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奈良県 桜井市

平成26年第2回定例会(第3号) 本文




2014年06月16日:平成26年第2回定例会(第3号) 本文

◯議長(高谷二三男君) ただいまより本日の会議を開きます。
 日程第1、報第7号、専決処分の報告、承認を求めることについてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより報第7号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている報第7号について、原案通り承認することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって報第7号は、原案通り承認することに決しました。
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 日程第2、報第8号、専決処分の報告、承認を求めることについてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより報第8号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている報第8号について、原案通り承認することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって報第8号は、原案通り承認することに決しました。
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 日程第3、報第9号、専決処分の報告、承認を求めることについてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより報第9号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている報第9号について、原案通り承認することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって報第9号は、原案通り承認することに決しました。
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 日程第4、報第10号、平成25年度桜井市繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 本件は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく報告であります。よってご承知おき願います。
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 日程第5、報第11号、平成25年度桜井市水道事業会計予算繰越計算書の報告についてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 本件は、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づく報告であります。よってご承知おき願います。
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 日程第6、報第12号、桜井市土地開発公社、桜井市清掃公社、桜井市医療センター及び桜井市文化財協会の経営状況を説明する書類の提出についてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。


◯3番(工藤将之君) 担当部長にお伺いをいたします。
 一般財団法人桜井市医療センターの事業計画についてでございます。
 この事業計画を見させていただきますと、心臓検診、胃部検診等が昨年よりもかなり減っているというふうにお見受けするんですけれども、3月議会で予算を組ませていただいた際に、この人数という予算の予定は、既に見えた状態での予算組みをされていたのかどうかをお伺いいたします。


◯福祉保健部長(山名定晃君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 実数におきましては、少し多目であると思いますけれども、そういった計画人数をクリアすべき形で計画させていただきましたが、実際におきましては、少し減少しておるというところが現状でございます。今後もこういった形で、計画いたしました実数を達成すべく努力をしてまいりたいと思います。


◯3番(工藤将之君) そういう意味ではなくて、平成25年度の予算から平成26年度の予算が、大分人数が減っているということなんですね。ということは、市がそれを認めて補助金を出しているわけですから、これは、去年から3,000万を切っておりますけれども、2,900幾らという非常に大きな税金が投入されているわけなんです。そういうところでしぼんでいく社会というのもあるんですけれども、みずからの努力をされていないところに継続的に運営補助と市長が認められた補助金を出し続けるというのを一体どういうふうに考えているのかと。ここには専門職が5名の方いらっしゃいます。事務の方もいらっしゃって、非常に忙しいとは思うんですけれども、だけど、専門職がいらっしゃるというか、専属の事務職もいらっしゃるのであれば、もっと営業をするとか、そういうふうに自主財源でやっていけるようにこちらからやっていかなければ、これは第2次行財政改革アクションプランの運営補助から事業費補助に変えていくというところにそぐわないと思うんですけれども、その辺の指導をぜひともお願いをいたします。
 以上でございます。


◯議長(高谷二三男君) これをもって質疑を終結いたします。
 本件は、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく関係書類の提出であります。よってご承知おき願います。
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 日程第7、議案第21号、桜井市税条例等の一部改正についてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより議案第21号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第21号について、原案通り決することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって議案第21号は、原案通り可決するものと決しました。
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 日程第8、議案第22号、桜井市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより議案第22号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第22号について、原案通り決することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって議案第22号は、原案通り可決することに決しました。
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 日程第9、議案第23号、訴えの提起についてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。


◯10番(土家靖起君) 議案第23号の訴えの提起の質疑に入ります前に、議長にちょっとお許しをいただきたいんですが、資料の配付をお願いしたいと思うんですが、よろしいですか。


◯議長(高谷二三男君) 事務局、資料配付をしてください。
   (資料配付)


