってございます。



◆2番(松畑玄君) 

 それ、新設でやられるんでしょうか。



◎子育て推進課長(生駒明君) 

 計画の中では、新しく新設する幼稚園の隣にということになってますが、それもどれがええんかということがありまして、協議会の中で検討しております。



◆2番(松畑玄君) 

 建設費は、大体どれぐらい予定しておられるんでしょうか。



◎子育て推進課長(生駒明君) 

 建設費でございますが、まだ計算いうか、計画は出ておりません。



◆2番(松畑玄君) 

 定員は大体何人ぐらい。



◎子育て推進課長(生駒明君) 

 一応答申の中では140名ということになってたんですけども、この人数はちょっと若干多いんじゃないかいうことで、もう少し少なく、すみません、120でございます。現在、大浜と熊野地で足して140なんですけども、新設は120いうことになってました。それですが、子供が若干減るんじゃないかいうことで新設の一つの保育所の定員はもうちょっと減らしたいなと考えております。



◆2番(松畑玄君) 

 今後の児童の推移というか、現在の児童数と今後10年間の推移というのはわからないでしょうか。



◎子育て推進課長(生駒明君) 

 人口の推移もきっちり出してないんですけども、人口につきましては、総合計画の中で国立社会保障人口問題研究所の調査の結果いうのがありまして、これは平成17年で、全体の人口なんですけども3万3,790人、10年後の27年には3万1,021人になっております。5歳までの人口ということなんですけども、ざっとしか計算できんのですけども、ことしの4月1日の人口が、ゼロ歳から5歳まで1,446人、昨年19年の4月1日が1,515人、これ比較しますと60人少なくて2.55%の減少をしております。10年間いうと、60人で5歳までやったら300ちょっとの影響が出てくるんじゃないかなと思っております。



◆2番(松畑玄君) 

 それだけしか減っていかんということですね。将来的にそれでは民間も公立も含めて保育園は減らさなくて大丈夫ということですか。それだけ、年間2.何%で続く。

     (「一つの年齢で」と呼ぶ者あり)



◆2番(松畑玄君) 

 一つの年齢で。じゃ結構減ってきますね、はい。じゃ将来的に減ってくはずというか、大分減ると思うんですけど、そうなったときに民間にしろ公立にしろ保育園は減らしていかなければなりませんね。



○議長(上田勝之君) 

 浜前福祉事務所長。



◎福祉事務所長(浜前泰弘君) 

 今の答申の中身を説明させていただきましたけども、もう一つ、教育環境検討特別委員会というものがございまして、その中で中間報告が出されておりますけども、この中でははっきりと少子化が進む中、現在の公立保育所5園、私立の保育所7園という数字は適正なのかどうなのか、また民間へお願いしたほうがいいんじゃないのかというふうなことがはっきりと書かれております。

 今、議員さんおっしゃられましたとおりに、全国的に見ましても公立保育所を民間へお願いする、あるいは少子化の影響を受けて児童数が減るのに対応した公立保育所、あるいは私立の保育所の適正な数を検討していくという、ちょうどそういう時期に来ているのではないかというふうに感じております。ちょうど今新宮市教育環境整備計画審議会の答申が出されて、小学校、中学校の統廃合の中で、幼稚園・保育所の見直しもするという時期になっておりますので、幼稚園・保育所の協議会等の中でもその数に関しても今後十分検討していきたいなというふうに考えてます。



◆2番(松畑玄君) 

 私は、公立保育所は民間の保育園に比べてすごく効率が悪いと思っております。民間の保育園では人件費比率が75%を超えると経営が厳しくなると言われています。この人件費比率というのは人件費支出を運営費で割ったものを言い、全国的に65%から75%で運営している保育園が多いです。もし市立保育園を民間保育園に置きかえた場合、経営は成り立っているのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 生駒子育て推進課長。



◎子育て推進課長(生駒明君) 

 公立保育所の運営費については、現在のところ国からの補助金はなしで市の一般財源利用しております。ちょっと公立保育所を民間の保育所に置きかえた場合の運営費、どれぐらいになるんかということはまだちょっと試算できておりません。申しわけございません。



◆2番(松畑玄君) 

 私なりに置きかえてみた場合です。大浜と熊野地、佐野の3保育所を足してみてざっと計算したんですけど、保育単価の合計が1億3,237万8,400円、民間に置きかえるわけですから民間施設給与と改善費加算額、これを10%と仮定した場合の合計が1,288万5,910円、そして主任保育士の専任加算の合計が858万1,960円、事務職員雇い上げ加算の合計が159万2,520円、採暖費の合計が23万660円、これらの合計が1億5,566万9,450円となります。これが民間で言う運営費、収入であります。これを人件費支出、職員24人分の人件費1億8,759万165円で、臨時職員、嘱託職員の賃金合計が4,476万9,376円、人件費を全部足すと2億3,235万9,541円になります。これを収入で割ると人件費比率が149.2%となります。人件費だけでも収入を大幅に超えております。このほか事業費支出、事務費支出、その他の支出を加えると年間1億円以上の赤字になると思いますが、これについてはいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 森市民福祉部長。



