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和歌山県 新宮市

平成20年  6月 定例会 06月17日−03号




平成20年  6月 定例会 − 06月17日−03号










平成20年  6月 定例会



          平成20年6月新宮市議会定例会会議録

            第3日(平成20年6月17日)

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議員定数19名、現在員19名、出席議員18名、氏名は次のとおり。

         1番  木戸地郁生君

         2番  松畑 玄君

         3番  久保智敬君

         4番  榎本鉄也君

         5番  福田 讓君

         6番  田花 操君

         7番  東 賀代子君

         8番  杉原弘規君

         9番  東原伸也君

        10番  上田勝之君

        11番  三栗章史君

        12番  松本哲也君

        13番  前田賢一君

        14番  奥田 勲君

        15番  松本光生君

        16番  辻本 宏君

        17番  屋敷満雄君

        19番  大西 強君

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欠席議員1名、氏名は次のとおり。

        18番  前田 治君

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議事日程 平成20年6月17日 午前10時開議

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(2)から

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会議に付した事件

 日程1 一般質問

      別冊 一般質問通告表 番号(2)から(6)まで

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地方自治法第121条の規定による出席者

          市長                  佐藤春陽君

          副市長                 竹嶋秀雄君

          まちづくり政策部

          部長                  川嶋 潤君

          次長兼企画調整課長           芝 悦男君

          参事(港湾関係及び土地開発公社担当)  向井 隆君

          商工観光課長              北畑直也君

          情報推進課長              岡田清則君

          総務部

          部長                  小山壽行君

          次長兼総務課長             丸山修市君

          参事                  坂本憲男君

          秘書課長                鈴木俊朗君

          財政課長                上路拓司君

          防災対策課長              浜口恭行君

          税務課長                阪本 殖君

          市民福祉部

          部長                  森 常夫君

          福祉事務所長              浜前泰弘君

          市民窓口課長              萩原 智君

          生活環境課長              嶋田喜久一郎君

          健康長寿課長              垣本正道君

          保健センター長             更家嘉重君

          建設農林部

          部長                  前田道春君

          次長兼農林水産課長           倉家 博君

          次長兼都市建設課長           中畑孝一君

          参事(建設農林政策担当)兼農業委員会事務局長

                              馳平忠男君

          管理課長                西  寛君

          熊野川行政局

          局長                  平 俊孝君

          医療センター

          事務長                 杉山泰生君

          次長兼庶務課長             上野山巳喜彦君

          医療業務課長              辻 篤樹君

          水道事業所

          所長                  山野上光治君

          業務課長                愛須雅文君

          工務課長                谷 昌則君

          消防本部

          消防長                 大石 明君

          次長兼消防署長             辻坂雅則君

          予防課長                切畑屋利一君

          教育委員会

          教育長                 大江清一君

          次長                  楠本秀一君

          参事(文化複合施設担当)        中岡保仁君

          学校教育課長              平見善宣君

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本会議の事務局職員

          局長                  鈴木 秀

          次長                  和田 隆

          次長補佐                平見仁郎

          次長補佐兼議事調査係長         赤松勇人

          庶務係長                北 光子

            第3日(平成20年6月17日)

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△開議 午前10時01分



△開議の宣告



○議長(上田勝之君) 

 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は18名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。

 日程に入ります前に御報告いたします。

 本日、18番、前田 治議員、所用のため遅刻の届け出がありましたので、御報告いたします。

 それでは、早速日程に入ります。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 9番、東原議員。



◆9番(東原伸也君) )

 昨日の大西議員の一般質問の中で、不正を行った議員をかばうグループとは云々という発言がなされております。この発言については抹消しなければいけないと思いますので、議長の取り計らいよろしくお願いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 9番、東原議員の議事進行につきまして、発言の内容等を確認した上で、後ほど御報告させていただきます。よろしいでしょうか。

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△日程1 一般質問



○議長(上田勝之君) 

 それでは、日程に入ります。

 日程1、一般質問を行います。

 別冊、一般質問通告表により、その番号順に従い順次発言を許可いたします。

 当局の答弁は備えつけのマイクを通して明快に答弁願います。

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△三栗章史君



○議長(上田勝之君) 

 それでは、11番、三栗議員。



◆11番(三栗章史君) (登壇)

 皆様、おはようございます。きのうの一般質問はかなり白熱した一般質問でございましたが、きょうの私の一般質問は粛々と進めさせていただきたいと思いますので、皆様どうぞ御協力よろしくお願いいたします。

 それでは、通告に基づき行っていきたいと思います。市町村合併について。

 去る6月5日の私たち市議会議員全員協議会にて佐藤市長より報告・発表された、お隣、那智勝浦町との合併に向けての協議を始める、目標として市町村の合併の特例等に関する法律、平成16年法律59号、いわゆる合併新法の期限内、平成22年度末までの新市発足、そのためには来年平成21年8月には合併の調印を行いたい、新宮市で進めている長期総合計画の特進プロジェクトは合併の条例として遵守する旨の説明がございました。その後、佐藤市長、上田議長、那智勝浦町側では中村町長、橋本議長がそろって記者会見を行い、メディアを通じ市民、町民に公表され、議長より和歌山県知事に報告されたと市議会に報告がございました。

 さて、現在の新宮市は、平成17年10月に旧新宮市と旧熊野川が新設対等合併して、いわゆる平成の大合併により誕生した新しい自治体です。この現在の新宮市が誕生するまでにはさまざまな議論が交わされ、北山村の参加、離脱など紆余曲折があり、当時合併にかかわられたすべての方々の大変な御苦労があったと伺っております。新設対等合併の場合、新宮市の名所や市役所の位置など大きく話題になる項目がクローズアップされます。前回、旧新宮市と旧熊野川町の協議の際にどのように調整されたのでしょうか。また、全体で協議された項目とはどれぐらいあったのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 芝まちづくり政策部次長兼企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 前回の合併におきましては、ただいま御質問がありました項目数でございますけれども、1,503項目ございました。これらにつきまして、事務方でいろいろ協議した上で合併協議会のほうに上げる項目、そういった分別をしながら、仕分けをしながら進めてきたわけでございます。



◆11番(三栗章史君) 

 大きく取り上げられる項目のほか、どのような項目が合意するのに大変だったんでしょうか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 まず、合併協議会におきまして、結構時間のかかった項目でございますが、一つは新市の名称、これは小委員会をもって7回の議論がございました。また、議員の定数、任期、その辺のところも時間がかかったように思います。

 それから、議員の報酬、これは二元制を採用いたしましたけれども、その辺のところで合併してからもいろいろございました。あと、事務レベルでいろいろ時間のかかった事項でございますが、一つは電算システムの統合が結構時間がかかりました。これは実質的に個別の事務事業の取り扱いがどうするのか、それを決めてからスタートいたしますので、まずその個別の事務事業をどうするかというのが結構時間かかりますので、その後、電算統合にかかります。

 それと、この電算統合につきましては、合併そのものが見きわめといいましょうか、その辺のところが見きわめがついていないと契約をなかなか難しいという点がございました。これは結構金額も大きいものですから、そういったところがございました。

 それから、個別的には税の均一課税というものがございました。これは御存じのように固定資産税の取り扱いとか、あるいは国民健康保険税の取り扱い、こういったものをどうするかというので、結構時間を費やしました。

 それからあと事務組織、あるいは機構の関係でございますが、配置人数とか、あるいは権限とか、そういったものをどうするか、分庁方式、当初農林水産課を行政局のほうに置いておりましたけれども、そういった権限、そういったことがありました。

 あと各種委員会、例えば消防団の報酬を初め、各種委員会の委員の報酬をどうするか。当然、市と町では違っておりましたので、この辺時間が結構かかりました。

 あと新市建設計画につきましても、アンケート調査を含めて時間がかかっております。

 あと、新宮市と熊野川町が合併協議会を設置したのが平成15年1月15日でございましたけれども、その前に平成14年7月15日から、いわゆる事務事業の洗い出し作業というものをやりまして、これはソフトを購入しまして、そういった洗い出し作業も結構な時間がかかっておりました。

 以上、合併協議会及び事務レベルでの結構時間を費やした事業については大体そのようなものだと思います。



◆11番(三栗章史君) 

 今御説明いただいたように、項目だけでもかなりの1,503ですか、ございますし、その他決め事等もかなり難しいというんでしょうか、協議の必要なものもたくさんあって大変な数だと思います。

 私も、議員させていただいて1年余りたちましたが、現在の新宮市全体のしている仕事を把握しているわけでは、恥ずかしい話ですけれども、まだございません。これらを調整・協議するのは物すごく大変な仕事だということがわかります。当時、法定協議会の事務局長を務められた森市民福祉部長の所感はいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 森市民福祉部長。



◎市民福祉部長(森常夫君) 

 今、芝次長からもあったんですが、対等合併するということは新宮市も熊野川町もなくなって新たな市ができるということで、すべて市に必要なことはすべて整理せないけないということです。したがって、施策についても各所管同士ですり合わせしたんですが、例えば福祉やったら福祉の、新宮市の福祉担当、それで熊野川町やったら熊野川町の福祉担当とか、それぞれの各課あるんですが、そこですり合わせをしました。同じところやったらいいんですが、施策が異なったところが出てきたらどうするか、また異なったところ、またはこっちがしてなかってあっちがしてあるとかいう施策もあります。そういうことを新市としてどう決めていくか、そういうことが非常に時間がかかりました。

 それが、担当同士では決められない場合は上のほうへ上げて決めていくということで決めています。とにかく、市に必要なものはすべて決めてくれということですので、施策にしても、条例とか規則とか予算とか、そしてすべてのものがきちっと合併までには決めておかなければならないということになりますので、各職場、職員とも大変な仕事量だったと思います。ただ私自身が助かったというのは、熊野川町との信頼関係があったということと、それと新宮市の議員さんは全議員さんが応援していただいたということで大変助かったと、そういうふうに思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 それでは、旧熊野川町の平熊野川行政局長は、熊野川町の立場からどのように考えられて協議に挑まれたか、教えをお願いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 平熊野川行政局長。



◎熊野川行政局長(平俊孝君) 

 合併ということについての感想を述べさせてもらいますけれども、先ほど芝次長が言われた事務レベルでの時間のかかったことは先ほど言われたとおりです。職員も初めての経験ということで、本当に新宮市と熊野川町、人口、財政規模もそれぞれ規模が違いました。特に事務レベル調整の中では組織機構で時間がかなりかかったように思います。熊野川町の職員も少なかったので、新設合併ということで、先ほど言われたんですけれども調整項目がかなりあった。職員の中でも日ごろの業務をしながら事務調整を行いましたので、町の職員も大変だったと思いますし、それ以上に市の職員にも負担をかけたのではないかと思います。

 それと、一番職員として気をつけていかなあかんのは、やっぱり合併によって住民サービスが低下にならないように、常に職員は気をつけているところでございます。

 以上です。



◆11番(三栗章史君) 

 ありがとうございます。

 当時、私は一市民の立場からこの合併を見て聞いていましたが、当時の資料などを読ませていただきますと、税金や使用料、手数料といった住民の方々の負担の問題、行政が住民の方々に提供する仕事、サービスの違いをどうしていくのか、低い負担で高いサービスは財政状況から不可能だった。高い負担に合わすのかサービスを削るのか、それとも合併後にすぐ合わすのか、5年間ぐらいか何年間かかけて緩やかに統合していくのか。それらのことを法定協議会の場を初め新しい自治体の名前なんかは小委員会を設置したり、当局の担当課同士、幹事会など本当に激論が交わされ、知恵を出し合い、譲り合いしながら結論を導き出し、新新宮市を誕生させた経緯があったことがうかがい知れます。

 佐藤市長も、最終局面では残念ながらいらっしゃらなかったわけですが、県職とはいえ、行政、公務員出身の立場でありますが、このような一つ一つの各論について突き詰めていくといったことに対してどのようにお考えですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 今振り返りますと、この合併をよくなし遂げたものだと、このように自分自身、当時の市長でありました当時からのいろいろな合併協議にも携わってまいりましたから感慨無量の思いでございます。我々として、やはりこの旧熊野川町民、旧熊野川町、それと旧新宮市、やはり住民の強いそういう意志に支えられたものだと、このようにも思っております。そのような中で、合併の基本はやはりお互いの市町村民がよく理解する、そのことが必要ではないかと、このようにも思っている次第です。



◆11番(三栗章史君) 

 お互いの市民、町民が合併していこうという強い意志があったということがやっぱりかなりパワーになったのかなと思います。

 ここで、平成20年6月6日、二次合併に係る那智勝浦町の記者会見の中の一部で「新宮市の魅力は」という質問に、那智勝浦町の中村町長が答えている部分で「よくわからない」というふうに答えられているんですけれども、現実的に相手方の町長や議長の記者会見の要旨、報道内容で感じるところは、どうしてもこの合併をなし遂げなければ将来が開けない、このような決意が相手方からはなかなかちょっと伝わってこないような気がします。実際には、このような決意の機運を醸成させて本格的な議論に移すべきではないでしょうか。まず勉強会、研究会的なものを立ち上げ、お互いに機運を醸成させていくことが重要と考えます。

 法期限までに時間が足らないなどと言わず、一歩一歩、地に足をつけて歩みを進めていかなければならないと思います。歴史ある自治体が合併するためには、経過、プロセスを飛ばしてはなし遂げられません。市長に御理解をいただきたいのですが、市長どうでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 議員御指摘のとおりだと私自身も思っております。この合併は、この専らこれは那智勝浦町側希望でありますが、法定期間内にやりたいと、こういう申し出がございました。そのような中で、そのプロセスを考えますと大変なハードなスケジュールになるなという思いもございます。そのためには、どのような町民の意見があり市民の意見があるか、これからこの6月定例会を終わりました後、すぐ両町の連携機関というようなものも立ち上げて、これからの市民理解、町民理解をいただくためにどのような対策を講じていくか、早速検討に入りたいと思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 私たち議会も、議会同士の意見交換などの場を持ち、お互い相手のことをよく知り、疑心暗鬼を取り除き、合併へ向けて法定協議会を立ち上げようという雰囲気が生まれてこなくてはならないと思います。お互いよく理解し合えば、おのずと両議会の歩調も整ってくるのではないでしょうか。この辺は議長に意見交換会などの交流の場などを取り計らっていただきたいと思いますが、議長いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 その辺は那智勝浦町議会の橋本議長さんなんかとも話して、皆さん方、以前の熊野川町のときは私も一議員の立場でしたが、熊野川町の議会の皆さんとか、当時は北山の議員さんなんかもいらっしゃって、意見交換会とかかなり回数を重ねて合併していこうじゃないかという機運を醸成したような記憶があります。そういった意味ではやっぱり那智勝浦町議会ともそういうことになっていくんであれば、それはそういう段階を踏んでいかなあかんと思いますし、意見交換会などを重ねて、向こう側の、那智勝浦町議会の議員の皆さん方の意見もどういうものなのか、今のところあんまりよくわかっていないんで、それは多分那智勝浦町議会の側からもそうやと思いますので、その辺は橋本議長さんなんかといろいろそういう面では話し合って、そういうことを実現できればと考えますが。



◆11番(三栗章史君) 

 ぜひよろしくお願いいたします。

 そういったことを当局も議会も積み重ねていくことが真の信頼関係を生み出し、合併の特別委員会の立ち上げや法定協議会の正式な立ち上げとつながっていくのではないでしょうか。一足飛びにすっ飛ばして1年余りの期間でなし遂げることは不可能というか、余りにも拙速です。拙速な議論は両市町にとって、そして一番重要な市民、町民にとっても結果として不幸な形をもたらしかねません。後期高齢者医療保険や年金、地方への税源移譲による地方税の負担など、国の政策によるところですが、実際の現場では複雑怪奇、難解な仕組み、制度のため負担に苦しみ、理解に苦しむ市民が怒濤のように頼ってこられます。また、団塊の世代の職員さん方が大量に退職を迎え、財政的に、また社会の風潮的にも職員数が確保できない中、住民のために新しい自治体が維持できるための議論に対応し切れない。前回の合併の経緯、プロセスをかんがみると、この二次合併の議論はそんな簡単に結論を出せることではありません。

 那智勝浦町との合併の場合、総論では熊野の中核都市の実現、地域間競争に打ち勝つ体力のある自治体、産業、文化の振興に寄与し、両市町の活性化に有益という意見には異論のある方はないでしょう。しかしながら、一つ一つの施策や事務の違いを調整していく作業、あるいは現在の新宮市にとって今なさなければならないことは何か。私はせんだっての中国の四川の大地震や岩手・宮城の地震を見て、市民の安全、中でも老朽化した学校施設を早急に何とかし、子供たちの安全を確保することが急務ではないか。特進プロジェクトと二次合併の同時進行は無理が生じると思います。せいては事をし損じると言われます。この新宮、東牟婁地方にとって超大型合併ですから、一部の方々だけで性急な進め方をされるのではなく、新宮市によりよい結果をもたらすように努力を重ねていきたいと考えます。

 視点を変えます。さきの全員協議会で多くの意見が出されました。策定されたばかりの新宮市の長期総合計画との兼ね合いです。この長期総合計画の特進プロジェクトは、今後の新宮市の将来を決めると言っても過言ではない重要な計画であることは、議員各位、当局の皆様にも異論のないことだと思います。100年余り続いてきた小学校、中学校の再編、半世紀近く存在した公共施設の移転、更新の素案であり、もちろん財源的にも最も有利な合併特例債を活用するためにも、今後、議論を重ね実行していかなくてはなりません。

 中でも、小中学校の再編の協議、千穂、丹鶴小学校の統合校の建設協議、そして今議会で補正予算が承認されればですが、蓬莱、王子小学校の統合に向けても協議会が立ち上がろうとしています。この協議会の進捗状況の報告と、今突然浮上した那智勝浦町との合併という大きな課題が与える影響について、教育長はどのようにお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 大江教育長。



◎教育長(大江清一君) 

 過日も千穂、丹鶴の協議会がありました。そのときに私は申し上げたんですが、皆さんも、皆さんというのは委員の皆さんですが、新聞等で合併の話も急浮上していますけれども、この千穂、丹鶴だけの協議会でしたから、その委員の皆さんには特に申し上げたのは、千穂、丹鶴の再編については粛々と進めていきますと。市長につきましても、第1回のときに出て、この協議会で出してもらった結論といいますか方向づけは尊重すると、そういうことをもうはっきり申していますから、それを市長は変えることはないと、ありませんので粛々とやっていただきたいと、そういうことを申し上げました。



◆11番(三栗章史君) 

 合併特例債の活用期限は新市発足から10年間となっています。これは間違いないでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 合併の年を含めて10年ということになってございます。



◆11番(三栗章史君) 

 合併特例債を活用した事業もすべて100%この特例債を充当できるのではなく、市も原資が必要ということでよろしいんでしょうか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 当然、一般財源というのは必要になります。



◆11番(三栗章史君) 

