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和歌山県 田辺市

平成18年 3月定例会(第1号 2月28日)




平成18年 3月定例会(第1号 2月28日)





            田辺市議会3月定例会会議録


            平成18年2月28日(火曜日)


            ────────────────


 
平成18年2月28日(火)午前10時開会


 第  1 会議録署名議員の指名


 第  2 会期の決定


 第  3 1定報告第  1号 専決処分事項について


 第  4 1定報告第  2号 専決処分事項の報告について


 第  5 1定議案第  1号 工事請負変更契約の締結について


 第  6 1定議案第  2号 工事請負変更契約の締結について


 第  7 1定議案第  3号 工事請負変更契約の締結について


 第  8 1定議案第  4号 市道路線の認定について


 第  9 1定議案第  5号 市道路線の変更について


 第 10 1定議案第  6号 市道路線の廃止について


 第 11 1定議案第  7号 平成17年度田辺市一般会計補正予算(第6号)


 第 12 1定議案第  8号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予


                算(第3号)


 第 13 1定議案第  9号 平成17年度田辺市老人保健特別会計補正予算(第2


                号)


 第 14 1定議案第 10号 平成17年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第3


                号)


 第 15 1定議案第 11号 平成17年度田辺市文里港整備事業特別会計補正予算


                (第1号)


 第 16 1定議案第 12号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(


                第2号)


 第 17 1定議案第 13号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予


                算(第1号)


 第 18 1定議案第 14号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計補正予


                算(第2号)


 第 19 1定議案第 15号 平成17年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第


                3号)


 第 20 1定議案第 16号 平成17年度田辺市四村川財産区特別会計補正予算(


                第1号)


 第 21 1定報告第  3号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更


                について


 第 22 1定議案第 17号 田辺市国民保護協議会条例の制定について


 第 23 1定議案第 18号 田辺市国民保護対策本部及び田辺市緊急対処事態対策


                本部条例の制定について


 第 24 1定議案第 19号 田辺市職員の給与に関する条例の一部改正について


 第 25 1定議案第 20号 田辺市集会所条例の一部改正について


 第 26 1定議案第 21号 田辺市生活安全条例の制定について


 第 27 1定議案第 22号 田辺市老人憩いの家条例の一部改正について


 第 28 1定議案第 23号 田辺市長寿館条例の一部改正について


 第 29 1定議案第 24号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正


                について


 第 30 1定議案第 25号 田辺市農山村センター条例の一部改正について


 第 31 1定議案第 26号 田辺市山村開発センター条例の一部改正について


 第 32 1定議案第 27号 田辺市ふれあいの森基金条例の制定について


 第 33 1定議案第 28号 田辺市営住宅条例の一部改正について


 第 34 1定議案第 29号 田辺市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一


                部改正について


 第 35 1定議案第 30号 田辺市火災予防条例の一部改正について


 第 36 1定議案第 31号 田辺市手数料条例の一部改正について


 第 37 1定議案第 32号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正について


 第 38 1定議案第 33号 南方熊楠顕彰館条例の制定について


 第 39 1定議案第 34号 田辺周辺5市町障害程度区分認定等審査会の共同設置


                について


 第 40 1定議案第 35号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁


                償に関する条例の一部改正について


 第 41 1定議案第 36号 田辺市と十津川村との間における教育に関する事務の


                委託の廃止について


 第 42 1定議案第 37号 民事調停の申立てについて


 第 43 1定議案第 38号 ワイオン市との友好都市提携の更新について


 第 44 1定議案第 39号 平成18年度田辺市一般会計予算


 第 45 1定議案第 40号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について


 第 46 1定議案第 41号 平成18年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算


 第 47 1定議案第 42号 平成18年度田辺市老人保健特別会計予算


 第 48 1定議案第 43号 平成18年度田辺市介護保険特別会計予算


 第 49 1定議案第 44号 平成18年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算


 第 50 1定議案第 45号 平成18年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予


                算


 第 51 1定議案第 46号 平成18年度田辺市文里港整備事業特別会計予算


 第 52 1定議案第 47号 平成18年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算


 第 53 1定議案第 48号 平成18年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別


                会計予算


 第 54 1定議案第 49号 平成18年度田辺市簡易水道事業特別会計予算


 第 55 1定議案第 50号 平成18年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算


 第 56 1定議案第 51号 平成18年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算


 第 57 1定議案第 52号 田辺市集落排水処理施設条例の一部改正について


 第 58 1定議案第 53号 平成18年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算


 第 59 1定議案第 54号 平成18年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別


                会計予算


 第 60 1定議案第 55号 平成18年度田辺市診療所事業特別会計予算


 第 61 1定議案第 56号 平成18年度田辺市駐車場事業特別会計予算


 第 62 1定議案第 57号 平成18年度田辺市砂利採取事業特別会計予算


 第 63 1定議案第 58号 平成18年度田辺市木材加工事業特別会計予算


 第 64 1定議案第 59号 平成18年度田辺市四村川財産区特別会計予算


 第 65 1定議案第 60号 平成18年度田辺市水道事業会計予算


 第 66 1定報告第  4号 平成18年度田辺市土地開発公社の事業の計画につい


                て


 第 67 1定報告第  5号 平成18年度財団法人田辺市社会教育振興会の事業の


                計画について


 第 68 1定報告第  6号 平成18年度財団法人紀南文化会館の事業の計画につ


                いて


 第 69 1定報告第  7号 平成18年度財団法人龍神村開発公社の事業の計画に


                ついて


 第 70 1定報告第  8号 平成18年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画につ


                いて


 第 71 1定報告第  9号 平成18年度株式会社奥熊野本宮の事業の計画につい


                て


            ────────────────


〇会議に付した事件


 日程第1から日程第71まで


            ────────────────


〇議員定数 30名


〇欠  員  0名


            ────────────────


〇出席議員


            議席番号   氏   名


             1番  川 ? 五 一 君


             2番  真 砂 みよ子 君


             3番  久 保 浩 二 君


             4番  小 川 浩 樹 君


             5番  佐 井 昭 子 君


             6番  出 水 豊 数 君


             7番  安 達 克 典 君


             8番  谷 口 和 樹 君


             9番  鈴 木 太 雄 君


            10番  塚   寿 雄 君


            11番  山 本 紳 次 君


            12番  松 下 泰 子 君


            13番  中 本 賢 治 君


            14番  棒 引 昭 治 君


            16番  宮 本 正 信 君


            17番  高 垣 幸 司 君


            18番  陸 平 輝 昭 君


            19番  山 口   進 君


            20番  宮 田 政 敏 君


            21番  吉 田 克 己 君


            22番  久 保 隆 一 君


            23番  松 本 平 男 君


            24番  天 野 正 一 君


            25番  森   哲 男 君


            26番  山 本 勝 一 君


            27番  吉 本 忠 義 君


            28番  白 川 公 一 君


            29番  岡 ? 宏 道 君


            30番  田 中 康 雅 君


            ────────────────


〇欠席議員


            15番  大 倉 勝 行 君


            ────────────────


〇説明のため出席したもの


            職  名       氏     名


           市    長     真 砂 充 敏 君


           助    役     森   章 二 君


           収入役        福 田 安 雄 君


           教育長        愛 須 恒 藏 君


           水道事業管理者    大 江 潔 史 君


           政策調整部長     山 崎 清 弘 君


           企画部長       庄 堂 琢 磨 君


           総務部長       岡 本 美 彦 君


           財政課長       田 上 豊 和 君


           市民部長       川 端 清 司 君


           保健福祉部長     中 瀬 政 男 君


           環境部長       池 田 正 弘 君


           水処理対策課長    松 本 吉 弘 君


           商工観光部長     福 井 量 規 君


           農林水産部長     溝 口 博 一 君


           建設部長       橘   長 弘 君


           理    事     堀   義 雄 君


           中辺路行政局長    岡 上   達 君


           消防長        津 田 正 視 君


           教育総務部長     杉 原 莊 司 君


           生涯学習部長     衣 田 秀 雄 君


            ────────────────


〇出席事務局職員


            議会事務局長     井 口 富 夫


            議会事務局次長    梅 田 敏 文


            議会事務局主任    中 田 信 男


            議会事務局主査    岡 内 伸 午


開 会


○議長(吉本忠義君)    それでは、地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の平成18年第1回田辺市議会定例会を開会いたします。


              (午前10時00分)


           ────────────────





◎市長招集あいさつ





○議長(吉本忠義君)    日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集のあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。


 市長、真砂充敏君。


             (市長 真砂充敏君 登壇)


○市長(真砂充敏君)    おはようございます。


 本日、平成18年第1回田辺市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かとご多用の中をご参集いただき、誠にありがとうございます。


 今年の冬は、昨年末から日本列島全体を覆うように非常に強い寒波の襲来が続いたため、各地で記録的な大雪が観測されるなど、ここ数年来の暖冬傾向とは打って変わって非常に寒さの厳しい冬となりました。特に東北地方や北陸地方の日本海側を中心とした、いわゆる豪雪地帯と呼ばれる地域では、大量の積雪により家屋が倒壊したり、道路が寸断されて集落が孤立したりするなどの被害をはじめ、雪下ろしなどの除雪作業中の事故や屋根からの落雪事故などにより、既に100名を上回る方々が命を落とされるなど、普段、雪とは縁遠い地域に暮らす私たちには想像もつかないような状況が発生しております。