◯10番(土家靖起君) 市長に今回の議案上程されております件につきまして、お尋ねいたしたいと思います。
 今、お手元に配付させていただきました写真をコピーしてお渡しをさせていただきました。既にこの左の写真につきましては、昨年の11月15日、9時50分に撮影された写真でございまして、既に崩落をしておる、こういう家屋でございまして、この崩落されたやつについては既に撤去されまして、通行止めの柵をなされておるわけでございますが、その右でございます。右につきましては、14年5月、今年の5月27日に撮影されて、この方の家屋の中と、上の方は既に崩落寸前の家屋が写真でお示しをさせていただいておるわけでございます。
 そういうことで、この市道につきましては、十数年前から市の方も積極的に家主、地主の方に当たっていただいてきたわけでございますが、なかなかそれに沿うような解決策が見出せないままに今日にきております。そういうことで、この地主さんの名前も出ておるわけでございますが、この方は、先月の向かい、南側、火事がいった家主、地主も同じ地主でございまして、この瓦れき跡の処理についても、この方は撤去はようしやんというように申されているそうでございます。
 そういうお方でございますので、なかなかこの北側の今回の議案の訴えの提起の撤去についても厳しいと思うんです。これは私の推測なんですが、厳しいように思うわけでございますが、この訴えの提起の中の訴訟方針の中で、敗訴した場合、1審、2審の結果が書いておるんですが、仮に勝訴した場合、勝訴した場合はどういう対応をなされるのか。
 それと、これがもしこの議会で議決になりますと、裁判に訴えられるわけですが、裁判のその辺の期間はどのぐらい期間があるのか、その2点をまずお聞きいたしたいと思います。


◯市長(松井正剛君) それでは、本議案の議決後、訴訟提起の準備が整い次第、本市の顧問弁護士である西村甲児弁護士を訴訟代理人に定めて、奈良地方裁判所に訴状を提出することになります。そして、2か月後に裁判所から相手方に訴状が送達され、裁判が開始となります。その後の流れは、相手方の対応により異なりますが、相手方が全く応じない場合、送達後、最短1か月程度で判決が下ることとなります。最終的に裁判所の撤去命令の判決が出ると思います。相手方が放置した場合は、強制執行となります。これまでに要する期間は、市として撤去費用の予算措置が必要なことから、最短で8か月、執行するのは平成27年3月程度になると、そのように予測しております。
 以上です。


◯10番(土家靖起君) 市は、強行にこの処分あるいは裁判に打って出られたわけでございますが、市長さんもご承知のように、あこは市道に面して、かなり、1メーター50の幅員でもございますので、その中に暗渠の水路が通っておると。また、雨期に入ってまいりますので、増水また浸水のおそれもございます。そういうことで、裁判の推移を見守っていかなあかんわけですが、27年3月ということでございますが、それまでに、あれは、この写真も見ていただいたように、隣接の東側の家は、下から見たら空が見えないほど傾いている危険な状態ですね。そういう状態でもございますので、この期間に、来年の3月の期間にもし倒壊した場合は、損害を訴えられる場合もありますので、相手方に。その辺の対応も市として考えていかなきゃならんなという思いもいたします。
 したがいまして、来年3月まで強制執行、行政の代執行をまず最終的にはしていくという市の思いでもございますので、そういう気持ちで今後、この問題については取り組んでいただきたい、このことを申し上げておきたいと思います。
 終わります。


◯議長(高谷二三男君) これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより議案第23号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第23号について、原案通り決することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって議案第23号は、原案通り可決することに決しました。
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 日程第10、発議案第3号、「手話言語法」制定を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略して、提出者の理由説明を求めます。───12番東山利克君。


◯12番(東山利克君)(登壇) 発議案第3号について、提出者を代表いたしまして、提案の理由説明を申し上げます。
 本意見書(案)を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。
          「手話言語法」制定を求める意見書(案)
 手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系をもつ言語である。手話を使うろう者にとって、きこえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきた。
 しかしながら、ろう学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があった。
 2006(平成18)年12月に採択された国連の障害者権利条約には、「手話は言語」であることが明記されている。
 障害者権利条約の批准に向けて日本政府は国内法の整備を進め、2011(平成23)年8月に成立した「改正障害者基本法」では「全ての障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められた。
 また、同法第22条では国・地方公共団体に対して情報保障施策を義務づけており、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考える。
 よって、本市議会は、政府と国会が下記事項を講ずるよう強く求めるものである。
                   記
 手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子どもが手話
を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究する
ことのできる環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
               平成26年6月16日
               桜 井 市 議 会
 よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げまして、私の趣旨説明といたします。


