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奈良県 桜井市

平成25年第4回定例会(第4号) 本文




2013年12月20日:平成25年第4回定例会(第4号) 本文

◯議長(東山利克君) ただいまより本日の会議を開きます。
 日程第1、委員会の審査報告を行います。───総務委員長、大西亘君。


◯2番(大西 亘君)(登壇) 総務委員会の審査報告を申し上げます。
 去る12月16日の本会議におきまして、総務委員会に付託を受けました条例の一部改正1件、権利の放棄1件の計2件の議案につきまして、18日に委員会を開催し、理事者側の出席を求め、慎重審議を行いました。以下、その概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第56号、桜井市行政組織条例の一部改正につきましては、今回の組織改正の狙いとは何か。
 産業・観光創造都市の実現に向け、観光を軸とした産業振興によるまちづくりを市の戦略と位置づけるというが、係の配置などを見ても、新たなまちづくり部が部間の連携等に時間を費やし、スピード感を持って機能できるのか疑問であるが、どうか。
 企画課から行政経営課に名称を変更されているが、意図はどこにあるのか。また、民間経営の視点を取り入れた行政経営とは、何を意味するのか。
 行政の立場で収益事業を考えるとき、企業誘致と人材育成は最も重要な課題と考えるので、組織編成には十分反映されたい。
 公共交通の位置づけは、今後どうなるのか。
 市民部の再編に当たって、民生を総合的に所管する部がないのは問題と考えるが、どうか。
 人権施策課の位置づけを市長公室にした理由は何か。
 福祉保健部は、きめ細かい取り組みが一番必要とされる分野であるにもかかわらず、今回の組織改正により所管が今までにも増して増えたことにより、事務量が多過ぎるのではないか。
 危機管理監が市長の直轄となっているが、副市長の権限は及ばないのかどうか。
 消防本部消防団係の任務と指示系統はどのように引き継がれるのか。
 危機管理監の設置とそれに伴う防災計画の見直し時期にずれがあるが、機能するのか。
 防災安全課が持っていた業務は、どこが引き継ぐのか。
 第5次総合計画を実行していくための組織改正と聞くが、結果を検証し、結果によっては随時組織改正も考えているのか。
 さまざまな疑問、意見が出されたが、この組織改正案の作成に当たっては、政策会議などで十分議論、検討はされてきたのか。積み残された課題があるとすれば、いま一度見直す時間も必要ではないかといった意見がありました。
 これらに対しまして、平成23年度に策定した総合計画に行政運営に民間経営の視点を取り入れた行政経営への転換をうたっており、その総合計画を効果的、効率的な行政運営の指針と位置づけ、政策体系と照らし合わせ、計画に掲げた産業・観光創造都市の実現に向け、組織を改正したい。
 現在の産業建設部をハード面を対応する都市建設部とソフト面を担当するまちづくり部に再編した。観光まちづくり課を設置し、調整に当たるなど、決して市民に迷惑をかけることのないよう、庁内横断的に取り組みたい。
 行政経営という視点では、今まで以上にコスト、費用対効果、施策の重要度、事業の必要性等について点検をし、重点施策の推進に取り組みたい。
 企業誘致による雇用の促進、それに伴う税収の確保、また職員の意識改革の上からも、人材育成に努めたい。
 公共交通については、今現在では行政経営課に位置づけている。
 市民部が担当していた保険医療課は福祉保健部に、市民課は総務部に、人権施策課は市長公室に、施策に合わせ再編した。
 人権施策の位置づけについては、人権文化の確立という中で、市の重要な柱と位置づけ、市の組織において全ての部署にかかわる施策と捉え、市長公室の位置づけをした。
 福祉保健部の所管が非常に大きくなったという指摘であるが、市の重点施策である「陽だまり政策」の推進に向け、福祉と医療の分野をあわせ持った部署の編成を狙いとしたものである。
 危機管理監を市長直轄としているのは、初期対応の部分であり、災害対策本部等が設置されれば、本部長に市長、副本部長に副市長、教育長という体制で対応することとなる。現在、消防本部で行っている業務については、危機管理係で行い、災害時の団員活動については、消防団係で対応する。防災計画の変更については、防災会議に諮ることになるが、危機管理監に伴う危機管理課の業務については、4月1日から機能することになるため、その間については運用で対応を考えている。防災安全課が持っていた業務は、危機管理係が担当する方向で検討している。
 第5次総合計画は、平成23年度からの10か年という目標の中で設定しているが、組織改正における課題は、今後も出てくると予想されるので、課題解決に向けた組織改正は必要と考えている。今回の組織の改正案をまとめるに当たっては、今年の2月に機構改革に関する基本方針を決定し、政策会議をはじめ課長級による検討委員会、また配置検討部会を設置し、検討を重ねてきたとのことでありました。
 質疑の後、委員より議案に対する次の附帯事項が付され、附帯事項として、今回の議案については、横断的な対応をして、市民負託に応えられる組織となるよう強く求めると申し添え、採決の結果、全員起立で原案通り可決すべきものと決定いたしました。
 議案第70号、権利の放棄につきましては、土地開発公社に対する求償権の放棄が11億5,000万弱に上るこのような結果を招いた原因を、行政は単にバブル経済の崩壊や、リーマンショックなど社会情勢の変化にすりかえず、事業を再度検証し、分析する必要があるのではないか。
 鳥見山緑地や卑弥呼の庄の倉橋ため池の用地の将来見通しはどうであるのか。また、開発公社の解散に伴い、公社の職員の処遇については、関連の残務も含め、まちづくりなど新しい組織を充実し、生かせる配置も検討すべきと考えるがどうか。
 第三セクター改革推進債を今年度借り入れた場合、26年度から10年間での償還が必要となる。グリーンパークの償還と並行することになるが、財政的に十分検討できているのか。福祉や市民の暮らしなど市民サービスの低下を招かぬよう留意されたいといった意見がありました。
 これらに対しまして、土地開発公社は、地価が安いうちに用地を先行取得するということでは非常に有効であったが、バブルがはじけて地価が下落すると、金利の部分で高くつく結果となった。鳥見山緑地については、事業用地として購入しているので、できる限り公園事業として活用したいが、財政的に厳しいこともあり、県とも協議して有効活用を図りたい。倉橋のため池の用地については、特定農山村法の枠があり、活用が難しいことや、用地には建物が建っており、判決を踏まえて解決をしていく必要があることから、有効な活用がないのが現状である。開発公社の職員の処遇については、使用者責任として1名を関連の残務整理に当たってもらうことで、人事と協議をしている。引き継いだ財産は、行政財産として担当課で所管をすることとしている。
 第三セクター改革推進債の償還については、平成29年度までの間は、グリーンパークの償還と重なり、財政的には苦しいが、他の課題の解決も含めて、財政シミュレーションをしており、この間、市民サービスの低下につながらないような予算編成をしていくとのことでありました。
 本案につきましては、全員異議なく、原案通り可決するべきものと決定いたしました。
 以上、付託を受けました2議案につきまして、審査の概要と結果について申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、委員会の審査報告といたします。


