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和歌山県 和歌山市

平成22年  6月 定例会 06月30日−07号




平成22年  6月 定例会 − 06月30日−07号









平成22年  6月 定例会



                平成22年

          和歌山市議会6月定例会会議録 第7号

            平成22年6月30日(水曜日)

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議事日程第7号

平成22年6月30日(水)午前10時開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 承第1号から同第4号、議案第1号から同第20号まで

第3 議案第21号 監査委員の選任について

第4 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦について

第5 諮第2号 人権擁護委員候補者の推薦について

第6 発議第1号 水源地保全に向けた法整備に関する意見書案

第7 発議第2号 自閉症の理解と啓発に関する意見書案

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会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 承第1号から同第4号、議案第1号から同第20号まで

日程第3 議案第21号 監査委員の選任について

日程第4 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦について

日程第5 諮第2号 人権擁護委員候補者の推薦について

日程第6 発議第1号 水源地保全に向けた法整備に関する意見書案

日程第7 発議第2号 自閉症の理解と啓発に関する意見書案

総務委員会、厚生委員会、経済文教委員会、建設企業委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び調査について

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出席議員(38名)

  1番  南畑幸代君

  3番  中塚 隆君

  4番  薮 浩昭君

  5番  奥山昭博君

  6番  中尾友紀君

  7番  山本忠相君

  8番  島 幸一君

  9番  松井紀博君

 10番  野嶋広子君

 11番  中村協二君

 12番  吉本昌純君

 13番  芝本和己君

 14番  古川祐典君

 15番  森下佐知子君

 16番  渡辺忠広君

 18番  岩井弘次君

 19番  松本哲郎君

 20番  寒川 篤君

 21番  メ木佳明君

 22番  山本宏一君

 23番  尾崎方哉君

 24番  宇治田清治君

 25番  北野 均君

 26番  遠藤富士雄君

 27番  貴志啓一君

 28番  寺井冨士君

 29番  大艸主馬君

 30番  石谷保和君

 31番  中嶋佳代君

 32番  中橋龍太郎君

 33番  東内敏幸君

 34番  山田好雄君

 35番  佐伯誠章君

 36番  浅井武彦君

 37番  森田昌伸君

 38番  浦 哲志君

 39番  井口 弘君

 40番  和田秀教君

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説明のため出席した者の職氏名

 市長         大橋建一君

 副市長        松見 弘君

 副市長        畠山貴晃君

 市長公室長      森井 均君

 総務局長       笠野喜久雄君

 財政局長       山口研悟君

 市民環境局長     上島 勲君

 健康福祉局長     坂本安廣君

 まちづくり局長    山本 牧君

 建設局長       内原久夫君

 会計管理者      川端正展君

 危機管理監      池永俊二君

 教育委員会委員長   中村 裕君

 教育長        大江嘉幸君

 教育局長       原 一起君

 消防局長       田中幹男君

 公営企業管理者    奥野久直君

 水道局長       眞野 廣君

 選挙管理委員会委員長 岩城 茂君

 代表監査委員     伊藤隆通君

 人事委員会委員長   田中昭彦君

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出席事務局職員

 事務局長       山田 良

 事務局副局長     尾崎順一

 議事調査課長     幸前隆宏

 議事調査課副課長   佐伯正季

 議事班長       中西 太

 調査班長       石本典生

 事務主査       村井敏晃

 事務主査       増田浩至

 事務副主査      小野田 靖

 事務主任       佐川恭士

 事務副主任      北野統紀

 事務副主任      窪田義孝

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          午後1時11分開議



○議長(山本宏一君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(山本宏一君) 諸般の報告をさせます。



◎事務局長(山田良君) 平成22年6月30日付、和財第122号をもって市長から追加議案の提出がありました。議案はお手元に配付いたしております。

 次に、同日付、議員宇治田清治君、松本哲郎君、寒川篤君、森田昌伸君、大艸主馬君、松井紀博君、石谷保和君、以上7人の諸君から水源地保全に向けた法整備に関する意見書案が、また、議員宇治田清治君、松本哲郎君、寒川篤君、松井紀博君、石谷保和君、以上5人の諸君から自閉症の理解と啓発に関する意見書案が提出されました。発議第1号、同第2号として、お手元に配付いたしております。

 以上でございます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(山本宏一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において

   宇治田清治君

   松本哲郎君

   寒川 篤君

 以上3人の諸君を指名いたします。

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△日程第2 承第1号から同第4号まで、議案第1号から同第20号まで



