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和歌山県 田辺市

平成17年12月定例会(第2号11月29日)




平成17年12月定例会(第2号11月29日)





            田辺市議会12月定例会会議録


            平成17年11月29日(火曜日)


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平成17年11月29日(火)午後1時開議


 第  1 4定議案第 1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について


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〇会議に付した事件


 日程第1


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〇議員定数 30名


〇欠  員  0名


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〇出席議員


            議席番号   氏   名


             1番  川 ? 五 一 君


             2番  真 砂 みよ子 君


             3番  久 保 浩 二 君


             4番  小 川 浩 樹 君


             5番  佐 井 昭 子 君


             6番  出 水 豊 数 君


             7番  安 達 克 典 君


             8番  谷 口 和 樹 君


             9番  鈴 木 太 雄 君


            10番  塚   寿 雄 君


            11番  山 本 紳 次 君


            12番  松 下 泰 子 君


            13番  中 本 賢 治 君


            14番  棒 引 昭 治 君


            15番  大 倉 勝 行 君


            16番  宮 本 正 信 君


            17番  高 垣 幸 司 君


            18番  陸 平 輝 昭 君


            19番  山 口   進 君


            20番  宮 田 政 敏 君


            21番  吉 田 克 己 君


            22番  久 保 隆 一 君


            23番  松 本 平 男 君


            24番  天 野 正 一 君


            25番  森   哲 男 君


            26番  山 本 勝 一 君


            27番  吉 本 忠 義 君


            28番  白 川 公 一 君


            29番  岡 ? 宏 道 君


            30番  田 中 康 雅 君


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〇欠席議員  なし


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〇説明のため出席したもの


            職  名       氏     名


           市    長     真 砂 充 敏 君


           助    役     森   章 二 君


           収入役        福 田 安 雄 君


           教育長        愛 須 恒 藏 君


           水道事業管理者    大 江 潔 史 君


           政策調整部長     山 崎 清 弘 君


           企画部長       庄 堂 琢 磨 君


           総務部長       岡 本 美 彦 君


           総務課長       小 川   鏡 君


           市民部長       川 端 清 司 君


           保健福祉部長     中 瀬 政 男 君


           環境部長       池 田 正 弘 君


           商工観光部長     福 井 量 規 君


           理    事     松 本 純 一 君


           農林水産部長     溝 口 博 一 君


           建設部長       橘   長 弘 君


           中辺路行政局長    岡 上   達 君


           消防長        津 田 正 視 君


           教育総務部長     杉 原 莊 司 君


           総務学事課長     栗 山   廣 君


           生涯学習部長     衣 田 秀 雄 君


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〇出席事務局職員


            議会事務局長     井 口 富 夫


            議会事務局次長    梅 田 敏 文


            議会事務局主任    中 田 信 男


            議会事務局主査    笠 松 実 加


            議会事務局主査    岡 内 伸 午


開 議


○議長(吉本忠義君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成17年第4回田辺市議会定例会2日目の会議を開きます。


              (午後 1時00分)


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○議長(吉本忠義君)    それでは、日程に入ります。





◎日程第1 4定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について





○議長(吉本忠義君)    日程第1 4定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを上程いたします。


 ただいま上程いたしました4定議案第1号は、昨日の本会議において、総務企画委員会に審査を付託していたものであります。


 この場合、総務企画委員会委員長の報告を求めます。


 4番、小川浩樹君。


             (4番 小川浩樹君 登壇)


○4番(小川浩樹君)    総務企画委員会委員長報告を朗読をもってさせていただきます。


 本委員会は、去る11月28日の本会議において付託を受けた議案15件のうち4定議案第1号について、28日及び29日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正については、起立多数により、原案のとおり可決いたしました。


 審査の過程における委員からの質疑の主なものは、次のとおりであります。


 議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正にかかわって、特別職の期末手当の支給率についてただしたのに対し、「職員の期末手当の支給率は国家公務員の制度を適用しており、市の特別職においても職員の支給率を基準として規定している」との答弁がありました。


 さらに関連して、現行の給与制度についてただしたのに対し、「公務員の給与制度については、今後、職員の評価をどのように給与に反映していくかが課題であり、国は、地域給与の導入など、給与制度を改めるという方針を出している。来年4月には大きな給与の改定があり、全体的に給料を平均5%程度引き下げる予定である。市としても、給与制度の改正に向けて取り組んでいきたい」との答弁があり、これに対し委員から、来年4月に向け、現行の給料表の是非も含め検討していただき、民間との格差是正等、鋭意取り組むよう要望がありました。


 以上、委員長報告といたします。


 平成17年11月29日、総務企画委員会委員長、小川浩樹。


 以上でございます。


             (4番 小川浩樹君 降壇)