 今回のような大雪に限らず、こうした自然災害を目にするたびに、自然界で起こる極めて小さな変化が、時に私たちの生活に甚大な影響を及ぼしかねないということを、そしてまた、大自然のエネルギーに比べて、私たち人間の知恵や力がいかに小さく弱々しいものであるかということを改めて思い知らされます。


 現在、地球温暖化に代表されるように世界規模での環境破壊が、かつてない速度で進んでいるといわれておりますが、その原因のほとんどが私たち人間社会の利便性の追求や経済活動に起因するものであることを思うとき、また、昨今のさまざまな事件や事故の報道を見聞きするたびに、経済至上主義という考え方の上に構築されている現在の社会や生活スタイルをこのまま続けていってよいものなのか、私たちはもっと自然や身の回りにある物事に対して謙虚にならなくてはいけないのではないか、との思いがいたします。


 ところで、先般、内閣府が発表した2005年10月〜12月期の国内総生産(GDP)の速報によりますと、物価変動の影響を除いた実質のGDPは、薄型テレビなどの家電製品を中心に個人消費が伸びたことや企業の堅調な設備投資、輸出の増加などにより年率換算で5.5%という高い伸びとなりました。また、一時期5.5%にまでに達していた失業率も昨年12月には4.4%にまで下がるなど、このところ景気回復の色合いが一層濃くなりつつあるというのが大方の見方であります。


 しかしながら、こうした景気回復の状況も地域や業種によって大きな開きがあります。例えば、雇用情勢一つをとっても、昨年12月の有効求人倍率を見てみますと、愛知県の1.61倍、東京都の1.54倍に比べて、沖縄県は0.41倍、青森県や高知県は0.4倍台、和歌山県は0.73倍と、地方を中心にまだまだ厳しい雇用情勢が続いているというのが実態であります。


 また、最近、格差社会という言葉をよく見聞きいたしますが、雇用情勢だけでなく、勤労者世帯の平均収入額なども都市部と地方の間で格差が広がりつつありますし、世代間においても賃金や貯蓄額に格差があらわれてきているといわれております。もちろん自由主義経済の中で、あるいは規制緩和が進む中で格差が生じてくるのはある意味当然のことであり、そのことが経済を発展させてきたという部分も多分にあると思います。


 しかし、その一方で、正規雇用者が減少し、ニートやフリーターの急増という新たな社会現象が生じてきていることも事実であります。


 この格差の是非については、いろいろと議論の分かれるところかと思いますが、現実問題として社会の中で格差が広がり、あらゆる分野において二極化が進んでいる現在、そのことが直接的あるいは間接的に少なからぬ影響を及ぼしているということも事実だと思いますし、また、このことは地方自治体にとっても決して無縁ではなく、今後、三位一体改革が継続され、地方交付税の見直し等が進むにつれて、その傾向はより一層顕著にあらわれてくるものと思われます。いずれにいたしましても、地方にとってはまだまだ厳しい冬の時期が続くことを、ある意味、私たちは覚悟しなくてはならないのかもしれません。


 さて、今議会におきましては、専決処分の報告2件、条例に関するもの20件、予算に関するもの30件、その他18件についてご審議をお願いするものでございますが、特に新年度は、新しい田辺市の実質的なスタートの年ということになりますので、厳しいながらも合併の効果を少しでも目に見える形で示すことのできるよう、また、住民の皆さんの一体感の醸成に少しでも資することのできるよう、との思いを念頭に置いて予算の編成を行ったところでございます。新年度の施政方針等につきましては後ほどご説明申し上げますが、議員各位におかれましては、どうかよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつといたします。


             (市長 真砂充敏君 降壇)


開 議


○議長(吉本忠義君)    それでは、お手元に配付の日程により、本日の会議を開きます。


              (午前10時07分)


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◎報告





○議長(吉本忠義君)    15番、大倉勝行君から欠席の届出があります。





◎諸般の報告





○議長(吉本忠義君)    この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。


 議会事務局長、井口富夫君。


             (議会事務局長 井口富夫君 登壇)


○議会事務局長(井口富夫君)    報告申し上げます。


 去る2月23日付、田総第468号をもって市長から本定例会に提出の案件として、1定議案第1号 工事請負変更契約の締結についてなど、議案61件及び1定報告第1号 専決処分事項についてなど、報告案件9件並びに議案参考資料の送付がありました。いずれもお手元に配付しております。


 以上であります。


             (議会事務局長 井口富夫君 降壇)


○議長(吉本忠義君)    それでは、日程に入ります。





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(吉本忠義君)    日程第1 会議録署名議員の指名を行います。


 会議規則第82条の規定により、本定例会の会議録署名人として、13番 中本賢治君、14番 棒引昭治君、16番 宮本正信君、以上3人の諸君を、また会議録署名の予備議員として、18番 陸平輝昭君、19番 山口進君、以上2人の諸君を指名いたします。





◎日程第2 会期の決定





○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、本日から3月28日までの29日間といたします。


 これに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から3月28日までの29日間と決定いたしました。





◎日程第 3 1定報告第1号 専決処分事項についてから


 日程第21 1定報告第3号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更に


               ついてまで一括上程





○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第31定報告第1号 専決処分事項についてから、日程第21 1定報告第3号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更についてまで、以上19件を一括上程いたします。


 提出者の説明を求めます。


 市長、真砂充敏君。


             (市長 真砂充敏君 登壇)


○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、専決処分報告2件、予算に関するもの10件、その他7件でございまして、その概要についてご説明申し上げます。


 まず、報告第1号 専決処分事項については、和歌山県町村議会議員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更について、和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更について及び和歌山県市町村職員退職手当事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更については、市町村合併に伴いそれぞれの事務組合を構成する団体等の変更を行うため専決処分したものであり、報告第2号 専決処分事項の報告については、交通事故に係る損害賠償について専決処分したものの報告であります。


 議案第1号 工事請負変更契約の締結については、近野簡易水道施設整備工事請負変更契約の締結について、議案第2号 工事請負変更契約の締結については、真砂簡易水道施設整備工事請負変更契約の締結について、議案第3号 工事請負変更契約の締結については、湯ノ又・上広井原簡易水道施設整備工事請負変更契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものです。


 議案第4号 市道路線の認定について、議案第5号 市道路線の変更について及び議案第6号 市道路線の廃止については、道路法の規定によりそれぞれ議決をお願いするものです。


 次に、議案第7号 平成17年度田辺市一般会計補正予算(第6号)につきまして、その概要をご説明申し上げます。


 今回の補正は、公債費、特別会計繰出金等を計上するほか、主として歳出全般において精算等における不用額の減額など、総額で6億1,295万8,000円の減額となっております。


 歳出の主なものを申し上げますと、まず総務費では市税前納等報奨金を補正するほか人事管理に係る臨時職員賃金、選挙執行に係る費用の減額等、民生費では事業の精算に伴う国庫及び県支出金返還金等を補正するほか保育所運営費負担金、生活保護費等の減額、衛生費では電子計算機プログラム修正委託料を補正するほか公立紀南病院組合負担金等の減額、農林水産業費では参詣道と水土里(みどり)のむら機能再生支援事業委託料、林道局部改良費等、商工費では地域映像活用事業費補助金、土木費では建設残土処理施設費、津呂団地建築事業費等の減額、消防費では消防団員の退職報償金、教育費では奨学貸付金、美術館運営費等の減額、災害復旧費では現年度公共土木災害復旧事業費等の減額、公債費では国の補正によるNTT無利子貸付金の長期債償還金の補正及び長期債利子の減額、諸支出金では介護保険特別会計繰出金等を計上いたしております。このほか財源の更正及び事業費の変更によるものをはじめ、年度内に事業の完了が困難となりました道路新設改良事業など17事業の繰越明許費及び地方債の補正であります。


 次に、議案第8号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、事業勘定で療養給付費等の増加に伴う所要額を、直営診療施設勘定で医業費を、議案第9号 平成17年度田辺市老人保健特別会計補正予算(第2号)につきましては、医療給付費の増加に伴う所要額を、議案第10号 平成17年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、電子計算機プログラム作成委託料、居宅介護サービス給付費等を計上するほか地方債の補正を、議案第11号 平成17年度田辺市文里港整備事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、文里港整備事業費の更正と繰越明許費を、議案第12号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、簡易水道施設整備事業費を減額するほか繰越明許費及び地方債の補正を、議案第13号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、芳養地区施設整備事業費、公債費を減額するほか繰越明許費及び地方債の補正を、議案第14号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、施設整備事業費、公債費を減額するほか繰越明許費及び地方債の補正を、議案第15号 平成17年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、医業費を、議案第16号 平成17年度田辺市四村川財産区特別会計補正予算(第1号)につきましては、四村川財産区基金を積み立てるため、それぞれ補正するものであります。


 報告第3号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更については、当該法人から提出のあったものの報告であります。


 以上、提案いたしました議案についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部課長から説明いたさせますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。


             (市長 真砂充敏君 降壇)


