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和歌山県 田辺市

平成17年 3月定例会(第5号 3月24日)




平成17年 3月定例会(第5号 3月24日)





            田辺市議会3月定例会会議録


            平成17年3月24日(木曜日)


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平成17年3月24日(木)午後1時開議


 第 1 1定議案第13号 田辺市手数料条例の一部改正について


 第 2 1定議案第14号 田辺市重度障害者等福祉年金条例の一部改正について


 第 3 1定議案第15号 新たに生じた土地の確認について


 第 4 1定議案第16号 字の区域の変更について


 第 5 1定議案第17号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における


              住居表示の方法について


 第 6 1定議案第18号 平成17年度田辺市一般会計予算


 第 7 1定議案第19号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について


 第 8 1定議案第20号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算


 第 9 1定議案第21号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算


 第10 1定議案第22号 平成17年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算


 第11 1定議案第23号 平成17年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計


              予算


 第12 1定議案第24号 平成17年度田辺市老人保健特別会計予算


 第13 1定議案第25号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算


 第14 1定議案第26号 平成17年度田辺市駐車場事業特別会計予算


 第15 1定議案第27号 田辺市介護保険条例の一部改正について


 第16 1定議案第28号 平成17年度田辺市介護保険特別会計予算


 第17 1定議案第29号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算


 第18 1定議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算


 第19 1定議案第31号 田辺市ほか4カ町村青少年補導センター事務組合の解散に


              ついて


 第20 1定議案第32号 田辺市ほか4カ町村青少年補導センター事務組合の解散に


              伴う財産処分に関する協議について


 第21 1定議案第33号 熊野川地域広域組合への田辺市の加入について


 第22 1定議案第34号 田辺周辺広域市町村圏組合と田辺市との間における紀南文


              化会館の管理及び運営に関する事務の委託の廃止について


 第23 1定議案第35号 和歌山県と田辺市との間における紀南文化会館大ホールの


              管理に関する事務の委託の廃止について


 第24 1定議案第36号 上富田町と田辺市との間における消防事務の委託の廃止に


              ついて


 第25 1定議案第37号 中辺路町と田辺市との間における消防事務の委託の廃止に


              ついて


 第26 1定議案第38号 大塔村と田辺市との間における消防事務の委託の廃止につ


              いて


 第27 1定報告第 5号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画について


 第28 1定報告第 6号 平成17年度財団法人田辺市社会教育振興会の事業の計画


              について


 第29 1定報告第 7号 平成17年度財団法人紀南文化会館の事業の計画について


 第30 1定発議第 1号 捕鯨の早期再開に関する意見書の提出について


 第31 1定発議第 2号 雇用対策と地域活性化を重視した政府予算編成を求める意


              見書の提出について


 第32 高速道路及び国道バイパスの延長促進に関する調査について


 第33 市町村合併問題に関する調査について


 第34 委員会の継続審査について


            ────────────────


〇会議に付した事件


 日程第1から日程第34まで


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〇議員定数 20名


〇欠  員  0名


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〇出席議員


            議席番号   氏   名


             1番  真 砂 みよ子 君


             2番  芝 峰   進 君


             3番  小 川 浩 樹 君


             4番  佐 井 昭 子 君


             5番  (文里)山 本 紳 次 君


             6番  松 下 泰 子 君


             7番  中 本 賢 治 君


             8番  宮 本 正 信 君


             9番  吉 田 克 己 君


            10番  鈴 木 太 雄 君


            11番  棒 引 昭 治 君


            12番  高 垣 幸 司 君


            13番  家根谷   覚 君


            14番  天 野 正 一 君


            15番  (あけぼの)山 本 紳 次 君


            16番  初 山 丈 夫 君


            17番  山 口   進 君


            18番  宮 田 政 敏 君


            19番  大 倉 勝 行 君


            20番  森   哲 男 君


            ────────────────


〇欠席議員  なし


            ────────────────


〇説明のため出席したもの


            職  名       氏     名


           市    長     脇 中   孝 君


           助    役     柴 田   修 君


           収入役        藤 畑 富三郎 君


           教育長        愛 須 恒 蔵 君


           水道事業管理者    室 井 修 一 君


           企画部長       庄 堂 琢 磨 君


           理    事     森   章 二 君


           土地対策課長     青 山 優 一 君


           総務部長       山 崎 清 弘 君


           総務課長       ? 田 和 男 君


           保健福祉部長     中 本 政 吉 君


           環境部長       川 端 清 司 君


           経済部長       平 本 寿 男 君


           経済課長       福 井 量 規 君


           建設部長       矢 倉 靖 彦 君


           理    事     諏 訪 佳 夫 君


           土木課長       尾 崎 博 久 君


           消防長        衣 田 秀 雄 君


           消防本部総務課長   濱 中 延 元 君


           教育次長       杉 原 莊 司 君


           教育委員会総務課長  栗 山   廣 君


            ────────────────


〇出席事務局職員


            議会事務局長     井 口 富 夫


            議会事務局次長    小 川   鏡


            議会事務局主任    中 田 信 男


            議会事務局主査    岡 内 伸 午


開 議


○議長(大倉勝行君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成17年第1回田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。


              (午後 1時01分)


            ────────────────


○議長(大倉勝行君)    それでは日程に入ります。





◎日程第11定議案第13号 田辺市手数料条例の一部改正についてから日程第26 1定議案第38号 大塔村と田辺市との間における消防事務の委託の廃止についてまで一括上程





○議長(大倉勝行君)    日程第11定議案第13号 田辺市手数料条例の一部改正についてから、日程第26 1定議案第38号 大塔村と田辺市との間における消防事務の委託の廃止についてまで、以上26件を一括上程いたします。


 ただいま上程いたしました26件については、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。


 この場合、ただいま議題となっております26件について、各常任委員長の報告を求めます。


 まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。


 13番、家根谷覚君。


            (13番 家根谷 覚君 登壇)


○13番(家根谷 覚君)    委員長報告を朗読をもってご報告申し上げます。


 本委員会は、去る3月15日の本会議において付託を受けた議案13件について、18日及び24日にそれぞれ委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第13号 田辺市手数料条例の一部改正について、議案第17号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、同議案第18号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分、同議案第22号 平成17年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算、同議案第23号 平成17年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算、同議案第24号 平成17年度田辺市老人保健特別会計予算、同議案第34号 田辺周辺広域市町村圏組合と田辺市との間における紀南文化会館の管理及び運営に関する事務の委託の廃止について、同議案第35号 和歌山県と田辺市との間における紀南文化会館大ホールの管理に関する事務の委託の廃止について、同議案第36号 上富田町と田辺市との間における消防事務の委託の廃止について、同議案第37号 中辺路町と田辺市との間における消防事務の委託の廃止について及び同議案第38号 大塔村と田辺市との間における消防事務の委託の廃止についての以上11件は、全会一致により、同議案第19号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について及び同議案第20号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算の以上2件は、起立多数により、すべて原案のとおり可決いたしました。


 審査の過程における委員からの質疑及び要望の主なものは、次のとおりであります。


 議案第18号 平成17年度田辺市一般会計予算についてでありますが、まず、一般管理費では調整手当の支給に対する考え方をただしたのに対し、「民間における賃金、物価及び生活費が高い地域に勤務する職員に支給する手当で、近隣の市町村との状況を考慮し、従前から3%を支給してきたが、新市発足時には2%に減額し、その後も段階的に支給割合を引き下げていく。また、各種手当についても見直していきたい」との答弁がありました。


