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奈良県 橿原市

平成18年3月定例会(第2号) 本文




2006.03.08 : 平成18年3月定例会(第2号) 本文


              午前10時08分 開議
◯議長(竹田清喜君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
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              会議録署名議員の追加指名

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◯議長(竹田清喜君) 日程に入ります前に、会議録署名議員の追加指名を行います。
 定例会初日に会議録署名議員3名を指名いたしましたが、うち1名が副議長として、また1名が仮議長として議事進行に携わる結果になりましたので、4番、松田ゆみ子君、15番、水本ひでこ君を会議録署名議員に追加指名いたします。
 それでは日程に入ります。
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               日程第1 議長報告

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◯議長(竹田清喜君) 日程第1、議長報告を行います。
 請願の委員会付託につきましては、ご配付申し上げましたとおりでございますので、よろしくご清覧おき願います。
 以上で議長報告を終わります。
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             日程第2 市長の施政方針演説

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◯議長(竹田清喜君) 日程第2、平成18年度の市長の施政方針演説を聞くことにいたします。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 2月12日、50年の歩みを祝います『橿原市制50周年記念式典』。そこにはこれまでの橿原市の歩みを振り返るものがあり、これまでの50年をたたえるものがあります。この席上におきまして、私はこれからの橿原市の歩みを夢見ておりましたところでございます。昨日までの50年の着実な歩み、この昨日と同じような今日の歩み、そして、今日と同じような歩みを明日も積み重ねていけば、これからの50年の歩みも着実に積み重ねていけるのではないでしょうか。このような着実な歩みを積み重ねるために「議会」と「行政」が協働しながら、これからの50年を歩む橿原市が存在感を示す地方自治体として邁進できますよう、ご指導とご協力をよろしくお願いを申し上げる次第でございます。
 さて、平成18年度へ向けた国の動向でございますが、ポイントになる三位一体の改革についても、「地方にできることは地方に」という方針のもとに、昨年11月に政府与党合意のもと、18年度までに4兆円程度の国庫補助負担金改革、3兆円規模を目指した税源移譲、そして地方交付税の確実な見直しで、交付税総額の抑制を図ることとされております。これを踏まえた国の18年度予算の基本方針は、17年度に引き続き、歳出の抑制を図り、国債の発行額も極力抑えることとされております。
 このような数年来続きます国の動きのもとで、昨年8月、分権型社会へ移行するための対応や行財政改革、個性豊かな活力ある地域社会、安全安心な地域社会への取り組みなど、4章からなる「平成18年度地方行財政重点政策」が地方六団体との協議を経て公表されたところでございます。
 このような状況のもとで、私たちの橿原市も存在感のある歩みを積み重ねていかなければなりません。昨年度の施政方針でも述べておりますが、地方自治体の果たすべき役割として、市民の皆様が期待されているのは、
 1つ、災害から守る活動などの「安全と安心の確保」。
 1つ、地球環境対策につながる「環境問題への対応」。
 1つ、少子高齢化社会の進展に対応する「福祉に関する需要」。
 1つ、街づくり活動を支える「地域経済の活性化」。
 1つ、豊かな学校教育と生涯活動を手助けする「教育を地域で担う機能」。
 1つ、透明、効率を目指す「行財政改革の推進と地方分権への対応」。
 の大きくは6項目でございます。そのように私は判断をいたしております。
 したがいまして、国庫補助負担金や地方交付税に財源の多くを依存している状況下で、これまで以上に限られた財源によって、市民の皆様が何をより求められているのかを見極め、行政として何が必要であるかを判断し、着実に実行していくことが大切であると考えております。
 このような認識のもと、18年度の基本的なスローガンを、次のように表現してまいります。
    もう       50年
    まだ       50年
    想いは      いろいろ
    これからの    50年
   『住んでよかったね  橿原市』   と言ってもらえるように
 このようなスローガンのもとで、私の「思い」「期するところ」を市民の皆様方にお伝えてしてまいりたいと考えております。
 以下、重点項目ごとにその概要を述べさせていただきます。
 1つ、災害から守る活動などの「安全と安心の確保」でございます。
 あの大災害を招いた阪神・淡路大震災から今年で11年。1月17日の早朝、橿原市でも大きく揺れたのを記憶されておられることと存じます。あの揺れが震度4でございました。このときと同じ震度4の揺れを2年前の16年9月5日深夜にも記録をいたしております。阪神・淡路大震災よりも揺れる時間が短かったことを覚えております。それ以降、記憶にとどまるような大きな揺れはございませんが、昨年1年間に体感できる震度1以上の揺れは26回記録をしております。幸い被害は発生いたしておりませんが、発生の恐れが高いと言われる東南海・南海地震など、地震災害に強い不安感を持たれた方も多くおられることと思います。
 ここ数年来、特に地震災害に対しては、積極的な取り組みを行っております。本庁舎や学校施設の耐震補強、災害時の物資の備蓄、自主防災組織の設立や運営への補助などでございます。
 まず本庁舎の耐震補強への取り組みでございますが、この庁舎は昭和35年に建築後、21年後の昭和56年に改修を行い、それから25年が経過をいたしております。昨年の施政方針でも述べておりますが、不意にやってくる地震災害を考えますと、新庁舎を建てるかどうかと逡巡するのではなく、まずは災害発生時の拠点となる本庁舎の機能を維持し、被害に遭われた市民の皆様への救助、支援に手を差し伸べ、市としての責務を果たしていくことを第一義に考えることが必要であると判断をいたしております。この考え方のもと耐震補強工事に向けて準備を進めてまいり、18年度には実施設計を行い、耐震補強工事は18年度と19年度の2カ年事業として実施をしてまいります。
 災害時の避難場所となる公共施設は、機会あるごとに市民の皆様に広報紙などでPRしております。現在小中学校の屋内体育館と中央体育館の23施設を避難所として指定をいたしております。また、このほかの公共施設を含めますと41施設が避難所として使用することが可能であります。しかしながら、昭和56年以前の旧耐震基準で建設された施設が半分以上の26施設ありました。そのため、ここに2〜3年、特に予算面においても配慮をして、耐震診断、補強設計、補強工事の手順で、これまで中央体育館や晩成・耳成南・真菅・白橿南・畝傍北・耳成西・鴨公小学校の指定避難所でございます8カ所の屋内体育館耐震補強工事を終了をいたしております。そして本年度、18年度には金橋・耳成小学校と大成中学校の屋内体育館の耐震診断、新沢・香久山小学校の屋内体育館の補強設計、畝傍中学校と真菅北小学校の屋内体育館の耐震補強工事に取り組む経費を計上いたしております。
 次に、災害時の物資の備蓄状況ですが、想定最大避難者数は4万人に設定をいたしております。この避難所の想定数をもとに備蓄物資の確保を進めております。現在の備蓄状況はアルファ米やクラッカーが1万690食、毛布2,300枚、飲料水袋1,400枚などでございます。18年度においても、例年以上の購入経費を計上して備蓄物資の確保に努めてまいります。備蓄品目は多岐にわたりますので、相当数を確保するのは容易ではございません。そのため調達方法においても市で調達する物資と、市内業者に調達をお願いする物資に分けるなどの取り組みも検討いたしております。また災害時、特に必要とされるのが秩序だった行動でございます。この点で欠かせないのが、各地域で結成していただいている自主防災組織でございます。この結成への働きかけを積極的に進めておりますが、1月末で83組織で加入世帯数が2万3,229世帯、全世帯数のほぼ50%の加入状況でございます。3年後の21年に100%の結成を目標に、18年度においても必要とする経費を計上したところでございます。このように市民の皆様が地域における自主防災組織に加入され、意識や関心を高められ、各地域で行う訓練や橿原運動公園で行う2,000人規模の総合防災訓練などで体験していただき、自らの生命と財産を守る「自助」、自主防災組織を通じて相互の隣組組織による「共助」、市などの公的機関による「公助」など、自助、共助、公助の協働により、地域防災力を高めていくことが、いざというときの減災につながると考えております。
 また突然の心臓停止など、そんなときに救急車が到着するまでの対応により救える命がございます。こんなときのために、自動体外式除細器、AEDでございますが、これを本庁舎、保健福祉センター、万葉ホール、中央体育館、運動公園の5カ所に設置するよう措置をいたしております。
 このほか、安全に暮らせる街への取り組みとして、学校施設の耐震補強事業や子どもたちの安心への取り組みなどは、後ほどの教育分野で述べさせていただきます。
 2番目でございます。地球環境対策に繋がる「環境問題への対応」についてでございます。
 昨年の夏はクールビズ、冬にかけてはウォームビズでございますが、市役所では15年からエコスタイルと銘打って実施をしてきております。その効果額として、昨年のエコスタイル期間中に庁舎の温度設定を28度にしたことにより、電気代でほぼ120万円の効果があったと試算をいたしております。この経費削減もさることながら、私はこれらの取り組みが、大きくは地球環境保全につながると考えております。橿原市ではご存知のように積年の懸案でありました、し尿処理施設が今年完成し、9月からの試運転、12月からの本格運転を開始いたします。これまで機会あるごとに施設の性能をご紹介しておりますが、この施設は1日で、し尿分30キロリットル、浄化槽汚泥分66キロリットルの処理能力を有しております。処理方法は最新の技術を集約した「膜分離高負荷脱窒素処理方式」を採用し、希釈水が要らず、微生物を利用して富栄養化の原因になる窒素やリンを除去し、さらに高度処理の活性炭吸着などにより、無色透明な処理水として河川に放流をいたします。このように施設は環境対策に万全を期し、周辺環境と調和のとれた施設形態となっております。
 次に、ここ10年ほどの橿原市のごみ焼却状況をデータでみますと、旧炉であった平成6年度で焼却量が4万1,000トン、そのうち家庭から出たごみが3万2,000トンでございました。焼却した後の残渣、すなわち灰が1万500トンで、焼却残渣率は26%でした。新炉が1年間稼働し、溶融炉が一定期間稼働した16年度では、焼却量が3万9,000トン、そのうち家庭から出たごみが3万1,000トン、焼却後の残渣4,700トン、焼却残渣率は12%でございます。溶融炉が1年間稼働する17年度の焼却残渣率は11%を予測しております。この残渣量や残渣率の大幅な減少は、新しい焼却場の性能アップも要因でございますが、平成7年度からの缶、ビンの分別収集、15年度からの家庭ごみの指定袋の導入や、紙類を資源ごみとして分別収集したことなど、収集体系への取り組みも大きな要因であると判断をいたしております。また13年度から本格稼働したリサイクルプラザの処理状況をみますと、13年度の搬入量は5,300トン、このうち紙や金属、缶、ビンなど資源物としてリサイクルした量が2,000トン、破砕残渣として最終処分場に持ち込んだ量が730トン、16年度では搬入量8,500トンで、このうち資源物となったのは5,400トン、残渣量は660トンとなっております。このように橿原市のごみ処理状況は、缶や新聞などの資源化や粗大ごみから資源を抽出して、物資のリサイクルをするリサイクルプラザに、可燃ごみを燃やし発電して、熱のリサイクルを行うごみ焼却処理施設など、両施設とも充実を図った施設機能で、残渣を減らし、最終処分場への負荷を少なくいたしております。このことは廃棄物の発生抑制、廃棄物からの再使用と再生利用で、自然環境への負荷を減少させていくという循環型社会形成への取り組みができたということでございます。現在の橿原市のごみ資源化率は、ごみ発生量全体に対して18.2%、家庭ごみだけでは24.4%で、全国平均でございます16.8%を大きく上回る高い資源化率を示しております。これからも万全な施設形態、処理能力を発揮できるよう留意するとともに、18年度に必要とされる経費においても措置を行っておりますので、市民の皆様もごみの分別をよろしくお願いを申し上げる次第でございます。
 今後のソフト面の充実を目指し、昨年美しいまちづくり条例を制定し、ソフト分野での活動を基本理念にいたしております。河川清掃や大和三山を重点的に行うクリーンキャンペーン、民間団体自体で行っていただいている落書き消去や違反広告物の撤去など、地域の皆様の積極的な活動を支援する政策など地道に取り組んでまいります。
 皆様も同じでございましょうが、私も思い起こしますと、子どものころ親は口を開くと「もったいない、もったいない」とよく言っておりました。例えば「無人の部屋に電灯がついているとすぐ消す」、「歯磨きチューブは下から押し上げ、きちんと巻き上げながら使う」、「ご飯や料理を残すともったいない」とよく言われたものでございます。この「もったいない」の言葉をノーベル平和賞を受けられたケニア環境文部大臣のワンガリ・マータイさんが「MOTTAINAI」と表現され、世界に広まっているのはご存知のとおりであろうと思います。この「もったいない」の意識を持ちながら、物だけでなくお金、時間、空間など、人間が使う全てのものに当てはまると認識して、これからも環境行政に取り組んでまいる決意でございます。
 3番目、少子高齢化の進展に対応する「福祉に関する需要」でございます。
