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和歌山県 和歌山市

平成 3年  3月 定例会 03月04日−02号




平成 3年  3月 定例会 − 03月04日−02号









平成 3年  3月 定例会



              平成3年

       和歌山市議会3月定例会会議録 第2号

          平成3年3月4日(月曜日)

議事日程第2号

平成3年3月4日(月)午前10時開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 承第1号、承第2号並びに議案第1号から議案第27号まで

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会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 承第1号、承第2号並びに議案第1号から議案第27号まで

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出席議員(37名)

  1番  井口 弘君

  2番  藤井健太郎君

  3番  武内まゆみ君

  4番  山田好雄君

  5番  宮本廣次君

  6番  森本保司君

  7番  滝口直一君

  8番  森田昌伸君

  9番  浦 哲志君

 10番  武田杢夫君

 14番  平田 博君

 15番  田上 武君

 16番  山口一美君

 17番  鶴田至弘君

 18番  柳野純夫君

 19番  佛 栄次君

 20番  森 正樹君

 21番  南 徹治君

 24番  和田秀教君

 25番  奥田善晴君

 26番  小川 武君

 27番  高垣 弼君

 28番  武田典也君

 29番  東山照雄君

 31番  大艸主馬君

 32番  小河畑喬夫君

 33番  山崎 昇君

 34番  辻本昌純君

 35番  新田和弘君

 36番  堰本 功君

 38番  辻岡文彦君

 40番  西殿香連君

 42番  奥野亮一君

 43番  浜野喜幸君

 44番  岩城 茂君

 46番  石田日出子君

 48番  九鬼嘉蔵君

欠席議員(9名)

 11番  波田一也君

 12番  林 里美君

 13番  小杉卓二君

 22番  石谷保和君

 30番  堀川太一君

 39番  浅井正勝君

 41番  岡本 基君

 45番  内田 稔君

 47番  中谷 悟君

説明のため出席した者の職氏名

 市長         旅田卓宗君

 助役         得津 勇君

 助役         貴志 保君

 収入役        吉田真三君

 市長公室長      川端源一君

 企画部長       永長道雄君

 総務部長       高垣芳男君

 財政部長       田中 豊君

 経済部長       嶋本博司君

 農林水産部長     野口法夫君

 民生部長       木村一夫君

 環境事業部長     吉田誠顯君

 保健衛生部長     谷河喜久男君

 都市計画部長     中元成和君

 土木部長       井上隆勝君

 下水道部長      岡崎忠彦君

 建築部長       土井脩司君

 教育委員会委員長   玉井千夫君

 教育長        石垣勝二君

 消防局長       畠山小太郎君

 水道局長       橋口敏彦君

 水道局業務部長    梶原俊篤君

 水道局工務部長    坂上恒夫君

 選挙管理委員会委員長 貴志久治君

 代表監査委員     河嶋耕三君

 公平委員会委員長   北本一郎君

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出席事務局職員

 事務局長       東方昌彦

 事務局次長      小林正空

 参事補        岡本清春

 議事調査課長     南方 智

 議事班長       田井 晃

 調査班長       山ノ井義雄

 主査         池端 弘

 主査         高垣正人

 主任         鷲山正彦

 主任         尾崎順一

 主任         田畑和久

 事務員        中西 太

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    午前10時45分開議



○議長(奥田善晴君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(奥田善晴君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、

   和田秀教君

   滝口直一君

   浜野喜幸君

 以上3人の諸君を指名いたします。

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△日程第2 承第1号、承第2号並びに議案第1号から議案第27号まで



○議長(奥田善晴君) 次に、日程第2、承第1号、承第2号並びに議案第1号から議案第27理号までの29件を一括議題といたします。

 ただいま議題となりました29件についての説明は既に終わっておりますので、これより質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 堰本功君。−−36番。

 〔36番堰本功君登壇〕(拍手)



◆36番(堰本功君) 議長の御指名をいただきましたので、既に本議会に上程されております本年度末補正予算について質疑させていただきます。何かと気ぜわしい時節柄、問題を絞って簡単に質問させていただきますから、簡明にお答えいただきたいと思います。

 議案第1号、平成2年度一般会計補正予算について、歳入第10款国庫支出金25億円余の減額の主たる理由は何か。同じく第16款市債65億円余の減額補正の主たる理由は何か。かかる巨額の減額、歳入欠損の原因が国あるいは県にあるのか、本市にあるのか、包括的にお答えいただきたいと思います。

 なお、62年度以来問題となっている退職債について、昨年は年度末ぎりぎりまで、なお努力すると言っていたが、本年度は早々と減額補正処理したのはなぜか。

 次に、予算面において著しい変更を加えた事業について、その理由を聞きたい。

 歳出でお聞きします。

 2款、1項、22目ふるさと事業推進費1億5,000万円のうち3分の2の1億円を減額したのはなぜか。

 3款、1項、13目地方改善事業費24億2,484万6,000円の約半分11億8,351万4,000円の減額はなぜか。特に15節工事請負費7億7,198万7,000円のうち6億691万7,000円を減額したのはなぜか。