○議長(山本宏一君) 次に、日程第2、承第1号から同第4号まで、議案第1号から同第20号までの24件を一括議題とします。

 ただいま議題となりました24件についての各委員長の報告を求めます。

 総務委員長芝本和己君。−−13番。

 〔総務委員会委員長芝本和己君登壇〕(拍手)



◆13番(芝本和己君) [総務委員会委員長]総務委員会の報告をいたします。

 去る6月21日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり承認及び可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 まず、財政局について申し上げます。

 承第2号、市長専決処分事項の承認を求めるについて。これは、地方税法等の一部を改正する法律が、平成22年3月31日付をもって公布されたことに伴い、関連する和歌山市税条例の一部改正を行ったため、承認を求めるものであります。

 委員から、今回の地方税法の改正は、子ども手当の関連により、個人住民税の扶養控除が廃止されるなど、子供がいる世帯に負担を強いる一方、上場株式等の譲渡所得等の非課税措置の創設など、富裕層にとっては税制面で有利になっている側面もあることから、甚だ疑問に感じざるを得ないとの指摘がありました。

 次に、議案第15号、物品購入契約に関連して、委員から、工事関係の入札においては予定価格を公表している一方、当該入札においては公表していない理由についてただしたところ、当局より、物品購入については毎年同じようなものを購入することから、予定価格を公表すれば入札価格の高どまりにつながる懸念があるため、公表していない旨の答弁がありました。

 これに対して委員から、岩出市で起こった入札に関する汚職事件は、職員が入札情報を業者に漏らしたことに起因するものであり、そのことを考慮したとき、予定価格を公表することは、より一層、入札の透明性を担保できるのではないかと思慮されることから、いま一度、当局の見解をただしたところ、副市長より、物品購入については入札価格が高どまりする可能性があり、全国的にも公表されていないのが実情であります。ただ、委託関係などの入札においては、できるだけ予定価格を公表していく方向で検討しておりますとの答弁がありました。

 次に、市長公室について申し上げます。

 議案第1号、平成22年度和歌山市一般会計補正予算(第1号)中、総合防災費における消耗品費200万円の補正について。これは、総務省消防庁公募のコミュニティ助成事業として、野崎地区防災会において実施される事業に対する消耗品費であります。

 委員から、消防ポンプなどの資機材を購入し、野崎地区に整備することにより、地元住民や学校などと連携し、講習会や訓練を行い、防災や消防活動に関する知識・技術の普及を目的としたモデル事業であるとのことだが、せっかく予算をかけて整備する限りは、他の地域で訓練を行う際には当該資機材の貸し出しを行うなど、十分に活用できる体制を整えるべきではないか。この点、当局においては、本市全域に防災知識の普及を図ろうとする意欲的な姿勢が欠けているのではないかと思慮されることから、計画性を持って万遺憾なきよう事に当たられたいとの要望がありました。

 また、関連して委員から、えてしてモデル事業は広がりを見せることなく終了してしまうことが多いと見受けられることから、当該事業が有効と認められる場合には、本市の施策として事業の継続を図るなど、さらなる防災知識の普及に向け積極的に取り組まれたいとの要望がありました。

 また、委員から、今回購入を予定している消防ポンプは、大人でも持ち運びや取り扱いが難しいことから、子供に持たせて訓練などを行うことは現実的ではないと思慮される。加えて、訓練時には水や場所の確保など、相当な準備が必要であることを考慮すれば、例えば、防災教育用の資機材などを購入するべきではないかとの指摘がありました。

 さらに、委員から、防災に関する予算については、他に優先されるべき非常に大事なものと認識しているが、あたかも国からの補助があるために当該事業を実施しようとする当局の姿勢については甚だ疑問に感じざるを得ない。この点、防災教育に対する本市の一貫した計画や将来のビジョンを明確にした上で、かかる事業に取り組むべきであり、当局にはそういった考え方や説明の仕方が必要ではないかとの指摘がありました。

 また、委員会審査に臨む当局の姿勢について、委員から、委員会が要求した資料により初めて判明した事柄があったことから、議案審査における当局の答弁は不誠実であると断じざるを得ず、極めて遺憾であるとの厳しい指摘がありました。

 以上が、審査の概要であります。

 何とぞ、同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手)



○議長(山本宏一君) 次に、厚生委員長野嶋広子君。−−10番。

 〔厚生委員会委員長野嶋広子君登壇〕(拍手)