 宇宙飛行士の野口聡一さんのお話では、宇宙飛行士を選ぶ基準の一つに「虫歯がないこと」が挙げられているようでございます。宇宙船内の無重力状態の中でも、食事の後は必ず歯を磨いているとか。また、数年前のこの施政方針でも述べさせていただきましたが、「8020」の言葉が表すように、自分の歯で食べ生活を送れることが、高齢化社会を元気に過ごす一つのファクターでもあるわけでございます。このように、健康維持できることが医療費の節約につながり、充実した老後を送ることにつながります。社会の高齢化が進む中で医療費の増大は避けられません。厚生労働省の見通しでは、現在32兆円の国民医療費が、3年後の21年には41兆円、18年後の平成36年には69兆円に膨らむと想定をしております。このような状況下で、がん、心臓病、脳血管疾患などの生活習慣病が増える中、病気の早期発見と早期治療の二次予防に取り組むことが大切でございます。特に生活習慣を見直し健康を増進していく一次予防に、より重点を置くことを求められております。この一次予防の取組み指針にしているのが、16年に策定した「健康かしはら21計画」でございます。この計画でも述べておりますが、大事なのは健康は若いころから自ら「つくる」ものであるという認識でございます。この手助けをするために、赤ちゃんからお年寄りまでの健康的支援や自立に向けて、母子や成人の保健や予防接種など、各分野で各種事業を行っているところでございます。しかしながら、一次予防の重要性をより認識していただくには、市民の皆様独自の機運が高まってくるような取り組みが期待されているところでございます。「健康かしはら21計画」では、医師会や自治連合会などに推進団体をお願いするとともに、市民の皆様に養成講座を受けていただき活動をお願いしている食生活改善推進員や運動普及推進員もほぼ250人になり、市民レベルの活動を通して浸透をより深める取り組みを続けております。このほか栄養や運動、歯など、いろんな健康相談を個別に受けるいきいきライフ相談に、リフレッシュ体操クラブや糖尿病予防教室なども行ってまいります。また、配食サービスである食の自立支援事業や閉じこもりなどの予防として、地区公民館などでレクリエーション行ういきいきサロン事業、介護保険の範疇になりますが、65歳以上の要支援認定になる以前の方を対象に、簡単な体操などをやっていただくミニデイ銭湯やいきいきクラブ、運動教室、栄養や口腔指導相談など、いろんな分野で取り組んでおります。これらの事業実施に当たっては広報紙などでお知らせをしてまいります。このほか橿原市ウォーキングマップももうすぐでき上がってまいります。体力に合わせてウォーキングプランを立てられるように配慮した16コースが掲載されているこのマップも、ぜひご利用くださいますようお願いをする次第でございます。また、国民健康保険に加入されている方に対しては、これまでから基本健康診査や各種がん検診、脳ドックなどを受診されたときには受診料を助成しておりましたが、さらに18年度からは人間ドックを受けられた場合も助成をしてまいります。このようなことをきっかけや一助として、自分の健康を自分でつくりあげていただけることを期待をしておるところでございます。
 昨年行った「女と男の集い」、講師としてお招きをいたしました住田裕子さんが、少子化について述べておられました。『少子化が進んだのは、女性が働き出したことが原因ではない。以前は子どもは家庭内の働き手であったが、現在は働き手でなく、お金がかかる存在になっている。子どもを産み育てやすくするためにも、子どもへの愛情の質や、安定した環境で育てるための温かい眼が大切で、社会全体で子どもを育てられる社会づくりが求められている。』と、このようにおっしゃっておられました。橿原市も子どもを産み育てようとする皆様への支援の大切さを認識し、親の就労形態や子どもの状況に応じ、いろいろな保育サービスに取り組む保育所や幼稚園での対応、親と子のふれあい広場や子育て講座の開設などの子育て支援、小学校終了まで引き上げられる児童手当への対応、16カ所で開設されている学童保育所への支援などを、これからも継続して進めてまいります。例えば子育て中のお母さんが他のお母さんと交流する親と子のふれあい広場は、子育て不安の解消やリフレッシュだけでなく、親と子がともに多様な人間関係を築けることもあり、年間2万4,000人にご利用いただいている状況でございます。このような育児サークルに取り組んでいくことも子どもをみんなで守り育んでいく、地域社会創造のひとつであると考えています。私が思うに、昔は兄弟も5人、6人と多く、子ども一人ひとりが兄弟の中や近所の多くの子どもたちや大人の交流の中で揉まれ育ち、人付き合いの方法を覚えてきたところでございます。でも現在、少子化という状況の中で、子ども同士や他の大人たちとの関係が希薄になっていると感じるのでございます。このような事柄に対応していくことが今大切だと考え、新しく「地域子育て交流支援補助金」をつくりました。この補助の目的は、幼児から小学校低学年までの子どもたちが、子ども同士での交流をする、また子どもたちと地域のお年寄りとの交流をする、そのような交流の中から子どもたちが社会性を身に付ける、そして育っていくことを期待しているところでございます。このようなことに取り組んでいただくと、当然のことながら、お菓子代や電車賃、部屋代などいろんなことでお金が要ります。この経費に対して限度額は設けていますが、できるだけ援助し、補助の内容もできるだけ幅広く手助けしていきたいと考えています。ぜひいろんな取り組みをしていただきたく、ご活用をお願いをする次第でございます。
 4番目でございます。街づくり活動を支える「地域経済の活性化」でございます。
 昭和31年に橿原市制が施行されて以来、藤原宮跡や大和三山に代表される豊かな歴史や自然と交通の要衝としての地の利を生かし、中南和の拠点都市として着実に発展をしてまいりました。これまで定期的に策定している橿原市の総合計画では、19年度の人口規模を13万9,000人と想定していましたが、17年に行われた国勢調査の速報人口では12万4,739人でございます。少子化の影響もあり、今後も大幅な人口増による地域経済の活性化は望める状況ではございません。しかしながら、橿原市の今後を考える上で、地域経済の発展をおろそかにはできません。活性化は多くの要因の相乗効果があって図られていくものでございます。その要因となるのが、観光、商業、都市基盤整備などでございます。どれもが人の交流を促し活発にすることであります。これらの要因に対しての整備や投資、きっかけを与えるための取り組みを行うのが地方公共団体の責務であると判断をいたしております。人の交流や活発化を促す取り組みとして、18年度に予定しているのは、中華人民共和国の洛陽市とチュニジア共和国との国際交流、姉妹都市40周年を迎えた宮崎市との交流、橿原市を訪れられる皆様のための、わかりやすい案内板や道標(道しるべ)の整備でございます。道路網の維持、玄関口八木駅南の整備でございます。これらが相まって、大きな相乗効果が発生することを期待しているところでございます。
 まず観光や産業の活性化でありますが、近年は特にグローバル化・国際化の進展により、人・ものの往来は飛躍的に拡大いたしております。今後の国際交流については、観光、ビジネスなど経済的な側面も含めて、より深めていくことが求められています。この分野で大きなポイントにしておりますのが、中国洛陽市とチュニジア共和国との交流でございます。洛陽市との交流におきましては、2月11日、「橿原市・洛陽市友好都市」の議定書の調印式をとり行っております。洛陽市は黄河の中流域に位置する河南省の人口615万人の都市で、古くは中国の9王朝が都を置き、「九朝の古都」と呼ばれている市でございます。この洛陽市とは藤原京の時代、遣唐使が洛陽を訪れたことを縁として、まずは民間レベルでの交流が始まりました。その後、平成7年に「ロマントピア藤原京’95」の開催時に、洛陽市長に橿原市を訪問いただき、また11年には名産として名高い洛陽牡丹300株の寄贈を受け、毎年5月上旬には香久山にある万葉の丘の洛陽牡丹園で見事な花を咲かせております。また、平成14年には39人の市民の皆様に「平成の遣唐使」として洛陽市を訪問していただき、洛陽市民との交流を通じて親睦を深めていただきました。そして18年度には中学生30人による訪問団の派遣を予定いたしております。洛陽市の中学生との交流や一日記者として、洛陽の歴史や生活などの取材をしていただくことで、より洛陽を肌で感じていただけることを期待している次第でございます。これからも市民の皆様による交流、スポーツや教育面での人材派遣などを進めてまいりたいと考えております。
 またチュニジア共和国との交流では、2002年FIFAワールドカップで橿原市がチュニジア代表チームのキャンプ地になったことから交流が始まり、そのキャンプ期間中には、チュニジア大統領選挙である国民投票の投票所に市庁舎を使っていただいたこともございました。その後、チュニジア特命全権大使であるサラ・ハンナシ氏の訪問を受け、少年サッカーチュニジア杯や本庁舎1階に展示いたしておりますモザイク画の寄贈をいただくなど、ワールドカップサッカー以降、交流を続けてまいっております。そして、今月には桜の苗木100本をチュニジアに寄贈し、首都チュニスの「日本通り」で開催される桜香芸術祭で植樹していただく予定でございます。
 なお、ここで少し漏れておりますので補足を口頭でさせていただきます。
 過日、私と河合議長とでチュニジアを訪問させていただきました。チュニジア大使館からはベジャ市と交流を深めてはどうかというアドバイスもいただいておりましたので、国のご配慮でベジャを訪問いたしまして、非常に議長ともども感激をいたしたような次第でございまして、改めまして議長からも、この機会に何か友好のあかしとして何かできないかというお話がございまして、桜の苗木を100本ほどベジャ市に寄贈してはいかがということで、その場で知事さんなり、また市長さんにお話をいただきまして、市民の代表の方にもお話をいただきました。大変喜んでいただきましたので、このこともやらせていただけるということで追加させていただき、ご報告をさせていただきたいと思う次第でございます。失礼をいたしました。
 また、宮崎市との姉妹都市盟約も40周年を迎え、例年の宮崎市との交流事業に加え、10年ぶりに近鉄百貨店橿原店で、宮崎と橿原の物産と観光展を開催いたします。この物産展会場で洛陽市とチュニジアの観光展も同時に行い、市民の皆様に異国風物の一端に触れていただければと考えております。このほか観光への取り組みとしましては、橿原市にお越しになる皆様を名勝指定された大和三山や特別史跡の藤原宮跡などへスムーズに導けるよう、主要道路への道標設置や市内主要駅周辺に設置している13カ所の観光案内板整備などの案内面での整備を行います。それとともに各町で行われている、昔から伝わる伝統的行事や祭りを映像化して、公共施設での常時放映や観光客誘致への一助として活用してまいる考えでございます。また17年度に作成をいたしておりました古代衣裳100着ができ上がってまいりました。この古代衣裳を4月の神武祭でお披露目をいたします。そのためこれまで橿原神宮前駅から橿原神宮までの500メートルだったパレードコースも、県立橿原体育館から表参道を通り、橿原神宮前駅までの1キロメートルに延長し、より一層盛り上げていきたいと考えておりますので、ぜひとも皆様方もご参加、ご観覧をお願いする次第でございます。
 また、観光客への対応として遅れ気味でございましたが、観光トイレの設置であります。訪れる人が多い橿原神宮周辺で、平成7年には一の鳥居付近に第1観光トイレを設置いたしました。17年には北の鳥居付近に、これは県立体育館の前でございますが、第2観光トイレを設置いたしました。18年度には、次の教育分野で述べさせていただきますが、これからの大きなポイントにしております藤原宮跡への取り組みや香久山を訪れる方のために、木之本町に観光トイレを新しく設置してまいります。観光トイレにおきましては、これからの観光行政を展望する上で市内全域を見てみますと、まだ不備があると判断をいたしております。しかし地元調整や大きな建設経費を要しますので、早急な対応は無理としても、順次対応してまいりたいと考えております。
 居住環境や道路網の利便性快適性を追求しております都市基盤整備への取り組みにおいても不断の努力を続けております。その中で、橿原市玄関口として位置づけられる八木駅南土地区画整理事業には、特にここ数年、積極的に財源を投入してまいりましたが、18年度で一定の成果を上げられることになりました。昭和63年に事業着手して以来18年を経過して、広域拠点としての高いレベルの都市機能を有した駅前として生まれ変わることになります。
 これまで述べてきましたように、これからの都市は人々の交流が活発に行われ、情報や資本が集まるような魅力を備えることが必要でございます。魅力ある都市とは、独自の文化があり、働く人や訪れる人にとって利便性が高く、快適で安全でさらに美しさを備えた都市空間であると考えております。都市空間や生活空間を充実させることは、人々の交流や活力を生み出すことになります。これを成し遂げるため、これまでの橿原市の先輩たちも努力を続けてこられたわけでございます。そして今のこの時代に生きる私たちも「今できることを今する」と着実に進めていくことが、橿原市の将来の経済や社会の活力を創出することにつながると考え、努力を続けてまいる所存でございます。
 5番目でございます。豊かな学校教育と生涯活動を手助けする「教育を地域で担う機能」でございます。
 子どもたちがこれからの社会にふさわしい創造者として成長していくためには、“子どもが元気に勉強し、遊び、すくすくと発育する環境”“学校や家庭が生き生きとして元気ある環境”“子ども、学校、家庭を包む地域に活力がある環境”など、やはり総合的な取り組みが求められているところでございます。
 子どもの安全の確保への取り組みでございますが、全国で起こっている悲しい出来事を防止するために、ここ数年来、学校、行政、地域とともに取り組んでおります。予算面においても、当初予算だけではなく、緊急対応を要することに対しては補正予算をお願いするなど、特段の配慮をしております。これまでの数年間の取り組みを述べますと、保育・幼稚園児、小・中学生全員に防犯ブザーを渡すとともに、安全旗、安全を呼びかけるマグネットシールやプレート、防犯カメラの設置など、防犯物品や設備への対応を行っております。そして昨年9月から子ども安全メールの配信を行い、現在ほぼ3,900人の方にご利用いただいております。また地域では、子どもたちの登下校時の立哨や、防犯パトロールに取り組んでいただいているところであります。そして昨年から青色回転灯をつけた車が市内を回っているのにお気づきになった方もおられると思います。これは地域住民やボランティア団体の方々のご協力で自主防犯活動を行っていただいているもので、現在市内で警察の許可を受けた5団体、24台のパトロール車で活動を行っていただいております。これに対して、市も青色回転灯の購入に対し交付金を措置しております。このほか子どもたちが遅くなった下校時に足元を照らす防犯灯の設置費用への配慮や、人の心を落ち着かせ犯罪の抑止効果があるとされる青色防犯灯の設置に取り組んでまいります。
