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奈良県 桜井市

平成23年第4回定例会(第3号) 本文




2011年12月16日:平成23年第4回定例会(第3号) 本文

◯議長(工藤行義君) ただいまより本日の会議を開きます。
 日程第1、これより一般質問を行います。
 通告順により質問を許します。───10番土家靖起君。


◯10番(土家靖起君)(登壇) おはようございます。
 質問に先立ちまして、このたび桜井市長に就任されました松井市長におかれましては、引き続き財政状況が厳しい中、桜井市政のかじ取りに職員と一丸となって取り組んでいただくとともに、選挙における約7割という高い得票率に示されたとおり、ぜひとも市民との信頼関係を構築され、行政経営、まちづくりを行っていただきたいと思います。
 さて、私は、次の2点について市長のお考えをお聞きいたします。
 1点目は、今後の行政経営のあり方についてであります。
 政治家に求められる最も大事なことは、言葉の重みであると私は考えます。いくら選挙で美辞麗句を並べても、それをきちんと実行しなければ、市民の心は市長から離れていきます。もし、できないのであれば、なぜできないのかをきちんと市民に説明しなければなりません。
 松井市長も、今回の選挙において、いろいろな公約を打ち出されました。「日本一住みたいまちに、子どもの笑顔があふれるまちに、誇れるまちに」というスローガンをかけ声だけに終わらせず、一歩ずつ着実に実現に向けて進めていただきたいと考えておるところでございます。
 また、近年は、貧困や格差社会の増大といった観点から、小泉改革以降もたらされた新自由主義的な低福祉、行政サービスの縮小といった考え方に対して、いろいろな批判もなされているわけですが、市長が打ち出された福祉・医療の充実を図る「陽だまり政策」は、ぬくもりのある行政サービスの提供として市民も注目をしていると考えます。行財政改革による歳出削減の取り組みとのバランスの中で、非常に厳しいかじ取りになると思われますが、ぜひとも実現を図られたいと思います。
 そのような中にあって、桜井市においては、前市長が策定をされた向こう10年間のまちづくりの基本方針である第5次総合計画が始まったばかりであります。
 まず、この計画と市長の公約の整合性を図り、実施計画に反映をさせていく必要があると考えます。
 また、行財政改革についても、松井市長の考えを盛り込んだ実施計画を早急に策定する必要があると考えます。
 第5次総合計画と行財政改革への取り組みの観点から、松井市長の行政経営のあり方に対するお考えをお聞きいたしたいと思います。
 2点目は、職員との信頼関係構築についてであります。
 市長は、選挙中や就任後も、「市民との信頼関係構築」とともに、「職員との信頼関係の構築」を述べられております。私は、前市長のもとで、特に任期後半は職員との関係がうまくいっておらず、そのことが組織の停滞、閉塞感につながっていると感じておりました。もともと職員は優秀でありますし、実務を行う者も職員であります。市長と職員の信頼関係を築き上げ、職員を盛り上げていくことによって、組織が活性化し、よりよい行政サービスの提供が可能になるものではないかと考えます。
 また、職員との信頼関係構築には、管理職はもちろんでありますが、若手職員との対話も重要であります。市長と若手職員の意見交換、交流の場を設けることで、市長の考えが直接に届くと同時に、自身の考えも市長に直接届くことにより、職員の意識向上が図れるものと思います。あわせて、市役所の顔とも言うべき市民課や税務、保険、福祉など、窓口で日々市民と接する部署に対しても、目配り、心遣いをすることで、信頼関係が構築でき、市民サービスの向上につながるものと考えます。
 ただし、職員との信頼関係構築には、職員側のモラルも必要になってまいります。前市長就任直後は、職員による不祥事が続き、その対応に追われたことを思います。そういうことに対する対応の中で、市長と職員との信頼関係構築がうまくできなかったことも否定できません。職員の法令遵守は当然でありますが、最低限のモラルというものも求められると考えます。
 過日も、本庁の職員が8時30分ぎりぎりに中央公民館の建物において職員のカードを打刻し、本庁へ歩いていく姿を見かけました。このようなことは法令違反とまではいかないかもしれませんが、昨年他人の職員カードを打刻していたということに対する懲戒処分もなされたわけでありますから、職員みずから自覚を持って職務に励んでいただきたいと期待しておるところでございます。
 そのような中から、市長と職員、お互いの対話を通じて、ほどよい緊張関係の中で信頼関係を構築していただきたいと思いますが、常々口にされております「職員との信頼関係構築」に向けた市長のお考えについてお聞きいたしたいと思います。


◯市長(松井正剛君)(登壇) 皆さん、おはようございます。ただいまは、土家議員より力強い励ましのお言葉をいただきまして、心から感謝をいたしたいと思います。これから、しっかりと頑張ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
 10番土家議員の1点目の今後の行政経営のあり方についてのご質問にお答えをいたします。
 本市を取り巻く社会情勢がますます厳しくなる中、市民との協働のもと、より効率的、効果的に行政運営を行うことが重要であると考えます。
 議員ご指摘の第5次総合計画につきましては、このような趣旨のもと、今後10年間の市政の方針として作成されたものでありまして、内容的にも私の公約に沿うものと理解をいたしております。今後、私の公約につきましては、総合計画に示す方針のもと、実施計画に織り込み、進めてまいりたいと考えております。
 次に、行財政改革についてでございますが、行政の継続性という観点から、まずは第2次行財政改革アクションプランを完遂させるべく、引き続き市の最重要課題としてまいりたいと考えております。ただし、その計画内容につきましては、現行の行財政改革推進本部において、私の考えも含め、十分議論をして、必要に応じ修正も加えてまいりたいと考えているところであります。
 これら第5次総合計画と行財政改革の推進により、元気と活力をよみがえらせ、桜井市を日本一住みたいまち、誇れるまちになるよう、長期的な視点で計画的に健全な行政運営を実行してまいりたいと考えておりますので、ご了承のほう、どうかよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 続きまして、2点目、職員との信頼構築についてのご質問にお答えをいたします。
 市政を運営するに当たり、公約に挙げましたさまざまな施策を着実に進めるためには、最も重要なことは信頼と対話であると考えております。市民の皆さんの意見をよく聞き、対話を十分に行いながら、市民の皆さんとの信頼関係を築き、市民の視点に立った職務を遂行していくことが大切であります。そのためにも、一番身近な存在であります職員に対しまして、職員間での対話を大切にしながら、職員との対話を重ね、やる気を持って頑張る職員の声に耳を傾け、成果が出たときは互いに喜び合えるよう、職員との信頼関係を築きたいと考えております。
 私と職員が一致団結して、桜井市政の発展のために取り組んでまいる所存でありますので、ご理解のほう、よろしくお願いを申し上げます。
 以上でございます。


◯10番(土家靖起君) いま、2点の質問に対しまして、市長のほうから丁重にお答えを賜りました。
 まず、1点目の問題でございますが、それまでに私は先ほども言葉の重みというものを質問の中で申し上げました。市長とは、私はもうかねがね言葉の重み、あるいは私利私欲を捨てた行動力、また将来への明確なビジョン、これらを持ち合わせた方がやはり首長として今後もやっていただきたいなという思いもかねがね持っておるわけでございまして、今回そういう思いの方が市長として当選をされました。そういう思いで、今後とも4年間、桜井市政のかじ取りとして頑張っていただきたいなという思いも持っておるわけでございまして、今回特に私がお尋ねをいたしました諸課題について、いま市長のほうから答えをいただきました。特に、実施計画に当たって、私は基本構想、基本計画が既に10カ年の総合計画が出ておるわけでございますが、これの整合性をお尋ねいたしました。
 改めて、市長にお尋ねをいたしますけれども、ぜひ市長が策定された総合計画、今後9年半あるわけでございますが、今後の見直しをさらに考えていこうとされるのか。あるいは、基本計画、実施計画に市長のマニフェストをどのように反映していこうとされるのか、この点についてまずお聞きいたしたいと思います。


