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奈良県 橿原市

平成18年12月定例会(第3号) 本文




2006.12.15 : 平成18年12月定例会(第3号) 本文


              午前10時02分 開議
◯議長(竹田清喜君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
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               日程第1 一般質問

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◯議長(竹田清喜君) 昨日に引き続き一般質問を行います。
 順次質問を許可いたします。
 槇尾幸雄君の質問を許可いたします。槇尾君、登壇願います。
              (26番 槇尾幸雄君 登壇)

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◯26番(槇尾幸雄君) 今回、私のテーマについての質問をいたします。2つのテーマでございますので、理事者側の誠意ある答弁をよろしくお願いします。
 初めは藤原宮跡と本薬師寺についてでございます。
 まずこのテーマについて一般質問をする前に、一言地元の皆さんに御礼申し上げたいなということで議長の許可もいただいておりますので、少しだけ時間をいただきたいと思います。
 本薬師寺跡耕作地にもともと休耕作でございました。そこに10年ぐらい前に地元の人によってホテイアオイの作付けをしていただいたのが始まりでございます。最初はそのぐらい観光客もほとんど来ておられませんでしたが、ここ2〜3年、多くの観光客が来られ、そして今年などはバスで約40台、車や鉄道を利用した観光客を含めると、動員人数にして2万人ぐらいの方がこの地に足を運ばれたということを地元の人から聞いております。地元の方々もこの結果をとっても喜んでおられ、今後は1年でも長く続けていきたいという思いをお聞きしております。私は地元の方々の努力に、この場をお借りして一言をお礼を申し上げたいという気持ちでいっぱいでございます。
 しかしながら、観光客の多さに少し地元の人も驚いて、ここに少しだけ問題が今発生しております。と言うのは、ホテイアオイという花は花の咲く間、必ず水を張った状態にしておかなければならないということで、あぜ道や道路を多くの人が歩くために決壊してしまうおそれがあるということでございます。ホテイアオイの植裁については、ただいま地元の山口さんをはじめ、12名の方が携わっておられます。いずれの方も高齢のため、できれば若い人が1人でも2人でもボランティアでお手伝いをしていただけたらというお話も伺っております。市はこれらの諸問題の解決に向けて誠意ある対応をお願いしたいと思っております。
 続きまして藤原宮跡について、今年10月7日に開催されましたムーンライトIN藤原京にあわせるように見事なコスモスの花を咲かせていただきました。この計画を実現するために今年5月に藤原宮跡整備協力委員会を立ち上げてもらいました。立ち上げるまでには地元鴨公地区の人たちと何回も会合をもっていただきました。そして初代の会長に高殿町の福田 茂さんが座っていただいたわけでございます。そしてその福田 茂さんを中心として鴨公地区の地元を挙げて協力するという話がまとまったわけでございます。最初は高殿町の方々の協力で秋にコスモスの花を咲かせていただきました。次に来年の春でございますが、醍醐町、縄手町の方々の協力で約2町歩6,000坪にレンゲ、ナノハナ、ヒナゲシの種をまいていただいております。来年の春には見事な花が咲くと思っております。また、別所の方々の協力で1町歩のところにベニバナ、ケイトウ、カワラナデシコの種をまいていただきました。これも来年の夏にはたぶん花が咲くことであろうと思っております。
 この計画に取り組むとき、初めての取り組みということで地元の皆さんには少々不安があったと。と言うのは、藤原宮跡は文化庁が買い上げて約35年間ほったらかしで、何にも手入れをしてなかったと。ただ、ときたま上に生える草だけを刈ってきたというのが実情でございます。そのため種をまくことができる状態にするには、まず最初に土地を耕さなくてはならない。そこでいずれの場所でも、最低でも5回ないし6回の耕耘機で土地を起こしていただいたわけでございます。この作業、私も何回も見ていましたが、素人では決してできない作業でございます。何十年も耕耘機を使ってこられた方々の経験によって初めてできることでございます。地元の皆さんの苦労によって満開のコスモスの花が咲きました。私はこれは人の心が半分、花の美しさが半分、合わせて満開の花になったと言えるのではないかと思っております。
 そこで1回目の質問に入ります。城殿町の本薬師寺について先ほども言いました。あぜ道や土手の決壊も危惧されることから、これはあくまでも私の考えでございます、ホテイアオイを植裁している上を群馬県の尾瀬の湿原のような、きれいな木道というイメージでございます。こういうことができないか。また木道でございますので、たぶんその腐ったり、弱くなったり、傷んだりする面もあろうかと思いますが、これ以上に何かほかにいい方法があれば、部長また答弁の中で教えていただきたいなと思っております。
 ただこの土地がすべて個人の方の所有地でございます。特別史跡に指定されていることもあり、実現に向けては難しい問題も多々あると思います。なぜこのようなことを私が提案するかというと、最近の新聞で橿原市、桜井市、明日香村、2市1村を世界遺産に登録するという報道がなされました。そうなれば橿原市にとって本薬師寺跡と藤原宮跡というのは観光の目玉になるところだと思います。そこで魅力ある観光地となるよう、ぜひとも整備していただきたいと考えて提案します。これについて市として今後どのような取り組みを行っていくのか、担当部長のお考えを聞かせていただきたい。
 続いて藤原宮跡について質問します。藤原宮跡は今年で約5町歩にわたって花の作付けをしていただきました。今後さらに作付け面積を増やし、藤原京大花街道を考えていただきたい。また好評であったこの取り組みもこれからもずっと続けていくつもりか市の見解をお聞きします。
 2問目。次に、職員の勤務について質問いたします。
 最近、新聞やテレビ等のマスコミを中心に奈良、京都、大阪の自治体職員の長期にわたる病気休暇について報じられております。自治体により若干の違いがあると思いますが、橿原市では土曜、日曜、年末年始、祝日、そして長期休暇、夏季休暇に特別休暇を合わせると、1年間に約160日から170日の休みがあると思います。
 私は決して休日の日数が多いとか少ないとか申し上げるのでは決してありません。ただ、橿原市に長期にわたって病気休暇を得ている職員が約25名ぐらいいるという新聞報道を読みました。そこで今の橿原市の現状について担当部長よりご答弁願います。
 1回目の質問を終わります。