◯議長(高谷二三男君) 提出者の理由説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている発議案第3号については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより発議案第3号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている発議案第3号について、原案通り決することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって発議案第3号は、原案通り可決されました。
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 日程第11、発議案第4号、労働者保護ルールの見直しに関する意見書の提出についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略して、提出者の理由説明を求めます。───9番岡田光司君。


◯9番(岡田光司君)(登壇) 発議案第4号について、提案の理由説明を申し上げます。
 本意見書(案)を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。
        労働者保護ルールの見直しに関する意見書(案)
 わが国は、働く者のうち約9割が雇用関係の下で働く「雇用社会」です。この「雇用社会日本」の主人公である雇用労働者が、安定的な雇用と公正な処遇の下で安心して働くことができる環境を整備することが、デフレからの脱却、ひいては日本経済・社会の持続的な成長のために必要です。
 それにもかかわらず、いま、政府内に設置された一部の会議体では、「成長戦略」の名の下に、「解雇の金銭解決制度」や「ホワイトカラー・イグゼンプション」の導入、解雇しやすい正社員を増やす懸念のある「限定正社員」の普及、労働者保護の後退を招くおそれのある労働者派遣法の見直しなどといった、労働者を保護するルールの後退が懸念される議論がなされています。働く者の犠牲の上に成長戦略を描くことは決して許されることではなく、むしろ政府が掲げる「経済の好循環」とは全く逆の動きであると言えます。
 また、政府内の一部の会議体の議論は、労働者保護ルールそのものに留まらず、労働政策に係る基本方針の策定のあり方にも及んでおり、労使の利害調整の枠を超えた総理主導の仕組みを創設することも提言されています。雇用・労働政策は、ILOの三者構成原則に基づき労働政策審議会において議論すべきであり、こうした提言は、国際標準から逸脱したものと言わざるを得ません。
 こうした現状に鑑み、本議会は、政府に対して、下記の事項を強く要望します。
                   記
 1.不当な解雇として裁判で訴訟しても企業が金銭さえ払えば職場復帰の道が閉ざさ
れてしまう「解雇の金銭解決制度」、解雇しやすい正社員を増やす懸念のある「限定正
社員」制度の普及、長時間労働を誘発するおそれのある「ホワイトカラー・イグゼンプ
ション」の導入などは、行うべきではないこと。
 2.低賃金や低所得のままの派遣労働の拡大につながりかねない法改正ではなく、派
遣労働者のより安定した直接雇用への誘導と処遇改善に向けた法改正を行うべきこと。
 3.雇用・労働政策に係る議論はILOの三者構成主義に則って、労働者代表委員、
使用者代表委員、公益委員で構成される労働政策審議会で行われるべきであること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
               平成26年6月16日
               桜 井 市 議 会
 よろしくご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、私の趣旨説明といたします。


◯議長(高谷二三男君) 提出者の理由説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。───11番東俊克君。


◯11番(東 俊克君)(登壇) 議長のお許しが出ましたので、討論を行います。
 私は、発議案第4号、労働者保護ルールの見直しに関する意見書(案)に反対の立場から討論を行います。
 現在、政府は、日本経済の再生のため、労働法制を見直し、多様な働き方が実現できるようさまざまな検討を進めているところであります。限定正社員をはじめとする雇用法制の見直しについても、労使双方のメリット、デメリットを勘案し、検討しているものであり、多様な働き方を可能にし、社会保障の充実にも資する制度として多角的に検討を進めており、単に労働者が不利益となるだけの制度ではないものと考えることから、発議案第4号、労働者保護ルールの見直しに関する意見書(案)に反対の態度表明を行うものであります。
 どうか議員の皆さんのご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、討論を終わります。よろしくお願いいたします。