 佐藤市長の目標とされる合併新法の期限内の那智勝浦町との新しい合併した新市の発足がそれぐらいの時期であれば、結果として二次合併後の新市が短期間、平成27年までであれば5年間の間に現在の新宮地区に集中的に資源を振り向けることは難しく、合併特例債を活用できず長期総合計画の特進プロジェクトはまたも夢物語になってしまわないでしょうか。この点について、財政当局のお考えはいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 長期総合計画のいわゆる特進プロジェクトにつきましては、何とか計画どおりいけるであろうという財政シミュレーションは立ててございます。しかし、那智勝浦町との合併について今後どういう財政運営をしていくかというシミュレーションは現在のところまだ立ててございませんので、何ともお答えしようがございません。



◆11番(三栗章史君) 

 佐藤市長、このような現実面、現在の新宮市の特進プロジェクトだけでなく、当然那智勝浦町サイドにも早急に進めなければならない事業もあることと思われます。現在の新宮市ばかりに財政投資することは、二次合併後の新市住民の不調和音の発生も懸念され、市長の言われる現在の特進プロジェクトを実行するということは、二次合併後の新市の施策としても、また財政、財源面からもさらに住民の合意、理解といった点からも不可能と言えます。

 先ほども申し述べましたが、佐藤市長は行政の御出身、これらの点はプロ中のプロであると思い、釈迦に説法かとは思いますが、市長の御見解はいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 現在、熊野川と合併をなし遂げまして、それに基づく長期総合計画を樹立いたしました。これらの事業については、言うまでもなく新宮市政としてこれは粛々と実行いたしてまいります。そのような中で、この合併特例債等の援用を受ける仕組みにつきましては、この旧熊野川町と旧新宮市との合併による効果でありまして、この計画に盛り込んだものは当然この支援法の援用を受けられると、このように思っております。

 また、合併によりまして新たな財政措置というものが出てまいります。それは、少しこの合併特例債、合併推進債にしましても、充当率が、充当率というか交付税措置等も違いますし、少し緩やかなものになっています。これらを充ててどのような両市町の調整調和を図っていくか、そのそれぞれに長計がもちろんあるわけでありますから、その根幹の部分は我々としては十分に主張して、これは新しいまちづくりの中にもきっちり位置づけていくと、このようなことをかねて協議会の中でも申し上げてまいりました。これは私としても厳守していきたいと、そのように思っているところです。そごを来すものとはならないと、このように思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 私も、この合併については反対ではございません。合併はあるべきだとは思っておりますが、やはり急いで行うんじゃなしに、市民、町民の方が本当に合併してよかったなと思えるような十分な準備をしていただいて、それからの合併ということをぜひ市長にお願いして、この項を終わらせていただきます。



○議長(上田勝之君) 

 森市民福祉部長。



◎市民福祉部長(森常夫君) 

 先ほどの答弁、まことにちょっと失礼しました。新宮市の合併対策室長の一部統合になったこともありまして、新宮市の全議員の応援と、もちろん熊野川町の議員さんの応援があったということをつけ加えさせていただきます。どうもまことに申しわけありません。



◆11番(三栗章史君) 

 続きまして、災害時の飲料水の確保ということで質問させていただきたいと思います。

 災害が起きた場合は、まず人命の救助と安全の確保をすることが先決でございます。その後、生活する上で飲み水の確保ということが大変重大になると思います。災害時の飲み水の確保について、当局はどのような対策をお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 浜口防災対策課長。



◎防災対策課長(浜口恭行君) 

 ただいま御質問の飲料水の確保につきましては、新宮市の地域防災計画の中で、行政及び市民の実施すべき事項を定めてございます。行政が行う対策といたしましては、浄水場における給水施設の整備、応急給水備品の備蓄、応急修理資機材の備蓄、学校施設等への給水タンクの設置、医療機関及び福祉施設等における受水槽等の整備促進、家庭や民間における貯水に関する啓発、指定業者等との協力体制の構築の7項目を規定しております。

 その中でも、給水設備の安全性が第一なわけでございますが、応急給水備品の備蓄に関しましては、防災対策課といたしまして、現在、中核避難所であります小中学校を中心といたしまして、10リットルのポリタンク199個、6リットルのポリタンク5,000個、500リットルのタンク9個及び浄水器16器を備蓄しております。

 また、学校施設等への給水タンクの設置につきましては、平成8年に旧新宮市の全小中学校、平成19年には熊野川の小中学校にいずれもロータリークラブ様より寄贈いただき、現在、市内の全小中学校に設置しております。

 以上でございます。



◆11番(三栗章史君) 

 それでは、水道事業所ではどのような対策をお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 谷水道事業所工務課長。



◎水道事業所工務課長(谷昌則君) 

 災害時の飲料水の確保と対策でございますが、水道事業所といたしましては、地域防災計画に基づきまして、最も重要なライフラインであります水道施設の確保、そして運搬、応急給水の拠点、仮設水道の設置などによりまして、市民の皆様への飲料水の確保を目的としました特別応急給水班を立ち上げます。特別応急給水班の組織と活動につきましては、大きく分けますと三つの班編制となります。一つ目は、情報収集や市広報を通じ市民の皆様に情報提供と被災害状況によって他機関などへの応援要請を行う庶務班と、二つ目は、医療機関や避難所、また直接給水場に来られない方などに対応した飲料水の搬送を行います応急給水班と、三つ目は施設や管路の仮設給水と仮設給水栓の取りつけや復旧作業を目的としました復旧班の体制で職務を遂行していきます。



◆11番(三栗章史君) 

 災害時における水道事業所の応急給水用具の備蓄はどのようなものがありますか。



◎水道事業所工務課長(谷昌則君) 

 災害時における応急給水の用具の備蓄でございますが、現在、4トンの給水車を初め応急給水として搬送用のタンクなどがございます。搬送用のタンクにつきましては、2トンの給水タンクが3個と1.5トンの給水タンクが1個、1トンのポリタンクが8個、500リットルのポリタンクが2個ございます。また、直接現地に仮設いたします2トンの可搬式の貯水槽が1台ありまして、合わせまして15個の給水用具がございます。

 また、配布用といたしまして、6リッター入りのポリ容器が現在2,800個用意してございます。このポリ容器につきましては、年次的な契約で補強していく予定でございます。



◆11番(三栗章史君) 

 また、透析をされるときも水道水を使って環流水をつくり、透析に利用するようですが、この災害時における医療センターへの給水は大丈夫なんでしょうか。



◎水道事業所工務課長(谷昌則君) 

 医療センターへの給水でございますが、災害時におけます医療センターにつきましては、配水管路が寸断され、給水が不可能になった場合につきましては、まず4トンの給水車で医療センターへの緊急搬送を考えております。また、被災地現場での道路状況、給水場の拠点となります新宮浄水場から医療センターまで搬送を行うとなりましたら、1日の搬送できる数量はわずか40トン足らずの供給しかできません。また、新宮から三輪崎の送水管路につきましても現在単線でありまして、この路線の管路が寸断されていますと新宮からの提供ができない状態に陥ります。これらの最悪の事態を回避すべく、必要最小限の飲料水を確保する上からも、本年度から計画的に新宮から三輪崎への送配水管の複線化を行ってまいります。本年度の事業で高森から三輪崎へ先に開通しました那智勝浦新宮道路の管理道路へ清水谷線までの区間を布設いたします。

 なお、医療センターへの耐震管路の更新につきましても、被災時には最も生命にかかわるため、早急に耐震管路への計画をしていかなければならないのですが、市内には経年した管路がまだたくさん残存しております。地震時には最もこの管路が耐震性に乏しいことから、それらの布設がえを急がれる中で、現在の財源ではなかなか着手できないのが現状でございます。



◆11番(三栗章史君) 

 透析患者の対応でございますが、医療センターでは通院しながら透析を受けている患者さんもおられるんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 辻医療センター事務局医療業務課長。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 医療センターでは透析の患者が通院していただいていますけれども、現在54名の方が通院していただいています。



◆11番(三栗章史君) 

 災害で医療センターへ来られなくなったりした患者さんに対しての対応等は、今どのようなふうに考えておられるんでしょうか。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 通院の確保は医療センターのほうではちょっと御用意させていただいていないんですけれども、水の確保の件につきましては、医療センターでも既存の貯水槽に常時貯水量として137トンを確保しております。この137トンの一定割合を透析用に確保して使用しますと、約5日間使用できると考えております。



◆11番(三栗章史君) 

 はい、わかりました。医療センターへの水の供給は命に直結する問題です。予算等の問題もありますが、早急に配管等の着手をしていただきたいと思いますが、市長、どのようにお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 まさにそういう非常時のときにおける医療センターの役割は重大なものだと、そのように思っています。そのために、水の確保、今起こっている奥州の地震等でもそうでございますが、また四川の地震におきましても、これは他山の石とすべきだと、このように思っておりまして、この整備については、我々としては計画的に、かつ緊急度の高いものとして整備していくことに我々としての合意をつくって推進してまいりたい、かように思っております。



◆11番(三栗章史君) 

 早急な整備をお願いしたいと思います。

 続きまして、災害時の中核避難場所への飲料水の確保はどのような計画でしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 谷水道事業所工務課長。



◎水道事業所工務課長(谷昌則君) 

 災害時におけます中核避難所への飲料水の供給確保につきまして、被災初期は他機関からの応援体制が難しいものと思われます。また、限られた給水用具で応急給水を実施するに当たりましては、要請の受けた避難所から緊急度の高い順位で給水を開始する計画であります。現在の備蓄数量は十分な給水が不可能な状態でありますので、あくまでも飲料水として、トイレやそのほかの雑用水までは確保することは現在のところはできません。

 また、平成7年に発生いたしました阪神・淡路大震災でのライフラインの必要性を教訓にいたしまして、配水管路につきましては、いち早く耐震管路を採用し、極力応急給水の軽減を目指しております。総配水管路のうち、配水管路の率にしまして、まだ30%足らずが実情でございます。なお、中核避難所への対策といたしまして、本年度で実施いたします千穂小学校前の耐震管路への布設がえに伴いまして、校内に災害時の仮設給水を目的としました給水栓の取り出しを予定しております。



◆11番(三栗章史君) 

 水質の安全性という問題で、災害時のときもそうなんですが、これともう一つ、テロ対策ということで、例えば取水口に薬品等などを流された場合の対策というのはお考えでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 山野上水道事業所長。



◎水道事業所長(山野上光治君) 

 災害時の水道水質の安全性の確保でありますけれども、私どもは地震、洪水等の自然災害、あるいは事故も含めまして災害時にも安全な水づくりというのを行うためには、水源の上流域にどのような汚染源があるのかということを平常時に把握しておくことが大切というふうに考えておりまして、上水道の水源であります新宮川水系上流域では、私どもの現在の認識においては、化学的な汚染が発生するような事業場あるいは工場等につきましては確認してございません。しかし、熊野川、そして北山川の本支川沿いにはいわゆる大規模な家畜の飼育場がございます。したがいまして、その飼育場等々からの流出をして病原性の微生物というものを念頭に対応するべきであるというふうに考えております。

 具体的な浄水処理につきましては、現在の施設において沈殿ろ過とかいうその過程においてその速度を落とす、抑制しながら、そういう物質を確実に除去すると。そしてもう1点は消毒でありまして、塩素の注入量を増加させると。これによって完全に不活化させる、こういうことで安全性は確保できるというふうに考えております。

 それから、テロ対策ですか、現時点でテロの危険性が非常に高まっているという状況ではございませんけれども、来月の洞爺湖サミットを控えまして厚生労働省からの指示、また警察庁からの要請がございまして、現在警戒態勢をとってございます。私どもは現在、浄水場におきましては、出入り口に警備員を配置いたしまして、その出入りをチェックしてございます。

 それから、浄水場は、塀とかさくで周囲をめぐらせているわけですけれども、さらに内側に赤外線のセンサーを張っておりまして、人の侵入をキャッチするという態勢をとっております。また、場内にはカメラも設置してございます。万が一、毒物等が水源等に投入されるということになった場合に、私どもはその危険性をいち早く察知する必要がございますので、そのための対策といたしまして、最も有効的に迅速にということになりますと、生物を使ったキャッチ法と申しますか、バイオアッセイというんですけれども、そういうふうなものがございまして、具体的には私ども、金魚の飼育をいたしまして、毒物の混入を早く知るという方法をとっております。これは簡易水道におきましても同様のことを行ってございます。

 いずれにいたしましても、そういう状況になれば直ちに供給停止をするという態勢で臨むということになっております。



◆11番(三栗章史君) 

 災害が起きれば想定外のことが数多く起こると思いますけれども、柔軟でそして迅速な対応ができますよう、ふだんからいろいろ対策を考えていただきたいと思います。

 これで私の一般質問を終わります。



○議長(上田勝之君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 答弁で、1点ちょっと間違いがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。

 質問の中で、合併特例債はどの程度の期間使えるのかという問いかけがございましたけれども、私はそのとき、合併年度を含めて10年間と申し上げましたけれども、正確には合併年度に引き続き10年間ということで、実質的には11年間ということでございますので、訂正させていただきたいと思います。どうも失礼いたしました。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 19番、大西議員、議事進行。



◆19番(大西強君) 

 議長、今さっき、9番議員から私の発言を訂正せえ、削除せえという議事進行かかりましたよね。いいですか。



○議長(上田勝之君) 

 はい。



◆19番(大西強君) 

 私は、この議会で2回訂正、削減させられた。いいですか。一つはね。



○議長(上田勝之君) 

 いや、もう削除した内容はわかってます。



◆19番(大西強君) 

 いや、議長に議事進行してるんだ。



○議長(上田勝之君) 

 だからそれは結構ですので、その内容について。



◆19番(大西強君) 

 ですから、議事進行している、最後まで聞いてくださいよ。いいですか。ばかと言うたと。議員にばかと言うたと言うて、議長が私に削除してくれないか、する気はあるかということだったんで、私は枝葉末節にとらわれる必要がないので、削除しますと。同意しました。しかし、私は議員をばかと言うてませんよ。ばからしいことを言うと言ったんや。私は語彙が乏しいから間違ったことを通り越す、そうしている。あきれるということは、ばからしいことを言う、あほらしいことを言うというのは表現でしょう。



○議長(上田勝之君) 

 いやいや、きのうは。



◆19番(大西強君) 

 いいですよ、それは。いいですけれども、誤解を招いたら悪いから、もういいですと。取り下げますと。いいですか。

 そしてもう一つは、私は質問の中で、過去に議会選出の議員が、農業委員会へ行った議員がこう言うたんです。利権行為を疑われる。利権行為を疑われる行為が多々あったと。いいですか。言うたら、議長がこれは農業委員会に対する批判ととられかねない、誤解があるからと言うからそうですねと、これ取り下げますと言った。それで取り下げた。ところが、取り下げた私の発言が、取り下げた記事が新聞へ載ったんや。そしたら農業委員会の会長らが新聞社を呼んで、非常な行為をして、ここにありますように訂正記事まで載せた。いいですか。取り下げたんだ、私は。ところが、きょうの新聞を見てみなさいよ。農業委員会が、大西議員が過去の議会選出の農業委員会に利権行使が多々あったと述べ、同日午後には同発言を取り消したが、取り消す前の発言が本誌に載った。それで農業委員会が開催された。どういうことですか。訂正、私が発言を取り消した。取り消したことを新聞記者に、新聞社に苦情を言いながら、取り消した発言をもとに農業委員会を開催している。

 そして、それだけじゃないんです。いいですか。利権行使が多々あったというので、利権行使が多々あったと言うてませんよ。利権行為を疑われる行為があった。それを、いいですか、議長。



○議長(上田勝之君) 

 大西議員、新聞記事だけをもとに発言されるのはやめていただきたいと思います。



◆19番(大西強君) 

 ちょっと待ってくださいよ。新聞記事を。



○議長(上田勝之君) 

 紀南新聞さんがいらっしゃいますけれども、新聞記事が。



◆19番(大西強君) 

 ちょっと議長、聞いてくださいよ。



○議長(上田勝之君) 

 それをもとに大西議員が発言したかどうかというのは、こちらですべてテープ起こしをして確認をとってやっているわけだから、新聞記事をもとに個人の考えを発言されるのはちょっと控えていただきたいと思います。



◆19番(大西強君) 

 9番議員の議事進行に対して言うているんでね。簡単に。



○議長(上田勝之君) 

 大西議員と農業委員会さんの問題になってくるじゃないですか。



◆19番(大西強君) 

 ちょっと待ってくださいよ。ちょっと議長、それはおかしいですわ。議事進行の発言も動議の発言も一緒なんですよ。だから、僕は議事進行でとってる、最後まで聞いてくださいよ。ちょっとおかしいではないですか。いいですか。私の発言を取り消せという動議があったんで、それに対して言うとるんです。それで取り消した。そしたら、農業委員会で、いいですか、農業委員会の会長が私の議会での発言を、間違った発言を、発言の意図を、間違ったことを農業委員会に持ちかけた疑いがあるんです。疑いがあるんで、この件については9月議会で一般質問で農業委員会の会長を追及するつもりだったんです。そしたら、今また発言を取り消せというんで。議員の発言はそんな軽いもんじゃないんです。だから、そうなってくるとみんなはもうやめろと、辞職勧告やとか不信任になってやめろと、もううんざりしたとみんな言うてるんですよ。言うてるんだけど、私は農業委員会の会長は私の議場での発言を、議長は取り消したらどうやというから、誤解を招いたら悪いと。農業委員会さんに申しわけないということで、私は取り下げましたけれども、取り下げたやつを議題にして農業委員会を開催して、農業委員会に利権行使が多々あったと。疑われる行為があったから、それだったら疑われる行為は何だと言うてくれたら、それを説明しますよ。ないこと言いませんから。それで、いいですか、9月議会に前田議員に対する辞職勧告決議案が今回出したんで、一事不再議という原則もありますから、この議会は出しませんけどね、来議会は出さざるを得ない。誤ったことを農業委員会に伝えられたら私の名誉はどうなるんですか、人権は。

 それで、議長、それで9番議員が私に対して今、何やったかな。なんぞ訂正せいと言ったが、不正行為を働くグループを取り消せと。私が不正行為を擁護するグループとは敢然と戦うと言うたんや。敢然と戦うというようなことを言うた覚えはある。そやけど、その発言がどこが取り下げなあかんような発言なのか、説明がない。人に発言を取り下げよ言ったら、これはこうでしょうと。こういうことで人権を無視しているとか、そういうことのために取り下げてくれと議長に申し入れたら、私は議長とこないだこれ2回とも議長と私と二人だけの話なんや。私は、副議長として議長の議事運営に対して協力せんならんので、少々不満はあったけれども、そんなことで議会を振り回させてはいかんし、意地を張ってもいかんので、私は取り下げてきた、協力してきた。また、もうこれ3回目。



○議長(上田勝之君) 

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) 

 どういうあれか聞いてあげてください。



○議長(上田勝之君) 

 だから、9番東原議員の議事進行については、確認の上お答えをすることになってあるんですよ。東原議員はそういうお考えで議事進行はそれでどうかと言っているわけです。だから、それは今から確認をしてどうするかなんですよ。その答えは再度東原議員、議場で議事進行かけられたんで、それは後ほどお答えすることになっているんで、まだ確認は、発言された大西議員にも確認をされていないわけですよ。それを御自身がまず新聞記事を元手にそういうふうにされる、発言される。発言は確かに重いものですけれども、重い発言というのは皆さんがどう受け取られるか、自分の真意のように受け取っていただけるかどうかというのは、それは皆さん一人一人受け取り方が違うんで、そこはきちんと考えて発言していただかんと、皆さんの思いはばらばらなんで、だれも聞いてはくれないですよ。