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◯議長(竹田清喜君) 市民経済部長。
              (説明員 松尾和美君 登壇)

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◯市民経済部長(松尾和美君) ただいま槇尾議員さんからのご質問にございました城殿町ホテイアオイの散策路についてのご質問についてお答えいたしたいと思います。
 このホテイアオイにつきましては、平成5年度より橿原市花いっぱい推進事業といたしまして、景観形成作物としての地元の皆様により栽培されております。確かにご質問にございました、特にここ4〜5年前からテレビ、新聞等の報道によりまして観光客が増えております。今年度は観光バスによる企画等でございまして、約40〜50台のバスのお客様が来られたということでございます。また、個人での観光客を合計いたしますと、ご質問にもありましたように観光客総勢では2万人以上の人々が来られたように聞いております。また観光客につきましては花揃いのよい場所を求め、移動に水田の畦畔を利用するため、畦畔が崩落しているところがございます。このため地元の代表者から散策路を改善できないかとの要望もございます。ご質問にございました散策路につきまして、代表的な日光国立公園内の尾瀬沼等に設置されている渡し橋につきましても参考すべく検討もいたしました。しかし、植裁しております城殿町の土地のほとんどが本薬師寺跡の特別史跡に指定されております。橋をつくることによりまして、構造上橋脚が遺構に悪影響を与える可能性もございます。また文化庁の許可も必要でございます。発掘も伴ってまいります。また、ホテイアオイを植裁する前の作業といたしまして、水田をトラクターなどで耕起しなければなりませんが、この作業にも支障を来すようにも思われます。このことにつきましては地元の方とも協議を進めたいと思っておりますが、まずは従来の畦畔を利用して、散策路にふさわしい畦畔とするため、土留補強材などを使って畦畔を改善するよう、散策路とするよう検討しているところでございます。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 行政改革・都市再生推進本部事務局長。
             (説明員 植田 清君 登壇)

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◯行政改革・都市再生推進本部事務局長(植田 清君) 今年度から始めました藤原京の花畑整備につきましては、藤原宮跡に季節の花を咲かせることによりまして、藤原京が我が国初の本格的都城であったことをPRし、本格的整備へつなげていきたいという市の思いと、公有化に着手されてから35年経過しながら、まだ原っぱのままで何らかの整備を望む地元の皆様の思いが合致したところでございます。
 そこで地元5大字、高殿、別所、木之本、醍醐、縄手町でございますけれども、それによる藤原宮跡整備協力委員会を設置してもらいまして、花園暫定整備にご協力をいただいた結果、立派な花を咲かせていただき、市内外からたくさんの見学者が来られ、皆様方から大変ご好評をいただき喜んでいるところでございます。また見学者のために約400坪の駐車場や旧鴨公農協の2階を借りまして、藤原京の資料室も設置したところでございます。今年の秋には2町歩のコスモスが満開となりましたが、来年度の春には2町歩のレンゲやヒナゲシ、ナノハナ、夏には1町歩のカワラナデシコ、ベニバナ、ケイトウが、そして秋にはまた2町歩のコスモスが咲く予定でございます。来年の春のエリアと夏のエリアについては、この秋に種まきを終え、来年の開花に備えているところでございます。なお、国の整備構想は平城宮跡と異なり、藤原京の場合は歴史公園的な整備を行う計画でございます。国による本格整備が行われるまでは、こういった花の植裁を続けて、藤原宮跡のPRを全国に発信しながら、国による宮跡の本格的整備の早期着手につなげてまいりたいと、こう考えております。
 来年度におきましても、好評につきもう少し花の面積も広げていきたいと考えております。具体的には醍醐町の西側、信号のある角地ですけれども、キバナコスモスを、またハスなども試験的に植えまして、1町歩程度は拡張して、合わせて6町歩の花畑を計画しているところでございます。今後とも花街道という話も含めて検討し工夫もさせていただき、できるだけ多くの皆様に来てもらえるよう頑張っていきたいと考えております。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 企画調整部長。
             (説明員 西本清文君 登壇)

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◯企画調整部長(西本清文君) 職員の病気休暇の現状についてということでお答えを申し上げたいと思います。
 今、議員お述べの奈良市、あるいは京都市の職員の勤務状況に関するさまざまなマスコミの報道がございます。それを受けまして、本市としましても平成16年、平成17年の2カ年につきまして、全職員の出勤状況について調査をいたしたところでございます。
 議員さんご指摘のように、平成16年におきましては、勤務すべき日数244日で956人の職員の調査をいたしました。そのうち病気休暇でございますが、20日以上の病気休暇につきましては39名、そのうちで50日以上という長期休暇の取得者については15名でございました。またその15名の中で90日を超えますと病気休暇の扱いから、休職扱いになります。したがって、15名のうち8名が90日を超えましたので休職扱いといたしておるということです。
 同様に17年におきましても、勤務すべき日が243日でございまして、951名を調査いたしました。20日以上の病気休暇につきましては33名でございます。そのうち長期病気休暇、50日以上でございますが10名でございまして、そのうち休職者が8名でございました。
 なお18年につきましては、年度途中でございますが、903名の職員が在籍いたしておりまして、今現在病気休暇、これは1日も3日も入れまして全体で102名がとっておりまして、そのうち休職扱いとなっておる者が今現在10名でございます。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 槇尾君。
          (26番 槇尾幸雄君 質問者席につく)

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◯26番(槇尾幸雄君) 2回目の質問をさせていただきます。
 本薬師寺については、部長さん、地元の人とよく話し合い、これからも立派なホテイアオイを咲かせていただくことをよろしくお願いします。
 藤原京の作付けや本薬師寺のホテイアオイの植裁に当たり、私も地元議員であり、現場には何回も足を運びました。その中で植裁に当たり大きな問題があることがわかりました。それは水の問題でございます。
 藤原宮跡に咲いたコスモスのときも、地元の方々がどれぐらいの雨が降るかということで毎日のように現場に足を運び、本当に天の恵みがもしかなかったら、今まで自分たちがやってきた苦労が一瞬にして泡になって消えると、それぐらい花というのは水が必要でございます。今後大きな広いところに花を植え続けるときに、水というのはなくてはならないわけでございまして、藤原宮跡に水を引き入れるのは今後大きな問題になると考えられますが、この点について担当部長の考えをお聞きします。
 次に、職員の勤務についてですが、過去に私が職員の資質について一般質問をさせていただきました。その後、捻挫を理由に病気休暇をとっておったということも聞きました。その職員の事例を調べましたところ、内科医の診断書がつけられておったわけでございます。足をくじいたならば、本来整形外科の診断書が当たり前だと思っております。もちろん医師である以上、専門とする分野以外、看板に掲げている診療科目以外であっても診察はできると思います。がしかし、12万都市である橿原市には専門分野の医師は多数おられます。本来病気やけがは専門医で診察している医者の診断書が提出されるのが当然ではないかと思います。これについて市の見解をお聞きします。
 以上、2回目の質問を終わります。