◎市民福祉部長(森常夫君) 

 人件費とか経費類につきましては、公立がかかっているということは間違いないと思います。ただ、公立の保育所につきましては、障害児保育を真っ先に、もう始まってから大分になるんですが、障害児保育は一生懸命やっているということがありまして、それと本来の保育所へ来ている子供だけではなく、子育て支援のほうの仕事もしております。例えば、園庭開放は定期的にやったり、これは公立保育所が率先して先にやったんですが、今は民間のほうでも園庭開放はやってくれているところがたくさん出てきております。ほんでまた、園を離れてくろしお公園とか蓬莱公園とか、月に1回なんですが、これもまた保育所へ来てない方、親子で遊びに来てくださいよということもやっていますので、そこら辺は保育所の保育だけではなくて市全体の子育て支援もひっくるめて判断いただきたいと。また障害児保育のほうもひっくるめて判断をいただきたいと、そういうふうに思っております。



◆2番(松畑玄君) 

 障害児保育に対しては民間もやる意識は、大体の保育園に聞いたんですけどほとんどが、聞いたところは全部公立と同じ基準でやれるんであればやりたいという、民間の場合はやりたいけどやれないという、運営費の中で運営していかなければならないので、やれないというのが現状ですわね。



◎市民福祉部長(森常夫君) 

 それもこの間、幼・保の協議会がありまして、3回目やったんですが、私初めて出させてもろたんですが、会議が終わった後なんですが、会議中に言うたらよかったんですがちょっと会議中に言えなんで、会議終わった後、私立の園長さん2人残っていたんで、どうやろうかいうちょっと障害児保育やってもろたら市のほうも補助金いうんか加配いうんか、そんなことも検討したいと思うんですがどうですかいうことを声かけさせてもろたんですよ。これは、その2人の園長さんはこれはちょっと障害児保育を見るのやったら2歳児までだったら見ますが、3歳児は大変ですねいうことがあったんで、ちょっとよう見やんのかなというような感じなんですが、これはまた幼・保の協議会でそれは正式に提案させていただきたいと、そういうふうに思っております。



◆2番(松畑玄君) 

 全国的に見ても、公立保育園の民間委託がふえてきているが、それは財政的にどこの市町村も厳しいからだと思います。現に同じ県内の橋本市では5カ年計画において公立の全保育所を5年以内に民間委託するとのことです。また民間委託に至った理由について問い合わせてみると、財政的なことが理由の一つでした。新宮市は財政的にゆとりがあるのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 橋本市さんと比べて特に財政的にゆとりはあると思ってはおりません。



◆2番(松畑玄君) 

 このような現状なので建設費だけじゃなく、民間に比べて効率悪い経費で今後も市民負担になっていくような保育事業ならばちょっと考え直してほしいと思うんですが、市長の見解をお聞かせください。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 今、幼・保の問題につきましては協議会でいろいろ議論していただいております。我々としては提案をいたしましたですが、この協議会の意思をできるだけ尊重していきたい、その姿勢でおります。そのような協議会の中で結論がどのようになるか、それを我々としては注視いたしてるところでございます。



◆2番(松畑玄君) 

 今回、幼・保の計画に際し、なるべく今ある施設を利用するなど再整備の見直しを含め、施設数は減ったが経費は変わらない、ましてや増加したというようなことがないよう合理的な再整備と運営をお願いし、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後3時58分

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△再開 午後4時08分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。

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△榎本鉄也君



○議長(上田勝之君) 

 4番、榎本議員。



◆4番(榎本鉄也君) (登壇)

 それでは、一般質問をさせていただきます。

 那智勝浦町との合併についてということで今回質問をさせていただきたいと思いますが、私、何事も、何のためということが一番大切であると学生時代に教わりましたんで、その意味で、今回のまず合併問題につきまして、何のためにやるんだということ、すなわちこの那智勝浦町の合併の目的について質問をさせていただきます。

 今回の合併の目的は何かということで、那智勝浦町との合併に係る説明会資料の中にちゃんと明快に書かれてあるんですけども、ちょっと読み上げさせていただきますと「今回の合併は同一生活圏域の一体化による人口5万人都市の実現と共通する歴史的、文化的資源を生かした都市づくりがねらいであり、1次合併時、一つの大きな目的であった国の財政支援を受けることではありません。ただ、条件は厳しいものの、合併後の新市の努力により人員削減や類似施設の統合など行財政の合理化、効率化が進めばそこで発生する財源を新たな投資や事業展開に活用することも可能と言えるでしょう。地方分権の推進や道州制といった近い将来の地方自治のあるべき姿を展望する中で、地域資源を最大限活用したまちづくりによる地域のイメージアップと効率的で実効性のある都市経営を進めることが今回の合併の大きな目的と言えます。」若干長い文章でしたけども、読み上げさせていただきましたけれども、印象は非常に正直言って難しい、理解しにくい、理解しづらいというか内容であると感じております。

 そこでまず質問なんですが、人口5万人都市の実現というふうにうたわれておりますけれども、人口5万人になればどうなるんだということなんですけど、5万人になれば何か都合のいいことがあるのか、3万人ではだめだけれども5万人になればこうなるというような将来ビジョン、または国の優遇施策、このような具体的なものがあるんでしょうか。5万人都市というのは非常に標榜されておりますので、この5万人という数字の根拠といいますか、それを教えていただきたいと思いますが。