 教育環境整備への安全確保への取り組みでございますが、昨年の施政方針でも表明させていただきましたように、耐震補強に主眼を置いた校舎耐震補強工事に必要とする経費を計上したところでございます。耐震補強設計を行うのが真菅北小学校、耐震工事に着手するのは耳成南、鴨公、晩成小学校と八木中学校でございます。そしてアスベストへの対応でございます。ご存知のように学校施設につきましては、11年度に全部の学校施設の耐火や断熱などの吹き付け材を調査し、飛散性のあるアスベストの含有が確認された2小学校と、2中学校、1幼稚園の撤去工事を完了いたしております。今回は12月補正予算をお願いし、全部の公共施設や学校施設の階段裏や天井仕上げなどの意匠を目的とした吹き付け材も分析点検しましたところ、1月末にすべての分析結果が出てまいりまして、37施設94検体のうち、本庁舎東棟と八木中学校の2施設10検体において、アスベストの含有が確認されました。確認されたアスベストの含有状況は、顕微鏡検査やエックス線による機器計測から0.3%未満でありました。この結果は1%を超えるアスベストの含有が確認されたら除去等を行うという厚生労働省の指針の対象外ではありますが、微量とは言いながらもアスベストを含有しておりますので、まず対象箇所の「囲い込み」を早急に行っております。そして除去工事に要する経費については、18年度予算で計上したところでございます。
 現在各種スポーツや文化活動の全国大会が多く開催されています。8月に全国高等学校総合体育大会が近畿各府県で開催されます。橿原市ではアーチェリー競技が県立橿原公苑陸上競技場で行われます。生徒たちはこのような大会への出場を目標に日々励み、努力をしているところです。これは市内中学校のクラブ活動に頑張る子どもたちも同じことです。昨年も多くの中学生が陸上や卓球、水泳、弓道、バドミントン、マーチングバンド、バトントワーリングなど、運動や文化活動で全国大会や近畿大会に出場し、立派な成績を残してくれております。この頑張る子どもたちの大会出場の旅費などの経費を補助するよう、例年中学生各種体育大会や文化活動の参加補助金を計上してまいっておりますが、18年度はより充実を図った対応を講じております。
 今からおよそ1300年前、大和三山に囲まれた位置に開かれた藤原京。戦前に始まり70年以上続く発掘調査で、南北12条東西4坊と言われていた藤原京の京城も、もっと大きかったとされる大藤原京説が有力になっております。藤原京は国民の文化遺産と位置づけられる貴重な文化財で、橿原市民にとっても郷土の誇りとなるものでございます。現在国において、史跡指定地内の民有地買い上げや発掘調査、藤原宮跡整備基本構想の策定などに取り組んでいただいておりますが、事業規模からも相当長期にわたると見込まれております。一方で、郷土の誇りである貴重な遺産である文化財を、街づくりの資産として保存、活用していることを求められていることも事実でございます。そのために橿原市も積極的に国に協力して事業を進めていくとともに、特別史跡として原状を壊さない範囲において活用を図るための取り組みを行うことになりました。18年度から着手を予定している内容は、藤原宮跡内の国有化された土地をお借りして、花が咲き誇る花園を創出してまいりたいと考えております。花園の面積は5ヘクタールで、春から秋の花を楽しんでいただけるよう、まずは秋の花の植え付けとともに、お越しになる皆様方の乗用車やバスの駐車スペースの確保や、1,000分の1模型の藤原京ジオラマを現在展示しております万葉ホールから移転し、JA鴨公支店の建物をお借りして展示することにも取り組んでまいる予定でございます。
 市制50周年記念事業の一つとして、昭和39年に発掘された新沢千塚126号墳からの出土品の里帰り展示を行わせていただきます。重要文化財に指定された金製龍文透彫飾板や金製螺旋状垂飾、ガラス製品の碗や皿、玉などに代表される126号墳の出土品は、現在国立東京博物館で常設展示されており、発掘されてから館外で展示されたのは、たった3回という非常に高いランクに位置づけられた文化財でございます。里帰り展示は、県立橿原考古学研究所のご協力を得て、秋に附属博物館で予定をさせていただいております。そして市民の皆様を対象に無料でご覧いただける期間も設けたいと考えております。ぜひこの機会に貴重な古代遺産をご覧いただければありがたいと、かように存ずる次第でございます。
 6番目でございます。透明、効率をめざす「行財政改革の推進と地方分権への対応」でございます。
 地方の発展に貢献していくことが、地方公共団体の一番大きな使命でございます。そのための能力を身につけること、また高めることが必要でございます。この能力とは、ここ数年来の国の動きにも即応し、橿原市として政策をつくる能力であると判断しております。そのための人材育成、能力開発などの研修の取り組みに留意するとともに、行政組織機構においても重点項目に即した、きめ細やかな行政行為が行われるように取り組んでまいります。主だった内容としましては、行政活動に経済性や効率性、有効性などの客観的な視点を取り入れる行政評価システムの構築や、防災や防犯、国民保護など安全と安心の街づくりの推進への取り組み、これからの重要事項と位置づける観光への対応など、行政需要に即応できる組織機構となるように準備をただいま進めておるところでございます。
 ところで、我が国の大きな構造改革の一つでございます、16年度から始まった三位一体の改革でございます。18年度の取り組みとして国庫補助負担金の改革において、17年度までの決定分3兆8,000億円程度に加え、児童手当や児童扶養手当、公営住宅家賃対策などの税源移譲対象となる6,540億円程度の改革が進められております。この税源移譲として6,100億円程度が所得譲与税として措置されることになっております。
 橿原市の三位一体の改革によります18年度だけの影響額としては、国庫補助金改革で4億600万円、地方交付税改革で9億9,900万円の減少になると試算をいたしております。そして16年度から18年度までの三位一体改革の影響額は、国庫補助金などの削減分で8億8,500万円、これに対応します税源移譲分7億9,800万円は所得譲与税で補填されたものの、地方交付税関係で22億4,500万円の大幅な減少となっております。この減少していく財源に対応していくためにも早急にやらなければならないことは、行政自身が無駄をなくしスリムになる、事務事業の見直しと民間委託の推進や経費節減合理化などへの取り組みであるわけでございます。そういうことで行政改革に取り組むことは一番大事であることは言えると思います。行政改革への取り組み状況は、16年度に行政改革実施計画を策定をいたしまして、19年度まで取り組む44項目を定めております。主だった項目としては、金橋保育所と金橋幼稚園との幼保一体化を図る取り組みや、市内幼稚園のあり方へのモデルケースとしている白橿北幼稚園と白橿南幼稚園の統廃合、そして指定管理度制度、ごみやし尿などの施設運営、土地の処分などへの取り組みとともに、新たな事業をスムーズに進めるために、プロジェクトチームでの検討システムを取り入れております。これまでプロジェクトチームで検討を行ってきた項目は、有料広告掲載や出前講座、ワンストップサービス、県汎用システム導入などへの検討でございます。また現在16年度から取り組んでまいりました行政改革の効果額として、歳出面においてはほぼ8億9,000万円の節減であると現在試算をいたしております。これからも行政改革実施計画に基づき、着実に行政改革に取り組んでまいります。また、歳出削減だけでなく、新たな財源を得ることへの取り組みも大切でございます。12月議会でご承認をお願いいたしました入湯税もその一つであります。そして、橿原市都市再生まちづくりビジョンの提言を受け、これからの5カ年計画で新しい事業展開を予定しております都市再生整備事業も、国が16年度に制度化いたしましたまちづくり交付金制度を活用することで、新たな財源として確保していけるような努力も続けておる次第でございます。このほか18年度は、これまでにも表明いたしておりますように3年に一度の補助金や交付金のあり方や使用料や手数料の見直しの時期になります。使用料などにつきましては、受益者負担と公共負担の割合について、補助金などは補助の公益性や妥当性などについて検討してまいります。また、特別職報酬等審議会を開催して、特別職などの報酬について検討をお願いすることも予定いたしております。
 最後になりましたが、市制50周年を記念して行う事業としましては、これまでにもいくつか具体的に述べてまいりましたが、ここで全体的な状況をお伝えいたします。18年の1月から12月までを記念事業実施期間と決め、すでに記念式典や橿原市・洛陽市友好都市の調印などを行っております。予定している事業は、子ども議会、女性議会、テレビなんでも鑑定団、市内文化活動団体の発表会である生涯学習フェスティバル、図書館開館10周年をあわせて行う図書館フェスティバル、NHK巡回ラジオ体操会、洛陽の魅力を紹介するラジオ対談、中国古箏演奏と日本文楽のコラボレーション、市内の名所を選ぶ橿原八景写真展などのイベントや展示、姉妹都市や国際交流など26事業を行ってまいります。その都度、市民の皆様方には広報してまいりますので、ぜひご参加をくださいますようお願いをする次第でございます。
 このような理念に基づきまして、編成をさせていただきました平成18年度当初予算は、
      一般会計  367億6,000万円
      特別会計  349億7,880万円
      企業会計   44億3,558万6,000円
      公社会計   13億3,299万1,000円
 で、総額775億737万7,000円といたしております。一般会計予算を17年度と比較いたしますと、19億600万円、4.9%の減となっております。この減額の要因は18年度で終了を予定いたしております、し尿処理施設建設や八木駅南土地区画整理事業の事業費減少とともに、16年度から実施された三位一体の改革による大幅な財源縮減に対応するため、前年度に引き続き、特別職の給与や管理職手当でのカット、各種団体への補助金の減額などもお願いをいたしております。これ以外にも行政改革による事務事業の見直しとともに、17年度の経常経費10%、投資的経費20%に引き続きまして、18年度も経常経費5%、投資的経費15%をカットする、枠配分予算などによりまして経費の節減で予算を編成させていただいたところでございます。
 ここ数年のこのような取り組みをお願いしたことで、2年続けて予算額や市債残高の減少を図ることができております。国の指示による減税補てん債の借り換えや三大事業などの特別な要因から、一番予算規模が大きかった16年度と予算額や市債を比較しますと、16年度当初予算額は447億3,400万円でございました。市債残高も1人当たりほぼ44万円である556億5,506万円でしたが、18年度では約80億円減少した367億6,000万円の当初予算額で、市債残高も1人当たり42万円である536億1,348万円の残高を現在試算しており、ほぼ20億円の減少を見込んでおります。
 これは私だけでもなく皆さんもそうであろうと思いますけれども、やはり健康を兼ねてウォーキングをやっておりますが、ウォーキングコースとして最適なのは、このたび名勝指定を受けました大和三山周辺であると考えております。
 昨年の晩秋の昼下がり、私も藤原宮跡から香久山を散策いたしました。改めて橿原市のよさを体感いたしたところでございます。この日は特に秋晴れの日でございまして、香久山の頂上から見る畝傍山とか耳成山、また頂上から県の万葉の森に続いていく、どんぐりや落ち葉で敷き詰められた遊歩道など、そして戒外町、南浦町の趣のある家並みへとたどる道の辺。この道筋からは、緑の山に溶け込む香久山公園や昆虫館一帯が展望できるわけでございます。周りには10年以上前の橿原市新農業構造改善事業で築き上げた農作地が広がっておる次第でございます。この風景を見ておりますと、十年一昔とたとえられますが、公共事業投資が行われ周辺環境に溶け込みまして、効果が出てくるまでには、やはり一定の期間を要するんだと改めて感じたような次第でございます。今は野菜が育ちます。柿や飾り物に使われる南天の実が色づきます。その収穫に立ち働いている人々もたくさんおられます。また子どもの楽しげな声も聞こえてまいります。森を越えて、テニスのボールを打つ音とともに歓声も聞こえてまいります。もちろん野鳥の鳴き声も当然聞こえてまいります。このような風景なり、情景が何とも言えない温かさとやすらぎを与えてくれるものは今の地域の景観じゃないかなと、かように思っておる次第でございます。私がこのすばらしさをぜひとも守らせていただきたいと、このように考えておる次第でございます。そういうことで市民の皆様方におかれましても、このようなすばらしい情景を体感させる橿原市で安心して住んでいただきたい。そのためには市長として、これからの橿原市を導いていく。そしてまた、皆さんとともに橿原市を形づくっていかなければならないと思っておる次第でございます。これら橿原市のよさをしっかりと、これからも守っていきたいと強く心に念じておる次第でございます。
 今年はあたかも市制50周年という節目の年でございます。とかく節目には気持ちを一新することや過去を振り返ることが多くなります。この50年という期間は単なる経過点ではなく、これまでの橿原市を築きあげるため努力されてきた先人、先輩の方々のご苦労の積み重ねがあったからこそ今日があるわけでございます。これらの先輩に対しましても感謝の気持ちをしっかりと持ちながら、これから始まります50年、これからの100年に向けての今年はその1年目であると、このように平成18年度を私は考えておるような次第でございます。私の果たす役割も、また皆さん方のお果たしをいただく役割も、お互いに一生懸命果たしながら、新たな50年に進んでまいりたいと考えておりますので、市民の皆様方初め、議員の皆様方には絶大なるご理解とご支援を賜るよう強くお願いを申し上げまして、大変長時間になりましたけれども、私の平成18年度の施政方針を述べさせていただきました。
 どうもご清聴ありがとうございました。よろしくお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これをもって平成18年度の施政方針演説を終わります。
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 日程第3 議第1号 橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第3、議第1号、橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第1号、橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。
 本件につきましては、昨年の人事院勧告により、国家公務員の給与構造の抜本的な改革が行われることにより、国に準じまして一般職の職員の給料表等を見直すものでございます。
