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和歌山県 新宮市

平成20年  6月 定例会 06月18日−04号




平成20年  6月 定例会 − 06月18日−04号










平成20年  6月 定例会



          平成20年6月新宮市議会定例会会議録

            第4日(平成20年6月18日)

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議員定数19名、現在員19名、出席議員19名、氏名は次のとおり。

         1番  木戸地郁生君

         2番  松畑 玄君

         3番  久保智敬君

         4番  榎本鉄也君

         5番  福田 讓君

         6番  田花 操君

         7番  東 賀代子君

         8番  杉原弘規君

         9番  東原伸也君

        10番  上田勝之君

        11番  三栗章史君

        12番  松本哲也君

        13番  前田賢一君

        14番  奥田 勲君

        15番  松本光生君

        16番  辻本 宏君

        17番  屋敷満雄君

        18番  前田 治君

        19番  大西 強君

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欠席議員 なし。

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議事日程 平成20年6月18日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(7)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(7)から(10)まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

          市長                  佐藤春陽君

          副市長                 竹嶋秀雄君

          まちづくり政策部

          部長                  川嶋 潤君

          次長兼企画調整課長           芝 悦男君

          参事(港湾関係及び土地開発公社担当)  向井 隆君

          商工観光課長              北畑直也君

          総務部

          部長                  小山壽行君

          次長兼総務課長             丸山修市君

          参事                  坂本憲男君

          秘書課長                鈴木俊朗君

          財政課長                上路拓司君

          防災対策課長              浜口恭行君

          市民福祉部

          部長                  森 常夫君

          福祉事務所長              浜前泰弘君

          市民窓口課長              萩原 智君

          生活環境課長              嶋田喜久一郎君

          子育て推進課長             生駒 明君

          保健センター長             更家嘉重君

          建設農林部

          部長                  前田道春君

          次長兼農林水産課長           倉家 博君

          次長兼都市建設課長           中畑孝一君

          参事(建設農林政策担当)兼農業委員会事務局長

                              馳平忠男君

          管理課長                西  寛君

          熊野川行政局

          局長                  平 俊孝君

          住民生活課長              東 康夫君

          医療センター

          事務長                 杉山泰生君

          次長兼庶務課長             上野山巳喜彦君

          医療業務課長              辻 篤樹君

          水道事業所

          所長                  山野上光治君

          消防本部

          消防長                 大石 明君

          次長兼消防署長             辻坂雅則君

          教育委員会

          教育長                 大江清一君

          次長                  楠本秀一君

          参事(文化複合施設担当)        中岡保仁君

          学校教育課長              平見善宣君

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本会議の事務局職員

          局長                  鈴木 秀

          次長                  和田 隆

          次長補佐                平見仁郎

          次長補佐兼議事調査係長         赤松勇人

          庶務係長                北 光子

            第4日(平成20年6月18日)

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△開議 午前10時01分



△開議の宣告



○議長(上田勝之君) 

 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は17名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

 日程に入ります前に御報告いたします。4番、榎本議員、15番、松本光生議員、所用のため遅刻の届け出がありましたので、御報告いたします。

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△日程1 一般質問



○議長(上田勝之君) 

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表の番号7番から順次発言を許可いたします。

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△杉原弘規君



○議長(上田勝之君) 

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 おはようございます。それでは一般質問を行いたいと思います。よろしくお願いします。

 私の一般質問の最初の課題は、総合計画と市財政についてという課題であります。

 それは、総合計画が発表されて、それで3月議会で全体の方向が決められた、そういう状況の中で、総合計画そのものは莫大な計画だとこういうふうに私は思っています。そういう中で、この総合計画と長期借入金、今までに借り入れている、返済をしていかなければならないそういう長期借入金とのかかわり合い、これが非常に私は気にするところであります。これから市民負担にどう影響してくるのか、こういう立場から見て少し心配する内容を感じております。そういう点で総合計画と市財政についてのかかわり合いを求めていきたいと、こういうふうに思います。

 今現在の市の財政状況というのは、平成18年の決算に基づいて明らかにされている借入金の状況であります。もう既に平成19年度の分は決算ができているというふうに聞いております。しかし12月議会で承認されないと公表できないという面もありますので、私は平成18年3月末現在の長期借入金について少し皆さんに紹介をしておきたいと、こういうふうに思います。

 今、新宮市の長期の借入金、一般会計で171億円、端数は省きます。病院会計で97億円、水道会計で31億、これで301億円の長期借入金になります。さらに、土地開発公社の借入金が56億、簡易水道9億、駐車場の借入金が1億、合わせて368億円もの長期の借入金があります。長期借入金が現在これだけある中で、市民1人当たりにすると、平成18年度のかかわり合いで見ると109万円の借金となります。

 そこで、平成18年度のこれらの借入金に対する償還額が一般会計、企業会計など全体で29億4,300万円、さらにこれに加えて土地開発公社の償還分24億6,800万円を加えると、平成18年度で54億円を超える、そういう金額になっているわけであります。

 そこでお聞きしたいわけですが、この今私が述べた長期の借入金、これに対する償還計画というのはどのようになっているのか、具体的にお聞きしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 まず、一般会計で申しますと、件数的には500件余りの起債の借り入れを行っております。それで、それぞれの起債について年度ごとに計画を立てているわけなんですけれども、18年度借り入れ分の償還について申し上げますと、それぞれの年度ごとに額は違いますけれども、最終年度は平成38年度までの償還ということになろうかと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 この普通会計の部分177億円の借入残額を償還するのにこれから何年かかりますか。38年ですから18年でよろしいんですか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 はい、そのとおりです。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、私は、これからの市の財政が非常に気になりますので、財政計画の計画表というんですか、それをつくって見せていただきたい、提出していただきたいというふうに思うんですが、していただけませんか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 昨日提出させていただきました普通会計の財政シミュレーションの中に今後10年間の償還計画も立てておりますので、それでよろしいかと思うんですが。どうでしょうか。



◆8番(杉原弘規君) 

 それは10年間ですよね。18年間、いわゆる償還が終わる、そういうところまでのやつの計画表、それは提出していただけませんか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 現在借り入れをしているものの償還計画はすぐにできますが、今後借り入れる部分が未確定ですので、余り精度の高いシミュレーションはできないと思いますが。



◆8番(杉原弘規君) 

 いわゆる精度は高くなくても、おおよその償還計画の年度ごとのやつは出していただけますね。



○議長(上田勝之君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 20年先といいますと非常に超長期ということになりますので、現在、総合計画が10年計画ということで、財政としても一応10年スパンでの計画を持っております。20年ということになりますと19年先の借入予測まで必要になりますので、そこまで予測するのはちょっと現実的ではないかなと思っております。現在把握しているのは、10年先の借り入れを予測した形での償還見込みは一応予測としては持ってございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、10年間というのが一番ベターなのかもわかりません。しかし、新宮市の将来を展望するときに、やはり最終年度を見越したそういう計画を述べられる以上、それなりの計画を提出する。市民に明らかにすると、こういうことが大事ではないかと、こういう立場からお願いをしています。そういう点で、私はでき得る限りの資料を提出していただきたいと。10年間の分はいただいています。さらにそれ以後の見通しがどうなっているのか、こういうところまで私は市民に明らかにする必要があるというふうに考えていますので、よろしくお願いをしておきたい。これは、普通会計だけではなくて企業会計もそうであります。

 さらには、土地開発公社の56億5,800万円の借入金の償還、この点についても今述べたような長期の返済計画がどうなっているのか、ぜひこの点についてもお願いしたいと思うんですが、土地開発公社の件についてはいかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 向井まちづくり政策部参事。



◎まちづくり政策部参事[港湾関係及び土地開発公社担当](向井隆君) 

 公社の借入金につきましては、現在56億5,800万円ということになっております。それで、今二期の造成が一応もう埋め立てが終わりまして、これが平成25年をめどに販売を終えていくというふうにしております。それで、後はこれまでの銀行から借り入れているものに対する借りかえをしながらそれを減らしていきたいというふうに思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 普通会計、企業会計はそれなりに回転をしていきます。払ってまた入り、そういう形で回転するという点がありますから、まだしも見通しとしては大変な状況だというふうには思います。しかし、土地開発公社の56億5,800万円の借入金を償還するためにはかなりの計画が要ると思います。今も言われました。さらにこの工事が完成した分について上乗せされる、プラスされていく、そういう点ではまだふえるというふうに私は理解するわけです。したがって、これは第二期工の土地が売れて初めて償還が成り立つ。これは将来的に見てかなり長期な借金返済をせざるを得ない、こういう状況になるかと思います。この点について、この長期借入金の返済の見通しというのはどのような見通しをしているか、当局のお考えを述べていただきたいと思います。



◎まちづくり政策部参事[港湾関係及び土地開発公社担当](向井隆君) 

 先ほども述べましたけれども、その土地に関しましては借り入れをして造成をしてやっていますので、この土地が売れないというふうになりますと、利息の返済をしていかなくてはならないというふうになっておりますので、極力この販売に力を入れてやっていきたいと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 そこで私は、この土地の問題について、神倉の用地、これが処分されたと。この3月議会の予算でそれが処分されるということになりました。神倉の用地は377坪で坪当たり22万8,000円、ところが新宮駅の西側用地の単価は622坪で5億2,700万円、坪当たり84万8,000円、こうなっています。新宮港の土地開発の第二期工の土地について、今、参事が述べられましたが、利息を払い続けていくということになれば、これは新宮駅の西側用地と全く同じような状況がつくられるのではないかと、こういうふうに心配をします。その点についてはいかがですか。



◎まちづくり政策部参事[港湾関係及び土地開発公社担当](向井隆君) 

 公社の場合、港の用地につきましては目的そのものがそういう企業を誘致して雇用を創出していくというような形になっていますので、また、先ほど言われた春日の団地についての、またあるいは工事をした残りの団地とは別にありますので、それとは性格が若干違うんかなと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 若干違うでしょう。しかし基本的には変わらない、こういうふうに私は思います。それで私は、このように長期の借入金、普通会計、企業会計、あるいは土地開発公社をすべて合わせて今現在368億円あります。普通会計、企業会計については循環型になりますから、大きな被害ということにはならないかもわかりませんけれども、その上でもかなり新宮市の借金が膨らんでいく、徐々にでも膨らんでいく、こういうふうに私は解釈しています。それに、土地開発公社の問題は今言われたようにかなりの長期の返済になる、利息を返済していかざるを得ない、こういう問題が生じてきます。これが、長期借入金の返済と今行われている総合計画、これから行われるわけですが、この総合計画について見るとかなり膨大な計画になっていると。これは資料で出されているわけですけれども、このスケジュール表がありますね。これは今年度から26年度までの7年間で丹鶴、千穂を統合して新築する。蓬莱、王子、それから文化ホール、新しい庁舎、こういった整備事業がかなり多く計画されています。

 そこでお聞きしたいわけですが、平成21年から22年度で千穂と丹鶴小学校整備に関する財政計画ですが、これはこの間いただいた資料に基づいて見ると17億4,300万円の総事業費になっています。これで合併特例債で7億4,710万円を使うことになっています。そこでお聞きしたいわけですが、合併特例債は縁故債で民間の銀行から借り入れるわけですが、これはどういう条件で借りることになりますか。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 おっしゃるように合併特例債は民間金融機関からの借り入れを予定しております。償還につきましては15年の2年据え置きを予定してございます。元金均等払いの試算をしてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 15年払い、2年間据え置きになるんですね。それで15年払い、こういうことでよろしいですか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 はい、結構です。



◆8番(杉原弘規君) 

 このように、蓬莱と王子小学校の整備、それから図書館、文化ホール、熊野学センターの整備、それから新市庁舎の整備という形で合併特例債がかなり使われます。これはやはり民間の銀行で縁故債として借りるわけですけれども、かなりの数の銀行さんで借りるんですか、それとも一つの銀行で借りるんですか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 現在でも縁故債を利用した起債はいろいろあるわけなんですけれども、基本的には市内に本支店のある金融機関に対して見積もりを出していただいて、その中の一番利率の安い金融機関さんと契約させていただくというのが基本でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 これはやっぱり入札みたいな格好になるんですか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 見積もり合わせのような格好でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 土木事業とか建設事業で言う入札、落札、こういう形に初めて聞こえるんですが、そういうふうに理解したらよろしいんですか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 はい、そういうふうなやり方をとっております。



◆8番(杉原弘規君) 

 これは、私は初めて知りました。

 このように、今度のこの事業費というのは合併特例債だけで115億510万円、こういう全体でそれだけの合併特例債を使うということで理解してよろしいでしょうか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 違います。議員さんおっしゃった115億というのは総事業費でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 ああそうか。73億円ですね、合併特例債で。



◎財政課長(上路拓司君) 

 地方債につきましては、その右側の数字、60億4,500万という数字が特例債の小計となってございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 なるほど。ここが難しいところなんですが、この合併特例債の枠の中に記録されていないもんで、私は非常に理解に苦しみました。やはり合併特例債の償還年度、事業を起こしていく、それから償還していく、そういう年度のところに記録されていないのはどうも不可解な感じがするんですが、それは例えば千穂、丹鶴小学校の統合事業、これは上段の事業費のところでは20年、21年、22年度となっています。しかし合併特例債の枠の中にはその記録がされていませんが、これはどういうわけですか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 見にくい表で申しわけございません。この表は事業費の小計を記載した表でございます。それで、例えば千穂、丹鶴小学校の統合事業でいいますと、平成21年度の事業費7億円の中に学校教育施設の整備事業債であったり合併特例債であったり国庫補助金であったりの数値が入ってございます。その小計が21年度でしたら7億円というような記載の仕方をしてございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 ですから、私の言っているのは、千穂、丹鶴の統合事業費、これは総額で17億4,300万円、それは地方債で4億50万円、特定財源で4億9,500万円、一般財源で6,040万円、こうなります。それだけでは17億4,300万円に達しないので、合併特例債として7億4,710万円が使えます。そうすると、合併特例債で使う以上、合併特例債のこの枠の中に記録が残らないかんというふうに私は理解しています。したがって、これはこの合併特例債の中に数字が入らないということで、私は非常に苦しみました。どうして合併特例債を借りるにもかかわらず合併特例債のこの枠の中に記録されないのか、ですから合併特例債はどこから始まってどうなるのかというのが非常に理解に苦しみました。この点は記録としては見にくいと思いますが、もっとわかりやすくするということにはならないんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 竹嶋副市長。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 合併特例債7億4,710万というようなことで下段のほうへしておりますが、地方債と一般義務教育施設の起債と二つになるわけですけれども、地方債のところを分けて、年度も分ければそういう数字の表示の仕方になるんですけれども、今回の場合は総額を記載させていただきましたので、これの内訳については基礎数値は持っておりますので、後ほど説明はさせていただきます。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひ、平たく言えばだれが見ても理解しやすいような形にしないと、私、これ見たときに、非常に何で合併特例債を使うのに合併特例債の枠の中に使う金額が記録されてこないというところに疑問を持ちました。そういう点を述べておきたいと思います。

 そこで私は、この合併特例債を使って事業を起こす。これは大変有利な部分もあるわけですが、合併特例債、今、総合計画のこの事業、膨大な事業なんですが、この事業を起こしていく、達成していくためには合併特例債を使います。合併特例債は、全体の特例債の5%を新宮市がもう既に一般会計から負担しなければなりません。その残りの95%に70%、いわゆる合併特例債として政府、国からの交付金ですか、そういう形で戻ってくる。したがって、実際は30%、3割が新宮市の負担だというふうに言いますが、3割以上の負担になるということをまず述べておきたい。