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◯議長(竹田清喜君) 行政改革・都市再生推進本部事務局長。
             (説明員 植田 清君 登壇)

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◯行政改革・都市再生推進本部事務局長(植田 清君) 花を植裁する当たりまして、まず問題になりますのが水の問題でございます。当初花園計画を策定するに当たりましても、その問題が議論になりました。広大なエリアで上水道を引くことは物理的にも難しく、文化庁との協議も必要となります。また水まき用ホースも長いものが必要となり、水圧の問題も出てきます。これらのことによりまして、花の種類は天水で賄える品種ということで検討いたしました。花の専門家に意見を聞いたり、地元の人と一緒に他市町村を視察したりしながら、今年度植裁させていただいた品種になったということでございます。とは言え、今年度高殿町によりまして2町歩のコスモスの種まき後、雨が降らず、地元で水路の水をポンプアップしていただき、100メートルほどのホースで地元を挙げて2町歩の水まきをしていただきました。その後は幸いにしてほどよい雨も降りまして立派な花を咲かせていただきました。国の本格的整備になりましても、基本構想の水と緑による公園的な整備には、飛鳥川や吉野川分水などの水の問題が議員ご指摘のように、市としても今後の検討課題になってくると思います。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 企画調整部長。
             (説明員 西本清文君 登壇)

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◯企画調整部長(西本清文君) 議員さんお述べの病気休暇に関する診断書の件でございますが、確かに診療科目を挙げておらない医師が専門以外の科目を診断し診断書まで書かれるということは、病気を適切に、なおかつ早期に治療するという意味から考えましても、いかがなものかなと思われます。奈良市の病気休暇の職員の関係に対しましても、医師の対処法が若干問われておるということもマスコミ報道等で言われておるわけでございます。本市におきましても、今までは医師の診断書があれば病気休暇を認めておったというのも否めない事実でございます。今後は議員ご指摘のように病気やけがの適切な治療、あるいは早期の回復のためにも専門の医師に治療をお願いして、その医師の診断書を提出するように職員に周知を図ってまいりたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 槇尾君。
          (26番 槇尾幸雄君 質問者席につく)

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◯26番(槇尾幸雄君) 3回目の質問をします。
 先ほども質問の中で言いましたように、藤原京が世界遺産の登録を目指す中で、橿原市が魅力ある観光地となるためには、いかに水源確保が大切な問題であるかがわかっていただけたらと思います。魅力ある観光地とするために水源確保するには、やはり飛鳥川の整備や水源地域の安全が必要で急務であると思います。また今定例会でも上程されております景観条例においても、水辺の景観について大変重要視されております。昔は豊かな水量であった万葉の川、飛鳥川も整備をしていただいていると言っても、今では非常に水量が少なくなっているのが現実です。世界遺産の登録を目指すのであれば、私は本薬師寺及び藤原宮跡とあわせて、大和三山として藤原京の中心部を流れる飛鳥川の整備と、その水源確保が大事であると考えますが、市としてどのようなお考えがあるのか。助役からご答弁をお願いいたします。
 橿原市の勤務時間は午前8時30分から午後5時15分となっております。もう今ではたぶんおられないと思いますが、遅刻や早退している職員がまだおられるのかどうか、少しお尋ねいたします。
 それと先ほども部長からの答弁があった中で、約10名ぐらいちょっとおかしいなというようなニュアンスで聞いておりました。橿原市に約1,000名近い職員さんがおられるわけでございます。この10人の方で、ほかに真面目に990人、頑張って一生懸命に仕事をしていただいている人の足を引っ張ると思っております。私の今のことを聞いておられるならば、せめてこの10人、真面目にまともに仕事をしていただきたいなと思います。
 最後の質問を終わります。

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◯議長(竹田清喜君) 助役。
              (助役 藤本 守君 登壇)

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◯助役(藤本 守君) 今、槇尾議員さんがおっしゃいましたように、藤原京、そしてまた本薬師寺、花いっぱい運動ということで、花の栽培によりまして非常に好評でございます。この花を咲かすにも先ほど申されたように、かなり水という問題がついてくるわけでございます。藤原京の基本構想におきましても、飛鳥川の水を利用して水辺公園ということで構想ができておるわけでございます。そういう意味におきまして、飛鳥川に常に水を流すということは非常に重要なことでありまして、今後水源の確保につきまして有識者や関係機関とひとつ協議をしながら、どのような有効な取り組みがあるのかということを今後模索し研究してまいりたいと、このように思う次第でございます。
 特に今、暫定の措置としていろいろ水を替えたり、いろいろしていただいておりますが、その行為にも報いなければなりませんし、今後飛鳥川をきれいにして、いわゆる飛鳥川は橿原市の背骨であります。体で言うならば背骨に当たるわけでございます。非常に重要な川でございますので、このことにつきましては今言いましたように、そういう専門家も交えた有識者等でひとつ有効な方法を模索してまいりたいと、このように思いますので、よろしくまたご支援を賜りますようお願いを申し上げまして、私の答弁とさせていただきます。

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◯議長(竹田清喜君) 企画調整部長。
             (説明員 西本清文君 登壇)

