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和歌山県 海南市

平成19年  3月 定例会 03月02日−01号




平成19年  3月 定例会 − 03月02日−01号









平成19年  3月 定例会



                 平成19年

             海南市議会3月定例会会議録

                  第1号

             平成19年3月2日(金曜日)

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議事日程第1号

平成19年3月2日(金)午前9時30分開会

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期決定の件

日程第3 諸般の報告

日程第4 市民病院対策に関する件

日程第5 大規模土地対策に関する件

日程第6 国道(42号・370号)対策に関する件

日程第7 和歌山県後期高齢者医療広域連合議会の議員の選挙

日程第8 議案第1号 和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更について

日程第9 議案第2号 国民健康保険野上厚生病院組合規約の変更について

日程第10 議案第3号 海南市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について

日程第11 議案第4号 海南市庁舎建設基金条例について

日程第12 議案第5号 海南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について

日程第13 議案第6号 海南市職員給与条例の一部を改正する条例について

日程第14 議案第7号 海南市税条例の一部を改正する条例について

日程第15 議案第8号 海南市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について

日程第16 議案第9号 海南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について

日程第17 議案第10号 海南市介護保険条例の一部を改正する条例について

日程第18 議案第11号 平成18年度海南市一般会計補正予算(第5号)

日程第19 議案第12号 平成18年度海南市介護保険特別会計補正予算(第4号)

日程第20 議案第13号 平成18年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第4号)

日程第21 議案第14号 平成19年度海南市一般会計予算

日程第22 議案第15号 平成19年度海南市国民健康保険特別会計予算

日程第23 議案第16号 平成19年度海南市老人保健特別会計予算

日程第24 議案第17号 平成19年度海南市介護保険特別会計予算

日程第25 議案第18号 平成19年度海南市産業廃棄物処理事業特別会計予算

日程第26 議案第19号 平成19年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算

日程第27 議案第20号 平成19年度海南市港湾施設事業特別会計予算

日程第28 議案第21号 平成19年度海南市簡易水道事業特別会計予算

日程第29 議案第22号 平成19年度海南市水道事業会計予算

日程第30 議案第23号 平成19年度海南市民病院事業会計予算

日程第31 議案第24号 市道路線の認定について

日程第32 議案第25号 海南市教育委員会委員任命の同意について

日程第33 議案第26号 海南市公平委員会委員選任の同意について

日程第34 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について

日程第35 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について

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本日の会議に付した事件

議事日程に同じ

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出席議員(23名)

      1番  中西 徹君

      2番  片山光生君

      3番  中家悦生君

      4番  上田弘志君

      5番  栗本量生君

      6番  磯崎誠治君

      7番  久保田正直君

      8番  尾崎弘一君

      9番  浴 寿美君

     10番  川端 進君

     11番  宮本憲治君

     12番  岡 義明君

     14番  寺脇寛治君

     15番  宮本勝利君

     16番  前田雄治君

     17番  前山進一君

     18番  川口政夫君

     19番  黒原章至君

     20番  榊原徳昭君

     21番  瀧 多津子君

     22番  河野敬二君

     23番  出口茂治君

     24番  山部 弘君

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説明のため出席した者

   市長          神出政巳君

   助役          宮脇昭博君

   収入役         濱井兵甲君

   政策調整部長      森 孝博君

   総務部長        坂本寛章君

   保健福祉部長      緒方信弘君

   市民部長        前川順治君

   産業経済部長      田中康雄君

   都市整備部長      山西義彦君

   水道部長        田尻昭人君

   教育長         山本皖司君

   教育次長        山本 盛君

   消防長         増田信治君

   下津行政局長      表 行男君

   政策調整部参事     藤原憲治君

   保健福祉部参事     中野真次君

   総務部参事兼財政課長  上田数馬君

   市民部参事兼クリーンセンター所長

               浅野徳一君

   下津行政局次長     砂山義晴君

   総務課長        田中伸茂君

   教育委員会事務局参事兼総務課長

               抜井ひでよ君

   病院事業管理者     本告寿国君

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事務局職員出席者

   事務局長        千葉博己君

   次長          西谷利広君

   係長          瀬野耕平君

   専門員         岡室佳純君

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          午前9時30分開会



○議長(久保田正直君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまから平成19年3月2日招集の平成19年海南市議会3月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

 議員各位並びに当局の皆様には御出席をいただき、まことに御苦労さまでございます。

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△市長あいさつ



○議長(久保田正直君) 日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集のあいさつの申し出を受けておりますので、これを許可いたします。

 市長 神出政巳君

  〔市長 神出政巳君登壇〕



◎市長(神出政巳君) おはようございます。

 本日ここに、平成19年度予算案を初め諸案件について御審議をお願いするため、海南市議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には公私とも御繁忙の中、御参集いただき厚く御礼を申し上げます。

 まず冒頭、去る1月23日、御家族の方々の手厚い看護もむなしく逝去されました故森本浩生議員に対し、海南市民を代表し、謹んで哀悼の意を表します。

 故森本議員は、平成15年4月以来今日まで、旧下津町議会議員、また新海南市議会議員として、町政、市政の発展と住民福祉の向上に御尽力されるとともに、終始議会人として地方自治の進展に御活躍されてまいりました。ここに生前の御遺徳をしのび、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

 それでは、本定例会の開会に当たり、所信の一端を申し上げます。

 平成19年度は、本市として合併3年目の年となりますが、各種団体などの交流や統合がなされるなど、地域の垣根が取り払われ、合併による一体感が醸成されつつあると感じています一面、政府の構造改革への不満や経済情勢等による生活観と合併問題とを重複させて考えられる方も、市民の一部に見受けられます。

 しかし、私といたしましては、今後も住民の皆様の声を直接伺う市民懇談会など、あらゆる機会を通じて御意見や御要望などをお聞きし、でき得るものについては着実に実行し、多くの住民の方々が合併してよかったと実感できるような、きめ細かな施策の展開に努めてまいります。

 さて、我が国の経済は、バブル崩壊後、長きにわたり低迷してきましたが、企業等の求人倍率が示すとおり、ようやく回復基調に転じてまいりました。しかし、地方にとっては、景気の回復感が乏しく、本地域を取り巻く環境は依然厳しい状況であります。

 政府は、地方分権に向かって、三位一体の改革による国庫補助負担金の廃止・縮小にかわる税源移譲を推進しており、地方は国からの権限移譲により個々の行政責任が問われようとしています。

 このように、今までに経験したことがないような大きな節目を迎えようとする中で、ますます多様化する住民ニーズに対応するため、地方行政は従来からの施策を単に踏襲することや過去の前例を尊重するだけではなく、事務事業の抜本的な改革に取り組む必要があります。

 本市におきましては、厳しい財政状況の中、市政の根幹となるべく第1次総合計画に沿って、「都市基盤が整い、快適で住みやすいまち」、「産業が盛んで、活気があるまち」、「人と自然が調和し、環境を大切にしているまち」、「心やさしい人が育ち、ふれあいがあるまち」、「誰もが安心していきいきと暮らしているまち」、「誰もが安全に不安なく生活しているまち」、そして、市民とともに歩む効率的な行財政運営に取り組むために、積極的な行財政改革を実践し、住民の方々がそれぞれ安全・安心に暮らせる環境づくりを目指し、市民サービスの向上に取り組んでまいります。

