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和歌山県 御坊市

平成23年  9月 定例会 09月06日−02号




平成23年  9月 定例会 − 09月06日−02号







平成23年  9月 定例会



          平成23年9月御坊市議会定例会会議録(第2号)

                               午前10時35分開議

                平成23年9月6日(火曜日)

                               午後1時48分散会

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議事日程(第2号)

                     平成23年9月6日(火曜日)午前10時開議

 第 1        会議録署名議員の指名

 第 2        一般質問

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本日の会議に付した事件

 日程第 1      会議録署名議員の指名

 日程第 2      一般質問

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議員定数14名

出席議員(13名)

   1番  田端卓司議員      2番  楠本文郎議員

   3番  田中数将議員      4番  松本隆史議員

   5番  小池佐左夫議員     6番  山田勝人議員

   7番  平井俊哉議員      8番  村上宗隆議員

   9番  山本直治議員     10番  中野武一議員

  11番  森上忠信議員     12番  山本清司議員

  13番  西本和明議員

欠席議員(1名)

  14番  向井孝行議員

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説明のため出席した者の職氏名

 市長    柏木征夫     総務部長  龍神康宏

 市民福祉           産業建設

 部長    池口勝巳           柏木正之

                部長

 企画課長  楠本光男     総務課長  田中昌圭

 財政課長  大川泰輔     税務課長  廣崎正樹

                環境衛生

 市民課長  高垣信廣           西本由美

                課長

 社会福祉           健康福祉

       松岡 進           立野勝之

 課長             課長

 国保年金           商工振興

       山本昌広           出口光宏

 課長             課長

 農林水産           都市建設

       内田 譲           蔵光信治

 課長             課長

 住宅対策           下水道

       最明靖夫           細川正勝

 課長             課長

 土地対策

       青木 務     会計管理者 阪口和弘

 課長

 水道事務

       前山 開     消防長   竹村倫一

 所長

 教育長   阪本保征     教育次長  田島昌明

 教育総務           生涯学習

       清水公洋           玉置哲史

 課長             課長

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職務のため出席した事務局職員

 事務局長  大崎惠司     次長    森田 誠

 議事係長  塩崎 完     庶務係長  大川洋子

 主任    濱野義久

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△開議

     午前10時35分 開議



○中野武一議長 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○中野武一議長 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において

            小池佐左夫議員

            山田勝人議員

          及び平井俊哉議員

を指名します。

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△日程第2 一般質問



○中野武一議長 日程第2「一般質問」を行います。

 山田勝人議員から順次質問を許可します。

 山田勝人議員。

   〔6番 山田勝人議員 登壇〕



◆6番(山田勝人議員) 平成23年9月議会に当たり、議長の許可を得ましたので一般質問を行いたいと思います。

 ことし3月当初議会における私の一般質問で申し上げた選挙で掲げた4つの課題を皆さん方は覚えてくれているでしょうか。私が一議会人として御坊市発展のために今期の目標とするもので、今一度、この場で申し述べさせていただきたいと思います。

 1点目、子育て支援の充実として学校給食費無料化の実現について、2点目、住宅施策について(保証人制度の廃止、生活困窮世帯、新婚世帯等優遇緩和)、3点目、議会改革(議員の資質向上、政務調査費の廃止について)、4点目、地域活性化として、市民の声を聞ける委員会の設置や御坊ブランドの創設として宮子姫、花のまち御坊の積極的な情報発信であります。

 前回、2点目の住宅施策問題について一般質問をさせていただきました。その際、市長並びに執行部から大変前向きな御答弁をいただき大きく期待していたところ、6月定例会には早々に入居者の利便性を図るため、入居者の一部資格緩和に踏み切っていただいたところでございます。近いうちにはさらに何らかの形で住宅問題の改善、見直しが図られるものと期待をいたしております。今一度諸事情を御斟酌いただいた上で、御対応いただければという思いでございます。

 さて今回私が掲げている課題のうち、1点目の子育て支援の充実として学校給食費の無料化について質問いたしたいと思います。

 近年、全国的にも少子高齢化が進み、各地域で大きな行政課題の一つであります人口減少問題に対し、全国各地でこの人口減少、流出問題に歯どめをかけるためにあらゆる施策が講じられております。すぐに効果の出るような特効薬を見出せていないのが現状ではないでしょうか。そこで私自身日々の議員活動の中、着目してきた一つが学校給食についてでございます。

 本市の学校給食については、さかのぼること昭和46年から河南地区だけで実施されてきておりましたが、平成の世に移り、共稼ぎ世代の増加などから河北地区でも給食実施の要望が高まり、幾多の議論を重ねたのち、平成15年から全市実施に至ったということでございます。まずは当時のPTAの皆様、学校関係者、執行部各位、先輩議員の皆様方に深い敬意を表するところでございます。

 御坊市の地理的条件、学校の立地状況、財政状況等あらゆることを勘案の上、南塩屋地内へセンター方式による給食センターが建てられ、他の自治体では珍しい弁当併用方式による給食が始められました。また全国的にも問題となっている給食費の未納についても給食費の前納方式を採用することにより、本市では特に問題視されることもなく現在に至っているものと思います。

 給食センターの施設整備では、衛生、安全管理の向上を図るためオール電化方式を採用して、快適な環境下での調理作業に取り組むとともに、給食用の米飯には御坊産を取り入れるなどできる限り地産地消での食材確保に努めながら、バランスのとれた栄養価の高い給食の提供に取り組まれていることと思います。私は学校給食の経験はありませんが、学校生活の中でもとりわけ給食の時間は、生徒全員で同じものを口にしながらの食事ということで楽しみな時間の一つではないかと思います。引き続いて安全、安心な食べ物を児童生徒に御提供いただきますようお願いいたします。まずはそのことをお願いした上で、今回私が提言いたしたいことは、このバランスのとれた栄養価のある給食に係る材料費などの費用負担についてであります。

 学校給食法では、一部政令で規定する経費以外の学校給食に要する費用は、給食を受ける児童、生徒の保護者の負担とするという規定があるのは存じております。食べ物を口にする生徒の親が我が子の食費分を持つということは、至極当たり前のことで何ら異議を唱える方はおられないでしょう。しかし、これらのことを法律一辺倒の視点だけでとらえるのではなく、見方を少し変え、政治的、政策的な見地から考えてみてはどうでしょうか。

 現在御坊市の給食費用は1食当たり幼稚園220円、小学校235円、中学校260円となっておりますが、私はこの給食費を無料にすることでどういったメリットが発生するのであろうかということを考えてみました。子育ては御坊市で行おうという家庭が必ずやふえて、市外への転出が減少し、また市外からの転入も見込まれ、そして何より若者中心に定住効果も期待でき、本市にとって最大のメリット、つまり人口増に大きくつながるのではないでしょうか。厳しい財政状況の中、現在までもさまざまな施策に取り組んでいただいていることは理解をしておりますが、なぜ人口増、市外からの転入につながっていかないのか。今一度、私たち議員は市民の代弁者、代表として、市長以下執行部と深い議論をしなければならない時期に来ているのだと痛感いたしております。あらゆる方策を考え、そして打ち出し財源確保につなげていかなければなりません。人口がふえることにより交付税、税金、使用料、手数料等が発生します。大体人口1人増えると5年間で100万円の財源収入になると言われております。たかが100万円ですが、いかにこの100万円を財源収入としてつかむのか。人口増につなげていくのか。そのことを考えていく必要があると思います。やはり若い世代の方々に定住していただかなければ人口減の歯どめ、人口増につながっていかないのではないでしょうか。子育て世代の負担軽減を図るということで、今までもさまざまな子育て支援策を本市では展開していただいております。それがすぐに目に見えて人口増につながっていかないことはいささか残念ではございますが、今御坊市がとっている施策にプラスして学校給食無料化に取り組んでいただければ、より一層若い世代の方に格好のアピールができ、子育て負担の軽減が受けられるということで、しいては市外への転出抑制、転入促進となる定住効果が大きく期待できるものと考えます。これからの未来を担う子供たちだれもが平等にその恩恵にあずかることができわけですから、心広い気持ちをもって、子育て世代でない方からも理解を得ることは可能かと思います。

 私は、町が衰退していく大きな要因は人口減にあるという考えを持っています。それゆえ人口減に歯どめをかけ、増に変えていくあらゆる手だてを市民みんなで考えていかなければならないと思っております。財源の問題、市民の合意、クリアしなければならない問題はいろいろあるとは思いますが、きちっとした制度設計を行うことにより、長い目で見れば必ず人口増につながっていくと信じる私の提言についての御所見をお伺いいたしまして、一般質問といたします。