 次に、賃金についてでありますが、専門性を必要とする嘱託職員と事務補助的な臨時職員の雇用については、雇用制度の明確化を図る必要がある旨、要望いたしました。


 次に、合併準備費における施設修繕料にかかわって、市民総合センター以外の分庁舎設置に伴う必要経費についてただしたのに対し、「できれば集約するのが望ましいが、合併後の職員数や庁舎スペースの関係で、当面は旧阪和銀行跡の社屋に分庁舎を設置し、農林水産部及び商工観光部を設置する。将来的に職員の削減等が進めば、住民サービスの利便性の観点からも、本庁舎や市民総合センターへ集約していきたい。また、市民には4月に配付する『暮らしの便利帳』や市の広報等で、庁舎の位置や業務内容について、積極的に広報していきたい」との答弁がありました。


 次に、町内会事務委託料にかかわって、広報紙等の配付方法と未配布世帯の解消に向けた取組、また町内会への加入促進に向けた行政の連携についてただしたのに対し、「広報紙等の配布については、従来どおり、町内会を通じて配付し、未配布世帯の解消については、町内会と連携をとりながら取り組んでいきたい。また、町内会への加入促進については、町内会連絡協議会で取組が進められており、市としても、加入啓発チラシの配付やアパート・マンションの所有者に対して協力をお願いするなど、取組を進めていきたい」との答弁があり、新市では特に市民との協働が重要であり、その中でも町内会との連携は不可欠であることから、今後とも町内会組織の充実に努められたい旨、要望いたしました。


 次に、議案第19号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、その詳細説明を求めたのに対し、「合併後の国保運営の健全化を図るために税率を改正するとともに、合併する5市町村間において、制度差による不利益が生じることから不均一課税を実施する。なお、不均一課税とは別に、急激な税率の上昇を緩和するため、平成20年度を目標として4カ年で平準化し、合併前の4月から施行していきたい。その財源不足分は国保基金と一般会計から補てんをする」との答弁があり、被保険者の負担が増加すれば徴収率も下がると予想され、国保運営はさらに厳しくなる。そのためにも社会保障制度の抜本的な改善が必要であるとの意見がありました。


 以上、委員長報告といたします。


 平成17年3月24日、総務企画委員会委員長、家根谷覚。


             (13番 家根谷 覚君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    続いて、建設経済委員会委員長の報告を求めます。


 17番、山口進君。


            (17番 山口 進君 登壇)


○17番(山口 進君)    朗読をもちまして、委員長報告とさせていただきます。


 委員長報告。本委員会は、去る3月15日の本会議において付託を受けた議案7件について、18日及び24日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。


 その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第15号 新たに生じた土地の確認について、同議案第16号 字の区域の変更について、同議案第18号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分、同議案第21号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算、同議案第26号 平成17年度田辺市駐車場事業特別会計予算、同議案第29号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算及び同議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算の以上7件について、いずれも全会一致により、すべて原案のとおり可決いたしました。


 審査の過程における委員からの質疑及び要望等の主なものは、次のとおりであります。


 議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算についてでありますが、平成17年4月から実施される嘱託職員による夜間や休日等の業務について詳細説明を求めたのに対し、「水道部では市町村合併はもとより、経営面での見直しという観点から、退職者の不補充等を勘案しつつ、計画的な行政改革を進めているところであり、平成16年度には、夜間や休日等における突発事故の修繕業務や量水器の取替え業務に関しては、民間業者へ発注するなど改善に努めてきたところである。


 このたび平成17年4月からの工務課浄水係の職員体制については、現行の正規職員6名を4名に、嘱託職員4名を6名に改め、さらに、夜間や休日等の体制については、現行の正規職員と嘱託職員による2人1組から、嘱託職員のみによる2人1組で行い、正規職員は日勤体制とするよう見直しを図る予定である。嘱託職員の主な業務内容としては、当事業所内に設置されているコンピュータ施設の計器盤の監視や市民の方々からの問い合わせに対する応対といったものであるが、突発事故等に対しては、正規職員に動員をかけるなど水道部全体による万全の初動体制を確保している状況である。また、3月末には嘱託職員の業務研修を予定しており、4月に入ってからも円滑な業務が履行されるまでの一定の期間は、正規職員1人が補佐に加わる勤務体制で対応する」との答弁があり、委員から、水の供給に当たっては、これまで同様、市民生活に支障を来すことなく細心の注意を払うよう要望しました。


 以上、委員長報告といたします。


 平成17年3月24日、建設経済委員会委員長、山口進。


 以上であります。


            (17番 山口 進君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    続いて、文教民生委員会委員長の報告を求めます。


 11番、棒引昭治君。


            (11番 棒引昭治君 登壇)


○11番(棒引昭治君)    文教民生委員会の委員長報告をいたします。


 委員長報告。本委員会は、去る3月15日の本会議において付託を受けた議案8件について、17日及び24日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。


 その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第14号 田辺市重度障害者等福祉年金条例の一部改正について、同議案第18号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分、同議案第25号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算、同議案第27号 田辺市介護保険条例の一部改正について、同議案第28号 平成17年度田辺市介護保険特別会計予算、同議案第31号 田辺市ほか4カ町村青少年補導センター事務組合の解散について、同議案第32号 田辺市ほか4カ町村青少年補導センター事務組合の解散に伴う財産処分に関する協議について及び同議案第33号 熊野川地域広域組合への田辺市の加入についての以上8件は、いずれも全会一致により、すべて原案のとおり可決いたしました。


 審査の過程における委員からの質疑及び要望の主なものは、次のとおりであります。


 議案第18号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分についてでありますが、保健福祉部関係では、第3款民生費において、ファミリーサポートセンター事業運営委託料にかかわって、ファミリーサポートセンターの利用実績の説明を求めたのに対し、「平成17年3月現在、子育て支援を受けるファミリー会員が263名、子育てをお手伝いするサポート会員が133名、合計396名が会員登録しており、年々会員数が増加している。また、月平均150件の相互支援活動が行われており、平成17年1月の相互活動総時間数は384時間である」との答弁がありました。


 さらに、委員から、昨年度より委託料が増額されているのはなぜかただしたのに対し、「市町村合併により広域的な活動が必要となるため増額するものである」との答弁がありました。


 次に、環境部関係では、第4款衛生費において、一般廃棄物収集業務委託料にかかわって、今後の家庭ごみ定期収集業務の委託方針をただしたのに対し、「平成13年1月から家庭ごみ定期収集業務の一部を民間に委託しており、平成17年度については、平成17年3月末で収集業務職員3名が退職することから、収集車1台分を民間に委託する。今後も退職者の推移を勘案しながら、段階的に委託する方針であり、平成21年度をめどに定期収集が全面委託となる予定である」との答弁がありました。


 次に、教育委員会関係では、第9款教育費において、近年、全国的に勤労青少年ホームの利用者が減少しており、県下においても勤労青少年ホームの閉鎖が相次いでいる。そのような中、田辺市勤労青少年ホームは利用者拡大に向けた方針をどのように考えているのかただしたのに対し、「勤労青少年ホームの利用者数は年々減少傾向にあり、県下では海南市及び新宮市等が閉鎖に向けた取組を行っている。現在、田辺市においては、利用者増加の手だてとして、若者向けの事業の開催やホームページ等を活用したPR活動などの取組を行っている。今後も利用者の拡大に向け、あらゆる取組を行っていきたい」との答弁がありました。