 この合併特例債で事業を起こすわけですが、全体で今のところ七十数億円だったと思います。しかし、残りの三十数%は新宮市民が負担せざるを得ません。そういう点について、やはり先ほど述べたように、長期の借り入れというと、これから新しく総合計画を進められていく、その返済期限が15年間だと言われました。2年間据え置きで13年、こういう計画だと言われています。当初私が述べたように、平成18年度の返済は土地開発公社の返還分も含めて54億余りがあります。それに、これから起こす総合計画の中で3割負担する部分が実質的にはこの記録の表の中に書かれています。例えば、18年度の償還がこのまま今年度があったとして、僕は19年度はわかりませんから、大体54億円ですか、長期の借入金を返済するということになっています。それに今度新しく計画されるいわゆる3割の負担分、三十数%の新宮市の負担分を合わせて、かなり今度は返済金がふえてくると思います。それは、例えば平成19年度ではどの程度の償還額になりますか。言っているのは、ちょっと私も難しいんですが、長期の借入金で54億ありますよと。それから、これから先、この長期の借入金は返済していかざるを得ない。それに総合計画で起こすいわゆる返還していく分、これは三十数%を新宮市民が負担をすると、こうなります。そうなると、それを合わせてかなりの金額になってくると思いますね。その点はいかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 昨日配布させていただきました普通会計の財政シミュレーションの一番下のところに公債費の状況という表をつくってございます。これは普通会計の中の今後の公債費の償還計画を記載したものでございますので、当然、合併特例債だけではなく、平成18年度に償還が残っておりました百七十数億円の分も含めた償還の計画となってございます。ですから、この金額が今後、公債費として支出していく予定の金額でございます。

 ただし、この中にはいわゆる水道、病院、土地開発公社の分は含んではございません。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうだと思います。私、新宮市の財政がこれだけ大きな総合計画を実施していくその一方で、今言ったように新宮市民の負担もかなりふえてくるというこの現実があります。したがって、長期の借入金と総合計画に基づく返済金、実質上の返済金ですね。どこで一番ピークになる年度になりますか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 このシミュレーションで見ていただいたらわかるわけなんですけれども、一番のピークは平成28年度の24億2,500万円が償還のピークと今のところ想定してございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そのようになると思います。私もこれを一つ一つの事業ごとに図をつくってみました。そうすると、平成28年度、ここが一番のピークになります。その後は横ばいになりますか、それとも下がりますか。



◎財政課長(上路拓司君) 

 そこから減少傾向になります。



◆8番(杉原弘規君) 

 その減少傾向になる理由というんですか、内訳というんですか、お金のことですから非常に難しいんですよ。わかりやすく言えばどういうことになりますか。減少傾向になると。



○議長(上田勝之君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 先日出させていただいた資料の中で、事業のピークが24年になってございます。現在の総合計画の中では、このあたりに複合施設あるいは庁舎、そういったものがピークを迎えるということで、24年の事業費が41億7,000万円という形になります。それ以降、事業費が減少してまいりまして、あわせてその財源とします地方債等の借り入れが少なくなりますから、最終的に今の予測では、28年度がピークで、それ以降に減少するということになります。

 それと、償還の形ですけれども、過去に借り入れた分については、これからの見込みの中では昨年末の借り入れが20億程度元利償還で出てきますけれども、これが10年後には20億ではなくて半分ぐらいになります。それは、20年前に借りたのが1年たってなくなってしまうと、そういうことを繰り返しますので、過去に借り入れた分だけで見ますと10年後にはほぼ半分になってしまうと。そこへ今後の借入見込みを加算した中での試算を行っているということで、このシミュレーションを行っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、公債費について、公債費の状況、公債費の地方交付税の算入分を引いて実質返済分を今出しているやつが述べられました。そうすると、これは長期借入金と新しく起こした総合計画に基づく特例債の実質返済分、これとは、15年間ですが、最終的に終わるのは何年になりますか、一番最後のやつで。最後の事業は何でしたか。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 特進プロジェクトで申し上げますと、学校教育の事業には学校教育施設の整備事業債を使わせていただきます。これについては25年償還になりますので、これの最終年度も考えますと平成49年になろうかと思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 そこで、もう1点ちょっと聞いておきたいんですが、例えば一つの例ですが、千穂と丹鶴の事業、これに補助金が出ますね。いわゆる文部省からの補助金が出ると思うんですが、これについてどの程度出るんですか。補助金出るんですか、出ないんですか、これ。



◎財政課長(上路拓司君) 

 概数で申し上げましたら基準事業費の55%と承知してございますが。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、その補助金の金額はどこに出ていますか。これは合算しているんですか、この中に。



◎財政課長(上路拓司君) 

 このシミュレーションの表では、右側の平成20年から29年度の事業費のところだけが財源内訳を入れてございます。その中で特定財源という記載がございますが、ここには国・県の補助金と、あと基金を活用して事業を行うことも予定してございますので、その金額との合計を記載してございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、例えば丹鶴、千穂の特例債のところにある7億4,710万円、これは特例債で使うことになっていて、補助金とかそういう給付金ですか、これのところがよくわからないですね。

     (「特定財源」と呼ぶ者あり)



◆8番(杉原弘規君) 

 特定財源、わかりました。そうすると、学校のやつで特定財源で入ってくるこの数字というのは4億9,500万円、こういうことでよろしいんですね。



◎財政課長(上路拓司君) 

 はい、そのとおりでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そこで、総合計画の中で学校の建てかえ、改築、文化ホール、庁舎移転建設等々の計画がかなり先行しています。そこで私は、この総合計画の中に高齢者向けの施設は見受けられない。学校、庁舎、総合会館ですね、総合施設、そういうものはありますが、高齢者向けの施設がどうしてこの計画の中に入っていないのか、ちょっと教えていただきたい。



○議長(上田勝之君) 

 芝まちづくり政策部次長兼企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 なぜ高齢者向けが入っていないかといいますと、その策定時点におきましてはそういった高齢者向けの住宅というものは考えていなかったということでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 今ある施設を利用していただく、こういうことがよく言われるわけです。私は、高齢者が住みやすいまちづくり、こういうものがこれからの高齢化社会になっていく中で非常に大事ではないか、こういうふうに考えます。例えばデイサロン、喫茶・食堂、カラオケ、囲碁・将棋、ダンス・踊りなどなどが一つの建物の中で楽しめる、そのような施設があってもいいのではないかと思いますが、市長、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 議員御指摘のとおりでございます。そのような中で高齢者のための対策は、ハードなものとしてはこのシミュレーションの中にはお入れしておりませんが、いわゆるソフトな事業等、今現在実施中のものは、我々としてはこのシミュレーションの中にも見込んでいるつもりでございます。

 また、普通建設事業費等におきましても想定されるそういうものは、特に特進プロジェクト等の事業は挿入してございますが、これは大きな額ですので、そのような影響力というものを勘案いたしまして、財政に与える影響、それでこのようなシミュレーションをつくったところでございます。

 そのような中で、公債費を大変心配してくださいますが、公債費は、これは絶えず古い借入金が年度年度によりましていわゆる償還を果たされていき、また新しい借り入れを行っていく。いわゆる年度間のいろんな注視すべき注目としては公債費比率だと、このように私自身は思っています。これが今、本市の場合は16%ぐらいになっておりますが、これを我々としてはこの前後を堅持しながら長期の計画をシミュレーションし、またそれを守っていこうというものでございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 借金づけランクというのが「エコノミスト」という雑誌の中で出されたことがあります。1月号だったと思います。それで見ると、新宮市が728番目だったと思います。全体で1,824自治体の中で728番目だったと思います。新宮市の公債費比率が16.5%、こういうことになっています。やはり市長、これ以上の計画は非常に大事ですけれども、今言ったように、借りては返し、借りては返しということが繰り返されるわけです。その中ででも、やっぱり新宮市の財政状況がパンクをしてしまえばそれでアウトになります。そういうことがないようにぜひ心して取り組んでいただきたいと、こういうふうに思います。市長、いかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 おっしゃるとおりでございます。今後とも、このシミュレーションだけでなく、実際の財政計画におきまして十分我々としては考えてまいりたい。また、それを公債費比率等、この増嵩を来さないように考えて実行してまいりたいと思っています。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 そこで私は、総合計画に関連して、今進められようとしている那智勝浦町の合併問題について関連質問をしていきたいと、こういうふうに思います。

 今進めようとしている那智勝浦町との合併は、何でも合併ありきが先行していて無理が生じていると私は思っています。既に、私が今述べたように、新宮市の総合計画が先行している中で合併したとしても整合性が保証されない。そのために大きな亀裂が生じることを私は非常に心配しています。これは必ず生じる、目に見えて明らかだというふうに思います。

 合併問題というのは、あくまでも住民の意思を尊重して進め、その結果で決めるべきであるというのが私たちの立場であります。この問題に臨むこと、そのことを住民の意思を尊重して臨むことが非常に重要かと思います。

 市長は、今議会の一般質問でも、繰り返し住民の意見を十分聞いてという答弁がありました。本来、自治体の最大の使命というのは、仕事は住民の暮らしや福祉や医療などの面でどうなるのか見きわめた上で進めるべきでありますが、この合併問題について、こういう立場でどうかという考えをお聞かせいただきたいと思います。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この合併の成否はまさに市民の意見に、また那智勝浦町民の御意見にかかっていると、そのように思っております。ただ、そのために行政として徒手空拳でいるわけにはいきません。これから具体的にこの話し合いを開始するということになろうかと思いますが、相互に、那智勝浦町もそうでありますが、我が市におきましてもまず市民意見を十分尊重すると、この姿勢は堅持してまいりたい、かように思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 旧熊野川町との合併でも、住民の利益、利便性、サービスや住民負担がどうだったのか、もう一度検証する必要があるのではないか、このように私は思っています。合併によって旧熊野川町民にとっては、介護保険料の大幅値上げ、水道料の大幅引き上げ、ごみ収集などによって怒りが沸騰した事態があったと思います。合併が対等合併だといえども、人口の少ないほうはどうしても吸収されてしまう、吸収される側の立場を十分尊重して進めてほしい、こういう意見も出されました。これらは、合併後にサービスは低下する一方、負担はふえたという実例として記憶に新しいところであります。

 新宮市の総合計画が実施段階に入ったやさきに突然発表された那智勝浦町との合併問題というのは、これは佐藤市長と中村町長との間で合意したものを進めようとしておると思います。住民の立場から見れば、この進め方は住民無視の進め方になっているのではないかと、こういう危惧をするところであります。トップ同士の話し合いで押しつけになっている、こういう現象になっていないかと言わざるを得ません。

 那智勝浦町との突然の合併問題は、2次合併によって合併特例債を余りにも意識し過ぎているのではないかというふうに私は思うところであります。住民にも議会にも知らされず、水面下で進めてきた経緯がうかがえると。住民自治、それから議会制民主主義を無視したこういうこのままのやり方では、そのような議会制民主主義を無視したやり方になっていくのではないかというふうに私は思うところであります。

 そこで私は、この合併問題について十分住民の意思を聞くと市長が答弁されています。その立場を貫いてほしいというふうに思います。これは繰り返し市長が答弁されていますので、それ以上のことは求めません。

 どちらにしても、合併問題というのは、それを決めるのは市民であり町民であります。十分時間をとって協議し、両市民と町民の意思を十分に尊重すべきであり、納得できるそういう合併を目指すべきだと私は強く思っています。合併問題を議論するのであれば、先ほどもるる述べましたように、総合計画との整合性がとれないというふうに私は見ています。新宮市の総合計画を、かなりきつい言葉ですが白紙に戻してでも、3万3,000余の新宮市民と1万8,000人余の那智勝浦町民の意見を十分聞いた上で合併していく、そういうことでも私は遅くはないとこういうふうに思いますが、市長、今回の合併、この問題についていかがですか、今私の意見に対して。



◎市長(佐藤春陽君) 

 繰り返しますが、これから市民に対する御意見聴取、また市議会の皆さん方に御相談申し上げる、そういう開始をさせてもらう、そういう端緒に入ったところだとそのように思っております。

 これからの合併問題に関しましては、議会、また市民の方々の御理解が前提でありますので、まずそれを見きわめていきたい、このように思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 私は、今問題になっている合併問題は押しつけにはならないように、ぜひ住民の意思を十分尊重して進めていただくようにお願いをして、この項の質問を終わります。



○議長(上田勝之君) 

 向井まちづくり政策部参事。



◎まちづくり政策部参事[港湾関係及び土地開発公社担当](向井隆君) 

 すみません、先ほど私は駅西の性格について工事用団地と申しましたが、これは、一つはあけぼの線の道路改良の春日の用地、それと勘違いしていました。それで、これは事業用地として取得したというふうな形ですので、議員おっしゃるとおりであります。

 以上です。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午前10時54分

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△再開 午前11時12分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。

 8番、杉原議員。



◆8番(杉原弘規君) (登壇)

 それでは、一般質問を続けます。

 次の課題、後期高齢者医療制度についてであります。

 ちょっとその前に、この資料を配布してくださいませんか。



○議長(上田勝之君) 

 杉原議員の質問で、資料の配布がありますので、配布を認めます。



◆8番(杉原弘規君) 

 どうもすみません。

 この後期高齢者医療制度、これまでの医療制度というのは、今私が皆さんにお渡ししたこの図で見れば一目瞭然になります。これは年金生活者や農民をしていても、あるいは商店を営んでいても、そういう人でもこれは国民健康保険に加入していると。これは左の図です。それからサラリーマンなどの扶養家族として健康保険に加入していたと、これは真ん中です。これまで75歳以上の高齢者は、公費と各保険からの拠出金で運営される老人保健制度というのがあって、その保健制度によって医療を給付されてきました。これがそうであります。左側の図の、今までは75歳以上の高齢者も、若き高校を卒業して働きに出た若者のこういう人たちも、全部ひっくるめてこの保険制度になっていた。これはこの図のとおりであります。75歳以上の方については、その医療の給付については老人保健制度という制度でさらにお年寄りの医療が保障されていた。こうであります。

 ところが、ことしの4月からは右の図のようにかわったということなのです。まさにこれは、75歳以上の人を国民全体の枠の中で支えてきたものを、75歳の人を切り離したと、このとおりであります。そうすると、ここで私どもは、こういう言葉は余り使いたくないのですが、国民全体の中の75歳の老人医療制度から後期高齢者医療制度に分離したと、分けたと。まさに差をつけて分けた。私は、この人間社会、国民の中の全体の社会の中で75歳以上の人を差別したと、ここに重大な問題があります。まず最初にそのことを述べておきたいと思います。

 ことしの4月から国民健康保険や健康保険を強制的に脱退させられたのであります、この75歳以上の方は。そして、新設する後期高齢者だけの保険に有無を言わさず加入させる、これが後期高齢者医療保険制度であります。この資料のとおりであります。この新しい制度に入れられると、75歳以上のすべての人は後期高齢者医療保険料を払わされます。これは、今までは扶養に入っている人とかそういう人たちも一つの枠の中に入っていたのが、左の図のように分けられて、これもうんもすんも言わさずに分けられて、それで保険料を払わす、こういうことになります。

