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奈良県 香芝市

平成 9年第2回 3月定例会 03月11日−02号




平成 9年第2回 3月定例会 − 03月11日−02号







平成 9年第2回 3月定例会



          平成9年第2回香芝市議会定例会会議録



1 招集年月日 平成9年3月11日

2 招集場所  本市役所5階議場

3 出席議員  (18名)

   1番 吉 川 政 重 君        2番 黒 松 康 至 君

   3番 中 川 廣 美 君        4番 長谷川   翠 君

   5番 吉 村 完 治 君        6番 大 倉 勝 彦 君

   7番 藪   善 男 君        8番 川 村   治 君

   9番 奥 山 博 康 君        10番 藤 本 みや子 君

   11番 萬 慶 芳 貞 君        12番 西 里 晴 昭 君

   13番 高 谷   廣 君        14番 小 川 正 晴 君

   15番 辰 已 亘 弘 君        16番 田 中 信 好 君

   18番 田 中   保 君        20番 岸   為 治 君

4 欠席議員  (2名)

   17番 飛 鳥 誠 市 君        19番 長谷川 芳 治 君

5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。

   市長     先 山 昭 夫    助役     森 元 公 爾

   収入役    岡 田 紀 郎    教育長    百 濟 成 之

   市長公室長  辻 本 勝 茂    総務部長   城   守 一

   市民生活部長 奥 山 誠 次    福祉部長   西 野 武 弘

   産業建設部長 竹 嶋   将    都市整備部長 堀 川 泰 弘

   教委事務局長 山 田 勝 治    水道局長   松 浦 輝 男

6 会議の記録・書記は、次のとおりである。

                     議会事務局長 上 田 武 志

                       〃  書記 松 原 秀 典

7 会議の事件は、次のとおりである。

   日程1 一般質問

                              開議 午前10時48分



○議長(田中信好君) 本会議を再開いたします。

 長谷川議員、飛鳥議員、病気のため欠席届が出ております。ただいま、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 署名議員でございますが、前日に引き続きましてお願いをいたします。

 本日の日程を議題といたします。

 議会運営委員会でご審議を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。

 田中保委員長。



◆議会運営委員長(田中保君) おはようございます。

 本日の日程につきまして、朝来から議会運営委員会を開かせていただきました。その報告をいたしたいと思います。

 本日は一般質問でございます。奥山議員、藤本議員より通告が出されております。順位につきましては、1番藤本議員、2番奥山議員、このように決定をいたしました。

 なお、藤本議員の質問内容でございますが、所属される委員会での質問通告が多々あるわけでございます。これは、委員会でいろいろと審議をする場ということで、本来ならこれは遠慮していただくべきだとこういうお話もあったわけでありますけれども、そうではなしに藤本議員の方から、角度を変えて再質問をしないと、これは本人も休憩をいたしながら、質問者を運営委員会にお越しをいただいてその辺の話もいたしたわけでございます。

 特に所属されている委員会というのは、今日まで十分審議をされておるわけでありますから、その結果等経過等についてはご承知おきをいただいておりますんで、我々の議会ルールに従って再質問をしない、こういうご了解をいたしたわけでございます。

 2番の奥山議員につきましても、ひとつその辺についてはよろしくご理解をいただいて、質問をしていただきたい、このように思うわけでございます。

 以上、私の報告を終わりたいと思います。報告漏れ等に対しまして、委員各位の補足をよろしくお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(田中信好君) それでは、ただいまの議会運営委員長の報告に対しまして、質疑をお受けいたします。

            〔「なし」との声あり〕



○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。

 ただいま議会運営委員長から報告がありましたとおり、本日の日程とすることにご異議ございませんか。

            〔「異議なし」との声あり〕



○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、そのように決します。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程1 一般質問



○議長(田中信好君) それでは、ただいまより一般質問を行います。

 順位に従いまして、藤本みや子君の一般質問をお受けいたします。

 はい、藤本みや子君。



◆10番(藤本みや子君) それでは、ただいまより一般質問をさせていただきます。

 第1に、香芝市政について。国や県の言いなりの市政ではなく、市民本意の市政をどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。

 今橋本自民党内閣は、消費税の5%増税、また、特別減税の中止、医療保険の改悪などにより、9兆円の負担を国民に押しつけようとしております。

 1人当たり7万円の国民の負担でございます。一方では、502兆円の借金の大もとである公共事業や軍事費のむだ使いについてメスを入れず、97年度政府予算の衆議院可決を強行しております。

 消費税増税などの国民の負担の増大は、国民生活に多大の負担をもたらします。景気の回復をおくらせる要因ともなってまいります。630兆円にも上るゼネコン浪費型の公共事業の見直し、軍事費の削減、大企業への優遇税制の改革、また高過ぎる薬価の引き下げにより、消費税増税なしに財政再建は可能でございます。

 香芝市は、国の言いなりに消費税増税を前提といたしました97年度予算を組んでおります。また、水道料金にも下水道料金にも消費税を転嫁するなど、増税を転嫁するなどしております。香芝市が地方自治体として、橋本自民党内閣総与党化の悪政から、市民を守る防波堤となって、福祉や暮らし、教育を守るべきでございます。

 そしてまた、開発優先を改め、住民の安全、また健康、福祉の保持という地方自治体の本来の仕事ができる香芝市政に転換するべきでございます。そのためにも、消費税増税や、医療保険改悪を市民に押しつけないで、国に対して撤回要請をするお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。

 また、第2に開発優先ではなく、暮らし、福祉優先の市政をどのようにお考えになっているのか、お尋ねいたします。香芝市は、金剛山ろくのふもとに開けた町でございます。古代には葛城国として、大和政権に対して独立国を形成した地域でございます。長い歴史と伝統的文化に培われた町でございます。

 ところが、高度成長期に、大阪に隣接する地理的要因に加え、西名阪自動車道、国道165号線、国道168号線の開通、また整備、近鉄大阪線、南大阪線、またJR和歌山線の鉄道網など、交通条件に恵まれている状況のもとで、開発が今急速に進められております。

 そして、人口が急増し、緑が削られ、農地が失われ、各種の公害の問題の発生や、生活環境整備の立ちおくれが目立ちます。また、交通事故の増加や産業廃棄物の不適切な投棄など、自然環境や生活環境が大きく脅かされております。

 また、土地開発公社をめぐる不明朗な代替地提供などの問題もございます。また、不法造成が開発をめぐって、不正腐敗や不法造成がまかり通っています。このような開発で利権を得れば、あとは野となれ山となれといった無秩序な開発に反対し、不法造成など許さず、自然や生活環境を守り、また、土地開発公社の問題も解明する必要がございます。

 今、香芝市は地方拠点とし、地域基本計画のアクションプログラムで、香芝生活ターミナル拠点地区として位置づけられ、都市計画道路、中和幹線、また近鉄五位堂北部の区画整備事業の完了後に、都市型百貨店、コンベンションホテル、また医療施設などの誘致、第三セクターによる駐車場の整備など、都市基盤の整備や商業機能の充実を図っていくとされております。

 さらに、五位堂北西部の区画整備事業、また、志都美駅前のミニ区画整備事業も進められようとしております。また、香芝市は総合計画の事業として旭ケ丘開発に続いて、高山台開発、近鉄下田周辺地区中心街整備プロジェクトなどが進められようとしております。

 日本共産党は、開発は何でも反対ではございません。市民の暮らしの向上に役に立ち、自然や生活環境が守られ、農林業や地場産業の発展に貢献するものなら賛成でございます。しかし、中和地方拠点都市計画のアクションプログラムのように上からの開発計画の押しつけや、企業の利益のための開発、開発を利用した土地転がしの利権あさりには厳しく批判してまいります。

 中和幹線などの幹線道路について、道路公害や交通事故の防止策を講じ、財政負担の面でも、臨調行革で引き下げられた国の補助率の復元を要求し、市の負担の軽減が必要でございます。五位堂駅前の区画整備事業完了後の百貨店などの誘致についても、近鉄資本の利益のためのものではあってはなりません。

 開発促進の幹線道路整備計画や近鉄駅前の拠点整備事業優先ではなく、車いすで歩ける福祉のまちづくり、また住民の住環境整備、交通安全対策、また下水道や生活道路、公園や緑地など生活密着型に切りかえるべきでございます。

 そのためにも、宅地開発、駅前開発、都市計画道路の見直しを行い、生活密着型に切りかえるお考えがあるのかどうか、お尋ねいたします。

 また、2つ目には都市計画道路、中和幹線は市負担なしに、国、県負担の要請をするお考えがあるかどうかお尋ねいたします。

 3つ目に、国民健康保険料、水道料金の引き下げの問題でございますけれども、香芝市は開発とそれに伴う促進する公共投資の優先の中で、国民健康保険料が1985年から95年の10年間に、平均1.9倍にはね上がっております。低所得者に至りましては、3倍近くのはね上がりでございます。水道料金も県水が26%値上げしたからと、24%の値上げでございます。

 このような中で、国民健康保険、10年前は2億円余りの赤字でございましたけれども、今では9,000万円の黒字でございます。市民1世帯に戻せば、1万5,000円は引き下げることができます。水道料金も24%値上げしたけれども、値上げの当時は、8億円の黒字でございました。現在は、5億円の黒字でございます。国民建国保険料も水道料金引き下げもしようとすれば、十分できる状況でございます。その点について、どのようにお考えになっているのか、お尋ねいたします。

 4つ目に、保育時間延長、産休明けからの保育所の問題でございますけれども、地方自治体は住民の皆さんの要求実現のため、仕事をするというのが本来の役目です。ところが、どうでしょう。

 例えば、要望の強い保育所については、産休明けの乳児保育所がなく、保育時間も午前8時30分から午後4時30分まででございます。このような保育時間のために、働く父母の実態に合いませんので、今保育時間を延長していますけれども、保育時間も朝は7時30分、そして夕刻は6時までという時間帯でございます。夕刻は、大阪などに勤めている父母はとても利用できません。

 また、このような状況の中で、保育時間の延長、また産休明けからの保育所をどのように考えておられるのでしょうか。お尋ねいたします。

 5つ目に、市役所の出張所についてでございますけれども、今関屋や白鳳台、志都美、また良福寺、鎌田の地域の皆さんは、真美ケ丘、また真美ケ丘地域の方々は、住民票などをとりに行こうと思ってもバスもなくとても不便です。今議会でも、市長は行政報告で保育所などを利用して住民票の申し込みができるようにし、郵送で送るというふうな制度をつくり、一歩前進でございますけれども、各地域に市役所の出張所をつくるお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。

 6つ目に、厳しい制限のない利用できる福祉をどのようにお考えになっているのかお尋ねいたします。日常生活用具の給付、ベットや車いすなど利用しようと思っても家族の所得制限があり、所得税が10万円以上であれば全額負担しなければなりません。

 また、ホームヘルパーも増員されましたけれども、所得制限がございます。1時間920円というものでございます。家族の所得税が10万円以上あれば、1時間920円というお金がかかります。ほとんどのご家庭が、お年寄りを抱えているご家庭はこの対象になってしまいます。利用したくても利用できないのが実情でございます。このような厳しい所得制限を、利用できる福祉制度にする必要がございます。

 また、母子世帯の児童扶養手当にいたしましても、離婚して親元に帰りますと、ご家族のお父さんの所得が対象になり、所得制限にひっかかり、児童扶養手当が結局は受けられない。そのような状況になっているわけでございます。