◆10番(野嶋広子君) [厚生委員会委員長]それでは、厚生委員会の報告をいたします。

 去る6月21日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり承認及び可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 まず、健康福祉局について申し上げます。

 議案第3号、平成22年度和歌山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)中、高額医療合算介護サービス等費1億5,692万2,000円の補正は、医療と介護の両方のサービスを利用している世帯の負担を軽減するため、高額医療合算介護サービス費の支払いに要する費用であります。

 委員から、当該事業の対象者に対しては、勧奨通知を行うことにより申請漏れの防止などに努めているとのことであるが、こうした制度があるにもかかわらず、十分に認知されず、利用できないといったことがなきよう、いま一度、当該制度については、周知徹底を図られるよう鋭意取り組まれたいとの要望がありました。

 次に、審査過程において、新型インフルエンザを初め疫病に対する体制づくりの確立について、意見、指摘、要望がありました。

 最後に、市民環境局中、市民生活部・市民活動推進部について申し上げます。

 承第3号、市長専決処分事項の承認を求めるについて。これは、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が、平成22年3月31日付をもって公布されたことに伴い、和歌山市国民健康保険条例の一部改正を行ったため承認を求めるものであります。

 委員から、今回の改正により、国保の保険料の賦課限度額が73万円に引き上げられるとのことだが、対象となる方は40歳代夫婦と未成年の子供2人のモデル世帯で、所得が433万円からとなり、所得の1割以上を占める方もあることや、昨今の長引く経済不況により、保険料の納付に苦慮されている方が多いやに聞き及ぶところから、当局は、保険料の引き下げ等、負担軽減についてはいかに考えているのかただしたところ、当局より、将来的には、本会計の健全化が見えてくれば保険料の引き下げも考えられるが、現時点においては単年度では黒字であるが、いまだに多額の累積赤字を抱えており、その解消に向けて取り組んでまいりたい旨の答弁がありました。

 これに対して委員から、現在の本会計の運営状況を見たとき、一般会計から繰入措置を講じているが、当該事業の健全化には相当の日数を要するものと思慮されるところから、この点、赤字を解消することだけを考えるのではなく、一般会計からの繰り入れを大幅に増額し、保険料を引き下げるといったことも視野に入れた事業運営を、今後、本会計を進めるに当たっては十分検討されたいとの要望がありました。

 次に、議案第1号、平成22年度和歌山市一般会計補正予算(第1号)中、市民生活費における共聴施設デジタル化支援事業補助金737万1,000円の補正について。これは、平成23年7月に地上デジタル放送に完全移行することに伴い、地理的条件により受信が困難な田野及び滝畑地区共聴組合の共聴施設を地上デジタル化対応の共聴施設に改修する経費を補助しようとするものであります。

 委員から、現在、国の施策として、地上デジタル化への取り組みが実施されているが、当該事業を推し進めるに際しては、地域住民への説明等、周知徹底に十分配慮するとともに、市内すべての地域で受信できるよう、この点、万全を期して事に当たられたいとの要望がありました。

 以上が、審査の概要であります。

 何とぞ、同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手)



○議長(山本宏一君) 次に、経済文教副委員長薮浩昭君。−−4番。

 〔経済文教委員会副委員長薮 浩昭君登壇〕(拍手)



◆4番(薮浩昭君) [経済文教委員会副委員長]経済文教委員会の報告をいたします。

 去る6月21日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり承認及び可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。

 なお、去る2月定例会において、当局の申し出により予算執行を見合わせていた友ヶ島の休憩施設の撤去に要する経費である観光振興費中、整備工事請負費1,491万5,000円については、当局より、金額精査の上、当該見積もり額を820万1,000円とし、このたび予算執行をさせていただきたい旨の申し出があり、慎重審査の結果、委員会としては、全会一致をもってこれを了としたことを申し添えておきます。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 まず、まちづくり局中、産業部・まちおこし部及び農業委員会について申し上げます。

 審査の過程において、同和産業貸付金の不納欠損処理について。

 一、当局は、資金貸付を行った当時のやり方の甘さにその要因があるという認識だが、本来は返済してもらうべきはずの約1億3,000万円もの貸付金が不納欠損となったことは断じて許されるものではない。当該貸付金は市民の貴重な税金であるとの深い立場に立ち、いま一度、他の事業についてもその中身が生きているのか精査し直すべきである。