○議長(上田勝之君) 

 竹嶋副市長。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 今の自治法上の市の要件としましては、5万人という人口要件だけではないですけども、4項目の市としての要件が5万人ということでございます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 それだけですか。それだけですね。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 それと、具体的に優遇措置があるかということなんですけども、現在行革が進む中で、現在も北山等の介護保険の委託を受けたり近隣との連携をやってくということですから、今後そういうことが起きてくるんじゃないかなと思っておりますし、合併につきましては、最大の行革だと思っておりますし、今までの経過を見ますと、30年代、相当厳しい中でみんな各団体も助け合いながらやってきたということでございまして、新宮市につきましても、31年に高田村と合併した、そして熊野川につきましても、31年に5村が合併して行革を進めてきた、那智勝浦につきましても、30年代にそういう合併をして行革を進めてきたということでございます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 その5万というのはそういう、わかったようなわからんような形ですが、納得してないんですけども、次の質問いきます。

 もう一つ、この中でもう一つ、ちょっと私がどういうふうにとったらいいのかわからない文章があるんですが、「地方分権の推進や道州制といった近い将来の地方自治のあるべき姿を展望する中で、地域資源を最大限に利用したまちづくりによる地域のイメージアップ」と書かれているんですけども、その「近い将来の地方自治のあるべき姿を展望」ということなんですけども、このあるべき姿というのがわかればすぐ答えが出るんですけども、あるべき姿を展望するというんですけども、これ市長にお伺いしようかな、市長はこの「近い将来の地方自治のあるべき姿」というのはどのようなイメージでおられますか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 地方分権の進み具合、道州制は別にいたしまして、ここのところへ来て急ピッチで進んでおります。我々は、いや応なく来年、再来年の法律改正予定されております、それによりましてこの220項目の国からの権限移譲を受けるということがスケジュールに入ってまいりました。そのために来年度、和歌山県の構想の中におきましても、条例で、例えば和歌山県はまだ11しか地方に権限を移譲しておりませんけれども、早いところでは静岡県なんかは80項目ほどの既に権限移譲が行われている、それは条例によって行ったという経過があります。そのような中で、法律でもう即決まってしまうんじゃなく、今からでも権限移譲できるものは県としても十分検討開始したい、そのために意見集約も近くなされる予定です。

 そのような中で、基礎的な自治体として力をやはりつけて、それが新宮市民の、あるいは那智勝浦町民の幸福につながるわけでありますから、この財源基盤を明確にして、なおかつサービスのそういう同一の近隣との違いもそう大きくないわけでありますから、そういうことを市民の方々に対して継続的に、少なくとも今のレベルを落とさないように維持存続させていこうと思えばどうしてもそういう文化を同一にする、あるいは産業、経済の面におきましても同一のものを持つ自治体同士が枠組みを模索して新しいまちを目指すというのは当然の流れだと私自身は思っております。



◆4番(榎本鉄也君) 

 まだ質問を続けますけども、もう一つ、次のこの最後のところなんですが、「効率的で実効性のある都市経営を進める」と、書かれておるんですけども、この「効率的で実効性のある都市経営」というのは、これは具体的にはどういうことなんでしょうか。ちょっとこの文章だけではわかりません。



○議長(上田勝之君) 

 竹嶋副市長。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 当然、財政の継続性を図っていくということが一つの大きなねらいだと思っております。



◆4番(榎本鉄也君) 

 財政の継続性。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 当然、那智勝浦町と新宮市の財政の規模を考えますと、二つ合わせた5万1,000ほどの人口になるわけですけども、財政規模的には海南市等々の、海南は5万6,000ぐらいの人口を持ってますが、それぐらいの財政規模の予算になると思っております。



◆4番(榎本鉄也君) 

 ちょっと質問の意図がちょっと違うというか、僕の質問もちょっとまずいかなと思うんですが、実は先ほど全部読み上げさせていただいたんですけども、正直なところ、「合併の目的」と書かれてあるこの文章は非常に本当に市民が何で合併するんよと言われたときに、この合併の文章を読み上げたら多分ほとんど理解していただけないんじゃないかなというふうに思いますし、私は、さっき言いました「地域資源を最大に利用したまちづくりによる地域のイメージアップ」ということと、それから「効率的で実効性のある都市経営を進める」と、このどちらも勝浦と合併するんだということ、合併するからできるんだということではないと思いますし、要するにはっきり言って、このことはどちらも合併の目的にはなり得ないというふうに思いました。

 それで、「地域の資源を最大限に利用したまちづくりによる地域のイメージアップ」というのは、合併しなくても、現に私たち新宮市は今このことを目指して新宮市の総合計画を立ててスタートを切ったばかりではないんですか。これからやろうとしていることをやりもしない間に次に移るような話のような感じなんです。また「効率的で実効性のある都市経営」とありますけれども、効率的ということは合併即効率的ということは当てはまらない、これはよくわかることだと思うんですね。むしろ逆の場合が多いと思われます。