 今後とも、議員並びに市民の皆様の御支援、御理解を切にお願い申し上げ、招集のごあいさつといたします。



○議長(久保田正直君) あいさつが終わりました。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(久保田正直君) これより日程に入ります。

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において指名いたします。

 会議録署名議員に

   6番   磯崎誠治君

   12番   岡 義明君

   21番   瀧 多津子君

 以上3人の方を指名いたします。

 よろしくお願いいたします。

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△日程第2 会期決定の件



○議長(久保田正直君) 次に、日程第2 会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から3月23日までの22日間といたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 よって今期定例会の会期は本日から3月23日までの22日間とすることに決しました。

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△追悼演説



○議長(久保田正直君) この際御報告申し上げます。

 本市議会議員森本浩生君には、今年1月23日に逝去されました。まことに痛哭のきわみでございます。ここに謹んで御報告申し上げますとともに、心より哀悼の意を表します。

 故森本浩生議員に対し弔意をあらわすため、23番 出口茂治君から哀悼の言葉を述べたい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。

 23番 出口茂治君

  〔23番 出口茂治君登壇〕



◆23番(出口茂治君) 追悼の言葉。ここに皆様のお許しを得て、故森本浩生議員のみたまに対し、謹んで哀悼の言葉を申し上げます。

 私が同僚議員として親しくさせていただいた森本君の突然の訃報に接したのは、去る1月23日のことでございました。きょう、平成19年3月定例会の開会に当たり、ありし日のあなたの姿を13番議席に見出すことができず、あなたとこの世で再びお目にかかれない事実をみずからの心に言い聞かせるとき、運命の余りの厳しさに心打ちひしがれる思いでございます。

 あなたは、昭和17年11月8日、下津町で生を受けられました。若き日のあなたは、円満なお人柄で衆望厚く、常にリーダーとして周囲の者を統率する指導力に殊のほかすぐれておりました。その卓越した指導力とすぐれた資質は、高い人望と相まって、地域住民はもとより、広く町民の支持を得るところとなり、平成15年4月27日執行の下津町議会議員選挙において見事上位当選され、以来、下津町議会議員、また海南市議会議員として、町政、市政の発展と住民福祉の向上に情熱をささげられ、多大の貢献をなされました。

 その広い交友と政治的手腕は衆目の一致して認めるところであり、下津町議会においては決算審査委員会副委員長、海南市議会においては国道42号対策特別委員会委員長、建設経済委員会副委員長などの要職を歴任され、真に民意を代表した議会人として、町政、市政の壇上で特段の活躍をされました。

 今、市政は重要な問題が山積しており、あなたにはこれからも大いに御尽力を賜りたいと存じておりましたのに、あなたを失ったことは、本市にとりましてもまことに大きな損失であり、追慕の念にたえないところでございます。再びあなたと相まみえることはかないませんが、あなたの御遺徳と幾多の御功績は、とわに市民並びに市政に携わる者の胸に生き、長くたたえられることでありましょう。

 私どもは、町政、市政発展のために献身され、志半ばにしてよみの旅に立たれたあなたのとうとい信念を継承し、及ばずながらも社会の発展、市政の進展に尽くす決意をさらに固め、ここにお誓いするものであります。今は、ただただ心からみたまの御冥福をお祈り申し上げ、御遺族の皆様方の前途と限りない御加護を賜りますようお願いいたしまして、追悼の言葉といたします。

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△日程第3 諸般の報告



○議長(久保田正直君) 次に、日程第3 諸般の報告を行います。

 まず、私から報告いたします。

 昨年12月定例会以降、本定例会までの間に開催されました議長会に出席いたしました。会議における協議事項の概要は、本日お手元に配付いたしてございます。

 なお、詳細につきましては、事務局でごらんいただきたいと存じます。

 次に、事務局長から報告させます。

 千葉事務局長



◎事務局長(千葉博己君) 報告いたします。

 平成19年2月23日付、海総総第557号をもって、市長から議長あてに、議案第1号 和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更について外27件の議案の提出がありました。

 提出された議案は、既にお手元に配付されているとおりでございます。

 次に、監査委員から議長あてに、平成18年12月28日付、海監第180号、平成19年1月29日付、海監第194号、同じく2月27日付、海監第215号をもって、現金出納検査の結果報告がありました。また、平成19年2月1日付、海監第198号をもって、平成18年度定期監査の結果について報告がありました。

 報告書につきましては、その写しを本日議席に配付いたしてございます。

 次に、平成19年3月1日付、海政政第1212号をもって、市長から議長あてに、海南市国民保護計画を作成した旨報告がありました。同じく3月1日付、海保社第1508号をもって、市長から議長あてに、海南市障害者基本計画を策定した旨報告がありました。

 報告されましたそれぞれの計画書につきましては、本日議席に配付いたしてございます。

 以上でございます。



○議長(久保田正直君) 報告が終わりました。

 以上で諸般の報告を終わります。

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△日程第4 市民病院対策に関する件



○議長(久保田正直君) 次に、日程第4 市民病院対策に関する件を議題といたします。

 委員長から、閉会中の特別委員会の活動状況について報告を願うことにいたします。

 市民病院対策特別委員会委員長 瀧 多津子君

  〔市民病院対策特別委員会委員長 瀧 多津子君登壇〕



◆市民病院対策特別委員長(瀧多津子君) 皆さん、おはようございます。

 市民病院対策特別委員会の閉会中における活動状況について報告いたします。

 委員会は、去る2月7日午前9時30分から開催いたしました。

 まず初めに、前回の委員会において、委員より、不良債務が解消されるのを待って、新病院の計画を一からスタートするということでは、かなりの時間がかかる、計画のスタートは、できるだけ早い方がよいとの意見があったことについて、委員全員同じ意見であるということを確認し、委員会の総意として文書にまとめ、市長に提出することを決め、委員会閉会後、私と副委員長で市長に提出をしました。

 次に、当局から、市民病院を取り巻く現状と今後のあり方について、資料に基づき次のとおり説明がありました。

 海南市は和歌山医療圏に属し、6万人の都市でありながら、基幹病院、災害拠点病院、感染症対策の拠点病院でないが、ぜひとも基幹病院的な役割を果たしていきたいと思っている。

 海南市に存在する病院の病床数は、療養病床を含め約380床であり、人口10万人当たりの全国平均が1,301床。海南市6万人の都市であれば、病床数として780床ぐらいが妥当である。海南市に存在する病床数は、その半分ぐらいである。和歌山医療圏に属しているため、全体で多いので減らせということになるが、海南市の話になると、とても少ない状況である。市町村にこれから医療、福祉、介護が移ってくるから、これらは何とか守らなくてはならない数字である。

 海南市の現状として、これだけ多くの診療科を備えているのは、市内では市民病院だけであり、今後、地域医療関係者が連携を深め、交流していくということの中で、幾つも科を備えた病院が大事になってくる。