 主な改正内容といたしましては、まず現行の調整手当に変えまして、民間賃金の地域間格差が適切に反映されるよう地域手当を支給することといたしました。厚生労働省の賃金構造基本統計調査により、橿原市における民間の10年間の平均賃金指数が100.5となることから、地域手当の支給割合につきましても6%とするものでございます。
 次に給料表につきましては、行政職と教育職の区分をなくし、職務の級を行政職10級から一般職9級制に改め、きめ細かい勤務実績の反映に対応するために現行の号級を4分割に細分化いたしました。また、地域別の官民格差の3年平均を参考に、給料表の水準平均4.8%引き下げております。その中でも若年の職員層については引き下げを行わず、中高年齢層については7%を引き下げ、給与のカーブのフラット化を図っております。
 次に昇給につきましては、年1回、1月1日に行い昇給の号数は4号級を標準に、職務の級が6級以上の者は3号級と、55歳以上の者は2号級とするものでございます。
 なお経過措置として、附則におきまして、新旧給料月額の差額分は支給することを規定いたしております。
 そのほかといたしましては、国民保護法の規定により、武力攻撃派遣手当を災害派遣手当に準用して支給することができることから、同手当の規定を設けるものでございます。
 以上の改正に関連いたしまして、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の職種等に関する条例ほか7条例の一部改正も行うものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は総務常任委員会に付託いたします。
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日程第4 議第2号 橿原市の一般職の職員の退職手当に関する条例の一部改正について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第4、議第2号、橿原市の一般職の職員の退職手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第2号、橿原市の一般職の職員の退職手当に関する条例の一部改正についてでございます。
 本件につきましては、国家公務員の退職手当制度が改められたことにより、国に準じまして退職手当の算定方法を改めるとともに、退職手当の基本額の支給率の見直しなどを行うものでございます。
 主な改正内容といたしましては、まず退職手当の基本額について、中期勤続者の支給率を引き上げ、長期勤続者の支給率を微減することにより、段差の少ない緩やかな構造にし、退職理由別事項の規定を改め、さらに勤続年数別支給率の見直しを行うものでございます。
 次に従来の退職手当の額であった退職日給料月額に退職理由別、勤続年数別支給率に準じた額を基本額とし、新たに退職者が属していた職員の区分に応じて定める調整月額のうち、その額が多い者から60カ月分の調整月額合計した額を調整額とし、基本額に調整額を加算した額を退職手当の額とするものでございます。
 その他といたしましては、給料月額の減額改定以外の理由によって、給料月額が減額されたことがある場合の基本額にかかる特例及び短期勤続者等に対する退職手当の調整額などの規定を新たに設けるものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は総務常任委員会に付託いたします。
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 日程第5 議第3号 橿原市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第5、議第3号、橿原市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第3号、橿原市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてでございます。
 本件につきましては、新たに国民保護協議会、障害認定審査会及び男女共同参画審議会の委員の報酬を定め、費用弁償の積算規定を行政職10級から一般職9級に改めるものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は総務常任委員会に付託いたします。
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     日程第6 議第4号 橿原市男女共同参画推進条例の制定について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第6、議第4号、橿原市男女共同参画推進条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第4号、橿原市男女共同参画推進条例の制定についてでございます。
 本件につきましては、平成11年の男女共同参画社会基本法の制定を受け、本市においても男女共同参画かしはらプランを策定するなど鋭意男女共同参画社会の実現に向けての積極的な取り組みを実施しているところでございます。しかし、社会慣行や制度には性別による固定的な役割分担意識がいまだに根強く残っており、さらにはセクシャルハラスメントやドメスティクバイオレンスなど、女性に対する人権侵害が大きな社会問題となっている状況下におきまして、国の男女共同参画基本計画に即した行動計画を積極的に推進するために条例を制定するものでございます。
 本条例は本市における男女共同参画の推進に関し、市の基本理念を定め、市、市民、事業者及び教育関係者の責務を明らかにするとともに、施策の基本となる事項を定めております。特に本市の条例では初めて前文を設け、その内容については基本法が制定された経緯、歴史豊かな橿原市が心豊かな街づくりをも目指す姿勢、社会情勢の現状と課題、そして男女共同参画社会の実現に向けた決意を表したものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は総務常任委員会に付託いたします。
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 日程第7 議第5号 橿原市国民保護協議会条例の制定について
      議第6号 橿原市国民保護対策本部及び橿原市緊急対処事態対策本部条例の
           制定について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第7、議第5号、橿原市国民保護協議会条例の制定について及び議第6号、橿原市国民保護対策本部及び橿原市緊急対処事態対策本部条例の制定についてを一括して議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第5号、橿原市国民保護協議会条例の制定について及び議第6号、橿原市国民保護対策本部及び橿原市緊急対処事態対策本部条例の制定について一括して提案説明をさせていただきます。
 本2件につきましては、武力攻撃や大規模テロの際に、国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活や国民経済に及ぼす影響が最小となるように、国民の保護のための措置を的確かつ迅速に実施することを目的として、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)が、平成16年9月に施行されたことに伴いまして、橿原市国民保護協議会及び橿原市国民保護対策本部等の設置につきまして条例の制定を行うものでございます。
 国民保護協議会につきましては、国民の保護のための措置に関しての重要事項を審議していただくほか、国民保護計画の策定に当たっての答申をいただき、国民の保護のための措置に関する施策を総合的に推進するために設置するものでございます。
 また、国民保護対策本部等につきましては、武力攻撃や大規模テロの事態において、国から指定があった場合に設置し、国民の保護のための措置の総合的な推進に関する事務をつかさどるものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 以上2件は総務常任委員会に付託いたします。
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     日程第8 議第7号 橿原市手数料徴収条例の一部改正について
          議第8号 橿原市在宅介護支援センター条例の廃止について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第8、議第7号、橿原市手数料徴収条例の一部改正について及び議第8号、橿原市在宅介護支援センター条例の廃止についてを一括して議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第7号、橿原市手数料徴収条例の一部改正について及び議第8号、橿原市在宅介護支援センター条例の廃止について一括して提案説明をさせていただきます。
 本2件につきましては、介護保険法等の一部改正に伴いまして、4月1日から地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的に、地域支援事業のうちの包括的支援事業を地域において、一体的に実施する役割を担う中核拠点としての地域包括支援センターを設置することに伴うものでございます。
 議第7号につきましては、地域包括支援センターを指定介護予防支援事業者に指定し、同センターが実施する指定介護予防支援事業における介護サービス計画の作成にかかる手数料を徴収するための金額を定めるものでございます。
 議第8号につきましては、地域包括支援センターを設置し、これまで在宅介護支援センターにおいて実施しておりました高齢者の保健福祉に関する総合的な相談窓口業務を地域包括支援センターにおいて実施していくため、橿原市在宅介護支援センターを廃止するものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 以上2件は厚生常任委員会に付託いたします。
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    日程第9 議第9号 橿原市営香久山墓園管理基金条例の制定について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第9、議第9号、橿原市営香久山墓園管理基金条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第9号、橿原市営香久山墓園管理基金条例の制定についてでございます。
 本件につきましては、橿原市墓園条例の規定により、納付していただいております墓園の管理料について、墓園事業特別会計予算における収支を明確にし、将来の墓園の維持管理に要する経費の財源に充てるために基金を設置するものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は厚生常任委員会に付託いたします。
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 日程第10 議第10号 橿原市心身障害児訓練施設設置及び管理に関する条例の一部
             改正について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第10、議第10号、橿原市心身障害児訓練施設設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第10号、橿原市心身障害児訓練施設設置及び管理に関する条例の一部改正についてでございます。
 本件につきましては、かしの木園で実施している児童デイサービスの根拠法令が児童福祉法から障害者自立支援法に改められたことにより条文の整備を行うものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は厚生常任委員会に付託いたします。
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     日程第11 議第11号 橿原市介護保険条例の一部改正について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第11、議第11号、橿原市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第11号、橿原市介護保険条例の一部改正についてでございます。
 本件につきましては、介護保険法第129条第3項の規定に基づき、平成18年度から平成20年度までの保険料率の見直しなどを行うものでございます。
 主な改正内容といたしましては、介護保険法施行令の一部改正に伴い、低所得者に対する保険料軽減など、負担能力をきめ細かく反映した保険料を設定するために、第1号被保険者の所得段階別の区分を5段階から6段階に改め、また保険料の基礎額を年額3万9,732円(月額3,311円)から年額4万9,320円(月額4,110円)に引き上げ、それぞれの段階に応じた保険料の見直しを行うものでございます。
 なお、平成18年度及び平成19年度の保険料率の特例として、平成17年度の地方税法の一部改正に伴いまして、保険料の賦課基準でございます所得段階が引き上がった者に対して、保険料率を段階的に引き上げる措置を講ずるものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は厚生常任委員会に付託いたします。
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   日程第12 議第12号 橿原市地区公民館の指定管理者の指定について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第12、議第12号、橿原市地区公民館の指定管理者の指定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第12号、橿原市地区公民館の指定管理者の指定についてでございます。
 本件につきましては、地区公民館の指定管理者について各地区の委員会を指定し、指定の期間を平成18年4月1日から平成23年3月31日までとすることに関し、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 よろしくお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。竹森君。
             (24番 竹森 衛君 登壇)