 最後に、委員から、最近多発している幼稚園や学校への不審者侵入の対応策について、防犯ブザーの貸与や防御棒の配置など様々な取組がなされているが、今後とも子供の安全を最優先に考え、地域、家庭、警察等と連携を密にし、細心の注意を払いながら、より積極的、効果的に取り組まれるよう要望がありました。


 以上、委員長報告といたします。


 平成17年3月24日、文教民生委員会委員長、棒引昭治。


            (11番 棒引昭治君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    以上で、各常任委員長の報告が終了いたしました。


 これより質疑に入ります。


 ただいまの委員長報告に対して、一括して質疑はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。


 1番、真砂みよ子君。


            (1番 真砂みよ子君 登壇)


○1番(真砂みよ子君)    1定議案第19号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正についてと同議案第20号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算について、反対の討論をいたします。


 人は一生のうちで必ずといっていいほど病気をするものです。今日は健康でも、明日も健康な生活ができるということは、誰もが保障されているわけではありません。健康な生活に希望が託せるのは、万が一にも健康を害したり、不測の事態に直面したときに、健康回復に役立つ医療があるからです。国民健康保険法の第1条、目的には、「国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もつて社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」となっています。これは憲法第25条の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障するという精神からつくられたもので、このように国民健康保険は、社会保障の意味合いが高いものです。年々リストラなどによる失業やパート雇用の増大で、国保加入者が増えていて、田辺市民の健康を支えるものとしての責任を担っています。


 ところが、2003年度の田辺市の状況を見てみますと、短期保険証の方が1,171件、実質保険証がないのと同じ10割負担の資格証明書が241件となっています。払いたくても保険税が高くて払えない人が多い中で、値上げすることによってますます払えない人を増やすことになります。また、滞納者が増えて、財政が悪化すると、保険税がさらに引き上げられ、必死で頑張ってきた人たちも支払い不能になり、滞納世帯がじわじわ広がるという悪循環に陥っていきます。


 国民健康保険は、零細企業の労働者や自営業の方や農民や漁民、または年金生活の方、無職の方たちを対象につくられたもので、もともと財政基盤が脆弱です。そのため、国民健康保険法第4条では、国及び都道府県の義務として、「国は、国民健康保険事業の運営が健全に行われるようにつとめなければならない」となっていて、国の責任が規定されています。このように国民健康保険法の精神からいっても、市民に値上げを押しつけるのではなく、国が国庫負担率を引き上げて、市民の負担を軽くすべきです。


 この条例では、一人当たりの調停額、2003年度の実績の6万3,829円を毎年5,165円ずつ引き上げ、4年後には8万1,096円に引き上げるというもので、小泉流の痛みを田辺市も市民に押しつけることになります。昨年は、介護保険の2号被保険者の保険税が引き上げられ、また配偶者控除が廃止され、今また定率減税の縮小が実施されようとしている中で、市民の負担は重くなる一方です。


 また、国は収納率を上げるために、収納率の低い自治体には、財政調整交付金を削減するといった制裁を行っています。2003年度には、1,005の自治体が制裁を受け、284億円余りの減額となっています。このような国保補助金を削減するというペナルティーは廃止すべきものです。このような問題点を明らかにしないまま、市民に痛みを押しつける今回の条例改定と特別会計予算には反対いたします。


 以上です。


            (1番 真砂みよ子君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。


 賛成討論の発言はありませんか。


            (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    ないようですので、ほかに討論はありませんか。


 討論があるようですので、この場合、反対討論の発言を許可いたします。


 6番、松下泰子君。


            (6番 松下泰子君 登壇)


○6番(松下泰子君)    1定議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算について、反対討論をいたします。


 先日の一般質問でも、詳細につきましては、工務課浄水係の勤務体制について反対をいたしましたが、この浄水係においての正職員と補助作業としての嘱託職員が2人1組でのシフトで行っていた勤務を夜間、休日と嘱託職員だけで行うことに関しまして、コンピュータ制御設備の安全管理において困難を来すことが考えられます。ひいては市民へのサービスの低下にもつながることが懸念されます。


 もう1点、嘱託職員のみの夜間、休日の勤務は、責任が増大する上に、健康管理の面から継続が困難であることも予想されます。そのことにより、嘱託職員の雇用が安定せず、一般質問の中では、水道管理者は経験さえ積めばできる仕事だという答弁もありましたが、一から研修を行って、経験を積む間もなくやめる者が出れば、ほかの嘱託職員にしわ寄せがいきまして、負担が大きくなるといった悪循環が起きるものと考えられます。


 以上、2点において、市民のライフラインである安全な水の供給に不安を来す原因になりかねないことという理由で、反対いたします。


            (6番 松下泰子君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。


 賛成討論の発言はありませんか。


            (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    ないようですので、ほかに討論はありませんか。


            (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。


 それでは、ただいま議題となっております26件について、順次採決に入ります。





◎日程第1 1定議案第13号 田辺市手数料条例の一部改正について





○議長(大倉勝行君)    それでは、1定議案第13号 田辺市手数料条例の一部改正について、お諮りいたします。


 議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第13号は可決いたしました。





◎日程第2 1定議案第14号 田辺市重度障害者等福祉年金条例の一部改正について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第14号 田辺市重度障害者等福祉年金条例の一部改正について、お諮りいたします。


 議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第14号は可決いたしました。





◎日程第3 1定議案第15号 新たに生じた土地の確認について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第15号 新たに生じた土地の確認について、お諮りいたします。


 議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第15号は可決いたしました。





◎日程第4 1定議案第16号 字の区域の変更について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第16号 字の区域の変更について、お諮りいたします。


 議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第16号は可決いたしました。





◎日程第5 1定議案第17号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第17号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、お諮りいたします。


 議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第17号は可決いたしました。





◎日程第6 1定議案第18号 平成17年度田辺市一般会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第18号 平成17年度田辺市一般会計予算について、お諮りいたします。


 議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第18号は可決いたしました。





◎日程第7 1定議案第19号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第19号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について、お諮りいたします。


 本件については、起立により採決いたします。


 議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                (起立多数)


○議長(大倉勝行君)    起立多数であります。


 よって、1定議案第19号は可決いたしました。





◎日程第8 1定議案第20号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第20号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算について、お諮りいたします。


 本件については、起立により採決いたします。


 議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                (起立多数)


○議長(大倉勝行君)    起立多数であります。


 よって、1定議案第20号は可決いたしました。





◎日程第9 1定議案第21号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第21号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算について、お諮りいたします。


 議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第21号は可決いたしました。





◎日程第10 1定議案第22号 平成17年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第22号 平成17年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算について、お諮りいたします。


 議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第22号は可決いたしました。





◎日程第11 1定議案第23号 平成17年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第23号 平成17年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算について、お諮りいたします。


 議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第23号は可決いたしました。





◎日程第12 1定議案第24号 平成17年度田辺市老人保健特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第24号 平成17年度田辺市老人保健特別会計予算について、お諮りいたします。


 議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第24号は可決いたしました。





◎日程第13 1定議案第25号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第25号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。


 議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第25号は可決いたしました。





◎日程第14 1定議案第26号 平成17年度田辺市駐車場事業特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第26号 平成17年度田辺市駐車場事業特別会計予算について、お諮りいたします。


 議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第26号は可決いたしました。





◎日程第15 1定議案第27号 田辺市介護保険条例の一部改正について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第27号 田辺市介護保険条例の一部改正について、お諮りいたします。


 議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第27号は可決いたしました。





◎日程第16 1定議案第28号 平成17年度田辺市介護保険特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第28号 平成17年度田辺市介護保険特別会計予算について、お諮りいたします。