 一、当該貸付金に係る消滅時効成立の理由は、当局が時効中断手続を行わなかったためであり、かかる状況に陥ったことを深く反省し、見直していくというならば、今後は当局のみで解決を図るのではなく、そのすべてを本市顧問弁護士に依頼するなどした上で事に当たるべきである。

 一、当局が反省すべきは当該貸付事業そのものではなく、時効が成立した時点での対処方法を理解していなかったことにあり、当局はその事実にこそ反省の目を向けるべきである。

 また、航空自衛隊の合宿訓練受け入れについて。

 一、過去に訓練の受け入れを拒否したことがあるが、自衛隊の国防に対し感謝の念を持っているというのであれば、本市に与える経済効果も含め、合宿訓練を受け入れ、自衛隊を歓迎するべきである。

 また、地場産品にも関連して、

 一、本市の農業委員会、JAわかやま、商工会議所の3者による農・商・工連携に関する協定によって完成したジンジャーエールは、市内各所で販売しているとのことであるが、生産性等の課題はあるにせよ、当該商品は大いなる可能性を秘めていると思慮されることから、今後、和歌山ブランドとして全国的に売り込む施策を積極的に進めるべきである。

 等々の指摘、意見がありました。

 最後に、教育委員会について申し上げます。

 まず、承第4号、市長専決処分事項の承認を求めるについて。これは、平成22年4月1日に公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律が施行されたことに伴い、普通教室に設置されている空気調整設備に係る使用料を不徴収とする和歌山市立学校条例の一部改正を行ったため、承認を求めるものであります。

 委員から、空調代の不徴収には理解するものの、当該条例改正に関して、他の方策をとらず、なぜ市長専決処分としたのか、その見解をただしたところ、当局より、1月中旬にあった国からの説明では、授業料が不徴収になるということのみで詳細は不明であったため、本市ではそのまま4月からの授業料不徴収の条例改正をさきの2月定例会に提案し、可決をいただいたものである。しかし、県条例では空調代も不徴収とすることが3月末に判明し、県立、市立各高校で公平さに欠ける事態に陥ったため、早急に空調代を不徴収とする条例改正を行わざるを得なくなった。本来、当該条例改正は6月議会に諮るべきものであると思慮するが、仮にそうした場合、条例で4月末を第1期としている以上、一度徴収した空調代の返還が必要で、保護者に負担を強いる結果となってしまい、それを避けるには4月中の条例改正が必要と考えたため、熟慮の末、市長専決処分を行ったもので、何とぞ御承認をいただきたい旨の答弁があり、これに対して委員から、連携不足により近接した県の状況を把握していなかった当局の対応には疑問を感じざるを得ない。また、当局は、第1期の空調代を債権とみなしているが、空調の利用は6月15日からであり、それまでは債権として発生していないと思慮されることから、未徴収でもその時点で特段問題があるとは思えず、6月定例会で議会審査に付すべきことが可能であったはずである。にもかかわらず、議会を招集するいとまがないとの理由で、条例改正まで軽々に市長専決処分をしようとする当局の姿勢は甚だ遺憾であるとの厳しい意見がありました。

 関連して委員から、当局答弁では、空調代の第1期納期を4月末までと条例に定めている以上、不徴収とするかどうかの判断は3月中になされるべきであったとのことだが、県から連絡を受けるまで判断しなかった当局の姿勢には疑問を感じざるを得ないとの意見がありました。

 次に、議案第11号、和歌山市立学校条例の一部を改正する条例の制定について。これは、市立貴志小学校の分離新設校として、市立藤戸台小学校を設置すること及び市立高等学校定時制課程の入学考査手数料を750円から950円に変更しようとするものであります。

 委員から、さきの市長専決処分では、県との連携不足という事態を招いたにもかかわらず、手数料の値上げについては、たとえ200円といえども県と歩調を合わせ、即座に対応するという当局の姿勢には矛盾を感じざるを得ない。授業料を不徴収とする一方で、手数料を値上げするというのは、市教育行政に整合性がとれているとは言えず、ひいては父母負担を増加させることからも、到底納得できるものではないとの意見がありました。

 また、関連して委員から、このたび新設する藤戸台小学校という校名については、保護者アンケートの実施や自治会からの意見を参考にした上で当局が決定したとのことであるが、その決定に対し、地域の方々から疑義が持たれることのないよう対処されたいとの要望がありました。