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◯24番(竹森 衛君) 議第12号、橿原市地区公民館の指定管理者の指定について質問をいたします。
 まずこの条例に関して12月議会で可決をされたわけですけれども、それ以後、この現在10ある地区公民館に対して、4月1日から、これを実際に指定管理者制度に基づいて管理運営を進めていくのに、この間、どのような地区公民館館長及び担当者と話し合いを持って、スムーズにこの問題を進めていくために、どういう会議を開いたりして進めてきたのか、それが1点。
 それからもう1つ、この指定管理者制度を導入することによって、既にこれまで使用料のかからなかった、つまり無料で利用できたその団体が既に使用料をお願いすると。例えばPTA、例えば民生委員の委員会等々も含めて、既に使用料が有料になっています。本来12月議会でも質問しましたけども、そういう地域で活動する組織がもう使用料を負担せざるを得ない状況になっているわけですけれども、その状況を10の地区公民館でどのように把握してるのか、答弁をしてください。

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◯議長(竹田清喜君) これについて、生涯学習部長の森下君から答弁をお願いします。
             (説明員 森下一夫君 登壇)

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◯生涯学習部長(森下一夫君) ただいまの竹森議員のご質問で、地区公民館について12月議会からその後どういうような対応をしてきたかと、1点目の質問でございます。
 12月議会で条例の制定をお願いいたしました。その後1月に地区会長会議等の打ち合わせ、そしてまた各館の館長会議、そしてまた各館の個別訪問をいたしまして、それぞれの館の運営の状況、現状、また市の説明等、協議させていただきながら、今般各自治会から提案書の申請を受けたところでございます。
 そして2点目の利用料の減免等についてでございます。
 このことに関しましては、12月議会でもかねがね申し上げました57年の香久山公民館の設置以来、順次整備していく中で、それぞれの館のほうの基本的には判断に任せてまいりました。市のほうから一定の考え方の基準を示しながらも、一応館のほうにお任せしてきたという状況の中で、若干それぞれ館の取り扱いについて差異がございました。それにつきましては、今後この4月1日の移行につきまして、大きな変動を及ぼさないスムーズな移行をするために、一応3月31日の状況を踏まえて4月1日に移行してもらうというのを基本的な考え方として対応してまいっておりますので、今後ともそういう形で進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) 竹森君。
             (24番 竹森 衛君 登壇)