○中野武一議長 山田勝人議員の一般質問に対し、答弁を求めます。

 市長。

   〔 市長 柏木征夫 登壇〕



◎市長(柏木征夫) 議員御指摘のように人口減少は市にとって最大の課題の一つであり、解決していかなければならないと認識しております。その解決策の一つとして子育て支援の一環で学校給食の無料化を御提案いただいたところでありますが、まず行政の立場から申し上げますと、特定の受益者に対する施策は、受益者負担が原則ということで今日まで施策を推進してきております。学校給食につきましては、大体年間2億円ほど要りますが、その中で光熱水費は市で負担し、食材費だけを父兄に負担していただくということで1億2,000万円ほどいただいています。こうしたことを踏まえた上で、議員御指摘のように無料化によるメリットを考えますと、この1億2,000万円というのは、今第3子以降の子育て支援、あるいは子宮頸がんワクチンの支援、学童保育等々で要っているのが大体1億円でございますから、これ以上に1億円毎年経常的にふえるということになりますとこの費用との関係をどうするか、捻出できなければその負担を1万世帯のうちの2,000世帯の子育て世帯と、8,000世帯を含めて、1万世帯に負担増として約年間1世帯当たり1万円の財源が必要になりますから、そういう財源問題、受益者負担の原則に対する市民の合意形成、こういった問題を今後幅広く議論していく必要があるのではないかと考えております。

 以上でございます。



○中野武一議長 山田勝人議員。



◆6番(山田勝人議員) 優先順位やら財源問題等いろいろ問題はあるとは思うのですが、たしか2009年ですか、給食費負担の値上げという提案があったときに、皆さんも御存じだと思いますが、私はかなり猛反発をしました。もちろん私の頭の中には給食費無料化というのが根本的に残っているもので、またもう一つはやはり材料の高騰によりすぐに値上げに踏み切るというような形をとっておったので、値上げをしないでおこうという姿勢がなかなか見られなかったという点も踏まえて私は反対しました。その中でいろいろ次長、課長とやりとりをしていく中で10円の値上げを5円で何とか食材の質を落とさずにこれまでと同等のもので提供ができるという形になったので、私自身しぶしぶ納得したわけなのですが、あれから値上げをお願いしないといけないと言っておったのですが、私の頭の中にはこの給食費無料化というのがあるので、私自身の考えですが、御坊市にとって、この施策がいろんな課題を一くくりにしたとき、この施策がクリアできる糸口になるのではないかと思っております。あくまで私の考えですが、押しつけではないので。そこで幾つか質問したいのですが、給食費を無料にした場合、かかる金額ですが、小学校で幾ら、中学校で幾ら、それと小中別の対象人数、これが1点と、2点目が行政サイドから見て給食費を無料化にすることによってメリットと思うこと、またデメリットと思うことがあれば、お答えできる範囲でしていただければ。3点目、もちろん私の考えは給食費の完全無料化であるのですが、どこかで線を引いてみる。例えば兄弟がいるとか、小学校だけ、また低学年だけ、高学年、中学校だけとか、いろんな形で検討することはないのか。基本的に違う観点から給食制度というのは私自身別の観点からいったらみんなが同じこの制度を受けれるようにしてやってほしい。これも一つ頭に入れておいてほしいのです。それを踏まえた上でちょっと答弁願います。



○中野武一議長 市長。



◎市長(柏木征夫) 給食を含めた衣食住というのは、生活の基本でございますからしっかりと補完していただくということが大事だろうと私は思っております。その上で生活困窮者等々の育児に対しては支援をしていくということになるかと思いますし、市としては子供2人までは御夫婦2人ですから当然育てていただきたいという思いがございます。3人目以降、いわゆる多子家族に対する支援をどうしていくかということで第3子以降の育児応援というのを行っておりますけれども、こういう中で、給食制度をどう考えていくかということになるかと思います。やはり3食のうち2食を担っている御家庭でそれなりに子供の食事に責任を持って栄養管理していただきたいということを、給食を実施するかしないかという論議のときから私がずっと言い続けていることでございます。そういう意味から、当然親に子供の栄養管理について十分重きを置いていただきたいということでございます。ですから高学年、低学年どちらを無料にするということよりも政策としては第3子以降で、御家庭に食料費の人数分、非常に負担のかかる皆さん方にどのように子育てを支援するか、そのために給食はどうあるべきかという論議をしていただきたい。先ほども申し上げましたように大体2億円ほど給食費にかかっておりますけれども、そのうちの6割弱が父兄に食材費として負担していただいております。4割強が光熱水費とか人件費とか等々は市が負担しているところでございまして、これは文部科学省が示している光熱水費は入れてもいいのだという以上に市の方が踏み出しているということでございます。これからも大いにそういった論議、そして財源問題等も論議していただいてメリット、デメリットというのを考えていただきたい。私は、一つに財源問題はそのままふえた分をそのまんまふやしていける財政状況にあればメリットは大きいと思いますけれども、やはり子育て世帯以外にも負担を求めなければ現実として実施できないというこの財源状況を考えますと、そういう論議が市民レベルで必要だと考えております。

 以上です。



○中野武一議長 教育次長。



◎教育次長(田島昌明) 教育委員会から1点目の細かい小中別の月平均人数とそれから給食費の費用のことについてお答えいたします。

 幼稚園で278名で約632万1,000円の給食費です。小学校ですが、1,636名、約6,683万8,000円です。中学校で申し上げますと797名、約3,396万5,000円です。これは平成22年度の決算の数値でございまして、教職員、給食センターの職員等は入っておりません。

 以上です。



○中野武一議長 山田勝人議員。



◆6番(山田勝人議員) 給食費を無料化にすることによって、私なりのメリット、かねてから言っております。人口流出、子育て支援、地域活性化問題、本市にこのようなすばらしい施策があれば全部とは言いませんが、少しずつでも解決をしていくと思うのですが、結構なお金がかかるわけですからあとはやはり財源ですね。基本的に歳入がふえればもちろん歳出もふえると思うのですが、となればお金の捻出ですよね。いろいろ議運の方でも議会改革の1点で提案をしております政務調査費の廃止とか、今後議論になろうかと思いますが、それも頭に入れておいてほしいのですが。捻出ということで今財源捻出するということは、事業を精査する時期に来ているのではないかとは思うのですが、今はやりの事業仕分け的なことも視野に入れて、また単年でもこの施策を打っていろんな経済効果また人口増、地域活性化の調査をするのも必要ではないかと、数億円投資しても私はいいとは思うのですが、その単年度捻出で答弁もらえますか。



○中野武一議長 市長。



◎市長(柏木征夫) 一時的な予算については起債等々で捻出できるわけですけれども、このように経常的に1億円の負担がかかってくるとなると非常に難しい話になります。先ほども申し上げましたように医療費助成で1,700万円、ワクチン等の予防対策1,100万円、第3子以降の育児支援については1,800万円、それから放課後児童育成、預かり保育、こういったものにも1,500万円、トータルあわせて1億円です。ですから既存の予算については、これまで第5次までの行財政改革の中で切り詰めておりますのでどこを削減するかは難しい状況にあると御理解いただきたいと思います。その上で負担をふやすということになりますと経済効果を見ながら市民の皆様方と御論議いただいて負担増を願う。先ほど申し上げましたように1億円を1万世帯で単純に割りますと1年間に1万円の負担がふえるということになりますから、そこのところが非常に難しいという思いがあります。ただ、人口をふやすためには、先ほども申し上げましたように1人、2人は御夫婦の責任のもとで育てていただきたい。3人以降の大勢の家族を育ててられる御家族に対してどう支援していくかというのが人口増につながるだろう。だから御坊市に住めば、4人、5人と産めるよという環境づくりが必要ではないか。そのためにも学童保育、夫婦共稼ぎされている方の子供を放課後預かるという仕事というのも非常に重要でございます。当然健康予防、病気予防のワクチン等も必要でございますし、医療費も大勢だとある程度かかるわけで、1人風邪を引けば感染しますから、そういう医療費に対する措置をどうするかということも含めて、学校給食についてこれから御論議をしていく必要があるのではないかと考えております。

 以上です。



○中野武一議長 教育次長。



◎教育次長(田島昌明) 先ほど申し上げました数字に教職員の分も含んでおりますので訂正申し上げます。

 失礼しました。



○中野武一議長 山田勝人議員。



◆6番(山田勝人議員) しつこく何度も言うようですが、本市には課題が山積みでありますが、その中でも雇用、地域活性、若者定住促進、子育て支援と、この問題は一つの枠組み問題としてとらえていただきたい。やはりこの問題を一つずつ解決していくためには、市がクリアできる環境をつくり上げ、受け入れ態勢を整える必要があるんじゃないかと思うのですが。例えば給食費無料化も受け入れ態勢の一つとして考えていただければと思います。市長にこの施策の提案をして、今回要望として終わります。