 なお、審査の過程において、中学校給食にも関連して、

 一、中学校給食を実施することの課題として、教職員の事務負担増やアレルギー問題、経費負担等を挙げているが、小学校給食を実施している実績や民間委託を取り入れるなどすれば可能となるのではないか。

 一、子供の栄養面から見て、学校給食にまさるものはなく、中学校給食の未実施が本市の体力測定や学力テストの結果にも影響を及ぼしているのではないか。

 一、以前から、県学校給食会を通して食材を購入するシステムは見直すべきではないかと指摘をしてきた経緯もあり、他都市での実例も踏まえ、本市が食材を管理監督する意識を持ち、みずから食材を調達するシステムに変更すべきではないか。

 一、県学校給食会の6割近くを本市が占めており、給食会を脱退することで県内各市町村に影響を及ぼすというのであれば、それこそ県都である本市がリーダーシップを発揮し、他都市と連携を図っていくべきではないか。

 また、大学との協定にも関連して、

 一、市立和歌山高等学校がプール学院大学と協定を結んだと仄聞するが、その協定を結ぶに当たって教育委員会や学校の教職員等に何ら報告せず、一学校長の権限だけで行ったことには疑問を感じざるを得ない。

 また、国際交流事業に係る教育委員会の教育的姿勢にもかかわって、具体的には、さきの5月14日から24日にかけて行われた平成22年度カナダ・リッチモンド市姉妹都市交流事業では、33名の中高生徒と、団長を含め市教委から6名の引率者が派遣されているが、この事業について、

 一、引率者は、その費用約38万円について公費負担であるにもかかわらず、生徒はその費用約24万7,000円について自己負担となっている。その上、さらに2万円の諸費を伴うとなれば、経済的な事情から参加できない生徒もあり、それは義務教育のあるべき姿と言えるのか。

 一、リッチモンド市での滞在期間中、生徒はホームステイ、引率者はホテルの宿泊で、引率者の旅費は当初よりオーバーする中、その費用がPTA会費で賄われているのはなぜか。

 一、初任者研修も終えていない新卒の教諭が引率者として参加しているのはなぜか。

 等々の指摘・意見があり、これらのことについて教育委員会は、教育行政の独立性を遵守するためにも明確なる立場を示すべきではないかといたしたのであります。

 以上が、審査の概要であります。

 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手)



○議長(山本宏一君) 次に、建設企業副委員長渡辺忠広君。−−16番。

 〔建設企業委員会副委員長渡辺忠広君登壇〕(拍手)



◆16番(渡辺忠広君) [建設企業委員会副委員長]それでは、建設企業委員会の報告をいたします。

 去る6月21日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 まず、消防局について申し上げます。

 審査過程において、救急安心カードの配布方法及び有効活用について、社団法人設立に係る消防局のマスコミへの対応のあり方について、意見、指摘、要望がありました。

 次に、建設局中、基盤整備部について申し上げます。

 工事請負契約の締結にも関連して、委員から、予定価格よりも低価格で落札されたことに伴い多額の差金が生じた際には、財政局と協議し、追加工事を実施するなど、当局では有効な予算執行に向け鋭意取り組んでいるとのことだが、今後も、さらなる予算の有効活用が図られるよう最大限の努力を傾注されたいとの意見がありました。

 最後に、建設局中、住宅部について申し上げます。

 審査過程において、和歌山市営住宅ストック総合計画の活用について、住宅改修資金貸付金滞納者に対する他の事業との整合性のある利率の設定について、市営住宅家賃減免制度における他の制度との整合性について、意見、指摘、要望がありました。

 以上が、審査の概要であります。

 当委員会の報告を終わります。(拍手)



○議長(山本宏一君) 以上で各委員長の報告は終わりました。

 ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 質疑なしと認めます。

 討論に入ります。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 南畑幸代君。−−1番。

 〔1番南畑幸代君登壇〕(拍手)



◆1番(南畑幸代君) 日本共産党市議団を代表いたしまして、承第2号、同第3号、議案第2号、同第6号、同第11号及び同第17号に反対の立場から討論をいたします。

 承第2号、市長専決処分の承認を求めるについては、地方税の改正法が2010年3月31日公布されたことに伴う和歌山市税条例の一部改正です。

 今回の改正は、民主党を中心とした政権下初めての税制改正で、地方交付税の法定率引き上げも見送られ、財源不足分も地方が2分の1負担となり、自公政権の合意である折半ルールを引き継いだもので、地方財源不足に対する国の責任を果たそうとしないものです。