 したがって、市民病院の役割は中核病院、すなわち海南市の医療を担う中心の病院であり、その機能を発揮しようと思えば、一般病床、急性期医療を担うような病院というのが今の役割である。言いかえれば、市内の他の医療機関ができない抜け落ちたところで、我々が担わなければならないことを補っていくのが一番よいのではないか。ただでさえ少ない病床数をみんなで話し合って活用していく、それに医師会の先生も入れた病病連携、病診連携をできるような形にしていくというのがよいのではないか。

 それで今、地域連携を深めることをしており、その中心になるのは市民病院の本来の役割である。将来的には、中心になるような機能を明確にして、医療情報をきっちり公開、発信できる病院あるいは逆に相談を受ける窓口をきっちりとした病院にしていきたい。

 新病院施設の必要性では、施設の老朽化、和歌山医大からの支援、病院職員のモチベーションの低下、中・長期的に見た経営状況の悪化等々、現在の病院施設では今後病院事業を続けていくことは困難であり、今後目指すべき地域医療として、地域住民から望まれる保健・医療・福祉・介護のサービスを総合的に提供するための拠点づくり、総合医療センターとしての市民病院を実現する必要がある。

 地域における市民病院について現状を述べると、海南市内には病院が5院あり、登録された一般病床数は合計で270床余りであり、小児科、泌尿器科の専門病床は市民病院のみである。

 市民病院の平成17年度の入院患者数は、日に121人、病床利用率は88.3%、外来患者数は日に337人で、1日平均460人の患者が市民病院にいらっしゃる。手術件数は482件、ドックは健診を含め3,493件、予防接種は1,288件である。

 救急において、平成17年、海南管内の病院への救急車での搬送が1,119件、うち市民病院が494件で44.1%、日に1.35件である。ただ、管外搬送を含めると2,263件で、21.6%となる。

 平成17年度の搬送以外の救急患者は、外来1,919人、入院が447人、日に6.48人である。

 第5次医療制度改革の基本的な考え方は、国民皆保険制度を今後も安定させていくために医療費を抑制するというものであり、短期的施策としては、4月から厳しい診療報酬の改定が始まり、病院の経営上その影響ももろに受けている。

 中・長期的施策について、我々が影響を受けるポイントは3点あり、1つ目は、地域医療連携体制の構築で、地域連携クリティカルパスなど、退院後の在宅医療の充実が必要である。

 2つ目は、予防重視の生活習慣病予防の取り組みで、メタボリックシンドロームの概念に着目した特定診療、特定保健指導を実施する。対象者は約2万人、そういう受け皿をつくっていかなければならない。

 3つ目は、医療費適正化計画の中での療養型病床の再編成である。これにより、今後、市内の療養型病床の減少が危惧される。

 この3つのポイントを、これからの医療改革を考える上で、保健、医療、福祉、すべてを連携し、共同で作業を行い、窓口を一本化し、すべての市民サービスを行っていけるような総合医療センター海南市民病院が必要であると思う。

 また、現在策定中の総合計画のために行った市民意向調査は、望む将来の海南市の姿の中で、保健、医療、福祉が60.4%で断然トップである。とりわけ、その中でも一番が医療の充実であり、市民の方がこれだけ要望をしてくれているということである。

 また、新病院施設建設のスケジュールについて、一般的には、開設までに約6年と想定し、まず初年度は素案を作成する、次に、5年前に、それをもとに基本構想を策定、次に、庁内検討委員会の設置、市民の皆さんなどによる懇話会、用地決定、起債を決定しなければならない。開設4年前から3年前には基本計画、実施設計を策定、その後、本体工事が2年間ということが一般的な病院施設建設のスケジュールである。

 以上の説明を受け、質疑に入りました。

 まず、委員から、橋本、新宮、田辺には新しい病院を郊外に建てているが、新しい病院を建設することになれば、現在の位置に近いところがよいと思うがどうか。

 また、病院は、保健、医療、介護、福祉、教育、都市計画にもかかわってくる問題であるので、ただ新しい病院を建てるというだけでなく、まちづくりの構想まで考えて訴えていくべきであるとの質疑があり、当局から、現在、国においては、まちづくり三法の改正が行われているが、これによると、公共施設はまちの中心部に建設すべきであると変わりつつある。そういう観点からいうと、市民病院は、市としてのまちづくりの暮らしとにぎわい再生の核にならなければならないし、まちづくり三法の中で、公立病院などは都市福利施設と位置づけられ、中心市街地活性化のキーポイントになる、そういう方向性で考えていきたい。

 また、病院としての位置の問題では、高齢化で移動が非常に問題になっている中で、郊外型よりも公共交通機関が発達した便利のいい町中につくるのが喜ばれるのではないかと思うとの答弁がありました。

 次に、委員から、病院を考えると、財政と医師を含めた医療の質だと思う。今後の経営、財政面をどのように考えているのか、また医師の確保が難しいという話があったが、建てかえれば医師の確保は全く心配ないのかとの質疑があり、当局から、経営は公立病院という中で行政色を強めることになる、行政側のやるべきことをしていく中で、病院の収入にかかわる部分も出てくるはずである。

 医師の確保について、病院を建てたから安定するということは、今の状況では考えられない。施設と医師の確保は別問題であり、これからも重要なテーマとして医師の確保に努力していくとの答弁がありました。

 さらに、委員から、経営的なことと医師確保はリンクしていると思う。PFI、独立行政法人、公設民営、いろいろあるが、今後、経営面でそういうことを用いれば、もっとフリーな形で医師の確保ができるのではないか、そういうことを検討したことがあるのかとの質疑があり、当局から、経営の方針・手法であるが、平成15年に病院健全化庁内検討会で、これからの病院はどうあるべきかを検討した際には、経営方針の検討もした結果、今後の地方公営企業法の全部適用で病院事業を継続し、経営方針は時代のニーズに応じた病院経営に変えていくこととしたが、これは医師の確保という観点ではなく、経営全体の問題として検討した結果である。

 また、医師の確保は、いかに来ていただいて、次に働ける環境をよくすることが大切であり、すなわち働きがいである。勤務医は、それなりの使命感を持ってきている。一生懸命働いて、みんなで喜んでもらえる状況をつくれば、医師も派遣元である大学も理解してくれると思うとの答弁がありました。

 次に、委員から、高度医療との関係で、和歌山医療圏とは別に、海南海草だけで医療圏をつくれないか、そうなると基幹病院の役割が明確になってくるとの質疑があり、当局から、医療圏の設定は県が行い、県の保健医療計画の中で位置づけられている。今回の法律改正に伴い、その地域医療計画が改正され、策定されているが、医療圏の設定の変更はないと聞いているとの答弁がありました。

 さらに、委員から、海南海草における基幹病院的なことをしようと思うと、制度上、政治上、一定の枠を取っ払い、準医療圏的な位置づけをさせていく必要があるとの質疑があり、当局から、要望はするが、決定は県である。我々もそういう気持ちは持っているが、今後そういう方針で訴え続けるしかないとの答弁がありました。

 次に、委員から、可能な限りスケジュールを1年でも縮めることがまちづくりに重要である、そのための方策があれば聞きたいとの質疑があり、当局から、そのつもりで頑張っていく、先ほどのスケジュールは、あくまで一般的なものである、とにかくスケジュール中の開設5年前の新病院施設建設基本構想の策定に入らないと次の段階に行けないので、早急にこれに入るため、庁内決定を早くしたいと考えているとの答弁がありました。