○議長(吉本忠義君)    総務企画委員会委員長の報告が終了いたしました。


 これより質疑に入ります。


 ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。


             (「なし」の声あり)


○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


 討論があるようですので、この場合、委員長の報告は可決であります。


 よって、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。


 2番、真砂みよ子君。


             (2番 真砂みよ子君 登壇)


○2番(真砂みよ子君)    4定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について、反対の立場で討論をしたいと思います。


 この条例改正は、8月の人事院勧告によるもので、官民では0.36%の格差があり、来年度以降5年間にわたって引き下げるとの勧告に従ったもので、給与を0.3%減額するほか、配偶者扶養手当を1万3,500円から1万3,000円に引き下げる。また、勤勉手当は100分の70から100分の75に引き上げるというものです。このことによって、田辺市職員のモデル的な例として、41歳の職員では年間9,000円の引き下げになっています。


 私は、この条例には5つの問題があると指摘したいと思います。1点目は、この人事院勧告は人事院勧告制度の本来のあり方に反しているという点です。人事院勧告は公務員労働者の労働基本権を奪っている代償措置として、労働者の利益を守る役割を本来持っています。労働者の利益を守る本来の役割を果たす改善勧告が出せないのなら、勧告をする必要はないのであって、労使の交渉にゆだねるのが本来ではないでしょうか。


 2点目は、不利益はさかのぼらないという最高裁判所の判例として確定している「不利益不遡及の原則」を踏みにじっているという点です。今、その違法性をめぐって裁判が行われています。そのためか、これは遡及ではなく調整だと政府は言っていますが、12月の時点で4月分までさかのぼって減額されるのですから、どんな言いわけをしようとも遡及であることは明確です。


 3点目は、市職員の暮らしを直撃するだけでなく、市民の暮らしの悪化、またはそれがひいて市経済の悪化につながるという点です。私たちはマイホームを建てるなど将来の生活設計を立てるとき、少しずつであっても給与が上がることを想定して計画を立てます。だれも給与が下がることを想定はしていません。また、個人消費を冷え込ませるようなマイナス勧告は社会の流れに逆行するものです。


 小泉内閣は、定率減税の半減、配偶者特別控除・老年者控除などの縮小や廃止などする一方で、大企業には法人税の減税を残したまま、国民にますます負担増を押しつけようとしています。国によるこうした悪政が、国民の消費・購買力を低下させ、家庭消費の低迷という長期不況の最大の原因をつくっています。このようなときに、民間労働者の賃下げにも波及するようなことは実施すべきではありません。


 4点目は、職員期末手当の5%の引き上げによって、議員は期末手当が2万4,725円に引き上げられ75万1,000円の支出増になる点です。議員期末手当は部長についている役職手当1.15倍と同じ掛け率がかけられており、職員の勤勉手当の加算が議員にもついています。


 議員の場合、役職手当・勤勉手当との名目ではありませんが、同じ掛け率のため、今回のような矛盾が生まれてきました。職員の給与は引き下げ、自分たち議員の期末手当は引き上げる。こんなことが許されるわけがありません。


 5点目は、今回の条例は今年にとどまらず、来年以降も引き下げていくという点です。「官から民へ」や「小さな政府」が国民にとってよいことのようなイメージを抱かせ、公務員攻撃を続けていますが、真のねらいは住民サービスの切り捨てであり、民間労働者との賃下げ競争を加速させることであり、さらに大増税への地ならしであることが重大問題です。公務員労働者への攻撃の本質を明らかにし、反撃する立場に立つべきだと考えます。


 以上の5点の理由により反対討論といたします。


             (2番 真砂みよ子君 降壇)


○議長(吉本忠義君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。


 賛成討論の発言はありませんか。


             (「なし」の声あり)


○議長(吉本忠義君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。


 これより、採決に入ります。





◎日程第1 4定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について





○議長(吉本忠義君)    4定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について、お諮りいたします。


 本件については、起立により採決いたします。


 4定議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


             (起立多数)


○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。


 よって、4定議案第1号は可決することに決しました。


 この場合、お諮りいたします。


 本日の会議はこの辺にとどめ散会し、明11月30日から12月7日までの8日間は、議案精査のため休会とし、12月8日午前10時から再開いたします。


 これに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。


 よって、さよう決しました。


 なお、一般質問の通告につきましては、本日午後4時までに事務局へ提出願います。


締め切り後、質問順位を決定し、通知申し上げます。


散 会


○議長(吉本忠義君)    それでは、本日はこれをもって散会いたします。


              (午後 1時11分)


 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。


  平成17年11月29日


                   議  長  吉 本 忠 義





                   議  員  塚   寿 雄





                   議  員  山 本 紳 次





                   議  員  松 下 泰 子