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◯24番(竹森 衛君) 今、森下部長が答弁されたことの中に、一つ一つ10の地区公民館があることに対して、指定管理者に指定することによって、どういう状況の変化があるということを把握されておられないということですよ。つまり指定管理者制度を導入するということは、それはいいんだと、経費が節減できるんだと。官から民へと、そういうことを言ってますけども、実際に公の組織に負担をお願いせざるを得ないような状況に、各地区公民館が実際にそれが現況としてどうなっているのか。
 例えば白橿の地区公民館であればPTA、それから民生委員、これは新聞で、もう現在無料が有料になると思いますけれども、ご理解ご協力のほどよろしくお願いしますと、こういうふうに書かれてるわけです。指定管理者になったらよくないじゃないですか。今までそれで地域活動を旺盛にすると思っていたものが逆の方向にいってるんじゃないでしょうか。そのことについて答弁してください。

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◯議長(竹田清喜君) 森下君。
             (説明員 森下一夫君 登壇)

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◯生涯学習部長(森下一夫君) 竹森議員さんの2回目のご質問で、指定管理者へ移行する状況の変化を把握してないということを言われております。
 このことに関しましては、地区自治会長会議等を通じまして市のほうから要請いたしております。そのへんのところ、基本的には指定管理者の判断という定めになっておりますが、移行にあたって大きな変動のないようにお願い申し上げていきたいと、今後調整していきたいと、このように考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は文教常任委員会に付託いたします。
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 日程第13 議第13号 橿原市高取町明日香村障害認定審査会の規約の協議について

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◯議長(竹田清喜君) 日程第13、議第13号、橿原市高取町明日香村障害認定審査会の規約の協議についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第13号、橿原市高取町明日香村障害認定審査会の規約の協議についてでございます。
 本件につきましては、橿原市、高取町及び明日香村が障害者自立支援法第15条の規定により障害者程度区分の審査判定業務を行う、橿原市高取町明日香村障害認定審査会を共同設置することに伴い、その規約の協議について地方自治法第252条の7第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 何とぞよろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本件は厚生常任委員会に付託いたします。
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 日程第14 議第14号 平成17年度橿原市一般会計補正予算(第4号)について
       議第15号 平成17年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
             について
       議第16号 平成17年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第1号)に
             ついて
       議第17号 平成17年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第1
             号)について
       議第18号 平成17年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予
             算(第1号)について
       議第19号 平成17年度橿原市土地区画整理事業特別会計補正予算(第
             1号)について