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◯企画調整部長(西本清文君) 職員の勤務時間に対するご質問でございます。お答えを申し上げたいと思います。
 私ども橿原市の職員につきましては、橿原市職員服務規程第4条に定めておりますとおり、原則として午前8時半から午後5時15分までとなっておるところでございます。また地方公務員法第35条に職務に専念する義務ということを定められておりまして、条文を持ち出すまでもなく、職員は、その職務勤務時間、職務上の注意力すべてをその職務遂行のために用いることとされておるところでございます。本市におきましても、過去から助役名で綱紀粛正の文書を流し、職員に注意を促しているところでございます。今年度におきましても、11月9日付け、「地方行政及び公務員に対する信頼の回復について」という文書を助役名で流しておりまして、その中で休暇、休職、勤務時間について適切な管理運用を職員に対して促したところでございます。しかしながら、議員さんご指摘のように、まことに残念でございますが、中には職員の遅刻、早退が全くないかと言われれば、やはり若干そういうことがございまして、市民からの勤務時間や勤務態度等に対して苦情があるのも一方では事実でございます。最近は特に公務員に対して市民の目が非常に厳しく、こうなっておりますので、我々職員といたしましても毅然とした態度で、市民の皆さんから批判されないような職員となるために身を処してまいりたいと存じます。市といたしましても、平成17年7月に人材基本計画を策定しております。その中で、求められる職員像ということをうたっておりまして、全体の奉仕者という公務員としての使命感、倫理感を持ちながら広い視野と柔軟な発想、あるいは豊かな人権感覚を持ち、自治を進めるという熱意と能力を備えた職員を目指しておるところでございます。
 以上のことを念頭に置きまして、全体の奉仕者と、これは公務員の使命でございますが、自覚した上で市民の皆様に本当に信頼される公務員になるために全力を尽くしてまいりたいと思いますので、これからも議員さんのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) それでは次に福井達雄君の質問を許可いたします。福井君、登壇願います。
              (6番 福井達雄君 登壇)