 次に、委員から、総合計画、基本計画に病院をどうするのかという目標が入っていない、総合計画にも病院の将来について考えて検討していくという姿勢をあらわしてほしい、今後の政策調整会議の中で当局に理解をしてもらわなければ進まないと思うので、管理者に努力をお願いしたいとの意見がありました。

 さらに、委員から、地域連携クリティカルパスについて、青写真があれば教えてほしいとの質疑があり、当局から、今、医師会と市民病院と保健福祉部の行政と保健所の4者で、地域の連携推進協議会をつくり協議している。これも、療養型病床の再編成の中でどういう形になるか、回復期リハビリ病院がどう残ってくれるかということもあり、これから相談しながら進めていきたいとの答弁がありました。

 次に、委員から、医療サービスについて、相談窓口であるが、窓口を活発にしていくことによって、市民の声として病院を残さなければならないという声が出てきているのではないか、その辺どのようにしているのか教えてほしいとの質疑があり、当局から、相談窓口は設置しており、今一番多い相談が、退院した後、どこか紹介してほしいなどの相談である、まだまだ宣伝活動が十分でないが、病院として情報をどんどん発信していくとの答弁がありました。

 以上、委員会の調査の概要を申し上げ、閉会中の活動状況の報告とさせていただきます。



○議長(久保田正直君) 報告が終わりました。

 これより委員長報告に対する質疑を行います。

 御質疑ございませんか。

 10番 川端 進君



◆10番(川端進君) 今、委員長さんの報告をお聞きしたんですけど、冒頭に病院の特別委員会から、市長へ病院建設を急ぐべきだということで申し入れをされたやに報告を伺ったんですよ。

 そこでまあ質問なんですけどね、私どもは、特別委員会を設置するに際して、病院を建設する、あるいは新築するために特別委員会を設置したというふうに認識してないんです。もちろん、健全化するために建設する必要もあろうかもわかりません。しかし、建設するにしても、また運営についてどうすべきか、そんなこともあります。

 言いたいのは、特別委員会は病院再建を当たり前のように思うのはいかがなものか。病院の新築まで特別委員会に委託してない。議会で、病院新築しようらということをここで議決して、そのための委員さんを特別委員で選んでんのやったらそれでええんですけど、そうでありませんから、健全化を議論する、研究するために特別委員会あるんですからね、特別委員会だけで市長さんに新築を申し入れることについて、それでええんかどうか、全体の議会としての意思がどうなるんか、その辺の関係を理論的に説明していただきたいというふうに思います。それが1点です。

 それともう一個は、申し入れをされたのは、口頭であれば、もう今報告受けたんで結構なんですけども、文書で申し入れをされたのであれば、文書をいただきたい。どのような文言で申し入れされたのか、その辺理解したいと思いますので、御答弁よろしくお願いします。



○議長(久保田正直君) 答弁願います。

 市民病院対策特別委員会委員長 瀧 多津子君



◆市民病院対策特別委員長(瀧多津子君) 今の川端議員の質問ですが、もちろん健全化に対しての病院特別委員会であります。再建ということに、まあ病院側としても、内部もかなり健全化に努力していただいてる中で、市民の意向も多いので、そういう再建が必要ではないかというのが委員会の総意であります。

 次に、文書の件ですが、この文書の配付については、全員に配付、希望であればそうします。

 以上です。



○議長(久保田正直君) 他に御質疑ございませんか。

 10番 川端 進君



◆10番(川端進君) 御答弁をいただきました。ちょっと質問の説明が悪かったんだと思うんですけども、ちょっと質問の趣旨とずれてるんですよ。

 特別委員会の総意で新築について申し入れしたという御答弁でしたけども、市民を代表する市議会が、市議会の総意として、議決として新築を決めた上での特別委員会としてやってくれてんのやったら、そらもう問題ないんですけどね、市議会の意思としては、まだ病院の新築を決めてないんです。その中で、特別委員会が全員新築やったと、総意であったというふうであったとしても、この全体の市議会の意向を諮ることなく、まあ言うたら先走りをすることについて、それは是か非かということについての論理的な説明をいただきたいと、こういうふうに質問したんですよ。



○議長(久保田正直君) 答弁願います。

 市民病院対策特別委員会委員長 瀧 多津子君



◆市民病院対策特別委員長(瀧多津子君) 再建するための委員会じゃなくて、一年間いろいろ審議してまいりました、健全化に対してもすべてに対しても。それが、今は建設というよりも、計画をスタートするという観点でとらえております、委員会としては。

 以上です。



○議長(久保田正直君) 他に御質疑ございませんか。

 10番 川端 進君



◆10番(川端進君) 先ほどの登壇されての話とちょっとずれてるような、違ってるようなニュアンスもするんですけども、御答弁にありましたように、申し入れの文書について、御希望とあれば配りますということですんで、配っていただいたら、その文言を見れば、今言うたように計画だけ言うたんやと、建設していただきたいという意思を含めてないんやと、ただ、計画だけくれということだったんやという今の答弁ですけども、それであったのかどうかは、その文言を見ればわかると思いますので、一たん休憩して、議長、していただいてですね、文言を見たいと思います。



○議長(久保田正直君) この際、暫時休憩いたします。

          午前10時13分休憩

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          午前11時11分開議



○議長(久保田正直君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第4 市民病院対策に関する件の議事を継続いたします。

 休憩中に、10番 川端 進君から要求のあった資料を配付いたしました。

 なお、市民病院対策特別委員会委員長から、先ほどの答弁を補充したい旨の申し出がありますので、答弁願うことにいたします。

 市民病院対策特別委員会委員長 瀧 多津子君



◆市民病院対策特別委員長(瀧多津子君) 貴重な時間いただきありがとうございました。資料を配付させていただいておりますので、お目通しのほどよろしくお願いいたします。

 まず、委員会の設立の趣旨でございますが、経営の健全化や安定した経営基盤の確立が図られるよう、病院の新築も視野に入れながら、それらの諸問題と対策について調査研究を行うため、市民病院対策特別委員会を設置したものでございます。

 議会として議決していないのに、特別委員会が市長に申し入れできるのかということについてでありますが、特別委員会として申し入れすることはできると考え、申し入れを行いました。

 なお、特別委員会として、経営の観点から十分議論してまいりましたが、今後も経営健全化について調査研究し、協議してまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(久保田正直君) 他に御質疑ございませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質疑なしと認めます。

 よって質疑を終結いたします。

 これをもって市民病院対策に関する件を終わります。

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△日程第5 大規模土地対策に関する件



○議長(久保田正直君) 次に、日程第5 大規模土地対策に関する件を議題といたします。

 委員長から、閉会中の特別委員会の活動状況について報告を願うことにいたします。

 大規模土地対策特別委員会委員長 前山進一君

  〔大規模土地対策特別委員会委員長 前山進一君登壇〕



◆大規模土地対策特別委員長(前山進一君) 大規模土地対策特別委員会の閉会中における活動状況について報告いたします。

 本委員会は、去る1月31日午前9時30分から、当局関係者出席のもと、委員会を開催いたしました。

 初めに、開発公社健全化計画の進捗状況について、当局から以下の説明を受けました。

 5カ所ある中で、現在進捗のあるのは、頭脳立地の業務用地と関連住宅地、通称北赤坂のみである。11月22日現在で、戸建住宅用地4区画、面積にして1,336.4平方メートルの売却済みで、全体182区画のうち、これまでの販売実績が132区画となり、販売率は72.5%に、また集合住宅用地についても1件売却しており、面積は2,631.19平方メートル、保育園用地として、民間の五月山保育所に売却している。サービスセンター用地を含めて、全体で1万4,163.36平方メートルである。全体面積に対する販売率は18.5%となっている。