 また、就学援助、所得制限はございませんけれども、働かなければ就学援助受けるのはやめてもらおうではないか。しかし、今不況の中厳しい就職難でございます。そのような中で、すぐには働きたくても働けない状況もございます。そのような制限をなくして、困ったときはすぐに就学援助が手続できるようするべきでございます。

 また、子供に手渡すのではなく銀行振込などでするべきでございます。利用できる福祉制度をどのようにお考えになっているのか、お尋ねいたします。

 第3に、むだのない清潔なガラス張りの市政をどのように考えているのかお尋ねいたします。

 今、橋本内閣は行政改革に火の玉となって不退転の決意で国の省庁の整理と国家公務員の大幅な人員削減、地方行革の名で地方公務員の削減、受益者負担の名で公共料金の値上げ、保育園などの民間委託などをすすめ、住民サービスを切り下げ、攻撃を強めております。

 今、行革と言うならば厚生省汚職など政官財の癒着を断ち切るために、企業団体献金の禁止や天下りの禁止、国民の知る権利を保障する情報公開の法案をつくることが大切でございます。

 また、香芝市でも官官接待などなくし、公共事業の入札などの改革を行い、また香芝市においても市長や議長交際費、議員研修、建設事業費などの見直しを行い、市民が主役の行政改革を進めるべきでございます。

 香芝市の財政状況も非常に深刻でございます。今日、地方財政の困難の根本原因は、歴代の自民党政府が地方に仕事を押しつけ、財源は保証しないという政策をとってきたことにございます。

 また、対米公約による430兆円という公共事業を景気対策ということで、地方自治体に押しつけ、国が補助金を出す補助事業を余りふやさないで、補助金を減らして地方単独事業をどんどんとふやし、そして今では630兆円という地方に公共事業を押しつけております。このような結果、地方の負担と借金がウナギ登りにふえているのが実情でございます。

 香芝市も例外ではございません。89年度、平成元年度から95年度、平成7年度の7年間で、普通建設事業費は425億円でございますけれども、補助金の出ない単独事業は300億円でございます。70%にもなっているわけでございます。それに応じて、借金も膨れ上がっております。89年度地方債の残額は、87億円から95年度は205億円、2.4倍となっております。

 このような中で、香芝市の財政状況の困難を打開するためには、国に地方交付税の引き上げや、地方の実態に即した補助金制度の改善などを求めるとともに、開発優先を改めまして、市の独自の公共事業のむだをなくして、また土地開発公社の不要な用地の整理、また利率が5%以上の地方債92億円を現在の安い公共債利率で借りかえるなど行って、困難の打開を目指すべきでございます。

 そのためにも、一つには地方債の安い金利への切りかえをどのように考えているのかお尋ねいたします。

 また、二つ目に土地開発公社の疑惑の解明を香芝市として、どのようにお考えになっておられるのかお尋ねいたします。この4年間、香芝市政の大きな問題の一つは土地開発公社の用地買収をめぐる疑惑の問題でございました。下田の10階建てのビルの建築確認の申請が、土地開発公社の用地を含んで行われたり、本来開発に当たって業者が寄附しなければならない公園などのかわりに、また道の代替地の用地にその倍の面積、4倍、それからまた12倍の面積の土地開発公社の用地を代替地に提供している問題など、用地をめぐる問題が次から次起こっております。

 また、消防用地を高く鑑定させて買収をした問題もございます。こうした中で、日本共産党は開発公社の癒着について、100条委員会の設置を要求してまいりました。日本共産党は、香芝市が土地開発公社をめぐる疑惑の徹底解明をする必要もあると思います。そして、清潔な政治実現が必要であると思います。土地開発公社疑惑解明を、香芝市としてどのように考えておられるのかお尋ねいたします。

 以上の質問、的確にお答え願いますようよろしくお願いいたします。



○議長(田中信好君) それでは、ただいまの質問。1番目の1点、消費税。3番目の1、地方債。2、土地開発公社について。城総務部長、答弁。



◎総務部長(城守一君) ただいまの藤本みや子議員の一般質問にお答え申し上げます。

 まず、初めに消費税に対する考え方についてお答えいたします。消費税につきましては、平成元年4月より利率3%で消費税が導入され、今日の消費社会において既に定着したものと理解しております。

 また、今回新たに税率を5%に改正されます税制改革は、我が国の財政構造改革を進めるものとして、この4月1日から実施されるものでございます。今回の2%増税につきましては、1%は国税として、残る1%は地方消費税交付金として各市町村に還元されるものでございます。

 なお、お尋ねの国に対する消費税の撤回要請についてでございますが、今回の消費税の改正につきましては、法を遵守するという考え方に変わりはございません。

 続きまして、2点目の地方債の安い金利への借りかえについてでございます。ご承知のとおり、地方債の償還につきましては、長期固定金利でございます。その時代その時代で、最も安い金利での借り入れを行ってまいったものでございます。また、その厳守といたしましては、政府資金におきましては、郵便貯金や簡易生命保険などを国民から集められました資金でございます。財政投融資計画により貸付枠を決定されております。

 そうした中で、国が借りかえを求めるということになりますと、一般預金者や保険加入者に多大の損害を与える結果となることはご理解いただけるものと存じます。また、縁故資金におきましても一般投資家からの資金であり、借りかえを行った場合には不測の損害を与える結果となりますので、現行制度におきましては、借りかえについては認めていただいておらないのが現状でございます。ひとつご理解を賜りたいと存じます。

 その次に、3番目でございます。土地開発公社の疑惑についてでございます。まあこの件につきましては、ニチイ歩道用地の代替地につきましても、県道下田良福寺線の用地買収交渉等におきましても、権利者の方から代替地を求められたことから県と協議の結果、代替地は当事の香芝町で用意することになり、柏市土地開発公社所有の土地を提供した問題でございます。

 本件につきましては、藤本議員さんもご承知のとおり、香芝市土地開発公社において現在係争中ではございます。したがいまして、裁判の経過あるいは経緯もございますので、どうかご理解のほどをお願い申し上げたいと存じます。

 以上で、答弁を終わらせていただきます。



○議長(田中信好君) 続いて、質問点1番目の1、医療費の問題。質問点2番目の4、保育時間、産休明けの保育の問題。また、7番、日常生活ホームヘルパーの問題について。西野福祉部長、答弁。



◎福祉部長(西野武弘君) ご質問いただきました点につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。

 まず、最初に医療保険改悪を市民に押しつけないで、国に撤回要請をするお考えがあるかどうかということでお尋ねをいただいております。

 これにつきましては、今医療保険制度の改正をするということで、健康保険法等の一部改正をする法律案が、現在国の方で審議されているところでございます。

 この法案の目的といたしましては、医療保険制度の安定的な運営の確保、また世帯間の負担の公平化などを図ることを目的とされておりまして、内容といたしましては、被保険者本人負担を1割から2割、また老人医療関係におきましては、外来の場合1カ月1,020円であったものが、診療1回ごとに500円。但し、同一診療保険機関におきましては、1カ月4回を限度とするということでございます。

 また、入院につきましては、現在1日710円を1,000円に改正する。但し、低所得者の方には現在の入院1日300円を、また2カ月を限度とするということになっておりますが、これにつきましては、1日500円、期限なしの500円ということにする内容。そして、薬剤につきましては、1種類につきまして1日15円の負担をするということの内容でございました。これらにつきましての実施時期の予定としては、5月1日を予定されているところでございまして、今、国の方で法案審議を進めているそれらの動向を見守ってまいりたいとこのように存じております。

 次に、保育時間延長、産休明けからの保育所ということでお尋ねをいただいております。保育時間の延長ということで、現在公立におきましては、平日午前7時30分から午後6時まで、また土曜日につきましては、午前7時30分から午後2時までの延長保育を実施しております。

 今日、女性の就労の増大等に伴いまして、保育事業が多様化し、就労と育児の両立支援という立場から延長保育も必要であろうかと認識はしておりますが、長時間にわたる親子の分離は家庭での育児の問題や幼児に与える影響等も考える必要がございます。

 また、さらに保母職員の問題等もあわせまして、この点につきましては慎重を期してまいりたいとこのように思っております。また、お母さん、母親の産休明けからの乳児の受け入れの点でお尋ねをいただいておりますが、現在公立の二上、五位堂、真美ケ丘の3カ所の保育所におきまして、生後6カ月以後の乳児を措置させていただいておりまして、現在22名措置をしております。施設面におきましては、この3カ所で定員は65名ということでございまして、施設面での余裕がございますので、これらの3カ所の施設でもって今後もゼロ歳児保育をすすめてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解いただけたらと思います。

 次に、厳しい制限のない利用できる福祉をということで、日常生活用具の貸与、ホームヘルパー、児童扶養手当の点でお尋ねをいただいております。これにつきまして、順次ご答弁をさせていただきます。

 まず、日常生活用具の貸与についてでございますが、これは国の在宅老人対策事業におきます要養護老人対策事業としての実施をこの定めの中で、日常生活用具の貸与も行っているところでございます。

 内容といたしましては、寝たきり老人、ひとり暮らしの老人などの日常生活の便宜を図るため、日常生活用具を給付または貸与する、こういう制度でございます。対象者といたしまして、おおむね65歳以上の寝たきり老人でひとり暮らし老人などでございまして、この利用につきましては、所得に応じた利用者費用負担のかかる給付事業が主体の事業ということになっておりますが、香芝市といたしましては、特殊寝台あるいは車いす、マットレス、エアマットなどの無償貸与を行っておりました。現在も、多くの方にこの無償貸与制度をご利用いただいているところでございます。今後も、市独自の事業として、利用者に十分こたえられるように、台数等確保していきたい。このように思っております。よろしくご理解をいただけたらと思います。

 続きまして、ホームヘルパーの点でお尋ねをいただいてる分でございます。ホームヘルプ事業につきましても、高齢者やあるいは障害者に対する在宅介護の重要な施策として、実施している国の福祉施策でございます。本市でも、毎年その利用者が増加してきております。これらの利用者の方には、費用の一部をご負担いただいているところでございますが、これは所得階層区分によりまして、国の定める金額を利用者がご負担いただくものでございました。

 所得税の非課税世帯以下の低所得者の方につきましては、無料でホームヘルプサービスを実施させていただいております。福祉サービスとして、施設サービス、在宅サービスともに福祉事業の拡大を図っておりますが、利用者にはその世帯の所得に応じまして、応分の費用をご負担いただくことによりまして、今後も年々増加するホームヘルパーの需要にこたえるため、それぞれのサービス充実に努めてまいりたいと思っておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

 児童扶養手当の点で、お答えをさせていただきます。児童扶養手当につきましては、父親と生計を同じくしていない18歳に達する日以降最初の3月31日までの児童の家庭生活の安定と自立を助け、児童が心身ともに健やかに成長するよう役立ててもらうために、児童を養育している人に支給される福祉手当でございます。

 手当額といたしましては、児童1人目につきましては、全部支給の場合4万1,390円でございます。また、一部支給の場合は2万7,690円いうことになっております。これらにつきましては、2人目からは加算額というのがございまして、2人目の場合加算額として5,000円。また、3人以上の場合は、1人につき3,000円の加算額が支給されるものでございます。