◯議長(高谷二三男君) 3番工藤将之君。


◯3番(工藤将之君)(登壇) 3番工藤将之です。私は、発議案第4号、労働者保護ルールの見直しに関する意見書(案)について、賛成の立場で討論を行わせていただきます。
 意見書にもあるように、我が国では、働く者の約9割が労働者であり、我が市においても、そうした現場で汗を流して働く方々が、戦後の復興期から高度成長期、そして現在に至るまで、学校卒業後に企業に就職し、働くことで市民生活に貢献し、経済発展を支えてきました。そして、期間の定めない雇用契約、いわゆる終身雇用と、経験と技能を積み重ねることで賃金が上がるいわゆる年功型と職能型賃金制度が、結婚、持ち家、子育て、子の就学というライフステージの変化への対応を可能にし、職場の中でのスキルアップや将来に向けての家族計画を描くことができる安定した生活を労働者に担保し、その中で培われた企業に対する帰属意識や愛社精神が企業を守り、発展を支え、ひいては地域社会の安定に貢献してまいりました。
 今、政府では、「成長戦略」の名のもとに、雇用分野でのさらなる規制緩和につながる議論がなされていますが、雇用というのは、単に企業経営や経済的な側面だけでなく、労働者個人の生活や人生、そして地域経済や社会の安定に大きな影響を与えるものであるだけに、多面的で幅広い議論のもとで慎重に取り扱われる必要があると考えます。
 「解雇の金銭解決制度」や「限定正社員制度」が導入されれば、企業としてはお金さえ払えば、あるいは、地域限定正社員契約を結んでおけば、雇用維持の努力をする義務はなくなるわけです。
 このようなことは、日本の大きな課題である少子化へ大きな影響があると考えます。結婚できない、子どもを産みたくても産めない最も大きな理由が、不安定な雇用や収入の将来不安にあります。政府が考えている「派遣労働法」の改正では、受け入れ期間の延長や、ケースによっては無期限に派遣労働者を雇用できる、また、生涯、派遣社員として働く労働者を増加させることにもつながります。雇用の流動化、柔軟化を考えるのであれば、最低限、親の就業や収入の状況にかかわらず、子育てや子の就学を社会全体で担う仕組みが必要です。
 加えて、規制緩和の進んだ運輸やバス業界でのドライバーの長時間労働や整備不良に起因する悲惨な事故が発生している事例や、愛社精神や帰属意識の希薄化により機密情報が海外に流出した事例、また、規制緩和の進んだタクシー業界では、過当競争による目に余る労働者の低賃金化と企業体力の消耗から、再度規制強化にかじを切り直した事例など、雇用と労働に影響のある規制緩和は、人の命や企業の存亡にかかわる大きな反作用があることから、慎重の上にも慎重な検討が必要であることを最後に訴えさせていただき、賛成討論といたします。
 何とぞご賛同をよろしくお願い申し上げます。


◯議長(高谷二三男君) 以上で、通告による討論は終わりました。
 ほかに討論はありませんか。───これをもって討論を終結いたします。
 これより発議案第4号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている発議案第4号について、原案通り決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   (賛成者起立)
 起立少数であります。よって本発議案第4号は、否決されました。
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 日程第12、発議案第5号、総合的、体系的若者雇用対策を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略して、提出者の理由説明を求めます。───2番大西亘君。