◯市長(松井正剛君) 土家議員の再質問にお答えをさせていただきます。
 私自身、市長という政治家の言葉の重みというものを十分認識しているところでございます。そのため、選挙のときに述べましたマニフェストは、総合計画の中にきちんと位置づけた上で、実施につなげていきたいと考えております。
 総合計画の基本構想や基本計画の見直しは困難であると考えておりますが、前期実施計画については検証を行った上で必要であれば一部見直しを行いたいと考えております。あわせて、前市長が打ち出した実施計画における重点施策についても、必要であれば見直しを行い、観光産業の振興を図ってまいりたいと考えております。
 今後、行政評価を実施することにより、施策の検証を行いながら実施計画の見直しや策定を行ってまいります。また、それに加え、行政評価の外部評価の導入の検討を行い、学識経験者などの専門家の意見も盛り込みたいと考えております。
 以上でございます。


◯10番(土家靖起君) 次に、職員組合との問題でございます。
 市長は、選挙が始まるまでに職員組合と政策協定を結ばれた。このことによって、いろんな諸問題、諸課題が出てまいったというように聞いております。特に、私もその政策協定をきょう見せていただいたんです。その中に、数字的なやつは入っておらないわけですが、その政策協定の中に、行政改革については、今後も必要であり、新たな改革を含め継続するが、社会経済情勢の変化や財政状況を見据えた上で、内容を精査し、必要に応じて見直しを行っていくというような項目も織り込まれております。したがいまして、私はここで職員組合が今回、いままでかつてない現職を推せんしないで、新人候補を推せんしてきた。こういう過程への背景には、この政策協定を結ばれた職員組合とのかかわりがあったのではないかというような思いもいたしまして、そういうことからいたしますと、私は職員組合の推せんを受けた市長では行財政改革の推進に支障が出てくるのではないかというような意見もあるんです。しかし、この政策協定を見てまいりますと、組合自身も行政改革には積極的に参加していこうとこういうような思いで結ばれております。
 そういうことからすると、今回結ばれた職員組合との推せんを受けられた市長は、この行政改革の一番の柱は何と考えておられるのか、この点についてお聞きをいたしたいと思います。


◯市長(松井正剛君) 土家議員の再質問にお答えをさせていただきます。
 私自身、今回の選挙において職員組合の推せんを受けたことは、議員ご指摘のとおりでございます。行財政改革の推進に当たっては、十分に職員との対話を大切にしながら行ってまいりたいと考えております。
 今後は、第1次、第2次行財政改革アクションプランを通じて、未実施となっている項目について、行財政改革推進本部において早急に検証を行い、推進してまいりたいと考えております。その際には、単に経費節減の視点でなく、行政サービスの向上という視点を入れて検討していきたいとそのように考えております。
 以上でございます。


◯10番(土家靖起君) 次に、市長のマニフェストの進捗状況について、これらを市民に私はきちっと報告する義務があると思うんですが、その点についてどのようにお考えか、その点についてお聞きしたいと思います。


◯市長(松井正剛君) マニフェストの進捗状況をきちんと市民に報告する義務があると思うがどうかというご質問でございますが、それにお答えさせていただきます。
 私のマニフェストの進捗状況につきましては、行政評価を行いながらタウンミーティングで説明を行い、また広報誌、ホームページなどにより、広く市民の皆さんに公表してまいりたいとそのように考えておりますので、ご了承いただきたいと思います。


◯10番(土家靖起君) ありがとうございます。
 次に、職員との信頼関係構築につきましては、先ほどお聞きをいたしました。
 ついては、特にそれに踏み込んで再度ちょっとお尋ねをいたしたいと思いますが、昨今の職員さんは、やはり年齢の格差がどんどんと広がってまいりまして、現在これは職種がどうということはないんですが、課長あるいは課長になる年齢が民間に比べて非常に遅いと思うんです。したがいまして、今後それらについて、これからいまはじめてスタートされたわけでありますが、これらについて市長としていまどのようなお考えをお持ちか、ちょっとわかっておる範囲でお答えいただければと思います。


◯市長(松井正剛君) 土家議員の、現在係長や課長になる年齢が民間に比べて非常に遅いと思うがどのように考えているか考えについてのご質問にお答えさせていただきます。
 公務員につきましては、既存の昇給、昇格のルールがありますことから、新たなルール設定をすることは難しい部分もございますが、優秀な人材は積極的に登用してまいりたいと考えております。
 ただ、本市の職員の年齢構成から判断しますと、現在30代、40代といった中間層が薄いため、団塊の世代の職員の退職に続き、今後数年間も同様に多くの職員の退職が見込まれますことから、昇格のペースはいまよりも格段に速くなってくると考えております。
 しかし、いずれにいたしましても、先ほど申し上げました優秀な人材の育成という面からも、職員の能力開発に今後より一層努力してまいりたいとそのように考えております。
 以上でございます。


◯10番(土家靖起君) 次に、新市長のマニフェストを着実に進めていきますためには、やはり組織や人事の刷新も必要であると思います。そういう観点から、市長としての考えをひとつお聞きいたしたいと思います。


◯市長(松井正剛君) 次に、新市長のマニフェストを着実に進めるために、組織や人事の刷新も必要と思うがどのように考えるかについてのご質問にお答えをいたします。
 マニフェストの推進には、いわゆる行政組織の縦割りでは対応が不十分であり、組織や職員の横断的な協力が不可欠であると考えています。人事面において、とりわけ幹部職員については、来年3月末に部長職を含め相当の退職者があると聞いており、必然的に大きな人事配置をせざるを得ない状態であると考えております。組織、職員の協力体制と幹部職員の退職を踏まえ、これから年度末に向けて人事配置を検討してまいりたいと考えております。よろしくご理解お願いいたしたいと思います。


◯10番(土家靖起君) 次に、いまお尋ねいたしたわけでありますが、組織、あるいは人事の停滞を防ぐためにも、同じ部署に長期在職している者の異動についても、ひとつ考えていかなければならんのではないかと思います。この点について市長のお考えをお聞きいたしたいと思います。


◯市長(松井正剛君) 組織や人事の停滞を防ぐため、同じ部署に長期在籍している職員は望ましくないが、長期在職者の異動についてどのように考えるかという質問にお答えをさせていただきたいと思います。
 若年層の職員には、いろんな部署で経験を積んでもらうことが、将来幹部職員になっていく上で大変重要であると考えております。一概に、何年在籍で長期在籍者ということは部署により異なると思いますが、長期間同一部署の配属になっている職員に対しましては、職員を育てるという観点から、常に新しい気持ちで職務に専念できるよう人事面に配慮いたした異動を行ってまいりたいとそのように考えております。
 以上です。


◯10番(土家靖起君) いままで1点、2点と質問をさせていただきまして、市長に答えをいただいたわけでございます。いずれにいたしましても、この4年間松井市政として頑張っていただくわけでございます。職員との対話、信頼関係構築のために、一層ご努力をいただきますことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