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◯6番(福井達雄君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。今回は私の体験も含み大きく2点に絞り質問をさせていただきます。出だしは昨日の水本議員と同じでございますが、視点が少し違いますのでお許しをいただきます。
 まず1番目は救急医療体制についてでございます。
 皆さんの記憶にもまだ新しく残っていることと思いますが、今年の8月に大淀町立大淀病院で分娩中に脳内出血で意識不明になられた五條市の主婦が受け入れ先の病院に次々断られ、大阪の病院に収容されるまで6時間もかかり、また我が橿原市にあります県立医大病院にも打診されましたが、満床を理由に断られ18カ所もたらい回しの末、19番目でやっと吹田市にあります国立循環器病センターに収容されました。無事男の赤ちゃんが生まれましたがお母さんは意識が回復しないまま、自分の生んだ子どもの顔も見ないで8日後に亡くなられました。亡くなられたお母さんはどれだけ無念、残念なことだったでしょう。入院しておられた病院にも問題はあるかと思いますが、もっと早く近くの病院に収容されていればと思いますと、大変残念な気持ちでございます。遺族の方は「治療や搬送の過程で病院や県の誠意のなさに許せない思いでいっぱいだ」「今回のような悲しい事件が再び起きないようにしてほしい」と言っておられたのが印象的でした。
 橿原市の救急医療事業について次のように書かれております。「橿原市の医療体制は急病人が出たときは、まずかかりつけの医療機関や休日夜間応急診療所など、いわゆる初期医療機関で受診し、症状により二次輪番病院へ紹介、さらに重症の場合は三次病院として県立医科大学附属病院の救急科等を紹介する体制になっている。なお休日夜間応急診療所の終了後については、二次輪番病院が初期医療の段階についても対応することとなっております。また小児については、ひきつけ、誤飲、中毒など救急を要し、より専門性が必要なケースが少なくないので小児二次輪番病院、県立医科大学附属病院小児科、救急科の協力によって二次救急医療の段階において対応をしてもらっている。橿原市の救急医療体制は長年にわたり、地区医師会、歯科医師会等の協力、理解のもとに実施した結果で、県下でも最も充実した体制となっていると言える。今後一層一次救急体制の充実を図るとともに、市民に対して一次救急、二次救急、三次救急体制の理解を深め、適切な医療が受けられるよう周知し、医療不安を解消するように努力していきたいと考えている。」と書かれております。
 私は今からちょうど1年前の今日でした。12月議会の開催中の14日の夜中におなかの激痛で救急車のお世話になりました。それは夜中の11時50分ごろよりおなかが痛くなり、まあトイレに行けば直るぐらいに思っておりましたが、嘔吐が2回ほどあり、痛みがひどくなり、時計を見れば0時前だったから、夜間応急診療所はもう終わっているし、ということで家内の車で病院へ行くつもりで消防署に連絡して、今日の輪番病院を確認しました。病院へは消防署からも連絡をしてもらい、こちらからもその病院に電話をしました。初めは事務の方が出られ内容を説明し、看護師の方に代わられ、同じ内容を繰り返して説明、その後、医師に聞きますということで長く待たされた上、現在処置中とのこと。次の病院も同じことで長い間待たされた上、処置中との返事でした。「もういいわ」との思いでおなか痛の薬を飲んで布団にもぐり込みましたが、激痛でじっと寝ておられなくなり、我慢できなくなり、再度消防署に電話をしました。救急車は5分ほどで来てくれましたが、車に乗り込んでも収容先の病院がなかなか決まらず、救急車に乗り込んでから20分後、ようやく大和郡山市にあります社会保険病院に搬送されました。病院に収容されたのは消防署に連絡をしてから1時間後でした。私にとりましては救急車の中での時間は不安と激痛で一番長く感じた1時間でもありました。
 診察検査の結果、病名は尿管結石と診断されました。尿管結石は三大激痛に1つだと言われております。なぜこのように時間がかかったのか後日調べてみますと、受け入れ先病院に断られた理由の中には、処置中が5カ所、専門外が1カ所、県立五條病院では「もっと近くをあたれ」、医大救命センターでは「もっと二次をあたれ」との冷たい対応です。救急車の中では激痛の中、汗をかきながら早く何とかしてほしいとの思いでいっぱいでしたが、人間の病気を直す病院が患者の気持ちを少しもわからない冷たい対応に私はとっても残念に思いました。
 休日夜間応急診療所を案内するパンフレットには、このように書かれております。「休日夜間応急診療所では対応できないとき、また終了後については二次輪番病院が対応します(歯科を除く)。当番病院の問い合わせは消防本部、電話22─0119」と記載されておりました。橿原市には救急告示病院と、二次救急病院、三次救急病院を含めまして4病院もありながら、なぜ遠くの離れた郡山の病院に搬送されなればならないのか。数年前にも医大の近くで事故を起こされた方が郡山の病院まで搬送されましたが、亡くなられました。事故現場から100メートル以内に二次救急病院、三次救急病院が3カ所もありながら、なぜ近くの病院に運ばれなかったのか。運ばれておれば助かっていたかもしれません。このときも議会で大きく取り上げられ問題になりました。また平成13年の3月議会でも2人の議員が救急医療について、私と同じような質問をされております。そのときの答弁では、「県立医大病院には医療体制の充実をしていただくよう県に強く要望する」、「また市がお願いをしている二次輪番病院についても受け入れ体制の充実を求める」との答弁をされておりました。
 そこで1つ目の質問をいたします。その後、どのように改善をされたのかお伺いいたします。
 この私と同じようなことが数値的に見ましても、多くの市民の方が体験をなされているように思います。このことについてお伺いいたします。
 橿原市の二次輪番病院として、当番病院にはもともと入院患者の保管の先生と、輪番の先生が別々でなければと考えますが、輪番病院には何名の医師がおられるのか。どのようになっているのでしょうか。と言いますのも、輪番病院に連絡しても処置中で断られるのが大半であります。いかがでしょうか。このことについて二次輪番病院に対し、どのようにお願いをされているのか。またこの実態を把握されているのかお伺いいたします。
 次に、橿原市夜間応急診療所についてでございますが、現在は平日は21時から0時までの診療、土曜日は21時から翌朝の6時までの診療、休日は9時30分から翌朝の6時までの診療となっております。時間別救急発生状況を見ましても急病人は睡眠している時間と起きている時間から見ますと、多少昼のほうが多いように思うわけでございますけれども、人間の細胞は24時間活動しておりますので、いつ急病になるかわかりません。現在平日、土曜日、休日の翌朝まで休日夜間応急診療所を開設されておられるのは奈良市と生駒市でございます。中南和の拠点都市としてもぜひとも橿原市に休日夜間応急診療所の平日も翌朝まで開設されることが市民にとって大きな安心につながると思われます。
 昨日の水本議員の質問では、小児科については平日も翌朝までするとの回答でしたが、今後内科についてもぜひ小児科と同じように翌朝まで開設をしていただきたいと思います。お考えをお伺いいたします。そして17年度には休日夜間応急診療所で受診され、218名の方が転送されておりますが、もちろんこの方たちは市内の二次救急病院に転送されていると思いますが、他市へ転送された方がおられるのか。おられる場合は、その理由について何かをお伺いいたします。
 次に2番目の緊急通報システムについて質問をいたします。
 ある市役所の窓口に来られた一人暮らしの76歳の男性は「今まで非課税だった住民税が年約6,000円もかかるようになった。月3,300円だった保険料が7,650円になった。年金額が増えないのに負担ばっかり増える。月3万5,000円のアパートの家賃は削りようがないし、楽しみであった食べるものを切り詰めるしかないとポツリと言って帰られた。」との新聞記事が載っておりました。現在橿原市の緊急通報システムにつきましては、体に不安のある一人暮らしの高齢者や高齢者世帯が協力してくれる近隣住民の電話番号を登録して、万が一の緊急時にボタンを押して呼び出す装置が利用されております。またこれらの基本使用料は今まで行政が負担しておりましたが、橿原市は平成18年度から緊急通報システムの基本使用料の399円は利用者負担となり、このことから3月の予算委員会、9月の決算委員会でも使用料の軽減措置を求めてきた経過がございます。そのようなことで以前、救急通報装置をつけた一人暮らしのお宅を訪問しいろいろ聞かせていただきますと、現在橿原市で取り付けている緊急通報装置は緊急時の非常のみの機能だから、利用者宅に装置を取り付けても利用者は頻繁にボタンを押すことはなく、またこの装置を取り付けていても、緊急のとき通報先に迷惑をかけるという遠慮や気兼ねもあって、緊急通報システムそのもの自体がうまく機能を活用されてないのが現状であるとわかりました。
 そこでインターネット等で見てみますと、従来の非常通報を登録先に伝えるだけでなく、民間事業者に委託し、高齢者の健康相談や、不安解消のための相談など、24時間体制で対応をされていることがわかりました。また、新聞の記事でも京都府舞鶴市の事例を見てみますと、それは緊急通報システムの登録先の協力者に迷惑をかけないという気持ちを解消させるために、利用者からの通報や相談などの連絡が民間業者に入り、専門知識を持った女性看護師が応答され、その高齢者が伝えた症状により、緊急機関や近所の協力者に連絡するというもので、そのサービスの利用者は普段から自分自身の健康や食生活など、いろいろな相談を気軽にされていることが可能と書かれておりました。いろんな付加機能を持つことにより、コスト的にもかかることも懸念されますが、利用者にとって何がよいのか、何が利用しやすいのかも考えていく必要があると思います。
 平成17年の総務省の調べで見てみますと、現在橿原市には65歳以上一人で生活しておられる方は約2,875人おられ、夫婦とも65歳以上の高齢者世帯は3,112世帯あります。高齢化社会を迎えた今、5年先、10年先を見据えて考えますと、橿原市で暮らす一人暮らしの高齢者や高齢者世帯にとってよりよい方法を検討していく時期にさしかかっていると思います。そのような新しいシステムの導入についての計画、予定がないのかお伺いいたします。また現状、緊急通報システムでは全対象者に基本使用料の負担をされておりますが、生活保護世帯、低所得高齢者世帯などについては、基本使用料等の軽減措置を検討されているのかをお伺いいたします。
 次に、もう1つの緊急システムについて質問をいたします。
 奈良市富雄北小学校での誘拐殺人事件があってから既に2年になろうとしています。その後、子どもたちが安全で安心して通学できるよう、各地域におきましては自治会の役員さんを中心に登下校の時間帯に青色回転灯を付けた車でパトロールをしていただいております。子ども一人一人にも防犯ベルが配付され、またPTA会員の自転車、また行政の車にもパトロール中のステッカーなどを貼り、市民全体が子どもたちを見守るムードに上がってきております。また学校でも防犯カメラも取り付けられており、子どもたちが安全に安心して勉強ができる環境をつくっていただいておりますが、以前にも議会でも出ていたように思いますが、幼稚園、各学校等におきましても、もしか何か事件が起きた場合のことも考えておかなければならないと思います。例えば学校と警察署とがホットラインを結ぶとか、こういうことはどのように取り組みされているのかをお伺いいたします。
 また、子どもたちが持っている防犯ブザーですが、いざというときに作動しなければなりません。子どもたちに配付されて1年以上経過していると思われます。電池等の定期点検はされているのかお伺いをいたしまして1回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。