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◯議長(竹田清喜君) 次に日程第14、議第14号から議第19号までの6件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第14号から議第19号までの平成17年度補正予算について、一括して提案説明をさせていただきます。
 まず議第14号、平成17年度橿原市一般会計補正予算(第4号)についてご説明を申し上げます。
 本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。第2条では繰越明許費の限度額を定めております。その内容といたしましては、上水道事業会計出資金のほか17事業で、総額19億3,930万円の繰越限度額を定めております。第3条では地方債について借入限度額等を定めております。
 続きまして、歳出の概要を申し上げますと、総額で5,420万円の減額補正をいたしております。その内容といたしましては、退職者の増による退職金、保険基盤安定負担金の増による国民健康保険特別会計への繰出金、入所児童の増による保育所運営負担金、検診受診者の増による基本検診委託料、がん検診委託料、国の補正予算に伴います八木中学校校舎耐震補強工事、特定資金公共投資事業債償還金を増額し、交付金に伴う補助単価の改正による私立保育所補助金、管理経費の減による焼却場管理運営費、中和広域消防組合の補正予算に伴います中和広域消防組合負担金、発掘調査件数の減による民間受託等発掘調査事業費を減額いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、分担金及び負担金を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第15号、平成17年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
 本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。
 歳出の概要を申し上げますと、総額3,558万2,000円の増額補正をいたしております。その内容といたしましては、平成16年度療養給付費負担金の返還による過年度国庫負担金等返還金を増額いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、繰入金を増額し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第16号でございます。平成17年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
 本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。
 歳出の概要を申し上げますと、総額3億1,460万円の増額補正をいたしております。その内容といたしましては、給付費の増による老人医療給付費を増額いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、支払基金交付金等を増額し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第17号、平成17年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
 本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。第2条では繰越明許費の限度額を定めております。その内容といたしましては、公共下水道事業で2億1,400万円の繰越限度額を定めております。第3条では地方債について借入限度額等を定めております。
 続きまして歳出の概要を申し上げますと、総額1,560万円の減額補正をいたしております。その内容といたしましては、県への流域下水道事業負担金を減額いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、市債を減額し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第18号、平成17年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
 本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。
 歳出の概要を申し上げますと、総額で2,400万円の増額補正をいたしております。その内容といたしましては、借入者からの繰上償還に伴う長期債繰上償還金を増額いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、繰越金を増額し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 最後に議第19号、平成17年度橿原市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)については、近鉄八木駅南土地区画整理事業で4,500万円の繰越限度額を定めるものでございます。
 以上の議案につきまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。なお、質疑は議案番号を述べられてからお願いいたします。それでは質疑ございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 お諮りいたします。本6件については、11人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) ご異議なしと認めます。よって、本6件については11人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決しました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、若林俊男君、松田ゆみ子君、福井達雄君、平沼 諭君、長谷川雅章君、広田順則君、奥田 寛君、水本ひでこ君、松木雅徳君、前口洋一君、竹森 衛君、以上の11人の諸君を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました11人の諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決しました。
 ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、本会議休憩中に予算特別委員会を招集いたしますので、委員会室にご参集願います。
 それでは暫時休憩いたします。
              午前11時45分 休憩
             ─────────────
              午後 1時02分 再開

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◯議長(竹田清喜君) 休憩中の本会議を再開いたします。
 予算特別委員会の正副委員長の互選を行いました結果、委員長に若林俊男君、副委員長に広田順則君が互選されましたので、ご報告申し上げます。
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 日程第15 議第20号 平成18年度橿原市一般会計予算について
       議第21号 平成18年度橿原市国民健康保険特別会計予算について
       議第22号 平成18年度橿原市老人保健特別会計予算について
       議第23号 平成18年度橿原市介護保険特別会計予算について
       議第24号 平成18年度橿原市公共下水道事業特別会計予算について
       議第25号 平成18年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算につ
             いて
       議第26号 平成18年度橿原市駐車場事業特別会計予算について
       議第27号 平成18年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算に
             ついて
       議第28号 平成18年度橿原市墓園事業特別会計予算について
       議第29号 平成18年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算について
       議第30号 平成18年度橿原市共有財産処分特別会計予算について
       議第31号 平成18年度橿原市上水道事業会計予算について