◯議長(工藤行義君) 引き続き一般質問を行います。
 通告順により質問を許します。───8番吉田忠雄君。


◯8番(吉田忠雄君)(登壇) 皆さん、おはようございます。日本共産党の吉田でございます。それでは、早速質問に入らせていただきます。
 私は、市長に次の4点についてお尋ねをいたします。
 まず、1点目は、第5期介護保険制度についてです。
 来年度、平成24年度は介護保険制度の見直しが行われる年です。11年前の2000年4月に「介護の社会化」、「みんなで支える老後の安心」を合言葉に介護保険制度が始まりました。しかし、今日その現状を見てみると、特別養護老人ホーム入所待機者が42万人に示される介護難民問題、また家族の介護を理由に仕事をやめざるを得ない介護退職者は毎年10万人以上、また後を絶たない介護心中、介護殺人、さらに介護現場での人材不足は依然として深刻で、介護崩壊の危機は解消されておりません。
 これまでも、要介護の仕組みは、認知症の人などを中心に実態がきちんと反映されておらず、軽度に変更されることが増えて、問題にもなっておりました。前回の第4期介護保険法の改正では、さらに制度の使い勝手が悪くされ、介護保険を利用するために、必要な要介護度の認定調査項目の削減や、調査基準の見直しが行われました。また、認定調査員が気づいた点を伝える特記項目の欄もあわせて減らされました。
 当時私は、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所を訪問した際に、職員の方から、今回の制度改定で要介護から要支援に落とされて、ますます必要な介護が受けられなくなる高齢者が増えるのではと心配の声が上がっていたのを、昨日のように思い出されます。私も、当時議会において主治医の意見書を尊重してほしいことや、認定調査も丁寧に行ってほしいと、こういうことも主張させていただきました。実際、前回の第4期介護保険制度が始まってから、介護事業に従事をしている職員の方から、少なくない人が要介護から要支援に移されたということをお聞きいたしました。
 その一方で、高齢者の介護保険料は上がり続け、第4期の改定では、65歳以上の被保険者の保険料の月額基準額が前回の4,085円から3年平均で4.4%アップの4,253円に引き上げられました。来年度からは、基準月額が5,000円を超えるとも言われており、高齢者の負担は限界となっております。
 そこで、市長に桜井市における介護保険の現状について、一つ目は、県そして市の介護認定者数の状況を見てみると、市の介護認定者数全体に占める要支援の比率が41.2%に対して、県の平均比率が30.1%になっており、10%以上市のほうが高いわけですが、その原因についてどのような分析をされているのか、お聞きをしたいと思います。そして、2点目は、桜井市の介護保険料の収納率について、特別徴収人数と特別徴収率、普通徴収人数と普通徴収率について。そして、三つ目は、今年11月末現在の桜井市における介護給付費準備基金保有額についてお尋ねいたします。
 そして、2点目は、子どもの医療費無料化について、市長にお尋ねをいたします。
 市長は、11月に行われた市長選挙での選挙公約で、「安心安全のまちづくり」の項目の中で、子どもの医療費を小学校卒業まで、入院医療費について無料にするというふうに掲げられました。また、私たち日本共産党や新日本婦人の会、また業者や医療団体が加盟をする桜井市社会保障推進協議会が市長選挙が始まる直前に、二人の候補者に対して乳幼児医療の拡充について公開質問状を出しました。市長は、質問状に対して、「私は、県議時代から少子化問題も含め、乳幼児医療補助制度の拡充に取り組んでまいりました。将来を担う地域の子どもたちは、私たちの宝であり、地域で安心して生み、育てていくための環境を整えていくことが非常に大切と考えています。そのことから、私は、子育て支援の充実として小学校卒業まで入院医療費を無料にすることを、今回のマニフェストにも掲げさせていただいております」このように回答されております。
 いま、若い世代での不安定雇用など、経済的な困難の中で、子どもの医療費や保育料、幼稚園教育費や学校教育費など、子育てにかかわる経済的な負担が家計を圧迫しているという問題があります。その中でも、せめて子どもが病気のときは、お金も必要なく医者にかかれるようにしてほしい、このような願いは子どもを持つ親のとりわけ切実な願いとなっております。
 そこで、市長に、いつの時点から小学校卒業まで入院医療費を無料にされる予定なのか。また、そのための原資はどれぐらい必要なのか、お尋ねをいたします。
 そして、3点目でありますが、高齢者総合福祉センター竜吟荘の休止をされている浴場施設と巡回バスの早期再開についてであります。
 2009年(平成21年)4月より、市の財政難を理由に、桜井市高齢者総合福祉センター竜吟荘の浴場施設の利用の休止と竜吟荘行きの2台の巡回バスが廃止をされました。浴場施設の利用の休止と巡回バスが廃止をされる前の施設の利用者は、1日当たり平均211人であり、浴場施設の利用の休止と巡回バスが廃止をされてからの施設の利用者は42人に激減をしております。
 近年、急速な高齢化が進む中、高齢者が生きがいを持ち、健康の増進と維持を図り、安心して老後を過ごしていく上で、竜吟荘の果たす役割は大変大きなものがあります。お年寄りからも、「ふろの休止と巡回バスが廃止をされてから、竜吟荘へ行かなくなった。以前は、週に3回ほど利用して友達もできたが、いまは家を出ないでじっとしている。早く巡回バスとふろの再開をしてほしい」そしてまた、「以前は、友達と竜吟荘へ行って、ふろに入ったりカラオケをした。巡回バスがなくなってから行かなくなった。年寄りの楽しみを奪わないでほしい」このような切実な声が上がっています。
 浴場施設の休止と巡回バスが廃止をされたために、結果として施設の利用者が激減したことによって、高齢者の社会的な孤立感につながることにもなっていきます。一刻も早く、廃止をされた巡回バスの運行とともに、休止をしている浴場施設の再開をすべきだと考えますが、市長の考えをお尋ねいたします。
 そして、最後の4点目でありますが、桜井市の歴史的な史跡や観光地の公衆トイレの整備についてであります。
 桜井市は、緑豊かな自然や纒向遺跡をはじめとする数多くの遺跡、古墳、寺社仏閣、日本最古の道とされる山の辺の道といった豊富な観光資源をもとに、歴史、文化遺産にも恵まれたまちです。特に、邪馬台国の有力候補とされる纒向遺跡で、一昨年に大型遺跡が見つかってからは、桜井市を訪れる観光客が増えています。また、奈良県の観光客動態調査報告によれば、平成21年度の1年間に山の辺の道を訪れた観光客は478万人という統計も出ております。
 これらの桜井市を訪れる観光客が、快適な観光を行うためには、通行に安全な道路が必要であり、そして同時に歴史的史跡や観光地に、安全で快適に利用できるトイレが必要です。市内には、観光用公衆トイレが20カ所ありますが、現実には歴史的な史跡や観光地において、トイレ整備が遅れているのが現状です。
 たとえば、吉備池廃寺跡は、観光客が訪れてもトイレがありませんし、また公道から遺跡まで通じる道さえありません。また、箸中にあるホケノ山古墳には、りっぱな駐車場はありますが、ここもトイレがありません。山田寺跡にも管理はこれは国ですが、簡易トイレがありますが、使いものになりません。また、桜井公園のトイレは、これは観光トイレではありませんが、長い間ほったらかしでぼろぼろの状態です。近くには、土舞台、安倍山城遺跡があります。
 第5次桜井市総合計画では、観光の振興について、観光客へのもてなしの充実が課題となっているというふうにありますが、観光客の皆さんが安心で快適な観光をしていただくためにも、公衆トイレの整備が必要と考えますが、市長の見解をお尋ねいたします。
 以上で、1回目の質問を終わらせていただきます。