 なぜ75歳以上を区切る必要があるのか、その理由として言われているのは、これは国の社会保険審議会、医療のあり方に関する特別部会というのがあるそうですね。そこでこういうことが堂々と言われているということで、私は驚いています。一つは、老化に伴って治療が長期化するからやと。そして複数の慢性疾患が見られるからと。そうですよね。年とってくるとそういうことになりますよ。多くの高齢者に認知症の問題が見られるから。これは三つですよ。いずれ避けることのできない死を迎えるからだと、こういうことを平気で言っているそうです。これは資料に残っています。私も確かに見ました。こういうことを基準にして後期高齢者医療制度ができた。まさにけしからん話だというふうに私は思っております。

 今見直しの問題が出されています。私は、これはこのような差別した、このままの制度の中で見直しは絶対できないと。たとえ見直ししたとしても、やはり根本的なところでは変わらないと、こういうことを私は強く述べたいのであります。

 この医療制度というのは、まさにお年寄りをうば捨て山に追いやるそういう制度であると思います。私は廃止するしかないと、こう考えています。後期高齢者医療制度の廃止に向けて、私たちは引き続き運動を続けていきたいというふうに思っています。

 そこで当局にお伺いします。資格証明書を発行しなければならない、2カ月ですからそういう人たちが出ているかどうかということもあるわけですが、そういう資格証明書を発行しなければならない対象者というのがこの2カ月の間にはどうですか、出ていますか。



○議長(上田勝之君) 

 萩原市民窓口課長。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 資格証明書の発行は、現在はありません。



◆8番(杉原弘規君) 

 まだ2カ月です。この6月にまた年金から引かれます。そしてこれが2カ月、4カ月、6カ月、1年ということになってきたときに、この資格証明書の問題が必ず出てくる。そういうお年寄りが出てくる可能性があります。今までのやりとりの中で見ていて、私、12月議会のときは後期高齢者の数は5,600、それから3月議会での議事録で市長の答弁では5,400、こういうふうになっています。200の違いがあります。これは正確なところ高齢者は幾つですか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 4月1日現在の後期高齢者医療制度の新宮市の被保険者は5,183人です。先ほどの5,400人という数字は、これは12月に広域連合のほうが18年度中の所得による保険料の賦課見込み額を出す際に、18年度中の所得によって計算したわけですが、そのときの数字が5,364名というふうにうちのほうへ資料が来ています。それで約5,400名ということで出させていただいた数字です。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうすると、今、課長が述べられたように5,183というのがきょう現在では正確なんですね。間違いないですね。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 5,183というのは4月1日の数字です。



◆8番(杉原弘規君) 

 市長にお願いしたいんですが、既に後期高齢者医療制度というのは実施されています。福祉、医療、暮らしを守る、そういうことが地方自治体の本来の任務だと、責務だというふうに思います。そういう立場から、市民の負担を少しでも軽くする、そういうことが地方自治の責務というんですか、そういうことだというふうに思います。

 私は、保険料の軽減措置として、市町村の単独事業、そういう点で補助金を投入することができると、こういうふうに述べてきました。現在、8都府県で保険料軽減を行っているというふうに聞いています。市町村の単独事業としては千葉県の浦安市で実施していると聞いています。この浦安市では、1人の後期高齢者医療制度の加入者に年間1万円の補助をしている。もちろんこれは所得制限というのがあります。

 私は12月議会の一般質問で、新宮市として一般財源から補助金を出してでも後期高齢者の命を守っていく考えはありませんかと、そういう質問を市長に行いました。市長はそのときの答弁で、我々としては、例えば独自の補助制度とかそういうものの導入につきましては、これは検討していかなければならないと、このように思っていると、こう答弁されたのであります。

 そこで、弱い立場の住民に暮らしを守る、命を守る、そういうことが地方自治の使命、こういうふうに私は思っています。浦安市のような1万円でなくても、新宮市として許される範囲の補助として手を差し伸べるそういう考えについて、12月議会での私の一般質問からさらに引き続いた形でお伺いしたいと思いますが、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 浦安の事例は恐らく全国で始めてのケースだと、そのように思っております。我々としては、これは広域連合の中で県下同じ扱いの高齢者、いわゆる長寿医療制度の運用を今始めようとしているところでございます。今後、県下の状況や、いろいろ他に及ぼす影響というものも非常に大きなものがありますし、あるいはまた、公費でできるだけ低廉な保険料にするために今、政府でも見直しが行われているところです。そういう動向をよく見据えまして、引き続きまた我々として、これは、やるやらないということは別にしてその動向は見きわめていきたい。それによってまた対応を図っていく必要があるならば、我々としては議会にまた相談を申し上げたい、そのように思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 広域連合の枠の中では今、市長が答弁されたとおりです。しかし、補助事業としてできるんだということを私は強調したいところなんですよ。

 そこで、今言ったように独自の市としてぜひ今は考える、やるとは言いませんけれども考えの中に入れたいと、こういうふうな答弁として受けとめるんですが、やはり単独事業として補助金を投入する、このことを考えていくようにしてやっていただきたいと、こういうふうに思います。

 後期高齢者の医療制度について定めた高齢者の医療の確保に関する法律というのがあります。それは、国民健康保険と同じように所得に応じて7割、5割、2割といった減額措置が定められていると聞いています。これによって保険料が減免できる制度ができていると聞いていますが、もしできるとすればこういうような制度を活用するという考えはありませんか。もしできるとすればね。市長いかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この制度がどのようなところに落ちつくのか、市民負担ということがまだ始まったばかりでございますから、この辺の困窮度が現実はどのようなものになっているのか、そのようなところをしっかりこれからも見きわめていきたいと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 前向きな方向で考えていただくことをぜひ切望しておきます。

 それから、次の課題にいきます。国からの図書購入費についてであります。

 文部科学省が公立小学校の図書館で本を購入するための予算措置をなされています。2007年度から地方自治体への財政措置が増額された。そしてそれが子供たちに及んでいないと、私は田辺に行ったときにこういう新聞記事を見せられました。紀伊民報であります。「図書購入に使われず 国からの増額予算」こういう格好であったのです。この記事を見て私はびっくりしたのは、なぜかといえば、新宮市の措置率が21.7%。紀南地方というんですか、印南町から南、最もその中で低いんですね。新宮市が21.7、北山村23.6、古座川町は87.3、このようにかなりの開きがあります。要するにこれは、国からの図書費としてお金が出ているのにそれらで使っていないということなのです。これは一体どういうことやというふうに、私はちょっとびっくりしたんですね。

 それはなぜかといえば、私は平成15年の9月議会で学校図書の問題について取り上げたことがあります。その当時、新宮市にも国からの交付金が300万円ほどの予算が出ていました。にもかかわらず90万円程度しか図書費に使っていなかったとその当時の記録があります。紀伊民報の「図書購入に使われず」という大見出しでの報道も、そのことの繰り返しではないかと思わざるを得ませんでした。私は、小中学校への学校図書への本を購入するためのせっかくの予算を21.7%しか使っていない、こういうことは子供の能力の向上と知識を広げる、そういう最も大事な点が欠如しているのではないかと、こういうふうに言えると思います。

 新宮市への図書購入のための交付税として入ってくる金額は幾らですか。



○議長(上田勝之君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 平成19年度の学校図書の普通交付税措置費ですけれども、872万5,000円でございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 872万5,000円、そのうちの21.7%とすれば幾らですか、あと残り。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 昨年度、平成19年度ですけれども、小学校が予算取りしましたのは67万円、それから中学校が65万、幼稚園が50万ということで、合計で182万円図書費として予算措置いたしました。



◆8番(杉原弘規君) 

 これは、何で872万あるお金を図書購入に使わないんですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 例年ですと小学校、中学校ともに図書費200万円ぐらいずつ予算措置しているんですけれども、平成19年度につきましては理科教育振興法備品のほうに振り分けまして、理科とか数学の備品購入費に小学校、中学校で300万円ずつ充てております。といいますのは、平成14年度まで理数系の備品購入費については予算化していたんですが、15年から18年につきましてはずっとなかったものですからだんだん備品が少なくなってきまして、この際、理数系の関係を重点的に整備しようということで、たまたまこの年は理数系のほうに振り分けたということです。ですから、ちなみにことしは中学校、小学校ともに295万の図書費を計上しておりますし、幼稚園も42万5,000円の図書費を計上しております。

 それから、18年度ですけれども、小学校が196万円、中学校が170万、幼稚園が50万、合計で416万7,000円ということで、全くたまたま19年度は理数系の備品を購入するほうに振り分けたためにこういう低い数字になってしまったということでございます。

 しかしながら、学校図書の整備状況を見ますと、整備率も新宮市の場合100%を超えている学校も5校ほどございますし、60%以上ですから、全国平均が37%ですから新宮市の図書の整備状況はいいほうだというふうに考えております。



◆8番(杉原弘規君) 

 やはり私は、図書購入費ですから、子供さんたちの能力とか知識を広める、そういう点では図書というのは大事だというふうに思うんですよ。やはりそれは、その目的はその目的に従って使うということが大事ではないかと。この問題は、図書の備品を買ったんだとこういうふうに言われました、先ほどね、この21.7%以外では。

 しかし、それでも使い道としては正当化されているのか、僕はわかりません。しかし図書購入費については、せっかくの国からの予算措置ですから、全くほかに回すということになっていれば大変だったと思います。しかし、こういう形で図書購入に充てられないということが続けば、国からの図書購入のための交付税、これは削減されかねないというふうに思うんですよ。もっと市民にすっきりした形で、こういうせっかくの図書購入の費用をきちっと活用する、そういうことを徹底するべきだというふうに思うんですが、教育長、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 大江教育長。



◎教育長(大江清一君) 

 先ほど担当の課長から申し上げましたとおり、全体としての整備率といいますか、それはそういう状況で少し安心しているんですけれども、1冊の本が子供の人生に大きく影響を与えるかもしれない、そういうようなことを考えますと、やはり本との出会いとか、幼稚園にしましても絵本にしましてもそういう充実は必要だと思います。ですから今後、財政のほうとも協議いたしまして、いいほうへ持っていきたいとそう思います。



◆8番(杉原弘規君) 

 ぜひその目的に沿った方向で予算を措置するということ、そういう立場に立ってやっていただきたいと、こういうことを強く申し述べておきます。

 ちょっと時間の都合で次の課題にいきます。

 4番目の農山村施策についてですが、私はよく農山村施策を取り上げます。雑木林植栽と鳥獣対策の問題を取り上げてきました。それで、今までにそれなりの予算措置がされて事業計画を進めてきたと、こういうふうに思います。雑木林の植栽と鳥獣対策の進捗状況について、どのように進められてきたかお伺いしたいと思いますが、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 倉家建設農林部次長兼農林水産課長。



◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 

 雑木林の植栽でございますが、これにつきましては緑の雇用事業等を利用いたしました。そういう中でいろいろ植栽は進めてきております。5年間で37.56ヘクタールに3万3,020本の植栽をしております。



◆8番(杉原弘規君) 

 これは以前に比べてかなり進んでいるというふうに思いますが、大きな山の中での3万3,000本ですか。まだまだだなというふうに率直なところ思うわけですが、環境林整備事業で県の100%補助によってできる事業がありますね。これで私は、以前にカシノキやシイノキ、クリ、ヤマモモ、コナラなどの植栽、これを提案してきました。これは私有林でも使える、そういう事業だったと思いますが、その事業についてはかなり進んできていますか。



◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 

 お尋ねの環境林整備事業でございますが、これにつきましては、緑の雇用事業を経験したその後の事業として、その雇用者の仕事づくりという名目の中で前知事が提唱した事業でございます。平成16年から18年の3カ年事業でございましたが、その実績でございますが、3カ年で約29ヘクタールに2万4,000本のウバメガシ、またヤマザクラ、クスノキ等の雑木林を植栽しております。



◆8番(杉原弘規君) 

 それから、山林定住促進事業、この問題についても引き続いて事業は進められているというふうに思いますが、これらの進捗状況はどうですか。



◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 

 山林というのは多分山村定住促進事業のことだと思うんですけれども、その利用につきましては平成19年度に、これも以前の議会でも御答弁させていただいたと思うんですけれども、Iターン者と地元の住民との触れ合いの広場としての位置づけの中で、さつきの裏山に日足ふれあい緑地といたしまして、私有林3.66ヘクタールにサツキとかクヌギ等、遊歩道も兼ねたそういう植栽をしております。



◆8番(杉原弘規君) 

 それから、鳥獣対策の進捗状況なのですが、最近、紀ノ川でもイノシシが出て田畑が荒らされて困っていると、こういう苦情がありました。このけものというのはどこで動き回るか、どこへ行くか大変わからんので、困ったものでやっかい者であります。この二、三年でけもの、いわゆるイノシシが減る傾向にあるのか、またふえる傾向にあるのか、この点はいかがですか。



◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 

 大変難しい問題だと思っております。実際、有害捕獲の実績で見ましたら、猿につきましては平成18年で179頭、平成19年度で235頭でふえているわけでございますが、イノシシにつきましては平成18年で36頭、平成19年度では19頭の捕獲で減っております。

 これは、捕獲だけではなく、自然界の自然状況等によってもけものの数というのは増減しているという可能性が高いわけでして、実際、私どもも統計的な数字をつかんでいるわけではございませんので、そういった中では正確にふえているのか減っているのかとこの場でお答えすることはできないわけでございますが、里の田畑への被害についてはふえていると認識しております。



◆8番(杉原弘規君) 

 相手がけものですから、けものに言い聞かすということはできませんからこれがやっかいなのですが、田畑が荒らされて大変困るという苦情は年々やっぱり引き続いて起こっています。ぜひその点は引き続いてこの対策を講じていただきたいと、こういうふうに申し上げておきたいと思います。

 それから、空き農地、空き家利用の進捗状況というのはどうなりますか。これは新聞報道にもあったと思うんですが、1家族、夫婦だったと思うんですが、篠尾のほうへ永住したというふうに記事があったと思うんです。この空き家、空き農地の話はどう進んでいますか。その後の進捗状況。



○議長(上田勝之君) 

 東熊野川行政局住民生活課長。



◎熊野川行政局住民生活課長(東康夫君) 

 今の空き家、空き農地の進捗状況でございますけれども、現在、空き家提供登録数は8件で、利用希望者登録数は7件でございます。そのうち今、議員おっしゃっていただきましたように、3件、3家族が契約され、それぞれの地区で現在生活をしていただいております。



◆8番(杉原弘規君) 

 そうですか。それじゃふえているんですね。これは空き家、空き農地の提案が非常に功をなしているというふうに私は思います。熊野川町の皆さんの提案だったと思うんですが、よかったなという思いになっております。引き続き多くの人が来ていただきたいと希望したいと思っています。

 それから、熊野川地域での粗大ごみの処分実施状況について、これは何月議会だったかちょっと忘れたんですが、福田議員が取り上げて質問されました。この熊野川町へ私が訪ねると、やはり幾つかの地域で大型粗大ごみの処分についてよく言われるんですね。聞かされます。やりとりでは実施の方向で話が進んでいるんだと、こういうふうに聞いていますが、これはその後どのようになっていますか、福田議員が前に取り上げたその後。



○議長(上田勝之君) 

 嶋田生活環境課長。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 粗大ごみの収集につきましては、熊野川町区長連絡協議会総会の場などでも要望が出ていた経過もありまして、そしてまた昨年9月議会で福田議員にもお答えしましたように、実施の方向で進めてきました。そして、この平成20年度当初予算のごみ減量推進費の中で、家庭系粗大ごみ収集運搬事業として1,000万円計上しております。現在、まだ準備中でございまして、実施に向けて進めております。