◆19番(大西強君) 

 議長、こういうことがあるんで。議長、東原議員がそうやって言うたんで、僕が希望しとる。こういうことがあったから、東原議員に私の発言のどこが取り下げる理由があるんですかと聞いてくれと言うてるんです、権利でしょう。



○議長(上田勝之君) 

 農業委員会サイドが、紀南新聞さんいらっしゃいますけども、紀南新聞さんを呼ばれたことについては、紀南新聞の記事について多分事情をお伺いしたんだと思いますよ。大西議員の発言が取り消されたということに関しては、取り消したということは議会で、初日かな、取り消しはなされているわけですから、そのことについての記事について農業委員会さんと紀南新聞さんの話し合いが持たれたものだと理解しています。

 暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時01分

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△再開 午後1時00分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 議事日程に入る前に、けさほど18番、前田 治議員、所用のため遅刻の届け出がありましたが、後ほど欠席の旨の届け出がございましたので、御報告いたします。

 午前中の9番、東原議員の議事進行、19番、大西 強議員の議事進行につきまして、休憩中に協議をさせていただいた結果、9番、東原議員の指摘のあった箇所については、きのうの19番、大西議員の一般質問中の指摘があった部分については取り消すことに同意されましたので、これを取り消します。

 では、日程を続けます。

 一般質問を続けます。

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△木戸地郁生君



○議長(上田勝之君) 

 1番、木戸地郁生議員。



◆1番(木戸地郁生君) (登壇)

 まず冒頭に、去る6月14日発生した岩手・宮城内陸地震で犠牲となられました10名の方々に哀悼の意をささげます。当地も東南海・南海・東海地震がいつ発生してもおかしくないと言われていますので他人事ではありません。謹んでお悔やみ申し上げます。

 では、通告に従いまして一般質問を始めます。

 後期高齢者医療制度について。

 本年4月より後期高齢者医療制度が始まり、年金から天引きされ、悪評高く、一部改正の動きもあるようですが、決定に至っていないのが現状です。世界最長寿を誇る日本人の平均寿命は、平成18年度は男性79歳、女性85.81歳、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者は20.6%、2055年には40.5%を超えると予測されています。今回の後期高齢者医療制度の対象者は約1,300万人とも言われています。

 私、後期高齢者予備軍として質問いたします。年金より天引きされて2カ月を経過しましたが、当市においての反応はいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 萩原市民窓口課長。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 4月から後期高齢者医療制度が始まりまして、年金から天引きされていることにつきましては、4月の当初に年金の天引きが納得できないというような電話が3件ございました。それから、後期高齢者医療制度につきましては、保険証が届かないというような問い合わせが多数ありました。新制度になりまして保険証の様式が変わったこと等によりまして保険証が着いていてもわからなかったりというようなことがありまして、そういう保険証が届かないとか保険料の問い合わせ、そういうことが多数ありました。



◆1番(木戸地郁生君) 

 その他苦情というのは、目立ったような苦情というのはありませんか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 年金天引きが納得できないということとか、それから説明会をどうして開かないのかというような電話が、これも三、四件ありました。



◆1番(木戸地郁生君) 

 改正前の老人保健制度では、子供に扶養されていればその子供の健康保険の被扶養者として保険料は要らなかった。高齢者でも働いていれば職場の健康保険等の被保険者、国保加入の場合は国保の被保険者としてというように、立場によって異なる制度になっていた。しかし、新制度では75歳以上の高齢者は、すべて後期高齢者医療制度の被保険者となります。その数約200万人と言われています。保険料は高齢者一人一人の所得などから計算されるため、健康保険の被扶養者など、これまで保険料を負担していなかった人も新たな負担が生ずることになります。当市では幾人ほど該当されるのでしょうか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 被用者保険から後期高齢者医療制度に移行された方は、当市では約ですが1,000人ほどです。



◆1番(木戸地郁生君) 

 世帯所得が低い場合には、所得に応じて軽減する措置があるそうですが、世帯所得が低いとは、年額幾らを指すのでしょうか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 後期高齢者医療制度の軽減措置というのは、7割、5割、2割の均等割の軽減措置があります。年金の収入でいいますと7割の軽減に該当する方は、単身世帯では年金額が168万円まで、夫婦世帯につきましても168万円までです。それから5割の軽減になりますのは、夫婦世帯で192万5,000円までの年金の方、それから2割軽減になりますのは、単身世帯で年金収入が203万円まで、夫婦世帯では238万円までとなっております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 最近の政府案が、また今答弁されたのと多少変わっているように思うんですけれども、それはまだ決定ではないから来ていないんですね。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 はい。まだその辺の詳しいことはまだありません。



◆1番(木戸地郁生君) 

 わかりました。ここが主体と違うのであんまり厳しいには申し上げられませんけれども。

 それでは、この保険料は被保険者全員が負担する均等割と所得に応じて負担する所得割の合計で算出というのが基本になっていますが、新宮市の平均的な金額はいかがでしょうか。その最低の線で結構ですけれども。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 新宮市の平均の保険料は、年額で5万4,183円となっております。月額ですと4,500円ということになります。



◆1番(木戸地郁生君) 

 これは均等割のほうでしょう。合わせてですか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 新宮市の保険料の平均の額です。



◆1番(木戸地郁生君) 

 平均の額というのは、均等割と所得と合わせたやつの平均ということですか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 そうです。



◆1番(木戸地郁生君) 

 そしたら、厚生労働省が大体試算した、これは初めのあれなんですけれども、6,200円というのが出ていまして、してみたら新宮市は安いということですね。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 はい。その額から言えばそういうことになります。



◆1番(木戸地郁生君) 

 これは都道府県、市町村でばらつきがあると聞いていますので、新宮市はそうですか、安いですね。安いと言うてええんかどうかは別として、本当に全国平均に比べたら1,700円か、安くなっていますね。この後期高齢者医療制度導入より和歌山県が27億円の負担増と新聞報道されていました。これは所得の低い高齢者の保険料を軽減する補てん、未納や給付増への対策基金創設などで新たな負担が必要な上、受給者数が増加し、給付額もふえるためとありました。当市にとっては影響はないと考えますがいかがでしょうか。影響はあるんでしょうか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 19年度までの老人保健医療費と比べた場合、老人保健医療では市の負担は、19年度の決算額では約3億900万円が老人保健医療費の19年度の決算額です。それから、ことしに入りまして後期高齢者医療制度の市負担分は、これは20年度の予算額ですけれども3億1,800万円となっております。約900万円ふえているということになります。



◆1番(木戸地郁生君) 

 微量であるが新宮市もやっぱり増額をするということですね。900万ぐらい。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 はい。現時点ではそういうことです。



◆1番(木戸地郁生君) 

 はい、ありがとうございます。

 現在、後期高齢者医療制度の負担額ばかりが注目されていますが、医療費を削減する手段として、今後、医療の受け方が大きく変わっていく可能性もあると聞いていますが、1、診療報酬の定額払い、例として慢性疾患で長期通院する患者は、医療報酬を年間スケジュールに基づいて定額制にすることで、過度の検査などによる治療費高騰を抑制、また処方された薬を総合的に管理するお薬手帳を活用することで薬剤費を削減する方針、それからかかりつけ医制度で総合的に患者を見守ることができる利点もあるが、定額払いに欠かせない存在であって、かかりつけ医の紹介がなければ原則として大学病院や専門病院の診察は受けられないと、こういうふうな国の方針もあるようですけれども、それについては何か連絡がありましたか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 はい。この制度ができた当初に、こういう制度もあるという通知はいただいています。



◆1番(木戸地郁生君) 

 ということは、後期高齢者の制度ができたときにもう同じ日に通達があったというか、連絡があったということですか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 制度の通知というのは、制度の概要というのはもう常に国のほうからそういう通知なり通達なりは来ていますので。



◆1番(木戸地郁生君) 

 はい、わかりました。病院、医療センターにしてもかかりつけの医がなければ初診は診てもらえないとか、医師不足の問題もあっていろいろでしょうけれども、だんだん大変なことになってきそうですね。

 この制度は、後期高齢者というネーミングといい、最近は長寿医療制度と変化していますが、介護保険料に続く年金からの天引きは悪評ばかりが先行しています。しかし、高齢化に拍車がかかる現状から、保険制度の持続を可能にするためには必要と言われれば肯定せざるを得ない気持ちもありますが、後期高齢者予備軍として申し上げますと、後期高齢者と呼称される年代の方々は、戦争を経験され、戦後日本経済発展のために働き続けた人たちです。その方々が年金生活を送る時代になって、保険制度が分別されると。これは本当に矛盾が多くて、またもう一方、大都会に医師が集中して健康格差がまた著しくなる可能性があります。後期高齢者はもちろん、病弱者にとっても大変な時代を迎えたと言っても過言ではありません。政府の英断ある見直しを願ってこの質問を終わります。

 次に、道路整備財源特例法の影響はということで質問します。

 この法は、野党、参議院での否決により約1カ月間空白となり、衆議院での再可決によって法案は成立しました。和歌山県は工事計画を一時凍結しましたが、法案成立後凍結を解除しました。この一時凍結で当市に与えた影響はありましたか。



○議長(上田勝之君) 

 中畑都市建設課長。



◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 

 影響といいますか、交付申請時期というのがございますが、それが一時少しおくれたという程度で、特に影響はありません。



◆1番(木戸地郁生君) 

 この特例法から当市に交付される交付金は、およそどのぐらいの金額になっているのでしょうか。



◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 

 道路事業で申しますと約6,300万円であります。



◆1番(木戸地郁生君) 

 この交付金を予算編成に当たって歳入として各自治体は予算を組んでいるのですから、当市としては市民に与える影響はそのようでしたらないと理解してよろしいでしょうか。



◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 

 特に影響はございません。



◆1番(木戸地郁生君) 

 計画どおりの執行を願ってこの質問を終わります。

 次に、川原家横丁その後。

 川原家横丁が誕生して約8カ月経過しました。世界遺産に登録された速玉大社の門前まちづくり、この試みは官と民の協働の場であると考えます。先月も間伐材を利用していかだ4床が設置されました。いかだと川原町は当市の歴史であり、観光客だけではなくここで生まれ育った私も感無量のものがあります。しかし、ここ船町にオープンした5店舗には客数が少なく、創意工夫なくしては営業継続が困難かと考えます。

 そこで、お尋ねいたします。川原家横丁立ち上げの趣旨をもう一度説明してください。



○議長(上田勝之君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 この川原家横丁ですが、速玉大社などを訪れた観光客へのおもてなしの場として、熊野川に実在いたしました全国の他の地域にはない新宮独特の文化であります川原家に模した建物を再現し、それを見ていただくとともに、地域の物産の提供を通して市の活性化に役立てるという目的で、昨年10月に設置したものでございます。また将来、速玉大社周辺の門前町風なまちづくり、そういう計画の場合には、この川原家横丁がそのきっかけになればいいなと考えてございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 ただいまおっしゃった将来というのは、具体的には、ちょっと経過で。

 5店舗の営業成績を把握されているのでしょうか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 5店舗の営業成績ということでございますけれども、売上額につきましては、一部のお店からお聞きしておりますが、プライベートのことでございますので申し上げることはちょっと差し控えさせていただきますが、とんとんぐらいでやっていただいているというふうに推測してございます。また、川原家横丁の入場者数ですが、これもある店での入店者のカウントから推計いたしますと、これまでに人出が多過ぎてカウントできなかった正月の三が日を除きましても、これまで5万人前後が訪れていただいているのではないかと見込んでございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 もう一つお聞きしますけれども、前もちょっと聞いたんですけれども、使用料を3万円と設定された根拠をもう一度説明願います。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 この使用料についての特別な根拠というものは持ち合わせていないんですが、現在、市が土地所有者から月額8万円でお借りしてございます。その交渉の過程では10万円でというお話もございまして、そんな関係から使用料につきましては、今度必要となるかもしれない修繕費や設備費なども加味いたしまして、1件当たり月額3万円の使用料と設定したわけでございますが、それほど私どもとしましては高いものではないと考えてございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 私、先月、川原家横丁5店舗で皆さん方の御意見を聞いてまいりました。横丁に店を開店してから8カ月経過した感想であります。しかも、どちらかというと遠慮しいしいの回答でございました。6項目ほどありますので、それを読み上げまして、後、1項目ずつ質問いたします。

 バスの停車時間が短いと。もう少し長くならないものか。これは総務委員会でも何度かエージェントへの働きかけとかいろいろ出ておりましたが、それはいいです。

 2番目は前の広場、いわゆる砂利敷きにアーケード、テント風のものが欲しいと。これは風とあそこは直射日光が非常に強いということでございました。

 三つ目は、身障者の方が車いすで来られた場合、砂利敷きのために車いすが入らないと。そのときは入り口でスタンバイというか待っていただいたそうですけれども、できることなら車いすも入れる工夫をと。

 4番目が、やはりこれも出ましたが、トイレが欲しいと。観光客はバスでおりられても速玉大社のほうのトイレも使用に限りがありますので、随分時間がかかって、そこでもうバスの休憩時間が終わるというような現実になっているそうです。それと、トイレがあれば速玉大社とこちらへ来て、こちらへ来てくれたお客さんがお店をのぞいてくれるんやないかというのがありますけれども。

 あと5番目は、堤防側に上り階段を設置して、観光客に熊野川と川下りする舟を見せたいという意見もありました。

 6番目は、川舟下りの客は全商品5%割引を実施しているそうですが、それを理解しているお客が少ないというのがありました。

 戻りますが1番目にまいりますけれども、バスの停車時間が短い、もう少し長くならないものかと。委員会では、何とかエージェントへというのもありましたけれども、その点いかがですか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 エージェントへの単独での直接的な働きかけはいまだ行っておりませんけれども、各種の観光関係の協議会等を通じましてエージェントに川原家横丁への立ち寄りを呼びかけて行っております。また、近いうちにぜひ旅行日程に組み込んでいただけるよう、主なエージェントを回っていきたいなと考えてございます。ただ、お店の皆さんとお話しする中で、エージェントに立ち寄っていただくのはうれしいことなんですけれども、エージェントの契約に関しましてはマージンの発生が出てきますので、現在のところ入店者の皆様もその契約の考えは持っていないというのが現状でございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 2番目の前の広場、砂利敷きのところにアーケード風のテントを欲しいと。欲しいんじゃない、あればという控え目な発言でございましたが。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 以前には野点傘を利用しておりましたけれども、予想以上にあの場所は風が強くて、傷みがひどく、現在使用をやめてございます。新たに設置するとすれば、川原家横丁の雰囲気に合ったものを整備しなければいけないなと思いますが、あの場所は、先ほど申しましたように川からの風がすごく強くて、それなりの強度のあるものをと今考えているところでございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 身障者の方の車いすの件ですけれども、この点はいかがでしょうか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 現在は川原の雰囲気を醸し出すため砂利を敷いてございます。確かに車いすの方は入りにくい状況になってございます。改善策といたしましては、アスファルトや木製の通路とかいろいろ考えられると思いますが、そのことによって段差によってつまずく危険性や、川原町の雰囲気を残すなど、いろいろな角度から検討してまいりたいなと考えてございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 オープンしている方ともよくお話ししていただいて、何かいい案を、やはり体に障害を持たれた人でもお店をのぞけるというふうに図ってほしいと思います。トイレがあれば、これも委員会でもよく出たあれですけれども、この件は大変難しいように思いますが。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 トイレにつきましては、大変難しいかなと思ってございます。現在は近くの速玉大社のトイレを利用させていただいているのが現状でございます。新たに整備するとなりますと、メンテナンスを含めてかなりの予算が必要となります。また、あの場所のスペースの面や臭気などの衛生面、それに土地所有者の了解等も必要となりますので、今後の検討課題とさせていただきたいなと思ってございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 トイレが設置されていたら、今以上に誘客といいますか、お客さんはふえる可能性はあると思いますけれどもね。

 それと5番目の堤防側に上り階段を設置して云々はいかがですか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 川原家横丁から裏の堤防への階段の設置となりますと、国土交通省の工作物の占有許可の関係も出てまいりますし、安全性なども考慮しますと、そんなに離れているわけでもないので現在の道路を少し歩いていただいて熊野川を見てもらえればいいかなと思ってございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 そういう点でも出店されている方とまた話していただいて進んでほしいと思います。

 6番目の川舟下りの客は全商品5%割引というの、僕も知らなかったんですけれども、それをやっているんやけれどもお客さん自身が気づいていないというのはいかがですか。これはPRの必要があると思いますけれども。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 この割引システムが有効に活用されますよう、乗船客への十分な説明を川船センターのほうにするように申し伝えたいと思います。



◆1番(木戸地郁生君) 

 はい、よろしくお願いします。

 収支に関しましては、5店舗とも親会社から出向の形となっているので、人件費については独立採算をとっていないので何とかキープできている状態と聞いています。官と民との協働の川原家横丁です。5店舗が笑顔で営業できるよう絶えず接点を持っていただき、工夫をしてこの横丁を一過性に終わらせないことを願って質問を終わります。

 次に、新宮市の総合計画について。

 去る6月5日、全員協議会の席上、那智勝浦町との二次合併の説明を受けました。この話がまとまれば、熊野の中核都市が現実のものとなるでしょう。協議会でも申しましたが、当市が発表し、住民に説明してきた新宮市の基本構想は、もし二次合併が成立した場合、見直しするか否かと市長に質問したところ、基本構想には変化なし、この計画を進めていくと答弁されました。いま一度この議場で市長の方針をお聞きしたく思います。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 先ほどもお答えいたしましたが、これは我々のいわゆる熊野川と合併した新しい長計の初年度でありますから、着手した今、粛々と取り組んでまいります。



◆1番(木戸地郁生君) 

 そこで、新宮市と那智勝浦町との合併は、日本の行く先を考えるとき、必須のものと考えます。しかし、二次合併までは残り2年間です。県議会を考慮すると実働1年です。果たしてこの1年間で協議事項が合意できるのか疑問が残ります。いかがでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 那智勝浦町と本格的な協議を開始する前に、市議会はもちろんのこと、市民の方々の御意見をまた啓発、広報も含めてしっかりしなければなりません。市民の理解がないところでこの行政あるいは市議会だけが単独でということにはやはりならないと。こういう合併の問題ですから支持が得られないだろうと、そのように思っております。

 また、那智勝浦町も各地区の説明会を開くと、こういうこともおっしゃっておりますので、我々としてもこの後、しっかりと市民の皆さん方とこの問題について話し合って合意づくりに努力してまいりたい、かように思っております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 市長は、那智勝浦町との二次合併を積極的に進めていきたいようですが、私には疑問が残ります。この合併を本当に成立させたいのであれば、新宮市長、那智勝浦町長とも再出馬を表明して、選挙前後を通じて合併に全力を傾注するぐらいのインパクトがなければ説得力はありません。お二人とも再出馬の意思表示がなされていませんが、この点いかがでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 まだそのような自分としての次の市政を担当するかどうか、その態度を表明する時期ではないと思っております。今残された任期の期間中、我々はこの長期総合計画やあるいは合併協議を真剣に両市町がしっかりと手を携えてその機運を醸成していくことが大事だと、そのように思っております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 だけど、来年は那智勝浦町も新宮市も首長の選挙ですね。だから、法定協議会がもし立ち上がったとしても協議事項が多くて、なかなか1年でまとまり切れないやろうというのが大方の見方になっている中で、やはり出馬表明が自分の在任中といいますか、その期間だけでやっていくというのは、ある意味では無責任と私は受けとめるんですけれども、その点いかがですか。これは市長だけではなくして、那智勝浦町の町長にも同じことを申し上げたいと思います。