◯市長(松井正剛君)(登壇) 8番吉田議員の第5期介護保険制度についてのご質問にお答えをいたします。
 桜井市の要支援及び要介護認定者についてですが、平成23年3月末現在、要支援1と要支援2の方は全体で1,067人、要介護1から要介護5の方は1,521人であります。割合としては、要支援1と要支援2の方が、先ほど述べられましたとおり、41.2%、要介護1から要介護5の方が58.8%となっております。奈良県全体では、要支援1と要支援2の方は、全体で1万7,236人、要介護1から要介護5の方は、3万8,794人です。割合としては、要支援1と要支援2の方が30.8%、要介護1から要介護5の方が69.2%となっております。市の介護認定につきましては、桜井宇陀広域連合に認定審査を委託しておりますが、被保険者の認定審査に必要な認定調査をする調査員が74項目の調査項目に沿って、申請者ご本人に訪問して調査を実施し、その調査書、医師の意見書をもとに認定審査員が公平公正に要介護認定を行っていただいており、その結果このようになっていると考えております。
 次に、介護保険料の収納率などについてですが、平成22年度におきましては、特別徴収分は1万2,933人、徴収率は100%、普通徴収分は1,448人、徴収率は84.52%となっております。
 なお、未納者に対しましては、督促状の発送、電話での催告、申請時の窓口対応での介護保険制度の内容を十分に説明し、収納していただくよう努めております。また、月2回夜間電話にて、納付勧奨を行い、収納の向上に努めております。
 次に、介護給付費準備基金の保有額につきましては、平成23年11月末現在において、3億4,168万7,480円となっております。
 次に、2点目、子どもの医療費無料化についてのご質問にお答えをいたします。
 乳幼児医療につきましては、現在奈良県が行っている乳幼児医療費補助事業に基づき、小学校就学前の子どもを対象として、入院、通院の医療費に対し、医療補助を行っています。しかし、小学校就学以後の医療負担が大きくなることから、県内の市町村の中には適用年齢を拡大しているところもあります。
 私は、議員述べられましたように、県議時代から少子化問題を含め乳幼児医療制度の拡充に取り組んでまいりました。将来を担う地域の子どもたちは、私たちの宝であり、地域で安心して生み育てていただくための環境を整えることが非常に大切であると考えています。私は、子育て支援の充実として、小学校卒業まで入院医療費を無料にすることをマニフェストに掲げました。できるだけ早い時期に早期に実施できるよう検討してまいりたいと考えております。
 現在、奈良県に対して、助成制度の拡大を要望しているところでありますが、補助制度がなければ市単独となりますことから、強く要望してまいります。
 なお、拡大に要する財源につきましては、約350万円程度必要であります。年度によって多少増減があると思われますが、実現に向かって頑張ってまいりたい。そのように考えております。
 3点目の高齢者総合福祉センター竜吟荘の浴場施設と巡回バスの再開についてのご質問にお答えをいたします。
 当センターの浴場施設の休止と巡回バス廃止につきましては、第2次行財政改革の実施項目として策定し、平成21年度から実施いたしているところであります。当施設の再開に向けて多くの人から要望、さらに先日の14日付で高齢者総合福祉センター竜吟荘の巡回バスと浴場の再開を求める1,031名の署名を付した要望書の提出も受けました。
 今後、市の財政状況を勘案しつつ、行財政改革の期限を目標に、この施設のさらなる活用方法も含め、検討してまいりたいと考えておりますので、ご了承賜りますようお願い申し上げたいと思います。
 次に、桜井市の歴史的な史跡や観光地のトイレ整備についてのご質問にお答えいたします。
 現在、桜井市観光課が管理対応している観光用公衆トイレは約20カ所であります。ご指摘のとおり、水洗化の問題や新規設置要望が寄せられていることは承知いたしております。観光用公衆トイレや休憩所の整備については、桜井市を訪れる観光客及び市民の満足度の向上に寄与するまちづくりの推進のために大切であると認識しているところであります。
 しかしながら、観光用トイレの設置については、1カ所の設置に多額の費用と用地選定などの諸問題が多くあるのが現状であります。なお、当面の対応として、現在設置されております観光用公衆トイレの維持管理を徹底するとともに、観光ルートの点検に合わせて、市民の皆さんの声などを伺いながら、有効な設置場所などについて、今後検討していきたいと思っておりますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。
 以上でございます。


◯8番(吉田忠雄君) それでは、2回目の質問に入らせていただきます。
 まず、1点目の来年4月から始まる第5期介護保険制度の問題でありますが、先ほど私は市の認定介護者全体に占める要支援の比率が県よりも何で高いか。こういうふうに答弁を求めたんですけれども、あまり印象に残るような答弁を言ってなかったと思うんですけれども、公正公平に認定をした結果がこうなったとそういうふうに答えられたと思うんですけれども、これは言葉を変えれば国の基準どおり、国の指導どおり審査すると要介護から要支援に移された人が増えたということに、より制度を悪くされたということが裏づけられたと考えるわけなんですけれども、要介護認定で軽度と判定された人が、訪問介護やデイサービスを制限され、また福祉用具のレンタルも受けられなくなるなど、介護の取り上げが大変増えたわけなんですけれども、介護は当初サービスを選択できる制度というふうに宣伝もされました。ところが、現実は高い保険があって介護なしという状況が、この間進められてきたということが言えます。
 こういう中で、いよいよ来年4月から第5期介護保険制度が始まるわけなんですけれども、制度改定に向けて、いま介護保険事業計画策定委員会が事業計画を策定されている最中なんですけれども、一つは、今回の法改正では、積極的な面と問題点があると考えるわけなんですけれども、積極的な面としては、介護保険事業計画策定に際しては、日常生活圏域における高齢者のニーズ調査を実施するとあります。このように実態調査と意見集約の仕組みが今度の法改正でできたわけなんですけれども、これを積極的に生かして、一部のサンプル調査には終わらず、すべての高齢者を対象にした調査を実施し、高齢者の生活実態やニーズをよくつかんで、そして事業計画にぜひ生かしていただきたい。これが1点目でございます。
 そして、二つ目は、これは問題点ですが、今回の改正介護保険法では、今後の在宅サービスの現場に大きな影響を与える内容が盛り込まれております。
 それは、介護予防日常生活支援総合事業です。名称が長いので、総合事業と言わせていただきますが、この総合事業の狙いは、要支援と認定された人を介護保険サービスから市町村が除外できる仕組みになっております。保険者が除外できる仕組みの導入です。改正法では、新たに保険者の判断による予防給付と生活支援サービスの総合的な実施を可能とする。こういうふうな規定が今度の介護保険法に盛り込まれております。
 現在は、要支援1また2と認定をされても、要介護の方と同じように介護保険サービスが受けられます。ところが、この総合事業が導入されると、要支援の人は介護保険給付のヘルパーやデイサービスを利用するのか、また総合事業を利用するかを自分の意思で決めることができません。どちらを利用するかは市町村が判断をすると、保険者が判断するとされております。
 総合事業は、訪問や通所、配食、また見守りも行うわけなんですけれども、しかし介護保険の指定サービスではありません。その人員や設備、運営基準もきわめてあいまいなものとなっております。この財源も保険給付ではなく、地域支援事業などで安上がりで極めて不十分なサービス内容になることも、十分予想されます。
 いまも言いましたように、前回の法改正で、要介護から要支援に落とされて、必要な介護が受けられなくなった高齢者が増えました。今度の法改正で、さらに要支援の人が自治体の判断で介護保険サービスが受けられないなど、さらなる介護保険法の改悪が行われたと言わねばなりません。
 今度のこの事業計画の中では、介護予防日常生活支援総合事業は、桜井市では当市では実施しないでいただきたい。
 そして、3点目ですが、3点目は保険料の問題ですけれども、先ほどもお尋ねしたように、特別徴収はこれはもう年金から天引きですので、徴収率は100%です。これは当たり前です。しかし、これも高い保険料を少ない年金から天引きをされますので、生活を直撃します。また、普通徴収の徴収率は84.5%ですので、この数字を見ると保険料を払いたくても払えないと、こういうことが見てとれます。
 そして、第5期の保険料はこれから決まっていくわけなんですけれども、厚労省は65歳以上の第1号保険料が全国平均で5,000円を超えるというふうな試算も行っております。今度の法改正では、県の財政安定化基金の取り崩しを条文化しております。これはもう当然そういうふうにすべきです。そして、同時に桜井市には介護給付費準備基金保有額が先ほどの答弁のように約3億4,000万円あります。これも、取り崩してぜひ保険料の引き上げはしないでいただきたい。そして、私は議会でこれまでたびたび主張しておることなんですけれども、保険料をいまの現在の6段階からさらに細分化して低所得者の保険料を軽減する措置をとっていただきたい。国のほうも、第5期介護保険料の設定について、負担能力に応じて保険料を賦課する観点から、地域の実情に応じて多段階設定の実施をお願いすると、このような通達も出しております。
 市長の再度の答弁を求めます。
 そして、2点目の子どもの医療費無料化についてでありますが、子どもの医療費の無料化は子育てがしやすいまちづくりとしても、保護者の要望が大変強いものでありますし、子育て支援策として重要な施策であると考えます。
 県下の市町村には、乳幼児医療費助成制度を小学校入学まで通院、入院とも無料という、これは県の基準ですけれども、この基準をさらに拡充しているところがいま大変増えております。いま約半数を超える自治体が年齢を拡充しております。
 たとえば、奈良市ではこの8月から一部負担金はあるんですけれども、通院を小学校卒業まで、入院を中学校卒業まで年齢を拡充いたしました。吉野町も同じくこの8月から入院、通院とも中学校卒業まで拡充し、所得制限と一部負担金、これを撤廃いたしました。また、桜井の隣の宇陀市は入院のみ中学校卒業まで無料化を拡充実施しております。
 昨日のこの問題での質問議員に対して、市長は先ほども答弁されましたけれども、助成制度の年齢の拡充については、県へ要望を行っていると。行いながらできない場合は市で前向きに取り組むと答弁もされましたけれども、これはもうぜひ強く県に拡充するように要望していただけたらと思います。
 いまも言いましたように、県下の半分以上の自治体が助成制度を実施しております。こういうことで、県もそろそろこれはもう重い腰を上げるべきと考えるわけなんですけれども、私たち日本共産党は県に対して、せめて義務教育が終わる中学校卒業するまで通院、入院とも医療費無料化の要望を毎年出しております。
 市長は、長年県会議員を務めてこられました。この問題も取り上げてきたとご答弁されたわけなんですけれども、この経験を生かしてさらに中学校を卒業するまで実施をということで、要望していただきたい。そして、県が助成制度を実施するまでの間、これはもう公約の小学校を卒業するまでの入院医療費無料化を来年度からの実施に向けて取り組んでいただきたい。
 先ほど、これに係る原資はたしか350万円と答弁されました。通院と比べて入院の対象者は少ないと思います。350万円あればできるわけですので、ぜひ取り組んでいただきたい。
 そして、3点目の高齢者総合福祉センター竜吟荘の浴場施設と巡回バスの再開の問題でありますが、桜井市社会保障推進協議会が竜吟荘のバスと浴場施設の再開を求める署名をこの間行ってきました。そして、一昨日ですが、市長に1,000筆を超える署名を第1次分として手渡していただきました。先日も、桜井駅の南口のまねき屋の前で署名行動を行ったわけなんですけれども、次から次へとお年寄りから署名をいただきました。お年寄りや市民の皆さんの竜吟荘のふろと巡回バスの再開を求める願いというのは、大変強いものがあります。そのことが短期間に1,000筆を超える署名が集まったことにもあらわれております。
 第2次行財政改革アクションプランの平成25年度までの期限を待つことなく、早期の再開が必要であると考えます。
 私も、何回か竜吟荘に足を運ばせていただいたわけなんですけれども、そして浴場施設を見学いたしました。施設の中は、大変きれいにされており、いつでも再開できるようにされているという話なんですけれども、少しふろ場が狭いようにも思いました。再開に当たっては、この施設の利用者の方の声をよく聞くことや、社会福祉協議会や老人クラブ連合会などの関係団体と協議も行っていただいて、あの施設がより高齢者福祉センター施設としてふさわしく、少しでも多くの高齢者が利用できるようにされたいが、これも再度市長にお尋ねをいたします。
 そして、最後の4点目の桜井市の歴史的な史跡や観光地の公衆トイレの整備についてであります。
 観光課に置いてあります6街道をめぐり歩くという、このパンフレットの桜井市全域詳細マップに、山の辺の道、そして伊勢街道、忍坂街道、多武峰街道、大和長寿道コース、磐余の道などのお勧めハイキングコースが示されております。
 1つは、先ほども言いました桜井市の歴史的な遺跡である吉備池廃寺跡、これは大和長寿道コースに入るんですけれども、コースからは離れております。そして、土舞台や山田寺跡は、磐余の道コースに入るんですけれども、土舞台はほとんど観光客は訪れません。貴重な史跡は埋もれてしまっていると思います。この遺跡のほどよいところに公衆トイレや休憩所などを存在させることによってこそ、遺跡もよみがえりますし、より多くの観光客にも足をとめてもらえると考えます。
 そして、もう一つの纒向遺跡周辺のトイレ整備についてなんですけれども、一昨年の11月に纒向遺跡の大型建物跡の現地説明会がありました。全国各地から1万人以上の見学者、マニアが訪れたわけなんですけれども、卑弥呼や邪馬台国への関心の高さが改めて確認をされたということになるわけですけれども、問題はトイレの整備が不十分で、巻向駅のトイレはあふれて、周辺の住民の方も見学者がトイレを借りに来るなど、大変であったと聞いております。纒向遺跡の発掘調査が行われたのは、面積のわずか5%です。今後の保存と整備方針を早く示しながら、計画的にトイレの整備等を急いで進めていただきたい。
 そして、この問題でのもう一つなんですけれども、市の観光マップでは、市内の名勝、そして観光トイレが地図で示されているわけなんですけれども、観光客が快適に観光する上で、これはもう数はまだまだ不足しております。当面、市内の商店とかスーパー、またコンビニなどに、お店の紹介をするかわりに観光客がその店で安心してトイレが使用できる場所を示した、いわゆるトイレマップを作成して案内してはどうか。
 このことも再度市長の考えをお聞きして、私の質問を終わらせていただきます。