◆8番(杉原弘規君) 

 これは実施するということなので大変ありがたいんですが、具体的にはどのように進められるんですか。例えば年に何回なのか、かなり熊野川町は広い地域ですから、その地域地域に1月に行くのか、そこの地域でどういう、そこら辺の計画ですね。そういうところは計画されていると思うんですが、いかがですか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 今年度は、当初ということもございまして各地区1回、熊野川町だけでなく旧新宮市内も1回を考えております。その中身につきましては、事業の名称にもございますように収集対象は家庭から出る粗大ごみで、商店等の事業系粗大ごみは対象外となります。また、収集に当たりましては戸別収集で行う予定でございます。そして収集運搬につきましては業者委託で行い、そして収集受付につきましては、エコ広場等をもとに地区割りを行い、順番に行う予定でございます。また処分料、今現在、粗大ごみについてはクリーンセンターで手数料をいただいております。この処分料については排出者に負担していただく予定となっております。大体あらかたは以上のようなぐあいで、細かいところについてはこれから先、詰めていきたいと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 具体的な細かいことはこれからということなんですが、これを知らせる方法は広報でやる予定なんでしょうか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 広報、町内会等への連絡、また新聞等を利用してお知らせしていきたいと思っております。



◆8番(杉原弘規君) 

 私、旧新宮市はともかくとして、旧熊野川町の皆さんにかなりそういう意見が強いということから取り上げさせてもらったので、その点、実施に当たっての具体的なお知らせとか実施項目についてはぜひ徹底した格好で、その地域の住民がわからなかったということのないように心がけてあげてほしいと、こういうことをお願いしてこの項を終わります。

 それでは、最後になります。

 神倉老人憩いの家の近辺に医師住宅があるというふうに言われて、あそこは最近住んでいないんちゃうかというふうに思われているんですね。近所の人は思っているんです。実態は違うというふうに聞いたんですが、この医師の住宅はどうなっているのですか。住民感情としては、あそこは空き家になってるとこういうふうにも言われているんですが、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 上野山医療センター事務局次長兼庶務課長。



◎医療センター事務局次長兼庶務課長(上野山巳喜彦君) 

 神倉には現在、4戸の医師住宅がございますが、昨年までは複数住んでおられました。現在、1名の方が住んでおります。



◆8番(杉原弘規君) 

 これからはまだまだ使うんですか。新しく新築するという予算も出ている状況の中で、それとの関係はどうなんですか。



◎医療センター事務局次長兼庶務課長(上野山巳喜彦君) 

 一応、当面これからも使う予定でございます。この4月も1人入る予定でしたが、別のところがありましたのでそこに移っておりますが、私どもは当分使える状態であるというふうに認識をしております。

 なお、今度新築予定の5戸につきましては、5人家族あるいはかなり大所帯の家族を想定しておりますので、現在の官舎とも十分並行して使えるのではないかというふうに考えております。



◆8番(杉原弘規君) 

 あれは、できて何年ぐらいですか。



◎医療センター事務局次長兼庶務課長(上野山巳喜彦君) 

 昭和55年当時に建てておりますので、28年ほどたってございます。



◆8番(杉原弘規君) 

 そういうように近所の方は空き家になっているというような思いをしているそうです。ですから、近所の方ですよ。空き家のような状態に置いておくこと自体がちょっと問題かと思うんで、その点は配慮しておく必要があると思います。そうでないと、何やだれも入っていない、住んでいないというふうな印象を持たすこと自体が問題であって、だからそこら辺はぜひ考えておいていただきたいと。そうでないと、あそこを取り除いて会館を建ててほしいと、そういう声に発展しています。

 その点だけ申し述べて、私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(上田勝之君) 

 昼食のため、午後1時まで休憩といたします。



△休憩 午前11時52分

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△再開 午後1時00分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。

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△屋敷満雄君



○議長(上田勝之君) 

 17番、屋敷議員。



◆17番(屋敷満雄君) (登壇)

 質問に入る前に、きのうも杉原議員が御心配ございましたように、東北の、うちとも交流のある岩手・宮城内陸地震でかなりの被害がテレビでも報道されていますけれども、新宮市として何か対策を打たれていますか。



○議長(上田勝之君) 

 鈴木秘書課長。



◎秘書課長(鈴木俊朗君) 

 対策というところまでは現実的には至ってございませんが、実は震災のあった6月14日に、大地震が報道された際にすぐ市長のほうから指示がございまして、状況を把握するようにということで、名取市のほうと、それから気仙沼市及び気仙沼市の唐桑町のほうにいろいろと状況を探るべく電話連絡等をいたしました。午前中はなかなか連絡がつかずに、午後になりましてやっと両市のほうと連絡がとれまして、これまで懇意にしていただいた関係者の方に状況をそのとき把握させていただきました。その段階でも今現在の結論に至りましても、両市、名取、気仙沼及び唐桑町におきましてもライフライン等々大きな災害には至っていないというのが今も現実でございますが、その際もそういうお答えをいただきまして、我々としたらほっと胸をなでおろしたところでございます。

 現在、日々我々も情報の更新というふうなことで、名取市さん、気仙沼市さんが開設しておりますホームページの震災情報を毎朝確認させていただいておりますが、先ほども言いましたように、若干の軽症者等々の数値は名取市さんでたしか5人か4人だったと思いますが、出ておりますが、ライフライン等大きな事故といいますか、被災、罹災についてはホームページのほうにも記載はございません。というような状況でございます。



◆17番(屋敷満雄君) 

 ありがとうございます。

 幸い、先般、遠路はるばる強行な日程で来新されました気仙沼市唐桑町の被害が、僕への連絡ではなかったと。それで津波もなかったと聞いていますので一安心しています。

 また、そのとき崎浜の大漁唄込保存会の交流会を、皆さんに来てもらってやりましたですけれども、佐藤市長を初め上田議長以下同僚の議員の皆さん、また三輪崎区及び、三輪崎漁業組合、三輪崎婦人会、老人会、三輪崎芸能保存会のほか、多くの方に御参加いただきましてまことにありがとうございました。この場をかりて、関係者の一人として皆さんにお礼申し上げます。

 また、このたび僕のほうへ手紙が、保存会で歌を歌われました三浦船頭さんなんですけれども、この方が最初に唐桑と三輪崎のルーツを探りたいと勝浦のシビ縄の船頭さんに話を持っていただきまして、新聞紙上で4年前からこういうのが始まったと。その旨の手紙が参っていますので、ちょっとお時間をいただきまして御披露したいと思いますので、よろしくお願いします。

 「拝啓、過日は、カツオ漁のふるさとを訪問した私たち唐桑町崎浜大漁唄込保存会には、大変な御歓待をあずかり、新宮市長様初め市議会議員の皆さん、そして大勢の市民の皆様にお忙しいところお迎えを受け、言葉にあらわすこともできないほど感謝の気持ちでいっぱいです。厚くお礼申し上げます。

 御存じのとおり、今から333年前にカツオ溜め釣り漁が三輪崎の漁師様から伝えられたことにより、それ以来、気仙沼唐桑は飛躍的な発展を遂げられたわけですが、それも紀州三輪崎の漁師の方々のおかげで現在の気仙沼唐桑の漁師漁業発展がなし遂げられたことと思います。

 多くの皆様との交流の場を持ちまして、おかげさまで伊勢神宮、速玉大社、熊野大社、那智大社を参拝させていただき、本当にありがとうございます。私たち一同、よい思い出になったことでしょう。

 私も、海の文化を歌い継ぎ、また海の歴史を語り継ぐ活動を続けて、現在もカツオ漁の交流を通して、当地域に限りない恩恵を与えてくれた紀州三輪崎の人たちに対する感謝の気持ちは、時を経た今もなお、募るばかりであります。

 私も昭和25年、中学校を卒業し、カツオ船に乗船8年間、そして遠洋マグロ船、平成4年4月退船でした。長い年月でしたが、今思えばカツオ船乗船中の漁労長が歌った『カツオ船沖合い祝い歌』でしたが、歌のふるさとを知るすべもございません。そして、崎浜大漁唄込保存会に10年、海の文化を歌い継ぎ、長年の私の夢を戸羽芳文議員により実現させていただき、今さらながら感謝の気持ちでいっぱいです。

 最後になりましたが、今まで私たち三輪崎に参上した際の多くの人たちの温かい交流の時を過ごさせてくれました皆様に御尽力ありがとうございました」、そういうお礼の手紙をいただいております。

 また、僕も、先輩の中西洋さんもそうなんですけれども、やはり今後はカツオのサミット、鹿児島県の枕崎から始まりまして、東北一円はやっぱりカツオの漁がずっと日本では続いていますので、そういうサミットも今後考えていかないといけないんではないかと思っております。市長、カツオのサミットの開催とかそういう交流について一言お願いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 カツオサミットということになりますと紀伊半島全体にかかわることでございまして、とりわけすさみなんかはブランドもののカツオということで地域の主産業にしたいという思い入れで取り組んでおります。そのような関係団体、あるいは皆さん方の、屋敷議員も含め中西さんや三輪崎の漁民の方々の交流は、少なくとも相手が思い入れを持って三輪崎のおかげとおっしゃってくださっているそういうつながりがありますから、これは大切にして市民交流を活発にしたい、そのように思っておりますが、具体的な今提案を受けました件につきましては、少し我々の中で、また議員等も交えまして御相談をさせてもらっていきたいと、そのように思っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 どうもありがとうございます。

 それでは、一般質問に入ります。

 とりあえず今、三輪崎のことにつき、ちょっと何点かお尋ねいたします。

 交流会がなされました三輪崎会館でございますが、建設された時期、何年ぐらいたっておるか、ちょっと教えてください。



○議長(上田勝之君) 

 嶋田生活環境課長。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 昭和53年3月に完成しておりまして、30年を経過しております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 30年ですか。やはりかなり古くなりまして、あちこちで支障を来しております。つい最近も屋根の部分から雨漏りとか、僕が行ったときに流れていました。ホールなんですけれども、隣を直してもらったら隣へ移ってくると、そういう状態が進んでいますけれども、このことは当局のほうも確認しておるんでしょうね。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 確認しております。平成元年ごろより雨漏りが出始めております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 その対策についてはどういうお考えでございますか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 雨漏りが起こる都度、その箇所について修繕を行ってまいりました。



◆17番(屋敷満雄君) 

 いわゆる根本的にある程度全面的な改装ですか、そういうことを考えていかなくてはならないんやないかと僕は思っておるんですよ。僕もこの前、会館へ行って初めて知ったんですけれども、アスベストがホールの屋根の裏面に吹きつけられていると。天井でふさいでいるからもつんやと、そういう話をそこの役員から聞いたんですけれども、それは正確なことですか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 舞台上のアスベストにつきましては、当初は建築年から判断しましてアスベストを含んでいないと考えられておりましたが、念のため平成18年12月に検体をとって分析調査を行いました。それで0.7%のアスベスト含有が確認されまして、そしてまた、健康に影響を及ぼすのは空気中に浮遊するアスベストを吸い込んで障害等が発生するということで、その後直ちに集会室、ホール内での大気中のアスベスト濃度の分析を行っております。集会室の舞台、そして中央部、建物の外の3カ所で行っておりまして、その結果は、大気汚染防止法施行規則で定めます基準値、1リットル中10本以下でありますが、舞台部分では0.33本、中央部で0.17本、建物の外で0.17本という数字が出ております。この数値は、住宅地域での全国平均値、当時は1リットル中0.23本、19年度は0.33本になっておりますが、それと比べても問題のない数値と判断しております。

 舞台部分につきましては、鉄骨部分がむき出しの状態でありまして、また平成18年9月に労働安全衛生法施行令が改正されまして、それまでの含有基準値が1%から0.1%に変更されまして厳しくなっております。既に建材に組み込んで使用されるものに対しましては、法律上、引き続いて使用しても問題ないということでしたが、舞台部分で活動されて飛散するということから、舞台部分につきましては飛散防止ということで除去を行いました。ただ、ホールの客席の部分につきましては、天井の内側にまだアスベストの吹きつけを行っている鉄骨部分とか屋根部分が残っております。これにつきましては、全部目張りを行いまして、舞台の工事で除去したときに飛散しないように措置を行っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 今は目張りで天井で密封しているから、拡散とか空気中に飛び込んで人体に害がないと、安心できるという見解でよろしいですか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 アスベストの含有率自体が1%未満と、ごく微量になっております。それで空気中の浮遊物質も、先ほど申しましたように全然問題のない浮遊状況ということで、人体への影響はないと考えております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 アスベストと聞くだけでやっぱり住民の方も市民の方も心配されますし、これ耐震補強のテスト結果はどうでしたか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 耐震診断を行いまして、その結果は、集会室部分、それと事務所のほうの部分、二つの棟に分かれております。それで、事務所のほうの棟につきましては全く問題ございません。アスベストも使用しておりません。ただ、集会所ホール部分ですが、両側の端の部分については全く問題ございませんが、中央部におきまして、はりの部分といいますか屋根の部分、中央部が破損するおそれもあるということで、耐震補強が必要だというような判断が出ております。大体1に対しまして0.7弱、0.68ぐらいの数字が出ておりますので、耐震補強が必要だと担当課では考えております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 必要なんやね。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 はい、必要だと考えております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 ほんで、大体どのぐらいのお金がかかるかということも積算してる。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 耐震補強につきましては、概算ですが3,000万ぐらいかかるんではないかと思っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 ホールの部分で3,000万かかるの。耐震で。

 これ、まだ区のほうからも建てかえをやってほしいとか、そういう要望はまだ出ていないと思うんですけれども、耐震で事務所の部分がもつんであれば、改修工事でホールのほうの屋根と耐震補強をやっていただければ。

 利用するのが非常に多いんですよね、あそこは。かなりの利用もされていますし、三輪崎では保存会とか婦人会とかいろんな団体の集会所にもなりますし、きのう図面を見せてもらったんですけれども、屋根がトタンの山形の工法をやっていますので、30年もたてば塗装もやっていなかったら、どうせ穴もぼろぼろでしょうし、三輪崎の区としましては、今後どうせ建てかえとか改修になりましたらそういう費用は新宮市のほうで面倒を見てもらわんならんかもわからんけれども、中の備品とかそういうのはやっぱりある程度自分たちで、新宮市に無理を言うことができないと、そういう区長さんらのお考えで、積立金も始めているんやというお話も聞いています。

 それで今後、今のところ全然お願いもしていないんですから、すぐやれというわけにはいきませんですけれども、おいおいと、もうどうせやるんでしたら屋根のほうも一緒になってかえていただいて、アスベストを吹いている部分は鉄のH鋼の構造になっていますので、そこはどうせ吹きつけ工事をやっておるんですけれども、雨がかかっていなかったらどうもないですけれども、雨が常時かかっているのでしたら、そこは腐食も始まっていますでしょうし、アスベスト自体が外れてくるという状態に僕はなっていると思いますんで、何年か後にはこれも予算をつけて、建てかえまではいきませんですけれども改修工事をお願いしたいと、そう思いますけれどもいかがなものでございましょうか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 建てかえにつきましては、予算面とか計画とか立てないとだめだと思いますので、この場ではちょっとお答えできかねますが、先ほど申しましたように、ホールの耐震改修、そして雨漏り対策、これは早期に行う必要があると考えております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 早い時期に予算化して、皆さんが使用する場所なので、何とか早いこと直してやってください。