◎市長(佐藤春陽君) 

 先ほど申し上げたとおりです。我々としては、残された任期の期間、那智勝浦町も同様でしょう、新宮市としても同様でございます。懸命にこの合併協議、せっかくの連携というか、行政同士の新しいまちづくりに向かっての糸口がつかめたところでありますから、この関係を大事にしながら市民の方々の、あるいは市議会の方々の御理解をいただくように頑張ってまいる所存です。



◆1番(木戸地郁生君) 

 合併に当たる重要な、これは11番議員と重複しますのでカットします。

 この二次合併は、時間をかけ両者が納得できた時点、40%オフ云々じゃなくして、合意した点が熊野中核都市のスタートと考えます。この話が出た後で那智勝浦町のほうへ参りまして、住民の方々とのお話を、これ私がお会いした方ですからあくまでも少ないんですけれども、やはり無関心というか、新聞報道だけで一体どんなんやと、逆に質問されたような現実もありますので、一応含んでおいていただきたいと思います。

 今の合併の問題を前提としまして、新宮市の総合計画について質問いたします。

 新宮市の基本構想で、当市の主な課題として10項目を掲げていますが、公共施設の再整備、教育環境の整備、中心市街地の再生はともに関連していると思われます。しかし、これらの原点は小中学校の統廃合にあると考えますので、この点についてお尋ねいたします。丹鶴小学校と千穂小学校を統合する計画は、どのような進捗を見せているのでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 千穂、丹鶴小学校の統合校建設協議会につきましては、3月に設置しまして、現在月1回のペースで会議を重ねております。これまでに4回の協議を開催したわけですが、この間に両校の育友会によります保護者アンケート、それから教育委員会によります両校の教職員アンケートなどを実施しております。その中では、かなり少子化が進んでおりますし、それから学校施設の老朽化、これもかなりひどくなっておりますので、学校統合と建設についてはほとんどの方には御了解いただいていると考えております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 両校関係者で組織された協議会はもう設立されていると思うんですけれども、そちらの意向はいかがですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 先ほどの千穂、丹鶴小学校統合校建設協議会というのがそうなんですけれども、当初協議会委員の間の中では、統合に対する認識度といいますか、温度差がかなりあったわけですけれども、その後、経過を十分お話しいたしまして、現在、千穂小学校跡地への新しい学校づくりについてソフト、ハード両面から前向きに御協議いただいております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 丹鶴、千穂さんはそれにして、蓬莱小学校と王子小学校のこの統合の感触はいかがでしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 蓬莱小学校と王子小学校の統合校については、まだ建設協議会を設置してございませんけれども、事前に行いました保護者懇談会ですとか両校への教職員説明会の中では、やはり蓬莱小学校がかなり老朽化しておりますので、早く建設してもらいたいというような要望が強かったように思います。

 ただ建設場所につきましては、いろいろございまして、城南中学校跡地のほうが中学校用地ですから広くていいんじゃないかという方ですとか、あるいは王子小学校は高台にありますので地震とか津波のときに王子小学校のほうがいいんじゃないかという方もおられましたし、蓬莱小学校の跡地のほうが周辺の交通の環境とかそういったこともいいし、中学校の1校、2校、これ関係なく進めるから蓬莱小学校のほうがいいんじゃないかというような議論、こういった三者三様の意見がございました。



◆1番(木戸地郁生君) 

 といいますと、蓬莱小学校と王子小学校の統合の場合は、まだいろんな要素があってそういうことになっているんですけれども、やはり統合して移築したほうがいいというふうにまとまってはまだいないわけですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 私ども、総合計画の案ということで城南中学校跡地への建設ということで話を説明に伺ったわけですけれども、やはり城南中学校の跡地となりますと城南中学校、緑丘中学校へ統合した後ということになりますので一番最後の建設になりますので、その間が非常に心配だという声もございました。



◆1番(木戸地郁生君) 

 そうですね。蓬莱小学校の場合は一番古いですからね。どうしてもそこに。だから、緑丘中学校と城南中学校についての経過とか反応を報告していただきたいと思いますけど。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 中学校の建設協議会もまだ設置しておりませんので、突っ込んだ議論はしていないわけですけれども、保護者懇談会の中、あるいは教職員の中への説明の中では、統合については賛否両論がございました。特に多感な時期でございますので、摩擦が生じるんじゃないかというような意見、特に文化が違いますので、それがぶつかるんじゃないかという意見もございました。ただ今後、蓬莱、王子小学校の建設協議会を設置させていただいて、その中で当然中学校跡地についても協議することになりますので、その中で十分協議されるものというふうに考えております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 少子化時代を迎えて、今後も児童生徒数が減少することが明白ですが、総合計画の資料には平成19年5月現在、小学生1,802名、中学生915名とありますが、棒グラフの児童生徒の差は、ここにあるんですけれども、結局、統合する丹鶴、千穂、蓬莱、それから王子、城南、緑丘というのはここにあるんですね。それで、この数から抜けたのがこちらの棒グラフで、残は三輪崎小学校なり光洋中学の生徒数と解してよろしいですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 19年5月現在の数字だと思うんですけれども、小学生が1,802名、中学生が939名です。



◆1番(木戸地郁生君) 

 こちら15名になったんですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 はい、939名でございます。訂正をお願いいたします。それから三輪崎小学校が561名、光洋中学校が264名。



◆1番(木戸地郁生君) 

 ちょっと待ってよ。三輪崎小学校5百何名ですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 561名。



◆1番(木戸地郁生君) 

 はい。中学。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 光洋中学校が264名でございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 これは、そしたら棒グラフからこの数を引いたら、ちょっと大分誤差があるというか、それでも結構ですけれども。予測となっているんですが、平成29年度の数字中、三輪崎小学校やこれ29年ですから9年後ですね、児童生徒数はどのような数字を予測されますか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 申しわけないんですけれども、平成29年の数字といいますと、まだ29年時点で生まれていない子供さんがおられますので、現時点で予測できますのは平成25年度までということです。



◆1番(木戸地郁生君) 

 だけど、このグラフは29年と書いてある。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 中学生の場合は、光洋中学校の場合は29年で234名になるんですけれども、小学生のほうがまだ生まれていない子供さんがおられますので、ちょっと予測できないということで。25年ぐらいでよければ出せるんですけれども。



◆1番(木戸地郁生君) 

 要は少子化が進んでいるということをわかればいいんですけれどもね。仮に緑丘中学校と城南中学校が統合すると、この19年のあの数字では626名となります。もし、これ、もしというのはあんまりよくないかもわかりませんけれど、統合したとしたら市のほうの計画では何クラスを予想されているんですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 平成19年度時点で統合した場合ですけれども、40人の標準クラスでは17クラスになります。少人数指導にしますと20クラスというふうになるんですが、実質すぐに統合は難しいと思われますので、平成24年ごろ統合したとしますと生徒数が562人になります。標準40人クラスでいきますと15クラスになるんですが、これを少人数指導ということでいきますと18クラスというクラス数になります。



◆1番(木戸地郁生君) 

 ちなみに、今、光洋中学校は何クラスですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 19年度現在で普通学級が9クラスでございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 これもう前提として、この計画、統廃合が実現したとして、新築、増改築の予算はどのように見積もりされているのでしょうか。計画といいますか、基本計画のシミュレーションで結構ですから資料提出をお願いします。



◎財政課長(上路拓司君) 

 資料にしてますので、提出の許可をお願いします。



○議長(上田勝之君) 

 資料を配布してください。



◆1番(木戸地郁生君) 

 学校新築の場合、国の補助金は出るのでしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 ちなみに、千穂、丹鶴小学校統合事業でございますけれども、お手元の資料によりますと、総事業費が17億4,300万でございます。このうち地方債でございますが、これは学校教育施設等の整備事業債になります。これが44億50万、それから右のほうへいっていただいて特定財源4億9,500万でございますが、これは国庫補助が4億8,000万とそれから県費の補助がありますけれども、これ紀州材を使った場合1,500万まで限度額いただけますので、それが4億9,500万でございます。それで一般財源が6,040万でございます。それから、緑丘、城南中学校の統合事業ですが、これが7億5,000万でございます。内訳でございますが、地方債が1億6,200万、それから特定財源が2億、一般財源が1,940万でございます。それから、蓬莱、王子小学校の統合事業でございますが、総事業費でございます16億8,000万円、地方債が4億950万、それから特定財源が4億8,500万、一般財源が3,940万ということで、学校だけの総事業費ですけれども、41億7,300万でございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 これは、仮に今計画している中学校、小学校を統廃合して新築した場合のあれですね。その下にこれ、また合併特例債のあれで学校関係で7億、これ丹鶴と千穂ですか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 失礼しました。先ほどの合併特例債なんですけれども、地方債の中には別に合併特例債、千穂、丹鶴小学校で申しますと7億4,710万、それから緑丘、城南中学校が3億6,860万、蓬莱、王子小学校が7億4,610万という数字でございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 この資料から見ますと、平成22年度あたりから学校に続いて総合施設建設ということで3,000万が出ていますけれども、ここらあたりからいわゆる図書館を併合した文化ホールをやっぱり実行していくというふうに解してよろしいですか。



○議長(上田勝之君) 

 芝企画調整課長。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 この財政シミュレーション、総合計画の関係でございますが、図書館と熊野学センター、そして文化ホール、こうした複合的な文化施設の整備に当たりましては、設計費用が3,000万とありますが、あと20億、20億のおおむね40億ぐらいの費用を考えてございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 これは合併特例債の額ですね。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 これにはこれから県といろいろ協議しなきゃいけませんが、県からの補助金であったり、あるいはまた基金の関係であったり、そういった特定財源も含めて、あと残りを特例債で賄うと、こういう考え方でございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 今おっしゃった中で、県にも補助等発言されましたけれども、大体、文化ホールは県が建てたる言うたいわくつきの建物ですから、これは県にも幾ら交付税が少ないといっても、建てたるの補助金で済ませるということは、やはり普通の補助金ではちょっと新宮は勘弁できないというふうに私は考えますけれども、いかがですか。



◎まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) 

 この補助金の額につきましては、今後いろいろ県といろいろ協議をさせてもらって、その辺のところは決めていかないといけないんですが、現在のところは金額がまだ当然確定してございません。今後の大きな協議事項かと考えてございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 今学校とか総合施設とか、それからその後にことしの予算で5,000万でしたか、積み立てた新庁舎の基金というのもありますけれども、これらの施設を計画どおり完成させたと仮定した場合、これシミュレーションですから、ちょっと無理かもわかりませんけれども、実質赤字比率というのはシミュレーションの中でどれぐらいになるんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 まずこのシミュレーションについて少し御説明いたします。

 お手元の資料につきましては、長期総合計画の特進プロジェクトを実施した場合の本市の普通会計の状況について、ことしの3月に試算したものでございます。不確定要素も多くて、あくまで現時点で想定できる要素のみでありますので、今後事業費等が確定してきましたら変動するものとは思いますが、このシミュレーションの想定では、合併特例債やその他の有利な起債、また各種基金を活用させていただきまして、歳入歳出の均衡がとれた財政運営がしていけるんではないかなと思っております。

 先ほどから話題になっております投資的経費につきましては、中ほどの表なんですけれども、現時点で想定している事業について、合併特例債を活用した特進プロジェクトということで事業費とその年度計画を記載したものでございます。その下につきましては、各年度末の基金の状況を想定した表となってございます。その下は公債費の状況で、それぞれの年度ごとの償還額であったり、実質償還額等を記載してございます。

 これを見ていただいたらわかりますように、普通会計につきましては、赤字を想定してございません。もちろん楽観はできませんが、いわゆる実質赤字比率、連結実質赤字比率というような赤字の数値は出ないものと現時点では想定してございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 そうしたら、ことしからでしたか、連結実質赤字比率というのも、いわゆる病院の特別会計も含めてでしたね。ことしからでしたね、あれ。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 今年度から新たなそういう数値を発表していくことになるんですけれども、平成18年度決算に基づく試算というのもしてございます。本市の場合は、実質赤字比率の早期健全化基準、いわゆるイエローカードと言われるものは、マイナス13.6%ということになってございます。平成18年度で申しましたら、本市の場合はプラスの6.0%ですので赤字ではございませんので、そういう数値になってございます。また、実質赤字比率につきましては、本市に適用される比率はマイナスの18.6%です。18年度決算でいいますとプラスの30.7%ですので、そういう数値にはなっていないというのが現状でございます。



◆1番(木戸地郁生君) 

 そうすると新宮市の財政はすごい健全財政やというふうに評価してよろしいですか。

 前に小山部長にもお話を聞いたことがあるんですけれども、この連結になっても県下では、何というか、感触がええというか、正式な数字合わせになってないけれども、県下ではトップクラスやというお話を聞いたことがあるんですけれども、いかがですか。まだこれは決算出ていないんでね。



○議長(上田勝之君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 今上路課長が申し上げましたように、18年の資料も昨年公表しておりまして、この数字は県下でも一番いい数字が出ております。ただ、この普通会計の決算、これ収支はずっと18年から今後29年まで出ておりますけれども、各年度の最後の歳入歳出の差し引き額では、今後非常に厳しい数字として受けとめていかなければならないと思っております。

 今までの試算の中では、18年度の試算の中では病院等の決算も含めてということで、病院の現金の保有状況、そういった部分も加味されまして30%という数字が出ておりますので、内容が非常にいいのかどうかについてはそれだけでは判断できないとは思っております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 そこでお尋ねしますけれども、この連結、今年度に初めて出るあれでしょうけれども、実質赤字比率というの35%から40%になるといわゆる破綻状態といいますか、そのように国が認定して管理下に入るということは再建団体ということに至ると思うんですけれども、今のお話でいくと、それに近く、いいのに近いの。病院の特別会計なんかを入れて。そこらあたり、もう少し。



○議長(上田勝之君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 トータルでこれから見られるということになりますけれども、この普通会計を見ていただいても、収支としては赤字を打っておりません。今後、病院の会計についても非常に厳しいこともあるでしょうし、その部分については一定の繰り出し基準に基づいて、この中でも繰り出しを行って収支を見ておりますので、そういった状況を考えますと、今のところ赤字という形で決算を打つことはないだろうというふうには思っております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 じゃ、最後にお聞きしますけれども、新宮市が出された基本構想をそのとおり進めていって、今おっしゃったような形になるということですね、極端に言うたら。これシミュレーションですからそれは変化はあると思いますけれども、僕がお聞きしたのは、はっきり言うて、統廃合が実現したり、いわゆる公益施設が建ったり、基本計画どおりやっていっても経済的には大丈夫やと、何とか、というあたりと解釈していいわけですね。



○議長(上田勝之君) 

 小山総務部長。



◎総務部長(小山壽行君) 

 先ほど、これも上路課長のほうから説明させてもらったとおりで、総合計画がまとまったということもありまして、そのことに対するシミュレーションを行ってもらいました。いろんな事業をこの中に加味しておりますので、そういったことを想定する中で、やはり目的基金も取り崩しながら、今後10年間の収支は何とか合わせております。当然のことながら、一番気にかかるのは地方交付税がどういった形で推移するかということです。これについては、本年度、計画自体が1.3%のプラスということで、一応地方に配慮した形にはなっておりますけれども、交付税の原資自体については、臨時財政対策債を含めるとまだまだ4兆円近い収支不足が生じておりますので、国がこれからの地方財政の中では地方に配慮した運営をしていくというようなことを言っていただいておりますけれども、19年度の決算においても国は法人税等の予算が確保できないという状況もありますので、今後の財政運営については、そういった状況も踏まえながら、実施段階で再度見直しもしながらしていかなければならないと考えております。



◆1番(木戸地郁生君) 

 はい、ありがとうございます。

 とかく申し上げましたが、やはり箱物をつくり過ぎて破綻というのは一番慎まなければならないことなんで、今後は那智勝浦町との合併を考慮しつつ基本構想実現に期待いたします。どうもありがとうございました。

 これで一般質問を終わります。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後2時01分

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△再開 午後2時17分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。

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△久保智敬君



○議長(上田勝之君) 

 3番、久保議員。



◆3番(久保智敬君) (登壇)

 それでは、一般質問をさせていただきます。

 地上デジタル放送の対策についてという項目なんですが、電気とか電波とかいったことはちょっと詳しくない私がこのことを取り上げるのは少し取り上げにくいことなんですが、市民生活に大きな影響を招くであろうという、そういう思いで、しっかりとした準備が必要となってくると、そういった思いで取り上げました。

 皆さんも御承知のように2011年7月24日、3年先ですが、テレビのアナログ放送がデジタル放送に変わることは皆さんも御承知のことと思います。が、来年高森にある今のアナログの中継局、そのあたり、その場所になるのか新たにつくるのかわかりませんが、そこからまたデジタル放送が来年から放送が開始と伺いましたが、まずこれは間違いないことなんでしょうか、お伺いします。



○議長(上田勝之君) 

 岡田情報推進課長。



◎情報推進課長(岡田清則君) 

 総務省の全国地上デジタル放送推進協議会が発表した地上デジタルテレビジョン放送中継局ロードマップによると、新宮市では2009年より放送が開始される予定となっております。詳しい時期についてはちょっとわかりません。



◆3番(久保智敬君) 

 最近の報道では、そのデジタル放送にかわった場合、視聴困難地域もあることが紹介されておりました。そんなことから、これにかわることによってどういう問題が起きてくるのかということを私は大きくは4点あるかなと思います。アナログ放送からデジタル放送にかわることによって、ほとんどの家庭のテレビでは今の状態では受信ができなくなります。新しいテレビを買うか、もしくはデジタルチューナーの機材を買って取りつけなければ見られなくなります。ですから、1番目として、テレビの不法投棄が多くなるのではないかと懸念します。二つ目に、悪徳商法も出てくるのではないかと、入ってくるのではないかなと思います。そして三つ目に、経済弱者への対策はどうするのか。4点目に、受信困難地域への対策をどうするのか。この4点についてお聞きしたいと思います。

 まず、テレビの不法投棄ですが、今、家電リサイクル法で処理の仕方が決められております。勝手にすることはできないわけなんですが、今の現状はどうなんでしょうか。そしてまた、今後の対策としたら何かあるんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 嶋田生活環境課長。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 不法投棄の処理状況でございますが、平成18年度につきましては、粗大ごみにつきましては296個、総重量で約11トンの処理を行っております。その中で、廃家電4品目につきましては、テレビが4台、冷蔵庫が3台、エアコンが1台となっております。19年度まだ総重量は出ておりませんが、廃家電4品目につきましては、19年度、テレビが10台、冷蔵庫が3台、洗濯機が5台、エアコンが1台という状況になっております。あと、毎年この不法投棄対策としましては、じんかい処理費の中で不法投棄ごみ撤収委託料として予算を計上しまして、業者委託等で不法投棄のごみの撤収を行っております。