○議長(吉本忠義君)    続いて、補足説明を求めます。


 総務部長、岡本美彦君。


             (総務部長 岡本美彦君 登壇)


○総務部長(岡本美彦君)    それでは、議案書に基づきまして補足説明をさせていただきます。


 1ページをお願いいたします。


 1定報告第1号 専決処分事項については、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、ご承認をお願いするものです。


 2ページをお願いいたします。


 3件の専決事項のうち、まず、和歌山県町村議会議員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更については、地方自治法第286条第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第9条の2の規定により、平成18年2月28日をもって和歌山県町村議会議員等公務災害補償組合から伊都郡高野口町、西牟婁郡白浜町及び同郡日置川町を脱退させ、同年3月1日から同組合に橋本市及び西牟婁郡白浜町を加入させるとともに、これに伴い組合規約を変更したものです。


 本件につきましては、平成18年3月1日をもって橋本市と高野口町が合併し橋本市に、また白浜町と日置川町が合併し白浜町になること等に伴い、構成市町村の変更を行ったものです。


 次に、3ページをお願いいたします。


 和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更については、地方自治法第286条第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第9条の2の規定により、平成18年2月28日をもって和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合から伊都郡高野口町、西牟婁郡白浜町、同郡日置川町及び大辺路消防組合を脱退させ、同年3月1日から同組合に橋本市及び西牟婁郡白浜町を加入させるとともに、橋本市外三ケ町衛生施設組合の名称変更のため、組合規約を変更したものです。


 本件につきましても、橋本市及び白浜町が設置されること等に伴い、構成市町村等の変更を行ったものです。


 次に、7ページをお願いいたします。


 和歌山県市町村職員退職手当事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更については、地方自治法第286条第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第9条の2の規定により、平成18年2月28日をもって和歌山県市町村職員退職手当事務組合から伊都郡高野口町、西牟婁郡日置川町及び大辺路消防組合を脱退させ、同年3月1日から同組合に西牟婁郡白浜町を加入させるとともに、すさみ町日置川町衛生施設組合の名称変更のため、組合規約を変更したものです。


 本件につきましても、橋本市及び白浜町が設置されることに伴い、構成市町村等の変更を行ったものです。


 次に、8ページをお願いします。


 1定報告第2号 専決処分事項の報告については、損害賠償の額を定め、和解することについて、地方自治法第180条第1項の規定による指定に基づき専決処分したので、同条第2項の規定によりこれをご報告申し上げるものです。


 内容といたしましては、平成17年12月19日午前10時5分ごろ、本市水産課職員が、軽貨物自動車を運転し、芳養町の現場へ向かう途中、天神崎7番29号地先において市道元町83号線から国道42号へ左折進入しようとした際、その前方で急停車した天神崎12番2号 村岡清和さん運転の軽乗用自動車(辻本英治さん所有)と接触し、当該車両の後方部を損傷させたもので、この損害に対する賠償金として、本市が10万6,260円を車両所有者である田辺市稲成町1306番地の3 辻本英治さんに支払うものです。


 次に、9ページをお願いします。


 議案第1号 工事請負変更契約の締結については、近野簡易水道施設整備工事請負変更契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。


 工事名は、近野簡易水道施設整備工事。元契約金額は、2億3,835万円。変更契約金額は、2億5,483万1,850円で1,648万1,850円の増額です。請負人は、大阪市福島区福島6丁目2番6号 安藤・中垣特定建設工事共同企業体 代表者安藤建設株式会社大阪支店 執行役員支店長 野村俊明氏です。


 なお、変更理由につきましては、事業の早期完成を図るため、配水管の施工延長を増長したことなどにより、契約金額の変更を行ったものです。


 次に、10ページをお願いします。


 1定議案第2号 工事請負変更契約の締結については、真砂簡易水道施設整備工事請負変更契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。


 工事名は、真砂簡易水道施設整備工事。元契約金額は、2億139万円。変更契約金額は、2億1,499万9,050円で、1,360万9,050円の増額です。請負人は、和歌山市西汀丁26番地 ピーエス三菱・松本組特定建設工事共同企業体 代表者 株式会社ピーエス三菱和歌山営業所 所長 加瀬正克氏です。


 なお、変更理由につきましては、事業の早期完成を図るため、真砂配水池の製作を追加したことなどにより、契約金額の変更を行ったものです。


 次に、11ページをお願いします。


 1定議案第3号 工事請負変更契約の締結については、湯ノ又・上広井原簡易水道施設整備工事請負変更契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。


 工事名は、湯ノ又・上広井原簡易水道施設整備工事。元契約金額は、2億2,785万円。変更契約金額は、2億4,246万750円で1,461万750円の増額でございます。請負人は、和歌山市黒田35番地2 扶桑・共栄特定建設工事共同企業体 代表者 扶桑建設工業株式会社和歌山営業所 所長 岩尾将治氏です。


 なお、変更理由につきましては、当初計画しておりました残土処理場への残土の投棄ができなくなったため、処理場の変更を行ったことなどにより、契約金額の変更を行ったものです。


 次に、12ページをお願いします。


 1定議案第4号 市道路線の認定について、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものですが、認定いたします路線は、新庄町172号線ほか6路線で、位置図につきましては、13ページから18ページまでをご参照願います。


 次に、19ページをお願いいたします。


 1定議案第5号 市道路線の変更について、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものですが、変更いたします路線は、湊53号線ほか1路線で、位置図につきましては、20ページ及び21ページまでをご参照願います。


 次に、22ページをお願いします。


 1定議案第6号 市道路線の廃止について、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものですが、廃止いたします路線は、稲成町74号線ほか1路線で、位置図につきましては、23ページ及び24ページをご参照願います。


 次に、25ページをお願いします。


 1定議案第7号 平成17年度田辺市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6億1,295万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ439億4,977万1,000円とするもので、繰越明許費につきましては、29ページを、地方債の補正につきましては、30ページをそれぞれご参照願います。


 補正予算の内容につきましては、歳出の42ページからご説明いたしますが、工事請負費につきましては、工事明細を67ページから69ページに、県営事業負担金につきましては、箇所一覧表を70ページに、あわせて別冊参考資料の1ページに事業箇所を掲載しておりますので、ご参照願います。


 なお、今回の補正予算で、補正額がゼロで、節及び説明欄が空欄となっている箇所は、合併市町村補助金の減額及び鮎川地区まちづくり交付金、教育費国庫負担金等の増額により財源の更正を行ったもので、その説明は省略させていただきますのでご了承賜りたいと思います。


 それでは、42ページをお願いします。


 総務管理費、一般管理費につきましては、実績により木造住宅耐震改修事業費補助金等を減額するもので、次の人事管理費につきましては、臨時職員賃金を減額するものです。


 財産管理費につきましては、運用利子減額に伴う財政調整基金積立金及び土地開発基金積立金の減額及び減債基金積立金について、公債費負担適正化計画に伴う特別交付税算入分の補正にあわせて、運用利子減額に伴う補正を行うものです。


 企画費につきましても、地域基盤整備基金、地域活性化基金及び地域振興基金の運用利子減額に伴う積立金の補正です。


 電子計算費につきましては、執行状況により、電子計算機及び付属機器保守委託料等について不用見込額を減額するもので、次の市民生活費につきましては、入札により、安全安心パトロール事業委託料を減額するものです。


 43ページをお願いします。


 住居表示費につきましても、入札による住居表示整備事業委託料の減額を行うもので、南方熊楠翁顕彰事業費につきましては、実績見込みによる光熱水費、通信費の減額を、次の南方熊楠翁顕彰館建設事業費につきましては、入札により、工事請負費及び備品購入費を減額するものです。


 次に、44ページをお願いします。


 徴税費につきましては、予算不足が生じたことから市税前納等報奨金を補正するものです。


 45ページをお願いします。


 選挙費、市長選挙費及び市議会議員選挙費につきましては、平成17年5月22日執行の当該選挙において不用額が生じたため、次の農業委員会委員選挙費につきましては、46ページにわたりますが、平成17年7月10日執行の当該選挙が無投票になったことから減額を行うものです。


 46ページをお願いします。


 統計調査費、指定統計調査費につきましては、県の指定統計調査費委託金の額の確定に伴う補正です。


 47ページをお願いします。


 社会福祉費、社会福祉総務費につきましては、平成16年度の生活保護費、在宅福祉事業費、特別保育事業費等の精算による国庫及び県支出金返還金の補正です。


 次の身体障害者福祉費につきましては、本年度中に策定を予定しておりました障害者福祉計画について、障害者自立支援法に基づき、平成18年度に策定することとなったため、報償費及び需用費を減額するとともに、実績見込みにより、委託料、負担金補助及び交付金、扶助費のうち施設支援費等の減額及び重度障害者等医療費の補正を行うものです。


 次に、48ページをお願いします。


 知的障害者福祉費につきましては、実績見込みにより、施設支援費を補正するもので、次の市民総合センター管理費につきましては、介護保険法の改正による地域包括支援センターの設置に伴い、事務室の改修費用を補正するものです。