◯2番(大西 亘君)(登壇) 発議案第5号について、提出者を代表いたしまして提案の理由説明を申し上げます。
 本意見書(案)を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。
        総合的、体系的若者雇用対策を求める意見書(案)
 若者を取り巻く雇用環境は、非正規労働者の増加の中で、中小事業者における離職率の高さや、若年層を恒常的・大量に雇用し、低水準・過酷な労働条件で労働を強いる「使い捨て」問題や180万人と言われるフリーターや60万人のニートの問題など、雇用現場における厳しい状況が続いています。
 若者が働きながら安心して家庭を持つことができるようにすることは、少子化に歯止めをかけるためにも極めて重要であり、政府においては、わかものハローワークや新卒応援ハローワークなどにおける支援や、「若者応援企業宣言」事業、労働条件相談ポータルサイトの設置、地域若者サポートステーションにおけるニート対策などに取り組まれているところですが、それぞれの事業の取り組みが異なっており、関係機関において必ずしも有機的な連携が取られている状況ではありません。
 安倍政権における経済対策により、経済の好循環が始まる中、新規学卒者の内定状況も好転し、賃金上昇に取り組む企業が出てきている今、改めて、若者雇用対策を総合的かつ体系的に推進するための仕組みを構築するため、政府において下記の対策を講じるよう要望します。
                   記
 1 若者雇用に係る総合的、体系的な対策を進めるため、若者雇用対策新法を制定し、
若者本人を支える家庭、学校、地域、国・地方の行政の責務を明確にし、緊密に連携し
て支援を行える枠組みを整備すること。
 2 「若者応援企業宣言」事業について、中小企業等の認定制度として拡充し、認定
企業の支援措置を新設すること。また企業が若者を募集する際の情報開示を促す仕組み
を検討すること。
 3 大学生等の採用活動後ろ倒しに伴い、新卒応援ハローワークにおける支援措置を
強化すること。
 4 若者が主体的に職業選択・キャリア形成ができるよう、学生段階からのキャリア
教育の充実強化を図ること。
 5 ニート等の若者の孤立化を防ぎ、自立に向けた充実した支援を行うことができる
よう地域若者サポートステーションの機能の強化を図ること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
               平成26年6月16日
               桜 井 市 議 会
 よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、私の趣旨説明といたします。


◯議長(高谷二三男君) 提出者の理由説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている発議案第5号については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより発議案第5号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている発議案第5号について、原案通り決することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって発議案第5号は、原案通り可決されました。
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 日程第13、発議案第6号、奈良県にリニア中央新幹線を!中間駅の早期決定を求める決議についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略して、提出者の理由説明を求めます。───15番札辻輝已君。


◯15番(札辻輝已君)(登壇) 発議案第6号について、提出者を代表いたしまして、提案の理由説明を申し上げます。
 本意見書(案)を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。
    奈良県にリニア中央新幹線を!中間駅の早期決定を求める決議(案)
 リニア中央新幹線は、平成23年5月に「奈良市付近」を主要な経過地として、整備計画が全国新幹線鉄道整備法に基づき決定された。
 このことは、全国に空港も新幹線もない3県の一つであり、高速道路などの高速交通の国土軸から外れてきた奈良県にとって大変大きな前進である。
 リニア中央新幹線の開通による交流人口の飛躍的な拡大を通じて、観光や産業・経済、県民生活等の様々な分野で大きな効果が期待できることから、県内の中間駅は、奈良県全体の発展につながる位置に設置されることが不可欠であり、そのためのグランドデザインを描いていくためには、駅位置の早期決定が重要な課題となる。
 現在、事業主体であるJR東海は、東京・名古屋間の詳細なルートと駅位置を公表し、2027年の開業に向けた準備を着々と進めている。一方、京都市・京都府は、京都ルートへの変更の要望活動を活発化しており、一部の関西政財界にはこれに同調する動きもみられる。
 このようなリニア中央新幹線をめぐる現状の中で、我々桜井市議会は、奈良県として一致結束して取り組み、ともに未来を切り拓くため、次の事項を決議する。
                   記
 1.リニア中央新幹線がもたらす様々な効果を最大限に発揮するため、早期に東京・
大阪間を全線同時開業すべきこと。また、そのための具体策を早急に検討し、方策を示
すこと。
 2.リニア中央新幹線のルートは、東日本大震災などの災害の教訓を踏まえ、現在の
東海道新幹線とできる限り離し、法に基づき決定済みの整備計画通り三重・奈良ルート
とし、日本の大動脈を二重化すべきこと。
 3.中間駅の位置が早期に決定されるよう、県内の候補地を一本化すべきこと。中間
駅は、リニア中央新幹線がもたらす効果を県南部を含む奈良県全体に、また紀伊半島地
域にも広く波及させるため、鉄道網・道路網で各地と高い交通結節性を有し、県の人口
重心にも近接した大和郡山市に設置すべきこと。
 以上、決議する。
               平成26年6月16日
               桜 井 市 議 会
 よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げまして、私の趣旨説明といたします。