 これにつきましても、扶養義務者の所得状況によりまして、所得制限が設けられております。これらの所得制限につきましても、国の政令で定められた制度でございます。何とぞ、ご理解をいただくようよろしくお願いを申し上げます。

 以上、答弁を終わります。



○議長(田中信好君) 続きまして、質問点2番目の1、宅地開発、駅前再開発都市計画道。2点目の都市計画道路について。堀川都市整備部長、答弁。



◎都市整備部長(堀川泰弘君) それでは、2点目の開発優先でなく、暮らし、福祉優先の中の1、2につきまして、お答えを申し上げたいと思います。

 まず、1点目でございますけれども、本市は大阪府に隣接し、自然環境にも恵まれている上、交通の利便性もよいことから、都市化に伴いまして必然的に宅地開発、民間の土地区画整理事業が進められておるものでございます。

 公共が行います事業につきましては、すなわち駅前再開発。都市計画道路につきましては、都市基盤整備の上からも核となるものでありますから、計画段階で十分検討も加え、事業を進めておるのが現状でございます。

 また、まちづくりにつきましても、十分検討を加えた上で進めていく必要があると考えております。なお、計画決定されたものについての見直しについてではございますが、現在のところ非常に難しい状況にあります。

 次に、2点目でございますが、都市計画道路等の都市計画事業につきましては、原則として市町村が施行することと都市計画法に規定されております。しかし、中和幹線事業につきましては、未着手区間でありました都市計画道路、畑分川線から西真美ケ丘の下田東までの延長約1,900メートルを、平成4年度に事業採択を受けておりまして、その折7件におきましても、中和幹線が中和の都市拠点間の重要路線であることを深く認識され、また本市の財政規模等を勘案された中におきまして、特別に都市計画道路奈良西幹線より下田東までの区間を奈良県施工として、事業採択をいただいたわけでございまして、今日事業を進めている現状でございます。

 また、穴虫東位から田尻の府県境までの国道165号線の重複区間につきまして、全線を建設省直轄事業として中和幹線の整備を行っていただくよう目下要望しているところであります。

 終わります。



○議長(田中信好君) 続いて、質問点2番の3、水道料金について。松浦水道局長、答弁。



◎水道局長(松浦輝男君) ご質問の中の水道料金の引き下げについてでございますが、ご承知のように水道事業会計は営利を目的とした事業ではございませんが、独立採算制でございます。

 したがいまして、収益的収支の累積赤字は避けなければなりません。収益的収入の約85%が、水道料金で占めておるところでございます。これを引き下げれば、即財政が困窮することとなりますので、健全な水道事業体制を維持することから、水道料金の引き下げは不可能なものと考えるところでございます。

 よろしくご理解賜りたいと存じます。



○議長(田中信好君) 続いて、質問点2番の3の1、国保料について。奥山市民生活部長、答弁。



◎市民生活部長(奥山誠次君) 失礼いたします。国民保険料の引き下げにつきましては、12月議会にもお尋ねをいただきまして、現状況で引き下げは困難な状況にあることをご理解いただきたく、ご説明を申し上げたところでございます。

 ただいまの質問の中に、国民健康保険料が1人当たり1.9倍に伸びておるということをお話しいただきましたが、そのとおりでございますが、国民保険料は国民保険特別会計の中の歳入でございますが、歳出面で見ますと医療費の1人当たり額の伸び率も、考慮に入れていただきたいものでございます。

 保険料の伸びを先ほどお尋ねの同年代に置いて見ますと、保険料1人当たりが1.9倍の伸びでございますが、医療費につきましては2倍強の伸びを示しているわけでございます。ちなみに平成7年度の国保1人当たり額は、7万9,600円でございます。医療費の1人当たり額は、27万1,192円の医療費1人当たり額になるわけでございます。

 そうした中で、国民健康保険の会計理念であります独立採算の原則に基づきまして、国庫補助の獲得なりに努力をいたして保険経営をいたしておるということをご理解いただきたいと思います。

 終わります。



○議長(田中信好君) 続いて、質問点2番の3、4、5ですか。市役所の出張所について。辻本市長公室長、答弁。



◎市長公室長(辻本勝茂君) ご質問の市役所の出張所について、お答えを申し上げたいと思います。本市においては、行政は産業サービスであると、その認識のもとに市民の要望が高い窓口サービスとして、住民票や戸籍謄抄本、また年金受給に関する現況届の証明などについて、5月1日から公立保育所とまた市内郵便局を活用して実施することにいたしております。

 これを実施いたしますと、市民のより身近なものとなるところでございまして、このように経費面を十分考慮しながら、総意工夫を凝らした方法で市民サービスに努めてまいりたいと考えております。

 したがいまして、ご質問の出張所の考え方につきましては、ただいま申し上げましたとおり、保育所、郵便局を活用した窓口サービスの実施、さらには公共バスの運行についても現在検討しているところでございまして、これらを実施いたしますと、市民の利便性の確保も図ることができまして、より身近なものになり、また本市の行政規模から考えましても、出張所を設置する考えは持っておりませんので、ご理解いただきたいと思います。

 以上、ご答弁とさせていただきます。



○議長(田中信好君) 続きまして、質問点2番目の7、就学援助などの質問に対して、山田教育委員会事務局長、答弁。



◎教育委員会事務局長(山田勝治君) 就学援助につきまして、お答え申し上げたいと思います。学校教育法により、区域内の学齢児童、また生徒の保護者のうち要保護者あるいは重要保護者に対しまして、学用品またはその購入費、通学用品、就学旅行費などを給付をすることとされておりまして、国と市で予算の範囲内におきまして補助することといたしております。

 その給付金の交付の方法につきましては、給付金は従来から学校へ振り込み、担任が児童、生徒のプライバシーを尊重しながら、内密に交付されてきたところでございます。

 しかしながら、いろいろな面からこの方法は好ましくないとの判断から、本年度2学期から保護者の校預金講座に振り込む方法に変更したところでございます。

 以上でございます。



○議長(田中信好君) 以上で、藤本みや子君の質問に対するご答弁を終わりましたが、2回目の質問はございませんか。

 藤本みや子君に申し上げます。先ほど、運営委員長から報告がございましたように議会の申し合わせにより、所属する委員会の質問については再質問は控えていただきたいと思います。

 はい、それでは2回目の質問をお受けいたします。藤本みや子君。



◆10番(藤本みや子君) 医療保険の改悪の件でございますけれども、これは民生関係ですので、見送らさしていただきますけれども、やはり今国会で先ほども論議中で今審議中でこれを見ながら国に対して撤回要請をするというふうなことを言っておりましたけれども、そうすれば、今国会で論議中のものをこの9年度の予算に老人医療の会計、老人特別会計の中にもお年寄りの月1回通院の1,020円を月4回通院するごとに500円をかかるというふうな内容も盛り込んでるわけなんですね。初日の本会議で言われましたけれども、なぜ国会の論議中のものを予算に組み込むのか。その点はっきりしてほしいと思う。それならば、その予算は撤回すべきではないでしょうか。その点、お伺いいたします。

 それから、水道料金でございますけれども、引き下げはできないと言っておりましたけれども、今黒字でございます。水道会計は本来利益を得るものではないと、市民の公正を考えて行うべきであると言っておられました。それならば、今黒字であるのであれば、もう少し引き下げる考えを計画的にやればいいことでございます。今、香芝市の水道料金、大阪から引っ越して来られた方、非常に高い、大阪よりも高いと言われております。ほとんどの方がおっしゃっておられます。この問題についても、どのように考えておられるのか。

 それと、10年前に国民健康保険料2億円の赤字でございました。それでも、国保会計ずっとやって、市民に安い国保料で行われておりましたけれども、その国民健康保険料を引き上げて採算をとる。本来、国や地方自治体が国民健康保険については、やはり社会保障として認めていくべきである。

 そういうふうな中で、赤字については一般会計の繰り入れとか、そういうふうなことを考えながら、国民健康保険料をやる。生命保険ではございませんので、やはり民間の保険ではございませんので、公的社会保障でございますので、やはり公的に見ていくことが大切だと思うんです。

 その点について、ただ単に医療費が上がったから、どんどん原料も赤字の分も国保料を上げていくと、そういうふうな面で市民にだけ負担を押しつける。市は負担をしないというそういうふうな考え方自体が、問題があると思います。

 その点について、やはりきっちりと考えておかなければならないということと、医療費が上がったことについて、2倍近く上がったと言われておりますけれども、今の薬価基準が私が一般質問でも申しましたように、先ほど質問しましたように、高い薬価基準の問題もあるわけでございます。

 それらについても、国に対して、また国も製薬会社が高いということを認めているわけですね。そういうふうな観点もあわせながら、国に対して薬価基準の是正の問題も話し合っていくというふうなことをしないと、いつまでたっても市民にだけ国保料金を押しつけ、税金を払っているにもかかわらず、国保料金も取っていくと。2重に税を取っていくようなことにもなるわけなんですね。

 その点についても、どのようにお考えになっているのか。当然、税金を払っているから、国民健康保険料も市の方でもっと負担すべきであると思います。その点について、お伺いいたします。

 それから、ホームヘルパーでございますけれども、日常ホームヘルパー、本当に利用しにくい。一般のご家庭は、お年寄りひとり暮らしであれば利用しやすいですけれども、無料になって、年金暮らしであればほとんど税金がかかっておりませんので、無料で来ていただけますけれども、ご家族が介護疲れで利用しようと思っても、ご家族が介護疲れで病院に通おうと思っても、この1時間920円が頼めない。1日通院するご家族が介護使者が通院するには、1日やはり奈良医大に行くとかする場合、1日かかるわけなんですね。その一時、8時間が10時間見てもらう場合920円、ほとんど1万円から5,000円かかる、6,000円かかるというふうな中で、やはりこのお金は払いにくいというわけでございます。

 当麻町では半額しております。東京都でも、地方自治体で各地で国の基準より安くして、市が補助してるわけなんですね。やはり、この考え方についても、考え方そのものの問題についても、市長にお答え願いたいなと思っているわけなんです。

 その点について、民生関係の問題等について、お伺いいたします。



○議長(田中信好君) それでは、2回目の質問について、質問点1番目の1、医療保険。また、質問点2番目の7、ホームヘルパーについて。西野福祉部長、答弁。



◎福祉部長(西野武弘君) ご質問いただきました点につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。

 医療保険の制度改革ということでございますが、これにつきましては、医療の給付と負担の見直しを行いまして、現在の医療保険制度が赤字構造体質にあるということを改正して、今後の医療保険制度の安定的運営を確保しようと、こういうものでございます。

 これらのことで、老人保険の特別会計に組み込んでいるではないかというご質問もいただいたわけでございますが、この制度につきましては、いわゆる患者の負担の見直し、また本人の健康保険本人の負担、あるいはまた、病院にお支払するそういう入院制度等の改正ということでございまして、直接老人保険会計にはこれは医療機関に支払うということでございますから、本会議でもお尋ねをいただきましたときに、その場合影響額はどのくらいかということの中で、特別会計の9年度予算額31億8,700万円の中では、直接影響するというのは500万円から510万円程度だということでお答えをさせていただいたところでございます。

 今後のこの医療保険制度等が改正することによりまして、保険の安定的運用を確保しようと、こういう趣旨でございます。これらにつきまして、ご理解をいただけたらと思います。