◆3番(久保智敬君) 

 状況を今言っていただいたんですけれども、対策といったら今どうですか。



◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) 

 対策となりますと、広報の徹底ということになるかと思います。



◆3番(久保智敬君) 

 次に、悪徳商法の問題なんですが、若い人であればそういうチューナーの機材を買って取りつけることは簡単ですし、またアンテナの入れかえなども自分でできるところがありますからいいんですが、高齢者の方や障害者など社会的弱者の方は業者に頼むしかないわけであります。そういったときに訪問販売とか悪徳業者が入ってくる、そういう可能性が予想されるんですけれども、こういったことは何か対策としてはありますか。



○議長(上田勝之君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 消費者行政にかかわっている立場から申し上げますと、今議員がおっしゃられたように、そういう今回の新たな取り組みに対しての悪徳業者が出回るおそれが確かにあると思います。これに対しましては、広報やホームページ等いろんな広報手段を使いまして市民啓発を行っていきたいと思ってございます。



◆3番(久保智敬君) 

 次に、経済弱者への対策ですが、総務省は5,000円台のチューナーをメーカーにつくるように指示されたということですが、その経済弱者への方へはまず無料配布の方向にあると言われていました。アンテナとか配線とかについて、ほかのことについてはどうなのか。近くの電気屋さんに聞いたんですけれども、このUHFのアンテナは今のところは使えるだろうと。そやけど、アンテナの角度を変えたりすることが出てくるかもわかりませんねということと、問題は配線にありますと言われておりました。というのも、このアンテナとかチューナーの値段というのははっきり出てきますけれども、配線は家によって違うし、また同軸ケーブルを使っているところはそのまま使えますが、平行フィーダーという薄っぺらい線ですけれども、これは昔の家に多いそうなんですが、これであると使えないと。同軸ケーブルに入れかえが必要だということで、そうした場合は価格も高くなってくる、ここのところをどうするかということなんですが、こういったところを何か考えあるんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 岡田情報推進課長。



◎情報推進課長(岡田清則君) 

 今のところ、アンテナは基本的にはそのままお使いいただけるようなんですけれども、アンテナの種類によっては改修が必要になるということがあります。先ほど議員さんおっしゃられたように平行フィーダー、昔の家庭で一般的に使われていたケーブルなんですけれども、こういうのもデジタル放送には対応していないということを聞いています。これについても今のところ、広報とかそういう部分で市民の方へ啓発していくという方法しか今のところとれないかなとは思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 そうですね、今のところは多分皆そうだと思います。これからのことをいろいろ出てくるんだと思いますけれども。

 最後に、この受信困難地域への対策なんですが、新宮市内、どこそこということで今明確になっております。もう少し、来年これ現実にデジタルの電波が出たときにはもっともっと具体的にはっきり出てくるんでしょうが、この受信困難地域への対策というのはケーブルテレビへ移行とか共聴施設の整備、また衛星によるセーフティーネットということぐらい書かれているんですけれども、どうなんでしょう。今一番経済的に負担の少ない方法というのは、今のところはどういうやり方が考えられますか。



○議長(上田勝之君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 現在、新宮市には7カ所、7組合の難視聴地域がございます。世帯数でいいますと約700世帯がございます。これらにつきましては、今議員さんもおっしゃられましたように、設備のデジタル化の対応、あるいはZTVへの加入という方法がございます。市といたしましては、従来からZTVへの加入を促進している関係で、それに加入していただければありがたいなと思ってございますが、ZTVへの加入が困難な世帯、あるいは困難な場所というのもございます。ですので、今後どのような方法が一番ベストなのか検討していきたいと思ってございますし、国や県の今後の支援策等への動向も注視して見守っていきたいなと思ってございます。



◆3番(久保智敬君) 

 今、ZTVに加入させる場所が困難な地域があるとおっしゃいましたけれど、それはどこですか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 私が把握している一つとしましては、石ヶ坪、五新地域等住宅密集しているところで、ZTV用の電柱が立てられない地域というのがございます。



◆3番(久保智敬君) 

 了解しました。ZTVへの補助は昨年で終わったかのように聞いていますけれども、こういった700世帯ですか、またZTVの今多分熊野川町は全域されていますけれども、旧新宮市内は2割程度と聞いています。そういったところで今回また対策としてまたもう一度ZTVへの加入補助というのは考えがあるのかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 岡田情報推進課長。



◎情報推進課長(岡田清則君) 

 今のところ新たな補助制度は想定しておりませんが、全国的な動向を見ながら調査研究していきたいと考えています。



◆3番(久保智敬君) 

 いずれにしましても、まだまだ3年先なんですが、とりあえず来年からそういうデジタル放送が始まるということで、幾つかの問題が出てきそうです。ですから、それに対応するべく今から、例えば情報の提供を細かくするとか、またテレビに関しての相談窓口の設置をしてはどうかなと思うんですが、いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 川嶋まちづくり政策部長。



◎まちづくり政策部長(川嶋潤君) 

 ちょうど来年から試験放送が始まるということでございます。国の動きとか県の動き、それからZTVへの加入に対する補助等々、そういう点、また市の内部ででも情報関係の部署、それから福祉の部署、いろんなところがかかわってくると思いますので、そういったところを連携しながらちょっとでもいい方向を見出していきたいと思います。特にテレビの媒体がセーフティーネットと、そういうような位置づけもございますので、テレビが映らんということでは済みませんので、そういったことも含めていろいろと対策を考えていきたいと思います。



◆3番(久保智敬君) 

 はい、よろしくお願いします。

 次に移ります。健康診査についてであります。

 がん対策基本法がつくられ、和歌山県はがん対策推進計画を発表し、今地方新聞でも紹介されております。がん対策基本法を立ち上げる際に御尽力された東大病院放射線科準教授で緩和ケア診療部長の中川恵一さんが「がんのひみつ」という、こういう本を出版されました。この本のサブテーマが「がんも、そんなに、わるくない」とあるんです。この本の中で、日本人の2人に1人ががんになる。3人に1人ががんで死ぬ。日本は世界一の長寿国。つまり世界一のがん大国であり、そしてまたがんのことを知らな過ぎるのが日本人だと。だから、子供たちにも義務教育の中で教えてあげてほしいというのも書かれておりました。この方は、もし自分が病気で死ぬのであれば、がんで死にたいとまで言われております。関心のある方はまた買って読んだってください。

 先月、特定健康診査受診券が送られてきました。こういった黄色のものですけれども。私も50の大台を越えましたので、そろそろ健康管理をと思っておりました。ところが、集団健診を見過ごしてしまいました。といいますのは、ここに有効期限が書かれております。だけども申し込み期限はここには書いていないんですね。説明文にはあるんですよ。僕はこれだけ見てしまったものですから勘違いして、もう既に終わっておりました。期限もまたこれに書いていただければなと個人的に思ったわけでありますが、どうでしょうか。

 それと、この特定健康診査は新しい健康診査のようですが、広報しんぐうでは「メタボ健診スタート」と書かれておりました。この受診券にも、そういったメタボという言葉を入れたほうがわかりやすくて、また受診率も上げられるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 更家保健センター長。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 議員御指摘のとおり、ことしからこの特定健診が始まりまして、何分にも初年度でございます。その点につきましては、今後、そういうことも含めまして、来年からはそのようなことを検討していきたいと思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 次に、受診率をお聞きしますが、和歌山県の推進計画にも書かれているんですが、県内50%を超える市町村がある反面、10%にも満たない市町村もあると書かれておりますが、新宮市の状況はどうなんでしょうか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 がん検診につきましては、胃がん、乳がんにつきましては県平均よりも上でございますけれども、子宮がん、肺、大腸がんにつきましては県平均よりも下回っております。



◆3番(久保智敬君) 

 すみません、基本健診といいましょうか、その部分はどうなんですか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 基本健診におきましても、県平均よりもかなり下回っております。



◆3番(久保智敬君) 

 何%ですか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 18年度ですけれども、新宮市におきましては20%です。県平均では33.5%です。



◆3番(久保智敬君) 

 県の計画では、まず一つ目に5年以内に各がん検診について受診率を50%に、二つ目に5年以内に精密検査受診率を100%に、三番目に科学的根拠に基づくがん検診の実施というようなことがあったんですが、これ5年後にそこまで持っていくことはできますか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 今後におきましても受診勧奨のほうに努めますけれども、5年後に50%というのはちょっと厳しいとは思いますけれども、なるべくそのように近くに持っていきたいと考えております。



◆3番(久保智敬君) 

 ちょっと教えてほしいんですけれども、この2番目の精密検査受診率というのは何なんでしょうか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 がん検診等で要検査と判断された方がもう一度医療機関のほうへ行きまして精密検査を受けていただくということなんですけれども。



◆3番(久保智敬君) 

 そしたら、1回検診して結果が何か思わしくない値やったとしたらもう一回行くということで。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 そうですね。検診の結果で要精密検査者がわかりますので、その方に対してもう一度医療センターのほうへ行って精密検査を受けてくださいということです。



◆3番(久保智敬君) 

 ですから、この100%ということは、行かない人が多いということが言えると思うんですが、実際そうなんでしょうね。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 18年度の実績なんですけれども、胃がん検診の精密検査受診率なんですけれども、これは73.4%ということで、精密検査受診を言われた方が188人おりまして、その中で138人精密検査を受けたということで73.4%です。子宮がんにおきましては33.3%、乳がんにおきましては76.6%、肺がんの精密検査受診率が35.6%、大腸がんでは54.2%になっております。



◆3番(久保智敬君) 

 わかりました。

 あと3番目のその科学的根拠に基づくがん検診とかと書かれているんですけれども、医療現場で今先生の確保にきゅうきゅうとしているそういう状態の中で、またこういった検査にまた大きな検査機器が要ったり予算も出てくるのかなとつい思ってしまうんですけれども、そういう点はどうなんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 杉山医療センター事務長。



◎医療センター事務長(杉山泰生君) 

 確かに今の医師体制の中で新たな検査とかそういった過重的なものがふえてくるのは大変厳しい状況でございますけれども、ただ、できる仕事の量というのは私ども決まっておりますので、その中で一生懸命先生方、やっていただいている状況でございます。

 また、検査機器につきましても、CTあるいはMRI、そういったものの整備もこれからもどんどん努めていきたいと思いますし、18年度にはCTの最新鋭のものを導入したこともございますので、その辺ではもっともっと機械でできるものは、高度な医療機器につきましては整備充実に努めていきたいと思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 市民の健康を守る支援策としていろいろとあると思いますが、その中で脳ドックにかかわる支援もあるようですが、これもう少し拡充できないのかなと思います。人間ドックとかその現状をお聞かせください。



○議長(上田勝之君) 

 辻医療センター事務局医療業務課長。



◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) 

 医療センターでの脳ドックの利用なんですけれども、19年度の実績といたしまして87件の脳ドックの検査が行われております。



◆3番(久保智敬君) 

 87件というのは、今まで過去には無料でされていた分もあると思いますけれども、その分も含めてですか。



○議長(上田勝之君) 

 萩原市民窓口課長。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 脳ドックですが、これ国民健康保険の中の保健事業で行っている脳ドックのことだと思うんですが、国民健康保険で被保険者の中の40歳から65歳までの方で5歳刻みの40歳、45歳、50歳というふうになられた方、約1,200名程度あるんですが、この方に案内書を送りまして、その中で脳ドックを希望される方、昨年度は約500名ありましたですけれども、この中で50名を抽選で選びまして、その方に医療センターで脳ドックを受けていただくと。19年度までは無料で受けていただいていたんですが、20年度からは本人さんに1万円負担していただくということで行っております。



◆3番(久保智敬君) 

 20年度は何人ですか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 20年度も同じく50名を予定しております。



◆3番(久保智敬君) 

 まだこれからですか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 はい、20年度はこれからです。



◆3番(久保智敬君) 

 今までが無料やったのが今年度から1万円ということで、50名の枠で募集するということなんですが、今回そういう形でやられて、今国民健康保険も厳しい財政の中で運営されていますから、なかなかこれを枠を広げてくれというのは大変かとは思うんですけれども、やはりなかなか一般市民の方々は経済的にも、本当に自分の健康診断に行くことさえやっぱり仕事を休んでまで行きませんというような方が多いんですね。そんな中で、それをあえてこの検診でも50%にしようというその流れですので、できるだけ支援をお願いしたいなと。通常こういう検査は高いと思うんですね。通常幾らですか。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 医療センターでは4万3,050円です。



◆3番(久保智敬君) 

 1回4万3,000円も出してなかなか行けません。その中で1万円で行けるんやったらやはりしようという方もおられまして、2万でも行こうという方もいらっしゃると思うんですね。そんな中で、やはり50名を100名にするとか、もう少し負担を上げてもらうとかという形もできるかと思いますので、またその辺も検討していただきたいなと思います。

 こういう健康診査の受診率を上げようとしているときに、逆行するような事件が起こりました。これは全国的な流れのようでしたが、健康相談で使い回しが禁止されている採血器具を使用したとして謝罪もしたんですが、私たち議員にもその説明がございました。針は一人一人に交換し、器具は毎回消毒して使用していたということで、これは本当に大事には至らないと思いますけれども、血糖値検査を行った市民162人の方へは丁寧に安心を与えていただくようお願いします。今の現状とこれからの今後を教えてください。



○議長(上田勝之君) 

 更家保健センター長。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 その血糖値測定器につきまして、27日に保健センターにおきましても実施していたことがわかりまして、その後、受診されていた162名の方につきましては6月5日に謝罪文を発送させていただきました。その後、6日には記者発表もさせていただきまして、その後、その162名の方に血液検査をしていただくことにつきまして、6月11日にその162名の方に血液検査の案内通知文を発送させていただきました。6月にまず3日間集団で実施したい旨をお知らせいたしました。6月20日、24日、この2日間におきましては、当保健センターで午前9時から12時、午後1時から4時まで、そして6月26日、佐野会館のほうで同じ時間帯で実施する旨を案内通知を出させていただきました。

 その3日間におきまして、162名の方全員に受けていただきたいのですけれども、時間の都合とかで受診されない方につきましては、後ほどうちの保健師のほうが自宅訪問いたしまして健康状態等を確認させていただいて、また時間があいていたら個別で医療機関のほうで血液検査を受けていただきたい旨を勧奨していきたいと思っております。

 以上です。



◆3番(久保智敬君) 

 一つ気になることなんですが、この162人の方の中では、古い人であれば6年前、新しい人では2カ月前なんですが、この方たちが1回の検査でそういう何かほかの病気が感染しているかどうかというのはわかるんでしょうか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 ことしに入りまして、4月に血糖値検査をしていただいた方につきましては、ちょっと期間がありまして、肝炎、HIVの潜伏期間がございますので、その方につきましては、12名になるんですけれども、その方には電話連絡をいたしまして、今回の集団でのはちょっとまだ期間が達してございませんので、後ほどまた保健師のほうが伺いまして、その旨、個別で計画していますので、そのほうで受診していただきたい旨を、まず電話連絡なんですけれども、連絡をさせていただきました。



◆3番(久保智敬君) 

 はい、了解しました。

 これまでは大人の方を中心とした検診についての話をしてきましたが、これより女性と子供について何点か質問と要望を申し上げたいと思います。

 私は以前に、発達障害児の早期発見のために5歳児健診をしてくれんかということを取り上げさせていただきました。その翌日、私のほうにこの発達障害児のお子さんをお持ちのお母さんから電話をいただきまして、こういった問題を取り上げてくれてありがとうございますといった内容だったんですけれども、本当に話をお伺いしますと大変だなということがわかりました。

 やはり学校でのいじめなども将来への不安というのが広がってきます。やはり早期発見し、適切な対応が治療の決め手と言われておりますので、今の新宮市の現状では、小児科先生の不足が大きなネックで厳しい状況であるということを伺いました。その対応策として、幼稚園や保育所との連携を密にして取り組みますとのことですので、またよろしくお願いしたいんですが、このことについて何かつけ加えることがありますか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 議員さん御指摘のとおりなんですけれども、ことしからですけれども、子育て支援センターと合同で保育所を回らせていただきまして、今まで同様なんですけれども、もっと密に情報交換などをしていただきたいということで、うちの保健師、子育て支援センターと保育所を回りまして、今お願いに回っているところでございます。もうほとんど回り終わったと思うんですけれども。そのような状態です。



◆3番(久保智敬君) 

 次に、妊産婦健診費用の助成と里帰り健診の助成をお願いしたいという内容なんですが、現在、国からは5回分の財政支援をされていますが、健診費用は実際には2回分だけの助成となっております。厚生労働省は14回程度が望ましいとされております。健診に行かれた場合、大体7万円から8万円、多い方では10万円を超える方もいらっしゃるようです。そんな中で、今少子化対策の流れの中で出産一時金が30万から35万に上がって、よかったですねと言っていたのが、医療センターではやはり医療費も上げて手元には戻らないと。以前と同じやと。そしてまた、目に見えてこの少子化対策はふえてきております。児童手当にしましても、1子、2子、5,000円、3子から1万円、これに今年度から3歳まで1万円ということに拡充してきました。

 また、乳幼児医療費の無料化もあります。今年度から第3子からの保育料も無料化になりました。目に見えてこういった子育て支援の拡充がふえてきたわけであります。そうした流れの中で、出産のときの健診費用が今2回しかされておりません。産婦人科の先生が来ていただいて医療センターでも出産をすることが維持できて本当によかったんですが、こういった先生の確保のためにも大きな予算が要ります。しかし、肝心のお母さん方への支援の拡充をお願いしたいと思います。ちなみに、今回、周辺町村の状況をお聞きしようと思ったんですが、たまたまきょうの新聞に、妊婦健診の公費負担ということで新聞に掲載されておりました。全国平均の回数5.5回が全国平均だそうです。厚生労働省が1,800市町村を調査した結果、5回以上公費負担しているところは1,628市町村、いわゆるもう9割です。9割の市町村がもう5回以上になっているんですね。県で見ましたら和歌山県が最低なんです。2.6回。全国、北海道から沖縄まである中で和歌山県が最低、2.6回。多いところでは福島県10.8回、千葉県10.7回、14回されているところも多いと。ですから、この和歌山県内の市町村の数を聞いたところで、新宮市が2回という一番最低なんですね。だから、もう似たり寄ったりですわ、和歌山県内は。隣の三重県へいくともう5回されているということですので。これ、もしこの2回を5回にふやしたら年間予算は幾らになりますか。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 20年度の当初予算に比較しますと、約300万ほどの増額になります。それなので、500万ちょっと超えると思います。



◆3番(久保智敬君) 

 単年度であれば500万程度というのはそんなに難しい金額じゃないと思うんですけれども、市長いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 国全体の今のこの実施回数が非常に和歌山県が低位にある、とりわけ新宮市の場合は2.6回ということで、回数も、この問題、我々としてどうしていくか、具体的には本格的な協議はしておりませんが、保健センターの所長とも実情を聞きまして話を聞きました。改善に向けて我々として妊婦健診の回数をどのように、いつごろからふやしていくのか、そこらのところも含めて部内で十分検討を積み重ねてまいりたいと、そう思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 6月1日現在の新宮市の人口は3万3,154人、10年後は3万300人になるだろうという予定の中で、長期総合計画のほうで3万1,000人を目指すということなんですが、1年にざっと300人程度が減っていきますよと。そんな中で、こういった本当に小さな対策かもわかりませんが、こういったことがやはり僕は大事なんじゃないかなと思っております。