 児童福祉費につきましては、実績見込みにより、障害児タイムケア事業委託料、保育所運営費負担金の減額を行うとともに、障害児通園事業支援費の補正を行うもので、次の児童措置費につきましては、児童手当及び児童扶養手当について、支給実績により減額を行うものです。


 49ページをお願いします。


 保育所費につきましては、臨時保育士賃金の減額を行うもので、次の老人福祉費につきましては、利用件数等、実績見込みにより、報償費から負担金補助及び交付金について、それぞれ減額するものです。


 50ページをお願いします。


 生活保護費、生活保護総務費につきましては、平成18年4月施行の介護保険法改正に伴う、生活保護システムに係る電子計算機処理業務委託料を補正するもので、次の扶助費につきましては、実績見込みにより、住宅扶助費、医療扶助費等を減額するものです。


 51ページをお願いします。


 保健衛生費、保健衛生総務費につきましては、平成18年4月施行の老人保健事業の制度改正等に伴う、健康管理システムのプログラム修正委託料を補正するとともに、普通交付税の額の確定等による公立紀南病院組合負担金を減額するもので、次の環境衛生費につきましては、実績見込みにより、浄化槽設置整備事業費補助金を減額するものです。


 清掃費、塵芥処理費につきましては、熊野川地域広域組合の焼却施設が故障し、7月から廃棄物の受入を停止したことに伴う、焼却費用に対する負担金の減額及び上大中清掃施設組合負担金について、起債償還に対する交付税算入の増加により、構成自治体の負担金が減額になったことに伴う補正を行うものです。


 次に、52ページをお願いします。


 農業費、農業振興費につきましては、本年度に実施予定であった農業経営改善支援活動事業について、補助事業の変更により未実施となったため、報償費から使用料及び賃借料を減額するとともに、実績見込みによる梅産地支援事業補助金の減額等及び肉用雌牛貸付事業基金について、合併前の積立額とするための補正を行うもので、次の分庁舎管理費につきましては、実績見込みにより、需用費及び役務費を減額するものです。


 農業土木費、農業土木総務費につきましては、53ページにわたりますが、県の補助を受け、上野地区において、地域づくりとして案内板の設置や水路整備等を行う、参詣道と水土里(みどり)のむら機能再生支援事業の補正及び事業費確定に伴う県営事業負担金の減額等を行うもので、次の小規模土地改良事業費につきましては、計画路線の減少及び県補助金の確定により、工事請負費等を減額するものです。


 林業土木費、林道局部改良費につきましては、林道龍神本宮線において法面崩壊が発生したため、その復旧費用を補正するものです。


 次に、54ページをお願いします。


 水産業費、水産業総務費につきましては、事業費の確定による県営事業負担金の減額です。


 商工費、観光費につきましては、田辺市で撮影が行われた映画の優先使用権を、地元で組織された実行委員会が取得することに対して行う、地域映像活用事業費補助金の補正及び運用利子減額に伴う観光振興基金積立金の補正です。


 55ページをお願いします。


 道路橋梁費、道路新設改良費につきましては、県の補助額確定に伴い、市道広瀬栃谷線等の減額を行うとともに、事業進捗にあわせ、市道小瀬小原線の予算更正を行うものです。


 橋梁新設改良費につきましては、昭栄橋改良工事が平成17年4月に完了したことによる工事請負費の減額及び工法変更に伴う、中ノ宮橋改良工事に係る測量・調査・委託料の減額を行うもので、次の建設残土処理施設費につきましては、県の特定地すべり対策工事の進捗状況に合わせ、本宮町建設残土処理施設整備事業に係る施設管理委託料及び工事請負費を減額するものです。


 次に、56ページをお願いします。


 河川費、河床整備事業費につきましては、県による土砂採取許可量の決定等に伴う事業費の見込みにより減額を行うもので、次の港湾費、港湾建設費につきましては、事業費の確定による県営事業負担金の減額です。


 57ページをお願いします。


 都市計画費、都市計画総務費につきましては、実績見込みにより、街なみ整備助成事業補助金を減額するもので、次の海蔵寺地区沿道区画整理型街路事業費につきましては、事業の進捗状況に合わせ、予算の更正を行うものです。


 住宅費、津呂団地建築事業費につきましては、入札による委託料及び工事請負費の減額です。


 次に、58ページをお願いします。


 消防費、消防団費につきましては、当初の見込みよりも退団者が増加したことから、退職報償金を補正するものです。


 教育総務費、教育委員会費につきましては、篤志家からいただいたご寄附を教育振興基金に積み立てるもので、次の教育振興費につきましては、支給対象者の減少による奨学交付金の減額、申請件数が見込みよりも減少したことによる高等学校通学費等助成金の減額及び新規奨学生の応募が少なかったことから、奨学貸付金の減額を行うものです。


 59ページをお願いします。


 小学校費、福井・甲斐ノ川小学校統合事業費につきましては、入札によりスクールバス購入費を減額するものです。


 次に、60ページをお願いします。


 幼稚園費、教育振興費につきましては、見込みよりも申請件数が減少したため、幼稚園就園奨励費補助金を減額するものです。


 61ページをお願いします。


 社会教育費、図書館費につきましては、2団体からいただいたご寄附により図書を購入し、充実を図るもので、次の美術館運営費につきましては、展覧会開催において不用額が生じた委託料を減額するとともに、本年度は館の収集方針に該当する美術品がなかったことから、美術品購入費を減額するものです。


 次に、62ページをお願いします。


 農林施設災害復旧費、現年度耕地災害復旧事業費、次の過年度林業施設災害復旧費、次の現年度林業施設災害復旧費及び63ページの公共土木施設災害復旧費、現年度公共土木災害復旧事業費につきましては、国の災害査定及び入札により、それぞれ減額するものです。


 次の公債費、元金につきましては、国の補正予算により、NTT無利子貸付金償還時補助の決定を受け、繰上償還を行うものです。


 64ページをお願いします。


 利子につきましては、借入想定利率の低下により、長期債利子を減額するものです。


 次の特別会計繰出金、老人保健特別会計繰出金につきましては、実績見込みによる医療費給付金の増額に伴い、繰り出すものです。


 次の介護保険特別会計繰出金につきましては、介護保険法改正に伴う、電子計算機システムのプログラム作成費及び保険給付費の介護サービス等諸費、支援サービス等諸費の増額等に伴い繰り出すものです。


 簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、入札による施設整備工事費の減少等に伴い補正するものです。


 65ページをお願いします。


 農業集落排水事業特別会計繰出金につきましては、芳養地区の施設整備事業費の減額等に伴い補正するもので、次の漁業集落排水事業特別会計繰出金につきましては、施設整備事業費、長期債利子等の減額に伴い補正するものです。


 以上、補正の財源といたしましては、歳出の減額に伴い、国庫支出金、県支出金等を減額するとともに、額の確定した地方交付税を減額し、あわせて市債等を措置しております。


 次に、71ページをお願いいたします。


 1定議案第8号 平成17年度田辺市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。


 第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,703万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ89億8,440万7,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ97万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,160万2,000円とするものです。


 内容につきましては、事業勘定からご説明いたします。


 76ページをお願いいたします。


 療養諸費につきましては、執行状況を勘案の上、一般被保険者療養給付費を増額するもので、次の共同事業拠出金につきましては、高額医療費拠出金の額の確定に伴い補正するものです。


 77ページをお願いします。


 保健事業費につきましては、執行状況を勘案の上、報償費から使用料及び賃借料をそれぞれ減額するもので、次の繰出金につきましては、国の補助金の見込額の決定により減額を行うものです。


 補正に要する財源といたしましては、国庫支出金、県支出金及び共同事業交付金を充てています。


 次に、直営診療施設勘定につきましては、80ページをお願いいたします。


 医業費につきまして、当初の見込みよりも、薬剤費が増加したことにより補正するもので、補正の財源といたしましては、診療収入を充てるとともに、繰入金を減額しております。


 次に、81ページをお願いします。


 1定議案第9号 平成17年度田辺市の老人保健特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ80億5,107万円とするもので、内容につきましては、85ページをお願いいたします。


 実績見込みにより、医療費給付金を補正するもので、その財源につきましては、支払基金交付金、国庫支出金等を充てております。


 次に、86ページをお願いいたします。


 1定議案第10号 平成17年度田辺市の介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,460万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ65億3,222万6,000円とするもので、地方債の補正につきましては、89ページをご参照願います。


 内容につきましては、94ページの歳出をお願いいたします。


 総務管理費につきましては、介護保険法の改正による地域包括支援センターの創設に伴う電子計算機プログラム作成委託料を補正するものです。


 介護認定審査会費につきましては、介護認定のための調査表をパソコンで読み取るためのプログラム作成委託料及び介護認定用のパソコン等の購入費を補正するものです。


 95ページの介護サービス等諸費、96ページの支援サービス等諸費、97ページのその他諸費、高額介護サービス費及び98ページの市町村特別給付費、特定入所者介護サービス等費につきましては、実績見込みによりそれぞれ補正するものです。


 補正に要する財源といたしましては、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金等を充てております。


 次に、100ページをお願いします。


 1定議案第11号 平成17年度田辺市の文里港整備事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,095万7,000円とするもので、繰越明許費につきましては、101ページをご参照願います。