 また、ホームヘルパーの利用者負担の軽減をということでお尋ねをいただきました。これにつきましては、制度的には昭和57年10月までは、いわゆるホームヘルパーの派遣できる世帯につきましては、所得税の非課税世帯以下の低所得者を対象として無料で派遣していたと、こういう経緯がございます。

 しかしながら、老人の介護の需要がどんどん増えていく高齢化社会に入ってくる中にありまして、昭和57年10月からはホームヘルパーの派遣を必要とするすべて世帯の派遣できるように、派遣対象範囲が一般世帯まで拡大することに改められた。これと同時に、利用者からは応分の費用負担を求める制度ということになったわけでございます。

 香芝市におきましても、ホームヘルパーの利用の需要が年々増加しております。これらにつきまして、今後もホームヘルプサービスの充実をまず図っていくことが肝要であるとこのように考えております。よろしくご理解いただけたらと思います。

 終わります。



○議長(田中信好君) 国保料の再質問に対して、奥山市民生活部長、答弁。



◎市民生活部長(奥山誠次君) 失礼いたします。

 国民健康保険料につきまして、決して被保険者の保険料のみで今日の状況をつくり上げたわけではございません。確かに、おっしゃるとおりに実質収支につきまして、昭和60年度から最高63年度においては、3億二千幾らかの実質収支の赤字を出したわけでございますが、これにつきまして市の方からも大きな繰入金を国保の方にいたしまして、きょう現在の状況をつくり上げたわけでございます。

 国民健康保険の先ほども申し上げましたように、保険料の1人当たり額の伸びとそれから医療費の1人当たり額の伸びにつきましては、医療費の方がはるかに伸びていっとるわけでございます。

 ということは、国民保険料を極力押さえて、国の補助なり市からの繰入金なりをもって収支を合わすべく、努力をしているということで、先ほど答弁申し上げましたとおりでございますんで、よろしくご理解をいただきたいと思います。



○議長(田中信好君) 水道料金の再質問に対して、松浦水道局長、答弁。



◎水道局長(松浦輝男君) 水道事業会計は、黒字であるのになぜ水道料金を引き下げることができないかというような質問でございますが、7年度決算での繰越利益剰余金は、5億9,000万円でございました。3条予算での平成8年での決算見込みとしては、5億1,358万7,000円になろうかと見込んでおるところでございます。

 収支差し引き額につきましては、約8,500万円の赤字となる見込みでございまして、財政計画では平成12年度末には3条予算の繰越利益剰余金が約7,400万円まで落ち込むものと予測しているところでございます。

 水道事業会計は、先ほどもお答えさせていただきましたように、独立採算制でございますので、将来の突発的な出費に備えまして常に手持ち金を保有しておくのが、事業の健全経営かと存じております。このことからも、水道料金の引き下げは財政的に困難でございますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。



○議長(田中信好君) 以上で、再質問の答弁を終わりますが、3回目の質問ありますか。

 はい、3回目の質問をお受けします。藤本みや子君。



◆10番(藤本みや子君) 部長に幾度質問しても同じ回答しか返ってこないと思うんです。市長にお尋ねしたいんですけれども、やはり基本的な考え方ですよね。やはり国民健康保険料、水道料金の問題にいたしましても、黒字でありながら国保料なり水道料金は引き下げることができない。市民に納得できるかどうかということなんですね。

 それと、独立採算制、独立採算制と言うけれども、やはりこれは、税金を払って本当にこれ皆さん、二重の税金を払っているような形になるわけなんですね。だから、やはり赤字に将来なるのであれば一般会計からする。また、財政、水道にいたしましても、自己水の確保など考えながらも、また国保料にいたしましても、薬価の改正なり国が行うというふうなことも答弁しているわけでございます。その中でやはり、ある程度医療費の改善についてはしていくとは思いますけれども、その点で市長としても市財政からやはり一般会計から行うと同時に、まず黒字の場合は、国保料なり水道料金の場合を引き下げていくというのが基本的な観点であると思うんです。

 だから、その点でどのようにお考えになっているのか。お伺いしたい。市民としては納得いかないですよ。5億円も6億円も黒字があって、引き下げることができないということは、納得いかない問題です。その点、はっきりお答え願いたいと思います。

 ホームヘルパーにつきましても、各市町村がやっていることを見倣って、いいことはやはり香芝市として見倣って、本当に香芝市から淡路島に香芝市で老後が本当に送れないということで、淡路島へ行かれた方、ご出張にいかれた方がいらっしゃいますけれども、そのようなことがないようにやはり市として皆さんに安心して老後が送られるよう、また障害になっても、寝たきりになっても、安心してこの香芝で住み続けることができるような体制をしてほしいと思います。

 その点、市長としてどのようにお考えになっておられるのか。市民の将来安心して暮らせるように本当に考えておられるのかどうか。その点、お伺いいたします。



○議長(田中信好君) 3回目の答弁でございますので、簡潔にご答弁をいただきたいと思います。

 それでは、国保料金について、また、水道料金について、市長の方からまとめてご答弁をいただきます。

 はい、先山市長。



◎市長(先山昭夫君) 水道料金の問題、また、国保料の引き下げの問題につきましては、担当部長の方から度重ねまして、実態とまた今後の考え方、厳しい財政事情、こうした問題につきまして、ご答弁を申し上げてまいったわけでございますが、特に1点目でご質問ございました水道料金の引き下げの問題でございますが、ご承知のように行政を運営する者、また水道会計を運営する者にいたしましては、常に中長期的なまたは当面の財政計画というのが、特に必要でございます。これは、一般のご家庭でもいわゆる歳入に見合った将来の家庭事情というものを考慮しながら、いろいろと計画を立てられるのが常であろうと思うわけでございます。

 先ほどから部長が申し上げておりましたように、平成8年度、本年度の決算見込みを見てまいりましても、8,500万円の実は赤字を見込まれております。これを私どもが少なくとも12年計画まで立てておりまして、今後こうした状況が続いてありますと、現在利益剰余金で保有いたしております6億円というものが、もう平成12年におきましては、本当にもうゼロになってしまう。

 今後、こうした中で将来にこう突発的な出費が必要になった場合には、どうしたらいいんだろうかなというような実は大変深刻な状況でございまして、今後平成12年までに何とかこの財政見直し、図っていかなきゃならないと、一方ではそういう考えでもっておりますから、決して黒字でございますから、水道料金の引き下げが本当にこう可能かどうかちゅうのは、決して我々水道運営をやってる者はそうではございませんので、この点をひとつご理解いただきたいなと思うわけでございます。

 それから、国保会計につきましても、ここも独立採算制、相互扶助の観点から運営の保険事業運営いたしておるわけでございますが、先ほどのご質問の中で、市民は二重払いをやっておる。税と国保料の二重払い、二重取りだとこのようにおっしゃっとるわけでございますが、藤本議員もご承知のように国民健康保険の加入者、また公務員共済に入っておられる方、また社会保険に入っておられる方、これは、それぞれが全部税も払っていただきながら、それぞれの保険を運営するための経費として、それは個々に負担をされていただいておるわけでございまして、今ご指摘のように国民健康保険に対して、加入者のみだけ、市の方から繰入金増額によって、国保の会計を健全化に持っていき、国保料金を引き下げるということになりますと、公平の原則から市民の立場からいきますと、本当に税金の二重取りだというのは逆の説が、今言っていることが生じると思うわけでございます。

 国民保険または社会保険、公務員共済、その他の建築組合保険、いろんなそれぞれが入っておられますが、それぞれが保険を運営、健全運営するために相当に、それに応じた保険料を納めていただいとること、十分にご理解をいただきたい。市からの繰入金、今日まで赤字解消に向けましては、議会のご理解もいただきながら、多額の繰り入れを行ってまいりましたが、今後も繰入金、必要に応じては行ってまいりますけれども、必要以上になりますと、市民の方からの大きな声また声として、上がってくることもあることをひとつご理解をいただきたいなとかように思うわけでございます。

 以上でございます。

 ホームヘルパーの問題につきましても、これは2度にわたって部長が申し上げておりました。隣の町でやっておるから、または兵庫県の五色町でやっとる。これは町のそれぞれの特色によって、取り組んでおることが違います。そういうな面でございます。私どもでやっておるのが隣の町でやっておられんものがございますし、まず一番大事なことは、市民が一番先に求めておられるかと、それは地域地域によってまた異なってくると思うんです。

 先ほどご質問がございました。兵庫県の五色町、私もぜひ一遍そこで勉強したいな、テレビでも報道されておりましたし、大変すばらしく取り組みをされておりますが、置かれておるその町の状態というものは、香芝と相当違うということも画面を通して、私は見ております。

 そうした中で、高齢者に対する問題、または障害者に対するサービスの問題、それぞれ異なってくると思うわけでございますが、決して香芝市もホームヘルパーだけじゃなしに、各面から見ますと福祉の水準というものは決して私は水準を上回っておるとこのように自負いたしておりますが、それぞれの町の特色がございますんで、この点もひとつご理解をいただきたいなとかように思います。



○議長(田中信好君) 以上で、藤本みや子君の一般質問を終わります。

 昼食のため、暫時休憩いたします。

            午後0時05分 休憩

            午後2時05分 再開



○副議長(吉村完治君) それでは、休憩を閉じて再開をいたします。

 順位に従いまして、奥山博康君の一般質問をお受けいたします。

 奥山議員。



◆9番(奥山博康君) それでは、失礼いたします。

 議長の許可を得ましたので、一般質問をいたします。

 議員の皆さんにおかれましては、本当に何かとお忙しい中、そして、もう午前中に終わる予定がこうしてお昼になったこと、改めておわび申し上げたいと思います。理事者の的確な答弁がいただければ、私はもう簡単に短時間で終わりたい、かように思いますので、どうかしばらくの間おつき合い願いたいとかように思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、一般質問の通告書どおり質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず、件名といたしましては、香芝市のまちづくり、そして、教育問題ということでお尋ねいたしたいとかように思います。

 香芝市のまちづくりについて、通告どおり質問いたします。歯車のかみ合わない答弁がないようにしてください。なお、私が的確な答弁と思ったものには、それについては再質問等はなるべくいたさない所存でございます。端的にわかりやすい答弁を待っておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、始めます。まず、先山市長の市政方針の中に、ことしはまちづくり元年として位置づけ、平成9年度予算は今後のまちづくりの基礎を築くための整地と趣旨選びの予算であると言われております。特に、香芝市総合計画、いわゆる香芝プラン2001、ちょうど平成3年、香芝市がスタートした時点に策定した第一次総合計画の見直しについて、必要性があると言われております。

 確かに社会情勢も大きく変化し、影響も大きく受けているのも事実でございます。当然、計画と実態に隔たりが生じているのが現状であります。しかし、そのこと自体が急に伝統と新しい文化の息吹がみなぎる香芝市を築くと、当初の目標について変えることまで、いや変更することまで想定しておられるのか否かお尋ねしたいなとかように思います。これが、1点目でございます。

 それでは、まず、想定しているか否かを聞かせていただかなければならないんですけれども、実はなぜかといいますと、将来イメージの目標として、市政報告の中で3点、快適な生活空間と活力ある町、安全で安心できる町、ゆとりと潤いの魅力ある町となっているので、郷土愛をはぐくむ伝統と新しい文化の息吹がみなぎる香芝市という言葉と、少しかけ離れてきているように感じるからでございます。