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◯議長(竹田清喜君) 健康福祉部長。
             (説明員 荒巻嘉彦君 登壇)

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◯健康福祉部長(荒巻嘉彦君) 緊急医療体制の中でも二次輪番体制についてのご質問をしていただいております。
 今も議員がお述べになったとおりでございますけれども、休日夜間応急診療所からの転送者の受け入れと、休日夜間応急診療所や医療機関がやっていないときに対応をしていただいている体制でございます。内科、外科別に1日2病院で担当していただいております。平日、日曜日、時間帯により異なりますが、応急診療所から転送のみの患者さんを診るのではなく、委託病院の診療体制にプラス応急診療所からの患者さんを診ていただくというシステムでございます。実績といたしまして、17年度は7,842人の受け入れをしていただいている状況でございます。
 前回の一般質問からの取り組みについてでございますけれども、私ども消防署へ行かせていただき搬送状況を聞いて、そして市内の病院を最初に搬送しているか確認をし、また輪番の3病院を回らせていただきまして、救急車の搬送をすべて受け入れてもらえるようにとお願いもしてきております。各病院の事務長も現場の医師にそのことを徹底すると、このような回答も聞かせていただいているところでございます。また3病院の院長との会議も定期的に開催させていただいております。その席上でも市長のほうから、くれぐれも急患を断ることのないようにという申し入れはしていただいております。また一次救急、二次救急の運営委員会も毎年開催しており、席上委員長等にも報告をしている状況でございます。しかし、委託している内科、外科については多くの専門性に分かれておりまして、かなり専門性を要するため、すべて診ていただくことに大変難しい状況でもございます。それでも市民の安全、安心のためにも、少しでも多くの患者さんを診ていただくように、これからも努力していきますのでよろしくお願いします。
 次に、輪番に当たったときには別の専門の医師を置いているのかどうかということでございましたけれども、3病院にお伺いしました。特に輪番日においては、もう1人の専門の医師を配置していただいている状況でございます。そして専門の医師にだれでも診ていただく体制をとっていただいているという状況でございます。しかし、100%の患者の要望に至っていない状況でございます。さらに現状を病院側といろいろ話をし、粘り強くお願いをしてまいりたいと、こう思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に、一次診療所からの転送状況のご質問でございます。
 平成17年度で218名を転送しているという議員の話もございました。内訳については小児が157名、大人が61名でございます。小児については市内で診ているのが33件でございますけれども、あと小児、二次輪番という制度がございますので、そこのところで124名を診ていただいているという状況でございます。また大人の61名でございますけれども、市内で52件、市外に9件と、こういう状況になっております。内容については、この市外転送については処置中とか、また脳外科など特に専門の医師が必要と、こういうことで対応できないので近くの病院に転送していると、こういう状況でございますのでよろしくお願いしたいと、こう思います。
 続きまして、緊急通報システムについてのご質問でございます。
 橿原市では現在約320名の方が橿原市緊急通報体制整備事業に基づくサービスの利用をしていただいているところでございます。平成12年度から現要綱に基づくサービスが始まり、年々増加の傾向にあり、今後も利用者の増加が見込まれるところでございます。
 平成18年度より介護保険法が改正され、高齢者の方が介護の状態に陥らないように予防メニューが強化され、橿原市においても県とも調整しながら、各種サービスの実施について取り組んできたところでございます。現在の橿原市の緊急通報システムは緊急通報に特化しているため、双方向での会話が難しく、一方的に緊急メッセージが流れてしまうという状況になっております。そのため今議員がお述べになったように、先進地としての舞鶴市のようなシステムを導入する、そうなると既存の緊急通報装置では対応が技術的に不可能となるわけでございます。また24時間体制で専門的な知識を有した女性看護師が対応していることから、このサービスについて経験と実績がある事業者を選定していく必要も出てまいるわけでございます。また利用者宅に設置している現在の緊急通報装置を外し、新しい機器を取り付ける等の工事の問題、利用者やその協力者への周知、新しいシステムになることによる利用者の負担の問題等、さまざまな解決、調整を要する事項がございます。しかし、高齢者が安心して暮らせるこれからの福祉サービスの充実のためには、対象高齢者の状況を十分把握し、調査検討を重ねた上で、導入について検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 また、現制度利用者の中で生活保護世帯などの低所得者については、世帯の経済状況や生活実態を考慮し、また将来的に新しいシステムを導入した場合であっても、高齢者にとって過度な負担となることのないように移行できるように、減免や減額について財政当局と調整を図り検討を進めてまいりたいと、このように思っておりますので、何とぞよろしくお願いします。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 教育総務部長。
             (説明員 守道文康君 登壇)

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◯教育総務部長(守道文康君) ただいまの福井議員さんの緊急通報システムに関わりまして、私どもに科せられましたご質問にお答えをいたします。
 現在市立幼稚園、小学校、中学校にはビデオ付きの監視カメラを設置いたしまして不審者に対応しておるわけでありますけれども、ただいまご質問の中にもございましたように、ボタンを押すだけで直接県警本部の通信指令に直報できます緊急110番通報装置の設置をすると、こういうようなことにつきましては、従前より議会においてもご質問をいただき、前向きに検討をしてまいりたいと、ご答弁を申し上げおったわけでありますし、また、今回白橿の南北幼稚園の統廃合の地元説明会におきましても、このことについて大変強い要望もいただきました。そのときにもお答えをいたしておりましたんですけれども、このことについては白橿南北ということだけではなしに、全市的な取り組みとしてさらに検討をしてまいりたいという、そんな答弁をした経緯もございます。
 以後、私どもといたしまして内部的に協議もいたしましたし、さらには関係機関でございます県警本部並びに橿原市との協議を重ねてまいりました。結果、絶大な関係機関のご協力をいただき、内々としてでございますけれども、設置をしていくという方向でご了解をいただいたわけであります。事業につきましては、平成19年度の事業ということの思いをいたしておったわけでありますけれども、このことについては、やはり子どもたちの安全ということで考えましたときに、1日も早い設置が望ましいとの思いもございまして、市長との協議をいたしました結果、ご了解もいただき、今年度の3月までには幼稚園、小学校、さらには保育所の公立施設についてすべての設置を終えていきたいと、かように思っておるところでございます。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 教育指導部長。
             (説明員 愛水正睦君 登壇)