◯議長(高谷二三男君) 提出者の理由説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。───8番吉田忠雄君。


◯8番(吉田忠雄君)(登壇) 日本共産党の吉田でございます。私は、発議案第6号、奈良県にリニア中央新幹線を!中間駅の早期決定を求める決議(案)に反対の立場から討論を行います。
 JR東海は、東京・名古屋間を2027年に、東京・大阪間を2045年の開業を目標に、あるいは大阪までの延伸を前倒しに、9兆円以上の資金をかけてリニア新幹線を建設するとしております。しかし、巨額の資金を投入してリニア新幹線を建設する必要があるのか。何のために今リニア新幹線建設を進めるのか。国民にとっての建設意義がどこにあるのか。国民的な議論もほとんどされておりません。
 この新幹線の建設費は、JR東海が全額負担するとしていますが、需要予測が適正なのか。建設費負担にJR東海の経営が耐えられるのか。計画の基本に関する検証と検討がほとんど行われていません。
 なぜ9兆円を超える巨額の投資を行ってまでリニア新幹線を建設しなければならないのかという根本的な問題で、建設指示を出した政府からもまともな説明がありません。
 以上のことを踏まえて、私は、4点にわたって反対理由を述べます。
 まず、1点目でありますが、リニア建設には国民的な要望も必要性もないということです。東京・大阪間の輸送需要が今後大きく伸びて、東海道新幹線が逼迫するという事情はありません。東海道新幹線の年間輸送人員は、この20年間でほとんど横ばいの状態です。
 2点目は、この決議案にもありますが、JR東海や国交省が地震、津波対策としてのバイパスの役割などと言い出したことも、この計画に大義がないことの裏返しです。在来の東海道新幹線の地震、津波対策こそリニア新幹線より緊急に行うべき重要課題です。リニア建設のために巨額の資金を今後30年以上にわたって投入することは、東海道新幹線の地震、津波対策、老朽化対策の大きな障害となります。
 そして、3点目でありますが、国民への過大な負担と犠牲の押しつけが起こる可能性があるということです。JR東海は、公共交通機関であり、新事業に失敗したから倒産するとすることはできません。穴埋めのための公的資金投入で国民の負担やリニアの需要が予測通りに伸びないツケが東海道新幹線の保守や点検、改修の手抜きや在来線の廃止などにしわ寄せされる危険があります。また、工事費についても、着工すれば膨れ上がるというのがこの種の建設計画の常であります。特にこのリニア新幹線は、線路の8割がトンネルで、その大部分が大深度地下、いわゆる40メートルよりも深いことを指すわけですが、南アルプスの下を20キロメートルのトンネルを掘り抜くなど難工事も予想されています。
 そして、最後の4点目でありますが、リニア新幹線に奈良県の観光や産業、経済の将来をかけてよいのか。県民生活全体のさまざまな分野で効果が果たして期待できるのかどうか、過大な期待による過大な投資は、地域経済を押しつぶしかねないということであります。リニア新幹線は、東京、名古屋、大阪間を1時間から1時間30分程度の時間短縮を目的としたものです。従来の新幹線計画、整備新幹線よりもはるかに極端な大都市間の輸送中心の交通システムです。今、中間駅の建設予定地は、地域経済の疲弊や、また人口の減少、過疎と高齢化などの問題に悩んでいます。それだけにリニアにかける期待が生まれてきます。
 しかし、このリニアは、中間駅の主要目的が旅客の輸送ではなく、運行上の都合、緊急用の避難場所としてつくられます。地方都市から東京や大阪への旅客を相手にしていないために、在来線との駅との接続は眼中になく、その地域のまちづくりの計画とも無関係であります。その結果、中間駅は、地方都市の中心から離れた不便な場所につくられます。アクセスのための道路や鉄道整備が地元自治体の負担になれば、もともと財政力の弱い自治体を圧迫します。過大な期待で過大な投資をすれば、そのしわ寄せは地域経済に押しつけられます。
 また、奈良県にとっては、中間駅設置によるストロー現象で、産業、企業がより消費地に近いところに移動していくことが懸念され、一層寂れるおそれがあります。実際に、東北新幹線の開通により、多くの企業が事業所の拠点を青森から仙台に移した事例もあります。
 私は、以上の理由で、決議案に反対する立場を明確にする次第であります。どうか議員の皆さん方のご賛同を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、討論を終わらせていただきます。