○中野武一議長 これで山田勝人議員の一般質問を終わります。

 次に、小池佐左夫議員の一般質問を許可します。

 小池佐左夫議員。

   〔5番 小池佐左夫議員 登壇〕



◆5番(小池佐左夫議員) 9月議会において、議長の許可をいただきましたので一般質問に参加します。

 今回台風12号被害に遭われました皆様方に見舞いを申し上げるとともに1日でも早い復旧を願うばかりです。

 それでは自主防災組織の育成と防災意識の啓発について質問します。

 自主防災組織の育成と防災意識の啓発について紀州新聞の記事によると昭和21年、昭和南海地震で被害を受けた北塩屋地区が他に先駆けて平成12年に自主防災会を立ち上げたのが最初で、その後塩屋地区以外では低調であったと聞きます。東日本大震災以降津波被害が心配される旧御坊町内での自主防災づくり、立ち上げの動きが加速されているとの記事がありました。私の地区でも今回組織づくりについて話し合っているところです。自分の身は自分で守る。地域は自分たちで守るという住民の防災意識が高い今こそ行政として自主防災組織の組織化に今以上の啓発活動をお願いするものです。

 そこで質問1として、今行政として自主防災組織づくりにどんな啓発活動をしていますか。

 2番目として現在市全体の組織率、各地区間の組織率、結成予定の地区もわかればお願します。

 3番目として、避難場所として御坊小学校が指定されていますが、どのくらい受け入れ人数が可能ですか。というのも平日の昼間は子供たちがいて旧御坊町内の避難者が集中すればかなりの数になるのではないかとの意見がありましたので。また他地区の避難予定者の数もわかればお願いします。

 質問4番目として、防災用品はどれくらいの数のストックがありますか。毛布、非常食、その他、非常食については期限が切れる前の有効利用をしていますか。

 質問5として、各地区から防災組織づくりに対しての問題点は聞こえていないですか。

 以上、防災意識啓発について。

 次に、子供の安心、安全についてお伺いします。

 私は長年補導委員、また交通安全協会の御坊分科委員として何とかならないかと危惧する交差点があります。その場所はこの間紀州新聞にも載っていた御坊小学校北、チャームリラ前の交差点であります。朝夕の通学通勤時間帯は車、単車、自転車が大変多く、また朝の時間は市役所方面に左折する車が多くあり、市民会館側からの車と出くわし立ち往生することもよく見ます。事故も多くあり、この間8月29日午後8時ごろも車同士の事故でサンキュー化粧品店に車がぶつかりシャッターが曲がるという事故もあったばかりです。子供たちの通勤時間帯でなくて本当によかったと胸をなでおろすばかりです。子供たちがいつ事故に巻き込まれてもおかしくないこの危険性の高い交差点を改善しないと児童、生徒の通学時の安心、安全はなくならないと思います。児童、生徒が事故に巻き込まれてからでは遅いので早急な改善策を強く要望します。

 また、それに関連してですが、内本町通りは上を見ると老朽化した街路灯があり、朽ちていつ落ちるかと心配する危険な街路灯があります。児童、生徒の通学路としては大変危険な通りでもあり、落下事故が起こる前に早急に調査し、何らかの安全対策を要望します。

 以上、2点についてよろしくお願いします。



○中野武一議長 小池佐左夫議員の一般質問に対し、答弁を求めます。

 市民課長。



◎市民課長(高垣信廣) 御質問の5点につきましてお答をさせていただきます。

 まず、1点目でございます。防災は自助、そして共助が基本でございます。自分の命は自分で守る。地域は自分たちで守るという住民の防災意識が大事であることは議員おっしゃるとおりでございます。阪神淡路大震災から学ぶことは、助かった方の8割が隣近所の住民の方によって救出されたと言われています。自主防災組織がいかに大事であるか、また機能することが被害を小さくすることは言うまでもありません。自主防災組織づくりは町内会などお互い顔をよく知っていて連帯感を持てる範囲での組織づくりが効果的とも言われています。現在市内には25の組織が結成され活動しており、さらに各地区で結成していただくよう啓発活動に努めております。今年も自主連合会総会で自主防災組織の必要性を訴えました。平成15年以降各地区に出向き、約200回の出前講座等を開催し、延べ人数8,000人の方に啓発を行ってまいりましたが、今後も出前講座等活用しながら説明し、結成促進を行っていくつもりでございます。

 2点目でございます。自主防災組織の市全体の組織率は46.4%です。各地区間の組織率でございますが、御坊地区は51.7%、湯川地区39%、藤田地区35.8%、野口地区32.2%、塩屋地区95.2%、名田地区0%です。結成予定の地区は南新会、日の出会、名屋東会は近いうちに設立と聞いております。また本年度地域防災力向上事業に取り組んでいただいております藤田地区、塩屋地区にも強く結成を要望していくところでございます。

 3点目でございます。御坊小学校の受け入れ可能人数でございます。地域防災計画では避難生活を送る施設としての受け入れ可能人数を約1,100人としています。体育館、一般教室21室を利用する計画となっております。また御坊小学校の運動場は1万3,000平方メートルあり、この場所も利用可能と考えております。他地区の避難予定者数につきましてはわかりません。

 4点目でございます。備品の数でございますが、現在のところ毛布が782枚、防水シート330枚、ラジオ43個、懐中電灯42個、発電機15機、投光機10機、仮設トイレ120基、非常用トイレ40セット。食料としましては、アルファ米が750食、乾パン23ケース、552缶、3月にありました東日本大震災で食料を拠出しました関係上現在食料の備蓄は少なくなっておりますが購入を予定しております。食料の備蓄につきましては今後5年間で8,000食の備蓄を目標として計画をしております。食料は5年で消費期限が切れることから切れる前に訓練等で使用しております。

 5点目です。自主防災づくりに対しての問題点でございますが、自主防災組織は町内会単位で組織をいたしておりますが、今までは地区の意識の高揚がなかなか見られず、組織率が上がらなかったところでございました。しかしながら3月11日以降意識が高まりまして組織が徐々にふえてきております。組織づくりに対しての問題点といたしましては、自主防災組織の要綱づくりや訓練計画をつくるのが面倒である。区長が短期間でかわる。高齢化の地区である。津波の心配のない地域である。災害の少ない地域であるなどの声を聞いてございます。

 以上でございます。



○中野武一議長 小池佐左夫議員。



◆5番(小池佐左夫議員) 私の地区もこれを参考に自主防災会をつくろうとしています。その中で我が地区では、みんなの世話をする役員がどこまで責任があるかという問題がこの間出ました。というのも多分皆さん御存じだと思うのですけれども、ことしの8月11日の新聞に、多分皆さん見られたと思います。その中の新聞の記事を読ませていただきます。

 宮城県石巻市の私立日和幼稚園の送迎バスが津波に巻き込まれ、園児5人が死亡した事故で、4遺族は10日、園側の対応に問題があったとして、園を運営する学校法人「長谷川学院」と当時の園長に対し、計2億6,690万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。震災後、避難誘導をめぐって学校や園側の責任を問う訴訟としては初めて。

 ということで記事が載っていました。

 もう一つは、

 宮城県山元町の常磐山元自動車学校の送迎バスが津波に巻き込まれ教習生25人が死亡した事故で、遺族らが学校側に損害賠償請求を起こす準備を進めている。児童74人が死亡・行方不明となった石巻市立大川小学校の遺族からも、学校側の責任を問う声が上がっている。

 という新聞から役員がもし避難誘導中に事故にあった場合にどこまで責任を負うかということの問題で我々の会は紛糾しているのですけれども、そこら辺防災組織のつくり方に何か文言を入れて責任の所在を入れていただければより以上に広めやすいと思うのですが、そこら辺いかがでしょうか。



○中野武一議長 市民福祉部長。



◎市民福祉部長(池口勝巳) 議員おっしゃる役員の責任うんぬんというお話ですけれども、新聞で掲載されていた東北の事象については細かくわかりませんが、私が考えるにはそもそも善意、ボランティアという精神のもとで行っている活動ですので、責任論という話はあってはならないと感じているところでございます。

 以上です。



○中野武一議長 小池佐左夫議員。



◆5番(小池佐左夫議員) 責任論については、そういう会議でそういう話が出たというのは寂しい思いをしました。実際ボランティアというのか、安全を確保するための避難誘導ですので。でもそういう声があるということはやっぱり一応心にとめておかないとこれからの避難誘導には必要だと思うので、そこら辺をぜひとも検討していただいて防災マニュアルの方に載せていただければと思うのですけれども、そこら辺いかがでしょうか。