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◯教育指導部長(愛水正睦君) 緊急通報システムの中で子どもに配った防犯ブザーの点検等についてでございますが。ブザーの点検につきましては、各学校で月1回、また学期に1回、それぞれ学級単位で取り組んでおります。そしてまた防犯の訓練等の際におきましても、常時携帯することなどを指導いたしております。また点検の結果、子どもさんに不具合等がございましたら、それぞれの保護者の方に電池の交換等の連絡もお願いをし、活用についてお願いをしているところでございます。教育委員会といたしましては、これからも長期休業を控えております。子どもたちに呼び掛け、防犯ブザーの常時携帯、これらにつきまして学校を通じて指導するように伝えております。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 福井君。
           (6番 福井達雄君 質問者席につく)

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◯6番(福井達雄君) 2回目の質問をさせていただきます。
 救急医療体制について先ほども述べましたように、休日夜間応急診療所を案内するパンフレットですね。
           (パンフレットを質問者席より示す)
 ここですけども、そこには「休日夜間応急診療所で対応できないとき、又は終了後に二次輪番病院が対応します。」と、ちゃんと明記されておられるわけですね。電話番号も22─0119と書かれております。
 私もその記載されておるとおりに、電話番号のところに電話をしましたところ、二次輪番病院を確認し、電話しましたところ長い間待たされて処置中との返事ですよね。次にまた消防署のほうに確認して次の病院にも電話させていただいたんですけども、そこもやっぱり処置中ということで返ってきたわけですけれども。どのようになっているのでしょうかね、これ、ほんとに。本当に処置中なのかどうなのか、私自身は疑問を持っております。こういったところに、先ほども部長のほうから言われましたけども、平成17年中に輪番病院の時間帯に、消防署が各輪番病院に電話された回数が1,630回あるわけですけども、その中で783人しか受け付けておられない。後の分については処置中であるというのが400件ほどあるわけです。そして次に満床というのが75件ほどあります。そして専門外、医師が不在というのが301件もあるわけですね。救急病院の中には毎日、奈良県の28カ所の病院に、今日はここの病院が呼吸器内科の方が泊まっておられるとか、循環器内科の方が泊まっておるとか、こういうものが毎日消防署のほうで新しいデータとしてとって、そしてそこに救急車の方が電話をされておるわけです。それなのに処置中と言うのはおかしいんじゃないてすか。例えば処置中もおかしいし、専門外だと言うこと自身もおかしいように思います。このことについてどのように受け止めておられるのか、確認していただきと思いますし。橿原市の二次救急業務に関する契約書の契約目的の中には、「橿原市内で発生した二次等の患者の受け入れを保障し、適切な診療を行わせることを目的をする。」ということになっておるわけですね。
           (契約書のコピーを質問者席で示す)
 ちゃんとこういう契約書が結ばれておられるわけですよ。またこういう契約書もしっかりと見ていただいておきたいと思います。
 また先ほどのご答弁の中に運営委員会を設置されておりますと言っておられましたが、どういう方たちがその運営委員会に入っておられて、そしてどういう内容で話し合いをされておるのか。ただ話し合いをするだけで意味がないと思います。現在の実態がどうであるのかということも、こういうデータが出てきているわけですから、やっぱりそうした中でしっかりと見つめていっていただいて意見も述べていただきたいというように思います。
 先ほどの回答では平日も夜間休日診療所が翌朝まで開設されるとお聞きしました。夜間休日と応急診療所が、また夜間休日診療所と二次輪番病院とがベストミックスされ、しっかりと充実をしていただき、たらい回しのないように橿原市内の患者は橿原市内の病院で処置をするという意気込みで、市民の安心、安全のためにも取り組んでいただきたいと思います。このことについても再度ご答弁をいただけたらというふうに思います。救急医療体制については次のほうでまた確認していきたいと思います。
 そして緊急通報システムにつきまして2回目の質問をいたします。
 平成18年の4月からは、より市民サービス向上に向け、行政機関が細分化されましたが、ただいま部長より新しい緊急通報システムについて今後考えて取り組んでいくとの答弁をいただきました。取り組みの中で高齢者に対する関係課の連携の強化や、また内容を見てみますと、消防署などの緊急機関との調整が必要になってきます。事業の実施に向け円滑に早急に進めていただきますようお願いをいたします。また介護保険の介護予防メニューを効果的に活用していただき、将来的に新しいシステムを導入することによって、さらなる高齢者負担が増えれば本末転倒になりかねません。今後高齢者の生活実態や福祉への実情も的確に把握をしていただき進めていただきますよう要望しておきます。
 そして学校と警察とのホットラインも早速来年年明けにはつけていただくということで、また保育所、幼稚園、小学校、中学校、全校につけていただくということでございます。『備えあれば憂いなし』ということわざもありますように、子どもたちが安心、安全に勉学に取り組むことができると思いますので、今後とも子どもたちについて、しっかりと見ていただきたいと思います。ありがとうございます。
 また、防犯ベルにつきましてもちゃんと点検をされているということですので、このことについても再度ですね、だめなときには交換をするとか、そうしたこともしっかりと気をつけていただきたいと思いますので、再度質問をさせていただきます。よろしくお願いします。

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◯議長(竹田清喜君) 健康福祉部長。
             (説明員 荒巻嘉彦君 登壇)