 また、庁舎内にプロジェクトチームを設置し、推進してまいりたいとありますが、どのような組織で推進されていくのか、お尋ねいたします。

 まず、この2点に対して、これは市長の方から答弁いただかなければならないかなと私は思っておるんですけれども、続きまして、イ、ロ、ハ、ニ、ホについて順番に質問いたします。

 まず、これイ、ロ、ハ、ニになってないのかな。1、2、3、ちょっと変えられたみたいですので、イ、ロ、ハ、ニが、1、2、3、4、5について質問いたします。

 まず、1、西名阪自動車道香芝インターチェンジ付近の今後の考え方ですが、香芝市は面積の割には近鉄、JRと交通については利便性があり、他市とは比べものにならないぐらいでございます。近鉄大阪線、関屋駅、二上駅、下田駅、五位堂駅、南大阪線、二上山駅、JR下田駅、志都美駅、鉄道関係で7つの駅を持っている、本当に全国的にも市の規模からすると、非常に珍しい市でございます。

 しかしながら、近鉄五位堂駅以外は、今後もっと整備も含めてもっと利用しやすい計画が必要でしょう。この件は後で質問するといたしまして、まず8つ目の駅と言われている香芝インターチェンジ付近ですが、プラン2001では流通業務核として新しい業務地の形成を図るとなっておりますが、見直しされるのかどうかお尋ねをしたいなと、かように思います。

 続きまして、2番目でございますけれども、2の中の駅前整備についてですが、先ほども申し上げましたように、駅はたくさんあるのですが、駅らしい形成がなされていないのが実情だと思っております。今後の考え方、計画についてお尋ねいたします。

 また、公共バス運行についてですが、何年も前から志都美、関屋方面はもちろんのこと、鎌田、真美ケ丘方面からも市役所方面にいくバスの要望、陳情は何回もございました。また、各議員から一般質問もたくさんありました。理事者の方もご存じだと思います。また、さきの議会でも市内循環バスの早期実現に関する請願も採択されております。14名のスタッフを選任し、プロジェクトチームを設置されたようですが、その計画と考え方をお尋ねいたします。

 次に、3の総合スポーツ公園の計画と考え方ですが、私も以前に一般質問をいたしましたが、議員も、他の議員も一般質問されております。奈良県で、今10市の中でもちろん、香芝市だけがナイター設備等の野球場すらないんです。近隣の町も必ず1カ所は持っておられます。私も恥を忍んで何回となく、市外の町の市のナイター設備つきグランドを使用させていただいております。

 市長、笑い事ではございません。野球だけではありません。テニス、サッカー、ゲートボール。また、毎晩何人かのグループがウォーキングされている、女性が本当に多くなったのも事実でございます。週休2日制のある程度の定着で、休みの日に香芝市の危険な道路を各地で歩かれております。市長もよくご存じだと思います。私自身、先山市長が寸暇の合間を縫って、格好よくトレーニングウェアの上下、真っ白なジョギングシューズ、首にはまぶしいくらいの白いタオルを巻き本当にいい汗をかき、ウォーキングをされている姿を目撃をしております。

 すばらしい仕事をするためには、まず健康的な体力づくりだと私も確信しております。しかし、少し心配なことが一つあります。道路の端をウォーキングされておるのですが、車の量の多さ、ウォーキングを四、五歩行く間に、車が1台、2台とすごいスピードで追い越して行きました。もし、市長が怪我でもされたら、と私は本当に心配しておりました。市長自身も危ないなと感じられたと思います。

 毎日、自治会の人々が各10名ずつぐらいでウォーキングされてると単純計算でも320名もの人々が危険と隣合わせで体力づくり、健康づくりのために、場所がないために歩いておられるのです。ゆっくりと安心して、緑を見ながらウォーキングできるところ、ジョギングもでき、家族で友達、仲間で、少しでもスポーツをして楽しめる場所が今こそ必要ではないでしょうか。

 議会では、何回も先進地視察に行ってまいりました。しかし、行くたびにただただ参ったと言いながら、帰ってきております。今や生涯スポーツの時代にも入っております。市民が待ち望んでいる総合スポーツ公園への今後の取り組み、考え方をお尋ねしたいと思います。

 次に、4つ目の都市計画道路の南北線についての今後ですが、言うまでもなく、香芝市には絵にかいた、失礼ではございますけれども、もちのような赤い線がたくさん入っております。都市計画道路線ですね。東西線としては、西名阪は別として、中和幹線は着実にとは言っていいんかどうかわかりませんけれども、事実毎年、進んでいることも事実でございます。一刻も早い完成が望まれていますが、南北線については一向に168号線以外はありません。168号線は西名阪、香芝インターチェンジもあり、停滞が慢性化しておるのも事実でございます。緊急な自体が発生したら、どうなるのかと考えますとぞっといたします。もし、168号線で大きな事故があり、北部で火事や災害、救急依頼があった場合、1秒を争うことになれば、人命にかかわってくると思います。

 また、ごみの収集車も1日3回ぐらい美濃園に運び込まれるのをもう一本ふえることにより、ごみの収集車が4回、5回と効率よく運べるのではないでしょうか。今後の計画と考え方について、お尋ねいたします。

 次に、5番目ですけれども、尼寺廃寺跡が大きくマスコミに報道され、歴史に興味のない人々も大勢訪れておられます。また、平野の塚穴古墳、車塚古墳、狐井の城山古墳など香芝市内にはたくさんの史跡、古墳があるのはよくご存じだと思います。また、太子道についてもとみに最近マスコミ等をにぎわわしております。

 今は、生涯学級や歴史愛好家が熱心に活動されているのは事実でございます。私でも、尼寺廃寺が聖徳太子建立説ということを本当に期待をしております。ロマンも入れながらいつも夢見ておる一人でございます。私もよく遊んだ古墳もたくさんあります。しかし、今ではほとんど盗掘されたあとの古墳が多いと聞いてびっくりしております。

 しかし、私たちが将来の子供たちに残せる一つにこの歴史的な史跡の整備があると考えております。また、歴史、文化の好きな人々には生涯学習の場の一つとしても、保存も含めた歴史街道的なものが整備する必要を感じております。今後、どのような考えで計画されておられるのか、市長の夢とロマンも入れながら、お答え願いたいと思います。

 続きまして、それでは、教育問題ということについて質したいとかように思います。いじめ、不登校等に関連して3つほど質問いたしたいと思います。

 この言葉はある意味で、教育社会に大きな影響を与えているのは事実でございます。また、とうとい人命までもなくしてしまったのも事実です。いじめは今なお、なくなってはおりません。また、表に出るいじめは減少しているようですが、隠れたいわゆる陰湿ないじめは今なお存在しております。

 また、不登校も年々増加しているのも事実でございます。昨年は自殺予告の電話が入り、学校教育行政、PTA関係にも大きな波紋を投げかけました。マスコミも大きく取り上げました。自分の命を人質に多くの人々に迷惑をかけていると言えばそれまでですけれども、その中には本当に悩み、悩み抜いている子供たちがおるのも事実だと思います。現に、全国でこれは1月の時点ですけれども、全国で自殺予告でいろんな行事を中止しろと、でなければ自殺をするよというのが63件、奈良県でも3校ありました。幸い、今なお自殺者は出ておりませんが、教育界に大きな衝撃を与えたのも事実でございます。

 さて、2003年には完全週5日制となりますが、初めて週5日制になったときには、行政としてもいろいろ考え、また保護者からも意見も聞いて、施行いたしましたが、今後はどのように対応されるのか、その対策と考え方をお尋ねしたいと思います。

 また、先ほど申しましたように不登校児童、生徒は、年々増加の一途をたどっています。当市でも、平成7年、8年は週2回カウンセラーの先生に来ていただき、熱心にカウンセリングをしてくださいました。今まで不登校であった児童、生徒が学校へ来られるようになったというのも事実でございます。

 しかし、なくなったにもかかわらず、また別に不登校がそれ以上出てきているもの事実でございます。大変な状況になってきております。もっと、カウンセラーの先生のカウンセリングをふやせば、不登校の児童・生徒が減ると考えられるのですが、今後どのようにするつもりであるのか、お答え願いたい。

 次に、家庭教育についてですが、いじめ、不登校などについて、アンケートや話し合いをするとき、必ず家庭教育力の向上が言われておりますが、行政としてどのように家庭教育に対してお考えを持っておられるのか、お尋ねいたしたいと思います。

 以上、1回目の質問を終わりますが、的を外れていない答弁をよろしくお願いしたいとかように思います。

 1回目の質問を終わります。ありがとうございます。



○副議長(吉村完治君) それでは、1回目の奥山博康君の質問に対しての答弁をお願いします。

 まず、香芝市総合計画の見直しについてということで、基本計画と市政方針について。そして、庁舎内でプロジェクトチームを組んで見直されるが、どのようにされるのかということについて、市長から答弁お願いします。



◎市長(先山昭夫君) まず、第1点目のご質問に対してお答えをしてまいりたいなと思うわけでございますが、先ほどご質問がございましたように、基本的なイメージといたしまして、伝統と新しい文化の息吹みなぎる香芝市、これを都市像として策定をいたしておりました。それ以外に、基本施策として4点を挙げておったわけでございます。今般、市政方針の中でも申し上げましたが、プラン2001年につきましては、平成9年、10年に見直しの計画をいたしておるところでございます。

 ところで、今回私にとりまして初めての新年度予算編成に当たったわけでございますが、その市政方針の中でご質問ございましたように、私の持っているまちづくりイメージというもんで、行政の各分野の施策の方向性を示してきたところでございます。常に私もよく機会あるごとに問われてまいりますのは、あなたはどのような町をイメージいたしておりますかというようなお話をよく聞くわけでございますが、私は香芝市長のビジョンとして市政方針でも申し上げましたように、まちづくりにつきましては、3つのイメージ、いわゆるだれにでもわかっていただくような、わかりやすい、そしてまたわかってもらいやすい、理解してもらいやすい、今日的な施策の観点から表現をいたしておるところでございます。

 まちづくりの基本市政で挙げております4点。基本的なイメージとしては、表現的には若干異なっておると受けとめられる観があるわけでございますが、決して私自身大きな方向性の転換というものは考えておりません。市政の方針では、やはり今申し上げましたように、市民にわかっていただきやすい表現という形で快適な生活空間と、活力あるまちづくり、これまず一点に挙げておりますし、また安全で安心できるまちづくり、ゆとりと潤いのあるまちづくりを挙げておるわけでございます。

 総合計画の見直しにつきましては、これからではございますけれども、ご指摘がございましたように、この基本計画というものは、町から市に変わりました平成3年に受けまして、平成4年からこれを策定いたしたわけでございまして、その間ご承知のようにバブルの崩壊後も、人口フレーム等の大変こう変化もいたしております。

 これらの調査検討を踏まえまして、私の3つのイメージやいわゆる従来からのプラン2001年の4つの基本施策を念頭に置きまして、実際の見直しに入っていきたいと考えておるわけでございます。見直しに当たりましては、これらの社会経済情勢の変化を見詰めた中で、新しくしなければならないものを越えながら、また変化がなく引き継いで行うものにつきましては、そのまま継承していきたい。また、修正すべき箇所は修正する方向で考えておるわけでございます。