 3款、1項、15目総合福祉センター建設事業費10億5,713万3,000円のそのほとんど全額10億2,379万1,000円の減額はなぜか。

 4款、1項、1目保健衛生総務費11億2,194万6,000円のうち、墓地関係の全額8億9,771万4,000円の減額はなぜか。

 8款、6項、3目改良住宅建設費38億9,229万9,000円の7割強28億6,445万4,000円の減額はなぜか。

 10款、2項、2目施設整備費29億3,223万8,000円の半分15億6,396万9,000円の減額はなぜか。特に当初予算で13億、昨年6月補正で15億4,943万5,000円の予算をつけ、今そのすべてを減額するのはなぜか。

 さらに本年度、つまり平成2年度3月補正した時点で、本市財政について経常収支比率、人件費比率、公債費比率はどのくらいの数値になるか、試算し、お示し願いたい。また投資的経費比率もお示し願いたい。なお、以上の本年度の各比率と対比するため、平成元年度決算における各比率もお教え願いたい。

 以上で第1問を終わります。財政部長から一括してお答えいただいて結構です。(拍手)



○議長(奥田善晴君) 田中財政部長。

 〔財政部長田中豊君登壇〕



◎財政部長(田中豊君) 36番堰本議員の質疑にお答えいたします。

 まず、国庫支出金25億余の減額の主たる理由はということでございますが、国庫支出金の減額の主な理由について申し上げますと、普通建設事業に係ります減額が、用地買収が難航し年度末までに完了に至らなかったことにより、計画年度を変更したもの、あるいは隣接する住民の方々の同意に時間を要したことにより、完成時期が翌年度にずれ込んだこと、あるいは国からの補助金等の決定によるもの、そのほか補助対象となる数量差の精算による減額が主な理由でございます。

 次に、市債65億余の減額の主たる理由ということでございますが、これにつきましては、まず普通建設事業に係ります減額につきましては、用地買収がこれも同様難航いたしまして、年度末までに完了に至らなかったことにより計画年度を変更したもの、あるいは隣接する住民の方々の同意や関係機関との協議に時間を要し、完成年度が翌年度にずれ込んだことによる年度変更によるもの、あるいは継続費の年割額を変更をお願いしておりますので、そうしたことによる国からの補助金等の決定による減額が市債にも影響しているということでございます。

 これら国庫支出金、市債減額の原因はどこにあるのか、国あるいは県にあるのかということでございますが、専ら本市における工事のおくれが主な原因でございます。

 次に、退職手当債についての御質問ですが、これにつきましては、退職手当債の許可の基本的要件であります平成2年度本市の財政状況が実質収支で黒字となる見込み、これが現時点において既に立っておりますので、今回減額したものでございます。

 平成元年度においては最後まで頑張るというようなことで言ってたということとの関係でございますが、平成元年度におきましては普通交付税の再算定というものがございまして、それが平成2年の3月の28日に再算定が行われました。そういうこともありまして、それについての交付税の歳入及びそれに伴います財政調整基金への積み立てというものを専決処分でお願いしたところでございます。

 しかしながら、平成2年度におきましては、交付税の再算定が去年の12月の26日に決定がなされておりまして、その額が約9億近くございます。そういうこともございまして、現時点において一般財源での見込みがほぼ立っておりますので、そういう状況を踏まえてこの最終補正で減額いたしたところでございます。

 次に、主な事業のおくれの原因でございますが、まず京橋プロムナード建設事業につきましては、事業の実施に当たり河川管理者及び地元関係者との協議に日時を要したものというのが主な理由でございます。

 次に、総合福祉センターの建設事業につきましては、工事を進めてまいります中で、予想外のわき水による基礎工事に日時を要したこと、あるいはくい打ちによる騒音等に対する近隣住民の方々の対応や、工事車両の進入制限を行ったこと等によるものでございます。

 次に、墓地整備事業につきましては、建設予定地の隣接地所有者並びに地元関係者との協議を進めてまいりましたが、同意が得られず事業に着手できなかったことが主な原因でございます。

 また改良住宅の建設につきましては、用地買収が難航し、年度内に執行ができなかったものでございます。

 有功小学校の分離校用地につきましては、造成工事の基本設計の段階におきまして、隣接する住民の方々の同意を得るのに約6カ月間を要したというようなことで、造成工事の着手がおくれたものでございます。

 また、地方改善事業の工事費の減の関係でございますが、地区道路整備事業と共同作業所建設事業費の減が主なものでございます。これにつきましても用地取得交渉がまとまらなかったこと、あるいは付近住民の方々の同意を得る時間を要したこと等によりまして、減額したところでございます。

 こうしたものが主な事業でありまして、また、そのおくれの原因でございます。

 次に、平成2年度3月補正の時点での経常収支比率あるいは人件費比率、公債費比率についてでございますが、現在の段階で試算してみますと、経常収支比率は平成元年度の決算と同程度の73.0%程度、人件費比率は25.3%程度、公債費比率は16.0%程度の見込みとなると考えております。