 条例改正の中身は、個人住民税において16歳未満の年少扶養控除の廃止33万円、16歳以上から19歳未満の特定扶養控除上乗せ分12万円の廃止を2012年度分−−2011年度所得分から実施するもので、新たな市民負担増は4億9,000万円になるとのことです。生命保険料控除では、新たに介護保険料控除2万8,000円限度で新設されましたが、従来の一般生命保険と個人年金の上限、それぞれ3万5,000円が2万8,000円となり、従来どおり上限は7万円となります。一般生命保険または個人年金加入者にはそれぞれ上限が下がり、控除額が少なくなるものです。

 大資産家には証券優遇税制として、2002年までは配当、譲渡には本則26%の税率が2003年本則20%−−これは国15%、地方5%とした上で、さらに2003年から2007年まで5年間の時限立法としてこれを半減−−10%としました。しかし、2011年12月まで延長し、庶民への増税、大資産家への優遇税制を引き継ぐものであり、反対するものです。

 承第3号、市長専決処分事項の承認を求めるについては、65歳未満の非自発的失業者について、前年度の給与所得を100分の30として保険料を算定する改正や、社会保険等に加入していたが後期高齢者医療制度へ移行することにより、その被扶養者であった65歳以上の方が国民健康保険に加入した場合、資格取得から2年間、保険料の軽減を継続することなど賛成できるものもあります。

 しかし、保険料の最高限度額については、基礎賦課額を3万円、後期高齢者支援金賦課額を1万円、合計4万円を引き上げるものです。対象世帯は約1,800世帯です。モデル世帯−−42歳、41歳の夫婦、未成年の子供2人での所得433万円、収入は約600万円の方からが対象となります。限度額は国で決めるが、対象者は市の決める料率により決まるとのことでした。収入の1割を超える保険料となっており、対象が少ないとはいえ高過ぎる保険料となっていることから反対です。

 議案第2号、駐車場の債務負担行為、議案第17号、駐車場に指定管理者を指定する条例、ともに駐車場にかかわる議案ですが、駐車場管理事業は、そもそも収益事業として提案されましたが、当初から見通しが甘く、赤字対策に大きな労力が割かれてきました。しかし、依然として改善したとは言いがたく、指定管理者制度が打開策となっていないことから賛成できません。

 議案第6号、サービスセンター条例の制定は、戸籍の届け出、住民票の写し等にかかわる業務を行うサービスセンターを設置することや名称等を定めるものです。当初から地理的利便性の低下が避けられないとしながら確たる改善が進んでおらず、市民サービスの低下が懸念されますので賛成できません。

 議案第11号は和歌山市立学校条例の一部を改正する条例で、藤戸台小学校を新たに加えることには反対するものではありません。

 しかし、市立高等学校の入学考査料の値上げが含まれています。授業料や空調料金を無料にするという施策とは明らかに矛盾するものであり、現在の教育費の負担感を考慮するなら、たとえわずかであっても引き上げるべきではありません。

 以上を申し述べて反対討論といたします。(拍手)



○議長(山本宏一君) 以上で通告による討論は終わりました。

 ほかに討論はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 討論を終結します。

 日程第2の24件を採決します。

 まず、承第1号、同第4号の2件を一括して採決します。

 この2件に対する各委員長の報告は、いずれも承認であります。

 この2件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(山本宏一君) 起立全員。

 よって、承第1号、同第4号の2件は、いずれも各委員長の報告のとおり承認と決しました。

 次に、承第2号、同第3号の2件を一括して採決します。

 この2件に対する各委員長の報告は、いずれも承認であります。

 この2件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(山本宏一君) 起立多数。

 よって、承第2号、同第3号の2件は、いずれも各委員長の報告のとおり承認と決しました。

 次に、議案第1号、同第3号から同第5号まで、同第7号から同第10号まで、同第12号から同第16号まで、同第18号から同第20号までの16件を一括して採決します。

 この16件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。

 この16件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(山本宏一君) 起立全員。

 よって、議案第1号、同第3号から同第5号まで、同第7号から同第10号まで、同第12号から同第16号まで、同第18号から同第20号までの16件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。

 次に、議案第2号、同第6号、同第11号、同第17号の4件を一括して採決します。

 この4件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。

 この4件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(山本宏一君) 起立多数。

 よって、議案第2号、同第6号、同第11号、同第17号の4件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 議案第21号 監査委員の選任について