 なお、海南駅前清算事業団用地と昭南工業跡地用地については、駐車場の運営をし、駅前清算事業団用地は一時預かり、回数券、月決めで12カ月の換算をすると約2,623万7,000円、昭南工業跡地用地は土地の賃借契約を結び、駐車場用地として貸し付けを行い、12カ月換算で2,670万7,000円になる。

 以上、進捗状況についての説明を受けました。

 次に、委員から、現状における路線価に基づく財産価値、5つの土地について、現状で教えてほしい、取得するときにどれだけ損をしているか、実感として把握したいと思うとの質疑があり、当局から、最近の鑑定をとっていないので、その辺の計算ができていないのが実情である、一度、路線価と近傍の売買事例を踏まえて、そういう積算をやってみたいとの答弁がありました。

 次に、委員から、昭南工業跡地、民間への活用と話を聞いているが、企業からの申し出、最近どうなっているのかとの質疑があり、当局から、土地利用の提案等をいただいているのは、一つはスーパー、温浴施設、飲食店、ゲームセンターとかプレイランド等を組み合わせた商業施設、次に大型商業施設のスーパーマーケットと専門店等を含めた商業施設、それから、皆、似通ったものであるが、スーパー銭湯と物販、飲食店を組み合わせた商業施設、それともう一つは、物販と飲食店を組み合わせた商業施設の4件の提案をいただいている。ほかに、一部用地であるが、マリーナ施設用地として利用したいという提案、またマンション用地として利用したいという提案があるとの答弁がありました。

 次に、委員から、この6件以外に、まだあるかわからない、それに対して働きかけもしなくてはならないが、方針はどうなっているのかとの質疑があり、当局から、昭南工業跡地の処分に向けた方針は、一応ある程度の時期にプロポーザルコンペを実施して、提案をいただいて業種を選定していきたいと考え、進んできた。今、中心市街地の活性化の基本計画、まちづくり三法の関係で、19年度から計画づくりを進めているわけであるが、今のところ、中心市街地活性化の計画の関係もあり、これまでのプロポーザルコンペ方式についてもストップという形になっているとの答弁がありました。

 次に、委員から、し尿処理場はいずれ老朽化してくる、最初の設定どおりにいかなくなることが今後も考えられる。昭南の土地をし尿処理のもう一つのスペアの一部分として残しておかなければならない、確保しておかなければならないがとの質疑があり、当局から、し尿処理場ですが、必ず老朽化するのは目に見えているので、その代替施設については、その現用地でと建設当時から考えているところであるとの答弁がありました。

 次に、委員から、企業誘致の際に、融資とかの考えを持っているのか聞きたいとの質疑があり、当局から、今、企業誘致についての優遇措置については、半島振興法の関係で製造業しかないが、今後、企業誘致について、製造業だけではなしに、以外の業種についても、その優遇措置が図られるような条例等を検討していく予定になっているとの答弁がありました。

 次に、委員から、駅前清算事業団用地、計画的に何か考えはあるのか。駅前の方は、公、民の両方の活用が必要になってくると思う、図書館とか駐車場などのある複合的なものが向くのではないかと思う。将来、駅東側ができると両方使えるということになると、公の利用ということも考え、駅前あたりにスペースをとっておくとか、ある程度必要かと思う、今後、計画するについて、公の方も計画に入れていく考えを持ってほしいとの質疑があり、当局から、駅前清算事業団用地の活用策について、中心市街地活性化計画の重要ポイントになってくる。公共的なものも必要であれば、当然そういうことの立地も必要になってくる。いろんな角度から検討させていただく中で、計画づくりを進めてまいりたいと考えている。

 一方、今現在、駐車場として非常に利用がなされているので、もし売却するに当たりましても、利用活用を図るに当たりましても、駅東の区画整理の駅前広場との関連も出てこようかと思う。そうした中で、駐車場問題についても考えていかなければならないと思っている。いろんな計画との整合性も図りながら、十分検討してまいりたいとの答弁がありました。

 また、委員から、駅前清算事業団用地へのマンションとかほかの施設が来るということになると、かわりの駐車場の代替地を考えているかとの質疑があり、当局から、駅東区画整理事業による広場建設もあり、そうしたことも絡めながら、どれだけ需要があるか、また高架下の駐車場の件もあり、いろんな面を考え合わせて検討していかなければならないとの答弁がありました。

 次に、委員から、駅東の用地、ここは住宅の建設に活用するというが、駅東の区画整理事業地域内の借家人について、住宅に入居対象になるような戸数、世帯数を把握しているか、1棟で済むのか、2棟要るのか、それに対する駐車場等、駐車場の絡みで該当世帯数をわかる範囲で教えてほしいとの質疑があり、当局から、駅東の用地は、借家人対策の集合住宅用地として予定されているが、現在のところ、区画整理区域内でどれだけ御希望される借家人があるかどうか、まだつかんでいない状況であるとの答弁がありました。

 さらに、委員から、もう18年度の終わりにかかっている。20年度に用地を買うということになっている。ある程度、来年ぐらいに把握して、対策を構想していかなければならないのではないかとの質疑があり、当局から、借家人の数については、今後、駅東区画整理事業の区画整理事務所との調整を行い、処分予定年度までには、希望される方が何軒あるか、その辺をつかんでまいりたいとの答弁がありました。

 以上が質疑応答の主なものであります。

 なお、去る1月22日、北九州市、1月23日、下関市において、土地活用に関する行政視察を行いました。

 以上、委員会の概要を申し上げ、閉会中の活動状況の報告とさせていただきます。



○議長(久保田正直君) 報告が終わりました。

 これより委員長報告に対する質疑を行います。

 御質疑ございませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質疑なしと認めます。

 よって質疑を終結いたします。

 これをもって大規模土地対策に関する件を終わります。

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△日程第6 国道(42号・370号)対策に関する件



○議長(久保田正直君) 次に、日程第6 国道(42号・370号)対策に関する件を議題といたします。

 委員長から、閉会中の特別委員会の活動状況について報告を願うことにいたします。

 国道(42号・370号)対策特別委員会委員長 出口茂治君

  〔国道(42号・370号)対策特別委員会 委員長 出口茂治君登壇〕



◆国道[42号・370号]対策特別委員長(出口茂治君) 国道(42号・370号)対策特別委員会の閉会中の活動状況について御報告いたします。

 本委員会は、去る2月1日から2日に、陳情活動と行政視察を行いました。

 陳情活動は、世耕弘成内閣総理大臣補佐官を初め和歌山県選出の国会議員に対し、国道42号渋滞解消対策として、バイパスルートの早期事業化及び国道370号阪井バイパスの早期整備について陳情を行いました。