◯市長(松井正剛君) それでは、吉田議員の再度の質問にお答えをいたします。
 桜井市では、高齢化率の上昇、高齢化世帯やひとり暮らしの高齢者が増加する中、認知症の高齢者も増加しているのが現状であります。また、介護保険制度施行後、10年が経過し、介護保険制度が着実に浸透、定着した反面、介護サービス利用者の増加等に伴う介護給付費の増加により、介護保険料の高騰が懸念をされています。
 市におきましては、現在桜井市老人保健福祉計画第5期介護保険事業計画、平成24年度から平成26年度の3カ年の計画策定中でありますが、利用者の保険者の意見を計画に適切に反映するとともに、要介護者などの現状把握が不可欠であることから、市内65歳以上の高齢者2,000名を対象に、日常生活圏域ニーズ調査などを7月に実施いたしました。その結果を事業計画に盛り込んでいきたいと考えております。
 次に、今回の介護保険法改正により、予定される地域福祉連携として先ほど長い名前とおっしゃいましたが、介護予防日常生活支援総合事業(仮称)が、市町村の判断により、市町村地域包括支援センターが要支援者、介護予防事業対象者向けの介護予防日常生活支援のためのサービスを総合的に実施できる制度が創設をされました。利用者の状態像や意向に応じて、予防給付で対応するのか、新たな総合サービスを利用するのかを判断して、見守り、配食なども含め、生活を支えるための総合で多様なサービスを提供することが可能になる制度ということでありますが、現在具体的な取り組み等が示されておらないことから、今後国、県、各市などの動向を見ながら、少しでも要支援者の保険給付に影響の出ないように検討をしてまいりたいと考えております。
 次に、保険料設置基準の細分化については、本市は現在第1段階から第6段階に設定しています。先ほどご指摘がありました。第5期介護保険事業計画は、現在計画策定中でありますが、保険料算定につきましては、被保険者の負担能力をきめ細かく配慮し、6段階からさらに細分化を図り、市民の方々の介護保険料負担が多くならないよう努力をしてまいりたいと考えております。よろしくご理解をお願いいたしたいと思います。
 次に、子どもの医療費無料化についてお答えいたします。
 議員ご指摘のように、私も、子どもの入院につきましては、経済的、肉体的な負担が大きいことは承知いたしております。そのためにも、子どもの入院医療費の助成制度の拡大につきましては、早期に実施したいと考えております。ご理解よろしくお願いいたしたいと思います。
 次に、高齢者総合福祉センターのふろ等の再開につきましては、当施設のさらなる活用方法も含め、どのようにするのがよいのか、社会福祉協議会並びに市老人クラブ連合会などの関係者と協議をしながら、財政状況も踏まえ、方向性を出していきたいと考えております。ご理解をお願いいたしたいと思います。
 最後に、トイレ整備とトイレマップについてのお答えをいたします。
 先ほどもお答えしましたが、観光用トイレ設置につきましては、観光ルートの点検にあわせて検討していきたいと考えております。また、トイレマップの作成につきましては、現在桜井や山の辺の道という観光案内パンフの中に、トイレの案内はございますが、今後増刷などをする中で、トイレ表示が見やすい工夫をしてまいりたいと考えております。ご理解よろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯議長(工藤行義君) 引き続き一般質問を許します。
 通告順により質問を許します。───5番我妻力君。