 次に、会館の前が駐車場になっているんですが、タイルを張っています。それで、一部分にバリアフリーの障害者の車いすが上るようになっているんですが、それが1台入るか入らないかの場所なんですよ。駐車場でそこを兼任していますから、車をとめられるとそこへ上ることができない。まして雨が降ったら滑ると、そういう状態になっていまして、僕も見ましたんですけれども、道路のところから5センチか6センチの段差がついています。そこへ上ろうと思っても車いすが上れません。ですから、かなりのタイルをちょっとカットしてもらってバリアフリーの施工をしていただいて、常時3台分ぐらいが入るような状態にしてやってほしいんですけれども、そういう対策というのは考えておられませんですか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 先ほど議員おっしゃいましたように、三輪崎会館につきましては非常に多くの方、年間約1万人、延べで利用されておりまして、また高齢者の方の利用も多くございます。会館前のバリアフリー化につきましては、会館管理者とか利用者の御意見もお聞きしまして、今後取り組んでいきたいと思っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 ぜひとも、区長さん初めお話を聞いていただいて、車いすでこられる方もあるし、投票日になりますとあそこを使って投票もしますし、何とか早いことそちらのほうもお願いします。

 三輪崎会館もよく使いまして、区の役員会をする場合でも17名の組長さんと区長以下三役及び事務をしている方で25名ぐらいおりますけれども、三輪崎より佐野、木ノ川は、葬式をやはり新宮と違って寺でするという場合が多く、会館の前に二つの寺があります。昼は何とか確保できると思うんですけれども、夜、車の駐車場がないんですよね。それで、前々から皆が思っておったのは、会館の前にちびっこ広場の子供の遊び場があります。そこのブロックが面しておるんですけれども、ブロックを取り壊して、昼間は子供がもちろん遊びますから子供に使わせて、夜、管理は三輪崎区でやってもらって、ちょっとスロープがきついものですが、どういう工法がいいか僕はちょっとわからないんですけれども、あれを駐車場に夜使えるようにやっていきたいと思っておるんです。それで、子供が遊びますから、車が入れないようにそのブロックのところに門扉を設置して、かぎは区で預かると。それで、区のほうで使用する方が許可をもらうと、そういうような方式でやりたいんですけれども、この意見について当局としてどういうお考えをお持ちですか。



○議長(上田勝之君) 

 浜前福祉事務所長。



◎福祉事務所長(浜前泰弘君) 

 この三輪崎ちびっこ広場につきましては、昭和48年に財団法人三輪崎会から土地をお借りして設置をしております。今、議員言われましたとおり、この土地に関しましては、ちびっこ広場の周りをブロックの塀で囲っておりまして、土地自体が周りの道よりか30センチから40センチ土を盛ったような状態になってございます。ですから、今の状態のままでしたら車をそのまま乗り入れることはできないという状況ですので、何らかの手を加える必要があるのではないかと思います。具体的にはスロープをつけるとか、また広場内には遊具でありますとかたくさんの木が植わっておりますので、車を入れるに当たってはそういう遊具、木の排出ですか、そういうようなものも考えていく必要がございますし、またブロック塀を一部壊すことによって、利用されるお子さん方の安全性の管理面も十分に注意していく必要があろうかと思います。

 ですから、できれば区の関係者の方と現場等をまた見させていただきまして、今後ともまた十分検討をさせていただきたいというふうに考えています。



◆17番(屋敷満雄君) 

 もちろん、区の区長さん初め役員とも検討していただいて、お願いします。どうしても、やはり高齢化で亡くなる方も多く、寺の使用が非常に多いんで、よろしくこちらのほうもお願いしておきます。

 次に、小学校と中学校の通学路でございますけれども、まず小学校の通学路は、この道を通りなさいというように決めておるんですか。



○議長(上田勝之君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 小学校の場合、通学路を決めております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 どのルートですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 三輪崎小学校ですが、三輪崎幼稚園を通りまして、それから石ノ前、これは光洋中学校の前ですけれども、あの通りを通って比奈久保線、新翔高校の前を通る道ですとか、上地下地西通り線、これは雇用促進住宅方面に行く道ですけれども、それと上地下地東通線ということで佐野保育所の前の通りです。こういった道を使って登下校されております。下校時については、2年生以上に限って宮ノ前線、これは国道を渡っていく道なんですけれども、上地下地東通線を使って佐野保育所のほうへ行く道、それで、国道の通りは使わないようにしております。

 中学校については、特に通学路については決めていないんですけれども、生徒から通学の経路を届けさせておりますので、主にほぼこういう同じような路線で通っているんだというふうに思っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 そうなりますと、山手のほうへ行くのは2本あるということですね。佐野のほうの昔の中地のほうへ向けていくのは、雇用促進住宅のあの前を通って行く道と、今現在は小学校の裏の通路、下地君のところの信号のところ、僕らは昔交通指導員で大変だったんです。あの道は通っていないということですか。信用までの間は。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 2年生以上に限って、国道を渡って宮ノ前線を通って上地下地東通線を通っているということです。



◆17番(屋敷満雄君) 

 なるほど、そう分けているんですか。わかりました。

 それで、雇用促進から保育所の前を通って通学路のとこね、あそこは車が通るんですね。あそこは時間帯でできないとは思ったんですが、あそこにやっぱりかなりの方が住んでおられるし、車をとめるというわけにもいかないでしょうし、その辺は検討したことがあるんですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 ちょうど住宅街でもございますし、なかなか通行時間を制限するのは非常に難しいかと思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 そうやな。事故はないんでしょうか、今まで。あそこは。

 そのルートの中で、今の幼稚園から光洋中学校の手前へ抜ける、踏切を渡るあの道なんですけれども、一部、佐野川との間、線路との間に側溝があるんですよね。それで、かなり狭いです、あそこの道は。車が通ればいっぱいなんで、車が来るところをこの前、僕見ておったのですけれども、もう子供が皆待っておるんですよね、車が通るまで。それでボランティアをそこらの人がしてくれたんでしょうが、鉄板の溝ぶたを10メーターぐらいおきに何枚か置いてくれておるんですよ。それで、車が来たらその上に乗って車を通過させているという状態なんですよ。あれ、溝ぶたを鉄板でもいいからひいてやったらあれだけのスペースできるんで、本来はパイプで遮断する手すりみたいなやつでとめていく、通学路にしてあるのが一番いいんやろうけれども、そこまでもちょっとできないやろうけれども、あのふたは何とかしてほしいんやけれども、できないですか。



○議長(上田勝之君) 

 中畑建設農林部次長兼都市建設課長。



◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 

 今言われる現場について、私どもも十分把握しておりますし、できれば拡幅改良したいという思いもあります。ですから、数年前にふたをかけてほしいという要望がありましたけれども、全体のこととなると大変な費用がかかります。ですから、今少しでもかけてほしいということであれば、修繕費で対応できる程度であればかけさせていただきたいというふうに思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 課長、あの道は市道ですか。



◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 

 市道でございます。



◆17番(屋敷満雄君) 

 市道になっているの。市道であれば、ぜひとも何とかお金を捻出して、僕はもうそこの通学している状態を見ていないからわからないんですけれども、今、向こうに住んでいる方が非常に多い。それで、僕らのときは、三輪崎というても佐野でも全部線路から浜側が住宅地でしたんでほとんどあの道はなかったんですけれども、もう今は、僕らも光洋中学校、今の雇用促進から見ますと全部田んぼで、グリーンのじゅうたんでしたんですよ。それで、前田議員の家なんかがぽつんと何軒か見えているような状態やったのが、今はもう逆さまになっていますから、あそこから来る通学生というのは非常に多い。ですから、あの辺の道路について何とか整備を早急にお願いしたい。

 もう一つ、通学路のあれなんですけれども、農免道路です。佐野川の墓地へ行くところから樫山先生のところの間の用水路があって、それで住宅が3軒ぐらいあるのかな。スロープがついて車が入れるようにしている。あの道を通学路にしてほしいという要望が前からずっと区からも出ておるんですけれども、これはなぜできないんですか。



◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 

 通学路になっているかどうかというのは私どもは把握しておりませんけれども、ただ、区からは歩道の要望は出されております。区からはいろんな何件か要望がございまして、本年度に清水谷の川沿いの墓地へ行く道路の拡幅といいますか、一部広げられるところがあるんで、そこも要望を受けておりまして、本年度、予算を計上させていただいております。

 その歩道については、来年度の予算編成時期がこの秋にありますから、それまでに地権者にお願いして、もし協力が得られれば来年度予算案に計上していきたいというふうに思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 ちょっと、部長がおるから、あの道は市道があるの。民地があるの。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 議員言われるとおり、民地が入っています。現況は水路敷きになっておるんですが、前もいろいろ議員さんが質問したんですが、土地の地籍上、あそこは地籍調査をやったので、その立会いもそうなのですが、なぜそうなったかわからないんですが、現況は水路なのですが、水路敷きが個人名義で入っているということで、その方についても前にはいろいろお話をしたんですが、なかなかその辺がうまく理解が得られなかったということで、個人の名義が入っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 水路の部分。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 はい、水路の部分でございます。



◆17番(屋敷満雄君) 

 僕も農民のことはわからんけれども、水路なんかいうたら、あれは国のものと違うの。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 議員一番御存じのように、あの裏側には昔田んぼばっかりで水路があって、農免道路は昭和44年ぐらいですか、つくったときに、農民の方の専用道路ということで、ほとんどの土地については寄附とかいろいろなことをやって、そして今の地形になったんですが、その当時、今の水路は多分、後から大きく広げてつけたんだと思うんですよ。



◆17番(屋敷満雄君) 

 ああ、後からつけたのか。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 はい、それで、あそこの何件かはのりを起こしてやっているんですが、一部歩道がつけられないというのはそういうことで、権利関係が個人のが入っているということで、その方が了解さえしていただけばうちのほうでやりたいんですが、なかなか水路だけをうちが買い取るということもできませんし、いろいろ過去の古いいきさつがあるようですので大変難しい問題です。

 地権者の方にぜひお話をして、もう水路ですので何とか協力はしていただきたいという思いはあるのですけれども、少し時間かかると思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 チップのときもかなりの強行な人をくどき落としていますので、実績があるんで、ぜひともくどき落として頑張ってくださいよ。

 市長、通学路の整備について基本的な考え方として、高度成長が終わった今、高齢化が進んでおります。基盤整備も大切です。そやけど、もうちょっと住んでいる住民が安心して暮らしてもらえるような生活基盤をやっていただきたいというのは、この話も僕、教師のOBの方が、「わしもいろんなところを回って学校の通学路を見てきたけども、やっぱり屋敷、三輪崎が一番悪い。車が走ってきて子供が逃げならんような、そういう通り過ごさんならんようなルートやで」と。僕もそれまで全然そういうことを余り感じなかったのですけれども、それを言われると、これは違うなと。やっぱりそういうことはある程度、今、あの辺から来る子供が三輪崎で一番メーンになってまして、一番多いんですよね。今度、自動車道ができて、那智勝浦道路ができて、反対にこの前も本当にあったらしい話なんですけれども、その道を来まして、そこは横断歩道がついておるんです。そこを渡ろうとして車がとまってくれたと。そしたら車がとまってくれたら後ろの車が追い越して、それで右側を走ってきて子供にぶつかりそうになったことがあったんやというような実態がありますので、何とかその辺の整備は、今、前田部長がおっしゃったように、地権者があってこっちの言うとおりにはなりませんですけれども、何せうちもチップのときにかなり強行な方をくどき落として、あのチップのヤードをつくった実績がありますんで、何とか頑張ってやってください。市長、その見解だけちょっとお願いします。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 それぞれ教育委員会、あるいは道路建設に当たる所管課が御苦労をいただいておりますが、我々として、その見通しがつく時点というのは、地権者の了解もできたそういう時点の中におきましては予算を組むことは一向にやぶさかではございません。私も三輪崎の地内はよく通りますが、確かに通学路の道として不十分なものであるということは十分承知しているつもりです。これからも地域内道路、とりわけ学校統合もありますので、子供たちが安心に登校できる道の確保については留意してまいりたい、かように思っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 よろしくお願いいたします。

 それでは、三輪崎のことを終わりまして、次の項にいきます。

 市町村の2次合併についてでございますが、きのうから何人かの方の心配される意見が多いんで、僕は反対に、いい面、メリットだけをお願いして聞きますので、2次合併のメリットとはと、それをちょっとお聞かせお願いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 竹嶋副市長。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 これは全員協議会でも市長のほうから申し上げましたように、那智勝浦町と合併することによりまして、熊野の中核都市として産業やとか観光やとかいろんな面で、今現在、市の要件となっています5万都市ができるというようなことと、財政基盤が強化されるというようなことを思っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 かなり皆さんも懸念されることの中に、第1次合併と第2次合併のあめの部分、特例債、今度は推進債ですか、その違いですね。ちょっと具体的に教えてほしいんですけれども、御説明お願いします。



○議長(上田勝之君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 ただいまお尋ねの地方債の関係でございますけれども、以前の合併におきましては合併特例債といいまして、既によく御存じかと思いますけれども、充当率が95%で、その元利償還の関係で交付税算入が70%ということで、実質的に約3分の2を交付税で賄って事業ができるというものでございます。

 一方、今回の合併推進債につきましては、充当率が90%で交付税措置が40%ということで、実質的に36%の財政支援、約3分の1強の財政支援があるという、そういうふうな違いでございます。



◆17番(屋敷満雄君) 

 それで、第1次合併、新宮と熊野川と合併して、10年間シミュレーションを聞いて、きのう、こういうようないろんな行事ができてこれだけの金がかかるというのをいただきました。この分はこの分で推し進めていけると。それで、那智勝浦と北山もどうなるのかわかりませんけれども、やった場合、今度はそれの推進費として今の約36%のあめがあると。

 よく僕は聞くんですけれども、今回、36%が余りええあめやないという話を聞くんです。僕としたら、1,000万の家が建つのに360万の金が要らんのやと。僕も商売をしてきた以上、どえらいありがたい話やと思うんですけれども、これはありがたい話ではないんですか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 ありがたい、ありがたくないという話は別といたしまして、現在、財政課のほうが詳しくは把握しておりますけれども、新宮市が事業を行う場合に、熊野川町と合併したことによりまして過疎債とか辺地債とかそういった有利な起債制度を使うことができるようになってございます。そういったことを活用しまして、今は先ほどの数字で申しますと40%以上の財政支援が受けられるような、そういうふうな状況で起債を使っているという状況でございますので、ただ比較の問題でございますが、30%台と40%台との違いはあろうかと思います。



◆17番(屋敷満雄君) 

 普通、これは合併がなかった場合としたら、何か事業を起こす場合、辺地債とか過疎債とかそういう以外でやった場合、これはある程度のあめの部分というのはあるものなんですか。普通一般にやっている、何かの事業を起こすと、新宮市で単独でやるという場合はどうなんですかね。



○議長(上田勝之君) 

 竹嶋副市長。



◎副市長(竹嶋秀雄君) 