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◯議長(竹田清喜君) 次に日程第15、議第20号から議第31号までの12件を一括して議題といたします。
 議案の朗読を省略いたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 議第20号から議第31号までの平成18年度当初予算について一括して提案説明をさせていただきます。
 まず議第20号でございます。平成18年度橿原市一般会計予算についてご説明を申し上げます。
 予算総額は367億6,000万円といたしており、前年度と対比いたしますと19億600万円、4.9%の減となっております。この主な理由は本市における二大事業でございます、し尿処理施設建設事業、八木駅前南整備事業が減じたことと、国の三位一体の改革で財源が減少する中、節減合理化により歳出の抑制に努めたことによるものでございます。
 まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。第2条では債務負担行為の期間及び限度額を定めております。その内容といたしましては、本庁舎耐震補強事業ほか6事業で6億4,660万円の限度額を設定いたしております。その他といたしましては、土地開発公社が金融機関から受ける融資に対する債務保証130億円等を定めております。第3条では地方債についての借入限度額、利率及び償還の方法を定めております。第4条では一時借入金の最高限度額を40億円と定めております。第5条では職員に係る人件費について、過不足を生じた場合、同一款内での項間の流用ができるように定めております。
 次に、歳出の主な内容を申し上げますと、施政方針でも申し述べました6つの重点施策を基本とした予算編成といたしております。
 まず性質別経費で、人件費につきましては70億3,664万8,000円で、定年退職者の増により退職手当が増したものの、退職者の補充を行わなかったため、前年度に比べ621万8,000円、0.1%の増となっております。扶助費につきましては57億4,246万9,000円で、児童扶養手当の制度拡充、生活保護費などの増により、前年度に比べ3億2,742万4,000円、6.0%の増となっております。また公債費につきましては56億6,132万5,000円で、前年度に比べて6,138万5,000円、1.1%の増となっております。
 次に普通建設事業費につきましては、45億2,370万5,000円を計上いたしております。その主な内容といたしましては、総務費では本庁舎耐震補強事業を、民生費では社会福祉施設整備補助事業を、衛生費では平成16年度から工事に着手し、本年度完成予定のし尿処理施設建設事業を、農業費では土地改良事業、商工費では観光施設整備事業を計上いたしております。土木費におきましては、道路新設改良事業、河川事業、街路事業、都市公園事業、今井町住環境整備事業及び今井東地区整備のための小規模住宅地区改良事業を計上いたしております。教育費では小・中学校施設整備事業、丸山古墳・植山古墳用地購入事業、今井町伝統的建造物群保存事業補助金及び藤原宮跡駐車場整備事業を計上いたしておりますが、普通建設事業費全体といたしましては、し尿処理建設事業や八木駅前南整備事業の減により、また単独事業の抑制を図ったことにより、前年度に比べ21億6,203万8,000円、32.3%の大幅な減となっております。
 次にその他の経費といたしましては、物件費では54億2,526万8,000円を計上いたしております。経常経費の枠配分による予算編成等により節減合理化を図ったため、全体としては前年度に比べ1億6,136万4,000円、2.9%の減となっております。また、維持補修費につきましては4億3,593万3,000円を計上いたしており、前年度と比べ457万7,000円、1.1%の増となっております。補助費等につきましては24億4,367万3,000円を計上いたしており、前年度に比べ1億6,300万6,000円、6.3%の減となっております。積立金につきましては、退職手当基金等の積み立てとして1億858万9,000円、投資及び出資金では上水道事業会計出資金で1,191万8,000円、貸付金では特別小口融資預託金及び土地開発公社貸付金等で18億900万円を計上いたしております。繰出金では国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計及び公共下水道事業特別会計への繰出金等で35億4,647万2,000円。また予備費では1,500万円を計上いたしております。
 これに見合います歳入といたしましては、市税では148億100万3,000円で、固定資産税については評価替えに伴い、前年度に比べ1億4,300万7,000円の減収となるため、個人市民税については定率減税の縮減等により、法人市民税については企業収益が好調なことにより、前年度に比べ5億363万7,000円の増収となっており、市税全体では2.8%の増と2年続けての増収となっております。また、恒久的な減税に伴います減収については、その補てんとして地方特例交付金及び減税補てん債を充当いたしております。また、地方譲与税については三位一体の改革によります税源移譲として所得譲与税が平成18年度においては児童手当、児童扶養手当等の国庫補助負担金が削減され、平成16・17年度の削減分とあわせて補てんされるため大幅な増となっております。利子割交付金につきましては、利子税の収入見込額の減により減収となり、地方消費税交付金につきましては消費の回復が見られることから増となっております。地方交付税につきましては、地方財政計画の抑制により56億8,600万円で、前年度比8億8,400万円、13.5%の減となっており、臨時財政対策債11億5,910万円と合わせた実質的な交付税では9億9,920万円、12.7%の大幅な減となっており、市債につきましては26億5,320万円で、し尿処理施設建設事業の減のほか、地区公民館建設事業の完成により、また地方財政計画の抑制により臨時財政対策債が減となり、前年度比11億7,510万円、30.7%の大幅な減となっております。
 その他の収入につきましては、事業執行に必要な収入額を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第21号、平成18年度橿原市国民健康保険特別会計予算の概要について、ご説明を申し上げます。
 予算総額は108億1,220万円といたしており、前年度と対比いたしますと3,640万円、0.3%の増となっております。
 まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。第2条におきましては、一時借入金の最高限度額を5億円と定めております。
 次に歳出の主な内容を申し上げますと、保険給付費で74億7,859万4,000円。老人保健拠出金21億9,599万7,000円。高額療養医療費の拠出のための共同事業拠出金1億8,625万6,000円、介護保険に要する経費のうち、保険者負担分としての介護納付金7億1,302万9,000円を計上いたしております。また、保健衛生普及費では医療費の増加抑制を目標として、新たに運動や食事の指導を通じて健康づくりの意識を高めるため、ヘルスアップ事業や訪問健康指導を実施し、また健康づくりを推進するため満40歳以上の被保険者を対象とする人間ドック受診助成事業補助金を設けるなど、医療費の減少に努めております。
 これに見合う歳入といたしましては、国民健康保険税等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第22号、平成18年度橿原市老人保健特別会計予算の概要についてご説明を申し上げます。
 予算総額は89億2,570万円といたしており、前年度と対比いたしますと2億1,790万円、2.5%の増となっております。
 歳出の主な内容を申し上げますと、医療諸費では88億7,065万1,000円を計上いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、支払基金交付金等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 続きまして、議第23号、平成18年度橿原市介護保険特別会計予算の概要についてご説明を申し上げます。
 予算総額は54億6,230万円といたしており、前年度と対比いたしますと4億1,480万円、8.2%の増となっております。まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。第2条におきましては、一時借入金の最高限度額を5億円と定めております。
 次に歳出の主な内容を申し上げますと、まず総務費では要介護認定に関する費用、介護保険料の賦課徴収に関する費用及び介護保険運営協議会に関する費用等で2億2,814万1,000円を計上いたしております。次に保険給付費では、被保険者が介護保険対象サービスを利用した場合に当該費用の9割に相当する額を給付する費用として、51億6,840万3,000円を計上いたしております。また、新たに地域支援事業費として介護予防事業等を実施する費用4,336万7,000円を計上いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、介護保険料等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第24号、平成18年度橿原市公共下水道事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げます。
 予算総額は37億5,700万円といたしており、前年度と対比いたしますと4,850万円、1.3%の減となっております。まず第1条におきましては、歳入歳出の総額を定めております。第2条では地方債についての借入限度額等を定めております。第3条におきましては、一時借入金の最高限度額を20億円と定めております。
 次に歳出の主な内容を申し上げますと、平成18年3月末に処理区域787ヘクタール、処理区域内人口7万6,744人、普及率61.0%が見込まれ、引き続き公共下水道の普及率向上に努めるために、公共下水道事業費で11億6,301万3,000円を計上いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、使用料及び手数料等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第25号、平成18年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算の概要をご説明を申し上げます。
 予算総額は1億3,350万円といたしており、前年度と対比いたしますと、40万円、0.3%の減となっております。
 歳出の内容を申し上げますと、長期債の元利償還金を計上いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、財産収入等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第26号、平成18年度橿原市駐車場事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げます。
 予算総額は1億8,460万円といたしており、前年度と対比いたしますと1,060万円、5.4%の減となっております。
 歳出の主な内容を申し上げますと、八木駅前北駐車場、橿原神宮前駅東駐車場、畝傍御陵前駅東駐車場、JR畝傍駅前臨時駐車場にかかる施設管理経費等を計上いたしております。
 これに見合います歳入といたしましては、料金収入等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第27号、平成18年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げます。
 予算総額は1億220万円といたしており、前年度と対比いたしますと450万円、4.2%の減となっております。
 歳出の主な内容を申し上げますと、住宅新築新築資金等貸付金回収管理組合への負担金及び長期債元利償還金を計上いたしております。
 これに見合う歳入といたしましては、諸収入等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第28号、平成18年度橿原市墓園事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げます。
 予算総額は3,560万円といたしており、前年度と対比いたしますと6,840万円、65.8%の減となっております。
 歳出の内容を申し上げますと、墓園施設の管理経費を計上いたしております。
 これに見合います歳入といたしましては、使用料及び手数料等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第29号、平成18年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げます。
 予算総額は9,200万円といたしており、前年度と対比いたしますと9,230万円、50.1%の減となっております。
 歳出の主な内容を申し上げますと、近鉄八木駅南土地区画整理事業を進めるべく区画整理工事費等を計上いたしております。
 これに見合います歳入といたしましては、分担金及び負担金等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
 次に、議第30号、平成18年度橿原市共有財産処分特別会計予算の概要についてご説明申し上げますと、予算総額は54億7,370万円といたしております。
 この会計では内膳町ほか23町の共有財産処分経費を計上したもので、各町地区公益整備事業交付金及び土地開発公社貸付金等を計上いたしております。
 最後に議第31号でございます。平成18年度橿原市上水道事業会計予算の概要についてご説明を申し上げます。
 まず第2条の業務の予定量といたしましては、給水戸数を1カ月平均28戸の増加を見込み、平成18年度末で4万4,900戸を予定いたしました。次に年間総給水量では、前年度より0.2%増の1,459万9,000立方メートルを見込み、その80.0%にあたる1,167万9,000立方メートルを県営水道から受水する予定をいたしております。
 また、主な建設改良事業の概要といたしましては、配水管整備事業で2億8,934万6,000円、非常用自家発電設備設置工事で1億円の事業を予定いたしております。
 次に第3条の収益的収入及び支出でございますが、収益的収入では総額34億9,912万1,000円を計上いたしております。主な内容といたしましては、営業収益として水道料金等で34億8,549万6,000円、営業外収益で1,362万5,000円でございます。一方、収益的支出で、総額34億5,367万2,000円を計上いたしております。主な内訳といたしましては、営業費用で30億9,588万7,000円、うち県営水道受水費は17億7,812万8,000円でございます。また、営業外費用は企業債利息等で、3億3,678万5,000円でございます。したがいまして、平成18年度での消費税込みの収益的収支は4,544万9,000円の純利益となる見込みでございます。
 次に第4条の資本的収入及び支出でございますが、資本的支出は総額9億8,191万4,000円を計上いたしており、資本的収入総額は4億1,042万8,000円でございますので、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、5億7,148万6,000円は消費税、資本的収支調整額865万3,000円、過年度分損益勘定留保資金5億6,280万3,000円で補てんすることといたしております。
 詳細につきましては、お手元に配付いたしております予算説明書及び予算の概要をご高覧いただきまして、何とぞよろしくご審議を賜わりますようお願いを申し上げる次第でございます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑は議案番号を述べられてからお願い申し上げます。それでは質疑ございませんか。
             (「なし」と呼ぶものあり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。
 本12件は予算特別委員会に付託いたします。
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 日程第16 報第1号 平成18年度橿原市土地開発公社事業計画の報告について

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◯議長(竹田清喜君) 次に日程第16、報第1号、平成18年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてを議題といたします。
 報告の朗読を省略いたします。
 市長から報告の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 報第1号、平成18年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてでございます。
 本件につきましては、平成18年2月24日に開催されました橿原市土地開発公社の理事会におきまして議決されましたので、ここにご報告を申し上げる次第でございます。
 平成18年度の事業につきましては、都市計画等公共事業用地及びその他公共事業用地として4億6,456万7,000円の先行取得を予定いたしております。
 何とぞよろしくお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。報第1号の報告を終わります。
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 日程第17 報第2号 平成18年度財団法人橿原市都市施設整備管理公社事業計画
            の報告について

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◯議長(竹田清喜君) 次に日程第17、報第2号、平成18年度財団法人橿原市都市施設整備管理公社事業計画の報告についてを議題といたします。
 報告の朗読を省略いたします。
 市長から報告の説明を求めます。市長。
             (市長 安曽田 豊君 登壇)

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◯市長(安曽田 豊君) 報第2号、平成18年度財団法人橿原市都市施設整備管理公社事業計画の報告についてでございます。
 本件につきましては、平成18年2月24日に開催されました財団法人橿原市都市施設整備管理公社の理事会におきまして議決されましたので、ここにご報告を申し上げるものでございます。
 平成18年度の事業につきましては、橿原運動公園及び指定管理者の指定を受けた運動公園の管理運営を行うものでございます。事業費の予算総額は2億690万円でございます。
 よろしくお願いを申し上げます。

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◯議長(竹田清喜君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) これをもって質疑を終わります。報第2号の報告を終わります。
 お諮りいたします。本日はこれにて散会し、明日から改めて通知するまで休会といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」と呼ぶ者あり)

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◯議長(竹田清喜君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会し、明日から改めて通知するまで休会とすることに決しました。
 それではこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
              午後1時30分 散会