 議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第28号は可決いたしました。





◎日程第17 1定議案第29号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第29号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。


 議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第29号は可決いたしました。





◎日程第18 1定議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算について、お諮りいたします。


 本件については、起立により採決いたします。


 議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                (起立多数)


○議長(大倉勝行君)    起立多数であります。


 よって、1定議案第30号は可決いたしました。





◎日程第19 1定議案第31号 田辺市ほか4カ町村青少年補導センター事務組合の解散について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第31号 田辺市ほか4カ町村青少年補導センター事務組合の解散について、お諮りいたします。


 議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第31号は可決いたしました。





◎日程第20 1定議案第32号 田辺市ほか4カ町村青少年補導センター事務組合の解散に伴う財産処分に関する協議について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第32号 田辺市ほか4カ町村青少年補導センター事務組合の解散に伴う財産処分に関する協議について、お諮りいたします。


 議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第32号は可決いたしました。





◎日程第21 1定議案第33号 熊野川地域広域組合への田辺市の加入について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第33号 熊野川地域広域組合への田辺市の加入について、お諮りいたします。


 議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第33号は可決いたしました。





◎日程第22 1定議案第34号 田辺周辺広域市町村圏組合と田辺市との間における紀南文化会館の管理及び運営に関する事務の委託の廃止について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第34号 田辺周辺広域市町村圏組合と田辺市との間における紀南文化会館の管理及び運営に関する事務の委託の廃止について、お諮りいたします。


 議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第34号は可決いたしました。





◎日程第23 1定議案第35号 和歌山県と田辺市との間における紀南文化会館大ホールの管理に関する事務の委託の廃止について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第35号 和歌山県と田辺市との間における紀南文化会館大ホールの管理に関する事務の委託の廃止について、お諮りいたします。


 議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第35号は可決いたしました。





◎日程第24 1定議案第36号 上富田町と田辺市との間における消防事務の委託の廃止について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第36号 上富田町と田辺市との間における消防事務の委託の廃止について、お諮りいたします。


 議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第36号は可決いたしました。





◎日程第25 1定議案第37号 中辺路町と田辺市との間における消防事務の委託の廃止について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第37号 中辺路町と田辺市との間における消防事務の委託の廃止について、お諮りいたします。


 議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第37号は可決いたしました。





◎日程第26 1定議案第38号 大塔村と田辺市との間における消防事務の委託の廃止について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定議案第38号 大塔村と田辺市との間における消防事務の委託の廃止について、お諮りいたします。


 議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定議案第38号は可決いたしました。





◎日程第27 1定報告第5号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから日程第29 1定報告第7号 平成17年度財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで一括上程





○議長(大倉勝行君)    続いて、日程第27 1定報告第5号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第29 1定報告第7号 平成17年度財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。


 ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。





◎日程第27 1定報告第5号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画について





○議長(大倉勝行君)    それでは、まず1定報告第5号 平成17年度田辺市土地開発公社の事業の計画について、質疑に入ります。


 議案書128ページから143ページまでです。


 質疑はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    質疑なしと認めます。


 それでは、1定報告第5号は、以上で終わります。





◎日程第28 1定報告第6号 平成17年度財団法人田辺市社会教育振興会の事業の計画について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定報告第6号 平成17年度財団法人田辺市社会教育振興会の事業の計画について、質疑に入ります。


 議案書144ページから147ページまでです。


 質疑はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    質疑なしと認めます。


 それでは、1定報告第6号は、以上で終わります。





◎日程第29 1定報告第7号 平成17年度財団法人紀南文化会館の事業の計画について





○議長(大倉勝行君)    続いて、1定報告第7号 平成17年度財団法人紀南文化会館の事業の計画について、質疑に入ります。


 議案書148ページから153ページまでです。


 質疑はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    質疑なしと認めます。


 それでは、1定報告第7号は、以上で終わります。


休 憩


○議長(大倉勝行君)    この場合、暫時休憩いたします。


              (午後 1時40分)


            ────────────────


再 開


○議長(大倉勝行君)    休憩前に引き続き会議を開きます。


              (午後 2時00分)





◎日程第30 1定発議第1号 捕鯨の早期再開に関する意見書の提出について上程





○議長(大倉勝行君)    続いて、日程第30 1定発議第1号 捕鯨の早期再開に関する意見書の提出についてを上程いたします。


 提出者の説明を求めます。


 18番、宮田政敏君。


            (18番 宮田政敏君 登壇)


○18番(宮田政敏君)    1定発議第1号 捕鯨の早期再開に関する意見書の提出についてを発議いたします。


 一般質問で天野正一議員から、山のイノシシ、鹿、猿の被害についてのご意見があったのですけれども、猿は非常に進化しているそうなのですが、鯨はまだ進化しているとは聞いておりません。しかし、今、田辺、和歌山県の漁師さんの口から「鯨を何とかしてくれ」という声が盛んに出るようになりました。そういう意味で、捕鯨を早期再開して、鯨はウォッチングとかいってはやってますけれども、見るものではなくて、食べるものだという観点から発議していきたいと思います。


 提出者は、宮田政敏。賛成者、小川浩樹議員、中本賢治議員、吉田克己議員、鈴木太雄議員、山口進議員、いずれも水産研究クラブの皆様です。


 捕鯨の早期再開に関する意見書。


 四面を海に囲まれた我が国は、古来から海の恵みを大切に利用する文化を有しており、地球人口の増加に伴う食料確保の一環として、将来ともに漁業の維持・発展を図り、海洋生物資源を人類全体の食料資源として安定的に確保・供給していく必要がある。


 そのためには、1992年の国連環境開発会議(リオ宣言)に盛り込まれた「資源の持続的利用の原則」にのっとり、全世界で科学的根拠に基づく海洋生物資源の持続的利用が達成されなければならない。


 とりわけ捕鯨問題については、欧米を中心とする反捕鯨国の数の暴力により、商業捕鯨の一時停止が採択され、我が国は1987年を最後に商業捕鯨の中断を余儀なくされた。


 我が国は、鯨類資源の保存と合理的利用が可能であるとの判断から、国際捕鯨取締条約に基づく捕獲調査を開始し、鯨類資源の科学的知見の蓄積に努めてきた。その結果、南氷洋のミンク鯨は、資源量76万頭、年間2,000頭程度の捕獲が可能との試算がなされている。また、北西太平洋のミンク鯨については、資源量2万5,000頭との調査結果が出ており、持続的利用が十分可能であることが証明されている。


 また、最近の捕獲調査により、鯨類が大量の魚類を捕食をしていることが判明し、我が国の試算では、世界の漁獲量(約9,000万トン)の3倍〜5倍(約3億〜5億トン)の魚類を鯨類が捕食しているとの推定がなされている。


 とりわけ、人間が食料としているサンマ、カタクチイワシ、スケトウダラ、サケ、さらに当地方の漁業を支えているイカ、アジ、サバ、イワシ等の大衆魚が大量に捕食されていることから、漁業との競合問題が発生しており、我が国沿岸漁業に多大な被害を与えかねない状況にある。


 以上のことにかんがみ、本年5月、韓国蔚山で始まる第57回国際捕鯨委員会においては、我が国政府は、捕鯨の伝統と鯨食文化を後世に守り伝えていくことを念頭に置き、資源の持続的利用の原則にのっとり、捕鯨の早期再開を強く訴えるとともに、我が国沿岸漁業の維持・存続に努めることを要望する。