 これらにつきましての平成元年度決算における各比率でございますけども、経常収支比率が73.2%、人件費比率が23.5%、公債費比率が16.6%でございます。

 次に、平成2年度3月補正後での投資的経費比率についてでございますけども、これにつきましては17.9%という数字になっております。これにつきまして平成元年度の決算の数字は、投資的経費比率18.3%ということでございます。

 以上でございます。



○議長(奥田善晴君) 36番。

 〔36番堰本功君登壇〕(拍手)



◆36番(堰本功君) ただいま財政部長から答弁をお聞きしました。

 いろいろ事情もあると思います。職員も事業執行に努力したとは思いますが、予算で見る限り、国庫支出金25億、市債65億、合わせて90億の歳入欠損はそれだけ事業を執行しなかったということであります。

 部長はこれは専ら本市の工事のおくれであると言われておりますけれども、工事がおくれて金がこなかった、金がこなかったから事業もできないと、これ表裏でありますけれども、表裏一体をなすわけでありますけれども、結局それだけ本市が事業をしなかったということであります。

 さらに財政調整基金積立金24億7,000万があります。これも事業に使える金でありますはずでありますから、結局115億ほどの金、巨額の金を事業もしないで残したといいますか、流したといいますか、ということになると思います。この大きな金を使えば、かなりの、いや相当の事業ができるはずであります。それができないのはなぜか。私は市政運営の何か根本的なところで、どこか狂っているとしか言いようがありません。

 京橋プロムナード整備事業も本年度は3分の1、これは河川管理者はこれは県でしょう。それから地元との協議が調わなかったということでありますが、それは最初からわかってスタートすべきことであると思います。

 総合福祉センター建設事業に至っては、ほとんどこれ全面ストップであります。初年度から次年度に予算がふえるはずでありますのに、初年度は事業に着手して次年度においてほとんど事業をせず、そのすべてを来年度に繰り越すということは、一体これどうなっているのかと言いたいと思います。

 それから地方改善事業、墓地関係、改良住宅建設事業と、すべて用地取得が難航しておるということであります。地方改善事業の推進を掲げて予算を組む割には、事業はさっぱり進捗していない。

 有功小学校分離校用地に至っては、これは本市の開発公社が用地を整えるのでしょう。開発公社が関係者の同意とか用地買収の理由でおくれたということでありますけれども、開発公社に市が買うのでありますから、ちゃんとしたものを買うはずである。そこからスタートするので、その開発公社の用地の買収それから整地といいますか、関係者の同意が終わっていないということは、その状況を把握していないで予算に計上したということで、まことにぶざまな結果だと言わざるを得ません。

 こうして事業をしないで、あるいは事業ができないで金を残し、財政に余裕があるというので、退職債が許可ならないといいますか、退職債を申請しないというのでは、まさにこれ踏んだりけったりということではないでしょうか。全額不執行の事業予算と同様、当初から予算に組むのが間違っていると言わざるを得ません。それをあえて予算計上するのは、予算規模を膨らます意図的な操作としか考えられない。議会及び市民をたばかるものと言わざるを得ないと思います。

 なお、本市の財政運営と財政構造を見るために、経常収支比率等の各財政指数をお伺いしました。大体、昨年度との比較において経常収支比率は大体同じ程度、それから人件費比率は若干、23.5%から25.3%ですから悪化しているということができると思いますし、公債費比率は16.6%から16%だから、少し向上していると言えると思いますけれども、しかし、本市の市債の減額状況を見れば、むしろ市債がつかない現状の方が心配であります。

 そしていずれの数値も極めて劣悪であり、この点、財政運営に一段の努力が望まれるわけです。このことと事業執行率の向上、私はこれは極端に悪いと思いますが、その向上とあわせて市長の見解をお聞きして、私の質疑を終わります。(拍手)



○議長(奥田善晴君) 旅田市長。

 〔市長旅田卓宗君登壇〕



◎市長(旅田卓宗君) 36番堰本議員の再質疑にお答え申し上げます。

 平成2年度予算の執行に当たりましては最善の努力をしてまいりましたが、事業の執行が十分完了することができず、多額の減額補正になった結果につきましては、まことに申しわけないと考えております。建設事業のおくれる原因は、用地交渉の難航、近隣住民の方々や関係機関との協議に要する時間的なものでございます。今後こういった解決には積極的な用地交渉、住民の方々の理解を早期に得ることが最も重要であり、内部的な事務処理といたしましては、事業の進行・管理が最も重要と考えておりますので、一層の進行・管理の徹底を図ってまいりたいと考えております。

 また、経常収支、経常経費等につきましては、予算編成方針にも示しておりますように、今後も引き続き行政改革を実行し、健全な財政運営に努めてまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。



○議長(奥田善晴君) 以上で通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(奥田善晴君) これにて質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっている承第1号、承第2号並びに議案第1号から議案第27号までの29件は、お手元に配付の議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 お諮りいたします。

 明3月5日及び明後6日の2日間は常任委員会審査等のため休会とし、3月7日午前10 時から会議を開くことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(奥田善晴君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

 本日はこれにて散会いたします。

    午前11時09分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。

  議長  奥田善晴

  議員  和田秀教

  議員  滝口直一

  議員  浜野喜幸