 そこで、財政面なんですけれども、地域再生対策費というのが今年度1億1,000万円ほど充当されたと思うんですけれども、これを利用もできるやろうし、何かこの地域再生対策費というのは活用というのは今どんなところに考えられているんでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 上路財政課長。



◎財政課長(上路拓司君) 

 地域再生対策費として平成20年度では新宮市に1億1,000万ほど交付される予定なんですけれども、このお金は地方交付税の中の積算の一つになりますので、一般財源化してしまいますので、特にどの施策というふうな使い方をすることはないと思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 そうですね。こういった事業ですので、十分にこれは充ててももらえるんじゃないかなと思っていますし、考えていただきたいなと思います。

 今、実際ガソリン代も上がって交通費も大変になってきて、食料費も上がってきました。給料は上がるかと言うたら下がる一方で、そんな毎日の生活費を切り詰めながら生活されているのが今の現状じゃないかなと思います。そんな中で、この妊産婦健診の回数を減らそうとされている方も今もう出てきております。そんなことをさせないためにも、国が示すように最低5回、これは助成していただきたいなと思います。

 次に、里帰り出産を希望している方のために県外で妊婦健診をしても助成を受けられるようにお願いしたいと思いますが、この点いかがですか。



○議長(上田勝之君) 

 更家保健センター長。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 全国にはそういう市町村もございますけれども、今、市としましては実際しておりません。県内と三重県の紀南病院、個人の産婦人科さんとは契約させてもらってしておりますけれども、今後またその点につきましても県内の状況を見ながら検討していきたいと思っております。



◆3番(久保智敬君) 

 里帰り出産は、全国的に1,800市町村の中で1,158市町村、約64%が公費負担を行っているということです。いずれにしても、財政的に厳しい時代になってきておりますけれども、削るところは削り、しなければいけないところはきめ細かな対応をお願いいたしまして、一般質問を終わります。

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△福田讓君



○議長(上田勝之君) 

 続いて5番、福田議員。



◆5番(福田讓君) (登壇)

 一般質問を行います。

 合併につきまして、佐藤市長の政治姿勢についてお聞きいたしたいと思います。

 まず、旧新宮市と熊野川町の合併についての協議は、平成13年に佐藤新宮市長と久保熊野川町長との間で出発したと記憶しております。当時は、平成の大合併といううたい文句がちまたではニュースとなり、国も合併特例債というカードを切り、全国市町村に対して積極的に行政指導を行ってまいりました。当初の熊野川町議会では定数10人の議員間で、本宮町、北山村の3町村での合併に向けて町村の代表議員が協議を進めておりましたが、町村間での話し合いが進展が見られない中で、新宮市も那智勝浦町を初めとする東牟婁郡県境を挟んでの熊野市に至るまでの大同合併に向けて、当時の佐藤市長も真剣に努力されていたと思います。

 しかしながら、その大同合併の話し合いも進展を見ず、最終的には新宮市と熊野川町の1市1町との合併に向けての話し合いとなって進んできたわけでございます。途中で新宮市長選と市議選があり、上野前市長が当選され、その後において一時北山村も合併協議会に参画をいただきましたが、村民投票の結果、単独の道を選択されたわけであります。以後は、熊野川町で町長選挙が行われ、新家新町長が誕生し、上野前市長と新家町長との間に合併に向けての協議が継続されてまいりました。

 当時、新宮市議会は熊野川町の合併には積極的であり、ほとんどの議員は賛成の態度を表明されておりましたということをお聞きいたしております。しかしながら、熊野川町の議会では、平成16年7月の選挙で定数が8名になり、新人の方も2名当選され、新宮市との合併についても賛否両論の議論が活発にされました。その間に議会の議決を得て法定合併協議会では協議が進み、新宮市と熊野川町の議員報酬の格差を検討してまいりましたが、合意には至らず、合併後、速やかに報酬審議会を開催し、諮問することとなりました。しかしながら、平成17年10月1日に両市町が合併したにもかかわらず、報酬審議会に諮問を諮ったのは平成18年2月13日でした。その後、報酬審議会は会議を重ねて検討した結果、平成18年7月2日に答申を提出されました。結論は、対等合併の趣旨に照らし、同等の議員活動を行う上において同等の権利を持ち、現行予算の範囲内でさかのぼらずに報酬を統一することとの結論に至りました。

 私は、平成18年9月定例議会に報酬審議会の答申を議案として上程され、佐藤市長が提出していただけるものと確信をしておりましたが、残念ながら議案の提出はされませんでした。対等合併を表明していた佐藤市長の姿勢に落胆を隠せませんでした。9月定例議会において新宮市との合併を積極的に推進されていた合併前の熊野川町元議長からも厳しい質問が出されました。彼は常々、新宮市との合併には真剣に取り組み、私とは賛否の議論を戦わせておりました。彼は質問の中で、三役の報酬に関する条例だけを上程し、議員報酬は上程しなかったことに対し、「常識的に考えられない。何のための報酬審議会だったのか」と、佐藤市長に対し質問をいたしました。さらに彼は、今後の第二次合併を控え、新宮市は近隣のリーダーシップをとっていかねばならない立場の中で、最初の合併で信頼関係を築けていないと厳しく指摘をいたしました。「心の通い合う信頼関係こそが必要である。新宮市との合併を積極的に推進し、同僚議員に対しても合併を働きかけてきたことも甚だ遺憾であり、新宮市と合併した自体非常に残念に思う」と、その質問を行い、佐藤市長の政治姿勢をただしました。

 佐藤市長は、その答弁の中で、「議員の期待に報いることができなかったことは恥じるばかりである」と、述べられました。彼は質問の中で発言されているとおり、新宮市との合併後は必ず紀南を代表する新宮市と那智勝浦町との大きな合併が必ず将来論議されることになるだろうという彼の政治理論に基づいた正論であった一般質問であったと私は確信いたしております。

 熊野川町議会では、新宮市との合併を決定する議会議決は賛成討論、反対討論が戦わされ、賛成4議員、反対3議員の1票差で決定をされました。それほど熊野川町では、町民の間でも合併に対する関心度は高く、議会において住民の意思を確認するためにも住民投票を行うよう当時の新家町長にも何人かの議員が要請をいたしましたが、聞き入れてくれませんでした。恐らくは、住民投票されていれば、反対、賛成の意見が交錯し、収拾がつかなかったのではないかという私の憶測です。

 また、合併に反対の意思を持つ町民有志が新家町長の解職請求を町選挙管理委員会に提出するなど、熊野川町にとっては町を二分する重要な問題でございました。その中で、合併前の元議長が新宮市との合併に至るまでの調整役として奔走された並々ならぬ心の思いが伝わってくる9月議会での佐藤市長への質問であったと私は考えております。

 新宮市と熊野川町の合併に至るまでの経緯と、その後の在任特例中の議会の行動、市長の行動は、常に近隣町村での注目の的でありました。合併というものはお互いが相手を信頼し、なおかつ約束を確実に実行してこそ成り立つものであります。そこで間接民主主義をとる市長と議員間の信頼関係が最も重要視される課題であります。

 6月5日の協議会での佐藤市長発言は、那智勝浦町との合併に向けて取り組んでいきたい、中村町長と協議をしてお互いが理解し、市町民に理解を求めていきたいとのことでございました。しかしながら、当初、対等合併をうたっていた佐藤市長が、平成17年11月の市長選挙で復帰された後に諮問した議員の報酬審議会の回答であります対等合併の趣旨に照らし、同等の活動を行うため、報酬を同一にするという審議会の回答を議会に上程をされなかった。対等合併をうたっていた佐藤市長の政治姿勢に私は疑問を持ちました。

 この点についても、別の熊野川町の議員、この方は合併に反対された方です、その方からも質問がございました。佐藤市長はその議員への答弁で「報酬の格差は仕方がない」と答えられている。私は、佐藤市長がうたっている平等・対等合併と今回の報酬審議会の回答を議会に上程されなかった、非常に残念であります。対等合併の対等とは、双方ともに優劣がないこと、同等、互角という意味であります。だからこそ、元熊野川町の議長の質問に対し、議員の期待に報いることをできなかったことは恥じるばかりであると。別の議員の回答には「報酬の格差は仕方がない」、そのような答弁をされています。では、どうして対等合併をうたう佐藤新宮市長であれば、報酬審議会の回答を議会に上程しておけば、後は議会において議案に対しての賛否を問うだけでございました。それを実行していれば市長の政治姿勢は一貫しているなと、私は感じられました。

 人口3万人の新宮市と2,000人の熊野川町の合併にしても、実質3年ほどの協議期間がございました。その中では、住民との対話、説明会の開催、賛否両論と信頼関係の構築等、幾多の問題をクリアしていかねばなりませんでした。それが今回、首長同士の協議の結果、新宮市と那智勝浦町は合併に向けて話し合いを進めていきたい、できれば9月定例会に議案を提出し、平成21年8月までに調印をしていきたいと、市長から議員協議会の話が出されました。その中で議員からは、今後の医療、消防・救急の広域に関してのことを、これは賛成の意見でございます。熊野川町との合併を行い、新市の長期総合計画を進めていく上での那智勝浦町との整合性についての懸念、那智勝浦町長選挙が来年9月に行われます。我が新宮市は10月に控えております。これは質問でございました。なお、小中学校の再編成と重要な課題が控えている。前回のような新法による大きな特典は考えられないので、新法の期限内の合併にとらわれることなく協議を進めていくべきであると、以上のような発言がなされました。とりわけ合併に対する反対の意見はございませんでした。

 前回の合併の話が進められたときは、平成11年4月に佐藤市長が当選され、その後2年後で合併の話が進められたわけでございます。そして、平成15年1月に新宮市・熊野川町の合併協議会が発足いたしました。その後、平成15年4月に市長選挙が執行され、結果、上野前市長が誕生いたしました。その後、平成15年5月以降に関しては、佐藤市長は一市民として合併についての情報は新聞報道等で御承知であったと思われます。合併はいろいろな問題をクリアしながら紆余曲折を経て平成16年12月に両市町が合併調印を行いました。まさに3年間にわたる協議会の審議を経て合併にこぎつけられたわけであります。その中においても、議員報酬等を含め協議する事項の中においても、合併後に決定するという先送りをした事柄もございます。市長は、さきの同僚議員の質問の中で、合併というものはお互いの市町民が理解をし合うことが大切であると発言されておるとおりでございます。

 今回、市長が目指す那智勝浦町の町民、新宮市民との理解が得られなければ、なおかつ議会間の信頼関係を構築しなければならないと答えられております。今回の合併についても、協議を進める上におきましても、両議会間の調整にも相当な時間が必要だと考えております。さらに、来年9月には那智勝浦町の町長選挙が執行され、新宮市も10月に市長選挙と、日程的にも大変厳しい状態であります。

 これも先ほどの同僚議員の質問の中で、市長は来年の市長選挙への出馬はまだ未定であると答えられたと思います。那智勝浦の中村町長も一時体調を壊され、休職をされたことがあると聞いております。来年の町長選挙の出馬も微妙であると私は考えております。その中で、合併に向けて法定期限内、平成22年3月までにできれば合併を成就したいという両首長間の考えでございますが、性急に事を急ぎ過ぎてしまう、期限を切っての合併には失敗も考えられます。まして、平成17年10月の熊野川町との合併の協議に当たって協議事項の先送りをしております。こういった今回の合併に向けてのこういった協議事項の先送りは絶対してはならないことだと私は考えております。そのことこそが信頼関係が崩れてしまうことであり、合併が頓挫する可能性も出てくるわけでございます。

 さて、今、合併に向けて佐藤市長は邁進したいという考えをお持ちでございます。熊野川町との合併のときに職員の給与の格差、これについても解消はされているんでしょうか。また、今回の合併は対等合併であるのか編入合併であるのか、それについてもお聞きしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 丸山総務課長。



◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 

 職員給与についてでございますけれども、職員の給与につきましては、合併後、この20年度をもって調整が終了すると、このような段取りで進んでございます。



◆5番(福田讓君) 

 調整されているんですね。



◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 

 はい、もうほとんど調整終了してございます。



◆5番(福田讓君) 

 ただいま丸山課長の答弁では、当時は給与の格差がございました。今回はその給与の格差も調整されているんですか。完璧にできているんですか。その点はいかがですか。



◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 

 はい。具体的に、旧熊野川町の職員の経歴を新宮市に置き直しまして、完全な形で新宮市の職員として採用された場合の給与という格好で置き直して計算しております。



◆5番(福田讓君) 

 これも先ほどの同僚の議員の中で、担当課長にもお聞きしたことがございました。いろんな協議事項、1,503に及ぶ協議事項がございます。小さな熊野川町の2,000人程度の町とは、けたが違います。那智勝浦町、新宮市、合併すれば5万人というこの紀南を代表する中核都市となります。その協議事項の中で、市長が言われる、また那智勝浦町長が言われる法定期限内の合併を目指したい、今、新宮市では、学校再編制問題、社会福祉協議会では社会福祉の構想を計画し、町内各地で説明等も開かれております。こういった新宮市は10年計画総合計画、また那智勝浦町においても総合計画があります。その総合計画を整合しながら、わずか来年の8月までに調印をするのが望ましいという両首長の発言であります。

 実際的に厳しい職員数の中で、この合併が法定期限内にできるかできないか、本当に厳しい状態だと思います。前回の協議会の中で、議長団の中からも法定期限内の合併ということを区切らずに、那智勝浦町、新宮市の合併を進めるべきであるという話が出たわけです。また、那智勝浦町長は、これも新聞の記事ですが、合併ありきというじゃなしに、合併の期限を決めて合併をするんじゃない、合併を前提として話を進める、しかし合併をすることはあくまでも前向きでやっていく。私も合併に対しては異存はございません。しかし、期限内という期日を決めての合併はいかがなものか。しかし、その間に十分な協議事項、また議員間の協議事項がございます。本当にその期限内にできる予定でしょうか。佐藤市長にお聞きしたいと思います。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 合併の議論はこれからのことであります。また、両市町の間でもそうであります。そのような中で、繰り返し申し上げますが、この合併を成就させるかさせんか、まさに新宮市民の意思であり、また那智勝浦町民の意思だと、そのように思っております。そのようなところとの民意をどのように酌み取っていくか、また我々としてどう啓発していくか、これからのこの具体的な動きになってこようかと、そのように思っております。

 また、これは私の任期も前提に置きまして、合併の成就といいますか、少なくとも基本的な合意は8月ごろまでには視野に入れてやりたいと、こう発言もいたしましたが、それはあくまでもこの新宮市長、佐藤としてのこのスケジュールの予定でございまして、皆さん方が、市議会が、市民が急ぐことはない、そういうことになれば当然のことながら、よりすり合わせをする、政策のすり合わせ、あるいは新しいまちの基本的な事項と時間をかけてやらなければならないということも出てくるでしょう。

 また、仄聞するに、まだ明確に答えが出ているわけじゃないですが、この新しい合併のための支援の法律は、来年の、いわゆる22年の3月で失効いたしますが、新しい法律が制定されるという、そういう動きも出てきつつあります。そのようなことの中で我々としては、熊野川町との合併の中におきまして、少なくとも奥田北山村長との信頼関係は完全に私自身は構築できていたと、そのように自負いたしております。それが非常に政策の課題の中で、例えば議員特例をとっているから議員の報酬をどうするかということについては、先送りしたというのは私の責任なのでしょうか。私は余り人のことは批判したくありませんけれども、それを継いでくださった市政の方向性、また結論を極めて厳しく批判申し上げたいと、そのように思っております。

 ですから、今度の合併の中におきましては、特例をとるかとらないか、あるいは特例をとった場合の報酬をどうするのか、きっちりと詰めて、皆さん方にも御協議に参画してもらい、そのような中で基本的な項目等につきましては、逐一、皆さん方にも報告し、また議会の諸氏にも参加していただきまして、そういう両市町の協議を凝らす中からこの禍根を残さない合併をなし遂げたい、そのように思っております。



◆5番(福田讓君) 

 今佐藤市長が答弁されたとおりです。禍根を残さない。事をせいて成就できなかったら大変でございます。私がここで申し上げているのは、前回の合併でも3年はかかっているんですよ。それを、今、佐藤市長が言われましたが、法定は再来年の3月です。来年3月じゃありません。禍根を残さないためにも十分な協議をしていただきたいと申し上げているわけでございます。そのためには、期限内というのはなかなか難しい。しかし、合併を新宮市議会は反対しているわけじゃないんです。十分に新宮市の10年計画ともあわせ、整合性を持ちながら那智勝浦町との合併を進めていくと、市長は協議会でも申されました。物を言うことは確かに言いやすいものですが、そこで事務協議、議員間の調整、すべて立て板に水のごとく流れるわけではございません。私は、なぜこのような冒頭に熊野川町との合併において期間がかかったか、それを申し上げたわけです。決して那智勝浦町との合併に反対しているわけじゃないんです。

 議員間の調整、給与の問題、職員の給与、国保の電算システム、いろんな事務協議があります。そんなに簡単にできるものではないと私は考えているからお聞きしているんです。確かに22年3月の法定協議会、お聞きしますと前回熊野川町の合併においては合併特例債によって7割の負担をしていただけた。今回の特例は4割だと聞いております。確かに国からのあめをいただけるのは4割強であります。前回のような7割という国からの補てんはございません。だからこそ協議会で議長、副議長、議長団からもその点はどうですかということを聞かれたわけです。もちろん、何回も申し上げますが、新宮市議会では、この那智勝浦町、新宮市と大きなまちが合併することは地域間においても田辺市にも対抗できる、紀南を代表するまちとして大きく、まして救急業務、消防業務においても広域化が図れ、町民にとってもメリットがあるでしょう。また、那智勝浦町民にとっても医療センターも自分のところのまちとして利用もしやすくなる、そのためにはじっくりと足を地につけて合併協議に臨んでいただきたいと申し上げているんです。

 前回の熊野川町のように協議事項を先送りにするなどは絶対してはいけません。だから合併後に、新宮市との合併に一生懸命推進された方が議会において報酬のことに対しても質問しているわけなんです。また、熊野川町においてはわずか1票でした。1票の議員が反対に回っておれば合併はできなかった。私は、同僚、先輩の議員にも聞いた。この1人の議員をとるためにどれだけ努力されたか。その当時は上野市長でした。佐藤市長は一般市民でございましたが、合併を初めて進められたのは佐藤市長です。その後、市長選挙において上野前市長が当選され、その後、北山との関係、いろんな紆余曲折がございました。今回の合併はそれを糧として、成功するためにはじっくり地に足をつけて、職員を初め市長、幹部職員もしっかりと合併協議に向かって頑張ってほしいと、それを申し上げているわけです。