 内容につきましては、102ページをお願いいたしますが、計画内容の変更に伴い、予算の更正を行うもので、工事明細につきましては、下記をご参照願います。


 次に、103ページをお願いします。


 1定議案第12号 平成17年度田辺市の簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ794万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億2,925万6,000円とするもので、繰越明許費及び地方債の補正につきましては、105ページをご参照願います。


 内容につきましては、108ページをお願いします。


 簡易水道事業費につきましては、湯ノ又・上広井原簡易水道ほか4簡易水道整備事業について、事業内容の変更、入札による工事請負費の減額等による補正を行うもので、工事明細につきましては、109ページをご参照願います。


 補正の財源といたしましては、歳出の減額に伴い、国庫支出金、繰入金を減額するとともに、使用料及び手数料、市債を措置しております。


 次に、110ページをお願いします。


 1定議案第13号 平成17年度田辺市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,453万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,261万6,000円とするもので、繰越明許費及び地方債の補正につきましては、112ページをご参照願います。


 内容につきましては、115ページをお願いします。


 農業集落排水事業費、総務費、次の芳養地区施設整備事業費につきましては、補助対象事業費の確定に伴い、事務費、工事請負費等の補正を行うとともに、不用額が生じた消費税を減額するもので、工事明細につきましては、116ページをご参照願います。


 次の公債費につきましては、借入想定利率の低下により、長期債利子を減額するもので、補正の財源といたしましては、歳出の減額に伴い、県支出金、市債等を減額するとともに、諸収入を措置しております。


 次に、117ページをお願いします。


 1定議案第14号 平成17年度田辺市の漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ792万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億1,174万5,000円とするもので、繰越明許費及び地方債の補正につきましては、119ページをご参照願います。


 内容につきましては、122ページをお願いします。


 施設整備事業費につきましては、事業費の確定により、委託料、工事請負費の減額等を行うもので、工事明細につきましては、123ページをご参照願います。


 公債費につきましては、借入想定利率の低下により長期債利子を減額するもので、補正の財源といたしまして、歳出の減額に伴い、繰入金、諸収入、市債等を減額しております。


 次に、124ページをお願いします。


 1定議案第15号 平成17年度田辺市の診療所事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,180万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,053万2,000円とするもので、内容につきましては、127ページをお願いします。


 医業費につきましては、三川連絡所の心電計の故障に伴う買換費用及び見込みよりも受診者が増加したことによる薬剤費の補正等を行うもので、補正の財源といたしましては、診療収入、諸収入を充てております。


 次に、128ページをお願いします。


 1定議案第16号 平成17年度田辺市の四村川財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。


 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,120万円とするもので、内容につきましては、131ページをお願いします。


 旧市町村歳計剰余金を財源として財産区基金へ積み立てるものでございます。


 次に、132ページをお願いします。


 1定報告第3号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更(予算の変更)については、次のとおりです。


 133ページをお願いします。


 平成17年度田辺市土地開発公社会計補正予算(第1号)。


 第1条 平成17年度田辺市土地開発公社会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。


 第2条 田辺市土地開発公社会計予算第2条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。


 内容につきましては、134ページの補正予算実施計画にありますように、収益的収入の事業外収益、雑収益につきましては、東跡ノ浦団地の雑種地を処分したものです。


 収益的支出の販売費及び一般管理費につきましては、価格見直しのため、不動産鑑定手数料及び保有土地分譲紹介手数料を補正するものです。


 特別損失、その他の特別損失につきましては、新庄総合開発事業用地、城山台地区開発事業用地、松原川上流開発事業用地の帳簿価格見直しによる評価損失を補正するものです。


 次に、135ページをお願いします。


 平成17年度田辺市土地開発公社会計補正予算(第2号)。


 第1条 平成17年度田辺市土地開発公社会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。


 第2条 田辺市土地開発公社会計予算第2条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。


 136ページにまいりまして、


 第3条 予算第3条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。


 内容につきましては、137ページの補正予算実施計画にありますように、収益的収入の事業収益、公有地取得事業収益につきましては、銀座地区土地区画整理事業用地の契約状況及び芳養漁港集落環境整備事業用地の事業の進捗状況にあわせ、それぞれ減額するとともに、御所谷住宅地区改良事業用地について、その一部が新たに、市において実施している事業の補助対象用地となったことから、市へ売却するものです。


 なお、御所谷住宅地区改良事業用地の箇所につきましては、別冊参考資料の2ページをご参照願います。


 次の土地造成事業収益につきましては、各事業用地の年度末までの契約状況を見込み、それぞれ減額するものです。


 138ページにまいりまして、収益的支出の事業原価、公有地取得事業原価、次の土地造成事業原価につきましては、先ほど申し上げました事業収益に係る原価分を補正するものです。


 販売費及び一般管理費につきましては、城山台集会所に会議用のいす及び机等を購入するもので、次の事業外費用、支払利息につきましては、年度末までの必要額を精査いたしまして、所要の金額を減額するものです。


 139ページにまいりまして、資本的収入、短期借入金につきましては、年度末までの予定金額を精査いたしまして、減額を行うものです。


 資本的支出、公有地取得事業費につきましては、事業の進捗事業にあわせまして、用地費、補償費、工事費の減額を行うとともに、委託料として御所谷住宅地区改良事業に係る家屋事後調査の補正を行うものです。


 次の土地造成事業につきましては、年度末までの必要額を精査いたしまして、賃金、需用費、140ページにまいりまして、使用料及び賃借料、原材料費を減額するものです。


 固定資産取得費につきましては、公社経理基準の改正により、新たにキャッシュフロー計算書が導入されたことに伴い、会計システムへ機能追加を行うもので、次の借入金償還金につきましては、長期借入金を短期借入金に振り替えるための長期借入金償還金の増額及び年度末までの予定額を精査いたしまして短期借入金償還金の減額を行うものです。


 以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。


 よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。


             (総務部長 岡本美彦君 降壇)


○議長(吉本忠義君)    以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております19件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。


 これに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。


 よって、さよう決しました。


休 憩


○議長(吉本忠義君)    この場合、11時5分まで休憩いたします。


              (午前10時54分)


           ────────────────


再 開


○議長(吉本忠義君)    休憩前に引き続き会議を開きます。


              (午前11時05分)





◎日程第22 1定議案第17号 田辺市国民保護協議会条例の制定についてから


 日程第71 1定報告第 9号 平成18年度株式会社奥熊野本宮の事業の計画についてまで一括上程





○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第22 1定議案第17号 田辺市国民保護協議会条例の制定についてから、日程第71 1定報告第9号 平成18年度株式会社奥熊野本宮の事業の計画についてまで、以上50件を一括上程いたします。


 提出者の説明を求めます。


 市長、真砂充敏君。


             (市長 真砂充敏君 登壇)


○市長(真砂充敏君)    平成18年度予算案をはじめ、諸議案の説明に先立ち、私の市政運営に対する所信を申し述べ、議員並びに市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。


 昨年の5月1日に近畿で最も広大な面積を有する新田辺市が誕生し、市長就任以来、その広さを強く実感しながらも、常に責任の重さを忘れることなく、また、住民の皆様方の視点に立った行政のあり方をみずからに問いかけながら、職務の遂行に全力を傾注してまいりました。


 昨年は、観光振興や防災対策などの充実強化に重点を置いて取組を進めるとともに、住民の皆様から寄せられた合併による暮らしの変化やまちづくりに関するご意見に対しましては、機会を設け、多くの方々にお会いしながら、職員ともども課題の解決に向け、誠心誠意取り組んでまいりました。また、議員各位におかれましても、市政の各般にわたりご尽力をいただいておりまして、私といたしましては、比較的スムーズに市政運営の第一歩を踏み出すことができたのではないかと考えております。


 さて、日本経済は、企業部門の好調さがようやく家計部門へも波及し、いまだ地域や産業、企業規模によるばらつきは見られるものの、国内の民間需要を中心として緩やかな回復が続くものと見込まれております。しかしながら、国の財政は、公債費依存度という点においては、極めて深刻な状況にあり、また、高齢化の進展等に伴う諸経費の増大等によって、歳入歳出構造はますます硬直化が進んできております。


 こうしたことから、国は、将来の世代に責任が持てる財政を確立するとともに、今後、本格的な人口減少社会、超高齢社会といった時代の潮流に適切に対応するため、引き続き歳出の削減と行政改革の徹底により、財政の健全化に向けた小さくて効率的な政府を実現することとしております。


 地方財政につきましても、地方税収入や地方交付税の原資である国税収入は回復傾向にありますが、公債費が高い水準で推移することや社会保障関係経費の自然増等によって、依然として大幅な財源不足が見込まれており、地方財政計画の歳出規模は引き続き抑制されております。


 田辺市におきましては、税収の伸び悩み、三位一体の改革による影響等で財源の確保が極めて困難な中、市債残高が多額となっており、公債費や扶助費などの義務的経費の増加によって、財政の硬直化が一層進むことが予測され、財政運営は、ますます厳しくなってまいります。