○中野武一議長 市民福祉部長。



◎市民福祉部長(池口勝巳) 今おっしゃった要望につきましては一度検討していきたいと思います。

 以上です。



○中野武一議長 小池佐左夫議員。



◆5番(小池佐左夫議員) ありがとうございました。自主防災組織の育成については結構です。

 次に子供の安心、安全を考えるについて。



○中野武一議長 次の答弁を求めます。

 都市建設課長。



◎都市建設課長(蔵光信治) 子供たちが安心、安全に通学できるように道路整備を現在努めているところでございます。議員御指摘の御坊小学校北交差点につきましては、県道井関御坊線と市中心部を東西に横断する市道女学校通線の交差点改良を現在県に要望しているところでございます。交差点計画につきましては、県は現地調査をして方針を打ち出すべく検討中であると聞いております。市といたしましてもその計画案に並行して、事業実施可能かは今後の問題であろうかと思います。

 続きまして、内本町の街路灯についてでございます。内本町の街路灯の安全対策でございますが、確認をしたところ市道の道路専用物件としてではございませんでした。沿線に設置されたものでございます。しかし、児童、生徒の通学路になっておりますので安心して通学できるように施設の安全面等の対策がなされているかも聞き現地調査をした上で判断をし、道路管理者側から安全対策をお願いしていきたいと考えております。

 以上です。



○中野武一議長 小池佐左夫議員。



◆5番(小池佐左夫議員) 交差点についてはよろしくお願いします。なかなか県道と市道の兼ね合いで難しい面があると思うのですが、1日でも早く安全対策をよろしくお願いします。

 街路灯について、あれは商店街が運営しているものなのですか。



○中野武一議長 都市建設課長。



◎都市建設課長(蔵光信治) お聞きしたところ商店街が設置したものだと聞いております。

 以上です。



○中野武一議長 小池佐左夫議員。



◆5番(小池佐左夫議員) 耐用年数としても大分過ぎているものだと聞きます。本当に朽ちて危ないのでこの間の台風の過ぎ去った後でも5時半ごろですか、実際、上からカバーがあそこに落ちていました。いつ折れたり落ちたりするかもわかりませんので、できればそういうものは近くに電柱とかいっぱいありますのでそちらの方に移すとか何とかは無理なものなのですか。防犯上多分電球は必要だと思うので、そこら辺何とか考えていただけないかと思うのですけれどもいかがでしょうか。



○中野武一議長 都市建設課長。



◎都市建設課長(蔵光信治) 街路灯のかわりになるということでございますが、やはり設置された商店街の方々がどのように考えておられるか。あるいは町内会で防犯灯というようなこともございますので、そのことについては商店街の方と町内会の方と御相談されてどういった方向がよいのか。電柱への設置は関電、NTTに許可をいただければ設置可能だと思いますので、その点で町内会と商店街の方で御協議いただければありがたいと思います。

 以上です。



○中野武一議長 小池佐左夫議員。



◆5番(小池佐左夫議員) 私とすれば上を見れば大変危険な街路灯ですので、1日でも早い改修という安全策をとっていただきたいと思うので、その点よろしくお願いします。

 以上、質問を終わります。



○中野武一議長 これで、小池佐左夫議員の一般質問を終わります。

 次に、田端卓司議員の一般質問を許可します。

 田端卓司議員。

   〔1番 田端卓司議員 登壇〕



◆1番(田端卓司議員) 2011年9月議会に当たり、議長の許可を得ましたので、一般質問を行います。

 まず質問に入る前に、9月3日に高知県に上陸した台風12号の被害で亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに行方不明になっている方の1日も早い発見、救出をお祈り申し上げます。

 御坊市でも3日早朝から暴風警報が発令されました。緊急の災害時における不眠不休の任務につかれた多くの職員や消防団の方々にお礼を申し上げます。本当に御苦労さまでした。

 そこで台風の質問、被害状況、時間的な経過報告をいただくことになっていましたが、先ほどの報告で省略、割愛させていただきます。付け加えて御坊市では幸いにも亡くなられた方はいなかったようですが、それにしても次々とこんなことが起こるのだろうかと思わずにはいられません。そして3月議会の開会中に東北の地震津波、今度は9月議会の開会中と、不思議なことが起こるものだと感じています。

 1つ目の質問になります。東日本大震災を教訓に御坊市の防災対策を。3月11日の東日本大震災からまもなく半年を迎えます。まだまだ被災地の復旧、復興はなかなか進まず、家族を失い、仕事もない、家もないなどの状況が続いています。今なお、悲しみと先の見えない不安の中で日々を過ごされています。とりわけ原発事故のあった福島県の避難生活を強いられている人々は帰れないもどかしさに泣きながら毎日を過ごされているとの報道を見るにつけ、心が痛みます。

 そうした東北の被災地の復興に少しでも役立てればと、7月初め、日本共産党日高郡市委員会の議員を中心に6人で岩手県の陸前高田市に、現地で3日間、述べ5日間支援に行ってきました。その報告を若干述べさせていただき、そこで聞いてきたこと、見たことを教訓に、御坊市での防災の取り組みについて幾つかの質問をしたいと思います。

 陸前高田市へは御坊を支援物資を積んだトラック1台と乗用車1台の計2台で出発し、東北道一関市へ、そこから大きな峠を越え1時間余りかけて、延べ18時間かかってやっと現地に到着という行程でした。そこで目にしたのは今まで経験したことのない景観でした。残されたのは廃墟と化した市役所や県立高田病院、消防署などの高い建物だけで、民家は跡形もなく、瓦れきの山があちこちに山と積み上げられ、使い物にならない数えきれない数の車も固めて何カ所にも分けて並べられていました。私たちの作業は、支援物資を青空市で配ったり、主には2人組で市内に分散して建てられている仮設住宅の家を1軒1軒支援の米をもって訪問し、生活する中で困っていることや行政に対する要望などをお聞きし、その内容を市の共同支援センターに集約する仕事でした。対話をするのは、大変気を使う難しい仕事でした。合間に陸前高田市の地震当日の様子や被害の話をお聞きしました。

 震災前の人口は約2万4,000人、死者1,548人、行方不明者520人(8月23日現在)。市の職員は296人のうち、死者68人、嘱託や臨時職員を含めると100人以上が亡くなっているとのことでした。市役所は4階建てで、職員と地域の人たちは高いからと屋上まで上ったがそこも水につかり屋上の組合の部屋の屋根に上り、市長以下125人の人たちが一夜を過ごしたそうです。避難訓練もしていたが、まさかこんな高い津波が来るとは思わなかったとおっしゃっていました。

 陸前高田市はリアス式海岸ではなく、気仙川の土砂が積もってできた日高平野とよく似た地形で、今は一本だけ松が残っている高田の松原もある市です。そして、気仙川が海岸から七、八キロメートルもさかのぼって流域を飲み込んでいきました。

 まだまだ見聞したことはたくさんありますが、前置きはこれぐらいにして幾つかの質問をいたします。

 1つ目として、陸前高田市では防災の拠点として市役所の3階まで避難すれば大丈夫と考えられていました。ですから、多くの人が避難してきたところへ津波が来て被害が拡大しています。御坊市の庁舎も防災の拠点として、これまでの津波の想定レベルのままの検討でいいのでしょうか。新たにさらに大きな津波を想定して検討する必要があると思いますが見解をお伺いいたします。

 2つ目として、平成17年12月に発行されたハザードマップ「地震の心得」と今回新たに配布された「市避難レベルマップ」の違いをお示しください。また、新たにマップをつくったからそれでいいということにはならないと思います。3月11日の震災を経験し、さらに今回の台風を経験した中でその教訓を引き出さなければなりません。今後のこのマップの活用法、市民へのさらなる周知について市の方針をお示し下さい。自主防災会のできている地域はその会と市との綿密な話し合いで対応することになりますか。また自主防災会のできていない地域はどういった対応になるのかお答えください。

 2点目として、東日本大震災の廃材等の処分の受け入れについて。

 東日本大震災で発生した廃材等の処分の受け入れについてです。震災で発生した廃材などの可燃物を他県での広域処理が必要とのことで、去る4月に環境省が都道府県を通じて全国の市町村に受け入れを呼びかけていたそうです。当地では名田町にある広域清掃センターを調査しているとの報道がありました。瓦れき撤去をしないと復旧できないから受け入れるべきという善意の気持ちはよくわかります。しかし、放射能の汚染につながったら元も子もありません。