 先ほどの新聞記事ですが、那智勝浦町長が「新宮市の魅力は」と聞かれたら、「わからない」と言って、ここに書かれていますね。こういうことを書かれる自体がもう非常に残念なんですよ。新宮市は、文豪佐藤春夫先生を輩出し、文化伝統のまちです。那智勝浦町は観光・漁業のまちという、まさに魅力あるまちであります。今回この合併が成就されれば、観光、文化、伝統という和歌山県でもこの紀南にしかないまちが誕生できるのではないかと考えております。だからこそ、何回も言うようですが、慎重に事を運んでいただきたいと申し上げているわけです。そこをよくお考えください。

 そしてもう1点。今回の合併にもし成就できなかっても、これは新宮市議会の責任ではございません。私はそう思っています。市議会は、この合併に異論は唱えておりません。あとは法定協議会を準備して、まず任意の合併協議会を設立し、その後、議会の議決を得て法定協議会に移行して、その中で職員を派遣され、先ほど申されたとおり、職員給与から始まり議員報酬、国保、いろんな電算システムを構築していかねばなりません。当たり前のことです。

 私は、那智勝浦町の合併については、今後とも、私にも那智勝浦町の議員にも4名古い友人がございます。最近は特に連絡をとり合っております。勝浦の町会議員の中でも特に合併についての異議は、反対という異議はないと。しかしながら、詳しいことはこれは個人的なことですからわかりませんが、市議会の中では合併についての反対という意見は前回の協議会では出なかったわけなんです。そのあたりを市長、何回も言うようですが、私もくどいことを言って申しわけないですが、慎重に慎重を重ねて法定期限内の合併を目指すことは結構ですが、協議事項の先送りとかそういったことは絶対にしないでいただきたい。それを市長、いかがでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 何度も繰り返しますが、私もこの基本的な部分におきまして、やはりきちっとした両首長の、あるいは両市町の議会が合意する、そういうことが前提だと、そのように思っております。先送りするということは、これは異例のことであります。ですから、そういうことのないように我々としては努力を積み重ねてまいりたい、かように思っております。



◆5番(福田讓君) 

 先送りは異例と言っても、実際熊野川町と新宮市の合併においてあったわけなんですよね。これは一般質問ですから、私の意見を今市長も合併に向けてやるということは確認できました。今回は、これは対等合併ですね。市長、いかがでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 これは合併の方法等につきましては、やがて、やがてというかいつか立ち上げねばならないこの合併協議会、あるいは任意か法定か知りませんが、まずそこで合意をするというのが前提でしょう。ですから、そのことについては私はコメントできません。自分の気持ちとしての思いはありますが。



◆5番(福田讓君) 

 では、佐藤市長は対等合併ということはまだ考えられていない、それとも、そのあたりいかがでしょうか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 繰り返しますが、まず合併の方法は、両市町の合意がなければなりません。そういうことにつきまして、これから協議をいたしていく次第であります。



◆5番(福田讓君) 

 協議をする前に、新宮市の行政の長である市長の心意気というんですか、それを聞いているわけなんですよ。そうでなければ、協議会に入って対等合併するか吸収合併するか、それはおかしいんじゃないですか。あなたは合併をしていきたいという考え、また勝浦町長も合併をしていくと。そのあたりは話はされていないんですか。合併をしましょう、それは吸収であるか対等であるか。お互い親密間の間で話はされていないんですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 基本的なことはこれからであります。くどいようでありますが。



◆5番(福田讓君) 

 わかりました。そしたら、対等の合併も吸収合併になるかわからんということですね。そう理解させていただいてもよろしいんですね。



◎市長(佐藤春陽君) 

 何度も言いますが、この協議を開始する、その合併の方法はどうするかということが一番先に協議しなければならないことです。ですから、編入とかあるいは新設合併であるとかいうことを私は軽々しく申し上げるわけにはいきません。



◆5番(福田讓君) 

 わかりました。そしたら、これからの合併協議を進める中で、那智勝浦町長と新宮市長の間でこの協議の内容、わかりました。

 では、先ほども申し上げましたが、合併に関して地に足をつけてしっかりと合併に向かって進んでいくと。何度も聞いて失礼ですけれども、法定協議会でできなかってもこれは合併を進めていくんですね。期限外になっても進めていくんですね。市長どうですか。お答えください。



○議長(上田勝之君) 

 ただいま福田議員の合併新法の法期限内、平成20年3月末を越えて那智勝浦町との合併を目指していくということの質問に対して佐藤市長、いかがですか。



◎市長(佐藤春陽君) 

 それらの協議を含めまして、これからしっかりと両市町で話し合いをしたい、そのように思っております。



◆5番(福田讓君) 

 わかりました。今の言葉で結構です。

 では最後に一言。合併について職員の皆さんも、市長、幹部も地に足をつけてじっくりと市民の意見を聞きながら合併に向けて事務協議、またこれからのいろんな協議事項があると思いますが、それに向かって真剣に取り組んでいただくよう私も申し添えて、一般質問を終わります。議長、ありがとうございました。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 19番、大西議員、議事進行。



◆19番(大西強君) 

 ただいまの福田議員に対する市長の答弁の中で、「私が市長のときに北山村との合併は、村長との合併は合意ができていたと自負している。その後、新宮の市長というか対応に問題があったと。合併できる合意はできてあったと自負している」と言うたんです。それで、そのとき北山との話つけたのは私が議長でした。ほとんどの議員と北山へ出向きましたよね。北山で出向いていって、私が、新宮市のほうで誤解を招くような発言があったけれどそれは真意じゃないんだと。勝浦、本宮との合併がベストであって、それまで最後まで広域合併を目指しただけであって、もう本宮も田辺へ行くことが決定したからどうですかと。これは、北山、熊野川、新宮との合併を進めないと、この時期、一次合併のこの時期にできない、新宮は全会一致で北山と熊野川の合併を希望しているんで、話し合いしませんかとほとんどの議員が行ったんじゃなかったかな、あのときは。それで僕が頭を下げて、そのときに北山村は非常に歓迎してくれたです。みんな帰りのバスの中で、よかったなと。これで北山さんとの合併ができるなと言うた。そして、それから2日目か3日目に北山の村長が訪れて、そのとき僕と副議長と合併の特別委員会の委員長と副委員長とで北山の村長の話を聞いた。そのときに、北山の村長は、お誘いいただきましたが、あれから後、村民集会を開いて話し合いした結果、時期尚早というか、そういうことで新宮との合併の意見がまとまらなかったので、これは外交辞令か知りませんよ、とにかく北山の村長はすいませんと。合併を誘ってくれたのはありがたい話なんですけれども、純粋に新宮市の対応とは関係なく、純粋にうちの村の事情で合併をお断りしますと言うたんです。ですから、北山の村長さんが、新宮さんの対応は一切関係ないんです、僕が頭下げに行ってきているもんやから。それで、純粋にうちの村の村民集会を開いた結果なので、非常に残念ですけれども合併をお断りしたいということがあったんです。そうすると、今の市長の答弁は、私のときは合意していたんだが、今発言したでしょう、市政の後を託した人のいろいろの問題があったと私は思うと、批判したいと言いましたね。言うたんです。

 そうすると、北山の村長が純粋に、言うたんです、はっきり、新宮さんの対応じゃないんだと言うたのでね。



○議長(上田勝之君) 

 私もその席に同席させていただいておりましたから、よくわかりますけれども。



◆19番(大西強君) 

 言うたんで、その市長の答弁はね。



○議長(上田勝之君) 

 当時の市長は上野市長ですわ。だから、佐藤市長に北山村とスタートした時点ではそういう自負があったということだから。



◆19番(大西強君) 

 それ自負しているんだと。それはいいんですよ。自負して、後の市長の対応に問題があったんじゃないんかと、それは批判したいと彼は言うたんで、そやけども、そうなんですよ、そやけども、それで今市長は、市町との合併やけれども議会との合意が得られなかったらあかんので我々議会が行って謝ってきたときに、北山の村長が来て、一切新宮の対応とは関係なくして、この合併できないのは純粋にうちの村民の集会で決めたんでお断りしますということを言うたんで、ですから合意はしていたんだけれども、その後の新宮市の対応に問題があったということを言われると、向こうさんのほうは純粋に村の問題だと言うたんで、その点の市長の答弁がちょっと問題じゃないかと私は思うので、真意を確認してほしいです。



○議長(上田勝之君) 

 19番、大西議員の議事進行につきまして、それは佐藤市長のお考えであって、当時の北山村が離脱を決められたときに奥田村長がこちらへ見えられてお話をされた際のこととは関係がないと思いますので、御了解ください。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 1番、議事進行。



◆1番(木戸地郁生君) 

 今の質問に関連してですけれども。



○議長(上田勝之君) 

 議事進行です。質問ではありません。



◆1番(木戸地郁生君) 

 はっきり言うて、北山村が離脱したのは、いろんな思いがあって合併を推進するように努力してたんやけれども、本当の原因は消防の分署4名配置を結局それをなくしたのがもう最高の新宮に対する嫌悪感です。

     (「そのとおり」と呼ぶ者あり)



◆1番(木戸地郁生君) 

 人の命を考えてくれんようなまちやったら、もうそんなまちとは合併したくないと、いろいろ耐え忍んだ中でやったのを北山の住民が決めたんですよ。それが真実やのに。だから、真実を明らかにした中で、やっぱり合併進めていかなもう絶対あかんと思いますよ。以上。



○議長(上田勝之君) 

 1番、木戸地議員の議事進行についてですが、それは確かに一つの要因だとは思いますよ。

     (「一つと違う」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 一つと違うと言われても、それは別に公式的に申し入れたわけではないんで、ここは公式の場ですので、それを一つの要因に絞るということはどうでしょうかとは思います。奥田村長が新宮市役所を訪れて離脱の申し入れをされた際のごあいさつは、先ほど大西議員が言われたことだと思いますので、公式的には一応これが北山村の奥田村長が見えられた際の離脱の際のごあいさつだったように私は記憶しております。それと、やはり先ほどの佐藤市長が熊野川町と北山村で法定協議会なり合併をスタートさせた際には、そういう自負なり自信があったものと解釈しますので、北山村が離脱されてお断りのごあいさつをされに来た際の経過とはまた関係のないことだと私は理解します。御了承願います。

 19番、大西議員。



◆19番(大西強君) 

 そこなんです。だから公式的に、外交辞令かもしれませんが、最終的にしたときは、新宮市議会も努力したんです、合併するように。説明にも行き、今、木戸地議員さんが言うたことも全部質問に行って、みんなで行って、そしてそういうことはありませんと。必ず合併したらうまくいくように議会も頑張りますということで行って、ありがとうございましたという話になって、それから後、公式に訪れて言うたのは、今言うたように純粋に村民の意思なので、向こうが新宮市の対応で離脱するということじゃないんで、そこは非常に申しわけないということがあったので、合併の合意はできていた、それは自負しているんだけれども、その後の新宮市の対応に問題があってできなかったのと違うかと言うて、今市長の発言ですから、公式的な発言なので、それはもう撤回してもらいたいと。そうしないと我々議会の努力が無になったと思われるので、それを言うたわけです。



○議長(上田勝之君) 

 19番、大西議員、それは当時大西議員が議長を務められて、皆さんで北山村や熊野川町を訪ねていったという記憶は私にもあります。それは当時の大西議長を初めとして成就するように努力したんじゃないかと私も自負していますが。それでまずいんですか。

 13番、前田賢一議員。



◆13番(前田賢一君) 

 当時、私も合併の特別委員会の委員長をさせてもらったんで、事情は熟知しているんですけれども、たしか消防の救急救命体制、北山村3名ということでこれ法定協議会でも合意に達していたと思うんですよ。それを前市長が一存でゼロ回答したと。これが発端ですわ、正直な話。だから、佐藤市長は、その後の市の体制に問題があったと。これで信頼関係失ったわけですよ。だから、その辺の事情をやっぱり議長も当時副委員長で、事情を熟知していると思うんで、新人の議員さんもおられるんで、ちょっと説明させてほしいと思うんです。



○議長(上田勝之君) 

 19番、大西議員、よろしいですか。



◆19番(大西強君) 

 ちょっと違うんやけどね。そういうことやったんで、市長が合意できていたものを後で新宮市の対応が悪くて合併できなかったというふうに言われたら、その間我々議会も一生懸命に頑張ったんだ。それによって北山が来て、純粋にうちの問題であって新宮市の対応ではありませんよと、残念ながら離脱すると言うてきたんやから。だから、市長がせっかく合意していたのに後の新宮市の対応が悪いと言うたら、我々議会にも、その当時の私は議長やし、前田議員は合併の特別委員長やし、そういう努力があって北山がそういうふうな外交辞令かもしれないけれどもそういう丁寧なお断りをしてきたので、後の新宮市の対応に問題があったと言われると、ちょっとそれは違うから修正してほしいと言ったんです。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 私は、新宮市の対応が悪かったということで批判しているわけではありません。前市政の上野市政に対する御批判を申し上げただけでございます。市議会の皆さん方がこの合併をなし遂げようと努力なさったということについては、大西議員の一般質問もここで立って放映なさっているのを私もじっくり見せてもらいました。その部分におきましては、感謝こそすれ、その批判をしているわけではありません。どうかその辺御理解をいただきたい、そのように思います。



○議長(上田勝之君) 

 10分間程度休憩いたします。



△休憩 午後3時57分

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△再開 午後4時18分



○議長(上田勝之君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。

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△東賀代子君



○議長(上田勝之君) 

 7番、東議員。



◆7番(東賀代子君) (登壇)

 一般質問通告に従い、後期高齢者医療制度についてお尋ねいたします。

 これは皆さん、後期高齢者医療制度について重なるところがあるかと思いますけれども、その点はどうぞ御了承くださいませ。

 3月議会で一般質問いたしましたが、私は後期高齢者医療制度の住民への説明を開催していただきたいとお願いいたしましたが、聞き入れてもらえませんでした。住民は、市の広報あるいは新聞、テレビの報道で知ることになったのですが、全国では窓口で後期高齢者医療制度に対する混乱があったと報道されています。このことは、木戸地議員の一般質問のところで、年金天引き、それから保険証が届かないということがあったと答弁されておりました。これはもうわかりましたので。

 テレビ、新聞、いろいろなところで、後期高齢者医療制度に不満、廃止を求める声がふえていますが、私にも皆さんの怒りの声が届いております。これはほんの一部ですが、新宮市民からの声です。「年金も高齢者医療制度も同じ。政府は我がところの不祥事はほうっておいて我がらにばっかり負担をかけている」とか、「こんなむちゃくちゃなこと、生活がなっていかない」、また「一人一人が何を言ってもだめ。皆の意見を集めたい。これで政治を変えなかったら我が国民が悪い」とか、「今の官僚はだめ。政治家は官僚の言いなり」など不満の声がいっぱいです。

 私は、3月議会で後期高齢者医療制度の一般質問で市長に、この制度はベストかと問いかけましたが、「ベストということはわからないが、制度として4月から動かしていかないといけない。高齢者にとって厳しい制度であるが、将来的に見直しをして安定的に運用したい」とおっしゃいました。政府も、若い人に負担をかけないようにと言いながら、扶養家族で180万未満の人、年金から天引きせず子供や配偶者からの支払可能としています。安定どころか今も混乱して修正案を出しています。

 後期高齢者医療制度の声、どのように受けておりますでしょうか。政府の施策ですが、もう一度お伺いいたします。佐藤市長、お願いします。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 後期高齢者医療制度についての私の感想は、さきの議会にもお答えしたとおりでございます。大変、年金の額でようやく細々とでありますが余生を楽しもうという、そういう年代に差しかかって、年金から差し引かれる痛みというものは十分わかっているつもりでございます。今見直しが進んでおりますが、これがよい制度として定着するように、そういう見直しが行われた後、それを祈るばかりです。



◆7番(東賀代子君) 

 3級の重度障害者のあるAさんのことですが、後期高齢者医療制度に加入の説明を聞いて、年間の保険料が安かったことで後期高齢者保険のほうに入ったそうです。ところが、いろいろなことを考え、まだ75歳になっていないことからもとの国保に戻りたいことを言うと、今までの1割負担が3割負担になると言われました。重度で国保1割負担だったのが後期高齢者医療保険に入り、脱退して国保に戻ると3割負担になるのはどうしてですか、お伺いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 萩原市民窓口課長。



◎市民窓口課長(萩原智君) 

 そのAさんの件ですが、国保に戻って3割になるというのは、その方は70歳以下だったんです。70歳以上になりますと1割負担になりますけれども、国民健康保険の場合は70歳以下の場合は3割負担になりますので、70歳以上になれば1割負担ということになります。後期高齢者医療制度のほうの1割負担というのは、この方は年金の収入の額で1割負担ということで、後期高齢者の場合は1割負担ということになります。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。いずれにしても、見直しというよりか私もあと何年かしたらそうなるのですけれども、廃止をしていただきたいと思っております。それでは、重複したところが多々ありますので、後期高齢はこれで終わります。

 地上デジタルテレビ放送について。これも久保議員と重複しているところがあると思いますけれども、御容赦くださいませ。

 平成23年7月24日、地上波のテレビ放送アナログ放送から政府の施策で全国一斉にデジタル放送に切りかえて放送をするのですが、デジタル化へ移行する下相筋32世帯、上相筋67世帯、石ヶ坪337世帯、佐野が220世帯、三輪崎丘団地が4世帯、三輪崎が116世帯、清水元17世帯、南檜杖が18世帯、合計811世帯で難視の発生と新聞報道されていましたが、大体この程度でございましょうか。



○議長(上田勝之君) 

 北畑商工観光課長。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 私どもの商工観光課のほうでとらまえていますのは、7組合の695世帯ということで、県のほうには報告してございます。



◆7番(東賀代子君) 

 新聞報道とは少し違っているようですが、これ以上もう出る可能性はございますか。



◎商工観光課長(北畑直也君) 

 今後、その2011年のデジタル放送が開始された後、今までは通常見られた世帯も難視聴になる可能性はなきにしもあらずというようなことでございます。それは地上デジタル波が、電波が割合低いところを電波が飛ぶということで、少し高い建物の影になるおうちなんかが見えなくなる可能性も懸念されているということです。



◆7番(東賀代子君) 

 そうしたら、始まってみなくてはわからないということになりますね。

 地デジテレビは、プラズマ型、液晶型、大きい画面から小さい画面、いろいろございますが、値段も数十万円、今は少し安くなっていますが、17インチで約9万ぐらい。テレビを新しくしてもアンテナが古いとUHFアンテナを新たに設置する必要があります。今までのアナログテレビならばデジタルチューナーを取りつけないと視聴できない。3年後のアナログ放送終了時において地上デジタル放送、全世帯視聴できるように解決し、慎重に対応していただきたいと思います。

 また、地デジ専用のテレビやチューナーが必要となりますが、チューナーでも2万円から、あるいは現行のテレビでも5,000円程度のチューナーもあるそうでございますが、お店によって違いがあります。いずれにしてもお金が要ることなので、正しい情報を広報するようにしていただきたいと思います。いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 岡田情報推進課長。



◎情報推進課長(岡田清則君) 