 プロジェクトの考え方でございますが、まずやはりこの問題につきましては、庁舎内におきまして、まずプロジェクトをやっていきたい。従前のこの基本計画というのは、ある面では懇談会を設けながら、いろんな意味の意見を聞いてまいりましたけれども、現在社会におきましては、従来のいわゆる行政指導型から市民参加型によるいわゆる基本構想の策定に、見直しに入っていきたいなというような感じは持っておりまして、まず最初には町内プロジェクト、町内の職員によるプロジェクトによりまして、基本計画の時代に即応した見直しを考えていくと、まずこういうことと、さらには市民の意識を十分に反映させた基本計画でなきゃだめとこういう考えを持っておりますので、当然懇談会もまたいろんな諮問機関的なものを設けながら、最終的な基本計画の策定を進めてまいりたいなとこのような感じでございますので、今申し上げましたようにすべてを変えるのではなしに継承すべきものは継承しながら、また時代に即応した新しいものには即応し、市民要望にこたえた、また香芝市の将来像を見詰めたいわゆる基本構想に見直しを図っていきたいというのが、基本的な考え方でございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○副議長(吉村完治君) 続きまして、1番の西名阪自動車香芝インター付近の今後の考え方について、また駅前整備の考え方と公共バス運行のかかわりということで、計画また考え方はどうするのかということ。それと、3番の総合スポーツ公園の計画について。続いて、4番の都計道路南北線の今後の考え方についてということと、5番の尼寺廃寺跡等市内の史跡古墳等の整備について。これは、市長、夢とそのロマンについてを語ってほしいということですが、できたら一括して答弁していただきたいと思います。答弁、辻本市長公室長。



◎市長公室長(辻本勝茂君) 奥山議員さんのご質問にお答えしていきたいと思います。

 まず、1点目の1番。西名阪自動車道香芝インター付近の今後の考え方ということでございます。ただいまご質問の中にもありましたように、8つ目の駅ということで、西名阪インターを8つ目の駅として位置づけということでご質問ございました。この中で、この総合計画、今ただいまの2001年における志都美駅の周辺地区全体ということでとらえながら、策定、計画をしているわけでございますが、その全体では田園環境と調和した良好な住宅地区ということでなっております。

 市街地の形成や住宅環境の整備に努めるということでございますが、その中で西名阪自動車道国道168号線の交差、交通状況、条件を生かして流通型の新しい業務地の形成を図るということで、インター北側付近では、流通業務エリアとしての今後の計画ということになっておりまして、また、国道168号線沿いにつきましては、沿道サービス型ということで、自動車の関連施設等の立地と商業業務施設の誘導を図るということになっております。その中で、平成8年4月に都市計画法の一部改正を行いまして、新用途地域の移行時に住居地から準住居地域へ移行させていただいて、沿道サービス業の拡大をさせていきたいということで考えておるわけでございますが、西名阪インターの周辺につきましては国道の168号線、いわゆる奈良西幹線ということでございます。それとあわせて、関係者の協力を得ながら、道路拡幅及び緑地の整備に取り組んでいるところでございます。

 インター付近につきましては、流通業務の形成ということで、今後推進してまいりたいとこのように思うわけでございますが、それとあわせましてJRの志都美駅の考え方ということでございますが、JRにつきましては新しいJRの志都美駅につきましては、新しい商業地の形成を高めるということで、商業拠点づくりということで進めなければならないという、これも重要な志都美駅前西側の整備も重要であると考えておるところでございまして、現在権利者等の関係者と協議を進めているところでございまして、今後も積極的に進めていきたいとかように存じているところでございます。

 続きまして、2番の駅前整備の考え方ということでございます。まず、その点につきまして、今現在ご承知のように鉄道では7つの駅が存在しているわけでございまして、そのうちご質問の中にもございましたように、五位堂駅は既に供用開始ということでなっております。残る6つの駅が今後の考え方いうことでございます。

 駅前整備の考え方でございますが、駅前整備につきましては、人口増加に伴いまして市民の交通手段として鉄道利用が増加しておる中でございまして、駅前整備、広場の地域の玄関口として重要な役割を果たすものでございまして、公共空間であり、また鉄道やバス、自動車、自転車等利用した人が行き交う交通の結接点ということから、整備は急務と考えておりまして、現在その五位堂のほかに二上駅北側下田南側の広場、これも事業を推進しておりまして、これら供用開始が待たれるところでございまして、一日も早く努力を重ねていきたいと思います。

 また、関屋駅前北側につきましても、現在事業を進めておりまして、これもスムーズな進行に努力して進捗に努力していきたい、このように思うわけでございますが、加えてJRの志都美駅の先ほど申しましたけれども、JR志都美駅の西側についても、現在事業化に向けて取り組んでいるところでございまして、以上駅前整備につきましては、今現在ただいま申し上げましたとおりでございまして、残る駅についてもこれら順次完成を見通しがたった中で順次進めていきたいとかのように思います。

 続きまして、バス運行の計画についてでございますが、まず公共バス運行計画ということで、昨年の12月の議会で請願の採択をされまして、住民の期待もますます高まっているところでございまして、本市におきましては先ほども何回も申し上げておるところでございますが、7つの駅を擁して鉄道交通網には恵まれているということでございますが、一方で遠隔地からの道路交通の便としてはいささか不便、ご指摘のように不便を感じているところでございまして、これも本市の独特の地理的条件かと考えるわけでございます。

 こうした背景の中で、市民がより身近かで、より安全に公共施設にお越し願えると手段としての公共バスの運行実現に向かって、去る2月17日の町内関係職員によりまして、14名によりまして、計画を推進するプロジェクトチームを編成いたしまして、その課題等調査研究を現在進めているわけでございまして、できるだけ早い時期に手法を見出しながら、さらに市民参加による組織を設置いたしまして、広く意見を聞きながら一日も早く市民の期待にこたえるよう取り組んでいきたいとかように思います。

 続きまして、総合スポーツ公園の計画についての考え方でございます。先ほどもいろいろと例をとっていただきまして、ウォーキングの等々のことも状況もご質問の中にございましたように、十分それが我々も認識させていただいておるところでございますが、この総合スポーツ公園の考え方につきましては、住民が心身ともに健康で明るく豊かで活力に満ちた地域社会の形成、これにはレクレーション、あるいはレジャーとしてのスポーツが大きく寄与するところでございまして、日常生活に密着したスポーツ活動、これは住民相互の交流と親睦を深めて地域の活性化につながるという役割を果たすということでございました。行政としてもスポーツ振興とその環境づくりを推進することが重要であると考えております。ご承知いただいておりますが、現在総合体育館、これを中核として地域体育館、屋外では健民グラウンドを初め、高塚公園、観正山公園等々にグラウンドあるものの、これだけでは決して十分ではなく、機能も果たしていないのが現状でございます。それからさらには本市には屯鶴峯地区に総合公園として計画を行っております。プールの部分のみは供用開始しているところでございますが、その他の多目的広場やアスレチック広場など計画をしているものの、この実現にはまだ時間がかかるという現状でございまして、この総合公園につきましては、屯鶴峯を生かした自然公園と天然記念物を包括した公園としての計画が進めるのが肝要ではないかと考えるところでございます。

 このような状況の中にありまして、スポーツ人口が年々本市においても増加いたしました。市民の健康に対する意識も非常に高まっております。市民が恵まれた自然環境の中で伸び伸びとスポーツを楽しんでいただける、生涯を通じての健康増進の場としてこの総合スポーツ公園が必要かと考えておりまして、こういうことから、平成9年度からスポーツ公園の政策形成を図るために、プロジェクト事業として進める計画でございますので、今後具体的にこのプロジェクトチームの編成をいたしまして、これら事業化に向けて推進していきたいとかように思っております。

 続きまして、都市計画道の南北線の今後の考え方ということでございます。奥山議員さんには、もう以前にも何回となしにこの南北線についてもう一本必要じゃないかといったことも言われておりまして、ご意見をいただいておることは事実でございまして、これら十分に検討を進めてまいらなければならないということに思っておりますが、本市の道路網であります西名阪自動車道、これは産業道路として都心を結ぶ重要な路線であるということで、南北に交差する168号線、いわゆる奈良西幹線でございますが、これも西名阪自動車への乗り入れ道路として市内あるいは市外からもとより、市外からの連絡道路として非常に重要な役割を果たしておりまして、先ほどこの168号線につきまして、議員さんもご意見ありましたように、朝夕には特に交通量が多くなっておりまして、渋滞を来しておる、これも十分認識しているところでございます。

 こうした中で、168号線につきましては、西名阪周辺におきまして、拡幅事業等も取り組んでいるところでございますが、これも近く西名阪より北側におきまして、右折帯等の工事が着工されるということで予定されているということでございました。西名阪周辺におきましては、こういった状況でございますが、全体を眺めるときにはなかなか奈良西幹線につきましても、事業の進捗が見ないわけでございます。このそういった状況の中で、都市計画道路、本市における都市計画道路いうのは27路線がございます。市内の交通緩和に大きな役割を果たそうとしている部分につきまして、先ほどございましたように中和幹線を初めといたしまして、磯壁新在家線の事業を進めているところでございますが、このご指摘の南北線もう一本が必要ではないかという部分でございますが、奈良西幹線ともう一つの路線が南北線の必要があるということでご指摘をいただいてるわけでございますが、本市といたしましても確かにその重要度は認識いたしておるところでございます。いま現在、南北線と申しますと、もう一本の南北線と申しますと、畑分川線だろうとこのように思うわけでございますが、この畑分川線につきましては、北部の方では旭ケ丘区画整理事業内で施工されているということで区域外では現在のところ、その北部につきましては、事業認可は得ておりませんけれども、現在白鳳台西側で尼寺関屋線、また畑分川線の一部を含んで特定保留区域において開発が計画されておる。これらの動向も気になるところでございまして、今後こうした事業につきましては、市として優先的に順位をつけまして、逐次進めていきたいと存じておりますので、今後とも都市区画整理についてはよろしくお願いしたいとこのように思います。

 続きまして、尼寺廃寺の関係でございますが、本市は自然環境と立地条件に恵まれまして、古くは石器時代のサヌカイト遺跡を初めとして現在まで受け継がれてきた歴史文化財が数多く存在しているところでございまして、その主な文化財として国宝1件、国指定文化財が3件、県指定文化財4件、等々があるなど豊かな歴史風土を背景として形成されてきた文化財は随所に存在してるわけでございまして、本市におきましては、二上山博物館を拠点に旧石器文化を主に紹介することなど、古代人が石器に用いたサヌカイト、あるいは古墳時代の溶解岩、また香芝市特産の混合砂などわかりやすく展示しているところでございます。

 そこで、ご質問の尼寺廃寺跡史跡につきまして、香芝を代表する文化遺産として全国的に注目されているところでございまして、国の指定にも努力しなければならないという考え方も持っております。これら遺跡地域に刻まれた文化遺産であり、地域の誇りや郷土愛をはぐくむ契機となるもので、具体的な整備と計画につきましては、今現在のところ具体的には申し上げられない現状でございますが、尼寺廃寺跡の史跡は古来からの太子堂に所縁があるとされていることから、尼寺廃寺跡史跡を拠点として、太子堂と連動した歴史風土を生かしながら、健康で楽しく遊べる、また体験できるものへと取り組むとともに、これら貴重な文化財産を長く後世に継承させるため計画的な保全対策を樹立していかなければならないと考えております。