 また、千葉県成田市にて、一般国道464号北千葉道路について行政視察を行いましたので、御報告いたします。

 次に、去る2月13日午前9時30分より、当局関係者の出席のもと委員会を開催いたしました。

 まず、当局から、国道42号の現状等について、以下の説明を受けました。

 渋滞ポイントである冷水交差点改良が実施されており、平成18年度末をもって完成する予定である。

 また、国において、抜本的な渋滞対策として、バイパスルート案による整備検討がされており、現在、周辺環境調査の実施、昨年12月には海南市・有田市の全世帯を対象にアンケート調査が実施されており、平成19年3月末には調査結果が公表され、その後、それらをもとに都市計画決定の作業を開始する予定と聞いている。

 次に、当局から、国道370号の現状等について、以下の説明を受けました。

 前回、阪井バイパスについて、縦・横断測量をやっていくと説明していたが、有原、野添地区を除いて測量が完了した。

 昨年12月14日に、阪井各地区2名の道路推進委員へ、12月22日から1月12日まで、阪井地区の9自治会へ説明に上がった。また、1月14日に木津自治会、1月21日に沿線自治会以外の自治会と沖野々の方々に呼びかけをさせていただいた。このとき、地権者及び物件所有者にも連絡し、参加いただいた方々に県担当者が説明をした。合計12回説明会を実施した。

 計画決定時との大きな変更点としては、地元要望の強かった有原の交差点が盛り土工法から平面交差になっている。

 市道、里道等の取りつけ道路については、行政側からの案を地元自治会に説明している。これから地元と協議していかなければならないが、警察との協議も必要である。

 第1期工区は、竜部池の西側から阪井交差点の紀陽銀行へ出てくる取りつけ道路のところまでである。本線は県が施工し、取りつけ道路は市で施工する。

 今後の予定については、各自治会道路推進委員の方々に地元要望を取りまとめていただき、意向・意見について県・市でまとめていく。

 有原地区が平面交差になったため、反対されていた方々についても縦・横断測量ができるようになり、きょうから再開すると聞いている。

 用地買収に係る測量については、海南東ニュータウン池ノ内、有原・上大西、道場山の3地区に分け、3月から実施予定と県から聞いている。

 竜部池についても、橋梁でいくのか、埋め立てでいくのかを、もう少し協議検討する必要がある。

 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、その主なものについて御報告申し上げます。

 まず、委員から、12回の説明会で出された意見は整理できているのか、第1期工区の供用開始年度はいつごろになる見込みかとの質疑があり、当局から、道路推進委員の方々に、行政と地元の間に立って意見をまとめていただくが、地元の意向、意見については、まだほとんど提出されていない、これから細かな作業に入っていく。供用開始年度は、用地買収の進みぐあいをにらみながらの作業となり、明確な時期は申し上げられないとの答弁がありました。

 次に、委員から、説明会を重ね、工法を変更するなどして工程が進んでいるようだが、看板を立てるなど反対をされていた方々は納得されたのかとの質疑があり、当局から、12月中旬から1月中旬にかけて、海南工事事務所長、市からは都市整備課、土木課の職員で説明会を開催した。測量反対の看板については、野添、有原、下大西の3カ所で立てられていた。今回、有原地区の盛り土工法を平面交差に、下大西地区も一部盛り土の区間の北側に側道を設置すると説明した。

 有原地区においては、おおむね賛成いただけるものと考えており、反対の看板を立てられていた方々に個々に説明したところ、測量を了承する旨の返事をいただいた。下大西地区については、法線に難色を示している方が1軒おられるが、おおむね今回の説明で納得していただいた、近いうちに測量ができると考えている。野添地区については、平成2年当時のルートに戻してもらいたいという意見が一部あり、すぐに測量できない。

 県・市とも、今回の説明会で、関係権利者を含め地元の方々にはおおむね協力いただけるものではないかと思っている。今後、さらに地元や周辺自治会の意見を伺う中、事業の推進に取り組んでいくとの答弁がありました。

 さらに、委員から、計画している路線の測量はすべて終わっているのかとの質疑があり、当局から、とりあえず測量できる箇所から実施していく段階で、竜部池西側から用地測量、用地交渉をしていく。測量ができない箇所については、おいおい説明しながら、協力いただけるよう取り組んでいく。全体で2,500メートルあり、早期に完成したいと考えているが、地権者に協力をいただくべく説明していくとの答弁がありました。

 さらに、委員から、各地区2人ずつ道路推進委員がおられるとのことだが、総数は何人か。また、市と委員会の関係はとの質疑があり、当局から、推進委員は阪井の各自治会から2人ずつ選出され、総数約30人である。地元意見の調整、推進委員会での協議を経て、県・市と協議していく。用地測量を終えた個々の交渉は、施工者側と権利者の関係で進めていくとの答弁がありました。

 以上が質疑応答の主なものであります。

 以上、委員会の概要を申し上げ、閉会中の活動状況の報告とさせていただきます。



○議長(久保田正直君) 報告が終わりました。

 これより委員長報告に対する質疑を行います。

 御質疑ございませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質疑なしと認めます。

 よって質疑を終結いたします。

 これをもって国道(42号・370号)対策に関する件を終わります。

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△日程第7 和歌山県後期高齢者医療広域連合議会の議員の選挙



○議長(久保田正直君) 次に、日程第7 和歌山県後期高齢者医療広域連合議会の議員の選挙を行います。

 本件は、和歌山県後期高齢者医療広域連合会規約第8条の規定により、本市議会から1人の議員を選挙するものであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選により行いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 よって議長において指名することに決しました。

 和歌山県後期高齢者医療広域連合議会の議員に、黒原章至君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました黒原章至君を、和歌山県後期高齢者医療広域連合議会の議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 よってただいま指名いたしました黒原章至君が、和歌山県後期高齢者医療広域連合議会の議員に当選されました。

 ただいま和歌山県後期高齢者医療広域連合議会の議員に当選されました黒原章至君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。

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△日程第8 議案第1号 和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についてから日程第35 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてまで



○議長(久保田正直君) 次に、日程第8 議案第1号 和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についてから日程第35 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてまでの28件を一括して議題といたします。

 市長の提案理由の説明を求めます。

 市長 神出政巳君

  〔市長 神出政巳君登壇〕



◎市長(神出政巳君) 改めまして、今回御審議いただきます諸案件について御説明申し上げます。

 まず最初に、議案第14号の平成19年度一般会計予算の主な内容について御説明申し上げます。

 合併の混乱期を抜け、平成19年度は本格的なまちづくりに着手していく重要な予算となりますが、予算内容は、さきに策定した総合計画で掲げた6つの政策目標に沿って御説明申し上げます。

 最初に、「都市基盤が整い、快適で住みやすいまち」についてでありますが、広域道路の整備といたしましては、懸案でありました阪井バイパスを早期に実現するため、その取りつけ道路の整備に向け、調査設計や用地購入等に6,500余万円、また日方大野中藤白線整備のため、公共街路事業負担金5,100余万円を計上しています。