 辺地過疎につきましては、新宮市単独の場合は対象にならなかったということがございまして、熊野川町と合併したことによってその恩恵があったということはございます。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 それと、これも既に熊野川と合併したことによりまして恩恵を受けておりますが、やはり那智勝浦と新宮が一緒になった場合に大きな利点となってくるのは合併算定がえだと、そのように思っております。交付税におきまして、単一の自治体として算入されるのではなく、那智勝浦町があったもの、新宮市があったものとしてそれぞれ算定をいたしまして、その多いほうの、多いほうというのは当然、合併算定外で戸別に算定したほうが高いわけであります。その効果が、期間は少し短縮されておりますが受けられると、そのように思っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 やはり僕は、合併というのは、奥田議員もおっしゃっているように、ある程度これ結婚と一緒で、やっぱり弱いほうのことを見てやらんと、強い新宮市ばっかりがやると僕はもうこれ結婚できへんと思うよ。

 それでもう一つ、これは何人かの議員さんもおっしゃっているんですけれども、新聞紙上で町長がというお話が出ていましたですけれども、実際に対面してそういうお話を実際に聞いておったらええけれども、紙面に載った文面だけを取り上げてああやこうやいう話だけは、僕ももちろん言いませんけれども、そういうことは絶対プラスにはならないと思いますので、もうやめたというんやったらええけれども、僕みたいな推進したい方はぜひとも進んでほしいと思います。

 もう一つ、これは今後、那智勝浦も早急に市民に説明会、これは新宮市民にももちろん開いていくんですけれども、いろんな区民会館でもいろんな市の説明会をしても、せいぜいよう集まって50人ぐらいまでのもので、なかなかわかっていただけないという事実がありますので、僕として、何とか合併したらこういうメリットがあるんやと、こうなりますよというのは大いに宣伝してほしい。そうやないと、もうただわからない、人ごとに思っているというか、実際に形で感じない市民の方とか町民の方が僕は出てくると思うんですよ。ですから、一方的に新聞なんかで書かれて、それが間違ったように流れていきますと、それがもう本当に変な流れになって変わってくるんですよ。僕としては、個人的には大賛成でやっていただきたい。おやじのふるさとが北山ですし、おふくろが三輪崎なもので、みな前から行けば佐野湾で、宇久井と三輪崎、佐野というのはしょっちゅう交流があるんですよね。あそこで分断されているというのは僕はもうずっと前からおかしいと思っていますので。何とかこれはやっていただきたい。

 ちょっと今、特例債とあめの部分がまだ僕は理解ができないんですけれども、市長もきのうからおっしゃっているように、やっとスタートラインに首長さんがお互いにやっていこうと。これはもう前のときはそういう話ができなかったものですから、やっぱり政治でも何でも生き物でいろんな展開があって、市長、その場その場で変わってくると思うんですよ。やっとこれである程度スタートラインに立ってやっていける状態になっていますので、ぜひとも北山のほうも話がまとまれば行って、やっていただきたいと思っています。

 もう一つ、法定内、平成22年3月やね。それまでにやはりやらないと、芝課長のお話を聞いておっても余り甘くないようなあめなんですけれども、それがなかったら何もない、ゼロやということであれば、何とかその中で完結したいと思っています。

 市長、これやっぱり前でしたら1カ月に1回ぐらいの協議会をやっておったんですか。それで1,503項目で大変なことは事実わかりますけれども、那智勝浦町も太地町と合併しようと、前にもそういう話で半ば進んでおったので、ある程度もう資料としてはそろっていると思うんですよ。何も一からというわけではないと思っていますので、1回のところ2回、そういう開催で、それはもう非常に職員の皆さんに御無理を言うのは本当に僕も心苦しいんですけれども、何かやろうとするときに、もう期限が決まっておるというときに、ゆっくりとやったらいいんやないかと、僕はそういうわけにはいかないと思うんですよ、今回は。やはりある程度、市長もむちを打ってでも頑張ってやっていくと、そういう心がけでやっていただきたいんで、その心境をちょっとよろしくお伝えくださいませんかね。



◎市長(佐藤春陽君) 

 期間が限られておりますから、いわゆる支援を受けるためのその期間で何とか我々としては協議を行ってまいりたい。その意気込みとその気持ちには変わりございません。

 しかし、那智勝浦町サイドにもいろいろこれから住民の意見を聞くという動きが出てこようかと思います。新宮市ももちろんのことです。そのような中で、この支援法は、ちょっと仄聞するにまた新法あるいは継続というものが1年たてばきっと出てくると、そのようにも思っております。そのような動向もしっかり見きわめながら、これから市民合意をつくるための努力は積み重ねてまいりたい、かように思っております。



◆17番(屋敷満雄君) 

 これで一般質問を終わります。ありがとうございます。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後1時53分

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△再開 午後2時28分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 午前中の杉原議員及び先ほどの屋敷議員の一般質問中における質問及び先ほどの屋敷議員の一般質問における前田建設農林部長の答弁におきまして、3名から不適切な発言があり訂正をしたいとの申し出がありましたので、訂正いたしたいと思います。

 お諮りいたします。

 これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、別紙のとおり、その発言を訂正いたします。

 一般質問を続けます。

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△榎本鉄也君



○議長(上田勝之君) 

 4番、榎本議員。



◆4番(榎本鉄也君) (登壇)

 それでは、一般質問を行います。

 まず、後期高齢者医療制度について。

 3月議会におきまして、私はそのときの一般質問で、後期高齢者医療制度につきまして、最初の予算が審議されました国保運営協議会に市長が出席されていなかったということに苦言を申し上げまして、何よりも高齢者の皆さんに市長が率先してこういう制度を説明していくという姿勢がなければ理解は得られないぞというふうに発言をさせていただきました。その後、これが全国的な問題になりまして、この後期高齢者医療制度、長寿医療制度と呼ばせていただきますが、大バッシングが巻き起こったわけであります。高齢者いじめとかうば捨て山とか、さんざんテレビ等で連日のごとく流されましたが、果たしてそうかなと。私は、決してそうではないというふうに思います。

 国民皆保険制度を守るためには、また破綻寸前の国民健康保険財政を維持していくためには、今後新しい高齢者の医療制度を創設していかなくてはならないということは、国会のほうでも平成12年に共産党を除く4党合意がありまして決議をしております。その流れに従ってでき上がったのが今回の制度であるはずであります。その流れから考えても、廃止しろということには大変無責任だというふうに私は感じております。

 よく言われる長寿医療制度に関する批判に、75歳以上を差別して保険を独立させる考え方そのものがうば捨て山だと。廃止しろというふうな論調でよく言われますけれども、この長寿医療制度、後期高齢者保険をもし廃止すれば、後期高齢者と言われる方々はどの保険になるのか。これは当然、老人保健医療制度に戻るわけですが、この老人保健医療制度、この対象者は何歳ですか。



○議長(上田勝之君) 

 萩原市民窓口課長。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 対象者は後期高齢者医療制度と同じ75歳以上の方でございます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 そうですよね。75歳以上の区分というのは後期高齢者医療制度で初めて出てきたものではなくて、決まったわけでもないということを御理解いただきたいなというふうに思います。

 そのほかに老人保健医療の場合の患者としての負担割合だとか、それからその対象者、また形そのもの、その辺をちょっとかいつまんで教えていただけませんか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 これまでの老人保健制度ですけれども、対象者が先ほど言いましたように75歳以上の方と、それから一定の障害のある65歳以上の人も含まれます。それから窓口の患者負担につきましては、1割負担かまたは3割負担、これは後期高齢者医療制度と同じでございます。それから保険料につきましては、老人保健制度では加入しております各医療保険制度の保険料を負担するということでございます。ただ、後期高齢者医療制度と違いますのは、被用者保険加入者の被扶養者になっている方には保険料はかかりませんでした。それから財源の内容ですが、老人保健制度では公費が5割、あと国保、被用者保険からの拠出金が5割でございました。

 以上です。



◆4番(榎本鉄也君) 

 今説明があったとおり、老人保健医療と患者として考えれば負担額も同じでありまして、その受けられる医療内容、診療内容についても全く変わったものはないわけでありまして、これがなぜ、ここだけを独立させておかしいじゃないかという議論が生まれるんですけれども、それは当てはまらないのではないかなというふうに思うんです。

 ただ、やはり問題は保険料の徴収の仕方になるわけなんですが、これは年金からの天引きということになっておりまして、この年金の天引きということが大変高齢者の皆さんには大きなプレッシャーとなったのではないかというふうに思っております。年金収入の高齢者にとって、介護保険料もそこから引かれます。本当に有無を言わせず天引きされてしまうという、この痛みというか、年金生活者の方々のメンタルな部分を理解できていなかったことは、やはり大いに反省しなければならないのではないかと思います。

 またもう一つは、息子さんの家族等と同居されている方の保険料は息子さんが支払っておられたわけでありますが、今回の制度でいきなり御本人の年金から保険料が天引きされてしまうと。引かれた本人は収入が減ってしまうし、それを息子さんに後から補てんしてもらうということはなかなかやりにくいことではないでしょうか。こういう現場の細かいこと、この件についてやはり考えが及んでいなかったということは、やはり政府としても強く反省をしていただきたいというふうに思いますが、しかし、この件につきまして、このほどさまざまな改善策が打ち出されております。その改善策について御説明いただけませんでしょうか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 今回の後期高齢者医療制度の見直しが現在打ち出されておるんですが、その中で年金からの保険料の徴収については、申請により普通徴収にすることができるというふうな見直しもされるようであります。ただ、これには幾つかの条件があるようですが、まだ細かい条件については連絡が来ておりませんので。

 以上です。



◆4番(榎本鉄也君) 

 さまざまにこの点については改善策が講じられてくるというふうに思いますので、その辺も御理解いただきたいというふうに思うんですが、年金天引きということは、保険料を徴収する現場の自治体にとっては徴収率もよくなりまして、その徴収に係る経費の大幅な削減につながり、何よりも被保険者の高齢者の皆さんの側から一々役所に支払いに行く手間が省けて喜んでくださるだろうと考えて始めたことだと思います。こういうことが高齢者の皆さんに全く理解されなかった背景には、今の政治に対する信頼感の欠如ということが大きな要因ではないかと感じております。もらえる年金はむちゃくちゃにしておきながら、取る分はきっちりいや応なしに天引きとは何たることかとこういう批判が多いんですが、まさにこのことだと思います。これは国の問題でありますけれども、私ども地方もこの議会から広域連合のほうに出向しておりますし、私たちの地方もしっかりとこういうことを是正していく必要があるのではないかなというふうに思います。

 以前、ちょっと前なんですけれども、北山村の高齢者の方々にこの制度のことで御意見を伺う機会があったので、どうですかということで、北山村は大変高齢者の方が多いので、この制度への厳しい御意見もたくさん出ているんじゃないですかと伺いましたら、私が伺った方は、いやいや村長さんがちゃんとやってくれてるから何も心配ないよと、このように即座に答えられました。その方1人にしか聞いていないので、現状が果たしてこれが正しいのかどうかというのは私にはわかりませんけれども、私は、間髪入れずにこの言葉が出てきたところにすごいことだなというふうな思いがいたしました。この行政と村民との信頼関係、これが最も大事なことではないかというふうに感じた次第です。

 それで、ある地方、これは千葉県の習志野市なんですが、これが独自で市長の手紙入りの後期高齢者医療制度の説明パンフを対象者全員に配ったということを伺いました。これがその原文なんです。ちょっとこれ難しいかなと思うんですけれども。これは、対象者が千葉県の習志野市なので1万1,000人ほどいらっしゃるんですけれども、対象者全員に、これに加えて市長の手紙を添えて配ったそうでございます。これは経費は全部で150万円ほどで済んだというふうに伺っております。こういうきめ細かな対策ということが今本当に求められる政治の姿勢ではないかなというふうに思います。

 昨日の東議員さんの一般質問の中で、後期高齢者医療制度の説明会がされていないではないかという指摘がございましたけれども、説明会とかなかなか困難であれば、習志野市のように市長からの手紙という形で高齢者の方、対象の一人一人に理解していただこうという一つのこういうパンフを配布してみてはどうかというふうに私は思うんですが、市長、どうでしょうか、ちょっと前向きに検討していただきたいと思います。

 これからさまざまに変更といいますか、改善策を講じてきまして、余計こんがらがってきていると思うんです。そういうことも含めまして、そういうきめ細かな政策で、広報に載せるのも確かに一つの手だと思うんですけれども、やはり市長の名前で高齢者の方一人ずつにこういうできるだけわかりやすい説明文を送付するということも一つの方法ではないかなというように思うんですが、その点、市長どうでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 このような手紙といいますか説明書が、それぞれの自治体の一つの例でしょうが、市長の名前によりまして被保険者に対してお出ししているということは、非常に我々としても参考になります。またこれからの国の制度の改善等が明らかになってまいりましたときには、タイミングといたしましてはそういうときにまたお知らせするのがベターではないかと、そのように思っておりますので、担当課で十分協議させます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 ぜひよろしくお願いいたします。

 それから、高齢者医療制度の保険料につきましては、新宮市の場合、私たち公明党として独自に調査したところでは、前回の国保に比べまして負担の軽減となった方のほうが多いんではないかなというふうな思いでおりますが、正確につかめておりませんのであくまで推測でしかありませんけれども、私の母親も若干下がっておりました。これは、国のほうでの調査結果でも約7割の方が保険料が安くなっているとの結果を出しております。ですから、これをとらまえて年寄りいじめとかうば捨て山という批判はちょっといかがなものかなというふうに私は感じる次第です。

 しかし、息子さん夫婦と同居されている方、息子さんとか同居されている方に対する保険料の算定では、本人は基礎年金だけの収入であっても世帯の収入で7割軽減というのが適用されずに保険料が高くなるケースがあります。これについては、やはり後期高齢者医療制度は世帯ではなく個人にかかる保険であるという前提なので、ぜひ所得額が世帯の所得で判定をするということではなくて、やっぱり個人の所得で判定していただきたいなというふうに思うんですが、これは国の問題でございますので国会議員に頑張っていただきたいと思います。そういうところもあるのは確かにあるということでございます。

 もう一つ、私はこの後期高齢者医療制度の中の一つの特色とでもいいましょうか、慢性疾患の包括医療制度、いわゆる後期高齢者診療料について、これは今後、地域医療体制の一つの大きなポテンシャルとして前向きに行政としても取り組む必要があるのではないかというふうに考えます。このこともやはり要は説明不足というのが否めなくて、お年寄りの方にも何かよくわからないままになってしまっているのではないかと感じます。お医者さんのほうでも、もちろん患者さんも、これがどういうものなのか、これは選択性でありまして、患者さんも医師側も、この包括医療を選択するか、従来どおりの出来高払いで診てもらうかは自由に選択できるわけですけれども、まずお医者さんと患者さんが同意しなければならないですし、病院も登録をしなければならないというふうに聞いておるんですが、このことにつきまして、新宮市の今の現状というのはどんなものなんでしょうか。そういう包括医療の届け出というお医者さんの件数とかを把握されていましたら教えてください。



○議長(上田勝之君) 

 萩原市民窓口課長。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 広域連合のほうからの資料なんですが、新宮市内で後期高齢者診療料の登録診療所となっているところは3件でございます。割合としては10.3%というふうになっております。和歌山県内でも、登録されている診療所の数の割合が12.3%でございます。

 以上です。



◆4番(榎本鉄也君) 