◯議長(高谷二三男君) 以上で、通告による討論は終わりました。
 ほかに討論はありませんか。───これをもって討論を終結いたします。
 これより発議案第6号について採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっている発議案第6号について、原案通り決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   (賛成者起立)
 確認を行いましたが、起立多数であります。よって発議案第6号は、原案通り可決することに決しました。
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 日程第14、推第2号、農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
 来る7月19日付で桜井市農業委員会の委員の任期が満了となりますので、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定によりまして、桜井市農業委員会委員の推薦を行うことといたします。
 お諮りいたします。推薦の方法については、議長において指名をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。
 農業委員会委員に、藤井孝博君、工藤行義君、杉本義衛氏、楠本芳照氏を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま指名いたしました通り、農業委員会委員に推薦することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました4名を農業委員会委員に推薦することに決しました。
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 お諮りいたします。市長から諮第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてが追加提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 議案の朗読を省略して、市長より提出議案の理由説明を求めます。


◯市長(松井正剛君)(登壇) 本日、追加議案として提出しました諮第1号、人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由のご説明を申し上げます。
 本市の人権擁護委員であります西岡良文氏、浦前正已氏、榮嶋勇次氏が平成26年9月30日付をもって任期満了となりますことから、引き続き3氏を適任者として推薦するとともに、同日付をもって任期満了となります岡本英徳氏の後任に中森志保子氏を適任者として推薦したいと存じますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。
 以上、本日追加提出しました議案についてご説明申し上げましたが、何とぞ適切なるご議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。


◯議長(高谷二三男君) 市長の理由説明は終わりました。
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 諮第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本案の通り承認することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって諮第1号は、原案通り承認することに決定いたしました。
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 この際、申し上げます。議会運営委員長より、会議規則第72条の規定により、本会議の会期、日程等、議会の運営に関する事項、また、議会改革に関する事項について、閉期中の継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。委員長からの申し出通り、閉期中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって委員長から申し出の通り、閉期中の継続審査とすることに決定いたしました。
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 以上で、今期定例会に付議されました案件は全部終了いたしましたので、会議規則第7条の規定によって本日で閉会をいたしたいと思います。ご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって本定例会は本日で閉会することに決しました。
 閉会に当たりまして、市長より挨拶があります。


◯市長(松井正剛君)(登壇) 平成26年第2回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 今期定例会には、条例の一部改正をはじめ、訴えの提起や人事案件など10件の案件を提出させていただきました。いずれも原案通りご承認、ご可決賜りましたこと、心から御礼を申し上げます。
 平成25年度決算も黒字見込みとなりますが、今後の地方財政対策も不透明でありますので、平成26年度も引き続き行財政改革を進め、今期中に賜りましたご意見、ご指摘等を念頭に、心して市政運営に当たってまいりますので、今後とも変わりませずご指導いただきますようお願いを申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。
 ありがとうございました。


◯議長(高谷二三男君) 以上をもちまして、平成26年第2回定例会を閉会いたします。
○午前10時55分閉会
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