◯5番(我妻 力君)(登壇) それでは、議長のお許しをいただきまして、市長に2点質問をさせていただきます。
 まず、先だって執行されました市長選挙では当選されましたことをお祝い申し上げます。松井市長に投票をされました市民の思いもそうでありますけれども、前市長にも投票をされた人たちの思いも十分考えての公正公平な行政運営をお願い申し上げます。
 さて、今回の質問内容につきましては、ほかの議員様とも重複している部分が多々ありますけれども、よろしくお願いを申し上げます。
 まず、1点目は、市長のマニフェストについてであります。
 マニフェストとは、願望やできたらいいなという思いではありません。当選したら必ず実現される、市民に対しての施策や方針の約束であります。その約束を信じて市長に投票された方もたくさんおられます。無論、市長は今後そのマニフェストの実行に向けて最大限の努力をしなければいけない。それが、新市長に就任をされた一番の目的であり、また責務でもあります。そして、それが新市長に対する桜井市民の声であると思います。
 特に、今回のマニフェストの中では、陽だまり政策の実行の中で、さまざまな施策を挙げていますが、それぞれの施策の具体的なビジョン及び実地目標についてお聞きをします。
 そして、2点目につきましては、行財政改革についてであります。
 11月25日の奈良日日新聞の中で、市長の記事が掲載をされておりました。また、桜井青年会議所の討論会でも市長からもお話がありましたけれども、桜井市の経常収支比率は県内最低である。ほかの自治体は、もっと努力をしているという内容でありました。そういう発言があったということは、松井市長は谷奥市長が策定をされた第2次行財政改革では成果が出ていない。言い換えれば、第2次行財政改革では、桜井市の立て直しは無理であるようにも聞こえます。無論、松井市長は、前谷奥市長の後継者ではありませんし、谷奥市長ではだめだという思いでの今回の立候補であると思います。市民の皆様も前谷奥市長の第2次行財政改革ではいけない、そういう判断が松井市長の誕生にもつながったことだと思います。
 そこで、市長は前谷奥市長が策定をされました第2次行財政改革を継承するのかどうか。真の改革を推進すると表明していることから、見直しをするという私自身の思いではありますけれども、見直しをするのであれば、どのような方向で行い、いつまでに見直し案を策定するのかをお聞きします。
 以上です。


◯市長(松井正剛君)(登壇) ただいまは、我妻議員よりお祝いの言葉をいただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。しっかりと頑張ってまいりたいと思います。そして、この4年間、桜井市発展のために頑張ってこられました谷奥前市長のご努力に対しましては、心から敬意を表しているところでございますので、しっかりと頑張ってまいりたいと思います。
 5番我妻議員の1点目、市長のマニフェストについてのご質問にお答えをいたします。
 私が、マニフェストに掲げております陽だまり政策ですが、3つの項目に分かれております。
 まず、第1点は、小学校単位の地区社会福祉協議会の機能強化へソーシャルワーカーを設置につきましては、小学校単位に社会福祉協議会事務局をつくり、ソーシャルワーカー、社会福祉士、臨床心理士、専門家でございますが、を配置し、社会福祉協議会の機能を強化し、医療、福祉の拠点とするものであります。
 具体的に、地区社会福祉協議会を身近な相談拠点として地域のつながりを広げていく場所とする。また、悩みを共有することのできる多世代の交流を図る場所とする。また、子どもやひとり暮らし老人の見守りなど、地域活動やボランティア活動の中心拠点となる場所とすることを考えております。
 次に、第2点、休日医療、救急医療体制づくりへ、仮称、地域医療連携室の設置につきましては、先般の札辻議員のご質問にお答えいたしましたように、救急医療、在宅医療の現状を十分把握し、そのコーディネートのあり方の議論を深めながら、安心して住める日本一住みたいまちの実現に向けて協議していきたいと考えております。
 3点目の在宅医療、在宅介護体制の強化と充実につきましては、かかりつけ医師、歯科医師、薬剤師を中心とした在宅医療提供体制を支援するため、地域包括センター、また仮称、地域医療介護連携室等による支援体制づくりを図ってまいりたいと考えております。また、在宅医療、在宅介護でのキーポイントとなる訪問看護サービスの充実を図るため、訪問看護ステーションのネットワークなど、機能強化を推進し、あわせて在宅医療、在宅介護を受けられる体制の強化充実を図ってまいりたいと考えております。
 また、これらの施策の実施につきましては、議会議員の皆様方、各関係機関等々、十分に協議を重ね、実現できるよう取り組んでまいりたいと考えております。ご理解よろしくお願いを申し上げます。
 次に、2点目の行財政改革についてのご質問にお答えいたします。
 行財政改革については、厳しい経済状況の中で、市政のかじ取りを行っていくためには、まずみずからが先頭に立って行動し、みずからの身を削る真の改革こそがいま必要であると考えます。
 それでは、どのように改革を進めていくのかというご質問ですが、先ほどの土家議員の質問にもお答えいたしましたように、行政の継続性を重視し、第2次のアクションプランに引き続き取り組み、計画内容につきましては、必要に応じ修正してまいりたいと考えているところであります。
 つきましては、報告案件とさせていただいております特別職の給与の減額する旨の条例改正も専決処分をいたしました。
 このように、まずはみずからの身を削り、職員との対話を深め、人員の適正配置を図る中で、定員外職員も十分に活用することにより、組織としての政策形成能力の向上に努め、真の改革の実現を図ってまいりたいと考えているところでございます。何とぞご了承賜りますようお願いを申し上げます。
 以上でございます。


◯5番(我妻 力君) すみません、どうも。今回、私、質問の通告は非常にアバウトでありまして、細かい話は一切しておりません。といいますのは、今回このマニフェストも含めて、そういうことは市長が策定されたという思いの中で、今回お聞きします。ですから、市長、市長のお言葉で答弁のほうをお願いします。
 今回、まずそのマニフェストの中で、陽だまり政策ですね。これは特に入院費の無料化、これはもう今回非常に皆さんが注視をしております。市民の皆さんが。一体いつになったらできるという話も、実際僕も聞いております。
 今回、市長、早速就任されて約20日近くが過ぎておりますね。実際、市長を就任する前から、各担当のほうからもいろんな話を聞いていると思います。実際、この中で、もう各担当部局には指示をされた内容はありますか。マニフェストの実行に向けて。


◯市長(松井正剛君) この間から、担当部局といろいろといまの現状についてを把握するようにいま努力をさせていただいておりまして、その把握をした上でどうしていくかということを考えてまいりたい。いまのところは、いまの桜井市の現状はどうなのかということも含めていま説明を受けているところでございます。


◯5番(我妻 力君) 非常に失礼な言い方にはなると思うんですけれども、市長は今回立候補された理由、多々あると思います。この桜井市の現状をわかって、いかに変えていきたいというので立候補されたと思うんです。いまの多分市長の答弁というのは、行政の運営上の話とは思うんですけれどね。大阪市、今回新しくまた橋下知事が誕生されました。もう、就任前から各担当局に早速指示を飛ばしております。なぜああいうことができて、新しい松井市長にはできないのか。やる気があるのか、ないのか。私は、無論やる気があると十分思っております。ですから、いち早くできるところから、すべてを4年間でせいと言うのはこれは非常に無理であります。無論これは財源もあります。しかしながら、一切、きのうの答弁にもありました、取り組みます。これは私は通用しないと思います。なかなか何かほわっとした部分でありまして、ですから市長の言葉で一遍聞きたいですね。いつまでにします。いつまでに各担当部局に指示を出して、いつまでにしていきたい。実際、市民の皆さんはその日を待っていますので、ですからこの場で市長の言葉で、ですから職員の皆様は、今回市長の言葉をしっかりと聞いていただいて、市長のマニフェストを達成するように、無論市民の職員の皆様にもお願いします。ですから、市長の言葉で再度お願いします。


◯市長(松井正剛君) いま我妻議員からの再度の質問にお答えをさせていただきたいと思います。
 自分自身、いろいろマニフェストもつくりました。それをどのように実現していったらいいかというようなことも、いましっかりと考えております。その中で、いまの桜井市の現状は財政面も含めてどういう状況になっているかというようなこともしっかりと把握をしながら、そして新しくいろいろ考えております。そういうふうなこともやっぱり実現に向かって頑張っていきたい。そんな中で、早期にできること、あるいは中長期にできること、そういうこともしっかりと考えながら、順番を立てて頑張っていきたいなと思っております。
 そんな中で、まず最初にできること、やはり真の改革をと言うた中で、まずは自分自身が先頭に立って、自分自身の身を削る改革から進めていきたいというようなことを申しておりました。そんな中で、今回の議会に専決処分もさせていただいております、自分自身の給与を30%カットをする。それをまず実行して、そのほかの問題については、あるいは中期的に、あるいは中長期的に考えながら、一刻も早く実現ができるように努力をしていきたい。そういうふうな基本に立って頑張らせていただいているつもりでございます。