 そこで質問です。1つ目として、環境省の受け入れ呼びかけは、どのような呼びかけだったのでしょうか。

 2つ目として、呼びかけに対して御坊広域行政事務組合はどのような回答をされたのでしょうか。

 以上、答弁を求めて私の一般質問といたします。



○中野武一議長 田端卓司議員の一般質問に対し、答弁を求めます。

 市民課長。



◎市民課長(高垣信廣) 東日本大震災の教訓に御坊市の防災対策という点で2点の御質問にお答えいたします。

 御坊市庁舎の防災の拠点としての検討ということでございます。東日本大震災を受けて避難場所の見直しを行いました。耐震性に心配のある本庁舎を今回の避難場所から外しております。今後の国の中央防災会議で新たな津波のシミュレーションが出されましたら、新庁舎の建築が検討されている中で当然防災の面も考慮した庁舎を考えているということになると思います。

 2点目でございます。ハザードマップと避難レベルマップの違いでございます。津波ハザードマップと避難レベルマップは同じものでございます。ハザードマップでは浸水深を表示しております。一方レベルマップは本市が今回避難所の見直しを行ったことに伴い、地震、津波、風水害での避難所と緊急避難先−−避難ビルでございますが、一覧表にし、また標高も表示して津波の安全性をあらわすレベルをマップにして作成したものです。先ごろ市内全戸へお配りいたしております。県が配布しました避難カードへの記入に役立てていただければと考えております。東日本大震災から逃げることを教訓としてハザードマップやレベルマップを見て市民の方にはより安全な場所へ逃げていただくようお願をしたいと思います。市のホームページへの掲載や出前講座の説明時に市民の方に周知を図っていきたいと考えております。

 以上です。



○中野武一議長 田端卓司議員。



◆1番(田端卓司議員) 私片方耳が悪いのでちょっと聞き取りにくかった面もあったのですけれども、津波を想定した庁舎の防災の見直しを検討するということだったような。新しい庁舎の計画もあるのでということが聞こえたのですけれども、今の庁舎でどこまで検討するのかちょっと聞き取りにくかったのですが、もう一度詳しくお願いしたいと思います。



○中野武一議長 市民課長。



◎市民課長(高垣信廣) 今回避難場所の見直しをしたのですけれども、そのときに庁舎は耐震性に心配があるということで避難場所の方から外しております。それで今現在新しい庁舎というのも検討されておりますので、国の中央防災会議の方で新しい津波のシミュレーションがもし出ましたら、それに乗って新庁舎というのは防災の面も考えてつくられていくのではないかと思います。そういうことを申し上げました。



○中野武一議長 田端卓司議員。



◆1番(田端卓司議員) まだいつ新しい庁舎ができるとかそういう話にはまだ具体的にはなっていないと思うのですよ。だから今のこの庁舎でもしそういう災害が起こったときにどうなるのかということでお聞きしたのです。最初の質問のところで陸前高田へ行ったときの話を時間をかけてしているのですけれども、もっと詳しくほかのことも言わしてもらったら、陸前高田市では、この津波では3.5メートルぐらいしか来ないだろうというようなことだったらしいのです。それが現実は20メートルの津波が押し寄せてきたということなのですね。だからこのハザードマップを見ても、先日配られてきたのを見ても、市役所の標高は3.5メートルで浸水の予測が1メートルから2メートルぐらいとなっているのですね。だから今の庁舎で本当にもし大きな津波が来たときにどうなるのかと、陸前高田の町を見て本当にびっくりしました。陸前高田の屋上で助かった人は何の情報もないし、ラジオから言っている放送では陸前高田市は壊滅状態です。だからどんな状況になっているのか全然ほかへは伝わらなかったと、こういうことなのですね。私は陸前高田の町を見て、御坊とよく似た地域だからひょっとしたら大変なことになるのと違うかというのを感じて帰ってきたところです。

 もう一つ、きょうかきのうの新聞でしたか、陸前高田と同じような町の宮城県の南三陸町長の談話として、そこでも防災の庁舎に避難した職員が犠牲になって、殉職職員の家族会が提出した公開質問状で、町長は浸水は2メートルぐらいしか予想していなかったと、そうしたら3階の消防の防災庁舎に避難したら助かると言ったのが16メートルの津波で全部建物をやられてしまったということで町長は深く責任を感じているということで謝罪をしているという記事も載っていました。

 余りこんな深刻な話はしたくないのですけれども、やはり今度の東北の津波なんかを見ていたら、御坊もそういうことが起こるのではないかということで心配をしております。今の庁舎で機能が失われないような、そういう防災の避難場所にはなっていないけれども、防災の拠点として今まで以上の対策をとっていただきたいと思っています。

 それから先ほどの小池さんの質問に答弁もありましたけれど、自主防災会をつくっているところはどんどんいろんな面で活動しているらしいのですけれども、できていないところへも町内会長を通じて、その地区でもつくってくれと言ってくれているらしいのですけれども、先ほどの答弁の中でいろんな面でなかなかできないと言われたのですけれども、私は幾らそういうことで話を持っていってもなかなか区長だけで防災会の立ち上げというのは難しいのと違うかと。だから本当にこれをもっともっと市民の皆様にやっていくためには市の方から地域の人のところへ出向いていって自主防災会の必要性の話とかを何回もしていただければ、立ち上げにつながっていくのではないかと思っているのですけれども、そこらあたり幾つかの面答弁お願いします。



○中野武一議長 市長。



◎市長(柏木征夫) まず庁舎の避難場所を外したという話ですが、耐震性の面から外したわけです。実際に災害が起こったときには、地震があってそのあとで津波が来ます。ですからこの場所も津波の避難場所として、地震で倒壊していなかったらなれるわけでございまして、そういうスタンスで一応安全を期して当面はまず外しておこうということでございます。

 それからシミュレーションの話ですが、一応私たちが参考にするためハザードマップをつくったのは和歌山高専の小池先生でございます。小池先生は京大の防災研究所、今関西大学に移っておられる河田教授のお弟子さんで、専門家でございます。その専門家の御意見、その知識でつくっていただいたものである程度県のシミュレーションよりも余分に見立てています。ちなみに御坊市の地形からいきますと、前のチリ津波でも余り影響ございませんでした。先の東北地震のときに高知県須崎市というところでは、2.6メートルの津波が来ています。うちでは祓井戸で1.1メートル、南塩屋の漁港で0.7メートルだったと思いますが、そういう地形的なメリットもありますから、その地域、地域の対応というものもしっかりしながら、これからも中央防災会議のシミュレーションが出た後にも、小池先生と御相談を申し上げながらつくっていきたいと考えております。

 そのほかにつきましては担当課長の方から説明させます。



○中野武一議長 市民課長。



◎市民課長(高垣信廣) 自主防災会につきましてですが、先ほども申しましたけれども地域は自分たちで守るという意識が高まっていかないと防災会の設立にならないのではないかと。行政から出向いていってつくらないかではなかなか機能もしてこないのではないかということで、一番大切な意識の高揚が起こってきたときに行政から説明もさせていただいて要綱等つくり方もお手伝いさせていただくということでやってございます。先ほど西本議員のお話にもありましたけれども、非常に意義深いお話でございました。そういうふうなお話も取り入れながら出前講座等々の中でも必要性を十分に説明していきたいと考えております。

 以上です。



○中野武一議長 田端卓司議員。



◆1番(田端卓司議員) 地震、津波ばかり思っておったらこの間のような水害の危険性もあり、考えていかないといけないと感じています。特にこの間配られたこれの中にも津波の緊急避難先とかそういうのだけではなくって、やはり地震の避難所、風水害の避難所とか載っていますね。だから起こった災害によっても違いがあると思います。西本議員の話にもありましたけれども水害では大丈夫だけれども、地震、津波ではこんなのではいけないとか。そういうこともありますので特にこちら地震、津波だけと違って、水害の危険性もあるということで地域で自分たちの命と暮らしを守っていくという立場で必要ではないかと感じました。市の職員の方にも市民の命と暮らしを守るという立場から積極的に市民の皆さんの声を聞きながら減災を進めていただきたいと思っています。

 次に行ってください。



○中野武一議長 次の答弁を求めます。

 環境衛生課長。



◎環境衛生課長(西本由美) 呼びかけについては4月11日付、県から調査表等のメールがありました。受け入れにつきましては、広域圏組合ですので組合で回答してもらっています。その内容は災害廃棄物受け入れ可能として生ごみ週10トン、年500トン、可燃性廃棄物週5トン、年250トン、家具類週5トン、年250トンと4月13日付で回答していると聞いています。なお現在まで東日本の災害廃棄物は搬入されておりません。また、それ以後調査も来ていません。