 このことは本当に1次合併のときにさんざん議論してきた私たちにとっては一番よくわかっていることだと思います。本当に合併して不採算事業とか重複施設をどんどん切っていく、こういうことをやらないと効率ということは合併では生まれてこないです。そして、それと同時に効率化を図っていくと、この作業、切っていくという作業というのはなかなか実行できないというのも現実なんじゃないかなというふうに思います。

 ここの文面の中に「効率的で実効性のある都市経営を進める」という前にこういうふうに書いてあるんですよ。「合併後の新市の努力により人員削減や類似施設の統合など行財政の合理化、効率化が進めば、そこで発生する財源を新たな投資や事業展開に活用することも可能」と書かれていますが、しかし今の1次合併をした新宮市の今の現実を申し上げれば、まず職員の削減、これは劇的な削減はできていないと。また、我が新宮市は熊野川町との合併によって合併特例債で初めてつくったのが雨天練習場でありまして、これは類似施設なんですね、重複施設というか。また今の直近の話でいきますと、勝浦と合併すると言いながら特進プロジェクトはやり遂げると言って文化ホールをつくる計画を立てているわけですよ。これは、勝浦に類似施設がありますが、そこを閉鎖統合できるのか。そういうふうに、そんなふうな意見も出てくるわけですね。そう考えると、ここに書かれている内容は、どうも本当に合併したいのかしたくないのかわからないような内容じゃないかなというふうに思ってしまいます。

 簡単に、1次合併のときと比べたらやはり今回の合併というのはその目的があいまいというか、目玉がないというふうに表現せざるを得ないんです。そしてそれ以上この目的の文章を読んで試行錯誤していくと、本当にこの合併の目的は説明会資料に書かれてあるこのとおりでよろしいんでしょうか。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 人件費を激減させてないということなんですけども、それについては当然勧奨等で職員の削減には努めておりますが、それ以上のことは今のところできませんが、熊野川町との合併につきましても、平成11年に市長が当選したときには、合併の話はなかったわけでございまして、それ以後、本市も熊野川町も12年ごろから相当厳しい財政状況に陥ってきまして、13年から急ピッチで合併に向けての協議が進んだということで。それと旧法につきましては、昭和40年に旧法ができたわけですけども、それを延長しながら平成17年3月をもって失効すると、40年間の特例が失効するということであったわけですけども、国の思いからすると合併が若干進んでないということで5年間の今回の特例ができたわけですけども、そういうことですから、我々としたらそういう効率化を求めて22年3月を目指したいと思っております。



◆4番(榎本鉄也君) 

 私の言いたいことをもう少しはっきりと申し上げましょうか。僕は、正直に申し上げまして、ここに書かれている合併の目的というのは、本音ではないと思うんですね。この文のここに書かれてありますけど、1次合併のとき、これ非常に僕の主観ですから一方的な意見だと思って聞いてください。この文にあえて書かれてありますけども「1次合併時、一つの大きな目的であった国の財政支援を受けることではありません。」、この文の逆が本音ではないんでしょうか。合併推進債という財政支援と5万人都市という、何となく意味ありげな都市基盤の構築、これを合併しさえすればでき上がりですね、それによって今の厳しい財政状況が何とかなっていくんじゃないか、こういう短絡的また安易な合併推進論が何となく見え隠れしているようなふうに自分自身はそういうふうに考えてしまいました。

 私は、それよりむしろ、今はいわゆる平成の合併と言われる1次合併の検証、今私たちがようやく熊野川町とちゃんと合併しました。その検証をしっかり行って、合併という基礎自治体を大きくしていくやり方、これが今日本の国の流れですけども、これは明治以降ずっとそう続いてきてるんですけれども、この合併という基礎自治体、先ほど市長も言われてた基礎自治体を多くしていくやり方が果たして本当に地方にとって、また地方に住む住民にとって有益なものになり得るのか、また地方分権という大きな課題の方向性として本当に正しいものなのかを一度立ちどまってしっかり検証する、この必要があるんじゃないかと、このように私は考えますけども、市長いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 熊野川と合併をなし遂げましたその検証というものは、当然の我々の市民に対して明らかにしていくことだとそのように思っております。そのような中で、何も新しい合併の枠組みは相互に、ただ勝浦は少しちょっと前の推進債のことばかり言っておりますが、そのことじゃなく、推進債だというのはこの旧法による合併に引き比べましたらこれは財源的に強固になるという性質の支援措置ではございません。そのような中で、むしろやはり両市町の財政基盤をもっと強固にして、また今言いましたまだ熊野川町との合併におきまして類似の施設というのはそんなにありませんでした。しかしこの近隣と、それも距離を置いていないそういうまちと、類似施設等のこういう契合というものも当然見直されるでしょう。そういうことによる財政の効率化、また財政基盤もさらに一層強化のある、そういうことの中から将来的にわたって新宮が熊野の中核市として機能してくようなそういうまちづくりに努めたいというのが私の願いであります。



◆4番(榎本鉄也君) 