 こうした中、これからの市政運営に当たって、まず取り組まなければならないのが、行政改革であります。既に取組を進めている指定管理者制度の導入をはじめとして、民間活力を大幅に取り入れながら、行政のスリム化を図るなど、人と経費の削減を含め、業務のあり方、あるいは仕事のやり方そのものを見直しながら、着実に行政経営の改革を進めてまいります。


 そのためにも、こうした改革の視点を基本に置きつつ、議員並びに総合計画審議会の委員をはじめ、広く住民の皆様の意見を取り入れながら、総合計画を策定し、自立した地方都市を目指し、官民協働のまちづくりに取り組んでまいります。


 ご承知のとおり、社会情勢は刻々と変化を続けています。高度化、多様化が進む行政ニーズに対応した行政サービスを維持していくためには、今まで以上に住民の皆様方の協力が不可欠であります。自治会をはじめ、自主防災組織、NPOなどさまざまなまちづくり組織と連携を密にし、地域コミュニティの充実、地域力の強化に努めてまいります。


 今回、編成いたしました平成18年度予算につきましては、新田辺市にとりましても、私にとりましても、1年間を通した初めての本格的な予算であり、新市の確かな未来を築いていくためにも大変重要な予算であると考えております。住民の皆様方が合併してよかったと実感できるまちづくりを目指し、山積する政策課題の中から特に合併効果が発揮できるものや一体感を醸成する事業に対し、重点的に取り組む予算としております。


 以下、主な施策につきまして、その概要をご説明申し上げます。


 「活力ある利便性の高いまちづくり。産業振興」についてでありますが、まず、農業につきましては、基幹作物であります梅、みかんが需要の低下と競争の激化により、かつてない厳しい情勢となっております。このため紀州梅の会や紀州田辺うめ振興協議会等を中心に、関係団体との一層の連携のもと、消費宣伝と販売促進に取り組んでまいります。また、依然として新規発生が続く梅生育不良につきましては、田辺うめ対策協議会の活動を継続して原因解明を進めるほか、被害の抑制と産地再生のための梅産地支援事業を実施いたします。


 有害鳥獣対策では、農家、農業協同組合と連携しながら効果的な防除対策を進めるとともに、生産条件が不利な急傾斜地等で耕作している集落に対して、引き続き中山間地域等直接支払交付金を交付いたしますほか、特定農山村地域活動支援事業により、柑橘振興、後継者育成など健全な農業経営の確立に努めてまいります。


 また、農村総合整備事業により、集落の排水路や防災安全施設並びに老朽化した給水施設の改修を行い、快適な生活環境の確保に努めるとともに、農業経営の規模拡大と生産性の向上を図るため、県営事業として、ほ場整備事業等を実施してまいります。


 さらに、将来における農業の生産性の向上や競争力の確保を図るため、地域整備方向検討調査を実施してまいります。


 林業につきましては、間伐をはじめ計画的な森林施業の促進、そのための森林居住環境整備による林道の開設など適正な森林管理に取り組むとともに、自然環境の保全や景観の維持向上等の推進を行うモデルケースとして、本年度から市有林内の生産性の低い尾根筋などに広葉樹を植栽いたします。


 また、森と人とのふれあいを通して、広く市民の皆様に森林の重要性についての認識を深めていただくとともに、森林機能の維持管理を図るため、田辺市ふれあいの森基金を創設いたします。


 山村振興対策につきましては、山村振興計画に基づき、緑の山村定住関連諸事業、特用林産物生産奨励事業等を積極的に推進してまいります。


 水産業につきましては、漁獲量の低迷、輸入水産物の増加、漁業従事者の高齢化など、漁業を取り巻く環境が依然として厳しい状況にある中で、水産資源の持続的利用と資源管理、地域ブランド産品の確立、漁家経営の安定、さらには漁業後継者の育成対策等、取り組むべき課題は山積しております。


 こうしたことから、放流育成事業を継続実施しながら、水産資源の維持・増殖を図るとともに、ヒロメの安定供給を図るため、新たにヒロメ産品化促進事業を創設し、加工分野での研究開発や流通促進に努めてまいりますほか、水産物販売促進事業費補助金を創設して、本市の水産物を積極的に情報発信し、販路拡大に取り組んでまいります。


 芳養漁港区域内集落再編整備事業につきましては、本年度も引き続き埋立地内の道路整備等を実施するとともに、漁業集落排水事業を進めてまいりますほか、県営事業として継続実施中の扇ケ浜総合整備事業につきましては、階段式護岸の背後地に、運動広場、遊歩道、花壇等の整備を図ってまいります。


 商工業につきましては、地域企業の育成・支援のため、田辺商工会議所等関係機関と連携を図りながら、経営診断指導事業や利子補給等の各種補助事業を実施するとともに、田辺ほんまもん発信事業を創設して、地域特産品の販路拡大と観光情報の発信を通じた田辺ブランドの創設に取り組んでまいります。


 また、地域経済の活性化と雇用の拡大を図るため、県のIHS構想のもと、情報通信関連企業等の誘致を進めるとともに、中心部商店街地域について、商店街振興組合や連合会等との連携により活性化に努めてまいります。


 さらに、高齢者や障害者等の雇用の促進を図る雇用促進奨励金の交付やUターンフェアの実施等、就労の促進に努めるとともに、共同作業場につきましては、各協力企業との連携を図り地元雇用の安定に努めてまいります。


 次に、観光につきましては、平成17年度から策定を進めております田辺市観光アクションプランに基づき、その実現に向けた取組を行ってまいります。


 まず、観光振興は、住民にとって住みよい地域、誇りを持てる地域、活力ある地域をつくり出すことと表裏一体の関係にあり、人の交流が地域づくりの基盤となるという理念のもと、田辺「歓交」戦略推進事業を実施してまいります。


 具体的な事業といたしましては、紙及び電子媒体を活用した4カ国語からなる田辺市の国際的なPRをはじめ、都市部での宣伝活動、観光情報誌等への積極的な掲載、観光情報の一元化と発信、道路景観の保全活動を観光資源として活用するシーニックバイウェイジャパン(日本風景街道)への参画、語り部ガイド等連絡協議会の育成等を中心に取り組んでまいります。


 また、映画を活用した地域づくりと観光PRのため、地元のフィルムコミッション(映画制作支援地域活動)に対して育成・支援を行うほか、シネマーケティング事業(地域映像活用事業)に、県と共同して取り組むとともに、平成17年度に引き続き、JR西日本や熊野古道沿線市町村との熊野古道キャンペーンを実施し、世界遺産の核心地域として田辺市を積極的にPRしていきたいと考えております。


 さらに、首都圏の団塊の世代を主たる対象とした誘客事業の受入れ基盤の整備として、県とともに宿泊施設「平成の旅籠(はたご)」を熊野古道沿いに建設するほか、首都圏宣伝活動拠点へ市職員を派遣し、観光客の増加に向けて取り組んでまいります。


 また、和歌山県観光連盟が事業主体となり実施する観光ルネサンス事業に参画し、インターネット回線を活用した市内観光施設内での情報発信事業をはじめ、衛星携帯電話の整備等により、観光客が安心して訪れることのできる基盤づくりに取り組んでまいります。


 「活力ある利便性の高いまちづくり、交通、情報通信」についてでありますが、情報通信の分野で、合併協議において大きな課題となっておりました市内の情報通信基盤の格差対策につきましては、テレビ・ラジオの難視聴解消にあわせて、テレビ放送のデジタル化によるアナログ放送終了への対応やインターネットの超高速接続への対応などを図るため、龍神・中辺路・大塔地域において、ケーブルテレビ(CATV)整備事業に取り組んでまいります。


 また、広大な市域の実情に応じた情報化施策や電子自治体の構築に向けた調査研究に努めるとともに、市民の個人情報を守る情報安全対策に、引き続き取り組んでまいります。


 次に、交通の分野では、高速道路のみなべ・田辺間の整備につきましては、平成15年12月に工事に着手後、昨年12月には田辺インターチェンジ北工事が完成するなど、平成19年度中の供用開始を目標に進められております。


 また、田辺・白浜間につきましては、昨年9月から地元設計協議を精力的に進めておりますが、去る2月7日に開催されました第2回国土開発幹線自動車道建設会議において、国と県が費用を負担する新直轄方式で整備する区間に選定されたことにより、さらなる早期整備が期待されております。


 高速道路整備関連事業につきましては、田辺・白浜間の工事用道路として新庄町・稲妻線の道路改良を実施しており、高速道路の1日も早い供用開始と一層の南伸に向けて、積極的に取り組んでまいります。


 国道42号田辺バイパスにつきましては、新庄町田鶴トンネル付近の開削工事が、平成18年度中の暫定2車線供用開始を目標に進められておりますとともに、国道42号田辺西バイパスにつきましては、現在、稲成川左岸から田辺インターチェンジまでの約600メートルの区間で、高速道路本線と同時供用を目標に工事が行われており、また、県道芳養清川線までの区間では、用地取得がおおむね完了しております。


 市街地の道路整備では、都市計画街路事業として新たに内環状線の整備に着手するほか、海蔵寺地区沿道区画整理型街路事業につきましては、地元並びに関係機関と連携をとりながら円滑な事業の推進に努めるとともに、本宮町本宮で実施しております街なみ整備事業につきましては、歴史的情緒があふれ、自然との調和のとれた街なみの整備を進めてまいります。