 以上、ご答弁とさせていただきます。どうもありがとうございました。



○副議長(吉村完治君) 奥山議員の2番目の質問で、教育問題についてということで、1番のいじめ、不登校等の関連、完全週5日制に対して今後の考え方と計画、そして2番のカウンセラーに関する考え方、それと3番の家庭教育についてということで答弁。

 山田教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(山田勝治君) それでは、2つ目の教育問題につきまして、お答え申し上げます。

 いじめ、不登校等に関連して、1つ目の完全週5日制に対して今後の考え方と計画につきましては、週休5日制は学校、家庭及び地域社会がそれぞれ協力しながら、その教育機能と分担を見直し、それぞれの教育力の向上を図ることをねらいとし、平成4年9月から公立の幼、小、中、高等学校及び障害児教育小学校において、毎月第2土曜日を休業日として実施されました。続いて、平成7年4月から第2土曜日に加えて、第4土曜日を休業日とする学校週5日制が現在実施されております。

 初年度実施開始の第2土曜日の休業日には、市内各小学校において学校開放とともに指導員を配置し、対応してまいりました。特に、学校のPTA行事やふたかみ文化センター、中央公民館、青少年センターのイベントなどの協力を得られましたが、現実には学校週5日制を進めてきましたが、自主的な子供の参加が減少する中、子供がゆとりある生活の中でさまざまな体験を通じて、人間形成の基礎を培う機会を拡充するという本来の学校週5日制の趣旨からも、一定の成果は見られたのであります。

 将来、完全週5日制が予定されている2003年度を目指して、学校週5日制に向けて対応できるよう、特に学校以外での家庭や地域社会の教育機能をもっと重視してまいりたいと思います。さらに、生涯教育につながる市の施設や設備の拡充と活用していく方法について保護者や教育関係者を初め、広く市民に啓発を行い、理解と協力が得られるよう積極的に取り組めるよう、学校週5日制へ推進体制を組織し、ともに連携と強化を図りつつ、具体的な検討をしてまいりたいと考えております。

 2つ目のカウンセラーに関する考え方、必要性についてでございます。現在、21世紀を目指して、新たに教育改革が検討されている中、今日問題になっている登校拒否、不登校、いじめなどを即座に解決するような名案を得ることは容易ではないと言えます。市内の小・中学校におけるいじめや登校拒否の実態は、いじめによる不登校の者が10名、そのうちの3名のうち1名は、断続的に登校をいたしております。他の2名は、現在取り組み中でございます。そのほかの7名の者は、解決をいたしたわけでございます。これらのいじめ、不登校の問題解決に向けては学校が全力を挙げて、指導と援助に努力しているところでございます。

 特に、本市の小中学校における登校拒否の数は、50日以上では、小学校で9名、中学校で49名がおり、その要因が複雑であり、共感的な理解に基づくカウンセラーによる予防や解決が必要となっております。

 これらの問題解決のため、平成7年度、8年度、県の委託事業として本市では、平成8年5月から臨床心理に関して専門的な知識と経験を有するカウンセラーを、香芝中学校に1名、週2回のカウンセラー活用推進をしていただいております。

 実際には、平成8年5月から、平成9年1月までの相談件数は200件あり、その相談内容のほとんどが不登校の問題であります。主として、生徒及び教師の相談が多くあり、現在も相談継続中というものもあります。解決に向けての成果も報告されており、このような実態を踏まえながら、いじめや不登校など複雑化する教育問題や教師の心のケア等に対応するために、今日の小・中学校におけるいじめ、登校拒否については事実子供の悩みや保護者の悩みなどに、即対応し、謙虚に相談に応じることが必要条件であり、これらの指導に当たっては解決に至るまで重点的に指導助言を行い、悩みなどの相談に適切に応じられるよう、学校内の教育相談体制の整備充実がぜひ必要であります。

 このたび、カウンセラーの委託事業が切れるわけでございますけれども、今後におきましても継続配置をすべく、市の9年度予算に計上させていただいているところでございます。さらに、学校内の教育相談体制の整備充実を図るために、小・中学校にスクールカウンセラーの配置につきましても、国や県に要望いたしているところでございます。

 3つ目の家庭教育についてでございます。近年、核家族化、少子化、共働き家庭の増加など家庭環境が著しく変化する中で、子供の成長発達に関する不安や悩みを持つ保護者が増加する傾向にあり、家庭における教育機能の低下が指摘されています。

 そうした中で、家庭教育ともっとも深い関係にあるPTA組織が持つ意義や役割において、心身ともに健やかな子供を育てる上では、極めて重要な役割を担っています。PTAでは、家庭教育を支援する学習の機会や情報資料を提供し、家庭における教育力の向上に、ひいては家庭の教育機能の活性化にも大いに関連するものでもあります。学校と家庭及び地域との連携を深める意味において、役立っているものと理解をいたしているところでございます。

 さらに、家庭教育の活性化を図るためにも、家庭教育セミナーなどを通じて、保護者が子供の健やかな成長に果たす役割や家庭での過ごし方等の問題について、情報や資料の提供などPTA活動の充実を図るため、今後機密な連携を取りながら検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○副議長(吉村完治君) 奥山博康議員の2回目の質問をお受けします。

 奥山議員。



◆9番(奥山博康君) 失礼いたします。2回目の質問ということですけれども、私の質問に対して本当に懇切丁寧過ぎるぐらいしていただきまして、ちょっと私も再質問がどのようにしていこうかなとかように思っておるところですけれども、今回の任期でこの一般質問私が最後ということですので、びしっとこう締めた一般質問をしたいと思っておりますので、次に要望も含めて再質問させていただきますので、もう端的にこれはこういうことでできる、こういうことで今のところはまだ検討やからできないとか、いろんなことをそういう端的に答えてくださいね。

 それでは、再質問に移ります。市長の答弁については市民にわかりやすい表現と、基本的にはプラン2001を基本とする姿勢は崩さないという理解でいいんかなとかように思っております。余りにも市民からの感覚から、わかりにくい行政では困るということで私質問させていただきました。

 それでは、西名阪自動車道、香芝インター付近の今後の考え方ということで、答弁をいただきましたけれども、実は私がちょうど4年か5年前になっていると思いますけれども、西名阪香芝インターチェンジ付近で、モーターボートの場外発売所、発券所のビルができるという風聞に聞きましたということで、当時の市長に対して質問もしております。今なお、そのうわさがくすぶってきておるということを耳にしております。

 基本的には、先山市長の時世、行政はいいものは継承して、悪いものは改革していくということは何回も聞いております。前回、私が質問させていただいたとき、これは一般質問でございましたけれども、当時は青少年の健全育成も考え、そして家庭も考え、交通面も考え、香芝市にはそのような施設は要らないということを当時の市長から私も答弁をいただいております。それからずっとその話は途絶えておりましたけれども、また再発しているやに聞いております。

 私たちが知らない間に、これはよく水面下で進む話でございます。どうか、その香芝インターチェンジ付近の先山市長としての、モーターボート場外発券所等そのようなものについての考え方を答弁願いたい。その答弁を的確にしていただければ、もう私はこの西名阪インターチェンジ付近のことについては、質問はいたしません。

 そして、2番目ですけれども、これはもう駅前整備から公共バスからもごっちゃごちゃになって答弁してもろたんでね、もう再質問の中身が非常に難しいところなんでございますけれども、駅前整備の必要性はあると、これは答弁の中でもありました。そして、関屋、そして志都美にもそういう話が出ておるということで、今現在の状況も考えながら答弁していただいたとかように思っております。

 私が駅前整備の考え方というのと、公共バスの運行のかかわりと聞かしていただいたのは、基本的には公共バスの運行ということについては、総合福祉会館の完成をスタートとしてまあ言う福祉バスとまたこれ別になるんでしょうけれども、そのときぐらいのスタートということも聞いております。

 ただし、それまでに今駅前整備の話が進んでいるようなところが、少なくとも整備されればですよ、その福祉バスなり公共バスの運行の中で、その駅の整備ができれば、利用する考えがあるのかということを聞きたかったわけでございます。

 というのは、この公共バス運行が駅前整備ができれば、運行した場合私は将来的には一般バス、俗に言う名前を出すといかんのですけれどもNバスとか、いろいろあります。最終的には香芝市内が駅前整備ができ、そして五位堂、そしてこの庁舎を中心とした交通網、バス網ができることが住民福祉に凄く最終的には向上すると思っておりますので、市営バスというのは到底不可能だと考えておりますから、その駅前整備、今のままの状態であれば、集合する場所がバス停みたいなところがどのようになってるかちゅうのは今後プロジェクトチームで考えてくださるとは思いますけれども、その駅前整備の推進が、その公共バスの利用をよりよく、市民に対して福祉に役立つとかように思っておりますので、私このような書き方をさせてもらいました。

 ただし、この質問をすると私のまた10倍ほどの時間使って答弁されたらいかんので、要は駅前整備については今以上に推進していただけるということを要望といたします。そして、公共バス並びに福祉バス等のプロジェクトチームにおきましては、少なくとも駅前整備の進捗状況に応じて、駅前の広場も利用できるような考え方を持ってくださいということで、2については要望ということで置いておきます。

 続きまして、総合スポーツ公園ですけれども、なるほどプールの屯鶴峯のところにプールだけがあると、今しかし先ほどの答弁では屯鶴峯地域では、公園的な、総合公園的な位置づけをして総合スポーツの拠点はまた新たに求めていかなければならないと思うし、必要性を感じるということでございます。ただ、香芝の面積は24.23平方キロメートルです。限られた面積であります。そして、山も限られた山であります。緑を中心とした早期な総合スポーツ公園の設置に向けて、これも努力していただきたいとかように思いますので、これも要望としておきます。

 都市計画道路の南北線の今後と、畑分川線についてのいろいろその開発等に絡んだ答弁もございました。私の質問以上の答弁をしていただいたので、どこまで質問しようかなと思っとるんですけれども、とにかく南北線は一本必要性があるという答弁は間違いないと思います。ただ、それまでは畑分川線、美濃園も抱えております。畑分川線を早期に進めることがきっと香芝の福祉には役立つということは、これは明白でございますから、私この都市計画道路の南北線というのは、非常に重視しておるという答弁で理解するんですけれども、これについてはできればもう最後の答弁で結構ですから、先山市長のこの南北線の今後ということで答弁をいただければありがたいとかように思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、尼寺廃寺跡、確かに公室長の答弁どおりでございましょう。しかし、これについては、教育委員会の分野が非常に多いということで、公室長の答弁はあれ以上の答弁は私は実はまあできないなと、まだちょっと教育委員会まで突っ込んで答弁していただいたかなと恐縮しておるんですけれども、何かその古墳等の整備について具体的な進め方、計画があれば、これは教育委員会になると思いますけれども、ご答弁の方よろしくお願いいたします。

 教育問題についてですけれども、完全週5日制2003年に対する考え方と計画。非常に懇切丁寧に答弁いただきました。でも、週1回休みになるとき以上に完全週5日制になるということについては、社会の不安、もちろん家庭の不安、保護者の不安が非常に大きいと私は考えております。月1回の週5日制の対策委員会のようなものじゃなしに、より以上皆さんの保護者も含めた地域の方々も含めた協議会、対策委員会も実施される前からいろいろと検討できる場をつくっていただきたいとかように思いますので、これについては要望といたします。