 以上です。



○中野武一議長 田端卓司議員。



◆1番(田端卓司議員) 私もこれ新聞記事でちらっと見て、朝日新聞が発行している写真の雑誌、AERAを見て、こんなことがあるのかと初めて知った次第です。私は陸前高田市の様子を見て、幾つも積み上げられた瓦れきを見て、これはその地域だけで処理をするのは本当に大変だろうと。だからそれをどこかで処理をするということは本当に必要だと感じました。それは必要だと思っています。ただこれを見れば全国42都道府県、この御坊広域事務組合と同じように572カ所が名乗りを上げていると載っています。まだまだ名前を伏せてほしいというところもあるらしいのですけれども、ただ心配するのは、話では福島県で出た瓦れきは放射線を帯びているから持っていかないと、処理をお願するのは宮城県と岩手県のものだと新聞記事でも見ました。ただ、問題になるのは岩手や宮城であれば瓦れきは−−私が言いたいのは放射線汚染の問題なのですけれども、私らが行った岩手県の一関市では、そこの稲わらで育った牛の肉が放射線に汚染されていて出荷停止になったとか。それからまた陸前高田の倒れた高田の松林の松を京都の五山の送り火でお盆に燃やすということだったのですけれども、そこからも放射線が検出されてそれも中止になったということとか、東京の処理施設で燃やした灰からも放射性物質が発見されたということで、このことがもし全国でこういう瓦れきを受け入れることになったら、放射線を帯びてなければ別に問題はないのですけれども、ちょっとの量でも不安だという若いお母さん方からの声も出ていると聞いています。そういう意味でもし正式な申し入れがあったら、震災の瓦れきを御坊広域行政事務組合でも受け入れるということになるのでしょうか。答弁をお願いします。



○中野武一議長 環境衛生課長。



◎環境衛生課長(西本由美) 現在のところ、東日本の災害の廃棄物については県内に入ってくる可能性はないと思います。今の現状で県から出さないといけない状況が出てくると思いますので、この台風の被害で瓦れきの処理とか、今見てもらったらわかると思うのですが、てんてこ舞いになっています。そんな余裕今のところないと思いますので、東日本の瓦れきは一切来ません。断言します。



○中野武一議長 市長。



◎市長(柏木征夫) この放射線汚染の問題は1市とか地方の問題ではなくて日本国全体において、拡散を防止しなければならないことから国の政策がまずあってしかるべきだと私は思っております。ですから測定可能なことでございますから、瓦れきではなしに燃える木材とか生ごみとかそういう物が入ってくることになれば、きちんとした検査体制の中で汚染された物をどこに集約してどういう処理するかというのが今の国家的な課題になっていますので、私はそれは心配しておりません。絶対入らないのと、また入らないようにすべきだと思っております。

 以上です。



○中野武一議長 田端卓司議員。



◆1番(田端卓司議員) 私もそういう思いを強く持っています。受け入れないと言われたのですけれども、もし受け入れるとすれば向こうの検査体制だけと違って、地域の人に安心してもらうためにも専門的な職員の方とか測定の機器とか、そういう配備も必要になってくるのではないかという懸念もあって質問したわけです。これから震災を受けた復興というのは途方もない時間がかかると思うのです。だからどういうことが起こってくるかもわかりませんけれども、そういうことも考慮してやっていただきたいと思っています。

 以上で質問はこれで終わるのですけれども、最後に私は東北のボランティアに行ってきて引き続いて息の長い支援が必要だと思っています。また機会がありましたらそちらの方へも今後とも入っていきたいと思っています。

 以上申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○中野武一議長 これで田端卓司議員の一般質問を終わります。

 この際、休憩します。

     午後0時05分 休憩

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     午後1時02分 再開



○平井俊哉副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、村上宗隆議員の一般質問を許可します。

 村上宗隆議員。

   〔8番 村上宗隆議員 登壇〕



◆8番(村上宗隆議員) 平成23年度9月議会の定例会において議長の許可を得ましたので、これまでの活動を踏まえ一般質問をいたします。

 まず冒頭に、先週の3日と4日に大型台風12号の影響で対応に当たられた消防長始め地元消防団また関係者の皆様方にまずもって感謝を申し上げる次第であります。おかげで名屋、名新地区の住民は命に別状なく難を逃れて幸いでしたが、3日には下川河川はんらんに伴い茶免のお地蔵さんを軸に家屋の床下浸水や冠水で難儀を強いられ大騒ぎとなりました。御存じのように名屋、名新地区は御坊において特に海抜の低い地でございますので、今回の天気予報のように総降雨量が800mmと言われていましたので覚悟はしていたものの結果ごらんのような状況になってしまいました。過去5年前のゲリラ豪雨によってもたらされた下川のはんらんと同様でありました。直ちにその年に下川河川改修対策委員会を立ち上げ、皆さんの御理解のもと、予算を充てていただき現在までに至っております。改修に当たってはスムーズに運んではいるものの立ち退きで家屋が減っている分、今回のように増水して冠水すると一気に近隣の家々に襲ってくるので気が気でなりません。1日も早い工程で安心安全に生活を営めるようにお願いしたいものであると地元の方々はもちろんのこと、町内会長も口をそろえて訴えています。次に4日は棒山ダムの放流に伴い日高川の水位上昇のため、早朝より避難勧告を告げる広報車や市内放送で、御坊小学校に避難してくださいということで過去になかった避難勧告に住民は唖然となってはいたものの、東北大震災の影響もあって生きた津波避難訓練にもつながり、まさに9月防災週間さながらといったところで実践そのものの2日間の台風に明け暮れた日々でありました。もちろん私も地元の方々に避難するように努め、町内会長初め住民の方々に啓発を促しました。そうした中に寝たきりの80歳の男性をワンボックスカーで病院に搬送しようと試みたのですが、たまたまその方は点滴中で身動きをさすのも困難なので早速救急車を呼んだ次第です。結果その方も早く避難をしたので助かりました。

 このような2日間でありましたがきのう、きょうのことであり、ただいまわかっている範囲で結構ですので状況報告についてお伺いをいたします。なのですが、午前中に状況報告から対応の仕方からございましたので、この辺のところは割愛をさせていただきます。

 以上が1つ目の質問のテーマは名屋、名新地区の防災の強化についてであります。

 次に、関連しまして今回の質問も作年12月議会より端を発しことし3月、6月そして9月議会での質問をあわせ計4回目となります。質問のテーマは震災後の御坊市における津波による防災、滅災対策の見直しということで結局、今回もこの質問しか考えられませんでした。過去の質問内容とが関連があります。かぶるところも多々あると思いますのでそのようなところは省略をさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申しまして、早速本題に入らせていただきます。

 さて我々、政治や行政の最大の仕事はいかに住民の命を守るかであるとかねてから考えています。御存じのように東北大震災において大防波堤が破堤し、万里の長城と言われた巨大防潮堤が町を守れなかったことがメディアを通じ報道されていました。国においては8月に津波対策推進法案も成立して基本的な考え方やソフト面、ハード面そして津波対策に関するバランスのとれた防災対策が必要であると書き記されています。私も全くこの法案に対し同感であります。また国の中央防災会織の結果も待たずして次のような質問をしても愚問だと思われますが、私は議会あるごとに質問を続けていきたいし、私の使命だと認識をしています。防災会議の結論も来年度中には出る模様ですが、災害はいつ何どき襲ってくるかわかりません。特に名新地区は津波と背中合わせの中でリスクを日々感じているのであります。そして洪水ハザードマップはもとより今回の御坊市避難レベルマップにしかり、やはり名新は赤色で塗りつぶされた危険エリア、レベル1となっています。まことに情けないのですが現実でありますので見直しをいち早く充実して実行してもらいたいものであります。それにはかねてから要望している頑丈で丈夫な避難タワーの建設や金兵衛河口のかさ上げ等、名新は高台もなければ津波避難場所も何もない。だから今は逃げるしかないのです。震災後、はや180日がたった今、大震災に対して市防災責任者であります市長の所感と県地域防災計画の見直しを含めた今後どのように取り組まれるのかリーダーシップを発揮する立場としての見解をお伺いいたします。

 さて、このほど名新地区において県の今年度新規事業となっている自主防災組織活性化事業の採択、県内4市町で御坊市、橋本市、湯浅町、古座川町の4つです。を受けて東海、東南海、南海地震を想定し11月に予定の防災イベントを実施して町歩きをしながらさらに地震や津波が発生した場合の危険な個所をチェックして防災マップを作成し、さらに災害図上訓練や簡易トイレのつくり方、起震車による地震体験訓練、救出搬送訓練それに炊き出し訓練や家具転倒防止についてなどさまざまな方向からソフト面における指導を県よりコーディネイトをしていただけるというのがこの事業の趣旨だということを聞いています。これらはまた住民の意識高揚に努めるとともに命を守る手段となるのであります。ただいま名新では震災後かなりの津波に対して敏感になっていまして、地元の意気込みでもあります。まず津波の玄関口である名新が手を挙げなければ行政としても真剣に対処してくれないのではと血気盛んであります。自分たちで今できるところからということで私も防災士の勉強会に出席をさせていただき、地域の防災リーダーとしての役割を少しでも担い一人でも多く助かってほしいと願う心からでありますし、滅災にもつながると判断をしています。