 市道の整備を図るための経費として、道路等維持補修工事費に1億2,000万円、小野田28号線第2工区を初め、塩津戸坂線、上谷1号線などの改良事業や県道整備の負担金等、道路新設改良費として3億600余万円を計上するほか、橋梁維持費や交通安全施設費などにも所要の経費を計上し、道路橋梁費としては総額5億4,665万6,000円を計上しています。

 浸水対策としては、各種水路等維持補修工事費4,200万円、藤白排水ポンプ場整備工費費1,100万円、新町橋水門改修に向けた調査設計に300万円、また岡田山床排水路、方南地区排水路、大坪川護岸などの改良工事や岡田地区排水計画策定のための調査費など、河川改良費として6,900余万円を計上しているほか、藤白都市下水路整備に向け、その調査費など2,600余万円、山崎都市下水路事業1,000余万円を計上しています。

 また、安全な水の確保や水道未普及地域の解消等を図るため、水道企業会計への繰出金2億3,300余万円、土地を有効に活用するため、駅東区画整理事業費9,400余万円、重根土地区画整理事業負担金6,200余万円、昭南工業跡地の土壌調査費400万円、土地開発公社の健全化対策として2,100余万円の利子補給、そのほか、中心市街地活性化基本計画や都市計画マスタープランの策定、地籍調査の推進等、所要の経費を計上しています。

 次に、「産業が盛んで、活気があるまち」についてでありますが、商工業の振興対策としては、商店街の育成のため、商店街チャレンジショップ支援事業費300余万円、中小企業の新規事業創出のため、ものづくり創造支援事業費400余万円、インキュベータ支援事業費1,200余万円、そのほか、イベント事業の開催のための経費、商工業関係団体への助成経費、中小企業振興対策関係経費を計上しています。

 農業振興対策としては、高品質果実の生産拡大対策事業費200万円、蔵出しミカンのブランド化を推進するための事業費200余万円等を計上するとともに、基盤整備のため、小原岡田中村農道の新設や木津中谷池の改修、また、県が孟子地区で実施する中山間地域ほ場環境整備モデル事業への負担金など、農地費に1億600余万円を計上しています。

 また、林業費としては、藤白鳥居線舗装工事費やイノシシ等有害鳥獣対策についても所要の経費を計上し、漁港対策としては、引き続き塩津・戸坂の漁港整備を進めるため、事業費1億4,400余万円を計上するほか、港湾整備事業として県が実施する下津桟橋改良工事や港湾の改良・しゅんせつ事業などの負担金にも必要な経費を計上しています。

 さらに、観光資源を活用するため、観光ネットワーク事業を引き続き実施するとともに、地域振興基金の果実運用により実施する熊野古道わくわくハイクの関係経費を計上しています。

 第3に、「人と自然が調和し、環境を大切にしているまち」についてでありますが、循環型社会の構築のため、プラスチック等の資源化事業に4,800余万円、ごみ減量化対策として、資源の集団回収や生ごみ処理容器購入の補助に600余万円、クリーンセンターの整備に4,500万円、東畑最終処分場整備に7,200余万円、また、し尿の共同処理、斎場運営、その他市民の森や雨の森などの管理や森林保全、地球温暖化対策、緑と花推進事業などにも所要の経費を計上しています。

 第4は、「心やさしいひとが育ち、ふれあいがあるまち」についてであります。

 幼稚園における子育て支援として、預かり保育事業に1,100余万円、英語学習の推進のため、小学校では英語活動推進事業に300余万円、中学校・高等学校では外国青年招致事業に1,400余万円、教育現場での問題解消のため、学校教育サポート事業に800余万円、不登校児対策として適応指導事業に300余万円、教育相談事業に100余万円、社会教育関係では、青少年健全育成事業に600余万円、その他、生きがい教室開催事業、地域ふれあい活動事業、ボランティアで実施していただいている子供の見守り活動への支援のほか、人権尊重や男女共同参画推進にも所要の経費を計上しています。

 教育施設の充実につきましては、18年度から進めております下津小学校建設事業費10億3,900余万円、新たに内海小学校校舎と内海幼稚園を整備するため、その設計・調査費に2,300余万円、新設する海南下津高校の設備充実に200余万円、また地区集会所新築等の補助金1,700万円のほか、公民館、下津室内プール、東部テニスコート、市民交流センターなどの整備、万一の事故に備え、各施設に除細動器を設置するための経費、また従来より要望いただいておりました黒江地区のコミュニティー施設建設に向け、調査費も計上しております。

 文化・スポーツの振興といたしましては、交流センターの自主事業の補助金500余万円、市民体育事業交付金600余万円、下津室内プールでの市民水泳教室開催に向け200余万円、そのほか、重要文化財の保存や歴史の道整備についても必要な経費を計上しています。

 第5に、「誰もが安心していきいきと暮らしているまち」についてでありますが、保健医療体制の充実のため、国民健康保険特別会計への繰出金6億6,200余万円、老人保健特別会計の繰出金6億2,500余万円、市民病院及び野上厚生病院への繰出金4億3,800余万円、また平成20年度から開始される後期高齢者医療制度に対処するため、広域連合への負担金やシステム開発委託料など4,000余万円を計上しています。

 社会福祉施策としては、社会福祉協議会への補助金5,000余万円、特別障害者手当等扶助費2,700余万円、障害者自立支援給付事業費4億5,100余万円、障害者地域生活支援事業費7,400余万円など、必要な経費を計上しています。

 なお、福祉タクシー事業、施設通所交通費補助など、市の独自施策の充実にも努めています。

 さらに、生活保護に関しましては、10億300余万円の扶助費を計上しています。

 高齢者福祉としては、ひとり暮らしの高齢者への緊急通報装置の提供、配食サービス、訪問理容サービスなど、生活支援を充実するとともに、生きがい活動支援通所事業1,100余万円、シルバー人材センターへの補助金500余万円、地域包括支援センター事業7,100余万円、また介護保険制度の安定のため、介護保険特別会計への繰出金として7億3,600余万円を計上しています。

 児童福祉関係では、児童手当等扶助費に6億2,700余万円、ひとり親家庭医療扶助費4,300余万円、乳幼児医療扶助費9,600万円を計上し、延長保育と低年齢児保育事業費に3,700余万円、障害児通園事業に3,700余万円、新たに開設する加茂第一小学校を含む学童保育事業に4,200余万円、そのほか、仕事と子育ての両立を支援するため、ファミリーサポートセンター事業にも所要の予算を計上しています。

 第6の、「誰もが安全に不安なく生活しているまち」についてでありますが、災害に強いまちを目指し、木造住宅耐震診断・改修事業費1,500余万円、防災行政無線のデジタル化と一元化に5,400余万円、災害時の一次避難所整備に1,500万円、広域避難場所である総合体育館整備事業費2億1,400余万円、緊急避難道路である中央公園進入路の整備に4億1,900余万円、災害時の飲料水確保のため、避難所でもある下津小学校への飲料水兼用耐震性貯水槽新設に6,600万円、津波・高潮からの防護対策として、塩津漁港海岸水門改修費3,000余万円、興地区の防火水槽新設に500余万円、その他災害時の応急物資の備蓄、洪水ハザードマップの作成、急傾斜崩壊対策、また安全な暮らしの確保のため、交差点の夜間照明の整備、黒江駅前駐輪場の整備など、所要の経費を計上しています。