 生活道路である市道の整備につきましては、障害者や高齢者にも優しい道路及び橋梁の新設・改良に鋭意取り組むとともに、田辺西バイパスと市街地を結ぶ明洋団地古町線につきましては、早期にバイパスに接続できるように整備に努めてまいります。


 生活交通の確保につきましては、既存の公共交通機関と連携を図るとともに、コミュニティバスの運行や住民同士が支え合う仕組み等を検討しながら、総合的な交通体系の構築に取り組んでまいります。


 地籍調査事業につきましては、地籍の明確化と土地に対する諸施策等の円滑化を図るため、また住居表示整備事業につきましては、市民生活や経済活動の利便性を図るためのわかりやすいまちづくりを目指し、引き続き推進してまいります。


 「安全で快適な暮らしができるまちづくり。防災と環境」についてでありますが、すべての人にとって住みよい、住み続けたい田辺市を目指し、安全で快適な居住環境の向上に取り組んでまいります。


 特に世界遺産指定地域を含む広大かつ多様な環境の保全は、新市の重要な課題であり、環境美化条例に基づき、市民と行政が協働しながら、清潔で美しいまちづくりを進めるとともに、水質・大気等の環境保全についての調査指導、自然環境に関する環境学習及び環境美化に関する啓発活動などの施策を継続的に進めてまいります。さらに、地球温暖化防止対策として、温室効果ガス排出抑制等実行計画の策定に取り組んでまいります。


 生活排水対策につきましては、農業集落排水処理施設及び地域排水処理施設等の適正な管理運営に努めるとともに、昨年度に引き続き漁業集落排水事業、浄化槽設置整備事業を推進し、水質の浄化に取り組んでまいります。また、公共下水道事業につきましては、国・県等と協議を重ねながら取組を進めてまいります。


 ごみ処理につきましては、廃棄物の多様化、不法投棄の増大などさまざまな問題に適正に対処してまいります。また、循環型社会の構築のため、ごみ減量と再資源化の促進を図るとともに、容器包装プラスチックリサイクル施設を整備し、最終処分場の延命等に取り組んでまいります。


 次に、安全で快適な地域社会の形成を目指し、廃棄物の適正な処理を行うために県及びみなべ町以南の市町村、産業界が一体となり財団法人紀南環境整備公社が設立されておりますが、市といたしましても、最終処分場等の施設整備の早期実現に向けて、中心的な役割を担ってまいりますとともに、し尿並びに浄化槽汚泥の処理につきましては、広域行政の中で関係市町村と連携しながら、安全、確実、安定を基本に取り組んでまいります。


 居住環境の整備につきましては、適正に住宅を供給できるよう、現在所有している市営住宅を継続管理するとともに、市営鮎川津呂3団地の建設と御所谷地区の住宅地区改良事業に取り組んでまいります。


 上水道事業につきましては、安全で安定的かつ効率的に水を供給するため、危機管理体制の徹底を図りながら、送配水管布設工事や老朽管布設替工事を実施して良好な水道施設の維持管理に努めてまいります。


 また、簡易水道事業につきましても、水道未普及地域のため、前年度に引き続き、龍神中央、川合、近野、真砂、三里、下湯川の6簡易水道の整備を進めてまいります。


 次に、防災対策につきましては、今世紀前半にも発生が予想されている南海地震をはじめとしたさまざまな災害による被害の軽減を図るため、防災訓練や防災学習会を通じて市民の防災意識の向上を図るとともに、引き続き自主防災組織の育成と結成率の向上に努め、災害に強い地域づくりを進めてまいります。


 津波対策につきましては、前年度に引き続き避難誘導灯を増設するとともに、津波による浸水予想危険区域になっております橋谷地区に、避難場所としての広場を整備いたします。また新たに、住民が津波から避難する際の目安となる海抜表示板を沿岸部の200カ所に設置してまいります。


 自主防災組織への補助制度につきましては、従来からの資機材整備事業、組織運営事業、備蓄資機材管理事業に加え、津波から迅速・安全な避難を行うための避難路新設及び改修に対して、避難路整備事業費補助金を新たに制度化いたします。


 また、災害に強い高速ネットワークの構築を図るため、県が実施する和歌山県総合防災情報システム整備に参画してまいります。


 水害対策といたしましては、洪水時の人的被害を防ぐため、県が所有する市内4河川流域の氾濫解析データをもとに浸水想定区域図作成のための調査を行います。


 さらに、前年度に引き続き、災害情報や生活にかかわる情報等を迅速に市民にお知らせできるように防災行政無線整備工事を行うとともに、木造住宅を対象とした耐震診断及び改修に係る補助を行ってまいります。


 消防体制につきましては、本年4月1日から龍神地域が新たに管轄となることから、拠点となる中辺路大塔消防署龍神出張所へ配備する消防ポンプ自動車や各種資機材の整備更新を行います。また、増加の一途をたどる救急業務につきましては、救命率の向上のため、気管挿管や薬剤の使用が可能な救急救命士の養成を進めるとともに、一般市民にも使用が認められた自動体外式除細動器の取扱いを含めた救命講習を推進してまいります。


 地域防災の要である消防団につきましては、災害時の通信網強化のため消防無線機を整備するほか、小型動力ポンプの更新を進め、地域防災体制の強化を図ってまいります。


 また、消防水利につきましては、山間地域への水利の充足や地震時の水利の確保のため、耐震性防火水槽3基を設置いたします。


 「元気で安心して住み続けられるまちづくり。教育」についてでありますが、教育行政では、新市の一体化と質の高い教育実践を目標に取り組みます。まず、生涯学習の推進につきましては、生涯学習推進体制を充実するとともに、学校教育・社会教育の連携・融合を推進して、学校・家庭・地域の教育力向上を図ります。


 学校教育につきましては、人間力豊かな児童・生徒の育成を目指して、「保護者や地域が安心し、信頼して子供を託すことのできる質の高い教師による質の高い教育を保証する」学校・園づくりを進めるとともに、奨学金事業、幼稚園就園奨励事業、通学費補助などにより、教育の機会均等に資するよう努めてまいります。


 また、不登校・いじめ問題をはじめとする児童・生徒のさまざまな教育課題に対応するための取組を進めるとともに、各地域間の学校交流を行って児童・生徒の融和を図る、地域間学校交流事業に新たに取り組んでまいります。


 さらに、不審者対策として明るい笑顔街いっぱい運動を中心に、新たに多くの市民の方々に対して、パソコンや携帯電話のメールを利用した田辺市不審者情報連絡システム「安心・安全メール」の普及に努めてまいります。


 学校施設の整備につきましては、東陽中学校の建設並びに田辺市第一小学校の建設と耐震改修に取り組む一方、学校統合に伴う咲楽小学校、虎東中学校の増築工事を実施し学校教育環境の改善を図るとともに、秋津川小学校の耐震二次診断を実施いたします。


 学校給食につきましては、安全・安心な給食の実施に努めるとともに、未実施校・幼稚園の給食開始に向けて、本年度から2カ年事業で給食センターの建設に着手するほか、受入校の配膳室も整備してまいります。


 社会教育につきましては、社会教育活動方針のもと、市民が自主的・主体的に学習する活動を支援するとともに、市民の学習機会の拡充を図ってまいります。


 公民館につきましては、人権が大切にされ、豊かさや幸せが実感できる人づくり、まちづくりを目指した取組を進めてまいります。また、青年層の活動では、勤労青少年ホームを中心に、各地域の目的別団体やグループ等のネットワーク化を進めるとともに、女性層の活動につきましては、地域の女性団体間の交流や各種研修等の推進に努めてまいります。


 児童育成につきましては、学校・家庭・地域と緊密な連携を図りながら、次代を担う子供たちを健やかに育成するため、子どもクラブ活動等の事業を推進してまいります。


 また、児童館では、遊びを通して子供の健康を増進し、社会への適応力をはぐくむための活動を展開するとともに、安全で安心できる子供の居場所づくりに努めてまいります。


 学童保育所につきましては、本年度から保育時間を1時間延長するほか、民営施設への補助等を通じ放課後児童対策の充実に努めてまいります。また、青少年の健全な社会環境づくりのため、田辺市・上富田町青少年補導センター協議会への支援を継続してまいります。


 生涯スポーツの振興は、すべての市民が健康で生きがいのある生活を送る上で欠くことのできないものであり、ニュースポーツの普及・振興や総合型地域スポーツクラブの育成に努めるとともに、体育連盟等と連携して競技スポーツの振興に取り組むほか、体育施設の整備に努めてまいります。また、植芝盛平翁顕彰事業につきましては、翁の偉業の顕彰に努め、広く後世に伝承してまいります。


 南方熊楠翁顕彰事業につきましては、南方熊楠顕彰館を5月に開館し、本市の学術文化情報発信の中核として、南方熊楠顕彰会と官民協働で南方熊楠邸及び研究資料等を保存・研究し、情報発信するなど、積極的に顕彰活動に取り組んでまいります。