 私は、我が新宮市も1次合併の旧法の合併特例法のもとでの合併のときには熊野は一つというようなスローガンが市民の中から出てきておりました。大きく市町村合併に対する追い風というか機運というものがありました。しかし、そういう追い風、機運にもかかわらず合併の協議が本格するに伴いまして、本当に市町村合併というそのものに対する反対意見、たくさん出されてまいりました。そして、その激しい議論の中で、そのプロセスを経てその合併しようとした市町村の中から独自の方向性を選択され、自治体が出てきました。そしてその自治体の本当にそれなりの皆さんの理由をもって離脱をされていったわけであります。そして結局最終的には私たちが今ある1市1町の合併がようやくでき上がった。これが現実であります。これが私たち政治の出した答えというか結果なわけなんです。

 この現実をしっかり受けとめれば、新宮市政として今やらねばならないことは、市長もおっしゃいましたけども、この出した結果、これは政治責任でありますが、熊野川町との合併ということをしっかり新宮市の発展と住民の福祉向上につなげるということはもちろんですけれども、やはりこの合併ということに対するさまざまな意見、特にこの際出された反対意見を真摯に受けとめて、この合併後の検証を政治責任としてしっかりやることではないか、まずそれが先決ではないか、これが地方政治の民主主義だと私は思っております。

 話はちょっとずれますけども、前回の6月議会の私のこの合併に対する一番最後の質問の答弁で市長は、一番最後に質問出たものですから何の私の意見もなく終わってしまって、しり切れトンボのようになってしまってたんで、ちょっと取り上げさせていただきますが、このように言われているんです「合併の協議を開始することに立ち至った理由は、我々としてある意味では欲しいと思っておりました。私個人にとりましても、そのチャンスが今芽生えた」、このような答弁をされました。このようにおっしゃられました。この「我々としてある意味欲しいと思っていたそのチャンスが芽生えた」と、この表現は本当に何となく合併というか国とり物語のような感じを受けまして、議事録を読み返してみて若干私としては驚いたんですけども、この「我々、欲しい」というその我々というのは、だれだれなんですか。それと「ある意味欲しいと思っていた」というこの「ある意味」というのは具体的にどういうことを意味されてこの答弁されたのか、市長どうでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この合併の熊野川との合併をなし遂げる前に以前、私は熊野はまさに同一の土壌の中にあって、ともどもにそれぞれ誇りを持ってまちづくりをなし遂げてきた、まさに同じ仲間の皆さん方であると、そういう思いの中から、三重県境を越えまして、また途中離脱されましたですけども、本宮町を含め郡内の町村長となったとともに三重県側の県会議員、和歌山県が県会議員一堂に会しまして、この大構想を熊野は一つにしていくこの機会に、そういうことの中で呼びかけもいたしました。しかしそのときのそれぞれの波長はやはり県境をまたぐという問題でもあるし、当時の合併の特例法は非常に厳しいものがありまして、相互にそれぞれ県民投票をなすと。しかる後に県議会の議決と、こういう枠組みでありましたので、その制度によりまして県境を越えた進出合併ということは制度としてはありましてもまだ1例もないというそういう状況でありました。

 そのような中で、そこらに対する共同の認識というものはいただきましたですけども、しかし実際的な枠組みをめぐっての論議にはならなかったというのがその実態であります。その後、東牟婁郡内の全町村長と議会議員もこのとき入っていただきましたですが、この新宮市内で「どうですか、一緒になりませんか」と、こういう呼びかけもいたしました。しかしそのときには、御承知のとおり、那智勝浦町は太地町との合併を進めておりまして、そのような中で、はっきりとやんわりと「我々としては太地町とまずやらせていただきたい」と、こういう町長の発言がありました。それで、やはりこの流域をせめて熊野川、あるいは本宮、北山、新宮市、この三つが共同歩調を組んで合併協議を積み重ねてこらと、そういうことの中からかつては両4市町村長が集まって新宮市内で何度も会議を重ねました。しかし、いろいろな事情、それはおおよその察しもつくかもわかりませんが、本宮町のほうは新宮市との合併の枠組み、町長は乗り気になってくれておりましたが、議長、議会等はやはり中辺路とのこの311号の道の開通によりまして経済圏というのは田辺の経済圏が少し大きな影響を与えておりましたから、我々としては議会の皆さんの御意思はぜひ田辺市と一緒になりたいということで町長が尋ねてまいりまして、我々としては改めて離脱したいと、こういう申し入れをいただきました。そのような中で、やむを得ず3市町村長の合併協議会、法定協議会を立ち上げたところであります。