 以上、防災に関係する2点についての一般質問といたします。



○平井俊哉副議長 村上宗隆議員の一般質問に対し、答弁を求めます。

 市長。

   〔 市長 柏木征夫 登壇〕



◎市長(柏木征夫) 大きな2点目の市長の所感から答弁させていただきます。

 津波などの災害から市民の命を守るための施策の推進や防災計画の見直しなど公助が果たすべき減災対策は、最優先課題と考えております。

 以上でございます。



○平井俊哉副議長 村上宗隆議員。



◆8番(村上宗隆議員) 順序が逆になったのですね。

 市長の所感、2番目からですね。

   〔「1番目省略した」と呼ぶ者あり〕

 はい、そうです。失礼しました。1番目の省略なのですが、よろしいですか、議長。

 1番目は、確かにその中の1番、2番に関しては、午前中に全員協議会をやりましたので、それはそれで対応させていただいているのですが、まだ、大きな1番目の中の通告書にあります3番目のところからお伺いをしたいと思うので、順序が逆になりましたので、はい。

 議長よろしいですか。1番、2番は割愛させていただくのですが、3番の避難所での住民への対応というところで、再質問と再々質問があるのですが、許可願えますか。



○平井俊哉副議長 先ほど読み上げしたところの省略したところが、通告の3番目ではないですか。読み上げを省略しています。



◆8番(村上宗隆議員) ということは、3番の避難所での住民への対応は認められないのですか。

   〔「一回休憩したら」と呼ぶ者あり〕



○平井俊哉副議長 楠本文郎議員。



◆2番(楠本文郎議員) 周りは2の1やら1の1やらわからない。だから、ちょっと議長ストップして、議事整理を質問者とやっていただけませんか。



○平井俊哉副議長 先ほど冒頭の読み上げのときにありました1は割愛ということもありますので、先に質問の大きな2の方から行きたいと思います。



◆8番(村上宗隆議員) ちょっと誤解を招いた部分がありまして、大変失礼しました。

 そしたら、2番の方からということで、ただいま市長から御答弁をいただきまして、市長の所感ということで、計画の見直しそして減災対策ということなのです。これも私も過去何年か勉強させていただいて、内容も十分把握しているつもりであります。しかしながら、私達名新地区におきましても、先ほども読み上げの中にもございましたように地元の自主防災は先ほども午前中からかなり言っていますが、それはもちろんのことそれに防災士の資格を取るとか、県の方から指導いただいてとにかく意識の高揚をしていって、私たち名新地区を守っていこうではないかという働きでただいま勉強中でございます。確かに、市長が今所感を言われたのですが、まったくそのとおりだと思います。市長、その内容をもう少し具体的に御答弁願えませんでしょうか。



○平井俊哉副議長 市長。



◎市長(柏木征夫) 恐らく避難タワーの建設のことだと思いますが、実は高知県に須崎市という市がございます。ここは、昭和南海地震で722名の行方不明、死者を出した場所でございまして、今回の東北地震でも、御坊よりもまだ遠いところにあるけれど高さが2.6メートルの津波が押し寄せてきたという特異な地形のところでございます。それが今度は、チリ地震では死者、行方不明者0になっております。その中で、いろいろな見直しがあったそうですが、避難場所については、現在再検討中ということでございます。市の真ん中に立派な階段があって、山に登る道を避難場所にしているのですが、それが恐らく津波では役に立たないだろう。というのは、避難困難者が集中したところに津波が来た。こういう過去の事例から今見直しているわけです。となると避難タワーのように急階段を登ることが果たして、実際にできるものか。それから、うちの場合はそれほど大きな津波の想定はしていないのですが、少なくとも6メートル、7メートルの津波が来たときに対応できるだけのものができるだろうかと考えたときに、専門家が言われるように日高川の堤防を利用した形の避難困難者の避難場所の設置が望ましいだろうということ、日高川の堤防周辺に避難タワーをつくれるような場所がないか、それもなだらかな形で登れるものにできればと思います。

 もう1点は、車はだめだということが東北震災のときにございました。それは、だれもが車に乗ると渋滞で動けなくなります。一方避難困難者は、車の使用が不可欠になってまいります。それをどう防災組織の中で皆さんと協議してどういう形で車を利用して、高台に避難させるかということをこれから皆さんと御相談して進めていくようなソフト面も非常に大事だと思っておりますので、これから具体的に検討していきたい。そして、先に配付したマップの中で、庁舎を除いておりますけれど、地震が揺れて建っておれば避難場所になるわけですから、緊急避難場所と津波避難場所というのを2つの考え方で対応を進めているところでございます。

 以上です。



◆8番(村上宗隆議員) ただいま市長の答弁をいただきまして、まことにありがとうございます。確かに、見直し見直しなのです。私も常に防災の方で、高垣課長の方からいろいろ指導を受けたり、勉強もさせていただいたり今している最中です。もちろん私だけではなしに、地元町内会長を初め、地元のリーダー格という人々と協力しながら今勉強している最中でございます。かなりメディアの方でも地元市におきましても、名新地区というのは−−お前市議会議員をやっているのに名新地区のことしかしないのかということになるのですが、テーマはこういうテーマなのですが、防災に関しては、特に名新というのは海と背中合わせなのです。そういうことにおいて、神経質になるのは当然であります。神経質になるのですが、プラス勉強して自主防災組織とか避難訓練とか、図上訓練とかいろいろこれからやるわけでありますが、まず11月に訓練もやる予定にしています。いろいろハード面、ソフト面あると私も確信しておりますし、津波対策方針の中にもそういう基本的なことも書かれていて、何とか理解しているつもりでおります。ですから、2012年ですか、防災会議の結果が出る予定だということを聞いておりますので、ぜひ1にも、2にも防災タワーというのですか、避難所ももちろんそうなのです。逃げる場所がないということもありますので、節にお願いをいたしまして、次の質問の答弁を求めます。



○平井俊哉副議長 大きな2点目の質問は、これでよろしいということですか。

   〔「2番目はいいです」と呼ぶ者あり〕

 今答弁しているのは、大きな一くくりの2番目です。2番目は1点だけです。今の答弁は、2つ目の大きなもののすべてです。

   〔「1回休憩。理解していない。」と呼ぶ者あり〕

 この際、しばらく休憩します。

     午後1時25分 休憩

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     午後1時27分 再開



○平井俊哉副議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 村上議員の質問に対して、整理しもう一度質問をお願いします。1点目。



◆8番(村上宗隆議員) 先ほどの大きな2点目の方は、終了だということを局長の方から聞かせていただきましたので、それで何とか理解をさせていただきます。

 通告書で出している1点目の1番、2番ですね。議長、その件に関しては、割愛させてもらうということなのです。質問は、大きな1番目の3つ目です。避難所の住民への対応というところから、質問をさせていただきたいのですけれど、議長よろしいですか。



○平井俊哉副議長 ちょっと整理をしますが、原稿の読み上げはなかったですね。小さな3と4というのは。原稿の読み上げのどの部分が3と4になるのかが定かではない。出ていません。



◆8番(村上宗隆議員) 皆さんのお手元に回っていると思うのですが…



○平井俊哉副議長 その小さな3と4をもう一度読み上げをして、質問を進めてください。1の3、1の4、それを読み上げをして、質問の方に入りたいと思います。



◆8番(村上宗隆議員) 先ほどの割愛させていただくというのは、ここですね。関係担当課からの報告をお願いいたします。つまり人的被害、物的被害とこれからの執行部の対応、今後の取り組みや課題、それに避難住民への−−ここが抜けていたのですね。失礼しました。避難住民への対応ですね。早朝ということで何も食べていない避難者に対しての炊き出しや差し入れについてもお答え願います。そして、この4つ目の上川ポンプ場に待機の件です。

 以上でございます。



○平井俊哉副議長 大きな1の3と4の答弁を求めます。

 市民課長。



◎市民課長(高垣信廣) まず、食事の提供についてでございますが、避難初期は行政の対応が不可能なため、1食、できれば2食程度、御自身で御用意いただく必要があると考えております。避難が長期化すれば行政が主体となって提供していかなければならないと考えていますが、規模が大きくなれば地域の御協力も不可欠と考えております。

 以上です。



◎下水道課長(細川正勝) 上川ポンプ場ですが、台風など潮の満潮時の前後二、三時間、現地に3名の職員を配置し、水位確認を行いながら、下降ゲートの開閉操作を行っております。今回も2日夕方から4日早朝まで順次操作を行っておりました。ただし、4日の避難勧告前ですが、この時は、干潮時間でありまして、職員につきましては一度市役所の方に戻っております。それで、今回このような台風を踏まえまして、雨水高潮以外による上川のはんらんが予想されるときにつきましては、事前に職員1名ではなく、2名程度配置したいと考えております。