◯5番(我妻 力君) いま真の改革の話が出ました。マニフェストは、1日も早くできる中で、優先順位を決めて4年間で一つでも多く実行できることをお願い申し上げます。
 次に、今回の第2の行財政改革の中にちょっと触れさせていただきます。
 市長が、いまおっしゃったように、市長給与を30%。私は、それだけが改革ではないと思いますね。市長がこの前選挙方針にもありますけれども、市長の給与は30%削減、またこれもきのう大分出ましたね。職員を500人体制に、現在の1割。そして、また公用車、まちづくり、これは別にしまして、市長給与30%。これは、普通でいったら、谷奥市長がもろうておった給料から30%というのが、普通そういうふうに思うとんですね。しかしながら、本則から30%ということは、そういう言葉で私は本来は前市長がもろうておった部分から30%を下げるというのが、これは道理であると思うんですけれども、その辺の見解の相違というのがあるかもしれません。しかしながら、市民の人が、いや、そんなん谷奥市長からもろうておった給料から30%下げるんちゃうかという話も、これは選挙前から聞いておりました。
 ですから、そういうふうな市民と市長のギャップというのはあると思うんですね。そのギャップの差というのは、どういうふうな部分で出ておるのかと、まず市長にお聞きをします。


◯市長(松井正剛君) いま議員のほうから、市民とのギャップという形に発言がありましたが、自分自身とすれば、もう選挙の前から法定から30%カットさせてもらう。そして、それとともに退職金もそれにあわせて30%、ボーナスも30%、という形で、退職金も30%を削減すると。前市長も何%とか削減もされていたと思いますけれど、自分自身は給与が30%ということは、退職金も30%をカットすると。そういう意気込みで、まずは自分自身の意気込みを見せたいなと。ほかの件に関しては、なかなか実現もどうかな、すぐにはできません。だけど、自分自身のまずは改革の意気込みという意味で、30%削減と。しかも、給与とともにボーナスと退職金も30%カットさせてもらうということをいま専決処分でさせていただいているところでございます。


◯5番(我妻 力君) すみません、どうも。私は、市長がこれ会社、病院経営ですね。されておりますね。私も、会社を経営というまではいきません。一応役員でおります。給料というのは、これは報酬ですね。した仕事に対しての報酬であって、私は安易に給料を下げるというのは、余り僕はそういう考えを持っておりません。というのは、結果が悪ければ、下げたらいいんです。退職金もね。ですから、こういうふうになっていけば、はなから何かもう結果が出ているような。ですから、あくまでも一生懸命頑張った対価ですから、私はこれは別に真の改革ではないと思いますね。
 ただ、姿勢というのは、ある程度評価できます。ですから、その姿勢を通すのであれば、やはり本則ではなく、谷奥市長がもろうておった部分からの30%ということを、一度再考のほうをお願い申し上げます。
 そして、職員の500人体制、これはちょっと選挙終盤からこういう話も出ておったんですけれども、自治労の推薦をもらったからなかなかできないのではないかという話も聞いておりました。きのうの市長の答弁を聞いても、検討します、また関係部局とも調整をしていきますという話もきのうは何遍かありましたね。実際、市長はこの公約である500名にする考えはあるのかないのかをまずお聞きします。


◯市長(松井正剛君) まず、先ほどのお話ですが、その中で経常収支比率の話も先ほど出ましたが、平成21年度、平成22年度、もう皆黒字になりました。その中で、桜井市が平成21年度でワーストワンになったというふうな形をいろいろ分析している中で、やはり市長が先頭に立って、頑張っているところに抜かれていると僕は理解をしました。そのように理解をしましたので、それやったら、市長、自分が先頭に立って、頑張らないかんなという思いの中で、自分自身の給料をカットさせていただいて、意気込みは見せて頑張りたい、そのように思っているところでございます。
 それとともに、きのうの答弁でもお答えをさせていただいております。私の選挙公約である職員数の1割削減についてでございますが、一層の行財政改革を図るべく、退職者職員の補充として、再任用職員の活用により、現行の市民サービスの低下をきたすことなく、かつますます多種多様化、複雑化する一方の地方行政を進めることが重要であると考えております。しかしながら、正規職員の減員により、職員一人一人の業務量の増加や責任が重くなっている現状の中、正規職員1人の業務を現行制度の勤務形態による再任用職員1人で完全に賄うことは、少し困難ではないかと担当部署からも聞き及んでいるところでございます。
 そんなことも踏まえ、関係部署の意見を十分に聴取し、ともに改めて行財政改革を再検討した上で、その手法、時期について検討してまいりたい。そのように考えておるということも、きのうに答弁させていただいております。


◯5番(我妻 力君) ちょっと何カ所か理解できないところもあるんですけれども、いまの答弁だったら、その削減というのはするのかしないのかは協議をしていくという感じで考えてよろしいですか。だから、ここにある削減というのは、これは550名から500名という数字は、これはどういうふうに考えたらよろしいですか。


◯市長(松井正剛君) 550名というのは正規職員でございます。再任用制度というのは、正規職員ではありません。だから、退職者に合わせて新規採用と再任用制度をうまく絡めながら正規職員の数を少なくしていって、行政改革を行っていきたいと、そのように自分自身は考えております。だけど、その正規職員が、先ほども言いましたように、やはりいまそれで十分に再任用が正規職員にカバーできるかというのが、少し疑問であるというふうなことも聞いておりますので、現状に合わせていかなければならないという中で、再検討をしていきたいなと、そのように考えております。


◯5番(我妻 力君) すみません。なかなかと理解できない部分もあるんですけれどもね。今回、市長、まず第2次行革はこれは継承していくというふうにとってよろしいですか。では、この中にも保育園の民営化、これは1カ所済みました。次に、2012年度施行の2014年度の資源ごみの民間委託、これも実際職員数が減っていきますね。これは、この分で特に前回谷奥市長が非常に苦労されました。この部分については、これはどういうふうにお考えですか、市長。


◯市長(松井正剛君) 先ほどの資源ごみと一般ごみの話ですが、現状、いまどのようになっているのか、第2次アクションプランをやはり継続性からやはり引き継いでやっていきたいなと。だけど、いまたとえばいまの現状はどのようになっているかと、そのようなことも十分に把握をした上で考えていかなければならない。そのように考えております。


◯5番(我妻 力君) 何か、答弁というのは的を得ていない部分もあるんですね。私が聞いた中ではね。市長のいまの。だから、考えていく。けれど、これ考えて市長、これつくりましたよね。マニフェスト。じゃ、これを一たん破棄すると考えてよろしいですか。ですから、いままでこういうマニフェストで選挙をしました。市民の皆様にこういう話を訴えてきました。しかしながら、いざ市長になったらなかなか難しいです。ですから、一たんこれを破棄しますと考えて。ですから、いま市長になったら、特に行革のこのプランですね。市長の30%の歳費の削減以外は、一たん白紙に戻すととらまえたらよろしいんですか、市長。


◯市長(松井正剛君) 白紙に戻すのではありません。現状を把握して、それに合わせてやっていきたいと、そのように考えております。
 それと、いまの一般ごみの件に関して、あるいは資源ごみの件に関して、一度現状はどのようになっているかというのを、担当部長、ちょっとお答え。(「市長に」と我妻力議員呼ぶ)いや、その内容、いまどうなっているか、第2アクションプランがどのようになっているかというのだけお答えをしてもらって、そこからまた議論をしてもらいたい。そのように思います。


◯環境部長(櫻井幸雄君) ただいまの我妻議員の質問にお答えします。
 現在、民間委託に伴う課題等を十分精査するために、平成22年11月に収集施設管理民間委託推進会議を一応立ち上げまして、現在市長公室、総務部の協力を得ながら、リスク、効果額、他市の状況、災害時の対応などについて、議論をさせていただいております。今後、議論を尽くし、市が目指すべき最善の方向を目指していきたいと考えております。現状はそういうことになっております。
 以上です。