 ただいま議員さんが指摘されましたように、デジタルチューナーについては、いろんな金額が出ているようです。しかし、今現在の新宮市の量販店なんかの値段を聞きますと1万6,000円ぐらいと2万8,000円の2機種というのを今情報推進課のほうでちょっと確認をしております。先ほど言いました5,000円ぐらいになるというデジタルチューナー、国のほうが推奨しているんですけれども、これについてもデジタルチューナーが普及してきたときに需要と供給のバランスがありますので、その辺安くなるかどうかというのちょっとわからない状況です。



◆7番(東賀代子君) 

 テレビが新しかっても、アンテナも取りかえなくちゃいけないということもあります。いずれにしてもお金が要ることになってきます。テレビは、ひとり暮らしの方、高齢者の方、低所得者にとっては必要不可欠な情報の製品です。新宮市として国に働きかけて何らかの補助を考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 川嶋まちづくり政策部長。



◎まちづくり政策部長(川嶋潤君) 

 先ほどもお答えしたんですが、国や県の動きも徐々に出てくると思います。それでまた私どものほうにはZTVという会社もございまして、かつて新宮市がそれを推奨するために補助をしたという経緯もございます。そういったことも踏まえまして、また高齢者とか障害者の方々、また弱者の方々、そういった方々に対応も必要になってくると思いますので、そういったこともトータル的に含めまして役所内で、庁内でいろいろ検討していきたいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 先ほど、これも久保議員がおっしゃったことと重複してしまいますが、テレビの処分に困り不法投棄がないように適正な処理を、市民の負担が少なくなるように検討をお願いしたいと思います。

 アナログ放送からデジタル放送への移行に伴い、だれにでも知る権利、テレビ難民を生み出さないようにデジタルに移行できなければ、確実に移行できるようになるまでアナログ放送は続けるべきではないでしょうか。国の施策でしょうが、ぜひこの点の配慮も国に働きかけてくださいますようお願いいたします。この点はどうでしょうか。



◎まちづくり政策部長(川嶋潤君) 

 2011年7月24日というふうに打ち出されておりますが、一方ではもう少し延びるんではないかというような情報もなきにしもあらずでございまして、いきなりその時点でもう全くアナログが見えなくなるということになるのかなという若干のそういった面もありますので、そういったことは国・県の動きを十分見ながら、また要望等が必要であればその都度していきたいというふうに思います。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 3番、火災警報器義務化について。これも国の施策で住宅火災から犠牲者を減らすために火災警報器の設置がすべての家庭に法律で義務化されていると思いますが、新築は平成18年6月から、既に建築されている住宅は20年6月から23年5月31日までに火災警報器の取りつけが義務づけられました。火災警報器取りつけ期間は18年6月1日から23年5月31日までの5年間ですが、あと2年6カ月以内に設置完了となっていますが、この点はどうでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 切畑屋消防本部予防課長。



◎消防本部予防課長(切畑屋利一君) 

 議員御指摘のとおり、住宅用火災警報器の設置につきましては、新宮市火災予防条例の一部を改正する条例で平成17年12月に市議会の承認をいただきまして、新宮市火災予防条例の中で新築住宅は18年6月1日から、既存住宅にあっては平成23年6月1日から義務づけとなっております。



◆7番(東賀代子君) 

 各家庭において違うと思いますけれども、取りつけ、大体2階もありましたら2階に寝室とかありますよね。そして廊下とかつけたら、ひとり暮らしのところは一つでよろしいんですけれども、やっぱり家庭によっては三つも四つもつけなければいけませんね。それはどうでしょうか。



◎消防本部予防課長(切畑屋利一君) 

 設置場所につきましては、基本的には寝室、お子さんがおればお子さんがおる寝室、おじいちゃんがおればおじいちゃんがおる寝室、ここの寝室と、寝室が2階以上であればその2階、例えば2階であれば2階の階段部分に必要となっております。これが基本です。また、3階以上の建物につきましては、階段部分にもう一つ必要になってくる場合もございます。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。家庭によって設置するところが何カ所かに分かれるところがあるということですね。設置完了日など広報でわかりよいようにお知らせいただきたいのですが、これに関していかがでしょうか。



◎消防本部予防課長(切畑屋利一君) 

 私ども消防といたしましても、住宅用火災警報器の設置に当たりましては、警報器の効果と必要性について市民の皆さんに周知をし、御理解いただくことが一番重要と考えております。今までの具体的な経過としましては、平成17年9月広報しんぐうに、一応消防法が改正されましたので、義務化の概要、悪質販売の注意等を掲載し、また18年2月広報しんぐうに詳細を掲載しております。また、平成18年6月義務化のときに、広報しんぐうと一緒に全世帯にリーフレットを配布し、新宮市のホームページに掲載しております。

 続いて、いろんな訓練、自主防災訓練、自衛消防訓練、救急講習会、また各団体の講演会、講習会におきましても実際に感知器、100グラムちょっとぐらいの軽量なんですけれども、それを持って行かせてもらいまして、どれだけの効果がある、また住民の死者の軽減にいかに役立つかという形で周知徹底させてもらっております。最近におきましては、街頭啓発といたしまして3月4日、5日の2日間、新宮市婦人防火クラブ連合会の皆さんと一緒に大手スーパーマーケット2カ所にて街頭啓発等を実施しております。小さなことではございますが、消防車両にマグネットシールを張って住宅用火災警報器を設置しようというアピールやら、のぼり、横断幕、懸垂幕にても実施しております。

 以上です。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。ダスキンなんかでレンタルのもあるそうなんですけれども、住宅火災による犠牲者は逃げおくれが、それも高齢者が多いようです。機種もいろいろで、火災警報器も五、六千円、取りつけ費用などもまちまちですが、いずれにしても高齢者ひとり暮らしの取りつけなど大変です。低所得者への補助、取りつけなど考えていただきたいのですが、この点に関してはどうでしょうか。



◎消防本部予防課長(切畑屋利一君) 

 低所得者への補助については、当初一般住宅への火災警報器の設置義務化につきましては、国は個人の責任の範疇であるということで、補助は考えておりませんでした。また、現在のところも国のほうからの補助はございません。そういう意味におきまして、消防サイドといたしましても、現在のところ国と同様に補助に関しては考えておりません。



◆7番(東賀代子君) 

 できれば考えていただきたいと思います。

 4番、妊婦健診について。これも久保議員と多々一緒のところがあると思います。妊婦健診の負担は、3番議員と一緒ですが、国が全国の地方自治体に14回程度行われることが望ましい、財政上困難なときは公費負担5回程度としていますが、新宮市は2回ということでした。窓口に妊娠届けを行うと、母子健康手帳の交付とともに妊婦健診の受診券が交付されているそうですが、間違いありませんか。



○議長(上田勝之君) 

 更家保健センター長。



◎保健センター長(更家嘉重君) 

 はい、そのとおりでございます。



◆7番(東賀代子君) 

 ことし4月のこと、平均では5.5回、和歌山県では2.6回、さっき久保議員がおっしゃいましたが、新宮市は全国最低です。助成として最低5回の受診券を出していただきたいのですが、いかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 森市民福祉部長。



◎市民福祉部長(森常夫君) 

 全国平均がことしの4月時点で先ほど久保議員が質問されたとおり5.5回です。昨年の8月時点は全国平均が2.8回でした。それで倍ぐらいにふえているわけなんですが、これは国が5回程度にするようにということで推し進めている、そういうことがあるのだと思います。あと、和歌山県が一番少ないんですが、県下の状況を見ましたら5回しているところが5町あります。それで3回が2市町、これ海南市と串本町なんですが、あとは全部2回、ことしの4月なんですが2回という状況でございます。市長が答弁したとおり、回数についてはふやしていくように検討していきたいと思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 ぜひ5回はしていただきたいと思います。高齢出産やさまざまなストレスの増加でリスクの多い妊婦さんがふえていると言われています。経済的困難を抱える妊婦さんもふえています。健診を一度も受けずに出産すると、赤ちゃんは低体重で生まれると言われております。死亡のリスクが高まるという調査結果もございます。最低5回の妊婦健診を強く要望いたします。妊婦健診は健康保険の適用外ですから、出産まで大変な負担です。経済的理由で受診を控えると命にかかわる重大なことになります。公費負担を充実することが少子化対策にもつながるのではないでしょうか。妊婦健診の公費負担は減額しないでください。母子とも健康で大切な命です。人口減少を食いとめるためにもお願いしたいと思います。

 市長、恐れ入ります、これに関して、先ほども御答弁いただきましたが、再度お願いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 この問題につきましては、新宮市が非常に和歌山県の中でもなおかつ低位にあるということで、私自身も不十分なものだとそのように思っております。森部長からもお答えいたしましたように、庁内で早急にどう改正すべきか議論を詰めていきたい、そして早速にでも決めた以上はたとえ補正を含めましてこれからまた皆さん方に提案いたしてまいりたい、そのように思います。



◆7番(東賀代子君) 

 ありがとうございます。

 最後になります。学校給食に地元の米と野菜を。これはちょっと皆さんにお聞きいただくことになると思いますけれども。3月議会では大変前向きな御回答をいただきましてありがとうございます。引き続いて、再度提案させていただきたいと思います。新宮市では学校給食に地元の野菜、どの程度使われておりますでしょうか、お伺いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 学校給食の米なんですけれども、1年間で約22トン使用してございます。



◆7番(東賀代子君) 

 野菜のほうはいかがでしょうか。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 野菜のほうは量的には数字は出てございませんで、金額でしかちょっと出ていないものですから、申しわけないんですが。



◆7番(東賀代子君) 

 わかりました。

 私は、4月に学校給食に米と野菜を取り入れたすさみ町を視察させていただきました。学校給食に地元の米を取り入れたところは、県下、全国的にも随分ふえたようです。しかし、地元の野菜を学校給食に取り入れて具体的しているところは珍しいと思います。すさみでは栄養士さん、野菜を提供している農協婦人部、ひまわりの会、教育長のお話を聞かせていただきました。学校給食に地元の野菜を取り入れる具体化するまでの経過など、それぞれの事情で全部取り入れるということができなくても参考になるのではないでしょうか。

 さて、輸入野菜の恐ろしさが言われて20年はたったように思います。そのころ、別府のさる公園やモンキーセンターの猿に輸入小麦、大豆を与えていたところでは急激に奇形猿が生まれていました。自然界での奇形猿の出生率は1%未満と言われていますが、あるところでは半数近い40%に達していました。猿は人間のように、洗い、煮焼きして食べるわけではないので、農薬被害をもろに受けたと思われます。

 その一方で、開園以来国内産の穀物を与えていたところでは、奇形猿は生まれていませんでした。輸入野菜の恐ろしさがにわかに取りざたされることになりました。野菜には残留農薬の安全基準が定められています。ところが、輸入が激増するにつれてこの基準値は2倍、3倍と緩められてきました。輸出大国と国内の輸出入商社などの圧力によります。小泉元総理などは、農業鎖国はしないと言って、無原則的に輸入を認めてまいりました。歴代の日本政府は減反のための補助金を出し、休耕田の転用には何の手も打ちませんでした。

 昨年のこと、米どころ秋田の庄内地方では、東北農政局が「減反は悪いことでしょうか」というポスターを張りめぐらしたそうです。元小泉総理ばかりではなくこの人々は、農民には自助努力を求める一方で、食料は輸入に頼ったほうがよい、米のつくり過ぎはもったいない、安く買えるのだからと考えているようです。その結果、日本の食料の自給率は39%まで下がりました。今世界的な高騰、食料危機が話題になっています。テレビ、新聞などが特集を組んでおります。穀物急騰は、干ばつや原油高、そしてサブプライムローン、証券から穀物への投機資金流入、バイオ燃料用の穀物にかわるなど、より多くのもうけを求めた農地の転用によるものです。

 農業ばかりでなく、経済の巨大化、グローバル化は最近の動向ですが、規制なしにすると世界中の人々を不幸にします。「一将功成りて万骨枯る」という言葉がありますが、世界はまさにその状態になりました。目もくらむばかりの大金持ちが生まれる一方で、多数の貧困層が生まれ、食事を1日1回に減らした市民も少なくないとか。日本も例外ではありません。5軒に1軒以上が貯蓄率ゼロ円になったと政府は発表していますが、一つの例にすぎません。こうした時期、食料の地産地消が緊急課題となったのはごく当たり前のことでした。

 そこで、教育長にお尋ねいたします。

 以前に比べて3月議会の御答弁は随分前向きのものであったと受けとめさせていただきました。その後の展望、具体化に向けてのプラン、お忙しい中、どうなりましたでしょうか、お伺いいたします。



○議長(上田勝之君) 

 大江教育長。



◎教育長(大江清一君) 

 前議会の後、校長会でも話をさせてもらいました。そして、毎月栄養士会というのを開いているんですが、その場でも2回ほど協議しまして、できるだけ早いうちに具体的にもう実行の方向で、隣町の勝浦の例などもこの前お話し申し上げましたけれども、例えば実行といっても来月からそしたらできるかといえばそうでなくて、やはり作付準備とかやはり農家の団体なりが組織をつくって納入というような形に多分なろうかと思います。ですから、その作付準備というのはもう1月ぐらいにして、田植えをして収穫が8月なんですよね。ですから、来月からというのは農家の人にすれば、それはちょっと無理な話なんです。ですから、どんなに早くても収穫、新しい米をとった後以降に正式にスタートになろうかと思います。

 それと、勝浦の場合は、今言われました休耕田対策というようなことで農林課のほうも絡んで休耕地対策、というのは、現在和歌山のほうから、協会のほうから米は仕入れしているんですけれども、それの単価がやはり農家が販売しているよりも少し低い。ですから、那智勝浦町など、多分すさみなどもそうだと思いますけれども、その少しの差額を町農林課のほうで一部補助して休耕田対策と。一石二鳥の地産地消を兼ねてやっているという、そういう方向で多分進んでいくであろうというんか、ぜひそうしていきたいなということで、今現在進めております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。ぜひ今月から、来月からというわけにはいかないでしょうが、少しずつ来年からでも取り入れていただきたいと思っております。すさみ町において、これは野菜なんですけれども、野菜を給食に取り入れた実例を紹介いたします。

 目の前に広がる休耕田を眺めて、これはどうにかならないものでしょうかと栄養士さんと教育長が話し合ったことから、この休耕田の利用について学校、JAすさみ、農協女性婦人会に話して、JAさんの仲介で農協婦人部、ひまわりの会を紹介して話し合ったそうです。そして農協、学校、地元の水産会社、まちぐるみで子供の食育に向けての取り組みが始まりました。米は2年前から、野菜は昨年9月からだそうです。当初は野菜は地元でとれるものから、少なくても足らない分ほかから調達、買い足してもらえばよい、家庭菜園の延長で始めたそうです。会員の皆さんの意識的な取り組みで、その後半年間で給食に使われている地産は25種類にふえております。ひまわりの会の方、最初30人が半年間で協力者64人になりました。それぞれの作付面積は1畝から1反、大規模農家にはほど遠いものです。会には農薬に対する規制もありません。すべてが無農薬栽培か低農薬栽培です。会員自身が毎日食べるものですから、安全・安心には自信があります。

 ひまわりの会の方は60歳から70歳以上で高齢の人が多いのですが、給食の野菜をつくるようになってから皆さんが前より大変元気になったと言っていました。教育委員会の先生方は、年間180回の給食を子供たちと一緒に召し上がっているそうです。先生、子供たちは、御飯がおいしい、野菜が甘い、前よりおいしくなったと言っています。おいしい野菜を子供たちにと心のこもった野菜ですから。輸入野菜ですが、多くは中国から2週間、アメリカから3週間の船旅で運ばれてきます。ハイテクコンテナを使ってどんなに生鮮を装ってみても、ビタミン、ミネラルの低下は免れません。また、すさみでは、給食のためのだしこは地元でとれた魚で地元水産会社が加工しているということでした。すさみではイカもたくさんとれるので、年間給食に使う分を冷凍保存していただいているそうです。すさみ町長は食育に熱心な方で、厨房での準備から最後の皿洗いまで体験なされたというお話もされていました。

 私は、大規模農家でないと品数がそろわないということはないと思います。休耕田、農地を活用していただきたい。そして、安全・安心の地元の野菜、お米を子供たちの給食に取り入れていただきたいと思います。新宮市の教育長は、栄養士を各学校に配置している、給食もおいしい、新宮市の給食は自慢できると言っていました。かなうなら、教育長もすさみの給食を一度視察してみてください。野菜のことはいかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 前田建設農林部長。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 野菜のことですので、所管していますので。私どもも先ほど教育長が言われたように地産地消を考えたときに、そういうのを地元で生産したものを安心して喜んで食べていただけたら一番ありがたいことですし、休耕田もあります。ただ、すさみの例を言われましたんですが、私も以前、この給食始まる前に担当しましたので、いろいろなところで話を聞かせていただきました。その中で、やはりそういう生産者からのいろいろな意見もありますし、やはり生産量の問題、コストの問題、それからまた一番やっぱり熱意、どうしてやっていくかということはありますので、今、久保議員の言われたことを十分参考にさせていただいて、また農林課のほうでもきょう出た意見をまた生産者とも意見交換したいと思います。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。名前がちょっと違っていたようですけれども。



◎建設農林部長(前田道春君) 

 東議員、どうもすみませんでした。



◆7番(東賀代子君) 

 そして、この質問で最後になりますが、穀物高騰、小麦粉、牛乳、パン、調味料など、生活のあらゆる材料が軒並みに値上がりしています。和歌山県で10市町、40校が給食費を値上げされたと報道されています。子供の多い家庭、さらなる負担となりますが、食の安全・安心を第一に考えていかなければいけません。給食費の値上げ、物価高騰、どのように考えておいでですか、お伺いいたします。そして、学校給食の費用というか、そのことに関してもお聞かせください。



○議長(上田勝之君) 

 あらかじめ会議時間を延長いたします。

 平見学校教育課長。



◎学校教育課長(平見善宣君) 

 学校給食費につきましては、値上げについてよく報道関係の方からもよく問い合わせがあったわけなんですけれども、なるべくメニューの中で間食を月1回ぐらいに減らしていくとか、小麦粉なんかもかなり値上がりしていますので、そういうような方法とか、牛肉を豚肉にかえるとか、メニューを変更する中で、できるだけこのまま維持していきたいなというふうに考えております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。ほかの学校でもパン食を御飯のほうにかえたというところもございます。子供たちの健康を考えた上でも、御飯のほうが子供たちの体にはよろしいかと思いますので。はい、ありがとうございます。

 新宮市長、農業の休耕田の利用ということに関してちょっとお伺いしておきたいと思いますけれども、私の質問に対していかがでしょうか。



○議長(上田勝之君) 

 佐藤市長。



◎市長(佐藤春陽君) 

 全く我々としてもいい考えを述べていただきました。関係部局、また教育委員会、その決定がまず第一でありますけれども、今教育長からも進めていると強いお言葉も今披瀝なさったと思います。しっかり市全体が支えていく学校給食でありたいと、そのように思っております。



◆7番(東賀代子君) 

 はい、ありがとうございます。

 質問が重複しているところがありまして、皆さんには御迷惑をかけたと思いますけれども、どうもありがとうございます。これで一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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△延会の宣告



○議長(上田勝之君) 

 お諮りいたします。

 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上田勝之君) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。

 あすは午前10時から会議を開きます。本日はお疲れさまでした。



△延会 午後4時59分