 以上です。



○平井俊哉副議長 村上宗隆議員。



◆8番(村上宗隆議員) 避難所での対応の方から、聞かせていただきます。確かに炊き出しというところまでいかなかったのですが、私たちの名新地区は、朝4時過ぎですね、早朝から広報車で回ってこられて避難してくださいということで、円滑に運んだつもりだと確信している次第なのです。その中で、御坊小学校の体育館が避難所になっておりまして、私も避難所の方へ後ほど行くわけなのですが、それまでは地元で啓発して、とにかく避難してくれ、逃げてくれということなのです。読み上げの中にもあったように、特異な例かもしれませんけれど、ベッドで点滴していたり、そういうような状態の方もありました。それはそれでいいのですが、結局、私達自身、地元のリーダー格は、ほとんど避難するようにと力を注いだわけであります。その中で私も後に避難所の方へ行くわけですが、避難所での指導というのですが、そういうものがなかったように聞いているのです。西本議員の方から市職員の手厚い支援が非常によかったという面に関しても私も認めるところですが、しかしながら、この間の御坊小学校の体育館においてはそういうことは少し欠けていたのではというところがありますし、現実にそういう声も出ております。それと、今回避難ということに関しては、初めてのことで初体験をしたということで、−−初体験であろうが、2回目であろうが、3回目であろうが、避難には変わりないのですが、大きな避難訓練になったことは間違いないのです。その中において、避難所での対応がもうひとつであったと。一体御坊小学校での責任者という方はだれだったのかな、だれに言ったらいいのか、そういうようなことを私も聞きました。それと、避難解除が9時過ぎですか、せっかく避難してきて、命が助かったのに、まあ勧告ですから、強制ではないというのもある程度わかっているのですが、どういうわけか、1人2人、3人、4人という格好で車で帰られる方が多々いたのですが、何の報告もなかった、連絡もなかったというのが現実なのですが、その件に関して、どうお考えなのでしょうか。



○平井俊哉副議長 上川ポンプ場の件は、もうよろしいですね。答弁回数にかかります。



◆8番(村上宗隆議員) 先に今のを。それはだめなのですか。避難所での対応についての再質問ということで、だめですか。そしたら継続します。失礼しました。ありがとうございます。

 その件について、1つと。それについては、その答弁でお願いします。

 それと、上川ポンプ場の件について、再質問ということでさせていただきます。先ほど、課長の方から報告がありました。確かに、私は1名と書いているのですが、これ何名つけていいものかわかりませんけれど、最低1名以上は必要だろうということで、通告書に書かせていただいたわけでありますけれど−−一応私もお話を聞かせていただいているのですが、夜中の12時過ぎくらいまで待機していただいていると、いわゆるポンプを起動していただいていたわけですね。ちょうどその時間帯になりまして、午前中の報告にもありましたように、干潮時が12時過ぎを迎えるわけです。となりますと、だれの判断かわからないですが、一応待機しろというようなことがあったように聞いております。待機したということは、せっかく上川ポンプ場が起動しているのに、離れたばかりに、ポンプをとめなければならないということになるわけです。ですから、その間非常に、12時過ぎから朝の4時までの空白の時間帯というのが非常にポンプの役目を果たさなかったと。しかしながら、ポンプ場なので、結局その空白の時間帯にああいう状況になって、名屋地区の場所的にいいますと、旭商会の裏側、東側になるのですが、そちらの通り約300メートルぐらいあるのですが、その間非常に水が冠水して通れない状態、深さでいえば、深さははかっていませんが、自転車では無理ですし、歩いていくにもかなり困難な水の量が出ていたということなのです。ですから、その辺に関して、一番いいのは遠隔装置で、自動ポンプがあるということも聞いているのですが、将来的にはそうやっていってほしいと思います。となりますと、人もつけなくてもいいのじゃないかという考えもありますが、経済的にお金もかかるということなので、その辺のところもちょっとお聞きしたいし、将来的に自動にしたりとか、遠隔にしたりという格好でやっていただくことも検討していただけるのでしょうか。



○平井俊哉副議長 市民福祉部長。



◎市民福祉部長(池口勝巳) 最初の避難所の運営のあり方とかいうことだと思うのですが、まず責任者云々という部分ですけれど、今回避難所の開設につきましては、御存じのとおり緊急的な措置として、突発的に起こった事態に対して、開設を行ったものでございます。そういうことで、緊急一時的避難という考え方でございまして、責任者云々というのは基本的に避難所の形態がとれて避難所を運営するという形で責任者を決定していくというのが本当だろうと思うのですが、今回災害対策本部が急遽開設を取り決めたということで、責任者ということでいえば、災害対策本部ということになろうかと思います。

 次の情報という部分で、確かに情報不足というのは非常に不安というのは十分私ども知るところでございまして、その辺確かに情報の伝達というのは余りされておりませんでした。その辺は、今後の反省点として、この教訓を生かしていけたらと思っております。

 以上でございます。



◎下水道課長(細川正勝) 当日12時過ぎからですね、職員が待機しておりましたけれど、引き上げた理由としては、まず上川ポンプ場ですが、これは内水対策として雨水用としてつくられておりまして、時間雨量が75ミリ以上、それに対応となっております。ただ、運用面で高潮の場合海の水が入らないようにしながら、内水を西川にはかすということになっておりまして、時間的に当日は夜中3時55分がたしか干潮時間だったと思うのですが、潮が引いていっている中で、担当者が上川の水位計のある所を確認したところ水位が下がりまして、これはもう潮がまだ干潮になっていないが、これから引いていくだろうということで、2日、3日同じような作業をしておりましたので、それを判断し、一たん引き上げました。引き上げたのですが、下水道課としては、現地にだれもいないということがありますので、平成22年度に緊急通報装置というのをつけまして、何か異常があったとき、例えば今回の場合、夜中3時20分ぐらいになると思うのですが、急遽メールで水位異常というのが発生しましたということで、これは、上川ポンプ場が1.5メートル以上の水位、上川ポンプ場の水位といいますのは、潮位が1メートルのときは0です。ですから、潮位が2.5メートルになったとき、上川ポンプ場が1.5メートル出るのですが、それ以上になったということで、緊急通報のメールが入りました。それが入りましたので、干潮時間になぜ水位が上がるのかという疑問がわきました。それで、現地へ行かなければということで、職員を派遣し確認したところ、考えられるのは結局日高川の増水によるものが、西川を経由して回ってきて、上川へ入ってきたと。当日につきましては、御坊の方は雨も全然降ってないという中で、雨水対策ではなしに高潮対策といいますか、増水対策ということで急遽メールが来た段階で走りまして、現地を見る限りは、西川の水をかき上げて、それを西川に放流すると、結局循環しているだけであって、日高川の増水がどれぐらいしているかということがわからない時点ですので、そのままくみ上げておいてもその内水位が高くなるのですが、これはまずいということで本部に通報して、避難勧告になったと思います。職員はいないのですが、いつでも行ける態勢というのはとっております。ですから、今回たまたまダムの放流によることになるのですが、そういったことは想定をしておりませんでしたので、こういった結果になったかと思います。

 遠隔操作ですが、施設はかなり古いので、そういったことをするとなれば、老朽化も激しいので、将来的には建てかえといったことも考えなければならないと思います。

 以上です。



○平井俊哉副議長 村上宗隆議員。



◆8番(村上宗隆議員) ありがとうございます。よくわかりました。いろいろ追求しますと、人間ですし、手動というのもありますし、自動的に遠隔操作とかそういうようなことも将来的には考えていただけるということで、非常にありがたいと思っております。先ほども何度も言いますが、名新、名屋の方々は不安でリスクを背負っていますので、今回特殊な状況だったのも私たちも分かるのですが、避難に関しては円滑に運んでいたのかな。それと、水に関しては、ああいうような格好でたまってしまいましたが、ダムの放流のタイミングというのですが、これもなかなか難しいことだと思います。今後検討していただいて、早く遠隔操作もできるようなポンプ場にしていただいたらよろしいかと思います。

 以上です。いろいろありました。どうも失礼いたしました。



○平井俊哉副議長 村上議員、先ほどの読み上げ、大きな1つの質問の読み上げまで省略したところの答弁を求めるというのは、執行部も困るものだと思いますので、次回から読み上げと通告が合うような形で質問していただけたらと思います。

 これで、村上宗隆議員の一般質問を終わります。

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△散会



○平井俊哉副議長 以上で、本日の日程はすべて終了しました。

 本日はこれで散会します。

     午後1時48分 散会

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地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

            中野武一

            平井俊哉

            小池佐左夫

            山田勝人