◯5番(我妻 力君) 私は、今回市長に質問させていただいたのは、市長のリーダーシップというのがあると思うんですね。市長が今回当選をした。その中で、市長は、私は550名を500名にするんだという、これを実行できるかできないか。これは市長の一つのリーダーシップになると思うんですね。ですから、職員から吸い上げて、それをまた反映していく。これも一つの行政運営の大事な市長との一つであると思うんですね。
 しかしながら、今回はそういうふうな行政運営ではなく、やはり選挙が終わって間なしです。一番大事なときです。これね。その中でいかに市長のリーダーシップが見えてくるのかなという中で、やはりこれはやっぱり押し通すべきと私は思います。ですから、これも結構やっぱり皆さん、非常に市民の皆さんもこれを注視しております。
 ですから、何か今回のマニフェストもまたこれを見ても、何か一遍に市長になったとたんに方向転換して、どこかに消えていっているように思います。多分そういうことはないと思いますけれどね。というのは、マニフェストにしても、検討します、取り組みます。実際、実行する時期が見えてこないんです。それは、来年からするのは無理ですよ。けれど、いまからすれば、再来年にはこれ実行できる可能性ありますね。それすらも市長はいま言えない。というのは、やはり取り組んでも、取り組むだけが大事であって、本来は実行が大事ですね。ですから、目的がしっかりとしておらない。というのは、もしかしたら、市長、このマニフェストというのは、これは選挙を通すためにつくったのではありませんね。マニフェストね。選挙を通るためにこれをつくったんですか。マニフェストは。


◯市長(松井正剛君) 桜井市をこれからどのようにしていくか、それを考えるためのマニフェストでございます。それをどのように市民の皆さんが理解をしていただいて、考えていただくかと。それの基礎になる方針を出させていただいたのが、マニフェストです。


◯5番(我妻 力君) ですね。市長。ですから、これはやっぱりいかに実行していくかが、この4年間市長の一番の仕事と思うんです。ですから、そういうふうな部分でも市民の期待を裏切らないようによろしくお願いします。
 また、その行革のほうに移らせていただきます。
 今回、市長もわかっているように、自治労の協定ありますね。政策協定。ありますね。この中に、こういう文章があります。これは桜井市職員組合の執行委員長の人と出した政策協定の案ですね。多分理念ですよね。この中に職員数のあれが出ておりまして、これが10番の2ですね。10番が「職員の労働条件の労使関係については、以下のとおり取り組みます」。その中の二つ目に、「職員配置については、業務量に応じた適正な職員配置に努めます。また、現在の職員の総数をもとに退職者の補充については新規採用、高齢化再任用制度の活用等により行い、行政サービスの維持向上に努めます」。
 ということは、総数550名を維持すると考えてよろしいですかね。市長。


◯市長(松井正剛君) この総数というのは、桜井市の職員総数、いま800人おられます。というのは、正規職員だけじゃなくて、日々雇用職員とか、月額の職員とか、あるいは再任用職員とかを入れて、それで800人おられます。その方を、800人体制を維持しながら正規職員を減らしていこうと。そのためには、再任用制度を活用していきたいと、そういう思いでそのように考えております。


◯5番(我妻 力君) じゃ、反対に職員数、正規性職員は増えて、再任用職員を増やした中でのいまのアルバイト、日々雇用、また臨時職員の総額は維持をすると考えてよろしいんですか。その中で、人件費の総数を維持して、人件費を圧縮すると考えてよろしいですか。
 ちょっとこれは整合性がとれない話がありましてね。というのは、今回もう1個、自治労のほうから桜井市長選選挙のお願いという文章が回っておりますね。この中で、こういう文章がありました。「財政状況が好転をしているのに、第2次行財政改革プログラムを見直さず、かたくなに行政改革を強行するのが谷奥市政である。谷奥市長にとって、人件費削減が打ち出の小づちのごとく扱われている」という部分がありますね。というのは、これを読んだ中で、私はほんだら、松井市長は第2次行革は見直すと思うんですね。さっきは継承していくとおっしゃいました。しかしながら、片やこういう文章の中では、谷奥市長は見直さんと継続をしていく。ですから、谷奥市長を応援しないというふうにですね。ですから、改革を見直す松井市長を応援するのかというふうにこれは聞こえるんですけれども、そのところはどう考えておられますか。


◯市長(松井正剛君) その文章は、自分自身と職員組合との話し合いの中で、その話は一つもしていませんが、それはどこの書類、どうなっているんですか。


◯5番(我妻 力君) これは、組合員各位という感じでね。これ天理の職員組合に回ってきた分ですね。ちょっと休憩よろしいですか。


◯議長(工藤行義君) ただいまより暫時休憩いたします。
○午前11時38分休憩
○午前11時39分再開


◯議長(工藤行義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 引き続き一般質問を許します。───5番我妻力君。


◯5番(我妻 力君) これについてはちょっと削除をします。
 実際、市長、この桜井市、非常にしんどいですね。それはもう市長もわかっていると思います。ですから、この疑惑、いかにこれを遂行していく。しかしながら、いま東日本の大震災もありました。また、来年交付金が減ってきそうです。また、自動車の2税も減額されるそうです。ですから、実際僕は思うんですけれど、いまの第2次でもこれは無理と思いますね。より一層深く追求をしていって、変えていかなあかんと思います。これはあくまでも19年度です。21年か。これをつくった。これは毎年変わっていっていますね。経済状況が。ですから、僕いま思うんですけれど、これはいまの中ではちょっと無理があると思います。ですから、より一層厳しくするのが必要かなと思うんです。その中で、松井市長がまず自分から30%削減をされました。しかしながら、そこでとまってはいけないんですね。ですから、本当に真の改革、これは何のために必要なのか。やはり、これは桜井市の財政改革のためですね。ですから、財政をさきに改善をしてから、このマニフェストを実行する。ですから、なかなかいまの中では、両方ともは並行してできません。ですから、まず行財政改革の改革一本でさきにしていただきまして、その後にマニフェストを実行をさきしていただきたい。
 ですから、市長のいまの仕事は、この桜井市をいかに財政を立て直すか。その辺の再度の決意をちょっとお聞きします。


◯市長(松井正剛君) いま、我妻議員からお話がございました。そのとおりだと思います。たとえば、やはり第1次アクションプラン、第2次アクションプランをつくられたときの国からの補助金の状況とか、そんなのもそのときにはそれを精一杯考えての第1次アクションプラン、第2次アクションプランだったなと思います。
 だけど、よく平成21年度ぐらいから、地方交付税とかあるいは地域活性化基金などでちょっとそれが三位一体前に戻そうというふうな状況になりましたが、また東日本大震災の中で、地方交付税がどのようになっていくかわからない。そんな中で、行財政改革を徹底して頑張っていかなければならないというのは、議員ご指摘のとおり、私もそのように考えているところでございますので。だけど、やはり元気と活力を出していかなあかんという桜井市でもありますので、それなることもやりながら、やっぱり市民の皆さんが希望を持てるような桜井市にしていくように、それも努力していきたいなと。できるだけ全力を尽くして、それが可能かどうか難しいんですけれど、いまご指摘いただいたとおりですけれど、全力を尽くして頑張らせていただきたい、そのように考えております。


◯5番(我妻 力君) もう1点だけ。2年前に自民党から民主党に政権がかわりました。もうかわって半年もしないうちに、一遍に支持率が下がりました。というのは、あれもする、これもする。野党から与党になって、やはり初めてわかった部分もあると思います。もののそういう部分では市長も一緒の分であると思います。
 しかしながら、市長はあらかたやっぱり公約もありますので、しかしながやっぱり優先順位というのをしっかりと決めていただいてね。ですから、民主党のように一遍に支持率下がらんように、ですからやるやる詐欺という部分も、ああいうことも言われないように、何を言うても4年間市長であるんですから。ですから、4年間が今後の桜井市の100年、そういうふうな礎になるように、4年間の行政運営、また行革のほうも一生懸命していただきますことをお願い申し上げまして、質問のほうを終了させていただきます。


◯議長(工藤行義君) 以上で、通告による質問を終わりました。本日の日程は、全部終了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。
 以後の日程について申し上げます。明11日と18日は休会といたしまして、19日午前10時より再開して議案審議を行いますから、念のため申し上げておきます。
 本日は、これをもって散会いたします。
○午前11時44分散会
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