 そういう経過の中から、ようやく勝浦がこの隣町同士力を合わせようということで目を向けてくれたということは我々、少なくともこの新宮市組織にとりましては非常にいいチャンスが芽生えたとこのように思って、そのような発言をいたした次第であります。ですから、やはり我々としては来るべき地方分権に備えてしっかりとした基盤を持った財政基盤、あるいは産業の基盤を持った同じまちの組織として再スタートする、そういう機運が醸成されていければ非常にうれしいなという思いの中で、私としては合併の協議を那智勝浦町とさせていただきたく思っているわけでございます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 我々というのは、今のお話ですと首長間というか、近隣の首長間ということを指されているわけですね。その背景にはだけど我々議会やその当時の市民も我々という中に当然入ってくるのではないかなというふうには思いますけども、市長も今言われてましたけれども、1次合併のときは、やはり熊野は一つという合言葉も生まれたように、市民レベルでの、さっきも言いました合併協議というのは大きくあったのが事実なんですよ。そして、市長がおっしゃるところの「ある意味欲しい」ということも市民レベルで私は醸成されていたというかあったと思います。しかし、先ほども述べてまた重複してしまいますけれども、その1次合併は、それはさまざまな議論のプロセスを踏まえた上でやはり市長もおっしゃってられたように独自の選択をされた自治体がそれなりの理由を持って離脱をされて最終的に新宮市と熊野川町のみの合併に至ったわけで、これはこれとして一つの決着を見たわけなんですね。一つの大きな決着なんですね。言うなれば、今はその本当に直後でありまして、市民の皆さんの意識、市民ニーズも恐らくそのときとは根本的に私は変わっていると思います。はっきり言うと、「ある意味欲しい」というのはもう今は市民ニーズではないというふうに私は思っております。私のとらえた範囲では、今は1次合併のときのようなそのような機運というのは弱いように感じられるんですね。逆に、なぜ今合併なのかとの疑問のほうが市民の皆様の間では多いのではないかなという感じを受けとっております。

 ちょっとお聞きしたいんですが、さっき読み上げたこの資料があるんですけど、この説明会、資料ですから説明会をしていったと思うんですね、何件かわからないんですけども。この各種いろんな団体との説明会だと聞いておりますけれども、この説明会の、要するに説明会での御意見というのは大体どのようなものだということで当局は把握、とらえてらっしゃるのかな。



○議長(上田勝之君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 この各種団体との意見交換会というのも幾つかやりました。初めに商工会議所の役員の方々とやりました。その後、総合計画の審議会の委員の皆さんと、それから町内会長連絡協議会の皆さん、それから熊野川町の区長会の皆さん、それから地域振会の皆さん、これは合同でございます、その後、商工会議所の青年部との皆さんとの意見交換会をしたところでございます。

 その中で、当然さまざまな団体でございますので、さまざまな意見が出ました。それにつきまして、どういうふうな意見が出たかというのを私のほうから。これにつきましては、商工会議所の役員の皆さんからはそんなに多くの意見は出ませんでしたが、中で特筆すべき事項は、やはり市の名称とかあるいは庁舎の位置、これはこういったものが変わるんであれば問題化するだろうけれども、市民はその辺のところは余り思っていないだろうからねというその話の中で、ただそういった重要な項目については法定協の立ち上げまでにやっぱり決めておく必要があるんじゃないだろうかというのが1点と、もう一点は、先ほどもちょっと類似施設の関係が出ましたけれども、やはり類似施設の統廃合という面において文化ホール、その辺のところでは議論が出るだろうねという、そういう話がございました。



◆4番(榎本鉄也君) 

 芝課長、すみません。いや、もっと簡単で結構です。どうなんかなと。僕は、私がとらえた限りでは、市民の今の機運というのは時期尚早じゃないかというか、時期尚早というか合併、何で合併なのという疑問のほうが多かったということなんですが、説明会のほうでは、いきなり各論の文化ホールがどうたらこたらという話にはならなかったと思うんですが、まずその各種団体が那智勝浦町との合併に対してどのような意見を持たれてるのか、どのように、当局のとらえ方で結構ですよ、別にその、うん。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 ざっくり言えば、合併については大きな反対はございませんでした。ただ、合併についてはじっくりとやっていくべきではないかと。一言、二言で言えばそういうところが一つの印象として残ってございます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 ちょっと質問の内容を変えさせてもらいます。私は6月議会で述べさせていただきましたけれども、本当に市長はこういうふうに表現させてもらったんですけど、新宮市をどのようにしようとしてんのか、新宮市の将来的ビジョンをどう描いておられるのかが非常にわかりにくいんだと。恐らく市民の皆さんも、今回この合併の打ち出しによって同じような疑問を抱かれているのではないかなというふうに思うんです。それは1次合併で熊野川町と合併が成立して、この枠組み、このエリアでの新しいまちづくりがいよいよ始まり、その基本構想の中にも将来人口は3万1,000人を上回るものとすると明確な目標値も定めて、また庁舎建設やその位置までも示して、それを市民の皆さんに発表したばかりのときに突然那智勝浦町との合併を進めて5万人都市にするということなんですね。3万1,000人から5万人になるんだからという話ではなくて、人口減少というのは行政の重要課題でそれは絶対に歯どめをかけなければいけない課題なんですが、しかしそれと合併による5万人都市の実現ということは根本的に意味が違うというふうに思います。