 また、地域の伝統捕鯨として続けられている沿岸小型捕鯨におけるミンク鯨捕獲の早期再開と併せて国際捕鯨委員会において小型鯨類への関与を阻止することを強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成17年3月24日、田辺市議会。


 提出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣、水産庁長官、衆議院議長、参議院議長でございます。


 どうぞよろしくお願い申し上げます。


            (18番 宮田政敏君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    提出者の説明が終了いたしました。


 これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。


 これに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定発議第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    討論なしと認めます。


 それでは、お諮りいたします。


 1定発議第1号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定発議第1号は、可決いたしました。





◎日程第31 1定発議第2号 雇用対策と地域活性化を重視した政府予算編成を求める意見書の提出について上程





○議長(大倉勝行君)    続いて、日程第31 1定発議第2号 雇用対策と地域活性化を重視した政府予算編成を求める意見書の提出についてを上程いたします。


 提出者の説明を求めます。


 15番、山本紳次君。


            (15番 山本紳次君 登壇)


○15番(山本紳次君)    1定発議第2号 雇用対策と地域活性化を重視した政府予算編成を求める意見書を提出いたします。


 標記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。


 平成17年3月24日、提出者、私、山本紳次でございます。賛成者として、芝峰進議員、吉田克己議員、高垣幸司議員、家根谷覚議員、山口進議員にいただいております。


 意見書を朗読させていただきまして、提案にかえさせていただきます。


 雇用対策と地域活性化を重視した政府予算編成を求める意見書。


 我が国の経済情勢は景気回復局面が続いているが、大企業を中心とした輸出主導・リストラ効果による収益向上を背景とした景気回復に過ぎず、国民に生活改善の実感はない。失業率は4%台半ばまで低下したものの、失業者は依然として290万人以上と雇用情勢は厳しいままである。特に長期間失業者や若年失業者などの問題は、雇用者市場に大きな影響を及ぼすとともに、我が国の社会経済においても深刻な問題をもたらしかねない。


 この間、典型労働者の減少と非典型労働者の急増により、労働者間の所得・資産格差は大きく拡大している。さらに産業間・企業規模間による二極化の進行と、地域経済の一層の格差拡大をもたらしている。


 かかる実感を踏まえ、我が国経済を持続的な成長軌道に乗せ、国民生活の安心・安定を実現するためには、国と地方が一体となって雇用対策と地域活性化を重視した施策を最優先に遂行しなければならない。


 よって、国に対して、雇用維持・創出・失業者支援の抜本強化、中小企業基礎の強化、社会保障基盤の強化及びデフレ対策を盛り込んだ予算編成を強く求めるものである。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成17年3月24日、田辺市議会。


 提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長でございます。


 どうぞよろしくお願い申し上げます。


            (15番 山本紳次君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    提出者の説明が終了いたしました。


 これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。


 これに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定発議第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    討論なしと認めます。


 それでは、お諮りいたします。


 1定発議第2号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、1定発議第2号は、可決いたしました。





◎日程第32 高速道路及び国道バイパスの延長促進に関する調査について





○議長(大倉勝行君)    続いて、日程第32 高速道路及び国道バイパスの延長促進に関する調査についてを議題といたします。


 高速道路及び国道バイパス特別委員会委員長の報告を求めます。


 2番、芝峰進君。


            (2番 芝峰 進君 登壇)


○2番(芝峰 進君)    委員長報告というの初めてやなと言われて、そうやったかなという思いでびっくりしております。要らんとこは放っておいて、朗読をもって報告にかえさせていただきます。


 委員長報告。平成14年8月20日の本会議にて設置されました高速道路及び国道バイパス特別委員会における審査について、一定のご報告を申し上げます。


 当委員会は、特別委員会として高速道路及び国道バイパス整備促進の重要性にかんがみ、委員会設置以来、これまで16回にわたり委員会を開催し、近畿自動車道紀勢線及び国道42号田辺バイパス並びに田辺西バイパスの整備促進等について、市当局並びに関係機関の説明を聴取するとともに、必要に応じ、実地踏査や関係機関等への陳情を実施し、様々な角度からの提言を行うなど、常に積極的に取り組んでまいりました。


 その経過と主要点については、以下のとおりであります。


 まず、国道バイパスの進捗状況についてでありますが、田辺西バイパスについては、平成8年11月29日、稲成町を起点に芳養町大屋までの延長3.75キロメートル区間において都市計画決定がなされました。平成11年3月から設計協議を行い、稲成地区については、高速道路の田辺インターチェンジ(仮称)でもあることから、既に設計協議や用地取得を終え、平成15年度には稲成高架橋下部工事を完了しているところであります。また、残る工事も順次発注されており、高速道路の供用開始に合わせた取組が鋭意進められている状況であります。


 また、県道芳養清川線までの区間についても、既に設計協議を終え、現在、用地取得に着手しており、これと並行して、平成16年11月15日には三四六地区の廃棄物処分場通過による工事施工方法等の環境対策を検討するため、大学教授等の学識経験者、国土交通省、和歌山県並びに市の各担当者で構成する「田辺西バイパス三四六地区施工方法検討委員会」が設置され、同日開催の第1回検討委員会を含め、現在まで計3回の検討委員会が開催されるなど、平成20年代の早期完成を目指して取組が進められています。


 次に、田辺バイパスについてでありますが、平成16年3月に田鶴高架橋(延長405メートル)を含む800メートルの区間について4車線供用され、田鶴交差点の渋滞緩和が図られました。続く田鶴トンネルの開削事業については、既に用地取得を終え、現在、上富田町域での開削工事が行われており、引き続き、平成17年度当初には田辺市域の開削工事が発注される予定となっております。


 一方、近畿自動車道紀勢線の進捗状況についてでありますが、まずもって、平成15年12月14日には御坊〜みなべ間(延長21.4キロメートル)が開通されたことにより、御坊インターチェンジから田辺間において、約20分の時間短縮となっております。


 また、みなべ〜田辺間(延長5.9キロメートルのうち田辺市域4キロメートル)については、平成9年12月25日に施行命令が発令され、設計協議等を経て、用地取得もすべて完了している状況であります。工事については、平成15年12月の田辺インターチェンジ北工事発注を皮切りに、平成16年3月には芳養工事、7月には芳養トンネル工事並びに奥池橋(PC上部工)工事、9月には高津山トンネル工事、12月には南部高架橋工事、翌年17年3月には芳養高架橋(PC上部工)工事と、現在、全面着手している状態です。施設工事等を含む全体の工事発注予定額は約160億円であり、2月末現在での工事進捗率は約8%で、できる限り早い時期での供用開始を目指し、精力的に取り組まれております。


 なお、平成15年12月に開催された第1回国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)では、高速道路事業費の縮減を受け、当区間の全体事業費にあっては、約450億円から約370億円に見直されております。


 また、地方協力事業として、市が工事用道路4線、流末水路5線の改良工事を施行しており、平成18年度完成予定の稲成地区・巡谷池水路改良工事をもって、すべて完了の運びとなっています。


 一方、田辺〜白浜間(延長14キロメートルのうち田辺市域6.3キロメートル)についてでありますが、平成10年12月25日に施行命令が発令されて以来、測量・調査・設計等を行い、平成16年度には橋梁・トンネルの概略設計、設計協議用図面の作成並びに土質調査を実施しており、引き続き、地元設計協議に向けた取組が着々と進められているところであります。