 いじめの2番についてですけれども、カウンセラーに対する考え方、これにつきましては、先ほどの答弁のとおりだと認識しております。この中で、カウンセラーはやっぱり必要であると、必要であるから単費でも平成9年度、カウンセリングをするカウンセラーを雇う、来ていただくとこのような答弁でございました。

 実は、奈良県内で今小学校中学校だけでも約530校ありますけれども、カウンセラーできる人というのは、臨床心理士の免許証の持っている方ですね。この先生方は今奈良県でも150人ぐらいしかおられないとこういう現状で、非常に教育委員会としてもこの育成に全力を傾けておられるんだと、かように私は理解しておるんですけれども、物理的に人数が足らないということは当然ございますけれども、週2回で非常なる効果が出ているということであれば、私は将来的に少子化も踏まえた中で、先生は当然余ってくると言えば怒られますので、先生の数が生徒に対しての割合が多くなるということですので、不登校、いじめ等の対策といたしまして、そういうカウンセラーできる先生が将来的に各校1人は常駐するような形でないといけないとかように私は思っておるんですけれども、その考えについてご答弁を願いたいとかように思います。

 続きまして、家庭教育について、奈良県内でも家庭教育についてのアンケートの結果が出ております。その中で、各保護者、子供を持つ親たち、そして保護者は一番に家庭教育力の向上が今教育に一番必要なものであると、保護者が言っているのもこれは1番で事実でございます。ただ、次にはその子育ての仕方が家庭教育の仕方がわからないということもアンケートできちっと出ております。

 実は、この家庭教育力の向上ということについて、口では非常にきれいごとが言えるんですけれども、どのようにしたら家庭教育力の向上ができるんだと、保護者はしたいとこう言うとるわけですね。行政がこのことを認識して、なぜいろんな手だてをできないのかとかように思うわけでございます。

 一つは、PTAの活性化。皆さんご存じのとおりですけれども、単年度、単年度で不連続の連続とよく言われる言葉ですけれども、香芝市全体の家庭教育の向上ということにおきましては、何か教育委員会として保護者に、家庭に手を差し伸べられることができないんかということを私考えるわけですけれども、具体的に考えておられれば、答弁願いたいし、具体的でなくて抽象的であれば抽象的で結構です。必要性があると思えれば、的確な答弁をいただいて、私はもうこの質問を最後にしたいとは思っておりますけれども、よろしくお願いいたします。



○副議長(吉村完治君) 2回目の奥山博康議員の質問に対しまして、まず西名阪のインター付近に場外馬券売場ができるんじゃないかということに対して、また都計道路の南北線の問題で、畑分川線を重視しているということでそこら辺のことについて、市長答弁お願いします。



◎市長(先山昭夫君) まず、第1点目の西名阪インター周辺の船券売場の件でございます。以前には、確かに場外船券売場の話題が出ておりました。僅差が地元の自治会長の同意の収得に動きがあったと、まず行動されておったとこういうこともあったわけでございますが、その際には地元自治会ではインター周辺のいわゆる慢性的な交通渋滞、その他様々な環境破壊、いろんな問題が取り沙汰されまして、一応計画が消えたとこのように私自身が判断をいたしておったわけでございますが、今お聞きいたしておりますと、またそうした動きが出てきておるということでございます。

 現時点でそれらに対する判断というものは想像の範疇でございまして、具体的なことは申し上げにくくございますけれども、多岐には形態も規模も内容もわからない中で、絶対反対ということは非常に難しいかと思うわけでございますが、先ほどご指摘ございましたようにやはり前任者段階でそうした問題につきましては、地元意向を尊重しながら、ということをいろいろ申し上げながら、反対の方向で進めていくということをいただいております、答弁しておりますんで、私自身も現段階においては、そういう方向でそれをまた踏襲してまいりたいなとこのように思います。

 ただ、先ほど公室長がご答弁の中で申し上げておりましたように、平成8年、昨年の4月に土地計画法の一部改正がございました。その中で、新用途地域というのが新しく制定されまして、住居地域から準住居地域とこのようになりました。その中で、規制関係からいきますと、従前より少し増しました。規制がきつくなっております。これは、実はまだ詳しく調査はいたしておりませんが、場合によればこれに抵触する可能性があるやにも感じますんで、これらを今後十分に勉強しながら、対応してまいりたい。結論的に申し上げますと、前任者の意向を踏襲しながら進めてまいりたいとこのように思っております。

 それから、スポーツ公園の問題、これは大分にご要望の中にもございましたけども、申し上げますと私も時間がございますんで、結論だけを申し上げますと、市の財政事情は決してよくございません。私も市長に就任いたしまして、9カ月余りを経過いたしました。あれもしたい、これもしたい。また、市民側からあれもしてほしい、これもしてほしい、数多くの要望ややりたい事業があるわけでございますが、何と申し上げましても、市の財政事情というものを考えながら、我々の公共施設、市民に対するサービスをやっていかなきゃならない、いう観点からいたしますと、優先順位を決めていかなきゃならない。

 そうした中で、私はこのスポーツ公園というのは、平成9年度に本格的な手動をさしていただきたい。まず、平成9年度はどんな事業が、どんな手法でやっていくか。そして、どんな規模で、どのような場所で、というような段階を踏んだいわゆる本格手動は平成9年度から始めさせていただきたいなとこのように思っておりますんで、詳しい内容につきましては、順を追ってこのような議会の中でご報告をしてまいりたいとこのように思っております。

 それから、第3点目のいわゆる都市計画道路関係の南北幹線、いわゆる畑分川線の整備の問題でございます。この問題につきましては、これも大分時間をかけて申し上げてまいりました。ご承知のように現在香芝市の市内の中で、都市計画街路が27路線ございます。そのうち、現在事業着手いたしておりますのが、8路線ございます。27路線の面積を全体いいますと、延長でいきますと60キロちょっとでございまして、そのうちの完成と言えますのはまだ16キロ、いわゆる大方ほとんどがいわゆる区画整理とか団地形成された中がほとんど完了いたしたような状況で、ニセコ区域が非常に多ございます。

 そうした中で、南北線の必要性につきまして、先ほどご指摘いただきました。これは、起終点と申しますか旭ケ丘の区域の北から、いわゆる王寺町につながるとこが残っておるわけでございまして、旭ケ丘の区域ができております。その中のこの道路を整備することによってのメリットは、先ほど奥山議員の方から数多くおっしゃっていただきました。特に、私も1昨年の阪神・淡路大震災、あれを考えてみますときに、香芝市にも東西南北にわたる幹線が数本は必要であろうと。

 先ほど、緊急車両いわゆる救急車両とかの消防車両とかいう問題がございますけれども、それにあわしまして、そうした震災等に対する救援物資、救援の援助の問題、こういうことも考えますと、ぜひとも南北線の必要性は考えておりますけれども、実はこの地域の事業認可というのは、市内で今8路線やっている関係から、なかなか国や県の事業認可の承認は難しゅうございますが、ただこの区間の中でいま一つの通過点の中で開発計画が今日まで進められておりました。

 この開発計画の中には、特定保留区域と申し上げまして、平成11年度までにこの開発事業が進みますと、この開発が許可されるというようにまあ市街化区域と同等な取り扱いをされるわけでございますが、その特定保留区域があるわけでございますけれども、この開発が実は今いろいろ苦慮されておるように聞いております。

 この開発がもしできるとなれば、中間点で、通過点で、一つの起爆剤となって大きな事業認定の要因になると私はこのように思っておりまして、これができますとある程度のめどが立ちやすいと思うんですが、この計画がなくなってしまうと、いわゆる特定保留区域も平成11年度にはもう解消されます。そうなってしまいますと、調整区域に変わってしまうんでございます。調整区域になりますと、もう都市局の事業は非常に難しうございます。

 今、畑、磯壁新在家線ですか、ここでやっております道路局のサイドでやらなきゃならない。道路局の場合は、1町1市においては1路線ぐらいが限界のようには言われております。そうした中で大変厳しい中でその南北線の整備、この必要性を今後行政的にも政治的にも配慮しながら、取り組んでまいりたいなとこのように思っております。重要路線としては十分に認識をいたしておりますんで、ひとつご認識をいただきたい、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(吉村完治君) 続きまして、尼寺廃跡等市内の史跡。また、古墳等の整備、具体的な考え方についてお聞かせ願いたいということと、それとカウンセラーに関する考え方をもう一度お願いしたい。それと、家庭教育についての問題、これの3点につきまして事務局長、答弁。



◎教育委員会事務局長(山田勝治君) 尼寺廃寺跡につきまして、答弁申し上げます。

 平成3年度から取り組んでおります尼寺廃寺跡の南北の範囲確認調査といたしまして、発掘調査が平成9年度で完了を予定いたしております。今後、調査が完了した段階で学術的な価値から、国ないしは県の重要な文化財として指定いただけるよう取り計らっていくとともに、香芝市の文化遺産の拠点として整備の必要性を感じております。

 また、平野地区の車塚古墳につきましては、これは大蔵省の所有でございまして、近畿財務局が管理されております。これにつきまして、9年度においてフェンス等で保護される予定でございます。今後におきましては、これら市内に点在する文化遺産等の整備に当たりましては、各分野の協力も得た中で、史跡整備委員会の設置も必要かと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○副議長(吉村完治君) 2番のカウンセラーに関する考え方と家庭教育について百濟教育長、答弁。



◎教育長(百濟成之君) まず、カウンセラーの必要性についてでございますけれども、私もカウンセラーの学校への配置というのは非常に重要だと思っております。全校の常時配置につきまして、今後機会ある毎に県、国に対して強く要望してまいりたいと存じます。

 2番目に、家庭教育に関してでございますけれども、家庭の教育力の回復をするためには何と言いましても、PTAの果たす役割というのは非常に重要なものがございます。そういう意味から、PTA活動の充実を図るためにも、常に指導助言ができる専門的知識のある経験者が必要でございまして、そのためには今後PTAの代表者と行政のPTA担当課と連携を図りまして、物的な位置づけにつきましては、既に県下の6市で行われている状況がございますので、その実態をしっかりと把握した上で、前向きに検討してまいりたいと存じます。そういうことでございますので、よろしくお願いします。



○副議長(吉村完治君) 奥山議員、よろしいですか。

 3回目の質問を受けます。

 奥山議員。



◆9番(奥山博康君) 失礼いたします。3回目でございます。今、2回目はやはり端的に答弁していただいたなとかように思っております。的確に答弁いただいた分については、今以上の研究、そして執行をお願いしたいと、これは要望に留めたいと思います。もう最後になりますけども、長時間、本当にご清聴ありがとうございました。お礼申し上げたいと思いまして出てきたわけです。どうもありがとうございます。

 終わります。



○副議長(吉村完治君) 以上をもちまして、奥山博康君の一般質問を終わります。

 本日の日程はこれで終了いたしました。

 お諮りいたします。あす12日水曜日は一般質問が日程となっておりますが、全部終了いたしましたので、休会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

            〔「異議なし」との声あり〕



○副議長(吉村完治君) 異議ないようでございますので、あす12日は休会とすることに決します。

 なお、14日金曜日は本定例会最終本会議となっておりますので議員諸侯の格段のご協力をお願いいたします。

 本日はこれにて散会いたします。

                              閉議 午後3時25分