 非常に少ないんですね。一つのかかりつけ医という形で、患者さんがそこでずっと包括的な医療で診てもらうという制度なんですけれども、このかかりつけ医制度は欧米では常識でありまして、医療機関の役割分担がきちんとできていると聞いております。しかし日本の場合、国民皆保険制度のもとで患者さんは全国どの病院を選んでもそれは自由ということになっておりまして、結果的にそれが患者さんの大病院指向になってしまった。ですから3時間待って3分間医療などとうい悪弊を生むことにつながって、また別の面では、患者さんの重複の投薬とか重複検査ということにもつながっていったわけでありまして、これを是正するには、やはりかかりつけ医制度を確立させて病院の役割分担を明確にして、患者さんの交通整理といいますか、きちんとすれば、重複診療という無駄を省けて医療費の抑制にもつながっていくと、こういう考え方であります。我が新宮市の場合でも、病院の役割分担は医療センターを抱える自治体として積極的に取り組むことではないかと思っております。まして医師不足という問題を抱えた医療センターです。このかかりつけ医制度というものがその問題解決の一つの糸口になり得るということも言えるのではないかというふうに思います。

 それともう一つ、新宮市として非常にタイムリーなことに、医療センターにいわゆる開放病床ができたんですね。この開放病床と後期高齢者の診療料、いわゆるかかりつけ医、この制度をマッチングといいますか連動させることによって、我が新宮市として高齢者医療の特色ある制度づくりができるのではないかなというふうな期待をしておるんですけれども、ちょっといきなり医療センターに振って申しわけないんですけれども、開放病床というのはどのような形で今利用されていて、本当に今のところちゃんと運営されているのか。ちゃんと運営されているというのはおかしいですけれども、後期高齢者医療制度ができて何か変わったとか、そういうことがあれば教えていただきたいと思うんです。



○議長(上田勝之君) 

 辻医療センター医療業務課長。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 開放病床なんですけれども、目的として、地域における病床連携の推進ということで開放病床を行っております。ベッド数は5ベッドを用意しておりまして、3階、4階、5階、6階に合わせて5ベッド、男子用が3ベッドと女子用が2ベッドで用意しております。

 利用率は、地域の開業医の方から紹介していただいて入院していただく。それで開業医の方が土曜、・日曜とか診療所が終わった後に訪問していただいて、紹介していただいた患者さんの治療状況を把握して診療情報を共有して、よくなった場合に地域に戻った場合にまた診療所でその方の追跡調査をしていただくというようなことで開放病床が設けられております。

 それと、後期高齢者制度ができてから、4月からの開放病床等の影響ですけれども、75歳以上の方の緊急入院というのが4月1日から5月にわたって32件ありました。それで、この中で後期高齢者の診療料が該当していたという方が、なかなか把握しにくかったんですけれども、開業医の方に調査しますと、串本町の方で入院された方が在宅におられたときに後期高齢者の診療料をとっていたという方が1名おられました。

 以上です。



◆4番(榎本鉄也君) 

 なかなか1名、この制度を大いに活用しているということは全く言えないという結果なんですけれども、これからもっともっと医師会との連絡をとって連携をとって、こういう一つのかかりつけ医から医療センター、そして医療センターからまたかかりつけ医のところに戻ってくると。これから24時間の在宅の支援病院というのも全国に配置されるんではないかという話もありますので、そういうことがきっちり定着してくれば、大きな今までありました介護難民だとかそういうことの解消につながっていくというふうに思うんです。これは今後の大きな一つの研究テーマであると思いますし、医師会との連携やそういう制度づくりというのは、やはりそこの部分は我々行政がしっかりやっていくべきだと思います。

 その役割をどこに担わせるかということで、この間の特別委員会でもちょっと提案をさせていただいたんですが、今、医師不足の解消のために地域医療対策室というんですかね。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 地域医療推進室でございます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 地域医療推進室ができていると思うんですけれども、そこをただ医師確保のためのみだけではなくて、こういったこれからは地域医療はその地域で完結できる制度につくり上げていかなきゃいけないと、こういう流れがありますので、そういう研究も含めて、そこの部署にひとつ研究をしていただいて医師会との連携もとっていただきたいと、このように提案申し上げたいと思うんですが、市長、いかがでしょうか、ちょっと見解をお願いします。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 うちで用意しているのは地域医療室でした。すみません、訂正をお願いします。



◆4番(榎本鉄也君) 

 地域医療室ですか。今度、保健センターのほうに窓口というか、保健センターのほうにあるんですか。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 地域医療室は医療センターの2階で、看護副部長を筆頭に2人のソーシャルワーカーと、あと。



◆4番(榎本鉄也君) 

 それは地域医療連携室ですね。収入役を中心にでき上がったプロジェクトチームなんですが。



○議長(上田勝之君) 

 森市民福祉部長。



◎市民福祉部長(森常夫君) 

 庁内の組織がありまして、それで収入役が座長で、私、市民福祉部長が副座長で、それと保健センターが事務局になります。あと医療センターの事務長とまちづくり政策部長と企画調整課長ということで、6人体制で連携をとって医師確保に向けて取り組んでおります。



◆4番(榎本鉄也君) 

 確かにお医者さんの確保というのは非常に難しい話なんですけれども、やはりこれは全国的なレベルの問題でございますので、それにしっかりと取り組んでいっていただきたいんですが、やはり地域医療ということに関してそういった研究をしていっていただきたいなと。そうすることによって、本当に医師はなかなか確保できないのですけれども、制度面として最低限のお医者さんでいけるという制度を確立していけば、おのずとそういう医師不足の解消にもつながっていき、また病院の役割分担によって医療センターの経営改善にも大きくつながっていくというふうに思うわけです。それでもっともっと話を広げていけば、本当に開業医の先生方と、また医療センターとのコンピューター上のネットワークを駆使すれば、今、和医大と一部やっているという話を聞いていますけれども、遠隔の治療ができるようになれば、これはまさに前々から言っておりますがん治療なんかでも一つのこの地域ででも高度な医療を受けられるという、いわゆる治療の均てん化ということが図られると、こういうところまで話が大きく進んでくるのではないかというふうに思うんです。これは非常に今後大きな研究課題だと思うのですが、高齢者医療のかかりつけ医制度というものが一つの引き金となるように、その辺のところを考慮していただいてその研究の方向に前向きに検討いただきたいと思いますが、市長の御見解をお願いしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 医療センターが開放ベッドを設けるその前からでありますが、病診間連携を密にしようと、そのような取り組みをしていただいていることも医師会等の御協力の中でございます。そのような中で、せっかくの開放ベッドを設けたわけでありますから有効に、議員御指摘のように地域の中核医療機関、またかかりつけ医の果たす役割、これらを明確にして、市民の医療を守っていけるように、また補完していけるように、我々としては病院ともども十分研究をいたしてまいりたいと思っております。

 また、医療センターとは2カ月に1度、幹部医師等の協議も三役が出向きまして協議をする場もございます。これらのことは念頭に入れまして、開放ベッドの有効な試みにつきまして当然のことながら病院側の見解もただしたい。またそれに向かった取り組みも、今の御趣旨の方向の中で医療センターが果たす役割としてしっかり市民に広報し、また、医師会とより一層連携を密にしてもらうように要請してまいるつもりです。

 ありがとうございます。



◆4番(榎本鉄也君) 

 それでは、後期高齢者についての質問を終わらせていただきまして、続いて市町村合併についての質問に移りたいと思います。

 市町村合併につきまして、私は推進すべきといいますか、これからの地方自治のあり方、いわゆる地方分権社会、また道州制の議論等の流れの中では避けて通れないことだと考えております。ですから今回の質問は、合併の是非ということより以前の問題で、私は今回、那智勝浦町との合併ということに対しては、どうしてもなぜ今なんだと、今この話が出てくるんだと、この疑問がどうしても払拭できないんです。それで、これよりなぜ今なんだというテーマで市長にお伺いをさせていただきたいと思います。

 まず、私は昨年の12月議会におきまして2次合併についての質問をさせていただきました。これは、さきに県より示されておりました東牟婁全域と新宮市との枠組みの合併が首長間で白紙ということになったということで、そのことについてお伺いしたわけでございますが、そのときの市長の御答弁はこういうふうに言われておりました。「古座川町や太地町は早々と住民投票を行いまして、合併をしないという決断をいたしております。また、串本町につきましては新しい古座との枠組みの中からまさに新宮市と同じで、新しい基本構想、基本計画を立ち上げて、病院統合であるとかいろんな市街地対策を含めて産業振興施策に新しい展開を見せようとしているところで、新宮市も同じ主張になります。そのような中で我々としてはその法期限の中におきまして、合併をする時期至らず」と、このように思って皆さんが合意いたしましたと、こう明快に各市町村が合併できないということの理由を御答弁いただきました。

 県の示した枠組みを白紙に戻した理由、今の市長の答弁、新宮市の場合、やはり串本町と同じで、熊野川町との合併による新しいまちづくり基本構想や基本計画を立ち上げ、それを実施していこうという段階であるから、法期限内では無理という判断をされたわけではありませんか。それが、那智勝浦町との個別な合併であれば大丈夫なのかと。これはちょっと無理があるんじゃないかなと。しかも今回、22年の法期限内での合併を目指していきたいとの発表でございました。この辺は、どう考えても私は、この答弁をいただいた自分としては非常に理解しにくい話であります。その点について、まず市長の御見解をお聞かせください。



◎市長(佐藤春陽君) 

 那智勝浦町との合併の枠組みは、かつて第1期の市政を持たしてもらいましたときから、私としては隣町の産業経済、そういう基盤を共通にして紀南の中核市として新しい新宮市が機能する、そういう思いの中で、かつては広域に、特に那智勝浦町に対しては早くからの申し入れもいたしてまいりました。また、そのために広域の町村長、またここを所管する県会議員が三重県のところに一堂に集まっていただきまして、そういう提案もいたしてきたところであります。しかし、諸般のいろいろなもろもろのそれぞれの自治体が抱える事情がありまして、これは最後は北山、熊野川、当市、この3つが枠組みをする、そういう協議会を立ち上げて実行いたしてまいった次第であります。

 しかし、那智勝浦町はそのときの理由では、太地町との合併を模索しておりまして、観光、水産におきまして産業の基盤を同一にする問題がある、まず私ところは太地とやらせていただきたいとこういうことで、我々としてはこの申し入れに対しては拒絶を受けた次第であります。そのような中で、太地町との合併が破綻に終わりまして、その時点からやはり那智勝浦町は新宮という意識が芽生えてきたのではないかと、そのように思っております。

 私としましては、長期総合計画の初年度でありますから、またこれを財政的にフォローするシステムも、熊野川町との合併におきまして特例債等は27年までこの計画は保証できると、こういう思惑もございまして、また新しい広域の中核としての新宮を磐石なものにするために、この機会に過去のいろんないきさつは捨てて那智勝浦町と合併協議に臨みたいと、このように決断いたしたところであります。



◆4番(榎本鉄也君) 

 要は、やはり基本構想とか基本計画を立ち上げられ、それを実施していこうという段階であるから法期限内は無理だよという、まさに串本町もそういう話でありまして、そこで大きい合併は見送られたということでありますので、じゃ勝浦と新宮市の場合だったら、新宮市は基本構想や基本計画を立ち上げた段階ででもいけるんだということになるのかなと、若干矛盾を感じてしまうんです。

 私は、いわゆる政治の責任ということをしっかりと総括しながら何事も進めていかなくてはならないというふうな思いでありまして、今、新宮市で進めようとしている基本計画は、何カ所かの市民説明会、また最終は市民発表会まで行っているわけなんです。その中でまさに庁舎の建てかえ、そしてその場所も示されておりました。それはあくまで計画の決定だと言われるかもしれませんが、市民の目線から見ますと、いよいよ熊野川町との合併による新しい新宮市の建設が具体的に始まるんだと、大きな期待やまた不安等もまざり合って、私たち新宮市政の一挙手一投足を注視していると、こういった状況ではないかというふうに思っております。

 そんなさなかにいきなり今度は那智勝浦町との合併を発表して、できれば21年8月には調印したいと具体的な日取りまで示されては、新宮市民として純粋に考えまして、一体佐藤市政は新宮市をどうしようとされているのかと、期待と不安が大きな疑問に変わってきているんではないかと、このように感じております。

 それともう一つは、基本構想につきまして、これは議会の議決を経ております。私たち議会としても、これについては大きな責任があるというふうに思っております。あくまでこの基本構想は、今の熊野川町、新宮市の合併による新しい新宮市の長期総合計画の基本構想であります。それを議会が議決して市民の皆さんにお示ししたわけでございます。ですからこれについて、私は議会議員としての立場から見ても、勝浦との合併ということとの整合は非常に困難だというふうに感じております。この辺について市長はどういう御見解ですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 基本構想に基づく長期基本計画は、まさにことしから着手したばかりでございます。私としては、合併しようが、あるいは合併が不調に終わろうが、やはり新宮市の市街地の再開発、教育環境を整える長期への基本的な目標、特進プロジェクトは、どうあってもこれは着々と実行していくつもりであります。そういう意味におきまして、この基本構想に基づく基本計画とのそごはないと、そのように思っております。

 また、相手方にも那智勝浦町の長期総合計画があるわけであります。そのような中で政策をどう絡めてどのように新しいまちづくりの指標をそういう政策の中に生かしていくのかということは、これからのまさに協議であります。そのような中で我々は、この特進プロジェクトは絶対に我々として新宮市の整備として行っていく課題だと、このようなことで申し上げていくつもりであります。



◆4番(榎本鉄也君) 

 もうちょい掘り下げて、ちょっと具体的にお伺いしたいんですけれども、どうもその辺のところがちょっと自分としても納得いかない部分があって、市長は特進プロジェクトの地域再生ということの中で、再三私の質問の中でいわゆるシティー・アイデンティティーということを強調されておられます。いわゆるCI戦略ということを一つの柱として取り組まれ、盛り込まれてあります。これは総合計画にも載っていますけれども、「熊野・新宮らしい人づくりとまちづくりを進め」というような、こういうような表現であるんですよ。

 一番最初の日の11番議員の市町村合併の質問の中で、森市民福祉部長がこのような答弁をされているんです。対等合併とは、合併によって新しいまちができるということだと。くっついて新しいものができると。これは、対等合併ということになりますと、いわゆるシティー・アイデンティティーというのは一新されるべき問題であると思うんです。いわゆる特進プロジェクトと合併というのは、どんなに考えても僕は両立はできないと、このように思うんですよ。

 私は、先ほど述べたように、きちんと政治責任というものを総括していかなければならないと思っております。その意味で、今回合併の議論を進めていくのであれば、総合計画と特進プロジェクトは一たん白紙に戻すか凍結という方向で考える。もしくは、逆に市長が言うように粛々と特進プロジェクトというものを進めていくのであれば、この合併を対等ではなくて、新宮市に編入という形を選択していただかなくてはならないのではないか、このように考えるんですけれども、市長いかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 合併の方法論についてもこれからの協議ということになります。なおかつ、このつくり上げました基本構想、また基本計画、これは、行政というのは運営は一日たりとも遅滞は許されません。そのような中で、新宮市の方向としてこれを実行していくことに変わりはありません。我々として、新しい状況の変化があるからといって何もかも白紙に戻す、そのようなことはとてもじゃないですが私としては考えておりません。

 また、この行政の運営を担うのは、御不満かもわかりませんが、今の市政の中におきましては私をトップにするこの組織であります。そのような中で、この特進プロジェクトを中心とする長期基本構想を実現させたいというのが私の望みであります。これは合併しようとしまいとであります。