◯議長(東山利克君) 以上で委員会の審査報告は終わりました。
 ただいまの委員長報告に対する質疑は、関係議案を議題としたときに行います。
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 日程第2、議案第56号、桜井市行政組織条例の一部改正についてを議題といたします。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論ありませんか。───これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第56号について採決いたします。
 お諮りいたします。委員長の報告は原案通り可決であります。委員長報告通り決することに賛成諸君の起立を求めます。
   (賛成者起立)
 起立多数であります。よって議案第56号は、委員長報告通り可決されました。
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 日程第3、議案第70号、権利の放棄についてを議題といたします。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論ありませんか。───これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第70号について採決いたします。
 お諮りいたします。委員長報告は原案通り可決であります。委員長報告通り決することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって議案第70号は、委員長報告通り可決されました。
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 お諮りいたします。市長から、同第5号、公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて、同第6号、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、諮第3号、人権擁護委員候補者の推薦について、以上3議案が追加提出されました。
 この際、3議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 議案の朗読を省略して、市長より提出議案についての理由説明を求めます。


◯市長(松井正剛君)(登壇) 皆さん、おはようございます。本日、追加議案として提出いたしました議案について、提案理由のご説明を申し上げます。
 まず同第5号、公平委員会委員の選任につき同意を求めることにつきましては、本市の公平委員会委員であります矢谷寛氏が平成25年12月14日付をもって任期満了となりましたことから、後任に高岸正光氏を適任者として選任いたしたく存じますので、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
 次に、同第6号、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつきましては、平成25年12月20日付をもって西田定氏が任期満了となりますことから、引き続き同氏を適任者として選任いたしたく存じますので、地方税法第423条第3項の規定により同意を求めるものであります。
 次に、諮第3号、人権擁護委員候補者の推薦につきまして、本市の人権擁護委員であります大西正子氏が平成26年3月31日付をもって任期満了となりますことから、引き続き同氏を適任者として推薦いたしたいと存じますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
 以上、本日、追加提出いたしました議案につきまして、ご説明申し上げましたが、何とぞ適切なるご議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(東山利克君) 市長の理由説明は終わりました。
 同第5号、公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
 お諮りいたします。本案の通り同意することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって同第5号は原案通り同意することに決定いたしました。
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 同第6号、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
 お諮りいたします。本案の通り同意することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって同第6号は原案通り同意することに決定いたしました。
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 諮第3号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本案の通り承認することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって諮第3号は原案通り承認することに決定いたしました。
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 この際、申し上げます。議会運営委員長より、会議規則第72条の規定により、本会議の会期、日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。委員長からの申し出通り、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ご異議なしと認めます。よって委員長から申し出の通り、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
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 以上で、今期定例会に付議されました案件は全部終了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。
 今期定例会は16日間にわたり、本会議及び委員会において、連日、慎重審議をいただき、議事運営についてご協力いただきまして、まことにありがとうございました。
 閉会に当たりまして、市長より挨拶があります。


◯市長(松井正剛君)(登壇) 平成25年第4回の定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 今期定例会には25年度の各会計補正予算をはじめ、本日追加提案させていただきました人事案件を含めまして26件の案件を提出させていただきました。原案通りご承認、ご可決、ご同意賜りましたことを厚く御礼を申し上げます。
 今期中に賜りましたご意見、ご指摘等につきましては、十分心して、職員ともさらなる共通認識を図り、取り組んでまいりますので、今後とも変わりませずご指導いただきますようお願いを申し上げます。
 さて、今年も残すところあとわずかになりました。先日、今年をあらわす漢字は「輪」と発表がありました。2020年、東京オリンピック開催決定や、富士山の世界文化遺産登録など、日本中が輪になって歓喜に沸いたことが理由でありますが、清水寺の森貫主は、「輪」には、大勢の人が手を握り合い、円滑に回転していくという意味があるとおっしゃっていました。新しい年が議員の皆様にとって、また桜井市市民の皆様にとって輝かしいよい年になりますよう、また、いかなる難局にも一丸となり乗り越えていけますよう祈念し、私の閉会の挨拶とさせていただきます。
 どうもありがとうございました。


◯議長(東山利克君) これをもちまして、平成25年第4回定例会を閉会いたします。
○午前10時18分閉会
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