○議長(山本宏一君) 次に、日程第3、議案第21号、監査委員の選任についてを議題とします。

 市長から提案理由の説明を求めます。−−大橋市長。

 〔市長大橋建一君登壇〕



◎市長(大橋建一君) それでは、こんにちは。

 議案第21号、和歌山市監査委員の選任について御説明いたします。

 和歌山市榎原173番地、伊藤隆通君は、平成22年9月12日をもって任期が満了となりますが、同君は識見を有する者のうちから選任する監査委員として適任と思われますので、引き続き選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。

 何とぞよろしくお願いいたします。



○議長(山本宏一君) 質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 質疑なしと認めます。

 お諮りします。

 ただいま議題となっている議案第21号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

 議案第21号を採決します。

 本件は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(山本宏一君) 起立全員。

 よって、本件は原案に同意することに決しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



△日程第4 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦について



△日程第5 諮第2号 人権擁護委員候補者の推薦について



○議長(山本宏一君) 次に、日程第4、諮第1号、日程第5、諮第2号の2件の人権擁護委員候補者の推薦についてを一括議題とします。

 市長から提案理由の説明を求めます。−−大橋市長。

 〔市長大橋建一君登壇〕



◎市長(大橋建一君) 諮第1号及び諮第2号、人権擁護委員候補者の推薦について一括御説明いたします。

 諮第1号、和歌山市出水64番地の5、中岡安美君、諮第2号、和歌山市今福2丁目7番12号、谷澤佐規子君は、平成22年3月31日をもって辞職されました前委員の中井庸子君、岩田譲君の後任として新たに委員として推薦するものであります。

 両君は、人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解があり、人権擁護委員として法務大臣に候補者として推薦するのに適任と思われますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会にお諮りするものであります。

 何とぞよろしくお願いいたします。



○議長(山本宏一君) 質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 質疑なしと認めます。

 お諮りします。

 ただいま議題となっている諮問2件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

 これより、ただいま議題となっている諮問2件を一括して採決します。

 この2件は、いずれもこれに異議なしと決することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 御異議なしと認めます。

 よって、諮第1号、同第2号の2件は、いずれも異議なしと決しました。

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△日程第6 発議第1号 水源地保全に向けた法整備に関する意見書案



○議長(山本宏一君) 次に、日程第6、発議第1号、水源地保全に向けた法整備に関する意見書案を議題とします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。宇治田清治君。−−24番。

 〔24番宇治田清治君登壇〕(拍手)



◆24番(宇治田清治君) ただいま上程されました発議第1号につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。

 本案は、水源地保全に向けた法整備に関する意見書案でありまして、内閣総理大臣、国土交通大臣、農林水産大臣及び環境大臣あて意見書を提出しようとするものであります。

 文案はお手元に配付のとおりでございます。

 何とぞ同僚各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手)



○議長(山本宏一君) 質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 質疑なしと認めます。

 お諮りします。

 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

 討論に入ります。

 討論はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 討論なしと認めます。

 発議第1号を採決します。

 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決と決しました。

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△日程第7 発議第2号 自閉症の理解と啓発に関する意見書案



○議長(山本宏一君) 次に、日程第7、発議第2号、自閉症の理解と啓発に関する意見書案を議題とします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。宇治田清治君。−−24番。

 〔24番宇治田清治君登壇〕(拍手)



◆24番(宇治田清治君) ただいま上程されました発議第2号につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。

 本案は、自閉症の理解と啓発に関する意見書案でありまして、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣及び文部科学大臣あて意見書を提出しようとするものであります。

 文案はお手元に配付のとおりでございます。

 何とぞ同僚各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手)



○議長(山本宏一君) 質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 質疑なしと認めます。

 お諮りします。

 本件は、先例により委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

 討論に入ります。

 討論はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 討論なしと認めます。

 発議第2号を採決します。

 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(山本宏一君) 起立全員。

 よって、本件は原案のとおり可決と決しました。

 お諮りします。

 ただいま議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



△総務委員会、厚生委員会、経済文教委員会、建設企業委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び調査について



○議長(山本宏一君) この際、報告します。

 総務委員長、厚生委員長、経済文教委員長、建設企業委員長及び議会運営委員長から、会議規則第103条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査をしたい旨の申し出があります。

 お諮りします。

 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山本宏一君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