 そのほか、これらの政策目標には分類されませんが、行政サービスの向上のため、防災機能とコミュニティー機能をあわせ持つ下津行政局庁舎の建てかえに向け、実施設計に1,500万円、市役所本庁舎建てかえの資金確保のため、今議会に条例案を提出させていただいております庁舎建設基金の積立金1億円など、所要の経費を計上しております。

 以上が主な内容でありますが、平成19年度の予算編成に当たりましては、事務事業評価や行政改革を積極的に推進し、効率性や有効性を厳しく見直し、行政コストの削減に努めるとともに、退職者の補充に関しましては、可能な限り不補充とすることで人件費の削減に努めました。

 また、枠配分方式を初めて採用して、対象経費のシーリングにより経常経費の削減を図り、各種補助金の見直しや公用車の一括管理による台数削減などにも努め、全庁的な経費抑制に取り組みましたが、扶助費や公債費の増加などにより、結果的には18年度より3億2,427万円の増となり、一般会計総額で228億827万7,000円となりました。

 この財源といたしましては、市税、地方交付税、国県支出金、合併自治体への支援策であります合併特例債など、見込み得る額をそれぞれ計上しております。

 以下、提案議案順に沿って御説明させていただきます。

 議案第1号につきましては、地方自治法の改正に伴い、収入役制度の見直し等が行われたことにより、所要の改正を行うとともに、和歌山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数を増減するため、議案第2号につきましては、国民健康保険野上厚生病院組合の議会の議員定数を見直すため、それぞれ組合規約の変更をお願いするものであります。

 次に、議案第3号につきましては、地方自治法施行令の規定に基づき、長期継続契約を締結することができる契約を定めるもので、また議案第4号につきましては、市庁舎の建設に要する経費に充てるため、海南市庁舎建設基金を設置いたしたく、それぞれ必要な事項を定めるため条例の制定についてお願いするものであります。

 次に、議案第5号につきましては、職員の休息時間を廃止するため、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の改正について、議案第6号につきましては、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律が改正されたことに準じ、本市職員の扶養手当の額を見直すとともに、管理職手当について所要の規定の整備を行うための条例の改正について、議案第7号につきましては、個人の市民税及び固定資産税の納期前の納付に係る報奨金について見直しを行うため、海南市税条例の改正について、議案第8号につきましては、地方自治法の改正に伴い、所要の改正を行うため、行政財産使用料条例の改正について、議案第9号につきましては、国民健康保険税に係る納期及び介護納付金課税額の課税限度額を見直すとともに、引き続き不均一課税を行うための条例の改正について、議案第10号につきましては、介護保険料に係る納期を見直すための条例の改正について、それぞれお願いするものであります。

 次に、平成18年度の補正予算でありますが、まず議案第11号の一般会計補正予算につきましては、職員退職手当事務組合負担金の追加額7,800余万円、国の補正予算による補助事業として日方小学校の整備費4億6,600余万円、また下津小学校、下津幼稚園、大野中重根線等の入札結果に基づく減額、補助事業等の対象額の決定に伴う事業費の変更、各種負担金の額決定に伴う増減等、総額1億6,445万円の増額補正をお願いするものでありまして、歳入につきましては、国・県支出金、市債等で、額の決定または内定している項目について更正するとともに、不足する財源につきましては、市税を初め地方交付税、前年度繰越金等を充当しています。

 なお、諸般の事情により、年度内に完成できない事業5件並びに国の補正予算による補助を受けて行う事業2件について、繰越明許措置をお願いするとともに、昨今の金融事情を勘案して、これら繰越事業にかかる地方債の限度利率の引き上げをあわせてお願いし、また債務負担行為の限度額の変更についてもお願いするものであります。

 次に、議案第12号の介護保険特別会計補正予算につきましては、医療保険制度改正に伴うシステム改修に200余万円及び地域介護・福祉空間推進交付金300余万円で、総額558万8,000円の増額補正をお願いするとともに、諸般の事情により、年度内に完遂できない事業3件について繰越明許措置をお願いするものであります。

 次に、議案第13号の同和対策住宅資金貸付事業特別会計補正予算につきましては、地方債償還利子の不足分15万6,000円の増額補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度各会計の当初予算でありますが、議案第14号の一般会計予算につきましては、冒頭に御説明申し上げたとおりであります。

 また、議案第15号から議案第21号の7議案につきましては、各特別会計の平成19年度当初予算でありまして、総額196億1,399万8,000円となってございます。

 次に、議案第22号の水道事業会計予算につきましては、事業収益に10億2,766万4,000円、事業費用に9億4,349万9,000円を計上しています。また、資本的収入で7億5,594万3,000円、資本的支出で10億3,223万2,000円を計上していますが、資本的収支の不足する額2億7,628万9,000円につきましては、損益勘定留保資金等で補てんする予定であります。

 なお、主な建設改良事業としましては、室山配水池耐震化事業費として1億778万円、配水設備改良費として6,600万円、石綿セメント管更新事業を主に行う下津水道施設改良費として1億8,192万6,000円を計上し、安全で安定した水を供給するため、必要な施設の改良や整備を行ってまいる所存であります。また、水道未普及地域解消に向け、本年度はその事業費4億6,999万円を計上しています。

 また、今後の海南市水道事業のあり方を定める水道事業総合計画書の作成業務委託料として970万円を計上しています。

 なお、経常経費におきましては、経費の節減を図る中で、水道事業の経営健全化に向け、より一層の企業努力を重ねてまいる所存であります。

 次に、議案第23号の市民病院事業会計予算につきましては、事業収益、事業費用ともに23億5,488万5,000円を計上しています。

 また、資本的収支につきましては、収入で6,331万3,000円、支出で1億169万1,000円を計上していますが、3,837万8,000円の不足が生じますので、これを損益勘定内部留保資金で補てんする予定であります。

 病院経営につきましては、平成19年度におきましても、経営健全化に向け、一層の合理的な運営に努める中で、少子・高齢化に対応し、住民が安心して予防から診断・治療・リハビリテーション及び在宅医療に至る包括的な医療サービスが受けられる病院を目指し、管理者、病院職員とともに努力を重ねてまいる所存であります。

 次に、議案第24号につきましては、市道路線の認定についてお願いするものであります。

 次に、議案第25号につきましては、教育委員会委員の任命について、また議案第26号につきましては、公平委員会委員の選任について、それぞれ御同意をお願いするものであります。

 次に、諮問第1号及び諮問第2号につきましては、それぞれ人権擁護委員候補者として推薦いたしたくお願いするものであります。

 以上が提出議案の概要であります。

 何とぞ御審議の上、御可決、御認定、御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(久保田正直君) 提案理由の説明が終わりました。

 お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日3月3日から3月6日までの4日間、議案精読のため休会し、3月7日午前9時30分から会議を開きたいと思います。

 これに御異議ございませんか、

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 よってそのように決しました。

 本日はこれをもって延会いたします。

 どうも御苦労さんでございました。

          午後0時1分延会

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 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。

  議長  久保田正直

  議員  磯崎誠治

  議員  岡 義明

  議員  瀧 多津子