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◯健康福祉部長(荒巻嘉彦君) 先に質問ございました一次救急の平日の深夜について内科の医者の配置でございますけれども、今のところ小児科の医師にいていただくと、こういうことでございます。大人の救急については、現状としては非常に人数的に少ないわけでございますけれども、私たち素人考えで失礼でございますけれども、診ていただきたいと、こういうことになれば診ていただけるんではないかと、このように思っているわけでございますけれども、医師会のほうにこれを無理してお願いするということは非常に厳しいと。開業医の先生方が当たっていただいているわけですけれども、朝まで行って、そして自分の医院でまた診るということは、連続になりますので非常に厳しいという話は聞いております。するとすれば市独自で医師を雇う以外にないと、このように思うわけでございますけれども、今のところ小児科の先生に診ていただく、また厳しければ医大、二次とかという形で対応しなければと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから救急車における1,630回申し込みしたけれども、783回しか受けていないと、こういうことでおかしいのではないかと、このように今議員のほうもお述べになったわけでございますけれども。私たちもこの状況について二次輪番の病院に申し入れはしております。その上で何とか診ていただけるようにお願いをしているところでございますけれども、この状況を何回も粘り強く繰り返す以外にないと、このようにこう考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 一次、二次の運営委員会について、どういうメンバーが入って何を話されているのかということでございますけれども、メンバーとしては医師会の先生、歯科医師会の先生、それから議長、また委員長等入っていただいております。また桜井保健所とかという行政の担当者、また自治会、老人会のメンバー等入っていただいて、メンバーとしてはやっていただいております。どういう状況を話をされているのかについては、現状の報告をまずさせていただいております。そしてその中でいろいろと疑問に思う点、日ごろの状況について医者のほうからも医師の現状についての話がございまして、お互いに理解をするというような内容で進めている状況でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それで最後に、市内の急患については市内の病院で診るべきであると、このようにお述べでございました。そのことについては、地区医師会の会長も常々市内の患者については市内で診ようと、このようにおっしゃっていていただいているところでございます。ところが現状としては非常に今、先生が調べていただいてとおりでございますけれども、なるべくそれを年々に改革をしていきたいと、このように考えておりますので、どうかよろしくご理解をお願いします。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 福井君。
           (6番 福井達雄君 質問者席につく)

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◯6番(福井達雄君) 3回目の質問をさせていただきます。
 特に二次輪番病院のほうにつきまして、先ほど運営委員会で話をしておられるということを言っておられましたけれども、実際にそこに来られる方は病院の院長さん、そういう方たちが出て来られて、「うちのお客さんになる方ですから、ぜひともうちのほうに搬送してください」ということを言っておられるようでございますけれども、実際になってくるとそれが全然違う、処置中また医師が不在であるとか、満床であるとかということで断られているのが現状なんです。だからそうしたことも抜き打ちに、そういうことを取り上げていただいて、それがなぜそういうことになったのかということも、やっぱり追及していく必要があるのではないかというように思います。
 来年の4月から小児科の平日も翌朝まで診察されることになりました。また補正予算が可決されますと夜間休日応急診療所がリニューアルされるわけですが、市民によくわかるように、また一次救急、二次救急、三次救急についての説明も含め、しっかりとPRをしていただきと思います。これは要望です。
 救急医療につきましても、やっぱり相手があることですので、あまり強く言えない部分もあるかと思います。消防署の方の話で、このことについて僕、消防署のほうにも何度か行かさせていただいたんですけども、消防署の方は早く患者を病院に収容していただきたい、そういう思いで必死になっておられるわけなんですけども、今後やっぱり消防署と病院とがベストミックスになって、そういうコミュニケーションも図っていただいて、より橿原市民の安心、安全のために頑張っていただきたいと思います。このことについて、今日は市長がおられませんので助役のほうから答弁をいただけたらと思います。
 この救急医療体制につきましては、私自身の体験も踏まえ、神より与えられた課題として、永久の課題として今後しっかりと取り組んでいきたいと思います。
 以上で質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。

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◯議長(竹田清喜君) 助役。
              (助役 藤本 守君 登壇)

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◯助役(藤本 守君) 市長がおりませんので助役からということで、福井議員からの答弁の要請でございます。
 私も実は休日夜間診療所の運営委員会の運営委員長をやっております。それに議長さんも一緒に入っていただいて、いろいろと実情の報告とかを聞いておるわけでございますが、特に私が感じましたのは根本的な問題があると思います。それは医師会のほうから申されてるわけでございますが、奈良県立医大におきましても、ちょっと異変が起こっておると。というのは、医師は毎年100名ずつ卒業されておるんです。また研修に行かれるわけですが、ところが医大の医局の中に残ってもらう研修医とか、また研修を終わられた専門の先生方について非常に医大に残ってもらうのが少ないと。極端な場合ですと100人中10人ぐらいしかないようでございます。これが医大としては非常に困っておると。これは医師会もそうですけども、医大としても困っておるという話でございます。なぜそうなるかと。結局やはり都会のほうで診察に当たったほうが医師としての所得が大きいそうでございます。地方、我々橿原市12万人あるわけでございますけれども、やはりどうしても大阪とか京都とか名古屋とか、そういう方面へ医師が流れていくということで、何とか食い止めなければならないというのが一番根本的な問題でありまして。そのために緊急に、いわゆる救急に搬入されましても対応する医師がだんだん減っていくと。その顕著なのが産婦人科であり、小児科であるそうでございます。そういうことについて、これはまた今度は医大が独立行政法人になるわけでございますけれども、これは県のほうの施設でございますけれども、根本的な橿原市にとっては一番直接影響があるわけでございまして、これの対応に非常に困っておるという実情があるようでございます。そういう中でも特に今おっしゃいましたように二次輪番につきましても、市内で依頼しております二次輪番病院についてはできるだけ外へ回さないように、何とか対応していただけるようにお願いはしておるわけでございます。今後もそういうことで働きかけていきたいと思います。
 しかし根本的な問題として、専門医の不足という問題、大きな問題であるわけであります。そういうことはもう医師会の先生方も言っておられまして、そういう状況の中にあっても最善の努力をしていただけるように、また市長にもお話しまして、また病院側との懇談会もございます。医師会の懇談会もあります。常にそういう市内の患者については、できるだけ市内で処置していただくようにお願いをしてまいりたいと、このように思いますので、ひとつご理解をいただきたいと、こう思います。
 以上でございます。

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◯議長(竹田清喜君) 以上で一般質問を終了いたします。
 お諮りいたします。本日はこれにて散会し、明日から17日までを休会とし、12月18日午前10時に再開いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会し、12月18日午前10時に再開することに決しました。改めて再開通知はいたしませんからご了承願います。
 それでは本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでした。
              午前11時28分 散会