 以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



△議長のあいさつ



○議長(山本宏一君) 閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。

 本定例会は、去る6月11日開会から本日まで、議員各位におかれましては連日御精励を賜り、ここに閉会の運びとなりましたことを厚く感謝申し上げます。

 今議会におきまして辞職されました宇治田前議長におかれましては、在任中の御功労に対しまして、本席をおかりしまして深甚なる敬意を表する次第でございます。まことに御苦労さまでございました。

 さて、このたび私は、議員各位の温かい御支援を賜り、歴史と伝統ある和歌山市議会の議長に就任をさせていただきました。もとより微力ではございますが、決意を新たにして大任を全うする覚悟でございます。今後とも格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 梅雨明け間近、暑さもいよいよ厳しくなってまいります。議員各位におかれましては、一層の御自愛を賜り、市政発展と市民福祉の向上のため、格段の御活躍を御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



△市長のあいさつ



○議長(山本宏一君) 大橋市長。

 〔市長大橋建一君登壇〕



◎市長(大橋建一君) 閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。

 去る6月11日に開会されました本定例市議会におきまして、議員の皆様には、一般会計補正予算を初め諸議案につきまして、本会議及び各委員会で熱心かつ慎重に御審議を賜り、また、提出いたしましたすべての議案に御賛同をいただきましたことに対し、厚く御礼申し上げます。

 さて、昨日の深夜、サッカーのワールドカップで、日本はPK戦の末、惜しくもベスト8進出はなりませんでしたが、世界の強豪相手に日韓大会以来2大会ぶりに決勝トーナメントに進出するなど、日本国民に感動と元気を与えてくれた岡田ジャパンに感謝したいと思います。

 さて、私の市長としての任期も残り2カ月を切りました。4年前に、市民の皆様方から再度の信託を受け、2期8年間にわたり和歌山市の発展と信頼される市政実現のために全身全霊をささげてまいりました。幸いにも、議員の皆様を初め市民の皆様から御理解と御支援をいただき、今日を迎えることができましたことを、この場をおかりしまして深く感謝申し上げます。

 振り返れば、私が市長に就任して以来、財政再建が最大の責務との思いで、不要な事業の見直し、職員数の削減、民間委託の推進など行財政改革を進めてまいりました。しかし、景気の低迷により市税収入が減少し、さらに三位一体改革の名のもとに地方交付税が縮減されるなど、非常に厳しい財政運営を強いられました。

 2期目に入りましてからは、地方公共団体の新たな財政再生制度として施行された地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく財政指標において、下水道事業や土地造成事業などの特別会計で多額の赤字を抱えていることから、連結実質赤字比率が早期健全化基準を上回ることが危惧されるところでありましたが、議会の御理解を得て、市民の皆様にも都市計画税率の引き上げなど御協力をいただいた結果、何とか立ち直りの兆しが見えるところまでこぎつけることができました。

 さらに、厳しい財政運営の中でも、和歌山市の未来を見据え、和歌山北インターチェンジを建設し、また、直川用地を企業誘致用地として活用することで、産業の発展や雇用の創出を図り、地域の活性化につなげるなど、和歌山市を元気にするためにさまざまな施策に取り組んでまいりました。

 この2期8年間における市政運営で、数多くの課題を克服できたと認識しておりますが、まだまだ時間をかけてなし遂げなければならない課題も山積しております。

 3期目の市長選に挑戦するに当たり、私といたしましては、長期総合計画の将来都市像「海、山、川、まち みんなで磨く 元気わかやま市」を目指し、市民力を磨く、基盤力を磨く、観光力を磨くの3つの磨きをスローガンに掲げて、市民の皆様とともにこの和歌山市を元気にしていこうと訴え、頑張ってまいります。

 最後になりましたが、政権交代後初の国政選挙で今後の国政を左右する重要な参議院選挙が公示され、来月11日の投開票に向けて、現在、選挙戦が繰り広げられております。その後、本格的な夏の暑さの中で市長選挙及び市議会議員補欠選挙がとり行われます。

 議員の皆様方におかれましては、何かと御多忙な毎日かと存じますが、暑い日が続くと夏ばてで体調を崩しやすくなります。5月に発売されました和歌山市の新ショウガを使った生姜丸しぼりジンジャーエールは、夏ばて防止の効果もございますので、これを飲んで暑い夏を乗り切っていただき、市政発展のためにますます御活躍されますよう御祈念申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(山本宏一君) これにて平成22年6月11日招集の和歌山市議会定例会を閉会します。

          午後2時03分閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。

 議長    山本宏一

 議員    宇治田清治

 議員    松本哲郎

 議員    寒川 篤