 芸術・文化活動につきましては、文協フェスティバルや田辺市美術展覧会を開催するほか、ふるさと文化振興補助金による助成等を通して、市民の自主的・創造的な文化活動の振興及び伝統文化を継承している団体の活動を支援してまいります。また、郷土の歴史や文化財など、貴重な文化遺産の保存、調査研究並びに顕彰を推進するとともに、世界遺産登録された紀伊山地の霊場と参詣道を世界に誇るべき人類共通の遺産として恒久的に継承していくため、中核となる文化財の保存及びこれらを取り巻く文化的景観の保存に努めてまいります。


 図書館につきましては、移動図書館の巡回サービスの拡充を図るとともに、各教育事務所の図書室を図書館分室と位置づけ、読書活動の普及に努めてまいります。


 また、本年度は、田辺市立美術館の開館10周年に当たることから、これまで収集した水彩画、日本画、油彩画等を軸に、日本近代化絵画の展覧会を開催するとともに、紀南文化会館につきましては、地域に密着した文化形成の中核施設として、その役割を果たす中、創造性豊かな企画の立案と機能の充実に努めてまいります。


 「元気で安心して住み続けられるまちづくり。福祉」についてでありますが、だれもが住み慣れた地域や家庭の中で、ともに助け合いながら安心して暮らすことができるよう、各種の保健福祉施策を推進してまいります。


 まず、地域福祉の振興を図るため、社会福祉協議会や民生児童委員協議会等の地域における各種団体への支援を行うなど民間の保健福祉活動の促進に努めるとともに、住民参加による地域福祉計画づくりに取り組んでまいります。


 障害者福祉につきましては、障害者自立支援法の施行に伴い、精神障害者福祉も含めた各種障害福祉サービスの円滑な実施のため、利用者への制度内容の周知に努めるとともに、障害者計画と障害福祉計画の策定に取り組みます。さらに、サービスの利用決定手続の透明化・公正化を図る観点から新たに設置される障害程度区分認定等審査会については、周辺自治体と共同で設置し、その運営の効率化を図ります。


 また、障害者の利便性向上のため、市庁舎等にオストメイト(人工肛門・膀胱装着者)用トイレ設備を設置いたします。


 高齢者福祉につきましては、新たに始まる地域支援事業により、特定高齢者に対しては運動機能向上トレーニング等を実施し、その効果を検証するとともに、一般高齢者等に対しても介護予防の啓発や予防事業等を実施することにより、高齢者が要支援・要介護状態とならないように努め、地域において健康でいきいきとした在宅生活を送ることができるよう取り組んでまいります。


 介護保険につきましては、本年度は制度見直し後における第3期介護保険事業計画の初年度に当たり、制度の基本理念である高齢者の自立支援を基本とした取組を行います。また、市が責任主体となって地域包括支援センターを設置し、新たな予防給付対象者のケアマネジメントを行うとともに、身近な地域で多様なサービスの提供が可能となる地域密着型サービスを開始します。


 一方、今後も高齢化の進展等に伴う利用者数の増加が予想されることから、適正な事業の運営を行うために保険料基準額の改定を行い、引き続き要介護高齢者等が安心して日常生活を送れるよう取組を進めてまいります。


 児童福祉につきましては、田辺市次世代育成支援行動計画に基づき、保育所、地域子育て支援センター、ファミリーサポートセンターなどの子育て支援の充実に努めるとともに、児童虐待に対する相談体制の充実や関係機関との連携の強化を図り、虐待の早期発見や予防に向けて取り組んでまいります。母子福祉においては、関係団体の活動支援や母子家庭の自立支援などに努めてまいります。


 生活保護につきましては、民生児童委員や関係機関との連携を密にし、個々のニーズに合った援助指導を行うとともに、制度の適正な実施に努めてまいります。


 健康増進事業につきましては、「健康日本21」の地方計画推進に向けた取組や各種健診、健康相談、健康教育事業並びに健診の事後指導の充実に努めてまいります。


 子供の各種健診・相談につきましては、発育・発達過程におけるさまざまな問題の早期発見に努め、健やかな子育てへの支援を行うとともに、感染症による患者の発生や蔓延を防ぐため、予防接種事業を実施してまいります。


 また、ひきこもりの対策につきましては、相談窓口の充実や関係機関との連携を進めることにより青少年や家族への支援に努めるとともに、ひきこもりに関する理解を深めるための啓発活動を行ってまいります。


 診療所事業につきましては、本年4月から本宮さくら診療所において整形外科診療を開始いたしますほか、各地に設置しております診療所を拠点とした地域医療のさらなる充実に努めてまいります。


 また、昨年、新庄町に移転しました紀南病院におきましては、地域の中核病院として、高度で安全な総合医療を提供してまいります。


 国民健康保険事業は、被保険者の高齢化、医療の高度化、医療制度の改正等による医療費の伸びが著しく、国保財政の運営が非常に厳しい状況にあります。こうした中で、市町村合併協議の経過を踏まえ、負担の緩和措置を図りながら保険税の税率を見直しております。今後とも、国保事業を安定的に運営できるよう、医療費の適正化、保健事業の推進等により医療費の抑制を図るとともに、保険税の収納率の向上に努めてまいります。


 人権教育・啓発の推進につきましては、市民憲章に掲げる“人権を守り、たがいに助け合い、明るく平和なまちをつくります。”という基本理念のもと、人権尊重意識の普及高揚を図るため、田辺市人権教育・啓発基本計画の策定を行うとともに、市内の関係機関・団体等との連携や積極的な市民参加を得ながら、幅広く人権課題解決の取組を進めてまいります。


 男女共同参画施策につきましても、住民意識調査の分析結果を踏まえ、田辺市男女共同参画プランの策定に取り組むほか、男女共同参画社会実現のための拠点である男女共同参画センターの機能充実に努めてまいります。


 また、隣保館につきましては、地域社会全体の中における福祉の向上や人権啓発の拠点となる開かれたコミュニティセンターとして、生活上の各種相談事業や人権課題の解決のための各種事業を総合的に展開してまいります。


 「住民参画と行政改革によるまちづくり」についてでありますが、住民参画の推進につきましては、「官民協働」をキーワードに、対話や情報交換を行うことによって、住民と行政の新たな関係の構築を目指します。また、ボランティアやNPO等の市民活動を総合的に支援するため、市民活動センターの充実を図り、多くの市民にも利活用いただけるよう、広く周知してまいります。


 一方、市民にとって一番身近な地域組織であります町内会や自治会等とも、より一層の連携を深めながら地域協働に取り組み、市民の暮らしの安全と安心を確保するための暴力追放、防犯、交通安全、消費者保護などの啓発や活動にも努めてまいります。


 さらに、広報田辺やホームページを活用した行政情報の提供、各行政局で実施しております「1日市長室」や市政「未来ポスト」等の広聴活動の充実により、多くの市民の皆様にも行政に参画いただけるよう努めてまいります。


 なお、地域審議会におきましては、旧町村地域の振興策についてご審議をいただき、それを受けて、その地域のみならず新市全体の発展につながる一体感のある取組に努めてまいります。


 一方、新しい田辺市の今後10年間のまちづくりの指針となる田辺市総合計画につきましては、市町村建設計画を基本として、基本構想、基本計画等の策定に向け取り組んでおりますが、アンケートやパブリックコメント手続(意見公募)等を通じて、広く市民のご意見やご提案をいただきながら、市議会並びに総合計画審議会でのご審議を賜り、本年度中に策定してまいります。


 行政改革につきましては、現在策定中の行政改革大綱に基づき、民間委託等の推進、組織・機構や事務事業の見直し、職員の定員管理や給与の適正化、財政健全化等の重点項目ごとに、平成21年度までの具体的な改革目標を設定し、その推進に努めるとともに、進捗状況を公表してまいります。


 また、職員の意識改革と資質の向上を図り、市民との信頼関係の上に立って、常にコスト意識を堅持しながら、より質の高い行財政運営に取り組むことのできる職員の育成に努めてまいります。


 最後に、オーストラリア・ワイオン市との友好都市提携につきましては、旧田辺市におきまして、これまで13年にわたり、両市の友好関係を深めてまいりましたが、新市での国際交流をさらに推進するため、本年4月にワイオン市において、提携更新を行います。


 以上で、平成18年度の施策の重点と事業概要の説明を終わりますが、一般会計の予算額は401億7,000万円で、前年度と比較して8.4%の減、これに特別会計と企業会計を合わせた予算総額は707億4,051万4,000円となっております。


 詳細につきましては、関係部課長から説明いたさせますので、ご審議の上、何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。


             (市長 真砂充敏君 降壇)


○議長(吉本忠義君)    この場合、お諮りいたします。


 ただいま提案説明の途中でありますが、本日の会議はこの辺にとどめ延会し、明3月1日午前10時から再開いたします。


 これに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。


 よって、さよう決しました。


 なお、一般質問の通告につきましては、3月1日午後5時までに事務局へ提出願います。締め切り後、抽選により質問順位を決定し、通知申し上げます。


延 会


○議長(吉本忠義君)    それでは、本日はこれをもって延会いたします。


              (午前11時52分)


 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。


  平成18年2月28日





                   議  長  吉 本 忠 義





                   議  員  中 本 賢 治





                   議  員  棒 引 昭 治





                   議  員  宮 本 正 信