 次に、白浜〜すさみ間(延長24キロメートル)についてでありますが、道路関係四公団の民営化に伴う新会社による整備の補完措置として必要な高速道路を建設するため、国幹会議において決定された国と地方の負担(国:地方=3:1)による新直轄方式導入の27区間の一つに選定され、現在、国土交通省において事業が進められている状況であります。


 このように、本市を取り巻く道路網の整備については、着実に進展している状況ではありますが、昨年の「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録に伴い、国内外を問わず、来訪者が増加する中、当地方の幹線道路である国道42号においては、慢性的な交通渋滞が続いていることに加え、近い将来、予測されている東南海・南海地震津波における当国道の寸断が懸念されており、その代替道路の早期整備が急がれているところでもあります。当委員会としても、常にそれぞれの整備状況を把握するとともに、これらの道路の一日も早い完成を目指し、国等、関係機関に対し、強く要望を続けてきたところであります。


 以上、委員長報告といたします。


 平成17年3月24日、高速道路及び国道バイパス特別委員会委員長、芝峰進。


 以上であります。


            (2番 芝峰 進君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    委員長の報告が終了いたしました。


 質疑に入ります。


 ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    質疑なしと認めます。


 討論に入ります。


 討論はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    討論なしと認めます。


 それでは、ただいまの高速道路及び国道バイパス特別委員会委員長の報告については、これを了承することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、高速道路及び国道バイパスの延長促進に関する調査についての委員長の報告については、これを了承することに決しました。





◎日程第33 市町村合併問題に関する調査について





○議長(大倉勝行君)    続いて、日程第33 市町村合併問題に関する調査についてを議題といたします。


 市町村合併特別委員会委員長の報告を求めます。


 18番、宮田政敏君。


            (18番 宮田政敏君 登壇)


○18番(宮田政敏君)    朗読をもって委員長報告といたします。


 田辺市、龍神村、中辺路町、大塔村及び本宮町の合併が平成17年5月1日に決定したことに伴いまして、任期最終の定例会も本日をもって閉会の予定でありますので、平成14年8月20日の本会議において、市町村合併問題の重要性にかんがみ、設置されました市町村合併特別委員会の経過について、ご報告申し上げます。


 本特別委員会は、市町村合併問題について、閉会中の継続審査の手続を繰り返しつつ、委員会設置以来37回にわたる委員会を開催しました。


 国・県の動向と本市を含めた取組や田辺広域合併協議会等の報告を逐次受け、合併の是非も含めて積極的に調査に基づく要望、提言を行ってまいりました。


 合併に至るまでの経過についてでありますが、平成14年7月の臨時議会では、合併の是非を含め、地域住民のさらなる福祉向上のためのまちづくりの在り方について検討するため、7市町村で構成する法定合併協議会を設置することについて可決いたしました。


 その後、同年10月に本宮町が加入しましたが、平成15年3月にすさみ町及び日置川町が、同年12月には上富田町がそれぞれの理由により離脱するなど、幾たびか枠組みの変遷がありました。平成16年6月議会において、現在の枠組みである「田辺市、日高郡龍神村、西牟婁郡中辺路町、同郡大塔村及び東牟婁郡本宮町の廃置分合について」を可決し、平成17年5月1日に合併することが決定しているところであります。


 委員会における審査についてでありますが、まず5市町村の合併協議で策定した市町村建設計画は、新市づくりの目標を「自然と歴史を生かした新地方都市の創造」と位置づけ、具体的には「活力ある利便性の高い新市づくり」、「安全で快適な暮らしができる新市づくり」、「元気で安心して住み続けられる新市づくり」の三つを柱とし、その内容は、第一次産業の振興をはじめとした産業基盤の強化、世界遺産登録を受けた熊野古道や本宮大社、温泉資源などを活用した観光振興、市民の命と財産を守る防災体制の整備、産業廃棄物や水処理などの環境保全対策、すべての市民の暮らしを守る医療・福祉・教育の充実などの施策を有機的に連携させ、一体化することによって、自立した新地方都市を住民、企業、行政の対等な協力関係の下につくり上げていくものであります。


 これに対して、合併を新たなまちづくりのスタートととらえ、さらなる行財政改革を進めながら、地方分権の流れに対応できる効率的、効果的な行政体制を確立するとともに、市民全員が一丸となって活力のあるまちづくりに取り組むことができる体制をつくられたい旨、要望いたしました。


 次に、市民生活にかかわりの深い主な事務事業の調整については、旧市町村で行っている行政サービスの内容や料金等には格差があることから、現行のサービスを新市に引き継ぐことのできる事業や合併時に一元化しなければならない事業など、その調整内容によっては、市民の生活に直接影響を及ぼすことが考えられ、その格差是正に当たっては、行財政改革を念頭に入れつつも、市民の理解を得ながら調整されたい旨、要望いたしました。


 次に、新市の事務所の位置の選定についてでありますが、まず、新庁舎建設については、財政面や各市町村の庁舎が使用できることなどを踏まえ、新庁舎を建設する必要はないと判断しました。それを受けて、新市の事務所の位置を検討しましたが、多くの職員が配置できることや本庁機能を有すること及び国や県の関係機関が集中している今の田辺市役所が適していると判断いたしました。


 次に、新市の名称の選定方法についてでありますが、中心都市田辺市としては、田辺市という名前を残すのが多くの面で効率的でありますが、新設合併を踏まえれば新市の名称を公募していくことが、住民にとっても合併への関心を深めることや理解がしやすいことなどから、県内での公募が妥当であると判断しました。


 次に、議会の議員の定数の取扱いについてでありますが、委員会としては、議会の議員の定数に関する特例や在任に関する特例を用いず、また一票の格差等も勘案すると、小選挙区制を用いない新市の法定議員定数30名での設置選挙が適当であるとの結論を得ましたが、町村から選挙区を設けて一定の議員数を確保してほしいという強い要望を受けて、選挙区を設置することについては諒とする判断をいたしました。


 また、選挙区を設置する場合の旧田辺市の定数配分については20名から18名に減らすとともに、各町村の選挙区については2名にすることが行財政改革に最も適した形であるとの意見も合わせて提言いたしました。


 しかし、法定合併協議会の専門委員会で協議が重ねられた結果、新市発足後の最初に行われる選挙に限り選挙区を設け、旧田辺市区18名、旧町村区それぞれ3名の12名、合計30名とすることと併せて地域審議会を設置することについて確認されました。


 次に、田辺周辺広域市町村圏組合についてでありますが、市町村合併問題への取組が当初田辺周辺10市町村の大同合併を目指して出発したことを踏まえ、今後も相互の信頼関係をはぐくむとともに広域圏での事業の拡大の検討も含め、積極的に協調しながら取り組むことが新田辺市のみならず広域圏のさらなる発展につながることから、さらに広域圏でのリーダーシップを発揮されたい旨、要望いたしました。


 このように新市発足に向けての準備作業は順調に進められ、現在では、事務事業の調整作業が、ほぼ完了しているとの報告を受けているところでありますが、国の三位一体改革による国庫補助金・負担金の廃止や縮減、地方交付税等の大幅な削減など、地方自治体を取り巻く環境は、今後もさらに厳しくなります。


 このような状況の中、市町村合併という大きな分岐点を迎えようとしている中心都市・田辺市としては、その立場、役割を十分に踏まえつつ、合併するそれぞれの地域の持つ個性や資源を生かしたまちづくりを進めるとともに、市町村合併による行財政運営の効率化と基盤整備の成果の大なることを期待し、これをもって本特別委員会としての調査を終結いたします