◆4番(榎本鉄也君) 

 その特進プロジェクトの凍結とか白紙撤回とか、少々極論めいた話をしてしまいましたけれども、合併を成就させるためには、しかも対等合併ということになりますと、私は本当に今までの経験上、経験上といいますか、本当にその中に議員として1次合併に携わらせていただいて、本当にささいなことといったら語弊があるかもしれませんが、ちょっとしたことが大きな障害となって合併議論の妨げになってまいります。しかも法期限内などと期限をつけられますと、本当に合併ありきという議論になりかねないというふうに思うんです。本当に、せいては事を仕損じると言いますけれども、私は、この合併はもっと時間をかけて議論をして、特進プロジェクトは第1次合併の熊野川町との合併によりできた新しい新宮市のまちづくりであります。これをしっかりと軌道に乗せた上で、次の段階で合併論議に今度は集中すべきではないかなというふうな考えでおります。

 それともう一つ、市長、さっきの12月議会の私の合併に関する質問の中でのやりとりで、私はこれから始まる消防の広域化とか南紀園の事務組合について、時代の流れに逆行していると、いわゆる旧態依然の策だといったことにつきまして、市長は強く否定されました。そのときは、私は合併こそが大事だという強い思いがありましたが、本当に後でよくよく思索する中で、やはり市長のおっしゃるように、まず新宮市がイニシアチブをとって広域での事務の共同化とか施設の整備、配置を考えていく、そういうプロセスを踏まえた中から、合併という最終到着点といいましょうか一つの自治体へと成り立っていくという、こういう形こそが市町村合併の理想の形ではないかという思いに至っております。

 最後に、私は、きのうの一般質問での佐藤市長の前市政への厳しい批判、これは政治家佐藤市長としての本当に力強い発言として共感をいたしました。政治責任というのは、きちんと総括され、誤りは厳しく非難されなくてはいけないと思います。それだけ重い責任の上で私たちはこの新宮市政に携わっているからでありまして、なかんずく、合併ということの責任は最も大きなものだと感じております。

 しかしまた、その厳しい目で見れば、今この那智勝浦町との合併が両市町民にとって本当に大きな、また有益な効果をもたらすものであるならば、じゃなぜもっと条件が整っていた平成17年の合併ができなかったのかという政治的な責任の総括をしなくてはならなくなってしまうのではないでしょうか。これは、第1次合併のときもこの合併も、やはり同じ佐藤市長と中村町長との間の話だったからであります。

 最初のテーマでありますが、そのときにせずになぜここに至って、まさに今のときにどうして両者が合併という方向にベクトルが向いたのか、きちんと、また正確に、正直に、両市町民にこのわけを説明する責任があるのではないかなというふうに思います。残念ながら、せんだって記者会見の内容では、そのことに触れた部分はなかったと思っております。私にとっては、記者会見の記事のあうんの呼吸ということはまこと理解しがたい言葉でありました。最後に、佐藤市長のほうにその見解をお伺いしたいと思います。



◎市長(佐藤春陽君) 

 合併の協議を開始することに立ち至った理由は、これまでも何度も申し上げてまいりました。我々として、ある意味では欲しいと思っておりました私個人にとりましても、そのチャンスが今芽生えたと、このように受けとめております。新しい新宮市が、合併することによってより大きく変貌するわけでありますが、その変貌の姿が熊野の中核市として一段と大きく新宮市民に利福をもたらすような、そういうよい縁組をこれからできないかどうかということを含めて協議してまいりたい、また市民に対して説明してまいりたい、かように思っております。



◆4番(榎本鉄也君) 

 以上で一般質問を終わります。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後3時19分

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△再開 午後3時34分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。

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△奥田勲君



○議長(上田勝之君) 

 14番、奥田議員。



◆14番(奥田勲君) (登壇)

 それでは、一般質問をさせていただきます。

 今回の6月議会は、議員の皆様、また執行者の皆様には殊のほかお疲れのことと存じます。少しの時間をいただきまして一般質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 1点目の雇用促進住宅についてお尋ねしたいと思いますが、この雇用促進住宅は、もともと国の厚労省の施設でありまして、ここで一般質問は市の一般事務ということになっておりますので、少しばかりかけ離れているかもわかりませんが、これに対しては差し迫った住宅事情ということでお許しをいただきたいと存じます。

 皆さん御存じのことと思いますが、ことしの4月21日の大手新聞のトップ記事に雇用促進住宅の記事が載っていました。それは公務員の無資格入居のことでしたが、その記事の中に、平成33年までにすべての団地、新宮市には4団地がありますが、譲渡または廃止されることが決まっていると報道されていました。少し驚きましたが、今は名前が変わって能力開発機構というそうですが、市に対してどのようなことを言ってきているのか、またどこまでこの件について協議がなされているのか、お聞かせいただきたいと存じます。



○議長(上田勝之君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 雇用促進住宅について、ことしに入ってからの状況を説明させていただきます。

 平成20年2月1日付で、雇用能力開発機構理事長より雇用促進住宅の譲渡、廃止時期についての文書が届いてございます。要旨につきましては、平成20年度末までに市内の4施設、相筋、三輪崎、鴻田、熊野川につきまして、新宮市からの譲渡希望の回答がない場合は4施設の民間への売却もしくは廃止をするというようなものでございました。その後、2月27日に市役所において、雇用能力開発機構より業務委託をされております財団法人雇用振興協会の参与の方が参りまして、次の点について説明がありました。

 その内容は、一つは、譲渡に関する市長よりの回答を20年度中にいただきたい。二つ目には、譲渡の条件は、原則10年間の用途指定及び入居者への十分な説明をすること。三つ目には、譲渡価格は、原則として土地及び建物については鑑定評価の5割の額である。四つ目には、1宿舎ごとの購入は可能であるが、棟別の購入はだめであるということです。五つ目に、市が購入しない場合につきましては、熊野川宿舎については入居率が悪く、平成20年度より新規の募集を中止していると。市がもし買い取らない場合は平成23年度までに取り壊される可能性がありますということです。他の3宿舎につきましては、民間への売却ができない場合は最長で平成33年度までに更地にして売却すると。この年度につきましては前倒しになる可能性がありますということです。以上のようなことを市のほうで検討して、20年度末までに結論を出すよう求められております。

 それを受けまして市のほうでも、先般より、関係する課及び行政局の課長等に集まっていただきまして協議を持ち、現状の説明と意見交換を行ってございます。その後、各課の意見や考え方を文書で提出していただいております。それをもちまして来週、再度協議することになっております。それで一定の方向性をまとめた上で、上部の機関であります部長会等で諮っていただく、そのような予定を持っております。

 以上です。



◆14番(奥田勲君) 

 4地区の宿舎の概要について、世帯数、また人口、そして耐震診断、アスベスト等調査をわかる範囲で教えていただきたいと存じます。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 4宿舎の入居状況でございますが、三輪崎、相筋、鴻田の3宿舎につきましては、それぞれ80戸なんですが、ほぼ入居してございます。熊野川宿舎につきましては44戸の入居で、約5割程度ということになってございます。

 耐震状況につきましては、昭和47年以前の住宅についてはすべての調査を実施していると。したがいまして、45年に建てられました相筋宿舎につきましては今年度に耐震補強工事を行うということでございます。それから昭和48年から昭和56年までの住宅につきましては、一応建物としては昭和56年の基準をクリアしているということでございますが、それにつきましては全国にありますこの時期の住宅について抽出して調査を行ったということでございます。その結果は問題がなかったということですが、こちらの三輪崎の宿舎については、そのときには調査を受けてございませんので、市としても譲渡を検討する上ではぜひ調査をしていただきたいということを申し入れてございます。あとの熊野川は58年、それから鴻田については平成8年でございますので、建築基準法改正後の建物ということでクリアしているだろうと判断してございます。

 それから、アスベストの状況ですが、先ほどのことし2月の市と雇用振興協会との協議の中ではアスベスト調査は既に実施済みとの報告がありましたが、アスベストにつきましては新基準が出されておりますので、それにつきましては、三輪崎、相筋、熊野川については新基準の調査を今後実施するということでございます。鴻田につきましては新基準についても対応しているということを申されておりました。

 以上です。



◆14番(奥田勲君) 

 今お聞きしますと、4地区でかなりの方が入居されているということですが、現に公営住宅の代替的機能を果たしている経緯があり、取り壊しとなると行政もほうっておけない問題だと思います。4地区すべての問題ですが、御存じのとおり、熊野川地域には市営住宅、民間アパートが少なく、この促進住宅が唯一の公営住宅みたいなもので、熊野川地域のことを言って申しわけないんですけれども、促進住宅がなくなると学校を初め熊野川地域全体にも影響が出てくることは目に見えています。

 そこで、保育所、小中学校の児童数の割合はどのぐらい占めているのか、お聞かせください。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 小学生につきましては、宿舎の中で21人の方がおられます。これは全児童数の28%。それから中学生につきましては6人、これは全生徒の17%、保育園児につきましては9人、全園児の27%ということになってございます。



◆14番(奥田勲君) 

 ありがとうございます。入居者における割合は非常に大きいですね。

 それと、人が住むということはいろんな面での波及効果が大きく、地域の活性化につながると思うんです。この住宅は、熊野川地域にとってはなくてはならない住宅だと思います。昭和58年に衆議院議員、今は亡き早川 崇先生が、熊野川には町営住宅も少ないし、またアパート等の建物もなく、熊野川地域の発展のために国に働きかけて雇用促進住宅を誘致してくださったのです。そのおかげで雇用促進住宅周辺には、町が造成し、また分譲して現在の神丸団地ができたわけですが、そこで市長、この促進住宅を市で買い取っていただき、市営住宅として管理していただきたいと思うんですが、市長の見解をお聞きします。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この雇用促進住宅が熊野川域の定住実現のために果たしてきた役割は限りないものがあろうかと、そのように思っております。我々は今、20年度中にかつての雇用促進住宅を市が買い取るか買い取らないか、その返事をいただきたいということで迫られております。年度内に結論を出さなければなりませんが、この4団地ともいずれも必要性のあるものだと思いますが、とりわけ熊野川で果たしてきた雇用促進住宅の役割は別物だと、そのような思いも強くいたしております。

 今後、我々としては当然協議を重ねてまいりますが、私の考えとしても、極力、市があの住宅を失わないような対策を講じたい、このように思っているところでございます。



◆14番(奥田勲君) 

 ありがとうございます。本当に熊野川地域の定住の拠点でありますので、ぜひともよろしくお願いして、一つ目の質問を終わらせていただきます。

 次に、広角用地についてお尋ねします。今までにも同僚議員が質問したと思いますが、再度お聞かせいただきたいと思います。

 この土地については、新宮道路の土砂捨て場の整地後に文化ホールを建設する計画だったと聞いていますが、その後、文化ホールの計画は変更され、この土地に道の駅を中心とした観光交流施設建設を考えていますと、去年の9月の答弁だったと思いますが、その後の進捗状況を知らせていただきたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 この広角用地につきましては、議員今おっしゃられたとおり、道の駅を中心としたそういったものに使っていこうということで、18年11月に紀南河川国道事務所長のほうに要望をした経過がございます。

 その後、あそこの土入れといいましょうか土砂の搬入、こういったものがなかなか最終的に終わらない中で、この3月時点では、ことし末ぐらいにはできるであろうというお話を伺っておりましたけれども、御存じのように、道路特定財源の関係の国会の混乱がございましたけれども、そういったことがありまして再度4月末にいよいよ協議を重ねたところ、やはり工事はすべてストップすることになったよということで、現在のところ今年度末ぐらいには整地して引き渡すことができるのではないかと、そういうふうなことになってございます。

 この利用方法につきましては、道の駅を中心としたものに考えていきたい、このようになっております。



◆14番(奥田勲君) 

 この土地が計画変更をされたことによって、広大な面積がありますから利活用を考えていかなければならないと思いますが、利活用を考えていますか。それと、整地はいつまでにでき上がるか、お聞きしたいと思います。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 先ほどもちょっと触れましたけれども、整地は今年度末ぐらいにはできるであろうと、このように聞いております。



◆14番(奥田勲君) 

 当然、この土地も市が買い取ることと思うんですが、金額を含め、計画を教えてください。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 まず、金額でございますけれども、簿価といいましょうか、当初、用地購入をして、その後、金利であったり、あるいはまた諸経費であったりいろんなものが加算されておりますけれども、20年3月31日現在では3億9,800万円ほどになっているということでございます。



◆14番(奥田勲君) 

 市の事業目的によって公社が先行取得しているわけですよね。計画どおりいかなければ、その土地を遊ばしておかなければならないことになり、大きな負担となってきます。駅前の土地も5億2,000万ですか、市が買い取りましたよね。大きな買い物ですよ、5億2,000万。同じ轍を踏まないように、先行取得するときには慎重に行っていただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 公社の役割が終わったという認識のもとに、我々としては公社事業、いわゆる用地の先行取得役割は終わらせたいと、このように思っておりまして、その整理期間に入っております。

 そのような中で、この広角用地につきましても、既に先ほど議員の皆さん方にお渡しいたしました財政計画のシミュレーションの中に織り込み済みでございまして、道の駅、これは実際は国有地もありますので、その国有地部分に建設するということになろうかと思いますが、それにあわせて併設する計画、観光交流施設としてどのようなもの、また高野坂に近いところでありますから、そことの連携をどのように保って整備していくか、今現在、関係課それぞれ協議の中で絵をかいてもらっているところでございます。計画を定めようとしているところでございます。

 今後につきましては、今、感触として国交省の手ごたえも非常に我々としては感じておりますので、かつて要望いたしました道の駅の整備につきましては是が非でもこの計画を進行させていただきたいと思っているところです。



◆14番(奥田勲君) 

 どうもありがとうございます。

 市の財政が厳しい中で皆さん節約に努めていると思うんですが、市にとっては、これから先、いかに公社からの買い取りの土地を有効に利活用することができるか、市にとって大事になっていくのではないでしょうか。市の活性化のために十分に考えていただきたいと思います。

 これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(上田勝之君) 

 以上で一般質問を終わります。

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△休会について



○議長(上田勝之君) 

 本日の議事日程は終了いたしました。

 この際お諮りいたします。

 委員会付託となりました付託案件の審査並びに議会運営の都合により、あす6月19日より6月23日までの5日間、休会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、付託案件の審査並びに議会運営の都合により、あす6月19日より6月23日までの5日間休会とすることに決定いたしました。

 なお、休会中における各委員会の開催日時等につきましては、各委員会委員長より次のとおり御報告がありましたので、お知らせいたします。

 総務委員会は、あす午前10時より第1委員会室で、次いで教育民生委員会は、あす午前10時より第2委員会室で、次いで建設消防委員会は、あす午前10時より第3委員会室において、それぞれ開会いたします。

 この報告をもって各委員会の招集通知にかえさせていただきますので、御了承願います。

 なお、市当局にお願いいたします。

 各委員会の議案審査に支障なきよう、関係資料の準備につきまして配慮を要望いたします。

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△散会の宣告



○議長(上田勝之君) 

 以上により、次回の本会議は6月24日午前10時より会議を開きます。

 本日は、議事日程のとおり、その議事を終了いたしましたので、これをもって散会といたします。

 委員の皆様方にお知らせいたします。この後、午後4時より市当局より、国・県への平成21年度へ向けての要望事項についての説明がございますので、午後4時よりこの本会議場において始めたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上です。



△散会 午後3時54分