 これを僕は政策変更だと思うんです。まちづくりの政策を根本から変更するということではないか。前回の私の質問で市長はかたくなに特進プロジェクトは絶対やっていくという答弁をされておりましたけれども、私は特進プロジェクトをやるやらないの話ではなくて、この那智勝浦町との合併ということは明らかに今の佐藤市政の大きな政策転換、方向転換だと指摘したわけだったんですが、そうではないんですか市長。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 政策転換とあなたがとらまえるんであれば、確かに選挙を通じて合併を呼びかけたわけではありません。そのときの状況はそうではありませんでした。しかし、1期目の旧市を担当させてもらっておりましたときにも、この合併の問題は竹嶋副市長がおっしゃったように年度途中の中から急に浮上してきた問題であります。それ以前からその予感はありましたですが、今回もまさにそのとおりです。そのような中で、我々としては何も熊野川町と新宮市が合併してその町の構成そのもの、人口とかあるいは産業とかそういうものが不満ということでは決してありませんですよ。ですけれども、この特進プロジェクトの推進等は当然のことながら合併するしないにかかわらず、新宮市として整理しなければならない、そういう重要な課題だとそのように受けとめております。そのような意味合いの中で、我々としては少し人口が凋落している中からこれは将来に向かって無駄を省く、あるいはそういう中から逆に環境を整え、教育環境を整えていく、そういう整備に向けた取り組みをしていかなければならないということを、そういうことで申し上げたわけであります。

 そのような中で、この新しい合併の問題につきましては、慎重な姿勢は私も崩しておりません。ですから、これからもこの9月いっぱい、また10月の初めにかけまして住民の意見を賜るための懇談会、説明会等も行っていくつもりであります。

 また場合によりましては、この合併協議会をもし決断いたしたときには、その合併意向調査もこれは必ず実施しなければならないと、このように思っているところです。これは、市民の意思を最大限尊重して我々としては取り組んでいく、何もひとりよがりで言っているわけでは決してございません。そのような地方の分権化の流れ等将来を見通した中からここはよいチャンスを芽生え、そのチャンスを物にしてさらに強いまちづくりに取り組んでまいりたいと、そういう決意でございます。政策転換をいたしたものでは決してございません。



◆4番(榎本鉄也君) 

 私は、市長、その方向転換、政策転換が悪いぞと言ってるわけではないし、そういうことは私は考えておりません。ある意味政策転換を必要なときは政策転換をしなきゃいけないと思うんです。しかし、合併という方向を選択するのであれば、今まで積み上げてきた議論や施策策については一たんゼロから議論して積み上げ直さなければ私は成就をしないと、これはごくごく当たり前の話じゃないか、これはどうもそう思うんですね。

 また6月議会の話を持ち上げますけれども、森部長が6月議会で大変わかりやすいすばらしい答弁されていたんです。そのときも言いましたけども、紹介しますと「合併するということは新宮市も熊野川町もなくなって新たな市ができるということです。市に必要なことはすべて整理せないけないということです」と、こういうふうに答弁されてるんですよ。合併ということは新宮市が一たんなくなるんですよ。勝浦もそうなんです。そして全く新しい市をそこから積み上げて誕生させるわけですから、先ほども言いましたけれどもゼロから積み上げる作業をしなければならない、これが基本ラインといいますか普通の考え方なんです。だから物理的には大変な労働が必要ですし、当然合併の議論が本格化すれば絶対的に総合計画や特進プロジェクトの両立ということは僕は不可能というか考えられない話だとこのように思います。

 ところで、市長はこの合併を法期限内の22年3月までとおっしゃっておるわけですけども、先ほど若干触れられてますけども、そのスケジュールでいくと近々法定協議会というのが立ち上げなきゃいけないではないかというふうに思うんですが、この法定協議会ということについてはどのようにお考えになっていますか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 目指していく取り組みの中では、少なくとも年内には法定協議会は立ち上げなければなりません。それは那智勝浦町が希望する今の新法の期限内におきまして合併をなし遂げたいという意思にこたえていく唯一の方法であります。しかし、まずどういう問題が難しい問題としてあるのか、それはこれからの両市町の協議ということが開始されなければなりません。そのために、まず行政が少なくとも主体性を持って、我々は行政同士、綿密な打ち合わせ、また計画を進めてまいりたい、またそのための調査を行ってまいりたい、そのように思っているところです。

 そのような中で、くどく申し上げますが、合併の協議を本格的に法定協議会を組むか組まないか、その意思はやっぱり市民に対して問うべきだとこのように思っております。それは必ず私はその是非について皆さん方に呼びかけて、そのような意向調査も実施するということをお約束申し上げたい、かように思っております。



◆4番(榎本鉄也君) 

 法定協議会がやはり始まったら特進プロジェクトと同時に実施していくことは私はもうできないと断言できるんじゃないかなと思います。



◎市長(佐藤春陽君) 

 しきりに特進プロジェクトの心配をなさってくださいますが、我々は政策調整をこれからそれぞれ綿密に、那智勝浦町は那智勝浦町の今の進行、また新宮市は新宮市の進行をそごないように新しい計画の中に再度盛り込むということになろうかとそのように思っております。そのような互いのこれまで生成してきた自治体の意思を尊重しないようなそういう合併はしたくありません。ですから、この特進プロジェクトは、何度も繰り返しますが、そごなく我々としてはぜひ実行に移してまいりたい、かように思っている次第です。



◆4番(榎本鉄也君) 