 以上、委員長報告といたします。


 平成17年3月24日、市町村合併特別委員会委員長、宮田政敏。


 以上でございます。


            (18番 宮田政敏君 降壇)


○議長(大倉勝行君)    委員長の報告が終了いたしました。


 これより質疑に入ります。


 ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


              (「なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    討論なしと認めます。


 それでは、お諮りいたします。


 市町村合併問題に関する調査については、ただいま市町村合併特別委員会委員長の報告のとおり、これを了承し、その調査を終結することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、市町村合併問題に関する調査については、委員長の報告のとおり、これを了承し、その調査を終結することに決しました。





◎日程第34 委員会の継続審査について





○議長(大倉勝行君)    続いて、日程第34 委員会の継続審査についてを議題といたします。


 この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。


 各常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の委員長から、目下、委員会において審査又は調査中でありますお手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第104条の規定により、閉会中も審査又は調査を継続いたしたい旨の申し出があります。


 それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査について、お諮りいたします。


 各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査又は調査を継続することに異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(大倉勝行君)    異議なしと認めます。


 よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査又は調査を継続することに決しました。


 以上をもって、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。


 他に発言、その他はありませんか。


              (「なし」の声あり)





◎専決処分事項について





○議長(大倉勝行君)    この場合、総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。


 総務部長、山崎清弘君。


            (総務部長 山崎清弘君 登壇)


○総務部長(山崎清弘君)    条例改正1件及び一部事務組合への加入に関するもの6件につきましての専決処分のお願いでございます。


 まず、田辺市税条例の一部改正についてでございますが、今国会において個人住民税の定率減税の見直しや人的非課税措置の廃止及び給与支払報告書提出対象者の範囲の見直しなどが盛り込まれた地方税法等の一部を改正する法律が可決され、公布される予定となっております。


 その主な改正内容でございますが、個人住民税の定率減税の見直しにつきましては、平成11年度から実施されております定率減税を平成18年6月徴収分から2分の1に縮減するものでございます。


 また、人的非課税措置の廃止につきましては、年齢65歳以上のもののうち前年の合計所得金額が125万円以下の者に対する個人市民税の非課税措置を平成18年度から段階的に廃止するものでございます。


 給与支払報告書提出者の範囲の見直しにつきましては、給与の支払者が市に提出する給与支払報告書の提出対象者の範囲を年の途中に退職した者にも拡大するものでございます。


 この地方税法の改正に伴い、田辺市税条例の一部改正が必要となりますので、これを専決処分させていただきたいと存じます。


 次に、平成17年5月1日から、和歌山県町村議会議員等公務災害補償組合に新田辺市が加入することについて、専決処分させていただきたいと存じます。


 本件につきましては、議会の議員の公務災害補償及び通勤による災害に対する補償に関する事務を共同処理するため、同組合に新田辺市が加入するものでございます。


 次に、平成17年5月1日から、和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合に新田辺市が加入することについて、専決処分させていただきたいと存じます。


 本件につきましては、非常勤の職員、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師に係る公務災害補償及び通勤による災害に対する補償に関する事務を共同処理するため、同組合に新田辺市が加入するものでございます。


 次に、平成17年5月1日から、和歌山県市町村職員退職手当事務組合に新田辺市が加入することについて、専決処分させていただきたいと存じます。


 本件につきましては、常勤の職員に対する退職手当の支給に関する事務を共同処理するため、同組合に新田辺市が加入するものでございます。


 次に、平成17年4月1日に、西牟婁町村児童福祉施設組合から名称変更される紀南地方児童福祉施設組合に、同年5月1日から新田辺市が加入することについて、専決処分させていただきたいと存じます。


 本件につきましては、児童福祉施設、和歌山県立白浜なぎさホームの管理運営に関する事務を共同処理するため、同組合に新田辺市が加入するものでございます。


 次に、平成17年4月1日に、新宮市東牟婁郡町村児童養護施設事務組合から名称変更される紀南学園事務組合に、同年5月1日から新田辺市が加入することについて、専決処分させていただきたいと存じます。


 本件につきましては、児童養護施設紀南学園の設置及び維持管理等の運営事務を共同処理するため、同組合に新田辺市が加入するものでございます。


 最後に、平成17年4月1日に、西牟婁老人福祉施設組合から名称変更される紀南地方老人福祉施設組合に、同年5月1日から新田辺市が加入することについて、専決処分させていただきたいと存じます。


 本件につきましては、養護老人ホーム椿園及び特別養護老人ホーム百々千園の管理運営等に関する事務を共同処理するため、同組合に新田辺市が加入するものでございます。


 以上6件の一部事務組合への加入につきましては、平成17年4月1日付の合併で、新海南市及び新串本町が発足するため、それ以後におきまして、加入のための議決に変わる専決処分をさせていただきたいと存じます。


 以上、専決処分に関するお願いでございましたが、ご了承賜りますようよろしくお願い申し上げます。


            (総務部長 山崎清弘君 降壇)





◎水道事業管理者退任のあいさつ





○議長(大倉勝行君)    この場合、室井水道事業管理者より発言を求められておりますので、これを許可いたします。


 水道事業管理者、室井修一君。


            (水道事業管理者 室井修一君 登壇)


○水道事業管理者(室井修一君)    ただいま議長のおはからいをいただきまして、また貴重な時間をいただきまして、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。


 私儀、このたび3月31日をもって任期満了によりまして、水道事業管理者を退任させていただくことになりました。


 非才微力な私ではございますが、在職中長きにわたりまして議員の皆様方、市長並びに職員の皆様方、さらには市民の皆様方から公私にわたり一方ならぬご指導、ご協力を賜りましたことに心から厚く御礼を申し上げたく存じます。


 おかげをもちまして、ここに大過なく退任の日を迎えるに当たりまして、改めて深く感謝申し上げますとともに、今後とも相変わりのないご指導、ご厚情を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。


 終わりに、市町村合併を目前にして、大変な時期ではございますが、紀南中心都市としての田辺市政発展と皆様方のご健勝、ご活躍を、併せて合併に伴います市議会議員選挙に立候補を予定されている議員各位の皆様方のご健闘を衷心よりご祈念申し上げまして、誠に簡単粗辞で意を尽くせませんが、御礼のごあいさつにさせていただきたく存じます。 本当にありがとうございました。


            (水道事業管理者 室井修一君 降壇)





◎市長閉会のあいさつ





○議長(大倉勝行君)    それでは、市長から閉会に当たってのあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。


 市長、脇中孝君。


             (市長 脇中 孝君 登壇)


○市長(脇中 孝君)    本日3月定例市議会の閉会に当たり、一言お礼のごあいさつを申し上げます。


 去る3月2日に開会いたしました本定例会も、皆様方の深いご理解とご協力の下、本日、無事最終日を迎えることができました。また、新しい年度、新しい田辺市の誕生を迎えるに際し、今議会に上程いたしておりました各議案についても、原案のとおりご賛同いただきましたことに、まずもって厚くお礼を申し上げたいと存じます。


 昭和17年5月市政施行以来、今日までの60有余年にわたり連綿と続いてきた歴史と伝統ある田辺市議会最終の定例会にこうして身を置くことができ、また、私自身にとりましても、市長として臨むことのできる最後の定例会ということで、言葉では言い表せない誠に感無量のものがございました。この場所から、皆様方のお顔を拝見できるのも今日が最後ということを思いますとき、一つの事をやり終えたという心地良い安堵の思いとともに、どこか晩秋の日暮れ時にも似た寂しさが込み上げてまいります。