 この間、8月20日にお隣の熊野市へ御浜町が申し入れたは合併に対して回答を出しておりましたけども、市長もそれはもうごらんになってると思うんですよね。熊野市の市長はその回答、読まれて市長もわかってらっしゃると思うんですけど、このように言われておるんですけど、「新市として2年10カ月間新しいまちづくりを進めてまいりました。本年度は市民の皆さんのお考えをお聞きしながら平成19年度に策定した第一次熊野市総合計画の初年度として計画を実施するためのスタートを切ったばかりであります」、これは新宮市も言えますよね。それからこのように言われてます「合併の時期と方法は白紙でありますが、仮に時期を平成22年3月までとすると、多数の協議項目を同じ立場でゼロベースから協議していくには多大なエネルギーが必要になるなど、時期的には相当逼迫した状況にあると思われます」と。このように熊野市長は書いております。

 これは最も理解できる、大変ノーマルな話だと思います。私はこれが普通であると。これが普通であるという言い方、すみません、ちょっと表現力が悪いものでそういう形しか言えませんけども。違いますかね。熊野市と御浜町との合併はこの8月2日のその回答以来、どのような経緯を踏まえるというか、どこか把握してませんか、当局。



○議長(上田勝之君) 

 質問中ですが、あらかじめ会議時間を延長いたします。



◆4番(榎本鉄也君) 

 知ってませんか。どうなってますかね。



○議長(上田勝之君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 その後の熊野市と御浜町の動きといいましょうか、それについては把握はしてございません。



◆4番(榎本鉄也君) 

 わかりました。ちょっと僕は新聞のちょっと切り抜きで見たんですけども、勉強会から始めようという結論に至ってるようなことが書かれておりました。

 ここまでいろいろ述べてきましたが、5時になってきましたが、どの角度から考えましても今度の那智勝浦町との合併につきましては、もう少し慎重に事を運ぶべきではないかなというふうに思います。法期限内の合併ということに固執して今法定協議会を立ち上げたら、法定協は合併の是非を議論する場ではありませんので、まさに合併ありきという議論となり、決着しづらい問題を先送りしてしまいかねないと私は危惧をいたします。

 それと、また熊野市長のその回答書の内容を引用させてもらいますけども、熊野市長はこういうふうにも書いてました。「合併新法が平成22年3月までの合併に対して措置している財政的特典は、合併旧法に比べ決して大きなものではないこともあり、当市としてはやはり互いの財政状況について十分な話し合いの中で互いに納得のできる財政状況への改善方法や時期についても意見を共有すべきと考えております」。まことにまことにそのとおりだと思います。合併すれば財布は一つであります。

 最初に述べましたが、合併推進債で何とかなるというような、もしそういう安易な見通しでこの合併を進めるとしたら大変な誤りであるということはだれもがわかっていることだと思います。那智勝浦の財政状況がどんなものか、そんなことは私には全くわかりませんが、わかることは、もし仮に那智勝浦町の財政が極めて深刻な状況だとしても、今の新宮市にそれを助けられるほどの財政的余裕などないはずであります。まして我が市は旧法の合併特例債で大きなまちづくりと学校再編の計画あり、いよいよこれからその建設を始めようというところです。旧法の特例債よりもっと多額の一般財源を伴う今度の推進債では、もし事業を始めるならば一般財源の確保は大変難しい状況になるのではないかというふうに思います。本当に一つ一つ問題を互いに十分協議した上で着実に、また確実に詰めていかなければ、合併による共倒れという事態になりかねないのではないかなというふうに危惧をいたします。

 最後に、大変唐突な質問で申しわけないんですけども、市長は来年の市長選には出馬されるのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 任期もあと1年になってまいりました。そのような中で、合併の協議がこれから、いわゆる提案もさせてもらいましたように始まろうとしております。また、議員が何度も言及されますいわゆる長期計画の基本計画の第1段階、特に特進プロジェクトにつきましては着手したばかりです。この推移を十分私としては判断し、また自分自身だけではありません、これまで支えてくださった後援会の皆さんの御意見もあろうかとそのように思っております。そこらと十分相談をして、決断をするべきときには決断もいたしてまいりたい、かように思っております。ただいまは、まだその時期の問題についてまで言及する時期ではないと、タイミングではないとかように思っている次第です。



◆4番(榎本鉄也君) 

 こんな質問してしまったのは、今回の合併は、先ほども述べましたが、1次合併のときとは違いまして市民からの機運というか後押しがなくて、民意というバックボーンがまだできていない、これは先ほどの朝の大西議員も言われておりましたけれども、合併の是非についての民意を問う方法の一つに住民投票というのがありますが、今回の合併、わざわざ住民投票をしなくても来年秋、9月、10月には両市町の首長選がございます。絶対に合併だということであるなら、この選挙を通して民意を問うていただきたいと。合併ということはそれだけ重い政治責任とそして覚悟を持ってやらねばならない一大事業だと私は考えます。そのことを申し上げさせていただきまして、一般質問を終わります。

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△延会の宣告



○議長(上田勝之君) 

 お諮りいたします。

 本日は、この程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。

 あすは午前10時から会議を開きます。

 本日は、お疲れさまでした。



△延会 午後5時01分