 顧みますと、平成6年2月に、今は亡き生駒前市長の後を引き継がせていただき、市民の皆様方から現在の職をお預かりして、間もなく12回目の桜の季節を迎えようとしておりますが、私にとりましては、まさしく「光陰矢の如し」という言葉どおりの11年間であったような気がいたします。


 今、こうして議場を見渡してみましても、就任当時と現在とでは、議員の皆様方の顔ぶれも、また当局の顔ぶれも随分替わったことに改めて気づかされ、時の流れというものをひしと感じさせられるわけでございますが、市長という職をお預かりし、市政のかじ取り役をお任せいただくようになってから今日まで、私は私の信条でもあります「公正、公平」を常に肝に銘じ、自らの身の丈に合った、自らの歩幅に合った堅実な歩みを終始貫いてきたつもりでございます。そのことに対する評価はいろいろございましょうが、しかし、今ここにきて、自らの歩んできた足跡を振り返ってみますとき、温かい人の情けに心からいやされたこともあれば、時には厳しい風雨にさらされたこともまたございましたが、それらすべてのものを含めて、私にとっては十分満足のいく充実した時間を過ごさせていただいたとの思いでいっぱいでございます。


 そして、このような思いになれるのも、その時々の様々な場面において、ご理解、ご協力をくださいました議員各位はもとより、自らの立場をしっかりとわきまえ、それぞれの職務に忠実に励んでくれた職員の頑張り、そして何よりも多くの市民の皆様方の温かいご支援とご協力があったればこそと、今改めて深く思いをいたしているところでございます。


 ここに議員の皆様方はもとより、長年にわたりお力添えを賜りました国・県当局、国会議員、県議会議員の諸先生方をはじめ、報道関係各位、そして7万田辺市民のお一人おひとりに心から厚くお礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。


 この議会が終了いたしますと、もう間もなく平成17年度が始まり、続いて5月1日には、新しい田辺市の誕生、そして5月の半ば過ぎには市長選挙、市議会議員選挙と大変慌ただしい時期を迎えることになります。とりわけ新市の市議会議員選挙に臨まれる皆様方には、これから最も多忙な、そして最も大切な正念場を迎えられるわけでございますが、新市になってもその中心が現在の田辺市であることは何ら変わりはございませんし、また新市の市議会においてリーダーシップをとっていかれるのも皆様方であろうかと存じます。それぞれに厳しい選挙戦になろうかとは存じますが、行政に関する深い見識とこれまでの経験、実績をもって、どうかこの選挙戦を見事勝ち抜かれ、新市における市民の代表として、この地域のさらなる振興・発展のために、より一層ご活躍されますことを心から祈念申し上げる次第でございます。


 また、合併を機に勇退される皆様方には、長年にわたり本当にご苦労さまでございました。地方自治体を取り巻く環境が年々厳しくなる中で、市政の発展と市民福祉の向上のために、これまで大変なご尽力を賜りましたことに深く敬意を表し、心から感謝を申し上げる次第でございます。私も皆様方と同じ立場ではございますが、どうか今後ともお体には十分ご留意いただき、これからは一市民としてそれぞれのお立場から、新市発展のために同様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。


 最後になりましたが、これまでの11年間、各方面の多くの皆様方から賜りましたご厚情に改めて深く感謝を申し上げまして、閉会に当たってのお礼のごあいさつにさせていただきます。


 ありがとうございました。


             (市長 脇中 孝君 降壇)





◎議長閉会のあいさつ





○議長(大倉勝行君)    私からも一言、ごあいさつを申し上げます。


 去る3月2日に招集されました本定例会も、無事閉会の運びとなりました。今議会は、合併の関係もあり、暫定的な平成17年度当初予算と関連議案、条例等の議案の審議と一般質問には8名の議員が新市へ向けての施策を含め、当局の見解を聞くなど、市政に対する情熱あふれる議論を展開されました。現田辺市の最後の議会として、市民の期待にこたえられたものと議員各位に深く敬意と感謝を申し上げるものであります。


 また、脇中市長はじめ当局の皆様方におかれましても、連日積極的な対応をいただき、お礼を申し上げます。


 さて、「地方分権」、「三位一体改革」など、現在の市町村を取り巻く社会経済状況は誠に厳しいものがありますが、この厳しい状況に対応し、将来にわたる地域の維持・活性化を図るため、協働と交流による自立した新市を目指して、いよいよ5市町村合併での「新田辺市」発足まであと一月余りを残すまでになりました。


 4月末をもって退任されます脇中市長におかれましては、平成6年2月から3期11年余りの長きにわたり、市政発展のためにご尽力をいただきましたこと、この場をお借りして、改めて衷心より深く敬意と感謝を申し上げる次第であります。


 この間、奥様をはじめご家族の方々の家庭での支えも大きいものがあったことと思います。ご家族の皆様方にも厚くお礼を申し上げたいと存じます。退任後は、どうぞご健康にご留意いただき、今後とも「新田辺市」の振興発展のため、お力添えをいただきますようお願い申し上げる次第であります。


 さて、議員の皆様方も4月末で任期が終了いたします。5月中には市長選挙と同日に市議会議員の一般選挙が行われます。明日からはますます慌ただしさが増してくるものと思われますが、今期をもって勇退される議員各位におかれましては、今日まで当市議会の発展と市政の進展に並々ならぬご尽力を賜りましたことに、ここに深甚なる敬意を表しますとともに、議長として心から厚くお礼を申し上げる次第であります。


 引き続き出馬される議員各位におかれましては、定数が減ることもあり、厳しい選挙戦になると思われますが、どうかくれぐれもご自愛の上、ご奮闘いただき、見事当選の栄誉を勝ち取られ、全員そろって今議場でお会いできますことを心から念願しております。


 また、この3月末で任期満了になります室井水道事業管理者さん、そして4月末をもって柴田助役さん、藤畑収入役さんの特別職の皆様も退任されます。職員時代を含め長い間市政進展にご尽力を賜りましたことに、議員を代表いたしまして心からお礼を申し上げます。


 さらに、3月末をもって同じく退職される職員の皆様方、今年は例年以上に退職される方が多いと聞いておりますが、長い間、本当にご苦労さまでございました。中でも矢倉建設部長、平本経済部長、それに県に復帰されます諏訪理事には、本市行政推進の上に多大のご貢献を賜りました。今後とも市政発展のためご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、ご多幸を心からお祈りいたします。


 さて、私、昨年9月に伝統ある田辺市議会の議長として推挙を賜り、短い期間でありましたが、現田辺市議会最後の議長として、議員各位並びに脇中市長をはじめ当局の皆様のご支援、ご協力をいただきながら、何とかつつがなく職務を果たすことができました。ここに皆様方に厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。


 最後になりましたが、報道関係各位にお礼を申し上げますとともに、今後の選挙報道につきましても、公平公正な報道をお願いするものであります。


 日増しに暖かさも増して、春は足早にやってまいります。5月1日発足の新市が希望に満ちた輝かしい「新田辺市」になることを祈念いたしますとともに、皆様方の今後とものご健勝、ご活躍をお祈り申し上げまして、本議会閉会に当たってのごあいさつといたします。


 ありがとうございました。


閉 会


○議長(大倉勝行君)    それでは、これをもって平成17年3月2日招集の平成17年第1回田辺市議会定例会を閉会いたします。


              (午後 2時55分)


 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。


  平成17年3月24日


                   議  長  大 倉 勝 行





                   議  員  真 砂 みよ子





                   議  員  芝 峰   進





                   議  員  小 川 浩 樹